したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

自公保観察スレ

1とはずがたり:2003/10/25(土) 00:05
自民党
http://www.jimin.jp/
公明党
http://www.komei.or.jp/
保守新党
http://www.hoshushintoh.com/

4896小説吉田学校読者:2009/02/01(日) 11:41:24
>>4895
「森vs中川は政界プロレスではない」説に立つと、町村派内の調停者たる地位に立てるかもしれませんな。ただ、そこまでの度胸と手腕があるかないか。もう一方に肩入れすると私は思うが・・・

4897名無しさん:2009/02/01(日) 13:01:28
衆院選に向け、自民県連が実績PR強化の方針

 自民党県連(会長・小坂憲次衆院議員)は31日、総務会・選対委員会・職域支部長合同会議を長野市内で開き、年内に行われる衆院選に向け、与党の実績や政策をPRする広報活動を強化する方針を確認した。ブロックごとの研修会を充実させ、新しい党員獲得を目指す。

(2009年2月1日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20090201-OYT8T00342.htm

4898とはずがたり:2009/02/01(日) 15:43:41
>>4894
可成りやばいレベルですよね。
もはや漢字の読みに関しては軽い学習障碍のレベルではないでしょうかね。

4899名無しさん:2009/02/01(日) 18:52:19
自民・中川秀氏、離党否定 「麻生総理支える」
2009年2月1日18時39分
http://www.asahi.com/politics/update/0201/TKY200902010086.html

 自民党の中川秀直元幹事長は1日、政界再編について「小選挙区制で『第3極』ということはあり得ないし、長続きもしない。2大政党のどちらがより不特定多数の知恵を集められるかの競争だ」と述べた。広島県東広島市内で記者団に語った。

 自身が離党する考えはないことをにじませるとともに、渡辺喜美元行革相らとの連携にも否定的な見方を示した発言だ。中川氏はこれまで、次期衆院選後の政界再編はあり得るとの見解を示していた。

 中川氏はさらに「数合わせのための再編とか、選挙に生き残るための新党とかでは危機は乗り越えられない。自民党の中で清和研(町村派)の同志と一緒に党内の政策論議を活性化することで麻生総理も支える」とも語った。

4900名無しさん:2009/02/01(日) 19:28:27
「第3極ありえぬ」中川氏、再編に慎重姿勢…森氏を意識?

 自民党の中川秀直・元幹事長は1日、持論である政界再編について、「(現行の衆院選挙制度は)小選挙区制度だから第3極はありえないし、長続きしない。2大政党になっていくのが当然だ。数合わせのための再編とか、選挙に生き残るための新党で今の危機は乗り越えられない」と述べ、一転して慎重な姿勢を示した。

 広島県東広島市内で記者団に語った。

 中川氏が所属する町村派の森元首相らは、自民、民主両党を巻き込んだ新党作りに意欲を示す中川氏に対し、「政局狙いで、派閥の代表にふさわしくない」として、代表世話人から外す構えを見せている。このため、中川氏は、森氏らとの対立を避けるため、再編論議を当面、封印する姿勢を示したと見られる。

 これに先立ち、中川氏はテレビ朝日の番組で「派内の多くの人たちは、(中川氏、町村信孝・前官房長官、谷川秀善参院議員による)3人代表世話人体制のままでいてほしいという思いでいる。私はそれに従う」と述べ、中川氏を外して「町村会長」へ移行を探る動きをけん制した。

(2009年2月1日19時02分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090201-OYT1T00494.htm?from=navr

4901名無しさん:2009/02/02(月) 10:19:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090202-00000052-san-pol

「医師会と自民の蜜月は終わった…らしい」 狂った歯車、不満が表面化
2月2日8時2分配信 産経新聞


 自民党と日本医師会(日医)の蜜月は終わったらしい−。日医は自民党最大の支持組織。その動向をめぐるウワサの注目度は高い。

 関心を引いたのは、ある「反乱」だった。

 会員2641人の茨城県医師会の政治連盟「県医師連盟」。昨秋、後期高齢者医療制度の廃止を訴え、県内の7選挙区すべてで民主候補を推薦することを決めた。狙いが、小泉純一郎政権下で同制度を推進した厚労族のドン、元厚相の丹羽雄哉(茨城6区)だったから驚きが広がった。

 医師収入に直結する診療報酬引き下げなど、医療費抑制策への不満が背景にあるが、県医師会と距離を置く丹羽への反感で始まった動きが全県に及んだ形だ。

 丹羽の対抗馬が元厚生官僚の大泉博子というのも皮肉だ。大泉は「後期高齢者制度の廃止は医師から付託された仕事」と語る。昨年11月には、県医師連が所属会員に「民主党」と書いたノボリ旗を配った。同県石岡市内の丹羽事務所の秘書がいう。「野党は口当たりの良いことをいえばすむが、政権党はそうはいかない」

 自民と日医。どこで歯車は狂ったのだろうか。

                □  ■  □

 出発点は2つある。

 一つは元首相の小泉純一郎。社会保障費の伸びを抑えようとした小泉改革で、戦後一貫して上がってきた診療報酬を初めて下げた。それが7年前の平成14年。自民が日医の要求を丸のみできる時代が終わっていたのだ。

 もう一つは、16年に医師会長に就任し、異例の1期で退任した植松治雄や、現会長の唐沢祥人の擁立劇にみられる日医内の内紛だ。

 茨城のケースについても「内紛劇の余波にすぎない。日医と自民党の蜜月は終わったわけではない」(自民党議員)との解説もある。

 実は、唐沢が日医会長に就任してから、表面上は自民党と日医の関係は改善した。昨年は8年ぶりに診療報酬もプラス改定となった。だが足元で、現場の医師たちは別の感覚で動き始めていた。

 医師が「反自民」を口にしやすくなったのは後期高齢者医療制度が契機だ。

 栃木県の日医支部が昨秋実施した調査では、地元医師で民主支持は54%、自民支持は34%と民主が過半数を占めた。九州でも同様な数字が出た。「医療崩壊は自民党のせいだ」。医師たちはそう説明した。

 数字を受けて、支部レベルで自主投票や民主推薦の動きが広がった。民主党幹部は「日医はもう民主党側だ」と語った。

4902名無しさん:2009/02/02(月) 10:19:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090202-00000052-san-pol

「医師会と自民の蜜月は終わった…らしい」 狂った歯車、不満が表面化
2月2日8時2分配信 産経新聞


 自民党と日本医師会(日医)の蜜月は終わったらしい−。日医は自民党最大の支持組織。その動向をめぐるウワサの注目度は高い。

 関心を引いたのは、ある「反乱」だった。

 会員2641人の茨城県医師会の政治連盟「県医師連盟」。昨秋、後期高齢者医療制度の廃止を訴え、県内の7選挙区すべてで民主候補を推薦することを決めた。狙いが、小泉純一郎政権下で同制度を推進した厚労族のドン、元厚相の丹羽雄哉(茨城6区)だったから驚きが広がった。

 医師収入に直結する診療報酬引き下げなど、医療費抑制策への不満が背景にあるが、県医師会と距離を置く丹羽への反感で始まった動きが全県に及んだ形だ。

 丹羽の対抗馬が元厚生官僚の大泉博子というのも皮肉だ。大泉は「後期高齢者制度の廃止は医師から付託された仕事」と語る。昨年11月には、県医師連が所属会員に「民主党」と書いたノボリ旗を配った。同県石岡市内の丹羽事務所の秘書がいう。「野党は口当たりの良いことをいえばすむが、政権党はそうはいかない」

 自民と日医。どこで歯車は狂ったのだろうか。

                □  ■  □

 出発点は2つある。

 一つは元首相の小泉純一郎。社会保障費の伸びを抑えようとした小泉改革で、戦後一貫して上がってきた診療報酬を初めて下げた。それが7年前の平成14年。自民が日医の要求を丸のみできる時代が終わっていたのだ。

 もう一つは、16年に医師会長に就任し、異例の1期で退任した植松治雄や、現会長の唐沢祥人の擁立劇にみられる日医内の内紛だ。

 茨城のケースについても「内紛劇の余波にすぎない。日医と自民党の蜜月は終わったわけではない」(自民党議員)との解説もある。

 実は、唐沢が日医会長に就任してから、表面上は自民党と日医の関係は改善した。昨年は8年ぶりに診療報酬もプラス改定となった。だが足元で、現場の医師たちは別の感覚で動き始めていた。

 医師が「反自民」を口にしやすくなったのは後期高齢者医療制度が契機だ。

 栃木県の日医支部が昨秋実施した調査では、地元医師で民主支持は54%、自民支持は34%と民主が過半数を占めた。九州でも同様な数字が出た。「医療崩壊は自民党のせいだ」。医師たちはそう説明した。

 数字を受けて、支部レベルで自主投票や民主推薦の動きが広がった。民主党幹部は「日医はもう民主党側だ」と語った。

4903名無しさん:2009/02/02(月) 10:20:43
 □  ■  □

 関係がぎくしゃくすると言葉がとがる。

 「医師会の推薦はいらないっていうんだな」。元厚労相の尾辻秀久は、自民党の会議で同僚議員をこう恫喝(どうかつ)した。

 昨年11月、首相の麻生太郎が言ってしまった。

 「医師は社会的常識が欠落している人が多い…」

 首相は謝罪したが、医師がさらに自民党を批判する絶好の口実となった。

 日医執行部が表面上回復した「蜜月」。だが執行部は、もう現場をコントロールできなくなっていた…。

 民主党政権になったら、日医はどうするのか。

 厚労族議員の一人はこう推測する。「日医は当分様子見だ。だが民主党のマニフェスト(政権公約)を読めば、民主党が自民党より社会保障費を抑制しようとしていることはよくわかるはず。結局、日医と民主党は相いれない」

 首相は昨年12月、小泉が掲げた社会保障費の年間2200億円の伸びの圧縮目標を、大半棚上げして予算を組むことを決めた。

 「自民から日医へのラブコールなんだ」。そんな解説が永田町を飛び交った。

 直後の日医の会見。常任理事の中川俊男は言葉を選びながら話した。

 「日本医師会には日本の医療を守るため政権与党と協議するルールがある。そういう意味で今、民主党と協議するつもりはありません」

 そして付け加えた。

 「政権与党にはしっかりしてほしいんです。ドキドキハラハラさせられるのは困る」=敬称略

 (倉田耕一、藤原由梨、柏崎幸三、桑原雄尚、斉藤太郎、金子聡)

                   ◇

 ≪データBOX≫

 「日本医師会の集票力が落ちている」と言われる。

 会員16万人の日医。「ケンカ太郎」と異名を取った武見太郎が会長時代の昭和52年の参院選全国区では、日医の推薦候補は130万票を獲得していた。だが最近の参院選はいずれも20万票台。19年には武見氏の息子、敬三氏が18万票しか得られず落選し、凋落(ちょうらく)を印象付けた。

 集票力が落ちたので、自民党が日医の要求をのまなくなったのか。財政難で日医の要求が通らなくなり、日医の影響力が落ちたのか。地元の医師自身が集票力を失いつつあるのか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090202-00000052-san-pol

4904名無しさん:2009/02/02(月) 17:22:48
本気? 議員定数・歳費削減
[政治]
2009年02月02日 16:09 更新

 2日、麻生首相は参院本会議で国会議員の定数と歳費の削減に取り組む姿勢を改めて示した。
国会議員の定数を減らすことには大いに賛成だが、歳費を減らすことには疑問を感じる。

 その根拠としてまず、歳費を減らされた国会議員にまともな政治活動ができるのかという点である。「井戸塀」という言葉が死語になったことは理解しているつもりだが、歳費を削られ苦しくなった政治家が利権に手を出し、汚い金を懐に入れることはないのだろうか。本来、国会議員は本当の意味でのエリートでなければならない。多額の歳費をもらっても納得できるだけの活動をしていれば、わざわざ歳費削減など持ち出さなくとも良いはず。歳費削減に「当然」との有権者の反応があるとすれば、それは日本の政治家のレベルの低さが顕在化していることの証明だろう。むしろ、見直すべきは政治家の金集めの手法である。

 弊社Net-IBニュースで連載中の「積水・大和 巨額政治資金提供の闇」のような、常識を超えた金集め、政官業癒着の構図こそ正さなければならないのではないか。総選挙目当てで、いたずらに歳費削減だけ持ち出しても肝心のところを是正しなければ意味がない。歳費を上げる代わりに企業献金を全廃するとか、事実上の迂回献金の温床といわれる政党支部への献金廃止など、先にやるべきことは山積しているはずだ。

 しかし、麻生首相のやる気がどこまであるのか、判然としないのも問題である。首相の地元・福岡県北九州の市議選でも自民退潮の結果が出る中、麻生首相では次の総選挙を戦えないとする声が自民党内部で充満している。北九州市議選に敗れた自民公認候補の中には、敗戦の弁で「麻生政権にやられた」と公言する人もいる。もっとも、麻生首相のもと、国会議員の定数・歳費削減がやれるとは誰も思っていないのが実情のようではあるが…。

http://www.data-max.co.jp/2009/02/post_4451.html

4905名無しさん:2009/02/03(火) 20:31:50
麻生首相よ、泉下の祖父を哭(な)かすな(堤堯=ジャーナリスト)
2009年2月3日 リベラルタイム

いまや四面楚歌の麻生太郎首相。
祖父・吉田茂が託した天命を思い起こせ
 瀬戸内寂聴さんがテレビで答えていた。麻生太郎首相について訊かれ、
「もうお辞めになったほうがよろしいんじゃないでしょうか。祖父の吉田茂さんはたいした人でしたけど、三代経つとああなるんですね。コワイですねえ」
 問題の定額給付金については、
「そりゃ断固もらいますよ。だってバカバカしいじゃありませんか、そんなことに私の税金が使われて」
 国民の七八%が給付金に反対する。そして八四%が「貰う」と答える。もちろん筆者も八四%に入る。寂聴さんと同じく、あまりにもバカバカしいからだ。それを麻生首相は、「高額所得者が受け取るのはどうか」と訊かれて、
「さもしい。矜持の問題だ」
 と答えた。冗談じゃない。矜持もヘッタクレもない。ひたすらアホらしいから受け取る。それが八四%の大部分のココロだろう。この首相は人のココロがわからない。その後の展開がまた奇妙だ。
「では、ご自分はどうする?」
 と訊かれて、
「もちろん受け取りません」
 といったはずが、数日して「考えます」と答を変えた。なぜか。
 当初、首相は「生活防衛」を給付金の理由にあげた。「金持ちにも一律に生活防衛?」と疑問を呈され、「景気対策」と理由を変えた。
「ならば率先して受け取り、消費にまわすべきじゃないか」
 といわれ、「考えます」と答にもならない。「受け取る」といえば「矜持はどうした?」とくるから答えられない。何万円か足して消費にまわすとか、どこぞに寄付するとか、そんな答弁の智恵も咄嗟に出ない。
 だいたい他人をさもしいと呼ばわる人間は、自分がさもしいと相場が決まっている。せっかく麻生財閥の御曹司に生まれながら、この人の性根は卑しいのかもしれない。
 こんなエピソードがある。二〇〇五年の刺客選挙で、八十三人の小泉チルドレンが誕生した。時の幹事長・武部勤は彼らを集めていった。
「諸君らは、どこの派閥、どこの勉強会にも入らずに、独立した議員でいて欲しい」
 そのココロは小泉・武部の党中央に忠節を尽くせということ。その年の暮れ、武部はモチ代を配った。百万円と三百万円の差をつけた。どこかの派閥か勉強会に属した者には百万円で、いいつけを守って独立を通した者には三百万円だ。チルドレンの一人に訊いてみた。
「キミはいくらもらったの?」
「百万円の口です。麻生さんの派閥に入りましたから。新聞は百万円と三百万円に色分けして書いてますけど、二百万円もいれば四百万、五百万円もいるんですよ。私は麻生さんから『いくらもらった?』と訊かれたから『百万円です』と答えたら、『そうか、そんならこれもっていけ』と引き出しから紙包みを渡されましてね、開けて見たら四百万円入ってました。合計で五百万円にしてくれたんです。政界って面白いところですねえ」
 田中角栄はいった。
「いいか、人にカネを渡す時は、呉れてやるという態度じゃなく、心から『もらっていただく』という気持ちで渡すんだぞ」
 一の子分・竹下登もそれを実践した。政界では、金品の贈与を拒否することは、「お前の敵にまわる」と宣言するにひとしい。だから「私の味方になって頂戴よ」という気持ちをこめて、心から「もらっていただく」と態度で示さなければならない。
 麻生のカネの配り方には「もらっていただく」という田中・竹下の気持ちが感じられない。たたき上げの苦労人と、乳母日傘で育った御曹司の差だ。

4906名無しさん:2009/02/03(火) 20:32:50
「低迷」を「テイマイ」

 だいたい「給付金」というネーミングからしておかしい。田中・竹下なら、こんな粗雑なネーミングにはしなかったろう。多くの者にとっては「還付金」だ。自分のカネでもないのに給付する? もらっていただくではなく、呉れてやるといった傲岸不遜が感じられる。税金を何と心得る! おまけに「さもしい、矜持の問題」というにいたっては何をかいわんや。
 テストされるのは政治家であって国民ではない。それを逆に国民をテストする気でいる。この心得一つを取っても、支持率が低迷するのは当然だ。ついでだが、麻生首相はこの「低迷」を「テイマイ」と読む。
 昨年暮れ、自民党の古参議員に会った。彼がいう。
「やっぱり漢字の問題からです、支持率が目立って落ちてきたのは。未曽有(みぞゆう)、踏襲(ふしゅう)はすっかり有名になりましたが、所信表明を所得表明といったのは単純ないい間違いにしても、この間、テイマイ、テイマイというから何のことかと思ったら、よく聞けば低迷のことなんですな。呆れましたよ」
「それってホントですか」
 半信半疑でいたところ、さきの代表質問の答弁で、「テイマイ」が出た。ウソだと思うなら新聞・テレビは録音に当たってみよ。まあ漢字のことは大した問題ではない。首相に問われるのは大局観と決断力だ。それも怪しくなってきた。
 カネはまとまればまとまるほど力を発揮する。麻生首相は何かといえばいう。
「私は会社を経営しておりましたのでよくわかるんですが……」
 経営者を自負するなら、まとまったカネの効果は知っているはずだ。なのに二兆円を給付金として一人頭一万二千円に分散すれば、効果が雲散霧消することはわかっているはずだ。「景気対策」をいうなら、他にもっと有効なやり方がある。
 四千億円もあれば、全国の小中学校のアブナイ耐震構造を強化できる。日本のモノづくりを支える中小企業を重点的に支援するとか、失業、介護、医療不安の解消にまわすとか……いくらでも効果的な使い道があるはずだ。
 給付金を届ける費用に八百五十億円がかかる。消費税を一%下げれば、約二兆円だ。これなら配分の費用も手間もゼロで済む。リストラで住居を失った人に給付金は届かない。「生活防衛」にもならない。まさに一大愚策、政策の名にも値しない。
 いまや財務省の財政制度等審議会の会長・西室泰三もいう。
「できれば補正予算からこれを外して、もっと有効な使い道を考えて欲しい」
 なのに首相は引っ込めようとしない。解散延期と引き換えに、公明党から呑まされたのであろう。いまや内心、「拙かった」とホゾを噛んでいるはずだ。ならば過ちを改めるに憚ることなかれ、君子豹変するで潔く撤回すればいい。それを理由に公明党が・離婚”に出るはずもない。国民の八割近くが反対する法案だ。改めるに何の遠慮も要らない。トップが何かに脅えてオロオロする姿が何より信を失う。

4907名無しさん:2009/02/03(火) 20:33:59
大きな問題を掲げよ

 頑固と頑質は違うと、司馬遼太郎がどこかで書いている。一本スジが通ったのを頑固という。対して頑質とは、頭が悪いのか、単なる意地っ張りか、それとも臆病から自説を曲げない者をいう。頭の悪さも意地っ張りも、まだしも許される。何かに脅えて迷うトップは許されない。
 祖父の吉田茂は、占領軍から「あの頑固爺ィ」(Stubborn and Obstinate)と煙たがられながら、終戦処理の難事に当たった。そんな吉田を国民も愛した。だから「昭和の元勲」と評され、準国葬で送られた。この爺さんのDNAが、孫の太郎に少しは伝わっているはずだ。
 さきの古参議員はいう。
「このまま給付金に固執すれば、麻生の命取りになりますよ」
 これに消費税の問題が加わる。二年先の消費税を明記する必要がどこにある。給付金といい消費税といい、首相の首と足を上下から引っ張る策略ではないのか。
 政権は野党の攻撃では潰れない。内紛によって潰れる。いまのところ渡辺喜美と松浪健太の二人だが、コトの次第によっては造反議員が増えないとも限らない。三月末の再可決で、目下のところ十五名が境目だ。消費税の明記に反対する議員はさらに多い。赤信号みんなで渡れば怖くないで、これが一挙に増えて「麻生降ろし」となりかねない。
 祖父の吉田政権も内紛=副総裁・緒方竹虎のクーデターで潰れた。となれば、たかがカネの問題で潰された首相となる。首相にはもっと大きな問題があるはずだ。
 日本は目下、有事にある。北朝鮮は核を保有し、三ケタにおよぶ日本国民を拉致して返さない。アメリカは中国に軸足を移しつつある。かつて祖父・吉田茂は「いずれアメリカが引き揚げるといい出す時が必ずくる。その時が日米の智恵くらべだよ」といい、さらには「自分の国は自分で守らなくちゃいけません。どうですか、日本もここらで核武装の一つも考えてみては」と日米協会の午餐会で発言した。
 日本をめぐる大状況にどう対処するか。祖父・吉田は憲法九条と日米安保を策定した。二つながら、日本を取り巻く状況は再検討を迫っている。祖父が残した遺産の組み直しこそ、麻生首相の「天命」ではないのか。「小沢民主党に勝つことが私の天命だ」としてチマチマした駆け引きに終始すれば、政権の余命は旦夕にせまる。
 どうせ九月までには選挙だ。鈴木貫太郎は四カ月、幣原喜重郎は六カ月の短い政権だった。しかし二人は日本再生のレールを敷いた。いまからでも遅くはない。大きな課題を掲げて信を問え。
 たとえば小泉純一郎は麻生にいった。「次回の選挙は一院制を公約して戦え」と。結構な提案だ。それに加えて「小泉進次郎は公認しない」といってみよ。目下の混迷を招いた元凶の四代世襲を阻めば、少しは支持率も回復しよう。
 とにかく大きな問題を掲げれば、小さな問題は消え失せる。おのずと人心も集まる。それが四面楚歌の状況を脱する唯一の起死回生策だ。首相には「玩物喪志」という言葉を知って欲しい。このまま迷宰相として朽ちれば、泉下の祖父が哭く。(文中敬称略)

リベラルタイム3月号「永田町仄聞録」
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20090203-02-1201.html

4908名無しさん:2009/02/03(火) 21:28:33
亀井氏が山崎氏に自民離党促す

 国民新党の亀井静香代表代行は2日夜の日本BS放送の番組で、自民党の山崎拓前副総裁に同日離党を促したが山崎氏が応じなかったと明らかにした。亀井氏は「もう決断するだけの話だ。国民もそれを待っている。離党しなかったら置いていかれるだけだ」と呼び掛けたという。
 亀井氏は、麻生政権に距離を置く山崎氏と加藤紘一元幹事長について「いろんなことを考えても、政治家は実行しなければ意味がない。自民党内にとどまっていては、政治家としての価値がなくなり自滅する」と指摘した。(共同)

[2009年2月3日2時30分]
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20090203-456713.html

4909とはずがたり:2009/02/04(水) 14:11:21
「大宏池会構想」が再燃 4日に麻生・古賀両派の幹部会合
2009.2.4 01:31
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090204/stt0902040132001-n1.htm

 麻生太郎首相率いる自民党麻生派(為公(いこう)会)と古賀誠選対委員長がトップの古賀派(宏池会)の幹部らが4日夜、都内の中華料理店で会合を開く。故池田勇人元首相が創設した派閥「宏池会」の流れをくむ両派が合流する「大宏池会構想」が急浮上した形だ。実現すれば町村派に次ぐ第2派閥となる。次期衆院選での自民党各派の勢力減が予想される中で、衆院選前後に起きそうな派閥再編を見越した動きだ。天下分け目の衆院選で、民主党と政権の座を争うことになる自民党だが、派閥再編の主導権争いをする“元気”はあるようだ。(大谷次郎)

 これまで古賀、麻生両派の中堅クラスが数人で会合を持つことはあったが、多数の幹部が一堂に会すのは初めて。会合は古賀派側が、河野洋平衆院議長の議長在職記録更新のお祝いを名目に呼びかけた。麻生派側は当初警戒したが、「最終的に首相がゴーサインを出した」(周辺)ことで実現した。

 4日夜の会合には、麻生首相も出席する予定だ。古賀派からは古賀氏や谷垣禎一元財務相、太田誠一元農水相、川崎二郎元厚労相らが出席。麻生派からは中馬弘毅元行政改革担当相や鈴木恒夫前文科相、森英介法相らが参加する。

 古賀派幹部は「大宏池会の話題は当然、出るはずだ。麻生氏が首相の今がチャンスだ」と語る。

 古賀派は党内第3派閥で61人、麻生派は第6派閥で20人。「大宏池会」が実現すれば81人となり、津島派(68人)を抜いて町村派(90人)に迫る第2派閥に躍り出る。

 内閣支持率が低迷し、厳しい政権運営が続いている麻生首相にとって、今回の会合は、古賀派を取り込み、党内基盤を強化するねらいもある。早期の合流が実現しなくても、古賀派には菅義偉選対副委員長や鈴木俊一元環境相ら「麻生シンパ」が多く、連携を強めることになる。

 一方、古賀氏にしても、不仲説がささやかれる麻生首相との関係修復で、影響力アップを期待できる。古賀氏は昨年11月に「為公会と一緒に大宏池会になっておけば良かったと思わなくもない」と発言。このころから麻生派との連携を模索しはじめたという。

 他派閥は大宏池会構想に警戒感を示している。「議員間の感情的反発があり、そう簡単に合流できない」(町村派議員)と見る向きもあるが、合流が実現すれば麻生、古賀、谷垣各氏ら有力議員を擁する大派閥となって党内勢力図は塗り替えられるからだ。「他派に比べ古賀、麻生両派は選挙に強い議員が多い」(ベテラン)とされ、衆院選後は町村派を抜いて第1派閥になる可能性もある。

 古賀、麻生両派の接近は、派閥再編の動きを誘発するかもしれない。

 「宏池会」の流れをくむ派閥は平成18年12月には古賀派、谷垣派、麻生派が鼎立(ていりつ)。20年5月に古賀、谷垣両派が合併して現古賀派と麻生派の2派となった。

4910名無しさん:2009/02/04(水) 20:47:37
http://www.47news.jp/CN/200902/CN2009020401000840.html

給付金「受け取らない」と首相 党役員会で明言 
 麻生太郎首相が2日の自民党役員会で、定額給付金について「受け取る意思はない」と明言していたことが分かった。複数の党幹部が4日、明らかにした。首相はこれまで受給するかどうか態度を明確にしていない。高額所得者の受給に関し「さもしい」と発言したことを考慮したとみられる。ただ首相はその後、景気刺激の観点から高額所得者も受給すべきだと強調し、既に多くの閣僚が受け取る意向を表明。野党が国会審議で整合性を追及するのは必至で、与党内でも制度への疑問が再燃しそうだ。

 複数の党幹部によると、首相は党役員会の席上、給付金の受給について「そろそろ意思を明確にするほうがいい」と提案された。いったんは「まだ決めてない」と述べたが、出席者の1人が「いつまでも意思表示しなければ、優柔不断だと思われる」などと指摘すると、受け取らない考えを表明したという。

 首相はこれまで衆院予算委員会などで「2008年度第2次補正予算が成立し、地方に配分される段階で判断する」としていた。出席者の1人は「同席者のほとんどは当然受け取ると思っていたので、あきれたような雰囲気だった」と語った。

 首相は昨年12月の国会答弁で「多額の金をもらっている人が1万2000円をちょうだいというのはさもしい。人間の矜持の問題」と述べ、高額所得者は自発的に受給を辞退するのが望ましいとの見解を示した。

2009/02/04 19:47 【共同通信】

4911名無しさん:2009/02/04(水) 20:49:50
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090205k0000m040066000c.html

>「うれしい」人のうち、「麻生内閣を支持する」は18%。給付金が政権浮揚に直結しないことをうかがわせた。


定額給付金:「うれしい」69% ネット調査
 総額2兆円の定額給付金について、もらえるのを「うれしい」と思う人は69%に上ることが、毎日新聞がNTTレゾナントの協力を得て行ったインターネット調査で分かった。給付金を評価しない人でも「うれしい」が59%の高率。ただ、「うれしい」人のうち、「麻生内閣を支持する」は18%。給付金が政権浮揚に直結しないことをうかがわせた。

 給付金の使い道は「生活費の足し」が54%で最も多く、次いで「貯蓄」の24%。「外食費や遊興費」「普段は買わないものを買う」は合わせても2割程度で、消費を押し上げる効果は限定的になりそうだ。【田村佳子】

 ◇質問と回答◇
◆定額給付金をもらえることは。

うれしい     69

うれしくない   31

◆定額給付金を何に使いたいですか。

生活費の足し   54

貯蓄       24

外食費や遊興費  12

普段買わないものを買う        9

給付金は受け取らない         2

◆2兆円の財源があったら何に使うのが良いと思いますか。

年金など社会保障 32

失業者対策    25

医師不足対策   19

道路整備など公共事業         2

学校の耐震化   6

新しい産業の創出 8

定額給付金    7

(注)数字は%、小数点以下四捨五入。質問と回答は一部省略。

 <調査の方法>1月23〜25日、gooリサーチのモニターから無作為に選んだ20歳以上を対象にインターネットで調べ、1058人から回答を得た。

毎日新聞 2009年2月4日 20時01分

4912名無しさん:2009/02/04(水) 20:52:28
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090204-OHT1T00305.htm

麻生首相、給付金「受け取らない」

 麻生太郎首相が2日の自民党役員会で、定額給付金について「受け取る意思はない」と明言していたことが分かった。複数の党幹部が4日、明らかにした。首相はこれまで受給するかどうか態度を明確にしていない。高額所得者の受給に関し「さもしい」と発言したことを考慮したとみられる。ただ首相はその後、景気刺激の観点から高額所得者も受給すべきだと強調し、既に多くの閣僚が受け取る意向を表明。野党が国会審議で整合性を追及するのは必至で、与党内でも制度への疑問が再燃しそうだ。

 複数の党幹部によると、首相は党役員会の席上、給付金の受給について「そろそろ意思を明確にするほうがいい」と提案された。いったんは「まだ決めてない」と述べたが、出席者の1人が「いつまでも意思表示しなければ、優柔不断だと思われる」などと指摘すると、受け取らない考えを表明したという。

 首相はこれまで衆院予算委員会などで「2008年度第2次補正予算が成立し、地方に配分される段階で判断する」としていた。出席者の1人は「同席者のほとんどは当然受け取ると思っていたので、あきれたような雰囲気だった」と語った。

 首相は昨年12月の国会答弁で「多額の金をもらっている人が1万2000円をちょうだいというのはさもしい。人間の矜持(きょうじ)の問題」と述べ、高額所得者は自発的に受給を辞退するのが望ましいとの見解を示した。

 しかし1月6日には「生活給付金というイメージでスタートしたが、経済情勢が大きく変わった。消費刺激の方に重点が置かれている」として受給を促す方針に転換。その後「さもしい」との発言も事実上撤回した。

 これを受け、閣僚17人のうち11人が受け取る意向を表明。当初は辞退する方針だった公明党の太田昭宏代表も受給する考えを示している。

(2009年2月4日20時37分 スポーツ報知)

4913名無しさん:2009/02/04(水) 21:08:39
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009020400077

麻生首相、天下り自体は容認=あっせん廃止と強調−衆院予算委

 麻生太郎首相は4日午前の衆院予算委員会で、各省庁による天下りあっせんを年内で廃止するとした自らの方針に関し、「役所の官房がかんでない話は天下りとは言えない」と述べ、役所のあっせんと認められない渡りや天下りは廃止の対象としない考えを強調した。民主党の長妻昭氏に対する答弁。
 公益法人が天下りの受け皿となっている実態に関しては、「(4600ある)公益法人を即やめることが簡単にできるか。現実問題としてはなかなか難しい」として、直ちに法人数削減などの見直しを行うのは困難と指摘した。同党の前原誠司副代表への答弁。
 一方、首相は、道路特定財源の一般財源化に伴い新設する地域活力基盤創造交付金について「(道路整備に限った)縛りの厳しいものではなく、いろいろな形でソフト事業、インフラ事業にも使えるものになっている」と述べ、一般財源化の趣旨に反するとの批判に反論した。 
 同交付金は地方道路整備臨時交付金の後継として創設され、2009年度予算案に9400億円が計上された。しかし、その約8割は従来通り道路整備に充てられるため、自民党の一部が一般財源化に逆行するなどと批判。政府・与党は採決時の造反を防ぐため、09年度予算関連法案である道路整備事業財政特措法改正案への交付金盛り込みを見送った経緯がある。(了)
(2009/02/04-13:17)

4914名無しさん:2009/02/05(木) 00:35:37
>>4909
麻生が総理に(いちおう)なったので派閥の意味がなくなったと。
総理候補も居ないし。
それであれば大派閥のほうが居心地イイし。

んなキッカケですかね。

4915千葉9区:2009/02/05(木) 01:29:24
http://mainichi.jp/select/opinion/hasshinbako/news/20090205k0000m070132000c.html
発信箱:政治報道の志=与良正男(論説室)
 日本の政治をみすぼらしくしている責任の一端は私たちの政治報道にもあるのではないか。かねてそう自問している。

 例えば定額給付金を含む第2次補正予算が成立した際、注目された衆参の両院協議会。毎日新聞は社説で「両院協を予算案修正の場とみなし、給付金の削除や削減を求めるという今回の野党の対応は、ねじれ克服の一つの方法だ」と評価した。

 ところが、読売新聞社説は「両院協を審議引き延ばしに使うな」と民主党を批判する。理由はといえば「そもそも、合意が得られるような仕組みにはなっていない」からだという。

 このほかの新聞、テレビも大半は議論の中身や評価は二の次で、与野党の思惑だの駆け引きだのをしたり顔で解説するだけだった。民主党が引き延ばしを狙ったのも確かだが、報じる側も安易に「両院協は与野党が決裂するのが当たり前」、つまり「単なる儀式」と、はなから決めつけていたのではないか。

 憲法を素直に読めば両院協は衆参で議決が異なった場合の合意形成の場として用意されている。メンバー構成など現実には合意できる仕組みになっていないというのなら、まず「仕組みを変えよう」と提起するのが私たちの仕事だと思うのだ。

 先日、ある党のベテラン職員からこんなメールをもらった。

 「最近のメディアは、げすの勘ぐりみたいなものを前面に出すことが、建前を排して真相を突くことだと勘違いしているようです。本来の理念に立ったうえで批判すべきは批判し、改革すべきはその方向を示す、といった書生っぽさが必要では」

 そう。私たちの志が低くなれば政治不信を助長するだけだ。

毎日新聞 2009年2月5日 0時02分

4916千葉9区:2009/02/05(木) 01:30:11
http://mainichi.jp/select/opinion/hasshinbako/archive/news/20090129ddm003070135000c.html
発信箱:まゆつばモノの定数削減=与良正男
 「国民生活が苦しい時に国会議員も身を削る努力を」と自民党が次の衆院選マニフェストに議員歳費や定数の削減などを盛り込む検討を始めたそうだ。麻生太郎首相が指示したという。

 一見、「その通りだ」と言いたくなる話だ。しかし、歳費削減はいいとしても、定数減らしは相当くせものである。なぜか。それは選挙制度の変更とセットになっているからだ。

 衆院で考えてみる。小選挙区の300人を減らすためには合区などが必要。苦労して当選した人があぶれるようなマネをするだろうか。比例代表180人を減らすのは手っ取り早いが、小選挙区での当選が容易でない同じ与党の公明党は猛反対するに違いない。

 となると選挙制度を変えるしかない。実は自民、公明両党の利害が一致して狙っているのは中選挙区制の復活だと思う。それには「ちょっと待て」だ。

 自民党の派閥ごとに候補者も資金も集めて争うのではなく、政党・政策本位の選挙にし、政権交代可能な仕組みにする。そう言って小選挙区制は導入されたはずだ。ところが、いざ小選挙区で負けそうで政権交代が現実味を帯びてくると、再びもとに戻そうというのだ。これを世間ではご都合主義という。

 「小選挙区制になって政治家は選挙ばかり気にして小粒になった」と言うベテラン議員は多い。でも、そう語る人たちは、よほどのことがない限り自分は安泰だった中選挙区時代が懐かしいのだ。つまり、自分は落選せず、しかも、政権交代などせずに、永遠に与党でいたいということである。

 まゆにつばを付けて今後の議論を見ていこう。(論説室)

毎日新聞 2009年1月29日 東京朝刊

4917千葉9区:2009/02/05(木) 01:48:33
>>4909
http://www.asahi.com/politics/update/0204/TKY200902040259.html
「大宏池会」への布石? 古賀氏、首相に急接近
2009年2月4日19時51分
印刷
ソーシャルブックマーク
 自民党の古賀誠選対委員長が、麻生首相に急接近している。4日夜には古賀、麻生両派の幹部が会食し、両派が合流する「大宏池会」への布石との観測が広がった。総選挙前後の政局をにらみ、「宏池会再興」を掲げて主導権を握る狙いがあるようだ。

 支持率低迷が続く今年に入り、古賀氏は首相にしきりと秋波を送るようになった。1月末の講演はこんな具合だ。

 「私みたいに貧乏しか知らないと、世の中をどうしても斜めから見る。(麻生)太郎さんみたいに白飯ばかり食べていると、痛みも苦しみも知らない。麻生さんと私、足して二で割る政治をすれば、自民党の人気は出てくる」

 2人は当選9回で福岡県選出。池田勇人、大平正芳、鈴木善幸、宮沢喜一の4首相を輩出した「宏池会」の仲間だった。麻生氏は派閥のホープだった加藤紘一元幹事長とそりがあわず、98年に河野洋平氏らと離脱。古賀氏も00年の「加藤の乱」で加藤氏と決別した。河野・麻生両氏らを除くメンバーは08年に合流して「中宏池会」を発足。古賀氏が会長になったが、麻生・古賀両氏の確執は続いた。

 首相が政権発足後に古賀氏を選対委員長に留任させ、距離は徐々に縮まる。世論が首相から離れるにつれ、古賀氏は首相に近づいた。最近は宏池会再興への野心をむき出しにしている。4日の会食は河野衆院議長の在職記録更新祝いの名目で古賀派が持ちかけ、東京都内の中華料理店で開かれた。

 麻生派(20人)と古賀派(61人)が合流すると、津島派(68人)を抜き、町村派(89人)に次ぐ第2派閥になる。古賀派幹部は「支持率低下で苦しむ首相にとって数の力は大きい」と前のめりだ。

 一方、麻生派幹部は「他派閥を刺激して『麻生降ろし』が始まりかねない。麻生派の基本は全方位外交だ」と否定的だ。派閥復権を目指す古賀氏の動きに、古賀派内からも「古賀さんの派閥への思いはものすごく強いが、まったく興味はない」と冷めた声も出ている。(岩尾真宏)

4918 ◆ESPAyRnbN2:2009/02/05(木) 12:05:40
>>4915
「政治不信」って商品は、政権に批判的な立場の読者に売りつけられる、唯一の商品でしたから、
55年体制の元では。
マスメディアも商売である以上、商品の品質が落ちたとは言っても、なかなか売れ線を
販売中止にできないものです。

4919千葉9区:2009/02/05(木) 20:10:34
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/145356.html
町村氏が派閥会長に復帰 中川氏「格下げ」(02/05 17:31、02/05 19:11更新)
 自民党町村派は5日の総会で、町村信孝前官房長官を代表世話人から会長に復帰させる一方、中川秀直元幹事長と谷川秀善党両院議員総会長を代表世話人のままとする人事を決めた。最高顧問を務める森喜朗元首相が提案、了承された。麻生太郎首相に批判的な言動を繰り返した中川氏を実質的に格下げする人事で、首相を支える姿勢を明確にする狙い。

 従来の集団指導体制を改めた形だが、中川氏を代表世話人に残すことで派内融和にも配慮したとみられる。ただ、中堅、若手議員の一部には、幹部間の対立を背景にした体制見直しに不満が残り、亀裂の完全修復は容易ではなさそうだ。

4920千葉9区:2009/02/05(木) 20:29:08
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090205-00000000-sbunshun-pol
安倍元首相「復権」へ意欲満々 党内からは「天性のKY」の声
週刊文春2月 5日(木) 12時 9分配信 / 国内 - 政治
 それでもなお麻生太郎首相を支持するか、この際いい頃合いで見限るか――。世論はとうに結論を出している問題で、自民党最大派閥の町村派(清和会)がゴタついた。この内輪もめで安倍晋三元首相が久々にハッスルしてみせた。
 
 騒ぎは、麻生首相に批判的な中川秀直元幹事長について、派閥の大ボスである森喜朗元首相が「首相を支えられないなら、出て行け」と言い放ったのが発端。ところが、森氏は口火を切った後、表向きは沈黙。追い討ちを掛ける役を演じたのは、同派「相談役」の安倍氏だった。
 
 町村信孝前官房長官と中川氏、谷川秀善参院議員の三人による、派閥の代表世話人体制の見直しを主張。事実上、中川氏に「代表辞任=派閥離脱」を迫った。いったんは反発した中川氏も、時の利あらずと判断し、分裂含みの動きを当面自重することに。安倍氏は派内を治める指導力を発揮した格好になった。
 
 また、一月十七日土曜日には、公邸に引っ越す前の麻生首相を私邸に訪ね、「私は何があっても総理を支え抜く」と約束。渡辺喜美元行革担当相の離党騒ぎでは、自分の内閣で官房長官を務めた塩崎恭久衆院議員について「私が絶対に同調させない」と言い切るなど、麻生シンパの最右翼として動いた。
 
 前後して中東への政府特使役も務め、再始動へ意欲満々。「まずは二〇〇九年度予算成立後にも予想される内閣改造で、元首相とはいえ外相に就任し、復権への足掛かりにしたい考え」(同派中堅議員)らしい。
 
 一月三十日の日本記者クラブでの会見では、首相再登板の意思を問われ、「私自身の野心は思考の外に押し出し、まずは政権を全力で支え、国民の信を得る。それが私にとってのハードルだ」と返答。野心があることを否定しなかった。
 
 しかし、今の麻生政権をとことん支えることが、なぜ国民の信を得ることになるのか。派閥のゴタゴタも、有権者にとっては、大きな問題ではない。
 
「どれも相変わらず自民党の内輪の論理で、自分自身を正当化する狭い料簡の言動ばかり。首相の時の独りよがりと同じで、国民目線とかけ離れている。天性のKY(空気が読めない)、いやSW(政治が分かっていない)だよ」(自民閣僚経験者)
 
 これでは、森氏や麻生首相に便利に使われただけ、となりかねない。
 
(週刊文春2009年2月12日号「THIS WEEK 政治」より)

4921名無しさん:2009/02/05(木) 21:23:53
>現在の与党の議席は「郵政民営化は改革の本丸だ」と訴えて圧勝した4年前の総選挙の結果で、麻生首相の発言は自分が寄って立つ議席の根拠を否定するものとして今後も波紋を広げそうだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20090205/20090205-00000054-nnn-pol.html

麻生首相「郵政民営化に反対だった」

 麻生首相は5日の衆議院予算委員会で、小泉内閣当時、郵政民営化には反対だったと明言した上で、今の郵政民営化の形を見直すべきところに来ていると述べた。

 民主党・筒井信隆議員「麻生首相に確認したいんですが、(施政方針演説は)小泉、竹中路線との決別を宣言?」

 麻生首相「ひずみに対応するためには、改革をさらに進化させる必要があると。市場経済原理主義との決別ならその通りです」

 筒井議員「(郵政)分割民営化は見直すと」

 麻生首相「小泉首相の下で賛成ではなかったんで、私の場合は。たった一つだけ言わせてください。みんな勘違いしているが(総務相だったが)郵政民営化担当相ではなかったんです」

 現在の与党の議席は「郵政民営化は改革の本丸だ」と訴えて圧勝した4年前の総選挙の結果で、麻生首相の発言は自分が寄って立つ議席の根拠を否定するものとして今後も波紋を広げそうだ。

 自民党では、郵政民営化見直しの風潮は強いが、小泉改革路線を支持している議員は少なくない。その路線の違いが党内の亀裂にも直結していて、最大派閥の町村派は5日、小泉改革を支持し、反麻生の代表格である中川元幹事長が派閥のトップから事実上降格され、麻生首相を支持する町村前官房長官が会長になることが決まった。感情的なしこりが残るのは必至となった。

 定額給付金や消費税問題での自民党の内紛はいったん収まっているが、このままの支持率で総選挙が近づけば、亀裂が大きなひび割れに発展する可能性もある。

[5日20時43分更新]

4922千葉9区:2009/02/05(木) 21:26:42
>>4919
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090206k0000m010087000c.html
自民党:町村氏、派閥会長に復帰…対立深く、禍根残す
 自民党町村派は5日の総会で、3人の代表世話人による集団指導体制を見直し、町村信孝前官房長官を会長に復帰させる人事を正式に決めた。中川秀直元幹事長と谷川秀善参院議員は引き続き、代表世話人にとどまるものの、麻生政権に批判的な中川氏を事実上、降格させた。町村派最高顧問を務める森喜朗元首相が総会で提案し、了承された。

 町村氏の会長昇格には、反麻生色を強めた中川氏の派内での影響力をそぐとともに、自民党最大派閥として麻生政権を支える立場を鮮明にする狙いがある。ただ、派閥人事の見直しを強行したことで、派内の対立はより深まった。

 総会で森氏は「もともと町村派であり、3人の代表世話人体制を見直し、町村氏を会長としたい」と人事案を提案。併せて、自らは派閥を退会する意向を明らかにした。これに対し、中川氏に近い中堅・若手からは「次期衆院選前に、派内を混乱させるべきではない」「時間をかけて議論すべきだ」と慎重論が相次ぎ、総会は2時間余に及んだ。

 中堅・若手とのやりとりで森氏が「町村会長に不満があるなら、町村氏の前で堂々と言ってみろ」としかりつける場面もあった。最終的には町村派相談役の安倍晋三元首相ら派閥幹部が相次ぎ「町村会長案」への支持を表明。町村氏は「微力だが、全力を尽くして頑張る」とあいさつした。

 中川氏は昨年9月の自民党総裁選で、独自に小池百合子元防衛相を擁立。麻生政権発足後も消費増税を巡り、麻生太郎首相の政策を批判するなど、政権に距離を置いてきた。中川氏は次期衆院選後の政界再編を公言しており、森氏は総会で「派中派は絶対に認めない」と厳しく批判した。

 町村氏は総会の終わりに「みなさんから出た意見は、全部メモを取らせていただいた」と、対立勢力をけん制した。

 森氏は総会を控えた5日午前、中川氏との会談を打診したが、実現しなかった。森氏に近い町村派幹部は「この人事が気に入らないなら、出ていったらいい」と中川氏らを突き放した。総会後、中川氏との面会を求めた町村氏に、中川氏側は「時間が取れない」と拒否するなど、派閥分裂の可能性もくすぶっている。

 町村氏は06年10月、森氏後継として派閥会長に就任。07年9月の福田内閣の官房長官として入閣し、いったん会長職を返上した。ライバル関係にある町村、中川両氏の対立を避けるため、森氏は07年10月から町村、中川、谷川の3氏が代表世話人を務める集団指導体制をとってきた。【高山祐、近藤大介】

4923名無しさん:2009/02/05(木) 21:52:50
【麻生首相ぶら下がり詳報】郵政選挙「全く関係ない」(5日夜) (1/2ページ)
2009.2.5 21:05
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090205/plc0902052108014-n1.htm

 麻生太郎首相は5日夜、郵政民営化の4分社化の見直しについて、小泉純一郎元首相が郵政民営化を掲げて与党が大勝したこととの整合性を問われ、「全然関係ない」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。

【郵政民営化】

 −−郵政民営化についてだが

「郵政民営化。はい。(そばに立つ記者を見て)おお、ぎっちょか?」(発言のまま掲載)

 

−−今日の衆院予算委員会の中で郵政民営化で郵便事業、郵便局会社などへの4分社化を見直すべき時期に来ているのではないかという発言があったが、具体的にどのようなイメージを持っているのか

「郵政民営化は私の記憶では3年ごとの見直しだから、(平成)21年3月。今年の3月までに見直しをすることになってるんだと記憶するんで、いろいろな話が出てますんで、検討されるべき時期に来てるんだったら、だって今、郵政民営化なんとか委員会でやってるんでしょ?その通り検討していただいて、その検討されてる委員の諮問の答えを受け取るのが私の立場ですから。内容について、私が『こうしろ、ああしろ』という立場にございません」

 

−−具体的なイメージがあっての発言ではないと

「いやいやいや。そら、あなたたちが勝手に作る話であって。そういうことひとつも言ってませんよ」

 

−−現在の与党の議席は郵政民営化を訴えて圧勝した衆院選の結果で、今日の首相の発言は議席の根拠を否定するものだという批判があるが


「ああ、全然関係ないと思いますよ」

4924名無しさん:2009/02/05(木) 22:18:29
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009020501003

「ぶれる首相」またも=自民内からはため息

 5日、麻生太郎首相は衆院予算委員会で、日本郵政グループの4社体制について「4つに分断した形が本当にいいのか…」などと答弁し、「見直し」に言及した。すると舌の根も乾かぬうちに「わたしがこうしろああしろと言う立場にはない」と事実上食言。しばしば指摘される「ぶれる首相」のイメージがまたも浮き彫りになった。
 「小泉純一郎首相(当時)の下、(郵政民営化には)賛成でなかった」「最後まで(解散詔書に)サインせずえらいもめた」。首相は、小泉内閣時代の2005年8月の郵政解散に総務相として異論を唱えたエピソードまで持ち出して、見直し発言の真意を説明、民営化後の事業見直しを急ぐ考えを強調した。
 しかし、郵政民営化といえば小泉改革の本丸。特に現行の4社体制は、自民党を2分する騒動の末に決まった経緯がある。予算委での首相発言には「4分社化を見直したら、持たない」と動揺が走り、官邸側に電話で発言撤回を進言する党幹部もいた。結局首相は記者団に「(見直し作業は)郵政民営化委員会でやっていて、答えを受け取るのがわたしの立場だ」と大幅にトーンダウンした。
 昨年11月にも首相は日本郵政グループの株式売却について「凍結した方がいい」と発言し、中川秀直元幹事長らから猛反発を浴びた。最近も、定額給付金や国家公務員の天下りをめぐる問題で、首相発言の「ぶれ」が混乱を招いたばかり。「首相は一度決めた方針をころころひっくり返す。もっと慎重にしてほしい」。自民党の閣僚経験者の一人はうんざりとした表情でため息をついた。(了)
(2009/02/05-21:55)

4925とはずがたり:2009/02/05(木) 22:19:10

中川秀直氏:「『反乱』は古い」と不快感 森氏の批判に
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090128k0000m010097000c.html

 自民党の中川秀直元幹事長は27日、朝日ニュースターの番組収録で、消費税増税問題を巡って森喜朗元首相から新聞のインタビュー記事で「反乱だ」と批判されたことについて、「『反乱』という言葉自体が古い自民党の体質から出ているような気がする」と不快感を示した。

 森氏と中川氏はともに町村派。中川氏はかつては森内閣の官房長官を務めるなど、森氏と親密な関係だったが、最近は麻生政権に批判的な言動を繰り返す中川氏に森氏が不満を募らせ、関係が冷え込んでいる。【近藤大介】

毎日新聞 2009年1月27日 21時37分

4926とはずがたり:2009/02/05(木) 22:19:31

自民:森、安倍、町村3氏が意見交換 町村派運営巡り
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090203k0000m010128000c.html
 自民党町村派最高顧問の森喜朗元首相、相談役の安倍晋三元首相、代表世話人の町村信孝前官房長官は2日夜、東京都内のホテルで会談した。町村派内で浮上している集団指導体制見直しを含め、今後の派閥運営について意見交換したものとみられる。

 町村派では町村氏と麻生政権に批判的な中川秀直元幹事長ら3代表世話人による集団指導体制を見直し、派閥代表を町村氏に一本化する案が浮上。出席者は会合について「派の結束を強めていくにはどうしたらいいか、考えていこうということだ」と説明した。

毎日新聞 2009年2月3日 2時30分

4927とはずがたり:2009/02/05(木) 22:21:03

町村派:「町村会長」で調整 中川氏の対応焦点
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090205k0000m010149000c.html?inb=yt

 自民党町村派は4日、町村信孝前官房長官、中川秀直元幹事長、谷川秀善元副外相の3代表世話人による集団指導体制を見直し、町村氏を会長に昇格させる調整に入った。中川、谷川両氏は代表世話人のまま続投させる。同派最高顧問の森喜朗元首相がすでにこの案を複数の派閥幹部に伝えており、5日にも派閥総会で提案する見通し。

 森氏は4日、町村派出身の細田博之幹事長と会談、今後の派閥体制を協議した。このほか、今週に入り、派閥相談役の安倍晋三元首相、町村氏、福田康夫前首相(現在は無派閥)らに相次いで町村氏昇格案を伝えている。ただ、中堅・若手を中心に体制見直しへの異論もくすぶっていることから、中川氏を引き続き代表世話人として遇し、派内の動揺を抑えたい考えだ。

 町村派では、消費増税問題などをめぐって麻生政権に批判的な中川氏に対する批判が強まった。また、中川氏が次期衆院選後の政界再編に意欲を示していることから、森氏らは再編の動きに派閥が巻き込まれかねないと警戒している。派閥幹部たちは「衆院選前に領袖を町村氏にすることが必要」との考えに傾いており、中川氏の対応が焦点となる。【高山祐、近藤大介】

4928とはずがたり:2009/02/05(木) 22:24:03
自民・中川氏:町村派の一本化をけん制
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090129k0000m010143000c.html
 自民党町村派の中川秀直元幹事長は28日夜、東京都内で山本一太氏ら同派の参院中堅・若手議員と会談した。町村派では集団指導体制を改め、代表を町村信孝前官房長官に一本化する動きが表面化。中川氏は会合で「みんなで守ってきた派閥で、派内でもめている時ではない」と一本化の動きをけん制した。

 一方、町村氏も同夜、都内で同派の鈴木政二参院国対委員長らと会談し、派内のにらみ合いが続いている。【近藤大介】

毎日新聞 2009年1月29日 1時29分

中川秀直氏:除外論も 町村派、亀裂拡大も
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090128k0000m010137000c.html

 消費税増税問題で露呈した自民党最大派閥の町村派の亀裂がさらに拡大しそうな気配になっている。27日夜、東京都内で同派代表世話人の町村信孝前官房長官が町村派の当選1回の議員らと会談した際、町村氏や中川秀直元幹事長ら3人が務める同派の代表世話人について「派の代表が3人もいるのはわかりにくい」などの意見が続出。中川氏を代表世話人から外し、派閥の代表を町村氏で一本化すべきだとの意見が相次いだ。

 一方、麻生政権批判を強める中川氏は同日、朝日ニュースターの番組収録で、消費税増税問題を巡って森喜朗元首相(同派名誉会長)から新聞のインタビュー記事で「反乱だ」と批判されたことについて、「『反乱』という言葉自体が古い自民党の体質から出ているような気がする」と強い不快感を示した。

 中川氏は森内閣の官房長官を務めるなど、森氏と親密な関係だったが、最近は麻生政権に批判的な言動を繰り返す中川氏に森氏が不満を募らせ、関係が冷え込んでいる。【近藤大介】

毎日新聞 2009年1月28日 2時30分(最終更新 1月28日 2時30分)

中川秀直氏:「町村派の3人代表体制、尊重したい」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090202k0000m010045000c.html

 自民党の中川秀直元幹事長は1日、所属する町村派の運営について、「派内の多くの人は心の中で『3人体制のままで』という思いでいる。その大勢を尊重したい」と語った。中川氏や町村信孝前官房長官ら3人の代表世話人による集団指導体制を維持すべきだとの考えを示した。東広島市内で記者団に答えた。

 同派内では町村氏に派閥代表を一本化する動きが出ていたが、「麻生政権にダメージを与えかねない」(同派幹部)との懸念から、現体制を維持する流れが強まっている。

 また、中川氏は同日、テレビ朝日の報道番組で、当面の景気対策について「次々と手を打たなければいけない。(補正の)準備の議論はすべきだ」と述べ、09年度補正予算の編成を政府に促した。【近藤大介】

毎日新聞 2009年2月1日 19時03分

4929名無しさん:2009/02/05(木) 23:21:54
菅氏、首相の発言は「正当性自ら否定」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4055981.html

 麻生総理が衆院予算委員会で「郵政民営化には賛成ではなかった」と発言したことについて、民主党の菅代表代行が「郵政選挙で当選した議員によって総理に選ばれており、自分自身の正当性を自ら否定した」と噛み付きました。

 「小泉総理のもとに(郵政民営化には)賛成じゃありませんでしたんで、私の場合は。内閣の一員として郵政民営化ということになった。最終的には賛成しましたが」(麻生首相)

 この麻生総理の発言について、民主党の菅代表代行は会見で「総理に選ばれた正当性を自ら否定した」と、次のように指摘しました。

 「郵政選挙で当選した人によって総理に選ばれている。自分とは全く違う考え方で当選した人が大多数を占める自民党の衆院議員によって首班指名で選ばれたということでありますから、自分自身の正当性を自ら否定したことになる」(民主党 菅 直人 代表代行)

 菅氏はこう述べた上で、「もう一度総選挙をやって総理に選んでもらえるのかどうかを、きちんとしなければならない」と、麻生総理に対し、衆院の早期解散を改めて求めました。(05日21:27)

4930名無しさん:2009/02/05(木) 23:59:55
2009/02/05
麻生首相の「私は郵政民営化に反対だった」の発言 自らの正統性を否定するもの 菅代表代行

 菅直人代表代行は5日夕の記者会見で、同日の衆議院予算委員会で、筒井信隆議員の質問に答え、麻生首相が「私は郵政民営化に反対だった」と答弁したことについて、自らの正統性を否定するものであり、総選挙をやり直すべきであるとした。

 菅代表代行は、現在の衆議院は、郵政民営化に賛成した人々が巨大与党を形成しており、自分の考えと違う人々によって首班指名を受けたことになるとして、政権の正統性を否定した。

 また、首相の「定額給付金を受け取らない、そんなことは言っていない」との予算委員会での発言についても、「究極のブレ人間とでも言うしかない」と批判した。

 さらに、第2次補正予算関連法案の参院での審議を民主党が遅らせているとの自民党幹部の発言ついて、「この一週間は自民党の方が審議を先延ばしにした」として、事実と異なると反論した。

 記者の東京オリンピック招致の国会決議が遅れていることについての質問には、「与党の方に石原東京都知事に対する反発がある。東京都の根回し不足」であると答え、民主党東京都連、都議団民主党が反対しているとの見方を否定した。

http://www.dpj.or.jp/news/?num=15169

4931名無しさん:2009/02/06(金) 00:31:59
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20090205-457714.html

首相の受け取り発言否定に疑問の声

 麻生太郎首相が定額給付金に関し2日の自民党役員会で「受け取る意思はない」と明言しておきながら、5日の衆院予算委員会で否定したことに与党内から疑問の声が上がっている。同席者は「首相は確かに発言した」と強調。「野党の攻撃を避けるため」と擁護する声もあるが、“二枚舌”とも受け取れる首相の態度に国民の不信感も強まりそうだ。

 首相は5日午前の答弁で党役員会発言を「役員会で明言したことはない。新聞のような事実はない」と断言。午後の予算委員会では給付金受給に関し「私のことは私で判断させていただく」と、あいまいな態度だった。

 関係者によると、首相の発言は役員会での形式的な発言が終わり、懇談に移った後。「正確に言えば役員会ではなく懇談会だった」としており、首相がそれを盾に「事実ではない」と言い逃れている可能性もある。

 ただ、複数の幹部は「首相が明確に意思表示した」と証言する。笹川尭総務会長が「態度をはっきりさせる方がいい」と指摘すると「最初からもらう気はない」と答えたという。

 幹部の1人は、首相が答弁で発言を否定したことを聞いて「信じ難い答弁だ」と漏らした。給付金問題再燃を懸念する別の幹部は「首相が答弁で否定したのなら、それで終わりだ。私の『空耳』だったということでいい」と述べた。

 派閥領袖の1人は「首相は定額給付金の目的を理解していないから場当たり的な発言を繰り返す。頭が悪い」とあきれた様子。公明党幹部からも「いいかげんに『もらう』と言えばいいのに。往生際が悪い」との声が出ている。(共同)

[2009年2月5日21時52分]
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20090205-457714.html

4932名無しさん:2009/02/06(金) 15:17:21
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20090206-457789.html

またまた麻生首相二枚舌…幹部にも不信感

 麻生太郎首相が、2日の自民党役員会で「受け取る意思はない」と明言した定額給付金の受け取りを、5日の衆院予算委員会で「明言したことはない」と否定した。しかし同席者は「首相は確かに発言した」と証言、与党内では麻生氏の“二枚舌”に不信感が高まっている。同席者によると、笹川尭総務会長が「態度をはっきりさせる方がいい」と指摘すると、麻生氏は「最初からもらう気はない」と答えたという。幹部の1人は「信じ難い答弁」。派閥領袖の1人も「首相は定額給付金の目的を理解していないから、場当たり的な発言を繰り返す。頭が悪い」とあきれた。

 麻生氏はまた同委員会で、郵政民営化に「賛成ではなかった」と発言し、4分社化の見直しに言及。民営化を決めた小泉内閣で担当の総務相だっただけに、無責任との声が出ている。

 [2009年2月6日7時45分 紙面から]

4933名無しさん:2009/02/06(金) 15:21:34
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090206-OYT1T00018.htm?from=navr

自民の有権者評価が急落、民主と肩並べる…政権能力調査

 次期衆院選に向けた読売新聞社と早稲田大学の共同世論調査(面接方式)で、自民党と民主党の政権担当能力に対する有権者意識の変化を探ったところ、自民への評価が急速に低下していることが明確になった。

 1月31日〜2月1日に実施した調査で、自民に政権担当能力があると答えた人は54%で、昨年10月の67%、同12月の61%からさらに下落した。これに対し、民主は46%→50%→51%と推移し、政権を争う2大政党が肩を並べる格好になった。

 読売・早大共同調査は、自民、民主に対する有権者の意識の変化が、投票行動にどう結びつくのかを探るのが狙いだ。

 今回を含む計3回の調査で、政権担当能力があると思うかどうかを、自民、民主それぞれについて聞き、当初は自民が民主を21ポイント上回っていた。自民が大きく減らしたことで、今回、その差は3ポイントまで縮まった。特に無党派層では、自民に政権担当能力が「ある」との答えは44%で、民主の45%を初めて下回った。

 また、「民主に一度、政権を任せてもよい」と思う人は58%(昨年10月)→65%(同12月)と増え、今回も64%を記録した。政権交代容認は世論の約3分の2を占めている。ただ、自民の政権担当能力への疑念が広がっているにもかかわらず、「民主に任せてもよい」との答えが伸びなかったのは、民主の政権担当能力そのものへの評価が高まっていないためと見られる。

 今回の調査は全国の有権者3000人を対象に実施し、1782人から回答を得た(回収率59・4%)。

(2009年2月6日03時04分 読売新聞)

4934名無しさん:2009/02/06(金) 15:26:20
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090206ddm002020062000c.html

日本郵政:経営形態見直し 首相、衆院選見据え独自色 局長会と和解視野

 麻生太郎首相が5日、衆院予算委員会で、日本郵政グループの経営形態見直しを検討すべきだとの考えを示したのは、衆院解散・総選挙を見据え、小泉構造改革路線からの転換を明確に打ち出すためだ。ただ、自民党内には「改革後退と誤解される」との声もあり、新たな火種となる可能性もある。

 07年夏の参院選惨敗や自民党支持率の低下で、同党内には小泉路線の見直しを求める声が強まっている。衆院選を控え、固い組織票を持つ全国郵便局長会など、郵政関連団体との関係改善も念頭にあるとみられる。

 事業の見直しを進めている自民党の「郵政民営化推進に関する検討・検証プロジェクトチーム(PT)」(中谷元座長)は、当面は4社体制を維持して事業の拡大を求める方向だが、窓口業務を担当する郵便局会社と配達業務を担当する郵便事業会社を統合し、3事業会社体制とする案も取りざたされている。

 郵政民営化法では、「ゆうちょ銀行」と「かんぽ生命保険」の株式を17年9月末までに、完全売却すると定めている。日本郵政は「郵便局と20年、30年の長期(業務委託)契約を結ぶことも十分可能」(西川善文社長)とするが、資本関係がなくなると、ゆうちょ銀とかんぽ生命が、過疎地の郵便局との業務委託契約を打ち切る恐れもある。金融2社の業務委託料は、郵便局会社の収益の柱で、契約が打ち切られると経営が成り立たなくなる。

 このため同PT内でも「金融弱者を作らないため、金融のユニバーサル(全国一律)サービスを将来も続けていくための担保が必要」との指摘が出ており、(1)日本郵政にゆうちょ銀とかんぽ生命の株式保有を義務づける(2)金融2社に金融のユニバーサルサービスを法的に義務づける−−との案も浮上している。

 ただ、民営化見直しは「改革後退」とのレッテルを張られる危険性を伴う。実際、首相が昨年11月に日本郵政グループ3社の株式売却の凍結に言及した際は、自民党内の小泉改革を支持するグループから「郵政票欲しさの改革逆行だ」などの不満が噴出した。【西田進一郎、前川雅俊】

毎日新聞 2009年2月6日 東京朝刊

4935とはずがたり:2009/02/06(金) 15:28:53

安部もそうだったけど麻生も頭が悪いと云う事で国家のトップが無能では困るのである。
麻生も大して頭使わない侭此処迄来ちゃったんだろうなぁ。こんなのがカネがあると云うだけで自動的に上の方へ上り詰められちゃう自民党の粗悪な体制が問われなければならない。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/7716で引用された>>4931(日刊スポーツ・共同)とほぼ同じ記事。サンスポは共同背信の記事をちょろっと手を上得ているのかな?

麻生首相に身内からもブーイング「頭悪い」
2009.2.6 05:02
http://www.sanspo.com/shakai/news/090206/sha0902060503003-n1.htm

 麻生太郎首相(68)は5日午前の衆院予算委員会で、定額給付金を「受け取る意思はない」と自民党役員会(今月2日)で明言したとの一部報道を「役員会で明言したことはない。新聞のような事実はない」と否定した。

 その一方、同日午後の予算委では給付金受給に「私のことは私で判断させていただく」とあいまいな態度に変わった。“二枚舌”とも受け取れる首相の態度に国民の不信感も強まりそうだ。

 関係者によると、首相発言は役員会での形式的な発言が終わり、懇談に移った後。「正確に言えば“役員会”ではなく“懇談会”だった」としており、首相がそれを盾に「事実ではない」と言い逃れている可能性もある。

 ただ、複数の幹部は「首相が明確に意思表示した」と証言する。笹川尭総務会長(73)が「態度をはっきりさせるほうがいい」と指摘すると「最初からもらう気はない」と答えたという。

 こうなると「言った」「言わない」の世界だが、派閥領袖の1人は「首相は定額給付金の目的を理解していないから場当たり的な発言を繰り返す。頭が悪い」とあきれ顔。公明党幹部からも「いいかげんに“もらう”と言えばいいのに…。往生際が悪い」との声が出ている。もはや身内もかばい切れない!?

4936とはずがたり:2009/02/06(金) 15:35:15
>>4933
俺が此の掲示板で散々自民党の政権担当能力の無さに関して散々例証し喧伝している効果が出てきてますなぁw

4937千葉9区:2009/02/07(土) 02:36:53
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090207k0000m010148000c.html
自民町村派:勝者なき抗争 集団指導体制解消
 自民党町村派内の対立は、町村信孝前官房長官や中川秀直元幹事長らによる集団指導体制を見直し、町村氏の会長昇格で決着した。森、小泉、安倍、福田と4代続けて首相を輩出し、衆参議員89人を擁する最大派閥の揺らぎ。その背景を検証する。【犬飼直幸、高山祐、近藤大介】

 「いずれ中川は再び動き出すぞ。今やっておいた方がいい」

 今月2日夜、東京・赤坂のホテル。町村派最高顧問の森喜朗元首相は、町村氏と同派相談役の安倍晋三元首相に、派閥人事の見直しを迫った。混乱を懸念する町村氏らは当初、慎重だった。安倍氏は「中堅・若手には、衆院選まで体制を変えない方がいいとの空気が強い」と伝えたが、森氏は自らの派閥退会まで持ち出し、人事断行の決意を示した。森氏は翌3日に福田康夫前首相、4日には町村、中川両氏とともに代表世話人を務める谷川秀善参院議員らと相次いで会談。主要幹部に根回ししたうえで、森氏は中川氏にも会談を申し入れたが、中川氏は応じなかった。派閥総会が開かれた5日、町村氏は総会前に森氏に電話し「中川氏と会ってから人事案を示した方がいい」と再考を促したが、森氏は「あいつは面会を拒否した。今日の総会で言う」と押し切った。

   ■  ■

 森氏と中川氏の間にすき間風が吹き始めたのは昨年夏。中川氏が衆院選後の政界再編をにらみ、「派中派」の動きを強めたことがきっかけだった。経済成長と財政再建を優先する「上げ潮路線」の勉強会を、中川氏は派内に発足させた。

 森氏の「あまり派手にやらない方がいい」との忠告に、中川氏は打ち明けた。

 「民主党の前原誠司前代表や野田佳彦元国対委員長らと話はついている。上げ潮路線の政策なら、彼らとブリッジ(橋)を架ける新党を作れる」

 選挙結果次第では自民党を割り、新党結成に動くのでは−−。中川氏が漏らした新党構想に、森氏は警戒感を強めた。

 昨年9月の自民党総裁選で、中川氏は小池百合子元防衛相を擁立し、麻生太郎首相支持の森氏との対立は決定的となった。総裁選後、派閥事務所で向き合った中川氏と森氏との間で、こんなやりとりがあった。

 中川氏「一つの会社(派閥)に、3人社長がいるのはおかしいとみんな言っています」

 森氏「誰が言ってるんだ。名前を挙げろ」

 町村派から中川派への代替わりを画策した中川氏の言葉を逆手に取り、森氏は実は昨年末、中川氏を派の顧問に格下げする人事案を作成していた。安倍氏が難色を示したため見送られたが、今年に入り、中川氏が消費税増税問題で麻生政権への批判を強めると、森氏は周囲に「あの時にやっておけばよかった」と悔いを漏らした。

   ■  ■

 派閥総会を翌日に控えた今月4日、町村派の中山泰秀衆院議員から電話で「森さんと会って、手打ちした方がいい」と説得を受けた中川氏は「政策の話をしているだけで、悪いことはしていない」と拒否。森氏も、自重を促す自民党の青木幹雄前参院議員会長(津島派)に「あなたの言うことでも、それだけは聞けない」と断った。

 5日の町村派総会。マイクを握り、中川氏を糾弾する森氏の隣で、中川氏は厳しい表情で黙り込んだ。代表世話人にはとどまったものの降格人事により、中川氏の影響力低下は避けられない。中川氏が連携相手と見た民主党幹部は今、「私は政権交代論者で、政界再編論者ではない」(野田氏)、「全く事実無根」(前原氏)と距離を置く。

 安倍氏は6日、首相官邸を訪ね、麻生首相に町村派の新体制を報告した。かねて最大派閥の政権支援に期待してきた首相は「落ち着いて良かった」と笑顔を見せた。ただ、総会では中堅・若手から異論が相次ぎ、派に君臨してきた森氏の求心力低下も印象づける。2時間以上の総会で、町村氏を評価する意見は出なかった。勝者なき派内抗争。最大派閥の揺らぎは続く。

4938千葉9区:2009/02/07(土) 02:42:14
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009020602000066.html?ref=rank
スコープ 分裂含みの“中川外し” 派閥会長に町村氏
2009年2月6日 紙面から

 自民党町村派は5日の総会で、町村信孝前官房長官、中川秀直元幹事長、谷川秀善参院議員の3代表世話人による集団指導体制を見直し、町村氏を会長に昇格させ、中川氏を代表世話人に据え置く人事を決めた。中川氏や同氏を支持する議員らは事実上の降格に不満を募らせており、最大派閥である同派の分裂含みの展開は、政権の不安定材料となる可能性がある。 (篠ケ瀬祐司)

 町村氏昇格を提案したのは、同派最高顧問で実質的なオーナーである森喜朗元首相。

 森氏は派閥離脱の意向を示した上で、約十五分間にわたって「中川氏はかつて一人会長制の方がいいと言っていた。町村派なのだから町村氏を会長にし、中川、谷川両氏はそのまま代表世話人を務めてもらったらどうか」と提案した。

 森氏は首相当時、中川氏を官房長官に起用するなど、腹心として育ててきたとの自負心が強い。

 しかし、中川氏が昨年の党総裁選で、森氏の意向に反して小池百合子元防衛相を推したことや、消費税率引き上げをめぐり首相批判を強めたことに、森氏は不満を募らせ、二日には町村氏、安倍晋三元首相ら同派幹部と会談し、中川氏降格の決断を伝えた。

 中川氏降格への反対論を懸念した安倍氏は五日の総会前、森氏に「結論を一週間延ばしてはどうか」と提案したが、森氏の意向は翻らなかった。

 総会では、中川氏に近い議員らが「(中川氏を)降格させたら、世間は権力闘争と見る」(山本一太参院議員)「もっと意見集約すべきだ」(柴山昌彦衆院議員)などと反発したものの、福田康夫元首相や同派幹部らへの根回しは終わっており、派閥総会前に「中川包囲網」が完成。

 中川氏は総会で、自らが言及した一人会長制について「そういうことを言ったことはあるが、詳細は必ずしも符合しない」などと説明したものの、目立った反論はせず、最後は安倍氏が「これ以上引き延ばすのはグループのためにならない」と、二時間以上にわたる総会の幕を引いた。

 会長に就いた町村氏は総会後、記者団に「これまでと変わりなく、全員野球でやっていく」と結束に自信を見せた。

 しかし、中川氏は共同代表という立場を外れたことで麻生政権批判や持論である政界再編に向けたフリーハンドを得たともいえ、同日夜、同派若手議員との会談では「肩の荷が下りたので、国民目線の政策を発信していく」と強調した。

4939とはずがたり:2009/02/08(日) 02:15:47
>>4869
アル中を蔵相にしてはあかんねぇ。>>4884の読売報

中川財務相が言い間違え、「歳入」を「歳出」など26か所
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090131-OYT1T00098.htm

 中川財務相が28日の衆院本会議で行った2009年度予算案に関する財政演説について、財務省が26か所の速記録訂正を衆院事務局に申し出ていたことが30日、明らかになった。


 同省によると、財務相は「歳入」を「歳出」、「7兆4510億円」を「7兆4050億円」、「9兆1510億円」を「9兆1050億円」と取り違えた。この3か所以外は、「税制抜本改革」を「税制抜本改正」と呼ぶなど、意味が通じないわけではないが演説原稿に即して正確を期すために訂正を求めたという。

 同省は、過去の財政演説でも、原稿の読み間違いによる速記録訂正を行ったことは時々あったという。ただ、民主党側は「2、3か所ならともかく、26か所とは尋常な数字ではない」(渡辺周・衆院議院運営委員会理事)と問題視し、訂正の了承を保留している。
(2009年1月31日01時21分 読売新聞)

4940とはずがたり:2009/02/08(日) 02:18:03
平時ならとっくに政局になってるようなアホ発言がどんだけでていることか。

首相の郵政見直し発言、自民党内に火種
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20081208-188927/news/20090207-OYT1T00163.htm?from=nwla

 麻生首相が郵政民営化に伴う日本郵政グループの4分社化体制の見直しに言及したことについて、自民党内では民営化推進派が反発する一方、慎重派は勢いづいている。

 麻生政権は新たな火種を抱え込んだ形で、3月を期限とする政府と同党の見直し論議にも影響を与えそうだ。

 麻生首相は6日夜、首相官邸で記者団に4分社化見直しについて、「利用している人の利便性、経営の効率性の二つを考える。当然のことだ」と述べ、分社のあり方を含めて議論していくべきだとの考えを改めて示した。 

 2005年10月に成立した郵政民営化法には、民営化の進捗(しんちょく)状況を3年ごとに検証する見直し規定があり、3月末に最初の期限を迎える。政府では郵政民営化委員会がその作業を進めており、自民党もプロジェクトチーム(PT、座長=中谷元・元防衛長官)を設置して検討している。

 党執行部は民営化推進派に配慮し、4分社化維持を前提に、日本郵政グループの経営強化策を中心とした報告書をまとめる方向だった。首相発言はこの方針に疑問を投げかけるものだけに、執行部は戸惑いを隠せない。

 園田博之政調会長代理と中谷氏は6日、党本部で会談し、4分社化維持の方針で改めて一致した。首相に近い大島理森国会対策委員長は6日、記者団を前に「小泉内閣時代に郵政民営化の結論を出し、進めている。国民や自民党内に誤解を受ける発言は慎んでいかなければならない」と、首相に苦言を呈した。

 首相は消費税をめぐっても税率引き上げ方針にこだわり、党内対立を招いた。執行部が火消しに躍起なのは、この二の舞いとなることを恐れているからだ。

 5日の予算委員会後、首相は郵政民営化委員会の議論を見守る姿勢を強調するなど、“ぶれ”も指摘されている。党幹部からは「首相はもう、じっと経済対策だけやってほしい」との声も出ている。

 民営化推進派は反発を強めている。

 党関係者によると、小泉元首相は5日、町村派議員に電話し、「麻生氏は郵政民営化に反対していなかった。反対なら(小泉内閣で)総務相をやっているわけがない」と語ったという。

 衆院選当時の幹事長だった武部勤・党改革実行本部長も「(麻生首相の発言は)非常に不見識と言わざるを得ない」と指摘した。

 05年衆院選で初当選した「小泉チルドレン」らで作る「国民視点の政策を実現する会」が6日に開いた会合では、「首相は慎重に発言してほしい」などの声が相次いだ。

 これに対し、民営化慎重派からは「PTで4分社化も含めてもう一度、議論すべきではないか」との意見が出ている。
(2009年2月7日03時03分 読売新聞)

4941とはずがたり:2009/02/08(日) 02:19:39

自民・尾辻氏、規制改革・経済財政諮問の両会議廃止を主張
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20081208-188927/news/20090130-OYT1T00548.htm

 自民党の尾辻参院議員会長は30日午前の参院代表質問で、政府の規制改革会議と経済財政諮問会議の廃止を主張した。

 麻生首相はこれに応じなかったが、構造改革路線を主導した両会議の廃止と、全面的な路線転換を与党幹部が国会で訴えたのは異例だ。

 尾辻氏は、現在の深刻な雇用不安の原因は、民間の企業経営者をトップとする規制改革会議が派遣労働の対象業種の拡大を要求したことにあると指摘し、「少なくとも結果の責任を取らねばならない」と強調。経済財政諮問会議も「市場原理主義を唱えたが、それが間違いだったことは今回の世界の不況が証明した。その責任は重い」とし、両会議の廃止を求めた。

 これに対し、首相は、尾辻氏が指摘した両会議の具体的な問題点には一切触れず、「(両会議は)大きな貢献を果たしてきた。今後とも経済が直面する課題の克服に向け、精力的な調査・審議を行ってもらう」と理解を求めた。
(2009年1月30日13時46分 読売新聞)

4942とはずがたり:2009/02/08(日) 02:20:40

閣僚5人の資金管理団体、秘書ら労働保険に未加入
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20081208-188927/news/20090126-OYT1T00545.htm

 麻生内閣の閣僚5人の資金管理団体が、アルバイトや私設秘書らを雇用した際に、加入が義務付けられている労働保険に未加入だったことがわかった。

 未加入だったのは、河村官房長官、塩谷文部科学相、金子国土交通相、浜田防衛相、甘利行政改革相の資金管理団体。

 各閣僚の事務所によると、金子国交相の団体では、私設秘書8人の労働保険が未加入だった。この団体と防衛相、行革相の3団体では、先月末から今月16日にかけて、保険に加入した。

 主婦や学生などの短期アルバイトの労働保険に未加入だったのは、河村官房長官と塩谷文科相の各団体。「保険の強制加入が必要という認識がなかった」(河村官房長官の事務所)としており、両団体では近く加入手続きを取るという。

 労働保険は、労災保険と雇用保険の総称。労災保険はアルバイトやパートなど労働者を1人でも雇用すれば加入する必要がある。雇用保険は1年以上の雇用が見込まれ、1週間の労働時間が20時間以上の労働者が対象となる。
(2009年1月26日14時03分 読売新聞)

4943とはずがたり:2009/02/08(日) 02:47:44
924 名前:。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*[] 投稿日:2009/02/07(土) 19:08:29 ID:/x7pWFqo
158 :無党派さん:2009/02/06(金) 23:15:25 ID:lqmsLUSQ
      / ̄ ̄ ̄ \        自民党総裁候補討論会
    //     \\      2008年9月12日
   /  ( ●)  (●) \
   |    (___人___)    |    麻生候補 経営者として申しあげさせていただけば、
    \__ `ー ' __/    まず間違えていただいては困るのは、
   /    ヾ、 //  \ ヽフ  私は郵政民営化を担当した大臣ですからね、忘れないでください。
   ヽ_⌒)ハ //   | レつ||)  私が総務大臣として担当しておりました。
  i⌒l ミ゚Д゚,,彡⌒)  ヽ_ノ  ̄  私が担当としてやらせていただきましたので。
  |  | ヽ__"" ヽ_ノ|  |    http://www.jnpc.or.jp/cgi-bin/pb/pdf.php?id=364
  ヽ  ̄ ̄ ̄/ ヽ ヽ_ノ    5ページ目左上
    ̄ ̄ ̄ /  /ヽ__)
       (__ノ



 5ヵ月後    ____
        /_ノ  ヽ、_\
 ミ ミ ミ  o゚((●)) ((●))゚o      ミ ミ ミ
/⌒)⌒)⌒. ::::::⌒(__人__)⌒:::\   /⌒)⌒)⌒) http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090206/plc0902061940013-n2.htm
| / / /     |r┬-|    | (⌒)/ / / //  郵政民営化担当大臣ではありませんでした。
| :::::::::::(⌒)    | |  |   /  ゝ  :::::::::::/    私は外されてましたんで。
|     ノ     | |  |   \  /  )  /    総務大臣ですけど郵政民営化担当というのは私ではありませんでした
ヽ    /     `ー'´      ヽ /    /     バ
 |    |   l||l 从人 l||l      l||l 从人 l||l  バ   ン
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、    ン
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))

925 名前:。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*[] 投稿日:2009/02/07(土) 21:00:02 ID:/x7pWFqo
164 :無党派さん:2009/02/07(土) 16:00:22 ID:okGMPmpS
.                         
.        ____             衆議院予算委員会
      / \  /\ キリッ        2009年2月5日
    / (ー)  (ー)\ 
  /    ⌒(__人__)⌒ \        郵政民営化担当大臣ではありませんでした。
  |       |r┬-|    |         私は外されてましたんで。
   \      `ー'´   /.         総務大臣ですけど郵政民営化担当というのは私ではありませんでした。
   ノ             \.         私は関係ありません、無実です。 キリッ
.                          http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090206/plc0902061940013-n2.htm



        ____            自民党総裁候補討論会
      /      \          2008年9月12日
     /  ─    ─\       
   /    ( )  ( ) ((●  ((●   経営者として申しあげさせていただけば、
   |       (__人__)    |.        まず間違えていただいては困るのは、
   \      |   |   /        私は郵政民営化を担当した大臣ですからね、忘れないでください。
    ノ      |   |   \        私が総務大臣として担当しておりました。
            |r┬-|.            私が担当としてやらせていただきましたので。 キリリッ
.            `ー'´            http://www.jnpc.or.jp/cgi-bin/pb/pdf.php?id=364
                        P5左

4944名無しさん:2009/02/08(日) 13:07:35
>>4941
利権屋路線への回帰で、さらに支持率を落としているのが、ここ1年の自民党
利権屋路線への純化で、さらに支持率を上げているのが、ここ1年の民主党

4945千葉9区:2009/02/08(日) 20:17:38
>>4940
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090208-OYT1T00593.htm?from=navr
「いったい何なんだ」首相発言に自民・園田氏が怒り爆発
 自民党の園田博之政調会長代理は8日、広島県福山市で開かれた同党衆院議員の会合で講演し、麻生首相が郵政民営化に反対していたと明言したことについて、「いったい何なんだ。私も怒っている。もう少し慎重な発言をしてもらいたかった」と述べ、批判した。

 同じ会合であいさつした同党の宮沢洋一内閣府副大臣も「(首相が総務相時代に)政府で汗をかかれたかは知らないが、党で(2005年の郵政民営化の意見集約に)汗をかいた私は、釈然としない思いがある」と不信感を示した。

 園田氏はまた、日本郵政グループの4分社化体制について、「発足して3年で、どれが経営効率がいいかどうかはわからない。『悪いのではないか』と想像で物を言って、ある一定の方向を決めるのはよくない」と述べ、当面は維持すべきだとの考えを示した。同党のプロジェクトチームが今月中にまとめる報告書では、4分社化見直しについて、「将来の検討課題」と位置付ける見通しだ。

(2009年2月8日19時57分 読売新聞)

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090208/plc0902081151001-n1.htm
首相の郵政発言「口が滑った」 保利自民政調会長
2009.2.8 11:50

このニュースのトピックス:麻生内閣
 自民党の保利耕輔政調会長は8日午前のNHK番組「日曜討論」で、麻生太郎首相が郵政民営化について「賛成ではなかった」とするとともに4分社化された日本郵政グループの経営形態を見直す可能性に言及したことについて、「ちょっと口が滑っちゃったかなという感じがする。首相の真意は民営化をしっかりした形に作っていくということであり、党としても民営化を後退させることはできない」と述べた。

 公明党の山口那津男政調会長は同じ番組で「首相は民営化法案を作ったときと(郵政)解散をしたときに閣僚として署名した。その結果、選挙で3分の2の多数を与党が得たわけだから、(首相は)国民の意思を体する責任がある」と苦言を呈した。野党側は首相発言を「極めて無責任だ。政権の正当性そのものが否定された」(直嶋正行民主党政調会長)、「口が滑ったで済む話ではない」(小池晃共産党政策委員長)などと批判した。

4946千葉9区:2009/02/09(月) 20:39:48
http://www.asahi.com/politics/update/0209/TKY200902090242.html
「派閥は出ない、意見は言う」 中川秀氏、降格でも強気
2009年2月9日20時9分

 自民党の中川秀直元幹事長は9日、町村派人事で事実上降格されたことについて「小泉内閣をつくり、改革の先頭に立ってきたグループだ。みんなと一緒にそういうものが貫かれるように汗を流していきたい」と述べ、派閥は離脱しない考えを強調した。一方で、麻生首相の郵政民営化見直し発言については「4分社化は法案の根幹だ。それに手を付けるなら見直しの域を超えている。私は反対だ」と批判した。東京都内で記者団に語った。

 中川氏はこれに先立ち、BS11の番組収録で「総理に意見してはいけないという党になってはいけない。これからも変わることなく言い続けていく」と述べ、政策的な批判は続ける考えを表明した。

4947千葉9区:2009/02/09(月) 22:37:04
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090209-OYT1T00751.htm?from=navr
「郵政民営化には賛成だった」首相、コロコロ答弁修正
 麻生首相は9日の衆院予算委員会で、小泉内閣の総務相当時の郵政民営化に対する考え方について、「民営化することには賛成していた。これだけ(は)はっきりさせたい」と述べ、5日の同委員会での「賛成ではなかった」とした答弁を修正した。

 首相は9日の答弁で、「最初は民営化にそんなに賛成だったわけではないが、(在任中に)2年間かけて勉強し、うまく経営をやれば(民営化は)できるだろうと、私なりに思った」と述べ、2005年の時点で賛成だったと釈明。ただ、利便性や効率化の点で「多々疑念がある」と考えていたとし、3年後の見直し規定を重視していたと強調した。

 また、今後の郵政見直しに関し、「(民営化は)4年前に議論し尽くし、これに従って推進している。私は国営に戻すとは一回も言っていない」と述べ、民営化は堅持する考えを示した。

 2005年に郵政民営化関連法案が参院で否決され、小泉元首相が衆院解散・総選挙を行ったことへの評価は、「(小泉氏に)常識的なことを期待する方が間違いだ。奇人変人としては正しい行為だ」と語った。

 自民党の佐田玄一郎、民主党の筒井信隆、渡部恒三各氏の質問に答えた。

(2009年2月9日22時14分 読売新聞)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090210k0000m010133000c.html
麻生首相:郵政民営化反対発言 「勉強して賛成」と修正

衆院予算委で民主・筒井信隆氏の郵政民営化に関する質問に答える麻生太郎首相=国会内で2009年2月9日午前11時9分、藤井太郎撮影 麻生太郎首相は9日の衆院予算委員会で、5日の同委で「郵政民営化に賛成じゃなかった」と発言したことへの釈明に追われた。政府・与党を揺さぶる絶好の材料とみて追及を続ける野党に対し、与党は沈静化に躍起となっているが、連日の迷走ぶりには、首相を突き放す冷ややかな空気も漂っている。

 首相は9日、「05年に議論をし尽くした結果に従って推進する。私は国営に戻すなんて1回も言ってない」と答弁し、今は民営化を否定していない点を強調した。

 しかし5日の発言の焦点は、民営化には反対だった点を明かしたことと、日本郵政グループの4分社化体制の見直しに言及した点の二つ。9日は民主党の筒井信隆氏がこの2点を徹底的に突いた。

 民営化に反対していた時期について首相は、5日の段階では05年の関連法の閣議決定や衆院の郵政解散時としていたが、9日になって「03年の総務相就任時」と修正。「(その後の在任中の)2年かけて勉強し、最終的に賛成した」と説明した。また、4分社化に関しては「我々が(05年の衆院選で)問うたのは民営化で、4分社化か3分社化かなんて問うてない」と述べ、経営形態の見直しは否定しなかった。

 筒井氏は「4分社化が小泉民営化の心臓部分だ。それがたいした問題でないなら、なんで除名や離党や自殺が出たのか。首相は『反対だった』とあっけからんと言うが、公認されて大臣の地位を守り当選した。信念に殉じる姿勢が全くない」と痛烈に批判した。

 一方、河村建夫官房長官は9日の記者会見で「(5日の答弁は)オーバーで説明不足、舌足らずの点があった。最初から今日のように言ってくれれば良かった」とフォローした。ただ、自民党幹部は「いくら(支持率回復に)動いても、首相の一言で左右されてしまう。やりようがなく、むなしい」と突き放し、9日の予算委で質問に立った自民党の佐田玄一郎氏は「右顧左眄(うこさべん)せず、まず景気、雇用にまい進してもらいたい」とクギを刺した。【田中成之、野口武則】

4948千葉9区:2009/02/09(月) 22:38:37
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090209/plc0902092133010-n1.htm
軽口で失う反転機運 首相の郵政発言修正 (1/2ページ)
2009.2.9 21:30
 麻生太郎首相は郵政民営化をめぐる発言を二転三転させたことで、政権の危機を自ら招いてしまった。漢字の誤読などをあげつらう「麻生バッシング」への国民の嫌悪感が広がり、与党内に反転攻勢の機運が高まっていただけに首相への失望感は大きい。

 2月に入り、政権への風向きは変わりつつあった。今年度第2次補正予算が1月末に成立、公務員の「渡り」問題も首相が「認めない」と明言して終止符を打った。税制関連法案の付則をめぐる自民党内の混乱は終息し、最大派閥・町村派の内紛も決着。「政局の芽」はほぼ摘み取られていた。

 何より国民の視線が変わりつつあった。フジテレビ系「新報道2001」の調査(首都圏)の内閣支持率は1月25日の14・4%で底を打ち、2月1日には18・6%に上昇。首相官邸に届くメールも激励が増えた。その安堵(あんど)感が5日の衆院予算委員会で「私は郵政民営化に賛成じゃなかった」など一連の答弁につながったのだろう。

 首相の気持ちも分からなくはない。平成15年9月、首相が小泉純一郎内閣の総務相に就任した際、首相は民営化に懐疑的だった。それが賛成派に転じたのは、日本郵政公社の生田正治総裁に出会ったからだ。

 海運会社(商船三井)出身の生田氏は、郵政事業の「お荷物」だった郵便・物流事業に目をつけ、物流革命をぶち上げた。これに感服した首相は郵便局・郵便事業、銀行、保険の3分社化案を主張。これに対し、竹中平蔵経済財政担当相(当時)は郵便局と郵便事業を分ける4分社化を推し、これが郵政民営化法案の原型となった。

 結局、生田氏は19年3月に郵政公社を去り、日本郵政初代社長には三井住友銀行元頭取の西川善文氏が就任した。郵政民営化は、物流から金融へ方向性を大きく変えてしまった。

 このような経緯から首相が日本郵政の現状に不本意な思いを持っていることは理解できる。「かんぽの宿」売却問題も鳩山邦夫総務相が「待った」をかけなければ、今国会は立ち往生していただろう。

 だが、郵政民営化は、小泉元首相が是非を国民に問うたテーマだ。賛同した「小泉チルドレン」が大量当選を果たし、造反組や民主党は辛酸をなめた。議員にも国民にもなお生々しい現実なのである。

 もし首相が郵政民営化を再び争点に次期衆院選を戦う決意ならば一連の発言は何ら問題はない。だが、そうでなければ、あまりに軽率ではないか。まして「私は担当相ではなかった。濡衣(ぬれぎぬ)を被(かぶ)せられるのは面白くない」との発言は、民主党の渡部恒三最高顧問に「男らしくない」と面罵(めんば)されても仕方がない。

 政府の最高権力者である首相の言葉は重い。首相の指示の多くが実現に向け動き出すからである。逆に言葉を軽んずることは首相の地位をおろそかにするのに等しい。まさに「綸言(りんげん)汗の如(ごと)し」。首相の言葉が失った威厳を取り戻すには、一言一言を着実に実行していくしかない。(石橋文登)

4950とはずがたり:2009/02/10(火) 15:13:51
>>4949-4950

早川氏は直ちに辞任を=自民・笹川氏
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009021000382

 自民党の笹川堯総務会長は10日午前の記者会見で、同党の早川忠孝法務政務官が2009年度予算関連法案成立後、政務官を辞任する意向を表明したことに関し、「このまま放置すると予算委員会に政府高官として(野党から)呼び出される。その前に辞任した方がいい」と述べた。(了)
(2009/02/10-12:23)

早川法務政務官が予算成立後辞任へ 「新党設立視野」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009021002000078.html
2009年2月10日 朝刊

 早川忠孝法務政務官は九日、自身のブログで「衆院解散・総選挙前後の政界再編のため、新党の設立も視野に入れ、それぞれ自立の道を歩まなければならない」と、二〇〇九年度予算成立後に政務官を辞任する考えを明らかにした。

早川政務官が辞任の意向 ブログでは麻生首相批判
2009.2.10 12:01
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090210/stt0902101201003-n1.htm

 自民党の早川忠孝法務政務官(町村派、2回生)は10日午前、平成21年度予算関連法案成立後に政務官を辞任する意向を表明した。法務省で記者団に「立法府の仕事が山積しており、早く党に戻って仕事をするのが一番よい」と述べた。

 早川氏から事情を聴いた森英介法相は、閣議後の記者会見で「内閣の一員としての節度はある。全体のことを考えて対処してほしい」と苦言を呈した。

 早川氏は9日付のブログで「予算が成立して私の責任を果たしたら政務官を辞任する。衆院解散・総選挙前後の政界再編のため、新党設立も視野に、自立の道を歩まなければならない」と記した。7日付のブログでは麻生太郎首相の郵政民営化見直し発言を「歴史的大暴言」と批判、町村派内の中川秀直元幹事長の「降格人事」にも不満を漏らしていた。

 一方、河村建夫官房長官は10日午前の記者会見で、森英介法相を通じ真意を質す考えを表明。その上で「政務官が軽々しく辞意を漏らすとは…。ブログといえども慎重でなければならない。本人の果たすべき責任は予算を通すことだけなのか」と厳しく批判した。

4951とはずがたり:2009/02/10(火) 15:25:38

早川政務官が一転「辞意撤回」 ブログでは麻生首相批判
2009.2.10 15:01
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090210/plc0902101503012-n1.htm

 早川忠孝法務政務官(町村派、当選2回)は10日午後、「与えられた仕事は山積している。前言を撤回し、大臣を支えて任期いっぱい職責を全うする」などとして、平成21年度予算関連法案の成立後に政務官を辞任するとした自身の発言を撤回し、職にとどまるとのコメントを発表した。午後3時過ぎから記者会見して正式撤回する見通し。

 コメントで早川氏は「私の昨日来のブログへの書き込み、および、午前中の発言は、内閣の一員としていささか軽率だった」とした。

 早川政務官は同日午前には、関連法案成立後には政務官を辞任する意向を表明していた。法務省で記者団に対しても「立法府の仕事が山積しており、早く党に戻って仕事をするのが一番よい」などと述べていた。

 また9日付のブログでは、「予算が成立して私の責任を果たしたら政務官を辞任する。衆院解散・総選挙前後の政界再編のため、新党設立も視野に、自立の道を歩まなければならない」と記し、7日付のブログでは麻生太郎首相の郵政民営化見直し発言を「歴史的大暴言」と批判。町村派内の中川秀直元幹事長の「降格人事」にも不満を漏らしていた。

4952とはずがたり:2009/02/10(火) 15:26:47

>われわれ(閣僚)も支えられるところと支えられないところがある。今後も私のできる範囲内でしっかりと支えていきたい

首相郵政発言、閣僚反応  浜田防衛相「首相は言葉を飲み込めない」
2009.2.10 11:40
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090210/plc0902101141009-n1.htm

 麻生太郎首相が郵政民営化見直しをめぐり発言を二転三転させたことを受けて、鳩山邦夫総務相は10日午前の記者会見で「首相は超ハードスケジュールでじっくり『麻生イズム』を考える時間がない。いろいろな思いが交錯し、表現として出てしまったのではないか。一生懸命やっているが、言葉の端々で国民に正しく理解してもらえない部分が最近目立っている」と述べ、首相を擁護した。

 一方、浜田靖一防衛相は「首相が口に出してしまったことは飲み込めない。われわれ(閣僚)も支えられるところと支えられないところがある。今後も私のできる範囲内でしっかりと支えていきたい」と述べた。

「ちょっと口が滑ったのかな」政調会長が首相弁護
2009.2.8 19:59
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090208/plc0902082001007-n1.htm

 自民党の保利耕輔政調会長は8日のNHK番組で、麻生太郎首相が郵政民営化で4分社化された経営形態の見直しに言及したことに関し「ちょっと口が滑ったのかなという感じだ。党としては民営化を後退させることはできないという立場だ」と述べ、見直しに否定的な考えを表明した。

 公明党の山口那津男政調会長も「多大なエネルギーを使って決めたことであり、軽々に改革の柱を曲げるべきではない」と指摘した。

 自民党の園田博之政調会長代理は広島県福山市の講演で「首相にはもう少し慎重な発言をしてもらいたかった」と苦言を呈した。

4953とはずがたり:2009/02/11(水) 00:56:13

開いた口が塞がらんなぁ。。

お前等が自分の手で滅茶苦茶にしておいてなんたる言いぐさ。
>この10年間の経済界の動きは決して我々が目指している社会ではない

与謝野馨氏:自民、実は社会民主主義…新自由主義に疑念
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090211k0000m010127000c.html

 与謝野馨経済財政担当相は10日の参院財政金融委員会で「この10年間の自民党の政策は外国から輸入したものを無理やりに移植してきたのではないか」と述べ、新自由主義的な経済政策に疑念を呈した。峰崎直樹氏(民主)の質問に答えた。

 与謝野氏は「この10年間の経済界の動きは決して我々が目指している社会ではない」と指摘。「『強者が栄え、弱者が滅びる』という感じは自民党内にはあまりない。自民党は実は社会民主主義の政党だと思っている」と述べた。【田中成之】

毎日新聞 2009年2月11日 0時06分

4954とはずがたり:2009/02/11(水) 01:42:24
内閣支持率:各社とも低迷
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090211k0000m010103000c.html

 麻生内閣の支持率下落に歯止めがかかっていないことが10日、報道各社の世論調査で分かった。先週末の各社調査によると、支持率は朝日新聞が14%、読売新聞が19.7%、共同通信が18.1%で、一様に下落した。麻生太郎首相の「郵政民営化に賛成じゃなかった」などの発言が要因とみられている。

 毎日新聞の1月24、25日の調査は19%だった。

 首相は10日夕、首相官邸で記者団に「景気対策をやることが私の仕事。支持率の分析は私の仕事ではない」と語った。【古本陽荘】

毎日新聞 2009年2月10日 22時37分

麻生内閣:不支持、ワースト2位の65% 支持は19%−−毎日新聞世論調査
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090126ddm001010148000c.html

 毎日新聞は24、25両日、電話による全国世論調査を実施した。麻生内閣の支持率は昨年12月の前回調査より2ポイント下落の19%。不支持率は7ポイント増の65%となり、現在と同じ質問形式にした1949年以降、ワースト2位の高水準となった。麻生内閣が打ち出した政策に対しても厳しい数字が並んでおり、麻生太郎首相は引き続き綱渡りの政権運営を迫られることになりそうだ。(2面に質問と回答、3面にクローズアップ)

 不支持率が最も高かったのは01年2月の森喜朗内閣の75%で、森内閣は約2カ月後に退陣した。それに次ぐ65%は07年8月の安倍晋三内閣と同率。安倍内閣も約1カ月半後に退陣している。支持率19%は、小泉純一郎内閣以降では昨年5月の福田康夫内閣の18%に次ぐ低い数字となった。

 支持政党別では、自民支持層が支持52%、不支持31%、公明支持層が支持42%、不支持32%など。「支持政党はない」と回答した無党派層は支持12%、不支持66%だった。

 支持理由は「首相の指導力に期待できるから」が前回からさらに7ポイント減の12%。不支持理由も「首相の指導力に期待できないから」が6ポイント増の33%で、世論が首相の指導力を疑問視していることがうかがえた。定額給付金には、「評価しない」が前回比4ポイント増の74%で、「評価する」は1ポイント増の22%。内閣支持層も「評価する」が53%にとどまり、自民支持層では「評価しない」52%と「評価する」45%が逆転した。

 首相が経済の好転を前提に消費税の3年後引き上げ方針を示したことには、「反対」67%、「賛成」27%。首相が衆院解散・総選挙を少なくとも09年度予算案の成立まで行わない方針を表明したことには、「評価しない」61%だった。【坂口裕彦】

毎日新聞 2009年1月26日 東京朝刊

4955千葉9区:2009/02/11(水) 16:17:12
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090211ddm005010114000c.html
早川・法務政務官:しかられて辞任撤回 本音は「公務より選挙」
 早川忠孝法務政務官(63)=衆院埼玉4区、当選2回、自民党町村派、写真=が9日、09年度予算関連法案成立後に政務官を辞任する意向を明らかにし、10日には「内閣の一員として軽率だった」と撤回した。辞任騒動は1日で決着したが、公務にしばられるのを避け、次期衆院選の準備に専念したい中堅・若手の焦りが背景にあり、尾を引く可能性がある。

 早川氏は10日午前、記者団に「党の方に戻していただきたい」と心情を訴え、将来の政界再編に向けた活動に意欲を示していた。ところが、約4時間後に記者会見し、「森英介法相を支え、任期いっぱい職責を果たしたい」と前言を翻した。

 内閣支持率が2割を切った中、政府の一員として政務官職のアピール効果は乏しい。早川氏は9日夜、毎日新聞の取材に「次の衆院選は生きるか死ぬかの戦い。政務官でいると、身動きがとれなくなる」と選挙への不安感を吐露していた。

 危機感を強めた河村建夫官房長官が10日、早川氏に再考を促し、町村派の町村信孝会長も早川氏を叱責(しっせき)した。こうしたことを受けて撤回に至ったとみられるが、自らの「生き残り」を優先する若手の言動を自民党執行部なども制御できないのが実情だ。

 公明党幹部が「言葉が軽い」とあきれ返る一方で、自民党からは「麻生太郎首相が『選挙の顔』になりうるか分からず、自力でやるしかない。気持ちは分かる」(若手)との同情論も聞かれた。【近藤大介】

毎日新聞 2009年2月11日 東京朝刊

4956千葉9区:2009/02/11(水) 21:58:54
http://www.47news.jp/CN/200902/CN2009021101000328.html
麻生首相の“迷走発言”パターン うっかり、矛盾、強弁
 郵政民営化見直しや定額給付金をめぐる麻生太郎首相の“迷走発言”は、(1)その場の雰囲気に流されたうっかり発言(2)過去の自身の発言との矛盾露呈でピンチ(3)一貫していると強弁で押し通し−という経過が定着しつつある。これに首相の「言葉足らず」が加わり、真意がうまく伝わらないまま波紋ばかり広がっていくのがいつもパターンだ。

 首相は自身が総務相を務めた小泉内閣の郵政民営化方針に関し5日、「賛成でなかった」と述べた。4分社化の経営形態見直しの必要性を訴えた勢いで飛び出した発言だったが、閣議決定に署名したこととの矛盾を指摘され、9日に「民営化した方がいい、最終的にはそう思った」と修正。しかし記者団には「修正ではない。最初から正直に申し上げている」と強調した。

 また首相は5日、総務相当時の所管をめぐり「郵政民営化の担当大臣ではなかった。ぬれぎぬをかぶせられると甚だ面白くない」と不快感を表明。ところが昨年9月の自民党総裁選で「間違えてもらっては困るが、私が総務相として郵政民営化を担当した」と発言していたことが判明した。このため10日には「総務相を2期務め、1期目は間違いなく担当した。2期目に外された」とつじつまを合わせた。

2009/02/11 16:53 【共同通信】

4957千葉9区:2009/02/11(水) 22:20:28
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090212k0000m010029000c.html
麻生首相:自民党執行部にも失望感 郵政発言で連日釈明

政治情勢などについて語る自民党の菅義偉選挙対策副委員長=2009年2月11日、新潟市中央区のホテルオークラ新潟で、渡辺暢撮影 郵政民営化見直し発言で連日、釈明に追われる麻生太郎首相に、自民党内で不満が募っている。政権批判を強める中堅・若手だけでなく、首相を支えてきた党執行部も「無用の混乱を引き起こすのは慎んでほしい」(菅義偉選対副委員長)と、失望感を隠さなくなった。内閣支持率が2割を切った上に衆院解散・総選挙への戦略も立たず、政権運営は不透明さを増している。

 菅氏は11日、新潟市内のホテルで講演し、首相発言に「国民に誤解を与え、党内にあつれきを生む発言は慎まないといけない」と苦言を呈した。講演後、記者団に「地にはいつくばり、選挙活動をしている同志の思いを代弁した」と説明した。

 08年9月の自民党総裁選で菅氏は、中川昭一財務・金融相らとともに麻生陣営の中心メンバー。政権発足後は選対幹部として衆院選の公認見直しをちらつかせて中堅・若手の首相批判を抑えてきた。今回の発言には党内のガス抜きの思惑もあるとみられる。

 自民党の細田博之幹事長も11日、松江市内のホテルで記者会見し、「(首相の)国会答弁が非常に分かりにくかったことは事実だ」と指摘した。首相不信を募らせる党執行部からは「(首相が)独り相撲すると、時間のロスで体力を消耗するだけ」(笹川尭総務会長)との皮肉っぽい発言も聞かれる。

 自民党執行部が苦しいのは、度重なる首相発言の迷走で、衆院解散・総選挙のシナリオが描けないことだ。細田氏は11日の記者会見で、衆院解散の時期について「09年度予算案と関連法案の成立が一つのきっかけになる可能性はある」と述べた。だが、予算成立など景気対策の実績を重ねて今春解散に打って出る戦略も、低い支持率では展望を見いだせない。菅氏は11日、記者団に「民主党の小沢一郎代表がやりたい時にはやらない」と、任期満了ぎりぎりまで選挙を先送りすべきだとの認識を示した。発言のぶれとともに、首相は解散を巡る選択肢も失いつつある。【田所柳子、近藤大介】

4958千葉9区:2009/02/11(水) 22:24:41
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090211ddm005010126000c.html
政界:自民、選対副委員長に泉氏
 自民党は10日、参院枠の選挙対策副委員長ポストを新設、泉信也元国家公安委員長を起用することを内定した。副委員長は衆院の菅義偉氏との2人体制になる。次期衆院選に向け衆参両院議員の連携を強化するとともに来夏の参院選にテコ入れする狙いがある。

毎日新聞 2009年2月11日 東京朝刊

4959千葉9区:2009/02/11(水) 22:37:16
http://www.asahi.com/politics/update/0210/TKY200902100318.html
春解散遠のき、焦る公明 都議選との「ダブル選」懸念
2009年2月11日7時17分
 麻生内閣のさらなる支持率低下に、公明党が焦りを募らせている。支持率が回復せずに予算成立後の「春解散」が見送られれば、公明党が嫌がる7月の東京都議選との「ダブル選挙」の可能性が出てくるからだ。

 「本予算と関連法案が成立した段階で、総理の解散の判断が可能になる」。公明党の漆原良夫国対委員長は9日の記者会見で、首相の専権事項である衆院解散の時期にあえて踏み込んだ。

 公明党が「春解散」にこだわるのは、都議選との重複を避けるため。都議選は中選挙区制のため、自民と公明の候補者も激しく競う。「都議選で殴り合っている最中に、総選挙で自公協力なんてできない」(幹部)というわけだ。

 もしダブル選挙になれば、しわ寄せを最も受けるのは、東京12区から立候補する太田代表。地盤の北区と足立区西部は都議選で自民、公明、民主、共産などの候補が争う。ダブル選挙になれば、太田氏の選挙の自公協力は崩壊しかねない。公明党幹部は「自民票がなければ太田代表は落選する」と警戒感を隠さない。

 支持母体の創価学会は、政界進出のきっかけとなった都議選に全国の支持者を総動員する。7月5日予定だった都議選の投開票日が1週間後の12日になったのも、「春解散」に照準を合わせる公明党が、都議選と組織力が分散するのを避けるために働きかけたからだった。

 しかし、内閣支持率下落で「春解散」の大前提が崩れてきた。「支持率14%では解散はできない」。麻生政権を我慢強く支えてきた党幹部からは悲痛な声が漏れる。公明党は「ダブル選挙は絶対反対」と自民党側に伝えており、「常識ではダブルは考えられない」。ベテラン議員は「今後も支持率は上がらない。解散はどんどん先延ばしになる」として、9月の任期満了に近づくとみている。(山田明宏)

4960千葉9区:2009/02/11(水) 22:48:09
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009021002000080.html
スコープ 発言→批判→修正 『麻生』の法則
2009年2月10日 紙面から

 麻生太郎首相の発言が、また大きく揺れている。郵政民営化をめぐり、5日の衆院予算委員会では「賛成じゃなかった」と答弁しながら、9日には一転「賛成だった」。自らの発言への批判が高まると取り繕う繰り返しで、首相発言の軽さが極まっている。 (古田哲也)

 九日の衆院予算委員会。民主党の筒井信隆氏は、首相の「賛成じゃなかった」発言に激しくかみついた。

 「首相は『反対だった』とあっけらかんと言いながら、(民営化賛成の)誓約書に署名して公認をもらい、総務相の地位を守って当選した。政策の一貫性、信念に殉ずるという姿勢が全くない」

 これに対し、首相は「民営化は賛成だった」と、五日の答弁を事実上撤回した上で「最初は間違いなく賛成ではなかった。しかし(総務相就任後)二年間自分なりに勉強して、長期的には民営化した方がいいと最終的に思った」と釈明した。

 民営化に反対だったのは二〇〇三年九月の総務相就任時で、その後、民営化への考えを変え、〇五年八月の郵政解散時は賛成だったとの論法で乗り切ろうとの戦術だ。

 首相が事実上の答弁撤回を余儀なくされたのは、五日の「賛成じゃなかった」答弁に対し、自民党内から「非常に不見識だ」(武部勤元幹事長)との批判が噴出したためだ。

 与党にとって、郵政民営化の否定は、衆院で三分の二の圧倒的多数を確保した郵政解散自体を否定することになる。その「数の力」で衆院で法案を再可決し、成立させることの正当性も失う。

 このため与党としては、五日の首相答弁は「ちょっと口が滑った」(自民党の保利耕輔政調会長)として、撤回するよう促すしかなかったのだ。

 とはいえ、首相が自らの発言を批判されて修正するのは、今回だけではない。

 公務員制度改革をめぐり、首相は各省庁による天下りや「渡り」のあっせんを当初「特例的に認めざるを得ない」と発言していたが、段階的に発言を修正し、最終的には「年内で廃止する政令を作る」と答弁した。

 首相の発言修正は、世論の支持を得られないと判断した上での方向転換だが、一貫性のなさは明らかだ。

 麻生首相は九日夜、郵政民営化をめぐる自らの答弁について、記者団に「修正ではない。民営化を後退させるつもりはない」と強弁した。

 しかし、野党側は「首相はぶれているのを通り越して、支離滅裂だ」(山岡賢次民主党国対委員長)と、追及姿勢を強めており、首相はしばらく守勢から抜け出せそうにない。

4961千葉9区:2009/02/11(水) 22:48:40
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009021102000091.html
スコープ 早川政務官『辞任』一転『撤回』 にじみ出た 反麻生
2009年2月11日 紙面から

 麻生太郎首相の足元で、渡辺喜美元行革担当相に続く第二の離反の動きが表面化した。自民党の早川忠孝法務政務官が二〇〇九年度予算関連法成立後の辞意を表明。その後撤回したものの、早川氏に限らず首相への不満は与党内にも充満している。予算成立後の動きを想定して与党の“融解”が着実に進行している。 (吉田昌平)

 早川氏は十日午後、法務省内で記者会見し、「いささか軽率だった。与えられた仕事は山積みしているので、任期いっぱい職責を果たす」と辞意を撤回した。

 だが、辞意表明とともに九日の自身のブログで示した「衆院解散・総選挙前後の政界再編のため、新党設立も視野にそれぞれ自立の道を歩まなければならない」との持論は修正しなかった。

 早川氏は埼玉4区選出で当選二回。町村派に属し、再編を志向する中川秀直元幹事長とも近い関係にあり、じり貧政権への危機感が消えたわけではない。

 早川氏がいったんは予算関連法成立後を辞任の時期と定めたように、郵政民営化でまたもや発言を迷走させた「首相の独り相撲」(党幹部)で、首相を支えるのは予算成立までとの空気が漂いだした。首相発言を受けてこの日、地元でおわび行脚に追われた自民党議員もおり、「地元では支持率ゼロだ」(中堅議員)。

 ただ景気対策を盛り込む予算審議の最中は、成立の遅れにつながる反党的行動は取りづらい。このため、ある党三役経験者は「予算成立という凝固剤がなくなれば、ガスが一気に噴き出す」と党内の流動化を予測する。

 公明党も表立った批判を控えているが、郵政発言を受けて、複数の幹部は「この支持率では解散もできないだろう」「これから自民党内にもいろいろ動きが出てくる」とみている。

 与党は予算成立後、じり貧でも麻生首相で選挙に臨むか、たらい回しとの批判を覚悟で自民党総裁を代えるかの判断を迫られる。

 ある自民党議員は「結論はみえている。麻生さんじゃない人で選挙をやる方だ。党内の九割以上はそういう判断に傾きつつある」という。この日、早川氏がみせた離反の動きは氷山の一角でしかなさそうだ。

4962千葉9区:2009/02/11(水) 23:00:44
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090211/plc0902112036013-n1.htm
首相の「樺太」訪問、誤ったシグナル送ることにならないか (1/2ページ)
2009.2.11 20:32

 麻生太郎首相は18日、日露首脳会談などに臨むため、戦後の首相では初めてサハリンを訪問する。サハリンは、日本では「樺太(からふと)」と呼ばれ、南部は終戦時まで日本領だったが、旧ソ連の一方的な侵攻で占領された地だ。麻生首相は資源開発への協力関係の構築を通じて北方領土問題の進展を図るためにサハリン訪問を決断したが、帰属未確定のサハリンへの首相訪問は、日本の間違った外交姿勢を伝える場にもなりかねないと危惧(きぐ)する声があがっている。(今堀守通)

 首相がサハリン訪問を決意したのは、1月24日のロシアのメドべージェフ大統領との電話会談だった。

 「サハリン2の稼働開始式典に招待したい。式典の際には日露間のすべての問題について話し合いたい」

 事務レベルでロシアから招待の打診があったのも電話会談の直前。日本外務省には当初、「首相をサハリンに呼ぶのはどういうことか。しかも招待は式典のわずか3週間前。ホイホイ行っていいのか、との意見があった」(幹部)という。

 サハリンは、日本国民にとって複雑な感情を抱かざるをえない地だ。

 明治38(1905)年の日露戦争後のポーツマス条約で、北緯50度以南のサハリンが日本領となり、日本政府は現在のユジノサハリンスクのある場所に「樺太庁」を置いた。

 だが、昭和20(1945)年の第二次大戦終戦直前の8月9日に旧ソ連が侵攻し占領。26(1951)年のサンフランシスコ講和条約で日本はすべての権利や請求権などを放棄した。とはいえ、旧ソ連が講和条約に不参加だったため、日本政府は北方四島を除く千島列島と南樺太の国際法上の帰属は「今も決まっていない」という立場だ。

 一方、サハリン沖での石油・天然ガス開発に対する日本側の協力が本格化するにつれ、日本への渡航者のために査証(ビザ)発給手続きが増加。日本政府は平成9(1997)年にユジノサハリンスクに出張駐在官事務所を新設した。さらに、サハリンでの邦人保護の必要性が高まったとして、13(2001)年に総領事館に格上げした。

 こうした複雑な事情を抱えるサハリンだが、「帰属の決まっていないサハリンを首相が訪れることで、ロシアや日本国民に誤ったメッセージを送ることになりかねない」という外務省内の懸念を押し切る形で、首相は訪問を決断した。

 麻生首相は就任以来、中国や韓国と、経済分野を中心とする「実利」の関係構築に努め、ロシアに対しても1月28日の施政方針演説で「アジア太平洋地域の重要なパートナー」と位置付けている。式典の舞台となるサハリン2の稼働を契機に、資源・エネルギー分野を中心に関係強化を図り、北方領土問題も進展させたいとしている。5日の衆院予算委員会では「外交を政争の具にするつもりはない。常に国益を考えてやるものだ」と強調した。

 しかし、日本国際フォーラムの伊藤憲一理事長は「北方領土問題が全く動いていないときに、日本の首脳がサハリンを訪問すべきタイミングなのか。旧ソ連の軍事行動を承認することにはならないか」としている。



 サハリン2 ロシアがサハリン周辺地域で進めてきた石油・天然ガス開発事業のひとつ。推定可採埋蔵量は石油11億バレル、天然ガス5000億立方メートル。国際石油資本のロイヤル・ダッチ・シェルや三井物産、三菱商事が出資して平成11(1999)年に生産を開始したが、ロシアが「環境破壊」を名目に国で管理する政策を強めたため、途中から政府系企業ガスプロムが経営権を握った。天然ガスをいったん零下約160度に冷却して液化天然ガス(LNG)に加工し、タンカーで輸出する。

4963とはずがたり:2009/02/12(木) 01:02:47
萩原衆院議員代表の支部、三笠フーズ側から献金20万円
2009年2月12日0時23分
http://www.asahi.com/national/update/0211/OSK200902110064.html

 萩原誠司衆院議員が代表を務める自民党岡山県第二選挙区支部(旧・自民党県衆議院選挙区第二支部)が05年の衆院選直前に、工業用事故米を食用に偽装した疑いで社長が逮捕された「三笠フーズ」(大阪市)と関連会社「辰之巳」から計20万円の政治献金を受け取っていたことがわかった。萩原氏の事務所によると、三笠フーズの事故米偽装問題が発覚した後の昨年9月12日に全額返還したという。

 同支部の政治資金収支報告書によると、岡山市長だった萩原氏の衆院選岡山2区公認を自民党が決め、萩原氏が市議会に辞職願を提出した6日後の05年8月23日付で、両社から10万円ずつ献金を受けていた。

 萩原氏は「市長時代、岡山産の米を各地に販売してくれと米穀業者らに売り込んでおり、三笠フーズも相手先の一つだった。当時はこういう不正をやる会社だとは知るよしもなかった。市長辞職後は付き合いはない」と説明している。(宮武努)

4964とはずがたり:2009/02/12(木) 01:39:43
<麻生首相>自民党執行部にも失望感 郵政発言で連日釈明 (毎日新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_jimin__20090211_6/story/11mainichiF0212m029/

 郵政民営化見直し発言で連日、釈明に追われる麻生太郎首相に、自民党内で不満が募っている。政権批判を強める中堅・若手だけでなく、首相を支えてきた党執行部も「無用の混乱を引き起こすのは慎んでほしい」(菅義偉選対副委員長)と、失望感を隠さなくなった。内閣支持率が2割を切った上に衆院解散・総選挙への戦略も立たず、政権運営は不透明さを増している。

 菅氏は11日、新潟市内のホテルで講演し、首相発言に「国民に誤解を与え、党内にあつれきを生む発言は慎まないといけない」と苦言を呈した。講演後、記者団に「地にはいつくばり、選挙活動をしている同志の思いを代弁した」と説明した。

 08年9月の自民党総裁選で菅氏は、中川昭一財務・金融相らとともに麻生陣営の中心メンバー。政権発足後は選対幹部として衆院選の公認見直しをちらつかせて中堅・若手の首相批判を抑えてきた。今回の発言には党内のガス抜きの思惑もあるとみられる。

 自民党の細田博之幹事長も11日、松江市内のホテルで記者会見し、「(首相の)国会答弁が非常に分かりにくかったことは事実だ」と指摘した。首相不信を募らせる党執行部からは「(首相が)独り相撲すると、時間のロスで体力を消耗するだけ」(笹川尭総務会長)との皮肉っぽい発言も聞かれる。

 自民党執行部が苦しいのは、度重なる首相発言の迷走で、衆院解散・総選挙のシナリオが描けないことだ。細田氏は11日の記者会見で、衆院解散の時期について「09年度予算案と関連法案の成立が一つのきっかけになる可能性はある」と述べた。だが、予算成立など景気対策の実績を重ねて今春解散に打って出る戦略も、低い支持率では展望を見いだせない。菅氏は11日、記者団に「民主党の小沢一郎代表がやりたい時にはやらない」と、任期満了ぎりぎりまで選挙を先送りすべきだとの認識を示した。発言のぶれとともに、首相は解散を巡る選択肢も失いつつある。【田所柳子、近藤大介】

[毎日新聞2月11日]
[ 2009年2月11日19時21分 ]

4965千葉9区:2009/02/12(木) 19:07:19
http://news.livedoor.com/article/detail/4004833/
野党転落なら党本部も失うか自民党
2009年02月05日10時00分 / 提供:ゲンダイネット
「自民党本部の土地は国有地だ。国民に返すべきである」――。民主党の鳩山幹事長が、代表質問で麻生首相に党本部の返還を迫ったことが話題になっている。実際、自民党は信じられない好条件で40年以上も国有地に居座りつづけている。

 自民党の本部があるのは、東京の一等地。国会や皇居、赤坂にも近い、千代田区永田町1丁目。建物は自民党のモノだが、土地は100%国有地、所有者は財務省である。広さは、1000坪(3277平方メートル)。時価約80億円だという。

 驚くのは、年間賃料がたったの約7000万円だということだ。時価の1%未満。しかも、固定資産税も国が都に納めている。

 民主党は同じ永田町1丁目の小さな民間ビルに間借りしているが、敷金7000万円を預けたうえ、家賃1億5000万円を負担している。

「東京オリンピックの時、昔の党本部が立ち退きを余儀なくされたため、国が土地を貸したのがはじまりです。30年契約でしたが、93年に契約が更新された。合法的な契約ですが、いくらなんでも賃料が安すぎます。なにしろ、福田康内閣で大臣を務めた泉信也議員までが、かつて国会で『特定の政党が国から特別な利益を受けるのはおかしい』と質問したほど。常識はずれの値段で貸しているということは、税収が減り国民が大損しているということ。民間に貸し出すとか、売り払うなど有効活用すべきでしょう」(政界事情通)

 こんな非常識なことがまかり通っているのは、自民党が政権政党として国会の多数を握ってきたからだ。それだけに政権交代が実現したら、自民党は追い出される可能性があるという。

「民主党は政権を取ったら、埋蔵金や国有財産を徹底的に洗い出すつもりです。当然、自民党本部が立つ国有地も問題にするでしょう。都心の一等地を有効活用することには、国民だって反対しない。国会の多数で返還が決まるかもしれません」(事情通)

 政権を失ったら、自民党は家も失うということか。

(日刊ゲンダイ2009年2月2日掲載)

4966千葉9区:2009/02/12(木) 21:17:57
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090212-OHT1T00273.htm
SPも慌てる!麻生首相が本会議を突然退席 麻生太郎首相が12日、衆院本会議を突然途中退席して官邸に戻り、秘書官や警護官(SP)が慌てる一幕があった。

 議場を出た首相は記者団が「撤収ですか」と質問すると、民主党の小沢一郎代表が欠席していたことに触れ「撤収?小沢一郎なんか最初から最後まで出ていない」と指摘。「なぜ(小沢氏欠席の記事を)書かない? 公平性を欠く」と、小沢氏との「別扱い」にいら立ちを見せた。

 記者団が「立場の重みが違うのでは」と指摘すると、首相は「重みがない人は出なくていいのか。あの人だって首相を目指しているのに」と反論した。

 首相はまず閣僚席に座り答弁した後、自席に移動して質疑を聞いていた。官邸で約40分間過ごした後、再び国会に戻り衆院本会議に出席した。

(2009年2月12日19時23分 スポーツ報知)

4967とはずがたり:2009/02/13(金) 01:35:06

麻生首相:混乱続く郵政民営化見直し発言 描けぬ解散戦略、増す失望
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090212ddm002010123000c.html
 ◇側近・菅氏も苦言 低支持率、選択肢狭まり

 郵政民営化見直し発言で連日釈明に追われる麻生太郎首相に、自民党内で不満が募っている。政権批判を強める中堅・若手だけでなく、首相を支えてきた党執行部も「無用の混乱を引き起こすのは慎んでほしい」(菅義偉選対副委員長)と、失望感を隠さなくなった。内閣支持率が2割を切った上に衆院解散・総選挙への戦略も立たず、政権運営は不透明さを増している。

 菅氏は11日、新潟市内のホテルで講演し、首相発言に「国民に誤解を与え、党内にあつれきを生む発言は慎まないといけない」と苦言を呈した。講演後、記者団に「地にはいつくばり、選挙活動をしている同志の思いを代弁した」と説明した。

 08年9月の自民党総裁選で菅氏は、中川昭一財務・金融相らとともに麻生陣営の中心メンバー。政権発足後は選対幹部として衆院選の公認見直しをちらつかせて中堅・若手の首相批判を抑えてきた。今回の発言には党内のガス抜きの思惑もあるとみられる。

 自民党の細田博之幹事長も11日、松江市内のホテルで会見し、「(首相の)国会答弁が非常に分かりにくかったことは事実だ」と指摘した。首相不信を募らせる党執行部からは「(首相が)独り相撲すると、時間のロスで体力を消耗するだけ」(笹川尭総務会長)との皮肉っぽい発言も聞かれる。

 自民党執行部が苦しいのは、度重なる首相発言の迷走で、衆院解散・総選挙のシナリオが描けないことだ。細田氏は11日の記者会見で、衆院解散の時期について「09年度予算案と関連法案の成立が一つのきっかけになる可能性はある」と述べた。だが、予算成立など景気対策の実績を重ねて今春解散に打って出る戦略も、低い支持率では展望を見いだせない。菅氏は11日、記者団に「民主党の小沢一郎代表がやりたい時にはやらない」と、任期満了ぎりぎりまで選挙を先送りすべきだとの認識を示した。発言のぶれとともに、首相は解散を巡る選択肢も失いつつある。【田所柳子、近藤大介】

毎日新聞 2009年2月12日 東京朝刊

小泉元首相:厳しく政権批判 郵政見直し「あきれた」
http://mainichi.jp/select/today/news/20090213k0000m010085000c.html?link_id=TT001
2009年2月12日 21時28分 更新:2月13日 0時46分

麻生首相に関して意見を述べる小泉元首相=東京・永田町の自民党本部で2009年2月12日午後6時8分、平田明浩撮影

 自民党の小泉純一郎元首相は12日、党本部で開かれた「郵政民営化を堅持し推進する集い」であいさつし、民営化を巡る麻生太郎首相の一連の発言について「怒るというよりも、笑っちゃうぐらい、ただただあきれている」と厳しく批判した。郵政民営化見直しの動きに対し、小泉氏が公の場で反論するのは初めて。首相は構造改革路線の転換を鮮明にしているが、小泉氏の「反麻生発言」を機に、党内の改革推進派の反発が一層高まり、政権内の亀裂がさらに広がりそうだ。

 会合には政権批判を強める中川秀直元幹事長や塩崎恭久元官房長官ら18人が出席した。

 会合で小泉氏は10日に首相から釈明の電話があったことを紹介し、「これから(衆院選を)戦おうという人に首相が前から鉄砲を撃っている。発言には気をつけてとよく言っておいた」と述べ、不快感を示した。また「首相の発言に信頼がなければ(衆院選を)戦えない」とも述べ、首相に自重を促した。

 小泉氏は総額2兆円規模の定額給付金の財源を確保する08年度第2次補正予算関連法案についても「本当に(衆院の)3分の2を使ってでも成立させなければならない法案だとは思っていない」と指摘。法案が参院で否決された場合の衆院再可決に疑問を呈した。その上で「参院の意見と調整して、妥当な結論を出してほしい」と見直しを求めた。

 小泉氏の発言を受け、首相は12日夜、首相官邸で「その話を聞いていないので、何ともお答えのしようがない」と述べるにとどめた。その上で「選挙に関しては、しかるべき時期にきちんと政策を立て、野党との違いを明確にした上でやらなければならない」と語った。

4968とはずがたり:2009/02/13(金) 01:35:23

麻生首相:「小泉さんの話聞いていない 答えようない」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090213k0000m010107000c.html?link_id=RAH02

 麻生太郎首相は12日夜、小泉元首相が「首相の発言に信頼がないと選挙は戦えない」などと発言したことに関して、「国民の総意は景気対策。景気対策をきちんと仕上げて(衆院選を)戦えるようにしたい」と述べた。首相官邸で記者団に語った。

 首相はさらに「選挙はしかるべき時期にきちんと政策を立て、野党との違いを明確にしたうえでやらねばならぬと思っている」と語った。

 郵政民営化については、「(小泉元首相の)話を聞いていないので、答えようがない」とかわした。定額給付金に関しては、「政府・与党できちんと手続きを踏んで決めた上での結論で、粛々と法案を成立させるように努力しなければならない」と語り、衆院で再可決をしてでも成立させる考えを示した。【仙石恭】

毎日新聞 2009年2月12日 22時26分(最終更新 2月13日 0時06分)

小泉氏発言:自民に広がる動揺 倒閣運動への波及懸念
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090213k0000m010118000c.html

「郵政民営化を堅持し推進する集い」に臨む小泉元首相=東京・永田町の自民党本部で2009年2月12日午後6時1分、平田明浩撮影

 郵政民営化をめぐる麻生太郎首相の発言は12日、首相経験者の「反麻生宣言」にまで発展した。自民党の小泉純一郎元首相は、首相の言動について「笑っちゃうくらい、あきれている」と厳しく批判。小泉氏の発言は、自民党内の麻生離れの動きに「お墨付き」を与えかねず、党内には「中堅・若手の倒閣運動に結びつくと、大変なことになる」(町村派幹部)との懸念が強まっている。

 小泉氏は12日開かれた「郵政民営化を堅持し推進する集い」であいさつ。次期衆院選を前に、自らの発言で迷走を続ける首相に対し「これから戦おうとしている人に、前から鉄砲を撃ってんじゃねえか」などと厳しく批判した。同席した中川秀直元幹事長も「今後の展開次第では、民営化を堅持する行動を起こしていかなければならない」と強調した。

 小泉氏は05年秋、郵政民営化の是非を問う衆院選を断行。与党は衆院で3分の2を超える圧倒的多数の勢力を得た。ねじれ国会に苦しむ麻生政権にとって、衆院の議席が政権維持の生命線だ。にもかかわらず、小泉改革との決別を鮮明にし、民営化を支持した民意を軽視しかねない首相発言に対し、小泉氏の怒りが一気に吹き出したと言える。

 小泉氏はあいさつの中で、総額2兆円規模の定額給付金の効果にも疑問を投げ掛けた。08年度第2次補正予算関連法案は参院で審議しており、衆院での再議決の際、自民党から16人以上の造反が出れば、再可決できない。民主党の鳩山由紀夫幹事長は12日、都内で記者団に対し「小泉氏を信奉する人は行動してほしい」と述べ、造反を促した。

 消費増税や給付金問題を巡り、自民党内には首相批判がくすぶる。町村派の町村信孝会長は12日、国会内で河村建夫官房長官と会い、「寝た子を起こさないよう、首相も発言には注意してほしい」と要請。ただ、町村派でも麻生政権と距離を置く中川氏が12日夜、東京都内の料理屋で同派2回生を集めるなど、党内の緊張感が高まっている。【高山祐、近藤大介】

毎日新聞 2009年2月12日 23時23分(最終更新 2月12日 23時53分)

4969とはずがたり:2009/02/13(金) 01:35:51
>>4967-4969

小泉元首相:発言の要旨
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090213k0000m010124000c.html

 12日に開かれた「郵政民営化を堅持し推進する集い」での小泉純一郎元首相の発言の要旨は次の通り。

 私は最近の(麻生太郎)首相の発言について、怒るというよりも笑っちゃうぐらい、もう、ただただあきれている。一昨日も、首相から「話がしたい」というんで電話で話したが、その時、たまたま小野次郎衆院議員の「総理、それはないでしょう!」と、世耕(弘成)参院議員の「それを言っちゃーおしめぇよ!」というブログを読んでいた。「首相にこういう意見は耳に入らないだろうから、官邸に小野さん、世耕さんの文章をファクスで送るから、よーく読んでおいてくれ」と言っときました。

 「だいたい、首相とか執行部の方針に批判的な意見を若手が出すと、執行部から『後ろから鉄砲を撃つな』と抑え込みがかかるが、最近の状況は、首相が前から『これから戦おう』としている人に鉄砲撃ってんじゃねえか。発言は気をつけてくれ」とよく言っておいた。

 まあ、私についても「常識の通じない男」「奇人変人」とか言っているようだけど、私は自分では常識をわきまえた普通の人だと思っている。私もたまに非常識なことをするかもしれないが、だいたい常識的な「まあ、その線かな」というところに持っていくため、よく話し合うことが必要だと思う。

 「ねじれ国会」と言うが、決してそんなに悪いことじゃない。政策優先という国民の声が強いから、衆参の意見が違ったら、どういう政策なら国民が納得できるか、よく協議してもいいと思う。

 定額給付金についても、首相は「さもしい」「自分はもらわない」「いや、そんなことは言ってない」とかいろいろと言っているが、私は本当にこの法案が(衆院の)3分の2を使ってでも成立させねばならない法案だとは思っていないんです。私は引退表明して、あまり多くのことは言わないが、「あの時賛成したけども、実はそうじゃなかったんだ」と言いたくないから、給付金についてもっと参院の意見と調整して妥当な結論を出してほしいと思っている。

 選挙を目前にした大事な時期で、9月までに国民の信を問わなきゃならない。政治で力を得るには信頼だ。特に首相、首相の発言に信頼がなければ戦えない。信頼が大事なことを肝に銘じて、なんとかこの難局を切り抜けるよう、皆さんと共にいい知恵を出していきたい。

毎日新聞 2009年2月12日 23時35分(最終更新 2月12日 23時44分)


小泉氏発言:民主・玄葉氏が同調…定額給付金問題で
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090213k0000m010133000c.html

 民主党の玄葉光一郎・衆院議院運営委員会筆頭理事は12日、BS11デジタルの報道番組「インサイドアウト」に出演し、小泉純一郎元首相が定額給付金を盛り込んだ08年度第2次補正予算関連法案が参院で否決された場合の衆院再可決に疑問を呈したことに「3分の2を使うことが与党にリスクになるかもしれない」と同調。参院での採決時期について「国会戦略を再構築することになるかもしれない」と述べ、自民党内の造反の動向を見極めながら探る考えを示した。衆院解散時期については「(麻生太郎首相は)野に下る覚悟で打って出ないと引きずり降ろされる。それが至近距離である気がする」と指摘した。【小山由宇】

毎日新聞 2009年2月13日 0時43分

4970とはずがたり:2009/02/13(金) 04:55:17

小泉元首相の発言、今後の影響は?
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20090213/20090213-00000002-jnn-pol.html

 衝撃の小泉発言、今後の政界にどのような影響を及ぼしていくのでしょうか。

 虎の尾ならぬ小泉ライオンの尾を踏んでしまった格好の麻生総理は、12日夜は古くから知り合いの議員と会食、出席者によると、いつもと変わりない様子だったということです。

 10日、麻生総理が小泉氏に電話し、「言葉足らずで心配をかけた」などと述べたところ、小泉元総理も「あの当時はみな反対だったからな」などと応じたということで、麻生総理はこれで小泉氏の動きを抑え込んだと思ったのでしょうか。

 小泉氏は先の郵政選挙で圧勝、そのとき得た衆議院の3分の2という与党の圧倒的多数が、支持率低迷に悩む麻生政権の命の綱、拠り所となっています。

 その命の綱を使って定額給付金を実現させようという方針も否定されたわけで、衝撃は計り知れません。

 「小泉元首相が本気で怒った姿を本当に久々に見ました。完全に戦闘モードの顔で怒りの演説をされました」(自民党 山本一太 参院議員)

 小泉チルドレンと呼ばれる若手議員や中川元幹事長らが、麻生批判を再燃させ、3分の2を切り崩す活動を始めたとの見方もあります。

 さらに衝撃は麻生政権を支えてきた自民党幹部をも襲っています。特に、きのう麻生擁護の発言をした森元総理は、小泉氏と同じ町村派。12日の小泉発言を「町村派内の権力闘争だ」と見立てた幹事長経験者もおり、森氏は党内最大派閥の実力者として、極めて厳しい立場に立たされたかたちです。

 森氏は12日夜、河村官房長官に対し、「とことんまでやれ」と激励する一方で、「余分なことを言うからこうなる」と苦言を呈したということです。

 また政府筋は、「小泉内閣の負の遺産でみんな苦労している。小泉氏はどうせ辞める人だ」と、麻生総理を擁護しています。

 一方、野党は思わぬ援軍の出現に勢いづいています。

 「『もう麻生総理、あなたは持ちませんよ』と自民党の中でも一番、ある意味人気のある元総理から、このような発言をいただく訳ですから総理としての体をなしていないと」(民主党 鳩山由紀夫 幹事長)

 これまで党内からの政権批判をなんとかしのいできた麻生総理でしたが、今回は郵政民営化という小泉氏にとって看過できないテーマに踏み込んでしまったことが自らの政権を揺さぶる事態を生んでしまいました。(12日23:00)

[13日1時39分更新]

4971とはずがたり:2009/02/13(金) 05:01:35
>小泉氏は総額2兆円規模の定額給付金の財源を確保する08年度第2次補正予算関連法案についても「本当に(衆院の)3分の2を使ってでも成立させなければならない法案だとは思っていない」と指摘。
>法案が参院で否決された場合の衆院再可決に疑問を呈した。その上で「参院の意見と調整して、妥当な結論を出してほしい」と見直しを求めた。>>4967
これは可成り本気の倒閣発言と取り得るのだが小泉の行動・発言は自民党の延命しか考えてないから民主は気をつけるべきである。
>小泉氏発言:民主・玄葉氏が同調>>4969
がどの様な感じだったか私は知らないが余りナイーブに同調するのは如何かと思う。

小泉氏発言、政権運営に“暴風”…「倒閣に発展」の見方も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090213-00000001-yom-pol
2月13日1時41分配信 読売新聞

 自民党の小泉元首相が12日、麻生首相を痛烈に批判したことは、党内で「麻生降ろし」の動きにつながる可能性がある。

 特に目玉政策である、定額給付金を盛り込んだ2008年度第2次補正予算関連法案の衆院再可決に異議を唱えたことは、政権の命運にかかわる問題で、超低空飛行で航行していた麻生政権が暴風雨に突入した格好だ。

 12日、党本部で開かれた「郵政民営化を堅持し推進する集い」の役員会。あいさつに立った小泉氏の表情は最後まで硬かった。

 定額給付金について触れた際には「『あの時賛成したけど、実はそうではなかった』と言いたくない」と述べ、先に郵政民営化について「賛成でなかった」と言った麻生首相を痛烈に皮肉った。首相が05年の衆院解散・総選挙を行った小泉氏を「奇人変人」と述べたことにも触れ、「私は常識をわきまえている普通の人だ」と不快感をあらわにした。

 会には、小泉氏や、中川秀直元幹事長、武部勤元幹事長、石原伸晃幹事長代理、塩崎恭久元官房長官に、05年衆院選で初当選した「小泉チルドレン」ら18人が出席。小泉氏は郵政民営化を「改革の本丸」と位置付けていただけに、出席者の一人は「首相の郵政民営化見直し発言は虎の尾を踏んでしまった」と受け止めた。

 首相周辺は「もう引退する人の発言で、たいしたことはない。線香花火のようなものだ」と強調するが、「小泉氏のお墨付きが出た。麻生首相ではダメという動きは活発化し、倒閣運動につながる」(若手)と見る向きさえある。

 小泉氏の発言により、2次補正予算関連法案の採決で造反者が出る可能性が出てきた。政府・与党は来週にも、衆院の3分の2以上の多数で再可決する方針だが、「チルドレンが軽挙妄動する恐れはある」(副幹事長)といった懸念が生じている。16人反対すれば再可決できず、その場合、麻生政権の命取りになりかねないだけに、執行部は引き締めを強める方針だ。

 「集い」の出席者の多くは現時点で、造反について「2次補正予算はすでに成立しており、意味はない」(閣僚経験者)などと否定的で、武部氏は終了後、記者団に「小泉氏は(再可決すべきではないという)話はしていない」と語った。

 それでも、執行部には「再可決できなかったら政権は終わりだ。そこまで覚悟して具体的に小泉氏が動くつもりなのかどうかは、見極めないといけない」(参院幹部)との不安も残っている。

最終更新:2月13日1時41分

4972小説吉田学校読者:2009/02/13(金) 06:07:32
自民党はもはや政党の体をなしていないと思います。

さて、ヤミ献金問題勃発。

岩永元農水相側、6千万円献金隠し 宗教法人から
http://www.asahi.com/national/update/0212/OSK200902120137.html

 小泉政権で農水相を務めた岩永峯一(みねいち)衆院議員(67)=自民、滋賀4区=側が地元の宗教法人から政治献金として計6千万円の資金提供を受けながら、政治資金収支報告書に寄付の事実を記載していなかったことがわかった。滋賀県警もこの資金提供の事実を確認している。岩永氏側は受け取りを否定しているが、宗教法人側は朝日新聞の取材に対し「政治献金だった」と認めた。献金を隠した岩永氏側には政治資金規正法違反の疑いがある。
 資金提供を認めたのは、滋賀県甲賀市に本部を置く宗教法人「神慈(しんじ)秀明会」(小山弘子会長)。同会の説明によると、03年8月4日と05年9月6日にそれぞれ3千万円を渡した。同会は、岩永氏が代表を務める「自民党滋賀県第4選挙区支部」(党第4支部)への寄付として会計処理したという。1回目の献金の約3カ月後、2回目の献金の5日後にはいずれも総選挙の投開票があり、岩永氏が民主候補に競り勝った。
 県警は旧信楽町(現・甲賀市)の町有地売却をめぐる汚職事件の関係先として、神慈秀明会本部を昨年5月に家宅捜索した。その際に、党第4支部名で発行された3千万円分の領収書を見つけ、同会から任意提出を受けた。
 捜査関係者によると、03年分は献金翌日の8月5日に、甲賀市(当時水口町)内の地銀支店に開設された「岩永みねいち君を励ます会」(励ます会)名義の口座に3千万円の入金記録があった。05年分は献金約2カ月後の11月1日に、同県近江八幡市の同地銀支店にある党第4支部名義の口座に3千万円が入金されていたという。励ます会の当時の代表は、岩永氏の私設秘書だった長男(40)で、党第4支部の代表は岩永氏が務めていた。岩永氏側は2回とも額面3千万円の小切手で同会から献金を受けており、県警が銀行に保管されている2通の小切手を確認したところ、いずれも岩永氏側が換金したことを裏付ける裏書があったという。
 朝日新聞が励ます会、党第4支部をはじめ、岩永氏の関連政治団体の03、05年の政治資金収支報告書を調べたが、これらの献金に当たる寄付の記載はなかった。
 岩永氏は93年から04年まで神慈秀明会の関連財団「秀明文化財団」の理事を務め、長男は同財団から05年まで十数年にわたって給与を受け取っていたという。
 岩永氏は今年1月27日、都内で朝日新聞記者の取材に対し、「(神慈秀明会からは)献金は受けていない。まったくのウソ」と6千万円の献金を受けた事実を否定した。その後、岩永氏の秘書が取材に応じたが、「寄付のお願いをしたことはあるが、寄付はなかった」としている。岩永氏側から報道対応の依頼を受けた弁護士も10日、「神慈秀明会から(岩永氏側が03年と05年に)寄付を受けたことはない。寄付は法にのっとり適正に処理している」と話している。
 一方、神慈秀明会の広報室長は「6千万円はいずれも自民党滋賀県第4選挙区支部への政治献金として支払い、適正に処理している。収支報告書に記載がないとすれば、岩永氏側の問題だ」と話している。
 岩永氏は信楽町議や県議を経て、96年の総選挙で初当選し4期目。自民党副幹事長や農水副大臣を経て、05年8月から同年10月末まで農水相を務めた。昨年9月、健康不安などを理由に次の衆院選に立候補しないことを表明し、三男(35)が後継に決まっている。
 政治資金規正法は、政治団体が同一の者から年間5万円を超える寄付を受けた場合は、寄付者の氏名や日付などを収支報告書に記載し、都道府県選管か総務相に毎年報告するよう義務づけている。違反すれば5年以下の禁固または100万円以下の罰金と定めており、公民権も停止される。(高久潤、大高敦)

4973 ◆ESPAyRnbN2:2009/02/13(金) 10:32:16
>>4971
田中良紹氏が「続・麻生政権蟻地獄 http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20090119-02-1301.html」 で
> 野党はこれまで早期解散を求めてきたが、こうなるとじっと見守るのが得策のように思えてくる。日本国の
> ためには「政策よりも政局」で、早期解散に追い込み国民の信任を得た政権が政策を繰り出すことが最善
> なのだが、玉砕戦法の敵に対して戦いを挑むと思わぬ損害を被ることがある。それよりも同士討ちを見守る
> 戦術の方が「スマート・パワー」になる。

と述べられてますが、全く同感です。
さすがに小沢氏は百戦錬磨、このところ選挙準備に集中していて、政局は全く無視ですね。


氏は「「敵」はどこにいるのか http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20090204-01-1301.html」という
コラムで、八方外交が逆に八方に敵をつくる状況を解説しています。

郵政民営化は巨大な利権を国に抱えたままか、民間に明け渡すか、渡すならどのように渡すかという問題です。
政権与党の一員であれば、「小泉の」郵政民営化で、どのように利権が渡されたか、知る位置にいたでしょう。
氏は、同じく「「かんぽの宿」のイヤな感じ http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20090209-01-1301.html」で、
政権側から意図的に漏らされた情報ではないか、と疑っています。
私も同感で、八方に敵を抱えた麻生政権が、乾坤一擲の勝負で半隠居状態の小泉氏を敵に回し、一気に劣勢を
挽回しようとしたのではないか、と思っています。
(氏の懸念をよそに、本件への小沢氏の関心は高くなく、民主党は部分的に原口氏が追及してるぐらいですが。
もともと民主党も昨秋には掴んでいた(誰かがリークした?)問題で、追及を先延ばしにしてたみたいですね)


小泉氏はあれだけの変化を起こした当然の帰結として、多くの利権に関係しています。
これは良い、悪いという問題ではありません。
その自覚のある小泉氏の今の希望は、「静かに引退したい」ということに尽きると思います。
今回のは「寝た俺を起こすな」という恫喝で、現時点でそれ以上のことは起きないのではないでしょうか。

4974 ◆ESPAyRnbN2:2009/02/13(金) 10:41:19
「それ以上のこと」というのは小泉氏周辺のことで、「かんぽの宿」や「郵政四社分社化見直し」も含め、
麻生退陣で全て手打ちになる、という可能性は十分にあると思います。
そうなった場合、小泉氏がこれ以上動くことはないでしょう。

4975 ◆ESPAyRnbN2:2009/02/13(金) 12:28:38
更に言えば、>>4967
> 会合には政権批判を強める中川秀直元幹事長や塩崎恭久元官房長官ら18人が出席した
にある、「18人」という数字も絶妙だと思います。

小泉氏が本格的に呼びかければ、中川秀勉強会や塩崎勉強会の30人程度を越えるのは必至なのに、
それをしていない。
18人では山本一太参議院議員などを含めると、2/3再否決に必要な衆議院議員16人に足りるか、
微妙なところです。

麻生政権が政権の命運を握る(と思い込んでいる)給付金の2/3再議決を否決するのかどうか、
まだフリーハンドを手元に残している。
郵政民営化見直し展開≒麻生政権退陣とバーターに、小泉氏とその周辺だけが棄権する形で、
給付金再可決となる筋道が、上手くできあがっているように見えます。

その後の政局には、小泉氏はノータッチでしょう。

4976とはずがたり:2009/02/13(金) 14:44:22

『麻生降ろし』小泉の乱 『給付金』反対 チルドレン同調も
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009021390070751.html
2009年2月13日 07時07分

 郵政民営化見直し問題に端を発した自民党内の亀裂が十二日、一気に拡大した。郵政民営化推進派議員の会合での小泉純一郎元首相の発言は、「麻生降ろし」の狼煙(のろし)を上げたに等しい。麻生離れを強める党内の中堅・若手議員らの動きを後押しし、定額給付金問題が再燃するのは確実。麻生太郎首相の政権運営は窮地に追い込まれてきた。 (吉田昌平)

 小泉氏はこの日、現職の首相である麻生氏をこき下ろし「完全に戦闘モード」(出席者)だった。

 小泉氏の首相への怒りは、民営化見直し発言がきっかけなのは間違いない。しかし、会合では「郵政民営化」という言葉は口にせず「若手が意見を出すと、執行部は後ろから鉄砲を撃つなというが、最近は首相が前から、これから(選挙で)戦おうとしている人に鉄砲を撃っている」と首相批判一色。それだけに衝撃度は大きい。

 執行部にとって深刻なのは、定額給付金の財源を確保する二〇〇八年度第二次補正予算関連法案の衆院再可決に反対した発言だ。

 衆院での再可決に必要な三分の二の議席は、小泉氏が〇五年の郵政選挙で獲得。そのときに初当選した「小泉チルドレン」や小泉ブームで当選できた若手・中堅議員に、小泉氏は依然、強い影響力を持つ。こうした議員ら十六人が小泉発言に同調すれば、再可決はできない。万一、定額給付金が実現しなければ、麻生政権の看板政策だけに、首相退陣に直結しかねない。

 実際、小泉氏は発言の最後で「難局を切り抜けるよう、皆さんと知恵を出していきたい」と、ポスト麻生の模索までにおわせた。

 首相が「民営化に賛成じゃなかった」と発言してからすでに一週間。党内の騒動は収束するどころか、小泉発言により党内対立は激化の様相となった。

 党幹部は十二日夜、「党を二分する全面戦争になるような話だ。その覚悟があるのか」と、早くも反麻生の動きをけん制した。これに対し、ある幹事長経験者は「日本の運命は変わった」と政権の瓦解を予測。中川秀直元幹事長が同日夜、町村派若手と都内で開いた会合では、小泉氏の発言に共感するとの意見が相次いだ。

 小泉氏は政局の最前線から身を引き、今期限りでの政界引退も表明済みだ。党内の動揺ぶりは選挙の審判を経ていない麻生政権の脆(もろ)さと、郵政選挙で三百議席を獲得した小泉民営化路線の強さを如実に浮き彫りにした。

◆『郵政』の逆襲 官邸苦慮

 郵政民営化の見直しに言及した麻生首相が十二日、小泉元首相から強烈なしっぺ返しを受けた。首相が景気対策の目玉に掲げる定額給付金も一刀両断にされた。官邸サイドは、首相自ら招いた「郵政政局」を収束させるどころか、小泉氏の乱入による戦線拡大に頭を抱えている。

 「その話を聞いていませんので、何ともお答えのしようがありません」。首相は同日夜、記者団から小泉発言について問われたが、淡々とした口調を崩そうとしなかった。

 だが、首相は十日に小泉氏と電話した際、十二日の発言とほぼ同じ内容の批判を浴びせられていた。

 河村建夫官房長官は記者会見で、電話会談について「お互いの意思の疎通が十分図られたと思う」と強調していたが、実際は違っていた。電話会談は河村氏が薦めたものだが、結果的には小泉発言の伏線になった。

 官邸サイドは、首相の郵政発言について「首相がこれ以上、(郵政問題に)言及されることはないだろう」(河村氏)と“封印”することで火消しを図ろうとしていた。

4977とはずがたり:2009/02/13(金) 14:44:48
>>4976-4977
 首相が口を開くたびに物議を醸しているだけに、事態を収拾するには「首相に黙っていてもらうしかない」(政府高官)ということだ。

 ところが、小泉発言が飛び出し、野党が郵政民営化をめぐる政府・与党内の「内紛」を追及するのは確実。給付金問題を蒸し返すのは間違いない。もはや首相はだんまりを決め込める状況でない。

 政府筋は十二日夜、「小泉さんの苦言を真摯(しんし)に受け止め、政策の実現で実績を積み上げていくしかない」と言葉少なに語った。 (佐藤圭)

<小泉氏発言要旨> あきれている。首相が前から鉄砲撃っている

 最近の首相の発言に、怒るというよりも、笑っちゃうくらい、ただただあきれている。一昨日も首相から話がしたいというので電話で話した。

 首相の方針に批判的な意見を若手が出すと、執行部は「後ろから鉄砲を撃つな」と抑え込む。しかし最近の状況は(次期衆院選で)戦おうとしている人たちに首相が前から鉄砲を撃っているんじゃないか。「発言には気を付けてくれ」と言っておいた。

 私を「常識の通じない男だ」とか「奇人変人」とか言っているようだが、自分では常識をわきまえている普通の人だと思っている。たまには非常識なことをするかもしれないが、大体、政治においては常識的。衆院と参院の意見が違ったら、国民が納得できるような案を協議してもいいじゃないかと思っている。

 定額給付金についても、首相は「さもしい」と言ってみたり「自分はもらわない」とか「そんなことは言ってない」とか、いろいろ言っているが、私は本当にこの法案が(衆院で)三分の二を使ってでも成立させなければならない法案だとは思ってない。もう私は引退表明しているが、「あのとき賛成したけど、実はそうじゃなかったんだ」と言いたくないから。定額給付金については参院とも調整して妥当な結論を出してほしい。

 これから皆さんは九月までには国民に信を問わなければならない。政治で一番大事なのは信頼。特に、首相の発言に信頼がなければ選挙は戦えない。信頼が大事だ。

 (「かんぽの宿」の一括売却問題は)民間企業が営業しないようなところにあれだけのものをつくり、しかも安い値段で売るという事態が起こるところに官業の問題点がある。

(東京新聞)


小泉氏発言に閣僚らが反発 「弱った内閣たたかないで」
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009021301000349.html
2009年2月13日 12時04分

 小泉純一郎元首相が麻生太郎首相の郵政民営化見直し発言を批判したことに対し、各閣僚は13日午前の記者会見で「弱っている内閣をたたくより、支える方が国民の共感を得る」(野田聖子消費者行政担当相)と相次いで反発の声を上げた。

 一方、「自民党内の意見を政権運営に丁寧に反映することが必要。(小泉氏発言を)内閣として受け止めるべきだ」(石破茂農相)と首相に自省を求める意見も出た。

 野田氏は「民営化見直しは何ら問題ない」と麻生首相を擁護。中曽根弘文外相も「予算成立に全力を挙げている時であり結束が大事だ」と苦言を呈した。河村建夫官房長官は「政局にするいとまはない」と強調した。

 中川昭一財務相は、小泉氏が定額給付金関連法案をめぐる衆院再議決での造反の可能性を示唆したことに関し「(1月の衆院採決では)小泉氏も賛成したはずだ。今ごろ何か言うのは理解に苦しむ」と反発。金子一義国土交通相も「給付金を振り出しに戻すような話はすべきではない」と述べた。

 佐藤勉国家公安委員長は「影響は大きい。話し合って丸く収めていただければありがたい」と早期の事態収拾を求めた。
(共同)

4978とはずがたり:2009/02/13(金) 21:26:16
「小泉氏は完全な造反」と総務相 給付金「参院と調整」発言で
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009021301000815.html?ref=rank
2009年2月13日 18時56分

 鳩山邦夫総務相は13日午後、TBS番組の収録で、小泉純一郎元首相が定額給付金の財源に関する法案について「参院と調整して妥当な結論を出してほしい」と述べたことに関し、「参院は(野党が多数で)反対に決まっているんだから、調整するということは給付金はアウトということだ。完全な造反だ」と批判した。

 さらに、鳩山氏は「そういうことで(政局の)潮目をつくるのは最低だ。大義名分が立たない」と指摘。「給付金は何とか宣伝して使ってもらおうと粛々とやっている。ショックだ」と述べた。
(共同)

4979とはずがたり:2009/02/14(土) 08:28:08

とことん言葉に信頼の無い政治屋だ。

予算関連法、再可決になじまず=07年の夕刊紙で見解−麻生首相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090213-00000231-jij-pol
2月13日21時29分配信 時事通信

 麻生太郎首相が2007年12月に夕刊紙に寄せたコラムで、参院で否決された法案の扱いに関し、衆院の3分の2以上の賛成で再可決・成立させることができるとした規定は「予算関連法案にはなじまない」との考えを示していたことが13日、分かった。定額給付金の財源確保のための法案について、首相は再可決してでも成立させる方針を表明しており、民主党は、首相の考え方の「ぶれ」を追及していく方針だ。
 コラムは「夕刊フジ」に掲載され、首相は「外交や防衛など対外的な公約、迅速性を要求される案件は3分の2条項を使ってもきちんと対応する」とする一方、「国民生活に直結する予算関連法案などは与野党で徹底的に議論していくべきで、3分の2条項にはなじまない」と指摘している。当時も福田内閣は「衆参ねじれ」で苦しい政権運営を余儀なくされていたが、首相は政府・与党の要職には就いていなかった。 

最終更新:2月13日21時34分

4980千葉9区:2009/02/14(土) 15:39:25
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090214-OYT1T00315.htm
犬にだけは好かれる…“四面楚歌の首相”がポツリ
 麻生首相は13日、首相官邸で、手足が不自由な人たちの日常生活を助ける介助犬3頭の“表敬訪問”を受けた。

 国内の現役介助犬は3頭を含めてわずか44頭。故・橋本竜太郎元首相の夫人で日本介助犬協会会長の久美子さんから、普及への協力を求められた首相は「もっと増えるような形になればいいね」と応じた。

 犬好きの首相はラブラドールレトリバー「エルモ」(雄、6歳)の頭をなでたり、ほおずりしたりと上機嫌だったが、エルモから顔にキスされると、「犬にだけは好かれる」とポツリ。

 ねじれ国会への対応に苦しみ、身内のはずの小泉元首相からも郵政民営化を巡る自身の発言を痛烈に批判されるなど、「四面楚歌(そか)」の悲哀が思わずにじみ出た?

(2009年2月14日11時16分 読売新聞)

4981千葉9区:2009/02/14(土) 16:27:45
>>4972
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200902130035.html
岩永氏長男名義、架空の借用証を発見 献金隠しの工作?
2009年2月13日
 元農水相の岩永議員(67)=自民、滋賀4区=が計6千万円の献金を受けながら、政治資金収支報告書に記載していなかった問題で、資金提供した宗教団体の関係先から、滋賀県警が岩永氏の長男名義の額面3千万円の借用証の写しを発見していたことがわかった。献金は実際には政治団体名義の口座に入金されていることから、県警は、長男の個人的な借金を装うために、後で作成されたものとみている。

 捜査関係者によると、借用証の写しは、県警が昨年5月に着手した旧信楽町(現・滋賀県甲賀市)の町有地売却をめぐる汚職事件の捜査の過程で、神慈秀明会(同市)の関係先で見つかった。額面は3千万円で、当時岩永氏の私設秘書を務めていた長男(40)が秀明会から金を借りた形になっていた。長男の署名と印があったという。

 県警はこの借用証をもとに、長男周辺の資金の動きを調べたが、実際に3千万円を受け取った形跡は確認されず、3千万円は岩永氏の関連の政治団体の口座に、秀明会から受け取った小切手で入金され、その後、別の政治団体などに移されていたことが判明したという。

 長男は秀明会の関連財団から05年まで十数年間にわたり給与を受け取っていたことがわかっており、岩永氏と秀明会との「パイプ役」だったという。

 秀明会はこれまでの朝日新聞の取材に対し、「6千万円は自民党滋賀県第4選挙区支部にあてた政治献金だ」としている。岩永氏の秘書は「献金の事実もないし、親族を含めて秀明会から金を借りたこともない」としていた。

4982小説吉田学校読者:2009/02/14(土) 16:39:12
その昔、開拓使払い下げ事件などは政変につながったものであります。
なんか、郵政官僚vs民間の対立が透けて見えそうな見えなさそうな。

『かんぽ』売却 郵政白紙撤回 総務相に報告
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009021402000104.html

 「かんぽの宿」の売却をめぐる問題で、日本郵政の西川善文社長は十三日、鳩山邦夫総務相と会談し、全国の七十九施設(社宅九施設を含む)をオリックス不動産へ約百九億円で売却するとの契約を白紙撤回する方針を伝えた。オリックス不動産も了承し、十六日にも正式発表する。撤回に伴う違約金の支払いはないという。
 日本郵政は今後、弁護士や公認会計士、不動産鑑定士らによる第三者委員会を立ち上げ、資産売却に当たっての新たなルールを検討する。白紙撤回により、日本郵政がかんぽの宿の経営を当面続ける。西川社長は、資産評価額の根拠や入札経緯の詳細な資料など、日本郵政株式会社法に基づいて報告を要求されている二十三項目については、期限の十六日に回答するとした。自らの進退問題については言及しなかったという。
 鳩山総務相は会談終了後、報道陣に対し「国民共有の財産がたたき売りされることが問題だった。白紙撤回は当然」と述べた。その上で「国民の疑念を晴らすことが大事だ」と強調、オリックス不動産への売却が適切だったかに関しては、日本郵政から十分な説明を受けるまで納得できないとの考えを示した。

4983千葉9区:2009/02/14(土) 17:19:16
http://www.zakzak.co.jp/top/200902/t2009021410_all.html
次はオレだ!伸晃の乱…小泉発言で“野望”メラメラ
麻生とのツーショットポスターの張り替え検討

 自民党の石原伸晃幹事長代理=東京8区=が、選挙区で麻生太郎首相とのツーショットポスターをはがし、都選出国会議員と自分を前面に出したポスターへの張り替えを検討していることが14日までに、分かった。石原氏は党の中枢幹部でありながら、小泉純一郎元首相が麻生批判をブチあげた会合のメンバーでもある。永田町では「麻生降ろしが現実化する中、国盗りの野望がかま首をもたげ始めたのだろう」との憶測も出ている。

 現在、石原氏の選挙区では麻生首相と石原氏が笑顔で並び、「TOKYO自民党」「改革断行演説会」などと書かれたポスターが張られている。

 しかし、都連関係者によると、石原氏は鴨下一郎元環境相(13区)と平沢勝栄衆院議員(17区)に、3人が並ぶ「3連ポスター」を呼びかけ、代わりに選挙区で張ることを検討し始めたという。

 首相とのツーショットポスターに記載されている演説会の日時は「平成21年9月10日12時」。これは衆院の任期満了日にあたり、ポスターの有効期限はまだまだ先。それだけに、早すぎるお役ご免だ。

 確かに、麻生内閣の支持率が下落するのにつれ、「選挙を戦えない」として麻生首相のポスターをはがす動きはある。町村派の中山泰秀衆院議員が中川秀直元幹事長とのポスターを作成するシーンが、テレビに取り上げられたこともあった。しかし、石原氏は党執行部の一員だけに異質だ。

【「顔並んでるとマイナス」】

 もともと石原氏は昨年9月の党総裁選で麻生首相と争い敗北。その後も「自民党国会議員の7、8割は麻生政権で選挙して与党でいられるのか、疑問を持っている」と、執行部の一員とは思えぬ発言を繰り返している。

 さらに、石原氏が所属する山崎派若手議員によれば、石原氏は「麻生首相の顔と並んでいると選挙にマイナスだ」ともボヤいているという。

 それだけに今回のポスター張り替えについて、永田町事情通はこう解説する。

 「自民党内には麻生首相では選挙に勝てないとして、総裁選の前倒しを求める声も出ていたが、今回の小泉発言で一気に麻生降ろしの動きが出てきた。その場合には、自分にもチャンスがあると考え、麻生氏とのツーショットポスターをはがすことにしたのだろう」

 実際、山崎派の深谷隆司衆院議員らと会食した際、「麻生首相の次を狙うべきだ。今のままではダメだ」といわれると、神妙な顔で聞いていたという。

 石原氏周辺も「慎太郎氏の次の都知事を狙っているとも言われるが、いまは首相ポストを狙っている。選挙の前に総裁選があれば、確実に出馬する」と断言する。

 ただ、「石原氏は慎太郎氏と同様、新銀行東京問題を抱えている」(自民党中堅)との懸念や、安倍晋三元首相から3代続く世襲首相が自民党を窮地に追いやっていることから、「二世議員の石原氏には逆風が吹いている」(若手)との指摘もある。

 果たして“伸晃の野望”は成就するか。

4984とはずがたり:2009/02/14(土) 20:49:46
>>4967-4978辺り

7797 名前:名無しさん[] 投稿日:2009/02/14(土) 16:37:13
よほど政界は今話題がないらしくコイズミの発言で、

麻生おろし、コイズミシアターファイナルなんて言っているけど・・・
息子も出ることだし・・・あまり手荒なことはしないと思うし、
もちろん、反麻生の結集・旗揚げなんてないだろうし・・・

まあ・・・ガス抜き程度で終わると思うんですが、みなさまの読みはいかがでしょうかぃ

7798 名前:小説吉田学校読者[] 投稿日:2009/02/14(土) 16:43:21
>>7797
まあ、「中川君を完全に孤立させない」くらいのことしか考えていなかったのではないでしょうかねえ。

7799 名前:名無しさん[] 投稿日:2009/02/14(土) 16:44:08
>>7797
ガス抜き程度で終わればいいのですが、
マスコミ、世間の注目が自民に集中してしまうのが怖いですね。
民主支持者は自民分裂なんて妄想はしないほうがいいですね。

7800 名前:けん[] 投稿日:2009/02/14(土) 18:55:10
前回と違って小泉劇場には拒否反応が多いとは思います。
小泉新党を作るにしても小泉氏がチルドレンに物心面での支援できるようなタイプではないし難しいと思いますよ。

4985とはずがたり:2009/02/14(土) 20:52:24
>>4984
改革の本丸といってた郵政民営化=解体が骨抜きになるのは小泉としては耐え難いでしょうけど,面倒見れるようなタイプではないので自民分裂を企図した訳じゃないでしょうけど,自民内に充満する不満に引火と迄行かずとも噴出を促すには十分な発言だったと云う感じでしょうか。
まぁ稀代の政局上手の小泉ですので計算ずくで政局を自民党内の争いに堕して民主の存在を無くそうとしてる可能性も棄てきれませんしその辺はやはり気をつけないと行けませんね。

4986とはずがたり:2009/02/14(土) 20:56:22
小泉発言「狙いはキングメーカー」菅代表代行が警戒感
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090214-OYT1T00720.htm

 民主党の菅代表代行は14日、仙台市で街頭演説し、麻生首相を批判した小泉元首相の発言について、「小泉元首相の狙いはキングメーカーになることだ。小泉さんの得意技はサプライズだから、一番びっくりするような人を(後継首相に)据えて、自民党の人気をもう一度高めようとしている」と述べ、民主党が埋没することへの警戒感を示した。

 菅氏はこの後、記者団に「(小泉氏は)第2次小泉劇場型政治に持ち込もうとしており、許せない。小泉さんも麻生政権を作った張本人だから、麻生さんを引きずり下ろすなら、2人そろって引退してもらわないといけない」と批判した。
(2009年2月14日20時04分 読売新聞)

古賀選対委員長「足引っ張るのは慎むべき」小泉発言に苦言
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090214-OYT1T00726.htm?from=nwla

 自民党の古賀選挙対策委員長は14日、福岡市内で記者団に「首相まで経験した方が、政局で足を引っ張ることは慎むべきだ」と述べ、麻生首相を批判した小泉元首相をけん制した。

 これに先立ち、古賀氏は党福岡県連大会で、「(経済の)未曽有の危機は麻生政権、麻生首相しか切り開くことはできない。結束して麻生政権を支えなければいけない」と強調。太田誠一前農相は「首相をやった人は、(首相を)辞めたらさっさと政界を去るべきだ。政局についてとやかく言うことはタブーだ」と小泉氏を批判した。

 一方、山崎拓前副総裁は同市内で記者団に、小泉氏が定額給付金の財源確保のための法案に異議を唱えたことに関し、「(小泉氏が)反対ということは100%ないと思う。(採決に)欠席などはあり得るが、大勢に影響しないので(法案は)成立する」と語り、党内で造反の動きは広がらないとの見方を示した。

 小泉氏の発言については、「ライフワークの郵政民営化が元の木阿弥になる懸念から述べたのであって、政権批判ではない」と語った。
(2009年2月14日20時09分 読売新聞)

4987 ◆ESPAyRnbN2:2009/02/14(土) 21:23:05
>>4986
自公保観察スレではありますが、民主党執行部の動きについて。
小沢が徹底的に麻生に狙いを定め、麻生政権打倒・政権交代と訴えているのに対して、
菅は相変わらず釣られすぎです。
打倒すべきは現自民党執行部であって、静かに引退したい小泉ではない。
小泉に勝ち逃げさせたくないって気持ちは、何度も煮え湯を飲まされた菅にはあるでしょうが、
優先順位は政権奪取の方が上にあるべきです。


古賀は自分の「後ろから鉄砲」発言を皮肉られて、面白くないでしょうな。
太田はそれを森や安部にも言ったらどうだ。
山崎は小泉とのつきあいが長いだけあって、一番的確に掴んでいると思います。

4988とはずがたり:2009/02/15(日) 02:01:49
>>4987
市民運動出の菅は噛み付いてなんぼと云う面もありますし巧い具合に役割分担出来てるんじゃないでしょうかね(深読みすれば小泉を評価してみせた前原グループの玄葉の発言>>4969迄含めての役割分担)

あと亀レスになりますが,これ↓なんかソースか傍証的なものありますかね?原口が軽く触れてたってのが傍証って事でしょうか?
>>4973
>もともと民主党も昨秋には掴んでいた(誰かがリークした?)問題で、追及を先延ばしにしてたみたいですね)

郵政民営化を民主に騒いで潰して貰いたいと思ってたと云う解釈もなりたつんですかねぇ?
その辺はどうもよく解らないんですけど。郵政利権をこの侭では小泉周辺が持ってく事になるので民主があんま追及しないので堪らず鳩山がイチャモンつけだした内輪揉め的なものがあったのでしょうか?

>郵政民営化見直し展開≒麻生政権退陣とバーターに、小泉氏とその周辺だけが棄権する形で、
>給付金再可決となる筋道が、上手くできあがっているように見えます。
なるほどねぇ。
その場合可決後総辞職で内閣の首すげ替えるとなると都議選とかと合わせてもちょいと日程が苦しいような気もしますが,総選挙の時期は何時頃になるとお読みでしょうか?

4989 ◆ESPAyRnbN2:2009/02/15(日) 10:04:03
>>4988
> あと亀レスになりますが,これ↓なんかソースか傍証的なものありますかね?
> >もともと民主党も昨秋には掴んでいた(誰かがリークした?)問題で、追及を先延ばしにしてたみたいですね)

ちょっとソースが見つかりませんが、かんぽの宿は民主党が通常国会での追及を準備しており、
鳩山総務大臣はそれに先手を打つ形で、自ら問題に触れることにした、という記事があったように思います。


> 郵政民営化を民主に騒いで潰して貰いたいと思ってたと云う解釈もなりたつんですかねぇ?

何度も記事を取り上げて恐縮ですが、田中良紹氏の「民営化って何なの?」
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20090212-01-1301.html
によれば、
> 郵政民営化が騒がれていた頃、総務省の幹部たちが考えていた事は、民営化に反対ではなく、民営化
> によってどれだけ利益を得られるかである。そのためには最後まで反対して値を吊り上げる必要があった。
> 人間なら誰でも考える事を彼らも考えていた。表では賛成と反対がぶつかっているように見せながら、
> 水面下では民営化の条件を巡って戦いが繰り広げられていた。巨大独占私企業が出来て利益が温存
> されるなら誰も民営化には反対しない。だから巨大独占にならない「分社化」が最大の問題だった。

とあります。
四分社化か三分社化かなど、民営化の形によって、おこぼれをもらう人が変わるのでしょう。
また、麻生政権にとっては、民主党の批判の矛先を、小泉に逸らせる効果も期待できます。
(麻生の答弁が下手すぎて、思いっきり巻き込まれていますが)


> その場合可決後総辞職で内閣の首すげ替えるとなると都議選とかと合わせてもちょいと日程が苦しい
> ような気もしますが,総選挙の時期は何時頃になるとお読みでしょうか?

もちろん苦しいのは間違いないですが、麻生のまま選挙するのとどちらがマシかという究極の選択です。
予算・予算関連法案成立(4月)→退陣→総裁選前倒し(5月)→都議選(7月)→総選挙(8〜9月)
ではないでしょうか。

4990千葉9区:2009/02/15(日) 13:00:04
http://osaka.yomiuri.co.jp/tokusyu/h_osaka/ho90215a.htm?from=tokusyu
「知事さん、応援して」自民党が全国回り低迷打破狙う
 自民党は次期衆院選に向け、大阪府の橋下徹、宮崎県の東国原英夫両知事ら全国の知事に選挙戦での同党への協力を要請する「知事取り込み作戦」をスタートさせる。麻生内閣の支持率が低迷する中、地方で強い権限を持つ知事とのつながりを再構築し、同党候補のテコ入れを図る狙いがある。

 同党の古賀選挙対策委員長と菅義偉同副委員長は、2009年度予算案の成立にメドがつくと見られる3月以降、全国を回って知事の協力を求める。知事選の際に同党が支援した知事を中心に、政府・与党が進める景気対策などをアピールして協力をとりつけたい考えだ。

 07年の参院選では地方での自民離れが惨敗につながったとの反省があり、選対幹部は「地方では知事の影響力は大きい。自民党が地方重視の政策を打ち出していることを理解してもらい、連携を強めたい」と語る。

 特に知名度が高い橋下、東国原両知事に対しては、無党派層へのアピールや党のイメージアップを図る上で期待が大きく、重点的に支援を求める構えだ。

(2009年02月15日 読売新聞)

4991千葉9区:2009/02/15(日) 13:02:30
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090215-OYT1T00127.htm?from=navr
小泉発言にもなお強気の首相、与党内は冷ややかな空気

 小泉元首相から自らの発言を公然と批判され、苦境に立つ麻生首相は、追加景気対策の策定や得意分野と自負する外交などで局面打開を図る構えだ。

 しかし、与党内には「首相が失言癖を直さない限りは、政権浮揚はおぼつかない」と冷ややかな空気が漂っている。

 首相は14日、都内の品川区立品川小学校を視察した。校長室で「明るく 清く 正しく 強く」と揮毫(きごう)した後、6年生の社会科の授業を見学。児童から「なぜ衆院と参院があるのか」と問われた首相は、戦前の貴族院が参院となった歴史などを丁寧に説明した。衆参で法案の議決が異なった場合、衆院の3分の2の議席で再可決できる仕組みにも触れ、「そういうルールになっている」と強調した。

 小泉氏の批判について、首相は「叱咤(しった)激励だと感じた」と殊勝な態度を見せている。しかし、小泉氏が定額給付金の財源確保のための2008年度第2次補正予算関連法案の衆院での再可決に異議を唱えたことには、耳を貸すつもりはないというわけだ。

 今後は、来日するクリントン米国務長官との会談やサハリン訪問など外交日程が続く。首相は外交で得点を挙げるとともに、2次補正関連法案、2009年度予算案の成立後、4月中に09年度補正予算案も編成し、「政局よりも政策」で実績を積み上げたい考えだ。

 首相は、自民党内の「麻生降ろし」の動きについて、「党内に敵がいた方がやりやすい」と周辺に語り、意に介す風はない。首相が目指しているのは、支持率を回復させ自らの手で衆院解散・総選挙に打って出ることだ。その際は「小泉構造改革路線の転換」を掲げて戦いたい意向だとされる。

 自民党ベテラン議員の一人は「首相は郵政民営化や三位一体改革の結果、地方が疲弊したとの思いが強い。構造改革路線を転換しないと、次期衆院選は2007年参院選の二の舞いを踏むと思っている」と解説する。

 ただ、首相は強気を装っているだけだと見る向きもある。首相周辺は「首相は、横になれば、いつでもどこでも眠れていたが、最近は夜、よく眠れないようだ。いろいろ悩んでいるのかも知れない」と指摘する。

 今回の「郵政発言」をきっかけに、構造改革支持派の議員らは首相への反発を強めており、首相が持論を押し通そうとすれば、遠心力が働くというジレンマも抱えている。「首相自身が変わらなければ支えようがない」との声も強く、「綱渡り」の政権運営が続くのは避けられそうにない。

 安倍元首相は13日夜、都内のホテルで麻生首相にこう助言した。

 「郵政問題は政策ではなく、即政局になる。言っては駄目ですよ」

今後の主な政治日程
2月16日 2008年10〜12月GDP発表

  17日 麻生首相、クリントン米国務長官と会談

  18日 日露首脳会談(サハリン)

   下旬 08年度第2次補正予算関連法案が衆院で再可決?

      2009年度予算案が衆院通過?

 3月下旬 09年度予算が成立?

 4月2日 金融サミット(ロンドン)

 中下旬  09年度予算関連法案が衆院で再可決?

      09年度補正予算案を提出?

 6月3日 通常国会会期末

 7月8日 主要国首脳会議(10日まで、イタリア)

  12日 東京都議選投開票
9月10日 衆院議員任期満了

  30日 麻生首相の自民党総裁任期切れ 

(2009年2月15日03時07分 読売新聞)

4992千葉9区:2009/02/15(日) 18:29:04
酔っ払いだ・・・
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00149442.html
G7閉幕後に会見した中川財務・金融担当相、記者とのちぐはぐなやり取りも

イタリア・ローマで行われていたG7(先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議)は、14日に閉幕した。終了後、会見に臨んだ中川財務・金融担当相だが、記者の質問にかみ合わないところもあった。
中川財務・金融担当相は「きのう(13日)夜からG7の会合を、まぁ実質的にはきょうですけれども、やりまして。あの、共同宣言みたいなものが出ました」と述べた。
中川財政・金融担当相は「アメリカの対策も一応、せつめ、説明を受けましたし...」と、言葉が不明瞭(めいりょう)な場面もあった。
G7は、未曾有の危機に直面する世界経済に、公的資金を用いた金融機関の不良債権処理など、迅速な財政出動を行うことで一致した。
G7が財政出動にまで踏み込んで協調するのは、異例のこととなる。
このほか、各国があらゆる政策を総動員することで一致して、閉幕した。
その後、中川財務・金融担当相は、白川総裁と会見に臨んだ。
記者が「今後の金融政策の展望について白川総裁にお聞きしたい」と質問したところ、中川財務・金融担当相が「な、何? もう一度言って」と聞き返した。
再度、記者が同じ質問をしたところ、白川総裁が「あ、わたしに対する質問ですか」と答えた。
中川財務・金融担当相は「あのー...、ふぅー」、「これからの状況に向かっての...。G20の...」と、言葉に詰まる場面もあった。
記者の質問の中にも、「どこだ?」と、質問をしている記者を探すなど、記者とのちぐはぐなやり取りが続いた。
中川財務・金融担当相は、16日に衆議院財務金融委員会で答弁に立つ予定となっている。
(02/15 17:58)

4993とはずがたり:2009/02/15(日) 20:41:43
迷走する麻生発言 あまりに軽い首相の言葉2009年2月15日
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-140782-storytopic-11.html

 この人の言葉は、文字通り羽毛より軽い。ある政治評論家が「政治に必要なのは、少しのお金と言葉」と言っていたが、いずれも当てはまらない。お金はさておいても、言葉のいいかげんさはどうだ。
 麻生太郎首相の支離滅裂な言動に歯止めがかからない。それに比例して支持率も下げ止まることを知らないかのようだ。政権維持にとって危険水域と言える。過去に例のない経済危機にもかかわらず、迅速で効果的な政策もまるで見られない。いよいよ末期症状ではないのか。
 首相の郵政民営化見直し発言には、耳を疑ってしまった。四分社化された経営形態を見直すとの認識を示した上で、「内閣の一員として最終的に賛成したが、郵政民営化は賛成ではなかった」と明言したのだ。あえてうがった見方をすれば、閣僚の地位にしがみつくために本意を隠して民営化法案に署名したことにならないか。
 政治家としての信念と誇りはどこへいったのか。もし、自らの政治信条に合致しないなら、閣外に去るのが筋だろう。それが選良として、国民への責任の取り方だ。
 その郵政選挙で、与党は衆院で3分の2を占める議席を得たのではなかったか。その基盤の上に政権があることを、よもや忘れたわけではあるまい。近づく総選挙を前に、民営化見直しを主張する特定郵便局長会などを意識した発言だとすれば、あまりにも軽率だ。
 こんな首相の言動に、さすがに業を煮やしたのか、民営化を推し進めた小泉純一郎元首相が口を開いた。「怒るというより、笑っちゃうくらい。ただただあきれている」などと批判した。また、定額給付金についても「財源に関する第2次補正予算関連法案も、これが3分の2を使ってでも成立させなければならない法案だとは思っていない」などと述べたのだ。
 さらに「首相の言葉に信頼がなければ選挙は戦えない」と「麻生降ろし」とも取られかねない発言までしている。小泉氏の発言の真意は必ずしも明らかではないが、与野党問わず大きな衝撃を与えたのは事実だ。
 それにしても100年に1度の危機とされる状況下で、このような政治リーダーしか持てない国民は不幸と言わざるを得ない。「麻生降ろし」で死に体となれば解散か総辞職しかなかろう。そうなる以前に、予算にめどを付けた上で速やかに選挙で信を問うことだ。

4994小説吉田学校読者:2009/02/15(日) 21:44:24
>>4982
動画見ましたけど、これ大丈夫か、本当に。政治生命より生命そのもののほうを心配してしまう。
投薬的なものを外遊でさぼったからではないのか。推測だが。
NNNによりますと、AP通信が目を瞑っているところのズーム写真を世界に配信だそうです。

4995小説吉田学校読者:2009/02/15(日) 21:45:35
>>4994

>>4992の間違いでおます。私も笑えないなww


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板