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農業総合スレ

1とはずがたり:2003/08/06(水) 19:22
農業問題一般。土地制度その他

武部農相よ、農協を解体しよう!
http://kaba.2ch.net/giin/kako/993/993748216.html

武部農水相について語る・・・
http://kaba.2ch.net/giin/kako/1009/10090/1009030603.html

309とはずがたり:2006/10/16(月) 12:42:04
<幻のサツマイモ>埼玉・秩父市で太白収穫…間もなく初出荷 (毎日新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/farming/story/photo02mainichiF20061013k0000e040026000c/

 戦後の食糧難を救ったサツマイモとして年配者に人気のある「太白(たいはく)」の収穫が埼玉県秩父市の畑で始まった。1960年代中ごろまで東北の一部を除く全国で生産されていたが、ベニアズマなどの品種に押されて激減した「幻のサツマイモ」。甘くねっとりした懐かしい味が間もなく初出荷される。

 収穫作業を始めたのは同市阿保町の農業、飯島久さん(79)。飯島さんは65年前に父親から太白の栽培技術を学び、自家用に種芋を守ってきた。太白を紹介した昨年12月の毎日新聞の記事をきっかけに全国から注文が殺到。このため今年2月、13人で「ちちぶ太白サツマイモ生産組合」を設立した。飯島さんが組合長になり、休耕地など計約24アールで栽培。全国の消費者に1キロ700円で商品として初めて届ける。

 ただ、天候不順のため出荷できない小さな芋も多かった。飯島さんは「収量は予想の半分程度。1人5キロで受けた注文を3キロに減らさなければ」と少し残念そう。それでも「甘く懐かしい味を世に出せてうれしい」と笑顔で話した。[岡崎博]
[ 2006年10月13日15時31分 ]

310とはずがたり:2006/10/18(水) 00:32:41
<農家数>10年前の6〜7割の水準に落ち込む 06年
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061017-00000131-mai-bus_all

 農林水産省が17日発表した06年の農家数(2月1日現在)は「販売農家」(耕地面積30アール以上または販売金額50万円以上)が188万5000戸。このうち農業で生計を立てる「主業農家」は39万8000戸だった。10年前の96年と比べると、販売農家は72%、主業農家は60%の水準まで落ち込んだ。
(毎日新聞) - 10月17日21時20分更新

313とはずがたり:2006/10/21(土) 12:44:42

食べちゃうなんて「もってのほか」、山形で食用菊収穫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061019-00000514-yom-soci

 山形県寒河江市などで、食用菊「もってのほか」の収穫がピークを迎えている。

 赤紫色の花びらはシャキシャキとした歯ごたえとほのかな甘みが特長で、おひたしや天ぷらなどに調理される。「皇室の紋章を食べるなんて」「思いのほかおいしい」などの諸説に由来するという変わった名もあって、最近は首都圏の料理店でも人気を集める。

 山形県は、食用菊の生産量が1260トン(2004年)で全国1位。摘み取りに忙しい同市の氏家敬士さん(71)は、「旬の味と色を楽しんでもらえれば」。収穫は、11月中旬まで続く。
(読売新聞) - 10月20日0時45分更新

314とはずがたり:2006/10/28(土) 07:29:18
<中国>セロリ価格大暴落、付加価値作物「一辺倒」が裏目に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061027-00000009-scn-cn

 陜西省ではセロリ(注)の価格が大暴落したため、一部の農民はトラクターによる処分を始めた。2005年には1キログラム当たり1−1.4元だった価格が06年10月下旬には0.12元になったため、収穫しても諸費用を捻出しにくい状態だという。華商報が伝えた。

 陜西省の中でも、西安市閻良区は全国的なセロリの大産地として知られている。主な出荷先は上海市、湖南省、湖北省、河南省、安徽省などで、06年には5万5000トン程度の生産が見込まれていた。

 閻良区における05年のセロリの作付け面積は667ヘクタール余りだった。出荷価格が1キログラム当たり1−1.4元と高かったために、今年の作付面積は1400ヘクタールと、05年の2倍以上に達した。中国では付加価値の高い作物の栽培が奨励されていることも、作付け面積の大幅増につながったと考えられる。

 しかしセロリの価格は低迷し、10月1日の国慶節前後には0.4−0.6元、その直後には0.16−0.2元に急落。更に10月下旬には日によって0.12元程度にまで落ち込んだ。このため、収穫後の諸費用が捻出しにくくなったとして、トラクターを使ってセロリを畑で処分する農民も出はじめている。セロリの場合、保存が難しいので収穫後の値動きを見て販売することができないことも、処分の動きに拍車をかけている。

 一方、閻良区の近隣にある臨潼区交口鎮では、新規プロジェクトとして06年からセロリの大規模栽培を開始した。作付け面積は400ヘクタール程度だが1割程度が売れ残っているため、鎮政府は湖北省、四川省、河南省にスタッフを派遣して、値下がりの原因を調査すると同時に、できるだけ高値で買い付けてくれる業者を探している。

 陜西省でセロリの価格が暴落した原因には、作付面積が急増したこと以外にも、気候が不順でセロリの品質が落ちた上に、収穫期が1カ月近く遅れて、他の地域の出荷ピークと重なったことが挙げられている。また、今年は全国的に野菜が豊作だったことも、値下がりの原因になった。

 また、付加価値が高くても、単一の作物に集中しすぎるリスクを考慮すべきだとの意見も出ている。

注:中国語では「芹菜(Qincai)」。日本で多く食べられているセロリとは品種が異なり、茎が細めで緑が濃い。中国では炒め物に使うことが多い。(編集担当:如月隼人)

(サーチナ・中国情報局) - 10月27日18時53分更新

315とはずがたり:2006/11/16(木) 17:21:44

こういう試み応援したいけど自民党の強い鳥取県だからなぁ。。大学時代の同期は土建屋の常務もやってる…。

規格外のナシで清涼飲料水
2006年11月16日(木)14:02
http://news.goo.ne.jp/article/chugoku/politics/Tn200611160102.html?fr=rk
(中国新聞)

 鳥取中央農協(倉吉市)など鳥取県内の産学官約20団体でつくる「養生の郷食料産業クラスター協議会」(同市)は、県特産の20世紀ナシを使った清涼飲料水「鳥取の20世紀梨」=写真=を開発し、今月初めから販売を始めた。出荷時に除外され、本来は廃棄される規格外のナシを原料に使用。ナシは変色しやすいが、独自技術で補い、ナシ本来のみずみずしさを生かして青リンゴのような、さっぱりした味に仕上げた。

316今亜寿 ◆nlHjMum/8M:2006/11/16(木) 20:27:53
>>315
鳥取の東伯地域は昔から補助金を巧くイノベーションに
活用できた地域として有名ですね。


まあ全国規模からみたらレアケースなんですけど。

317とはずがたり:2006/11/20(月) 01:25:00
流石にリンゴの漬け物ではないようでw
参考→http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043561199/320-324n

「おぼこい林檎」本格売りだし
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000611190003
2006年11月19日

 「おぼこい林檎(りん・ご)」と名付けられた、青森市浪岡地区産のリンゴが、同市浪岡の道の駅なみおか「アップルヒル」で本格的に売られ始めた。従来からある品種が小ぶりに実ったもので、青森市が中心となり、昨年からブランド化を目指している贈答用のリンゴだ。佐々木誠造市長が九州でトップセールスを間もなく始める。市は「小さくてもおいしさは同じ」とPRするが、「おぼこい」という言葉のイメージに、地元には違和感を口にするリンゴ農家もある。
 「ご注意ください!!この林檎をかじると『純情』があふれ出します」。PR用のポスターのうたい文句だ。「おぼこい林檎」に使うリンゴは「サンふじ」と「王林」。11月上旬ごろから収穫が始まっている。販売を担うのは、市やアップルヒル、選果を担当する浪岡農協の関係者が参加して今年発足した「おぼこい林檎販売促進協議会」。市場では単価が落ちがちな小さなリンゴをブランド化し、農家の収入増につなげようという狙いがある。
 市農業政策課によると、同地区は、大生産地の弘前市や黒石市より北に位置し、リンゴの花の咲く時期が比較的遅く、生育期間が短くなるため、とれるリンゴは小ぶりのものが多いという。
 名前は同協議会に先立つ委員会が昨年9月から協議して決めた。津軽弁で「おぼこ」は「赤ちゃん」の意味。市農業政策課によると、「い」をつけて形容詞にし、「かわいい」や「小さい」という意味合いを込めたという。同課の担当者は「小さくてもジューシーで、日持ちもする。おいしさに変わりはない」と太鼓判を押す。
 販売は12月中旬ごろまで。価格はアップルヒルが販売する同じ重さの贈答用リンゴより、5キロあたり千円ほど安く、「サンふじ」「王林」ともに5キロ18玉で2650円、5キロ20玉で2500円。
 昨年4月に旧青森市と合併した旧浪岡町は、町の部では全国一のリンゴ生産量を誇っていた。合併して全国2位のリンゴ生産市となった青森市は、10年度の新幹線延伸を前に、リンゴを新市の顔にしたい意向だ。
 「おぼこい林檎」について、朝日新聞記者が浪岡地区の住民数人に聞いたところ「食べきれるサイズでちょうどよい」と歓迎する意見があった。アップルヒルによると、県外の客から「覚えやすい名だ」と好評だという。
 一方、リンゴ農家の中には、小さいリンゴをブランド化することに抵抗感もあるようだ。青森市議会の一般質問でも今年に入って数回、販売戦略について説明を求める質問や、なぜ九州で販売するのか疑問視する質問が出された。ある農業男性(67)は「農家は大きいリンゴをとるために朝から晩まで懸命に育てているのに、馬鹿にされているみたいだ。『おぼこい』と聞けば『未熟な』の意味。浪岡リンゴのイメージダウンになる」と怒る。リンゴ農家の中には「おぼこい林檎」の名前自体、知らない人もいた。
 試験的な販売だった昨年は約15トンにとどまったが、今年は初の本格販売で、昨年の2倍から3倍の出荷を目指すという。佐々木市長は25、26両日、鹿児島市の百貨店「山形屋」でトップセールスをする。

318とはずがたり:2006/11/20(月) 02:13:22
秋田大の鉱山学部に弘前大農学部。地域の特色を出せると良いですねぇ〜。福島大は行政社会学部(現在は学群に移行)が看板だが政争が県の特色?笑

リンゴ新品種「紅の夢」「みさき」登録へ
来年度退官の弘大塩崎教授 、普及に期待
http://www.mutusinpou.co.jp/news/06111604.html

 リンゴ「こうこう」の育ての親として知られる弘前大学農学生命科学部付属生物共生教育研究センターの塩崎雄之輔教授(63)が、かねてから研究・育成を続けてきた「紅の夢(くれないのゆめ)」と「みさき」を、年内にも新品種として国に登録申請する。手塩に掛けた2つのリンゴを手に、塩崎教授は「来年度で退官予定なので、その前に申請することにした。多くの人に作ってもらえるようになれば」と、将来的な普及に期待を寄せている。

 塩崎教授は1966年に助手として現在の弘大藤崎農場(藤崎町)に配属されて以来、一貫して同農場で研究に努めてきた。80年代からは新品種の育成にも取り組み、99年には甘くて日持ちの良い「こうこう」が品種登録された。
 今回申請を決めた2種類のリンゴのうち「紅の夢」は95年、紅玉にスターキングデリシャスを交配させできた実を選抜育成した。最大の特徴は果肉が淡い薄紅色であることで、ジャムやジュレに加工すると無着色でも鮮やかに赤く発色する。
 「岩手県の知り合いに教えたら『作ってみたい』という声が上がったので登録を決めた」と塩崎教授。食味は紅玉に似た甘酸っぱさがあり、加工用にうってつけで「普通のリンゴジュースと、これで作った赤いジュースを組み合わせれば、紅白セットになって縁起がいい」と期待する。
 一方の「みさき」は、「こうこう」と同時期に始まった研究で、ゴールデンデリシャスに弘大1号を掛け合わせてできて以来、特性調査を続けてきた。ジョナゴールドなどと同じ3倍体で果実が大きいが、甘みと酸味のバランスが良く「生で食べておいしい」(塩崎教授)。黄色い果実のため、着色管理の手間も掛からない。
 塩崎教授は「数年前、その年に日本で一番多く付けられた女の子の名前が『みさき』だった」と命名の由来を明かし「弘前、藤崎、塩崎の3つのサキを含むと教え子が言ってくれ、とても気に入っている」とにこやかに話した。
 「紅の夢」「みさき」は、年内に農林水産省へ申請書類を提出予定。来秋に農地審査が行われれば、08年春にも品種登録される見込み。四半世紀にわたり、新品種育成に尽くしてきた塩崎教授は「せっかく今までいろいろリンゴについて研究してきたので、登録品種として大学に残したい」と話した。

319とはずがたり:2006/11/20(月) 02:20:04
>>316
そうなんですか。知りませんでした。
調べてみるとこんなのが引っかかった。

補助金を徹底的に利用して成功した鳥取・東伯農協のブロイラーインテグレーション(立花隆)
http://homepage.mac.com/naoyuki_hashimoto/iblog/C1084425330/E1870936162/index.html

立花隆『農協』第3章。これもなかなか興味深いケーススタディーだ。補助金の仕組みを研究しつくし、専門のスタッフ16人を使って補助金獲得に走る農協。補助金を取ってくるための説明資料の厚さは優に1メートル。おかげで商社が主導権を持つブロイラー事業だが、この農協は勝ち残っている。でも補助金のおかげとは……。

養鶏業は日本の農業のなかで数少ない国際競争力を持つ部門である。おかげで日本の鶏肉とタマゴの値段は主要先進国の中でもむしろ低い方だろう。日本で生産者に「ぼられずに」食事をしようと思えば、唯一親子丼(ただしメシ抜き)を食べることなのである。これは日本の商社の貢献であり、国民に対して誇ってもよいことである。農業でありながら、事業への外部からの参入を認めていたことがこれだけの競争力向上につながった。

この章での抜き書きを二三:

ブロイラーは、技術七割、施設三割。難しいけど努力がちゃんと報われる。
ブロイラーには割りに脱サラ組が多くて、新宿のコンピューター会社にいた技術者とか、タクシーの運転手とか、自動車部品会社の社員とか、いろんな人がいる。
この農協のコメはいまやわずか6%を占めるに過ぎない。日本のほとんどの農民がコメ依存を続け、米価闘争にかまけている間に、此処の農民達はどんどん農業構造を変えて、コメに頼らずとも食っていける農業をつくってきた。
ブロイラーは、農業の中で唯一農外資本にヘゲモニーをとられ、そのため仮借なきコストダウン競争が行われ、徹底的な合理化が行われた結果、国内価格と国際価格の開きのない唯一の食肉である。
現在ブロイラーの七割は企業の支配下におかれ、農協系列は18%しか支配していない。
その中で東伯農協が構造改革できたのは、みごとなまでの補助金の利用である。53年度をとっても、事業細目にして30,事業費をあわせて20億円の補助事業がある。
たいていの補助事業は二分の一が補助金。しかしこの農協の場合、残りの五分の四を農業近代化資金の借り入れに頼っている。利子が安く三年据え置きの十五年払い。これで自己資金の十倍の事業展開が可能に。
一つの事業を展開するのに、さまざまな補助金をつなぎ合わせるノウハウもある。
これ専門の農地開発課というのを設置。課員は16人。膨大な書類を用意する。農水省のそれを全部積み上げたらおそらく1メートル以上になるだろう。
農水省は日本の農業の構造改善をするのだと言って湯水のように補助金を使ってきたが、この二十年、日本農業のコメ依存度は47%から39%に減っただけだ。55年度の農水省の補助金総額は2兆3000億円。実効が上がらないのは農業補助金が農水省の課単位、更に課の中の係、班の単位で所管され、ばらばらに使われているからだ。
農水省は農業という病める巨像を群盲の医者がなで、それぞれ勝手に処方箋を書いては、金に飽かせて購入した薬を薬の相互作用、副作用を考えずに押しつけ、その結果、巨像の病気をますます悪くしているようなものだ。

補助金を全廃して、農外資本の参入を認め、競争原理を導入する以外ないね。補助金をもらうのに高さ1メートルの書類作成とは、いくらなんでも紙の無駄だ。

でも、養鶏業に都会のサラリーマンたちがどんどん参入しているというのが、すごいことだ。だから養鶏業では国際水準の生産性が実現できた。しかし、コメ作りに都会人が参入しようとしても絶対に不可能だ。この辺に現在の農村の生産性の低さの根本的な原因がある。第四章では、いよいよ日本のコメ作りの問題点に立花隆はメスを入れる。請う御期待、次回のブログ。

321とはずがたり:2006/12/04(月) 02:14:45
今年は何㌧よ?農業よりも漁業の方が肉体的にも過酷でしょうからねぇ。

国内漁獲量、17年に500万トン割れへ=資源減少で60年ぶり−水産庁試算
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061203-00000037-jij-pol

 水産庁の試算によると、養殖を含む魚介類の国内漁獲生産量が2017年に470万トンと、1950年代後半以来60年ぶりに500万トンを割り込む見通しであることが3日明らかになった。ピークの1984年(1206万トン)の半分以下の水準だ。イワシなど水産資源の減少に、高齢化や後継者難による漁業従事者の減少が、追い打ちを掛けているという。 
(時事通信) - 12月3日21時1分更新

323とはずがたり:2006/12/08(金) 22:53:07
水田が油田に? コメからバイオエタノール
2006年11月10日http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042778728/589-590n

国産バイオエタノールの原料導入スケジュール
http://0bbs.jp/tohazugatali/img86_3

324とはずがたり:2006/12/10(日) 13:06:10
工夫してるねぇ〜。けど消費者のハートを掴むのはコンビニ各社が苦労してる様に難しいでぇ。

来春、コンビニをオープン JA秋田やまもと、地産地消の拠点に
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20061210d

 JA秋田やまもと(米森萬壽美組合長)が来年3月、三種町鹿渡の国道7号沿いにある本店駐車場内に、地元産の無添加食材で調理した弁当や総菜、米粉で作るパンなどを販売するコンビニエンスストア「JA(ジャ)ンビニ(仮称)」をオープンさせる。

 同JA本店で9日に開かれた食農実践拡大会議で報告された。店舗外装のデザインや店名の考案には地元の中学生も協力。地域の伝統的な家庭料理を作る主婦たちも味の開発に加わるなど、地域力を結集したコンビニとなりそうだ。

 JAンビニは、学校給食への地場食材提供や、地域の主婦らを集めた伝統食作り名人「グランママシスターズ」を組織するなど地産地消活動で独自の取り組みを展開しているJA秋田やまもとが、新しい食の発信店として考案。安全安心にこだわった食の提供を目的としている。

 生産者と直結した食材を仕入れることができるJAの独自性を生かし、弁当や総菜はすべて無添加の食材を使用。これまでの食材宅配事業を生かし、企業や、買い物が不自由なお年寄りを対象とした弁当の宅配も行う。


(2006/12/10 10:20 更新)

325とはずがたり:2006/12/10(日) 13:18:07
2006年12月9日(土)
横浜側が森林組合の合併議案可決
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/20061209090452.asp

 横浜町森林組合(二木清組合長)は八日、同町の洗心閣で臨時総会を開き、東北町森林組合との合併に関する議案を賛成多数で可決した。しかし、合併条件の一つとなっている横浜町側の組合員の増資などに対し、役員を含む反対者が依然おり、合併までに解決の必要な課題を残した。

 総会には役員、来賓のほか、組合員ら十一人が出席。正組合員二百八十三人のうち、二百人以上の組合員が委任、または書面による出席だった。議案は(1)合併の承認について(2)合併基準日現在の財産目録および貸借対照表、財産の移動について(3)事業計画書の承認について−などで、投票の結果、いずれも百九十票と三分の二以上の賛成で可決した。一方、反対・棄権は三十二票だった。

 東北町、横浜町両森林組合は十一月二十四日、合併に向けた予備契約調印済み。来年四月一日の合併を目指しており、東北町森林組合は二十日、横浜町側と同様の臨時総会を開く。合併は東北町側が横浜町側を吸収する形。大幅な黒字の東北町側に比べ、横浜町側は赤字基調であるため、同町側の組合員一人五十口・五万円を増資する−などの合併条件がある。

326とはずがたり:2006/12/12(火) 12:40:56

鳥取は自分らで巧く行ってるから独自路線?と思ったが山口・鳥取は県単位でAコープ経営してないのか。

3県のエーコープ4月に合併'06/12/12
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200612120023.html

 スーパーのAコープを運営し、県域を越えた広域合併に向け準備を進めているエーコープ広島(広島市西区)エーコープ岡山(岡山市)エーコープしまね(松江市)は11日、合併時期を2007年4月とし、新会社「Aコープ中国」を設立すると発表した。共同仕入れによるコスト削減などで地場スーパーに対抗し、新規出店も検討。県単位での運営組織がない山口、鳥取両県内のAコープも将来的に統合を目指している。

Aコープしまねが広島、岡山両Aコープと合併
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=335348006

 島根県内に三十三店舗のスーパーを展開するJAグループのエーコープしまね(島根県斐川町)と、エーコープ広島(広島市)、エーコープ岡山(岡山市)が対等合併することで、十一日までに合意した。規模拡大による商品調達、運送の効率化や管理コスト圧縮で経営基盤の強化と競争力向上を図るの狙い。新社名を「Aコープ中国」として、来年四月の設立を目指す。

 Aコープは、国産農産物を優先して取り扱うなど、JAグループの特色を生かした店舗運営を進めているが、大型店やコンビニエンスストアの出店攻勢に遭い、各地で競争が激化。

 Aコープ事業を統括する全国農業協同組合連合会(全農)が、全国で広域会社設立を推進しており、三社は、四月から具体的に合併を協議していた。

 島根県内では、各JAが直接、生活店舗を運営していたが、共同仕入れによる店舗運営の効率化を図り、JA全農島根県本部と店舗を持つ五JAが出資し、一九九九年にエーコープしまねを設立した。

 さらに県境を超えた合併で、管理・運営コストを圧縮し、大量仕入れを、商品調達費の削減に反映できると判断。県特産の農畜産物の販路も山陽側に広がると期待している。

 現在、エーコープしまねは、三十三店舗を直営しており、昨年度の売り上げは百六億円で、従業員数はパートを含め四百二十七人。このうち、二十四店舗、約三百五十人が新会社へ移行する。

 新会社へ合流しない県内の九店舗の存続については、各JAが直営する案を軸に、来年四月までに決定する。

 Aコープ中国は、広島市に本社、斐川町と岡山市に事業所を置き、資本金は三億六千九百万円。来年度の売り上げ目標を三県で二百三十億円、島根県内で九十九億円に設定、三県で五十五店舗を展開する。

328とはずがたり:2006/12/18(月) 21:03:09
どっちにせよ日本が乱獲してたのは事実なんですな。
>オーストラリア側は一九九六年から二〇〇五年の間に計十万七千五百三十一トンのマグロが過剰に漁獲されていたとした。日本側の試算は九万千四百二十一トンとやや少なかったが、ともに長期、大幅な過剰漁獲があったとの点では一致した。

ミナミマグロ
日本 過剰漁獲10万トン
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20061218/mng_____sya_____005.shtml

 日本やオーストラリアが加盟する資源管理機関「みなみまぐろ保存委員会(CCSBT)」の規制を超えて漁獲され、日本国内で売られたミナミマグロの量は、一九九六年から二〇〇五年までの間に十万トン前後に上る、と試算したCCSBTの独立調査委員会の内部報告書が十七日、明らかになった。報告書は日本漁船による過剰漁獲の可能性を指摘している。

 これまで水産庁が認めている日本漁船の過剰漁獲は昨年の千八百トンだけ。日本の研究者も加わった今回の検討で、これよりはるかに大規模な日本の違法漁獲の疑いが示されていたことになる。

 関係者によると、オーストラリアは十月、宮崎市でのCCSBT会合で、この結果を基に「日本が長期間、マグロを密漁してきた」と非難。これが、今後五年間にわたり日本だけが漁獲枠を約六千トンから三千トンに半減を迫られるという会議の結論の背景になった。

 調査委は「日本国内で売られるミナミマグロの量は、年間の漁獲枠よりはるかに多い」とのオーストラリアの指摘を受けて、CCSBTが今年設置。日本とオーストラリアから二人ずつの計四人の専門家が参加し、輸入データや国内の販売量などを詳しく検討した。

 オーストラリア側は一九九六年から二〇〇五年の間に計十万七千五百三十一トンのマグロが過剰に漁獲されていたとした。日本側の試算は九万千四百二十一トンとやや少なかったが、ともに長期、大幅な過剰漁獲があったとの点では一致した。

332とはずがたり:2006/12/23(土) 11:40:12
内外価格差の何割かは品質差で埋められるのであろう。
輸入自由化は付加価値の低い農家を鍛えるのだ。

中国へのコメ輸出解禁へ
農産物輸出拡大に弾み
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2006120500205&genre=A1&area=Z10&mp=

 安倍晋三首相が今月中旬、フィリピンで開かれる東アジアサミットの際に見込まれる日中首脳会談で、日本から中国へのコメ輸出解禁を要請することが5日、明らかになった。中国側も前向きに応じる見通しで、日本政府が掲げる農林水産物の輸出拡大に弾みがつきそうだ。

 中国の著しい経済成長で富裕層が増え、すしなど日本料理の人気が高まっている。コシヒカリやあきたこまちなどの銘柄米の輸出が本格的に始まる可能性がある。

 10月の日中農業担当省次官級の定期対話で、農水省の小林芳雄事務次官がコメ輸出の早期実現を要請、「事務レベル協議は(輸出に向け)最終段階」(日本の農水省幹部)に来ている。日中の外交関係改善を背景に「首脳会談で中国側は応じる姿勢を示す」(日本政府筋)との見方が強い。

 日本は2003年初めまで中国にコメを輸出していたが、年間数トンと極めて限定的な量だった。03年2月に「貯蔵米で発生する日本特有の害虫が確認された」とする検疫上の理由で中国が輸入を止めて以来、禁輸状態が続いている。

 日本のコメの小売価格は中国産に比べ10倍以上になるとみられるが、農水省は輸出されれば大きく伸びる可能性があるとしており、実務者協議を続けてきた。
 政府は、農林水産物などの輸出額を13年までに現在の3倍に当たる1兆円規模に増やす目標を掲げている。コメについては現状で全体の0・2%程度で、台湾やシンガポールなどで現地の日本人や富裕層向けに輸出実績がある。(共同通信)

333とはずがたり:2007/01/07(日) 12:45:22
素晴らしいね。合併しない街がこうして全国のお手本になるのは。合併した街も公共事業減らして矢祭のようhな自分らで街づくりをするという気概を持って欲しいねぇ。
それにしても朝日の記事に文字化けが見られるのは何だ??

工事減り農業兼業
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000701060005
2007年01月06日

 町境の矢祭町中石井の国道118号沿いに「佐川建設」の看板がかかる。佐川泉社長(46)の妻ミサ子さん(44)がせわしなくなるのは、決まって晴れた日だ。

 この日も、ミサ子さんは会社から軽自動車に乗り、すぐ裏の10棟が建つビニールハウスに車をつけ、イチゴの収穫を始めた。いつものパートの3人は休みだった。

 佐川社長がイチゴでいっぱいのトレーを車に積み込み、「今日、社員は道路工事の現場。収穫は手伝えないんです」。
    ■     ■
 イチゴの栽培も佐川建設の業務だ。新鮮課と部門名を付け、年から始めた。ミサ子さんが先頭に立ち、女性社員3人が収穫作業、男性社員人はハウスの配管の敷設や整備などを担当する。ほかの農家のハウス建設も請け負う。お手の物だ。

 作付面積は計30アール。05年に17アール分増やした。社員が農作業をするのは、雨などで現場が休みだったり、仕事がなかったりするときだ。

 「公共事業削減で建設業界は厳しい。仕事がない時にどう社員を食わすか。考えついたのが農業だった」と佐川社長。

 なぜ、イチゴなのか。同社で苗作りと土作りをするのは4〜6月だといい、ちょうど公共事業が減る時期と重なることが大きな理由だった。社員には農家出身者も多かった。

 町自立課によると、町の普通建設事業費は、ピークだった95年の28億6千万円から減り続け、05年度は3億5千万円だった。

 同社がイチゴの栽培を始めた年、まだ、町では10億円前後の公共事業の予算があったが、佐川社長は「将来は分からない」と決断した。社員全員が賛同したという。

 佐川社長の決断に、ミサ子さんも最初驚いた。「でも、やってて良かった。先見の明があったんでしょう」と夫を見やった。

 ただ、そんな佐川社長も、ミサ子さんが認定農業者の資格を取るほど農業にはまるとは思わなかったようだ。

 イチゴの売り上げは本業の1割程度だが、佐川社長は「社員の給料を払えるもうけがあればいい」と話す。
    ■     ■
 町は、かつてコンニャクの産地として知られたが、今では10戸しか栽培していないという。地元農業を引っ張るのがイチゴだ。

 町内には休耕地が目立つ中、農家から「土地を使わないか」という申し出もくる。来季は休耕地を使い、栽培面積を2倍にする。

 「建設会社が農業なんて」という同業者からの批判はなくなった。今後も公共事業の伸びは期待できないが、佐川社長は悲観していない。

 「将来は、農業が売り上げの大半を占めてもいい。だが、地域に建設業は必要。建設業の看板を掲げ続けるための農業です。役場も職員を減らして頑張っている。業界も待っているだけの時ではない」
     ■     ■
 「合併しない宣言」からの5年間で、町の道路や公共施設の整備に遅れが出ていると「感じる」は38%で、「感じない」は55%。(朝日新聞の世論調査から)

335今亜寿@ ◆nlHjMum/8M:2007/01/08(月) 20:19:53
最大のバラマキですね…
自民の農政が土建屋と農協に吸い取られたとすれば、
民主のこのやり方は税金使った農家の買収ですよ、これは。

どっちにしろ日本の農政は政治家と官僚のオモチャになっている
構造には変わらず、(小数の)篤農家はとっくにノンポリなんでしょうか。

336とはずがたり:2007/01/18(木) 19:49:40
よだきいは大分のイメージだが,そもそもよだきいからチキン南蛮を買うってのも論理的に破綻してる様にも聞こえる。

トリ”越し苦労…名物チキン南蛮、飛ぶように売れ (夕刊フジ)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/miyazaki/story/18fuji320070118015/

 養鶏場で約1万2000羽の鶏が高病原性鳥インフルエンザに感染していたことが発覚した宮崎県。県の主幹産業を揺るがす大問題とあって、行政や関連業者の対応は素早く、今のところ、目立った風評被害も報告されていない。それどころか、県内では名物「チキン南蛮」の売り上げが好調で、関係者も県民の反応に驚いている。

 「事件発覚時は、うちの『チキン南蛮』も敬遠されるのではないかと不安だったが、むしろ売り上げは伸びている」と意外な展開に胸をなで下ろすのは、宮崎県のレストランチェーン「おぐら」の大瀬店店長。騒動以前、同店のメーンメニューの「チキン南蛮」は、日に120食が平均だった。ところが、騒動発覚後、オーダーが相次ぎ、12日からの3日間は1日140食近く売り上げたという。

 また、同じく「チキン南蛮」が評判の日向市の「レストラン日向灘」の店長代理も、「鹿児島産の鶏を使用しているのもあるが、騒動の影響はまったくない」と喜ぶ。

 確かに、病原体を持った鶏の肉や卵を食べた人間が感染した報告事例はなく、加熱された加工品なら安心だ。しかし、頭では理解しても、鶏肉製品は控えてしまいそうなもの。事実、平成16年、山口県などで発覚した際の風評被害は深刻だった。「食肉や鶏卵はおろか、加工品の消費量もがくんと減った。騒動発覚から1カ月で1160件もの問い合わせが殺到し、消費者は非常に敏感になっていた」(山口県畜産推進課担当者)

 もっとも、今回はそんな教訓が生かされた。宮崎県農林水産部畜産課担当者も「防疫体制は徹底していた。昨年末にもこうした事態に備える会議を行い、職員の危機意識は高かった」と話す。鶏の異変を察知した業者や事件発生後の行政の対応も迅速で、「すぐに鶏ほか、病原体を持つ恐れのある物品などの移動を制限し、15日には感染した約1万2000羽の焼却処分も始めた」という。

 その一方、「テレビやラジオの県政番組で安全性を告知している。新聞各紙にも載せる予定」(同)と風評被害の対策も万全だ。東京都中央卸売市場でも、モモ肉がキロ670円前後、ムネ肉キロ約230円前後、鶏卵もMサイズ約145円前後での取り引きが続き、事件前後で大きな乱れはない。

 これを後押しするのが、「ヨダキィ(面倒臭い、億劫だ)」という方言で象徴される宮崎の県民性だ。『県民性は7392通り!』などの著書がある県民性研究者の第一人者、矢野新一氏は、「宮崎県民は、大らかでのんびり屋が多く、人柄も温かい。『チキン南蛮』も、むしろ品薄になる前に食べておこうというぐらいのおっとりした気質がある」という。

 また、県民1人当たりパチンコ台数全国一を誇る同県のギャンブル精神を例に挙げ、「考え方がギャンブル的で、不運に見舞われてもそれはそれでしょうがないという割り切ったところがある」と分析する。

 ちなみに山口県民は、「保守的な性格の持ち主が多く、とりわけ女性は、流行に敏感で堅実かつ慎重」(同)という。

 ヨダキィ精神でぜひともこの危機を乗り切って欲しいものだ。
[ 2007年1月18日16時38分 ]

337とはずがたり:2007/01/18(木) 19:52:35
>>335
自民も民主も駄目だという批判だけでは建設的ではないですな。具体的な提案求む。

339今亜寿@ ◆nlHjMum/8M:2007/01/20(土) 13:18:52
>>337
ダメなものをダメというのは、「自民だからダメ」「野党なら自民よりよい」
という価値観(逆もまた真)よりよほどまともだと思いますが。

340とはずがたり:2007/01/20(土) 13:24:09
>>339
俺は高踏的に斜に構えて皮肉ばかり云ってるよりは愚直に「自民だからダメ」「野党なら自民よりよい」って云ってる方がマシだと思ってます。

341今亜寿@ ◆nlHjMum/8M:2007/01/20(土) 13:38:09
なるほど、すでに「心情」「情緒倫理」レベルで
政治を考えている方には私は言うべき言葉はありません。

心情倫理主義者とは同じ心情を共有しない者にとっては
独善者の謂なものにしか過ぎませんしね。
単純な情報交換に徹しましょうかね。

342とはずがたり:2007/01/20(土) 13:42:32
我が言動を心情倫理主義者と解釈されるならそれで結構。残念ですけど。

343とはずがたり:2007/01/21(日) 13:06:41
面白いですね〜。琵琶湖でもやったらどうか?琵琶湖はブラックバスの絶滅を狙ってるから駄目か?

ブラックバスを肥料に 県秋田地域振興局、今春にも野菜栽培へ
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20070120j

 ブラックバスなど水揚げしても商品にならない八郎湖の魚を魚粉肥料として活用しようと、県秋田地域振興局は外来魚などの利用化事業を本格的にスタートさせる。既に魚粉肥料の試験加工に成功しており、今後は県内の農家や研究団体、野菜を扱う流通業者らと検討した上で、早ければ今春から大潟村の農家グループの野菜栽培に試験活用する。

 同振興局は「外来魚駆除で生態系も保全でき、地域資源の循環で有機農産物に付加価値がつけられれば地域振興になる」と期待している。

 事業は、未利用魚の体に含まれたチッ素やリンなど八郎湖の富栄養化の原因物質を間接的に回収して八郎湖の水質浄化を図る狙いもある。

 成分分析の結果、3大要素のチッ素、リン、カリの分量、安全性とも問題なかった。魚の3割はブラックバスで、他はコイやフナ、ライギョだった。新年度は魚粉肥料2トンの製造を目標に、製造経費の算出、野菜の品質効果の実証とPR販売などを行い、ビジネスモデルの構築を進める計画。同振興局は「モデルがうまくいけば、未利用魚活用を広げたい」としている。

(2007/01/20 13:04 更新)

344片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/21(日) 13:32:49
>>339-342
傍から見てると、到底分かり合えないと思えるので、それがいいでしょう。

>>343
越前くらげとブラックバスは、ビジネスモデルに取り込めればいいな、という感じですね。どこか頭の片隅に、食いたくない感がありますけど。

345とはずがたり:2007/01/21(日) 13:57:53
いつかも仰ってましたねぇ>越前くらげ
しかしブラックバスは元来は食用として入ってきたのではなかったしたっけ?食欲の湧かない越前クラゲともども肥料なら解決ですな〜。

346とはずがたり:2007/01/24(水) 00:31:03
京都に続け…「伝統野菜」に復活の芽
2007年01月20日17時25分
http://www.asahi.com/life/update/0120/009.html

 全国の自治体が、「伝統野菜」の復活に乗り出し、大都市圏に売り込みをかけようとしている。「仙台白菜」や「長崎赤かぶ」など味や形に特徴があり、地域で古くから栽培されていたが、大量生産・大量消費の時代に消えていった野菜たちだ。東京などの都市消費者に定着すれば、京野菜のようにブランド化も夢じゃない。野菜農家を活性化する商品になるか。

全国の主な伝統野菜http://0bbs.jp/tohazugatali/img13_19

 普通の春巻きと思っていたら、皮は「仙台白菜」だった。やや小ぶりで、白い芯の部分も口の中でほろりととろけるほど軟らかい。

 仙台市の農家レストラン「もろや」では、00年から、宮城県の指導で、自家栽培した仙台白菜や仙台曲がりねぎなどの伝統野菜料理を出している。雑誌にも紹介され、平日も東京や横浜からの女性客でにぎわう。

 同市のしにせ青果店「今庄青果」は05年から、仙台伝統野菜を販売している。庄子泰浩専務(45)は「伝統野菜をPRして、少しでも農家を支援したい」。

 徐々に人気が出て、昨年11月には、千葉県浦安市のホテルで、仙台雪菜(ゆきな)を使った中華料理が登場した。

 秋田、福島、新潟など全国の自治体が続々と、伝統野菜の復活に取り組み始めている。

 埼玉県は今年度から、「埼玉青なす」など5種を中心に、農家に生産してもらうための栽培マニュアル作りを始めた。栄養やおいしさを示す成分の分析もする予定だ。

 長崎市は昨年11月、「長崎赤かぶ」など6種を紹介するパンフレットを作製している。

 各自治体が意識しているのは東京など大都市市場だ。東京の野菜卸売り大手「東京青果」によると、約3年前から、伝統野菜を販売する百貨店や高級食材店が増えてきた。

 最大の成功事例は京野菜だ。日本橋高島屋(東京都中央区)は04年、京野菜専門の青果店「八百市」(京都市)を誘致。みず菜や壬生(みぶ)菜など常時10種類以上の京野菜をそろえる。聖護院(しょうごいん)大根1玉580円、九条ねぎ1袋250円などやや割高だが、売り上げは前年比15%増だ。

 同店は「京野菜は高級食材として認知されてきた。目も舌も肥えた顧客のニーズに応えた」という。伊勢丹系列の高級スーパー「クイーンズ伊勢丹」や千葉の「エコ・ピア」でも、京野菜はすでに定番商品だ。

 伝統野菜に力を入れる背景には野菜農家の危機感がある。後継者不足や収益の悪化による離農で、04年の野菜の作付面積は約52万ヘクタールと、ピークだった92年より20%も減少。国による品目ごとの価格補償も07年度から見直され、零細農家は苦境に陥る。

 だが、伝統野菜で利益を出すのは容易ではない。2年前から仙台雪菜を生産する大友一雄さん(62)は「葉の長さがふぞろいで困った」と嘆く。大量生産の野菜は、流通の段ボール規格にあわせて大きさが均一になるように種子が改良されている。だが、伝統野菜はサイズもばらばらだ。

 食材宅配会社「らでぃっしゅぼーや」(東京)は全国の農家と提携し、伝統野菜を約500セット販売しているが、安定供給できず、内容を変更することもあるという。

 そもそも「伝統野菜」の定義もあいまいだ。現在、日本で生産・販売されている野菜は約140種類と推定されるが、伝統野菜として何種類あるのかはわかっていない。

 地方独自の野菜は70年代以降、大量生産重視で品種改良や交雑を繰り返した。その結果、現在わずかに残っている種子は、農家が自家採取を続けてきたもののほか、種子メーカーから仕入れるケースも多い。

 そのため、京都府や大阪府などは独自の伝統野菜認定制度をつくっている。岐阜県は「少なくとも1945年以前から栽培され、県の気候風土による特性があること」などを条件に審査し、認証マークを交付している。

 全国農業協同組合連合会の元技術主管で「地方野菜大全」を監修した芦沢正和さん(76)はこう話す。「自治体が伝統野菜を奨励するのは歓迎だが、広範囲で消費されるようになると、どこでも栽培できるように改良され、固有の良さが失われる危険がある。県内消費を重視し、県外での流通は一定量に限る仕組みが必要ではないか」

347とはずがたり:2007/01/25(木) 02:25:27
ほんとに日本と韓国って似てますねぇ。
江華島事件じゃないけど日本がアメリカにされたみたいに韓国に牛肉市場の開放を迫るなんて無いかなw

Q.世界1牛肉の高い国は? A.「焼き肉の国」韓国
2007年1月24日(水)06:14
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/m20070124018.html

 【ソウル=久保田るり子】韓国の牛肉が国際労働機関(ILO)の調査で世界一高額とわかり、焼き肉の国を自認する国内で、ちょっとした驚きが広がっている。昨年末に発表された「職業、賃金および食料品の価格統計」(ILO)によると、2005年10月基準で韓国の牛ひれ肉平均価格は、1キロ当たり56・44ドル(約6850円)。これは経済協力開発機構(OECD)加盟国を含む主要国のうち最も高く、米国の8・94ドル、英国の11・15ドル、イタリアの10・36ドルと比較して5〜6倍。食肉が高額な日本(40・50ドル)と比べても約15ドル上回った。

 韓国で国内高級牛といえば「韓牛」と呼ばれる茶色のアジア系食用牛だが、現在は慢性的に供給が不足している。畜産農家が小規模なことに加え、流通マージンが高いことが原因で、100グラム7800ウォン(約1000円)の値をつける。ちなみに韓国の食用牛は現在、54%を輸入に依存している状態だ。

 牛肉市場をめぐっては、米国との米韓自由貿易協定(FTA)交渉も難航し、問題のひとつになっている。米国は骨付き牛肉を含む全牛肉市場開放を求めているが、昨年、韓国が禁輸を解いた直後に骨が混入した肉が見つかるなど、BSE(牛海綿状脳症)対策の折り合いはついていない。食用牛の半分以上を輸入に頼るだけに国内では「お肉の値段」は、まだ注目を集めそうだ。

348とはずがたり:2007/01/25(木) 06:36:36
こいつも肥料ですかねぇ?それとも食べちゃいます?>片言丸氏

今冬なぜか4例目、出雲の漁港でダイオウイカ水揚げ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070124-00000515-yom-soci&kz=soci
1月25日2時1分配信 読売新聞

 島根県出雲市の田儀港で足を含めた全長6・73メートルの「ダイオウイカ」が見つかり、24日、研究のため東京・上野公園の国立科学博物館に運ばれた。

 同博物館によると、日本海沿岸では2年に1匹程度しか揚がらないが、昨年12月から4例目となり、同博物館の担当者は「特異なことで、はっきりした理由はわからない」と首をひねっている。

 イカは胴長1・35メートル、重さ70キロ。出雲市の漁師、田中久義さん(72)が23日夕に港に戻る途中、海面に漂っているのを発見した。既に死んでいたが、比較的新しい状態だったという。

 ダイオウイカは温かい海域の水深600〜1200メートルに生息。同博物館によると、沖縄周辺のイカが対馬海流に流され、日本海の水の冷たさで弱って浮いてきた可能性があるという。


最終更新:1月25日2時1分

349片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/25(木) 10:53:25
>>348
さては、まずいことを知ってますね!

http://homepage3.nifty.com/nishimura_ya/kaito/daiou.htm

暴れるダイオウイカ 世界初の動画撮影 国立科学博物館
http://www.sankei.co.jp/culture/kagaku/061222/kgk061222001.htm

 マッコウクジラが集まる小笠原諸島の沖で、国立科学博物館などの研究者グループがダイオウイカを釣り上げ、海面で暴れる様子をビデオカメラで撮影。その画像を22日、同博物館の窪寺恒己室長(動物第三研究室)が発表した。世界初のダイオウイカの動画として、国際的な注目を集めることになりそうだ。

 このダイオウイカは、胴体の長さが1.4メートル。腕の先までだと3.5メートルの大きさで、重さは約50キロ。最も長い触腕が切れていたので、これがあると7メートルに達したと推定されている。この種としてはやや小振りで、成熟前の雌だった。

 今月4日の正午前、弟島に近い海域で水深640メートルの中層に下ろしていた調査用の漁具にかかった。現場にいた窪寺室長によると、生きているときの体色は、背側が明るい赤褐色で腹側が白。

 漏斗と呼ばれる推進用の噴射口から海水をいきおいよく吐いて暴れた。

 深い海にいるダイオウイカは、筋肉中に軽いアンモニア類の詰まった小胞を多数備えている。それで浮力を得て中深層を漂うように暮らしていると考えられていたが、実際にはかなり強い遊泳力を備えていることが証明された。

 窪寺室長によると、暗い海中で暮らすダイオウイカは視力も発達しているらしく、今回の個体の眼球は直径14センチの大きさだった。

 世界の中緯度海域の中深層には、ダイオウイカをはじめとする膨大な量の大型頭足類が生息しているらしい。今回の調査は、その研究の一環だった。小笠原の海には大型イカを求めてマッコウクジラが現れる。

 捕獲したダイオウイカは標本として国立科学博物館に保存され、DNAに基づく分類学の研究などに役立てられる。

 食味については、冷凍標本の残りで試したところ、最初のうちは食べられたが、解凍から時間がたつときわめて不味になったということだ。

(2006/12/22 23:25)

350片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/03(土) 10:18:46
食べたことないような気がします。どんな味なのかな?

原虫寄生の韓国産ホヤ種苗が宮城流入 感染の危機
http://www.kahoku.co.jp/news/2007/02/20070203t13033.htm

 全国一のホヤ産地として知られる宮城県内の養殖場に、感染症の恐れがある韓国産ホヤの種苗が搬入されている疑いが強まった。韓国ではホヤの大量死が発生し、韓国の研究機関が感染症との因果関係を指摘している。近年、韓国向け輸出が急増し、産地では深刻な種苗不足が起きており、解消策として搬入されたとみられる。感染すると産地崩壊の危険性もあり、県内の水産関係者は「水際で食い止めるしかない」と危機感を強めている。

 関係者によると、宮城県漁連などが1月上旬に行った調査で、韓国産のホヤ種苗が県内に輸入されたことが確認されたという。

 韓国のホヤには以前から、ある程度の大きさになると殻皮が溶ける「奇病」があり、1994年に4万2000トンあった養殖生産量が10年後にわずか10分の1に激減した。

 この事態を受けて韓国の国立水産研究所は研究を続け、昨年9月に研究成果を発表した。感染は「パラミクサ類」に属する原虫(原生動物)の寄生によるものと考えられている。ホヤの血球の中で増殖し、感染したホヤは殻皮の弾力を失って破裂する。研究では死亡したホヤ30個すべてに原虫が確認されたという。

 宮城県は特産品を守ろうと2年前から韓国産種苗を使わないよう指導してきた。県産ホヤは金華山以北の沿岸部で採苗から収穫まで3、4年の歳月をかけ養成され、生産量は1万1486トンと全国の76%を占める。

 今回、搬入の背景にあるのが韓国でのホヤ人気だ。韓国向けの輸出で県産種苗が品薄となり、種苗の価格は従来の700―1000円から昨年は1400円に跳ね上がった。ある養殖業者は「いい値段なのでホヤを始めたいが、肝心の種苗がない」と打ち明ける。

 志津川町漁協(南三陸町)の佐々木憲雄組合長(59)は「海を汚せば産地を失いかねない。生産者に絶対使わないよう呼び掛けている」と言う。

 輸入ルートや購入の実態については詳しくは分かっておらず、宮城県漁連など水産関係者は6日に石巻市で緊急対策会議を開く。

 家畜や魚類の感染症の国際的監視機関である国際獣疫事務局(OIE)に認定されるには時間がかかり、輸出入を法的に規制することは現時点ではできない。

 東大大学院の良永知義助教授(魚病学)は「感染力は非常に強いとみられるので、関係者が連携し、ホヤを海外から入れないことが第一だ」と指摘している。

[韓国のホヤ]1981年に岩手県から人工採苗技術を導入し、養殖が本格化した。生産量は2004年4500トン。キムチの材料や健康志向にぴったりの生食として近年人気が高く、生産量の減少に伴って03年に日本からの輸入を始めた。

2007年02月03日土曜日

353やおよろず:2007/02/08(木) 01:13:48
 
農業 中山間地は直売に活路(くらしは:5 04参院選)
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http://www2.asahi.com/2004senkyo/localnews/TKY200406130125.html

 雑草の間で、レタスが収穫期を迎えていた。

 南に祖母山系、振り返ればくじゅう連山を望む竹田市久保。畑の主、橋本輝夫さん(54)は大阪から移住して02年に就農した。田と合わせて5ヘクタールで、無農薬、非化学肥料の農業に挑んでいる。


 ●高値で完売

 標高約450メートル。「寒暖の差が大きい中山間地ならでは」の野菜ができていると思うが、市場に出すレタスは箱代100円を引くと利益は薄い。「小規模、直売こそ生き残りの道ではないか」と考えている。

 しかし、農林水産省が策定中の「食料・農業・農村基本計画」は、大規模農家の育成を主眼とする。生産の効率化を進め、安い輸入野菜に対抗するのが狙い。一律の基準で全農家に配分されてきた助成金で零細農家も農地を維持してきたことが、生産性向上の障害となっているというのだ。

 橋本さんには、こんな経験がある。切り干し大根を市場に出したら10キロで2500円だったが、直売所では「100グラム200円」と8倍の値をつけても完売した。「市場で大量に売れば売るほど赤字になってしまう」

 「道の駅」などで農産物を直売する竹田市わかば農業公社の03年度の売り上げは5億円近い。会員約650人のうち100人ほどは100万円以上を売り上げる。直売所専門で1千万円近い収入を得る人もいるという。

 公社に払うのは年会費1500円と販売額の2割の手数料だけ。橋本さんも会員の一人だ。「新規就農者には小規模で、と勧めたい」と話す。


 ●所得を補償

 県内の7割は中山間地だ。その農地は大型機械が使いにくく、大規模農業には向かないが、水源涵養(かんよう)や土石流防止、山里の景観保全といった役割を担う。

 ただ、過疎や高齢化で耕作放棄が進み、国は00年度、農家の所得補償制度(中山間地域等直接支払制度)を導入した。県内では昨年度までに52市町村で1219の協定が結ばれ、23億5600万円が支払われた。県の昨年9月のアンケートでは「制度がなければ耕作を放棄した」と答えた農家が63%を占めた。

 熊本県境に近い竹田市九重野地区は、全農家111戸が全国に先駆けて協定を結んだ。96年に集落営農に取り組む協議会を全戸でつくっており、制度は追い風になった。


 ●制度廃止も

 5年間の交付金約1億2500万円の3分の2で地区の用水路や農道を整備し、大豆の加工所も建てた。みそや豆腐をわかば農業公社の直売所などで売っている。地区の水田利用率は裏作も入れて180%。協議会の後藤生也会長(75)は農業法人化の構想を描く。

 しかし、制度は来年度予算で廃止が検討されている。後藤さんは「はしごを外されるような気持ちだ」と話している。


 <中山間地域等直接支払制度> まとまった農地を5年以上守ることなどが条件。集落単位などで市町村と協定を結ぶ。平野部との生産コストの差の8割を目安に、原則として国が2分の1、県と市町村で2分の1を負担する。半分以上は共同活動費に充てる。 (05/27)

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農作物は安全性が第一。
そのため、情報コスト対する需要弾力性は低い。
日本の農業は、大規模化でなく、小規模化・直売するのが正しい。



>>351

 日本の米飯も似た状況に追い込まれなければいいんですけどね

354荷主研究者:2007/02/13(火) 00:15:23

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/01/20070106t72009.htm
2007年01月05日金曜日 河北新報
金額東北一は八戸 石巻が数量全国3位 06年水揚げ

 青森県八戸市は5日までに、2006年の全国主要魚市場の水揚げランキング(概数値)をまとめた。東北で10位以内に入ったのは、数量で石巻が3位(05年3位)、八戸が4位(5位)。金額で八戸が7位(6位)、気仙沼8位(9位)、石巻が9位(11位)だった。

 数量は、石巻が17万8218トン(前年比7.3%増)、八戸が16万6437トン(11.0%増)。金額は、八戸が242億円(0.7%減)、気仙沼は214億円(1.6%減)、石巻が203億円(6.9%増)。1位は数量が銚子(千葉県)、金額が福岡(福岡県)だった。

 金額で東北1の八戸は、1972年(219億円)以来の低い水準。数量は4年ぶりに16万トン台に乗せた。八戸や三沢沖で取れるサバが、前年より約2万6000トン多い約5万5000トンと豊漁だった。しかし単価の高い、生のスルメイカの漁獲量が前年の3分の1に落ち込むなど不振で、金額全体を引き下げた。

 ランキングは八戸市が毎年、独自に調査している。今回は全国22市場を対象とした。石巻は12月28日までの数値。

355片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/14(水) 15:56:16
でかっダイオウイカ 香住
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/news005.htm

 ダイオウイカ=写真=が13日、豊岡市竹野町田久日の但馬海岸沖0.5キロにある大型定置網にかかった。県但馬水産技術センター(香美町香住区)によると、日本海では数年に一度しかかからないとされるが、昨秋から5匹見つかっている。

 同センターの調べでイカは胴回り1.47メートル、足を含め全長2.95メートル、体重約90キロ。午前8時ごろ、竹野浜漁協所属の水産会社が設置する大型定置網に入っていた。当初は弱っていたが、逃げようとしたという。

 運ばれた香美町香住区の香住漁港で、元香住町漁協参事の小柴公二さん(65)は「漁協に40年ほど勤めたが、実物は初めて。海流の影響だろうか」と話していた。同センターは国立科学博物館(東京都新宿区)に送り、生態解明や種類を特定させる。

(2007年2月14日 読売新聞)

「海のモンスター」ダイオウイカ発見/長門
2007年02月14日
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000000702140002

  海のモンスターとも呼ばれるダイオウイカが、今年に入り長門市油谷川尻で2匹発見され、萩博物館に引き取られた。いずれも長い腕が失われていたが、完全であれば全長5メートル以上、体重80キロ前後と推定されている。萩博物館では7月からの企画展で展示する予定だ。


  1匹目は1月13日、川尻漁港内の河口で死骸(しがい)で見つかった。胴長1・2メートル、全長2・7メートル。2匹目は今月9日、同漁港沖で生きて海面を漂っていたのを漁船が捕獲し、冷凍保存した。胴長1・2メートル、全長3メートル。


  萩博物館によると、ダイオウイカは無脊椎(せきつい)動物としては最大。世界の暖かい海域からやや冷たい海域の深海に生息するが、生態や分類については未知という。


  県内では過去、萩と長門市沿岸で3匹の発見例がある。国立科学博物館によると、日本海ではこの冬、石川・島根両県で計3件の発見があり、短期に集中していることが注目されるという。


  萩博物館の堀成夫研究員は「弱って上がってきたようだ。なぜ浅いところでみつかるのか研究を続けないとわからない」と首をひねっている。

357やおよろず:2007/02/20(火) 06:30:32
室田武(たぶん同志社大)教授の「エネルギー経済とエコロジー」によりますと、山林破壊の要因は「拡大造林」であると。

 すなわち50年代から60年代の広葉樹伐採と針葉樹植林が、大きく山林を変えたということです。
 この「拡大造林」は、国内産木材の需要激増を見越した、いわば国策であったと。
 木材輸入の自由化で、国内需要は伸び悩みを見せ、この国策は失敗に終わったと指摘されています。
 また、60年以降のエネルギー革命の影響が山村にも及び、エネルギー源としての木材需要の激減が拍車をかけます。
 純粋経営合理性から山林が放置されるにいたったということです。

 山林破壊というと、人間が山林を切り開いたために起こると思われがちですが、実際はそうではないと指摘しています。
 すなわち、歴史的に、広葉樹の山林いわゆる里山は、人間とのかかわりの中で、豊かさを維持してきたということです。
 枝打ち・間伐により、山林内の地面にまで日光をあてることで、下草が成長し、そこで生態系が確保され、山林は山林として成立できていたということです。

 さて、針葉樹林帯に姿を変えた里山です。
 それでもまだ、人間の手による間伐がなされていればいいのですが、先述のような山林の放棄により荒れ果てているということです。
 具体的には、定期的な間伐・枝打ちは必要不可欠であるということです。
 よって、この木材の需要を、どこに求めるのかということが重要になります。
 氏は、バンブー問題とも関連して、薪炭を上げています。


 一線の学術的な世界では別だと思いますが、私のような一般人が接するところでは、循環的視点が欠落しているように思えます。
 特殊条件でしか成立しない一意均衡を前提とした経済厚生、動学でも、戦後の経済成長の分析を基礎とする経済成長論を用いたモデルしか出てきません。

358杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2007/03/04(日) 01:21:42
某ブログで目にしたんですけど、「世界飢餓にまつわる12の神話」というのがあるんですよね。
  ,,,,,,,,,,,,,,,,
 ミ ・∀・ミつ http://journeytoforever.org/jp/foodfirst/report/hunger/12myths.html

単純な食糧援助や農業技術の革新・人口抑制策が必ずしも飢餓の解決に結びつかないとは意外に知られていないのでしょうね。

359やおよろず:2007/04/11(水) 20:27:24
コメ、牛肉輸出で協力要請へ 日中首脳会談で首相

http://www.sankei.co.jp/seiji/seisaku/070411/ssk070411004.htm

 安倍晋三首相は11日午前、東京・大手町で開かれた「大手町一丁目地区再開発事業」起工パーティーであいさつし、同日午後に行われる中国の温家宝首相との会談で、日本からの農産物輸出を主要テーマとして取り上げる考えをあらためて表明した。  

 首相はあいさつの中で「日本からのコメ輸出に向け、協力を要請しようと思っている。コメだけでなく、日本のおいしい牛肉を中国国民に食べてもらいたい」と述べた。


===============================================================================

 農業の過度の国際化は、品質管理・安全保障の両面から問題であると指摘したい。

 とりわけ、品質管理上の問題は重要。

 市場には、一般的に、消費者の錯誤が存在する。
 とりわけ、農産物に関して、巨大市場において、消費者が品質情報を獲得できる術は限定的である。
 また、農産物の消費者にとって、商品の品質に関する情報は、極めて重要なものである。
 市場取引の前提として、生産・流通過程において、国あるいは消費者団体の関与が必要である。
 国際化は、これを妨げる。
 これらの措置は、非関税障壁であるとの批判がなされるのは必定。
 不完全な情報のまま、消費者の錯誤によって、市場が成立するのであれば、経済厚生の面から問題が大きい。
  
 消費者との相対取引を増加させるよう、農業政策は運営されるべきである。
 消費者にとって情報が重要であれば、その情報コストを負担するのに躊躇はない。
 その情報コストたる対価を生産者が受取ることによって、生産者は大きな利益を得る。

 市場取引において、この情報コストたる対価は、農民ではなく、業者・消費者に帰属することになる。
 ここで、消費者は錯誤により効用を毀損しているので、結局、業者が搾取するだけのことになる。

 ゆえに、消費者にとって、生産者を管理可能な規模に抑え、品質管理を確保することが重要である。
 
 農業の国際化は、この流れに逆行するものである。

360片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/12(木) 12:27:06
日本クラゲ食普及研究会には興味あると言わざるを得ない。

クラゲ飼って食べよう…下関・海響館
水産大学校教授が講座 讀賣山口
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news003.htm

 下関市の市立水族館「海響館」で11日、公開講座「簡単なクラゲの飼い方」が始まった。エチゼンクラゲ料理の普及を唱える水産大学校(下関市)生物生産学科の上野俊士郎(しゅんしろう)教授(57)(浮遊生物学)が講師を務め、クラゲの「食べ方」も紹介している。

 講座では、近海で取れる直径0・5〜10センチのクラゲ8種を種別にワイングラスなどに入れて展示。一般的なミズクラゲや透明感の強いカブトクラゲ、足の長いオキクラゲなどを照明で浮かび上がらせた。泳ぐ様子に、来館者から「すごく、きれい」といった声が上がっていた。

 飼育法は、バケツなどで海水ごと採集したクラゲを容器に入れ、1日1回、海水を換える。餌は熱帯魚用の小エビ「アルテミア」を与えるという。

 一方、大型のエチゼンクラゲは大量発生して漁業被害をもたらし問題化した。食べ方には、刺し身や酢の物、粉末にして菓子類に入れるなどの例があり、写真で見せている。

 上野教授によると、調理法などを研究する「日本クラゲ食普及研究会」の発足を目指しており、国の農林水産技術会議に新年度の助成金2000万円を申請したが、採択されずに保留の状態になっているという。

 上野教授は「いろんなクラゲが手軽に飼え、食卓の上に置いて楽しめる。エチゼンクラゲは水産資源にしたい」と話していた。

 公開講座は毎日午前11時45分と午後1時45分、3時45分の3回各30分間。無料。26日まで。問い合わせは海響館(0832・28・1100)へ。

(2007年4月12日 読売新聞)

361とはずがたり:2007/05/12(土) 00:27:28
水口から湖南市に掛けて田んぼに麦が植えられてる。珍しい。

362とはずがたり:2007/05/17(木) 20:27:33
真面目に農政を語って(騙ってw)来たこのスレだが私的な目的にも使うことにしよう。

茄子…2/3 一本やられた
トマト…2/2 寒さで偉く発育が悪い
ミニトマト…2/2 寒さで偉く発育が悪い 
胡瓜…0/3 全滅。寒かった
水菜…4/4
豌豆…1/2 バカでっかく育ったものの一本は茎が折れてしまった
オクラ…全滅
馬鈴薯…2/2 2種類いずれも元気
苺…1/1 実を付け始めたが無味とのこと・・
キャベツ…2/2 バカでっかく育ったものの青虫に徹底的に喰われた。
サニーレタス…2/2 虫も殆ど付かず大活躍
レタス…2/2 蛞蝓がつくもし余り大きくはなってないけど
獅子唐(第一期)…3/3
獅子唐(第二期)…3/3
ゴーヤ…2/2
菜の花…沢山
青紫蘇…沢山
赤紫蘇…数本

胡瓜・オクラは再挑戦したいし,南瓜・西瓜・玉蜀黍なんかも欲しいけどもう場所がないし我慢かねぇ。

363片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/17(木) 21:11:06
ベランダ農園でしたっけ?
私もやろうかと思いましたが日陰の家なんで・・・
収穫はできませんが、ゼラニウムって強くて、日陰でも育ってます。
茗荷もやってたけど、めんどくさくなって無理でした。

364とはずがたり:2007/05/17(木) 21:35:42
ワンルームマンション時代はベランダで色々育てましたが結局最後は冬は菜の花,夏は朝顔の自生に落ち着きました。
こいつらは季節感がああるし水だけあげてればすくすく育って手も掛からないお利口さんたちでした。
色々試すと日蔭でも上手く行く奴見つかるんじゃないですかね?

今は連れ合いの亡くなったおばあちゃんの家を借りて住んでいるので庭付きです。
植物好きとしては有り難い話しなんですが単身赴任で余り庭をかまってあげられないのが残念っす。

365今亜寿 ◆nlHjMum/8M:2007/05/17(木) 23:11:02
南側にベランダあるんですけど、スカパのアンテナとエアコンの
ファンある以外はガランとしています。
格安で有料レンタルしましょうか(苦笑)

366片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/18(金) 00:13:56
じゃあ一度伺わせてください〜。神奈川でしたっけ?

367とはずがたり:2007/05/18(金) 12:07:54
食糧問題・開発経済・世界貿易関係だが取り敢えず此処に投下。
完全競争が現有の資産等を所与として最大限効率的な結果をもたらすことは証明されているが,期首の資産賦存量で貧しい人は苦しい生活を強いられるし,そもそも他者の欲しがる稀少資源を持っていない人には何も与えられないという事になる。

食糧第一:食糧と開発のための政策研究所 日本語サイト
http://journeytoforever.org/jp/foodfirst/report/hunger/12myths.html

世界飢餓にまつわる12の神話

神話その1
膨張した世界人口を養うだけの食糧が足りない。だから食糧増産が必要だ。

事実
インドでは、2億人の国民がお腹をすかせていたとき、6.25億ドル分の小麦・小麦粉と13億ドル分の米が輸出されていた(1995年)。
典型的な飢餓地域のバングラデシュでは、国民全員に2,000カロリーを供給して充分な量の米が生産されている。野菜・果物・豆類など他の食品を加えると、全国民を余裕を持って養うことができる量の食糧が生産されている。また肥沃な沖積土と水資源に恵まれたバングラデシュでは米だけで2倍も3倍も収穫量を増やす可能性があると推測されている。
ブラジルでは、7,000万人の国民が充分食べられなかったときに、130億ドル分の食糧が輸出された(1994年)。
アフリカでは、2億1,300万人が飢えるサハラ地方の国々が盛んに食糧を輸出している。1960年代末から70年代初頭に西アフリカ諸国が史上最悪の干ばつに襲われたときも、12.5億ドルもの食糧が輸出され続けた。1982〜85年の干ばつのときもこれらの国からの食糧輸出は続いた。
先進国のアメリカでは、3,000万人が充分な食糧を確保できず、アメリカの子供たちの8.5%がお腹をすかせており、20.1%が飢餓に面している。一方、代々アメリカ政府と農家は過剰生産に頭を痛め、1995年にアメリカ政府は300万トン以上の穀類を海外に輸送するのを援助している。


世界の食糧供給事情は「過剰」の一言につきる。今日の世界では小麦や米などの穀類だけで全人口に毎日3,500カロリーを提供できる量が生産されている。野菜や豆、ナッツ、根菜、果物、草食の家畜肉、魚など他の食品も加えると、一人当たりに毎日4.3ポンド(約1.95キログラム)の食べ物がある。穀物と豆とナッツが2.5ポンド(1,133グラム)、果物と野菜が1ポンド(453グラム)、肉と牛乳と卵も1ポンド(453グラム)ぐらい。毎日食べていると太ってしまうほどの量だ。問題は多くの人があまりにも貧しくて、食べ物が目の前にあるのに買うことができないこと。世界で一番「餓えた」国にも国民全員が満腹になるだけの食糧がある。それでも飢餓が続き、餓えた国々から食糧や他の農産物が輸出されている。

飢餓は現実に存在する。しかし、食糧は不足していない。
(Hunger is real; scarcity is not.)

368とはずがたり:2007/05/18(金) 12:08:15
神話その2
干ばつや凶作が飢饉を引き起こす。自然災害のせいだ。

事実
「この村でも大勢が餓死したわ。裕福な農民たちは米を買い占めて、貧しい小作人たちに見せないよう隠していた。洪水のためそれほどたくさんの食糧がなかったのかもしれないけれど、あの時、食べ物がみんなに分けられていたら飢えで死ぬ人は一人もいなかったと思うわ」1974年の大飢饉後にバングラデシュの小作人が語った言葉。

凶作の年はしばしば裕福な農民や商人が食糧を買い占め値段をつり上げる。目の前に食糧があっても、貧しい人たちは食べ物を買うお金がない。借金に追われる零細農民や小作人たちは最安値で収穫物を全部を買いたたかれ、土地も買いたたかれ、生活の糧そのものを失ってしまう。

1982年から85年に「干ばつに襲われ」多くの人々が餓死したとき、サヘル諸国の多くは農作物の輸出を増加させていた。干ばつの年1984年に記録的な量の綿花がこれらの国から輸出された。エチオピアでは長年の軍備強化と内戦が海外債務を増やし(政府は食糧生産より輸出作物に肥沃な農地と水資源を優先させ)、多くの若者が農地を耕す代わりに軍隊にとられ、ゲリラへの協力を疑われた住民が数十万人も自らの農地を離れ他所へ強制移住させられた。1980年代始めに干ばつを経験したサハラアフリカ地方の31諸国のうち、飢饉に襲われ人々が餓死したのはモザンビーク、アンゴラ、スーダン、チャド、エチオピアの5ヶ国のみだった。

だれが食糧購入の手段を持っているのか?お金がないかぎり、市場に食糧があっても貧しい人たちは食べ物を手に入れることができない。
だれが恒常的に生存境界線ぎりぎりに追いやられているのか? 凶作は普段から搾取され栄養が不足がちの貧しい人たちに死をもたらし、豊かな人たちに金儲けのチャンスをもたらす。
農業システムの崩壊が干ばつの被害を拡大している。古来人々は干ばつや洪水の年にも被害を最小限におさえるための技術と知恵を培ってきていた。しかしこれらの伝統的な技術と知恵はしばしば無視され「近代的」農業技術が自然災害へのもろさの度合いを増している。
だれが、だれに対して「食糧不足」を戦略的に使うのか? 食糧はしばしば戦争の武器として使われ、結果として餓死が作り出される。

気まぐれな自然現象に責任を押しつけるのは簡単だ。だけど人為的な要素が大勢の人をちょっとした天候の変化にも大被害を受けるようなもろい状況に押しやっている。どんな自然災害があっても、お金のある人には食べ物がある。危機の時に飢え死にするのは貧しい人たちだけだ。数百万人もの人たちがアジアやアフリカで生存ギリギリの境界線に陥れられている。金持ちに土地を取り上げられ、借金の罠にはめられ、働いても二束三文の賃金しかもらえないからだ。自然現象が人を餓死させるのではない。自然現象は崖っぷちに追いやられている人たちへの最後の一押しだけだ。人間が作った組織や政府が、どの人が食べてどの人が飢え死にするのかを決めている。アメリカで冬にホームレスの人たちが寒さで命を落とすからといって、自然現象の責任にする人はいないだろう。人間が作った社会や経済が真犯人なのだから。

369とはずがたり:2007/05/18(金) 12:08:34
神話その3
世界人口が多すぎる。だから人口抑圧政策を進めなくてはならない。

事実
国連は2050年に世界人口が93.7億に達し、その後は減少すると推測している。多くの専門家は、地球上にはこれだけの人口を養うだけに充分な資源があると推測している。
しかも世界中で人口増加率はすでに減速している。一人の女性が生む子供の数はヨーロッパや北アメリカ諸国で1955年にピークに達した後、急激に減少した。アジアやラテンアメリカ諸国では、1950年に6人だったのが、1995年には3人以下に減少している。アフリカ諸国では、60年代始めに6.75人でピークに達した後減少を続け、1995年には5.7人まで減った。世界人口の増加率は減速しており、増加が止まる日が来るのもそう先の話ではない。
人口密度が高い地域ほど飢餓が多いという比例関係は成立しない。韓国は国民一人当たりの農耕地面積がバングラデシュの半分以下しかないが、だからといって韓国の人たちが人口過密のために飢えているわけではない。中央アメリカでもコスタリカの国民一人当たり農耕地面積はホンジュラスの半分しかないが、栄養状態を計る指数の一つである平均寿命は11年も長い。

1994年にイエール大学が行った調査は、女性への教育普及が将来の出生率減少の最重要指数だと明らかにした。避妊などの教育ではなく、社会や家庭における女性の地位向上が子供の数を減らす大きな要因となっている。

貧しい家庭は、生活の糧を稼ぐ労働力が必要だから、乳幼児の死亡率が高いから、将来の保障が子供以外になにもないから数多くの子供を産む。問題の根元を解決しないまま避妊技術などだけで無理に出生率を下げようとすると、より大きな生存の危機に脅かされた人たちが取り残されてしまう。逆に、土地や仕事、食糧、教育、医療設備が整えば、生まれる子供たちの数は自然に減少する。

神話その4
飢える人たちのために食糧生産を増やすと環境を破壊してしまう。

真実
世界中で進む環境破壊が食糧生産のための資源を脅かしていることは確かだが、その逆は必ずしも真ではない。森林破壊の主な原因は大企業にあり、季節はずれやエキゾチックな野菜と果物、または熱帯の木材で先進国消費者を魅惑し、その需要を受けて企業や大地主が途上国で大儲けをしている。途上国で使用される農薬の大部分は輸出用作物を育てるために散布され、地元の貧しい人々の食糧生産に使われているのではない。先進国でも農薬は主に見かけの綺麗な作物に仕上げるために使われている。

神話その5
「緑の革命」が飢餓問題の解決策だ

事実
新しい種の開発で穀物の収穫は確かに増えた。しかし増加した食糧と富を手にしたのは経済力を持った少数という構造は変わらなかった。そのため「緑の革命」の成功例であるインドやメキシコ、フィリピンなどでは穀物生産量と穀物の輸出量は増加したけれど飢餓人口は減らず、むしろ貧しい人々が食べる食糧を栽培する農地が奪われてしまった。

370とはずがたり:2007/05/18(金) 12:08:53

神話その6
生産効率を上げるために農業の大規模化を進めるべきだ

事実
好条件の農耕地を占拠している大地主はしばしば農地の大部分を無駄に放置している。不公平な農地政策は、貴重な農地の大部分を最も不効率な生産者の手にゆだねている。逆に小さな農民たちは限られた土地を効率的に使い、複雑に組み合わされた持続的な総合農法により、エーカーあたり4〜5倍の生産高を上げることができる。ただ農民による土地の所有や借地契約が確保されていなければ、第三世界の小作農たちは農地への投資をしようとはしない。農地の生産性を保つためには輪作をしたり休ませたりすることが大切とは知っていても、その土地が何時でも取り上げられる状態では土を肥やして生産性を上げる努力はできない。

神話その7
自由市場が飢餓を終えることができる

事実
残念ながら「市場は善、国家は悪」という構図に凝り固まっている限り、飢餓問題の本当の原因を把握することはできない。そんな独断的な態度はまるで社会が市場か国家か二者択一できるかのような誤解を与えてしまう。実際、世界中の経済システムは多かれ少なかれ市場と政府の両方を組み合わせて資源配分と物資流通を行っている。市場のすばらしい効率性が飢餓削減のために機能するためには、すべての人が平等に食糧の購買力(お金)を持つことが絶対条件だ。

神話その8
自由貿易が解決策だ

事実
貿易振興による飢餓緩和の夢は惨敗した。第三世界のほとんどにおいて輸出が増加したとき、飢餓は減らず、むしろ悪化した。例えばブラジルが大豆の輸出を急激に伸ばし日本やヨーロッパに家畜飼料を供給していたとき、ブラジル国内の飢餓人口は3分の1から3分の2に増加した。多数の自国民が国内で生産した食糧を買うお金がないほど貧しい状況で、農業生産資源を握る裕福層は当然ながらもっと豊かな海外市場に向けて輸出作物の栽培に主力を注ぐようになる。輸出用作物の生産拡大により、住民の食糧生産は縮小される。NAFTAやGATT(現在ではWTO)などの貿易振興政策は、世界中で最低の賃金・最悪の労働条件・最低の環境基準の競争をしかけ、労働者たちに国境を越えた「奈落の底へのせめぎ合い」を強制する。メキシコとアメリカにその一例が見られるだろう。NAFTA以来アメリカでは25万人、メキシコでは200万人が職を失い、両国において飢餓人口は増え続けている。

神話その9
餓えた人たちは貧弱すぎて権利のために戦えない

事実
貧しい人たちは餓えて衰弱しているとのイメージが一人歩きして、私たちは明白な事実を忘れがちだ。略奪された人たちは生存のために全力を尽くさなければならない。もし貧しい人たちが本当に消極的だったら、ずっと以前に死に絶えてしまっていたに違いない。世界中でメキシコのチアパス州からインドの農民運動まで、不当に人々が虐げられている地域では現状を打開しようと人々が動き始めている。内外からの束縛さえなければ第三世界の農民たちは自らの食糧を生産することができる。私たちが「助けてあげる」必要はない。私たちの役目は、大企業や政府、世界銀行やIMFなどの重圧を人々から取り除くことだ。

371とはずがたり:2007/05/18(金) 12:10:31
>>367-371

神話その10
先進国からの援助を増やすべきだ

事実
アメリカや日本からの援助は大部分が飢餓を悪化させている。海外援助は現状を変えることなく、むしろ強化している。政府がエリート層しか相手にしていない状況で、援助は飢餓人口に届かないだけでなく、逆に彼らを貧困に追い込んでいる勢力を強化する。援助は自由貿易や自由市場政策を振興したり、食糧生産を犠牲にした輸出を促進したり、抑圧的な政府が政権に留まるための武器を購入したりするために使われる。緊急援助や人道的な援助でも(それらは全体の5%しかないけれど)、飢えた人たちに食糧が届かないままアメリカの穀物企業が儲けるだけで終わることが多い。しかも受入国の食糧生産を破壊してしまう危険性が強い。

神話その11
彼らの貧困の恩恵を私たちは受けている(だからこの生活を維持するために彼らの貧困が必要だ)

事実
大多数のアメリカ人の安泰した生活を脅かしているのは、貧困層が豊かになることではなく、貧困層の略奪が続くことだ。国内外の低賃金によって先進国のバナナやシャツ、コンピュータ、ファーストフードなどの値段が安く押さえられているように見えるが、私たちは別のところで飢餓と貧困のために大きな出費を払わされている。第三世界で貧困が悪化すれば企業は安い労働力を求めて海外に向かうため、先進国の雇用や賃金レベルや労働条件が脅かされる。グローバル経済の中で、先進国の労働者が雇用と賃金レベルと労働条件を守るために闘ってきた成果は、世界中の労働者が経済的な絶望から解放されて初めて保護されるものだ。

先進国では福祉改革のような政策が必要以上の頭数の労働者を「雇用されている」状態に持ち込んだが、実際「福祉的な雇用」では最低賃金基準より低いレベルで労働が提供されるため、その上の雇用層における賃金を引き下げる圧力になっている。パート仕事やフルタイムでも低賃金の仕事しかないため、職に就いているのに貧しくて満足な食事や住居を手に入れられない人たちが増えている。豊かに暮らしている自分たちと国内外の貧しい人たちに共通する利益について理解すれば、第三世界の貧困問題に哀れみではなく同情心を持って取り組むことができる。貧困層を押さえつける経済的抑圧を取り除く努力をすることは、同時に私たちをも解放することなのだから。

神話その12
飢餓を終えるためには自由を制限することが必要だ

事実

「自由」が市民的自由を意味する限り、自由の獲得は理論的にも実際的にも飢餓の緩和と両立する。世の中を見渡しても飢餓と市民的自由の間にはなんの相互関係も見られない。ただし「自由」というのが富を生み出す財産を無制限に蓄積しその財産を好きなように使う自由という狭義の意味ならば、飢餓を終えることは妨害になる。
すべての国民に経済的な安泰をという国の基本的なビジョンに一致する定義の方が私たちの自由(リバティ)を保証する。このような自由の理解が飢餓を終えるために必要だ。

372とはずがたり:2007/05/26(土) 14:52:37

馬鈴薯に実がなりました。花が咲くから種も着くだろうとは思ってたけど実も出来るんですねぇ

>実は絶対食べてはならない、とよく書かれていますが、ジャガイモの品種改良をしているとき、いたずら半分時どき食べていました。緑色が薄まり、少し黄色味を帯び、多少柔らかくなったものは食べても心配ありません。
絶対食べてはいけないと書かれている物を大丈夫でしたと云われてもじゃあ食べましょかとは成りにくいがどうなんでしょ。ソラニンが青い時には多めに含まれているってことか?

ジャガイモに果実(み、漿果)がなる 【ジャガイモ博物館】
http://www.geocities.jp/a5ama/e018.html


http://wakana.mcr.muroran-it.ac.jp/works/berry/berry-g.html
http://wakana.mcr.muroran-it.ac.jp/works/berry/berry.html
 もし,ジャガイモの果実を食べるときは,当面,次の3点に注意すればよいようです:
 (1)緑色の果実は食べない方が無難である。
 (2)黄色く熟したものは食べてもかまわないようだ。
 (3)大量には食べない。1日にせいぜい5〜6個程度にす

ジャガイモ Solanum tuberosum (ナス科 ナス属)
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/sympetalae/solanaceae/jyagaimo2/jyagaimo2.htm

ジャガイモの毒

 ジャガイモはソラニン(グリコアルカロイド)という有毒物質を含んでいる。ジャガイモ全体としては、このソラニンは0.02%ほど含まれており、メークインを一度に2.5kgほど食べると中毒するレベルであるという。もっとも、メークインを一日に7kg食べたとの古いアイルランドの記録があるので、適切に調理すれば、中毒する事はないはずである。
 このソラニンは皮層に多く含まれており、伸び始めた芽の根元部分にも多く含まれている。したがって発芽し始めたジャガイモの芽の部分は大きめに、緑色を帯びたイモの皮の部分は厚めに剥いた方がよいことになる。
 考えてみると、ジャガイモ自身は動物に食べられるためにイモを作っているわけではないので、食べられないように何らかの防御対策を講じているのは、当たり前である。皮層や芽の部分にソラニンの含有量が多いのは毒物の配置としては、これまた当然です。中心部のソラニン含有量は非常に少ないので、皮を剥けば特に気にする必要はないことになる。
 人類はソラニンの含有量が少ない品種を選抜しているはずなので、野生のジャガイモはもっと含有量が多いのでしょうね。

373とはずがたり:2007/05/26(土) 15:43:49
植えてるのはこの品種。ふーむ,普通に実がなるんだな。

ジャガイモ品種「とうや」(農林31号)(TOUYA)
http://www.geocities.jp/a5ama/toya.html

花色は白で、大きさは中位です。自然結果し、果実はごく大きく、3cm以上のものもあります。

374とはずがたり:2007/06/02(土) 12:54:13
散々問題や献金を放置して利権をしゃぶり尽くしておりて問題が出たから,はい解散で問題無しという訳には行くまい。http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/3307-3500?KEYWORD=%CE%D0%BB%F1%B8%BB

農水系は昔から人員がだぶついているのであるが700人も抱えて緑資源機構は何やってたんだ?全国の林野庁から余った人材受け入れてたんかね?退職勧奨とかでへらせばいいんちゃうか?どうせ後継の組織作って看板掛け替えるのだから民営化して給料下げると脅して人減らしするのも良いかも。

赤城農相が正式就任、緑資源機構の廃止を表明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070601-00000113-yom-pol
6月1日21時23分配信 読売新聞

 赤城徳彦衆院議員は1日、皇居での認証式を経て農相に正式就任し、記者会見した。

 赤城農相は、官製談合の舞台となった独立行政法人、緑資源機構について「廃止の方向で検討するよう事務方に指示した」と述べ、機構の廃止を農林水産省として事実上、決めたことを明らかにした。

 農相は、機構廃止の理由について「発注側がかかわった談合で、決して許されない。これだけの問題を起こしたものが存続という訳にはいかない」と述べ、「(安倍)総理からも根本的に直すよう指示があった」ことも明らかにした。

 機構の約700人を超える職員の処遇や主要事業の処置について、農相は「組織の人材や事業の問題は、どうするか詰めないといけない」と述べ、今後、検討する考えを示した。

最終更新:6月1日21時23分

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緑資源機構は大規模幹線林道(←典型的な税起因無駄遣い+環境破壊のコンボ)とか作ってるんだな。京都北山の山中に作りかけてほったらかしになった林道の作りかけが放置されて巨大なコンクリの塊が風雨に晒されている。彼処迄作ったならちゃんと出来れば通りぬけ出来るようにすれば良いのに(誰も走ってないがぁと税金の無駄遣いに腹立たしい思いをしながらも峻険な山中をドライブするのは実は好きなのであるw),山村の開発ではなく土建業者へのカネばらまきが主眼であるのが非常に良く解る。北山の場合は環境保護団体の反対とかもあったのだけれども。

緑資源機構
http://www.green.go.jp/
独立行政法人緑資源機構は、農林業の生産条件、森林資源及び農業資源の状況等からみて、こうした資源の保全と利用を図ることが必要と認められる地域において、豊富な森林資源を利活用するために必要な林道の開設、改良等の事業、水源をかん養するために必要な森林の造成を行う事業及びこれと一体として農用地、土地改良施設等を整備する事業、並びに海外における持続可能な農業農村開発に資する事業等を行い、農林業の振興と森林及び農用地の有する公益的機能の維持増進に資することを使命として平成15年10月1日に発足しました。

375とはずがたり:2007/06/16(土) 13:16:13
二週間ぶりに可愛い植物たちと再会♪

サニーレタス…相変わらず虫喰いが少ない上に上に向かって伸びだしている。非常に元気。

甘藍…一時は青虫に食われて無惨な姿だったが徹底的に駆除したら偉い元気に。こんなに元気になるならあんなに殺生しなくても良かったかもとちょっと後悔。けどまた紋白蝶がひらひら舞っているのでその内大量発生しそう。。

生姜…芽が出てこず。心配である

茗荷…すくすく育っている。

馬鈴薯…一杯実を付けた種類の方の成った実に触れたらぽろぽろと落ちたので拾って来てちょっと囓ってみる。青酸にやられたら嫌ので及び腰で。微かに青臭い味がするくらい。庭に埋めておく。芽をはやすかもしれぬ。もう一方も紫の花を付けている。最近両者とも虫喰いが激しい。コガネムシか?

ゴーヤ…苗二本中一本は萎れてしまった。もう一本は元気。

ルッコラ…ほっそりはしてるが矢鱈種をつけているので来年は増えそう

獅子唐…今一元気なし。白い花を付けだした。

豌豆…実を沢山ならせてくれた。青臭いので味噌汁とかではややきつかったが肉じゃがに入れたら美味。

三つ葉…今一元気なし。

パセリ…今一元気なし。

苺…付ける実付ける実全部蛞蝓と蟻どもにやられてしまうので鉢植えにして二階に持って行く。

里芋…二株とも順調に見える。ちょいと狭かったかも。

青紫蘇…庭中で繁茂

赤紫蘇…青紫蘇を植えようとわざわざ掛川から持ってきたが庭中に青紫蘇が生えて来た上に青紫蘇と思ったらどんどん赤くなって立派な赤紫蘇に。。どの青紫蘇よりも元気にこんもりと育っている。

バジル…とても良い香り。パスタにして喰う。

376とはずがたり:2007/06/16(土) 15:33:16
追加

シュガーバイン…水栽培。一株元気なし

蕃果…2,3実がついて大きくなってきた。

ミニ蕃果…実が沢山なって,その内の一つは赤くなってきた。

百合…花芽がついた。

茄子…今一元気なし。

377とはずがたり:2007/06/19(火) 15:19:20

飼料の外国依存率が高すぎると長らく心を痛めていたので朗報。
しっかりやって欲しいね。

飼料を本格国産化
穀物相場高騰で農水省
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007061900022&genre=A1&area=Z10&mp=

 農水省は19日、コメや、食品の余り物を使った安い牛、豚用の飼料の原料を開発、本格的な普及を目指す方針を明らかにした。飼料の主原料である輸入トウモロコシの価格が、ガソリンを代替するバイオエタノール向けの需要拡大を背景に上がり、肉類価格の上昇を招いている。飼料原料の国産比率を高め、肉類価格への波及に歯止めをかける。

 同省は「穀物高騰で輸入原料と国産原料とのコスト差が縮まり、農家の導入意欲は高まっている」と話しており、飼料の消費量全体に占める国産原料比率を現在の24%から2015年度には35%に引き上げることを目指す。
 米国ではバイオ燃料の需要増で、トウモロコシ価格は06年、豊作だったにもかかわらず高騰。国内の配合飼料価格は、トウモロコシ相場の上昇を反映し、今年1月1トン当たり約4万7600円と、前年同月に比べ6400円上がった。(共同通信)

378とはずがたり:2007/06/25(月) 00:22:04
雑記帳:幻のトウモロコシ
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070625k0000m040057000c.html
白いトウモロコシ「ピュアホワイト」

 ◇「幻のトウモロコシ」と呼ばれる「ピュアホワイト」が、東京都清瀬市で栽培されている。名前の通り実が白く、遠目には皮をむいたバナナのようにも見える。

 ◇種がほとんど流通せず、混じり気のない白にするのが難しい。同市では今年、農家15人が初めて栽培に成功。近く市内の直売所に並び、7月半ばまでに約1万5000本が出荷予定だ。

 ◇栽培する松村新一さん(59)は「さっぱりした甘さで美味。清瀬の地域ブランドになってほしい」。慈しむように育てた農家の純白な心は実を結ぶか。【伊藤直孝】

毎日新聞 2007年6月24日 20時07分 (最終更新時間 6月24日 22時29分)

379やおよろず:2007/06/26(火) 05:12:55
ブッシュ大統領は、「食料自給できない国を想像できるか、それは国際的圧力と危険にさらされている国だ」
「食料自給は国家安全保障の問題であり、アメリカ国民の健康を確保するために輸入食肉に頼らなくてよい
のは何と有り難いことか」と、まるで日本を皮肉っているかのように、しばしば、食料自給はナショナル・セキュ
リティと直結することを力説している。
http://www.jacom.or.jp/series/shir149/shir149s07032307.html

380やおよろず:2007/06/29(金) 16:27:10
不正受給の「フジチク」に408億円返済命令…名古屋地裁
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070629i404.htm

 国のBSE(牛海綿状脳症)対策事業の助成金を不正に受給した牛肉偽装など一連の事件で、補助金適正化法違反の罪などに問われた食肉卸「フジチク」(名古屋市)の元社長、藤村芳治被告(65)(控訴中)と、フジチク、同社関連会社の計2社に対し、メーンバンクの三菱東京UFJ銀行(本店・東京)が、貸付金など約408億円の返済を求めた訴訟の判決が29日、名古屋地裁であった。

 内田計一裁判長はフジチク側に全額を返済するよう命じた。

 フジチク側は融資を受けた事実関係は争わず、「そもそも無担保融資で、銀行の内規に違反した無効な融資」などと主張したが、判決は「融資が無効とは認められない」と判断した。

 判決などによると、同行は2001年10月までにフジチクなどに約500億円を融資したが、ほとんど返済されず、フジチクなど3社と藤村被告を相手取り、約500億円の返済を求めて提訴。うち1社の訴訟は同地裁で継続している。

(2007年6月29日11時43分 読売新聞)

381やおよろず:2007/07/02(月) 20:20:22
後継者難、進む高齢化/農協、県 子牛預かりなど支援検討
http://www.kobe-np.co.jp/news_now/news2-757.html

 「息子がいるが、跡を継いでくれるかどうか分からない。年をとり、肉体的にきつくなっているが、体力が続く限りやるしかない」。洲本市内で淡路牛の繁殖を始めて三十年の原田義昭さん(63)は、ため息をつく。

  母牛三十頭、子牛十四頭を飼育。毎朝五時に起床し、近くの農地でえさとなる牧草を刈って牛に与え、一日四回牛舎を見回る。出産期は牛に付きっきりで「睡眠時間はほとんどない」。

  年齢を重ねても後継者がいないため、やむを得ず牛を飼い続ける。やがて、病気で亡くなったり、島外の病院に入院したり―。廃業農家が増える典型的な構図だ。

  二〇〇六年二月現在、島内の繁殖農家数は千四百九十八戸。繁殖牛は八千七百五十頭。一九九五年と比較すると、農家数で五〇%、繁殖牛は四〇%と、どちらも減少の一途をたどる。

  淡路和牛振興対策協議会が昨秋実施した和牛繁殖経営に関する調査でも、農家千四十六戸のうち、六十一―九十歳が七割を占める。二十一―三十歳はわずか一%。三十一―四十歳が二%、四十一―五十歳も六%に過ぎない。

  〇一年に発生した外国産牛のBSE問題は、繁殖経営の一層の不安定化を生み、後継者難も加速させた。淡路家畜市場でも、子牛の一年間の平均競り値は最大で一頭当たり五万円も下落。農家の経営に対する懸念は一気に拡大した。

  淡路畜産農協組合連合会は「BSE問題以後、農家が弱気になった。廃業しようと考える農家が増えた」と指摘する。

  明るい材料がないわけではない。子牛の平均競り値はBSEショックの翌年から少しずつ上昇。昨年、十五年ぶりに五十万円台に回復した。バブル崩壊前の九一年に五十七万七千九百六十三円を付けて以来の高値。国産牛の安全性が評価されたことを裏付けている。

  子牛の価格が上がれば、農家の意欲向上につながる。淡路日の出、あわじ島両農協は「取引額の上昇による経営収入の安定が、後継者問題の解決につながる」と期待をかける。

  そんな機運を追い風に、あわじ島農協は今夏、子牛を一時的に預かる繁殖経営サポート施設の検討を始める。県も計画策定費を本年度予算に計上し、支援を決めた。病気で世話できなくなった農家に代わり、子牛を一定期間飼育。母牛の妊娠障害のリハビリなども提案する。

  県洲本農林水産振興事務所は「高齢農家の負担緩和の一助に」と期待する。しかし「和牛振興対策に明確な解決策はない。子牛の代用飼育や品質と価格を上げるためのえさの一括管理など、多方面からのきめ細かな施策が必要」ともいう。県内産のブランド牛を守るため、生産農家への息の長い支援策は欠かせない。

382とはずがたり:2007/07/02(月) 20:59:50
二週間ぶりに再会したジャガイモは無惨な姿に。。
害虫はニジュウヤホシテントウムシであった。二本のジャガイモの内,元気だった方は立ち枯れ引っこ抜いた。実を沢山付けたのでこれから芽が出てくれると良いが無理ですかねぇ。。
もう一本と茄子も葉を食い尽くされてしまっている。やれやれ。。

蕃果は元気がなかったが非常に調子がよい。ミニトマトは勿論大きなトマトも一定の間隔で収穫が出来,重曹を巻いたのが効果あったか非常に甘い。

383名無しさん:2007/07/04(水) 23:35:52
放棄田にバイオ燃料米 国が補助金、兵庫など試験栽培
2007年07月04日13時31分
http://www.asahi.com/life/update/0704/OSK200707040028.html

 各地の水田で「資源用」の米の試験栽培が広がっている。自動車の燃料として世界的に利用が拡大している「バイオエタノール」の原料にするためだ。長年の減反政策や農村の高齢化で拡大した耕作放棄地などの解消につながるとして、国は今年から国産バイオ燃料の大幅な生産拡大策に乗り出した。実用化へのハードルは高いが、自治体や農協も相次いで参入している。

 兵庫県稲美町の水田で6月15日、地元の森安営農組合が初めて資源用の米の田植えをした。計8反(約8000平方メートル)の水田で、通常の1.5倍の収穫が見込める多収量米を育てる。「資源用だから味は関係ない。手間をかけずに収穫量を増やしたい」と大西佐久央・組合長(67)はいう。

 兵庫県が今年度から始めた資源作物の実証栽培で、収穫量やコストを調べるのが狙いだ。「耕作放棄地の解消策の一つとして、資源作物に着目した」と県消費流通課の担当者は説明する。県内には約5000ヘクタールもの耕作放棄地があり、増加傾向だ。資源作物が実用化すれば、潜在的な農地として利用価値が生まれる。

 朝日新聞が47都道府県のバイオ燃料関連事業の担当者に聞いたところ、兵庫のほかに青森、新潟、愛知の各県が今年度から試験栽培を始めた。いずれも低コストで多収量の米作りをめざしている。秋田県は05年度からエタノール製造技術の研究に取り組む。愛媛県は今年度、多収量米によるエタノール製造の可能性調査を始める予定だ。

 市町村も関心を持っている。愛媛県東温市は6月18日、10アールの水田に初めて多収量米を植えた。収穫量と栽培技術を調べ、将来的には耕作放棄地の有効利用につなげたい考えだ。岩手県奥州市でも今年度から60アールの水田で試験栽培を始めた。「転作田を有効活用し、農家の所得向上につなげる狙い」と担当者はいう。宮城県登米市や、山形県酒田市の「JA庄内みどり」など、米どころでの取り組みが目立つ。

384名無しさん:2007/07/04(水) 23:36:08
 こうした動きの背景には国の方針がある。政府は05年の京都議定書の発効を受けて、バイオ燃料の利用促進を盛り込んだ「バイオマス・ニッポン総合戦略」を昨年3月に閣議決定した。

 今年2月には、国産バイオ燃料の大幅な生産拡大の工程表をまとめ、2011年度までに年間5万キロリットルのバイオエタノールの生産をめざすことを決めた。ガソリンに3%混ぜて使うと、四国の登録自動車約160万台分の年間消費量をまかなえる量だという。

 目標達成のため、農水省は今年度から補助金を出して、原料調達から製造・販売まで一貫した大規模実証を北海道と新潟県で始める。新潟県ではJA全農が280ヘクタールの水田で多収量米を栽培し、新設プラントで年間1000キロリットルの製造をめざす。県内40カ所のガソリンスタンドで販売する計画だ。

 「休耕田が多くなり、コメ余りで田んぼで稲を作れない状況になっている。水田を有効利用して、エネルギーの地産地消を目指したい」(JA全農広報部)。

 問題はコスト。1リットル115円くらいを目標にすると、米1キロ20円程度まで原価を抑える必要がある。JA全農広報部によると、新潟県での実証では、1キロ50円を超える見通しだという。「現時点ではコストは度外視。ガソリン税の減免などの条件整備がないと実用化は難しい」と担当者は話している。

 〈バイオ燃料〉 ガソリンの代わりになるバイオエタノールと、軽油の代わりになるバイオディーゼル燃料がある。農水省によると、バイオエタノールの世界の生産量は約5千万キロリットルで、米国とブラジルが約7割を占める。日本国内では3%までガソリンに混ぜて使用できるが、生産は政府の実証実験にとどまり、年間約30キロリットル。

385とはずがたり:2007/07/05(木) 00:03:38
日本の農村復興の一つの試みとして興味深いですね。水田が油田に。
世界的に見て屈指の自然環境なんだから,日本の強みに成って欲しいところです。
今後石油がだぶついて大暴落する日も来るとは思いますが,コンスタントに実証に向けた取り組みを続けて欲しいです。

386とは:2007/07/05(木) 11:36:10
出発前にトマトを二つ食す。
美味しく出来ているが萎れ気味なのが心配。

出て来る前にてんとう虫を今日も沢山駆除。じゃがいもの残った一本と元気の無い茄子は死守したい所だ。

387やおよろず:2007/07/15(日) 09:09:03
あなたは中国産食品の安全性に不安を感じますか。
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/2001/chousa/chousa.html

YES 86.0%
NO 11.4%
(その他・わからない) 2.6%

388名無しさん:2007/07/15(日) 21:23:12
米社、「チャイナフリー」表示へ 中国産への不信受け
2007.07.15 Web posted at: 19:13 JST - REUTERS
http://cnn.co.jp/business/CNN200707150018.html

ロサンゼルス(ロイター) 中国産食品や製品に対する不信感が世界的に増大するなか、米食品会社、フード・フォー・ヘルス・インターナショナル(本社・ユタ州オレム)はこのほど、商品に中国産の原材料が入っていないことを示す「チャイナフリー」のシールを導入すると発表した。

同社は、自然食品や栄養補助食品(サプリメント)、ペット用食品などを扱っている。「わが社の商品は、有機農産物を米国内で加工、包装している。化学薬品は加えていない」と、同社幹部は強調する。チャイナフリーのシールを付けることで、さらに安全性を印象付けるのが狙いだ。

フランク・デービス社長はロイター通信とのインタビューで、「中国産食品の問題が盛んに報じられ、消費者も不安を募らせているはずだ」と話した。チャイナフリーの表示は、同社の広告や販売促進キャンペーンにも使われるという。

米国では今春、中国産原料を使ったペットフードで多数の犬やネコが死ぬ騒ぎがあり、その後も練り歯磨き剤や魚介類などへの有毒物質の混入が相次いで明るみに出ている。

389とはずがたり:2007/07/21(土) 20:26:23
ゴーヤとキャベツ収穫。
ゴーヤはどんどんなっている。
キャベツは一時期青虫にやられて息絶え絶えだったが苗二つとも元気に丸まってきた。
トマトは4本中3本凋れてしまった。それなりに実をなったけどちょい残念。
苺は断続的に実をつけてる。
茄子・獅子唐も小さい実が付きつつある。

390とはずがたり:2007/08/03(金) 23:20:19

<林野庁>「緑のオーナー制度」9割以上が元本割れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070803-00000048-mai-soci
8月3日13時14分配信 毎日新聞

 国有林育成に出資し、伐採時の配当金を受け取る林野庁の「緑のオーナー制度」で、木材価格の下落により満期を迎えた契約者の9割以上が元本割れしていることが分かった。元本(1口50万円)の3割程度しか受け取れない例もあり、今後30年間に満期を迎える7万6000件の出資者の大半も元本割れが予想される。

最終更新:8月3日13時14分

391とはずがたり:2007/08/03(金) 23:22:18
茄子も1コ収穫。
ゴーヤも続々となる。
キャベツも1コ食す。収穫後も新芽が出てきている。
里芋は巨大になっている。
サニーレタスはタンポポみたいな種が付いて来た。

392荷主研究者:2007/08/04(土) 03:28:20

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/nagasaki/20070420/20070420_016.shtml
2007年04月20日19時11分 西日本新聞
ミカン収穫量100万トン切る 43年ぶり、天候不順で

 農水省は20日、主に2006年中に収穫されたミカンの収穫量が、1963年以来43年ぶりに100万トンを下回り、84万1900トンだったと発表した。春の低温や夏の少雨などの天候不順に加え、台風で実が落ちたことなどが原因だ。

 昨年3−4月に低温が続いた上、開花後の6−7月に日照不足となり、例年より実のなる数が少なかった。さらに夏の少雨で実の成長も悪かった。9月中旬の台風で長崎県や佐賀県などのミカンが落果する被害が出たことも不作の原因となった。

 ただ「糖分が高く適度な酸味もあって、味は例年より良かった」(農水省)という。不作によって価格は高騰し、9月−2月の平均卸売価格は1キロ当たり264円と、過去10年で最高水準となった。

 県別の収穫量は和歌山県が15万3200トンと最も多く、続いて愛媛県、静岡県、熊本県の順に多かった。

393やおよろず:2007/08/04(土) 10:00:38
米国産牛肉、日本「30か月未満」提案へ…輸入条件を緩和
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070804it01.htm

 政府が、米国産牛肉の輸入条件について、現在の「月齢20か月以下かつ、危険部位の除去」を「月齢30か月未満かつ、危険部位の除去」に緩和することを米国側に今月中にも提案することが3日、分かった。

 米国側は「危険部位除去」について難色を示す可能性があるが、日本の譲歩を受け、提案を受け入れる公算が大きい。

 米国は今年5月、家畜の安全基準を定める国際獣疫事務局(OIE)から、BSE(牛海綿状脳症)の発生を防ぐ一定の措置がとられている「準安全国」に認定された。これにより、月齢30か月未満の牛肉は危険部位を除去しなくても輸出できるようになり、日本にも、輸入条件の緩和を求めている。

 日本側はこれまでに米国内でBSEの発生防止につながる飼料の管理態勢が取られているかなどについて詳細なデータの提出を米国側に要求した。米国側は2〜3日に東京で開かれた日米の検疫官らによる協議などを通じて、数百ページにのぼる資料を提出し、補足説明を行ってきた。

 農林水産省と厚生労働省は今後、米国側と詰めの作業に入り、月内に米国側のBSE管理態勢に関する評価をまとめて公表する。問題がなければ、米国に緩和を提案する。米国が同意すれば、独立機関である内閣府の食品安全委員会に諮問し、最終的な判断を仰ぐことになる。

(2007年8月4日3時0分 読売新聞)

394やおよろず:2007/08/04(土) 21:11:44
英国産豚肉を輸入一時停止、牛肉輸入なし…口蹄疫で農水省
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070804i206.htm

 英国で口蹄疫に感染した牛などが見つかったことを受け、農林水産省は4日、感染の恐れがある英国産豚肉の輸入を一時停止した。

 国際獣疫事務局(OIE)や英国政府に問い合わせをしており、正式な回答を待って輸入禁止に切り替える方針だ。

 農水省によると、2005年の英国産豚肉の輸入量は、全輸入量の0・01%程度と少ない。このため、「豚肉の価格や流通量には影響しない」(農水省)とみられる。牛肉はBSE(牛海綿状脳症)問題が起きて以降、英国からは輸入されていない。また、農水省は各地の国際空港で、英国からの帰国者を対象に靴底の消毒を行うとともに、現地の牛肉や豚肉を持ち込まないことなどを呼び掛けている。

(2007年8月4日13時52分 読売新聞)

395荷主研究者:2007/08/06(月) 01:18:29

http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=104
新潟日報 2007年5月18日
新潟市の新中央卸売市場完成

 新潟市が建設を進めていた新中央卸売市場(同市江南区茗荷谷)の完工式が18日、同市場で行われ、関係者約300人が完成を祝った。新潟の「食と花」を全国に発信する流通拠点として、21日に開場する。

 これまで新潟市内には青果(中央区)、水産物(同)、花き2カ所(中央区と東区)の4市場が点在。施設が手狭で老朽化したことから、市が統合移転を検討。2003年秋、施設の建設に着手した。総事業費は208億円。

 新市場は国道7号竹尾インターから横越方面に4・3キロ。敷地面積は26万7600平方メートルで、市によると東北電力ビッグスワンスタジアム5個分の広さ。全国81中央卸売市場のうち、最大の東京・大田市場に次ぐ広さを誇る。卸売、仲卸など79社が利用し、駐車場は約2200台分を確保した。

 敷地内には青果、水産、花きの各棟に加え、加工食品などを販売する総合食品センター棟を建設。青果、水産棟には鮮度を維持するために、売り場を低温に保つスペースを設置。魚箱などの発泡スチロール容器のリサイクル施設や、食品廃棄物を微生物で分解処理する施設も設けた。

 水産物と花きの3市場は県知事許可の「地方卸売市場」だったが、新市場への統合で農林水産大臣認可の「中央卸売市場」となった。同市は「信用力や集荷力が高まり、品ぞろえを一層充実できる。統合で1カ所での仕入れも容易になる」としている。

 完工式で篠田昭市長は「新市場を最大限活用して新潟の食と花を国内外にPRしていきたい」と述べた。

396やおよろず@小沢原理主義:2007/08/09(木) 06:08:48
民主党代表選挙出馬表明にて - 平成18年9月11日(月)
http://ozawa-ichiro.jp/policy/run_for_ipolicy_0609.htm

III、まず食料から国民の安全と安心を確保する

食の安全の確保
食の安全と安心を確保するため、食料のトレーサビリティー制度を拡充、徹底する。また、加工食品の原材料も含め、原産地表示を義務づける。


食料の完全自給を目指す
外国からの輸入に頼らず、国民が健康に生活していくのに必要な最低限のカロリーは、国内ですべて生産する食料自給体制を確立する。


小規模生産でも生活できる農山漁村の確立
生産効率のみを追求する自民党政権の小規模農家切り捨て政策は、農山村の荒廃と伝統文化の破壊を招いていることから、あくまでもこれまでの小規模生産でも生活できるように、総合的な農山漁村振興政策を実施する。その一環として、高齢者の力を活用し、また、完全な地方分権を実現することにより、若者も定着できるよう雇用の場を増やす。


個別(戸別)所得補償制度の創設
世界貿易機関(WTO)における貿易自由化協議と、各国との自由貿易協定(FTA)締結を促進する一方、農産物の国内生産を維持、拡大する。そのために、基幹農産物については、わが国の生産農家の生産費と市場価格との差額を各農家に支払う「個別(戸別)所得補償制度」を創設する。


「もったいない」の普及
わが国は、食料の6割を輸入に頼りながら、カロリーベースで約4分の1を廃棄している。その廃棄を半減するだけで、食料自給率を5%高めることになるうえ、ゴミの大幅減少にもつながることから、全国で「食べ残しゼロ運動」を実施し、「残飯大国」の汚名を返上する。

397とはずがたり:2007/08/16(木) 23:43:47

メディカルスレにしようと思ったけど流石に畜産ネタと云う事でこっちか。

トレセンで「馬インフルエンザ」蔓延 秋競馬開催に影響?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070816-00000911-san-spo
8月16日13時5分配信 産経新聞

 日本中央競馬会(JRA)によると、栗東(滋賀県栗東市)、美浦(茨城県美浦村)の両トレーニングセンターで16日までに、馬インフルエンザに感染した疑いのある競走馬が確認された。JRAでは感染拡大を防止のため、施設間での競走馬の移動を禁止するなどのを措置を取っている。
 馬インフルエンザは発熱や鼻水、せきなどを伴う急性の呼吸器疾患。著しい速度で伝染するため、集団飼育の馬群はほぼ全頭に症状が出るとされる。ウイルスは人や鳥のインフルエンザとは異なり、馬から馬へと感染するが、人など他の動物には感染はないとされる。国内では昭和46年末から翌年明けにかけて大流行した記録がある。
 JRAは18、19日に開催予定の小倉、新潟、札幌の各競馬場のレースについて、16日中に開催か中止かの判断を下すとしている。

398やおよろず:2007/08/24(金) 19:33:11
企業の農地借用、来年度にも自由化…戦後農政を転換へ
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070823it01.htm

 農林水産省は22日、企業の農業参入を促進するため、株式会社などによる農地の借り入れ制限を原則撤廃する方向で検討に入った。

 2006年度の食料自給率(カロリー換算)が13年ぶりに40%を割り込むなど、農産物の国内供給体制が弱まる中で、企業の力を活用して、規模拡大と競争力の強化を促す狙いだ。農水省は今秋にまとめる農地改革の柱とする考えで、来年の通常国会に農業経営基盤強化促進法などの関連法改正案を提出し、08年度中にも実施したい考えだ。

 戦後の農地政策は、農家が自ら耕作者となる「自作農主義」が根幹となっている。実現すれば戦後農政の転換点となる。24日に農水省が開く有識者会議で検討が始まる見通しだ。

 現行法では、企業による農地借り入れは、耕作放棄地や耕作放棄されそうな農地が「相当程度存在する地域」(指定区域)という条件がついている。昨年末時点で区域を指定している市町村は600に過ぎないうえ、こうした区域は水利が悪く、出荷が不便な山間地なども多いため、不評だった。このため農水省は、指定区域の条件を撤廃し、優良農地の貸し出しも認める。

 また、企業が安定して農業経営をできるように、農地を20年程度の長期にわたって借りられる定期借地権制度も導入する。農家は一般に農地を長期で貸し出すことに不安が強く、現状の貸借期間は平均6年程度にとどまっている。借地権に明確な期限を区切る定期借地権が導入されれば、企業の長期・計画的な農地利用が可能になると期待されている。

 一方で、企業の進出に対する農業関係者の警戒感にも配慮し、農地の所有については農家以外に認めない原則は堅持する。地元の市町村に対しては、企業に貸す区域を指定する権限は残す方針だが、農水省は「農業従事者の高齢化と後継者不足、耕作放棄地の拡大といった問題が深刻化しているため、指定区域は今後広がっていく」と見込んでいる。

 企業による農地借り入れは、05年から全国で認められているが、企業数は10年度目標の500に対し、07年3月時点で206にとどまっている。

 企業が借りている農地の面積は595ヘクタールと全農地の0・01%程度に過ぎず、制度活用が課題となっていた。

(2007年8月23日3時4分 読売新聞)

399やおよろず:2007/08/24(金) 19:38:12
小麦価格10%以上値上げへ、うどん・パンなどへ波及も
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070823i311.htm

 農林水産省は23日、輸入小麦の政府売り渡し価格を10月から大幅に値上げする方針を明らかにした。

 24日に発表する10月の価格見直しで、主要5銘柄の平均で10%以上の値上げとなる見通しだ。小麦粉やうどん、食パンなどの値上がりに波及する可能性が出てきた。

 日本は小麦の約9割を輸入に依存しており、政府がほぼ全量を商社を通じて買い入れ、製粉会社などに売り渡す。農水省は今年から、海外の小麦相場の値動きを反映するため、4月と10月に売り渡し価格を見直す方式をとっている。

 このうち10月分について、価格を算定する期間中(昨年12月〜今年7月)の海外相場が、4月に比べて11〜24%値上がりした。バイオ燃料用作物への転作や豪州の干ばつなどで小麦の生産量が減ったためだ。

 4月の価格見直しでは、主要5銘柄の平均で改定前に比べ1・3%値上げした。大手製粉会社などは小麦粉などの値上げに踏み切ったが、食パンなど食品の価格への転嫁が進まず、影響は軽微だった。今回は大幅な値上げとなるため、関係者の間では、食品への転嫁が進むとの予想が増えている

(2007年8月23日21時19分 読売新聞)

400とはずがたり:2007/08/25(土) 12:28:23
林業公社見直し焦点 福島県評価委、7法人の経営精査
ttp://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/08/20070824t61013.htm

 福島県の公社の経営状況を精査し、存廃を含めた組織の在り方などを検討してきた県公社等外郭団体点検評価委員会(委員長・星野〓二福島大教授)は24日、本年度の点検協議に入る。最終年度となる本年度の点検対象は7法人で、中でも多額の借入金を抱える林業公社の扱いが最大の焦点。評価委は10月にも点検評価報告書をまとめ、県に提言する。

 県は2001年度、行財政改革の一環として、県出資法人に対する県の関与の在り方を見直す方針を決定。特に県が深く関与する公社など21法人については、大学教授や公認会計士をメンバーとする評価委を設け、05年度から3年がかりで各法人ごとの経営状況や事業見通しを精査している。本年度は林業公社や研修施設の自然の家、海洋科学館、産業振興センターなどが対象。

 このうち1967年に設立された林業公社は、今年3月時点で446億円の借入金を抱える。当初計画では、個人や自治体から借りた山林で育てた木を50―80年後に売って借入金返済と地主への配当に充てる予定だったが、国産木材の価格は80年代のピーク時の4分の1に落ち込み、計画は大幅に狂った。

 設立当時に植えた木は早ければ10年後に伐期を迎えるが、仮に現時点で資産を評価すれば大幅な債務超過が確実。しかも山を貸してくれた相手方がいるだけに、扱いは相当難しい。新たな収入手段も限られ、育林などにかかる経費の削減を迫るぐらいしか方策はないとみられる。

 一方、国が検討している公益法人の制度改革に伴い、公益性の高い法人は税制上優遇されるため、各法人の公益性の有無も焦点。特に小中学生が林間学校で利用している自然の家は、事業内容が民間施設と重なり民業圧迫との批判もあり、協議の行方が注目される。

 評価委の05―06年度の点検では、きのこ振興センターが「県内のきのこ生産の規模が小さく、合理的な存続理由はない」とされ、県が廃止を含め検討を始めた例などがある。

(注)〓はへんが王、つくりが共

2007年08月23日木曜日

401とはずがたり:2007/08/28(火) 16:47:04
昔ながらののどかな光景の自然との調和を考えるべきだ。田舎に公共土建でカネを落とす事だけが目的の圃場整備事業や土地改良事業なんぞとっととやめるべきである!
少なくともU字溝なんぞ廃止廃止!雑草が生え子供らが遊べる近所のどぶ川の復活を!w

相次ぐ浸水被害、圃場整備が原因か 横手市・高畑地区
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20070828i

 27日未明の大雨で住家など13棟が床下浸水した横手市雄物川町沼館の高畑地区は、22日にも同じ木戸川の増水で23棟が床下浸水する被害に遭ったばかり。2度続けて自宅が床下浸水に見舞われた女性(75)は「もともと水があふれることは多かったが、こんなに続いたことはこれまでなかった」と困惑気味。その原因について、住民たちは一様に「上流の圃場整備事業にあるのでは」と指摘する。

 今回増水した木戸川は、上流部の水田の農業用排水や下流部の生活排水が流れ込む排水路。県道雄物川大曲線西側の水田から高畑地区の住宅地を抜けて雄物川に注いでいる。排水路は6年前から実施されている県の圃場整備事業で、上流部が土水路からコンクリートU字溝に整備し直された。

 付近住民は「このU字溝が増水の原因」と声をそろえる。増水しても地中に浸透したり雑草などが流れを緩める土水路に比べて、コンクリートU字溝は凹凸が少なく浸透性も低い。住民は「整備が終わってから流れが極端に速くなり、上流から一気に水が流れ込むことが多くなった」と話す。

 圃場整備事業を担当する県平鹿地域振興局農林部は「U字溝の影響も多少はあるだろう」とする一方、「最大の原因は想定を超える雨量」とみている。排水路は過去の雨量を参考に、10年に1回の大雨に対応できる設計がされている。しかし22日と27日は1時間当たり20ミリ前後の雨量が観測され、設計基準を大きく上回ったという。
(2007/08/28 10:51 更新)

402とはずがたり:2007/08/28(火) 17:00:11
本当は秋田県の森は秋田だけで管理するという様な局所的なものではないから都市部から森林地域への水源税みたいなのあっても良いように思う。

森林環境税導入、企業の6割が負担感大 県のアンケート
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20070828h

 県は27日の県議会農林商工委員会で、森林環境税「あきた水と緑の森づくり税」の導入について、県民2000人と県内企業1000社を対象にしたアンケートの結果を公表した。年間の税額を個人で1000円、企業で法人県民税均等割額の10%(2000円?8万円)と想定している点について、企業の59・9%が「税額の目安」として均等割額の5%(1000円?4万円)と答えており、県の案に対して負担の大きさを感じていることが分かった。

 アンケートは先月下旬から今月上旬に郵送で実施。回収率は県民が28・1%(561人)、法人が56・1%(561社)。税導入の是非のほか、▽税額の目安▽賛成の場合、最も重点を置くべき税の使途▽反対の場合の理由?の4項目について質問した。

 このうち、導入の是非に関して、県民では賛成が50・6に上り、反対の40・7%を上回った。ただし、企業では賛成49・4%、反対47・6%と拮抗(きっこう)。税額の目安では、「1000円程度」と答えた県民が46・1%と最も多く、「均等割額の10%」と答えた企業は31・4%にとどまった。
(2007/08/28 10:14 更新)

403とはずがたり:2007/09/08(土) 14:13:32
かみさんが悲鳴をあげたのでとんでくと茄子に巨大な芋虫が。更に叫び声を上げるのでよく見てみるともう一匹。トゲとかは生えてないので毒虫という訳では無さそうだが10cmはあろうかという立派な虫である。
形状からしてアゲハの幼虫に似ているがどれにも該当せず。臭角も尻の方からしかもでっぱなしに成っている。
大事な茄子の葉っぱをだいぶ食い荒らしてくれた憎い奴らな訳だが折角此処迄大きくなったのだしもう少しで蛹化しそうであるし,綺麗なひょっとしたら珍しいアゲハになるかもしれぬし朝顔の方に移してみると落ち着きなくうごきまわっている。葉を喰う素振りは見せないし蛹に成るには朝顔の蔓では如何にも頼りなげである。もうちょとしっかりした枝のある植物にうつしてやる。
アゲハみたいな綺麗な蝶じゃなかったら勿論ショックはでかいが毒蛾なんかではないやろねぇ。。一匹は菊の茎でじっとしており,もう一匹は紫蘇の群生の中に見失った。安住の茄子からひっぺがしておりてなんだが綺麗な蝶となって和ませて貰うことを祈るばかりである。

更に蜂もその辺を飛んでいるが,巣は作ってないやろねぇ。。

都市のスズメバチ
http://www2u.biglobe.ne.jp/~vespa/menu.htm

不明幼虫の問い合わせのための画像掲示板
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/taygeta/yz2.cgi?page=0

アゲハの幼虫について(見分け方)
http://www.h2.dion.ne.jp/~usako/ageha.html

404とはずがたり:2007/09/08(土) 14:17:32
ちなみにこぼれタネから生えてきたルッコラ(ロケット)を先日喰う。
苦くて美味。

406とはずがたり:2007/09/11(火) 22:33:13
白菜と九条ネギを植える。
茄子を一つ喰う。
獅子唐もトマトも随時なっている。
茄子から移動させてた青虫は一匹は死んでた。ご免よ。。
ゴーヤも終わったと思ったが小さいものが5,6は付いてる。多分喰える程には大きく成らなさそう。


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