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鉄道総合スレッド
5178
:
チバQ
:2011/11/13(日) 12:45:05
>>5107
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/111112/waf11111222490018-n1.htm
【紀伊半島豪雨】
撮り鉄警戒 特急マル秘救出作戦 新宮駅から京都へ出発
2011.11.12 22:34 (1/3ページ)[westピックアップ]
牽引されてJR新宮駅を出発する特急。この車両は台風12号の影響で9月2日から同駅に留置されていた=12日午後7時56分、和歌山県新宮市(大塚聡彦撮影)
台風12号による紀伊半島豪雨のため、和歌山県新宮市のJR紀勢線新宮駅に留め置かれたままだった特急車両を機関車で牽引(けんいん)し、名古屋方面から京都へ回送する作業が12日夜、鉄道ファンが熱い視線を送る中で始まった。話題を呼んでいるのはJR西日本の車両がJR貨物の機関車に引かれ、JR東海の線路を走る、という光景が極めてめずらしいためだ。過去には行きすぎたファンによるトラブルが問題化したことがあり、3社は警戒を強めている。
“ダイヤ”流出
この日午後8時、「オーシャンアロー」として使われる283系1編成(6両)が機関車と牽引車に引っ張られ新宮駅を出発。駅のホームが見渡せる道路脇には約30人の「撮り鉄」が全国から駆け付け、車両をカメラで追った。
出発時間は非公表だったが、鉄道ファン向けのインターネットサイトには、詳細な“ダイヤ”が流出。JR西日本の申し入れにより情報は削除されたが、情報は口コミで広がり、夕方には脚立や三脚を置いて場所取りをするファンも。和歌山県警新宮署は線路内にファンが侵入することを警戒、パトカーを出して署員数人が目を光らせた。
神戸市の男性会社員(24)は「機関車がオーシャンアローを牽引するのは珍しい。何としても撮りたいと思った」と興奮気味だった。
話題に拍車
和歌山県内の紀伊勝浦−新宮間は橋梁が流され不通になり、三重県内の区間も非電化区間で走行できないため、新宮駅には特急「スーパーくろしお」2編成と特急「オーシャンアロー」1編成が取り残された。
来月3日の紀勢線全線開通に向けて紀伊勝浦−新宮間は橋梁の架け替え工事が続いており、現在も不通のままだ。
そのため、JR西はJR名古屋経由で京都府向日市のJR西日本京都総合運転所に至る約385キロの区間を回送する計画を立案。東海、JR貨物に協力を依頼した。運転所では紀勢線の全面復旧に向け、車両を点検する。
ファンが関心を寄せるのは、機関車が車両を牽引するのが新造車両の納品ぐらいに限られているため。しかも名古屋経由になったことに伴い、新宮駅以北の非電化区間を電車が走ることや、伊勢鉄道などの線路を走ることもめずらしく、話題に拍車をかけているという。
線にも…
「撮り鉄」をめぐっては昨年2月に大阪府柏原市のJR関西線で、お座敷列車「あすか」を撮影しようと、約10人が線路内に侵入。府警が鉄道営業法違反(鉄道地内立ち入り)容疑で捜査する事態が起きた。
回送日時を非公表としたのは、ファンが殺到しないよう混乱を防ぐためだったが、ダイヤがネットに掲載されたことについて、JR西関係者は「内部の人間しか知り得ないはずの情報なのに…」と困惑を隠せない。
JR西はこれまで、沿線で撮影ポイントを探したり、回送を待ったりするファンの姿も確認。今後も残る2編成を順次回送する予定で、同社社員は「トラブルが起こらなければいいが」と気をもんでいる。
5179
:
荷主研究者
:2011/11/13(日) 19:56:28
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20111020_2
2011/10/20 岩手日報
大船渡線、一部に廃止論 「遮断機が避難妨げた」
--------------------------------------------------------------------------------
東日本大震災の津波で大きな被害を受けた大船渡市内のJR大船渡線の方向性が定まらない。再開を求める声があり、市の復興計画最終案では「早期の復旧・整備を目指す」としたが、同計画策定委員の一部からは津波発生時の避難の妨げになるとして廃止論も浮上。線路をかさ上げして第2堤防の役割を求める考えもあるが、JR東日本側は難色を示す。同市内の鉄路の方針が固まるまでにはまだ時間がかかりそうだ。
同市は復興計画策定委を7回開き、大船渡線についても何度か議論になった。一部委員からは「津波発生時に踏切の遮断機が下りて避難を妨げた」「乗客が少ないので、役割は終わったのでは」など廃止論も出た。
委員の一人で大船渡魚市場の菅野佑三社長(77)は「JR線再建で地元の負担が生じるより、まず津波から逃げる避難道路整備を優先すべきだ」と訴える。
また、委員会ではかさ上げでの復旧についても言及があったが、JR東日本側は「(強風などが懸念され)顧客の安全が確保できない」などとして難色を示した。
【写真=今後の方針が定まらないJR大船渡線の大船渡駅周辺=大船渡市大船渡町】
5180
:
荷主研究者
:2011/11/13(日) 20:39:23
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/266504
2011年10月3日 14:34 西日本新聞
旧JR直方駅 解体始まる
1910年に建築され、地元市民グループなどが「現存する九州最古級の駅舎で歴史的価値が高い」と保存を求めていたJR直方駅旧駅舎(福岡県直方市)の解体工事が3日、始まった。同市は11月中に工事を完了する予定。
この日は朝から業者がトラック数台で解体用の重機や機材を搬入。保存を求める市民グループ「101歳直方駅舎の再生を求めるネットワーク」のメンバー数人が旧駅舎前に集まり、工事の経過を見守った。樋口清代表は「保存を求める声を十分に聞かずに工事を強行するのは、大きなしこりを残す」と訴えた。
旧駅舎は木造平屋建て。明治から昭和にかけて筑豊炭田の石炭を全国に送り出す若松港(現北九州市)への中継拠点としてにぎわった。
解体は市が行う中心市街地整備事業の一環。保存運動を受けて約3カ月間延期されたが、同ネットなどが解体差し止めを求めた仮処分申請が福岡地裁に却下されたことから、工事に着手した。
向野敏昭・直方市長の話 駅周辺整備は非常に重要な事業で早く進めなければならない。旧駅舎の移築先もなく、(市民グループと)話をしても合意できなかった。
=2011/10/03付 西日本新聞夕刊=
5181
:
荷主研究者
:2011/11/13(日) 20:49:37
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/269629
2011年10月22日 01:26 西日本新聞
九州新幹線新大牟田駅 利用者アンケート 通勤や仕事利用が8割
通勤や仕事での利用者が8割を占めた新大牟田駅
大牟田市が、九州新幹線新大牟田駅の利用者を対象に行ったアンケートで、通勤や仕事(出張)で新幹線を使う人が8割近くに上っていることが分かった。市中心部から約7キロ離れた新大牟田駅は交通の便が悪く、5割超の利用者が駅にマイカーで向かっていることも判明。このため、利用者からは駐車料金の引き下げや(市中心部と駅を結ぶ)路線バスの増便など、アクセス改善を求める意見が目立った。
調査は9月13−21日に実施し、新大牟田駅の利用客300人にアンケート用紙を配布し、127人から回答を得た。新幹線を使う目的で最も多かったのは「通勤」で53・5%(68人)、次いで「仕事(出張)」が23・6%(30人)で、仕事関係が77・1%に上った。その一方で、「観光」や「趣味・レジャー」はいずれも5・5%(各7人)にとどまった。
新大牟田駅から乗車した100人に降車駅を聞いたところ、博多が66人、新大阪は10人、熊本と新大阪以遠は各6人。自宅などから駅に向かう交通手段は、「マイカー」(自分で運転もしくは家族が送迎)が54・4%(69人)で最も多く、次いで「タクシー」が16・5%(21人)で、この二つで7割を超えた。駅に対する要望では、「駐車場の料金を安くして」が36・7%(83人)、「路線バスの運行本数を増やして」が28・3%(64人)で上位を占めた。
駅への具体的な要望(記述式)では「新幹線の時刻にあわせて路線バスを運行してほしい」(60代男性)、「月決め駐車場(民間)の料金(6千−8千円)を4千円程度にしてほしい」(40代男性)、「関西直通が1日に2便しかなくとても不便だ」(50代女性)といった意見があった。
新大牟田駅の利用促進を図るため、市は10月1日から、市営駐車場(77台分)の24時間利用の最大料金を800円から350円に値下げした。
=2011/10/22付 西日本新聞朝刊=
5182
:
荷主研究者
:2011/11/13(日) 21:07:50
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20111023000021
2011年10月23日 09時32分 京都新聞
運転室「環境ヒドイ」 JR奈良線、労基署が改善指導
運転士が運転室環境の改善を求めているJR奈良線の普通電車(京都市伏見区)
JR奈良線の運転士らが、運転室の冷暖房が不十分で体調に支障をきたすとして、JR西日本に改善を求めている。古い車両が多いためで、JR西日本労働組合(JR西労)は運行の安全に影響が及びかねないと主張している。京都下労働基準監督署はJR西に改善を指導した。
JR西労京都電車区分会によると、問題としているのは奈良線の普通電車の主力となる「103系」車両の運転室。多くは製造から40年近く経過し、冷房機が後付けの車両がある。
JR西労が今夏、運転室の気温を測ったところ最高で38度に達し、暑さで体調不良を訴える運転士がいた。冬場も各自で防寒対策をしているという。
対応が進んでいないとして、JR西労は8月下旬、京都下労働基準監督署に改善を申し立てた。同監督署は9月上旬、文書でJR西に改善を指導した。
JR西労京都電車区分会の立石敬二執行委員長(48)は「乗客の命を預かっている以上、劣悪な環境で運転士の集中力がそがれる危険は避けたい」と話す。JR西は「ソフト、ハードの両面から必要な対策を講じていきたい」としている。
5183
:
とはずがたり
:2011/11/14(月) 13:50:52
>>5182
もうすてよーよ,古い103系。。(´;ω;`)
JR東日本が棄てようとしている古い車輌貰い受けたら??
5184
:
名無しさん
:2011/11/15(火) 05:48:11
毎日新聞【静岡版】 2011年11月3日
大井川鉄道:小児運賃50円分を過徴収か 最大75人の可能性
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20111103ddlk22020231000c.html
大井川鉄道は2日、大井川本線のSL急行券付き乗車券、金谷-千頭駅間で小児運賃50円分を過徴収していた可能性があり、返金に応じると発表した。過徴収の可能性は最大で75人。
10月1日のダイヤ改正でSL列車の発着駅が金谷駅から新金谷駅に変わったが、未就学児の小児運賃に反映されない混乱が生じたという。問い合わせは同社(0547・45・4111)。
5185
:
チバQ
:2011/11/16(水) 23:57:32
http://www.asahi.com/business/update/1115/TKY201111150657.html
2つの蒲田駅結ぶ「蒲蒲線」設置検討へ 東急電鉄
東京急行電鉄蒲田駅(東京都大田区)と京浜急行電鉄蒲田駅を結ぶ新路線「蒲蒲(かまかま)線」の設置を、東京急行電鉄が検討していることがわかった。東急電鉄が京急電鉄に乗り入れて羽田空港に接続することで、外国人客の取り込みをねらう。
15日までに投資家説明会などで、蒲蒲線建設を本格的に検討し、国などに支援を求める考えを示した。両駅は約800メートル離れており、利用者からは、乗り換えに「不便」などの声が上がっていた。国は建設に前向きで、大田区が整備の効果などを調べていた。
ただ、京急と東急は車輪の幅が違うため、幅を変えられるフリーゲージトレインなど新車両の導入が不可欠だ。東京都など関係者の合意も必要で課題は多い。
5186
:
チバQ
:2011/11/17(木) 23:11:08
並行在来線、立ち往生
2011年11月17日
北陸新幹線開業に伴い、JRから経営分離される並行在来線を運営する県並行在来線会社が、運行の方法や範囲を巡って一部の沿線住民から猛反発を受けている。少しでも赤字を減らす手立てを盛った運行方針を今月中にも決めたい考えだったが、反発がおさまらず、決定を先に延ばすことになった。
◇
第三セクターの同社は、運行区間の信越線(直江津―長野県境)、北陸線(直江津―富山県境)の沿線となる上越、糸魚川、妙高の3市住民と、9月と今月に計3回の対話集会をした。14日の妙高市での集会後、嶋津忠裕社長は「もっと話し合わなければならない」。月末に予定する取締役会で決めるのは、社名公募などにとどまるという。
同社が示した運行構想で反発が大きいのは、経費削減のための北陸線の1両運行とそれに伴うディーゼル車導入や、県境での折り返しとなる運行範囲だ。
ディーゼル化については9月の糸魚川市の集会で安全面などから反対意見が続出したが、今月4日の上越市でも懸念の声が上がった。ディーゼル化すると信越線の電車は北陸線に乗り入れられず、住民側は「一つの会社なのだから電車で両線を運転してほしい」と主張。運行範囲についても県境で折り返すのではなく富山駅や長野駅までの乗り入れを強く求めた。
反発する一部住民は隣の市の集会にも駆けつけ、もはや集会は対話というより、一部参加者による糾弾の様相を呈する時もある。
会社側が「集客に見合った適正な車両と効率的な運行」を掲げるのは、開業後30年間で300億〜600億円出ると試算されている赤字を少しでも減らしたいと考えるからだ。
県内は富山県や長野県に比べて沿線人口が少なく、北陸線の1日当たりの平均乗車人数は8700人の富山に対し新潟は1470人。県境をまたぐ利用者はぐっと少なくなる。30年間で計50億円の赤字を減らせるというディーゼル化など経費節減策は会社存続のための重要な手立てになる。
開業予定は2014年度末。同社は、車両や折り返し地点、運行本数などをどうするかが定まらないと、要員や施設整備、投資額も決まらず先に進めないとしている。県交通政策局の杉野浩茂副局長は「(運行方針を)決める目安は今年度末あたりだが、リミットというわけではない。ただ決定が遅れると、ほかのことを余裕を持って決められなくなる」と話している。(上嶋紀雄)
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001111170005
5187
:
チバQ
:2011/11/19(土) 13:23:27
http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000001111180005
内陸鉄道社長に元「そごう」店長
2011年11月18日
県などの第三セクター、秋田内陸縦貫鉄道(北秋田市)は17日、新社長に、百貨店の元「豊田そごう」(愛知県豊田市)常務取締役店長の酒井一郎氏(63)を内定したと発表した。一般公募に応じた63人の中から、書類選考と面接を経て決定した。29日の臨時株主総会で取締役に就き、12月1日をめどに社長に就任する予定。
8月の取締役会で退任の意向を表明していた若杉清一社長らが14日、40代〜60代の10人を面接。企画力や鉄道の将来展望などで、酒井氏が高く評価されたという。
東京都出身の酒井氏は1972年、そごうに入社。豊田そごう閉店後は、広島そごう総務部長などを務めた。2006年、豊田スタジアム(豊田市)に移り、副社長に就任。09年に退社し、現在、神戸市に住んでいる。
5188
:
チバQ
:2011/11/19(土) 13:25:33
http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20111119/CK2011111902000143.html
新幹線の駅名 25日から公募 「高岡は飛越能地域の玄関口」
2011年11月19日
市、JRに年度内提案
高岡市は十八日、北陸新幹線新高岡駅(仮称)の駅名候補検討委員会の初会合を市役所で開き、二十五日から駅名候補の公募を始めることなどを決めた。市は新駅を飛騨、能登を含む飛越能地域の玄関口と捉えており、よりよい駅名候補を選ぶため、全国から募る。(飯田克志)
募集は十二月二十二日まで。二月に検討委が候補名を選んで高橋正樹市長に提言する。これを受けて市は本年度内に、駅名を決めるJR西日本に提案する。
検討委は、富山大芸術文化学部の渡辺康洋教授ら新高岡駅周辺整備検討委のメンバーと、林時彦副市長の六人で構成。委員長に就いた渡辺教授は「市民の関心も高いので、良い名前を選んでいきたい」と述べた。
選考基準は、全国の人にも分かりやすい、高岡や飛越能地域を全国にアピールできる、など四項目を定めた。一つに絞り込めない場合は複数案を選び市長に提言する。
一人で複数提案できる。「・」「、」などの記号を使ったものは除外する。応募用紙は市役所など市内十数カ所で配布するほか、市ホームページでも取り出せるようにする。飛越能経済観光都市懇話会に入っている岐阜県高山市や石川県輪島市など十三市村にも用紙を送る。応募者には抽選で五十人に高岡市の特産品などを贈る。
市役所などに専用の投函(とうかん)箱を設けるほか、ファクス、郵送、電子メールでも受け付ける。問い合わせは、高岡市駅周辺・新幹線対策課=電0766(20)1434=へ。
5189
:
チバQ
:2011/11/19(土) 18:22:30
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20111119/dms1111190746000-n1.htm
消えゆくブルトレ…寝台特急「日本海」廃止で調整2011.11.19
JR東日本とJR西日本の2社が寝台特急「日本海」(大阪−青森)を廃止する方向で最終調整に入ったことが18日、関係者への取材で分かった。
関係者によると、利用客減や車体の老朽化などが原因。現在の乗車率は5割程度という。日本海は1968年に運行を開始。現在は大阪−青森間を約15時間で結んでいる。
かつては1日2往復運行し、青函トンネルを通り、北海道の函館駅まで向かう列車もあった。利用客が空路に移るなどして苦戦を強いられる状況が続き、2008年3月のダイヤ改正で1往復となった。
2社は今後、沿線の自治体関係者などにも事情を説明し、理解を得たい考え。
5191
:
チバQ
:2011/11/19(土) 18:24:20
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20111118-OYO1T00240.htm?from=top
寝台特急「日本海」、来春 廃止へ…関西発着ブルトレ姿消す
JRグループは来春のダイヤ改正を機に、寝台特急「日本海」(大阪―青森)を、利用客減少や車体の老朽化を理由に廃止する方針を決めた。青い客車を機関車が引く「ブルートレイン」の一つとして旧国鉄時代から親しまれてきたが、今回の廃止で、関西を発着する寝台特急からこうしたブルートレインは全て姿を消す。
1968年10月に運行開始。88年の青函トンネル開業後は一時、北海道・函館を発着するなど、観光客やビジネス客の人気を集めた。最近は新幹線や空路の発達で利用客が減少。現在は片道約15時間をかけ1日1往復運転する。
ブルートレインは、2008年に京都駅発着の「なは」「あかつき」、09年に東京駅発着の「はやぶさ」「富士」が廃止され、現在は「日本海」と、上野駅発着の「あけぼの」「北斗星」が残るだけ。JRは、「日本海」を季節列車として走らせる案も検討している。
(2011年11月18日 読売新聞)
5192
:
チバQ
:2011/11/19(土) 18:30:05
http://www.asahi.com/national/update/1118/OSK201111180132.html
2011年11月19日17時42分
高松琴平電鉄が開業100周年 破綻から再生、黒字化開業100周年記念のラッピング電車と挙式したことちゃん(左)、ことみちゃん=香川県琴平町
「ことでん」の愛称で親しまれている香川県の高松琴平電鉄が18日、開業100周年を迎えた。10年前に経営破綻(はたん)したが、ゆるキャラの制作やレトロ電車の運行など、あの手この手の取り組みで会社再生を果たした。
同県琴平町の金刀比羅宮でこの日午前、イルカのゆるキャラ「ことちゃん」「ことみちゃん」の結婚式があった。経営破綻後、「ことでんは要るか(イルカ)?」というメッセージを込めて作ったキャラで、苦難を乗り越え迎えた記念日に永遠の愛を誓った。
ことでんは高松市と琴平町、さぬき市を結ぶ3路線、総延長60キロ。1日平均約3万人が利用。前身の東讃電気軌道が1911(明治44)年に開業。2001年に債務保証先の子会社、百貨店「コトデンそごう」の倒産で、高松地裁に民事再生法の適用を申請した。
新経営陣が利用客に意見を募ると、「駅員があいさつしない」「駅や電車が汚い」など数千件の苦情が来た。改善に努め、06年度に黒字に転換した。
5193
:
チバQ
:2011/11/20(日) 11:45:27
>>5084
>>5179
流失3路線、バス専用道路に…JR東が検討
東日本大震災で駅舎や線路が津波で流失した岩手、宮城県内のJR3路線について、従来の鉄道ルートに専用道路を作り、バスを運行させる「バス高速輸送システム」(BRT)で復旧させる案を、JR東日本が検討していることがわかった。
鉄道を敷設し直すより早期の整備が可能な上、整備費用も半分以下で済むメリットがある。JR東は、実現に向けて被災自治体と協議していく方針だ。
BRT導入が検討されているのは、不通となっている東北地方のJR7路線のうち、気仙沼線と大船渡線、山田線の一部区間で、計154キロ。線路が橋脚や路盤ごと流失するなど被害が大きく、原状回復には400億円近くかかるとみられる。今後、市街地が高台に移転すれば、ルート変更を余儀なくされるため、震災から8か月たった今も、本格的な復旧工事の着手すら困難な状態だ。
沿岸被災地では、鉄道の代替でバスが運行されているが、朝夕を中心に通勤や工事の車両で渋滞。地元からは「通勤時間が震災前の倍近くかかる日もある」との声も上がるなど、鉄道の早期復旧を望む声は強い。
従来の鉄道ルートをそのまま活用するBRTは、レールを敷く必要がなく、駅はバス停のような簡易な施設で済むため、鉄道より早く整備することができる。市街地が高台に移転する所や、鉄道の橋脚が津波で流された所では、一般道を使うなど、柔軟なルート設定も可能で、運行コストも安上がりだ。
(2011年11月20日08時42分 読売新聞)
5194
:
チバQ
:2011/11/21(月) 20:45:24
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20111121-OYT1T01128.htm
リニア中間駅の建設費用、JR東海が全額負担
JR東海は21日、リニア中央新幹線計画(東京―大阪間)で、沿線に設置する中間駅の建設費を全額負担する方針を表明した。
JR東海はこれまで沿線自治体に建設費の全額負担を求めており、大きく方針を転換した。中間駅が建設される神奈川、山梨、長野、岐阜、三重、奈良の6県の知事らとの初協議の場で方針を伝えた。
中間駅の建設費は、地上駅で約350億円、地下駅では約2200億円かかる。各県は建設費が巨額に上ることから負担軽減を求めていた。
JR東海の山田佳臣社長は協議後に記者会見し、「計画の早期実現には建設費負担の問題を解消することが大切だ」と方針転換した理由を説明した。JR東海は2014年度中の着工を目指しており、計画を順調に進めるために、自治体側に譲歩すべきだと判断した。
JR東海の費用負担が増えることについて、山田社長は「建設費を減らし、コンパクトな駅に目指す。開業後の運営費も圧縮したい」とコスト削減を図る考えを強調した。
JR東海の提案について、岐阜県の古田肇知事は「大きな前進だ」と評価している。JR東海は27年に東京―名古屋間、45年に東京―大阪間のリニア開業を目指している。
(2011年11月21日20時03分 読売新聞)
5195
:
とはずがたり
:2011/11/21(月) 23:30:24
>>5193
鉄路が寸断されるとなると三陸鉄道を鉄道で復旧させる意味があんまなくなるよなぁ。。
仙台から八戸まで直通出来る現体制がなくなるのは悲しいけど仕方がないのかなぁ・・(´;ω;`)
5196
:
とはずがたり
:2011/11/21(月) 23:31:40
>>5189-5191
悲しいけど時代の流れかなぁ。。ただでさえ定員の少ない寝台列車で乗車率5割は厳しいね。。
5197
:
とはずがたり
:2011/11/21(月) 23:32:50
>>5188
高岡飛弾能登口みたいなのを画策してるんでしょか!?(´・ω・`)
5198
:
チバQ
:2011/11/22(火) 20:34:04
http://mainichi.jp/select/biz/news/20111122ddm008020102000c.html
リニア中央新幹線:中間駅、JR東海全額負担 「14年度着工」遅れ回避
◇財政悪化の懸念
JR東海が21日、リニア中央新幹線の中間駅設置費用負担問題で従来の主張を翻し、駅本体の設置費用を全額負担する方針を表明した。その背景には「全額地元負担」という同社の従来方針に反発する沿線各県との主張の溝が埋まる見通しが立たず、予定した14年度の着工が遅れることに同社が強い危機感を抱いていることがある。ただし同社の財務負担が一段と増すことで、東名間で27年度を予定する開業まで円滑に工事を進められるのか、新たな懸念材料が生じた形だ。【三島健二】
整備新幹線の建設費用は元来、全国新幹線鉄道整備法の規定で国が3分の2、地方が3分の1をそれぞれ負担することになっている。ただし国の財政事情はきわめて厳しいのが現実で、未完成の整備新幹線も他にあることから、「国を頼りにしていては、リニア計画がいつ実現するか見通しが立てにくい」(同社幹部)事情があった。
このためJR東海は、総額8兆4400億円の本線建設費(除く中間駅設置費用)については全額自己負担し、国の都合に左右されずに計画を推進することを決断した。ただし東名間で4駅、名阪間で2駅設ける中間駅については、「駅の設置で利益を受けるのは地元自治体」(同社)であるとして、全額地元負担を求めていた。
しかし財政事情が厳しいのは地方自治体も同じで、地下駅でおおむね2200億円、地上駅で350億円とされる中間駅建設費用を全額地元負担することには各県とも、強い拒否反応を示していた。
14年度の着工に向け、JR東海は現在、沿線各県での環境影響評価(アセスメント)を開始。アセス終了後の14年度に工事実施計画について国に申請し、認可を得て同年度中に東名間で着工する予定でいる。中間駅建設費用問題の決着は同手続きを進める必須条件ではないが、「地元感情からしても、事前に解決しておかないと着工するのは事実上困難」(同社幹部)と受け止めていた。
このため同社は、従来の主張のままでは沿線各県と折り合うことはできないと判断。6駅合計で5900億円の建設費用の全額を自社負担する方針を表明し、問題の早期決着を図るとともに、沿線各県の協力を得て、建設計画を円滑に進めることを決断した。
追加負担についてJR東海の山田佳臣社長は、「経営努力でのみ込める範囲内と判断した。開業が遅れることはない」と説明している。ただし財務的な体力がその分低下することは避けられない。設備投資については「安全、安定輸送に関するものに絞り込んでいく」(山田社長)ことで乗り切る方針だが、大規模災害などで今後、予期しない大規模の財政支出があった場合、リニア中央新幹線計画にしわ寄せが及ぶ可能性もある。
毎日新聞 2011年11月22日 東京朝刊
5199
:
チバQ
:2011/11/22(火) 20:35:02
http://news24.jp/nnn/news8761938.html
青い森鉄道「筒井新駅」建設へ
(青森県)県は青森市筒井地区に計画している青い森鉄道の新駅整備費3億3千万円を予算化した。総事業費は7億1千万円で、年度内に着工し13年度中の開業を目指す。無人駅だが待合室のほかエレベータを取り付ける。近くには青森高校があり1日千人の利用を見込む。[ 11/22 16:58 青森放送]
5200
:
チバQ
:2011/11/22(火) 21:32:07
>>5197
どーせなら
[高岡ドラえもんステーション]駅 で どすか?( ̄∀ ̄)
5201
:
チバQ
:2011/11/22(火) 21:35:06
>>5196
あけぼのが残ったのが意外ですねえ
庄内平野に需要がある?
大阪行きの銀河が(安ければ)便利だったんですけどね。サンライズは大阪泊まらないし....
5202
:
チバQ
:2011/11/25(金) 21:07:18
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20111125ddlk01020244000c.html
北海道新幹線:並行在来線問題 新函館−函館間、函館市長が経営分離容認へ /北海道
◇バス転換は認めず
北海道新幹線の札幌延伸を巡る並行在来線の経営分離問題で、函館市の工藤寿樹市長は24日、記者会見し、新函館−函館間(17・9キロ)について、札幌延伸後にJR北海道から経営分離することを容認する考えを明らかにした。民主党は年内に札幌延伸の着工の是非を判断する方向だが、着工には並行在来線の沿線自治体の分離同意が必要で、これまで反対してきた函館市の姿勢が焦点となっていた。
JRは昨年3月、新函館−函館を含む小樽−函館間を並行在来線として経営分離を表明した。これに対し、函館市は▽函館駅に新幹線を乗り入れる方策を考えるとする確認書を94年に道と交わした▽経営継続を前提に函館駅舎の整備を行ってきた−−などを理由に猛反発してきた。
市議会が昨年5月にJRでの運行継続を求める決議を採択したほか、当時の西尾正範市長を先頭に運行継続を求める署名活動を展開。市民から約11万人の署名を集めてJRに提出し、再考を求めたが、協議は平行線が続いた。しかし、今年4月の市長選で工藤市長が当選し、市の姿勢に変化の兆しが出ていた。
工藤市長はこの日の記者会見で、経営分離容認の理由として「JRの意思は99%変わらない。並行在来線は小樽まで続いており、この区間だけJRが運行するのは難しい」と説明した。
ただし、経営分離への最終的な同意については「今までの経緯もあり、鉄路の維持など具体的な代替案など将来の担保がなければ簡単に判は押せない」と強調。新幹線開通後、新函館−函館間は1日5000〜6000人の利用が見込まれることから、「バスで運べる人数ではない」とし、バス転換は認めない姿勢を示した。
一方、道は同日、「第三セクターの設立・運営などで最大限の努力をする」などとする高橋はるみ知事名の文書を市に送った。道新幹線対策室の山口修二参事は「(市長の容認表明は)大きな決断。札幌延伸に向け、JRの協力を得ながら支援策などを協議していきたい」と話した。【近藤卓資】
5203
:
チバQ
:2011/11/25(金) 21:08:17
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20111124ddlk19020054000c.html
リニア中央新幹線:駅アクセス、新たな道路整備提示 甲府市長が私案 /山梨
◇地元要望の橋も
甲府市大津町付近に建設予定のリニア中央新幹線の駅とJR甲府駅との接続手段について、甲府市の宮島雅展市長は22日、甲府駅から南へ延びる国道358号(通称・平和通り)とリニア駅とを結ぶ新たな道路を整備する私案を示した。
荒川にかかる万才橋と二川橋の間に新たな橋を建設し、橋とリニア駅を直接結ぶ道路を整備することで、近道になるとの考え。地域住民の間では、かねて両橋の間に新たな橋の建設を求める声があり、そうした要望に応えることもできるとしている。
一方、甲府商工会議所などが要望しているモノレール構想については「国内のほとんどのモノレールは赤字。後年につけを回すことになっては困る」と否定的な見方を示した。また、JR東海が建設する「コンパクトな駅」部分を除く施設の建設について、「全県下に知恵を貸してもらいたい」と話した。
リニア駅と甲府駅との接続手段についてはこれまで、横内正明知事が、交差点に近づくと信号が青にかわるシステムのバスの導入を検討していることを明らかにしている。【水脇友輔】
5204
:
荷主研究者@しおかぜ27号
:2011/11/26(土) 21:26:40
新居浜に移動中。四国の特急列車は短編成でガラガラというイメージだったが、岡山からは5両編成で指定席もそこそこ埋まっている。宇多津から3両編成のいしづちと併結されて8両編成となるので特急としては体裁が整う感じだ。ただ車内販売が無いなどコスト抑制の苦しい状況も垣間見れる。
JR四国の特急は対岡山(新幹線連絡)がメインとなり対高松が特に不振らしいが列車の編成両数の差にその辺が如実に現れているようだ。
5205
:
チバQ
:2011/11/27(日) 14:45:05
http://www.sakigake.jp/p/akita/topics.jsp?kc=20111127j
サイクルトレイン、利用は延べ6人 由利高原鉄道、周知不足響く
由利高原鉄道(本社・由利本荘市矢島町)が先月15日から土日の計8日運行した、自転車が積み込める列車「サイクルトレイン」がこのほど終了、利用者数は延べ6人にとどまった。同社は「来年度は運行期間を延ばすなどして乗客の利便性をよくしたい」としている。
サイクルトレインは、自転車を分解したり折り畳んだりせずに車内に持ち込める。鳥海山ろく線薬師堂—矢島駅間(20・8キロ区間)で1日2往復運行。ラッピング列車「宇宙戦艦ヤマト号」の1両に、専用スタンドなどが4台分取り付けられた。運行は今月13日に終了した。
同社によると、先月16日と29日に1人ずつ、今月5日と12日に2人ずつ利用した。「もう少し利用者がいると思ったので、がっかり。運行を知らない乗客も多く、周知不足もあった」と同社。来年度は、4月ごろからの運行を検討するという。
(2011/11/27 14:30 更新)
5206
:
チバQ
:2011/11/27(日) 14:46:22
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20111126-OYT8T00835.htm
路線活性化 あの手この手
3セク移管予定のJR信越線
写真を撮りに来た子どもに撮影用の帽子をかぶせる古里住民自治協議会の太田さん(左)(長野市三才で) 2014年度の北陸新幹線長野―金沢間の開業に伴い、JR東日本から県などが出資する第3セクター「しなの鉄道」に経営移管される予定のJR信越線。移管後に利用客の低迷も予想される中、沿線自治体や住民らの間に、路線の活性化に向けた動きが広がっている。
三才駅(長野市三才)では、地元ボランティアが土日祝日に「ウエルカム三才児プロジェクト」を展開。同駅は、その珍しい駅名から、3歳になった子供を連れて駅舎やホームで写真を撮る家族や鉄道愛好家らが訪れる。そうした観光客をもてなしているのが、地元・古里住民自治協議会ふるさとづくり委員会の会員たちだ。家族連れが集まり始めると、会員が車を誘導したり、カメラのシャッターを押したりする。会員が活動する午前10時〜午後3時の間に30〜80組が訪れるといい、駅名が書かれた看板の前には順番待ちの列ができるほどにぎわうという。
委員長の太田秋夫さん(60)は「子供たちは電車が好き。駅を見てから電車にも乗る家族が結構いて、口コミやブログで駅の認知度が上がってきた。おもてなし目的で始めたが、利用促進にもつながっている」と手応えを感じている。
黒姫駅と古間駅がある信濃町では、今夏、駅にちなんだエッセーや絵手紙、写真などの作品を募集した。町の9月補正予算では黒姫―長野間の乗車券100往復分の購入費を計上し、職員が出張する際は信越線を利用するよう促し、意識改革に努めている。
こうした町の動きをきっかけに住民側も動き出した。6月下旬に地元有志で発足した駅のファンクラブは現在、会員が38人に増え、勉強会を数回開いて活性化策を検討中だ。町総務課まちづくり企画係の小川三冬係長は「町内には高校がないので、今後廃止ということになれば高校生の足に直結する。ファンクラブを中心に町全体に活動の輪が広がっていってほしい」と期待する。
飯綱町では、県立北部高校の生徒が牟礼駅に親しみを持てるよう、毎年イルミネーションで飾り付けている。12月には、高校生ら町民がワークショップを開き、駅の活用法などを話し合う予定だ。
県並行在来線対策室は「従来の行政主体の利用促進はうまくいかない。活動のペースは遅いように見えるかもしれないが、地元が自主的に方向性を考えていく方が効果が期待できる」と話している。
(2011年11月27日 読売新聞)
5207
:
チバQ
:2011/11/27(日) 14:49:58
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20111127-OYO1T00144.htm?from=main2
奈良のリニア中間駅、地上駅も検討…JR東海
建設費「地下」の6分の1
JR東海が奈良県内に建設するリニア中央新幹線(東京―大阪)の「中間駅」について、これまで前提としてきた地下駅建設だけでなく、地上駅を含めて検討する方針に転じたことが26日、明らかになった。地上駅の建設費が約350億円と地下駅(約2200億円)の6分の1で済むためだ。
JR東海は早期開業に向けて、沿線自治体に全額負担を求めていた神奈川、山梨、長野、岐阜、三重、奈良6県の中間駅の建設費(総額約5900億円)を全て自社で負担すると21日に表明した。
神奈川、奈良両県は地下駅、その他4県は地上駅としてきたが、負担軽減のため、設置場所が未確定の奈良で、地上駅の可能性を探ることにした。ただ、地上駅の場合、大幅なコスト削減が見込める一方で、用地買収が難航する懸念に加え、ルート上に想定される奈良市周辺などで文化財などが出土して建設が中断、工期が大幅に遅れる可能性がある。JR東海は開業時期への影響も考慮し、最終的に判断する。
リニアは2014年度に着工し、27年に東京―名古屋間、45年には大阪までの全線開業が計画されている。奈良県内での駅着工は、27年以降になる見通しだ。
(2011年11月27日 読売新聞)
「新幹線」
5208
:
チバQ
:2011/11/28(月) 22:04:33
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20111128/CK2011112802000052.html
世につれ呼称も変化 「溝ノ口」「溝の口」「溝口」
2011年11月28日
「みぞのくち」の読み方は同じでも、表記の仕方は3通り(コラージュ)
川崎市のほぼ中央に位置するJR南武線「武蔵溝ノ口駅」(高津区)。でも周辺の地名は「溝口」で、「溝ノ口」ではないことをご存じの方も多いだろう。しかも東急田園都市線の駅名は「溝の口」。気になって駅周辺の建物の看板を見回すと、あるわあるわ、「ノ」だったり、「の」だったり。最も少ないのが「溝口」か。なぜ駅名に「ノ」や「の」が入ったのか、調べてみると−。 (渡部穣)
まずはJR東日本横浜支社に問い合わせたが、資料が残っておらず「分からない」との答え。それもそのはず。南武線はもともと「南武鉄道」という名の私鉄で、第二次世界大戦中の一九四四年四月、いわゆる「戦時買収」で国有化された。武蔵溝ノ口も、南武鉄道開業当初からの駅名だったのだ。
昔は「溝ノ口」だったが、いつからか「溝口」になったという説を耳にした。「川崎の町名」と「川崎地名辞典」(ともに日本地名研究所編、川崎市発行)を調べると、それらしき文章が。いわく「江戸時代には『溝の口村』、明治になって『溝ノ口』と表記するようになったが、公式文書はみな『溝口』を使用している」。読み進むと、明治時代に「溝口村」から「溝ノ口村」になり、昭和に入って、川崎市に編入された際に「溝口」になったとも。
すると、JRの駅名「溝ノ口」は昔の表記を取り入れたということか。郵便局など比較的古い建造物は「溝ノ口」の表記になっているものが多いという。ちなみに東急電鉄の広報にも尋ねたが、駅名に「の」を入れた理由は記録に残っていなかった。ただ以前は「溝ノ口」だったのを六六年一月、「溝の口」に改称している。推測だが、JR(旧国鉄)の駅名との差別化を図ったのだろうか。
ところで、なぜ頭に「武蔵」が付くのか? 「南武線いま むかし」(多摩川新聞社、原田勝正著)などによると、兵庫県のJR西日本・播但線に「溝口」(みぞぐち)という駅があり、区別するため、というのが有力だ。ちなみに「武蔵新城」は愛知県のJR東海・飯田線「新城」(しんしろ)と、「武蔵中原」は佐賀県のJR九州・長崎本線「中原」(なかばる)と、「武蔵小杉」は富山県のJR西日本・北陸本線「小杉」と、区別するために「武蔵」の字が頭に付いているとか。以前は「武蔵中丸子」という駅もあったが、四五年六月の戦災で焼失し、そのまま廃止になったとの記録が残っている。
南武線の名前の由来そのものが、武蔵と関係がある。本紙の元川崎支局員・五味洋治記者(現・外報部デスク)の著書「南武線物語」(多摩川新聞社刊)によると、鉄道免許の申請書に「本鉄道ハ武蔵野ノ南部ヲ縦断スル最モ緊要ナル線路」という記述がある。武蔵野の南部だから「南武線」。東西に長い鉄道にもかかわらず、「横断」ではなく「縦断」と書いている。現在の川崎市民が川崎区と麻生区の間を「東西」と言わず「南北」と言うのとも相通じており、興味深い。
「みぞぐち」ではなく「みぞのくち」だと強調するためか、高津区の地元では若い人を中心に「溝口」を「のくち」の愛称で呼ぶことがある。駅前ビル「NOCTY(ノクティ)」も「のくち」に由来しているとか。時代とともに変化する駅名、地名。なんと奥深いことだろう。
5209
:
チバQ
:2011/12/02(金) 22:58:11
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20111201/CK2011120102000070.html
日光直通で観光便利に AIZUマウントエクスプレス
2011年12月1日
東武日光駅まで直接乗り入れることになった「AIZUマウントエクスプレス」(東武鉄道提供)
東武鉄道などの鉄道四社は来春、鬼怒川温泉駅と会津若松駅(一部は喜多方駅)を結ぶ「AIZUマウントエクスプレス」の一部を東武日光駅まで直通で乗り入れる。人気観光地を結ぶ路線が乗り換えなしで結ばれることから、観光客の増加に期待がかかる。 (内田淳二)
この列車は東武と野岩鉄道、会津鉄道、JR東日本の四社の路線に乗り入れている。これまで、東武日光駅から会津若松駅へ向かう場合は、下今市駅と鬼怒川温泉駅でそれぞれ乗り換える必要があった。接続が悪いときは三十分近く列車を待つこともあったといい、直通乗り入れが実現すれば、移動時間も短縮される。
また、四社は会津田島駅と会津若松駅間を走る「お座トロ展望列車」を鬼怒川温泉駅まで、直通運転する計画も進めている。この列車は「お座敷を備えた車両」「トロッコ車両」「大きな展望窓がある車両」の三種があり、のんびりと車窓からの景色を楽しみたい旅行客に人気があるという。
両列車の運行について、四社が開始時期やダイヤなどの詳細を検討している。東武鉄道の担当者は「日光と会津若松の『列車歴史旅』などの計画が立てやすくなる。観光客の掘り起こしにつなげたい」と話している。
5213
:
チバQ
:2011/12/04(日) 13:25:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111129-00000100-mailo-l02
鉄路のゆくえ:東北新幹線全通1周年/1 青い森鉄道 運輸収入では健闘 /青森
毎日新聞 11月29日(火)12時25分配信
◇「不便、高い」改善に限界
「昔は特急券を求める人の列が、階段の下まで続いたもんだけどね」。青い森鉄道・三沢駅。がらんとした事務室で坪誠駅長は「特急時代」を懐かしむ。1976年に旧国鉄に入社。青い森鉄道開業でJRから移り、今年5月に駅長に就いた。三沢駅勤務は3度目だ。
最初に窓口を担当した87年ごろ、三沢駅の売り上げは1日約600万円、今の約6倍だった。三沢空港が欠航すると、特急券を求める客で窓口に長蛇の列ができた。「今は1台しかない券売機もほとんど動かない」
東北新幹線の全線開業に伴い、1時間に1本あった特急が廃止。1日の利用客数が300人減った。下北半島の原子力施設などへの出張族が大半で、新幹線七戸十和田駅に取られた格好だ。来年3月には十和田観光電鉄の廃線も決まり、駅周辺には沈滞ムードが漂う。
◇
「すべてが新たな経験の1年でした」。青い森鉄道企画広報部の長渕勇一主任は、苦笑交じりに語る。
「不便で高い」。青森延伸当初は、JR時代と同水準のサービスを求める客の苦情が相次いだ。3月のダイヤ改正で八戸−野辺地間を増便などしたが、自前の車両が9編成しかない限界も。厳しい経営環境の中、要望の強い八戸での始発と最終の新幹線との接続は、いずれも実現できていない。長渕主任は「なんとかご理解いただき、地域の皆さんと鉄道を発展させたい」と願う。
明るい要素もある。運賃など運輸収入は4〜5月、震災の余波で計画を下回ったが、6月は1億7252万円(計画比104%)、7月は1億8854万円(同114%)と健闘。新青森から青い森鉄道経由で浅虫温泉への観光など「新幹線効果」が表れたという。関格社長は「思った以上に好調だ」と手応えを口にする。
◇
むろん課題は多い。同社は車両を保有して運行を担当。県がレールなどの施設を所有、管理する「上下分離方式」で営業している。鉄路の保守には40億円かかり、うち32億円は同線を通るJR貨物の使用料で賄うが、残り8億円は自己負担となる。今年度は県の予算6億円を繰り入れ、青い森鉄道が2億円を負担する計画だ。各地で経営難にあえぐ並行在来線。県青い森鉄道対策室の竹沢裕之室長は「億単位の負担が続くが、地域の足をしっかりと維持していくことが大切」と強調する。
◇
東北新幹線の全線開業から12月4日で1年を迎える。開業効果で地元に恩恵をもたらす一方、十和田観光電鉄の廃線など「負」の影響もにじみ出る。県内の鉄道事情を通し、この1年を検証する。=つづく
………………………………………………………………………………………………………
■ことば
◇青い森鉄道
青森−目時間(121・9キロ、26駅)を運行する第三セクター。東北新幹線八戸駅開業の02年12月、並行在来線の八戸−目時間がJRから移管され開業。10年12月の新幹線全通で青森まで延伸された。
11月29日朝刊
5214
:
チバQ
:2011/12/04(日) 13:26:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111130-00000019-mailo-l02
鉄路のゆくえ:東北新幹線全通1周年/2 津軽鉄道 アイデア列車で集客増 /青森
毎日新聞 11月30日(水)10時57分配信
◇地域ぐるみで応援
「ゆっくり、じっくり味わって」。津軽鉄道(本社・五所川原市)で6日運行された「おらほの味じまん列車」。絣(かすり)の和服姿の「かっちゃ」たちが途中駅で乗り込み、出来立ての料理を振る舞う。30人の予約客は、津軽そばやささ餅など「お袋の味」に舌鼓を打った。弘前市の古川良子さん(82)は「地域の物が食べられて楽しい。また乗ってみたい」と満足げ。企画した主婦グループ「津鉄応援直売会」の土岐和子会長も「自分たちのできることで、津鉄を応援したい」。
◇
「ウチは鉄道だけの会社。必死にやらないと」。沢田長二郎社長は苦笑する。少子高齢化に伴う利用減でかさむ赤字。地方路線が抱える課題は、ここでも例外ではない。
全国に知られるストーブ列車をはじめ、風鈴列車や鈴虫列車、津軽弁列車など、次々とアイデア列車を用意して観光客をもてなす。12月には独身男女の出会いの場「ロマン列車」も初めて登場する。
乗客の2割弱を占める観光客を少しでも増やそうと、元商社マンの沢田社長自ら旗を振る。「地元客を維持しつつ観光で上乗せし、全体の数を伸ばす。生き残り策です」
◇
新幹線開業は好機だった。開業直後の昨年12月、団体客が前年比7割増となり、1、2月も500人単位で増えた。車内で観光案内に当たる「奥津軽トレインアテンダント」の葛西麗理さんは「開業の日はホームが人であふれた。関東のお客さんが増え、『青森が近くなった』と喜ばれました」と振り返る。
しかし、東日本大震災で、4月に団体客が前年比94%減と苦戦。6月以降は観光客も戻ったが、利用数は前年比横ばいが続く。開業の「特需」は4カ月で終わった。
◇
しかし、沢田社長らにめげる様子はない。次の好機は「4年後の北海道新幹線開業」。津軽半島には今別町に「奥津軽駅」(仮称)が新設される。津軽中里駅から直線距離で約20キロ。沢田社長は「アイデアの段階」と前置きしつつ「デュアル・モード・ビークル(DMV)」のアイデアを披露する。
JR北海道がマイクロバスを改造して開発し、見た目はバスだが線路用の車輪も付属。数分で出し入れし、レール上も走れる。鉄道のない地域まで乗り換えなしで乗客を運べるのが利点だ。「五所川原から津軽中里経由で奥津軽駅へ。新幹線との面白い接点になる」と沢田社長。アイデアは無尽蔵だ。=つづく
………………………………………………………………………………………………………
■ことば
◇津軽鉄道
1930年開業。津軽五所川原−津軽中里(中泊町)間20・7キロを約40分で結ぶ。地元では「津鉄」の略称で親しまれ、10年度利用者は31万3724人。うち8割が高校生など沿線住民。開業直後から走る冬のストーブ列車は全国的に有名だ。
11月30日朝刊
5215
:
チバQ
:2011/12/04(日) 13:26:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111202-00000088-mailo-l02
鉄路のゆくえ:東北新幹線全通1周年/3 北海道新幹線 函館延伸まで4年 /青森
毎日新聞 12月2日(金)11時41分配信
◇海峡越え観光連携
延々と並ぶ巨大なコンクリートの橋脚群、資材を持ち上げる大型クレーン。青森市北部から蓬田村に広がる田園地帯に、北海道新幹線の姿が浮かび上がった。新函館開業は4年後。工事は最盛期を迎えている。
鉄道・運輸機構青森新幹線建設局(同市)によると、県内の新設区間は約29キロで、工事の発注は既に終了。進捗(しんちょく)率も予算ベースで48%とほぼ半分完成した。奥原祐治計画課長は「遅れもなく、予定通り進んでいる」と説明。奥津軽駅(仮称)の完成予想図は来春にも公開予定だ。
「並行」して走るJR東日本の津軽線(青森−三厩間)は、北海道新幹線がJR北海道と、運行会社が異なるため、第三セクター化や廃線の心配はない。しかし、新青森が終着駅から途中駅に変わる県内への影響は計り知れない。なにしろ延伸先に控えるのは、年間約500万人の観光客を吸引する函館市だ。
◇
弘前の経済界は攻めの姿勢だ。弘前商工会議所は、函館商議所や両市に店舗網を広げるみちのく銀行(本店・青森市)と4月、「津軽海峡観光クラスター会議」を設立した。観光を核に経済の広域連携が目的で、旅行商品を共同企画するなど、具体的な動きも既に始まっている。
「函館延伸は客を呼び込むチャンスだ」。弘前商議所総務財政課の土岐俊二課長は言い切る。洋館が建ち並ぶ函館に対し、城下町でリンゴなど農産物が豊富な弘前。違った魅力を持つ両都市が手を組み、相乗効果を狙う。
台湾や韓国などから函館を訪れる外国人観光客も魅力だ。土岐課長は「函館から足を延ばし、新幹線で世界最長の青函トンネルを通って弘前まで来てほしい」と期待する。両市長が9月に会談するなど行政も積極姿勢だ。
◇
89年に函館市とツインシティー(双子都市)提携を結び「先輩格」の青森市も、弘前の動きを追うように北海道との連携を模索する。
11月21日に同市内で開かれた「津軽海峡・陸奥湾広域連携市町村長サミット」。東青と下北、北海道南の3地域が海を越えて意見交換し、観光や物産で連携することを確認した。
「青函は40分で結ばれる。会議を一過性にせず、これまで以上に連携交流したい」。鹿内博市長は協力を求め力を込めた。
函館延伸まであと4年。「振興の再チャンス」「観光客を取られたくない」。県内には期待と不安の声が入り交じる。=つづく
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■ことば
◇北海道新幹線
新青森−新函館間の約149キロを最速40分で結ぶ。JR北海道が運行し、15年度開業予定。奥津軽(仮称、今別町)、木古内(北海道木古内町)の二つの中間駅を設置。鉄道では世界最長を誇る青函トンネル(53・8キロ)内とその前後は、車輪の幅が違う新幹線と在来線が同一路線を走れるよう、3本目のレールを敷いて改修する。
12月2日朝刊
5216
:
チバQ
:2011/12/04(日) 13:26:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111203-00000130-mailo-l02
鉄路のゆくえ:東北新幹線全通1周年/4 十和田観光電鉄 廃線に断腸の決断 /青森
毎日新聞 12月3日(土)12時57分配信
◇車社会新駅へ客流出
東北新幹線全通で開業した七戸十和田駅。地元七戸町が設置した無料駐車場が人気だ。600台でスタートしたが満車続きで、今夏には100台分増設。それでも週末は常に8割以上が埋まる。町の担当課は「ここまでとは」と予想外の展開に驚く。駅前には9月、大手スーパー「イオン」も進出し、にぎわいがさらに増した。
◇
「新幹線開業の影響は予想以上だった」。十和田市中心街にある十和田観光電鉄(十鉄)本社で、経営企画室の柳下浩部長はため息をついた。
十鉄は、同市と東北本線三沢駅を結ぶ重要路線だったが、新幹線開業後、三沢経由では新幹線への接続が悪く「時間がかかる」と市民に敬遠された。市中心街の北約15キロに七戸十和田駅ができ、車で20分も走れば駅前の無料駐車場が使えるとあっては、人の流れが移るのも自然だった。
十鉄の利用者数は、昨年11月の3万7000人から、新幹線開業の同12月には2万8000人(前年比84%)に急減。東日本大震災後はさらに深刻化し、観光客など定期券以外の利用者が4割減と、苦戦を強いられた。
少子化でもともと右肩下がりの経営に新幹線が廃線の「決定打」となった。「何とか鉄道を残したかった。断腸の思いだった」。白石鉄右エ門社長は10月の記者会見で悔しさをにじませた。
◇
沿線には三本木農と十和田工の2高校があり、両校で約260人の通学客がいる。十鉄は新年度に間に合うよう、代替バス路線の策定を急ぐ。11月17日には十鉄や県、各校の関係者が集まり、停留所の設置場所を視察をするなど具体的な動きも始まった。三本木農高の古舘行雄教頭は「仕方のないこと」と冷静に受け止めるが、「遠くから通学する生徒も多い。料金は現在水準を維持してほしいし、安全な運行をお願いしたい」と生徒の思いを代弁する。
◇
来年3月末で十鉄が廃線となれば、人口6万人を抱える十和田市は県内で唯一「駅のない市」になる。十和田商工会議所の桜田一雄専務理事は「中心街に影響はないと思うが、三沢との交流は減るかもしれない」と懸念する。9月に沿線3市町でそれぞれ開かれた市民懇談会で、十和田市では唯一、廃線への賛否が相半ばした。十和田市駅の近く住む男性(81)は嘆く。「駅がなくなれば、街は必ず廃れる。車社会なんていつまで続くか分からない」=つづく
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■ことば
◇十和田観光電鉄
1922年開業。十和田市−三沢間14・7キロ(11駅)を平日1日17往復運転する。新幹線開業による利用者減などを理由に12年3月末の廃線が決定した。10年度利用者45万人のうち8割は高校生。
12月3日朝刊
5217
:
チバQ
:2011/12/04(日) 13:27:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111204-00000059-mailo-l02
鉄路のゆくえ:東北新幹線全通1周年/5止 五能線 危機救った観光化 /青森
毎日新聞 12月4日(日)11時50分配信
◇移動手段から転換
「個室のボックスシートも良かったし、日本海やリンゴ畑の景色も素晴らしかった。また乗ってみたい」。10月、弘前駅で行われたJR五能線の快速列車「リゾートしらかみ」100万人達成記念イベント。節目の利用者となった千葉市の岩田郁江さん(79)、恵さん(52)親子は感激を表した。ローカル線がわずか14年で達成した「偉業」の数字。熊谷恵悦弘前駅長は「全国で3本の指に入るリゾート列車に成長した」と胸を張った。
◇
今でこそ人気の五能線だが、旧国鉄時代は廃線がささやかれる一ローカル線だった。生活路線から観光路線への転換。活性化の切り札が「リゾートしらかみ」の導入だった。
97年4月に1編成(3両)で運行を開始。特急で約3時間の秋田−青森間を、約5時間かけゆっくりと走る。車窓には日本海に沈む夕日や世界遺産の森が広がる白神山地、津軽平野を覆うリンゴ畑……。素朴な景観が団塊世代の心をつかんだ。
03年に2編成、06年には3編成に増やし、年間3万人だった利用者数は、ここ数年は10万人台にまで増えた。
◇
新幹線全通を機に、蓄電池とディーゼルエンジンを併せ持つ新型ハイブリッド車両を投入。青森側からの乗客増につなげた。利用者数は、東日本大震災で4、5月こそ前年割れしたが、6月以降にはいち早く回復。人気ぶりを見せつけた。
車内では津軽三味線の生演奏や津軽弁で昔話が披露され、途中駅で住民が手を振る「お見送り」といった温かいもてなしも評判だ。鰺ケ沢町観光協会の園村義法事務局長は「五能線はただの移動手段ではない。貴重な観光資源だ」と力を込める。JRと地元自治体の「好連携」が観光客を呼び込む原動力だ。
◇
「第2のしらかみ」を発掘しようと、JRは新幹線全通と同時に新青森と大湊・蟹田間を結ぶ快速「リゾートあすなろ」をデビューさせた。今年の夏休み期間中(7月22日〜8月18日)は約4300人が乗車し、まずまずの滑り出しだ。JR青森支店の広報担当者は「観光開発はJRだけでは難しい。地域の自治体と一緒になって進めたい」と連携の必要性を強調する。
三村申吾知事は2日の県議会で、JRと二人三脚で行った新幹線観光キャンペーンの成功例を挙げ、「観光力向上の基礎ができた。あらゆる機会に青森の魅力を発信し、切れ目ない誘客に努めたい」と強調した。開業効果を一過性の「特需」に終わらせないため、一層の知恵比べと地域ぐるみの盛り上がりが試されている。=おわり(この企画は神崎修一が担当しました)
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■ことば
◇五能線
川部−東能代間(147キロ、43駅)を結ぶJR東日本のローカル線。快速「リゾートしらかみ」が同線経由で青森・弘前−秋田間を1日3往復する。快速は「〓(ぶな)」「くまげら」、ハイブリッド車両の「青池」と、愛称の付いた3編成(各4両)で、いずれも展望席を備え、大きな窓から眺める日本海の絶景が人気だ。
12月4日朝刊
5218
:
チバQ
:2011/12/04(日) 13:28:36
http://www.asahi.com/travel/rail/news/SEB201112030043.html
2011年12月4日0時40分
減る通学利用、観光客誘致に活路 熊本・くま川鉄道
熊本県人吉市と湯前町を結ぶ第三セクターくま川鉄道(24.8キロ)。廃止されたJR湯前線を引き継いだが、1989年の開業以来、赤字経営が続く。運賃収入の要である通学利用者が減るなか、沿線の魅力を生かした観光客の誘致に活路を見いだそうとしている。
11月末の平日、人吉温泉駅を午後5時27分に出発する列車に乗り込んだ。沿線には球磨工、人吉、球磨商、南稜、多良木の五つの高校が点在し、朝夕の列車内は制服姿の生徒でにぎわう。この日も座席が埋まるほど混み合ったが、湯前駅からの折り返しは、ほぼ貸し切り状態だった。
人吉で生まれ育った車掌の加藤育未さん(19)も今年卒業するまではそんな通学生の1人だった。新卒第1号として採用され、研修を経て4月に車掌デビュー。「恥ずかしがり屋であがり症」らしいが、社内で娘のように可愛がられ、接客も「緊張しないで話せるようになってきた」。
車窓から望む田園風景が好きという加藤さん。球磨川と川辺川の合流地点など絶景の見どころもある。「沿線のことは何をたずねられても答えられるようになりたい」と言う。
通学に利用する高校生は乗客の8割近くを占めるが、少子化の影響で全体数は減少の一途だ。5校で4600人(90年度)を数えた生徒数は昨年度、2700人弱に。それに比例して通学定期の利用者も減り、経営を圧迫している。
存続を図るため、収益確保の柱に位置づけるのが観光客の誘致だ。09年4月にはデザイナー水戸岡鋭治さんが内外装を手がけた新車両「KUMA―1・KUMA―2」を導入。木製のいすや床がぬくもりを感じさせ、深い緑色の外観も人吉球磨の風景になじむ。全国から訪れる観光客に好評で、尾方達郎(みちろう)運輸部長(54)は「以前多かった落書きがなくなったのもうれしい」と話す。
夏の「生ビール列車」は風物詩になりつつある。「カフェトレイン」と銘打って車内でコーヒーなどを振る舞ったり、生の落語が楽しめる「寄席列車」を走らせたり、あの手この手でイベントを打ってきた。
昨年9月に就任した藤木孝一社長(65)は「内部固めの1年だった」と振り返る。JRの退職者が中心だった運転士の若返りに取り組み、来春も地元の高校新卒者を3人採用する予定。営業部門を強化しようと、来年2月にはJR人吉駅の駅舎そばに拠点となる事務所を新設する。
取り崩してきた基金に頼れなくなり、昨年度からは人吉球磨の10市町村が赤字分を負担することになった。老朽化した車両の更新など課題は多いが、藤木社長は「地域とタイアップして、沿線住民に『我が町の鉄道』と支えてもらえるよう頑張りたい」。(貞松慎二郎)
5219
:
チバQ
:2011/12/04(日) 18:11:47
http://www.sakigake.jp/p/akita/economics.jsp?kc=20111204g
新幹線効果、震災で実感薄く 県北地域、巻き返しに懸命
東北新幹線が全線開業し、新青森駅(青森市)まで延伸してから4日で丸1年。大館市や能代市など県北地域では、青森県側から観光客が南下する「シャワー効果」が期待されたが、3月の東日本大震災による一部区間の徐行運転や旅行自粛ムードが響き、思うような効果が得られていない。観光客の流れをどうつくるのか。各地の観光関係者は巻き返しに懸命だ。
全線開業を「観光振興の起爆剤」と位置付けた大館市。新青森から奥羽線特急に乗り継ぐ観光客を呼び込もうと、弘前市と連携してPR活動に力を入れてきた。
全線開業に合わせたダイヤ改正で、奥羽線特急は2本増えて1日6本となった。新幹線からの連絡もスムーズになり、大館市観光協会の石田雄一会長は「開業後初の大イベントだったアメッコ市(2月)では、県外客が従来より目立った」と強調する。
だが、震災の影響で東北新幹線の一部区間で徐行運転が続き、正常化まで半年かかったこともあり、宿泊客数は前年より2割減った。市内全体の宿泊客数も前年並みにとどまる。
観光客に人気があり、五能線を走る「リゾートしらかみ」(青森—秋田)の乗客は、震災前まで前年比2倍の伸びだった。震災で一時運休したが、6月以降は前年を2〜3割上回っている。JR秋田支社の奈良隆模販売促進課長は「震災で観光需要が低迷した中で大きな効果が出ている」と話す。
ただ、五能線の停車駅がある能代市の佐々木松夫観光振興課長は「乗客の目が能代に向いているとは言えない」と嘆く。市内で開催した観光イベントの人出は前年とさほど変わっておらず、「観光素材を一層磨かなければいけない」と先を見据える。
(2011/12/04 14:38 更新)
5220
:
チバQ
:2011/12/05(月) 21:48:29
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001112050015
道幹部派遣、地元説得へ 新幹線・札幌延伸
2011年12月03日
函館市長と懇談後、記者団の取材に応じる高向・道商連会頭=函館市役所
■新幹線延伸 函館市・余市町に
北海道新幹線の札幌延伸に向け、道は近く、議会や経済界の反発が強い函館市と余市町に幹部を派遣し、着工に不可欠な合意形成へ「地ならし」を始める方針を固めた。前田武志国土交通相が2日、年度内の着工認可に意欲を見せたが、JRからの並行在来線の経営分離をめぐり、道は沿線の全15市町から同意を取り付けきれていない。この日は、道商工会議所連合会の会頭も沿線地域の説得にあたった。
■在来線めぐり紛糾
2日午前9時半、新幹線の札幌延伸を悲願とする道商工会議所連合会の高向巌会頭が函館市の函館商工会議所を訪れ、松本栄一会頭と約1時間、非公開で会談。JRの経営分離に反対している函館商議所の説得のためで、高向氏は「(JRの)直接経営と同じような状況で新函館―函館が維持されることが絶対条件だ。そのへんでご理解いただけないか」と松本会頭に譲歩を促した。
これに対し、松本会頭は回答しなかった。会談後、報道陣に「過去の経緯もありますし、この地域の将来も考えないといけない」と話すにとどまった。
函館市の工藤寿樹市長は11月24日、定例記者会見で並行在来線問題について、「JRがやるのは99%難しい」と述べた。経営分離を受け入れたともとれる発言で、地元経済界は猛反発。新函館駅(仮称)の場所が函館駅から約18キロ離れた北斗市の渡島大野駅に決まった際、「譲歩した」との思いが背景にあるからだ。
これに加え、新函館―函館間についても鉄路維持の道の確約はない。三セク化で運賃の値上げや、接続ダイヤの関係で不便になったり、さらに鉄道廃止という懸念が拭えないことも、経営分離への反発へつながっている。
市議会も昨年5月、JRによる運行維持を決議。9月には前市長、商議所会頭らが札幌市のJR本社を訪れ、11万人余の署名を提出している。
■沿線15市町、足並みそろわず
札幌延伸に伴い、JR北海道は並行在来線の函館線小樽―函館間の経営を切り離す方針を示している。沿線の函館市と余市町は、議会や経済団体などが経営分離に強く反発しており、道は「地域の疑問や不安の解消には丁寧な説明が大切」と判断。両市町に幹部を派遣することで直接説得にあたる考えだ。
同区間の沿線自治体は、函館、余市も含め15市町ある。道は各首長に対し、今月の早い段階で分離に同意してほしいと求めている。
国土交通省が挙げる整備新幹線着工の「基本5条件」には、並行在来線の経営分離への地元自治体の同意が含まれている。着工認可には15市町の同意が不可欠だが、道はすべての同意は取り付けられていない。
余市町の嶋保町長は11月30日、「現時点では、今ただちに経営分離に同意できる状況にない」と道に回答。町によると、地元の住民組織はJRの経営維持を求める約1万2千人分の署名を集めており、その数は町民の約半数にあたる。
11月29日の町議会の議員協議会も、質問した8人全員が分離に反対だった。町の担当者は「地域の足が確保されるのか住民の不安は強い」と話す。
道新幹線対策室によると、2日現在で道に「同意」と回答したのは、鹿部、森、八雲、長万部、仁木、共和、倶知安、ニセコ、黒松内の9町。七飯町も5日に同意を伝える予定で、小樽市の中松義治市長は1日の市議会総務委員会で同意を表明した。
森町の佐藤克男町長は「札幌延伸は最高のチャンス。経済効果を自分たちで作りたい」。一方、仁木町の三浦敏幸町長は、北海道全体の経済効果などについても触れながら「不本意な一面はあるが、断腸の思いで同意する」と複雑な思いをにじませており、同意した市町にも温度差はある。
北斗市は態度を明確にしていない。函館延伸でJRから経営分離される江差線の維持を強く求めており、バスへの転換を提案する道と対立。蘭越町も「議会や住民と課題を共有したうえで、論議する必要がある」として回答を保留している。
5221
:
チバQ
:2011/12/05(月) 22:21:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111202-00000061-mai-soci
<東北新幹線>全線開業1年も新青森駅前では開発停滞
毎日新聞 12月2日(金)19時42分配信
広大な空き地に「売地」の看板が目立つ新青森駅前。レンタカー1店と2階建てオフィスビル1棟がやっと進出した=青森市の新青森駅前で神崎修一撮影
東北新幹線の全線開業から4日で1年を迎える。しかし、終点の新青森駅前は、青森市が約175億円を投じた区画整理地の大半が売れず、雪をかぶった空き地が広がったまま。環境先進都市を目指す都市計画が足かせとなって大規模店を誘致できないジレンマに「4年後に北海道新幹線ができれば、ただの途中駅になるのでは」と市民の不安が募る中、鹿内博青森市長は「PR方法を工夫したい」と力を込める。
「昔の新横浜駅みたい。どこに行けばいいか分からない」。観光で千葉県から訪れた60代の主婦は駅を出て、途方に暮れた。「最速のはやぶさが到着しても、客は2〜3組」。駅前で客を案内する市タクシー協会の男性職員(54)もこぼす。
新青森は郊外の田畑に造られた新駅。市は周辺約46ヘクタールを宅地開発し、うち18区画3.9ヘクタールを08年からホテルや飲食店向けに発売したが、売却できたのは2区画0.8ヘクタールのみだ。
東日本大震災の影響で一時、観光客数が伸び悩んだことに加え、原因は都市計画にある。市は車に頼らず生活できる「コンパクトシティ」を掲げて07年、国の中心市街地活性化基本計画の第1号認定を受けた。郊外の乱開発抑制は「金看板」。新青森駅前も売り場面積3000平方メートル以上超の商業施設や一部を除き高さ20メートル超の建物を拒むなど規制が多い。地元の不動産業者は「その割に価格設定が中心街並みに高く、業者は敬遠している」と話す。
隣の七戸十和田駅前には今秋、大手スーパー「イオン」が進出。約700台収容の無料公共駐車場で集客に成功している。鹿内博青森市長は「PR方法を工夫して土地を売りたい開業はゴールでなくスタート」と話強調するが、規制見直しや値下げには及び腰慎重だ。【神崎修一】
5222
:
チバQ
:2011/12/06(火) 21:25:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111206-00000023-mailo-l13
西武鉄道:拝島線で臨時特急運行−−12〜18日限定 /東京
毎日新聞 12月6日(火)10時56分配信
西武鉄道は12〜18日、拝島線に期間限定の臨時特急を運行する。西武新宿発拝島行きが毎夜1本走るだけだが、拝島線の特急運行は初めてで、帰宅する通勤客に便利だ。
西武は特急レッドアロー号の車両1編成を初代車両の塗色に変更し「レッドアロークラシック」として運行。これを記念して拝島線に1週間限定で特急を走らせることにした。
平日は西武新宿発午後7時42分、拝島着午後8時32分。土日が西武新宿発午後7時40分、拝島着午後8時29分。乗車は西武新宿と高田馬場に限り、田無、小平、玉川上水に停車する。
特急料金は西武新宿−拝島間が大人410円(小児210円)、他の区間は大人350円(同180円)。問い合わせは西武鉄道お客さまセンター(04・2996・2888)へ。【佐藤浩】
5223
:
チバQ
:2011/12/06(火) 21:29:18
http://www.nnn.co.jp/news/111206/20111206007.html
若桜鉄道にSL観光列車走らせよう 構想具体化へ
2011年12月06日
鳥取県若桜町と八頭町を結ぶ若桜鉄道にSL観光列車を走らせる構想が具体化へ動き始めた。住民団体と行政、若桜鉄道が年内の募金活動開始へ準備を進めており、多くの県外客を呼び寄せる観光路線として存続と活性化を模索する関係者は「機運を盛り上げたい」と意気込みを強めている。
若桜駅構内で保存されているSL。ボイラーなどを復元して観光列車として若桜線内を走らせる構想が具体化し始めている=若桜町若桜
今年7月に若桜町が購入した12系客車。駅構内で観光列車に活用される日を静かに待つ=若桜町若桜
同社はまず、3年後にディーゼル機関車(DL)による観光列車を走らせ、5年後にSL列車を運行したい考え。実現すれば、全国から家族連れや鉄道ファンが訪れることが予想され、県東部全体への波及効果も期待している。
同社の試案によると、SL列車運行には若桜町が今年7月に購入した4両の客車(12系)を利用。3年後の2014年度に中古DLを購入し、SLに先駆けてDLがけん引する観光列車を運行する。並行して若桜駅構内で保存中のSL(C12)を改修・復元するなどし、16年度の運行開始を目指すという。
運行には石炭や燃料費が毎年約300万円かかり、因幡船岡駅に設ける行き違い設備の新設に約2億円、SLの復元に約1億円など多額の初期投資を要する。さらに、定期的な車両検査、機関士養成のための費用や人員も必要で、同社単独の取り組みで実現させるのは困難な情勢だ。
一方で同社は、県外観光客の増加による経済波及効果を年間4億9千万円と見積もっており、原卓也社長は「沿線はもとより県内の観光産業に与える影響は大きい」と投資効果を強調する。
同社は09年度に上下分離方式を採用して以来、黒字経営を続けている。しかし、少子化の進行で10年後には高校生利用客が半減する予想で、経営環境の見通しは厳しい。「交通弱者にとって鉄道は必要。持続可能な鉄道として存続させるためには、県外からお客さんを誘致するほかない」と原社長は話す。
若桜町の小林昌司町長は「SL列車が走れば全国から観光客が集まり、若桜谷の交流人口が増える。沿線住民の力を結集し、夢を持って取り組んでいきたい」と意欲的。若桜鉄道の活性化については平井伸治知事も9月県議会で「路線ごと鉄道博物館のような売り出しをしてもいい」と答弁し、支援に前向きな姿勢を示している。
沿線住民や行政、観光関係者らでつくる「若桜鉄道沿線活性化協議会」は近く会合を開き、募金方法など実現に向けた体制づくりを協議する。藤原源市会長は「行政と民間、鉄道会社の一体的な取り組みが必要。まずは沿線の共通認識を図り、機運を盛り上げたい」と、年内の募金開始へ地ならしを急ぐことにしている。
5224
:
とはずがたり
:2011/12/07(水) 17:45:05
三陸鉄道が鉄路として復活しても大船渡線や気仙沼線がバス転換となるのではあんま意味無いなぁ。。
2011年12月7日15時5分
被災線路をバス専用道に 気仙沼線、JR・国が復興案
http://www.asahi.com/national/update/1207/TKY201112070213.html
東日本大震災の津波で不通となった宮城県のJR気仙沼線について、JR東日本と国土交通省は、鉄道から軌道を撤去してバス専用道路を設ける「バス高速輸送システム(BRT)」の導入を地元自治体に提案する方針を固めた。鉄道を再建するより費用は半額以下で復旧も早い。実現すれば、被災地の公共交通の復興モデルとなりそうだ。
大震災による津波で、JR東日本と、第三セクター「三陸鉄道」の計9路線、約390キロが不通となっている。復旧費用は1千億円以上と見込まれ、現在、沿線自治体、東北運輸局などは各路線の復興調整会議をつくり、線路の内陸移設などが話し合われている。
被災区間は、現在、代行バスが走るが、渋滞も多く、地元からは不便との声も出ている。鉄道の早期復旧が望まれるが、もともと赤字の路線が多く、全線で復旧させる費用に対して、その効果を疑問視する声もある。
5225
:
チバQ
:2011/12/07(水) 20:32:00
>>5209
今年の夏に利用しやした。
日光より、日光線で宇都宮に乗り入れたら観光面で便利なような。。。
妄想ですが
5226
:
チバQ
:2011/12/07(水) 22:03:13
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000991112020001
新幹線ビフォー&アフター
【そして1年】
(上)振るわぬ2次交通
2011年12月02日
運行最終日、七戸十和田駅発むつ市行きのバスに乗り込む客は1人だった=11月30日、七戸十和田駅
県や観光業界が「最重要課題」として充実に取り組んできた「2次交通」。需要を見込んで始めたものの利用が低迷し、開業1年で消えるものも出てきた。
11月30日、七戸十和田駅からむつ市に向かう路線バスが開設1年で幕を閉じた。最終日の午前便に乗ったのは秋田市の男性観光客(49)一人だった。
バスは県などの要請をうけ、下北交通と十和田観光電鉄が1日2往復(片道2千円)を運行した。だが乗客は1便平均3人未満。「期待したけれど、箸にも棒にもかからなかった」(下北交通)
同駅を「下北、十和田湖への玄関口」と県や周辺自治体は位置づけるが、観光客の不満は絶えない。駅構内で観光案内をしている沢尾美紀さん(26)は開業以来、こんなやりとりを何百回と続けてきた。
客「十和田湖に行く路線バスはないの?」
沢尾さん「予約がないと走らないんです」
国の交付金8千万円を使い、十和田観光電鉄が運行する「十和田奥入瀬まるごとシャトル」は、バスで駅と十和田湖を1日4往復する。「2日前までの予約が必要」との情報を知らずに駅まで来て、東京からの新幹線料金とほぼ同じ1万5千円を使ってタクシーで湖に向かう人もいる。
車なら駅から十和田湖まで1時間半。シャトルは十和田市現代美術館などを経由するため、倍以上の3時間半かかる。周知不足や長すぎる所要時間などほかにも課題を抱える路線の乗客は1便平均2・4人にとどまる。事実上の赤字を埋めている国の交付金は今年度で終了。十鉄の柳下浩経営企画室部長は「現状の形での運行は難しい」と話す。
新青森駅では、到着するすべての新幹線と青森や弘前を結ぶ接続列車がある。青森市内の主要観光地を周遊するバス「ねぶたん号」も新青森駅が起点だ。青森市交通政策課は「基本的な2次交通は整っている」と胸を張る。
だが、新青森駅の「あおもり観光コンシェルジュ」の案内役には、2次交通に対する苦情が今も寄せられている。「案内板がよくわからず、乗りたいバスに乗れなかった」「乗り換えの待ち時間が長い」「新青森と青森を結ぶピストンバスがない」……。
コンシェルジュをたばねる青森市のNPO法人青森ITSクラブの葛西章史さん(43)は「県外客目線で駅や2次交通が整備されていない。改善も後手に回っていて、寄せられた声を生かす官民の連携が足りない」と指摘する。
開業前、県は観光業者や交通事業者を含めた「県新幹線二次交通等整備協議会」で、駅ごとに2次交通の課題を話し合った。だが、開業とともになくなり、いま2次交通を関係者が話し合う主体はない。県はこの秋、観光客ら1万人超に県内での移動手段や満足度などを聞いた調査をしたが、結果は年明け以降に委託先の業者から受け取るという。
「震災があって、春のつもりだった調査が9月まで遅れた」(交通政策課)。観光客の声を分析し、交通政策に生かすのはこれからという。(熊田志保)
◇
東北新幹線が新青森まで延伸してから1年がたつ。新幹線を降りてからの交通アクセスやまちづくり、観光客をどう取り込むか。県内の現状と課題を探る。
5227
:
チバQ
:2011/12/07(水) 22:03:44
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000991112030001
【そして1年】
(中)新青森駅前の開発
2011年12月03日
空き地が広がる新青森駅西口周辺。奥に見えるレンタカー店が売れた区画の一つ。ここが建物で埋まるのはいつの日か=青森市
1日、青森市の新青森駅周辺。広い更地に、「売地」をPRする看板が立っていた。構内を除くと、売店はコンビニエンスストア1軒だけ。新幹線から降り立った観光客を拍子抜けさせてしまう風景は、1年前とほとんど変わらない。
■売れない一等地
青森市は2002年度から180億円を投じ、新駅周辺46ヘクタールを区画整理した。宅地用地の12・4ヘクタールは約半分が利用されたが、特に一等地のはずの商業用地3・9ヘクタールは18区画中16区画が売れ残ったまま。市都市政策課は1年前、「民間業者は新幹線開業後の人の流れを見極めようとしているのでは」と期待したが、この1年で売れた区画はない。
不振の背景について、多くの民間業者は、新青森駅から4キロ離れた中心市街地の振興を優先するため、市がかけた開発規制を挙げる。(1)建築物の高さは20メートルまで(2)売り場面積は3千平方メートルまで――と大型のホテルや商業施設を造れないようにしており、青森商工会議所の西秀記副会頭は「(商売や街づくりの)提案がしづらい」と話す。
こうした指摘に対し、区画販売を担う市石江区画整理事務所の白取裕士所長は、「『規制』が独り歩きして語られている」と不満げだ。
高さ規制がない商業用地もあるほか、実際の商談で規制が問題視されたことはないという。「あるスーパーからは『ここなら3千平方メートルもいらない』とも言われた」と反論する。
民間業者から「新青森駅から700メートルの国道7号沿いなら坪25万円で済む。土地が高すぎる」などと批判される坪30万〜40万円の分譲価格についても、白取所長は「新幹線駅の駅前であり、市中心部と比較しても高くはない」という。鹿内博青森市長も11月の定例会見で「将来的にはともかく、今すぐ下げることはない。検討する状況にない」と値下げを否定している。
市では、規制の範囲内でできる建物のモデル像を用意し、ゼネコンや開発業者、金融関係などに営業を続けていく予定。今年4〜11月の相談件数は41件という。
■二つの駅で明暗
一方、市が「本当の玄関口」とする青森駅の周辺では、中心部へと観光客を呼び込む仕掛け作りが続く。
おしゃれに買い物ができる「A―FACTORY」は、全線開業と同じ昨年12月4日にオープンした。ねぶたを通年で見られる「ワ・ラッセ」は今年1月オープン。「のっけ丼」が有名な古川市場を含めて、高山貢・青森地域社会研究所専務理事は「観光客向けの動線は出来た。青森駅からの回遊性という意味で成果があった」という。
2015年度に新幹線が函館に延伸する。新青森駅を含めた青森の魅力を高めなければ、観光客に素通りされる可能性がある。
青森中央学院大地域マネジメント研究所の内山清所長は「新駅前はそう簡単には発展しない。向こう10年も20年も空き地は続くかもしれない。まずは両駅間の移動の利便性を高めることが大切だ。その上で、ハブ力のある青森駅をうまく使うことだ」と話している。
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5228
:
チバQ
:2011/12/07(水) 22:03:59
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000991112050001
【そして1年】
(下)脱・団体ツアー頼み
2011年12月05日
赤いスカーフとハンチング姿の探偵(ボランティアガイド)と、弘前の夜の街に繰り出す「夕暮れ路地裏散歩」=弘前市
イベントの時期に観光客が偏る「季節型」をどう「通年型」にするか。旅行会社のツアー客を受け入れるだけの「受け身型」からどう「攻めの観光」に転じるか。東日本大震災の発生後、団体ツアーに頼れなくなる中で、個人旅行をターゲットにして、効果を上げる地域も出てきた。
JR東日本によると、東北新幹線の7〜9月の利用者(盛岡―八戸)は前年同月比16〜51%増。震災や原発事故から3カ月以上が過ぎ、明るい兆しが見える。
だが、十和田湖畔温泉(十和田市)の宿泊客は今も前年比の6割止まりだ。宮城や岩手の観光地と組み合わせたツアーが多く、十和田湖国立公園協会旅館部会長の中村秀行・ホテル十和田荘専務(56)は「被災地が敬遠され、十和田湖だけにはなかなか来てもらえない」と浮かない表情だ。
旅館関係者は「定員が200人から10人程度まで、規模によって旅館の考え方が全然違う」と悩みを明かす。
■路地裏に魅力あり
桜とねぷたの時期に観光客が集中していた弘前市。新幹線開業を機に取り組んだ「通年で楽しめる個人向け観光」が花を咲かせつつある。
「ここが若者のキススポットです」。11月下旬、弘前市中心部の橋の下の暗がりで、探偵姿のボランティアガイドがわけ知り顔で紹介すると、参加者が「なるほど〜」とうなずいた。
一般市民ら30人でつくる「弘前路地裏探偵団」が、昨年6月から始めた街歩きツアー「夕暮れ路地裏散歩」だ。参加費千円で90分、「路地裏の飲み屋街」「地元の人が通う市場」などをひたすら歩く。弘前市には他にも、市民ボランティアが企画した街歩きツアーが約30ある。
4〜9月の案内は1350回に達し、参加者は6千人。弘前市内の主要12施設の宿泊者数は6月以降、前年同月を上回っている。
■ユニーク企画連発
家族経営の宿が8割を占める黒石市の黒石温泉郷。観光施設「津軽伝承工芸館」の福
士拓弥館長(37)は、「こんな小さな温泉街に新幹線効果なんてない」と、開業前の雰囲気を表現する。
パソコンが得意な福士さんが「インターネットで予約する個人を狙おう」と各旅館を説得し、旅行情報サイトに黒石温泉郷の情報を載せたことが好転のきっかけになった。
今夏には、「家族で夏休みの思い出を」とPRし、親子で金魚ねぷた作り、蛍観察会などを企画。さらに、家族写真を撮る一家を見たら、駆けよって撮影役を担うよう温泉関係者で申し合わせ、好評を博した。震災の影響が残るなかでも、前年の2・5倍の人が来た宿もあったという。
今冬は学生の卒業旅行を狙って「雪上バーベキュー」などを企画し、首都圏の11大学に冊子を配った。
じゃらんリサーチセンター観光会議とうほく編集長の服部卓郎さんは「団体客が多い青森県でも、個人客とツアー客の比は8対2で、圧倒的に個人客が多い。自由度の高い個人旅行にも対応できるプランをつくり、『青森らしさ』を出すことが大事だ」と話している。(水戸部六美)
5229
:
チバQ
:2011/12/07(水) 23:22:13
>>5013
>>5202
>>5220
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001112070005
江差線、貨物鉄道で維持
2011年12月07日
■並行在来線
■道、三セク設立の考え示す
北海道新幹線の函館延伸に伴い、JR北海道から経営分離される並行在来線の江差線五稜郭―木古内間について、道は6日の道議会予算特別委員会で、貨物鉄道として維持するために第三セクターを設立して鉄道施設を保有し、JR貨物が利用する方式が望ましい、との考えを示した。
三セクは道が中心となって設立し、施設の保有には国の貨物調整金制度を活用する。同制度は国が昨年12月、並行在来線の貨物鉄道の維持存続を支援するため、10年間で総額1千億円に規模を拡充している。国、JR貨物と具体的に話し合いを進めるという。
一方、旅客輸送の鉄道を維持した場合について、経費圧縮策をJR北海道と協議している、と説明。中古車両の活用やJRからの派遣職員の人件費支援などを検討していると明かした。
札幌延伸に伴う函館線函館―新函館(仮称)間の三セク化については、道新幹線・交通企画局の宮川秀明局長が「道が主体的に取り組むべきだ」との道の考え方を改めて示した。
そのうえで、着工の認可後に函館市、JR北海道と協議の場を早急に設け、財政負担やJRの協力について話し合う方針も示した。
5230
:
チバQ
:2011/12/07(水) 23:23:03
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20111207-OYT8T00025.htm
余市町、並行在来線分離に温度差…町長は「決断したい」
北海道新幹線の札幌延伸時にJR北海道が函館―小樽間を並行在来線として経営分離する方針を示していることに対し、余市町は6日夜、町民から意見や要望を聞く「町政懇談会」を催した。同町では町議の間で経営分離に難色を示す向きがあり、この日も2人の町民が経営分離について賛否両論を展開。町民の間にある温度差が改めて浮き彫りになった。
4回行われる懇談会で2回目となったこの日は、JRが経営分離した場合に最もマイナス影響があるとみられている余市駅周辺の黒川地区の住民約30人が出席。嶋保町長は冒頭、経営分離に同町が同意することが札幌延伸の条件の一つになっていることを説明した。
質疑応答に移ると、出席した男性から「地域性を考えて在来線は残すべきだ」との意見表明があった。
これに対して嶋町長は「(新幹線の)予算が付きそうな中、国や道、近隣町村との関係を考えると(在来線の経営分離について態度を留保していることは)非常に苦しい状態」と答弁。すると、別の男性は「『新幹線1本』という結論が下されても、誤った決断とはならない」と述べ、嶋町長は「町のために何がいいかを考え、苦渋の対応になるとは思うが決断したい」と応じた。
懇談会は7、8日も開かれ、同町では一連の懇談会で出された住民意見を踏まえて並行在来線問題について一定の方向性を示すとみられる。
(2011年12月7日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/homeguide/news/20111206-OYT8T00183.htm?from=popin
函館−新函館、道「3セクで存続」…新幹線延伸時
副知事、市長に明言
北海道新幹線の札幌延伸時にJR北海道が並行在来線として経営分離する方針を示した函館―新函館(仮称)間について、高井修副知事は5日、函館市の工藤寿樹市長と同市役所で会談し、北海道が主体となった第3セクターを設立し、鉄道運行を維持する方針を示した。道の費用負担を明確にすることで、経営分離に慎重な同市に対し、早期の同意を求めた。
「第3セクター鉄道が現実的。運営は道が主体的な役割を担う」
道はこれまで、同区間について公式には「鉄道運行の確保を図るため最大限に努力」としか説明せず、3セクへの出資は明言していなかったが、高井副知事はより踏み込んだ言葉を使い、工藤市長に「早い同意にこぎつけてほしい」と要請した。これに対し、工藤市長は「できるだけ努力するが、市議会などと相談したい」と述べるにとどめた。
整備新幹線の未着工区間を建設する条件の一つが、並行在来線のJRからの経営分離に対する地元同意。政府の来年度予算編成時期を迎える中、道は経営分離に慎重な函館市に理解を求めた。工藤市長も11月24日の記者会見で、経営分離はやむを得ないとの認識を示したが、地元経済界は3セク化に難色を示し、工藤市長も慎重姿勢に転じて調整が難航。北海道商工会議所連合会の高向巌会頭が2日に函館商工会議所を訪れ、同商議所の松本栄一会頭を説得する事態になった。
7日からは同市議会の一般質問があり、新幹線の札幌延伸問題も議論されるとみられ、工藤市長の発言が注目される。
新幹線は釧路や十勝、オホーツク地方に延びる見込みはなく、道財政が逼迫(ひっぱく)する中、道議会でも今後、3セク鉄道の収益の見込みなどの議論が求められそうだ。
(2011年12月6日 読売新聞)
5231
:
チバQ
:2011/12/07(水) 23:24:05
http://www.asahi.com/national/update/1207/TKY201112060787.html
九州新幹線、一部区間フル規格に 武雄温泉―長崎間九州新幹線西九州ルート
九州新幹線長崎ルートの武雄温泉―長崎間について、国土交通省が、予定されていた在来線規格ではなく、新幹線と同じ線路幅の「フル規格」での導入を検討していることが分かった。運行速度のアップで投資効果を高め、着工認可につなげる狙いとみられる。
武雄温泉―長崎間は、在来線規格で走る「スーパー特急」方式が検討されていたが、新幹線規格よりも速度が遅いため、投資効果が疑問視されていた。
未着工の諫早―長崎間のみを新幹線規格にしても時間の短縮にはつながらないといい、国交省は在来線規格で着工中の武雄温泉―諫早間も含めて新幹線規格への変更を検討している。規格の変更で、移動時間が短縮され、輸送客数の増加が見込めるという。
5232
:
チバQ
:2011/12/08(木) 18:22:09
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000001112070006
新幹線・武雄温泉―長崎 国フル規格検討
2011年12月08日
国土交通省が、九州新幹線西九州ルートの武雄温泉―長崎間を他の新幹線と同じ線路幅(標準軌)の「フル規格」での整備を検討していることに関し、古川康知事は7日、計画変更の場合の県負担について、「現時点で国の計画が決まっておらず把握できていない」として、国に素早い情報開示を求める考えを示した。
同日の県議会本会議で、石倉秀郷議員(自民)の質問に答えた。
県によると、現行の計画では武雄温泉―諫早間の事業費は約2600億円で、予定される在来線規格(狭軌)の場合、県の実質負担額は約181億円という。トンネルなど大きな構造物は現在も標準軌規格で整備されているため、「県の負担額は増えると思うが、さほど大きくはならない」との見通しも明らかにした。
また、肥前山口―武雄温泉間の複線化の議論が低調なため、「国は全線フル規格化を考えているのではないか」との質問に対し、古川知事は「(複線化は)国が責任を持って検討中だと理解している。フル規格化は考えていない」などと話し、大幅に費用負担が増す、新鳥栖―武雄温泉間を含めた全線フル規格化には引き続き反対する考えを示した。
大町町が要望していた肥前山口―武雄温泉間の高架化については「約1000億円の事業費が必要と見込まれ、国が非常にハードルが高いとの認識を示している。県も、西九州ルート開業に間に合わせるには、地平での複線化が現実的と考えている」と言及。騒音や渋滞解消の具体策を大町町と協議するという。(岩田正洋)
5233
:
とはずがたり
:2011/12/08(木) 23:48:53
>>5231-5232
フリゲは諦めたんでしたっけ??
>>5150
で合格と出てますが実際は費用対効果で怪しいってことでしょうかね?
5234
:
チバQ
:2011/12/09(金) 00:31:22
新鳥栖〜武雄温泉は在来線を走行なのでフリゲは必要です。
武雄温泉から先が狭軌新線ってイミフな計画です。
5235
:
神奈川一区民
:2011/12/09(金) 13:46:09
>>5233
>>5234
武雄温泉から諫早まで狭軌新線を造るのが
今の計画。
今度は諫早から長崎まで伸ばして、フル規
格にする計画。新鳥栖と武雄温泉は狭軌の
ままで。
でも最終的には全区間フル規格にするのは
目に見えている。
5236
:
荷主研究者
:2011/12/11(日) 14:42:25
http://kumanichi.com/news/local/main/20111115008.shtml
2011年11月15日 熊本日日新聞
熊本駅、JRの利用客数目標クリア 4〜9月
JR九州(福岡市)が15日まとめた九州新幹線鹿児島ルート各駅の4〜9月の1日当たりの利用客は、熊本駅が1万3400人と、4〜6月段階では未達成だった利用目標(1万3100人)をクリアし、鹿児島中央駅の1万3900人と拮抗[きっこう]した。
同社の唐池恒二社長は「8月以降、熊本駅に勢いが出てきた。秋以降も関西・中国からかなりの来客がある」とみている。
JR九州が推計した1日当たりの利用客で、熊本駅は4〜6月は1万2650人にとどまったが、夏休み期間の8月に1万5150人と急増したことなどで目標数を超えた。6月に発売した「つばめ」限定の割安切符も好調で、博多−熊本間の利用が増加傾向にある。
新玉名駅は950人と4〜6月から50人増加。宮崎とを結ぶ高速バスの利用が浸透しつつある新八代駅も1950人で100人増え、前期達成できなかった目標に届いた。新水俣駅は1000人で横ばいだった。
鹿児島中央駅は1万3900人。8月は1万5550人の利用があるなど開業以来、目標(1万1650人)を大きく上回る好調が続いている。
博多を除く全11駅のうち、福岡県内の久留米や筑後船小屋、新大牟田駅の3駅は依然、目標を下回っている。(井上直樹)
5237
:
杉山真大
◆mRYEzsNHlY
:2011/12/11(日) 19:10:26
そう言えば、この間までの被災者支援措置による高速無料化で、自分も宮城や山形・福島へよく行ったよなぁ・・・そりゃ、JRが反対する筈だよ。
「被災地なら職あるかも」と、東京〜仙台間で新幹線無賃乗車
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111211-OYT1T00235.htm
宮城県警仙台中央署は9日、住所不定、無職高倉進也容疑者(35)を詐欺の疑いで緊急逮捕した。
発表では、高倉容疑者は9日午後0時20頃、入場券で東京駅の新幹線改札口を入り、東京―仙台駅間を無賃乗車し、運賃など約1万円をだまし取った疑い。
高倉容疑者は都内で日雇い労働をしていたが、求人がなくなったため職を求めて北海道方面へ向かった。途中で被災地ならば求人があると思い、仙台駅で下車したという。
(2011年12月11日17時54分 読売新聞)
5238
:
とは
:2011/12/12(月) 07:57:20
>>5237
我々茨城県民も被災者無料化の対象になってたんですかね?!東北行く機会はなかったんですが…
5239
:
とは
:2011/12/12(月) 08:08:26
>>5234-5235
解説感謝です。長崎新幹線は山形新幹線や秋田新幹線と同じ形式の新幹線軌道幅+在来線車体幅がいいと思うんですがねぇ…。新鳥栖〜肥前山口を箱根登山鉄道の小田原〜箱根湯本みたいに3線軌条にして肥前山口以西は狭軌撤去して標準軌化ではカネが掛かり過ぎますかねぇ?
5240
:
UGG ブーツ 店舗
:2011/12/12(月) 12:50:42
http://www.toribati.com/
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5241
:
チバQ
:2011/12/12(月) 18:21:42
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20111212000040
京都府、リニア駅の誘致に黄信号 沿線6県会合呼ばれず
東京−大阪間を約1時間で結ぶリニア中央新幹線をめぐり、京都府が目指す駅の誘致に黄信号がともっている。事業者のJR東海が駅建設費を全額負担する方針を奈良県を含む沿線6県に伝えたが、府には同社から説明もなかった。ライバルの奈良に水をあけられた状態で、「長年にわたる取り組み姿勢の差が響いている」との指摘も出ている。
■出遅れ響き ライバル奈良と大差
リニアは2027年に東京−名古屋間、45年に名古屋−大阪間が開業する予定で、6カ所できる中間駅の一つは「奈良市付近」とされている。京都府は「付近」とは府内も含まれるとの解釈で「奈良を通るとはまだ決まっていない」と主張、府内設置を求めている。
しかし、先月21日、JR東海社長が奈良県を含む関係6県の知事らと都内で会合を持ち、地下駅で2200億円との巨額が見込まれる中間駅建設費用について、当初、自治体に全額負担を求めていた方針を転換し、全額負担する考えを示した。会合に呼ばれなかった府は「奈良県に駅ができるとの既成事実が積み上がる」と危機感を募らせている。
リニアを協議対象とする国土交通省の中央新幹線小委員会が昨年6月と7月に行った「沿線自治体」のヒアリングでも「『京都も入れてくれ』と言ったけど、蹴られた」(山田啓二知事)という。
この動きに対抗しようと、府や京都市、経済界代表ら9人による検討委員会を同年7月に立ち上げ、奈良市付近から京都駅へと大幅なルート変更を求めようとしたが、委員だったJR東海相談役が11月に辞任する騒動も起きた。
リニア誘致に向けた運動には京都と奈良では大きな差がある。リニア基本計画が決定したのは1973年で、奈良県は79年には8都府県とリニア中央新幹線建設促進期成同盟会を結成し、地道に活動を続けてきた。一方、京都府が本腰を入れ始めたのはリニア建設が現実味を帯びてきたここ1〜2年で、完全に出遅れた格好だ。
「京都に駅が行くことはないという前提で準備を進めている」と自信たっぷりの奈良県に対し、府は府内、奈良県内それぞれ通過する場合の費用や経済効果を試算し、優位性を示すことで巻き返しを図ろうとしている。
【 2011年12月12日 13時04分 】
5242
:
チバQ
:2011/12/12(月) 18:24:40
旅情はあるけど、需要あるんですかね…
http://www.47news.jp/CN/201112/CN2011121201001776.html
ロ仏首都間の直行列車運行開始 欧州2位の長距離路線
12日、モスクワのベラルーシ駅で、ベルリン経由パリ行きの列車に乗り込む乗客のパスポートをチェックする係員(共同)
【モスクワ共同】ロシア鉄道は12日、モスクワとパリをベルリン経由で結ぶ直行列車の運行を開始した。欧州を貫く路線では2番目に長く、ベラルーシ、ポーランド、ドイツを含む5カ国にまたがる計3177キロを38時間前後で走る。
モスクワはベラルーシ駅、パリは東駅が起点で、冬季は週3便、夏季は週5便往復。モスクワを午前9時前に出発すると、パリには翌日午後8時半ごろ到着する。ロシア鉄道のヤクーニン社長は12日、「年内のチケットは全て売り切れた」と話した。
パリに帰省するモスクワ在住のフランス人女性は「いろいろな国を眺めながらパリに行けるなんて素晴らしい」と話した。
2011/12/12 16:27 【共同通信】
5243
:
チバQ
:2011/12/12(月) 19:02:23
http://sankei.jp.msn.com/region/news/111209/gnm11120902100002-n1.htm
わたらせ渓谷鉄道 観光客、復調の兆し 群馬
2011.12.9 02:09
わたらせ渓谷鉄道が全ての駅で始めたイルミネーションの前で「来年に期待したい」と語る樺沢豊社長=みどり市大間々町の大間々駅
■原発風評、東電に賠償請求へ
わたらせ渓谷鉄道(本社・みどり市)は、東京電力福島第1原発事故による団体予約のキャンセルなどで大損害が出たとして、東京電力に対し今月中にも損害賠償請求を行う。今年度上半期(4〜9月)、乗客数(定期以外)と収入が前年同期比で約2割も減少した。ただ、10月は一転して乗客数、収入ともに前年同月比でプラスに転じており、復調の兆しも出ている。(伊藤徳裕)
◇
同鉄道の樺沢豊社長によると、収入は、観光客が中心の定期外利用者が全体の85%を占める。だが、原発事故後の今年度上半期の定期外利用者は前年同期比23・5%減、10万8401人だった。運輸収入も前年同期比約1546万円減(19・5%減)、6388万円にまで落ち込んだ。
樺沢社長は「特に関西・中部地方の団体予約のキャンセルが多く、3月は100%解約された。原発事故の風評被害の影響であることは間違いない」と断言している。
県内では7〜9月、大型観光イベント「群馬デスティネーションキャンペーン(DC)」が展開され、県を挙げて誘客が図られた。「群馬DCがなかったら、売り上げはさらに落ち込んだだろう」と樺沢社長は振り返る。
同社では震災後から8月末までの減収分を東電に請求する方針で、現在、損害賠償額を算出中だ。
ただ、原発事故の風評被害は半年も過ぎると薄らいできたようで、10月の定期外利用者の収入は前年同月比9・4%増となり、プラスに転じた。観光客の足が戻りつつあるようだ。
また、列車の車両を改良した神戸駅の「レストラン清流」の収入が最近、増加傾向にある。
樺沢社長は「関西地方の観光客は減ったが、北関東道の開通を受け、これまであまりなかった『つくば』や『宇都宮』など北関東の車のナンバーを駅前で見かけるようになった」と指摘したうえで、「原発事故の影響で、旅行の形態が日帰りの『安・近・短』に変わってきたのではないか」と分析している。
5244
:
チバQ
:2011/12/13(火) 21:35:58
フリゲが実用化できるのなら長崎新幹線より、函館につないだら?
速達は新青森〜新函館〜札幌。各駅系はフリゲで函館〜新函館〜札幌
本州〜長万部〜噴火湾〜札幌なんてのもできるし
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20111213-OYT8T00712.htm
「函館―新函館」電化、市長が歓迎
北海道新幹線の札幌延伸に伴う並行在来線問題で、JR北海道が経営分離する方針の函館線のうち函館―新函館(仮称、現・渡島大野)間の電化について、函館市の工藤寿樹市長は13日、報道陣の取材に応じ、非公式に提案を受けたことを認め、「JRの意気込みを感じるいい話」と好意的な受け止め方を示した。工藤市長は、同区間の第3セクター鉄道会社運営については、道やJR側から具体的な支援内容が13日中に市側に伝えられる見通しを明らかにし、「今日中には内容を公表できる」と述べた。
JR北海道は13日午前、「函館市から(新幹線の札幌延伸時の対応として同社が表明している)協力内容について問い合わせを受け、電化を含めて検討していることを伝えている。ただ、それ以上の具体的な内容については話せる段階にはない」(広報部)と述べた。
函館―新函館間の電化案の考え方として、工藤市長は「この話は4年後のこと。その先(札幌延伸)のことではない」とも話し、2015年の北海道新幹線開業に伴う電化であって、札幌延伸同意とは別問題との考えも示した。
北海道新幹線の北海道側の玄関口になる新函館駅と、現在のJR函館駅の区間については、道が主体となって第3セクターを設立し、鉄路運行を維持する方針を示している。
(2011年12月13日 読売新聞)
5245
:
チバQ
:2011/12/13(火) 21:37:59
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20111213-OYT8T00514.htm
転換バス 定期代負担増 十鉄運行計画案
今年度で鉄道路線を廃止する十和田観光電鉄(本社・十和田市)は12日、地元関係者らを集めた会合で、来年度から転換するバス路線の運行計画案を示した。運行本数、経路ともに利用客の大半を占める学生に配慮した内容で、出席者も大筋で了承した。ただ、大半の区間で値上がりする通学定期券の扱いには懸念が示され、再検討の余地も残した。
沿線の自治体や学校関係者らでつくる「十和田観光鉄道活性化協議会」で示された。同社は早ければ年内にも県に運行計画を提出した上で、1月中には国に申請する考え。
計画案によると、来年4月に運行を開始するバス路線は、鉄道と並行する県道10号を原則走行。その上で、発着地点を現在の「十和田市」、「三沢」の両駅から三本木高や三沢高まで延長する。平日の定期便は鉄道と同じ1日17往復。これに加え、朝夕の通学時間帯には十和田工高などを終着とする「スクールバス的」(同社)な便も1日18便投入する。現行区間の普通運賃についても据え置いた。
ただ、通学定期券は大幅に値上がりする見通しだ。電車とバスで適用される割引率が異なることから生じるためで、例えば、十和田市駅―三沢駅の1か月定期券は2万550円となり、約5000円の値上げになる。同社の白石鉄右エ門社長は「(値下げに向けて)何ができるか関係機関と調整したい」と再検討の姿勢を見せたが、既存のバス路線との兼ね合いもあり、通学路線だけ特例扱いするのは困難との見方もある。
(2011年12月13日 読売新聞)
5246
:
チバQ
:2011/12/13(火) 21:40:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111213-00000063-mai-soci
<北陸新幹線>強力「E7系」金沢へ…JR東、延伸で開発
毎日新聞 12月13日(火)15時1分配信
次世代車両「E7系」のモデルとなる「E2系」はやて=JR東日本提供
14年度末の北陸新幹線長野−金沢間(線路延長228キロ)の延伸開業に伴い、JR東日本は次世代車両「E7系」を開発し、営業運転を目指す方針を固めた。現在の「E2系」をベースにけん引力をアップし、環境性能や快適さを向上させる。既に基本設計に着手しており、来年夏までに試作車を完成させて試験運転を始める。
JR東は13年春から東北新幹線「E5系」(はやぶさ)で国内最速の時速320キロ運転を開始。秋田新幹線では「E6系」をデビューさせる。続くE7系を開発するのは97年10月の北陸新幹線東京−長野間開業でデビューした初期のE2系が更新時期を迎えるためだ。
新車両のモデルとなるE2系はJR東が独自に開発した車両で、長野新幹線「あさま」や東北新幹線「はやて」などの列車名で運行している。険しい山岳ルートを時速170キロ以上で安定走行できるパワフルさが特徴だ。
E7系はさらにモーターを強化して急勾配でも時速200キロ以上の走行を可能にする。先頭形状はトンネル突入時の微気圧波を抑えるデザインに変更。車体側面への吸音パネル装着や低騒音パンタグラフの導入で沿線騒音を低減する。
延伸開業時は10両編成で運行し、東京からの予想時間は富山2時間10分、金沢2時間半程度になる見通しだが、E7系導入でさらなる短縮を見込む。運行主体は東京−上越間がJR東、上越−金沢間はJR西日本が担う。【斎藤正利】
5247
:
チバQ
:2011/12/13(火) 21:42:43
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001112130004
「双葉郡にミニ新幹線を」
2011年12月13日
●地元町村会・議長会が要望
県が今月中にまとめる県復興計画は「インパクトに欠ける」などとして、双葉地方町村会(会長・井戸川克隆双葉町長)と同町村議会議長会(会長・松本幸英楢葉町議会議長)が12日、佐藤雄平知事に連名で要望書を渡した。ミニ新幹線の整備などを要求している。
県は復興計画の素案を市町村や経済団体などに説明中で、年内に決定する方針。しかし、両会は「双葉郡の復興なくして県の復興はない、との言葉とは裏腹に、(素案に書かれた)双葉と他地域の取り組みに大きな差はない」と指摘。交通インフラについては復旧にとどまらず、発展させるべきだとし、JR常磐線をミニ新幹線にするよう求めた。国際的な大型娯楽施設や、放射線の研究機関の誘致も必要とした。
5248
:
チバQ
:2011/12/15(木) 12:33:44
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20111215ddlk01020310000c.html
北海道新幹線:並行在来線問題 函館−新函館、分離反対根強く 市議会など5団体協議、意見集約が難航 /北海道
北海道新幹線の札幌延伸に伴う並行在来線の分離問題で、道とJR北海道から提案された函館−新函館(17・9キロ)間の支援策について、函館市議会など5団体は14日、それぞれ会合を開くなどして対応を協議した。工藤寿樹市長は15日までの回答を求めているが、分離に反対する意見も根強く、意見集約は難航している。
市議会は総務常任委員会で協議。市議からは「提案には具体的な数字が入っておらず、これでは議論もできないし、支援者にも説明できない」「三セクになったら次の世代に申し訳ない」など、反対する意見が続出。意見集約できず、各会派に持ち帰って対応を協議することになった。4月の市議選で新幹線の函館駅乗り入れを公約に掲げていた能登谷公議長は「議長としては、全会一致の意見を出してほしい」と苦しい胸の内を語った。
函館駅前の商店業者などで組織する函館都心商店街振興組合(渡辺良三理事長)は三役会を開催したが、結論を持ち越した。組合員の一人は「15日までに決めろというのはきつい」と語った。
函館駅に隣接する函館朝市協同組合連合会も緊急理事会を開いた。ただし、提案には否定的な意見が大半を占めたという。13日に提案に反対する立場を表明した函館商工会議所は「提案には新たな要素と具体性がみられない」などと記した書面を約2000人の会員にファクスした。
函館市町会連合会の奥野秀雄会長は「一歩進んだ内容」と支援策を評価。しかし、町会が中心になってJRの経営継続を求める約11万人の署名を集めた経緯もあり、15日に理事会を開き、最終判断する。【近藤卓資】
5249
:
チバQ
:2011/12/15(木) 12:34:56
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20111214ddlk40040446000c.html
てんこもり九州・山口:JR九州 観光列車、“九つの個性”人気 /九州
JR九州が運行する観光列車が、全国から注目されるほどの人気だ。全部で9種類に上り、JR各社の中で、これだけ豊富に個性的な観光列車をそろえるのは九州だけらしい。乗り物には特別な興味もない私(記者)だが、乗ってみれば鉄子魂(てつこだましい)に火がつくかも。今年10月8日に熊本県・三角線でデビューしたばかりの「A列車で行こう」と、宮崎県・日南線を走る「海幸山幸」に乗車し、人気の秘密を探った。【金秀蓮】
◆海幸山幸
◇日向灘望み、神話の旅
日向灘を望む日南線を、宮崎県で唯一の観光列車が走っている。09年に宮崎−南郷間で運行を始めた「海幸山幸」だ。名前の由来は「豊かな海の幸と山の幸に恵まれているから」と思いきや、日本神話に登場する「海幸彦(うみさちひこ)」と「山幸彦(やまさちひこ)」から名付けられている。神話の宝庫、宮崎ならではである。
この列車は、内装と外観に地元の飫肥(おび)杉を使ったのが特徴だ。外観に木材が使われるのはJR史上初めてといい、杉の心地よい香りに包まれる車内は、暖色系のシートで統一された山幸(1号車)と、寒色系の海幸(2号車)の2両で編成。廃線となった高千穂鉄道のトロッコ列車を改造した。車窓は通常の列車よりも大きく、座席数を51席に抑えて広々とした空間を確保している。
客室乗務員の演出で、車内にいながら沿線の観光地を満喫した気分にさせられるのも楽しみの一つだ。
海幸彦と山幸彦の物語が手作りの紙芝居で披露され、見入っていると今度は旅の占い箱を渡された。願いがかなうとされる鵜戸(うど)神宮(宮崎県日南市)の運玉投げにちなんだもので、「運が良い」赤い玉を選んだらオリジナルのあめ玉を一つもらった。青島駅を過ぎると、列車が少しずつ速度を落とす。「左手に見えますのが、鬼の洗濯板です」。車窓から国の特別天然記念物に指定された見事な景観が広がっている。ぜいたくな1分間の停車だった。
地元の風習や歴史に関するクイズもあり、ちょっとした宮崎通になれたかも。さて、ここでクイズです。「海幸彦と山幸彦の物語を教訓に、北郷(日南市)の人たちが他人に貸さないものは何でしょう」。答えは海幸山幸の中で……。
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:
チバQ
:2011/12/15(木) 12:35:17
◆A列車で行こう
◇ジャズに乗って、天草へ
11月のある日曜日。最新の観光列車に乗るため、JR博多駅から九州新幹線で熊本駅に向かう。睡眠2時間足らずの眠気まなこをこすりながら、降りたった熊本駅で電光掲示板の案内を追った。在来線乗り場に急ぐと、軽やかなジャズが聞こえてくる。
カメラ片手の人だかりの向こうには、既に目当ての列車がある。漆黒のボディーに金色のライン、側面にはたくさんのステンドグラスが施された車体。今年10月8日、通称「あまくさみすみ線」(三角線)にデビューしたばかりの「A列車で行こう」だ。眠気は吹っ飛び、車内にはどんな仕掛けがあるのかわくわくしながら乗り込んだ。
ジャズのスタンダードナンバーのタイトルを冠したA列車のAは天草のA。「16世紀に南蛮文化が栄え、食文化も豊かな天草へ導く列車を」とJR九州が2年前から構想を練っていた。
クラシカルな車内はBGMのジャズが流れ、車両半分を占めるバーカウンター「A−TRAIN BAR」が目に飛び込む。客室乗務員が慌ただしく注文をとるなか、乗客が列をなしていた。一番の人気メニューは天草産のデコポンシロップをブレンドした「A−ハイボール」(500円)という。が、今日は仕事。飲みたい気持ちをぐっと抑えて、「塩アイス一つお願いします」。アルコールは次回にお預けだ。
2両編成の列車は満席。乗客は家族連れからシニア世代までさまざまだが、「大人の旅」を売りにしているだけに年配の人が目立つ。かつて天草に住んでいた熊本県八代市の60代女性は「これに乗ってみたかったの」と無邪気な笑顔を見せた。
塩味がほんのりとするアイスを食べながら、車窓からの風景を眺めひと息つく。この日は曇りではっきりと見えなかったが、普段は有明海の向こうに雲仙普賢岳を望めるという。まもなく終点の三角駅だ。あっという間の38分間。A列車を満喫するには短すぎた。次に乗るときは「A−ハイボール」を片手に。
◇斬新デザイン+工夫凝らした演出
JR九州の観光列車が注目を浴びたのは、87年の国鉄分割民営化後に「新たな特急列車を」と導入された「ゆふいんの森」だ。それから15年後、新八代−鹿児島中央間の九州新幹線部分開業に伴い、「いさぶろう・しんぺい」、「はやとの風」などが相次いでデビューし、人気が急上昇。関東、関西からの客が増加しているという。
すべてに共通するのは、デザイナーの水戸岡鋭治氏が地元をイメージして車両デザインを手がけていること。個性的で斬新なデザインは国際的にも評価が高い。だが、JR九州営業部の渡辺太志課長は「斬新な車両だから観光列車が人気というわけではないんですよ」と力説する。
各列車は客室乗務員による景観案内アナウンスやオリジナルグッズの車内販売など工夫を凝らす。また「SL人吉」に向かって沿線から手を振る「手をフレール運動」が普及するなど地元志向に徹している。列車そのものを観光の一大イベントに演出しているのが最大の特徴だ。
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:
チバQ
:2011/12/15(木) 22:07:26
http://www.asahi.com/national/update/1215/OSK201112150145.html
2011年12月15日19時59分
バーも落語も鉄路の友に 近鉄特急を改造、観光専用列車
【動画】近鉄の観光専用列車お披露目
近鉄特急を改造した観光専用列車の出発式でテープカットする関係者ら=15日午後、大阪市天王寺区、中里友紀撮影
観光専用列車は、バーカウンターも備えている=15日午後、大阪市天王寺区、中里友紀撮影
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近畿日本鉄道は15日、特急列車を改造した観光専用列車の出発式を開いた。グループの旅行会社「クラブツーリズム」が主催する、伊勢志摩や奈良などを巡るツアーの専用列車として23日から運行する。特定の旅行会社による専用列車の運行は国内初という。
4両の特急車両を約4千万円かけて改造。カウンターバーを置き、講演会や落語会などができるようにした。床には高級感のあるカーペットを敷いた。車体外観は、近鉄の車両では初めてとなる濃い緑色にした。
特急の愛称は「かぎろひ」。公募で集まった3812件から決めた。万葉集でも詠まれ、朝日の美しい空を表すという。
大阪上本町駅での出発式で、クラブツーリズムの岡本邦夫社長は「単なる移動する手段ではなく、移動を楽しむ列車にしたい」とあいさつした。(田中美保)
5252
:
チバQ
:2011/12/15(木) 22:10:51
http://mytown.asahi.com/kagawa/news.php?k_id=38000001112150002
フリーゲージ長距離試験
2011年12月15日
独立行政法人鉄道・運輸機構(横浜市)は、香川、愛媛両県の予讃線で15日から、開発中のフリーゲージトレインの新型試験車両=写真=の長距離走行試験を始める。6月から夜間に走行試験してきたが、線路の保守点検作業のない日中に長距離を走り、耐久性を確かめる。
フリーゲージトレインは車輪の幅を変えて新幹線と在来線を乗り入れする。来年末まで計10万キロを走り、国が2013年度にも実用化を判断。実用化の場合は、九州新幹線西九州ルートで導入が予定され、四国と新大阪を結ぶルートでも検討されている。
在来線で最高時速130キロだが、「今回は速度を落とし、部品に不具合が出ないか調べる」と機構担当者。20日まで、多度津(午前4時58分発)―伊予三島(6時2分着)▽伊予三島―観音寺(7時37分着)▽観音寺―川之江(8時30分着)▽川之江―多度津(10時39分着)の1日4回走る。(島脇健史)
5253
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チバQ
:2011/12/15(木) 22:13:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111215-00000094-mai-pol
<整備新幹線>着工認可へ…北海道・北陸・九州3区間
毎日新聞 12月15日(木)22時3分配信
民主党は15日、整備新幹線(北海道、北陸、九州の各新幹線)の未着工3区間の着工について、今年度内に認可する方針を了承した。建設財源の安定的な確保など着工条件がクリアできると判断した。来週政府に申し入れ、年内にも政府方針として決める見通し。新規着工が決まれば08年3月に認可された九州・長崎ルートの武雄温泉−諫早以来となる。
未着工3区間は、北海道の新函館−札幌と北陸の金沢−敦賀、九州・長崎ルートの諫早−長崎。同日開かれた党政策調査会の会合で、前原誠司政調会長が3区間の同時着工を了承した。前原政調会長は会合で「厳しい経済環境を考えれば、今回がラストチャンス」と話した。
ただし北海道は、並行在来線のJRからの経営分離問題で地元調整がついておらず、着工時期が遅れる可能性もある。
国土交通省は3区間の総事業費を約2.7兆円と試算している。財源確保が難題だったが、今年6月の法改正でJR各社が支払う新幹線の施設使用料を建設財源に回せるようになった。また通常10年間程度の建設期間を15年以上に延長することも検討されている。【三島健二】
5254
:
チバQ
:2011/12/15(木) 22:14:06
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111215/plc11121515580013-n1.htm
整備新幹線の3区間着工、年内決定へ 政府与党
2011.12.15 15:57
政府・民主党は15日、北陸新幹線金沢−敦賀など整備新幹線の未着工3区間について、年内にも同時着工を認める方針を固めた。来週にも正式決定する。3区間の整備計画は昭和48年11月に決まっており、約38年を経てようやく実現へ動きだす。
3区間はほかに北海道の新函館−札幌と九州・長崎ルートの諫早−長崎。前原誠司政調会長は同日の会見で、(1)建設費の財源確保(2)事業の採算性(3)並行して走る在来線のJRからの経営分離についての地元合意−など5項目を条件に、着工を最終判断することを明らかにした。
未着工3区間をめぐっては、総額2兆7500億円の建設費負担が大きな課題だったが、政府はJR各社が支払う年400億円の既存新幹線の施設使用料を建設費として活用する考え。また、通常10年程度の建設期間を20年前後に延ばす方向で調整している。新規着工は平成20年3月に認可された長崎ルートの武雄温泉−諫早以来となる。
ただ、北海道では新幹線の開業後に並行在来線がJRから経営分離することに沿線の一部自治体が反対しており、着工時期がずれる可能性もある。
5255
:
チバQ
:2011/12/16(金) 12:44:46
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20111216ddlk01020274000c.html
北海道新幹線:並行在来線問題 余市町も分離同意へ 函館市議会「賛成会派が多数」 /北海道
北海道新幹線の札幌延伸に伴う並行在来線の経営分離問題で、分離に同意していない余市町と函館市は15日、それぞれ議会などが対応を協議した。結論は出なかったが、余市町の嶋保町長は「町議会協議会の意見などを判断材料に決断したい」と述べ、道への回答期限の16日に町議会で同意の意向を表明する姿勢を示した。函館市議会の能登谷公議長は「賛成する会派が多数」とする見解を工藤寿樹市長に伝えた。
余市町議会の協議会には嶋町長と町議17人が出席。「いきなり期限を切るのはむちゃな話」などと道の姿勢を疑問視する声が相次いだが、経営分離に関しては複数の町議が、同意か不同意かにかかわらず町長の判断を支持すると表明した。
嶋町長は昨年9月の町長選でJR北海道による在来線存続を公約に掲げた経緯に触れ「今まで訴えてきたことと相反するのはじくじたる思い」と述べる一方、「長年促進してきた札幌延伸について、時間のない中で決断を迫られている」と合意取り付けを急ぐ道にも一定の理解を示した。
一方、函館市議会は各派代表者会議を開き、道とJRから提案された函館−新函館(17・9キロ)間の支援策を協議。5会派のうち▽市政クラブ(11人)▽民主・市民ネット(8人)▽公明党(4人)の3会派が支援策に賛成し、市民クラブ(4人)と共産党(3人)が反対した。
工藤市長は「はっきり示してくれた方がよかったが、議会の考えは受け止めた」と語った。また、道への回答期限について「猶予をもらうこともある」として回答の先延ばしに含みを持たせた。函館市町会連合会も同日、臨時理事会を開き、全会一致で経営分離反対を工藤市長に報告した。【坂井友子、近藤卓資】
毎日新聞 2011年12月16日 地方版
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チバQ
:2011/12/17(土) 13:43:12
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20111217-OYS1T00277.htm
関西直通の九州新幹線1・5倍に、来春ダイヤ改正
JR九州は16日、来年3月17日に実施するダイヤ改正を発表した。九州新幹線鹿児島ルートが今年3月に全線開業して以降、初めての改正で、山陽新幹線と相互に乗り入れる「みずほ」「さくら」を1日あたり16本(8往復)増発し、関西直通の新幹線を現状の1・5倍にあたる同46本(23往復)運行する。所要時間も短縮し、関西方面からの集客に力を入れる方針だ。
直通新幹線は、最速列車「みずほ」を1日2本増の10本(5往復)、停車駅が多い「さくら」を14本増の36本(18往復)とする。徐行運転の見直しなどで、最速の所要時間は新大阪〜鹿児島中央間が現行より3分短い3時間42分、博多〜鹿児島中央間は2分短い1時間17分。関西直通の新幹線の停車本数は、筑後船小屋、新大牟田、新玉名の3駅を除く九州内の各駅で1日あたり6〜16本増える。
(2011年12月17日 読売新聞)
http://www.asahi.com/travel/news/OSK201112160103.html
2011年12月17日5時47分
大阪発のブルートレイン姿消す 「日本海」、3月で廃止
JR各社は16日、来年3月17日のダイヤ改定を発表した。山陽・九州新幹線の直通列車「みずほ」「さくら」(新大阪―鹿児島中央)は来春から、1日15往復から23往復に増発され、新大阪からの最速所要時間は1〜3分短縮される。
東海道・山陽新幹線からは100系と300系車両が引退し、東海道区間は全列車がN700系と700系になる。航空機との競合が激しい東京―岡山間は早朝、深夜に増発される。
JR西日本は、山陽・九州新幹線にN700系の新型車両を10編成新たに投入し、「みずほ」は1往復追加の5往復に、「さくら」は7往復追加の18往復に朝夕を中心に増発する。
新大阪―鹿児島中央間はこれまでより3分短い最速3時間42分に、新大阪―熊本間は1分短い最速2時間58分になる。JR西の佐々木隆之社長は「LCC(格安航空会社)など強力な輸送手段が現れてくるが、飛行機にない特長を生かして対抗したい」と話した。
また、寝台特急「日本海」(大阪―青森)と急行「きたぐに」(大阪―新潟)が廃止され、大阪発のブルートレインはすべて姿を消すことになった。
1968年に運行を始めた日本海は、昨年度の利用客(片道)が1日平均134人で約20年前の4分の1、61年から走るきたぐにも同様の比較で半減した。定期列車として引退するが、お盆や年末年始には臨時列車で運行する予定。
JR西は、京都・新大阪と南紀方面を結ぶ特急には新型車両287系を51両投入する。「オーシャンアロー」「スーパーくろしお」の列車名はすべて「くろしお」に統一される。
5257
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チバQ
:2011/12/17(土) 13:45:43
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2103208.article.html
新鳥栖駅、新大阪直通の停車本数が倍増 九州新幹線
JR九州は16日、九州新幹線鹿児島ルートの来春のダイヤ改正を発表した。新鳥栖駅に停車する新大阪−鹿児島中央(一部熊本発)の直通運転「さくら」が現在の上り4本、下り3本から上り6本、下り7本に倍増。直通運転用車両の増加に伴う増便で、九州内の各駅停車「つばめ」などを含めた全体の停車本数は上下計100本で変わらない。来年3月17日に実施する。
今回のダイヤ改正で、JR西日本が直通運転用車両のN700系を新たに10編成導入し、両JRで29編成に増強する。これに伴い、最速「みずほ」を含めた直通運転が1日15往復から23往復に増える。全体の運行本数は141本で、現在の137本から微増。直通運転が増えた分、九州内の「さくら」が減った。
JR九州の青柳俊彦常務は「九州完結の『さくら』よりも、直通『さくら』の方が15%ほど乗車率が高い。直通を増やせば、まだ利用客は伸びると思う」と直通増発の狙いを語った。
新鳥栖駅と停車本数で競合関係にある久留米駅は、直通運転が上下各8本から、上り13本、下り12本に増加。全体の停車本数も5本増え、106本になった。筑後船小屋、新大牟田、新玉名の3駅は直通運転、全体の停車本数とも増えていない。
青柳常務は「今回、検討したのは新鳥栖と久留米で直通列車をどう案分するか。利用客の伸びが新鳥栖よりも久留米がよく、トータルの停車本数も久留米をプラスにした」と述べた。
最速の所要時間は、新大阪−鹿児島中央が3分短縮し3時間42分、博多−鹿児島中央は2分短縮し1時間17分になる。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/278230
新大阪−鹿児島中央直通みずほ3分短縮 山陽・九州新幹線ダイヤを改正
2011年12月17日 00:35 カテゴリー:経済 九州 > 鹿児島
JR九州とJR西日本は16日、九州新幹線鹿児島ルートと山陽新幹線の来年3月17日のダイヤ改正で、新大阪−鹿児島中央の直通運転を現在の1日約15往復から23往復に増やすと発表した。同ルートの今年3月の全線開通後、初めてのダイヤ改正。同区間の最速の所要時間は、線路改良などで現在より3分短い3時間42分とする。
直通区間の最速列車で小倉▽博多▽熊本▽鹿児島中央−の各駅に止まる「みずほ」は、現在の4往復から5往復に増発。また、九州内発着の「さくら」の一部を直通に切り替える。
ダイヤ改正後の各駅の直通停車本数は、上下合わせ小倉46本▽博多46本▽新鳥栖13本▽久留米25本▽熊本46本▽新八代17本▽新水俣17本▽出水17本▽川内35本▽鹿児島中央45本。筑後船小屋と新大牟田、新玉名の3駅は現在の3本を据え置く。
最速の所要時間は、新大阪−熊本で現在より1分短縮の2時間58分▽博多−鹿児島中央で同2分短縮の1時間17分▽熊本−鹿児島中央で同1分短縮の43分。
九州内発着の各駅停車「つばめ」の運行本数に大きな変動はないが、新八代以南の各駅の停車本数を現在より2本少ない11−13本とする。
=2011/12/17付 西日本新聞朝刊=
5258
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チバQ
:2011/12/17(土) 13:47:04
http://www.sakigake.jp/p/akita/topics.jsp?kc=20111217g
寝台特急「日本海」、3月に廃止 JR東日本、乗車率低迷で
秋田駅に停車中の寝台特急「日本海」。乗車の記念に撮影する乗客の姿も=15日午後10時半ごろ
JR東日本は16日、青森—秋田—大阪を結ぶ寝台特急「日本海」を、来年3月17日のダイヤ改正に合わせて廃止すると発表した。これにより、寝台特急「日本海」は約43年の歴史に幕を閉じ、本県と大阪を1本で結ぶJRの列車はなくなる。県内で乗降車できる寝台特急は青森—上野間の「あけぼの」のみとなる。
JR秋田支社によると、飛行機や新幹線への利用者シフトに伴う乗車率の低迷が原因。ここ数年、乗車率は5割程度で推移しているという。
日本海は8両編成で定員246人。青森—大阪間(1023・4キロ)を1日上下各1本運行し、秋田—大阪837・6キロを約12時間で走行。
日本海は関西方面への県内高校生の修学旅行で広く利用されている。一部高校では来年の修学旅行で日本海利用を計画に盛り込んでおり、廃止決定を受け計画を変更する高校もある。
(2011/12/17 12:04 更新)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20111217-OYT8T00099.htm
夜行列車 歴史に幕
来年3月「日本海」「きたぐに」
廃止が決まった寝台特急「日本海」(JR西日本金沢支社提供)
半世紀の歴史を閉じる「きたぐに」(JR西日本金沢支社提供) 北陸地方から定期の夜行列車が姿を消すことになった。JR西日本金沢支社は16日、寝台特急「日本海」と夜行急行「きたぐに」について、来年3月17日のダイヤ改正で運行を取りやめると正式発表。乗客数の減少に伴って、約半世紀にわたる歴史を閉じる。
「日本海」(大阪〜青森間、9両)は、1950年に夜行急行として運行を開始し、68年から寝台特急となった。「きたぐに」(大阪〜新潟間、10両)は、寝台5両、通常座席5両で、61年に運行開始。いずれも現在は1日1往復で、近年の乗車率は「日本海」が50%、「きたぐに」が30%程度に落ち込んでいた。
同支社の高野修・輸送課長は、記者会見で「『日本海』は、東北から関西方面の旅行などによく使われたが、東京経由で新幹線を使うなど、代わりの輸送機関の発達も影響した」とし、「夜間に移動するという使命が薄れてきた。時代の流れだが、一抹のさみしさもある」と述べた。
「日本海」のラストランは下りが3月16日で、金沢駅は午後9時29分着。上りは17日未明から早朝の予定。
(2011年12月17日 読売新聞)
5259
:
チバQ
:2011/12/17(土) 13:48:23
http://www.nnn.co.jp/news/111217/20111217042.html
「やくも」増便、利便性向上へ JR米子春のダイヤ
2011年12月17日
JR米子支社は16日、来年3月17日から実施する春のダイヤ改正を発表した。ここ数年、利用客が増えている山陰線の安来駅に停車する岡山−出雲市駅間の特急「やくも」の上下便をそれぞれ2本ずつ増やすなど利便性を向上させる。
安来駅は、“ゲゲゲの女房効果”や足立美術館への観光客増で利用者が増えているためで、特急「やくも」の停車本数を現行の上下便計24本から28本に増やす。
また、岡山駅での「やくも6、25号」と山陽・九州新幹線直通列車(最速タイプ)「みずほ」を乗換時間8分で接続、松江−鹿児島中央間の所要時間がそれぞれ25分短縮される。
http://www.chibanippo.co.jp/c/news/economics/66116
成田空港アクセス向上 埼玉県に新駅設置(武蔵野線) JR千葉支社3月ダイヤ改正
2011年12月17日 10:26
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JR千葉支社は16日、来年3月17日にダイヤ改正を実施すると発表した。成田空港駅の発着電車を増やすほか、武蔵野線に新駅を開業して同線区間内の折り返し運転を可能にするなどの内容で、利用客の利便性向上を図る。
JR成田線は、千葉−成田駅間を運転していた普通電車2往復を成田空港駅まで延長する。午後5時台と9時台に成田空港駅を発着する便を増やして通勤客、海外旅行客らの利便性向上を図る。また、夜間の成田駅発上り電車4本の発車時刻を見直し、運転間隔のばらつきを減少させる。
JR武蔵野線には、埼玉県の新三郷−吉川駅間に新たに吉川美南駅が開業する。これまで同線は区間内で輸送障害が発生した場合、府中本町−西船橋間の全線が不通となっていた。新駅は双方向に折り返し運転が可能な構造とし、輸送障害への対応力を強化する。また、早朝、夕時間帯の武蔵野線と京葉線の直通電車の本数を増加させるなどする。
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5260
:
チバQ
:2011/12/17(土) 13:50:25
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2011/12/2011_132408437453.html
特急2本廃止 JR四国来春新ダイヤ、牟岐線に普通列車新設 2011/12/17 10:12
JR四国は16日、2012年3月17日から実施するダイヤ改正を発表した。徳島県関係では、利用が少ない徳島−阿南間の特急2本を廃止。牟岐線や徳島線で通勤通学の利便を高めるため普通列車の新設などを行う。
廃止される特急は午前8時35分阿南発と午後9時17分徳島発。徳島−阿南間の特急は現在の上下10本から同8本になる。
牟岐線は、現行の午前5時44分牟岐発−同7時51分徳島着の普通列車を改編。阿南−徳島間で停車駅を減らして徳島駅の到着を同7時29分に早め、同7時3分阿南発−同7時51分徳島着の各駅停車の普通列車を新設する。午前7時12分阿南発−同8時5分徳島着の普通列車は同7時5分桑野発に区間延長する。
徳島線は、午後7時46分穴吹発−同8時42分徳島着(平日のみ)を、同6時50分阿波池田発に区間延長する。
一方、日中(午前10時から午後3時程度)の普通列車を見直し、牟岐線の徳島−阿南間で上り1本、徳島線の穴吹−阿波池田間で上下各1本を減らすなどする。
高徳線は、特急の停車駅を拡充。板野、栗林の両駅は徳島−高松・岡山間の特急全33本が止まるようになる。勝瑞駅は、午前7時徳島発と午後7時12分高松発の2本が加わり、停車する特急が15本となる。
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1112160030/
来春ダイヤ改正で成田エクスプレス削減、JR東日本横浜支社管内の概要発表
2011年12月16日
JR東日本横浜支社は16日、JRグループが2012年3月17日に実施するダイヤ改正10 件に伴う支社管内の概要を発表した。南武線と横浜線は帰宅時間帯に増発。特急「成田エクスプレス」は大船・横浜―東京間を削減する。
南武線は夜間の下り2本を立川まで延長増発する。横浜線は夕方から夜間にかけて下りを4本増発し、1本を町田まで延長増発する。下りの快速運転時間帯も拡大する。
「成田エクスプレス」は大船・横浜―東京の区間の1日の運転を上り3本、下り4本減らす。利用が少ない時間帯の普通電車の運転を減らすのは(1)東海道線国府津―熱海間(2)伊東線熱海―伊東間(3)横須賀線逗子―久里浜間。東海道線の御殿場線への直通運転を取りやめ、一部列車の始発・終着駅を変更する。
5261
:
チバQ
:2011/12/17(土) 13:53:30
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1112160026/
「ロマンスカー」通勤時間帯に増発、来春ダイヤ改正で小田急
2011年12月16日
小田急電鉄は16日、2012年3月17日にダイヤ改正を実施すると発表した。平日の通勤時間帯を中心に特急「ロマンスカー」を増発。また特急「ホームウェイ」の利便性を向上させる。
ロマンスカーは平日朝に上り2本を増発。新ダイヤで朝方に初めて藤沢、大和、相模大野、新百合ケ丘から利用できるようになる。下りは1本を増発する。
日中はロマンスカー・VSEを1往復増便し6往復にする。夕方と夜間は新宿発藤沢・片瀬江ノ島行き「えのしま」「ホームウェイ」を増発する。
これまで土日だけだった東京メトロ千代田線北千住―箱根湯本間の直通ロマンスカー「メトロはこね」を平日も1日1往復運転する。平日夜間には千代田線から小田急線に直通する「メトロホームウェイ」全列車が新百合ケ丘に停車する。
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1112170014/
小田急ロマンスカーHiSEとRSEが3月引退へ、2月に記念ツアーも
2011年12月17日
小田急電鉄は16日、2012年3月17日のダイヤ改正をもって特急「ロマンスカー・HiSE」(10000形)など3車種が引退すると発表した。
ほかに引退するのは、ロマンスカー・RSE(20000形)、通勤車両5000形。先頭車両に展望席を備える流線形の車体が特徴のHiSEは1987年から運行を開始。91年から運行を始めたRSEとともに、床面が高く眺望性に優れたハイデッカー構造を採用し箱根観光などで活躍した。いずれも「鉄道友の会」が優秀な新型車両に与えるブルーリボン賞を受賞した。
小田急は特設サイトを開設するとともに、12年2月には引退前の列車に乗車する記念ツアーを実施する。
5262
:
チバQ
:2011/12/17(土) 13:54:59
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201112170040.html
JR広島、最多の44本減便
JR西日本広島支社は16日、3月17日のダイヤ改正で、山陽線や呉線など在来線の計44本を減便すると発表した。1987年の同社発足以来、最大の削減となる。一方、人気の高い山陽・九州両新幹線の直通列車「みずほ」「さくら」は増便する。同支社は「利用者数に合わせた措置」と説明している。
山陽線は3年連続の削減で、10本減らす。西条―岩国間は、夕方の快速を廃止。呉線はデータイム(午前9時〜午後5時)で5本運転を取りやめるが、呉―広島間の快速は増便する。
可部線は午後9時台で1本を削減。芸備線は備後落合―三次間で早朝と深夜、データイムで計4本減便する。
新幹線では、「みずほ」が1往復増の5往復、「さくら」は7往復増の18往復にし、利便性を高める。徳山の「のぞみ」停車も1本増やす。
同支社によると、在来線の利用者はJR発足時から約3割減少した。少子化や道路整備の充実、リーマン・ショック以降の長引く不況が要因と分析している。
5263
:
チバQ
:2011/12/17(土) 13:57:15
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011121690184930.html
すべての「のぞみ」N700系に JR東海、来年3月ダイヤ改正で
2011年12月16日 18時49分
JR東海は16日、来年3月17日のダイヤ改正に伴い、東海道新幹線で定期運行する163本すべての「のぞみ」が最新型のN700系車両になると発表した。
2007年に初導入されたN700系は電力消費量が少なく、振動を抑えたのが特徴。JR東海は省エネと快適性向上の効果を見込む。車両の統一で最高速度や加速力のばらつきがなくなるため、一部ののぞみでは東京―新大阪間の所要時間を3〜4分短縮できる。
1992年に初代のぞみとしてデビューした300系がこのダイヤ改正で引退するため、ひかりとこだまへのN700系投入も進む。定期運行するすべての新幹線に占めるN700系の割合は64%になる。
(中日新聞)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011121600673
八戸線、全線再開=来年3月から−JR東
JR東日本は16日、東日本大震災の被害を受け、八戸線で不通となっていた種市(岩手県洋野町)−久慈(同県久慈市)間(30.7キロ)について、来年3月17日のダイヤ改正から運行を再開すると発表した。復旧工事に見通しが立ったため。八戸線は全線が復旧する。
同社盛岡支社によると、八戸線は階上(青森県階上町)−久慈間が、津波の影響で橋桁や線路が流失し、駅舎が損壊するなどして57カ所で被害を受けた。(2011/12/16-17:05)
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5264
:
チバQ
:2011/12/17(土) 14:00:40
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001112160007
経営分離 判断大詰め 新幹線並行在来線
2011年12月16日
■函館 議会判断せず
■北斗 江差線焦点
■余市 町長「鉄路守る」
北海道新幹線の札幌延伸も含めた整備新幹線の未着工3区間について、民主党は15日、公の場で着工認可にゴーサインを出し、認可まで一歩近づいた。一方、並行在来線のJRの経営分離を受け入れるかどうか、函館、北斗、余市の沿線3市町はこの日も判断を示さなかった。地元の交通事情を左右するだけに意見集約に苦心するが、16日にも態度を表明。沿線15市町の判断が出そろう見込みだ。
■3市町、きょうにも表明
JR北海道は札幌延伸に伴い、函館線函館―小樽間の経営を分離する方針だ。函館市の焦点は函館―新函館間の扱いだ。道やJRは13日、同区間の電化や、分離後のJRの運行受託を工藤寿樹市長に提案した。
これを受け、函館市議会は15日、各会派の代表者で協議。第1、第2会派など過半数は同意を示したが、賛否が分かれたため議会として判断しなかった。協議後、能登谷公議長は工藤市長と面会し、各派の意見を伝えた。記者団には「○か×かで決定できなかった。そのままの意見を市長に伝えた方がいいと判断した」と説明した。
一方、市町会連合会は同日、「道やJRの案は署名行動時の思いを転ずる案でない」と、工藤市長に不同意を伝えた。同会は昨年、JRの経営継続を求める11万人の署名を集めた際、中心的役割を果たした。
工藤市長は「議会の大方の考えを頂き、重大に受け止めた」と述べ、16日にも判断する方針を示した。
北斗市は、函館延伸に伴い経営分離される江差線五稜郭―木古内間の扱いが焦点だ。同市議会の池田達雄議長らは15日、道庁で高井修副知事に要請書を出し、旅客鉄道の維持を求めた。
道は同市など地元自治体に対し、経費の少ないバス路線への転換案を示し、負担を折半し合うことも提案した。その後、同市の反発もあり、鉄路維持への方針転換を示唆している。
池田議長は「地元の意向を無視した場当たり的な道の対応は大変に残念」と批判。道と地元の負担割合を、同市が主張する「85対15」に改めるよう求めた。
高谷寿峰市長は16日にも判断を示す。池田議長は「市長は本日の要望の結果も踏まえ判断する。我々の思いを十分に受け止めて欲しい」と強調。高井副知事は「北斗市の意向に十分配慮しないといけない」と応じた。
余市町の嶋保町長も、この日は判断を示さなかった。町議会の議員協議会で「今日は同意か不同意かは申し上げられないが、鉄路はしっかり守りたい」などと答弁。16日の町議会で自身の判断を説明した上で、道にも伝える予定だ。
議員からは「JRの利用者の足を守り、函館線を残す方策を考える時間を稼ぐためにも、やむをえず同意すべきだ」との意見の一方、「(経営分離を受け入れた)他県の自治体で衰退しなかったところはない。はっきり不同意と言うべきだ」との意見もあった。
5265
:
チバQ
:2011/12/17(土) 21:56:23
http://www.at-s.com/news/detail/100085680.html
事業継続困難を報告 岳南鉄道(12/17 07:53)
富士市公共交通協議会が16日、同市役所で開かれ、岳南鉄道(同市、畠山建二社長)が営業赤字の続いている厳しい経営状況を説明し、事業継続が困難であることを報告した。
同社によると、旅客輸送は1967年度は510万人だったが、2010年度は77万人に激減。貨物も69年度の99万8千トンが10年度は6万4千トンに縮小した。さらに来春の貨物輸送の休止が追い打ちになったという。
鉄道事業収支だけでみると、10年度は6200万円の赤字が、貨物輸送が皆無となる12年度は8900万円の赤字に拡大する見込みとした。出席した委員からは「市民の足として大きな問題。真剣に考える必要がある」などと意見が出た。
畠山社長は「公共交通としての使命感で頑張ってきたが、自助努力だけでは限界に来ている。富士市の社会基盤として、今後も岳南鉄道が必要かどうか議論していただきたい」と述べた。
5267
:
チバQ
:2011/12/19(月) 23:18:52
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001112190004
知事、函館市に直談判 新幹線延伸
2011年12月19日
会談する高橋はるみ知事(左)と工藤寿樹・函館市長(右手前)=函館市内のホテル
■新幹線延伸「ラストチャンス」 三セクへの決意と謝罪
北海道新幹線の札幌延伸にともないJRが並行在来線の函館線函館―小樽間を経営分離する問題で、高橋はるみ知事は18日、沿線15市町で唯一分離に同意していない函館市を訪れ、工藤寿樹市長と会談した。知事は分離後の函館―新函館(仮称)間を運営する第三セクターに、運営費負担を含め道が主体的に取り組むと明言し、理解を求めた。市長は会談後、判断時期について「近いうち」と述べた。
■市長「重く受け止める」
会談は道側が持ちかけ、同市内のホテルで開かれた。高橋知事は工藤市長となごやかに握手した後、冒頭に「短い期間の中で本当に意見集約に尽力していただき、敬意と感謝を申し上げます」と語りかけた。会談は非公開で、約30分で終わった。
終了後、2人はそれぞれ記者団の取材に応じた。2人によると、会談で高橋知事は、市が1994年に新函館駅を函館駅から約18キロ離れた現・渡島大野駅に設置することに同意した際、道と交わした覚書で「新幹線車両の函館駅乗り入れを協議する」としたのに、道が2005年に「実現困難」と通知したことに言及。市民に不信感を与えたとして、謝罪した。
その上で、三セクの設立や運営費負担で道が主体的役割を果たす、と提案したことを「責任を持って行う」と訴え、「財政状況などから今が札幌延伸のラストチャンス。『道南の雄』である函館のみなさんの、道南全体の発展に向けてのご判断をお願いしたい」などと、分離への同意を求めた。具体的な道の負担割合は示さなかった。
これに対し、工藤市長はかつて新幹線誘致に函館市が道より積極的に動いてきた経緯などを述べ、「市民の不信、不安、懸念を解消する努力をしないといけないので、もう少し時間がほしい」と応じたという。
会談後、高橋知事は「私の熱意、決意は十分に伝えられたと思う」と話した。
一方、工藤市長は「(知事から)以前の約束が守られなかったことを『私はしません』と言っていただけた。表に出ない覚書とか事務レベルの口約束とは違う」と一定の評価をした。そして「知事の決意を重く受け止めた。市民のみなさんとお話をして、私自身が判断したい」と述べた。
政府は新函館―札幌を含む整備新幹線の未着工3区間について、今週中にも着工を最終判断する。ただ、並行在来線の沿線自治体すべての同意が認可の条件の一つとなっている。
工藤市長は「国の決定があるので、そういうのを考慮しながら判断しないといけない」とした。
(中沢滋人、伊藤政明)
5268
:
チバQ
:2011/12/20(火) 20:25:23
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111220-OYT1T01041.htm
自腹700万円、夢の運転士に合格した4人
運転資格試験に合格し、晴れやかな表情を見せる(左から)吉井さん、武石さん、高崎さん、富岡さん(20日、千葉県いすみ市の国吉駅で) 鉄道の運転士になりたいと、「いすみ鉄道」(千葉県大多喜町)の公募で訓練生となった40〜50歳代の元会社員4人が、ディーゼル列車の運転資格である国土交通省の「動力車操縦資格試験」に合格した。
4人は「この年で夢がかなった」と喜びをかみしめていた。
4人は、埼玉県志木市、吉井研治さん(53)、東京都江東区、高崎浩さん(51)、広島市、富岡隆さん(44)、千葉県市川市、武石和行さん(44)。
県などが出資する第3セクターの同鉄道は、運転士の養成がままならないほど経営が悪化したが、航空会社幹部から公募で転身した鳥塚亮社長(51)が「運転士になる夢をかなえませんか」と、養成資金700万円を自腹で用意することを条件に訓練生を募集。4人は退職金や貯金をつぎ込み、昨年5月に訓練生になった。
元IT会社員の武石さんは「高卒時に運転士になれなかったが、あきらめきれなかった」と振り返る。最年長の元バイク販売会社員吉井さんは、慣れない実技で列車から降りた直後に太ももを肉離れすることもあったが、「お客様の顔を覚えられる運転士になりたい」と夢を膨らませている。
4人は3回目の受験でそろって合格した。嘱託乗務員として当面は先輩運転士の指導を受けるが、来夏にも独り立ちする。
(2011年12月20日19時25分 読売新聞)
5269
:
チバQ
:2011/12/20(火) 20:29:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111214-00000004-ryu-oki
鉄軌道導入を明確化 県総合交通体系基本計画案
琉球新報 12月14日(水)10時20分配信
利便性の高い公共交通ネットワークの構築(イメージ)
県は13日までに、交通施策の総合的・体系的な展開に向けた、新たな「県総合交通体系基本計画」案を取りまとめた。計画案は、県が策定する新たな振興計画「沖縄21世紀ビジョン基本計画」案を上位計画に位置付け、鉄軌道を含む新たな公共交通システム導入を明確にしたほか、離島の交通ネットワーク充実・交通コスト低減、宮古・新石垣の両空港の国際拠点機能強化などを打ち出している。
各圏域での説明会やパブリックコメントなどを経て、2011年度中に成案とする予定。
計画期間は12年度から31年度までの20年間。前半の10年以内を短・中期。10年以降を長期と位置付け、段階的に取り組む。
計画目標は、21世紀ビジョン基本計画案の基軸を踏まえ「強くしなやかな自立型経済の構築を支える交通体系の確立」「沖縄らしい優しい社会の構築を支える交通体系の確立」と設定。輸送時間短縮・コスト低減による国際競争力向上、本島の交通渋滞緩和と公共交通の定時性確保などのほか、本島―離島間の交通網充実で、全ての1次生活圏(市町村、離島)から那覇へおおむね3時間での移動を実現するとしている。
具体的施策では、滑走路増設など那覇空港の機能強化、国際線受け入れなど那覇空港の補完として宮古・新石垣空港の国際拠点機能強化、国際航空物流ハブの機能強化などを掲げる。
公共交通ネットワークでは、那覇市と普天間、沖縄市を中心に糸満市から名護市を軸とする鉄軌道を含む新たな公共交通システムを導入、モノレールや次世代型路面電車(LRT)、基幹バスシステムなどを網羅することを打ち出した。
5270
:
チバQ
:2011/12/20(火) 20:31:03
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/H20111220105.htm
「白山駅、本当に必要か」 白山市議会行財政特別委で異論
白山市議会行財政問題特別委員会は19日開かれ、北陸新幹線白山総合車両基地に「JR白山駅」(仮称)を新設する市の構想に対し、委員から異論や質問が相次いだ。金沢― 敦賀間の来年度新規着工がほぼ固まり「新駅を造る大義が薄れた」(市議の1人)との見方からで約114億円の整備費を投じたJR松任駅活用が先決との意見が出された。
構想では金沢―白山駅間はわずか約11キロで県内最短。新幹線の車両基地引き込み線に白山駅東口、近接する在来線に西口を置く。市は「構想段階のため事業費は試算していない」(清水晶夫企画課長)という。
特別委では、市側が財政危機として公共施設統廃合方針を説明した。これに関連し、小島文治市議が「敦賀まで延伸する時期になって白山駅が必要かとの議論が出る」と指摘。駅整備は2014年度末の金沢開業に間に合わないとして「ないものねだりより、あるものを生かすべきだ。松任駅活用を考えてはどうか」(村本一則市議)との提言があった。
白山市は県や加賀、小松、能美、野々市、川北5市町に「新幹線効果を波及させる南加賀の玄関口」として駅整備を説明してきたが、議論が進まず、市独自で構想を打ち上げた。
ただ、白山駅から乗車できる新幹線は車両基地から出発する車両に限られ、下車利用も限定されることもあり、市議にも「無駄な公共事業とのそしりを受ける」との声がある。市企画課は「現時点ではどの程度の乗降ができるかは分からず、JRとの協議になる」としている。
5271
:
チバQ
:2011/12/21(水) 20:43:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111221-00000730-yom-soci
新幹線札幌延伸へ前進、函館市長が同意表明
読売新聞 12月21日(水)15時18分配信
北海道新幹線の札幌延伸に伴って、JR北海道から函館―小樽間(252・5キロ)の並行在来線が経営分離される問題で、函館市の工藤寿樹市長は21日午前、市役所で記者会見を開き、「同意するとの判断に至った」と述べた。
沿線の全15市町が経営分離に同意することで足並みがそろい、地元に課せられた条件がクリアされるため、今後は政府の判断に委ねられる。
工藤市長は同日午前10時半過ぎ、高井修副知事に経営分離への同意を電話で伝えたという。今後、国土交通省は道に対し、経営分離に対する地元の同意がそろったことを口頭で確認し、着工認可の判断材料とする。最終的な認可決定の直前には、道と沿線15市町に文書で同意を再確認する。
5272
:
チバQ
:2011/12/21(水) 22:36:04
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20111220-OYT8T01321.htm
「能登」運行中止を検討
臨時の夜行急行 需要伸び悩みで来春
多くのファンに見送られて引退した夜行急行「能登」(左の車両)と寝台特急「北陸」(2010年3月12日、JR金沢駅で) 昨年3月に定期運行が終わり、臨時電車として金沢と上野を結ぶ夜行急行「能登」について、JR東日本が、来年3月のダイヤ改正に伴い、運行取りやめを検討していることがわかった。需要の伸び悩みが要因とみられる。JR東日本は「あくまで臨時電車なので、取りやめても、また復活する可能性はある」としている。
「能登」は、先頭部が前に突き出たボンネットスタイルが特徴の489系車両。1日の平均乗客数は、国鉄民営化後の1988年度には233人だったが、2003年度には103人、定期運行が終了した2009年度には66人まで落ち込み、寝台特急「北陸」とともに、多くの鉄道ファンに惜しまれながら引退した。
定期運行終了後は、今年3月に引退した「雷鳥」などにも使われていた485系に車両を変更し、臨時電車として復活した。週末や大型連休に合わせて運行していたが、東日本大震災後、一時的に運休。4月下旬に再開したが、運行本数を減らしていた。
「能登」は1959年、東海道本線の米原経由で金沢―東京駅間を結ぶ夜行急行として登場。東海道新幹線の開業に伴う運行見直しで、68年にいったんは廃止になったが、75年のダイヤ改正で、金沢―上野駅間を走っていた急行「北陸」の1往復について、愛称が「能登」に変更され復活。上越線経由で金沢と上野を結ぶ夜行急行として定着し、寝台特急に格上げされた「北陸」を補完する役目を担った。
名前は、能登半島の「能登国(のとのくに)」に由来するとされるが、実際には能登方面に定期運行されたことはなく、89年から約2年間、七尾駅や輪島駅まで臨時延長運行されただけだという。
(2011年12月21日 読売新聞)
5273
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チバQ
:2011/12/22(木) 12:26:24
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20111222ddlk01020273000c.html
北海道新幹線:並行在来線問題 札幌延伸大きく前進 分離同意の函館市長、「熟慮重ね」決断 /北海道
北海道新幹線の札幌延伸で着工条件の一つになっていた並行在来線(函館−小樽間、252・5キロ)のJRからの経営分離について、沿線15自治体の同意が21日、ようやく出そろった。最後の同意表明となった函館市の工藤寿樹市長は「熟慮に熟慮を重ねた」と重い決断だったことを強調した。一方、「道民の悲願」とされる延伸へ向け大きく前進し、道庁内には「宿題をクリアした」と安堵(あんど)感が広がった。【近藤卓資、田中裕之、中川紗矢子】
「オール北海道の立場で同意した」。21日午前、記者会見した函館市の工藤市長は厳しい表情を崩さず、同意の理由を説明した。11月に入って急に同意を迫る道に対し、11月下旬に条件付きの分離容認を示唆したが、市民の反対意見は根強く、調整は難航。「(道の対応は)はっきり言って遅い。他県では、県が主体となってまとめていた。(道は)まるで人ごとのようだった」と道への恨み節も漏れた。
市民の反発の背景には、道が過去の約束をほごにしたこともある。94年、新函館駅の建設場所が北斗市内に決定した際、函館市と道は「函館駅に新幹線を乗り入れる」とする覚書を交わした。だが、道は05年に覚書を破棄し、JRは10年3月、新函館−函館間の分離を表明した。市民の11万人の反対署名も集まった。
かつては青函連絡船が就航し、本州と北海道を結ぶ玄関口として栄えた函館市だが、新函館駅は北斗市内に建設されることから、今回の同意表明はJRの駅が市内から消えることも意味する。工藤市長は「88年の青函連絡船廃止に続き、JRがなくなることを心配する市民の思いは理解している」と顔をしかめた。
だが、同意表明には反発が強い。函館商工会議所の松本栄一会頭は「短時間で結論を出すべきではなかった」と批判。函館朝市協同組合連合会の井上敏広理事長も「市長にはJRに経営継続を訴えてほしかった」と指摘した。
一方、函館市の同意について、道幹部は「ホッとしている。後は政府の判断だ」として、政府の着工認可の行方を見守る姿勢。分離に反対していた函館商工会議所の説得にあたった北海道商工会議所連合会の高向巌会頭は「札幌延伸が実現の方向に向かい、大変喜んでいる」とのコメントを出した。札幌市の上田文雄市長も「延伸は札幌ばかりでなく、道全体の活力を満たす」と期待を寄せた。
前田武志国土交通相は20日の閣議後の記者会見で「もう本当に数日のことなんだろうと期待している。数日だと長いかな。一両日中」と述べており、近く政府判断が決定する見通し。道は担当局長らが上京し、政府の動きの情報収集に追われた。
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■解説
◇“見切り発車”禍根も
北海道新幹線の札幌延伸は並行在来線の経営分離を巡る地元合意をクリアし、今後は並行在来線のあり方や地域振興策を巡る議論が焦点になる。道はこれらの議論を十分行わないまま同意を取り付けており、沿線自治体はいわば“見切り発車”で同意した格好だ。経営分離した他県には駅前が衰退するケースも頻出しており、今回の同意が道内沿線自治体の将来に禍根を残す可能性もある。
02年12月の東北新幹線八戸駅開業に伴い、青森県は地元自治体とともに経営分離された目時−八戸間(25・9キロ)を運営する第三セクター「青い森鉄道」を設立した。同社の10年3月末時点の累積赤字額は3億7300万円。10年12月の東北新幹線全線開業で、八戸−青森間(96キロ)も同社が引き継いだが、同区間の片道運賃は1620円から2220円に上がった。
野辺地駅の利用者数は1日約1800人から約1300人に減少。野辺地町の蛯名進一企画財政課長は「駅前ではレンタカー2社が撤退し、食堂も来客数ゼロの日がある。以前のにぎわいはなくなった」。
全国では経営分離後の青森、岩手、長野、熊本・鹿児島で計4社の三セクの鉄道会社が設立され、10年度は資産売却を行った長野・しなの鉄道以外は赤字だった。
今後の函館−小樽間について、三セク化の方針が示された函館−新函館間(17・9キロ)以外は決まっておらず、道と沿線自治体が設置する協議会で検討される。余市町に示された道の地域振興策についても具体策は今後に持ち越された。
道庁内には「実際の開業や経営分離までは10年以上かかり、不確定要素が多い。現時点で細かい話まで詰められない」と釈明の声も。将来を見渡した視点が道には求められている。【田中裕之】
5274
:
チバQ
:2011/12/23(金) 12:58:34
http://www.asahi.com/travel/news/NGY201112220015.html
2011年12月23日0時44分
豊川稲荷の初詣客争奪合戦 JRと名鉄、特典競う 愛知
名古屋―豊橋間でしのぎを削るJR東海と名古屋鉄道が、新春の豊川稲荷(愛知県豊川市)の初詣でも「フリーきっぷ」を発売し、乗客を奪い合う。ともにB―1グランプリで有名な「いなり寿司(ずし)」をおまけにつけ、お得感をアピール。「おきつねさま」はどちらにほほえむのか。
JR東海が発売するのは「初旅フリーきっぷ」で、来年1月1日〜2月29日に利用できる。有効期間は1日。豊川駅を区間に含む名古屋―湯谷温泉(同県新城市)間は2千円(大人)で、浜松―湯谷温泉間は1300円(同)で自由に乗り降りできる。使えるのは在来線だけで、新幹線には乗れない。
期間中は特典引換券で、いなり寿司やまんじゅう、せんべいなどが豊川稲荷前の店でもらえる。また、JR飯田線でちょっと山奥に足を延ばせば、湯谷温泉の旅館2カ所で、特別料金(大人500円、1月1〜3日は利用不可)で入浴できるのが特徴。JR東海は「沿線の観光資源を活用したい」と、名鉄沿線にはない「ひなびた名湯」をアピールする。
一方、名鉄は全線が1日乗り放題になる「昇竜1DAYフリーきっぷ」(1月1〜3日乗車分、大人1500円)や「いなり寿司食べ比べ! 豊川1DAYフリーきっぷ」(1月4日〜2月29日乗車分、大人2800円)などを発売。
「昇竜」は門前町で買い物をすれば、割引や景品がもらえるなどの特典がある。「いなり寿司食べ比べ」では割引や景品のほか、いなり寿司3個分の引換券が付いている。岐阜市や犬山市方面などでも乗り放題になっており、名鉄の担当者は「犬山成田山などに行くのにも便利」と話す。
豊川稲荷での特典付きのフリーきっぷは今年の1、2月、まず名鉄が始めた。関係者によると、名鉄が発売した直後、JR東海の担当者が豊川市観光協会を訪ね、「来年はうちでも扱いたい」と協力を依頼。JR東海と名鉄は普段から、名古屋―豊橋間で割安な往復切符を売り出すなど、乗客の争奪が激しく、来年の年始は豊川稲荷の初詣でも競い合う。
豊川市観光協会の担当者は「大手の鉄道会社が競って、豊川観光をPRしてくれるのはありがたい。フリーきっぷをきっかけに、初詣以外の期間にも観光客が詰めかけるようにしたい」と話している。(小山裕一)
5275
:
チバQ
:2011/12/23(金) 13:01:10
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000001112200006
「他と同じ延長 不合理」 新幹線工期問題
2011年12月20日
◎知事、短縮要求へ
九州新幹線西九州ルート(長崎新幹線)を含めた整備新幹線の未着工3区間で、従来10年程度とされた工期を、政府・民主党が15〜25年に引き延ばす検討をしていることについて、中村法道知事は19日の記者会見で「3路線が全く同じ期間で延長されるのは不合理な話だ」と述べ、距離が5〜10倍長い他の2区間と同等に扱われることに警戒感を示した。
長崎新幹線は3年半前に武雄温泉―諫早間(45キロ)が着工したものの、残る諫早―長崎間(21キロ)は政権交代後、凍結された。政府・民主党は北海道新幹線の新函館―札幌(211キロ)、北陸新幹線の金沢―敦賀(113キロ)を含む3区間について年内にも着工を認める方針を固めたが、年ごとの費用を抑えるために建設期間を15〜25年に延ばすことを検討中だ。
県はこれまで、長崎は他の路線と比べて建設区間が短く、費用も少額で済むことから、短期間での整備が可能と主張。2018年春に完成する武雄温泉―諫早間と併せて一括開業すべきだ、と国に求めてきた。
中村知事は「(長崎の)残り区間はわずか21キロ。同じように少しずつやっていくのは不合理な話だ」と強調。「一括開業できるような工期内で完成するよう努力していく必要がある」と、工期短縮を求めていく考えを示した。(江崎憲一)
5276
:
チバQ
:2011/12/23(金) 13:03:25
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/339300.html
道新幹線 札幌―東京4時間40分/雇用18万人、経済効果は2・5兆円/ 政府が1973年に計画決定した「整備新幹線」(北海道、東北、北陸、九州)の一つで、新青森から札幌までの約360キロを結ぶ。北海道側では木古内、新函館(仮称)、新八雲(同)、長万部、倶知安、新小樽(仮称)、札幌の7駅が設けられる。
全線開業時には、最高速度275キロの場合で新函館―札幌間を最短50分、仙台―札幌間を3時間、東京―札幌間を4時間40分で結ぶと想定されている。大宮(埼玉県)以北では、新千歳―羽田便の航空機利用と比べ、所要時間で新幹線利用の方が有利とみられている。
新青森―新函館間(149キロ、03年度試算で建設費5千億円)は2005年5月に着工、15年度中に先行開業する予定。新函館―札幌間(211キロ、同1兆800億円)のうち長万部―札幌間は08年にいったん着工が決まったが09年の政権交代で白紙に戻っていた。
道経連の06年の試算では、札幌延伸までの工事で建設業を中心に道内で18万3300人の雇用が生まれ、サービス業や製造業などを含む全産業で2兆5400億円の経済波及効果が見込まれる。全線開業後は、ビジネスや観光で北海道と東北の間を移動する人の総数は349万人と現在の1・5倍に増え、道内に年1263億円の経済効果があるとされる。
東京―札幌間の輸送力も大きくなり、国土交通省の統計では、新千歳―羽田便を運航する航空4社の提供座席数は2010年度が1日平均3万6千席だが新幹線が札幌まで伸び、30分に1本ペースで運行すれば、輸送力は2倍以上に膨らむ。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/339316.html
新幹線悲願へ前進 経済効果に期待 観光・建設業界 長い工期不満も(12/22 09:37)
函館―新函館間のJR北海道からの経営分離について、苦渋の表情で同意を表明する工藤寿樹函館市長=21日午前、函館市役所
北海道新幹線の新函館―札幌間が来年度までに着工されることが固まり、景気低迷や公共工事削減に苦しむ道内の観光業界や建設業界からは、大きな経済波及効果に期待する声が上がった。一方、20〜25年とされる工期には不満も漏れた。
「東北などからの観光客が増えるほか、観光施設建設などへの投資が増えることも期待できる」。新幹線の札幌延伸が固まったことに、北海道観光振興機構の北山憲武専務は手放しで喜んだ。
新幹線は、青函トンネルで貨物列車とすれ違う際に減速することを加味しても、東北地方の最大都市・仙台から札幌までの所要時間が3時間あまりと想定される。
航空便とJRなどを乗り継ぐ場合の3時間20分より短く、観光客が大幅に増える可能性がある。
東京―札幌間の想定は5時間弱。航空便の実質3時間半より1時間半長いが、乗り継ぎの手間を考えると移動は楽になり、首都圏からも一定程度の利用者が見込める。
札幌や富良野など道内に6ホテルを展開するプリンスホテル(東京)の時田実北海道・東北統括総支配人は「羽田空港から遠い北関東の人も北海道に来やすくなる」と、潜在需要の喚起に期待する。
新函館―札幌間は建設費1兆800億円と、道内では過去に類をみない「巨大プロジェクト」となるため、公共工事削減にあえぐ建設業界も期待を膨らませる。
業界道内大手の中山組(札幌)の中山茂社長は「一部の大型工事以外は地元でも受注可能なので、工事に参画できるチャンスが増える」と語る。
ただ、長い工期には不満の声も。ニセコ地区で大規模リゾート開発を計画しているPCPD社(香港)の日本法人の東福寺なおみ執行役員は「札幌延伸で海外から東京に出張中のビジネスマンが、週末を気軽にニセコで楽しめるようになる」とする一方、「10〜15年の工期なら、それを見越した民間投資を誘発できるはずだ」と注文する。
新幹線に客を奪われそうな航空会社の道内関係者は「道内と東北を結ぶ路線は新幹線に乗り換える人が多く、ドル箱の新千歳―羽田線も一部は新幹線に流れるのでは」と危機感をあらわにした。
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