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海上コンテナ鉄道輸送

1名無しさん:2002/12/14(土) 19:37
最近増えていますが、今後はどうでしょう

914荷主研究者:2011/04/23(土) 16:40:24

http://www.isenp.co.jp/news/20110414/news03.htm
2011/4/14(木)伊勢新聞
欧州と貨物発着可能に 四日市港に新航路開設

【日本―中国フィーダー航路開設によって四日市港へ寄港した第一船=四日市市霞で】

【四日市】四日市港(同市霞)にこのほど、日本―中国フィーダー航路が開設され、十二日午前八時、第一船が四日市へ入港した。四日市で荷役後、同日午後九時に出港。六日かけて中国の赤湾を目指す。

 フィーダーとは、本船が直接寄港する幹線の主要港から別便で枝分かれする支線のことで、開設されたフィーダー航路は、日本発着貨物を赤湾で母船に積み替えて、欧州、地中海、アフリカ、中東、豪州、南米や北米に接続するサービス。

 今後は毎週火曜に四日市港に寄港する。赤湾までの所要日数は輸出が六日、輸入が七日となっている。

 四日市港のコンテナ定期航路は現在十四サービスあるが、欧州方面へつながったサービスはなかった。フィーダー航路の開設によって、赤湾経由で欧州方面などと貨物の発着が可能となり、地元の荷主確保にも期待がかかる。

915荷主研究者:2011/05/03(火) 00:16:09

http://www.tomamin.co.jp/2011t/t11040502.html
2011年4/5 苫小牧民報
道内寄港最大級のコンテナ船が苫小牧に初入港

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/port/tp11040501.jpg
船尾にコンテナを12列並べて苫小牧に入港した「ウエストウッドカスケード」

 道内に寄港している船としては過去最大の積載能力を持つコンテナ船が4日、苫小牧港・東港中央埠頭(ふとう)の国際コンテナターミナルに初入港した。

 2週間に1便のペースで苫小牧とバンクーバー、シアトルなどを結ぶ北米航路の船会社「ウエストウッド・シッピング・ラインズ」(アメリカ)が投入した「ウエストウッドカスケード」。

 コンテナの最大積載数2186個(20フィート換算)は、道内に寄港するコンテナ船で最大。船上にコンテナを12列並べて輸送できる船幅も道内初。これまでは11列が最高だった。

 ウエストウッドカスケードは同日朝、コンテナ384個を積んで接岸。船尾にずらりと12列並び、5段積みしたコンテナは巨大な「壁」のような迫力だ。

 ウエストウッド社は同型船をもう1隻投入する予定。近年、船舶は大型化が進んでいることから、同ターミナルは来夏をめどに船幅16列に対応できるガントリークレーンを導入する。

916荷主研究者:2011/05/03(火) 00:17:38

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/T20110419204.htm
2011年4月19日01時10分 北國新聞
新クレーン、作業効率化 富山港湾運送、コンテナ増に対応

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/port/T20110419204.jpg
新たに配置されたトランスファークレーン=射水市の富山新港多目的ターミナル

 富山港湾運送(富山市)は18日までに、射水市の富山新港多目的国際ターミナルにトランスファークレーンを導入した。同日、現地で安全祈願祭を行い、金尾雅行社長ら約10人が無事故を祈った。クレーンは試験運転後、早ければ5月から本格的に運用する。

 トランスファークレーンは、同ターミナルの野積み場でトラックへのコンテナの積み下ろし作業に、富山新港荷役施設管理運営組合が活用する。コンテナ取扱量が増えていることから作業の効率化を図るため、同ターミナルで3機目となるトランスファークレーンが導入された。

 クレーンは高さ21・4メートル、幅25・8メートル、奥行き12・5メートル。鉄製で重さは135トン。1時間でコンテナ60個の積み下ろしが可能。設備投資費は約1億3千万円。

 富山港湾運送は14日から、富山市の富山港から輸出する中古車について、手動の測定機で放射線量を確認していることを明らかにした。18日までに問題となるケースはなかったとしている。

917荷主研究者:2011/05/03(火) 00:35:19

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0003986703.shtml
2011/04/22 08:28 神戸新聞
神戸港コンテナ 3月取扱量16%増

 3月の神戸港のコンテナ取扱量が前年同月に比べて16%増えたことが、兵庫県港運協会の調べで分かった。東日本大震災の影響で、首都圏への寄港を取りやめた外国船の荷物が増えたのが一因とみられる。また、神戸税関が21日発表した3月の神戸港の貿易概況は、五大港で唯一、輸出入額ともに前年を上回った。

 同協会によると、3月のコンテナ取扱量は20万2237TEU(1TEUは20フィートコンテナ1個分)。年度末で荷動きが活発だったことに加え、福島第1原発事故で欧州船が首都圏向けの荷物を、神戸港で内航船に積み替えたことなども影響したという。

 一方、3月の輸出額は5141億円(前年同期比13・7%増)で15カ月連続で前年を上回り、輸入額も2337億円(14・7%増)と5カ月連続プラスだった。震災で全国主要港で軒並み輸出が減少に転じる中、神戸港は「工場停止で生産量が大幅に減った自動車や電子部品などの取り扱いが少なかったため」(神戸税関)とみている。

 また、アジアの輸出入総額は4431億円と月別で過去最高。液晶パネルの輸出などの好調が数字を押し上げた。

(石沢菜々子)

918荷主研究者:2011/05/03(火) 18:02:01

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/economics/22090.html
2011年4月21日 新潟日報
新潟東港の貨物取扱量が急増

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/port/22091.jpg

東日本大震災の影響で新潟に集中

 新潟東港の3月のコンテナ取扱量が月別では過去5年間で最多となったことが20日、県の調べで分かった。4月の半月間の取扱量も昨年同期比で25%増。東日本大震災で東北の太平洋側の港湾が被災した影響があるとみられる。輸入に限れば4月は4割伸びており、新潟東港に対する物流拠点としての需要の高まりが表れた格好だ。

 県によると、東日本大震災が起きた3月の新潟東港の取扱量(20フィートコンテナ換算)は1万7630本。昨年の1万4587本に比べ21%増えた。

919荷主研究者:2011/05/07(土) 17:30:29

http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2011/04/23/new1104232301.htm
2011/04/23 23:01 デーリー東北
八戸港の内航フィーダー航路が再開

 東日本大震災で運航停止中だった八戸港のコンテナ貨物定期航路のうち、国内の有力港を結ぶ内航フィーダー航路が23日、再開した。震災後〝第1便〟となるコンテナ船が午前に入港し、国内外向けの貨物を積み込んだ。内航に加え、来月には外航航路も復活する見込みで、北東北の物流拠点港としての機能回復が一段と進んだ格好だ。

 入港したのは、井本商運(神戸市)のコンテナ船「まいこ」(749トン)。苫小牧港から京浜港に向かう途中に、八戸港に寄った。3月11日の震災発生直後に八戸港から出発したコンテナ船と同じ船体だという。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/port/img1104232301.jpg
【写真説明】震災後、初めて入港したコンテナ船。復旧したガントリークレーンで貨物を積み込んだ=23日、八戸港の多目的国際物流ターミナル

920荷主研究者:2011/05/07(土) 17:31:52

http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2011/04/27/new1104272203.htm
2011/04/27 22:31 デーリー東北
八戸港の外貿コンテナ航路、5月16日再開

 八戸港のコンテナ貨物定期航路のうち、東日本大震災以降、運航を停止していた外航航路について、青森県などは27日、中国・韓国航路の運航が5月16日に再開されると発表した。内航フィーダー航路は既に再開しており、八戸港の国際物流拠点港としての機能回復が一段と進むことになる。

921荷主研究者:2011/05/07(土) 17:41:15

http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4107&mode=0&classId=&blockId=9836234&newsMode=article
2011/04/29 08:12 福島民報
相馬港 、一般船舶の供用再開

 東日本大震災の津波で損壊した福島県相馬港の一般船舶への供用が再開され28日、震災後初めて民間商船が入港した。

 県と東北地方整備局、福島海上保安部が連携し、船や車、がれきなどの水中障害物や、漂流物の撤去を行い航路を確保した。2号ふ頭第4号岸壁の一般利用を可能とした。当面は日中のみの航行となる。

 この日は日本通運が荷役となった1700トン級の民間商船が接岸した。ファイマテック相馬工場が使用する石灰石約1570トンを運び込んだ。石灰石は紙コーティング材の原料で、同工場は震災後初めてとなる資材確保を機に操業を再開する。

 県相馬港湾建設事務所は今後、復旧資材の搬入などが活発化し地域産業再興の動きに弾みがつくとみている。浅野俊和所長は「復興に向けた第一歩としたい」と語った。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/port/IP110429AZ.jpg
【写真】震災後初めて港入りした民間商船では早速、荷揚げ作業が進められた=28日午前8時35分ごろ、相馬港2号ふ頭

922荷主研究者:2011/05/07(土) 17:43:13

http://www.ibaraki-np.co.jp/news/news.php?f_jun=13037395473159
2011年4月26日(火)茨城新聞
外航船が運航再開 常陸那珂港から大型建機

【写真説明】大型ダンプトラックの積み込み作業=東海村の茨城港常陸那珂港区北埠頭

 東日本大震災の発生で休止していた県内港湾の外航船の運航が25日、約1カ月半ぶりに再開した。茨城港常陸那珂港区に同日朝、貨物船が入港し、大型建設機械を積んでインドネシアに向けて出港した。28日にも大型建機の積み出しが予定され、外航航路の運航も徐々に震災前の状態に戻るとみられる。

 東海村の同港区北埠頭(ふとう)に入港したのは、総トン数2万5千トンのRORO(ロー・ロー)貨物船。同埠頭は震災による損傷が激しく、後背地に被災したコンテナが残され、砂が噴き出したり、くぼみの水たまりが目立つ。

 同港区に隣接のコマツ茨城工場(ひたちなか市)で製造された大型ダンプトラック約30台が、水を噴射してタイヤの砂などを洗い流した後、次々に船に積み込まれた。

 県内港湾の外貿定期船は、同港区(一部鹿島港経由)から、韓国と中国、東南アジアのほか、北米や極東ロシア、豪州、アフリカを結ぶ10航路が運航。同港区は、主に大型建機や自動車など自走式のRORO貨物の積み出し港として定着している。

 建機メーカー大手のコマツと日立建機が同港区の近接地に製造拠点を持ち、既に震災から復旧して操業を再開しており、28日にも両社で製造した大型建機が同港区から輸出される。

923荷主研究者:2011/05/07(土) 17:51:31

http://www.sakigake.jp/p/akita/economics.jsp?kc=20110426f
2011/04/26 09:47 秋田魁新報
秋田〜釜山の定期コンテナ航路、週7便に 韓国の船会社参入

 県は25日、韓国の船会社「長錦(シノコー)商船」が秋田港と韓国・釜山港を結ぶコンテナ航路を開設すると明らかにした。26日、コンテナ船が秋田港に初寄港する。同社の参入で、秋田〜釜山を結ぶ定期コンテナ航路は、船会社5社で週7便となった。

 同社によると、寄港するコンテナ船の積み荷はポリエチレンなどの化学製品や製材。秋田杉を使った住宅用資材に中国で需要があり、将来的な取り扱いを視野に秋田港を利用する。

 県商業貿易課は「長錦商船と取引がある県外の荷主から秋田港への集荷も期待できる。継続的に航路を運航してもらうため、県内企業にも航路の利用を呼び掛けたい」としている。

http://www.sakigake.jp/p/akita/economics.jsp?kc=20110426l
2011/04/26 20:05 秋田魁新報
韓国・長錦商船コンテナ船が初寄港 本県釜山航路、5社週7便に

秋田港に初寄港した長錦商船のケープ・キャンベル

 秋田港と釜山港を7日間で結ぶ韓国の船会社「長錦(シノコー)商船」の国際定期コンテナ船「ケープ・キャンベル」が26日、秋田港に初寄港し、船内の操舵(そうだ)室で航路開始セレモニーが開かれた。

 セレモニーには県、代理店の日本通運秋田港支店の関係者ら14人が出席。県産業労働部の関根浩一次長が「東日本大震災を受け、秋田港は北日本の物流拠点となりつつある。(長錦の)航路開設により秋田港は日本の物流にますます貢献できるはずだ」とあいさつ。

 県港湾空港課の奥山稔課長がゾン・ドンシン船長に花束と秋田港の風景が描かれた盾を贈呈した。

 製材などを積み込んだコンテナ約200本(20フィート換算)を載せたケープ・キャンベルはこの日午前6時40分過ぎに秋田港大浜3号岸壁に接岸。同日中に積み卸し作業を終え、新潟港に向けて出港した。

 釜山〜秋田〜新潟〜直江津〜富山新港〜敦賀間を運航し、秋田港には、毎週月曜日に寄港する。同社の参入により、本県の釜山航路は5社の週7便体制となった。

924とはずがたり:2011/06/01(水) 17:06:40

外貿コンテナ取扱量が最高に
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201105110022.html

 岡山県は10日、管理する水島港国際コンテナターミナル(倉敷市)の2010年の外貿コンテナ取扱量(速報値)が過去最高になったと発表した。TEU(長さ20フィートのコンテナ換算個数)で11万1千に上った。13日には韓国の釜山航路を新設し、韓国と中国、ベトナム、台湾で計11航路体制とする。

 水島港の取扱量は、06〜08年に10万4千〜10万9千TEUで推移。09年はリーマン・ショックの影響による物流量の減少で9万7千TEUまで落ち込んだが、10年は前年の反動などもあり、初めて11万の大台に乗った。

 また、新設する釜山への新航路は週1便。鉄鋼や化学製品を輸出し、日用生活品などを輸入する。近隣の福山港国際コンテナターミナル(福山市)の第2バースの運用が始まるなど、中国地方の物流競争が本格化する中、岡山県はポートセールスを強化する構えだ。

925名無しさん:2011/06/04(土) 09:27:34
京都府の舞鶴港振興プラン素案 太平洋一極 是正を
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20110603000112

 京都府は3日、舞鶴港(舞鶴市)の振興に向けた長期構想「はばたくみなとまいづる恵みのプラン」の素案を明らかにした。東日本大震災の教訓を踏まえ、太平洋側のバックアップ機能や広域防災拠点の強化を図ることを盛り込んだ。

 おおむね20年後を目標にした同プランは年内に策定する予定で、来年3月までに決める舞鶴港港湾計画改定に反映させる。

 素案では、今後10年間に取り組む当面の戦略として、「東日本大震災で明らかになった脆弱(ぜいじゃく)な太平洋側一軸一極構造の是正を図る」を理念に掲げ、日本海国土軸の形成を強調。

 その上で、同じ若狭湾の敦賀港とも連携して国際フェリー航路を誘致したり貨物の取扱量を増やすほか、海上自衛隊や第八管区保安本部が立地する舞鶴港の立地を生かし、災害時に備える拠点としての機能を強化するとした。

 同プランとは別に、関西唯一の日本海側拠点港として、大阪、神戸両港との機能分担や相互補完のあり方を定めた計画も策定する。

926荷主研究者:2011/06/05(日) 23:12:14

http://www.sakigake.jp/p/akita/politics.jsp?kc=20110517e
2011/05/17 10:52 秋田魁新報
秋田港の国際コンテナ便数、過去最多に 県、港湾機能拡充へ

 秋田港の国際定期コンテナ便数が今春、週7便と過去最多になり、釜山港(韓国)を経由した貨物の最終目的地が31カ国に上るなど秋田港の利便性が高まっている。県内外の企業が積極的に同港を利用し始めているほか、東日本大震災以降は同港の貨物量が増えていることから、県は年度内に港湾機能を拡充する。

 秋田港の国際コンテナ便は1995年に釜山便が就航して以来、今年3月まで週1?5便で推移した。震災で仙台港や八戸港に入港できなくなったため、韓国の船会社が4月に新たな路線を開設した。現在月?土曜日まで週7便が往来している。このうち2便は中国の上海、寧波まで延伸している。

 県商業貿易課によると、2010年のコンテナ取扱量は3万4563本(20フィート換算)に上った。00年(1万8656本)の約2倍、95年(346本)の100倍だ。輸出の主要品目は紙・パルプや中古車部品など。輸入では原木・製材が中心。

 コンテナ取扱量の増加を受けて県は本年度、秋田港外港地区に約10ヘクタールのコンテナ置き場を整備するほか、高さ82メートルのコンテナ専用積み下ろしクレーン1台を新たに導入する。県港湾空港課は「港湾整備を進めて、(国の)日本海側の拠点港選定に向けてのセールスポイントにしたい」としている。

927荷主研究者:2011/06/11(土) 17:51:19

http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20110521/CK2011052102000154.html
2011年5月21日 中日新聞
金沢港の倉庫増設検討 県 アジア向け貨物が好調

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/port/PK2011052102100080_size0.jpg
県が上屋増設の検討を始めた戸水岸壁=金沢港で

 コンテナ貨物取扱量が伸びている金沢港(金沢市)で、貨物を保管する倉庫「上屋」が手狭になり、業務に支障が出かねないことから、県は、新たな上屋の増設に向けて検討を始めた。今年の貨物取扱量も四月末時点で前年同期より二割ほど多く、早ければ県議会六月定例会に提案する補正予算案にも事業費を盛り込む。(室木泰彦)

 県によると、韓国や中国との定期貨物航路が充実し、アジア向け輸出の拡大などで金沢港のコンテナ貨物取扱量は昨年初めて四万本を超え、開港以来最多となった。今年に入ってからも、一〜四月末で前年同期比約二割増のペースで増加。過去最高の昨年を上回る可能性も高いという。

 こうした状況を受けて、上屋が不足するのは確実な情勢。県営上屋は現在、最大約二千五百八十平方メートルから最小約八百五十平方メートルまで五棟あるが、特にコンテナなどを扱う戸水岸壁でスペースが手狭という。県は六月補正予算案に増設のための事業費を盛り込む方向で調整している。

 一方、貨物量が増えると、二〇一三年にも取り扱い能力が限界を迎える見通し。このため、県は現在の年間四万三千五百本のコンテナ取り扱い能力を、大型で高性能のクレーン導入などで同五万六千九百本に増やす。

 本年度当初予算でまず、御供田岸壁にクレーン基礎部分の整備費一億五千百万円を計上。クレーン本体は民間会社が導入し、一二年度の供用開始を目指す。完成すれば、一時間当たり二十七本の処理能力が三十五本に増えるとしている。

928荷主研究者:2011/06/11(土) 18:47:07

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004111858.shtml
2011/05/28 10:10 神戸新聞
上組が新物流拠点 ポーアイで数百億円投資

 港運大手の上組(神戸市中央区)が、神戸・ポートアイランドで、大型の物流センターを建設する計画を進めていることが27日、分かった。市の所有する港湾関連用地約9ヘクタールを購入する予定。投資額は数百億円に上り、完成は2012年度以降になるとみられる。

 上組は現在、同市兵庫区に青果センターを設けており、神戸港での輸入バナナの取扱量は95%を占める。新物流センターでは、こうした青果を中心に扱い、物流体制を一段と強化する方針という。

 市の港湾関連用地をめぐる大規模な土地売却は、06年度にヨドバシカメラが六甲アイランドで4・4ヘクタールを購入している。

(石沢菜々子)

929荷主研究者:2011/06/11(土) 20:06:30

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/05/20110530t13011.htm
2011年05月30日月曜日 河北新報
企業所有の岸壁、復旧遠く 石巻工業港の基礎部分損壊甚大

震災で傾くなどしたヤマニシの岸壁。周辺には陥没も目立つ=24日、石巻市の石巻工業港

 東日本大震災で壊滅的な被害を受けた石巻工業港(宮城県石巻市)の復旧に向け、港周辺に立地する企業が所有する岸壁の修復が新たな難題として浮上している。ほとんどの岸壁が基礎部分の損壊や陥没などの被害を受け、修復には多額の費用が必要となる。企業の負担だけでは賄いきれない状況で、国に支援を求める声が上がっている。

 工業港南西部に位置する市西浜地区。一帯では至る所で岸壁が傾いたり、陥没したりしている。敷地内には津波で流された工場設備や船の部品などが散乱し、重機が乗り入れられない場所も多い。

 西浜地区に本社工場などを持つ造船業ヤマニシの佐藤和男生産部次長(56)は「岸壁をゼロから作り直さないと、船を着けられない」と話す。

<工費10億円に>
 同社所有の岸壁は約400メートル。修復するには、基礎部分の取り換えなど大掛かりな工事が必要で、工費は約10億円に上る見通しだ。遠藤英雄専務(68)は「強度がはっきりしない公共の岸壁は使えない。修復を急がないと、関連する企業に見切られてしまう」と訴える。

 宮城県石巻港湾事務所によると、漁船や貨物船などが接岸する港内の岸壁は総延長約4200メートル。うち約880メートルを11社が所有する。県が管理する公共の岸壁は4月1日から一部で一般の船舶が接岸できるようになったが、企業の岸壁では船が接岸できるめどは立っていない。

 工業港一帯には、造船業をはじめ製鉄、製紙、木材加工、飼料製造など約60社が立地する。原材料を港から搬入し、加工する企業が多い。一帯では電気や水道などライフラインの復旧が視野に入っており、企業の操業再開に向けた次のステップとして、岸壁の復旧が焦点となっている。

<要望書提出へ>
 石巻商工会議所で24日あった工業港の復興策を話し合う会議では、企業が持つ岸壁の修復に議論が集中した。企業関係者からは「岸壁の復旧は一企業でやれる工事ではない」「何とか国に面倒を見てもらいたい」との声が相次いだ。

 石巻商議所は近く、国に支援を求める要望書を提出する方針。商議所の高橋武徳専務理事(59)は「岸壁が直らないと、企業の操業再開が遅れ、関連企業など広い範囲に影響が及ぶ。早急に一括して復旧するためにも支援を求めたい」と話す。(肘井大祐)

930荷主研究者:2011/06/11(土) 21:25:20

http://www.sakigake.jp/p/akita/economics.jsp?kc=20110604e
2011/06/04 11:10 秋田魁新報
県、コンテナヤード整備前倒しへ 秋田港外港、取扱容量大幅増に

 県は3日、2014〜18年に整備、完成させる予定だった秋田港外港地区の国際コンテナターミナルを早ければ、13年中にも完成させる方針を明らかにした。新ターミナルが完成すればコンテナヤードの年間の取扱可能容量は10万本(20フィート換算)となり、現在のコンテナヤード(大浜地区)の容量の2・5倍になる。

 県は現在、外港地区整備の1期計画として来年3月末までの完成に向けて、南側10ヘクタールに容量7万本のコンテナヤードを建設中。東日本大震災後、太平洋側の代替港として秋田港の利用度が高まり、貨物量が増えていることから、14年からの2期計画を前倒し、北側5ヘクタールに3万本分のコンテナヤードを建設、13年中の完成、供用を目指す。

 6月定例県議会に提出する港湾整備事業特別会計の11年度補正予算案に2期計画の調査費として1500万円を計上する。早ければ、今夏にも地盤調査を行い、地盤改良の検討などに入る。本格着工は来春の見込み。

 佐竹知事は同日の会見で「太平洋側の港が復旧すれば、秋田港で増えている貨物は元に戻るが、一度使った実績があれば船会社も秋田港のことが分かる。秋田港の存在感を高めるため、県ができることをやる」と話した。

931荷主研究者:2011/06/11(土) 21:34:49

http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/politics_economy_kiji.php?i=nesp1306890258
2011年06月01日10時04分 千葉日報
国際戦略港湾に木更津港 超大型船も入港可能に

 千葉県は31日、鉄鉱石などの貨物拠点港として集中整備する国の「国際バルク戦略港湾」に木更津港が選定されたと発表した。県の計画では2020年までに、30万トン級の超大型鉄鉱石運搬船(VLOC)の入港を可能にすることを目標に航路整備などを進める。

 世界的な資源、エネルギー、食糧の貨物獲得競争激化を背景に、国策で港湾機能を強化している中国や韓国との競争力を高めるため、大型船による輸送の効率化が国内物流の課題となっている。国際バルク港湾は、物資の安定供給を目指し、鉄鉱石、穀物、石炭の3分野で国が拠点港を募集、県が応募していた。

 県港湾課によると、木更津港は国内有数の鉄鋼生産量を誇る新日本製鉄君津製鉄所に隣接、同社専用岸壁があり、20万トン級の大型船が入港している。事業計画では、荷の重さで船体が深く沈む30万トン級のVLOCの入港を可能にするため、同社岸壁を整備するとともに、現状19メートルの航路の水深を23メートルまで掘り下げる。具体的な整備スケジュールや事業費などは明らかになっていない。

932荷主研究者:2011/06/11(土) 22:14:14

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004132405.shtml
2011/06/03 07:30 神戸新聞
上組が経営戦略発表 15年度売上高を3千億円に

新物流センターについて、完成予想図を示し説明する久保昌三社長=神戸市中央区浜辺通4

 港運大手の上組(神戸市中央区)は2日、神戸・ポートアイランドで約300億円を投じ、大型物流センターを建設することを正式に発表した。輸入青果物の荷揚げから加工製品の出荷まで一貫した拠点は国内初という。また同日示した経営戦略で、現在の連結売上高約2200億円を、2015年度に3千億円に伸ばす方針を明らかにした。アジアなど海外も含め合併・買収(M&A)を積極化する。

 「上組ポートアイランド総合物流センター」(仮称)は、神戸市から約9ヘクタールを購入し、2期に分けて建設する。1期は5階建ての青果棟と一般棟、3階建ての加工棟。徹底した温度管理ができる最新鋭の加工設備を導入する。専用船が2隻同時に着岸でき、製品出荷までの工程を一貫して行える。1期は2012年10月の完成を目指す。拡張分の2期について建設時期などは未定という。

 この日、会見した久保昌三社長は「物流コスト削減だけでなく、消費者に届くまで日数がかからず、安全性も高められる。生産者の関心も高く、モデル施設として成功させたい」とした。

(石沢菜々子)

933荷主研究者:2011/06/11(土) 22:15:26

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201105310035.html
'11/5/31 中国新聞
国際貨物港に福山・水島

 国土交通省は30日、ばら積み(バルク)の大型貨物船の拠点となる「国際バルク戦略港湾」に、広島、岡山両県が提案している「福山港・水島港」を選定する方針を固めた。山口県の「徳山下松港・宇部港」も有力になっているという。

 バルク戦略港湾は鉄鉱石、石炭、穀物の3品目を扱う港が対象。国交省が昨年6月に公募し、全国各地の港湾が応募していた。当初、福山港は鉄鉱石、水島港は穀物で名乗りを上げていたが、両港はともにJFEスチール西日本製鉄所関連の利用が多いことから、両港で鉄鉱石・石炭を共同輸入する案に修正し、再提案していた。

 両県は「大型船の活用で製鉄コストを削減し、全国のメーカーに低価で鉄鋼を供給できる」とアピール。国交省内でも「県境をまたいだ2港の連携は珍しく、評価できる」との声が出ていたという。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201106010007.html
'11/6/1 中国新聞
福山港など国際戦略港湾に

 国土交通省は31日、ばら積み(バルク)の大型貨物船の拠点となる「国際バルク戦略港湾」に、広島、岡山両県が提案した「福山港・水島港」や山口県の「徳山下松港・宇部港」など9港・グループを選定した。大型船が入港できる次世代型ターミナルとして集中投資していく。

 選ばれたのは、穀物が水島▽鹿島(茨城県)▽志布志(鹿児島県)▽名古屋▽釧路(北海道)―の5港。鉄鉱石では福山港・水島港と木更津港(千葉県)、石炭では徳山下松港・宇部港と小名浜港(福島県)だった。

 大畠章宏国交相は記者会見で、専門家でつくる検討委員会の採点結果を公表。千点満点で600点を超えた港を選んだとした上で「中国、韓国と同等の港を造ることが必要。アジアでナンバーワンの港を目指す」との考えを明らかにした。

934荷主研究者:2011/06/11(土) 22:21:07

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/economics/23672.html
2011年6月3日 新潟日報
コンテナ、単月初2万個超え 新潟東港・5月

 県は2日、新潟東港の5月のコンテナ貨物取扱量(速報値)が単月としては初めて20フィートコンテナ換算で2万個を超え、過去最多になったと発表した。東日本大震災で被災した東北の港湾に入れない船が新潟東港へ回るケースも多く、県は「太平洋側の代替機能を果たしている」と分析した。県によると、同港の5月の貨物取扱量は2万1531個。前年同月比では初めて5割を超える増加率となった。単月の取扱量は、東日本大震災が起きた3月と、4月に続き3カ月連続で過去最多を記録。東北向けも含むとみられる木材やシステムキッチンといった住宅資材、雑貨などの輸入増加が押し上げ要因になったという。港運事業者への予約状況から、6月も5月並みの取扱量が予想される。県港湾振興課は「一過性の部分もあるが、定着する貨物もあるはず。拠点性の一層の向上につなげたい」としている。

935チバQ:2011/06/12(日) 17:54:53
どこだろ?とりあえずここに
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110612-00000024-kana-l14
過積載に業界の体質問う声、川崎のダンプ横転死亡事故/神奈川
カナロコ 6月12日(日)14時0分配信

 5月中旬、川崎市多摩区の県道を走っていたダンプカーが横転し、自転車の男性(67)が死亡した事故で、多摩署が11日までに、道交法違反(積載物重量制限超過違反)の疑いで、ダンプカー運転手の東京都八王子市の建設業の男(67)を書類送検していたことが分かった。事故の主原因はハンドル操作の誤りとみられるが、過積載も一因とされる。運送業界の関係者は「ドライバー個人だけでなく、業界内の体質も問題がある。荷主の企業倫理や業界内の構造に目を向けないと、過積載はなくならない」と話す。

  事故は5月14日午前7時5分ごろ、川崎市多摩区枡形4丁目の県道で発生。同署によると、ダンプカーの男が右車線から左車線に車線変更しようとした際、左側に自転車が走っていることに気付き慌てて右にハンドルを切ったところ、積んでいた土砂が左に崩れ、一緒に車体もバランスを崩して左に横転、自転車と衝突した。同署は男を自動車運転過失致死容疑で送検。その後の調べで、10トンダンプカーは約40%オーバーとなる約14トンの砂を積んでいたことが判明した。

 県警によると、過積載の摘発件数は2008年674件、09年387件、10年239件と減少傾向にあるが、積み荷オーバーが一因とみられる死亡事故は6年前にも起きている。

 05年3月、松田町松田惣領の国道246号交差点で、過積載のタンクローリーが横転し、運転していた男性(33)が死亡したほか、対向車線で信号待ちしていた乗用車の運転手ら2人が重軽傷を負った。

 県トラック協会は「罰則の強化と景気の悪化で、近年減少傾向にある。重大事故の可能性だけでなく、車体も傷めてしまう」と話すが、ある業者は構造的原因を指摘する。

 昨年10月、過積載の疑いで書類送検された横浜市内の運送会社の経営者は「従業員の認識不足が原因。社として指示したわけではない」と釈明しつつ、「荷主との契約は車の積載量に応じて金額を設定する『車建て』と、積載量によらずトン当たりで金額を決める『出来高』がある。うちは『車建て』だが、『出来高』の場合はできるだけ多く荷物を運んだ方が利益が出るのは自明の理だ」と、過積載にメリットが出る契約方式の存在を指摘。

 さらに「積み荷の量は発注伝票で確認するしかないが、中には書かない荷主もいる。下請けの中小企業の多くは荷主の指示に従わざるを得ない。もっと荷主を厳しく取り締まり、業界全体で足並みをそろえないと過積載はなくならないだろう」と言及、抜本的な過積載対策を求めた。

936荷主研究者:2011/06/25(土) 23:34:52

http://www.minyu-net.com/news/news/0608/news9.html
2011年6月8日 福島民友ニュース
小名浜港に外航船 震災後初、物流活性に期待

 オーストラリアからの石炭船「海燕」(約8万8000トン)が7日、小名浜港に入港した。外航船の同港への入港は震災後初めて。これまで原発事故の影響で、外航船の入港は相次いでキャンセルされていたこともあり、関係者は「小名浜港が国際的にも『安全』と認知されるきっかけとなれば」と期待を寄せている。

 県小名浜港湾建設事務所によると、福島第1原発50〜80キロ圏内を「任意退避区域」に定める国もあり、外国人乗組員が、原発から50キロ以上離れた同港への寄港を敬遠する向きもあったという。

 今後は海燕以外にも8万トン級の外航船が入港する予定があり、物流の活発化が期待される。

 海燕が運んできた約3万7000トンの石炭は、7月中にも再稼働する東京電力広野火力発電所で使用する。

937荷主研究者:2011/06/25(土) 23:57:21

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201106110010.html
'11/6/11 中国新聞
「拠点港」候補に浜田港

 島根県は9日、国土交通省が選定する「日本海側拠点港」に、浜田港を候補とする方針を固めた。北東アジアの経済成長に対応し、物流拠点機能の強化を目指す。

 今秋の選定に向け、国交省は3日、応募受け付けを始めた。成長著しい中国、韓国、ロシアとの貿易拠点になる港の機能強化を支援する。

 浜田港には現在、韓国釜山港を結ぶ週1便の定期コンテナ航路があり、2010年度のコンテナ取扱量は2336個(前年度比37%増)に上る。ロシアのウラジオストク間では、主に中古車を積み荷とする運搬船が月2回のペースで運航している。

 中国地方では、鳥取県が境港の日本海側拠点港を目指している。島根県港湾空港課は「境港などと比べ、貨物の取り扱いは少ないが、広島都市圏とのアクセスなどを強みに伸ばしていきたい」としている。

938荷主研究者:2011/06/26(日) 00:10:02
す、少なっ! 県内で2番目とか言ってる場合ではないだろう…。
>2010年度の釜石港の貨物量(速報値)は57TEU

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/06/20110614t31001.htm
2011年06月14日火曜日 河北新報
釜石港ターミナルが復旧 コンテナ船受け入れへ

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/port/20110613023jd.jpg
再開を前に試験運転を行うストラドルキャリア=13日、釜石市港町1丁目

 東日本大震災の津波で被災した釜石港(岩手県釜石市)のコンテナターミナルの復旧作業が13日、完了した。岩手県内のターミナルでは最も早くコンテナ船受け入れを再開する態勢が整った。

 同日夕、コンテナを移動させる「ストラドルキャリア」を試運転し、最後の確認を終えた。コンテナの積み下ろしをする「ジブクレーン」の試運転は5月上旬に済ませていた。

 県内で三つあるコンテナターミナルのうち、大船渡、宮古両港のターミナルは復旧していない。港を管理する県港湾課は「県の物流にとって意義は大きい。岩手の港湾機能が回復していることをPRしたい」と話した。

 県によると、2010年度の釜石港の貨物量(速報値)は57TEU(20フィートコンテナ換算の積載能力)で、完成車や石炭、鋼材などを取り扱っている。県内では、大船渡港(大船渡市)の1215TEUに次いで2番目。

939荷主研究者:2011/06/26(日) 00:17:42

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1106170008/
2011年6月17日 神奈川新聞
逆風の国際コンテナ戦略港湾、出遅れ否めず迫られる施策再考/京浜港

東日本大震災で被災した仙台港のコンテナターミナル。現在は港湾機能が回復し、コンテナ船の運航が再開している(4月19日撮影)

 国際コンテナ戦略港湾は初年度から逆風に見舞われた。京浜港は頼みの東北地方からの集荷が東日本大震災の影響で一時ストップ。東北では最寄りの地方港から韓国・釜山港経由での輸出に変更するケースが相次いだ。被災地の港湾機能は回復しつつあるが出遅れは否めない状況で、国は戦略の立て直しを迫られている。

 内航海運大手の近海郵船物流(東京都江東区)には震災直後、仙台港と京浜港を結ぶ定期コンテナ船の航路が再開する時期の問い合わせが東北地方のメーカーから相次いだ。航路再開までは結局、3カ月近くを要した。

 津波で大きな被害を受けた仙台港を管轄する山本幹仙台営業所長は「再開までは輸送コストが割高でもトラックで運ぶしかなかった」と振り返る。

 いかにコストを抑えるか。例えば宮城県から新潟港までのトラック運賃は、京浜港までの6割程度で済む。このため、東北からの輸出用コンテナの多くは新潟港など被災を逃れた日本海側の地方港に運ばれ、結果的に釜山港の集荷力が高まる形になった。

 そのトラックも確保すら難しかったという。コンテナを積むシャシーが津波で大量に流されたほか、牽引(けんいん)するトレーラー台数も不足。燃料不足も追い打ちをかけ、「日本海から釜山へ」の流れは複合的な要因で加速していった。

 仙台港のコンテナターミナルが復旧したことを受けて同社は8日から、京浜港に向かう定期コンテナ船の運航を再開した。トラック輸送に比べて海上運賃は半額程度に収まる上、京浜港なら世界各地に直接輸出できるため、顧客が戻りつつあるという。山本所長は「震災後も海上運賃は据え置いている。仙台港を利用していた貨物を取り戻したい」と意気込む。

 国際コンテナ戦略港湾の目玉事業となる内航船補助事業も2カ月遅れでようやく始まったが、ライバルの韓国側も手をこまねいているわけはない。内航海運関係者からは、さらに実効性を伴う国の施策を期待する声が上がる。

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1106160051/
2011年6月17日 神奈川新聞
コンテナ貨物が釜山へ流出の傾向強まる、国際戦略港湾に逆風/京浜港

 東日本地域の国際コンテナ貨物が震災後、韓国・釜山港に流出する傾向が強まっていることが分かった。京浜港などを東アジアのハブ(拠点)港にする「国際コンテナ戦略港湾」の初年度だが、もくろみとは逆行する形だ。旗振り役の国土交通省は、集荷の要となる仙台港などが震災により機能不全に陥ったことや、ハブ港化に向けた新施策が予定通りスタートできなかったことが背景とみている。

 国交省の調査によると、震災後に釜山航路が増えたのは東日本の地方港4港に上る。1カ月間の便数に換算して震災前後を比較すると、秋田港と清水港で各8便、新潟港と苫小牧港で各4便の合計24便分の国際コンテナ貨物が釜山港に流れた計算になる。

 関東地方整備局は阪神大震災後の神戸港を引き合いに「一度釜山港経由のルートが定着すると、奪い返すのは難しくなる」と危機感を募らせる。

 政府が成長戦略の一つとして位置づける国際コンテナ戦略港湾で、京浜港(東京、川崎、横浜港)は東北地方からの集荷を重視。運賃が割高なトラック輸送をできるだけ避け、いったん太平洋岸の地方港に運んだコンテナを内航船で京浜港に集める策を盛り込んでいた。

 だが太平洋岸の14港が被災。要となる仙台港なども一時、コンテナ物流機能を停止した。加えて、内航船運航会社に対する補助制度を盛り込んだ新規事業も4月に本格スタートできなかったことが響いた。

 京浜港の中軸となる横浜市港湾局は「逆風でのスタートになった」としつつ、2015年のコンテナ取扱量を1050万本にする目標は変えない方針を示している。

 6月に入り仙台港の国際コンテナ取り扱い業務は再開。内航船補助事業も2カ月遅れでようやくスタートした。

940荷主研究者:2011/07/03(日) 12:42:58

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201106150032.html
'11/6/15 中国新聞
広島・福山港CT、民営化へ

 広島県は、広島港(広島市南区)と福山港(福山市)の国際コンテナターミナル(CT)の管理運営を民営化する方針を固めた。民間企業などが新設する港湾運営会社が本年度中に業務を引き継ぐ予定。24時間運営やポートセールスでの民間ノウハウの導入で集荷量を増やし、国際競争力の強化を狙う。民営化されれば中国地方では初めて。

 広島、福山両港の国際CTは現在、第三セクター「ひろしま港湾管理センター」(南区)が指定管理者として県の業務を代行している。資本金10億円は県(出資比率51%)、広島市(9%)のほか、マツダ、広島銀行など地元企業8社が出資。港湾施設使用料の徴収や施設の維持管理などを担っている。

 民営化計画では、新会社は複数の港湾関連の荷役業者で構成する予定。県が打診や選定作業を進めている。監督責任を果たすため県も出資する方針だが、比率は抑える。

 管理運営の民営化が実現すれば条例などによる規制が緩和され、施設使用料の柔軟な設定や、荷主から要望が多い積み降ろしの24時間対応が可能になる。県が担ってきたポートセールスにも主体的、機動的に取り組むことができる。コンテナヤードやクレーンなどは県から借り受ける。

941荷主研究者:2011/07/03(日) 13:44:06

http://www.sakigake.jp/p/akita/economics.jsp?kc=20110622c
2011/06/22 08:50 秋田魁新報
秋田〜青島・大連にコンテナ新航路 韓国の2社、7月から

 県は21日、韓国の船会社「興亜海運」と「高麗海運」が、秋田港と中国の青島・大連両港を結ぶ国際定期コンテナ航路を新設すると明らかにした。東日本大震災の影響による日本海側の港の貨物量急増を受けた措置で、来月から運航を始める。

 航路は釜山を始発点に新潟〜秋田〜直江津〜蔚山〜釜山〜光陽〜青島〜大連を2週間で運航する。両社がコンテナ787本(20フィートコンテナ換算)を積載できる貨物船1隻ずつを投入し、週1便体制とする。秋田港への寄港は毎週金曜日。初寄港は来月8日を予定している。

 震災後、八戸、仙台両港などで荷受けされていた日用雑貨をはじめとする貨物は日本海側の港に集中。秋田港の先月の輸入コンテナの取扱本数は前年同月の2・4倍の3346本と大幅に増えた。

942荷主研究者:2011/07/03(日) 14:08:43

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/06/20110625t73030.htm
2011年06月25日土曜日 河北新報
酒田―釜山コンテナ航路 7月から天津、大連に延長

 山形県は24日、酒田港唯一の定期国際コンテナ便を運航する高麗海運(ソウル)が、現在週2便運航する韓国・釜山行きの航路のうち1便を、7月6日から中国の天津と大連まで延長させると発表した。中国便の就航は2008年以来。

 新しい航路は、釜山を経由し天津、大連に寄港。2週間かけて酒田港に戻る。酒田港からの所要日数は天津が6日、大連は7日で、途中で積み替えが必要だった従来より2日短縮される。

 酒田港は東日本大震災の後、コンテナ取扱量が急増。5月は1051個(20フィートコンテナ換算)と前年同月比で2倍になった。県は航路の延長で、被災地の港湾の代替機能がさらに高まると期待している。

 吉村美栄子知事は24日に記者会見し、「利便性が向上したことをPRし、中国に進出する企業へ積極的にポートセールスしていく」と述べた。

943荷主研究者:2011/07/10(日) 21:18:04

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1106290017/
2011年6月29日 神奈川新聞
横浜港埠頭公社が大型発電機10台を7月稼働、節電と競争力両立へ/神奈川

大型発電機を新たに導入することで節電に取り組む冷凍コンテナ

 夏場の電力不足を乗り切るため、横浜港を管理運営する横浜港埠頭公社は、冷凍コンテナに対応した大型発電機10台を7月から稼働させる。リースで調達し、船会社などが独自に導入する発電機と合わせて荷役態勢を維持する方針。横浜市港湾局は「横浜港のサービスを低下させないようベストを尽くしたい」としており、節電と競争力の両立を目指す。

 リースする大型発電機は1台でコンテナ10本弱を同時に保冷できる。公社は9月末までの3カ月間、1台当たり100万円でリースし、船会社などに無償で使ってもらう。燃料費は船会社などが負担する。

 公社によると、冷凍コンテナはコンテナターミナルの全電力消費量の半分以上を占める。これまでは全量、東京電力からの供給で動かしていた。

 横浜港のコンテナターミナルは電気事業法第27条に基づく使用制限の対象だが、物流への影響が大きいため削減率は5%に緩和されている。市港湾局は、大型発電機の調達により「5%削減目標は実現できる」(港湾経営課)とみている。

 横浜港は震災後も、東アジアのハブ(拠点)港を目指す「国際コンテナ戦略港湾」を目標通り実現させる方針を打ち出している。「節電が競争力を低下させてはならない」(市港湾局)としており、ガントリークレーンの調整シフトを港運事業者に依頼するなど電力使用の分散化で今夏を乗り切る考えだ。

 冷凍コンテナは生鮮食品や冷凍食品をはじめ、温度を一定に保つことが求められる医薬品や電子部品、化学品を運ぶ際に使われる。

944荷主研究者:2011/07/10(日) 22:32:51

http://kumanichi.com/news/local/main/20110706006.shtml
2011年07月06日 熊本日日新聞
熊本港のガントリークレーン、静岡県から購入へ

 蒲島郁夫知事は6日の定例会見で、2012年稼働を目指す熊本港のガントリークレーンについて、静岡県から清水港のクレーンを譲り受け、整備することを明らかにした。

 清水港のクレーンは、5億5千万円かけて1973年に整備されたが、新たな岸壁整備に伴って不要になるという。

 熊本県港湾課によると、耐用年数には問題がなく、当初費用の10分の1の5500万円以下で譲渡を受ける方針で交渉中。年内に売買契約を結ぶ。

 県は当初、事業費を22〜23億円と想定。しかし、国が直轄事業で岸壁を補強、中古クレーンの購入や国の地域自主戦略交付金の活用によってクレーンの整備費も抑えられたため、最終的な事業費は10億円以下となる見通し。

 09年の熊本港の貨物取扱量は20フィートコンテナ換算で約4千個。県港湾課は、県内企業十数社のヒアリング結果から、クレーンの整備で5倍の需要が生まれると見込んでおり、12年12月までの稼働を目指している。

 ガントリークレーンはコンテナを4カ所でつり上げるため貨物が安定し、振動に弱い精密機械などにも対応できる。(福井一基)

945荷主研究者:2011/07/18(月) 21:14:09

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1107040061/
2011年7月4日 神奈川新聞
全国7位を維持、川崎港の貨物取扱量/神奈川

 川崎市港湾局がまとめた2010年の川崎港「港湾調査」によると、同港の貨物取扱量は8623万トン(前年比2・5%増)で、前年に続き全国7位だった。

 昨年1年間で川崎港に入港した船舶は2万6969隻(同0・9%減)でほぼ前年並みだった一方、船の大きさを示す総トン数は1億44万総トン(同8・5%増)で2年ぶりに1億総トン台を回復した。船舶1隻当たりの総トン数は過去最高の3724総トンで、船舶の大型化が進んでいることを示している。

 貨物取扱量のうち、輸入貨物は5107万トン(同3・9%増)、輸出貨物は762万トン(同3・2%減)。輸入貨物で最も多かったのは原油(1775万トン)で、液化天然ガス(LNG、1299万トン)、鉄鉱石(651万トン)と続いた。輸出貨物は完成自動車(342万トン)、石油製品(131万トン)、重油(106万トン)の順だった。

 海上コンテナ貨物の取扱量は、20フィートコンテナ換算で3万6912個と、前年より6・7%増加した。

946荷主研究者:2011/07/18(月) 21:26:40

http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13101338861641
2011年7月9日(土)茨城新聞
鹿島港コンテナ航路再開 県内港湾では震災後初

【写真説明】鹿島港の定期コンテナ航路が8日に運航再開した=鹿島港北公共埠頭

 東日本大震災の発生で休止していた鹿島港の定期コンテナ航路の運航が8日再開した。同港区に同日午前、貨物船が入港し、塩化ビニールやポリカーボネートなどを搭載したコンテナ3基を積んでベトナムや香港に向けて出港した。県によると、県内港湾におけるコンテナ航路の再開は震災後初めて。

 県によると、鹿島港の定期航路は、横浜港で東南アジア向け航路と接続する内航フィーダー航路と、韓国・中国間を結ぶ外航定期コンテナ航路の2路線。運航再開したのは横浜港の定期路線で、仮復旧した鹿島港北公共埠頭(ふとう)D・E岸壁を利用して、従来通り週1便運航する予定。

 また、外航定期コンテナ航路の再開について、県の担当者は「北埠頭に設置してあるガントリークレーン(コンテナ貨物積み降ろし用の巨大機械)の修復が今年度いっぱいかかる見通しで、年度内の再開は難しいと思う」と話した。

948荷主研究者:2011/07/18(月) 22:01:22

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/07/20110710t52012.htm
2011年07月10日日曜日 河北新報
中国延長便が酒田初入港 震災後の貨物増受け

酒田港に初入港した中国へ向かう定期国際コンテナ航路の貨物船

 山形県酒田港から中国への航路延長が決まった定期国際コンテナ航路の貨物船が9日、酒田港高砂埠頭(ふとう)の国際ターミナルに初入港した。酒田港と中国を結ぶ航路は開設されたり、廃止されたりしており、開設は2008年以来4度目となる。

 東日本大震災で仙台港など太平洋側の港が被災し、日本海側の港への貨物の振り替えが増えたことで高麗海運(ソウル)が航路延長を決めた。釜山と結ぶ週2便のうち1便を中国の天津、大連まで延ばす。中国へは積み替えの必要がなくなり、日数が2日間短縮される。

 山形県によると、酒田港の定期国際コンテナは、中国からの加工食品原料などの輸入がメーン。だが震災以降、スクラップや建設資材などの輸出が急増している。1〜6月のコンテナ取り扱いは5059個(20フィートコンテナ換算)で、昨年1年間の実績(5486個)に迫っている。

949荷主研究者:2011/07/18(月) 22:03:07

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/07/20110712t12017.htm
2011年07月12日火曜日 河北新報
石巻工業港に大型船 震災後初 企業岸壁は復旧遠く

震災後初めて石巻工業港に入港した大型貨物船

 東日本大震災で壊滅的な被害を受けた石巻工業港(宮城県石巻市)の公共岸壁に11日、震災後初めて大型貨物船が入港した。

 入港したのは、玉井商船(東京)のニッケイドラゴン号。飼料用トウモロコシ約4万8000トンを積載し、6月初旬に米国を出港した。「がんばろう東北!」と書かれた横断幕を掲げた船が接岸すると、関係者が手を振り、拍手で出迎えた。

 今週いっぱいをかけて約2万5000トンを荷揚げする。港の後背地に工場を持つ北日本くみあい飼料(仙台市)の斎藤吉則社長は「原料が安定的に入るのを待ち望んでいた。大型船の入港は心強い」と話した。

 工業港周辺は岸壁が約60〜100センチ沈み、後背地の飼料会社全6社の荷揚げ施設などが損壊した。県が公共岸壁の復旧工事を進め、6月上旬、大型船が入港できるめどが立った。今後は震災前と同じ月1回以上のペースで、5万トン級の大型貨物船が入港できる見通しという。

 一方で、企業が所有する岸壁は今も傾いたり、陥没したりしており、市と関係企業などは11日、港を視察した国土交通など関係3省の副大臣に、企業岸壁の修復費の全額負担などを要望した。

 亀山紘市長は「石巻工業港は地元経済の要。東北経済への影響も大きい。国からの支援をお願いしたい」と述べた。

950とはずがたり:2011/07/23(土) 16:18:31

輸入91%増、116億円超 県内3港6月貿易
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20110723e

 秋田船川税関支署が22日発表した県内3港(秋田、能代、船川)の6月外国貿易速報によると、輸入額は前年同月比91・8%増の116億1855万円と大幅に増加した。東日本大震災後、県内の発電所はフル稼働しており、燃料の輸入増が続いている。

 主に東北電力秋田火力発電所で使用する重油は前年同月比521倍の23億4700万円。亜鉛鉱は、同71・4%増加し24億6300万円だった。

 輸出は同25・8%増の28億8721万円。金属鉱・くず(スチールスクラップなど)は建設ラッシュに沸く中国向けが増え、同50・1倍の4億9300万円と大幅に増加。一方、紙類は震災に伴う国内需要の高まりで同57・7%減の2億2500万円だった。
(2011/07/23 10:45 更新)

951荷主研究者:2011/07/24(日) 17:19:00

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1107120029/
2011年7月12日 神奈川新聞
4月横浜港の国内からのコンテナ取扱本数、「神戸」が4倍に、代替港として機能果たす/神奈川

 横浜港で4月に国内港から運ばれたコンテナ貨物のうち、神戸港からの本数が前年同期に比べて4倍に急増したことが分かった。東日本大震災の影響で全体の取扱量が大幅に減少した中にあって、内航船社は「神戸港が代替港としての役割を果たした」と分析している。

 横浜市港湾局によると、4月の国内港からのコンテナ貨物の取扱本数(20フィートコンテナ換算)は前年同期比47・0%減の7931本。主要10港のうち、大きく被災した仙台塩釜をはじめ、東京や名古屋、苫小牧など8港が減らす中で、神戸は4・0倍の1057本となった。

 横浜―神戸間で定期コンテナ航路を運航する内航船社「井本商運」(神戸市)は、神戸が代替として機能した理由について「欧米と結ぶ基幹航路の大型コンテナ船の一部が横浜に寄港せずに神戸に入港するケースがあった」と指摘する。

 神戸市みなと総局は「詳細は分析していないが、4月は東日本大震災の影響があった」とした上で、「東西2港の国際拠点(ハブ)港が必要とする阪神港の主張が実証された」とする。

 ただ横浜市港湾局は「一時的な現象で、震災の影響ではない」と否定的。「神戸港は4月に始まった『国際コンテナ戦略港湾』で好スタートを切ったのだろう」と解説する。

 今後の見通しについて、横浜市や神戸市、内航船社はいずれも「5月以降は落ち着いていくのでは」としている。

952荷主研究者:2011/07/24(日) 17:19:51

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1107150022/
2011年7月15日 神奈川新聞
東北から京浜港へ、3社が新規コンテナ定期航路を開設へ/神奈川

 内航船社の井本商運(神戸市)、近海郵船物流(東京都江東区)、鈴与海運(静岡市)の3社は、京浜港と仙台塩釜港など東北を結ぶ新規コンテナ定期航路を開設する。京浜港に就航する基幹航路の維持・拡大を狙う国の施策「国際コンテナ戦略港湾」に協力。これまで韓国・釜山港経由だった貨物を京浜港に取り戻したい考えだ。

 国は今後3年間、3社の集荷策を支援するため一定の補助を行う方針。内航船社によると、内航船と外航船が同じコンテナターミナルを利用することで陸上輸送費を削減でき、海外の仕向け地までの輸送費用を従来よりも10〜15%の削減効果が出ると試算している。

 京浜と仙台塩釜を週4便結ぶ近海郵船物流は、新たに川崎港に寄港する。さらに日本郵船と連携し東南アジアからの冷凍コンテナを直接、川崎港で扱う。これにより、東京・横浜から陸路で多くの冷凍貨物を川崎市内の冷蔵倉庫に運んでいた従来のルートに比べ、輸送費と輸送時間が削減できるという。

 井本商運は週1便、京浜―仙台塩釜―八戸―苫小牧―八戸―京浜を結ぶ航路を運航。鈴与海運は週2便、京浜―仙台塩釜―八戸―仙台塩釜―京浜を運航する。

 国際コンテナ戦略港湾の施策が東日本大震災によりスタートが遅れたが、内航船社は「当初の予想以上に早く始まった」(鈴与海運)と評価。国土交通省は「京浜港への内航航路網を充実させることで、東日本の定期外貿コンテナ輸送機能の早期回復を図ることが可能になる」としている。

953荷主研究者:2011/07/24(日) 17:42:50

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20110713/CK2011071302000133.html
2011年7月13日 中日新聞
コンテナ取扱量過去最高 敦賀港1〜6月、前年比2倍

 県は11日、敦賀港の1〜6月の貿易用コンテナ貨物取扱量をまとめた。空コンテナを除いた実入りコンテナ量(20フィートコンテナ換算)は1万813個で、前年同期と比べて2倍余りに増加。上半期の取扱量としては過去最高となった。

 企業誘致課によると、内訳は輸出が前年同期比85・3%増の4865個、輸入が117・5%増の5948個。特に、東南アジアや北米への繊維製品の輸出、韓国からの第三のビールの輸入が大きく伸びた。

 昨年7月に韓国・釜山港間の国際RORO船が週2便就航したこともあり、2010年の年間取扱量は過去最高の1万5319個を記録。同課の担当者は「東日本大震災の影響はなく、年間の最高も更新できそう」と話している。 (平井一敏)

954荷主研究者:2011/08/07(日) 12:21:25

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20110721301.htm
2011年7月21日03時22分 北國新聞
荷動き活発、過去最多 北陸の主要3港、4〜6月のコンテナ取扱量

 金沢、敦賀両港で4〜6月のコンテナ取扱量が過去最多を更新した。伏木富山港も過去最多となる見通しで、北陸の主要3港とも輸出を中心に荷動きが活発だ。伏木富山港では震災直後に貨物量が増えており、東北の港からシフトした可能性がある。ただ、北陸の港はアジア方面への貨物が多く、中国の金融引き締めなどで減産を強いられる輸出企業もあり、港湾関係者からは「先行きは不透明」との声も出ている。

 金沢港の4〜6月のコンテナ取扱量(20フィート換算、実入り)は前年同期比16・5%増の9876個。空コンテナを含む取扱量も1万2434個と過去最多となった。

 金沢港運(金沢市)によると、10年4〜6月期の取扱量は前年同期の約2倍に急増したため、今期の目標は前期比15%増と設定しており、「順調に伸びている」(担当者)という。

 1〜3月の取扱量は8390個で増加傾向が続いており、「大きく引き離されていた伏木富山港に迫る勢い」(石川の港湾関係者)との見方も出ている。

 好調の要因は繊維機械輸出の増加。津田駒工業(金沢市)が中国向け織機の輸出で金沢港の利用量を増やしていることが大きい。コマツや協力企業の建機部品も堅調という。

 敦賀港の4〜6月の取扱量は5578個で、前年同期の約1・8倍と大きく伸びた。

 福井県企業誘致課によると、トレーラーごと積み荷を運ぶ「RORO船」の釜山航路が昨年7月に就航したことが増加の原因で、韓国向けの液晶ガラスの輸出が増えている。

 伏木富山港の4〜6月のコンテナ取扱量については、いまだに集計ができておらず、正確な数字がつかめていないという。

 富山県港湾課によると、4、5月は前年より貨物量が増え、6月も前年超えの見通し。このため、過去最多だった10年4〜6月の取扱量8543個を上回るのは確実という。

 伏木富山港では、震災直後に定期のコンテナ船が一時的に増加し、全体の貨物量を押し上げた。機械部品や化学薬品などの荷動きが活発で、昨年2月に韓国やタイなどを経由する東南アジア航路を開設したことも影響しているとみられる。

 県港湾課の担当者は「現時点では何とも言えないが、震災の影響で増えた可能性がある」としている。

 コンテナ貨物の今後の動向については、港湾関係者から「7月が鍵となる」との声も聞かれる。

 金沢港ではコンテナ貨物の輸出で中国、韓国、東南アジア向けが約8割を占め、特に中国は43%と高い。金沢港運の担当者は「中国の金融引き締めの影響がどれだけ出てくるのかを懸念している」とし、海外経済の変調を警戒している。

955荷主研究者:2011/08/08(月) 00:39:37

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004294326.shtml
2011/07/22 10:44 神戸新聞
神戸港の貿易額1割増 液晶パネル輸出好調

 神戸税関が21日発表した2011年上半期(1〜6月)の神戸港貿易概況は、輸出入総額が前年同期比9・8%増の4兆384億円で、上半期ベースで3期連続の増加となった。過去最高だったリーマン・ショック前の08年同期(4兆5890億円)には届かないものの、東日本大震災の影響もある中で徐々に回復をみせている。

 輸出は2兆6882億円(前年同期比8・7%増)で3期連続プラス。米国向け建設・鉱山用機械や、アジア向けのテレビ用液晶パネルなどが急増。中でも同パネルを含む化学光学機器などの輸出額は、過去最高を記録した。

 輸入も1兆3502億円(12・1%増)と3期連続プラスで、急増した品目には震災の影響もみられた。6期ぶりに増加に転じたオランダなどからのたばこは、国産品の供給が落ち込んだため過去最高に。樹脂原料などの有機化合物も、東北の工場が被災して代用品として大きく伸びた。

 主要地域別ではアジア(10・7%増)、米国(9・9%増)、ヨーロッパ(16%増)のいずれも前年同期を上回った。

 11年上半期は全国的に震災の影響がみられ、五大港で輸出がプラスだったのは神戸港のみ。「震災で生産が大きく落ち込んだ自動車などの取り扱いが少なかったため」(神戸税関)という。

 一方、6月単月の輸出入総額は7111億円(前年同月比10・8%増)と、18カ月連続プラスだった。

(石沢菜々子)

956荷主研究者:2011/08/14(日) 12:55:15

http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20110730f
2011/07/30 10:39 秋田魁新報
日本海側拠点港に県内2港を申請 国交省、秋までに選定

 県は29日、北東アジアの経済発展を国内成長に取り込むための国の「日本海側拠点港」の選定に向けて秋田、能代両港を申請した。来月1日には国土交通省の市村浩一郎政務官が、秋田港外港地区のコンテナヤードなどを視察し、佐竹敬久知事や港湾関係者と意見交換する。

 拠点港整備は、東日本大震災を踏まえて、太平洋側港湾の代替機能を確保する狙いもある。拠点港の申請では、各道府県の港湾が強化したい分野を国際コンテナや国際定期旅客、国際フェリーなどの項目から選び、2015年と25年の目標値を計画書に盛り込む。

 県の計画書によると、秋田港はシーアンドレール構想の実現により、環日本海貿易の拠点を目指す。このため、外港地区の国際コンテナターミナルの機能を強化し取扱量を増やす。15年までにロシアとの間に直通の貨物便を就航させ、コンテナ取扱本数を10年比1・5倍の1万6600本(20フィート換算)にする。

 能代港は、県北に集積しているリサイクル産業の活動を支える物流拠点を目指す。リサイクル関連の貨物を15年までに10年比1・5倍の8万トンとする。国交省のリサイクルポートに共に指定されている酒田港(山形)との連携も図る。

 本県を含めて申請した各道府県は来月、計画書に基づくプレゼンテーションを行い、国土交通省が今秋までに拠点港を決める。

957荷主研究者:2011/08/14(日) 13:11:12

http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13119519488647
2011年7月30日(土) 茨城新聞
常陸那珂港区、コンテナ航路が再開

積み降ろし、クレーン車で対応

【写真説明】定期コンテナ船が寄港し、東南アジア向けの貨物が積み込まれた=東海村照沼の茨城港常陸那珂港区北埠頭

 東南アジア向けの貨物を京浜港に運ぶ内航フィーダー定期コンテナ航路の貨物船が29日、東日本大震災後約4カ月半ぶりに茨城港常陸那珂港区に寄港し、週1便の運航を再開した。鹿島港-京浜港間で8日から運航を再開していた。

 コンテナ積み降ろしに使われる常陸那珂港区内のクレーンが震災の影響で使用不能になっており、当面はクレーン車で対応するという。

 コンテナ船「清岳丸」(総トン数499トン)が29日午前、東海村の同港区北埠頭(ふとう)に入港し、紙類や中古車の部品などコンテナ約10個を積み込んだ。この後、鹿島港で化学関連の貨物を載せ、京浜港に向かった。貨物は最終的に、香港やマレーシア、フィリピンなどに運ばれる。

 常陸那珂港区は、岸壁や荷さばき地などが津波や液状化の被害を受け、応急復旧の状態で船舶を受け入れている。今後、クレーンを含めた本格的な復興事業が進められる予定。

958荷主研究者:2011/08/14(日) 13:18:48

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1107260024/
2011年7月26日 神奈川新聞
横浜港埠頭株式会社が設立、戦略港湾実現へ/神奈川

 横浜市は26日、民営化を目指している横浜港埠頭公社について、市が100%出資の受け皿会社「横浜港埠頭株式会社」を設立したと発表した。2014年には既に民営化した東京港埠頭株式会社と経営統合する予定。

 登記は同日付。市の出資額(資本金)は2千万円。受け皿会社の社長は金田孝之・埠頭公社理事長が兼務し、本社を同市中区山下町の埠頭公社内に置く。

 市は本年度中に国土交通省に指定会社の申請手続きを行う。順調にいけば、受け皿会社は来年4月1日付で国交相から新外貿法に基づく指定を受ける見通し。同時に埠頭公社からガントリークレーンや岸壁など全財産と業務を承継し、埠頭公社は解散する。

 京浜港国際コンテナ戦略港湾計画書によると、14年には、既に民営化した東京港埠頭株式会社と経営統合する。指定管理者制度を導入する川崎港とともに、京浜港の一体的な運営主体を構築するとしている。

 横浜市港湾局は「京浜港にとって、受け皿会社の設立は新たな運営主体の誕生を意味する。国際コンテナ戦略港湾を実現していく上で最初の一歩となる」と説明している。

959荷主研究者:2011/08/19(金) 14:10:09

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004336864.shtml
2011/08/06 10:46 神戸新聞
阪神港、国内貨物奪還へ着々 戦略港湾選定1年

港湾運送7社が共同設立した内航海運会社の「エメラルド号」。5月から運航し、西日本各港から神戸港に貨物を集める=5月、神戸港

 国が集中投資する国際コンテナ戦略港湾に阪神港(神戸、大阪港)と京浜港(東京、横浜、川崎港)が選定され、6日で1年。輸送コストの低い韓国・釜山(プサン)港に流出する国内貨物を奪還しようと、阪神港では、国などの支援拡充を受けて民間企業が新たな手を打ち始めた。ただ、東日本大震災の発生などで今後の計画遂行に不透明感も出ている。(石沢菜々子)

 国土交通省は本年度予算で、両港の港湾整備に前年度の倍の総額316億円を計上。ソフト面でも集荷対策として新規に8億円を盛り込んだ。

 神戸市も歩調を合わせ、集荷支援制度を充実させた。西日本各港から神戸港に貨物を集める国内航路の利用促進策として、前年度の4倍近い3億円を投入する。

 こうした支援を受けて、内航コンテナ輸送で最大手の井本商運(神戸市中央区)は、昨年度に過去最高となった輸送量をさらに伸ばす計画だ。阪神・淡路大震災で落ち込んだ後、寄港地を着実に増やし、トラック運送を海運に切り替える「モーダルシフト」などの戦略を進めてきた。海運会社と共同で釜山港に対抗できるコスト構造を目指す。

 荷役など港湾運送で最大手の上組(同)をはじめ阪神、瀬戸内の港運7社は、自ら集荷事業に乗り出した。昨年末設立の「西日本内航フィーダー合同会社」(同)は5月から、国内最大級の内航コンテナ船を運航。支援による釜山並みの低価格を“武器”に滑り出しは「順調」といい、年末には2隻目を導入する。

 一方、戦略港湾への「選択と集中」が進んでいない実態もある。釜山港などの海外航路を利用する荷主に助成制度を設けている地方港の存在だ。

 「集荷策をいくら進めても意味がない」と神戸市などがかねて指摘してきた。国交省は「各港湾管理者に、外航と内航への補助を同じにするようお願いし、一部で解消している」(港湾局)と話すが、同市によると、松山や高松など少なくとも西日本の7港で残る。

 さらに、東日本大震災の復旧・復興は最大課題。集荷支援では複数年にわたる制度もあるが、国の財政が厳しさを増す中、来年度以降の予算確保に関係者は気をもむ。

 神戸市の吉井真・みなと総局参事は「市としては最重要施策に位置づけている。厳しい状況だが、国の積極性に期待したい」と話している。

神戸港埠頭会社 犬伏泰夫社長に聞く

◇IT活用、効率的な荷役を◇

 国際コンテナ戦略港湾選定を受け、4月に公社から株式会社化した神戸港埠頭(ふとう)会社。4年後には大阪港埠頭会社との統合を目指す。神戸港埠頭会社の犬伏泰夫社長(67)=神戸製鋼所相談役=に取り組みや課題を聞いた。

 ‐集荷対策が課題だ。

 「海運大手3社の部長を招き入れ、営業を強化した。どうすればお客である荷主や海運会社が喜ぶか、との視点を強く持つようになってきた」

 ‐例えば。

 「船の大型化に対応したハード整備も必要だが、今ある設備をいかに効率的に使うかが重要。ITを活用し、港の荷役状況などを航海中の船に知らせたり、通関や検疫など省庁にまたがる手続きを円滑にしたりする方法も考えたい」

 ‐震災の影響は。

 「電力不足に円高が加わり、日本の荷物は減る一方だ。放置すれば、製造業が本社ごと海外に出て行きかねず、政府の対策が急務だ」

 ‐統合への準備は。

 「7月に学識経験者も交え、議論をする場を立ち上げた。巨大な消費人口を抱える輸入港の大阪、ハイテク型産業を持つ輸出港の神戸といった特徴を、今まで以上に生かせるようにしたい」

960とはずがたり:2011/09/09(金) 00:53:05

阪神港、国内貨物奪還へ着々 戦略港湾選定1年 
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004336864.shtml

 国が集中投資する国際コンテナ戦略港湾に阪神港(神戸、大阪港)と京浜港(東京、横浜、川崎港)が選定され、6日で1年。輸送コストの低い韓国・釜山(プサン)港に流出する国内貨物を奪還しようと、阪神港では、国などの支援拡充を受けて民間企業が新たな手を打ち始めた。ただ、東日本大震災の発生などで今後の計画遂行に不透明感も出ている。(石沢菜々子)

 国土交通省は本年度予算で、両港の港湾整備に前年度の倍の総額316億円を計上。ソフト面でも集荷対策として新規に8億円を盛り込んだ。

 神戸市も歩調を合わせ、集荷支援制度を充実させた。西日本各港から神戸港に貨物を集める国内航路の利用促進策として、前年度の4倍近い3億円を投入する。

 こうした支援を受けて、内航コンテナ輸送で最大手の井本商運(神戸市中央区)は、昨年度に過去最高となった輸送量をさらに伸ばす計画だ。阪神・淡路大震災で落ち込んだ後、寄港地を着実に増やし、トラック運送を海運に切り替える「モーダルシフト」などの戦略を進めてきた。海運会社と共同で釜山港に対抗できるコスト構造を目指す。

 荷役など港湾運送で最大手の上組(同)をはじめ阪神、瀬戸内の港運7社は、自ら集荷事業に乗り出した。昨年末設立の「西日本内航フィーダー合同会社」(同)は5月から、国内最大級の内航コンテナ船を運航。支援による釜山並みの低価格を“武器”に滑り出しは「順調」といい、年末には2隻目を導入する。

 一方、戦略港湾への「選択と集中」が進んでいない実態もある。釜山港などの海外航路を利用する荷主に助成制度を設けている地方港の存在だ。

 「集荷策をいくら進めても意味がない」と神戸市などがかねて指摘してきた。国交省は「各港湾管理者に、外航と内航への補助を同じにするようお願いし、一部で解消している」(港湾局)と話すが、同市によると、松山や高松など少なくとも西日本の7港で残る。

 さらに、東日本大震災の復旧・復興は最大課題。集荷支援では複数年にわたる制度もあるが、国の財政が厳しさを増す中、来年度以降の予算確保に関係者は気をもむ。

 神戸市の吉井真・みなと総局参事は「市としては最重要施策に位置づけている。厳しい状況だが、国の積極性に期待したい」と話している。

神戸港埠頭会社 犬伏泰夫社長に聞く

◇IT活用、効率的な荷役を◇

 国際コンテナ戦略港湾選定を受け、4月に公社から株式会社化した神戸港埠頭(ふとう)会社。4年後には大阪港埠頭会社との統合を目指す。神戸港埠頭会社の犬伏泰夫社長(67)=神戸製鋼所相談役=に取り組みや課題を聞いた。

 ‐集荷対策が課題だ。
 「海運大手3社の部長を招き入れ、営業を強化した。どうすればお客である荷主や海運会社が喜ぶか、との視点を強く持つようになってきた」

 ‐例えば。
 「船の大型化に対応したハード整備も必要だが、今ある設備をいかに効率的に使うかが重要。ITを活用し、港の荷役状況などを航海中の船に知らせたり、通関や検疫など省庁にまたがる手続きを円滑にしたりする方法も考えたい」

 ‐震災の影響は。
 「電力不足に円高が加わり、日本の荷物は減る一方だ。放置すれば、製造業が本社ごと海外に出て行きかねず、政府の対策が急務だ」

 ‐統合への準備は。
 「7月に学識経験者も交え、議論をする場を立ち上げた。巨大な消費人口を抱える輸入港の大阪、ハイテク型産業を持つ輸出港の神戸といった特徴を、今まで以上に生かせるようにしたい」

(2011/08/06 10:46)

961荷主研究者:2011/09/25(日) 15:05:22

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110902t12013.htm
2011年09月02日金曜日 河北新報
45フィートコンテナ岩沼〜仙台港 週明けにも公道輸送

 国内で公道走行が制限されている「45フィート(13.7メートル)国際海上コンテナ」の公道を使った本格的な輸送が、週明けにも宮城県内で始まる見通しになった。国内初のケースになるとみられる。

 45フィートコンテナには、東洋ゴム工業岩沼工場(宮城県岩沼市)でタイヤが積み込まれ、公道を走行して仙台港高砂コンテナターミナルに運ばれる。1日までにコンテナを載せる車両の車検が完了し、特殊車両の通行許可が下りた。

 コンテナの積み荷は内航船で京浜港に向かい、大型船に積み替えられて北米向けに輸出される。

 45フィートコンテナの公道走行は安全性の観点から制限され、事前の届け出などが必要だった。宮城県は昨年7月、コンテナの公道輸送を認める構造改革特区を国に提案。ことし3月25日に特区を認定され、特殊車両の審査要件が緩和された。

 公道輸送は今春に実現する見通しだったが、東日本大震災で運送会社が準備した車台などが流失。外国から調達したことなどから、時期がずれ込んだ。

 45フィートコンテナは、国内で主流の40フィートコンテナよりも約1.5メートル長い。積載量は1.27倍となり、物流の効率化やコスト削減の効果が期待できる。昨年11月には、東北の産学官でつくるグループが実証実験を行っていた。

962荷主研究者:2011/09/25(日) 16:13:40

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110906t12022.htm
2011年09月06日火曜日 河北新報
45フィートコンテナ公道輸送 仙台港―岩沼間

 東洋ゴム工業は5日、仙台工場(岩沼市)―仙台港(仙台市宮城野区)間の公道で、国内での公道輸送が制限されている「45フィート(13.7メートル)国際海上コンテナ」の本格的な輸送を始めた。

 45フィートコンテナの輸送が実用化するのは国内で初めて。タイヤを積んだ45フィートコンテナは同日、仙台工場を出発し、公道約30キロを走行して、仙台港高砂コンテナターミナルに向かった。

 同社は「世界基準のコンテナ輸送を始めることで物流の効率化とともに、仙台港の利用拡大を通して地域経済の復興に寄与したい」(広報企画部)としている。

 仙台港に集められた45フィートコンテナは15日にも内航船に積み込まれ、同港を出航予定。京浜港で大型船に積み替えられ、北米に向かう。

 45フィートコンテナの公道走行は安全性の観点から、事前の届け出などが必要だった。ことし3月25日に「みやぎ45フィートコンテナ物流特区」が認定され、特殊車両の審査要件が緩和された。

963荷主研究者:2011/10/01(土) 16:15:02

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20110911/CK2011091102000128.html
2011年9月11日 中日新聞
コンテナ貨物過去最高 敦賀港の今年取扱量

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/port/PK2011091102100071_size0.jpg

 敦賀市の敦賀港で9日、今年のコンテナ貨物取扱量(20フィートコンテナ換算)が1万5466個に達し、年間の過去最高量を9カ月余りでスピード更新した。今秋の「日本海側拠点港」選定に向け、敦賀港の優位性アピールに弾みがつきそうだ。

 県企業誘致課によると、内訳は輸出が7076個、輸入が8390個。これまでの年間最高量は2010年の1万5319個だった。

 昨年7月に韓国・釜山港間の貨物専用カーフェリー「RORO船」が週2便就航し、韓国への液晶ガラスの輸出が急増。東南アジアや北米への繊維製品の輸出や、韓国からの第三のビールの輸入も大きく伸びた。

 日本海側拠点港になると、中国やロシアなど北東アジアとの貿易・旅客航路の核となり、予算の重点配分や規制緩和が見込まれる。

 国土交通省が機能ごとに候補港を募って選定するが、敦賀港は「国際海上コンテナ」「国際フェリー・国際RORO船」「国際定期旅客」の3分野で応募している。 (平井一敏)

966荷主研究者:2011/10/02(日) 15:42:11
>>961-962
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110916t12012.htm
2011年09月16日金曜日 河北新報
復興へ、北米向け45フィートコンテナ出港 仙台

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/port/20110915022jd.jpg
貨物船に積み込まれる45フィートコンテナ=15日、仙台港

 国内で初めて公道輸送された「45フィート(13.7メートル)国際海上コンテナ」が15日、仙台港(仙台市宮城野区)の高砂コンテナターミナルで貨物船に積み込まれ、輸出先となる北米に向けて出港した。宮城県によると、45フィートコンテナを使った輸出は国内で初めてという。

 タイヤ製造の東洋ゴム工業仙台工場(岩沼市)から、約30キロを走行して搬入された45フィートコンテナ13個は、復旧したばかりのガントリークレーンでつり上げられ、内航船「はるかぜ」(749トン)に積載された。

 45フィートコンテナは16日に京浜港に入り、大型船に積み替えられて、米ロサンゼルスに向かう。

 東洋ゴムの前田一成専務は「45フィートコンテナの本格運用で物流コストが1割以上削減され、国際競争力が高まる。仙台港の復興も後押ししたい」と述べた。

 45フィートコンテナの利用拡大に向け、宮城県は今月中にも財政、税制の優遇措置を受けられる総合特区を申請する。県仙台塩釜港湾事務所の平塚智所長は「活用実績を積み上げ、地域産業の集積を図りたい」と話した。

 45フィートコンテナの公道輸送は昨年11月、東北経済連合会などを中心としたグループが実証実験を実施。ことし3月25日、国から構造改革特区の認定を受け、特殊車両の審査要件が緩和された。

967荷主研究者:2011/10/02(日) 16:01:22

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1109130008/
2011年9月13日 神奈川新聞
横浜港の上半期のコンテナ取扱数、基幹航路が2桁減/神奈川

 横浜市港湾局がまとめた2011年上半期(1〜6月)の横浜港統計速報によると、コンテナ取扱総本数は前年同期比6・2%減の153万本(20フィートコンテナ換算)となった。東日本大震災や東京電力福島第1原発事故の影響で、上半期としては2年ぶりに減少した。

 輸出入の合計での取扱本数は6・3%減の140万本。定期コンテナ航路では北米東岸が39・5%減、欧州・地中海が29・2%減、北米西岸が14・2%減と、基幹航路はいずれも2桁減となった。一方で中国、東南アジア、韓国の各航路は取扱量を伸ばした。

 取扱総量は5909万トン(8・2%減)で、うち輸出量は1718万トン(18・5%減)、輸入量は2204万トン(1・6%減)だった。

968荷主研究者:2011/10/02(日) 17:43:02

http://www.nnn.co.jp/news/110917/20110917011.html
2011年09月17日 日本海新聞
境港―釜山 コンテナ航路開設 RORO機能備える

 鳥取県の境港と韓国・釜山を結ぶ国際定期コンテナ航路が開設されることが16日、明らかになった。新航路の船舶は、コンテナのほか船腹に乗用車などが積載できるRORO(ローロー)機能を備える。境港の国際定期航路は週7便、うち釜山港との間を結ぶ便は4便に増え、境港の活性化に期待が高まる。船舶は21日が初入港。

島根県の浜田港に就航しているRORO船(浜田港振興会提供)

 韓国の長錦商船が運航し、境港海陸運送が境港代理店を務める。船舶名は「シノコー・ウルサン」(5356トン)。コンテナは20フィートコンテナ換算で255本、ROROスペースには乗用車が60台分積載できる。基地港の釜山港を出航して境港、金沢港、敦賀港を回り、釜山港に一度帰港した後、鹿児島県の志布志港との間を往復する7日間の定期航路。当面、境港には水曜日に寄航する。

 就航により、境港の定期国際航路は韓国が週3便、中国が週2便、韓国・中国が週1便、環日本海定期貨客船(韓国、ロシア)が週1便で合計週7便となる。韓国との間で運行する4便は全て釜山港と結ばれ、境港海陸運送は「便数が増えるだけ荷主の選択肢も増え、利便性が高まる」としている。

 またRORO機能を持つ船舶の定期航路は境港では初めて。コンテナ船の一部スペースに自動車や建設重機などが積み込める「併用船」だが、県空港港湾課は「モノの動きが活発になる」と指摘している。

 また境港は国が募集する日本海側拠点港に「国際フェリー・国際RORO船」の機能での選定も求めて応募している。2015年までの目標として掲げた「貨客船を週1便、RORO船を月2便」を達成したとの見方もできる。

 16日には県議会常任委員会と境港市議会特別委員会でも新航路の説明があった。境港市議からは「環日本海定期貨客船の日韓貨物が不振で、これから貨物利用の拡大を図ろうとしている中、影響はないのか」との懸念も示された。この点について、境港管理組合は「韓国側の寄港地が東海と釜山と違うので競合しないと見ている」と話している。

 21日には、境港国際コンテナターミナルで新規航路の就航セレモニーが開催される。

970荷主研究者:2011/10/10(月) 22:56:36

http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13167855471543
2011年9月24日(土)茨城新聞
北米航路、半年ぶり再開 常陸那珂港にコンテナ船入港

【写真説明】北米からのコンテナ船が入港し、積荷降ろし作業が行われた=東海村照沼の茨城港常陸那珂港区北埠頭

 北米定期コンテナ航路の貨物船が23日、東日本大震災の発生から約半年ぶりに茨城港常陸那珂港区に寄港、震災前と同じ月2便の運航を再開した。茨城港における輸出入のコンテナ航路再開は震災後初めて。

 カナダのバンクーバーを出港した「ウエストウッドカスケード」(総トン・2万1583トン)が同日午後、東海村の同港区北埠頭(ふとう)に入港。液体容器原料のコンテナ46個と製紙原料約1600トンの積荷を降ろした。積荷はひたちなか市の北越パッケージなど製紙メーカーへ運ばれる。

 台風15号の影響で入港は予定より2日遅れたが、この後、24日に出港し、博多や東京を経由して北米へ向かう予定。

 県港湾課によると、常陸那珂港区は津波や液状化の被害を受けたが、12岸壁のうち11岸壁の応急措置が既に完了。約6割の航路が震災前と同様に運航している。

971荷主研究者:2011/10/10(月) 23:05:17

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201109230176.html
'11/9/23 中国新聞
広島港拡張など概算要求へ

 国土交通省は、新規の直轄港湾事業として広島港廿日市地区(廿日市市)の航路・泊地整備と、境港外港中野地区(境港市)の国際物流ターミナル整備の2事業を2012年度予算の概算要求に盛り込む方針を決めた。28日の交通政策審議会部会で事業の妥当性を検討し、最終決定する。

 広島港廿日市地区の航路・泊地整備は、広島ガス廿日市工場の液化天然ガス(LNG)受け入れ施設の拡充工事に合わせて実施する。現在8・5メートルの水深を12・0メートルまで深くする。

 12年度に着工し、15年度の完成を目指す。総事業費は約75億円。国交省が約10億円、広島県が約8億円、残りを広島ガスが負担すると想定する。

 現在はLNG容量が約2万立方メートルの小型タンカーしか入港できないが、完成後は最大17万7千立方メートルのタンカーが接岸できる。LNGの輸送費削減や安定確保は県内経済の活性化につながるとして県が6月、国交省に着工を求めていた。

 境港外港中野地区の国際物流ターミナル整備は、大型の木材輸送船が接岸できるよう水深12・0メートルの岸壁や泊地、臨港道路などを新たに整備する。12年度に着工し、16年度の完成を予定。総事業費は約90億円を見込む。

974荷主研究者:2011/10/10(月) 23:27:22

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20110929301.htm
2011年9月29日02時54分 北國新聞
福井から貨物続々 金沢港、韓国便増で

 金沢港で石川県だけでなく、福井県のメーカーが荷物を輸出入する動きが広がってきた 。松浦機械製作所(福井市)は韓国向け工作機械を金沢港から輸出。製品の輸入で利用す る福井の企業もある。航路拡充によって韓国便が増えたのが要因で、陸送費を抑えるため 関西や名古屋の港からシフトする動きが目立つ。県境の加賀市からも貨物量が増えている ようだ。

 松浦機械製作所が金沢港から輸出しているのは韓国向けの中小型の工作機械。今年に入 り、一部製品で金沢港のコンテナ船を利用し始めたという。

 製品の輸出先は90%以上が欧米で名古屋港を使っている。韓国では営業を始めたばか りで出荷量はまだ少ないが、担当者は「福井から名古屋港までの陸送費はばかにならない 。受注が増えれば、金沢港を使う機会も多くなる」と話す。

 エイチアンドエフ(あわら市)は自動車用のプレス機の一部輸出で金沢港を使うことが あるとし、「タイミングが合わず、なかなか難しいが、梱包(こんぽう)場所が整えば、 もっと自由に使える」とする。

 輸入で金沢港を利用しているのはソディック福井事業所(坂井市)。同社の放電加工機 に使われるワイヤを韓国のメーカーから仕入れる際に金沢港で陸揚げし、近くの倉庫に保 管。全国の顧客に持ち込んでいる。

 福井からの集荷の要因は航路の拡充だ。

 金沢港運(金沢市)によると、金沢港のコンテナの外国航路は、韓国が週6便、韓国・ 中国が週1便、中国が週3便。これに対し、福井の敦賀港は韓国が週4便で、金沢港の方 が圧倒的に多い。

 福井の輸出企業はほとんどが関西や名古屋の港から出荷しており、金沢港運の担当者は 「福井にはセールスに入りやすい」と話す。

 伏木富山港については便数が多く、コスト面でも金沢港に変更するメリットが少ないた め、富山の企業が金沢港を使うことはほとんどないという。ただ、コマツは金沢港の利用 量を増やしており、金沢港と上海を結ぶ航路を新たに開設し、コマツNTC(南砺市)の 製品を金沢港から輸出する方針を示す。

975荷主研究者:2011/10/18(火) 00:34:22

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20110930/622329
2011年9月30日 下野新聞
再利用、船社は消極的 佐野市コンテナターミナル研

 【佐野】通関や荷物の積み下ろしなどの港湾業務を内陸で行う「内陸型コンテナターミナル」設置に向けた市の研究会(委員長・岡本直久筑波大准教授)が29日、市勤労者会館で開かれ、事務局が本年度実施した荷主の県内大手企業4社や船社4社などへのヒアリング結果が報告された。

 ヒアリングによると、荷主企業は環境負荷やコスト削減の観点から、輸入に使ったコンテナを空で返却せず輸出に再利用する「コンテナラウンドユース」のニーズが強く、コンテナターミナルへの関心も高かった。ただ、他社間のラウンドユースは、大きさや臭いなどがネックでほとんど実施されていなかった。

 船社からは、収入につながりにくいなどの理由で実施に消極的だった。ラウンドユースに積極的な船社も、コンテナターミナルの類似施設が近隣にあるなどと回答。荷主企業とは相反した厳しい結果となった。

 報告を受け、委員は「両者の意見が一致しないとラウンドユースは実現しない。突破できる条件が整備されないといけない」「既存の類似施設との差別化も検討する必要がある」などと発言、コンテナターミナル設置に向けた課題があらためて浮き彫りになった。

976荷主研究者:2011/10/18(火) 00:40:05

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1110010006/
2011年10月1日 神奈川新聞
国際競争力回復へ、国交省が戦略港湾機能を強化

 国土交通省は30日、国際コンテナ戦略港湾の総合対策を拡充させる方針を明らかにした。来年度予算概算要求に本年度予算を上回る事業費594億円を計上、東日本大震災で大きな打撃を受けた日本港湾の国際競争力の回復を急ぐ。

 国際コンテナ戦略港湾には京浜港(東京、川崎、横浜港)と阪神港(大阪、神戸港)が選ばれている。京浜港などではハブ(拠点)機能を強化するため、大深水コンテナターミナルや高規格の荷役機械を整備。東北などからのコンテナ貨物を集約するため内航航路や鉄道路線の強化策を盛り込んだ。

 国交省港湾局は「コンテナ港湾機能の強化が震災からの復興や日本再生につながる」と説明する。

977荷主研究者:2011/10/18(火) 00:42:37
確かに川崎港にコンテナ埠頭のイメージは無い。年間3万本って地方の重要港湾でも下位のレベルだな。
>2010年の川崎港のコンテナ取扱貨物量は20フィートコンテナ換算で約3万本で、ピークだった1999年(約6万7千本)の半数以下

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1110010021/
2011年10月1日 神奈川新聞
川崎港戦略港湾推進協が発足、コンテナ利用拡大へ官民一体

 川崎港のコンテナ利用拡大やポートセールスの強化に向けて官民が一体となった取り組みが始まった。「川崎港戦略港湾推進協議会」が30日に発足。国際戦略港湾に位置づけられた京浜港(川崎、横浜、東京)の一翼を担う川崎港のハード・ソフト両面での機能強化に本腰を入れる。

 推進協議会には、川崎港振興協会の斎藤文夫会長、川崎港運協会の原秀敏会長、川崎商工会議所の重見憲明副会頭、関東船主会の田辺典夫会長、市港湾局の水谷誠局長の5人が委員として参加。会長には斎藤氏、副会長に水谷氏が選出された。

 これまでポートセールスに重点を置いた「川崎港ポートセールス事業推進協議会」を解散し、コンテナターミナル施設の整備や管理運営を含めた活動を展開する。

 協議会は年2〜3回程度の開催だが、下部にポートセールス、管理運営、計画の3部会を設置し年2〜12回程度開催する。川崎港におけるコンテナ利用の拡大を図るため、ポートセールスや他港との交流活動を進めるほか、コンテナターミナル施設の整備や管理運営の改善に向けた検討などを行う。

 具体的な取り組みとして、川崎港と中国・青島港間の新規コンテナ定期航路開設に向けた現地でのポートセールス活動、友好港のベトナム・ダナン港などとの交流推進、コンテナターミナルの管理運営についての情報交換などを予定している。

 斎藤氏はあいさつで「川崎の港湾機能向上とともに海運国・日本の発展のため、総合力を発揮しながら一緒に汗を流していきたい」と決意を述べた。

 2010年の川崎港のコンテナ取扱貨物量は20フィートコンテナ換算で約3万本で、ピークだった1999年(約6万7千本)の半数以下となっている。

978荷主研究者:2011/10/18(火) 00:49:10

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004510435.shtml
2011/09/29 08:17 神戸新聞
釜山経由で輸出のコンテナ、6千個を奪還 阪神港

 韓国・釜山港経由で輸出される日本国内貨物のうち、2011年中に20フィートコンテナ換算で6千個以上が阪神港(神戸、大阪港)経由に振り替わることが28日、分かった。阪神港は、国が本年度から「国際コンテナ戦略港湾」として重点投資している。釜山経由は年間100万個に上り、振り替わるのは0・6%にすぎないが、関係者は「着実な一歩」と評価している。

 国土交通省の山県宣彦港湾局長が、同日開かれた交通政策審議会で、港湾関係者の話として明らかにした。

 神戸市によると、西日本から釜山港経由で年間50万〜60万個の貨物が輸出されている。同市は大型内航船の運航で輸送コストを減らすなどして、貨物を阪神港に奪い返す狙いだ。港湾運送7社が設立し、5月に運航を始めた「西日本内航フィーダー合同会社」は8月末までに、4100個を西日本各港から阪神港に運んでおり、国交省は、他社分も含め6千個には達するとしている。

 同省は国内メーカーや運輸関係者からの聴き取りを基に、20年には少なくとも年間14万個を奪還できるとみている。(高見雄樹)

979荷主研究者:2011/10/18(火) 00:51:35

http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2011093023063693/
2011/9/30 23:06 山陽新聞
水島港のバルク整備事業費見送り 国交省の予算概算要求で

 国土交通省は来年度予算概算要求で、鉄鉱石、穀物などばら積み(バルク)貨物の拠点港「国際バルク戦略港湾」に今年5月選定した水島港(倉敷市)、福山港(福山市)のインフラ整備事業費計上を見送った。同省港湾局は「東日本大震災の発生で選定時期が2カ月遅れたため」と説明する。

 バルク港湾は、激化する国際競争に打ち勝つための整備を重点化する政策。国交省は12年度から事業を本格実施するとしてきた。

 だが、今回の概算要求に盛り込まれたのは、10バルク港湾のうち、釧路(北海道)、徳山下松と宇部(いずれも山口県、一体整備)の3港のみ(事業費77億円)。水島など他の港は、整備に必要となる国の制度改正が間に合わなかったという。

 港湾局は「夜間の運航規制緩和や税制改正などインフラ以外の面は遅れがないようにしたい。13年度以降は事業費を増やし、整備も進める」と話す。

980荷主研究者:2011/10/23(日) 01:19:35

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/261475
2011年9月3日 00:23 西日本新聞
博多−上海貨物航路に新船 10月から週3便

 【北京・久永健志】中国・上海−博多港の高速貨物船を運航している「上海スーパーエクスプレス」(東京)は2日、同航路に新船1隻を追加投入し、10月15日から週1便(往復)増の週3便に増便すると発表した。

 新船「PULAUTIOMAN(プラウティオマン)」は、陸上輸送で使うトレーラーの荷台をそのまま積み込む「RORO船」。トレーラー荷台を60台、20フィートコンテナ換算で120本を積載可能という。上海−博多(約930キロ)を30時間程度で結ぶ予定。

 日中間の貨物輸送は東日本大震災の影響で減少したが、最近は回復傾向。同社は「増便による利便性向上と容量拡充で、多様な顧客需要に対応したい」としている。問い合わせは同社マーケティング部=03(5444)6836。

=2011/09/03付 西日本新聞朝刊=

981荷主研究者:2011/10/23(日) 01:51:20

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201109290039.html
'11/9/29 中国新聞
震災で福山・水島港整備遅れ

 鉄鉱石などばら積み(バルク)の大型貨物船の拠点として集中整備する国際バルク戦略港湾で、国土交通省は戦略港湾に選んだ福山港(福山市)と水島港(倉敷市)の事業着手に向けた関連経費を2012年度予算の概算要求に盛り込まない方針を固めた。東日本大震災の影響で戦略港湾の選定が遅れ、広島、岡山両県の港湾計画変更の手続きが間に合わなかった。

 国交省は、広島、岡山両県の共同提案を受けて福山港を鉄鉱石、水島港を鉄鉱石と穀物の戦略港湾に選定。12年度予算の概算要求に調査費を盛り込み、新規の直轄港湾事業として着手する方向で調整していた。

 国交省は3月末の戦略港湾選定を予定したが、同11日に東日本大震災が発生。復旧対応のため実際の選定は5月末にずれ込んだ。

 概算要求には、管理者の両県が港湾法に基づいて両港の港湾計画を変更する必要がある。変更には県と国の審査会を経て国交相が認可する手続きが必要。国交省は選定ずれ込みに伴う変更作業の遅れで12年度の予算要求は困難と判断した。

 両県は大型のバルク船が入港できるよう、福山港は航路の水深を現在の16メートルから18メートル、水島港は穀物専用航路について12メートルから17メートルにする方向で計画変更を検討している。変更時期について広島県は11年度末を想定、岡山県は「未定」という。

982チバQ:2011/10/27(木) 23:29:06
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20111020-OYT8T00014.htm
「拠点港」選定 来月中旬公表


国の支援期待 伏木富山港がエントリー
 県が伏木富山港を選定するよう名乗りを上げている「日本海側拠点港」の指定について、国土交通省の室井邦彦政務官は19日、選考結果を早ければ11月中旬に公表する考えを示した。専門家らで作る検討委員会は同日、23港から応募があった44の計画を点数付けする評価を終えた。今後、政務三役らの協議を経て、指定港が最終決定する。

 日本海側拠点港は、政府が「選択と集中」により整備を推進する施策の一環で、成長が見込まれる北東アジア地域との貿易の玄関口として重要な港湾が太平洋側に集中する現状を見直す狙いがある。指定されれば予算措置や規制緩和などの国の集中的な支援が受けられるメリットがある。

 都内で行われた検討委員会後に記者会見した室井政務官は、選定方法について、「委員会の結果が基礎、基本」とした上で、「情熱のある地域、前向きな地域を大事にしたい」と述べ、地元の熱意や取り組みなども考慮する考えを明らかにした。

 検討委員会では、これまでの各港の担当者の発表などをもとに15項目の観点から計画を1000点または1100点満点で評価。コンテナやフェリー、外航クルーズなど各機能ごとに順位付けを終えたという。

 県は、日本海側の中央に位置する地理的優位性や、東海北陸道の開通に伴い、中京圏からの需要も取り込める経済圏域の大きさなどをアピールしている。また、石井知事や、伏木富山港を抱える富山、高岡、射水市の首長らが、政府や国交省に拠点港に選定するよう陳情活動を行ってきた。

 県港湾課は「委員会は終わったが、今後の推移を見守りたい」としている。

(2011年10月20日 読売新聞)

983チバQ:2011/10/27(木) 23:30:22
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20111020/CK2011102002000123.html
敦賀港選定へ訴え 日本海側拠点港
2011年10月20日

松原副大臣(右)に敦賀港の優位性を説明する西川知事(中)と河瀬市長=東京・霞が関の国土交通省で


 中国やロシアなど対岸諸国との貿易、旅客航路の核となる「日本海側拠点港」選定に向けた有識者の検討委員会が19日、東京・霞が関の国土交通省であり、敦賀港など全23の候補港の評価結果をまとめた。検討委の意見を踏まえて同省政務三役が最終選考し、11月中に拠点港が決まる見通しとなった。

 委員会は非公開で開催。終了後に会見した室井邦彦政務官は「選定に向け、各地の首長や商工会議所が熱心に陳情に来た。委員会の評価結果を前提に、地域の熱意、情熱も付け加えて総合的に評価する」と説明。「数にはこだわらない」と事前に選定数を決めずに判断する考えも示した。

 同省は機能ごとに拠点港の候補を募集。選定されると、予算の重点配分や規制緩和が見込まれ、敦賀港は「国際海上コンテナ」「国際フェリー・国際RORO船」の2分野に単独で、「国際定期旅客」には京都・舞鶴港と連名で、それぞれ応募した。

 この日の検討委に先立ち、西川一誠知事と河瀬一治敦賀市長は同省で松原仁副大臣と面会。関西・中京圏に近く、貨物取扱量が伸びている敦賀港の優位性を訴え、拠点港選定をあらためて求めた。

 西川知事は面談後の取材に「港湾整備が進めば、モノやヒト、お金が集まり、地域の発展につながる。要請をしっかり受け止めてもらい、敦賀港が拠点港になるよう期待している」と述べた。 (平井一敏)

984チバQ:2011/10/27(木) 23:31:14
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001110270005
金沢港 拠点港なるか
2011年10月27日


9月17日に金沢港に初入港した韓国航路のRORO船。荷物を積んだ車がそのまま乗り込める=県提供

◆クレーン不要のRORO船◆


 貨物や旅客など機能別に国が募集している「日本海側拠点港」に、金沢港が「国際RORO船」など3分野で名乗りを上げている。ちょうど先月、金沢港としては初となる韓国航路のRORO船が2便続けて就航。来月に予定される拠点港決定に向け、港を管理する県は「追い風になる」と期待を強めている。


〜*韓国航路に就航*〜


 「今回の就航で(コンテナ船とあわせて)釜山と金沢を結ぶ航路は週7便になった。荷主企業の選択肢の幅が広がり、金沢港の利用が増えると期待している」


 先月末、金沢港に就航した貨物船(週1便)の船内であった記念式典で、山本樹・県港湾活用推進室次長は歓迎の言葉を述べた。


 運航するのは韓国の船会社。日本の総代理店「シノコー成本」(東京)の築山滋人・営業部長は「金沢にはコマツや繊維関係など、機械関係の産業が集まっており、そうした荷物を期待している」と話す。


 この船はRORO船とコンテナ船を兼ねるタイプ。RORO船とは、船体と岸壁を結ぶゲートを備え、荷物を積んだ車や、自走式の建設機械がそのまま船内に入れる貨物船だ。クレーンで荷物を積む従来型の船より荷役の時間が短いため、近年利用が増えている。


 だが、金沢港では2009年以降、定期航路はコンテナ船だけで、RORO船はなかった。そのため、県内企業でもコンテナに入らない大型の貨物は、名古屋港や神戸港まで陸送して輸出するケースが多かった。


 その結果、県内企業の金沢港利用率は08年で輸出の35%と低迷。県は定期便の増加につながることを期待し、今年度、RORO船への積み荷を増やした企業への助成制度を創設した。


〜*地元の企業 利用高まる*〜


 民間でも地元港の利用を進めようという機運が高まる。大手のコマツが主導して今年1月に東南アジア航路(月1便)、先月中旬には韓国航路(週1便)のRORO船を開設。その結果、米国向けの建設機械などを作るコマツ粟津工場では、昨年まで10%台だった金沢港利用率が先月は34%に高まった。


 県が日本海側拠点港の選定に向けて金沢港をPRするポイントは、地元に機械関係の製造業が集積しているため、アジアから部品や半製品を輸入し、県内で加工した完成品を輸出するという循環をつくれる点だ。県港湾活用推進室は「『アジアの成長を日本にとり込む』という拠点港の意義にも沿う」と力を込める。


 拠点港に選ばれると具体的にどんなメリットがあるのか明確にはされていないが、国土交通省は「日本海側の港は規模が小さい。各港で役割分担し、分野ごとに拠点港に積み荷を集めれば物流コストが下がり、港周辺に集まる企業も増えるはずだ」と説明している。


(生田大介)

985荷主研究者:2011/10/30(日) 01:07:09

http://yamagata-np.jp/news/201110/08/kj_2011100800247.php
2011年10月08日12:56 山形新聞
荷物取扱量が急増、酒田港上屋2棟増設へ 古湊埠頭に計3000平方メートル

 酒田港の荷物取扱量が急増していることを受け、県は荷揚げした物資を一時的に保管する上屋の増設に乗り出す。東日本大震災などの影響で、既存上屋の利用率は9割に達しており、現状では受け入れができなくなる恐れがあることに伴う措置。2011年度は建物の設計と地質調査に取り組む。関連事業費(2700万円)を盛り込んだ11年度県港湾整備事業特別会計補正予算案が7日、本会議で原案通り可決された。

 津波被害に伴い、太平洋側の港湾が損傷した影響で、震災直後から酒田港の利用は急増。同港周辺には7棟の上屋(計1万2600平方メートル)があったが、収用しきれなくなったため4月に同港古湊埠頭(ふとう)に仮設上屋を2棟(計1200平方メートル)を設置した。その後も取扱量は増え続け、3〜7月の上屋利用率は9割に達する状態となっている。

 上屋は港に荷揚げした物資をトラックなどで各地に運ぶまでの間、一時的に保管するための施設。増設する上屋には、主に材木や鉄材の収納を予定している。風雨にさらすと製品価値が落ちる可能性があることから、荷主らから増設の要望が県に寄せられていた。緊急対策として設けた仮設上屋は11年度中だけのリース契約だったこともあり、常設上屋の設置を決めた。

 増設エリアは古湊埠頭。2棟設け、1棟当たりの広さは1500平方メートル、構造は鉄骨造りを検討している。11年度中に設計と建設予定地の地質調査を終え、12年度の完成を目指している。

986荷主研究者:2011/10/30(日) 01:13:43

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1110020014/
2011年10月2日 神奈川新聞
足並みそろわぬ京浜港、東京都と川崎、横浜市、道路網整備で方向性見えず

 京浜港の足並みがそろわない。東京都と川崎、横浜市は3港の連携強化を進めるものの、慢性的な渋滞の要因となっている首都高速道路や未整備区間が残る国道357号など、行政間をまたぐ課題への打開策を示せずにいる。京浜港内や背後地の物流ネットワークは道路網に頼るところが大きいことから、「早期解消に向けて全体的に取り組まないと連携の意味がない」との声が港湾関係者から上がり始めている。

 都と川崎、横浜市でつくる京浜港連携協議会(会長=小松崎隆・横浜市副市長)は9月9日、3港の港湾計画の基本となる「京浜港の総合的な計画」を策定する重要な会議を横浜市で開いた。開催時刻の午後4時を迎えても都港湾局長の姿が見えない。「首都高で渋滞に巻き込まれた」との都職員の報告に、小松崎副市長は苦々しい表情を見せた。

 総合計画では3港を結ぶ首都高湾岸線と、並行して計画されている国道357号を「京浜港の主要な骨格とする」と位置付け、2本の道路を将来の「京浜軸」とする考えを打ち出した。

 首都高をめぐっては料金体系が支障となってコンテナを搭載したトレーラーが一般道に流れる機会が増加。総合計画では、これにより渋滞が発生して輸送時間やコストの増加につながっているとの課題を指摘している。

 しかし、総合計画では、3自治体が道路網で期限を設けて取り組むと明言したのは、各港のふ頭と幹線道路を結ぶ臨港道路のみ。地味な着手にとどまり、京浜軸の実現に向けた取り組みは国への要望にとどまった格好だ。

 会議の終了後に開かれた会見で、記者から「都港湾局長が今回遅刻したことは象徴的。京浜軸の課題が突き付けられたのでは」と、京浜軸の早期実現に質問が寄せられた。これに横浜市が代表して「国道357号が整備されるまでの間、首都高で3港間で貨物を輸送した場合は料金を低減させる社会実験を国に提案したい」と答えたものの、具体的な説明は避けた。

 国道357号について総合計画では「地方自治体の財務状況を考慮」してもらい、国費100%での整備を行うよう国に要望する考えを盛り込んだ。横浜市は「国に設置要請をしていくのが基本。しかし、整備に時間がかかることを踏まえ、はしけを使った海上でのコンテナの輸送の拡充を強化していく」との考えだ。

 これに対して、ある港湾関係者は「これまで地方自治体が費用の一部を負担しており、国が全額負担することは前例がない。早期実現が遠のくのでは」と不安視する。別の港湾関係者は「自治体に本気で早期実現させる気持ちがあれば、起債するなどで整備費用を捻出すべきだ」と、京浜軸の目指すべき方向性が明確に見えないことにいら立ちを見せる。

 しかし、こうした見方を打ち消すかのように、都、川崎、横浜市は9月30日、切り札を切った。総合特区制度を活用した「京浜港国際コンテナ戦略港湾総合特区」の指定申請書を国に提出したのだ。この中で国道357号の全額国費での整備と、首都高湾岸線の無償化に向けた社会実験を盛り込んだ。横浜市は「3港が足並みをそろえて提案をした。あとは国が判断すること」と評価を期待している。

987荷主研究者:2011/11/06(日) 12:36:29

http://www.sakigake.jp/p/akita/economics.jsp?kc=20111017n
2011/10/17 19:58 秋田魁新報
荷役用クレーン、秋田港に到着 港の利便性強化の核に

コンテナヤードの舗装工事が進む秋田港外港地区に到着したガントリークレーン

 国際コンテナターミナルの整備が進む秋田港外港地区に荷役用のガントリークレーンを積んだ船が到着し、17日、報道関係者に公開された。18日にも荷揚げし、同地区2号岸壁に設置する予定。同港の利便性強化の核となる機械が到着し、来春の供用開始に向けターミナル工事が本格化する。

 ターミナル整備では、大浜地区約4ヘクタールと外港地区約1ヘクタールに分散しているコンテナヤードを集約。外港地区の舗装を進め、ヤードの面積は約10ヘクタールとする。

 クレーンの新設により、同地区2号岸壁側のヤードの取り扱い可能量は、1時間当たりコンテナ16本の大浜地区の2倍以上となる見込み。

 県港湾空港課は「荷役時間が短縮され、荷主のコスト低減につながる。新規客の利用も期待できる」としている。ヤード内でコンテナを整理する2基のトランスファークレーンも来年3月に設置する計画だ。

 ガントリークレーンは高さ約56メートル、長さ約86メートル、重量約700トン。秋田港での設置は外港地区1号岸壁に次いで2基目。県が三井造船に7億4550万円で発注した。

 クレーンを積んだ船は同社工場のある大分市を9日に出港、16日朝に秋田港に接岸した。17日に設置作業を予定していたが、強風のため延期された。

988チバQ:2011/11/11(金) 20:21:08
http://mainichi.jp/select/biz/news/20111112k0000m020020000c.html
前田国交相:「日本海側拠点港」に19港 新潟や博多など

前田武志国土交通相 前田武志国土交通相は11日の閣議後会見で、中国や韓国、ロシアなど日本海対岸国との貿易拡大の拠点などとして重点整備する「日本海側拠点港」に、新潟港や博多港など19港を選定したと発表した。地元自治体など各港の港湾管理者が今後進めるハード、ソフト両面の整備計画を国土交通省が支援する。

 日本海側拠点港は、コンテナやフェリー、外航クルーズ、LNG(液化天然ガス)など機能別に8種類に分けて同省が6月に募集し、23港が計44計画を立てて応募。同省の有識者委員会が各港の計画を評価し、同評価に基づいて同省政務三役が最終的に19港(計28計画)を選定した。

 選定港のうち新潟、伏木富山、下関、北九州、博多の5港は、元々の規模の大きさを考慮し、選定された機能だけでなく各港が備えているその他の機能の強化も同時に進める「総合的拠点港」と位置づけた。

 一方で、応募港のうち選定から漏れた留萌、能代、七尾、唐津の4港(4計画)も「拠点化形成促進港」と位置づけ、将来の拠点港昇格に向けた取り組みを促すことにした。

 港湾の機能強化などハード面での整備に対する同省の財政支援は元々、各港の計画を踏まえて12年度予算の概算要求から盛り込む方針だったが、東日本大震災の発生で選定作業が遅れたこともあり、1年先延ばしする。【三島健二】

毎日新聞 2011年11月11日 18時44分(最終更新 11月11日 19時07分)

989とはずがたり:2011/11/12(土) 16:44:01

日本海側拠点港:新潟港と直江津港に 新潟は「総合港」にも選定 /新潟
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20111112ddlk15020093000c.html

 国土交通省が11日発表した日本海側拠点港に、県内からは新潟港(新潟市、聖籠町)と直江津港(上越市)が選定された。新潟港は応募していた「国際海上コンテナ」と「LNG(液化天然ガス)」の拠点港に選ばれた上、港全体の機能を強化する全国で五つの「総合的拠点港」にも位置付けられた。直江津港は新潟港と連名でLNG拠点港に選ばれたが、同様に連名で応募していたコンテナ拠点港からは漏れた。【畠山哲郎】

 拠点港構想は、港湾整備の「選択と集中」を進める中、前原誠司元国交相が提唱。中国、韓国、ロシアなど日本海側各国との貿易強化に取り組む港を決める取り組みで、評価にあたっては貨物の取扱量などに加え、3月の東日本大震災を受け、太平洋側の港の代替物流機能や耐震など防災面も考慮した。

 対象となった26港のうち23港が応募。このうち19港が、コンテナやLNGのほか、国際定期旅客など8分野の拠点港にそれぞれ選定され、この中からさらに、新潟▽伏木富山(富山県)▽下関(山口県)▽北九州(福岡県)▽博多(同)−−の5港が総合的拠点港に選ばれた。

 総合的拠点港は「港湾の規模にかんがみ、総合的に機能強化を図っていくべき港」(前田武志国交相)との位置づけ。新潟港はコンテナやLNGの拠点港としてだけでなく、その他の機能の強化も望まれるという。

 選定された港について、国交省は今後、各港が応募にあたって提出した目標計画の進捗(しんちょく)状況を随時確認し、その中で必要があると判断すれば、ハード整備の財政措置や制度面の規制緩和などのサポートを行っていく。
 ◇貨物量や将来性を考慮 国交省「リーダーシップを」

 新潟港と直江津港の2港の選定理由について、国交省の担当者は、新潟港については貨物の取扱量や港自体の規模などが、直江津港は将来性が考慮されたと説明する。

 新潟港は、新潟市北区の東港区西ふ頭でコンテナの積み下ろしを行っており、韓国の国際ハブ港・釜山などとつながる定期12航路がある。昨年のコンテナ取扱量は16万8809TEU(1TEU=約37立方メートルコンテナ1個分)で、日本海側では福岡、北九州に続き3番目の規模だった。

 震災後は、太平洋側の港の代替機能を果たし、今年1〜10月のコンテナ取扱量は前年同期比24・4%増の17万3051TEUに上った。LNGも10年でインドネシアやカタールなどから約750万トンを仕入れ、近くの東北電力東新潟火力発電所で使っているという。

 直江津港でもLNG関連施設の整備が進む。中部電力(名古屋市)は来年7月の稼働を目指し同港に火力発電所を建設中で、10月には試運転のため、港としても初となるLNG積載船を受け入れた。東北電力も同発電所の建設に動き、国際石油開発帝石(東京都)も、輸入したLNGをパイプラインで関東などの企業に送るためのLNG受け入れ施設を14年に運転開始することを目指している。

 篠田昭市長は「新潟港が拠点港湾としてのポテンシャルが認められたものと認識している」とのコメントを発表。上越市の村山秀幸市長も「新潟港などとの関係性を一層深め、取り組みを強化していく」とした。

 県は国交省に提出した計画書で、両港について25年までに、コンテナの取扱量を40万TEUに、LNGの取扱量を2000万トンに増やすとの目標を掲げた。国交省の担当者は、選定について「すぐに支援が得られるのではなく、リーダーシップをとってほしいというエール。ここからがスタート」とする。【畠山哲郎、長谷川隆】

毎日新聞 2011年11月12日 地方版

990とはずがたり:2011/11/12(土) 16:44:16

日本海側拠点港:酒田港を選定 リサイクル貨物で唯一 /山形
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20111112ddlk06020145000c.html

 県は11日、国土交通省に申請していた北東アジアとの貿易の中心を担う「日本海側拠点港」に酒田港が「リサイクル貨物部門」で選ばれたと発表した。同部門の選定は酒田港のみ。03年のリサイクルポート指定以降、伸びてきたリサイクル貨物量や港周辺のリサイクル関連企業の増加が評価された。岸壁整備や税制支援、海外との交渉などハードとソフトの両面で国から支援を受けることになる。

 県は中国向け米輸出拠点を目指し「国際海上コンテナ部門」とリサイクル貨物拠点を目指し「その他の貨物部門」に応募していた。

 県によると、酒田港は03年に石炭灰などの海外のリサイクル貨物量が約8万トンだったが、10年に約15万トンに増えた。コンテナ取扱量も今年9000個(20フィートコンテナ換算)を超え過去最高。港周辺のリサイクル関連企業数も指定前の7社から19社まで増えた。

 吉村美栄子知事は「県経済の活性化につながると期待できる」と述べた。【浅妻博之】

毎日新聞 2011年11月12日 地方版

992荷主研究者:2011/11/13(日) 19:53:22

http://www.sakigake.jp/p/akita/economics.jsp?kc=20111019l
2011/10/19 19:09 秋田魁新報
秋田港国際コンテナターミナル着工 環日本海の交流拠点に

工事の安全を祈る施工業者の関係者ら

 来春に供用を開始する秋田港国際コンテナターミナルの起工式が19日、秋田市の同港外港地区で開かれた。県や施工関係者ら約50人が工事の安全を祈願し、極東ロシアをはじめ対岸地域との貿易拡大の足掛かりとなるターミナルに期待を寄せた。

 神事に続き、佐竹敬久知事が「対岸諸国の表玄関に位置する秋田港はロシアとの経済交流推進により、環日本海の交流拠点として発展する可能性がある。ターミナル整備で物流拡大やコスト削減が図られ、利便性が高まることを期待する」とあいさつ。県選出国会議員らとくわ入れを行い、工事の無事を祈った。

 ターミナル整備では、外港地区のコンテナヤードを約10ヘクタールに拡大し、年間の取り扱い可能容量を現状の2倍の7万本(20フィートコンテナ換算)に増やす。貨物を積み降ろすガントリークレーン1基とヤード内のコンテナを整理するトランスファークレーン2基を導入。荷さばきを効率化し、荷主のコスト低減を図る。

994荷主研究者:2011/11/13(日) 20:45:25

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/268042
2011年10月13日 01:16 西日本新聞
福岡市・人工島の総合物流施設 操業13年3月に延期

 福岡市は12日、同市東区の人工島(アイランドシティ)で総合物流施設の建設を計画する特定目的会社(SPC)「博多アイランドシティプロパティー」(東京)が、2011年3月末だった操業開始時期を13年3月末に延期していたことを明らかにした。同社は来年1月までに規模縮小など事業計画を見直し、施設の建設に着手するという。

 同社は、倉庫業のイヌイ倉庫(東京)と米不動産投資顧問会社が共同で設立。市によると08年3月、人工島の土地約4・4ヘクタールを約56億円で購入し、3年以内に操業を始める契約を市と締結。自動車などの製造輸入部品の仕分けなどを想定し、6階建ての施設(延べ床面積15万平方メートル)の建設を予定していた。

 しかし、同社は10年3月、世界的な金融・経済環境の悪化で貨物の取扱量が減少したことなどを理由に、操業延期を市に申請。市は変更を認めた。

=2011/10/13付 西日本新聞朝刊=

995荷主研究者:2011/11/13(日) 20:57:59

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/326233.html
2011年10/19 15:00 北海道新聞
東港区岸壁、月内に完成 苫小牧

10月中にも工事が完了する苫小牧東港弁天地区の岸壁

 【苫小牧】苫小牧港東港区の弁天地区で2008年度から進んでいた岸壁延長工事が、10月中にも完了する。総延長は570メートルと、工事前の約1・8倍。小型船を含めて最大3隻の接岸が可能になり、大型化が進むコンテナ船の入港増や誘致活動にさらに弾みがつきそうだ。(阿部里子)

 岸壁の延長工事は、国際コンテナターミナルの東港区への全面移転に伴い、室蘭開建苫小牧港湾事務所が着手。工事前の岸壁は水深14メートル、310メートルだったが、08年からの2年で水深12メートルの岸壁を140メートル延ばし、大型のコンテナ船2隻が同時に接岸できるようになった。

 さらに同事務所は水深12メートル部分の残り120メートルの増設を進めており、工事が完了すれば、大型船2隻に加え、小型船1隻分の接岸スペースができるという。苫小牧港管理組合が進めている後背地の荷役作業スペースが完成する11月中にも、利用が始まる見込み。総事業費は99億円となる。

 東港区の同ターミナルは道内トップの国際貨物取扱量を誇り、韓国・釜山や北米を結ぶ定期航路が週7、8便運航している。岸壁の整備前は接岸スペースが足りず、コンテナ船が沖合で10時間近く待たされるケースがあった。

 岸壁の延長で、こうした問題は徐々に解消されつつあり、接岸スペースに余裕ができて荷役作業が行いやすくなることも期待されている。

 同ターミナルを運営する苫小牧港外貿コンテナ事業協同組合は、「岸壁の延長は東港区の移転当初から要望してきた。貨物船の大型化が進む中、安全で使いやすい岸壁になる」と話している。

996荷主研究者:2011/11/17(木) 23:21:31

http://www.sakigake.jp/p/akita/economics.jsp?kc=20111026g
2011/10/26 12:30 秋田魁新報
秋田港のコンテナ、既に年間最多 1〜9月時点で

 今年1〜9月の秋田港の輸出入コンテナの取扱本数が3万5332本(20フィートコンテナ換算)となり、年間取扱本数が過去最多だった昨年1年間の累計(3万4563本)を既に上回った。東日本大震災の影響で東北の太平洋側の港が使えなくなり、県外の荷主が代替の輸送手段として同港を利用しているため。秋田船川税関支署が25日、発表した。

 1〜9月の輸入は前年同期比42・5%増の2万3257本。震災前は主に仙台港で荷揚げされていた生活雑貨が新たに取り扱われるようになったほか、大船渡港に入っていた製材も秋田港に回ってきている。

 輸出は同38・4%増の1万2075本。同支署によると震災後、首都圏の業者が中古のタイヤ、自動車部品を秋田港から東南アジアやロシアに輸出しているという。

997荷主研究者:2011/12/06(火) 23:24:34

http://www.sakigake.jp/p/akita/politics.jsp?kc=20111112c
2011/11/12 10:15 秋田魁新報
国交省評価、「コンテナ分野」で5番目 日本海側拠点港に秋田港

 前田武志国土交通相は11日、中国やロシアなどとの貿易や観光の核として国が支援する日本海側拠点港に、応募があった23港のうち秋田港など19港を選定したと発表した。秋田港は国際海上コンテナ分野で機能強化を図る「機能別拠点港」に選ばれた。リサイクル貨物分野で酒田港との連名で応募した能代港など4港は選定から外れた。

 19港のうち、機能を限定せずに港全体の強化を図る「総合的拠点港」には新潟や博多など大規模な5港を選んだ。国交省は、総合的拠点港と秋田港などの機能別拠点港の差について「予算措置でワンランク上の支援をするということではない」としている。

 県は「秋田港の重要性が国に認められた」(佐竹敬久知事)と受け止めているが、機能別拠点港に選ばれたことによる具体的な国の支援策は示されていない。環日本海シーアンドレール構想の実現を見据えたインフラ整備への財政支援や、国際コンテナ定期航路の新規開設に向けた後押しを引き続き求める方針。

 国交省は拠点港への応募を機能別で受け付けた。国際海上コンテナ分野では、15港12計画(北九州・下関などは連名で応募)の応募があり、計画の妥当性や地域産業の動向、太平洋側の代替機能などを審査。点数化した秋田港の評価は12計画中5番目に高かった。

 一方、能代港は「連名による相乗効果が見込まれない」とされ、酒田港単独での選定になった。能代港など選定外の4港は「拠点化形成促進港」に位置付けられ、国が応募計画の実現に向けた後押しをする。国交省は、今後の取り組み次第では拠点港への格上げもあるとしている。

998荷主研究者:2011/12/06(火) 23:29:39

http://yamagata-np.jp/news/201111/10/kj_2011111000268.php
2011年11月10日08:29 山形新聞
日本海側拠点港、酒田はリサイクル貨物 国交省「機能別」で選定

 中国や韓国、ロシアなど日本海周辺の各国との貿易や観光の核として国土交通省が発展を支援し、山形県は酒田港を提案していた日本海側拠点港の選定結果が9日、明らかになり、酒田港はリサイクル貨物で選ばれた。新潟、博多など5港を「総合的拠点港」とし、国際海上コンテナ輸送や定期旅客など分野ごとの「機能別拠点港」に金沢、長崎など14カ所を選んだ。前田武志国交相が週内にも公表する。

 山形県が応募していたのは国際海上コンテナとリサイクル貨物の2分野。県が国交省に提出していたリサイクル貨物分野で目指す計画として、2003年にリサイクルポートに指定されてから順調に業績を伸ばしている点などを強調。25年までに輸出入合わせて現在の3倍に当たる45万トンにするとの目標を立てている。リサイクル貨物分野は秋田県の能代港と連名で提案していたが、酒田港のみの選定となった。

 日本海側拠点港には全国23港が応募。貨物の取扱量や旅客船の就航状況のほか、国際競争力強化、災害発生時の対応などの観点から採点した。選定港には、海外との交渉や拠点港同士の連携を国としてサポートし、岸壁整備などの国費負担率引き上げや税制優遇も検討していく。

■日本海側拠点港の選定結果
 【総合的拠点港】新潟、伏木富山(富山県)、下関(山口県)、北九州、博多

 【機能別拠点港】国際海上コンテナ 秋田、金沢、舞鶴(京都府)、境(鳥取、島根両県)、伊万里(佐賀県)▽国際フェリーとトラック自走による輸送貨物船 稚内(北海道)、敦賀(福井県)、舞鶴▽国際定期旅客 長崎・佐世保(長崎県)▽定期的周遊クルーズ 長崎▽観光地クルーズ 小樽(北海道)・伏木富山・舞鶴、金沢、境▽原木 境、浜田(島根県)▽液化天然ガス 石狩湾新(北海道)、直江津(新潟県)・新潟▽リサイクル貨物 酒田

 【拠点化形成促進港】留萌(北海道、原木)、能代(秋田県、リサイクル貨物)、七尾(石川県、原木)、唐津(佐賀県、観光地クルーズ)

環日本海交流に期待
 酒田港戦略会議メンバーの新田嘉一東方水上シルクロード貿易促進協議会長の話 昨年の重点港湾選定に続く朗報で、感無量。酒田港活性化に向けた長年の要望活動が実った。酒田港を軸とした本県の環日本海交流が一段と進むものと期待する。

999荷主研究者:2011/12/06(火) 23:33:22

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/economics/news/20111112/658893
2011年11月12日朝刊 下野新聞
日産専用の保管場完成 茨城港、輸出車2000台を収容

 日立埠頭(茨城県日立市)が茨城港日立港区(同市留町)に整備を進めてきた輸出用自動車の7カ所目の保管場所(第7モータープール)が完成し、関係者を集めた式典が9日、現地で開かれた。昨年5月から日産自動車栃木工場が、北米向け車両を同港区から輸出しており、第7モータープールは日産専用になる。

 今回整備されたのは、日立市が2010年に県から取得した約4・3ヘクタールの用地で、約2千台が保管可能になる。隣接する従来の第4モータープールと一体化して計約5・4ヘクタールとして運用。6月に着工し10月末に完成、今月1日に供用を開始した。

 完成式典には約60人が出席。日立埠頭の加子茂社長は「第7モータープールの完成は日立港区にとって大きなステップになる」とあいさつ。吉成明市長は「自動車の輸出入に特化した形での港として発展することを心から願っている」と述べた。

 同港区は東日本大震災で大きな被害を受けたが、5月下旬にメルセデス・ベンツ日本が輸入を再開、日産自動車の輸出も7月に再開している。

1000荷主研究者:2011/12/11(日) 13:41:50

http://www.at-s.com/news/detail/100076147.html
2011年11/13 07:58 静岡新聞
三セクが荷さばき施設完成 田子の浦港

 富士市前田の田子の浦港富士1号岸壁に地元の第三セクター、田子の浦埠頭(山田勇次郎社長)が建設した上屋(港湾荷さばき施設)が完成しこのほど、落成式が行われた。民間ノウハウを生かし、物流コスト削減などの効果が期待されている。

 完成した「富士1号上屋」は鉄骨造り平屋建てで、延べ床面積約2340平方メートル。事業費用は2億8300万円。県が建設した上屋が老朽化したため取り壊し、公募に応じた同社が県から土地を借りる形で建て替えた。上屋は公募条件に合わせて同社が運用する。

 自前の施設を使うことで事務手続きの効率化や条件内での料金変更や施設改修ができるため、民間の運用ノウハウが生かせるという。

 山田社長は「田子の浦港での民間による初の公共上屋。公共上屋としての機能を存分に発揮し、港の発展に貢献したい」と述べた。

1001荷主研究者:2011/12/11(日) 15:33:57

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201111160028.html
'11/11/16 中国新聞
日本海側拠点港に浜田港など

 中国、韓国、ロシアなど対岸の国々との貿易や観光の窓口となる日本海側拠点港に、中国地方から下関、浜田、境の3港が選ばれた。2025年度を目標に国際コンテナや旅客船の増便、港湾や周辺道路の整備などを進め、北東アジアの成長を地域の活力として取り込む。

 国土交通省が募集した日本海側拠点港には、全国23港44計画の申請があった。貨物取扱量や旅客船の就航状況のほか、災害発生時の対応などの観点から採点し、19港28計画を選定した。

 下関港は、港全体の機能強化を図る全国5港の「総合的拠点港」に選ばれた。下関市と北九州市が連名で「国際海上コンテナ」の強化など3計画を申請し、すべての計画で高い評価を得た。

 浜田港を管理する島根県は2計画を申請。北米産を中心とした「原木」の輸入拠点として選定された。トレーラーやトラックで直接荷物を搬出入する「国際RORO船」の機能強化は、自動車各社のロシア生産を見据えた計画だが、実績不十分として今回は見送られた。

 境港管理組合は6計画を申請し、3計画が選ばれた。外航クルーズでは、年間50回以上の寄港を目指す「定点」は漏れたが、周辺地域と一体となって魅力アップを図り年12回以上の寄港を目指す「背後観光地」に選定された。

 同省は今後、有識者委員会を年1回開催し、各港の計画の進展状況を点検する。

1002荷主研究者:2011/12/30(金) 21:50:55

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20111130303.htm
2011年11月30日03時44分 北國新聞
コンテナ取扱量が過去最多 金沢港

 金沢港の今年1〜12月のコンテナ取扱量(20フィート換算、空コンテナ含む)が、約4万8千個と過去最多を更新する見通しとなった。昨年の約4万個から2割増える見込み。コマツ関連の建機部品や繊維機械などの輸出が好調で、関西など他の港から金沢港への切り替えが進んだことも荷物量増加の要因とみられる。

 29日、大阪市内で開かれた金沢港振興協会の金沢港セミナーで、金沢港運(金沢市)の七野利明社長が報告した。

 セミナーには、船会社や物流、荷主企業など56社、団体の106人が参加した。金沢港が日本海側拠点港の国際海上コンテナ港の選定を受けたこともあり、参加者はこれまでのセミナーの倍近くに増え、関心の高さをうかがわせた。

 金沢港振興協会の北村哲志副会長があいさつ。事例報告では、コマツ粟津工場(小松市 )の担当者が建機部品の輸出で96%を金沢港から出荷していることなどを紹介した。

 セミナーは関西の港を使っている荷主企業に対し、金沢港への切り替えを促す目的で企画された。今年3月の開催を予定していたが、東日本大震災で延期していた。

1004荷主研究者:2012/01/02(月) 01:17:05

http://www.sakigake.jp/p/akita/economics.jsp?kc=20111206i
2011/12/06 11:45 秋田魁新報
釜山航路、週6便体制に 秋田港の国際コンテナ

 韓国の船会社「南星海運」は今月、秋田港と釜山港を経由する国際定期コンテナ航路を新設する。東日本大震災後、被災した太平洋側の港の代替として秋田港向けの貨物が増加していることを受けた対応。これで秋田と釜山を結ぶ国際コンテナ航路は4社の週6便体制となる。

 新航路は釜山〜釜山新港〜秋田〜八戸を1週間で巡り、本県には毎週木曜日に寄港。コンテナ430本(20フィートコンテナ換算)を積める船を投入する。初寄港は今月15日の予定。

 同社は八戸港の復旧が進み、航路再開に向けて運航経路を検討する中で秋田港に注目。南星海運ジャパン(東京)は「秋田港では震災後、製材や日用雑貨などの輸入が増えている。製材は今後も震災復興で需要が見込める」と説明する。

1005荷主研究者:2012/01/02(月) 01:34:53
>>850 >>959 >>978
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004667978.shtml
2011/12/07 19:50 神戸新聞
西日本内航フィーダー、2隻目コンテナ船就航

関係者が見守る中、コンテナが積み込まれる内航コンテナ船2隻目の「サファイア号」=神戸港

 阪神港(神戸、大阪港)や瀬戸内に拠点を持つ港湾運送7社による「西日本内航フィーダー合同会社」(神戸市中央区)は7日、2隻目となる大型内航コンテナ船を就航した。今後、瀬戸内に加え九州方面の集荷を強化するため、来年にも3隻目の導入を目指す。

 国の「国際コンテナ戦略港湾」に認定された阪神港への集荷を増やす目的で1年前、港運大手の上組(同)などが同社を設立。今年5月には20フィートコンテナ換算で320個を積載できる国内最大級の内航コンテナ船1隻目が就航した。

 瀬戸内海を2ルートで週1回ずつ回っていたが、今回、同型の2隻目を導入することで週2回に増やす。11月末までに約9100個を運んでおり、初年度目標の約9800個を達成する見込み。

 同合同会社は3隻目として高速船舶の導入を検討。九州東部の各港と徳山港(山口県)を結び、徳山港で2隻の大型船に積み替える計画という。同社の佐能博樹・代表職務執行者は「九州から海外に流出している荷物は年間約10万個。ニーズに応え、サービスを充実したい」としている。(石沢菜々子)

1006荷主研究者:2012/01/02(月) 02:03:05

http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20111205/CK2011120502000131.html
2011年12月5日 中日新聞
伏木港耐震など要望 来県の国交政務官に知事

石井知事から伏木富山港の整備に関する要望書を受け取る室井政務官(右)=県庁で

 室井邦彦国土交通政務官が四日、県庁を訪れ、日本海側の総合的拠点港に選ばれた伏木富山港に関して石井隆一知事と意見交換した。

 石井知事は、新湊地区の富山新港で三万トン級のコンテナ船が同時に二十隻着岸できるよう百九十七メートルの岸壁延伸を、伏木地区では岸壁の耐震化のほか、鉄道と船を使う一貫輸送「シーアンドレール」実現のための線路延長を求めた。

 室井政務官は、五日に伏木富山港を視察するために来県。意見交換で「財政や税制の改革で協力できるよう取り組みたい。モデルとなる港に成長してほしい」と期待した。 

(山田晃史)

1007名無しさん:2012/01/06(金) 00:07:19
舞鶴港を「京都港」にと提言、地元の意向は…
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111228-OYT1T00272.htm

 京都経済同友会は27日、国の日本海側拠点港に選ばれた舞鶴港(京都府舞鶴市)の振興に向け、港を管理する府に対し、京都ブランドをいかして「京都港」の名称で海外PRに努めることなどを提案する提言書を山田知事に提出した。

 田辺親男・同会代表幹事、今井一雄・同会北部部会長らが府庁を訪れた。提言書は主に北部部会の会員で内容をまとめた。

 舞鶴港の知名度をアップさせるため、宮津港(宮津市)と合わせて、二つの港をともに「京都港」と名付け、アメリカの都市マイアミに世界のクルーズ船主が集って毎年開かれている国際見本市に出向いて、アピールするよう提案した。

 また、舞鶴港と中国、韓国を結ぶ国際フェリーの航路開設を目指して早期に試験航海を行うことや、専用の岸壁を新設することも要望した。

 山田知事は「舞鶴港は府北部の大きな玄関口。天橋立を始めとする豊かな観光資源もいかせるよう、整備に努めたい」と答えた。京都港の名称については「地元の意向も踏まえなければ」と述べるにとどめた。

 府は舞鶴港について、2025年を目標にフェリーを中国・上海方面に週4便、韓国・浦項市に週1便、就航させる計画を立てている。

(2011年12月28日10時33分 読売新聞)

1008荷主研究者:2012/01/07(土) 23:18:04

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201112090168.html
'11/12/9 中国新聞
広島港の2地区CTを民営化

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/port/Tn20111209016802.jpg

 国土交通省は8日、広島港など全国8港の国際コンテナターミナル(CT)やフェリー用埠頭(ふとう)の管理運営業務の民営化に向け、各港の港湾計画の変更を認める方針を決めた。これを受け広島県は2012年度、広島港の出島(広島市南区)と海田(広島県海田町など)の2地区のCTを民営化する。

 国交省の交通政策審議会分科会が8日、8港の計画変更を適当と判断した。5港は京浜と阪神の国際戦略港湾、残り3港は広島、名古屋、四日市の国際拠点港湾。前田武志国交相が近く、広島県など関係の港湾管理者に通知する。

 県は今回の変更で、出島地区の30ヘクタール(未造成地11ヘクタールを含む)と海田地区の7ヘクタールを「効率的な運営を特に促進する区域」と位置付け、港湾運営会社制度を導入。運営会社へのクレーンや荷さばき場所などの施設の貸し付けが可能となり、運営会社は新たな設備を自前で設けることもできる。国は運営会社を無利子貸し付けや税制優遇で支援する。

 県は、運営会社の公募を11年度中に始め、12年度から管理運営の民営化を予定。県条例で定められている施設使用料の柔軟な設定など集荷量の増加に向けた取り組みが可能になる。将来的には、荷主からの要望が多い積み降ろしの24時間対応なども期待される。

 2地区のCTは現在、県出資の第三セクター「ひろしま港湾管理センター」(南区)が指定管理者となり、施設使用料の徴収や施設の維持管理など県の業務を代行している。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/port/Tn20111209016801.jpg
【写真説明】民営化される広島港出島地区の国際コンテナターミナル(広島市南区)

1010荷主研究者:2012/01/08(日) 00:20:38

http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2011/12/16/new1112162301.htm
2011/12/16 23:09 デーリー東北
八戸港、中韓航路2便体制が復活

 八戸港のコンテナ貨物定期航路のうち、東日本大震災の影響で減便となっていた韓国の釜山港などと結ばれる「中国・韓国航路」が16日、週2便体制に回復した。震災の影響で運航本数が減少した同港の定期航路は全て復旧。物流拠点としての機能を取り戻した。

【写真説明】中国・韓国航路の週2便体制での運航第1便として八戸港に入港、荷役作業が行われた「ペガサス プレンティー」=16日午前9時25分ごろ、八太郎2号埠頭

1011荷主研究者:2012/01/08(日) 00:28:58

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20111217303.htm
2011年12月17日03時03分 北國新聞
富山新港に新倉庫 日本通運

 日本通運(東京)は、射水市の富山新港に流通倉庫を新設した。同港を含めた伏木富山港が日本海側拠点港に選定されたことを受け、貨物の増加を見込んで富山支店(富山市)が建設した。19日に竣工(しゅんこう)式を行う。

 新たな流通倉庫は約5億円を投じ、富山新港の岸壁前に設けた。鉄骨平屋建てで、延べ床面積は約3300平方メートル。接岸した船からすぐに貨物を受け渡しできるため、時間とコストを抑えることができるという。

 富山新港内にある既存倉庫に比べ、貨物の取り扱い能力は2倍に向上。地上から天井クレーンを無線操作できるようにして効率を高めた。可燃性の製材や樹脂製品を扱えるようにしたほか、輸出入品を扱う「保税蔵置場」のスペースも2倍にした。鋼材や木材製品、輸出入品など幅広く扱う多目的倉庫とする。

1013チバQ:2012/01/10(火) 23:48:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120110-00000000-fsi-bus_all
「三重苦」海運、次の一手 存亡かけ合従連衡加速へ
フジサンケイ ビジネスアイ 1月10日(火)8時15分配信

 海運業界は円高と燃料高、大量の新造船による運賃低迷という三重苦に直面しており、海運各社の危機感は強い。世界の海運会社との連携強化や新規事業の開拓などで局面を打開し、生き残りを図る構えだ。ただ、昨年以来の厳しい経営環境は今年も続くとみられ、新たな収益向上策が求められるとともに、業界の合従連衡が加速しそうだ。

 ◆運賃高騰に危機感

 「海上の荷動き自体は増え、なかでもアジア地域が相当大きくなっている。アジアの一員である日本にとってチャンスであり、悲観することはない」

 東京都内で4日に開かれた日本船主協会の賀詞交換会で、日本郵船の工藤泰三社長は強気の姿勢をみせ、気を吐いた。その一方、商船三井の武藤光一社長は「日本経済はソブリンリスク(国に対する信用リスク)などで厳しい状況にある。捲土(けんど)重来で守りに入るが、進むべきところは進める」と淡々と語り、対照的な姿勢をみせた。

 武藤氏の言葉通り、商船三井は収益改善に向けた「次の一手」を着々と進める。同社とデンマークの最大手、APモラー・マースクを中心とした5社は合弁会社を設立し、2月をめどに「VLCC」と呼ばれる超大型タンカーの共同運航を始める。12年末でVLCCを50隻規模で保有する世界最大級の組織となり、単発契約のスポット市場でのシェアは2割に上る見通しだ。「少しでも運航の採算性を向上させたい」。商船三井の渡辺律夫専務執行役員は、提携の効果を強調する。

 背景には、10年以降から乱高下が続くタンカー運賃への危機感がある。1日当たりの用船料が20万ドル(約1540万円)を超えたこともあったが、11年7〜10月には用船料から運航費などの費用を差し引くと利益がほとんどない契約もあった。VLCCは今年中にも世界で60隻程度の新造船が完成する予定で、船腹は積荷需要を大きく上回り、過剰感は高まる。

 11年11月には、米タンカー運航2位のゼネラル・マリタイムが米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)を申請。これまでのように船の運航速度を減速したり、係留する船を増やしたりするだけでは、供給過剰の調整が限界にきていることが明確になった。ライバル同士だった商船三井とマースクが手を組む「強者連合」は、企業の存亡をかけた取り組みといえる。

 川崎汽船も今年4月以降、中国や韓国、台湾の海運会社との提携をさらに強化し、欧州各港への直航便などコンテナ船のサービスを拡充する。


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