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企業の提携・合併観察スレ

1■とはずがたり:2002/11/04(月) 21:42
企業の提携・合併観察スレ

598やおよろず:2007/06/29(金) 19:52:42
1459社株主総会 “対決型”は会社側が圧勝
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070629-00000000-fsi-bus_all

 3月期決算企業の株主総会集中日となった28日、全国で1459社が一斉に総会を開いた。今年は、投資ファンドなどの株主が会社側に対抗し議案を提出する「株主提案」が過去最高となるなど、総会の採決で雌雄を決するガチンコの“対決型総会”が急増。会社側との間で前哨戦ともいえる激しい「プロキシーファイト(委任状争奪戦)」も繰り広げられた。

 対決型の象徴ともいえるTBSの総会では株主の楽天に会社側が圧勝。米系投資ファンドのスティール・パートナーズ・ジャパン・ストラテジック・ファンドが江崎グリコ、フクダ電子など4社に突き付けた増配要求はすべて否決されたほか、スティールが筆頭株主の日清食品と天龍製鋸では防衛策が承認された。スティールはすでに総会を終えたブルドックソースなどを含め“全敗”となっている。

 小野薬品工業でも米投資ファンドのブランデス・インベストメント・パートナーズの増配要求が否決され、ドトールコーヒーでは米投資ファンドのハービンジャー・キャピタル・パートナーズが反対していた日本レストランシステムとの経営統合が承認された。

 対決型が広がるなか、会社とファンドが影響力を増す個人株主の取り込みに躍起となったが、創業家が過半数の株を握っていたテン・アローズなどを除けば、ことごとく会社側が勝利しており、日本の株主の“保守的”な一面も浮き彫りになった。

599やおよろず@スティール・ブルドック:2007/06/30(土) 07:03:57
「株主平等に違反せず」…ブルドック防衛策「適法」判断
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20070629mh07.htm

「抜かずの宝刀」発動も

 米系投資ファンドのスティール・パートナーズ・ジャパンがブルドックソースの買収防衛策発動の差し止めを求めた仮処分申請で、東京地裁は株主総会の判断を重視する決定を下した。スティールの主張は主な争点でことごとく退けられた。「抜かずの宝刀」だった買収防衛策の発動が実現する可能性が高まったことで日本企業の買収防衛策のあり方に大きな影響を与えそうだ。(岩城択)

■総会決議の重み

 地裁は決定の中で、「株主総会として、株主全体の利益保護の観点から(買収に対し)相当な対抗手段を採ることが許容される」とした。株主総会の意思を尊重する姿勢を明確にしたものだ。

 とりわけ、ブルドックが今回、防衛策の導入にあたり、出席議決権の3分の2以上の賛成が必要な特別決議とし、実際に88・7%の賛成を得た点を重視した。

 ブルドックが新株予約権の発行に踏み切れば、株数の増加から1株当たりの価値が減少することから、株価が下がると見込まれる。また、スティールの株式公開買い付け(TOB)に応募する機会が失われる可能性もある。

 スティールはこうしたことが株主に不利益を与えかねないと主張したが、今回の決定は、「(大多数の株主が防衛策の導入を支持した以上)不測の不利益を与えるものとは言えない」と結論づけた。

 今回の決定について、M&A(企業の合併・買収)に詳しい葉玉匡美弁護士は「株主総会の決定内容が著しく不合理でない限り、裁判所は株主総会の判断に立ち入らないとの考え方を示したものといえ、一つの標準として企業に受け止められる可能性がある」との見方を示す。

■防衛策の合理性

 一方で、東京地裁は、防衛策などの対抗手段が特別決議で承認された場合であっても、「買収者の支配権の取得を妨げる目的を超え、(買収者を含む)株主の利益を損なうことは許されない」と指摘した。

 さらに、対抗手段が妥当かどうかは、「対抗手段をとるに至った経緯や、対抗手段が株主に与える不利益の有無や程度」などを総合的に判断すべきだとして、経営陣が保身のために防衛策を導入することにはクギを刺した。

 両者の言い分を裁判所が聞く審尋で、スティールは、取得株式を高値で発行会社に買い取らせる「グリーンメーラー」ではないから、防衛策の発動には正当性がないと主張した。

 決定では、「スティールがブルドックに株式の買い取りを求めたことの証明はなく、グリーンメーラーと認めるに足りない」とした。

 その上で、スティールが経営方針などを示さない以上、「企業価値を損なうのではないかという疑念を(他の株主や現経営陣に)抱かせるのも無理からぬもの」と認定。グリーンメーラーであるか否かは、今回の判断に関係ないとした。

■今後の展開

 決定を受け、スティールは東京高裁に即時抗告した。「地裁の判断は誤りで、まことに遺憾。日本の企業社会に関する法制度に多大な影響を与える。TOB制度に従いブルドックにさらに投資し、支援していく行為が妨げられるべきではない」などとする談話を発表した。

 ブルドックの池田章子社長は「防衛策が適法、適正と認めた今回の決定は妥当だ。(高裁でも)全面的に争う」としている。

 ブルドックは、スティールが7月4日までにTOB(株式公開買い付け)を撤回した場合は防衛策の発動を行わないとしている。

 東京高裁は早ければ同日までに判断を示すとみられるが、新株予約権の割り当て対象を確定する7月10日ごろまでずれ込む可能性もある。

 東京高裁が新株予約権の発行を認めた場合、「スティールが新株の代わりとなる約23億円の代償を得て引き下がれば、それこそ、『グリーンメーラー』と自ら認めることになりかねない」(牛島信弁護士)との指摘もある。

 このため、スティールが再度、TOBを仕掛けて巻き返しを図る可能性があるとの見方も出ている。

 ただ、80%を超える株主が防衛策に賛同した中で、スティールがTOBでブルドックの経営権を握るのは難しいとみられる。

600やおよろず:2007/06/30(土) 18:55:17
オリコンサイト、Yahoo!効果で1000万UU超え
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0706/29/news102.html

 オリコンのドメイン「oricon.co.jp」の月間ユニークユーザー(UU)数が、5月に1000万を超えた。同ドメイン下では子会社・オリコンDDがエンタメ情報サイト「ORICON STYLE」とランキングサイト「RANKING NEWS」を運営しており、それぞれYahoo!JAPAN経由でのアクセスを伸ばした。Yahoo!との相乗効果を高めるため、オリコンDDはヤフーと資本・業務提携すると6月29日に発表した

601やおよろず@スティール・ブルドック:2007/07/01(日) 02:40:29
価格向上の買収、排除の恐れ ブルドック防衛策 司法判断で波紋
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200706300022a.nwc

 米系投資ファンドのスティール・パートナーズ・ジャパン・ストラテジック・ファンドが申し立てていたブルドックソースの買収防衛策の差し止め請求が東京地裁で28日、却下された。却下そのものに対しては、「妥当」との声が大勢だ。ただ、今回の司法判断が確定すれば、「敵対的買収」が完全に排除され、結果として、日本のM&A(企業の合併・買収)が後退しかねないと懸念する声も上がっている。

 今回の決定は、株主総会に特定の株主を退ける権限を認めたという点で大きな意味を持つ。特に、防衛策発動への賛成が83・4%に上り、3分の2以上の賛成が必要な「特別決議」をクリアしたことを評価した。経営サイドから見れば、特別決議をクリアすれば、経営陣に不都合な株主を排除することができるということになる。

 ≪少数株主の権利奪う≫

 そもそも、「賛成が80%を超えるなら、防衛策は必要なかったはず」(法曹関係者)との声は根強い。賛成票を投じた株主がスティールのTOBに応じる可能性は限りなく小さく、スティールは経営に影響力を行使できる3分の1超を確保できなかったはずだ。

 敵対的TOBの排除は、スティールのTOB価格を評価し、売却したいと考える少数株主の権利を奪うことにもなる。

 新株予約権の発行でスティールの持ち株比率を引き下げる防衛策を発動するのではなく、「株主にスティールの問題点を示すと同時に企業価値向上のための対抗策を提示し、TOBを受けて立つべきだった」(同)ともいえる。

 株式市場関係者の間では、敵対的TOBについて、「経営者の恣意的な判断を排除し、純粋に株主の判断に委ねるという点で意味がある」(証券アナリスト)との声は多い。

 総会も株主に判断を委ねるという点では同じ。ただ、安易な防衛策の導入は、経営者が市場や株主の監視の目を意識しなくなるなど、経営規律の緩みを招き、結果として、企業価値が低下し、株主利益が損なわれる懸念もある。

 大和総研制度調査部の横山淳統括次長は却下の影響について「戦略の修正を迫られる投資ファンドが出てくる」と指摘する。今後は、経営陣や従業員の同意を得た友好的な投資ファンドしか、日本市場では受け入れられなくなる可能性があるためだ。

 ≪改革スピードダウン≫

 だが、経営陣にとっては不都合だが、企業価値向上につながる大胆な提案までも排除されるような辞退となれば、日本の企業の経営改革のスピードを大きく損なわれることになる。

 スティールに敵対的TOBを仕掛けられた明星食品が、「ホワイトナイト(白馬の騎士)」となった日清食品の傘下に入ったように投資ファンドが再編の背中を押す役割を担っているのは間違いない。M&A後退は、少子高齢化を見据えた日本経済の構造改革にもマイナスとなる。

 株式市場では「M&A機運の高まりは基本的には買い」(大手証券)との声は多く、欧米市場ではM&Aの活発化が株価を押し上げている。29日の東京市場では、スティールが手を引くとの観測から、投資先企業の株価が軒並み値を下げた。「日本市場には障壁がある」との見方が広がれば、日本からの資金流出が一気に加速する懸念もある。

602やおよろず:2007/07/01(日) 05:58:27
アウディジャパン、ヤナセとの合弁販社を完全子会社化
http://response.jp/issue/2007/0629/article96359_1.html

2007年6月29日
アウディジャパンとヤナセは、「ヤナセアウディ販売」を7月1日付でアウディジャパンの完全子会社にすることで合意したと発表した。

「ヤナセアウディ販売」は「アウディジャパン販売」に社名を変更する。

「ヤナセアウディ販売」は、アウディジャパンとヤナセが共同出資するアウディ販売会社で、2002年10月に設立された。現在、新車販売拠点20店舗を運営している。

今回のアウディジャパンによる完全子会社化は、アウディ社の「グローバル・ストラテジー」の一環で戦略的マーケットにおける販売店を、直接インポーターが運営するという考えに基づいていると、している。

アウディジャパンはヤナセに、「ヤナセアウディ販売」の直営化を申し入れ、ヤナセが保有する株式を買収した。

アウディジャパンのドミニク・ベッシュ社長は「今回の専売店舗の直営は、我々が日本のお客様の期待をより深く理解し、メーカーに対してより迅速な市場ニーズのフィードバックを行い、競争力のあるプレミアム商品をタイムリーに投入していくことを可能にすると考えます」とコメントしている。

アウディジャパンによる「ヤナセアウディ販売」の完全子会社後もヤナセは「ヤナセアウディ販売」が運営してきた新車販売拠点8店舗を、将来的に取得し運営していく方針で、アウディジャパンと基本的に合意している。

605やおよろず@スティール・ブルドック:2007/07/05(木) 00:31:45
スティール、TOB撤回せず…ブルドックが防衛策発動へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070704-00000213-yom-bus_all

 ブルドックソースは4日、買収防衛策発動を見送る期限としていた同日までに、米系投資ファンドのスティール・パートナーズ・ジャパンが敵対的TOB(株式公開買い付け)の撤回に応じなかったと発表した。

 日本企業が新株予約権を使った買収防衛策を発動するのは初めてだ。

 スティール関係者は同日、「撤回する理由はない」とTOB継続を表明した。ブルドックは防衛策発動に向けた手続きを進める。

 ブルドックが6月24日の定時株主総会で決議した防衛策は、今月4日までにスティールがTOBを撤回した場合、発動を取りやめる仕組みだ。スティールは、TOBを撤回する場合に電子公告するとしていたが、公告は出なかった。

606やおよろず:2007/07/05(木) 04:44:32
米ブラックストーン、ヒルトンホテルを買収=約3兆1800億円で
http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_biz&k=20070704013211a

【ニューヨーク3日】米ホテル大手ヒルトン・ホテルズは3日、米大手ファンドのブラックストーン・グループに約260億ドル(約3兆1800億円)で同社を売却すると発表した。売却価格は1株当たり47.5ドルで、2日の同社終値に40%を上乗せした金額。ブラックストーンが同価格でヒルトンの発行済み普通株式をすべて取得する。(写真はサンフランシスコのヒルトンホテル)
 ヒルトンは3日の取締役会で、会社売却を決めた。正式決定にはヒルトンの株主の承認が必要。ブラックストーンは今年の10−12月中に現金で払い込みを完了する。
 ヒルトンによると、ブラックストーンは2006年1月に「ラ・キンタ・インズ・アンド・スイーツ」を買収し、米国ならびに欧州に現在10万以上のホテル客室を所有している。ブラックストーンは先月22日に株式新規公開(IPO)を行い、41億3000万ドル(約5052億円)を調達している。 〔AFP=時事〕

607やおよろず:2007/07/05(木) 04:45:15
西武鉄道&ファミマの新駅ナカ売店「TOMONY」オープン
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200707/sha2007070400.html

 西武鉄道とファミリーマートが共同展開する新しいスタイルの駅ナカ売店「TOMONY(トモニー)」が3日、西武池袋線・練馬、練馬高野台、西所沢の3駅でオープンした。

 西武練馬駅で午前10時から開催されたオープンセレモニーには後藤高志西武鉄道社長=写真右、上田準二ファミリーマート社長=同左=らが出席。ロゴマークの披露やテープカットなどが行われた。

609杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2007/07/12(木) 14:59:39
人んとこには買収し易くしろと要求するくせに、自分とこでは規制かよ。ひでぇなぁ (゜Д゜#)

米下院、外国企業の投資監視法案を可決
http://www.asahi.com/international/update/0712/TKY200707120058.html
2007年07月12日10時10分

 米下院本会議は11日、外国資本による企業買収への監視を強める改正法案を可決した。ブッシュ大統領の署名を経て実施される。財務など関連省庁でつくる対米外国投資委員会(CFIUS)の機能を強める。

 法改正は日米経済摩擦を背景に88年に導入された「エクソン・フロリオ条項」が対象。外国企業による対米直接投資の審査・調査を徹底。経済安全保障の観点から国家情報長官の関与を強め、財務省に担当次官補を設けて、議会への報告も義務づけた。

610やおよろず@@スティール・ブルドック:2007/07/25(水) 15:49:31
ブルドック、来月9日に新株交付…課税なしとの国税見解で
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070724i516.htm

 ブルドックソースは24日取締役会を開き、買収防衛策に沿って8月9日に一般株主から新株予約権を取得し、代わりに株券を交付することを決めた。

 ブルドック株に敵対的TOB(株式公開買い付け)を実施している米系投資ファンドのスティール・パートナーズ・ジャパンに対しては、約23億円の現金を交付して予約権を買い取る。この手続きは防衛策の核心部分と言え、これにより、スティールの持ち株比率は現在の約10%から約3%に低下する。

 ブルドックは7月11日に予約権を交付したものの、株主に課税上不利益を及ぼす可能性があるとして、株券の交付を先送りしていた。24日に東京国税局から「株券を交付される一般株主に、交付時点では課税しない」との趣旨の見解が示されたとしている。

 ブルドックとスティールは防衛策の発動に関して最高裁で係争中だ。仮に最高裁が防衛策発動を認めない場合、ブルドックが手続きを中断する可能性がある。

(2007年7月25日1時48分 読売新聞)

611やおよろず@ダウ・ニューズ:2007/07/25(水) 15:51:07
ダウ社買収案、オーナー一族は27日めどに結論
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070724ib02.htm

 【ニューヨーク=小山守生】米新聞大手ダウ・ジョーンズのオーナー一族のバンクロフト家は23日、米メディア・娯楽大手ニューズ・コーポレーションによるダウ社買収案について、ニューズ社やダウ社経営陣から説明を受けた。

 ダウ社取締役会は17日に買収案受け入れを決めたが、議決権の64%を握る同家内には依然として反対意見があり、27日をめどに同家としての結論を出すことになった。

(2007年7月24日13時57分 読売新聞)

612やおよろず@ダウ・ニューズ:2007/07/25(水) 16:06:15
米ネット起業家、ダウ社買収反対派に巨額貸し付け資金用意
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070721i505.htm

 【ニューヨーク=小山守生】米インターネット起業家のブラッド・グリーンスパン氏は20日、米メディア・娯楽大手ニューズ・コーポレーションによる買収受け入れに反対している米新聞大手ダウ・ジョーンズのオーナー一族、バンクロフト家の一部メンバーに対して、4億〜6億ドル(約484億〜726億円)を貸し付ける意思があると発表した。

 資金提供により、買収反対派が他の株主からダウ社株を買い取り、買収を阻止することを期待しているという。グリーンスパン氏は、インターネットを通じて会員や仲間同士で交流できる「ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)」で米国最大の「マイスペース・ドット・コム」共同創業者。「ダウ社は独立を守るべきだ」として、ニューズ社によるダウ社買収に反対している。

 ただ、ニューズ社が示した買収額は約50億ドルに達しており、4億〜6億ドルの提供額では、買収阻止には足りないとの見方も多い。

(2007年7月21日12時50分 読売新聞)

613やおよろず@ブラザー工業・シチズン・オリンパス:2007/07/25(水) 16:07:06
ブラザー工業、シチズン・オリンパスなどと株式持ち合い
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070721ib21.htm

 ブラザー工業は21日、シチズンホールディングス、オリンパス、東邦ガスの3社とそれぞれ株式の持ち合いを始めたことを明らかにした。

 ブラザーとシチズンはともに米系投資ファンドのスティール・パートナーズが筆頭株主となっており、株式持ち合いは安定株主づくりとの見方もある。

 ブラザーは今年3月末までに、シチズンとオリンパス株式をそれぞれ約10億円分、東邦ガス株式を約6億円分取得した。3社もほぼ同額分のブラザー株式を取得したとみられる。3社によるブラザー株式の保有割合の合計は約0・6%とみられる。

 今回の株式持ち合いについて、ブラザーは「保有割合は低く、安定株主づくりというよりも、事業面で提携を強める意味合いからだ」と説明するが、東邦ガスは「安定株主を増やしたい面もある」と話している。

(2007年7月21日19時19分 読売新聞)

614やおよろず:2007/07/25(水) 16:10:59
配当権限を株主総会から取締役会に移行、定款変更相次ぐ
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070722i215.htm

 上場企業の間で、これまで株主総会に与えていた配当を決める権限を取締役会に移す動きが相次いでいる。

 配当の決定手続きを機動的にし、配当回数を増やしやすくすることが主な目的だが、経営者の権限を大きくする動きだと警戒する声もある。

 昨年5月の会社法施行で、配当の回数についての制限がなくなり、年に4回配当する四半期配当もできるようになった。ただ、年に何度も株主総会を開くのは難しい。そこで、「取締役の任期が1年」などの条件を満たす企業には、配当の決定権を取締役会に移すことが認められた。

 今年の株主総会では、イオングループのスーパーであるマックスバリュ東海(東証2部)、衣料品製造販売の堀田丸正(同)、テーマパーク運営のUSJ(東証マザーズ)などが定款を変更し、取締役会で配当が決められるようにした。会社法施行直後の昨年6月の総会でも、日興コーディアルグループや神戸製鋼所、旭化成などが同様の変更をしている。

 配当の決定権を巡る定款変更は、内容によっては株主が総会で増配を提案する手段を奪うことになる。このため、配当が不当に低く抑えられかねないと考える株主も多い。昨年6月の株主総会では、任天堂や電子部品メーカーのミツミ電機も定款変更を提案したが、否決されたり、取り下げを迫られたりした。

 今年の株主総会では、スティール・パートナーズ・ジャパンなどのファンドが増配要求を強め、経営者と対立した。ファンドの増配提案は今後も増えると見込まれており、「今後、定款変更で株主提案を防ごうと考える企業が増える」(外資系投資顧問会社)との見方もある。

 大和総研の横山淳・統括次長は「定款変更すれば、株主側の抵抗感は強まるだろう。企業には株主に対する説明責任が求められる」と指摘している。

(2007年7月22日23時2分 読売新聞)

615やおよろず:2007/07/25(水) 16:16:56
日本ビクターとケンウッド、業務・資本提携を正式合意
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070724i112.htm

 経営再建中の日本ビクターと、中堅AV(音響・映像)機器メーカーのケンウッドは24日、2008年の経営統合を前提に、業務・資本提携することで合意したと正式に発表した。

 統合形式は、共同で持ち株会社を設立し、その100%子会社として両社がぶら下がる形を軸に検討する。8月中にも両社の経営陣などが経営統合検討委員会を設け、日程などを詰める。

 ビクターは8月10日にケンウッドなどを引受先とする総額350億円の第三者割当増資を実施する。ケンウッドが200億円、同社の筆頭株主の投信・投資顧問会社のスパークス・グループが150億円をそれぞれ引き受ける。

 増資後の出資比率は、ケンウッドが17・0%、スパークスが12・8%で、両社で約30%を握る。一方、ビクターの親会社である松下電器産業の保有比率は52・4%から36・8%に低下し、連結対象から外れる。

 ビクターは調達した350億円の資金のうち、200億円を工場の統廃合や海外販売体制の見直しなど構造改革費用に活用する。残りの約150億円を新製品の開発や工場の設備投資などに充てる方針だ。

 また、業務提携の第一弾として、10月をめどに、自動車の電装機器事業、家庭用・携帯型オーディオ事業で協業を始める。これらは両社で事業が重複している分野で、製品の共同開発や製造の相互委託などでコスト削減を進め、効率化を図る考えだ。

(2007年7月24日20時20分 読売新聞)

616名無しさん:2007/07/25(水) 22:25:28
大同特殊鋼、第一四半期の決算、さっぱりだったね。
これじゃあ、日立金属に見放されちまうだろうな。

617やおよろず@スティール・ブルドック:2007/07/26(木) 14:29:56
ブルドックに大株主? 相次ぐ大量保有報告書提出
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2007072602035821.html
2007年7月26日 朝刊

 米系投資ファンド、スティール・パートナーズが敵対的TOB(株式公開買い付け)を実施しているブルドックソース株について、保有割合が10%前後に上昇したとする大量保有報告書が相次いで提出されている。ブルドックが買収防衛策として株主に割り当てた新株予約権の影響だが、正確な保有割合を反映できない報告ルールの限界もあり、つかの間の“大株主”が出現した形だ。

 日本生命保険が3・63%から13・09%、みずほ銀行が2・87%から10・56%、凸版印刷が2・81%から10・36%、第一生命保険が2・28%から8・55%に、それぞれ保有割合が上昇したとして、5%超の株主に義務付けられる大量保有報告書を二十五日までに提出した。

 ブルドックは今月十一日、すべての株主に対して保有株数の三倍分の新株予約権を発行。八月中に一斉に株式(スティールは現金)と交換する。その時点でスティールを除く株主の保有株数は四倍になるが、発行済み株式総数も四倍弱に増えるため、各株主の保有割合はほとんど変わらない。

 ところが大量保有報告のルールでは、個々の株主ごとに、新株予約権を株式と交換した場合の保有割合を記載する。この計算では、保有株数が四倍になるのに対し、発行済み株式総数は微増にとどまるため、実態の四倍近くまで保有割合の“水増し”が起きる。

 関東財務局は「ルールだから従ってもらうしかない」としており、同様の報告はまだ続きそう。計算では、予約権の割り当て前に二十四万六千九百九十五株(1・30%)以上を保有していた株主が5%を超える。実態を反映しない現在の報告ルールの在り方は議論を呼びそうだ。

619やおよろず:2007/07/26(木) 14:40:16
2007/07/25-11:17 最先端LSIの共同開発で交渉=生産統合も視野−東芝、NECエレ、富士通
http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2007072500348

 東芝、NECエレクトロニクス、富士通の半導体大手3社が、次世代のデジタル家電などの中核部品としての利用が見込まれる最先端のシステムLSIの共同開発に向け交渉を進めていることが25日、明らかになった。回路線幅の微細化に伴う巨額投資負担の軽減が狙い。関係者によると、3社は生産設備の統合も視野に入れており、今後業界再編に発展する可能性もある。

621やおよろず:2007/07/26(木) 14:43:27
楽天vsTBS、9月20日判決 帳簿の閲覧・謄写訴訟
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200707250052a.nwc
FujiSankei Business i. 2007/7/25  TrackBack( 1 )

 TBS株の買い増し方針を示している楽天グループが、TBSの保有株式の明細を記載した会計帳簿の閲覧・謄写を求めた訴訟の第1回口頭弁論が25日、東京地裁(難波孝一裁判長)で開かれた。TSBは争う姿勢を示し、即日結審した。判決は9月20日。

 訴えによると、楽天側がTBSに経営統合を持ちかけた平成17年度以降、TBSは約925億円を使って株を取得している。楽天側は「安定株主工作のために株の持ち合いを行った疑いがある」などとして、17年度以降の会計帳簿の閲覧・謄写を求めている。

 楽天側は東京地裁に仮処分を申し立てたが、同地裁は先月15日、「閲覧しなくても著しい損害が生じるとは認められない」として却下する決定をした。東京高裁が先月27日、楽天側の即時抗告を棄却したため提訴していた。

622やおよろず:2007/07/27(金) 15:40:57
スティール 対ブルドック仮処分申請
株交付差し止めに変更
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20070727mh01.htm

 米系投資ファンドのスティール・パートナーズ・ジャパンの代理人弁護士が26日記者会見し、ブルドックソースの買収防衛策を阻止するため最高裁や東京高裁に求めている仮処分による差し止めの対象を、これまでの「新株予約権発行」から「スティール以外の株主への普通株交付」に変更したことを正式表明した。

 ブルドックは防衛策に基づき、今月11日に全株主に新株予約権を発行。8月9日にスティール以外の株主から予約権を取得し、代わりに普通株を交付する。スティールには約23億円の現金を交付して予約権を買い取り、スティールの出資比率を引き下げる。スティールは、予約権が既に発行されたため、普通株交付差し止めを求めることにした。


(2007年7月27日 読売新聞)

623やおよろず:2007/07/27(金) 16:03:45
ダウ・ジョーンズ買収:オーナー一族、提案受け入れで賛否二分
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20070727ddm008020127000c.html

 ◇「連携で生き残り」/「編集の独立危うい」

 【ワシントン木村旬】米ダウ・ジョーンズのオーナー一族が、ルパート・マードック氏率いる米ニューズ・コーポレーションからの買収提案を受け入れるかどうかで揺れている。一族は週明けまでに結論を出す見通しだが、賛否が割れているためだ。

 オーナー一族のバンクロフト家は23日、ダウ社取締役会が買収受諾を決めた経緯の説明を受けたが、ダウ社が発行するウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙によると、その会合で一族の賛否が対立したという。

 一族の女性有力者のジェーン・コックス・マクエリー氏(77)は、02年にテロ問題取材中にパキスタンで殺害されたWSJ記者について「新聞のため命を懸けた」と涙ながらに語り、ニューズ社に買収されれば編集の独立が危うくなると訴えた。

 だが、一族の賛成派は「新聞業界の競争が激しくなる中、組織の大きなメディアと連携することが必要。買収反対は無責任だ」と反論し、ダウ社の生き残りに買収受諾はやむを得ないとの姿勢を示した。

 一族は全体でダウ社株式の議決権の約64%を握る。このうちマクエリー氏は約15%、同じく買収反対とされるクリストファー・バンクロフト氏も約15%の議決権を持ち、反対の声が強まりつつある。だが、議決権の約30%を占める一般株主の大半は賛成とみられるほか、買収を拒否すると買収期待で高騰した株価が急落する恐れも強い。

毎日新聞 2007年7月27日 東京朝刊

624やおよろず:2007/07/27(金) 16:20:53
富士通:敵対的TOBを実施 仏情報大手に対し
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/archive/news/2007/07/01/20070701ddm008020067000c.html

 富士通は30日、フランス情報サービス大手GFI社に対するTOB(株式の公開買い付け)を7月2日から始めると発表した。英子会社の富士通サービスを通じ、1株8・5ユーロ(約1400円)で実施し、株数の3分の2以上の取得を目指す。買収額は最大740億円。GFI社は価格が低いと反対しており、敵対的TOBとなる。日本企業が海外で敵対的TOBを行うのは異例。

 GFI社は官公庁の情報システム開発などを手がけている。富士通サービスは欧州で情報サービス事業を展開しており、富士通は5月、事業強化を目指し、GFI社に友好的な買収を提案。GFI経営陣は「提案はGFIの価値を適正に評価していない」と反対を表明していた。【赤間清広】

毎日新聞 2007年7月1日 東京朝刊

625やおよろず:2007/08/07(火) 12:48:09
HOYA、ペンタックスへのTOB終了…50%超取得か?
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070806ib23.htm

 光学ガラス大手のHOYAは6日、精密機器大手ペンタックスに対するTOB(株式公開買い付け)を終了した。

 結果は7日に判明する。関係者によると、HOYAは、目標であるペンタックスの発行済み株式の50%超の取得に成功した模様だ。

 HOYAは7月3日、1株770円の買い付け価格でTOBを開始した。取得株数の上限は設けず、応募株すべてを買い取る。TOBで取得できなかったペンタックス株は今後、株式交換などの方法で取得し、11月中にペンタックスを完全子会社化する予定だ。

 両社はTOB成立後、成長分野として期待するペンタックスの医療用機器事業の強化や、ペンタックスのカメラ事業の収益力の向上に本格的に取り組むことになる。

 HOYAとペンタックスは昨年12月、合併する方針を発表したが、ペンタックスの大株主が合併比率に不満を表明したことで、HOYAが今年4月に合併方針を撤回し、ペンタックスへのTOBの検討を始めた。

 ペンタックスでは、HOYAの子会社になることへの不満から、合併推進派だった浦野文男社長が解任された。しかし、単独での生き残りを目指して発表した経営強化策に対する株式市場などからの評価が低く、5月末にTOBによる子会社化でHOYAと合意した。

(2007年8月6日20時5分 読売新聞)

626やおよろず:2007/08/08(水) 08:41:12
最高裁がスティールの抗告を棄却、ブルドックは今期赤字へ
2007年 08月 7日 20:22 JST
http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPJAPAN-27261120070807

 [東京 7日 ロイター] 最高裁は7日、米投資ファンドのスティール・パートナーズがブルドックソース(2804.T: 株価, ニュース, レポート)の買収防衛策の差し止めを求めた仮処分について、防衛策の発動を認めた東京高裁の決定を不服としたスティールの抗告を棄却した。

 ブルドックは、9日にスティール以外の株主に新株を交付して、スティールの持ち株比率を現在の10%から3%以下に引き下げる。ただ、ブルドックはスティールに新株の代わりに現金を支払うほか、弁護士報酬など関連費用がかさんで、今期の業績は赤字になる見通し。 

 ブルドックの買収防衛策をめぐっては東京高裁が7月9日、スティールを「乱用的買収者」と認定してブルドックの買収防衛策の発動を認めた。ブルドックはすでに7月11日に新株予約権を発行したが、スティールは最高裁への許可抗告で差し止めの対象を変更し、新株予約権と引き換えに交付する新株の差し止めを求めて買収防衛策の阻止を図ったが、最高裁でも敗れた。 

 <乱用的か否かに関わらず法令違反でない> 

 最高裁の決定によると、ブルドックの買収防衛策についてスティールが株主平等原則違反と主張したことに対し「特定の株主の経営支配権の取得で、会社の株主価値が毀(き)損され、会社の利益・株主共同の利益が害されるおそれが生じるような場合」には、その防止のために特定の株主を差別的に扱うことができるとした。

 そのうえで、ブルドックの買収防衛策は株主総会で83.4%の賛成を得て可決されたことを指摘して「ほとんどの既存株主が、スティールによる経営支配権の取得が相手方の利益・株主共同の利益を害することになると判断したものといえる」と認定した。

 さらに、スティールに割り当てられる新株予約権には新株が交付されないが、その代わりに現金が支払われることを指摘して「相当性を欠くものとは認められない」とした。

 また、スティールが高裁で「乱用的買収者」と認定されたことに関しては「乱用的買収者に当たるといえるか否かに関わらず、新株予約権は株主平等原則の趣旨に反するものではなく、法令に違反しない」とだけ言及して、明確な判断は避けた。 

 <ブルドックは今期赤字へ、スティールへの対抗で関連費用28億円の特損を計上> 

 最高裁の決定を受けてブルドックは9日に、スティール以外の株主に新株を交付する一方で、スティールには現金を支払う。ブルドックは7日、この対価が21億1400万円になると発表した。この費用のため、ブルドックは16億5000万円の借り入れを実施する。短期の借り入れ先として、みずほ銀行、三井住友銀行、その他の金融機関に合計8億5000万円、長期借入先として、みずほ銀行、福岡銀行、三井住友銀行から8億円を調達する。

 また、スティールへの支払いのほか、弁護士や財務アドバイザーなど、TOB(株式公開買い付け)に対抗するためにかかる費用を加えると、関連費用は28億円になる見通し。ブルドックは7日、2008年3月期に28億円を特別損失として計上するため、今期の業績予想を下方修正した。中間期の当期純損益は従来予想2億3000万円の黒字から13億7000万円の赤字に引き下げた。通期の当期純損失については、従来予想5億円の黒字から9億8000万円の赤字とした。

627やおよろず:2007/08/08(水) 11:53:39
ブルドックTOB、価格4分の1に引き下げ…スティール
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070808i303.htm

 米系投資ファンドのスティール・パートナーズ・ジャパンは8日、ブルドックソースに対するTOB(株式公開買い付け)で、9日から、買い付け価格を現在の1700円の4分の1に当たる425円に引き下げると発表した。

 株主への周知期間を確保するため、TOBの期限を10日から23日に延長する。

 最高裁が7日、ブルドックの買収防衛策を合法とする決定をしたため、買い付け条件を見直した。

 防衛策が発動されると、スティール以外の一般株主が保有する1株につき3株の新株が交付される。ブルドックの発行済み株式数は約4倍に増え、1株の価値は理論上、4分の1に薄まる計算になる。このため、スティールは買い付け価格を4分の1に引き下げて、TOBを継続する。9日以降に交付される新株も買い付け対象とする。

 スティールは8日、TOBの条件を変更した訂正届出書を提出するが、効力を持つのは9日からとなる。

(2007年8月8日11時23分 読売新聞)

628やおよろず:2007/08/10(金) 03:37:55
ブルドックが新株交付…一部株主、当分売買できず
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070810i401.htm

 ブルドックソースは9日、米系投資ファンドのスティール・パートナーズ・ジャパンに対する買収防衛策で新株交付を実施した。

 ブルドックは全株主から新株予約権を取得し、一般株主に保有1株につき新株三つを交付する一方、スティールには新株の代わりに約21億円を支払い、スティールの持ち株比率を約10%から約3%に引き下げた。

 ただ、多くの株主は10日から新株を売買出来る一方で、一部の株主は、株券が手元に届くのが遅れるため、9月10日ごろまで新株を取引出来ない事態が生じている。

 今月10日から新株を売買できるのは、株券の保管・管理にあたる証券保管振替機構(ほふり)に新株を預託する手続きを7月末までに済ませている株主だ。

 これに対し、8月に入ってから「ほふり」への預託手続きをした株主や、自宅に「タンス株」として株券をしまい込んでいる株主に株券が届くのは9月10日ごろになる見通しだ。これらの株主は、9月10日ごろまでは新株を売買できないことになる。これらの株主はスティールが8月23日を期限として実施しているブルドックへのTOBにも新株で応じることはできない。

 また、今後、仮にブルドックの株価が下落して、新株を手放したくなったとしても、「ほふり」への預託手続きが遅かった株主や「タンス株」の株主は、売却する機会を失う。

(2007年8月10日3時7分 読売新聞)

629やおよろず:2007/08/10(金) 03:41:28
ブルドックが赤字転落の見通し、買収防衛策で特別損失計上
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070807ib21.htm

 ブルドックソースは7日、2007年9月中間連結決算の業績予想を下方修正すると発表した。

 スティール・パートナーズ・ジャパンに対する買収防衛策の発動により約28億円の特別損失を計上する。

 このため、税引き後利益は、今年5月時点に予想した2億3000万円の黒字から、13億7000万円の赤字に転落する見通しだ。

 特別損失の内訳は、スティールから21億1400万円で取得する新株予約権を全額、損失処理するほか、買収防衛策導入などに伴う財務アドバイザーや弁護士費用などが約6億8000万円。

 また、防衛策発動で発行済み株式数が約4倍に増えるため、配当金を当初予定の1株当たり年間25円から6円25銭に減額する。

(2007年8月7日23時49分 読売新聞)

630やおよろず:2007/08/10(金) 03:42:03
ブルドック買収防衛策、最高裁も「適法」
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070807it11.htm

 米系投資ファンドのスティール・パートナーズ・ジャパンが、ブルドックソースによる買収防衛策の発動差し止めを求めた仮処分申請で、最高裁第2小法廷は7日、差し止めを認めなかった東京高裁決定を支持、スティールの特別抗告と許可抗告を棄却する決定をした。

 今井功裁判長は「防衛策は、株主総会で企業価値の棄損を防ぐために必要と判断されたもので、著しく不公正とは言えない」と述べ、防衛策を適法と認めた。買収を巡る攻防はブルドック側の勝利で決着する。

 敵対的買収に対する防衛策の是非について、最高裁の判断は初めて。株主総会の判断を尊重し、企業価値を確保するため特定の株主を差別的に扱っても株主平等の原則に反しない場合もあるとした。

 ブルドックの防衛策は、株式に転換できる「新株予約権」を株主に無償で発行し、保有1株当たり3株の新株を交付する一方、スティールについては予約権を現金で買い取り、持ち株比率を低下させる内容だ。他の株主と異なる扱いを受けるスティールは、「株主平等の原則に反する」などと主張していた。

 決定は、「特定の株主による経営支配権の取得で、企業価値が損なわれるような場合は、その株主を差別的に扱っても直ちに株主平等の原則の趣旨に反しない」と判断、企業価値が損なわれるかどうかは「最終的に株主総会が判断すべきだ」と述べた。その上で、今回の防衛策が、株主総会の80%以上の賛成を得て承認された点やスティール側に相応の対価を支払うことを評価、「株主平等の原則に反しない」と結論づけた。

 東京高裁決定は、スティールを「自らの利益のみを追求する乱用的買収者」と認定したが、最高裁決定は乱用的買収者かどうかは無関係とし、言及を避けた。

 買収提案後の防衛策導入の是非も争点だったが、最高裁決定は、緊急事態に対処するため株主総会で決めた措置だったことを踏まえ、「著しく不公正な方法とはいえない」と指摘した。

 決定を受け、ブルドックは9日、一般株主に株券を交付し、スティールには約21億円を支払って予約権を買い取る。これにより、スティールの持ち株比率は現在の約10%から約3%に低下する。一方、スティール側は、今月10日が期限のTOBを継続する方針で、8日にも買い付け価格を実勢価格に引き下げ、TOBの期間も延長するという。

 スティール側代理人は「決定は株主判断を重視しているが、安定株主がほとんどのブルドックのような企業での株主判断が公正と言えるか問題だ」と批判。ブルドックは「株主の判断が正当なものと認めた妥当なもの」とコメントした。

(2007年8月8日3時0分 読売新聞)

631やおよろず:2007/08/11(土) 06:07:23
スティール 投資拡大姿勢 対ブルドックTOB継続
戦略練り直しも
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20070809mh09.htm

 ブルドックソースの買収防衛策を巡る法廷闘争に敗れた米系投資ファンドのスティール・パートナーズ・ジャパンは、「投資対象としての評価に変わりがない」として、あくまでブルドックへの出資拡大を目指す構えを見せている。

 ブルドック株のTOB(株式公開買い付け)は、買い付け価格を下げ、期限も23日までに延長された。ただ、ブルドック株の8日の終値は530円で、新たな買い付け価格(425円)を上回っている。この株価水準が続けばTOBへの応募は見込めない。23日のTOBで多くの株式を取得できなかった場合、買収防衛策の対価として得る約21億円を元手に、再びTOBをかける可能性もある。

 ただ、ブルドックの経営に関する提案がなかったことが、法廷闘争に敗れた大きな原因となっただけに、再攻勢をかける前に、ブルドックの事業の再評価や研究に時間をかけ、投資戦略を練り直すのではないかとの観測も出ている。

(2007年8月9日 読売新聞)

632やおよろず:2007/08/24(金) 19:39:35
ライブドア、子会社「弥生」を投資ファンドに売却へ
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070824i104.htm

 ライブドアホールディングスは24日、子会社の会計ソフト販売「弥生」を投資ファンドのMBKパートナーズに710億円で売却すると発表した。

 ライブドアは、弥生の全株式200株を1株あたり3億5500万円でMBKパートナーズに売却するほか、9月28日の株式譲渡予定日に先立ち、弥生から30億円の特別配当を受ける。

 ライブドアは、インターネットのポータル(玄関)サイト事業を中核事業と位置付け、経営の再建を進めており、中核事業との関連が薄い子会社については、第三者へ売却するなどして整理を進めている。弥生に関しても、複数のファンドや金融機関を対象に入札を実施していた。

 弥生は中小企業向けの会計ソフトなどで高いシェアを持ち、06年9月期の売上高は約87億4600万円で、税引き後利益は約21億8100万円。

(2007年8月24日12時21分 読売新聞)

633やおよろず:2007/08/24(金) 19:41:31
スティール、ブルドックへのTOB失敗を発表
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070824i103.htm

 米系投資ファンドのスティール・パートナーズ・ジャパンは24日、ソース最大手ブルドックソースに対する敵対的TOB(株式公開買い付け)の結果を発表した。

 スティールは全株取得を目指したが、応募総数は、131万8456株で発行済み株式数の1・89%にとどまり、TOBは実質的に失敗した。

 スティールは応募があった株式をすべて買い取る。ブルドックの防衛策発動により、約10%あったスティールの持ち株比率はすでに約3%まで下がっており、TOB後の保有比率は5・42%となる。ただ、スティールは引き続きブルドックの筆頭株主にはとどまっているとみられる。

 スティールは5月18日にTOBを始めた。今月9日から買い付け価格をそれまでの1株1700円から1株425円に引き下げ、期限も23日まで延長してTOBを継続していた。

 スティールは「買収防衛にかかわる数十億円の費用負担がブルドックの企業価値に与える影響を慎重に精査、分析した上で、株主として今後の対応を考えていく」とのコメントを発表した。

(2007年8月24日11時26分 読売新聞)

634やおよろず:2007/10/07(日) 22:59:43
ビックニュース!!

郵政と日通が宅配便を統合、来年10月にも新会社
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20071005it06.htm

 郵政民営化で1日発足した日本郵政会社と日本通運は5日、宅配便事業の統合で合意したと発表した。2008年10月をめどに合弁で新会社を設立し、日本郵政が「ゆうパック」、日通が「ペリカン便」ブランドでそれぞれ展開する宅配便事業を移管する。日本郵政グループにとっては、民営化後で初の本格的な提携となり、宅配事業の効率化と規模拡大を一気に進めることで、経営基盤の強化を図る。

 5日午後、西川善文・日本郵政社長と川合正矩・日本通運社長が記者会見する。

 新会社は、日本郵政、または同社傘下で郵便事業を手がける日本郵便の子会社とする。日本郵政が「ペリカン便」を事実上、取り込む形だ。新会社の資本金の規模や、出資比率は今後詰める。

 06年度の宅配便・一般小包郵便の市場占有率は日通が約11%で3位、旧日本郵政公社は約8%で4位。事業統合により、計約19%となり、1位のヤマト運輸(約37%)、2位の佐川急便(約32%)を追い上げる態勢を整える。

 日通は、日本郵政が全国津々浦々に持つ物流拠点、配送網を利用できる。

 一方、日本郵政にとっては、日通の配送量を取り込むことで、過疎地や山間部などでの採算を改善させる効果が期待できる。郵政の「ゆうパック」は、同業他社との価格競争が激しいことなどから、収益が伸び悩み、民営化後の郵便事業の成長持続に向け、抜本的な改革が課題になっていた。

 両社は、宅配便事業の統合のほか、企業向け物流や国際物流、新サービス開発など、ほぼすべての事業分野で包括提携を検討することでも合意した。

 両社は従来、ゴルフバッグやダイレクトメールの配送などで提携関係にある。

(2007年10月5日13時40分 読売新聞)

635とはずがたり:2007/10/07(日) 23:32:30
>>634
大ニュースっすよね〜。
貨物スレの方に書き込んでおきました。

637荷主研究者:2007/11/25(日) 02:57:14

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/09/20070921t12025.htm
2007年09月20日木曜日 河北新報
仙台・富士フイルム工場を携帯の生産拠点に 村田製作所

 電子部品製造大手の村田製作所(京都府)は20日までに、富士フイルム(東京)から買い受ける仙台市泉区の同社工場を、携帯電話基幹部品の生産拠点として利用することを決めた。工場を運営する子会社を設立し、2009年9月までに稼働させる。

 従業員数は明らかにしていないが、富士フイルムの子会社で08年8月に解散する富士フイルムフォトニックス(宮城県大和町)の従業員の一部を雇う。百数十人を再雇用するとの見通しもあり、村田製作所は「(技術者を中心に)適当な人材がいればできるだけ採用したい」と話す。

 新工場は生産能力をアップさせるほか、災害に備えて生産拠点を分散させるのが目的。富士フイルムから工場の土地(12万1000平方メートル)、建物2棟(延べ床面積4万4000平方メートル)を譲り受ける内容で基本合意した。年内に正式契約する。

 富士フイルムはデジタルカメラの生産を中国工場に完全移管し、国内唯一の生産拠点のフォトニックスを解散することを決定。従業員700人のうち、200人は生産の一部を引き継ぐ子会社の富士フイルムデジタルテクノ(大和町、07年10月設立)が再雇用する。

 残り500人については、村田製作所と、生産の一部を受託する東芝が一定数を雇うことで富士フイルム側と合意した。

638名無しさん:2007/11/29(木) 19:53:56
俺なんかメモリはいつもノーブランドである。それで相性問題とか起きたことないし構わない。
液晶テレビもいつノーブランドでも構わない商品に転落するかもわからんと思うのだが。

ノンブランドは続かない…シャープ・片山幹雄社長
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_11/t2007112943_all.html

 「同じ値段ならお客さまはブランドを買う。ノンブランドはいったん伸びたところでぱっと消えてしまう」と話すのはシャープの片山幹雄社長(49、写真)。主力の北米市場で価格の安いノンブランドの液晶テレビメーカーが台頭、競争が激化しているが、ブランド力のあるメーカーが値を下げれば問題はないと一蹴する。

 また、「(小さい会社が急に)規模を拡大すると、『在庫補償』の問題がある」という。家電業界では商品値下げ時に、小売店の在庫についてもメーカーが引き下げ分を補(ほ)填(てん)する慣行があるが、資金力のない会社は補填費用を用意できない恐れがあると指摘。ノンブランドが市場で成功する可能性は少ないとみているようだ。

ZAKZAK 2007/11/29

639とはずがたり:2007/11/29(木) 21:20:27
>>638
俺です。

643荷主研究者:2008/01/03(木) 00:10:38

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/oita/20071130/20071130_001.shtml
2007年11月30日00時17分 西日本新聞
キヤノン日田に新工場 トナー生産800億円投資 1000人新規雇用 09年9月操業

 キヤノン(東京)は29日、大分県日田市にプリンターや複写機に使う交換用トナーカートリッジを生産する新工場を建設すると発表した。投資額は約800億円で、約1000人を新規雇用する。来年12月に着工し、2009年9月に操業を始める。

 子会社の大分キヤノンマテリアル(同県杵築市)の第3工場として日田市西有田の三ノ宮地区(約39万平方メートル)に建設。新工場完成で県内のキヤノングループの生産拠点は5カ所になる。

 工場棟2棟と管理棟1棟(延べ床面積9万7500平方メートル)を新設し、カートリッジ本体と部品を生産。組み立て工程を完全自動化し、従業員は主に技術や管理部門などに配置する。

 キヤノンの内田恒二社長は29日会見し「世界的にカートリッジ需要が増加傾向にあり、生産規模の拡大が急務」と新工場建設の理由を説明。日田市への進出について(1)博多港や福岡空港などに近く、輸出面での交通アクセスが良い(2)県内の生産拠点に近く、効率的な事業展開ができる(3)労働力の確保が見込める‐などの利点を挙げた。

 また、同社は需要増加に対応するため、大分キヤノンマテリアル大分事業所(大分市)の投資額が当初予定の約800億円より膨らみ、千数百億円規模となる見通しを明らかにした。

 広瀬勝貞知事は「日田市は大分の経済発展から取り残された面があり、雇用状況も心配されていた。大型投資に感謝したい。インフラ整備や雇用確保などスピーディーに対応したい」とした。

=2007/11/30付 西日本新聞朝刊=

644とはずがたり:2008/01/06(日) 22:46:35
米ワーナー、BDに
次世代DVD HD陣営に打撃
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2008010500054&genre=B2&area=Z10&mp=

 【ニューヨーク4日共同】米映画大手ワーナーブラザースは4日、次世代DVDについて、6月以降はソニーや松下電器産業などが推進する「ブルーレイ」規格だけを採用すると発表した。

 「ハリー・ポッター」などの人気ソフトを持つワーナーはこれまで、東芝などが推進しブルーレイと競合する「HD DVD」規格でもソフトを販売しており、中立の立場だった。これでブルーレイは米映画大手6社のうち4社を押さえたことになり、HD陣営には打撃となりそうだ。

 東芝は「HD規格の立ち上げ時から協力してきたワーナーの決定に非常に驚いている。残念だ」とコメントした。
 ワーナーは次世代DVDについて「2つの規格の併存は消費者の混乱を招く。消費者はブルーレイを選択している」と決定の背景を説明した。(共同通信)

645とはずがたり:2008/01/09(水) 00:02:12
地盤沈下する大阪は電子に生き残り策をかけねばならないのではないか?
地盤沈下する大阪の起死回生を狙った堺泉北コンビナートは結局臨海鉄道も出来ず中途半端な大きさで高炉も精油所も残って居ない。

シャープ・堺の液晶新工場、関連14社が進出
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/manufacturer/109756/
12/14 21:25更新

 シャープが堺市堺区に建設する液晶新工場の敷地内に、ガラスなど関連部品メーカー14社が進出することが14日、分かった。町田勝彦会長が「大阪活力グランプリ2007」の表彰式で明らかにした。
 14社は、関西電力グループや米ガラス大手のコーニング、カラーフィルター大手の大日本印刷、凸版印刷−など。これにシャープを含めると、コンビナート全体の投資額は1兆円規模になるという。町田会長は「企業間で情報の共有を進めながら、1つの大きな工場として稼働させたい」と意気込みを語った。
 一方、シャープが同工場内に併設する薄膜型の太陽電池工場の投資額は当初、1000億円規模と見込まれていたが、町田会長は「(投資額を)なるべく抑えて1000億円弱にとどめたい」と語った。

シャープ町?亀山町?堺市が町名変更検討
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/manufacturer/110323/
12/17 20:54更新

 シャープが液晶パネル新工場を中心とした「21世紀型コンビナート」を着工した堺臨海部について、堺市が町名変更の準備を進めている。木原敬介市長は「市民参加で考えた町名を世界に発信したい」と期待感を表明しており、公募で寄せられた候補から選定する。同社の液晶テレビ「亀山モデル」で、三重県亀山市が一躍有名になったことから、新ブランドで堺を世界にアピールする絶好の機会とにらむ。
 液晶パネル工場が着工したのは堺市堺区の堺浜地区(築港八幡町)。昭和30年代に進出した八幡製鉄所(現新日本製鉄)が、大阪湾を埋め立てた土地だったことが町名の由来といわれる。
 平成2年春に完成して以降、鉄鋼不況やバブル崩壊の影響で、遊休地のまま利用されることはなかったが、シャープが今年9月に建設地(127ヘクタール)を取得。
 平成22年春には「第10世代」と呼ばれる世界最大のガラス基板(3・05×2・85メートル)を生産する最新鋭の液晶パネル工場が稼働し、液晶と共通の技術を使う薄膜太陽電池工場も操業開始する。
 敷地内に集積する部材や装置メーカーなどを合わせると、総資総額が1兆円規模になる「21世紀型コンビナート」が形成される。
 町名については、シャープが新工場の建設地に堺市を選んだことを正式発表した直後の8月、木原市長が「市民と工場がともに歩む気持ちを表すのにふさわしいものにしたい」と変更を表明。「築港」「八幡」の地名は他地域にもあることから、独自の地名を検討する考えを示した。
 シャープはかつて、現在の液晶パネルの主力工場がある亀山市にちなんだ「亀山モデル」が定着していることから、堺市に「亀山」を使用する名称に変更することを打診したことがある。
 しかし、中世にはすでに国際貿易都市として知られた歴史的なプライドもあって、堺市が難色を示した経緯がある。
 企業に由来する町名としては、トヨタ自動車の愛知県豊田市トヨタ町や、ダイハツ工業の大阪府池田市ダイハツ町などが知られている。
 堺市は「『亀山モデル』が確立しているなかで、それ以上の名称を堺から発信したい」と強調。新町名を公募など市民参加で考え、それを新工場の名称に使ってもらうことなどをシャープに求めるという。「亀山モデル」に続く二匹目のドジョウをと、堺市は早くも世界的な知名度アップを皮算用している。

646とはずがたり:2008/01/11(金) 05:28:53
ナショナルをパナソニックに統一するのはまぁええや。しかし社名をパナソニックに変えるのは如何なものかと思うぞ。パナソニック政経塾w

パナソニックに社名変更、「ナショナル」廃止へ…松下電器
2008年1月10日(木)14:49
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/business/20080110i407-yol.html?fr=rk

 松下電器産業が、10月に社名をデジタル家電などのブランドと同じ「パナソニック」に変更することがわかった。

 冷蔵庫など国内の白物家電に使っている「ナショナル」ブランドも2009年中に廃止し、「パナソニック」に一本化する。

 10日午後、大阪・枚方市で開催する経営方針発表会で大坪文雄社長が表明する見通しだ。

 松下電器は、1918年に松下幸之助氏が「松下電気器具製作所」を創業して以来、社名に「松下」を冠してきた。

 しかし、海外での販売が急増する中、社名とブランド名を統一した方がアピール効果が高いと判断した。

 製品の種類などによってブランドが二つに分かれていると「投資・宣伝効果が分散する」(関係者)ことからも、一本化の必要があると判断した。松下氏が27年に考案し、長く親しまれてきた「ナショナル」の名は約80年の歴史に幕を下ろす。

647とはずがたり:2008/01/11(金) 05:31:52
次世代DVD ブルーレイが優位 パラマウントも乗り換え?
2008年1月9日(水)11:10
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/m20080109003.html

 米ラスベガスで7日(日本時間8日)始まった世界最大の家電展示会「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー」(CES)を舞台に、デジタル家電をめぐる2つの「対立」に変化が見えてきた。業界標準を2規格が争う次世代DVDは、ブルーレイ・ディスク(BD)規格の優位が鮮明になった。薄型テレビの「液晶テレビVS.プラズマテレビ」の構図では、プラズマが技術躍進をみせ、反転攻勢に出ている。(ラスベガス 塩原永久)

 ≪ブルー・デー≫
 「今日はブルー(青)な日だが、悪くないね」。次世代DVDでBDを主導するソニーのストリンガー会長は、CESでの会見で、「浮かない気分(ブルー)」と「ブルーレイ」をかけた冗談を飛ばし、会場の笑いを誘った。

 会見直前に、映画会社の米大手ワーナー・ブラザースが、BDの単独支持を表明。BDは規格争いの勝敗を左右する映画ソフトの約7割を握り、対する「HD DVD」陣営を大きく引き離した。BD側の大手メーカー幹部からは「日本での戦争はすでに終わり、残る北米の戦いも収束が近い」との声も聞こえてくる。

 HDの普及促進団体はCESでの会見を急遽(きゅうきょ)中止。HD陣営の東芝は、「まだ死んだわけではない」(幹部)と平静を装う。しかし、これまでHDを単独採用してきた米映画大手パラマウント・ピクチャーズが、BD陣営に乗り換えることを検討していると一部メディアが伝えた。パラマウントが離脱すれば、HD陣営にとって大きな痛手となり、戦略の見直しを迫られるのは必至だ。

 ≪プラズマ健在≫
 プラズマと液晶の両方式が有力な薄型テレビでは、液晶テレビが大画面化し、大型テレビに向くとされるプラズマの得意領域を侵食していた。

 液晶メーカーの技術革新も著しく、昨年後半から顕著になった画面の薄型化傾向や、画面にタッチパネル機能を内蔵させるなどの進歩で大幅に先行し、プラズマの存在感が薄れていた。

 しかし、今回のCESでは、プラズマテレビメーカーが相次いで新技術を導入した製品を発表。

 松下電器産業は、「プラズマ技術の大きな進化を紹介したい」(坂本俊弘専務)として、厚さ2・47センチの完全平面(フルフラット)型としては「世界最薄」と、150型の「世界最大」となる試作品を公開。また日立製作所も、厚さ約3・5センチのプラズマテレビを2009年に商品化することを明らかにした。

 会場では、パイオニアが開発に成功した厚さ9ミリの50型プラズマテレビも登場。プラズマの課題とみられてきた消費電力の低減や、鮮やかな画質を実現する新技術なども各社が出展し、プラズマが勢いをみせている。

648小説吉田学校読者:2008/01/11(金) 07:25:47
>>646
「松下」の名前を外すというのは、相当な重大決意でしょうなあ。
しかし、ナショナル劇場はパナソニック劇場になるのだろうか。

649とはずがたり:2008/01/15(火) 11:18:04
実際聞こえてくるのはBRの話題ばかりやしねぇ

東芝、次世代DVDプレーヤー大幅値下げ 北米で最大半額に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080114-00000919-san-ind
1月14日19時2分配信 産経新聞

 東芝は14日、北米向け次世代DVD規格の「HD DVD」プレーヤー(再生機)の価格を13日から最大で半額に引き下げた、と発表した。

 次世代DVDは家電メーカーが2陣営に分裂し、普及に向けて激しい争いを続けているが、今月4日に米映画大手ワーナー・ブラザースがソニーや松下電器産業などが推進する「ブルーレイ・ディスク(BD)」だけを支持する方針を表明。BD陣営は、豊富な映像ソフトを持つ米ハリウッド映画大手6社のうち4社の支持をとりつけて優位に立ち、HD陣営を推進する東芝などが戦略を見直すのは必至とみられていた。

 価格を引き下げるのは昨年10月に発売したばかりの3モデル。廉価版の「HD−A3」は299・99ドルを149・99ドルに、中級機の「HD−A30」は399・99ドルを199・99ドルに、上級機の「HD−A35」は499・99ドルを299・99ドルにそれぞれ値下げした(いずれも希望小売価格)。

 これら3モデルは、年末商戦のキャンペーン期間(2007年12月21日〜08年1月5日)に約100〜150ドル引き下げた。東芝によると、同期間中の販売が好調に伸びたことから、さらにそれぞれ約50ドルの引き下げに踏み切った。

 また、東芝は、07年の米国次世代DVDプレーヤー市場で約50%のシェア(市場占有率)を占めトップになるとともに、同じく07年10〜12月の米国次世代DVDドライブ搭載のノートパソコン市場で80%以上のシェアを獲得したことも公表。さらにHD
 DVDの操作支援や、あらゆるプロモーションに関する情報について電話で応える新サービスを今月から米国で始めたことも明らかにした。

 ただ、ワーナーの支持でBD陣営は、規格争いの勝敗のカギを握るとされる、主要な米映画作品の7割程度を手中にすることになる。さらに、これまでHDを単独採用してきた米映画大手パラマウント・ピクチャーズも、BD陣営への乗り換えを検討していると一部メディアが伝えている。

650とはずがたり:2008/01/15(火) 11:39:28
BR…57+32+8=97
HD…2
不明…1
勝負有りだなぁ・・。

こう云う世代交代に疎い技術立国日本の売国奴である俺は筑波にはまだビデオデッキしかない。因みに筑波のクルマは先日迄カセットテープしか聴けなかった。
MDも持っているがたまたま缶コーヒーのBOSSの懸賞であたっただけ。ほんとはボスジャンが欲しくていっぱい応募したのに当たったのはMDの時であった。。殆ど使わず押し入れの肥やしにしてしまった。
またやっとクルマはCDにしたが最近は音楽はiPodみたいなので聴く流れだもんなぁ。。iPodシャッフルなら持っているがこれは後輩の結婚式の二次会のビンゴで当たったもの。こんなんばかりであるな。。
パソコンのフラッシュメモリもなかなか買わずMOを愛用してた。iPodシャッフルを当ててからはこれがフラッシュメモリになったが余り活用せずGIGAMOを新規購入したりしてた。最近は16GのシリコンHDhttp://www.itmedia.co.jp/news/articles/0703/14/news066.htmlを導入してやっと追いついてきた。めっちゃ便利ですな。

次世代DVD ブルーレイのソニー57%、松下電器32% HDの東芝は2%
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/107856/
12/05 17:34更新

 市場調査会社のBCNは5日、次世代DVDの11月の販売動向について調査結果を発表した。現行方式のDVDを含めたレコーダー市場全体に占め次世代機の割合が、金額ベースで約36%を占め、20%未満だった10月から大きく上昇した。

 全体の台数に占める次世代機の割合も倍増し、初めて20%を超えた。メーカー別シェア(市場占有率)を10月と11月の合算でみると、「ブルーレイ・ディスク」方式のソニーが57%で首位。次いで松下電器産業が32%、シャープが8%だった。「HD DVD」方式の東芝は2%だった。
               ◇
■年末商戦に出そろった各社の次世代DVD

 メーカー /規格    /価格帯(機種数)   /主な製品の特徴

ソニー   /BD    /14〜20万円(4) /周辺機器と連携、用途別に3シリーズ展開

松下電器産業/BD    /16〜30万円(3) /フルHDで世界最長の18時間録画が可

シャープ  /BD    /10弱〜30万円(4)/記録媒体をBDに絞り、操作も簡単に

東芝    /HD DVD/10弱〜20万円(5)/現行DVDへHDを2時間録画。HDD付き

注:東芝の価格帯は録画再生機のみ表示。BDはブルーレイ・ディスク、HDはハイビジョン映像、HDDはハードディスク駆動装置の略

651とはずがたり:2008/02/16(土) 21:14:08

遂に来たか・・。

東芝 HDDVD撤退で調整
http://www3.nhk.or.jp/news/2008/02/16/k20080216000104.html

2つの規格が対立する次世代DVDのうち、「HDDVD」方式を主導してきた「東芝」は、「ソニー」などが推し進める「ブルーレイディスク」との競争で劣勢にあることから、HDDVD機器の生産を全面的に停止し、事業から撤退することで最終調整に入りました。

652とはずがたり:2008/02/16(土) 21:15:16
>>651
より以前の記事

「HD DVD陣営から20社離脱へ」とTIMES報道
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0801/09/news081.html

英TIMESのオンライン版は、HD DVD陣営の20社が同陣営から離脱する準備を進めていると報じた。WarnerがBlu-rayへの一本化を発表したことを受け「HD DVD陣営は離反の洪水に直面している」と伝えている。
2008年01月09日 17時23分 更新

 英TIMESのオンライン版「TIMESONLINE」は1月8日、HD DVD陣営の20社が、同陣営から離脱する準備を進めていると報じた。Warner Bros.がBlu-ray Discへの一本化を発表したことがきっかけで「HD DVD陣営は離反の洪水に直面している」と伝えている。

 記事は、HD DVDプロモーショングループに参加する約130社のうち、Paramount Picturesをはじめとした20社が離脱する方針と報道。ポニーキャニオンも離脱を検討していると伝えている。

 また、日本の証券会社の「フォーマット競争が最終段階に入っている」というコメントを紹介している。

653とはずがたり:2008/02/16(土) 21:16:29
東芝、間もなくHD DVDから撤退か
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0802/15/news077.html

映画会社や小売業者の離脱を受けて、東芝は向こう数週間のうちにHD DVDフォーマットから撤退するとみられている。(ロイター)
2008年02月15日 16時58分 更新

 高精細DVDフォーマット戦争は、1つのフォーマットの「死の観察」に変わった。

 東芝は向こう数週間のうちに、HD DVDフォーマットから撤退するとみられている。1月初めにWarner Home Videoが5月以降はソニーのBlu-ray Disc規格のみをサポートすると発表して世を驚かせたのに続き、小売業者の離脱が相次いだのを受けてのことだ。

 何も正式な決定はないと、Toshiba America Consumer Productsのマーケティング責任者ジョディ・サリー氏は主張している。「技術的な進歩に基づき、当社のプレーヤーの価値と一貫した品質を考えると、当社は引き続き、HD DVDが消費者にとって最高のフォーマットだと確信している」

 だが同氏は、何かが検討中であることをほのめかした。「過去1カ月間の市場の動きを鑑み、特に最近のHD DVDプレーヤーの値下げに照らして、東芝は市場の影響と消費者への価値命題を今後も研究していく」

 Warnerの発表の直後、HD DVD North America Promotional GroupはInternational CESでのプレゼンテーションをキャンセルした。NPD Groupが集計したデータでは、翌週に販売されたハードのうち、Blu-rayが93%を占めていた。

 東芝はその後、1月15日からHD DVDプレーヤーの価格を半額にまで引き下げて反撃した。だが望んでいた売り上げ増は実現しなかった。NPD Groupが集計した1月26日までの1週間の小売りPOSデータでは、65%対28%でまだBlu-rayプレーヤーが大きな差を付けていた。

 DVDソフトの売り上げも減少している。Nielsen VideoScan First Alertの最新データによると、2月10日までの1週間に最も売れたBlu-ray作品はソニーの「Across the Universe」で、その週に最も売れたHD DVD作品であるUniversalの「Elizabeth: The Golden Age」の3倍以上売れた。Blu-ray作品はその週に販売された高精細ディスクの81%を占め、HD DVDの割合は19%だった。

 東芝は値下げしたHD DVDプレーヤーを、ハイデフ愛好家だけでなく、標準的なDVD視聴者にも売り込んできた。広告では、新しいプレーヤーではDVDももっときれいに見えるとうたっている。同社は最後の努力として、スーパーボウル中に広告を出した――30秒のテレビCMで、270万ドルをかけたと伝えられている。

654とはずがたり:2008/02/16(土) 21:17:25
次世代DVDレコーダー、BD陣営シェア96% ソニー・松下が2強
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0801/17/news092.html

BCNによると、昨年10〜12月の次世代DVDレコーダー販売シェアは、ソニーが6割、松下電器産業が3割を占め、3位のシャープと合わせた台数シェアでは、BD陣営が96%に。

2008年01月17日 18時15分 更新

 次世代DVDレコーダーはソニーと松下の2強体制に──BCNの調査によると、昨年10〜12月の次世代DVDレコーダー販売シェアは、Blu-ray Disc陣営のソニーが6割、松下電器産業が3割を占めた。年末商戦期には軒並み供給不足に陥るほどの人気となり、量販店からは「モノがあればいくらでも売れた」という声もあったといい、北京五輪を控えた今年は当面、順調な需要が見込めそうだ。

 次世代DVDレコーダー需要は、各社が普及機種を投入した10月以降に離陸。レコーダー全体の販売台数のうち、次世代DVDレコーダーは10月に6.1%、11月に21.6%を占めるまでに成長。ただ、12月は全体的な品不足から18.1%に低下した。

 金額ベースでは単価が高い次世代DVDレコーダーの割合が大きくなり、11月には37.1%と4割近くに成長(12月は31.4%)。市場全体では金額ベースで前年割れが続いていたが、11月以降にプラスに転じる要因になった。

 10〜12月合算のメーカー別シェアは、ソニー(台数:59.6%、金額:58.1%)、松下(台数:27.0%、金額:31.6%)がほぼダブルスコアの大差でトップ。これにシャープ(台数:9.6%、金額:7.3%)、HD DVDの東芝(台数:3.8%、金額:3.0%)が続いた。

 上位3社はBD陣営。3社合計のシェアは台数で96.2%、金額で97.0%となり、BD vs. HD DVDという構図で見た場合、BDの圧勝だった。

 機種別では、320GバイトHDDを搭載したソニー「BDZ-T70」(平均単価11万9207円)がトップで、3位までソニー製品が占めた。平均単価は11月が13.1万円、12月が12.4万円。各社が製品ラインアップを強化した結果、高価格帯から普及クラスまで売れ筋が多様化した。
金額ベースで4〜6割に

 供給不足は2月ごろまで続くもようだが、BDレコーダーに一本化したソニーを始め、各社とも生産を次世代機にシフトしつつあり、品不足が解消されれば販売はさらに伸びそう。BCNの田中繁廣取締役は「5月ごろに各社が新商品を発表する。北京オリンピック商戦から秋口までは、金額ベースで4〜6割はいくだろう」と見ている。

 メーカー動向では、07年の年間でシェアトップだったシャープの追い上げに注目する。シャープはHDDを省いた廉価なBDレコーダー2機種を発売したが、「少し上のクラスに需要があったため、出遅れた。今後投入する新商品でどこまで戻してくるか」(田中取締役)

 規格別ではHD DVDが劣勢な上、年明けには米Warner Bros.がBD陣営にくら替えするという事件もあった。田中取締役は「この時期にこうした動きが出てしまったのは、東芝にとって非常に大きいのでは」と今後への影響を予測する。

 当面は順調な需要が見込める次世代DVDレコーダー市場だが、田中取締役は「中長期的にはどうなるか分からない」と話す。米Appleの「Apple TV」が映画レンタルに対応したように、ネットによる映画などの配信が普及すれば、「必ずしもローカルメディアに保存しておく必要はない」ためだ。「今後はネット対ディスクという競争の軸になるだろう。日本のメーカーがどういう答えが出せるかがカギになるのでは」

655とはずがたり:2008/02/16(土) 21:37:52
HD DVD陣営離脱か否か、Paramountは1カ月以内に決断──米紙報道
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0801/10/news051.html

米Paramount PicturesがHD DVD陣営から離脱する可能性があり、1カ月以内に選択を決断する──と1月9日付の米紙Los Angels Timesが報じた。

2008年01月10日 14時12分 更新

 1月9日付の米紙Los Angels Timesは、米Paramount PicturesがHD DVD陣営から離脱する可能性があり、1カ月以内に選択を決断する──と報じた。

 Paramountが昨年、HD DVD単独支持を表明した際の契約には「Warner Bros.がHD DVD支持をとりやめた場合、Paramountも追随できる」という条項があったとされる。報道は映画業界筋の話として、WarnerがBlu-ray Disc単独支持にくら替えしたため、Paramountはこの条項を行使する可能性があり、1カ月以内に行使するか否かを決断するという。

 ParamountがBD陣営に乗り換えると、米映画大手6社のうちHD DVD陣営はUniversal Picturesのみになり、次世代DVD規格争いのすう勢は決定的になる。このためParamountの動向に注目が集まっている。

656とはずがたり:2008/02/16(土) 21:56:35
東芝がHD−DVD撤退へ 規格争いはBDの勝利
2008.2.16 21:01
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/080216/biz0802162101009-n1.htm

 東芝は16日、新世代DVD規格「HD DVD」の再生機や録画再生機などの生産を終了する方針を固めた。今月中にも正式決定し発表する。数年間にわたり続いてきた「ブルーレイ・ディスク(BD)」との規格争いはBDの勝利で決着する見通しとなった。

 新世代DVDは東芝などが推進するHDとソニーや松下電器産業などが推進するBDの2規格が併存してきたが、小売り世界最大手の米ウォルマート・ストアーズがBDの商品のみを取り扱うことを決めるなどHD劣勢が決定的となっていた。

 東芝は青森県で行っているHD関連の機器生産を近く終了する見通しで、今後は新型機の開発なども行わない。撤退費用は数百億円に上る見通しだ。

 最大市場である米国では、新世代DVDのソフト販売の約8割をBDが占めるなどHDを圧倒している。両陣営に作品を供給してきた映画大手、ワーナーブラザースも1月初旬にHDからの離脱を表明。消費者や流通業界のBDシフトの動きが相次いでいた。

 HD DVDはDVDの新規格。BDと同様に青紫色の半導体レーザーを読み取り用部品に用いているため、大容量の書き込みが可能だ。ただ、BDより書き込み容量が劣ることやソニーが新型ゲーム機「プレイステーション3」に再生機能を搭載したこともあって、「HD離れ」に歯止めをかけられなかった。

657とはずがたり:2008/02/19(火) 14:50:36
HDは全然市場で話しを聞かなかったもんなぁ。

東芝のHD撤退に株価は好感、損失額・ブランド低下は限定的の見方
2008年 02月 18日 19:16 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-30385020080218

[東京 18日 ロイター] 東芝(6502.T: 株価, ニュース, レポート)が、新世代DVD規格の「HD DVD」事業から撤退する方針が先週末、明らかになり、週明け18日の東京株式市場で、同社株は前営業日比45円高(5.74%高)の829円で取引を終えた。

 ソニー(6758.T: 株価, ニュース, レポート)などが推進する「ブルーレイ・ディスク(BD)」方式との規格争いで敗色濃厚となり、早期に見切りをつけたことが、同社の「選択と集中」路線に沿った判断と市場関係者からは評価されたようだ。また、撤退に伴う損失額や東芝ブランドへの悪影響は限定的との見方が出ている。

 東芝は近年、原子力など社会インフラ、半導体など電子デバイス、パソコンや薄型テレビなどデジタル製品の3分野を中核に据えながら事業の選択と集中を進め、総花的な「総合電機」路線からの脱皮を図ってきた。今回のHD事業撤退の方針が明らかになり、中核分野であっても必要であれば事業の絞り込みを行うとの方向性が示された形だ。

 大和総研のアナリスト、佐藤雅晴氏は、ロイターの取材に対し、「HD事業撤退が事実ならば」と前置きしつつ、「東芝の業績はHD事業の動向が不透明要因になっていたが、それが払拭されることになり、2008年度以降の業績にはポジティブな動きと考える」と語った。同氏は、「悪い状況を引きずる最悪のシナリオの回避になる。西田厚聡社長をはじめ経営陣の決断の早さは評価できる」と述べた。

 撤退に伴う損失額について、ロイターを含めた各メディアは数百億円規模と報じている。しかし、ゴールドマン・サックス証券のアナリスト、松橋郁夫氏は、「損失はせいぜい100億円とみている。100億円より少ないかもしれない」と述べた。同氏は、「損失は在庫処分や生産設備で発生するが、それほど大きな損失にならない」と強調。HD方式を支持する映画会社などパートナー企業へのペナルティー(違約金)の発生についても「(パートナーも)ビジネスなので、ダメなときは撤退するものと受け止めている」と語り、多額の違約金が生じる可能性に否定的な見方を示した。

 HD方式を主導する東芝が撤退すれば、同方式による高画質の映画ソフトの供給は今後、打ち切りになるのは確実とみられ、プレーヤーやレコーダーを購入した消費者への不利益は避けられない。しかし、松橋氏は「消費者への賠償金も考えづらい」と語った。

 東芝が最初にHD方式の機器(プレーヤー)を発売したのは2006年3月。わずか2年足らずで撤退の方針が伝わったことで、民生機器分野での東芝ブランドへの影響も気になるが、専門家からはさほど深刻ではないとの声も聞かれる。ブランド戦略のコンサルティング会社、インターブランド(本部ニューヨーク市)東京オフィスの田中英富氏はロイターに対し、「二つの方式(HDとBD)があって、どちらが勝つのかはっきりしていない段階で購入する人は、HDがダメでも、すぐにBDを買って楽しむと思う」と指摘する。同氏は「HD以外で良い製品を出していけば、東芝はブランドイメージを維持できるのでは」としている。

 (ロイター日本語ニュース、浜田 健太郎記者)

658とはずがたり:2008/02/20(水) 02:58:45
HD-DVD撤退から更に次の一手へ。経営が素早いっす。
民主王国には工場も立地するねぇ〜。
地域の立て直しは民主党支持から!ヽ(´ー`)/

東芝が新メモリー工場 北上に続き四日市にも
http://www.asahi.com/digital/av/TKY200802180094.html
2008年02月18日

 東芝は、携帯電話などの記録媒体として需要が拡大している半導体「NAND型フラッシュメモリー」の新工場を、三重県四日市市に建設する方針を固めた。新工場建設の方針をすでに固めている岩手県北上市とあわせ、週内に正式発表する。08年度に着工、09年度に量産を始める予定だ。

 東芝は、不振の次世代DVD「HD―DVD」から事実上撤退する一方で、主力の半導体事業に経営資源を投入する。

 東芝は現在、四日市市の四つの工場でフラッシュを生産しているが、09年度にも生産能力が上限に達する。工場敷地には余裕がなく、隣接地で用地の確保を目指していた。東芝の既存の工場のフラッシュ生産能力は月産約41万枚(300ミリウエハー換算)が上限だが、北上市と四日市市の新工場がフル稼働すれば生産能力が計80万枚程度に倍増する見込みだ。

 用地の確保と建物の建設は東芝が行うが、生産設備への投資は米メモリー大手のサンディスクと折半する。投資総額は二つの新工場で1兆8000億円規模の見込み。

 フラッシュは携帯電話やデジタルカメラ、携帯音楽プレーヤー向けに需要が急増している。ただ、価格は急落しており、収益確保のためには生産能力を増強してコストを削減する必要があった。

659名無しさん:2008/02/20(水) 17:49:15
ソニーはプレステ用半導体の生産設備を昨年東芝へ売り渡して半導体生産から撤退した。
液晶も韓国サムソンと提携して直接生産から撤退している。
東芝はソニー以上に総合電気産業企業体だから 選択と集中 が必要なんだね。

661荷主研究者:2008/03/24(月) 00:11:54

http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20080201200001&cid=main
2008年2月1日 06:48 熊本日日新聞
三菱電機、ルネサス熊本工場を取得へ

三菱電機が4月1日に取得するルネサステクノロジの熊本工場=合志市

 三菱電機(東京都千代田区)は三十一日、半導体大手ルネサステクノロジ(同)の熊本工場(合志市)を四月一日付で取得すると発表した。買収額は約百十億円。三菱電機はエアコンなどの制御部品として需要が好調な「パワー半導体」の生産施設に転換し、増産に取り組む。

 中核事業と位置付けるパワー半導体の増産を狙う三菱電機と、価格競争の激化で熊本工場の大容量フラッシュメモリー生産からの撤退を決めたルネサスとの思惑が一致した。ルネサスは三菱電機と日立製作所が共同出資して二〇〇三年に設立。この際、三菱電機は熊本工場の一部をルネサスに譲渡したが、今回の買い戻しで再び三菱電機の工場となる。

 パワー半導体はエアコンなどのモーターの回転数を制御し消費電力を抑えられるのが特徴で、省エネ製品向けの需要が世界的に高まっている。

 三菱電機は既に熊本、福岡両工場で受け持つパワー半導体事業に三年間で百五十億円を投資。熊本工場の生産量は、百二十五ミリウエハー換算で二〇〇四年の月産約七万枚から十万枚に増やしており、ルネサスの工場取得で約二倍の二十万枚まで生産能力を拡大する。このため生産ラインの一部も改修する予定。

 三菱電機の平田勝弘・熊本工場長は「洗濯機や車、溶接機から電鉄まで用途が幅広く生産が追い付かない状況だ」と話している。ルネサス熊本工場の従業員三百三十人は三菱電機が引き継ぐ。(伊豆信太郎)

662荷主研究者:2008/03/24(月) 00:12:48

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/02/20080203t12031.htm
2008年02月03日日曜日 河北新報
リコー、宮城にトナー工場 環境型商品生産を強化

 事務機器メーカー大手のリコー(東京)は、プリンターなどで使用する環境配慮型のトナー製造を強化するため、宮城県柴田町にある子会社の東北リコーに最先端の工場を新設する方針を固めた。投資額は約200億円に達する見通し。10月に着工し、2010年3月の操業を目指す。

 リコーの国内のトナー生産拠点は沼津事業所(静岡県沼津市)だが、カラー複合機やレーザープリンターの需要拡大に伴う生産体制の強化と、地球温暖化などに配慮した環境に優しい商品を拡充するため、新工場が必要と、判断したとみられる。

 関係者によると、新工場は高さ約30メートル、延べ床面積は約2万一1400平方メートルで、東北リコーのグラウンドに建設される。年間の生産能力は約3000トンを予定している。従業員はリコーグループの人員を振り向けるため、新規雇用は数十人程度にとどまる見込み。

 工場で生産するのは、高画質化対応で、定着温度が低い次世代型の重合トナー。ポリエステルを使い、「PxPトナー」としてリコーが独自開発した。定着温度を低く抑えることにより、機器の省エネ化を促進。二酸化炭素(CO2)の排出量は従来の粉砕トナーより大幅に低減できるという。

 今回のリコーの工場新設に対し、宮城県は独自課税「みやぎ発展税」を財源とする企業立地奨励金や、企業立地促進税制の適用などの産業振興支援に乗り出す。地元の柴田町も関係部署による対策本部を設置し、行政手続きなどの面からサポートする方針。

 東北リコーは1967年の設立で、印刷機器などの製造販売を手掛ける。従業員は約1300人で、07年3月期の売上高は670億円。2000年にリサイクルの徹底でゼロエミッション(廃棄物ゼロ)を達成している。

663とはずがたり:2008/03/29(土) 03:54:45

太陽電池堺工場 2010年春めど操業…シャープ発表
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco_news/20080328ke03.htm

 シャープは27日、堺市に計画している太陽電池工場の操業を2010年3月までに始めると発表した。当面の投資額は720億円。年間生産能力は480メガ・ワットで、最終的に25万世帯分にあたる1ギガ・ワット(1000メガ・ワット)に増やす。

 また、堺工場が稼働するまでに、欧州にも太陽電池工場を作る。奈良県の既存工場と合わせ、2010年4月をメドに、まず1ギガ・ワットの生産体制を整える。

 堺工場では、原料のシリコンの使用量が従来の結晶型に比べて約100分の1の薄膜型を生産。結晶型よりも高温で効率よく作動するので中南米やインドなどでの需要が見込まれている。

 電池パネルに組み立てるガラス基板の面積は従来品の約2・7倍(1メートル×1・4メートル)で、大型化でコストを下げる。太陽光エネルギーを電力に変える変換効率は現在の1・5ポイント増の10%を目指す。
(2008年3月28日 読売新聞)

664とはずがたり:2008/03/30(日) 20:14:46
>>528>>615

ビクターとケンウッドが2008年経営統合へ
−資本業務提携し、カー/ホームAV事業で協力
7月24日発表
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070724/vicken.htm

 日本ビクター株式会社と株式会社ケンウッドは24日、カーエレクトロニクス分野およびホーム/ポータブルオーディオ事業分野での協業と経営統合を柱とした資本業務提携契約を締結したと発表した。

 ビクターは、ケンウッドと投資運用会社の台湾スパークス インターナショナルによる複数の投資ファンドを割当先とする第三者割当による新株式の発行を決定。8月10日付で発行し、ビクターが調達する資金の総額は約350億円。内訳は、ケンウッド宛てに普通株式200億円、スパークスの運用ファンドあてに150億円となる。

 ビクターとケンウッドは、「競争が激化するAV市場の中で勝ち残っていく姿として、両社の経営統合を目標において協議を進めていく」としており、10月1日を目処にカーエレクトロニクス、ホームエレクトロニクスの各事業において業務提携を開始。また、2008年の経営統合を目指し、共同持ち株会社の設立を検討する。

 詳細については、両社により設置される委員会での検討の上、決定されるが、共同開発体制の発足や、製造委託の相互推進、知的財産権の相互利用などを予定。互いの付加価値向上と市場競争力の強化を図っていく。

 増資が実施された場合、日本ビクターは松下電器産業株式会社の連結子会社から外れ、持分法適用関連会社となる。松下電器はビクターの筆頭株主として、ビクター、ケンウッドの経営統合に向けての検討をサポートしていく方針。

■ ビクターが「アクションプラン 2007」を策定

 これに合わせてビクターは、「2007年度の営業利益黒字化、2008年度の経営基盤固め、2009年度の成長戦略への転換」を達成するための、「アクションプラン2007」を策定した。

 この中で、事業の選択と集中に言及。ディスプレイ事業とオーディオ事業については、コスト競争力の強化と収益改善を図る。ディスプレイでは国内、欧州の不採算モデルの生産販売中止などを実施。オーディオ事業においては、日米を中心とした地域別販売戦略の立て直しを行なう。

 ILA事業は従来の基本戦略を見直し。民生用のフロントプロジェクタを事業の柱と位置づけ、リアプロテレビについては次世代機開発を含めて基本戦略の見直しを実施する。

 カムコーダについては、さらなる開発リソースの集中や販売強化により「グローバルトップワンを目指す」という。カーエレクトロニクスでは、ケンウッドと共同でソフト開発力と製造コスト力を強化、市販分野の新興市場の取り組み強化などを図るという。

 共同会見の模様については追ってレポートする。

□ビクターのホームページ
http://www.victor.co.jp/
□ニュースリリース(アクションプラン 2007/PDF)
http://www.victor.co.jp/press/2007/action2007.pdf
□ケンウッドのホームページ
http://www.kenwood.co.jp/
□ニュースリリース(PDF)
http://www.kenwood.co.jp/newsrelease/2007/pdf/20070724_01.pdf
□松下電器産業のホームページ
http://panasonic.co.jp/index3.html
□ニュースリリース
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn070724-4/jn070724-4.html?ref=news
□関連記事
【6月25日】「ビクターとケンウッド経営統合」報道に両社が声明
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070625/victor.htm
【6月11日】ビクター株式売却報道について各社がコメント
−「何も決まっていない」
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070611/victor.htm
【2006年12月25日】「松下、ビクター売却」報道についてビクターが声明
−「何も決まっていない」
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20061225/victor.htm
( 2007年7月24日 )

667とはずがたり:2008/04/28(月) 23:28:00
面白いですね〜。三洋の技術力を買ってる俺としても実現に期待♪
三洋の創業者は松下で修行し(いわば吉野家とすき屋の関係みたいなもん)たそうだしいいなじゃないかな。
松下もパナソニックと云う(個人的には)気持ちの悪い社名になるしこれを機に松下+三洋=パナソニックなら俺も納得できるしw
ま,いうても最近迄シャープが早川電気だったと知らなかった上にシャープの方が早川電気よりもいいなぁと思うのでこんなもん馴れなんでしょうな。。

松下と三洋が提携案、将来の経営統合も
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080427-OYT1T00715.htm?from=navr

 経営不振が長引いている三洋電機の抜本的な再建策として、松下電器産業と資本・業務提携する案が浮上していることが、27日明らかになった。

 大株主である三井住友銀行など金融3社が持つ三洋株(優先株)を松下に譲渡する方向で検討が進む見通し。三洋の高い技術力を生かし、充電池などの分野で世界市場をリードする狙いもある。将来、両社が経営統合する案も視野に入っており、実現すれば、国内初の大手電機メーカー同士の再編となる。

 三洋は2006年3月、財務体質を強化するため3000億円の優先株を発行し、米大手証券ゴールドマン・サックス(GS)グループ、大和証券SMBCと三井住友銀行の金融3社が引き受けた。普通株に換算して発行済み株式の66・97%(議決権ベース)を占める。

 関係者によると、金融3社は、三洋が単独で再建を果たすには時間がかかるとみて、三洋の事業と相乗効果があり、経営体力のある大手企業を対象に売却先を模索してきた。

 松下が浮上したのは、2010年3月期に連結売上高10兆円を目指す計画に向け、豊富な手持ち資金を生かして企業買収を検討していることがある。三洋は今後の成長分野とされる充電池や太陽光発電、リチウムイオン電池などで世界トップクラスの技術力を持ち、世界に販売網を持つ松下と補完効果が見込めるほか、08年3月期に4期ぶりの黒字となる見通しで、売却に向けた環境も整ってきた。

 優先株についている譲渡制限などの条件は09年3月に切れるため、交渉はこの時期をにらんで進められると見られる。

 両社が経営統合すれば、連結売上高(07年3月期)は計約11兆3000億円となり、日立製作所(約10兆円)を抜いて国内電機メーカー首位に躍り出る。

 ただ、三洋は冷蔵庫などの白物家電や半導体で苦戦し、松下と重複する生産・販売拠点も多い。このため、松下側には慎重論も根強いと見られ、交渉には時間がかかる可能性もある。

(2008年4月28日03時02分 読売新聞)

668とはずがたり:2008/05/12(月) 16:40:06
2008/05/10-10:22
ビクターとケンウッド、10月統合=持ち株会社設立へ
ttp://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2008051000149

 経営統合に向けた協議を続けていた日本ビクターとケンウッドは10日、持ち株会社を10月1日付で設立し、統合することで近く最終合意することを明らかにした。持ち株会社の名称は「JVC・ケンウッド・ホールディングス」で調整している。統合比率など詳細を詰め、週明け12日に発表する。

2008/04/25-17:29
ビクター、国内テレビ事業を大幅縮小=量販から撤退、大画面に特化
ttp://www.jiji.com/jc/zc?k=200804/2008042500868&rel=j&g=eco

 日本ビクターは25日、採算悪化が続く国内液晶テレビ事業について、国内工場での生産を停止して海外に移管するなど、大幅に縮小すると発表した。今後は大量販売路線からは撤退し、42型以上の大画面液晶テレビの販売に特化して採算を優先させる。これにより、2008年3月期で数十億円とみられる国内テレビ事業の営業赤字を、09年度にゼロまで改善させたい考えだ。

2008/04/25-15:56
ビクター、英子会社のテレビ生産を7月末で終了=東欧で外部委託へ
ttp://www.jiji.com/jc/zc?k=200804/2008042500716&rel=j&g=eco

 日本ビクターは25日、液晶テレビとブラウン管テレビの両方を生産する英国子会社、JVCマニュファクチャリングでのテレビ生産を7月末ですべて終了すると発表した。域内向け液晶テレビの生産は、東欧地域での外部委託に移行する。特に液晶テレビの価格下落が激しく、採算の悪化により英国内での生産継続は困難と判断した。

2008/04/16-09:52
国内テレビ事業から撤退へ=採算悪化で海外に特化−ビクター
ttp://www.jiji.com/jc/zc?k=200804/2008041600160&rel=j&g=eco

 日本ビクターが国内の液晶テレビ事業から撤退する方針を決めたことが16日、分かった。同社の液晶テレビの国内シェアは数%にとどまっており、経営悪化の一因になっている。このため、シェアの大幅拡大を見込めない国内市場から撤退して海外向けに特化し、経営資源を集中させる。
 横須賀工場(神奈川県横須賀市)での液晶テレビの生産を全面的に停止し、在庫がなくなり次第、販売も終える。大手メーカーが国内事業から撤退するのは初めて。今後は、船井電機と製品供給などで提携関係を強化し、ビクターブランドが比較的強いとされる欧州を中心に海外販売を拡大させたい考え。

2008/04/15-18:29
経営統合するビクターとケンウッド、業績予想をそろって下方修正
ttp://www.jiji.com/jc/zc?k=200804/2008041500839&rel=j&g=eco

 今秋をめどに経営統合を予定している日本ビクターとケンウッドは15日、そろって2008年3月期連結業績予想の下方修正を発表した。ビクターは4度目の下方修正で、液晶テレビ関連で減損処理を行うことなどから、最終赤字は前回予想の325億円から478億円に大幅拡大する。ケンウッドは車載オーディオ製品の販売不振などから、最終利益を40億円から30億円に減額した。

670とはずがたり:2008/06/24(火) 13:55:51

国内携帯端末メーカー、真の敵はiPhoneではなく「ノキア」
6月24日9時0分配信 ダイヤモンド・オンライン
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080624-00000000-dol-bus_all

国内携帯端末業界では、7月に日本上陸が決まった米アップルの携帯電話「iPhone(アイフォーン)」の話題で持ち切りだ。アイフォーンは、年内までに日本を含めた70ヵ国以上で販売され、2008年の販売目標を1000万台に据えている。

「アイフォーンは、未来の情報端末の基本形になる」(電機メーカー幹部)と評価する声が上がる一方で、「一機種で100万台も売れれば大ヒット。アイフォーンが成功したとしても、せいぜいその程度なのでは」(通信事業者幹部)と冷静に見る向きもあり、日本市場でどの程度普及するかは未知数だ。

 そんななかで、「話題先行型のアイフォーンよりも、本当に要注意なのは、ノキア(フィンランド)の動向」と電機メーカー幹部は警戒する。世界の携帯端末市場の4割のシェアを握る、最大手ノキアが今年に入って、「日本市場のシェアを(現在の1%程度から)10%へ引き上げる。1000億円規模の販売促進費の投下を惜しまない」(ノキア関係者)と、日本市場“拡充”の方針を鮮明にしているのだ。

 世界の携帯端末市場は11.4億台。そのうち、日本市場は5167万台で5%にも満たない。その小さな市場に国内メーカーが群がっている。消耗戦に耐え切れず、これまでに三菱電機と三洋電機が事業撤退を決めたが、いまだ9社の国内メーカーがひしめき合う。

 約4億台の販売台数を誇るノキアにとってみれば、日本市場など無視してもよさそうなものだが、競合メーカー幹部は「日本だけに普及した高機能端末が、世界で当たり前となり、日本市場が異質な市場ではなくなったうえ、国内メーカーの弱体化が目立ち始めたため」と、その理由を推測する。

 二艘の“黒船”は、国内携帯端末メーカーの事業撤退・再編を加速することになるだろう。

(『週刊ダイヤモンド』編集部 浅島亮子)

671とはずがたり:2008/07/08(火) 08:45:04

これは規格争いには成りそうにない?

パイオニア、世界初の容量400GB多層光ディスク技術を開発――Blu-ray Discと互換性も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080707-00000017-rbb-sci
7月7日15時42分配信 RBB TODAY

 パイオニアは7日、世界で始めて16層からなる多層光ディスク技術を開発したと発表。

 今回開発されたのは、1層当たりの記憶容量がBlu-ray Discと同じ25GBの記録層を16層に積層した再生専用光ディスク。DVDで培った光ディスク製造技術を活用し、他の記録層からのノイズを低減する構造を開発。読み取りシステムには、広いレンジで収差を補正する光学素子や、微弱信号を高S/N比で読み取れる受光素子を光ピックアップに採用し、多層の記録層から高品位な再生信号を得られるようになったという。

 対物レンズの光学的仕様は、Blue-ray Disc規格と同一のものを採用し互換性を維持。1枚の光ディスクに400GBの情報を蓄積できるので、使用枚数削減による省資源化にも寄与する。また、DVDへの互換も技術的には可能だという。

 なお、今回のディスクは再生専用になるが、同技術は記録型ディスクへの応用も可能。

672とはずがたり:2008/08/14(木) 19:25:55

俺が産まれる前から使われてるw流石に火花も散ればショートもするわねぇ。

三洋電機:38年使用の扇風機から出火 注意呼びかけ
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080802k0000m040057000c.html

 経済産業省は1日、長野県上田市で約38年使用されていた三洋電機製の扇風機から出火する火災が起きたと発表した。けが人はなかった。部品の経年劣化が原因とみられ、同社は「30年以上前に製造された扇風機は使用をやめてほしい」としている。

 経産省によると、7月20日、長野県上田市で数時間運転させていた扇風機(型式EF−6EB)から出火した。長年の使用で内部部品が劣化してショートし発熱したのが原因とみられる。

 経産省は「扇風機だけでなく換気扇やエアコン、洗濯機、ブラウン管テレビなどは異音や異臭などの兆候が見られたら電源プラグを抜き、メーカーなどに相談してほしい」と注意を呼びかけている。【奥山智己】

673荷主研究者:2008/08/15(金) 00:33:10

http://sankei.jp.msn.com/economy/business/080705/biz0807051644003-n1.htm
【ドラマ・企業攻防】精神的支柱を失った富士通の今後 (1/3ページ)
2008.7.5 16:42

富士通相談役、黒川博昭氏 「65歳になって自分の人生を歩みたいと思った。会社と縁を切りたい」

 壇上で議長役を務める社長が、大勢の株主を前に、あろうことか“縁切り”を宣言した。前代未聞の出来事に違いない。

 6月23日午前、横浜市で行われた富士通の株主総会。発言者は黒川博昭社長(65)。就任から丸5年。この日をもって会長にも就かず、相談役に退く。黒川社長は業績を悪化させて会社を追われる経営者ではない。反対に、平成20年3月期決算で富士通を営業利益2000億円超を稼ぐまでに復活させた立役者だ。

 株主は驚いた。だが、「経営を投げ出すのか」「無責任だ」といった非難は起きず、代わりに退任を惜しむかのように静かな拍手が巻き起こった。日本のIT業界を代表する企業、富士通の改革。株主は、燃焼し尽くした黒川社長の5年の苦労を知るだけに、異例の“縁切り”発言を素直に受け入れたのだろう。

 なぜ、黒川社長は会社と縁を切りたいなどといわねばならなかったか。

 ■絶好調から転落

 黒川社長が就任した15年6月当時、富士通は未曾有の業績悪化にあえいでいた。ITバブル崩壊に見舞われた14年3月期の最終赤字は3825億円、翌15年3月期も1220億円と連続で巨額の赤字を計上。ライバル企業が「V字回復」を成し遂げる中、富士通はひとり取り残された。

 今から約10年前、ITブームに沸いたころの富士通の業績は絶好調だった。「IT革命」で企業や個人のコンピュータや情報通信需要が急拡大、13年3月期に富士通の営業利益は2440億円をたたき出す。

 当時のトップは、カリスマ経営者の秋草直之社長。米IBMを追撃するソリューションビジネスへの体質転換や、「成果主義」をいち早く導入するグローバルスタンダード経営を旗印に、ソニーの出井伸之CEO(同)らと並ぶ“時代の寵児”だった。

 高品質、多機能、価格競争力をもつ製品で世界市場を席巻した日本の電機メーカーだが、半導体や液晶パネルなど電子デバイス分野で韓国、台湾勢の台頭を許し、インターネット事業では欧米企業に先行された。

 高収益の道は、他の追随を許さぬキラープロダクトに特化するか、サービスとブランド力で差別化するしかないとされた。

 東芝は、NAND型フラッシュメモリーという虎の子のデバイスで世界に戦いを仕掛け、三菱電機は産業用ファクトリーオートメーション(FA)に活路を見いだした。

 富士通は、システム構築サービスで果敢にグローバル化に乗り出し、NECらライバル企業を引き離しに動いた。だが、このグローバル化が裏目に。折り悪くITバブルの崩壊が直撃し、被害を広げる結果につながった。しかも打つ手が遅れ、負け組に転落した。

674荷主研究者:2008/08/15(金) 00:34:18

http://sankei.jp.msn.com/economy/business/080705/biz0807051644003-n2.htm
【ドラマ・企業攻防】精神的支柱を失った富士通の今後 (2/3ページ)
2008.7.5 16:42

富士通相談役、黒川博昭氏

 ■くろさん通信

 再建を託された黒川氏には当時、「前任者の尻ぬぐいをさせられている」との同情とともに、業界での知名度の低さから手腕を疑問視する見方も多かった。

 「人間くさい人間」。黒川社長を知る人の評だ。朴訥で飾らず、おかしいと思えば目上にもずけずけとものを言う。洗練された都会派の秋草氏とは対照的だ。

 「品質、納期を守るという富士通の原点が揺らいでいた。ITバブルの中でいい気になっていた」

 そう感じた黒川社長は社内の意識改革に取り組む。社内のイントラネットで始めた「くろさん通信」で、顧客を訪問したとき感じたこと、新しい発見、心にしみた瞬間−など日々の自分の思いを隠さずに書き込んだ。目線を下げて社員と向き合うトップの出現。黒川流のメッセージは、過度の成果主義で殺伐としていた社員の心を開いていく。

 奇をてらわず、仕事の基本を大切にする。当たり前のことだ。だが、ある社員は「わかりやすいメッセージを発し、言葉と行動にブレがない。私利私欲でなく、富士通を本当によくしようとの思いが伝わった」と話す。現場の温度を肌で知る黒川社長は社員の心をつかみ、「強い戦う富士通」にベクトルが向いた。

 復活のもうひとつのカギは、選択と集中にあった。

 事業の中核となる情報システム部門に注力し、非中核部門には大なたを振るった。プラズマ・パネル・ディスプレー、液晶ディスプレーを相次いで他社に売却し、半導体のフラッシュメモリーを分離。これで借金を大幅に減らし、経営を黒字軌道に乗せた。「富士通を健康な体に戻す」との就任時の公約は達成された。

675荷主研究者:2008/08/15(金) 00:34:43

http://sankei.jp.msn.com/economy/business/080705/biz0807051644003-n3.htm
【ドラマ・企業攻防】精神的支柱を失った富士通の今後 (3/3ページ)
2008.7.5 16:42

富士通相談役、黒川博昭氏

 ■退任の真意は

 社長として最後の総会となったこの日、「一体全体、黒川さんに何があったのか」と、会長にもならずに事実上会社を離れる真意をいぶかる声が、株主からも出た。

 ただ、この退任に驚いたのは社内も同じ。ある社員は「自分も、周りの社員もまったく予期していなかった」と話す。“黒川イズム”が浸透していただけに、大黒柱を失うことへの危機感が社内を覆ったのだ。

 「企業経営は変化が激しく、現役に権限を与えたほういい」。黒川社長は経営の一線を離れる理由については、言葉少なにこう答えた。システムエンジニア(SE)出身で現場のたたき上げだけに、後任が仕事をしやすい環境づくりに配慮したともいえる。

 黒川社長は「富士通の復活」を報告できた晴れの総会の締めくくりのあいさつに立ち、「株主の皆様の今日までの絶大なるご支援に対し、厚く御礼申し上げますとともに…」と述べると、突如言葉を詰まらせた。熱いものがこみあげてきたのだろう。会場から自然に拍手が沸き起こった。

 黒川社長からバトンを引き継いだ新社長は野副州旦(のぞえ・くにあき)氏。この3年間、主力のソフト・サービス事業の採算改善を指揮し、赤字プロジェクトの撲滅で頭角を現した。だが、役所関係などの渉外部門が長く、米国に10年近く駐在したため、名前を知らなかった社員もいるほどだ。事業経験が乏しく、手腕は未知数なのだ。

 原材料高への対応、手薄な海外事業の拡大、半導体などハード事業の改善など、経営課題は山積だ。ばらばらだった会社を束ねた黒川氏の抜けた穴は大きい。だが、富士通が「黒川なき黒川イズム」を血肉化したときこそ、真の復活の日といえるのかもしれない。

676とはずがたり:2008/08/22(金) 23:19:55
三洋電機、リチウムイオン電池の月産能力を1億セル以上に拡大へ
2008年 08月 22日 18:59 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-33406420080822

[大阪 22日 ロイター] 三洋電機(6764.T: 株価, ニュース, レポート)の伊藤正人常務執行役員は22日、2010年度までにパソコンや携帯電話端末で用いられるリチウムイオン電池の生産能力を月1億セル以上に高める考えを明らかにした。ロイターの取材で述べた。

 同社は09年度に同9000万セルにまで高める計画を打ち出しているが、さらに能力を上乗せする。

 これまで2010年度までの3年間で二次電池事業の設備投資に1250億円を投じる計画だったが、投資額はこれを上回る見通しだ、とも伊藤常務執行役員は述べた。リチウムイオン電池の需要は世界的に高まっており、競合する松下電器産業(6752.T: 株価, ニュース, レポート)やソニー(6758.T: 株価, ニュース, レポート)も増産の計画を打ち出している。

 自動車向けでは、日米欧の自動車メーカー5─6社以上と車載用バッテリーの供給で協議を進めていることも明らかにした。ガソリン高の影響で、自動車メーカー各社はハイブリッド車や電気自動車といった大量の電池を積載する車両の開発・販売計画を相次いで打ち出している。

677とはずがたり:2008/08/26(火) 13:36:52
此処は家電スレも包摂しているので。

猛暑の7月、エアコン発煙・発火30件 2人が軽傷
http://www.asahi.com/national/update/0825/TKY200808250343.html
2008年8月26日9時58分

 西日本で月平均気温が戦後3番目の高さを記録するなど猛暑となった7月、エアコンからとみられる発煙・発火事故が、近畿地方を中心に全国で30件起きたことがわかった。暑さはまだ続くとみられ、経済産業省は注意を呼びかけている。

 経産省所管の独立行政法人・製品評価技術基盤機構の調べでは、速報でエアコンが原因と分類された発煙・発火事故は、7月は17都府県で30件起き、2人が軽いけがをした。大阪が6件で最も多く、兵庫が4件、愛知と愛媛が3件で続いた。地方別では近畿の13件が突出し、東海が5件、関東が4件で続いた。事故原因はほとんどが調査中で、数は今後増減する可能性がある。

 原因らしきものがわかった中では、16日の兵庫の発煙事故は、室内機のファンモーターの電源部にエアコン洗浄液などの電気を通しやすい物質が付き、放電現象が起きたとみられる。5日の広島、25日の大阪の事故では、電源コードを途中でねじってつないだ部分から火花が出るなどして発煙・発火に至った疑いがある。

 エアコンは長時間の連続運転をしたり、室外機を風雨にさらされる屋外に置いたりするため、家電の中でとりわけ事故が多い。経産省は、冷えが悪かったり焦げ臭いにおいがしたりするなど異常があれば、使うのをすぐにやめて点検を受けるよう呼びかけている。

 気象庁によると、今年は梅雨前線の活動が平年に比べて弱く、7月は東日本より西の地方は太平洋高気圧に覆われ、特に西日本は晴れて暑い日が多かった。この先1カ月も全国的に暑い日が多くなるという。(茂木克信)

678とはずがたり:2008/08/26(火) 14:18:34
地デジ対応、5千円チューナー実現へ NECエレ
http://www.asahi.com/digital/av/TKY200807180392.html?ref=reca
2008年7月19日

 地上デジタル放送を視聴できる「格安」受信機(チューナー)が、来春にも店頭に登場しそうだ。中心部品のシステムLSI(大規模集積回路)の生産コストを半分にする技術をNECエレクトロニクスが開発し、今秋から国内のチューナーメーカーに供給する。現在、量販店で主流のチューナーは1万数千円するが、5千円程度での販売を見込んでいる。

 地上波のテレビ放送は11年7月までにすべてデジタル化される予定。対応テレビへの買い替えなどは、生活保護世帯を除き、視聴者の自己負担が原則となっている。総務省は5千円程度の低価格チューナーの早期開発、発売を電機メーカーなどに求めてきた。

 NECエレのLSIは、受信したデジタル信号を調整する部品と、信号を画像や音声に変換する部品を一体化。回路上の部品を半分に減らし、生産コストを抑えた。アンテナメーカーやパソコン周辺機器メーカーなどが、NECエレから部品供給を受けて低価格チューナー市場に参入する予定だ。「店頭で5千円での販売が十分可能だ」(NECエレ)という。(湯地正裕)

679とはずがたり:2008/08/26(火) 14:23:53
へぇ。。

選手迎え撃つ白黒の「砲列」 カメラ界も頂上決戦 
http://www.asahi.com/digital/av/TKY200808190137.html
2008年8月20日

 世界のトップ選手が集う北京五輪。世界記録や選手の表情を刻むカメラの世界でも、頂上決戦が繰り広げられている。前回のアテネ五輪は白いレンズのキヤノンが圧倒したが、北京では黒主体のニコンが肉薄。実力を測る最高の舞台とされる陸上男子100メートル決勝では、「白」と「黒」が競り合った。

 16日夜、9万人が息をのむ中、号砲が鳴った。北京の国家体育場(通称・鳥の巣)であった男子陸上100メートル決勝。8選手が飛び出した瞬間、カメラマン席から連続シャッター音が鳴り響いた。

 ウサイン・ボルト(ジャマイカ)が9秒69の世界新で駆け抜けたゴール周辺に集まったカメラマンは約400人、大きな筒形の超望遠レンズはその倍以上ある。黒いカメラに白のレンズがキヤノン。カメラ、レンズともに黒いのがニコン。世界のスポーツ報道用を独占する日本の2社が技術を競う。

 ざっと数えると、「黒」の4割強に対し、「白」が6割弱。「アテネは、真っ白だった。会場によっては、9割がキヤノンという競技会場もあった」。北京五輪でメディアサポートの陣頭指揮をとるニコンの後藤哲朗執行役員は、4年前を振り返る。

 もともとは、この世界ではニコンが強かった。同社は59年、先がけてプロ用一眼レフカメラ「F」を発売。「東京五輪(64年)では、世界のカメラマンが手ぶらで来て、日本で買ったカメラを使って撮影した」という。

 しかし、80年代末にオートフォーカス時代に入り、キヤノン「EOS(イオス)」が焦点を合わせる速度、超望遠レンズの質、量などで凌駕(りょうが)した。バルセロナ五輪(92年)でニコンを逆転し、「それ以降は、スポーツ写真の分野では常に半数以上が『白』だった」(キヤノン)。

 ニコンが北京で互角の戦いをするようになったきっかけが、昨年11月発売のデジタル一眼レフの最上位機種「D3」だ。暗い場所でも明るく撮れるよう、「高感度」の機能を充実させた。

 男子100メートル決勝を取材した中国国営新華社通信の黄敬文さんは「光の入りが圧倒的に良くなった。より高速シャッターが切れる」。五輪取材班65人のうち、数人がキヤノンから切り替え、今は7割強が「黒」という。フランスのAFP通信社も社としての機材調達先をニコンに変えた。

 一方、「白」派は根強い。世界の3大通信社のうちAPとロイターは今も大半がキヤノンを使う。「妻と同じで、一つミスを犯したからといって取り換えたりしない。すぐにキヤノンも同様の機種を出すよ」(APのデニス氏)。

 両社のレンズには互換性がなく、カメラを取り換えると膨大なお金がかかる。自分で機材を買う「自腹派」は切実で、「半年分の給料をはたいた手前、機材をコロコロ変えられない」(ジョルナル・ド・ブラジルのダニエルさん)。

 ただ、企業にとっては「これはF1と同じ。最上位機種の勝敗が企業イメージを左右するだけに、負けられない」(ニコンの後藤氏)との事情もある。ソニーもプロ向け最上位機種を開発中とされるほか、韓国のサムスンも参入を狙っているといわれ、競争はこの先も続きそうだ。(奥寺淳)

681とはずがたり:2008/09/04(木) 02:31:24
なんだかパナソニックなんて会社認めたくないねぇ・・。

社名変われど 松下の伝統「朝会」継承 幸之助氏の精神唱和
2008.9.4 01:03
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/080904/biz0809040055000-n1.htm

 松下電器産業は3日、パナソニックに社名変更する10月1日以降も、創業者の故松下幸之助氏の制定した綱領・信条・7精神などを各職場ごとに唱和する「朝会」を続ける方針を固めた。“経営の神様”と呼ばれた幸之助氏の理念を全従業員に徹底する場として必要と判断した。

 朝会は毎朝、職場別に開かれる同社独特の行事で、幸之助氏の定めた使命を職場全員が思い起こすと同時に、連帯感をはぐくむ狙いもある。始業とともに席を立って社歌を斉唱、歌い終わると綱領や信条などを唱和し、社員らが日ごろ考えている所感を発表する。

 幸之助氏が「松下電器の使命は水道の水のごとく、物資を無尽蔵にしよう」という「水道哲学」を語った創業記念日(昭和7年5月5日)以降、朝会は自然発生的に行われ、昭和8年の事業部制発足をきっかけに全社的に始まった。職場全員で一致した活動を生み出す役割を果たしてきたという。

 今年1月、「松下」の名前を社名から外すことを表明した同社だが、平成20年度から経営幹部層を対象にした創業理念の研修をスタート。幸之助氏の旧宅「光雲荘」(兵庫県西宮市)を来年5月までに大阪府枚方市にある同社の研修施設に移築し、社員が学ぶ場として活用する計画も進めている。経営理念が風化することのないよう「従来以上に社内に浸透させる」(大坪文雄社長)考えだ。

 同社では、創業者の名前にちなんで考案されたという社章は「Panasonic」のロゴマークに統一するほか、社歌「愛と光と夢で」も廃止される方針だ。グループ共通の新社歌の作曲をアニメ映画「崖(がけ)の上のポニョ」など宮崎駿監督作品のテーマソングの作曲で知られる久石譲氏に、作詞を多くのヒット作で知られる森雪之丞氏に依頼するなど、社名変更に伴う改革の動きもある。

 ただし、企業を「社会の公器」と位置づける松下の経営理念は時代を超えて“別格”といえそうで、新生パナソニックでも、幸之助氏の創業の精神は脈々と引き継がれることになりそうだ。

682とはずがたり:2008/09/10(水) 12:19:31
もう夏は乗り切ったけど除湿冷風機が欲しい。
この辺かなぁ↓
http://www.yodobashi.com/enjoy/more/productslist/36501950.html
http://www.yodobashi.com/enjoy/more/i/cat_162_164_540_36501950/85031811.html

家電選びの“コツ”教えます【除湿機編】 除湿機選び4つのステップ
http://allabout.co.jp/family/electronics/closeup/CU20050422A/

684荷主研究者:2008/09/16(火) 00:47:28

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20080723302.htm
2008年7月23日02時52分 北國新聞■北陸の経済ニュース
◎有機EL量産ライン整備へ 東芝松下ディスプレイテクノロジー 石川工場で150億円投資

 東芝松下ディスプレイテクノロジー(東京)は二〇〇九年中に、石川県川北町の石川工場で、中小型の有機ELパネルを量産するラインを整備する。携帯電話や、自動車に搭載するモニター向けとなり、約百五十億円の大型投資となる見通し。

 有機ELは、電気を流すと自ら発光する素材。有機物資である炭素化合物を材料などに用いているため、有機エレクトロ・ルミネッセンス(EL)と呼ばれる。携帯電話やテレビのディスプレーなどで、液晶に代わるパネルとして開発が進められている。

 同社によると、石川工場ではこれまで、有機ELで試作開発品を少量生産したことはあるが、本格的に量産するのは初めてになる。魚津市など国内外に製造拠点を持っているが、現状で有機ELの生産計画があるのは、石川工場だけになるという。

 現段階の計画では、当初は三インチ前後の中小型有機ELパネルを生産する。テレビ向けへの大型化は開発が難しいとされるが、「将来は大型化に取り組む可能性がある」(同社広報)としており、今後、石川工場が有機ELの一大生産拠点となる可能性がある。

685荷主研究者:2008/09/16(火) 00:54:23

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20080726301.htm
2008年7月26日04時24分 北國新聞■北陸の経済ニュース
◎石川、先端工場の集積地に 進出企業、積極投資相次ぐ

 石川県で進出企業の大型投資が目立ってきた。東芝松下ディスプレイテクノロジー(東京)は二十五日、石川工場で有機ELディスプレーを量産する生産ラインを整備すると正式発表した。液晶に代わる有機ELの国内最大の生産拠点となる。進出企業の相次ぐ投資で、石川は、炭素繊維、パワー半導体など先端産業の主力工場が集積する一大生産基地となってきた。

 東芝松下が百六十億円を投じて新設する石川工場の有機EL量産ラインは、月産百五十万枚を計画。国内最大規模の生産量となり、工場のレイアウト変更などで量産スペースを確保する。近く、設備機械の設置などに着手し、二〇〇九年十月の稼働を目指す。

 有機ELパネルは、バックライトなど周辺部材が不要なため、薄型化や低消費電力化が可能で、液晶に代わるパネルとして需要の増加が期待されている。同社の予測では、一〇年度の市場規模は、〇七年度の三倍以上となる千五百億円に拡大するという。

 石川工場で生産する小型有機ELは、携帯電話や小型モバイル機への搭載を想定しているが、将来はカーナビゲーションモニター向けなどの中型品、さらにはテレビ向けの大型品も生産が検討されている。

 東芝松下の有機ELと同様に、進出企業の投資は、各製品のカギを握る素材、部品の増産対応が多い。

 東レ(東京)が能美市で〇九年一月に稼働させる石川新工場は、年間五百八十万平方メートルの炭素繊維を生産し、航空機向けに供給する。「米ボーイングの新型旅客機の主翼にも使われる見通し」(同社)で、新たに自動車向けにも用途を拡大する計画だ。

 NTN(大阪市)が〇九年十月に操業開始を予定するNTN宝達志水製作所(宝達志水町)は、建機や風力発電向けの超大形軸受(ベアリング)が生産され、この分野で国内の中核拠点となる。携帯電話向け高周波表面波フィルターを増産するのは金沢村田製作所(白山市)。今年三月に新生産棟を稼働させ、国内外のメーカーに納品している。

 加賀東芝エレクトロニクス(能美市)は昨年十月にパワー半導体の製造棟を本格稼働させた。電源部などで電力制御など行う半導体部品で、ノートパソコンなどのデジタル機器向け、ハイブリッド自動車のモーター制御用装置としても需要が増している。〇六年五月に本格稼働したサンケンオプトプロダクツ(志賀町)は、液晶バックライト用冷陰極蛍光管を生産し、液晶テレビ向けで増産が続く。

 こうした進出企業の積極投資は、税収、雇用面でプラス効果をもたらしている。石川県の法人二税で、進出企業による〇六年度の税収は二十三億円となり、過去十年平均の十七億円を上回った。県は「景気に左右されるが、増加傾向にある」(産業立地課)とする。

 誘致企業で働く従業員数は一万四千人に達するという。地場企業にも波及効果がみられ、県の調査では〇六年度、誘致企業の外注額は四百八十億円、千百社に取引が及んだ。

 一方、金沢市が今年度制定を目指す「ものづくり条例」には進出企業に積極的な地域貢献を促す内容が盛り込まれる予定で、進出企業に「企業市民」としての自覚を求める声も強まっている。

687とはずがたり:2008/09/19(金) 08:46:23
<日立>プラズマTVパネル生産から撤退 松下から調達
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080918-00000041-mai-bus_all
9月18日11時53分配信 毎日新聞

 日立製作所は18日、年度内にプラズマテレビ用のガラスパネルの生産をやめ、来年度から松下電器産業から調達すると発表した。パネルの回路部分の生産と、パネルの組み立て、プラズマテレビの生産は続ける。ガラスパネルを外部調達して、負担の軽減を目指す。

 プラズマテレビのパネルをめぐっては、パイオニアが09年1月に自社生産から撤退する予定。部品から組み立てまで、プラズマテレビを一貫生産するのは国内で松下、日立、パイオニアの3社だったが、松下の1社だけになる。

 日立は08年度に「ウー」ブランドのプラズマテレビを90万台生産する計画。ただプラズマテレビの国内出荷シェアは薄型テレビの1割強で、液晶テレビに押されて出荷台数は伸び悩んでいた。

 薄型テレビはかつて、液晶、プラズマとも各メーカーがパネルを自社生産していた。しかし、投資負担が大きく、急速に生産集約が進み、巨額の投資を各社で分担する形へと変わってきている。液晶はシャープと松下、プラズマは松下など3社に絞られていた。

 ある大手電機メーカー幹部は「パネル製造を合理化しても、テレビ事業を取り巻く環境は厳しい。生き残り競争は続き、どの企業が勝ち残るかは不透明だ」と話している。【宇都宮裕一】

最終更新:9月18日20時23分

688とはずがたり:2008/09/19(金) 09:21:47
ちょいと前の記事だが。

エコナビ2008:電機業界 選択と集中、加速
http://mainichi.jp/select/biz/econavi/archive/news/2008/05/20080527ddm008020084000c.html?inb=yt
 <ECONOMIC NAVIGATOR>

 電機業界が、事業分野の選択と集中を加速させている。東芝は半導体や原発に、三菱電機は工場の生産システムに注力しているのが、その典型だ。国際競争の激化で巨額投資が各社の重荷になる中、得意とする分野に経営資源を集中する試みはさらに広がる見通し。乗り遅れ気味だった電機首位の日立製作所も改革に動き始めており、電機業界の合従連衡の動きは加速しそうだ。
 ◇日立もTV改革に着手

 「より収益性が高いものを増やし、収益を期待できないものはやめる」。26日、東京都内で09年度までの経営方針を発表した日立の古川一夫社長はこう強調した。日立は、「薄型テレビ、白物家電、原子力発電など幅広い事業を手掛け、環境変化に迅速に対応できない」と業界内で指摘されてきた。その日立も、100%子会社で液晶パネルを製造する日立ディスプレイズが松下電器産業とキヤノンの出資を受け入れ、テレビ事業の構造改革に取り組み始めた。

 一方、東芝は日立に先駆け、主力の半導体や原子力事業で先行投資し、優位性を築いてきた。中期経営計画では10年度に連結売上高10兆円という「強気」の目標を打ち出し、10年度まで3年間の設備投資計2兆2000億円のうち、1兆円を半導体事業に集中投入する方針だ。

 三菱電機も不採算の携帯電話事業から撤退する一方、工場の生産システムを事業の主軸にすえた結果、安定感は電機各社の中で群を抜く。再建中の三洋電機も22日発表した経営戦略で、競争力のある充電池と太陽電池、電子部品の3事業への注力を鮮明にした。

 総合電機メーカーはこれまで「総花経営」になりがちで、狭い国内市場に特色のない多くの企業がひしめく状況が続いてきた。しかし、「事業ごとに上位企業だけしか生き残れない」(業界関係者)という厳しい環境下、事業の選択と集中は避けられない時代になっている。【秋本裕子】
 ◇次世代半導体、液晶・プラズマパネル…事業ごとに再編・提携

 電機各社が事業の選択と集中を進める中、次世代半導体、液晶・プラズマパネルなど事業ごとの再編や提携の動きが相次いでいる。技術開発などに巨額の投資が必要なうえ、激しい競争による価格下落で利益が得にくくなっているためで、国内市場が縮小する中、海外企業と連携する動きも強まっている。

 再編の動きが急なのが数千億円規模の投資が必要な最先端半導体で、ソニーは07年10月に生産設備を東芝に売却し製造から撤退。東芝、NEC子会社の「NECエレクトロニクス」、富士通の3社は07年夏ごろから提携交渉を行ってきた。結果的に富士通はグループに加わらずに半導体事業を分社化したが、東芝には「富士通と提携したい」との思いが強く、再度、提携を検討中だ。

 薄型テレビでも、パネル生産の提携が活発化し、プラズマパネル生産は松下と日立が、液晶パネルもシャープと松下が他のテレビ各社に供給する形に再編されてきた。

 一方、海外市場の伸びをにらみ、海外企業との提携の動きも進んでいる。

 原子力発電事業では、東芝が06年2月に米ウエスチングハウス(WH)を買収。その後、三菱重工業は06年10月、仏アレバと提携し、06年11月には日立と米ゼネラル・エレクトリック(GE)が事実上事業を統合し、世界の原子力発電事業は、この3連合に収れんされる構図になった。

 電機業界関係者は「事業再編は今後も進む。再編に加われない企業は舞台から降りるしかない」と話している。【宇都宮裕一】
 ◇国際競争力強化−−JPモルガン証券・和泉美治シニアアナリストの話

 電機メーカーはこれまで、右に倣えで同じ方向を向いて歩んできたが、最近は事業の取捨選択が進み、各社各様に進むようになってきた。業界の国際競争力を高めるうえで好ましい。激化する国際競争を勝ち抜くには、今以上に強い事業への集中投資と弱い事業の切り離しを進める必要があり、企業同士の事業提携や再編の動きにつながる可能性もある。

毎日新聞 2008年5月27日 東京朝刊

689とはずがたり:2008/09/29(月) 17:39:37
髭剃りの外刃がいかれたので内刃共々交換する。
すこぶる調子がよい♪インドネシア製のようだが外刃の刃は日本製で加工・包装はインドネシアとのこと。外刃は結構精密で日本で造るのが最適なんかね。

SANYO SV-SX8
替刃品番
外刃 KA-VK-SX5
内刃 KA-VK-DM2U
適用アダプター
NC-A2901

690とはずがたり:2008/09/29(月) 17:41:18
>>689
因みに両方で約4千円もした。。結構高い。

外刃…2,550
内刃…1,840

691とはずがたり:2008/10/08(水) 20:18:15

“虎の子”太陽電池に外部資本注入 三洋電機が下した苦渋の決断
2008年10月08日11時06分 / 提供:ダイヤモンド・オンライン
http://news.livedoor.com/article/detail/3850560/


 経営再建中の三洋電機は、太陽電池事業で、新日本石油と提携した。2009年4月に共同持ち株会社を設立し、低コストでの量産が可能とされる「薄膜型太陽電池」を開発・生産する。

 三洋の太陽電池事業は、08年3月期で売上高727億円。連結売上高2兆円強と比べれば、事業規模は小さいが、技術の優位性と将来市場の大きさから、本社直轄の“中核”と位置づけてきた。

 三洋にしてみれば、“虎の子”の太陽電池事業において、薄膜型という限定的な資本提携にせよ、外部資本が注入されることは本意ではない。

 グローバルメーカーによる太陽電池事業への参入が相次ぎ、投資競争が熾烈化するなか、単独での成長を断念したかたちだ。

 ただでさえ、今期は半導体や家電機器の不振を背景に、営業利益500億円(前期比34.3%減)の減益決算となる見込みだが、折からの景況悪化で、想定以上に厳しい決算になる模様。

 11年までに、太陽電池事業に累計800億円の設備投資を予定しているが、その投資負担はいかにも大きい。そこで、三洋は新日石の“資本力”を借りる道を決断したのだ。

 もっとも、今回の提携については、詳細な事業化計画も、両社の新会社への出資比率も決まっていない。

「どちらが主導権を取るかさえもわからない。太陽電池事業の売却への序章といわれても仕方ない」(三洋関係者)。三洋側は、売却を強く否定しているが、その懸念はぬぐい切れない。

 というのも、来年3月には、三洋株式のうち、議決権ベースで6割を握る金融三社(ゴールドマン・サックスグループ、大和証券SMBC、三井住友銀行)が、株式保有を継続する義務を負う条項が失効するからだ。

 金融3社がイグジット(出口戦略)の手段として、事業売却を念頭に置くのは当然のことで、携帯電話事業の売却に次ぐ展開が見られる可能性もある。

(『週刊ダイヤモンド』編集部 浅島亮子 )

692とはずがたり:2008/10/08(水) 20:19:28
三洋の携帯事業獲得を争ったソニーとシャープ「国内縮小」戦略
http://diamond.jp/series/inside/03_29_004/

 ソニーがNTTドコモ向け携帯電話端末の生産・開発の中止を検討していることが表面化した。ソニーはスウェーデンのエリクソンとの合弁会社を通じて、「ソニー・エリクソン」ブランドで、世界で携帯端末を販売している。国内では、ドコモとKDDI向けに供給しているが、今夏以降はKDDIに特化、ドコモ向けには端末を他社からOEM調達する。

 ソニーの国内事業の大幅縮小の動きには、“伏線”があった。

 関係者の話を総合すると、じつは京セラが引受先となることで決着した三洋電機の携帯電話事業の買収に、ソニー・エリクソンが名乗りを上げていた模様だ。当初は、シャープと京セラの“一騎打ち”で買収価格を競ったと見られていたが、実際には“三つ巴”の戦いだったのだ。

 3社の狙いは、共に同じだった。三洋の携帯事業の売上高3400億円の半分を占める北米事業の獲得だ。米通信事業者スプリントネクステルという優良顧客基盤を獲得することで、海外事業強化を狙ったのである。

 三洋が携帯事業の売却意思を固めたのは昨夏だから、その時点で、ソニーは「国内縮小・海外強化」の路線を鮮明にしていたといえる。

 2007年の携帯電話の世界市場は11億4400万台。うち、日本市場は5150万台で、構成比はわずか5%にすぎない。「国内では、1機種当たり50億円以上の開発コストがかかるのに、規模拡大は望めない。世界で勝負できるソニーだからこそ、国内市場を切り捨てられるのだろう」(競合メーカー幹部)という。

 ソニーの海外強化に足並みを揃えるように、シャープが「AQUOS」ブランドを引っ提げて、中国の携帯事業へ参入することを明らかにした。シャープは国内市場の25%を握る圧倒的な首位メーカーなのだが、現状に甘んじてはいられない。

 世界3位の米モトローラでさえ、携帯事業の“身売り”を決めたほど、海外市場の競争は苛烈だ。それでも、携帯メーカーとして生き残るには、海外に活路を見出し、グローバルメーカーとしてしのぎを削り続けるしかないのだ。ライバルが、脱落するまで。

 長らく、10社以上のメーカーがひしめく乱戦が続いていた携帯電話の国内市場では、三洋や三菱電機が撤退を表明した。ソニーやシャープのように、グローバルな携帯事業への投資余力がないメーカーの再編淘汰が進むのは必至である。

(『週刊ダイヤモンド』編集部 浅島亮子)

693とはずがたり:2008/10/08(水) 20:20:49

三洋電機が携帯事業売却へ
残る“本命”電池事業の行方
http://diamond.jp/series/inside/2/

 2007年9月半ば、佐野精一郎・三洋電機社長の元を、片山幹雄・シャープ社長が訪れた。三洋電機は携帯電話事業の売却先として、シャープに照準を定めていた。だが、会談の席上、片山社長はその申し出を断った。

 両社は同じく大阪に地盤を置き、井植敏雅・三洋電機前社長と片山社長が近しい間柄でもある。トップが自ら出向くことで、三洋電機への礼儀を尽くしたと見られる。

 この瞬間、売却先候補は京セラ1社に絞られた。シャープとは対照的に、京セラは「稲盛和夫名誉会長が買収に意欲的と聞いている」(三洋電機幹部)。すでに、交渉は最終段階に入っていると見られる。

 2007年3月期の三洋電機の携帯電話事業は売上高3,402億円。連結売上高の15%を占める最大事業が売却対象となった経緯には、紆余曲折があった。

 昨年6月、世界最大の携帯端末メーカーであるノキアとの提携が白紙になった。「携帯電話事業の拡大」と「(それに搭載する)二次電池事業の拡大」という二兎を追ったが、一兎も得られなかった。

 北米市場の最大顧客である米通信事業者のスプリントが、追い打ちをかけた。米ネクステルを吸収合併したのを契機に、三洋電機製端末の納入は大幅に削減されたのだ。日本市場でもシャープのようにはヒット商品に恵まれなかった。

 2006年11月に三洋電機が、大株主である米ゴールドマン・サックスなど金融3社に再建計画の見直しを迫られたのも、この携帯電話事業の不振が発端だった。

 続いて、半導体事業、民生用の白物家電事業が撤退へ向かうのは、もはや既定路線だ。現実となれば、連結売上高は約2兆2,200億円から1兆5,500億円となり、企業規模は3割も縮小する。

 佐野社長を筆頭とする新経営体制になって半年。金融3社の主導の下、明らかに事業再編の動きは加速している。

 だが、三洋電機にとって、大胆な事業再編は、自分の首を締める危うさをはらむ。有利子負債残高は、2006年3月期の7922億円から、2008年3月期第1四半期の6028億円へと激減し、確かに、財務体質は改善している。身奇麗になったうえに、三洋電機の中核には、成長性の高い電池事業だけが残る。その汎用性は高く、電機・自動車メーカーが食指を動かすのは必至だ。今後、“本丸”争奪をめぐる動きが活発化しそうだ。
(週刊ダイヤモンド編集部 浅島亮子)

※週刊ダイヤモンド2007年9月29日号掲載分

694とはずがたり:2008/10/08(水) 20:23:43
>>691-694
新日石との提携が切り売り=三洋解体の始まりなのか,電機ではなく石油会社という主導権握れるぎりぎりの選択なのか注目

695とはずがたり:2008/10/25(土) 15:13:18

NECトーキン、3期連続最終赤字へ
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/20081023t12011.htm

 NECトーキンは22日、2009年3月期の通期業績予想を下方修正した。5月の予想と比べ売上高は120億円減の1140億円、経常利益は17億円減の3億円、純損益は5億円の黒字から13億円の赤字に転落すると見込んだ。最終赤字は3期連続となる。

 同社は、売り上げが予想を下回る理由について米国発の金融危機などから「消費マインドが冷え込み、携帯電話や家電、自動車などの市場が予想以上に落ち込んでいる」と説明。「先行きも不透明で、受注回復は見込めない」と言う。

 減益は、減収要因に加え製品価格の下落が予想を上回って進んでいることなどを挙げている。
2008年10月23日木曜日

696千葉9区:2008/10/26(日) 11:42:04
ちょっと古い記事ですが、貼り付けてなかったようなので

http://sankei.jp.msn.com/economy/business/080911/biz0809111609007-n1.htm
乳業、製菓が統合発表 「明治HD」3年で売上高1兆3000億円目指す   (1/2ページ)
2008.9.11 19:01

経営統合の記者会見を終え、握手する明治製菓の佐藤尚忠社長(左)と明治乳業の浅野茂太郎社長=11日夕、東京都内のホテル 乳業最大手の明治乳業と菓子大手の明治製菓は11日、平成21年4月1日に共同持ち株会社「明治ホールディングス」を設立し、経営統合すると発表した。統合後の売上高は1兆1116億円となり、食品会社としては味の素に匹敵する大規模の食品グループが誕生する。食品業界は少子高齢化や原材料の高騰などにより厳しい経営環境にあり、両社は統合で経営基盤の強化を目指す。

 当初は持ち株会社の傘下に事業会社の明治製菓と明治乳業が入る。2年以内をめどに、菓子や乳性品、健康・栄養といった分野別に事業会社を再編する。持ち株会社は商品の共同開発や原料調達、物流、海外進出などで統合効果を発揮し、24年3月期に売上高1兆3000億円、経常利益500億円を目指す。

 持ち株会社の社長には明治製菓の佐藤尚忠社長(68)が、副社長に明治乳業の浅野茂太郎社長(64)が就任する。持ち株会社のみが東京証券取引所に上場し、明治製菓、明治乳業は上場廃止となる。

 今後は統合準備委員会を立ち上げ、事業再編や経営企画など6分野で具体策を詰めていく。21年5月までに中期経営計画を発表する。

 両社は日本精製糖(現大日本明治製糖)の子会社として設立された。同日、都内で記者会見した明治乳業の浅野社長は「いつかは一緒にという思いがあった。一番身近な会社から一緒になって次の飛躍を目指すべきだ」と統合理由を説明した。

 今後は、新生明治ブランドで菓子や乳製品といった既存の主力事業を強化していくほか、これまで手薄だった健康食品や海外への進出で協力し、新しい事業基盤を確立する考えだ。明治製菓の佐藤社長は「強いものはより強く、弱い部分はまとめて成長し、新領域に挑戦したい」と述べた。


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