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電子回路/オーディオ回路掲示板(2)

1たかじん:2022/07/11(月) 20:22:45
投稿が1000件を超えると書込みができないようですので、
新しくスレッドを追加しました。

よろしくお願いします。

83DSK:2024/05/01(水) 19:51:15
たかじんさん

情報ありがとうございます。参考にさせていただきます。

84あみのん:2024/05/23(木) 19:36:45
みなさん

HPA-12基盤を使用してミニパワーアンプを作ってみようと思っています。
(パワーアンプを作るのは初めてです)
そこで、ミニパワーアンプに相応しいスピーカーを探そうと思っているのですが、
スピーカーに関する知識が皆無なため、みなさんのお勧めのスピーカーがあれば
ご教示いただきたく存じます。

用途はPC周りにおいてひっそりと音を楽しみたいと思っております。
よろしくお願いいたします。m(_ _)m

85三毛にゃんジェロ:2024/05/27(月) 04:17:43
あみのんさん

市販品の購入でしょうか。あるいは、ユニットを購入して自作するのでしょうか。

最近の市販品の動向は余りよく知らないのですが、中古市場も含めて過去の名機でも構わないと
仰るのであれば、1970年代後半のリニアフェイズを標榜したTechnicsのSB-F2とSB-X01がお勧め。

SB-F2はアルミダイキャストのエンクロージャーに12cmウーファーとホーン型トゥイーターの2ウェ
イ構成。当時のベストセラーだったので、ネットオークションでも簡単に見つけられます。もし、SB-
F2を入手されるのなら、トゥイーター保護回路のバイパス手術をして下さい。バイパスすると音の鮮
度が上がりますし、アンプがミニワッターならそもそも保護回路も不要でしょう。

SB-X01は10cmウーファーとドーム型トゥイーターの2ウェイで、エンクロージャーはパーティクルボ
ードに化粧仕上げ。ネットオークションではたまに見かける程度です。

どちらもTechnicsらしい素直で誇張のない音を聴かせてくれますが、どちらかと言えばSB-X01の方が
低域が豊かな印象。


ユニットを購入してエンクロージャーを製作するのであれば、MarkAudioのフルレンジユニットがお勧
め。8cm径ならCHN-519かCHN-50Pmica、6cm径ならCHN-40Pmica当たり。10cm径クラスになる
とデスクトップに置くにはちょっとエンクロージャーが大きくなり過ぎるので勧めません。

いずれにしても、アンプの出力を考えて出力音圧レベルが比較的高いものを選んでください。デスクト
ップ上でひっそりといっても、出力音圧レベルが3dB違えば相当な音量差になるので。上に挙げたのは
いずれも85dB/Wm以上のものばかりです。90dB/Wmあれば十分でしょうけど、最近は80台半ばから
後半が主流です。

86あみのん:2024/05/28(火) 19:52:40
三毛にゃんジェロさん

スピーカーのご紹介と詳しいご説明をありがとうございます。
私自身、スピーカーに対して知識が乏しく、とても自作まで至らないので、
市販品を購入したいと思っています。

三毛にゃんジェロさんがご紹介くださったTechnicsのスピーカーはとても魅力的ですね。
古い製品のようですがファンの方も多いようで、色んな情報が出てきますね。
三毛にゃんジェロさんのページも拝見しました!

SB-F2のバイパス手術にも興味津々です。
ミニパワーアンプの制作+スピーカ設置の許可(これが一番厄介です)を得た暁には、
Technicsのスピーカー(SB-F2やSB-X01)をゲットしたいと思います。

そういえば亡くなった祖父が松下電器に勤めていましたが、もう40年以上前に
自宅にでっかいスピーカーを置いていたのを思い出し、それもTechnicsのスピーカー
だったのかもと思うと、ノスタルジックな気分になりました。
m(_ _)m

87三毛にゃんジェロ:2024/05/28(火) 22:28:56
あみのんさん

Technicsの大きなスピーカーと言えば、SB-7000当たりでしょうか。
SB-7000にはスケールを1/2にしたSB-007というモデルも数量限定で生産されました。当初1万台の
予定が好評だったのでトータルで2万台生産されたとか。
このSB-007のことを知ったのがもう生産が完了した後だったので入手することはできませんでしたが、
仙台で偶々入った喫茶店でBGMをSB-007が鳴らしていたのを聴き、悔しかったものでした。

入手の容易性ではSB-F2の方に軍配が上がりますが、若干小ぶりなSB-X01はデスクトップにぴったり
です。

88たかじん:2024/05/31(金) 07:14:52
テクニクスSB-F2、いいですね。けっこう古い機種ですのでエッジがどうなのか少し心配です。

あと、詐欺サイトも多いのでヤフオクやメルカリ、実在するリサイクルショップで探す方がよさそうです。

例えばこんなのは怪しいと思った方が良いです。
https://zja.xngswckf.top/index.php?main_page=product_info&products_id=254915

お気を付けください。

89onajinn:2024/05/31(金) 22:34:14
>詐欺サイト
メインが服飾や雑貨の販売なのにポツンと電化製品が販売されている。
良いレビューは一応それらしくある。←自演
ヤフオクの画像と説明丸写しで微妙に安い販売価格で販売。
記載の住所を検索してもそれらしい店舗や事務所が無い。等々

問い合わせもしない方がいいと思います。

90三毛にゃんジェロ:2024/05/31(金) 22:37:25
たかじんさん

この頃の発泡ウレタンエッジは結構長持ちします。
21世紀になってからこれまでSB-F2は2セット、SB-F3は1セット、SB-X01は1セット入手しましたが、
どれもウーファーのエッジは健在でした。それより、ユニットのフレームとバッフル裏面との間の緩衝
材のスポンジの崩壊がひどいですね。

もっとも、これらのシリーズ後に平面振動板に変わったモデルのエッジは最悪らしいですけど。

経年劣化を考えたら、YAMAHAのように布エッジがいいなと思います。


ネットオークションでブツを入手するのはYahoo!ばっかりですが、気になるものを見つけたら必ず質問
することにしています。まともに回答しない出品者には入札しないことにしています。

91三毛にゃんジェロ:2024/05/31(金) 22:41:19
あと、ネットオークションでも現物写真を公開せず、どこかから入手したカタログ写真などを掲載してい
る出品者も信用できません。

92あみのん:2024/06/05(水) 21:35:34
怪しいサイトの情報ありがとうございます。
Technicsのスピーカーのことを調べているうちに我慢できなくなって、
HPA-12ミニパワーアンプの材料も集めていない状況にもかかわらず、
SB-F2を購入してしまいました(^^;

手元にパワーアンプがないので、動作確認のため、HPA-1000を使って、
小音量で音を出してみようと思います。
そのせいでHPA-1000が壊れなければいいのですが・・・

93たかじん:2024/06/18(火) 22:15:11
あみのんさん

SB-F2の入手 おめでとうございます。
ヤフオクで箱入り娘が6000円くらいで出ていたみたいですね。

HPA-1000は大丈夫ですが、音量を上げているとPRT-03の電源部の抵抗(R1,R2)が熱を持ちます。
様子みながらですね。 5W〜10Wくらいの許容電力が大きな抵抗に変更するというのも良いかと思います。


三毛にゃんジェロさん

当時のエッジは結構大丈夫なのですね。90年代以降のウレタンエッジは10年もつか持たないか・・・
おっしゃる通り布エッジが良いですよね。

94三毛にゃんジェロ:2024/06/19(水) 02:12:52
あみのんさん

お、SB-F2を入手されたのですね。
あみのんさんの好みの音ならいいのですが。

実は手元に未メンテナンスのSB-F2 Blackが1セットあります。昔から通算すると3セット目ですね。
前の2セットは人にあげてしまって、手元にあるのはこの1セットだけです。
この子も手入れしてあげないと。

そうそう、SB-Fシリーズのターミナルはお世辞にも使いやすいとは言えない代物なので、交換を勧めます。
マルツで扱っているこのターミナルのネジ径はSB-Fシリーズのネジ径と同じなので、何の加工もせずその
まま交換できます。
https://www.marutsu.co.jp/pc/i/209836/
ただ、波形バナナプラグを使うと、バナナプラグの端子部がターミナルに納まり切らないのが欠点ではあ
りますが。

95あみのん:2024/06/19(水) 19:11:00
たかじんさん

PRT-03の抵抗について、アドバイスありがとうございます。
あまりに熱を持つようなら、抵抗を交換したいと思います。
それと、SB-F2(無改造)ですが、HPA-1000でとても綺麗な音が聞けています。
スピーカーで音楽を聴くのは久しぶりですが、ヘッドホンと違い、解放感がたまりません。
というか、今までスピーカーを鳴らせるパワーでヘッドホンを使っていたということに、改めて気づき、
贅沢だなぁと嬉しくなりました(^ー^)
HPA-1000とPRT-03にはあまり無理させないように気を付けつつ、音楽を楽しみたいと思います。
週末にはインピーダンス切替え機能の一部をスピーカー出力に改造しようと思います。
(n'GuinさんのHPで勉強させていただいてます)


三毛にゃんジェロさん

素晴らしい製品をご紹介くださり、ありがとうございます。
お陰様でとても気持ちよく音楽を楽しんでおります。
この間、三毛にゃんジェロさんのHPを何度も拝見しており、勉強させていただいています。
当方のSB-F2は未だ未開腹ですが交換用の電解コンもゲットしたので、早く中身を見たいのですが、
中身がボロボロだったらどうしようという不安で手が付けられません(汗
緩衝材とかボロボロかも・・・

それと、ターミナルも紹介してくださり、ありがとうございます。
アンプとの接続にあたり、どんな製品が良いのかと迷っていたところでしたので、アドバイスがとても有難いです。

96三毛にゃんジェロ:2024/06/19(水) 23:29:19
あみのんさん

サーマル保護回路のバイパス手術をすると、音の純度が上がるのを実感すると思います。
色々と手を加えてあみのんさん好みのスピーカーに仕上げて下さいませ。

実は、今日Technics SB-X1をネットオークションで落札しました。
これもネットワークのコンデンサ交換はもちろんのこと、密閉型に可逆的改造を加える予定です。

97DSK:2024/06/20(木) 09:59:37
みなさんに質問です。
ヘッドホンアンプを複数作っていらっしゃる方、DAC(ソース)との接続は、
一々ケーブルを抜き差しして変えているのですか?それともセレクターを
使っているのですか?

98三毛にゃんジェロ:2024/06/20(木) 12:24:19
DSKさん

現状では、挿し替えです。
将来的にはロータリースイッチを使ってセレクターを自作するかもしれませんが。

99三毛にゃんジェロ:2024/06/23(日) 16:18:32
あみのんさん

ネットオークションで落札したTechnics SB-X1が到着しました。
取り敢えず動作確認と思い、アンプを繋いでKarla Bonoffを聴いてみました。
やはりウーファー径が20cmあると、低域〜中低域に安定感があるだけでなく、低域の音圧感も感じられて
いいですね。この点に関しては、16cmウーファーのSB-F3は足元にも及びません。
汚れているのでまずは汚れを落とし、どのようにメンテナンス・改造を加えていくか楽しみです。😻

100あみのん:2024/06/23(日) 18:42:04
三毛にゃんジェロさん

sb-x1を入手されたとのこと、おめでとうございます。
オーディオの足跡で見ましたが、1979年製で当時1台26,000円もした製品なのですね。
サイズはsb-f3より一回り大きい程度でしょうか?
整備後の三毛にゃんジェロさんのコメントを楽しみにお待ちしています。

こちらはsb-f2のコンデンサ交換とサーキット回路のバイパスを終えました。
最初、ネジを外したのにエンクロージャーでしたっけ?、それが固くて開けられなくて
人間の力では開かないのではないかと泣きそうになりました。
サーキット回路をバイパスしたものと、していない物を聴き比べてみましたが、
三毛にゃんジェロさんの仰るとおり、「音の純度が上がる」のを体感できました。

アンプには、HPA-1000を使用しています。
PRT-03の出力Highをスピーカー用に改造しました。
ワンタッチでヘッドホンとスピーカーを切り替えて、音の違いを楽しんでいます。
元々はHPA-12でミニワッターを作りたいと思っていましたが、
本格的にALX-03に手を出していまいそうな自分がいます。
引き続き、御指南のほど、宜しくお願いいたします。
m(_ _)m

101あみのん:2024/06/23(日) 18:55:25
DSKさん

私も三毛にゃんジェロさんと同じく、差し替えで使っています。
市販のセレクターは私の探し方が悪いのか安っぽいものばかりで、
それを通して音楽を聴くのは便利かもしれませんが、音が犠牲に
なっているかもしれないと思うと、精神的に気持ち良く音楽が聴けない気がします。

一時期、ヘッドホンの比較用にAT-HA60を所有していましたが、
アンプ用にあんな製品があると面白いですね。

102三毛にゃんジェロ:2024/06/23(日) 20:23:15
あみのんさん

そうそう、SB-Fシリーズはエンクロージャーのカシメがきつくて、開けるのに相当な力がいるんですよね。
マイナスドライバーでこじると、滑ってエンクロージャーに傷を付けるのがお約束と。😿
スクレーパーのような物を使うといいかもしれません。
ところで、ユニットのフレームとバッフル面裏側との間の緩衝材は崩壊してませんでしたか。おそらくボロ
ボロになっていると思うので、薄目の戸当たりテープに交換が吉かと。

ところで、電解コンデンサは何に交換したんでしょうか。


SB-X1は全体的に汚れているので、まずは清掃から始めないとダメですね。
ターミナルの電極はバナナプラグが使えない仕様なので交換は既定路線ですが、まだ構造を把握してないの
で方針は立ってません。
ネットワークの電解コンデンサ交換はもちろんのこと、ウーファー固定ネジも可能なら鬼目ナットと六角穴
付きボルトに交換予定。
実際の音を聴いた感じでは密閉型にしても問題なさそうなので、可逆的密閉化も既定路線。ただ、以前NS-
99AVを密閉化した時に使用したEVAフォームの丸棒が入手可能か不安。

103あみのん:2024/06/24(月) 21:51:31
三毛にゃんジェロさん

電解コンデンサはPARC Audioの物を使用しました。
電解コンのメーカーにこだわりは無かったのですが、ネット検索したところPARC Audioへの
交換例が多かったので真似しました。(^^;

SB-F2からとても綺麗な高音が出ています。
jazzピアノを中心に聴いていますが、聴いていて気持ちがいいです。
低音はあまり出なさそうではありますが、念のためどれぐらい鳴っているのか
試してみようと音量を上げてみましたが、隣人に壁ドンされそうで怖気づいています。
ユニットの方は外しませんでしたので、緩衝材等がどんな状態かしっかりと確認できていません。
次に開けるときは「戸当たりテープ」を用意したいと思います。
アドバイスありがとうございます。
m(_ _)m

三毛にゃんジェロさんのSB-X1がどのように整備されていくのかがとても楽しみです。

104三毛にゃんジェロ:2024/06/25(火) 19:03:48
あみのんさん

現在、禁断ClassAA零号機を絶賛製作中なので、SB-X1のメンテナンスはその後ですね。😹

昨日、SPLITTER-1に使用する抵抗の値を間違えて終段トランジスタがチンチンに熱くなったり、SPLITTER-1
より前に置いた電源関係基板から煙が出たり、SPLITTER-1ではちゃんと±12Vなのに禁断基板には-12Vしか供
給されていなかったりと、色々とやらかしてます。😿


もしかすると、SB-X1の前にOM-MF5とCHN-519のツインドライブスピーカーを先に仕上げるかもしれません。

105DSK:2024/07/14(日) 17:53:56
http://schumann.jp/nw-electric/BBS08.html の、「0dB HyCAA 利得up改造」に挑戦したいのですが、
パターンカットの仕方はネットで調べて分かったのですが、抵抗とはんだ付けするためのパターンの
上層の薄膜の剥がし方はどうすれば良いのでしょうか?

106たかじん:2024/07/17(水) 19:05:44
DSKさん

過去の掲示板の改造は、抵抗などのランドに一緒に追加抵抗、コンデンサをハンダつけされています。
銅箔パターンへハンダつけしたい場合は、レジストを綺麗に剥がす必要があります。
この基板の場合、レジストは黒いので銅箔がある部分が見えにくいので注意深く剥がします。

私が剥がす時はカッターの先端部、折る部分を平たく接して削っています。
スクラバーの小さいものってイメージです。押す方向ではなく引く方向で引っ掻く感じです。
文章で書くとわかりにくいですね。精密ドライバのマイナスでも同様に平らに押し当てて引くとレジストが
削れると思います。
少しでもレジストが残っているとハンダが乗らないので、綺麗に削ります。

107たかじん:2024/07/18(木) 19:52:30
DSKさん

過去の掲示板の改造は、抵抗などのランドに一緒に追加抵抗、コンデンサをハンダつけされています。
銅箔パターンへハンダつけしたい場合は、レジストを綺麗に剥がす必要があります。
この基板の場合、レジストは黒いので銅箔がある部分が見えにくいので注意深く剥がします。

私が剥がす時はカッターの先端部、折る部分を平たく接して削っています。
スクラバーの小さいものってイメージです。押す方向ではなく引く方向で引っ掻く感じです。
文章で書くとわかりにくいですね。精密ドライバのマイナスでも同様に平らに押し当てて引くとレジストが
削れると思います。
少しでもレジストが残っているとハンダが乗らないので、綺麗に削ります。

108DSK:2024/07/27(土) 11:30:20
たかじんさん

アドバイスありがとうございます。

109onajinn:2024/08/14(水) 23:09:54
小生も禁断HP-Amp製作しケースに納めましたので、一例として投稿します。外観は平凡です。DC電源にフィルターあるなど一部構成は三毛ランジェロさんに似ています。そのノイズフィルター部は“電子工作実験室”さんのミニワッター用仮想電源基板回路のまるパクリです。エポキシ板に電気ハトメで作りました。スプリッター.を当初12Vで製作したのですが、三毛ランジェロさんの試行結果をみてこれは!と思いこれもまねてしまいました。ありがとうございました。Q9〜Q12は"2SA1358と2SC3421のコンプリです。アンプ部は基本回路そのままでOP-Amp.交換による音質追求もしていません。VRはVISHAYの導電性樹脂のものを奢りました。回転がとても軽いですが安っぽい感じはありません。
12V時に比較して24V時の音はしっかりした感じがしていいですね〜。12V時はやや栄養不足の感が…。

https://i.postimg.cc/gkFySp67/image.jpg

https://i.postimg.cc/YSfT98Br/image.jpg

110あみのん:2024/11/02(土) 12:01:41
たかじんさん

North Fox Digi を故障させてしまい、修理について伺いたいことがあり書き込みさせていただきます。
昨日、Pi5を購入し、アーマーケースを装着した上にNorth Fox Digiを乗せたところ、
基盤裏面をショートさせてしまったのか動作しなくなってしまいました。
現状、電源を入れてもブルーのLEDが点灯せず、また各種OSにおいてI2SDACとして認識しない状態です。

回路図を頼りに基盤各所の電圧を測ったところ、本来3.3Vが印可されるべき個所(+3.3VP)が全て0.01vの電圧となっていました。
J6の3v3とGND間の電圧は3.3vだったので、gpio側からは3.3vが入力されているようですが、そこから先が何が原因で
各所の電圧が0.01vに落ちているのかが分からないため、お知恵をお借りしたく書き込みさせていただきました。

ちなみに基盤中央あたりに「3.3v」と表示のある穴があったので、そことGND間も0.01vでした。
無茶苦茶ですが、J6の3v3と中央「3.3v」を電線で直結したところ、ブルーのLEDが一瞬だけ光り、+3.3VPの個所が0.8vになりました。

お忙しいところ恐縮ですが、ヒントをいただけるとありがたいです。m(_ _)m

111たかじん:2024/11/03(日) 08:28:44
あみのんさん

基板中央部の3.3Vと書いてある箇所は、U4(NJM2863F33)レギュレータで作った3.3Vラインです。
秋月電子で入手できます。
https://akizukidenshi.com/catalog/g/g105579/

このICは電流制限がかかるので、出力側でショートされても保護されるはずですので
3.3V供給先のIC故障の可能性もありますが、手始めにU4交換からやってみるのが良いと思います。

U4出力を使っているICはU1(WM8804GEDS)、U6(SN74LVC86APWR)、U5(DS90LV047ATM)の3つです。
U1に3.3Vが供給されて動けば、とりあえずOSからは認識されると思います。

112たかじん:2024/11/03(日) 08:32:02
回路図と部品表です。
https://nw-electric.way-nifty.com/blog/files/northfoxdigi_schematic01.pdf
https://nw-electric.way-nifty.com/blog/files/northfoxdigi_partslist01.pdf

113あみのん:2024/11/03(日) 13:37:30
たかじんさん

早速のアドバイス、ありがとうございます。
U4の周りの電圧を測ったところ、inには5vがきており、
outからは0.08vが出力されています。
U4を交換しようと思います。

また、回路図や部品表もありがとうございます。
お忙しい中ご対応くださり、ありがとうございます。

114たかじん:2024/11/04(月) 09:18:18
あみのんさん

U4を交換しても治らなかったら、次はU1、その次はU6とU5です。
そこまで交換したら治ると思います。ただ、IC交換の難易度は相当高いです。

頑張ってみてください。

115あみのん:2024/11/04(月) 21:00:05
たかじんさん

North Fox Digi の情報をたくさんありがとうございます。
本日、U4の交換作業を行った際、気を付けていたのですが
C18の物凄く小さいコンデンサがハンダで流れて行方不明となり、
U4付近もボロボロになってしまったので修理を断念しました。
(T^T)

ただ、なんとかU4だけは交換できましたが、交換後も
inは5v、outが0.08vのままだったので、故障は別の場所(若しくは複合)
かと思われます。

たかじんさんには貴重なお時間を割いていただき、
申し訳ありません。
ただ、今回North Fox Digiの回路図と向かい合うことで
また少し電子回路について理解が進んだと思います。
本当にありがとうございました。

さっそく新しいキタキツネちゃんを迎えたいと思います!

116たかじん:2024/11/07(木) 21:54:28
あみのんさん

・・・ 失敗ですか。 残念です。
3.3V供給先のICのどれかが壊れているんですね。。。

North Fox Digiはまだ在庫ありますので、よろしくお願いします。

SB32+PRO DoPの出荷検査NGで落とした基板の修理品(B級品)もそのうち直販で
何枚か出そうと思っています。

117あみのん:2024/11/10(日) 13:15:42
たかじんさん

新しいキタキツネちゃんをお迎えしました。
次は壊さないように気をつけて使いたいと思います。
North Fox Digi が使えなかった間、Pi4からBlue Snow Dacへ
USB接続していましたが、改めてHDMI接続の方が音がよりクリアで、
自分はHDMI接続が好きだと思いました。
反面、USB接続だとDSDが再生できるので、利便性は高いですね。
※そもそもラズパイのUSB出力はあまり音が良くないので、
USB接続全般をdisっているわけではないです。
m(_ _)m

いつも長々とすみません。
North Fox Digiの故障についてご対応くださり、改めて
お礼申し上げたく書き込みさせていただきました。

118たかじん:2024/11/14(木) 23:22:48
あみのんさん

新しいNorth Foxちゃん、元気に動作しているようで良かったです。

USB接続が普通(一般的)でI2S-HDMIが良すぎるのだと思います。
データのプロトコル変換なしでファイルのPCMデータそのままを3線シリアルにて
垂れ流すような形式ですからね。

119三毛にゃんジェロ:2024/11/22(金) 16:37:01
部品や基板をケースに納める際に、その配置をコンビュータ上で検討した例です。

https://i.postimg.cc/MK8s4x22/image.png

https://i.postimg.cc/Qxk6ZPhB/image.png

RCA端子や電源スイッチ、ボリュームなど複雑な構造のものは、個々の要素をグループ化しておくと
移動が簡単になります。
また、部品の破線要素は裏側に隠れることを意味しています。

120三毛にゃんジェロ:2024/11/22(金) 16:40:26
補足です。
黒い円は取り付け穴、青い実線は部品のパネル表面に露出する部分です。

121三毛にゃんジェロ:2024/11/24(日) 22:21:54
Pagesで多角形を描くときの操作法です。

五角形を貼り付けた後、オブジェクト内部にある緑の点を時計回りにドラッグすると角数が増え、
反時計回りにドラッグすると角数が減ります。

https://i.postimg.cc/W39qGfYt/Pages.png

122たかじん:2024/11/27(水) 20:42:17
三毛にゃんジェロさん

ありがとうございます。出来ました。メニューが独特ですが、慣れの問題ですね。

マウス操作できれば結構使えそうな気がします。

123三毛にゃんジェロ:2024/11/27(水) 23:03:57
たかじんさん

あ、できましたか。おめでとうございます。
自分もどうやって作るんだろうと、最初はチンプンカンプンでした。
でも、緑色の点がわざわざ置いてあるんだから、これをいじればいいんだろうと適当に操作してたら
いつの間にかできてた感じです。

オブジェクトの幅と高さはそのオブジェクトのハンドル部分のサイズのため、図形サイズと一致しな
いのがちょっと使いにくい点ですね。
なので、六角形ナットは対辺幅を直径とする補助円を作成し、その円が六角形にちょうど内接するよ
うに六角形をリサイズしてから補助円を削除するという手間が必要になります。

124つるっち:2024/12/26(木) 22:53:17
ただいま、VFA-01とPRT-02を製作しており、PRT-02の不具合で詰まっています。
どなたか解決に心当たりがお願いします。

12VのDCアダプタ使用時に、マイナス電源は-12V取れているのですが、
プラス電源が-0.9〜ー1.1Vで揺らいでいます。
一度5ピン部で電圧を測ろうとしたらテスタ棒を滑らせて火花飛ばしましたが、
どことどこが触れてでかは瞬時だったためわかりません。

Q1〜Q8、D1、D2の故障を疑い交換しましたが電圧は変わらずでした。
また、別の方の投稿であったC5のチャージ電圧は0.1Vほどで揺らいでいます。
DCアダプタのプラグ部では正常に12Vを出力しています。

よろしくお願いします。

125たかじん:2024/12/28(土) 12:51:02
つるっちさん

それは大変でしたね。
まず、DCアダプターの電圧が出るか確認してください。

私も秋月の19vアダプターに過負荷を加えてしまって、壊してしまった事がありました。
何も繋げない無負荷では19vでるものの、100mAも流すと電圧が1vくらいに落ちてしまうという故障。

負荷をかけるのが難しければ、プラス側とマイナス側のアダプターを入れ替えるのも手です。
アダプターの極性にも注意してください。
あとD5からD12のダイオードの極性も確認してください。

126つるっち:2024/12/28(土) 13:55:41
>>125
たかじんさん、ありがとうございます。
DCアダプタと基板とを接続して、マイナス電圧側のジャックで計測するとそこですでに電圧が下がっています。
アダプタの入れ替えもやってみましたが、同様の結果でした。

無負荷だとちゃんと2本とも12V出るのに…、謎です。

明日まで出先なので、帰ってからD5~D12の極性チェックしてみます。

127つるっち:2024/12/28(土) 13:59:13
>>125
たかじんさん、ありがとうございます。
DCアダプタと基板とを接続して、マイナス電圧側のジャックで計測するとそこですでに電圧が下がっています。
また、アダプタの入れ替えもやってみましたが、同様の結果でした。

無負荷だとちゃんと2本とも12V出るのに…、謎です。

明日まで出先なので、帰ってからD5~D12の極性チェックしてみます。

128たかじん:2024/12/29(日) 23:59:32
つるっちさん

D5からD12の極性間違いでショート状態なら説明が付きますね。

テスターで抵抗値を測ったりダイオードモードで測ってみるのも良いかもしれません。

・C1の+と-間抵抗値
・C2の+と-間抵抗値

・J5の1-2間のダイオードVf測定(テスターリードを反転させた場合も見てみる)
・J5の3-4間 ・・・ 同上

DCアダプタが壊れていなければ良いですね。

129つるっち:2025/01/02(木) 20:23:14
>>128 たかじんさん
確認したところ、

■正常ch
C1 極間抵抗値 O.L
J5 極間電圧 O.L
■不良ch
C1 極間抵抗値 0.000Ω
J5 極間電圧 0.005~0.012Vでふらつく

130つるっち:2025/01/02(木) 20:30:38
>>128 たかじんさん
上を書きかけて、ふと見たら不良chのDCジャックから基板にプラスマイナス反対で配線してました。
入れ替えたら無事に正常な電圧の値になりました。
はー、凡ミスでした。
騒いでたら凡ミス、ってトラブルの自作自演してしまいました、申し訳ない。

とりあえずDCアダプターは壊れてなくてホッとしてます。

131たかじん:2025/01/04(土) 22:51:14
つるっちさん

接続ミスみつかってよかったです。 
しかもDCアダプターも壊れていないとのことで、私もほっとしました。

132th:2025/01/06(月) 23:15:25
https://nw-electric.way-nifty.com/blog/2025/01/post-4d1881.html
↑の記事にMOS準コンプリの改善案をコメントした者です。

画像の方がわかりやすいかと思いましてこちらにも投稿させていただきます。
たかじんさんの回路とは異なりますがイメージとしてはこんな感じです。
矩形波応答のシミュレーションも添付しました。
(赤が出力電圧、青がマイナス側(R23)の電流、緑がプラス側(R22)の電流)

https://i.postimg.cc/SRvjPDLj/mos.png

133たかじん:2025/01/07(火) 20:03:37
thさん

画像ありがとうございます。 こんなにキレイな矩形波になるのですね。
同じ速度でシミュレーションすると差動2段では上下のバランスが崩れてしまいます。
デバイスの選定の影響もあるかもしれません。

既に基板データ出しずみなので、とりあえずそのままの回路で
秋月で手に入るトランジスタなど使って実験してみようと思います。

134th:2025/01/08(水) 19:31:56
たかじんさん

実験結果楽しみにしています!

↑の画像のアンプはTL072の等価回路をベースにして、励振段のカスコード化等の改良を施した物になります。
非常に低歪なアンプに仕上げることができたので現在基板化に向けてKiCADの勉強中です。

135たかじん:2025/01/10(金) 18:30:15
th さん

準コンプリアンプ、どういう音がでるか今から楽しみです。

TL072ですか。古典的なのに現在も現役というロングラン製品ですよね。

いま調べたらTIのTL072(最新版)だけ回路ちがいますね。
フォールデットカスコードっぽい構成の高速アンプ。 何かの間違いでしょうか。

136th:2025/01/10(金) 23:07:29
たかじんさん
 >こんなにキレイな矩形波になるのですね。
ありがとうございます。実はこだわりポイントの一つです。
 >TIのTL072(最新版)だけ回路ちがいますね。
書き忘れていました。参考にしたのは旧版です。N型J-FETが使えるように極性を入れ替えて回路を組みました。


MOSFETについて、TK40E06N1がコスパ良さそうです。
IRFP240基準に考えまして
良い点
・秋月で1個50円(安い)
・ゲートしきい値電圧が若干低い(LTspiceにて確認)
・入力容量は若干大きい(1700pF)ですが、帰還容量がかなり小さい(40pF)ので軽負荷
・低オン抵抗(最大0.014Ω@Vgs10V)
悪い点
・TO-220パッケージなのでピッチを合わせるために曲げる必要がある。
・許容損失67W(小さい)
・チャネル・ケース間熱抵抗1.84℃/W(大きい)


MOS準コンプリ高速化のVFA-02への応用について考えてみました。
これもご参考までに…
https://i.postimg.cc/KvWVZmgz/20250110vfa-EX.png


TL072(旧版)強化版アンプの可能性↓
https://i.postimg.cc/FHYwJ5Fn/TL072-NMOSSEPP.png

137たかじん:2025/01/12(日) 11:13:30
thさん

わざわざシミュレーションまでして頂いてありがとうございます。
オリジナルのTL072の回路は、いわゆるワイドラー型と言われる差動+能動負荷を初段に用いて、2段目で
更に増幅するという回路ですね。

それにしても驚異的なシミュレーション結果ですね。これが実現できたら素晴らしいです。

TK40E06N1はTO-220なんですね。
パワーアンプで使うとTO-220はパッケージからの放熱(面積)がたりずデバイスが
熱くなるため注意が必要です。

むかしTO-220のコンプリMOSFETを使ってアンプを組もうとしたらすぐに80℃超えで
断念したことがありました。

138dumbbellcurl:2025/01/13(月) 15:43:25
TIは一部の古い製品をこっそり?リニューアルしているようです。
OPA627も中身が変わってNch入力になっています。

139たかじん:2025/01/16(木) 21:06:49
dumbbellcurl さん

えぇ?  JFETとBJT入力では、互換ではないじゃないですか。

偽物ではなく本当にTIがやっているのであれば地に落ちたな。って感じですね。

140Ising:2025/01/16(木) 22:38:12
たかじんさん
OPA627はデータシートが正しければPchJFET入力からNchJFET入力へと変更になっているようです。

141たかじん:2025/01/17(金) 21:17:53
Isingさん

すみません。目が死んでました。NchがNpnに見えた。。。
最新版では等価回路ではなくブロック図になっているので何とも言えないですが
電流の方向からするとNchの表現の方が正しく見えますね。
PchJFET入力であればTL082のように上側に共通ソースがある方が素直に見えます。

142n'Guin:2025/01/28(火) 10:56:17
たかじんさん、みなさま

Class AA パワーアンプで試行錯誤しています。 V-Amp に1回路のオペアンプにすると、
片チャンネルずつ調整できるので、今回はそうしてみました。 回路は下記の通りです。

https://i.postimg.cc/cCVhnCds/Class-AA-Power.png

周波数特性は下記の通りです。

https://i.postimg.cc/BvHjSvVT/image.png

なんと、入力に PGA-2311電子ボリューム用の LPF (3.3kΩ 220pF)をいれると
位相特性が悪化します(下図) 100kHz の方形波をいれて、クリップさせると発振してしまいます。
LPF なしなら、大丈夫です。

https://i.postimg.cc/CxHywT4Z/image.png

143たかじん:2025/01/29(水) 20:32:35
n'Guin さん

回路図とF特、拝見いたしました。

気になった点としては、C1ですね。 アンプの+と-入力間をCで接続すると、
負帰還側から+入力へバイパスされて正帰還へとなってきます。

C-amp側の帯域を制限するときは出力と-端子の間に小容量のCを入れることが多いと思います。
(この回路図でいうとTDA2030の1-3ピン間に10pF、22pF、47pFなどを入れて実験)

入力LPFで高域の位相が回転するのは普通です。特におかしな現象ではありません。
ですが、100kHzくらいまでフラットに伸ばしておいた方が高域の音抜けが良く
聴こえることが多いので、3.3kと220pFを、1kと220pFとか、3.3kと100pFなど
LPF周波数を高くするという手もあります。

方形波クリップで発振がLPF無しで解消。 というのが、ちょっと気になりますね。
どこかに不安定要素があるのだと思います。

144n'Guin:2025/01/30(木) 07:57:38
たかじんさん

ご教示ありがとうございます。 

> アンプの+と-入力間をCで接続すると、負帰還側から+入力へバイパスされて正帰還へとなってきます。
言われてみて、初めて気が付きました。
+と-とのあいだにコンデンサを入れることで、アンプの入力をショートする形になると考えていました。

3.3k / 220pF というのは、電子ボリュームに PGA2311 基板を使用しているので、HPA-1000 にあわせて、いれていました。

> 方形波クリップで発振がLPF無しで解消。 というのが、ちょっと気になりますね。
> どこかに不安定要素があるのだと思います。
コメント欄のほうで、ご教示いただいたビートノイズの問題のためかもしれません。
というか、ビートノイズが、先に教えていただいた正帰還のためかもしれません。

この週末か来週の週末に、1-3 pin 間にコンデンサを入れて、再度チャレンジしてみます。

ノイズ以外の問題はないと考えて、時々音を出していますが、MUSES05 の音が支配的であるように思います。
低音がぶっといのに、高域は MUSES01 のようにさわやかで、けっこう気に入っています。

145たかじん:2025/02/01(土) 21:19:56
n'Guinさん

アンプ基板の入力LPFのカットオフ周波数は聴いた感じで調整されて良いと思います。
+inと-in間のCは、高域が伸びているOPAMPほど発振しやすいので気を付ける
必要があります。

ノイズに関しては、ホワイトノイズ系と、飛び込みによるビートノイズ系、電源由来の
ハムノイズに分けられるます。
ホワイトノイズは、デバイス依存や入力部の抵抗値、アンプのゲインで決まってきます。

ビートノイズは飛び込み自体を抑えこむ必要があります。
入力信号ラインをGND線とツイストするかシールド線を使う、金属シャシーに沿わせる、
取り回しを動かしてノイズの低いところを探すなどでしょうか。

ハムノイズは、電源トランスが近いと意外と厄介だったりしますね。 磁束漏れの大きな
トランスの場合はトランス自体を変更しなければ解消できないというケースもありました。

MUSES 05の音は、ほんとに良いですよね。

146三毛にゃんジェロ:2025/02/03(月) 02:41:25
BAXANDALL型トーン・コントロール回路とTDA-1552Qを使用したプリメインアンプの回路図を描いてみました。
TDA-1552Qのパワーアンプ部はイトウ電子のキットを使用しています。

https://i.postimg.cc/CKKvrN7b/SU-49720-1552-Q-Integrated-Amplifier-0-8.png


また、トーンコントロール回路をLT-Spiceでシミュレーションした結果がこれです。

https://i.postimg.cc/02cDXqBH/Tone-Control.png


この回路でちょっと気になるのが、パワーアンプは片電源なのに対して、トーンコントロール回路が両電源である
ことです。ここでは、DC12Vを仮想スプリッターで仮想両電源を作っています。

ここで気になっているのが、
1. DC12Vの0V(GND)をシャーシGNDに落とし、仮想両電源のGNDは浮かせておく。
2. トーンコントロール後のHPFでRを仮想両電源のGNDではなく、DC12Vの0V(GND)に接続する。
の2点が正しいのかどうかということです。

この2点に限らず、他にもおかしい点があるかどうか、ご先達の皆様の知恵を拝借したいと思います。
以上、何かあれば、コメントをよろしくお願い致します。

147n'Guin:2025/02/03(月) 10:33:33
たかじんさん

いつもありがとうございます。

さて、コメント欄でご報告申し上げたように、ノイズの問題は解決したので、特性を調べました。

アンプの不安定性の問題があるので、アンプのゲインを 20dB から 26dB にあげたので、若干のひずみ率の上昇があるだろうとは思っていましたが、ひずみ率特性がおかしいのです。
1kHz については、以前の補正だと最小で雑音ひずみ率が 0.0055% だったのが、0.015% と3倍程度となりました。
10kHzは 0.5W で0.08%程度なのですが、1W前後で 0.2% 程度にあがり、その後また下がり、0.08%程度になるというよくわからない特性です。 以前の回路だと、最小で 0.008% でしたので明らかに悪いようです。
ちょい聞きですが、聴き疲れする音質のように感じます。
音質的にはもとに戻したほうが良いようで、なかなか悩ましい状況です。

以前のミニワッターは、LME49720 で好結果を得ているので、そっちで作り直すかも含めて検討中です。

148たかじん:2025/02/04(火) 22:55:57
n'Guin さん

なかなか難しい場面に突入しているようですね。

ひずみ率カーブにうねりがあるのは、あまり好ましい状態ではないことが多いです。

最小ひずみ率の数値だけでは見えてこない特性と思います。
周波数が高域ほどひずみ率が悪化するのは、よくあるパターンですが、素直な上がり方ではない
ということですね。

6畳くらいの部屋で静かに聞くのでしたら1Wくらいの領域になるかと思いますので、
そのあたりまで低歪であってほしいところですね。

149たかじん:2025/02/04(火) 23:08:48
三毛にゃんジェロさん

>ここで気になっているのが、
>1. DC12Vの0V(GND)をシャーシGNDに落とし、仮想両電源のGNDは浮かせておく。
>2. トーンコントロール後のHPFでRを仮想両電源のGNDではなく、DC12Vの0V(GND)に接続する。
>の2点が正しいのかどうかということです。

シャシーへの接続は電源のGND側、仮想GND、どちらでもアリと思います。
私なら仮想GNDをシャシーに接続するかな。 という程度です。 それよりも
電源入力の12Vがスイッチングアダプタならコモンモードフィルタを入れたいですね。

トーンコントロール後のHPFは、TDA1552の入力にあるDCカットのカップリングコンデンサだけでOKな気がします。
わざわざ2回もDCを切る必要はないのではないでしょうか。

150三毛にゃんジェロ:2025/02/05(水) 17:04:19
たかじんさん
アドバイス、ありがとうございます。

仮想GNDをシャーシに落とすというのは、微細信号を扱うトーンコントロール部のノイズ耐性を上げるのに
シャーシアースが有効という理解で正しいでしょうか。

コモンモードフィルターは考えてませんでした。LCのLPFの前に挿入する方向で考えます。
電源はDC12V/4A程度のスイッチングアダプターを想定しています。


DCカットのHPFは確かに悩みました。GNDの電位がトーンコントロールとパワーアンプとで、6Vの差があ
るので念を入れたという感じです。バワーアンプの入力部の0.47uFで十分なら、CRのHPFは撤去することに
します。

151たかじん:2025/02/08(土) 09:55:36
三毛にゃんジェロ さん

> 仮想GNDをシャーシ

そうですね。電源をフローディングの±電源にするという考え方の方が単純な気がします。
結果的にOPAMP回路などの信号の中心(仮想GND)でシールド効果を得るためにシャシーを使う
という感じです。
トーンコントロール部の配線長が長くなると思うので、この辺のシールドをどうするかで
S/Nに影響がでると思われます。

ただ、パワーアンプの電源も共用していると、一概にこちらが良いとも言い切れません。

実験しながらベストな状態を探すしかなさそうです。


蛇足ですが C3,C4はもう少し容量を大きくしたいかも。
音量ボリュームをパワーアンプ直前に移動するとS/N的に有利になりそうって気もします。

152三毛にゃんジェロ:2025/02/09(日) 13:48:33
たかじんさん

さらなるアドバイス、ありがとうございます。

C3, C4の容量を増やすというのは、トーンコントロール回路に入るDC成分をガッチリ落とすという意味
だと思いますが、間違いないでしょうか。

ボリュームの位置、確かにトーンコントロール回路とパワーアンプの間に入れる方が、トーンコントロー
ル部分でのノイズ耐性などが高くなりそうですね。

やはり、名人のアドバイスは本当に有り難い。

153n'Guin:2025/02/09(日) 15:23:28
三毛にゃんジェロ さん たかじん さん

横から失礼いたします。

三毛にゃんジェロ さんの BAXANDALL型トーン・コントロール回路 ですが、
単電源のオペアンプ回路とするのは、どうなのでしょうか。

具体的には、https://www.marutsu.co.jp/contents/shop/marutsu/mame/97.html
のようにします。 単電源となるので、仮想±電源のかわりが、CR3本×4組ですみます。
三毛にゃんジェロさんが気になされている GND をどうするかがすっきりするように
思うのです。

私の考えることなので、どこかに落ち度があるものと思っております。
どうか、後学のためにご指導いただければ幸いです。

154三毛にゃんジェロ:2025/02/10(月) 00:47:28
n'Guinさん

特に理論的な理由はありません。

1つには、オペアンプが両電源なので、仮想でも両電源にして使いたいということ。

もう1つには、LME49720のデータシートやトランジスタ技術のwebサイトで公開されているBAXANDALL型
トーン・コントロール回路も両電源であるということ。

この程度の理由しかありません。
参考例の回路が両電源だったからというのが、一番の理由ですね。そのまま拝借できるということで。

155n'Guin:2025/02/10(月) 12:30:05
三毛にゃんジェロさん

レスをありがとうございます。

両電源でというのであれば、チャージポンプを使うという手もあります。
https://akizukidenshi.com/catalog/g/g114329/

こんなのです。
正負ともに、何らかのレギュレータをかませれば、
D級アンプとの干渉も避けられますし、GNDの問題も
スッキリです。

もちろん現状の案もとても良いと思います。
私の書き込みは役立たずですみません_(._.)_

156三毛にゃんジェロ:2025/02/10(月) 18:26:51
n'Guinさん

ご提案、ありがとうございます。

ただ、NJW4191Mを使うと今度はクロック発生回路が必要になり、そのスイッチングが結果的にノイズ源となりそう
なのが気になります。
また、さらにレギュレータを追加すると両電源回路部が大袈裟になってしまうので、できるだけケースを小さくしたい
という思惑から外れてしまいます。

結局のところ、最高の音質を求めている訳ではなく、手軽にそこそこの音質のアンプを作りたいと考えているので、比
較的簡単なレールスプリッタで行くことにします。

157たかじん:2025/02/11(火) 10:00:45
三毛にゃんジェロさん
n'Guinさん

C3,C4の容量を増やして低域を伸ばすという意味です。
現状の回路では入力インピーダンスはR3,R4の10kΩです。C3,C4は4.7uFなのでFc=3.4Hzくらいです。

10Hz以下の音はソースに入っていないと言われることがありますが、実際に低域の
カットオフ周波数を変えて実験してみると、1Hzと0.1Hzとでも差を感じ取ることが出来ます。
0.1Hzの方が低域の厚みがあり安定感のある音に感じるのです。
まあ、トーンコントロール回路で低域を持ち上げてしまえばその差を埋めてしまう
ことも可能とは思いますが、フラットな特性でもちゃんと低域表現できる方が望ましいと思います。

それに4.7uFを47uFに増量するのは簡単ですし(笑)


単電源オペアンプ・・・

単純にマイナス側電源まで信号を拾えるかどうかの違いでしかありません。入力レールツーレール
OPAMPなら、上下電源電圧まで拾えます。

マルツ回路例のVc(センター電圧)生成は抵抗分圧+Cですが、三毛にゃんジェロさん回路
ではそれにオペアンプを追加して低インピーダンス化しているという差があり、
音質的にはVcの低インピーダンス化が出来ている方が有利と思います。

回路の単純化、基板占有面積の縮小というメリットは抵抗分圧式の方ですね。
ラックスのD級アンプ基板(雑誌付録)では抵抗分圧式でした。

158三毛にゃんジェロ:2025/02/11(火) 13:06:29
たかじんさん

在庫を漁ってみたら47uF/50Vがなかったので、まだ余裕のあるRFS 100uF/50Vを投入しようかと思います。
47uFに比べて100uFのカットオフ周波数はほんの僅か低域側に下がりますが、ほんの微妙な差ですしね。😹

159n'Guin:2025/02/11(火) 17:57:32
たかじんさん

ご教示ありがとうございます。

> 音質的にはVcの低インピーダンス化が出来ている方が有利と思います。
了解いたしました。
単電源・・・と書いたのは、オペアンプではなく回路のことでした。 
おっしゃるように、単電源に対応するオペアンプを使う意味はありません。

ずっと昔、同じようなことを LM380 のアンプで行い、原因不明のノイズが発生して、
うまくいきませんでした。 トーンコントロールを他のアンプにつなぐ、あるいは
LM380 に他の入力をつないでも問題がないのに、それらをつなぎあわせると、
だめという。 結局、電源を作り直して、仮想GND をなくしました。
OMに話したら嗤われて、マルツの回路でうまくいった実例を見せられました。
(OM:アマチュア無線での熟練者を OM と呼びます。)

三毛にゃんジェロさん
横から口を出して、すみませんでした。

追伸: Class AA パワーアンプのほうは、さらに難航中です。 本日、LME79420 を V-Amp のものを
試作しましたが、正弦波が 30kHz 以上で発振して、補正の効果はありませんでした。

160たかじん:2025/02/12(水) 21:29:49
n'Guinさん

なるほど、そういうこともあるのですね。
マルツ回路のR4,R5+C4は、抵抗値が等しければVセンター生成回路と思います。

シャシーに落とすのをVセンターにするか、GND(片電源のマイナス側)にするかは悩み所と思います。
特に電源がAC/DCアダプタのようにノイズを出しているようなケースでは。

電源入力部にノーマルモードフィルタ+コモンモードフィルタと2段構えで落とす
荒技もアリかもしれません。

禁断のClassAAアンプでノイズの影響を減らすためトランジスタを一発噛ます方法で対処したこともありました。
https://nw-electric.way-nifty.com/blog/2012/07/classaa-cd8e.html

ClassAAパワーアンプの方、発振ですか。 30kHzとはアンプの発振としては結構低めな周波数ですね。
むしろ対処が難しい領域かもしれません。

161三毛にゃんジェロ:2025/02/14(金) 13:25:23
たかじんさん

たかじんさんのアドバイスに従い、回路図を修正しました。

https://i.postimg.cc/rmbzzkBV/SU-49720-1552-Q-Integrated-Amplifier-0-9.png

ただ、コモンモードフィルターのインダクタンスの値が未定ですが、これはどれぐらいが適当なのか教えていただけないでしょうか。

162三毛にゃんジェロ:2025/02/14(金) 13:44:09
たかじんさん

たかじんさんのアドバイスに従い、回路図を修正しました。

https://i.postimg.cc/rmbzzkBV/SU-49720-1552-Q-Integrated-Amplifier-0-9.png

ただ、コモンモードフィルターのインダクタンスの値が未定ですが、これはどれぐらいが適当なのか教えていただけないでしょうか。

163三毛にゃんジェロ:2025/02/14(金) 13:49:09
たかじんさん

あちゃ〜、誤操作で二重投稿してしまいました。
お手数ですが、どちらかを消去して頂けないでしょうか。🙇‍♂️


訂正と追加が各1点あります。

回路図でD101の数値とFL101のシンボルの位置が入れ替わっています。ご注意を。

実際の使用時にはAC/DCスイッチングアダプター出力ケーブルのアダプター側根元にTDK ZCAT2035-0930A
フェライトコアを2回巻きで装着予定です。

164たかじん:2025/02/15(土) 20:33:42
三毛にゃんジェロさん

すみません。消す方法わかりません。 というか管理者ログインできなくなりました(汗

R101の3.3Ωですが、パワーアンプの電源ラインにも利いてそうな気がするので、燃えないか心配です。

同様にコモンモードフィルタも、電流が多く流せるタイプの方がよいと思います。
ざっくりですが、3A必要な部分だとすると、定格電流5Aくらいの余裕が欲しいです。
フィルタの定格電流の余裕度が音に効いてくるんですよ。なぜか。

配線へのフェライトコアは、有無で聴き比べてみると良いと思います。
フェライトの種類によるのか、妙におとなしくなって(暗くなって)、
つまらない音になったことがありました。

165三毛にゃんジェロ:2025/02/15(土) 21:22:58
たかじんさん

R101が発火する可能性は考えてませんでした。5Wの酸化金属皮膜抵抗で間に合うといいけど、下手したらセメント抵抗が必要か!?
ヘッドフォンアンプとは扱う電力が1000倍も違うので、よくよく考えてみたら当たり前のことですね。
修行が足りないな〜。

コモンモードフィルターを秋月で探してみたらどれも1A以下の小容量のものしかありませんでした。
使用するAC/DCアダプターの出力電流より容量が大きな物が必要だろうと薄々感じてましたが、Digi-Keyで見つけてマルツ経由
で購入するか、あるいはコアとワイヤーを購入して自分で巻く必要があるのか。Lメーターは持ってないし、さてどうしたものか。

166三毛にゃんジェロ:2025/02/16(日) 17:58:05
たかじんさん

秋月では適切なものが見つけられなかったのでマルツを漁ったら、目的にピッタリのものがありました。
https://www.marutsu.co.jp/pc/i/2710536/

ただ、販売の最小単位が5個とこれもまた困ったもの。
コイルの足の太さも記載がなくてプリント基板のφ1mm穴に入るかどうかも不明。

コモンモードチョークコイルのジプシーはまだまだ続きそうです。😹

167天 婦羅夫:2025/02/17(月) 16:02:23
三毛にゃんジェロさん

スペックの4ページにwire diameter 0.6mmってありました。

168三毛にゃんジェ目:2025/02/17(月) 19:28:14
天 婦羅夫さん

ご指摘ありがとうございます。
実は、昨夜のうちにデータシートを見つけて確認していました。😹

マルツに問い合わせたら、ちょっと割高にはなるけれども1個単位で購入できそうなので、一安心です。


さて、次はノーマルモードフィルターの470uH/5Aのトロイダルコイルですが、これはまだ探しきれていません。

169三毛にゃんジェロ:2025/02/18(火) 14:16:05
マルツで100uH/5Aのトロイダルコイルを見つけました。
LCフィルターのCの容量を計算しなおせば、何とかなりそうです。

170たかじん:2025/02/18(火) 21:16:49
三毛にゃんジェロ さん
天 婦羅夫さん

とりあえず、コモンモードフィルタなしで試してみて、どうにもノイズが乗るという時に
入れてみてはいかがでしょうか。
RとCでリップルフィルタ兼ノーマルモードフィルタになっているのでフィルタレスという
ことにはならないと思います。

ちなみに、3.3Ωが熱くなるようでしたら1Ωに減らしてみるとか、パワーアンプ側に供給
するラインには抵抗を通さないルートを設けるという方法もあります。

一時期、秋月で売っていたアモビーズを配線に通すだけというお手軽フィルタも
効きときがあります。
アモルファス、ファインメットビーズ、ナノ結晶合金系のフィルタは一般のフェライトコア
よりも低周波から強力に効きます。

171たかじん:2025/02/18(火) 21:25:29
VACUUMSCHMELZE VITROPERM 500F コモンモードチョーク用トロイダルコア
https://eleshop.jp/shop/g/gKBK412/

これまだ売っているかな?

172三毛にゃんジェロ:2025/02/19(水) 01:15:20
たかじさん

確かにCを中心に考えてみると、LCでもRCでもLPFとして機能するはず。
知らずに禁断の電源部でも同じ構成にしていたけれど、もしかしてこれは変形T型LPFなのか?

L101を470uHから100uHに変更すると同時にCも47uFに変更するつもりなので、CRフィルターとして考えたらR101を
1Ωに変更したところでLPFのカットオフ周波数は下がる方向なので影響はないはず。

実は3.3ΩのR101は、直後にある2x4700uFの突入電流対策としての意味合いで置きました。
これを1Ω/5Wの酸化金属皮膜抵抗に変えてみて、実際にAnalog Discoveryで電圧変化を観測して突入電流の有無を確
認するしかありませんね。


コアとワイヤーを買って自分でコモンモードフィルターを作る手法ですが、ワイヤーの断面積が定格電流を決め、コアの
AL値とコイルの巻き回数がインダクタンスを決めるという理解で合ってますでしょうか。
ご紹介くださったコアの価格と送料、さらにワイヤー費用を考えると、マルツで買い物ついでにコモンモードフィルター
を購入する方が手間も少なくていいように思えます。

173たかじん:2025/02/19(水) 20:36:35
三毛にゃんジェロさん

ナノ結晶コアに配線巻くフィルタの定数は適当です(笑
効くまで巻けばいいし、巻いても効かなければ諦めるって感じですね。

ただ、いわゆるフェライトコアと比較して圧倒的に効果があり、
巻きすぎると9600bpsのRS-232C/485シリアル通信が出来なくなるくらい波形が訛ります。

突入電流防止は重要ですね。
突入対策されているスイッチング電源ユニットは平気ですが、対策されていない
ものは、ON/OFFを繰り返したり、最悪の場合壊れることもあります。

174たかじん:2025/02/19(水) 20:47:32
ファインメットビーズとフェライトコアを比較しているサイトありました。
https://ecaps.exblog.jp/23712836/
配線1本通過させただけのL値も測っていますので参考にどうぞ。

その他いろいろと面白いです。
※ファインメットはナノ結晶合金の一種です

175三毛にゃんジェロ:2025/02/22(土) 13:50:00
たかじんさん

あ、そのページは前に見たことがあります。ファインメットビーズで検索したときに引っかかりました。

ファインメットは確か日立金属の発明だったはず。
でも、生産中止だとか。

176たかじん:2025/02/23(日) 08:56:03
三毛にゃんジェロ さん

その通りです。ファインメットは日立の登録商標的なヤツです。(現プロテリアル)
一般にはナノ結晶合金と呼ばれていて他のメーカーも同様のものを製品化しています。

ウオークマンっぽいのが他社からも発売されていたのと似てますね。
細かく見れば材料、製造方法などに違いがあるとは思うのですが、ざっくり使用目的からすると同類です。

私が使ったことあるのは日本ケミコンの直径6cmくらいのドーナツ状コアです。
共立電子で売っていたVACUUMSCHMELZE の大きい方も持ってますが、まだ活躍の場が訪れていません。

177n'Guin:2025/02/25(火) 14:41:59
たかじんさん、みなさん

いつもお世話になっております。
ClassAA パワーアンプ (V-Amp Muses05, C-Amp TDA2030A)を作成していますが、
なかなか不安定で、再現性のあるアンプにはなりそうにありません。

Technics SE-A100 のサービスマニュアルをみたところ、ホイートストンブリッジにさまざまな
工夫がされていることがわかったので、LTspice で再現してみました。

回路図はこちら

https://i.postimg.cc/15VmG9JP/Class-AA-LT-Circuit.png
※ R17 は本当は500ΩのVRで、 R14 にかかる電圧が少なくなるように調整。

周波数特性はこちら

https://i.postimg.cc/8CNTgLDP/Class-AA-LT-Freq.png

回路図中の C8 の意味がよくわかりません。 周波数特性を見るとフラットなので
なんらかの補正であろうと思うのですが。 ちなみに、C8を除去して周波数特性を
プロットさせても、違いがありません。

なかなか複雑なブリッジになっていて、わかるようなわからないような。
実際に自分で回路を作って試してみないと、意味がわからないのかもしれませんが、
取り急ぎ、ご意見をいただけたら幸いだと思って、投稿した次第です。

追伸:誤って、スレッドを立ててしまいました。 そちらは、消していただければありがたいです。
ごめんなさい。

178たかじん:2025/02/28(金) 22:18:43
n'Guin さん

R17のVRはブリッジのバランスをとるための物っぽいですね。V-AMP側からの出力電流をゼロにするための。

C8はHPFと思いますが、ブリッジ内のC7,C5のよるHPF周波数特性との兼ね合いがありそうな気配がします。
本来のClassAAは、C-ampの+入力はV-ampの出力へ直結ですが、この辺の周波数特性で何かをやって
いるように思います。 非常に低い周波数なので発振対策の位相補償とは別の何かです。
そしてブリッジバランス取りとも密接に関係しています。


周波数特性に違いがでなかったのは、V-AMPが噛んでいて、C-AMP側の周波数特性の違いを吸収(補正)
しているからではないでしょうか。

179n'Guin:2025/03/03(月) 19:12:42
たかじんさん

レスをありがとうございます。
テクニクスの ClassAA 搭載のアンプのサービスマニュアルを見ていますが、今回書き込ませていただいた
SE-A100 がもっとも単純なので、これを書き込んだのですが、どうにもよくわかりません。
こうなると、後は実際に試作して確認してみるしかないようです。

さて、たかじんさんに何度もお世話になりましたが、今回の製作のほうは、とりあえずこのあたりで
おしまいにしようと思っています。 
顛末をホームページに掲載しました。http://schumann.jp/?cat=199

これまで作ってきたアンプと音の傾向が異なり、MUSES02系の音のようです。
Balanced-Unbalanced の変換によって、Balanced / Unbalanced の両方の入力に対応できるように
してあります。 Unbalanced入力は、たかじんさんの PGA-2311ボリュームを使っています。

Balanced の音の傾向と Unbalanced の音の傾向が同じようになるように、Balanced-Unbalanced の変換に
使うオペアンプを選んでいたら、MUSES02 がぴったりでした。

※ 自分は、どうやら MUSES01っぽい仕上がりにしてしまうことが多いようです。

いろいろありがとうございました。

180たかじん:2025/03/08(土) 19:59:26
n'Guinさん

webサイト拝見させて頂きました。
OPAMP版ClassAAと違ってパワーアンプではC-amp側を手軽に交換という
わけにはいかないため、周囲回路での対策は難しいところがあると思いますが、
果敢に挑戦さているところが素晴らしいです。
そして最後には完成されているというのが更に素晴らしい。

MUSES 01、02、05と色々組み合わせての音のセッティングも、
バランスーアンバランス変換回路の音の影響力のお話も大変参考になりました。

ひずみ率測定結果も多くの人にとって有益と思います。
スポット測定で20W時0.001%とか書かれても見えてこない部分が沢山ありますからね。

10kHzや20kHzという高域だけカーブがうねるときは、女性ボーカルのサ行が
耳に付く音ってことが多いように思います。
チャンネル間の差がちょっと気になるところではありますね。

181神谷:2025/03/16(日) 03:48:43
「とりあえず実験」がためらわれる電源のため、ご助言いただければ幸いです。
AC100Vをソリッドステートリレーを介して開閉する場合、次のような回路構成で可能でしょうか。
(長くなりますが、思いつく限りのことを書き連ねております。)
https://i.postimg.cc/gJCHmM6M/AC100-V-SW.jpg

用途:ヘッドホンアンプキットの電源
意図:AC100Vを長距離引き回したくない、手元スイッチにAC100Vを直接流したくない
(ネット上の作例写真を見るに、AC100Vもトランスも同じケース内に裸で引き回しているものが多く
 ノイズ源としては気にするほどじゃない様子、スイッチの操作部分にAC100Vが漏れることはそうそう無い、
 というのは承知の上ですが、短距離かつ隔離できている方が気分的に良いため)

想定
・外装前面のスイッチを介してソリッドステートリレー(以下SSR)を操作し、AC100V回路を開閉
・SSR以降は、25VA出力のトランスを経由してキット品のAC/DC変換基板に入力
・同基板からDC±15VとDC5Vが出力され、各所の電源として使用
・SSR稼働用の電源として上記のDC5Vを使用
・立ち上げ時、DC5Vが有効となるまでの電源としてコンデンサを使用
・使用間隔が数日単位で空く場合に備え、コンデンサは電気二重層コンデンサを採用
 (初回のみeneloop×4直列ないしはUSB5V給電にてコンデンサに充電、
  以後はDC5Vによって充電される)
・5V入力への逆流防止のためショットキーバリアダイオードを使用
 加えて、フォトカプラを用いて不使用時にはGND側も回路を開いておけるようにする
・AC100Vのインレットには1〜2A程度の速断ヒューズ2本を装着
・AC100V入力直後およびSSRのAC側入出力端子近傍にバリスタを装着

部品選定
・後段のトランスが25VAのため、AC100V区間は最大0.25A
・定格の4倍の電流が持続する状態は明らかに異常のため、1Aの速断ヒューズを選定
・SSRは負荷電流が4倍、負荷電圧がAC100V最大値の2倍弱となる Panasonic AQG12105 相当を選定
 (カタログから、操作電流に4V 10mAが確保できれば動作する模様)
・補助電源はコンデンサ
 電池は液漏れの懸念、スペースを食う、交換が必要かつ都度ケースの分解を要する等で不適
・コンデンサは使用間隔が開く場合に備え、0.47FのYAGEO Tokin FT0H474ZF 相当を選定
 SSRの操作電圧5V時 → 操作電流約13.5mA → 15mAを想定
 5V出力が安定するまでに1秒間通電があれば十分と想定 → 15mA×1sec = 必要電気量0.015C
 コンデンサの電圧がSSRが動く最低ラインの4Vまで落ち込むと想定
  → 必要静電容量0.015C÷4V = 0.00375F = 3.75mF = 3750μF
  (以上は十分過剰な想定、かつフォトカプラと併せても6800μF級があれば動作には十分?)
  (長期間空くとしても0.47Fは過剰すぎ? 0.22Fや0.10F程度でも事足りる?)
・SBDは近しい性能の中でも順電圧がわずかながら低めらしい 京セラ 11EQS03L を選定
・フォトカプラは十分安価かつ現行品の 東芝 TLP785を選定

182たかじん:2025/03/17(月) 20:52:47
神谷さん

面白いアイデアですね。 
スーパーCAPにチャージされた電圧だけでSSRをONするには内部抵抗が高いのが気になります。
それとディスチャージ後はONできなくなってしまいます。
なので、そのまま電池を使うというのはいかがでしょうか?

単3電池を2〜3本と、 AC/DC側からの5V供給をダイオードORにしておいて、AC/DCから電源が供給
されたら電池を喰わなくするような電圧設定にしておく。
電池は無くなったら交換。もしくはニッケル水素にしてAC/DCからトリクル充電にしておくという
手もあるかもしれません。

蛇足ですがショットキーは漏れ電流が多めなため、スーパーCAPの逆流防止には向きません。
通常のスイッチングダイオードを使った方がよいです。
あとスーパーCAPは印加電圧によって寿命が結構変わるのでお気を付けください。
5.5V品を3.3〜4Vくらいで使うと長く持ちます。

また、オーディオ的な観点でいうとSSRよりもリレーの方が音が良くなる可能性があります。


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