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魔術と宗教--西洋編

1管理人1★:2014/05/25(日) 00:34:56 ID:???0
西洋(インドより西)の魔術&宗教について自由に語るスレです。
顕教(表の教え)から密教(裏の教え)まで。
具体的にはキリスト教、イスラム教、ユダヤ教、その他の原始宗教(ケルト、ギリシア、アフリカ
など)の神話・教義・歴史から秘密儀礼、神秘主義、呪術・魔術等々について語ってください。
あとこうした地域の文化人類学的、社会的分析を宗教・魔術との関わりから述べるのもいいかも。

対象地域は大雑把に東洋編対象地域(中華文明圏とその周辺)以外。
なのでアフリカ、新大陸(南北アメリカ、オセアニア)も含みます。
インド、ユーラシア、太平洋地域は東洋編との線引は難しいので、この辺りは両方の
スレにまたがる地域ってことにして、その都度関係が深い側に書き込むってことで。
(例えばインドのヨガは西洋近代魔術や神智学と関連強いし、日本や中国の宗教界
にも強い影響があるのでケースバイケースで。)

前スレ
実践!近代西洋儀式魔術
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/11908/1355756458/
【黄金のロバ】クロウリーの魔術副読本【金枝篇】
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/11908/1355145632/
キリスト教とキリスト教神秘主義
http://jbbs.shitaraba.net/study/11908/storage/1355026785.html
神秘家列伝
http://jbbs.shitaraba.net/study/11908/storage/1360879171.html

203Anonymous:2017/06/02(金) 17:53:51 ID:XTk03XKc0
https://www.youtube.com/watch?v=9Fo-EVxDgMA
シーア派はゾロアスター教色が強いのは知ってたけど、元々そのゾロアスター教の流れで
犬は大丈夫な国だったってのは知らなかった。
ゾロアスター教じゃ犬って神の使いなんだね。それでホメイニのイスラム革命で犬が虐殺されたとか、酷いな

204Anonymous:2017/06/09(金) 21:42:28 ID:RiDMsIvQ0
今夜の月はストロベリームーンらしいけど、全然色の違いが分からん。
じっと見てるとピンクがかってるような気もせんでもないけど、気のせいだろうな

205Anonymous:2017/06/10(土) 14:31:14 ID:Ljxa6pWM0
シーア派の人口分布をいろんな統計地図を元に説明してくれているページ。
最初全然イランだけの宗教じゃないやんって思ったけど、国単位じゃないちゃんと
細かい地理で示している地図で見ると、イランから広がったのが分かる
http://ikeuchisatoshi.com/i-1135/

206Anonymous:2017/06/11(日) 00:01:12 ID:yVlUtTdo0
これ面白い19分辺り
https://www.youtube.com/watch?v=wr7sf4T5Gr4
イスラエル史のターニングポイント、
1897年 第1回世界シオニスト会議
1917年 バルフォア宣言
1947年 パレスチナ分割決議
1967年 第三次中東戦争
と、全部7のつく年で、それぞれ今から120年前、100年前、70年前、50年前となってて
今年2017年はユダヤ暦で5777年。

あれだけ7を重視するユダヤ教なんで単なる偶然とも思えないところがあるし、
少なくともユダヤ社会では結構認識されてるんやろうね

207Anonymous:2017/06/23(金) 19:00:43 ID:6toT7MPU0
前スレでヤコプ・ベーメとアダムについてちょっと出てたけど、ジョナサン・ブラックの
『秘密結社版 世界の歴史』に面白い記述があった。

アダムの身体は当初は極めて柔らかく、形も定まらず、その皮膚は池の表面の
薄皮のように脆いものだったのだが、やがてそれは硬化し始めた。
偉大なキリスト教神秘家にして薔薇十字思想の哲学者であったヤーコプ・ベーメは、
『創世記』への注釈書である『ミュステリウム・マグヌム』において、次のように述べる。
「いずれ骨となるものは、今や硬化して蜜蝋のようなものとなった」。
その緑の四肢もまた太陽に暖められ、桃色を帯び始めた。

アダムは固化すると同時に、二つに分裂し始めた。つまり彼は両性具有であり、無性生殖によって
自己増殖したのだ。ヘブライ聖書の研究家に強要すれば、『創世記』一章二七節に「神は御自分に
かたどって人を創造された。神にかたどって人を創造された。男と女に創造された」
とある部分の「神」は複数名詞であり、「人」は単数名詞であることを認めるだろう。
すなわち一人の人が「男と女に」創られたのである。

208Anonymous:2017/07/03(月) 22:58:26 ID:w01RftAw0
>>176
>まあアラブの中でもサウジは別格だからなぁ

実態は北朝鮮とほとんど変わらない国だし
http://www.dailymotion.com/video/x5eno0g

209Anonymous:2017/08/02(水) 17:29:04 ID:Wk6slxa20
キプロスの遺跡で性的な呪いの言葉見つかる
http://www.afpbb.com/articles/-/2417150?pid=3121003

>呪いの言葉はギリシャ語で書かれており、一部は「あなたが性交する際、あなたの急所が痛くなるように」と読めるという

だって

210Anonymous:2017/08/20(日) 21:19:41 ID:8AnnALs60
「雨を降らせる」力を宿す10代の女王、南アフリカ
http://www.afpbb.com/articles/-/3137251?pid=0

>女王の座に就いた後、マサラナボさんは未婚女性数人と縁組し、
>結婚後、妻たちは他の王族関係者たちとの間で子どもをもうけ、
>生まれた子どもたちは、女王の実子とみなされる。
>女王自身も子どもをもうけることはできるが、相手は親族のみに限られ、
>その親族が誰であるか明かされることはない。

女系の君主制とは何かを考える上で興味深いシステム。
天皇家に女系の制度を導入した途端、皇統が断絶してしまうことになるわけだが、
本当に女系を実現したかったら、現代の一夫一婦制の価値観からするとかなり
不思議に見える、ハチやアリのようなことをシステムにしないといけないでしょな

211Anonymous:2017/08/25(金) 23:51:12 ID:zkeLSJW.0
長老をいぶしてミイラに、アンガ族の伝統に密着
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/photo/16/101200126/

パプアニューギニアのミイラ作り。熱帯なんで燻製にしてミイラ化。

212Anonymous:2017/09/05(火) 23:31:53 ID:Z2YmU6Ew0
これもいいね。ダウンロードしても使いみちあるかわからんけど

錬金術を超現実的に図解した無料ダウンロード可能な高解像度画像まとめ
http://gigazine.net/news/20160902-art-of-alchemical-diagrams/

213Anonymous:2017/09/06(水) 22:44:26 ID:6i.jCTEs0
天草四郎を目撃した!古文書群が14年ぶりに見つかる
https://www.nishinippon.co.jp/feature/attention/article/354362/

天草四郎って美少年キャラなのに、なんで少女漫画に取り上げられないんやろ。
不細工戦国武将たちを、イケメンキャラにするぐらいなら、天草四郎をやればいいのに

214Anonymous:2017/09/24(日) 21:07:58 ID:9m.5xDYY0
前スレの【黄金のロバ】クロウリーの魔術副読本【金枝篇】の書名リスト
手元の『魔術--理論と実践』で見てみると結構間違ってる。

第2項--一般的見地からして示唆に富み有益だと思われる書物を追って紹介しておくが、主として小説である。

『ザノーニ』エドワード・ブルワー・リットン卿作
  <神秘主義>に関する事実と提言が得られる点で貴重。
『奇妙な話』エドワード・ブルワー・リットン卿作
  <魔術>に関する事実と提言が得られる点で貴重。
『花と果実』マーベル・コリンズ作
  <径>の説明をしている点で貴重。
『審判者ペトロニウス』
  この本を理解できるだけの既知の持ち主にとっては価値ある作品。
『黄金の驢馬』アプレイウス作
  この本がわかるくらい既知に富む者にとっては貴重な書。

215Anonymous:2017/09/24(日) 21:12:28 ID:9m.5xDYY0
『ガバリス伯爵』
  嘲笑の対象を暗示的に表現している点で貴重。
『髪の略奪』アレグザンダー・ポウプ作
  四元素の精霊を描写している点で価値のある書。
『ウンディーネ』ドゥ・ラ・モット・フケー作
  元素霊の解説として貴重。
『黒魔術』マージョリイ・ボウエン作
  妖術に関する興味津々たる物語。
『あら皮』オノレ・ド・バルザック作
  壮大な魔術寓話。
『19』エドガー・ジェプソン作
  現代魔術に関する秀作。
『ドラキュラ』ブラム・ストーカー作
  吸血鬼伝説の記述が貴重。
『科学的ロマンス』H・ヒントン作
  <四次元>研究への入門書として貴重。

216Anonymous:2017/09/24(日) 21:18:39 ID:9m.5xDYY0
『不思議の国のアリス』ルイス・キャロル作
  <カバラ>の心得のある者にとっては貴重な書である。
『鏡の国のアリス』ルイス・キャロル作
  <カバラ>を理解する者にとっては価値ある作品。
『スナーク狩り』ルイス・キャロル作
  <カバラ>を理科する者にとっては貴重。
『千夜一夜物語』リチャード・バートン卿訳かジョン・ペイン訳
  東方の魔術伝承の宝庫とも言うべき貴重な書。
『フランソワ・ラブレー作品集』
  <智慧>を豊富に盛り込んだものとして極めて貴重。
『カシダー』リチャード・バートン卿著
  哲学概説書として貴重。
『天界の歌』エドウィン・アーノルド卿著
  韻文による『バガヴァッド=ギーター』。
『アジアの光』エドウィン・アーノルド卿著
  釈迦牟尼の成就を記述している。

217Anonymous:2017/09/29(金) 11:28:57 ID:aEuEahnI0
『薔薇十字団』 ハーグレイヴ・ジェニングズ著
  行間を読んで言外の意を汲める者にとっては貴重な書。
『薔薇十字団の真の歴史』 A・E・ウェイト著
  大衆受けをねらってこの主題を扱ったものとしては好著。
『アーサー・マッケン作品集』
  魔術の視点から読むと興味の尽きない物語がほとんどである。
『ウィリアム・オニール(ブレイク)著作集』
  すべての修行者にとって貴重極まりない書。
『シャグパットの毛剃』 ジョージ・メレディス作
  秀逸な寓話である。

218Anonymous:2017/09/29(金) 11:34:59 ID:aEuEahnI0
『リリス』 ジョージ・マクドナルド作
  <星幽>を知る上で恰好の入門書。
『彼方』 J・K・ユイスマンス作
  <罪悪>コンプレックスが引き起こす妄想の描写。
『ペルセポネー伝承』 モリス・ヒューリット著
  <ヘルメスの奥義>に迫る示唆に富んだ探究の書。
『出発』 J・K・ユイスマンス作
  キリスト教神秘主義の愚劣さを指摘する。
『女妖術師シドニア』 ヴィルヘルム・マインホルト作
『琥珀色の魔女』 ヴィルヘルム・マインホルト作
  この二篇の物語は実に様々な教示を与えてくれる。
『マクベス』『真夏の夜の夢』『あらし』 W・シェイクスピア作
  いろいろな伝承を扱っており関心を惹く。

219Anonymous:2017/09/30(土) 16:35:28 ID:XqSZV5vU0
『赤いかたびら』 ウォルター・スコット卿作
  この他の小説1、2篇もそうだが、興味深い伝統に取材している。
『ロブ・ロイ』 ジェイムズ・グラント作
  興味ある伝統を扱う。
『魔術師』 W・サマセット・モーム作
  剽窃まがいの題材のおかしな寄せ集め。
『聖書』 知られざる様々な記者の手になる書
  ヘブライ語とギリシア語で記された<原典>は<カバラ的>価値が高い。
  魔術の喩え話が数多く含まれており、民間伝承や魔術祭儀の話も豊富である。
『キム』 ラディアード・キプリング作
  東洋の思潮と生活の研究として賞賛に値する作品である。
  この作者による非常に示唆と教示に富んだ物語が他にも多数ある。

220Anonymous:2017/09/30(土) 16:39:39 ID:XqSZV5vU0
<照応>を唱える<神話>には次のものがある。

この過程は初学者にとっては総合的な価値をもつものである。右に列挙した作品群はむやみに深刻な鑑賞をすればいいというものではないのだが、こうした読書を通して初学者は、神秘主義や魔術の伝統に漠然と親しみを覚えるようになり、この種の主題に対する関心も増して、さらには思索をする上で役に立つ指針をいろいろと得られることだろう。但し、このリストでは、かなり概括的な読書過程を例示することしか果たせなかった。

221Anonymous:2017/09/30(土) 16:46:45 ID:XqSZV5vU0
第1項 -- <真摯な研究>のための<書目>

『春秋分点(エクイノクス)』
隠秘学(オカルト)全般に関する標準的な<参考文献>。<秘儀参入>の<百科全書>である。
『A・クロウリー著作集』
本著作集には神秘的・魔術的秘儀が数多く記されている。どちらも散文では明晰に叙述され、
また極めて崇高な詩歌の<衣装>に織り込まれているものもある。
『易経』(S・B・Eシリーズ、オックスフォード大学出版局)
「<流転>の<古典>」。中国の<魔術>体系の奥義を示してくれる。
『道徳経』(S・B・Eシリーズ)
中国の<神秘主義>体系の奥義を伝えてくれる。
『タンホイザー』 A・クロウリー著
<魂の遍歴>を扱った寓意劇。タンホイザー物語を多少改作したもの。

222220:2017/09/30(土) 20:38:45 ID:XqSZV5vU0
ごめん、>>220は1行目と2行目の間に肝心なの書くの忘れてた。ホントはこれ↓

<照応>を唱える<神話>には次のものがある。

<おとぎ話> 全般
<東洋の古典> 全般
<スーフィー教の詩歌> 全般
北欧とチュートンの<サーガ> 全般
ケルトの<民間伝承>全般

この過程は初学者にとっては総合的な価値をもつものである。上に列挙した作品群はむやみに深刻な鑑賞をすればいいというものではないのだが、こうした読書を通して初学者は、神秘主義や魔術の伝統に漠然と親しみを覚えるようになり、この種の主題に対する関心も増して、さらには思索をする上で役に立つ指針をいろいろと得られることだろう。但し、このリストでは、かなり概括的な読書過程を例示することしか果たせなかった。

223Anonymous:2017/10/08(日) 14:56:32 ID:5UnLaI7g0
『ウパニシャッド』(S・B・Eシリーズ)
ヴェーダーンタ哲学の<古典的基盤>。インドの<神秘主義>の最も著名な形式を採っている。

『バガヴァッド=ギーター』
インドの「キリスト」であるクリシュナが<成就>の体系を対話の中で開陳している。

『沈黙の声』 H.P.ブラヴァツキー著
<兄弟>O・Mによる入念な注解付き。

『ゴーティア』
中世の<召喚>儀礼を扱ったものの中で最もわかりやすい書物。<首領セリオン>好みの<召喚>も記されている。

『シヴァ・サンヒター』
特定の身体的実践に関するインドの著名な手引き書。

224Anonymous:2017/10/08(日) 15:01:24 ID:5UnLaI7g0
『ハタヨーガ・プラディーピカ』
『シヴァ・サンヒター』の類書。

『哲学史』 エルドマン著
哲学の歴史を最初期から説き起こした簡潔な記述。精神の全般的な教育という点では最も貴重な書物である。

『モノリスの霊的案内』
キリスト教神秘主義の平明な手引き書。

『西洋の星』(キャプテン・フラー)
『アレイスター・クロウリー著作集』研究への入門書。

『ダンマパダ』(発句経)(S・B・Eシリーズ、オックスフォード大学出版局)
仏典の中でも最良の古典。

225Anonymous:2017/10/08(日) 18:48:33 ID:1oz6L0Us0
細かいツッコミなので気を悪くされたら
或いはこちらの不勉強があったらスマンこと。
『ダンマパダ』のダンマは真理、法の意で『発句経』じゃなくて
『法句経』。

226224:2017/10/09(月) 07:45:02 ID:KgnVSFz20
ありがとう。全然知らない言葉なんで誤変換に気づかなかった。
すごい細かいところでもいいんで、入力ミスに気づいたらどんどん突っ込んでください。

227Anonymous:2017/10/14(土) 08:24:05 ID:U5kXQAlo0
『ミリンダ王の問い』(S・B・Eシリーズ)
 仏教教理の技術的な要点が対話形式で説明されている。

『宗教的経験の諸相』(ジェイムズ)
 神秘体験による達成の統一性を実証するものとして貴重な書。

『裸のカバラ』 フォン・ローゼンロート著
 S.L.メーザーズによる『ヴェールを脱いだカバラ』もある。

注釈付きの<カバラ>原典
 カバラ入門のための優れた基本文献。

『コンクス・オム・パックス』
 <神秘主義>と<魔術>に関する4つの貴重な論文と序文から成る。

228Anonymous:2017/10/14(土) 08:28:50 ID:U5kXQAlo0
『ピスティス・ソフィア』(『救済者の書』の一部)
 グノーシス主義研究へのこの上ない入門書。

『ゾロアスターの神託』
 神秘的・魔術的戒律の貴重な集成。

『スキピオの夢』 キケロ著
 類い稀な<幻視>と<哲学>に溢れる著作。

『ピュタゴラスの黄金詩篇』 ファーブル・ドリヴェ著
 この<首領>による公教的教義についての興味深い研究。

『神聖なポイマンドレス』(『ヘルメスの幻』) ヘルメス・トリスメギストゥス著
 <グノーシス派哲学>に関連のあるものとして貴重な文献。

229Anonymous:2017/10/14(土) 10:22:28 ID:U5kXQAlo0
『薔薇十字団の秘密象徴』(フランツ・ハルトマンの著作の再版)
 非常に価値の高い概論書。

『騒ぎのあとの沈黙』 ミハエル・マイヤー著
 錬金術に関する最良の論考のひとつ。

『科学と無限』 シドニー・クライン著
 近年書かれた試論としては最高の部類に入る。

『男根崇拝に関する二つの試論』 リチャード・ペイン・ナイト著
 すべての修行者にとってまことに貴重な文献。

『金枝篇』 J.G.フレイザー著
 <民間伝承>の<教科書>。あらゆる修行者にとってその価値は計り知れない。

『理性の時代』 トマス・ペイン著
 迷信を矯正してくれる書物として、初歩的ではあるが優れている。

230Anonymous:2017/10/14(土) 10:35:55 ID:U5kXQAlo0
『生命の川』 ジェネラル・フォーロング著
 古代の秘密参入制度を記した貴重な教科書。

『三つの対話』 バークレイ司教 著
 主観的観念論の<古典>。

『デイヴィッド・ヒューム論文集』
 <学究的懐疑主義>の<古典>。

『第一原理』 ハーバート・スペンサー著
 <不可知論>の<古典>。

『哲学序説』 イマヌエル・カント著
 <形而上学>への最良の入門書。

『典文』
 <応用カバラ>の最良の教科書。

231Anonymous:2017/10/14(土) 16:42:38 ID:U5kXQAlo0
『四次元』 H.ヒントン著
 この主題に関する教科書。

『トマス・ヘンリー・ハクスレイ論文集』
 哲学の傑作であると同時に散文の逸品。

この読書過程の目的は、<偉大な先達>が時代と国とを問わずに語り続けてきた事柄に、修行者を通暁させることである。修行者は批評眼をとぎ澄ませて以上の書物を吟味すべきである。しかもその際に、真理の所在を突き止めてやろうなどという考えは捨てて--修行者自身の霊的体験に拠るのでなければ真理の発見などできようはずはない--むしろ多数の書物の多様性の陰に潜む、本質的な調和を見出そうと努めたほうがよい。また、自分の性に合った著者にばかり偏向しないよう警戒する必要もある。精神的均衡を保つ方法に完全に精通し、一見したところ自明の言説に対しても必ず反駁を試みるべきである。

232Anonymous:2017/10/14(土) 16:52:18 ID:U5kXQAlo0
今述べたことの他に、この過程の一般的な目的には次の点がある。すなわち、隠秘(オカルト)学の諸問題について体系的な教育を行なって、霊的啓発の契機が訪れた時には、立派に創建された神殿を目の当たりにできるようにすることである。精神が特殊な理論のみに強く偏向している場合には、啓発を受けても、そのような精神の肥大した局部だけが興奮することが多い。その結果、志願者は、<達人>になるどころか偏屈者や狂信家になり下がってしまうのである。
A∴A∴は、この過程を強制して試験を課すわけではないが、ここに掲げた書目を基本的蔵書として推奨している。

233鮭缶:2017/11/30(木) 07:31:17 ID:8imuxTJc0
はじめまして。
聖書はここのスレでいいですか。
聖書を本気で知りたければイスラエルを回ってくるとよいと思います。
いろいろなところを回ってみれば土地勘はついてきます。
物騒なところではありますが何百年も前から観光地です。

234Anonymous:2017/11/30(木) 21:47:44 ID:kLFWkC2o0
鮭缶さんは、イスラエルどんなところまわったの?

235鮭缶:2017/12/01(金) 06:13:11 ID:qs1EE6wg0
>234
主要な観光地はひととおりまわったです。
空港はベングリオンとテルアビブ
二週間くらいかけて現地のガイドに引率されていったです。
大学とかキブツとかも回りました。

236Anonymous:2017/12/02(土) 11:21:11 ID:u7PyrS4E0
なんというか、まわった場所と聖書の関係書かないと、全然意味がないというか

237鮭缶:2017/12/04(月) 04:33:50 ID:v72iACqE0
>236
そうですね。
私が言いたかったことはイスラエルに行けば聖書に対する理解が深まる
ということです、他に仔細はありません。

238Anonymous:2018/02/01(木) 22:57:29 ID:/cMdi2Rc0
ギリシア神話のエピソードで結構有名な、デーメーテールの娘ペルセポネーがハーデースに誘拐される話。
でも、これが寓話ってのはあんまり知られてないみたいね。
ブルフィンチの本に書いてあったのがおもしろいので紹介。

話としては、大地の震動に驚いた冥界の王ハーデースが地上に出てきたとき、
他の女神たちから最近舐められているのにイライラしていたアプロディーテーが、
息子のエロースに、その矢でハーデースを射るように命じるところから始まる。

239Anonymous:2018/02/01(木) 23:23:06 ID:/cMdi2Rc0
エロースの矢に射られた者は、最初に見たものを好きにならざるを得ない運命にあって、
アプロディーテーは、最近じゃデーメーテールの娘ペルセポネーまでもが他の女神の真似をして
自分たちを見くびっているのに我慢できなくて、冥界の王をけしかけたってわけ。

帰ってこない娘を探して各地を旅したデーメーテール(豊穣の神)は、最後に娘が
死んだことを悟り、今まで世話してやっていた大地を恩知らずと責め立てる。
日照りやら大雨やらで農業は壊滅し、荒れ果てる地上を見て、泉のニュンペーの
アレトゥーサは、不承不承口を開けてペルセポネーを通しただけだととりなし、
彼女が見かけたペルセポネーの様子をデーメーテールに話す。

240Anonymous:2018/02/01(木) 23:31:21 ID:/cMdi2Rc0
アレトゥーサがある河で水浴びしていると、河の中から河の神アルペイオスの声がした。

びっくりして逃げ出したアレトゥーサはは、アルテミスに助けを求める。
アルテミスは彼女を厚い雲に隠した。
近くを探し回るアルペイオスに震えおののいたアレトゥーサは、全身に冷や汗が
にじみ、立っていた所に水たまりができ、そのうち泉になってしまった。

それを見つけた河の神アルペイオスは、彼の水と混ぜ合わせようとしてきた。
するとアルテミスは地面を開いてくれたので、アレトゥーサはその穴に飛び込み、
地の底を通り抜け、シケリアに出てきたのだが、その地の底を通り抜けるときに
ペルセポネーを見かけた。

241Anonymous:2018/02/01(木) 23:37:16 ID:/cMdi2Rc0
ペルセポネーはもう、冥界の女王にふさわしい貫禄がついていた。

デーメーテールは、ゼウスに娘を取り返す仲立ちをするよう訴えた。
ゼウスは娘が冥界で食事をしていないことを条件に了解した。
ヘルメースが使者として、春の女神と一書に冥界に向かうと、ペルセポネーは
すでに柘榴の果汁を吸ったあとだった。

交渉の末、ペルセポネーは一年の半分は母親のデーメーテールと過ごし、
残りの半分は夫のハーデースと暮らすことになった。

242Anonymous:2018/02/01(木) 23:43:18 ID:/cMdi2Rc0
これが寓話っていうのは、1つ目はわりと知られている話。

まずペルセポネーは穀物の種子を意味。
種子は地中に埋められるとずっとそこに姿を隠す、つまり地下の神にさらわれる。
そして春の女神が彼女を日の光へ連れ戻すことで再び姿を見せる、つまり母の元に戻される。

2つめは河の話。
アルペイオス河は、その流れの一部が地下に消え、地中の水路を通って再び地上に現れる。
シケリアの泉アレトゥーサも同じ流れで、海の底を通って再びシケリアに出てくると言われていた。

そこで、アルペイオス河に杯を投げ込むと、再びアレトゥーサの泉に現れるという話が伝えられていた。

243Anonymous:2018/06/20(水) 21:54:10 ID:lReCzle.0
独自の信仰、風前のともしび 長崎「隠れキリシタン
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32001100Q8A620C1ACYZ00/

ちょっと寂しいけど、仕方ないかなぁ。
あんまり理解されてないけど、隠れキリシタンと潜伏キリシタンは区別される。
潜伏キリシタンってのは、江戸時代に信仰を隠してたけど、明治になって信仰が許されたあとは一般の信徒になった人たち。
隠れキリシタンは、その後も江戸時代と同じような信仰を続けてきた人たち。
で、実態は思いっきり土俗化してて、キリスト教の要素はかなり薄くなってるんだよね。
キリスト教の立場でない俺らからすると、全然価値が低いことにはならんのやけど。

244Anonymous:2018/07/14(土) 15:32:11 ID:o7fM59KU0
グノーシス派って、ヤハウェは悪しき支配者で悪魔のような存在ってことになってんだね。
そりゃ、弾圧されるだろうな。

245Anonymous:2018/07/16(月) 20:37:54 ID:WmnE.Mj60
デビルマンのモチーフが、グノーシス派だったのにはびっくりした

246管理人1★:2018/07/17(火) 21:30:33 ID:???0
>>244
Twitter側に、レスがありました。

ちょこっと違う。
この世界を作ったのは偽の神ヤルダバオトで肉体と物質の世界だから不完全。だから、本当の神であるヤハウェの作った完全な魂の世界にいこう、という原理で異端とされた。

247Anonymous:2018/08/25(土) 21:54:52 ID:BMTLJEko0
世界最古の図書館の一つエジプトのシナイ山麓にあるキリスト教正教会の「聖カタリナ修道院」の写本1100点をUCLAがデジタル化公開。
アルカディア基金からの$98万の助成で実現
http://newsroom.ucla.edu/stories/arcadia-funds-digitization-of-arabic-and-syriac-manuscripts-from-st-catherines-monastery

248Anonymous:2018/10/31(水) 19:38:34 ID:eFVYU8YE0
皆さん、万霊節はどうお過ごしですか?コスプレ大会?

249Anonymous:2021/03/21(日) 21:52:29 ID:ZPh.2Odo0
クロウリーが1900年に来日して、江ノ島で裸弁天を見たりしたって話、あれガセだったんだな

250Anonymous:2021/10/09(土) 19:17:23 ID:ycPzB9KQ0
アフリカの魔女狩りニュースが話題になってるけど、そもそもこれ、アフリカの黒魔術事情知らない人にはピンとこない話だろうな

結構いろんな人がブログで書いているけど、アフリカ人は魔術が大好きで、特に田舎では今でも思いっきり信じられている。
https://yukashikisekai.com/?p=52912

今でもというと、単に情弱の取り残された迷信深い年寄りなどが信じているように思われるけど、むしろここ20年ぐらいはさらに盛り上がっている。
日本でも、近代以降3回の新興宗教ブームがあったり、オウムのクーデター未遂があったり、超能力ブームがあったり、占いブーム、スピリチュアルブームがあることを考えれば、アフリカで新しく魔術がブームになるのも不思議ではないんだけど

ただ、アフリカの農村となると、日本と比べてあまり科学教育がなされてないんで、いかにも迷信ぽい話をシンプルに信じてしまう

251Anonymous:2023/02/12(日) 10:20:36 ID:oBYuBAfY0
test

252Anonymous:2023/02/12(日) 10:20:51 ID:oBYuBAfY0
前スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/study/11908/1355145632/#68
のこの質問

>神話というものは、「一」と「多」の間にいかなる危機や裂け目が生じるかという物語なのであるということを――。
>ひるがえって、英雄とは、その「一」と「多」の間に出現する危機と裂け目を克服した者であり、
>その境界がどこにあるかということを告げるために用意された装置だったのだ。
>「一」が神のことなのか、主人公のことなのか、理念モデルの意味なのか、
>また「多」が人間のことなのか、主人公以外の登場人物のことか、現実に生じるイベントのことなのか、
>それともこれら全部の意味なのかがよくわからないな。

その前に、"「個体(ミクロコスモス・部分・失われたもの・欠けたもの)」と「宇宙(マクロコスモス・全体・回復したもの・満ちたもの)」との対立と融和と補完をめぐる母型"

という話が出てるんで、"一"はミクロコスモスである人間で、"多"はマクロコスモスである宇宙のこと。
ミクロコスモスである人間・主人公は、生きる過程でマクロコスモスである世界とのあいだにイベントを生じさせ、その危機と裂け目を克服することで英雄となり、その物語が神話になる。


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