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.。.:*・゚☆虹空☆.。.:*・゚
284
:
海
:2010/02/10(水) 18:36:26 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
○詩○
心に響くは君の音
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凍
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異世界風味
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神話
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285
:
海
:2010/02/10(水) 18:42:04 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
○詩○
凍
>>192
異世界風味
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神話
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○小説○
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●音楽的小説●
煌めきの奏鳴曲(ソナタ)
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●神話●
アネモネが見上げる意味は、
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286
:
麗奈
◆RPCh7f6d4s
:2010/02/10(水) 20:53:25 HOST:189.net112138065.t-com.ne.jp
かわいいねぇ^^*←
ますますなでたくなr(((ry
読んだぜぃ+°何度読んでも泣きそうになる…
特に神話がいいな∀♪
急がなきゃ急がなきゃ!
時間がなーい!急がなきゃ!
(どこいくの?)
。。。どこだっけ?
うわーーーwww超デジャブww
287
:
海
:2010/02/11(木) 12:16:36 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
麗奈>>
にー、にーっ(^^*(もう逝けばいいと思う←
アネモネ好きなのですよーっ!vv
神話も花も花言葉もb
これから神話類を増やしていこうかなー、とも考えてます+。
不思議の国のアリスーっ! アリスーっ!(ぇ
あのウサギさんが着ている燕尾服が好きです。←
銀の懐中時計持って走ってるとかvv
288
:
海
:2010/02/13(土) 09:59:45 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
【女神が恋し紅い花】
「アプロディテ、今日も行くのか?」
「ええ、アレス。……あなたには、不快なことでしかないとしても」
「……」
ふわりと頬を撫でていく春風が、腰まで伸ばされた女神の金の髪を靡かせた。頭には大きな金の髪飾りをつけており、風が吹くたびに、そこから下がる真珠がしゃらしゃらと涼やかな音をたてた。
女神は足元までを覆う絹の衣を翻し、隣を歩く男神を振り返ることなく歩いていく。その態度にむっとした表情をした男神アレスは、ぐいっと思い切り女神の腕を引っ張る。その痛さに、女神は美麗な顔をゆがめて抗議した。
「なにするのよアレス! 私は行かなければならないのっ」
「なぜ。彼はお前の愛人か?」
「違うわよっ……けど、あの子は私の傍にいたのよ。世話だってしてくれて、侍女と同じくらいの働きをしてくれたわ。その彼が今、私を待って咲いてるの。私が行かなくて誰が行くのよっ」
金の髪から覗く透き通った水色の瞳が、真剣なまなざしでアレスを見やる。その決意のまなざしを受け、アレスはふう、と小さくため息をついた。そして掴んでいた女神の腕を離し、掴みすぎて赤く痕のついてしまった場所を、指先でそっと撫でる。
「……わかった。けれど、いつもの時間までには戻ってきてくれ」
「そうするつもりよ。あなたとの時間も大切にしたいもの」
愛しむように撫で、アレスはその痕にそっと口付ける。そして名残惜しそうに口を離し、金の髪を一房持ち上げてそちらにも口付けをした。それがくすぐったかったのか、女神はくすくすと笑う。
「アレス、あなたはまだ子供ね」
「……断じて違う」
「大丈夫よ、ちゃんと戻ってくるわ。それまでエリスとでも戯れていて?」
「エリスか……」
脱力したような声音に、アプロディテはなおもくすくすと笑い続ける。そしてむっとしたアレスから離れ、すうっとひとつ微笑をこぼした。
「行ってくるわね」
そう言ったアプロディテは、駆け足で彼の元へと急ぐ。草原は女神が走り抜けるたびに息吹き、花は咲き乱れ木々は芽を出す。
息が切れつつ彼女がついた場所には、ぽつんと一輪、紅い花が咲いている。女神が歩み寄ってそっと包み込むと、その花は嬉しそうに花弁を揺らした。
「……アドニス、あなたはアネモネとなっても素敵ね」
そして女神は、アネモネの花に接吻をする。
289
:
海
:2010/02/13(土) 10:03:39 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
○詩○
凍
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異世界風味
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女神が恋し紅い花
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:
海
:2010/02/15(月) 20:43:06 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
透き通ったその空を見れば、
僕らはひとりじゃないと実感できる。
―――ほら、どこかで誰かが僕を呼んでいる。
そのために存在しているのだと、
箱庭のような空間でそう思った。
291
:
海
:2010/02/15(月) 20:43:45 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
○詩○
凍
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異世界風味
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煌めきの奏鳴曲(ソナタ)
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海
:2010/02/17(水) 15:59:37 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
手に入らないとわかっていたからこそ、手に入れたいと思った。
手に入れてもすぐに零れ落ちてしまうと、頭のどこかでわかっていたのかもしれない。
―――けれど、そうだとしても手に入れたかった。
自らの身を滅ぼすことになろうとも。
君の甘美な甘さが、僕の心を、身体を、蝕んでいく。
見えない鎖で繋ぎとめられているかのよう。
君に僕は溺れていく。酔っていく。狂っていく。
僕の目の前に映るは君だけ。
―――ほら、もう少しで手に届く。
293
:
海
:2010/02/17(水) 16:00:30 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
○詩○
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煌めきの奏鳴曲(ソナタ)
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女神が恋し紅い花
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海
:2010/02/20(土) 11:20:42 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
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眠りから覚めしお姫様
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君は華、君は宇宙
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●音楽的小説●
煌めきの奏鳴曲(ソナタ)
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女神が恋し紅い花
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:
海
:2010/02/20(土) 11:28:11 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
_____「この青い薔薇はどうしたのです?」
_____「くれたの。……昨日の真夜中、仮面をつけた人が」
また、来てくれるのかな。
鮮やかな蒼い色をした薔薇を手に。
隠された仮面の下の素顔を見てみたいと望むのは、いけないこと?
―――きっと、堕ちたのね。
堕ちる、堕ちて、堕ちていく。
深く、深く、地の底まで。
連れ出して、この城館から。
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:
海
:2010/02/20(土) 11:28:53 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
○詩○
異世界風味
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煌めきの奏鳴曲(ソナタ)
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アネモネが見上げる意味は、
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女神が恋し紅い花
>>288
297
:
海
:2010/02/20(土) 11:39:52 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
「ごめん」と小さくつぶやいた唇は、かすかに血が滲んでいた。
______それは、とても強く唇を噛み締めていたということ。
「ごめん」と訴えかける揺れた瞳から、一滴の涙が零れ落ちた。
______それは、今の状況をとても嘆いているということ。
ならば私は、あなたが帰ってくることを祈りましょう。
唇を彩る血を指で拭き取って、零れていく涙にそっと口付けて。
幾度となく日が昇ろうと、幾度となく日が沈もうと。
298
:
海
:2010/02/21(日) 09:20:43 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
○詩○
異世界風味
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○小説○
眠りから覚めしお姫様
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不思議な世界
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●音楽的小説●
煌めきの奏鳴曲(ソナタ)
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●神話●
アネモネが見上げる意味は、
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女神が恋し紅い花
>>288
299
:
海
:2010/02/28(日) 09:27:00 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
【ト音記号とヘ音記号 ―高いものと低いものと―】
「この小節からト音記号に変えたほうがいいのかなぁ……」
ぶつぶつとつぶやきながら、ひとりの少女が五線譜を前に悩みこんでいた。机に置かれた一枚の五線譜。それになにかを書き込もうとしているのだろうが、右手に握られたシャーペンが動く気配は一向にない。しまいには俗に言うペン回しというものを始める始末である。
彼女の右手を優雅に回るペンはとまらない。先ほどから休むことなく回り続けている。落とすことがないところを見ると、どうやら回すことに慣れているらしい。暇なときはいつも回しているのだろう。
がちゃりと扉が開き、ひとりの少年が入ってきた。それに彼女も気づいたらしいが、特になんの関心も持たず微動だにしない。
「……あれ? まだやってなかったの?」
「……思いつかないの、いちいち刺激しないで」
背後からかけられた声にも彼女は振り向くことなく返事をする。見据えているのはやはり五線譜で、どこか睨んでいるようにも見える。
そんな彼女をちらりと見やり、しばらくその場に立ち尽くしていた少年だったが、小さくため息をつくと少女の隣へ無遠慮に座った。そこには少女の鞄が置かれていたが、彼は邪魔なものだと思ったのだろう、掴んで無造作に端へと追いやる。
もちろんそれに彼女は激昂し、彼を睨む。力が相当こもっているらしく、シャーペンを握っている右手は白かった。けれどそんな彼女の睨みは痛くないのだというように、彼はさらりと受け流す。その態度が彼女の怒りを煽っていることを知ってのことなのだろうか。
「なにしに来たの? 私を馬鹿にしに来たの?」
「ここは僕の教室だよ。僕がどこでなにをしてようが君には関係ないよね」
「立ち去ってほしいんだけど。私、今ものすごく必死なの」
「見れてばわかるよ。だから手伝ってあげようとしているんだけど。僕が手伝ってくれるなんて、きっと全校生徒の憧れの的だよ?」
「頼んでない」
長机にどかっと足を乗せ、背もたれに体を預ける彼を一瞥し、彼女は何事もなかったかのように再び五線譜へと目を通し始める。
五線譜にはいくつかの小節に音符が書き込まれていて、作曲の途中だということが見て取れた。その音符も最後の三小節目で切れており、彼女がそこで悩んでいるということがわかる。
「それで、悩んでたのはその変わり目のこと?」
「……そうだけど」
「幻想的にしたいならト音記号に変えるべきだね、音が流れるような構成にすれば、もっと幻想的な情景が思い浮かびやすい。逆にヘ音記号にした場合、暗黒なイメージが付きやすい。力強くしたい場合もヘ音記号のほうがインパクトがあるよ」
「……さすが、優等生と言うべきところだね。性格に問題ありだけど」
「いちいちうるさいね、君は。教えてあげたんだから感謝してもらいたいな」
「だから頼んでないって」
この俺様主義の優等生はなんなのか。
誰に問いかけたって、返ってくる答えは決まっている。
天才音楽少年でしょ? と。
「……まあ、君が弾くものならなんでもいいんだけど」
ぽそりとつぶやいた声は、静けさの残る教室へ消えていく。
西日が教室へ入り込んでいる。部活終了のチャイムが鳴る。
―――鼓動が、どきんと大きく脈打つ。
「……なら、下手でも最後まで聴いてくれるの?」
恥ずかしさで語尾が震える。顔が赤いのは夕日のせいだと、自分に言い聞かせる。
「もちろんだよ。結果がどうであれ、ね」
少し微笑みながら彼は言った。
それを直視することができず、彼女は手元のペンを走らせたのだった。
300
:
海
:2010/02/28(日) 09:27:48 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
○詩○
異世界風味
>>220
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神話
>>244
>>193
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○小説○
眠りから覚めしお姫様
>>269
不思議な世界
>>271
君は華、君は宇宙
>>272
小さな図書館
>>273
●音楽的小説●
煌めきの奏鳴曲(ソナタ)
>>274
ト音記号とヘ音記号 ―高いものと低いものと―
>>299
●神話●
アネモネが見上げる意味は、
>>275
女神が恋し紅い花
>>288
301
:
海
:2010/02/28(日) 11:43:10 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
―――夢を、見ていた。
辺り一面はやわらかな草が敷き詰めている草原で、その草原を涼やかに風が通り抜けていく。風に揺れる草はさらさらと音を立て、自分の履いているズボンにあたって擦れた音がしている。
ふと上を向けば、炎帝は光を弱めている。日没が近いからというわけではないようで、どうやらもともと弱いだけらしい。普段なら直接見ることはできないのに、それは肉眼で直視することができた。
草原の向こう側には、頂点が白い山と透き通った青空が見える。この景色は、いつかの本で見たことがあった。
けれどその本がどんなものだったのか思い出せない。
******
続きが抜け落ちてしまった作品orz
ここからどうもっていこうとしてたんだ自分……。
歳……かなぁ…(涙
302
:
あああ
:2010/02/28(日) 11:49:54 HOST:softbank126023006045.bbtec.net
これはアメリカのゲームです。1度やってみて
ください。
これは、たった3分でできるゲームです。試し
てみてください。
驚く結果をご覧いただけます。
このゲームを考えた本人は、メールを読んでか
らたった10分で願い事がかなったそうです。
このゲームは、おもしろく、かつ、あっと驚く
結果を貴方にもたらすでしょう。
約束してください。絶対に先を読まず、1行ず
つ進む事。
たった3分ですから、ためす価値ありです。
まず、ペンと、紙をご用意下さい。
先を読むと、願い事が叶わなくなります。
1,まず、1番から、11番まで、縦に数字を
書いてください。
2,1番と2番の横に好きな3〜7の数字をそ
れぞれお書き下さい。
3,3番と7番の横に知っている人の名前をお
書き下さい。(必ず、興味のある性別名前を書
く事。男なら女の人、女なら男の人、ゲイなら
同姓の名前をかく)
必ず、1行ずつ進んでください。先を読むと、
なにもかもなくなります。
4,4,5,6番の横それぞれに、自分の知っ
ている人の名前をお書き下さい。これは、家族
の人でも知り合いや、友人、誰でも結構です。
まだ、先を見てはいけませんよ!!
5,8、9、10、11番の横に、歌のタイト
ルをお書き下さい。
6,最後にお願い事をして下さい。
さて、ゲームの解説です。
1)このゲームの事を、2番に書いた数字の人
に伝えて下さい。
2)3番に書いた人は貴方の愛する人です。
3)7番に書いた人は、好きだけれど叶わぬ恋
の相手です。
4)4番に書いた人は、貴方がとても大切に思
う人です。
5)5番に書いた人は、貴方の事をとても良く
理解してくれる相手です。
6)6番に書いた人は、貴方に幸運をもたらし
てくれる人です。
7)8番に書いた歌は、3番に書いた人を表す
歌。
8)9番に書いた歌は、7番に書いた人を表す
歌。
9)10番に書いた歌は、貴方の心の中を表す
歌。
10)そして、11番に書いた歌は、貴方の人
生を表す歌です。
この書き込みを読んでから、1時間以内に10
個の掲示板にこの書き込みをコピーして貼って
下さい。
そうすれば、あなたの願い事は叶うでしょう。
もし、貼らなければ、願い事を逆のことが起こ
るでしょう。とても奇妙ですが当たってません
か?
303
:
海
:2010/03/04(木) 17:33:20 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
もしさ、それだけが形となって目の前に現れたなら。
僕らはきっと、触ることをしないだろうね。
もしさ、過去に戻れるならばと問いかけられたなら。
―――僕はきっと、戻ってしまうだろう。
304
:
海
:2010/03/04(木) 17:39:48 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
大好きなんだとつぶやくだけなら、
―――誰にだってできることだ。
そう、思ってしまったから。
僕は誰にでも決まった言葉を並べるのでしょう。
305
:
海
:2010/03/04(木) 17:42:17 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
言葉が嫌いになったのはいつからだった?
言葉が雑音に聞こえ始めたのはいつからだったろう。
思い出すことができないほど、自分は嫌いになったということか。
……そう思ったら、自分があまりにも滑稽だった。
306
:
海
:2010/03/04(木) 17:54:56 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
ぐしゃ、とつぶされた花びらが舞っていく。
蒼い花弁は重力にそって落ちていき、床へと向かう。
それをわずらわしいと思うのはいけないことなのか。
横目で見れば、手に残るは折れそうな茎。
今にも崩れ去ってしまいそうなのに、その茎は折れなかった。
どんなに振っても、どんなに投げつけても。
―――崩れ去ることはなかった。
それがどこか君に思えて。
僕はまた、その茎を壁へと投げつけた。
307
:
海
:2010/03/04(木) 18:04:16 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
「不可能の代名詞、それが蒼い薔薇だよ」
記憶の片隅。忘れ去っていた声。深く考えなかった言葉。
それらがいっせいに思いだされた。
追いやられていた、幼き日の小さな記憶。
忘れていた、安堵する声。
意味のわかっていなかった、最期の言葉。
不可能。
この言葉を聞いたから、人は努力することを覚えた。
改良を加え、自分がそれをつくりだせるように。
……今思いだすなんて、滑稽だ。
もっと早くに、思いだせればよかったよ。
308
:
海
:2010/03/04(木) 18:11:09 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
「なぜ父さんは、売れないのに絵を描き続けるんだ?」
描いていたって家計の足しになんかならないのに。
買う人がほとんどいないことを、誰よりもよく知っていた。
―――その答えは、単純だった。
「好きだからだよ。……母さんがね、好きだと言ってくれたんだ」
記憶の片隅に残っている、幼き日の母の姿。
時間が刻一刻と過ぎるたびに、その姿は薄れていく。
とめようとしても、やはり姿は薄れていくだけだった。
父が描いた、生前の母の姿。
それは今の自分に必要なものだったのかもしれない。
309
:
海
:2010/03/04(木) 18:14:24 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
この世に必要なものも不必要なものも、同じくらいあふれている。
必要なものがひとつあれば、不必要なものもひとつあるのだ。
それを否定するなんて、なんとも滑稽な話じゃないか。
310
:
海
:2010/03/04(木) 18:21:24 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
溜め込んでいた詩を一気にupしました。
>>309
だけブログにも掲載しています。
○詩○
異世界風味
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眠りから覚めしお姫様
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不思議な世界
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君は華、君は宇宙
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●音楽的小説●
煌めきの奏鳴曲(ソナタ)
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ト音記号とヘ音記号 ―高いものと低いものと―
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●神話●
アネモネが見上げる意味は、
>>275
女神が恋し紅い花
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311
:
海
:2010/03/04(木) 18:22:41 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
なぜしくじった;
訂正版。
○詩○
異世界風味
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:
海
:2010/03/07(日) 18:05:49 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
指先から滴る液体は、僕を苦しめる毒薬だった。
君の片手に握られた小瓶。
中に入っているは紅蓮。
それを貪りたいがために、僕は自らの身を削る。
それを手に入れたいがために、僕は君を殺してしまう。
それならば―――
僕はこの身を、投げうろうじゃないか。
313
:
海
:2010/03/07(日) 18:06:23 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
○詩○
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眠りから覚めしお姫様
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●音楽的小説●
煌めきの奏鳴曲(ソナタ)
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ト音記号とヘ音記号 ―高いものと低いものと―
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●神話●
アネモネが見上げる意味は、
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女神が恋し紅い花
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314
:
海
:2010/03/10(水) 16:57:45 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
「アプロディテさま」
透き通った少年独特の声が神殿へ響き渡り、反響してすうっと消えていく。それを聞いてか否か、きらびやかな金の柱の影からゆっくりと女神は現れ、つけられた真珠の髪飾りがしゃらしゃらと涼やかな音をたてた。
少年は女神にひとつ微笑みを向けて、軽やかにそちらへと駆けていく。それを愛しげに見つめた女神は、そんな少年を両手で受け止め抱きしめた。そして彼はどこかくすぐったそうに笑う。
「くすぐったいですよーっ」
「あら、アドニス。あなた大人っぽくなったわね」
「そうですかっ? アプロディテさまを守れるようになりたいので、狩猟に励んでいるからでしょうか」
「それは嬉しいわ。でも狩猟は危ないから気をつけてね」
嬉々として話すアドニスとは対照的に、彼女は美麗な顔を曇らせて不安げにしている。そんな表情を読み取り、少年は「大丈夫ですよ」というように微笑み、そして小さな手で女神の頬を撫でた。
たったそれだけで彼女の顔には笑みが戻る。
「そういえばアプロディテさま、昨日狩猟に出かけたところ、とても素敵な薔薇が咲いている場所があったんです。今日もこれから行くつもりなので、一輪持ち帰ってきますね!」
「怪我には気をつけてね? 薔薇も好きだけれど、あなたが無事に帰ってきてくれることがなによりも嬉しいわ」
「もちろんです! アプロディテさまを悲しませるようなことはしません」
腕の中で少年は微笑んでみせる。彼の笑顔は神々でさえ一目おくほどの美しさだ。
それを見て女神は複雑な笑みを浮かべ、つけられている髪飾りから一粒の真珠を外す。そして驚いている少年の手へとそれを握らせた。
「私の代わりよ。必ず無事に帰ってきてね」
それは、女神の切実な願い。
「わかりました。僕は必ず無事に戻ってくると、愛と美の女神アプロディテさまに誓います」
ぎゅっと手のひらを祈るように握り、少年は瞼を閉じる。そしてしばしの沈黙の後、アドニスは瞳を開き、まっすぐに女神を見つめた。それぞれの瞳にはお互いしか映っていない。
「では、行ってきます!」
深く頭を下げ、アドニスは元気よく神殿を出て行った。
―――女神が少年を見たのは、これが最後だった。
315
:
海
:2010/03/10(水) 16:58:21 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
○詩○
異世界風味
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眠りから覚めしお姫様
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不思議な世界
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君は華、君は宇宙
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煌めきの奏鳴曲(ソナタ)
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●神話●
アネモネが見上げる意味は、
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>>288
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316
:
海
:2010/03/13(土) 14:40:36 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
ぽとり。ぽとり。
腕を伝って床へ滴り落ちていくものを、僕は一心不乱に見つめている。
ぽとり。ぽとり。
もう我慢できなくなって、僕はそれを飲み干した。
317
:
海
:2010/03/13(土) 14:47:23 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
一歩。たったの一歩。
踏み出せばいいものを、踏み出せない自分に腹が立つ。
この距離が心地よくて、この距離を壊したくなくて。
ただ笑っている君を見ているだけで幸せだった。
ただ話しかけてくれる君が愛しかった。
たったの一歩が、踏み出せない。
318
:
海
:2010/03/13(土) 14:57:36 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
許されない恋を、僕は初めて経験した。
その相手は隣国の姫君。
それでいて、自国の―――敵国。
限られた時間の中で、僕らはふたりだけの約束をした。
「僕は、必ずあなたを迎えに行きます」
319
:
海
:2010/03/13(土) 15:14:18 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
○詩○
異世界風味
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神話
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○小説○
眠りから覚めしお姫様
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不思議な世界
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君は華、君は宇宙
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●音楽的小説●
煌めきの奏鳴曲(ソナタ)
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ト音記号とヘ音記号 ―高いものと低いものと―
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●神話●
アネモネが見上げる意味は、
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女神が恋し紅い花
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:
海
:2010/03/20(土) 15:48:52 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
しばらくご無沙汰でした、海です。
オリジナルのアイデアが浮かばず、放浪の旅に出ていましt((
……嘘です、版権作品に力を注ぎ込んでました(遠目
余談ですが、明日の21日で我がブログの一周年です。
長かったような短かったような……それでもよく小説書いてこれたな、これも皆様のおかげです(感涙
影ながら支えてくださっている方々もいますので、彼らのためにも書き続けなければ、の思いです。
書くのは楽しいんですけどね!←
もっと文才がほしいです。切実に。
321
:
誄
:2010/03/21(日) 10:10:41 HOST:softbank219182178139.bbtec.net
海>>
おめでとーっ!
今日で、一周年だったんだね+。 てか、本当に早いよね、そう思うと!
一周年記念、何かお書きしたい気持ちでいっぱいなんですが+。 ←
オリジナルの方で、何かリクがあれば書くよb
海、文才めっちゃあるよっΣ
なのにもっと欲しいとかよくばりすg(蹴/殴
322
:
海
:2010/03/21(日) 17:25:48 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
誄>>
よくここまで続けてこれたなって自分でも驚きだよ(笑
マジですか!? じゃあ拍手でvv
いや、ないよΣ
切実にほしいです、だってありえねえぇぇ!!(ぇ
323
:
海
:2010/03/22(月) 15:08:12 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
曇天の空に一筋の光が走ったとき、雷神が降臨すると言われている。
どこに降り立つのかも、どんな神様なのかも、姿を見ることはできない。けれどこの世界の人々にとって雷神は崇拝すべき対象であり、神と人間の国を守ってくれているとも言い伝えられていた。
◇◇
「トール、そろそろ雷を落としてはくれまいか。このままお前がなにもせずにいると、人間の世界が干からびてしまう」
嘆くようにつぶやかれた男の声に、寝転がっていた青年は視線だけを注ぐ。男は露わになっている片方の瞳を青年へと向けており、もう片方の眼は黒い眼帯に覆われていた。
立っているだけでもその男からは威厳が漂っている。思わず息を呑んでしまうほどのものであるにもかかわらず、青年は何事もないかのようにため息をついた。
「ため息をつきたいのはこっちだよ。雨を降らさなければ作物が育たず、生贄も捧げられない」
「……ふーん」
「それだけで済まさないでくれ……トール、お前はあくまでも“アース神族最強の雷神”なんだぞ? 頼む、父の願いをきいてくれ」
「……」
両手を合わせて頭を下げる父に対しても、彼は眉をひそめただけだ。
トールと呼ばれた青年の父は“アース神族の最高神”オーディンで、普段は全世界が見渡せる玉座に座っている。しかし世界に雨が足りないと知って、息子の雷神トールのもとへと足を運んだのだ。
そんな父の心の中を、思慮に欠けているトールが考えるはずもなく。
「……で? どのくらい降らせばいいんだ?」
再びため息をついたトールは上半身を起こし、小さくそうつぶやいた。面倒な様子が明らかに見て取れるが、オーディンは気にした様子もなく、顔を輝かせて嬉々としている。
「そうだなあ……洪水にならない程度に頼む」
「……わかったよ」
煩わしそうに頭を掻いたトールは、気だるげに立ち上がる。そして雨を降らせるために、ゆっくりとした足取りで歩いていった。
324
:
海
:2010/03/22(月) 15:11:50 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
○詩○
異世界風味
>>220
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煌めきの奏鳴曲(ソナタ)
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ト音記号とヘ音記号 ―高いものと低いものと―
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●神話●
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アース神族最強の雷神
>>323
325
:
海
◆Gv599Z9CwU
:2010/03/25(木) 18:14:48 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
>>323
なんの話だ、と思った方へ。
これは北欧神話の、雷神トールのお話です。
実際はこんな気だるい雰囲気な神様ではない……はずΣ
ブログで「オーディンがかわいいvv」というコメントをいただけて嬉しかったです、でも多分こんな雰囲気は微塵もないよ、実際の神話だったら(^▽^)ハハハ
そんな北欧神話のことを知りたいならばこちら⇒「ttp://homepage3.nifty.com/ryuota/norse.html」
326
:
海
◆Gv599Z9CwU
:2010/03/25(木) 18:18:35 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
北欧神話を知れるサイトを紹介したのであればギリシアも……ということで。
ギリシア神話を知りたいのであればこちら⇒「ttp://www7a.biglobe.ne.jp/~kinokokingdom/greekmythology.html」
327
:
海
◆Gv599Z9CwU
:2010/03/25(木) 18:21:57 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
最初からこうしてればよかった……貴重なレスを無駄にしたorz
◇◆参考サイトさま等◆◇
ギリシア神話⇒「ttp://www7a.biglobe.ne.jp/~kinokokingdom/greekmythology.html」
北欧神話⇒「ttp://homepage3.nifty.com/ryuota/norse.html」
○詩○
異世界風味
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神話
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:
海
◆Gv599Z9CwU
:2010/03/28(日) 18:30:17 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
きっと僕は、根本から否定してほしかったのだと思う。
曖昧なやさしさなんていらない。
曖昧な冷たさなんていらない。
やさしくするならやさしくしてよ。
冷たくするなら冷たくして。
そしたら僕は―――それに全力で応えるから。
329
:
海
◆Gv599Z9CwU
:2010/03/29(月) 10:45:42 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
◇◆参考サイトさま等◆◇
ギリシア神話⇒「ttp://www7a.biglobe.ne.jp/~kinokokingdom/greekmythology.html」
北欧神話⇒「ttp://homepage3.nifty.com/ryuota/norse.html」
○詩○
異世界風味
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○小説○
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煌めきの奏鳴曲(ソナタ)
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アース神族最強の雷神
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330
:
麗奈
◆RPCh7f6d4s
:2010/03/29(月) 10:50:18 HOST:189.net112138065.t-com.ne.jp
お久しぶりー^^
かなりこのサイト自体放置してたよー(Д`;;)ノ
ってことで、まずはここに来てしまったZE★
なんかサイトの案内。。。?があるっw
行きます行きます行きます行きまs((((←
>海
331
:
海
◆Gv599Z9CwU
:2010/03/29(月) 12:25:55 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
麗奈>>
俺も一時期放置してたから大丈夫だよww←
うん、案内……あったほうがいいかなぁって;
学アリのほうでも案内を設けてるし、そしたら見ている人がいるのかさえも危ういけどとりあえずは載っけとくかー、てノリだけどね☆(逝ってこい
ΣΣ連呼!
332
:
海
◆Gv599Z9CwU
:2010/03/29(月) 12:27:06 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
海が性懲りもなく書き方を小説風にしてみたよ。(多分二度としない
うん、読みにくい。これは友人に頼まれた自作小説のキャラが元。
原稿用紙200〜400枚は意外ときつかった……楽しかったけど。
天高く伸びる太陽が世界を照らしている。それを煩わしげに見上げたひとりの生徒は、小さく舌打ちをして木陰へと身を潜める。葉の間から陽の光がもれており、木漏れ日をつくっていた。
木の幹に寄りかかりながらその生徒はため息をつく。木漏れ日が彼の制服や顔に模様をつくっていて、どこからか吹いてくるそよ風がやさしく頬を撫でていった。
まだ寒さの残る時期だからか制服を着ていても肌寒い。彼は腕をさする。そのさすったところに意味はあったのだろうか。
どこからか明るい笑い声が響いてきた。ただのくだらない雑談だと、彼はゆっくりと黒曜石の双眸を閉じた。
『―――……だよっ』
遠い遠い記憶の果て。忘れかけていた、過去の記憶。
『―――ね? 劉!』
懐かしい、自分を呼ぶ声。
『……うん。そうだね』
笑って答える、過去の自分。
これから起きることが何なのかも知らずに、ただただ無邪気に笑っている、今となっては信じられない光景。
ふたりを取り巻いているやわらかな光はさまざまなものに姿を変え、幼い彼らを喜ばせていた。淡く黄金に輝いたかと思えば豹の姿になり、はたまた蒼くきらめけば海豚の姿へと変わる。それを掴むように伸ばされる、小さな手。
なにもかもがすり抜けていった、忌々しい自らの手。
『これからもずーっと、だよ?』
過去の記憶が先ほどより鮮明によみがえってくる。周りの景色も色鮮やかになる。彼らの表情もはっきりと見える。
笑顔で差し伸べてくる小指に、過去の自分はなんの躊躇いもなく自らの小指を絡めた。そしてお決まりの台詞をふたりで言う。
『嘘ついたら針千本飲ーます!』
『指切った』
針千本飲まなきゃいけなかったのはお前だろ。お前は簡単にそれを破った。「いつでもできる」という名目で。
俺にとっては「いつでもできる」わけじゃなかったんだ。
―――俺は、お前の前から消える存在だったから。
「……いやな過去だったな……最悪なものをみた」
閉じられていた瞳を開けると、その景色は先ほどと変わらずにその場にある。そよ風に揺らぐ葉も、どこからか聞こえてくる笑い声も、なにもかもが先ほどと同じ。
なにかが変わっていればよかったとでも言うのか? 馬鹿馬鹿しい。
自分で自分を叱責し、彼は気だるそうに教室へと歩んでいくのだった。
333
:
海
◆Gv599Z9CwU
:2010/03/29(月) 12:29:07 HOST:61-26-250-103.rev.home.ne.jp
劉って名前にしたのは三国志の劉備を俺が好きだから←
◇◆参考サイトさま等◆◇
ギリシア神話⇒「ttp://www7a.biglobe.ne.jp/~kinokokingdom/greekmythology.html」
北欧神話⇒「ttp://homepage3.nifty.com/ryuota/norse.html」
○詩○
異世界風味
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○小説○
眠りから覚めしお姫様
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守れなかっただろ、お前はそれを
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煌めきの奏鳴曲(ソナタ)
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ト音記号とヘ音記号 ―高いものと低いものと―
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●神話●
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アース神族最強の雷神
>>323
334
:
栞
:2010/03/30(火) 10:55:59 HOST:cm119.ucat5.catvnet.ne.jp
はろー*゜
えっ、友人から頼まれるの!?
何か海、作家さんみたいv
私も三国志好きだよw
孔明が好きかなぁ。だって凄いよ彼のたてる作戦は!!!!(黙
…というのをリアル友にも語ってた←
335
:
海
◆Gv599Z9CwU
:2010/03/30(火) 17:32:39 HOST:61-24-234-103.rev.home.ne.jp
栞>>
はろろ〜んっ♪
学アリのほうで楽しみにしてます、天使悪魔パラレル+。
栞のパラレル好きだ、マイナーなテーマなのにもかかわらず自分なりの世界観を描いてて、ぜひとも参考にしたいぞ俺は!
自分の世界観を相手に伝えるのが上手いよね、栞は(´`*
友人が「小説の挿絵を練習したいの!」と言ってくるのです。
だから「……ページ数は如何しますか;←諦めた」「単行本くらいで! 描けたらこっちでコピーして冊子にしていい?」「いいよー。それ俺にもくれ!」「了解(笑」てな感じのが……前回ので二回目かな?
一度目は文化祭のとき^^;
今年の文化祭は小説を冊子として出品するよ^^+。(絵は諦めt((
ΣΣ仲間がいらっしゃった―――!+。(きらっきら
孔明いいよねv 弟の友達に「孔明」って名前の男の子が←
夷陵の戦いの陣はすごいと思う、陸遜を欺けたしね! 最後には破られたがorz
俺はやっぱり蜀が一番好きだなぁ^^*
336
:
栞
:2010/03/30(火) 19:20:27 HOST:cm119.ucat5.catvnet.ne.jp
海+゜
海にそんな風に褒められたら嬉しすぎて舞い上がっちゃうy(調子に乗りましたね、ハイ。
せっ世界観を伝えるのが上手いぃ?!ただ空想して勝手に世界作ってるだけだって!!!
なるほど、挿絵の練習をしたいから海に小説を頼むのですね。
Σって単行本くらい?!長くない、それって長くn(黙
文化祭で小説を冊子として出品となっ!!良いな、その冊子欲しい♪
孔明って名前の子がいるの!?珍しくてカッコいい名前だね+゜
だよねー。最後には破られちゃったけど、本当の意味で陸遜は孔明には敵わないと思う!…と信じてる←
んで友達にも三国志好きな人居るんだけど(といっても男子だけど
いろいろな人物にリアルの人を当てはめたりしてたんだよね。
そして曹操にピッタリの人を見つけたんだ(黒笑
337
:
海
◆Gv599Z9CwU
:2010/03/31(水) 10:09:59 HOST:61-24-234-103.rev.home.ne.jp
栞>>
え? 俺に褒められて嬉しいのかい!?Σ
自分より文才がないやつに褒められているのだよ!?ΣΣ
それがいいのではないかぁ♪ 自分の世界を持ってるっていいことだと思いますよ+。
挿絵ってカラーと同じくらいモノクロが大事よね;
原稿用紙200〜400ですねorz 長かったよ…二ヶ月かかったもんね^^;
マジで!? 送りつけようk((
孔明が三国志の中で一番頭脳明晰だと信じてるよ!
ほうほう、……って、曹操!?
当てはまりにくい人物じゃないですか! すごいなww
338
:
栞
:2010/03/31(水) 13:22:25 HOST:cm119.ucat5.catvnet.ne.jp
海+゜
海に文才が無いわけないでしょ――!!!
文才がありふれている海のい褒められるからこそ、嬉しいんだってば!
うんうん、モノクロも大事だよねぇ。
凄い、二ヶ月もかけて書き上げたのか!!!
うちには絶対無理ですな。何故なら途中で飽きて放りだすと思うから←
自分のイメージでは曹操って賢くてでも残酷って感じなんですよ。
んでそれにピッタリの女のコが居るんですよねぇ。
ほんっと賢いよあのコは:裏と表の使い分け方が!!!!!
表は良い人、裏はかなりの意地悪ちゃんだもんw(ぇ
…あのコに騙されている男子多数です←
339
:
海
◆Gv599Z9CwU
:2010/04/01(木) 10:16:43 HOST:61-24-234-103.rev.home.ne.jp
栞>>
ないですよ!?ΣΣ
でもモノクロってさりげなく難しいよねorz
書き上げるならまだしも、それをコピーするからね(=▽=)
でも考えてみれば作家さん……すごいよね(遠目
俺も結構飽きっぽいよ? 続いたのは友人の恐ろしさゆえ(遠目
俺のイメージと一緒だb 賢いんだけど臣下をばっさり切る、という;
裏表Σ それ怖い、ものすっごく怖いよ!
中学のころにもいたなぁ…頭いいのに裏では人をいじめまくってるというorz
それ知ったときしばらく本当か疑ったからね^^;
340
:
栞
:2010/04/01(木) 12:40:42 HOST:cm119.ucat5.catvnet.ne.jp
海+゜
やっぱ作家さんは凄いですよねぇ…。
ほんと裏表のある人は怖いよ;
でもそういう人って殆ど裏と表を上手に使いこなしてるからあまり周囲には分からないんだよね。
だから賢い人じゃないと無理だから、ある意味尊敬だよ…。
しかしそういう人とはあまり同じクラスとかにはなりたくないね^^;
341
:
海
◆Gv599Z9CwU
:2010/04/02(金) 10:09:10 HOST:61-24-234-103.rev.home.ne.jp
栞>>
作家さんて、原稿提出期限とかあるんだよねorz
すごいと思う、守れるの(ぇ
俺普通に提出期限とか忘れてるからね☆(Σ興味関心意欲
一種の器用ですよね;
使い分けるなんてそんな高度な技術、俺は絶対使えません(キパッ
うんうん、仲良しで集めてほしいと何度思ったことか(涙
342
:
栞
:2010/04/02(金) 18:33:52 HOST:cm119.ucat5.catvnet.ne.jp
海+゜
提出期限Σ…すご、作家さんたちは皆それを守っているのか(当たり前
絶対あたしは守れないね!!(Σ言い切った
期限が来ても「もうちょっと待って!!」っていうのを繰り返してそうだし←
あたしも使い分けるなんて絶対無理だな。
だって不器用だもん★(黙
それにそういうの嫌いだもん。素でいけよ!!みたいな←
343
:
大地・空・その他☆棗(海)
:2010/04/03(土) 10:20:35 HOST:61-24-234-103.rev.home.ne.jp
栞>>
うん、俺も守れないと思うよ!
そして迷惑かかるのは担当者さん…((
担当者さんが一番ひやひやしてるよね、きっと;
俺は素をさらしすぎるらしいww
男子に女と見られてないよ絶対←
344
:
栞
:2010/04/04(日) 20:12:21 HOST:cm119.ucat5.catvnet.ne.jp
海+゜
それ一緒ー!!!
男子には何か男友達のノリで話しちゃうし←
だってね、男兄弟に挟まれて育ったせいか兄弟より男らしくなっちゃったんだm(黙
…でも言い換えれば男子にも態度を変えていないということにならないかなb
男子と女子とで態度を極端に変えるよりかは良いんzy(
345
:
海
◆Gv599Z9CwU
:2010/04/05(月) 14:34:10 HOST:61-24-234-103.rev.home.ne.jp
栞>>
そうそう、男子の中でも趣味が合う人だっているし^^b
てことは、栞は兄と弟がいるということかい!?
いいなっ、お兄さんほしいなぁー…。
うん、それよりは遥かにいいと思うよ^^*
俺と素で付き合ってくれる友達好きだぜー!
346
:
栞
:2010/04/05(月) 16:04:06 HOST:cm119.ucat5.catvnet.ne.jp
海+゜
だよね〜。ってか男友達で何で女に産まれてきてくれなかったのかと思う人いるs(
意外と男子のほうが話しがあうというね←
うん、兄と弟がいるよb
お兄さんほしいかい!?じゃぁ差し上げm(嘘です、う〜そ〜←
あたしはカッコいい同年代の従兄弟が欲s(
でもあたしの場合は素で話しすぎて怒られる;
友達からよく「栞はストレートに言いすぎっ!」…と。
あ、これは素とか関係ないか←
347
:
海
◆Gv599Z9CwU
:2010/04/06(火) 09:49:09 HOST:61-24-234-103.rev.home.ne.jp
栞>>
俺も普段から一人称が「俺」「僕」とか言ってるしね←
「お前なんで男に生まれなかったんだよ」って笑いながら言われたりするのよねww
俺だって男に生まれたかったさ!(Σ
お兄さん欲しかったんだぜ(涙
俺は長女だからさ、絶対ありえないんだよねorz
従兄弟なら7歳上のお兄ちゃんがいr((
俺はストレートに言われるの慣れてるy((
348
:
栞
:2010/04/06(火) 18:38:19 HOST:cm119.ucat5.catvnet.ne.jp
海+゜
あ、普段から一人称「俺」とか「僕」なんだ!
あたしは普段は自分の名前です〜。でも直そうかなって思ってるけどね;
Σ笑いながらそういうこと言われるのか!!
ということは海はカッコ良かったr(黙らっしゃい
あー、友達にもいるなぁ。「男に生まれたかったー!!」って言ってるv
へぇ、海は長女なんだぁ^^
自分的に長女は世話が上手いってイメージがあるb(ま、イメージだけどね。
あたしも従兄弟自体はいっぱいいるんですよ。
ただ女が多いし、男はいるけどかなりの年下だし(涙
あたしも結構慣れてるかな〜。
ずばっという友達が多いんで←
349
:
海
◆Gv599Z9CwU
:2010/04/07(水) 16:17:56 HOST:61-24-234-103.rev.home.ne.jp
栞>>
言ってる言ってるww
「僕」って言うときと「俺」って言うときは使い分けてる←
笑いながら言われるなんてなかなかないよね←
Σいやいや、会ったら間違いなく幻滅するから!
身長低いからねΣ
ならばそのイメージは排除しましょうb(ぇ
女の子いるのが羨ましい!+。
類は友を呼ぶ、って言うけどね(笑
350
:
麗奈
◆s4TKSKc9l2
:2010/04/08(木) 22:21:25 HOST:189.net112138065.t-com.ne.jp
非常に申しにくいんだけどね…
お願いです―っ!!!
私が立てたスレに海のギリシャ神話風小説のせてくれないっ??
お願いしまーすっ←
>海
351
:
海
◆Gv599Z9CwU
:2010/04/09(金) 15:29:39 HOST:61-24-234-103.rev.home.ne.jp
スランプ差し掛かりました。なんかもう…小説書けないですorz
情景描写が書けないとか…もう致命的なんじゃないかな(涙
書き方研究中にこうなりましたとかね……orz|||
麗奈>>
構わんですよーb でも麗奈のスレに載せちゃっていいのかい?;
ジャンル違うし、現代風のを書いてるのに思いっきり神話なんですが…;
なんで俺の小説なのだ!?Σ
352
:
麗奈
◆s4TKSKc9l2
:2010/04/09(金) 18:57:32 HOST:189.net112138065.t-com.ne.jp
説明不足だったね…orz
パラレル小説を書きせんか?のところに載せてほしいのだよ^^
とにかく書いてほしかったからか急いで省略してしまった…
ってことでいいでふか?←
>海
353
:
海
◆Gv599Z9CwU
:2010/04/10(土) 08:54:47 HOST:61-24-234-103.rev.home.ne.jp
麗香>>
それは学アリのほうでいいんだよね?
むしろ俺のでいいなら載せますよ喜んで!^^*
なら新作ができ次第、そちらに載せますb
354
:
語り主
◆s4TKSKc9l2
:2010/04/10(土) 09:27:06 HOST:189.net112138065.t-com.ne.jp
違うのぉ泣
あぅぅx…自分の説明の仕方がおかしいんだねっ…
えっと、この小説掲示板の「。+*キミとここで出会った*+。【パラレル】」
に書き込んでほしいんだっ
全然wけのわからに文でごめんねっ泣
海≫
355
:
海
◆Gv599Z9CwU
:2010/04/10(土) 09:31:55 HOST:61-24-234-103.rev.home.ne.jp
麗奈>>
ああ! あそこか!(今探してきt((
いえいえ、なんか説明を読んできたら面白そうだったよvv
童話とかそういうの好きだぜ俺!+。
さっそく書き込んで行ってきます!(意味不明((
356
:
麗奈
◆s4TKSKc9l2
:2010/04/10(土) 09:38:22 HOST:189.net112138065.t-com.ne.jp
ありがとうwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
海、愛してr((((
>海
357
:
海
◆Gv599Z9CwU
:2010/04/10(土) 09:44:16 HOST:61-24-234-103.rev.home.ne.jp
麗奈>>
俺だって愛してるy((
ごめんよ、今すぐ行ってきますっ!;
358
:
麗奈
◆s4TKSKc9l2
:2010/04/10(土) 09:45:44 HOST:189.net112138065.t-com.ne.jp
やーん←
私ったらもてちゃって困っちゃu(((
行ってらっしゃい、あなt(((((
>海
359
:
海
◆Gv599Z9CwU
:2010/04/10(土) 10:05:26 HOST:61-24-234-103.rev.home.ne.jp
麗奈>>
ただいま、ハn((
過去載せたものでもよかったかな?;
新作を書こうと思ったけど「今俺スランプじゃん!Σ」って思いだして、急遽過去のものを引っ張り出しましたorz
360
:
麗奈
◆s4TKSKc9l2
:2010/04/10(土) 10:11:19 HOST:189.net112138065.t-com.ne.jp
あなたご飯にする?お風呂にする?それともわたs(((
それでも嬉しいんだよぉ^^*
スランプ早く治るといいね?私はいつでもすらんぷだからなれたさb
>海
361
:
海
◆Gv599Z9CwU
:2010/04/10(土) 10:14:26 HOST:61-24-234-103.rev.home.ne.jp
麗奈>>
とりあえずご飯がいいな^^*(マジでご飯食べたい←
スランプ治りましたら必ずや書きますので!;
かれこれ数週間……今までこんなに長いスランプはなかった(涙
ΣΣそれは嘘でしょう!
362
:
海
◆Gv599Z9CwU
:2010/04/10(土) 10:42:59 HOST:61-24-234-103.rev.home.ne.jp
お願いです、壊さないでください。
_____こんな世界でも、私はこの世界を愛しているんです。
ここでしか生きられない、理由を見つけたから。
だから―――世界を、壊すだなんて言わないで。
363
:
大地・空・その他☆棗(海)
:2010/04/10(土) 11:03:51 HOST:61-24-234-103.rev.home.ne.jp
◇◆参考サイトさま等◆◇
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○小説○
眠りから覚めしお姫様
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守れなかっただろ、お前はそれを
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●音楽的小説●
煌めきの奏鳴曲(ソナタ)
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364
:
桜川 日和
◆/3htnogkOM
:2010/04/10(土) 13:24:17 HOST:p2025-ipbfp2005tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp
>>海サマ+゚
初めましてbb+
桜川です^^v
海さんの小説を影ながら、いつも読んでいます。
私は、趣味でギリシア神話(以下神話)などを調べたりしています;;
海さんが神話を題材にして書いていた時はすごく感動しました!!
これからも、更新した時はコメ&応援しています!!
365
:
海
◆Gv599Z9CwU
:2010/04/10(土) 18:19:56 HOST:61-24-234-103.rev.home.ne.jp
桜川日和さん(
>>364
)>>
わわわっ、こちらこそ初めまして!
「様」つけされるほどの者ではありませんよ(((゜Д゜;)))
Σ読んでくださっていたのですか!? すみません駄文の集まりでorz
仲間がいらっしゃった―――ッ!!+。(Σ黙れ
神話の創作意欲は湧き上がるもので、思わず自分の想像を盛り込ませて書いてしまいました^^;
まだアプロディテ女神とアドニスのものしか書いていませんが(ギリシア神話)、これから増やしていけたらな、と思っております><
これからもお付き合いしてくださったら幸いです!
拙いものたちではありますが、楽しんでくださったならこれほど嬉しいことはありません(´`*
366
:
栞
:2010/04/10(土) 22:12:50 HOST:cm119.ucat5.catvnet.ne.jp
ちょっと来れてなかったですね><
海+゜
個人的にあまり身長は気にしないという←
ていうかね、海の低いはあたしの低いじゃないと思うんだよね!!
だってあたし低いから;
男好きではないんですがね、何か自分は男子とのほうが気があうんですよね^^;
自分が男まさりだから←
それに女子だといろいろ気を遣っちゃうというか…。
>>362
ほんと、壊さないでほしいよn(
場所とか人間関係とかまぁ何でも言えることだけど、自分が愛しているものとかを壊されるのは凄く悲しいよ;
ていうかあたしだったら壊される前に断固拒否して抗議するだろうがn(お黙り
367
:
海
◆Gv599Z9CwU
:2010/04/11(日) 09:34:22 HOST:61-24-234-103.rev.home.ne.jp
栞>>
いやいや、マジで俺は低いのだΣ
大丈夫、栞のほうが絶対高いから^^*
だって俺……orz
男勝りええよね♪(仲間だ((
女の子の前だと男言葉使えないんですよね(遠目
でも今では友人が仲いい子だから、騒いでますww
どこかファンタジー風味だよね、書いてみて気づいたが(笑
大切にしていた壷を壊されて俺は泣きました((
抗議ww ちょっとデモ行進始めちゃうよn((
368
:
海
◆Gv599Z9CwU
:2010/04/11(日) 11:24:14 HOST:61-24-234-103.rev.home.ne.jp
ゆっくり、ゆっくり。
どんなに遅くてもいいんだよ。
___自分が信じる道を、歩いていこう。
369
:
海
◆Gv599Z9CwU
:2010/04/11(日) 11:29:19 HOST:61-24-234-103.rev.home.ne.jp
◇◆参考サイトさま等◆◇
ギリシア神話⇒「ttp://www7a.biglobe.ne.jp/~kinokokingdom/greekmythology.html」
北欧神話⇒「ttp://homepage3.nifty.com/ryuota/norse.html」
○詩○
異世界風味
>>220
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神話
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眠りから覚めしお姫様
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不思議な世界
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守れなかっただろ、お前はそれを
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小さな図書館
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●音楽的小説●
煌めきの奏鳴曲(ソナタ)
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ト音記号とヘ音記号 ―高いものと低いものと―
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●神話●
アネモネが見上げる意味は、
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女神が恋し紅い花
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アース神族最強の雷神
>>323
370
:
栞
:2010/04/11(日) 22:13:30 HOST:cm119.ucat5.catvnet.ne.jp
海+゜
Σ女のコの前では男言葉使えないのか!!
あたしの場合は自然と女のコの前では使わないかな。
使うのは男子と喋ってるときだけだもんb
…あ、それと親の前かn(
壷を壊されたとなΣよし、抗議しにいこu(やめれ
…てか壷を大切にしているって凄いなぁとリアルに思いましたよ、あたし←
>>368
そうか、ゆっくりで良いのか…♪
いや、あたしはゆっくりしちゃいけないな。だってそもそもゆっくりしてるから←
友達からはクラス一のマイペースと呼ばれておりましt(
371
:
海
◆Gv599Z9CwU
:2010/04/12(月) 20:06:25 HOST:61-24-234-103.rev.home.ne.jp
栞>>
でも気心知れた友人の前では思わず素が(笑
Σ親ww
結構大事にしてたのよね、模様がきれいだったから一目ぼれしt((
百円均一で買えるやつだよ?←
マイペースが一番さ♪
でもマイペースも悪くもなく良くもなく、って感じじゃない?
時と場合によりけりだよ^^
372
:
海
◆Gv599Z9CwU
:2010/04/12(月) 20:07:11 HOST:61-24-234-103.rev.home.ne.jp
今日は新入生歓迎会部活バージョンがありました。
部活が個々にパフォーマンスをして新入生を歓迎するってものなのですが!
なんと!
俺の部活である創作部に15人ほどの方が説明会に来てくださったのです!
こんなに来るとは思ってなかった部員一同((
その中3人(女1男2)はもう入部希望していらして…!+。
嬉しすぎる、後輩がたくさん入ってくる予感vv
ちなみに、俺は文化祭で小説しか書きません((
絵はね……途中で飽きるかr((
373
:
海
◆Gv599Z9CwU
:2010/04/14(水) 18:20:14 HOST:61-24-234-103.rev.home.ne.jp
どうやらスランプという名の病は治ったようです。
よかった……治って本当によかった……!
昨夜ルーズリーフに、ディオニュソスとアリアドネの話を書いたので、時間があるときに載せますねノノ
ディオとアリアドネ好きだ…! このカップル最高!
溜まっている小説……載せないと、ですねorz
374
:
海
◆Gv599Z9CwU
:2010/04/17(土) 10:09:18 HOST:61-24-234-103.rev.home.ne.jp
【幸せ満月】
もしあのとき、彼が私を拾ってくれなければ。
――きっと私は、この世に存在していなかったのだと思う。
◇◇
「アリアドネ」
やさしく透き通った声と、ほのかに漂ってきた葡萄の香りに、アリアドネと呼ばれた少女は微笑んだ。自らを呼んだその相手がわかってしまうことと、漂う香りが彼らしいということが彼女の笑みを誘う。
やわらかな草の上に座っているアリアドネの隣に彼はゆっくりと腰かける。そしてそよ風に吹かれる彼女の髪を一房すくいとって口付け、さらりと流した。
「ディオニュソス様、今宵は満月だそうです」
「らしいね。信女たちもそう言っていた。だから宴を催すことにしたよ」
「飲みたいだけじゃないですか」
「飲まなきゃやってけないよ」
子供のように嬉々とした笑顔の青年神を、妻であるアリアドネは慈愛のこもった眼差しで見つめる。その隣で彼は懐から盃を取りだし、酒神の能力なのだろう、葡萄酒を盃に注ぐ。
そしてくいっと飲み干した。
(そういえば……ディオニュソス様に出会った夜も、満月だったっけ……)
あれは、そう―――満月の美しい夜だった。
国を捨ててまでついていった王子テセウスに置いていかれ、悲しみと絶望が心を支配していたあのとき。もう自分は独りなのだと、切り立った断崖で思い、身を投げようとしていた過去の自分。
断崖から見える満月。眼下に広がるコバルトブルー。身体を撫でていく潮風。
「死」を覚悟して、一歩前へ踏みだしたとき。
『もったいない。せっかく授かった命なのに。たったひとつなのだから、大切にしないと。君の命が泣いてしまうよ』
背後から響いた若者の声。微笑んでいたけれど、その声には逆らうことを許さない威圧感があって。
でも、とてもやさしかった。
(そして泣きじゃくったのよね……今となっては恥ずかしい思い出だけど)
小さく笑ったアリアドネに、ディオニュソスは面白そうに問いかける。
「どうしたの? いきなり笑って」
「――あなたと出会ったのも、満月の夜だったなぁって」
「……きれいだったね、あの日は。まあ、そのときはアリアドネを落ちつかせることで頭いっぱいだったけど」
「そのことには触れないでっ、ものすごく恥ずかしい過去なんだから」
「……かわいかったんだけどなぁ……」
「そっ、そんなさらりと言わないでっ」
羞恥に頬を染めあげるアリアドネを、青年神は愛おしげに見つめる。
そして、あっとなにかを思いだしたように声をあげた。
「そうそう、今日の宴だけどね。アリアドネには着飾ってもらうから」
「え!?」
「だって僕らが出会って一年だよ? 信女たちは喜んで動いてくれてるんだ。僕、アリアドネが着飾った姿が見たいんだけど……ダメ?」
眩しい笑みを向けられて、アリアドネは染まった頬をさらに染めあげる。
「……き、今日だけですからっ!」
そして彼女は、幸せの笑みをこぼす。
375
:
海
◆Gv599Z9CwU
:2010/04/17(土) 10:19:41 HOST:61-24-234-103.rev.home.ne.jp
>>374
久々に神話小説を書いたような……;
酒神と妻のストーリー。愛妻家ww←
サブタイトルをつけるなら、『あのときの満月も美しかった』です。
このふたりのストーリーの前に、牛の化け物のこととか、ラビリンスのこととか、テセウス王子のこととか、ほかにもストーリーがあるのですが。
でも彼らがくっつけばいいじゃない! な自分です((
ディオは放浪していると思われる。
376
:
海
◆Gv599Z9CwU
:2010/04/17(土) 10:20:33 HOST:61-24-234-103.rev.home.ne.jp
◇◆参考サイトさま等◆◇
ギリシア神話⇒「ttp://www7a.biglobe.ne.jp/~kinokokingdom/greekmythology.html」
北欧神話⇒「ttp://homepage3.nifty.com/ryuota/norse.html」
○詩○
異世界風味
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○小説○
眠りから覚めしお姫様
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不思議な世界
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守れなかっただろ、お前はそれを
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君は華、君は宇宙
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小さな図書館
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●音楽的小説●
煌めきの奏鳴曲(ソナタ)
>>274
ト音記号とヘ音記号 ―高いものと低いものと―
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●神話●
アネモネが見上げる意味は、
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女神が恋し紅い花
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幸せ満月
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アース神族最強の雷神
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:
海
◆Gv599Z9CwU
:2010/04/22(木) 16:37:14 HOST:61-24-234-103.rev.home.ne.jp
【少女の涙はなにを誘う】
窓から差しこんだ朝日が顔にあたって、サレナは煩わしそうに寝返りをうつ。するとかけられていた薄い毛布が、ぱさりと床へ落ちた。先ほどまであったぬくもりがなくなったのを感じ取って、サレナは仕方なしに上半身を起こし、まだほのかにあたたかさの残っている毛布を拾い上げてベットへと畳んで置いた。
いいタイミングとばかりに、部屋のドアがノックされる。「どうぞ」と一言そう言えば、数人の侍女が足音立てずに部屋へ入ってき、てきぱきと自らの仕事をまっとうし始める。彼女らの後から入ってきた女官が、厳しい眼をサレナに送った。その視線の意味がわかって、サレナは苦笑いを浮かべながらその場に立つ。
そんな彼女の様子にため息をついた女官は、近くの侍女になにかを言いつける。そして言いつけられた侍女が動いたのとほぼ同じ瞬間に女官は部屋を出て行く。
女官が出て行ってから、サレナは盛大にため息を吐く。
「動かないでくださいませ。お召し物が変えられません……」
下のほうから聞こえた気弱な声に、サレナは小さく苦笑する。そして言われたとおり、動かずにじっと立っていた。
部屋の隅に置かれたゴシック調のクローゼットから、まだ十と少しくらいの侍女が一着のドレスを手に抱えて持ってくる。その後ろからはサレナと同い年だと思われる侍女が、首飾りや耳飾りの入った小箱を抱えて歩いてくる。
三人係りで着つけられていくのをエメラルドグリーンの双眸で見つめ、サレナはぼんやりと昔に思いを馳せた。
(お父さんとお母さんがいたときは……もっと自由な生活だったんだけどなぁ……。自分で一日の予定を決めて……本当、楽しかった……)
じんわりと目頭が熱くなっていくのがわかって、サレナは侍女に気づかれないよう瞳を伏せ、あふれてきそうな涙を必死で堪えた。
父と母が亡くなったと聞かされたのは、約一ヶ月前のことだった。
あの日は食料確保のために父と母がそろって海へと出かけて行くのを見送って、「必ず帰ってくるからね」と言われた言葉に大きく頷き、元気よく手を振った。けれど夕方になっても両親は帰ってこなくて。
そして家に来た近所のおじさんに告げられた言葉は、深く心に突き刺さった。
『君の両親の船が波にさらわれて水没した……今、ふたりの遺体は街の外れに……』
信じたく、なかった。
嘘だと、言ってほしかった。
もうあの笑顔が見られることはないだなんて、やさしくかけてくれる声が二度と聞けないだなんて。
現実を、見たくなかった。
やさしい声で「ただいま」と言って、お父さんが抱き上げて笑ってくれて、お母さんが台所で料理をしながら微笑んでいて。
――そんな生活は、二度と戻ってこない。
そして孤児になった自分を引き取ってくれたのは、母の親友であるリアルールの家だった。けれどリアルールも後を追うように旅立ってしまって、また自分は孤独なんだと涙を流した。
その涙を拭き取ってくれたのが、リアルールの嫡子でアーリア帝国の皇太子、グラディスだったのだ。
彼は快く城へ引き入れてくれて、専用の部屋と女官までつけてくれて、毎日の食事にも娯楽にも不自由をしないよう配慮してくれている。
ただ両親が親友だったというだけでこんなにも裕福な暮らしをさせてもらえることが申し訳なくて、同時に対価が必要なのではないかと思ってしまう。おそらく彼はそんなこと思ってもいないのだろうけど、ただ住まわせてもらうにはあまりにも酷だった。
「終わりました。やはりお美しいですわ……淡い色がよくお似合いです」
「ありがとう」
侍女たちはお世辞じゃなくそう言ってくれる。
街の教会の鐘が鳴り響く。朝食の時間を告げる鐘だ。
「今日も皇太子殿下がお待ちです」
どこか嬉しそうに話す侍女の声を聞いて、サレナは長い回廊を歩いていくのだった。
378
:
海
◆Gv599Z9CwU
:2010/04/22(木) 16:39:05 HOST:61-24-234-103.rev.home.ne.jp
◇◆参考サイトさま等◆◇
ギリシア神話⇒「ttp://www7a.biglobe.ne.jp/~kinokokingdom/greekmythology.html」
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少女の涙はなにを誘う
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煌めきの奏鳴曲(ソナタ)
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海
◆Gv599Z9CwU
:2010/04/24(土) 15:11:22 HOST:61-24-234-103.rev.home.ne.jp
【天使と人間 ―同じもの―】
「同じだと思うのよね」
ふと唐突につぶやかれた言葉に、ラファルは形のいい眉を寄せて「なにがですか」と問い返した。少年とも青年とも取れる彼は、隣で小さくため息をついた女性を見やる。
女性がため息を吐くと、肩からさらりと絹のように細い髪が一房落ちる。それを見て、ラファルは背中に持つ純白の羽をそっと撫でた。太陽の光を吸い込んだ神々しい輝きを放つそれは、彼の唯一の自慢でもあった。同じ羽を持つ仲間はたくさんいるけれど、羽の輝きが一番美しいとよく言われるからだ。
周りに言われるだけならそこまで自慢するものでもなかっただろう。しかしラファルの羽のことを父であるラファエルも褒めてくれたから、だからこそ自慢できるのだと彼は自覚していた。
「今までの話、聞いていなかったの?」
「聞いていましたよ。……ですが、僕ら天使にはわからないことです」
「本当に?」
「……」
「天使だって同じじゃない? 人間だろうと天使だろうと、違うのは容姿だけで持っているものは同じなのよ」
畳みかける女性の言葉に、ラファルは思わず口をつぐむ。
天使だって誰かに置いていかれることはある。けれどそれを『孤独』と呼ぶのかはわからない。
……誰も、教えてはくれないのだから。
天使は生まれ落ちた時点で「天使」と呼ばれ、任務をこなすために生きているのだ。与えられた任務に成功し、功績をあげていけば地位の昇格だってする。反対に失敗すれば地位を剥奪されることだってあるし、地位を下げられることだってよくあることだ。
すべては、天に君臨する神と人間のため。
「――なら、あなたが思う『天使と人間の共通点』はなんですか」
生まれも育ちも考え方も、すべてが違う種族に同じものなどあるのか。
「『心』よ。真心……誰かを思いやる、あたたかい気持ち」
春風のように紡がれるやさしい声音が、鼓膜を揺らした。
「人間は誰かを愛して愛を育み、神様から授かった子供にも愛を注ぎ、愛に包まれて死んでいく。天使だって人間の傍にいて、助言や人を悪から守ってくれる。心から人間を愛していなければ、そんなことできないはずだもの」
残酷なまでに、その声はやさしい。
「……天使が皆、善良なわけではないのですよ」
声小さく、ラファルはつぶやく。
みんながみんな善で染まっているわけではない。中には不埒なことを考える輩だっている、愚かにも天に上ろうとした奴もいた。
そして――人間に恋をして、堕天した天使もいた。
だから、みんなが善良だなんて言い方をしないでほしい。
「善良なんかじゃ……」
それは自分への言い聞かせだったのだろうか。
苦しげにつぶやかれたラファルの声は、澄み切った青空へ溶けていった。
*******
天使悪魔系はマイナーな設定ではあるものの、意外と好きな設定だったり。
神話絡みのものが好きみたいですね自分((
※ラファエルに子供はいません。すべて作者の想像上です。
380
:
海
◆Gv599Z9CwU
:2010/04/24(土) 15:16:40 HOST:61-24-234-103.rev.home.ne.jp
◇◆参考サイトさま等◆◇
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天使と人間 ―同じもの―
>>379
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煌めきの奏鳴曲(ソナタ)
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:
海苔の佃煮
◆8ZLUiDv3K2
:2010/04/25(日) 07:47:12 HOST:p5204-ipad03okayamaima.okayama.ocn.ne.jp
神降臨。
この話が神話とかそういうのとかけたわけじゃないですよ。
神話をモチーフにした小説か・・・懐かしい。
私も久しぶりに小説書きたくなってきた・・・あの頃は邪気眼がフル活動していたもので。
神話というか、悪魔が中心の書いていました。アスモデウスとかね。
今度は妖怪とか和風の書きたい。そんな時間や腕ないのだけれども。
382
:
海
◆Gv599Z9CwU
:2010/04/25(日) 17:54:48 HOST:61-26-249-90.rev.home.ne.jp
海苔の佃煮さん>>
Σ神!? はどこにいらっしゃるのでしょうか(((゜Д゜;)))
書きたくなったときは衝動に任せて書くのが一番です。(ぇ
自分もどちらかというとノリですから、ええもうすべてにおいて(遠目
悪魔も魅力的ですよね^^v あまりよく知らないものが多々ですが…orz(勉強してこよう
和風! それはぜひ読みたいです、むしろ読ませてくだs((
やはり書く際には時間が最大の敵ですよね; 一日24時間じゃ足りないです。
もし書くことがありましたらぜひ読ませてくだs((しつこい
383
:
海
◆Gv599Z9CwU
:2010/04/25(日) 17:56:38 HOST:61-26-249-90.rev.home.ne.jp
◇◆参考サイトさま等◆◇
ギリシア神話⇒「ttp://www7a.biglobe.ne.jp/~kinokokingdom/greekmythology.html」
北欧神話⇒「ttp://homepage3.nifty.com/ryuota/norse.html」
○詩○
異世界風味
>>220
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>>224
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>>292
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>>312
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>>316
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>>318
神話
>>244
>>193
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>>194
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>>196
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>>200
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>>218
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>>240
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>>295
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>>297
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>>303
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>>304
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>>305
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>>306
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>>307
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>>308
>>309
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>>317
、
>>328
、
>>362
、
>>368
○小説○
眠りから覚めしお姫様
>>269
不思議な世界
>>271
守れなかっただろ、お前はそれを
>>332
君は華、君は宇宙
>>272
小さな図書館
>>273
少女の涙はなにを誘う
>>377
天使と人間 ―同じもの―
>>379
●音楽的小説●
煌めきの奏鳴曲(ソナタ)
>>274
ト音記号とヘ音記号 ―高いものと低いものと―
>>299
●神話●
アネモネが見上げる意味は、
>>275
女神が恋し紅い花
>>288
、
>>314
幸せ満月
>>374
アース神族最強の雷神
>>323
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