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君と僕。 オリジナル小説
1
:
夢月
◆3gue1io61k
:2007/12/27(木) 12:33:32 ID:SfV9mWaI
「君と僕。」が大好きなので、
小説を書くことに決めました!
「君と僕。」を
知っている人も知らない人も、楽しんでいただければ嬉しいです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『キャラクター紹介』
浅羽 悠太(あさば ゆうた)
祐希の双子のお兄ちゃん。お兄ちゃんだけあって、
比較的大人な発言をすることが多い。
浅羽 祐希(あさば ゆうき)
悠太の双子の弟。漫研所属の美形オタク。
いつも寝てるか、要を怒らせているかのどちらかだが女の子には人気。
いつも無気力だが、スポーツ万能。
松岡 春(まつおか しゅん)
メンバー内、唯一の癒し系。優しい口調や物腰で
趣味がどうも乙女っぽい。乙女ちゃんな印象だが、
芯の通ったところもある男の子。
男!っていうより男子!っていうより男の子〜って感じの子。
塚原 要(つかはら かなめ)
学級委員と生徒会委員を兼任している苦労性の学年首位。
だいたい怒っている。原因は、ほぼ祐希&千鶴のバカコンビのせい。
佐藤 茉咲(さとう まさき)
みんなより学年はひとつ下の高校1年生。春ちゃんのことが大好き。
かわいい外見とは裏腹にかなりの意地っ張りで、
春以外には笑顔を見せない。ちびっちゃい。
橘 千鶴(たちばな ちづる)
祐希と幼い頃に1度面識があるハーフの転校生。
よく言えばムードメーカーだが、とにかくやかましい、憎めないおバカ。
女の子大好き。背は、みんなよりちょっと小さい。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
時々、オリジナルの子をいれていきたいと思います。
感想などいただけると嬉しいです。
18
:
ハム&ちーず
:2008/02/24(日) 15:05:25 ID:???
しね
19
:
ヤングマメッチ
:2008/02/24(日) 18:28:25 ID:n8VFv.SY
偽のハムさん
なにやってんの、
20
:
夢月
◆3gue1io61k
:2008/03/01(土) 11:06:48 ID:rltLahOk
いつのまにか荒らしが来ていたようで・・・。
ヤングマメッチさん、わざわざありがとうございます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<続き>
【次の日の朝】
今日は、みんなで謎を解明する日である。どういうオチで終わるのやら・・・。
要「おっ・・・お前ら、本当に行くのかよ!」
祐希「当たり前じゃん。この謎を解明しないと、オレたち眠れないし。」
要「眠れないのは、お前だけだろが!!」
悠太「いや・・・オレも・・・多分、眠れない。」
千鶴「いいじゃん、いいじゃん。要っちも行こうよー。」
春「ボクは遠慮したいです・・・。」
祐希「じゃあ、春は来なくても大丈夫だよ。要は強制的ね。」
要「何でだよ!!何で春はよくてオレはダメなんだよ!」
祐希「・・・。特に理由は無い。」
要「ふざけんな!!」
春「わかりました!ボクも行きますから!要くん、落ち着いて。」
千鶴「春ちゃん、えらい!!カッコイイぞ!!春ちゃん!!」
祐希「ヒューヒュー。」
春「そんなことないですよ。」
千鶴「それじゃあ、今日の夜に早速行きますか!!」
悠太「ちょっと待って。学校の中に入るわけだからどっか開いてなきゃいけないよね。」
要「じゃあ、ダメだな。行けないな。はい、残念でした。」
祐希「要ってさ、生徒会委員だよね・・・。それじゃあ、どっか開けたりすることもできるはずだよね・・・?」
要「何でそんなことしなきゃなんねぇんだよ。」
千鶴「やっぱりなんとなくでしょう。ねぇ、ゆっきー。」
要「ふざけてんじゃねぇよ!!オレを使うな!!」
ケンカしている要と千鶴と祐希は置いといて、最終的には行くことになった要。大丈夫であろうか・・・。
《続く》
21
:
menou
◆YpJKOFP7.k
:2008/03/01(土) 12:16:19 ID:3P3XMjcg
わ〜うち君と僕好きなんすよ!
がんばって!
22
:
夢月
◆3gue1io61k
:2008/03/01(土) 13:44:17 ID:rltLahOk
menouさん!!
ありがとうございます!!!
これからも読んでいただければ
嬉しいです。
23
:
ピアノ
:2008/03/01(土) 14:15:01 ID:NSfIu/wY
コメントありがとうございました。
夢月さんの小説も面白いですね♪
24
:
夢月
◆3gue1io61k
:2008/03/12(水) 18:00:36 ID:pREXgNT6
<続き>
【その日の夜】
祐希「ほら、さっさと行ってよ要ぇ。後ろつまってんだから。」
要「じゃあ、お前が先に行けよ!!」
少々ビビり気味の要くん。幽霊が出たら、どんな反応をするのやら・・・。
千鶴「いやぁ〜、本当に要っちが開けとくなんて思ってなっかたよ。」
春「本当ですね。要くん、絶対開けとかないと思ってました。」
悠太「(小声で)でもさ、要って怖いのダメじゃん?もしも、ホントに幽霊が出てきて、要が倒れたらどうする?」
春「(小声で)やっぱり運んでいってあげないとダメじゃないですか?」
祐希「(小声で)えぇー。要、重いからやだよ。」
千鶴「(小声で)う〜ん・・・。春ちゃんが倒れたら、もちろんオレが運んで行ったげるから、安心しなさい!!」
祐希「しーっ。千鶴、声大きすぎ。何のために小声で話してると思ってんの。」
要「・・・おい・・・。お前ら、何の話してんだよ!大体、何でそんな格好で話してんだよ!!」
4人は、円陣を組むような格好で、小声で話していた。明らかに怪しい・・・。
千鶴「ちょっと話しかけないでよ!!今後の要っちの運命が左右する、大事な話してるんだから!」
要「お前らに運命を左右されたくないわ!!!!!」
祐希「『運命』じゃなくて『人生』じゃなかったっけ?あれ?どっちだっけ。」
春「『運命』で合ってるんじゃないですか?」
悠太「『人生』じゃなかった?」
皆さん、ワケが分からなくなってるようですね・・・。ぶっちゃけると、私も分からなくなってしまいました。
要「お前ら本当にバカだな。・・・・・・。・・・オレも分かんなくなった。お前らのせいだぞ!!」
千鶴「人のせいにしないでもらえますぅ?」
祐希「そうだよ。分かんなくなったのは、自分が悪いんじゃん。」
要「うっせーよ!!!第一、バカな子ザルがバカには難しい日本語使ったのが悪いんだよ!!」
春「落ち着いてくださいよ。」
4人は春の言うことを聞かずに、言い争っていた。この後、どうなるかも知らずに・・・。
《続く》
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【ピアノさん】
こちらこそ、
コメントしていただいてありがとうございます。
また、読んでいただけたら嬉しいです。
25
:
夢月
◆3gue1io61k
:2008/03/13(木) 17:19:32 ID:xhJyHcgo
<続き>
すると、後ろから『ペタペタ』と、誰かの足音が聞こえた。
千鶴「こっ・・・これって・・・もしかして・・・?」
要「もしかしねぇよ・・・!!おい!!お前ら早く行けよ!!」
祐希「『早く行け』って失礼でしょー?ちゃんと頼んでよ。」
要「こんなときにそんなこと言ってる場合か!!」
要はすごくビビっている。今にも腰を抜かすくらいビビっている。泣きそうだ。
春「もしかしたら、話せば分かってくれるかもしれませんよ・・・?」
悠太「春・・・。それは無理だと思うよ?」
千鶴「もしかすると・・・噂の幽霊かもしれん・・・!!行きたいのだが・・・本当に行きたいのだが、ここはゆっきーに手柄を譲るとしよう。あー、ホントに残念だ。」
祐希「えー・・・何それ。ただ、千鶴が怖くて行けないだけじゃん。」
千鶴「そうです!!すんごい怖いんです!!!だからゆっきー、オレの代わりに行ってきて。」
祐希「ムリ。」
千鶴「そんなこと言わないで!!」
千鶴と祐希はさておき、残りの3人はというと・・・。
要「早く!早く行かないと呪われる!」
春「話し合えば・・・。まずは、お友達にならなきゃ・・・。」
悠太「だから無理だって。」
と、要は『呪われる』と、春は『お友達に』、春の言ったことに対して突っ込んでいる悠太。不思議な光景だ。
千鶴「ゆっきーお願い!!絶対に行って!!」
祐希「だから、行かないって。それに言い出したのは千鶴じゃん。」
千鶴「ゆっきーだよ!!!」
祐希「はぁ・・・。しょうがないなぁー。」
千鶴「ありがとう!ゆっきー!!」
祐希「あとで雑誌2冊買ってね。」
千鶴「・・・・・・。分かりました・・・。」
ルンルン気分で見に行った祐希。千鶴は、とても悲しそうだった・・・。
祐希「・・・えっ・・・?」
祐希が見たものは一体!!!!
《続く》
26
:
夢月
◆3gue1io61k
:2008/03/22(土) 10:37:24 ID:FweHkMaU
<続き>
祐希「ちょっと・・・何してんの?」
祐希が見たものとは茉咲だった。こんな時間に何をしているのだろうか・・・。
祐希「答えは何となく分かってるけど、何しに来たの?」
茉咲「何かその言い方ムカツク。別に何でもいいじゃない。」
祐希「春を追ってきたんじゃないの?」
茉咲「!!ち、違うわよ!!」
祐希「(図星じゃん・・・。)まぁ、とりあえずみんなのとこに行きますか。」
祐希「千鶴ー。茉咲だったよ。あの足音は。」
千鶴「メリー!?何だよ脅かすなよー。幽霊かと思ったじゃん。」
茉咲「誰が幽霊よ!!勝手に殺さないで!!」
祐希「あ・・・。春ちゃんだ・・・。」
茉咲は、春の前だと性格というか態度が急変する。
春「あっ、茉咲ちゃん。どうしたんですか?」
茉咲「私ね、学校に忘れ物しちゃったから取りに来たの。」
春「そうだったんですか。それじゃあ、一緒に行きましょう。」
忘れ物と幽霊を探しにとりあえず出発した。茉咲の教室へ。
悠太「ちょっと要、早く行ってよ。」
要「んなこと言われても・・・。おい、春。早く行けだとよ。」
春「祐希くん。もう少し早く行けませんか?」
祐希「千鶴。早く行って。後ろがつまってるから。」
千鶴「だったらゆっきーが1番前に行けよ!!」
祐希「・・・・・・。茉咲、何を忘れたの?」
千鶴「シカトすんな!!」
茉咲「宿題・・・。明日提出しなきゃなんないの。」
悠太「もうそろそろ、1年生の教室じゃない?」
――チリン・・・
後ろから鈴のなる音がした・・・。こっちに向かっているようであった・・・。一定の速さで・・・。
《続く》
27
:
蘭
◆5edT8.HnQQ
:2008/03/22(土) 14:12:00 ID:NSfIu/wY
夢月さんへ
頑張れ〜〜
28
:
夢月
◆3gue1io61k
:2008/03/25(火) 10:35:43 ID:mmzSpgRk
【蘭さん】
ありがとうございます。
そう言ってもらえるとせめてもの救いです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<続き>
悠太「ねぇ・・・。さっき鈴のなる音聞こえなかった?」
祐希「オレは聞こえなかったよ?幻聴だよ。」
千鶴「オレもー。なぁーんにも聞こえなかった。」
悠太「あれ?要、どうしたの?固まっちゃってるけど。」
要「・・・・・・。あぁ!?別に何でもねぇよ!!」
――チリン・・・チリン・・・チリン・・・
千鶴「どうしよ・・・オレ・・・聞こえちゃった・・・。」
春「・・・ボクもです・・・。」
――ペタ・・・ペタ・・・
祐希「『ペタペタ』聞こえるけど、はんこでも押してんのかな。」
悠太「何か、こっちに近づいてるけど・・・どうする?」
祐希「とりあえず・・・。」
全員「「逃げるかー!!!!!」」
とりあえず、全員で逃げたのはいいものの、茉咲の忘れ物は取りに行かなくてよかったのやら・・・。
――チリン・・・ペタ・・・チリン・・・ペタ・・・
祐希「まだついてきてるけど、今度は鈴付きのはんこでも押してる・・・?」
要「んなワケあるかぁ!!!!」
悠太「あ・・・要が突っ込んだ・・・。」
茉咲「いつまで逃げる気よ!」
千鶴「永遠に逃げる!!」
要「アホか!!永遠に逃げてどうする!」
祐希「これは、千鶴が悪いから千鶴のせいね。多分、幽霊だと思うから、見てきてください。」
祐希は、思いっきり千鶴のことを突き飛ばした。千鶴はもちろん、転ぶ。その隙にみんなで逃げる。千鶴は置いていかれた。
千鶴「ちょっとー!!置いてかないでー!!!!」
――チリン・・・チリン・・・ペタ・・・
千鶴「いやぁぁぁ!!!!」
《続く》
29
:
夢月
◆3gue1io61k
:2008/03/26(水) 15:15:37 HOST:p7230-ipad03fukuhanazo.fukushima.ocn.ne.jp
<続き>
千鶴「来るんじゃねぇ!!オレを食ってもおいしくないぞぉぉぉ!!!」
必ず言う台詞を言いながら、千鶴は後ろにさがっていった。
千鶴「悪霊たいさぁぁぁん!!!!」
パニックになっているせいか、変な言葉を叫ぶ。
祐希「あ。千鶴の叫び声が聞こえた・・・。迷わずに逝けるといいね。」
悠太「勝手に殺しちゃダメだから。」
要「てか、いつまで走ってんだ?もう疲れた。」
祐希「要が怖がってないのって珍しいね。何で?何で怖がんないの?」
要「オレ見えたんだよ。」
悠太「幽霊が?」
要「違うわ!!!!」
春「何が見えたんですか?」
要「あれは幽霊とかじゃねぇよ。オレが見たのはネコだった。」
祐希「はんこ押してるのでもなかった?」
要「当たり前だろが。」
春「でも何でネコが学校に入ってきてるのでしょうか。」
悠太「と、いうことは幽霊の話もさっきの足音もネコだったってこと?」
茉咲「その話知ってる。小さい物ばっかり運んでるのは、ネコが運ぶから。」
茉咲によると、物を盗んでいくのはネコで食べ物をもっていくらしい。そのネコは、野良ネコで子ネコにエサをあげる為だとか。
体育館に置かれているのは、体育館でその食べ物をあげているかららしい。
春「そうだったんですか。大変そうですね。」
悠太「解決したんだから千鶴を迎えに行かなきゃ。」
祐希「そうだね。」
と、みんなで千鶴を迎えに行った。
悠太「・・・・・・。ち、千鶴さん?何やってんの・・・?」
千鶴「何って・・・幽霊が怖くて動けないんだよー・・・!幽霊さっさとどっか行けー!!」
千鶴は幽霊の正体がネコだということをまだ気付いていなかった・・・。
祐希「はぁー・・・。千鶴、ちゃんと見なよ。幽霊じゃないって。ネコだって。」
千鶴「ネコ・・・?」
悠太「ほら。黒ネコ。」
千鶴「なぁーんだ。ネコか。全く驚かせおって。」
春「では帰りましょうか。茉咲ちゃんの忘れ物を取りに行ってから。」
要「だな。」
千鶴「じゃあな。黒ネコ。悪さすんなよ。」
祐希「あっ・・・。」
悠太「ん?どうしたの?」
祐希「あれ・・・。
全員(祐希以外)「・・・・・・。」
千鶴・春・要・茉咲「!!!!!きゃぁぁぁぁぁ!!!!」
祐希「(要と千鶴も『キャー』って言った・・・。)」
悠太「実はネコも幽霊だったんだ・・・。」
《終わり》
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ホラー的なの終わりました。全然、ホラーらしくなかったと思います。
次のネタはどんなのにしようか考えてないのですが、書くときのノリとテンションにまかせたいと思います。
感想くださった方や、感想は書いてないけどとりあえず読んでくださってる方、
ありがとうございます♪次回も頑張りたいと思います。
30
:
夢月
◆3gue1io61k
:2008/03/31(月) 10:03:20 HOST:p2198-ipad203fukuhanazo.fukushima.ocn.ne.jp
祐希「悠太ぁ。今回は、『休日のみなさんをお届け☆』だって。」
悠太「あ、そうなの?でも、休日のみなさんって言われてもねぇ。」
祐希「やっぱり、特別なことやんなきゃダメかな?」
悠太「別にいつもどおりでいいんじゃない?」
祐希「いつもどおりって、オレと悠太って休みの日って喋んないとき、あるよね。そういうときは無理やり喋んないとダメ?」
悠太「まぁ、出かけちゃえばいんじゃない?」
祐希「そんときに考えますか。」
ピンポーン
祐希「誰か来た。悠太出といて。あー・・・でもやっぱりオレが行っとく。」
悠太「いってらっしゃい。」
祐希「はいはい、どちら様ですか・・・?」
嫌々玄関へ向かった祐希。嫌なら行かなければいいのに・・・。
春「おはようございます、祐希くん。」
祐希「春か。おはよう。で、何しに来たの?わざわざ家まで。」
春「『休日のみなさんをお届け』と言われたんで何をすればいいのか分からなかったんで祐希くん家に来たんですよ。」
祐希「そうなの?まぁ、立ち話もなんだからあがって。」
春「はい。ではお邪魔します。」
悠太「あぁ、春だったの。」
春「悠太くん、おはようございます。」
祐希「春も聞いてたらしいよ。『休日のみなさんをお届け☆』を。」
悠太「でも、どうしようね。こういう日に限って何もすることが無いんだけど。」
春「そうなんですよ。だからボクも困っていて・・・。」
祐希「まぁ、暇だからみんなを引き連れて要ん家行きますか・・・。」
春「えぇ!?いいんですか?そんな勝手に・・・。」
悠太「大丈夫だよ。もう、了承済み。」
祐希「さっすが悠太。やることが早いね。」
悠太「祐希ほどではないよ。」
祐希「お褒めの言葉ありがとう。さってと・・・要ん家に行きますか。」
《続く》
31
:
夢月
◆3gue1io61k
:2008/04/03(木) 14:45:48 HOST:p6153-ipad201fukuhanazo.fukushima.ocn.ne.jp
<続き>
要の家へ行く途中で千鶴に会った。
千鶴「あれ?皆さんどこへお出かけ?」
悠太「(千鶴、もしかして何も知らない?)」
祐希「えっ?何も聞いてないの?」
千鶴「聞いてないって何が?」
悠太「何か『休日の皆さんをお届け☆』らしいよ。」
千鶴「何それ!!何も聞いてない!!」
それだけで伝わった千鶴がすごい・・・。本当に分かったのだろうか・・・。謎である。
悠太「作者が言い忘れたんだね。」
千鶴「ちょっと作者!!いい忘れんなよ!!」
作者「すいません。今度は言い忘れないように頑張ります。次あるか分からないけど。」
春「まぁ、いいじゃないですか。あっ、そういえば千鶴くんはどこに行くんですか?」
千鶴「オレは散歩してた。だって暇なんだもん!」
春「じゃあ、ボク達と一緒に要くんの家に行きませんか?」
千鶴「いいの!?ホントに!?」
春「当たり前じゃないですか。誰もダメなんて言いませんよ。」
祐希「(春って優しいよね。)」
悠太「(うんうん、優しい。オレ達だったらダメって言うもんね。)」
悠太が頷きながら「うんうん」言っている。悠太は口に出さなくても祐希が思っていることが分かったらしい。同様に祐希も分かったらしい。
春「あっ、そうだ。手ぶらで要くんの家に行くのもなんですから、何か買っていきませんか?」
悠太「そうしますか。」
祐希「ねぇ、悠太・・・。」
悠太「ん?何?」
祐希「おごって・・・。」
悠太「う〜ん・・・。500円までならいいよ。」
祐希「やったー。」
千鶴「ゆうたん・・・。」
悠太「ムリ。」
千鶴「ひどっ!!春ちゃん!!」
春「はい!!500円までならいいですよ。」
千鶴「ありがとう!!春ちゃん!!」
10分後にみんながコンビニから出てきた。
悠太「祐希・・・ホントにそれでよかったの?」
祐希「男に二言はないよ。」
悠太は2ℓのペットボトルのジュースを2本、祐希はアニメ雑誌を、春はみんなで食べられるお菓子を、千鶴は個人的に食べるお菓子を買った。
祐希が買ってもらったアニメ雑誌は500円を越えたが、無理やり買わされたらしい。
春「さて、早く要くんの家に行かないと怒られそうですから早く行きましょう。」
千鶴「オーッ!!!」
《続く》
32
:
夢月
◆3gue1io61k
:2008/04/11(金) 17:14:24 HOST:p4249-ipad202fukuhanazo.fukushima.ocn.ne.jp
<続き>
祐希「悠太ぁ・・・。重いんだけど。コレ・・・。」
悠太「500円超えたんだから持ってよ。」
祐希「ってことではい、千鶴。持って。」
と、言って祐希は千鶴に持っていた荷物を渡した。千鶴もすんなり受け取った。」
千鶴「はいっ!了解しました!って・・・自分で持てよ!ゆっきー!!」
祐希「腕疲れた・・・。要ん家もうすぐだから持って。」
千鶴「イヤ!ムリ!」
春「ちょっと!やめましょうよ。ボクが持ちますから。」
悠太「春が持つんだったら、オレが持つからいいよ。」
祐希「最初からそうしてくれればいいのに。」
悠太「そうでした。お兄ちゃんが間違ってました。」
なんだかんだ言ってるうちに要の家に着いた。
ピンポーン
要「やっと来たか・・・って、何で子ザルまでいんだよ!!」
祐希「途中で会って、千鶴も暇そうだったから一緒に連れてきた。」
千鶴「ってことです!」
要「威張ってどうする!まぁ、とりあえず入れよ。」
全員「「お邪魔しまーす!」」
悠太「あ、これ一応買ってきといた。」
春「これもです。何か買っていったほうがいいと思ったんで。」
要「ちょうどよかった。家に何も無くてよ。」
祐希「要ぇー。千鶴が要の物あさってるよー。」
と、要の部屋のほうから、祐希の声がした。
要「あぁんの子ザルゥゥゥゥ!!!!」
春「ボク達も行きましょう。」
悠太「そうだね。要も止めなきゃなんないし。」
と、言って2人は要の部屋へ向かった。
《続く》
33
:
夢月
◆3gue1io61k
:2008/04/20(日) 11:33:29 HOST:p7137-ipad203fukuhanazo.fukushima.ocn.ne.jp
<続き>
千鶴「ヤバイ!!要っちが来た!!どうしようゆっきー!」
祐希「知らないよ。千鶴が悪いんじゃん。オレ悪くないもーん。」
千鶴「ゆっきーのバカ!もう、知らない!」
と、言って千鶴は要のベッドの下に潜りこんだ。そして、ちょうど要が部屋に入ってきた。
要「おい!子ザル!!!・・・って祐希、子ザルはどこに行った!」
祐希「知らなーい。全然知らなーい。ボクは何も見てなかったよー。」
要「ぜってぇ知ってんだろ。どこいんだよ。」
祐希「だから、知らないって言ってるじゃん。信じてよ。」
要「信じられるかぁ!!」
悠太「知らないって言ってるんだから知らないんじゃない?」
と、悠太と春が部屋に入ってきた。
要「いや、確実に知ってんだろ。同じ部屋にいたんだから。」
悠太「祐希は、漫画とか雑誌とか読んでると集中しちゃってまわりが見えなくなるから。」
要「いや読んでなかったから。」
春「千鶴くんも出てきてください。要くんはもう怒ってませんよ。」
祐希「だってさ。千鶴出てきなよ。早く出てこないと要がまた怒るよ。」
モゾモゾと千鶴がベッドの下から出てきた。
要「そこにいたのかよ!!」
千鶴「いやぁ、ホント悪かったねぇ。勝手にあさっちゃってさー。」
笑いながら千鶴は謝った。
要「お前心の底からちゃんと謝ってねぇだろ!!」
悠太「何言ってんの。千鶴は心の底から謝ってるって。」
祐希「そーそー。千鶴が笑いながら謝ってるってことは、心の底からしっかりと謝っている証拠なのですよ。」
要「いや意味わかんねぇから!」
春「まぁ、いいじゃないですか。要くんも許してあげてください。」
祐希「と、いうわけでぇ・・・早速お菓子など食べちゃいましょー。」
悠太「そうだね。じゃあ要、コップ持ってきて。」
要「何でオレなんだよ!」
祐希「要ん家だから。持ってくるの嫌なら回し飲みでもする?」
要「いや・・・持ってくる。」
春「ボクも行きますよ。」
要「いいから、春は座ってろ。」
春「行きましょう。手伝います。」
要「・・・じゃあ・・・頼む。」
祐希「(全く。素直じゃないんだから。)」
《続く》
34
:
夢月
◆3gue1io61k
:2008/04/26(土) 22:57:11 HOST:p5074-ipad202fukuhanazo.fukushima.ocn.ne.jp
<続き>
ブツブツ言いながら要は春と一緒にコップを取りに行った。
千鶴「あのさ、要っちって素直じゃないよね。」
と、小声で言った。
悠太「何で小声なの?あーでも、それも要の優しさなんじゃない?」
千鶴「優しさ!?要っちにそんなものあったの!?はーつーみーみー。」
祐希「まぁ、いいじゃないですか。一応要も人間ですから。」
千鶴「でも、要っちってー『人間かぁ?』ってときあるよねぇ。」
悠太「えっ?そんなときあったっけ・・・?」
千鶴「あるよー。テストで90点以上とったときとかー。」
祐希「それは千鶴が勉強できないのが悪いんじゃん。」
―ガチャ
悠太「要、春おかえり。」
要「あぁ。」
春「ただいまー。」
祐希「かーなーめぇー。千鶴がぁー・・・「わー!!!!ストーップ!!」
千鶴が大きな声を出してさえぎった。
要「うるせぇなぁ!大声出すんじゃねぇ!!」
祐希「千鶴さん。うるさいですよ。」
千鶴「ゆっきー。それ言っちゃダメー・・・!」
祐希「わかりましたよ。言いませんよ。」
要「何なんだぁ?」
悠太「要、忘れて。言ったこと全て忘れて。」
要「はぁ!?何がだよ。」
千鶴「はいはーい!!話題変えましょーう!!!」
《続く》
35
:
夢月
◆3gue1io61k
:2008/05/04(日) 11:27:20 HOST:p8052-ipad202fukuhanazo.fukushima.ocn.ne.jp
<続き>
悠太「話題変えるって言ったって、何があるの?」
祐希「そうだよー・・・。でさぁ要、千鶴がぁ・・・「ゆっきー!!あなたは何回同じ事言わせんの!!」
要「だからうっせぇんだよ!!だまれ馬鹿ザル!!」
と言いながら要は千鶴の頭をはたく。
千鶴「いったぁ・・・!ちょっとぉ!!何ですぐそうやってはたくの!」
要「お前がうっさいからだ!!」
春「ちょっとぉ・・・みんなー落ち着いてくださいよー・・・。」
悠太「はいはい、皆さんストーップ。迷惑でしょ。」
祐希「はーい。」
千鶴「すみませーん。」
要「ったく・・・。」
悠太の一声で静かになった3人。でも騒いでたのは千鶴だけ。
千鶴「そういえばさー、要っちって何でそんなに頭良いの?」
要「何だよいきなり!意味分かんねぇよ!」
春「確かに・・・。気になります。」
要「何だよ春まで!!てか、知らねぇよ!」
祐希「生徒会委員の要に知らないことは無いんじゃないの?」
要「うっせぇよ!!」
悠太「まぁまぁ、要も陰ながら頑張っているんですよ・・・。きっと・・・。」
千鶴「そうなのか!陰ながら頑張るしかないのかぁ!!」
うんうんとうなずきながら納得する千鶴。
悠太「と、いうことで皆さん帰りましょう。こんな時間ですし。」
春「そうですね・・・ってえぇー!!まだ来て1時間しか経ってませんよ!?」
悠太「すっかり忘れてたんだけど、春・・・オレ達のクラスさー、明日までに数学と国語と英語のプリント提出じゃなかったっけ?」
春「あっ!!忘れてましたぁ・・・。どうしよー・・・ボクまだやってないのにぃー・・・。」
祐希「じゃあさ、プリント取りに行ってきたら?それに、要せんせーもいるし。」
要「誰が先生だ!!・・・ったく・・・しょうがねぇなぁ、さっさと取って来い!」
悠太「じゃあ、行ってきまーす。せんせー。」
要「だから先生じゃねぇよ!!」
祐希「いってらっしゃーい。」
《終わり》
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
とりあえず、グダグダで終わりました。
次回からはタイトルを入れて、「(かぎかっこ)の前にキャラの名前をかくのをやめたいと思います。
36
:
SARA
:2008/05/04(日) 15:14:25 HOST:softbank219040039042.bbtec.net
私も「僕と君」大好きです!!
頑張ってください!
37
:
緋の眼をもつ鎖使い
:2008/05/05(月) 12:34:24 HOST:wb52proxy09.ezweb.ne.jp
小説面白いです(*^^*)
これからも頑張って下さい(o・v・o)
38
:
夢月
◆3gue1io61k
:2008/05/05(月) 17:10:54 HOST:p8138-ipad06fukuhanazo.fukushima.ocn.ne.jp
【SARAさん】
ありがとうございます!
久しぶりのコメントだったのでとても嬉しかったです。
たまに読んでいただけると嬉しいです。
【緋の眼をもつ鎖使いさん】
コメントありがとうございます!
コメント通り頑張ります!
39
:
夢月
◆3gue1io61k
:2008/05/06(火) 12:14:36 HOST:p7024-ipad08fukuhanazo.fukushima.ocn.ne.jp
○●8月な5月●○
「暑くない?何でこんな暑いわけ?」
下敷きでパタパタあおぎながら『暑い、暑い』連呼している千鶴。
「窓側の席ってさぁ・・・風が入ってくると涼しいけど・・・風が入ってこないとただ暑いだけだよね。」
「てか、5月なのに真夏に近い温度ってもはや地球の進化だよね。」
「進化じゃねぇだろ。」
自分の席で伏せながら愚痴を言う祐希。祐希のクラスに遊びに来た悠太に、悠太の発言に突っ込む要。
「あれ?ゆうたん、春ちゃんはどうしたの?」
「春は先生に呼ばれてた。」
「何をやらかしちゃったんだぁ?春ちゃんは。」
「呼び出されたというより手伝い・・・?かな。」
ずっと黙っていた祐希が悠太のほうを見て言った。
「あー悠太、もうそろそろ戻ったほうがいんじゃない?休み時間終了2分前。」
「ホント?じゃあ戻るね。また来るよ。」
「春も一緒にね。」
「じゃっ。」
と、言いながら悠太は走っていった。
「あ、春。」
「悠太くん。どこにいたんですか?捜しましたよ。」
「言ってなかったっけ?祐希達のクラスにいたの。次の休み時間も行くから春も一緒にって。」
「はい。」
と、笑顔で春は言った。
「そろそろ席に着こう。チャイム鳴るね。」
と、言ったと同時にチャイムが鳴った。
「休み時間が待ち遠しいですね。」
「うん。そうだね。」
そう言いながら2人は席に着いた。
《続く》
40
:
夢月
◆3gue1io61k
:2008/05/10(土) 15:58:28 HOST:p6034-ipad203fukuhanazo.fukushima.ocn.ne.jp
<続き>
――キーンコーンカーンコーン
授業終了のチャイムが鳴り終わって数十秒後に悠太は春をつれて祐希達のクラスに向かった。
「祐希くん達はまだ授業が終わってないみたいですね。」
「もうそろそろ終わるでしょ。」
「そうですよね。」
授業が終わったのは、休み時間終了5分前だった。
「ったくさぁー・・・せっかくの休み時間があと残り5分だよ!?休み時間を返せぇ!」
授業が延長した文句をグチグチ言っている千鶴。
「まぁ、たまにはいーんじゃねぇの?頭も良くなるかもな馬鹿ザル。」
「いや、授業が延びても頭は良くならないでしょ。」
痛いとこをつく悠太。
「千鶴がしょーもないこと喋ってるからあと3分しかなくなったでしょ。」
「いいじゃないですか。次の授業が終わったらお昼なんですから。」
「う〜ん・・・お昼までの時間が長いよねぇ〜。」
「えっ、そう?オレは短く感じるけど・・・。」
「ゆっきーは寝てるからでしょ!真面目に勉強してるオレはすごく長く感じるの!」
「お前・・・真面目に勉強してねぇだろ。」
要は呆れた顔で千鶴のことを見ている。
「あっ・・・あのー・・・ボク達戻りますね。」
「あっ、あぁ。悪いな。」
「だいじょぶ。じゃあ、またお昼、屋上で。」
休み時間終了30秒前になった。
「わかった。じゃーな。」
「バイバイ。ゆうたん、春ちゃん。」
「またねー。」
悠太と春は急いで教室に戻っていった。
《続く》
41
:
夢月
◆3gue1io61k
:2008/05/24(土) 11:36:54 HOST:p2004-ipad06fukuhanazo.fukushima.ocn.ne.jp
――キーンコーンカーンコーン
「あー・・・。腹減ったぁー・・・。」
「千鶴、これでも食べてたら?おいしいかもよ?」
祐希が千鶴に消しゴムを渡した。
「わぁ!とってもおいしそう☆・・・って食えるかぁぁぁ!!」
千鶴がノリ突っ込みをした。
「千鶴さん、しーっ。授業始まってるんだから迷惑でしょ。」
「先生が来てないんだから大丈夫、大丈夫。」
――シーン・・・・・・。
一気に教室が静かになった。
「・・・橘・・・。」
「せっ・・・先生・・・!」
一気に血の気が引いた千鶴。
「授業が終わったら、職員室に来い。」
「・・・はっ・・・はい・・・。」
――キーンコーンカーンコーン
「千鶴いってらっしゃーい。」
「いってきまぁす・・・。」
「自業自得だ馬鹿ザル。」
トボトボ職員室に向かった千鶴。
「あれ?千鶴どうしたの?」
廊下で悠太と春とすれ違った。
「まぁいろいろあって職員室へ・・・。」
「何をしたんですか!?」
「ゆっきーに聞いてください・・・。」
「じゃあ、頑張ってください。」
またトボトボと職員室へ向かった。
《続く》
42
:
夢月
◆3gue1io61k
:2008/06/01(日) 11:31:41 HOST:p5080-ipad205fukuhanazo.fukushima.ocn.ne.jp
「あっ、祐希、要。千鶴が職員室に行ってたけど何したの?」
ちょうど教室から出てきた祐希と要。
「はぁ・・・。話すと長いから弁当食べながら話すよ。」
「早く行きましょうよ。気になります!」
「まぁ、そう急かすなって。すぐ話し終わんだから。」
「いやぁ、それにしても今日も暑いこと。」
「こんなに暑いのに衣替えってまだなの?委員長。」
「あぁ、そういや、もうそろそろだったと思うぞ。」
「「生徒会委員のくせに不適格な発言ですね。」」
要の発言に対し、突っ込む双子。しかも、ハモる。流石双子。
「うるせぇよ。ハモるな双子。てか、さっさと話したらどうだ?」
「そうでした。さてと、それでは話しますか。実は・・・かくかくしかじか・・・なワケですよ。」
お決まりの言葉で説明した祐希。
「へぇー。そうだったんだ。」
「えっ!?悠太くん分かったんですか!?」
「いいえ。全く分かりませんよ?場の流れ的にそうしたほうがいいかと思いまして・・・。」
空気の読める悠太は流石だ。
「略しちゃいけねぇとこしっかり略してどうすんだよ!」
「あぁ、そうでした。もう、めんどくさいから要が話しちゃって。」
弁当を食べることに集中した祐希。
「あー・・・あの馬鹿ザルは・・・――」
全てを話し終えた要。
「はぁ・・・。くだらないこと話したなー・・・。」
5分くらい話しただけなのに疲れきっている要。
「くだらなくないよ。千鶴の勇姿だよ。」
「その姿がくだらねぇんだよ。」
「いやぁでも、素晴らしいね。危険を顧みず、突き進むなんて。」
「もう、むしろ危険にすら気付いてなかったから。」
的確に突っ込む要。流石だ。
「それにしても千鶴くん遅いですねぇ。どうしたんでしょうか。」
「心配しすぎだよ。てか、まだ20分しか経ってないから。」
「そうだよ。あんまり心配しすぎると千鶴みたいになっちゃう・・・「ただいまぁ〜・・・。」
ちょうどいいタイミングで屋上に来た千鶴。
「噂をすればなんとやら・・・。」
小声で祐希が呟いた。
「大丈夫ですか?すごい疲れきってますよ?」
「まぁったくさぁー・・・。あの先生話長すぎ。もう、腹へって死にそう・・・。」
「お疲れ様です。お弁当食べたらどうです?」
誰もが思っただろう・・・。そんなに腹が減っているのなら、さっさと食べればよい・・・と・・・。
「そうだね、春ちゃん。でも、やるべきことがあるんだよ・・・。」
「やるべきことって・・・?」
「皆さん!聞いてくださ・・・「「はいストーップ」」
「何するの!ゆうたんにゆっきー!!」
「千鶴どうせグチるんでしょ?長くなるじゃん。」
「いいじゃん!グチったっていいじゃん!!」
「「それではまた次回お会いしましょう。さよならー。」」
テレビ番組の終わり方をした双子。
「ちょっと待ってぇぇぇぇ!!」
《続く》
43
:
夢月
◆3gue1io61k
:2008/06/08(日) 13:05:37 HOST:p7108-ipad05fukuhanazo.fukushima.ocn.ne.jp
「へぇー。そりゃ、大変だね。」
「あれ?オレがグチったとこ、略してない?」
「してないよ。オレらが略したりするワケないじゃん。」
とぼける悠太。普通に信じる千鶴。流石、馬鹿ザルだ。
「それでさぁ・・・。あの先生さぁ・・・――」
――5分後
「「「・・・・・・。」」」
誰もが静まる。
「千鶴。早くお昼食べないと授業始まるよ。」
何故、みんなが黙ったのか。それは、昼休み終了のチャイムが鳴ったのだ。
「え゛!?もうそんな時間なの!?オレ、お昼食べてないのにぃ〜!!」
「祐希。オレ先に教室戻ってっから。」
「抜け駆けずるくない?」
要の足をつかむ祐希。何としてでも、要を行かせない気だ。
「春。先に戻ってていいよ。」
「えっ?いいんですか?」
「いいから。千鶴のことは任せて。」
「じゃあ、はい。先に失礼します。」
「お前は、悠太みたいな優しさは無いのか!」
無駄に怒る要。流石達人。
「優しさは悠太に取られたから無い。」
「要はさておき、千鶴、食べ終わった?」
「あと5分。」
「5分後は、授業始まってるよ。てか、もう始まる。」
「あぁ!?じゃあ、オレは教室戻るからな!!」
マッハ並みの速さで走っていった。
――キーンコーンカーンコーン
「「あっ」」
《続く》
44
:
夢月
◆3gue1io61k
:2008/06/21(土) 12:26:51 HOST:p2118-ipad08fukuhanazo.fukushima.ocn.ne.jp
「・・・ゆっきー・・・ゆうたん・・・。授業、始まったよ・・・?」
「どうしようね。」
「このままサボっちゃう?そこは悠太に任せるよ。」
「じゃあ、サボるということで。」
そう言って、双子はゴロゴロし始めた。
「えっ、いいの?サボっちゃって・・・。」
「大丈夫、大丈夫。言い訳は考えてありますから。」
(※良い子はサボっちゃいけません)
――数分前の春
「松岡、浅羽はどうした。」
「ゆっ・・・悠太く・・・浅羽さんは・・・えーっとー・・・具合が悪くなって・・・。」
「そうか。じゃあ、授業を始めるぞ。」
「(よかったぁ〜・・・。)」
――春と同じく数分前の要
「塚原、浅羽と橘はどうしたんだ?」
「あー・・・あの2人は、『腹痛い』って言ってました。そのあとは分かりません。」
「そうかー。まぁ、大丈夫だろ。それじゃあ、授業始めるぞー。」
「(ったくー。あいつらぜってーサボりだな。)」
「いやぁ、今日は本当に暑いんだけど。」
「ちょっと今は5月って気がしないよね。もう、プール入れるんじゃない?」
「あぢー。かなりあぢー・・・。」
「暑いって連呼してるとかなり暑さが増すよ?てか、やっぱり暑いよね。」
「ゆっきーも言ってるじゃん。てか、ゆっきー・・・。あなた長袖だもん暑いじゃん。まくったら?」
確かに・・・。長袖なのに暑いと言ってるのはおかしい。
「だって・・・まくるの面倒なんだもん。」
「面倒って・・・。」
「まだ授業終わんないの?かなり時間経ったよね。」
「あと20分くらい。」
「サボれるのはよかったけど、かなり暑いから寝るに寝れないんだけど。」
授業中でも寝る祐希はここでも寝ようとしていたらしい。でも、祐希ならこの暑さでも寝れるような気がする。
「やっぱり暑いよね。5月なのに8月並の暑さだよ。」
「この暑さはきついものがあるよ。ね、千鶴。」
「祐希、千鶴寝てるよ。」
「だから一言も喋らなかったのか。」
――キーンコーンカーンコーン
「あっ、チャイム鳴った。千鶴はこのままおいとこ。」
「そうだね。起こしちゃ悪いし。」
「お前ら結局サボりかよ。」
「呆れたように言わないでください。逃げ戻った要くん。」
「るっせーよ!!それに呆れてんだよ!!」
「あっ、春だ。」
「ゆっ・・・悠太くん・・・。」
春が急いで来たようだ。
「あっ、春。先生にちゃんと言ってくれた?」
「言いましたよ。先生が深く聞いてこなかったからよかったんですが。」
「ありがとね、春。」
「それでは皆さん。教室に戻りましょうか。」
そう言いながら、ドアを出る祐希。
「千鶴はいいの?このままで。」
「いいの、いいの。寝かせてあげて。」
「そうだ。寝かせとけ。でっかくなるかもな。」
「起こしてあげましょうよ。」
「春は心配しすぎ。大丈夫だって。」
「えっ・・・でもー・・・。」
「はいじゃあ、行きますよー。」
そのあと、千鶴は放課後まで起きませんでした。
《終わり》
45
:
夢月
◆3gue1io61k
:2008/06/22(日) 21:35:05 HOST:p1130-ipad201fukuhanazo.fukushima.ocn.ne.jp
おまけ(「8月な5月」の)
【放課後の祐希・要・千鶴のクラスにて】
「ちょっとっ!!なーんで起こしてくれないの!!?ひどくない?みんな、ひどくない?」
起こしてくれなかったことを、かなり怒っている千鶴。
「うっせーよ。お前が寝んのが悪いんだよ。」
「それでもさー、起こしてよ。起こしてくれれば起きるのに!」
「起こしたよ。何回も。」
「でも、千鶴が気持ち良さそうに寝てたから、起こすのは悪いと思って起こさなかったんだよ。」
確実に嘘をついている悠太と祐希。起こしてもいなければ起こすのを悪いとも思っていない。
「すっ・・・すいません。もう少し頑張って起こせばよかったんですけど・・・。」
「まぁ、いいってことよ。」
「「先生に怒られなかったしね。」」
見事に双子がハモった。
「いいんだ。全て要っちが悪いんだー!」
「はぁ!?馬鹿なこと言ってんな!」
「だから要っち、何かおごってねー。」
「ふざけんな!!お前が悪いのに何でおごんなきゃなんねぇんだよ!!」
「「オレ達の分もよろしくねー。」」
「誰がお前らの分も「さぁーて、行きましょー。」
要の最後の言葉を遮って教室を出て行った千鶴と双子。
「ボクもお金出しますよ。・・・あっ!!」
「うわぁ!何だよいきなり!」
「ボク、財布家においてきちゃいました・・・。すいません。」
「別にお前に頼む気は無かったよ。はぁ・・・しょうがない、行くか。」
「はい!」
《おまけ終わり》
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「8月な5月」終わりました。
本編も、おまけも意味が分かりませんね;
自分でもよく分かりません。
『お前は何をしたいんだ!!』みたいな感じですね。
読んでくださった方、ありがとうございます。
46
:
夢月
◆3gue1io61k
:2008/07/05(土) 14:04:41 HOST:p2164-ipad03fukuhanazo.fukushima.ocn.ne.jp
○●あの子の隣で●○
「夏と言ったら〜?」
「「海だー!!」」
「皆さんお静かに。」
はしゃぐ方々をなだめる悠太。『方々』と言っても千鶴、春、茉咲の3人だけだ。
夏休みでいつもの5人+α(茉咲)で海に来ている。
「メリーは水着、ちゃんと持ってきたか〜?」
前も書いたとおり、メリーとは茉咲のことである。
「うるさいわね!あんたには関係ないでしょ!!」
「何だt「「まぁまぁまぁまぁ。」」
すかさず双子が仲裁に入る。
「千鶴さん、そこは察してあげないと。」
小声で話す祐希。
「おい・・・お前ら・・・。・・・ちゃんと荷物持てよ!!」
要は、かなりイラついているご様子で・・・。
「あっ!すみません。要くんに持たせちゃって。」
「ごめんねー、要っち。」
「要、来んの遅いよ。」
「悪かったな。どっかの誰かさん達が自分の荷物をちゃんと持ってったら遅くはなんなかったよ。」
「みんな、海!海で遊びましょうよ!」
春もいつもよりハイテンションだ。
「じゃあ、着替えなきゃね。」
「それじゃあ、皆さん。着替え終わったら、ここに集合ということで。」
《続く》
47
:
夢月
◆3gue1io61k
:2008/07/20(日) 22:45:26 HOST:p2238-ipad205fukuhanazo.fukushima.ocn.ne.jp
「全く。メリー遅いなー。これだから女子は・・・。」
女子に失礼ですから。千鶴くん。
「まぁまぁ、千鶴くん。女の子はいろいろあるんですから。」
よく分かってらっしゃる、春ちゃん。
「「そうですよ。あんまり急かすと彼女できませんよ。」」
双子が見事にハモる。今日もキレイなハモりだ。
「はっ。子ザルには彼女は絶対できねぇよ。最早、声かけられることも無いだろ・・・。」
「要さん・・・ちょっとあれ見てみてくださいよ・・・。」
「ねぇねぇ、君ハーフ?可愛いね♪」
千鶴がお姉さん達にナンパされていた。
「お姉さん達と一緒に来ない?」
「少しくらいいいでしょ〜?」
「うははははは!!いいですよぉ〜お姉さま方!!行きましょ、行きましょ!!」
「・・・おい・・・。どんな奇跡が起きたらあぁなるんだよ・・・。」
「まぁ、女ってよく分かりませんから・・・。」
「お前に女の何がわかんだよ・・・。」
要にも分からないだろ。
「茉咲ちゃん遅いですね。」
その頃、茉咲はまだ来なかった。
「大丈夫だよ。そのうち来るって。春は心配しすぎ。」
「そうですか?でも、茉咲ちゃんに何かあったら・・・。」
「悠太の言うとおり大丈夫だって。女の子にはいろいろあるんでしょ?」
「・・・・・・。うーん・・・そう・・・ですね。大丈夫ですよね。」
「(はぁ・・・どうしよう・・・。こんなに時間経っちゃった・・・。春ちゃん待ってるんだろうな。)」
その頃、茉咲はまだ更衣室にいた。
「(えぇい!!ここにいても仕方ない!女は度胸よ!!)」
茉咲は更衣室を出て行った。
「ねぇ、そこの君。1人?」
「俺たちと遊ばね?」
「えっ・・・?」
《続く》
48
:
GGHUYTGFRDESW
:2008/07/29(火) 17:01:47 HOST:p2058-ipbf406sasajima.aichi.ocn.ne.jp
続き気になる
49
:
らおう
:2008/11/03(月) 16:07:20 HOST:p1187-ipbf310sasajima.aichi.ocn.ne.jp
続き続き続き続き続き続き早く早く早く早く早く早く早く早く早く
50
:
名無しさん
:2009/08/19(水) 10:54:38 HOST:softbank220000114047.bbtec.net
続きがみたい
早く早く早く早く早く早く早く
51
:
凛
:2010/09/02(木) 17:45:53 HOST:KD124209127047.ppp-bb.dion.ne.jp
セリフだけでなく、情景描写や表情描写、心情描写などを増やしていくと
もっといい小説になると思いますよ。
私も小説を書き始めた頃は頭の中の展開を文字にすることばかりで
どうしてもセリフが多くなってしまいがちでしたが、
それでは中々展開や状況に読者がついていけません。
スポットライトを登場人物だけじゃなくその周りにまで当てるような感覚で
書いていくといいのではないかと思います。
頑張ってくださいね。
52
:
鈴木美穂
:2010/09/05(日) 21:17:42 HOST:p4021-ipbf2904marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp
初めましてぇ。中学一年生の鈴木美穂でぇす。
今Hしてくれる人募集中でぇ、なりたいって思ったら電話してねぇ。
年齢制限は特にないから誰でもOKだよぉ〜
わらわーあたなやーはららか
↑でぇす。
携帯で打ったらすぐわかるよぉ
それでは連絡まってまぁす♪
メアドも教えちゃおっかなぁ〜
kuro-ba-myt.391
この後には@が続いていてぇドコモの会社のものを入れてくれればすぐに届くよぉ
住所は、東京都東小岩1の24の7の106号室
学校:小岩第二中学校
クラス:1年2組
よろしくねぇ♪
53
:
名無しさん
:2010/09/19(日) 02:45:44 HOST:KD124209127047.ppp-bb.dion.ne.jp
どこの誰か知りませんしあなたが本人かどうかも知りませんがくだらない。
警察はコメントを誰が書き込んだか分かるってこと、知っていますか?
子供でも逮捕・補導はされます。不利になるのは自分です。
やめた方がいいですよ。
あとはここの管理人さんがこの悪質な書き込みに早く気付いて
消すなりなんなりして下さることを願うばかりですが
それもなかなか難しそうですね・・・・・・。
54
:
藤崎
:2010/10/03(日) 23:16:20 HOST:59-190-122-127f1.shg1.eonet.ne.jp
馬鹿女のせいでせっかく楽しく読んでたのにすごく不愉快になった。
そういうのは場所を考えて行動しろよ。
55
:
ひな
:2011/10/10(月) 19:22:08 HOST:110-132-134-246.rev.home.ne.jp
おー!小説はとぉぉぉーっても面白い!
でも、ちょっとオカシな荒らしさんがいるようですな〜
せっかく和んでたのに・・・台無しですよぉ!!!
56
:
梅
:2012/01/05(木) 01:06:22 HOST:p2166-ipbf903sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
夢月さんが放置状態なので続きは私が書かせて戴きます。
描写等変わりますがご理解下さい。
いきなり数人の男達が茉咲に近寄ってきた。
茉咲は強い口調で冷たく接するが逆に男達を興奮させる
「ヒュー強気な処も興味をそそるね」
男達は引く所か逆に茉咲にどんどん攻める。
「ちょっなにすんのよ!」
いきなり茉咲の腕を掴み始めた。その手はとても冷たく感じ
今までに無いくらい怖かった。
目に水滴が今にもこぼれそうだ
闇から必死に逃げるかのように男達の手を振りほどこうとするが
力強い男の力には強気な茉咲には到底叶わなかった。
今にもこぼれそうな涙が一滴地面に落ちたとき
急に茉咲の手を温かい何かが包んだ。
「メリー?こんな処でなにしてんの?」
茉咲の手を握ったのは麦藁帽子の色をした千鶴だった。
「もしかしてナンパされたとか?」
「ちっ違うわよ!ちょっとあそぼって聞かれただけよ。」
強い口調で言い返した茉咲だが手は放さなかった。
「あーこいつ身長低いし暴力振るうし胸ないから。お兄さん達選ぶ女間違えたね。」
「なっなんでそこまで言われなくちゃいけないのよ!」
また強い言い方をするがなんだかいつもと違った感じがする。
続く。
57
:
モナカ
:2012/01/06(金) 20:05:41 HOST:p1202-ipbf301kokuryo.gunma.ocn.ne.jp
君と僕。の小説 すごくおもしろかったです!
58
:
モナカ
:2012/01/06(金) 20:21:30 HOST:p1202-ipbf301kokuryo.gunma.ocn.ne.jp
「(かぎかっこ)の前にキャラの名前をかいてもらえるとうれしいです!
できたらでいいんですよ! できたらで・・・
59
:
モナカ
:2012/01/06(金) 20:41:34 HOST:p1202-ipbf301kokuryo.gunma.ocn.ne.jp
続きがきになります!
60
:
モナカ
:2012/01/06(金) 20:42:41 HOST:p1202-ipbf301kokuryo.gunma.ocn.ne.jp
続きがきになります!
61
:
モナカ
:2012/01/06(金) 20:43:07 HOST:p1202-ipbf301kokuryo.gunma.ocn.ne.jp
続きがきになります!
62
:
モナカ
:2012/01/06(金) 20:48:20 HOST:p1202-ipbf301kokuryo.gunma.ocn.ne.jp
梅さん
続きがきになります!
63
:
梅
:2012/01/07(土) 00:34:35 HOST:p2166-ipbf903sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
「なっなんで来たのよ。」
下を俯き頬を紅色に輝かせ口を和らげて言った
言葉は何故か千鶴の心に大きく響いた。
「なっなんでって・・・」
「おい!俺ら無視して話すすめんなよ。ってか小さいねー中学生かな?」
「あー俺中学生っす。んでこいつは俺の妹。流石に小学生に手だしちゃまずいっしょ。」
男達は舌打ちをしながら姿を消した。
千鶴は誇らしげにグッジョブマークをしようとした瞬間茉咲に
頭を叩かれた。
「いってー何だよせっかく助けにきてやったっていうのに。」
「誰が小学生よ!」
「あれはノリだよ。あーする以外方法なかったじゃねえかよ。」
「誰も助けにきてなんて言ってないわよ!」
茉咲が歩き始めた。
「おっおい。何処いくんだよ!」
「春ちゃん達の処に戻るのよ。」
歩き始める茉咲の足が止まった。
海は太陽が照らされ輝いている。
千鶴の目には茉咲の背中姿は輝く海より眩しく映った。
真夏の太陽に照らされ汗をかく茉咲が口を走らせた。
「ど・・・どうせ同じ処に行くんだから、いっしょにい・・こ。」
俺の夏はまだ過ぎそうもない。
64
:
さくらもち、
:2012/01/08(日) 10:56:46 HOST:i114-187-239-205.s41.a043.ap.plala.or.jp
すごく面白いですっ! 続きがはやく読みたい!!!!
65
:
梅
:2012/01/08(日) 19:40:05 HOST:p2166-ipbf903sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
コメントして下さる方有り難う御座います。
なんか勝手にちづメリになってしまいました・・・。
不快に感じた方々に申し訳無いです。
次の話も楽しんで貰えれば光栄です。
66
:
梅
:2012/01/08(日) 20:07:21 HOST:p2166-ipbf903sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
夏の日差しは妙に冷たく感じる。
「恋かぁ・・・」
窓側の席に座る千鶴が奉ずえをつきながら呟いた。
「ちーづるくんどーしたの」
千鶴の肩に顎を乗せて言ったのは何時も一緒にいるメンバーの一人浅羽祐希。
「愛しのメリーさんのこと?」
「ち、ちちちげえよ!!ってなんでそれ・・・」
「あら。ちづるさん顔真っ赤。」
顔を真っ赤にして今日は妙に暑いねぇとごまかす。
でも本当は暑くなんかない。心のどっかが冷たい。
何だろうこの気持ち。何だかもどかしい。
続く。
67
:
桜嘉
:2012/01/09(月) 19:46:14 HOST:proxybg033.docomo.ne.jp
初めまして。
うちも「君と僕。」大好きです!
これからも頑張ってくださいね!
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