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君と僕。 オリジナル小説

43夢月 ◆3gue1io61k:2008/06/08(日) 13:05:37 HOST:p7108-ipad05fukuhanazo.fukushima.ocn.ne.jp
 「へぇー。そりゃ、大変だね。」
 「あれ?オレがグチったとこ、略してない?」
 「してないよ。オレらが略したりするワケないじゃん。」
とぼける悠太。普通に信じる千鶴。流石、馬鹿ザルだ。
 「それでさぁ・・・。あの先生さぁ・・・――」

――5分後
 
 「「「・・・・・・。」」」
誰もが静まる。
 「千鶴。早くお昼食べないと授業始まるよ。」
何故、みんなが黙ったのか。それは、昼休み終了のチャイムが鳴ったのだ。
 「え゛!?もうそんな時間なの!?オレ、お昼食べてないのにぃ〜!!」
 「祐希。オレ先に教室戻ってっから。」
 「抜け駆けずるくない?」
要の足をつかむ祐希。何としてでも、要を行かせない気だ。
 「春。先に戻ってていいよ。」
 「えっ?いいんですか?」
 「いいから。千鶴のことは任せて。」
 「じゃあ、はい。先に失礼します。」
 「お前は、悠太みたいな優しさは無いのか!」
無駄に怒る要。流石達人。
 「優しさは悠太に取られたから無い。」
 「要はさておき、千鶴、食べ終わった?」
 「あと5分。」
 「5分後は、授業始まってるよ。てか、もう始まる。」
 「あぁ!?じゃあ、オレは教室戻るからな!!」
マッハ並みの速さで走っていった。

――キーンコーンカーンコーン

 「「あっ」」

  《続く》


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