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君と僕。 オリジナル小説
40
:
夢月
◆3gue1io61k
:2008/05/10(土) 15:58:28 HOST:p6034-ipad203fukuhanazo.fukushima.ocn.ne.jp
<続き>
――キーンコーンカーンコーン
授業終了のチャイムが鳴り終わって数十秒後に悠太は春をつれて祐希達のクラスに向かった。
「祐希くん達はまだ授業が終わってないみたいですね。」
「もうそろそろ終わるでしょ。」
「そうですよね。」
授業が終わったのは、休み時間終了5分前だった。
「ったくさぁー・・・せっかくの休み時間があと残り5分だよ!?休み時間を返せぇ!」
授業が延長した文句をグチグチ言っている千鶴。
「まぁ、たまにはいーんじゃねぇの?頭も良くなるかもな馬鹿ザル。」
「いや、授業が延びても頭は良くならないでしょ。」
痛いとこをつく悠太。
「千鶴がしょーもないこと喋ってるからあと3分しかなくなったでしょ。」
「いいじゃないですか。次の授業が終わったらお昼なんですから。」
「う〜ん・・・お昼までの時間が長いよねぇ〜。」
「えっ、そう?オレは短く感じるけど・・・。」
「ゆっきーは寝てるからでしょ!真面目に勉強してるオレはすごく長く感じるの!」
「お前・・・真面目に勉強してねぇだろ。」
要は呆れた顔で千鶴のことを見ている。
「あっ・・・あのー・・・ボク達戻りますね。」
「あっ、あぁ。悪いな。」
「だいじょぶ。じゃあ、またお昼、屋上で。」
休み時間終了30秒前になった。
「わかった。じゃーな。」
「バイバイ。ゆうたん、春ちゃん。」
「またねー。」
悠太と春は急いで教室に戻っていった。
《続く》
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