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任天堂キャラ+@でなりきり 〜パーティ会場跡のペンション〜

4チェックインテンプレ&メインキャスト紹介 ◆Br2tUbHd4M:2014/10/05(日) 16:38:08
チェックインテンプレート

名前:(チェックインするキャラの名前)
性別:
出典作品:(主にゆかりのある作品)
備考:(キャラの性格、一人称や二人称など)


ペンションメインキャスト

名前:ソルル・ブライトン
性別:男
出典作品:マリオパーティ6
担当:日中時間帯
備考:オーナー兼チェックアウト管理担当。ルルナと共に、このペンションを完成させた。
一人称は『オレ』。二人称は愛称で呼ぶ場合を除き、さん付けで通す。ちなみに訳あって敬語が苦手。
思った事がすぐ顔に出るが、持ち前の『明るさ』が取り柄の、太陽を司る男の子。
以前、思った事をそのまま口にして、事を思いっきり荒立ててしまい、バッシングを受けた事がある。
フルネームに当たるラストネームは米国版マリオパーティ6から採用。


名前:ルルナ・トワイラ
性別:女
出典作品:マリオパーティ6
担当:夜間時間帯
備考:オーナー兼チェックイン管理担当。ソルルと共に、このペンションを完成させた。
一人称は『あたし』。二人称で、初対面の方へはさん付けで、二回目以降は愛称で通す。
モンスター系に対しての二人称は、♂はくん付け、♀はちゃん付けで通す。
自らの『優しさ』が取り柄の、三日月を司る女の子。
かつては、ちょっとした事で涙脆くなる程の『硝子の心』の持ち主だったが、今までに起きた様々な出来事を経験し、遂にはちょっとやそっとじゃ挫ける事のない『鉄の心』を手に入れた。
フルネームに当たるラストネームは米国版マリオパーティ6から採用。

5日替わりサブキャスト紹介 ◆Br2tUbHd4M:2014/10/05(日) 16:39:25
サブキャストは日替わりで登場します。

名前:ドロシア・ソーサレス
性別:女
出典作品:タッチ! カービィ
担当:月・木
備考:『名も無き絵画』から召喚された女性。絵を実体化させる能力を宿す『魔法の絵筆』を使いこなす。
兎にも角にも美術を愛する、正に美術の匠。
かつては、カービィとは敵対関係にあったが、激しいバトルの末に改心。
ここでは『名も無き絵画』から呼び出された者の口調が、彼女の口調に影響を与えることになる。
かつてのパーティ会場時代では、ソルルが呼び出したが為に、ちょっぴりクールな印象を魅せた。
今回はルルナが急遽呼び出した為、彼女の影響をモロに受けている。
その為一人称は『あたし』、二人称は基本的に呼び捨てか愛称。
三人称は、三人以下は必ず順番に呼ぶが、四人以上は『あなた達』と呼ぶ。怒りの感情が高ぶっている時だけは『キサマラ』。
たまに可愛いものを見ると暴走する事も。常時ソーサレスだが、堪忍袋が破れた際にのみ、ソウルと化す。


名前:グリル
性別:女
出典作品:カービィのきらきらきっず in SFC
担当:火・金
備考:きらきらきっずの『おはなし』に於いて、ラスボスを務めた女の子。その実力は実際に対戦して確かめて欲しい。
一人称は『ボクちん』、ハイテンションになると『あたし』になることも。二人称は呼び捨て、もしくは『〜ちん』、おまえ。
見た目はボーイッシュだけど可愛らしいロリボイスが特徴。

名前:リボン
性別:女
出典作品:星のカービィ64
担当:水・土
備考:リップルスター出身の、妖精の女の子。
かつてリップルスターが危機に陥った際、カービィと共に戦い、見事勝利を収める。
それ以来、カービィに思いを寄せるようになったとか。
一人称は『わたし』、常に敬語。しかしカービィにだけは崩れ、更には自らの感情をもさらけ出す程のぞっこん振りが目立つ。
ちなみに一部ジュエリーに関しての知識はあるものの、まだまだ師匠程には程遠いらしい。

名前:ルビー
性別:女
出典作品:パネルでポン
担当:日曜日
備考:宝石の世界に住む、妖精の女の子。パネポンフェアリーズを代表してペンションを往来している。
宝石の世界に住んでいる事と、自らの天性なのか、宝石類や貴金属類に関する知識は一級品。
更には、一目見ただけで年代を割り出し、素材も分かってしまうという、『神の眼』にふさわしい宝石鑑定士。まさにジュエリー・スペシャリスト。
一人称は『わたし』、基本的に呼び捨て、もしくは愛称で呼ぶ。

6完成! 名も無きペンション ◆Br2tUbHd4M:2014/10/05(日) 16:42:01
〜注意:この内容は、各キャストを把握していただく為のものです〜

長い年月をかけて完成したペンション。そこにパーティ会場時代の、かつてのメンバーのうち6人が集まりました。

ソルル「長かった…… 本当に長かった。 遂にこの時が来たな」

マリオパーティ6より、チェックアウト管理担当のソルル・ブライトン。
ルルナと共に、このペンションを完成させた。

ルルナ「うん。あれから一年と7ヶ月、またみんなと逢えるとは思いもしなかったわ」

マリオパーティ6より、チェックイン管理担当のルルナ・トワイラ。
ソルルと共に、このペンションを完成させた。

ドロシア「今度はここが新たな出発点になるわけね。楽しみ!」

タッチ!カービィより、絵を実体化させる能力を宿す『魔法の絵筆』の使い手、ドロシア・ソーサレス。
今回のペンション完成に向けてルルナが急遽絵画から呼び出した。

グリル「それにしても師匠、随分と変わっちゃったね……」

カービィのきらきらきっずより、SFC版の『おはなし』に於いてラスボスを務めた女の子、グリル。
彼女もまた、今回のペンション完成に向けてドロシア共々ルルナから呼び出された。

ドロシア「全くもう…… だから師匠って呼ばないでって何回言わせたら気が済むのよ?」
リボン「あらら…… ドロシアさん、ちょっぴり呆れ顔みたいですね」

星のカービィ64より、リップルスター出身の妖精、リボン。
彼女もまた、ペンション完成に向けて2人から呼び出され、急遽リップルスターから駆けつけた。

ルビー「まあ、みんな驚くわ。何せ1年半振りにドロシアを呼び出したのがルルナだったからね。
わたしも驚いちゃった。リップ達に伝えたら何て言うかな……」

パネポンことパネルでポンより、宝石の妖精ルビー。
同じく彼女も呼び出され、パネポン界の妖精を代表して急遽駆けつけた。

ソルル「10部屋20人は予定しているな。下手するとブックフルで泊まれないという事態になりかねないが……」
ルビー「もし予約が取れないなんで事になったら、逆に大チャンスだったりするかもね」
ルルナ「ルビー、それ余計なお世話」
リボン「何はともあれ、客室から厨房まで、全ての準備は整っていますか?」
ソルル「その辺については心配無用だ。まあ、後は気軽にやっていけばいいさ」
ドロシア「まあ、ちょっと頼りないかもしれないけど。ソルル、ルルナ、リボンちゃん、グリル、ルビー、これからまたよろしくね」
ソルル「こちらこそ!」 ルルナ「よろしくね!」 リボン「よろしくお願いします」 グリル「もちろん!」 ルビー「はいっ!」

こうして、ペンションの大まかなチェックが済みました。
かつての主催ソルルとルルナ、メンバーだったドロシア、リボンちゃん、グリル、ルビーはペンションオープンの準備に勤しみます。

〜なりきり開始までお待ちください〜

7とある名も無きペンションの珍騒動、そしてオープンへ…… ◆Br2tUbHd4M:2014/10/05(日) 16:45:47
オープン前のチェックには、部屋の状態を確認するのもひとつの仕事のようですが……

ソルル「よし、ベッドはこれでいいかな……」
ルルナ「ちょっとソルル! どう言うことなのっ!?」
ソルル「ん? どうしたルルナ?」
ルルナ「どうしたもこうしたもないわよっ!! あんた、あたしの大事な友達泣かしたでしょ?」

時には壮絶な大ゲンカになることもあるようです。そこで活躍するのは……

ドロシア「まさかこれがキッチンのこけら落としになるなんて……」
ルビー「グッド・ガストロノミー! アーレ・キュイジーヌ!」
開始のブザー【パアアアァァァァァァーーーーーーン】
リボン「さあ始まりました! 30分の一品対決が、今幕を開けました!」

まさにここぞとばかりに活躍したダイニング兼キッチン。料理対決をすることも出来ます。

ルビー「勝者……… 和の料理人ルルナ・トワイラ!」
ルルナ「やった! 勝ったわっ!!」 ソルル「負けたかー…… まあ、仕方ないか」
リボン「勝ったのは和の料理人ルルナ・トワイラです!」
グリル「得点は、審査員ドロシア、20対18ルルナ、審査員リボン、20対17.5ルルナ、
審査員グリル、20対19ルルナ、審査員ルビー、20対15ルルナ。5対0、5対0でルルナの勝利」

とまあ、こんな感じで最終準備も整い、遂に迎えたオープンの時間……

ドロシア「5秒前…… 3…… 2…… 1…… 解錠!」

ソルル&ルルナ&ドロシアリボン&&グリル&ルビー『いらっしゃいませっ!!』

遂にオープンの時を迎えた名もなきペンション。ここから、名もなき日常が始まります……

【なりきりスタート! 参加者募集中!】

8マルスとゆかいな新入り ◆XurcqHekx.:2014/10/05(日) 21:49:10
名前:マルス・ローウェル
性別:男
出典作品:ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣、紋章の謎、新・暗黒竜と光の剣、新・紋章の謎、覚醒、大乱闘スマッシュブラザーズDX、X、for 3DS、for WiiU
備考:基本的に平和、温厚。ただし同盟国の裏切りで父を失い、故郷落城で母を失い、姉を2度に渡って連れ去られ、
    闇のオーブのせいとはいえど仲間にまで裏切られるという悲劇の連続で少し歪んでしまったところもあるようだ。
    一人称は『ぼく』ニ人称は『貴方』『君』『お前』『貴様』など。
    今回はアカネイア大陸全土を統べる身として公務を行いながらここに滞在することに決めた。

マルス「……ふぅ、これで荷物は全部……かな?
     それにしてもジュリアンもリカードも遅い……本当に知らせは届いたのだろうか」
    「届きはしたんですがね、マルス様。それはそうと、紋章の印忘れてますよ」
マルス「……え? うわ、しまった! ぼくとしたことが……すまない、ありがとう! 
     …………
     誰だお前は!(ぎんのつるぎを引き抜いて向ける)」
クリス「俺ですよ俺! クリスです!」

名前:クリス
性別:男
出典作品:ファイアーエムブレム 新・紋章の謎
備考:新・紋章の謎の通称『マイユニット』。孤児。兵種は傭兵と思いきや魔道士である。デフォルトじゃない。
    元アリティア騎士のじっちゃんに拾われ手解きを受け、アリティア軍に入隊した。
    一人称は『俺』、ニ人称は『貴方』『君』『お前』『貴様』などなど。
    新・紋章のネタは切ろうと心に決めていたマルスの逆鱗に触れる秒読み開始。

9マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/10/05(日) 21:50:17
マルス「(紋章が刻印された指輪を奪い取り)あのね! 君は馬鹿か!? 新・紋章は無意味にオールキャストで矛盾が生じるから全部忘れようとした矢先にどうして君が出てくるんだ!」
クリス「しかし……ジュリアン殿もリカードも来られないと聞きまして」
マルス「……そうか……すまない、神経質になりすぎていたかもしれない。それで? どうして彼らが来られないんだい?」
クリス「はっ。リカードはグルニア城に盗みに入り、ユベロ王子、ユミナ王女に嬉々として追いかけ回され牢にぶち込まれたそうです」
マルス「彼らは敵に回しちゃ駄目だろ……。ジュリアンは?」
クリス「ジュリアン殿は……

    シスター・レナと結婚式を挙げました」
マルス「え、意味が分からない。どういうこと? いつ?」
クリス「割と前です。ですからしばらく2人+αの新婚生活を平和に送らせてほしいと」
マルス「ぼくに黙って? ぼくらに黙って!?」
クリス「『マルス王子がいたらコトが大きくなりそうだもんなぁ……』というのがジュリアン殿の言葉です」
マルス「くっ……今に見てろジュリアン! こうなったら余計に事を荒立ててやる!」
クリス「それはそうとマルス様? 任天堂スレでマルス様が職務怠慢していた所為で、書類だけでもこの量ですよ」
マルス「……あー、うん……いくら羊皮紙といえどこの嵩は法外だね」
(天井につきそうなほどうず高く盛られた紙束を見上げて。彼1人で運んできました)
クリス「手伝います、マルス様」
マルス「いいから出て行ってよ、他に誰かいないか探すからさ」
クリス「でも俺、もうチェックインしちゃいましたよ」
マルス「そういうことは早めに言いなよッ!     ……はぁ、分かった! 君でいい、君に決めた」
クリス「マルス様!」
マルス「ただし、ぼくはあくまで『紋章の謎』のマルス・ローウェル! 君は本当の本当に“影の英雄”扱いだけど、構わない?」
クリス「もちろんです! マルス様のお傍にいられるならばどのような待遇でも構いません」
マルス「……ふ、こんな部下を持てて幸せだなぁぼくは(苦笑い) 
     さて…… ぼくたちも進軍を始めよう(にっこり)
     まずは友軍に挨拶に行こうかっ!」
クリス「はっ! 帰ったらちゃんと公務もお願いします!」
マルス「…………」

10セーラ ◆64BC23clRI:2014/10/05(日) 21:51:07
>>8
あなたが来たから来たわよ

もうわたしのプロフィールいらないでしょ!

11ルルナ&グリル&リボン&ルビー ◆Br2tUbHd4M:2014/10/05(日) 22:22:04
<<夜のペンション in ロビー
ルルナ「さて、そろそろ到着する頃だね」
リボン「はい、今回はマルス・ローウェル様、クリス様、セーラ様の御三方がいらっしゃるようです」
グリル「ソルルは寝ちゃったし、ドロシアはキッチンで何か作ってるね」
ルビー「お夜食じゃない? ……来たみたい。いらっしゃいませ!」

>>マルス王子 クリスさん セーラさん 〜ようこそペンションへ!〜
ルルナ「マルス王子、クリスさん、セーラちゃん、ようこそいらっしゃいました。当ペンションのオーナーを努めます、ルルナ・トワイラでございます」
グリル「火曜日、金曜日担当のグリルだよ!」リボン「水曜、土曜を担当します、リボンです」
ルビー「そしてわたしが日曜日担当のルビーです。よろしくね」
ルルナ「月曜、木曜担当のドロシアは、只今調理場にいらっしゃいます」


>>マルス王子 クリスさん〜再会、初対面〜
ルルナ「改めてマルス王子、今日は来てくれてありがとう。そしてお隣がクリスさんですね。初めまして」
リボン「それにしても揉め事が多いことこの上ありませんね。大丈夫でしょうか?」
グリル「うーん…… 無理もないと思うけど、あまりマルス王子を責めないて。クリス」
ルルナ「まあまあ、2人とも落ち着いて…… また厄介なことになっちゃった……」
ルビー「お荷物、運び終わりました。こちらがお部屋の鍵となります」
ルルナ「お疲れ、ルビー。『201』……っと。部屋番号は201号室となります」

>>セーラちゃん 〜ルルナのお友達〜
ルルナ「セーラちゃん、よく来てくれたね。本当にありがとう」
リボン「あのールルナさん、ルルナさんはセーラさんと仲が良いのでしょうか?」
ルルナ「勿論。こことは別の場所でお友達になったの」 リボン「なるほど……」
グリル「リボンちんにセーラちん、もしかすると良いお友達になれるかも。兎に角ゆっくりしていってね」
ルビー「お荷物、運び終わりました。こちらがお部屋の鍵となります」
ルルナ「ありがとうルビー。『202』……っと。部屋番号は202号室だよ」

12セーラ ◆64BC23clRI:2014/10/05(日) 22:27:02
>>11
ええ、改めてよろしくね〜

お部屋ありがと♪
(ベッドに寝転んで)

13ルルナ&ドロシア&グリル&リボン&ルビー ◆Br2tUbHd4M:2014/10/05(日) 22:45:20
<<夜食、完成!(ダイニングキッチン)
ドロシア「よし、完成! これならお夜食にピッタリかな」
グリル「ドロシア〜! 今日来る予定の3人来たよー! 202号室にお夜食運ぶよー!」

>>セーラちゃん 〜ドロシアのスクランブルエッグ〜 (202号室)
ルルナ「気に入ってくれた? ありがとう。うふふ……」
【コンコンコン(ノック)】
リボン「どうやら、お夜食も来たみたいですね。どうぞー!」
【ガチャ……(ドアが開く)】
ドロシア「はいお待ちどう様でした。夜食のスクランブルエッグです」 グリル「美味しいよー」
ルルナ「お疲れ様、ドロシアお姉ちゃん」
ドロシア「ルルナもお疲れ様。ということで初めまして。月曜、木曜担当のドロシア・ソーサレスです。よろしくね、セーラさん」
グリル「やっぱドロシア綺麗…… セーラちんといい勝負かな?」
ルルナ「グリルちゃん、余計なことは言わないの」

14セーラ ◆64BC23clRI:2014/10/05(日) 22:47:50
>>13
スクランブルエッグね〜


いただきます(ニコニコ)

15ルルナ&ドロシア&グリル&リボン&ルビー ◆Br2tUbHd4M:2014/10/05(日) 22:55:43
>>セーラちゃん (202号室)
ルルナ「ドロシア渾身の一品。果たしてそのお味は……」
ドロシア「………」
グリル「ドロシア、祈るように見つめてるね。そしたら、ちょっとキッチン行ってくる」
リボン「あ、はい。行ってらっしゃいまし」

<<グリルのお菓子作り (ダイニングキッチン)
グリル「流石師匠だなぁ…… よし、ボクちんもスクランブルエッグに負けないお菓子作ろう!」
(グリル、コックコートを身につけ、菓子作りと称してパンケーキに挑戦。どうやらスイーツ派のようだ)

16おっぱい:2014/10/05(日) 22:55:58
>>14
あなたのおっぱいいただきまーす
ペロペロモミモミ

17セーラ ◆64BC23clRI:2014/10/05(日) 22:57:04
かなり美味しいわよ♪
お代わりちょうだい!
(欲張ってわがまま)

18ルルナ&ドロシア&リボン&グリル&ルビー ◆Br2tUbHd4M:2014/10/05(日) 23:08:10
<<オーナーズルームにて……
ルビー「今日はもうそろそろ引き上げるかな。後はみんなに任せよう」
(なにやら整理を終えたルビーは、そのままペンションから引き上げてしまった)

>>セーラちゃん (202号室)
ドロシア「良かった…… 洋食系はあたしが担当することになっていたから、少し心細かったの」
ルルナ「良かったね、ドロシアお姉ちゃん。そろそろ消灯時間ね……」

<<グリルが見たもの(ダイニングキッチン)
グリル「後はミルクを…… あれ? ルビー、帰っちゃった…… 後で伝えとこうっと」
(ルビーの引き上げを目撃するも、大して気にせず)

19セーラ ◆64BC23clRI:2014/10/05(日) 23:18:28
ごちそうさま!

おやすみなさい

20ルルナ&ドロシア&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/05(日) 23:29:46
<<朝食はパンケーキ!?(ダイニングキッチン)
グリル「これでよし! 後は明日まで寝かせといて、その後焼き上げよう」
(下準備が整ったようだ。しかし朝からパンケーキとは如何程か……)

>>セーラちゃん(202号室)
ドロシア「はい、お粗末様でした」
ルルナ「もう寝る? 了解! そしたら、何かあったらすぐ呼んでね。おやすみなさい」
リボン「非常事態には直ぐに駆けつけますね」 ドロシア「おやすみなさい」

<<ペンションの消灯(ロビー)
ルルナ「……よし、消灯完了。ドロシアお姉ちゃん、リボンちゃん、お疲れ様」
ドロシア「お疲れ様。ところで、ルビーは帰っちゃったの?」
リボン「何処にも見当たりませんね……」
グリル「あ、みんなお疲れ! ルビーは帰っちゃったよ」
ルルナ「んもー、一言言ってくれたらいいのに…… 兎に角、みんなゆっくり休んでね」
リボン「はい、この先よろしくお願いします」 ドロシア「無理しないでね」 グリル「おやすみなさい!」


こうして、ペンションの夜は更けていきました……

21セーラ ◆64BC23clRI:2014/10/05(日) 23:32:25
ゆっくりしましょうか
(ベッドに寝転んで)


ルセア様〜(想い)

22ソルル&ドロシア&グリル&ルルナ&リボン ◆Br2tUbHd4M:2014/10/06(月) 08:32:23
<<ソルルとルルナの交代2時間前(オーナーズルーム)
ソルル「おはようルルナ」 ルルナ「あ、おはようソルル…… ふぁぁ〜……」
ソルル「こんな時間まで頑張ってくれてありがとうな。疲れただろう、寝るか?」
ルルナ「うん…… 後はお願いね…… おやすみソルル……」
ソルル「ああ、おやすみルルナ。ゆっくり休んでくれ」

<<毎回悩む朝食メニュー(キッチン:1時間前)
ソルル「すっかり遅くなってしまった…… 朝食の予約は入っていないか……」
ドロシア「おはようございます」 グリル「おはよー!」ソルル「おはよう。昨日はありがとうな」
ドロシア「朝食だけど、あたしとグリルが作らせて貰ったわ。それに朝から中華じゃ重いでしょ?」
グリル「サラダと冷風スープ、ロールパン、そしてパンケーキ。悪くないでしょ?」
ソルル「悪くはないな。だが鱶鰭スープも負けてないぞ? 後はあんまんに豚まんも用意しとこうかな」

<<ロビーにて
ソルル「朝食の時間は人それぞれだから、とりあえずオーダー制にしてみたものの……」
リボン「おはようございますソルルさん」 ソルル「おはようリボンちゃん。今日はありがとうな」
リボン「とんでもない。さて、申し訳ありませんが、そろそろ上がりますね」
ソルル「そうだったな。ゆっくり休んで、次の水曜日に備えてくれ」
リボン「ありがとうございます。それではこれにて失礼します」 ソルル「気をつけてな」

<<ソルルの日記
ペンション初日…… オレは眠気に耐え切れず、全員で出迎えるという役割を果たせなかった。
オレが起きた時には、ルルナの眠気はほぼ限界ギリギリ。まさに天体の太陽と月そのものかな。
朝食は悩みどころだ。朝っぱらからがっつり行く人もいれば、あっさり抑える人もいる。
後に知ったが、ルビーが誰にも言わずに上がってしまったらしい。少しはリボンちゃんを見習うべきだ。
そしてペンション2日目。果たして、どのような1日になるのか……

23ソルル&ドロシア&グリル&ルルナ ◆Br2tUbHd4M:2014/10/06(月) 12:00:11
<<昼過ぎのペンション (ダイニングキッチン)
グリル「よし、ダイニングエリアOK! ……あれ? ソルルは?」
ドロシア「事務室でルルナの様子を見てるみたい。過保護過ぎるのよソルルも」
グリル「まあまあドロシア、二人には二人のリズムがあるからね。あまり言ったらダメ」
ドロシア「ふぅ…… やっぱりこれだけはグリルには敵わないなぁ…… とりあえずお昼を用意しないとね」

<<ルルナの寝顔 (オーナーズルーム 寝室)
ソルル「すっかり眠っちゃってるな、ルルナ……」 ルルナ「すやすや……」
ソルル「昨日はこれだけの激務をこなしてくれたんだよなぁ…… ありがとな」
ルルナ「んぅ…… ソルル…… 大好き…… むにゃむにゃ……」
ソルル「ハハッ、参ったなぁ…… 寝言でもこれは反則だよ…… どんな夢見てるんだろう……」

24ソルル&ルルナ&ドロシア&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/06(月) 19:40:48
<<夜のペンション(ロビー)
ルルナ「すっかり寝ちゃってたわ。大丈夫かなぁ……」
ソルル「おはようルルナ」 ルルナ「おはようソルル! んむっ(ソルルにKISS)」 ソルル「むぅっ……!?」
ルルナ「ぷはっ…… うふふ…… ごちそうさま///」 ソルル「おいおい……/// 誰か見てたらどうするんだよ///」
ルルナ「いいじゃん。ところでドロシアお姉ちゃんとグリルちゃんは?リボンちゃんは見送った?」
ソルル「ドロシアとグリルはダイニングキッチン。リボンちゃんは朝方に帰る時に挨拶してくれたか」
ルルナ「流石リボンちゃん。ルビーとは大違いだね。で、キッチンということは料理対決?」
ソルル「いや、。グリルが大量に持ち込んだイチゴをどうするかと相談中らしい」
ルルナ「うわぁ…… グリルちゃん、やらかしちゃったと思うわ」

<<大量のイチゴと4品のスイーツ(ダイニングキッチン)
『5秒前。4…… 3…… 2…… 1……』
ブザー【パアアアァァァァァァーーーーーーン】 銅鑼【ボワァァーーィボワァァーーィボワアアァァァァーーーーーィン!】
ルルナ「なんでキッチンスタジアム状態になってるのよ……」 ソルル「呆れ顔になるのも無理ないな……」
グリル「おはよールルナ!」 ドロシア「おはよう」
ルルナ「おはよう。それより二人してタイマー使う意味あるの?」
ドロシア「意味は一応あるわ。というのも、スイーツ対決に備えてみたの」
グリル「用意したイチゴを一時間でどれだけ使うかの計算も兼ねてんだよ」
ソルル「出来上がったのはイチゴのスムージー、イチゴたっぷりパンケーキ、イチゴタルト、そしてストロベリープディングの4品か」
グリル「殆どドロシアに手伝ってもらったけどね……」

25マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/10/06(月) 21:53:50
マルス「大丈夫大丈夫」
クリス「皆様に迷惑をかけることがないよう、細心の注意を払わせて頂きます」

クリス「初めまして、賢者やってますクリスです。不束者ですがどうぞよろしく」
マルス「それって用法合ってるのかな……」
クリス「え、駄目なんですかね?」

(それはそうと部屋の境界を区切ったり公務を片づけたり公務を片づけたり戦闘訓練をしたり、なかなかいい雰囲気)

クリス「本当に宜しいんですか、マルス様? 俺が部屋の7割ほども頂いて」
マルス「まぁ、剣の鍛錬と公務が出来て寝られればそれでいいからね。紙束は共同スペース扱いで申し訳ない」
クリス「いえ! そもそも俺もベッドで魔道書ぺらぺらめくってるだけですし」

マルス「(ふと顔を上げて)……銅鑼?」
クリス「戦闘ですか!?」
マルス「いや、それはないと思うなー。ほら」
クリス「……えーと、グリル殿、ドロシア殿……」
マルス「苺がいっぱい……いや、苺でいっぱい?
     ……クリス、君……甘い物は大丈夫?」
クリス「あ、はい。選り好みはしない主義です」
マルス「よし了解! グリルさんドロシアさん、試食という名目で食べちゃっていいかい〜?」
クリス「Σマルス様!?」
マルス「だって君が料理作ると鍋の味しかしないんだから」
クリス「マルス様が料理作ると血の味しかしませんけどね……。いや、だからっていいんですかそんなことして」
マルス「いいんじゃないかな、どっちみちみんなで食べた方がよくない?」

ソルルさんルルナさんドロシアさんグリルさん≫

マルス「彼女がお隣さんに当たるセーラさんだね。シスターだよ」
クリス「シスター、ということは出自は俺達と同じファイアーエムブレムなのですか?」
マルス「そうなるかな。烈火の剣だね。ロイと同郷で時間軸はそれより昔だ」
クリス「俺はクリスと言います、宜しく……
  
     (小声)マルス様、戦場に赴く者とは思えないほど可憐な方ですね」
マルス「……見た目に惑わされない方がいいと思うよ。(バッサリ)」

セーラさん≫

26セーラ ◆64BC23clRI:2014/10/06(月) 22:02:53
ごめんなさい、何が話されてるかわかんないからレス蹴りさせてもらうわね


>>25
何話してるの?
(かなり地獄耳)

27ソルル&ルルナ&ドロシア&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/06(月) 22:21:44
>>マルス王子 クリスさん (ロビー)
ソルル「待ってたぞ王子! クリスさんは初めましてだな。改めてオーナーのソルル・ブライトンだ。よろしくな!」
ルルナ「1階は殆どフリースペースだし。ダイニングエリアもキッチンエリアも勝手に使っちゃっていいよ」
ソルル「それじゃあ、ゆっくりしてってくれよな!」

【部屋の区切り云々のくだりは、ソルル達がダイニングキッチンにあつまっていたため省略】

>>マルス王子 クリスさん セーラさん (ダイニングキッチン)
グリル(緑のエプロン)「あ、マルス王子にクリスさんだ!」 ドロシア「久しぶりね、マルス王子。元気だったかしら?」
ソルル(黄色のコックコート)「おーやっぱりきたか。銅鑼とブザーは終了の合図なんだ。驚かせてごめん」
ルルナ(青い作務衣)「セーラちゃんも来たみたい」
ドロシア(ボルドーのコックコート)「改めて、フレンチ担当のドロシア・ソーサレスです」
グリル「スイーツの異端児グリル、ここに見参!」 ドロシア「バカ言わないの……」
ルルナ「イチゴが沢山…… それもそのはず、グリルちゃんが買い溜めしちゃったの」
グリル「まあ、おかげで一時間で4品作れたけどね」 ルルナ「後で苺大福作ろうかな……」
ドロシア「良かったら、食べてってね。もちろん、イチゴやその他食材使って調理してもいいのよ」
ソルル「甘党にはパラダイスだろうな」 グリル「今からチョコフォンデュ間に合うかな?」

28マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/10/06(月) 22:37:55
クリス「いえ、貴女が……その、可愛らしいなと」
マルス「見かけに騙されちゃいけないのにねー」

セーラさん≫

クリス「初めまして、ソルル殿(敬礼)」

マルス「クリス、聖水をかけた的で魔道の訓練をしてもいいし鍋の味がする料理をいくら作っても怒られないんだってさ」
クリス「マルス様、階下で藁束を斬り飛ばしてもキッチンを血染めにしても怒られないそうですよ」
(2人の間に火花が散りまくる)
マルス「それにしても……君、シーダに手解きを受けたはずじゃ……」
クリス「シーダ様には本当に感謝しています。しかしいつのまにか元の味に」

マルス「久しぶりー。元気……してるみたいだね、その様子を見る限りでは」
クリス「……そういうことだったのですか。申し訳ありません、騒ぎ立ててしまい」

クリス「良かったですねマルス様。苺は赤いので血の色が目立ちませんよ」
マルス「君こそ、苺を切るだけなら金属臭がしないから安心だね」
(2人の間に火花が散って散って散りまくる)

マルス「わーい。いただきますー」
クリス「では失礼ながら……いただきます」

ソルルさんルルナさんドロシアさんグリルさん≫

29セーラ ◆64BC23clRI:2014/10/06(月) 23:05:32
>>28
よくわかっているじゃない♪
(ニコニコ)


またなに!?(睨み付け)

30ソルル&ルルナ&グリル&ドロシア ◆Br2tUbHd4M:2014/10/06(月) 23:07:49
<<マルス王子 クリスさん (ダイニングキッチン ダイニングエリア)
ソルル「……まあ、散らかすのはいいけど、片付けだけはしっかりやってくれ。さもなくばルルナが……」
ルルナ「うぬぬぬぬ………」 ドロシア「まあまあルルナ」 グリル「今は抑えて……」

ドロシア「もちろん。マルス王子も元気そうで何よりだわ」 グリル「にしても変わっちゃったでしょ? ドロシア」
ソルル「あの時オレが呼び出してたら、どうなってたんだろうなぁ……」

ルルナ「うぬぬぬぬ………」 ドロシア「これは爆発させちゃてもいいわね」 グリル「同感……」
ソルル「ルルナ、GO」 ルルナ「バカーッ!!<ボガシャーッ!!>何考えてんのよーっ!!」
ソルル「流石ロクサブロウ顔負けだ……」 ドロシア「和食の道、険しけり」
ルルナ「調理用具を粗末に扱うなんて料理の神様に対して失礼も良いとこよっ!!」
グリル「まあまあ、落ち着いて……」 ルルナ「おだまりっ!!」 グリル「っっ!!<びくんっ>」
【ルルナの説教強制終了】

ドロシア「スムージー、パンケーキ、タルト、プディングの4品に、急遽用意したチョコフォンデュです」
グリル「好きなだけ食べてね!」
ソルル「そろそろ消灯時間だけど、まだ良いか」 ルルナ「ダメ。時間は時間だよ」

<<ドロシア一時離脱(ダイニングキッチン)
ドロシア(コートを脱ぐ)「それじゃあ、木曜日に備えてあの食材を仕入れてくるかな」 ルルナ「えっ!? 今から行くのっ!?」
ドロシア「朝市と言ったら分かるかしら? 何を仕入れるかは、当日までのお楽しみ」
ソルル「そっかぁ…… 分かった、気をつけて行ってこいよ」 ドロシア「ええ、行ってきます!」
グリル「いってらっしゃーい!」 ルルナ「気をつけてねー!」

31ルルナ&ソルル&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/06(月) 23:33:57
<<消灯時刻(オーナーズルーム)
ソルル「ここまで起きたのは今や珍しくもないかな」 ルルナ「そろそろ疲れたんじゃない?」
グリル「ボクちん眠いや…… ふぁぁ……」 ソルル「気にするな、ゆっくり休め」
ルルナ「ソルルもね」 ソルル「無理したら明日に響くし、寝るか。というワケでこの後はよろしくな」
ルルナ「任せて! それじゃあおやすみなさい!」 ソルル「おやすみ」 グリル「おやすみー!」

<<ルルナ、ひと段落(ロビー)【ルルナ単独】
…….よし、メイン側消灯確認! 後は消灯時刻用のサブ側でOKかな。
部屋全体としては独立してるから、そこは王子やクリスさん、セーラちゃんに任せてもいいかな。
(すべての照明を切り替えたことを確認し、リストチェックするルルナ。緊急時の確認も怠らないようだ)

32ソルル&ルルナ&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/07(火) 20:18:09
名も無きペンションの名も無き日常。夕暮れ時にソルルが帰ってきたのが災いして……

<<夕暮れ時のペンション (ロビー) [1時間30分前]
グリル「全く、どこに行ってたの? ボクちんが起きたら何処にも居ないんだもん」
ソルル「ごめんごめん、夕飯の食材を仕入れてきたんだ。それがこの豆腐だ」
ルルナ「なるほど、その為だけにあんな遠出したのね。なら今日はあたしと勝負なさい!」
ソルル「帰ってきて早々これか…… 中華と和食、どっちが美味いか真剣勝負だ!」
グリル「また始まった…… はいはい、とりあえずオンユアマーク」

<<和の女板前ルルナvs中華の黄龍ソルル(ダイニングキッチン キッチンスタジアム)[1時間前]
〜対決開始〜
ルルナ(青の板前服)「豆腐ならあたしの得意ジャンルかな。問題はソルルがどう出るかね……」
ソルル(黄色のコックコート)「中華で豆腐はサラダを前菜にフカヒレ麻婆豆腐がメインかな……」
グリル「それでは…… グッド・ガストロノミー! アーレ・キュイジーヌ!」
ブザー【パアアアァァァァァァーーーーーーン】 銅鑼【ボワァァーーィボワァァーーィボワアアァァァァーーーーーィン!】
グリル「今日は木綿豆腐20丁、絹豆腐20丁、豆乳1Lが2本。果たしてどんな料理になるのかな?」
ルルナ「まずは出汁作って、後は御献立を……」 ソルル「よし、まずはあれからいくか」
グリル「ルルナは命の出汁、ソルルは早速豆腐を切り始めた、と。これがどう出るか注目だね……」

〜15分経過〜 [45分前]
ルルナ「冷奴にお味噌汁は定番かな。湯豆腐もあの出汁で作れば……」
ソルル「サラダに豆腐を合わせてみたが、味見してみたらなかなかイケたな」
グリル「ルルナは飛ばし気味かな? ソルルは一品ずつしっかり作り上げてるみたいだね……」

〜30分経過〜
ソルル「これで餡の準備は整った。そろそろいくか……」
ルルナ「挽肉があったんだ。よし、メイン料理変更して……」
グリル「ルルナ、これは豆腐ハンバーグかな? ソルルはようやく麻婆豆腐と」

〜30秒前〜
ソルル「よし、後は餡をかけて…… よし、全部出来たっ!!」 【プシュッ】
ルルナ「……うん、上手く空いた」グリル「ここでソルルが完成。ルルナは……あれっ!? あれっ? シャンパンだ! ということは」
『15秒前』 ルルナ「ソルル、グリルちゃん、来て」 ソルル「お、おう……」 グリル「ボクちんも?」
ルルナ「はい、これ飲んで。『10秒前』お疲れ様」 ソルル「あ、そういうことか! お疲れ!」 グリル「お疲れさま」
『5秒前。4…… 3…… 2…… 1……』
ブザー【パアアアァァァァァァーーーーーーン】 銅鑼【ボワァァーーィボワァァーーィボワアアァァァァーーーーーィン!】

<<試食の準備(ダイニングキッチン ダイニングエリア)
ルルナ「冷奴、味噌汁、湯豆腐、そして豆腐ハンバーグ。この4品を作ったわ」
ソルル「オレは中華風豆腐サラダ、豆乳の中華風スープ、フカヒレ麻婆豆乳の3品。ある意味少ないかもしれないなぁ……」

33マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/10/07(火) 21:45:03
クリス「マルス様」
マルス「何だい?」
クリス「俺が悪かったと思っています」
マルス「そうかー」
クリス「それに……何かこう、シスターって……
     もっとふんわり朗らかなものではありませんか? どこの淑女ですか彼女は」
マルス「うーん、もっとバッサリ言ってもいいんじゃないかな」

マルス「悪いね、ぼくは正直者なんだ」

セーラさん≫

(2人ともルルナの様子に驚いて静かになる)
マルス「……あのさ」
クリス「どうなされました?」
マルス「やっぱり君はジュリアンやリカードとは違うね、自然体でいられる気がする」
クリス「だからといって調子に乗りすぎて彼女の逆鱗に触れぬよう」
マルス「君もね」

クリス「男勝りなドロシア殿になっていたと?(首傾げ)」
マルス「それはさておき、昔の貴女は凛々しかったが今は可憐でいい」
クリス「マルス様、そういうことはもう少し考えてから仰った方が……」
マルス「え、どういうこと?」
クリス「それだからマルス様は色々な方から誤解を招くんですよ(溜息)」

2人『わっ!?』
マルス「少し調子に乗りすぎたらしいね……反省せねば」
クリス「その前に、少しは俺達で料理も作れるようにならなければなりませんね。
     それにしてもマルス様、何故剣は扱えるのに包丁の扱いとなると途端に危なくなるのですか」
マルス「分からない……はぁ、人しか斬れないなんて……やはりぼくはただの『兵器』に過ぎないのだろうか」
クリス「そんなことはありませんマルス様、……ほら、調理器具を大事にしつつ今日も練習しましょう」

(急に2階から2人分の足音が駆け下りてくる。1人は打ち付けるような重い音、1人は軽々と数段飛ばし)
クリス「あ、足が痺れた……うわ、もう始まってますよマルス様」
マルス「変な姿勢で魔道書を読むからそんなことになるんだよ、骨格も歪むから矯正した方がいいんじゃない?
     ……わー、今夜も素晴らしいなぁ」
クリス「あれだけ上手く作れたら楽しいでしょうねー…………やっぱりいっときます? 少し図々しくも思えますが」
マルス「申し訳ないがいっとこうか! (挙手)試食させて頂きたい!
     ……あと、夜食を頼めるかな……」
(挙げた手の指にはずたずたに引き裂かれたのを無理矢理ライブの杖で治した痕がある。どうやら包丁の扱いにはまだ慣れないらしい)
ソルルさんルルナさんグリルさん≫

34ソルル&ルルナ&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/07(火) 22:26:59
>>マルス王子 クリスさん (ダイニングキッチン ダイニングエリア)
マルス「申し訳ないがいっとこうか! (挙手)試食させて頂きたい!
     ……あと、夜食を頼めるかな……」
(挙げた手の指にはずたずたに引き裂かれたのを無理矢理ライブの杖で治した痕がある。どうやら包丁の扱いにはまだ慣れないらしい)

ソルル「ん? あ、王子! クリスさん! 丁度良かった」 ルルナ「……………(腕組み、ジトー……)」
グリル「まだ根に持ってるの? ルルナもいい加減に許してあげたら?」
ルルナ「マルス王子、クリスさん、 罰ゲームの時間だよ。試食に参加なさい」
ソルル「兎に角夜食も兼ねてるけど、みんなで食べようか!」
ルルナ「まずはあたしからね。と言っても、殆ど定食屋さんや和風懐石に出てくるような品だけど、
味噌汁に冷奴、湯豆腐は定番だけど、豆腐ハンバーグにチャレンジしてみたよ」
ソルル「その後はオレだな。豆腐ということで、中華風サラダに麻婆豆腐、そして好みが分かれる豆乳を使った中華風スープにも挑戦してみたぞ」

【ドロシアの下りは明日に持ち越しだ。悪しからず by ソルル】

35マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/10/07(火) 22:48:32
マルス「……うぅ、視線が痛い……」
クリス「第2部8章で橋を通り抜ける時のハーディン公の視線の方が痛いです。我慢」

クリス「……罰ゲーム?」
マルス「マインドクラッシュしたり、枯れ葉が財宝に見えるようにしたりといった?」
クリス「マルス様、作品どころか元ネタが任天堂ですらありませんよ」

マルス「視線は痛いけどいただきます」
クリス「それでもきっちり召し上がるんですね、俺もですが。いただきます」

マルス「豆乳は好きだよ、というか豆類は好きだよ
     元気が出る気がする」
クリス「そもそも豆乳や豆腐の概念がないから新鮮ですね(ひょいぱく)」

ソルルさんルルナさんグリルさん≫

36ソルル&ルルナ&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/08(水) 00:26:54
>>マルス王子 クリスさん
ルルナ「ちょっとちょっと、コナミネタはコナミネタでも、それはやったらダメかと……」

ソルル「……ということらしいぞ、ルルナ」
ルルナ「……よし、試食に参加してくれたので、前の件はチャラです!」
ソルル「良かったな王子! クリスさん!」 グリル「ルルナも単純なんだから……」

ルルナ「まあ、御東ならよく見かける程度だからね」
グリル「この豆乳スープ嫌い……」 ソルル「あー、ダメだったか……」
ルルナ「これかなり好みが分かれるわ」 ソルル「善処します……」

<<消灯時刻(オーナーズルーム)
ソルル「まさか日付けが変わっていたとは……」 ルルナ「そろそろ疲れたんじゃない?」
グリル「ボクちん眠いや…… ふぁぁ……」 ソルル「ゆっくり休め」
ルルナ「あまり無理したら明日に響くし、あたしも寝ちゃおうかな?」
ソルル「じゃ、それでいいか。グリル、先に寝てていいぞ」 グリル「OK! おやすみー!」
ソルル「おやすみ!」 ルルナ「……さて。ソルル、朝市に行くからそのつもりで」 ソルル「そういうことか」

<<ルルナの手帳より 〜次回予告〜
テーマ食材:鮭(シャケ・サケ)
御献立予定:味噌汁、焼き魚、コトブキ鍋、こぼれいくら丼

37ソルル&ルルナ&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/08(水) 14:48:58
名も無きペンションの名も無き日常……
早朝から仕入れに出掛けたソルルとルルナ。グリルちゃんはこのことでリボンちゃんと話し込んでいて……

<<昼過ぎのペンション (ロビー)
リボン「……なるほど、ソルルさんとルルナさんは朝市に行くと書置きして、まだ帰ってきていないのですが……」
グリル「その通り。それでルルナはソルルと一緒の部屋で寝てたのかぁ……」
リボン「夜の見回りが無ければ、一つの布団で二人で寝てると聞きましたが……」
グリル「嘘…… でしょ……/// はぅぅあ///」【バタン】 リボン「あらら…… 顔真っ赤にして気絶しちゃった……」
【ZOOOMMMMZOOOOOO……】
リボン「この音は車ですね…… ルルナさん、車借りたのでしょうか……」
<<食材を積んだ箱型トラック (ダイニングキッチン入口)
【ZOOOOMMMMMMN……】
ソルル「よし着いた! ルルナ、お疲れさん。それにしても大型免許がここで役立つとはなぁ……」
ルルナ「ソルルこそお疲れさま。まさか、小型普通自動車くらいら運転出来て当たり前のソルルがねぇ……」
ソルル「そりゃあそうだ。ルルナにもしもの時があったらと思って、大型一種もきっちり取得したぞ」
ルルナ「なんだか頼もしく見えちゃった。さて、今日はシャケをオスとメスそれぞれ2尾ずつ、合計4尾ね」
ソルル「ほかにもジャガイモも仕入れたぞ。男爵とメークイン、そしてインカのめざめ。それぞれ1kgずつ」
ソルル「他に必要な食材も用意出来たな」ルルナ「そしたら、裏口から運びますか!」

<<食材搬入(ダイニングキッチン)
ソルル「ただいまー!」 ルルナ「只今帰りました!」 リボン「あ、お帰りなさいませ。お疲れ様でした」
ルルナ「今日は来てくれてありがとう、リボンちゃん」 ソルル「今回も何を作るか悩みそうだ」
リボン「あのー、グリルさんが倒れちゃったみたいなんです」 ソルル「なにーっ!?」 ルルナ「うそっ!?」
リボン「お二人の寝床のことでうっかり……」 ソルル「あ、そっちかぁ……」
ルルナ「グリルも変な想像して…… ごめんねリボンちゃん。ところで何か得意な料理ジャンルはある?」
リボン「わたしですか…… せいぜい、サニーサイドアップ位しか作れませんよ?」
ソルル「よし、食材はしまったぞ。ところで」ルルナ「今日は止めたわ」
ソルル「そしたら、一般開放だな。みんなで作りたい料理、作りまくれるようにしとくか」

38ソルル&ルルナ&リボン ◆Br2tUbHd4M:2014/10/08(水) 21:42:51
<<夜のペンション(ロビー)
ソルル「へぇ〜…… これが筋子でこっちがバラ子って言うのかぁ……」
写真1[いくらのカタマリ、筋子] 写真2[ほぐれた状態のいくら、バラ子]
ルルナ「そうだよ。おにぎりには筋子、いくら丼やいくらの軍艦にはバラ子と相場が決まっているくらいだしね」
リボン「焼き魚、美味しかったですか? 初めてだったので……」
ルルナ「もちろん! 上手く焼けてたよ!」 ソルル「また食べたいなぁ……」
リボン「ありがとうございます!」 ルルナ「いくらは明日漬け上がるよ。楽しみに待っててね」
ソルル「これの為に作った命の出汁を拝借して、醤油ラーメン作っちゃった」
ルルナ「ソルルらしいわね。カツオと昆布の風味が効いていたから、逆に斬新だったかな」
リボン「ところで、グリルさんは倒れてから眠り続けているそうです。よほど疲れたのでしょうかね?」
ソルル「寝かせてやるのが一番だ。本来ならグリルは非番なんだけどな」
ルルナ「グリルちゃんを寝かせる為だけに、一部屋空けたわ」 ソルル「ペンションの設計、見誤ったかな……」

39マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/10/08(水) 21:45:45
クリス「マルス様、アリティアに新しい橋を造りたいと」
マルス「えーと、どの辺?(振り向いて)」
クリス「こことこことここ」
マルス「……あー、その南の橋は無駄そうだからその書類以外に印よろしく」
クリス「はっ
    ……で、先程からマルス様は何をしておられるのですか?」
マルス「これ」
(振り向いた彼の手には白鳥の彫刻が施されたスイカが乗っている)
クリス「え? えっ!? これ、マルス様が作られたので……?」
マルス「もちろん。……人を斬る要領でいけば容易に成功するなんて、ぼくって一体……」
クリス「……ひょっとして、包丁で作業されました?」
マルス「もちろん」
クリス「これ、普通は短剣でやるもののはずなんですが」
マルス「出来たんだからいいじゃないか、切り取った部分はその場で美味しく食べたり漬物にしたし、ちゃんと片付けたし

     ルルナさん、いつぞやのお詫びにこれあげる(白鳥スイカ差し出し)」
クリス「……で、明らかに今旬ではないスイカは一体どこから」
マルス「はははっ、どこだろうね」

マルス「駄目なのかー……同じ王として憧れるんだけどな、罰ゲーーム!」
クリス「マルス様、どうかこの辺りでっ!!」

マルス「やったねクリス」
クリス「やりましたねマルス様。人生何がプラスに働くか分かりませんね」

クリス「ひょっとして俺達ってかなり好き嫌いがない方なのでは」
マルス「そうかもしれないね。ぼくたち、クリスの鍋味シチューもちゃんと最後まで食べたしね」
クリス「図々しいと思いながらも、次は何が出来るのか楽しみな俺がいます」
マルス「奇遇だねぇ、ぼくもだよー」


マルス「一緒の……布団……」
クリス「破廉恥! 破廉恥です!」
マルス「馬鹿か、こういう時はそういうことを言わずに黙ってにこにこ笑っとくべきだろう!(有言実行できてない)」

クリス「運転かー……」
マルス「シューターでも駆る?」
クリス「全力で遠慮します」

ソルルさんルルナさんリボンさんグリルさん≫

40ソルル&ルルナ&リボン ◆Br2tUbHd4M:2014/10/08(水) 22:41:47
<<マルス王子 クリスさん(ロビー)
ソルル「お、マルス王子達はスイカを使ったか。時期でなくともあるにはあるから、早めに食べ切らんとなぁ……」
ルルナ「ん? どれどれ…… おおー、綺麗に出来たねー! しかも三徳だけで作り上げたんでしょ? 凄いよー!」
リボン「今日は何時に無く大はしゃぎですね」 ソルル「ロクサブロウスイッチ切れたか?」

ソルル「せめて罰ゲームなら、今ならサーモンでロシアンルーレットだろ」
ルルナ「爆弾にはわさび10倍ね」 リボン「それを食べた時に待ち受けているのは、究極の絶叫ですね」

ソルル「破廉恥、ねぇ…… 実際問題、ケンカしてから決着が着くまでの間は兎も角、普段から一緒に寝てるな」
ルルナ「マルス王子もシーダ王女と、クリスさんはカタリナ氏と、それぞれ床を共にしたことないの?」
リボン「…………(もうやだコレ。ルルナさん爆弾使い過ぎ……)」

ソルル「ちなみに裏口にあるトラックなんだけど、廃車寸前のヤツを
オレが買い叩いたんだ」
ルルナ「後はバスでレストア経験なあたしの出番。徹底的に直せる所を直し、アップグレードできるパーツは粗方取り替えたわ」
リボン「見た目は箱型に見えますが、ちょっと様子がヘンなんです。なんで一部が布なんですか?」
ソルル「なるほど、それか。実はこれ、平ボディに幌を張ったんだ。これなら簡単に箱型トラックになるしな」
ルルナ「おかげであたしが疲れちゃった。」
ソルル「車、幌一式、塗装、交換部品、その他細々(こまごま)したパーツやら何やら含めても、新車の半額位に収まったぞ」
ルルナ「唯一の問題は、運転出来るのはあたしとソルルだけね」

41ソルル&ルルナ&リボン&ドロシア ◆Br2tUbHd4M:2014/10/09(木) 00:42:15
<<消灯間際のドロシア到着(ロビー)
ソルル「さて、そろそろ寝るかな…… 消灯時刻過ぎてるけどな」
ルルナ「そろそろドロシアお姉ちゃんが帰ってくると【ガチャ カラン♪ コロン♪】ほら来た!」
ドロシア「やっと着いたぁ……」 ルルナ「お帰りなさいお姉ちゃん! お疲れ様!」
リボン「随分とお疲れでしょう。お夜食は如何です?」 ドロシア「ありがとう。軽いものが欲しいな」
ソルル「なら、お吸い物はどうだ? 冷えた身体も暖まるハズだ」
ドロシア「それにするわ。にしても寒くなって来たわねぇ……」 ルルナ「今から用意するね」
ソルル「ところで何で手ブラだ?」
ドロシア「クール便使ったの」
リボン「届いたとほぼ同時にチルド室に入れておけば無問題でしょうね」

<<ソルルの日記より
殆ど夜更かし状態になってしまったが、とりあえず書くことにする。
ドロシアが戻ってきた。同時にある食材を仕入れていた。その食材は朝方に届くそうだ。
もしもこれを刺身にするとなればルルナ以外には無理だろう。
炭火焼きにすると余分な油が落ちて美味しくなるが、火加減の調節が難しい。
旬モノとしては今月が最後と言われてる…… そう、アレだ。
明日にはどれだけの量が入るかは分からないが、恐らくこの食材でキッチンスタジアムをやるのは無理だろう。

<<ルルナの手帳 〜NEXT DAY'S HINT〜
次回テーマ食材予想:秋刀魚
御献立予定:炭火焼、刺身

42ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン ◆Br2tUbHd4M:2014/10/09(木) 16:34:33
名も無きペンションの名も無き日常……
前回、リボンちゃんの余計な一言で倒れたグリルは、昼過ぎに外出。
深夜に戻ったドロシアは、自ら旬モノと称す食材を仕入れ、昼過ぎに届いたものをチルド室へ。
中身は、旬モノとしては今月が最後の秋刀魚。
予想的中と言わんばかりのソルルは七輪を用意し、ルルナは刺身包丁を丁寧に研ぎ上げ、あとは調理するのみ……

<<秋刀魚の調理方針と業務用機器 (ダイニングキッチン キッチンエリア)
【シャーコーシャーコーシャーコーシャーコー(包丁研ぎ)】
ソルル「よいしょ……【ゴトン】……っと。後は炭を熾して、秋刀魚を焼くだけだな」
【シャーコーシャーコーシャーコーシャーコー】
ルルナ「耐久性なら七輪の方が上とは言え、角形なんて有るんだねぇ…… 何処で見つけたの?」
【シャーコーシャーコーシャーコーシャーコー】
ソルル「そりゃあもちろん、業務用厨房機器専門店!」 ルルナ「通りでみんな業務用のワケだわ……」
【シャーコーシャーコーシャーコーシャーコー】
ドロシア「だからなのね。レンジにトースター、オーブンからガスコンロ、おまけにIHヒーターまで」
【シャーコーシャーコーシャーコー……】 ルルナ「……よし、これでOK!」
リボン「挙げ句の果てにフライパンや中華鍋、各種鍋類、フライ返しにお玉にホイッパーも業務用、と」
ソルル「みんな業務用で揃えたのはオレのワガママだと思ってくれたら有難い」
ルルナ「ちなみに包丁だけはあたしの管轄下ね。三徳、牛刀、ペディナイフ、中華包丁、麺打ち包丁、そして今研いだ刺身包丁」
リボン「ルルナさんの扱う包丁類は、信頼の置ける包丁専門店でお求めになったと考えてもよろしいでしょうか」
ルルナ「もちろん。だからこそ扱いには注意が必要ね。何せプロ愛用品だしね」
ソルル「さて、今日は焼くか刺身か、どっちが美味いか食べ比べだな」
ルルナ「ところで、ソルルは炭で料理したことある? 加減が難しいからちょっと心配……」
ソルル「問題ないぞ。焼豚の仕上げにゆで卵の仕上げだろ。でもって焙煎にんにくに……」
ドロシア「それ殆どラーメンじゃないのwww それじゃダメじゃんwwwwww」
ルルナ「お姉ちゃんツボった…… まあいいわ。刺身はあたしがやるから、ソルルが焼いてね」 ソルル「ガッテンダー!」

43セーラ ◆64BC23clRI:2014/10/09(木) 16:36:03
ずっとよくわかんないから、
一応来てみたわ!

44ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン ◆Br2tUbHd4M:2014/10/09(木) 20:40:00
<<夜のペンション (ダイニングキッチン)
ソルル「やっぱルルナはスゲェや。刺身や寿司なら誰も敵わないだろうなぁ……」
ルルナ「和の女板前を舐めたら痛い目見るよ? 中華の黄龍ソルルくん?」
ドロシア「いつものように命の出汁もあるし、御御御付け(おみおつけ)かしら?」
リボン「それにしてもみなさん、調理服が似合ってますね。グリルちゃんとわたしはエプロンで充分です。
ルルナさんは上下が青の作務衣、スカイブルーのブランチキャップ、そして藍色の前掛け。
ソルルさんはオレンジに限りなく近い黄色で揃えた、コートとチノパンにコック帽。
ドロシアさんは上がボルドーのコートに薄紫のスカーフ、下がまさかの黒ロングスカートですか」
ルルナ「そうそう、このキッチンに立つためだけにお姉ちゃんに用意して貰ったの」
ソルル「ほぼ特注状態とは言え、着心地も最高だし、流石ドロシア! 素晴らしい調理服をありがとうな!」
ドロシア「どういたしまして。ところでいつ焼くの?」 リボン「今でしょ! もうそろそろ焼きません?」
ソルル「そうだな…… よし、炭を熾して焼くか!」

>>セーラちゃん 〜お刺身と焼き魚と〜(ダイニングキッチン)
ルルナ「あ、セーラちゃん! お腹空いた?」
ソルル「今から秋刀魚焼くところだけど、ルルナが捌いた秋刀魚のお刺身、美味いぞ?」
ドロシア「良かったら沢山たべていってね」 リボン「食べ過ぎ注意ですよ」
ルルナ「お刺身は、お醤油を付けて食べるものだけど、セーラちゃんは生物は大丈夫?」

45マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/10/09(木) 22:00:42
(部屋でくつろぐマルスの頭上に魔法陣が煌々と輝きだす)
マルス「何だ、敵襲か!?」
クリス「これは……ワープの杖ですね、その可能性は大いにあり得るかと。お下がりくださいマルス様」
マルス「いや、魔道士を矢面に出すほどぼくは下衆じゃないよ」
(そして大量の玉蜀黍が降ってくる!)
クリス「……何ですかこのよくワカラン作物」
マルス「わ、手紙も一緒に降ってきた。……どれどれ?
     『とーもろこしとかいう異大陸の作物です。何だか使節が大量に持ってきたのでどうぞ。
      小麦と住み分けのできそうな主食になり得る作物ということで、栽培を視野に入れて考えています』……だってさ」
クリス「これは……とりあえず、ソルル殿やルルナ殿に渡せば良さそうですね」
マルス「そうだね、ぼくらは火を使えない(はっきり)」


マルス「えへへ……ありがとう」
クリス「俺も精進せねば……」
マルス「よし、じゃあ今度は氷で作ってみようかな! 包丁は駄目にしそうだからはがねのつるぎで!」
クリス「……マルス様、それは全く料理の練習になっていません」

クリス「知っていますよ! 最初は真顔、後から来るヤツですね!」
マルス「ど、どうしてそんなことだけ……?」

(マルスは赤面してレイピアの鞘を床に叩きつけ、クリスは怪訝そうに首を傾げる)
マルス「そそそそんっそんな質問はっ」
クリス「えーと、どういう意味なんですかマルス様」
マルス「ぼくの口から説明させるんじゃないッ!!(レイピア本体をクリスに投げつける。)」
クリス「どわっふぅ! ま、マルス様ー!?」
マルス「時期尚早だもん……じきに……じきに……(体育座り)」

マルス「幌……憧れるからぼくも練習を」
クリス「おやめくださいマルス様、失敗したら包丁の比ではありません」

クリス「さんまー!」
マルス「あー、秋は安いから買い求めた覚えがある……市井の出身である君はなおさらだろうね」
クリス「はい! 皆様、また賞味しに上がりました」
マルス「いいよね? ねっ」

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさん≫

クリス「久しぶりですセーラ殿」
マルス「そこまで久しぶりじゃない気もするけど、公務ばっかやってる所為か一日が長く感じるよ」

セーラさん≫

46ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン ◆Br2tUbHd4M:2014/10/09(木) 22:44:28
>>マルス王子 クリスさん (ダイニングキッチン ダイニングエリア)
ソルル「後はこれを皿に移して…… 完成! 焼き秋刀魚! 煙が凄かったけどな」
ルルナ「おー上手く焼けたねー。正直、見くびっていたわ。ごめんなさい」
ソルル「なんもだ。あ、王子! クリスさん! 今日もお疲れさん!」 ドロシア「これは、とうきびかしら」
ルルナ「炭火で焼きとうきびもいいけど、茹でとうきびも捨て難いし、コーンスープもあるわね」
リボン「ということは、調理法次第で作り手が変わるということですか」
ソルル「玉蜀黍…… ルルナとドロシアはとうきび、オレはもろこしと呼んでいるな」

ルルナ「たまには包丁以外のツールも使いなさい。ハイ」 ソルル「お、アイスピックにハンマーか」

ルルナ「そう、それ。あたしの10倍わさび寿司、結構辛いわよ?」
ドロシア「ふーん…… ちょっと失礼して……」 ソルル「あ、半信半疑で10倍わさび食べた」
ドロシア「*ぐ……!! か、辛い……!! 」 リボン「自業自得、因果応報です」

ルルナ「………これ、やっちゃったかな」 ソルル「ルルナ、こんなヘタレ王子は放っておけ」
ドロシア「やれやれ…… 何をバカ言ってんのよソルル。マルス王子、このバカ共の無礼、お許し下さい」
リボン「す、凄い…… ドロシアさんが、土下座……!!」

ドロシア「ちょっといいかな? 幌を張るのはかなりの力業でもあったりするみたいなの」
リボン「馬車でも人員輸送車でも何でも、張り方次第で印象が変わるそうです」

ソルル「ちょうど焼き上がったところだけど、刺身と合わせて好きなだけ食ってくれ!」
ルルナ「今日のは自身作だよ!」 ドロシア「今度卵と鶏肉、お米も仕入れてオムライスするかな」

47ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン ◆Br2tUbHd4M:2014/10/09(木) 23:28:12
<<消灯時刻 (ロビー)
ソルル「掃除に手間取ったけど、なんとか今日も終わったな。ルルナ、昨日のバラ子も漬け上がったぞ」
ルルナ「了解! リボンちゃん、非番なのに付き合わせちゃってごめんね」 リボン「いえいえ、大丈夫です」
ドロシア「明日も夜から出ちゃっていいかな? 非番だけど」
ルルナ「もちろん。お姉ちゃんのペースに任せるよ」 ドロシア「そしたらオムライスショーでもやるかな」
ソルル「待て待て待て、何枚作るつもりだ?」 ドロシア「人数分よ」
ルルナ「それならデミグラスソースも作らないとね」 ドロシア「楽しみにしていてね」

<<ソルルの日記より
日に日にドロシアはルルナに似てきているような気がしてならない。
やはり名も無き絵画に秘密があるのだろうか……
それは兎も角オムライスだ。彼女の作るオムライスは、半熟卵を表にするのが主流だ。
そこにデミグラスソースをかければまさに絶品!
そして漬け上がったいくらも汁を切り、いくら丼にする準備は整った。食べるのが楽しみだ。

<<ルルナの手帳 〜NEXT DAY'S HINT〜
ドロシアお姉ちゃんのオムライス 模範レシピ
小さじ1のマーガリンで温度を確認し。卵3つを流し込み、空気を含ませるように焼き上げる。
後は三つ折りにしてひっくり返し、チキンライスの上に乗せたら、自然と卵が被さって完成。
後はお好みでケチャップやデミグラスソースで頂く。

48ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/10(金) 10:23:47
名も無きペンションの名も無き日常……
夜明け前、100個の卵と共にグリルが帰って来た。
朝方。それを見たドロシアは、オムライスの為と言わんばかりに60個の卵を溶き、冷蔵庫に寝かせた。
これこそが破れにくい半熟卵の秘訣と言う、ドロシアのオムライスとは……

<<卵談義&オムライス談義 (ロビー)
ドロシア「3時間ね…… マーガリンもあるし、チキンライスも4kg分作れるようにしてあるわ」
ソルル「それにしても20皿分で60個も使うってやりすぎだろ」 ルルナ「まあまあソルル」
ドロシア「そうでもないわよ。オムライスには3つの卵と相場が決まっているの」
グリル「それじゃあ、オムカレーも試してみたいかな」 ドロシア「お、イイねぇ。そこに目をつけたかー」
ソルル「逆にラーメンのお供にオム炒飯はどうだ?」 ドロシア「流石は中華の黄龍。イイと思うよ」
ルルナ「ケチャップやデミグラスソースなら兎も角、チキンライスの中に豆腐ハンバーグはどうかな?」
ドロシア「そっち攻めるかー! イイねイイねぇ! ハンバーグレストランにありそうだよ!」
リボン「ドロシアさん、コックコート姿になりますと妙にハイテンションですよねぇ……」
ドロシア「ごめんごめん、オムライス作れるだけで嬉しくて嬉しくて……」
ソルル「これだけ卵が余っていれば、炒飯も余裕だな」 ルルナ「厚焼き玉子の分も残してよ?」
リボン「後でサニーサイドアップしますね」 グリル「他にもスクランブルエッグも欲しいな」

49ルルナ&ソルル&ドロシア&グリル&リボン ◆Br2tUbHd4M:2014/10/10(金) 14:17:45
<<ルルナのいくら丼[2時間前]ダイニングキッチン ダイニングエリア)
ルルナ「命の出汁と昆布醤油で漬けたいくら丼。刻み海苔を添えてみたよ」
グリル「やたーっ!! いただきまーすっ!!」 ソルル「おいおい、慌てるな」
ドロシア「カツオ厚削り節と昆布の合わせ出汁なら、いくらとの相性は抜群ね」 ルルナ「もちろん!」
リボン「本当に良い案配です。わたし達には真似出来ません」 ルルナ「バラ子を漬けるタレにもよるけどね」
ソルル「一応、勝手に食べてもいいことにはなってるよな?」
ルルナ「一応はね。マルス王子達にセーラちゃん、食べてくれるかなぁ……」

<<昼過ぎのペンション(ロビー)
ソルル「今夜はオムライスだが、ドロシアはデミグラスソースの仕込みに入ったみたいだな」
ルルナ「よっぽど嬉しかったんじゃない? あんなにイキイキとした姿は初めてだもん」
リボン「今日は臨時のオムライス専門店になりそうですね」 ソルル「ただ、20皿限定だけどな」

50参加希望 ◆L7ZJA6cWSs:2014/10/10(金) 15:14:56
>>主様(ルルナ様方)
(/参加希望者が通ります、PF提出許可を戴いても宜しいでしょうか?)

51ソルル&ルルナ&リボン ◆Br2tUbHd4M:2014/10/10(金) 18:41:57
<<夕食前の慌ただしいペンション (ロビー)
ルルナ「……あっ、お客様が見えたわ。予約が無いから、お食事かな?ら」
ソルル「待て、PFがある! 念のため203号室を用意してくれ!」 リボン「了解です!」

>>50のお客様[PF受託準備OKです by ルルナ](ロビー)
ソルル「こんばんは、長時間待たせてしまって申し訳ない。ペンションのオーナー、ソルル・ブライトンだ」
ルルナ「同じくルルナ・トワイラです。本日は当ペンションにお越しいただき、誠にありがとうございます。
早速ですが、お客様のお名前をお伺いしても宜しいでしょうか」

52セーラ ◆64BC23clRI:2014/10/10(金) 18:59:18
とりあえず来たわよ〜

53ドロシア&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/10(金) 19:12:59
<<飛び交うオムレツ! ドロシアのオムライス (ダイニングキッチン キッチンエリア)
ドロシア「ほいっとぉ! 一丁上がり!」
グリル「おおーっ!! やっぱドロシアがオムレツ作ったらボクちんでも敵わないや」
ドロシア「厚焼き玉子が得意なルルナでも、コツさえ掴めば簡単に出来ると思うわ」
グリル「後はお好みでケチャップやデミグラスソースだったね。でもあたしなら絶対デミグラスソース!」
ドロシア「味付けはあたしがやるわね」 グリル「はーいっ!!」

>>セーラさん (ダイニングキッチン)
ドロシア「あら、いらっしゃいセーラさん。オムレツライス食べる?」
グリル「ドロシアの作るオムライスは絶品だよ! ふわふわの半熟卵、濃厚なデミグラスソースが決め手だよ」
ドロシア「ちょっと待っててね……【ジュウウゥゥゥゥ…… カシャカシャカシャカシャカシャ】
半熟卵はスピードが命【カシャカシャカシャカシャ】卵に空気を含ませるようにするの。
ある程度経ったところで、【トントントン】三つ折りにして…… これを【ヒョイ】ひっくり返す。
後はチキンライスに【ヒョイ】乗せたら…… 自然と卵が被さって、基本形の完成。
仕上げにデミグラスソース、小さじ一杯の生クリームを加えて、ドロシア特製オムライスの出来上がり」
グリル「なんだかペンションというよりかはレストランみたいになってる気がする……」

54マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/10/10(金) 21:28:22
マルス「……できた」
クリス「これは……、神竜に変化したチキ、ですね……?」
マルス「あ、分かる? ハンマーの扱いには慣れなかったけどやってみた」
クリス「もう慣れる慣れないの問題ではなくてですね……それにしても脱線しているような」
マルス「クリス、とりあえず氷が溶けるといけないから魔力抑えてブリザーかけ続けて」
クリス「は、はっ」

クリス「存じております、リアクション芸というヤツですね!」
マルス「だから君は一体どこでそんな知識を」
クリス「マルス様もやってみます?」
マルス「絶対嫌だ」

マルス「(目の前の光景で完全に我に返って)ドロシアさん!? 何もそこまでしなくても……
     だって事実なんだからさ……仕方ないよ」
クリス「で、俺はそもそも意味が……」
(おもむろに咳払いしたマルスがクリスに耳打ちする)
クリス「あぁ、それなら」
マルス「(装備武器をレイピアからメリクルソードに変更)……この裏切り者め」

マルス「肉体労働なら力を貸せる」
クリス「仮にも王族がそれを言うのはどうかと思いますが……」

マルス「いくらー!! いただきm……
     クリス、さっきから手元をぐるぐるして何やってるんだい?」
クリス「あぁ、これは卵を1個くすねてきて」
マルス「返しなさい」
クリス「後で報告するつもりだったんです! 
     それはさておき、ちびっと殻に割れ目を入れた卵を袋に詰めてこうやって延々ぐるぐるすると黄身と白身が入れ替わるらしくて」
マルス「へー、面白いねー」
クリス「でもうろ覚えで成功するかどうか分からない点もありますし、事後報告にしようと思ったんですが……
     冷静になってみれば明らかにいけないことですね、返してきます」
マルス「いやちょっと待って、多分それ手遅れだと思うよ」
クリス「…………ですね、じゃあ俺も……
     あれ? ……マルス様、俺の分まで召し上がりました?」
マルス「何のことかな」
クリス「エルファイアーッ!!」

ソルルさんルルナさんドロシアさんグリルさんリボンさん≫

55セーラ ◆64BC23clRI:2014/10/10(金) 21:55:29
いただきます〜

56ソルル&ルルナ&リボン&ドロシアグリル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/10(金) 22:26:48
<<ロビーにて[>>50のお客様待ち]
リボン「マルス王子達の彫刻、完成した模様です」 ルルナ「ソルル、ここはあたしに任せて」
ソルル「よし分かった、行ってくる。その間にお客さんを頼むぞ」 ルルナ「もちろん」 リボン「はいっ!!」

>>マルス王子 クリスさん (ダイニングキッチン)
〜氷の彫刻×わさび寿司×オムライス〜
ソルル「お疲れ! 遂に完成したみたいだな。ルルナとリボンちゃんは手が離せなくてロビーだ」
ドロシア「なるほど…… これが神龍族の女王チキ様かぁ…… 会ってみたいなぁ。無理かな?」
リボン「よく作り上げましたねぇ…… 大変だったでしょうね」

ドロシア「やっちゃったなぁ…… 正直、見くびってたわ……」【グイッグイッ】(緑茶イッキ飲み)
ソルル「よほど辛かったらしいな……」 リボン「罰ゲームにはピッタリですね」

ソルル「まあ、やり方次第ではどうとでもなるけどな」 リボン「果たしてそうでしょうか?」
ドロシア「まあ、あのくたびれたトラック一台を直しちゃってるからねぇ……」

ソルル「やれやれ…… たかがいくらでケンカすんな。ドロシア、2人に取って置きを作ってやってくれ」
ドロシア「はいはい…… よっと!【ヒョイ】 後はデミグラスソースと生クリームで…… オムライスの出来上がり」
リボン「ドロシアさんが居ます限り、お代わり自由ですよ。ただし限定20皿です」

〜ペンション最大の危機〜
ドロシア「いいの…… こんな空気読めないバカ共だけど【チャキ】許し……って、ちょっとソルルッ!?」
(ドロシアが振り向くと、中華包丁を持ったソルルが……)
ソルル「裏切り者だぁ? ちっ、随分とご挨拶だなぁ。なら仕方がない。この死闘…… 【ブォンッ!!】もらったぁっ!!」
(舌打ち後、中華包丁をマルス王子に向けて煽る。まさに「こんなヘタレは王子じゃない」と言わんばかり。
その先に待ち受けるは、キッチンスタジアムか、はたまた命を賭けた殺陣か……)
リボン「あわわわわわ……(あたふた)」
ドロシア「あのバカ…… 仕方がない。マルス王子、クリスさん、構わないわ。
助っ人も認めるわ! ソルルを徹底的に懲らしめてやりなさいっ!!」
(ドロシアもブチ切れ、マルス王子側に加勢。この後の状況次第で、事態は大きく変貌する……)

<<イベント発生!〜ペンション最大の危機編〜
[マルス王子、勝手な事してごめん! by ソルル]
ソルル「はい、というわけで! ここからは死闘を演じることになるぞ」
ルルナ「命を賭けた戦いにしてしまうか、キッチンスタジアムに持ってくかで、即興のストーリーが仕上がるわ」
ドロシア「とんだ茶番にお付き合い頂きますことをお詫び申し上げます」
リボン「実はこれ、ソルルさんの負けフラグだったりします。しかし当の本人はまだそれに気づいていません」
グリル「果たして死闘の行方や如何に」 ルルナ「と言うワケで、日常編は休止となります。ご了承下さい」

57参加希望者 ◆L7ZJA6cWSs:2014/10/10(金) 22:51:11

ピーチ「『遠い昔に参加していた者の汚れ復活になります。ご容赦下さい』 
      …と書いてありますね(持っていた一枚の紙切れをゴミ箱に丸めて投げ)」
デイジー「…本当に汚れ復活ね」

名前:ピーチ
性別:女
出展作品:マリオシリーズ/スマブラシリーズ
備考:某キノコの国のおてんばお姫様
   最近で例の如くクッパに攫われたり乱闘をしてみたり傘を使って浮遊してみたりと大活躍のご様子
   年齢については「秘密」らしいが見た目も中身も麗しい皆のアイドル、デイジー姫はお隣さんで親友らしい
   一人称「私(わたくし)」二人称「〜様」

名前:デイジー
性別:女
出展作品:マリオシリーズ
備考:サラサラ王国のお姫様でピーチ姫はお隣さんで親友らしい
   口はトゲトゲ、行動もキビキビとしていて物怖じ、男負けも一切しない。仲間にしたら頼もしいお姫様
   一人称「私(わたし)」二人称「アンタ」

58ルルナ&リボン ◆Br2tUbHd4M:2014/10/10(金) 23:29:14
>>ピーチさん デイジーさん[お懐かしゅうございます by ルルナ](ロビー)
ルルナ「……って、ピーチさんにデイジーさんじゃないですかっ!! お久しぶりです!」
(1年以上の年月をかけて再会したが故、思わず舞い踊ってしまうルルナ)
リボン「他のみなさんはダイニングキッチンで揉めていますが、どうぞごゆっくりおくつろぎ下さい」
ルルナ「こちらがお部屋の鍵になります。203……っと」
(ピーチさんとデイジーさんに鍵を渡し、手帳に鍵番号を書き記す)
リボン「それではご案内いたします」

〜部屋の説明〜 <担当:リボン> (203号室)
お疲れ様でした。こちらがピーチさんとデイジーさんのお部屋になります。
(以降、必要最低限の設備について説明し、バスルームの設備についても説明。そして……)
必要な設備はご用意致しておりますが、ご用の際は何なりとお申し付け下さい。(滞りなく説明終了)

59マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/10/11(土) 21:15:02
マルス「あぁそうか、客人を迎える為にも使えるからね!
     クリス、氷に弱めにファイアーかけて柔らかくしといてくれる?
     ――3分で火竜、氷竜、魔竜、飛竜、地竜、それからメディウスも彫るから」
クリス「? 何故メディウスも?」
マルス「……ぼくにも色々あったのさ……さぁ、作戦開始だ」
クリス「はっ!」

マルス「んー、封印の盾も完成してるんだから別に外に出しても大丈夫だとは思うよ?」
クリス「ただ、連れ出す理由がないと」
マルス「そうなんだよなぁ……」

クリス「俺も生で見たのは初めてです(目キラキラ)」
マルス「……君も食べればいいのに……。」

クリス「なるんですか、なっちゃうんですかっ」
マルス「……どうなるにしろぼくは責任取らないよ」

クリス「(目に涙が滲み、袖で顔を覆いながら)ありがとうございますドロシア殿!!」
マルス「何もそこまで……」
クリス「犯人が調子に乗らないで下さいマルス様! この借りはいつか必ず返します」
マルス「はっはっは、ぼくがそんな隙を見せるとでも思ったかい? まだまだ若いねぇ」
クリス「おかわりー」

(マルスの右手が素早く空を舞い、中華包丁をメリクルソードで軽々と受け止める)
マルス「光栄だね、最近体を動かしていないもので。 
     ――せいぜいぼくを退屈させないで……くれよっ!?」
(大きく剣を振り抜いて均衡を崩しそのまま突進、武器の性能で衝撃波を放ちながら突きモーションに入る)
クリス「させません! 加勢しますソルル殿! シェイバーッ!」
(もうもうと立ち込める爆炎。髪を風になぶられながら、後で修理しないといけないことを思うとどうしても寂しい顔になる)
クリス「……やった、か?」
マルス「ふふ……あっはっは、その程度でぼくを倒そうなんておふざけが過ぎるんじゃないか? ……聖水を持っていないとでも思ったのかい」
(改めて構えに入ったマルスの強烈な突きがクリスに炸裂。寸前で防御姿勢を取るもそのまま隣の部屋まで吹き飛ばされる)
マルス「さぁ、邪魔者はいなくなった。……楽しませてくれよ、ソルルさん!」
(口元を吊り上げて凄絶な笑みを作ると、残像を残して華麗なステップを踏みながら急激に距離を詰めて)
ソルルさんルルナさんリボンさんドロシアさんグリルさん≫

マルス「なっつかしー。宜しくね」
クリス「お、俺も存じ上げております!」
マルス「懐かしすぎてちょっと接し方覚えてない」
クリス「マルス様!?
     ……何はさておきはじめまして。俺はクリス、マルス様の近衛騎士を務めております」
マルス「『紋章の謎のマルス・ローウェル』の辞書に君の名は載っていないけれど」
クリス「それは言わない約束でしょう……?」

ピーチ姫とデイジー姫≫

60ドロシア&リボン&グリル&ソルル&ルルナ ◆Br2tUbHd4M:2014/10/11(土) 23:32:31
ソルル「イベント中は、イベント用の返信と通常の返信を別々にするぞ」
ルルナ「ソルルの幼稚なワガママにお付き合い下さい」

>>マルス王子 クリスさん (ダイニングキッチン)
〜竜族の記憶、宙を舞う2つのオムレツ〜
ドロシア「無理しちゃダメよ? 氷の彫刻を保存するなら、冷凍室も使ってね」
グリル「ところでメディウスって?」 リボン「グリルさんは存知ありませんでしたね」
ドロシア「アカネイア大陸の英雄・神龍王ナーガと並ぶ、悲劇の英雄・地龍王…… それがメディウスなの。
かつて、あたしがメディウスを呼び出したときは、ハッキリと覚えているわ。
ラーマン遺跡に盗賊が荒らしに来るよりも前…… これをイメージして呼び出したわ」
グリル「凄いや……」 ドロシア「これであたしがパーティ会場にいたあたしと同じってこと、分かってくれたら嬉しいな」

グリル「だったら招待状を書けばいいんだよ!」 リボン「それです!」
ドロシア「その発想は無かったわ。早速手配するわ。大歓迎よ」

クリス「なるんですか、なっちゃうんですかっ」
マルス「……どうなるにしろぼくは責任取らないよ」

ドロシア「あははっ! 何も泣くことないじゃないのクリスさん。ハイ」(ハンカチを差し出し)
グリル「まあまあ、クリスさん。マルス王子も」 リボン「とりあえずお代わりみたいですよドロシアさん」
ドロシア「まあ、あたしの手にかかれば【ジュウウゥゥゥゥカシャカシャカシャ】あっという間だけどね
【カシャカシャカシャカシャ】
混ぜたら【トントントントン】三つ折りにして……【トントン……】 ほい!【ヒョイ】
後は……よいしょ!【ヒョイ】 ハイ基本形! 後はソースとクリーム……っと。はいお待たせ【コトコトン】」
グリル「おおー!2つのフライパンで2つ分作っちゃったよ!」 グリル「待って。どっちかに何かあるわ」
ドロシア「あら気づいた? 片方はチキンライス、もう片方はバターライスよ」

61ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/11(土) 23:44:47
<<この後のイベント解説 〜名も無きペンション最大の危機編〜
ソルルとルルナが無意識に放った一言。これが後にマルス王子を激昂させることに。
しかし当のソルルは王子を煽る煽る。これにより、命を賭けた戦いに発展。
現在、マルス王子の意思により一騎打ち状態に。ところが、ルルナのとった行動により……

>>次世代の国王マルス vs 中華の黄龍
ソルル[ホントに勝手な事してごめん! by ソルル](ダイニングキッチン)
ソルル「へへっ、リーチじゃあメリクルの方が勝るか……」(内心ワクワクしている)
ルルナ「えっ!? なになになに、どうしたの? なんなのよこれはっ!?」(急遽駆けつけた)
ドロシア「丁度良かったわルルナ」 グリル「呼ぼうと思ってたとこだよ」 リボン「ルルナさん、実は……」
[リボンちゃんはこれまでの事をルルナに話した]
ルルナ「ウソ…… でしょ…… ソルル、あんたバカよ……」 グリル「ルルナ、青ざめちゃった……」

ソルル「やめろクリスッ!! 大丈夫か王子っ!?」 (『余計なことをしやがって……』と言わんばかり)
グリル「これ、ルビーちん達と相談しないと……」 リボン「それにしても流石マルス王子ですね……」
グリル「わけがわからないよ。シャインとブライトも呼んでソルルをお仕置きしてもらわないと」

ソルル「流石マルス王子。そうこなくっちゃな……」
【ゴトン】(中華包丁を置き……) ソルル「ぬぅんっ!!」(まずは防御の体制を取り、マルス王子のスタミナ消耗を図る)

ルルナ「【プチン☆】いい加減にしなさーいっ!!」(あまりの惨事にブチギレたルルナは……)
銅鑼【ボワァァーーィボワァァーーィボワァァーーィボワァァーーィボワァァーーィボワァァーーィ(ry】
(タイマー用の銅鑼を鳴らしまくる)
ソルル「ルル【ボワァァーーィ】ナ、妨【ボワァァーーィ】害ならやめと【ボワァァーーィ】け」
ルルナ「 【ボワァァーーィ】剣を使うなら【ボワァァーーィ】外でやりな【ボワァァーーィ】さいよカバチ【ボワァァーーィ】タレーッ!!」
リボン「ダメですル【ボワァァーーィ】ルナさん、2人【ボワァァーーィ】には届い【ボワァァーーィ】ていません!」
ドロシア「【ボワァァーーィ】こりゃあ【ボワァァーーィ】喧しい【ボワァァーーィ】ことこの【ボワァァーーィ】上ないわね……【ボワァァーーィ】」
グリル「がむしゃ【ボワァァーーィ】らに鳴らせばいい【ボワァァーーィ】ってもんじゃ【ボワァァーーィ】ないよー!」

62マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/10/12(日) 21:10:06
マルス「たぁぁぁああぁぁっ」
クリス「あぁ、ありがとうございます皆さん。
     マルス様も指揮官たる者の心構えはあるはずです。無理はなさらないでしょう」
マルス「――できた」
クリス「早っ!」

クリス「マルス様、本当にメディウスにそんなことが?」
マルス「あぁ、あったらしいね。だから気合いも入るというものさ。さぁクリス、応急処置にブリザー」
クリス「はっ」

マルス「招待状か!」
クリス「新・紋章サイドの俺の耳にも入るくらいですからチキがソルル殿らのことを知らないはずがありません」

クリス「ありがとうございますドロシア殿。ぐすっぐすっ」
マルス「何て手際なんだ……(ひょいぱく)
クリス「マルス様、それ俺のっ」


クリス「くっ……マルス様、やはり強い……!(破片を散らしながら起き上がり)」
マルス「ふふ、せめてぼくの体力を削ろうと考えているのかい? 
     残念だなぁ、従軍に慣れ切っちゃって一昼夜は打ち合い続けられる自信があるんだけど……
     という訳でソルルさん、蜂の巣にしてあげるよ!」
クリス「いけません、お逃げ下さいソルル殿ーッ!」

(突然の銅鑼連打にクリスは暫し思考停止、マルスは攻撃寸前の姿勢のまますっ転んで再起不能。途端に我に返るクリス)
クリス「マルス様【ボワァァーーィ】ぁー!?」
マルス「指揮【ボワァァーーィ】官として……【ボワァァーーィ】五感を鍛え【ボワァァーーィ】たから……【ボワァァーーィ】き、きつい……」
クリス「お気を確かにっ!?」
マルス「みんな……【ボワァァーーィ】すまない……(がくっ)」
クリス「マルス様ぁぁああぁぁーっ!」

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさん≫

63ドロシア&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/12(日) 23:12:28
>>マルス王子 クリスさん
ドロシア「おおー! 綺麗に出来たわね! 早速、額に収めちゃおうかな。いいでしょ? ね? ね?」
グリル「十八番ktkr!」 リボン「ドロシアさんの描いた絵は、希少価値が付きそうですね」

ドロシア「懐かしいなぁ…… また呼び出しちゃおうかな? もちろん、リクエストがあればの話」
リボン「もしも候子のロイ様がいらした時は、エリウッド侯爵様を呼び出してはいかがでしょう」
ドロシア「時期が来たらね。今度は無期限でなんとかなるかな?」

【サラサラサラ……】ドロシア「まずはこれで良いかな」(出来上がったのは、代表者署名待ちの招待状)
[招待状 下記の方を当ペンションへ御招待致します。 神龍族 チキ 様 名も無きペンション代表]
グリル「後はソルルかルルナが書けばOKだね! どんな女性か楽しみだなぁ……」(覚醒チキを想像)
リボン「わたし達は実際にお目にかかったことはありませんが、可愛らしい方なのでしょうね……」(紋章チキを想像)

ドロシア「【ギロッ……】コラ!【パァンッ!】 横取りしないのっ!!」
(ハリセンでマルス王子の頭を叩く。彼女曰く『お仕置き』のようだが、音の割には威力は皆無)
リボン「まるで肝っ玉母さんみたいです……」
グリル「それでもダメなものはダメ、イイものは最高にイイ。でしょ? ドロシア」
ドロシア「全く…… 【ヒョイ】 ……はいクリスさん【コトン】 マルスは食べちゃダメッ!!【ギロッ】」
グリル「今も昔も、怒らせたら怖いよ?」 リボン「まことさようで……」

64ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル&ルビー ◆Br2tUbHd4M:2014/10/12(日) 23:15:19
>>マルス王子 vs 中華のソルル
〜ルビー到着! 秘策の支援物資〜(裏口 ダイニングキッチン入口)
ルビー「間に合った……!! みんなは大丈夫なのっ!?」
リボン「ルビーさん! ソルルさんとマルス様が一触即発です!」(命からがら逃げ延びた)
ルビー「ちょっと見てみるしかないわね……」

〜ルビーの奇襲〜 (ダイニングキッチン)
【ボワァァーーィボワァァーーィボワァァーーィ(ry】(ルルナの連打により、尚も鳴り響く銅鑼の音)
ソルル「だ、【ボワァァーーィ】大丈夫【ボワァァーーィ】か王子っ!?【ボワァァーーィ】」
(構えを解き、マルス王子の心配をするソルル。一方その頃……)
ルビー「【ボワァァーーィ】そー……【ボワァァーーィボワァァーーィ】 えいっ!!」【ベチャッ】 ルルナ「むぐっ!?」【ドテン☆ ボワアアァァァァーーーーーィン!】
ソルル「ルビーッ!? いつの間に…… にしてもパイ投げとは考えたなぁ……」
ドロシア「奇襲をかけてルルナを怯ませたワケね。流石だわ」 リボン「兎に角マルス王子の手当てを!」
ルビー「1000個のケーキを作って、これをパイ投げ用にしようと思っていたワケ【ビュン】」
ソルル「マルス王子が回復してからの方が」【ベチャ】グリル「……っ!! コノヤローッ!!【ビュン! ビュン!】」
ルルナ「なんなのこれ……【バチャ】……いい加減にしなさーいっ!!【ビュンビュンビュンビュン(ry】」
ドロシア「わわっ! ルルナが暴走しちゃった!」 リボン「【バチャ】ひゃっ! ヒットでーすっ!!(あたふたあたふた)」
ルビー「ウフフフフフ…… 始まった始まった」 ソルル「すっかりパイ投げだなぁ…… もうワヤだぁっ!!」

<<イベントアップデート ペンション最大のパイ投げ合戦編[解説:ルビー]
対立極まるソルルとマルス。それを妨害するルルナの銅鑼連打。
この妨害をどちらかが討ち取るかと思いきや、マルス王子はダウン。
流石のソルルも構えを解き、看病に向かう。その間も銅鑼は引っ切り無しに鳴り響く。
そこで登場するのは、このわたしルビーが持ってきた、1000個のパイ投げ専用ケーキ。
キッチンエリアとダイニングエリアにそれぞれ500個を配置し、まずはルルナに奇襲成功。
その後わたしがパイ投げ合戦を煽り、現在に至る……
ということで、パイ投げの割り込み参戦大歓迎!

65ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/10/13(月) 17:34:43
>>58 ルルナ/リボン
ピーチ「ええ、お久しゅうお目に掛かります」
デイジー「又ピーチが亀野郎に攫われてたらすっかり遅くなってたわね」
ピーチ「面目無いです…又皆様にお会い出来て嬉しゅう御座います」

デイジー「…やけに部屋が狭いわね、私の部屋の半分位じゃない」
ピーチ「デイジー、口を慎みなさい。有難う御座います、リボン様」

>>59 マルス/クリス
ピーチ「お久しゅう御座いますマルス様、又お会い出来て光栄です。
    その後はお代り無いでしょうか…?(にこりと優雅に笑みを浮かべ)」
デイジー「本当に久し振りね、会わ無いウチに老けたんじゃないアンタ?」
ピーチ「口を慎みなさいと言ったでしょう(デイジーの頭に軽くチョップ)」

ピーチ「初めまして、私はキノコ王国王女のピーチと申します。仲良くして下さいまし」
デイジー「サラサラ王国のデイジーよ、まぁ適当に宜しく」

66マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/10/13(月) 18:42:06
マルス「(ぱぁあぁぁぁ)頼むよ!」
クリス「俺は見るのが初めてなので楽しみです」
マルス「とりあえず気になるならタッチ! カービィでキルニードルの連打を浴びてみればいいんじゃないかな」
クリス「……やめときます」

クリス「俺も会いたいです、一度戦わずに話をしてみたいと思っていたので。  
     で、マルス様はそんなメディウスに出会ったとき、最初どうしたんですか?」
マルス「ファルシオンで斬りかかった(照)」
クリス「えー……                  ……エリウッド殿?(ぴく)」
マルス「セーラさん大喜びだね! ……喜ぶかな」

マルス「アカネイアにいるから会うのは久々になるなぁ、元気にしてたかなぁ(紋章チキを想像)」
クリス「成長が楽しみです……(覚醒チキを想像)」

マルス「Σあう」
クリス「あ、大丈夫ですかマルス様」
マルス「それって絶対非を認めない台詞だよね何か……でも大丈夫」
クリス「その後に言うのも難ですが因果応報ですよマルス様」
マルス「しかし、ぼくは他人の食べ物の方がおいしそうに見えることに気づいた」


クリス「安心してください、こんなこともあろうかと思って杖はちゃんと持ってきてますから!
     ……って、えー!? 何か……こう……食べ物が勿体ないと思います!!
     マルス様に当たるのも後が面倒そうだし……(頭上に電球マークが輝く)
     申し訳ありません皆さん! シェイバー!!」
(突き出した腕から生まれた風が2人に飛んできたパイを片っ端から跳ね返す)
ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさんルビーさん≫

マルス「まぁ……色々あったけど生きてるよ」
クリス「色々ありすぎて話したら余裕で字数オーバーしますね」
マルス「老けっ……!?」
クリス「マルス様、そんなことありませんから! ご安心ください」

クリス「それにしてもマルス様、可憐な知り合いが多いですね」
マルス「大概ひと癖あるからぼくは全く嬉しくないけどね」

ピーチ姫とデイジー姫≫

67ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル&ルビー ◆Br2tUbHd4M:2014/10/13(月) 21:23:29
>>マルス王子 クリスさん 〜みんなでパイ投げ〜(ダイニングキッチン)
【ヒュンヒュンヒュンベチャ バチャヒュンベチャ】
ソルル「【ベチャ】やられたか…… こうなりゃヤケクソだーっ!」【ヒュンヒュン】
ルルナ「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラアアァァァッッ!!!!」
【ビュンビュンビュンビュン】(我を忘れてパイ連投)
ドロシア「【バチャ】……【ペロリ】……不味いわ」
ルビー「なんか掃除が大変【バチャ】そうだなぁ…… いつの間にかやられちゃった」
グリル「うんうん、ボクちん達みーんな、パイだらけになったし、思い残すこと無いや」

<<イベント終了 エピローグ[語り:ドロシア]
今回は最悪の結末を避けた結果になったと信じたいわ。
無意識に放った一言がとてつもない大騒動へと変貌するのは、ソルルとルルナの大ゲンカに限っては日常茶飯事。
今度ばかりは死人が出るかと思ったものの、被害はダイニングキッチンのパイのみ。

ソルルが無意識に放った一言、マルス王子が放った一言、そしてソルルが王子を煽った一言で一触即発。
あわや殺し合い寸前のところで妨害したのは、ルルナの銅鑼連打。
本来は開始と終了の合図に使っている銅鑼は、いつでも誰でも鳴らせるようにバチを常備。
これを利用したルルナの妨害により、マルス王子は怯んでしまう。しかし事態はとんでもない結末へ……
ルビーが持ってきた1000個のパイが発端となり、ペンション史上最大のパイ投げ合戦に発展。
最終的に待ち受けていたのは大掃除。パイ投げ前の状態に戻すまで、疲れることこの上ない。
おかげで3人に罰を与えることに。もちろん罰を与えたのはこのあたし、ドロシア・ソーサレス。
ソルルは安易なことで命のやり取りをし、更には周りを恐怖に陥れたとして、
ルルナは暴走して周りを巻き込んだとして、ルビーは余計な混乱を引き起こしたとして
それぞれ数枚の始末書を書かせたわ。その間リボンちゃんとグリルに任され、代表代理を務めることに。

以上の事件を、『ペンション史上最大のパイ投げ地獄』として命名するわ。

68ドロシア&リボン&グリル&ルルナ ◆Br2tUbHd4M:2014/10/13(月) 22:35:43
ドロシア「それではここで、あたしが3人改め4人に与えた罰を紹介するわ」

ソルルは安易なことで命のやり取りをし、更には周りを恐怖に陥れたとして、始末書10枚と謹慎1ヶ月。

ルビーは1000個のパイを無駄にし、更に余計な混乱を引き起こしたとして、始末書10枚と謹慎3ヶ月。

ルルナは暴走して周りを巻き込んだとして始末書2枚と代表資格剥奪1週間。

グリルもパイを喰らって暴走したため、始末書1枚。

ドロシア「……そしてリボンちゃんは反撃に出なかったとして、お咎めなし」
ルルナ「我ながら情けないわ…… それでもここに出られるだけありがたいわ」
リボン「先ほどルビー氏を宝石の世界に送り返し、ソルルさんはとバタービルディングに送り込みました」
グリル「始末書だけで済んで良かったけど、ルルナもここに残れてよかったね」
ルルナ「しばらく大人しくしてます……」

>>ピーチさん デイジーさん(203号室)
ルルナ「またバウザーね……」 リボン「またクッパなのですか?」
【ガチャ】ドロシア「聞いたわ。部屋が狭いとは随分とご挨拶ね? ちなみにあたしはドロシア・ソーサレス」
グリル「そしてボクちんがグリル。文句があるなら出て行って。デイジー姫」 ルルナ「グリルストップ」
ドロシア「部屋はみんな同じよ。まずはこれでも食べて落ち着いて。但しお残しは許しませんよ」
ルルナ「なんかドロシアお姉ちゃんが冷たいけど、ここで十八番のオムライスは冷えた身体には良いのかな」

>>マルス王子 クリスさん
ドロシア「♪〜【サラサラサラ……】」 リボン「相も変わらぬ筆さばき、見事です」
グリル「キルニードル……」 ルルナ「想像しただけで痛そう……」

ドロシア「なんなら、やってみる? ほぼ丸々あたしのイメージになっちゃうけど……」
ルルナ「やめたら? 部屋の問題があるでしょ?」 ドロシア「そうだったわ……」
リボン「エリウッド様には、ニニアン氏がいらっしゃるかと……」 グリル「それは言わないお約束」

ドロシア「【サラサラサラ……ガシュッ!!】 よし出来た! 後はこれをチキちゃんに届けてあげて」
[招待状 下記の方を当ペンションへ御招待致します。 神龍チキ 様 名も無きペンション代表 代理 ドロシア・ソーサレス]
ルルナ「やっぱりお姉ちゃんは凄いなぁ…… パラちゃん達も呼んでるの?」 ドロシア「それはまだ」
リボン「一度見てみたいですね」 グリル「パーティ会場以来だけど、会えるかな?」
ドロシア「ちなみに……[竜]を[龍]にしているけど、あたしのこだわりなの」
ルルナ「あたしとソルルもそうだわ。[魔道]を[魔導]のようにね」

ドロシア「無意味な横取りは許しません!」(今度はピコハンを構え)
ルルナ「そろそろ他も作ろうかな……」 グリル「とりあえずプディング作ろうかな?」
リボン「宜しければ軽くサニーサイドアップでも作りますよ」

69ドロシア&リボン&グリル&ルルナ ◆Br2tUbHd4M:2014/10/13(月) 23:16:54
<<ようやくの消灯時刻(ロビー)
ドロシア「今日は散々な1日だったわ…… ソルルとマルスはケンカをふっかけるわ、ルビーは……」
ルルナ「まあまあお姉ちゃん、これを見て落ち着いて」

[謹慎期間満了日 ソルル 11月13日 ルビー 2015年1月13日]

リボン「作っときましたよ。そしてこちらはルルナさんのです」 ドロシア「流石リボンちゃん」

[代表資格剥奪期間 ルルナ 10月20日]

グリル「なんとか始末書を書けたから、明日からはいつも通りだね」
ドロシア「いっそのこと、パラ達にも助けて貰おうかと思っているの。良いかな?」
ルルナ「あたしは良いけど、お客様次第ね」
リボン「マルス王子、クリスさん、セーラさん、ピーチさん、デイジーさんは喜んでくれるでしょうか」
グリル「大丈夫大丈夫! 自信を持って!」
リボン「では、水曜日までお暇を頂きますね」ドロシア「もちろん。ゆっくり休んで、次に備えてね」
グリル「ドロシアはどうするの?」 ドロシア「折角だし、ソルルが帰ってきてもシフトを無視しちゃおうかな」
ルルナ「労基法に基づいて時間外手当も出すけど、あまり無理しないでね」 ドロシア「ありがとうね、ルルナ」

<<ルルナの手帳より 〜日記〜
こうして、長い1日が終わりました。
今回大ゲンカをけしかけたマルス王子は、ドロシアお姉ちゃんの裁量によりお咎め無し。
代わりにソルルとルビーが謹慎処分。わたしは代表資格を一時的に剥奪されてしまいました。
グリルちゃんはなんとか始末書のみで済んだものの、穴埋めするには厳しいかもしれない状況。
そこで当時するのがパラ・ソーサレス。ドロシアお姉ちゃんの半身みたいなものです。
これが明日にどう響くのか、これはメモに残す他なさそうです。

<<可動式ホワイトボード 〜NEXT DAY'S HINT〜
ソルルの穴埋めにパラを召喚すべきか否か
写真A[魔法の絵筆]
写真B[ドロシアと4人のパラ・ソーサレス]
写真C[バタービルディングとソルル]

70ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/10/14(火) 09:46:41
>>66 マルス/クリス
ピーチ「そうでしたか、何より無事で安心しました…」
デイジー「…ちょっと老けたわよ、きっとそうy(ガッ)」
ピーチ「デイジー…
       すみません、この子が粗相ばかりで…(ペコペコ)」

デイジー「私が可憐だって?アンタ、なかなか解ってるじゃない(クリスの頭ぽん)」
ピーチ「私は全然そんな事は無いですけど…」

>>68 ルルナ達
デイジー「この子を何度も攫う物好きなんてアイツしかいないじゃない」
ピーチ「そろそろ標的を変えてもいいと思うんです…」
デイジー「それ言ったらお終いよ」

ピーチ「すみませんすみません…この子ったら粗相が多くて(ペコペコ)」
デイジー「アンタ何回その下りやるのよ」
ピーチ「…貴女のせいでしょうが… 根は良い子なんです、どうかお許しを」

71ドロシア&グリル&ルルナ ◆Br2tUbHd4M:2014/10/14(火) 17:05:40
名も無きペンションに戻った名も無き日常……
前回のパイ投げ騒ぎを起こした張本人ルビーは、謹慎3ヶ月が下された。
マルス王子と死闘騒ぎをして、被害を拡大させる可能性ありと判断されたソルルは、謹慎1ヶ月が下された。
また、パイ投げ騒ぎに乱入したとして、ルルナは一週間の代表資格剥奪処分、グリルは始末書のみ。
被害者たるリボンとドロシアはお咎め無しとなった。
さて、そんなドロシアはあることで悩んでいる。彼女の側近のような相棒、パラ・ソーサレス。
パラ達を召喚すべきか、召喚せざるべきか。ドロシアが考えに考え抜いた、その決断とは……

<<とある美人絵師の憂鬱(ロビー)
ドロシア「……パラ達にも手伝って貰うべきか否か…… うーん……」 グリル「どうしたのドロシア?」
ドロシア「グリル、丁度良かったわ。あたしはパラ達にも手伝って貰うべきかしら?」
グリル「良いんじゃない?」 【ガチャ カラン♪ コロン♪】 ルルナ「やっぱり入口は鈴じゃないとね」
ドロシア「ルルナ、丁度良かったわ。実はパラ達の事で悩んでて……」
ルルナ「パラちゃん? あたしは良いと思うよ。今はお姉ちゃんがキャップでしょ? 後はお客様次第ね」
ドロシア「そうね…… とりあえず書くかな」

<<可動式ホワイトボードより
ドロシア筆[緊急 パラ・ソーサレス召喚に伴い、意見求む]
ルルナ筆[本日の食材:鶏肉 調理方法:照焼き 唐揚げ フライドチキン 塩焼き 素揚げ]

>>ピーチさん デイジーさん (203号室)
ドロシア「標的を変えると言ったら、マリオとルイージかしら?」
ルルナ「そう言えば、そんなこともあったわね」 リボン「あれは斬新でしたね。結果は見えてますが」

ドロシア「そうねぇ…… デイジーさん、楽しい罰ゲームの時間よ。このケーキを食レポなさい」
ルルナ「あれ? オムライスと思いきやケーキだね」 リボン「ミルクレープのようですね」
ドロシア「作り方は至ってシンプルでも、極めるのはかなり難しいわね」

72マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/10/14(火) 21:56:44
(自室、武器と書物に埋もれたマルスのベッドにて)
マルス「蜂の巣……蜂の巣…………あれ? ぼくは一体……」
クリス「物騒な寝言を聞き流すのには苦労しましたよ。ともあれ、お目覚めになってよかった」
マルス「そうだ、ぼく……銅鑼の音にやられて! クリス、あの後はどうなったんだい?」
クリス「パイ投げ騒動に発展したあと何とかことの収拾がつきました」
マルス「どうしてそんなことになったのかは分からないけど……にしてはぼくも君も汚れてない気が……それより! ぼくは一体どれだけの時間こうしていたんだ!?」
クリス「そこまで長くはないですよ、ちなみにパイはシェイバーで弾き飛ばしました」
マルス「ぼくの形振り構わないスタイルが君に伝染したようで一抹の不安を覚えるよ」
クリス「それより、ソルル殿をはじめとする4人には罰則が設けられました。詳しくは>>68を」
マルス「(ちゃっちゃと目を通して)……ぼくは?」
クリス「マルス様は……、ドロシア殿のおかげで免除ということになりました」
マルス「そんなの納得いかないよ、せめて始末書の1枚でも書かせてくれなくちゃ……これでいいかな?」
(神がかった空間認識能力で紙束の中から何も書かれていない羊皮紙を引き抜くと凄い勢いで羽根ペンを走らせ始める)

マルス「わぁー!」
クリス「下手だと分かっていても自分も筆を取りたくなってきますね」
マルス「精神的にもいい鍛錬になると思うからカービィ達だけではなくぼくもキルニードルの洗礼を受けたいと思ったこともあった」
クリス「今は?」
マルス「勇気と無謀は紙一重だ」

マルス「部屋……」
クリス「俺達の部屋はもうこれ以上ないくらい散らかってますしね」
マルス「ここを引き払うことになった時、どうしていいか分からないや」

クリス「パラ……殿?」
マルス「パラ・ソーサレスだよ。ドロシアさんの作りだした彼女の分身。やっぱり気になるならタッチ! カービィで一戦交えてみたらどうだい? 結構な速さですっ飛んでくるよ。団体さんで」
クリス「やめときます」

マルス「あー、その赤いハンマーは嫌いなんだよ。威力の割に叩く側も叩かれる側も恥ずかしくなる稀有な武器だからね」
クリス「お願いします(即答)」
マルス「じゃあぼくも(隣からかすめ取らないために)」

ドロシアさんリボンさんグリルさんルルナさん≫

マルス「やはり老けたんだぁぁ! シーダに嫌われたりしたらどうしよう!」
クリス「落ち着いて下さいマルス様。シーダ様は見た目で人を判断するようなお方ではありません」
マルス「じゃあ何でナバールとかロジャーとかジェイクとかを選んでスカウトしに行ったんだよ、絶対見た目だろアレ!」
クリス「話には聞き及んでいるので何も言い返せません」

クリス「……そういう反応をされる方は本物の淑女ではないとマルス様からご教授頂きました。
    その理論から言えば、真に可憐な淑女はピーチ姫ということになります」
マルス「現実は厳しいね」

ピーチ姫とデイジー姫≫

マルス「あぁ……まだ頭が痛む」
クリス「あれ、ちゃんとライブが効いてなかったんでしょうか……とりあえずじっとしていてください」
マルス「……はぁ。それにしても、パラさんのことはどう思う?」
クリス「ソルル殿がいなくなって妙に寂しくなった気がしますし、いて損はない気がします」
マルス「奇遇だねぇ、ぼくもだ……よし、始末書上がり! 出しに行ってくるよ」
クリス「……ところでマルス様? メリクルソードにヒビが見られたので修理に出さねばなりませんね……マルス様ー?」

73ドロシア&グリル&ルルナ&リボン ◆Br2tUbHd4M:2014/10/14(火) 23:22:28
>>マルス王子 クリスさん
〜ドロシアとルルナの盗み聞き〜 (201号室入口)
ドロシア「なるほど…… これは下手するとソルルの処分を軽くしないとかもね」
ルルナ「そしてマルス王子が詫状を書いているみたい。これはどうするの?」
ドロシア「受け取ったら直ぐに検討しないと…… そしてメリクルソードも没収でいいわよね?」
ルルナ「……うん、そこはお姉ちゃんに任せるわ。そろそろ降りよっか」
[ドロシアとルルナは忍び足で1階へ逃げました。これに気付いているか気付いていないかで展開が分岐します]

〜ドロシアの考え〜 (ダイニングキッチン)
ドロシア「やる?【キラーン☆】」 グリル「やめてドロシア!」 ルルナ「下手したらみんなやられるよ!」
ドロシア「残念…… これは諦めるしかないかな……」

ルルナ「一応、シーツ類だけは毎日交換しているけど、壁紙やベッドが無事なら大丈夫だよ」
ドロシア「チキちゃんが来たら、205号室を手配するわ。そうすれば部屋の行き来には困らないと思うの」
グリル「ドロシア、策士の素質あるかもよ」 ドロシア「それは無いわ」

クリス「パラ……殿?」
マルス「パラ・ソーサレスだよ。ドロシアさんの作りだした彼女の分身。やっぱり気になるならタッチ! カービィで一戦交えてみたらどうだい? 結構な速さですっ飛んでくるよ。団体さんで」
クリス「やめときます」

ドロシア「まあ、そんなところね。で、この子達にも手伝って貰っても良いのかと悩んでいたワケなの」
グリル「一度悩んだら悩みっぱ。ドロシアの悪いクセだよ?」 ドロシア「ハイ……(頭を垂れる)」
ルルナ「まあまあ、そこまで言わなくても……」

ドロシア「フフフ…… あたしはむしろ好きだけどなぁ……」 ルルナ「随分ニヤついてるわねお姉ちゃん……」
グリル「ドロシアの意地悪スイッチ入っちゃった…… これが中々止まらくて……」 ドロシア「フフフ……」

<<消灯時刻(ロビー)
ルルナ「そろそろ消灯ね……【ガチャ カラン♪ コロン♪】 ……あ、いらっしゃいませ!」
リボン「こんばんはー」 ドロシア「リボンちゃんいらっしゃい。明日はよろしくね」
リボン「はい、任せてください」 ルルナ「ところで、パラちゃんはどうするの?」
ドロシア「……決めたわ。明日呼び出すからそのつもりでお願いね」 グリル「明日かぁ…… そしたら、ボクちんもその瞬間に」 ドロシア「もちろんいいわ」 グリル「良かったぁ……」
ルルナ「そしたら…… 【パコン】 これでどうなるか見てみよう」 ドロシア「これを書き換えて……っと」

<<ホワイトボードより 〜NEXT DAY'S HINT〜
ドロシア筆[明日10月15日 パラ・ソーサレス召喚 パラ達と仲良くしてあげてね]
ダイニングキッチン[フードコート]

74セーラ ◆64BC23clRI:2014/10/14(火) 23:29:29
話せなかったから、
顔だしだけでもさせていただいたわよ!

75ドロシア&パラ&リボン&グリル&ルルナ ◆Br2tUbHd4M:2014/10/15(水) 18:24:06
名も無きペンションの騒がしい一日……
ドロシアは遂に、パラ・ソーサレス召喚の決心をした。
その様子を見守るのは、リボンちゃん、グリル、ルルナ。
同時に、ロビーのチェックカウンターに、40インチの液晶パネルが取り付けられた。
ルルナ曰く『インフォやサイネージにに使う』とのことらしいが……

<<液晶パネルとパラ・ソーサレス (ロビー)
ドロシア「それにしても、ホントに配線出来るの? 」 リボン「お金、大丈夫ですか?」
ルルナ「コインなら腐るほどあるよ? サイネージやインフォ以外には、キッチンスタジアムの中継にも使うわ」
グリル「下手したら、ホントに私財を擲って正真正銘のキッチンスタジアム作っちゃいそう……」
ドロシア「なるほど…… さあ、そろそろ呼び出すわよ」
グリル「お、いよいよだね!」 ルルナ「久々のパラちゃんだ!」 リボン「お願いします……」
ドロシア「それでは……【パンッ!】」 ルルナ「来た……!」 グリル「いよいよ会える……」
リボン「合わさった両手から放たれる暖かいオーラ…… 見えました!」
ルルナ「あたしも見えたわ。お姉ちゃんを小さくしたかのような女の子……」

女の子「ドロシア様、みなさま、お懐かしゅうございます」
ルルナ「やっぱり可愛い……」 グリル「もしかして、あの時の?」
女の子「はい、かつて会場でドッキリを仕掛けた、パラ・ソーサレスです」

タッチ!カービィより、パラ・ソーサレス。
ゲーム内ではドロシアから放たれるザコ敵として有名。
ドロシア曰く『このペンションでは皆に愛されるマスコット的存在を目指したい』とのこと。
パーティ会場時代では、ドロシアと共にドッキリを仕掛けたことをハッキリと覚えている。

リボン「やはりそうでしたか。お久しぶりです」 グリル「今日からまたよろしくね!」
ルルナ「変なイタズラやドッキリしちゃダメだよ?」 パラ「はい!」

>>セーラちゃん
パラ「はじめまして! パラ・ソーサレスです!」
ドロシア「あらあら…… パラ、積極性はいいけど攫われたらおしまいよ?」 パラ「う"……」
リボン「詳しくは、こちら(>>68の2行目〜4行目)ご覧下さい」
グリル「おかげでソルルとルルナは一時転落というワケ」 ルルナ「テヘヘ……」

76ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/10/15(水) 21:28:22
>>71 ドロシア達
デイジー「そうよそうよ、寧ろヒーローを変えれば良いのよ」
ピーチ「私にそんな事が出来るのでしょうか…」
デイジー「アンタフライパン振り回したり野菜引っこ抜いたりしてたじゃないの」
ピーチ「確かに標的が変わって貰えると助かるのですが…」

デイジー「甘いものは嫌いじゃないわ?」
ピーチ「……、あの中に何か入ってたりするのですか?(こっそりと耳打ち)」

>>72 マルス/クリス
デイジー「ほら見なさい、アンタもそう思ってたんじゃないの」
ピーチ「あの、マルス様は昔とお変わり無いと…確かに少しだけこう、雰囲気が変わりましたが」
デイジー「それって老けたって事じゃないの?」
ピーチ「それを言ったら私達も危ないのでは」

ピーチ「あの、私はそんな…」
デイジー「…まぁ私は確かにそんな文字似合わないでしょうけど」

77ドロシア&リボン&グリル&ルルナ ◆Br2tUbHd4M:2014/10/15(水) 21:53:19

>>ピーチさん デイジーさん (ダイニングキッチン)
ドロシア「なるほど、そういう考え方もあったかぁ…… こりゃあ一本とられたわね」
リボン「まあ、クッパのことでしょうから標的は変わらないかと」 グリル「ならどうするの?」
ルルナ「お任せあれ。そこで登場するのがミニゲーム。クッパと直接対決(つまりはボスゲーム)してみる?」

ドロシア「なら大丈夫ね。さあどうぞ」(ミルクレープを勧めるドロシア)
リボン「ちなみにミルクレープですが、特に代わったことはしていません」
グリル「高難易度アレンジはまだみたい」 ルルナ「あたしには無理ね……」

78マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/10/15(水) 21:55:28
マルス「(ぴく)」
クリス「どうされました、マルス様」
マルス「外に何かいた気がする」
クリス「まさか暗殺者!?」
マルス「……気にしない方が良さそうだ(ごろん)」
クリス「てっきりマルス様なら『ちょうどいい、第2ラウンドだ(きらーん)』なんて言い出すと思ったのですが」
マルス「馬鹿だなぁ、ぼくは目的の為なら少し非道にもなれるけど、勝てない勝負はしない主義だよ?」
クリス「ということは勝てる保証はないと?」
マルス「君を危険に巻き込むのも面白くないし、最悪狙われてから考えようかな……
     それとも、『そこっ!』なんていいながらキルソードでも投げた方が面白かった?」
クリス「ついさっきまでばたんきゅーしてた方の言う台詞じゃありませんね」

クリス「やめてくださいお願いしますマジで」
マルス「よし、ばっちこいっ!」
クリス「ヌルファイアー!」   マルス「いて」

マルス「そうか、良かったー」
クリス「俺もマルス様も、今のところは的から剣やら魔法やらを外してはいませんからね」
マルス「そうだよ、もし修理しないといけなくなったら公費から出すことになるから」
クリス「……一層身の引き締まる思いがします」

マルス「やだよただの斧でもあまり好きじゃないのに」
クリス「敵が使うと威力の高さが目立ち、味方に使わせると命中の低さが目立つ不思議な武器ですよね」

クリス「いんふぉ? さいねーじ?」
マルス「あっはっは、さっぱりわからない」
クリス「いんふぉ……さいねーじ……」
マルス「あ、パラさんだー! 久しぶりー」
クリス「いんふぉ……あ、初めましてクリスです……うーん、ちっちゃい可愛い」
マルス「君なんか外見に騙されて心に消えない傷を負うがいい」
クリス「え? マルス様、なんか仰いました?」
マルス「べっつにー」

ドロシアさんパラさんリボンさんグリルさんルルナさん≫

マルス「雰囲気!? アレか、スマブラで布地が増えたことを言いたいのか!?
     だが残念! ぼくは5年以上前からあの姿にりにゅーあるしていたのさ!」
クリス「俺なんてユニットもちゃっかり増えましたし、任天堂のマルス様出演作品にかける謎の心意気あっぱれですね」

クリス「認めた!」
マルス「もはや論じるまでもないねー」

ピーチ姫とデイジー姫≫

79ドロシア&リボン&グリル&ルルナ ◆Br2tUbHd4M:2014/10/16(木) 00:04:09
>>マルス王子 クリスさん 〜寛大なる処分、偉大なる再会〜 (ロビー)
ルルナ「あ、マルス王子とクリスさんだ」ドロシア「丁度良かったわ。リボンちゃん、例の物を」
リボン「はいドロシアさん」 ドロシア「……ん、確かに。ありがとう」
グリル「例のアレ?」 ドロシア「マルス王子、この場に於いて貴方への処分を申し渡します」

処分内容[主文:マルス・ローウェルを、メリクルソード没収に
わ処す。 理由:ソルルと大乱闘を起こし、周りを恐怖に陥れた為]

ドロシア「……但しマルス王子、貴方自らが用意した理由書により、ソルルの処分を謹慎1週間へと軽減するわ」

パラ「はい! お久しぶりですマルス様!」 ドロシア「今は1人だけど、今後は状況次第ね」
パラ「そしてはじめまして、クリス様」 ドロシア「仲良くしてあげてね」
ルルナ「要するに、こんな感じね。【カチッカチッ…… カタカタカタ……】これでよし【ターンッ!!】っと!」

[ルルナの端末操作により、ペンション案内図が表示される。
客室エリアの201号室、202号室、203号室には『滞在中』、それ以外は『空室』の表示。
ダイニングキッチンは『フードコートモード』の表示。それ以外は通常の表示]

ルルナ「まずは試験的だけど、案内図を出してみたよ」 グリル「今後パターンは増えるよ」

ドロシア「自業自得ね」 パラ「これは酷いです……(呆れ顔)」
ルルナ「これはマルス王子が悪いわ」 グリル「同感」 リボン「フルボッコですね……」

ドロシア「させないわよ? もし部屋があまりにも酷いようなら、その身を以て償うことになるわよ?」
リボン「つまりは、ここで働いて返せとのことです。ドロシアさん紛らわしいですよ?」
ドロシア「ごめんごめん、一度やってみたかったの」 パラ「ルルナ様の影響が大きいですね……」
ルルナ「ごめんね、こればかりはどうしようもないみたい」 グリル「パラちんはどんなドロシアがいいの?」
パラ「はい、ルルナ様、グリル様。わたしはどのような方が呼び出されたドロシア様が大好きです」
ルルナ「良かった…… 憂鬱が杞憂に終わったわ……」

ルルナ「斧と言えば、そろそろ薪を用意しないと……」
パラ「さもなくばみんなあの世行き。なんちゃって! あはははははははっっ!!!!」【ピコンッ☆ ピコンッ☆ ピコンッ☆ ピコンッ☆ 】
[パラはつまらないことでピコハンを卓に叩きつけて爆笑している]
4人『………………』【ヒュオオォォォ……】[パラのつまらなさに雪山級の寒さに]

80ドロシア&パラ&リボン&グリル&ルルナ ◆Br2tUbHd4M:2014/10/16(木) 00:51:09
<<消灯時間(ロビー)
ルルナ「これで【タンッ!】よしっと!」 パラ「明日はイベントですか?」 ルルナ「模擬戦だけどね」
ドロシア「久々だけど何を作るかよね……」 グリル「テーマ食材は何だっけ?」
リボン「明日はフレンチにも和食にも活用されているあの食材を用意します」
ルルナ「楽しみだなぁ……」 ドロシア「まあ、カードがあたしとルルナだからね。明日は5人呼び出そうかな」

<<液晶パネル 〜NEXT DAY'S HINT〜
メインエリア[予告編:和の女板前ルルナvsフレンチの女神ドロシア 開演:19時00分予定]
上部サブ[インフォモード試験稼働中]
下部A[ダイニングキッチン使用状況:フードコートモード]
下部B[17時からダイニングキッチンは、キッチンスタジアムモードになります]

81ドロシア&パラ&リボン&グリル&ルルナ ◆Br2tUbHd4M:2014/10/16(木) 13:56:29
<<液晶パネル 〜インフォモード〜
メインエリア[カレンダー&現在時刻表示]
下部A固定[ダイニングキッチン使用状況:フードコートモード]
下部Bスクロール[17時からダイニングキッチンは、キッチンスタジアムモードになります。和の女板前ルルナvsフレンチの女神ドロシア 19時00分開宴予定!]

リボン「とりあえずこんな感じで調整して、後はテーマ食材が付くのを待つだけ……っと」

<<昼過ぎのペンション(ロビー)
ドロシア「なるほど、フレンチの女神と来ましたかぁ……」 ルルナ「あたしが考えたんだけど、ダメ?」
ドロシア「大丈夫、問題ないわ」 パラ「ところで助手は何人付ける予定ですか?」
リボン「1人につき2人までです」 ドロシア「それなら、後3人呼ばないと」
グリル「これ下手したらホントに作っちゃうかもね。正真正銘のキッチンスタジアム」
ドロシア「それはさておき、今日は楽しい対戦になるよう祈るわ」 ルルナ「もちろん! 負けないからね!」

82ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/10/16(木) 15:40:00
>>77 ドロシア達
ピーチ「私はまた攫われるのですね…まぁ悪い処では無かったんですけど」
デイジー「其れこそ不潔で何のサービスも無い処だったら私だって自力で脱出して来るわ」
ピーチ「…貴女は何処へ行ってもそうじゃないですか」
デイジー「あら、何か悪い事でも有る?プリンセスは優遇されて当然よ(ふんす)」

デイジー「……(もぐもぐと租借しフォークを離せば「まぁまぁね」と頷き)」
ピーチ「デイジーは食べ物には煩いんですよ、まぁまぁと言えば…美味しい、という事で」

>>78 マルス/クリス
デイジー「確かに布地増えてたわね、何の真似なのよ女みたいじゃない」
ピーチ「でもアレはアレで素敵でしたよ…?私には何の変化も特に見当たらなかったですね」
デイジー「其れを登場もしてない私に言うの?(真顔)」

デイジー「これはもう認めざるを得ないとね」
ピーチ「大人になりましたね…」
デイジー「アタシは淑女じゃなくてレディ、大人の女よ?」

83ドロシア&パラ&リボン&グリル&ルルナ ◆Br2tUbHd4M:2014/10/16(木) 16:34:42
>>ピーチさん デイジーさん (203号室)
ルルナ「噂によるとバウザーは完全なワルにはなりきれていないとか。まあ、その方が良いのかもね」
ドロシア「それはどうかしらね? 下手したらクッパ以上のワルに操られることもあり得るでしょ?」
リボン「……まあ、ベッドメイクは出来て当たり前ですけど、サービスの品質を損えばオジャンでしょうね」

ドロシア「……こんな罰ゲームを用意したあたしがバカだったわ」 グリル「まあまあ、ドロシア」
ルルナ「……うん、やっぱりこれはデイジーさんの心を、美味しい料理で満たしてみる必要があるわね」
リボン「ルルナさん、ロシアンルーレットはナシですよ?」 ルルナ「テヘヘ…… バレちゃった☆」

84ドロシア&パラ&リボン&グリル&ルルナ ◆Br2tUbHd4M:2014/10/16(木) 16:53:48
<<液晶パネル 〜LIVEモード〜
上部サブ左[LIVE] 上部サブ右[場面転換中]
メインエリア[ダイニングキッチン全体の様子が映し出されている]
下部サブ固定[ダイニングキッチン使用状況:場面転換作業中]

<<場面転換前(ダイニングキッチン)
ルルナ「にしても、まさかこんな昇降装置があるとは思わなかったわ。これなら簡単かもね」
ドロシア「殆どソルル1人でやってたみたいだけど、こんなに簡単なのね……」
グリル「ボタン一つで切り替えることが出来たら、楽っちゃ楽かな」 パラ「でしょうね」
リボン「それでは、実際にやりながら手順を確認しましょう」

<<ダイニングキッチン場面転換ハイライト 〜フードコート→キッチンスタジアム〜
まずはフードコート用の食卓類を、奈落の中央に移動させます。
次に昇降スイッチを操作して、奈落を下げてください。これで入れ替え準備が整いました。
奈落が止まったのを確認し、切り替えスイッチを『K』の位置に入れます。
すると、フードコートの食卓類が自動的に収納され、専用テイスティングテーブルが奈落に用意されます。
最終確認が済んだら、再びスイッチを使ってで奈落を上げます。
完全に上がりきれば、キッチンスタジアムモードへの移行は完了です。

<<場面転換後(キッチンスタジアム)
リボン「最後に椅子の配置を確認して…… これでダイニングエリアの準備は整いました」
ドロシア「トリを飾るのはテーマ食材、か。なら、ここはリボンちゃんに任せるしかないわね」

<<液晶パネル 〜サイネージモード〜
メインエリア[キッチンスタジアムを背景に、ルルナvsドロシアの絵面]
下部A固定[ダイニングキッチン使用状況:キッチンスタジアムモード]
下部Bスクロール[和の女板前ルルナvsフレンチの女神ドロシア 19時00分開宴予定!]

ルルナ「とりあえず切り替えてみたよ」 グリル「良いんじゃない?」 パラ「問題なさそうですよ」

85ドロシア&パラ&リボン&グリル&ルルナ ◆cKwi5yCq7w:2014/10/16(木) 18:11:27
<<液晶パネル 〜アラートモード〜
メインエリア[中央にデカデカと『テーマ食材到着』、バックにはキッチンスタジアムの写真]
下部A固定[ダイニングキッチン使用状況:キッチンスタジアムモード]
下部Bスクロール[和の女板前ルルナvsフレンチの女神ドロシア 19時00分試合開始!]

<<テーマ食材到着(ロビー)
ルルナ「お、テーマ食材が遂に到着したね」 ドロシア「この間だけはリボンちゃんしか入れないんだっけ」
リボン「そういうことになります」
パラ「グリル様、準備の方をお願いします」
グリル「パラちん、なんでボクちん?」 パラ「リボン様に実況していただくためです」
グリル「なるほど…… じゃあ、ちょっと行ってくるね」
[グリルはキッチンスタジアムに移動した]
ドロシア「それじゃあ、着替えますか…… ルルナ、パラ」 ルルナ「そうしますか」 パラ「はい!」
[ドロシア、ルルナ、パラはオーナーズルームに移動した]
リボン「それでは、わたしも実況席に向かいますか」
[リボンちゃんはキッチンスタジアムに移動した]

86ドロシア&パラ&リボン&グリル&ルルナ ◆cKwi5yCq7w:2014/10/16(木) 18:59:16
<<和の女板前ルルナvsフレンチの女神ドロシア (キッチンスタジアム)
〜試合開始前 テーマ食材発表〜
グリル「入場!」 リボン「さあ、主宰の合図と共に、調理服姿のルルナ、ドロシア、付き人のパラ4人が入場しました」

グリル「それでは、テーマ食材を発表しましょう。
今回は模擬戦ということもあって、どのような料理にも仕上げられる食材を用意しました。
和食とフレンチの華麗なる競演、とくとご覧頂きましょう。発表します! テーマ食材はこちらっ!!」【バサッ!!】

リボン「さあ、主宰役のグリルにより幕が取られ、中からテーマ食材が現れました! さあ、これはお肉のようですが、果たしてどんな肉なのでしょうか」
グリル「本日のテーマ食材! ……赤毛和牛」 ルルナ「……」 ドロシア「難しいわね……」
リボン「なんとなんと! テーマ食材は高級牛肉の赤毛和牛! これは物凄いことになりそうです!」

〜試合開始!〜
リボン「和食vsフレンチ、模擬戦となりますはまさかの赤毛和牛。これをどのように料理するのか注目です。
ルルナかドロシアか、ドロシアかルルナか、運命の1時間、60分の戦いが今、始まります!」

グリル「それでは…… グッド・ガストロノミー! アーレ・キュイジーヌ!」
ブザー【パアアアァァァァァァーーーーーーン】 銅鑼【ボワァァーーィボワァァーーィボワアアァァァァーーーーーィン!】
リボン「さあ、始まりました!ブザーと銅鑼が鳴り響き、1時間、60分の戦いが今、始まりました!」
ドロシア「なかなか良さげね…… ルルナ、それ取って」 リボン「おっとドロシア、いきなり相手を使っています」
ルルナ「はい」 ドロシア「ありがと。頑張ろうね」
リボン「開始早々早くも相手を使う異色の展開。それもそのハズ、およそ4年間から顔見知りという両者。
さて、本日用意された赤毛和牛は肩ロース、リブロース、ヒレ、サーロイン、内モモの5種類です」
ルルナ「昆布と鰹節!」 パラC「はい!」 リボン「さあここで命の出汁が登場です!」
ルルナ「鍋とザル、キッチンペーパー!」 パラD「用意しました」 ルルナ「バカーッ!! 調理台の上に置いてどうやってこせばいいのよっ!!」
リボン「早くもルルナ節全開です」 グリル「リボンちゃん」 リボン「グリルさんどうぞ」
グリル「フレンチのドロシア、早速各部位を焼いて食べたわ」 リボン「食材の状態を確かめ、それに合わせて調理するということでしょうか」

87ドロシア&パラ&リボン&グリル&ルルナ ◆cKwi5yCq7w:2014/10/16(木) 19:30:33
<<和の女板前ルルナvsフレンチの女神ドロシア (キッチンスタジアム)
〜15分経過〜
リボン「フレンチのドロシア、ロースをかなり厚めに切り分け、これをステーキにしていくようです」
グリル「リボンちゃん」 リボン「どうぞ」 グリル「和のルルナ、ロース肉を薄くスライスしているわ」
リボン「おお、ということはすき焼きでしょうか。早くも楽しみです」
ルルナ「だから何回も言わせないでよっ!! これはこうすりゃいいのっ!!」 リボン「相変わらずのルルナ節です」
ドロシア「これをステーキに使うから、焦がさないように気をつけてね」 パラA「了解しました!」
ドロシア「それと、一人分として使う鉄板、がっつり温めて。火傷しないようにね」 パラB「はい!」
リボン「さあ、こちらはバラ肉を使ってハンバーグでしょうか。『リボンちゃん』グリルさんどうぞ」
グリル「フレンチのドロシア、ミンチの中身はバラ肉、塩、刻み玉ねぎに、パウダー状にした麩と確認」
リボン「これは驚きです。麩を使えば大量の肉汁を閉じ込めることができます。これは楽しみです」

〜30分経過〜
リボン「さあ、ルルナ側ですがこれはロースを揚げるのでしょうか」 グリル「ロースに小麦粉、卵、パン粉を用意したみたい」
ルルナ「これは最後の最後に仕上げるよ。お楽しみに!」 リボン「これは楽しみです」
ドロシア「お、仕上がったわ」 リボン「ドロシア側、ハンバーグが出来上がった模様です」 ドロシア「実況席! ここからか本番よ」
リボン「おっと登場しました赤ワイン! これでデミグラスソースを作るのでしょうか」
グリル「ドロシアの鍋の中身は赤ワイン、脂身を削いだバラ肉、ブイヨン用の野菜と判明」
リボン「なるほど、ここからアルコールを飛ばし、更にとろみを付けてハンバーグに使うのでしょうか」

88リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/16(木) 19:32:56
リボン「えー、只今トリップが乱れました」
グリル「正しくはこちらです。大変失礼致しました」

89ドロシア&パラ&リボン&グリル&ルルナ ◆Br2tUbHd4M:2014/10/16(木) 20:10:40
<<和の女板前ルルナvsフレンチの女神ドロシア (キッチンスタジアム)
〜15分前〜

リボン「さあ、両者共に料理が並び始めました」
【ジュウウゥゥゥゥ……】ドロシア「離れて」 リボン「さあフランベです。牛肉との相性は抜群です」
【シャアアァァァァ……】リボン「綺麗な紅の炎が上がりました」
ルルナ「塩釜崩すよ! 手伝って!」 パラC・D『はい!』
リボン「さあ、こちらは内モモを塩釜焼きにしたローストビーフ。和のルルナお約束のお寿司でしょうか」
グリル「和のルルナ、酢飯を用意していることからお寿司で間違いないよ」
リボン「これは楽しみです。まずは握り寿司、そして細巻きはあるのでしょうか」

〜10分前〜
リボン「さあ残り時間僅かとなって来ました!」 ドロシア「カメラさん来て! かけるよー」
リボン「さあ、ハンバーグにデミグラスソースが……【ジュウウゥゥゥゥ……】今かけられました!」
グリル「後は余熱で煮込んだら完了とのこと」 リボン「なるほどー。これは食べるのが楽しみです」
ルルナ「完璧ね。流石だわ」 パラD「握り寿司はルルナさんが?」 ルルナ「そのつもりだけど、やらせないわよ?」
リボン「さあ、ルルナ側はお寿司が出来上がっています。しかもご丁寧にわさび抜きです」

〜5分前〜
リボン「さあ、いよいよ大詰めを迎えています。ここでルルナが動く!」
ルルナ「皿用意して!」 パラC「はい!」【ジュウウゥゥゥゥ……】リボン「さあ、ビーフカツが油の中に投入されました」
ドロシア「……よし、これで完成ね」
〜1分前、そして終了へ〜
リボン「ドロシア、ここで完成しました! そしてシャンパン!」 ルルナ「……よし、これで間に合うわ」
アナウンス『30秒まえ』リボン「さあ、ルルナ側も完成した模様です」 ドロシア「パラ達全員とルルナ!」
『15秒前』リボン「さあ、労いのシャンパンです」 ドロシア「お疲れ様。乾杯!」 『10秒前』パラ達 ルルナ 『乾杯!』
リボン「今全『5秒前』員がシャンパンに『4……』口を付けました!」『3…… 2…… 1……』
ブザー【パアアアァァァァァァーーーーーーン】 銅鑼【ボワァァーーィボワァァーーィボワアアァァァァーーーーーィン!】
リボン「今終了しました! 1時間、60分の戦いが、幕を下ろしました!」 グリル「みんなお疲れ様」
ドロシア「ルルナ、調理中になんでパラ達を怒鳴るの?」
ルルナ「調理中に出来ると言っておきながら口先だけなら、怒鳴って当たり前でしょ?」
ドロシア「相変わらずねぇ……」

<<イベント発生! 〜テイスティング〜
ドロシアのメニュー
デミグラスソースのサーロインシチュー
三種のグリルステーキ 〜ロース、ヒレ、サーロイン〜
こだわりの煮込みハンバーグ デミグラスソース風味

ルルナの御献立
葛粉で閉じたヒレ肉のお吸い物
和食の定番 すき焼き
ビーフカツレツ食べ比べ ロース、ヒレ、サーロイン、内もも
赤毛和牛と豆腐のハンバーグ

リボン「以上の査定を募集しています。美味しい、不味い、これはこうした方が良い等、審査員のお言葉もお待ちしております」

90マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/10/16(木) 22:09:26
マルス「や……やってしまった……最悪だ……(顔面蒼白)」
クリス「何をそこまで……別に返ってこない訳でもあるまいし、修理はそのあとでも」
マルス「そうじゃない……ぼくはアカネイアから無断でメリクルソードを持ちだしてきたんだ」
クリス「えぇぇぇっ!?」
マルス「とはいえ、ソルルさんの処分が若干軽くなったのは嬉しいかな」
クリス「三種の神器のうちの1つが没収されたことをそんなに軽く考えるマルス様って」
マルス「いいじゃないか、というかぼくはメリクルソードがニ度と必要にならない未来が来てほしい」

マルス「もうどう返答したものか分からなくなってきた」
クリス「どうでもいいんでまずは平和主義を貫きましょう、しばらく鍛錬は抜きでいいですから」
マルス「体が鈍ったらどうしてくれる!」
クリス「知ったこっちゃありませんよ……いいから印章指輪持って! 書類片付けましょう書類!」

マルス「で、気になってたんだけど……」
クリス「何でしょうか」
マルス「この焦げ、何?」
クリス「……えーと」
マルス「ぼくにはこれが魔道書で出来たもののように思える」
クリス「…………」
マルス「さぁ労働しよう!」

クリス「薪ですか」
マルス「薪割りには慣れてるから、ぼく達でやってこようか」
クリス「特に俺は気合いを入れればいいんですね、そうですよね
     ……それにしても」
マルス「ほんと、どう返答したものか分からないや」


マルス「なるほど、こういうことかー」
クリス「急ぎましょうマルス様っ(階段の手すりを滑り降りて)」
マルス「それは反則だよ、足を鍛えろっ!(こわれたつるぎをぶん投げる)」

クリス「(頭にきずぐすり塗りたくりながら)じゃあ俺はドロシア殿のものを」
マルス「ぼくはルルナさんのがいいなぁ」

マルス「何か異郷の者のお約束らしいんだけど、結局ぼくもスキヤキに惹かれた(幸せそうにすき焼きを頬張り)」
クリス「美味い……!」
マルス「でもねー、和風で統一しているのにカツレツがあるのが気になったんだけど、いや美味しいんだけど、これには何か特別な意味でもあるの?(首傾げ)」

ドロシアさんパラさんリボンさんグリルさんルルナさん≫

マルス「うーん……確かに歴代ロード達よりも布面積はある気がしてるんだけどね」
クリス「いいんじゃないですか、偉くなったんだから」
マルス「そういう問題でもないと思う……」

クリス「俄かには信じられませんね(大真面目)」
マルス「ちょっ……」
クリス「俺にとっての大人の女性とは、ミネルバ殿やナギ殿のことなので」
マルス「うわー理想高いなぁ」

ピーチ姫とデイジー姫≫

91ドロシア vs ルルナ ◆Br2tUbHd4M:2014/10/16(木) 22:51:47
<<和の女板前ルルナvsフレンチの女神ドロシア (キッチンスタジアム)
リボン「お待たせ致しました、テイスティングのお時間です。このテイスティングには、一言ずつ返答していく形を取らせていただきます」

〜テイスティング in ルルナ〜
まずは、和の女板前ルルナ。
本来5品を予定していたものの、メインにする筈の寿司は、酢飯の不良により賄い料理へと降格。
最終的に4品へと落ち着きました。

ルルナ「メインのすき焼きは、合わせ出汁と大豆濃口醤油で合わせた、特製のつゆが決め手なの」

>マルス「何か異郷の者のお約束らしいんだけど、結局ぼくもスキヤキに惹かれた(幸せそうにすき焼きを頬張り)」

ルルナ「ありがとう。味は薄めだけどお肉本来の味を楽しめるようにしてみたよ」

ルルナ「ビーフカツレツ食べ比べは、それぞれの部位を異なる湯温で揚げた、極上の一品。
衣の食感はそのままに、歯応えの違う4種のお肉を楽しんでね」

>マルス「でもねー、和風で統一しているのにカツレツがあるのが気になったんだけど、」

ルルナ「ごめんね、これはあたしのこだわりで作ったから……」

>マルス「いや美味しいんだけど、これには何か特別な意味でもあるの?(首傾げ)」

ルルナ「もちろん。パン粉モノは、揚げ物の中でも特に気を使う必要があるの。
言うなれば、天婦羅以上の繊細さが求められるわ」

〜テイスティング in ドロシア〜
続いて、フレンチの女神ドロシア。
それぞれの部位を試食してから調理を始めた、彼女ならではの3品。

>クリス「美味い……!」

ドロシア「ありがとう。ゆっくり食べてね」

92ドロシア&パラ&リボン&グリル&ルルナ ◆Br2tUbHd4M:2014/10/16(木) 23:25:09
>>マルス王子 クリスさん (201号室)
ドロシア「むしろ神具に認定された武器を使わなくてもいい時代がくれば……」 グリル「難しいよね……」
ルルナ「ところでドロシアお姉ちゃん、結局ソルルはどうなるの?」
ドロシア「謹慎1週間にしたから、少なくとも来週月曜日には戻ってくることになるわ」
パラ「つまりは10月20日ということになりますね」

ルルナ「……難しかったかな?」 ドロシア「やりすぎよ」 パラ「そのようですね」
リボン「これは裏庭にアスレチックを用意する必要がありそうですね……」 グリル「SASUKE?」
ルルナ「流石にこの庭じゃ、あの鋼鉄のジャングルジムを再現するスペースが少ないわ。
仮に用意出来たとしても、精々30mの綱登りが限界だと思うよ?」

【フィィーーッッ!!!!】ドロシア「何を言ってんのよ!【サッ】」 ルルナ「おー、イエローカード」
パラ「まあ、この程度なら何とかなりそうですね」
リボン「ドロシアさん、あまり無理はさせないでくださいよ?」 グリル「これでも大事なお客様だよ?」

クリス「薪ですか」
マルス「薪割りには慣れてるから、ぼく達でやってこようか」
クリス「特に俺は気合いを入れればいいんですね、そうですよね
     ……それにしても」
マルス「ほんと、どう返答したものか分からないや」

ルルナ「大丈夫大丈夫。実は謹慎中のソルルがやってるの。心配ご無用」
リボン「ただ、体力作りの為にやりたいのであれば、わたし達は止めることが出来ません」
グリル「薪割りとはいえ、無茶は禁物」 ドロシア「2人でやるとすれば、息を合わせる必要があるわね」
パラ「つまりはチームワークの良し悪しが、結果の良し悪しを決めるということでしょうか?」

93ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/10/17(金) 17:26:57
>>90 マルス/クリス
デイジー「確かに偉くなったからって布地が増えるのはおかしいわ。
       大抵カミサマやメガミサマは布一枚じゃない、寧ろ逆じゃないかしら?」
ピーチ「……何の論議をしているんでしょう」
デイジー「アンタにはまだ早いわよ」

デイジー「………(PCでググり始める)
       ……こんなに理想高くてよく今まで生活して来れたわね(真顔)」
ピーチ「まぁまぁデイジー、人には好みというものがありますから…」

94ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/10/17(金) 17:30:25
>>83 ドロシア達
デイジー「…クッパ以上の悪、ねぇ… まずクッパが悪なのかすら最近解らなくなってきたわ。
        アイツはしつこいタダの亀よ」
ピーチ「確かにしつこいのは私もちょっと…」
デイジー「プリンセスを攫うなら専用の部屋や食事を用意してから、って事ね」
ピーチ「…希望がどんどん膨らみますね、デイジー」

デイジー「(もぐもぐと租借しながらものの数分で食べ終わる)」
ピーチ「終わりましたね、お味はいかがでしたか?」
デイジー「…まぁまぁ、ってとこね」

95ドロシア vs ルルナ ◆Br2tUbHd4M:2014/10/17(金) 19:05:08
<<和の女板前 ルルナ vs フレンチの女神 ドロシア(キッチンスタジアム)
〜テイスティング〜
>デイジー「…まぁまぁ、ってとこね」

ルルナ「たったこれだけしか無いのが辛いかな……」

ドロシア「やはりこのお嬢様には敵わないわね……」

〜テイスティング終了、審査へ〜
リボン「只今の時間を持ちまして、テイスティング終了となります。審査員は、審査・評価をお願いします」

審査する項目は3つ。『見た目と味』10点、『創造性』5点、『テーマの趣旨』5点、計20点満点で採点します。
果たして、勝負はどちらの手に渡るのでしょうか。

96マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/10/17(金) 21:58:08
(相手の返答を聞いた上で2人とも意義を感じない正座)
マルス「あのさ、クリスも何か具体的な感想を言わなきゃいけなかったんじゃないかな……?」
クリス「申し訳ないとは思うのですが昨日はあの一言しか思い浮かばず……」
マルス「それにしても、ぼく達も自分で何か作れるようにならないといけないなということをますます強く感じたよ」
クリス「マルス様を包丁を使えるようになりましたし、今度は俺の番ですよね!
     ……おっかしいなぁ、シーダ様に教えてもらったときは上手くいったのになぁ」

クリス「しかし、マルス様は最近レイピアしか佩びませんね」
マルス「とりあえずまずは出来ることからやらないとねー。……君もね?」
クリス「(後ろにボルガノンの書を隠し)は、はい……」

クリス「良かったです、ソルル殿については今でも守りきれなかったことに罪悪感を感じていますから」
マルス「それについてなんだけど、よくシェイバーごときでぼくを止められると思ったね?」
クリス「ぶっちゃけ思っていませんでしたが、下手に大怪我になっても困りますし単なる足止めのつもりで……
     ……まさか足止めにもならないとは思いもしませんでした」
マルス「世界は広いよ、もっと鍛錬が必要だね」
クリス「全くです」

2人『アスレチック!!』
クリス「やりましたねマルス様! 余りまくったエネルギーの消費に役立ちそうです!」
マルス「全くだ! 君もいくら賢者と言えどその地位に甘んじている訳にもいかない、より高見を目指そうじゃないか」
クリス「30メートル……と、いうと……?」
マルス「城壁が軽く登れる」
クリス「素晴らしい!」(どうやら城壁を軽く登るつもりらしい)
マルス「よし、じゃあ出来た暁には上からの投石を避けながらの登頂を目指そう」

クリス「……とりあえず修繕は俺がやりますから……あれ?」
マルス「君が起きる前に直しといたよ」
クリス「マルス様……!(じわぁ)」

マルス「あぁ、止めないで欲しいな!(マントも羽織って準備万端)」
クリス「チームワークの良し悪しか……不安だな……」
マルス「じゃあソルルさんの手伝いをしてくるとするかッ!(開けた窓から颯爽と飛び降りる)」
クリス「はっ! ……って、お待ちくださいマルス様ー!」

ドロシアさんパラさんリボンさんグリルさんルルナさん≫

マルス「でも布地が減りすぎると戦う時にいわゆる……その、『事故』が起こるじゃないか?」
クリス「黒歴史を経験したマルス様だからこその深いお言葉ですね、ありがとうございます」

クリス「そう、でしょうか……」
マルス「んー、ぼくが大人の女性と聞いて連想するのは姉上やニーナ様かな? ぐぐってね」
クリス「マルス様、位と大人の女性は関係ありませんよ」
マルス「そういう訳じゃないんだけど、何だかそうなってしまったねぇ」

ピーチ姫とデイジー姫≫

マルス「ねぇクリス、ルルナさんとドロシアさん、どちらが勝つと思う?」
クリス「……くどいようですが作るものすべて鍋味にする俺に聞きますかそれ」
マルス「聞いただけだよ(わくわく)」
クリス「しかし、俺も気になりますよ?(わくわく)」

97ドロシア&パラ&リボン&グリル&ルルナ ◆Br2tUbHd4M:2014/10/17(金) 23:50:37
>>ピーチさん デイジーさん
グリル「ワケ分かんない……」 ドロシア「安心なさいグリル、あたしもよ……」 パラ「同じくです……」
リボン「ピーチ姫、残念ながら今のわたし達ではデイジー姫の妄想についていけないようです……」
ルルナ「でもバウザー以上の悪なら…… 流石にカジオーは無理があるし……(悩み中)」

>>マルス王子 クリスさん
ドロシア「お、ボルガノン! と来れば、裏庭に稽練用のサンドバッグも用意した方が良いのかしら?」
ルルナ「まあ、サンドバッグならいくらでも調達出来るし、屋外と屋内で用意しちゃおうかな」
パラ「みんなで使うのですか?」 グリル「だと思うよ」 リボン「でしょうね」

ルルナ「こればかりは3人…… 否、5人で反省しないとね……」
ドロシア「今度屋内で大暴れしたら、1週間出入り禁止にするからそのつもりで」
グリル「なんでそこまでするの?」 ドロシア「みんな甘過ぎるのよ。下手に暴れて倒壊したらどうするの?」
パラ「耐震対策を施しても、ある程度の衝撃に耐え切れなくなった時点で倒壊しかねません」
リボン「ちょっと怖いですね……」

ルルナ「言っておくけど投石は一切しないわ。この状態から自力で45秒以内に登り切ってもらうわよ」
パラ「己の限界を超えられるかが勝負の分かれ目になるかと思われます」
ドロシア「一応、綱登りは安全性を考慮した上で、メインロープ以外には命綱を使うことになるわね」
リボン「つまりは、タイムアップになった時点でメインロープが外れる…… ということですか?」
パラ「あるいは、ロープをそのままに、命綱を補助するスタッフを立てるのでしょうか」
ドロシア「前者と後者2つを採用しているわ。メインロープは、挑戦者が居ない間は外しておくつもりよ」
ルルナ「……あっ、そうだ! クリフハンガー!」 グリル「えっ!? あの握力測定器まで作っちゃうのっ!?」
ドロシア「止めときなさい、あれは下手したら怪我するわ」 ルルナ「沼も作れば大丈夫だけどなぁ……」

ドロシア「………(入念に確認し……) ……なるほど、見事な腕前ね。あなたもしかしてプロ?」
パラ「何でもかんでもプロと思い込んではいけませんドロシア様」 ドロシア「うるさいっ!!」 パラ「っっ!!【びくっ】」

マルス「あぁ、止めないで欲しいな!(マントも羽織って準備万端)」
クリス「チームワークの良し悪しか……不安だな……」
マルス「じゃあソルルさんの手伝いをしてくるとするかッ!(開けた窓から颯爽と飛び降りる)」
クリス「はっ! ……って、お待ちくださいマルス様ー!」

ドロシア「ちょっとどうしたの……って、コラーッ!! お行儀悪いでしょっ!!」
【ジリリリリリリリリリリリ……(非常ベル発動)】
ルルナ「あー、やっちゃった…… 」 リボン「また面倒な事になりそうですね……」
パラ「緊急任務アルファ発動!無銭宿泊を犯した脱走者を拘束!」【ビュン!】
グリル「もうワケ分かんないよ……」

<<イベント 和の女板前ルルナvsフレンチの女神ドロシア 〜採点用紙配布〜
リボン「マルス王子、クリスさん、ピーチさん、デイジーさんは、お二方の料理を採点願います」

満点は20点となりますが、必ず1点差以上になるようにしてください。この点数によって、勝者が決まります。

98ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/10/18(土) 12:40:36
>>97 ドロシア達
デイジー「其れ位の優遇が無かったらアタシは一人で逃げてるわね」
ピーチ「すみません、こんな子なんです…まぁ解らなくは無いのですが」
デイジー「クッパの処は手下がヒイヒイ言い乍優遇してるんでしょう、良いじゃない」
ピーチ「確かにケーキやお茶やお部屋を出された記憶が有りますね…」

デイジー「ところでもっとスイーツとか無いのかしら?」
ピーチ「…あんまり食べると太りますよ?」
デイジー「プリンセスは太らない体質なのよ」
ピーチ「どんな持論ですか…」

99ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/10/18(土) 12:45:41
>>96 マルス/クリス
デイジー「……コイツ通報して良いかしらね」
ピーチ「…『事故』とはどのような物で?」
デイジー「アンタはふわふわもっこり着てるんだから大丈夫よね、下にジャージでも穿いておきなさい」

デイジー「そんなに望み高かったら一生独り身よ?」
ピーチ「(カタカタキーを叩いてググり始める)
      …へぇ、素敵な方ですね…私もこんな風になってみたいものです」
デイジー「…アンタは別にそのままでいいんじゃない?」
ピーチ「私もこう、大人の色香というものが欲しいんですよ」

100セーラ ◆64BC23clRI:2014/10/18(土) 12:55:41
>>100になったみたいね〜

おめでとうね♪

101ドロシア&パラ&リボン&グリル&ルルナ ◆Br2tUbHd4M:2014/10/18(土) 20:00:33
>>ピーチさん デイジーさん
ドロシア「へぇ〜…… クッパも中々やるじゃないの。だから言われるのかもね、悪役らしくない悪役だって」
グリル「悪役は悪役でも色々なタイプがあるけど、何らかの野心云々はお約束だね」
パラ「他にも孤独に耐え切れずに暴走、美を追求するあまりに心が壊れてしまう等々…… 悲劇の悪役も忘れてはいけません」

グリル「そしたら、何かデザートのイメージがあれば作るよ」
ルルナ「なんて言っても、結局『まあまあね』で済まされるようなら、あたしなら黙ってられないかも」
ドロシア「まあまあルルナ」 リボン「採点の方もお忘れなくお願いします」

>>セーラさん
ルルナ「ありがとーセーラちゃん! でもまだまだこれからだよ」
ドロシア「これからもルルナと仲良くしてあげてね」 パラ「まあ、女の子の敵、ソルル氏は別ですが」
リボン「パラさん、言い過ぎです」 グリル「まあまあ。これからもよろしくね!」

102セーラ ◆64BC23clRI:2014/10/18(土) 21:28:57
いえ♪
わたしのおかげでこんなにまで来られたのよねぇ♪
(ルルナにも相変わらずかなりな自意識過剰ぶり)


ええ!
そいつは女の子の敵よ!
セクハラされたのよ!
(ドロシアの発言にも乗って)


言いすぎじゃないわよ!
ただの事実なのよ!
(リボンには、
ただの事実とまで)

103マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/10/18(土) 21:28:57
クリス「え、いいんですか!?」
マルス「これでもう部屋を焦がさなくて済むんだね」
クリス「はい……聖水ぶっかけた的を用意するのはいちいち面倒なので」

マルス「うわぁ大変だ」
クリス「いや、もう暴れないでくださいね?」
マルス「もちろんそのつもりだけど具体的なペナルティを聞くとどうしても」

マルス「ほうほう……あ、ぼくは命綱いらないよー」
クリス「何言っちゃってんですか!?」
マルス「本当にいらないよ」

クリス「……前々から思っていましたが割と何でも出来るんですねマルス様」
マルス「自分で何も出来ない奴が軍を率いてサバイバル出来ると思うかい?」
クリス「いいえ全く」

マルス「な、何だ!?(もはや反射的にレイピアを抜き放って対応)」
クリス「暴れちゃいけませんっつったでしょうマルス様!!」

マルス「うーん、具体的に点数にするというのはいささか忍びない……」
クリス「やけに緊張しますねー」
マルス「はいインク」
クリス「あ、ありがとうございます(かきかき。ルルナ16、ドロシア19)」
マルス「だからといって手元を見たら手首落とすからね?(かきかき。ルルナ18、ドロシア17)」

ドロシアさんパラさんリボンさんグリルさんルルナさん≫

マルス「嫌だなぁ、今は真人間じゃないか」
クリス「『今は』という部分に少し悪意を感じます」

マルス「安心するといい、ぼくには病める時も健やかな時も共に過ごしたシーダがいる」
クリス「えーとあの……すみません。俺にもその、カタリナが……びじゅあるはやはりぐぐってくれると嬉しいです」

ピーチ姫とデイジー姫≫

104セーラ ◆64BC23clRI:2014/10/18(土) 21:32:38
>>103
ちょっとちょっと!?

まさかまさかのわたしとまったく同じ同時刻に!?
(同じ同時刻って)

あんたはストーカーね!
(いちいち突っかかり)


しかもしかも!!

何勝手にスルーしてんのよ!!

話しかけて来てくれたっていいじゃない!!

105マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/10/18(土) 21:55:30
(それぞれのベッドの上で武器に囲まれたマルスと魔道書その他の書物に囲まれたクリスが向かい合っている)
マルス「もうすぐここが出来てから2週間が経つんだよね」
クリス「…………」
マルス「ねぇ、クリスは――」
クリス「マルス様、マルス様は本当に楽しんでおいでですか?」
マルス「……何を言っているんだい?」
クリス「俺には……相当御無理をなさっているように見受けられます」
マルス「そんな訳ないじゃないか」
クリス「俺にはマルス様が自暴自棄になられているように見えるんですよ! 見ていて心配です、何かあったんですか?」
マルス「…………」
クリス「どーせ爵位持ちのジジイ連中が何か言ったんでしょう」
マルス「え、どうして分かったの?」
クリス「マルス様のことをよく思っていない貴族連中は、こっちにもいましたから」
マルス「……そうなんだよ。一部の貴族の中には、ぼくを排斥する動きがある……
    どうやらぼくを戦争を片づけてくれた便利な道具か何かのように思っているらしい。だからぼくが力を持つことを嫌がっている」
クリス「マルス様がおられなかったら竜族に屠られていた身というのに何と恩知らずな……」
マルス「でもさ、それでもいいような気もしてきてしまった。
    戦争が始まる前、まだ城にいた頃……ぼくは何が好きで、いつも何をしていたのか……思いだせないんだ、ずっと……
    彼らの言う通りじゃないか、ぼくは自分の為に何もできない。それは道具や人形と一体何が違うんだろう?
    一つの趣味もない、それは本当に人間なのだろうか? ぼくは人間なのだろうか」
クリス「…………」
マルス「戦争によってぼくの本質は変わってしまったのかと思った。だから積極的に剣を抜いてみた。……でも違うんだ……ぼくのどこかが痛むんだ」
クリス「…………」
マルス「アカネイア大陸の為なら腕や脚の一つ二つくれてやれる。世界の為なら命だって賭けられる。
    でも、だから何だ? 守ったその世界にぼくはいてもいなくても満足であるような気がするんだ
    ぼくは壊れてしまったのか? 戦争が終わったから、用済みになったから、壊れてしまったのか?」
クリス「マルス様は人間です、生きておられます……失ったならまた探せばいい、作り出せばいいではないですか。民草にそれを示したのはマルス様でしょう?
    俺も手伝いますから……俺は知らないので、興味深いです。戦争が始まる前のマルス様がどんな方だったのか」
マルス「いいのかい? 厳密にはぼくは君の君主ではないのに」
クリス「構いません。マルス様がマルス様である以上、あなたは俺が仕えるべき君主です
    ……俺が思うに、マルス様は戦争によって迎えられなかった遅い思春期を迎えていらっしゃるのでは」
マルス「思春期かぁ……ぼくが急に変わったら、シーダは何て言うかなぁ」
クリス「シーダ様もきっと俺と同じ気持ちだと思いますよ? マルス様がほんとうに幸せなら何も言いません」
マルス「そっか……ぼくは、幸せ者だったんだなぁ……(ばたむ)」
クリス「マルス様!? (がらん) ……がらん?(ふと視線を下に) Σ酒瓶……!?」
マルス「明日は早起きしないよ……鍛錬は少し休ませてもらうよ……ぐぅ」

クリス「……そうだよな、マルス様が素面で俺に悩みを打ち明けたりするはずがないもんな……
    軍を抜けた今、俺もあなたと共にいられて嬉しいです、マルス様――」

106クリス ◆XurcqHekx.:2014/10/18(土) 21:59:13
はう……連投申し訳ありません、あんな問題発言やそんな問題発言をカットしているうちに書き込みがあれやこれやと
スルーしている訳ではないのです……どうかご容赦ください


いや、ストーカーではありませんから(汗)
遅い上に長文で申し訳ありません

ついでにマルス様は酔い潰れてしまったので俺ひとりが貴女とお話しさせて頂くことになったのですが……

いささか荷が重いです。(真顔)
セーラ殿≫

107セーラ ◆64BC23clRI:2014/10/18(土) 21:59:29
>>105
だからあんたたちは何がしたいのよ!!

話しかけてって言ってんでしょ!!

108セーラ ◆64BC23clRI:2014/10/18(土) 22:00:51
>>106
だからいまさら遅いわよ!

あれだけ話しかけてって言ってたじゃない!!

109クリス ◆XurcqHekx.:2014/10/18(土) 22:36:41
話しかけて、と申されましても……

パイプ役のマルス様がおられない今、ぶっちゃけ何を話したらいいか分からなくて
……あ、今日も作りたくなくても出来ちゃった鍋味シチュー、いります?
セーラ殿≫

110ドロシア&パラ&リボン&グリル&ルルナ ◆Br2tUbHd4M:2014/10/19(日) 00:14:36
>>セーラさん マルス王子 クリスさん 〜この騒ぎは誰のせい?〜
ドロシア「なんだか随分と騒がしいと思ったら、かなり荒れてるみたいね。みんな大丈夫?」
ルルナ「セーラちゃん、マルス王子達にストーカーは無いでしょ。あんな甲高い声で騒いでたら丸聞こえだよ?」
パラ「それにマルス王子はこんなにぐでんぐでんに…… 大丈夫でしょうか?」
リボン「水、用意します?」 グリル「ボトルの水ならあるよ」

>>セーラさん 〜ピコハン談義と物証無き捜査〜
ドロシア「ハイハイ【ピコン☆ ピコン☆ ピコン☆】 しゃしゃり出ない」 ルルナ「わさわさピコハンで指示出ししなくても……」
グリル「ルルナ、ピコハンはツッコミ以外だと相槌や拍手にも使えるんだよ」 ルルナ「……わかんなくなっちゃった」

パラ「ソルル氏の件ですが、これは裏が取れないと実証するのが難しいですね……」
リボン「要するに『ソルルを黙らせたいのであれば、物的証拠を突きつけよ』ということになります」
ルルナ「でもあるのかなぁ…….」 グリル「無理じゃない?」

>>マルス王子 クリスさん 〜聖水と綱登りとサバイバー〜
ドロシア「もしサンドバッグが使い物にならなくなったら言ってよ? あたし以外は補修出来ないからね」
ルルナ「ドロシアお姉ちゃん、やっぱり絵筆を使うんだね……」 ドロシア「もちろん☆(軽くウインク)」
パラ「ダメだこの主人、早く何とかしないと……」 リボン「まあまあ」

ドロシア「ペナルティはペナルティ。それ以外に何があるの?」 ルルナ「お姉ちゃん厳しいよぉ……」
パラ「みなさん、暫しの辛抱です……」 グリル「まあ、ドロシアの言うことは間違ってはいないけど……」

ドロシア「ダメよ。命綱無しで落ちたら、確実に死ぬわよ?」 パラ「勝手に登ることは出来ません」
ルルナ「やっぱりタイムアップでメインロープが外れるシステムで正解ね。登る時だけ用意するわ」
グリル「これだけど、最初にソルルを登らせるはどう? つまり咬ませ犬にするというワケ」
リボン「いけませんグリルさん。ソルルさんに咬ませ犬は失礼ですよ」

ドロシア「サバイバル…… サバイバルゲーム…… サバイバー……」 ルルナ「サバイバルなら無人島はどう?」
パラ「目的にもよりますが、これはこれでアリですね。但し、無理は禁物です」
グリル「ボクちんパス……」 リボン「同じくです」

パラ達『確保っ!!』[パラ達はマルス王子を捕まえた]
ドロシア「ご苦労様。ゆっくり休んでね」 パラ達『はいっ!!【PON!】』
ルルナ「消えちゃった……」 ドロシア「パラ達は、あたしの一部のようなものなの」
グリル「確か、記憶も保持出来るんだっけ?」 ドロシア「一部はね」

111ドロシアvsルルナ@完結編 ◆Br2tUbHd4M:2014/10/19(日) 00:18:32
<<和の女板前ルルナvsフレンチの女神ドロシア
〜集計完了〜
リボン「ルルナさん、ドロシアさん、お時間となりました。
審査員ピーチ、審査員デイジーの採点は棄権とさせていただきます。ご了承下さい。
よって審査員マルス、審査員クリスによる結果を以って、勝者を決定致します」

〜結果発表〜(キッチンスタジアム)
グリル「脂肪分の少ないヘルシーな赤毛和牛。和食とフレンチにはうってつけだったかと思われます。
これを素晴らしき料理へと変えながら、更なるステージに挑み続ける両者に、まずは盛大な拍手をお願いします!」

リボン「たかが模擬戦、されど模擬戦。模擬戦とは言えど、勝負の世界というものはあまりにも無情なものであります。
勝者と敗者、それを決しなけれは幕が降りないと言われています。
和の女板前ルルナか、フレンチの女神ドロシアか、さあ運命の審査結果は!」

グリル「……(結果の書かれたカードを確認) ……勝者! ……フレンチの女神、ドロシア・ソーサレスッ!!」
ドロシア「よしっ!!」 ルルナ「ダメかぁ…… まあ、しょうがないか」

リボン「勝ったのはフレンチの女神ドロシア・ソーサレス、ドロシア・ソーサレスであります!
得点が入ってきました。審査員マルス、17vs18ルルナ。審査員クリス、16vs19ドロシア。
審査員ピーチ、デイジー両名は棄権となりました。
よって得票は1vs1、総得点は35vs34。35vs34でドロシアが勝ちました!」

審査結果 マ ル ス ク リ ス ピ ー チ デイジー 得票《総得点 》
ル ル ナ 18 16 棄権 棄権 1 《34》
ドロシア 16 19 棄権 棄権 1 《35》

ルルナ「僅か1点差とは言え、ちょっと厳しかったかな」
ドロシア「牛肉は脂身の有無次第で調理法や難易度が大幅に変わるから、今回は楽しく調理出来たわ」
ルルナ「ということで、賄い料理のお寿司、食べてってね。酢飯の味が薄過ぎて失敗しちゃった」

[キッチンスタジアムイベントは終了しました。約3日間の長丁場、ありがとうございました]

112ドロシア&パラ&リボン&グリル&ルルナ ◆Br2tUbHd4M:2014/10/19(日) 01:03:53
<<消灯時刻(ダイニングキッチン 場面転換作業中)
ルルナ「これで一通りは終わったかな」 ドロシア「にしてもこのお寿司、結構イケるわよ?」
グリル「そろそろ寝るね……」 リボン「後はお願します……」 ルルナ「おやすみー」 ドロシア「おやすみなさい」
ルルナ「後はダイニングエリアをフードコートモードにするだけね」【カツン シュウウゥゥゥゥ……】
ドロシア「つまみ式のスイッチだから、微調整も効くのかな?」 ルルナ「それは難しいと思うよ」

<<液晶パネル 〜キッチンスタジアムの対決終了後〜
メインエリア[キッチンスタジアムを背景に、フレンチの女神ドロシア。その下部に黄金の『WINNER』]
上部サブスクロール[採点に誤りがありました。計算ミスにより35vs34とお伝えしてしまいました。正しくは36vs34です。尚、勝敗への影響はありません。大変失礼致しました]
下部A[ダイニングキッチン使用状況:場面転換作業中]
下部Bスクロール[キッチンスタジアムの対決は、フレンチの女神ドロシアが勝利しました。審査員として参加して頂きました皆様、ありがとうございました!]

<<ホワイトボード 〜NEXT DAY'S HINT〜
10月20日 ソルル 謹慎明け ルルナ 代表資格剥奪解除

113セーラ ◆64BC23clRI:2014/10/19(日) 10:38:47
>>109
だから何なのよ!
(もう何も言わない)


>>110
だってストーカーじゃない!

わたしの行動パターンを見てるみたいよ!


甲高いって…そりゃもちろんよ!(いったい何)

114ドロシア&パラ&リボン&グリル&ルルナ ◆Br2tUbHd4M:2014/10/19(日) 19:13:49
<<液晶パネル 〜デジタルウォッチモード〜
メインエリア[現在時刻表示]
上部サブ[赤毛和牛対決 審査結果:ルルナ−ドロシア マルス:18-17 クリス:16-19 得票:1-1 総得点:34-36 勝者:ドロシア]
下部A[ダイニングキッチン使用状況:フードコートモード]
下部B[赤毛和牛対決は、フレンチの女神ドロシアが勝利しました。審査員として参加して頂きました皆様、ありがとうございました!]

<<夜のペンション(ロビー)
ルルナ「いよいよ明日かぁ…… ソルルが帰ってくるの」
グリル「今度ばかりはマルス王子に謝ると同時に、改めて感謝しないとね」
ドロシア「今はあたしがトップだけど、明日からルルナ一人だけがトップに戻るからそのつもりでね」
リボン「しばらくはドロシアさんとルルナさんの二人で仕切ると言うのはどうですか?」
パラ「これはルルナ様さえ良ければの話ですねドロシア様」 ドロシア「みたいね。どうするルルナ?」
ルルナ「ドロシアお姉ちゃん、流石に一人じゃ心細いから一緒に手伝って」 パラ「はい決まりました!」
リボン「では、そのように手配しますね」

>>セーラさん
ドロシア「なるほど、行動パターンを見ていると…… なら、その証拠を出して頂戴。無いなら諦めて」
パラ「即ち証拠が全て。証拠が無ければ悪事を暴くことはほぼ不可能、ということです。お分りですか?」
グリル「ドロシアもパラちんも厳しいなぁ……」 リボン「確かに仰ることは間違ってはいませんが……」

ルルナ「とりあえず、おはぎでも食べて落ち着いて」 グリル「甘い物でリラックス、かな?」 ルルナ「そう」
リボン「ルルナさんのおはぎは、程よい甘さの粒あん、そして程よい柔らかさに仕上げたもち米が決め手です」
ドロシア「とりあえずこれで一先ずのブレイクタイムになるといいけど……」

115セーラ ◆64BC23clRI:2014/10/19(日) 19:54:47
>>114
投稿時間よ!

まさかまさか!

ただの偶然なんて…!

116マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/10/19(日) 21:07:12
マルス「うぅ……ありがとう……頭の頭痛が痛い(髪ぼさぼさ、服にも皺がついてまさに満身創痍の状態)」
クリス「あからさまに文法が間違っていますマルス様……それにしてもありがとうございます、俺だけじゃどうしようもなかったので」
マルス「こ……これが二日酔いというやつか……シスター1人すら斬れる気がしない」
クリス「斬ってはいけませんマルス様、しかし大丈夫ですか?」
マルス「大丈夫に……ぅあう、見えるかい……?」

クリス「はい! 恩に着ます! 精進します!」
マルス「いいなぁ……」
クリス「……鍛錬はしばらく自粛するんでしょう?」

マルス「そうだね……とりあえずぼくは気が変わるまで平和に過ごそうと思うから問題ない……はず」
クリス「そうして下さい、俺を置いて謹慎したりしたら焼き尽くしますよ」

マルス「残念だなぁ……着地できる自信あるんだけどな……今は無理だけど……(頭押さえ)」
クリス「まぁ安全第一ですからね、仕方ありませんよ」

マルス「無人島……(ぱぁぁぁ)」
クリス「二日酔いのせいか目の光がいつもの4割減ですね……でも、俺も少し魅かれますね……
     今まで俺が培ってきた技術がどれだけ通用するのか……想像するだけで胸が高鳴ります」
マルス「ほらね、君もそうだろう……? 戦わねばならない星の下に生まれてきたのさ」
クリス「否定できません」

マルス「わー! は、放せー! 放さないなら……(蹴りと突きの構え)」
クリス「有言実行しやがれサンダー!」
(拘束されて聖水を使えない所に直撃)
マルス「酷い……どいつもこいつも……ぼくが一体何をしたっていうんだ、ただソルルさんを手伝おうとしただけじゃないかぁ」
クリス「せめて手段を選んで下さい!」

マルス「何でだよー、どうしてあぁいう配点にしたのさー(ぽかぽか)」
クリス「ふはははは、本調子でないマルス様の拳など痛くも痒くもありません!
     ……あれ? っていうかどうして俺の配点を御存じなんですか!?」
マルス「気配で分かった」
クリス「そのうち金髪緑眼で空を飛べるようになりそうですねマルス様」
マルス「ありがとう」
クリス「俺はやはり郷里の味に似た料理に好感を抱きました。ルルナ殿の料理は俺にとっても斬新でしたが……俺の口には合いませんでした」
マルス「そっかー」

マルス「良かった! 帰ってくるんだね」
クリス「薪の量次第でマルス様はまた飛び降りちゃったり」
マルス「次は逃げ切る(目が据わっている)」

ドロシアさんパラさんリボンさんグリルさんルルナさん≫

マルス「心外だなぁ……そんな面白くもないもの見る訳ないだろう」
クリス「マルス様ー!?」
マルス「大体知ったところでぼく達に何のメリットがあるんだい?」
クリス「それは確かに、いやしかし冷たすぎやしませんか」
マルス「君はストーカーだと疑われたままでいいのかクリス」
クリス「いやそれは」
マルス「ぼくはシーダ一筋だ」
クリス「ここで堂々と口にすることじゃありませんよね」

セーラさん≫

マルス「それにしても……あぁ、酷い目にあった」
クリス「もうあんな量飲まないで下さいよ? 今回は二日酔い程度で済みましたが、最悪急性アルコール中毒でぱったりなんてこともあり得ますから」
マルス「どこで覚えたそんな言葉……でも、飲み始めの高揚感は良かった
     しかし……瓶を空けてからのことを覚えていないんだよ、ぼくは何か粗相をやらかさなかったか?」
クリス「……やはり、覚えていらっしゃらないんですね……」
マルス「?」

117セーラ ◆64BC23clRI:2014/10/19(日) 21:15:05
>>116
どれだけ飲んだくれてんのよ!!

二日酔いのバカおやじじゃない!

気を付けなさいよ!!

118マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/10/19(日) 21:57:55
マルス「返す言葉もない……(がっくし)」
クリス「セーラ殿ありがとうございます、いい薬になります〜」
マルス「君も何か言ったらどうだ」
クリス「セーラ殿と同じ意見です」

セーラさん≫

119セーラ ◆64BC23clRI:2014/10/19(日) 22:38:01
返す言葉もないのね〜!

わたしにどうでもいいわよ!
(かなり冷たい)

120ドロシア&パラ&リボン&グリル&ルルナ ◆Br2tUbHd4M:2014/10/19(日) 23:59:07
>>セーラさん 〜証拠不十分と迷宮入りへの危機〜
ドロシア「……なるほどね。これだけじゃ足りないわ」 パラ「証拠不十分ですね」

グリル「ボクちんから一言。残念だけど事件にすることは出来ないよ」
ルルナ「あたしからも。これが必然的に起きたとすれば、何らかの打ち合わせをしなければならないわ」
リボン「ということで、今回の件は無かったことに……」

>>マルス王子 クリスさん 〜酔っ払いが大嫌いなグリルの涙〜
ドロシア「コラコラ、無理しないの。全く……」 ルルナ「お酒は楽しく程々に、ソルルも言ってたよ?」
グリル「酔っ払い大嫌いっ!!【ぷいっ】」 リボン「まあまあグリルさん。ルルナさんも」

ドロシア「言っとくけど、マルス王子も使って良いわ。但し、壊れたら言ってよ?」
パラ「サンドバックはボロになってナンボですから、ある意味使い方次第では消耗品になるかもしれませんね」

ドロシア「つまりは連帯責任を辞さない覚悟というワケね、クリスさん……」
ルルナ「あー…… お姉ちゃん諦めちゃったかな」 リボン「無理もありませんね」
グリル「クリスがカッコ良過ぎてウルっと来ちゃった……」

ドロシア「ダメったらダメ!【ピコン☆】」 ルルナ「なんでマルス王子にピコハン……」 グリル「ドロシア、やり過ぎ注意」
リボン「かつてソルルさんが大ポカやらかし、マルス王子に斬られそうになったそうです」
パラ「故に聞きましょうドロシア様。まさかソルル様の二の舞でもするつもりですか?」
ドロシア「……………」 [ドロシア、撃沈……]

ドロシア「無人島使ってサバイバルするなら、貴方達だけなら最高3日間になるわね」
リボン「壊血病にでもなったら大変だからこそ、限界も決める必要があるのです」
ルルナ「逆に10vs10なら45日ね。物資調達チャレンジ追放免除チャレンジと題したゲームも用意してさ」
グリル「そんなお金何処にあるの?」 ルルナ「もちろん、ソルル持ち」 グリル「ちょwww」

ドロシア「残念だけど仕方がない。ルルナ、マルス王子に罰ゲームのアレを用意して」
ルルナ「はい! というワケでロシアンルーレット。どれか一つが大当たり!」
リボン「当たりを引けば、必然的に涙目になるワケですね?」 ルルナ「そう。当たりはセンブリよ」
グリル「どちらかがほうじ茶、どちらかがセンブリ茶なら、飲むのも大変じゃあ……」
パラ「今回の為に用意したのですか?」 ルルナ「元々あったのを使ってみただけ」
[分岐点は、右がセンブリ茶、左がほうじ茶です。どちらを飲むかで展開が変わります]

リボン「一応、液晶にも出していますが、得点は勝者が決まった後に読み上げるのがお約束なんです」
グリル「今度料理対決があるとなれば、予告編作らないと」
ルルナ「ごめんね…… あたしは『食材の味を楽しむ為』をモットーに、薄味に仕上げちゃっているの」
ドロシア「味へのこだわりは一人ひとり違うから、同じジャンル同士であれば個性が出ることもあるわ」

121ルルナ&ドロシア&パラ&ソルル&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/20(月) 00:20:23
<<消灯時刻間際 〜ルルナのトップ返り咲き、帰ってきたソルル〜 (ロビー)
ルルナ「さて、そろそろ照明【ガチャ カラン♪ コロン♪】消して……あっ、いらっしゃいませ!」
ソルル「ただいま」 ルルナ「お帰りなさいソルルッ!! お務めご苦労様でした」
ドロシア「帰ってきたみたいね。ルルナの嬉しそうな表情を見ただけで分かるわ」
リボン「帰って来たみたいですね」 グリル「心配かけやがってコノヤローッ!!」 ソルル「ホントにゴメン……」
ルルナ「兎に角、今日からあたしの代表資格が復活したけど、ドロシアお姉ちゃんから聞いた?」
ソルル「それについては聞いたし、オレは11月13日までは何も言えない立場だ。ルルナ、ドロシア、頼むな」
ルルナ「もちろん! それとマルス王子に謝んなさいよ? ソルルの謹慎が短くなったのは王子が居たからよ?」
ソルル「ハイ……」

>>マルス王子 クリスさん
ソルル「久しぶり! 1週間だったけどマルス王子達のおかげで、こうして帰って来れたぞ。ホントにありがとうな。
そして、あの挑発からバカやったツケを回すようなことになってしまったな。ホントにゴメン……」
リボン「全くですよ…… こちとらパイ投げの後始末で天手古舞でしたよ?」 ドロシア「これホントに」
グリル「まあ、こればかりはボクちんもルルナも口出し出来ないから……」
ルルナ「あたしも我を忘れて投げまくっちゃったから、人のこと言えないわね……」

122セーラ ◆64BC23clRI:2014/10/20(月) 07:41:57
>>120
何が、証拠がないってのよ!


もうっ!

123ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/10/20(月) 17:55:04
>>101 ドロシア達
ピーチ「確かにあの方は悪役らしくないのかもしれませんね
デイジー「悲劇の悪役… 
       あの亀は違うわ、言うなれば悪役(笑)ね、絶対そうよ」
ピーチ「やめてあげて下さい…」
デイジー「まぁ平和でいいじゃない、この世界。アタシは結構好きよ?」

ピーチ「ですってよ、デイジー」
デイジー「点数、ねぇ…… …87点ね(さらり)」
ピーチ「あら珍しい、貴女にしてはなかなか高い方じゃないですか?」
デイジー「…まぁね」


ピーチ「何やら賑わっておりますね…
      お料理で競ってるのでしょうか、遠くてあまりよく見えませんけれど」
デイジー「どっちが勝つと思う?」
ピーチ「神のみぞ知る、ですよ」

124ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/10/20(月) 18:00:28
>>103 マルス/クリス
デイジー「確かに悪意を感じるわね、矢張り通報しておこうかしら」
ピーチ「まぁまぁデイジー、その辺にして…マルス様が可哀想ですよ」
デイジー「…アンタがそう言うなら」

デイジー「…何だか自分が情けなくなってきたわ(指はキーを押しながら) 
       アタシ達もやるわよ、狙うは金銀財宝玉の輿ね。アタシ達のルックスならイケるわ」
ピーチ「…私は外見が良いわけでは無いですよ? それに貴女にはルi デイジー「シャラップ」

125マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/10/20(月) 19:47:22
マルス「おかげで元気になった」
クリス「……ごめんなさい、やはり少し元気がないくらいがちょうど良かったような気がします」


マルス「だって事実だからさぁ」
クリス「ストーカー疑惑の方は根も葉もありませんが」
マルス「ぼくももっと精進が必要なんだなぁ……」

セーラさん≫

マルス「そ、そうだね……ソルルさんに言われたのはまだ記憶に新しいよ」
クリス「……言われた矢先に飲んだくれたんですか……」
マルス「というか、ぐ、グリルさぁん……(涙目)」
クリス「これでもう飲めませんねマルス様(きらっ)」

マルス「ありがとう、ぼくはこれで練習させてもらおうかな(木刀を取り出して)」
クリス「しないっつったでしょうが! 鶏ですか!?」
マルス「仕方ないだろ覚えてないんだから!」

クリス「え……あの、……ありがとうございます」
マルス「わぁ、ぼくはてっきり額面通りの意味なのかと思ってしまったよ」
クリス「…………」
マルス「まさか図星な訳がないよねクリス、ありがとう!」

マルス「あう」
クリス「えぇぇぇぇえぇ!? ンなことなさったんですかマルス様!」
マルス「少し情報に誤りがあるようだね、ぼくは斬ろうとしたのではなく突こうとしたんだ」
クリス「マルス様ー!」
マルス「でもぼくはしばらく純平和主義で貫かせてもらうからね、そんなことはしばらく自粛させてもらうのさ(キリッ)」

クリス「3日間ですか……その間に何が出来るでしょうか」
マルス「島に巣くう謎の巨大生物の征伐くらいなら可能じゃないだろうか」
クリス「10vs10ですか……その間に何が出来るでしょうか」
マルス「その気になれば家を建造し水路を引くことも可能じゃないだろうか」
クリス「え、ソルル殿のみに資金を恃むというのは酷ではないですか! 俺も闘技場で稼いできますよ」
マルス「そういうことならぼくも」

マルス(……あ、分かった。いわゆる『当たり』、ぼくにとっての『ハズレ』は右……)
(左に伸ばしかけてふと手を止める)
マルス(いや待てよ? これはあくまで罰ゲーム。遊戯といえど罪は罪、罰は罰……ぼくは裁きを受けるべきなのでは?)
(手を引っ込めて思案した後神妙な顔で右のコップを呷る)
マルス「……あれ? そうでもない……」
クリス「罰ゲームになってないじゃないですかマルス様」
マルス「ぶっちゃけ魔竜のブレス浴びた時のほうが酷い気分になる」

クリス「いえ、俺の方こそ申し訳ありませんルルナ殿……(あせあせ)」
マルス「別に謝ることじゃないだろう、勝負である以上どちらかが負けるのは当然なんだから」

マルス「おかえりなさい、ソルルさん」
クリス「これでまた賑やかになりますねぇ……それにしてもソルル殿、あの時はお守り申し上げられず……」
マルス「しつっこいなぁ、だからそう簡単に越えられちゃあ困るんだってば」
クリス「パイ投げの後始末……? うわぁすみません俺もシェイバーで吹っ飛ばしたから……」
マルス「あぁ、全く話が見えない」

ルルナさんドロシアさんパラさんソルルさんリボンさんグリルさん≫

マルス「やめてってば! 武力と権力で迎え撃ってやる!」
クリス「だから事を荒立ててはいけませんってば」

マルス「……玉の輿ねぇ、財力で全てが決まる訳じゃないと思うんだけど」
クリス「やはり重要なのは」
2人『成長率に決まってるだろ』

ピーチ姫とデイジー姫≫

126セーラ ◆64BC23clRI:2014/10/20(月) 20:16:23
>>125
まあ、
許してあげてもいいわよ!

127ルルナ&ドロシア&パラ&リボン&グリル&ソルル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/20(月) 23:13:02
>>ピーチさん デイジーさん
ルルナ「ちょwww なんで『カッコワラ』なのよーwww」
グリル「ツボっちゃったよーwww【バンッ!バンッ!バンッ!】」
ドロシア「これは言っちゃダメなヤツでしょwww」
リボン「大爆笑ですね」 パラ「そのようで」
ソルル「そんなバウザーも、かつて自らマリオ達と協力して、バウザー以上の悪を打ち破ったらしい……」

>>セーラさん
ドロシア「……あれ? マルス王子の問題は解決したの?」 グリル「もしそうなら、後はセーラちん次第かな」
ソルル「なるほど、マルス王子も冤罪になりかけたか…… やっぱセーラさんだけには敵わないや」
ルルナ「まだ言ってる…… ホントに懲りないわねソルル。もしかして証拠あるの?」
ソルル「今はまだ言えない。時期尚早だ」 リボン「タイミング、ですか……」

128ルルナ&ドロシア&パラ&リボン&グリル&ソルル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/20(月) 23:20:11
<<パラ・ソーサレス、一時の別れ (ロビー)
ルルナ「さて、もういい加減に照明落とさないと……」 パラ「そろそろ限界のようですね……」
ドロシア「今回はホントにありがとね、あたしのパラ。ゆっくり休んでね」 パラ「はいドロシア様」
ソルル「久々に会えたと思ったら、パラさんとの別れが待っていたか……」
パラ「とは言え、わたしの記憶は永遠に残り続けます。これはドロシア様も同じです。またいつか会えますよ」
リボン「また会える日を楽しみにしていますよ」 グリル「今度は一緒にお菓子作ろうね」
パラ「はい、リボン様、グリル様。【パァァ……】」 ルルナ「えっ? 魔方陣?」
パラ「どうやら時間のようです。皆さん、わたしは暫く休みます。どうかドロシア様を、よろしくお願いします」

[パラの足元に現れた魔方陣が、暖かな光を放つ。そして光が弱まると同時に、パラの姿は見えなくなった]

ルルナ「ありがとうパラちゃん…… さよならパラちゃん…… またいつか、キッチンスタジアムで……」

<<ソルルの日記より
こうして、謹慎明けの長い夜が終わった。
ある意味オレはバカだったのかもしれない。結局、みんなに迷惑かけるハメになってしまった。
ちなみにストーブに使う薪も準備万端。バタービルディングから持ち帰るまでが大変だったが……
冬はもう目の前に迫っている。いつ雪が降ってもいいようにしないと、後で必ず後悔するだろう。

<<ホワイトボード 〜パラの残した一言〜
ドロシア様とルルナ様のお料理、今度はみんなで食べたいな。 パラ

129ルルナ&ドロシア&リボン&グリル&ソルル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/21(火) 18:28:33
名も無きペンションは早めの冬支度へ……
前回帰ってきたソルル。土産物として持ち帰ったのは、冬に使う薪と炭火焼に使う木炭。
そこで登場するのが、ルルナが用意した薪ストーブ。その名の通り、薪を燃料にして使うもの。
そんなルルナは、トラックのタイヤとワイパーを交換。「これで冬は大丈夫」と、思いきや……

<<ルルナの手帳より
2014年10月21日
冬ワイパー 冬タイヤ 使用開始
夏ワイパー 夏タイヤ 来季新品へ

<<夕暮れ時のペンション(ロビー)
〜液晶パネル〜
メインエリア[10月のカレンダー]
上部サブ[業務連絡:薪ストーブ搬入完了。まもなく火入れ式を開催せり]
下部A[ダイニングキッチン使用状況:フードコートスタイル]
下部B[ルルナからのお願い:雪の事故に要警戒。早めの冬支度で雪に備えましょう。]

〜薪ストーブお披露目〜
ソルル「……よし、これで大体の設置ははOKだ。にしても、ストーブ用の煙突を準備していたとはなぁ……」
ドロシア「思ってたよりも小さいかな」 リボン「本物とは言え、ルルナさんが用意したものですからね」
グリル「やっぱり、流石に無闇に近づくと危ないのかな」【ガチャ カラン♪コロン♪】ルルナ「当たり前でしょ」
ソルル「オレも一度これで火傷したことがあるからなぁ…… おかえりルルナ」
ルルナ「ただいま。タイヤ交換終わったよ」 ソルル「お疲れさん、ルルナ。オレも冬支度しないとな……」
グリル「ところで、雪道の運転は主に誰がするの?」ルルナ「えっ? それはもちろんあたしだけど」
ソルル「そうそう、オレはまだ慣れてないしな。しばらくはルルナの横で慣れるしかないだろうな」
リボン「しばらくは大変そうですね……」 ルルナ「今から来季用の夏タイヤ、間に合うかなぁ……」

130マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/10/21(火) 21:22:35
マルス「よっ……良かったぁぁ」
クリス「やー、これで一件落着ですねマルス様」
マルス「……いや、一緒に行動している以上たぶん君も同罪だったんだけど」
クリス「あ、そうだったんですか……?
     何はさておきありがとうございますセーラ殿」

セーラさん≫

マルス「え、もういなくなっちゃうの……?」
クリス「仕方ありませんよマルス様」
マルス「…………クリス、次にパラさんに会えるまでに何か……凄いことができるようになりたいね」
クリス「全くです」
マルス「今日も元気に鍋味シチューでも作る?」
クリス「今回は味噌とかいう調味料を用いてみては」

マルス「くっ……薪は足りてしまったか!(心底悔しそうに)」
クリス「えー!? 炭作り、楽しみにしていたのに……(心底悔しそうに)」
マルス「何か燃え尽きたような気がするからまつぼっくりでも拾いに行く?」
クリス「何故に?」
マルス「決まってるだろ、ストーブに放り込んだ後剥き出しになった種を特に意味もなく蒔くためだよ」
クリス「んー……何か面白そうなのでお供します(絶賛暗躍中)」

ルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさんソルルさん≫

クリス「はろうぃん、とかいう行事が近づいてきているらしいですマルス様」
マルス「そうらしいね。元々収穫祭や悪霊を退ける行事だったけど、文化圏によって少し過ごし方も異なってきたらしい」
クリス「たとえば?」
マルス「えーと確か……怪物の扮装をして民家に奇襲をかけ、脅迫して菓子を奪うらしいよ」
クリス「へぇ! 何だか面白そうですね! 菓子を強請るだけなら死傷者も出ませんし!」
マルス「ちなみに、菓子をくれない家には笑いで済ます事ができる程度の制裁も許可されているそうだ」
クリス「ますます燃えますね! もちろん当日には決行するのでしょう?」
マルス「罰則を科されない程度に張り切っちゃおうかなぁ……♪」

131ルルナ&ドロシア&リボン&グリル&ソルル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/21(火) 22:13:56
>>マルス王子 クリスさん
〜パラとの別れ、ソルルの妥協〜 (ロビー)
ドロシア「大丈夫、パラはしばらく休めばまたみんなと遊べるわ。ただ、今回は長く居過ぎたから……」
ルルナ「しょうがないよ。また時期が来たら会えると信じましょう」

ソルル「……まあ、炭ならいっか。それでも良い炭にするにも経験が物を言うしなぁ……」
ルルナ「偶に変な割れ方してる炭もあったわ。あれが平凡なヤツなの?」 ソルル「そう言うことだ」
リボン「炭作りも中々難しそうですね……」

ルルナ「裏庭にまつぼっくりはあるのかなぁ……?」 ソルル「イガならあったぞ」
グリル「じゃあ、栗ご飯は?」 ルルナ「裏庭の毬栗じゃ無理かも」 グリル「残念……」

〜ソルルの夜食〜(ロビー→ダイニングキッチン)
ソルル「今日は悪いけど作らせないぞ。何故なら、向こうにに夜食を用意してあるからだ」
[ソルル、キッチンにある中華鍋の上に乗っかっている『3段重ねの蒸篭』を指差す]
ルルナ「あ、蒸篭だ」 ドロシア「この3段をみんなで食べる、と。良いんじゃないかな?」
リボン「まさか……」 グリル「もしかして、アレ使った?」
ソルル「もちろん使ったぞ。たっぷりとな…… オレからの特別レシビはこれだーっ!!【ガタン! コトンコトンコトンコトン】」
[ソルル、声を張り上げながら蒸篭の蓋を取り、その中身をお披露目する]
ソルル「今日の夜食は!……豚まん」
【どんがらがっしゃーーんっ!!】[女の子達全員がズッコケる]
ルルナ「バカーッ!! 結局煽ってこれだけーっ!?」 リボン「期待ハズレです……」
ドロシア「冗談じゃないわよっ! せめてピザまんも用意なさいよ!」 グリル「そっちいっちゃうのっ!?」
ソルル「……こりゃあ、やらかしたっぽい。折角アグー使ったのに……」
[ソルル、ガックリ……]

132ルルナ&ドロシア&リボン&グリル&ソルル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/21(火) 23:00:03
<<消灯時間(ロビー)
ルルナ「これで【タンッ!】よしっと!」 リボン「明日は何かありますか?」 ルルナ「特には無いかな」
[液晶パネルはコンソール表示の後、真っ黒になった。電源を落としたようだ]
ソルル「久々だけど偶にはオレも何あ作らないとな……」
ドロシア「そしたらキッチンスタジアムで」 ソルル「待て、相手は誰だ?」
ドロシア「特には決まってないかな」 ソルル「ダメじゃん……」

<<ホワイトボード 〜NEXT DAY'S HINT〜
明日 バナナ10kg仕入予定

133ルルナ&ドロシア&グリル&リボン&ソルル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/22(水) 15:55:09
名も無きペンションの慌ただしい日常……
昼過ぎ、ペンションに10kgものバナナが搬入された。
これが原因でペンションのスタッフは、またしてもキッチンスタジアム騒ぎを起こすことに。
はてさて、今度はどのようにしてバナナを捌くことやら……

<<ペンションに搬入されるバナナ [昼過ぎ](ダイニングキッチン)
グリル「流石に10kgは甘く見ていたかも…… まさかこんなにあるなんて、どうすればいいのー!?」
ルルナ「だから言ったでしょ?注文するときは数量に気をつけなさいって」
ソルル「こりゃあ、キッチンスタジアムかー?」 ドロシア「そもそも1日で使い切れないわよ?」
リボン「ひとまず、食べ頃になるまで保管しておきましょうか」

<<ロビーにて…… [現在]
〜液晶パネル〜
メインエリア[10月のカレンダー]
上部サブ[バナナ10kg搬入完了]
下部A[ダイニングキッチン使用状況:フードコートスタイル]
下部B[ルルナからのお願い:雪の事故に要警戒。早めの冬支度で雪に備えましょう。]

ルルナ「流石にこれは『モード』よりも『スタイル』かな。ひとまずこれで【タンッ】良しっと!」

〜バナナ搬入完了後〜
ドロシア「ひとまず何とかなったかな」 リボン「これは流石にわたし達だけで食べ切れるかどうかが……」
ルルナ「とりあえず、バナナは自由に食べられるようにはしてあるけど、食べ切れるかなぁ……」
グリル「折角だし、バナナ使って何か作ろうかな。バナナプリン、バナナタルト、バナナミルク……」
ソルル「見た所、熟したバナナと熟してないバナナが混じってるな。もしかすると、結果オーライかー?」
ルルナ「何が結果オーライよバカッ!! もう…… どうやって調理するつもり?」
リボン「ルルナさん、げっそりしちゃってますね……」 ドロシア「みんなナーバスになっちゃったかな……」

134ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/10/22(水) 21:40:21
>>127 ドロシア達
デイジー「…だって本当の事じゃない?」
ピーチ「確かに否定出来ないかもしれませんね」
デイジー「あんなに頼りない悪役のボスなんていないわ?」
ピーチ「攫われた時は大きな部屋に通されてお菓子やお茶を出されたりしましたね
デイジー「…何なの?馬鹿なの死ぬの?用意周到過ぎて笑えてくるわ」

ピーチ「あら、そうだったんですか?」

135マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/10/22(水) 21:41:23
マルス「確かに元ネタではタッチで消さなくても数秒で画面外へ飛び去ってしまうからね……」
クリス「ほんと……次出会う時のためにもっとマシなものが作りたいです」
マルス「そうだねぇ……ぼくなんて最近かつらむきを覚えたばかりだからなぁ」

クリス「ファイアーの火加減調節という点でいい訓練になります」
マルス「それを学んでどうするの?」
クリス「魔道書の傷みをちょびっと軽減します」

マルス「イガかぁ……残念、それじゃあ投げるくらいしか出来ないや」
クリス「いや、投げないでくださいよ……マルス様が投げたらシャレにならない気がするので」
マルス「何を言うんだ、ぼくは剣以外はからっきしだよ」
クリス「じゃあトゲを全部引っこ抜いてウニと比較してみるとか」
マルス「……ぼくはやらないよ……?」

マルス「わーい饅頭だぁー」
クリス「素敵に広がる何という異国情緒!」
(女性陣の反応に反して若干興奮気味)

クリス「バナナですかぁ、饅頭とはまた違った意味合いの異国情緒が溢れてますね」
マルス「ぼくが調子に乗って南国に漂着したとき、現地民が青バナナで何か作ってくれたっけなぁ……何て言ったっけな」
クリス「しかしマルス様、あの形は何と言うか」
マルス「下ネタ? (こめかみに青筋を浮かべ) 切り捨てるよ?」
クリス「違います違います! そうではなく、また彫刻をなさるのかと」
マルス「えー……すぐ色変わりそうだから嫌だ」

ルルナさんドロシアさんグリルさんリボンさんソルルさん≫

136ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/10/22(水) 21:43:04
>>125 マルス/クリス
デイジー「…頑張ればアタシ達が勝てるかもね?」
ピーチ「流石に其れは無理なのでは」
デイジー「其処は性別という最大の武器を手にゴニョゴニョ」

デイジー「…アンタ達からしたらそうなのかもね?」
ピーチ「私達は未来安定を一番考えるでしょうか…」
デイジー「やっぱ玉の輿よ、金金」

137ルルナ&ドロシア&グリル&リボン&ソルル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/22(水) 23:54:38
>>ピーチさん デイジーさん
ドロシア「こればかりはピーチ姫の言う通りかもねwww」 グリル「まだツボってるけど、無理も無いね」
ルルナ「にしても…… 頼りない、ねぇ…… どうなのかな?」 リボン「さぁ…… どうなんでしょうね?」
ソルル「デイジーさん言い過ぎ。それはさて置き、やっぱり悪役らしくないな」
グリル「クッパのやることが分かんないや……」

ピーチ「あら、そうだったんですか?」
ソルル「とは言え、あくまでも風の噂なんだけどな」 ルルナ「ソルル、これ以上は控えた方がいいわ」

138ルルナ&ドロシア&グリル&リボン&ソルル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/22(水) 23:55:19
>>マルス王子 クリスさん
ルルナ「桂剥きならあたしが叩き込もうか?」 ソルル「ルルナ、作務衣の上なら用意したぞ」
ドロシア「何回も失敗したら罵声が飛ぶかもね。例えば……」

〜調理中のルルナの罵声〜
ソルル「ルルナ、これか?」 ルルナ「バカーッ!! 全然違うじゃんっ!!」
ドロシア「ここに置いとくよ?」 ルルナ「バカーッ!! こんなとこに置いたら他のもの使えなくなるでしょっ!?」
リボン「こんな感じですか?」 ルルナ「バカーッ!! カタチどころか基本すら全然なってないじゃないのっ!!」
グリル「出来たよ!」 ルルナ「バカーッ!! 誰が盛り付けろって言ったのよっ!?」
〜調理中のルルナの罵声 終〜

ドロシア「……てな具合なの」 ルルナ「バカーッ!! 当たり前のことでゲキ飛ばして何が悪いのよっ!?」
ソルル「まあまあルルナ…… そんなワケで、ルルナから教わるには相当の覚悟が必要だ」 ルルナ「おだまりっ!!」

クリス「ファイアーの火加減調節という点でいい訓練になります」
マルス「それを学んでどうするの?」
クリス「魔道書の傷みをちょびっと軽減します」

ドロシア「魔導書が無くても発動出来れば良いのにねぇ……」
グリル「確かにそうだね。もし、そんな時代が来れば、使い方次第で便利になるだろうなぁ……」
リボン「わたしは飛ぶことしか出来ませんが、皆さんはそれぞれ魔導に精通していらっしゃるかと」
ルルナ「それどころか、あたし達全員飛ぶことは出来るよ。まあ、あまり使わないけど……」
ソルル「一応、ファイアーなら使えるかな。」 グリル「ボクちんはまだまだ修行が足りないの……」

ドロシア「あはははははっ!! 【ピコンッ☆ ピコンッ☆ ピコンッ☆ピコンッ☆】 毬栗は投げたら痛いわよwww」
ルルナ「それより…… 毬栗とウニを比べてどうするつもり?」 ソルル「ウニかぁ…… オレは嫌いだな」
グリル「ウニは好き嫌いがハッキリするから、無理もないよ」

【どんがらがっしゃーーんっ!!】[またまたズッコケる女の子達]
ルルナ「なんでこんな幼稚な食べ物で……」 リボン「もうこのテンションについていけません……」
ドロシア「どうすればいいのよ……」 グリル「ソルルに任せよう?」
ソルル「そう言うと思って、これとは別に用意してあったのになぁ…… ピザまんとあんまん」
女の子全員『なら最初に (言って) (言いなさい) (言ってください) (言え)よっ!!」
ソルル「あははははは………」[ソルルは困惑している]

クリス「バナナですかぁ、饅頭とはまた違った意味合いの異国情緒が溢れてますね」
マルス「ぼくが調子に乗って南国に漂着したとき、現地民が青バナナで何か作ってくれたっけなぁ……何て言ったっけな」

グリル「ボクちんが数を間違えたから……」 ソルル「まあ、なんとかなるさ」 ルルナ「やれやれ……」
ドロシア「今更蒸し返さないの」 リボン「完熟のバナナは柔らかくて甘くて皮が剥きやすいですよ」
ソルル「ちなみに熟してないバナナは硬くて剥きづらいから要注意だ」
ルルナ「ところで、マルス王子の言うバナナ料理ってなんだろう?」

女の子全員『ジドー……』 ソルル「こりゃあマズイぞ王子…… オレだけじゃダメだ(ちょっぴり青ざめ)」

139ルルナ&ドロシア&ソルル&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/23(木) 09:01:25
<<消灯時刻を大幅に過ぎたけど……[深夜] (ダイニングキッチン)
ドロシア「やっぱり、毎日バナナ食べ続けたら飽きると思うの。やっぱりあの方法しかないわ」
ソルル「……と来れば、キッチンスタジアムか。これで三品以上作ってもいいかもな」
ルルナ「結局は、そうなっちゃうよね…… となれば、全員でやるしかないわね」
リボン「つまり、複数のカードを組む…… ということですね」 グリル「まあ、良いんじゃない?」

<<何やかんやで翌朝…… [現在] (キッチンスタジアム)
ソルル「結局、朝まで討論してしまったなぁ…… 大丈夫かなオレ達」
ルルナ「途中でリボンちゃんとグリルちゃん、ドロシアお姉ちゃんも寝ちゃったし……」
ソルル「ルルナは大丈夫か? オレはまだ平気だけどな」
ルルナ「一応、問題ないよ。でも無理しないように気をつけないとね」 ソルル「だな……」

<<液晶パネル (ロビー)
メインエリア[キッチンスタジアムを背景に、左から和のルルナ、中華のソルル、進行役のリボン、フレンチのドロシア、スイーツのグリル、以上五名]
上部サブ[バナナ対決]
下部A[ダイニングキッチン使用状況:キッチンスタジアム]
下部B[現在対戦カード未定]

ソルル「なあルルナ、これ全部即興なのかー?」 ルルナ「もちろん♪」

140ルルナ&ドロシア&ソルル&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/23(木) 20:22:26
<<対決の準備は着々と…… [昼過ぎ〜夕暮れ] (キッチンスタジアム)
ソルル「とりあえず、こんなもんで良いか……」 ルルナ「ソルル、リスト作ってみたよ」
ソルル「サンキュールルナ。これで全ての準備は整ったとハズだ。後は対戦者を待つだけだ」
ルルナ「にしても、まさかアレをテーマに持ってくるとは思わなかったわ…… まあ、らしいっちゃらしいけどね」

<<夜のペンション [現在] (ロビー)
グリル「終わった?」 ルルナ「終わった!」 ドロシア「まさかカードがあたしとグリルだったなんて……」
リボン「本当に唐突な発表でしたね…… となれば、テーマを用意したソルルさんが主宰を務めるのですか?」
ソルル「そのつもりだ。開始と終了の合図も拘ってみたぞ。お楽しみに!」
ルルナ「調子に乗らないの! 全く…… ということでリボンちゃん、実況お願い」 リボン「了解です!」

141マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/10/23(木) 21:19:40
マルス「はっはっは、何を言っているんだい?」
クリス「性別などという小さな問題で手加減するほど俺達は甘くありませんよ」
マルス「いつだって大人げないほど全力で相手させてもらうよ」

マルス「うーん、やっぱりそうなっちゃうのか」
クリス「俺達にとって金とは即ち闘技場で稼いでくるものですからね」
マルス「時間さえあればそれこそ何十万Gでも稼げる自信があるよね」

ピーチ姫とデイジー姫≫

マルス「鬼教官……!」
クリス「俺、独力で頑張ります(ガクブル)」

クリス「話によると外伝の世界においては体力を削るだけで魔法が使えるというステキなシステムがあったそうで」
マルス「武器の耐久力の概念もないんだろう? あー、なんて素晴らしい世界なんだろうねー
     ……(ちらっ)」
クリス「いや、そんな期待のこもった眼差しを向けられても空中浮遊なんて大技俺にはできませんから!」

マルス「瓶詰めの酒臭いウニは嫌い……」
クリス「トゲを並べて比較して、……あ、ついでにハリセンボンも欲しいですね」
マルス「数えてどうすんのさ」

クリス「幼稚な食べ物などと仰らないでくださいっ!  いつの時代から愛されてきたと思ってるんですか!」
マルス「パンとは違うあの生地と中の挽肉がぼくは大好きなんだっ!」
(意味不明なほどに熱くなる二人。主食に関してはちとうるさいようだ)

マルス「んー……うろ覚えだけど、現地の食材といっしょに葉の中に包んで蒸し焼きにしてたような覚えがある……
     訛りがきつくてちょっと言葉が通じにくかったけど、持ってたレイピアで舞ってみたら仲良くなれた」
クリス「もう何でもやっちゃうんですね、俺ぁついていくので精いっぱいです」

マルス「はぅえ、何でぼく!?(ごとん)  ……ごとん?」
クリス「……まるで生物がどこかから落ちてきたような音ですねマルス様」
マルス「良かった、暗殺者か!?(レイピアと短剣を引き抜いて構える)」
クリス「どーしてものすっごく嬉しそうなんですかマルス様(エルファイアーの書を握りしめ)」
    「きるみーそふとりー! じゃなくって! オイラっすよマルス王子! クリス!」
2人『リカード!?』

ルルナさんドロシアさんソルルさんリボンさんグリルさん≫

142マルス&クリス&リカード ◆XurcqHekx.:2014/10/23(木) 21:31:31
マルス「話の流れをぶち壊してくれたことに関しては大いに感謝するけど、どうして君がここに?」
リカード「そうなんすよ! グルニア城にちょっと盗みに入ったらきゃーやめて王子レイピア刺さってる刺さってる死んじゃうー!」
クリス「ちょ、とりあえず聞きましょうマルス王子! 突くのはその後で!」
リカード「残酷で暴力的な王子王女に追い回され、命からがら逃げ出したと思ったらいきなりワープの杖で飛ばされて」
マルス「……ん? 待てよ、ワープの杖? 最近そんなものを使った機会といったら――」
2人『玉蜀黍……』
マルス「待って! ということは、君は玉蜀黍が送られてきたあの日からずっと天井裏に潜伏していたと!?」
リカード「天井裏だけじゃないっすよー? 階下に下りていってうまいもん食べたり、王子が酔い潰れたベッドの下で必死に息殺してたり」
マルス「うっ……恥ずかしい」
クリス「じゃあリカード、俺がワープの杖でしっかりグルニア城の牢まで送ってやるからそこに立て」
リカード「嫌っすよ、オイラ死んじゃうじゃないすか!」
クリス「知るか」
マルス「クリス、さっきのぼくより酷い顔してる!」
クリス「……はっ……も、申し訳ありませんマルス様……俺達と同郷の者がこんな醜態を晒していたかと思うとつい」
マルス「で……君は一体どうしたいの? この事実をぼくたちが知ってしまった以上、立場的に放置はできないんだけどね」
リカード「6日! 6日だけここに置いてください王子! 1週間未満ならチェックインの必要はないんでしょう!?
     そうしたらグルニア城内でも何でも飛ばされてやりますからっ」
クリス「どうなさいます、マルス様」
マルス「どうするもこうするも……置いといてあげるしかないんじゃない?」
リカード「いやっほぅ! 恩に着るっす王子! 愛してるぅ!

     という訳で少しの間だけど世話になるっす皆さん方!
     忘れてる方の為に一応自己紹介をば!
     オイラはリカード、ジュリアンアニキの元舎弟っす! 戦争が終わっても盗賊やってるっす!
     ちなみにオイラのキャラは漫画版暗黒竜が元ネタなんでゲームやっても分っかんないっすよ!」

143ルルナ&ドロシア&ソルル&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/23(木) 22:58:34
ソルル「……まあ、そうなるわな。ルルナが作務衣着たら、誰も彼女には逆らえないからなぁ……」
ドロシア「むしろルルナを超える人でも居れば……」 ルルナ「居たら是非とも戦ってみたいわ」

クリス「話によると外伝の世界においては体力を削るだけで魔法が使えるというステキなシステムがあったそうで」
マルス「武器の耐久力の概念もないんだろう? あー、なんて素晴らしい世界なんだろうねー
     ……(ちらっ)」
クリス「いや、そんな期待のこもった眼差しを向けられても空中浮遊なんて大技俺にはできませんから!」

リボン「自らの命と引き換えですと、寿命が縮む可能性もありそうで逆に恐ろしいですね……」
グリル「命削ってまで使う魔法なら、ボクちんはいいや……」

ソルル「そっちかぁ…… オレはこれだけに留まらず、全てのウニが苦手だ」
ルルナ「好き嫌い云々よりも、好みが分かれる食材なら、ソルルの言い分も一理あるかな」
クリス「トゲを並べて比較して、……あ、ついでにハリセンボンも欲しいですね」
マルス「数えてどうすんのさ」
ドロシア「」

ソルル「そうだそうだーっ!! アグーを甘く見るなぁーっ!!」[ソルルが場を煽る!]
女の子達『………………』 [女性陣、撃沈]
ソルル「ホントに申し訳ない、マルス王子、クリスさん。兎に角、二人のお陰でこいつら黙らせることに成功したぞ」

リボン「バナナ…… わたしの記憶が確かならば、生食用と調理用の二種類に分けられていると言います。
生食用バナナは言うまでもありませんが、そのまま食べたりデザートに使われていることで有名ですね。
調理用バナナは、煮たり揚げたり焼いたり蒸したり…… 調理法は様々で、野菜のようなイメージで使われているようです。
特にバナナ料理が主食として最重要視されている地域では、これらを『マトケ』と呼んているそうです」
ルルナ「リボンちゃん、これくらいでいいわ」 ソルル「解説どうも」 ドロシア「VTRがあれば……」


>>マルス王子 クリスさん リカードさん
【ごとん】ソルル「誰だっ!!【サッ!】」 【ザザッ!ピッ ジリリリリリリリリリリリリ……】[全員身構える]
ルルナ「……ちょっと待って。もしかしてこいつ……」 ドロシア「まじすか」 リボン「いつの間に……」
ソルル「まさかこんなことになろうとはな……」 グリル「何故ここが分かったの……」
全員『リカード……!!』[場に緊張感が漂う]

ソルル「なるほど…… 王子、許す。こいつを今すぐ死罪にしろ!」 ルルナ「同感! すぐに首を跳ねてっ!!」
ドロシア「情けなや……」 リボン「毒薬ならこちらにあります」
グリル「わけがわからないよ。もう少し落ち着いて? ね?」 ルルナ「それがそうも言ってられないの」
ソルル「ざけんなヨッ!! 今すぐ出て行けーっ!!」 ドロシア「待って。いい方法があるわ」 ソルル「マジッ!?」
ドロシア「リカードを釜茹でにしちゃえばいいのよ」 グリル「ちょwww それ熱湯五右衛門風呂www」
ルルナ「これはあたしとドロシアお姉ちゃんの決定だけど、500コインで片を付けるわ。安いでしょ?」
ソルル「ということでリカードの全財産からスター25個分没収で決着を付けよう。異論は認めない」
ドロシア「とりあえず裏庭にゴザを用意したわ。リカードはそこで寝なさい」 グリル「そうだそうだーっ!!」
リボン「いつになく荒れてますねぇ…… まあ、所詮小悪党ですから仕方ありませんか」

144ルルナ&ドロシア&リボン&グリル&ソルル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/24(金) 19:32:11
<<フレンチの女神ドロシア vs スイーツの魔導師グリル
〜対決前日〜(キッチンスタジアム)
ドロシア「結構美味しいわね」 グリル「調理用は味付けしないとね。ところで対決分はどうなるの?」
ソルル「それなんだが、明日で完熟になるぞ」 ルルナ「調理用は当日まで保管してるよ」
リボン「さて……【ごとん】 こちらに板チョコも用意しました」
ソルル「となれば、テーマ食材はチョコかバナナの二択になるな。メインテーマは当日に発表するぞ」

<<液晶パネル 〜NEXT OPPONENT〜
メインエリア[フレンチの女神ドロシア vs スイーツの魔導師グリル、以上五名]
上部サブ[テーマ食材候補:バナナ チョコ]
下部A[ダイニングキッチン使用状況:キッチンスタジアム]
下部B[10月25日土曜日午後8時開幕!]

145マルス&クリス&リカード ◆XurcqHekx.:2014/10/24(金) 22:00:54
マルス「そういう精神的重圧に打ち勝つのは難しいねぇクリス。頑張ってみる?」
クリス「どうして俺をけしかけるんですか……」

クリス「えー、でも魔法使い放題ですよ? 命の続く限り(ぼそり)」
マルス「指揮するこっちが気が気でないからやめてくれっ!!」

クリス「そうなんですか? 美味しいのにー」
マルス「うんうん、気合いを入れて潜ったあとのアカウニは美味だよね」
クリス「……マルス様、それっておいくらほど潜られたので!?」

マルス「今回はぼく達の勝ちだねっ」
クリス「無理して勝利台詞引っ張り出さなくていいですよマルス様〜」
マルス「いいじゃん別に……」

マルス「……そういう単語を耳にしたような気がするなぁ、そういうことだったのか」
クリス「マジで言葉通じない状態で以心伝心して生還したんですね……」
マルス「何度か駄目かと思ったけどね、もうそこまでいったら大事なのは一度死んだ気になることかな」
クリス「マルス様が仰ると非常に深く聞こえてきてしまうのが謎ですねぇ」

クリス「聞いてくださいよ皆さん! あいつ朝起きたらマルス様のベッドの中にっ!!」
リカード「だって寒いんだもぉん……ねー王子」
マルス「さ、さすがに外に放り出すっていうのも忍びなくってさ」
クリス「甘やかしたら駄目になっちゃうでしょう!?」
マルス「で、でも……」
クリス「むしろ俺が寝たぶっ」
マルス「人様の前でそんなことを言うんじゃないっ! いや、二人きりならいいという訳ではなく!(赤面)」
リカード「マルス王子はもうオイラのことなんてどうでもいいのね……」
マルス「そうでもなく! あぁまどろっこしい、全員蜂の巣にしてやろうか!」
リカード「しかも話を聞いてりゃ煮るとかオイラの取り分持っていくとか……こちとら生活かかってんすよー!」
マルス「あー、これか……ざっと見たところ18万Gにはなるんじゃない?」
リカード「王子!?」
クリス「……というか、大体ジュリアンの所に行けばいいんじゃ……」
リカード「幸せラブラブのアニキとレナさんの仲を引き裂けるほどに空気読めない訳じゃないっすよオイラ……」
マルス「リカード……(涙目)」
クリス「ちょっ待っ! ここで共感したら絶対終わりですよマルス様!」

ルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさんソルルさん≫

146ルルナ&ドロシア&リボン&グリル&ソルル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/24(金) 23:36:04
>>マルス王子 クリスさん リカード
マルス「そういう精神的重圧に打ち勝つのは難しいねぇクリス。頑張ってみる?」
クリス「どうして俺をけしかけるんですか……」

ルルナ「……ごめん、前言撤回させてもらうわ。なんだか申し訳なくて……」
グリル「ルルナがダメなら、ソルルならどうかな?」 ソルル「オレかぁ…… 悪いけど中華だぞ?」
ドロシア「ちなみにあたしはフレンチだけど、教えられるかなぁ……?」リボン「難しいですね」



ソルル「うぁーっ!! やめてくれーっ!! 命削ってまで魔法使うなぞ自殺行為もいいとこだーっ!!」
ルルナ「珍しくソルルがパニクってるわ……」 ドロシア「まあ、無理もないと思うよ」


クリス「そうなんですか? 美味しいのにー」
マルス「うんうん、気合いを入れて潜ったあとのアカウニは美味だよね」
クリス「……マルス様、それっておいくらほど潜られたので!?」

全員『おおぉぉぉーーーーっ!!!!』【パチパチパチパチパチパチ】[マルス王子に拍手喝采]
グリル「凄いよ王子! あたし見直しちゃったっ!!」 リボン「王子は隠れアウトドア派なんですか?」
ソルル「こりゃあ侮れないや。どう見ても0円生活の有力候補入り間違いなしだよな!」
ルルナ「折角だし、これシーダ王女とカタリナさんに届けてもいいかな」[ルルナは招待状を取り出した]

女の子達『…………【ずーん】』 ソルル「最早何も言えないらしいな」

ソルル「マジかよ……」 ルルナ「何この人強過ぎるわ……」 ドロシア「マジすか……」
リボン「その不屈の精神を分けて欲しいです……」 グリル「下手したらサバイバー優勝候補だよ……」
全員『マルス王子、恐るべし……』[各々の思うことは違えど、最後は綺麗にハモった]

ソルル「リカード…… 寒いのはオレも同じだ。だが今度ばかりは許さーんっ!!」【ボガシャーッ!!】
ルルナ「これを着けてリカード。罰ゲームよ」[ルルナはハーネスを取り出した]
リボン「なるほど、綱登りですね?」 ドロシア「遂にやるのね」 グリル「となれば裏庭?」
ルルナ「完成した30mの綱登り、これを45秒以内に登りなさい」

リボン「あわわわわわ…… 大変なことに……」 グリル「死にたくないよぉーっ!!」
ドロシア「ほい蜂の巣!」[ドロシアはミツバチの巣を取り出した!]
ソルル「おいおい、何ボケかましてんだよ……」 ルルナ「勘弁してよお姉ちゃん……」

ソルル「なるほど……【ニヤリッ】 ドロシア、ルルナ、どうする? まあ聞くまでもないけどな」
ドロシア「それは勿論、罰ゲーム失敗時の差し押さえとして使わせて貰うわよ」
ルルナ「宝石類は後で謹慎中のルビーの所に送って、一品一品鑑定して貰おうかな」
グリル「折角の食材も殆ど盗まれてるしね」 リボン「届出があるものは返しましょうね」

全員『ジトー……』[ジト目でリカードを睨みつけるスタッフ一同]
ソルル「そんなんじゃオレ達はテコでも動かないぞ」 ルルナ「許して欲しいなら登り切ることね……」
ドロシア「こちらも準備は整ったわ」 リボン「命綱ですか、ドロシアさん」 ドロシア「そう」
グリル「納得出来る理由、一つも無いんでしょ? リカード!」
ドロシア「綱登りに失敗したら、差し押さえ品没収の上出禁でいいかしら?」

147フレンチの女神ドロシア vs スイーツの魔導師グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/25(土) 12:40:48
<<キッチンスタジアムイベント! 〜フレンチの女神ドロシア vs スイーツの魔導師グリル〜
[解説]
リボン「スイーツのグリルが起こした発注ミスにより、10kgのバナナが到着しました。
これをどう活用するか議論してきたものの、結果はやはりキッチンスタジアムに持ち越されます。
そしてこれに合わせて用意したのは、チョコレート。バナナとの相性は抜群です。
果たしてメインテーマはどちらになるか、そしてこれらをどのように調理するのか、どうぞご期待下さい」
[対決のルール]
制限時間1時間以内で何品でも作り上げてもよい。但し、必ずテーマ食材を使用しなければならない。

[審査のルール]
審査は《食材を生かした美味しさ》が10点満点、《見た目》が5点満点、《独創性》が5点満点。
それぞれ0.5点単位で得点を付け、計20点満点で評価する。
1人の審査員がより良い得点を付けた方を1票とし、多くの票を集めたものが勝者となる。
得票数が並んだ場合は、審査員全員の合計点が多い方が勝者となる。
但し合計点でも並んだ場合は引き分けとし、別のテーマで再試合となる。

ソルル「果たして勝つのは、フレンチの女神ドロシアか、スイーツの魔導師グリルか……」

<<フレンチの女神ドロシア vs スイーツの魔導師グリル
〜対決7時間半前〜 (オーナーズルーム)
ドロシア「まさかこの二つに分かれるとはねぇ…… まあ、使いこなしてみせるけど」
グリル「チョコレートとバナナの共演とは言っても、全部スイーツ系だから楽っちゃ楽かな」

〜同時刻〜
リボン「キッチンは準備が終わるまで立入禁止……と」

〜対決前準備〜 (キッチンスタジアム)
ソルル「そしたらこれをここにセットして…… よし、これでテーマ食材はOKだな。後はタイマーだな」
ルルナ「大太鼓、ティンパニ、二つのホルンまで使って何するの?」 ソルル「アーレ・キュイジーヌ!」
銅鑼【ボワアァァァーーーーーィン!】
大太鼓【ドゴォォーーーン!】 ティンパニ【バゥンバゥンバウゥゥゥン!】 ホルン【ファンファンフアアァァァーーーーン!】
ソルル「ん、完璧だ」 ルルナ「また随分と凝ったわねぇ…… ところでブザーは?」
ソルル「今は止めてある。で、終了時は……」 アナウンス『5秒前。4…… 3…… 2…… 1……』
ブザー【パアアアァァァァーーーーーーン】
銅鑼【ボワアアァァァァーーーーーィン!】
大太鼓【ドゴオオォォォォーーーーーン!】
ソルル「というワケだ」 ルルナ「流石にそこまでしなくても……」

148ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/10/25(土) 13:56:07
>>137 ドロシア達
デイジー「だって本当の事じゃない、頼りないわ。ついていく手下も不思議なものね」
ピーチ「きっと有無を言わざるを得ない事情があるのでは…?」
デイジー「いきなり人情物語みたいにしないで頂戴、笑えて来るから」
ピーチ「…すみません」
デイジー「いや、だって…ねぇ、笑えてくるじゃない」
ピーチ「確かにあの方は何がしたいのか解りませんね…」
デイジー「それに毎度毎度倒されてるのに城が復活してるのが不思議ね。
       あの亀はどうやって資金を得てるのか気になるところだわ」
ピーチ「確かにそれも言えますね、何時もお城は大きくてピカピカですし」
デイジー「あんなに仕掛け万歳の城を作るには結構な額がかかるでしょう」

デイジー「ふぅん、なかなか気になるところじゃない?」

149ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/10/25(土) 13:59:04
>>141 マルス/クリス
デイジー「…下種の極みとは此の事ね、ピーチ」
ピーチ「でもマルス様とお手合わせ出来るのは案外楽しいかもしれませんよ?
     デイジー、貴女はお強いですし。武道の心もあるじゃないですか」
デイジー「アンタにもフライパンに傘に野菜にヒールがあるじゃない」
ピーチ「私はみなさんみたいに強くは無いので…」

ピーチ「良いじゃないですか、男の人はそういう事が出来て」
デイジー「アタシらせいぜいカジノで楽しむ位しか出来ないものね」
ピーチ「私はあまり行きませんが…まぁ将来安泰は大事です」

150フレンチの女神ドロシア vs スイーツの魔導師グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/25(土) 19:00:02
>>ピーチさん デイジーさん
ドロシア「なるほど…… よく考えたらそうなるかも」 リボン「考えれば考えるほど、謎が深まりますね……」
グリル「そう言えば、どうやってお金稼いでいるのかな? 維持費も相当かかるだろうし……」

リボン「試合開始は1時間後になります。宜しければ、審査員としてご参加頂いても結構です」
ドロシア「応援してね」 グリル「負けないよー!」

<<フレンチの女神ドロシア vs スイーツの魔導師グリル
〜対決1時間15前〜 (オーナーズルーム)
ドロシア「よし、これで着替え完了っと」 グリル「ボクちんはエプロンで十分だよ。行こう」

〜同時刻〜 (ロビー)
リボン「とりあえずサイネージの更新でもしますか」【カタカタカタカタ…… タン!】
ドロシア「準備は整ったのかしら?」 グリル「今から楽しみだね」
リボン「あ、ドロシアさんリボンさん、もうまもなくだそうです」
ドロシア「いよいよね……」 グリル「心地よい緊張感が走っているよ……」
ルルナ「みんなお待たせ! ソルルからOKが出たよ!」 ドロシア「待ってました!」 グリル「行こう!」

〜液晶パネル〜
メインエリア[フレンチの女神ドロシア vs スイーツの魔導師グリル]
上部サブ[テーマ食材候補:バナナ チョコ]
下部A[ダイニングキッチン使用状況:キッチンスタジアム]
下部B[今夜8時開宴! 開宴まで後1時間 飛び入り審査員募集中!]

〜対決1時間5分前〜 (キッチンスタジアム)
ソルル「よし、チョコレートもいい感じに溶けたな」 ルルナ「ファウンテン装置もあるよ」
ドロシア「随分といい匂いがするわ」 グリル「今から食べちゃいたいよー!」
ソルル「やあドロシア! グリル!」 ルルナ「しっかりと呼んできたよ」
ドロシア「必要なものは殆ど揃っているのかしら?」 グリル「何も無かったら意味ないよ?」
ソルル「勿論だ。厨房機器からスイーツ用の機材まで、最良の機器を用意してるぞ」

151フレンチの女神ドロシア vs スイーツの魔導師グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/25(土) 19:55:05
<<フレンチの女神ドロシア vs スイーツの魔導師グリル
〜対決5分前〜 (キッチンスタジアム)
ソルル「自らの失敗をチャンスに変えたいと願う料理人と、それを対決という形で応援したいという料理人。
その二人が、今日このキッチンスタジアムを大いに盛り上げてくれることでしょう。
それでは、大きな拍手でお迎え下さい! まずはスイーツの魔導師、グリル!」
リボン「まず登場したのは、スイーツの魔導師グリル! 彼女の追求心は留まることを知りません!
さあグリル、今ゆっくりとキッチンスタジアムに入場しました!」
ソルル「続いてフレンチの女神、ドロシア・ソーサレス!」
リボン「続いて登場したのは、フレンチの女神ドロシア・ソーサレス!
今宵はお菓子作りに挑戦します!
ちなみに彼女のオムライスはかなりの拘りがあり、一度食べたらその味を忘れられないという噂も。
さあドロシア、華麗なステップを刻みながらキッチンスタジアムに入場しました!」

ソルル「さて、今日はある事情で誤発注された食材が、ここキッチンスタジアムに運び込まれました。
その食材はデザートとして使われている品種はもちろん、主食として調理されている品種もあります。
そして本日、仕入れた食材が完全に熟し、この対決を迎えることとなります。
ちなみに目の前にあるのは、チョコレート。となれば、アレと合わせるしかない。そう、アレです。
それでは発表します! 本日のテーマはこちらっ!!【バサッ】」
リボン「さあ主催席の卓上を覆う布が取られ、遂にテーマ食材が姿を現しました!」
ドロシア「これ、結構あるわね……」 グリル「負ける気がしないや」
ソルル「今日のテーマはっ!! バナナ!」
リボン「ということでテーマ食材はバナナ! バナナ対決となりました!」

152フレンチの女神ドロシア vs スイーツの魔導師グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/25(土) 20:00:21
<<フレンチの女神ドロシア vs スイーツの魔導師グリル
〜対決開始〜 (キッチンスタジアム)
リボン「自らの失敗が今日に繋がったスイーツのグリル。迎え撃つはフレンチのドロシア。泣いても笑っても1時間。
果たして両者は、このバナナと言う食材をどのような作品に仕上げるのか、いよいよ戦いのゴングが鳴ります!」
ソルル「グッド・ガストロノミー! アーレ・キュイジーヌ!」
ブザー【パアアアァァァァーーーーーーン】
銅鑼【ボワアアァァァァーーーーーィン!】
大太鼓【ドゴォォーーーン!】 ティンパニ【バゥンバゥンバウゥゥゥン!】 ホルン【ファンファンフアアァァァーーーーン!】
リボン「さあ始まりました! 1時間、60分の戦いが、今幕を開けました! さあ、両者颯爽と食材を取りに向かいます。
今回用意されたバナナは、デザートで御馴染みのキャベンディッシュ、加熱調理用のプランテーンそれぞれ2房です」

ドロシア「キャベンディッシュは兎も角、プランテーンは初めて使うかも。どう調理していこうかな…… 難しいかも」
グリル「今回はとびっきりを用意するよ。楽しみに待っててね。まずはプランテーンをアレにしちゃおうかな」
リボン「おっと、早くもグリルサイドがバナナを1cm厚の輪切りにし始めました。これはバナナチップでしょうか」
ルルナ「リボンちゃん」 リボン「はいルルナさんどうぞ」 ルルナ「グリルサイド、バナナチップを作り始めています」
リボン「なるほど、まずは揚げていこうという戦法のようです」 ルルナ「一方ドロシアサイド、角切りにしています」
リボン「これはなにかしらの食材と和えるのでしょうか。さあ楽しみになってまいりました!
それでは改めてご紹介いたしましょう。冷蔵庫前リポーターのルルナさんです。ルルナさんよろしくお願いします」
ルルナ「はい、よろしくどうぞ」 ドロシア「ヨーグルトどこかな?」
リボン「さあ、ドロシアサイド、これはヨーグルト和えでしょうか? 角切りバナナと、これは何でしょうか?」
ルルナ「バナナ、ヨーグルト、イチゴの三種類です」 リボン「おー、これまたシンプルですねー」
グリル「後は砂糖をまぶして、待つだけっと」 リボン「さあ、グリルサイドもバナナチップの仕上げにかかります。
それにしても絶妙な加減でシュガーパウダーがまぶされていきます。これは余熱を使うのでありましょうか」

〜液晶パネル〜
メインエリア[フレンチの女神ドロシア vs スイーツの魔導師グリル]
上部サブ[テーマ食材:バナナ]
下部A[ダイニングキッチン使用状況:キッチンスタジアム]
下部B[飛び入り審査員募集中! 残り時間55分]

153フレンチの女神ドロシア vs スイーツの魔導師グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/25(土) 20:25:08
<<フレンチの女神ドロシア vs スイーツの魔導師グリル
〜15分経過〜 (キッチンスタジアム)
リボン「さあ、刻淡々と時間が過ぎ行く中、両者の一品目が完成しています。ここからどのような料理が出てくるのか」
グリル「ペーストにしたバナナを生地に混ぜて……」 リボン「おっと、これはバナナ風味のスポンジでしょうか」
ルルナ「グリルサイド、ボールの中身はペーストバナナ、小麦粉、水です」 リボン「おっとこれは以外ですね!」
一体何を作るのか聞いたところ、『これからバナナ風味のクレープ生地を作る』と語ってくれました」
リボン「なるほど、バナナ風味のクレープ生地と来れば、バナナ風味のクリームも出てきそうですね。
さあ、一方のドロシアサイドはジューサーです! これでバナナジュースを作るのでしょうか?」
ルルナ「ドロシアサイド、ジューサーの中身はバナナ、牛乳です」 リボン「おー、特製バナナオ・レですね」
ルルナ「いえ違います。この後アイスクリーマーに投入して、バナナアイスにすると語ってくれています」
リボン「これは意外でしたね」 ドロシア「後でバナナオ・レは用意するわ。お楽しみに」
リボン「ありがとうございます。さあ、デザートらしいデザートと体に優しそうなジュース、そして濃厚なアイスクリーム、
究極の贅沢が楽しめるかもしれません」 グリル「こっちも負けていられないかなぁ……」
リボン「さあ、グリルサイドはバナナにチョコを絡めました!」ルルナ「グリルサイド、作っているのはバナナチョコです」
リボン「そして、あっと出ました! チョコスフレです! これが様々な色合いを演出してくれます」

〜液晶パネル〜
メインエリア[フレンチの女神ドロシア vs スイーツの魔導師グリル]
上部サブ[テーマ食材:バナナ]
下部A[ダイニングキッチン使用状況:キッチンスタジアム]
下部B[飛び入り審査員募集中! 残り時間40分]

〜30分経過〜 (キッチンスタジアム)
リボン「さあハーフタイムです。両者余裕綽々と言ったところでしょうか。この後が楽しみになってまいりました。
さてドロシアサイド、バナナを切り分けていますが、恐らくチョコファウンテンと合わせるのでしょう」
ドロシア「実況席ピンポン。でもそれだけじゃないわよ? バナナ風味のチョコも用意するからそのつもりで」
リボン「ドロシアさんありがとうございます。となれば、ペーストバナナとチョコを混ぜ合わせるのでしょうか」
ルルナ「リボンちゃん」 リボン「どうぞ」 ルルナ「グリルサイド、スポンジが焼きあがったようです」
リボン「おっと、これはケーキにでもするのでしょうか」 グリル「バナナのケーキだよ」
リボン「なんとなんと、これは驚きです! クレープだけでなくケーキまで! 果たして何品を作り上げるのか」
グリル「バナナ風味のカスタードも用意したよ」 リボン「これはある意味恐ろしい結末になるかも分かりません。
それぞれ3品以上を作り上げている模様ですが、果たしてどこまで品数が増えてしまうのでありましょうか!」

〜液晶パネル〜
メインエリア[フレンチの女神ドロシア vs スイーツの魔導師グリル]
上部サブ[テーマ食材:バナナ]
下部A[ダイニングキッチン使用状況:キッチンスタジアム]
下部B[飛び入り審査員募集中! 残り時間25分]

154フレンチの女神ドロシア vs スイーツの魔導師グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/25(土) 20:50:15
<<フレンチの女神ドロシア vs スイーツの魔導師グリル (キッチンスタジアム)
〜15分前〜
リボン「さあ、いよいよ残り時間が少なくなってまいりました。残り15分、残り15分であります!」
ルルナ「リボンちゃん」 リボン「どうぞ」 ルルナ「ドロシアサイド、アイスクリームが完成しました!」
ドロシア「これらを取り出したら、後は冷凍庫で軽く寝かせて、食べるときに出すわ」
リボン「これはなかなか面白そうな展開を見せ付けています。さあ、グリルサイドはバナナを焼いています!」
グリル「シュガーパウダーをアメ状にさせて、バナナと絡ませていくよー」
リボン「これは驚きです! りんご飴ならぬバナナ飴、お祭りに出ていたのでしょうか」 ルルナ「リボンちゃん」
リボン「どうぞ」 ルルナ「グリルサイドのつくっているものは、バナナ飴で間違いありません」
リボン「さあ、グリルサイドがお祭り状態になりつつあるようです。はたして提灯と屋台は出てくるのか。
そして、おっとドロシアサイドもヨーグルト和えが完成した模様です彩りが良さそうですね」
ルルナ「ヨーグルト和えの中身はバナナ、イチゴ、キウイの三種類です」
リボン「これまた驚きです! ドロシアサイドは三種攻めの情勢でしょうか? これは楽しみです!」

〜10分前〜
リボン「さあ、ここから段々と全品が完成へと大きく近づいてまいります!」 ルルナ「リボンちゃん」 リボン「どうぞ」
ルルナ「グリルサイド、ホイップクリームが完成した模様です」 リボン「さあ、遂にケーキが仕上げられます!」
ルルナ「なお、クリームにはペースト状のバナナが加えられました」 リボン「やはりペーストで攻めてきました」
グリル「さあ、ようやくお待たせ、ケーキを作るよ! 使うのはもちろん、たっぷりのバナナ!」
リボン「バナナたっぷりのケーキ、楽しみですねぇ。一方のドロシアサイドですが、これはタルトでしょうか?」
ルルナ「タルトです。その上に3本分のバナナが盛り付けられています」
リボン「さあ、ケーキ対タルトです! バターをたっぷり使ったクッキー生地とバナナの相性は抜群でしょう。」

〜液晶パネル〜
メインエリア[フレンチの女神ドロシア vs スイーツの魔導師グリル]
上部サブ[テーマ食材:バナナ]
下部A[ダイニングキッチン使用状況:キッチンスタジアム]
下部B[飛び入り審査員募集中! 残り時間7分]

155フレンチの女神ドロシア vs スイーツの魔導師グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/25(土) 21:00:01
<<フレンチの女神ドロシア vs スイーツの魔導師グリル
〜終了間近〜 (キッチンスタジアム)
リボン「さあ、戦いはいよいよ大詰めをむかえております! 既に両者が最後の仕上げに入っているところであります!」
ルルナ「グリルサイド、ケーキが完成しました。なお、イチゴは1つも使っていないとのことです。
一方のドロシアサイド、タルトにシュガーパウダーをまぶしたところで完成のようです」
リボン「さあ、両者一歩も譲りません。おっと、グリルがクレープ生地を使い始めました。
そこにバナナ風味のカスタードが絞り込まれ、輪切りバナナが添えられ、そして今丁寧に包まれていきました」
ドロシア「これで殆どは完成ね。後は冷凍庫のアイスを取り出して、盛り付け出来るようにすれば完了よ」
リボン「おっと! ドロシアサイドは全ての品が『3分前』完成した模様であります! これは早い!」
さあ、ドロシアサイドが最終チェックをしている間に、グリルサイドに動きがありました」
グリル「せっかくだし、イチゴとバナナのミックスでも作ろうかな」
リボン「あぁーっとこれはバナナオ・レへの対抗でありましょうかっ!! さあこちらもジュースを作り始めました!」
ルルナ「グリルサイド、ジューサーの中身はイチゴとバナナとミルクです」 リボン「これは面白いことになりそうです」
グリル「回すよー」 リボン「さあ、ジューサーのスイッチが…… 【ギュイイィィィ……】今押されました」
アナウンス『1分前』 リボン「さあ残り時間は僅かに1分を残すのみとなりました!」 【……ィィィイイイン】グリル「完成!」
リボン「さあ、グリルサイドは間に合い『30秒』ました。そしてドロシアサイドからシャンパンです!」
【プシュッ】 ドロシア「今日は『15秒前』ホワイトでいいかな 」 リボン「さあお約束のようにグラスが並べられます」
アナウンス『10秒前』 グリル「間に合ったっ!!」 リボン「おっとグリルサイド、ここで完成しました!」
ドロシア「グリル!」 『5秒前』 リボン「さあ『4……』ここで労いの『3……』シャンパンが渡され『2……』ます」 『1……』

ブザー【パアアアァァァァーーーーーーン】
銅鑼【ボワアアァァァァーーーーーィン!】
大太鼓【ドゴオオォォォォーーーーーン!】

リボン「今終了しました! 1時間、60分の戦いに幕が下ろされました! さあ、果たして勝つのはどちらか!」
ドロシア「やれるだけはやったわ」 グリル「後は審査員を信じるしかないかな」

〜液晶パネル〜
メインエリア[キッチンスタジアムを背景に、大きく『終了』の文字]
上部サブ[フレンチの女神ドロシア vs スイーツの魔導師グリル テーマ食材:バナナ]
下部A[ダイニングキッチン使用状況:キッチンスタジアム]
下部B[飛び入り審査員募集中! 調理終了]

156フレンチの女神ドロシア vs スイーツの魔導師グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/25(土) 21:44:01
<<フレンチの女神ドロシア vs スイーツの魔導師グリル
〜テイスティング〜
リボン「先攻はスイーツの魔導師グリル、後攻はフレンチの女神ドロシアとなりました」

まずはスイーツの魔導師グリル。お菓子作りを得意とするその腕前を遺憾無く発揮し、6品を作り上げました。

バナナチップス
グリル「定番と言えば定番のお菓子を、ボクちんなりに作ってみたよ」


バナナチョコ
グリル「お祭りでは定番のこのお菓子、チョコスフレを所狭しとたっぷり使った、まさに贅沢な一品」

バナナ飴
グリル「見かける機会が殆ど無いと思うけど、お祭りの屋台で置いてあった所もあるの」

バナナのケーキ
グリル「これが一番の力作だよ。バナナをたーっぷりと使った自信作!」

バナナクレープ
グリル「誰も食べたことないだろうというような味を目指してみたよ。 」

バナナとイチゴのミックスオ・レ
グリル「これはドロシアに対抗して作ったものだけど、この組み合わせがあたしのオススメ!」


続いてはフレンチの女神ドロシア。風味を生かした、こちらの5品を作り上げました。

特製バナナオ・レ
ドロシア「食前や食後、食事中にでも気軽に飲める、そんなバナナオ・レを目指してみたわ」

ヨーグルトミックスフルーツ バナナとイチゴとキウイを角切りで
ドロシア「定番中の定番だけど、全部を角切りにするのはかなり難しいの」

バナナチョコファウンテン
ドロシア「バナナの風味を効かせつつ、ホワイトチョコの風味も楽しめるようにしてみたわ」

バナナのタルト
ドロシア「バターの風味が口に広がり、後から訪れるバナナの味わい…… そんな不思議な体感をあなたに」

濃厚バナナアイス
ドロシア「これは兎に角ミルクとバナナの加減が難しかったかな。それでも濃厚な味わいに仕上げることが出来て良かったわ」

157マルス&クリス&リカード ◆XurcqHekx.:2014/10/25(土) 22:13:13
マルス「やっぱり無理そうだね……というか、ぼくたちまだそのレベルにすら達してないし」
クリス「あ、そういえばファイアーでバウムクーヘン作れるようになったんですよ俺」
マルス「……道理で最近黒コゲのよく分からない個体がよく転がってると思った……失敗作だったんだね」

クリス「マルス様の為ならこの命、いくらでも擲ってみせましょう!」
マルス「だからそれをやめろと言っているんだ、そんなことされてもぼくは迷惑なだけだから!」
クリス「……(しょぼーん)」

マルス「えへ」
クリス「えへ、で済むものなんですか……?」
マルス「森の奥とか海の底とか、鍛錬になるかもしれないなと思って行った場所には大概何かあるからぼくはとても嬉しい」
クリス「そもそも普通はそんな所まで分け入りませんからね!?」
マルス「ふぇ、シーダ来るの!? うわぁどうしようあれとかこれとか片づけないと」

クリス「というか、何を以て勝利と成し、勝利して何を得るのですか?」
マルス「特に何もない」

マルス「あははは、ありがとー」
クリス「俺もマルス様のようになりたい……」
マルス「難しいよ? 戦場で5、6回死にかけなきゃいけないね」
クリス「やはり遠慮します」

リカード「……(ちらっ)」
マルス「条件が課されたのならぼくからは何も言えないなぁ」
クリス「落ちればいいのに……」
リカード「分かったっす、やっちゃるっす! ……見てろよクリス」
クリス「(ふいっ)」
リカード「見てろよクリス!」
マルス「別に大事なことでも2度言わなくていいからさ、とりあえず登ってくれないかな……」
リカード「マルス王子の想い、無駄にゃあしないっすよ(深く息を吐くと顔つきが変わる)」
マルス「あぁ。信じているよ、リカード」
(腰の短剣を地面に放り捨てると綱を手にしてまるで玩具を逆回しにしているかのように猛スピードで上昇していく)
リカード「うぃ……っと!(いつも通りのどんぐりまなこに戻る) どうすか王子ー!」
クリス「どうすか、なんて言われてもマルス様はストップウォッチも持ってな――」
マルス「41秒25、君ならもっと速く登れると思ったんだけどなぁ」
クリス「もうマジでついていけません……劣等感でどうにかなりそうです」

マルス「ねぇねぇクリス、バナナで『考える人』を制作してみたのだけれど」
クリス「いいから黙って観戦しましょうよ」
リカード「で、その後はどうすんの王子? オイラ食べるっす」
マルス「もうちょっと感傷に浸らせてくれよ……ぐすっ」

リカード「バナナチョコマジ美味いっす! いくらでもいけるっす」
クリス「とはいっても程々にな? ……それにしても頭が明晰になるような錯覚がありますねマルス様……(バナナオ・レごきゅごきゅ)」
マルス「ねー……(バナナのタルトを頬張って至福の表情)」

ルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさんソルルさん≫

マルス「何とでも言ってくれ、ぼくは負ける訳にはいかないんでね」
クリス「俺も……マルス様の顔に泥を塗るような真似はできません」

クリス「酒と賭博は人間を駄目にするんですからね!」
リカード「そうっすね、ちなみにオイラはどっちもやってないっすよ」
マルス「何でここにまで出てくるんだよっ」

ピーチ姫とデイジー姫≫

158ルルナ&ドロシア&リボン&グリル&ソルル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/25(土) 23:37:29
ソルル「一部の場面で返信元を引用して、受け答えのスタイルを取ることにするぞ」

>>マルス王子 クリスさん リカード
ドロシア「ファイアーでバウムクーヘン、か…… 慣れれば出来ないことも無いと思うけど……」
ルルナ「バウムクーヘンも中々難しいから、中々上手く仕上がらなかったりするかな」

ソルル「ここを勝手に戦場になんかしないでくれ。下手したら他の人まで巻き込まれる」
リボン「倒壊させたらかなりの額になりますのでご注意を」 グリル「まあ、恐らく無いと思うけどね」

>マルス「森の奥とか海の底とか、鍛錬になるかもしれないなと思って行った場所には大概何かあるからぼくはとても嬉しい」
ソルル「やっぱ只者じゃないぞっ!! ある意味超人的だろっ!?」
ルルナ「3分以内に超人的なことを成し遂げるアレ?」
>クリス「そもそも普通はそんな所まで分け入りませんからね!?」
ドロシア「確かにそうね。でも今のマルス王子はサバイバルの達人だと思うわ」
リボン「みなさんマルス王子についていくと思われますよ」 グリル「マルス王子、自信を持って!」

ルルナ「……あっ、そうだ! 折角ならマルス王子とクリスさんが、シーダ王子とカタリナさんに渡してみたら?」
ドロシア「中々良いアイディアね。でも大丈夫かしら? また争いに巻き込まれないと良いけど……」

>クリス「というか、何を以て勝利と成し、勝利して何を得るのですか?」
ソルル「そう言えば確かに…… 何かあるのか?」[ソルルはワクワクしている]
>マルス「特に何もない」
【どんがらがっしゃーーんっ!!】[ソルル、盛大にズッコケる]
ソルル「なんだよそりゃーっ!! 折角期待してたのにーっ!!」
ルルナ「ハイハイ、バカな男共は放っときましょう」 リボン「そうしましょう」 グリル「だね」
ドロシア「たかがアグー豚まんで大騒ぎしたあたし達がバカだったわ」

全員『…………………』[何も言えずに口あんぐり]

159ルルナ&ドロシア&リボン&グリル&ソルル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/25(土) 23:43:22
ソルル「さて、リカードの挑戦の模様を完全実機したのがこれだ!」 ルルナ「VTR、Let's play!」

<<VTR 〜45秒の30m綱登り リカードの挑戦〜 (裏庭 練習用SASUKEファイナルステージ)
ソルル「ルルナの手により、この裏庭にとんでもないステージが産声を上げた。
本来ならSASUKEの全ステージを再現したかったようだが、今回はその最終ステージを鬼畜難易度にしたとのこと。
果たして45秒以内に30mを登り切ることが出来るのか。さあ、リカード選手の登場だ!」

ドロシア「ルルナ、音響の準備はいいかしら?」
ルルナ「もちろん。でも15mならいざ知らず、30mは体力的にキツイかなぁ……
兎に角力を振り絞るしかないから、どれだけスタミナを温存しつつ登りきれるかに期待ね……」
リボン「タイマーOKです」 グリル「押しボタン、メインロープ、テスト完了!」
ソルル「さあ、腰に下げている武器類を投げ捨て、身体への負荷を軽くする!
果たして、45秒の壁を破ることは出来るのか。リカード、お前なら出来るハズだっ!!」

【ドゴーン……】ソルル「さあリカード、己の【ドゴーン……】意地を見せつけるがいい!」
【パゴォーンッ!!】 ソルル「今スタート! おぉーっと早い早い早い! まるで登り慣れているかのようだーっ!!
さあ、ペースは衰えないまま! 僅か10秒で10m! しかしペース配分は大丈夫かっ!?
残り30秒だが大丈夫か? さあ15m登り切った! これは良いペースだ! さあ着々とゴールに近づいてきている!
しかし苦しい表情だっ!! がんばれリカードッ!! お前の帰りをみんなが待っているぞ! 今20m! 残り10m!
少しずつペースが落ち始めて来ているがこれは行けそうだ! 残り5m!
【グワアアァァァォオ】そしてブザーだ! さあ残り時間僅か!【グワアアァァァォオ】いける! いけるぞリカード!
【グワアアァァァォオ】さあ見えているボタンを押せば【グワアアァァァォオ】リカードの勝ちだっ!!」
【パンッ プシュゥゥゥーーーーーッッ!!】[勝利の炭酸ガス噴出]
ソルル「行ったあああぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーっっ!!!!」
ドロシア「3.7秒残し…… 見事ね」 グリル「凄い……」 ルルナ「見直しちゃったわ」 リボン「ほぇぇ……!!」
ソルル「やりましたーっ!! リカード! 遂に鬼畜と呼ばれた牙城を打ち崩しましたーっ!!」
ルルナ「これはもう、リカードさんへの正式な招待状を作らないと」 ドロシア「後でね」

<<VTR 終
ソルル「ということで、お宝はリカードに返還するぞ」 ドロシア「そしてこちらが招待状よ。おめでとう」
ルルナ「もし練習用のステージが出来上がったら、いくらでも使っていいわ」
グリル「見直しちゃった」 リボン「リカードさん、カッコ良かったですよ」

160フレンチの女神ドロシア vs スイーツの魔導師グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/26(日) 13:44:46
<<フレンチの女神ドロシア vs スイーツの魔導師グリル
〜テイスティング 途中経過〜
スイーツの魔導師グリル。お菓子作りを得意とする腕前を遺憾無く発揮した6品。

バナナチップス
グリル「定番と言えば定番のお菓子を、ボクちんなりに作ってみたよ」

バナナチョコ
グリル「お祭りでは定番のこのお菓子、チョコスフレを所狭しとたっぷり使った、まさに贅沢な一品」

>リカード「バナナチョコマジ美味いっす! いくらでもいけるっす」
グリル「ありがとう! でも慌てて食べたら詰まらせちゃうよ?」
>クリス「とはいっても程々にな?」
グリル「そうなんだよね…… まだまだ作りたかったけど、それぞれ審査員5人分しか用意出来なかったの」

バナナ飴
グリル「見かける機会が殆ど無いと思うけど、お祭りの屋台で置いてあった所もあるの」

バナナのケーキ
グリル「これが一番の力作だよ。バナナをたーっぷりと使った自信作!」

バナナクレープ
グリル「誰も食べたことないだろうというような味を目指してみたよ。 」

バナナとイチゴのミックスオ・レ
グリル「これはドロシアに対抗して作ったものだけど、この組み合わせがあたしのオススメ!」


フレンチの女神ドロシア。スイーツとフレンチの枠組み、そして風味を生かした5品。

特製バナナオ・レ
ドロシア「食前や食後、食事中にでも気軽に飲める、そんなバナナオ・レを目指してみたわ」

>クリス「……それにしても頭が明晰になるような錯覚がありますねマルス様……」
>マルス「ねー……」
ドロシア「あらあら、嬉しいこと言ってくれるじゃないの。ありがとね」

ヨーグルトミックスフルーツ バナナとイチゴとキウイを角切りで
ドロシア「定番中の定番だけど、全部を角切りにするのはかなり難しいの」

バナナチョコファウンテン
ドロシア「バナナの風味を効かせつつ、ホワイトチョコの風味も楽しめるようにしてみたわ」

バナナのタルト
ドロシア「バターの風味が口に広がり、後から訪れるバナナの味わい…… そんな不思議な体感をあなたに」

>マルス(バナナのタルトを頬張って至福の表情)
ドロシア「これがあたしの中では取って置きの一品だと思っているの。じっくりと味わってね」

濃厚バナナアイス
ドロシア「これは兎に角ミルクとバナナの加減が難しかったかな。それでも濃厚な味わいに仕上げることが出来て良かったわ」

161マルス&クリス&リカード ◆XurcqHekx.:2014/10/26(日) 18:38:27
クリス「問題は火加減ですよねぇ……苦労しました(皿に乗せた成功作を見せて)」
マルス「ていっ(手伸ばし)」
クリス「いや、渡しませんからね……?」

クリス「さ、さすがに自制くらい利きますから!」
マルス「どうかなぁ、不安だなぁ」

マルス「ただ、何回か駄目かと思ったこともあった」
クリス「でしょうね! ……たとえば?」
マルス「海で潜る所まで戻ったから浮かぼうとしたら大きなタコに足を掴まれてしまってね」
クリス「そ、それで? どうなされたんですか?」
マルス「海だと錆びるからこれでと思って佩いていたぎんのつるぎで足を断ち切って事なきを得た
     ……で、3分以内に超人的なことを成し遂げる、って…………やってみようかな」
クリス「やめてください取り返しのつかないことになったらどうなさるんですかマルス様ぁぁ!!」

クリス「それは無理です」
マルス「どうしたの、クリス」
クリス「それは……無理です……(俯いて唇を噛み)」

マルス「手合わせするには勝ちたいし、弁論なら相手を論破したいと思うものだろう……?」
クリス「それは分かりますがそこまでする意味があったのですか?」
マルス「やるなら徹底的に」

マルス「……え、あれ……どしたの?」
クリス「先程のお話が全体的にぶっ飛んでるからかと思われますが」
マルス「そうか、そもそもぼくは落城時に姉上が逃がして下さらなかったら死んでいたんだからこの1回だけで良かったのか」

リカード「これしきのこと、失敗したら王子にもアニキにも面目が立たないっす」
マルス「それでこそぼくが見込んだ仲間だよー(ぎゅうぅぅぅうぅ)」
リカード「へっへっへ、見たかクリス〜(マルスに抱きつかれながら)」
クリス「くっ……少し見直したのに終わったらすぐこれだ……(ふい)」
マルス「(振り返らないまま)……クリス、君は無理しなくていいよ」
クリス「……はい?」
マルス「どうせ自分も挑戦してみようなんて思ってるんだろう? 君は賢者なんだからこんなことをしなくても構わないよ」
クリス「マルス様……」
マルス「それに、次に登るのは……ぼくだぁああぁぁッ!!」
リカード「ちょ、王子命綱とかまだつけてな……にょわー!」
(レイピアを放り捨て前傾姿勢のダッシュから跳び上がって縄を握ると強く引いて反動で空中へと飛び出し、最高点で再び縄を手にして跳び上がり、数回宙返りをしてからボタンを叩く)
クリス「ふえぇぇ……」
(そしてボタンを叩くとすぐに重力に引き戻され、体を丸めて回転すると長い脚を曲げて勢いを殺しながら着地)
マルス「うん、今日も調子は上々!」

リカード「……あのぅ、招待状の……件なんすけど……オイラ……やっぱし予定通り6日で帰るっす」
マルス「どうして? ずっとここにいてくれていいんだよ」
リカード「……綱登ってて、オイラはまだまだ力不足だって思ったんす……
      まだ、アニキから全部学んでないんす! 何を言われたっていい、もう一度アニキの所に行って学び直すっす」
クリス「リカード……あぁ、さっさと帰れ★」
マルス「クリスっ!(どこから調達したのかピコピコハンマーでクリスの後頭部を……)」
リカード「突いちゃ駄目っすよ王子!! しかも柄だし!」

(試食3人分をきれーに完食)
クリス「また得点つけないといけないのか……」
リカード「え、オイラもつけなきゃダメなんすか?」
マルス「君、何の為に食べた?」

ルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさんソルルさん≫

162ルルナ&ドロシア&リボン&グリル&ソルル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/26(日) 23:54:39
>>マルス王子 クリスさん リカードさん
>クリス「問題は火加減ですよねぇ……苦労しました(皿に乗せた成功作を見せて)」
グリル「一目見ただけで分かるわ…… バウムクーヘンも中々成功しないから骨が折れちゃう」
>マルス「ていっ(手伸ばし)」
ソルル「あぁーっとぉっ!! つまみ食い未遂かーっ!?」 ルルナ「何やってんのよw」
>クリス「いや、渡しませんからね……?」
ドロシア「あははははははっ!!【ピコンッ☆ ピコンッ☆ ピコンッ☆】 やっぱりそうなっちゃうわよねw」
リボン「なんとか阻止したみたいですね」

ソルル「待て待て待て、オレとルルナが私財を擲ち、わざわざ完成させたペンションだぞ? (ちょっぴり困り気味)」
ルルナ「戦場にするのは、料理対決のキッチンスタジアムだけで十分。無駄な争いだけはしたくないかな」
ドロシア「一度裏庭を更地にしたほうが良いのかしらね?」 リボン「荒れ放題でしたからねぇ……」
ソルル「元々は売地だったらしいが、ペンションの裏ということで買ってしまったんだ」
グリル「ある意味とんでもないよ……」

全員『…………………』 【ちーん】 [マルス王子の武勇伝に、全員唖然]
ソルル「これ、振ったオレがバカだった……」 ルルナ「どんまいソルル……」
ドロシア「流石にそこまでなら、どこからツッコめばいいのか……」 グリル「だよねぇ……」
リボン「…………【ちーん】」 ルルナ「……あっ、リボンちゃんまだ固まってる」

ルルナ「……あっ、もしかして『そういうこと』なの? となれば、これはマズったかも……」
ソルル「ルルナ、オレもだ……」 ドロシア「あたしも。これは下手すると厄介かもしれないわね……」
リボン「何が厄介なのですか?」 ルルナ「恐らく、クリスさんとカタリナ氏に、何らかの事情があるかと」
リボン「なるほど……」 グリル「なんで? 部屋なら後7つ空いてるから、それを用意すれば良いんじゃないの?」
ドロシア「部屋【バァンッ!!】云々の問題じゃないでしょっ!! 【バンッ!!
】何聞いてんのよアンターッ!!(無神経なグリルに珍しくブチギレ)」
ルルナ「クリスさんとカタリナさんにとってはデリケート過ぎる問題なのに、バカ【バンッ!!】じゃないのっ!?」
ソルル「おノ【バンッ!!】ン気に【バンッ!!】空き部屋なんか整えてる場合じゃないだろっ!!」
グリル「……………(顔真っ青)」 リボン「皆さんやり過ぎです……」 ドロシア「これくらいが丁度良いのよ」

ソルル「なあ王子、今の彼女達をみてくれ。こいつらをどう思う?(ルルナ達の方を指差し)」
ルルナ「ハイハイ、バカ共は放置放置」 ドロシア「くだらない……」 リボン「やれやれ……」 グリル「ファ〜……」
ソルル「明らかに見限られたような印象なんだが、どうする……?(困った表情)」

グリル「むしろぶっ飛び過ぎてて何が何だか分かんないや……」
ルルナ「あたしも」 ドロシア「残念ながらあたしもね」 リボン「わたしもです」 ソルル「オレもだ」

ドロシア「やれやれ……相変わらずなんだからリカードは……」
ルルナ「まあまあお姉ちゃん。兎に角、そろそろステージを今以上に鬼畜にしないと……」
ソルル「やっぱ、クレイジークリフハンガーか?」 ルルナ「それはまだ考え中」

全員『…………………』【ちーん……】[またもや超人的なマルス王子に、全員唖然]
ドロシア「……これ、どう見ても本格的にファイナルステージを変えないとダメでしょ……」
ソルル「こりゃあ、スパイダークライムも用意すべきだろうな」 ルルナ「検討してみるね」

163結月:2014/10/27(月) 01:17:09
兎に角な…

164ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/10/27(月) 17:37:46
>>150 ドロシア達
デイジー「…そして改めて思うと如何でも良い事ばっか指摘してるのね、アタシ」
ピーチ「それは確かにまぁ、…否定は出来ませんけれど」
デイジー「手下一人一人から金取ってるとか?」
ピーチ「それはこう、会員費とかそういう類のものなんでしょうかね…?」

デイジー「別にしてあげても良いわよ、アタシはどれを食べれば良いのかしら?」
ピーチ「デイジーが心なしかうずうずしています」

165ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/10/27(月) 17:43:22
>>157 マルス/クリス+α
デイジー「言ったわね? アタシは付き合うわ、いざ尋常に…」
ピーチ「あの、喧嘩はあまり宜しく無いと思うのですが…」
デイジー「アンタは黙らっしゃい」
ピーチ「…(涙目)」

デイジー「平和呆けしてて退屈な毎日に刺激を与えてくれるわ。それに賭博なんて失礼ね」
ピーチ「私達の処は賭け事は致しますが賭ける物は食べ物とかコインが少しとかなので問題ないですよ」
デイジー「なんか増えた」

166マルス&クリス&リカード ◆XurcqHekx.:2014/10/27(月) 21:33:28
クリス「分かって下さいますか? よかったぁ」
マルス「いいから渡してよ、食べ物は食べる為にあるんだぞ」
クリス「もう少しだけ達成感に浸らせて下さい、完成までにファイアーの書を数冊駄目にしてしまったので」

マルス「更地……(鞘ごとファルシオンを握り)」
クリス「更地……(スターライトを開き)」

マルス「……何かごめんね……?」
クリス「いや……他の例も聞きたいものですがそれはまた後でお願いします」

クリス「……そうでは、なく」
マルス「いいから言ってくれよ、ちゃんと聞くよ?」
クリス「…………俺は、英雄戦争後に俺自身の意思で軍を抜けました……
     それなのに俺は今この状況を楽しんでいる節がある……自分の決断が誤りではなかったかと思い始めている……
     そんな俺を見て、カタリナは何と言うでしょうか」

マルス「勝利することで自分が戦う前と変わることができたなら、それでいいとぼくは思っている」
クリス「問題は何が変わったかということなんですがね!」
マルス「うるさい!(ぺち)」

マルス「いまいち通じなかったー」
クリス「確かにマルス様の半生はなかなか刺激的ですからね……正直俺でも想像つきません」
マルス「誰がどう言おうとそれら全てがぼくであり、ぼくの剣術に繋がっているからねぇ……まぁ、人に何を思われようが構わないや」

リカード「てへぺろっ★」
クリス「……俺もちょっと練習を」
マルス「命綱はつけないと駄目だからね」
クリス「マルス様が仰っても説得力ありませんよ……」
リカード「よしクリス! オイラが教えたげるっすよ」
クリス「全力で断る」

マルス「一瞬綱が切れてしまうんじゃないかと焦ったけど、何とかなって良かったー」
リカード「あの調子だとどうせ技決めながら着地したと思うっす……っつーか、オイシイ所持ってかれて寂しいっすよー」
マルス「あぁ、ごめんね? でもどうしても待ちきれなくてさ」
クリス「……サンダー」
リカード「むぎゅっ!」

ルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさんソルルさん≫

マルス「さぁみんな、見ていてくれ!(レイピアを顔の前に掲げて)」
リカード「わーわー頑張れー」
クリス「お前も戦えよ」
リカード「断固断るっすー」

マルス「食べ物……(ちら)」
クリス「バウムクーヘンは絶対差し上げません」
リカード「えー……じゃあ……んーーと……」
マルス「君が盗んできたものを差し出したらどうだい?」
リカード「い、嫌だぁぁあぁあぁ!」

ピーチ姫とデイジー姫≫

167ルルナ&ドロシア&グリル&リボン&ソルル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/28(火) 00:01:04
>>ピーチさん デイジーさん
ソルル「これだけは言わせてくれ。どうでもいいと思ってても、実は重大な手掛かりがあるかもしれない」
ドロシア「ないない」 ルルナ「深く考え過ぎたらダメ。もっと柔らかく考えてソルル」

全員『会員費……』[全員がハモり、考え込む]
ルルナ「確かにありそうっちゃありそうね……」 リボン「金額は如何程なんでしょうかね?」
グリル「難しいなぁ……」 ドロシア「会計師はいるのかしら?」 ソルル「ある意味判断が際どいな……」

リボン「分かりますその気持ち。メニューはこちら(>>156)になります。どうぞご自由にお召し上がり下さい」

168ルルナ&ドロシア&リボン&ソルル&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/28(火) 20:44:13
>>マルス王子 クリスさん リカードさん
ソルル「まあ、後でいくらでも食べられるならまだしも、こればかりはそうもいかないだろうな」
ルルナ「失敗を重ねた上での成功なら尚更かもね」 ドロシア「故に食べるのが勿体無かったりするワケね」

ルルナ「……うん、荒れ放題の裏庭でなら暴れまくっても良いわ。その方が更地にしやすくなるから」
ソルル「待て待て待て! その前に地盤改良が必要じゃないのかー!?」 ドロシア「彼らなら大丈夫よ」
リボン「荒れ放題と言っても、雑草が覆い茂っているくらいですね」 グリル「範囲を区切って野焼きする?」

全員『遠慮させていただきます……』[綺麗にハモるも、懲り懲りな様子]


ドロシア「あまりにも超人的過ぎてみんな固まっちゃったわ。いっそのこと、『ローウェル君』でも作ろっかな」
ルルナ「まーた話をややこしくふるんだから……」 リボン「まあまあルルナさん。ドロシアさんもです」

>マルス「いいから言ってくれよ、ちゃんと聞くよ?」
ルルナ「これはあたし達も真面目に聞かないとね」 ドロシア「何かしらの手掛かりになるといいけど……」
ソルル「その前に…… グリルは下がれっ!!【ボガシャーッ!!】」 グリル「<ひっ……! ハイ……【トボトボ……】」

>クリス「…………俺は、英雄戦争後に俺自身の意思で軍を抜けました……」
ルルナ「……なるほど」 ドロシア「予想した通りになってしまったわね……」
>クリス「それなのに俺は今この状況を楽しんでいる節がある……」
ソルル「どういうことだ……?」 リボン「まさか……」
>クリス「自分の決断が誤りではなかったかと思い始めている…… そんな俺を見て、カタリナは何と言うでしょうか」
全員『やっぱり……』 ルルナ「あまり自らを追い込むようなことしちゃダメ」
ドロシア「下手したらかつてのあたしみたいに暴走しちゃうわ。無理しないでね」
ソルル「事態はそれほどまでに深刻なのか……」 リボン「これは流石にわたし達だけでは……」

>クリス「問題は何が変わったかということなんですがね!」
ドロシア「確かにそうよね……」
>マルス「うるさい!(ぺち)」
ソルル「待て王子、こうときはこれを使うといいぞ」 ルルナ「はい、ショートコントスタート」

<<ショートコント ケンカ
ルルナ「ソルルのアホーッ!!」 ソルル「なんやてっ!!」 ルルナ「ウチの話が分からんって、どないなっとんねんっ!?」
ソルル「口答えするな口答えをっ!! 『ごちゃごちゃ言うとったらしゃーきまっそ! よーわーれー♪』」
【どんがらがっしゃーーんっ!!】[ルルナだけでなく、リボン、ドロシア、グリルまでもがノリ良くコケる]
<<ミニコント 終

ソルル「……とまあ、こんな感じかな」 ルルナ「以上、参考になるか分からないミニコントでした」
リボン「早口過ぎて付いていけません……」 ドロシア「wwwwww【ピコンッ☆ ピコンッ☆ ピコンッ☆】」

ドロシア「もう彼らに付いてけないわ……」 リボン「わたしもです」
ソルル「……とりあえずリカードさんのチェックアウトは何時だ?」 ルルナ「後2日の30日ね」

169マルス&クリス&リカード ◆XurcqHekx.:2014/10/28(火) 21:29:33
リカード「ていやー」
(キッチンにて。リカードが手際よくフライパンを振って卵の塊を宙へ飛ばす)
リカード「オムレツ出来上がりっすー」
クリス「(ぱく)……フライパンの味がしない!!」
リカード「……いや、あんたは特別だかんな……? それにしても2人とも生活力なさすぎっす」
マルス「ごめん、兎や鹿を狩ることはできるんだけどね(レイピアで)」
クリス「それにしてもそんなことができたとは驚きだ」
リカード「何言ってんすか……自活への第一歩っすよ」
クリス「じゃあ教えてくれ」
リカード「えー……」

クリス「ほら、ご理解いただけないのはマルス様だけじゃないですかっ」
マルス「……どうせ血肉になれば同じだろう(じとっ)」
クリス「(溜息)平行線ですね……」

マルス「(光り輝くファルシオンを抜き放ち)いくぞクリス! さぁ、裏庭を焦土と化そう!」
クリス「はっ!」
(立て続けに2人が窓から飛び降りていく)

クリス「……だ、そうです」
マルス「(むくれる)」

マルス「?(首傾げ)」
クリス「それはともかくとしても、本当に本が書けそうなノリですもんね」
マルス「それって褒め言葉?」

クリス「…………」
マルス「別にいいじゃないか」
クリス「…………」
マルス「君が仕えていた『マルス』とぼくは違うんだから、別にいいんじゃないかと言っているんだ
     それとも、君の君主である『マルス』も君にメリクルソードの必殺の一撃をぶち当てるような人間かい?」
クリス「は、ははは……違い、ます」
マルス「なら問題は解決だ。 それでいいよね?」

マルス「うーん、未知の方言が入っていて分かりかねるなぁ(にこにこ)」
クリス「よし、やりまっかマルス様」
マルス「……乗らなくていいよ(ぺし)」

リカード「あ〜、ハロウィンにオイラはここにいないんすね……」
クリス「自分で顔を出しておいて何を言うか」
リカード「せっかく狼男コス……じゃ、ない……仮装を用意してきたのにー」
クリス「じゃあもう1日2日遅く顔を出していれば良かっただろ」
マルス「でもさ、リカードってばぼく達の分の仮装まで持ってきてくれたんだよ」
(髪飾りで髪型をオールバックにまとめ、黒いマントの襟を立てて牙をつけたマルスが颯爽とやってくる)
リカード「王子、ちょっと気が早すぎるっすよぅ
      ……あ、クリス、あんたのもあるっすよ」
クリス「?」
リカード「露出度抜群のミイラ男!!」
クリス「断るっ!」

ルルナさんドロシアさんリボンさんソルルさんグリルさん≫

170フレンチの女神ドロシア vs スイーツの魔導師グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/29(水) 20:53:29
<<フレンチの女神ドロシア vs スイーツの魔導師グリル
〜テイスティング終了間際〜
(各料理1人前が完食されたのを見て……)
グリル「綺麗に食べたねぇ…… なんか嬉しいな」
ドロシア「お粗末様でした。美味しかったかしら?

>クリス「また得点つけないといけないのか……」
ソルル「今回はキッチンスタジアムの対決。故に付けていただきたい」
>リカード「え、オイラもつけなきゃダメなんすか?」
リボン「もちろんです。主宰、そろそろ時間です」

〜テイスティング終了。審査へ〜
ソルル「……時間です。只今を以ってテイスティングの受付を終了させていただきます」
ルルナ「テイスティングしていただきました審査員の皆様、本当にありがとうございました」
リボン「只今より審査に移らせていただきます。点数は0.5点単位で20点満点で付けて下さい」

審査は《食材を生かした美味しさ》が10点満点、《見た目》が5点満点、《独創性》が5点満点。
それぞれ0.5点単位で得点を付け、計20点満点で評価していただきます。
1人の審査員がより良い得点を付けた方を1票とし、多くの票を集めたものが勝者となります。
但し、得点が同点の場合は票が入りません。
得票数が並んだ場合は、審査員全員の合計得点が多い方が勝者となります。
但し合計点でも並んだ場合は引き分けとし、後日別のテーマで再試合が行われます。

果たして、勝利の女神はどちらに微笑むのか。

171マルス&クリス&リカード ◆XurcqHekx.:2014/10/29(水) 21:55:14
リカード「美味かったっすー!」
クリス「はい。実に」

マルス「はいインク」
クリス「ありがとうございますマルス様…… ……このやり取り、前にもしたような」
リカード「気のせいっすよ」

マルス「んー……やはり成果を数字で表すというのには慣れないなぁ(かきかき。グリル計16、ドロシア計17)」
クリス「前回は明確な理由がありましたが今回は困ったな……(かきかき。グリル計16、ドロシア計18)」
リカード「オイラはもう決まってるっすー(かきかき。グリル計19、ドロシア計15)」

ドロシアさん、グリルさん≫

172FE勢、キッチンにて ◆XurcqHekx.:2014/10/29(水) 22:06:16
リカード「つってもオイラ、ソルルさん達みたいにすげーもんは作れないっすよ」
クリス「いいんだ、とにかく鍋やフライパンの味がしなければそれでいいんだ」
マルス「まずは火が使えるようになりたいなー」
リカード「理想低っ!!」

リカード「な、何でそんなにかき回すんすか! 馬鹿ー!」
クリス「はっ……つい妄想に耽ってしまった」
リカード「耽る妄想があるだけ幸せなんじゃないすか?(白い目)」

マルス「ねぇねぇリカード」
リカード「何すか王子〜」
マルス「……塩少々ってどれくらい?」
リカード「そんなの味見して適宜足してきゃいいじゃないすか」
マルス「味覚は一人一人違うだろう、もしそんなことで不味いとか言われたらぼくの味覚全否定じゃないか!」
リカード「あーもー、ケーキ作ってんじゃないんすからそこまで神経質になる必要はないっすよ!!」
マルス「他にもひとつまみの具体的な量とか3分加熱って具体的に何火で加熱するのかとか
    何で大事なところだけいい加減なんだ!? もう嫌だ!!」
クリス「そういえばマルス様が基本超人なのにルール無用で戦うと常人になるのはそれが原因なのでしょうか」
マルス「……えっ?」
クリス「ほら、マルス様って足払いとか砂による目潰しとか、競技であれば反則になるような卑劣な小技に弱いでしょう」
マルス「……確かに」
クリス「何だかんだで未だに城にいた頃の優雅な剣術を捨てきれてませんし」
マルス「殴打なんかを織り交ぜるのはぼくの趣味じゃないし上手くいかないんだ……
    思えばいつぞやの巨大タコさんの時も掴まれたのが足だから良かったけど、剣を佩いた胴を掴まれてたら剣が抜けずに死んでた」
クリス「マルス様にとっての課題は人間としての柔軟性なのかもしれませんね……」
マルス「でも不測の事態に対応しろと言われても予測できないから不測の事態であって、ぼくは一体どうすればいいのか」

リカード「おふたりさん、仲がいいのは分かりやしたけど仕事がないならオイラもう寝ていいっすか?」

173フレンチの女神ドロシア vs スイーツの魔導師グリル 完結編 ◆Br2tUbHd4M:2014/10/30(木) 17:00:27
<<フレンチの女神ドロシア vs スイーツの魔導師グリル
〜結果発表〜 (キッチンスタジアム)
ソルル「南国のフルーツとして、そしてデザートとしてはもはや有名であるバナナ。
これらを素晴らしい作品として仕立て上げ、我々の舌を大いに満足させてくれた……
フレンチの女神ドロシア・ソーサレス、スイーツの魔導師グリル。まずはこの両名に、盛大な拍手をお願いします」

リボン「自らの失敗を払拭したいと今回の対決に挑んだ、スイーツの魔導師グリル。
そんな彼女に『胸を借りるつもりでかかってこい』と立ち上がった、フレンチの女神ドロシア。
師弟関係にあるこの両者、どちらも全力を出し切りました。果たして勝利の女神はどちらに微笑むのか。
フレンチの女神ドロシアか! スイーツの魔導師グリルか! 運命の結果発表です!」

ソルル「……(結果の書かれたカードを確認) ……勝者! ……フレンチの女神! ドロシア・ソーサレスッ!!」

ドロシア「あら、意外や意外」 グリル「負けちゃったかぁ……」
リボン「勝ったのはフレンチの女神ドロシア・ソーサレス、ドロシア・ソーサレスであります!」
グリル「やっぱりドロシアは強いなぁ……」ドロシア「それほどでも……」 リボン「得点が入ってきました」

審査結果 マルス クリス リカード 得票
ドロシア 17 19 15 2
グリル 16 16 19 1

リボン「審査員マルス、17-16ドロシア。審査員クリス、18-16ドロシア。審査員リカード、15-19グリル。
2-1、2-1でドロシアが勝ちました!」

ルルナ「グリルちゃん、今の気持ちを聞かせてもらえるかな」
グリル「うーん…… もっと技術力を上げるだけじゃなくて、もっとレシピを考えないとダメなのかな……
レシピ次第では結果は違ったかもだけど、今度対決するときはドロシア以上になりたいな」
ドロシア「あたし以上菓子作り、是非とも達成してちょうだい。そして成長した貴女を見てみたいわ」
グリル「今日はいい勉強になったわ。ありがとう!」 ドロシア「とんでもない。こちらこそありがとね」

[キッチンスタジアムイベントは終了しました。約1週間の長丁場、ありがとうございました!]

174マルス&クリス&リカード ◆XurcqHekx.:2014/10/30(木) 21:50:04
マルス「んーとね……グリルさんのは確かに独創的だったんだけどね?」
クリス「えー、マルス様って新しいものなら何でもいいのではないのですか?」
マルス「……ぼくを一体何だと思っているのかな」
リカード「オイラは結構好きだったっすよ、背伸びしてない感じで親しみやすかったってーか」
マルス「そうとるのか……はぁ、少し順応したつもりでもやはり市井の人々とは大きな隔たりがあるらしい」
クリス「そんなの当然じゃないですか、気に病むことありませんよ」

マルス「何はともあれ二人とも、お疲れ様!」
クリス「まぁこれでも……(件のファイアーで焼いたバウムクーヘンと紅茶を持ってくる)」
リカード「あ、オイラも欲しいっす」
クリス「働かざる者食うべからず、だ」

ドロシアさん、グリルさん≫

リカード「さーて、そろそろ帰るかにゃ」
マルス「もう帰っちゃうの?」
リカード「大丈夫、また何かのワープの時に便乗してやってきゃすから」
クリス「……来んなよ……。」
リカード「お前はもうちょっと王子への依存度を下げた方がいい気がするっす!」
クリス「…………」
リカード「王子は……やっぱアタマを柔らかくした方がいいんじゃないすか?」
マルス「そうだねぇ……また会えた時は一局手合わせ願おうか」
リカード「やだオイラ死んじゃう」
クリス「……そろそろいいか?」
リカード「マケドニアっすからね! ちゃんとマケドニアに飛ばせよ!」
クリス「分かってる。ジュリアンとシスター・レナにも宜しく伝えてくれ……ワープ!」

(魔法陣が輝き、リカードの姿がかき消える)

クリス「嵐が去った……」
マルス「寂しくなるなぁ」

175ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/10/31(金) 21:31:59
>>166 マルス/クリス+α
ピーチ「だ、だからデイジー…喧嘩は宜しくないと言ってるじゃないですか」
デイジー「止めても無駄よ、これは女同士の戦いなんだから」
ピーチ「……マルス様は男性ですけれど」

デイジー「実に平和的でのんびりとしたカジノよ」
ピーチ「すごく田舎的ですけれど…」
デイジー「え?何?食べ物があるのかしら?」

176マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/10/31(金) 21:36:41
(いつぞやの通りに髪を後ろに撫でつけ黒いマントの襟を立てて牙をつけたマルスが登場)
マルス「あれー? みんなどこにいるんだろう」
クリス「そりゃ皆様にも色々事情があるんでしょう、俺達の都合だけで動くのもどうかと思われます」
(ラフな格好とは裏腹に顔面継ぎ接ぎだらけ、頭に大きなネジの通ったクリスもマルスの後を追う)

クリス「それとも……戦いはもう始まっているのでしょうか?」
マルス「何だって!? それは想定外だ……(腰に佩いたレイピアを握り)」
クリス「仮に皆様が忙しくてここを一時離れているとしたら、これはこれで仮装が勿体ないですね」
マルス「そうだね、しかしだからといってずっとこの格好をしている訳にもいかないだろう……?
    で、君は一体何の仮装? ふんだくれる相手からはふんだくる天才モグリ医師?」
クリス「違います、『フランケンシュタインの怪物』です!!」

マルス「……でね、仮装用にワインを用意してあるんだけど……一人で飲める気がしないんだ」
クリス「俺に付き合えと仰っているのですか?」
マルス「そうなるかな」
クリス「仕方ありませんね……」

2人『かんぱーい』

177ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/10/31(金) 21:40:30
>>167 ソルル達
デイジー「そうよ、そんなお固い考え方してると将来困るわよ?」
ピーチ「デイジー、貴女は少し考え方が柔らかすぎますよ…」
デイジー「アンタも硬すぎるのよ」

デイジー「弟子になる時に金を集めるとかそういう感じじゃないかしら」
ピーチ「確かにそうでもしないと資金は集まりませんね…」

デイジー「…バナナばっかりね、これ(バナナチップスとバナナオレを手に取り)」
ピーチ「でも美味しそうですよ?(バナナタルト手に取り)

178マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/10/31(金) 21:54:30
マルス「菓子をくれねば吸いつくす」
クリス「……あれ? ひょっとして酔っちゃってます?」
マルス「勝者が正義だー!(レイピア抜き放ち)」
クリス「まだグラス一杯なのにー!!」

マルス「平和的だろーが何だろーが賭博はいけないよ、まっとーに稼がないと……うぃっく」
クリス「あーもうマルス様ってば……申し訳ありません、今日はこの辺りで失礼します」
マルス「待ってくれよー、まだやり残したことがたくさんあるんだー」
(マルス、手足をぱたぱた動かしながらクリスに担ぎあげられて連行される。辺りが静かになった)
ピーチ姫とデイジー姫≫

179ルルナ&ドロシア&ソルル&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/10/31(金) 23:34:08
前日の名も無きペンションにて……

<<対決終了後 (キッチンスタジアム)
ソルル「よし、そろそろ戻すか……」 ルルナ「待って。来月もまたやるかもしれないわ」
リボン「食材類の準備に時間が掛かるのはさておき、ダイニングキッチンを場面転換させるならあっという間ですよ」
ルルナ「確かに。ソルル、貴方が居ない間にあたしとルルナで対決したの」 ドロシア「しかも赤毛和牛」
ソルル「聞いた聞いた! ホントに食べたかったなぁ……」 グリル「バナナ対決で散々食べたでしょ?」
ソルル「まあ、確かに……」 ルルナ「確か『主宰はテイスティングに口出しすべからず』だっけ?」
ソルル「その通り。審査員達を茶化さない為の措置でもあるな」 グリル「ふぅん…… そうなんだ」
ドロシア「それで、人数調整も兼ねて票を入れることもあるの?」 ソルル「それについては審査員の状況次第」

>>リカードさん マルス王子 クリスさん
〜リカードのオムレツ〜 (キッチンスタジアム)
>リカード「ていやー」
ドロシア「おー! やるぅ〜♪ 見事に宙を舞ったわ。これをチキンライスの上に乗せたらオムレツライスね」
>クリス「(ぱく)……フライパンの味がしない!!」
グリル「何を言ってんの……」 リボン「スキルの問題ですね」 ルルナ「まさにそれ」
ソルル「もうどこからツッコめばいいのか分かりゃしないよ……」 ドロシア「安心なさいソルル、あたしもよ」

〜リカードとの別れ〜 (ロビー)
ルルナ「そろそろ別れの時が近づいてるみたいね……」 ソルル「再会当初は辛く当たってすまなかった」
リボン「ところで王子、クリスさん……【ゴゴゴゴゴゴ………】」
ルルナ「これは珍しい光景かも」
リボン「リカードさんに『もう来るな』とは何事ですかーっ!!【ボガシャーッ!!】 いい加減になさいっ!!【ボガシャーッ!!】」
ソルル「リボンちゃんがリセットさんみたいになってる……」 グリル「まあ、仕方ないよ」

ソルル「……これはもう相手出来そうにないだろうな」 ルルナ「剣道じゃないと無理かな?」
ドロシア「レイピアならフェンシングはどうかしら? 機材用意して裏庭でやれば……」
グリル「そもそも無理でしょ」 リボン「それこそ王子から教わらないと無理でしょうね」

ソルル「……時間が来てしまったか。寂しくなるなぁ……」 ルルナ「折角だし、マケドニアにも送ろうかな」
ドロシア「既に用意してあるから、後は王子達次第ね」 リボン「また余計なことを……」 グリル「まあまあ……」
ソルル「元気でな!」 ルルナ「今度泥棒騒ぎしたら許さないからねー!」 リボン「お達者で!」
ドロシア「悪いことしちゃダメよー!」 グリル「バイバーイ! またねー!」

180ルルナ・トワイラ&ソルル・ブライトン ◆Br2tUbHd4M:2014/10/31(金) 23:34:30
そして現在…… 深夜のペンションに一台の車が止まる……

<<裏口にて……
【ZOOOOOMMMMMMMMMN…… 】
ルルナ「すっかり遅くなっちゃった。リボンちゃんとグリルはしばらく休みにしてあったっけ」
ソルル「ドロシアは泊まり込みで出掛けてるしな。なんとか日帰りで済んで良かった」

<<回想 朝方のペンション (オーナーズルーム)
ソルル「……なるほど、しばらく休みが欲しい、か。ルルナ、どうする?」
ルルナ「もちろんOKだよ! ふたりとも頑張ってくれてたしね。そしてこれお手当ね」
リボン「ありがとうございます」 グリル「やったーっ!!」 ドロシア「今度はあたしが主宰になろうかな?」
ソルル「ドロシア、主宰になるならテーマ食材をよろしくな」 ドロシア「期待しててね」

<<ロビーにて……
【ガチャ カラン♪ コロン♪】ルルナ「お姉ちゃんもしばらく戻らないかもね」
ソルル「それよりも全員の夜食を用意しないとな。【ガチャン カラコロン♪】今の今まで空けたままだったからな」

>>マルス王子 クリスさん
ソルル「おー、仮装大賞かー? そういえばハロウィンだったな」
ルルナ「クリスさんはフランケンさんマルス王子はドラキュラさんかな?」

>>マルス王子 クリスさん ピーチさん デイジーさん
ソルル「すっかり遅くなってしまって申し訳ない。というワケでハッピーハロウィン!」
ルルナ「裸の蛇こと、伝説の傭兵ネイキッド・スネークも愛用した次世代型レーション、カロリーメイトで許して?」

181ルルナ・トワイラ&ソルル・ブライトン ◆Br2tUbHd4M:2014/11/01(土) 19:56:30
まもなく本格的な冬を迎える名も無きペンション……
リボンちゃんとグリルは休暇を取り、ドロシアは泊まり込みで何処かへと向かった。
そんなペンションのスタッフは、実権を握るルルナと、実権の無いソルルの2人のみ。
残り4日でオープン1ヶ月を迎えようとしているペンション。そしてソルルの代表資格復権まで、後12日……

<<夜のペンションにて…… (オーナーズルーム)
ソルル「ドロシアは止まり込み、リボンちゃんとグリルは休暇、そしてオレとルルナはペンション、と……」
ルルナ「今なら端末使ってしてスケジュールを確認出来るから便利だよねぇ……」
ソルル「まあな。さて、ドロシアはまた何かしらの食材を仕入れるらしいが、今度は何を仕入れるんだ?」
ルルナ「ドロシアお姉ちゃんが帰ってくるの、楽しみだなぁ…… はい、お夜食の御御御付けと焼きシャケ」
ソルル「おー! 『ワカメの味噌汁』か!」 ルルナ「シンプルにしてみたよ」 ソルル「ありがとなルルナ」

182ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/11/01(土) 20:14:20
ピーチ「一日遅れてしまいましたがそういえばハロウィンでしたね」
デイジー「アタシは町中を回ってお菓子を貰って来たわ、プリンセスはこういう時に良いわよね」
ピーチ「優遇される訳ですか…」


ピーチ→ピンクと白が基調となった天使のドレス、羽と輪っかを添えて
デイジー→黒と赤が基調となった悪魔のドレス、羽と槍を添えて

デイジー「アタシ達も仮装してみたわ、悪く無いでしょう?」

>>178 マルス/クリス
デイジー「……弱く無い?」
ピーチ「マルス様、大丈夫でしょうか…凄くお顔が真っ赤でしたけれど」
デイジー「ポストみたいだったわね」

デイジー「…アタシ達だけ残して何をしろってんのよ(カロリーメイトさくさく)」
ピーチ「ど、どう致しましょう…」


>>180 ソルル達
デイジー「ハッピーハロウィン、ね」
ピーチ「有難う御座います、私達からは南瓜のクッキーとケーキを差し上げますね」

183マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/11/01(土) 22:09:58
マルス「今日は実に気分がいい」
クリス「機を見て俺がグラスを回収しましたからね」
マルス「……それにしても、どうして君は仮装したままなんだい」
クリス「……少し力を入れ過ぎまして……勿体なくて」

クリス「スキルの問題だそうです」
マルス「リカードのおかげで簡単なものなら作れるようになったー」
クリス「えっ……」

マルス「ぼくは違うぼくはそんなこと言ってなぁぁいっ」
クリス「スミマセン言いました俺は言いましたごめんなさいいっ」

マルス「えー、小技という小技で攻めまくられたらちょっと分からないんじゃないかなぁ?」
クリス「……そうでしょうか……。」
マルス「あれ、付き合ってくれるの? やった、嬉しいなぁ」
(ベッド脇から素早くレイピアを拾い上げるとドロシアに向かって鞘走らないように放り投げる)
クリス「マルス様、人の話は最後まで聞きましょう」

マルス「リカード、元気してるかなぁ……あ」
クリス「どうされたんですかマルス様」
マルス「ねぇねぇクリス、この手紙をリカードと同じ座標に飛ばしてくれないかな」
クリス「うわ、封蝋にアリティアの印章がついてるじゃないですか!?」
マルス「頼むよ」


クリス「あ……はい、リカードの用意した包帯は妙に短かったので」
マルス「顔は片目が隠れるくらい長いのに胸や腹は剥き出しという」
クリス「……需要?」
マルス「何を言っているのかな君は。……うん、細部まで拘ったドラキュラだったのさ(えっへん)」

マルス「わーい何だか未来臭がするよー」
クリス「少し騙されたような気もしますが……(もぎゅもぎゅ)」

ルルナさんドロシアさんソルルさんリボンさんグリルさん≫

マルス「……昨日は申し訳ない」
クリス「全くです(むすっ)」
マルス「君には言ってない! ……というか、ポストって……」

クリス「昨日は本当に申し訳ありません」
マルス「ぼくはまだ雑談できた気がするんだ! ……昨日のことはよく覚えてないけど」
クリス「駄目じゃないですかっ」

ピーチ姫とデイジー姫≫

184ルルナ・トワイラ&ソルル・ブライトン ◆Br2tUbHd4M:2014/11/02(日) 21:34:04
>>マルス王子 クリスさん
ソルル「また飲んだのかー? 懲りないヤツだなぁ……」 ルルナ「またソルルが呆れてる…… 飲み過ぎちゃダメだよ?」

ソルル「おー楽しみだなー!」 ルルナ「あんまり期待しない方が良いんじゃない?」 ソルル「それ言ったら終わりだろ……」

ルルナ「リボンちゃん、すっかり激おこぷんぷん丸になっちゃった」
ソルル「要するに怒り心頭ってワケだな。まあ無理も無いか」

マルス「リカード、元気してるかなぁ……あ」
クリス「どうされたんですかマルス様」
マルス「ねぇねぇクリス、この手紙をリカードと同じ座標に飛ばしてくれないかな」
クリス「うわ、封蝋にアリティアの印章がついてるじゃないですか!?」
マルス「頼むよ」

2人『…………?』 ソルル「中身は何だ……?」 ルルナ「さあ……?」 (頭に浮かぶ薄緑のクエスチョンマーク)

2人『ぐぬぬ……』 ソルル「騙されたはないだろ……」 ルルナ「それを言われたら辛いよクリスさん……」

>>ピーチさん デイジーさん
ソルル「おー! クッキーだ! ありがとうピーチさん!」
ルルナ「で、ピーチさんは天使様、デイジーさんは悪魔かな?」 ソルル「オレ達、仮装してないや」

185ルルナ&ソルル&ドロシア ◆Br2tUbHd4M:2014/11/02(日) 23:04:24
<<消灯時間 〜帰ってきたドロシア〜 (ロビー)
ルルナ「さて、そろそろ消すかな」 ソルル「サイネージも【ガチャ カラン♪ コロン♪】っと。いらっしゃいませー!」
*「ただいま帰りました」 ルルナ「お姉ちゃん! お帰りなさい!」 ソルル「お疲れさんドロシア」
ドロシア「裏庭に臨時の冷蔵庫を設置したわ」 ルルナ「もしかして、お肉?」 ドロシア「その通り」
ルルナ「……で、」ソルル「一応聞くが、」 2人『何の肉?』 ドロシア「それは秘密」 2人『え〜……』

<<液晶パネル 〜NEXT DAY'S HINT〜
メインエリア[秋の風景が映し出されている]
上部サブ[ドロシアvsグリル バナナ対決 勝者:ドロシア]
下部A[ダイニングキッチン使用状況:キッチンスタジアム]
下部B[ドロシア、裏庭に肉用冷蔵庫を備付ける。但し、一時的なものらしい]

186ルルナ&ドロシア&ソルル ◆Br2tUbHd4M:2014/11/03(月) 19:19:13
名も無きペンションの裏庭に、一時的に設置された冷蔵庫
この冷蔵庫の中身は、ドロシアがブロック単位で買い込んだ、五種の肉が収められている。
牛肉はもちろん、豚肉、鶏肉もあります。そして羊肉はラムとマトン。
ドロシアは、これらをソルル達と共にに調理しようと考えており……

<<夜のペンションにて…… (裏庭 冷蔵庫前)
ソルル「それにしてもデカイなぁ……」 ルルナ「どんなお肉が入っているのかな?」
ドロシア「今はまだ開けられないけど、みんなで調理するかもね」 ソルル「またキッチンスタジアムかー?」
ドロシア「対決はしないわ。合作を作るの」 ルルナ「それナイスアイディア! 良いかも!」
ソルル「なるほどな。いつもなら料理対決に持ち込ませるとこだが…… 異議なし! それで行こう!」

187マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/11/03(月) 19:36:18
マルス「ごめん……でもそこにあったら飲むよねぇ」
クリス「俺が一人で処理します(真顔)」

マルス「えっとね、試しに作ってみた」
(両手と頭に色とりどりのマカロンの乗った大皿を乗せて平然と歩いてくる)
クリス「……こんなに? それに、俺はてっきり夕飯かと」
マルス「ごめんねー、『少々』の加減がどうしても納得できなくて……
     そうしたらリカードが『ケーキでも作れ』とか言うじゃないか? それならと思って」
クリス「だからって……」
マルス「かろりーめいとだっけ? 一方的に貰うのも悪いと思っていたところだし、はいどうぞ!
     ちゃんと味見はしているから大丈夫だと思うんだけど、口に合わなかったらごめんなさい」

クリス「申し訳ありませんマルス様……俺のせいで」
マルス「いや……疑われるような生活をぼくが送っているのが悪いんだ……気を引き締めなければならない……。」

マルス「それはひみつー」
クリス「飛ばした俺も知らないというのが……」
マルス「えー? 今度またリカードに出会えた時に聞けばいいじゃないか(にっこり)」

クリス「……ごめんなさむぎゅっ」
マルス「(華麗に踵落としを喰らわせて)うちのクリスがごめんねー」
クリス「『貴方』のクリスではありません……痛い……。」

マルス「ぼくにも何か手伝えることはないかなぁ……
     あ、そういえば刃物が違うと味も違うってどこかで聞いた」
クリス「なぁるほどぉ、先程からマルス様が持っておられるマスターソードはその為のものだったんですね……」
マルス「マスターソードもハマーン効くからいいじゃん……別に神器とかじゃないし」

ルルナさんドロシアさんソルルさん≫

マルス「こんなものも出来たー」
クリス「何ですか? この土色の粉のついた弾力のある塊は」
マルス「わらびもち。その粉はきな粉。中にこしあんが入っている」
クリス「???」
マルス「人生、何事も挑戦が必要だよね! ……という訳で食べてみてくれ」
クリス「毒味係なんですね俺……(ぱく)……あ、美味い」
マルス「じゃあまた作って明日ソルルさん達に出そう」
クリス「実験台なんですね俺……。まぁ構いませんが」

188ルルナ&ドロシア&ソルル ◆Br2tUbHd4M:2014/11/03(月) 21:21:36
>>マルス王子 クリスさん
>マルス「あれ、付き合ってくれるの? やった、嬉しいなぁ」
ドロシア「ん?」(王子がベッド脇から素早くレイピアを拾い上げたのを確認し、身構える)
ドロシア「あ、なるほど」(自らに向かって鞘走らないように放り投げられるレイピアをキャッチすると……)
ドロシア「これは良いデザイン…… 」【サラサラサラ……ポンッ☆】(キャンバスに描き、実体化させる)
ドロシア「はい、これ使って」(実体化させたレイピアと、先ほど受け取ったレイピアを、王子に放り投げる)
ドロシア「今受け取ったレイピアを、フェンシング専用のフルーレにアレンジしてみたの」
ソルル「なるほどなぁ……」 ルルナ「これなら死者は出ないね」
ドロシア「電子制御もいいけど、やっぱり縛られない環境の方が良いわ」(こちらもマイフルーレを構える)
ソルル「やるなら庭でな」 ルルナ「ここじゃ狭いよ?」 ドロシア「確かに……」

ソルル「……なるほどな」 ルルナ「ワインセラーに錠前を用意しないと……」
ドロシア「飲むなとは言えないけど、飲み過ぎちゃダメよ? それともあたしとサシ飲みする?」
ルルナ「お姉ちゃんが誘ってどうすんのよバカーッ!!」 ソルル「少しは考えろよ!」 ドロシア「ごめん……」

ルルナ「……あっ、マカロンだーっ!! いただきまーすっ!!」 ドロシア「あらら…… むしゃぶりついちゃったわ」
ソルル「それにしても大量だなぁ…… 【パクッ】これは美味い! バイキングに出してみるかっ!?」
ドロシア「なるほどねぇ…… ダージリンでも淹れようかな」 ルルナ「キャンディでミルクティーは?」
ソルル「アールグレイも忘れるなよ?」

ドロシア「あまり気にしちゃダメ。ますます暗くなっちゃうわよ?」
ルルナ「リボンちゃんもアレで頑固だから……」 ソルル「まあ、時間がなんとかしてくれるかもな」

>マルス「それはひみつー」
ソルル「まさかまさかのトップシークレット……」ルルナ「これはある意味予想外だったわ……」
ドロシア「あらあら…2人ともガッカリしちゃったみたい」
>クリス「飛ばした俺も知らないというのが……」
ドロシア「なるほど…… 誰にも明かせない機密事項でいいのかしら?」 ルルナ「つまんない……」

ドロシア「踵落としで黙らせないのっ!!【ピコンッ☆】」 ソルル「遂にツッコミやがった……」
ルルナ「ドロシアお姉ちゃん…… 命知らずだよ……!」 ドロシア「ツッコミは、時に命懸けなのよ」

ソルル「剣で食材を切るとなれば、王子の扱う長剣物だと難易度はかなり高いだろうなぁ……」
ルルナ「包丁がなくても短剣物で凌ぐことは出来るかもしれないわ」
ドロシア「要するに使い方次第ってことかしら?」 ルルナ「まあね」 ソルル「長剣で切るなら、何切る?」

189ルルナ&ドロシア&ソルル ◆Br2tUbHd4M:2014/11/03(月) 23:59:44
<<消灯時刻 (ロビー)
ルルナ「そろそろ消すよ〜」 ソルル「OK!」 ドロシア「問題無いわ」 ルルナ「では、暗転」【パツン】
ドロシア「これで夜間モードに切り替わったね」 ソルル「サイネージはどうだ?」

<<液晶パネル 〜間近に迫る厳しき冬〜
メインエリア[11月のカレンダー]
上部サブ[夜間モードで稼働中]
下部A[ダイニングキッチン使用状況:キッチンスタジアム]
下部B[ルルナからのお願い:まもなく積雪シーズン到来! 雪の事故防止の為にも、冬支度はお早めに!]

ソルル「寒いとストーブ使いたくなるよな」 ドロシア「暖炉も欲しかったなぁ……」
ルルナ「暖炉かぁ…… それは兎も角、伐採の時期を迎えた木々のおかげで、しばらくは困らないかもね」

190ルルナ&ソルル&ドロシア ◆Br2tUbHd4M:2014/11/04(火) 21:15:50
まもなく2ヶ月目を迎えようとしている名もなきペンション……
休暇を取っていたリボンちゃんとグリルが、宿泊客として戻ってくることになった。
そこでドロシアは、謹慎中のルビーを呼び出すことに。無論、イベントを開催する気満々だ。
これを知ったソルルとルルナは、『そもそもルビーは宝石鑑定以外に何が出来るか』を考え込む始末。
これが今の今までに続いているがら、一体どうなることやら……

<<オーナーズルームにて……
ソルル「まあ、料理となったらオレは中華、ルルナは和食、ドロシアはフレンチ、グリルはスイーツだろ?」
ドロシア「リボンちゃんはまだまだ簡単な料理しか出来ないけど、明日はグリル共々お客様ね」
ルルナ「なんなら、ルビーを扱き使っちゃおうよ。調理中に『バカーッ!! 何やってんのよーっ!!』って」
ドロシア「ちょwwwwwwwww」ソルル「その発想はなかったwwwwww」 ルルナ「……うん、ドツボ直撃ね」

191マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/11/04(火) 21:23:51
マルス「ふふ、面白くなりそうだなぁ」
クリス「……マルス様、俺の記憶が正しければマルス様の剣は我流が入っていたような――」
マルス「そうだね、いくら真面目に修練を積んでいたといっても14歳の若造ごときが通用する世界じゃないし……
     ともあれ……ぼくが今までに歩んできた道と完璧に流派を学んだ剣術、どちらが重いだろうね?」
クリス「ちょ……その顔、かなり怖いです……というよりさっさと表に出て下さい……左手に隠し持った短剣も置いて行って下さい」
マルス「あれ、バレた?」

クリス「いけません!  ドロシア殿も誘ったりしたらマルス様が調子に乗りますから!」
マルス「何だよー、君は別にぼくの母でも何でもないじゃないか
     …………(急に表情が曇り)……母上……」
クリス「マルス様?」
マルス「……何でもないよ、心配いらない……」

マルス「良かったー、好評だー」
クリス「埋められない差が出来た気がします……使えない部下で申し訳ありませんマルス様」
マルス「Σ何言ってるのさ、料理ができなくたって生きていけない訳じゃないんだから」
クリス「(しゃがんで地面にのの字を書き始める)」

マルス「ぼく達に何が出来る訳でもなし、下手に刺激しない方が良さそうだね……」
クリス「むしろ火に油を注ぎそうで怖いです」

クリス「これはもうレスキューでリカードを無理矢理呼び出して聞くしか!」
マルス「え、嘘だろ!? レスキューってユミナ専用じゃ――」
クリス「笑止! 新・紋章においては専用杖でも何でもありませんから! レス(マルスの跳び膝蹴りがもろに入る)」
マルス「ひみつって言ってるだろ、無理矢理呼び出すなんて言語道断だっ!」

マルス「あう」
クリス「正義の鉄槌が下りましたね……(にやにや)」
マルス「鉄というか樹脂製だけどね……。」

マルス「まぐろ(即答)」
クリス「???」
マルス「泳いでないと死んでしまう、デリケートな巨大魚と聞いた」
クリス「すげぇ……未来だけ見つめてるってことですね!?」
マルス「あとははもとかいう魚の骨引きをしてみたいんだけど、旬ではないらしいね」
クリス「はぅ……魔道では大ざっぱなことしかできないので羨ましいです」
マルス「よし、兵種変更   クリス「だが断る」

ルルナさんドロシアさんソルルさん≫

192ルルナ&ソルル&ドロシア ◆Br2tUbHd4M:2014/11/04(火) 23:47:45
>>マルス王子 クリスさん
ドロシア「我流ならいっそのこと、『ローウェル流』というのはどうかしら?」
ソルル「コラコラ、勝手に命名しない」 ルルナ「その前に、フェンシング専用のメットを使わないと」
ドロシア「そうだったわね。今よりも昔、壊れた剣が相手の脳を貫いて殺めてしまった事故があったの。
この事故がキッカケで、安全対策に力を入れられ、現在に至ってるわ」

>クリス「いけません!  ドロシア殿も誘ったりしたらマルス様が調子に乗りますから!」
ドロシア「何よ何よー! クリスのケチ! たかがサシ飲みでしょっ!?」 ソルル「子供かっ!!」
>マルス「何だよー、君は別にぼくの母でも何でもないじゃないか」
ドロシア「そうよそうよ!」 ソルル「何をいい加減なこと言ってんだよ……」 ルルナ「もうワヤ……」
>マルス「…………(急に表情が曇り)……母上……」
ドロシア「親の居ない寂しさ、かぁ…… なんとなくだけどあたしにも分かるなぁ……」
ルルナ「かつては、お姉ちゃんも孤独だったもんね……」 ソルル「それを考えたら、無理もないよな」

3人『あ"……』 ソルル「これは……」 ルルナ「まさかの展開……」 ドロシア「NGワード……」

ルルナ「……うん、それが良いかもね」 ソルル「今はリボンちゃんの様子見かー?」
ドロシア「それもいいけど、悟られないようにね。ソルル」 ソルル「それは善処する……」

クリス「これはもうレスキューでリカードを無理矢理呼び出して聞くしか!」
マルス「え、嘘だろ!? レスキューってユミナ専用じゃ――」
クリス「笑止! 新・紋章においては専用杖でも何でもありませんから! レス(マルスの跳び膝蹴りがもろに入る)」
マルス「ひみつって言ってるだろ、無理矢理呼び出すなんて言語道断だっ!」


>クリス「正義の鉄槌が下りましたね……(にやにや)」
ドロシア「ニヤつかないっ!!【ピコンッ☆】」 ソルル「ワァオ! クリスさんにまさかの顔面ですかドロシアさん!?」
>マルス「鉄というか樹脂製だけどね……。」
ルルナ「それ故に様々な色にすることも出来るよ」 ソルル「流石に金は、使ってくうちに剥がれ落ちるだろうな」

ドロシア「なるほど、この発想は無かったわ。これなら長いながーい包丁が必要になるハズよね」
ソルル「もし一つでも手順を間違えたら、ルルナからのゲキが待っているぞ」 ルルナ「フフフ……」

193ルルナ&ソルル&ドロシア ◆Br2tUbHd4M:2014/11/05(水) 00:09:21
<<液晶パネル 〜ペンション2ヶ月目仕様〜
メインエリア[ペンションを風景に、『One Months Anniversary』]
上部サブ[現在時刻表示]
下部A[ダイニングキッチン使用状況:キッチンスタジアム]
下部B[皆さんのおかげでオープン1ヶ月を迎えることが出来ました。本当にありがとうございます]

ソルル「とりあえずこんな感じでどうだ?」 ルルナ「完璧ね。これを越すのはあたしじゃ無理かも」
ドロシア「背景のペンション、あたしの描いた力作だったの。採用してくれてありがとう」 ソルル「いやいや」

194ルルナ&ドロシア&ソルル&ルビー ◆Br2tUbHd4M:2014/11/05(水) 15:41:13
名もなきペンションは遂に2ヶ月目に突入!
休暇を取っていたリボンちゃんとグリルが、宿泊客として戻ってくることになった。
そこでドロシアは、謹慎中のルビーを呼び出すことに。無論、イベントを開催する気満々だ。
これを知ったソルルとルルナは、『そもそもルビーは宝石鑑定以外に何が出来るか』を考え込む始末。
これが今の今までに続いているがら、一体どうなることやら……

<<オーナーズルームにて……
ソルル「まあ、料理となったらオレは中華、ルルナは和食、ドロシアはフレンチ、グリルはスイーツだろ?」
ドロシア「リボンちゃんはまだまだ簡単な料理しか出来ないけど、明日はグリル共々お客様ね」
ルルナ「なんなら、ルビーを扱き使おうよ。あたしが調理中に『バカーッ!! 何やってんのよーっ!!』って」
ドロシア「ちょwwwwwwwww」ソルル「その発想はなかったwwwwww」 ルルナ「……うん、ドツボ直撃ね」

<<帰ってきたルビー (ロビー)
ルルナ「さて、そろそろルビーが【ガチャ カラン♪ コロン♪】……うん、来たみたい」
ルビー「ただいま。久しぶり」 ルルナ「ホントに久しぶりね。1ヶ月振りくらいかな」
ソルル「早速だけど…… 厨房に入ってくれ」 ルビー「えっ? えっ?」 ドロシア「状況が飲み込めてないみたいよソルル」

<<パーティの準備 (ダイニングキッチン 新スタイル)
ルルナ「あれっ? ダイニングエリアの印象が全然違うわ。模様替えしたの?」
ソルル「いや、テーブルの背景を変えてみただけだ。題して、リストランテスタイル」
ルビー「殆ど変わってないわよ、それ……」 ルルナ「まあまあ……」
ドロシア「さあ、作るわよ! みんな手伝って!」 ソルル「おう!」 ルルナ「はい!」 ルビー「えっ? ちょ……」

こうして始まった、記念パーティの準備。と言っても殆ど料理がメインではあるが……
果たして、どのような料理が並べられるのか。

195リボン&グリル+ルルナ&ドロシア&ソルル&ルビー ◆Br2tUbHd4M:2014/11/05(水) 19:20:22
<<ダイニングキッチンにて……
〜調理中の出来事〜
ルビー「これ?」 ルルナ「バカーッ!! 全然違うでしょっ!!」 ルビー「………【しゅん……】」
ソルル「相変わらずだなぁルルナは」 ルルナ「バカーッ!! 何やってんのよーっ!!」 ドロシア「あらあら……」
ルビー「助けて……(顔真っ青)」 ソルル「無理だろうな」 ドロシア「まあ、精々頑張んなさい」

〜そして完成へ〜
ソルル「これで全部か?」 ルルナ「まあ、下拵えの段階だけどね」
ドロシア「まさか炭火焼きとはねぇ……」 ルビー「火起しも一苦労だったわ」
ルルナ「バカーッ!! 炭火の良さを知らないくせに火起しも一苦労ってどういうことよーっ!!」
ソルル「何もそこまでしなくても……」 ルルナ「おだまりーっ!!」 ソルル「はいはい……」
【カラン♪ コロン♪】 ルルナ「来たみたいね。行ってくるわ」 ソルル「ああ、頼むぞルルナ」

<<リボンちゃんとグリル、到着! (ロビー)
【ガチャ カラン♪ コロン♪】
リボン「こんばんは」グリル「お邪魔しまーす!」
ルルナ「邪魔するなら帰ってー。なんちて」 グリル「はーい!」 ルルナ「いやいや、なんでノるのっ!?」
グリル「わざとノリボケしてみたの」 リボン「それよりチェックインの手続きをお願いします」
ルルナ「そうだったね。そしたら、これ鍵ね。207号室の相部屋でいいかな?」
リボン「わたしは構いませんが、グリルさんは」 グリル「リボンちゃんさえ良かったらと思ってたから」
ルルナ「なら決まりね! 荷物類はあたしが運ぶ……つもりだったけど、手ぶらだったね」
リボン「では、まずは夕食にしましょう」 グリル「ボクちんもお腹ペコペコ。行こう!」 リボン「はい!」

<<焼肉バイキングなパーティ (ダイニングキッチン)
ソルル「おー! 待ってたぞー! リボンちゃん、グリル、今日は楽しんでってくれよな!」
ドロシア「と言っても、殆ど焼肉だけどね」 ルビー「炭火焼きに使う七輪も用意したよ」
ソルル「オレが拘りに拘った七輪だけど、みんな角形だ。と言うのも、秋刀魚の焼き易さに拘ったのもあるな」
ルルナ「好きなだけ食べてってね!」 グリル「やったー!」 リボン「それでは、いただきますね」

<<イベント発生! 〜焼肉パーティ〜
ルルナ「と言うワケで、焼肉パーティ開催!」 ソルル「好きなだけ食べてってくれよな!」
ドロシア「主なメニューは牛肉、豚肉、鶏肉はもちろん、ラム肉にマトン肉、そして野菜類も採用したわ」

〜牛肉〜
骨付きカルビ 中落ちカルビ カルビ
ロース ハラミ サガリ ホルモン
牛タン ハツ レバー ミノ ナンコツ

〜豚肉〜
豚ロース 豚カルビ 豚タン 豚レバー
豚トロ(Pトロ) ホルモン 豚サガリ

〜鶏肉〜
鶏もも 鶏皮 鶏レバー 砂肝 鶏軟骨 手羽先

〜羊肉(ジンギスカン)〜
ラム マトン 味付き、味無しを選択可

〜野菜〜
キャベツ タマネギ とうもろこし
ピーマン カボチャ サニーレタス
じゃがいも ナス もやし

196ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/11/05(水) 19:28:22
>>183 マルス/クリス
デイジー「本当よねぇ、お礼に何かとか無いわけ?」
ピーチ「ポスト…もまぁ赤い物ですけれど」
デイジー「こいつなんてポストで十分でしょう?」

デイジー「記憶が飛ぶタイプなわけね。じゃあアンタもこいつが飲むたび苦労してるわけね?」
ピーチ「何というか、こう…ご愁傷様です。マルス様は人が変わってしまうのですね」
デイジー「寧ろ陽気で良いんじゃないかしら、うまくだませそうだし」
ピーチ「貴女は何を言って……」

197ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/11/05(水) 19:29:43
>>184 ソルル達
ピーチ「ええ、如何致しまして…。
      私はあまりしたくなかったのですが、デイジーがやろうと言うもので」
デイジー「やってみたらそこまででも無いでしょう?」
ピーチ「まぁ、たまには楽しくて良いかもしれませんね…確かに」

ピーチ「ソルル様達はコスプレなどしないのですか?」

198ルルナ&ドロシア&ソルル&ルビー+リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/11/05(水) 20:34:53
>>ピーチさん デイジーさん
ルビー「ハロウィン…… わたしも参加したかったなぁ……」 ルルナ「バカ言わないの! 全く……」
ソルル「まあ、お菓子というか次世代型レーション配ったくらいだな」 グリル「スネークも愛したアレだよ」
リボン「来年のハロウィン、コスチュームは例の調理服で十分でしょうか?」
ドロシア「むしろ調理服がユニフォームみたいなものね」 グリル「まあ、確かにそうかもね」

ソルル「考えてみたら、れっきとしたコスチュームは例の調理服くらいだよなぁ……」
ルルナ「まあ、キッチンに立つとなればの話だから」 ドロシア「ちなみにリボンちゃんとグリルはエプロンね」
グリル「むしろコスプレそのものの感覚が無いんだよねぇ……」
ドロシア「調理中に使うユニフォーム兼調理服だからと言うのもあるわね」

199マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/11/05(水) 21:37:49
マルス「そこまで大成してないんだけどね……?」
クリス「えー、いいじゃないですかかっこいーじゃないですか」
マルス「うーん……兜の類は蒸れるから嫌いなんだけど」
クリス「そういえば戦争中も頑なに軽装備で通されていましたからね……」
マルス「髪飾りに当たって気持ち悪いし」
クリス「外せばいいじゃないですk   マルス「ぼくのアイデンティティ!!」

クリス「駄目ったら駄目です、マルス様に酒癖がついちゃったら皆さんのせいですからねっ!!」

マルス「……ぼくが、アリティアを奪還するのがもっと早ければ……母上は死なずに済んだのだろうか?」
クリス「マルス様……」
マルス「ぼくが弱かったから母上は死んでしまった……ぼくが若すぎたから父上と共に戦場に立てなかった……」
クリス「マルス様!!」

マルス「えーと……ほら、あのさ! とりあえず、まずは料理が鍋味になってしまう理由から探ろうよ」
クリス「マルス様はレシピ暗記でお忙しいんじゃないですか?(むくれたまま)」
マルス「……あーもう」

クリス「悟られたら?」
マルス「戦略的撤退」
クリス「物事の解決に至っていないような気がします」

クリス「むぎゅ」
マルス「何気にぼくより酷いのでは……」
クリス「あ、俺達も樹脂製の玩具バットには世話になっています」
マルス「暇な時に叩いたり被ったりするー」

マルス「(キルソードを構え)……やむを得ないとはいえ、ぼくが今までに何人斬ってきたと思うんだい……?
     魚類に怯むぼくじゃない(凄みのある笑みを浮かべて指で刃の縁をなぞる)」
クリス「で、調べてみたんですけどアカネイア大陸遠洋にも生息しているらしいですね、まぐろ」
マルス「え、ほんとに?」
クリス「しかし、まだ技術的に水揚げは困難かと」
マルス「そうだよね、わざわざ遠くまで行かなくちゃならないしぼく達の科学力じゃ持って帰る途中で腐らせてしまうよね」
クリス「魔道のできる漁師なんてゆー奇特な方もいなさそうですしね」

マルス「肉だー、リカードもいれば良かったのにー」
リカード「いるっすよ」
マルス「……(レスキューの杖を持って微笑むクリスを睨みつける)
     もやしばっかり食べるんじゃないっ!!」
クリス「い、言いがかりですよマルス様……そちらこそ内臓系ばかり、……肉食獣って小腸から口にするって言いますよね」
マルス「うるっさいなぁもうっ」
リカード「手羽先♪ 手羽先♪」
マルス「そういえば、少しアレンジを加えて、フルーツジュースで練ったわらびもちを用意したんだけどどうかなぁ
     (また両手と頭に大皿を乗せて)」
リカード「ちょ、その勢いじゃなくなるっすよもやし」
クリス「つべこべ言わずに吐け、マルス様から賜った文書には何とあった」
リカード「食べ終わるまで言わないっす」
クリス「こんにゃろー!」

ルルナさんドロシアさんソルルさんルビーさんリボンさんグリルさん≫

マルス「じゃあお詫びにマカロンの残りあげる」

クリス「しかし、ここに来るまで酒は召し上がらない性質だったので今までは苦労してません」
マルス「祝いの席でやむを得ず飲んでちょっとだけ暴走することはあったかもしれないけど」
クリス「……ちょっと?」
マルス「……大分?」

ピーチ姫とデイジー姫≫

200ルルナ&ドロシア&ソルル ◆Br2tUbHd4M:2014/11/05(水) 23:36:40
>>マルス王子 クリスさん (201号室)
ドロシア「うーん…… 残念……」 ルル「ドロシアお姉ちゃん、ちょびっとガッカリしちゃったみたい」
ソルル「兜の蒸れ、なぁ…… フルーレならまだしも、エペとサーベルじゃそうもいかないからなぁ……」
ドロシア「まあ、今時のメットは蒸れないから大丈夫よ」

ルルナ「……と言うことよ。お姉ちゃん、諦めよう?」
ドロシア「……はい」 ソルル「堕ちたー!」 ドロシア「こうなったら諦める他なさそうね……」
ソルル「こうなったら、お酒は料理にしか使えないな」

ドロシア「いい加減目覚めたら? 過ぎてしまったことでとやかく言っていてもしょうがないでしょう?」
ルルナ「お姉ちゃんのオーラが変わった……」 ソルル「今までとは全然違う雰囲気だ……」
ドロシア「イメージ出来る? 生ある者たちには平等に死が訪れるのは当たり前のことよ。
それがコーネリアス国王陛下とリーザ王妃には、それが早く訪れてしまっただけなの。
今からでも遅くはないわ。コーネリアス国王陛下とリーザ王妃の供養をしてあげて」

ルルナ「マルス王子ごめん、あたしもう限界……!」 ソルル「今のクリスさんに対してだろうな」
ドロシア「さあ、来るわよ……」 ルルナ「すぅぅ……」 ドロシア「3…… 2…… 1…… GO!」
ルルナ「バカーッ!!【ボガシャーッ!!】 何考えてんのよーっ!!【ボガシャーッ!!】」 ソルル「おー スゲー……」
ルルナ「そもそも料理とは、教え教わり熟成するものよ! なのに何なのよクリスッ!!」 ドロシア「あーやっぱり」
ルルナ「あーたの態度、料理に対する冒とく以外の何物でもないわっ!! 折角の王子の心意気を無碍にしてどうすんのよっ!!」

ソルル「オレなら撤退するなら突撃だな」 ルルナ「それじゃ犬死するだけじゃん。あたしは許さないよ」
ドロシア「今はリボンちゃんが食事中だからいいけど、下手したら収拾がつかなくなるかも……」

>マルス「何気にぼくより酷いのでは……」
ドロシア「ツッコミに酷いも何もないでしょ? 中には身体を張ったギャグをする『コダック倶楽部』なるものもあるし」
ルルナ「アレかぁ……」 ソルル「やっぱ『絶対押すなよ』のアレかー?」 ドロシア「そう、それ」

>クリス「あ、俺達も樹脂製の玩具バットには世話になっています」
>マルス「暇な時に叩いたり被ったりするー」
ソルル「おー、この遊びかー? ルルナ!」 ルルナ「うん! 負けないよー!」 ドロシア「やっぱりアレね?」
ソルル「せーの!」 ソルル&ルルナ『叩いて被ってジャンケンポン!』 ソルル:グー vs パー:ルルナ
ソルル「っ!【サッ】」 ルルナ「えいっ!【ピコンッ☆】あー遅かったぁー……」 ドロシア「はい次」
ルルナ「せーの」 ソルル&ルルナ『叩いて被ってジャンケンポン!』 ソルル:チョキ vs グー:ルルナ
ソルル「【サッ】……うぉっ!? 間違えた!」ルルナ「えいっ!【ピコンッ☆】」 ソルル「うぁーやられたーっ!!」
ドロシア「勝負あり! 勝者、ルルナ!」 ルルナ「……とまあ、こんな感じかな?」

ドロシア「まあ、マグロは電気で麻痺させてから血抜きする必要があるからねぇ……」
ルルナ「状態が悪いと、身焼けを起こしていたりするから、いかにして身焼けを少なくするかが勝負ね」
ソルル「大物になればなるほど、たぐすが切れやすくなる。マグロを釣り上げられるかは、微妙な力加減次第だろうな」

201ルルナ&ドロシア&ソルル&ルビー+リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/11/05(水) 23:38:31
>>マルス王子 クリスさん リカードさん (ダイニングキッチン)
ドロシア「ハイハイ、ケンカしないの」 ルルナ「ケンカするなら裏庭でしてよね! 全く……」
ソルル「それにしても、結局リカードさんを呼び寄せてしまったのかクリスさん……」
ルルナ「それよりもやしばっかり食べて大丈夫? まあ、いくらでもあるけど」
ルビー「ちなみにわたしなら、サニーレタスで肉を包んで食べるかな。中々イケるよ」

<<食事中の二人 (ダイニングキッチン リストランテエリア)
リボン「それにしても美味しいですね。ジンギスカンでしたっけ」
グリル「味付きと味無しにそれぞれ流派があるって聞いたことがあるよ。ん〜、やっぱり炭火最高!」

202ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/11/06(木) 14:24:26
>>198 ソルル達
ピーチ「私の国でもハロウィンパーティをしましたよ」
デイジー「アタシのとこも一応やったわよ?」
ピーチ「どこの国に行ってもハロウィンはやるんですよね、クッパ達もやっているんでしょうか?」

デイジー「アンタ達はそれが正装ってわけ?」
ピーチ「私達の衣装はやる事によってコロコロ変わりますよね」
デイジー「スタンダードなのはドレス、その他はコスチュームって感覚よ?」

203ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/11/06(木) 14:31:50
>>199 マルス/クリス
デイジー「マカロンですって?」

デイジー「アンタも苦労してるのね、同情するわ」
ピーチ「私達は未成年なのでお酒を飲んだ時の心地は解りませんが…
      マルス様があんな風に変わってしまわれるなんて、お酒って凄いのですね」
デイジー「酒は薬だって言い伝えもあるけどね。アンタも気をつけなさいよポスト」




デイジー「いつの間にか200突破ね」
ピーチ「私達が復活してからあまり時は経っていませんが…」

204マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/11/06(木) 21:47:54
マルス「あ、ほんと?」
クリス「……髪飾りの問題は解消されないと思いますが……。」

マルス「ぼくもそれくらい自分で何とかできるのに(憤りを隠せない)」
クリス「今まででそれが出来ていないからこうなっているんじゃないですか」

マルス「……、うん」
クリス(良かった……錯乱したりしたら手荒い手段に出なくてはならなくなるところだった)
マルス「母上と父上のおかげでぼくは生きている……ぼくの中で二人は生きている……
     ……クリス、ちょっと鍛錬に付き合ってくれないかな」
クリス「……へっ?」

クリス「わーっ!?」
マルス「ルルナさん、ぐっじょぶ! ……という訳だクリス」
クリス「分かりました……精進します」
マルス「第一、鍋使わなければいいのに」
クリス「……やはりマルス様もそう思われます?」

マルス「勇気と無謀は紙一重、深く考えない突撃は感心しないね」
クリス「俺には相手の謀略を片っ端から打ち破る深い考えをですね」
マルス「論外」
クリス「……冗談はここまでにして、もし本当に危機が訪れたらどうなさいますか」
マルス「それは……もちろんジャパニーズ土下座で許しを請うしかないんじゃない?」

クリス「あ、俺も知ってます」
マルス「本音と建前は別物、の典型だね!」

マルス「……ぼくたちのはもっと」
クリス「殺伐と……してますねぇ……――せーの」
2人『叩いて被ってジャンケンポン!』(マルス:パー、クリス:グー)
マルス「(流れるような動きでバットを掴んで軽く振り、前方へ激しく突き出して)でぃりゃあぁぁっ」
クリス「ぅわっとぉ!?(ヘルメットを逆向きに構えてバットの先端を巻き込むように勢いを殺す)
     ……突くのはご法度だと思います、マルス様……。」
マルス「……いいじゃん……で、勝負がつくまでやっとく? ソルルさん達みたいに」
クリス「やめときます……夜を徹した持久戦に持ち込まれると先にへたるのは間違いなく俺なので」

マルス「ほらー、やっぱり魔道に精通した漁師の力が必要なんだよ」
クリス「だからそんな人いませんって……どーして漁師がカダインで学ばにゃあならんのですか」

クリス「気になって……  リカード、一段落ついたら放してくれよ」
リカード「リカたんお料理教室についての件はどうなんすか?」
クリス「約束の額は払う」
マルス「……何だって?」
クリス「何でもありませんマルス様! 骨付きカルビで人を指さないで下さい!」
マルス「喧嘩は裏庭でしなくてはねぇ……
     ……聞いてくれよ、この前ぼくは使うと一瞬で建物から抜け出せるという素晴らしい紐を手に入れたのさ」
リカード「……あなぬけのヒモじゃないすかーやだー……王子の執拗なヒットアンドアウェイなんてもーノイローゼ確定じゃないすか」

ルルナさんドロシアさんソルルさんルビーさんリボンさんグリルさん≫

マルス「あれ? 駄目だった? じゃあわらびもちで」
クリス(あの目は第三の選択肢を探している目だ……)

クリス「まぁ、楽しいからいいんですけどね」
マルス「おかしいなー……そこまで豹変した覚えはないんだけどな」
クリス「ご理解いただけないのは本人だけですしね」

ピーチ姫とデイジー姫≫

205ルルナ&ドロシア&ソルル ◆Br2tUbHd4M:2014/11/06(木) 23:25:34
>>マルス王子 クリスさん
ドロシア「髪飾り、ねぇ…… マルス王子のなら問題なさそうに見えるのはあたしだけかしら?」

ソルル「あ、そうだ。クリスさん、マルス王子はどこまでが限界だ? ちなみにオレはシャンパンでボトル1本だ」
ドロシア「あたしはいくらでも飲めるわ」 ソルル「ザルだからだろ?」 ドロシア「まあ、元が絵画だからね」
ルルナ「ちなみにあたしもソルルと同じく、シャンパンあるいはスパークリングは1本が限界ね」

>マルス「……、うん。母上と父上のおかげでぼくは生きている……ぼくの中で二人は生きている……」
ドロシア「大丈夫? 少しは落ち着いたかしら?」
>マルス「……クリス、ちょっと鍛錬に付き合ってくれないかな」
>クリス「……へっ?」
ドロシア「…………(頭を抱え込む)」 ソルル「どうしてこうなった……」 ルルナ「ワケが分からないよ……」

ソルル「鍋に拘るならまずは北京鍋、慣れたら広東鍋をオススメするぞ」
ドロシア「むしろテフロン加工の調理機器をオススメしたら?」 ルルナ「論点ズレまくり……(頭を抱え込む)」

ソルル「まあ、サバゲーで突撃するのは楽しいかもだが、今回はまるっきり状況が違うか……」
ルルナ「リボンちゃんに聞かれたらマズイわ。そろそろ打ち切ろう」 ドロシア「その方が賢明ね……」

ソルル「およそ48度の熱湯風呂だから、みんなでやれば30秒は余裕だろうな」 ルルナ「何言ってんのよ……」
ドロシア「これはやるとなれば勇気がいるわね」 ソルル「そりゃあ『熱の湯』並みだからなぁ……」


>2人『叩いて被ってジャンケンポン!』(マルス:パー、クリス:グー)
>マルス「(流れるような動きでバットを掴んで軽く振り、前方へ激しく突き出して)でぃりゃあぁぁっ」
>クリス「ぅわっとぉ!?(ヘルメットを逆向きに構えてバットの先端を巻き込むように勢いを殺す)」
【ピッピッピィィーーーッッ!!】ルルナ「なにやってんのよっ!!【サッ】(すかさず笛を鳴らし、イエローを出す)」
ドロシア「これは珍しい光景かも。ルルナ自らマルス王子にイエロー、と」 ソルル「 王子、お気の毒様」
ルルナ「狙うなら頭だけになさい! そもそも突くこと自体反則よ!」

ソルル「つまりはサンダーの力を借りるというワケか。なるほどなぁ……」
ルルナ「いいアイディアかもね」 ドロシア「あるいはコンビで漁に出るのはどうかしらね?」

206ルルナ&ドロシア&ソルル&ルビー+リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/11/06(木) 23:27:17
>>ピーチさん デイジーさん
ソルル「今回はまともなハロウィンパーティはしなかったなぁ……」 ルルナ「来年はやりたいかも」

ドロシア「うーん…… 厨房の正装には程遠いかも」 ソルル「それでもかなり動きやすいぞ」
ルルナ「中には普段着の上にエプロンというスタイルもあるから、どっちが良いかは十人十色かもね」

>>マルス王子 クリスさん リカードさん
>クリス「気になって……  リカード、一段落ついたら放してくれよ」
>リカード「リカたんお料理教室についての件はどうなんすか?」
>クリス「約束の額は払う」
ソルル「なるほどなぁ…… キッチンならいつでも使ってくれよな」 ドロシア「なんなら調理服も用意する?」
>マルス「……何だって?」
>クリス「何でもありませんマルス様! 骨付きカルビで人を指さないで下さい!」
ルビー「あー、落ちたかも……」 ルルナ「バカーッ!!【ボガシャーッ!!】」 ルビー「やっぱり……」
ルルナ「何やってんのよーっ!!【ボガシャーッ!!】 刺さったら危ないでしょーっ!!【ボガシャーッ!!】」
グリル「お行儀悪いことして怒られたかぁ…… ま、王子の自業自得だよね」 リボン「グリルさん?【ギロッ】」
>マルス「……聞いてくれよ、この前ぼくは使うと一瞬で建物から抜け出せるという素晴らしい紐を手に入れたのさ」
ドロシア「没収!(マルス王子の『あなぬけのヒモ』を取り上げようとする)」

207マルス&クリス&リカード ◆XurcqHekx.:2014/11/07(金) 20:39:52
クリス「感謝します」
リカード「っつーかオイラにそこまで頼るって……お二人さんの技量の程が伺えるっす」
マルス「あはは、ごめんねー……。」
クリス「シーダ様に教えて頂いたのに平和になってみれば……ぐすっ」
マルス「いつシーダが来てもいいようにしないとねー」

マルス「ごめんなさい……つい細くて尖ったものを見ると人に向けたくなる癖が」
クリス「そろそろ治さないと世の中に順応できませんね……」
リカード「クリスだって部屋で1人の時は変な笑い浮かべながら魔道書の呪文呟いてるじゃないっすか」
クリス「ちょっ――」
リカード「間違えて暴発させてベッドの足にヒビ入れたの、オイラ知ってるっすよ」
マルス「…………」
クリス「えーと、これは」

マルス「やめて、取らないでー!
     奇襲の後の迅速な撤退に役立つこと請け合いだからっ!」
クリス「ど、どうして奇襲と撤退なんてするんですか……」
マルス「……いや、いつ必要になるか分からないから……」
リカード「オイラも……」
クリス「悪いがお前だけには渡せない」

ルルナさんドロシアさんソルルさんルビーさんリボンさんグリルさん≫

208ルルナ&ドロシア&ソルル&ルビー+リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/11/07(金) 22:41:48
>>マルス王子 クリスさん リカードさん
ドロシア「一応だけど、基本の主食は用意しているつもりだけどなぁ……」
ソルル「ちなみに部屋の手配はしてあるから安心してくれ。一部屋で2つまでが限界というのもあるな」

>マルス「ごめんなさい……つい細くて尖ったものを見ると人に向けたくなる癖が」
ルルナ「ダメったらダメッ!!【ボガシャーッ!!】」 グリル「あー、こうなったら、もう止まんないや……」
ルルナ「正当な目的で骨を武器に加工したなら兎も角、食後の骨を無闇矢鱈に向けるなんて冒とくもいいとこよっ!!」
リボン「これまた長いながーいお説教になりそうですね」 ルルナ「ガミガミガミガミ(ry」

>リカード「クリスだって部屋で1人の時は変な笑い浮かべながら魔道書の呪文呟いてるじゃないっすか。
間違えて暴発させてベッドの足にヒビ入れたの、オイラ知ってるっすよ」
>クリス「えーと、これは」
ソルル「なるほど、そうか…… こりゃあ和室への改装や、簡単に置き畳も検討しないといけなくなったな」
ドロシア「なるほど、畳を使った和洋折衷の部屋ね?」 ソルル「そうそう、モダンな洋室もアリかと思ってな」
ルルナ「つまりは、床に布団敷いて寝ろというワケかぁ。それなら畳は無くてはならない存在ね」

ドロシア「ダメったらダメ。結局ロクなことにしか使わないでしょうが」 ルビー「まるで母親みたい」
ドロシア「ヘンに『あなぬけのヒモ』なんて使ってみなさい?」 ルルナ「うちのシステムは尋常じゃないわよー?」
ソルル「これでポリス沙汰になっても、オレ達は当ペンションスタッフとして一切関知しないからそのつもりで」

209ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/11/07(金) 22:42:58
>>204 マルス/クリス
デイジー「…因みに他には何が有るのかしら?」
ピーチ「(三つとも纏めて戴く寸法なのかしら…この人は)」

デイジー「確かにこういう奴が一人いると楽しいわよね」
ピーチ「それで良いんでしょうか…」
デイジー「記憶飛んだ分良いように利用できそうね?」

210ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/11/07(金) 22:45:12
>>206 ソルル達
デイジー「アタシ達の処は国を挙げて派手にやったわね」
ピーチ「カーレース等のイベントも開催して夜通し楽しみましたね」

デイジー「いいじゃない、エプロンとか」
ピーチ「エプロンは私達はつけた事が無いですね…」
デイジー「ピーチが料理するゲームでも出れば別だけどね?」

211マルス&クリス&リカード ◆XurcqHekx.:2014/11/08(土) 18:44:44
クリス「生活力って重要じゃないですかぁ……」
マルス「炊事は2軍メンバーに任せてしまっていたからね……」

リカード「……ひょっとして、奇襲に備えて身の周りのものは何でも武器に?」
マルス「返す言葉もありませんごめんなさい(正座)」
クリス「わ、わざわざ慣れない正座で説教されなくても」
マルス「誠意は見せないといけないからね……反省してる(言うだけ言うとルルナの目を真正面から見つめて)」

マルス「畳!? 畳!!」
リカード「わー、すっげぇ嬉しそうっすね王子」
マルス「石とも木とも違うという草の匂いが気になって気になって仕方ないんだ!」
リカード「い草っすね」
クリス「……燃え広がるのが速そうだな……」
マルス「クリス!?」

マルス「……分かった、やめておく……(あなぬけのヒモを差し出し)」
リカード「えー? 警察なんてちぎって投げればいいじゃないっすか、勝った方が正義なんしょ」
マルス「……誰も傷つけたくない」

(ついでに忘れちゃってた>>205への返事。ごめんなさい)

マルス「やだ。削れる」
クリス「……あの……そこまで神経質になるならどうして戦争中もずっと外さなかったんですか……?」
マルス「大事だから」

マルス「えっと、   クリス「マルス様は途中から記憶が飛ぶので限界とかそういう問題ではありません」

クリス「そうですよ、どうして鍛錬なんですか」
マルス「だってぼくが死んでしまったら君は悲しむだろう?」
クリス「マルス様……    鍛錬で俺が死んじゃったらどうなさるおつもりですか」
マルス「(視線をあさっての方向に向けて)……大丈夫だよ……」

クリス「あの、俺達……鍋やめようかって話してたんですけど……(焦)」
マルス「あ、そうだ。焼き芋でもする? (石と大量の芋を輸送隊から運び出して)」
クリス「すげぇ……輸送隊すげぇ……」

マルス「何事もないように振る舞う?」
クリス「うわぁぁ不安になってきました」

クリス「赤信号、みんなで渡れば怖くないってやつですね!」
マルス「赤信号?(首傾げ)」

マルス「ごめんなさい、でもクリスが勝ったらシェイバー撃ってくるよ」
クリス「バットを握って振るまでの時間とほぼ同じなのはシェイバーだったので」

ルルナさんドロシアさんソルルさんルビーさんリボンさんグリルさん≫

マルス「んー……関西風お好み焼き?」
クリス「Σ領域が広がった!!」

クリス「駄目ですよ、外界からの刺激に対して剣を抜くのがいつもより早いので物騒なことになります」
マルス「全く覚えがない」
クリス「俺の、俺達の君主がそう簡単に手玉に取れると思ったら大間違いですよ(不敵な笑み)」
マルス「よく分からないけど、そう言ってもらえると嬉しいなぁ」

ピーチ姫とデイジー姫≫

212ルルナ&ドロシア&ソルル&ルビー+リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/11/08(土) 23:45:15
<<焼肉パーティ (ダイニングキッチン)
リボン「それにしてもよく食べますねぇ……」 グリル「そりゃあお腹が空いたら食べたくなるからだよ?」
ドロシア「2人とも良い雰囲気みたい」 ソルル「そろそろ無くなりそうだな」
ルルナ「無くなったら終了だったね。ルビー、もう帰って良いわ」 ルビー「えっ?」
ソルル「ルビー、また来年会おう、
ご苦労さん」 ルビー「そんなぁ〜……」

>>マルス王子 クリスさん リカードさん
全員『あ〜あ〜あ〜』(全員が納得の表情になる)
ソルル「そういうことかぁ……」 ルルナ「道理で料理のイロハを知らないワケね。なら仕方がないわね」
ルビー「これはある意味重症かもね」 ドロシア「コラ! ルビー!」
リボン「なんとなく分かる気がしますね。わたしも簡単な料理しか出来ませんので……」
グリル「ゆっくり慣れるしかないのかな? 追加のマトン持ってきちゃった」

>リカード「……ひょっとして、奇襲に備えて身の周りのものは何でも武器に?」
>マルス「返す言葉もありませんごめんなさい(正座)」
ドロシア「あ、ナルホド。そういうことだったのかぁ…… ここなら兎も角サバイバルなら最重要かもね」
ルルナ「なんで割り込むのよお姉ちゃんっ!!【ボガシャーッ!!】」
ドロシア「おだまりーっ!!【ドガシャアアァァァァーーーーーッッ!!!!】」
ルルナ「っっ!!【びくんっ】」 ソルル「流石のルルナも、こうなったらドロシアには勝てないか」
グリル「あーあ、ルルナ怒られた」 リボン「これはキツイですよ」 ルビー「………(顔真っ青&ガクブル中)」
>クリス「わ、わざわざ慣れない正座で説教されなくても」
>マルス「誠意は見せないといけないからね……反省してる(言うだけ言うとルルナの目を真正面から見つめて)」
ルルナ「………………(ドロシアに怒鳴られ返され、顔真っ青&戦意喪失)」
ドロシア「王子、無理したら痺れるわ。あまり気にしないでね」 ソルル「大丈夫か王子?」

ソルル「クリスさん、『畳なんて燃え広がったら大変じゃないのか?』なんて心配はご無用。
熱や火に強い畳を採用するまでだ。畳表が古くなったら、新しい畳表にすればいいしな」
ルルナ「それは言えてるわね。畳表の経年劣化は避けられないから、表替えの時期を見極めるのも重要かな」

ソルル「リカっちゃんねぇ…… ポリスを敵に回してみ? あっという間に多勢で『御用』になっちまうぞ?」
ドロシア「確かに。深刻度が増せば増援も多くなるのがポリスだから、下手したら一生塀の中かもよ?」

213ルルナ&ドロシア&ソルル ◆Br2tUbHd4M:2014/11/08(土) 23:57:15
>>ピーチさん デイジーさん
>ピーチ「カーレース等のイベントも開催して夜通し楽しみましたね」
ソルル「カーレースってことは、モータースポーツかぁ…… オレも参加したかったなぁ……」
ドロシア「もしレースの出場権が得られたらどうするのかしら? やっぱり御約束のエンジン弄り?」
ルルナ「あたしだったら、空力学に基づいた『究極のマシン』を作ってみたいな。
エンジンはもとより、ボディからシャーシ、ステアリングはもちろん、エキゾーストシステムまで。
どんなに完璧なマシンでも、最終的にはドライバーの腕次第。あたしだけのマシン、作ろうかな……」
ソルル「じゃあワンメイクならどうする? 下手したら塗装を変える以外は無理だと思うぞ?」

ルルナ「あたしの記憶が確かならば、ピーチさんはグルメヘイホーにケーキを拵えたと聞いているわ」
ソルル「そう言えば、そんな逸話があったな。確か、クッパが城ごとピーチさんを攫った時のこと……」

>>マルス王子 クリスさん 〜ソルルとルルナの焼き芋屋さん〜
ドロシア「…………(頭を抱え込む)」 ルルナ「ツッコミどころが見当たらないみたいだね……」

ルルナ「そしたら…… 今後はアルコール類は厳重管理ね」 ソルル「ラジャー!」 ドロシア「分かったわ」

>クリス「あの、俺達……鍋やめようかって話してたんですけど……(焦)」
ソルル「うーん残念……」 ドロシア「まあ、仕方がないわよ」
>マルス「あ、そうだ。焼き芋でもする? (石と大量の芋を輸送隊から運び出して)」
ルルナ「やあぁぁ〜〜〜きいぃぃもおぉぉ〜〜〜〜〜〜♪ お芋、お芋、おいもだよおぉぉ〜〜〜〜〜〜♪」
ソルル「いぃぃ〜〜〜ぃしやぁぁ〜〜〜ぁきいもぉぉ〜〜〜〜♪
いぃぃ〜〜〜ぃしやぁぁ〜〜〜ぁきいもぉぉ〜〜〜〜♪
やぁぁ〜〜〜ぁきいも♪ お芋だよ! 甘くて、美味しい、お芋だよ!」
ドロシア「まるで焼き芋屋さんの対決ね……」

ソルル「今なら大丈夫だ」 ルルナ「心配無用」
ドロシア「ま、今頃ならリボンちゃんも忘れてるでしょ」

>クリス「赤信号、みんなで渡れば怖くないってやつですね!」
ドロシア「よく知ってるわねぇ…… もしかして、頻繁に馬に乗ってるのかしら?」
>マルス「赤信号?(首傾げ)」
ソルル「つまりは停止信号(止まれ)のことだな。赤と白の旗なら、『赤旗は止まり白旗は進める』だな」
ルルナ「他にも手信号もあるみたいだけど、交差点のある街で馬や馬車が頻繁に通らないと難しいかな……」

全員『…………【ちーん】(全員、石化状態)』
ソルル「どっからツッコみゃあ……」 ルルナ「むしろワケが分からないよ……」 ドロシア「お手上げね……」

214ルルナ&ドロシア&ソルル ◆Br2tUbHd4M:2014/11/08(土) 23:57:57
>>マルス王子 クリスさん 〜およそ3年振りの大号泣ルルナ〜
>クリス「そうですよ、どうして鍛錬なんですか」
>マルス「だってぼくが死んでしまったら君は悲しむだろう?」
ルルナ「お、王子……!! まさかそこまで……!」 ソルル「珍しくルルナがうるってるぞ……」
>クリス「鍛錬で俺が死んじゃったらどうなさるおつもりですか」
マルス「(視線をあさっての方向に向けて)……大丈夫だよ……」
ルルナ「バカーッ!!【ボガシャーッ!!】 結局クリスとおんなじじゃないのーっ!!」
ドロシア「珍しく涙目で怒ってるわ」 ソルル「死を伴うようなことだから、余計に堪えたんだろうな」
ルルナ「お願いだから…… ひぐっ…… お願いだから『自分が死んだら』なんて言わないでよーっ!!」
ソルル「これはもう仕方がないか…… ルルナ、今回ばかりは抑え込まなくてもいいぞ……」
ルルナ「ソルル…… ひぐっ…… うう…… うわああぁぁーーーーんっっ!!!!」 ソルル「辛かったな…よく頑張ったな……」
ルルナ「うあぁぁーーーんっ!! わあぁぁーーーんっ!!」 ソルル「よしよし……」
ドロシア「こりゃあ泣いてもしょうがないわね。ごめんね王子、今度ばかりはルルナも黙ってはいられなかったみたい」

215ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/11/09(日) 10:02:59
>>213 ソルル達
ピーチ「ふふ、楽しそうですわね」
デイジー「アタシらも自分でバイクや車を改造するものよ。
       でも大体型が決まってるからペイントやグライダーを変えるだけなのよね」
ピーチ「私はパラシュートでした、ジャンプをしたりするので…」
デイジー「超小型で加速がきくバイクに乗ったりしたわね」

ピーチ「そういえばそんな事も有りましたね…」
デイジー「城が無くなってた時は何事かと思ったけどね、あたし達の国は」

216ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/11/09(日) 10:08:41
>>211 マルス/クリス
デイジー「どれか一つ選ぶ? 
        愚問ね、全部食べるからよこしなさいよ」
ピーチ「私にも少し分けて下さいよ、お好み焼き」

デイジー「良いじゃない、楽しそうで」
ピーチ「そういう問題なのでしょうか… まぁでもお酒を飲んで気持ち良くなる事は悪い事では無いですけど」
デイジー「………アンタそんなキャラだったかしら?」

217マルス&クリス&リカード ◆XurcqHekx.:2014/11/09(日) 19:22:38
マルス「……てへ」
クリス「主人公格ゆえの悲劇です」
リカード「なーるほど、オイラが料理スキル高い訳だー!」

マルス「(困惑気味の笑顔で二人の動向を見守っている)」
クリス「マルス様、もう姿勢崩しても良さそうですよ」
マルス「はぅ、慣れない姿勢で疲れた……(べちゃっと床に倒れ込み)」

マルス「だってさ、クリス」
クリス「少し残念です」  マルス「残念ってそんな……」

リカード「うえぇ……アカネイア大陸はまだ人口密度がそこそこだから大丈夫なんすけど」
マルス「警察組織というものは何千、何万単位で追ってくるらしいからねぇ」
クリス「全員ぶっ飛ばす前に手持ちの魔道書が尽きますね……」

クリス「どうしてそんなに妙なこだわり方するんですか、エリス様はもう助かったではありませんか」
マルス「嫌だって言ってるだろ、無理強いは良くない!!」

マルス「えー、いくらぼくといえど全部忘れたくなる時だってあるんだよ」
クリス「うーん……マルス様が仰ると妙に重く聞こえてくるから不思議です」

マルス「ねーねークリス、やはり客引きの発声はあぁでないと駄目なのかなぁ」
クリス「そういうことは分かりませんがおそらくそうなのでしょう」
マルス「何だか風流だねぇ」
クリス「……そうでしょうか」

クリス「鍛錬鍛錬」
マルス「鍛錬鍛錬」

クリス「いや……何かこう、後々の発展に良い影響を及ぼすのではないかと思い少し勉強を」
マルス「ぼくはまだ必要ないと思うけど……それより優先すべきは医学じゃないかな?
     治療の杖で対応できない病があまりにも多過ぎる、それは多分病の仕組みが僧侶に分からないからだと思うんだ」
クリス「あ、俺手旗信号ならできますよ! 海で遭難しても安心ですねっ」
マルス「ですねっ、なんて言われても」

マルス「そうだよね、バットを使わないと意味ないと思わない? シェイバーの書って結構高くつくんだからそこも考えて欲しいし」

クリス「お任せしますマルス様」
マルス「そんなこと言われても困る……」
リカード「王子ったらもー、両手に花のくせにおにゃのこの扱いは駄目駄目なんてマジ主人公補正」
マルス「う、うるさいな……
     ごめんね……大丈夫だよ、ルルナさん。ぼくはまだ生きていなければならない、まだ君達を悲しませはしない」
クリス「マルス様……」
マルス「でもそうだなぁ、死ぬ時は平和なアリティアを眼下に留めて呆気なく逝きたいなぁ」
リカード「縁起でもないこと言わないでほしいっす王子!!」
クリス「そうですよぅマルス様、その時は俺が盾になります! 出典なんか関係ありませんっ」
マルス「君まで泣き出さなくたっていいじゃないか……まるで悪いことをしているようで忍びないよ」

ルルナさんドロシアさんリボンさんルビーさんグリルさん≫

マルス「えー、頑張ったのにー」
クリス「別にいいじゃないですか」
マルス「ひっくり返すのにどれだけの労力が必要か」
クリス「ではどうして作ったんですか、何故差し出したんですか」

マルス「でもソルルさんルルナさんに取り上げられちゃったよ」
クリス「それでいいでしょう、別にマルス様なんて起きて食べて鍛錬して寝てれば文句ない訳ですし」
マルス「……今、物凄く失礼なことを耳にした気がするんだ……。」

ピーチ姫とデイジー姫≫

218ルルナ&ドロシア&ソルル+リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/11/09(日) 22:47:41
<<ルビーを追い帰して…… (ダイニングキッチン)
ドロシア「ルビーは帰したわ」 リボン「御役御免、ですか……」 グリル「まあ、来年までだからね」

>>マルス王子 クリスさん リカードさん
〜泣き止む気配のない、数年振りの大号泣ルルナ〜
>マルス「ごめんね……大丈夫だよ、ルルナさん。ぼくはまだ生きていなければならない、まだ君達を悲しませはしない」
ソルル「ダメだ王子、しばらくは泣き止みそうにない……(ルルナが泣き止むまで涙を拭い続けている)」
ドロシア「泣き止むのを待つしかないわね…… どうしよう……(何も出来ずにオロオロ)」
ルルナ「うあぁぁーーーんっ!! わあぁぁーーーんっ!!(過去最大の大号泣。零れ落ちる涙は止まる気配すら無い)」
リボン「久々ですね……」 グリルグリル「ルルナの『硝子の心』は、今も健在してたんだね……」

〜泣き止んだルルナと皆の考える死生観〜
ルルナ「ひぐっ…… えぐっ……」 ソルル「ルルナ、落ち着いたかい?」 ドロシア「大丈夫?」
ルルナ「……うん、心配かけてごめんね…… で久々に泣いたら、スッキリしちゃった」
リボン「あれから数時間は泣き通してましたよ?」 ルルナ「デヘヘ…… それは言わない御約束♪」
グリル「でも元気になって良かったよ。またかつてのトラウマ再来かと……」
ルルナ「大丈夫、今ならもう心配ないわ。みんな、迷惑かけてごめんね」
ソルル「ルルナ、キミさえ元気でいてくれたら、オレはそれでいい……」 ルルナ「ソルル…… ありがと……」

>マルス「でもそうだなぁ、死ぬ時は平和なアリティアを眼下に留めて呆気なく逝きたいなぁ」
ルルナ「呆気なく、ねぇ…… 老衰でそれじゃつまんないじゃないの。
あたしなら、みんなに看取られながら寿命を迎えたいな」
ソルル「オレなら、ルルナと一緒に老衰で死ねたらと思ってたりしてるんだ。ヘンかなー?」
ルルナ「ふふっ、もしかしたらあり得るかもね。恐らくまだまだ先かもしれないけど」
リボン「恐らく死生観は人それぞれですが、思うことは皆同じみたいですね」
グリル「苦しみ無く死ぬことが出来るのなら、それこそ大往生かもね」

219ルルナ&ドロシア&ソルル+リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/11/09(日) 23:08:27
>>マルス王子 クリスさん リカードさん
〜全員の壮絶なるボケとツッコミ〜
全員『…………【ちーん】(石化再び)』
ソルル「何が悲劇だ……」 ルルナ「どうすればいいのコレ……」 ドロシア「リカードちゃんが気の毒ね……」
リボン&グリル『………【ちーん】(まだ石化中)』

ソルル「これはルルナの戦意喪失でいいな」 ドロシア「はい終了!」

ソルル「ま、悪い事して大勢に囲まれたくないのなら、精々やらないようにすることだな」

ドロシア「どうしても飲みたいのなら、あたしが付き合うけど?」 ルルナ「ダメったらダメッ!!【ボガシャーッ!!】」
ドロシア「ルルナのケチ!」 ソルル「いい加減やめようか。たかが酒、されど酒、下手すりゃ毒薬になるかもだぞ?」
ドロシア「………【ガクブル】」 ルルナ「ふふーん♪(ドヤ顔)」 グリル「くだらない……」 リボン「ですね」

ソルル「バリエーションが豊富だから、馴染みのない芋屋の客引き声だと違和感を感じることもしばしば」
ルルナ「へぇ〜、ソルルはそうなんだ。あたしは逆に良いと思うけどなぁ…… 各地で違いがあってこそじゃないの?」

>マルス「優先すべきは医学じゃないかな? 治療の杖で対応できない病があまりにも多過ぎる。
それは多分病の仕組みが僧侶に分からないからだと思うんだ」
ルルナ「それは言えてるかも。常に医学は進歩し続けなければならないものでもあるしね」
ドロシア「もしも難しいオペを完璧且つ短時間で終わらせるような医者がいたら、『致しません』が口癖かもね」

>クリス「あ、俺手旗信号ならできますよ! 海で遭難しても安心ですねっ」
>マルス「ですねっ、なんて言われても」
ソルル「……クリスさん、残念だけど海で遭難したら命取りだ。装備次第では助からないだろうな……」

ルルナ「これだけは言わせてもらうわ。下手に魔法暴発させてペンションをオシャカにしたらどうするのよ?」
ソルル「もし王子らのせいでペンションが崩壊したら、分かるよなぁ……?【ブラックスマイル】」
リボン「下手したらこうなりますよ? 『メロンです【コトン】請求書です【ピラッ】』という具合に」

>リカード「王子ったらもー、両手に花のくせにおにゃのこの扱いは駄目駄目なんてマジ主人公補正」
ドロシア「ナルホド、マリーシアね……」 ソルル「それは言わない御約束だドロシア……」
ルルナ「今回はとことん扱き下ろさせてもらうわ。あのマリーシアとかいう不良僧、絶対に結婚出来るハズ無いわ」
ソルル「そこまで言うかよw」 ルルナ「もちろん。マルス王子にはシーダ王女がいるのに、終戦まで諦めが悪かったって言うじゃない?」
ドロシア「まあ、側室なら」 ルルナ「バカーッ!!【ボガシャーッ!!】 それとこれとは話は別でしょっ!!」

220ルルナ&ドロシア&ソルル+リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/11/09(日) 23:09:18
>>マルス王子 クリスさん リカードさん
〜理想の和室、防具の大切さ〜
ソルル「畳をバカにすんなよ? 伝統的な素材と製法で作られた畳は、吸湿性に優れているんだ!」
ルルナ「言ってしまえば、生きた床材ね」 ドロシア「じゃあ板の間は?」 ルルナ「お姉ちゃん、論外」
グリル「なら土壁は?」 ルルナ「なるほどー、古来から伝わる技を駆使すれば、最高の和室になるかもね」
ソルル「土壁なら、メンテナンスはかなり難しいからなぁ……」 リボン「自然素材であれば見極めは重要ですね」

ドロシア「……ねぇ王子、貴方死にたいの?」 ルルナ「あ、お姉ちゃん『スイッチ』入っちゃった」
ドロシア「もしも防具を使わずに試合して、脳震盪でぽっくり逝ったらどうするの?
もしも防具を使わずに試合して、脳天を貫かれてぽっくり逝ったらどうするの?
もしも防具を使わずに試合して、心臓を貫かれてぽっくり逝ったらどうするの?
これだけは言うわ。事故が起きたら貴方の責任になる可能性は十分高いわ。
もしもこれで死ぬようなことにでもなってみなさい? みんな悲しむハズよ?」
リボン「また随分と長い話でしたね」

>>ピーチさん デイジーさん
ソルル「なるほどなぁ…… ワンメイクなら兎も角、改造出来る範囲が多ければ多いほど、有利不利が決まるな」
ルルナ「それより車にパラシュートなんだけど、あたしは補助ブレーキとしての役割しか知らないの。ごめんね」
ドロシア「バイクは馬力やエンジン次第で怪物になるもの。これを躾けられるかはライダーの腕次第ね」
グリル「そしたら、1800ccクラスのクルーザーでワンメイクしたらどうなるのかな?」
ソルル「難しいと思うぞグリル?」 ルルナ「GTなら初心者クラスだけど、バイクならかなりのモンスターだよ」

リボン「事情を知らないのであれば、仕方のないことなのかもしれませんね……」
ドロシア「確かにそうね……」 ルルナ「リボンちゃんのおかげでケチの付けようが無くなっちゃった」

221マルス&クリス&リカード ◆XurcqHekx.:2014/11/10(月) 22:12:05
マルス「やはり駄目だどうしていいかさっぱり分からない(がくり)」
クリス「時間に解決してもらうのが一番なのでは?」

マルス「良かった……本当に良かった……」
クリス「……ひゅーひゅー」

クリス「俺は……戦の最中マルス様を守って」
マルス「縁起でもないこと言うんじゃありません」
クリス「っつってもマルス様も結構怖いじゃないですか」
マルス「そうだなぁ……今すぐにでも思い浮かぶよ?
     全身に傷を負ったぼくが足を引きずりながらテラスに出て胸壁にもたれかかる……
     水と緑に溢れるアリティアを目にしたらすぐに視界が反転、最後は青い空を目に焼きつけてぼくの人生は幕を閉じる」
クリス「遥かに縁起でもない!!」

リカード「あと料理スキル高いのは……バヌトゥとかジェイガンとかボアとか、あとはー」
マルス「やめてくれ……何だか聞いていて寂しくなってきた」

マルス「そうだね、それがいい」
リカード「追われてこその盗賊じゃないすか」
クリス「そんなこと言ってるといつか本当に死ぬぞ……」

マルス「ちぇ……」
クリス「健康第一なんですから……」

マルス「しかも地方で差があるらしいよ」
クリス「驚きですね、芋ごときと言っては難ですがそこまで深い文化があったとは」

マルス「そうそう、まずは人口増加を目指すべき、あとのことはそれからだ」
クリス「む……」
マルス「君も異論はないだろう? ないよね?」

クリス「ブリザーで海を凍らせて道を作って帰ることにします」
マルス「なーるほど、だから海に近づくと君が装備している魔道書の中にブリザーがちらほら見えてくる訳だ」

クリス「んー……闘技場で稼ぎます?」
マルス「そうならないようにする方が先決だよね!?」

リカード「駄目っすよ側室なんて、そんなことしたら王子が余計やつれる」
マルス「ただでさえやつれているような口振りだね、それは……。」
クリス「それより、師弟繋がりでリカードがマリーシアと少し仲良くしているとかしていないとか聞いたんだが」
リカード「デマっすよンな訳ないじゃないすか(即答)」

マルス「……考えたことなかった」
リカード「……やっぱり?」
マルス「最初は資金不足で防具が買えなかったっていうのも少しあるけど……
      途中からそれに慣れてしまったからね、危機感が麻痺していたのかもしれない」
クリス「……だからといって、全身鎧で決めたマルス様は」
リカード「全く想像できないっす」

クリス「そういえば、マルス様はお前にどんな内容の手紙を送ったんだ?」
マルス「わー。わー」
リカード「え? アニキの元での修行が終わったら、盗賊の視点からアリティア城の警備を見直してほしいって。
      ……という職をあげるからもう盗賊の仕事は働かないでほしいって」
マルス「……ち、違うよ……これ以上アカネイアの城を荒らしてほしくないから妥協しただけだよ」
リカード「よし、じゃあ話すこと話したんで帰るっす! 楽しかったっすよ」
クリス「じゃあまたワープを」
リカード「その心配はないっすよ(頭の横でヒモを振り)」
マルス「それ……没収されたはずのあなぬけのヒモ?」
リカード「ふっふーん、それじゃあまた今度! (煙玉もどきを投げつけると姿を消す)」

ルルナさんドロシアさんソルルさんリボンさんグリルさん≫

222ルルナ&ドロシア&ソルル+リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/11/10(月) 23:53:16
<<ほぼ無くなってきた肉や野菜を見て…… 〜焼肉イベント終了予告〜(ダイニングキッチン)
ソルル「そろそろ終了かなー?」 ルルナ「みんな綺麗に食べ尽くしてくれたから、逆に嬉しいな」
ドロシア「リボンちゃん、グリル、美味しかった?」 リボン「はいっ!」 グリル「もうダメェ〜……【ぐでーん】」
ルルナ「あらあら、グリルちゃんは食べ過ぎたのかな? うふふ……」 ソルル「リバースには要注意だな」

>>マルス王子 クリスさん リカードさん
〜もはや夫婦なソルルとルルナ〜
>マルス「良かった……本当に良かった……」
ルルナ「ホントに心配かけてごめんね。やっぱりあたし、ソルルがいないとダメかも……」
ドロシア「あらあら、随分と弱気ね?」 ソルル「無理もないさ。あんな話されちゃな」
>クリス「……ひゅーひゅー」
ソルル「やめい【ピコンッ☆】 ……まあ、下手したらオレら『夫婦』と思われてもおかしくないかもな、ルルナ」
ルルナ「確かに…… でも結婚するにも今は時期尚早かな」 リボン「マリッジブライダルですか?」

ルルナ「あははははははっ!!【バンッ! バンッ! バンッ!】」 ソルル「ちょwww おまwwwwww」
ルルナ「バカねーwww これじゃまるでゾンビだよーwwwwww」 ソルル「言えてらぁwww 腹痛ェwww」
ドロシア「ルルナ、テーブル叩くほどツボったのねw ソルルも同じみたいだけと、特にアクションは無しね」

ソルル「名軍師ジェイガンさんと、火龍バヌトゥさんかぁ……」
リボン「バヌトゥさんと言ったらなんですか?」 グリル「連想出来ない! アウト!」 ソルル「こらこら……」
ドロシア「バヌトゥ。あたしの記憶が確かならば、幼き頃のチキ神と共に旅したおじいさんね」 リボン「ナルホド」

ルルナ「ただの窃盗なら兎も角、強盗殺人なんかやらかしたら確実に死ぬわね……」
ソルル「下手したら殺人罪としての死刑は免れないだろうな」 グリル「人殺しだけはしたくないよね……」

ソルル「健康が大事なら『養命酒』という薬もあるが、アルコール入ってるからダメか」
ルルナ「言うまでもないけど、ソルルの言う通り『お酒というよりも処方薬』みたいなものね」

ソルル「まあ芋そのものは同じだけど、車を使って呼び出しとなれば 話は別だろうな」

マルス「そうそう、まずは人口増加を目指すべき、あとのことはそれからだ」
クリス「む……」
マルス「君も異論はないだろう? ないよね?」




ソルル「なるほど…… なら特設ステージ作るから、実際に見てみたいな。いいだろ?」
ルルナ「ブリザーと言ったら、氷の妖精シャーベットちゃんを思い出すなぁ……」

>クリス「んー……闘技場で稼ぎます?」
>マルス「そうならないようにする方が先決だよね!?」

ソルル「闘技場行くなら、オレも行くかな」 ルルナ「負けても死なない闘技場ならいいよ」

>クリス「師弟繋がりでリカードがマリーシアと少し仲良くしているとかしていないとか聞いたんだが」
ソルル「何言ってんだか……」 ドロシア「あり得ないかもだけど、マリーシア側に雇われた工作員の仕業かしら?」
>リカード「デマっすよンな訳ないじゃないすか(即答)」
全員『ですよねー』

ドロシア「鎧は鎧でも、フェンシングで使う鎧は柔らかい素材と電線を編み込んで出来ているの」
ルルナ「オーダーメイドすれば、ピッタリのサイズで戦えるかもね」

223ルルナ&ドロシア&ソルル+リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/11/11(火) 00:28:28
>>マルス王子 クリスさん リカードさん
〜手紙の内容盗み聞き〜
ソルル「なるほどな。むしろ良いことじゃないか!」 ルルナ「王子も偶には良いことするじゃん」
ドロシア「更生の意味合いを兼ねるのなら、ドルーアあたりに刑務官作ったら?」 グリル「なんでドルーア……」

〜エマージェンシー発動!〜
>リカード「よし、じゃあ話すこと話したんで帰るっす! 楽しかったっすよ」
ソルル「あいよ! お粗末さんだったな」
>クリス「じゃあまたワープを」
>リカード「その心配はないっすよ(頭の横でヒモを振り)」
ドロシア「ちょ、いつの間に……」
>マルス「それ……没収されたはずのあなぬけのヒモ?」
>リカード「ふっふーん、それじゃあまた今度! (煙玉もどきを投げつけると姿を消す)」
ソルル「なっ!? バカッ!! やめろっ!!【ボンッ!!】 遅かったか…… と来れば……」
非常放送【パーンポーンパーンポーンパーンポーン♪】 ソルル「やっぱりな」 ドロシア「止めてくるわ」
非常放送『只今、1階の、ダイニングキッチンで、火災感知器が作動しました』 グリル「あちゃー……」
非常放送『係員が確認していますので、次の放送にご注意下さい』
ルルナ「最後の最後に何やってんのよあのバカーッ!!」 リボン「まあ、非常放送のテストにはなりますよね?」

<<非常放送装置復旧 (オーナーズルーム)
【パーンポーンパーンポーンパーンポーン♪】ドロシア「また厄介なことしてくれたわね……」
『只今、1階の』ドロシア「これね? ポチッ【ピッ】とな」
【パーンポーンパーンポーンパーンポーン♪】『先ほどの火災感知器の作動は』 ドロシア「これでOKね」

<<再びダイニングキッチン
『只今、1階の、ダイニ【プツン】』【パーンポーンパーンポーンパーンポーン♪】 ソルル「お、復旧したか?」
非常放送『先ほどの火災感知器の作動は、確認の結果、異常はありませんでした。ご安心下さい』
ルルナ「これで一安心ね。【パーンポーンパーンポーンパーンポーン♪】
……うん、繰り返しね」
『先ほどの火災感知器の作動は、確認の結果、異常はありませんでした。ご安心ください』
グリル「それにしてもビックリだよ」 リボン「煙玉を使うなんて卑怯ですよリカードさんは」

224マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/11/11(火) 21:54:42
マルス「クリス、シャワー空いた……よっ!?」
(唐突にクリスがまだ髪飾りもつけずに湯気を上げているマルスをベッドに押し倒す)
マルス「え、何何!? 新手の嫌がらせ!? ひぁっ」
クリス「強いて言うなら……知的好奇心、ですかね」
マルス「ちょ、変な所触っ……!? 誰か! 誰かー!!」
(手元にレイピアがないので声をあげるしかないマルス。今日も元気に始まります)

クリス「あう」
マルス「冷やかすのはよくないよクリス」
クリス「マルス様……目が……怖いです」
マルス「何せ前に同じようなことがあったものでね」

マルス「えー? 駄目?」
クリス「その前にどうして自分の城の中でそんな目に遭われるんですか」
マルス「自分の子供の手にかかるのがベストかな」
クリス「!!?」
マルス「そんな世界の終わりみたいな顔しないでくれよ、ぼくより弱い者に国を継がせる気は毛頭ない」

クリス「はい。第一部ではチキを誘って終わり、第ニ部ではもはや マルス「はいはいストーップ!」 ……申し訳ございません」
マルス「さすがにそれを言っちゃあ終わりだと思うんだよね!」

マルス「大丈夫、リカードはそんなことしないよ」
クリス「……というか、する度胸がないというか」

クリス「はい。いけません」
マルス「何言うのさ、試してみたっていいじゃないか」
クリス「いけません。」

2人『芋の為に……車を走らせる……(ぴったり声を揃えて)』
マルス「な、なんて興味深い文化なんだっ」
クリス「伝わります! 芋愛がッ!」

クリス「はい、是非」
マルス「……いいけどよりにもよってこれからの時期なんだね……」
クリス「ブリザーは年中撃てますよ?」
マルス「そういうことじゃないんだよ……どうして分かってもらえないんだ」

マルス「ソルルさんもノらないで! あとそんな都合のいい闘技場は少なくともアカネイアにはない!」
クリス「俺ん所にはありますよ」
マルス「カジュアルモードだろう、そんなもの邪道だ! ロストしないとFEじゃない」

クリス「やはりデマだったか……」
マルス「でもそうなってくれた方がぼくとしては非っ常にありがたいんだけど」
クリス「言葉に妙な力を感じますマルス様!」

マルス「…………(少し考える顔)」

マルス「そんなつもりでしたんじゃないよ、本当にこれ以上荒らされたら困ると思っただけでっ」
クリス「しかし、もしリカードが本気で取り組まなかった場合はどうなさるんですか?
     わざと自分だけが盗みに入りやすいように計らったら」
マルス「その時は突く。蓮の根のごとく穴だらけにしてアリティア城の胸壁から放り投げて放置する
     あとは烏さんが何とかしてくれるじゃないだろうか」

クリス「あんにゃろっ……!(トロンを開いて構える)」
マルス「いやー、もう手遅れだよ」
クリス「かなり頭に来ました……この怒りのぶつけ所が分かりません……」
マルス「それにしても……リカードってば火災報知機で警備を手薄にするところまで考えていたのかなぁ」
クリス「偶然だと思いますよ」
マルス「……そんなトゲトゲした言い方をしなくても……」
クリス「あンの卑怯者……今度会ったらタダじゃ……」
マルス(またレスキューで呼び出せばいいのに…… 騒々しくなるから言わないでおこう……)

ルルナさんドロシアさんソルルさんリボンさんグリルさん≫

225ルルナ&ドロシア&ソルル+リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/11/11(火) 23:23:04
>>マルス王子 クリスさん 〜ソルルの大ポカ、マルス王子の懸念〜
ソルル「そうだったな…… あれはオレが『向こう』でバカやらかした時だったな。ルルナは覚えてるか?」
ルルナ「もちろん。『ジュリアンさんとレナさんに媚薬を……』でしょ? そりゃ王子も怒るわよ」
ソルル「あの時は死ぬかと思った……」 グリル「こんなバカをやらかしたのになんで首をハネなかったの?」
ルルナ「ぼろかすねソルル…… まあ、当たり前か」 ドロシア「ま、自業自得ね」 リボン「ですね」

>クリス「その前にどうして自分の城の中でそんな目に遭われるんですか」
ドロシア「つまり、どういうこと?」 ルルナ「また余計なことを……(不安そうな表情)」
>マルス「自分の子供の手にかかるのがベストかな」
ソルル「つまりはこういうことか。毒親持ちに有りがちな『親殺し』あるいは『毒親への復讐』」
グリル「子供から殺されるようなことがあれば、『マルス王はそれだけの親だった』てなことになるかも」

ドロシア「詳しい補足をありがとう」 リボン「とりあえずバヌトゥと言ったら火龍までは分かりました」

ソルル「それ以前に大真面目な話、あのクソラングみたいに一般市民を殺してみろ? あっという間に人生転落だ」
ルルナ「今度ばかりは笑えないわね……」 リボン「ちなみに盗賊ではダメなんですか?」
ドロシア「賞金首なら兎も角、ビンゴブックに載ってない賊には要注意ね」

グリル「試したいのならドロシア監修の元でやれば? まあ、無理だろうけど」 ルルナ「………【ギロッ】」

ドロシア「ということで裏庭に、ベースの曳き車に石焼セットを用意したわ」
ルルナ「これで焼芋屋ごっこ出来るね」 ソルル「今回は引っ張る方の車だな」

>クリス「はい、是非」
ソルル「よし来た! そしたら明日から工事に取り掛かるか」ルルナ「その前に設計図は出来てるの?」
ソルル「いや、その場で組み立てる」 ルルナ「なら却下ね。諦めなさい」 ソルル「嘘だ……orz」
>マルス「……いいけどよりにもよってこれからの時期なんだね……」
ドロシア「もう、いつ根雪になってもおかしくないわね……」 グリル「ソルルは冬の準備した?」
ソルル「ああ、ジャケットからパンツ類まで冬仕様だ」 リボン「見た目は変わらないですが……」

ソルル「しょぼーん(´・ω・`)」 リボン「木っ端微塵と言わんばかりに、論破されちゃいましたね」

ルルナ「あたしとしては、リカードさんにはシスター・マリアの方がお似合いのような気がするの」
ドロシア「若干同い年なら兎も角、脈無しじゃないの?」 ソルル「リカっちゃんとマリアさんは難しいだろうな」

>マルス「…………(少し考える顔)」
全員『…………(期待の眼差しをマルス王子に向ける)』

226ルルナ&ドロシア&ソルル+リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/11/12(水) 00:24:16
<<完食御礼! 七輪の後始末 〜焼肉イベント終了〜 (ダイニングキッチン)
ソルル「よし、後は残った炭をこの窯に入れて……」 ルルナ「灰はそのままで良いわよ」
ドロシア「網はそのまま直火で炙って、焦げを取ったら油に浸すんでしょ?」 ルルナ「正解」
ソルル「中華鍋しかりフライパンしかり網しかり、鉄物は錆に要注意だ」

>>マルス王子 クリスさん 〜駆け出し策士なソルル、リカードの逃走〜
>マルス「そんなつもりでしたんじゃないよ、本当にこれ以上荒らされたら困ると思っただけでっ」
ソルル「それはどうかなぁ【ニヤリ……】」 ルルナ「……あっ、裏の裏のさらに裏を読み始めたみたい」
>クリス「しかし、もしリカードが本気で取り組まなかった場合はどうなさるんですか?」
ドロシア「そうよ。下手したら莫大な損害になるわよ?」
>マルス「その時は突く。蓮の根のごとく穴だらけにしてアリティア城の胸壁から放り投げて放置する」
全員『…………(顔真っ青&ドン引き)』
ソルル「そこまでするかぁ……?」 ルルナ「やりすぎ……」 グリル「聞かなきゃ良かった……」
リボン「((((;゚д゚))))アワワワワ……」 ドロシア「リボンちゃん大丈夫?」

ソルル「やめろクリス! また感知器が作動する! それにもう遅い…… 完全に逃げられた」
ルルナ「もうリカードさんのオーラは感じられないわ。ホントに逃げ足の速いこと……」
ドロシア「どうしてもお仕置きしたいならレスキュー使えば? 裏庭に拷問用具も揃えとくから」
グリル「あ、言っちゃったよ言っちゃった」 リボン「((((;゚д゚))))アワワワワ……」

<<焼肉パーティ終了後 (ロビー)
ルルナ「みんなお疲れ様」 ソルル「ああ、お疲れ」 ドロシア「ご苦労様でした」
ルルナ「リボンちゃんとグリルは部屋にいるわ」 ソルル「今のところ、問題なさそうだな」
ドロシア「それにしてもまさかグリルがあんなに食べるなんて思いもしなかったわ」
ルルナ「さて、そろそろ消灯『誰か! 誰かー!!』……えっ!?」 ソルル「201号室……!【ダッダッダッ……】」 ルルナ「待って!」
ドロシア「ルルナ、落ち着いて。どうせ余計な戯れよ」 ルルナ「ソルル…… 大丈夫かな……」

<<リボンとグリル (207号室)
リボン「それにしてもよく食べましたねぇ…… 大丈夫ですか?」グリル「ちょーっと食べ過ぎたかも」
リボン「無理はしないでくださいね」 グリル「心配かけてごめんね……」

227ソルル&ルルナ&ドロシア ◆Br2tUbHd4M:2014/11/12(水) 00:35:51
ソルル「長過ぎで怒られて、分割しまくりなわけだが…… やっぱり癖には勝てないだろうなぁ……」

<<マルス王子 クリスさん 〜呆れ顔のソルル〜 (201号室) [ソルル単独]
【ガチャンッ!!】どうしたーっ!?(慌てて部屋に飛び込むソルル。しかし……)
……って、そういうことか。クリス、お前にはガッカリしたよ。まさかそんな趣味があったとはなぁ……
(現在のマルス王子とクリスさんの状況を一目で分析し、クリスさんを責め立てる。
それもそのハズ。現在の態勢は、一目見ても明らかである)
王子、良かったら別の部屋を用意するぞ。(何としてでもマルス王子を助けようとするソルル)

>>消灯時刻 (オーナーズルーム)
ルルナ「遅いわねぇ…… まあ、とりあえず消しますか【パツン!】」
ドロシア「下手したらクリス氏がマルス王子を襲う腐的展開だったりして……」
ルルナ「やめなさい! もしそうなりかけたらあたしとソルルが何としてでも阻止するからそのつもりでね」
ドロシア「ソルルなら大丈夫ね」 ルルナ「後で見てこようかな……」

228ルルナ&ドロシア&ソルル+リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/11/12(水) 20:06:57
名も無きペンションの名も無き日常……
リボンちゃんとグリルが宿泊客として訪れ、同時に焼肉パーティが開催された。
そして迎えたチェックアウトの日……

<<リボンちゃんとグリル、チェックアウト (ロビー) [朝方]
リボン「先日は色々とありがとうございました」 グリル「ホントに楽しかったよー!」
ソルル「そうか。それは何よりだったよ。また機会があったら、今度は別の部屋を用意するぞー」
ルルナ「この後はどうするの?」 リボン「また来週からここを手伝いに来てもいいですか?」
ルルナ「もちろん! その時はまたよろしくね」 リボン「はいっ!」 グリル「こちらこそ!」
【ガチャン カラン♪ コロン♪】リボン「それではまた!」 グリル「またねー!」
ルルナ「気をつけてねー!」 ソルル「また来てくれよなーっ!!」 【バタン コロンロンロロン♪】

<<ドロシア、買い出しから戻る (ロビー) [昼過ぎ]
【ガチャン カラン♪ コロン♪】 ドロシア「ただいまー」 ルルナ「お姉ちゃんお帰りなさい」
ドロシア「今週はこれで大丈夫なハズよ」【バタン コロンロンロロン♪】
ソルル「リボンちゃんとグリルはチェックアウトの後、帰ったぞ」 ドロシア「ご苦労様、ソルル、ルルナ」

>>夕飯の支度 (ダイニングキッチン) [1時間前]
ドロシア「とりあえずパンを用意してみたけど……」 ソルル「各色はもとより、フランスパンもあるぞ」
ルルナ「あたしは羽釜でご飯を炊き上げたわ。ソルルは?」 ソルル「とりあえず蒸しパンをオレなりに」

>>雨降り頻る夜のペンション 〜もしも近くに雷が落ちたら……〜 (ロビー)
ソルル「雨が降ってきたな……【ゴロゴロゴロドゴーンゴロゴロ……】雷まで鳴ってらぁ……」
ルルナ「雀卓用意すれば良かったなぁ……」 ソルル「もしかするとあれか?」 ルルナ「そう……」
【ピカッ】ルルナ「……! ロンッ!!【ドガシャアアァァァァーーーーーッッ!!!!】」
ソルル「おいおい、狙ったな?」 ルルナ「今のあたしに雷はね、役満の神様なんだよ?」

229マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/11/12(水) 22:13:37
マルス「え……だってほら、ソルルさんも仲間だから」
クリス「王子……(じーん)」

マルス「む……つまりぼくは返り討ちにすればいいのか……」
クリス「だからどうして父子で戦う羽目になるんですか!!」

クリス「ほら伝わったー」
マルス「……それで伝わるというのが何だか寂しいなぁ……」
クリス「成長率が全てを物語るゲームなので仕方ありません」
マルス「そうだね……成長率が良ければ詐欺師すらスタメン入りするゲームだ……。」

マルス「――ラング」
クリス「抑えて抑えて!!」

マルス「…………」
クリス「駄目そうなのでもう諦めた方がいいのでは?」
マルス「制止を振り切ることにこそロマンがあるのではなかろうか」
クリス「ありませんよんなもん」

マルス「(窓から身を乗り出して)わー!」
クリス「(窓から身を乗り出してナチュラルにマルスを押しのけて)何でも用意しちゃうんですね……」

クリス「ちぇっ……」
マルス「ぼくはマントなんかが厚手になった」
クリス「俺はローブがふっかふかになりました」

マルス「(ふいっ)」
クリス「えー、別にいいじゃないですか死ななくたって……撤退したって……」
マルス「そんなだから今時の若者は軟弱とか言われるんだよっ」

マルス「どっちにしろぼくは得する!!」
クリス「損得で動かないで下さいよ……でもまぁリカードが大人しくなるなら大歓迎か……」

マルス「……強いていうならハーディンみたいなごついやつが」
クリス「だから似合わないっつってんでしょう考えて下さいよ……メイン武器レイピアのくせにっ」

マルス「裏の裏は表じゃないか(きょとん)」
クリス「……ほら、リボン殿怖がってますよ!」
マルス「あれ……そんなに酷かったかなぁ……ごめんなさい」

クリス「…………」
マルス「言っちゃった……」
クリス「あ、それは無理です。実は、さっき使ったのでレスキューが壊れてしまって……
     輸送隊から引き出して貰えると非常に嬉s……マルス様!? どうして逃げるんです!?」


クリス「……何か勘違いなさってませんか……?」
マルス「え……?」
クリス「俺はただマルス様の筋肉のつき具合を」
マルス「……(顔色が赤くなったり青くなったり)……
     ま、紛らわしいことしないでくれよっ(べし)」
クリス「あ痛っ……は? どういうことですか!?」
マルス「そういうこともどういうことも……(髪飾りを挿して)
     駄目かと思ったというかそれより……」
クリス「?」
マルス「ぼくの理想はアイクやヘクトル殿なんだよ馬鹿ーっ」
(飛び蹴りで無理矢理退路を切り開くと部屋から一目散に逃げ出す。目に涙が溜まっているように見えるのは錯覚か)
クリス「……いや、それは無理かと……」

ルルナさんドロシアさんソルルさんリボンさんグリルさん≫

230ソルル&ルルナ&ドロシア ◆Br2tUbHd4M:2014/11/12(水) 23:38:38
>>マルス王子 クリスさん
〜おことわり〜
ソルル「まずは前回オレが単独で王子達のトコに向かったとこまでだな」
ルルナ「今回は火災感知器のくだりがやりたかったんでしょ?」
ソルル「そうなんだよ、これが重要なポイントになるワケで」
ルルナ「この後のブチギレソルルに注目!」 ソルル「先に謝っとく。クリスさんごめん!」
ルルナ「これが終わったら残りを返す予定です。それでは行ってみよう!」

〜ソルルの怒り〜 (201号室)
>クリス「……何か勘違いなさってませんか……?」
ソルル「何だと……?」(半信半疑)
>クリス「俺はただマルス様の筋肉のつき具合を」
ソルル「ざけんなヨッ!!【ドガシャアアァァァァーーーーーッッ!!!!】(ソルルの、クリスさんへの怒りが爆発する……)
何が『筋肉のつき具合を』だよ…… こんなん無理矢理やられたらなぁ、誰だって嫌がるだろうっ!!」
>マルス「ぼくの理想はアイクやヘクトル殿なんだよ馬鹿ーっ」
ソルル「うおっ!?【ドガッ】(部屋から逃げ出したマルス王子とぶつかる) あー、こりゃあ辛いだろうなぁ……
クリス、今後王子が泣くようなら…… 【パチン! ボォッ!】オレは一切容赦も手加減もしないぞ!」
(指パッチンで炎を一瞬出し、完全に対立の姿勢を見せるソルル。最早止められるのはルルナのみ。ところが……)
【パーンポーンパーンポーンパーンポーン♪】 ソルル「なんだぁ?」(火災感知器作動の大ポカ。しかし気付かない)

〜一方のロビー〜
ソルル『オレは一切容赦も手加減もしないぞ!』 ルルナ「あーあ、怒っちゃったよ怒っちゃった」
ドロシア「それにしても、ここまで響いてるなんて…… 開いてるのかしら?」
ルルナ「かもね【パーンポーンパーンポーンパーンポーン♪】って、ウソでしょっ!?」 ドロシア「……!(身構える)」
非常放送『只今、2階の、201号室で、火災感知器が作動しました。係員が確認していますので、次の放送にご注意ください』
ルルナ「あのバカ……!!」【パーンポーンパーンポーンパーンポーン♪】
ドロシア「ルルナ、任せるわ」 『只今』ルルナ「行ってくる」『2階の、201号室で』

〜異変に気付いたソルル〜 (201号室)
『201号室で、火災感知器が作動しました』ソルル「……あれっ? まさか、オレの指パッチンファイアーか……?」『係員が確認しておりますので』

〜ルルナの怒り〜 (オーナーズルーム)
『係員が確認しておりますので、次の放送にご注意ください』
ルルナ「ソルルもクリスもバカじゃないの?」 システム『火災感知器が作動した』
ルルナ「あれじゃあ王子も泣くはずだわ……【ピッ パーンポーンパーンポーンパーンポーン♪】これで良し」
非常放送『火事です。火事です。2階の、201号室で、火災が発生しました。落ち着いて避難してください』
【カチャ】

〜ソルルてんてこまい〜 (201号室)
『火事です。火事です。2階の、201号室で、火災が発生しました。落ち着いて避難してください』
ソルル「ウソ…… だろ……」サイレン【ビュゥワアアァァァィ! ビュゥワアアァァァィ! ビュゥワアアァァァィ!】
ソルル「なんか、大変な事に」 【ビュゥワアアァァァィ! ビュゥワアアァァァィ! ビュゥワアアァァァィ!】

〜悠長に構えるドロシア〜 (ロビー)
【ビュゥワアアァァァィ! ビュゥワアアァァァィ! ビュゥワアアァァァィ!】
ドロシア「おーおーおー、ルルナもようやるぅ♪ まあ、バカやらかした二人(ソルルとクリスさん)には良い薬ね」

231ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/11/13(木) 19:45:44
>>217 マルス/クリス
デイジー「さっさと追加分焼きなさいよ(もぐもぐ)」
ピーチ「あら、美味しゅう御座いますね…なかなか」
デイジー「アンタがどれだけの労力を使っていようが関係ないわ。
       その手腕は今はアタシ達に料理を出すことにふるわれるんだから」

デイジー「まぁ当然でしょうね、ハッキリ言えば迷惑だし」
ピーチ「ソルル様もルルナ様もしっかりしていらっしゃる…」
デイジー「あらアンタ上手い事言うわね、確かにそうじゃないのこんな奴の事なんて」

232ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/11/13(木) 19:52:23
>>220 ソルル達
デイジー「…車やバイクにパラシュートってアタシらのとこじゃ当然よね?」
ピーチ「そうですね、崖や床の無い場所を大ジャンプして下に降りたりしますから」
デイジー「バイクだってアタシら女組が使うのは加速がきくやつばっかりよ」
ピーチ「車体も軽くした分少し踏むだけでかなりの速さが出るんですよね」

デイジー「わざわざ町まで行って大騒ぎしてる中事情を聴きまわったものよ?」
ピーチ「面目ありません…」

233マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/11/13(木) 22:15:43
クリス「……調子に乗り過ぎた……んですよね……申し訳ありませんでした……
     ……嬉しかったんです。俺が仕えるマルス様ではなくても、あの方の傍にいられることが……
     しかし、してもいいことと悪いことの区別もついていなかったことは事実です。俺、謝って――」

(警報が鳴り響く)

マルス「(部屋に一陣の風のごとく雪崩れ込んで)クリス、大丈夫か!?」
クリス「マルス様ぁ……!」
マルス「……あれ? 火、出てないじゃないか。てっきり君がソルルさん辺りとボルガノンで無理心中を図ったのだと」
クリス「そんなことする訳ないじゃないですか無理心中するならマルス様かカタリナ以外とはいや違うそうじゃない!!
     どうして戻ってきて下さったんですか」
マルス「え? それはもちろん火災だって聞いたからクリスを助けようと思って」
クリス「何故、助けようと」
マルス「クリスだからに決まってるじゃないか、他に理由ある?」
クリス「マルス様……っ!!(膝から崩れ落ちて)
     申し訳ありません、もうしません――」

(警報の中、号泣するクリスと困ったように微笑むマルス。この2人の間にだけめでたしめでたしな雰囲気が漂っている)

ソルルさんルルナさんドロシアさん≫

マルス「酷いなぁ……ブラックだなぁ……えい(無駄に華麗にお好み焼きをひっくり返す)」
クリス「(完成分にソースを塗りながら)何かこう、同盟軍の女性陣とはまた違う……何かこう」
マルス「うん、違う意味で厄介だね……えい(隣のお好み焼きをひっくり返す)」

マルス「迷惑!? そんな風に思っていたなんて」
クリス「もはや周知の事実ですよマルス様……!」

マルス「酷いよしかもこんな奴扱いだよ! マスターソードを抜いてもいいだろうか」
クリス「いけません」
マルス「……(むくれる)」
クリス「そもそも剣で語り出した時点で俺の言葉半分くらい認めちゃってますよ」
マルス「……(マスターソードを放り出す)」

ピーチ姫とデイジー姫≫

234ソルル&ルルナ&ドロシア ◆Br2tUbHd4M:2014/11/13(木) 23:43:24
>>マルス王子 クリスさん
〜鳴り止まぬ警報の中で……〜 (201号室)
【ビュゥワアアァァァィ! ビュゥワアアァァァィ! ビュゥワアアァァァィ! パーンポーンパーンポーンパーンポーン♪】
>マルス「(部屋に一陣の風のごとく雪崩れ込んで)クリス、大丈夫か!?」
ソルル「うわーったったっ!(風の如く雪崩れ込む王子をかわす) おー、マルス王子の焦りっぷりが半端ないぞ」
>マルス「……あれ? 火、出てないじゃないか。てっきり君がソルルさん辺りとボルガノンで無理心中を図ったのだと」
ソルル「悪い悪い。オレが指パッチンでファイアー出したらこのザマさ。それに……」
>クリス「そんなことする訳ないじゃないですか!」
ソルル「……兎に角、誤作動させちまってごめんな。後で止めないとな」
>クリス「どうして戻ってきて下さったんですか」
ソルル「……止めに行くか(ここからの展開と空気を読み取り、そっと退室)」

〜非常放送を止めに行く途中〜 (ロビー)
【ビュゥワアアァァァィ! ビュゥワアアァァァィ! ビュゥワアアァァァィ!】
ソルル「しばらくはオレが居ない方が良いかもな……」
【ビュゥワアアァァァィ! ビュゥワアアァァァィ! ビュゥワアアァァァィ!】
ドロシア「おかえりソルル。やらかしてくれたみたいね? ルルナ、カンカンに怒っちゃったわよ?」
【パーンポーンパーンポーンパーンポーン♪】
ソルル「悪いな、心配かけ『火事です』ちまって……『火事です』 ルルナにもハッキリ『2階の』伝えるつもりだ」
『201号室で』 ドロシア「まあ、頑張って」『火災が発生しました』

〜ソルルとルルナの対峙〜 (オーナーズルーム)
ルルナ「来たみたいねソルル【ピッ】」 ソルル「悪いなルルナ、こんな面倒にまで発展させちまって……」
ルルナ「殆ど丸聞こえだったけど、状況を更に整理するためにも、今回の件について説明して」
ソルル「元からそのつもりだ。実は……[事の発端から結末までを全て語る]……これがオレの見た真相だ」
ルルナ「まさかドロシアお姉ちゃんの推理通りになるなんて……」 ソルル「ウソ…… だろ……」
ドロシア「割り込み失礼。警報は止まったみたいね」 ルルナ「あたしが止めたわ。それより……」
ドロシア「あたしの推理でしょ? やっぱりね…… とりあえず何とかなりそうなの?」
ソルル「ああ。後はマルス王子とクリスさん次第かな」 ルルナ「ま、今回は不慮の事故ということにしておくわ」

235ルルナ&ドロシア&ソルル ◆Br2tUbHd4M:2014/11/14(金) 17:50:37
>>ピーチさん デイジーさん
ソルル「なるほど…… 言うなれば『ラリー』ってヤツか」 ルルナ「となれば、殆どラリー仕様になるのかな?」
ドロシア「ラリー仕様にチューニングするとなれば、相当のアップグレートパーツが必要でしょうね」
ルルナ「ただ、パーツを買うにしても費用はかかるわ」 ソルル「それに維持費もかかるだろうな」

ドロシア「まさかそこまで……」 ソルル「お、恐れ入りました……」 ルルナ「デイジーさん、恐るべし……」

236ルルナ&ドロシア&ソルル ◆Br2tUbHd4M:2014/11/14(金) 17:50:51
>>マルス王子 クリスさん
〜異議を唱えるソルル〜
>マルス「え……だってほら、ソルルさんも仲間だから」
ソルル「異議あり。ルルナとドロシアはどうした?」 ドロシア「そんなちっぽけなことで対立するのソルル?」
ソルル「それにオレを甘く見るなよ? ……ふっ!【パチン! ボォッ!】」(指パッチンで火を出す)
ルルナ「あたしも忘れないでね【ギュイイィィ……】」(ルルナが天に掲げたロッドは、聖なる輝きを放つ)
ドロシア「ソルルの指から炎、そしてルルナのロッドが輝いているわ……」
ルルナ「それよりソルル、加減は大丈夫?」
ソルル「これが結構難しくてな」 ルルナ「炎系は加減次第かぁ。今回は上手く行ったんじゃない?」
ソルル「だと良いけど……【パーンポーンパーンポーンパーンポーン♪】ダメかぁ…… 止めてくる」

〜非常放送を止めて……〜
ソルル「ごめんごめん、また騒がせてしまったな」 ルルナ「下手したら大騒ぎね」

ルルナ「ドラマ的展開なら、実は血の繋がりが無い親子というパターンもあり得るかもね」
ソルル「なるほど。『実は養父が実父を殺めた張本人』な展開を望んていたりするのかー?」
ドロシア「止めといたら? 絶対後悔するわよ?」

全員『成長率』【HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!(ラフトラック)】
ソルル「成長率システムは正直言うと厳しいかもなぁ……」 ルルナ「これはどうなのかな?」

ドロシア「なんなら召喚する? あたしの想像するラングだけどね」
ルルナ「なるほどー、そいつを縛って、マルス王子をドSにしようというワケ? お姉ちゃんも中々じゃないの」

>クリス「駄目そうなのでもう諦めた方がいいのでは?」
ルルナ「勝手に飲もうとしたら、あたしが許さないよ。それとも飲まないとやってられないとか?」
>マルス「制止を振り切ることにこそロマンがあるのではなかろうか」
ルルナ「口答えすな口答えをっ!! ごちゃごちゃ言うとったら、しゃーきまっそー、よーわーれー♪」
【どんがらがっしゃーーんっ!!】[ソルルとドロシアがコケる]
ソルル「ルルナ…… お前、それやりたかっただけだろ?」 ルルナ「テヘヘ…… バレたか」ドロシア「やれやれ……」

ルルナ「裏庭だからこそかな」 ドロシア「それより、窓に乗り掛かってると危ないわよ」

ソルル「ん、王子達も冬支度は万全みたいだな」

マルス「(ふいっ)」
クリス「えー、別にいいじゃないですか死ななくたって……撤退したって……」
マルス「そんなだから今時の若者は軟弱とか言われるんだよっ」



>マルス「どっちにしろぼくは得する!!」
【どんがらがっしゃーーんっ!!】(全員、盛大にコケる)
>クリス「損得で動かないで下さいよ……」
ソルル「全くだよ」 ルルナ「いい加減になさいよ王子」 ドロシア「そもそも損得なんて意味あるの?」
>クリス「でもまぁリカードが大人しくなるなら大歓迎か……」
【どんがらがっしゃーーんっ!!】(またまた盛大にズッコケる3人)
ソルル「お前もかよっ!!」 ルルナ「結局同じじゃないのバカクリス!」 ドロシア「期待したあたし達がバカだったわ」

全員『ざわ…… ざわ……』
ソルル「こりゃあ、重症かぁ?」 ルルナ「まさかだよコレ」 ドロシア「下手したら末期かも……」

ルルナ「あー逃げたぁ〜」 ドロシア「ま、こうなったら諦める他無いわね」 ソルル「クリスさんどんまい」

237マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/11/14(金) 21:53:29
(一段落ついたあとで)
マルス「……あのさ、クリス」
クリス「何ですかマルス様」
マルス「ぼく、本当に怖かったんだよね」
クリス「……その節は本当に……」


マルス「え……? ソルルさん串刺しの件だったからソルルさんだけを挙げた訳だけど……
     でもまぁそうだね、みんな仲間だよ(にっこり)」
クリス「何か羨ましいですね……(深呼吸)
     エクス――」
マルス「それすら専用武器じゃなくなったのかっていうかやめて警報とかそういうレベルじゃないよねそれ」

マルス「……面白いかもしれない」
クリス「刺激的過ぎてマップ攻略どころの騒ぎじゃなくなりますね」
マルス「たまには人間関係を描いてみたっていいじゃないか」

クリス「でもまぁ……必要なものですしね」
マルス「あと初期値?」
クリス「……それによって大分変わりますね……」
マルス「あと残りのレベルアップ回数とCCができるかどうか」
クリス「死活問題ですね」

マルス「……って、レイピアの先でつんつんしてブーツの金具で踏みつければいいのかな」
クリス「どうか抑えて!! ぶっちゃけ俺も一矢どころか三魔道書くらい報いたいんですけどね!
     しかしマルス様の方が激しそうなので俺は止めますからね! 絶対止めますから!!」
マルス「…………フリ?」
クリス「違います!!」

クリス「(華麗にスルー)そうですよ、今まで飲まなくてもやって来られたんですから」
マルス「でも知っちゃったんだよ? 戻れないよ?」

マルス「大丈夫、ぼくは受け身くらい取れる」
クリス「俺は……ファイアーでも撃ってその反作用で何とかしましょうか」

マルス「あぁ、軍にいた時のものが今も役に立ってる」
クリス「寒さは体の柔軟性を奪い、時には気づかないうちに三途の川に片足突っ込ませますからね」
マルス「事実、そちらの世界でも冬将軍に負けて志半ばで倒れた将も多いとか。
      ナポレオン殿、といったかな?」

マルス「君達には分からないんだ、戦ってる最中に後ろから妙に熱い視線を投げかけられる不安感を!!」
クリス「全く分かりませんがマルス様のペースが狂っていたことは分かりました」
マルス「勝手に厄介なひとたち同士で結びついて大人しくなってくれたらどんなに嬉しいか……
      だってほら、ぼくを慕ってくれている以上強く言うのは可哀想だからさ……」
クリス「そこですね、そこがいけないんです」
マルス「それなら君はどうなんだ、はっきり言えるのか?」
クリス「…………」

マルス「どこが駄目だったのかな(おろおろ)」
クリス「……全体的に……?」

クリス「え、そんなぁ……」
マルス「(遠くから口に手を当てて)絶っ対に君の為に輸送隊を開放することはしないっ!!」
クリス「……(しゅん)」

ルルナさんドロシアさんソルルさん≫

238ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/11/15(土) 12:41:34
>>233 マルス/クリス
デイジー「あら、何か言ったかしら?(使っていたナイフをマルス達に向けにっこり)」
ピーチ「…お好み焼きはオハシで食べるものでは無いんですか?」
デイジー「愚門ね、こっちの方がプリンセスっぽいでしょう」

デイジー「…アンタ酒飲んだ時周りにどう思われてると思ってたのよ?」
ピーチ「………まぁ、その質問は否めませんね」

デイジー「何でも剣で解決させようとするなら呆れるわ」
ピーチ「デイジー、少し辛辣すぎやしませんか…?」
デイジー「こんな奴はこんな奴扱いで十分よ」
ピーチ「マルス様、大丈夫ですか……?」

239ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/11/15(土) 12:43:27
>>235 ソルル達
デイジー「ええ、そうね…ラリーね確かに」
ピーチ「改造は自分たちでするんですが多額の費用とパーツが必要になりますよ」
デイジー「それは自分の財力で何とかするんですけどね」
ピーチ「まぁレースをしているわけですし、みなさん賞金を持っているんですよ」

デイジー「……あら、今頃アタシの凄さに気付いたの?遅すぎよアンタ達」

240マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/11/15(土) 19:16:17
マルス「いや、何も〜?(ヘラについた野菜を落として)」
クリス「正直俺達も箸の扱いには慣れていないので別にいいと思いますよ」
マルス「……一緒にしないでくれないか……(生地を鉄板に流し込み)」

マルス「考えたこともなかった……」
クリス「記憶消えるのに……?」
マルス「まぁ……大丈夫なんじゃないかなぁって……思った」

クリス「……(ちらっ)」
マルス「……そうかもしれないなぁ」
クリス「マルス様?」
マルス「もう、剣の時代は終わったのに、ぼくは一体何をこだわっているんだろうね?」
クリス「マルス様……
     ……ちょっと鍛錬行きましょう(マルスの襟首を掴んで引きずっていく)」
マルス「え? 何? ちょっと待って首締まってるし……生地焦げちゃうよー」
クリス「頭を空っぽにするんです……いいから早く!」

ピーチ姫とデイジー姫≫

241ルルナ&ドロシア&ソルル ◆Br2tUbHd4M:2014/11/15(土) 22:31:18
>>マルス王子 クリスさん
ソルル「そう言うことだったのか…… また早とちっちゃったなぁ……」 ルルナ「どんまい」
ドロシア「でも、そう言って貰えるだけで嬉しいな」

ルルナ「……あっ、そうだ。なんならこんな設定はどう? 『ヴィランのマージが全ての元凶』という感じで」
ドロシア「それ、まんま『マンフロイ』じゃないの」 ルルナ「だからこそ、一度やってみたい設定なの」
ソルル「私の記憶が確かならば、彼はロプト教に溺れたダークビショップである」 ルルナ「あ、解説スイッチ入った」

ソルル「(中略。詳しくは某先生で)……これが、ユグドラル大陸に伝わる悲劇の、ほんの一部である」

ドロシア「死活問題? そこまでになるほど気にするの?」 ルルナ「気にする人にとってはホントに大変なの」
ソルル「どうすりゃいいんだ…… 付いていけないや……(頭を抱える)」

ドロシア「……これ、とりあえずラングそっくりのマネキンを裏庭に配置しようかしら」
ルルナ「それなら、さっきソルルが語ったマンフロイ、そしてアカネイア大陸のダークマージガーネフも置いたら?」
ソルル「完全にサンドバッグだな……」

ルルナ「戻れない、ねぇ…… なら、ひとつだけ方法はあるわ。但し、着替えだけは用意してね」
ソルル「なるほど分かったぞ、ビールかけだな?」 ルルナ「ほぼ近いけどアルコールが高いわ」
ドロシア「と来れば、シャンパンファイトね?」 ルルナ「ご名答♪ アルコール分の少ないヤツでみんなでやる?」
ソルル「クリスさんからの許可が出たら、早速裏庭でやろう!」 ドロシア「飲むのがダメならかけろ、か……」

ソルル「待て待て待て、窓から落ちたり窓から魔法ぶっ放したりしたらセキュリティ作動するぞ」
ルルナ「今なら、パラちゃん達も準備万端だっけ?」 ドロシア「一応はね……【ニヤリ……】」

ルルナ「ナポレオン、ねぇ…… かつてのブショーの中にも、冬の寒さを味方に出来なかった戦もあるのかな?」
ソルル「まあ、オレが知る限りは『オーサカ冬の陣』におけるヒデヨリ軍(トヨトミ軍)かな。まあ、この時は生き延びたらしいが」

ドロシア「情けなや…… ハッキリ言ってやんなさいよ。ちなみにもしそれで縁が無ければそれまでよ」
ソルル「なるほど、だから陰で言われるんだよ。『ヘタレ王子』って」 ルルナ「ソルル、言い過ぎ……」


3人『…………(全員揃って、俯いてしまう)』

ソルル「こうなったらテコでも聞かないだろうなぁ……」 ルルナ「どんまい、クリスさん」 ドロシア「御愁傷様」

>>ピーチさん デイジーさん
ソルル「オレならオーバル専用マシンに仕上げて、ベビィパーク8時間耐久に挑戦してみたいな」
ルルナ「あたしは逆にMAX300km/hオーバーのマシンでレインボーロード64を64周回したいわ」

デイジー「……あら、今頃アタシの凄さに気付いたの?遅すぎよアンタ達」
3人『…………(全員揃って縮こまる)』

242ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/11/16(日) 16:03:15
>>240 マルス/クリス
デイジー「…そ?なら良いんだけど?」
ピーチ「美味しゅう御座いますねこれ、キノコを入れても出来ますでしょうか?」
デイジー「一口食べるたびに1UPするなんてお得じゃない」
ピーチ「でもまぁ、…お箸を使って食べるのがいいんでは?」

デイジー「王子やってるくせに底抜けの馬鹿なのね」
ピーチ「流石に記憶が消えてしまうのは困りませんか…?」

デイジー「いってらっしゃーい(棒)」
ピーチ「では私達は美味しいお茶を淹れてお待ちしていましょうか」

243ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/11/16(日) 16:09:44
>>241 ソルル達
デイジー「アタシはそうね、重量級のカートかバイクに乗ってクッパキャッスルを疾走したいわ」
ピーチ「私は安全運転第一なので…やはり軽量級のバイクに乗ってお城の周りをレースしたいですね」

デイジー「……どうしたのよ」

244マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/11/16(日) 19:31:37
マルス「というか、ぼくにとって他人は仲間か敵かの2択しかないからね」
クリス「マルス様に敵視されたが最後同盟軍に攻め落とされるという」
マルス「当然の報いだよ(にっこり)」

マルス「駄目かな」
クリス「さすがにもろパクりはいかがなものかと……」
マルス「いいじゃん聖戦、やろーよ聖戦」
クリス「…………」

マルス「もちろんだよ、ぼくらの頃はまだしもそれこそ聖戦以降は支援会話が見られるか否かにもかかってくるしね」
クリス「支援会話のあるFEの登場人物としてそれは激しく同意します」

クリス「しかし……ふと思ったのですがマルス様、発言しても」
マルス「別にいいけど……?」
クリス「マルス様はそんなまどろっこしいことをするよりレイピアで一撃するのでは」
マルス「……そういう説もあるね、でもそれだけじゃないよ?
     相手への好感度によっては四肢を切り離したり城門に吊るしたりするよ」
クリス「死後じゃ意味ない気がしますね」
マルス「わーい、ラングマネキンだー鍛錬に力が入るねぇ」
クリス「ガーネフではスターライトを撃たざるを得ないじゃないですかぁへへへ」

マルス「(目を輝かせてクリスの方を振り返る)」
クリス「……まぁいいんじゃないですかね……一応マルス様も酒には慣れておかなければならない訳ですし」
マルス「(親指を立てて)やったね!」

マルス「今度こそ突破してみせる……」
クリス「突破するのはちょっと……パラ殿達にも迷惑がかかりますし」

マルス「まぁ、ぼくたちは……」
クリス「氷竜神殿も駆け抜けましたし、寒さくらいは気合いで何とか」

マルス「ヘタレ……レベルアップ回数的な意味でのものもかなり気にしていたけど……(ばったり)」
クリス「マルス様!? マルス様ー!!」

マルス「ぼくは常人の価値観が欲しいよ、クリス」
クリス「そうですね、このままでは色々苦労しそうですね……
     でもまぁゆっくり理解していけばいいのでは?」
マルス「そうか〜……」

クリス「えー!? お願いしますよマルス様、甘藷と石はいいのにレスキューは駄目ってどういうことですか!!」
マルス「どういうこともあるか、駄目だから駄目って言ってるんだ! 静かに部屋で魔道書の写本でもやってなさい!!」

ルルナさんドロシアさんソルルさん≫

マルス「ぼくはもう慣れたよ、君と違って器用だから」
クリス「……(しゅん)」
マルス「1UPキノコ? ロストしても生き返ることができるということかい?(ぱぁぁ)」

マルス「だってまだ被害出てないみたいだし」
クリス「それって割と危険な発想だと思いますよ……」
マルス「それにどんな状態になっても越えてはいけない一線だけは越えない自信があるからね」
クリス「そこに関しては信じられますがその一線の手前は……?」
マルス「分からない」

マルス「ぼくはお茶がしたい……ぐすっ」
クリス「いつも鍛錬鍛錬仰ってるくせにそれはないでしょうっ(引きずる)」

ピーチ姫とデイジー姫≫

245ソルル&ルルナ&ドロシア ◆Br2tUbHd4M:2014/11/17(月) 21:56:35
>>ピーチさん デイジーさん
>デイジー「アタシはそうね、重量級のカートかバイクに乗ってクッパキャッスルを疾走したいわ」
ソルル「なるほど、つまりはバギー系かぁ…… なるほどな。こりゃあ、相当ハイレベルなレースになるぞ」
ドロシア「クッパキャッスルと言えば、コースアウトしやすいサーキットと聞いているわ」

>ピーチ「私は安全運転第一なので…やはり軽量級のバイクに乗ってお城の周りをレースしたいですね」
ルルナ「それなら50ccのマシンで『1時間耐久ワンメイクエコドライビングコンテスト』はどうかな?
少ない燃料で長距離を走り切ったマシンとドライバーが勝者となる、ホントに単純明快なルールだよ」

>>マルス王子 クリスさん
ソルル「もしも王子達を敵に回すとしたら、オレは将棋あるいはカラオケで戦いたいな」
ルルナ「あたしなら麻雀かな。一度バカヅキになったら止まらないわよ〜?」
ソルル「下手したら東場開始早々からいきなり飛ばされるわな」 ルルナ「テヘヘ……」
ドロシア「あたしは逆に水墨画かな。初心者でも描きやすい竹なら、色々な竹が生まれるハズよ」

>マルス「駄目かな」
ルルナ「ガクッ orz」 ドロシア「どんまいルルナ」
>クリス「さすがにもろパクりはいかがなものかと……」
ソルル「いやいやいや、マンフロイへのリスペクトを忘れたらダメだろーっ!?」 ルルナ「そっち!?」
ドロシア「言ってしまうならパロディね」 ルルナ「そうそう、それそれ」

ドロシア「支援会話……」 ソルル「なるほどなぁ…… これは恐らく人にもよるだろうな」
ルルナ「あたしなら断然フェレ侯爵家のエリウッドと龍人族のニニアンね。もし寿命問題が解決していれば……」

ルルナ「ば、バカーッ!! それじゃ拷問じゃないのーっ!!(青ざめながらヒステリー発症)」
ソルル「勘弁してくれよーっ!! なんでここでそんなトンデモな話すんだよーっ!!(こちらもヒステリー発症)」
ドロシア「拷問後は移植し直せば」 ソルル&ルルナ『そういう問題じゃなーいっ!!』

ドロシア「【パチン! ドシャーンッ!(指パッチンで裏庭に石像出現)】とりあえずこれでいいかな」
ソルル「待った。この石像、鉄筋にデゴイチ使ったかー?」 ルルナ「無駄に頑丈そうね……」
ドロシア「壊れてもいいようにしてみたの。これなら大丈夫でしょ」 ソルル「おいおい……」

ソルル「それじゃあ裏庭で派手にやろうぜ! こりゃあ一箱まるまる用意した方が良いな」
ルルナ「裏庭に運んどいたよ。いつでも始めていいわよ」

ドロシア「王子?【ギロッ じぃ〜〜〜……】」ソルル「こりゃあ、逃げ場ナシかー?」

ルルナ「コラコラ、気合いで何とかしようと思わない。防寒を怠ると命取りだよ?」 ソルル「ルルナの言う通りだ」

ルルナ「マルス王子、ノックアウト!」【カンカンカンカンカァーン…… カーンカーンカァーン……(ゴング)】
ドロシア「何やってんのよ……(頭を抱える)」

246マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/11/17(月) 22:27:48
マルス「ふふ、わざわざぼくが相手の得意な土俵に下りてきてあげると思っているのかい」
クリス「もしくは全部要求を呑んだ上でぶっ放しましょうか」

マルス「悪いけど、わざわざ敵、しかも別作品に尊敬の念を抱けるほど心にゆとりがないんだよね」
クリス「言い切りましたね……。
     でもまぁ確かに、ちょっとファンタジー色強めの聖戦は妙に生々しい紋章にはちょっと」

クリス「やっぱり成長率でしょう? 成長率低めのユニットはもはや支援会話すら見せてもらえないでしょう?」
マルス「隣接させたり出撃させたりしないといけないもんね」
クリス「どうしても主人公格になってしまうんですって」
マルス「君、人のことを言えないと思うよ」

マルス「……駄目だってさ」
クリス「そりゃそうでしょうね!!」
マルス「ぼくは気の赴くままに溜まった恨み辛みを発散しようと思っただけだったのに」
クリス「……ともあれ、石像建設の件はありがとうございます」
マルス「早速粉々に……もとい、鍛錬に行こうか!」
クリス「外真っ暗ですけどねっ!!」

マルス「わーい」
クリス「先に言っておきますが、羽目を外し過ぎないように」
マルス「分かってるって!」
クリス「唯一懸念があるとすればもはやそれも忘れ去ってしまうこと……。」

マルス「いやだって負けたまま終わるというのは武人としてのプライドが」
クリス「武人の前に統治者として安全第一で動きましょうよ……」
マルス「じゃあここで諦めろというのか……」
クリス「まぁそうなりますかね」

マルス「駄目だってさ」
クリス「俺の言う気合いはエルファイアー連打なんで」
マルス「そんな財布と環境に悪い真似をしない……。」

マルス「……一体どうすればいいんだろう(仰向けになって)」
クリス「んー、今度は人間関係でもいつも仰っている通り一度死ぬ気になってみるというのは」
マルス「……(陰のあるコワイ笑み)……そっかぁ」

ソルルさんルルナさんドロシアさん≫

247ソルル&ルルナ&ドロシア ◆Br2tUbHd4M:2014/11/17(月) 23:19:24
>>マルス王子 クリスさん
〜みんなでやらかした大ポカ集〜
ソルル「ハハハ…… 無理か(声が震え、顔が青ざめている)」
ルルナ「ごめんなさい、許してください……(同じく顔が青ざめている)」
ドロシア「情けなや…… あたしなら相手の土俵に上がってみたいけどね。無論、死ぬリスクの無い方法で」
ソルル「それ、絶対死亡フラグ……」 ルルナ「ドロシアお姉ちゃん、恐るべし……」 [二人揃って顔真っ青]

ソルル「やっぱ難しいかぁ……『闇を抱え過ぎた時、破滅の扉が開かれる』とは良く言うが……」
ルルナ「ソルル、深入りは良くないわよ」

ソルル「ユニットはユニットでも、如何にして被害を少なくするかも重要だからなぁ……」
ルルナ「成長率と支援会話は対比する、ということなのかな?」 ドロシア「これ時間かかりそうね」

>クリス「石像建設の件はありがとうございます」
ドロシア「どういたしまして」
>マルス「早速粉々に……もとい、鍛錬に行こうか!」
ドロシア「まあ、壊せるもんなら壊してみなさい(挑発)」
>クリス「外真っ暗ですけどねっ!!」
ソルル「心配無用。そう言うときは……【ピッ】 照明を使えばいいのさ」
ルルナ「にしても無駄に明るいわね。なんで球場みたいになってんの?」 ソルル「LEDのパワーさ」

ドロシア「ククク…… キャハハハハハハハッ!!」 ルルナ「凄い高笑い……」 ソルル「こりゃあ相当だな」
ドロシア「武人としてのプライド? 何をバカ言ってんのよ! 勘違いも甚だしいわ!
あたし考案のセキュリティから逃れられた人は、誰一人として居ないのよ? フフフ……」
ルルナ「あーあ、あたし知らない」 ソルル「また王子達をおちょくる……」

ソルル「クリスさん、聖水忘れたらアラートが」 ルルナ「バカーッ!!【ボガシャーッ!!】 論点が違ーうっ!!」
ドロシア「何にせよ、部屋でエルファイアーしたら大事ね。裏庭の石像で放ってちょうだい」

全員『…………(三人揃って顔真っ青)』
ソルル「余計なこと言っちまったか……?」 ルルナ「アワワワワ……」 ドロシア「最早此迄……」

〜シャンパンファイト〜 (裏庭)
ソルル「ということで今回用意したのは12本入2ケースだ。思う存分、派手にやってくれ!」
ドロシア「コルク飛ばす時は、必ず上を向くようにしてね」ルルナ「それではみなさん、御唱和願います! 」
全員『乾杯!【パンッ! ブシャー!】』(シャンパンファイトスタート)

248マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/11/18(火) 22:00:17
マルス「今回は君も揃っていけないことを言ったようだよクリス(全然分かってない)」
クリス「どうやら正直者は損をするようですね……(全然分かってない)」
マルス「同じ土俵に上がってきてくれた時は正々堂々叩き潰す」
クリス「はい、同じく」

クリス「……開いちゃ駄目なんじゃないですか、破滅の扉……」
マルス「ぼくは開いちゃったなー、昔」
クリス「!?」

マルス「……まぁ、何にしても時間はかかるし……」
クリス「少々の時間をケチってたらどうにもなりませんよー(へらへら)」

マルス「科学の力って……素晴らしい(すっかり気勢を削がれたようでぽやっと辺りを見上げている)」
クリス「アカネイアにも実装されるのは遠い未来になりそうですね……
     ……ま、それをこの目で見られただけでも幸せなのか……」

マルス「(不気味に口元を吊り上げて顔の前にレイピアを掲げる)みんな――見ていてくれ――」
クリス「あ、アピール……!?」
マルス「ここまで言われて引き下がる訳にはいかないなぁっ!! 後で修理しますごめんなさい!!」
(マルス、踵を返すと腕を交差させて窓ガラスを破り、すぐにレイピアを抜いて自然落下に任せつつ受け身の姿勢を取る)

クリス「一度の火球がファイアーよりも小さいので効率的にあったまります、しかも安全です」
マルス「そういう問題じゃないって……。」

マルス「(反動をつけて跳び起きる)うん、一皮剥けた気がするね」
クリス「……何だか……超特大級の地雷を踏んでしまったような気がします……。」

2人『乾杯!』
マルス「あれー? コルクさえ抜けばあとは人に向けても大丈夫なんだよね」
クリス「ちょっ冷たっ……顔はやめっ……」
マルス「瓶は投げちゃ駄目なんだよね、残念だなぁ……ふふふふ(剣よろしく地面に空き瓶を突き立てて)」
クリス「(思わず反撃しかけてやめる)……ひょっとして、揮発した分だけで酔ってます……?」
マルス「ははは、そんな訳ないじゃないかぁ!(いつもとは一味違うハジける笑顔)」

ソルルさんルルナさんドロシアさん≫

249ソルル&ルルナ&ドロシア&パラ ◆Br2tUbHd4M:2014/11/18(火) 23:31:25
>>マルス王子 クリスさん
ドロシア「なるほど…… また裏庭を整備しないといけないわ……」 ルルナ「えー、またー?(げんなり)」

>マルス「ぼくは開いちゃったなー、昔」
ソルル「もしかするとアレか? かつてドロシアが召喚した『闇』」
ドロシア「そう言えばあったわね。当時あたしはソルルによって召喚されたから、今とは口調が大幅に違うけど」
ルルナ「ソルル、お姉ちゃん、今更そんなこと思い出してどうするのよ。全く……(ソルルとドロシアに呆れ顔)」

ソルル「ま、要するに愛着次第ってトコか?」 ドロシア「大雑把すぎるわよソルル……(頭を抱える)」

ソルル「ありがとな。科学の力というのは、実用化に成功すれば日常に馴染んでいくもんだ」
ルルナ「長年の研究があってこそ、科学も魔術学も発展すると言えるわ」

>クリス「一度の火球がファイアーよりも小さいので効率的にあったまります、しかも安全です」
ルルナ「だからそういう問題じゃなーいっ!!【ボガシャーッ!!】 そんな傲慢な考えで火災なったらどうすんのよーっ!!」
ソルル「こりゃあもう止まらなさそうだな」 ドロシア「クリスさん、御愁傷様 」 ルルナ「ガミガミガミガミ(ry」

マルス「(反動をつけて跳び起きる)うん、一皮剥けた気がするね」
クリス「……何だか……超特大級の地雷を踏んでしまったような気がします……。」
ソルル「ヤベェ…… 退却!(勝ち目無しと判断し、逃げる)」 ルルナ「いやああぁぁぁぁーーーーっっ!!(涙目で逃げる)」
ドロシア「……(突撃の覚悟を決めていたが……) あのバカども……!(逃げ出したソルルとルルナに怒り心頭)
ごめんね王子、気が変わったわ。二人をお仕置きしてやりましょう! 頭に来たわっ!!」

〜出動! パラ警備隊〜 (201号室・正面入口)
>マルス「ここまで言われて引き下がる訳にはいかないなぁっ!! 後で修理しますごめんなさい!!」
ドロシア「やれるもんならやってみなさい?【ガシャーンッ!!(窓ガラスが破られたのを確認)】」
【ジリリリリリリリリリリリ……(非常ベル発動)】 ドロシア「アルファ!」【パチン! PON!(パラ召喚)】
パラA「緊急任務アルファ発動!」 パラB「無銭宿泊を犯した脱走者を拘束!」 パラC「TAKE OFF!」【ビュン!】
ルルナ「あっという間にパラちゃん達が王子のとこに……」 ソルル「こんなことして大丈夫かー?」
ドロシア「もちろん♪ 全魔力を込めたらどうなるかを教えるだけよ」 ソルル&ルルナ「……(顔真っ青&ドン引き)」

250ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/11/18(火) 23:32:11
<<リボンちゃんとグリル、到着! (正面入口)
*『わーわーわーわー』 リボン「なんだか随分と賑やかですね」 グリル「裏庭かな? 行ってみようよ!」

<<どんちゃん騒ぎなシャンパンファイト (裏庭)
ソルル「うらああああぁぁぁぁぁーーーーーっっ!!!!(大はしゃぎでシャンパンを撒き散らす)」
ルルナ「わぷっ! やったわねぇーっ!!(お返しと言わんばかりに、ソルルに反撃)」 ソルル「うおっ!?(諸に喰らう)」
リボン「こんばんは」ドロシア「それそれそれーっ!!(リボンちゃん達にシャンパンの洗礼)」
リボン「きゃっ! な、何するんですかーっ!!」 グリル「ドロシアのバカーッ!! 喰らえーっ!!(逆上して反撃開始)」
ドロシア「キャハハハハハハハッ!!(大はしゃぎの甲高い笑い声)」

>>マルス王子 クリスさん
〜シャンパンファイト〜 (裏庭)
>マルス「あれー? コルクさえ抜けばあとは人に向けても大丈夫なんだよね」
ソルル「その通り! これでも喰らえーっ!!(シャンパンで王子に攻撃)」
>クリス「ちょっ冷たっ……顔はやめっ……」
ルルナ「甘いわ! シャンパンファイトはかけられてナンボだよ?」

リボン「あ、マルス王子! 大丈夫で……ひゃっ!!(何者かにシャンパンをかけられた)」
ドロシア「何やってんの? 油断大敵よ! キャハハハハハハハッ!!」 グリル「ドロシア覚悟しろーっ!!」
ソルル「ハハッ! まるで優勝パーティのビールかけみたいだな!
それよりリボンちゃん、グリル、来てくれてありがとうな」
リボン「……なるほど、そういうことで…… ソルルさん、貴方の表情から、殆どの事情を把握しました」
グリル「どういうことよ?」 リボン「つまりは、マルス王子の『その通り』……やはりですか」

251マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/11/19(水) 22:12:39
マルス「わーい、整備だー」
クリス「また一部を畠に改造……」
マルス「……また、って何……?」
クリス「この前開墾したついでに小さな畠を作りました。焼畑ではないので畠とするところがキモです。
     ほうれんそうがすくすく育ってます」
マルス「いつの間に……」

クリス「(とりあえず一部始終を聞いて)俺も居合わせたかった……!!」
マルス「えー? ぼくが2人いてもいいことないと思うよ」
クリス「いや、萌えm……燃えます」
マルス「……?」

マルス「長年の研究……やはりお上からの投資か……(盛大な溜息)」
クリス「そんな金どこにも……あ、闘技場から?」
マルス「お上からというかそれはもはや闘技場からの投資に等しいかな」

クリス「あー……(相手の説教の勢いに流される)」
マルス「とりあえず黙って聞いておくのが吉じゃないかな?」

マルス「……まるでぼくを唐突に現れた熊か何かのように……(涙目)」
クリス「その気持ち、分からんでもないのですが」
マルス「……制裁?(ちゃきっとマスターソードを構え)」
クリス「限度がありますかね……あと、下手に使うと今度はマスターソードも没収されてしまいますよ」

マルス「さぁ、捕まえられるものなら捕まえてみるといいよ……
     (もう不気味な笑みすらも消えて残ったのは研ぎ澄まされた眼光だけ)」
クリス「……俺はどっちに加勢すれば……?」

マルス「あっははは、やったな!?(容赦なくソルルにシャンパンを向け)」
クリス「(濡れた髪を分けて)あぁ……俺の知っているマルス様が壊れていく〜……」
マルス「人間誰しも変化するものだよ、変わらない人間の方がおかしいんだ!
     その点君はどうなんだい? 何か変わったのかい? 戦争が終わって、新たなものを手にしたのかい?」
クリス「俺は……」
マルス「(瓶を持ったまま両腕を広げて空を仰ぐ)ぼくはね、今まさに戦争で失ったものを取り戻そうとしている最中なんだ!
     それを人にとやかく言われる覚えはないし、それは非常に不快なことなんだ……」
クリス「……マルス様」
マルス「だから喰らえーっ(再び瓶の口をクリスに向けて)」
クリス「あうぁうぁうぁ、先程までのシリアスな雰囲気はどこに……はぅ、酔っ払いに言っても無駄かー」
マルス「ん? 『その通り』……? 何のことー?」

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさん≫

252ソルル&ルルナ&ドロシア&パラ&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/11/19(水) 23:34:34
>>マルス王子 クリスさん
〜いつの間にか作られた畑、怯えるソルルとルルナ〜
ソルル「いつの間にほうれん草畑作ったぁ? それに元々は畑用の土地じゃないしなぁ……」
ルルナ「……うん、下手したら失敗するリスクもあるかもね。必要なら農業重機も用意するわ」
ドロシア「やれやれ…… バカじゃないの? みんなで言いたい放題言って……(畑に自惚れるソルルとルルナに呆れ顔)
あたしの言う整備の意味、分かってる? 荒れた箇所を手直しするのよ?(整備の目的を簡単に説明)」
ソルル&ルルナ『あ"……(ドロシアの意図に気付き、冷汗ダラダラ、顔真っ青)』

ドロシア「クリスさん、残念だけどもうあの闇を召喚することは出来ないわ。最後の最後で燃やされてしまったの」
ソルル「と言うワケだ。諦めてくれ……」 ルルナ「クリスさん、出来るなら深入りしないでね……」

>マルス「長年の研究……やはりお上からの投資か……(盛大な溜息)」
ルルナ「確かに…… 中には個人でヒットさせた発明品の売上から捻出してるのもあったりするけどね」
>クリス「そんな金どこにも……あ、闘技場から?」
ドロシア「wwwwwwwwwwwwww」 ソルル「やっぱツボったかドロシアw それよりなんで闘技場が出てくるんだよwww」


ルルナ「ガミガミガミガミガミガミ(中略)分かったっ!?」 ソルル「こりゃあまた長かったなぁ……」

>マルス「……まるでぼくを唐突に現れた熊か何かのように……(涙目)」
>クリス「その気持ち、分からんでもないのですが」
ドロシア「ごめんね。二人が余計なことしちゃったみたいで…… まあ
、あたしもなんだけどね……」
>マルス「……制裁?(ちゃきっとマスターソードを構え)」
ドロシア「ま、パラ達なら二人をすぐに…… 『確保!』 捕まえてくれたわ 」
ソルル「やめてくれーっ!! 殺さないでくれーっ!!」 ルルナ「ごめんなさいっ!! ごめんなさいっ!!」
ドロシア「ルルナは完全にパニクってるわね…… とりあえずどうしようかしらね?」

〜パラ警備隊〜
パラA「やあっ!(王子の顔に纏わり付こうと)」 パラB「えいっ!(王子のマントを引っ張ろうと)」
パラC「トドメよーっ!!【バァンッ!!】(不審者捕獲用バズーカ発射! 果たして結果は……)」

〜楽しいシャンパンファイト〜
>マルス「あっははは、やったな!?(容赦なくソルルにシャンパンを向け)」
ソルル「わぷっ!?(モロに喰らう) 」 ルルナ「あははははははっ!!」
>クリス「(濡れた髪を分けて)あぁ……俺の知っているマルス様が壊れていく〜……」
ルルナ「人には知らない一面もあるものなの。だからクリスさん、これでも喰らいなさーいっ!!(シャンパンを向ける)」
>マルス「ん? 『その通り』……? 何のことー?」
リボン「要するに『お酒を飲ませて貰えないのならかければいい』なんて考えに至ったのは誰ですか?」
ソルル「オレだ」 ドロシア「あたしね」 ルルナ「あたしだわ」 グリル「マルス王子でしょ?」【HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!】

253マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/11/20(木) 22:26:04
クリス「その点に関しては堆肥をすき込んだりしたので御心配なく」
マルス「……それはどこから……?」
クリス「人間、知らない方がいいこともあると思いますよマルス様」
マルス「……でも、整備だってさ」
クリス「…………どうしましょうねぇ」

マルス「……ごめんね?」
クリス「いえ……うすうす分かってそれでも踏み込もうとした俺が悪いんです。申し訳ありませんでした」
マルス「気にしないで? ……あと、この話題は早く終わらせてもいいかな」
クリス「……はっ」

マルス「……けど、今の体制で民間から何か素晴らしいものが生まれるとは考えづらい……
     やはり教育か? 教育からかかるべきなのか?」
クリス「残念ながら戦争生活が長かったもので、資金源=闘技場になってしまうんですよねー」
マルス「ねー、砦さえあれば休みを挟んで延々稼ぎ続けられるしね」

クリス「……何かもうごめんなさいとしか(べちゃっ)」
マルス「そのまま溶けてバターにでもなりそうだね」

(にっこり笑顔のままでマスターソードを振り抜く。閃光と妙に重い音だけが残る)
マルス「安心しなよ、峰打ちだよ」
クリス「……かっけぇ……」

マルス「甘い……(レイピアのナックルで優しく弾き返す)甘いね(既に留め金を緩めていたマントをパラBに被せる形で脱ぎ捨てる)
     抵抗があると分かった単身のぼくを止めようとするにはあまりにも甘過ぎる攻撃だ……
     ひとりだと誰の心配もしなくていい分、身軽で実にいい……寂しいけどね?」
(舞踏を思わせるステップで軽く捕獲用バズーカを避けると凄絶な笑みを浮かべてみせる)
マルス「次は――ぼくからいかせてもらっていいかい?」
クリス「あぁパラ殿方に助太刀すればいいんですねそうですね」

クリス「何か俺集中砲火喰らってる気がする……全身ぱちぱちする……。(されるがまま)」
マルス「クリス、楽しんでるー?」
クリス「マルス様は楽しんでいらっしゃるようで何よりです……」
マルス「(眉をしかめて)君が楽しくないのならぼくも楽しくない……」
クリス「あー、ごめんなさい! 楽しいですから! ほら機嫌直して
     ……あれ? そういえば髪飾りは?」
マルス「汚したりしてはいけないと思って部屋に置いてきた……って、現実に引き戻さないでくれよ馬鹿ー」
クリス「(ぽかぽか殴られながら)……うむ、何か……肩こりに効きますね」
マルス「あれ、そうだっけ……? 発案者ぼくだっけ、クリス?」
クリス「違うでしょう! どうしてそうもころっと騙されそうになってるんですか」
マルス「それはぼくが酔っているから(ここだけ真顔)」
クリス「なーるほど!」

ソルルさんルルナさんドロシアさんパラさんリボンさんグリルさん≫

254ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル&パラ ◆Br2tUbHd4M:2014/11/20(木) 23:59:00
>>マルス王子 クリスさん
〜終わりの近いシャンパンファイト〜
>クリス「何か俺集中砲火喰らってる気がする……全身ぱちぱちする……。(されるがまま)」
ソルル「なら、こうすりゃいいんだよ!(ドロシアに向けてシャンパンをかける)」
ドロシア「きゃっ!(ソルルの攻撃を受け……) やったわねぇっ!!(すかさず反撃)」
>マルス「あれ、そうだっけ……? 発案者ぼくだっけ、クリス?」
グリル「………(青ざめた表情)」 ソルル「これはグリルのせいだな」 リボン「また厄介事が……(頭を抱える)」
ルルナ「シャンパンこれで最後だよー!」 グリル「片付けも大変そうだね。後で着替えないと……」

〜畑の堆肥、ファイトマネー、固まるルルナ〜
ルルナ「堆肥って、もしかすると大昔の農業がヒントかな?」 ドロシア「……なるほど」

ソルル「ファイトマネーの為に闘う者達は、中には居るかもなぁ……」 ルルナ「それって賞金稼ぎ?」

ソルル「ルルナのワケワカラン説教も終わったし、流そう流そう」 ルルナ「………【ちーん(石化)】」
ドロシア「あ、固まった。まあ無理もないか。今の一言はかなり聞いてるわよ♪」

〜ドロシアの実況、パラ警備隊の奮闘〜
ドロシア「さあマルス王子、笑顔のままでマスターソードを…… 振り抜いたーっ!!」
ソルル「ぐわぁっ!【バタン!】」 ルルナ「はぐぅっ!【バタン!】」
>マルス「安心しなよ、峰打ちだよ」
ドロシア「お見事。ということで、これは返すことにするわ(かつて没収したキルソードを王子に手渡す)」
ソルル&ルルナ『………(気絶中)』

パラ警備隊『きゃあっ!! (マルス王子に弾き返される)』 パラA「ぞ、増援部隊を……!」
パラB「了解! 【カチッ】HQ! 応答願います!」 無線(HQ)『こちらHQ!』
パラB「こちらパトロール! 敵と交戦中! 増援願います」 HQ『了解、増援部隊を送る。敵を捕獲・無力化せよ!』
パラC「なんとしてでもこの場を凌げ! 増援が来るまで逃がすなーっ!!」
[増援部隊予告:10匹の増援により、パラは合計で13匹になります]

255マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/11/21(金) 22:23:29
クリス「な、何という無法地帯……あぁもうマルス様、飲まないで!!」
マルス「よくよく考えたらむしろぼくたちは何故お酒を飲まずにかけあっているのか……
     ぼくはよく分からなくなってきた。やってみないと分からないこともあるものだね……うぃっく」
クリス「ほら言わんこっちゃない……一足先に帰ってシャワー浴びましょう、ね?(マルスを引きずっていく)」
マルス「えー、もう少し……。(されるがままに引きずられていく)」

クリス「大昔の農業……? 俺達にとっては現在進行形なんですけどね……」
マルス「むしろ何をどう変えられるのかが気になるなぁ……」

クリス「……なるほど俺か」
マルス「なるほど、ぼくか……」
クリス「だって経験値って予想以上に早く溜まりますし」
マルス「レベルが上がらなくなったらあとは資金稼ぎに精を出すしかなくなるだろう」
クリス「あとはまぁ、勝った時の歓声は癖になりますけどね……」

マルス「わぁ、ありがとう(にっこり笑顔でキルソードを受け取る)」
クリス「ソルル殿、ルルナ殿、大丈夫ですか……?(ライブの杖をかざして)」
マルス「だから大丈夫って言っているだろう、手加減はしたんだ」
クリス「……マルス様の手加減といっても多少他人と尺度が違うかもしれないと思いまして……」
マルス「何か言った?(引き続きマスターソードをきらめかせる)」
クリス「いえ何も」

マルス「(覗いていた双眼鏡を下げて)敵軍増援確認……燃えてきたね」
クリス「そろそろやめた方が……」
マルス「こんなに面白いのに? 大丈夫、ぼくは負けないよ」
(一瞬顔を綻ばせたかと思うとすぐに姿勢を低く下げ、前傾姿勢で助走をつけて跳ぶとレイピアのナックルで次々とパラを狙う)
マルス「さぁ、ぼくをもっと楽しませてくれよ!! 足りないんだ!!」
クリス「……(トロンを詠む準備)」

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさんパラさん≫

256ドロシア&13のパラ&リボン&グリル+ソルル&ルルナ ◆Br2tUbHd4M:2014/11/23(日) 21:50:31
>>マルス王子 クリスさん
〜ソルルとルルナの離脱、パラ警備隊とパラ増援部隊〜
>マルス「わぁ、ありがとう(にっこり笑顔でキルソードを受け取る)」
ドロシア「うふふ…… どういたしまして。但し、迂闊に斬りつけちゃダメよ?」
>クリス「ソルル殿、ルルナ殿、大丈夫ですか……?(ライブの杖をかざして)」
ドロシア「2人揃って気絶しちゃったみたい。ま、そのうち起きるわ」 ソルル&ルルナ『…………(気絶中)』
ドロシア「それとクリス、下手こいたら貴方の命が無いかもよ?(怒り狂う己自身とマルス王子を想像)」

[MGSネタ注意!]
>マルス「(覗いていた双眼鏡を下げて)敵軍増援確認……燃えてきたね」
パラD「甘いわ……【ババババババババババババババババババッ!!(マシンガンで逃げ道を塞ぐように弾幕を張る)】」
パラE「てーっ!」 パラF「誰も通させはしない!【ババババババババババババ(ry】」
(パラD、E、F、マルス王子の退路を塞ぐかのように弾幕を張る)
パラG「【カチャン】チェックメイト(王子の真後ろを取り、銃を突きつける)」
【ガヂャン】(残ったパラ達が王子に銃を突きつける)
ドロシア「まーた随分と派手にやってくれるわ」 グリル「撃たれたらどうなるの?」ドロシア「それは見てのお楽しみ♪」

〜リボンちゃんの奥の手〜
リボン「こうなったら最後の手段……」(リモコンを構える。その先にあるのは、花火打上用の大筒)
ドロシア「もう無くなったかぁ…… やっぱり早いわね」(大筒の位置には遠い所)
グリル「あれ? ナニコレ? 花火?」(大筒を間近くで眺める。これが運命を決する……)
リボン「ファイアーッ!【パチン!】」(大筒近くのリボンちゃんがスイッチを押すと……)
【BAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAANG!!!】(大筒がまさかの暴発! そして……)
リボン「……げふっ(黒焦げ)」 グリル「ゲホッ! ガホッ!(黒焦げ&アフロ状態)」
ドロシア「な…… ナニコレ……(被害はゼロだが口あんぐり)」

〜想像。肥溜めのあった、かつての農業〜
ドロシア「堆肥にも様々なものがあるらしいけど、ソルル達の時代じゃ『肥溜め』は流石に無いかもね……」
グリル「肥溜めって、畑の?」 リボン「階級次第では高く買い取って貰えたと聞きますね」

〜闘技場の新たなる(?)プラン〜
>クリス「経験値って予想以上に早く溜まりますし」
リボン「それは言えてますね。但し、連勝し過ぎると出禁になる可能性がありますのでご注意を」
>マルス「レベルが上がらなくなったらあとは資金稼ぎに精を出すしかなくなるだろう」
ドロシア「それなら、アームレスリングはどうかしら? 一瞬で決まるか長期決戦になるかが見所ね」
グリル「それなら相撲は? まわし姿の力士達による、力と力のぶつかり合い」
リボン「わたしならアーチェリー競技も提案します。ただ、的の維持費の問題もありますが……」

257マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/11/24(月) 20:57:03
マルス「大丈夫大丈夫! もうレイピアしか振り回さ――いや何でもない」
クリス「……ふぅ、それにしても……少し手厳し過ぎやしませんか」
マルス「無事だからいいだろう?」
クリス「……つまり俺も下手すりゃギリギリ無事のラインでどつかれると」
マルス「……何か言った?」

マルス「っと!?(再び跳躍しようと踏み出しかけて止まる)」
クリス(そういえばマルス様本人がマシンガンの弾幕は弾けないって仰ってたもんな……)
マルス「さすがに火器を持ち出されてはね……(両手を挙げる)」
クリス「……何かあるようだが念の為だ……ご容赦下さい、パラ殿……!(トロンをパラ達に向けて構える)」
マルス「なんて、焦って欲しかった?
     (残像を残して姿勢を低くすると挙げた腕を小さく動かして背後の拳銃を貫くとパラGに肘鉄をお見舞い、空高くに跳躍する)
     はははっ! 撃ったっていいんだよ? (短剣を向け)さすがに弾道は弾ききれないとはいえど両手を使えば3秒は保つんだから、さ」
クリス「ドロシア殿らの予想を裏切る無敵っぷりですね……」
マルス「正義が勝つんじゃない、勝った者が正義なんだ……だからぼくは負ける訳にはいかないし、正義でいなければいけない……みんなの為に!!」

(自室にて)
クリス「へっ!?」
マルス「わぁ!(半裸で窓から身を乗り出して)見てみなよクリス、綺麗だよ〜!」
クリス「マルス様!! 何て格好で……あー……本当だ……
     (次にぼーっとリボンとグリルを見下ろしてやはり唖然とする)……リザーブ、いります……?」

マルス「だね」
クリス「……何かごめんなさい、マルス様」
マルス「え?」
クリス「いや……何かこう……王族に土をいじらせるというのも何かこう」
マルス「何を言っているんだ、だからこそ農業について深く知っておく必要があるんじゃないか」

マルス「大丈夫、『可愛い顔した温室育ちの坊ちゃんの皮を被った鬼かてめぇは』って褒められたし」
クリス「褒められてませんよそれ!」
マルス「あれ……そうだったの……?」
クリス「道理でマルス様が即位なさった時に見覚えのある顔に傷のあるおっちゃんが大喜びしてた訳だ……」
マルス「アームレスリング……? 駄目だよ、そういうのは……スタミナないから(しょんぼり)」
クリス「(資料を眺めながら)うーん、どうやら要求するのは単なる力だけではないようですよ」
マルス「相撲は……えーと、……相手の攻撃を見切って最小限の力で放り投げればいいんだよね?」
クリス「別の競技になりかけてますね」
マルス「アーチェリー……的云々もあるけど、前にリンクに射らせてもらったときに無理だなって思った」
クリス「だから未だに剣一筋な訳なんですね……」

リボンさんグリルさんソルルさんルルナさんドロシアさん、それからパラさん達≫

258ドロシア&パラ's&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/11/24(月) 22:28:31
[前々回から気絶中のソルルとルルナはお休みよ by ドロシア]

>>マルス王子 クリスさん
〜天然ボケなドロシアの的確なツッコミ〜
>マルス「大丈夫大丈夫! もうレイピアしか振り回さ――」
ドロシア「ダメ。レイピアもキルソードも剣のうち。様々な剣を扱えないでどうするのよ全く……(呆れ顔でツッコミ)」
>クリス「……つまり俺も下手すりゃギリギリ無事のラインでどつかれると」
ドロシア「そういうことね。だからこそ言うわ。『下手こいたら貴方の命が無いかも』ってね」
>マルス「……何か言った?」
ドロシア「もちろん♪ 要するにクリスが下手こいたら『あたしとマルス王子が大暴れするかも』ってね♪」

〜機銃の正体はまさかのオモチャ!?〜
>マルス「っと!?(再び跳躍しようと踏み出しかけて止まる)
>さすがに火器を持ち出されてはね……(両手を挙げる)」
パラA「これで捕まえましたよ?(自信満々且つニンマリとした表情)」
>クリス「……何かあるようだが念の為だ……ご容赦下さい、パラ殿……!」
>マルス「なんて、焦って欲しかった?」
パラG「なっ!?(残像を残して姿勢をくする王子に怯む。挙げた腕が小さく動かされ、背後の拳銃を貫かれ……)
げふぅっ!!(肘鉄を喰らい、血を吐きながら空高くに吹っ飛ぶ)」
>マルス「はははっ! 撃ったっていいんだよ? さすがに弾道は弾ききれないとはいえど両手を使えば3秒は保つんだから、さ」
パラF「てーっ!【パンッ!】」【バババババババ(ry】(パラFの合図で一斉に銃弾の嵐。しかしその銃弾は……)
>クリス「ドロシア殿らの予想を裏切る無敵っぷりですね……」
ドロシア「まあ、あくまでも警備がメインだからね。故に機銃はみんなBB弾。ちょっと痛いだけで絶対に死なないわ」

〜打上失敗! そして汚い花火へ〜 (裏庭)
リボン「まさか、失敗するとは……(予想外の出来事に唖然とする)」
グリル「ゲホッ! ガホッ! なんなのコレッ!?(モロに被害を受けた)」
ドロシア「……なるほど、花火が暴発してオジャンになったワケか(落ち着きを取り戻すと、冷静に状況を分析)」
要するにリボンちゃんはこの騒ぎを止める為に花火を打ち上げようとした。しかし何らかの不具合で暴発。
結果、魔近くのグリルが莫大な被害を受け、リボンちゃんも軽い被害に見舞われる。それ以外は被害無し。

〜農業、闘技場、ズレる思考〜
ドロシア「重機の無い頃は完全に手作業だったから、労力としては相当なものになると思うわ」
リボン「それでも畑次第では手作業もあると思いますよ」 グリル「例えばメロンとかスイカとか」
ドロシア「確かに言えてるわね。故に畑が広いとかなり厄介だったりしてね……」

>マルス「アームレスリング……? 駄目だよ、そういうのは……スタミナないから(しょんぼり)」
>クリス「うーん、どうやら要求するのは単なる力だけではないようですよ」
ドロシア「一応、腕相撲とアームレスリングは全くの別物だからねぇ……」
リボン「これはあえなく却下ですね」
>マルス「相撲は……えーと、……相手の攻撃を見切って最小限の力で放り投げればいいんだよね?」
>クリス「別の競技になりかけてますね」
グリル「却下っぽいね」
>マルス「アーチェリー……的云々もあるけど、前にリンクに射らせてもらったときに無理だなって思った」
>クリス「だから未だに剣一筋な訳なんですね……」
ドロシア「弓矢は、言うなれば慣れみたいなものもあるから、上達するには時間が必要になるわね……」

259マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/11/25(火) 22:20:56
マルス「悪いことしちゃったかな」
クリス「いきすぎなければ大丈夫だと思いますよ」

マルス「……駄目だってさ(しょんぼり)」
クリス「もうそういう次元じゃないと思うんですよ……剣ってそもそも刃物だと思うんです……
     持つこと自体規制されている国家もあるらしいじゃないですか」
マルス「な……何だって!?」
クリス「俺もまだ死にたくはありませんからね……
     ……それにしても……俺よりもドロシア殿の方がマルス様と吊り合うのでは……?」
マルス「駄目だよ」
クリス「マルス……様?」
マルス「君がここにいる限り、ぼくは君の君主であり相棒であるということを忘れないでくれ」
クリス「……はっ」

マルス「(レイピアと左手の短剣で急所に向かう弾だけを弾くと短剣を放り投げ、空いた手で輸送隊を呼ぶ)」
クリス「……嫌な予感がしてきたな……(部屋の奥に避難)」
(どこかから落下してきた幌馬車から十字の走る七色の球体――またの名をスマッシュボールを取り出すと連突で叩き割る)
マルス「(全身から七色の光を迸らせて)そろそろ終わりにさせてもらおうかな!
     必殺の――(空中で高く掲げたレイピアが光を放つ)一撃――!!」
(自然落下に加え別の力を乗せた一撃が地面を抉り、辺り一面に削れていくHPゲージが出現)
クリス「Σいきなりスマブラ設定になりおった!!」
マルス「やっぱり見た目が派手じゃないとねっ!!(土埃をはたいて前髪を払う)」

クリス「後片付けの手伝いをっ……」
マルス「ぼくも行くー」
クリス「マルス様はここで待っていて下さい」
マルス「…………」
クリス「待って、いて、下さい」
マルス「…………」
クリス「エクス――」
マルス「分かった行かない」

クリス「だからこそ収穫の有難みがあるのではないですか」
マルス「豊穣の神に感謝したりね! 自然の中で生きているっていう実感は大事だと思うよ
     それに……アリティアは国土があまり広くないから農家一戸辺りの耕地面積はそこまで大きくないし」
クリス「えーと……あの」
マルス「ごめんなさい」
クリス「マルス様は悪くありませんって」
マルス「だからといってグラを征服する訳にもいかないし干拓は金と手間と時間がかかりすぎるし」

クリス「結論。色々あったけど結局難しい」
マルス「そうだ、剣道なんてどうだろう!」
クリス「……思いつきで発言されました?」
マルス「……あぁ、まさにその通り……  ……でも竹刀に憧れるというか
     ……あれ? 剣道って突けたっけ……」

ドロシアさんパラさん達リボンさんグリルさん≫

(クリスと魔道書数冊を乗せてマルスが腕立てしている)
クリス「よんせんにひゃくにじゅういーち……あの、そろそろやめません?」
マルス「却下」
クリス「よんせんにひゃくにじゅうにー……いや、俺はいつまでマルス様の上に座っていれば」
マルス「ぼくの腕が上がらなくなるまでじゃないのかな」
クリス「よんせんにひゃくにじゅうさーん……俺にも色々予定があるんですけど」
マルス「もう少し逞しくなりたいというぼくの夢を叶えさせてくれないかなぁ」
クリス「よんせんにひゃくにじゅう……あれ、何だっけ……まぁとにかく、無理だと思いますよそれは」
マルス「(潰れる)そ、そんなにストレートに言わなくたって……」
クリス「いや、その前に半端に逞しくなられても……失礼ながら気持ち悪いです」
マルス「……(クリスを跳ね飛ばすとゆらっとレイピアを構える)」

260ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/11/26(水) 18:29:23
>>244 マルス/クリス
デイジー「へぇ、アンタって器用だったの?」
ピーチ「ロスト…、まぁそうなんじゃないでしょうか」
デイジー「食う度に残機が1ずつ上がっていくお得なキノコよ、珍しいの」
ピーチ「確かに、その辺に落ちている物ではありませんね」

デイジー「アンタの「まだ」は恐ろしくてやってられないわ」
ピーチ「まだ、良いものの…もしかして、があるかもしれませんよ?」
デイジー「危険極まりないから近づきたくないものね」

デイジー「さっさといってらっしゃいよ」
ピーチ「今日作ったケーキ、美味しく焼けてるといいのですが…」

261ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/11/26(水) 18:32:25
>>245 ソルル達
デイジー「クッパキャッスルは過酷よ?
       倒れてくる物があったりするから小回りの効いた車じゃないと即死亡」
ピーチ「火の玉が飛び交ってたりして危険ですよね、でも加速が強すぎるとコースアウトしてしまうんです」
デイジー「大変なのよ、バギーで一回走ってみたいけどバギーなんて持ってなくて」
ピーチ「あら、それは面白そうですね…私達の車を低燃費に改造致しませんと」
デイジー「…プリンセスが車の改造ってどうなの?」

デイジー「最近顔出しが頻繁に出来なくてごめんなさいね、プリンセスは何かと忙しいのよ」

262マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/11/26(水) 22:17:36
マルス「自慢じゃないけどね! 専用武器も多いし」
クリス「それは主人公だからなのでは、しかも武器レベルの方は並ですし」
マルス「旧制度についての勉強が不足しているようだね、クリス。
     武器レベル値が最大になっていなくても12あれば全ての剣が装備できるよ」
クリス「な、何だってー!?」
マルス「そして、ぼくの期待値は14だ」

マルス「残機が、ね……羨ましい話だ……」
クリス「俺達、HPが0になったら問答無用で戦死しますからね」
マルス「それがあったらフレイやミシェイル殿は死なずに済んだのかなぁ」
クリス「気にし始めたら終わりですよ、マルス様」

マルス「大丈夫だよ、スイッチ入らない限りぼくは人畜無害だよ」
クリス「入っている時と入っていない時の区別がつきにくい上にどこで入るか分からないから怖いんじゃないですか」
マルス「そう?」

マルス「……(じぃっ)」
クリス「まず鍛錬です」

ピーチ姫とデイジー姫≫

263ドロシア&パラ's&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/11/26(水) 23:41:46
>>マルス王子 クリスさん
〜ドロシアの叱咤激励〜
>マルス「……駄目だってさ(しょんぼり)」
ドロシア「あのね……(頭を抱える) あたしが言ってるのはね、レイピアだけに偏っちゃダメってことなの。分かる?」
>クリス「剣ってそもそも刃物だと思うんです…… 持つこと自体規制されている国家もあるらしいじゃないですか」
ドロシア「所謂、御東の『銃砲刀剣類所持等取締法』ね。大体はクリスの想像通りだから端折るわ」
>クリス「……それにしても……俺よりもドロシア殿の方がマルス様と吊り合うのでは……?」
>マルス「駄目だよ」 ドロシア「残念だけど無理ね(ほぼ同じタイミングで発する)」

〜ドロシアの将棋風解説、そして決着の時〜
>クリス「……嫌な予感がしてきたな……(部屋の奥に避難)」
ドロシア「(状況と手製の駒と盤面をを見て)あれ? あれ? どうなってるの? あれ? あれれ、おかしいわね。
あれ? あれー?(首傾げ) えっと、これがこうなるから、そしたらこうなって、こう行くでしょ……(駒をあれこれ動かす)
あれ? でないとおかしいわ。あ、ちょっと待って! もしかしてこれ頓死!?」
>マルス「そろそろ終わりにさせてもらおうかな! 必殺の一撃――!!」
パラ達『きゃあああぁぁぁぁぁーーーーーーーっっ!!!!(全員揃って、マルス王子の攻撃を喰らう)』
ドロシア「ひぇ〜! これ頓死!? 頓死じゃないのっ!?(曲面を変えるように駒を動かす) なんと、マルス王子大逆転!」
>マルス「やっぱり見た目が派手じゃないとねっ!!(土埃をはたいて前髪を払う)」
HQ『スネーク! 応答せよ! スネークッ!! スネエエェェェーーーークッッ!!!!』
ドロシア「ひょえ〜!これ完全に頓死だ! この後これがこうなったらこれが行くから、(さらに駒を動かす)
後はこれをここにやってこうすれば、これで完璧に詰むわね! 見事なまでの逆転劇ね。完敗だわ」

〜後始末の後〜
ドロシア「王子、クリス、もう片付いちゃったみたいよ」
グリル「それにしても、まさか花火を打ち上げようとしてたなんて聞いてないよーっ!!」
リボン「わたしもまさか暴発してオジャンになるとは思いもしませんでした。グリルさん、ゴメンナサイ……」

ドロシア「……やっぱり農業を営むのは難しいわね。避けて通れないのは勿論、土地の問題」
リボン「後は天気を読み取る力も必要でしょうね」 グリル「空模様だけじゃ難しいかな?」

ドロシア「剣道ね…… 突きは勿論あるわよ。但し、生身でやろうなんて考えちゃダメよ?」
リボン「面を頭に受けた際、防具が無いと脳震盪を起こしかねません。ご注意を」
グリル「また裏庭の改造かな?」 ドロシア「いっそのこと、別館という案を検討してみようかな」

264ドロシア&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/11/27(木) 00:04:45
<<気絶中のソルルとルルナ(オーナーズルーム)
ドロシア「こりゃあ、朝まで起きないかもねぇ……」
リボン「まあ、仕方ありませんよ」 グリル「マルス王子を激おこぷんぷん丸にしちゃったからね」
ドロシア「今日は本当にお疲れ様でした。ゆっくり休んでね」 リボン「おやすみなさい」 グリル「おやすみー!」
ドロシア「……さて、そろそろ根雪に気をつけないと。ジョンバにダンプ、スコップとラッセルでしょ? 後は……」

<<ホワイトボード 〜除雪用具〜
ラッセル ダンプ ジョンバ スコップ(丸型・角形) 除雪機

ドロシア「……書いてみたけど、これはルルナじゃないとダメかも」

265マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/11/27(木) 22:21:30
マルス「なるほどね!」
クリス「それでいいんですか!?」
マルス「だってほら、その……何だっけ? 帯刀が許されない法律? がある所は治安がいいんだろうけどさ
     ……ひとたびアカネイアに帰れば自分の身は自分で守らないと3日で首と胴が離れてしまうよ」
クリス「それもそうなんですけど……」

クリス「……ドロシア殿……(じぃん)」
マルス「ただぼくの扱いに困るだけなのではないかと邪推してしまうぼくは器が小さな人間なのかな……」
クリス「申し訳ありませんちょっとだけ俺もそう思いました」

クリス「(リザーブを振りかざしながら)パラ殿方、大丈夫ですか!?」
マルス「(マントを拾って纏う)大丈夫か、っていうその言葉、まるで大丈夫であることを前提に訊いているみたいで嫌いなんだよね……
     そもそもぼくが本気を出したんだから大丈夫な訳ないじゃないか」
クリス「トロン」
マルス「悪いけど完全にスイッチ入ったぼくに魔道書は効かないかな(聖水をかけたレイピアで雷をやすやすと斬り裂く)
     そういうことはいいから重複リザーブでパラさん達治してきなよ」
クリス「……はっ」

マルス「えー」
クリス「そうですか、お役に立てず」
マルス「面白くない! そうだクリスを打ち上げよう! 確か輸送隊にもうひとつスマッシュボールが」
クリス「シャレにならんのでやめて頂けるとありがたいですね……
    それにしても同感ですよ、まさか花火まで用意されているとは……仰ってくれればいいのに」
マルス「そうだよ! ぼくなら失敗するなんてことはしなかったと思うな!」
クリス「……少し黙っていてくれますかマルス様」

マルス「かといってマケドニアは高低差が激しかったり、結構国による地力の差が激しいんだよね」
クリス「逆にグルニアやアカネイア、オレルアンなんかは豊穣の限りで良いことです」
マルス「国土も広いし……あぁ国土……」
クリス「天気を……読みとる……!!?」
マルス「……無理しないでいいよクリス」
クリス「いや……そのスキルがあれば戦争の運びが   マルス「もう戦争はしないって! 少なくともぼくの目の黒いうちはっ」
…………
クリス「マルス様の目、黒くないじゃないですか」
マルス「そだね」

マルス「(悪魔のごときコワイ笑み)」
クリス「だから危険っつってたでしょう……それにしても……別館?」
マルス「カイン辺りを呼んだら無駄に熱血して手伝ってくれるかも」
クリス「そーですか? 騎士一直線だからそういうのは断るんじゃないんですか?」
マルス「そーかなぁ」

マルス「ここはぼくが叩き起こそうじゃないかっ」
クリス「お二方に更なるダメージが及ぶのでやめてあげて下さい」

マルス「除雪! いい運動になるね!」
クリス「こういう時こそファイアーじゃありません?」

ドロシアさんパラさん達リボンさんグリルさん≫

266ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/11/28(金) 22:48:29
<<快復したソルルと車椅子のルルナ (オーナーズルーム)
ソルル「大丈夫か? ルルナ……」 ルルナ「……マルス王子に負けちゃった……」
ドロシア「大丈夫? 怪我してない?」 ソルル「お疲れ、ドロシア。オレは問題ないけどルルナは……」
ルルナ「お姉ちゃんおはよう。やっぱりマルス王子には敵わないや…… ということで車椅子で様子見ね」
ドロシア「なるほどねぇ…… ところで、リボンちゃんもグリルも大変だったみたいよ?」
ソルル「バカやらかしたツケが回って来たか……」 ルルナ「後で謝らないと……」
ドロシア「兎に角、今日は無理しないように。いいわね?」 ソルル「了解」 ルルナ「分かったわ」

<<バッシングを受けるソルルとルルナ、対立するドロシアとグリル (ロビー)
リボン「何やってるんですかソルルさんルルナさんっ!! 無茶も承知でこんなことが許されると思っているんですかーっ!!」
ソルル「ごめんリボンちゃん…… 以後、気を付け」 リボン「そういう問題じゃありませんっ!!」
ドロシア「まあ、こればかりは伝わらなくても仕方がないわよね」 ルルナ「『死んだらどうするの?』ってこと?」
リボン「ご名答ですルルナさん。ソルルさんルルナさん、もう二度とこんな無茶はしないでください……!」
ソルル&ルルナ『ハイ……(反省する2人)』
グリル「それよりソルル! ルルナばっかり構ってんじゃないわよっ!!」 ソルル「おいおい、何が言いたいんだグリル?」
グリル「だからっ!! 自分は元気なのにルルナに付きっ切りじゃペンションが疎かになるってことっ!!」
ルルナ「何言ってんのよグリル!? あたしなら1人で車椅子使えたら」 グリル「そういう問題じゃなーいっ!!」
ドロシア「じゃあ何なのよグリル?【ゴゴゴゴゴゴ……】いい加減にしなさいよ?(グリルにブチ切れ、ソウル化)』
グリル「ひぃぃ……(ドロシア・ソウルの殺気に怯み、くすみ上がる)」
ソルル「もうワヤだぁ……」 ドロシア『ソルル、ちょっとグリルを半殺しにしてくるわ』
グリル「………(顔真っ青で動けず)」 ルルナ「行ってらっしゃい、お姉ちゃん。殺めちゃってもいいわよー」


〜しばらくお待ちください〜


<<ロビーにて……
ルルナ「……あ、ソルル! 今グリルちゃんの断末魔みたいな悲鳴が聞こえたよ!」
ソルル「ああ、ハッキリと聞こえたぞ。オレがルルナに構っててペンションを疎かにしているなんて決め付けて……」
ルルナ「それよりリボンちゃん、危うくあたしとソルルがみんなを永久に悲しませるところだったわ…… ごめんね」
リボン「ルルナさん、もう二度とこんな無茶はしないでくださいね……」
【ガチャン カラン♪ コロン♪】 ドロシア「制裁完了!(スッキリとした表情)」
ルルナ「おかえり。そう言えばホワイトボード見たけど、除雪用具の準備は出来ているよ。心配ご無用!」
ドロシア「流石ルルナね。雪国に強いワケだわ」 ルルナ「寒さに強いのは、このメンバーならあたしだけかな?」

267ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン ◆Br2tUbHd4M:2014/11/28(金) 22:59:18
>>ピーチさん デイジーさん
>デイジー「クッパキャッスルは過酷よ? 倒れてくる物があったりするから小回りの効いた車じゃないと即死亡」
リボン「この様子を聞く限り、何人もが特定のセクションでクラッシュしているのではと考えてしまいますね……」
>ピーチ「火の玉が飛び交ってたりして危険ですよね、でも加速が強すぎるとコースアウトしてしまうんです」
ドロシア「なるほど、ブレーキングあるいはドリフトも重要、と……」
>デイジー「大変なのよ、バギーで一回走ってみたいけどバギーなんて持ってなくて」
ソルル「それならしょうがないか…… で、バギーにピッタリのコースだが、ここならどうかなー?
ダートコースの有力候補『ワリオスタジアム』に、ラリーにピッタリな『ドンキージャングル』だな」
>ピーチ「あら、それは面白そうですね…私達の車を低燃費に改造致しませんと」
ルルナ「異議あり。車のチューニングはNG。スポンサーが用意したマシンをそのまま使うの」
>デイジー「……プリンセスが車の改造ってどうなの?」
ソルル「ボディペイントは勿論、塗装を一からやり直すのもアリだと思うけどなぁ……」

>>マルス王子 クリスさん
〜苦悩する王子への共感、パラ軍団敗北〜
ドロシア「そう言えば、王子達のとこは剣と殺戮に満ち溢れているんだったわね……」
ルルナ「それ故に『様々な弊害が幾つも立ちはだかるのは当たり前』と来たら、流石に疲れるよね……」

>クリス「……ドロシア殿……(じぃん)」
ソルル「……なるほど、もしかしてこういうことか?『ドロシアには不思議なカリスマ性がある』ってな」
ドロシア「もうヤダー! お世辞言ったって、なんにも出てこないわよソルル?(満更でも無さそうだ)」
>マルス「ただぼくの扱いに困るだけなのではないかと邪推してしまうぼくは器が小さな人間なのかな……」ドロシア「コラコラ、そんな自虐的なこと言わないの。少しは自信を持って。ね?」
リボン「そうですよ、今のマルス王子なら大丈夫ですよ」 グリル「ドロシアとリボンちゃんの言う通りだよ」

ソルル「やられたパラ軍団、みんな消えたみたいだな」 ルルナ「お姉ちゃんの記憶として還元されたの?」
ドロシア「一定のダメージを受けたら、即座に撤退するようにしたの。そしてパラとあたしは一心同体……」
>マルス「(マントを拾って纏う)大丈夫か、っていうその言葉、まるで大丈夫であることを前提に訊いているみたいで嫌いなんだよね……」
ドロシア「今回ばかりはその通りね。クリス、貴方もグリルみたいにお仕置きされたい?【ゴゴゴゴゴゴ……】」
ソルル「おっと来るのか……!?」 ルルナ「ソウルへの前兆…… どうなる? どうなる?」
>クリス「トロン」
>マルス「悪いけど完全にスイッチ入ったぼくに魔道書は効かないかな(聖水をかけたレイピアで雷をやすやすと斬り裂く)」
ドロシア「……と思ったけど、マルス王子が居れば大丈夫か。ここは任せるに限るわね」
ソルル&ルルナ『あぁ〜……(ガッカリ)』 ソルル「王子一人に任せちゃったかぁ〜」 ルルナ「残念……」
ドロシア「ソルル、ルルナ、状況判断は重要なの。無闇矢鱈とソウル化したら、あたしが疲れちゃうわ」

268ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン ◆Br2tUbHd4M:2014/11/28(金) 22:59:40
>>マルス王子 クリスさん
〜リボンちゃんが語りたいこと〜
リボン「さて…… 早速使いますか!【カチッ フィィーーーッッ!!(電子ホイッスル)】 はい注目!」
ソルル「ん? どうした?」 ルルナ「いつの間に買ったの?」 ドロシア「……リボンちゃん?」
[この後、マルス王子達がホイッスルに反応するかを待ちます by リボン]

〜農業、別館、除雪〜
>マルス「かといってマケドニアは高低差が激しかったり、結構国による地力の差が激しいんだよね」
ドロシア「あーなるほど! マケドニアは言ってしまえば山になるわけね?」
ルルナ「高低差を利用して茶葉を栽培したら、美味しいお茶が出来るかな?」 ソルル「紅茶か?」 ルルナ「もちろん♪」
>クリス「逆にグルニアやアカネイア、オレルアンなんかは豊穣の限りで良いことです」
ドロシア「なるほど、と来れば輸出入が盛んになるかもしれないわね」 リボン「確かにありそうですね」
>クリス「天気を……読みとる……!!?」
リボン「はい、そうです。雲の動きや空模様から、大まかな予想は出来ると思います」
>クリス「そのスキルがあれば戦争の運びが   マルス「もう戦争はしないって! 少なくともぼくの目の黒いうちはっ」
全員『………(全員がマルス王子を期待の眼差しでみる)』
>クリス「マルス様の目、黒くないじゃないですか」
【どんがらがっしゃーーんっ!!(全員がズッコケる)】
ソルル「それは言わない約束だろーっ!?」 ルルナ「さっきの期待感が台無しだよーっ!!」

ルルナ「お姉ちゃんから聞いたけど、別館ねぇ…… そしたら、広い板の間はどうかな? そこで戦うの」
ソルル「それなら、キッチンスタジアムが使える環境も整えたいところだな。新生キッチンスタジアム」
リボン「闘技場にキッチンスタジアム、天井高をクリアできれば実現可能でしょう」
ドロシア「それなら、あたしが作っちゃってもいいかしら?」 ソルル「おいおい、大丈夫かー?」
ルルナ「何でもかんでも魔法の絵筆じゃ、疲れると思うけど……」
ドロシア「あら、見くびってるわね? 実際のところ、絵筆使ったことからの疲労感は全く無いわよ」

>マルス「除雪! いい運動になるね!」
ルルナ「手作業なら兎も角、機械を使えばいい運動には程遠くなっちゃうわね……」
ソルル「なら、雪だるまや雪像ならどうなんだ?」 ルルナ「……ソルル、その発想は無かったわ」
>クリス「こういう時こそファイアーじゃありません?」
ルルナ「バカーッ!!【ボガシャーッ!!】 火事になったらどうすんのよーっ!!」
ソルル「それは言えてるが、コントロールの問題が解決すれば」 ルルナ「おだまりっ!! そういう問題じゃないでしょっ!!」
ソルル「おいおい……(クリスさんに『ルルナを黙らせてやってくれ』とアイコンタクト)」

269マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/11/29(土) 21:31:40
マルス「あー……手加減したつもりだったんだけどな……やり過ぎたかな」
クリス「まぁ武器が武器ですからねぇ……大丈夫ですか? リライブなんてどうですか」

クリス「寂しいようにも聞こえますが剣には剣ですからね……不要な慈悲は自分の死に繋がります」
マルス「分かっては、いる……んだけどね」

クリス「……まぁ、絵画から生まれたんですから何でもアリなのかなぁとか思ったり……
     でも好きですよ、ドロシア殿の元になった絵……」
マルス「だって……自主性とか自主性とか自主性とか……よくよく考えれば指揮取ってたのぼくじゃなかったんじゃ……」
クリス「そんなことありませんよマルス様! 自信持って!!」

マルス「え……パラさん達に面と向かって謝っておきたかったのに……残念だな……」
クリス「酷いことした自覚あったんですね」
マルス「ありがとう、ぼくに任せておけば大丈夫、だから……
     個人的にものすごく怖いソウル形態にはならないで貰えるとすっごく嬉しいな!(冷や汗)」
クリス「……マルス様に恐れるものがあったなんて」
マルス「……色々あるよ……一体君はぼくを何だと思ってるんだ」

(ホイッスルの音を耳聡く聞きつけたマルスとクリスがやってくる)
マルス「何だ、敵襲か!?」
クリス「援護します!!」

マルス「茶か……現地民の意見も参考にしないといけないし、実現したとしても先だな」
クリス「輸出入……!? 外貨を得られるということですか」
マルス「いや……大陸外へは無理だと思うよ? 現地でほとんど消費してしまっているから……
     それに、何だかんだ言ってマケドニアも自国を養っていけるくらいの力はあるし……
     だから戦争が出来たんじゃないか、しかも空を埋め尽くさんばかりの飛竜や天馬を連れて」
クリス「……何つーか……もう見たくないというか……今から考えれば俺達、よくあんな国と敵対できましたね」
マルス「ぼくは2回激突したけどね……」

クリス「何かもう鍛錬に明け暮れまくってそこで夜を過ごしそうな雰囲気ですが、公務の方忘れてませんか」
マルス「だろう? こうして雑談するとどうしても公務が疎かになってしまうだろう?
     ……それにしても……新生キッチンスタジアムか……、出来るとしたらその時までにもう少し腕を上げて……」
クリス「参加なさるんですか!?」
マルス「かなわないとは思うけど、見てて面白そうだな、と思ったから」
クリス「……絵筆すげー……確かにドロシア殿戦でも絵筆使って疲れた様子はありませんでしたもんね」

マルス「機械なんか必要ない(ふいっ)」

クリス「コントロールは問題ありません! ここぞという時はやれる子ですから、俺!」
マルス「ま、また精神論……」
クリス「精神論ではありません、事実です!」
マルス「大体どこからどこまでが『ここぞという時』なんだよ、それをいつでも発揮できないようじゃ未熟だと言わざるを得ない!」
クリス「失敗が許されない時に決まっているでしょう、これだから堅物は」
マルス「君みたいな精神論者に言われたくないね、気合いがあれば何でもできると驕っているのが間違いなんだよ」
クリス「何をぅ!?」
マルス「……何だよ? これこそ事実じゃないか」
(何気ない一言から生まれた険悪な雰囲気。とてもルルナを止められる状況ではない)
ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさん≫

270ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン ◆Br2tUbHd4M:2014/11/29(土) 23:58:52
>>マルス王子 クリスさん
〜元気なソルルとルルナ、ペンションの設計師ドロシア〜
ソルル「オレもルルナも大丈夫だ。まあ、今回ばかりはオレ達の自業自得だけどな」
ルルナ「マルス王子、ゴメンナサイ…… クリスさん、心配ご無用。来月には車椅子を使わなくなるわ」

ドロシア「確かに。御東のことわざに『目には目を、鼻には鼻を』と言うのがあるけど、まさにそれね」
リボン「ちなみに武器の三すくみを理解していれば、状況判断も容易いかと」 ドロシア「それは言わないお約束」

>クリス「……まぁ、絵画から生まれたんですから何でもアリなのかなぁとか思ったり……」
ルルナ「 確かに。車とペンションの土地と設備以外は、殆どがお姉ちゃんが用意してくれたようなものね」
ドロシア「ちなみに、建物は耐震性に優れた構造も必要になるから、ちょっと複雑な計算が必要になるわ」
>マルス「だって……自主性とか自主性とか自主性とか……」
ソルル「同じ言葉をごちゃごちゃ並べない」 ルルナ「……うん、中々落ち着いたツッコミねソルル」

>クリス「でも好きですよ、ドロシア殿の元になった絵……」
ドロシア「キャハハハハハッ!! もうヤダーッ!! そんなお世辞言ったってなんにも出てこないわよクリス!」
ルルナ「あらら…… お姉ちゃん大喜びだ。まあ、これだけ誉めちぎられたら当然だよね」

271ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&パラHQ ◆Br2tUbHd4M:2014/11/30(日) 00:00:14
>>マルス王子 クリスさん
〜対面! パラHQ、別館のイメージ、ブチ切れソルル〜
>マルス「え……パラさん達に面と向かって謝っておきたかったのに……残念だな……」
>クリス「酷いことした自覚あったんですね」
>マルス「ありがとう、ぼくに任せておけば大丈夫、だから……」
ドロシア「実はHQ役の娘が居たの。カモン!【パチン!】」
[ドロシアの指パッチンを合図に、無線機を着装するパラが現れた]
パラ「さて、私がそのHQである。してマルス・ローウェル公、其方の迷い無き剣裁き、見事である」
ドロシア「……とまあ、ちょっとアレな娘だけど、気に入らないならバッサリ斬って♪」 HQ「なっ……!」

>マルス「個人的にものすごく怖いソウル形態にはならないで貰えるとすっごく嬉しいな!(冷や汗)」
ドロシア「マルス王子、貴方に対してなら心配無用。他者へのお仕置きの以外にはソウル化しないわ。約束するわ」



>マルス「何だ、敵襲か!?」 >クリス「援護します!!」
リボン「あ、マルス王子にクリスさんも来ましたか…… では、これだけは伝えておきましょう。
今回暴発してしまった花火ですが、号砲用として用意したものです。決して観賞用ではありませんので悪しからず」
ドロシア「なるほど、これでバカ騒ぎを黙らせようとしたワケね?」 リボン「やれやれ…… その通りです」

リボン「戦争すれば資源消費は激しくなり、何時しか疲労困憊の要因にもなる……ということでしょうね」
ルルナ「何れにせよ、それぞれの国毎で難しい課題を無視することは出来ないもんね……」

ルルナ「あくまでも予定だけど、実現したらそこでイベントを開催してもいいんじゃないかな?」
ソルル「料理の腕に自信があれば、誰もが参加することが出来る…… そう考えていたりするけど、これじゃ別企画だな」
ドロシア「実体化は楽だけど、一番疲れるのはやっぱりライティングね。これがかなりの神経を使うの。
それもそのハズ『一つひとつに息吹が伝わる画に』がモットーで」
ルルナ「少しでも細部を間違えたら、また一からやり直しでしょ? 紙が勿体無いわ」 ドロシア「善処します……」

>マルス「機械なんか必要ない(ふいっ)」
ルルナ「あっという間に終了!」ソルル「まあ、軽いときなら兎も角、酷いときは使わざるを得ないかもな」

ルルナ「………【ポカーン】」 ソルル「いい加減にしろーっ!!【バァーンッ!!】」 リボン「あ、ネットランチャー」
[ソルルはネットランチャーを発射した! ネットランチャーはマルス王子とクリスさんに一直線。果たして…… by ルルナ]

272マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/11/30(日) 19:23:08
マルス「それでも何かこう……姿を見る度に罪悪感が……」
クリス「何かあったらすぐに言って下さいね、いつでも力になります」
(善意の押し売りをしたくてしたくて仕方のない二人組)

マルス「残念、SFC紋章にはまだ三すくみの概念がないものでね」
クリス「羨ましいですね……ま、魔道書には三すくみの概念は通用しませんから」

マルス「……へぇ? それは確かに凄い」
クリス「ほらー、皆さんもあぁ仰ってるじゃないですか」
マルス「……いや、慰めというよりつっこみだろうあれは」

クリス「え、いやでも……あの、事実なんですけど」
マルス「……ぼくはあまり好きじゃないな」
クリス「マルス様!?」
マルス「……ぼくがタリスに落ち延びたばかりの時によく見た悪夢の景色にとてもよく似ているんだ」

マルス「こ、光栄、だね……(唐突にいつもの愛想笑いから目の色を変えて)
     しかし貴公らの連携には感服した……一瞬降伏も脳裏をよぎったほどだ
     ……より予想外の事態にも柔軟に対応できるようになれば更なる脅威となるのではないだろうか」
クリス「あの、マルス様の場合は予想外というより規格外……
     (小声)ダメですよー、こういう態度にはキッチリ返す方ですから」

マルス「よ、良かったー」
クリス「ビジュアルがアレですからね……大きいし……」

マルス「何だ、号砲用か……期待して損した」
クリス「どうして損してるんですか……ともあれ、敵襲ではなかったようで安心しました」

マルス「そうだね……しかも戦争が終わったことで甘い蜜を吸えなくなった連中もいるし?」
クリス「粛清が必要なようですね、マルス様?」
(くつくつと笑う2人の背後に禍々しいナニカが見える)

クリス「俺も精進を……」
マルス「上達する分には構わないけどあまり食材を無駄にしないようにね?」

クリス「ライティング……」
マルス「ははは……ぼくらには絵心がないからさっぱり分からないや」

マルス「そんなものに頼らなくてもカップラーメン待ってる間にぼくが終わらせるのに」
クリス「俺も手伝いますからっ」

(回避行動ついでにレイピアを鞘ごと奪う)
マルス「なっ……!? それを返――」
クリス「お許し下さいマルス様」
(そしてマルスが振り向く前に背中を蹴り飛ばす)
マルス「ぐっ!? ……しまった、剣がないとぼくは――」
(マルスだけがネットランチャーの餌食に……)
マルス「(じたばたもがきながら)何をするんだ、こんなことは言いたくないけどぼくは君の主君なんだけど!?」
クリス「残念ながら俺のステキ精神論を批判する輩には容赦しないので」
マルス「だって事実だろう、ものを言うのは実力なんだ、気の持ちようひとつで結果が変わるなんて間違っ――え?」
クリス「(網ぐるぐる巻きのマルスを担ぎあげて)すみませんちょっと精神論説いてきます
     ……邪魔すると、こう(エクスカリバーを開く)……ですよ」
マルス「殺せぇぇ! 敗残兵なんて屈辱的な……ッ、ひとおもいに殺せぇぇえぇぇッ!?」

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんパラHQさん≫

273ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&パラHQ ◆Br2tUbHd4M:2014/11/30(日) 23:13:13
>>マルス王子 クリスさん
ソルル「押し売りやったら帰ったってやー」ルルナ「勝手にコントしないの」 ソルル「ゴメン……」
ルルナ「1階と2階の行き来もエレベーターがあるし、車椅子はソルルが押してくれてるから大丈夫!」

ドロシア「まあアカネイア大陸なら兎も角、エリウッド侯爵とロイ侯子で有名なエレブ大陸じゃそうはいかないわ」
リボン「わざわざ他の大陸を出さなくてもいいのでは……?」 ドロシア「気にしない気にしない♪」

マルス「……へぇ? それは確かに凄い」
クリス「ほらー、皆さんもあぁ仰ってるじゃないですか」
マルス「……いや、慰めというよりつっこみだろうあれは」

クリス「え、いやでも……あの、事実なんですけど」
マルス「……ぼくはあまり好きじゃないな」
クリス「マルス様!?」
マルス「……ぼくがタリスに落ち延びたばかりの時によく見た悪夢の景色にとてもよく似ているんだ」

HQ「マルス殿…… 誠に勿体無き御言葉。其方のその御言葉、我が帝に伝えたらどれほど感涙するか……」
ドロシア「………!!!(その帝、まさに感涙中)」

>マルス「何だ、号砲用か……期待して損した」
リボン「おバカッ!! 警報用ならもっと別の物を用意していますっ!! 少しは考えたらどうなんですかーっ!!」
ルルナ「リボンちゃん、シャンパンファイトに巻き込まれたせいで不機嫌になっちゃったみたい……」
>クリス「敵襲ではなかったようで安心しました」
リボン「それは何よりです。ちなみに侵入者や脱走者には非常ベル、火災には非常放送で対応しています」

ソルル「なるほど、悪徳商人を精神的にも金銭的にも追い詰めようってことか。なるほどなぁ……」
ルルナ「いいんじゃない?」 ドロシア「ラングやガーネフみたいに『仕事』しちゃったら?」
リボン「あわわわわわ…… なにやら皆さんお揃いで真っ黒に……【あたふたあたふた】」

ドロシア「キッチンスタジアムで作った料理を食べて審査するのもいいけど、
そもそも『どっちの料理が食べたいか』と言うのを投票して選ぶのはどうかしら?」
ルルナ「つまり、多数決で勝った人しか食べられない…… ということ?」 ソルル「と来れば腹ペコ必至だな」
リボン「これは下手するとソルルvsルルナの典型的パターンになるかもしれませんね」

ドロシア「……まあ、分かりにくい或いは伝わりにくいというのは無理もないかな」

マルス「そんなものに頼らなくてもカップラーメン待ってる間にぼくが終わらせるのに」
クリス「俺も手伝いますからっ」
ソルル&ルルナ『異議あり!(ビシッと指まで突きつける)』
ソルル「最短で3分、最長で5分で終わるハズないだろっ!!」
ルルナ「全員で分担したとしても、ここなら手作業で10分は掛かるの! だから完全にラーメン伸びちゃうわ!」

ソルル「おいおい…… マルス王子を盾にする奴があるか……」 女の子達『………(唖然)』
>クリス「(網ぐるぐる巻きのマルスを担ぎあげて)すみませんちょっと精神論説いてきます」
ソルル「クリスさん…… 裏切り御免!【バァーンッ!】」 ルルナ「まさかのゼロ距離!?」
リボン「あわわわわわ…… またネット……」 ドロシア「これは逃げられないわね……」

274ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/12/01(月) 20:31:05
>>262 マルス/クリス
デイジー「まぁ主人公なんだしその位あって当然よね」
ピーチ「でも武器を手にして戦うというのは格好良いですよ」
デイジー「こっちなんて素手ですもんね」
ピーチ「期待値…とはどのようなものなのでしょうか?」

デイジー「HPが0になったとしても残機があれば何度だって復活できるわ」
ピーチ「残機制ですものね、マリオシリーズは」
デイジー「裏技とかあってね、残機を無限まで増やせばほぼ無敵よ?」
ピーチ「其れにアイテムを持っていれば更に完璧です」

デイジー「それは面倒ね、見極めとかつかないわけ?」

ピーチ「紅茶を淹れました、ケーキとクッキーを出しましょうね」
デイジー「うちで作ったイチゴのタルトもあるわ、さっさと食べちゃいましょう」

275ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/12/01(月) 20:37:49
>>267 ソルル達
デイジー「そうね、一人クラッシュしたらもう大変よ」
ピーチ「何台もの車が後ろから衝突してしまいますから…」
デイジー「ドリフトが効かないと即死よ、炎の海にドボンよ」
ピーチ「そうですね…ハンドリングも重要です、軽めの方が楽なのですけど」
デイジー「ああ、その2つだったらバギーでイケそうね?」
ピーチ「でも私達の体は小さいのでバギーに合うかどうか…」
デイジー「なるほど、本格的なハンドリングバトルってことね?」
ピーチ「確かにプリンセスでもそれくらいは出来ますけど…」

276マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/12/01(月) 21:34:19
マルス「そうか……でも、何かあったらすぐに言ってね? 力になるよ」

クリス「そうですね、それどころか三すくみを逆転させるバスター系武器もあるとか」
マルス「一度握ってみたい……ぶん回してみたい……」

マルス「えっ!? えっ!?(予想外の反応に余所行き態度が霧散する)」
クリス「マルス様、化けの皮剥がれてますよ〜」

マルス「えーと……何というか、ぼく達に何かできることはあるんだろうか……」
クリス「いや……乙女心の分からない俺達が下手した方が危険でしょう」
マルス「……そうか」

クリス「精神的にというか……肉体的に?」
マルス「そうだね、『仕事』するのもいいかもしれないねぇ……」
クリス「心配無用ですリボン殿、――証拠は残しません」

マルス「あぁ……どうしよう……そんなことになったら眠れないだろう……」←優柔不断
クリス「つまり選ばれなかった方は食えないんですかそんな馬鹿な何てこった!!」

マルス「おっかしいなー、一応城で学んだはずなのに戦争やってる間にどこかに失くしてしまったらしい」
クリス「俺は……そもそも日常生活に必要なかったというか……」

マルス「えー? 自信……あるよ? ……なんなら計ってくれたって構わない」
クリス「俺も! 俺も!」
マルス「ちょっと黙っていてくれ、後でいいから!」

クリス「てへぺろ(魔道書で自分の頭をこつんと叩いてみせる)
    エクスカリバーッ!!」
(放たれた無数の風の刃がネットを細切れにする)
クリス「貴方がたもこの網と同じ目に遭いたくなければ追わないことですねっ」
マルス「……大丈夫大丈夫、ぼくを誰だと思ってる?」
(クリスが自室への階段を駆け上がる中、網の中でマルスはあのコワイ笑みのまま片目をつぶってみせる)
ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんパラHQさん≫

マルス「えへ、ありがとう」
クリス「素手…………姫なのに?」
マルス「まぁ名前通り期待される値だね。
     レベル1で仲間になるぼくの武器レベルは初期値6で40%の確率で上昇し、最大レベルは20。
     だから期待値は14になるよ」

マルス「……何度でも復活、ね……
     そんなに違うんだ……ぼく達はそんなに真面目に何をしていたのか」
クリス「もう考えるのやめときましょう、ね……?」

クリス「お恥ずかしい……俺でもまだよく分かりません
    ……それどころか本人でも分からないのに」
マルス「ごめんねー」

マルス「(レイピアのナックルでクリスを跳ね飛ばすと踵を返して突進)」
クリス「あ、待てー!」

ピーチ姫とデイジー姫≫

277マルス@ぐるぐるまき&クリス ◆XurcqHekx.:2014/12/01(月) 21:44:33
(自室にて。クリスの盾にされて網ぐるぐるまきのマルスがベッドに転がされ、クリスがそれを見下ろしている)
クリス「……さて」
マルス「残念だけど、ぼくは自分の意見を変えるつもりはないよ」
クリス「ふ……、どの格好で仰るんです?
    貴方は今、俺が一言呟くだけでロストする状況にあるんですよ?
    マルス様の弱点は、剣がなければ戦えないことですから」
マルス「……何回も言わせないでくれよ。ぼくは自分の意見を変えるつもりはない。
    それはぼくが今までに積み上げてきたものを否定することになるからだ。
    救いも犠牲も、全て踏みにじってしまうことになるからだ」
クリス「マルス様にはないのですか? 気迫だけで何かを乗り越えたことはないのですか?」
マルス「ないね。思いつく限り全く」
クリス「ではアイク殿やメタナイト殿と共に荒野においてガレオムの方へ突進したのは?   
    止めれば良かったのではないですか」
マルス「いや、あれが最善だった。あいつの動きは大振りだったからぼくらにはそれが見切れた」
クリス「……どうして、分かって頂けないのですか」
マルス「それはその考えが危険だからだ。
    少し謙虚なくらいがちょうどいいんだよ? 目の前が見えなくなるのはとても危険なことだ」
クリス「今の貴方が仰っても説得力がありませんね」
マルス「そうか――なら、仕方ないな」
クリス「下手な行動は起こさないで頂きたい! 今回はただで済ます気はありませんから!」
マルス「(溜息)では、ぼくも……」
(網を払いのけるとクリスにマントの留め金を投げつけ、怯んだところでレイピアを奪うと抜刀)
マルス「ただで済ませることはしないよ」
クリス「ど、どうして――」
マルス「あ、どうして網を抜けたのか?
    いやぁ、最初は頭に血が上ってしまったね……手を頭の横にやってしまったのは間違いだった。
    だからさっき話している間に短剣を抜いて網を切断していた訳なんだけど……気づかなかった?」
クリス「…………!」
マルス「ほらね、それが精神論の限界なんだ……
    一兵卒ならそれでもいいのかもしれないね? ――でも、将にまでそれを押しつけてどうする?
    ぼくはぼく自身も君達も危険に遭わせる訳にはいかないんだよ」
クリス「…………」
マルス「さぁ。懺悔の用意は出来ているかい?
    今度からは自分のことを見据えて行動するようにね、クリス」


クリス「マルス様マジすいませんでしたっ!!! もうしません!!!」

278そる&ルルナ&ドロシア&リボン ◆Br2tUbHd4M:2014/12/02(火) 23:54:38
名も無きペンションは、今年最後の月に当たる12月を迎えることが出来た。
今から数週間前、マルス王子の怒りを買い、見事に峰打ちにされたソルルとルルナ。
ルルナ曰く『しばらく寝ていれば完治するハズ』の言葉通り、ソルルは今から数日前に完治。
その間ルルナは車椅子を使用していたが、遂に完治を宣言したのであった。
一方、ドロシアを怒らせてソウル化させてしまい、見るも無残な姿にさせられたグリル。
そんな彼女は、しばらく目覚めることはなさそうだ……

<<快復したルルナ (オーナーズルーム)
ルルナ「……うん、これならもう車椅子無くても大丈夫! ソルル、今日まで付き添ってくれてありがとう」
ソルル「いやいや、とんでもない。オレはルルナが元気になってくれたらと願っていただけだ」
ドロシア「ご馳走様!」 ソルル&ルルナ『………///』 ドロシア「ホントに車椅子は使わなくて良いの?」
ルルナ「うん! この調子ならいつでもどこへでも行けるわ」 ソルル「なら、久々に包丁使うか?」
ルルナ「今はいいや」 ソルル「そっか…… じゃあ、また後で考えるか」

>>ピーチさん デイジーさん
>デイジー「そうね、一人クラッシュしたらもう大変よ」
>ピーチ「何台もの車が後ろから衝突してしまいますから…」
リボン「あわわわわわ…… これ、ハチャメチャ自動車バラエティでやりそうなレースです……(ビビり過ぎ)」
ドロシア「こりゃあレーサーもセーフティカーも大変よねぇ…… 流石クッパキャッスル……」

>デイジー「ああ、その2つだったらバギーでイケそうね?」
>ピーチ「でも私達の体は小さいのでバギーに合うかどうか…」
ソルル「だろー?(目が輝いている) ちなみに、小さなSUVをオフロード専用タイヤにすれば、初心者でも十分に扱えるぞ」

>デイジー「なるほど、本格的なハンドリングバトルってことね?」
ルルナ「ハンドリングだけじゃないわ。アクセルワークはもとより、ブレーキングまでもが最重要なの」
リボン「要するに、燃費を何処まで伸ばせるかがポイントなんですね?」 ルルナ「その通り」

279ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&パラHQ ◆Br2tUbHd4M:2014/12/03(水) 00:07:56
>>マルス王子 クリスさん
〜ソルル、感動。パラHQ、撤収。リボンちゃん、御機嫌斜め〜
ソルル「王子……【じぃーん……】そしたら、根雪になった時には雪投げの助手してくれるかな?」
ルルナ「手作業はさておき、重機を使う時には誘導してくれると助かるな。ダメかな?」

リボン「バスター系は、果たしてどのような武器なのでしょうかね……」

HQ「……む? そろそろ時間か。しからば御免!【ポン!】」
ドロシア「……!(記憶が還元される) マルス王子…… やっぱり貴方は凄い方だわ……!」

>マルス「えーと……何というか、ぼく達に何かできることはあるんだろうか……」
リボン「………【ギロッ】(マルス王子を睨み付ける)」 ドロシア「なんかリボンちゃん可愛いw」

〜任天堂的○○〜
>クリス「精神的にというか……肉体的に?」
ソルル&ルルナ『当たり前じゃん!(呆れながら)』
>マルス「そうだね、『仕事』するのもいいかもしれないねぇ……」
ドロシア「王子…… 依頼が無ければ、無理な『仕置』は禁物よ。くれぐれも足跡を残さないようにね……」
リボン「あわわわわわ………(会話のリングに入れず)」

ドロシア「多数決と言っても、食べられるか否かが決まるのは『プレゼン終了後』の多数決ね」
リボン「ちなみに負けた側の料理ですが、翌日になるまでお預けとなります。悪しからず」
ルルナ「折角作ったのに生ゴミ処理機にかけるのも勿体無いよね」 ソルル「ちなみに勝ったらすぐ食えるぞ」

>マルス「えー? 自信……あるよ?」
ルルナ「ホントにやりたいのならやってみなさい。3分以内に出来なかったらカップ麺撤収ね」
ソルル「ルルナ、ホントにいいのか?」 ルルナ「こうなったらとことんやるわよ」

〜ソルルの嘆き、ルルナの鋭い読み〜 (ロビー)
(網の中で『怖い笑み』のままウインクするマルス王子と、それを担ぐクリスさんをただ見送るしかないソルル……)
ソルル「畜生……! 完全に詰まったか…… ゴメン、マルス王子……!!」 ルルナ「ソルル、きっと大丈夫。王子なら必ず脱出するハズだよ」

ソルル「……なあ、一体どうすればいいんだ……?」 リボン「ソルルさん、見事なまでに落ち込んでいます……」
ドロシア「無理もないわ。まさか王子がああなるとは思ってもいなかったんでしょうね」
ルルナ「ソルル、大丈夫。そろそろクリスさんが懺悔する頃だと……」
>クリス『マルス様マジすいませんでしたっ!!! もうしません!!!』
ソルル「な、何だっ!?」 ルルナ「ほら来た! マルス王子はナイフを隠し持っていたの」
ドロシア「だからね、こんなにルルナが落ち着いていたのは」 リボン「見事としか言い様がありません……」

280マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/12/03(水) 21:51:31
マルス「……えーと、拾って丸めて投げればいいのかな……?
     その場合、少しコントロールが怪しいけど許してね……」
クリス「目立てばいいんですか? 重機から見やすいように目立てばいいんですか?」

マルス「んー……槍に勝てる剣って一体どんなものなんだろう」
クリス「常識では及びもつきませんね、やはり使用者の力量次第なのでは」
マルス「それを言っては終わりだと思うな……」

マルス「消えた!? 魔道!?」
クリス「何かものっそい褒められてますよ、良かったですねマルス様」
マルス「どの辺りが評価されたのかよく分からないけど……」

2人『えっあのごめんなさい』
マルス「……どうして君も謝るのさ」
クリス「コワイじゃないですか」

マルス「大丈夫だよ、小規模だからこそ成せる奇襲は同盟軍の十八番だったからね。
     何より……このぼくが今更そんなミスを犯す訳がないだろう……?」
クリス「それに評判の悪いクソジジイに天誅する訳ですから他の連中も大目に見てくれますよ」

クリス「どっちみちどちらかはお預け! ジーザスッ!!」
マルス「んー……んー……」

マルス「それは困るー」
クリス「どうして困るんですか……?」
マルス「あの過剰な塩分使用量と麺であって麺ではないようなチープな感じが非常に気に入ったんだ!
     渡す訳にはいかないな」
クリス「えー……」
マルス「アリティアが内陸国だったらもっと喜ぶところだけど、残念ながら製塩も盛んだからそこまで嬉しくない」


マルス「……留め金壊れてた……スペアあったっけ……? マントがなくちゃ決まらないんだよなぁ……はぁ
     ……やぁ、心配をかけて悪かったね! この通り無傷だから安心してくれ! それと……」
(縄できつくぐるぐる巻きにしたクリスを階段でごとごと言わせながら引きずってくる)
マルス「少ぉし遅くなってしまったけど、これで納得してくれるかい?」
クリス「ここここれから俺をどうなさるおつもりなんですかっ」
マルス「このまま三日三晩放置してやろうか? やった、部屋が1人で使える」
クリス「本気だ……このひと本気だ……!!」
マルス「武器がなくては戦えないのは同じだろう……? この薄情者」
クリス「痛い……視線と言葉が痛いぃぃ……」
マルス「それにしてもルルナさん、よく見抜いたね! 君にも驚いてほしかったんだけど」
クリス「俺はもう驚きっぱなしなので解放してくださいお願いします」
マルス「絶対嫌」

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんパラHQさん≫

281ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン ◆Br2tUbHd4M:2014/12/04(木) 23:57:48
>>マルス王子 クリスさん
〜伝わり辛い方言、ドロシアが感動した王子のスピーチ、任天堂的『必殺!』〜
>マルス「……えーと、拾って丸めて投げればいいのかな……?」
ソルル「ゴメン【パン!(両手を合わせ)】それ雪合戦! 言い方が悪かったな……(申し訳なさそうな表情)」
ルルナ「ちなみに、仮に雪合戦をやるとしても、まずは人数が必要ね。後は裏庭に専用のコート作るだけ」
リボン「最低何人必要ですか?」 ルルナ「公式ルールによると、最低でも7人、最高で10人は必要だよ」
ドロシア「ソルルとルルナは『除雪』のことを『雪投げ』で通してるけど、『雪掻き』の方が良いのかしら?」

>マルス「消えた!? 魔道!?」
ドロシア「いえ、違うわ。此処に居られる時間が限られていたから、時間が来て『あたしの元へと還った』の」
>マルス「どの辺りが評価されたのかよく分からないけど……」
ソルル「要するにこれのことだと思うな【カチッ(小さな機械を取り出し、スイッチON)】」
ルルナ「お、テープレコーダー! 録音したの?」 ソルル「そういうことだ……っと、ここだな」
レコーダー(声の出演:マルス)『しかし貴公らの連携には感服した……一瞬降伏も脳裏をよぎったほどだ。
……より予想外の事態にも柔軟に対応できるようになれば更なる脅威となるのではないだろうか』
ドロシア「そうそれ! 思わず涙しちゃった……(また目が潤む)」

リボン「評判の悪い…… となれば、『仕掛』るのは超極悪人に限られるのでしょうか?(まだ怯えてる)」
ソルル「それ以外はあり得ないな。で問題は『仕事』の仕方だが、マルス王子達なら大丈夫だ」
リボン「それなら良いのですが……」 ルルナ「リボンちゃん大丈夫?」

282ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン ◆Br2tUbHd4M:2014/12/04(木) 23:58:47
>>マルス王子 クリスさん
〜ホットケーキvsたい焼き『予告編』、潤目のソルル〜
>2人『えっあのごめんなさい』
リボン「クリスさん……貴方は謝らなくても良いですよ。さて、わたしのホットケーキを食べて落ち着きません?」
【コトン】(皿には一枚あたり50g、幅15cmのホットケーキが3枚)
ルルナ「結局そっち行っちゃっうのね……」 ソルル「もしこれに対抗するなら、同じ焼き物系になるな」
ドロシア「リボンちゃん、まさかこのホットケーキで対決するつもりなの?」
リボン「はい。今回のは味見用ですが、対決の時には『最高のホットケーキを用意しますよ」
ルルナ「ホットケーキかぁ…… なら、こっちは小豆で攻めちゃおう! たい焼き器あるかな?」
ドロシア「となれば、ルルナvsリボン、たい焼きvsホットケーキの構図になるわね」
>クリス「どっちみちどちらかはお預け! ジーザスッ!!」 >マルス「んー……んー……」
ソルル「要するに勝てれば腹一杯食べれるってワケだ。無論、負けたらホントに食べれないワケだ」
ルルナ「開催は12日で良いかな?」 ドロシア「久々の料理対決はおやつ系…… いい勝負になりそうね」
ルルナ「さあ、たい焼きか」 リボン「それとも、ホットケーキか」 ルルナ&リボン『今のお気持ちは、DOTCH!?』

ルルナ「……なるほどね(半目でぶっきらぼうに言い放つ) ま、根雪になった時に勝負しましょう。それで良い?」
ソルル「勝手に決めるなよ……(ルルナに呆れ顔)」

>マルス「……やぁ、心配をかけて悪かったね! この通り無傷だから安心してくれ!」
ソルル「無事だったか王子っ!!(思わず駆け寄る)」 ルルナ「だから言ったでしょソルル。マルス王子は大丈夫ってね」
ドロシア「それにしても…… 見事なまでにぐるぐる巻きね。クリス。しかも引きずるから階段が五月蝿いの何の」
>マルス「少ぉし遅くなってしまったけど、これで納得してくれるかい?」
ソルル「やべ…… 泣きそう……(うっすらと涙が……)」

リボン「しばらくは部屋を別々にしないといけませんね。どの部屋にします? 」
ソルル「逆に王子が他の部屋に移って、クリスさんが201号室に残るというのも出来るぞ」

>マルス「それにしてもルルナさん、よく見抜いたね! 君にも驚いてほしかったんだけど」
ソルル「オレもビックリだ。まさかルルナがこんなにも目が良いなんてなぁ……」
ルルナ「それは違うわ。人やモノを見るというのは、簡単そうで難しかったりするの。
特に細かな違いを見極めるのは、人によっては至難の技だったりするかもね……」

283マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/12/05(金) 21:51:52
マルス「7……人……」
クリス「えーとあのー、マルス様?」
マルス「燃える……!!」

クリス「……録音……?」
マルス「うわぁあぁぁぁあぁぁやめて恥ずかしいっ! ちょっ、どうして流すんだ!?」
クリス「それはマルス様のお言葉に感動したからに決まっているではないですか」
マルス「そうかもしれないけど! だからって……あぁ(赤面してうずくまる)」

マルス「大丈夫大丈夫」
クリス「とりあえずマルス様に任せておけば心配はないかと……あの、リボン殿……?」

クリス「ホットケーキで」マルス「たい焼きで」
マルス「……どうして毎回こうも意見が分かれるんだろう」
クリス「マルス様が好奇心旺盛で知らない味ならとりあえず手を出しまくるからだと思いますが」
マルス「どうして君は未知への挑戦しないのさ!」
クリス「俺がはっちゃけるのは命の取り合いに関してだけと決めていますからね」
マルス「……何か間違えている気がするよ……?」

マルス「上等だ」
クリス「あー……決まった……決まってしまった……」


クリス「……っ、見苦しい姿をどうかお許し下さい……次は――必ず……」
マルス「な、泣かないでくれよ……どうしていいか分からないよ」

マルス「えーと……別に部屋は変えなくていいよ? ……これくらいが新鮮で面白い」
(獲物をいたぶる肉食獣のような酷薄な笑みを浮かべて)
クリス「マルス様……お言葉ですが――
     俺にもう一度、チャンスを下さいませんか」
マルス「……え?」
クリス「この縄を解き、兵種変更をする許可を下さい。一騎討ちを所望します」
マルス「……へぇ? ねぇみんな……どう思う?」

マルス「やはり慣れだと思うんだけどな……
     現にブレスにさらされまくったおかげでブレス喰らうだけで目を瞑ってても竜の種類が分かるよ!」
クリス「……あの、喰らったら意味ないんじゃ……」

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさん≫

284ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/12/06(土) 20:26:35
>>276 マルス/クリス
ピーチ「私はゴルフクラブやフライパンを使いますけど…」
デイジー「基本は素手よ、というかあまり手は使わないものよ?
       アタシ達にはヒールと脚力っていう武器があるもの、これでイチコロよ」
ピーチ「そういう類のものになると、プリンセスだという自覚が吹き飛んでしまいがちですね」
デイジー「へぇ、面白いじゃないの。期待される値、ねぇ」

デイジー「アンタも食べてみる?」(何処からかくすねて来た某緑色のキノコを差し出す)

デイジー「…揃いに揃って馬鹿なのね、お笑いでもしてるわけ?」
ピーチ「見極めがつかないとなると厳しいものがありますね」

ピーチ「…マルス様がこちらにいらっしゃいますけど」
デイジー「アイツの分も切っといてやれば?」

285ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/12/06(土) 20:59:11
>>278 ソルル達
デイジー「溶岩に落ちたりするわね、実際にダメージは受けないけれど結構ビクビクするもんよ?」
ピーチ「ジュゲムさんが釣り上げて下さるんですがその時の気持ちは何とも言えないんですね」

デイジー「…アタシ達には無理ゲーね」
ピーチ「燃料なんて幾らでもありますしガンガン飛ばしていますからね、レースでは…」
デイジー「うちの国も資源なんて有り余ってるし」

ピーチ「あっという間に12月、そろそろ年明けが近くなってきましたね」
デイジー「月日が経つのは早いものよね」

286マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/12/07(日) 21:11:47
クリス「……調理器具?」
マルス「あぁ、痛いよ飛ぶよ」
クリス「……飛ぶ!? ……あぁ、スマブラか
     それにしても何と言うか、武器なしというのは考えられませんね」
マルス「ぼく達が他作品の方々のいる場所に出てくると筋力に補正かかるのはそういうことか」
クリス「出典がマリオシリーズやポケモンや星のカービィなんかだとリアル実力では歯が立ちませんからね」
マルス「そう、ぼくらは魔道こそ使うけれどあくまで1人の人間に過ぎない……
     とはいえ、通用しそうな人もいるけどね……アイクとか」
クリス「ラグネルの性能はチートでしょう……」

マルス「……いや、いい。持つべき矢は一つ、持つべき魂は一つ」
クリス「マルス様……」
マルス「ぼくだけ特別扱いされる訳にはいかない。ぼくはみんなと共に戦わなければならない」

クリス「……返す言葉もありません」
マルス「まぁいいじゃないか、ぼくらはまだ生きてるんだから」
クリス「そーですね」

マルス「ありがとうピーチ姫! それが巷で噂のつんでれという奴かなデイジー姫!」
クリス「あー……止めらんねぇ」

ピーチ姫とデイジー姫≫

287ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン ◆Br2tUbHd4M:2014/12/07(日) 23:53:24
>>マルス王子 クリスさん
ソルル「雪合戦のメンバーなら、謹慎中のルビーが一声掛ければあっという間だろうな」
ルルナ「メンバーはルビーは勿論、リップ、ウィンディ、シャーベット、ティアナ、
エリアス、フレア、ネリス、セレン、そして監督にコーデリアス妃。これで10人揃い踏み! どう?」
ソルル「却下。嫌な予感しかしない」

ドロシア「ところでソルル、この録音はこれだけ?」 ソルル「一応な。それに使い終わったら処分する予定でな」
リボン「所謂『尚、このテープは直ち処分してくれたまえ』ですか」 ルルナ「自動的に消滅しないのね……」

リボン「……大丈夫ですクリスさん、落ち着きました。しかしあまり無茶はしないでくださいね」

>クリス「ホットケーキで」マルス「たい焼きで」
ソルル「そりゃあ分かれるわな」 ドロシア「これもまた『大いに悩む者達』への、究極の宿命でもあるわね」
>ルルナとリボンちゃん、マルス王子とクリスさんの揉め事を眺め……
リボン「下手にケンカしてるとホントに食べられなくなっちゃいますよクリスさん!」
ルルナ「それとも食べさせたくないのかな? 兎に角今後が楽しみだわ。リボンちゃん、勝たせてもらうわ」
ソルル「おいおい……」 ドロシア「ルルナもリボンちゃんも必死ね…… まあ、後は特選食材次第かな」

>マルス「上等だ」
ルルナ「やってやろうじゃないのっ!!(思いっきり啖呵を切る)」
>クリス「あー……決まった……決まってしまった……」
ソルル「あのバカ……!!(ルルナへの怒りを露わにする) こうなった以上、もうマルス王子もルルナも止まらないだろうな……」

リボン「部屋はそのまま、と…… 分かりました、引き続きそのように手配します」
ルルナ「ま、とりあえず切っちゃおう!【パチン!】」 ソルル「また随分と使い込んだ裁ち鋏だなルルナ」

288ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン ◆Br2tUbHd4M:2014/12/08(月) 00:08:23
>>ピーチさん デイジーさん
リボン「…………【ガクブル】」 ルルナ「あらら…… リボンちゃん青ざめてるわ」
ソルル「クラッシュや落下などでマシントラブルが発生したときには世話になるハズだな。」

ルルナ「なるほど…… それならフォーミュラカーはどう? ストレートで最高300km/hオーバーは最高だよ!」
ドロシア「時速300km/hねぇ…… それならあたしはF-ZEROのほうが良いわ。時速1200km/hオーバーよ?」
ソルル「これ重要な。F-ZEROが開催出来るようになったのは、伝説的科学者Dr.アンドルフのおかげでもあるな。
彼の遺した重力反転装置『Gディフューザーシステム』で、接地面をゼロにしたマシンが登場したワケだ」

289マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/12/08(月) 21:53:32
クリス「よく分からないがあーゆーつっこみが飛んでくる時点で察しがつきますね」
マルス「いざというときはナバールでも探し出そうかな」
クリス「それこそ嫌な予感しかしませんよ」

マルス「使い終わったら何だ今ここで処分しろぉぉっ!!」
(電光石火で閃くレイピアがテープレコーダーごとテープを叩き割る)
クリス「……弁償……」
マルス「こほん……。んー、1万G金貨1枚で足りるかな」

クリス「そうですか、良かった」
マルス「大丈夫、死んだら終わりだってことは誰よりもよく知ってるから。
     どんなに名誉ある死よりも泥の中で生きる方が素晴らしいことはよく知ってるから」

マルス「大体二者択一というのが残酷なんだ」
クリス「……戦場ではコンマ数秒で決めるくせに……アリティアの村訪問イベントとか」
マルス「ははは何を言っているんだ誰かの命がかかっているのに無駄に悩んでいられるか」
クリス「……はう」
マルス「……じゃあ口論はここまでにしてせめて平穏を保っておこうかな」

マルス「>>286で述べた通り、ぼくたちはここに来る過程で身体能力の底上げが図られているようだからね……
     大概のことはできる気がする」
クリス「俺は賢者なんでマルス様ほど補正の影響は受けてませんけどね! すいません!」

クリス「ふぃー……ありがとうございます。
    ――メニュー起動、兵種変更――賢者→勇者」
マルス「勇者!? 男性B上級職じゃないのそれ」
クリス「ご存知ないようですねマルス様! 難易度マニアック以上をクリアすると男性AとBの制限がなくなるんですよ!
    これで内実ともに原作通り」
マルス「原作とか言うなよっ」
クリス「ともあれ、負ける気がしないんですよね」
マルス「…………
     鼻っ柱へし折るから覚悟しなよ」

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさん≫

290ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン ◆Br2tUbHd4M:2014/12/10(水) 00:09:40
>>マルス王子 クリスさん
〜雪合戦のメンバー、破壊前提のテープ、リボンちゃん感動〜
ルルナ「面子を集めるのも難しいなぁ…… となれば、少人数で出来る雪合戦でも考えるしかないかぁ……」
ソルル「パネポンフェアリーズ呼んだら、雪合戦に有利なシャーベットがいるんだ。絶対に勝てっこないだろ」
ドロシア「待って、それを攻略してこその雪合戦でしょ?」 リボン「強者を破る快感、ソルルさんには無いのですか?」
ソルル「……分かったよ、やりますよ。やりゃあ良いんだろ……(諦めたようだ)」
ルルナ「ハイ決まり! コートが出来上がったら、マルス王子とクリスさんの『都合の良い日』に呼ぶけど、どうする?」

ソルル「おー、テープレコーダーごと処分するかー! ま、壊す前提で用意したし、弁証云々は気にするな」
ルルナ「なんなら、今度は自動的に消滅する仕掛けでも使ったら?」
ソルル「そうだなぁ…… 今度は、オープンリールでも用意しようかな。スパイごっこと称してさ」
ドロシア「お、アナログテープの最上級品ね! 音質ならオープンリールに勝るものは無いわ」

>マルス「大丈夫、死んだら終わりだってことは誰よりもよく知ってるから。
どんなに名誉ある死よりも泥の中で生きる方が素晴らしいことはよく知ってるから」
リボン「マルス王子……!!」
ルルナ「あらら…… リボンちゃん涙目だ。しかも『ジーン』と来ちゃったみたいだわ」
ソルル「無理もないさ。こんなに素晴らしい言葉を聞かされたら、誰だって感動するハズだ」

〜任天堂的どっちの料理ショー〜 [ホットケーキvsたい焼き 予告]
ドロシア「ワケ☆ワカ☆ラン」 ソルル「変に話が広がり過ぎて理解に苦しむ……」
リボン「兎に角、特選の小麦粉、砂糖、ベーキングパウダー、ミルクを用意しますのでお楽しみに!」
ルルナ「あら? こっちだって最上級の小豆で挑むわよ! それに最終兵器も用意してるしね」
ソルル「開催は12日だったな? まさかその日に仕込みから調理、仕上げ、実食をするつもりかー?」
ルルナ「流石に1日掛かりじゃ小豆は難しいかも」 リボン「此方はミルクとバターの問題がありますね……」

ルルナ「ふーん…… 『身体能力の底上げが図られている』ねぇ……」
ドロシア「となれば、後はマルス王子が勝つか否かね」

〜マルスvsクリス ソルルが用意した舞台〜
ソルル「よし、そしたら裏庭に来てくれ。テントで特設闘技場を用意したぞ」
ドロシア「ルルナにも手伝って貰ったわ」 ルルナ「と言っても、ユンボで雪を退かしただけ。エヘヘ……」

〜裏庭の大きなテント〜 (裏庭特設闘技場)
ソルル「ここなら風や雪の影響を受けずに、思う存分に戦えるハズだ。派手にやってくれても構わない」
リボン「広さは『ドーム』2つ分でしょうか」
ソルル「ルルナが『戦闘不能』を宣告したら、その時点で剣を納めてくれ。ルルナ!」
ルルナ「OK! それでは構えて……(両者構えるのを見届け)……始めっ!!(高々と開始宣言!)」

291マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/12/10(水) 22:12:00
マルス「強者を破る……策と少しの力技をもって」
クリス「……燃えますね……」
2人『わざわざ日時を選べるほど恵まれてこなかったからいつでも』

マルス「あ、そう? ありがとう……正直ちょっと怖かった」
クリス「俺はマルス様が怖いです」
マルス「……密偵には死あるのみ」
クリス「……あ、奇遇ですね」

マルス「ひょっとしてまた録音とかしてないよね!? 今度は持ち主ごと突くよ!?」
クリス「さらっとコワイこと言わないで下さいよさっきまでは素敵だったのに」
マルス「別に素敵になろうと思って言ってる訳じゃないよ……
     というか消えるどうこうの前に自分が言った言葉を改めて聞くこの行為が嫌いなんだけど」

クリス「あ、すみません……」
マルス「アリティア西部の村の話は今別に必要な話じゃなかったか」
クリス「それにしても……今のうちから楽しみです」
マルス「じゃあ気を紛らわせるためにぼくが『モシ』でも作ってあげようか」
クリス「……何ですかそれ」
マルス「極北に伝わるデザートだよ、シロザケの皮を煮詰めたゼラチン質の中にベリー類を浮かべる――」
クリス「……何ですかそのゲテモノ料理」
マルス「……他文化を一緒くたにして下等なものと見なすその考えには賛同しかねるね」
クリス「人間としてそれは当然の考え方――って、結局口論じゃないですか」
マルス「そ、そうだね……静かにしておこうか」

マルス「やると言ったらできるしできないといったらできないよ?」
クリス「できないなんて仰ったことありました?」
マルス「……『塩少々』の『少々』の分量の理解とか……」

クリス「感謝します」
マルス「これで心おきなく戦えるよ(レイピアを抜き放つ)」
クリス「泣かします(サンダーソードを構える)」

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさん≫

292ロイ ◆3Xphlbuf1Y:2014/12/11(木) 05:12:31
支援

293ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/12/11(木) 20:16:09
<<帰ってきたグリル (ロビー)
【ガチャン カラン♪コロン♪】グリル「くしゅんっ!!」 ルルナ「いらっしゃい……って、グリルちゃんか」
ソルル「ドロシアを怒らせてぶっ飛ばされてたらしいが、よく帰って来られたな。大丈夫か?」
グリル「ソルル、ルルナ、こんなバカバカしいことに巻き込んでゴメンナサイ……」
リボン「今からパンケーキ用意します!」 ソルル「悪いなリボンちゃん、頼むぞ!」
ドロシア「ふーん…… よくもまあノコノコと帰って来られたわね。ソルル、ルルナ、追い返しておしまい!」
ルルナ「ラジャー!」 ソルル「やめろっ!!(グリルを庇うように立ち塞がる)」 グリル「ソルル……?」
ソルル「ここまでしたんだ。そろそろ許してやったらどうだ?」 ドロシア「なんなのコイツ、バカじゃないの?」
ルルナ「これはもう対立するしかなさそうね……」 ソルル「ドロシアキッチンvsソルルの厨房、だな?」
リボン「お待たせしましたグリルさん。それにしてもソルルさん、大変な事になってしまいましたね……」
ソルル「たかがグリル、されどグリル、グリルを許すか否かなのにこの騒ぎ。アタマ痛い……」

>>マルス王子 クリスさん
ルルナ「そしたら、ルビーのとこに電報打っとこうかな」 ソルル「否、手紙でも十分だろう」
グリル「雪合戦って、コートが完成しないとダメなの?」 リボン「そのようです」

グリル「なるほど。直ぐに勿体無いことするんだからソルルは……」 ソルル「それは言わないお約束……」

ソルル「王子、録音してないぞ」 ルルナ「疑うのも無理ないかな」
リボン「マルス王子、素晴らしい演説をありがとうございました」 ドロシア「演説じゃないでしょうに……」

>マルス「やると言ったらできるしできないといったらできないよ?」
全員『………?』
>クリス「できないなんて仰ったことありました?」
ルルナ「……うん、あたし分かったかも」 ソルル「オレも」 ドロシア「これじゃないの?」
リボン「もしかして……」 グリル「これ、ひょっとしたらひょっとするかな?」
>マルス「……『塩少々』の『少々』の分量の理解とか……」
全員『やっぱり(予想的中、見事にハモる)』

>マルス「これで心おきなく戦えるよ(レイピアを抜き放つ)」
ソルル「さあ、両者一斉に構える」
>クリス「泣かします(サンダーソードを構える)」
ソルル「果たして勝つのは、アリティアの次期国王マルスか、それともアリティアの伝説的勇者クリスか」
ルルナ「………(両者構えるのを見届け)……始めっ!!(高々と開始宣言!)」

294マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/12/11(木) 22:02:57
クリス「ああああありがとうございます」
マルス「……何緊張してるの」

>>292

マルス「どどどどうしよう! どちらの味方をすればいいんだろうっ」
クリス「んー……」
マルス「やっぱりグリルさんかな……?」

クリス「色々と細かいんですね……雪合戦ひとつとっても」
マルス「そうだね、ぼくとしてはその方が好みなんだけど」
クリス「俺もちっこい頃近所の子供達と雪合戦やってましたけど、最後は場外乱闘で大人が止めに」
マルス「……一度市井での君の暮らしをじっくり聞いておく必要がありそうだ」

クリス「全くです……一度資源のことを考え直さないと、今度こそ蜂の巣ですよ(耳打ち)」
マルス「え、なになに?」

マルス「そう? ならいいんだけど(息荒)」
クリス「必死ですね……」
マルス「というかやめてよもうそんな気で言ってるんじゃないから恥ずかしいっ」
クリス「意図せずこんなことが言えるからおのずと仲間が増えるんでしょうね」

マルス「あれ、分かっちゃってたかー」
クリス「そろそろ克服しましょうよ……」
マルス「だってわざわざ調理法を分量つきで記載してるのにそこで手綱を放すのはどう考えてもおかしいから」

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさん≫

295マルスVSクリス ◆XurcqHekx.:2014/12/11(木) 22:31:21
(剣戟の中、雑談)
マルス「……で、この状態ってどれだけ続いてるのかな」
クリス「よく分かりませんけど俺の盾が漫画のチーズみたくされてからあまり経ってません」
マルス「あれ、知らないの? 実在するんだよあのチーズ」
クリス「一応聞いたことはありますが、あれって結構クセとかありませんでしたっけ」
マルス「……ぼく達は一体何の話をしていたんだっけ」
クリス「その前に、こんな話ができてる時点で本気出してるんでしょうか俺達」
マルス「ぼくの笑顔が消えてる辺りで察するといい――よっ

    ――あれー? おかしいなぁ……仕留めたはずなのにな……
    それにしてもクリス、そんな所まで離れてどうするつもりー」
クリス「お忘れですかマルス様――(サンダーソードを掲げる)
    俺の装備、間接攻撃可能な魔法攻撃武器のサンダーソードですよ?」
(マルスの頭上から雷が降り注ぐ)
クリス「……やったか?」
マルス「(一瞬でクリスの目の前まで距離を詰め)冗談を……」
クリス「(マルスを抱きしめる)」
マルス「……えと、あの……?
    うわぁああぁあぁぁぁ襲われる――」
クリス「はい、王手ですマルス様(そのままマルスの後頭部に剣の切っ先を突きつけて)」
マルス「ぐすっ……勝利の為には手段を選ばないと……ひっく、そういうことなんだね……」
クリス「はい」
マルス「よし分かった……輸送隊!(背後の輸送隊から引き出したソードキラーを至近距離から大きく一閃)」
クリス「……っ!!」
マルス「ぼくも手段は選ばない。レイピアだけなんて言わないし輸送隊も容赦なく使う」
クリス「けど!(飛び退って距離をとり)間合いを取ればマルス様には手出しができない!
    そして武器を持ち替えたことで新・紋章には存在しない『重さ』の数値の負荷がかかる! どう攻略なさいます、マルス様!?」
マルス「こう、かな(ソードキラーを構え直すと再び走り出す)」
クリス「血迷われましたか!?」
マルス「勘違いしてもらっては困る……(ソードキラーを避雷針代わりに雷を絡め取るとすぐにファルシオンを抜き放つ)
    さぁ、君だけ終わるといい」
クリス「残念です」
(マルスが突き動作に入る前に剣を掲げた格好のクリスがそれを振り下ろし、刺さったまま放電)
マルス「――っ!!?」
クリス「(崩れ落ちるマルスを冷たく見下ろして)どうしてこうも突きに固執するんです?
    それがなければどうなるか分からなかったのに」
マルス「城で習った剣術……ぼくの生きた……軌跡……今更……曲げられるか……」
クリス「それで負けてしまったとしても?」
マルス「ふ……ふふふ――」
クリス「何を……」
マルス「ぼくは……負けて……ない……よ(倒れる――両手に何も握らずに)」
(そこで初めてクリスは自分の腹を貫通したファルシオンに気づいて――)
クリス「そんな……嘘だろ……くそ、いつの間に……」
(クリスも重なるように倒れ伏し、辺りが静まり返る)

296ソルル&ルルナ&リボン&ドロシア&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/12/12(金) 21:04:48
>>皆が見守る、マルス vs クリス (裏庭特設闘技場)
ソルル「遂に始まったなぁ……」 ドロシア「今のところ鍔迫り合いね……」グリル「お、クリス間合いを取る!」

>クリス「お忘れですかマルス様―― 俺の装備、間接攻撃可能な魔法攻撃武器のサンダーソードですよ?」
リボン「こ、ここ、これはぁっ!?」
ソルル「出たー! サンダーソード! 王子の頭上に雷! どうなるどうなるっ!?」

>マルス「(一瞬でクリスの目の前まで距離を詰め)冗談を……」
>クリス「(マルスを抱きしめる)」
>マルス「……えと、あの……?」
ソルル「おっと、これはなんだぁ?」リボン「まさか……」

>マルス「うわぁああぁあぁぁぁ襲われる――」
>クリス「はい、王手ですマルス様」
グリル「うわぁ……」 ソルル「これはひどい」 ドロシア「BOO!! BOO!!」 リボン「やっぱり……」


>マルス「……輸送隊!」
グリル「おおーっとぉ!? 」 ソルル「これで逆転かっ!?」
>マルス「ぼくも手段は選ばない。レイピアだけなんて言わないし輸送隊も容赦なく使う」
グリル「いいぞいいぞーっ!!【ピューイ♪(指笛)】」 ソルル「これは考えたなぁ!」

>クリス「間合いを取ればマルス様には手出しができない! どう攻略なさいます、マルス様!?」
>マルス「こう、かな(ソードキラーを構え直すと再び走り出す)」
リボン「血迷われましたかっ!?」 ソルル「いや、待て……」

>マルス「勘違いしてもらっては困る…… さぁ、君だけ終わるといい」
ドロシア「凄い……! ソードキラーを避雷針にして雷を無力化させたわ……」
ソルル「そしてここから更にファルシオン」 リボン「そろそろ決着の時が来ますね……」

>>決着の時を見届けて……
ルルナ「そこまで! ダブルノックアウト!」 リボン「これじゃ料理対決どころじゃありませんよ!」
ルルナ「ソルル、お姉ちゃん、治療するから手伝って!」 ソルル&ドロシア『はいっ!!』
リボン「グリルさん、大変なことになっちゃいましたね……」 グリル「こうなった以上、手厚く看護しないと」
[ソルルとドロシアは、ルルナに力を分け与え、ルルナはリライブで、マルス王子とクリスさんの完治を目指す]

297ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/12/12(金) 22:07:04
デイジー「…何? アタシ達がサラサラ王国でプチバカンスしてる間に」
ピーチ「…何やら戦闘が始まっている様子ですね…」
デイジー「へぇ、面白いじゃないの。どっちが勝つか賭けたかったけどもう終わったみたいね」

>>292
デイジー「支援有難、勿論私によね?(ばっちこーん)」
ピーチ「…冗談は止めましょうよ、こんな時に。支援感謝致します」

>>286 マルス/クリス
デイジー「まずアタシ達に武器を持つだけの腕力があると思ってるの?(一応)プリンセスよ?」
ピーチ「流石に調理器具を振り回すのが精一杯ですね…私も、フライパンでも重たくて」
デイジー「アンタ達みたいな馬鹿力と一緒にしないでよね?」
ピーチ「そうやってバランスを取らないとやっていけないのでしょうね…」
デイジー「へぇ、どんな世界にもチートは存在するのね」
ピーチ「…マリオシリーズにチートなんていらっしゃいましたっけ?」

デイジー「…いきなり真面目展開にするのはよしなさいよ」
ピーチ「マルス様、とても素敵ですよ(くすくす)」

デイジー「生きてりゃいいじゃない、死んだらおしまいよ」
ピーチ「……、そういえばプリンセスには「死ぬ」という定義がありませんが」
デイジー「姫は冒険しないでのんびり隔離されてるだけだもん」

ピーチ「私は別に、大した事はしていませんよ(マルスとクリスの分のお茶とケーキを用意)」
デイジー「…アンタ、ひねりつぶされたいワケ?(にっこり)」

298ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/12/12(金) 22:09:45
>>288 ソルル達
デイジー「見た目は溶岩よ、ボコボコ音がするし結構恐ろしいものよ」
ピーチ「落ちても無傷なんですけれど思わず目を瞑ってしまいますね」
デイジー「まぁレース常連者には慣れっこだけど」
ピーチ「ジュゲムさんに釣り上げられるのって結構恥ずかしいんですよね」

デイジー「あら、それ面白そうね?」
ピーチ「うちの周りのレースはどれも平和ですから、たまにはそういう刺激的な物が有っても良いかもしれませんね」
デイジー「平和呆けしてるもんね」

299マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/12/12(金) 22:33:40
マルス「……待ってくれ、話せば分かる……ぼくにはシーダが……あれ
     (起き上がると辺りを見回して)……そうか、心配をかけてしまったようだ……すまない
     それにしても油断しすぎてしまったな……はぁ、まだまだ目指す高みは遠いようだ
     ぼくはもう大丈夫、腕と意識と集中力があればファルシオンで治せるから」
クリス「(がばっ)腹減った……! ……いっつぅっ」
マルス「あれ、どうしたのクリス」
クリス「ちょっと角度変えてくれませんかファルシオンが眩しいです
    ……ってお忘れですか、俺を刺したのは他ならぬマルス様なんですが」
マルス「……え?」
クリス「覚えてないんですか……?」
マルス「おかしいな……ぼくは君にファルシオンを突きつけただけなのにな……
     その先から覚えてないな」
クリス「それは意識が飛んだからですね、殺気がなかったから分からなかったんですね……納得」
マルス「それにしても酷いじゃないか、ちょっと本気で死ぬんじゃないかと思ったよ……焦げたし」
クリス「俺も走馬灯が見えましたよ……」
マルス「で、こんなギリギリでぼく達が助かったのもルルナさん達のおかげということだ……
     本当にありがとう」
クリス「調子に乗り過ぎてすみませんでした。動けるようになったらちゃんと賢者に戻るので御心配なく」

マルス「……それにしてもね、クリス」
クリス「はい」
マルス「ちょっとあーゆー戦法はやめてくれないかな、夢にまで出てきたよ」
クリス「戦法も何も本気ですけど」
マルス「……? !?(激しい音を立ててファルシオンを取り落とす)」
クリス「ははは、冗談ですよ」
マルス「聞こえない……冗談に聞こえない……!!」

ソルルさんルルナさんリボンさんドロシアさんグリルさん≫

300ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/12/14(日) 23:34:27
>>マルス王子 クリスさん (201号室)
ルルナ「まぁったくもう…… 少しは懲りた?」 ソルル「まあ、勧めたオレ達もオレ達だけどな」
リボン「これではホットケーキvsたい焼きどころじゃありませんね」
ドロシア「まさかの大怪我で料理対決延期。これも止むなしかな」 グリル「今はゆっくり休んで貰おうよ」
ソルル「間近で見させてもらったはいいけど無駄にハイレベル過ぎて見ている方が緊張するな」
ルルナ「そうかしら? あたしとしては幼稚過ぎる一戦にしか見えなかったけどなぁ……」
ドロシア「あ、やっぱり例のホールディング?」 ルルナ「そう。あれはドン引きだわ……」
リボン「ルルナさん厳しいですね……」 グリル「最も間近で見ていたから、しょうがないよ」

>>ピーチさん デイジーさん
デイジー「見た目は溶岩よ、ボコボコ音がするし結構恐ろしいものよ」
ピーチ「落ちても無傷なんですけれど思わず目を瞑ってしまいますね」
デイジー「まぁレース常連者には慣れっこだけど」
ピーチ「ジュゲムさんに釣り上げられるのって結構恥ずかしいんですよね」
リボン「………【ばたんきゅ〜】」 ドロシア「あ、気絶しちゃった……」
ルルナ「もうクッパキャッスルの話やめない? リボンちゃんが気の毒だよ……」

ソルル「F-ZEROはさておき…… F1やGTなど、1時間以上のレースには8組以上のタイヤが必要になるだろうな。
タイムの出やすいソフトタイヤ、長持ちするハードタイヤ、ほぼ中間のミディアムタイヤに、雨用のウェットタイヤ」
グリル「使いこなすの難しそう……」 ルルナ「これ、タイヤ交換の練習も必要かもね……」

301マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/12/15(月) 21:57:15
クリス「――メニュー起動、兵種変更――勇者→賢者」
マルス「……ローブ姿はやはり似合わないと思うんだよ」
クリス「たとえデフォルトじゃなくてもあえて賢者を貫き通すのが俺」


マルス「ごめんね、相討ちになっちゃった」
クリス「賭けなくて良かったではありませんか」

マルス「……いや、何言ってるの……?」
クリス「あるでしょう、絶対あるでしょう」
マルス「大体、腕力がなくてもサムス殿を見てごらんよ、……最初女性だと気づかなかったくらいだ」

クリス「いやチートも何も……キノコ食べて大きくなってる時点で色々おかしいですよ」
マルス「人食い花とか不気味な砲台とかその他にもかなり気合いの入った罠が……」

マルス「残念ながら命に関するネタを振られるとぼくはどうしても真面目に返答せざるを得ない」
クリス「何せ、俺達死んだら終わりなんで」
マルス「あと素敵なんて……お世辞だとしても照れる」

クリス「……何つーかこう……俺の知ってる姫は杖で後方支援になってでも戦っている姿しか思い浮かびませんが」
マルス「姉上やマリアだね」
クリス「あとは果敢に飛竜や天馬を駆ったり」
マルス「シーダやミネルバのことかな」
クリス「ぶっちゃけ、ニーナ様戦わねぇなぁと思ってたんですけど、第2部でさらっと配置されていたのでなるほど、と」
マルス「成長率はボアだからどうでもいい」

マルス「いや、今ひねりつぶされるとぼくは困ってしまう」
クリス「……いつひねりつぶされても困るのではないですか……」

ピーチ姫とデイジー姫≫

クリス「……はい、さすがにもうしばらくは剣を取る気にはなりませんね」
マルス「じゃあ槍?」
クリス「……俺を何の兵種になさるおつもりですか」
マルス「…………ジェネラル?」

マルス「(ファルシオンを撫でながら)それにしても本当にごめんね、料理対決を先延ばしにしてしまって……」
クリス「(トロンの書で顔を覆い)ハジけ過ぎました。お許しください
     ……ともあれ、しばらくは療養ですかね…… ……マルス様?」
マルス「いや……何でもない」

マルス「ほらー、不評ー」
クリス「俺だって本気じゃないですし。何度やっても効果がある稀有な行動ですし。」
マルス「確かにそれに慣れるのはぼくには無理そうだ」
クリス「大体どうしてSFC紋章のモヤシマルス様に恋慕せないかんのですか」
マルス「……そこまで言わなくたっていいじゃないか……」

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさん≫

マルス「……動、かない……?」
クリス「どうなさいました?」
マルス「いや……ほんと、大丈夫だから……」

302ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/12/18(木) 22:49:05
名も無きペンションは、前々日に近づいた爆弾低気圧の影響で慌ただくなっていた……

<<裏庭の雪、猛吹雪への警戒 〜前々日・夜〜
この日、発達した低気圧の影響で猛吹雪が襲うのではないかと心配していたソルル達。

ソルル「結構降って来たなぁ…… 一応、正面と通用口、車庫付近はヒーターて溶かしてるんだったな」
ルルナ「そうだよ。今シーズンは融雪槽は使うかな? 止め方を間違えると黒煙出るから気をつけてよ?」
ソルル「それは兎も角猛吹雪の可能性が出てきている。非常食の類は大丈夫か?」
ドロシア「確認したところ、1週間分の食料と水はあるわ」 グリル「なんとかなるかな?」
リボン「それより心配なのが浸水ですが……」

<<浸水は免れたが…… 〜前日・昼過ぎ〜
液晶サイネージを制御しているPCに、ニュースと天気をロール表示させられるように改良。
そのトップは、高潮被害に関するローカルニュースだったのだが……

サイネージ(ニュース欄)『トバリシティの高潮で民家が被害に』
ソルル「いきなりこのニュースか……」 ルルナ「こっちは今のところ問題ないけど、問題は吹雪ね……」
リボン「とりあえず…… 書いてみたものの、これで合っていますか? ルルナさん」
ホワイトボード『ラッセル ダンプ ジョンバ スチールスコップ(丸型・角形) 除雪機 融雪槽 ユンボ』
ルルナ「大体は合ってるよ。ユンボは、今回の猛吹雪のときに活躍すると読んだわ」
グリル「ところでジョンバってなぁに?」 ドロシア「雪投げに使う穴開きショベルよ」
ルルナ「明日は大変かもね…… トバリだけでなく各地で猛吹雪だから、明日は骨が折れるかも……」

<<一つも降らなかった雪 〜今日・朝〜
懸念されていた雪が一つも降らず、ペンションは安堵に包まれた。
そして爆弾低気圧が段々と動いていることから、雪の心配も無いと判断している。

サイネージ(ニュース欄)『猛吹雪の一部エリアで停電発生』
ソルル「ん? ルルナ除雪したのかー? 全然雪が無いぞ」 ルルナ「ソルル、これ見て【パコン】」
サイネージ『気象予報より、天気図が表示される』
ソルル「……なるほど、僅かな差で大雪の影響を受ける波から外れたのか」
ルルナ「そゆこと。こんなこと言ったら怒られるかもだけど、まさにコトブキ様々ね」
ドロシア「おはよう。雪掻きは終わったの?」 ルルナ「その必要は無いわ。今日は降らなかったの」
ドロシア「ウソでしょっ!? そんなことあるのっ!?」 ルルナ「天気図が物語っているわ」

303ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/12/18(木) 22:49:22
<<そして落ち着きを取り戻して…… 〜現在・夜〜
サイネージ『天気図が表示されている』
リボン「今のところ問題は無さそうに見えますが……」 ルルナ「空模様次第ね」
ソルル「雪も心配無さそうだし、今日はグッスリと寝られそうだ」 グリル「しばらくは大丈夫かな?」
ドロシア「これ、重機必要なさそうね」 ルルナ「だね。明日はロードヒーターだけで良いかも」

>>マルス王子 クリスさん (201号室)
>マルス「……動、かない……?」
ソルル「どうした? 大丈夫か? 何処が動かない?」ルルナ「ソルル、何か分かったの?」
ソルル「リハビリだけで済めば良いけど、状況次第ではオペが必要だ。空き部屋ひとつ確保出来るか?」
ルルナ「問題無いよ」 ソルル「そしたらドロシア、機器類は任せたぞ」 ドロシア「何気に責任重大ね……」

ルルナ「来年まで無茶しちゃダメ。死んじゃうよ? 本来ならソルルのオペが必要だったけど、これはあくまでも応急措置」
ソルル「しばらくは様子を見て、必要ならオペするかもしれないのでそのつもりで」

リボン「今はそれどころではありませんから。ゆっくり身体を癒してください」
グリル「オマケに吹雪に警戒していたから、それどころじゃなかったしね……」
ドロシア「これは何処かから源泉引っ張って、大浴場を作らないと。今のバスルームじゃ狭すぎるわ」
ルルナ「待って。それなら銭湯はどうかな?」 ソルル「近くにあるのかー?」

304マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/12/19(金) 22:10:18
(突然の豪雪にアカネイアもてんやわんや、次々に転送される書類に埋もれる2人)
マルス「あぁもうっ、どうして小分けにして送ってくるんだ! 邪魔だよ!!」
クリス「それに……ワープの杖何本食い潰してんですかこれ……」
マルス「何より……こんなことを言うのもどうかと思うけれど、どうして対策取らなかったんだどいつもこいつも……
     とはいえ孤立した村には軍を派遣しないと……
     困ったな、この低温で飛竜を飛ばせない……  ……え?」
(振り向いた時には既に遅く、均衡を失った羊皮紙の山に潰される)
クリス「マルス様!? (弱めたシェイバーで紙束を吹き飛ばし)マルス様!!」
マルス「……埃っぽい……」
クリス「マルス様! ……腕……?」
マルス「ばれてしまったようだね……」
クリス「左腕……動かないん……ですか」
マルス「どうしてだろうね?(あくまで何事もなかったように首をひねる)」
クリス「どうしてって……! どうしてって……
     俺との決闘以外にある訳ないじゃないですか……っ」
(インク瓶を床に落とし、クリスが顔を覆って崩れ落ちる)


マルス「……ごめん。そういうこと」
クリス「俺が……俺が」
マルス「違う、悪いのは安易な自己判断に任せてしまったぼくだよ(左腕をさする)」
クリス「……痛むのですか?」
マルス「いや……むしろ何も感じないのがむしろ恐ろしい」
クリス「……あの……どうしてお尋ねにならないのですか」
マルス「何を?」
クリス「俺が杖を使わないのかと」
マルス「じゃあ訊こうかな、確かに気になるし」
クリス「杖で……少なくとも、俺の杖で治せるのは外傷のみ……
     ちゃんとした仕組みを理解していない以上、傷のせいではないその腕を治すことは今の俺にはできません」
マルス「そっか、ならいいよ」
クリス「え、あの」
マルス「ソルルさん、ドロシアさん……頼まれてくれるかな?」
     もし無理なら心配しないで――」
(音も立てずにファルシオンを左肩にあてがう)
マルス「そうなったら切り落とすから」
クリス「マルス、様――」

(頬を叩く高い音が響く)

マルス「…………」
クリス「今回は、俺が言えた義理ではありませんが……
     マルス様、もっと俺に、俺達に頼って下さい……
     すぐに追いつきます、あなたの役に立てるように……!
     だから……そんな悲しいことは仰らないで下さい……
     もっと自分を大切になさって下さい、あなただけでなく……俺達の為に」
マルス「…………」

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさん≫

マルス「腕が片方しか使えないとレイピア使う難易度が上がるなぁ」
クリス「パリィ用の短剣が使えないからですか?」
マルス「あぁ……治るといいんだけど」

305ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/12/19(金) 22:37:44
>>マルス王子 クリスさん 〜ドクターソルル再び〜 (201号室)
ソルル(白衣を羽織る)「……これ精密検査するか悩むが、恐らく神経が切れてるだろうな。感覚がないのもそのせいだ。
左手を動かせるようにする為には、まずは神経を繋ぎ直す為のオペをする必要が出てきた。
その後は恐らく長いリハビリが必要になる。王子は耐えられるか?」
【ガチャ(ドアが開く)】ドロシア「ソルル、207号室にオペ室を用意したわ」
ソルル「悪いなドロシア」 ルルナ「機器も全部揃ってるよ。後は王子の意思次第だけど……」
リボン「オペはソルルさんに任せるしか無さそうですが、また動かせるようになりますよマルス王子」
グリル「辛かったら、ボクちん達に当たってもいいんだよ。みんなでリハビリしない?」

[この後の返答次第で、簡単なオペシーンに入るか否かが決まるぞ。茶番みたいにしてしまってごめん…… by ソルル]

306マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/12/20(土) 19:50:12
クリス「な、何だかヤケに大事に……本当に申し訳ありませんマルス様……」
マルス「さすがにいくらかけたのかは怖くて訊けないけど、でも知らない世界の医術を身をもって経験できるんだよ!?
     こんな機会またとない、断る理由なんてどこにもないじゃないか」
クリス「マルス様……御無理はなさらなくても」
マルス「……君達へだからこそ言おう、正直金銭面以外でも恐ろしい」
クリス「……俺が、たかだか競技の一騎討ちで直に最大電圧のサンダーを打ち込んだから」
マルス「ぼくが輸送隊を呼んだから君も本気を出さざるを得なかったんだろう、分かってる」
クリス「…………」
マルス「(少し思案するように顎をつまんで)
     じゃあそろそろ……あのさ、麻酔はなしで頼める?」
(いつもの笑顔を削ぎ落とし、他者の介入も許さない絶対の意思をもって歩み出る)

マルス「明確な目的が分かっている分、戦乱の時よりずっと楽でいいじゃないか。
     苦しむのがぼくだけである分、戦乱の時よりずっと楽でいいじゃないか」

クリス「マルス様……俺はいつもあなたのお傍に!」


マルス(茶番……あー、完治した暁にはこの頃のことを非常に恥ずかしく思うんだろうなー)
クリス(茶番……はぁ、俺が引き起こしたことだから文句言えねぇ)

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさん≫

307ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/12/20(土) 22:02:47
>>マルス王子 クリスさん 〜オペ準備、術前カンファレンス〜 (201号室)
ソルル「決まったな。ちなみに設備はドロシアが全て用意してくれた」 ドロシア「金銭面は心配無いわ。安心して」

ソルル「さて、今回のオペはマルス王子の『左腕神経断裂』に対する『神経縫合術』だ」
ルルナ「要するに、神経を繋ぎ直す為のオペね?」 ソルル「その通り」
ドロシア「ところで、麻酔いらないなんて言ってるけど」 ソルル「全身麻酔だ」 ドロシア「了解」
[ドロシアはマルス王子に『麻酔薬を染み込ませたハンカチ』を当てた] ドロシア「はい落ちたー」
ソルル「よっと……(麻酔で眠らせたマルス王子を、担架に乗せる) クリスさん、後は任せろ。
第一助手、ルルナ! 第二助手、リボンちゃん!クロック、グリル! バイタル、ドロシア!」 4人『はいっ!』
ソルル「神経断裂故に、繊細かつスピーディに進める必要がある。しっかり『ついてこい』よ」

[勝手に眠らせてごめん! by ソルル]

>>神経縫合術ダイジェスト (207号室 特設手術室)
マルス王子の神経を繋ぎ直す…… その準備が進められた部屋の中は、見事なまでの手術室になっていた。
ソルル達は皆、手術着とマスクを着装している。

マルス王子を手術台に横たわらせ、ドロシアの手により全身麻酔がかけられる……

ドロシア「……はい落ちたー。血圧120、心拍62、体温36.7でサイナス」 グリル「クロック、スタンバイOK」

グリルが合図すると共に、2階廊下に特設された『手術中』のランプを点灯させる。

ソルル「……これより『神経縫合術』を行う」 全員『よろしくお願いします』 ソルル「メス」 ルルナ「はい」 【パンッ】

そして、手術が始まった。神経断裂を起こしている箇所を開き、繊細な手付きで神経を繋ぎ合わせ……

ソルル「……縫合完了。クーパー」 ルルナ「はい」【パンッ】 リボン「それにしても…… 早すぎます……!」
【パツンッ】ソルル「……よし、術式終了」 4人『お疲れ様でした』 ソルル「後はガーゼと包帯を巻くぞ」

こうして、手術は無事完了。後はマルス王子のリハビリ次第というソルルの判断が下された。

>>手術終了後 (2階廊下)
『手術中』のランプが消え、担架に乗せらたマルス王子が出てくる。
[ここからは術後のシーンですが、この後の反応を待ちます by リボン]

308マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/12/21(日) 20:12:18
マルス「っ!?」
(咄嗟に剣を抜こうとするが左腕のせいで思うようにいかずにそのまま倒れる)
クリス「マルス様! レス――
     …………」
(ひとり黙って別大陸から拝借したレストの杖を下ろすと、印章指輪を手に取り緩慢な動作で事務処理に戻る)



マルス「マリクそれは人としてどうかと思うっ!!」
クリス「……どんな夢をご覧になっていたんですか」
マルス「……あれ?(急に怪訝な顔になる)
     ……そうだ、手術……!」
クリス「もう終わりましたよ」
マルス「なっ……!? そうかあの時……
     ……いくら何でもそれはないんじゃないかな……」
(おぞましい笑みを浮かべるとクリスの腕からレイピアを奪い取り――)
マルス「う……まだ気分が悪い(よろめいて膝をつく)」
クリス「無理なさらないでください? ……ライブってリハビリに効くのかな……」
マルス「っ……、せいぜい首を洗って待っておくといいよ君達……絶対突く……
     アカネイアの技術向上を妨げた罪は……重い……よ」
クリス「マルス様!?」
マルス「すまない……もう少し、眠らせて……
     有言実行だよね……必ず泣かす」

(倒れたマルスを抱き上げて自室へと踵を返すと溜息)
クリス「これ、大乱闘とかFEとかどうなんだ……?
     ま、こういうのは引きずらないお約束だもんな……だよな……」

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさん≫






マルス「これ何」
クリス「レストの杖です」
マルス「聞いたことない杖だね、効果は?」
クリス「…………」
マルス「効果は」
クリス「……状態異常を、治癒します」
マルス「どうして使わなかったんだい?」
クリス「……えーと」
マルス「ぼくは君達を全快の状態で成敗する為にリハビリに励むとしよう」
クリス「え、俺も!?」
マルス「原動力が生まれた以上じっとしてはいられないな、一週間で――」
クリス「はぁ!?」
マルス「冗談だろう、来年まで引っ張る気はないよ」
クリス「いや……現状理解してますか」
マルス「してるよ、ぼくが一番してる」
クリス「なら何で」
マルス「君達を一秒でも早く突き貫く為だよ」
クリス「すいませんでしたっ」
マルス「……本当はね、君の罪悪感を早く取り去りたいからなんだよね(こっそり)」

309ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/12/21(日) 21:22:34
>>マルス王子 クリスさん 〜手術終了後〜 (2階廊下→201号室)
>マルス「マリクそれは人としてどうかと思うっ!!」
グリル「ひゃっ! もう麻酔切れちゃったのっ!?」
>マルス「……あれ? ……そうだ、手術……!」
ソルル「オペは滞りなく終了したぞ」
>マルス「なっ……!? そうかあの時………いくら何でもそれはないんじゃないかな…… う……まだ気分が悪い」
ルルナ「無理しちゃダメ。」
>クリス「ライブってリハビリに効くのかな……」
ルルナ「難しいかもね……」
>マルス「っ…… せいぜい首を洗って待っておくといいよ君達…… 絶対突く……」
ドロシア「おバカ……(呆れ顔) あのね、今回のオペはビデオとして残してあるわよ。勝手に殺さないでくれる?」

>マルス「すまない…… もう少し、眠らせて…… 有言実行だよね…… 必ず泣かす」
リボン「ハイハイ、勝手に言っててください」 ルルナ「リボンちゃん煽らないの」
ソルル「こりゃあ、オレもレイピア系のフェンシングを猛特訓するしかないか……」

>クリス「これ、大乱闘とかFEとかどうなんだ……」
ルルナ「ドクターマリオが内科医だったら、ソルルは外科医かな」

ソルル「………(マルス王子とクリスさんのやりとりを聞いて)……なるほどな。こりゃあまた壮絶なケンカになるな。
言っとくけどマルス王子、オレが完治宣言するまで絶対無茶するな。さもなくば二度と動かせなくなるぞ」
ルルナ「もし、また無茶をやらかしたら、その時はあたし達は一切察知しないのでそのつもりで。
そして売られたケンカは買うしかないでしょ? まあ、ドロシアお姉ちゃんが居たら無敵だけど【ニヤリ……】」
ドロシア「……マルス王子、完治したらあたしと勝負よ! 胸を借りるつもりでかかってきなさい!(絵筆を向ける)」
リボン「あわわわわわ…… わたしはパスですーっ!!」 [リボンちゃんは逃げ出した]
グリル「ちなみにマルス王子、落ちゲーは好き? ボクちんはきらきらきっず以外ならテトリスかな」

310マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/12/21(日) 21:39:18
マルス「……あー、ちょっとはっきりしてきた」
クリス「もー色々と早すぎませんか」
マルス「いいのいいのもう何があってもぼくは驚かない……それにしても少しは苛立ちも収まってきたけど……
     ……ぼくが信じられなかった?」


マルス「でも何だかんだで必ず突くから! 事後処理は全部クリスに任せて」
クリス「え!?」
マルス「あとでリザーブかければ万事解決だろう、それくらいやってくれなきゃさ」
クリス「……まぁそりゃそうなんですが」
マルス「じゃあ、任せたよ」


マルス「……で、でも……!(歯軋りして前髪をぐしゃりと潰す)
     ……クリス、何してるんだい?」
クリス「いや……次どうなっても大丈夫なように杖についての知識を深めればならないだろうと……
     ルルナ殿もあぁ仰っていることですしね」

マルス「あぁ、だが君の想像の上を突っ走らせてもらおうかな!」
クリス「嫌な予感がする……すごく嫌な予感がする……」

マルス「おちげー?(首捻り)」
クリス「えーと、そういうスタイルのゲームならぷよぷよは少しかじりました」
マルス「……クリスがぼくの先を進む……!!」

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさん≫

311ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/12/21(日) 22:38:52
>>マルス王子 クリスさん (201号室)
>マルス「……あー、ちょっとはっきりしてきた」
グリル「大丈夫?」 ドロシア「まもなく、完全に麻酔が抜けるわ。そこからじわじわと左腕に痛みが走るようになるわ」

>マルス「……ぼくが信じられなかった?」
ソルル「ゴメン、信じる信じない以前に『筋肉の収縮を抑える』為に必要だったんだ。オペ前に伝えるべきだった……」

>マルス「でも何だかんだで必ず突くから! 事後処理は全部クリスに任せて」
ソルル「その時は専用の防具使っても良いか? 下手したらオレが死ぬかもしれない(内心、焦っている)」
ルルナ「試合中に事故死したら、元も子もないしね。マルス王子は兎も角、ソルルが死んだら……(徐々に暗くなる)」

>マルス「……で、でも……!」
ルルナ「今更デモもゲバもナシだよ(腕組み、呆れ顔)」
>マルス「……クリス、何してるんだい?」
>クリス「いや……次どうなっても大丈夫なように杖についての知識を深めればならないだろうと……」
ルルナ「杖…… ロッドやステッキ問わず、まだまだ知らない杖が沢山あるハズ。あたしも勉強しようかな」

>マルス「あぁ、だが君の想像の上を突っ走らせてもらおうかな!」
ドロシア「楽しみにしているわよ?【ニヤリ……】 今から楽しみだわ…… ウフフフフフ……(黒い笑み)」
>クリス「嫌な予感がする……すごく嫌な予感がする……」
ソルル「同感……」 ルルナ「下手したらペンション全壊かも……」

グリル「そっちかぁ…… ボクちん、ぷよぷよ苦手…… カービィはぷよぷよ強いのかなぁ……?」
[ちなみに『カービィ』と『ぷよぷよ』の関係は
北米版『Kirby's Avalanche(カービィズアバランチ)』が詳しいよ。調べてみてね! by グリル]

312ソルル&ルルナ&ドロシア&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/12/21(日) 23:19:35
<<消灯時刻(ロビー)
〜猛吹雪への警戒〜
サイネージ『過去12時間前から現在まで、そして今後12時間の天気図がアニメーションでループ再生されている』
ソルル「明日は結構積もりそうだなぁ…… 何回も繰り返すようで悪いけど、非常食の類は大丈夫か?」
ドロシア「1週間分の食料と水はあるわ」 ルルナ「ま、大丈夫でしょ」

〜ルルナが選んだ薪ストーブ〜
ドロシア「ところで、薪ストーブの調子はどう?」 ルルナ「順調だよ」
薪ストーブ【パチ…… パチ…… パンッ! パチ…… パチ……】 ドロシア「いい音するわねぇ……」
ルルナ「暖炉にするかこれにするか散々悩んだけど、これにして正解だったわ」
グリル「暖炉だと使える木材が限られるしね…… ま、薪ストーブ然り暖炉然り、煙突掃除を忘れたらオジャンか」
ソルル「今日は本当にお疲れさんだったな。ゆっくり休んでくれ。ホントに長い1日だった……」

313ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/12/22(月) 19:54:50
>>300 ソルル達
デイジー「…あら、大丈夫?」
ピーチ「確かに少し刺激が強かったかもしれませんね…」
デイジー「他に話聞きたいレースとか、無いの?」

デイジー「…どんだけ交換しろってのよ、服が汚れちゃうじゃない」
ピーチ「仕方ないですよ…交換は必須ですし」
デイジー「アタシはタイヤ交換、一人で出来るわよ?」

314ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/12/22(月) 20:07:14
>>301 マルス/クリス
デイジー「…最初からそんな力有ったら武器を手に取ってるわよ」
ピーチ「私もフライパンが精いっぱいなのでちょっと…」
デイジー「アタシ達プリンセス、箸より重い物は持った事無いってわけ」

デイジー「…え、普通じゃない?」
ピーチ「私達には順応してしまっているんですね」
デイジー「パックンにキラーね、ヘイホーやプクプクもいるわよ」

デイジー「アタシ達の世界とは全然違うわね」
ピーチ「キノコさえ手に入れればパワーアップ、残機さえあれば何処までもいけますから」
デイジー「…お世辞だとしてももったいないわよこんな奴に」
ピーチ「ええ…? 今、とても素敵でしたよ…?」

デイジー「…姫って言ったらお城でのんびり、心の片隅で応援してるわ」
ピーチ「姫と言ったら、攫われる役…ですかね」
デイジー「アンタはトラウマだもんね」
ピーチ「……………」
デイジー「へぇ、格好良いじゃない。割と憧れるわそういうの」

ピーチ「まぁまぁ、あの子の冗談ですから。お二人ともケーキを召し上がって下さいまし」

315マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/12/22(月) 22:21:31
クリス「……あー……寒……」
(自室の扉に背中をつけ、ローブの襟を上げる。部屋の中からは鈍い音が聞こえてくる)
クリス「壁を……殴る音……食事もロクに摂らずにリハビリを続けても芳しい結果が見られない……
    少し買い被っていたかもしれないな……さすがに……
    マルス様……俺に、出来ることは……」
マルス「(扉を開けて)……さ、そろそろ雑談の時間かな……」
クリス「マルス様!? 具合は……」
マルス「大丈夫、心配いらないよ……ただ、一筋縄じゃいかないみたいだね
     (端正な顔立ちが苦痛と不快に歪む)」


マルス「ふ、ふふ……大丈夫だよ、何てことないさ……」
クリス「本当ですか? 顔色が優れないようですが」

マルス「なんだー、じゃあちゃんと言ってくれれば余計な抵抗はしなかったのに……」
クリス「……本当ですか?」
マルス「さっきからぼくのことを疑ってばかりじゃないか……」
クリス「いや〜、つい」

マルス「あぁ! 突ければあとはどうでもいいっ!」
クリス「そこだけ胸張られても……」
マルス「大丈夫、騎馬系、重騎士じゃない限り一撃で死ぬことはないと思うからっ」
クリス「……そこですか」

マルス「…………」
クリス「現にレストの杖の入手にも成功しましたし。
     それに、今はこんなものも使えるんですよ――リワープ!」
(片手を掲げると一瞬でマルスの背後に瞬間移動)
マルス「わっ!?」
クリス「ふっふっふ、凄いでしょう」

マルス「全壊なんかした日には闘技場を潰す勢いで稼ぎまくらないといけないね」
クリス「ですね、3連勝とかしたいですね」
マルス「時間短縮の為にね。必殺とか出せるといいね」

クリス「……いや、ほんと……ちょっとかじっただけなんで!
     どっちみちパズルゲームはあまり得意じゃないので」


マルス「あぁぁああぁぁ雪かきしたいいぃぃぃいぃ」
クリス「今回は残念でしたねー」
マルス「今回!? 今年中にできないようなら来年の初めのほうで存分に力を振るわせてもらう」
クリス「だから無理は……その前に、まだ回復の目途も立っていないのに」

マルス「煙突掃除くらいならっ」
クリス「どんだけ仕事したがるんですか……まず公務」
マルス「体を動かしたくて仕方ないんだよ!」

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさん≫

マルス「じゃあとりあえずFE世界に来たら踊り子でもするといいよ」
クリス「『踊る』コマンドで再行動させられます」

マルス「おかしいよ……竜族くらいなら納得できるんだけど」
クリス「花が動くとか信じられませんよね」

クリス「残機さえあれば……」
マルス「ぼくたちならHPさえあれば、の間違いだね……
     あー……砦があったらもっと保つんだけど……」

クリス「攫われる……といえば」
マルス「姉上……姉上……もう誰にも……あぁ……姉上……(ぼんやり)」


マルス「わーい、やったぁ」
クリス「では遠慮なく」

ピーチ姫とデイジー姫≫

316ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/12/25(木) 22:34:30
名も無きペンションはとてつもない大雪に見舞われ、クリスマス中止へと追い込まれた……
天気図とにらめっこしていたソルルは「やっぱりこうなるか……」と嘆くしかなく……
しかし.そんな大雪も負けないのが、ルルナである。彼女は今、ユンボを使って除雪をしている。
そしてルルナに屋内待機を言い渡された、ドロシア、リボンちゃん、グリル。
この3人もまた、ソルル同様に天気図とにらめっこ。果たして今後の雪はどうなるのか……


<<除雪中の裏庭 (ロビー)
リボン「それにしても凄いですね…… 重機ひとつで雪が片付くのですから」
ドロシア「重機とは言え、小型のものになると能力不足に陥ることもあるとかで、大型のものを用意したそうなの」
グリル「燃料代もバカにならないくらいだから、効率よくやらないと元が取れないなんて言ってたしね」
【ガチャン カラン♪ コロン♪】 ソルルナ『ただいまー!』 ドロシア「お帰りなさい。寒かったでしょう」
リボン「缶ですが、コーンスープです。暖まりますよ」 グリル「結局、裏庭はどうなったの?」
ソルル「何往復してもキリがないや…… しばらくは大雪に頭を抱える日々が続くかもしれない」
ルルナ「あら? あたしは好きだけどなぁ?」 ソルル「お前は雪女か……(呆れ顔でツッコむ)」

>>ピーチさん デイジーさん
リボン「うぅ…… 流石に刺激が強すぎました……」 ドロシア「大丈夫? まだ顔が青いみたいだけど……」

ソルル「言っとくけど、タイヤ交換はチームワークが試されるということだけは覚えておいて欲しい」
ルルナ「F1だと最短3秒で交換しちゃうんだから、ホントに関心しちゃうわ」
グリル「それじゃあ、もしもカートにもタイヤの硬さが選べたら…… どんなセッティングにする?」

317ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/12/25(木) 22:35:21
>>マルス王子 クリスさん
ドロシア「麻酔科医として言わせてもらうわよ。麻酔切れたら痛みは走るけど、次第に痛みは治るよ」
ルルナ「言っとくけど無理しちゃダメだよ。それに、壁に穴空けられたように思ったのはあたしだけかな?」

>マルス「なんだー、じゃあちゃんと言ってくれれば余計な抵抗はしなか」
ソルル「ホントにゴメン……」 グリル「後でビデオで観ようよ。残ってるでしょ?」

>マルス「あぁ! 突ければあとはどうでもいいっ!」
ソルル「ヤベェ…… これ絶対オレが1点も取れずに完封負けするパターンだ……」 ルルナ「どんまいソルル」

>クリス「そこだけ胸張られても……」
>マルス「大丈夫、騎馬系、重騎士じゃない限り一撃で死ぬことはないと思うからっ」
全員『……………【ちーん……】(誰もツッコめず、固まるしかなかった)』

>クリス「現にレストの杖の入手にも成功しましたし。それに、今はこんなものも使えるんですよ――リワープ!」
>マルス「わっ!?」 >クリス「ふっふっふ、凄いでしょう」
ドロシア「余計な無駄遣いして…… もうちょこっと使いどころを考えなさい」
グリル「ねえねえドロシア、これじゃまるで『おかん』だよ」 ドロシア「それは言わないお約束」
ソルル「異議あり! それじゃあ肯定しているようなものじゃないかドロシア!」 ドロシア「まあね」

>マルス「全壊なんかした日には闘技場を潰す勢いで稼ぎまくらないといけないね」
ドロシア「それについては心配無用。あたしが居ればスグに元通りになるわよ」

>クリス「……いや、ほんと……ちょっとかじっただけなんで! どっちみちパズルゲームはあまり得意じゃないので」
グリル「うーん残念…… それなら頭脳戦の最高峰、ファミコンウォーズが適任かな?」

>マルス「煙突掃除くらいならっ」
ソルル「煙突掃除なら、みんなでやれば早く終わるな」
ルルナ「パターンとしては『ストーブの火を消しーの、煙突冷ましーの、ストーブから煙突外しーの、
耐熱テープ剥がしーの、連結解除しーの、煤を落としーの、再び連結しーの、耐熱テープ巻きつけーの、
ストーブに取り付けーの、種火点火しーの、薪入れる』と、こんな感じね」

318マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/12/26(金) 22:53:39
マルス「雪かき……したい……(ぼんやり)」
クリス「何故そこまで……」
マルス「もう雪かきじゃなくていい……誰かの役に立ちたい……(しょぼん)」


マルス「すまない……ぼくの腕力では壁に穴を開けることはまだ(深刻そうに)」
クリス「いやいやいや」
マルス「違うの?」
クリス「違います」

マルス「……(すちゃっとレイピア準備)」
クリス「抑えて抑えて!」

マルス「お疲れ様! 突いた後はあらゆる後始末をクリスに任せるとしよう!」
クリス「……う、うわぁ……どうしよう……マジ責任重大じゃないですか」

クリス「んー、何だか静かになりましたよ?」
マルス「ひょっとしてそうは見えないだけで実は騎馬系ないし重騎士なんじゃ……」
クリス「それはない……え、ありませんよね? そうなってくると俺の対応も少し……」
(クリスまでが首をかしげる)

クリス「じゃあ使いどころは考えればいいんですね! 了解しましたっ」
マルス「たとえば?」
クリス「マルス様を出し抜きたい時とか!!」
マルス「……それは極力ぼくが目の前にいない時に言ってくれないかな」

クリス「しかし、ドロシア殿の御手を煩わせる訳には」
マルス「そうだよ、闘技場で稼がないと何かこう……罪悪感が! 心の収まりが!」

クリス「……ビバ精神論の俺に頭脳戦を求めてはいけませんよ……ははは」
マルス「それって誇れることじゃないよね!?」

クリス「第一煤は有害なのに……」
マルス「……少しは仕事をさせてくれよ、誰かの役に立ちたいんだ……」

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさん≫

319マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2014/12/29(月) 08:44:46
(部屋の中、羊皮紙片手に……)
マルス「……はぁ!?」
クリス「どうしましたマルス様!?」
マルス「ここ数年発生していなかったのに……っ」
クリス「?」
マルス「アカネイア北で発生する風土病だよ……」
クリス「……ってあの、腹が膨れて黄色くなってっていうアレですか」
マルス「正直ここで色々調べたおかげで原因については何となく見当はついているんだ……
     とはいえ、新年をここで迎えることはできそうにない……何てことだ……
     しかし須く民の命は優先すべきであるし……
     (目に涙を溜めて)クリス、とりあえずアリティア城玉座の座標にワープ頼む……」
クリス「は、はい! ワープ!!」
マルス「よいお年をお過ごし下さい皆様……ぐすっ」


クリス「さーて、となれば俺は……(ひらっ)……は? 俺宛?
    オレルアンでのクーデター……? ……至急……増援に来られたし……?
    マルス様が……俺を呼んでいる……!!」
(手元の荷物をちゃちゃっと纏めて)
クリス「皆様申し訳ありません! 俺もここを空けてしまいます!
    しかし約束します……必ず生きて帰ってくることを! リワープ!!」

(片手を掲げたクリスが消えると、辺りは静寂に包まれる)

320ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/12/30(火) 00:04:41
【ガチャン カラン♪ コロン♪】 正面入口のドアが開き、ペンションのスタッフ全員がロビーに入る。
しかし、みんなバテバテの様子。それもそのハズ、雪投げに追われていたからである。
重機とトラックがあるとは言え、手作業も兼用したが故に体力を大幅に削る結果となった。
そんな疲れ果てたソルルとルルナ、ドロシアにリボン、そしてグリルの様子はと言うと……

<<雪投げ後、夜のペンションにて……
ソルル「みんな、ご苦労さんだったや な……」 ルルナ「あたしとソルルは良いけど、みんな疲れたでしょ?」
ドロシア「もうダメ……【バタン】 動けない……」 リボン「流石に骨が折れました……」
グリル「あーっ!! もう雪なんて大嫌い! 雪なんか無くなっちゃえーっ!!」ルルナ「グリルちゃん……」

>>マルス王子 クリスさん
〜手投げの感想、壁パンへのツッコミ〜
ソルル「言っとくけど、手作業で雪投げするのは簡単じゃないぞ。新雪のうちに処理出来るかが鍵なワケで」
ルルナ「かつて手作業でレンタルダンプに雪積んで投げに行ったけど、これは流石にしんどかったなぁ」

>マルス「すまない…… ぼくの腕力では壁に穴を」
【どんがらがっしゃーーんっ!!】(案の定、全員ズッコケる)
ソルル「バカヤローッ!!」 ルルナ「バカーッ!!」 ドロシア「壁に穴空けるなんて言語道断よっ!!」
リボン「やっぱりこうなりますよね……」 グリル「もう何処からツッコめばいいのか……」

〜挑発に乗るソルル、ドロシアによる何も分かってないクリスへのツッコミ〜
>マルス「……(すちゃっとレイピア準備)」
ソルル「……!!【パン!】(両手を合わせると、グローブがレイピアになる)」
ルルナ「やるなら外でやりなさい。こんなとこでやるつもりなら看病どころか治療しないよ」
ソルル「少し黙れ! んなこと分かってらぁ!(ルルナの牽制にイラつきを隠せない)」
ルルナ「やれやれ…… 追い出すわよ?(呆れながらも脅しをかける)」 ソルル「ゴメンナサイ(あっさり屈する)」

>クリス「じゃあ使いどころは考えればいいんですね! 了解しましたっ」
>マルス「たとえば?」 ドロシア「分かればよろしい」(カブったようだ)
>クリス「マルス様を出し抜きたい時とか!!」
【どんがらがっしゃーーんっ!!】(案の定、ズッコケる)
ドロシア「全然分かってないじゃないのっ!! 少しは外行って頭冷やしなさいよっ!!」
リボン「これは怒って当然ですね」 グリル「まあ、しょうがないよね」

〜安い? 高い? ドロシアのインク、拗ねるグリル〜
ドロシア「大丈夫大丈夫! インク代さえあればどうとでもなっちゃうの。しかもとってもリーズナブル♪」
ルルナ「いくらするの?」 ドロシア「これがだったの500,000デデン! 安いでしょ?」
ルルナ「高いわぁっ!!【パーンッ!!】」 ドロシア「痛い……(涙目になりながらも、帽子を取って頭をさする)」
ソルル「ルルナ、ハリセンはやり過ぎ」 ルルナ「ゴメンナサイ……」

>クリス「……ビバ精神論の俺に頭脳戦を求めてはいけませんよ……ははは」
グリル「つまんないの……(しゅんとしてしまう)」 ルルナ「あ、グリルちゃん拗ねちゃった」

321ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2014/12/30(火) 00:33:19
>>マルス王子 クリスさん
〜マルス王子の見送り〜
ソルル「……なるほどな。今の王子なら大丈夫。きっと出来るハズだ」
ルルナ「マルス王子、大丈夫かな……」 ドロシア「ルルナ、マルス王子を信じて待ちましょう」
リボン「アカネイア北部からのお帰りを、お待ちしております。どうかお気をつけて、マルス様……」

〜クリスさんの見送り〜
ルルナ「オレルアンと言ったら、ジュリアンさんとシスター・レナの孤児院があるとこじゃないのっ!?」
グリル「そうだった…… マルス王子だけでなくジュリアンさんには随分と世話になってたよね」
ソルル「ジュリアンさん…… レナさん…… 無事でいてくれ……!!」
リボン「オレルアンからのお帰りを、心よりお待ちしております。どうかお気をつけて、クリスさん……」

<<暫しの臨時休業へ(ロビー)
ソルル「……さて、今年も様々な出来事があったな。来年はどんな年になるかなー?」
ドロシア「ところで、これで今年度は終了かしら?」 リボン「リップルスターに戻りたいのですが……」
ルルナ「今年度はこれで終わりね。此処に残っても良いし、行きたいところに行っても良いよ」
ドロシア「そしたら、朝市にでも行こうかな」 リボン「良かった…… そろそろ行きますね。良いお年を!」
ルルナ「気をつけてねー!」 ソルル「ところで、グリルはどうするつもりなんだ?」
グリル「ドロシアについて行こうかな。良いでしょ?」 ドロシア「かまわないわよ」
ソルル「なるほど。ちなみにオレはどこも行くとこ無いし、此処に残ろうと思う」 ルルナ「あたしも残るわ」
ソルル「よし決まったな! ドロシアとグリルは朝市、リボンちゃんはリップルスターだな」
ルルナ「そしてあたしとソルルがここに残る、と」 ドロシア「そしたら、あたしも行こうかな」
グリル「早く行かないと新鮮なお魚買えないんだよね?」 ドロシア「その通り。したっけねー!」
ソルル「ああ! イイ食材を待ってるぞー!」 ルルナ「行ってらっしゃい!」


こうして、ペンションの夜が更けていった……
ドロシアとグリルは、更なる最良の食材を求め朝市へ向かった。リボンちゃんは里帰りと称しリップルスターへと帰っていった。
そしてソルルとルルナはそのままペンションに残り、年を越すようだ。

322ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/12/30(火) 21:16:31
デイジー「…大掃除なんて終わるわけ無いじゃない」
ピーチ「クリスマスパーティも盛大にやった分片付けが大変でした…」
デイジー「一体何人人使えば終わるのよ、城の大掃除」
ピーチ「私の処も窓ふきが大変で終わりません…キノピオ達に申し訳無いですね」
デイジー「アタシもサボってアンタんとこに雪だるまでも作りに行こうかしら」
ピーチ「…貴女は最初から何もしていないでしょう」


>>マルス/クリス
デイジー「エンドレスに踊り続けるのだけは遠慮願いたいわね」
ピーチ「ダンスなんて楽しそうじゃないですか…私、やりとう御座います」

デイジー「…こいつ等アタシ達の世界来たら即死なんじゃないかしら」
ピーチ「あら、其方の世界に人食い花や人食い魚はいないんですか…?」
デイジー「居ないでしょうよ、武器を持った人間がわんさか襲って来る世界よ?」
ピーチ「……恐ろしいですね…」

デイジー「HPって概念が無いのよね、敵に触れた瞬間即アウト」
ピーチ「其方のように体力のメーターとかが有れば便利そうなのですが…」

デイジー「シスコンなの?」

デイジー「………、(マルスとクリスの分を丸飲み)」

323ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2014/12/30(火) 21:21:27
>>ソルル達
ピーチ「少し待ってて下さいね、お茶を淹れてきますから…(ぱたぱた)」
デイジー「アンタはアタシ達の世界に参戦出来そうも無いわね…」

ピーチ「3秒ですか、其れは早いですね…ねぇデイジー?」
デイジー「ちょっと待って、ドレス汚さなくて済む様に今スーツ見てるとこ」
ピーチ「……………。
     そうですね、私は…加速第一なので硬いタイヤとか、良いですよね」

324マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/01/02(金) 20:36:26
(いきなり階段上空に呆けた顔のマルスが出現)
マルス「あ、なるほど……座標を若干間違えたんだね……」
(一種悟りを開いたような安らかな表情で状況を確認すると、重力に従って階段を転げ落ちる)
マルス「いってぇ……相手は怪我人だってゆーのに何て手荒い……正直玉蜀黍よりワープ雑だし……
     はっ、そういえばクリスはどうしているんだろうか……
     (階段を駆け昇ってドアを開け)クリス!? ……いない……!? どうして……」
(表情を暗くして俯くマルスの頭上に上下反転したクリスが現れ、重力に従ってマルスに派手にぶつかる)
クリス「いってぇー!! ……あれ……マルス様、もうお帰りで」
マルス「お帰りで、じゃない! もう帰還早々ぼろぼろだよ! 死ぬよ!?
     そもそも君までどこに行ってたんだ、というよりちゃんとワープで帰ってこい……
     って、えー!? ど、どうしたのクリスその髪型……」
クリス「その反応、まるっきり俺達のマルス様じゃないですか〜
     ……えーとまずはどこに行っていたのかから……かくかくしかじか>>319後半という訳です」
マルス「>>319後半の部分しか役に立たなかったよ……とはいえ、そういう事情なんだね
     ……って納得できるか! 何故坊主!? 何故坊主!!」
クリス「いえ、実は最初の爆発以外で死者は出さなかったのですが……
    現地の少女を庇うついでにボルガノンの直撃を受け、頭が大変なことになったのでとりあえず丸刈りに」
マルス「そうほのぼのしてる割に帰りが遅くなったのはどういうこと?」
クリス「いえ……マルス様に、戻ってこないかと持ちかけられまして」
マルス「……断ったんだね」
クリス「……はい。今が楽しいからと……いつか必ず帰ってくるからと」
マルス「信じてるよ、クリス」
クリス「…………」
マルス「そう言わなかった? そっちのぼく」
クリス「はい……仰いました……同じ声、同じ言葉……同じ顔で……(目に涙を溜めて)」
マルス「という訳だから、寂しくなったら相手してあげるよ」
クリス「何だか癪に障りますね……それより、そちらはどうだったんですか」
マルス「あぁ、大丈夫だよ?」
クリス「症状を聞く限りこちらでも頻発する病気と同じようでしたが、どうなされたんですか」
マルス「そうだねー……飲み水を煮沸すれば大丈夫だよってきつく言い聞かせたら終息したよ」
クリス「そ、それだけで!?」
マルス「あぁ。原因は寄生虫だからね……とはいえ、技術の関係で既に罹病した人は助けられなかった……
     ……知識だけじゃない、もっと技術を磨かなければならない……今年は更に、ね?」
クリス「あ……!」
マルス「みんな、とりあえずただいま!」
クリス「宣言通り、無事に帰還致しました!」
マルス「君は無事とは言い切れない気がするよ」
クリス「細かいことは気合いでカバー!(呆れ顔のマルスは完全無視)」

2人『今年も宜しくお願いします!』

マルス「さて、明日は雪かきでもしようかな……」
クリス「いや、左手……!? ……ふつーに動かしてませんか左手」
マルス「光の王子でも英雄王でもいいけど、どっちみちぼくをナメるな(にっこり)
     さぁ、今年も暴れようじゃないか!」
クリス「はっ!」
マルス「みんな、見ていてくれ」

325マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/01/02(金) 21:17:44
マルス「今のぼくならいける気がするのにな……」
クリス「……確かに、大陸を出るとむやみに自信が湧きますよね……」

マルス「でもー……」
クリス「でもとかそーゆーこと言う前に壁に穴を開けても得ることがないことに気づきましょう、ねっ?」

マルス「(へらへら笑いながらレイピアを鞘に)」
クリス「……楽しんでます?」
マルス「当たり前だろう」

クリス「でも俺がマルス様を出し抜けるとすれば魔道しかない訳で」
マルス「動かない腕を動けるようにするなんて、ほんとに凄い魔道の才だと思うよ」
クリス「えーーとあの、ご存知で」
マルス「夜に枕元で謎杖使ってたらさすがに気づくよ」
クリス「自作なんですよ、まだ名前もついてなくて……」
マルス「……それってぼくを実験台にしたってこと?」
クリス「とはいえマルス様のお力も大きいです」
マルス「(わざわざ左手で肩をひっつかみ)話を反らすな……」

マルス「……レートが分からない……!」
クリス「前にもこういう会話しませんでした?」
マルス「……そうだっけ?」

ソルルさんルルナさんドロシアさんグリルさんリボンさん≫

マルス「城の大掃除……ごめんよ、あまり大きな城じゃないからさ……」
クリス「何落ち込んでるんですか、城の内外を無数の運河に囲まれて最高の立地じゃないですか」

マルス「他には『奏でる』コマンドで再行動させるバードとか」
クリス「とりあえず支援に回れ、ということですね」

マルス「いない。竜や天馬はいっぱいいる」
クリス「炎のブレスを吐く火竜、水陸両用の氷竜、画面外から迫るほどの機動力を持つ飛竜、
     魔道を弾く鱗を持つ魔竜、最強の力を持つ地竜、そしてこれらの竜を束ねる神竜ですね」
マルス「そしてどれも守備力無視のブレスを放つ難敵だ」
クリス「でも人食い花ですか……くく、よく焼けそうですねマルス様」
マルス「三枚におろして供しよう」

マルス「いや、HPが減っていくプレッシャーって結構なものだよ」
クリス「しかし……体が小さくなるプレッシャーほどではないと思いますが」
マルス「確かに……」

クリス「(こっそり)違いますよ、エリス様は過去に2度連れ去られたことがありまして……
    しかも2回ともマルス様を庇ったことが原因なのです……
    俺は2回目しか知りませんが……よく上の空になることがありました」

マルス「(薄く笑みをつくったままレイピアを振りかぶる)」
クリス「トロン」

ピーチ姫とデイジー姫≫

326マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/01/07(水) 20:26:23
クリス「……暇です、マルス様」
マルス「人に散々雪玉投げつけといてそれはないと思うな」
クリス「そういえば、ここってもう管理人さんの手が届かないんでしょう」
マルス「そういう話も聞くね、もう1000行ってるのに消えてないスレも結構あるし」
クリス「……ということは、もしここが荒らしの手にかかると新たなスレが作れないということですか」
マルス「管理人さんと思しき人物がttp://bbsnobbs.com/bbs/bbs08/narikiri1/ を提示しているから大丈夫じゃないかな」
クリス「何かあった時にソルル殿らに連絡がつくといいのですが」
マルス「いつのまにかチャットルームも閉鎖してしまっているしね。……もっと訪れておけば良かったなぁ……
     新たな部屋を作ってくれれば、ぼく達も善処……できるかな?」
クリス「どうして俺まで巻き込むんですか……まぁ、もちろんですが」
マルス「みんな、何があったんだろうね……?
     ……まぁ、話せないこともあるだろうからあまり言うべきではないんだろうけど」
クリス「……寂しいですね」
マルス「そうだね、寒いしね……ちょっとヌルファイアー頼む」
クリス「はっ」

327ソルル・ブライトン&ルルナ・トワイラ ◆Br2tUbHd4M:2015/01/08(木) 22:21:30
名も無きペンションは無事に正月を迎えることが出来た。
ドロシアとグリルはこの日の為にと朝市で最良の食材を探し求めているが、帰ってくる予定は未定らしい。
リボンちゃんは里帰りと称し、リップルスターへと経ち、鏡開きの日に戻る予定で調整中。
現在謹慎中のルビーは、1月13日に謹慎が明ける。
そして問題のソルルとルルナだが、ペンションに残って年を越したかのように見えたが……

そんなペンションに、一つの足音が。ソルルとルルナはペンションそっちのけで出掛けていたのであった。

>>長期休業状態にしてしまったソルルとルルナ (ロビー)
【ガチャン カラン♪ コロン♪】
ソルル「う〜寒かったぁ〜……」 ルルナ「お疲れ様、ソルル。結局あたし達も長いお出掛けしちゃったね」
ソルル「みんな待っているだろうな」 ルルナ「お姉ちゃんもリボンちゃんもグリルちゃんも居ないや」
ソルル「まあ、しばらくはオレとルルナだけで大丈夫だと思うぞ」

>>マルス王子 クリスさん ピーチさん デイジーさん 〜謹賀新年〜
ソルル「遅ればせながら、慎んで新春のお慶びを申し上げます」 ルルナ「本年もよろしくお願いを申し上げます」
ソルル「結局、ハミを外したおかげで、長いこと顔を見せられなかったな……」
ルルナ「ということで、一応あたしとソルルは無事だということだけ伝えておくよ」

328マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/01/09(金) 21:51:36
クリス「(いきなり走り出して階段から飛び降りる)
     ソルル殿! ルルナ殿! お久しぶりです!!」
(そんなこんなしているうちにマルスがドアを開けて雪を払いながら入ってくる)
マルス「酷いよクリス……居眠りしたのは悪いと思うけど、何も雪だるまに埋めることはないじゃないか」
クリス「……正直俺も埋め終わるまで目を覚まされないとは思わなかったもので)
マルス「こんなことしてたら本当に死んじゃうからね? もっと平和なことをしようよ」
クリス「たとえば?」
マルス「ツイスター」
クリス「……マルス様が絶対有利じゃないですか」
マルス「そうかな?」
クリス「そうですよ」

マルス「ともあれ、2人が帰ってきてくれて良かったよ……
     外は酷い過疎だし、不安で仕方がなかった」
クリス「不在の間、俺達で色々なことをしましたー」
マルス「全力雪合戦とか全力かまくら建設とかね」
クリス「あと俺がマルス様の雪像を作ったのにぶっ壊されました」
マルス「問題は大きさなんだよ、恥ずかしいじゃないか何てことをしてくれたんだ!」
クリス「『俺達』のマルス様ですよ、裾の長さが違うじゃないですか」
マルス「そういう問題じゃない……! 

     ……何はともあれ、今年もこんな調子ですまない……」

ソルルさんルルナさん≫

クリス「俺としてはドロシア殿とグリル殿の帰還が楽しみです」
マルス「……確かに
     という訳で、それまでツイスターやろう」
クリス「えぇ……?」
マルス「ツイスターやろう」
クリス「わ、分かりましたよ……。……って、それまで?!」

329ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン ◆Br2tUbHd4M:2015/01/09(金) 22:20:25
>>マルス王子 クリスさん
〜突如始まるルルナの説教〜
ソルル「久しぶりだな。今年も【ガチャン カラン♪ コロン♪】よろしくな!」 ルルナ「いらっしゃいませー!」
>マルス「酷いよクリス……居眠りしたのは悪いと思うけど、何も雪だるまに埋めることはないじゃないか」
ソルル「ちょw」 ルルナ「凄い雪まみれ…… 寒かったでしょ……ってコラーッ!! 何笑ってんのよバカソルルーッ!!」
ソルル「ヤベェ……」 ルルナ「クリスも何考えてんのっ!! マルス王子が心臓発作に倒れたらどうすんのよーっ!!」
ソルル「完璧にルルナがブチ切れた…… クリスさんまで巻き込む結果になってごめんな……」

〜立地の問題に頭を悩ますソルル〜
>マルス「ともあれ、2人が帰ってきてくれて良かったよ…… 外は酷い過疎だし、不安で仕方がなかった」
ソルル「酷い過疎、かぁ…… これは予想してなかったな……」
ルルナ「早いかもだけど、新しい場所でやっていくための土地も見つけちゃう?」
ソルル「だな…… となれば、ペンションとしてではなく別の何かとしてやってくしかないのかー?」
ルルナ「パーティも『テロ(と言う名の荒らし行為)』に巻き込まれたし、ペンションもいつテロに巻き込まれるか……」

〜噂をすれば影がある〜 [ドロシアとグリル、到着]
>クリス「俺としてはドロシア殿とグリル殿の帰還が楽しみです」
ソルル「そうだな。そしたら【ガチャン カラン♪ コロン♪】何しようか」 ルルナ「いらっしゃいませー!」
ドロシア「ただいまー。明けましておめでとうございます」 グリル「ハッピーニューイヤー! 今年もよろしくね!」
ソルル「おー待ってたぞー!」 ルルナ「ドロシアお姉ちゃん、グリルちゃん、お疲れ様!」
ドロシア「明日にはあたしの特選食材が入るわ。楽しみにしていてね」 グリル「美味しい料理作ろうね!」

330マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/01/10(土) 20:07:46
マルス「ほらほら、右足を赤に!」
クリス「折れる折れる!!」
マルス「つべこべ言わない! 今日はその姿勢のままいってみようっ」
クリス「はい!?」
マルス「ロード権限で!!」
クリス「……、はっ!」
マルス「……え、いいの?」
クリス「……マルス様が仰ったんじゃないですか」


マルス「そうだよ、凄く寒いよ」
クリス「……マルス様なら大丈夫かと……っていうか、普通気づきません!?」
マルス「まぁさすがにあれくらいで死ぬことはないと思うけどさ……」
クリス「……まぁ、次からはもうしません……全力雪合戦だけにします」
マルス「塹壕作るの面倒だからもうやりたくないなぁ」

クリス「新天地、つまり移動、つまり奇襲から俺がマルス様を守る構図!」
マルス「いや、それは必要ないかな……というかたまに怖くなるからいっそ性別変えなよ」
クリス「それはいけません」
マルス「兵種変更だってしたんだし今更別に――」
クリス「いけません、兵種変更は場合によってはやむを得ませんが性別の変更はなりません」
マルス「でも、いけないってことは出来るってことだろう?」
クリス「相手がマルス様だろうが誰であろうが、それだけはできません!!」

(険悪な雰囲気になったところにドアベルの鳴る涼しい音が)
クリス「あぁ、ドロシア殿、グリル殿! お待ちしておりました、今年も宜しくお願いします!」

(ぽつんと一人取り残され、マルスが首をひねる)
マルス「……そんなに悪いことを言ってしまったかな、ぼくは……

     何はともあれお疲れ様!」

ソルルさんルルナさんドロシアさんグリルさん≫

331ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2015/01/11(日) 22:47:15
<<まさかの大雪に頭を悩ますドロシア (ダイニングキッチン)
ドロシア「凄い雪ね…… 大丈夫かしら……」 ルルナ「どうしたのドロシアお姉ちゃん?」
ドロシア「あ、ルルナ。実は予定日になっても来なくて、困ったことになってたの」
ルルナ「もしかして、お姉ちゃんの選んだ食材?」 ドロシア「そう、それ」 グリル「ちょっと調べてみたよ」
ドロシア「わざわざごめんねグリル。どう?」 グリル「やっぱり雪のせいだね」ドロシア「ワヤ……」
グリル「中継地点で足止め状態だから、下手したら明日以降になるかもね」

<<鏡開きの日に帰ってきたリボンちゃん (ロビー)
ソルル「今日はリボンちゃんの戻る日だな【ガチャン カラン♪ コロン♪】っと、いらっしゃいませー!」
リボン「こんばんは、明けましておめでとうございます」 ソルル「やあリボンちゃん! 今年もよろしくな」
ルルナ「お待たせ致しました……って、リボンちゃんお帰りなさい! 疲れたでしょう?」
リボン「ちょこっと飛び疲れましたね……」 ルルナ「あらあら……」 ソルル「後は謹慎中のルビーだけだな」

>>マルス王子 クリスさん
>クリス「あぁ、ドロシア殿、グリル殿! お待ちしておりました、今年も宜しくお願いします!」
ドロシア「此方こそ、本年もよろしくね」 グリル「よろしく!」 リボン「遅ればせながら」

>マルス「そうだよ、凄く寒いよ」
ルルナ「大変だったね王子……」
>クリス「……マルス様なら大丈夫かと……」
ルルナ「バカーッ!!【ボガシャーッ!!】 大丈夫か否かの問題じゃないわよっ!!」 ソルル「………(何も言えず)」
ドロシア「なるほど、そういうことか」 リボン「これはクリスさんが悪いです」 グリル「笑ったソルルも同罪かな」

全員『……………【ちーん】(ワケの分からない会話について来れるハズもなく、石化状態に)』

332マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/01/12(月) 22:09:46
クリス「じゃあ俺が回収に……」
マルス「待って待って! もし遭難とかしたらどうするつもりなんだ、ぼくに杖は使えないよ!?」
クリス「大丈夫、問題ありません!」
マルス「その自信はどこから来るんだ……っ」

クリス「お久しぶりですリボン殿!」
マルス「おかえり、元気だった?」

マルス「今年も色々なことをするよ、豆を撒いたり甲冑に身を包んだり西瓜を割ったりするよ!」
クリス「……さっぱり分かりません」
マルス「その時になったら説明するよ」

マルス「正直冷たいというか手足の感覚がなくて驚いたかな……むしろ暖かいくらいでまた眠りそうになった」
クリス「え、あの……それは本当に申し訳ありませんでした」
マルス「あと無駄に堅く作ってあって脱出には手間取ったよ」
クリス「……あの」
マルス「何?」
クリス「……、怒ってます?」
マルス「ははは、何を言っているんだい」


マルス「>>224とか>>295とかの前例を考えて、次は女性クリスでどうかと提案したんだけど全力で否定されてしまった」
クリス「(後ろを向いてだんまり)」
マルス「できるみたいだから試しにでもやってみればいいのに」
クリス「…………」
マルス「ここまでするということは何か理由があるんだろうけど、ぼくにはさっぱり分からないんだ」
クリス「女体化を強制するということは、アンサイクロペディアのマルス様の記事は事実なのですね」
マルス「え!? は!? アンサイクロペディア!? 一番真に受けちゃいけないものじゃないか!!」
クリス「しかし一部納得できる記述もありますよ」
マルス「一部って言ったよね今……」
クリス「大体マルス様、少し前までシーダ様のことを『ずっと妹と思ってたから』なんてデリカシーの欠片もない思想持っといて何なんですか」
マルス「ぐさっ……」
クリス「――リセット、メニュー起動……セーブデータ2、起動!」
(クリスの姿がかき消え、代わりに青髪をポニーテールに束ねた女性の姿が現れる)
クリス「そんなマルス様に私の気持ちなんか分かる訳がないじゃないですかっ!
     そもそも女性と同室で暮らしていけるんですか!? シーダ様に言いつけてやりますから!」
(涙を拭いて自室に駆け込み、鍵をかけるクリスを呆然として見送り)
マルス「わ、分からない……ぼくにできるベストの言動って一体何なんだ……」

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさん≫

333ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2015/01/14(水) 23:32:15
>>マルス王子 クリスさん
>クリス「じゃあ俺が回収に……」
ドロシア「ハイハイ、余計なことしないの(ジト目でツッコミ)」

>クリス「お久しぶりですリボン殿!」 >マルス「おかえり、元気だった?」
リボン「はい、わたしは元気ですよ。本年もよろしくお願いします」

>マルス「今年も色々なことをするよ、豆を撒いたり甲冑に身を包んだり西瓜を割ったりするよ!」
ソルル「節分の豆撒きに恵方巻き、夏のスイカ割りは分かるが……」 ルルナ「甲冑は何するの?」
>マルス「その時になったら説明するよ」
ドロシア「……みたいよ、ソルル、ルルナ」 ルルナ「つまんない……」ソルル「なんだろうなぁー?」

ルルナ「やれやれ……」 ソルル「あーあ、ルルナ呆れ顔になりながら怒っちゃったぞ。さあどうする?」
ドロシア「雪だるまや雪像は作るなとは言わないけど、絶対に人を生き埋めにしちゃダメ。窒息死する危険性があるわ」
グリル「雪おろし中に足を滑らせる事故があれば、屋根から落ちた雪に巻き込まれる事故もあるよ」

全員『……………(一連の流れを読み取り……)』
ソルル「……なるほど、王子には悪いけどこれは叩かれまくってもしょうがないと思うな」
ルルナ「ソルル、余計なこと言っちゃダメ。お姉ちゃん、マスターキー取ってくる?」
ドロシア「そうね…… マスターキーはルルナに任せるとして、グリルとリボンちゃんはクリスさんをお願い。ソルル、ここはあたしに任せて」
ソルル「そしたら、オレは一旦外すか……」
グリル「ボクちんとルルナだけで大丈夫かなぁ……」 ルルナ「大丈夫だよ」

334マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/01/15(木) 22:04:49
クリス「……(ちらっ)」
マルス「あ、クリス」
クリス「一応レスは返さなければなりませんから……それが終わったらまた閉めます」
マルス「あー……うん……でもいいの? 性別違うけど」
クリス「大丈夫、『俺』とはそう違いありません」
マルス「それなら別n     クリス「それとこれとは別ですマルス様」


クリス「問題ありません! 徒歩なら迷うかもしれませんがリワープが使えるようになったので!」
マルス「……ワープ系の魔法は対象の座標が分かってないと使えないんじゃ……」
クリス「細かいことは気合いで何とかします、御心配なく!」

マルス「これで大体揃ったねぇ」
クリス「今年もパラ殿に会いたいです(ほわん)」

マルス「もう楽しみで楽しみで仕方ないね! ……えと、あとは丘の木の上に登って菊の花弁を浮かべた酒を酌み交わすんだっけ?」
クリス「いつの風習ですか……そもそもまた飲まれるんですか」
マルス「いつか慣れるはず」

マルス「……毎年結構な被害者が出るよね、それ」
クリス「…………(しゅん)」
マルス「…………(じぃっ)」
クリス「どっ、どうなされましたマルス様!?」
マルス「いや……今までのクリスなら何しても腹立たしかったけど、今の君ならそうでもないかなって」
クリス「(みるみるうちの頬を紅潮させて)な、なっ……」
マルス「気を悪くしたなら謝るよ、ごめんね」
クリス「そういうことでは……あぁもうっ!」

(マルスが手をかける暇もないほどさっさとドアが再び閉められる)
マルス「……あー

     って、ソルルさん、どういうこと……?
     ぼくが仲間を傷つけてしまったのなら、その原因が知りたいんだけど」
クリス「(ドア越しに)……『仲間』、ですね、まぁそうなりますよねマルス様にとっては」
マルス「え、違うの?」
クリス「…………」
マルス「違うならどう違うのか言ってくれよ、言ってくれないと何が何だか分からないよ!」
クリス「……ませんよ」
マルス「?」
クリス「それが言えたらこんなに苦労してませんよ! トロン!!」
(ドアを開けると同時に極太の稲光がマルスを吹き飛ばし、またすぐにドアが閉まる)
マルス「……ったた……余計分からなくなってきた……」

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさん≫

クリス「(ドアに背中をつけて)うわわどうしようますます『俺』に戻るタイミング掴めなくなってきたぁ……っ!
     マルス様の為にはそれが一番いいけどでも何も気づいてもらえないのなら私が出てきた意味が……でもっ」
マルス「何か言っ     クリス「トロン!!」

335ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2015/01/15(木) 22:52:57
>>マルス王子 クリスさん [通常返信省略御免! by ソルル]
〜三手に分かれる〜 (二階廊下)
>マルス「ソルルさん、どういうこと……? ぼくが仲間を傷つけてしまったのなら、その原因が知りたいんだけど」
ソルル「つまりは、『女心』を分かっていないってことだ。アリティア次期国王、マルス・ローウェル公」
ドロシア「うわぁ……」 グリル「どストレート」 ルルナ「お待たせ。マスターキー持ってきたわ」
ドロシア「それじゃあリボンちゃん、グリル、『クリスちゃん』をお願いね」 リボン&グリル『はいっ!!』
ソルル「それじゃあ、一旦外すな」 ルルナ「そしたら夜食にスープ作って」 ソルル「それは構わないぞ」

〜ドロシアとルルナの不安〜 [ドロシアサイド]
>マルス「……余計分からなくなってきた……」
ドロシア「……なるほど。これ下手したら重症かもしれないわ」 ルルナ「つまり…… どういうこと?」
ドロシア「ルルナ、クリスちゃんがマルス王子に言った、あの言葉を思い出して」
>クリス「そんなマルス様に私の気持ちなんか分かる訳がないじゃないですかっ! そもそも女性と同室で暮らしていけるんですか!?」
ルルナ「……あっ、もしかしたら分かっちゃったかも」 ドロシア「そういうこと。後は王子が気づくかどうかね」

〜リボンちゃんのお悩み相談〜 [リボンサイド]
>クリス「(ドアに背中をつけて)うわわどうしよう……っ!」
リボン「クリスさん、開けますよ?」 グリル「マルス王子はドロシアが対応しているよ」
[この後の『クリスちゃん』の反応を待ちます。 by リボン]

336マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/01/16(金) 22:08:09
(直球で返され、不機嫌そうに髪をかき回す)
マルス「分かってはいるんだ、分かっては……前例があるからね……
     けど個人の心は兵法のようにいかない……定石がない……
     今のぼくが欲しているのは原因じゃない、結果なんだ……、仮にそれを手に入れてどうする、分からない……
     ……『仲間』という扱いに、クリスは不服なようだった――でも仲間である以上放っては――
     剣なら次に相手がどう出るか何となく分かるのに……ぼくに彼女の気持ちは分からない……
     ……いや、分かろうとしていないだけなのでは、ないか……
     (額に手を当て目を閉じる)
     シーダと彼女で何が違う? 兵種や、生まれや、その他の……
     …………

     それを鑑みても違わないとしたら
     (そこまで結論を出して相好を崩す)でも思い違いだった時のリスク、が――」

マルス「……それよりも、大事なことは……なかったか」
(言うが早いか踵を返す)


クリス「は、はい……
    (リボン達の顔を見るやいなや目にみるみるうちに涙が溜まり)
    私……私……!
    マルス様にはシーダ様がいらっしゃるのに……
    それに……あのマルス様は私達のマルス様では……
    それなのに……私がいてもいなくても、あのお方はお変わりない……
    私の有無はマルス様の人格形成に影響を及ぼさない……それは『俺』も少なからず気にしていたことで……
    いえ、そうではなくて……あぁもうどう言ったらいいのかしら、頭がこんがらがって――
    ……私はあの方の傍にいるのが苦しいから……だって」

クリス「私、は……マルス様のことが」

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさん≫

337ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2015/01/18(日) 23:17:06
>>マルス王子 クリスさん
〜マルス王子の葛藤に耳を傾けて……〜[ドロシアサイド]
(真剣な眼差しで王子の話を聞いたドロシアとルルナ。重い空気が漂っているかに見えたが……)
ドロシア「そういうことかぁ…… これはもう『当たって砕けろ』としか言えないわ」
ルルナ「……あっ、これ絶対にクリスちゃんはマルス王子に『惚の字』だ。後はシーダ王女次第かな。
もうここまで来た以上、『側室』云々は咎められなくなっちゃったかも……」

マルス「……それよりも、大事なことは……なかったか」
(言うが早いか踵を返す)

〜クリスちゃんの葛藤に耳を傾けて……〜 [リボンサイド]
(部屋に入り、話を最後まで聞いたリボンとグリル。リボンの眼には薄っすらと涙が……)
リボン「随分と苦しかったみたいですね…… クリスさん、大丈夫ですよ。今はわたし達が受け止めますから……!!」
グリル「それよりクリスちん、ここは思い切ってマルス王子に告ったら? どう考えても相思相愛にしか見えないよ」
リボン「グリルさん、軽率な発言は避けてください」 グリル「そうだったシーダ王女の問題が……」

〜簡単な夜食を用意したものの……〜 [ソルルサイド] (ロビー)
ソルル「なるほど、そういうことになっていたのか…… その前に状況を整理するか……」
(ソルルなりの推理を、ホワイトボードに書き走る)

暗黒戦争にマルス王子はタリスに逃げ延び、そこでシーダ王女と出会う。
暗黒戦争終結後、アリティア復興を成し遂げ、その間にマルス王子とシーダ王女の婚礼の日取りが決まる。
ラングの陰謀から始まり、後に真の黒幕がガーネフと判明した英雄戦争により、婚礼は延期。
グルニア遠征前、マルス王子とクリスの出逢いがあり、後に英雄戦争を勝勢へと導く。

ソルル「そして現在、ここからマルス王子と『クリス少女』の恋路があるかどうか…… これが今回のキーポイントだな」
ホワイトボード『ソルルの考えに基づいた推理が所狭しと書き殴られている』
ソルル「これが『クリス少年』なら、カタリナ少女が居なければ今が無いハズだ…… とりあえず呼ぶか……」

<<スタッフ呼び戻しと言う名のソルルの考え (全室)
上りチャイム【ピーンポーンパーンポーーン♪】
ソルル「業務連絡。全クルー、オーナーズルームへ集合願いたい。全クルーはオーナーズルームへ集合願う。業務連絡終了」
下りチャイム【ピーンポーンパーンポーーン♪】

[ドロシアサイド]
ドロシア「いきなりどうしたのかしら? ちょっと行ってくるわ」 ルルナ「こんな時にゴメンね王子」

[リボンサイド]
リボン「問題発生でしょうかソルルさん」 グリル「クリスちん、きっと大丈夫だよ」

<<スタッフ集合 (オーナーズルーム)
ソルル「悪いな、こんな形で呼び出して……」 ルルナ「もしかして、ソルルも気付いてたの?」
ソルル「そんなところだ。『人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて死んじまえ』なんて怖いことわざもあるしな」
ドロシア「やっぱり脈ありっぽいのかしら」 リボン「かもしれませんね」 グリル「どうなっちゃうのかな……」

338マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/01/19(月) 21:56:00
マルス「えっ? ……あぁ、うん……」


マルス「急に一体どうしたんだろう……? ……ま、いいか

     クリス!!」
クリス「マルス様……(トロンの書を構える)」
マルス「何故そうなる?」
クリス「あ、ごめんなさいっ」
マルス「それはそうと……いくつか君に伝えたいことがあってね」
クリス「はい?」
マルス「……思い違いだったら申し訳ないんだけど、その……えと」
クリス「…………」
マルス「ぼくのことが好きなのかnうわぁああぁ恥ずかしいねごめんね許して忘れてぇぇっ」
(頭を抱えて悶えるマルスの裾をクリスが掴む)
マルス「気休めはいいから……ごめん……穴があったら入りたいというか掘りたい」
クリス「いえ、そうではなくて」
マルス「笑うなら笑ってくれ……」
クリス「いえ、そうでもなくて……その」
マルス「……まさかとは思うんだけど、図星じゃないよね」
クリス「…………(ふるふる)」
マルス「だよね、そんな訳な……      はぁ!?」
クリス「…………」
マルス「何言ってんの君……いや、落ち着け……落ち着けマルス!
     (一瞬で戦の指揮を執る時と同じ光が目に灯る)
     ……ねぇ、クリス」
クリス「は、はいっ」
マルス「君は、何か勘違いをしているんじゃないかと思うんだ」
クリス「……?」
マルス「そんな傷ついたような顔をしないでほしい。
     ぼくは、君の求めるひとはぼくではないだろうと言っているんだ。
     だって君の君主はぼくではないだろう? ぼくの英雄戦争に、君の姿はなかったから」
クリス「…………」
マルス「酷いことを言っているのは分かるんだ、元々君を呼んだのはぼくなんだから……
     でも、伝える相手が違うんだ。君の居場所はぼくの隣じゃない、分かるだろう……?」
クリス「はい……確かに違います……でも……怖くて」
マルス「?」
クリス「恐ろしいくらい、何も変わらなくて……私がいてもいなくても、あなたはマルス様のままで」
マルス「……(髪飾りをやけにいじりながら)あのさ、彼には……その、言えなかったんだけど……
     ぼくにも君のような存在がいたらいいなと思っていたんだ、ずっと……
     シーダやジェイガンとは違う、喜びや苦しみを平等に分かち合えるひとがね」
クリス「マルス様……」
マルス「(クリスを撫でながら)帰ったら、向こうのぼくに伝えてね?
     そうしないときっと気づかないから」
クリス「……はい、……お騒がせしました。皆さんも、本当にありがとうございました」

(ぼんっ!!)

クリス「やー、マルス様が俺のことをそう思っていてくださったとは驚きました!」
マルス「(華麗にキルソードを手に取ると必殺モーションに移る)」

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさん≫

339ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル&ルビー ◆Br2tUbHd4M:2015/01/20(火) 23:23:44
>>マルス王子 クリス少女 クリス少年
〜クリス少女を見送る……〜
(クリス少女の最後に、薄っすらと涙を浮かべているソルルと、安堵する女の子達……)
ソルル「なあみんな…… これで、良かったのか……?」 ルルナ「大丈夫、いつかきっと分かりあえる日が来るよ」
ドロシア「そして遠い未来へ、命は受け継がれるから…… 今のクリス少女なら大丈夫なハズよ」
リボン「まさかパラレルワールドと言う名の輪廻があるとは思いもしませんでしたが、後は彼女次第でしょうね」
グリル「パラレルワールドの王子、朴信念じゃないといいけど…… クリスちゃん、時と時が交わる場所で、また逢えるかな」

〜わけのわからないクリス少年に呆れ果てるクルー達〜
ソルル「おいおい……」 ルルナ「バカーッ!!」 ドロシア「何を言ってんのよこのカバチタレがっ!!」
リボン「お約束ですね……」 グリル「ぼろかすだね…… ま、クリスの自業自得だしね?」
ソルル「王子、このバカクリスを甚振ってやんな!」 ルルナ「ちょw それじゃ悪党だよーw」
ドロシア「援軍はいるかしら?」 グリル「加勢要請があればいつでも加勢するよー!」
リボン「もうどうにも止まらないですね……」

<<ソルルの夜食、帰ってきたルビー (ロビー)
ソルル「さて、軽く雪投げしてから寝るか。ルルナ、ドロシア、リボンちゃん、グリル、今日は本当にご苦労さんだったな」
ルルナ「ソルルの方もお疲れ様。スープ、ここで飲んじゃおうか」 ソルル「勝手に飲んでくれて構わないぞ」
ドロシア「それじゃあ早速、頂きます」 リボン「器はこれですか?」 グリル「美味しそうだねぇ……」
【ガチャン カラン♪ コロン♪】 ソルル「じゃ、軽くやっとく……って、ルビー! いつの間に帰って来たっ!?」
ルビー「ルビー・ザ・フェアリー・オブ・ジュエル、3ヶ月間の御勤めを無事果たし、本日生還致しました」
ルルナ「なーにが『御勤め』よ? 兎に角、おかえりなさい」 ドロシア「失った信頼を取り戻すのは相当よ?」
リボン「3ヶ月間の謹慎、ご苦労様でした」 グリル「今度は何をやらかすか……」
ソルル「よしルビー、到着早々で悪いけど、スープの試食してくれ」 ルビー「え? まあ、それ位なら……」


遂に謹慎が解けて帰って来たルビー。これでメンバー6人全員が集まった。
しかしながら、ペンションとしてやっていくには難しい状況にあることは確実。
早くもオーナーのソルルとルルナの頭を悩ませることになるのだが、それはまだ先の話である……

340マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/01/21(水) 22:18:18
クリス「俺から言えるのは、『私』は満足しているということだけですね。
    ちなみに『私』がこの後どうなるかは俺にも分かりません」
マルス「それにしても……クロムの外見を見るに、シーダの血は入っていないと見た」
クリス「……いや、何代後だと思ってるんですか」
マルス「何代後だろうとシーダのあの法外な速さと華奢さが受け継がれない訳がない!!」
クリス「……話す相手が俺でなく『私』だったらリザイアで焼き尽くされてましたよ、本当に幸運ですね
    …………それにしても、だから嫌だと言ったんです俺は」
マルス「君には迷惑をかけたね、しばらく出番なくなっちゃったし」
クリス「それもそうですけど、リカードといいこんな早々にネタ出しまくってどうするんですかマルス様?
     このハイペースでいくと不安です」
マルス「大丈夫、その時は君を解雇してクリス嬢に来てもらうことにするから」
クリス「……全く懲りてませんね」
マルス「さて、何のことかな?」


マルス「大丈夫! 突く!!」
クリス「自業自得……むぅ、俺はそんなに悪いことをしたのでしょうか」
マルス「わざとじゃないならなお悪い! 素直に正義の剣を喰らって散るといいと思う!」
クリス「……むん」
(自然な動きでマルスの手首を打ち、キルソードを取り落としたところを背負い投げる)
マルス「っい……ったぁっ!?」
クリス「剣に迷いがあります! それでは俺には勝てません!」
マルス「そ、それでも君は魔道士か!?」
クリス「賢者でs   マルス「ごめんねぼくが間違ってたね!」

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさんルビーさん≫

クリス「やはり引きずっておられるのですか?」
マルス「むしろ引きずらない訳ないだろう……まだ頬が熱い」
クリス「俺が放り投げたからではなく?」
マルス「……それもあるかもしれない」
クリス「それにしても、マルス様は軽いですね」
マルス「喧嘩売ってる?」
クリス「いえ。……その細腕で大陸全土を担うことになるのかと思うと……俺達は何か、重大な間違いを犯しているような気がして」
マルス「考え過ぎだよ。……誰にもそんなことは言わせないし思わせない」
クリス「……すぐに、俺達の元からいなくなってしまう気がするのです。刹那夜空を走る流星のように」
マルス「…………」
クリス「自らを燃やして願いを叶える流星のように……」
マルス「…………」
クリス「どうか、俺に……俺達に支えさせて下さい、マルス様。皆もそれを望んでいるはず」
マルス「君が支えるべきは、ぼくではないはずだ」
クリス「マルス様……」

341ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル&ルビー ◆Br2tUbHd4M:2015/01/25(日) 21:53:03
ようやくのフルキャストになった名も無きペンション……
オーナーのソルルとルルナ、そして二人を支えるドロシア、リボンちゃん、グリル、そしてルビー。
現在は6人体制で支えているものの、状況としてはかなり危ういらしく……

<<ソルルとルルナ、オーナーとしての悩み (裏庭・雪山)
ソルル「よし、これで一通りだな」 ルルナ「ありがとねソルル、お疲れさま」
ソルル「それでなんだが、いっそのこと看板を降ろすべきか、それとも場所を移転すべきかで悩んでてな……」
ルルナ「ペンションとしてやっていけなくなっても、シェアハウスとして使うのはどうかな?」
ソルル「それも考えてはいたんだが…… 後はキノじい次第だけどマリンスター号で……」
【ガチャン カラン♪ コロン♪】 ソルル「……っと。ツアーという手もあるな」 ルルナ「なるほど……」

<<ロビーにて……
ルビー「ソルルもルルナも難しそうな顔してる……」 ドロシア「ああ、過疎化に対処できるか否かの話ね」
リボン「お二方にとっては深刻な問題ですからねぇ……」 グリル「シェアハウスの案もあるみたいだけど」
【ガチャン カラン♪ コロン♪】 ソルル「……っと。ツアーという手もあるな」 ルルナ「なるほど……」
ドロシア「お帰りなさい。お疲れ様」 ソルル「ただいま」 ルルナ「只今帰りました」
ルビー「おつかれ。それより難しい顔してたけどどうしたの? やっぱり実際に聞いてみたいな」
ソルル「ああ、それか。実はな……[裏庭での会話を全て話した]……というワケでな」
ルビー「出しゃばってごめん…… やっぱり難しいよね……」 ドロシア「もう、あたし達じゃどうにもならないの」
リボン「それにしてもキノじいさんは懐かしいですね…… パーティ時代ではお世話になりましたよね」
グリル「キノじいがいたからマリンスター号を使ったプランも建てられたんだし、感謝してもしきれないよね」
ソルル「原点回帰とマリンスター独占貸切状態でオーシャンズパーティも考えたんだが、無理があるしなぁ……」
ルルナ「まだまだ時間もたっぷりとあるんだし、ゆっくり考えようよ」 ソルル「だな…… そうするか」

>>マルス王子 クリスさん
ソルル「……ひとまず王子とクリスさんの茶番はさておき、確かにクロムは謎が」ルルナ「余計な模索しない!」
ソルル「ハイ……(しゅん……)」 ルビー「相変わらずルルナの尻に敷かれまくりね、ソルル」 ソルル「言うなぁっ!!」

>マルス「大丈夫! 突く!!」
ドロシア「いやいや、突いちゃダメでしょっ!?」
>クリス「自業自得……むぅ、俺はそんなに悪いことをしたのでしょうか」
>マルス「わざとじゃないならなお悪い! 素直に正義の剣を喰らって散るといいと思う!」
ドロシア「遅かったぁ……」 リボン「後はもう茶番ですね……」 グリル「やれやれ……(呆れ顔)」

(マルス王子とクリスの真面目な話を聞き……)
全員「…………(壮絶過ぎて誰も声を掛けられず、重い空気になってしまった……)」

342マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/01/26(月) 22:01:11
(雪かきをしようかとは思ったがふとした弾みで全力雪合戦になってしまった様子)
クリス「でぇりゃああぁぁぁっ!!」
(白く尾を引いて飛んでいく雪玉を、マルスが氷柱で迎撃する)
マルス「……足りないなぁ?」
クリス「ちゃんと雪玉で戦って下さいよマルス様!」
マルス「レイピアが駄目だって言ったのは君だろう」
クリス「だーかーらー……   分かりました。とりあえず負かします」
マルス「できるものならやってみてよ、ぼくは負けない」


マルス「……(氷柱を操る手を止めて)…………」
クリス「俺達にできることはあるのでしょうか」
マルス「無駄なことはしない方がいいと思うよ?
     今のぼくらは主人公じゃない……あくまで1人のゲストにすぎないことを自覚する必要がある」
クリス「しかし……」
マルス「じゃあ、ぼくたちに何ができる?」
クリス「……了解しまし……(襟首に雪を流し込まれる)ひぁああぁ冷たっ」
マルス「あはははははは」

クリス「でしょう!? でしょう!? 
     その前に天空使うんですよあの悪漢は!」
マルス「悪漢て……さすがにそこまで言わなくても……
     ……それに、できればぼくが生きているうちにテリウス大陸とは国交を……」
クリス「何仰ってんですかそれじゃあ普通に天空入ってくるじゃないですかー!!
     さっさと鎖国!!」
マルス「それは困る……第一、おそらくはそっちのアカネイア大陸の未来だろうから君が気をつければいいんじゃ」
クリス「なるほど! テリウス大陸からの使者は一人残らずこの俺が始末してくれる!」
マルス「それにしても、ソルルさん大変だねぇ」

マルス「次は必ず突く……」
クリス「精神を統一するがいいのです」

マルス「……あれ、みんな……聞いてたんだ」
クリス「御心配なく、皆さん。これは俺達の問題です」
マルス「いや、ぼくの問題だよ」
クリス「……マルス様」
マルス「君はもう政を退いたのだろう? じゃあ君には関係のないことだ」
クリス「マルス様……っ」
マルス「ぼくの隣に君の居場所はない。君がいるべきはここではないよ」
クリス「どうして! マルス様の仰る通り、俺は政治の舞台から降りました!
     だから今の俺は自由です、あなたの隣にだって行くことができる!」
マルス「ぼくはそれを許さない」
クリス「だからどうして……」
マルス「ぼくが弱くなってしまいそうだからだよ」
クリス「…………」
マルス「君という他人に依存するのが怖い。それだけだよ……そっちのぼくとは違って、ぼくはずっと孤独だった
     ……輸送隊!」
(軽く手を挙げると屋内にも関わらず幌馬車が突進、すぐに潜り込む)
マルス「……少し冷静にならせてもらってもいい?」
クリス「マルス様!? マルス様!!」

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさんルビーさん≫

343ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2015/01/28(水) 21:36:42
デイジー「…年が明けて殻来よう来ようと思ってたのに」
ピーチ「もう1月が終わって仕舞いそうですね…」

(艶やかな振袖姿のプリンセス2人組、颯爽と登場すればぼやき始める)

デイジー「まぁ何はともあれ新年明けましたおめでとう」
ピーチ「今年も此の通り、顔を出せる回数は低いですが頑張って行く所存です」
デイジー「プリンセスは何かと忙しいのよ、外交とかパーティとか」
ピーチ「そうですね、年始はかなり忙しかったですし…」
デイジー「ピーチ共々宜しく頼むわね、今年はアタシ達の活躍は少なそうだけど」

デイジー「其れと申し訳無いのだけれど御返事は一旦蹴らせて貰うわ、又此れに改めて反応を頂戴」

>>ALL様

344ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル&ルビー ◆cKwi5yCq7w:2015/02/04(水) 21:36:31
>>マルス王子 クリスさん (今回はかなり時間をかけてしまったぞ。待たせてゴメン by ソルル)
>クリス「ひぁああぁ冷たっ」 >マルス「あはははははは」
ソルル「おいおい何やってんだよ……(頭を抱え込む)」
ルルナ「やめなさい! やり過ぎたら炎症を起こすわ!」

>マルス「それにしても、ソルルさん大変だねぇ」
ソルル「言ってくれるぜ…… (ルルナに対しての)オレの苦労も知らないで……」
ルルナ「ソルル、今度余計なこと言ったら立てなくしてやるんだからっ!!」ソルル「勘弁してくれ……」
ドロシア「ソルル、ご愁傷様」 ルビー「ごめんソルル、余計なこと言っちゃった……」

ソルル「まあ、聞いてたは聞いてたが…… これはかなり難しいなぁ……」
ルビー「政治の世界もいろいろあるけど【どんがらがっしゃーんっ!!】ひぇーっ!?」
(屋内にも関わらず突進した幌馬車に驚くルビー。そして物凄い音を立てて崩れ落ちた壁。だが……)
ドロシア「また派手にやってくれたわね…… こうなったらマルス・ローウェルは出禁ね」
ルルナ「それにしても流石はドロシアお姉ちゃんの設計だわ。あんな大きな穴にも関わらず、持ち堪えているんだから」
リボン「関心していないで早く塞いでくださいっ!!」 グリル「これじゃ寒いよー!」
ソルル「もうワヤだぁ……(頭を抱え込む)」

>>ピーチさん デイジーさん
ソルル「えー、遅ればせながら謹んで新年のお慶びを申し上げます」
ルルナ「それにしても綺麗な振袖だわ……」 グリル「女の子として憧れちゃうよね」
ドロシア「顔出しが少なくなっているのは、恥ずかしながらあたし達も……」 ルビー「確かに……」
リボン「何はともあれさて置いて、本年もよろしくお願いを申し上げます」

345マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/02/04(水) 22:11:36
マルス「やぁ遅れてごめんよ今年も宜しくね」
クリス「(ぽやー)」
マルス「駄目だよクリス、ピーチ姫は分かるけどもう片方は見た目だけだからね」

ピーチ姫とデイジー姫≫

クリス「いいえ、構いません」


マルス「……あーそうか、自分に杖は使えないもんね」
クリス「きずぐすり使えば何とかなりますけどね……ぬゃーもうびしょびしょじゃないですかー」

マルス「ははは、何せ対岸の火事だからねー?」
クリス「ま、マルス様ぁ」
マルス「ぼくは事実を言っているまでだ、ぼくとシーダの関係はまかり間違ってもあぁはならないことだろうし、ね」
クリス「華麗にウィンクしながら仰られても反応に困ります
     ……あぁあとソルル殿、精神的な方はアレですが身体的外傷ならば俺が治しますよ」
マルス「……全然フォローになってないよ、君も」

クリス「……自身が冷静になろうとして何だか周りが穏やかではなくなっている……」
(しばらく呆然としていたが急に我に返って)
クリス「マルス様! ちょっとこれ何とかしなきゃいけないんじゃないですかね!?」
マルス「うるさい後で何とかするから今は黙ってて!」
クリス「おわっ!? いや、銀の剣なんて投げないで下さいよ危なっ」
マルス「ぼくの時代ではぎんのつるぎと表記していたからそれに倣えっ」
クリス「そんな無茶苦茶な……

    ……待てよ、もう壊れてるんだから……今更どうなってもいいか!
    エクスカリバー!!」
(大振りなモーションから放たれた巨大な風の刃が幌馬車に迫り、衝突の寸前虚空にかき消える)
マルス「うわー……輸送隊引っ込めてなかったらどうなってたんだろう
     ……で、クリス(無表情に顔を上げ)」
クリス「はい?」
マルス「……(静かに視線を後ろに向けて)ぼくが出禁になるとしたら君も同罪になりそうだねぇ……(にっこり)
     明らかに被害が大きくなっていると思うんだけど」
クリス「1も10も0ではないのです」
マルス「ちょっと黙ろうか、そして今から少しお金の話をしよう……ぼくも軽率が過ぎた」

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさんルビーさん≫

346ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2015/02/07(土) 11:56:07
>>344
デイジー「遅く成って御免為さいね、プリンセスは年末年始忙しいのよ」
ピーチ「毎日パーティに会食会でもうへとへとですよ…」
デイジー「何弱音吐いてンのよ、だらし無いわね」

ピーチ「此れは今回の為に特別に作られた物なんですよ」
デイジー「着物は動き難くてアタシは苦手ね、早く脱ぎたいわ」
ピーチ「此方こそ改めて宜しくお願い致しますね」


>>345
ピーチ「此方こそ遅れて仕舞って申し訳無いです…」
デイジー「あンなのに謝る必要無いわよピーチ、頭を上げなさい」

デイジー「あら、何か云ったかしらァ…?」(にっこり微笑む其の手には物騒な鈍器が)

347マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/02/09(月) 21:46:12
マルス「あんなのとは何だ、一応世界とか姉上とか救ったんだからねっ」
クリス「マルス様、その語尾は何かと誤解を呼ぶ語尾では」
マルス「知らないよそんなことは!
     ……ともあれ、そんなに畏まらなくたって」

マルス「(ファルシオンを引き抜いて)大丈夫、見切る」
クリス「アウト! 絶対アウト!!」
マルス「カウンターの倍率は1.1倍。下限は8%。ぼくを誰だと思っている?
     DX・X時代の『マルス』だよ? あまり吹き飛ばさないから安心するといい」
クリス「つっても……」
マルス「女性に手を上げるなと? 忘れたのかいクリス。
     相手が女だろうと子供だろうと経験値稼ぎの為なら容赦なく打ち抜く、それがファイアーエムブレムだろう」
クリス「……そ、そうですけど……あーデイジー姫逃げてー」

ピーチ姫とデイジー姫≫

348ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2015/02/11(水) 17:15:19
>>347

デイジー「あンなのにあンなのって云って何が悪いのよ」
ピーチ「確かにあんなの、は無いでしょう…お止め為さいデイジー」
デイジー「語尾がキモい、折角のロイヤルキノコティーが台無しよ」
ピーチ「キモいなんて、可愛らしいじゃないですか」

ピーチ「デイジーお止めなさい、」(取り出したのはモンブラン)
デイジー「(もぐもぐ)」

349ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル&ルビー ◆cKwi5yCq7w:2015/02/14(土) 21:34:42
名も無きペンションのとある騒々しい日常…… それは、とある二人の陽と陰が全ての元凶であった。

[今から4日前]
ソルルとルルナが首を傾げながらも読んでいた一通の案内状。これが珍騒動のはじまりで……

<<何時の間にか送られてきた日程表 (オーナーズルーム)
ソルル「なあルルナ、オレとルルナとでツアーに参加することになってるらしいんだが……」
ルルナ「それなんだけど、あたしもてっきりソルルが申し込んだとばかり思い込んでたわ」
ソルル「今日はみんなオフだったけど、明日にでも相談しないとな。それに代金も支払済だし」
ルルナ「……うん、ペンションお客様を放ってはおけないものね。呼ぼう!」
ソルル「どう考えても『例のあの方』しかいないけどなぁ……」

[3日前]
というわけで全員を呼び集め、昨日届いた案内状とともに相談しようとしていたソルルとルルナ。
これを聞いたドロシアとリボン、グリルにルビーも、やはり首を傾げるしかなく……

<<このツアー、申し込んだのはだぁれ? by グリル(ロビー)
ドロシア「あたしのところには来てないわね」 リボン「わたしもです」 グリル「ボクちんも」
ルビー「結局、ソルルとルルナだけみたいだけど、どう考えてもズルイよーっ!!」
ソルル「恐らく、『あの方』が申し込んだかと」 ルルナ「あくまでも推測だけどね」

[おととい]
この日、個人的な手紙が届いたのだが、差出人はあのお方。しかもソルルの予想はまさにドンピシャ!

<<ツアーに申し込んだのはあのお方 (ロビー)
ソルル「あー、やっぱり『キノじい』かぁ……」 ルルナ「ホントにキノじいが?」
ドロシア「ナルホド、手紙によるとキノじいが申し込んだのね?」 ソルル「どうやらそうらしい」
ルビー「また懐かしい人の名前だわ」 リボン「かつてお世話になった方でしたね」
ソルル「これはもう行かざるを得ないだろうな」 ルルナ「4日間ここを空けることになるけど、いいかな?」
ドロシア「そしたら、あたし達も行こうかな。ソルルとルルナのツアーとは別にね」
リボン「それ良いですね! となれば、ペンションは2人体制か3人体制になりますが宜しいでしょうか」
グリル「ボクちんは一向に構わないよ」 ルビー「リボンちゃん、察してくれてありがとう」
ソルル「よし決まったな! それじゃあ22日から25日はオレとルルナ、は空けるから、その先は自由に使ってくれ」
ルビー「折角だからリップ達誘って、温泉旅行にでも行こうかな」 リボン「良いですねぇ温泉」
ドロシア「それじゃあ、あたしは来月でいいかな。でもって食べ歩きツアーにでもと」
グリル「ボクちんもドロシアと一緒に行きたいな」 ドロシア「あたしは構わないわ。リボンちゃんは?」
リボン「わたしは、カービィさんに会いたいです……///」 ルルナ「これで決まりね!」
ソルル「そしたら、スケジュール調整しておくか」

350ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル&ルビー ◆cKwi5yCq7w:2015/02/14(土) 21:37:27
[そして今日]
騒動から一夜明け、スケジュールの調整を終えたソルルは1日かけて買い出しへ。
その翌日はバレンタインデーでもあると知って、ソルル自ら出払ったようだ。
そんなこともつゆ知らず、女の子達は各々の作品を完成させていく。
ルルナは150mm程の大きさに整えたボール型チョコに、抹茶をコーティング。
ドロシアはホワイトチョコ風味のしっとり系バウムクーヘンを焼き上げた。
グリルはスイーツの腕を存分に発揮し、チョコケーキを作り上げた。13号程の直径になっている。
そしてリボンちゃんとルビーは、二人でクッキーを焼き上げた。
ルビーが挑戦したのはチョコチップクッキー。リボンちゃんはアイスボックスクッキー。

<<それぞれ仕上がったバレンタインデーのチョコ系スイーツ (ダイニングキッチン)
ルルナ「これで完成!」 グリル「あたしも出来たよ!」リボン「同じくです!」 ルビー「同じく!」
ルルナ「それにしてもお姉ちゃん、凄いバウムクーヘンだね。真っ白だよ」
ドロシア「後はしっとりと仕上がっているかどうかなの。冷めたら一定の幅に切り揃えて完成ね」
グリル「それにしてもすごいよ、リボンちゃんもルビーも。クッキー作るの初めてなんでしょ?」
リボン「そうなんです。最初は上手に出来るか心配だったんです。けど、想像以上に良い出来になりました!」
ルビー「むしろリボンちゃんの方がよく頑張ったと思うよ」
ルルナ「良かったね、リボンちゃん【ピーッ(裏口用呼出ブザー)】っと、ソルル帰って来たわ」
【ガチャン(ルルナ、ドアを開ける)】ソルル「ただいま」 ルルナ「お帰りなさい、お疲れ様」
ソルル「随分とチョコの香りがすると思ったら、今日はバレンタインデーだったかなー?」
ルルナ「その通り。なんとか間に合ったわ」 ドロシア「と言うわけで総料理長、味見をお願いね」
ソルル「バカヤロ。オレがいつ総料理長になった? 」 ドロシア「ゴメン、言ってみたかっただけ」
リボン「何はともあれ、これでひと段落出来ますね」

【今回は上げ落ち状態になるが、色々とトラブル続きでゴメン…… by ソルル】

351マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/02/14(土) 23:00:42
クリス「朝から鍛錬に励んでいたらこんな時間に……マルス様はどうしていらっしゃるだろうか?
     ……それにしても、今日は全く姿を見ていないが……ひょっとしてマルス様に何か……
     いや、マルス様に限ってそんな……」

クリス「違う。これフラグだ。絶対フラグだ」
(言うが早いか階段を駆け上がりドアを蹴り開けてチョコレートの箱に埋もれ変わり果てた自室を目撃する)
クリス「…………

    シェイバー」
マルス「ちょ、ちょっと雑すぎないかなぁっ!?」
クリス「あ、マルス様。埋まっていらっしゃったんですね」
マルス「恥ずかしい話ね……朝、ちょっと輸送隊を呼び出したらこのありさまで……
     一体どこと繋がってるのかは分からないけど時間が経つごとに増えていって、この部屋自体埋まっちゃった」
クリス「いっぱしの男として殴りたい気持ちでいっぱいです、マルス様!」
マルス「え、何で?」


マルス「ロイヤルキノコティーなる飲み物の方が遥かに不気味だと思うけど」
クリス「申し訳ありませんが俺も同じ気持ちです」

マルス「んっ(ついカウンターの構えを解き)」

ピーチ姫とデイジー姫≫

マルス「キノじいっ!?(いきなり身を乗り出し)」
クリス「わ、どうなさったんですか」
マルス「ごめんごめん……急に懐かしい名前が出てきたものだから
     ……何か、面白くなってきた?」


クリス「……うわぁ」
マルス「毎度のことだけど感動するね……」
クリス「マルス様は自分宛の召し上がってて下さい」
マルス「実はちょいちょいクリス宛も混ざってるんだけど」
クリス「マジですか」

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさんルビーさん≫

352ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2015/02/15(日) 18:02:14
デイジー「ばれんたいんでー、きーっす」
ピーチ「街はバレンタイン一色ですね、チョコレートの香りが漂ってきます」
デイジー「アンタは律義に今年も配ってたわね」
ピーチ「あら、貴女は何もしなかったんですか?」
デイジー「配ったわよ、此れ」

(小さな箱の中にハート型のチョコレートが一つ、メッセージカードには
  「ホワイトデーは10倍返し、此れ犯した者ドロップキック デイジー」との文字)

デイジー「気の弱そうな城の連中と赤と緑のヒゲには郵送してきたわ」
ピーチ「…とても貴女らしいです」


>>351
ピーチ「…、マルス様は沢山貰っているでしょうから、あげようか悩みますわね」
デイジー「あ?何用意したの?二人分?アタシが食べてあげよっか???」

デイジー「ハァ?
      ロイヤルキノコティーはロイヤルキノコティーよ、最高級なんだから」
ピーチ「格式の高い方々しか飲めない御茶なんです、其方の世界で云うところの「ミルクティー」に値します」


デイジー「…まぁ、モンブランに免じて、今日は許してあげるわ(もぐもぐもぐ)」

353ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル&ルビー ◆Br2tUbHd4M:2015/02/23(月) 07:04:34
名も無きペンションは、今ではただのシェアハウスではないのかと思っている妖精と魔女がいるようで……

>>ソルルとルルナのツアー出発前夜【おととい】(ダイニングキッチン)
ソルル「明日はこれで大丈夫だな」 ルルナ「キノじいから誘われたら断るにも断れないから、大変かも」
リボン「まるでシェアハウスですね」 ドロシア「ホントそうよね。採算も合わないし、転換させたら?」
ソルル「それだけど、来年度末(即ち次スレ)までにどうするかを考えるつもりだ」
グリル「色々と悩んでいみたいだね。大丈夫?」 ルルナ「ごめんねグリルちゃん、心配かけちゃって……」
ドロシア「なんでもいいけど、採算取れないなら早めにシェアハウスに転換しなさいよ」
ルルナ「なんでお姉ちゃんが出しゃばるのよ……」 ソルル「こればかりはブチ切れても文句無しだろうな」

<<ソルルとルルナ、出発!【きのう】(正面玄関)
ソルル「それじゃあ、悪いけど行ってくるな」 ルルナ「後は任せたわ」
ドロシア「いってらっしゃい。楽しんできてね」 リボン「どうかお気をつけて」
グリル「お土産待ってるよー!」 ルビー「グリル、お土産要らないんじゃなかったの?」

こうして、ペンションのオーナー二人は出発した。果たして、どのような旅になるのか。そして……

<<静かなペンション(ロビー)
リボン「それでは、お先に失礼します」 ルビー「行ってまいります」 ドロシア「気をつけてね」
グリル「結局、二人だけになっちゃったね…… で、いつ出発する」
ドロシア「実は今日出発して明後日帰社でも良いかなと考えていたの。ハードスケジュールでごめんね」
グリル「今日出発で明後日帰社だね。その時までにはソルルもルルナも帰ってくるかな」

【ということで、来月まで来られなくなるわ。ごめんなさい by ドロシア・ソーサレス】

354マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/02/23(月) 21:30:49
マルス「……あー、もうお返しの準備しないと間に合わないよね」
クリス「何を返されるのですか?」
マルス「うん、記念銀貨とFEの攻略情報?」
クリス「妙にリアリティがあって怖いんですが……」
マルス「ちなみに銀貨はぼくが鋳造するよ!」
クリス「!?」

マルス「キノコから茶が抽出できたとは驚きだ」
クリス「採りに行きますか?」
マルス「そうだねー、ぼくが小さい頃遊んでいた裏山に確か白い斑の赤いキノコが……」
クリス「それ、真面目に考えればヤバいやつですよね?」

マルス「……許してもらわなくても自分で自分の身くらい守れたよ……(イライラカリカリ)」
クリス「まぁまぁ」

ピーチ姫とデイジー姫≫

マルス「行ってらっしゃーい、……あー、きずぐすりとかいらなかったかな」
クリス「何も軍事遠征に行くんじゃないんですから必要ありませんよ……
    それにしても、もうしばらく暇ですねマルス様」
マルス「……ぼくは全く暇がない」
クリス「あ、そうでしたっけ……んー……俺は一体何をしようか」
マルス「クリス、言っとくけど外には出ないでね? 道に迷われると探すのが面倒だから」
クリス「迷いませんよ俺」
マルス「よく言うよ」

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさんルビーさん≫

355ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2015/02/26(木) 14:35:07
>>354

デイジー「…と、まぁそんな訳でアンタ達に行き渡る予定だったピーチ御手製のガトーショコラは
       私の胃袋の中に消えたわ。なかなか上手く出来てるじゃない、美味しい美味しい、(もっしゃもっしゃ)」

デイジー「…いや、ロイヤルキノコティーって名前だけで」
ピーチ「キノコから御茶を抽出する訳では…否、もしそうしたらどんな味がするんでしょうか…」
デイジー「飲んでみる? 本当にただのミルクティーだっつーの」
ピーチ「一杯幾らでしたっけ?」
デイジー「四ケタだったのは覚えてるけど?」

デイジー「アンタ達もモンブラン食べる?(もっしゃもっしゃ)」
ピーチ「食べてばかりですね…」

356マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/02/27(金) 17:25:57
マルス「まぁ、賢明だね?」
クリス「えぇええぇぇぇ――!」
マルス「……クリス、確かに多少は美味しいかもしれないけど約2週間後に困ることになるのは君だからね?」
クリス「はっ……そ、そうでした! ありがとうございますマルス様」
マルス「目先の物欲に負けちゃ駄目だよ」

マルス「あれ、そうなんだ?」
クリス「まぁ確かに言われてみなくてもそうですよね
     って、4桁ぁ!?」
マルス「遠慮しようクリス。遠慮しよう」
クリス「全くです! 俺は闘技場で得た金をこんなことの為に使いたいのではありません」
マルス「ほう?」
クリス「武器! 筆記用具! きずぐすり!」

クリス「あ、喜んでー」
マルス「(クリスの手を掴んで)……お金、取らないよね?」

ピーチ姫とデイジー姫≫

357マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/03/04(水) 20:23:10
マルス「よし、とりあえずあげておくとするか」
クリス「あれから色々あって下がってしまいましたからね
     ……それにしてもマルス様、あんまりですよ」
マルス「ん?」
クリス「いくら桃の節句で手近なところに女性がいないからって『私』に代われなんて無茶を」
マルス「だってクリス嬢ならきっと似合うと思ったからさぁ……」
クリス「そういう問題じゃないでしょう……はぁ、>>338はまぐれだったのでしょうか」
マルス「それはさておき」
クリス「さておくなんてあんまりですマルス様」
マルス「みんな、遅いなぁー」
クリス「…………
     マルス様、俺で良ければ相手しますよ」
マルス「本当? いい暇潰しになるよ」

358ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2015/03/08(日) 04:31:39
>>356

デイジー「アタシから受け取ったが最後よ、三倍返しするまで離さないんだから」
ピーチ「…太りますよ?」
デイジー「プリンセスは太らないようにできてンのよ」

デイジー「…何アンタら四桁で騒いでるのよ?」
ピーチ「私達からしたら普通の値段なので何とも言えませんね…」
デイジー「今だったらタダで飲ませてあげないこともないけど?」

ピーチ「私の作ったものなので、無償で差し上げますよ?」

359ソルル&ルルナ&ドロシア&グリル&リボン ◆Br2tUbHd4M:2015/03/09(月) 08:50:09
3月を迎え、名も無きペンションは5ヶ月目を迎えようとしていたのだが……

<<ソルルとルルナ、ツアー終了[2月26日]
その日、ソルルとルルナはツアーから無事に帰ってきた。

<ロビー>
【ガチャン カラン♪ コロン♪】ソルル「お疲れさん」 ルルナ「着いたぁ……」
ソルル「結局、みんな出掛けてるみたいだな」 ルルナ「だからって文句言えないでしょ」 ソルル「確かに……」

<<ドロシアとグリル、大量仕入[2月27日]
その日、ドロシアとグリルが大量の食材を運び込んで来た。

<正面入口>
ソルル「おいおい、帰ってきて早々キッチンスタジアムかー?」 ドロシア「ビストロでもいいわよ?」
ルルナ「それにしても買い込んだねぇ……」 グリル「非常食も入れ替えないと。万一食中毒にでもなったら大変だよ」

<<ソルル、病に倒れる[2月28日]
この日、ソルルが発熱でダウンしてしまう。インフルエンザではなかったものの油断は禁物だ……
後に詳しく診断した結果、風邪を患ってしまったことが判明。

<トラック>
ソルル「まさかこのオレが…… すまん、ルルナ……」 ルルナ「大丈夫、無理しないでね」

<ロビー>
ドロシア「道理で寝込むハズね」 グリル「大丈夫かなぁ……」

<<ソルルを看病するルルナと、慌てて帰ってきたリボンちゃん[3月1日]
翌日。ソルルは空室の一つに隔離され、ルルナによる看護が行われていた。

<ロビー>
ドロシア「それにしても良かったわ……」 グリル「今流行りのインフルエンザじゃなかったね」
【ガチャン カラン♪ コロン♪】 リボン「只今帰りました!」 ドロシア「お帰りなさいリボンちゃん」
リボン「ソルルさんの容体は!?」 ドロシア「今のところ安定はしているそうよ」 リボン「良かった……」
グリル「しばらく安静にしないとダメみたい」 リボン「大変ですね……」

<<ルルナ、病に倒れる[3月4日]
この日、ソルルは発熱が治まりつつあるも、どうも喉と鼻の調子がおかしい。
同時に、今度はルルナが発熱に悩まされることに。それもソルルと同じ状態という最悪のパターン
そんな二人で病院に向かった結果、ソルルの風邪がルルナに移ってしまったのである。
ソルルはほぼ治まりかけていたとは言え、まだまだ油断は出来ない。

<207号室 一時隔離用>
ルルナ「うかつ…… まさかあたしが……」 ソルル「あまり無理するなよ」
ドロシア「2人とも大丈夫?」 リボン「こうなるだろうとは思っていましたけどね」
ソルル「もうボロカスだぁ……」

<<そして現在……[きょう]【ソルル単独】(ロビー)
薬は今朝の分が最後とは言え、ルルナの看病もしてやらないとな。後はみんなに迷惑かけた分も取り戻さないとな。
なんだかんだで今のオレがあるのはルルナやみんなのお陰だし、宇宙の陽(ソラノヒ)に感謝しないとバチ当たる。

それよりも…… 結局、マルス王子達に丸投げするカタチになってしまったのが悔やまれる……(頭を抱える)

よし、そしたら久々にみんなの昼食を拵えるか!(黄色のコックコートに着替える)

360マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/03/09(月) 19:33:47
(ベッドに紙のように顔色の悪いマルスが横たわり、クリスがそれを覗き込んでいる)
クリス「マルス様、大丈夫ですか?」
マルス「過労……なのかな、これ……倦怠感が……体が思うように動かない……」
クリス「残念ながら、原因が分からない分には治療の杖も使えませんし……今日のレスは俺一人で」
マルス「嫌だ……ぼくも連れて行け……」
クリス「え、えぇー……?」
マルス「連れて行け、ぼくなら大丈夫だから……」
クリス「はっ! ……どうなっても知りませんからね……?」


マルス「ほらね、一番引っかかっちゃいけない相手だろう……?」
クリス「そんなに大変なものでしたっけ、バレンタインって」
マルス「あぁそうか……ぼくはそのお返しに頑張り過ぎて倒れてしまったのか」
クリス「もうどう返事していいのか分かりませんよ俺」

クリス「……俺ならともかく、マルス様まで驚かれるのはどうかと思うんですよ……」
マルス「当然だろう、アリティアがそんなに資金潤沢に見えるのか君は」
クリス「いいえ全く。残念ながら……悲しいですが納得できてきました」
マルス「ならいいよ」
クリス「え、タダですか! マジですか!?」
マルス「(レイピアでクリスの靴を床に縫いつけて)ちょっと待った! タダより怖いものはないって言うよね!?」

マルス「な、ならいいか……」
クリス「わーい」

ピーチ姫とデイジー姫≫

クリス「それは大変でしたね……」
マルス「ほらねクリス……ぼくも寝ている場合じゃないか……うぅ」
クリス「いや、寝てるべきだと思いますよ」
マルス「……それより……
     (熱にうかされて潤んだ瞳を真っすぐに向ける)
     待っていて、とても不安になったんだ……
     今まで君達がいてくれることが当然になっていたけれど、いつかそうでなくなる時が来るんだよね
     それで、思った……もしそうなる時は、何も言わずに去らないでほしい……
     必ずお別れがしたい……はは、具合が悪いからこんなことを考えて……しまうのかな……」
クリス「……マルス様? マルス様!!?
    御無理なさるから、全くもう! 申し訳ありませんソルル殿……!」
(クリス、難なくマルスの体をお姫様抱っこすると軽々と自室へ)
ソルルさんルルナさんドロシアさんグリルさんリボンさん≫

361ソルル&ドロシア&グリル&リボン ◆Br2tUbHd4M:2015/03/13(金) 22:14:12
名も無きペンションのとある日常……
ツアーから帰ってきたソルルとルルナだが、数日後に体調不良に倒れる。
後にソルルは回ほぼ復する。ルルナはもう少し時間がかかりそうだ。
ドロシアとグリルが心配する中、リボンちゃんも慌てて帰ってくる始末。
そんなこととは露知らず、ペンション宛にルビーからの手紙が届く。これが後に台風の目になるとも知らずに……

<<ソルルの思うこと(ダイニングキッチン)
ソルル「今度ばかりはもうダメかと思ったぞ…… 『生あるものは必ず死す』とはよく言うが……」
リボン「らしくないですよソルルさん? 無理もないかと思われますが、珍しく弱気ですね」
ドロシア「それもそのハズ高熱でしょ? もし重症とも知らずにそのまま寝込んでたら手遅れだったかもね」
グリル「みんなー! ルビーから手紙来たよー!」 ソルル「ルビーにしちゃあ珍しいな。どれどれ……」

[ルビーの手紙には、バカンスの内容、それを表す集合写真、そして仲間の一人が病に倒れたとの内容が]

ソルル「これはワヤだな」 ドロシア「これだけ居れば、10時打ちも余裕かしらね?」
グリル「ダメだったとしても撮影だけは出来たと思うけど」 リボン「それすらも難しいでしょうね……」
ソルル「オレとルルナが倒れてから、ドロシア、グリル、リボンちゃんは戻ってきてくれたよな。ありがとう。
しかしルビーが中々戻らないと思ったら、身内の病と来たもんだ。これは大嵐になるかもな……」

>>マルス王子 クリスさん
>クリス「それは大変でしたね……」
ソルル「色々と心配かけてゴメン……」

>マルス「……それより…… 待っていて、とても不安になったんだ……
[中略]
それで、思った……もしそうなる時は、何も言わずに去らないでほしい…… 必ずお別れがしたい……」
ソルル「王子…… 大丈夫だ、その時が来たら必ず報告する。勿論、いきなりじゃなくて最低でも3ヶ月の余裕を持ってな」

ドロシア「それより体調崩した以上、無理は禁物よ。下手したら余計に体調を悪化させてしまうこともあるわ」
グリル「マルス王子……」 リボン「どうかご無事で……」

362マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/03/14(土) 20:16:22
クリス「もうお体の方は……」
マルス「大丈夫、心配かけたね……記念銀貨と㊙情報はしっかり発送したから安心してね!(カメラ目線)
     ……環境依存文字使っちゃったけど大丈夫かな」
クリス「開発元等、FE関連の場所にチョコレートを贈った皆様ご安心ください! フィクションです!!(カメラ目線)」


マルス「君達の方も大変そうだね……いつになったらみんな揃うんだろう」
クリス「……ほんと、俺達に出来ることなら何でも仰って下さいね、力になりますから!」
マルス「ただ、あまりこっち(手で硬貨の形を作ってみせて)の方では力になれないけど!」
クリス「マルス様っ!? ……まぁ、事実ですが」

クリス「いいえ、こうやって元気な顔を見ることが出来て良かったです(うるうる)」
マルス「(クリスにハンカチを差し出す)」
クリス「ありがとうございますマルス様……」
マルス「いいのいいの、……ぼくは涙が出ないからさ……
     こんなこと、って言うと悪いけど……何かごめん」
クリス「……すみません」
マルス「いいって言ってるだろう、もうっ」

マルス「……ありがとう。それを聞いて安心した。
     ぼく達も故郷を本格的に統べる時が来れば――」
クリス「いつか真の主と離れていることに耐えられなくなる時が来れば――」
マルス「ここを後にしてしまう時が来るかもしれない。でも何も言わずにいなくなりはしないよ、心配しないで
     ……それにしても」
クリス「どうなされたんですか?」
マルス「健康体になった後に過去のレスを目にするとかなり恥ずかしいね!」
クリス「申し訳ありません俺底抜けに丈夫に出来ているのでそんなことには多分なりません!」

ソルルさんドロシアさんグリルさんリボンさん≫

363ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2015/03/15(日) 22:43:50
名も無きペンションのとある日常……
薬を全て飲み切ったソルルは、ここから更に療養。そして今日、遂に完全復活を果たした。
一方のルルナも、処方された『苦い薬』を見事に飲み切った。完治まであと僅かとなった。
そんな中、またもやルビーからの手紙が。これこそが真の大嵐になるのであった。

<<ルルナ、快方に向かう(ロビー)
ソルル「だいぶ歩けるようになったな。良かった……(安堵の表情) 薬も頑張って飲んだしな」
ルルナ「うん、これで一緒に寝れるね、ソルル♪ でも『良薬口に苦し』はホントで辛かったなぁ……」
ドロシア「良かったわねルルナ」 リボン「ここからが正念場ですよ」 グリル「ルビーからまた手紙来たよ」
ソルル「お、今度は完治の報告か? どれどれ……」

[ルビーからの手紙には、仲間が完治したことと、団体で押し掛けてくるという内容が書かれている]
ソルル「ウソだろーっ!? 部屋が大変な事になるぞ! ってか今週にも来るのかよっ!?(大混乱&大慌て)」
ルルナ「大丈夫、ルビー達パネポンフェアリーズは9人だから、部屋は5つでOKだよ(至って冷静)」
ドロシア「それは良いの! 問題は料理の方よ! これじゃ間に合わないかもしれないわ……」
グリル「食料ならルビー達の到着までに間に合わせればいいけど、問題はメニューかな」
リボン「大嵐到来ですね…… 3泊4日を予定しているみたいですが、これは厳しいかもしれませんね」
ルルナ「そんなバカな…… なら、どうすれば……(段々と不安になる)」

>>マルス王子 クリスさん
ルルナ「マルス王子もあたしと同じく病み上がりだね。リボンちゃんも言ってたけど、ここからが勝負だよ」
リボン「ここで逆に無理をしてしまえば、再び病に倒れる確率が跳ね上がります。
マルス王子、そして病に倒れていないクリスさん、くれぐれも無理はなさらないでくださいね」

ソルル「一応、今週中には揃う予定なんだが、団体で押し掛けてくると来たから頭痛い……(頭を抱え込む)」
ドロシア「下手したら喧しくなるかもしれないけど、度を超したら出禁にするつもりなの」
グリル「出禁って、ルビーも?」 ドロシア「妖精9人娘とは言え、ルビーは対象外よ」

>クリス「いいえ、こうやって元気な顔を見ることが出来て良かったです(うるうる)」
ソルル「クリスさん……!(思わず貰い泣き)」
>マルス「(クリスにハンカチを差し出す)」
クリス「ありがとうございますマルス様……」
ルルナ「あらら…… 王子、ソルルもみたい(苦笑いしつつも、ソルルにハンカチを差し出す)」
ソルル「悪いルルナ……!(ルルナから差し出されたハンカチを受け取り、涙を拭う)」
ルルナ「ソルル……(ソルルとクリスさんを見て、今度は彼女が貰い泣き)」

ドロシア「なんなのよこの茶番……」 リボン「ソルルさんとルルナさんが甘々な雰囲気に……」
グリル「これじゃバカップルだよ、あの二人……」(3人揃って、ソルルナを貶す)

ソルル「なんか、分かる。振り返ると、黒歴史にしたいくらいのものもあったりするからなぁ……」
ルルナ「ま、やらかしたらやらかしたで、それをどう挽回するかも考えないとね」 ソルル「勘弁してくれ……orz」
ドロシア「何やってんのよルルナ……(呆れ顔)」 リボン「ソルルさん、凹んじゃいましたよ?」
グリル「こればかりはほじくり返したルルナが悪い!」 ルルナ「ぐぬぬ……(最早何も言い返せない)」

364マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/03/16(月) 20:02:09
マルス「ルルナさんも復帰おめでとう! エレファントでも打ち上げたいね」
クリス「(赤くなった目を拭って)エレファント……? シューターの一種でしたっけ」
マルス「そう、最大威力のシューター。第2部の部分しか出ていない君は自軍がシューターを使うのを見たことがないっけ」
クリス「はい……エレファント、かなり痛かったです」
マルス「魔道士をシューターの攻撃範囲に入れるってどんな軍だよ」
クリス「……いえ、マップ全土がほぼシューターの攻撃範囲になっちゃってるマップが外伝として追加されているので」
マルス「あんまりだ!!」
クリス「さぁ、シューター談義もこのくらいにして今日も元気に始めましょう!」

クリス「えぇぇ!?」
マルス「賑やかなのは嫌いじゃない、大歓迎だよ! やっぱりエレファント打ち鳴らそう!」
クリス「いけませんって! 大体マルス様はロードではないですか」
マルス「冗談はさておき……(表情を引き締め)ぼく達も手伝うべきかい?」

マルス「分かってる分かってる。2度も同じ過ちは犯さないよ、心配しないで」
クリス「俺は生まれてこのかた風邪やその他の病気とは無縁ですから御心配には及びません。
     皆様こそお気をつけ下さい」

マルス「……うわぁ、ぼくも泣くべきところなのかなこれって」
クリス「無理はなさらない方がいいと思いますよ? ……それにしても」
2人《羨ましいな……》

マルス「挽回かー、百騎当千の活躍をすればいいのかな?」
クリス「戦場以外で……。
     ……何か、関係ないところにダメージ入ってますよ」
マルス「ほんとだ」

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさん≫

365ソルル&ルルナ&ドロシア&グリル&リボン ◆Br2tUbHd4M:2015/03/19(木) 20:06:15
>>マルス王子 クリスさん
>マルス「ルルナさんも復帰おめでとう! エレファントでも打ち上げたいね」
ルルナ「ありがとう王子。ところで『エレファント』って?」 ソルル「動物なら『象』だが、アレだな」
>クリス「エレファント……? シューターの一種でしたっけ」>マルス「そう、最大威力のシューター」
ソルル「あ、やっぱり(頷く)」 ルルナ「……うん、下手したら一発であの世逝き……(ガグブル)」

>クリス「えぇぇ!?」 >マルス「賑やかなのは嫌いじゃない、大歓迎だよ! ぼく達も手伝うべきかい?」
[エレファントの下りは、二人のガグブルでカットさせて貰ったわ。ごめんなさいね by ドロシア]
ソルル「クリスさんまで叫んでしまったか……」 ルルナ「部屋は兎も角、食料の問題があるだけかな」
ドロシア「それについては何とかなるかもしれないわ。後は彼女達の食欲の問題よ」
グリル「それよりこれだけは言わせて! 投石禁止! OK?」

ソルル「『二度も』ねぇ…… オレが言えた義理じゃないけど、オレも何度も同じ過ちを繰り返したもんだ」
リボン「それはさておき、クリスさんは丈夫なのですね。羨ましいです……」

ドロシア「マルス王子、それを言うなら」 ドロシア&グリル&リボン『リア充爆発しろ』
ソルル「ルルナ…… ドロシア達がヤバイ……」 ルルナ「……うん、ちょっとマズイかも……」

366マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/03/19(木) 20:44:39
マルス「……まぁもっとも、ぼくたちはシューターじゃないからそんなものは――あれ?」
クリス「思った以上に衝撃が大きかったようです」
マルス「んー、確かに飛行系は特効ついてる作品もあるから危ないけど、普通は結構痛いなぁ、くらいだよね」
クリス「まぁそうですね」

クリス「いや、当然でしょう!? もしいきなり同盟軍にその人数が加入したら……ふふふ」
マルス「クリス、怖いよ?」
クリス「食糧なら……俺が勝手に植えたキャベツ等が今いい感じなんですが使えます?」
マルス「いつの間に……(窓から身を乗り出し)うわほんとだ明らかに地上部が違う!」
クリス「本当は鶏や豚も一緒に育てたかったのですがそれはさすがに咎められそうで」
マルス「賢明な判断だと思うよ、ぼくは」

マルス「あ、えと、そんなつもりで言ったんじゃ」
クリス「ははは、照れますねー」
マルス「それにしても君って『疲れは鍛錬すれば取れる』をはじめとした無茶な療法をよくとるけど」
クリス「昔からそうしていたので(えっへん)」
マルス「いや、褒めてないよ……
     というかそれだけじゃなくて、この前ぼくが部屋に戻ってきたら片手でベッド持ち上げてたよね」
クリス「あ、ご覧になっていたんですか。恥ずかしいな」
マルス「……君は本当に人間か?」
クリス「申し訳ありませんがマルス様にだけは言われたくありませんね」

2人『いや、恋人がいない訳ではないし』
クリス「重なりましたね」
マルス「重なったね」
クリス「カタリナって結構何考えてるのか分からない時があって、どう出ていいのか」
マルス「なるほどー」
クリス「マルス様は?」
マルス「女性の気持ちって全然分からない(にっこり)」
クリス「…………」

ソルルさんルルナさんドロシアさんグリルさんリボンさん≫

367ソルル&ルルナ&ドロシア&グリル&リボン ◆Br2tUbHd4M:2015/03/19(木) 23:30:03
>>マルス王子 クリスさん
ソルル「飛行系……って、オレ達全員じゃんっ!!(もはや嘆くしかなかった)」 ルルナ「……(ガクブル中)」
ドロシア「遠距離から弓や石が飛んできたらアウトね……」 リボン「ルルナさんホントに大丈夫ですか?」

全員『無い無い(息もピッタリで、あっさり否定)』
ソルル「本人居ないから言えるけど、そもそも妖精9人娘がまともに戦えると思ってるのかー?」
ルルナ「訓練でもさせるつもり?」ドロシア「真の試練を乗り越えて居なければ、最早此迄よ」

>クリス「食糧なら……俺が勝手に植えたキャベツ等が今いい感じなんですが使えます?
本当は鶏や豚も一緒に育てたかったのですがそれはさすがに咎められそうで」
ソルル「なるほど牧場かぁ…… いっそペンション畳んでシェアハウスにしたら、牧場やるか?」
ルルナ「バカーッ!!【ボガシャーッ!!】なんでそう簡単に難しい話にノるのよっ!!」 ソルル「ゴメン……」
ドロシア「それよりも凄い冬キャベツね……これならロールキャベツに使えるかしら?」
ソルル「生は厳しいかもだけど、調理用に使えば旨味を引き立てられるハズだ。ありがとう、クリスさん」

全員『…………(最早ドン引き状態。ツッコミどころが多いどころではないようだ……)』

>2人『いや、恋人がいない訳ではないし』
ドロシア「ゴメン、あたし達が言いたかったのはそれじゃないわ。ただ、なんて言ったら良いのかしら……」
グリル「ソルルとルルナのバカップルに言うならこの台詞ってヤツだったの。紛らわしくなってゴメンね」

<<消灯時刻(ロビー)
〜平年より早い雪解け〜
サイネージ『注意報と警報、明日の天気、降水確率、気温、週間予報がループで表示されている』
ソルル「やっぱり今年は早いけど、ようやく暖かくなるな」 ルルナ「逆に凶作にならないといいけど……」

〜ルルナの薪ストーブ〜
ドロシア「ところで、薪ストーブは活躍してる?」 ルルナ「今は炎の弱い木炭を使ってるわ」
リボン「燃焼率は薪よりも低いハズですから、今シーズンはそろそろ終わりが見えているかと思われます」
グリル「食料品の確保、間に合いそうだよ」 ソルル「それなら安心だ。これでゆっくり寝られるな」

こうして、慌ただしい一日が終わった。そして明日、いよいよルビーが団体を連れて此処に到着する。
果たして、まだそのことを知らないソルル達はどうなるのか。それは次の講釈で。

368ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル&PPF ◆Br2tUbHd4M:2015/03/20(金) 18:14:30
名も無きペンションに、団体客が到着する……
花の妖精リップ、風の妖精ウィンディ、氷の妖精シャーベット、緑の妖精ティアナ、
水の妖精エリアス、炎の妖精フレア、海の妖精ネリス、月の妖精セレン、
そして此処の従業員である、宝石の妖精ルビー。
そんなルビーが団体客『パネポンフェアリーズ』として仲間達を呼び寄せた。略称『PPF』
それを聞いた、ペンション内は上を下への大騒ぎ。しかしそれをも乗り越え、遂に全ての準備が整った。
しかし、いきなり訪れたらどうなってしまうのか。そんなソルル達の様子はと言うと…………

<<団体客を迎える最終準備(ロビー)
サイネージ『歓迎 パネポンフェアリーズ』
ソルル「よし、207号室、208号室、210号室、211号室、212号室、各ドアキーOK」
リボン「お部屋の用意が終わりました!」 ドロシア「夕食の支度も整ったわ」 グリル「後は来るのを待つだけだね」
ルルナ「だけど何時になったら来るのかな?」 ドロシア「まさか車で来るんじゃないでしょうね」
【GROOOOOOUUUMMMMMM……】ドロシア「……って、ホントに車で来ちゃったわよっ!?」
ソルル「行ってくるか」 ルルナ「カウンターでスタンバイしとくね」

<<到着! パネポンフェアリーズ (正面入口)
【GROOOOOOUUUMMMMMM……】
一台のワンボックスカーが正面入口に止まり、妖精達が降りてきた。
ルビー「久しぶりソルル」ソルル「ああ、ご苦労さんルビー。それよりこの車どうしたんだー?」
ルビー「実はフレアが借りてきたみたいで……」 フレア「と言うワケだ。久しぶりだなソルル!」
ソルル「久しぶりだなフレア。それよりお前いつ免許取得したんだ?」 フレア「ん? 今年だけど」
リップ「ルビーから聞いたら、フレアはこの始末。この日の為にとわざわざ試験まで受けたんだって」
ウィンディ「おかげでわたし達までフレアに振り回されちゃって大変だったよ」
シャーベット「ちなみにボクはまだ運転出来ないんだ」 ティアナ「年齢の問題があるわね」
エリアス「それよりもご飯はあるのかしら?」 ソルル「出来てるぞ。いつでも食べられるからな」
ネリス「近くに湖はある?」 ソルル「残念だけど湖は無いな……」 ネリス「そう…… 残念……」
セレン「さあ、早く案内してちょうだい。そろそろ寒くなるわ」
ソルル「よし、【ガチャン カラン♪ コロン♪】それじゃあ案内するぞ。入ってくれ」

<<パネポンフェアリーズ、ご案内! (ロビー)
【ガチャン カラン♪ コロン♪】 ソルル「それじゃあ案内するぞ。入ってくれ」
ドロシア&リボン&グリル『いらっしゃいませ』
ルルナ「ようこそ、パネポンフェアリーズの皆様。チェックイン、和食担当のルルナ・トワイラです」
ソルル「改めて、チェックアウト担当兼中華担当のソルル・ブライトンだ」
ドロシア「そして洋食担当のドロシア・ソーサレスと」 リボン「リボンです」 グリル「グリルです」

リップ「なんだか本格的……」 ウィンディ「想像以上かも……」 シャーベット「あ、薪ストーブだ」
リボン「それでは、お部屋の方にご案内致します」 PPF「はーいっ!!」

こうして、パネポンフェアリーズの2泊3日が始まった。はてさて、一体どうなることやら……

369マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/03/20(金) 21:58:40
クリス「考えてみれば……」
マルス「なるほど、つまり君達にはシーダと同じような扱いで接すればいいと」
クリス「…………    馬鹿ですか?」
マルス「!?」

クリス「あ、すいませんつい」
マルス「……成長率が低くても初期装備は貰えるから……(ぼそり)」
クリス「それ言ったら終わりですって!」

クリス「いいですね牧場! 自給自足!」
マルス「ぼくはやらないからね……」
クリス「えー? 何がいけないんですか、戦争で先陣切っといて汚いのがヤダとかないですからね」
マルス「もちろんそんなことは言わないよ……何だろうね、もう誰も殺したくないんだよね
     ……分かってるよ……普段の食生活とかどうするのって話だろう……
     それはいいんだよ、目の前で死なないからそれでいい……要するに、同じ個体の生きている姿と死んだ姿を見たくないんだと思う」
クリス「……ごめんなさい」
マルス「いいよ、別に」

マルス「ほらー、君が毎回無茶してるから白けちゃったじゃないかー」
クリス「え……でも俺、一応過労で体調崩したことくらいは」
マルス「このタイミングでそれ言う?」
クリス「あの時は……んー、確かパオラ殿に介抱してもらったはずです」
マルス「君もなかなかだねー、アベルに失恋した彼女の心の隙に入り込もうという魂胆なんだねぇ」
クリス「え? は? 俺……そんなつもりじゃっ」

マルス「なるほどー……次からはそう言ってみることにしよう。意味よく分からないけど」
クリス「世界は広いですね……まだ知らないことがたくさんあります。意味はよく分からないが」


クリス「マルス様! いらしてるいらしてる! 何かいっぱい! 何故か車で!」
マルス「いいな車……いや、そうじゃなくて!
     父はコーネリアス、母は……」
クリス「いや、それいらないでしょう」
マルス「……そうだね、つい緊張して……ぼくはマルス・ローウェル。
     アリティアの王子やってたはずなのにいつの間にかアリティア連合王国の頂点に立ってて驚いた、けどそこは気にしないで。
     兵種はロード、装備は剣。専用武器としてレイピアとファルシオン! CCはなし!」
クリス「俺はクリス。……ただのクリスです。
     マルス様の元近衛騎士です。……もっとも、並行世界? のようなもので、俺が使える主は今ここにおられるマルス様ではないのですが……
     兵種は賢者、装備は魔道書と杖。男性専用武器としてエクスカリバー。魔道士からのCCです」
マルス「現在201号室に滞在中。用があったらいつでも呼んで、……別に呼ばなくても来るけどね」

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさん妖精さん達≫

クリス「おかしくなかったでしょうか! キマってたでしょうか!」
マルス「うわぁどうしよう妙に緊張したよ言い間違えたりとかしてないよね」

370ソルル&ルルナ&ドロシア&グリル&リボン&PPF ◆Br2tUbHd4M:2015/03/21(土) 19:02:03
>>マルス王子 クリスさん
〜パネポンフェアリーズ到着前〜
全員『……………(揃って肩を落とす。それぞれ、悪い意図で捉えてしまったようだ……)』

>クリス「いいですね牧場! 自給自足!」
ルルナ「まだ言ってる……(頭を抱える)」
>マルス「ぼくはやらないからね……」
ルルナ「あたしもパス」 ドロシア「同じくパス」 リボン「わたしも同じく」
ソルル「トホホ……」 グリル「ハイ、牧場案は反対多数で決定」

〜パネポンフェアリーズ到着後〜
リップ「あれ? 二階から降りてきた青髪のお兄さん…… スマブラのマルス選手かな?」
ルビー「あ、そっちいっちゃったか……【ビーッ!】」 リップ「はぅ……(片手で顔を覆う)」
ルビー「彼らは、片やアリティア王国の王子マルス公、此方その専属魔導師クリス公に在らせられるわ」
リップ「ウソ……!?」 シャーベット「王子様っ!?」
【ドタバタドタバタ(ルビー以外のPPFメンバー、慌ててマルス王子の目の前に並び……)】
PPF『ははーっ!!(水戸黄門状態)』 ルビー「なにやってんの……」
ルルナ「やっぱり……」 ソルル「ま、こうなるわな」

<<パネポンフェアリーズの夕食 (ダイニングキッチン)
シャーベット「すごーいっ!! 色々あるよ!」 リップ「確か、食べ放題あるいはビュッフェだったかな?」
ソルル「ああ、ビュッフェで良いぞ。今回はそれぞれで食材の旨味を活かした料理を作り上げたぞ」

ルルナ「まずはあたしから。今回の和食処はドロシアお姉ちゃんに厳選してもらったマグロを使ったよ。
丼物にしてもいいし、お寿司にしてもいいわ。炙っても良し、焼いても良し。是非堪能していってね」
ティアナ「わさび持って来て正解だったわ。使おうかな」 ルルナ「もちろん使っていいよ」
フレア「それじゃあ、大トロの炙りを寿司に出来るか?」 ルルナ「なかなかの通だねぇ。もちろん出来るよ」

ソルル「さて、中華の蒸籠はお約束の豚まんは勿論、ルルナの炊き上げた小豆を使ったあんまんを用意したぞ。
他にも炒飯、餃子、麻婆豆腐、回鍋肉、麻婆春雨、かに玉、春巻も、注文があればすぐに作るぞ」
エリアス「麻婆は辛くないかしら?」 ソルル「それについては大丈夫、抑えめにしてあるぞ」
セレン「では、わたくしは麻婆春雨を頂きましょう」 ソルル「あいよ! すぐに用意するからな!」

ドロシア「フレンチビュッフェは、メインの赤毛和牛のステーキを筆頭に、パスタ、デザートを用意したわ」
シャーベット「ところでこのワイン、ボクは飲めないよ?」 リップ「あ、分かった! フランベね!」
ドロシア「その通り。これで風味付けしていくのよ。さあ、何から食べる?」

……とまあ、こんな感じで夕食が進んでいった。

371マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/03/21(土) 20:09:01
クリス「ほらー」
マルス「口に出さないだけできっとみんな思ってるはずだよー」
クリス「……ごめんなさい、実はそうです」

クリス「えー……」
マルス「多数決の原則、実に民主的!」
クリス「そこまで言うなら……」

マルス「…………(俯いた顔に髪がかかって表情が見えなくなる)
     ……そうか、もう……FEなんてマイナーだものね。分かってる……分かってるさ……」
クリス「ここで卑屈になったら話が進まないでしょう!?
     そもそも俺なんて出演すらしてませんから! ほら、機嫌直してっ」
マルス「分かった……もう少し頑張、ってえぇええぇっ!?」
クリス「ははは、ようやくマルス様の素晴らしさが分かったようだなッ!!」
マルス「ちょ……え!? 上げて! 顔上げて!!」
クリス「畏れ多くもこの方は、英雄アンリ様の子孫にして2度も世界を救い、最後はアカネイア大陸の頂点に立ったお方!
     さぁ昨日までの自分を悔い平伏せよ!」
マルス「……調子に乗らない(レイピアのナックルでクリスを吹き飛ばす)」
クリス「いってぇ……しかしマルス様、スマブラのマルス様しか知らないなんてあんまりです」
マルス「別にいいよ、実際そういう人かなり多いし! というか君、ぼくのことはどうでもいいんじゃなかったの」
クリス「いいえ、マルス様と名のつく人間ならば敬われるのは当然のこと!」
マルス「ちょっと黙っててくれるかな。
     まぁ彼も悪気はない……と、思う。正直従軍したことないから分からない。
     それはさておき、ぼくはそんなに大層な人間じゃないんだ……畏まらなくていいよ、ぼくも君達も息苦しいだけだ」
(優しい言葉のあとはとどめの輝く笑顔)

クリス「行きましょうマルス様っ」
マルス「そんなに急がなくたって、すぐにはなくならないと思うなぁ……」
クリス「今この瞬間を最大限に楽しみましょう! だって俺達は生きてるんですから!」
マルス「……まるで、別れ際や死ぬ間際の言葉みたいだね、それ」
クリス「…………    ほら、早くっ」

マルス「……何だ、今の間……」

ソルルさんルルナさんドロシアさんグリルさんリボンさん妖精さん達≫

372ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル&PPF ◆Br2tUbHd4M:2015/03/22(日) 23:14:31
>>マルス王子 クリスさん
>クリス「ははは、ようやくマルス様の素晴らしさが分かったようだなッ!!」
ルルナ「クリスさんまで何やってんのよ……(呆れ顔)」

ソルル「何はともあれさて置いて、あまりややこしくされるとなぁ…… ルビー、今回はお前だけが頼りだ」
ルビー「女王コーデリア様がいらしてたらどうなっていたことか…… 兎に角みんな顔を上げて!」
[ルビーの一声で、全員か顔を上げる。しかしリップは引かず……]
リップ「アカネイア大陸のお偉い様とはつゆ知らず、数々のご無礼、お許しをっ!!」
ウィンディ「リップ……」 シャーベット「あちゃー……」 フレア「マジかよ……」
セレン「マルス様、どうもリップは時代劇にハマってしまったみたいですわ……」
リボン「……まあ、リップも立派な王族でもありますから、こればかりは無理もないでしょうね」

<<パネポンフェアリーズ、延泊へ(ロビー)
ソルル「延泊したい、か。まあ、予約も無いし、大丈夫だと思うけど…… どうだルルナ?」
ルルナ「延泊の事なら大丈夫だよ。この後のチェックインの予定も入ってないし」
リップ「良かったぁ…… ありがとうルルナ!」 シャーベット「で、いつ帰るの?」
フレア「ま、何時でもいいだろ♪ そしたら、一旦部屋に戻るな」【ポーン♪(エレベーターの扉が閉まる)】
ルビー「殆ど自由行動状態だから大変じゃない?」 リップ「そうでもないよ」 ルビー「ちがーうっ!!」
ソルル「オレらに降ったんだろ? まあ、食材さえ何とかなればやっていけるぞ。後はスケジュール次第」

<<遂に稼働したDJブース (ダイニングキッチン DJエリア)
民族音楽風の楽曲が流れているダイニングキッチン。そのDJブースにティアナがプレイしている。
ティアナ「♪〜(曲に合わせてエフェクトをかける)」 エリアス「いい曲……」
ネリス「いつDJプレイなんて始めたのかしら?」 ドロシア「ここで使われるなんて思ってもいなかったわ」
グリル「下手したらティアナちん専用のブースになっちゃうね」
ルルナ「お、やっぱりブースからだ!」 ソルル「記念すべき最初のDJプレイはティアナさんか」
【♪〜(楽曲はアウトロを迎え、そしてラスメロが決まったところで終了)】
『ワアアアアァァァァァァァァァァァァ!!!!(そしてこの大歓声)』
ティアナ「THANK YOU!」 フレア「ワールドエレクトロニカもいいけど、ユーロビートで飛ばすぜっ!!」
【FIRE! ♪〜(ブースに立ったフレアが、誰もが聴いたことのあるユーロビートでプレイする)】
シャーベット「これ、どう見てもパラパラじゃん!」 セレン「細かいことは気にしなくてよ?」

この後全員がDJプレイに挑戦したようで、しばらくはライブ状態だったそうだ。
しかし、DJ初心者のソルルが無謀なスクラッチをやらかし大ブーイング。そのままお開きになってしまったとか。

373マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/03/23(月) 19:49:33
クリス「……マルス様は尊い生まれなのに……どうも、それが蔑ろになっているような気がしてつい」
マルス「大丈夫、本編からしてそうだから。ニーナ様やじいの指図で東奔西走してたから」
クリス「なるほどー」

マルス「…………(苦笑して頭を押さえる)」
クリス「マルス様?」
マルス「……だから……気楽にしてくれと言っているだろう……?」
(変わらぬ笑顔のまま白銀に輝くレイピアを抜き放ち)
マルス「ぼくがここにいるのは暫し窮屈な上下関係を忘れる為という理由もある……
     クリスは何を言ってもこの態度を崩さないから静観しているんだけど……
     君達は、ぼくからその自由をも奪う気かい?(にっこり)」


マルス「わー、ついていけない」
クリス「舞踏会とは勝手が違いますもんねー」
マルス「それにすら馴染めなさそうな君に言われたくないね」
(とは言いつつも微笑を浮かべてDJエリアを遠巻きにしている2人だった)

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさん妖精さん達≫

374ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル&PPF ◆Br2tUbHd4M:2015/03/23(月) 23:36:42
>>マルス王子 クリスさん
〜尚も続くリップの時代劇ごっこ〜
>マルス「…………(苦笑して頭を押さえる)」
>クリス「マルス様?」
ソルル「これ、リミットブレイクだな」
>マルス「……だから……気楽にしてくれと言っているだろう……?」
リップ「………(レイピアを向けられても顔色を変えず)」
>マルス「ぼくがここにいるのは暫し窮屈な上下関係を忘れる為という理由もある……
(中略)
君達は、ぼくからその自由をも奪う気かい?(にっこり)」
リップ「勿体無き御言葉……! 決してそのようなことはなさりません!」
ルルナ「ねぇリップ、いい加減にしなさいよ?」 ソルル「ハイハイ、時代劇ごっこはもう終わりだ」
[一同、リップにジト目] リップ「……あれ? なんでこうなってるの……?(ある意味⑨である)」

〜リップ「やっぱり王族にしろオーナーにしろ、上に立つのは難しいねぇ……」〜
エリアス「急にどうしたのリップ? 随分と神妙な顔してるみたいだけど……」
リップ「『人の上に立つ』ことの難しさと苦しさ、考えたことある?」
エリアス「なるほど……」 ソルル「トップならではの……」 ルルナ「重圧ってヤツね……」

<<消灯時刻(ロビー)
ソルル「……よし、消灯確認! それじゃ、お先に!」 ルルナ「お先!」 全員『お休みなさい』
ルビー「明日いいものが届くよ」 シャーベット「全自動卓?」 ルビー「なんでそうなるの……」
ドロシア「何が届くのかしら? 楽しみに待ちましょう」
リップ「ティアナとフレアはまだDJプレイしてるけど、良いの?」 リボン「大丈夫ですよ」
ウィンディ「そろそろ寝るね。おやすみ…… ファ〜ア……」 全員『お休みなさい』

そして軽い談笑の後、ルビー達は解散。しかしダイニングキッチンはティアナとフレアがDJに夢中。
翌朝まで止めなかったが故に寝不足に陥り、みんなから大バッシングを受けるのだが、それはまた別のお話。

375ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2015/03/24(火) 13:11:51
デイジー「…………………眠い」
ピーチ「久々に顔を出せて第一声が其れですか?」
デイジー「春眠暁を覚えずってヤツよ、春は眠い。超眠い」
ピーチ「寝てばかりではプリンセスは務まりませんよ……」

デイジー「嗚呼、処で誰か体調を崩したって? 大丈夫だったのかしらね」


>>360
デイジー「……………さてと(スルー)」
ピーチ「あの、まさかのスルーですか? こう、心配とかは……」
デイジー「最近の王子様って不死身なんでしょ? 大丈夫よきっと、多分」

デイジー「…で? 14日は過ぎてる事だけどちゃんと用意してるのよね?(にっこり)」
ピーチ「其れはもう恐喝に近いですよデイジー……」
デイジー「もう他の奴らからは徴収したし、後はコイツだけなのよ」

デイジー「……そんなに驚く事?」
ピーチ「さぁ…私達は毎日飲んでいますし、良く解りませんね…」
デイジー「アンタ達警戒しすぎよ、アタシにアンタ達を殺しても毒を盛っても利益なんて無いもの」
ピーチ「そんな訳ですし、一杯如何ですか?」

ピーチ「ふふ、はいどうぞ、(美味しそうなモンブランが載った皿をそれぞれに差し出す)」

376マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/03/24(火) 21:18:45
マルス「るるるーるー、るるる、るーるるー♪」
クリス「どうなされたのですか、いつになくご機嫌なようですが」
マルス「何でもないよー」
クリス「しかし……」
マルス「何はともあれ今日も元気にいってみよう!」
クリス「はっ! ……あれ、流された……」


マルス「本当に分かってくれたのかな……?
     まぁ何はともあれ、注意はしたよ? 今度はぼくの独断で――切り捨てる」
クリス「マルス様が望むなら、俺は俺の君主についていくつもりなので」

クリス「……(ちら)」
マルス「何?」
クリス「俺達は知らず知らずのうちにマルス様に全ての責任を押しつけて安心していたのではないかと……」
マルス「大丈夫、もう慣れてるから。けしかけられるのも、試されるのも……負けるのも、もてはやされるのも」
クリス「マルス様、俺は……」
マルス「その先はいらない。かつてはともかく今のぼくは1人でも強い、誰にも負けない」

クリス「どうします、マルス様」
マルス「ぼく達も部屋に戻ろうか、ここにいても何かを得る訳ではないし」
クリス「はっ」

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさん妖精さん達≫

クリス「不死身とは何ですか、不死身とは!
    乞食にも王族にも死は平等に訪れます」
マルス「だからこそ、自分も他人も大事にしなければならないね」

マルス「いや、ぜーんぜん(にっこり)」
クリス「あはは」

マルス「代わりにアカネイア連合王国を手に入れようとか……(首傾げ)」
クリス「さてはシーダ様に想いを寄せる何某かの差し金かっ! ロジャー殿あたりの!」

マルス「わーい」
クリス「ありがとうございますー」

ピーチ姫とデイジー姫≫

377ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル&PPF ◆Br2tUbHd4M:2015/03/24(火) 23:41:30
[今回はプロローグ無しでスタート! by ソルル]

>>ピーチさん デイジーさん
>デイジー「…………………眠い」
ソルル「おー久しぶりだなー! それより大丈夫かー? 無理は禁物だぞ」
>デイジー「春眠暁を覚えずってヤツよ、春は眠い。超眠い」
グリル「分かる。何しろ厳しい寒さから穏やかな暖かさになるでしょ? ついつい転寝しちゃうよ」
>ピーチ「寝てばかりではプリンセスは務まりませんよ……」
リボン「まあまあピーチさん」

デイジー「嗚呼、処で誰か体調を崩したって? 大丈夫だったのかしらね」
ソルル「それ、オレとルルナだ……」 ルルナ「この度はご心配をお掛け致しました……」
ドロシア「今じゃもうすっかり元気になったから良かったわ」

>>マルス王子 クリスさん
>マルス「本当に分かってくれたのかな……?」
リップ「はい……」 ルルナ「重い空気のままだわ……」
>マルス「まぁ何はともあれ、注意はしたよ? 今度はぼくの独断で――切り捨てる」
リップ「……斬り捨てる? なら、やってみなさいよっ!!(『ステッキ』を構え、マルス王子に向ける。が……)」
全員『HAHAHAHAHAHAHAHAHA!』
(流石に『リップステッキ』は不味かったようで、すっかりギャグになってしまったようだ)
ソルル「いやそれはないだろーっ!!」 ルルナ「一体全体、どこのギャグマンガなのーっ!?」
ドロシア「笑い過ぎてお腹痛い……!」 グリル「これは酷いw」 リボン「もう最高ですね!」

全員『……………』(余りにも重い話だったようで、最早何も言えなくなってしまったようだ)

378ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル&PPF ◆Br2tUbHd4M:2015/03/25(水) 16:33:43
名も無きペンションのとある日常…… 今回は、パネポンフェアリーズにスポットライトを当ててみよう。
リップ、ウィンディ、シャーベット、セレンは、ルビーが注文した『あるもの』を早速使っている。
そこにソルルとルルナも加わり、みんなで盛り上がっているようだ。

DJブースを独占状態のティアナとフレア。2人は思い思いの楽曲をプレイする。
それを見たドロシアは、一つの疑問を思い浮かべる。「この娘達、趣味でDJやってるのかしら?」と……
そこでドロシアは、ティアナとフレアに訊ねることにしたのであった……

一方のエリアスとネリスは、マイペースにゆったりのんびりと過ごしている。
リボンちゃんとグリルも加わり、まったりムードだ。

<<ルビーが注文した『あるもの』 (ロビー)
ルルナ「へぇ〜…… これだったんだねぇ……」 ソルル「なあルビー、なんでわざわざ買ったんだよ……」
ルビー「せっかくの機会だし、買っちゃった」 リップ「それがこの『トランプ』ってワケ?」
ウィンディ「みんなで遊ぶとしたら、様々なゲームがあるけど…… 何がいいかは人それぞれかな」
シャーベット「紙だったら手品に使えるけど、プラスチックかぁ…… これじゃ手品できないや」
セレン「まあ、手品と言っても誰でも出来る、所謂インチキ手品の類いなんですけどね!」
全員『HAHAHAHAHAHAHAHAHA!』 シャーベット「笑うなぁっ!! セレンのバカーッ!!(図星だったようだ)」

<<ドロシアが訊く 〜ティアナとフレアはDJなのか?〜 (ダイニングキッチン)
ドロシア「そういえばだけど、二人はDJなの?」 ティアナ「趣味でやってるくらいかな」
フレア「好きな楽曲を趣味でプレイしている程度だけどな。だけどソルルは酷すぎるwww」
ドロシア「あれはドン引きだったわ…… それより、オールナイトで迷惑かけるようなことしちゃダメよ?」
フレア「善処する……」 ティアナ「ハイ……」

<<まったりムードの中で…… (210号室 エリアス ネリス)
リボン「今日は寒いですねぇ……」 グリル「何処も行く気になれないよね……」
エリアス「気温が下がっているのもそうだけど、一部では大雪になったそうなの」
ネリス「となれば、鉄道網も危ういということになるけど……」 グリル「後で見てみようか」
エリアス「それより、そろそろチェックアウトしようかな」 ネリス「そうね、先に帰っても良いわね」
リボン「そうですか…… 寂しくなりますね」 グリル「機会があったら、また来てくれると嬉しいな」

379マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/03/25(水) 20:20:46
マルス「意志は評価しよう、しかしぼくには(響く笑い声にずっこける)」
クリス「はは……マルス様、今のは少し古いのではないでしょうか」
マルス「しょうがないだろう、90年生まれなんだから!
     それにしてももう一度レイピアを掲げて決めようとしたのに台無しじゃないかっ」
クリス「そんな、泣かなくても」
マルス「(手袋で顔をごしごし擦り)泣いてなんかない! ぼくのペースを乱されて少し動揺しただけだ!」

クリス「んー、俺達が真面目に話をするとどうも場の空気が重くなるようですね」
マルス「今度からは自室で延々繰り広げた方が良さそうだね」
クリス「いや、それは止める人間がいなくなるのでやめた方が……
     マルス様、耐性高いですね……」
マルス「何のこと? むしろこういった話はかつてのようで懐かしいよ」

(また飽きもせずロビーにてくてくやってくる)
マルス「トランプ? 似たようなものならこっちにもあるかな」
クリス「マジック……
     (ローブの袖からマルスの話に出てきたカードが溢れ出てくる)こういうものですか?」
マルス「……!?」
クリス「他にも、(見せたカードを裏返して叩くと絵柄が変わり、一瞬で手の中に消える)
     あとこんな、(2枚のカードを重ねて押しつけると絵柄が重なった1枚のカードになる)
     こともできますけど」
マルス「凄いよクリス、破壊と殺戮しか能のない男だと思ってたけど違うんだね!」
クリス「……褒めてます?」
マルス「褒めてる褒めてる! どうやったの?」
クリス「タネも仕掛けもありませんよ、何故なら俺は魔法使いですから」
マルス「あぁそうか、それなら魔力適性のないぼくにはできないね」
クリス「え、いやそうではなく! これは謳い文句というか!」

マルス「(ひょこ)あれ、帰っちゃうの?」
クリス「(ひょこ)もう、ですか? 寂しいです」

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさん妖精さん達≫

380ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル&PPF ◆Br2tUbHd4M:2015/03/26(木) 23:59:07
>>マルス王子 クリスさん
〜もはや『赤恥』以外の何者でもないかも…… by リップ〜
>マルス「もう一度レイピアを掲げて決めようとしたのに台無しじゃないかっ
ソルル「悪い悪い。リップのヤツ、まさか自前のステッキで戦おうとしてるだろ? そりゃ笑うさ!」
ルルナ「レイピアにステッキじゃ、戦力差がまるで違うわ! これ一発KOで王子の勝ちでしょ!」
ドロシア「どう考えでもリップが場外に飛ばされる展開じゃないの! キャハハハハハハハッ!」
[その他数名がやいのやいのとリップを貶す声が多数]
リップ「……………(言いたい放題言われてしまい、何も言い返せず。後に『赤恥かいた』と語る)」

〜シャーベット、Knock Out〜 (ロビー)
[ソルル ルルナ ドロシア リップ ウィンディ シャーベット ルビー セレン]
クリスさんのマジックを、見守る一同。そして成功後……
『ワアアアアアアアァァァァァァァァァァァァーーーーーーー!!!!(ご覧の大歓声である)』
ソルル「いいぞーっ!!」 ルルナ「よっ! アカネイアイチ!」
シャーベット「す、凄い……!(自ら負けを悟る)」

〜また逢える日まで〜 (210号室 エリアス ネリス)
[リボン グリル エリアス ネリス]
>マルス「あれ、帰っちゃうの?」 >クリス「もう、ですか? 寂しいです」
エリアス「あまり長居すると『本当に帰れなくなるかも』と危機感をいだいているの」
ネリス「リップ達とも決めてたけど、明日送別会してから帰ろうということになっているわ」
リボン「明日の朝にチェックアウト、その後送別会という段取りになっています」
エリアス「何もお話出来なかったのが残念だけど、次に機会があったら、色々と話し込んでみたいわ」
グリル「それよりもフレアちんとティアナちんだけど、結局どうするんだろ?」

381ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル&PPF ◆Br2tUbHd4M:2015/03/27(金) 19:24:49
名も無きペンションにパネポンフェアリーズが宿泊してから1週間、遂に別れの時が訪れた……

この日にチェックアウトすることを決めていたリップ達。それは、ルビーとの暫しの別れを意味していた。
そこで思いついたの送別会。主催はPPF、料理の提供はソルル(中)、ルルナ(和)、ドロシア(仏)、グリル(菓)。
果たして、どのような送別会になるか……

<<パネポンフェアリーズ、チェックアウト (ロビー)[昼過ぎ]
ソルル「207、208、210、211、212…… よし、全ての鍵を確認出来たぞ。それじゃあ改めて聞くぞ。
チェックアウトの手続きが完了すると、もう部屋には戻れない。忘れ物は大丈夫か?」
リップ「一応みんなで確認したから大丈夫だよ」 ウィンディ「殆ど荷物も無かったしね」
シャーベット「で、ティアナとフレアはまだDJやってるし……」 セレン「一体どうするのでしょうかね」
エリアス「後は送別会を残すのみ。またルビーとお別れね」 ネリス「後は盛り上がるだけよ」
ソルル「それじゃあ、チェックアウトするぞ……(端末を操作する)」
サイネージ『空室状況表示:207号室から212号室までの[入室]が[空室]に切り替わる』
ソルル「……よし、これでチェックアウト完了だ。送別会までゆっくりしていってくれ」

<<送別会の準備[夕方]
〜次々と整う下拵え〜 (ダイニングキッチン キッチンエリア)
ソルル「よし、下拵えはこれでOK。後はオーダーを待つだけだな。豆板醤も甜麺醤もOKだ」
ルルナ「最良の食材を揃えてくれたお姉ちゃんに感謝だね。いくらも漬け上がったわ」
ドロシア「ありがとうルルナ。ステーキ肉の準備も整い、パスタの用意も整った。後は時を待つのみね」
グリル「デザートも整ったし、いつまでも待たせてもしょうがないし、送っちゃうね」 ソルル「頼む」
グリル「それでは、ポチッ【ピッ♪】とな☆」

グリルの操作により、ロビーのサイネージにスクロールが流される……

〜準備完了!〜 (ロビー)
サイネージ『只今より、ダイニングエリアは[パネポンフェアリーズ]様の貸切となります』
リボン「あ、完了したみたいですよ」 リボン「行こう!」 ルビー「うん!」

<<遂に始まった送別会 (ダイニングキッチン)
リップ「それでは皆様、御唱和願います! 乾杯!」 全員『カンパーイッ!!』
リップの音頭で始まった、ダイナーエリアでの送別会。キッチンエリアはこれから大忙しとなる。
リボン「オーダー表入ります」 ソルル「あいよー!」 ルルナ「ラジャー!」 ドロシア「了解!」

382マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/03/27(金) 21:24:00
クリス「まぁ、俺達の時代にもなるとフライパンやものほしざおでも戦えるので違和感はありませんでしたが」
マルス「クリスの世界ほど柔軟性はないけど大概のものは武器になるから特に気にしてなかった……」
クリス「……マルス様が1撃で勝利する、ということには同意ですが」
マルス「……クリス? 勝負はついてみるまで分からない、闘技場の経験で痛いほど知っているだろう」
クリス「はっ、申し訳ありません」
マルス「今のぼく、結構原作っぽかったよね」
クリス「禁句ですマルス様」

クリス「あ、ありがとうございます……(顔を赤くして微笑む)」
マルス「それにしてもそんなもの、どこで覚えたの?」
クリス「いやぁ……ミスディレクションはどこに行っても役に立つでしょう? 祖父との鍛錬で身につけました」
マルス「一度お会いしたいよ!!」
クリス「……ともあれ、魔法でも何でもない以上マルス様の動体視力ならタネなんていくらでも分かるはずなのですが」
マルス「全っ然分からない(笑顔)」
クリス「まぁ、俺が一番得意なのは……(カードを広げる)マルス様、どれでも1枚取って絵柄の書いてある方にサインをお願いします」
マルス「分かったー」
クリス「あ、絵柄は俺には見せないでください」
マルス「了解、これでいい?」
クリス「それでこれをよく切って……(手際よくシャッフルして顔の前に束を構えるとサインの描かれた1枚が突き出てくる)」
マルス「わー、凄い凄い! ……でも、ペンで書いたから消えないよ」
クリス「フラグですね、極小シェイバー!(舞い上がったカードを空中で手に取ると元通りに)
     ……反応が完璧なのですが、マルス様……あなたがサクラだと疑われたらどうするんですか」
マルス「大丈夫、ぼくは嘘をつかない(キリッ)」

クリス「……むぅ、餞別に何か渡したいのですが……あ、特効薬出てきた」
マルス「ぼくはぎんのおのが出てきたよ、武器屋に行って換金するのを忘れていた……
     諦めた方が良さそうだね」
クリス「そうですね……」
(寂しそうな笑顔は一瞬で消え、双方笑顔でグラスを掲げる)
2人『かんぱーい』

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさん妖精さん達≫

383ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル&PPF ◆Br2tUbHd4M:2015/03/27(金) 23:56:05
>>マルス王子 クリスさん
>クリス「……むぅ、餞別に何か渡したいのですが……あ、特効薬出てきた」
>マルス「ぼくはぎんのおのが出てきたよ、武器屋に行って換金するのを忘れていた……」
リボン「特効薬に銀の斧、ですか…… やはり難しいかと……」
シャーベット「あ、マジシャン・クリスだ!」 リップ「またマジックしてくれるのかな?」

>クリス「まぁ、俺達の時代にもなるとフライパンやものほしざおでも戦えるので違和感はありませんでしたが」
>マルス「クリスの世界ほど柔軟性はないけど大概のものは武器になるから特に気にしてなかった……」
ソルル「まあ、それも一理あるが…… 過剰レベルを越えたらお縄になりかねないからな」
>クリス「……マルス様が1撃で勝利する、ということには同意ですが」
>マルス「……クリス? 勝負はついてみるまで分からない、闘技場の経験で痛いほど知っているだろう」
ルルナ「あたし達の言いたいこと、殆ど言われちゃった……」 ドロシア「まあ良いじゃないのルルナ」

>マルス「それにしてもそんなもの、どこで覚えたの?」
>クリス「いやぁ……ミスディレクションはどこに行っても役に立つでしょう?」
リップ「だからかぁ……」 ウィンディ「なるほど……」 シャーベット「参ったよ、本当にボクの負けたよ」

>クリス「俺が一番得意なのは……」
シャーベット「お、来たよ来たよー!」 ウィンディ「待ってましたーっ!!」 セレン「夢のようですわ」

(そして喰い入るようにマジックに没頭する妖精達。そして……)
全員『オオオオォォォォォォォォォーーーーー!!!!(第一段階成功後、歓喜の声が上がる)』

(最終段階のマジックが大成功に終われば……)
『ワアアアアアアアァァァァァァァァァァァァーーーーーーー!!!!(この通り、凄まじい大歓声である)』

384ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル&PPF ◆Br2tUbHd4M:2015/03/27(金) 23:56:31
<<パネポンフェアリーズ、「送別会」という名の食事会 (ダイニングキッチン)
〜ソルルの中華〜
ソルル「はいお待ち! 中華まん三種、炒飯、麻婆豆腐、麻婆春雨だ」
シャーベット「来たよ饅頭!」 リップ「中華と言ったらこれね」 ティアナ「麻婆二種は欲張りだったかしら?」

〜ルルナの和食〜
ルルナ「お寿司は完全注文制だよー! どんどん注文してねー。ということでおまかせ五種十貫お待ち!」
エリアス「サーモン、炙りサーモン、赤身、中トロ、そして炙り大トロね。頂きます」
ネリス「それにしてもこの御御御付け、薄味なのに出汁が濃いわねぇ…… どうやるの?」
ウィンディ「美味しいものにはワケがある、そういうものだよネリス。でしょ? ルルナ」 ルルナ「大当り」

〜ドロシアの洋食〜
ルビー「やっぱりオムライスじゃ敵わないや」 ドロシア「言うと思ったわ。はい【コトン】お待たせ」
フレア「わー美味そうだなー! オレも食べる!」 ドロシア「毎度♪」

〜ソルル、ドロシア、オーダーストップ。暫しの談笑〜
リップ「こんなに美味しい料理がここで食べられるなら、月一で来ようかな」ルビー「良いんじゃない?」
ソルル「もちろんだ! 食事だけでも大歓迎だ! 完全オーダー制だけど、自分で作ることも出来るぞ」
シャーベット「デザートもあるのかな?」 グリル「もちろん! 冷蔵室にプリンあるから是非食べてね!」
ドロシア「ごめんなさい、只今をを以ってオーダーストップよ」 ソルル「もうこんな時間だ」
ルルナ「お姉ちゃん、ソルル、眠いなら寝ても良いよ。後はあたしとルビーがやるから」 ソルル「悪いな」
フレア「オムライス美味かったぞ! ご馳走さん!」 ドロシア「はいお粗末様でした」
ソルル「悪いホントに眠い…… そろそろ上がるな」 ドロシア「あたしも寝るわね」 ルルナ「お休みなさい」
リボン「すみませんが、わたしも上がらせてください」 ルルナ「リボンちゃんも無理しないでね」
グリル「リボンちんおやすみー。あ、ボクちんはまだ眠くないよ」
ルルナ「実はあたしも。折角だしオールナイトでいいかなっ!?」 妖精達『いいとも!』

その後、ルルナとグリル、妖精達による送別会は完全に飲み会と化し、ハシゴ状態になってしまった。
翌朝、ダイナーエリアが騒がしいのが気になったソルルが様子を伺うことになる。

果たして、ソルルの反応とは…… それは次の講釈で。

385ナベル:2015/03/28(土) 08:18:47
雪子ちゃんは
フナムシを食べます。

386ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル&PPF ◆Br2tUbHd4M:2015/03/28(土) 14:41:43
名も無きペンションの朝まで続いたどんちゃん騒ぎ。

パネポンフェアリーズとルビーの送別会……の筈が、完全に飲み会に突入。

そんな事とはつゆ知らず、朝早くから目覚めたソルル。
ロビーに出たらダイナーエリアがやけに騒がしいのが気になる様子。

そこで見たものは、前述の通りどんちゃん騒ぎ。これにはソルルも呆れるしかなく……

<<ダイナーが騒がしい…… (ロビー) [早朝]
ソルル「まだ続いてるのか……?」 ルルナ「おはようソルル」 ソルル「おはようルルナ。それより……」
ルルナ「ダイナーでしょ? セレンよ。グリルちゃんがプリン出そうとしたら、ビール瓶が1ケース分」
ソルル「そういうことか……」 ルルナ「あたしだけじゃダメだったの」 ソルル「じゃあ、行くか」

<<どんちゃん騒ぎの果てに…… (ダイニングキッチン) [同刻]
リップ「結局残ったのはあたし達だけかぁ……」 セレン「それにしてもみーんな弱いこと。情けない」
ソルル「なーにが『弱いこと』だ?」 セレン「あらあら、お酒すら飲めない人がいけしゃあしゃあと」
ソルル「だったら日本酒の樽詰めを一気飲みしてみるんだな。それで分かるだろう」
セレン「樽詰め? そんなの……(樽詰を想像し) ……ま、まさか(顔が青ざめる。事の大きさを痛感したようだ)」
ソルル「そういうことだ。今後は二度と飲酒の強要はするな。脅迫罪並びに暴行罪で御用となるぞ」
セレン「恐れ入りました……」 ソルル「この飲酒を強要した悪党を引っ立ていっ!!」 ルルナ&グリル「はっ!」

こうして、前代未聞の送別会は幕を閉じた。
セレンによる飲酒強要により、ウィンディ、ティアナ、ルビー、エリアス、フレア、ネリスがダウン。
更にはまだまだお酒が飲めないであろうシャーベットにまで飲ませ、これが一大事になってしまった。
この一件により、セレンを永久出禁に処された。尚、ダウンしていた全員は、命に別状は無かったそうだ。

<<別れの時 (正面出口)[朝食前]
セレン「ん"〜〜〜〜っ!!(先程の一件で縛られている。自業自得、因果応報である)」
ソルル「あらよっと!」【ドサッ(セレンを荷室に詰め込む)】 リップ「ホントにごめんね」
ルルナ「みんな無事でよかったけど、あたしが送るからね」
フレア「アルコールチェックしたらNGだった。頼むわ」 ルルナ「ということで行ってくるね」
ルビー「気を付けてね」 エリアス「ルビー、貴女もね」 ネリス「たまには帰って来てよ」
ソルル「ホントに免許あって良かった…… それじゃあ、行ってくる」 リボン「お気をつけて」

パネポンフェアリーズの一週間が終わった。

アルコールの抜けていないフレアに代わり、ルルナが運転を代行することになった。
それ故に、ソルルもトラックで後を追う。距離的には長い方とのこと。

後にソルルとルルナは語る。『セレンは二度と来ないで欲しい』と……

こうして、名もなきペンションに平穏が戻った。

<<ダイニングキッチンにて…… [現在]
昼食前にソルルとルルナが戻り、ルルナはそのまま就寝。グリルはしばらく眠っている……

ドロシア「セレンのおかげでしっちゃかめっちゃかね。あの後ルルナもグリルも寝ちゃったし」
ルビー「ごめんなさい…… わたしがあの時に気付いていれば……」 ソルル「大丈夫だ、気にするな」
リボン「ルビーさんは運が悪かっただけです。こればかりは仕方ありませんよ」
ルビー「みんな…… ありがとう……」

387マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/03/28(土) 20:18:00
(クリス、やまない歓声の中慇懃に礼をする)
クリス「それにしても……ここまで反応がいいのなら、何かの折にまたやってみるのもいいかもしれませんね」
マルス「その時はぼくも協力するよ、タネは全然分からないけどさ」
クリス「では……マルス様が入るほどの箱と鎖と錠前を……」
マルス「ちょっと待ってそれは一体何をする気なのかな!?」
クリス「人間切断に決まっているでしょう、エクスカリバーで」


マルス「それにしても半端じゃないよね、そこらの城よりずっと凄いんじゃないかな……
     (どんちゃん騒ぎしているテーブルを眺め、陰のある笑顔でグラスを傾ける。酒ではない)
     ……クリス?」
クリス「…………(滂沱の涙)」
マルス「クリス!? どうしたの、何があったの、どこか痛いの!?」
クリス「マルス様、俺はあなたのお役に立てていますか?」
マルス「え――」
クリス「『私』も言ったように、マルス様は俺がいてもいなくても変わらず御立派であられて……
     あなたに俺は必要ないのに、ぐすっ、俺の主と同じ顔、同じ兵種、同じ光を纏ったあなたに魅かれてしまう……
     あなたに迷惑なことと分かっているのに! あなたに俺は必要ないと分かっているのに!
     あなたが俺に笑いかければ心が躍る……あなたが肩を落としていれば支えたいと願う……
     ……帰ればいいと、お思いになるでしょう? 何故かそんな気にならないのは――(嗚咽で言葉にならなくなる)」
マルス「えぇ……えー……? (ちら)さ、酒瓶……ラベルのこれは……漢字……だよね、これ……
     ……これはいわゆる、泣き上戸?」


マルス「ごめん妖精さん達、(背負ったクリスを指差して)まだ起きないみたい……
     というか君達大丈夫……? とりあえずクリスの特効薬渡しとく……
     あぁ、あとセレンさん! ここが出入り禁止になっても、アリティア城の門戸は開いておくよ! 是非来てねーっ!
     (さりげなく衝撃発言をした後にこやかに手を振る。どうやらやっちらかしても実力行使で止める気らしい)」

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさん妖精さん達≫

クリス「……? うっ……頭の頭痛が痛い」
マルス「ベタなボケをありがとう、ついでにおはよう、あと降りて。
     君は何で出来ているんだ、尋常じゃなく重いんだけど」

388gj:2015/04/02(木) 18:38:44
建物を破壊する
雪子ちゃん!

389ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2015/04/03(金) 18:59:15
>>377

デイジー「女の子はね、眠いものよ」
ピーチ「何を性別の問題で片付けようとしてるんですか…」
デイジー「女の子のこの時期が一番眠い時期なのよ?」
ピーチ「寝てたらプリンセスは務まりませんってば」

ピーチ「あら、それは何よりです…心配しておりました」

390ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2015/04/03(金) 20:21:04
>>376

デイジー「何よだらし無いわね、もっとしゃっきりしなさいよ」
ピーチ「……しゃっきり、とは」
デイジー「シャキッ、としっかり、を掛け合わせて可愛らしくひらがなで表現してみたわ」

デイジー「処す」
ピーチ「待って下さい…待って下さい、落ち着きましょう?」


デイジー「…あ、そういえば」
ピーチ「ロイヤルキノコティーをアイスで戴いても美味しいですよねぇ」
デイジー「何の話よ一体…もう覚えてないわよ…」

デイジー「あ、それアタシが悪戯しようと思ってねりからし一本入れたやつじゃない」

391ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル&ルビー ◆Br2tUbHd4M:2015/04/06(月) 12:36:55
4月を迎えた名も無きペンション。その裏庭に移植された一本の木。
それは、ドロシア自ら植樹したもので……

<<この木、なんの木? ドロシアの木 (ロビー 裏庭通用口)
ドロシア「まだ季節じゃないけど、咲いたら花見が出来そうね」 ルルナ「お姉ちゃん、気が早いよ」
ソルル「それにしてもこの桜の木、どっから持って来た? まあ、裏庭の奥にある山ン中だと思うが」
ドロシア「その通り。山にある森の中で、偶然にもこの木を見つけることが出来たのよ」
ソルル「それで丸ごと持ってきたってワケかー」リボン「通りで何かがおかしいハズです」
ルビー「リップ達を呼ぶタイミング、悪かったかなぁ……」 ルルナ「また来月にでも呼んでみたら?」
グリル「これならいつでもお花見出来るね! あたし楽しみ!」 ドロシア「あらあら、張り切り過ぎよ?」
ルルナ「すっかりグリルちゃんハイテンションだね」 ソルル「こりゃあ、花見の料理を考えないとな」

>>マルス王子 クリスさん [ズッコケ篇]
〜絶対に真似してはいけないお笑いのノリ〜
>クリス「……? うっ……頭の頭痛が痛い」
全員『…………【ビュオオオオォォォォォォ……(辺り一面が猛吹雪に。つまらなかったようだ)】』
>マルス「ベタなボケをありがとう、ついでにおはよう、あと降りて。
『君は何で出来ているんだ』尋常じゃなく重いんだけど」
【どんがらがっしゃーんっ!!(一同、マルス王子の『君は何で出来ているんだ』にズッコケる)】
ソルル「いや待て待て待て! なんでそうなっちゃうんだよ!」 ルルナ「あーもーっ!! どっちもワヤ!」
ドロシア「殆ど水分で出来ているようなものでしょ!」 リボン「ツッコミどころが多すぎます!」
グリル「ある意味とんでもないボケだよ…… イテテ……」 ルビー「これじゃお手上げだよー!」

392ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル&ルビー ◆Br2tUbHd4M:2015/04/06(月) 12:38:00
>>マルス王子 クリスさん [回想篇]
〜クリスさんのマジック〜
>クリス「それにしても……ここまで反応がいいのなら、何かの折にまたやってみるのもいいかもしれませんね」
ルビー「ホントに凄かったなぁ……」 ルルナ「結局、シャーベットちゃんのインチキ手品は見れず」
リボン「わたしは眠っていたので分かりませんが、結局みなさんで盛り上がっていたと聞いています」
グリル「今度はボクちん達が覚える番かな」 ドロシア「まずは簡単な手品からね」
>マルス「その時はぼくも協力するよ、タネは全然分からないけどさ」
>クリス「では……マルス様が入るほどの箱と鎖と錠前を……」
ソルル「来たー! 脱出マジック!(早とちり)」 ルルナ「違うわ、人間切断よ(読み通り)」
ドロシア「ねえクリス、マジックのお手伝いにパラ達呼び出す?(規模が分からないため、一応確認)」
>マルス「ちょっと待ってそれは一体何をする気なのかな!?」
>クリス「人間切断に決まっているでしょう、エクスカリバーで」
ソルル「外れた……」 ルルナ「ホラね」 ドロシア「これならパラ達呼ばなくても大丈夫ね」

〜暴君セレンが持ち込んだ酒〜
ルルナ「結局、かなり強い米酒も持ち込まれていたわ。しかも樽詰まで持ち込んでいたみたいだし……」
グリル「で、クリスさんが飲んだのは『国士無双』で良いのかな?」 ルルナ「これ、結構強い方だよ」
ソルル「もういっそのこと、全ての酒を料理に回すか?」 ドロシア「なら赤ワインは頂いたわ!」
ルルナ「うーん…… ま、次にお酒で迷惑かけるようなことがあれば、ソルルの案を即採用でいいわね」

>>ピーチさん デイジーさん
ソルル「デイジーさんの気持ち、分かる気がするな……」 ルルナ「意外だわ。どういう心境なの?」
ソルル「本来夜型のルルナに無理させている…… そういうのもあってな……」
ルルナ「あはははははっ!! バカねソルル! あたしなら大丈夫だよ! ただ『リズムが大きく変わった』だけ」
ソルル「ありがとな、ルルナ……」ルビー「大事にならなくてよかった……」
ソルル「……とまあ脱線したけど、睡眠のリズムは人それぞれってことだな」 ルルナ「故に無理は禁物ね」

ドロシア「一時はどうなるかと思ったけど、何とかなったから一先ずは結果オーライね」
リボン「当初は本当に大変でした……」 グリル「体調管理って、難しいよねぇ……」
ソルルナ『お恥ずかしながら…… 返す言葉も、ございません……』

393マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/04/06(月) 19:45:55
クリス「……ひらがなで表現すると可愛らしくなるのですか?」
マルス「どうやらそうらしいよ、ぼくにその感性は理解できないけど……」

マルス「よし、蜂の巣にするから覚悟しなよ!(びしっ)」
クリス「マルス様ー!?」

マルス「ロイヤルキノコティー」
クリス「魔の茶ですね(ガクブル)」

(クリスの魔法職とは思えないほどに洗練された回し蹴りが吹き飛ばす)
マルス「わ、何するのさっ」
クリス「今のお耳に入ったでしょう!?」

ピーチ姫とデイジー姫≫

マルス「(ひょこっ)花見! 素晴らしい文化だ!(ぱぁぁ)」
クリス「(ひょこっ)もう飲みません……酒は飲みません……許してください……許してください」
マルス「……どうしたの?」
クリス「あとで過去のレスを見てくると恥ずかしくなっていけないのです……っ」

マルス「え……だってほら、……かつぐ?」
クリス「俺をずだ袋か何かのように扱うのはいくらマルス様でもどうかと思うんですよっ」
マルス「……とりあえず、笑いを取る気はなかったんだけど、みんなが楽しい気分になってくれたのならいいや(にっこり)」
クリス「……何というカオス……」

クリス「あ、誤解させて申し訳ありません。……一応、ボルガノンでの大爆破脱出マジックもできますが」
マルス「大体、箱だけで十分だろう?! 何故束縛するっ」
クリス「束縛……いい響きです」
マルス「やめてくれ……」
クリス「という冗談はともかくとして、いざとなったらマルス様のことですから箱のひとつやふたつぶっ壊すでしょう?
     ……丸腰のマルス様では鎖は破れないので(笑顔)」
マルス「怖いよ!!」
クリス「とりあえず、どちらかはいずれ来たる宴会の時に披露しようかと」
マルス「だからやめろって言ってるだろ!?」

クリス「そう、だったんですか……たまにはいいかと思って口にしたらあんなことに……
     公衆の面前であんな姿を晒してしまい、もう何と申していいか……!」
マルス「……ぼくも、自分じゃ分からないけど豹変するらしいから……
     ぼくらの前にお酒を置いちゃいけないらしいね……あとクリス、何かあったらお酒の力に頼らず言うんだよ?」
クリス「…………、はっ!」

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさんルビーさん≫

394ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル&ルビー ◆Br2tUbHd4M:2015/04/12(日) 22:27:20
>>マルス王子 クリスさん
>マルス「花見! 素晴らしい文化だ!」
ドロシア「ふふっ、流石はマルス王子。今は一本だけど、更に植樹してもっと増やそうと考えているの」
ルルナ「上手く剪定出来れば、良い木になるかもね。そしたら裏庭は大木だらけになるかもしれないわ」
グリル「もしホントになったら、『裏庭』から『御花見処』に変わっちゃうよ」

>クリス「(ひょこっ)もう飲みません……酒は飲みません……許してください……許してください」
ソルル「以後は『グラスワイン一杯分』のみを受付ける。悪しからず。ソルル・ブライトン【ドゴン!】」
ルルナ「だからって、なんでわざわざ印を押すのよ……」 ソルル「景気付けだ景気付け」
リボン「ホントにセレンという酒豪も罪なことをしますね……」 グリル「もう飲む為のお酒は出せないね」
ルビー「確認するけど、お酒は全部料理に使うの?」 ソルル「まあ、そうなるだろうな」

ルルナ「脱出マジック……!!(目が輝いている)」 ソルル「流石に裏庭じゃ狭くて出来ないだろうな」
ドロシア「やるなら採石場でやって頂戴」 ルビー「何処にあるの?」 ドロシア「此処よりも遠い所」
ルビー「ダメだこりゃ、答えにすらなっていないや」 ドロシア「……?(首を傾げる)」
リボン「ということで…… 諦めてください、クリスさん。下手すると倒壊の危機に陥りますので」

395マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/04/13(月) 21:29:19
マルス「(ぱぁぁぁっ)」
クリス「力仕事ならお任せください!」
マルス「もうよくない? 『御花見処』で」
クリス「いや……それもどうかと」
マルス「君が夏に向けてトマト植えちゃってるものね」
クリス「食べてよし投げてよしの万能夏野菜なんですよ、植えない方が馬鹿だ!」

クリス「はっ!」
マルス「……君の『はっ!』はぼくのためだけにあるのかと思ってたよ……」
クリス「いいえ、名君のためにあるのです」

クリス「……なら人体切断で妥協します(しゅん)」
マルス「だから乗らないよ? ぼくがここで死んだらアカネイアは誰が担うんだ……?」
クリス「マジックだと申し上げているではありませんか、万に一つにも失敗はないと」
マルス「色々あって信用は微妙なところなんだよなぁ」
クリス「…………」

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさんルビーさん≫

396ピーチ/デイジー ◆FO8cXaPT5.:2015/04/16(木) 19:03:25
デイジー「一寸文字列が迷子なの、普段と違うケド本人よ」
ピーチ「真に申し訳有りません……」
デイジー「其れと、アンカーにはスレ数だけを付ける事にしたわ」
ピーチ「一番前に置くので、お手数ですがレス内容を見て確認仕手頂けると幸いです」
デイジー「お知らせ終わり、さぁ今日も元気にいきましょーっ!」


>>392
デイジー「因みにアタシ達の場合」

デイジー:AM7:00起床_PM6:00-PM9:00仮眠_AM3:00就寝
ピーチ:AM6:00起床_PM1:00-3:00昼寝_AM0:00就寝

デイジー「アタシは仮眠を取る夜型ね、寝てる時間が勿体無いもの」
ピーチ「私は毎日お昼寝をしてしまいます、キノピオ達と…心地良い陽気の時は御外で」
デイジー「アンタそんな事仕手るから直ぐに浚われたりすンのよ、警備はどうなってるの」
ピーチ「………何分平和な国でして……」

デイジー「体調管理、ねェ」
ピーチ「私は何か有ったら直ぐにお医者様を呼びます、薬に頼りきりですね…」
デイジー「……アタシそもそも風邪も引か無いから解ン無いわ」

397ピーチ/デイジー ◆FO8cXaPT5.:2015/04/16(木) 19:10:12
>>393

デイジー「物騒な言葉でも平仮名にすれば大体は可愛らしくなると思うわ」
ピーチ「女性の感性ですけど…平仮名は丸々と仕手居て幾分かは」
デイジー「女子は丸文字とか好きだもの」

デイジー「其の顔サンドバッグに仕手やるわ、覚悟しなさいよね」
ピーチ「あの、喧嘩は宜しく無いかとですね……!」

ピーチ「……普通に美味しいですよ?」
デイジー「キノコティー→ミルクキノコティー→ロイヤルキノコティーって階級が分かれててね?
       あのヒゲ兄弟が体力と精力を回復させるのに飲むのよ、ショッピングモールのショップで飲めるの」
ピーチ「私達も普通に頂いていますけど、こう……生き返るというか、体力が回復した気にはなれますよ」
デイジー「練乳とか入れると美味しいのよね、甘味にも合うし…あー、飲みたくなってきた」

デイジー「…あ、待って…どっちに入れたか忘れたわ」
ピーチ「デイジー貴女って人はもう……」
デイジー「どっちにねりからし一本が当たるか食べてみればいいじゃない。   
       何方かには入ってるんだし、ほら…ええと、戦闘には運ってのも必要でしょ? 運試しってことで、ホラホラ」

398ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル&ルビー ◆Br2tUbHd4M:2015/04/19(日) 22:57:12
>>マルス王子 クリスさん
>クリス「力仕事ならお任せください!」
ドロシア「あらあら、頼もしいわね。でも残念ながらあたし一人で出来ることばかりなの。ゴメンね」
>マルス「もうよくない? 『御花見処』で」
ソルル「いっそのこと、ホントにファームにでもするか?」 ルルナ「だからなんで勝手に決めるのよっ!!」
>マルス「君が夏に向けてトマト植えちゃってるものね」
ドロシア「それなら、オムライスのケチャップ代わりに使おうかしら。ソースにしてライスを絡めるの」
ルビー「手作りソースなら、ケチャップよりもヘルシーに仕上がるね」 ドロシア「その通り」
>クリス「食べてよし投げてよしの万能夏野菜なんですよ、植えない方が馬鹿だ!」
リボン「そう言えば、何処かの国でそんなお粗末な祭りをしていましたね。まさかクリスさん……(ジトー)」
女の子達『ジトー……』 ソルル「クリスさん、投げるなよ。絶対投げるなよ」

>クリス「……なら人体切断で妥協します(しゅん)」
ソルル「それがいい」 ルルナ「ま、トリックは分かっているんだけどね」 ルビー「結局言ったし……」
>マルス「だから乗らないよ? ぼくがここで死んだらアカネイアは誰が担うんだ……?」
ドロシア「大丈夫よ。それにこのマジック、大胆に見せかけて実は単純なのよ」
リボン「実はこのマジック、何処かでネタバラシしたそうです」 グリル「さあマルス王子、やってみよう!」

>>ピーチさん デイジーさん
>デイジー「アタシは仮眠を取る夜型ね、寝てる時間が勿体無いもの」
全員『……………【ちーん】(全員硬直。誰もツッコめず)』

>ピーチ「私は毎日お昼寝をしてしまいます、キノピオ達と…心地良い陽気の時は御外で」
ルルナ「昼寝で思い出したけど、近年は昼寝が見直されているみたいだけど、どうなのかなソルル?」
ソルル「こればかりはオレじゃ答えようもないな。悪いなルルナ」 ルルナ「ダメかぁ……」
>デイジー「アンタそんな事仕手るから直ぐに浚われたりすンのよ、警備はどうなってるの」
リボン「まあまあ……」 グリル「クッパだけど、正々堂々スポーツしてればカッコイイのにねぇ」

ドロシア「ピーチ姫は医者を呼び、デイジー姫は風邪知らず、と。ある意味デイジー姫が羨ましいわ」
ソルル「ちなみにオレとルルナは漢方で一時的に体質が変わったけど、抜けたら戻ったな」
ルルナ「あたしが思うには、飲み合わせの関係だと思うの」 ソルル「それも一理あるな」

<<消灯時刻(ロビー)
サイネージ『天気予報が表示されている』
ルルナ「ここ最近、雲行きが怪しくなってきたわ…… また冷え込むかもだけど、ソルル大丈夫?」
ソルル「何とかな。防寒さえしておけば、後は何とかなるだろうな」
ドロシア「下手したら王子達のファーム、凶作になるかも……」 グリル「ネガティブ禁止!」
リボン「兎に角明日を待つしか無さそうですね」 ルビー「今日はもう寝よう…… ファーア……」
ルルナ「それじゃあ消すよー」【パツン】 ソルル「……散!」

崩れ気味の天気を心配する各々。果たして回復するのか? それはまた次回……

399マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/04/20(月) 21:47:55
マルス「そうなのか……よく分からないや」
クリス「だからマルス様はまだまだなのですね」
マルス「君が言えた義理かい?」

マルス「はっはっは! 幾多の戦乱を乗り越え血を浴びてきたぼくに何という口のきき方を――」
クリス「エクスカリバー(ぼそり)」

マルス「やっぱりよく分からないや」
クリス「異文化交流とはこういうものなのですね」

マルス「…………(目を閉じ集中)クリス、こっちがいいと思うよ」
クリス「絶対嫌です」

ピーチ姫とデイジー姫≫

クリス「残念です、お役に立てるチャンスかと思ったのに」
マルス「魔道書の種類が近代のFEに比べて少ないからできることが限られているんだよね」
クリス「はい……」

マルス「駄目だってさクリス。残念だね」
クリス「……いや、俺推してませんけど」

クリス「ではお願いします(キリッ)」
マルス「それにしても食品を飛び道具にするなんて君がそんな人間だとは思わなかった」
クリス「幼い頃にペイントボールよろしく訓練に用いていました……アカネイアにそういうものはなかったので」
マルス「あぁうん……もうぼくが口出しする権利はない気がしてきた」
クリス「……ところで、『絶対投げるなよ』はフリでしょうか?(超真剣)」

クリス「了解しました。という訳で持っている武器を全て出してくださいますよう」
マルス「えぇ、本当にやるの!? ……まぁいいよ、いざというときは輸送隊で」
クリス「(マルスの首に腕を回し)輸送隊!
     ……マルス様の近くの人間も輸送隊が使える所も原作通りのようですね」
マルス「わー、バレたー」
クリス「ではいってみましょう!」
マルス「駄目だって! もうこれ成否の問題じゃないって! 嫌だって!!」
クリス「必・殺! ……当て身シェイバー(べしっ)」
マルス「く……、今に見てろ……必ず……串刺しに……」

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさんルビーさん≫

400メンゲマン:2015/04/21(火) 20:05:38
メンゲマン400キャッチ

401ピーチ/デイジー ◆FO8cXaPT5.:2015/04/22(水) 19:55:00
>>399

デイジー「アンタ達、女子の気持ちとか解らなさそうよね」
ピーチ「でもマルス様は王子様ですし、女性の扱いとかこなれてそうです」
デイジー「女の扱いひとつ出来なくちゃ王子は務まらないわよねぇ」

デイジー「エクスカリバーとは」

ピーチ「まぁ、そんなものですよねぇ」
デイジー「アンタ達のトコノローカルフードとか無い訳?」
ピーチ「そうですね、ちょっと聞いてみたいです…気になります」

「「(鑑賞中)」」

402ピーチ/デイジー ◆FO8cXaPT5.:2015/04/22(水) 20:00:49
>>398

デイジー「アタシは寝てる時間を使って何か出来ないものか、と考える人間だもの」
ピーチ「何もしないで寝てしまうのも勿体無いですしね……」

デイジー「昼寝は三十分まで、ってよく言うわよね」
ピーチ「夜の睡眠の質を損ねてしまいますし……」
デイジー「寝過ぎると頭痛くなるし腰痛くなるし、ねェ?」
デイジー「クッパは何しても台無しだと思うのはアタシだけ?」
ピーチ「恰好良いとは……お世辞にもちょっと……」

デイジー「アタシはピンピンしてるから、一年中」
ピーチ「私はお医者さんとお薬に頼ってしまいます…」

403ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル&ルビー ◆Br2tUbHd4M:2015/04/26(日) 16:14:17
名も無きペンションのとある日常……
裏庭に植えられた、一本の桜の木。それを剪定し、良い部分を植樹させ、桜だらけにしたいドロシア。
無理な庭いじりをされて、運動スペースまで潰されたら堪らないと、内心ウズウズしているルルナ。
この思惑がぶつかり合う時、二人の大ゲンカが始まる……
一方のソルルは桜の名所にする代わりに、ペンションを新たに建てるかそれとも曳家にするかお悩み中。
果たして、解決の糸口は見つかるのか……

<<桜の名所にするか、ペンションを取るか
〜裏庭・桜の木〜
ドロシア「♪〜(わざわざライトアップさせた桜の木を眺める) 今日は一日中降らないから良かったわ♪」
ルビー「余裕があったら、リップに頼んでもう一本植えちゃう? 二本なら大丈夫かと」
ドロシア「お、イイネ! これならルルナも文句は言えまい。フフフフフフ……」

〜ロビー〜
ルルナ「久々に良い天気になったからか、今日は随分とご機嫌みたいだね、ドロシアお姉ちゃん」
ソルル「……まあ、無理もないか。雨のおかげで一時はどんよりしてたみたいだしな」
リボン「あーなるほど……」 グリル「あ、やっぱりリボンちんも分かるんだね」
ソルル「なあリボンちゃん、グリル。ドロシアとルビー、大方あの話してるんだろ?」
ルルナ「……うん、読めた。ホントは言いたくないんだけど、せーので言うよ! せーの……」
全員『2本目の桜!』

〜裏庭〜
全員『2本目の桜!』 ドロシア「あらあら、何か盛り上がってるみたいね。なんて言ってるのかしら?」
ルビー「後で手紙送ろうっと」 ドロシア「じゃ、戻りますか。お手紙、よろしくね」
ルビー「手紙は良いけど、なんでわざわざ正面に……【ガラガラガラ……】 ここからでもいいのに……」

〜ロビー〜
【ガラガラガラ……】ルビー「ここからでもいいのに…… まいっか」【ガラガラガラ……パタン】
ルルナ「お帰りなさい。またお姉ちゃんは表からなのね」 ソルル「あのベルが気に入ったんじゃないかと」
【ガチャン カラン♪ コロン♪】ドロシア「これこれ♪ やっぱりこれが無いとね♪」
ソルル「やっぱり……」 リボン「お帰りなさいドロシアさん」 ルルナ「まさかまだ植えるつもり?」
ドロシア「そのつもりだけど」 ルルナ「いい加減にしなさいよっ!! また裏庭のスポーツエリア減らすのっ!?」
ドロシア「誰も使っていないのなら有効活用するのが一番でしょっ!?」 ルルナ「何も分かってないくせにっ!!」
ルルナ&ドロシア『ガアアアアアァァァァァァァァァーーーーーーーーッッ!!!!』
ルビー「なんでこうなるの……」 リボン「最早此迄……」 グリル「もう滅茶苦茶だよぉ……」
ソルル「なあルルナ、ドロシア、いっそのこと『コレ』曳かないか? その方が直ぐに解決すると思うぞ」
ルルナ「……ソルル、その発想は無かったわ」 ドロシア「曳家の技術を使って、別の場所に移すワケね?」
ソルル「まあ、そんなところだ。そこでシェアハウスにするのもアリかと思うんだ」
ルルナ「なるほど。それならなんとかなりそうだね。でもやっぱり運動場だけは外せないわ」
リボン「でしたら、移転先に作りましょうか」 グリル「でも野球するには足りないから、ここは3on3かな」
ルルナ「うーん…… 纏まらないね……」 ソルル「ま、焦らずにじっくりと煮詰めればいいさ」

404ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル&ルビー ◆Br2tUbHd4M:2015/04/26(日) 16:14:42
>>マルス王子 クリスさん
>クリス「残念です、お役に立てるチャンスかと思ったのに」
ドロシア「気にしない気にしない♪」

ルルナ「………【ギロッ】(無言の重圧)」 ソルル「ごめんみんな…… ルルナには勝てなかった……(K.O.)」

>クリス「ではお願いします(キリッ)」
ドロシア「アイアイサー!」

>クリス「……ところで、『絶対投げるなよ』はフリでしょうか?」
ソルル「庭ならフリになったけどまここは屋内。こんなとこでおっ始められたら掃除が大変だ」
ルルナ「まあ、庭ならまだ分かるわ」 ドロシア「じゃあ、場所変えましょうか」

ドロシア「って、コラーッ!! なに無理矢理気絶させてんのよーっ!!」 ルルナ「バカーッ!! これじゃオジャンだよっ!!」
ソルル「ざけんなーっ!! こんなもんマジックでも何でもないだろーっ!!」 リボン「見損ないましたーっ!!」
ルビー「あーあ、こんなんじゃ興醒めも良いところだわ」 グリル「今までのワクワク感を返せーっ!!」
全員『BOOO-O-O-O-O-O-O-O-O-OOO!!!』(マルス王子を気絶させた結果、この大ブーイングである)

>>ピーチさん デイジーさん
>デイジー「アタシは寝てる時間を使って何か出来ないものか、と考える人間だもの」
ソルル「おいおい……」 ルルナ「これは酷い……」
>ピーチ「何もしないで寝てしまうのも勿体無いですしね……」
ドロシア「いつ終わるか分からない命…… 1秒でも1分でも、時には貴重な時間となり得るわね」

ルビー「ねえ、ちょっと待って。わたしは『シエスタは20分』と聞いていたんだけど…….」
ソルル「まあ、どっちでもいいじゃないか。長過ぎないに越したことはないし、気にするな」

>デイジー「クッパは何しても台無しだと思うのはアタシだけ?」
ルルナ「悪役ならまだしもハンマー投げや重量挙げでそれを言っちゃったらねぇ……」
ルビー「オリンピック競技となれば、ルルナの言った2つに加え、砲丸投げに槍投げもやるんじゃない?」

デイジー「アタシはピンピンしてるから、一年中」
ピーチ「私はお医者さんとお薬に頼ってしまいます…」
リボン「ピーチさんは大変ですね……」 グリル「流行病には要注意だね……」

405マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/04/27(月) 21:26:37
マルス「無理。FEの王子にそんなことは求められていないからね」
クリス「の割にクロムとか積極的なんて話では済まされませんがね」
マルス「仕方ないよ、子世代のあるFEのロードはなかなか積極的な傾向があるっぽいから」

マルス「気まぐれな風の精霊、シルフィと契約を結んだ者のみが使える『風の聖剣』の名を持つ魔道書だよ」
クリス「マリク殿専用武器のはずが、いつのまにか男性なら使えることに」

マルス「特にないと思うよ、色々考えてみたけど」
クリス「そもそも従軍中は適当に色んなもの射止めて食べてましたもんね」

マルス「いいから食べればいいと思うよ」
クリス「絶対嫌です」
マルス「毒味だと思って」
クリス「もう目途ついてますよねそれ。嫌です」

ピーチ姫とデイジー姫≫

クリス「なんだか、騒がしいですね」
マルス「ぼく達に決定権はないからここは静観しておくのが吉だね」
クリス「マルス様はどうお思いになられますか」
マルス「正直ぼくはどうなっても構わないよ、別にメリットもデメリットもないし」
クリス「そうですね、俺も同じです」

クリス「……はい、申し訳ありません……」

マルス「いつの時代、どこの大陸も女性が怖いのは相変わらずだねー」
クリス「クライネとか?」
マルス「分かっていないなぁクリス……本当の意味で怖いのは、マリーシアのようなひとだよ」

クリス「ちぇー……」
マルス「後片付けも洗濯も大変だから本当にやめてね?」
クリス「いえ、分かっております」

クリス「……エクスカリバー(観客達に特大の風の刃を打ちつけてブーイングを止めさせる)
     お言葉ですが俺は抵抗するマルス様を無理矢理箱に突っ込むだけの力量も、
     説得するだけの言葉も持ち合わせていません! 正直これが俺にとって最善の策ですから」

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさんルビーさん≫

406ピーチ/デイジー ◆FO8cXaPT5.:2015/04/29(水) 20:11:43
>>404

デイジー「無駄に寝てる時間が有ったら体を動かしたいわ」
ピーチ「私はのんびりお昼寝をしていたいです…」

デイジー「まぁ…一時間未満ってとこじゃないの?」

デイジー「…どう想像しても恰好良く、はならないわね」
ピーチ「まぁ亀さんですし……そこは何とも言えません」

ピーチ「私は体が丈夫ではありませんから…」

407ピーチ/デイジー ◆FO8cXaPT5.:2015/04/29(水) 20:17:01
>>405

デイジー「…アンタ其れでも王子な訳?」
ピーチ「デイジー、お口が悪いですよ…」

デイジー「…へぇ、ほぉ、ふぅん。
       それにしてもアンタ達のところは精霊とか魔道書とか、恰好良いわよね」
ピーチ「キノコと配管工ですからね………」

デイジー「軍人とか携帯食料と缶詰のイメージなんだけど」

デイジー「良いから食べなさいよ、男でしょ(口に押し込み)」

408ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル&ルビー ◆Br2tUbHd4M:2015/05/02(土) 11:04:50
5月を迎えた名も無きペンションは、ゴールデンウィークの真っ最中。
ドロシアが裏庭植え、丹精込めて剪定した桜の木。
遂にその桜の木が開花を迎えた。これを見たドロシアは子供のように大はしゃぎ。
そして花見の為にと用意したのは、ルルナが秋刀魚の炭火焼に愛用している『角形の七輪』。
これで焼肉をしようと言うのである。果たして、どのようなプランを考えているのか……

<<花見日和を目指して (裏庭)
ドロシア「♪〜(鼻歌を歌いながら、焼肉に使う生肉のリストを書く)」
ルルナ「普段は秋刀魚の為に使う七輪を焼肉に、かぁ…… それなら、秋刀魚も一緒に焼いちゃおうかな」
ソルル「これでも煙が凄いから、たまには外でやるのも良いかもしれないな。また楽しみが増えたな」
グリル「焼肉も良いけど、お花見弁当じゃないんだね……」 ルルナ「まあね。あたしはジンパ派だよ」
リボン「なるほど…… それでドロシアさんが焼肉したい、と。通りでルルナさんに影響されたワケですね」
ルビー「まあ、楽しければそれで良いんじゃない?」 ドロシア「そうそう、難しく考える必要は無いわよ♪」
ルルナ「遅咲きの桜だから、今が時期になるわ。後はいつ満開になるかね」

409ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル&ルビー ◆Br2tUbHd4M:2015/05/02(土) 11:05:17
>>マルス王子 クリスさん
>クリス「なんだか、騒がしいですね」
ソルル「やっぱり聞こえてたか…… まあ、そうなるわな」 ルルナ「ゴメンゴメン、喧しかった?」
リボン「喧しいも良いところです」 ルルナ&ドロシア『………/// (何も言い返せず、赤面するのみ)』
グリル「ま、丸く収まればそれで良いんだけどね」 ルビー「一時はどうなるかと思ったわ」

ドロシア「なんもよクリスさん」 ルルナ「お姉ちゃん、シンオウの方言うつっちゃったみたい」
ソルル「用は『気にするな』ってことだろ? もうドロシアは完璧にルルナの影響を受けまくりだな……」

>マルス「いつの時代、どこの大陸も女性が怖いのは相変わらずだねー」
ソルル「あの時からルルナとの痴話喧嘩で勝てなくなったなぁ」 ルルナ「もしかして、あの日の?」
ソルル「そう。テロがルルナのココロを壊した日だ」 ルルナ「………(最早反論のしようがない状態)」

>クリス「クライネとか?」
>マルス「本当の意味で怖いのは、マリーシアのようなひとだよ」
全員『HAHAHAHAHAHAHAHAHA!!(マリーシアが出てきたことで、この大爆笑)』
ソルル「そっち行ったかーっ!!」 ルルナ「いや、まさかだよーっ!!」 ドロシア「ひーっ!!(お腹を抱えて大笑い)」
リボン「卑怯ですよマルス王子!【バンッ! バンッ! バンッ!(カウンターテーブルを叩く)】」
ルビー「ちょ、待って! 笑い過ぎてお腹が……(痛めたようだ)」

>クリス「ちぇー……」 >マルス「後片付けも洗濯も大変だから本当にやめてね?」
ソルル「今度移転するときは、開放型のランドリースペースに大型の浴室も用意する必要があるな……」
ルルナ「まあ、裏庭でやる分には文句は言えないかな……」

>クリス「……エクスカリバー」
全員『ギャースッ!!(四方八方へ吹っ飛ぶ)』
>クリス「お言葉ですが俺は抵抗するマルス様を無理矢理箱に突っ込むだけの力量も、
説得するだけの言葉も持ち合わせていません! 正直これが俺にとって最善の策ですから」
全員『…………(揃って、余計なブーイングしたことを反省)』

>>ピーチさん デイジーさん
>デイジー「無駄に寝てる時間が有ったら体を動かしたいわ」
ソルル「なるほど。となれば、トレーニングルームも用意しないとな……」
ルルナ「ソルル、また移転のこと考えてる」 ソルル「早めのリサーチで今後に役立てる為だ。許せルルナ」
>ピーチ「私はのんびりお昼寝をしていたいです…」
リボン「くれぐれも長過ぎるお昼寝にはご注意を。眠れなくなります」

ルビー「一時間未満…… 長過ぎる気がすると思うのはわたしだけ?」 ソルル「余計なことするなルビー」
グリル「ま、昼寝の時間は人それぞれということで結論付けちゃおうよ」 リボン「ですれ」

全員『あー……(期待が溜息に変わる瞬間)』
ドロシア「やっぱり難しいわねぇ……」 ソルル「下手したらゴルフもNGか……?」 グリル「……」
ルルナ「どうすれば……」 リボン「お手上げ、ですね……」 ルビー「最早此迄……」
[もはやクッパを上げることが出来ない一同であった]

ソルル「となれば、近くに病院や薬局があるところも視野に入れないといけないな……」
ルルナ「これならもしもの時には早く対処出来るね。移転するときには最重要になるわ」

410マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/05/05(火) 18:25:50
マルス「はぅ、少し用事が溜まっていて部屋から出られなかったー」
クリス「そうですねマルス様……って、えー!? どうなさったんですかその格好!」
マルス「あ、これ?(ジャパニーズ鎧兜をがしゃりと鳴らして微笑む)
     確か前、鎧を着るの楽しみだなーとか言った覚えがあるんだけど、君は?」
クリス「あぁはい何か仰っていましたが……今ですか」
マルス「飾るだけじゃ勿体ないからね! 当然装備は倭刀だよ! ……それにしても重い」
クリス「普段のマルス様は軽装備ですものね」
マルス「でも、今日はこれでいくっ!!」


マルス「残念だが、FEでは戦さえできれば王子―ロードの職は務まるのでね」
クリス「全くです……シーダ様の気持ちに全く気づかないマルス様の姿、お見せしたかったです」
マルス「……どうして君は君が従軍していなかった頃のことを知っているの?」
クリス「あははー」

クリス「どうも。しかし、割と制約も厳しく、できないことも多いんですよ?」

マルス「はっはっは! ぼく達の世界の技術は2000年経ってもまんじりともしないほど遅れているんだ!
     そんな時代の産物、いつになったら完成するやら……」
クリス「自嘲なさるのもほどほどになさってくださいねー」

マルス「よいせ……」
クリス「むぎゅ」

ピーチ姫とデイジー姫≫

マルス「いいよいいよ、自陣営でもこんな感じだったから」
クリス「ジュリアン殿とリカードがうっさくて……」

クリス「……(ぽかん)」
マルス「いいんじゃない? 世界がグローバル化の波に飲まれて画一化する中で、方言は貴重だよ。
     別大陸にはあるみたいだけど、アカネイアではぼくが知る限り……ないかな? だから羨ましい」

クリス「ウケましたねマルス様!」
マルス「あまり嬉しくない……真面目に口にしたはずなのに(むくれる)」

2人『大型浴室!!』
クリス「水場で魔道書を使った時の実験にっ」
マルス「水中で自在に動く為の訓練にっ」


クリス「(満足気味に頷き)ではそういうことで。――エクスカリバー」
(必殺モーションから振り下ろされた腕とともに放たれた風刃が箱を真っ二つにする)
マルス「はぅあ……?」
クリス「はい、成功です(にっこり)」
マルス「なななな何だこれー!!」
クリス「ほらね、俺を信じてくれれば良かったんですよ」
マルス「戻るの? 戻るのこれ! 戻るんだよね!? ねっ?」
クリス「…………」
マルス「そこで黙るなーっ!!」

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさんルビーさん≫

411ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル&ルビー ◆Br2tUbHd4M:2015/05/09(土) 13:46:41
ゴールデンウィークを終えて数日の名もなきペンション。その裏庭に植えられている、ドロシアの桜の木。
そこに七輪用のスペースを確保し、後は焼肉を楽しむだけ。
そんな中、ドロシアは密かにジンギスカン鍋と七輪を買い揃えてしまった。
果たしてこれが吉と出るか凶と出るのか……

<<七輪の使い分け(ダイニングキッチン)
ドロシア「遂に買っちゃった♪ 喇叭形七輪♪ これでステーキ焼いたら美味しくなるかなぁ……」
ソルル「マジかよ…… 下手したらムダになるぞ。大丈夫かー?」ルルナ「そうだ、七輪で思い出した!」
ドロシア「どうしたの?」ルルナ「突然で悪いんだけど、これジン鍋使える? あたしのじゃ使えなくて」
リボン「なるほど。秋刀魚用に用意した角形では、ジンギスカン鍋が置けないのも当たり前ですね」
ドロシア「そう言うと思って、七輪に合わせて買い揃えたわよ♪」 ルルナ「流石ドロシアお姉ちゃん!」
ルビー「ちょっと大丈夫なの?」 ルルナ「これで良いのだ♪」
グリル「もう、ドロシアとルルナのせいでグダグダ!」 ソルル「ダメだこりゃ、話が纏まらない……」

412ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル&ルビー ◆Br2tUbHd4M:2015/05/09(土) 13:47:09
>>マルス王子 クリスさん
>マルス「はぅ、少し用事が溜まっていて部屋から出られなかったー」
ソルル「ま、そういうこともあるよな。と言いつつ、オレ達も人のこと言えないけどな……」
ルルナ「え? どうして?」 ソルル「簡単さ。あまりにも不定期になり過ぎたってワケでな……」
女の子達『OHH-H-H-H-H-HH……』(ソルルの自虐に納得) ドロシア「それじゃソルルがそう思うのも当たり前ね」

>マルス「いいよいいよ、自陣営でもこんな感じだったから」
ルルナ&ドロシア『本当にお騒がせ致しました……』
>クリス「ジュリアン殿とリカードがうっさくて……」
ソルル「異議あり。リカードはまだ分かるがジュリアンさんに『うっさくて』は流石に考えものだぞ」
ルビー「何でそこで張り合うの?」ソルル「悪いがジュリアンさんの名誉のためだ。許せ」

ドロシア「分かりやすい方言があれば、中には全然聞き取れない方言もあったりはするわ」
ルルナ「今じゃ徐々に無くなりつつあるみたいだけど、なんとかなったりするのかな……」

>クリス「ウケましたねマルス様!」 >マルス「あまり嬉しくない……真面目に口にしたはずなのに」
全然『AHH-H-H-H-H-H-H-H-HHH……』(事の真相を知り、溜息になってしまう)
ソルル「なんか、ゴメン……」 ルルナ「やらかしちゃった……」 ドロシア「下手に解釈したらダメね……」
リボン「此度の失言、お許しを」 グリル「ごめんなさい……」 ルビー「……(俯いている)」

>2人『大型浴室!!』
>クリス「水場で魔道書を使った時の実験にっ」 >マルス「水中で自在に動く為の訓練にっ」
ルルナ「異議あり! それは『お風呂』じゃなくて『プール』です!」
ソルル「確かに、浴室で泳ぐなぞ言語道断だな。よし、温水プールもリストに加えよう」

>クリス「――エクスカリバー」
全員『ざわ…… ざわ……』(嫌な予感しかしないざわめき)
>マルス「はぅあ……?」 >クリス「はい、成功です(にっこり)」
全員『BOOO-O-O-O-O-O-O-O-O-O-O-O-O-O-O-O-O-O-OOO!!!』(案の定。更に指笛まで鳴り響く始末)
ドロシア「これのどこが切断なのよーっ!!」 ルルナ「バカーッ!! これじゃオジャンだよっ!!」
ソルル「ざけんなーっ!! やっぱこんなもんマジックでも何でもないだろーっ!!」 リボン「インチキですっ!!」
ルビー「あーあ、これじゃもうおしまいね!」 グリル「今までのワクワク感を返せーっ!!」
(一同、『ただ箱を斬っただけ』と判断)

413マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/05/10(日) 18:03:27
マルス「わー……何か、装備増えてるー」
クリス「持ってさえいればいつか役に立ちますし、無駄にはならないでしょう」

マルス「いいよいいよ、ぼく達も最近忙しいからね……結構ギリギリなんだよ、実は」
クリス「何より、全く気にしていないので心配なさらず」

マルス「そうだよ、ジュリアンが騒々しかったのはレナさんがいない苦しみを紛らわす為なんだよ?」
クリス「(顔色変えて)……それは、……誤解していました……申し訳ありません」
マルス「リカードはただ騒いでるだけなのもあるけど……一部、ジュリアンを慰める為なのもあったんじゃないかな?」

クリス「しかし……それがなくなるというのは同時に地域ごとの特異性が淘汰されるということになるのでは?」
マルス「分かりやすくなる半面、世界が狭く、平らになってしまうよね」

マルス「君達にぼくの気持ちが分かるか!?
     村を訪れたら怖がられて、警戒を解いたまぁそこまでは普通だよねアカネイアの横暴に遭ってたもんね!
     けどそこから仲間が増えてまぁそこもいつものパターンかなって油断してたそこがいけなかった!
     マリーシアの祖母はそそのかすわ彼女はその気になるわ、何の茶番かと思ったよっ」
クリス「本当に茶番……げほごほ」

マルス「泳いじゃ駄目なの?(首傾げ)」

クリス「……(溜息をついてマルス(上半身側)を持ち上げ)
    分かりました分かりました、断面見せればいいんでしょう?」
マルス「もうやめて離してー!!」
クリス「それに最後はちゃんと繋がりますから、一応俺賢者ですから」
マルス「一応って何! 一応って何!?」

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさんルビーさん≫

414ピーチ/デイジー ◆FO8cXaPT5.:2015/05/10(日) 21:32:22
デイジー「黄金週間なんてあっという間に過ぎたわ」
ピーチ「特に何もしない儘過ぎていきましたね…」
デイジー「あら、アタシは有意義に過ごしたわよ?」
ピーチ「……私は…何も出来なかったですね、逆に何をすればいいか解らなくて」


>>409
デイジー「あら、作ってくれるの?
       キックボクシングと射撃にハマってるのよね、射撃場とか欲しいわ」
ピーチ「デイジー、我儘は良くありませんよ……」
デイジー「そうでもないわよ? 昼寝しても夜には眠くなるわよ」
ピーチ「私は基本お腹がいっぱいになると眠くなるので…」

デイジー「ゴルフ……… 
       あんな短足亀が長い棒を振り回すなんてお笑いよ」
ピーチ「(必死に笑い堪え)」

ピーチ「も、ももも申し訳ありません……っ!!」

415ピーチ/デイジー ◆FO8cXaPT5.:2015/05/10(日) 21:45:52
>>410
デイジー「……え、何コイツ、女の子の気持ちひとつに気付けなかった訳?」
ピーチ「何方かと言うと優位に立って女の子を手玉に取る様なイメージでした」

デイジー「それでもちちんぷいぷいとか憧れるわよ?」
ピーチ「アイテムを取って変身、よりは恰好良いですよね……」
デイジー「あの変身ももっとこう…めたもるふぉーぜ!みたいな感じだったら恰好良いのだけど」
ピーチ「効果音もぱっとしませんし…… 装備品、とかも憧れる響きです」

デイジー「…………、キノコ王国の方が文明が進んでそうね」

デイジー「どう、美味しい?」
ピーチ「大丈夫ですか……?」

416ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル&ルビー ◆Br2tUbHd4M:2015/05/28(木) 13:33:28
名もなきペンションの裏庭に植えられている、ドロシアの桜の木……
その木が遂に満開を迎えようとしていた頃、事件が起きた……

<<尋常ではない落雷の威力(ロビー裏庭側)[先々週]
この日は外の雲行きが怪しく、ドロシアとソルル、リボンちゃんが様子を見ていたのだが……
ドロシア「まさか雷雲が出てくるなんて……」 ソルル「下手したら一貫の終わりだぞ……」
【ドガシャアアアアアアアァァァァァァァァァァァァッッ!!!!】
ソルル「うおぉいっ!?」 ドロシア「心臓に悪いわ……!!」 リボン「今ので折れた可能性があります!」
【ドタバタドタバタドタバタ……(ルルナ、ルビー、グリルが慌てて駆け付けてきた)】
ルルナ「ちょ、なんなの今のっ!?」
グリル「……って、ナニコレ!?」 ルビー「場所が悪かったの?」
ドロシア「みたい。ちょっと欲張り過ぎたわ」 ルビー「来週までにリップとティアナを呼ばないと」
ルルナ「結局、天然の避雷針になったみたい。サイネージも電気系統も無事みたい」
ドロシア「折角の花見もオシャカね……」 ルビー「自然の驚異に打ち勝つことは、誰も出来ないわ……」
ソルル「こうなった以上、止むを得ない。焼肉パーティならぬ焼肉バイキングに切り替えるぞ」

<<植木鉢で届けられた小さな桜(ロビー)[先週]
……ということで、ティアナとリップから、小さな桜の苗木が届いた。しかも植木鉢で6つも。
ドロシア「これが、苗木……」 ルビー「これまた随分と立派な苗木だけど、大丈夫なのかな?」
ソルル「まあ、細かいことは気にするな。何はともあれ、しばらくは植木鉢で育てるしか無いだろうな」
ルルナ「ねえ、表に2つ置いてみない? これをペンションのメインにするの」
リボン「裏にするか表にするか、いまのでハッキリ分かれましたね」

<<焼肉バイキング 〜会場設営編〜 (ロビー)[今週]
桜が雷雨に耐え切れずに折れてしまったものの、せめて焼肉だけはと考えていたソルル達。
只今、焼肉バイキングの準備中。しかしルビーの姿が見当たらない。
ソルル「……っと、これでいいかな」 ルルナ「作ったの?」 ソルル「ああ、一応な」
サイネージ『炭火焼肉の写真をバックに「焼肉バイキング開催」の文字』
ソルル「今回はルルナとドロシアが用意したんだったな。ラムとマトン以外には何を用意したんだ?」
ルルナ「牛肉はもも、肩ロース、カルビ、ザブトン、サーロインを用意したよ」 ソルル「そんなに用意して大丈夫か?」
ドロシア「裏庭に特設のビュッフェエリアを設けたわ。それよりルビーは着いたかしら?」
リボン「わたしの記憶が確かならば、今回用意した牛肉を食べさせたいとのことでしたね」
グリル「しかも自腹を切ってまで用意する徹底振り。どうなるのかな?」
ルルナ「それより届いたお肉、明後日には用意出来るよ。色々とトラブったからしょうがないけどね……」

417ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2015/05/28(木) 13:34:15
>>マルス王子 クリスさん
>マルス「わー……何か、装備増えてるー」
>クリス「持ってさえいればいつか役に立ちますし、無駄にはならないでしょう」
全員『………(揃って口あんぐり。ツッコミどころが多すぎたようだ)』

ソルル「忙しかったりトラブル続きだったりはオレ達もだな……」 ルルナ「まさか桜がねぇ……」
リボン「今回は一時的でしたが、『大雨は時として牙を剥く』と言います。雷雨になった場所が心配です……」

ドロシア「ジュリレナペアは薄々気付いていたわ。心配御無用」グリル「リカードは退場!【ピーッ】」
ソルル「おいおい…… それとこれとは全く別だろ?」 グリル「ゴメン、一度やってみたくて……」

ドロシア「方言が沙汰されるか否かは、その土地や地域にもよるみたいだから、中々難しいのよねぇ……」
ルルナ「ある意味、時代の流れなのかもしれないね」 ソルル「恐らく、そうなるだろうな」

全員『ざわ…… ざわ……』ソルル「なるほど、アバズレとマリーシアが手を組んで茶番にしたのか……」
ルルナ「見かけによらず、恐ろしいエセシスターだわ……」 ドロシア「これはもう二人揃って外患罪かしら」
リボン「マリーシア、恐るべし……」 グリル「あの下手したらアリティアが乗っ取られる所だよ」
(それぞれ、マリーシアへの印象は悪くなるばかり。後に不良少女と化した噂があるので、当たり前である)

>マルス「泳いじゃ駄目なの?(首傾げ)」
ソルル「NOと言ったらNO! 泳ぐならプールか海水浴場だけにするんだ、マルス王子」
ルルナ「そもそもお風呂で泳ぐのはマナー違反。他の人の迷惑にもなっちゃうわ」

>クリス「……」 全員『……?』(クリスさんが溜息をついて、マルス王子の上半身側を持ち上げるのを見る)
>クリス「分かりました分かりました、断面見せればいいんでしょう?」
【フィィーーーッッ!!】(久々にホイッスルを鳴らし、そしてレッドカードを高々と挙げるドロシア)
リボン「あぁっとここで一発退場! クリス選手、マルス選手への暴行未遂により一発退場です!」
グリル「マルス王子を切ろうとしたから止められたんだね」 ソルル「没収!(クリスさんの剣を取り上げる)」

>>ピーチさん デイジーさん
ソルル「射撃場にボクシングジムか…… まず先に謝らせてくれ。射撃場はどう足掻いても無理だ」
ルルナ「じゃあ、キックボクシングは?」 ソルル「地下にスペースを用意して、そこをジムにする予定だ」
ドロシア「と来れば、リトルマックは来るのかしら?」 リボン「マックと言えば、ボクサーでしたね」
グリル「マックvsデイジーのエキシビジョン、実現するのかな?」 ソルル「それは本人が来るかだろうな」

>ピーチ「私は基本お腹がいっぱいになると眠くなるので…」
ドロシア「言うなれば、満腹感から来る睡魔ってトコかしら?」 ルルナ「これは人によるのかもね」

>デイジー「ゴルフ……… あんな短足亀が長い棒を振り回すなんてお笑いよ」
全員『HAHAHAHAHAHAHAHAHA!!(クッパを思いっきりコケにしたことで、この大爆笑)』
ソルル「辛い、辛過ぎる! どこまで辛口なんだデイジーさんは!」 ルルナ「いや、流石にキツイっしょ!」
ドロシア「wwwwwwwww」 リボン「オーバーですよw」 グリル「ダメだこりゃ、もうワヤだよ!」

>ピーチ「も、ももも申し訳ありません……っ!!」
ルルナ「大丈夫大丈夫、誰でも健康が一番だからね」 リボン「そうです、謝る必要はありませんよ」

418マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/05/28(木) 21:37:48
マルス「期待に添えなくてすまない、だが無理なものは無理だから仕方ないよね」
クリス「……ちょっと残念なところも含めて素晴らしいと思います、マルス様!」
マルス「黙っててくれるかい」

クリス「そうできたら楽しいんでしょうけどね……
     少なくともアカネイアの今のレベルでは、せいぜい破壊活動にしか使えない駄目な学問ですよ。
     それならまだ魔道書よりも治癒や死者蘇生まで行える杖のほうが役に立つはずです、少なくとも今は」
マルス「じゃあどうして魔道士になったの?」
クリス「……杖ではあなたを治すことはできても守ることはできませんからね」

マルス「…………」
クリス「ま、マルス様?」
マルス「ふっふふふ……一理あるね……?(にっこり)」
クリス「黙って! たとえそれが真実だとしても黙ってくださいませんかデイジー姫ッ!?」

(どんがらがっしゃんっ)
ピーチ姫とデイジー姫≫

マルス「……何だろう、気づけば外がすごいことに」
クリス「俺もあんなトロンが撃てるように……」
マルス「そういう問題じゃなくてだね!!」

クリス「……(辺りを見回す)」
マルス「いや、大丈夫だよ? リカードいないよ?」
クリス「いえ……あの、退場と仰るからにはリカードもいるんじゃないかと思ってしまって……早計でした。すみません」

マルス「時代の流れかー……」
クリス「アカネイアはその点止まっているかのような進みようですからね、イメージ湧きませんよね」

マルス「わわわ、どうしよう」
クリス「……そ、そこまでは……言い過ぎなのでは、ないかと……
     確かにマルス様への想いが妙な方向へ向かうことは多々ありましたが……
     ただマルス様を好いているだけの女ならばアカネイア軍との戦いに加えアンリの道などという死地へは向かわなかったはず……
     更に、えーと、彼女はああ見えて器用なので結構な数の杖をひとりで使いこなしていました!
     だから、その……マリーシアは俺達の仲間ですし……そんなボロクソに言わなくても」
マルス「でもマリアに比べるとシリアスな見せ場ないよね?」
クリス「マルス様ーー!?」

マルス「そうなのかー……難しいなー」
クリス「俺は素直にそこらで実験します」

クリス「えー!? じゃあ誰がマルス様くっつけるんですか!?」
マルス「そそそそうだよ! このまま生きていくのはあんまりだー!!」
クリス「トリックが既に割れている気もしますが最後を他人にシメられるのもいまいちですし!!」
マルス「そそそそうだよ! さすがにクリスが可哀想……って、他人に同情してる場合じゃなかったっ!」

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさん≫

419ピーチ/デイジー ◆L7ZJA6cWSs:2015/06/06(土) 14:44:24
>>417

デイジー「(しょんぼり)」
ピーチ「珍しいですね、貴女ががっかりするなんて」
デイジー「今射撃にハマってるのよ、的にあのヒゲ兄弟のパネルを使ったら結構なストレス解消になるのよ」
ピーチ「……………」
デイジー「あら、キックボクシングは好きよ?」
ピーチ「お止めなさいプリンセスがはしたない……」

ピーチ「ご飯の後は基本眠くなります、御昼寝をするかぐっすり寝てしまうか…」
デイジー「だからキノコじじいに叱られるのよアンタ」
ピーチ「めんぼくないです……」

デイジー「だってバランス的におかしいでしょう?」
ピーチ「まぁ……………、細長い棒ですしね、ゴルフクラブ」
デイジー「かといってゴルフクラブみたいに長い脚になっても御笑いよ」
ピーチ「(ノーコメント)」
デイジー「あら、アタシは永遠の甘口プリンセスよ?」

ピーチ「まぁ、……健康第一ですしね」


>>418
デイジー「そうね、その一寸残念な処もアンタの魅力よ?」
ピーチ「だから元気を出して下さいマルスさん…!」

「「魔導士………」」
デイジー「アタシ達にはその単語の全てが憧れなのよ、職業とか格好良いじゃない」
ピーチ「ファイア、とかアイス、とか名前の前について終わる私達とはえらい違いです」
デイジー「アクションゲームとRPGゲームの違いじゃない?」
ピーチ「嵯峨ですか………。せめて私は連れ去られてばかりではなく戦ってみたいものです」
デイジー「登場シーンがパーティーやカートにしかないアタシよりマシだと思うわ」


デイジー「キノコ王国はなかなか文明が進んでるわよ。
       近代的な上に近くには海があって緑もあるし、見習いたいわ」
ピーチ「あら、サラサラ王国だって素敵ですよ?」
デイジー「アタシのとこには砂漠しかないじゃない」

デイジー「あら、あまりの美味しさに目まいがしちゃったのね」

420金井:2015/06/11(木) 19:42:36
私のうんちは臭い

421ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2015/06/14(日) 20:21:18
夏の始まりを告げる6月を迎えた名もなきペンション。遅咲きの桜は殆どが散り、厳しい暑さが訪れる季節。
ところが、雲行きはほぼ不安定。これにはソルルもルルナも頭を悩ませる要因となり……

<<安定しない天候 〜寒い日の一コマ〜 (ロビー)
ソルル「寒い……」 ルルナ「大丈夫ソルル? カイロ使う?」 ソルル「重ね着したから何とかなるぞ」
ドロシア「ホントに何なのかしらね? はいコーンスープ」 ソルル「サンキュードロシア」
リボン「あまり安定していませんね」 グリル「明日は暑くなるかな?」 ルルナ「それだけは……」

<<安定しない天候 〜暑い日の一コマ〜 (ロビー)
ルルナ「暑い……」 ソルル「今度はルルナか……大丈夫か?」 ルルナ「やっぱり夏は嫌いだわ……」
ドロシア「今日はバニラアイスを用意したわ」ルルナ「心配かけてごめんね、お姉ちゃん……」
リボン「徐々に暖かくなると思いきや、コレですね……」 グリル「もうホントにワヤ! あ、うつった……」

422ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2015/06/14(日) 20:22:12
>>マルス王子 クリスさん
>マルス「……何だろう、気づけば外がすごいことに」
ドロシア「今回ばかりは『運が悪かっただけなんだ』と諦めるしかないわね……」
グリル「また来年だね。それまでに何とかなるかな?」 リボン「難しいかもしれませんね……」

>クリス「俺もあんなトロンが撃てるように……」
ドロシア「はいはい、勝手に言ってなさい。あたしの気持ちも知らないでいけしゃあしゃあと……」
ソルル「あーあ、余計なこと言うから……」 ルルナ「お姉ちゃん、拗ねちゃった」

ドロシア「やれやれ…… 余計なことするからよグリル」 グリル「…………(赤面し、何も言い返せず)」

>マルス「時代の流れかー……」
ソルル「時は人を追い、人はまた時を追う。例えどんなモノでも、認められなければそれでおしまいだ」
>クリス「アカネイアはその点止まっているかのような進みようですからね、イメージ湧きませんよね」
ドロシア「時が止まっているような進み…… 所謂農家みたいな感じかしら? 例えばメロン畑とか水田とか」
リボン「わたしは逆に山の中に建つ小屋をイメージしてみました。採れたての山菜が美味しいそうですが」

>クリス「……そ、そこまでは……言い過ぎなのでは、ないかと……」
全員『ざわ…… ざわ……(全然聞いていないようだ)』
マルス「でもマリアに比べるとシリアスな見せ場ないよね?」
ソルル「……! それだ王子! あいつに何が足りないのかやっと分かったぞ!」
ドロシア「ま、所詮は玉の輿を狙うようなアバズレよね?」 女の子達『そうだそうだー!』
ソルル「ルルナ、リボンちゃん、ドロシア、グリル、とりあえず落ち着こうか」

ソルル「……!(目を見開き) そうか、そういうことか……!」 ルルナ「どうしたのソルル……? 怖いよ……」
ソルル「これ下手したら『いたずらトリック』になるだろうな」 女の子達『いたずらトリック?』
ソルル「簡単に言うなら、マジック失敗と見せかけて相手を驚かせるだけのトリックだな」

[ソルルの推理〜人体切断のいたずらトリック〜]
箱を使わずに人体切断を実現する方法はただ一つ。それは『別の人体を用意する』ことだな。
つまりは、マネキンを加工して、トリックに使った…… それがオレの推理だ。
それ以外のトリックだと、あんなにも鮮やかな人体切断には至らないと思うぞ。
ソルル「後は衣類次第かな」 ルルナ「なるほど。それなら納得が行くね」
リボン「わたし達でも出来ますか?」 ソルル「ああ、タネと仕掛けさえあればな」
ドロシア「それじゃあ、レッドカードは取り消すわ。その代わり…… これよーっ!!【ビシッ!】」
ソルル「イエローカードか…… まあいい。いたずらトリックの説が正しければ、全てが繫がるハズだ」
リボン「もし違っていたらどうします?」 ソルル「その時はもう負けを認めるしかないな……」

423ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2015/06/14(日) 20:22:39
>>ピーチさん デイジーさん
>デイジー「今射撃にハマってるのよ、的にあのヒゲ兄弟のパネルを使ったら結構なストレス解消になるのよ」
ドロシア「となれば、ホーガンズアレイみたいな感じの屋内射撃場はどうなのかしら?」
ソルル「屋内射撃場か…… 悪くはないが、実弾は使えないと諦めるしか無いだろうな」

>ピーチ「ご飯の後は基本眠くなります、御昼寝をするかぐっすり寝てしまうか…」
>デイジー「だからキノコじじいに叱られるのよアンタ」 >ピーチ「めんぼくないです……」
ルルナ「まあまあ、デイジーさん、ピーチさんも」 グリル「こんなことでケンカしないで?」

>デイジー「だってバランス的におかしいでしょう?」
>ピーチ「まぁ…… 細長い棒ですしね、ゴルフクラブ」
ソルル「それはさておき、今なら自分に合うクラブをオーダー出来ると思ったんだけど……」
ルルナ「そうだよ、今のゴルフクラブは一つひとつがオーダーメイドみたいなものだよ」

>ピーチ「まぁ、……健康第一ですしね」
リボン「体調管理にはお気を付け下さいね」 ソルル「よし、移転するときは除加湿清浄機も導入だ」

424マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/06/15(月) 20:26:42
マルス「……暑い……けど、今こんなことを言っていては数カ月後大変なことになっちゃうね」
クリス「アンリの道に比べればぬるま湯です、マルス様。今日も元気に行ってみましょう」
マルス「あぁ!」


マルス「それって褒めてるんだよね?(にこにこ)」
クリス「…………」

クリス「そうなんですか……よく分かりませんね」
マルス「(クリスの頭に拳を振り下ろし)彼はイレギュラー中のイレギュラーでね……
     自在に職業を変更できて、なおかつどの兵種でも戦えるっていう超人だから気にしなくていいよ」

マルス「むぅ……侮り難し、菌類民族……」
クリス「何もそんな深刻そうなお顔をなさらなくても」

マルス「うん。そうらしいね。」

ピーチ姫とデイジー姫≫

マルス「運……悪っ……(途端に顔面蒼白)」
クリス「マルス様、マルス様のせいじゃありませんからご安心くださいっ!?」

クリス「あ、いえ……本当、ごめんなさい……」

マルス「そうだね、きっと永遠に農家だね。科学なんて絶対発展しないね」
クリス「死んだ魚のような目で仰られると魔法系職業として寂しくなります」

マルス「…………あれ、ひょっとしてぼくは言ってはいけないことを言ってしまったのか?」
クリス「ほぼ同期の縁で俺がマリーシアの汚名を雪ごうとしていたというのにッ!」
マルス「分かっ……(ひょい)分かったから!(ひょい)これからの季節にファイアーはないっ!!(ひょい)」

クリス「……ふふふ、進んでネタをばらすほど俺は考えなしではありませんからね!
    具体的には毎年やるくらいのつもりでいますので!」
マルス「頼むからもうやめて!」
クリス「ではこの辺でッ! ブリザー! からのエルファイアー!!」
(氷塊が一瞬で蒸発し、湯気が晴れた時には真っ二つのマルス込みで逃走済み)
ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさん≫

425ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2015/06/21(日) 20:51:36
ソルル「今回は思いっきり端折るぞー」

>>マルス王子 クリスさん
ドロシア「また植え直しにはなるものの、最小限の被害で済んで良かったわ」
リボン「下手したら死人まで出ると言われていますので、雲行きが怪しくなったら要警戒です」

>クリス「あ、いえ……本当、ごめんなさい……」
ドロシア「全く…… 次からは気をつけなさいよ?」 ルルナ「偉そうに言うなーっ!!【ピコンッ☆】」
ドロシア「痛い……(頭さすさす&涙目)」 ソルル「ルルナのツッコミ、容赦無いなぁ……」

>マルス「そうだね、きっと永遠に農家だね。科学なんて絶対発展しないね」
ソルル「異議あり。科学の力をこれでもかと利用しまくり、大発展を遂げた農家があると伝えておこう。
昔は大がかりで大変だったらしいが、今なら状況に適した機械があれば、作業が捗る位だな」

>マルス「…………あれ、ひょっとしてぼくは言ってはいけないことを言ってしまったのか?」
ソルル「大丈夫大丈夫、これくらい気にするな」 ルルナ「これじゃあたし達がイエローね……」

>クリス「ほぼ同期の縁で俺がマリーシアの汚名を雪ごうとしていたというのにッ!」
【フィィーーーッッ!!】ドロシア「はいはい暴れない。クリス、調子に乗らないの(イエローカードを出す)」
グリル「あ、累計2枚目」 リボン「そこまで数えるのですか!?」

ソルル「……逃したか。どうやらハズしたみたいだ。ゴメンな」 女の子達「………(最早何も言えず)」

426本当のめぐみ:2015/07/02(木) 20:48:10
みんなで縄跳びを
しましょう!

427マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/07/03(金) 19:17:40
マルス「暑いね」
クリス「とはいえ遅れていい理由にはなりませんね」
マルス「……そのローブ、脱げない?」
クリス「魔道士……いえ、賢者としてのアイデンティティです。それは受け入れられません」
マルス「そうか、見ているだけで暑くなるのはぼくの鍛錬不足かな……
     何はともあれ、今日も行ってみようか!」
クリス「はっ!」


マルス「死にっ……」
クリス「俺に助けを求める視線を送らないでください! 俺にオームの杖は使えませんッ!」

クリス「あー……」
マルス「もうどこで口を出していいのか分からなくなっちゃったね」

マルス「む……なるほど」
クリス「目が本気になった! これは魔道士達が淘汰される予感!」

クリス「っ……(ちょうどファイアーの書が壊れたところで動きを止め)」
マルス「えーと、イエローカードって何枚で退場なんだっけ?」
クリス「笑顔で尋ねないでください!!」

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさん≫

マルス「あぁ……胴繋がった……死ぬかと思った」
クリス「死にませんよ、所詮はトリック、イカサマですからね」
マルス「タネが見えなきゃ魔法と大差ないよね」
クリス「あはは、何を仰っているんですか?」

428ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2015/07/14(火) 16:31:43
7月を迎えた名も無きペンション。しかし尚も安定しない天候に振り回されるソルルとルルナ。
そんなある日、二通の手紙が届いた。一通はルビー、もう一通はキノじい。果たしてその内容とは?

<<ルビーの手紙 〜パネポンフェアリーズの夏休み〜 (ダイニングキッチン)
ソルル「今月中頃から夏休みと称して此処に来るのかぁ…… また大騒ぎになるだろうなぁ」
ルルナ「前回は春休みのような感覚でルビーが連れ込んだんだっけ。でも賑やかだったなぁ……」
ドロシア「ひとまず、また新たなメニューを考えないと。夏にピッタリなもの、何かしら?」
ルルナ「それはゆっくりと考えればいいわ。急ぎ過ぎたら足元を掬われるよ、ドロシアお姉ちゃん」
ソルル「よし、食材のチェックはこれで完了だな。二人ともお疲れ」 ドロシア「それじゃあ、戻るわね」
ルルナ「今日のテーマは何にしようかな……(筆を取る)」 ソルル「お、もう書くのか?」

<<キノじいとの再会を胸に秘めて (ロビー)
グリル「それにしても、まさかキノじいが……」 リボン「約2年振りでしょうか。あの日以来ですね」
ドロシア「キノじいね?」 グリル「あ、ドロシア! お疲れ様」 リボン「来月でしたね」
ドロシア「もしかすると、スーパーバイザーのような役割を果たしてしまうかも分からないわ」
グリル「それあるかも……」 リボン「或いは、ペンションを畳むか移せと言い出しかねないかと……」
ソルル「ペンションを畳むか移せ、か…… あり得るかもな」リボン「あ、ソルルさん」
ソルル「手紙によると、8月に来るそうだ。ついでに、いくつか食材も用意するそうだ」
ドロシア「と来れば、キッチンスタジアムかしら?」 グリル「ボクちんも何かデザートを考えないと」
ソルル「もう二度と食べられなくなるシャケ、仕入れるか。建前としては資源保護らしいが」

【と言ったところで一区切り。返信は次回のお楽しみ。悪しからず by ソルル・ブライトン】

429マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/07/14(火) 20:18:50
クリス「マルス様マルス様、魔道の革命です!!」
マルス「どうしちゃったのさクリス、これからレス返始めるよ」
クリス「ブリザーとシェイバーをいい感じに制御することで一瞬でジャパニーズかき氷が作れることを発見しました」
マルス「な、何だって!? 上に乗せるのはもちろん抹茶と練乳と小豆なんだろうね!?」
クリス「心得ております!」
マルス「レス返が終わり次第作戦を開始する! 用意はいいか!?」
クリス「はっ!!」


マルス「あれ、キノじい来るの? 一応正装しておこうかな」
クリス「……やはりデフォルトである勇者になった方がいいでしょうか?!」
マルス「いいんじゃないかなそのままで」

クリス「キッチンスタジアム、久々ですね」
マルス「見てるだけで楽しいから大歓迎だよ、……もちろん味見がしたくないと言えば嘘になるけど」

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさん≫

マルス「行くぞクリスー!!」
クリス「はっ! ……ちょ、移動力違うんですから少し待ってくださいよマルス様ー」

430ナターシャ:2015/07/20(月) 19:39:23
430回

431ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2015/07/25(土) 14:00:31
名も無きペンションの駐車スペースに停められた箱トラック。
ルビーから届いた手紙の7月下旬に向けて、大量の食材を仕入れていた。
そしてキノじいも来月に来ることが確定しているので、それに合わせた食材の調理を考えており……

<<パネポンフェアリーズとキノじいの到着に備えて (裏口駐車スペース〜ダイニングキッチン 食料庫)
ルルナ「今回もまた随分と買い込んじゃったわ…… ま、これだけあればかしまし達も大丈夫かな」
ソルル「いや、かしましって…… それよりテーマの方は厳重に管理されているんだろ?」
リボン「はい、今回のテーマ候補はわたしが保管しました」 ドロシア「これで当日まで分からないわね」
グリル「そしたら、次は何する?」 ソルル「そう言えば、いつ来るんだろ?」 ルルナ「明日明後日かな?」

ソルル「それにしても色々とやることがありすぎたおかげで、かなり遅れをとってしまったぞ……」

>>マルス王子 クリスさん
>クリス「マルス様マルス様、魔道の革命です!!」
ソルル「なんだなんだ? 騒々しいなぁ……」 ルルナ「見てみる?」
>クリス「ブリザーとシェイバーをいい感じに制御することで一瞬でジャパニーズかき氷が作れることを発見しました」
ルルナ「なるほど、かき氷かぁ…… あたしはあまり好きじゃないなぁ……」
>マルス「上に乗せるのはもちろん抹茶と練乳と小豆なんだろうね!?」
ドロシア「なるほど、マルス王子は小豆なのね。ちなみにあたしは某乳酸菌を使ったシロップよ」

>マルス「あれ、キノじい来るの? 一応正装しておこうかな」
ソルル「来月あたりに来るそうだ。正装はしなくても大丈夫だぞ」
>クリス「……やはりデフォルトである勇者になった方がいいでしょうか?!」
>マルス「いいんじゃないかなそのままで」 ソルル「そのまんまで大丈夫だぞー! ……って、カブったな」

>クリス「キッチンスタジアム、久々ですね」
>マルス「見てるだけで楽しいから大歓迎だよ、……もちろん味見がしたくないと言えば嘘になるけど」
ドロシア「今回は趣向を変えてキノじいにテーマを決めてもらおうというワケなの」
リボン「故に、色々と準備しました。後は挑戦者(ノミニー)が揃うのを待つだけです」
ソルル「今回はエキシビションと題するから、点数付けないことになりそうだ」

432マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/07/25(土) 21:09:47
マルス「ちぇええぇぇすとぉぉぉぉおぉぉぉおぉおおおおぉぉッッ!!」
(目隠しをしたマルスが笑みを浮かべてこわれたつるぎをスイカに当てる)
クリス「ノーヒントで割ったぁぁぁ!? さすがですマルス様! しかも粉々にはしない絶妙な力加減!!」
マルス「(目隠しを取って髪を整え)これが日本の夏の風物詩と聞いたからね、さすがに雰囲気は壊せないだろう!
     さて、やりたいことを終えたところで今日も元気に行ってみるか」
クリス「はっ!」


クリス「アイスクリーム派なのですか? ガ●ガ●君派なのですか!?」
マルス「(しゃくしゃく)……そこ、気にするところかなぁ……うなー、冷たい……」
クリス「えっちょっ待っ、どうして先に召し上がってるんですか!?」
マルス「溶けるからね。……むぅ、某乳酸菌というとアレか……口にしたことがないから今度試してみようかな」
クリス「話そらすなー!!」

マルス「そう? ならとりあえず失礼にはならない程度に楽にしておこう」
クリス「しかし賢者は邪道な気が!」
マルス「敢えて尋ねようそれならどうして賢者の姿でここに来た!?」

マルス「キノじい、どんなテーマにしてくれるのかなー」
クリス「味は保証つきなので何を出されても満足ですけどね
     それに、点数をつけないのなら頭を悩ませることもありませんし」
マルス「そうだね」

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさん≫

433メンゲマンめぐみ:2015/07/25(土) 23:21:43
私を呼びましたか?

434ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2015/07/31(金) 13:29:37
名も無きペンションにパネポンフェアリーズがやってくる日が近付いていた。
リップ、ウィンディ、シャーベット、ティアナ、エリアス、フレア、ネリス、セレン、そしてルビー。
ソルル達にはお馴染みの顔触れではあるが、今日の手紙によると偶然にもキノじいと合流したという。

さて、夏場はやはり体調管理が難しく、熱中症と夏バテにも気をつけなければならない。
そこでリーダーシップを発揮したのがドロシア。そんな彼女が考える……

<<夏バテ解消に最適な料理とは?(ダイニングキッチン ダイナーエリア)
ルルナ「……うん、これでメニューはOK。それより夏バテ解消のスタミナ料理、何が良いのかな?」
ドロシア「やっぱりお肉かしら? フレンチならステーキね。もちろん脂身少なめの」
ルルナ「タンパク質なら、豆腐はどうかな? ソルルは絶対に食べない『冷奴』とか『湯豆腐』とか」
ドロシア「それならソルルの得意な『麻婆豆腐』は? 但し『麻婆茄子』は油っこいから却下で」

<<ルビーは結局どうするの? by グリル(208号室 予約 パネポンフェアリーズ)
グリル「これが気がかりなんだよねぇ…… 下手したら自ら辞職しそうなんだよね」
リボン「なんだか先が思いやられそうですが、ルビーさん次第ですね」
グリル「しかも手紙にはキノじいと合流したとまで書いてあるし、もしかしたら観光してるのかな?」
リボン「恐らく、そうなりますね。これはまた大騒ぎになるかもしれませんね」

<<ソルルの回想 〜九人の妖精達とキノじいの来訪、そしていつか訪れる結末〜 (212号室 予約 キノじい)
ソルル「いよいよだなぁ…… またキノじいに逢えるとなると、なんか涙が出そうだ……」

思えば、パーティ会場が崩壊した日から、全てが変わってしまったと言っても過言ではないな。
そこからツアープランに至るまでは時間はかからなかったが、その矢先にキノじいが脳幹梗塞でダウン。
結局白紙に戻して考え直した結果、現在のペンションに落ち着いたんだっけな。しかし、ここからが本当の分かれ道だ。
ペンションを継続するか、畳んでシェアハウスに転換した後にそれぞれ別の道を歩むか……
何れにしろ、方針転換後はこのメンバーも解散することになる可能性は十分にあるな。

ソルル「恐らくルビーは、リップさん達と共に彼女達の世界に帰ることになるかもしれないな……
……よし、これでいいな。確か明日か明後日だったな、キノじいと妖精達が来るのは」

435ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2015/07/31(金) 13:30:28
>>マルス王子 クリスさん
>マルス「ちぇええぇぇすとぉぉぉぉおぉぉぉおぉおおおおぉぉッッ!!」
ソルル「ん? 今度はスイカ割りかー?」
>クリス「ノーヒントで割ったぁぁぁ!?」 ソルル「って、嘘だろっ!? ホントにやってのけちゃったぞっ!!」
>クリス「さすがですマルス様! しかも粉々にはしない絶妙な力加減!!」
ルルナ「遅かった…… 言ってくれたら剣に近いマグロ包丁を用意したのに……」
>マルス「これが日本の夏の風物詩と聞いたからね、さすがに雰囲気は壊せないだろう!」
ルルナ「なーにを言ってんのよ? 夏の風物詩と言ったらメロンにきまってんでしょーがっ!!【ドンッ!!】」
グリル「なんでわざわざ張り合うの……?」 ドロシア「それにしても美味しそうな赤肉ね♪」

>クリス「アイスクリーム派なのですか? ガ●ガ●君派なのですか!?」
ルルナ「アイスクリーム派だよ。氷菓は選んじゃう方かな」 ソルル「オレもアイスクリーム派だな」
ドロシア「なんだか勿体無いわね……」 リボン「わたしはどちらも好きですけどね」
>マルス「うなー、冷たい……」 >クリス「えっちょっ待っ、どうして先に召し上がってるんですか!?」
グリル「かき氷が溶けちゃったなんて言って溶かす人はバカだよ。何故なら、食べるの遅いから!」
ドロシア「グリル、言い過ぎ」グリル「じゃあドロシアは1分でかき氷食べれるの?」
ルルナ「うぬぬぬぬ………(押さえ込んでいる)」 ソルル「ルルナ、ここは吠えるとこじゃないぞ」

ソルル「ま、楽にしてくれてもいいんだけどな。実際に気さくなじいちゃんだしな」
ルルナ「ソルル、終了」 ソルル「ハイ……」 ドロシア「やれやれ…… やっぱり尻に敷かれてるわ」

ソルル「折角の大人数になるなら、逆にこうするか! 料理そのものをプレゼンテーションするんだ」
ルルナ「なるほど。それぞれどっちが食べたいかを選ぶってコト?」 ソルル「That's right!」
リボン「一応だけど、多数決で負けても食べられますか?」 ソルル「当たり前だ。心配するな」
リボン「良かった…… このまま食べられないままでは勿体無いと思ったもので」

436マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/07/31(金) 19:54:55
マルス「他に夏を満喫する手段って何だろう」
クリス「形から入っている分ベタなものしか使えませんからね」
マルス「それ言っちゃ駄目」


マルス「正直何でもいいというか、本番のお楽しみかな」
クリス「ですね、俺達からは何も言えません」

クリス「…………、」
マルス「そんな顔しちゃいけないよ、ぼく達は彼らの選択に従うだけだ」

マルス「……クリス、もう一回やろうか」
クリス「やめてマグロ包丁渡さないで!!」
マルス「ははは、仮にマグロ包丁を渡してくれなくても今度は棒で突いてみようと思ってね」
クリス「むしろやめてください!!」
マルス「……メロンかー、やけに甘いのがちょっとなー」
クリス「とか言いつつルルナ殿の元へ歩み寄っていく辺り、全く説得力がありませんね」

クリス「とか言いつつ、結局どちらもアカネイアにはないものなんですけどね」
マルス「ね」
クリス「かき氷を1分……ふふ、要は気の持ちようでしょう(真顔でかき込む)」
マルス「(こめかみを押さえながら)どうしてそんなことができるんだ……」

クリス「しかし賢者は……賢者は」
マルス「分かったそれなら早く兵種変更しろ!」

マルス「それ賛成! 面白くなりそうだ」
クリス「完全なる主観で即決したいと思います、悩むのは性に合わないもので」

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさん≫

437マルクス:2015/07/31(金) 20:50:41
資本論の読書会

438ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2015/08/02(日) 21:05:38
>>マルス王子 クリスさん
>マルス「他に夏を満喫する手段って何だろう」
ソルル「かき氷やアイスクリームはさっき出たな。他にあるならプールか? まあ、ウチには無いけどな」
ルルナ「他にも浴衣はどうかな? 団扇や扇子も組み合わせて、ね」 ドロシア「それなら、花火もどう?」
リボン「日ノ本ならではの盆踊りがあるそうです」 グリル「太鼓ある?」 ソルル「残念ながら無いな」

>マルス「……クリス、もう一回やろうか」
>クリス「やめてマグロ包丁渡さないで!!」
ルルナ「うーん…… 残念……」 ソルル「まあ、そう気を落とすなよルルナ」

>マルス「……メロンかー、やけに甘いのがちょっとなー」
>クリス「とか言いつつルルナ殿の元へ歩み寄っていく辺り、全く説得力がありませんね」
ルルナ「確かに。一応、甘さと歯応えを両立したメロンを選んで見たから、食べてみてね」
ソルル「結局お咎めなしかい」 ルルナ「気にしない気にしない」

>クリス「とか言いつつ、結局どちらもアカネイアにはないものなんですけどね」 >マルス「ね」

>クリス「かき氷を1分……ふふ、要は気の持ちようでしょう(真顔でかき込む)」
グリル「ま、どれだけの量になるかにもよるけどね」 ソルル「グリル、アンタ化け物かっ!?」
>マルス「(こめかみを押さえながら)どうしてそんなことができるんだ……」
ルルナ「無茶しやがって……」 ドロシア「こらこら、勝手に殺さない」

>クリス「しかし賢者は……賢者は」
ソルル「大丈夫だ、問題ない」 ルルナ「気楽にね、クリスさん」

>クリス「完全なる主観で即決したいと思います、悩むのは性に合わないもので」
ソルル「それはどうかなぁ〜?」 ルルナ「……あっ、ナルホド。最後の最後まで悩ませるつもりね?」
ソルル「腹ペコ状態でやるなら、寧ろ煽らないとな」 グリル「鬼だよソルル……」
リボン「兎に角、後はどのような料理をプレゼンするかですが……」 ソルル「それは発表までのお楽しみ」

439マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/08/03(月) 18:43:32
マルス「ゆ か た」
クリス「途端にマルス様の目が輝き出した……」
マルス「だってそうだろう、やはり青かな青だよね! ……いや、藍ということになるのか……?」
クリス「ちょ、マルス様何処へ!!」

マルス「ぼくは全然いいどころか今すぐ手に取って数回素振りしたあと実行に移したいんだけどクリスが駄目だって言うんだ」
クリス「当然です、というかこの方がやると夏の風情もへったくれもありません。ただの鍛錬です」

マルス「やった」
クリス「俺も少し興味が……(じりじり接近)」

クリス「大体、格好つけてしまいましたがこの現象には個人差がありますからね、不思議と来ないんですよ俺」
マルス「ほんとに? 痩せ我慢じゃないよね?」
クリス「はい。むしろ頭を抑える周りの同年代を見ながら、面白い反応をしているな、と」
マルス「……あと、ぼくが撤退する際は『みんな、すまない……』をサインにするから勘違いしないで頂けると助かるな!」
クリス「つっこむ所はそこでいいんですか……?」

クリス「はっ。   ……最近寝不足です」
マルス「むしろどうしてそれだけ気負うのかが分からないよ……今まで進軍してきた時でもそういうのなかったよね」
クリス「はい。あったとしてもカタリナが抜けたあの日から数日間くらいで」
マルス「惚気話だとしたら早々にこの辺りでやめてもらえるかい」

クリス「!?」
マルス「あはは、面白くなってきたー」

ソルルさんルルナさんドロシアさんリボンさんグリルさん≫

440なさって:2015/08/03(月) 20:53:39
740

441ソルルナ&ドロシア&リボン&グリル+キノじい&PPF ◆Br2tUbHd4M:2015/08/03(月) 20:54:51
*ソルルナ=ソルル&ルルナ
*PPF=パネポンフェアリーズ

ようやく到着したパネポンフェアリーズとキノじい。1日遅れのチェックインとなった。
正面入口に一台のマイクロバスが到着した。さて、そのバスを運転したのは?

<<大型バスの団体客 (正面入口)
ソルル「随分と遅かったなぁ……」 ルルナ「また随分なマイクロバスを用意したわね。キノじいかな?」
キノじい「いやはや、お待たせをして申し訳ありません。すっかり遅くなってしまいましたな」
ソルル「いらっしゃいキノじい! そのバスは借りたのか?」
キノじい「無論ですな。このキノじい、ルビー殿達の送迎を買って出たのですぞ」
ルビー「というワケで久しぶり。そしてただいま」 リボン「ルビーさん、皆様、長旅お疲れ様でした」
フレア「まさか大雨に巻き込まれるなんて思わないだろ?」 リップ「おかげで丸一日潰れちゃった」
ソルル「通りで遅いワケだ。大変だったな…… 大雨なら運転見合わせは兎も角、最悪運休もあり得るしな」
ドロシア「お夕飯は終わっちゃったけど、軽い夜食なら用意出来るわ」 シャーベット「残念……」
ウィンディ「シャーベット、あまり気を落とさないで……」 セレン「まあ、仕方ありませんわね」
ルルナ「兎に角、中に入って。荷物も運ぶわ」 ソルル「よし、案内するぞ」

ということで無事に到着したキノじいとパネポンフェアリーズ。それぞれの部屋へと向かったのであった。

【ひとまず今回はこの辺で。また次回お目にかかりましょう by ルルナ】

442マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/08/04(火) 19:21:45
マルス「(ふと顔を上げて)そろそろ来たんじゃないかな」
クリス「聴力が凄まじいのか、それとも気配か何かか……とにかく、マルス様の言葉を疑うつもりはありません(そわそわとローブの皺を伸ばし)」
マルス「さぁ、久しぶりに……君は初めて、会いに行こうじゃないか」
クリス「はっ」


マルス「やぁ! 一時はもう会えないかと思ったよ(にっこり)」
クリス「お初にお目にかかります、マルス様の近衛騎士のクリスと申します!」
マルス「クリス、カタい……」
クリス「しかし、初対面ではこれくらいの方が妥当では」
マルス「あー……うん、君がそれでいいならいいんだけど」

>>441

マルス「↑あー、遂に短縮してしまった」
クリス「延々さんづけで並べまくるのは今回非常に負担だったもので」
マルス「まぁいいか、彼らも許してくれるだろう……」
クリス「遂に悩むことを放棄されましたね」
マルス「……ちょっと黙っててほしい。」

443ソルルナ&ドロシア&リボン&グリル+キノじい&PPF ◆Br2tUbHd4M:2015/08/10(月) 21:47:31
名も無きペンションで起きた、命に関わる緊急事態【但し、解決済】
宿泊客のリップ、ウィンディ、シャーベット、ティアナ、エリアス、ネリス、
そして従業員のルルナ、リボンちゃんまでもが、猛暑から来る熱中症に倒れてしまった。
これを重く見たソルルは、緊急体制を配備。
まずは各部屋に除加湿清浄機を用意し、湿度対策に乗り出す。
曰く『これだけで体感温度は大幅に変わると読んだ、ただそれだけだ。後は回復力次第』とのこと
次に熱中症に良いとされる飲料水を出し惜しみなく配布。これによりルルナ達は、熱中症を乗り切った。
後は回復力次第なのだが、そんな心配とは裏腹に……

<<熱中症に倒れた患者達は (ダイニングキッチン ダイニングエリア)
ルルナ「油断したわ…… まさかここまでの気温になるなんて…… 」
シャーベット「熱中症専用のジュースが無かったら、最悪死んでたかもね」 リップ「確かに……」
ソルル「本当に申し訳ない…… 天候を見誤り、更にはその対策を怠ったオレの責任だ」
リボン「仕方ありませんよソルルさん、今回ばかりはわたし達の運が悪かっただけですから」
キノじい「そうですな。あまり気になさると身体に毒とも言いますからな」
ソルル「本当にごめん……それでもみんな回復してくれて良かったよ」
エリアス「ところで、ティアナとネリスは?」 ウィンディ「ティアナはルビーのトコじゃない?」
ソルル「もう初日から散々だったし、こうなったら宿泊費はオレが負担するしかないな」
リップ「それより一番危険なのはネリスじゃない? 大丈夫かなぁ……」

<<皆の心配とは裏腹に (212号室 ネリスとエリアスの客室)
ネリス(ベッドに寝ている)「危うく本当に死ぬところだったわ…… あの時に経口補水液が無かったら……」
ドロシア「確実な備えが、必要な時に起こり得るエマージェンシーに対応できた。それだけのことよ」
ルビー「とは言っても、天候を把握し切るのはやっぱり難しいよね……」
セレン「今回ばかりは『天空の魔物』が牙を剥いたと諦めるしかないわね……」

>>マルス王子 クリスさん
キノじい「おお! これはこれはマルス王子! ご無沙汰でしたな! そしてクリス殿、よろしくお願いしますぞ」

ソルル「まあ、浴衣とは言え柄や色もそれぞれあるな。それより王子に会う浴衣ってあるのかルルナ?」
ルルナ「あたしの記憶が確かならば、浴衣は用意していなかったハズ……」

ドロシア「やっぱりね。諦めなさいルルナ」 ルルナ「………[ガックシ]」

リボン「メロンとスイカ、暑い日の水分補給にもなりますか?」 ルルナ「補助としては良いかもね」
>クリス「俺も少し興味が……(じりじり接近)」
ソルル「クリスさん、食べたいなら食べても良いんだぞ?」 ルルナ「まだまだ沢山あるからね」

>クリス「大体、格好つけてしまいましたがこの現象には個人差がありますからね、不思議と来ないんですよ俺」
グリル「おおーっ!! あたしと同じだーっ!!【ハイテンション】」 ルルナ「良かったねグリルちゃん」

>クリス「頭を抑える周りの同年代を見ながら、面白い反応をしているな、と」
ソルル「それ絶対オレだ……(頭を抱える)」

>マルス「……あと、ぼくが撤退する際は『みんな、すまない……』をサインに」 ドロシア「NO!」
ソルル「CUT! CUT! CUT! そのセリフは絶対に使わせないからな!」

444マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/08/11(火) 19:06:32
マルス「ちょ、ちょっと大丈夫!?」
クリス「ここは俺が華麗にブリザーを……?」
マルス「待とうか、それはむしろ凍死するんじゃないかとぼくは今思っているんだ」
クリス「マルス様も無理しない方がいいですよ、二の舞になっては……って浴衣姿ぁ!?」
マルス「腰には倭刀でキメて、ついでに団扇も装備してみたんだがどうかな……
     本当は開始早々アピールするつもりだったんだけどそれどころじゃなかったからね」
クリス「くっ……俺も対策を……さすがに色を被らせるのは拙い……ローブと同じ緑青色でどうだ……(ぶつぶつ)」
マルス「それはいいけど……君、この暑い中ずっとローブ姿で大丈夫? 真っ先に倒れるのは君だと思ってたんだけど」
クリス「鍛錬の賜物です(胸張り)」
マルス「あっそう……ともあれ、今日もいってみようか(……あー、動きにくいな……)」
クリス「はっ!」


クリス「はい! こちらこそ!」
マルス「だからさっきからさ……」
クリス「今やっと気づいたのですが……キノじい殿はウェンデル司祭を思い起こさせるんですね、それが原因かと」
マルス「言われてみると分からないこともないね」

クリス「しかし今こうやって浴衣を装備……一体どこから?」
マルス「それは言えないなぁ(『I am Lord』と墨で書いてある団扇をパタパタ)」
クリス「あぁ……つっこみたい……っ」

マルス「あれ? 駄目なの? ねぇちょっと」
クリス「皆様が常識人で本当に良かった!」
マルス「どうしてガッツポーズ? ねぇちょっと!!」

マルス「あとは最近学んだけどきゅうりの浅漬け、とやらもいいよね一本丸ごとのもの」
クリス「(一礼するともぐもぐ)」

クリス「…………」
マルス「とりあえずそのどや顔をぼくに向けるのはやめようか、両目突くぞ」

クリス「えっあっソルル殿だとは誰も」
マルス「じゃあぼくかな(じろぉ)」
クリス「マルス様だとも誰も」

マルス「あれ? 駄目なの? アンナさんのお世話になるから!?」
クリス「いえ、その後『マルスさま、死んでしまわれるなんて……』を申し上げる方がいないからかと」
マルス「それはないんじゃないかなと思うんだ、さすがのぼくでも」

>>443

445ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル&PPF ◆Br2tUbHd4M:2015/08/18(火) 22:28:11
名も無きペンションでまたもや起きた緊急事態。今度は大雨と雷のダブルパンチ。
更には連日不安定な大気を懸念して、リップ達パネポンフェアリーズは延泊を要請する。

そして一週間前からキノじいの姿が見えない。
チェックアウトの手続きは行われていないが、ただ一言の書き置きがされていて……

<<誰も勝てない自然の脅威、パネポンフェアリーズの延泊手続き (ロビー)
サイネージ『過去から現在までの気象衛星画像がアニメーションで表示中』
リップ「やっぱりこれじゃ帰れない……」 ソルル「……なるほどな。これは仕方ないかもな」
ルルナ「下手に自然の脅威に抵抗したら………うん、絶対に死ぬわね。それより例のもの大丈夫?」
ルビー「あのー、実は作っちゃったんだけど。プロフ」 リップ「相変わらず早いなぁ…… 流石ルビー」

名前:パネポンフェアリーズ (PPF)
出典作品:パネルでポン
備考:リップ、ウィンディ、シャーベット、ティアナ、ルビー、エリアス、フレア、ネリス、セレン。
以上9名からなる、妖精の女の子達の通称。かつて、このメンバーでとある試練を乗り越えた。
普段は、それぞれの世界で暮らしているが、現在緊急事態発生の為ペンションで長期滞在中。

ドロシア「なるほど、良いでしょう。ひとまずはこれでなんとかしましょう」
ソルル「じゃあ、これで延泊の手続きに代えさせてもらうぞ。良いか? リーダー」 ルビー「リップ?」
リップ「ルビー、用意してくれてありがとう。と言うことで、帰れるようになるまでは此処に滞在するわ」
エリアス「あ、リップ。何してるの?」 リップ「大気が安定するまで延泊することにしたよ」
エリアス「やっぱり? これじゃ湖もどうなるか……」 ルビー「心配したくなるのも無理ないかもね」
ルルナ「さて、パネポンフェアリーズはこれで良しとして、キノじいは何処に居るの?」
リボン「キノじいさんからの書き置きによりますと、特選食材を用意して戻ってくるとありますが……」
ソルル「あれかぁ…… まだやってなかったな。キノじいは何を用意するんだ?」
エリアス「お魚なら、サンマかしら? それともサケ? マグロ? カツオ? タコ?鮪なら大トロね」
ルルナ「……うん、寿司や刺身のネタばっかりじゃん」 エリアス「だって好きなんだもん、お刺身」

【と言ったところでお開き。返信は次回のお楽しみ。ホントにゴメン…… by ソルル】

446ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル+PPF ◆Br2tUbHd4M:2015/08/25(火) 23:15:10
>>マルス王子 クリスさん
>マルス「ちょ、ちょっと大丈夫!?」
ルルナ「ご迷惑をおかけしました……」 リップ「ごめんね、心配かけちゃって……」
>クリス「ここは俺が華麗にブリザーを……?」
シャーベット「今はしなくても大丈夫だよ。ブリザー持ちのボクが保証するよ」

クリス「今やっと気づいたのですが……キノじい殿はウェンデル司祭を思い起こさせるんですね」
全員『………?』(ウェンデル司祭がどのような方なのか分からず、揃ってちんぷんかんぷん)

>クリス「浴衣姿ぁ!?」 ドロシア「おおっ! イカしてるぅ〜♪」
>マルス「腰には倭刀でキメて、ついでに団扇も装備してみたんだがどうかな……」
ルビー「ところでその刀、模造刀?」 ソルル「あ、なるほど。銃刀法か?」 ルビー「そう」

>マルス「最近学んだけどきゅうりの浅漬け、とやらもいいよね一本丸ごとのもの」
>クリス「(一礼するともぐもぐ)」
ソルル「浅漬けかぁ…… 悪いな、オレ漬物だけは苦手なんだ。塩分濃度が余りにも高過ぎてな」
フレア「あー、それかぁ…… マラソンなら兎も角、漬物は一切ダメなのか?」 ソルル「その通りだ」
リップ「浅漬けは簡単に漬けられるけど、漬け汁の塩梅次第で味が決まるんだっけ?」

>クリス「えっあっソルル殿だとは誰も」
ソルル「いや、いいんだ。かき氷をハイペースに食べ過ぎて頭を痛めた経験があるからな……」

>マルス「あれ? 駄目なの? アンナさんのお世話になるから!?」
ルルナ「うぬぬぬぬ…… あたしの我慢もここまでよ……!」ソルル「よしルルナ、ここは任せた。GO!」
ルルナ「バカーッ!!【ボガシャーッ!!】 何考えてんのよーっ!!【ボガシャーッ!!】」
グリル「おー、久しぶりー」 ネリス「み、耳が……」シャーベット「耳キーンってなった……」
ルルナ「そんなくだらないことで命を粗末にするぐらいならね、あたしなら戦場で潔く散る方がマシよ!」
ソルル「おいおい、そこまで言うかぁ?」 リボン「こうも言わないと分からないと判断したのでしょう」

447ソルルナ&ドロシア&リボン&グリル+PPF&キノじい ◆Br2tUbHd4M:2015/08/25(火) 23:16:07
<<まだまだ安定しない天候の中で…… (ロビー)
サイネージ『天気予報より、台風の進路がアニメーションで表示されている』
ソルル「良い具合に進路が逸れているな。後は直撃しなければ帰れるだろうな」
リップ「うーん…… これじゃ下手すると来月までかかるかもね」 ウィンディ「そんなになるの?」
シャーベット「おやつ持ってきたよー!」 ルルナ「消灯過ぎたからそろそろ消したいんだけど……」
ルビー「キノじい、まだ帰ってこないね……」 【ガチャン カラン♪ コロン♪】 ルルナ「いらっしゃいませ!」
キノじい「やっと着いたわい」 ルルナ「キノじいっ!? お帰りなさい!」 リボン「随分と長いお出掛けで」
キノじい「いやはや、とある食材の仕入れに時間が思いの外かかってしまいましてなぁ」
ドロシア「と来れば、クール便かしら?」 キノじい「左様。明後日には着くかと思われますぞ」
ソルル「そしたら、メニューは決まっているな?」 キノじい「ハンバーグか唐揚げか、ですな」


こうして、料理のプレゼンテーションの準備がほぼ整った。後はキノじいオススメ食材の到着を待つだけ。
果たして勝つのはハンバーグか? それとも唐揚げか?

448マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/08/27(木) 19:50:06
クリス「とりあえず俺も浴衣着てみました(くるっとターンしてから魔道書を広げる)」
マルス「…………」
クリス「どうなさいましたか?」
マルス「……いや……なんか…… ……ぼくはもっと鍛えたほうがいいらしい……
     魔道士の方が逞しいってどんな軍だ……?」
クリス「え!? いや……マルス様待ってー!!」


クリス「……くっ、俺の価値半減」
マルス「君の価値の基準が分からない、ごめんね」

マルス「カダインの司祭でマリクの師……って、これだけ言っても分からないか」
クリス「お歳を召されているのに若さを感じさせるあの動き! 俺も色々と学ばせて頂きました!
     それより何より、海峡での戦いの際、俺が寒くないか心配して帽子を貸して下さるあの配慮……あぁ、俺もあんな賢者になりたいッ!!」
マルス「分かったから少し黙ろうか」

マルス「…………」
クリス「マルス様まさか」
マルス「……輸送隊っ!!(叫ぶが早いか窓の外に倭刀を放り投げると外に待機していた輸送隊が即座に回収)」
クリス「まさか」

マルス「んー……、こういう味付け目的程度のものも好きなんだけど、日保ちさせるための知恵としての漬物も好きなんだよね……それも駄目?」
クリス「塩梅……ふふ、あのマルス様が妥協を許す訳がないではないですか」

クリス「……俺もその気持ちが分かるようになりたい」
マルス「分かった、分かったからとりあえずその2冊の魔道書は何なのか教えてもらおうか、どうしてスペアがあるのかも教えてもらおうか」

クリス「……(あたふた)」
マルス「(耳を押さえつつ)分かってる分かってる、ぼくの双肩には大陸の未来が懸かってるんだ。こんな所で終われないよ
     ……でも、ぼくも新・紋章のみんなのように離脱時の台詞が欲しかったんだ(指つんつん)」
クリス「俺もありませんよマルス様」

>>446

マルス「ハンバーグか唐揚げだってさ、クリス」
クリス「楽しみですねー」

449505:2015/08/28(金) 08:16:05
449

450チャレンジ:2015/08/28(金) 08:16:58
四五〇

451ソルルナ&ドロシア&リボン&グリル+PPF&キノじい ◆Br2tUbHd4M:2015/08/30(日) 20:57:11
>>マルス王子 クリスさん
>クリス「とりあえず俺も浴衣着てみました(くるっとターンしてから魔道書を広げる)」
ドロシア「おー! イイネイイネー! でもそろそろ寒くなる頃だからこのまま外は禁物よ」
フレア「所謂、温泉旅館に常備されているやつみたいなものか?」 ソルル「それも一理あるかもな」

>クリス「……くっ、俺の価値半減」
>マルス「君の価値の基準が分からない、ごめんね」 ソルル「オレもだ」 ルルナ「あたしも」 リボン「同じく」
ドロシア「ごめんあたしもだわ……」 グリル「そもそも何の価値観?」

>マルス「カダインの司祭でマリクの師……」
ルルナ「そう言えば…… 学園都市カダインだったかな? 最高司祭が魔導学園長を兼任しているんだっけ」
ソルル「そうだ思い出した! ウィンドマージ・マリクとサンダーマージ・エルレーンのお師匠さん!
この二人、対立しながらも結局は上手くやっていけてると聞いたけど、今はどうなんだー?」

>クリス「お歳を召されているのに若さを感じさせるあの動き! 【中略】 俺もあんな賢者になりたいッ!!」
セレン「きっとなれますわ。いつなれるかはクリスさん次第。絶対に焦ってはなりませんよ」
ソルル「なあセレン、クリスさん、賢者も良いが最高司祭をも目指してみるのはどうかなー?」

>マルス「……輸送隊っ!!」
ルビー「あ、やっぱり」 ソルル「待て! 投げるなっ!! ……って、遅かったかぁ……」
ドロシア「別に咎めやしないのに……」 シャーベット「でも襲われた時には役に立つのかな?」

>マルス「んー…… 【中略】 それも駄目?」
ソルル「ごめんな王子。オレ、どんな漬物も食べれる自信すらないんだ……」

>クリス「塩梅……ふふ、あのマルス様が妥協を許す訳がないではないですか」
ドロシア「デスヨネー」

クリス「……(あたふた)」
>マルス「(耳を押さえつつ)分かってる分かってる」
ルルナ「耳塞いでる時点で分かってないっていうのがが丸分かりじゃないのバカ王子ーっ!!」
リップ「よ、容赦ない……」 フレア「物凄い早口だな……」 エリアス「ガクブルガクブル(震えている)」

>マルス「ぼくも新・紋章のみんなのように離脱時の台詞が欲しかったんだ」
ソルル「なんか、分かる気がする。闘技場で敗れ去る際には必要かもしれないな」
ルルナ「そういう問題じゃなーいっ!!」 ドロシア「しつこいわよっ!! いい加減にしさいルルナッ!!」
ルルナ「ひっ……!(青ざめる。彼女はブチギレたドロシアには勝てないのである)」

452ソルルナ&ドロシア&リボン&グリル+PPF&キノじい ◆Br2tUbHd4M:2015/08/31(月) 09:06:52
ほぼ連日のように崩れていた天候はようやく安定。これには流石のソルル達もお手上げ状態。
しかし食材の備蓄は豊富にしてあるのでなんとかはなっている様子。

さて、キノじいがペンションに戻ってから数日後。
自身のこだわった食材は、クール便で運ばせたお陰で鮮度は抜群。そこで始まったのが……

<<究極の肉として相応しい料理とは? (ダイニングキッチン キッチンスタジアム)
キノじい「さて、例の食材を用意しましたぞ」 ソルル「なあキノじい、何をするんだ?」
キノじい「鶏肉と牛肉ですな。わたくしキノじいは、ドロシア殿のキッチンに着きますぞ」
ソルル「……てことは、ハンバーグか。ならオレはから揚げだな」 ルルナ「竜田揚げもどう?」
ドロシア「チキンライスとデミグラスソース、溶き卵も用意して『オムライス』も作っちゃおう♪」
リップ「色々と意見があるけど、やっぱり多数決で決めることになるの?」 ソルル「一応な」
シャーベット「ところで、デザートは?」 ルルナ「デザートは食事の後で用意するね」
リボン「ということで、これでパープルキッチンvs赤い厨房となりました。果たしてどうなりますか」
ソルル「それじゃあ行ってみよう! から揚げか!」 ドロシア「それともハンバーグか?」
ソルル「今のお気持ちは」 ソルル&ドロシア「「どっち!?」」
【この後、ハンバーグ側からプレゼンテーションが始まります。お楽しみに! by リボン】

453マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/09/01(火) 20:22:31
マルス「もう9月か。早いものだね」
クリス「虫の声も聞こえるようになってきましたね」
マルス「たそがれている暇はない、今日も行こうか」
クリス「はっ!」

マルス「大丈夫、クリスだから」
クリス「冬でも夏服で過ごせる人間です」

クリス「何かこう……俺なんて兵種変更くらいしか能のない奴じゃないですか? マルス様と比べて」
マルス「そこまで言うことないと思うなぁ」
クリス「そして今賢者である以上魔道しか誇れない!」
マルス「そういうものなのかなぁ……賢者のくせにぼくより腕っぷし強い気がするけど」

クリス「今……どうなんですか?」
マルス「まぁそこそこだよね。エルレーンの角が取れたのが大きい」
クリス「……俺、少し苦手ですあの人」
マルス「シリウスとどっちが苦手か訊こうとしたがここで諦めておこう」

クリス「存じております。日々の研鑽を惜しまず必ずや!」
マルス「最高司祭、だって」
クリス「……非常に嬉しいのですが、俺は権力や地位に興味はありません。……マルス様のお役に立てればそれでいい」

マルス「襲われた時どころかあらゆるシチュエーションで大活躍させる自信と腕があるよ!
     倭刀は命中が低い代わりに切れ味抜群だからね! さ・ら・に」
クリス「更に?」
マルス「更に! 峰打ちができる! 大きい!」

マルス「んー……、まぁ無理強いもよくないからね」

マルス「何か言ったー?」
クリス「いいえ、何も。全く」

マルス「ぼくが耳を塞いでいる理由については>>62を参照してくれると嬉しいな」
クリス「……歴史って繰り返されるんですね」
マルス「まぁぼくが愚かな行為を繰り返しているというのも一因にはあるかもしれないんだけどね」
クリス「……あの、耳塞いでいらっしゃいますが効果あります?」
マルス「全然ないね、会話できてるし」


マルス「キッチンスタジアム、楽しみだねぇ」
クリス「今の気分はー……」
マルス「いや、始まった頃には変わってるかもしれないしさ」
クリス「そう言うマルス様は?」
マルス「あの……人の話、聞いてた?」

>>451>>452

454ピーチ姫/デイジー姫 ◆bYbMHN1e/M:2015/09/02(水) 20:28:42
>> All 様

ピーチ「___何時振りでしょうか」
デイジー「バカンスから只今帰ったわよ、あー……疲れたわ」
ピーチ「夏休みでしたので、南国の方へデイジーと遊びに行ってましたの」
デイジー「ハァ? あのヒゲ兄弟だったら……あっちでヘバってるわ」
ピーチ「貴女が荷物を沢山持たせるからでしょう……可哀想なマリオ…」

デイジー「さて、早速お土産を配りたいと行きたい処だけどアタシ達プリンセスの御仕事が有るから」
ピーチ「今日はこの辺で失礼します……嗚呼、戻って来たら御土産を配りますね」
デイジー「掃除もし無いといけ無いじゃ無い……メンドクサ。
       其れと、トリップは迷子に成って仕舞ったの。寳此れを改めて使わせて貰うわ」
ピーチ「御仕事の方が忙しく成って仕舞うので、取り敢えずキープと云う事で御願い致します…」

デイジー「……さ、書類片付けに行きましょ」
ピーチ「キノピオ達に御土産を配って…挨拶回りも行きませんと……」

455ソルルナ&ドロシア&リボン&グリル+PPF&キノじい ◆Br2tUbHd4M:2015/09/30(水) 22:47:03
<<1ヶ月振りの顔見せ【遅くなってゴメンナサイ by ソルル】
ソルル「誰が何を言われましても、郷土の皆様、お懐かしゅうございます。ソルル・ブライトンです」
ルルナ「ルルナ・トワイラです。まずは失踪状態になってしまったことをお詫びします」
ドロシア「それだけじゃないでしょ!」 ルルナ「連日の悪天候で日程が大きく崩れる最悪の事態に……」
グリル「ここは無事だったけど、他の所では堤防の決壊や台風直撃などがあったから怖くて怖くて……」
リボン「被害に遭われた方の無事を祈り、命を落とされた方への哀悼の意を表し、そして現在に至ります」
キノじい「それより、このまま顔を見せないままでは良くないということでしたな?」
ルビー「そうそう。それなら一応顔出しだけはしとこうという話になったんだっけ」
ソルル「その通りだ」 ドロシア「けど自然の脅威は恐ろしいわよ。全てを根こそぎ奪い取るのだから……」
リップ「それより、結局悪天候続きで帰れない状態が続いているわけだけど、下手したら……」
ウィンディ「それ、考えすぎだよ?」 シャーベット「明日のことは分からないけど、今は大丈夫だよ」
ティアナ「ハリケーン来ないといいけど……」 エリアス「そういえばキノじいも延泊なのかしら?」
キノじい「まあ、結果的にはそうなりますな。今月は悪天候続きということで、作ってみましたぞ」

名前:キノじい
性別:男
出典作品:マリオパーティ7
備考:かつてパーティ会場を盛り上げ、新たなる案を出した人。しかしその夢は病によって崩れる。
しかしその病を克服してからは、軒並み元気が有り余る様子に。
一人称は『わたくし』、時折『このキノじい』。二人称は名前+殿で通す。
連日の悪天候により、回復の目処が立つまで延泊中。

ソルル「なんだか、空が恨めしくなってきた……」 フレア「気持ちはわ分かるが、こればかりはなぁ……」
ネリス「兎に角、ペンションが無事なだけでも有難いと思うわ」 セレン「まずは雲行きの問題ですわね」
ドロシア「確実に安定したと判断出来ない以上、やはりペンションに置いておく他ないわね」
グリル「食料のストックもあるから、無理は禁物だよ」 妖精達『はーい♪』
【と言ったところで本日はお開き。残りはまた次回のお楽しみ。ありがとうございました by ルルナ】

456 ◆ZUkTzsANi.:2015/09/30(水) 22:49:42
もう10月まであと数時間、というにもかかわらず、
あまりにブランクがあいたので支援します

457メンゲマン:2015/10/01(木) 00:06:19
メンゲマンめぐみも支援します!

458マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/10/01(木) 20:09:54
マルス「やっほー、久しぶりー……うん。やけにフランクになってしまった」
クリス「遅れたことを完全にノリで誤魔化そうとしてらっしゃいますね。さすがマルス様」
マルス「もう今日から10月なんだね、あと数日で1周年なんだね。早いね」
クリス「それどころか話を逸らそうとしていらっしゃいますね。さすがマルス様」
マルス「そういうの、褒め殺しっていうんじゃないのかな?」


マルス「久しぶりー、大変だね」
クリス「俺達も……政もそこそこに、お土産なんぞ用意した方がいいんでしょうか」
マルス「マケドニアから飛竜でも連れてくる?
     それとも初心者向けで天馬かな?」
クリス「どうして乗せて戦わせる前提なんですか……」

>>454

マルス「(ソルル達の発言でほわほわした笑みを引き締め)
     ……そうだ、そういえば……クリス、『君達の』アカネイアはどうだった?」
クリス「いいえ、特に何も。『貴方の』アカネイアは?」
マルス「……色々と白紙に戻されて頭が痛いよ、とだけ言っておく……。
     おっと、手助けはいらないよ? まだその時じゃない」


マルス「わーい、キノじい来たー」
クリス「…………、」
マルス「とりあえず君が今大量の魔道書を抱えている理由を尋ねてもいいかな?」
クリス「……(目を逸らす)」

>>455

クリス「支援様、真にありがとうございます!
     これからも俺達のことをどうぞ見守っていてください、お願いします!
     貴方のような方々が俺達の心の支えです! それは戦役の時から何一つ変わりません!」

>>456

459 ◆n1oc4Ufb0A:2015/10/01(木) 20:25:01
みんな一緒に、
きちんとラストまで続けてね!!

460マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2015/11/07(土) 10:50:24
マルス「また空いてしまったね」
クリス「全くです。自分のことながら嘆かわしい」
マルス「そして、誰も来ないね」
クリス「まぁ、当然と言えば当然かもしれませんね」
マルス「ぼくらがいない間にまた支援さんが来ていたね。しかもとてもあたたかい言葉を残してくれている」
クリス「本当に嬉しい限りですね」
マルス「次はいつ人が来ると思う?」
クリス「マルス様がsageてしまったのですぐにはいらっしゃらないと思いますよ」
マルス「半端に上げても荒らされるだけだからね、仕方ないじゃないか。ぼくらだけの問題なら構わないけれど、ソルルさん達にまで不快な思いをさせてしまう、これはどうかと思うんだ」
クリス「すぐに来てくれる保証なんてどこにもありませんからね。今の俺達と同じです」
マルス「そしていつのまにか1年がとうに過ぎていたときた。ぼくらも何だかいい加減になってきたね」
クリス「そろそろ気を引き締めなければなりませんね」
マルス「一番いいのは新しい人が来てくれることなんだけどね」
クリス「しかし、難しいでしょう? 何せここ、もはやスレ立てもできなくなった墓場のような場所ですよ」
マルス「でもこんな素晴らしい所はある」
クリス「……むぅ」
マルス「……まぁ難しいということはぼくが何より理解してるんだけどね。……おっと、もう時間だ」
クリス「本当ですか? 早いですね」
マルス「また時間があったら訪れよう。……今度はsageる必要がなくなればいいんだが」
クリス「そうですね、では参りましょう」
マルス「みんな、見ていてくれ!」

461デイジー姫 / ピーチ姫 ◆LkTu0CaoSc:2016/01/08(金) 19:51:08
>>ALL

デイジー「新作の発表も終わったし久々に顔を出したわよ」
ピーチ「貴女は新作には出ていましたっけ…?」
デイジー「アンタみたいな感の良いヤツは嫌いよ、(にっこり)」

デイジー「辛気臭いわね何なのよ、パーっといきましょパーっと」
ピーチ「ソルル様達やマルス様達にもお逢いしとう御座いますね」
デイジー「そうね、バカンスのお土産(中身のお菓子は食べたけど)渡さないと」

デイジー「そんな訳で上げとくわよ」
ピーチ「あ、それと 皆様新年明けましておめでとう御座います!」
デイジー「そうね、アイツら(マルス達)にはお年玉集ンないと。忘れてたわ」

462マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2016/01/08(金) 20:35:52
マルス「おぉぉー、久々だ。今年もよろしくねー」
クリス「お年玉……えーと、マルス様……確か輸送隊にアレが」
マルス「そうだね、じゃあアレにしよっか……輸送隊!」
(片手を軽く掲げるマルスの背後に疾駆する幌馬車が急停止)
マルス「はい、じゃあこれお年玉代わりのぎんのおのだから。店売りすればそこそこのお金になるんじゃないかな」
クリス「砂漠に金塊代わりに埋まってたりしたんでしたっけ?」
マルス「ぼくの時代はね」

デイジー姫とピーチ姫≫

463ピーチ / デイジー ◆LkTu0CaoSc:2016/01/10(日) 14:00:30
>>462 マルス&クリス

デイジー「久々ね、あけおめことよろ」
ピーチ「明けましておめでとうございます。
     今年もデイジーともども宜しくお願い致します」

デイジー「こんな重たいのどうやって運べってンのよ…」
ピーチ「業者を呼びましょうか?」
デイジー「そうね、適当に城まで運んでもらいましょ」

ピーチ「マルス様達はお正月を如何お過ごしになりましたか?」

464マルス&クリス ◆XurcqHekx.:2016/01/11(月) 19:45:10
マルス「え、それはもちろん」
クリス「普通に素手でしょう」
(平然と両手に斧を握る2人)

マルス「そうだねー、ひたすら鍛錬してちょっと盗賊懲らしめて、それくらいかな」
クリス「そうですね、ひたすら鍛錬して少し俺ん所のマルス様の元に顔を出して、それくらいですね」

ピーチ姫とデイジー姫≫

465メンゲマン:2016/01/13(水) 19:59:05
雪子ちゃん「めぐみちゃん!」

めぐみちゃん「アッパー!まさぐり」

466ピーチ / デイジー ◆LkTu0CaoSc:2016/01/17(日) 13:17:23
>>464 マルス / クリス

デイジー「……プリンセスにそんな事出来ると思ってるワケ?」
ピーチ「お洋服が汚れてしまいそうですね……」
デイジー「箸より重たい物は持ちたくないわ、アンタ達運びなさいよ」

デイジー「………、味気の無い正月の過ごし方ね」
ピーチ「お正月にまで鍛錬をするなんて、大変なんですね…」
デイジー「アタシは有意義な正月の過ごし方をしたわよ。アンタは?」
ピーチ「そうですねぇ、私は………」

デイジー「炬燵を部屋に用意して蜜柑とアイスとお節を食べながらテレビ見てた」
ピーチ「町の人や城の者を御城へ招待して新年会をし、お節を食べながら楽しく過ごしました」

「「………………、………。」」

467雪子:2016/01/22(金) 23:47:08
荒さないでください!

468雪子:2016/04/23(土) 15:38:18
めぐみちゃん
ガンバ!

469ソルル・ブライトン@休養のお知らせ ◆cKwi5yCq7w:2016/09/11(日) 00:04:33
ソルル「半年どころか1年もの間が空いてしまったようで本当に申し訳ない……」

今から約12ヶ月前になるな。階段で身体を思いっきり痛めてしまった……
これにはオレもルルナも驚きを隠せなかったな。何しろ身体が完全に動けなくなってしまったんだからなぁ……
それもそのハズ、診断の結果は左足首は重度の捻挫、右足はアキレス腱断裂。入院を余儀無くされ、完治から本調子になるまでにかなりの時間を要したぞ。
兎も角隠し事みたいな感じになって本当にゴメン……

この間にペンションでは、15年選手のコンピュータを入れ替えたそうだ。
退院後に確認したが、完璧にシャイン兄さんのお下がりだったな。キノじい曰く今でも快調とのことだ。

入院中にはオレとルルナのモバイル端末が不調に不調を重ねて遂に寿命を迎えてしまう。
新調の為に1台800コインを捻出。リハビリ中の身でありながらこれが痛かった……

そしてオレの身体がようやく治りかけていた頃にクマモトで起きた地震。
フクオカのポケモンセンターはなんとか無事だったものの、お城が大変な事になってしまった……
地震はかなりの規模でありながらも、少ないとは言えど死者も出てしまった…… 此処に哀悼の意を表します。
この間にルビーやリップさん達は一度それぞれの国に戻った上で地震の影響を調査しており、今も難航しているそうだ。

そしていよいよ退院が迫った頃、オレとルルナが蜂に刺される大アクシデントが発生。オレは病院で、ルルナはペンションでだ。
いずれも応急処置のおかげで数時間ほど腫れただけで済み、アナフィラキシーショックも起きなかったから一安心だ。
「次に刺されたらそれが最期の日」と、今では蜂に警戒する毎日だ。

そしていよいよ迎えた退院日、今から約2ヶ月前だな。その時にオレはとんでもないしくじりをやらかしてしまう。
ざっくり言うと、ルルナの車で車庫入れ失敗。思いっきり擦って板金塗装2400コインコース。
お陰でルルナにこっ酷く叱られるハメに…… 良い子は真似しちゃダメだぞ?

退院から1ヶ月、足の感覚も完全に取り戻した頃だな。これでようやく復帰できる。そう思っていたのに……

シンオウ(ホッカイドー)が台風の影響をモロに受け、畑はオジャンになるわ、橋は崩壊するわ、鉄路がダメになるわで大混乱。
これには流石のオレも頭を抱えるしかなかったが、やはりルルナは思うところがあるのか久々の大泣き……
その後ペンションを飛び出してホウエンに向かい、被害状況を独自で確認しているそうだ。
それに伴いドロシアは絵画に戻り、今はポップスターに居るリボンさんとグリルが大切に守ってくれている。
キノじいは一度キノコ城に戻り、難航しつつもそれぞれの状況を纏めてくれている。本当に有難い……

こうして、オレは今ペンションの様子を伺っている……というワケだ。
ドロシアが絵画に戻っているとは言え、原型をとどめているから感謝感激雨霰だ。
此処に戻ってこれた以上、出来る限りの力でやり遂げるまでだ。それには時間が必要になるだろう。
その日が何時になるかは分からないけど…… その時が来るまで待っててくれると嬉しいな。

ソルル「落ち着きを取り戻したらまた此処に戻りたい。その思いは今でも変わらないぞ。
その時まで暫しの休養を挟むと同時に、オレ達スタッフの生存報告に代えさせてもらうぞ。
最後になったけど、何時もお世話になっているマルスさん、クリスさん、ピーチさん、デイジーさん。また会う日まで、暫しの別れを許して欲しい……」

470ソルル・ブライトン@休養のお知らせ ◆Br2tUbHd4M:2016/09/11(日) 00:08:06
久々だからトリップが変わったかもしれないな……
それでもこのオレ、ソルル・ブライトンはこのペンションを見捨てるようなことだけはしない。
いつか訪れる最後の時まで、休養を終えたら全力で突っ走るだけだ。
その時まで待っててくれよな!

471雪子:2016/09/11(日) 00:34:40
>>470
待ちます。

472マルス ◆XurcqHekx.:2016/09/14(水) 08:13:01
『ここから少し離れて大分経つ、正直自分でも怖くなるくらいに。
今までぼくが訪れた気が遠くなるほどの数の居場所となるべきだった場所と同じように、君達もぼくらの前から消えてしまうのかなと、考えてしまった。
けれどその心配は杞憂だったみたいだ。君達がここを忘れていなくって、それに色々あったようだけど元気なようで良かった。

そちらは激動の日々を送っているようだね。怪我やトラブルに加え、矢継ぎ早に天災までもが。
1日でも早い復興を、みんなの笑顔を祈っているよ。

ぼくの方は珍しく安寧も安寧、嵐の前の静けさともとれる不気味なまでに平和な日常を謳歌しているよ。
まるで剣が鞘の中で使われる時を待ちながら錆びていくようなよく分からない焦燥がたまに訪れるけど、きっとこれはいいことなんだろうね?
ここですることがなかったから、クリスは一度、『彼の』アカネイアに返したよ。今頃向こうのぼくと元気にやっているんじゃないかな。

これまで待つことができたんだから、もう少し待つことなんて苦でもないさ。
君達が本当に帰ってくるその日にクリスも呼び寄せて、2人で出迎えることにするよ。

最後になったけどレス蹴りは勘弁してほしいな……平和とはいえ、現在はぼくも少し多忙なんだ。
とはいえ、また元気な姿を見られる日を心待ちにしているよ。


追伸.誤解してもらっては困るけど鍛錬は怠っていないからね。その気になればいつでも手合わせできるから。勘違いしないでくれよ?』

―ワープの杖で運ばれてきた、羊皮紙に流暢な文字で綴られた手紙より―

473さかな具合$56:2016/09/14(水) 18:50:08
>>471 あほか!

474ソルル・ブライトン&ルルナ・トワイラ ◆Br2tUbHd4M:2018/09/01(土) 20:08:18
ソルルが最後に姿を見せてから今日でちょうど2年……
遂に彼は帰ってきた。その隣にはルルナが。
そして離れ離れになっていたスタッフは、まだまだ時間が掛かりそうで……

<<ソルル、遂に生還 (エントランス)
ソルル「遂に、帰ってきたな…」 ルルナ「ソルルは2年振りだけど、あたしはシンオウに行って以来だわ」
ソルル「事の発端はオレが年を跨いで足と腕をいっぺんに痛めたことだったな。一時期は『もう二度とマトモに歩けない、モノを掴めない』とまで言われる程の崖っぷちだったけど、ようやくここまで回復したぞ」
ルルナ「そだね。これもソルルが持ち得る驚異の精神力が回復力を高めたのかな?」
ソルル「リハビリもかなりキツかったのを今でも思い出すなぁ。まずはアキレス腱断裂前の状態にまで持っていけたのが良かったよ」
ルルナ「……うん、腕はもうちょびっとかかるかな? 明日ドクターに診て貰うんでしょ? 完治宣言が出るといいね」
ソルル「だな。ところでオレの記憶が確かなら、2年前シンオウに台風が直撃した後だったから便が無かった筈だ。そう言えばルルナさ、どうやってシンオウに行ったんだ? しかもホウエン経由でさ」
ルルナ「実はあの時に飛行機も船も併せて一か八か直行便を調べまくったら、奇跡的にホウエン発の飛行機が取れちゃったってワケ」
ソルル「なるほど、その時ホウエンに向かったのはそういうことだったのか…… これならそこに行ってシンオウ行きを使うしかないわな。さ、そろそろ入ろっか」
ルルナ「そだね、今年はいつもより温度が低めだから風邪に要注意かな?」【ガチャン カラン♪ コロン♪】

<<久し振りのペンション まだ帰らぬ仲間達(ロビー)
【ガチャン カラン♪ コロン♪】
ソルル「懐かしい…… 全然変わってないや」 ルルナ「そだね…… 手入れも行き届いてるわ……」
ソルル「それよりこのメモ、キノじいが残したみたいだな」
メモ書き『主がいつでも戻って来られるよう、密かにここの管理をさせていただきました。
ソルル殿、ルルナ殿、身体を大事になさってください。キノじい』
ソルル「そういうことだったか…… ありがとな、キノじい……」
ルルナ「あたし達、これでもうキノじいに頭上がらないね。後リボンちゃんとグリル、ルビーから手紙来てたよ。ルビーは『まだまだ時間がかかりそう』という内容だからしばらくは難しいんじゃないかなぁ……」
ソルル「そうか…… 一日も早い復興を願うことしか出来ないのが辛いな……」
ルルナ「グリルはリボンちゃんと合流したそうだよ。ついでに旅しながら向かうみたいだから、もしかすると息抜き感覚で旅しながら向かってたりしてね」
ソルル「恐らくそうなるだろうな。それよりも、今後ここをどうするか考えなきゃならないな。丸々2年も放置してしまったしなぁ……」
ルルナ「まずは全員揃うのを待たないとね」 ソルル「だな。話はそれからになるな」

475ソルル・ブライトン&ルルナ・トワイラ ◆Br2tUbHd4M:2018/09/01(土) 20:09:32
<<回想 〜ソルルの大怪我と各地の被災〜(ロビー)
ソルル「さて…… 階段踏み外して、その弾みで落っこちたのが人生の分岐点だったな……」
ルルナ「あたしの記憶が確かなら、一時期は引退も考えてたくらいに深刻だったハズだよね?ま、何はともあれ今はここに来てくれてる人たちに恩返しの1つや2つ考えなくちゃね!」
ソルル「だな! 一刻も早く、オレが元気になった姿を見せないとな!」

ルルナ「話を戻して、あたしが去年ホウエン経由でシンオウに向かったところからだったね」
ソルル「そうだな。それから数ヶ月が経ってルルナはようやく心の落ち着きを取り戻すことが出来たんだったな」
ルルナ「そうだよ。そこから新たなる決意を秘めて、シンオウからソルルのとこに戻ってきたってワケ」
ソルル「なるほど、つまりはルルナもオレみたいに傷を癒していた……でOK?」
ルルナ「そゆこと。2年目の直撃は覚悟していたから傷は浅かったけどね。けどまさか今年の台風が逆走するなんて誰も思わないよね……」
ソルル「このお陰で更なる被害が拡大したって言うからなぁ…… やっぱり今年の天気おかしい……」
ルルナ「ジョウトの方は大雨で大変なことになっただけでなく、豪雨災害としては最悪の死者数を出してしまった上に断水も絡んでるわ……」
ソルル「正に全世界共通たる鉄の掟『自然の脅威には誰も勝てない』だな……」

476ソルル・ブライトン&ルルナ・トワイラ ◆Br2tUbHd4M:2018/09/04(火) 00:04:35
つい最近、帰ってきたばかりのソルルとルルナ。
外科に通院したソルルは遂に完全復活を果たす。即ち、腕の完治宣言を受けたことを表す。
そして二人は、古びた自らのプロフィールを更新することに。

<<ソルルの完全復活、(ロビー)
ソルル「遂に、遂に完治宣言を受け取ったぞーっ!!」 ルルナ「だからって叫ばなくても……(苦笑)」
ソルル「だってしょうがないだろ、嬉しいモンは嬉しいんだからさ。それに喜怒哀楽だけは大事にしないとな」
ルルナ「療養中にやらかしたんでしょ?」 ソルル「お恥ずかしながら…… スベってコケた時にやらかしてさ……」

ルルナ「ま、それよりもなんとかしなくちゃね、あたし達のプロフィール」
ソルル「そうだな。オレとルルナだけも良いから従業員プロフィールのアップデートすべきだろうな。てことで用意してみたぞ」

名前:ソルル・ブライトン
性別:男
出典作品:マリオパーティ6
備考:オーナー兼チェックアウト担当。ルルナと共に、このシェアハウスを完成させた。
一人称は『オレ』。二人称は愛称で呼ぶ場合を除き、さん付けで通す。
思った事がすぐ顔に出るが、持ち前の『明るさ』が取り柄の、太陽を司る男の子。
自らの大怪我により長期離脱を余儀なくされた過去を持ち、入院中に当時苦手だった敬語を習得する。
フルネームは各国版マリオパーティ6から採用し、『ソルル・セレスティン・ソンジャ・ルシオ・ブライトン』なのだが、
あまりにも長いので、普段はファーストネームとラストネームの『ソルル・ブライトン』を名乗っている。

ルルナ「ついでに、あたしのもアップデートしてみたよ」 ソルル「OK、入れ替えとこう」

名前:ルルナ・トワイラ
性別:女
出典作品:マリオパーティ6
備考:オーナー兼チェックイン担当。ソルルと共に、このペンションを完成させた。
一人称は、初対面と敬語使用時は『わたし』、それ以外は『あたし』。
二人称は、初対面の方へはさん付け、二回目以降は愛称で通す事も。
尚、ポケモンに対しての二人称は、♂はくん付け、♀はちゃん付けで通す。
自らの『優しさ』が取り柄の、三日月を司る女の子。
ちょっとした事で涙脆くなる程の『硝子の心』の持ち主だが、今までに起きた様々な出来事を経験し、大災害が起きない限りはちょっとやそっとじゃ挫ける事のない『鉄の心』を手に入れた。
フルネームは各国版マリオパーティ6から採用し、『ルルナ・レイモンド・オンブレッタ・セレナ・トワイラ』なのだが、
あまりにも長いので、普段はファーストネームとラストネームの『ルルナ・トワイラ』を名乗っている。

ソルル「当面はこれで良いか」 ルルナ「……うん、そだね。殆ど流用したかのような感じになっちゃったしね」

477ソルル&ルルナ+キノじい ◆Br2tUbHd4M:2018/09/13(木) 02:46:52
つい最近、帰ってきたばかりのソルルとルルわナ。今も尚営業再開に向けての準備中。
ところが、ここに来てまさかの事態が発生してしまう。
それが今から1週間前に当たる2018年3月6日午前3時08分に発生した『ホッカイドー・イブリ東部地震』(シンオウ地方で言うマサゴタウンの東にあるエリア)で、その影響はペンションにも及ぼしていた……
そしてそれは、他のスタッフの到着をも遅らせる要因となってしまった。
その時の様子をダイジェストで紹介しよう。

<<【地震発生当時】地震発生! 揺れるペンション(オーナーズルーム)
ソルル「すぅ…… すぅ……」
ルルナ「ソルル、グッスリと眠れている見たい。お姉ちゃん…… 今まで待たせちゃってごめんね。みんなが戻ってきてくれたら」
【ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……】
ソルル「うぉっ!?」 ルルナ「くっ…! 大丈夫ソルル!? これ直下型だよ!」
〜1分後〜
ソルル「今回のはデカかった。直ぐに情報集めるぞ!」
ルルナ「了解! あたしは食糧庫見て来るわ!」

<<【地震発生30分後】シンオウ全域・アルミア北部大停電!暗闇に閉ざされたペンション(ロビー)
ソルル「こいつぁスゲェ…… マサゴタウンの更に東側が震源地だ。最悪停電するかもなぁ……」
ルルナ「確か、このエリアに火力発電があったからバランスが【暗転】……うん、言ってる側から崩れたみたい。デスクトップの電源にネットワーク回線の電源も落ちちゃった……」
ソルル「最低限の照明として気まぐれに買った乾電池式ランタンも用意しといて正解だったな」
ルルナ「あたしはベースボール中継の為にラジオを買ったけど、ホントに皮肉としか言いようが無いわ……」
ソルル「そして最後の頼りはモバイル端末だけか…… 完全復旧したら真面目にポータブル電源を用意しないとな」
ルルナ「食糧庫だけど、ふたりで3日は持つ計算だったわ……」 ソルル「暫くオレ達が居なかったのもあるな」

<<【地震発生からおよそ14時間後】電源復旧!火災予防と情報収集へ(ロビー)
ソルル「ホントにこいつが役に立つとは思わなかったなぁ……」
ルルナ「気まぐれで買ったランタンとラジオ、ホントに大活躍だね【明転】……あっ、点いたよっ!!」
ソルル「よし! これで暫くは安泰だ! 回線が復旧したらすぐに情報の詳細を収集だ!」

<<【地震発生から2日目】影のオーナー、キノじい到着!食料確保へ一歩前進(ロビー)
ソルル「とりあえずはこんな感じだ。買い足しもどうするか考えないとな」
ルルナ「また強い地震が来る前に、備蓄を【ガチャン カラン♪ コロン♪】増やさないとね。いらっしゃいませー!」
*「おや? その声はルルナ殿ですな?」 ルルナ「キノじい!」 ソルル「久しぶりだなー!」
キノじい「おお! やはりソルル殿とルルナ殿でしたか! このキノじい、どれほどお二方のお帰りを待ち望んでいたか……!」
ソルル「とんでもない! オレ達が居ない間に管理してくれただけでも有難いよ」
ルルナ「それも殆ど目立たないカタチになっていたからビックリしちゃった」
キノじい「いやはや、人目に付かぬようにするのも中々難儀なものじゃ。まるで『シノビ』でしたぞ」
ソルル「まぁ、こうなるとそんな感じにはなるわな。うん」
キノじい「何はともあれ、今回の地震はブラックアウトが響いたハズじゃ……」
ソルル「それな。今回ばかりはランタンとラジオでなんとかなったけど、今後は非常用電源としてポータブル電源やポータブル発電機も用意しないとなぁ……」

478ソルル&ルルナ+キノじい+リボン&グリル+ルビー&フレア ◆Br2tUbHd4M:2018/09/13(木) 02:48:12
<<【地震発生3日目】リボンちゃんとグリル到着!(ロビー)
ルルナ「リボンちゃんとグリル、いつ到着するのかな? ルビーは他の妖精さん達との兼ね合いも【ガチャン カラン♪ コロン♪】あるし…… いらっしゃいませー!」
*「やっと着いたぁっ!!」 *「地震のせいで時間が掛かりましたね」
ルルナ「リボンちゃん! 無事だったんだね!」 ソルル「グリルも良く来てくれたな!ありがとう!」
リボン「はい! ソルルさんもルルナさんもご無事で何よりです」 グリル「ぼくちんはこの後更に情報収集するつもりだよ」
ソルル「分かった。くれぐれも路面状況や怪我には気をつけてくれ。けどその前に腹拵えした方が良いと思うぞ」
ルルナ「したっけ、簡単にうどんでも食べる? 小麦粉のストックもあるし」 グリル「蕎麦粉があったら十割そばも食べたかったけど、生憎無かった……」

<<【地震発生5日目】グリル出発! そして裏口に現る訪問者(ロビー)
グリル「非常用ツール、ALL OK! そしたら行ってくるね!」【ガチャン カラン♪ コロン♪】
ソルル「気をつけてなー!」 ルルナ「無茶しないでねー!」 リボン「状況が分かり次第、随時連絡願います!」
キノじい「行ってらっしゃいまし!【ビーッ!】おっと、これは裏口ですな」
ソルル「そういやルビーから『今日、支援物資を持ってこっちに来る』って手紙来てたな。恐らくそれだ」
ルルナ「したっけ、みんなで行こっか!」 リボン「ルルナさんが完全にシンオウ人です」

<<裏口に待つは、ルビーとフレアの支援物資
ルビー「みんな久しぶり! こっちも無事で良かったわ……」
フレア「オレ達からの支援物資だ。こっちは台風の被害を最小限に食い止めてやったぜ」
ソルル「ルビー!フレアまで来てくれたんだな! 本当にありがとうな!」 ルルナ「これなら当分は困らないよ! 本当にありがとう!」
リボン「車ということは、やはりフレアさんが?」 フレア「そういうこった。ドライバーライセンスもまだまだ有効だしな。そろそろ搬入も終わりだな?」
キノじい「はい、終わりましたぞフレア殿」 フレア「したら帰るか」 ルルナ「えっ!? もう帰るの!?」
ルビー「だってしょうがないでしょ、レンタカー借りちゃったんだから」 ソルル「前もって言えば出したのに……」

<<【そして現在】地震から1週間。ペンションの様子は……(ロビー)
ソルル「余震のせいで眠れない人も多い筈だな…… また強めの余震が来たぞ」
ルルナ「次の地震はいつ来るのか、これさえ分かれば何とかなるけど難しいよね……」
リボン「グリルさんもルビーさんも元気そうで何よりでしたね」
キノじい「やはりドロシア殿は全員が揃ってからになる……ということになりますな?」
ソルル「今のところはな。後は余震次第とも言えそうかな」

479ソルル&ルルナ+リボン&グリル ◆Br2tUbHd4M:2018/10/07(日) 13:23:28
9月1日に帰ってきたソルルとルルナ。
9月6日に発生したホッカイドー・イブリ東部地震の余震がまだまだ続く中、キノじい、リボンちゃん、グリルが戻ってきた。
そして妖精の世界でも被害が出ているにも関わらず、ルビーとフレアが支援物資を運び込んだことでペンションには暫しの安泰が訪れていた。
今日はこの日から1ヶ月と1日。この日もペンションにはまだまだ緊張感が残っており……

<<まだまだ続く余震、それに耐え得るペンションの耐震性(ロビー)
ソルル「まだまだ余震は治らないみたいだな……」 ルルナ「向こう1世紀くらいは余震に悩まされ続けることになるかもね」
リボン「これでは安心して暮らすことは難しいでしょうね」グリル「ところでこのペンション、どれくらい持つのかな?」
ソルル「ドロシア曰く、基礎だけなら100年は耐え得る躯体にはなっているそうだ。それと躯体が大丈夫なら、基礎をやり直す際に曳家すれば解決するとも言っていた」
リボン「それは分かります。けど、そろそろペンションを畳むことも考えないといけませんね」
ルルナ「それをリボンちゃんに言われたら……」 ソルル「ま、代替案はあるにはあるけどね」 グリル「あ、プランあるんだ! で、どんなプラン?」
ソルル「手っ取り早いのはこれをそのままシェアハウスとして流用するってトコだな」
ルルナ「けど時期的にそろそろ別の道を歩むためにも、今年度中に解散する覚悟も決めないと……」
リボン「そう、ですね…… いつかは訪れる結末。わたし達も新たな一歩を踏み出す必要がありますね」
グリル「ボクちんも、ここを出ることになった後を考えなきゃ」 ソルル「それと後2つつ、片付けないといけない問題があるんだ」
ルルナ「まずはリボンちゃんとグリルのプロフィール更新だね。これは今月中にお願いね」 リボン「はい」 グリル「ロジャー!」

<<ドロシアとはいつ再会する?(オーナーズルーム)
オーナーズルームに『ドロシア』が飾られている。
ソルル「それがドロシアだな」 ルルナ「お姉ちゃん、遅くなってゴメンね……」
リボン「わたしの記憶が確かならば、この方には実の妹がいらっしゃるそうです」 グリル「その妹に付けられたタイトルが『ペインシア』」
ソルル「ドロシアの妹、ペインシアねぇ…… そのペインシアという絵画は見つかったのか?」
リボン「時間かかりましたが何とか見つかりました」 グリル「ドロッチェ団とかいう団長がいるけど、その人がドロシアを探してるということで協力して貰ったんだ」
ルルナ「ドロッチェ団、ねぇ…… ところでそのドロッチェさんは来てるの? 出来ればお姉ちゃんと会わせてあげたいと考えてるの」
ソルル「ま、ペンションのモノを盗むようなことさえしなけりゃOKは出せるぞ。リボンちゃん、グリル、それで良いかな?」
リボン「はい!」 グリル「もちろん!」

480ソルル&ルルナ&リボン&グリル+ルビー ◆Br2tUbHd4M:2018/10/28(日) 17:55:47
9月6日に発生したホッカイドー・イブリ東部地震の余震が今も続いている名もなきペンション。今回は……
ソルルが従業員プロフィールの更新を指示したことにより、まだ未更新のリボンちゃん、グリルがこれを書き終えた。
しかし、これを更新せずにここを去らざるを得ない決断をした従業員がいることも忘れてはならない。

<<従業員プロフィール更新の中で(ロビー)
ルビー「爪痕が酷くて、このままじゃもうどうにもならなくてね。故にここを本格的に離れる決断をしたの」
ソルル「成る程なぁ…… こればかりは流石のオレ達でも止めようがないな。最早ルビーどころか妖精の世界全体の問題として捉えざるを得ないしな」
ルビー「本当にごめんなさい、いずれここに来れる機会がなくなる前に白黒つけたかったの」
ルルナ「大丈夫だよルビー。まさかその形として退職届出されるとは思わなかったけどね」
リボン「本当に深刻な問題と言わざるを得ない状況ですけど、落ち着いたら戻るということは考えていますか?」
ルビー「それも考えてはいるけど、こればかりは非常識に当たるんじゃないかと怖くて……」
ソルル「そんなワケ無いだろルビー、オレ達はいつでも大歓迎だ。と言っても、まだここがあればの話になるけど」
グリル「ルルナの逆鱗に触れたら罰則はあるけどね」 ルルナ「コラッ! グリルッ!!」
リボン「それでは、まずはわたしから。ほぼ使い回しですが……」

名前:リボン
性別:女
出典作品:星のカービィ64
備考:リップルスター出身の、妖精の女の子。
かつてリップルスターが危機に陥った際、カービィと共に戦い、見事勝利を収める。
それ以来、カービィに思いを寄せるようになったとか。
一人称は『わたし』、基本的に人前では常に敬語。しかしカービィにだけはその敬語が崩れ、更には自らの感情をもさらけ出す程のぞっこん振りが目立つ。
ちなみに一部ジュエリーに関しての知識はあり、師匠から初伝を授かるほどにまで成長。今後は上位の階級を目標としている。

ルビー「そう言えばリボンちゃんに宝石鑑定師としてのことを教えたのも、当時のパーティ会場時代より少し前だったね。懐かしいなぁ……」
グリル「そしてボクちんのなんだけども、書き換えられる箇所が無くてこうなっちゃった……」

名前:グリル
性別:女
出典作品:カービィのきらきらきっず in SFC
備考:きらきらきっずの『おはなし』に於いて、ラスボスを務めた女の子。その実力は実際に対戦して確かめて欲しい。
一人称は『ボクちん』、ハイテンションになると『あたし』になることも。二人称は呼び捨て、もしくは『〜ちん』、おまえ。
見た目はボーイッシュだけど幼げな可愛い声が特徴。

ソルル「よし、リボンちゃんとグリルはOKだな。ま、使い回しは気にするな」
ルルナ「したっけ、これで回すね」 リボン「はい!」 グリル「ロジャー!」

481ソルル&ルルナ&リボン&キノじい ◆Br2tUbHd4M:2018/12/06(木) 23:09:20
9月6日に発生したホッカイドー・イブリ東部地震から今日でちょうど3ヶ月。
余震の発生率が下がりつつあるも、まだまだ油断禁物な状況の名もなきペンション。今回は……
駐車場のすぐ側にあるガレージで、今ソルルとルルナが毎年恒例のタイヤ交換をしていた。
しかしながら時期があまりにも遅かったが、意外にも慌てる様子はなく……

<<ようやく訪れる根雪に備えて(ガレージ)
ルルナ「今年は例年よりも初雪遅かったから、こんな時期にまでもつれ込んじゃったね」
ソルル「ついでに根雪も遅かったから仕方ないさ……【カッコン】っと。よし、トルクレンチOK。テストドライブ後のトルクチェックが済んだ時点でタイヤ交換の作業完了だな」
ルルナ「ホントは早めに越したことはないけど、整備場を兼ねたガレージ置いたらついついギリギリになっちゃうよね……」
ソルル「まぁ、別段それが悪いとは言わないぞ。強いて言うならば事故らないこと、これに尽きるな」
ルルナ「それよりソルル、まだみんなには伝えていないよね?」
ソルル「例の奴だな? これを伝えるのは来年になるかもなぁ……」
リボン「ソルルさんルルナさん、お疲れ様です。寒いですのでダージリンティーを淹れましたよ」
ルルナ「ありがとねリボンちゃん。したっけストレートで飲もうかな」
ソルル「Thanks. ストレートも良いけどミルクティーもアリだな」
キノじい「どうやら終わったようですな。明日からまたトラックが活躍しますぞ」
ソルル「また何か仕入れてくるんだなー?」
キノじい「まあ、そんなとこですな。明日はどうですかね?」
ルルナ「大丈夫だと思うけど、一応確認しよっか」 ソルル「そだな、その方が確実だ」
リボン「ソルルさん、ルルナさんの方言がうつってますよ?」

482ソルル&ルルナ&リボン&グリル&キノじい ◆Br2tUbHd4M:2019/01/01(火) 15:25:44
2018年9月6日に発生したホッカイドー・イブリ東部地震からまもなく4ヶ月。
すっかり雪景色となり、除雪の光景が見られるようになったペンション。今回は……
2019年を無事に迎えることが出来たことに思いを馳せつつ、平成最後の年である本年についてそれぞれで語り合っており……

<<ペンションの年明け(ロビー)
ソルル「謹んで、新春のお喜びを申し上げます」
ルルナ「昨年、並びに一昨年は色々とご迷惑をお掛けしましたことをお詫びします」
リボン「そろそろドロシアさんも何とかしないといけませんね」
グリル「今月じゃダメ?」 キノじい「 伸ばし過ぎるのも問題ですぞ」
リボン「それでは、今月にもルルナさんがドロシアさんを再び呼び出しては如何でしょうか」
ルルナ「やっぱりこうなっちゃうのね…… ご指名ならやるしかないっしょ」
ソルル「実は指名があったらオレがやるつもりだったんだ。どっちが正解かは分からないけどな……」
キノじい「わたくしめもルルナ殿が適任と考えておりますぞ」
グリル「となれば決まりだね! そしたら、呼び出す準備を整えないと!」
ソルル「いつの間にか決まっちゃったぞ…… これで良かったのか……?」
ルルナ「……うん、大丈夫。あたしとソルルがモノを言う前に終わっちゃったけど、いつかきっと分かり合える日が来るわ」
グリル「そして遠い未来へ……って、ちがーうっ!! 何やってんの2人して!」 2人『ごめん……』
キノじい「新元号は4月1日の閣議決定と同時に発表されることが決まりましたな。これは新年一発目のニュース速報で出てましたぞ」
リボン「2019年がどのような年になるのか、わたし達は今後も見守っていくことになりそうですね」

483ソルル&ルルナ+キノじい+リボン&グリル+ルビー&フレア ◇Br2tUbHd4M:2019/01/03(木) 17:40:24
雪子ちゃんは鼻毛が生臭い。
雪子ちゃんはあそこが磯臭い。

484ソルルナ&リボン&グリル&キノじい+ルビー&ドロシア ◆Br2tUbHd4M:2019/01/06(日) 06:08:56
2018年9月6日に発生したホッカイドー・イブリ東部地震から今日でちょうど4ヶ月。
無事に2019年迎えることが出来た名もなきペンション。今回は……
遂にドロシアとの再会を果たす時がやってきた。そのドロシアを呼び出すのに相応しいとして選ばれたのは、意外にもオーナーのルルナだった。
そしてドロシアと再会する為に、従業員全員が集まっていた。
更にとある決意をしたソルルにより、ペンションの運命は決定的なものとなった。果たして彼の心境は……

いよいよ、運命の時が訪れる……

<<再開! ドロシア・ソーサレス(オーナーズルーム)
ルルナ「遂に…… 遂にこの日がやって来たわ」
ソルル「もう何ヶ月だろうなぁ…… あまり深くは思い出せそうにないや」
リボン「本当に長かったですね……」
グリル「けどこれってソルルのワガママじゃないの?」
ソルル「それを言われたらキツイよ」
キノじい「左様、彼にとっては非常に重い決断なのですぞ」
グリル「ゴメン、そうだった……」
ソルル「いずれにせよ、この決断はせざるを得ないだろうと判断した上で、全員に聞いてもらいたかったというのがあるんだ」
ルルナ「そろそろ【ガチャン カラン♪ コロン♪】来るかな……と思ってたらルビー着いたw」
ルビー「急いで駆けつけてきたは良いけど、そろそろかな?」
ソルル「悪いなルビー、急に呼び出して。いよいよだ。それじゃあルルナ、改めて頼む」
ルルナ「うん。それじゃあ、始めるよ」

ルルナは額縁に手を触れ、祈るようにドロシアを呼び出した。
すると絵画が輝き出すと同時にシルエットが浮かび上がり、やがてその光が収まる頃にはドロシアが目の前に現れていた。

ドロシア「久しぶりね、ルルナ。元気にしてた?」
ルルナ「お姉ちゃん……! うん! 元気だったよ!」
ソルル「久しぶりだなドロシア。けどいきなりで悪いが、今から全員ロビーに移ってくれ」
ドロシア「ソルルもお久しぶりね。けど、何かあったのかしら?」
キノじい「どうもそれを知るはソルル殿とルルナ殿だけのようでしてな」
リボン「今は再会を祝っている場合ではなさそうです」 グリル「ソルルの話って何かな?」
ルルナ「お姉ちゃん、いきなりあずましくない雰囲気でごめんね」
ドロシア「ホントよ、ソルルったらこんな張り詰めた空気にしちゃって……」

485ソルルナ&リボン&グリル&キノじい+ルビー&ドロシア ◆Br2tUbHd4M:2019/01/06(日) 06:10:16
<<ソルルが下した苦渋の決断(ロビー)
ソルル「これで全員だな。まずは集まってくれたことに感謝したい」
リボン「そう言えば元気なさそうですね……」 グリル「大丈夫?」
ルルナ「大丈夫じゃないと思うよ。この決断するのに長いこと時間をかけたんだから」
ルビー「話を聞く限り、事態は深刻みたいね……」
ソルル「悪いなルビー、もう一つの話ってのがまさにそれなんだ」
キノじい「さてさて、これでまだ何も聞かされておりませぬ一同が揃いましたな」
ドロシア「そうよ。再会を祝うどころか、急な話があるような素振りを見せて…… にしても流石あたしの魔法。ペンションの躯体は最高ね」
ルルナ「それもそのハズ、まだ誰にも伝えていなかったからね」
ソルル「そしたら伝えるぞ。今年3月29日を以ってこのペンションは完全閉店、30日で中の物を出し、31日を以って解体・更地化したらそのまま解散ということになりそうだ」
リボン「遂に来ましたか……」 ルビー「遂に時期が決まったんだね」
ドロシア「やっぱりこうなるのね……」 グリル「いつか訪れる結末がこの日だったんだね」
キノじい「最早再起は難しいと判断せざるを得ない状況ということですな」
ソルル「パーティ会場時代から約9年、本当に長いようで短かったかもしれない。ここまでついて来てくれて本当にありがとうな」
ドロシア「遂に解散ですか…… いずれにせよ、これがあたし達の新たな出発点になるハズよね」
ルルナ「そだよ、だからこそ悔いのないようにしないと」
ルビー「向こうの復興が落ち着いたら、全員で押しかけちゃおうかな?」
ソルル「なんならルビー達のシェアハウスとして残すか?」 ルビー「それは良いや……」
ドロシア「これの解体となったら、またあたしの出番になりそうね……」

486キノじい&ソルルナ&リボン&グリル+ドロシア&ルビー ◆Br2tUbHd4M:2019/02/13(水) 00:51:10
2018年9月6日に発生したホッカイドー・イブリ東部地震からまもなく5ヶ月が経過しようとしていた、ある日の事……
それはあまりにも突然の出来事だった。ロビーでのんびりとしていたキノじいにとっては、まさに寝耳に水とも言える事態となってしまった。
キノじいの友人が検査入院中に突然倒れ、そのまま帰らぬ人となってしまったという。
友の遺言により密葬となった葬儀。それでもキノじいは何とか参列することが出来た。
ソルル達は余り馴染みがなかったことから参列を見送り、その結果キノじいは友人との最期の別れを心置きなく済ませることが出来た。
これが功を奏したのか、ある程度の悲しみを緩和させることが出来たことによりキノじいに元気が戻っていた。

そして現在…… 名もなきペンションは、キノじいによる思い出話に花を咲かせており……

<<さらば、最愛の友よ。キノじいが語る友との記憶(ロビー)
キノじい「まさかこのような結末になろうとは、思わなんだ…… 余りにも突然過ぎたものの、安らかに眠っておるような表情でしたぞ」
ソルル「話によると、いつもの検査入院と思いきや、突然倒れてそのまま亡くなったんだよな?」
ルルナ「確か、検査入院まではすこぶる元気だったんだよね? これならみんな驚くのも当然だよね……」
リボン「しかしながら、これは生きとし生けるもの全てに与えられし定。誰も逃れることの出来ない運命です……」
ドロシア「これもまた、一つの結末だったのかもね……」
グリル「あの日、突然の出来事だっただけあってか、どう声掛けすれば良いのか分からなかった…… ごめんね、キノじい」
キノじい「いやいや、何もですぞグリル殿。さて、余りにも突然じゃったものの、葬儀に参列出来ただけでも有り難かったですぞ」
ソルル「まだ60代だろ? ホント何なんだろうな、こんな残酷な運命を与えた神とやらって」
ドロシア「恐らく、病を患っていたのを明かさなかっただけなのかもしれないわね。あたしが見た限り、キノじいもそういう人だったハズよ?」
ルルナ「キノじい、お願いだから病を隠すようなマネだけはしないでね?」
キノじい「無論ですぞルルナ殿。わたくしキノじいは、亡き友の形見と共に歩むと決めましたのでな」
ルビー「ダージリン淹れたわ。ところでその人って何か病気でも抱えてたのかな?」
キノじい「うむ、彼は数年前から肺の病を患っていたそうですな。ひょっとしたらと思ったのじゃが、恐らく脳梗塞と肺の穴がトリガーになったと見るしかあるまい……」
ルルナ「肺に穴が出来ちゃったらオシマイだよね……」
ソルル「だな。こうなったら手遅れで、オペレーションすら不可能になることが殆どだな。オレでも諦める」
キノじい「いずれにせよ、また新たな形見が出来てしまいましたな。大切にせねば……」

487ソルル&ルルナ&リボン&グリル&キノじい+ドロシア ◆Br2tUbHd4M:2019/03/04(月) 23:54:02
2018年9月6日に発生したホッカイドー・イブリ東部地震からまもなく6ヶ月。
少しずつ暖かくなってきている中、遂に閉店の時を迎えようとしている名もなきペンション。まずは……

ある手紙を読んでいたドロシア。それは、彼女の妹に当たる絵画の魔法少女が近年活躍しているという。
そんな彼女の想いとは? それを知るは当人たるドロシアのみぞ……

<<まだ見ぬ妹に想いを抱いて……(ダイニングキッチン)
ドロシア「ペインシアに、ビビッティアかぁ…… これが本当にあたしの妹なら、いつか会ってみたいわ」
リボン「ドロッチェ団の方からのお手紙ですか?」 グリル「いつか逢えると良いね」
ドロシア「そうね…… いつかは、3人でかしまし絵画三姉妹なんてやってみたいものね」
ソルル「けど、それも今月末までだぞ。それに今月一杯で閉店することにしているから……よし、沸騰したぞルルナ」
ルルナ「後はあたしに任せて! やっぱり中華レンジは沸騰が早いわ。そう言えば閉店で思い出したけど、ここ潰すのももったいないよね…… やっぱりシェアハウスに出来ないかな?」
ソルル「シェアハウスなぁ……閉店後もこれを管理できるなら、転用しても良いのかもしれないな」
ドロシア「お客さんが来ない以上、此処を維持するのも大変よ? 敷地も広いから、周りも整えなきゃ」

キノじい「取り壊すかシェアハウスに転用か、議論は閉店間際まで続きそうですな……」

続いては……

2019年2月21日、21時22分頃。それは唐突に訪れた……
イブリ中東部を震源とする地震は、現時点でイブリ東部最大の余震とされている。

<<イブリ東部の余震発生!この時ペンションは……(ロビー)
リボン「参りました。これじゃ詰み確定ですね」
グリル「ありがとうございました。けどかなりの善戦だったよ」
ドロシア「まで、154手を持ちまして」
【ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……】
リボン「ひゃあっ!!」 グリル「いきなり来たよっ!!」 ドロシア「これ直下型なのっ!?」

〜40秒後〜
ソルル「全員無事だな? やっぱり、震源地に近いのはデメリットかもしれないな」
ルルナ「今回は短かったから良かったけど、停電は大丈夫かな? 食料庫は無事だよ」
リボン「はい、何とか……」 グリル「けど、駒がダメかも……」
ドロシア「これで短いのね…… ということは、本震が物凄い揺れだったのかしら?」

〜1時間経過〜
ソルル「ひとまず、停電の心配はなさそうだな。良かった良かった……」
ルルナ「薪ストーブだから良いけど、電源が必要なストーブだったらアウトだったね」
キノじい「左様。交流電源が必要であれば、停電時に使える蓄電池が無ければお釈迦ですぞ」
ドロシア「そしてガスね。ここは元からLPガスだったから良かったけど、これが都市ガスだったら一発でアウトね」
リボン「水道は上水道にダメージがあれば止まっちゃいますよね。そしてこの水道にポンプが導入されていようものなら……」
グリル「停電したら何もかもパー。それだけは避けたいね」

ソルル「いずれにせよ、災害に備えるのであれば、全てが万全の体制になるようにしたいところだな」

488ソルル・ブライトン&ルルナ・トワイラ ◆Br2tUbHd4M:2019/03/11(月) 22:08:42
2019年3月29日、この日をもって完全閉店することとなった名もなきペンション。その日まで残り3週間を切った中で……

雪解けが早く進んでいることから、ルルナは除雪機のレストアとメンテナンスをしている。
この除雪機により、雪解けの進んだペンション付近は完全に地面が出ており、主にこれを使っていたルルナの手腕が発揮されたことは明らかだ。
そしてレストアは、除雪機だけに留まらず……

>>レストア、メンテナンス、そして売却へ……(裏庭)
ルルナ「ここらにある機械も、これで最後になるね………よし、これで最終整備は完了っと」
ソルル「おつかれ、ルルナ。調子はどうだ?」
ルルナ「順調だよ! ちょうど除雪機の整備が終わったし、これでいつでも売れるわ」
ソルル「他にもブルドーザーにユンボ、今も活躍中のトラックも売るんだっけ?」
ルルナ「その予定だよ。置き場所の問題もあるし、何よりも税金の問題もあるしね」
ソルル「なるほど、ルルナが徹底的にレストアしたヤツを売って、閉店後の足しにするってことだな?」
ルルナ「そゆこと。それと今回は除雪機のレストアとメンテナンスをしたから、後はこれを売るだけだよ。上手く売り捌いてね」
ソルル「まあ、そうなるわな。なんかオレ、売買に関しては上手く立ち回れるっぽいし。とりあえずそれでやってみるか!」
ルルナ「次は、ユンボとブルドーザーのメンテナンスね。で、今のトラックは全部終わってから売っちゃおうと思ってるの」
ソルル「となれば、普通免許で運転できる軽トラックか軽バンに乗り換えるのもアリだろうな」
ルルナ「そだね、もう乗るのソルルとあたししかいなくなっちゃうし、下取りしてもらっても良いよね」
ソルル「よし決まった! それで行こう。なんなら乗用車にでもするかー?」
ルルナ「それは良いけど、ソルルってマニュアルしか経験していないんでしょ?」
ソルル「オートマやCVTはダメだな。自動変速故に思い通りに操れないのが逆に疲れるんだよなぁ……」
ルルナ「なるほどね。あたしはどっちも癖を把握さえすれば疲れもなく完璧に乗りこなせるよ。もしかしたらだけど……」


……この後もクルマ談義が続いた、ソルルとルルナだった。

489ソルル&ルルナ&ドロシア ◆Br2tUbHd4M:2019/03/14(木) 21:46:32
2019年3月29日、この日をもって完全閉店することとなった名もなきペンション。その日まで残り2週間を切ろうとしている。まずは……

絵画の魔女ドロシアが、裏庭にある桜の木を眺めている。この桜の木は、自ら植え替えたものである。
「ここを完全に畳むことも決まったし、全てが終わったら妹達に逢いに行こう。そしてここでお花見できたら良いな」
そう願うドロシア。その為にはドロッチェ団との接触を図る必要がある。
果たして、そんな彼女の心境とは……

<<荷造りを終えた今……(裏庭)
ドロシア「これで持っていくものは一通りね。けど、流石にこの桜は植樹するのは無理みたい……」
ソルル「ここだったかドロシア。この桜、ドロシアが持ってきたんだよな。ここを畳んだら、これが唯一のシンボルになるかもな」
ドロシア「恐らく、そうなるわね。これがペンションを見届けた記念樹になると同時に、記念碑も用意してみても良いと思うの」
ソルル「桜を記念樹にして、更に記念碑もか……意外と欲張りだな。けど悪くはないかもな」
ルルナ「ソルルー! ユンボのレストア終わったよー!」
ソルル「お、ユンボも売る準備が整ったらしいな」
ドロシア「こうして売れるものは売り飛ばしているみたいだけど、幾らで売れるかが問題よね…… ソルル、あなた売る自身はあるかしら?」
ソルル「勿論だ。したらまずはルルナと打ち合わせしてからだな」 ドロシア「あたしも行くわ」

続いては……

ルルナによるレストアとメンテナンスが進んでいる重機。その一つであるユンボが遂にレストアとメンテナンスが完了した。
以前レストアとメンテナンスを施した除雪機は、ソルルの腕っ節が勝ったことにより高値が付いた。
話術のソルルと技術のルルナ、2人の手にかかれば最大限の利益が出るマシンが仕上がるのだ。

<<残るはブルドーザーのみ(ガレージスペース)
ソルル「待たせたなルルナ!」 ドロシア「調子はどう?」
ルルナ「お姉ちゃんも来たんだ! 順調だよ。今はブルドーザーのレストア準備をしていたんだよ」
ドロシア「キャタピラーが新品同様ね。これを交換するとなれば大変だったでしょ?」
ルルナ「何もだよ、やり方さえ分かれば簡単に交換できちゃったし。後はモーターをオーバーホールして、ボディに錆がないかを確認したら完全ってワケ」
ソルル「そしたら、早速売りに出すか」 ルルナ「希望額は800コインで行けたら良いかな」
ドロシア「デデン換算で幾らかしら……」

490キノじい&ソルル&ルルナ&リボン&ドロシア&グリル ◆Br2tUbHd4M:2019/03/22(金) 13:57:50
2019年3月29日、この日をもって完全閉店することが決まり、その日まで今日でちょうど1週間、即ち残り7日間となった名もなきペンション。今回は……

キノじいがペンション最大のイベントと称して食料品を購入。
これらの食料は、ある対決の為だけに仕入れたと言う。
この食料が無くなる日が、スタッフ解散の日を表す……

<<ペンションの別れを惜しみつつ(ダイニングキッチン)
キノじい「ここもすっかり、何もなくなってしもうた…… 一度で良いから、スタジアムで戦ってみたいものですな……」
ソルル「出来るぞ、今ある食料とキノじいが買ってきた食材を全部使えばね。それにオレ達もさ、一度キノじいと手合わせしてみたかったんだ」
ルルナ「それならペンション最終日の前日にやっちゃおうよ、キッチンスタジアム。これで最後だから、思い出を残しても良いよね」
ドロシア「そうよキッチンスタジアム! あたし良いこと思いついちゃった! ここをね、キッチンスタジアム専用の会場として残すのはどうかしら?」
ソルル「なるほどな、元からキッチンスタジアムとして使えるように整備してあるから、これらの移設先さえ見つかば万事解決だな」
リボン「しかし問題はこれを誰が管理するかですね」 ドロシア「そうでした……」
グリル「はい決まり! それじゃあ3月28日に最後の対決と行こうよ! それにキノじい、誰と戦うか決まってるよね?」
リボン「基本的なメンバーとして、和のルルナ、中華のソルル、フレンチのドロシア、スイーツのグリル、以上4選手が当ペンション専属の鉄人です。さあ、誰と戦うっ!?」
キノじい「初めから決めておりました。ソルル殿、お願いします!」
ソルル「やっぱりこうなったか…… OK、全力で戦い尽くそう!」
リボン「分かりました! 只今の宣言を持ちまして対決予定日と対戦相手が決まりました! もう変更は出来ません。テーマは当日に発表します」
ルルナ「また、あの興奮が蘇るね。ソルル、キノじい、頑張ってね」
ドロシア「折角ならあたし達も何か作ってみたいわね。いいかしら?」
リボン「これについては対決終了後にお願いしますね」
グリル「中華のソルルvsオールマイティのキノじい、どんな対決になるのか楽しみだね!」

491ソルル&ルルナ&リボン&ドロシア&グリル&キノじい ◆Br2tUbHd4M:2019/03/28(木) 19:31:56
2019年3月29日、この日をもって完全閉店することが確定した名もなきペンション。いよいよもって、その日が翌日と迫ってきた。

客室として使われていた部屋やオーナーズルームは完全に片付いており、最後はキッチンスタジアムモードと化したダイニングキッチンでの対決を迎えるだけとなった。

ところが、そんな対決に水を差すような緊急事態が……
それは、ホウエン地方で起きた自身に起因するものだった……

<<まさかのテーマ食材不着! 対決中止へ……(ロビー)
リボン「まさか、こんな偶然が重なろうとは思いませんでした……」
ルルナ「本来なら今日到着予定だったのが、まさか昨日の地震でオシャカになってたなんて……」
ソルル「テーマ食材が来てないって言うから驚いたけど、地震が原因なら納得だな」
キノじい「更に天候不良も重なってしまったのも痛かったそうですぞ」
グリル「こうなると中止にせざるを得ないよね……」
ドロシア「最後だからこそのテーマ食材、確かヒマワキから取り寄せてたのよね?」
リボン「その予定でした。しかしこうなってしまうと代替案がない以上どうにもなりません……」
ソルル「ということは、ノーゲームだな……」 キノじい「致し方、ありませぬな……」

残念な結果となってしまったこのハプニング。自然現象には、誰も勝てない……
かくして、ソルルvsキノじいの対決は、幻と消えた……

492ソルル&ルルナ&リボン&ドロシア&グリル&キノじい ◆Br2tUbHd4M:2019/03/29(金) 23:30:03
2018年9月6日に発生したホッカイドー・イブリ東部地震からまもなく7ヶ月。遂に、運命の時が訪れた……

2019年3月29日、この日を以ってペンションは完全閉店することとなった。今日はその最終日。
チェックリストを片手に思い出に耽るソルル。
宿泊者名簿に今後の宿泊予定がないかを確認するルルナ。
それらを見守るリボンちゃん、ドロシア、グリル、キノじい……

そして、時刻が23時30を迎えた時……

<<遂に完全閉店。さらば、名もなきペンション(ロビー)
ソルル「2秒前……【カラン♪ コロン♪ コロロン♪】……よし、今の時間を以てこのペンション、完全閉店だ」
ルルナ「みんな、パーティ時代から付いてきてくれて本当にありがとう。心から感謝致します」
リボン「本当に、本当にお疲れ様でした。震災もありましたが、ひとまずは区切りを付けることが出来ましたね」
ドロシア「後はそれぞれの道を歩むだけ。明日からペンション内を空っぽにして、この躯体も解体することになるわ」
グリル「したら、また放浪の旅でもしようかな」
キノじい「解散後は、わたくしはそのまま姫様の元へ戻ることになりますな」
ドロシア「あたしは、生き別れたと思われるペインシアとビビッティアに逢おうと思うの。グリル、リボンちゃん、盗賊さんの居場所は分かるかしら?」
リボン「はい、もちろんです。何でも、ドロシアさんがここを旅立つときに逢わせてやりたいと仰ってました」
ルルナ「言ってくれたら閉店後でも逢えるようにセッティングしたのに、勿体無いよ……」
ソルル「けどドロッチェが決めた以上、オレ達は口出し出来ないのが筋ってもんだ。で、だ。オレとルルナはスターロードの管理をジーノから任されることになってたな」
ルルナ「あたしはチョールおじいちゃんから聞いたわ。解散したらスターロードを一緒に管理してって」
リボン「決まりですね。わたしもこの後リップルスターに帰る支度をしますので」

スタッフ全員が歩む、今後の道。
当然ながら、それぞれが別々の道を歩むまで、あと僅かとなった。

493ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&グリル&キノじい ◆Br2tUbHd4M:2019/03/31(日) 23:46:39
2019年3月29日、この日をもって完全閉店した名もなきペンション……

荷物の運び出しは順調に進み、残すはいよいよペンションの躯体だけとなった。これの解体が終わったその瞬間、このペンションともお別れとなる。
ソルルとルルナにとっての初めての地でもあるパーティ会場の跡地。そこに建てられた一棟のペンションに、最後の時が訪れようとしていた。

一同の想いが語られると共に、それぞれの旅立ちの時が近づいてきた……

<<元ペンション解体前、グリルの旅立ち(ダイニングキッチン)
ソルル「これで使わなくなる業務用機器は最後だな」 ルルナ「状態が凄く良かったから、結構高く売れたのが大きいね」
ドロシア「後はここを解体したら全てが終わるけど、買いたい人はいるのかしら?」 ソルル「以外にも需要はかなり高かったりするぞ」
リボン「パーティ会場時代からまもなく10周年を迎えようとしていた矢先のことでしたから、ソルルさんとルルナさんにとっては悔いの残る閉店になったかと思われます……」
ソルル「オレはもう悔いはないな。ルルナは?」 ルルナ「最後にみんなで、記念撮影したかったな……」 ドロシア「記念撮影、ねぇ……」
グリル「……これで良しっと! したらそろそろ出発ね! また縁があったら桜の木で集まりたいね。それじゃみんな、行ってきまーすっ!!」
キノじい「グリル殿は相変わらず早いですな。道中お気を付けて!」 ソルル「ああ、またなー!」
ルルナ「いつまでもずっと友達だからねー!」 リボン「どうかお元気でー!」 ドロシア「行ってらっしゃーい!」

〜グリルから一言〜
今日で最後になるけど、ここに居るときは毎日がホントに楽しかった! でもこれが今生の別れということじゃないし、またボクちんと何処かで会うことがあったら、たくさん話そうね。
そして今よりももっともーっと! みんなと仲良くなれたら嬉しいな。それにきらきらきっずで対決するなら、あたし絶対負けないからねっ!!
最後になったけど、パーティからお世話になったソルルとルルナには感謝してもしきれないや。それだけだくさんの思い出が出来たってことだよね!
したらそろそろ行こうかな。今までホントにありがとう! それじゃ、またねーっ!!

494ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン&キノじい ◆Br2tUbHd4M:2019/03/31(日) 23:48:05
<<キノじい、キノコ城へ(ロビー)
ルルナ「グリル、行っちゃったね……」 リボン「大丈夫、いつかきっとまた会えますよ」
ドロシア「……ひとまずこんな感じで行こうかしら?」 ソルル「ドロシアは何してるんだ?」 ドロシア「解体プランと売却プランを考えていたの」
キノじい「なるほど、あの子達を呼んで解体するかここを譲るか、こういうワケですな?」
リボン「けど来てくれるかは難しいですよ? 復興がまだまだ進んでいない地域もまだまだありますから」
ドロシア「だからこそ、ソルルとルルナに最後のお願いがあるの。解体するとなったら、あたしに一任させて貰えないかしら?」
ルルナ「お姉ちゃんが言うなら」 ソルル「いい考えがあるんだな?」 リボン「読めましたけど敢えて言います。その心は?」
ドロシア「この躯体、あたしの力で絵画として取り込もうと思うの。どう?」 ソルル「ナイスアイディアと言いたいところだが…… どうやって取り込むんだ?」
ドロシア「あら、忘れた? あたしが絵画の魔女だと言うことを」 ルルナ「……ソルル、まさか忘れてたわけじゃないよね?」 ソルル「たはは…… 忘れてた……」
リボン「完璧に忘れてたようですねソルルさん。情けなや……」 ソルル「面目ない……」 ドロシア「……ダメだこりゃ」
キノじい「そろそろ時間ですな。では、わたくしめもこれにてお暇させて頂きます」 ソルル「キノじいも時間みたいだな。そしたら、ピーチさんに宜しく伝えてくれよな!」
ルルナ「また機会があったら、今度は麻雀で勝負してね!」 キノじい「はいな! ルルナ殿を負かして見せましょうぞ!」
ドロシア「キノコ城までの道中、お気をつけて!」 リボン「どうかお元気で!」 キノじい「はいな。亡き友の分まで生きにゃなりませんのでな。では、またお会いしましょうぞ! これにて御免!」
ソルル「したらなー!」 ルルナ「またねー!」 ドロシア「さようならー!」 リボン「また会いましょうねー!」

〜キノじいから一言〜
わたくしはゲストのように不定期に来ておりましたな。ここのスタッフになった期間は短かったものの、パーティ会場時代から今までが素晴らしいものじゃった。
この思い出を胸に、今宵はキノコ城へ帰りましょうぞ。そしてこれを忘れぬように伝えられれば何も言うことはありませぬ。
次に会うことがあれば、それは役満DSでこのわたくしキノじいめと対局する時かもしれませんな。
それでは、また何処かでお会いしましょうぞ! これにて御免!

495ソルル&ルルナ&ドロシア&リボン ◆Br2tUbHd4M:2019/03/31(日) 23:48:44
<<リボンちゃん、リップルスターへ(ロビー)
リボン「さて、ドロシアさん。今から渡す手紙にドロッチェさんの居場所が書かれています。これはわたしが出発してから開けてください」
​ドロシア「なるほど、その心は?」 リボン「ドロッチェさんからのお手紙です」 ソルル「なるほど、そういうワケか」 ルルナ「盗賊さん、意外とキザかも」
リボン「もしかすると、貴女に惚れてしまっているかもしれませんね」 ドロシア「えっ……///」 ルルナ「お姉ちゃん顔真っ赤だよ!」
ソルル「どんな奴なんだろうな、ドロッチェって」 ドロシア「会ってみないことには何とも言えないかも。それに初対面なのよ?」
リボン「では、そろそろ行きますね」 ソルル「分かった! リップルスターまでの道程は厳しいかもだけど、気を付けて帰ってな!」
ルルナ「今度暇ができたら、遊びに行こうかな」 リボン「お待ちしています! ソルルさんとルルナさんなら大歓迎です!」
ドロシア「今度会うときはドロッチェという方と一緒かも。構わない?」 リボン「悪の盗みさえしなければ大丈夫かと。では、そろそろ行きますね!」
ソルル「ああ、気を付けてなー!」 ルルナ「いつまでもずっと友達だよー!」 ドロシア「さようならー!」 リボン「どうかお元気で!」

〜リボンちゃんから一言〜
10年間、これは長いようで短いのかもしれません。ソルルさんとルルナさんはトラブルに見舞われながらもここまで続けたことに関心せざるを得ません。
パーティ会場時代にカービィが来てくれた時には、思わず普段とは違う面をみせてしまいましたが……
今度皆さんとお会いする際は、スターアライズのドリームフレンズとしてお目にかかることと思います。
それでは、この辺でリップルスターへと帰らせていただきます。今まで本当に、ありがとうございました!

496ソルル&ルルナ&ドロシア ◆Br2tUbHd4M:2019/03/31(日) 23:49:58
<<ドロシアの想い(エントランス)
ソルル「残ったのはオレ達3人だけになったな」 ルルナ「後はこれを絵画として納めるだけだね。けどお姉ちゃんの額縁はどこ?」
ドロシア「ここにあるわよ」 ルルナ「あ、ゴメン……」 ドロシア「全く…… さ、そろそろ初めても良いかしら?」
ソルル「もちろん、ドロシアのタイミングでな」 ルルナ「いつでもどうぞ、お姉ちゃん」 ドロシア「そしたら、始めるわね……」

白紙のキャンバスに素早く魔方陣を描くドロシア。それを描き終えて絵筆を一振りした次の瞬間、目の前に魔法陣が。

ソルル「来たか!」 ルルナ「後は成功を祈るだけだね……!」 ドロシア「これで保存できるわ!」

目の前に現れた魔方陣が、ペンションを包み込む。そして、目の前から薄っすらと消えた時には……

ドロシア「……成功ね。これでここの思い出は保存できたわ」 ソルル「スゲェ……!」 ルルナ「やったー! 流石お姉ちゃん!」
ソルル「そしたら、後はここを軽く整地したらオレ達も出発だな。ドロシアはそのまま行くか?」 ドロシア「そしたら、お言葉に甘えさせてもらおうかしら」
ルルナ「お姉ちゃん、今度暇になったらスターロードに遊びに来てね」 ドロシア「行けたら行ってみるわね。それじゃ、行くわ」
ソルル「ああ! ドロッチェ団のリーダーによろしくなー!」 ルルナ「気を付けてねー!」

〜ドロシアから一言〜
思えば、パーティ会場時代にソルルに呼び出されたのが始まりだったわね。その時のイメージは男装の麗人だったかしら?
今から会いに行くドロッチェさんは、あたしをどうイメージしているのか楽しみね。
そして生き別れたペインシアとビビッティアに逢えるのなら、後はもう何も要らないわ。三姉妹で仲良く暮らせる、それだけでも幸せですもの。
さて、そろそろ行かないと。それでは、また何処かで逢いましょうね。絵画三姉妹長女、ドロシアでした。

497ソルル&ルルナ ◆Br2tUbHd4M:2019/03/31(日) 23:50:48
<<更地と化した土地を見て……(元パーティ会場兼元ペンション跡地)
ソルル「思えば、全てはここから始まったんだよな」 ルルナ「そだね、今となっては懐かしい思い出だよね」
ソルル「はじまりは、ほんの些細なキッカケだった。ここに来て、みんなと仲良くなってみたい。そんな純粋な思いが、今日まで続いてきたと思っているんだ」
ルルナ「ふふっ♪ 素敵じゃない、良いきっかけだよ。いずれにせよ、終わりが見えてくるのも時間の問題だったハズだし」
ソルル「それな。カントー北東エリアの大震災、ホウエン地方の大震災、ジョウト地方の大豪雨、そしてシンオウの大地震。全部見てきているな」
ルルナ「言い方が悪いけど、この地は様々な出来事を見守った場所とも言えるね」 ソルル「だな。したら、そろそろ行くか!」 ルルナ「うん!」
ソルル「さらば、パーティ会場。さらば、名もなきペンション。さらば、マルス・ローウェル公。さらば、クリス公」 ルルナ「またどこかで逢えると良いね」

〜ルルナから一言〜
2009年9月23日から9年と半年、ここまで続けてこられたのも皆様のお陰でした。この場を借りてお礼申し上げます。
しかし、残念なことにわたし達にも限界というものがありました。やはり過疎化してしまった以上、どうすることもできません。
この状況を打破するのは困難と判断して下した結果は、ペンションの閉店。パーティ会場ですと閉鎖に当たりますが、これも一つの決断です。
最後になりましたが、9年半の間、お世話になりました。またどこかでお会いしましょう! ありがとうございました!

〜ソルルから一言〜
すべては、一つのパーティから始まった。オレの記憶が確かならば、当初はホントに小さなパーティ会場だった。それが成長に成長を重ね、少しずつ規模を大きくしていった。
一時期はは荒らしによる襲撃を受けたこともしばしば。ペンションが建つ前の会場は、最終的に壊滅させられてしまったのが痛かった。
けど、それを乗り越えた時が今のオレ達に繋がったのかもしれない。改めて親愛なる友、マルス・ローウェル公に感謝を申し上げるとともに、最後の挨拶にしたい。
本当にお世話になった! ありがとう! またいつか、別な場所で会おうな! したっけなーっ!!

498エピローグ ◆Br2tUbHd4M:2019/04/01(月) 00:07:59
かくしてまた一つ、時代の終わりを告げた……

パーティ会場から始まり、ペンションで幕を下ろした「任天堂キャラでなりきり」。
ここまで発展し続けられたのは、ひとえにゲストの方々がいらっしゃったからである。
長きに渡る役割を終えたソルルとルルナ。この二人をいつまでも覚えていただけたら幸いだ。


ここに終わりが来ても、彼らの営みはこれからも続いていく…… そして未来へと、命は受け継がれていく……

499激動の「任天堂キャラでなりきり」史 ◆Br2tUbHd4M:2019/04/01(月) 00:11:18
2009年9月23日、ソルル・ブライトンとルルナ・トワイラの手により、小さなパーティが開幕された。

当初は2人だけだったが、参加者のお陰で会場の規模は徐々に大きくなっていった。

このパーティ会場は2010年度に2代目会場、2011年度に3代目会場、2012年度に4代目会場へと移行しつつ、規模を順調に拡大していく。

この間にもレギュラーメンバーとしてドロシア、リボン、ルビー、グリルが加わり、現在までパーティ会場を支えた。

絵画の魔女、ドロシア。彼女は呼び出した人によって性格が大幅に変わるという不思議な性格をしており、パーティ会場時代とペンション時代とで性格が全くの真逆となったりもした。

リップルスターの妖精、リボン。彼女は妖精の身でありながらも周りを献身的にサポートしていった。しかしカービィが目の前にいれば彼に甘えてしまうという。

宝石の妖精、ルビー。彼女は宝石の世界と掛け持ちする形で会場に来ていたものの、数々の災害に見舞われたことにより復興に力を入れることになる。

きらきらきっずのパズルマスター、グリル。放浪の旅をしている最中、会場のメンバーに誘われる形でメンバー入り。彼女のテンションは自らの口調を変えてしまうほどであったという。

パーティ会場時代にも震災を経験。全員が辛い胸の内を語り合うこともあった。

しかしそんな矢先、2013年3月13日に発生した『荒らし』による無差別襲撃を受け、パーティ会場は壊滅。

それに負けずに2014年10月15日に名もなきペンションが建てられ、この1年後にキノじいが本格的に加わることとなった。後の「影の支配人」である。

だが、それも長くは続かなかった…… 2019年3月29日、ペンションの閉店を決意。かくして9年半に渡る歴史にピリオドを打ったのであった。

かくして、なりきりパーティ時代から続いたソルル達の物語は、ここで幕を下ろすこととなったのである。

500スタッフクレジット ◆Br2tUbHd4M:2019/04/01(月) 00:36:27
CAST

-タッチ!カービィ-
ドロシア・ソーサレス

-星のカービィ64-
リボン

-パネルでポン-
ルビー

リップ
ウィンディ
シャーベット
ティアナ
エリアス
フレア
ネリス
セレン

-カービィのきらきらきっず in SFC-
グリル

-マリオパーティ7-
キノじい

-マリオパーティ5-
チョール
ネール
ニール
ハール
マール
ダール
テール

-星のカービィ 夢の泉の物語-
Mr.シャイン&Mr.ブライト

-ファイアーエムブレム-

マルス・ローウェル
クリス

ロイ
エリウッド
ニニアン

セーラ

-マリオシリーズ-
ピーチ
デイジー

-マリオパーティ6-
ルルナ・トワイラ

Starring
ソルル・ブライトン


fin.

501雪子:2019/05/06(月) 15:33:10
めぐみちゃんとケンケンパをします。

502メンゲマン:2019/08/14(水) 12:41:45
鼻毛を抜くメンゲマンめぐみ!

503ゴキブリ壱号:2019/08/15(木) 18:00:21
ミンチマン洋子

504麻生:2019/08/17(土) 20:21:30
>>500 まだまだ終わらない。

505フナムシ:2019/08/18(日) 15:59:47
私はフナムシ。
( `・∀・´)ノヨロシク

506キクタモリオ:2019/08/30(金) 22:15:21
給水装置主任技術者の資格を取得せよ。

507:2019/08/31(土) 19:39:12
>>506

キクタモリオ?

508キクタモリオ:2019/09/07(土) 19:02:27
>>507 文句あるのか?

509:2019/10/22(火) 12:30:54
>>508
うざい

510きくたもりお:2019/10/26(土) 11:14:45
>>509

こら!

511たるみ:2019/11/04(月) 18:58:31
>>499

まだまだ終わらない

512ナターシャ:2020/01/12(日) 18:00:48
>>511 🉐

513まさみ:2020/03/11(水) 23:12:00
チンゲマン

514メンゲマン:2020/03/13(金) 20:37:24
どうやらメンゲマンの始まりです。

515おまめごはん:2020/03/19(木) 19:50:39
メンゲマン

516佐橋:2020/04/11(土) 09:38:12
>>500

新たな道! メンゲマン

517短冊切り:2020/06/14(日) 00:44:34
ここは居心地が良い。
メンゲマンもいるし、楽しく過ごせる。

518執行猶予:2020/06/14(日) 09:09:13
>>500

これからが本番です。
メンゲマンアッパー炸裂!

519サニタリーチェスト:2020/06/28(日) 11:30:56
このスレッドを活用しよう。

520完治:2020/06/28(日) 19:23:34
>>519 了解バトラー!

521マンボウ:2020/07/04(土) 20:09:53
ちんころ ちんころ ちんころろ

アッパー チョッパー メンゲマン

522洋子:2020/07/09(木) 21:50:20
雪子ちゃん!アッパー!

523謎のカウル:2020/07/10(金) 20:06:17
>>521 かっこいい

524キントーン:2020/08/09(日) 14:56:04
>>523 おめでとうございます💐

525竹島:2020/09/07(月) 10:39:29
桜井よしこ

526中野:2020/09/14(月) 20:45:36
>>525 桜井日奈子?

527多う:2021/05/02(日) 23:47:56
荒らしはいない。

528ライラ:2021/08/09(月) 14:03:50
ペンションはメンゲマンが復旧させました。

529管理者:2021/09/12(日) 10:29:20
>>528 あなたは誰ですか?

このスレは終わりました。

530:2021/09/13(月) 08:48:13
本当か

531:2021/09/13(月) 08:48:29
usotsukime...

532新管理人:2022/08/11(木) 18:50:26
>>529
これからだよ

533リーダー:2022/08/13(土) 10:30:39
>>529
これからだよ!

534なっち:2022/08/14(日) 13:33:20
>>529

任天堂キャラ+@でなりきり 〜パーティ会場跡のペンション〜再生

535おめでとう:2022/08/17(水) 21:05:31
>>534
おめでとうございます🎉✨😆✨🎊

536フリップ:2022/10/14(金) 20:43:59
>>534 本当に❗

537県立大学:2023/09/10(日) 12:32:55
>>535
この度、講師になりました。


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