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肥満化小説・肥満化絵投下スレッド その4

1名無しさん:2014/09/09(火) 19:19:30 ID:51Gx8J5E0
肥満化小説や絵を投下したい方へのスレです。
作品の感想などもこちらへどうぞ。


過去スレ
 肥満化小説・肥満化絵投下スレッド その3
  ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/13127/1362277305/ 
 肥満化小説・肥満化絵投下スレッド その2
  ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/13127/1323012828/
 肥満化小説・肥満化絵投下スレッド
  ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/13127/1254561098/

9178 ◆ZUNa78GuQc:2014/12/26(金) 22:35:01 ID:M2brY.sc0
12月25日 朝

「うーん……私、寝てたの?」
真澄は、いつの間にか自分の家のベッドで寝ていた。
元の身体に戻った辺りまでは覚えているが、その先の記憶が曖昧だ。
(とりあえず、起きないとね……)
もう、あの違和感はない。
歯を磨くため、洗面所に向かう。

「あれ、この服……」
彼女が着ていた服は、あの日着ていた物と全く同じだった。
長袖のブラウスにカーディガンにジーンズ。
太った時にボロボロになった筈なのに。
「これも……魔法なのかしらね」
歯を磨き終え、朝食を食べようとキッチンに向かうと食卓に手紙が置いてあった。

『ホッホー!メリークリスマス。本当にお疲れ様じゃったな!
多分、これを読む頃には気づいているだろうが、服は元に戻しておいたぞ。
お金はちゃーんとそれなりに、振り込んでおいたからな。
お前さんがよければ、来年もお願いしていいかの?
良い返事を待っておるぞ。
サンタクロースより』

「……二度と行くかっ!」


朝食を食べた真澄はさっそく、お金を下ろしに出かけた。
身体が軽い。思わずスキップしてしまう。
自分の身体をこんなにありがたいと思ったのは初めてだった。
通りがかった空き地で、子供たちがクリスマスに貰ったプレゼントを見せ合っていた。
(あれ私が配ったって言っても、みんな信じないだろうな……ふふ)



「ほんとうだって!おれ、サンタさんにあったんだよ、おんなのひとの!」
「うっそだー!サンタさんはおじいちゃんでしょー?」


『サンタクロースのアルバイト』
おしまい

9278 ◆ZUNa78GuQc:2014/12/26(金) 22:37:57 ID:M2brY.sc0
くぅ〜疲(略
初めてかつ、思いつきで書いたので結構gdgdです
また思い付きで何か書くかもしれませんが、その時はよろしくお願いします
誤字がちらほらあるので、出来れば次作のついでにテキストで修正版を上げたいと思います……

93名無しさん:2014/12/26(金) 23:23:32 ID:WVA41K7w0
乙乙!面白かわいかった
次作も楽しみにしてる

94名無しさん:2014/12/26(金) 23:52:50 ID:OVIpTDI.0
乙乙
強制要素はあるけどほのぼのしててよかったw

95名無しさん:2014/12/28(日) 16:59:57 ID:Qqu1SClI0
乙です!

ss完成したので投稿します。
至らないところばかりですが、読んでいただけたら幸いです。

ここはとあるファンタジーの世界。旅をしている3人の女性がいた。
名はそれぞれフィオナ、キャシー、シャロンという。3人とも見目麗しい美人で、旅の途中で寄った町で振り返らないものはいないほどだった。
フィオナは剣士として名を馳せ、その神速の剣は斬られたことに気付かないほどと噂された。
自分より強い者を求めて各地を旅している。路銀を稼ぐために時々魔物退治や剣術大会に出向いている。
キャシーは修行中の魔法使いで、路銀を使い果たして道端で死にそうになっているところをフィオナに助けられた。それ以来フィオナに付き従っている。
まだまだ修行中だが将来は大魔法使いになるだろうといわれており、多様な魔法に長けている。
シャロンは料理人だ。もとは金持ちの家の専属料理人だったが、金持ちの家の食器棚を倒してしまい、家を追い出されたという。
壊した食器はどれも値段の張るもので、弁償させられなかっただけでも幸運だったといえる。
途方に暮れていたところにフィオナ達が通りかかり、料理の腕を見初められ旅に加わることになった。

そんな3人であったが旅の途中の森の中で大雨に襲われた。
フィオナ「おかしい…森に入る前には晴れていたのにな」
キャシー「山の天気は変わりやすいといいますし!森も変わりやすいんじゃないんですかねー?」
シャロン「通り雨だろうしすぐ止むでしょ。ちょうどあそこに大きな屋敷が見えてきたし雨宿りさせてもらいましょう」
なぜこんな森の中に屋敷があるのか不思議だったが、土砂降りの雨の前に足踏みするわけにもいかない。
屋敷の扉を開くと奥からローブをすっぽり被った女が現れた。
突然の来訪者に対して気を悪くした風もなく、温かく出迎えてくれた。
「私の名前はヴェラ。わけあってこの屋敷に一人で住んでいるわ。
この森はこの先の町への近道になっているから、こうして雨が降ると旅人さんが雨宿りに寄ることが多いの。
大したもてなしもできないけれど好きなだけゆっくりしていってくださいな。」
ヴェラの影は小さく、ローブはぶかぶかだった。ローブから出ている手も病的に細い。
転びでもしたら骨が折れてしまうのではないかと思うほどだった。

96名無しさん:2014/12/28(日) 17:01:23 ID:Qqu1SClI0
通された部屋は2階の客室だった。広い屋敷にも関わらず掃除が行き届いている。
3部屋も使ってしまうのは悪いので、大きめの部屋を一つ使わせてもらった。
窓から外を見てみるといつの間にかさらに雨が強くなっていた。
風も吹き荒れ嵐のようだ。当分ここでやっかいになることだろう。
濡れた服を乾かしていると、ヴェラが食事の用意をしてくれた。
大広間に行くと、一人で使うには大きすぎる長机に、豪華な食事が並べられていた。
一人しか屋敷に住んでいないはずなのにどうやって机を運んだのだろうか。
フィオナが疑問を口にする前にヴェラが話し始めた。
ヴェラ「私はもともと魔法使いなのよ。机を運ぶなんて造作もないことだわ。
呪いをかけられて今はこんな姿になっていまるけれど容姿には自信があったのよ。
この姿に耐えられなくて屋敷に引きこもって暮らしているわ。
屋敷の手入れも、生活に必要な物の調達もたいてい魔法でなんとかできるから便利ね。
今は屋敷を訪れる方に占いをして差し上げるのがささやかな楽しみなの。
さあ食事に致しましょう。たんと召し上がってくださいな」
3人はそれぞれ席に着くと各々好きなものから食べ始めたが、
「おいしい!」
3人とも同時に声を上げた。どれも今までに食べたことのないような味だ。
旅をするうえで普段は初対面の人物に気を許すことはないのだが、すっかり気を良くした3人はヴェラとの会話に花を咲かせた。

97名無しさん:2014/12/28(日) 17:02:33 ID:Qqu1SClI0
ヴェラ「食事も進んだことですし、私にあなたたちを占わせてもらえないかしら?」
フィオナ「ここまでもてなされて断る理由もない。是非お願いしたい」
他の二人も首を縦に振って頷いた。
するとヴェラは何やら呪文を唱えると3人に手をかざしていった。
ヴェラ「………あなたたち3人とも悩みをかかえているんじゃないかしら。
フィオナさんはより女らしくなりたい、キャシーさんは多くの魔法を使えるように魔力の量を増やしたい、シャロンさんは料理の腕を上げたい、違うかしら?」
フィオナ「なぜそれを…誰にも口にしていないはずなのにっ!」
キャシー「ほぇぇ…」
シャロン「占いって当たるもんなんですねぇ…」
図星だったのっかすっかり占いを信じたようだった。
実は占いなど真っ赤なウソで、ヴェラが身なりや会話であたりをつけていたのだが誰も気づいてはいなかった。
屋敷を訪れた時から3人はすでにヴェラの掌の上だったのだ。
ヴェラ「せっかくだから屋敷にいる間だけでも悩みを解決するお手伝いをさせてもらえないかしら?」
3人からしてみればしばらくこの雨で屋敷から出られそうにない。この申し出はありがたくすぐに受けることにした。

3人はそれぞれ別の部屋に通されることになった。
〜フィオナ〜
フィオナの通された部屋はかわいらしい部屋だった。
天蓋つきのベッドにたくさんのぬいぐるみが置かれている。
ヴェラ「フィオナさんはより女らしくなりたいのよね。
今のままでも十分魅力的ですけれど、女らしくなりたいのでしたら少し筋肉がつきすぎね。
しばらくここで過ごしてもらうわ。徐々にからだをかわいらしくしていきましょうね。まずはこれを飲んでみて。美しくなれるわ」
そういわれて一本の小瓶を渡された。フィオナはそれを飲み干すとそのまま眠ってしまった。

98名無しさん:2014/12/28(日) 17:03:58 ID:Qqu1SClI0
翌日
フィオナ「んん…」
ヴェラ「目が覚めたかしら」
起き上がると体に違和感を覚えた。男用の服しか着れないほど平らだった胸がきつい。腰はくびれ、尻が少し大きくなっていた。
まさにフィオナが求めていた理想の体だ。少し筋肉は落ちたようだが、その分体の角張った部分が丸くなり、色気を醸しだしている。
フィオナ「これは一体…!?」
ヴェラ「気に入ってもらえたかしら?昨日飲んだ薬はあなたの体をより女らしくするものよ。今のあなたはとってもかわいいわ」
フィオナ「私が…かわいい…?」
フィオナは美人ではあったが凛々しいといったほうが近く、かわいいと言われたことはなかった。
初めて言われたことに自然とフィオナの口元はにやけていた。
ヴェラ「このままもっともっとかわいくなりましょうねぇ。この部屋には女の子が大好きなものがそろっているわ。
お人形にぬいぐるみ、ケーキ、他にもたくさんあるから自由に過ごしていいわよ」
そういうとヴェラは部屋を出ていった。
フィオナ「かわいい…えへへ…」

フィオナはしばらくは女の子の趣味に精を出していた。
鎧を脱ぎ捨て、クローゼットにあったフリルをあしらった服に着替えた。
剣術に明け暮れて忘れていた女の子としての喜びをまさに今取り戻しているようだった。
そしてある時ケーキを口にした。
フィオナ「これがケーキ!?今まで食べたことがないおいしさだ。なんて甘いんだ!」
それからはフィオナは甘い誘惑に取りつかれ、部屋で何かをしているときも片手ではケーキを食べているようになった。

99名無しさん:2014/12/28(日) 17:05:32 ID:Qqu1SClI0
数日後
服を着替えているときにフィオナは違和感に気付いた。
スカートのホックが閉まらない。
フィオナ「油断しすぎたか…」
フィオナは太っていた。あれだけケーキを食べ続ければ当然である。その油断が腰回りに現れた。
筋肉でしまっていた尻は、いつのまにかぷくぷくとやわらかそうに膨れ、筋張った足は丸みを帯びて母性を感じさせた。
本人は下半身にしか気づいていないが、胸は日に日に大きくなり、二の腕や背中にもしっかりと肉がついていた。
フィオナ「少し控えないとな。」
そういいながら読みかけの恋愛小説を手に取る。読み始めてすぐに無意識の内にケーキに手を伸ばしていた。
ヴェラ「フィオナさんはケーキが大変気に入っているようね」
いつの間にか部屋に入ってきていたヴェラが言う。フォークを使わずにケーキを手づかみで食べながら本を読んでいたフィオナは顔を赤くした。
フィオナ「しかし、ここにきてずいぶんと太ってしまってな。そろそろケーキを控えようと思っていたんだ」
ヴェラ「あら、全然太ってなんかないわよ。むしろ今までが痩せすぎていたくらいだわ。とってもかわいくなってるわよ」
フィオナ「そうか…かわいいか。ふふっ」
フィオナはかわいいという言葉に弱い。これくらいではまだ太っていないのではないかと早くも思い込むようになった。
ヴェラ「もっともっと食べていいのよ。ケーキが好きならうってつけのお手伝いがあるのだけれど、ひきうけてくれないかしら?」
フィオナの答えは決まっていた

フィオナが連れてこられた部屋は地下にあった。何かの工場のようだった。たくさんのベルトコンベアーからケーキが流れてきている。
かなり大きな部屋のようでコンベアーの先まで見通すことができない。
ヴェラ「ここよ。私の魔法でケーキの研究をしているのだけれど、たまに出来が悪いのができちゃうのよねぇ。
それを選り分けてほしいの。こんな風にね」
そういうとヴェラは流れてきた形の崩れたケーキを取る。
ヴェラ「選り分けたケーキは好きにしてくれて構わないわ。選り分ける基準はあなたにまかせるからよろしくね」
フィオナ「任せてくれ」
ヴェラはすぐいなくなってしまった。
フィオナは流れてくるケーキを選り分ける作業を始めた。そのままケーキを口に運んでいく。

100名無しさん:2014/12/28(日) 17:07:30 ID:Qqu1SClI0
さらに数日後、いつの間にかフィオナは見境なくケーキを貪るようになっていた。指についたクリームを嘗め取る。
重くなってしまったお腹を抱え、のしのしとコンベアーを移動する。それに合わせて体中の肉が揺れる。
服は既に破れ、布切れが体にまとわりついているだけのように見える。
胸は重さに耐えきれなくなり形が崩れてしまっている。顔周りにもしっかり肉がつき咀嚼のたびに波打っている。
背中や腕にも膨大な量の肉がつき、もはや剣を振るうこともできないだろう。尻はぱんぱんに張りを保ちながらも大きさを増してきている。
急激な体重の増加に体がついてこられないのかその足取りは頼りない。
フィオナ「もぐ…む!これも形が崩れているな。あれは少し小さいな」
明確に選り分ける基準を伝えられたわけではなかったので、いつの間にかフィオナの中ですべてのケーキが選り分ける対象になっていた。
理由をつけてはケーキを選り分け口に突っ込んでいく。
いつの間にかもといた位置から少しずつコンベアーの上流まで進んできている。
食べるのに夢中になっているフィオナは気付いていないが、徐々にコンベアーの速度は速くなってきているのだった。
こうしてフィオナはどんどん肥えていった。

〜キャシー〜
キャシーの通された部屋は床に大きな魔方陣が描かれた部屋だった。
部屋の隅にぽつんとベッドが置かれている。
ヴェラ「キャシーさんは魔力の量を増やしたいのよね。それならこれを飲むといいわ」
そういってフラスコに入った怪しげな液体を手渡された。
キャシー「こんなんもので本当に魔力量が増えるんですか…?」
ヴェラ「これは魔力の許容量を増やす効果があるの。この部屋には防御の魔法がかけてあるら滅多なことでは壊れないから、限界まで魔法を使いまくってくださいな。その後にはゆっくりお休みになってください。これを繰り返すことで魔力量が増えていきますわ。
食事は私が運ぶから心配しないでね」
そういうとヴェラは部屋から出ていった。その後キャシーは限界まで魔法を使用し、眠りについた。
そしてキャシーは空腹で目が覚めた。魔法はエネルギーを多く消費するので無理もない。
すぐにヴェラを呼んで食事を運んできてもらった。普段よりも多くの食事を摂り、魔法を使って休むことを繰り返した。

101名無しさん:2014/12/28(日) 17:09:35 ID:Qqu1SClI0
数日後、キャシーの魔力量は明らかに増えていた。しかし、同時に体中に肉がついていた。服が体にみちみちと食い込んでいる。
もともとゆったりした服装だったはずなのだが体のラインが浮き出ている。
ところどころ丸みを帯びているようだった。
魔法を使うにはエネルギーを使う。つまり魔力量を増やすということは体にエネルギーを蓄えるということなのだ。
本人は控えめだった胸が大きくなってご満悦だ。
キャシー「なんだかとっても魔力量が増えた気がします!それに胸も…あ、ヴェラさんおなかが空いたので食事お願いします!ここの料理はおいしいからいっぱい食べたいです!」
このときキャシーは魔法を使っている時間よりも食事をしている時間のほうがながくなっていることに気付いていなかった。

さらに数日後、キャシーの魔力量はさらに増えたが、体重もそれ以上に増えていた。
大きくなった胸以上にお腹が突き出ている。服で隠そうと引っ張っても胸までしか隠すことができなくなってしまっていた。
足や腕も太くなっており袖やストッキングもめくれ上がってしまっている。
キャシー「ぜぇ、ぜぇ、魔力が使い切れなくなってきたよぉ…使うのも疲れてきたなぁ。休憩休憩」
そういうと魔法で食べ物を口に運んでいく。最初のうちはフォークやナイフでちょこちょこと食べ物を小さく刻んで口にしていたのだが、
今では切り分けることもなくそのまま口に突っ込んでいく。だんだんものぐさな性格になっているようだった。

そしてさらに時が過ぎた。キャシーのいた部屋には肉の塊が転がっていた。
それはキャシーだった。いつの間にか修行さぼるようになり1日中食事をするようになったキャシーはぶくぶくと太っていった。
キャシー「ぷはぁ、んむっんむっ!あぁおいしい…」口の周りを肉の脂で汚しながらステーキを丸ごと頬張っていく。
魔法で食事をするようになってからは手足をほとんど動かさなくなり、尻餅をついた姿勢のまま食事を続けている。
胸が大きくなったことに喜んでいたキャシーだったがいまでは腹のほうが大きくなり、その腹の上に胸が張り付いている。
腹はいくつもの段を形成し、へそ付近におまじないとして描かれていた魔法使いの紋様は大きく引き伸ばされ、落書きのようなだらしないものになってしまっていた。
尻も腹に負けじと大きくなり、使わなくなった足は蛇腹のように肉に埋もれている。
脂肪の蓄積が追い付かないほどに食事を摂っているためあふれ出た魔力が汗や母乳となって流れ出ており、部屋は異様な熱気と悩ましげな香りに包まれていた。
様子を見に来たヴェラは満足そうに笑うと部屋を出ていった。

102名無しさん:2014/12/28(日) 17:11:38 ID:Qqu1SClI0
〜シャロン〜
シャロンが通された部屋は厨房と食堂が備え付けられた部屋だった。
ヴェラ「シャロンさんは料理の腕を上げたいのよね。私の料理のレシピを参考にしながらここで練習するといいわ。
最高の素材を用意させてもらったから存分に使ってくださいな。」
シャロン「これはなかなか市場に出回らない食材じゃないか!こんな素材を料理できるなんて夢のようだよ」
シャロンは渡されたレシピを参考に料理を作っていく。
シャロン「違う…こんな味じゃなかったはずだ」
しかし、なかなか満足のいく料理ができない。ヴェラはどうやって料理をしているのだろうか。
煮詰まっているとヴェラが飲み物を持ってきてくれた。おかわりが欲しいほどおいしいものだったがヴェラはすぐにいなくなってしまったため諦めて料理の続きに戻った。
そして、大きな問題に直面することになったのだった。
シャロン「この失敗作どうしよ…あの味には程遠いけど今までよりはうまくできてるのよね。
捨てるのももったいないなぁ」
そういいながらシャロンは料理の山を見つめる。昔いた屋敷の全員が食べられるほどの量があった。
しぶしぶシャロンは料理に手を伸ばしていく。満足いかない料理もすべて自分で平らげることが続いていった。

数日後、シャロンは明らかに太っていた。体の厚みが増し前掛けの紐が腰の後ろまで回らなくなってしまっている。
旅をしていた頃に比べ血色が良くなり、贅沢な食材を食べ続けたことで顔は脂ぎっている。
シャロン「はぁ、満足のいく味付けができないなぁ…また作り直しだよぉ」
残念そうに言っているがその表情は明るい。もともとシャロンの料理人としての腕はかなりのもので、その上食材は最高のものを使っている。
上手く料理ができないはずがないのだ。ただシャロンが料理人として自分に厳しくしているだけで、料理の腕前は上がってきているのだった。
しかし、一度ヴェラの料理を食べたことや食材の質によって、料理に対するハードルが桁違いに上がってしまっていたのだ。
物珍しかった補正もあり、もはやシャロンが満足のいく料理を作ることは絶望的になっていた。
そして、目標が高すぎるあまり、いつの間にかシャロンは失敗作を食べることに夢中になってしまっていた。
シャロンの口の中いっぱいに唾液があふれてくる。
シャロン「作った料理はちゃんとたべないとね。もぐもぐ…げふっ」
シャロンは料理を食堂に運ぶこともしなくなり、厨房で生活するようになっていった。

103名無しさん:2014/12/28(日) 17:14:15 ID:Qqu1SClI0
さらに数日後、香辛料の食欲をそそる香りが厨房に広がっている。シャロンは寸胴鍋の前に立っていた。
カレーを作っているらしい。以前より何倍も横幅が増えた後姿は誰も彼女がシャロンだとは気付かないだろう。
シャロンは舌なめずりをしながら、カレーをお玉いっぱいに掬い取り味見をした。
完成が待ち遠しかったようで凄まじい勢いでカレーを啜る。
シャロン「ずずーっ!んぁあ!これもだめだ失敗だぁ!」
そう言うとシャロンは大きな寸胴鍋を持ち上げ一気に飲み干した。
シャロン「んぐっ!んぐっ!んぐっ!げふうううぅーっ!」
下品にカレーを飲み干し大きなげっぷをする姿は、屋敷で料理人をしていた頃に比べると信じられない光景だった。
シャロンは口元やぱんぱんに張りつめた服を汚く汚しながら満足そうに腹をぽんぽんと叩いた。
その腹には脂肪がぎっしり詰まっており鈍い音が響く。
贅の限りを尽くした彼女の体は見る影もないほどに肥え太っており、やっとのことで料理をしている。
カレーを煮込む間も待ちきれなかったのか、食材を料理せずそのまま食べた形跡まであった。
もはや料理人としての誇りよりも食欲のほうが強いようだった。

さらに時が過ぎ、シャロンはとうとう料理をしなくなった。
服はとうの昔に着れなくなり、その肌を惜しげもなくさらしている。
ひたすらに最高級の食材を口に運んでいる。いつの間にかヴェラが料理を運ぶようになり、シャロンはされるがままになっている。
シャロン「ヴェラさん〜待ちきれないよぉ〜!もっと運んできてぇ〜!」
シャロンは堪え性が無くなってしまい、常に何かを食べていないと気が済まないようだ。
ヴェラ「はいはいただいま〜っと。…まるでフォアグラみたいね」
シャロンは体ぱんぱんに膨れ上がり、常に腹に食べ物が詰まっているため苦しくて自分で動くことはできない。
食事の補助としてヴェラに食事が口元まで運ばれる魔法をかけてもらい、部屋には食べ物が浮かんでいる。
首は肉のマフラーに覆われ、体のいたる隙間から汗が噴き出ている。
食べ物の影響かベラの胸はずむずむと肥大化し、陥没している乳首の先からはどろどろとした液体が漏れ出ている。
シャロン「そろそろかしら…」
そういうとシャロンは部屋を出ていった。しばらくすると厨房の床が抜け落ち、シャロンは奈落に落ちていった。

104名無しさん:2014/12/28(日) 17:17:53 ID:Qqu1SClI0
シャロンが落ちた先は洞窟だった。しかし、壁は怪しげな魔法生物の肉でできているようで、もぞもぞと蠢いて体にまとわりついてきた。
いつの間にか裸にされ、手足は肉に埋まって動かすことができなくなってしまった。
肩が触れるか触れないかの隣にはキャシーが同じ格好にされていた。気を失っているようだ。どうやら同時に落とされたらしい。
周りを見ると丸々と肥え太った女性たちが壁に埋まっている。苦しそうにお腹を突き出している。
見ている間にも徐々に太っているようだ。バランスを取るように他の部位も肥え、膨れ上がっていく。
口にチューブを取り付けられている者や、ふらふらと宙に浮かぶ食べ物を次々と口に入れられている者がおり、
全てに共通しているのは栄養を送り込まれていること、そして搾乳機を取り付けられ、乳を搾られていることだった。
洞窟の奥のほうに巨大な瓶が置かれ、搾られた乳はすべてそこに集められていた。
キャシー「ここは…いったい何なの!?うむっ!?」
キャシーが目を覚ましたようだ。すぐに口にチューブが突っ込まれ栄養を流し込まれていく。
キャシー「ぐる…じぃ…」
重さに耐えきれなくなりずどんとお腹が地面についた。栄養を流し込まれていくうちにキャシーは恍惚とした表情になりしだいにおとなしくなった。
キャシーの丸見えの秘所からてらてらと粘液があふれだしてきた。
そして巨大な瓶のほうからヴェラが歩いてきた。
ヴェラ「ここは滋養の結界。太っている者に対して半永久的に栄養が送り込まれる結界よぉ。」
シャロン「なんだって!?」
ヴェラ「私は自分にかけられた呪いを解きたいの。そう、太ることができない呪いをね。
そのためにはとてつもない栄養が必要なのよ。だからあなたたちの体を薬で作り変えて太らせて母乳を集めているの。
そこのキャシーには体が魔力の生成を求め続ける薬を、あなたには消化吸収速さと味覚をいじる薬を飲んでもらったわ。
おかげでふたりとも底なしに食べるようになっちゃってあっという間に太ってくれたわ。
そしてフィオナ。彼女には素質があったわ。だから秘伝の体を作り変える薬を飲んでもらったわ。
体が太るのに最適な状態に作り変えられていくのにかわいくなったというと喜んでいたのは滑稽だったわ。
女らしい体つきになったといっても、ただ筋肉が落ちてかわりに脂肪がついただけなのにねぇ…
今頃は体が栄養を求めて食欲が収まらなくなっているはずよ。ひたすら食べ続けてるんじゃないかしらね。
あら、少ししゃべりすぎたみたい。それじゃあたんとお食べなさい。私のためにたっぷり太ってちょうだいね」
ヴェラのがりがりの後姿が遠さがっていく。シャロンの口に宙に浮かんでいた分厚いステーキが突っ込まれた。このままでは窒息してしまうため急いで飲み下していく。
シャロン「ぐっぷ、うむっ。げふっ」
次々に口に入ってくる最高級の食べ物に、シャロンの理性は長く持たなかった。

105名無しさん:2014/12/28(日) 17:26:22 ID:Qqu1SClI0
フィオナは長い時間をかけついにコンベアの先にたどりついた。
体はキャシーやシャロンの倍以上に肥え太っており、立っていられるのが不思議なくらいだった。
そこは滋養の結界だった。あれからさらに太ったのだろう。
ぎちぎちに肥え太った肉塊がぎゅうぎゅう詰めになっていた。その中にキャシーとシャロンの姿もあり、落ちてきたときにあった隙間は
贅肉で埋め尽くされ、横腹を突き合わせていた。それでもなを栄養を取らされ続けており、こちらに気付いた様子もない。
フィオナ「これは…!」
ヴェラ「ようやく来たわねおでぶちゃん。」
背後からヴェラが現れた。
ヴェラ「立派に太ってくれたわねぇ。おかしいと思わなかった?
今のあなたは豚としてかわいいって感じかしら。まんまと騙されたわね。」
フィオナ「貴様っ!」
フィオナは咄嗟にヴェラにとびかかろうとした。
しかし、ろくな運動もせずぶくぶく太った今ではかつての身のこなしに体がついていくはずもなかった。
フィオナは前のめりに倒れこんでしまった。大きくなったお腹がつかえて起き上がれない。
手足は巨大な腹に浮かされ地面につくこともなくバタバタと虚しく空を切っている。
ヴェラ「神速で名を馳せた剣士が無様ね…もうあなたは二度と元の姿に戻ることはないわ。
仕上げにしましょう」
乳が貯められた巨大な瓶からチューブが伸びる。フィオナの口に栄養が流し込まれると、しだいにフィオナの目は絶望に染まっていった。

106名無しさん:2014/12/28(日) 17:29:05 ID:Qqu1SClI0
そして時が過ぎた。集められた濃厚な乳をほとんど流し込まれたフィオナは一回りも二回りも肥大化していた。
犠牲者たちが集められているスペースを一人分でいっぱいにできるほどだ。同じようにフィオナの乳にも搾乳機が取り付けられ、
別の瓶に集められている。それを眺めてヴェラはいやらしく笑う。
ヴェラ「肉塊を超えるレベルの肥満体から生成される超高カロリーのミルク…これで呪いを打ち破れるほどの栄養が得られるはずだわぁ。
このがりがりの体ともお別れよ。」
骨と皮になった手を動かしチューブを口に当てミルクを吸う。
ヴェラ「ぷはぁおいしい。味わったことのないほどに濃厚だわぁ。あら、きたみたい」
ヴェラの体に変化が起こった。体に肉が付き始める。痩せこけた頬は肉が付き赤みが出始め、そしてあっという間に胸と尻は丸みを帯びて膨らみ、
腰はほどよくくびれができた。ヴェラは呪いを打ち破り、かつての美貌を取り戻したのだった。
ヴェラ「ついにやったわぁ。なんていい気分なのかしら」
しかし、ヴェラは異変に気付いた。ぶくんと腹が突き出す。体がどんどん太ってきているのだ。今までは呪いで栄養が打ち消されていたが、
呪いが解けた今、フィオナのミルクは栄養が高すぎた。
ヴェラ「いやああああああああ!もういいのよ!止まってええええええええ!」
ヴェラの体のくびれは消え、無様に丸くなっていく。
急激な体重の増加にどずんっ!と尻餅をつく。まだまだ体重の増加は止まらない
体中から贅肉があふれだす。もう自分の足元は見えなくなっていった。ローブははじけ飛び肌色があらわになる。
ヴェラ「いやよ!もういやああああああ!」
ズムズムと体が膨れ上がりフィオナと同じほどまで太り切ったとき、ようやくヴェラの肥満化は収まった。
ヴェラ「ぶふぅーっ!やっどおぢついたわぁぁ…苦しぃぃぃぃ〜ここから出ないと…」
肩で息をする。もうヴェラの肩と呼べる部分は肉に埋まっていた。なんとか魔法を使い体を浮かそうと試みる。
必死にもがくヴェラだったが、突然フィオナのミルクが充填されたチューブが口に突っ込まれた。手足が壁に取り込まれる。
ヴェラ「ぐっぷ!(しまった!この結界は太っている者に栄養を送り込むんだったわ。私も太っている者になってしまったのね。なんとかしないと)」
必死に魔法の解除をしようとしていると、さらにフィオナ以外の肥満体達のミルクのチューブまで口に取り付けられた。
ヴェラ「ぐぷ、おえっ!んごごごごおおおおおーっ!(他のチューブまで!嫌!嫌よ!これ以上太りたくないのおおおおおおおお!)」
呪いで栄養が打ち消されていた体は今まで飢えていた栄養が吸収するために異様な働きを見せていた。
みるみる内に体に栄養が吸収されていく。。
次々と生成される贅肉が行き場を失いゆさゆさと体を震わせている。体が喜んでいるようだ
ヴェラ「んむっ…んむっ(早く飲まないと呼吸が…あぁ…このミルクおいしいわね…もう…だ…メ…)」
ついに美味な上に極上の栄養を流し込まれ続け、今まで禁欲的な生活を強いられてきたヴェラの理性は吹っ飛び、結界のなされるままになった。

107名無しさん:2014/12/28(日) 17:30:13 ID:Qqu1SClI0
ヴェラ「ぶふぅ、ぶふぅ…もっと…」
シャロン「くちゃ、くちゃ…うっぷ」
キャシー「ぐびっ、ぐびっ、ぐびびっ…」
フィオナ「ごくごく…」
ヴェラは一心不乱にチューブを吸い続けている。シャロンはだらしなくよだれを垂らし、ぶるんぶるんと突き出たお腹を揺らしながら食べ物を咀嚼していく。下品なげっぷを気に留めるものはもう誰もいない。
キャシーとフィオナの目はどこか虚ろで、飲みきれなくなった乳がだらだらと垂れている。いつまでも太り続けているようで体中の肉が快感に震えている。
手足を拘束され身動きが取れず、食べること以外に何もない空間の中では、彼女たちは太っていくこと快楽以外には何も反応を示さなくなっていった。
あれから時間が経ち、フィオナ以上の栄養を送り込まれたヴェラは一番の肥満体をさらけだすことになった。
体はどんどん肥え太っていき腹、胸、尻がそれぞれ自己主張するように巨大化していった。
大きさの変わらない頭は洞窟の上からみると肉塊のなかにちょこんと点の用に見える。
胸は形が崩れまいと母乳がどんどん生成されパンパンに張りつめている。
洪水のようにあふれ出た腹からは湯気とともにすさまじい汗が流れだし異様な匂いを放っていた。
尻も負けじと大きくなり体がつぶれないようにバランスを保っている。中はどの肥満体よりも多く上質な脂肪が詰まっているだろう。
フィオナたちも結界で肥育され続け、かつてのヴェラ程度にまで太ってきている。
体を密着させきれないほどに太ると結界が自動で広がる仕組みだ。
行き場を失った脂ぎった贅肉に圧迫され、体が早く解放されようとどんどん栄養を吸収し、脂肪を蓄えている。
もはや人の形を失うまでに太り、ぶるぶると全身の肉を揺らしながら食の快楽におぼれていく。
屋敷を探検しにくる冒険者たちも、ひとたび屋敷内のものを口にすればその魅力に取りつかれ、結界に取り込まれるようになった。肉の犠牲者ははいつまでも増えていく。 

以上です。
お目汚し失礼しました。

108名無しさん:2014/12/28(日) 23:28:34 ID:7zh/yaps0
みんな肉塊エンドとは……いいっすねー
いつか、結界が世界を覆う日も来るんだろうかw

109 ◆t3E9hfR0Bc:2014/12/29(月) 00:01:28 ID:ZHbyAxE20
皆さん投稿お疲れ様です。
29日ですので毎月の駄文ですが宜しければどうぞ。

ttp://www1.axfc.net/u/3381641.zip
パス:himanka

110名無しさん:2014/12/29(月) 12:48:01 ID:y/Z5u8kU0
今年最後の肉の日、そして29の年に一歩近づいたと言うことで、初SSを投稿したいと思います..
駄文ですがどうぞお付き合い下さい。
「僕」の夏休み

僕には幼なじみがいる。名前は有香。高校2年の「僕」は、夏休み彼女に勉強を教えてもらうことになっていた。
「お邪魔しまーす」
噂をすればなんとやら。有香がやって来た。
「暑かったでしょ?さ、上がって」
「ほんとだよー..私を呼ぶからにはちゃんと成績あげてよねー..」
よいしょ、と座布団の上に座る有香。こうみえて彼女、ぽっちゃりなのである。服の上からでもわかるぷるんとした胸、ハリのあるお尻、ふにふにとしたお腹..
デブ好きの僕にとっては堪らない体だが、もう少し太ってくれたらなぁとは思う。
「さ、一息ついたし勉強はじめよ?」
「はーい」

3時間近く経過して、そろそろお昼である。
「もうお昼か..何か食べる?」
「ん、お任せするよ」
そういって僕はキッチンに向かう。実は料理は得意な方で、バレンタインやハロウィンにはクラスの皆にお菓子を作ってあげたこともある。
「さて..計画通りってやつかな」
僕はこの夏休み、有香に太ってもらおうと考えていた。
というのも、折角勉強教えてもらうんだから、昼くらいはご馳走するよ、と言ったところ、んじゃあお世話になるね、と言ってくれたので、これはチャンスと思った次第である。
人間の脂肪に近いと言われる豚肉、脂肪分の多い牛乳など、食べすぎるとヤバイような食材は既に準備してあり、料理すべてにプロテインを混ぜることにしてある。
さて、今日はシチューでも作るかな、と。

「夏にシチューって..」
「冷房で体冷えてるでしょ?」
「まぁ確かにそうだけどさ」
「折角作ったんだし、食べてよ」
「当たり前じゃない」
「いただきまーす」
二人してシチューを食べ始める..
さて、ここで実家が医者の友達からもらった食欲増進剤を混ぜたお茶を持っていく。
「はいお茶」
「ありがとー」
ごくごくと飲んでしまった。
速効性はないからゆっくり待つかと思ったら..
「おかわりもらっていい?」
はやっ!こんな早く効くの?やばくない?と不安になるがキョドる訳にもいかないのでおかわりをよそいにいった。
「どうぞ」
「ん、ありがと」
結局、有香は3杯もシチューを食べてしまった。
「ふぅ、お腹いっぱい」
「ごちそうさま」
「ちょっと休憩したら始めるからね?」
「はーい」
こうして、また3時間ほど勉強して、一日が終わった
「ちゃんと復習しなきゃダメだよ」
「わかってるよ、ありがとう」
「どういたしまして。また明日ね」
こうして、計画の一日目は終了したのであった。
「ふふっ..楽しみだな」
にやけながら部屋に戻った。

111名無しさん:2014/12/29(月) 13:15:38 ID:y/Z5u8kU0
一週間後
いつもの通り、有香が来たけど..
「ふぅ、お邪魔します..」
「今日そんなに暑いの?」
「ごめんね、シャワー借りていい?」
「どうぞ」
服は汗で体に張り付き、下着が透けて見えた。お尻は前より..若干大きくなったかな?そして、お尻の汗も凄かった。穿いてるズボンがびしゃびしゃになっていたのだ。
もしかしてこれは..太った?
僕は内心ガッツポーズだった。

シャワーを浴びて出てきた有香は学校のジャージを着ていた。
ゆとりがあるので体のラインが分かりにくいのが残念だ。
「ごめんね..なんか最近太っちゃって」
「いや、別にいいよ」
「さ、勉強しよ」

昼時になって、僕はいつも通り有香に問いかけた。
「今日なに食べる?」
「..いらない」
「なんでさ」
「太るから..」
「別に今でも細いと思うけど..」
「あなたに私の気持ちなんてわかるわけないでしょっ!」
「もう帰るっ!」
「ちょ、ちょっと!」
「なによ!」
「俺はもっと有香に太ってほしい!」
「は..?いきなり何を言ってるの?」
「バカじゃないの..?」
「バカになんかしてない!俺は有香が好きなんだ!絶対裏切らないし責任もとる!」
「....」
「その体、すごい魅力的だ!
歩くたび揺れる胸、さらにハリが出たデカイ尻!ぶっとい太股!お腹!全部が素敵だ!」
「本気で言ってるの..?」
「本気だって言ってるだろ!」
「..今日は、帰るね」
「ごめん..」
「つい..」
「お邪魔しました」

やってしまった..嫌われたよな、絶対..

112名無しさん:2014/12/29(月) 14:50:50 ID:y/Z5u8kU0
有香の家
「....」
私は部屋でぼんやりとしていた。彼からの突然の告白に、頭が真っ白になりそうだった。
太った私が好き..
こんな体が?こんなみっともない
のに?訳がわからないよ..
「..あはは..」
そう笑いながらお腹の肉をつまんで揺らす。たぷたぷと揺れて、少し波打っている。
「はぁ..もう寝よ..」
自己嫌悪に陥って、寝てしまった。明日から、どうしよう..

有香が家を訪れたのは三日後のことだった。
「..どうしたの?」
玄関の前にポツンと立っている有香。服はジャージだ。ここまでこのまま来たのだろうか..?
「あの時の返事..まだしてないから」
「ごめん..つい、興奮して..ごめん」
「いいよ別に..私」
「..え..」
「太っても..いいよ..」
「私..考えたの..こんな体でも、愛してくれるなら、私..もっと、おっきくなっても..いいかなって」
「有香..」
「その代わり、責任..とってよね?」
「あ、ああ!もちろん!」
「まずは体重..量らなくちゃ..ね?」
優しく微笑んだ有香は、とっても素敵にだった。

二週間後
有香はさらにぽっちゃりした体に磨きをかけていった。垂れずにたぷんと張った胸、デブ特有の陥没乳首だが、薄いピンク色が不快な印象を与えない。お腹は座っても綺麗な2段を形成し、立ったら下に垂れ下がりぎみなのがちょっとマイナスだが、丸く、鏡餅のような形を形成している。お尻はさらに大きくなって、パンツを引き伸ばして破れさせてしまうほどにパンパンに張り、垂れることなく堂々と大きさを主張している。

彼女には今、中学の時着ていたスクール水着を着てもらっている。
胸ははみ出し、お尻は収まりきらずに飛び出て、今にも破れそうだ。
「やっぱりきついよぉ..」
「我慢しなよ、そんなに太るのがいけないんだろ?」
「太らせたのはどこのどいつよっ!」
「あはは..冗談冗談。似合ってるよ。ぱつぱつでむっちむち。ほら、見てよここ。微妙に破れかけてる」
「うそっ!どこどこ?」
「ほら、お腹の部分..」
見ると、引き伸ばされもう限界だと言わんばかりにはち切れそうな生地があった。
「は、早く脱がないと..」
「無理に脱ぐと余計に早くなるよ。このまま破れるの待っちゃおうよ(笑)」
そう僕が笑った瞬間..
ビリッ!
お腹の部分が音を立てて無惨に破れ、お腹に大きな穴を作った。
「〜〜〜〜っ!」
「あっ、ちょっと!」
有香は恥ずかしかったのか、走って風呂場に行ってしまった。

113547:2014/12/29(月) 23:39:39 ID:YjLSRBBo0
おお、何とも微笑ましい肥満化風景、
続き楽しみにします!

今年最後の29の日、自分もSSを投稿します。

アニメ「ロックマンエグゼ Stream」の二次創作で、
肥満化描写よりも、肥満化キャラによる戦闘描写(と言えるのだろうが・・・)
を重視しています。あと、無駄に長めです。



「メイルのファト・ファイト 」
ネットワーク技術が発展した近未来の世界。
宇宙から来た大いなる存在「デューオ」が人類抹殺を開始し、
世界に恐怖と混乱を巻き起こす犯罪組織「ネオWWW」が現れたが、
これらの驚異と人々は直接関わることなく
平穏に暮らしていた。

その一つとして、あるレストランを紹介しよう。
『バーニング・グルメール』

濃厚な味と特大のボリューム、
そしてリーズナブルな値段を誇るこのレストランは、
秋原町中の女性から莫大な支持を得ていた。

・・・どういう訳か、「女性」しか行けなかった。

「ちぇ― どうして女の人しか行けないんだよ」
「さぁ・・・」
光熱斗とそのネットナビ・ロックマン。
世界を守る為にネットセイバーとしてアステロイドと戦っている主人公コンビ、
なのだがこのSSでは脇役である。

そんな脇役コンビを尻目に「バーニング・グルメール」の料理を満喫している少女が一人。
「オイシ〜 やっぱりいつ来てもここの料理は最高だわ!」
熱斗の友人の桜井メイルだ。
彼女もこの店の料理の虜となり毎日の様に来ていた。
その結果がぽっこりと膨れたお腹周り、
そしてパンパンなそこに確かにある柔らかい「何か」なのだが、
気づいてない。

114547:2014/12/29(月) 23:44:55 ID:YjLSRBBo0

そんなメイルを始めとする客達を、
嘲笑、もとい微笑を浮かべながら見ている
バーナーの炎の様な青い長髪をした妙齢の美女。
この店のオーナーシェフにしてSSオリキャラである
焼ノ内遼香(しょうのうち りょうか)。
彼女は今TVレポーターの緑川ケロのインタビューを受けている。

「この美味しさの秘訣は一体何なんでしょうか?」
「残念ながら、一番の秘訣は教えられませんよ」



深夜のバーニング・グルメール。
客は勿論、焼ノ内以外の店員は入れない隠し部屋に
焼田と一体のナビがいた。
「まさか、美味しさの秘訣はアステロイドだなんて・・・」
「口が裂けても言えませんわ」
「言ってるじゃねーか」
アステロイドとは、「デューオ」が人類に与えた試練、
悪しき者に与えられる強力なナビだ。

そして、焼ノ内の独り言に返事したナビこそ、
そのアステロイド・バーナーマンだ。
焼ノ内はバーナーマンの炎を操る能力を活かして
自分の考案した病みつきになる程美味な料理を実現させているのだ。
「バーナーマン、この調子で頼みますわ」
「で、あんたの目的は何なんだ? まさか今やってる事が本当の目的な訳ないだろ」
「ふふふ、そろそろ芽が出てくるころですわ」


このやり取りから数週間が経過した。
この頃には秋原町全体が「重」苦しい雰囲気に覆われていた。

115547:2014/12/29(月) 23:48:10 ID:YjLSRBBo0

「メイルちゃん・・・その・・・なんて言うか・・・」
「・・・熱斗、気をつかわなくていいよ」
「だって自分でも分かってるし・・・」  
メイルが一歩歩くたびにズシンズシンと重い足音が響き、
全身の脂肪も揺れる。
今の彼女は、シルエットからして真ん丸い。
脚は丸太の様な太さでソックスをはち切れんばかりに押し上げ、
腕も同様に服の袖をパンパンにしている。
お尻も丸々とした巨大な桃尻と化した。
お腹は一番の巨大化を遂げた立派な太鼓腹であり
その巨大さは、寝転がるとお腹がつかえてしまって
一人で起きれなくなるほどだ。
膨らみかけだった胸も立派な巨乳となって、
重々しくお腹に乗っかっている。
顔立ちはあまり変わってないが、
頬はふっくらとしているし、
顎のラインは真ん丸で首がほぼ見えなくなってる。

本日の学校での体重測定では実に94、7kgを記録してる。
しかしこれでもクラスで一番の体重という訳ではないのだ・・・

桜井メイル 体重 94、7kg(学年第4位)
バスト 115cm(学年第1位)
ウエスト 134cm(学年第3位)
ヒップ  119cm(学年第4位)


そう、メイルだけなく、秋原町全体で女性の肥満化が問題となっていた。
その発端は勿論「バーニング・グルメール」だ。
あの店の味とボリュームを知った女たちは、通い続け
結果、太ってしまいその上に食欲も増大し、
体が重くなったせいで運動は出来なくなり、
更に太っていくという悪循環に陥ってしまう。

とりわけ成長期であるメイル達の年代の被害が一番大きかった。
学校側でも給食や体育の授業、生活指導で肥満化を食い止めようとはしているが・・・



「じゃあ、また明日・・・」  「・・・バイバイ」
熱斗と別れ、あの店に向かうメイル、
その背中は哀愁と肉で大きく見えた・・・
辺りを見れば、同じように太った女たちが
同じ方向へ重い足取りで向かっていた。
足音だけなく、腹の音まで辺りで響いてる。

彼女たちの今の食欲を満たせるのは
ここしかない、更に太ると分かっていてもここに行くしかない。
そんな悲しき太めの乙女たちが今日も
「バーニング・グルメール」を訪れる・・・

その様を隠し部屋でバーナーマンと焼ノ内が見ていた。
「おいおい、あれがあんたの目的かよ」 
「まさか、芽とは『保険』のことよ」
「そう、火災保険」
悪巧みを企てる焼ノ内だが、
そんな彼女を狙う者もいた。

116547:2014/12/29(月) 23:49:45 ID:YjLSRBBo0
『美味しさはそのままにカロリーを抑えた料理を作らせる専属料理人にするから、捕まえてこい』
「って、会長も無茶な命令してくれるなぁ」
裏口でそう愚痴っているガンマン風の格好をした優男。
彼はネオWWWの砂山ノボル。
アステロイド・デザートマンをナビとしている。


「これまでの調べだと、焼ノ内はこの時間帯に必ず裏口から出てくる
そこを狙って・・・」
砂山がそう考えている所に、のっそりと出てきたのは、メイルだ。
砂山は知らなかったことだが、焼ノ内は今日から
裏口からも客が出入りできる様にしたのだ。
(これまではバーナーマンが居る隠し部屋に近づかない様に、客を裏口に近づかせなかったが、もうそうする必要も無くなるためだ)

「あ・・・ネオWWWの!?」
「・・・どけよ」 「えっ?」 「・・・どいてください」
後ろは行き止まりなので、砂山が逃げるには
メイルの横を抜けて前に進むか、裏口から入るかのどちらかだ。
しかし、どちらも出来ない。
・・・そう出来なくする程に今のメイルは横に大きいのだ。

「ふ〜ん、私のせいで出れないんだ」
その事を察したメイルは、ジト目で砂山を見つめている。
もし普通の人相手なら、恥ずかしさのあまりすぐにどいていたが
犯罪者の砂山がそう思っていると知ると
怒りの方が込み上がってくる。

「えい」 「なっ!」
メイルは砂山に体当たりをかました。
不意をつかれた砂山は倒れ、メイルの巨体の下敷きとなる。

「お・・・重いぃ!! ど、どけ!・・・いえどいて下さい、お願いします」

当然、メイルはネット警察が来るまでどく気などない。
砂山もその事に気付き、(この重さから)逃れるために最後の手段をとった。
「デ、ディメンショナルチップ スロットイン!」
砂山のPETにスロットインされたディメンショナルチップの力で
砂で構築された巨大な顔面と両手が、
デザートマンが邪魔な壁を崩しながら実体化した。

「!!」
「デザートマン! このデブをどけろ!・・・いえどけて下さい」
ダメージのあまり、ナビにまで下手に出てしまう砂山だった。
そんなことを気にしないデザートマンは片手でメイルを軽く押した。
「キャ――!!」 メイルは後ろに転がっていき、壁を頭に打ち付けてしまう。
「こうなりゃ、力尽くで焼ノ内を捕まえてとっと帰ろう・・・」
そう言って、よろけながら立ち上がった砂山だが
その前に熱斗が立ちふさがった。
「砂山! デザートマン!」
「メイルちゃんを直接襲うなんて・・・」
「「絶対に許さない!!」」

「いや、襲われたのはむしろオレの方だから!!」
突っ込む砂山だが、熱斗とロックマンにその言葉は届かなかった。

「シンクロチップ スロットイン!」
「「クロスフュージョン!!」」
熱斗とロックマンは、一体化―クロスフュージョン―する。

「・・・こうなりゃヤケだ!行けデザートマン!!」
「ライオンヘッド!」 「ロックバスター!」
デザートマンとCFロックマンが戦いを始めた。
同時に、メイルも意識を戻した。
「 ロールを助けなきゃ・・・」
「バーニング・グルメール」では、客のPETを預かって、
ナビのメンテナンスとエネルギー補給を行うサービスをしている。
その場所は店長室の真横の部屋である。

117547:2014/12/29(月) 23:50:54 ID:YjLSRBBo0
店の前に出たCFロックマンとデザートマンの戦いを、
焼ノ内は2階の店長室から見ていた。
バーナーマンも自分のPETに移している。
「チャンスですわ 今からあなたを実体化させるからこの店を燃やしなさい」
「おい、どういうつもりだ」
「ネオWWWのアステロイドが実体化している間近での
もう一体のアステロイドによる放火」
「ここから、私が疑われる可能性はほぼ無し」
「莫大な火災保険が手に入りますわ、フフフ、オホホホホ!」
「・・・な、なんてことを」
(・・・結構セコイ)
「ア・・アウ・・・」
「あっ」
PETを取ったメイルは避難を促すために
店長室の扉を開けて、焼ノ内の計画を聞いてしまったのだ。
彼女のナビのロールとペットの電脳犬ラッシュも聞いてしまってる。


「おい、こいつらに聞かれたようだぞ」
「しかたありませんわ、店と一緒にこの子ブタちゃんも焼いてしまいましょう」

「ディメンショナルチップ スロットイン!」
焼ノ内のPETにスロットインされたディメ(ry)
バーナーマンが実体化した。

「 アステロイド!?」
(絶対逃げ切れないし、他の人たちも巻き込まれちゃう だったら・・・!)
「ラッシュ! お願い!!」
「ア・・・・・アウ!」
メイルの意を察したラッシュが一枚のチップに変化し
メイルはそのチップを手に取る。
「メイルちゃん、その体で戦うのはムリよ!」
「でも今は熱斗も戦ってるし、私達で何とかしないと!」
「・・・分かったわ」

「ラッシュシンクロチップ スロットイン!」
「「クロスフュージョン!!」」
メイルの太すぎて密着している両足にロールのものを象った装甲が着く。
両手にも装甲が付くが、その大きさは隠せてない。
そして大きさだけならメロン大の巨乳な胸にロールのナビマークが浮かび、
そこから胴体をワンピース状の装甲が覆い、
その丸々としたボディラインを強調する。
最後に頭にヘルメットが、これは何の問題もなく装着される。

メイルとロールもクロスフュージョンした。
・・・・・メイルの体の表面積が広がりすぎたせいで
装甲がやや薄くなった様に見えるが、成功している。


「クロスフュージョンした所でそんな体ではロクに戦えませんわ!」
「うっ・・・」
「バーナーマン、まず外に連れ出しなさい!」
「おうよ バーニングドライブ!」
炎を噴出させ、バーナーマンがメイルに突っ込んでくる。

「きゃっ!」 
とっさに身を翻すメイル、
突撃したバーナーマンは彼女の大きな背中を掠め、
そのまま壁を突き破り外へ飛び出していった。
「かわしやがった!?」 「かわせた・・・?」
クロスフュージョンによって
今の体でも十分に動ける程パワーアップしてるのだ。
「 そうだ!外に出ないと」
戦うにしても逃げるにしても、外に出た方がいい。
そう考え、メイルはバーナーマンが開けた穴から、飛び降りた。

飛び降りた所には丁度デザートマンがいた。

118547:2014/12/29(月) 23:52:26 ID:YjLSRBBo0

グシャァ!!
「グゥオォ!」 「デザートマン!」
真上からメイルの下敷きにされたデザートマンは
苦悶の声をあげる。その重さを身をもって知る砂山も悲鳴をあげる。
「えっ・・・」
しかし、精神的に一番ダメージを受けたのは当のメイルだった。
「メイルちゃん!離れて!」 「・・・熱斗!」
しかし、今までデザートマンと戦っていた熱斗の声で
正気を戻し、すぐにデザートマンから離れる。
・・・・・クロスフュージョンで十分に動けるパワーができても
今のメイルが重心の偏った丸い体型であることに変わりない。
その体でデザートマンから飛び退いた結果、
こけた。
丸い体はそのまま転がっていく。
「「ひぃやぁぁぁ・・・」」
デザートマンの横に居た砂山の方に
「!」

「ハイキャノン!」それと同時に、メイルが離れたことを確認した熱斗が
デザートマンに追撃を撃つ。


「グウオォ!!」
「うぎゃぁあ!!」
ハイキャノンが直撃したデザートマンは実体化を維持できず、
−ログアウト−砂山のPETの中に送還された。
砂山は転がるメイルに跳ね飛ばされ、ディメンショナルエリアの端に激突し
そのまま気絶した。

転がり続けるメイルをCFロックマンは受け止めた。

「しかし、こんな体で助けに来てくれるなんて
・・・サンキュー、メイルちゃん」
「クロスフュージョンまでしてくれて、本当に助かったよ」
「 ち、違うの!ロックマン!それだけじゃあ・・・」

「おい、俺を放っておいて何やってんだよ!」
そう、まだバーナーマンがいた。

「バーナーマン! アステロイドがもう一体いたのか!」
「誰だか知らないが、ピンクの子ブタごと丸焼きにしてやる! ストライクバーナー!」
バーナーマンが両手のバーナーから火炎を放射する。
熱斗がバスターのチャージショットで迎撃しようとするが、
「バブルショット!」 「メイルちゃん!?」
メイルが撃った水属性の射撃は、
バーナーマンの攻撃と相殺し、水蒸気となって辺りを覆った。
「ちっ、見えねえ!」

「メイルちゃん、後はオレに任せてくれ!」
「 でもあのアステロイドのせいで、こんなに太ってしまって・・・
私だけなく、大勢の女の人たちが・・・だから」
「・・・メイルちゃんはその人たちの悲しみの分も戦いたいのよ だからお願い!」
分かったよ
「よし!オレがサポートするから、止めはメイルちゃんに任せる!」

119547:2014/12/29(月) 23:53:43 ID:YjLSRBBo0
実を言うとバーナーマンにメイル達が太ってしまったことへの責任は殆ど無いのだが、
そこに気づくものは居なかった。


水蒸気が消え、バーナーマンの視界が戻った時、
眼下にいたのはCFロックマンだけだった。

「ピンクの子ブタは逃げたか? もっともディメンショナルエリアがある上にあの体じゃ逃げられるわけないだろうが・・・お前から焼いてやる!」
「プログラムアドバンス! スーパーワイド!!」
バーナーマンの後ろに回ったCFロールが水属性のワイドショットを三連発する。
「なめるな!」だが、バーナーマンは全てかわしきる。
ワイドショットはディメンナルエリアの端に衝突し、四散する。
その欠片は水滴となって雨の様にディメンショナルエリア全体に降り注ぎ、
バーナーマンの体も濡らす。
「バトルチップ ブリザード!」 今度はCFロックマンがブリザードを放つ。
ブリザードはワイドショットを交わした体勢を崩していたバーナーマンを捉えた。
「ふん、このオレが凍るわけ・・・」
そう、炎を操るバーナーマンの体はもともと高温であり、
ブリザードが直撃したとしても凍りはしない。しかし、
その体についた水滴は凍っていき、バーナーマンを覆い動きを封じた。
「しまった!」
CFロックマンは更にブリザードを打ち続ける。
空気中の水分が凍りつき、氷を作る。
そして氷のすべり台が完成した。
すべり台のゴールは動けなくなったバーナーマンである。

「まさか、お前ら!?」
「そのまさかよ!」 すべり台のスタートにCFロールが立つ。
「あんた達に太らされたメイルちゃんの怒りを思い知りなさい!!」
「「行っけぇぇ!!」」熱斗とロックマンの後押しを受けて、
CFロールはすべり台をすべり、いや転がり出す。
氷のすべり台は回転を加速させ、
その様はピンクの砲丸である。

「でりゃぁ!!」
CFロール、いやメイルの丸い巨体はその速度と質量をもって、バーナーマンの胸部をぶち抜き、風穴を開けた。
「ぬわぁぁぁ!!!」
致命傷を受けたバーナーマンは大爆発――完全にデリートされた。

「勝った!」 「やったぜ、メイルちゃん!」
しかし、CFロールは止まらぬ勢いで転がり続けてる。
「止めてぇ〜〜」 「あ!」 「・・・い、今助けるから!」

120547:2014/12/29(月) 23:56:16 ID:YjLSRBBo0
その後、逃げようとしていた焼ノ内は、駆けつけたネット警察に取り押さえられ
メイルの証言により保険金詐欺と放火の罪で逮捕された。
砂山は他のネオWWW団員の助けにより逃げおおせた。
しかし、あのダメージでは表に出るのは当分先の話になるだろう。
そして、メイル達被害者、もとい太ってしまった人たちは
当然のことながら、自力で痩せてもらうしかなかった・・・

それから数日、町で暴れるアステロイドの前に熱斗とメイルが立ち塞がる。

「って何でメイルちゃんも来てるんだよ!」
「 これからは私もクロスフュージョンして戦うわ、運動になるし
(というか、クロスフュージョンしないと運動できないの・・・)
・・・熱斗達の助けにもなるしね」

ロックマンとロール、
それにラッシュもクロスフュージョンに備えてPETで待機してる。
「・・・よく引き受けたね、ラッシュ」
「今のメイルちゃんとクロスフュージョンするのが気持ち良いんですって」
「「・・・・・・」」
同じくクロスフュージョンしたロールと受け止めたロックマンには、
ラッシュの気持ちが分からなくもなかった。

「行くぞ、ロックマン!」
「うん!」
「行きましょう、ロール、ラッシュ!」
「ええ!」 「アウ!」
「「「シンクロチップ スロットイン!」」
「「「「クロスフュージョン!」」」」

デューオの紋章を持つ二人の地球を救うための戦いは続き、
今また少女の痩せるための戦いが始まった。

   少女が後者の戦いに勝てたかどうかは定かではない。


これで終わりです。
それでは皆様、よいお年を(←2日フライング)

121名無しさん:2014/12/30(火) 14:38:45 ID:I0b9yDhg0
風呂場
「ううっ..私もうこんなに太っちゃったんだね..」
無惨に破れた水着を見つめて、有香は呟いた。
「これだと..前買った下着も穿けなくなってるんだろうな..」
「そんなに泣くなよ」
「!きゅ、急に入ってこないでっ!」
「私、裸なんだから..」
「裸なんて慣れてるんだしいいだろ別に」
「そーいう問題じゃないの!」
「悪い悪い..とにかく、ほら。これ着なよ」
そう言って僕が手渡したのは、マイクロビキニだった。
「こんな恥ずかしいものを着ろって言うの..?」
「もうこれで破れる心配とかはしなくていいし、下着とかも買わなくていいし、そのままお風呂入れるじゃないか」
よく考えたら確かにそうだ。紐で結ぶタイプなので、痕がつくくらいしか考えなくていいし、どうせ家から出ないのだから別にいいか、と。あ、でも太って紐が切れたらどうしよう..
「さ、着るの?着ないの?」
「わかったわよ..着る」
「わかった、紐、結んであげるね」
..肉のせいで結びにくかったが、何とか結べた。
「おおっ..!」
「あ、あんまりじろじろ見ないでよ..」
陰部だけを隠す下からは毛がはみ出ており、ぱっと見ノーパンで何も身に付けてないように見える。
上は乳首だけを隠すつもりが隠しきれておらず、乳輪がはみ出してしまって、何となくエロいような..
胸は支えきれず、紐が今にも切れそうだ。

「そうだ、このままお風呂入っちゃおうよ。汗、かいたでしょ?」
「うん」

「ふぅ..暖かい..」
「それって私の体?お風呂?」
「言うようになったじゃん」
「えへへ..なんか吹っ切れちゃった」
「お腹さわっていい?」
「いいよ..」
むにむにもにゅもにゅ..まるでマシュマロのような感触が手に伝わってくる。
「んー!最高!」
「もっと触ってていいよ」
「ホントに?」
「うん」
「お腹さわられるの気持ちいいし」
「そろそろ体洗ったげるね」
「うん、優しくね?」

こんな調子で、夏の日差しと肉に包まれて夏休みは過ぎていった..

2年後


僕と有香は大学生になり、遂に彼女は100キロの大台に乗った。胸はさらに大きくなり、若干垂れぎみになってしまった。そこは残念だが触るとたぷたぷとした触感は変わらず。僕が触りすぎたせいで乳首も黒ずんだような気がして残念だが、太った体にはお似合いの乳首だ。
お腹はでろんと垂れ下がり、座っても段を形成することはなくなり、ドスンと太股に乗っかっている。そして、陰部も隠れるほどだ。パンツなんて要らないな、と笑ってやると、もう!あるとないのとじゃ恥ずかしさが違うの!バカー!と怒るのが楽しい。
お尻だけは相変わらずハリを保っており、この前5Lのお気に入りを破ってしまったと残念そうに言っていた。
有香はバイトがわりに、自分の体や食べる様子をネットに有料で公開し、小遣いを稼いでいる。
同棲している僕の2倍くらいは余裕で稼ぐ..のだが、そのお金はほとんど彼女の食費に消えるのだった..

「あぐっ..んぐっ..ぷはぁ..美味しい..」
「そんなにがっついて食べなくても..」
「そうじゃなきゃ皆に興奮してもらえないじゃない?」
「そんなもんかね..」
「そうよ、ほら、見てよこれ」
見ると、有香のお腹は食べ物でパンパンになっていた。
「ん、すげぇな..」
「これなんてまだ序の口よ。次のビデオでは食べまくって水着を破るわよっ!」
「あはは..すごい企画だね」
「もっと、もおっと、大きくなって、日本一を目指すわ!」
「いーや、世界一を目指してくれよな。どうせなら」

すっかり自分の体に自信をつけた有香は、もっと大きくなるべく今日も美味しそうにたべるのでした..

有香
体重 57→65→77→102㎏
バスト 82→91→101→121
ウエスト 64→71→81→98
ヒップ 87→95→103→133

終わりです。お付き合いくださってありがとうございました。
よければ感想等頂けると次の励みになりますのでよろしくお願いします。

122名無しさん:2014/12/30(火) 20:47:05 ID:Y1.e.lb.0
たくさん投稿来てるっぽいが年末年始はじっくり読んでる時間がないのが残念だぜ…

123547:2014/12/30(火) 22:27:07 ID:daBPy8AY0
>◆t3E9hfR0Bcさん、今年最後の投稿乙です!
寄生虫ネタとは自分のストライクゾーンから外れてるはずなのに、
肥満化描写の上手さのお陰で楽しめました。

>110さん
SS書きの先輩ぶって感想を言いますと、
全体がシンプルにまとめられていて、
その分太る経緯や肥満化後の服装などを丁寧に書けていると思いました。
少し欲を言えば、顔の肉付きはどれくらいなのか、一言でいいので
説明が欲しかったです。
(もっと言えば、自分のSSはどうだったか、
それこそ一言でいいので感想が欲しいです・・・)

>122 いつでも、時間に余裕がある時に読んでくれれば嬉しいです。
(自分のは無駄に長いせいで特に余裕がある時しか読めませんが・・・)

124110:2014/12/30(火) 22:46:44 ID:I0b9yDhg0
>>547さん
感想ありがとうございます!
いつも作品、楽しく読ませてもらっています。
顔の描写に関しては、各人のイメージがあると思うので、あえて書かなかったようにしたんですが…まずかったですかね?
太っててもひどい二重顎にならないプラスサイズモデルの外人さんとか…自分ではそういう顏をイメージしながら書いていました。
ロックマンエグゼシリーズは1〜6まで全てプレイしているので、とても親しみやすかったです。
肥満化描写もいつも通りの素晴らしいモノでした!大変参考になります!
ロックマン、久しぶりにプレイしようかな…

125547:2014/12/31(水) 10:58:17 ID:.hzO.MOU0
>>124
いえ、作品としてまずいとかそういうことはありません!
自分がそういうのを気にするタイプなだけですから。
それと「太ってもひどい二重顎にはならないプラスサイズモデルの外人さん」
という例えにも、自分のイメージしてる肥満化後の顔にピッタリ当てはまる例えです。

126名無しさん:2015/01/02(金) 06:24:20 ID:ECK0gpAE0
横から失礼します
僕の場合は体や顔の太り具合が書かれてても自分のイメージと違えば脳内補完する感じかな
逆に書かれてなくても脳内するので僕としてはあんまり問題ないかもしれない
人それぞれだから難しいですね

127名無しさん:2015/01/02(金) 16:12:41 ID:wvy4YyQI0
皆あけおめ
今年も最初から良作揃いで嬉しいぜ

128名無しさん:2015/01/03(土) 03:00:43 ID:CTPLCUcI0
あけおめ
ttp://free.5pb.org/p/s/150103025909.png
|彡サッ

129名無しさん:2015/01/03(土) 09:24:13 ID:8FN1qDsM0
あけおめ
この絵は先生・・・先生なのか!?

130名無しさん:2015/01/03(土) 11:17:28 ID:Ihhsc9Rc0
あけおめ、そして乙
この恥じらいの涙がたまらんばい

131名無しさん:2015/01/04(日) 02:16:03 ID:5qcjSu6c0
>>128
凄い久しぶりの投下乙
渋で近状報告見たけどROM専だから言えなかったけどいろいろとおめでとうございます

132名無しさん:2015/01/04(日) 11:19:30 ID:CrfoR0G60
透明感のある汗がいいなあw
肉の詰まったボリュームある身体が素敵ですわ本当

133名無しさん:2015/01/05(月) 10:10:11 ID:59XqAlqM0
ttp://www1.axfc.net/u/3386534
MMDで肥満化っぽいの作ってみました passはhimanka

134名無しさん:2015/01/05(月) 20:24:32 ID:gqxk8D1U0
>>133
顔にも肉がついてる所が良いね
お疲れ様

142名無しさん:2015/01/08(木) 13:33:21 ID:Zi.nOlGo0
test

143名無しさん:2015/01/23(金) 20:35:20 ID:1EIAViAU0
久々に覗いたらあぼーんだらけでびつくり

144547:2015/01/24(土) 13:29:28 ID:yOgUTYOg0
新年になって初めてのSSの投稿です。
オリジナルの前後編です。
後、自分の過去の拙作と設定が繋がっている上、
肥満化以外の分が多いです。
(ってこれ、毎回言ってる様な気がする…)


山奥の片隅にあるとある神社、その倉の中に二つの水晶があった。
一つは、神棚に祀られている空色の水晶。
もう一つは、中に立つ男の首に下げられた深緑色の水晶。
その男は、上質な和服を着込み、精悍な顔つきをした短髪の青年だった。

深緑色の水晶は闇の中で輝きだし、その輝きは人の腕を象り、
その腕は空色の水晶を握りこんだ。
男はぽつりと言った。
「我が同胞よ、せめて緩やかな眠りの中で己の罪を償ってくれ」
それは相手への敬意を込めた穏やかな言葉だった。
しかし、倉の中に明かりがあり、見る者がいれば気づいただろう。
男の相手への蔑みと敵意を込めた険しい形相と
その後ろに異形の鎧騎士が立っていることに。
鎧騎士の右の掌には、石の様な外装に覆われ輝きを失った水晶があった。

「再と初 更なる試練と肥初め」

145547:2015/01/24(土) 13:34:03 ID:yOgUTYOg0
光樹がその知らせに気づいたのは
リーファ、ライディとの初詣でからの帰りに、喫茶店に寄った時だった。

「ん、携帯にメールが来てる」
メールの差出人は「末年師月」
去年の12月24日、試練の夜を共にした彼女からのメールだ。
内容はこの一文のみだ。
[至急来てくれ]

メールを見て何かあったのかと考え込む光樹。
「末年の人達からのメール?」
その間にリーファが携帯を覗き込んでいた。
「え 知ってたの?」
「うん」 
「至急来てくれ、ね・・・・ともかく、ボクも一緒に行くよ」
「私も行く!」


光樹達三人が元いた喫茶店からそう離れてない神社が
末年家の実家だ。

「「「「・・・明けましておめでとうございます」」」」と末年家の4人。
「・・・明けましておめでとうございます」返す光樹。
「今年もよろしくお願いします」続くリーファ
(こんな形でよろしくしたくは無かったけどね)内心オチをつけるライディ。

まぁ新年に知り合いと初めて会ったのだからまずはこの挨拶だろう、
例えその知り合いの一人が激太りしていてもだ。

光樹達がこの家に来たとき、
中庭に光樹達の知る末年家の3人、
それと初めて見る1人がいた。
まずライディとリーファが会った穏やかな印象の壮年男性。
末年家の父、末年月彦(すえどし つきひこ)

その横に居る中年女性、顔立ちは整っているが
体はふくよかな彼女は末年芽衣子(すえどし めいこ)


そして光樹のよく知る、丸々と太った姿の師月。
一つ、あの夜との違いをあげると明らかに服のサイズがあってなくて、
既にあちこちから、柔らかい贅肉があふれ出ている。
特に一番大きなお腹周りは、二段腹が丸出しになってしまってる。
下半身に目を向けるとふくらはぎの辺りから肉が溢れ出ている。
「こんな格好ですみません・・・試練の時に着る分はクリーニングに出してるんです・・・」
「ああ、あの巫女服ね・・・」 「あの服はある程度伸び縮みするですよ」

末年師月(すえどし しづき) 15歳 143cm 74kg 90・97・85


そんな師月の横に居るのは、彼女よりも背が高くより太った少女。
彼女の方は特大サイズの洋服を着こなして、その巨体を収めている。
「師月ちゃんのお姉さんで、これまで試練を受けてきた睦実さんですか」
「名前は師月から聞いてたのね、そう私は末年睦実
あ、敬語はいいですよ 今の姿じゃあ分からないけど、私は17歳で光樹さんより年下だから」
今は丸々と膨れているが、
元の顔立ちは師月よりも大人びて美しいのだろう。
元から大きかったのか、胸はメロン並みの爆乳で
同等の巨大さを有するお腹に乗っかっている。
当然の如く下半身も太ましい。
ず太い脚と巨大な尻がズボンをパンパンに押し上げている。
「ああ、私は試練に備えてこういうデカい服をいくつか用意してるんですよ」
「ただ、今の師月に縦と横がぴったり合うものは無くてね・・・・」

末年睦実(すえどし むつみ) 17歳 154cm 82kg 106・101・98

146547:2015/01/24(土) 13:36:23 ID:yOgUTYOg0
「それで、何があったんでしょうか 試練を終えた師月さんと試練から外れた睦実さんが太った理由は一体?」
顔合わせも終わった所でライディが率直に聞いてくる。
「ライディ、いきなり聞くもんじゃないでしょ!   
でも、こいつの言い方は微妙ですけど、事情を知りたいのは私と光樹さんも一緒です せめて、試練を一緒に受けた光樹さんには教えて下さい」
リーファは頭を下げた。
「事件とかそういった類のものなら、むしろこの2人に言った方がいいですよ」
「私よりもずっと役に立ちます」
光樹はむしろリーファとライディを押してくる。

「いえ、全員にお話します」


「それは今朝の明け方の事だった」 まず睦実が説明を始めた。
「私と師月は同じ部屋で寝ていたんですが、緑色の強い光を感じて二人とも起こされました」
「で、辺りを見回すと・・・」

「まだ薄暗いはずなのに、深緑色の水晶が宙に浮かんで部屋を照らしてました」
「そしてその光が人の姿をとりました」

(水晶の光と人、それって確か・・・)
光樹が記憶から似たような事例を探るが、

「その人は試練の神を名乗り試練の始まりを告げてきた・・・
それと同時に私達は太り出して・・・」
「今日の午後6時から出て、神の社へ向かえと言いました」


「そんな 一ヶ月も経ってないのに!?」
「確かに『一年経った』と言えなくはないけど・・・例年はどうなんですか」
リーファは試練の理不尽さに憤り、ライディは冷静に考え末年の父に質問する。
「ぴったり一年という訳ではなく代を重ねるごとに少しずつ前後にずれていったようです、私達の時期には大体12ヶ月の末でした」
「・・・それでもほぼ一年経ってる、いや、しかし   !」
ライディは少し考え込んでから、
ある結論にたどり着いたのか、一瞬目を見開いた。

「ところで、どうしてこちらの事情を知ったのですか?」
それに気づかず、末年の父が光樹に聞いてくる。
「それは」(師月ちゃんからのメールで)、と光樹が答えようとした所に
ライディが割り込んだ。
「そんなことはどうでもいいでしょ ボクはどの道試練とやらに関われないし、これで失礼しますね」
ライディのこの言葉に、光樹は驚き、リーファは怒った様だが
末年の4人はむしろ納得していた。

「確かにあなたもリーファさんと同じように『荷の重さを知る乙女』ではありませんよね」
「・・・確かに重さとは全く縁が無いですよね」
師月の視線はライディの胸の辺りに注がれてる。
「いや ボクは『乙女』じゃありませんから」
「「「「え?」」」」

147547:2015/01/24(土) 13:37:52 ID:yOgUTYOg0
「え?って・・・見て気付かないんですか というか月彦さんはあの時話しましたよね」

「いや、世の中には『女の子にしか見えない男の子』がいるらしいので、
『男の様に話す女の人』がいてもおかしくは無いと思いまして」
「あなた、そういう『男の様に話す女の人に見える男』人も『男の娘』、
その一種に含まれるのよ」
芽衣子が良くわからない補足をしたり顔で言った。
「なるほど!」
「お母さん・・・何でそんなこと知ってるの?」
納得する睦実と疑問を抱く師月。
そうして(二つの意味で)無駄な会話を挟む末年家の4人だが、
怒り、ではなく恥ずかしさで顔を真っ赤にしているライディに気付き
気まずさと共に口を閉じた。

「ああ、そうですか・・・僕は男の娘なんですか・・・」
そこへリーファが末年家や光樹と話していたときとは違う軽い口調で言った。
「ライディ〜 やっぱ私と一緒に試練に付き合いなよ ダメだったら『乙女』じゃないって認めてくれた訳だし、もしかしたら神様も『乙女』って認めてくれるかもしれないし」
師月と睦実は『なるほど!』と言わんばかりに腕をポンと叩いた。
「 ともかく、ボクは失礼します!」
顔を真っ赤にしながら、ライディは家から去った

「すみません、彼はきっと別の用事があったんだと思います」
「むー、こんな時にあいつのフォローしなくても・・・」
ライディをフォローする光樹に、不服なリーファ。
「でも私は行きます! 試練を一緒に受けます!!」


「いえ、お気持ちは有難いですが荷の重さを知る乙女でないと・・・」
「重さなら知ってる! 太ることの重さなら・・・」
そう、リーファは『朱の女』として多くの女性を太らせてきた。
それまでのことを思い返してる間に光樹が二の句を継ぐ。
「 ともかくリーファさんも連れて行きましょうよ 重さを知る乙女は無理に連れていかなくてもいい筈ですよね」
「分かりました、それでは支度しましょう」
「出発は午後6時、つまり6時間以内にあの神の社に着かなきゃならない 」
「・・・・・・」
リーファはその優れた頭脳で、一瞬で時間と距離、そして師月達3人の体重から
これからの試練の経緯をシミュレートしてみた。
「・・・うぅ〜」
そして、その困難さに気付き意気消沈する。
しかし、睦実がリーファに声をかける。
「大丈夫だって 私は何回もやってきたし 師月も光樹さんも一回出来た、
体は全然重くないリーファさんなら余裕で出来るって」
「  そうだよね」
心はやや幼いリーファはこの励ましで意欲を取り戻すのだった。


「もしもし、こちらライディです 新年明けまして、あっそれはいいって?」
「少し話したいことがあるんだ、時間取れるか
「よろしく頼むよ、橘さん」


日が沈みだした頃に、光樹と師月、リーファと睦実の4人は
神の社に向けて歩き出した。
(ライディの分まで頑張らないとね・・・)

(何かが違う、こんなの試練じゃないよ)

(出来なかったら、光樹さんたちにも災いが来るかもしれない だから・・・)

(妹や光樹さんが頑張ってるんだ、私が弱音を吐くわけにはいかない・・・!)


それぞれの思いを胸に、重さを知る4人の乙女は歩き出した。
そんな彼女たちを、煙草をふかせたライディが高みから見下ろしていた。
その首には、深緑色の水晶が掛かっていた。



今回はここまでです。

148 ◆t3E9hfR0Bc:2015/01/29(木) 00:02:32 ID:Mkn.gj9E0
皆さん投稿お疲れ様です。
29日ですので毎月の駄文を・・・
ttp://www1.axfc.net/u/3401141.zip
パスはいつものです

149547:2015/01/29(木) 01:14:06 ID:KZp0oSUU0
乙です!
オリジナルも二次創作も楽しめました。

それで、自分は投稿中のSSのつなぎとして、
まとめにある肥満化ネタの
『探偵オペラ ミルキィホームズ第二幕2話』より
肥満化した分を描写したものを投稿します。

・・・肥満化した分『のみ』の描写です。
(肥満化に至る経緯や基本設定の最低限の説明はしたつもりです・・・)


「貞都ヨコハマ」、探偵と怪盗が知恵と特殊能力『トイズ』を駆使して
戦いを繰り広げているこの町、

そして、その街にて探偵を養成する「ホームズ探偵学園」
そのエースとも言える4人の少女達、
シャーロック・シェリンフォード(シャロ)、
コーデリア・クラウカ、
エルキュール・バートン(エリー)、
譲崎ネロ。

彼女たち4人はそのトイズと抜群のチームワークを活かした活躍から、
ヨコハマの人々から愛称をもって親しまれていた。
その名をミルキィホームズ!
・・・しかし『トイズ』を失ってからのミルキィホームズは、
色々と迷走してしまってる。
(農業したり、アルバイトしたり、刑務所にぶちこまれたり・・・)

そんなある日の夜、
一日(のバイトとそれにまつわるゴタゴタ)を終え、自分達の家であるホームズ探偵学園に
帰るミルキィホームズ、
しかし華奢な体の筈の彼女たち4人が、横に大きく見える、
というか明らかに太っていた。

か細かった手足は、ぷっくりとしてやや太くなってる。
顔は丸く、ふっくらとしていて、
胴回りは明らかに太くなっていて、(しかし、胸は膨らんでない)
服を押し上げ、ぽっこりと出ている。



どうして、こうなったのか。
一言で言えば、寿司の食い過ぎだ。

時間を少し遡る。
海岸にて、ミルキィホームズはトイズを一時的に復活させて、
老紳士とその思い出の人を再会させた。
巻き込まれ、もとい居合わせた寿司屋の大将が、
再会に感動し、ミルキィホームズに大量の寿司を振舞った。

貧しさから空腹だった彼女たちは、
寿司を貪り、もとい味わい堪能する。
その結果があの太った身体、いやこの直後はもっと・・・

150547:2015/01/29(木) 01:16:37 ID:KZp0oSUU0

再会を果たした二人を感涙しながら見ている寿司屋、
その後ろで同じく涙を溜めているエリー、
その体は、胴周りが重点的に太くなった
デブという表現がぴったり来るほどに太っていた。
(やはりというか、胸は膨らんでいない)
食べかすのついた顔は、真ん丸く膨れ
顎の角が消えてる。

その横のシャロとコーネリアは寿司と脂肪でパンパンに膨れ上がったお腹を
満足げにさそっている。
そのさすっている手もぷくぷくと大きくなってる。

当然のことながら服はパツパツで、
特にシャロの上着のボタンが引き伸ばされ、はち切れそうになってる。

また、コーデリアはでかくなった尻と突き出た下っ腹に
スカートが押し上げられて、脚がより露出している。
・・・その脚もず太くなって脚と脚が密着してる。

同様にネロも丸々と太った上でご満悦だった。
彼女が特に満足して見えるのは、寿司をたらふく食えただけでなく、
老紳士から今再会を果たした思い出の人の絵の代金として一千万の小切手を貰ったからだ。

その小切手を握り締め、帰ろうとするネロだったが、
彼女の丸い肩をエリーのふくよかな手が掴む


「? なんだよぉ」
「・・・・・!!」

この小切手、ネロ(とエリー)の『厚意』で、お寿司代として寿司屋に贈られ、
手術を必要とする彼の娘を救うのだが、
それはここで語ることのない別の話である。


これで終わりです。
後、実を言うとミルキィホームズはこの回しか見てません。(えっ)

151名無しさん:2015/02/02(月) 21:52:27 ID:1GIxTeKI0
遅くなったがお二方とも乙!

152 ◆t3E9hfR0Bc:2015/02/09(月) 00:06:34 ID:kuQ/fSGs0
547さんお疲れ様です。
2月9日ですので駄文ですがよろしければどうぞ。
ttp://www1.axfc.net/u/3408392.zip
パス:himanka

153名無しさん:2015/02/09(月) 05:05:46 ID:fdyFGGu.0
投稿早いなーと思って調べてみたら毎回日付変わってすぐなのな
ありがたいな

154名無しさん:2015/02/09(月) 23:03:49 ID:N/HItn6E0
ttp://free.5pb.org/p/s/150209230041.png

時間なくてところどころアラが目立つけど

近代化ってこういうことでしょ?

155名無しさん:2015/02/10(火) 02:06:13 ID:ek3XN3JE0
重重巡www
この高雄使って更に近代化したいw

156名無しさん:2015/02/10(火) 17:48:36 ID:iT.fim0c0
汗だくむちむちの身体に今にも引きちぎれそうな服が素晴らしいっすわ
この肉量だと戦艦にも負けないね!

157名無しさん:2015/02/11(水) 02:13:15 ID:wP3lU48U0
沈まないし沈めない不沈艦だ!
なお攻撃力はないもよう

158110:2015/02/12(木) 17:08:03 ID:oaZ9l0hI0
新しくSS投稿します。駄文ですし書き溜めもないのでゆっくりお付き合い下さい。
「瞳に映るホントの気持ち」

私、佐野瞳には誰にも言えない秘密がある。それは…レズだと言うこと。多少のレズなら容認されつつある現代社会だが、ガチレズと言うのは未だに引かれる方が多いと思う。なので私はそれをひた隠しにしてきたのだが…もう自分でも抑えられない。私には好きな人がいる。もちろん女だ。名前は河田優香ちゃん。この学校のアイドル的存在であるため、勿論人気は高い。そして親が昔から財閥でお金持ちなため、お嬢様でもあるのだ。男子から告白されることも多く、私みたいなのでは到底釣り合わないだろう。(私は性別が同じだから何とも言えない気もするが)そもそも彼女もレズでないと私が望む関係は成り立たないのである…
とにかく、やるったらやるの精神で明日のバレンタインにかこつけて告白しちゃおう!

翌日
手紙を使って放課後に近くの図書館によびだしてみたけど、来てくれるかな…
プレゼントも用意したし、ダメ元でぶつかろう!うん!

「お待たせ。随分待たせちゃったようだけど…何か用かしら?」
「女の子から呼び出されるなんて経験ないから、びっくりしちゃったわ…」
き、来た…!ホントに来てくれた…!ここまで順調だよっ…
「わ、私、B組の佐野瞳と言います!きょ、今日は伝えたいことがあるので来てもらいましたっ!」
こ、声が上ずった…!ど、どーしよ…
「そんなに緊張しなくても大丈夫よ。それで、伝えたいことって何かしら?」
「え、えっと…変かもしれないけど、私、貴方のことが好きなんです!付き合ってください!」
い、言っちゃった…!あわわ…嫌われるかな…
頭の中がぐっちゃぐちゃになってはいるが、優香ちゃんの声で我にかえった。
「…女の子から告白されるなんてね…これも初めてよ。貴方の真摯な気持ちに向き合わなければ失礼よね…一晩考えさせて頂戴。勇気がいったでしょう…?」
「は、はいっ…!わ、わかりました…でも、一つ聞かせてください」
「何かしら?」
「男子から告白されても、こんな風に対応するんですか…?」
「そんなわけないじゃない!あんな連中、私と付き合っている俺カッコいい!なんて思考の連中ばっかりよ。相手する価値もないわ。その点貴方は必死さが伝わってきた…そういうことよ。じゃあ、私は用事があるから行くわね」
「は、はい…」
「返事は近いうちにさせてもらうわ。それまで待っててね」

言ってしまった…でも、後悔はしていない。これで、良かったと思う。自分の気持ちを抑えるなんて、私の生き方じゃないもんね。

159110:2015/02/12(木) 17:30:27 ID:1HQW6lHk0
優香宅
まさか女の子に告白されるなんて思いもよらなかったけど…
でも、これで、ようやく…私の欲望…夢が果たせるわ…
うふふ…ホント、楽しみね…
3日ほど焦らしてみようかしら。
でも、早く遊びたいのよね…
私を楽しませてよね、瞳ちゃん…

3日後
私は、何と優香ちゃんの自宅に呼び出されていた。
すっごいおっきいなぁ…とにかくそのような感想しか出てこない。緊張からかな…
「さ、入ってちょうだい。二階に私の部屋があるから、そこで待ってて。お茶を持っていくわ」
「は、はい…」

優香の部屋
広いなー…私の部屋とは大違い。昔アニメで見たようなでっかいベッド、鏡台、クローゼット…
The お嬢様って感じの部屋。
ついつい見渡してしまう。
「人の部屋をそんなに見渡して…何か珍しいものでもあったのかしら?」
クスクス笑いながら優香ちゃんがお茶を淹れてくれた。
「どうかしら?アールグレイティー。私のお気に入りなのよね」
「それで、貴方のプレゼント、開けさせてもらったわ。素敵なネックレス、どうもありがとう」
「い、いえ!こちらこそ!」
「うふふ、だからそんなに緊張しなくてもいいのよ、ホントに」
「さて、お返事をさせてもらうわね。結論から言うと…」
一気に心拍数が上がる。運命を変える、この瞬間…
「はい…」
「いいわよ。喜んでお付き合いさせてもらうわ」
「へ…」
「ちょっと、そんなに間抜けな顔をしないで頂戴。私の彼女に、そんな顔は似合わないわよ?」
「うそ…」
「嘘だと思うならほっぺたでもつねってはどうかしら?私は本気よ。貴方の気持ちに圧されたわ。
私を、満足させて頂戴ね」
「は、はい…こちらこそ!」
ゆ、夢みたいだ…!あの優香ちゃんが私の彼女になってくれるなんて!
「その代わり、私からも…伝えたいことがあるの。聞いてくれるかしら?」
「も、もちろん!」
「そう、ありがとう。実はね…」
「は、はい…」
「私、太った女の子が大好きなの」
「だからね、瞳ちゃんには太って欲しいの…ダメかしら?」

160110:2015/02/13(金) 22:49:33 ID:YQmb.Q8.0
「ふ、太る…?」
「ダメならいいのよ、ダメなら…私、憧れなのよね…普段私にはそんな不規則な、太るような生活は許されないの…だからかしら、太った子に憧れるようになったのは…」
太っている子が、好き…世間的にはある意味レズより理解されにくい性癖であろう。それを告白してくれたのだ。私を信じて…相手にだけ答えさせてはいけない。自分も、相手に真摯に向き合う。それが恋愛の基本中の基本。忘れちゃいけない大事なこと。だから私は…
「…いいよ。優香ちゃんが、私のこと、ちゃんと好きでいてくれるなら…」
「勿論じゃない!あぁ!貴方と付き合って本当に良かった!こんなにも誰かを愛らしく思う気持ちは初めてだわ!」
「大袈裟だよ…」
「大袈裟なんかじゃないわ…そうね、早速始めましょうと言いたいところだけど…春休みまで待ちましょう。うちに泊まり込みなさい。徹底的に肉体改造してあげるわ」
「に、肉体改造…」
「そ、楽しみにしていて頂戴ね」

時は流れて春休み
それまでは普通に仲の良い友達みたいな感覚でお付き合いをしていた。ま、それはあんまり重要でなく…今日は最初の日と言うことで、優香ちゃんの家に呼び出されていた。何回か来たからもう慣れたけど、やっぱり大きいね。

「あら、もう来たのね。いらっしゃい」
「うん、じっとしてられなくってさ」
「いつものように部屋で待ってて。お茶淹れてくるわ」
これから私、何をされるんだろう…不安でいっぱいだが、どこか興奮している自分もいて、複雑な気持ちだ。
…と、優香ちゃんが来たみたい。
「お待たせ。今日はジャスミンティーよ。ちょっとクセがあるけど、さらっと飲めていいと思うわ」
「ふう、じゃあ、これからの流れを説明するわね」
「うん」
「太るために大事なことって何かしら?」
「へ?そんなのカロリーをとることに決まってるんじゃ…」
「甘いわね。それじゃ健康的とは言えないわ。健康。これが一番大事なのよ。少しずつ食べられる量を増やしていけばいいわ。落ち着いてやりましょう」
「うん…優香ちゃんがそう言うなら」
「理解が早くて助かるわ。もう一ついいかしら?」
「ん、なーに?」
「これからは、できる限り下着で生活してもらうわ」
「え、ええっ!?」
突然のことで割とびっくり。
「簡単な理由よ。服を着ていたらお腹一杯食べられないじゃない?
それともう一つ。お風呂の鏡で、毎日自分の姿を確認してもらうの。これだけよ」
「は、恥ずかしいよ…」 
「心配ないわ。この家に男のお手伝いさんはいないもの」
「で、でも…」
「そのうち羞恥心なんて消えてなくなるわ。慣れればいいのよ。慣れ」
上品に見えて以外とおおざっぱ。
やはりキャラ作ってたところはあったみたい。
「さて、早速スリーサイズと身長体重を測るわね」

161名無しさん:2015/02/14(土) 00:20:04 ID:qDlg4Jck0
乙乙
レズものは久しぶりかも

162名無しさん:2015/02/14(土) 12:37:25 ID:vHVNozsU0
しえん


dat落ちなさそうだけど要るかな?

163110:2015/02/14(土) 20:21:30 ID:j5s7iq8.0

佐野瞳
バスト 79
ウエスト 60
ヒップ 83
身長 156㎝
体重 49.3㎏

「うーん、日本人の平均より少し細身といったとこらかしら。男の人が好みそうな守ってあげたくなる女の子って感じね」
「そ、そんな考察はいいよ!早く服を…」
「あーそうね。はい、どうぞ。しばらくはこれと同じサイズの下着着て生活してね。種類はバラエティに富んでるから飽きることはないと思うわ」
と言われて手渡されたのはピンクのシンプルな、特に派手な柄はないハーフトップだった。サイズは…S。私が普段着てるのと同じだけど、なんだか妙に落ち着かない。着なれてないからかな?
「さ、私出てるから早く着替えてね。終わったらお勉強よ」
「ええっ!?勉強するの!?」
「当たり前じゃない!学力を落とすわけにはいかないもの」
優香ちゃん、頭もよくって学年末テストの時は大分助けてもらった。だから勉強するのはいいんだけど…うーん…
「もう終わったかしらー?」
「も、もうちょい待って!」
は、早く着替えないと!
「終わったよー」
「あら、中々似合うじゃない。私のセンス、良いでしょう?」
「う、うん」
自分で言うかな…?
「さ、早速お勉強始めましょう!二時関数の復習からね」
げ…いきなり苦手な数学だよ…

二時間後
「あー疲れた…」
「少し休憩にしましょう。あ、そうそう。机の上に置いてあるチョコとか頭の栄養になりそうなお菓子はいつでもつまんでいいからね。眠気覚ましにコーヒー淹れてくるわ」
「うん」
ちょっと後
「ねぇ」
「何かしら?」
「太らせるって…どこまで?」
「できるところまで…かしら」
「そっか…」
「不安なのかしら。でも心配ないわ。貴方には私がついているもの。私がいる限り一人ということはないわ」
「優香ちゃん…」
「湿っぽい話はやめて、ご飯何がいいかしら?ある程度は希望が聞けるわ」
「うーん…お肉…とか?」
「ステーキね…わかったわ。そらと食事は二回。朝はもう食べちゃってるから今日はしょうがないわね。それで、一食3000キロカロリーとってもらうわ」
「さ、3000!?」
「以外と簡単よ。食べればわかるわ」
「さ、休憩おわり!勉強するわよ」
「はーい」

お昼
「さ、ご飯の用意ができたみたいだから降りましょうか。ついてきて」
優香ちゃんの部屋以外に入るのは初めてだ…
「ここよ」
「…!」
まるでホテルのバイキング会場のような部屋に大きなテーブル、椅子がたくさん。パーティー会場なのかな…

164110:2015/02/14(土) 21:42:39 ID:j5s7iq8.0
「違うわよ。ここは普通にリビングのようなもの。ほら、あそこにテレビも置いてあるでしょ?」
で、でかい…何インチあるんだろう
「さ、食事にしましょう。ほら、座って座って」
運ばれてきたのはお店で見るのと倍くらいあるステーキ…何㎏あるのかな…?
「これ、何㎏あるの?」
「牛のフィレ肉で10㎏よ。ちゃんと食べきってね」
「飽きそうならソースとか変えてもいいわよ。ここに置いておくわね」
「ちょ、ちょっと!」
「なぁに?」
「肉以外…は?」
「あらあら、中々食いしん坊さんだったのね。野菜とかも言ってくれれば出すわ」
あ、なら大丈夫そう。健康に太る…か。
とにかく、食べてみなくちゃ。
私はステーキに手をつけ、普段食べるように一切れずつに分けて食べ進めていく。
半分ほど食べたところで限界が来てしまった。
「うっぷ…キツい…」
私のお腹は既にパンパンに張っていた。触るとゴムまりのような感覚で、いかにも詰め込んだという感じ。
「ちゃんと食べきらなきゃダメじゃないの!いけないわねぇ…」
「だ、だって…」
「はい、これ」
そう言って手渡されたのは粉薬だった。
「なにこれ…?」
「食欲増進剤よ。15分くらいで効いてくると思うわ。私、食べ終わっちゃったからお茶にしてるわね」
ホントに効くのかな?私は薬を飲んで、しばらくぼんやりしていた。すると…
効いてきたっぽい…何か食べたい。食べたくてたまらない
私は残りを、お腹がいっぱいで吐きそうなのも忘れてペロリとたいらげてしまった。
食べたい…もっと食べたい!
私は近くにいたお手伝いさんに声をかけて、サラダとドレッシング、それと山盛りのご飯を運んでもらった。
大きなボウルに盛られたサラダに、テーブルにあったオリーブオイル、ドレッシングをドバドバかけて、一気にペロリ。口の中が油でギットギトなのも気にせず、それも忘れてご飯に手をつけた。
とにかく食べたい。
その一心で三合ほどあるご飯も五分ほどでなくなってしまった。
「ふぅ…ふぅ…」
お腹は先程の倍以上に膨らみ、ドスンと乗っかっていた。
これを消化しきるのは時間がかかるだろう…そう思ったところで急に眠くなって寝てしまった。
薬の副作用かな…?

「寝室に運んであげてちょうだい。…そう。そっとね」
「うふふふふ…あんなにたくさん食べちゃって…でも、あんなにがっつく瞳が見れて幸せよ…私。
あの薬、食欲増進だけじゃなく、炭水化物、油ものが欲しくなる副作用があるのよ。私はちゃーんと、健康に太れるようサポートしてるわよ…薬に頼ったのはあの子…私は悪くないわ」

いままで生きてきた中で一番幸せな気分だ。人が…崩れていくというのは…とても気分がいい。
「さ、私は勉強しておこうかしらね」
妖しい微笑みを浮かべる優香は、どこか恍惚とした表情で部屋へ向かった。

165110:2015/02/15(日) 09:48:51 ID:VWCotE0s0
数時間後
「おはよう、瞳」
「う、うん…ここは…?」
「寝室よ。貴方が寝てたのを見つけて、運んでもらったのよ」
「わ、私…あの薬飲んだ後…急に食べたくなってきて…それで…」
「効果はちゃんとあったのね。良かったわ」
「いつもより…何倍も食べちゃって…どうしよう…」
「大丈夫よ、ほら、その証拠に、もうお腹が空いてるでしょ?まだ食べられるっていう証拠よ」
「た、確かに…もうお腹空いてる…」
「晩御飯にしましょう。今日の晩御飯はパスタよ。何がいいかしら?」
「…カルボナーラ」
「わかったわ。伝えておくわね」
「あ、あのさ」
「なぁに?」
「食べきれなかったら、お薬ちょうだい…」
「いいわよ。多めに用意しておくわね」
「うん…お願い」
「できたら呼ぶわね」
数十分後
「できたわよ」
「あ、ちょっと待って…トイレ行ってから行くね」
「先に下で待ってるわね」
「うん」

食堂兼リビング
「うわっ…」
山のように盛られたパスタを見て、思わず声をあげてしまった
これ、食べきれるかな…?
「…お薬、使う?」
「…うん」
あの薬を使うと…自分が自分でなくなってしまうような気がするが、これを食べ切るためにはやむを得ない。
私は薬を飲み、十五分ほど待った
……!来た…!あの心の底から食欲が沸き上がるこの感じ…!
食べたい!食べたい!体が、心が、食わせろと叫ぶ。
私は脇目もふらずにパスタをすすりだした。美味しい!美味しい!
もっと、もっと!一気につめたことで嗚咽感を感じたものの、それに勝る食欲がどんどん口に食べ物を運ばせる。
「予想以上ね…」
優香ちゃんが何か呟いた気がするが気にしない。パスタを食べ終わると、運ばれてきたロールキャベツに机の上のありとあらゆる調味料をかけて、我慢できず素手で掴んで食べた。
マヨネーズ、オイル、塩、胡椒…
七味、ソース、醤油…あらゆる味が混ざりあい、普通の人なら見るだけで遠慮しそうな見た目だが、
服がベトベトになるのも気にせず、一心不乱に食べ続ける。あぁ美味しい!お腹が苦しくないおかげでまだ入る
「優香ちゃん!」
「な、なぁに…?」
「私、もっともっと食べたい!何かないの!?」
「デザートにケーキがあるわ…」
「なら持ってきてぇ!まるごと!食べたいのぉ!」
私はホールケーキをまたもや素手で掴んで取り、口の回りも、何もかも気にせず食べる。甘くて美味しい!天国のような空間。
ものの数分でたいらげてしまい、
私は倒れるように寝てしまった。

「…体を拭いて、寝かせてあげなさい…効果は予想以上…最高の出来だわ…さ、お風呂入って私も寝ましょう…明日が楽しみね」
悪魔。そうとしか形容できない笑みを浮かべて、風呂場へ向かった。
こうして、春休み一日目は終わりを告げたのだった…

166110:2015/02/15(日) 10:27:59 ID:VWCotE0s0
翌日、私は自分の体を見て愕然とした。太ってる。目に見えてそうとわかる。
昨日よりお腹の肉はつまめるし、下着だってなんだかキツい。
足もお尻が大きくなったのかな?そのせいで若干重い。
確実に増えてる…
「おはよう。さ、計測の時間よ」
「…やだ…」
「もう、太りたくないよ…」
「どうしたの?急に…」
「だって、私の体…こんなんになっちゃったんだよ…」
そう言うと、優香ちゃんはまじまじと私の体をみつめてこう言った。
「とても素敵よ…瞳」
「え…」
「言ったでしょう?私がいる限り、貴方は一人じゃない。あぁ…
更に綺麗さを増したと言えるわ」
「で、でも…」
「昨日の貴方の食べっぷり…とても幸せそうだった。好きなものを好きなだけ食べる…素敵な事よね…」
「素敵な…こと…」
「そうよ。自信を持っていいわ…貴方は可愛い。美しい。私が保証するわ」
「優香ちゃん…」
「…貴方の素敵な自慢の体を、私に測らせて頂戴…?」
「…うん!」

佐野瞳
バスト 82 +3(79)
ウエスト 64 +4(60)
ヒップ 87 +4(83)
身長 156㎝
体重 54.7㎏ +5.4(49.3)

「ねぇ優香ちゃん」
「なぁに?」
「下着…もうきつくなってきちゃった…」
「うふふ、新しいのに変えましょうか。そうね…このTバックなんかどうかしら?」
「は、恥ずかしいよ!やめて!」
「いいじゃないの!お尻、ぱつぱつにならないわよ(笑)?」
「ふつーのないの!?ふつーの!」 
「冗談よ、ほら」
昨日より派手め黒いキャミソールを受け取って着替えた
「これでも十分恥ずかしいんだけど…」
「セクシーよ、セクシー(笑)」
「もう!笑わないで!」
前より仲良くなった…よね!

167110:2015/02/15(日) 19:52:55 ID:VWCotE0s0
春休みも残り三日になった。
私は、前よりずっと太ったけど、もう気にしてない。それどころかもっと太りたいと思うようになった。薬を使わなくてもたくさん食べれるようになったけど今でも使っている。あの食欲に支配される感覚に病みつきになってしまったのだ。
「さ、計量するわよー」
「うんっ!」

バスト 91 +9(82)
ウエスト 74 +10(64)
ヒップ 98 +11(87)
身長 156.5㎝
体重 70.6㎏ +15.9(54.7)

「ホント、立派になったわ…」
「えへへ…」
「今日の下着、どうしようかしら…」
「優香ちゃんが選ぶなら、何でもいいよ!」
「なら…はい、これ」
「……なにこれ」
「マイクロビキニよ。可愛いでしょう?」
「優香ちゃんのバカー!」
「な、なによ急に!いいじゃない別に!」
「なに!なんなの!?マイクロビキニって!部屋で着るものじゃないよ!寒いし!」
「…わかったわよ…はい、どうぞ」
手渡されたのはチェック柄のブラとパンツだった。…これならまぁ、いいかも
「しかし、たった二週間でSからLLなんてねぇ…私って実は肥満のエリートかも!?」
「うふふ、そうかもね」

…今日はとっておきよ…そろそろ激ぽちゃから完璧なデブになる時ね…
貴方が壊れるところ…早く見たいわぁ…

168Kumikumi:2015/02/16(月) 16:57:41 ID:6.sLW.sM0
私は美香。高校二年生。
そろそろ大学受験の勉強しないとって思ってる。なので、受験用塾に来てみた。
夏休みの合宿があるみたいだから、それに参加しよう。
ちょっと高いけど、一か月間食事もくれるらしいし、まあいっか。

169Kumikumi:2015/02/16(月) 17:09:03 ID:6.sLW.sM0
「こちらが、申込書になります。宜しければ、サインして下さい。」
一ヶ月間、寮から出ることはでき…
ああ、めんどくさい。こんなの、適当にサインしちゃえばいいじゃない!
当日
「うわーっちょっと朝御飯の量多くない?」
寮の中で友達を見つけた。里奈ちゃんだ。ちょっと抜けてるけど、優しい。
「うん、確かに」
「でも食べないと、部屋に返してもらえないし」
「そうだよね。食べるしかないか。」

170名無しさん:2015/02/18(水) 04:01:53 ID:7zRzv1B60
続きはよ

171名無しさん:2015/02/18(水) 09:42:44 ID:SLjnC.GU0
まあ気長に待とうや
焦らすのはアカン

172名無しさん:2015/02/25(水) 00:51:47 ID:Z3AyBRT20
DLサイトで同人誌買おうとおもってるんだけど
何買おうか迷ってる
みんながもってる同人誌の感想聞きたい

ちなみに俺が買った
生意気なグラビアの〜ってやつはなかなか良かった
ページ数多いし
まぁこれしか買ってないから比べ用がないんだけど

173名無しさん:2015/02/26(木) 05:26:25 ID:n.uymO/.0
同人作家なら我等加藤隼戦斗隊の本がおすすめ
その中でもルイズ本は一番のお気に入りだけどこの人の作品はDL販売をしてないし委託も割れも一部しか存在せずほとんどが入手困難
DLサイトで買える本なら「悪魔の質問」がおすすめ、肥満化シチュは最後の一つ前の話だけだけど個人的に何度も抜けるぐらいやばい
これら以外で絵が上手くてクオリティ高い肥満化作品はあるのかはたして

174大導師 ◆t3E9hfR0Bc:2015/03/01(日) 01:11:04 ID:ThXyUYgE0
一応29日(ッぽい日)ですので、駄文ですがよろしければどうぞ。

ttp://www1.axfc.net/u/3421581.zip
パスはhimankaです

175 ◆t3E9hfR0Bc:2015/03/01(日) 01:58:14 ID:ThXyUYgE0
あ、名前欄ミスってる・・・

176名無しさん:2015/03/04(水) 07:05:50 ID:YYf87cP60
遅まきながら乙です
ラブライブ好きなんで肥満化の二次創作が読めたのは本当に嬉しいw

177名無しさん:2015/03/13(金) 04:47:23 ID:HmR5wtuw0
続きはよ

178 ◆t3E9hfR0Bc:2015/03/29(日) 01:42:09 ID:AaHcdgdQ0
29の日なので、毎月の駄文を。

ttp://www1.axfc.net/u/3439700.zip

パスはいつものです

179名無しさん:2015/03/29(日) 02:29:40 ID:J0tblIVo0
毎度お疲れ様です

180547:2015/04/13(月) 07:30:44 ID:XGQlig9E0
2ヶ月以上過ぎてしまいましたが、
「再と初 更なる試練と肥え初め」の完結編(?)を投稿します。

かなり間が空き、その上拙作のオリジナルキャラが続投してるので
登場人物の紹介もしておきます。


過龍光樹 19歳 165cm 54kg 90・58・84
ぽっちゃり体型の家事手伝い。
(本人は『デブメイド』と自認してる)
去年のクリスマスイヴに末年の師月と共に試練を果たし、
元旦の新たなる試練にも挑んだが

リーファ・フェフ 21歳 167cm 54kg 87・54・82
外見は整ったスタイルをした美女で、
肥満化と引き換えに重病・重傷患者をすぐさま完治させる肥化治療システムを発明した天才科学者である。
ただ性格の方は、責任感や倫理観はあるものの、かなり子供っぽい。
『朱の女』なる妖怪の振りをして希望する者に肥化治療を施している。

ライディ・マウナス 22歳 
引き締まった体躯の銀髪の美青年。
(しかし初対面の人には『華奢な体の美女』と認識される場合が多い)
末年家の新たなる試練には関わりの無いことと素っ気ない態度を取っていたが・・・

181547:2015/04/13(月) 07:36:16 ID:XGQlig9E0
早速間違えてしまった・・・

過龍光樹 19歳 165cm 54kg 90・58・84(過去)→110・81・104(現在)


とあるレストランの屋外席でリーファとライディは満開の桜を見ながら、
紅茶を飲んでいた。
「2月、3月もあっという間に過ぎてもう4月かぁ」
「新入生のシーズンだね」
「僕や君とは関係無いものだけどね」
「ははは、そこを言われちゃきっついなぁ〜」
全く気にしてない軽い返事をしながら、リーファは茶菓子を食べる。


「リーファちゃん、ライディ・・・」
光樹が何か言いたげな様子で二人の席に近づいてきた。
「光樹さんもお茶しない?」リーファが光樹を誘う。
「いや、3か月前の末年家の事件は・・・」
「あぁ、あの事件・・・」ライディが少し間を置いてから事件の『顛末』を話す。


『去年のクリスマスとこの元旦に末年家に試練を与えた男・・・
試練の神は神としては本物の存在だったが、その心は下劣なものだった』
『あの男は太った女性そのものを毛嫌いしていて、
末年家に試練を与えていた女神を封じ、自分が理不尽な試練を与えることで
災いにより末年家を滅ぼそうとしていた』
『橘さんが関わったあの重さの神の事件からその存在を推測した僕は
試練の神に近づき下僕になる振りをして、
試練で通る道に罠をしかけるという試練の神としての罪の証拠を収めた』
『そして、全てを知った光樹ちゃんとリーファちゃん、
末年の師月ちゃんと陸美さんが作った隙を付いて封じの札を張り、あの男は封印された』
『それにより女神は解放され、師月ちゃんと睦美さんは元の体型に戻れた』
・・・って結末だったあの事件」

182547:2015/04/13(月) 07:39:47 ID:XGQlig9E0
「いや、粗筋があるならその詳細を・・・」「打ち切り」
「え?」 「・・・誰かさんがまとめられなくなったんだよ」
「粗筋からして長ったらしいしね」 「・・・それを言われたらきっついなぁ〜」
リーファの指摘に結構気にした様な口調で返事するライディだった。

「まぁ、過ぎたことを気にする必要無いですよ、光樹さん」と、リーファ。
「う、うん、そうだね」
( どう過ぎたか読者にわからないのが問題なんだけど・・・)

「じゃあ私は『朱の女』、のアフターフォローに行ってきます」
そう言ってリーファは席を立った。
「過ぎたことは気にする必要は無くても、気にしたいものはあるってか?」
「じゃあ僕はまた悪い奴を騙しに・・・っても騙すべき相手が見つかってないし
リーファちゃんのアシストに行ってきます」
「そっちの方が好きな仕事だしね」
「まぁね、でも好き嫌いはともかく騙す方も必要な仕事だから」
(みんなの幸せを守るためにはね・・・)
ライディも席を立った。

「行ってらっしゃい」
二人を見送った光樹は席に付き、メニューを開く。
元々軽食を取ろうとしたところで、あの二人を見かけたから声をかけたのだ。


(しかしリーファちゃんは今年度は何人の人間を太らせることになるんだろうか・・・)
(・・・肥化治療はまだ認められたわけじゃないから哲ちゃんの時の様に事件に巻き込まれるかもしれない・・・)
(それに作乃が封じた重さの神と先の事件で封じた試練の神、あの2人、もとい2柱の様な悪しき神がまた出てこないとも限らない・・・ってのは考えすぎなか?)

(けど例えどんな事が起こっても、リーファちゃんとライディは負けたりしない)
(いや誰にだって理不尽な力に立ち向かう力はある)
(師月ちゃんと睦美さん、哲ちゃんに作乃、それに私が何とかできた様に・・・
って、全員デブってるじゃん!・・・どういう運の巡り合わせなんだか・・・)
そう光樹が一人考えこんでたところに、
テーブルに注文したハンバーグセットが来た。

(・・・デブらしく食べ物が来たら気持ちを切り替えるとしようか)
「・・・頂きます」
と、自嘲的な考えから「これまでとこれからのこと」についての思考を終わらせることにした光樹。
最初にライスの一口を頬張ると共に一種の結論を出すのであった。
(太った女達の物語は・・・『肥勇伝』は終わらない。
リーファちゃんやライディのようなヒーローがいて、
彼女たちが――私達が格好悪く太っても一生懸命生きようとしている限り
絶対にバッドエンドでは終わらない―――)


という訳で、「再と初 更なる試練と肥初め」、物の見事に打ち切りです。
正月ネタのSSなのに1月中に書き上がらなかった時点でこうするべきでした・・・

そして光樹・リーファ・ライディといったオリジナルキャラが
活躍(?)するSSシリーズ『肥勇伝』。
今回区切りをつける意味をこめて、半ば打ち切りの様な形で名称を決定させました。
過去作の『肥勇伝』該当作品(一応の時系列順)

・「美と健 肥化治療と演じる女」
・「偽と正 偽る男達と女の真心」
・「罪と罰 GMと朱水晶の少女」
・「責と功 GM少女の後日談とメイド少女の前日談」
・「肥らせの迷宮」
・「荷と駆 試練の聖夜と走る乙女」
・「再と初 更なる試練と肥初め」

183547:2015/04/13(月) 07:41:56 ID:XGQlig9E0
しかし打ち切りの宣言と自己設定の披露だけで済ませるのも申し訳ないので、
過去作「メイルのファト・ファイト」の続編となる
ロックマンエグゼStreamの二次創作SSも合わせて投稿します。


「二人のデブと二つの奮闘」

デンサンシティのネットナビ・メディカルセンター。
今、ここには死んだ様に眠りこけるネットナビが多数収容されていた。
彼らの共通点は、あの「バーニング・グルメール」でエネルギー充電サービスを受けたこと。
・・・あえてもう一つあげれば、現実で彼らの安否を心配しているオペレーターは、
全員が丸々と太った女性である。


科学省にて、熱斗は名人からこの事態についての説明を受けていた。
「バーニング・グルメールでやっていたネットナビへのエネルギー充電サービス、
あれも焼ノ内の仕組んだ罠だったんだ。一部のナビに数週間の潜伏期間の後に発動しナビをデリートしてしまうウイルスが感染するよう仕込み、それを業者のミスに偽装して保険金をだまし取る計画だったんだ」
「あいつ・・・そんなことまで!」
「だが焼ノ内は誤って店のプログラムを破壊しない様に、ワクチンプログラムを用意していた。君がメイルちゃんと倒したバーナーマンの残存データからそのありかを割り出した、場所はそう遠くないネット倉庫、詳しいアドレスをPETに送ろう」
名人のPETから熱斗のPETの中のロックマンに倉庫のアドレスが送られた。
「・・・座標確認。 急げば30分ぐらいで行ける場所だよ」
「よし!すぐに行って取ってくるぞ、ロックマン」
「ただ、その残存データにはコピーされた形跡があった、恐らく砂山を助けたネオWWWの団員によるものだ。連中もワクチンプログラムを狙ってくる可能性が高い、気をつけてくれ」
「分かった! 行ってくるよ、名人さん!」
「行ってらっしゃい!あと、「さん」はいらない!」


約30分後、目的のプログラムがあるネット倉庫の電脳にロックマンは居た。
しかし・・・

184547:2015/04/13(月) 07:43:24 ID:XGQlig9E0
約30分後、目的のプログラムがあるネット倉庫の電脳にロックマンは居た。
しかし・・・

「くっ!」ロックマンがロックバスターを連射するも、敵である獣型ナビ、ネオWWWのアステロイド・ビーストマンはその連射を紙一重で掻い潜り、ロックマンに迫る。
「ハイキャノン!」
ロックマンがハイキャノンを撃つ。
「ガオォォ! ビーストレイ!」
しかしビーストマンは爪でハイキャノンの砲弾を細切れにしてしまう。

「ロングソード、スロットイン!」
ロックマンはロングソードを装備し、ビーストマンの爪と切り結ぶ。

現実世界にはロックマンとビーストマンの戦いを自分のPETから冷ややかな目で見ている
ピンク色の服の男(?)がいた。ネオWWW団員ナルシー・ヒデ(本名・山下日出ノ助)だ。
「さっ、戦うのは野蛮なヤツに任せてアタシたちのお仕事をしましょ、ビデオマ〜ン」
「おうよ!」ナルシーのナビ、アステロイド・ビデオマンはネット倉庫内に居た。
「カプセルボム!」「ぐわー!」そのビデオマンを背後からの攻撃が吹き飛ばした。

看護婦を模した外見の(スタイルの良い)少女型ネットナビ・メディだ。
今回、オペレーターのジャスミンと共にロックマンの助太刀に来たのだ。

「バカ!そのプログラムは油の特性があるんだぞ!下手に攻撃するな!」
メディはビデオマンの忠告(?)に耳を傾けたりせず、
骨付き肉(型ワクチンプログラム)へ手を伸ばす。
「そうはさせるか!」 ビデオマンの両腕のテープから出た光が、
(骨付き肉型)ワクチンを覆い、メディの体よりも巨大な骨付き肉となった。

「えっ!?これは・・・」
「さすがね、ビデオマン。アドリブにしては上出来よ」

ビデオマンはその名の通りビデオに関する能力を持っており、
先ほどテープにコピーした骨付き肉型ワクチンプログラムのデータを拡大再生し、
巨大な骨付き肉型プログラムを実体化させ、
骨付き肉型ワクチンをその中に埋もれてしまったのだ。

「要するにワクチンプログラムはあの中にあるのよね・・・こうなったら!」
メディが巨大骨付き肉(コピー)を砕くためにカプセルボムを構えたが、
ビデオマンが笑いながら止める。
「おっと、そのコピーも油の特性があるからね。攻撃するとそれこそ火に油を注いだみたいに大爆発するよ」
「もちろん、中のワクチンは木っ端微塵♪」と、ナルシー

「バカが!そのデカイコピーを持っていけば済むじゃねーか!」
そう指摘したのは、ロックマン、と戦いながら倉庫に入ってきたビーストマンだ。
「 あ」指摘を受けたビデオマンは硬直する。
「いやそれは・・・」
「それは無理だよ・・・こんな大きなサイズのコピーだと中身の方はちゃんと再現できてないはずだから、ワクチンとしては使えない・・・」 
しかし、メディとロックマンはその指摘に反論する。

「 あ、あぁ!それも計算のウチだったのさ!」
「ならいいんだよ」
硬直の解けたビデオマンは慌てて取り繕うが、
ビーストマンはこれで納得した。

「じゃぁアバヨ!」
「それじゃ、さようなら!」 
「アタシ達の芸術的な作戦を刮目して見てってね♪」
ビデオマンとビーストマンがプラグアウトし、ナルシーもその場を離れる。



「ちくしょう、もっと小さなコピーだったらビーストマンが言ってた様にそれを持っていけたのに・・・」 
この熱斗の言葉でジャスミンが閃いた。
「・・・それネ!」 「え?」

数分後、熱斗達四人はジャスミンのアイディアを実行しようとしていた。
「おし、アクアソード、スロットイン!」
「アクアソードなら油のデータでも切れるはず・・・・」
ロックマンがアクアソードを装備し、巨大骨付き肉(型プログラム)にゆっくりと刃を入れて、巨大骨付き肉から小さな欠片を切り取っていく。
その欠片をメディが両腕で抱え込み、解析をはじめた。

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「うっ・・・やっぱり」
「どうして!?」
ロックマンは驚くがメディはある程度覚悟していたようだ。

どうして、こうなったのか。
それはロックマンとメディが予測していた様に
ビデオマンが無理矢理サイズを巨大化させてコピーしたために、プログラムが劣化して、解析するだけでもナビに無駄なデータが大量に流れ込むようになったのだ。
そのためにナビの方で容量の圧迫に対応するために体の面積を広げざるを得なくなり、
外見は太った様に見える


「メディ・・・」
「ちくしょう!ネオWWWめ! メイルちゃん達だけでなくメディまで!!」
ジャスミンは悲しみ、熱斗は怒る。
・・・・実を言うとネオWWWはメイル達の肥満化には関わってないし、メディも覚悟の上である。

「  ロックマン、次の欠片を早く!」
「でもメディが・・・・」
「私が、いや私達がなんとかしないとこんな風に太ってしまった女の人達がナビまで失うことになる、だから今は私たちの出来る精一杯をやらないといけないの!」
「・・・分かった、ボクも自分の出来ることをやる!」
「よし!オレ達も頑張るぞ!」「はいネ!」

熱斗がソード系チップを送り、ロックマンが骨付き肉型プログラムを切り取っていく。
ジャスミンはメディがバグを起こさないように調整する。
そしてメディがその身体を肥やしながらプログラムを解析していく。
その結果―――


その頃、ネットナビ・メデイカルセンターには、
太目のオペレーターの中でもトップクラスに大きな肥満体の少女――
メイルも来ていた。ロールのウイルスチェックのためだ。
PETに戻ったロールが告げたその結果は・・・・
「メイルちゃん、私はウイルスに感染してなかったよ」
「よかった・・・」
安堵するメイルだが、その丸い笑顔はすぐに曇る。
(ロールは無事だったけど、沢山のナビがウイルスに犯されてる、
でも私に出来ることは・・・)
「あっ、熱斗さんからメールが来てるわ」
「・・・『ネオWWWが来るかもしれないから、手伝ってほしい』?」



その数十分後にメディカルセンターに一台のトラックが来た。
「みなさんワクチンプログラムがとどきました・・・」
「こちらにプラグインしてワクチンをインストールしてください・・・」
運転席から救急隊員達が出てきたが、
目のハイライトが消えてたり、声の抑揚が無かったりと、少し様子がおかしい。

しかし、ナビが追い詰められた太目の乙女達にそこを気にする余裕は無かった。
救急隊員の指示通りにトラックの荷台の電脳にナビをプラグインしていく。

荷台の電脳には、巨大な修復システムが用意されていた。
修復システムは、地面に寝かされたナビ達とコードで繋がっていて、
その中央にはあの骨付き肉型ワクチンプログラムが設置されている。
――ビデオマンが造ったコピーだが。

トラックの荷台の中には三人の男が、窮屈そうに押し合いながら、座っていた。
「子ブタちゃんたちがワラワラと群がってきて、正直暑苦しいワネェ」
真ん中に座ろうとして左の男と押し合っているのは、ナルシーだ。
「まあ、ナビの命がかかってますからね。彼女らのためにも助けてあげましょうね」
右に座っているスキンヘッドの男、ネオWWW団員西古レイ。
催眠能力を持つアステロイド・フラッシュマンをナビにしている。
「恐怖と混乱をもたらすダークナビとしてな!」
そして左に座りナルシーと押し合ってる強面の男、
ビーストマンのオペレーター・犬飼だ。

ダークオーラを混ぜ合わせ、ダークチップと同様の中毒性を持つ様になったワクチンプログラムのコピーを使い、
ナビ達の命を救い、その後暴走させることが今回のネオWWWの作戦だった。

「そんなことは!」 「絶対に!」 「させないヨ!」 「 ゲプ・・ええ!」
熱斗とロックマン、ジャスミンとメディはネオWWWのトラック近くのビルの屋上に
駆けつけていた。そして、トラック目掛けて躊躇いなく飛び降りた。
ビルの真ん中より少し上を過ぎた辺りでディメンショナルエリアが展開される。

186547:2015/04/13(月) 07:49:38 ID:XGQlig9E0
その様を西古がPETから見ていた。
「あいつら、クロスフュージョンして突っ込む気か!?」
「迎え撃て、ビーストマン! ディマンショナルチップ、スロットイン!」 
犬飼がディメンショナルチップを使い、荷台の上にビーストマンを実体化させる。

「ガオォォ!」ビーストマンはシンクロチップを取り出した熱斗目掛けて飛び上がった。
しかし、それを遮る様に、真下の階から窓を突き破って、ピンクの大玉が飛び出てきた。
「ガァ!?」「やらせない!!」
そうクロスフュージョンしたメイル――CFロールである。

不意をつかれたビーストマンはメイルの巨体でのぶちかましを受け、
そのまま地面に落下していった。
巨大なビーストマンと肥満体なメイルが落下した衝撃はトラックまで揺るがす。
「「「おわぁぁ!」荷台の犬飼達が衝撃で目を回している間に、
こっそりクロスフュージョンしたCFロックマンがジャスミンを抱えて近くに着地して
そこからすぐにクロスフュージョンを解除し、
「プラグイン!ロックマンエグゼ!トランスミッション!」
「プラグイン!メディ!トランスミッション!」
熱斗とジャスミンはロックマンとメディをトラックにプラグインさせる。

ロックマンはすぐさま修復システムの中央の骨付き肉型プログラムに飛びかかる。
「フミコミザン!」
加速してのソードの斬撃が骨付き肉型プログラムを修復システムから切り離した。

着地したロックマンを電撃が襲う、
控えていたフラッシュマンが放ったネオンライトだ。
「フラッシュマン!」
「それで止めたつもりか!」
そう、ビデオマンのテープにダークオーラ入りワクチンのデータが残っていて、
修復システムも稼働し続けている。
しかしその修復システムの中央に白くて横に大きな、大玉の様なシルエットがへばり付いた。
「な!?」
「どけ!ワインドカッター!」遅れてプラグインしたビデオマンが
システム中央に巨大テープを撃つ。
しかし、へばり付いている大玉は全体を大きく振動させながら、
弾力でワインドカッターを弾いた、

「・・・もしかして、あいつ・・・」
「ビデオマン!何を手間取ってる!俺も手伝ってや・・・」
「させない!」「ちっ!」

フラッシュマンはビデオマンに加勢しようとするも、
ロックマンにバスターの連射で足止めされていた。


現実ではCFロールがビーストマンと戦っている。
「フレイムソード!スロットイン!」
CFロールが炎属性のソードを装備し切りかかるも、
重心の偏った攻撃では素早いビーストマンを捉えられなかった。

しかし洗脳された救急隊員はこんな戦いが行われていることなど全く気にとめず、
フラッシュマンの指定した時間に従い、リカバリーシステムを起動させた。
「リカバリーシステム、起動します」
リカバリーシステムはその起動し、コードでつながったナビ達に
そしてナビ達は生気を取り戻し次々に目を覚ましていく。

187547:2015/04/13(月) 07:51:37 ID:XGQlig9E0
「これで決めるぜ!バトルチップ、ハイキャノン!トリプルスロットイン!」
熱斗が3枚のチップを一定のタイミングでスロットインしたことにより、
ロックマンがプログラムアドバンス(PA)を発動させる。
「PA!ギガキャノン!」
ロックマンは両腕を合体させた砲台から巨大な光線を放つ。

その光線は体勢を戻したフラッシュマンとビデオマンにはかわされるも
後ろにあったリカバリーシステムに当たり、大爆発。その余波が2体を吹き飛ばした。
「うわぁーーー!!」 「あんなデブにしてやられるなんて〜〜〜!!」
フラッシュマンとビデオマンはログアウトし、西古とナルシーのPETに送還された。


現実世界では、CFロールとビーストマンの戦いが続いていた。
CFロールのフレイムソードの攻撃が当たらずにいる、
スピード自体はあるのでビーストマンも無闇に反撃できないのだが、
「ハッ!そんなもん振り回して、自分が汗だくになってりゃ世話無いぜ!」
(体力が尽きたところを一気に料理してやる!)
ビーストマンがこう言うように、フレイムソードの熱さと肥満体での戦闘
でメイルは汗だくになっていて、足元に汗の水たまりができている。
ビーストマンが体力の限界を待とうと判断するのも無理はない、
しかしその汗の水たまりが自分の足元まで広がってることには気づいておらず―――

「ブリザード!」CFロールが撃ったブリザードが自身の汗で濡れた地面を凍らせていき、そのままビーストマンの脚まで凍らせ、動きを止める。
「ナッ!動けねぇ!?」
CFロールの方は、ブリザードの反動で少し転がってから、何とか起き上がった。
そこからビーストマンの頭上に飛び上がり、
「アースクエイク!」ウイルス・ポワルドを模した分銅を呼び出し、
自分の体重も加えて、ビーストマンを押しつぶした。
「グギャアァァ!!」
メイルの押しつぶし(+アースクエイク)が直撃しては
実体化は維持できず、ビーストマンもログアウトした。

「くそっ!ビーストマンもやられちまった!」
「おデブちゃんを侮りすぎたわ・・・」
「こうなったら!」
「「「覚えてろよ!!!」」」
犬飼達三人が乗るトラックは一目散に逃げ出していった。


「ふぅ・・・今回もなんとかなったわね」
メイルがクロスフュージョンを解除し、座り込む。
ドスン! それだけで、結構大きな音がしたが、
メイルはもう慣れてしまってる。
まして、自分だけでなく周りの女性もかなりの割合で同じような体格なのだし。
(・・・それだけでも大変だけど、その上ナビを失うなんてことになったら・・・)
その事態を回避できたことに改めて安堵するメイル、
その彼女の大きなお腹へジャスミンが抱きついてきた。

(え、ラストで抱きつくのは私じゃあ・・・) 
*OPより・・・今の体型でやれば、大惨事必須だが、
困惑するメイルだが、抱きつかれたお腹に案外心地よい感触が来たのと、
ジャスミンの満面の笑みを見てすぐに受け入れるのだった。
「メイル、手伝ってくれてアリガトウね♪」
「・・・あなたのメディこそあんなになるまで頑張って・・ご苦労様」

188547:2015/04/13(月) 07:53:21 ID:XGQlig9E0
ジャスミンのPETの中にあの白い大玉がいた。
大玉がごろりと少し転がると、その上には
真ん丸ながらも顔つきは保ったメディの顔が乗っかていた。
「ふー・・・何とかなったね」

メディは巨大骨付き肉型プログラム(コピー)を解析して、
ワクチンプログラムを探し当てたが、
その代償としてここまで太ってしまった。
見た目ではメイルに並ぶほどの肥満体だ。

先述の様にネットナビなので、本当に太ったわけでなく
あくまで無駄なデータを大量に抱え込み、
それに合わせて外見が変わっているだけなのだが、
(つまり肥満化というよりは膨体の方が近い)
ここまで容量が大きくなると、ナビとしての動作にも支障が出てくる。
いわゆる処理落ちだが、傍から見ると「運動不足なデブ」にしか見えない・・・

そんな状態で奮闘したメディが一息つくかの様に、
PET内をコロコロと軽く転がってると、ロールがプラグインしてきた。
「お疲れ様、メディ」
「・・・・・」 自然に話しかけてきたロールにどう返していいか分からず言葉に詰まるメディ、そんな彼女の大きなお腹にロールが抱きついてきた。
「 え!?」 
「・・・最近メイルちゃんや他の人達を見て、太ることのきつさを改めて知ったから、
いくら他のナビを助けるためでも正直私には真似できないと思って・・・」
「いや、私の体型はデバックで元に戻せるから大丈夫よ」
(ここまでになると、それも結構時間がかかるけど・・・)
「それでも・・・ありがとう」 「・・・ふふ、どういたしまして」

メイルとジャスミン。  メディとロール。
仲よさげにじゃれ合う二人を熱斗とロックマンはそれぞれ遠くから見ていた。
「・・・なんか、オレ達蚊帳の外じゃね?」
「しかたないよ、ボクらここじゃ脇役コンビだし・・・」


これで終わりです。長々と失礼しました。

189名無しさん:2015/04/16(木) 20:27:30 ID:ohndKzaM0
おっつおっつ。
続き物の方も打ち切りとは言えカッチリ区切りがついてよかった。
また筆が乗ったら置きに来てほしいな

190547:2015/04/29(水) 00:14:58 ID:pCQNKbWs0
ありがとうございます。
早速ですが筆が乗ったのでまた投稿します。

GBAのゲーム「ダンシングソード 閃光」で、
あるキャラの肥満化を示唆する描写があったのに
肝心のその分の絵が無かったので、
腹いせのごとく、あえてそのキャラ以外の肥満化SSを書いてみました。

なお、肥満化の描写以外の部分はあえて使いまわしています。



この世界では、かって妖魔が出てくる地を団結した人々が「白地」として封印した。
しかし今また封じたはずの白地が各地に現れ、出てくる妖魔が人々を脅かしている。
その白地に自ら向かおうとする少女がいた。
―――彼女らを止めようとする男も現れた。


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