したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第102話☆

1名無しさん@魔法少女:2010/01/27(水) 22:25:53 ID:PTO7s./k
魔法少女、続いてます。

 ここは、 魔法少女リリカルなのはシリーズ のエロパロスレ避難所の5スレ目です。


『ローカル ルール』
1.リリカルあぷろだ等、他所でのネタを持ち込まないようにしましょう。
2.エロは無くても大丈夫です。
3.特殊な嗜好の作品(18禁を含む)は投稿前に必ず確認又は注意書きをお願いします。
  あと可能な限り、カップリングについても投稿前に注意書きをお願いします。
【補記】
1.また、以下の事柄を含む作品の場合も、注意書きまたは事前の相談をした方が無難です。
  ・オリキャラ
  ・原作の設定の改変
2.以下の事柄を含む作品の場合は、特に注意書きを絶対忘れないようにお願いします。
  ・凌辱あるいは鬱エンド(過去に殺人予告があったそうです)

『マナー』
【書き手】
1.割込み等を予防するためにも投稿前のリロードをオススメします。
  投稿前に注意書きも兼ねて、これから投下する旨を予告すると安全です。
2.スレッドに書き込みを行いながらSSを執筆するのはやめましょう。
  SSはワードやメモ帳などできちんと書きあげてから投下してください。
3.名前欄にタイトルまたはハンドルネームを入れましょう。
4.投下終了時に「続く」「ここまでです」などの一言を入れたり、あとがきを入れるか、
   「1/10」「2/10」……「10/10」といった風に全体の投下レス数がわかるような配慮をお願いします。

【読み手 & 全員】
1.書き手側には創作する自由・書きこむ自由があるのと同様に、
  読み手側には読む自由・読まない自由があります。
  読みたくないと感じた場合は、迷わず「読まない自由」を選ぶ事が出来ます。
  書き手側・読み手側は双方の意思を尊重するよう心がけて下さい。
2.粗暴あるいは慇懃無礼な文体のレス、感情的・挑発的なレスは慎みましょう。
3.カプ・シチュ等の希望を出すのは構いませんが、度をわきまえましょう。
  頻度や書き方によっては「乞食」として嫌われます。
4.書き手が作品投下途中に、読み手が割り込んでコメントする事が多発しています。
  読み手もコメントする前に必ずリロードして確認しましょう。

『注意情報・臨時』(暫定)
 書き込みが反映されないトラブルが発生しています。
 特に、1行目改行、且つ22行以上の長文は、エラー表示無しで異次元に消えることがあるそうです。
 投下時はなるべく1レスごとにリロードし、ちゃんと書き込めているかどうか確認をしましょう。

前スレ
☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第101話☆
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12448/1259008244/

542名無しさん@魔法少女:2010/02/20(土) 00:40:04 ID:frNJmZmg
はやて陵辱祭GJ〜!!

ふひゃひゃ! あまりはやてメインのエロは多くないから嬉しいねぇ。
次回投下も切に待っております!

543マルチマックス:2010/02/20(土) 04:04:49 ID:hOaINAOg
こんばんわ。
収まりかけた季節性インフルに今更感染。
具合は悪いのですが眠気がまるでなく眠れないので現れてみました。
復讐鬼・はやて陵辱編。書き終えていて本当に良かった。
ということで、はやて陵辱祭り、もうしばらく継続です。
体調不良の気晴らし兼ねて投下開始です。

※注意
陵辱モノです。
オリジナル設定、というかアニメ以外で公開された情報のために不具合が多少出ています。
陵辱する側はオリジナルキャラになります。

これらが嫌いな人はNG設定をお願いします。

544復讐鬼・はやて陵辱編④:2010/02/20(土) 04:06:11 ID:hOaINAOg
「あ、あぁああああああああああああああああああああああ!!」

何度目になるかはとっくに分からなくなっていたはやての絶頂を示す叫び声が木霊する。

「や、やめて……」

本来ならば自分を守護するはずの騎士達に、抵抗することさえもできずに身体を弄ばれる。
与えられる快楽に意識を何度も白くさせられていくことにより、はやての心は砕けそうになっていた。

「こんなの、おかしい。みんな、正気に……」」

それでも、絶頂の直後にわずかに取り戻す意識ではやては3人に声をかけ続ける。

「あ、ひゃぅ! あ、あっく……あ、あぁ……はぁああああああああああ!」

だが、言葉の代わりにはやてに返されるのは新たな快楽。
全身に走る刺激に、はやての説得の声は喘ぎ声へと変えられてしまう。

「こんなのいややぁ……。やめてぇ……」

再び大きく身体を跳ねさせ、潮を噴いた後……。
はやては途切れ途切れの声で、呟く。

「あんたらは……わたしを守るんやないのか? わたしはイヤやって言ってるのに……」

言っても無駄なことははやてにも理解できつつあった。
自分よりも長い時間、男にこれ程の快楽を男に与えられ続けていたのだとすれば……。
忠実なはやての騎士も、主を変えてしまうかもしれない。

転じれば、このまま続けられれば確実にはやても快楽の前に心が折れてしまうのを予感していた。
それを拒む心が、無駄だと分かっていてもはやてに騎士達を説得する言葉を涙とともに溢れさせている。

「何を言っているんですか? わたし達が主の嫌がることをしたことがありましたか?」
「い、今しとるやんか……っ!!」

自分を抑えているシグナムに、はやては反論をしようとして恐ろしいことに気がついてしまう。
すでにシグナムの手には少しの力も込められていなかった。

「気がつきましたか? 主は逃れようと思えばいつでも逃れられたんですよ」
「そ、そんなこと、あらへん……気がつかなかっただけや……」

自分の言葉を証明しようと、はやては転がるようにしてシグナムから逃れようとする。

「あ、あっ! ひゃ! ヴぃ、ヴィータ! あぁああああああ!」
「素直じゃねーな、はやては」

だが、その些細な抵抗はヴィータが固く尖りきった胸の先端を摘むだけで終了してしまう。
全身を走る刺激に力が抜け、はやては力なくその場に再び身を横たえる。

「あかん……力が入らなくて、動けへん……」
「違うだろ? もっとして欲しいから、動かないだけだろ?」
「そ、そんなことあるわけ……ひゃぁああああああああああああああああ!!」

ヴィータへの抗議の声は、今度は下腹部に走る甘い痺れによって遮られる。
シャマルの舌が、はやての割れ目を軽くなぞっていた。

「しゃ、シャマル! そこはあかん! おかしく……っ!」
「嘘ばっかり。はやてちゃん? 自分の格好……分かってる?」

久しぶりに、自分の股間に顔を埋めるシャマルの方をみやったはやては息を呑む。

「〜〜〜〜〜〜〜!!」

シャマルの両手は、はやての真珠を弄ったり、ほんの少しだけ生えた恥毛を撫でたりしているだけ。
大きく開かれた足は、いつでも閉じることができる状態だった。
だが、はやては自分の足でシャマルの小さな頭を挟み込んだ感触を記憶していない。

「ふふふ。こんなに開いちゃって。して欲しいんでしょ?」
「違う! 違うんや! これは……っ!」

真っ赤になりながら、はやては足を閉じようとする。
そうしやすいように、シャマルも顔をはやての聖域から離し様子を伺う。

「う、嘘や……こんなのって……」

力が入らない……それだけでは説明がつかない状況に、はやては絶望する。
自由になったはずの足は開いたままで、はやての意思を伝えることなくその奥の聖域を晒し続けていた。

545復讐鬼・はやて陵辱編④:2010/02/20(土) 04:07:03 ID:hOaINAOg
「言ったではありませんか。これは、主が望んでいることなんです」
「ああ。はやてが悦ぶのはあたし達も嬉しいんだぜ?」

耳元でシグナムとヴィータが囁く声に、はやての身体がびくんと震える。

「〜〜〜〜〜〜〜!!」

せめてもの抵抗とばかりに大きく顔を背けて、はやては守護騎士達に表情を見られないようにする。
だが……彼女達を拒絶したり、たしなめる言葉は紡がれなかった。

「まだ素直になりきれないみたいですね」
「いや。これだって大きな進歩だろ」
「そういうはやてちゃんも……わたし達は大好きよ」

陵辱による消耗とは違う形で、はやての身体から力が抜ける。
だらりと下げられた手は、ささやかな胸の膨らみを隠すことはなく。
大きく開いたままの足は、頼りなく宙をさまよう。

(あかんのに……分かってるのに……)

意思が伝わらない身体が、今のはやてには免罪符となる。
さらに強い意志を込めれば、自由になることを自覚しながら……。
はやては、それをせずに身体が望むがままに任せてしまう。

「では、続けますよ?」
「待ってろよ。もっと気持ちよくしてやるからな」
「わたしも、そろそろ本気を出させてもらおうかな」

そんなはやての様子を確認した三人の少女は、それぞれの持ち場に戻っていく。
命令の言葉などなくとも……今の彼女達は、主の望みを忠実に叶える騎士達だった。

(なのはちゃん……ごめん……)

最後に頬を伝った友への思いがこもった涙を合図に……。

「ふぁあああああああっ!! あっ、あんっ、んっ、っふぅっ、くぅうんっ!」

騎士達の愛撫が再開されていく。
その様子は隣で同じ姿をした少女に身体を任せているはやての親友である金髪の少女と同じ。
責めを受ける対象以外は、一対の絵画のようだった。

「ふむ。なかなか面白い趣向だな」

「きゃぅぅっ、んっ、は、はひ、ひくぅぅぅぁあああんっ! だめ……だめ、ほんとに、もうだめぇっ!」
「あ、うっ、ふ、ぁ、ああぁっ、いく……いくのっ、あたし、あたし、いっちゃう……いっちゃうよぉっ!!」

攻める場所や動きを合わせているのは、フェイトを愛撫する男の守護騎士達のほうだった。
そんな他愛のない悪戯は男を多いに満足させる。

「あ、嘘……こんな……っ!」
「はやても、一緒。嬉しいよぉ……!」

親友とまるで同じ愛撫をされていることを、やがて互いに気がつく。

「ひゃぁあああああああああああああああああああああああああああ!」
「ひゃぁあああああああああああああああああああああああああああ!」

目が合った瞬間、はやてとフェイトは同時に絶頂を迎える。

546復讐鬼・はやて陵辱編④:2010/02/20(土) 04:08:00 ID:hOaINAOg
「主。まだ休むには早いですよ?」
「む、無理や……こんなの壊れてまう……」

だが、はやての方は倒れこんで休むことさえも許されない。
シグナムの力強い腕に、はやての小柄な身体は抱きとめられてしまう。

「大丈夫だって。よかったな、病気治ってて」
「ええ。おかげで遠慮なく……はやてちゃんを気持ちよくさせてあげられる」

「や、待って、少しやすま……あ、ひ、ぁ、あああっ、くひぁああああああああああああああっっっ!!」

再び組み敷かれたはやての口からは嬌声が溢れ出す。

「はやて……わたしも……」
「ふぇ、フェイトちゃん?」

這うようにして、フェイトが金髪を揺らしながらはやてに近づいてくる。
それに伴って、フェイトを愛撫していた男の守護騎士達もはやてを囲む輪に加わっていく。

「うそ、や、あかん! だめ、もたない まっ……狂う! 狂ってまう! あぁあああああああああああああ!」

倍以上に増えた手が、はやてに一斉に群がっていく。
それは、魔物の無数の触手に愛撫されて堕ちるよりも……甘く、そして、逃れられない快楽の地獄へとはやてを誘っていった。

「あ、や、くぁ、あ、ひ……あっ、あっ!!! ふぁあああああああああああああああああっっっ!!!」

もはや、はやての身体のほとんど全ての箇所が14本の手で覆われていた。
固く尖った乳首は充血し桜色から鮮やかな赤へと色を変えていた。
摘まれ転がされ、未成熟な膨らみと共に思うがままに弄られている。

「ひぁ、あっ、ふぁああっ!! くぁああああんっ!!」

手だけではなく、柔らかく生暖かい舌の感触も増えていた。
身体中を舐めまわった後にたどり着いたのは、はやての様々な穴。

耳の二つの穴。
時に喘ぎ声を遮るように口の穴。
快楽と罪悪感から二つの瞳から流れる涙を舐め取り……。

「あ、あっ、待って、待ってっ! そこは……あっ、ああっ、ひぁあああううっ!!」

尻の穴までも、浅くではあるが騎士達の舌が出入りを繰り返していた。

「ひぁああっ! あっ、あっ、あかん……そんな、とこ、いやや……、あああっ、ひぁぁあああんっ!!」

身体中に染み込んだスライムの催淫効果を持つ粘液の効果は未だに健在だった。
触れられれば触れられるほどに、新たな刺激に前の刺激が塗りつぶされ異次元の快楽をはやてに与え続けていく。

(ふむ……さすがは自ら人の上に立とうとする者だ。意思が強い)

通常ならば、すでに壊れていてもおかしくない程の刺激がはやてを襲っているはずだ。
それでも、刺激の合間に見せるはやての目には未だに正気の光が宿っており、時に紡がれる拒絶の言葉は本気のものには違いがなかった。

命さえ落としても不思議でない快楽の中である程度の正気を保てるはやての精神力に男は感心さえ覚えていた。

足の指先から、髪の毛の一本一本にいたるまで、はやての身体で触れられていない箇所はない。
たった一箇所を除いては……。

547復讐鬼・はやて陵辱編④:2010/02/20(土) 04:09:47 ID:hOaINAOg
「ふぁ、あっ、ひぁあっ、くふぁああああああああんっ!」

次から次へと送り込まれる快楽を受け入れ、しかも、ある程度自分がどういう状況にあるのかを理解できてしまう。
だからこそ……触れられていない箇所があることに、はやては徐々にもどかしさを覚えていく。

「んぁああああ! あっ、あんっ、あんっ!!わたし、わたしぃ……っ!」

足の間に回ったフェイトが、はやての聖域を舐めあげる。
だが、それはあくまで入り口をなぞるだけ。

触られ舐め続けられた真珠は充血し膨れ上がり。
ぴたりと閉じていたスリットは、湧き出す愛液を逃がしながらその入り口を開きつつあった。

「ふあぁあん、なんで、どうしてやのぉ? っく……ふぁあああ!」

フェイトや騎士達の指や舌ははやての穴という穴に侵入しているというのに。
招き入れるように姿を見せる鮮やかなサーモンピンクの膣道には決して踏み入ってこない。
だから、そこはいつまでたっても汚れの無い……はやての最後の箇所のままだった。

全身には相変わらずの刺激が続く。
なのにその箇所が触れられていないことに気がついてしまうと、最後の一押しをはやての身体は感じられなくなっていく。
未だ処女の身でありながら、はやての身体は快楽に開発され尽くしつつあった。

「あっ、くっ、くうぅぅあっ、ひっ、ひぅっ、うぁ、ああんっ! いややぁ……もう、たえられへん……」

やがてスライムに寸止めを繰り返されたときと同じように、はやての手が自分の聖域に向かって伸びていく。
あの時は無意識だったかもしれないが、今度は明らかに意思をもった手の動きだった。
物足りなさは、未知の箇所への侵入の恐怖さえも、押し流していこうとしていた。

「ダメだよ、はやて?」
「え……っ? な、なんでや? フェイトちゃん……離して!」

その手は聖域にたどり着く直前にフェイトによって掴まれ止められていた。
快楽で止めにきたスライムならば、それを上回る快楽への渇望で振り払うこともできた。
だが絶頂の連続で弱りきったはやての手を、純粋な力で止めることは少しも難しいものではない。

「これは素直になれないはやてへのお仕置きだよ? だから、自分でイっちゃうなんてダメなの」
「だ、だったら……」

はやては潤んだ目で、フェイトをみつめる。

「なあに? 言葉にしないと分からないよ?」

いたずらっ子のような目で、フェイトははやてをみつめている。
はやての瞳に込められた感情に気づいていながらの言葉であることは一目瞭然だった。

「あ、あ、あ、あぁ……」

救いを求めるように、はやては自分の守護騎士達に視線を移す。
だが、彼女達の反応もフェイトと同じ。
はやての望みを叶えるための命令を待っているかのようだった。
男の守護騎士にいたってはもっと願いをかなえてもらうのは難しいだろう。

「お願いやぁ……もう、我慢できへん……」

消え入りそうな声ではやては呟く。
どうして欲しい……それまでは口にできなかった。
それでも、快楽に流されかけていた恥ずかしさが蘇り、はやては全員の視線を避けるように目を伏せてしまう。

「ごめんね。彼が言っていたでしょ? わたし達には、はやてのそこを自由にするのは許されてないの」
「っ……!」

それは、はやてを敗北に追い込んだスライムへの男の命令だった。
男はスライムのことを下僕と呼んだ。
同じ命令を忠実に守るフェイトや、シグナムたちと男がどういう間柄なのか。
それがはやてに残酷につきつけられる。

「もちろん、はやてだって、ダメだよ?」
「わ、わたしは違う! あんな男の言うこと……守る必要なんてあらへん!」
「そう? それならいいけど……」
「くぁあああああああああ!」

はやての両手が、フェイトにより捻られながら頭の上で組まされてしまう。
もとより格闘術でフェイトにはやてが敵うはずもない。
その上弱った身体では、その手を振り解くことは不可能だった。

「はやてが素直にならないと……ずっとこのままだよ?」

遠ざけられてしまい、自分の聖域に触れることができない。
それを自覚すると、より体が火照り、うずきいていく。
秘所からはとろりと愛液が溢れ、狭い入り口は精一杯に開き刺激を迎え入れようとしているようだった。

548復讐鬼・はやて陵辱編④:2010/02/20(土) 04:10:35 ID:hOaINAOg
「は、はなして……っ! こんなのって……」

それでもはやては、フェイトの手を振り解こうともがく。

「頑張るね。でも、はやて? どうして、そんなに必死にわたしの手を解こうとしているの?」
「なんでって、それは……っ!」

その理由を考えて、はやては愕然とする。
フェイトの手を振りほどき……自分の秘所に指を突っ込む。
そうすることしか、もはやはやての頭の中にはなかったのだった。

「う、嘘や……わたしは、わたしは……」

はやての全ての抵抗が、無に帰する。
もう自分がどうして、こんなに辛い思いをしているのかさえも、はやての頭の中からは押し流されていく。

「気持ちよく、なりたいんでしょ?」
「……」

耳元で囁くフェイトに、はやては答えない。
だが、否定もしない。気の強いはやてだからこそ、それをしないことは肯定に等しいことをフェイトは知っている。

「だったら……自分でするより、もっと気持ちいい方がいいと思わない?」
「そ、そんなこと……」

フェイトの背後に立った存在が作り出した影が、はやてにかかる。
いつの間にか、フェイト以外の少女達ははやてから離れ……男がはやての小柄な身体を見下ろしていた。

「素直になろうよ。はやてが望めば……もっともっともっと気持ちよくなれるんだよ?」
「あ、あぁ……ふぁ、あ、あ、ああ……っくぅぅうぅっ!!」

フェイトの手が、はやての乳首とクリトリスを同時に摘む。
久しぶりの刺激に、はやては大きく身体を跳ねさせるが、襲ってくるはずの絶頂は来なかった。

……絶妙な力加減で、フェイトがそう仕向けたのだが、はやてにはそれに気がつく余裕もない。
もはや、はやての渇望を満たしてくれるものは、男の肉棒以外はあり得ないと……意識に刷り込まれていく。

「これよりも、ずっと気持ちいいんだよ?」
「そんなの……あるはずがあらへん……」

言いながらも、はやての身体はそれ以上の快楽への期待に震える。
あれだけ目を逸らしたかった、男のペニスを……はやては潤んだ熱をもった瞳で見上げていた。

(あれが……気持ちいいんか……)

自分の入り口に目を向ける。
どう考えても不釣合いな大きさの男のペニス。
それが入れば裂けてしまうだけではないだろうか?

「大丈夫だよ。わたしだって入ったんだから」
「っ……!」

はやての心を読んだようなフェイトの言葉に、顔が燃えるようだった。
それでも発育がはやてより遥かにいいとは言え、同年代の少女の経験談に心が動かされてしまう。

「それに……はやての膣中を自由にできるのは、あの人の肉棒だけだよ?」
「そんなこと……あらへん……」

フェイトが身体をどけていくと、大きく開かれたままの足の奥のはやての聖域が、男と一直線に対面を果たす。

「〜〜〜〜〜〜〜!」

異性に覗き込まれる羞恥が、はやてに最後の抵抗の心を呼び起こす。

「あんたの目的は復讐なんやろ! だったら、無理にでも……すればいいやろ!」

「ぷ……」
「あははははははは! はやて、おっかしい!」

だが、はやてのその言葉が響き渡った直後に、周囲から一斉に笑い声が起こる。
フェイトも、はやての忠実だった守護騎士までも目に涙を浮かべながら笑っていた。

「な、何がおかしいんや」
「だって……このまま何もしないのが、はやてにとって一番辛いでしょ? そんなの誰だって分かるよ」
「っ……!」

フェイトの言う通り、男にしてみればこのままはやてへの寸止めを繰り返せばいいだけだった。
火照りうずく身体を抱え続けさせることこそが、男の復讐を果たすことになる。
文字通りに、女として生まれたことを、快楽の果てに後悔させられるだろう。

「あ、あぁ……」

涙と共に、秘所からは愛液がこぷりと零れる。
一向に収まらない身体の疼きと、快楽への渇望ははやてを追い込んでいく。

迫るはやての陥落へのカウントダウンを……16の瞳が、じっと見守っていた。

549マルチマックス:2010/02/20(土) 04:12:55 ID:hOaINAOg
本日はここまでになります。
次回ではやて編は終了となります。
もうしばらくの間お付き合いいただければ幸いです。

体力が戻れば明日の晩にはお送りできると思います。

550名無しさん@魔法少女:2010/02/20(土) 06:01:40 ID:4V7gpVTM
はやてへの寸止めだけではなく読者にも寸止め…だと……?
こちらはとっくの昔に陥落して愚息がのっぴきならないことになってるので
全裸ネクタイで続きお待ちしております。

551名無しさん@魔法少女:2010/02/20(土) 08:05:44 ID:ROvNQi/M
>>550
ネクタイだけではなく靴下も穿きなさい。
でないと、卑猥ですよ。

552名無しさん@魔法少女:2010/02/20(土) 09:47:12 ID:.LuzqTTU
投下の間隔が短いから忘れる前にサクサク読めていいわ

553Foolish Form ◆UEcU7qAhfM:2010/02/20(土) 11:36:44 ID:scIZnjKg
>>337,>338,>>551
イクス「皆さんとはいいお友達になれそうですね」
スバル「ちょ、イクス、何言ってるんですか!?」

>野狗氏
ヒャッハー!! エロい、エロいよぉ!!
久々に抜けるレベルのSS読んだよ! 会心のGJ!!
お口の中にどろどろ注ぎ込まれるのがヤバいくらいリアリティあったですヨ。

>マルチマックス氏
GJ! こっちもエロい!
段々堕とされていくはやてを追いかけるだけで妄想が膨らむ!
最終話楽しみにしております。

さてさて、投下したいんですが大丈夫ですかな?

554Foolish Form ◆UEcU7qAhfM:2010/02/20(土) 11:47:49 ID:scIZnjKg
という訳で投下しちゃうよー

──先にイクスバ書こうと思ってたらはやユノが完成しちゃったよ!?
だってはやて祭りなんだもん! 昨日仕事から帰ってきてからノンストップで書いちゃったよ!
徹夜でテンションちょっとおかしいけどごめんねー

・A's終了1年後
・ガチエロ
・なのは&はやて&ユーノのドロドロ三角関係
・微ヤンデレ注意? 気にするほどじゃないかもだけど一応。
・今までのユーなの設定とはパラレルですので、安心してお楽しみ下さい。

ではでは、始まります。

555八神はやての爛れた日常 1/8:2010/02/20(土) 11:48:29 ID:scIZnjKg
「あっ、あぁっ、ええ、ええよ……ユーノ、くぅんっ……」
ぐちゅ、ちゅく、にちゅ、にちゃ。
湿った水音が、部屋に響く。
静かな駆動音とファンからの排気だけが空間を支配している、海鳴小のコンピューター準備室。
そこに淫靡な匂いを漂わせて、八神はやては乱れていた。
車椅子はおざなりに隅へと置かれ、存在感を失っている。
目の前で、お世辞にも膨らんでいるとはいえない胸を軽く揉んでいるユーノは、その顔に罪悪感を固めていた。
ただ、その中に得も言えぬ背徳感を隠し持っていることも、はやてはしっかり見抜いていた。
「ねぇ、ユーノ君。今だけ、この瞬間だけでかまへんから、私だけを見てて……?」
はやての秘部には、ユーノの怒張が根元まで埋まっていた。
ぷっくりと赤く色づいた秘裂を押し広げ、抽送を繰り返す肉棒が少女の襞を擦る度に、はやては甘い鳴き声を上げた。
「あぁっ、あんっ、んんっ、はあぁっ……」
「はっ、はやてっ……僕、僕もう……」
ユーノの声が上ずり始めた。絶頂も、もう近いだろう。
互いにまだまだ体力の乏しい同士。はやても性感を存分に味わっているが、もう少し足りない。
はやては少年の手を取ると、その指を結合部へと誘った。
ひくついている淫裂の上部で咲いている敏感な蕾に彼の指先が触れた瞬間、はやての身体はビクリと震えた。
その意図をユーノも察したのか、秘豆を剥き上げて、丁寧に捏ねてきた。
「ひぁぁっ、そこ、そこもっと弄って……ええよ、ええよっ、ユーノ君……!!」
意識に白いモヤがかかり、理性の全てを雪のように溶かしていく。
愛液に濡れたクリトリスを摘み上げられ、きゅんきゅん引っ張られて、はやては限界に達した。
「ユーノ君、イく、イってまうぅ……あぁっ、ああああああああああああああっ……」
全身が痙攣して、爪先が立ち、膣が収縮する。
それが最後の一撃となったのか、ユーノの剛直も最奥で果てた。
びゅくびゅくと膣中で出されている感覚が、直に伝わってくる。
べったりとサーバー棚のガラスにもたれかかって、荒い息を吐く。
西日の入らない窓の先には、学校の裏門がかすかに見える。
深呼吸を繰り返し、心を整えると、丁度チャイムが鳴った。
放送委員の声を聞きながら、はやては膣口から溢れ出る精液を拭き取るのもそこそこに、ショーツを履き上げる。
まだまだ足が不自由だから、それだけの『作業』に一苦労だった。
「ありがとう、ユーノ君。とっても気持ち良かったで」
笑顔で振り向いたが、肝心のユーノはまるで逆の顔を作っていた。
出すものを出しきって、冷静になったからこそできる、罪悪感の塊みたいな表情。
はやてはその頬に、できる限り優しいキスをすると、準備室を出るユーノを見送った。
「大丈夫。私とユーノ君は身体だけの関係やもん、何も難しいことはあらへん。
お互い気持ちいいことを求めて、それだけでおしまいや。な?」
バイバイと手を振ったが、それでも少年の顔に晴れやかな笑みは戻らなかった。
フェレットになったユーノは、逃げ出すように駆け出すと、あっという間に廊下を曲がって見えなくなった。
その理由を、誰よりもはやて自身がよく知っている。
準備室に鍵を掛け、そっと元に戻すと、その場で独りごちる。
「こんなザル警備、はよ厳しくなってくれたらええのに……」
そう、はやて自身の笑顔に、どうしても拭えない陰りが宿っているのだった。

***

始まりは簡単なことだった。

556八神はやての爛れた日常 2/8:2010/02/20(土) 11:49:10 ID:scIZnjKg
はやてはユーノを好きになった。なのはもユーノを好きになっていた。
そしてユーノは、はやてではなく、なのはを選んだ。どこまでも簡単な、恋愛の成り行きだ。失恋して、そこで終り。
本来ならば、それで済んで、アリサにぼやいたり、すずかと笑い合ったり、そんなことをして終るはずだった。
けれど、身体がそれを許さなかった。
決別したはずの少年へと恋慕は募る一方で、火照る寂しい精神はどこまでもユーノを追っていた。
諦めきれない。一言でいってみればそれだった。
「お二人さん! 性活はちゃんと潤ってるんか?」などと下ネタを吐いてみるものの、
その後に訪れる自己嫌悪など、ユーノを想って自慰をした時以上に酷いものだった。
何が嫌かって、なのはが真っ赤になって俯いてしまうことだ。そしてぽつり、「う、うん……」と呟く。
エイミィが避妊の術式を組み上げたらしく、なんにも気にせず中出しし放題だ──とどこから聞いた。
もとい、フェイトから無理やり聞き出したともいう。
時が経つに連れ、はやてはますますユーノを求めたい気持ちでいっぱいになった。
でも、なのはの彼氏となったユーノを、今更どうしようというのか。

その結論が、「身体だけの関係」だった。

初めは、なのはが不在の時に逆レイプしたも同然だった。
ユーノの気持ちなんて、半分お構いなしだった。
「男の子って、ココで気持ちよくなれば誰でもええんやろ? だから風俗なんてサービスがあるんやろ?」
なのはと差し向かいになって取材した、『セックス』の気持ちよさなんて、微塵も無かった。
キスをして、長い愛撫をして、最後の最後、挿入の瞬間になって少年の青い理性が事切れてからは、
全てがどうでもよくなっていたようだった。ええいままよ、そんな気持ちが見え隠れした。
痛くて、苦しくて、詰まりそうで、吐き出しそうで、早く抜きたくて、それでも我慢して、ユーノはもう狼になっていて、
何が何だか分からないまま、純潔は全然華々しくなく散った。
ただ、好きな人と『はじめて』が出来たのが嬉しくて、はやては与えられるだけの愛情を込めて、ユーノを抱き締めた。
けれど、ユーノは抱き返してはくれなかった。
それ以来、一度もキスをしてはいない。彼の領分を冒すような気がしたからだ。
身体の方で一つに繋がっているのに、とは良心の警告。気持ちの問題だ、と自分で自分に言い聞かせた。
だから、口づけがどんな味なのか、はやてはもう覚えていない。
その時、甘酸っぱくも何ともない、期末テスト当日の朝食みたいに味気なかったような記憶だけが、どこかにこびりついている。

そして今日も、はやては禁じられた交遊に耽る。
ユーノを呼ぶ時はフェレットモードで、部屋の鍵を内側から掛けた後は、人間に戻って貰う。
誰もいないコンピューター準備室で、二人は身体をまさぐり合った。
壁を一つ隔てた向こうでは何人かの生徒が残ってレポートの作成やネットサーフィンをしていた。
潜めた声がいつ漏れ出してしまうのか、スリルがはやての身体を熱くする。
聞き付けた連中の一人になのはがいたら……その時はその時だ。どうにでもなれ。
ユーノは、今日もキスを求めなかったし、自身もまたそうだった。
幼い性器を交わらせているというのに、そんなところばかり律儀になっている。
低いうなりの中ではやてはユーノの服を脱がし、その中性的な肢体を愛撫する。
はやてが主導権を握っているのは、彼を想うがため――「私がユーノ君を逆レイプしとっただけや、責任は全部私」
少年もまた、そんな言い訳に心を任せてしまった捨て鉢さがあるように見えた。
車椅子から降りて、下着を脱がすと、ユーノはしっかりと反応していた。
半勃になった肉棒がそれでも片手に余る大きさになって、空を向きかけていた。
「何やかんや言うても、ユーノ君かて乗り気やね? ちょう待っててな、すぐに気持ちようしたげるから……」

557八神はやての爛れた日常 3/8:2010/02/20(土) 11:49:48 ID:scIZnjKg
両手で優しく包み込み、こしゅこしゅと擦る。時々ぴくりと反応したり、甘い息を吐くのが、例えようもなく可愛い。
膝立ちになって、動かない足先を必死に支えながら、硬くなった肉の兇器を扱き上げる。
ユーノが気を使って、座ってくれる。天を衝かんばかりに聳える肉棒に、はやては息を呑んだ。
先端から滲む透明な粘液を舌先で舐めると、少年は身体を強張らせた。
上からユーノに覆い被さったはやては、おもむろに肉棒へと口づけた。
亀頭に軽く吸い付き、優しさを込めてしなやかに擦る。くぷり、と小さな口を開けて、ユーノの先端を飲み込んだ。
青臭くて苦い、少年の味。じわりじわり溢れてくる先走りを舐め取って、飲み下す。
身体の火照りは間違いなく、動物としての発情で、
彼を求めたくなる気持ちが限界まで膨らんで、はやての顔はこれ以上ないほど紅くなった。
「んっ、おいひい……ユーノ君のおちんちん、凄くおいひいよ……」
音を立てて、彼の欲望を啜る。一口ごとに意識を蕩かし、理性を荒々しく削っていく。
びくびくと震えるユーノの怒張ははち切れんばかりになって、口の中に咥えていることも難しい。
舌全体を使って肉竿全体を舐め、唇を窄めて軽く圧迫する。
鈴口をチロチロとくすぐって、また亀頭を吸う。直上で荒い息を吐く少年が、呻き声を上げた。
「は、はやて……僕、もう……」
切羽詰った声。できることなら、このまま唇と舌による愛撫を受け続けていたいのだろう。
だけど、そんなのは戯言だ。彼が欲する限り、いつでもどこでも受け入れられる自信がある。
我慢する必要なんて、どこにもないのだ。
「ん、ええよ。私の口に、いっぱい出したって。全部、ぜんぶ飲むから……ユーノ君のミルク、沢山ちょうだい」
ラストスパート、はやては口を激しく動かして、長いストロークに精を尽くした。
唇で扱き立てるユーノのペニスが何度も痙攣を繰り返し、そしてマグマを吐き散らした。
「うあぁぁぁっ……!!」
気持ち良さそうな声と共に、絶頂の本流がはやての口へと叩き込まれた。
絶対に零さないように、唇に力を入れた。
一瞬早く口を引いたお陰で、どろどろで特濃の精液が舌先で踊り、口腔へと流れていく。
鼻に抜ける強烈な匂いで、頭がくらくらする。
自らもまた倒れそうなほどの快感に酔い痴れながら、はやてはユーノの白濁を最後まで受け止めた。
「んむぅっ……んん、んふぅ、ふぅぅ……」
一しきり射精を終えたユーノの肉棒を口から離すと、精液を舌でかき混ぜる。
ワインのように、ブランデーのように、その匂い、味を、口内全体で楽しむ。
ねっとりと濃い、飲み下すことも難しそうな粘液。唾液で多少薄めつつも、全然流動性は高まってくれない。
喉に絡みつく苦しさをも心に受け入れながら、はやてはユーノの欲望を飲み込んだ。
一口では到底足りない。二口、三口と胃に送り込んで、ようやく中が空になる。
それでも残る密度の高い精臭に、はやての心は高鳴った。後味もまた淫靡で、このまま狂ってしまいそうだ。
ぺろりと唇を舐めると、そこにもまた精液の味。妖しい微笑が、はやての口元に浮かぶ。
改めてユーノの剛直に目を落とすと、舐め取りきれなかった白濁がまだこびり付いていた。
それを舐め、ついでとばかり、中に残っていた僅かなダマも吸い出す。
少年はまた喘ぎ、肉の鎗がその硬度を取り戻してきた。
「はやて、その、あの……」
ユーノが躊躇いがちに、紅潮した顔を俯けながら呟く。
我慢できなくなってきた証拠だ。この肢体を味わいたい欲望が、見ただけですぐに分かる。
「ええよ。私のこと、いっぱい気持ちようして?」

558八神はやての爛れた日常 4/8:2010/02/20(土) 11:50:26 ID:scIZnjKg
逆転。今度ははやてが下になって、ユーノの責めを受ける。
彼の目は既にぎらぎらとしていて、なのはのことなどもう頭の中に欠片も残っていないようだった。
──男の子は、楽でええね。女の子はあかん、こんな時でも他の女のことを考えてしまうんやから……
小さな呟きはユーノにも聞こえず、むしろもごもごとした響きが誘っているように見えたのか、
少年は一気にはやての制服を捲り上げた。
その下には、シャツが一枚に、申し訳もない程度のスポーツブラ。
暖房を利かせていたから、他の衣服は全部脱いでおいた。
男という生き物は脱がせる過程にもこだわるようで、先に脱いで待っていた時は、
彼は一言も言わなかったものの、中々勃ってくれないのを見逃すほど莫迦でもなかった。
「はやてのおっぱい、まだ小さいね」
「もぅ、いやや、ユーノ君。言わんといて」
「僕は小さい方も好きだな。つまり、大きさなんて関係ないよ」
じゃれあうようなやり取りにも関わらず、その動きは一つ一つが耽美で、背徳で、そして性的だった。
ブラジャーのホックに手を掛けられ、慣れた手つきで離される。
ああ、なのはとも似たようなことをやっているのかなと、また「本来の彼女」について想いを馳せた。
しかし、そんなことを考えるのも、間もなく終る。ユーノに浴びせられる快感は、万物を忘れさせてしまうのに丁度いいのだ。
「ちゅっ……」
「んはぁっ……! ユーノ、君、そんないきなり……」
「だって、はやてが我慢できなさそうな顔、してたから」
「それはそうやけど……んくぅ!」

最初から、一点集中。ユーノはやにわに乳首へ吸い付いてきた。
まだ母乳なんて出る訳がないのに、赤子が乳を飲んでいるかのようだ。
すぐに硬くなった柔突起を唇で食まれる感覚は、通常では味わえない快感。
舌先でつつかれると、その度にはやての愉悦がスイッチを押されるかのように訪れる。
喘ぎが漏れ出す頃になって、今度は反対側の胸を責められる。
すっかり出来上がっていた蕾は歓喜に震え、はやては隠せぬ喘ぎを漏らした。
少年の指は、空いている方の胸を優しく揉み、寄せたり指を沈めたりして遊んでいる。
はやての喘ぎが激しくなってきた頃、ユーノは口を離した。
名残惜しさに不満を零しそうになったが、それはすぐに掻き消えた。
頭が急に下がっていったと思えば、恥ずかしいクレバスに指を埋められた。
上ずった叫びが上がり、はやての腕はユーノの頭を捕らえた。
ただ、それだけで若き少年が止まるはずもなく、彼ははやての足をゆっくりと広げていった。
未だに麻痺の残る足は、膝から下がまともに動かない。
まして、今まで性戯を身に受けている状態でユーノを払いのけることなど、到底出来なかった。
「いやぁ、恥ずかしいよ、ユーノ君……お願い、見んといて、お願いぃ……」
羞恥が極限に達して、思考が正常に働かない。
一つ覚えにぽかぽかとユーノを叩いたが、もちろん効果はまったくなかった。
鼻先が触れそうな距離でまじまじと秘部を見つめられて、はやてはイヤイヤとかぶりを振る。
同時に、見られるだけで身体が反応して、じんわり滲み出る粘液の存在を、尻まで垂れていく感覚で知っていた。
淫らになってしまったのを、否定しきれない。
むしろ、全部認めてしまって、快楽の座に流されてしまう妄想もまた、捨て難いものがある……あくまで妄想の範囲で、だが。

はやてはユーノの与える強烈な愉悦に頭がおかしくなりそうだった。
焦らすような指の動き、時折弱点を的確に突く舌の蠢き。
M字に開かれた足は閉じることもできず、ただ責め苦を受ける。

559八神はやての爛れた日常 5/8:2010/02/20(土) 11:50:59 ID:scIZnjKg
秘豆を撫でられ、蜜壷に指を入れられ、浅い所をくちゅくちゅと掻き回される。
天井のざらざらしたポイントをくいと持ち上げられて、はやては達してしまった。
身体はがくがくと痙攣し、震え、制動などまったく利かない。
だが、それだけで終るユーノではない、少年の舌がスリットに迫ると、彼は調子軽く言った。
「それじゃ、はやてのジュース、飲ませてね」
「ジュースて、そんな、ホントにぃぃ……!」
まだ余韻の残る秘部に、ユーノは口づけた。
クレバスの奥深くに舌を突っ込み、湧き出る蜜を残らず舐め取ってしまわんとばかりに、縦横無尽に粘膜を犯す。
「あぁっ、そこ、そこぉ……ええ、ええよ、ユーノ君、気持ちええよぉっ!」
淫核を覆う包皮を剥き出しにされ、真っ赤に膨らんだ真珠へ愛液を塗りたくられて、ついさっきユーノにしたように扱かれる。
絶対に壁の向こうへ聞こえているだろう嬌声を堪えきれず、はやては高い喘ぎを叫んだ。
最後通牒が、淫豆にしゃぶりつかれた時だった。今度は、胸を弄くられた時とは違う。
愛汁をダダ漏れにするスイッチを吸われて、充血した突起を舌先が蹂躙する。
もはや手で彼の動きを押さえつけることもできなくなり、はやてはただひたすら悦楽に溺れた。
「イく……イってまうぅ……も、もうやめてぇ……堪忍やぁ……」
許してくれる訳がない。何しろ、もうユーノには聞こえていないのだから。
歯を立ててコリコリに勃起したクリトリスを甘噛みされた瞬間、はやての頭に白いスパークが散った。
それは赤く、そしてピンクに代り、意識をごちゃ混ぜにして混濁の海に突き落としていった。
「イく、イくぅ……あああ、ああああぁっ!!」
くてん、と横になるはやて。けれど、ユーノの方はむしろ復活していたようで、肉の兇器を再び曝け出していた。
そして、「いいよね」と小さく呟いただけで、未だイきっぱなしの紅いスリットへとその先端を押し当てた。
「あ、あかん、今避妊の魔法を構築して……うあぁっ!」
いい終るよりも早く、ユーノの肉棒ははやてを貫いた。
同年代でみれば標準でこそあれ、はやての膣に易々と収まるほど細くはない。
粘膜を押し開かれて奥へ奥へと突き進んでくる肉竿を、どうやっても止められない。
これ以上されたらおかしくなってしまうのに、ユーノは止めてくれない。
「はやての中、熱くて、きつくて……凄く、気持ちいいよ」
肩を押さえつけられたまま、耳元で囁かれる。
嬉しくて、でも言葉にならなくて、答える代わりにはやては喘いだ。
薄れそうになる意識を必死に堪えて、避妊の術式を組み上げ、発動させる。
「オッケー……ええ、よ、ユーノ君……おもいっきり、中に出したって……」
精液を最奥に打ち付けられる言いようもない快感を、少女はもう身体に染みつけてしまっていた。
本能と欲望にのみ従って、互いの粘膜を結合させている二人は、もう他の世界など見えていなかった。
「ふあぁぁ……ひあぁ、うぅっ、んんっ……」
ただの抽送から、捻りが加わって、はやての声は一際大きくなった。
膣壁を力強く擦り上げられて、はやての意識は飛びかける。
イきかけているところに、一番奥まで肉棒を叩き込まれ、止めに淫核を捏ねられて、はやてはあっさりと絶頂に押し上げられた。
「ユーノ君、ユーノ君、ユーノ君……大好き、大好きぃ……ひあっ、ふああああああああああああああああああぁぁぁっ!!」
どぷどぷと、二度目とは思えない量の白いマグマが、はやての子宮へと注がれた。
出し切るよりも前に、収まりきらなかった精液が溢れ出て、尻の方へと垂れ流れていく。
二人は抱き合ったまま激しい絶頂に身を委ねて、太陽が落ちるまでそのまま繋がっていた。

***

後処理は、激しい情交の後だっただけに面倒を極めた。
さりとて、家に帰れば誰かしらヴォルケンリッターがいるし、ユーノの家、つまり高町家は論外だ。
見つかったら最後、家族全員から袋叩きに遭うのは火を見るよりも明らかだった。

560八神はやての爛れた日常 6/8:2010/02/20(土) 11:51:41 ID:scIZnjKg
全ての欲望を片付け、ショーツを履いたはやてだったが、やはり掻き出しきれなかった精液が後から後から溢れてくる。
これはもう風呂に入らないと全部は拭いきれないだろう、そう諦めてはやてはユーノに手伝ってもらい、立ち上がった。
車椅子に座り直すと、じわりと溢れ出して来る感触が下半身に広がった。後で車椅子ごと拭いておかなければいけない。
準備室のドアを開けて、鍵を取り出して奥のユーノを呼び出して──そこで戦慄した。
視界の端に、見慣れた栗色のピッグテール。とてとてとあどけない顔で寄ってきて、何気ない顔で聞いてくる。
「はやてちゃん? どうしてここにいるの?」
……最悪のタイミング。なんと目の前には、高町なのはその人がいた。
ふと下ろされた目に鍵があるのを目ざとく見つけ、視線が急に不審なものに変わる。
女の勘がどれだけ恐ろしいのかを、はやては今この瞬間初めて知った。
部屋の中を肩越しに覗かれ、後ろにいるユーノにもすぐ気づいたようで、その目は終ぞ剣呑なものになった。
「え、どういう、こと? はやてちゃん、こんなところで一体ユーノ君と何やってたの?」
普段、職員しか立ち入らないだけに、なのはは相当嫌な想像をしていたようだ。
はやての肩を押しのけて、少女はコンピューター準備室へと入っていく。
そこにまだ色濃く残る牡と牝の匂いと、万引きを見つかったような顔のユーノを見て、なのはの思いは確信になったようだった。
スタスタとはやてのところまで戻ってきて、どぎつい目線を当てられる。
これでなのはが魔物だったら、一瞬で石化しているところだった。
「なに、やってたの?」
一音一音、はっきりと発音して、なのはが詰問する。
どうにも答えられず、視線を逸らして黙り込んでいたが、やがてなのはは痺れを切らしたようだった。
「答えて! 何やってたの!!」
怒鳴る声に、周囲の人間が集まってきた。
ますますものが言えなくなったはやては、さも何でもないかのように準備室の鍵を閉めると、職員室の方へと車椅子を進めた。
ユーノには、念話で窓から外に出て貰うように言う。伝って降りる場所はいくらでもあるから、大丈夫だろう。
半ば無視するように車椅子を押しながら、道すがらはやてはぼそりと喋った。もう、野次馬は誰もいない。
「感づいとる、というか、分かってしもとるようやから言うとくわ。
──私とユーノ君はセックスしとった。私がユーノ君をあの部屋に連れ込んでレイプしとった。それだけや」
知らず、不貞腐れた口調になる。なのはは肩をいからせながら、無言で後ろをついてきた。
圧迫されるような気迫が怖くて、自然と車輪を押すスピードが上がった。
職員室の鍵棚にこっそりと鍵を返すと、はやては普段誰も来ない踊り場へと移動した。
誰もいないだけあって、浮遊魔法の一つや二つなら簡単に出来た。

「……ねえ、はやてちゃん。さっきの嘘だよね? ちょっとだけ、ユーノ君が暴走しちゃっただけだよね?
わたしがユーノ君を満足してあげられなかったから、はやてちゃんとお話しているうちに我慢できなくなった──そうだよね?」
最後の期待を込めたような声のなのは。二人きりで向かい合い、重たい沈黙と戦う。
はやてはゆっくりと頭を横に振って、視線を下げた。
「さっき言ったことが全てや。私からユーノ君に迫って、ユーノ君とセックスした。若い女が性欲持て余しただけや。
せやから、ユーノ君は悪くない。一ミリだって悪くないんや」

561八神はやての爛れた日常 7/8:2010/02/20(土) 11:52:14 ID:scIZnjKg
つっけんどんな気持ちがどんどん前に出てくる。本当に、なるようになれと感じ始めていた。
なのはは腕をぶるぶる震わせていた。次に何が来るのか、簡単に予想が出来た。

パシッ!!

頬に強烈な痛みを感じた。それは心まで沁みる痛さで、謝罪をしようという意識さえ萎んでどこかへ飛んでいってしまった。
なのはが黒いオーラを纏っている。本気で怒っているのを見るのは、生まれて初めてだった。
『お話』すらせずに、イの一番に引っ叩くなんて、今までのなのはではありえないことだ。
「どうして? どうしてなの? わたしとユーノ君が付き合ってるの、知ってるよね!?」
今、ここにナイフがあったら、間違いなく刺されていただろう。
はやては突き刺さる感覚を噛み締めながら、ようやく頭を下げた。
いや、いつか必ず謝らなければいけない時が来るのは分かっていたのだ。
「なのはちゃん……ごめん。ごめんなさい。私も、ユーノ君のことが好きだったんや。我慢、できなくなってしもたんや……
ユーノ君となのはちゃんが付き始めはって、二人とも、遠くに行ってしまいそうな気がして……
でも、出来心やないんや、私は本気で、ユーノ君が好きやった。だから、悪いのは頭から尻尾まで全部私。
許してくれとは言わへん。だけど、これだけはお願いや、ユーノ君を責めんといて……」
なのはは何も答えず、踵を返した。思わず声を掛けたが、空しく壁から返ってきただけだった。
ようやく押し寄せてきた後悔の波に、破局の瞬間に、はやては大粒の涙を流して泣いた。
声は、微塵も出なかった。

***

翌日。
はやては沈んだ気持ちで車椅子を押していた。学校に行くのがこんなに辛い日が、今までに一度だってあっただろうか。
途中でアリサやすずか、フェイトに会ったが、言葉少なく挨拶だけをしてその場を去った。
そして果たして教室には、既になのはがいた。
昨日と違ってまったく静かな物腰、雰囲気だったが、いつどこで導火線に火が付くか分からない。
そろそろと、気配を殺して席に着く。だが、同じ教室内のこと、すぐに見つけられてなのはが寄ってきた。
はやては目を閉じた。絶縁宣告だったらどうしよう。
トントン。肩を叩かれて、ビクリと身体が震える。
最も回避したい結末を思い浮かべて頭を抱えていると、一番想定外の口調で話しかけてきた。
「はやてちゃん。昨日のことは、もう、いいから」
「……えっ?」
優しい声。怒気もなければ悲しみもない。はやては一瞬、時間が昨日の朝に巻き戻ったような気がした。
だって、ありえない。あれだけのことをして、それでなのはが何ともないような顔をしているなんて、絶対にありえない。
──そのはずなのに、なのはは飽くまで穏やかな調子だった。何故? どうして?
「ユーノ君とは、たっぷり『お話』したよ。それで、お互い納得のいく結論が出たから、もういいの」
ニコリと笑って、少女はまっすぐはやてを見つめてきた。その視線へ釘付けにされていると、突然念話が飛び込んできた。
なのはのものだ。

562八神はやての爛れた日常 8/8:2010/02/20(土) 11:52:49 ID:scIZnjKg
『大好きな人の、浮気の一つや二つ許せないような女の子にはなりたくないの!』

……なのはが神々しく見えたのは、絶対に気のせいではない。
神か? 仏か? いったい、目の前にいる女の子は、なんなんだ?
金色の光が、背中から放たれているような錯覚を感じた。
天使と呼ぶべきか、それとも女神と呼ぶべきか。はやては迷いに迷った挙句、形容すべき言葉を見失ってしまった。
「取り敢えず、放課後わたしの家に来て。後の話は、そこで」
訳の分からぬまま、なのはは席に戻っていった。同時にチャイムが鳴り、担任が教室に入ってくる。
はやては放課後に不安と期待の複雑に入り混じった感情を抱きながら、ひたすら時を過ごした。
時は今、金曜日。週末が訪れた。

「お、おじゃましまーす……」
相変わらず庭の広い家だ、とはやてはぼんやり考えた。
先に帰っていたなのはが迎え入れてくれて、部屋に通される。
そこにはユーノもいて、顔は笑っていたが、どうにもげっそりとやつれて見えた。
まさか、スターライトブレイカーでも喰らったのだろうか?
「ちょ、ユーノ君、大丈夫なん?」
堪りかねて聞くと、ゆっくりと彼は首を縦に振った。ただ、それは明らかに嘘を含んでいた。
曖昧な微笑ではやてに笑いかけ、そのままくたりと肩の力を抜く。
「色々あったんだよ。昨日はね……『なのは』とは何なのか、身体で覚えさせられたよ」
頬がこけたようにも見える、あまりの変貌に、はやては竦みあがった。
何かとんでもない事態が待ち受けている、それだけは間違いなかった。
程なくしてなのはが現れた時も、はやてはまたビクリと震えたが、やはりそこにいたのは天使だった。いや、或いは熾天使か?
ニコニコと微笑み、まるでこれからお茶会が始まらんとしている雰囲気。
だが、それは紛れもなく違った。なのははおもむろに膝を突いてはやてと同じ高さの目線になると──口づけられた。
「んむぅっ!?」
「ちゅっ、んむっ、んちゅ……ちゅぱ、ちゅぷ、ちゅぅっ……」
突然のことで頭が分からず、ただなのはのキスを受け入れる。
それは、ユーノと交わした時よりも、もっと甘くて、もっと強烈で、そしてもっと淫靡だった。
女の子同士でディープキス。初めてはユーノに捧げたものの、混乱は収まらない。
「わたしは、このおしおきが一番利くと思うの」
満面の笑みで語るなのはは、どこまでも純粋だった。だからこそ、天使に見紛うほどの清廉なオーラを纏えたのだ。
だからこそ、天使のままで現世の情欲を思うがままに操れるのだろうか。
なのはは長いキスを終らせると、はやての身体を浮かせてベッドに軟着陸させた。
そのまま、制服を剥いでいく。焦らず、じっくりと、懲罰の羞恥を与えるために、一枚ずつ脱がせられる。
「はやてちゃんが二度とわたしのユーノ君に、『許可なく』手出しさせないようにしてあげる」

ああ、ユーノが話した「おしおき」とは、このことだったのか。
ゾクリと背筋に愉悦の疼きを走らせて、はやてはなのはに従った。
『許可さえあればユーノと触れ合える』、少女の語ってくれた希望に縋った。
「泣き叫んでも、どんなにお願いしても、絶対に許したりなんてしてあげないからね、はやてちゃん……」

563Foolish Form ◆UEcU7qAhfM:2010/02/20(土) 11:53:55 ID:scIZnjKg
抜けたら作者の勝ち。抜けなきゃ作者の負け。
それでは、また。

564F-2改:2010/02/20(土) 13:23:00 ID:6anfxrRs
はやユノ、だと……!?
ならば私はクロなので対抗しよう。と言う訳で過去に書いたものを漁って
いたら出てきたものを投下します。非常に短くて恐縮でありますが。

・CPはクロなの
・拙作「踏み出す一歩は誰のために」の続編


名字


ある日、なのはが教導隊のオフィスでディスプレイに向かい、書類を作っていた時。

「えーっと、陸士302部隊の定期巡回はー、と……」

パタパタと軽快にキーボードの上で指を鳴らし、ときどき手を止め、考えるようにして上を見上げる。
先日彼女は陸士302部隊に教導に行った。今回はその報告書。巡回した先の問題点、改善点、その後予想される成果などなど。もともと行った先で必要なところはメモ書き
しており、ディスプレイの傍らに置いておいた。これを参考にすれば、ちゃちゃっと報告書をまとめられる。
テキパキ文章を打ち込みまとめ、いよいよプリントされた報告書に直筆のサインを入れるべく彼女はボールペンを握った。印鑑と同じで、責任者が誰であるかをはっきり
させるためである。
紙面にペンを当てて自分の名前を書こうとし、その時突如として少女の指が止まる。
名前。その人個人が何者なのかを証明する、大事なもの。言うまでもなく、彼女の名前は高町なのは、である。両親からもらった大事な名前、変わるはずがない。
――否。確かに"名前"は変わらない。だが、あることをすることで変わる部分がある。すなわち、結婚。すなわち、苗字。女の子に生まれたからには、なのはだって人並
みにお嫁さんと言うものが気にならない訳がない。
ボールペンを机の上に置いて、鉛筆に持ち変える。わずかに天井を見上げて、考える。自分の苗字が、変わるとしたら?

「ええと……ミッドじゃこうが正しいんだっけ」

さらさらと鉛筆を報告書の上で走らせる。
彼女はこう書いた。『なのは・ハラオウン』と。

「…………」

沈黙。沈黙。しばらくの間報告書と睨めっこする形で沈黙。
もう一度ゆっくり、天井を見上げて――かっと、我に返ったなのはは頬を朱色に染める。ふるふる首を横に振り、消しゴムを手に持ち紙面に押し当てゴシゴシする。
あー、もう。何やってんだろ、私。消し粕を丁寧に払いのけながら、しかし少女の顔はあながち満更でもなさそう。
天井を見上げた瞬間、脳裏にイメージがよぎったのだ。
教会、祝福してくれるみんな、純白のドレスに身を包んだ自分、優しく手を取ってくれるタキシードの男性の顔は――停止。思考、強制停止。これ以上思い出すとまた何
かエライことになる。
高町なのは、この時一六歳。多感な時期の乙女であると自認するが故、自分にはまだ早いとイメージした場面を大急ぎで消去する。

「あ、でも」

思いついた思考を、再び鉛筆に載せて紙面の上を走らせる。ミッド式の他に、和式もあり得るのではないだろうか? すなわち、お嫁さんではなくお婿さん。
彼女はこう書いた。『高町クロノ』と。

565F-2改:2010/02/20(土) 13:23:31 ID:6anfxrRs
「…………」

沈黙。沈黙。しばらくの間報告書と睨めっこする形で、二度目の沈黙。
ゆっくり天井を見上げて、考える。考えた末――ボンッと、聞こえるはずもない炸裂音が響いたような気がした。茹蛸のようになった顔をぶんぶん恥ずかしそうに振り、
栗毛色のサイドポニーがゆらゆら揺れる。そのままバンバンバンバン!と机を叩き、メルトダウン寸前になった己が思考を必死に落ち着かせようとした。
やだ、もう。何考えてるんだろう、私。大事な書類をこんな名前で出す訳にいくはずがなく、やっぱり消しゴムでゴシゴシしながらしかし、なのはの表情はこれもやっぱ
り満更でもなさそう。
脳裏にイメージがよぎる。式を行った後は早速の新婚旅行。青い海、白い砂浜で思い切り遊んで、転びそうになったら彼が助けてくれて。夕方になったら沈む夕日を見な
がら「綺麗だね」「なのはの方が綺麗だよ」「もう、クロノくんったらー」とかやって。最後はゆっくり、お互いどちらともなく自然と顔を寄せ合って――

「ぶふっ――!」

危ない。これ以上はきっと鼻血が出る。と言うか、こんな現場もし彼に見られたりでもしてたらどうしよう。間違いなくいじられること確定である。どうにも一度、お互
いの愛を確かめ合ってからあの執務官は少女を色々いじったりするのが好きになってしまったようなのだ。
だから、電源を切らずにしておいたディスプレイから彼の、クロノの声が聞こえてきた時は素で悲鳴を上げてしまった。

「なのは、ちょっといいかな?」
「ひょわあああああああ!?」

考えてもみなかった、思わぬ奇襲攻撃。もちろんディスプレイに映る通信の相手、クロノにそんな意図は皆無である。それでも妄想の相手がいきなり現実に現れたため、
なのはは持っていた報告書を派手に打ち上げるほど驚いた。

「ど、どうしたんだ、なのは。何かあった?」

事情を知るはずもない執務官、ディスプレイの向こうで割りと真剣な表情。空中に打ち上げられた教導官の報告書が、ハラハラと空中を舞った末に画面の前、要するにク
ロノの目の前に落ちてきたのは何の偶然だろうか。
当然、報告書の内容は彼には丸見えな訳で。

「何々……陸士302部隊への定期巡回に関する報告書。あ、書類作ってたのか。ん? でもこれ、名前の欄が……」
「ダダダダダメぇ! それは、その、お、乙女の恥じらいなのー!」

親友もびっくりな勢いと速度で書類を回収にかかるなのはだったが、報告書をディスプレイの前から払いのけた時、眼に見えたのはニヤニヤと気色の悪い笑みを浮かべる
執務官のお顔。いかん、やられた。見られた。作戦失敗。
そっかそっかぁ。なのは、もうちょっと待っててくれないか。アースラが戻ったらすぐにでも手続きしよう。うん? いや? じゃあなんであんなの書いたの?
んにゃー! クロノくんのイジワルー!
――などと、その後しばらくいちゃつきあって。オペレーターのエイミィがため息交じりに一応公式な通信だから消しとくねー、と二人に告げた。


終われ

566F-2改:2010/02/20(土) 13:24:15 ID:6anfxrRs
以上、投下終了。お目汚し失礼しました。
たぶんなのはってデレたら妄想癖があると思うんだ、うん。

567名無しさん@魔法少女:2010/02/20(土) 19:28:25 ID:BACL9H8E
主はやてとなのはさん可愛いよハァハァ

568名無しさん@魔法少女:2010/02/20(土) 19:39:03 ID:vRvspGMQ
>>553
数年後、そこには小さな少年の恥ずかしい写真を撮ってニヘニヘするスバルがあった

569名無しさん@魔法少女:2010/02/20(土) 20:44:47 ID:m02Cp0QY
>>563
なのはさんすげー
ユーノとはやての絡みよりも最後のなのはさんが一番エロク感じたわ

残念ながら俺の負けだぜ。ふぅ………

570名無しさん@魔法少女:2010/02/20(土) 20:49:53 ID:nAhvmA0Y
>>566
なんだこれ、なんだこれ、もう、なんなんだこれ
妄想なのはが可愛すぎて俺が悶え死ぬ

571名無しさん@魔法少女:2010/02/20(土) 23:11:00 ID:M01e/HFY
ユーノとはやてってどのぐらい交流があるんだろう

572名無しさん@魔法少女:2010/02/20(土) 23:42:59 ID:.3r1aOBc
二次設定かもしれんけどリインⅡ作成に協力したとは聞いたことがある

573名無しさん@魔法少女:2010/02/20(土) 23:45:51 ID:57gr.qd.
>>572
それは公式設定。

574名無しさん@魔法少女:2010/02/20(土) 23:51:27 ID:M01e/HFY
A'sSS03ではやてが新デバイスの製作に協力してもらっていると言っていたけど
それがリインⅡのことだとは明言されてないんじゃなかったっけ?
可能性は高そうだけど

575名無しさん@魔法少女:2010/02/20(土) 23:51:48 ID:UtGL4k6s
ドラマCDでしか出てきてないせいか
知らない人多いよね

576名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 00:08:31 ID:QTOdIb1g
>>574
シュベルトクロイツの作成協力は、マリーさんだっけ?
漫画版でそんなこと言っていたような

577名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 00:19:07 ID:Uhulcndg
>>576
シュベルトクロイツの試作の話、でも実用に耐えられるものができない

ヴィ「大魔力でミッドとベルカの両方を使う魔導騎士なんてそうはいないから仕方が無い」

は「ユーノ君とマリーさんに協力してもらってるけどうまくいかない」

シャ「やっぱりユニゾンデバイス?」

は「リインの名を継ぐものは魔導書型で管制人格付がいい」

その後
「シュベルトクロイツの新試作ができてるから後で取りに来て欲しいってマリーさんが言ってた」

って流れだったような

578マルチマックス:2010/02/21(日) 00:25:36 ID:L7aLfVFg
こんばんわ。
設定関係のお話をしているところ腰を折る形になってしまうかしら?
とりあえず、はやて祭りからなのは祭りに変わりつつあるようですね。
乗り遅れないように復讐鬼・はやて編を完結させてしまいたいと思います。

例によって注意書きから

※注意
陵辱モノです。
オリジナル設定、というかアニメ以外で公開された情報のために不具合が多少出ています。
陵辱する側はオリジナルキャラになります。

これらが嫌いな人はNG設定をお願いします。

579復讐鬼・はやて陵辱編⑤:2010/02/21(日) 00:27:20 ID:L7aLfVFg
「さあ。お願いしてみようか?」

フェイトは、もう一度はやての瞳を覗き込むように問いかけてくる。

「む、むりや……そんなの……ぜったい……いやや……」

はやては懸命に拒否の言葉を搾り出す。

「う〜ん……でも、して欲しいんでしょ?」
「……」

顔を背けフェイトの視線から逃れこそしたが、微かに……。
間近で見ていたフェイトでさえ、注視しなければ分からない程の動きではあったが。
本当に微かに、だけれど確かにはやての首が縦に揺れる。

『無理』『いや』。
はやてから紡がれていた言葉が、いつの間にか男に貫かれることではなく、懇願することへと巧みにすり返られていた。

「うん。ちょっと素直になったね」

フェイトは満面の笑みを浮かべる。
対して、はやての顔はこれ以上ないほどに真っ赤に染まっていた。

「わたし達は、はやての言葉を聞かないでもどうして欲しいか分かるけど……」

フェイトはちらりと男のほうに視線を向ける。

「付き合いが深くないと……言葉にしないと分からないんじゃないかな?」

再びはやてに顔を向けたフェイトは、いかにもという作った困り顔だった。

(もう少しか……)

男の復讐の完成図。
それは……身も心もはやてを完全に落とし、屈服させること。

快楽を得るために、仲間を売る情報を流してしまったフェイト。
仲間を確実に葬り去る力を、快楽に抗えず男に渡してしまったはやて。

仲間へのこれ以上ない罪悪感を植えつけた以上……。
残るは、自ら浅ましく男を求める姿を、この地に眠る仲間の魂に見せ付けるだけだった。
フェイトがそうなったように……はやてもその道を確実に歩まされていた。

580復讐鬼・はやて陵辱編⑤:2010/02/21(日) 00:28:07 ID:L7aLfVFg
「さあ、お願いしてみようか?」

もう一度笑顔で繰り返すフェイトに、はやては逃れられない運命を悟る。

「な、なんて言っていいか……わからへん」

だからせめて、フェイトから男に伝えて欲しい……。
瞳で訴えかけるはやてに、フェイトは笑顔で告げる。

「そうだね。だったら、わたしの言うことを復唱して」
「〜〜〜〜〜っ!」

最後の懇願さえも、聞き入れられなかったことにはやては絶望する。

フェイトは言いよどむはやての背後に回ると、上半身を起こさせる。
自分に比べて豊かな胸の感触にこんなときだというのにドキドキしてしまう自分が悔しかった。

「お願いするときは、ちゃんと相手の目を見ないとね?」

はやての頭を男の方に向けさせると、動かせないように固定してしまう。
今までのように、感情を出した後に羞恥から目を逸らすことさえはやてには許されない。

「じゃあ、いくよ?」

はやての返事も待たずに、フェイトは男に向けてはやてが言うべきセリフを、涼やかな声で読み上げていく。

「お願いします。もう、我慢できないんです」
「あ、あぁ……」

振り向いて救いを求めようとするが、フェイトの手に抑えられた頭は動かせない。
響いてくるのはフェイトの呼吸音だけで、それ以降の言葉は一切ない。
はやてが、言葉を紡がない限り、この場の時間は動き出さない。
止まった時間の中でも、はやての身体の疼きは確実に蓄積されて、地面には溢れた愛液がしみこみ続けていく。

「お、お願いします……もう……我慢できないんです」

口にしてみると、思ったよりスムーズに言葉が出て行くことにはやて自身が驚いていた。

「あー! ダメダメ! そのまま言ったら台本読んでるだけでしょ?」
「っ……!」

その原因を、フェイトに指摘されてしまう。
フェイトの言う通り、どこか現実感の伴わない『セリフ』としてだから、スムーズに言えたのだった。

「ちゃんと、はやてらしくね? 分かる?」
「うぅ……」

耳元で囁くフェイトの声は楽しげだった。
はやてを責めて楽しんでいるのを示すように、背中に当たるフェイトの胸の先端が硬くなっていくのを感じる。

「お願いや……もう、我慢、でき……へんっ……あぁ……」
「うんうん、よくできました」

同じ意味の言葉なのに、まるで次元の違う羞恥がはやてを襲う。
用意されたセリフなのに、はやての言葉遣いにすることで、完全にはやての意思へと変わっていく。

そんなはやての様子に満足したのか、男が一歩……はやて達との距離をつめるために足を踏み出す。

「あ……」
「そう。はやてが素直になるごとに……分かるわね?」

はやてが、懇願するごとに待望の時間が近づいてくる。
逆に言えば、そうしない限りは、その時間は永遠に来ないことを示していた。

581復讐鬼・はやて陵辱編⑤:2010/02/21(日) 00:29:10 ID:L7aLfVFg
「わたしのはじめてを、あなたの黒くて大きくて固いおちん●んで、奪ってください」
「〜〜〜〜」

途切れることなく、卑猥な言葉をフェイトが紡ぐことがはやてには信じられない。
誰よりも奥手だったはずの少女が、この短期間で劇的に変えられてしまっていた。

自分もこうなってしまうのだろうか? そんな思いの中で、はやては懇願を続けていく。

「わ、わたしのはじめてを……あんたの黒うて、大きい……固い……モノで、あぐぅ!」
「そこは、はやての言葉にしたらダメだよ?」
「わ、分かったから、やめてぇな!」

思い切りフェイトに髪の毛を引っ張られてはやては、言葉を中断させられてしまう。
男性器の呼称を口にするのを躊躇ったことが、お気に召さなかったようだった。

「わたしの……はじめてを、あんたの黒うて、大きい……固いお●んちんで奪って……欲しいんや……」
「そうそう。よかったぁ。やっぱりはじめてなんだね。いつもセクハラ発言ばかりするからちょっと不安だったんだ」
「あ、あたりまえや! だいたい、そんな相手も時間も……」

言い返してから、はやては自分の口にしたことの重大さに気がつく。
いつかは好きな人に捧げる……そんな少女の当然の夢。
それを……快楽を求めるためだけに、放棄することを宣言してしまったのだった。

「あぁ……」
「平気だよ。すぐに……好きな人に捧げたって思えるようになるから」

はやての涙を舐め取りながらフェイトが囁く。

「いやや……そんなこと、あるわけあらへん……」
「ふふふふ。でも……ちゃんとこの先もお願いするんでしょ?」
「〜〜〜〜〜〜」

あの男を愛することなどあり得ない。
そう思いながらも、うずく身体には逆らえない。
そんな葛藤を見越したように囁くフェイトに、はやては反論することができなかった。

「ひっ!」

いつの間にか、大きく開かされたままのはやての足の間に男が立っていた。
そそり立つ男のペニスが、はやての目の前にあるというのに、頭を固定されているので目を背けられない。

「ここまできたら、寝転がっても大丈夫だね」
「え?」

救いは意外なところから現れる。
フェイトがはやての背中から離れると、優しく地面にはやてを横たえる。
火照った身体に、固い地面の冷たささえも心地よかった。

寝転ぶ形になったことにより、はやてはペニスから距離をとることができた。
だが、ペニスと……男の顔がイヤでも目に入る状況から目を逸らすことはフェイトから許されていなかった。

582復讐鬼・はやて陵辱編⑤:2010/02/21(日) 00:30:07 ID:L7aLfVFg
「わたしのぐちょぐちょでとろとろに蕩けたエッチなおま●こに……」

さも当然のように、淫語がフェイトの口からは紡がれ続ける。
少しの躊躇いもなく口にする分、爽やかさを錯覚させられても不思議はないかもしれない。

「わ、わたしの、ぐちょぐちょで……とろとろに……蕩けた、エッチな、お……●ん……こに……」

関西弁に変換しようがないが、イントネーションははやて独特のものだった。
たどたどしく戸惑いながら、羞恥に頬を染めながら口にする分……はやての方がフェイトより圧倒的にイヤらしい言葉として周囲に響かせていく。

「あ、ひゃぁああ!」

はやての足が、間に立ったままの男に抱えあげられる。
腰を浮かされ、男のペニスが、ついにはやての入り口に照準を定めながら近づいてくる。

「あ、あぁ……はぁあああああ!」

先端が触れただけで……はやての全身を痺れるような感覚が走り、溢れ出す愛液が男の亀頭にまぶされていく。

「あなたのおちんち●を突き立ててください!」

興奮気味のフェイトの声が響き渡る。

「あ、あぁ……」

復唱すれば、はやてにとって待望の時間がやってくる。

だが、さすがにその瞬間を前にはやては躊躇い、口を閉ざす。
その裸身を全て晒し、余すところなくみつめられても……最後の羞恥心とプライドが邪魔をする。

「あぁああ! ふぁああああああああああああああああああああ!」

だが、そんなものは男の亀頭が軽く沈み込む感触に吹き飛ばされていく。
ほんの僅か沈むだけでこんなに気持ちいいのだ。
奥まで進めば……どれほどの快楽があるというのだろうか。

頭を下にされ、血が上っていく状況で冷静な判断力もなくし、はやてはついに口を開く。

「あんたのおちん●んを、わたしのま●こに突き立てて! ぐっちゃぐちゃのめっちゃくちゃにしてぇな!」

フェイトが指示した以上の言葉を、はやては叫んでいた。
今までのように羞恥で顔を逸らすこともなく……はやては潤んだ目で男をみつめ、身体全体で男を求めていた。

583復讐鬼・はやて陵辱編⑤:2010/02/21(日) 00:31:50 ID:L7aLfVFg
「ふふふふ。良かろう。望みどおりにしてやるぞ」
「ふぁあああああ!」

十分に潤い、開きつつあった入り口は初めての異物をあっさりと受け入れる。
どれだけの陵辱に晒されても、決して汚されなかったはやての聖域はついに男に侵食されていく。
欲しくてたまらなかった刺激に、はやては大きく身体を震わせる。

「あ……っく……はっ……っく、くぅ……ぅぁあ……っ!!」

身体と同様に小さく狭いはやての膣道を、男はゆっくりと進んでいく。
割り開く……そんな言葉が相応しい動きにはやてが眉根を寄せる。

「はっ、んっ、くぅ……っ、あぁ……っ」

誰も侵入したことのないはやての聖域が少しずつ男に侵食されていく。
通過した箇所に与えられる圧迫感による痛みと、こすられることによる快楽が混ざり合いはやては苦痛と快楽どちらともつかない吐息を漏らす。

「あぁ……」

やがて、狭さとは違った抵抗に男のペニスが突き当たる。
さすがにはやての顔にも緊張が走るが、男はあえてそのまま突き進まずに、一度埋まった部分をグラインドさせて侵食した部分をかき回す。

「ふぁああああああああああああああ!」

変わらず湧き出す愛液を掻きだす様な動きに、はやての身体が跳ね上がる。
魔物に、仲間たちに高められた性感により、いまやはやての身体の全てが性感帯と化していた。

「ふぁ……っ!? あ、当たって……っ」

男は、行く手を遮る最後の障害をペニスの先端で軽くノックする。
突き破られる痛みを想像していたのに、その部分でさえもはやての身体に快楽を送り込んでいた。
考えられないほど敏感になったはやての身体は、その快楽を何十倍にも受け止められるように開発されていた。

「ふふふふ。子供かと思っていたが……なかなかいい表情をするではないか」

歳相応の未成熟な容貌には不釣合いな程、潤んだ瞳と半開きになった口からの熱い吐息は色気さえも感じさせる。

「あ、ふぁ、あ、っく……あぁ……」

その間も、男ははやての初めての証をノックし続ける。
犯されているとは思えない優しい動きに、はやての身体の渇望は限界を迎えていた。

「お願いや……もう、もう……」

もう一度はやては男に懇願の言葉を向ける。
フェイトに導かれたときのような卑猥な言葉はでなかったが、それは今まで出一番切迫した声となり、はやての口から漏れる。
男の処女膜への度重なるノックによって、破瓜の瞬間の痛みへの恐怖が薄れていたことも大きかった。

584復讐鬼・はやて陵辱編⑤:2010/02/21(日) 00:32:25 ID:L7aLfVFg
はやての声に応えるように、男の腰がついにその先へと沈み込んでいく。

ミシリ

はやての頭の中で聴こえるはずのない音が響いた。
続いて前進を貫くのは信じがたいほどの激痛だった。

「い、痛い! 痛い! うそや! 痛い! くぁあああああああ! やだ! いややぁあああああああああ!」

高められた性感は、感じる痛みさえも何十倍にもしてはやてに降りかからせる。
男の真の狙いがこれにあったことに、今更はやては気がつかされていた。

「かは! っく……いた……ぬい……て……やぁ……くぁ」
「ふははははは! いいザマだな!」
「お願い……たすけ……ぬいて……っく……ぁ……いた……い……」

処女膜を引きちぎるようにして進んでいく男のペニスは、魔法戦で1つの傷も負わなかったはやてにこれ以上ない痛みを刻んでいく。
自ら求めさせたとはいえ……この瞬間に苦痛を伴わせないようでは男の復讐は満たされるはずもなかった。

(あかん……わたし、なんでこんなに……)

快楽で蕩けていた頭が、痛みで一時的に正気を取り戻す。
男に敗れ、痴態を晒させられ、力を奪われ……。
仲間に肉欲を刻まれ、男に懇願して大切なものを失った。

(報い……なんか?)

昨日まで想像さえもしていなかった今の自分を振り返り、はやては絶望にくれる。
力が足りなかったことを思い知らされたのは男ではなくはやての方だった。

(ごめんな……なのはちゃん)

親友にいずれ降りかかるであろう、男の復讐の刃を防げなかったことをはやてはただひたすらに詫びる。
失ってはいけなかったものを、全て失ったことをはやては痛みの中で心から悔いていた。

「ひゃぁああああああああああああああああああああああああ!!」

だが、そんな感情さえも押し流すような快感が次の瞬間にはもたらされていた。

男のペニスがはやての最後の砦を完全に突き破ると、勢いのままに最奥を突く。
子宮を突かれたはやてが感じたのは……純粋な快楽だった。

「う、嘘や……どうして? あ、ひゃ、あぁ……なんでや、あ、っくぁ、ふぁあああああ!」

増幅された処女喪失の痛みは、尋常ではないものだった。
だからこそ、この先はやてに与えられる刺激は、それを超えない限りは痛みとしては認識されない。
弱い痛み。それを人は快楽として認識してしまうようにできている。
苦しみを越えた後に待つのは……地獄と見紛う程の快楽の嵐。

「あっ、あっ、あっ、んっ、きゃっ、ふぁ、あっ、あくぅっ、くんっ、くぅぅっ!」

たった今、処女を失った相手にするとは思えない勢いで男は烈しくはやてを貫く。
圧迫される感覚も、処女膜の残骸を乱暴に駆逐する動きも……全ては快楽へと変換されていく。

「あっ、あっ、くっ、んっ、んくぅぅうっ! あ、あかん……激し……っ、激しすぎるっ!」

やがて男は、はやての小柄な身体を貫いたままで持ち上げる。
後ろに倒れこまないように、はやては男にしがみつく。
駅弁スタイルも、この体格の差だからこそ、妙なほどに絵になる光景に周囲には映っていた。

「あ、ああっ、んっ、きゃぅっ、っく、くひぁっ、あっ、きゃふぅ……っ!?」

知らぬ間に、自ら腰を揺らすはやてを男は醒めた目で見ていた。
夜天の王もその力を奪われ、快楽に堕ちた以上、復讐の対象ではなくただの無力な1人の少女に過ぎない。

「うんっ、うんっ、いく……いってまう、わたし、わたし……っ! いくぅううううう!」

ついに訪れた絶頂に身体中をピンと張り詰めるはやての膣内に、男は容赦のない量の白濁を注ぎ込んでいく。

「あ、熱い……膣中が……熱くて……きもち……ええ……」

男に甘えるように抱きつくはやてだったが、男の瞳はもはやその姿を映していなかった。
素通りした視線が見据えているのは、最後に残った復讐のターゲット、高町なのはだった。

(もうすぐ……全てが終わる)

大空を舞台にした、男の最後の復讐劇が幕を開けようとしていた。

585マルチマックス:2010/02/21(日) 00:38:13 ID:L7aLfVFg
終わったー!
はやてさんは特に羞恥懇願系で行ってみようと思ってみましたが……。
まとめる力の不足で長くなりすぎた気もします。
本人は結構気に入っていますが、結局は読んだ人の判断に全てを委ねたいと思います。

これではやて編は終わり。
いよいよ、最後の標的のなのはさんになります。
一番酷く陵辱されることだけは間違いないですな。
とりあえず、なのはさんの全力全開が及ばず敗北して犯されることころを書きたくてはじめたSSです。
時間はかかると思いますが、必ず完結させます。
そのときにまたお会いすることを約束して、しばらく名無しに戻りたいと思います。

586マルチマックス:2010/02/21(日) 00:39:40 ID:L7aLfVFg
忘れてた!
長文連発にお付き合いいただき、本当にありがとうございました!
楽しみにしてくださっていた方がいらしたことに本当に励まされました。

587名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 03:37:26 ID:uHwxElQs
>>586
GJ! はやての処女が奪われたのは痛い……だがそれがいい。
堕ちていく絶望も、堕ちた後の快楽も、良い感じです。
まーただ最後はちょっと駆け足だったかな?

ともあれ、なのは編期待してます!

588名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 05:31:19 ID:rOk989tQ
>>586
ふう…
全裸ネクタイに靴下を履き忘れる失態を犯しましたがなんとか風邪をひかずにすみました。
なのは編も気長にお待ちしてます、GJでした!

589名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 08:54:55 ID:u6t8AElk
NANOHAさん陵辱が楽しみで仕方ない

590名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 12:08:05 ID:i6eiOd22
星光の殲滅者にレズ陵辱されてジワジワと闇に喰われ自分が自分じゃなくなっていく、なのはさんとか想像してしまった。

自分に犯されるなんて不可思議な状態で普通で居られるかも気になるし

591名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 12:57:03 ID:12gtFxd6
紳士諸兄に聞く
待機する際の靴下は長いか短いか
ちなみに自分は膝下のロングだ

592名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 13:19:07 ID:CIQVfrzw
パンストにしておけ
風邪を引く

教導隊制服もパンストにならないかな

593名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 13:23:55 ID:Af/p19FE
寒い日は腹巻きもありがたいぞ

マルチマックス氏、GJでした

594名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 13:43:09 ID:0ob.nyHo
やれやれ、偽善者純潔主義者の多いスレだ。
処女なんて、穴っぽこに突っ込んで『あーきもちいー』って
なるだけの存在。

595名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 13:48:06 ID:PmtamSao
>>591 >>592
長さ、種類の問題ではない
大切なのは「白であること」に決まっているだろう

596名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 13:53:21 ID:CIQVfrzw
>>595
俺は黒のほうが好きだああああああああああ

597Foolish Form ◆UEcU7qAhfM:2010/02/21(日) 13:59:39 ID:uHwxElQs
>>591
「長さはサイハイくらいが丁度いいですね。色はもちろん黒に決まっています。スバルの白い肌に映えますから。
ただ、白と黒のストライプも捨て難いです」
「……イクス、それひょっとしなくてもあたしに履かせるのが前提ですよね?」
「そうですよ? この季節、まだまだ寒いでしょうから、ワイシャツくらいは着てもいいでしょう。
あ、もちろん下着は足に引っ掛けるんですよ?」
「全部イクスの趣味じゃないですか!」
「そうですが、何か問題でも?」
「うわーん、イクスが変態になっちゃったー!!」
「スバルの方が変態さんだと思うんですが、どうでしょうか」
「あ、ひゃわっ、そんなとこ触らないで……イクス、やめ……ふぁ、ひぁぁっ、あああぁ……」
「もう感じるなんて早すぎますよ、スバル」
「だって、それは、あたしの感じるとこ、全部イクスが知ってるから……ふにゃあぁぁっ!!」
「ふふふ、やっぱりスバルはえっちですね」
「そっ、そんなとこまで……やぁんっ、やめっ、イく、イっちゃう……ふあああああぁぁぁっ!!」
「何回でもイかせてあげますよ、スバル。クスクス……」

「あ、アンクルソックスだけは認めません」

***

急に思いついた。後悔はしていない。

598名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 14:52:10 ID:gyEozC.c
>>597
GJと言わざる得ない

イクスバにトーマを付けた三点セットはまだか。良いねで買おう。

599名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 15:02:52 ID:9rFQfvXc
感想を言おうという流れを靴下やストッキングに潰されててワラタ。

600名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 15:02:53 ID:bQsbGzzA
>>591
自分が穿くのは何でも良いが、キャラの穿いているもの、という意味なら
はやてちゃん九歳(with車椅子)の靴下が至上、と言っておこう。

601名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 17:21:49 ID:QTOdIb1g
>>600

ヴィータ「はやてにはサイハイ一択だろ。絶対領域は譲れねぇ!(強調)」
シグナム「だがな、主の清純さには、白の靴下が最も映えるのだ(達観)」
ザフィーラ「いや・・・・おみ足は晒さずにズボンを穿かれては(困惑)」
リインⅠ 「この地では下にそのようなものを穿く習慣が?(文化の壁)」
リインⅡ 「はやてちゃん、しましまが流行りみたいですよ?(無邪気)」
シャマル「もういっそ、古代ベルカ1000年の業が生み出した、振動拘束具付の貞操帯型魔導具でいいじゃない?(熟練者)

602名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 17:30:13 ID:KOihqfZo
約1名何かが違うw

603名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 17:39:13 ID:np4MwXtE
サー、なのはのニーソックス以外は受け付けられないであります、サー

604名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 18:26:55 ID:0ob.nyHo
とりあえず、なのはさんのショーツ

605名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 20:08:13 ID:gyEozC.c
よろしい、ならばエリオのトランクスだ

606名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 20:09:11 ID:CIQVfrzw
エリオってブリーフ派じゃなかったっけ?

607名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 20:33:06 ID:KOihqfZo
トーマはボクサー派な気がする。
ヴィヴィオはプリントパンツだ。

608名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 21:26:29 ID:pQjI0toc
この世界にもソックスハンターが存在しそうな勢いだな

609名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 21:31:38 ID:bQsbGzzA
キャッチアンドリリースで、穿かせたり脱がせたりして楽しむのさ。

610名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 22:07:59 ID:rGAF.rYM
女装したユーノのショーツ…ゴクリ

611ザ・シガー:2010/02/21(日) 22:09:26 ID:hgyBG7cw
マルチマックス氏GJ!

な、なんという投下速度……驚嘆するより他にありません。
そしてはやてのエロSSが続いて投下されているというのが美味しすぎて……ぐうぇへへ、ご馳走様です。
処女なのにこんなに乱れるなんて、実に素晴らしいですね!


そして>>600
野狗氏、落ち着け。

ちなみに私は自分が履くのは薄手の靴下、暑苦しいのが嫌だから。
リリなの女性キャラならば、フェイト、シグナム、シャマルの三人の黒スト組。
プロポーションも肉感的で言うことありませぬ。


そしてついでに投下させていただこう。

映画化記念、プレシアメイン、エロ、短編、タイトルは『プレシアさんAV主演』

612プレシアさんAV主演:2010/02/21(日) 22:11:22 ID:hgyBG7cw
プレシアさんAV主演


「ん……あれ?」


 プレシア・テスタロッサは唐突に目を覚ました。
 気付けばそこは、どこか煤けたビルの一室で、プレシアはそこに鎮座する簡素なベッドの上に横たわっている。
 おかしい。
 何故自分がこんな場所にいるのか、理解できない。
 時の庭園が崩れ行く中、自分はアリシアの骸を収めたポッドと共に虚数空間に落ちた筈だ。
 それがどういうわけでこんな煤けた誇りくさいビルにいるのだろうか。
 しかも先ほどまで吐血していた自分の身体も何ともないようだ。
 まさかここがアルハザード、という事はあるまい。
 思考回路をフル回転させて現状を把握しようとプレシアが思案する中、唐突に静寂は破られた。


「はーい、それじゃあ撮影入りまーす」


 という声と共に、彼女のいるフロアにどかどかと入ってくる男たち。
 手にカメラを持つ者やら、集音機を持つ者やら。
 つまりは何かを撮影する準備を整えた連中が。
 本当に一体何事なのか。
 あまりにも理解を逸した状況に、プレシアは理解が至らずポカンと目を丸くする。
 が、そんな彼女をさておき、その撮影集団は彼女のいるベッドまで近寄るや口を開いた。


「あ、それじゃあプレシアさんすぐ撮影始めますんで」

「は?」


 疑問符を口にする彼女をほとんど無視し、男は振り返って後ろに控えていた者に告げる。


「じゃあ男優さんお願いしまーす」


 と。
 その言葉にプレシアも視線をそちらに向けた。
 瞬間、彼女は絶句した。
 そこにいた男は、全裸だった。
 一糸まとわぬ裸体の男。
 浅黒い肌のやや筋肉質な身体は逞しく健康的、短く刈り込んだ髪は清潔感をかもし出し。
 そして何より目を引く、下半身で隆々と屹立した肉棒が湯気が立ち上りそうなほど高ぶっていた。
 唐突に目に飛び込んだ勃起した男の姿に唖然とするプレシア。
 だがそんな彼女の心など気にすることもなく、全裸男は彼女のいるベッドまですたすたと歩いてきた。
 さらにさらに、男はあろう事か硬直するプレシアの肩に手を置き、言う。


「では、よろしくお願いします」

「あ、え? あの、何が……」


 どうなっているのか、そう問おうとし、だができなかった。
 次の瞬間、彼女の唇は目の前の男に奪われたのだ。


「んぅ、んぅぅ!?」


 唐突な口付けに驚愕し、プレシアは塞がれた唇の間から声を漏らす。
 だが男はそれだけに終わらず、肩に置いた手に力を込め、彼女をベッドに押し倒した。
 後ろでは集音機とカメラがしっかりとこちらに向けられ、先ほどの言葉通りきっちり撮影を果たしている。
 ここに至り、プレシアはようやく気づいた。
 これはつまり……AVの撮影現場だと。
 そう察するや否や、彼女は自分に覆いかぶさる男を必死に押しのける。
  
 
「や、やめなさい! なんで私がこんな、ひゃぁん!」


 紡ごうとした言葉は、しかし次の瞬間甘い響きに変わった。
 男の指がプレシアの身体を這い、その豊かな乳房の先端を捻る。
 甘い性の快感は、あまりにも容易く熟女の身を御し、一瞬で抵抗の力を奪う。
 それは久しく忘れていた感覚。
 前夫と別れてよりほとんど味わってこなかったそれは、彼女にとってほとんど毒に等しいものだった。

613プレシアさんAV主演:2010/02/21(日) 22:12:16 ID:hgyBG7cw
 苦痛ならば耐えることもできるが、しかし肉の悦びはそうはいかない。
 胸の先端からじんじんと痺れるように駆け巡る快感に頬を赤らめ、眉根を歪めながらプレシアは必死に身をよじり、このふざけた遊戯を止めようと喘ぐ。

 
「ほ、ほんとうにやめなさい、こんなバカな事を……ひあぁ!」


 だがそれもまた快楽に遮られ、甘い調べへと転じる。
 男の空いた手が、今度は股ぐらに滑り込み、ショーツ越しにクレバスに指を沈めてきたのだ。
 陰唇を掻き分けるように沈み、そしてすぐさま指の腹で擦りあげて陰核までも攻める。
 娘を失ってより自分で慰める事も少なかったプレシアにとっては、強すぎるほどの性感。
 熟れた女は、視界が明滅する錯覚さえ覚えた。
 だが、相手はそんな事など構う事なく愛撫を成す。
 さっさとショーツを脱がし、服の裾をめくり上げ、むっつりとした肉質の太股とその付け根をライトの下にさらけ出した。
 僅かな愛撫でそこは湿り気を帯びており、蒸れた雌の色香が漂い始めていた。
 目の前の景観に、男はいやらしい笑みを浮かべる。


「ほう、もうびしょ濡れだな」

「ちょ……見ないでッ!」


 秘所に向けられた淫猥な眼差しに、より一層と頬を羞恥で染めて叫ぶプレシア。
 だが男はそんな声など無視して彼女のむっつりとした太股を掴み、左右に割り開いてじっくりと濡れる入り口を観察。
 後ろに控えているカメラマンや音響係はもちろん熱心にその様を収録し、監督らしき男に至っては、プレシアさん良い演技ですよー、などとのたまっていた。
 故に愛撫は止まる事無く、彼女を責める。
 両脚を掴んだ全裸の男は、迷う事無く濡れそぼる淫口に顔を寄せると、自身の舌でぺろりと舐め上げた。


「ひゃぁッ や、やめぇ……はぁんッ!」


 懇願する声を上げようとする度、それは甘く蕩けた嬌声へと転じる。
 男の舌はまるでそれが一個の独立した生き物であるかの如く、自在に蠢いてプレシアを攻める。
 秘裂を割り、濡れた膣口を舐め上げ、充血した陰核を突く。
 それは実に的確な愛撫だった。
 堪らない快楽にプレシアは喘ぎ、何度も身体を震わせる。
 久しく肉の悦びに枯渇していた女体には、酷とさえ言える悦楽。
 絶頂が訪れたのは思いのほか早い頃合だった。


「んぅ……ひあああッ!」


 プレシアの身体はびくんと弓なりに反り、ベッドの上で面白いくらい跳ねる。
 一体何年ぶりだろうか。
 味わった快楽の頂は甘く、女の身に深く染み入る。
 久しぶりに感じた絶頂に、プレシアは荒く息を吐いて身を震わせた。
 だが、もちろんだがこんな事でこの情事が終わる訳もない。
 愛蜜を垂らす太股、乱れた着衣、蕩けきった表情。
 乱れた熟女は今まさに食べ頃だった。
 ならば食らうより他になし。
 男は身を乗り出すと共に、今の今まで隆起し続けていた剛直の先端を濡れる入り口へと向ける。
 ぬちょり、と水音を立て、石のように硬く屹立した肉棒が膣口と触れ合い……そして一気に挿入された。
 

「んぁッッ!!」


 瞬間、プレシアは一際甘い声を上げて身体をのけぞる。
 もう何年も男と契っていない筈の蜜壷は、先の前戯のお陰か驚くほどすんなりと剛直を受け入れた。
 久しぶりに自身を貫く肉の槍を、まるで美味しい美味しいと咀嚼するかの如く締め付ける。

614イクスピアリ:2010/02/21(日) 22:13:46 ID:bXkuXTRo
>>609

なのは「ライちゃんのニーソックスの匂いなの……」

ライ(雷刃ちゃん)「止めてよお姉さま!僕のニーソなんてかがないでよ!」

フェイト「隙あり!はぅ〜ライが履いてる生ニーソの匂いはいい匂いだね」

ライ「なんで姉さんが左足でお姉さまが右足を交互に履いたり脱がせたりするんだよぉ……」

なのは「次はライちゃんがなのはのショーツを嗅ぐ番なの」

フェイト「私の黒タイツを履いてね」

ライ「うわぁーーん!」

こんな感じかな?

615プレシアさんAV主演:2010/02/21(日) 22:15:09 ID:hgyBG7cw
 まるで内臓まで突き破りそうな激しく強い突き上げに、熟れたる女体はひたすらなまでの悦びに打ち震えた。
 背は反り、四肢はしなり、瑞々しい唇からは荒い息と甘い声が調べを刻む。
 それはもう、抗いようのない責め苦。
 快楽という名の圧倒的蹂躙だった。


「やめぇ……ひぁ! だめぇ、またイ……ふぁ! イっひゃぅッ」


 濡れた肉穴を荒々しく掻き乱され、先ほど身を焼いた快楽の頂が再び迫るのを感じる。
 男の腰使いは荒々しくも的確で容赦なく、プレシアの感じる性感帯の悉くを一瞬で看破して攻めるのだ。
 リズミカルに腰が沈む度、背筋から脳髄まで快楽の電流が駆け巡る。
 堪らず彼女は喘ぎ悶え、逃れるように四肢を動かす。
 だがその結果として脚は男の腰を絡め、手は男の背を掻き抱く。
 傍から見ればよがり狂って雄を求める淫らな雌そのものの様。
 カメラスタッフの横に立つ監督らしき男は、良いですよその演技良いですよー、などとさえのたまっている。
 演技などではなく実際に嫌がり、かつ無理やり喘がされているなどと、反論する余裕はプレシアにはなかった。
 激しくも繊細な腰使いで徹底的に膣肉を責められながら、さらには服を剥かれて豊かな胸までもまさぐられる。
 乳肉の柔らかさを噛み締めるように揉み、抓り、こね回され、むしゃぶられる。
 敏感な性感帯への蹂躙はあまりにも容赦なく行使されていった。
 来る。
 もうじき、また快楽の波が来るのを、プレシアは感じた。
 先ほどの前戯とは比べるべくもない大波、波濤が訪れる。
 逃れられぬ肉の悦びに、女の身はより一層と震え、悶えた。
 彼女がもう少しで達するのを察したのか、同時に男が動いた。
 胸をこね回していた手をプレシアの腰に移すと、彼女の身体と共にごろんと背後に倒れる。
 一瞬で体位は、正常位から騎乗位へと転換。
 本来なら女性が主体となって動く体位なのだが、腰をがっしりと掴んだ手と男の屈強な足腰による突き上げにより、逆に上になったプレシアが攻められる形になってしまう。
 下方からの強烈極まる肉棒の責めに、熟れた女体は乱れ狂う。
 たわわに実った乳肉の果実は、ぶるんぶるん、と音が聞こえそうなほど揺れ。
 だらしなく唾液を垂らし、瞳を潤ませ、眉尻を下げてプレシアの表情は完全に蕩けきったものへとなっていた。
 そして、その様は一切合財漏らす事なくカメラに収められているのだ。
 騎乗位に移った理由は、おそらくそれなのだろう。
 プレシアを上にする事で、彼女の乱れた様をより効率的にカメラに映す為。
 これに満足したのか、カメラマンの横に立つ監督は、良いよ良いよタカさん、などとのたまっている。
 自身の乱れる様を見られるという事実がもたらす羞恥心、そして強烈な突き上げのもたらす物理的快楽に、プレシアは遂に絶頂が訪れるのを感じた。


「だめぇッ……もう、がまんできな、ひゃぁんッ! ……だめだめ、こん、な……イクぅううう!!」


 瞬間、プレシアは背筋を折れんばかりにのけぞらせ、ウェーブを描く黒髪を振り乱し、達した。
 女の総身は圧倒的快楽の余韻にしなり、たわみ、締め付ける。
 彼女を貫く雄棒もまた、その締め付けに堪らず達して、膣内にたっぷりと精を吐き出した。
 どくどくと音が聞こえそうなくらいの大量の射精、あまりの量の多さに、粘性の高い白濁が結合部から溢れ出す。
 深く甘い快楽の波に、プレシアは何度か身を震わせ痙攣すると、そのまま力なくベッドに倒れた。
 絶頂の余韻に脱力した熟女はシーツの上に倒れると、そのまま荒い息を吐いて意識を朦朧と蕩かせる。
 熱く激しい情事の締めくくりに、カメラの傍に立つ監督が叫びに近い声を上げた。


「カーット! はい、良い画でしたよ〜!」


 声と共に今までプレシアを抱いていた男優は、お疲れ様ですー、と先ほどの苛烈な攻めが嘘のように朗らかな笑顔を彼女に向けて言った。
 これで、ようやくこの淫靡な遊戯も終わるのだろうか。
 朦朧と蕩けた意識の中で、プレシアは淡く儚い期待を抱く。

616プレシアさんAV主演:2010/02/21(日) 22:16:01 ID:hgyBG7cw
 だが次の瞬間、それらは呆気なく破られた。


「あ、それじゃあ三十分の休憩の後は予定通り10Pの濡れ場撮影入りまーす」


 と、監督の宣告。
 同時に彼の背後からぞろぞろと九人の屈強な男共が入室してきた。
 この淫らな撮影は、まだまだ始まりにすぎなかった。





「あれ?」


 と、ユーノ・スクライアは疑問符交じりの声をつぶやいた。
 場所はクラナガン市内のアダルトショップ、エロDVDコーナー、年頃の男の子ならば劣情の赴くままに脚を運ぶ場所。
 給料日の翌日はほぼ99%通うその場所で、ユーノはひとつのDVDソフトを手に取った。


「この人、なんか見覚えがあるような気が……」


 『乱れる熟女 巨乳絶頂潮吹き13P』というタイトルのDVDの表紙でいかにも好き者といった風によがる女性の姿に、ユーノはひどく見覚えがあるような気がした。
 具体的には十年くらい前、なんだかフェイト絡みの、あの懐かしきジュエルシード事件で見たような気がしないでもない。
 だがどうにも名前が思い出せない。
 なんだか思い出せなくてもどかしく、面倒なのでユーノはとりあえず思考放棄。


「ま、気のせいか。でもこの人結構良いオッパイしてるなぁ……よし、今日のオカズはこれに決めた!」


 と言いながら、青年は今晩の獲物ににっこりと爽やか極まるスマイルを浮かべて、まっすぐにレジへと向かったのであった。


 虚数空間、その先に脚を踏み入れた者は未だかつていない。
 もしかしたら……その果てしなき次元の狭間の先には、幾千万のアダルト世界があるのかもしれない。



終幕。

617ザ・シガー:2010/02/21(日) 22:20:11 ID:hgyBG7cw
投下終了。
映画化記念! という事で頭沸いてる系のプレシアままんエロでした。
ええ、ままさんです。


もう、なんつうかね、もう。
なにやってるんだ諸君?
とね。
映画化だよ? ファーストだよ? 一期だよ?
ゲーム? 四期? 新キャラ?

ふざけんじゃないよこのおたんちんがぁ!

せっかく映画で一期がやってんだからプレシアさん書こうよ! プレシアさん!


ただその一念のみに駆り立てられ、書きました。
反省はしてない。

618イクスピアリ:2010/02/21(日) 22:27:48 ID:bXkuXTRo
>>617

アルハザードはきっとシガー氏の言うとおりな場所に違いない(笑)
10Pってプレシアママンなら乱れまくるんだろうなぁ


あと投稿途中に割り込みしてしまいすいませんでした
確認怠ってしまいましたm(_ _)m

619名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 22:46:37 ID:bQsbGzzA
>>617
乙、プレシアAVか……しかし、実際年齢だと熟……女……?
いや、いい女に歳は関係ない。

あと、シガー氏、私を特定しないように。
当たってるだけにw

620名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 22:56:04 ID:CIQVfrzw
劇場版でアリシアに妹をねだられて赤くなってるプレシアママンには
不覚にも萌えてしまった俺

621名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 23:07:08 ID:L7aLfVFg
ブレシアママンもですが、ユーノの守備範囲の広さにも感動しました!

622名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 23:16:53 ID:QTOdIb1g
黒スト組にリンディ提督が入っていないことだけが悔やまれる

623名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 23:40:24 ID:12gtFxd6
人妻は良い
程よく熟れた歳ならば更に良い

えーと
とりあえず、靴下の話題流行らせてごめんなさい?

624名無しさん@魔法少女:2010/02/22(月) 00:48:52 ID:quscU/Fc
シガーさん
今回も面白い作品だった
シガーさんはリリカルなのはの中で誰が一番気に入ってる?
ちなみに自分はシグナム
故に「烈火の将は狙撃手がお好き」はとても感動できた

「守護騎士と外道主」の再開予定はある?
まとめで読んだら面白かった

625名無しさん@魔法少女:2010/02/22(月) 09:42:38 ID:cfusjjSg
シガー氏GJ

最近、AV店行くと、熟女とか人妻AVの比率が多い気がする・・・。

626名無しさん@魔法少女:2010/02/22(月) 10:39:21 ID:1R8AcLh6
三次元の事はよく知らんが二次元の美熟女最高や

627名無しさん@魔法少女:2010/02/22(月) 12:00:54 ID:D9gga6Gw
最近うるさいからねぇ
児ポとかあの辺

628名無しさん@魔法少女:2010/02/22(月) 19:17:01 ID:/Hl8rXSk
フェイト「児童ポルノ?なにそれ?」
スバル「ショタ可愛いよショタ」

なの・ティア「どうしてそうなった……」

629名無しさん@魔法少女:2010/02/22(月) 19:46:08 ID:adl4SrTQ
>>628
スバル「合法ロリならセーフだよね?具体的に言うとイクス」
フェイト「女性が幼女を愛でるのもセーフだよね?具体的に言うとキャロ」
クロノ「人外なら生まれて数分しかたってなくてもセーフだよな?
    具体的に言うと雷刃の尻と、闇の欠片のフェイトの尻」

630ザ・シガー:2010/02/22(月) 19:50:57 ID:yj6jkQ4Y
>>624
問われたるならば答えもしよう。

リリカルなのはのキャラはもう大概好きで、一番は誰か、というのはかなり難しい質問……
しかしそれでも一番というと、やはりシグナム姐さんっしょ。
凛々しく強い女戦士の風情がグっとくる!!


で、「守護騎士と外道主」なんすけど。
いや、ほんとネタがあれば自分も書きたいんすよ。
シグナムとヴィータの次にシャマルだー、と意気込んだは良いけど、正直ネタがなくてねぇ。
とうぶんは凍結かと。
ほんと、ネタがあればのう……



でまあ、シグナム話ついでにラクガキング。
522氏のメイドシグナムを描いちゃったり! 

http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org678631.jpg_i0qnCRjVgDjH28TKFgR7/www.dotup.org678631.jpg

いや、もう可愛かったです姐さん。
サイヒ氏のヴァイシグSSも最強の面白かったし、ほんともう最近は嬉しいですわぁ。
( ´∀`)♪

631名無しさん@魔法少女:2010/02/22(月) 20:41:17 ID:nQXFtC2Q
>>629
待てクロノ!お前はマズイ!!
アグネスに狙われるぞ!!

スバルとフェイトはアグネス返り討ちにできそうだから、気にしなくても大丈夫だと思うが

632名無しさん@魔法少女:2010/02/22(月) 21:53:05 ID:1R8AcLh6
俺も未就学児童時代のなのはさん性的な意味で苛めながらアグネス撃退するわ

633名無しさん@魔法少女:2010/02/23(火) 01:36:32 ID:anI0/Alw
>>631
尻をどうするかは言ってない! 愛でたいだけかもしれない! まだ大丈夫だ!

で、なんでここのクロノは尻スキーになってしもたん?

634名無しさん@魔法少女:2010/02/23(火) 01:49:36 ID:OqjiGiPc
>>633
知らざあ言って聞かせやしょう

とりあえず保管庫でサイヒ氏のSSを読むべし

あそこに全てがある
アナルファッカーハラオウンの全てが

635サイヒ:2010/02/23(火) 06:20:24 ID:386gK9Es
>>633
二年ほど前から半年前まで、俺が延々とクロノがフェイトの尻を掘る話を書きまくったせいです。
まさかスレ共通認識になるとは思わんかった。


SS書きに使ってたパソコンが壊れる
   ↓
家族共用パソコンでこっそり書く
   ↓
家族にばれる
   ↓
\(^o^)/

コンボ発動中につきしばらく投下でけません。
フェイトの尻とか雷刃の尻とかカリムの尻とかなのはの尻とか早く書きたいなぁ。

636名無しさん@魔法少女:2010/02/23(火) 07:44:08 ID:WpMiZvV2
アグネス様万歳万歳万歳!

637名無しさん@魔法少女:2010/02/23(火) 08:13:50 ID:D7xSiqOc
>>635
???「雷刃の尻・闇の欠片のフェイトの尻という未開のフロンティアの開拓者は・・・僕だ」
キャロ「あの仮面の人、誰?」
エリオ「まえに人生相談に乗ってもらったことがあるよ。あの仮面は古い友人の形見だって」

638名無しさん@魔法少女:2010/02/23(火) 09:51:13 ID:UwwqA0Cs
ユーノ→オールマイティーにS、言葉責め好き
クロノ→尻好きのS
エリオ→胸好きのショタS、最近では小さいのも大きいのも胸ならみさかい無し
トーマ→M、姉たちによく弄られる。最近、二人の女の子を連れ歩き、怒るとSになる

639名無しさん@魔法少女:2010/02/23(火) 10:51:38 ID:R46Y4alM
ユニゾンを上手く使って六身合体キングヤガミとか出来そうだよな

640名無しさん@魔法少女:2010/02/23(火) 11:44:55 ID:anI0/Alw
>>635
あなたが神か
 
なのはの尻……だと? 携帯で! 携帯で書くんだ!

641名無しさん@魔法少女:2010/02/23(火) 12:01:14 ID:NqiYZj3k
>>639
夜天合神ヴォルケンオーなら見たことある




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板