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魔法少女リリカルなのは総合エロ小説第99話

1名無しさん@魔法少女:2009/05/30(土) 16:59:12 ID:ypqjhtEM
魔法少女、続いてます。

 ここは、 魔法少女リリカルなのはシリーズ のエロパロスレ避難所の2スレ目です。


『ローカル ルール』
1.リリカルあぷろだ等、他所でのネタを持ち込まないようにしましょう。
2.エロは無くても大丈夫です。
3.特殊な嗜好の作品(18禁を含む)は投稿前に必ず確認又は注意書きをお願いします。
  あと可能な限り、カップリングについても投稿前に注意書きをお願いします。
【補記】
1.また、以下の事柄を含む作品の場合も、注意書きまたは事前の相談をした方が無難です。
  ・オリキャラ
  ・原作の設定の改変
2.以下の事柄を含む作品の場合は、特に注意書きを絶対忘れないようにお願いします。
  ・凌辱あるいは鬱エンド(過去に殺人予告があったそうです)

『マナー』
【書き手】
1.割込み等を予防するためにも投稿前のリロードをオススメします。
  投稿前に注意書きも兼ねて、これから投下する旨を予告すると安全です。
2.スレッドに書き込みを行いながらSSを執筆するのはやめましょう。
  SSはワードやメモ帳などできちんと書きあげてから投下してください。
3.名前欄にタイトルまたはハンドルネームを入れましょう。
4.投下終了時に「続く」「ここまでです」などの一言を入れたり、あとがきを入れるか、
   「1/10」「2/10」……「10/10」といった風に全体の投下レス数がわかるような配慮をお願いします。

【読み手 & 全員】
1.書き手側には創作する自由・書きこむ自由があるのと同様に、
  読み手側には読む自由・読まない自由があります。
  読みたくないと感じた場合は、迷わず「読まない自由」を選ぶ事が出来ます。
  書き手側・読み手側は双方の意思を尊重するよう心がけて下さい。
2.粗暴あるいは慇懃無礼な文体のレス、感情的・挑発的なレスは慎みましょう。
3.カプ・シチュ等の希望を出すのは構いませんが、度をわきまえましょう。
  頻度や書き方によっては「乞食」として嫌われます。
4.書き手が作品投下途中に、読み手が割り込んでコメントする事が多発しています。
  読み手もコメントする前に必ずリロードして確認しましょう。

『注意情報・臨時』(暫定)
 書き込みが反映されないトラブルが発生しています。
 特に、1行目改行、且つ22行以上の長文は、エラー表示無しで異次元に消えることがあるそうです。
 投下時はなるべく1レスごとにリロードし、ちゃんと書き込めているかどうか確認をしましょう。

前スレ
☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説第98話
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12448/1238819144/

460名無しさん@魔法少女:2009/06/30(火) 00:33:57 ID:17cxpb/M
お久しぶり。そしてGJ
そういえば○衛隊のカレーのレシピは世の奥様方に好評だという噂を聞いたことが

461名無しさん@魔法少女:2009/06/30(火) 00:39:10 ID:YRymrXyw
GJ!!です。
ここで、サイトにアクセスできないはずのスカ博士から昔作ったレシピが来てたらよかったと思うw
料理は科学さ!的な感じでwww

462名無しさん@魔法少女:2009/06/30(火) 08:40:48 ID:uwnRgkHQ
GJっす。
料理とかだとロッサの出番か?

463名無しさん@魔法少女:2009/06/30(火) 20:18:51 ID:16xNgTmY
まあ適量なら抹茶にミルクと砂糖入れるのは美味しいですよ
個人的にはホットよりアイスの方がすきですが

464246 ◆mQRQhBgEu6:2009/07/01(水) 00:38:04 ID:e9cJceL6
前回感想レスありがとうございました。
何とか六月までに三話を投下したかったのですが、暦は七月になってしまいました。毎度遅くてすみませんorz
四話が過去最長になってしまったので現在ちょっと削っているところです。
とりあえず三話投下します。絶望世界はまだまだ先です。
以下ご注意を。
・ユノフェイ、フェイトさん←なのはさん、なのはママとヴィヴィオなお話です。
・鬱展開鬱エンド。誰も助かりませんし誰も救われません。
・物語の進行上、亡くなってしまう方もいらっしゃいます。
・オリキャラ注意報発令中。
・フェイトさんは病みます。なのはさんは少しだけ病みます。
ではでは。

465Cursed Lily:2009/07/01(水) 00:41:37 ID:e9cJceL6
「――もう十年だよ? もうすぐ十一年。もう二人とも大人なのに、このままじゃずっと何にもないままになっ
ちゃうよ。本当にそれでいいの?」

 起動六課最後の日。確か彼にそんな事を言ったと思う。

「いきなり呼び出して何話すのかと思ったら……お願いだから勘弁してよ……」

 ここ数年、同じ様な事をずっと言い続けてきた。それに対する彼の反応はいつも決まっている。面倒くさそう
に溜息を吐き、あからさまに嫌な顔をして頭を掻く。
 その反応が、フェイトは心底嫌いだった。だから思っていた以上に意地になっていたのかもしれない。
 たまたま彼の機嫌機嫌が悪い時に切り出して、余計なお世話だと怒鳴られた事もあった。仕事の為に無限書庫
へ行き、まだ何も話していないのに警戒されてしまう事も少なくなかった。
 理由はフェイトにだって見当がついている。会う度にそんな話題しか持ってきていなかったのだから、誰だっ
て嫌になってしまうだろう。それでもフェイトは諦める事は考えていなかった。
 あの日も同じだった。わざわざパーティーを抜け出して彼を呼び、いつもの様に顔をしかめている彼に向かっ
て、フェイトは愚直に自分の想いを伝えようとしていた。

「なのはの事、好きなんでしょ? なのに何で告白しないの? なのはだって絶対待ってるのに」

 正直、なのはは誰にでも笑顔でいる様な子だったからはっきりとしたところは分かっていない。それでも、彼
が心の底からなのはの事を想っているのは知っていた。想像でも妄想でもなく確信として。
 無限書庫の激務で彼が疲れ果てている時、なのはが訪れただけで見違えるほどに元気になった時の姿を知って
いる。
 たまの休日、せっかくだからと二人分の映画のチケットを渡そうとして拒否されて、その翌日に彼がこっそり
なのはを誘っていたのだって知っている。
 なのはが大怪我した時だってそう。誰よりも長い時間看病を続けて、にも関わらず仕事を放棄する事は一度も
なかった。後から理由を聞いて、照れ隠しのように頬を掻きながらなのはが喜ぶと思わなかったからと言った彼
を知っている。
 そして何よりも似合っていると思った。
 いつも変わらなく温かいなのはの笑みは、他の誰といる時よりもユーノ・スクライアの隣にいる時が一番輝い
て見えたのだ。
 だから、見続けたいと思った。
 なのはにこれから出会う沢山の幸せを、より多く彼の隣で感じて欲しかった。
 それなのに――。

「私ね……ずっとフェイトちゃんの事――」

 その想いも願いも希望も、全てが意味のないまやかしでしかないと知った時。なのはに、ずっと気づかなかっ
た想いを口にされてしまった時。なのはの想いを受け止めようとも理解しようともせず、その泣きそうな顔に背
を向けていた。
 なのはの呼び止める声。それに振り返る事なんて全くせずに。


Cursed Lily
-第三話-

466Cursed Lily:2009/07/01(水) 00:45:35 ID:e9cJceL6
 帰りのホームルームを経ての一日の大半を過ごす学校の終わりは、朝以上に活気に溢れていた。
 ある者はやっとの事で解放されたと、チャイムと同時に担任への別れの言葉だけを残して教室を飛び出してい
く。またある者はそのまま教室へ残り、同じ様に残っている友人達と談笑を始めている。他にも家に真っ直ぐ帰
る者や、これから塾へと向かい更に己を高める者。子供達の数だけ、様々な光景がそこにはあった。
 ザンクド・ヒルデ魔法学院――そこで学業に勤しむヴィヴィオはと言うと、大まかには教室に残り友人達と談
笑する方へと分けられるだろう。より細かく言うならば、放課後の予定を決めるための相談中だ。

「これから?」
「うん。これからみんなでケーキでも食べに行きたいなって。それでヴィヴィオちゃんも良かったらなんだけど」
「え、えっと……どうしよう……」

 入学式での一件以来友人となったエクジェスが、ヴィヴィオよりもほんの少しだけ高い位置にある瞳を向けな
がら問うてくる。
 ヴィヴィオにとっては願ってもない事で、拒否の言葉なんて思いつかない程に嬉しい事。だがその意思に反し
て今すぐにでも頷かないのは、我が家の家長であり母親の高町なのはの厳しい言葉があったから。

「都合、悪いかな? もしかして塾とか? あっ、もしヴィヴィオちゃんに予定あったら今度にしようかって話
してたから遠慮なく言ってね」
「塾はないけど、寄り道しちゃ駄目ってママが……」
「家、厳しいんだ。そう言えばヴィヴィオちゃんのママって――」
「あっ、うん! あのねっ、時空管理局の教導官なの。すっごい強くて優しいの」

 母の事を聞かれ、ヴィヴィオは自然と胸を張っていた。
 時空管理局の教導隊と言えば、ミッドチルダでなくとも有名だ。母が頑なに隠すために実際には見た事は無い
が、雑誌にも載った事があるとか。きっと、エース・オブ・エースの称号は伊達ではないのだ。
 加えて、子供達の中には武装隊入りを目指す様な子もいる。そんな子供達には武装局員に指導を行う教導官は、
雲の上の存在と言っても言いすぎではない。一瞬にして皆の視線を集めてしまうのも当然だった。
 そんな思わぬところで話題に上がってしまった母の話によって、放課後の相談の名目だった雑談はそれぞれの
家族の話に変わっていく。
 話の中で分かったのは、エクジェスの父親が武装局員で、その父親の事をエクジェスがとても好きであるとい
うこと。
 休日の休みに遊びに行った事や、家に帰った後に一緒にゲームをする事等。父親との思い出を語る友人の表情
には柔らかい笑みがあった。
 だが、ヴィヴィオも負けてはいない。一体何に張り合うのかはよく分からないが、基本は母の自慢。スペック
ならば、エクジェスの父親を遥かに凌駕しているだろう。それから毎日一緒に風呂に入り、手を繋いで寝ている
事。母は怒ると厳しいけれど、とても優しい事。執務官であるフェイトを加えて、母が二人もいる事などなど。
 ヴィヴィオとエクジェス。お互いに好きな人の事を離す表情は誇らしげで、あまりに感情を込めてしまってい
る所為か揃って頬がほんのりと赤く染まっていた。

「あーうるさい! 二人ともパパとママが好きなのはよーく分かったから、そこでストップ!」
「あ、ぅ……」
「ご、ごめん……!」

 否定は出来ない。二人揃って顔を更に真っ赤にし、唇を引き結ぶのが何よりの肯定だった。
 エクジェスはいいもん、と指摘した友人から顔を逸らし頬を膨らませる。その反応を面白がり、声を出して
笑う友人達にエクジェスは強引に話題を戻そうとしていた。
 戻す話題とは、ヴィヴィオが母の話をする直前。つまりケーキのお誘いだ。
 しかし、ヴィヴィオはまだ答えを出せていなかった。分かっている。ケーキはかなり魅力的だ。母のお叱りと、
ケーキの誘惑。怒った母は非常に怖い。想像するだけで、天秤は問答無用に真っ直ぐ帰宅する方向に傾いてしま
いそうになる。それを無理やりにでもケーキの方へ傾ける為の材料は、先日何かあった時の為にと持たせてくれ
たお小遣いとこれが友人からの誘いであるという事。
 ついでに悪魔の囁きのオマケ付きだ。そう、断れなかったと上手く言い訳できれば問題ないのだ。

467Cursed Lily:2009/07/01(水) 00:47:04 ID:e9cJceL6
「ケーキ、行く」
「ほんと? ママ大丈夫?」
「うん。夕ご飯までに帰れば何とか」
「よし! じゃあ早くいこ!」

 行き先も、そこへはどれくらい時間がかかるのかも聞く暇なく、エクジェスは腕を取って走り出していた。

「待ってよ! そんなに急いで! それにそこ遠いの!?」
「すぐ近く! でもっ、早くしないとケーキなくなっちゃう! だからヴィヴィオちゃんも急ぐの!」
「わ、分かった……!」

 走り出してから数分。先頭にエクジェス。その背を追いかけるヴィヴィオ。その更に後ろには他の友人達が全
力で走っていた。
 だが、ここで驚愕の事実。
 血は繋がらなくともやはり親と子は似てしまうものなのか。それとも自分のオリジナルにあたる歴代の聖王陛
下からの遺伝なのか。
 既に転びそうになる事数回。二番手に位置していたヴィヴィオは、現在最後尾でわき腹に痛みを覚えながら走っ
ていた。
 自身の運動能力の無さを目の当たりにしつつ、やっとの思い出たどり着いて見れば、そこにあったのはヴィヴィ
オと同じくザンクド・ヒルデ魔法学院の制服を着ている学生達の長蛇の列。

「うわぁ……これ、結構並ぶの大変そう……」

 友人の呟く声に、時間は大丈夫かと慌てて時計を確認する。全力で走ってきたのだ。時刻は学校を飛び出して
からまだそれ程経っていない。
 だが安心なんて出来ない。店に入りケーキを食べて自宅に帰る。その時間までにアイナは料理を作り終わって
しまうのではないだろうか。その時間までに、母が返ってきてしまうのではないだろうか。
 走った後の汗は、いつの間にか冷や汗に変わっていた。連絡をしなかった事が悔やまれる。学校から出てしまっ
ては、携帯端末を持っていないヴィヴィオには連絡の取りようがなかった。

「ヴィヴィオちゃん、大丈夫?」
「う、うん平気」

 今更帰るとはとても言えない。
 ヴィヴィオが友人の誘いを断るには、少しばかりまだ時間が足りなかったのかもしれない。


* * *

468Cursed Lily:2009/07/01(水) 00:50:05 ID:e9cJceL6
「――イトさん! あのっ、フェイトさん……!」
「っ!? あ、あぁ……ごめん、ティアナ。何だっけ?」
「この辺りでいまいち言っている事が分からない所が……」
「えっと……これ? この辺りはね、簡単に言うと――」

 まるで、ツギハギを縫い合わせたよな笑顔だった。
 考える事全てがあの日の事ばかり。
 今こうやってティアナを一緒に仕事をして、彼女の質問に答えているその瞬間もなのはに告白されてしまった
時の事が頭から離れないでいる。
 どうすればあの日の事を無かった事に出来るのか――。
 謝罪などではなく、それだけが思考を埋め尽くしてしまっている。親友だと思っていたなのはの気持ちから逃
げてしまった事以上に、謝罪する事すら考えていない自分自身を嫌悪した。
 そんな状態でまともに仕事をする気が起きる筈もなく、フェイトはティアナに休憩を言い渡して席を立つ。
 ティアナが何かを言いたげにしていた気がしたが、気づかなかったフリをして背中を向け、それ以上の言葉を
遮断する。――それが、今日一日の間に数回繰り返している行動だった。
 通路に出て、扉が完全に閉まる気配に自然と溜息が飛び出した。そのまま壁に背を預けたくなるのをどうにか
堪えて歩き出し、フェイトの向かう先は戦艦クラウディアの外。
 転送ポートを乗り継ぎ、何をする訳でもなく空の見える場所で視線を宙に固定して約十分。
 その十分間にどうにかまた一時間動く気力をかき集め、ティアナの元に戻る。後少しで定時だ。今日は疲れた
から早く終わりにして寝てしまおう。そう思っていた。

「ごめんねティアナ。続けようか」
「は、はい!」

 度重なる休憩の繰り返しに、ティアナは戸惑っている。それでも返ってくる大きな返事が、寝不足気味の頭に
は痛い。
 勿論、悟られぬように表情を変えずにやり過ごす。ティアナの質問に出来る限りいつも通りである様にと心が
けながらヒントを与え、ここ数日の間に溜まり初めてしまっていた自分の仕事を並行して片付けていた。
 そしてそのまま定時まで。
 何度も体調を気遣ってくるティアナを無理やりに帰宅させ、息苦しさにシャツのボタンを外して自室のソファ
に横になる。
 今は誰もいない。しばらく何も考えずにいよう。そう思い目を瞑って、扉の方向から不意の声を聞いた。

「――あ、あのっ……フェイトさん、ちょっとよろしいでしょうか……?」

 意識の外からの呼び声に、腕で目を覆うようにしていたフェイトの肩が大きく揺れた。慌てて身を正して声を
方へ視線を動かせば、眼鏡の奥の瞳に不安に似たものを湛えているシャーリーが立っていた。

「すみません、一応呼び出しはしたんですがお返事がなかったもので……もしかして、どこか具合悪かったりと
かしないですか?」
「大丈夫。問題ないから。それで、何かな?」
「は、はい。えーとですね……お願いと言いますか、よろしければって感じなんですが。フェイトさん、最近お
疲れみたいですので、たまには息抜きなんてどうかなと思いまして。その口実です」

 シャーリーの手にあるものを見たその瞬間、身体は勝手に硬直していた。
 目の前にあるのは紅い宝石。見間違える筈なんてない。残っていた気力を壊すソレは、紛れも無くなのはの大
切なもの。
 シャーリーに気づく様子はない。なのはとの事は誰にも話していないのだから当然だった。ティアナ同様フェ
イトを気遣っている表情こそが、更に追い討ちとなっていく。

「なのはさんもヴィヴィオがいるからって早く帰ってるみたいじゃないですか。だから、なのはさんとお話でも
したら良い気分転換になるかなぁと」
「そ、そうなんだ……なのは、早く家に帰ってるんだ……」
「この頃はちゃんと仕事片付けて帰ってるって言ってましたよ。さっきも連絡したんですけど」

 ここ数日、なのはと連絡を取る事は出来なかった。何回連絡を取ろうとしても、聞くのはなのはの不在を報せ
る言葉だけ。
 持ち歩いているかどうか分からない携帯電話は、電源が切られたままだった。なのはのデスクの端末へメール
もした。当然の如く返信はなかった。
 それなのに、シャーリーとは普通に話している。その事実に心が軋む。
 悲しみと戸惑いと自己嫌悪と後悔と。
 当然の事だと分かっているのに、なのはを傷つけたのは自分だと理解しているつもりなのに、心はまるで自分
自身が傷つけられたかの如く無責任に落ち込んでいた。

469Cursed Lily:2009/07/01(水) 00:53:06 ID:e9cJceL6
「やっぱり、私が行った方がいいですか?」
「いいよ。丁度なのはとも話したかったしね」

 感情を表情にはせず、シャーリーの言葉に笑みを作る。
 このまま何もしないなんて事は出来ない。だから丁度良かったのかもしれない。
 レイジングハートを持っていけばなのはに避けられる事もない。それに、こうやって口実を作っていれば、卑
怯な自分も逃げたりは出来ないから。
 シャーリーから受け取ったレイジングハートが、記憶しているよりも重たく感じた。動かなくなりそうな脚を
強引に前へと動かしなのはの元へと向かう。
 クラウディアからなのはのいる教導隊のオフィスまでは、時間にしてほんの数分。転送ポートですぐの距離だ。
 その数分の間に、鼓動は歩いている間でも分かるくらいに跳ね上がっている。背中は、汗でシャツが張り付い
てしまう程に。
 落ち着けと心の内で何度も己を叱咤しながら、目的地である教導隊のオフィス前でフェイトの歩みが止まった。
 既に業務を終わらせた者や、業務がまだ残っている者。見覚えのある顔と知らない顔。
 業務に関係ない事が殆どとは言え、比較的この場へ訪れる回数の多かったフェイトを気にする者はそう多くな
い。立ち止まる者ともなれば皆無と言ってもいいだろう。

「ひ、久しぶり……なのは」

 その中で一人だけ。肩に下げたバッグのショルダーベルトを握り締めて、なのははこちらを見つめていた。
 なのはの姿を見つけたその時から、目の前は真っ白になっていた。ここに来るまでの短い時間、まず何を話す
かを考えていた筈なのに、なのはの登場で漂白された思考はまともに動いてはくれない。
 何度も唇を開き、その度に何か言葉を発しようと試みる。だが結局は叶わず、唇は引き結ばれてしまう。
 結局は言葉を紡ぐのを諦め、代わりになのはに一歩でも近づこうと歩き出そうとする。
 多分、なのはも動けないでいる。だから自分から。そう思ったのだ。

「あっ、レイジングハート持ってきてくれたんだ。もぅ、言ってくれれば取りにいったのに。ごめんねわざわざ」

 そんな決意を踏みにじる様に、なのはが笑う。予想外の事に、疑問符さえ出てこなかった。何も変わらない。
普段通りのなのはがそこにはいた。
 なのはとの距離は歩数にして五歩程。フェイトが埋めようとしていた五歩の距離を小走りで埋め、レイジング
ハートが主の元へ返却される。
 俯き、愛しむかのように紅いコアの表面をなのはの指が撫でていく。一通り気になる所が無いのを確認したの
か、レイジングハートを定位置に戻したなのはは、そのままフェイトの横へと歩き一言。

「ありがとうね、フェイトちゃん」

 どうしてそんな風に笑っていられるのだろう。
 すぐ近くにある満面の笑みをとても正視していられず、フェイトはなのはから顔を背けた。
 なのはが何を考えているのかが分からなくなる。気にしていない筈がないと思っていた。なのはは弱くないけ
れど、何事にも傷つかない程強い訳じゃない。傷つくときは傷つくし、泣く時は泣く。普通の女の子だ。
 だから、こんな風に笑顔を見せてくるなんて考えもしていなかった。

「もしかして他に何か用なのかな? ヴィヴィオもう学校から帰ってるだろうし、早く帰ってあげたいなって思っ
てるんだけど……」

470Cursed Lily:2009/07/01(水) 00:54:42 ID:e9cJceL6
 少しだけ困ったような口調でなのはが言う。
 フェイトが答えられないでいると、待つ事を止めたのかごめんと一言謝って、そのままフェイトの横を通り過
ぎて去ろうとする。
 慌てて振り返り、なのはの背中を視界に捕らえた。なのはが振り向く様子は無い。恐らく本当に帰ってしまう
つもりなのだろう。なのはの歩みには、一切の迷いも存在していなかった。
 駄目だと思った。このまま行かせてしまったら、二度となのはと話が出来なくなる。
 だから思い切ってなのはを呼び止めた。呼び止められたなのはの肩が僅かに揺れ歩みが止まる。しかしそれも
一瞬だけ。再び歩き始めたなのはは、もうどれだけ呼んでも立ち止まってはくれなかった。
 別れ際、聞こえた謝罪の意味は何だったのだろうか。
 段々と見えなくなるなのはの後姿に、今度こそ何をすればいいのかを見失った。多分、もう何もかも駄目なの
かもしれない。多分、それだけの事をしてしまったのかもしれない。
 来る前よりも重たい身体を引きずるようにしてクラウディアに戻り、フェイトは自分の気が済むまで自分自身
を呪い続けた。
 どれくらいそうしていたかは分からない。立ち上げっぱなしだった端末を落とそうとしたところで、誰かから
の呼び出しがあった事に気づいた。
 呼び出し元の名前を見て、フェイトの目が大きく開く。
 履歴には、ユーノ・スクライアと表示されていた。


* * *


「じゃあ、ヴィヴィオちゃん。また明日」
「うん、また!」

 行きとは違い、帰り道は皆バラバラだった。エクジェスは自宅が近いらしく、レールウェイ乗り場へと向かう
ヴィヴィオや他の友人達とは違う方向へと歩いていく。
 その背中に何となく寂しさを感じながらも見送って、ヴィヴィオも帰路へ。
 予想以上に美味しかったケーキですっかりと満たされてしまった腹には、これ以上何かが入りそうにはなかっ
た。
 良く甘いものは別腹だと耳にするが、現実に胃袋が二つある訳ではない。願わくば帰宅までに少しでも腹が空
けばいいのだが、この分では今夜の夕食は満足に食べられないのは確実だった。

「アイナさん、怒っちゃうかなぁ」

 形となった不安が、換気の行き届いたレールウェイの車両の中で消えていく。
 窓の外、見上げた空はすっかり暗くなってしまっている。車両の中を見渡せば、ヴィヴィオと同じく帰宅途中
の大人達が数え切れない程に。皆、疲れた様な顔をしている気がした。
 そのままレールウェイに乗って一時間と言ったところだろうか。いつもの最寄り駅に降り、家までの距離を少
しでも腹が空く様に走った。
 家に着き、いつもよりもやけに大きく頑丈そうに見える扉を見上げヴィヴィオが一人頷く。意を決して扉を開
け、帰宅の報せを声高らかに。
 ヴィヴィオの予想通り、リビングからの夕食の良い香りが小さな鼻を刺激した。玄関を開けた時よりも慎重に
リビングへと近づき顔を出し、アイナはどこにいるのかと視線を巡らせる。

「あれ……なのはママ?」

 アイナはどこにも見当たらない。代わりに、テーブルに母がエプロンを身に着けたまま寝息を立てているのを
発見した。
 今日は早かったのだろう。予想外過ぎる事態にヴィヴィオの喉が生唾を飲む。多分、恐らく、かなり、これは
まずい気がした。
 母の眠るテーブルには、既に今夜の夕食と思えるものが並んでいる。そのどれもがエプロンを身に着けている
母が作ったであろう事を想像するのは容易い。
 寝ている母は熟睡しているのか、近寄っても起きる様子がない。そのまま起こさない訳にもいかず、出来るだ
け無理やりにならぬように気持ち小さめに声をかけてみた。母が目を覚ましたのはややあってから。

「ぁ……ヴィヴィオ、帰ってきたんだ」
「う、うん……ただいま。今日、早かったんだね。アイナさんは……?」
「今日はもう上がってもらったよ。いつもママが帰ってくるまでお仕事させちゃってるし、ママもたまにはママ
らしい事しないとね」
「そうなんだ……えーと――」

471Cursed Lily:2009/07/01(水) 00:56:46 ID:e9cJceL6
 曖昧に笑うヴィヴィオの口は重たかった。今日の夕食があまり食べられない事。それをどう切り出せば良いの
か。いつ切り出せばいいのか。そのタイミングを計りかねていた。
 アイナの料理だからと蔑ろにするつもりは決してなかった。きちんと理由を言って、ちゃんと翌日に食べるつ
もりだった。だが、せっかく早く帰宅した母の料理となると、やはりどうしても別物に感じてしまう。
 今日友達と寄り道をして、ケーキ食べちゃったからご飯はあまり食べられない。たったそれだけを言う事が難
しかった。
 更にヴィヴィオが言葉を紡げない理由である、テーブルに並んでいる料理の数々。
 中心で存在を主張しているサラダと、その周りで小分けにされているおかず達。その全てがヴィヴィオの食べ
やすいようにと小さめにカットされていた。
 見た目にもアイナの作るものとは全然違う、母の料理。……無理やりにでも食べようと思った。

「……ママの料理、美味しそうだね」
「そう? 良かったぁ。今日はママお料理頑張ったんだ。ほらっ、もう夜遅いから早く食べないと。あっ、ちゃ
んと手洗ってからだからね」

 言われたとおりに手を洗い、フォークを持つ手が止まりそうになるのを無理やり動かして、ぎこちなくもヴィ
ヴィオが母の料理を口に運ぶ。
 母の料理は何も今日が初めてじゃない。起動六課にいた時も、まれだったけれど時間が空いた時に何度か食べ
た事がある。今の家に住むようになってからはもっと多く。
 それでも緊張はするものなのか、肩に力をいれたまま母はじっとこちらを見続けていた。
 自分の言葉に一喜一憂する母の姿。見続けられる事も相まって、食べづらさは増していく。出来るだけ食べら
れる内に食べてしまおうと、いつも以上に急いで手を動かした。慌てなくても良いよと母が笑う。それに益々何
も言えなくなって、いつしかヴィヴィオは完全に無言となっていた。
 味はあまり良く分からない。一口食べるたびに、腹が痛くなってくる感覚。母が気づかない筈も無かったのに。

「美味しくなかったら、無理して食べなくていいんだからね」
「そ、そうじゃなくて……ママの料理美味しいよ……?」
「だから無理しないでって。やっぱり、アイナさんのご飯の方がヴィヴィオは好きかな?」

 駄目だった。これ以上嘘を吐き続けも意味はなかっただろうし、嫌だった。

「友達と、みんなで帰りにケーキ食べちゃって……それで――」
「そっか」
「ごめんなさい」
「いいよ。そんな謝らなくたても。友達の方が大事だもんね。でも、遅くなるなら連絡してくれるとママ嬉しかっ
たかなぁ。ヴィヴィオがお腹壊しちゃう方が大変なんだから」
「……うん」

 頷いて、ヴィヴィオはフォークを置いた。
 母はすぐに手際よくラップをかけ始めた。その大部分が冷蔵庫に仕舞われるが、持ちそうにないものは次々と
ゴミ箱に捨てられていく。捨てられているのは、全てが見た目で分かる程に手の込んでいたものばかり。

「明日はちゃんと食べるからっ」
「だからいいって。そんなに気にする事じゃないんだよ? ね、それよりお風呂入っちゃおう、ヴィヴィオちょっ
と汗臭いし。汚い子は友達にも嫌われちゃうんだから」

 申し訳なさに気持ちは沈んだまま。
 やけに元気な母に背を押され、バスルームへと連れられる。半ば強引にブラウスを脱がされ、母がブラウスに
鼻を押し当て苦笑い。あまり気にならなかったけれど、走った後だったからだろう。そう理解してしまうと、途
端顔は熱を持ち始めてしまう。
 ブラウスを取り返そうと、母に手を伸ばした。それを届かない位置に持ち上げて、母が意地悪く笑う。
 どうにも出来ず、それを黙って見ている事も出来なかった。頬を膨らませた様子でヴィヴィオがバスルームへ。
いつの間にか暗い気分はどこかに消えてくれていたけれど、ヴィヴィオ自身は全く気づいていなかった。
 遅れてバスルームへ入った母が、全く気持ちのこもっていない謝罪を繰り返す。それを知らないと突っぱねた
ところへ襲い掛かってきたのは突然のシャワーの水流だ。

472Cursed Lily:2009/07/01(水) 00:58:10 ID:e9cJceL6
「頭洗っちゃうからね。動いちゃ駄目だよ」

 振り返れば、シャンプーのボトルを手にしている母がすぐ後ろで膝立ちになっていた。
 ヴィヴィオも大人しく座りなおし、髪を洗ってくれる母を待つ。すぐに母の手を頭に乗せられた。力加減は強
すぎず弱すぎもせず、丁度いいくらいの気持ち良さ。

「目、閉じないと痛くなっちゃうよ」
「大丈夫だよ。ヴィヴィオ、目開けてシャンプーくらい出来るもん」
「ほんとかなぁ」
「ほんとだよ。もぅ……フェイトママじゃないんだから」

 多分、フェイトの名を出した時だった。ピクンと一瞬だけ。気づいたのが本当に不思議な程に些細な震えだっ
た。
 気になって振り返ろうとして、それを頭を押さえつける母の手に妨げられた。先程よりも力の込められている
洗い方。シャンプーが目に滲みて、それ以上目を開けられる事が出来なくなってしまう。
 まるで、それ以上の言葉を避けている様。理由は無いけれど、違和感とすら呼べない些細な疑問が思考の隅に
現れていた。

「……ママ?」
「ん、なぁに? ヴィヴィオ」
「えっと――」

 だが、所詮は些細な疑問。感じていた違和感と胸のモヤモヤは、こちらの表情を覗き込もうとする母の気配に
消えてしまう。どうにか言葉にしようとしてみても、シャワーに泡が流されると同時に疑問までもが排水溝へと
吸い込まれていく。
 勿論錯覚だ。流れるシャンプーの苦さに閉口しそうになりながら、ヴィヴィオの唇は何かを紡ごうとしている。
しかし何を言えば良いのかが分からない。母が今何を考えているのかも。
 髪を洗い終わり、身体をスポンジで擦られ、お返しにと母の長い髪を洗っている時。観察する様に眺めてみた
母の表情は、いつもと変わらない様に見えた。

「ね、ヴィヴィオ」
「あっ、動いちゃ駄目!」
「ごめんごめん。あのねママ、ヴィヴィオの学校でのお話聞かせてほしいなぁ」
「学校?」
「うん。毎日どんな事勉強してるとか、友達と休み時間にどんな話してるのとか。何でもいいんだ。聞かせて欲
しいの」

 ヴィヴィオが洗い易いように頭を下げ、時折気持ちの良さそうに吐息を漏らす母が言った。
 何でもいい。そう言われたとおりに、ヴィヴィオは学校の事を話し始める。髪を洗い終わり、自分よりも大き
な母の背を力いっぱいスポンジで擦っている時も。一緒に浴槽に浸かっているいる時も。
 後ろから抱きしめられ、柔らかい母の胸に少しだけ恥ずかしさを覚えながらもヴィヴィオは話すのを止めなかっ
た。母が嬉しそうに顔を綻ばせて聞いてくれていたから。

「なんか、なのはママ急に優しくなった気がする」
「えぇ、ママいつも優しいよ。優しくない?」
「そうじゃないけど、学校始まってから……前より優しくなったよ」
「うーん、そんなつもりないんだけどなぁ……。でも、多分毎日ヴィヴィオが楽しそうだからかな」

 毎日学校に行っている姿が嬉しいと。
 友達が出来た事を、その友達とどんな事を話すのかを想像してしまうと。
 今みたいに、学校での話を聞かせてくれるのが幸せだと。
 後ろから抱きしめる力を強くして、頬を擦りつけながらそんな母の言葉を聞く。突然そんな事を言われたヴィ
ヴィオはまともに反応できず、顔は熱くなってくるばかり。それに気づかない様子で、母は言葉を重ねていく。
 その間、母はずっと笑顔だった。風呂から上がり、母に塗れた身体を拭いてもらっている間も。一緒にベッド
に横になり、抱きしめあっている間も同じ。
 幸せそうに。
 悩みなんて何一つ存在しないように。

473246 ◆mQRQhBgEu6:2009/07/01(水) 01:00:49 ID:e9cJceL6
以上です。ありがとうございました。
とりあえず、次回ユーノ君登場フラグと高町家の夕食の風景をお送りしました。
今作、食事シーンが大量に含まれていますが家族の風景だと思っていてください。
最近、逆獣姦するなのはさんとかなのはさん処女争奪トーナメントとか酷い妄想が浮かんでばかりですが、
何とか四話は七月中に投下したいと思います。
ではでは。

474名無しさん@魔法少女:2009/07/01(水) 01:04:56 ID:NtZR4Dgs
>>473
全体的にものすごく暗い……乙。

>逆獣姦するなのはさんとかなのはさん処女争奪トーナメント
なにそれ超みたい。

475名無しさん@魔法少女:2009/07/01(水) 19:15:21 ID:t3t.kNw2
>>473
恐ろしすぎて読む勇気がないが応援してる。投下乙

>逆獣姦するなのはさん
えっ、犯されるんじゃなくて犯す方かいwwww

476名無しさん@魔法少女:2009/07/01(水) 20:07:50 ID:2gz1lhT6
はやて×ザッフィーの書き手がアップを始めたようです。

477名無しさん@魔法少女:2009/07/01(水) 21:50:58 ID:OIBHrJyY
>>473
復讐譚やスプラッター系とは違う暗さで怖いです。
貴方の鬱SSを読むと、反作用で猟奇残虐狂気の三拍子そろったSSが書きたくなります。
剥製にされたフェイト、解体されて樽に塩漬けされたキャロ、プレス機でじわじわ潰され
肉煎餅になるなのはとか、尻から口に鉄串刺されて丸焼きにされるフェレットとか、

478名無しさん@魔法少女:2009/07/01(水) 21:58:14 ID:6YDpdaQc
>>473
待ってたぜ、GJ!
表面上は静かなのがまた不気味だなー
ヴィヴィオが凄く可愛かったから巻き込まれてほしくないけど、
きっと巻き込まれるんだよね・・・

479名無しさん@魔法少女:2009/07/02(木) 00:00:27 ID:gFlKdJms
>>473
GJです!!嵐の前の静けさというか、一見穏やかながらも
ソロリソロリと暗い鬱の影が、着実に忍び寄って来てますなぁ〜。
次回も期待しておりますっ!!

480名無しさん@魔法少女:2009/07/02(木) 01:13:03 ID:yMrc9sC.
>>477
蛙の穴に爆竹突っ込んで爆破を人間の尻に手榴弾突っ込んでやるとかも狂気系かな?
残虐、猟奇にさらされて絶望に打ちひしがれながら死んでいくってのは短編なら見たい。
いつ死んでもいいって覚悟があり言ってる人でも自分がある程度想定していた通りの死に方じゃない限りは、
泣き叫ぶと思うし。

481名無しさん@魔法少女:2009/07/02(木) 02:10:51 ID:gtKYcC02
そんなに猟奇系を読みたくなるもんなのか?
俺はそういうシーンを見てると「抵抗しろよ」「いや殴れよ、アホ」とか思っちゃうタイプだから、そういうのを読んでるとイライラする。まどろっこしい的な意味で。
なんつーんだろう、映画でよくある『追いかけられている途中でなぜか振り返って数瞬止まるシーン』と言えば解りやすいか?
逆に理不尽な理由で拷問受けているキャラがイイ感じにブチ切れちゃって相手をフルボッコ、とか見てみたい。
それまでが無抵抗にやられる被虐的なシーンであればあるほどギャップが効いてて面白いと思うんだ。
こういうのをSとMの二面性っていうのかね?

482名無しさん@魔法少女:2009/07/02(木) 02:22:26 ID:yMrc9sC.
まぁ、それも見てみたいw
リリカルなのはだと、極悪というかスカ博士以上の狂人やシリアルキラー系は出てこないから、
それを偶に求めてしまう。価値観がまったく違う狂人と出会うや戦うというのがいいんだよなぁ。
選んで殺すのがそんなに上等かね?とか言い出すとかwここの極悪クアットロもなかなか悪役としては素晴らしかった。

483名無しさん@魔法少女:2009/07/02(木) 03:25:09 ID:gtKYcC02
解らなくもないが、もともとリリなのの世界観がそういう「狂気」とは縁遠いから、長編となるといささか飽きがきそうだね。
あ、だから>>480で「短編なら」って言ったのかな?

それならいっそうのこと全員狂わせてみるとか。
小動物虐めるのが趣味ななのは、三度の飯より闘争が大好きなユーノ、自分より弱い人間をあざ笑うことに最高の快感を見出すフェイト、脚の障害から壊滅思想に漬かったはやて、管理局の絶対正義のためなら上官すら殺してみせるクロノ……。
なんでだろう、愉快痛快合わせて爽快なギャグssになりそうな気がするw

484名無しさん@魔法少女:2009/07/02(木) 09:06:32 ID:i3kRlhs2
>>自分より弱い人間をあざ笑うことに最高の快感を見出すフェイト

それ、ご褒美?

485名無しさん@魔法少女:2009/07/02(木) 12:20:40 ID:yMrc9sC.
>>483
長編だと、グロ系はインパクトは薄れて飽きるから、
短編でさらっとだとインパクトが強いまま終わってちょうどいいと思うんだ。
特にストーリー性があまりないものだと飽きが早いから短編がいいな。

486名無しさん@魔法少女:2009/07/02(木) 12:46:37 ID:Ag7NTIHg
>>483

>三度の飯より闘争が大好きなユーノ

何だろう。
「我が世の春が来たあああああ!!」と御大ばりに楽しい行動を見せてくれるユーノが目に浮かんだんだがw

487名無しさん@魔法少女:2009/07/02(木) 18:01:03 ID:7YhuufVA
>>486
ディバインバスターとはこういう物かぁ!
オ・ノーレ!

はっちゃけ過ぎだろw

488名無しさん@魔法少女:2009/07/02(木) 19:56:50 ID:tEBDuxLg
とりあえずNG登録できるようにグロはグロ、鬱は鬱と前書きで書いてくれたら後はどうでも良い。

489名無しさん@魔法少女:2009/07/02(木) 20:12:58 ID:gtKYcC02
>>486
俺が考えてたのは「満願成就の夜がきた。戦争の夜へようこそ!」って言っちゃったり、「僕ワクワクしてきたゾ」とか言っちゃうユーノw
でもあんま強くない。でも闘争好き。たぶんこのユーノはSでM。

490名無しさん@魔法少女:2009/07/02(木) 20:13:46 ID:gtKYcC02
ごめん、ageちゃったorz

491名無しさん@魔法少女:2009/07/04(土) 01:47:48 ID:uyBVRWhs
そろそろエリキャロルー泥沼三角ものが来るはず

492名無しさん@魔法少女:2009/07/04(土) 06:51:31 ID:gFVcMbuo
今日と明日で1作品でも投下は来るのだろうか…

493名無しさん@魔法少女:2009/07/04(土) 08:34:57 ID:yzjcwmrU
そろそろゴードン息子の鉄拳が見たいな。
外道流れ旅ティアナ編とかラグナ編も見たい。

494名無しさん@魔法少女:2009/07/04(土) 15:02:12 ID:ML8ga2l6
>>486−487
アースラかゆりかごのエネルギーを奪うんだなw

495B・A:2009/07/04(土) 21:24:04 ID:pTv/9brE
ザ・シガー氏はいらっしゃいますか?

実は、氏の「リリカル最大トーナメント」と同じくなのは達がトーナメントでガチンコする話を考えているんですが、
このまま書き進めてよろしいでしょうか?
相違点としましては、「タッグ戦」くらいしかありません。
読んでいる某漫画の影響なんですけどね、これ。

496名無しさん@魔法少女:2009/07/04(土) 21:27:03 ID:wbe0b9mY
猟奇書いてる途中なんだけど、ここって禁止ワードあるの?

497名無しさん@魔法少女:2009/07/04(土) 21:35:03 ID:zMbl/zFY
>>496
注意書きとタイトルをしっかり書けば問題ない

498名無しさん@魔法少女:2009/07/04(土) 21:53:53 ID:pVJrY5Bc
猟奇か……
誰かがクアットロに痛め付けられるシチュなら想像できる。

499名無しさん@魔法少女:2009/07/04(土) 22:03:00 ID:cyYyLTac
>猟奇
・なのはさんの両手両足を料理してフェイトに食わせる
・脳姦
・キャロ、龍姦

とか?
いいぞ!ガンガンやれ!

500名無しさん@魔法少女:2009/07/04(土) 22:50:29 ID:H/hoE52k
>>496
会議室で聞いてもよかったような(後続の職人へのFAQ的に)
禁止ワードはしたらば固有のみだと思ふ

501名無しさん@魔法少女:2009/07/04(土) 22:53:50 ID:wbe0b9mY
>>499
すまないがえろい要素は無しなんだ
>>483を読んでキャラをとりあえず狂わしてみようって思っただけだから

502名無しさん@魔法少女:2009/07/04(土) 23:12:11 ID:ZW4ickXI
前、6B〜氏が弾かれてたな<したらば特有の禁止ワード
なぜあれがNGなのか解らんが・・・

503ザ・シガー:2009/07/04(土) 23:33:33 ID:3S4AIg3o
>B・A氏
ハハハ! 気にする事はありませんでしょう、全然構いません。
俺の場合は板垣漫画のネタを弄ってるだけなので、たぶん氏の書くであろう話とは被らないでしょう。
投下待ってます。


>>493
今がんばって書いてます、もうしばしお待ちを。
いや、しかし、さ……

>>ラグナ編も見たい

ラグナ……だと?
どんだけヴァイスの精神を破壊したいのかとwww

いや、まあね、外道流れ旅は色々考えてるけどさ。
執務官&執務官補佐陵辱とか、聖王教会組輪姦とか、高町親子強姦とか、ね。
どれになるかは分かりませんが、たぶんこの中のどれか。

504名無しさん@魔法少女:2009/07/04(土) 23:38:05 ID:t70hWx7c
>>496
禁止ワードは基本的に気にすること無いよ
万が一ひっかかったらテストスレでてきとうに投下テストすればいんでね

505B・A:2009/07/04(土) 23:40:50 ID:pTv/9brE
>>503
>ザ・シガー氏
ありがとうございます。
といっても、まだプロローグを書き始めたばかりなので投下はまだ先になりそうです。
初めての試みをするつもりで、いつも以上に時間がかかりそうなので。

506名無しさん@魔法少女:2009/07/04(土) 23:47:24 ID:cyYyLTac
>高町親子強姦
桃子さん、なのはさん、ヴィヴィオの三代ですね、わかります

507名無しさん@魔法少女:2009/07/04(土) 23:52:27 ID:ZW4ickXI
>執務官&執務官補佐陵辱
いいねいいねw
1期はなのは、2期は闇の書の触手、3期は顔芸…
捕まってるフェイトそんの悔しそうな表情が好きだお

508名無しさん@魔法少女:2009/07/05(日) 00:44:48 ID:DHz3O1v2
>1期はなのは
おいおい、そこはプレシアさんトコの傀儡兵によるり(ry

509名無しさん@魔法少女:2009/07/05(日) 00:47:48 ID:InM1mG4E
他にも1期ならジュエルシードの暴走体による触手とか出来る気もする

510名無しさん@魔法少女:2009/07/05(日) 00:54:55 ID:dIUxjktU
>>508に一票

511名無しさん@魔法少女:2009/07/05(日) 00:59:13 ID:qZhUa5rM
>>508
>507のは希望シチュじゃなくて、本編のことだよ。フェイトそんが捕まった場面。

512名無しさん@魔法少女:2009/07/05(日) 01:20:15 ID:7AKxh/Tk
やるなら、態々地球まで桃子さんを捕まえに行ったという台詞か事実を言ってほしいな。
なのはに、苦労したんですよ?魔法が使えないにしては、それなりに強いのが3人もいたんですもの、
殺さずに潰すのに苦労しましたとかでw
これとは別に思うことだが、割となのはの家族とか友人を人質って展開は少ないよね。
ここの作品の物のひとつ以外で見たことがない。所詮、複数のS級魔導師達では、
戦況を変えられないから足止めだけでOKと判断していたのだろうか?

513墨の人:2009/07/05(日) 01:25:28 ID:iayAB8KU
初投稿っす。話を以下の形で投稿します。
・重かったり暗かったり欝な感じはないかも。
・軽いノリです。
・すんごいご都合主義、物語性を求めちゃいけません・・・。
・今回は前振りのみ、えろくないです。。すみません。

テンプレは読んでますが、何分エロパロ板は初めてですので
ご指摘があればよろしくお願いします。

514墨の人:2009/07/05(日) 01:29:42 ID:iayAB8KU
「エロ司書長物語?」一話目1/3
ユーノ・スクライアは童貞である。闇の書事件後管理局入りし気がつけば19歳、10年など一瞬だ。青春時代を仕事に捧げ無限書庫で働き続け、
いつの間にか史書長などという名誉な職にもついていた。本本本、資料資料、未だ増え続ける本の区画整理、そして書庫内での仕事をやりやすくする為の
探査、そして読書魔法のプログラムの開発。進捗状況の調整。仕事仕事で10年が過ぎ少年らしからぬ人生を送った彼は、ある日ふと思った。

”僕は何をやっているんだろう?”

 虚しいかな、闇の書の事件では手伝いたいが一身で無限書庫に入り浸り、その後も良かれと思い
管理局入りをしたものの、振り返ってみれば味気の無い人生を送っている。おんなっけ一つ無い仕事だ。
勿論司書にも女性はいるが恋愛に発展した事は無い。時折胸の大きな司書がいると
ちらりと見て興奮することはあったが、それだけだ。自慰をしても虚しいだけ。仕事に没頭した。
休みのある日にも風俗に行くべきかと考えた事はあるが、意中の相手のことを思い出し止めた。
自分の中では相手はもう振り向いてくれない事にも解っているのに、結局休日もため息をつきながら
発掘と論文をまとめるだけで終わる。ユーノ・スクライアと言う人間は三大欲求がどこか欠如している
節がある。食欲、性欲、睡眠欲、まず仕事を優先させるからおいしいものを食べようという気はあまりない。
味覚は普通だが、二時間キープのゼリーやネイチャーメイドマルチビタミンーのような職場でも取れる食事が
殆どだ。たまに局の食堂にも足を運ぶと、まるではぐれメタルを見たかのような目で見られる。少し悲しい。
次に、性欲。これは前述もしているが……無い訳では、無い。でも仕事仕事で避けていた。クロノに抱かれる趣味は無い。
最後に睡眠欲。こちらも仕事を優先するから疎かになる。一徹、二徹は慣れたものだ。こうしてみると
ユーノ・スクライアという人間は三大欲求よりも、仕事を何よりも優先させる人間なのではないか? と、本人は考えながらため息をつく。

「(馬鹿馬鹿しい・・・・・・。)」

そう言いながらも、現にユーノは無重力の無限書庫の中で胡坐をかき読書魔法を動かしながら仕事に勤しんでいた。同時に、各部署からの依頼や
司書達からの言伝メールも読む。まるで厩戸皇子のようだ。周囲では本がパラパラとめくられておりユーノは頭の中でそれ捌いていく。
仕事仕事、いつしか自分の頭の中は女女といった風にでもなるのだろうか? 無理だ、と自分で答えを出してしまう。19歳という普通の年頃ならば
女の味を知り愉しむ年頃だ。仕事はそこそこに友人関係も良好に順風満帆な人生をスタートさせる。それが普通の19歳であり、既に19歳で
年寄りじみた何かを得ているユーノにしてみれば酷く人事だった。司書長という立場を鼻にかけるつもりもないが、少なくとも若造が得る立場では
ないだろう。これも実力至上主義の管理局だからか。このまま出会いもなく枯れ果てる事を考えると少し寂しい気持ちになる。魔法使いを飛び越して
童貞の王になりそうだ。それだけは、御免被りたい。好きな相手は特にいないが誰かとセックスぐらいはしたい。以前なのはと連絡してから寝た時に
夢精したのは泣けた。こんなに虚しいことはない。たまにオナニーをする時はなのはがおかずだからもっと泣けてくる。小さな唇を唾液にぬれさせてから
亀頭をを押し当てて感触を楽しんでから暖かな口マンコに入れていく。なのはの髪に指を入れ頭を押さえ、股間が得る柔らかな感触となのはの表情を楽しみながら

・・・・・アー・・・・・。

515墨の人:2009/07/05(日) 01:30:54 ID:iayAB8KU
「エロ司書長物語?」一話目2/3
「・・・・・・。」

考えているだけでムッシュムラムラしてきた。いかんいかんと鎌首もたげた一物を
自粛させるためにも仕事に集中する。ああ悲しい、ああ空しい。
機動六課なんておっぱいの惑星じゃないか。おっきいのからちっちゃいのまで、
畜生めもみちゅぱしたいよぉと男の本能丸出しで嘆く。今更か。やれやれと思っていると
通信が入ってきた、エロノかと思ったがどうやら違うらしい。誰かと思いながら確認してみると
よく解らない所からの通信だ。それでも依頼には変わりない。回線をつなげると黒服にサングラス、
MIBに出てきそうなおっさんが映った。怪しい事この上ない。それでも仕事だ。口には出さない。

「無限書庫司書長のユーノ・スクライアです。資料ご依頼ですか?」

「いや、仕事の依頼だ。機動六課の面子を犯してほしい。」

ユーノは固まった。いや、聞き違いに違いない。うんうんと頷いてから目元をほぐす。
そうだ、ここ連日も徹夜してるしあんなムラムラすること考えるから
聞き間違いをするんだ。高町なのは機動六課の面子をおかしをあげてほしい、
と言ったに違いない。顔を上げ通信画面にニッコリと笑いかける。

「すみません、もう一度お願いできますか?」

「ではもう一度言おう、機動六課の面子を犯すという仕事を依頼をしたい。」

顔をひきつらせながらユーノは眼鏡を取りもう一度眉間を押さえる。

「・・・あの、悪ふざけは止めてもらえませんか?」

「悪ふざけなどではない。真面目な話だ。」

「ここは無限書庫ですよ? それに」

そこで話を切ろうとしたユーノだが、男は真面目にいった。

「君は童貞の筈だ。スクライア司書長。」

余計なお世話だ、と思ったが口を出さないでおく。通信先を見てユーノは吹いた。
なんで気づかなかったのかが不思議だ。男の所属は時空管理局:本局:・・・射精部署?
なめてるのか? しかもこの黒服に妖しい井出達。信用できるとは思えない。ユーノは
問答無用に通信を切り直ぐに仕事に戻ろうとしたが、直ぐに通信が再度かかってくる。
射精部署からだ。いやーな顔しながら取り次いだ。再びKみたいな男が姿を通信ウィンドウに姿を見せる。

「酷いではないか司書長、いきなりきるなんて。さてはオナニーか。」

いいぞ、と言い出した変態に対して違いますと怒り心頭で返事をする。何様だこの男は。

「いい加減にして下さい、通報しますよ。」

「ふむ。では君は高町なのはを犯したくはないかね?」

その質問にもむっとして黙るが、心は素直だった。胸のうちでは犯したいですと応えてしまう。
それでも、知りませんよそんなことと切り返す。

「八神はやては? ハラオウンは? シグナムは? ヴィータは? その他にも機動六課の連中をはめてみたいと思ったことは?」

「だから・・・!」

516墨の人:2009/07/05(日) 01:32:03 ID:iayAB8KU
一話目3/3
そこまででユーノが切ろうとした時、男からあるデータ送られてくる。
いぶかしげに送信内容を見ると・・・局内のある一室が指定されているだけだった。

「どういうことです?」

「私達射精部署は秘密の部署だ。貴方達のようなエリートの人間が極秘に知るだけだ。
さて、本能に従うならその部屋へどうぞ。司書長殿。勿論お断りいただいても構いません。」

ユーノはいぶかしげに通信画面の男を見続ける。

「ただし、お断り頂いた場合は他の男が愉しむことになりますだけですので。それでは、失礼します。
気が向いたらいつでもその部屋にお越し下さい。お待ちしております。」

通信が切れる。ユーノは黒くなった画面を見つめ続けていた。これは何かの罠か陰謀だろうか。
それとも、なんなのだろうか?指定された部屋の前を、ユーノも何度か通った事のある
本局のなんの変哲もない部屋だ。そんなところが射精部署? 馬鹿なと思いながらウインドウを
操作して部屋を確認するとそこはどの部署も使わず空き部屋になっている。やはりだまされているのか。
それでも、ユーノは指定された部屋の場所を見つめながら黙した。誰かのおふざけにしては度が過ぎている。
それともスキャンダル狙いの何かかと思ったがあまりにもおかしい。回りくどい。
それにここは管理局内だ。やることが大胆すぎる。どうしたものかと思ったが先程の妄想がぶり返した。
なのはの口の中でいっぱい射精をしたい。吐き出した精液をごくごくと飲んでもらいたいという
欲求がユーノの中で踊っていた。どうするべきか。欲望か、それとも理性か。とりあえず通信ウインドウを
閉ざし仕事に戻ったが、頭の中にはえろい事でいっぱいだった。時間は、淡々と過ぎていく。
胸の高鳴りだけを感じながらも、ユーノがふと時間を確認する。いつの間にか午前零時を回っていた。
どうにも眠い筈だ。まずいなと思いながらも、ふと部屋のことを思い出した。どうするべきか、
未だに迷う節は確かにあるが、興味心に負けた。今日はエロノ提督やその他の依頼も厳しい状況ではない。
珍しく仕事を早く切り上げる事が出来る状況だった。魔法を解除し足場を形成すると強く蹴る。
他の司書達にあがることを伝えながら、お疲れですと挨拶をしつつ無限書庫を出る。心臓は、酷く高ぶっていた。

「・・・ふぅ。」

落ち着けと自分に言い聞かせながら指定された部屋へと向かう。が、

「あれ?」

到着した部屋の戸はしまっていた。扉の前に立っても開く気配すら見せない。明らかにロックがかかっている様子だ。
拍子抜けだ、食堂にでも行って何か飲み物でも買おうと振り返ったとき、ユーノはぎょっとする。真後ろにはいつから
いたのか、黒服に黒サングラスの渋くも妖しい男がいた。

「お待ちしてましたよ、司書長。さあ中へ。」

心臓に悪い男だ。ユーノの脇に立ち何か操作すると扉が開く。どうぞと招かれた。男と共に中に入る。照明がつけられると
部屋の中は酷く普通の局内の一室だ。別に特別かわったものがあるわけじゃない。どうぞと促されソファーにこしかける。

「レイプは好きですか?」

大好きです。胸は即答していた。ただし、妄想の中での話しだ。ユーノは童貞だったし、何より本気で泣き叫んで拒む女性を
犯す趣味はユーノにはない。話を戻す。

「どういう意味ですか? アレは・・・。」

「そのままだな。貴方は童貞だからわれわれは支援する。それだけだ。」

これでいいのか管理局、と疑いたくなったがもう諦める事に_。

「そもそも、そんな破廉恥な部署聞いたことないんですけど。」

「勿論、我々の部署は童貞を支援しヤリチンに育てるのが仕事だ。」

やっぱり頭が痛くなった。帰ろう、と思ったが男はまあ待てと電話を取り出す。そしてかけた。

「私だ。・・・ああ、そうだ。」

誰に連絡してるのか知らないが、直ぐに連絡を終えて男は立ち上がった。

「行こう。」

「?・・・どこへ?」

「質問を質問で返して申し訳ないが司書長、最後に抜いたのはいつかな?」

う、と返事をしづらい質問が来たが、迷った末に素直に応えておく。

「解りません。」

「それは良かった。」

男はにやりと口元を歪ませて笑った。

「行こう。」

「だから何処へ?」

「パラダイスさ。・・・犯したいんだろう? 女達を。」

517名無しさん@魔法少女:2009/07/05(日) 03:05:27 ID:COFaeprk
終わり?
終わりならそう一言入れてくれるとありがたいな。
感想入れたりするタイミング掴むためにも。

518墨の人:2009/07/05(日) 03:48:06 ID:iayAB8KU
>>517
一旦終わりです。半端ですみません。

519名無しさん@魔法少女:2009/07/05(日) 12:11:59 ID:COFaeprk
>>518
いや、終わり方としては調度いいと思うよ。
にしてもギャグありシリアスありで結構メチャクチャだなw
シュールギャグってこういうのを言うんだろうか?w
なんにしても続きが気になる。
ユーノが暴行罪で捕まらないことを祈りつつ、GJ!!

指摘するところがあるとすれば、改行がちょっと気になったかな。
前の文章と繋がらないところは改行するように意識するといいと思う。
書き込み時の字数制限による強制改行は慣れるしかないね。
なんにしてもこれからだ。ガンバッ!

520 ◆6BmcNJgox2:2009/07/05(日) 12:14:31 ID:cQ431YQ2
>>518
射精部署…………このSSはもっと評価されるべき。
最近はユーノをエロ男っぽく描くのは避けられる傾向にあるから
逆にこういうのは斬新に見えましたw

あと、先のSS投下から数時間も経過してますからちょいと書きますね?

・またなのは×スカちゃんやっちまいましたよ先生ごめんなさい生まれてきてごめんなさい
・エロ
・今回からスカリエッティを「ジェイル」と名前で表記します。
・なのは×ジェイルの関係上NTRっぽくなるのは必然なんでNTR注意って事で
・バッドエンドっぽい終わり方ですが、人によってはバッドの中にも光明が見える様な微妙な結末注意
・新パターンを模索する余り、ジェイルがなのはを求める理由がこれまたしょーも無くなった注意w
・今回のテーマは『運』

521幸運不運 1 ◆6BmcNJgox2:2009/07/05(日) 12:16:12 ID:cQ431YQ2
 それは時空管理局のエース・オブ・エース高町なのはが時空犯罪者ジェイル=スカリエッティの一味に
捕まってしまった事から端を発した。

「さて、高町なのは君…エース・オブ・エースと呼ばれながら我々に捕まってしまったわけだが…
何故だか分かるかね?」
「それは私の実力が及ばなかっただけの事…簡単な話じゃない。皆は私の事をエースエースって持ち上げるけど…
実際はそんな器じゃなかったって事だよ…。」

 なのはの前に直接現れたジェイルに問われ、なのはは平静さを装いつつ悔しさの混じった苦笑いを浮かべていたが…

「違うな! 君の実力は決して我々に劣ってはいなかった。むしろ勝っていた! なのにこの結果…。
それは何故か…………答えは簡単! 君の運が悪かったのだよ!!」
「なっ………運!? そんな事で!? 貴方科学者でしょ!? その時の運に頼ってどうするのよ!」

 突然『運』を引き合いに出して来たジェイルになのはは困惑する。実力的に及ばなかったから
こうして彼等に捕まったと考えるなのはにとって、運が悪かったからとフォローを入れるジェイルの言葉が
逆に悔しかった。しかし…ジェイルの考え方は違った。

「フッフフ…。たかが運…されど運…。勝負は時の運とは良くぞ言った物でな…。『運』とは決して
侮れない物なのだよ。昔の人は、大切な戦の前には戦勝祈願を兼ねた運試しをやった物だ。
なのは君…君の出身世界でもその昔、ナスノヨイチと言う人間が敵側の船に立てられた扇を矢で射抜いたと
言う話があるそうだが…それもまた、そうする事によって運を自分達に呼び込もうとする行為だったのだよ。」
「そ…それがどうかしたの…? そんなのただのおまじないじゃない。やっぱり科学者が真面目に
考える様な事じゃないよ…。」

 なのはは苦笑いしながらも冷静にジェイルの考えを否定していたが…ジェイルの表情は変わらない。

「果たしてそうかな!? 例えば、物凄い実力を持った魔導師がいたとする。しかし大切な戦いを
前にして突然腹痛を起こしてしまい、その物凄い実力を発揮する事無く敗れてしまう事もあり得るだろう。
分かるか!? どんなに実力があろうとも…運が悪ければこの様な残念な結果になる事もあり得るのだ!
逆に…どんなに実力の無い無能者でも…運さえ良ければ天下を取る事もまたあり得ると言う事だ!
 金! 力! 頭脳! これらは例え劣っていようとも努力でカバーする事が出来る…
しかし運だけは努力ではどうにもならない! だからこそこの世で最も大切な物は運だと断言する!」
「運が大事と言いたいのは分かったよ…でもその話を私にして…何か意味があるの?」

 そう。そこが問題。ジェイルが突然『運』にまつわる話をなのはにし始めたのに関して
ジェイルにも別に何も考えていないわけでも無かった。

「その通り。実はな…私は君と運試しをしようと思ってな…。」
「運試し?」
「そうだ。私と君…どちらが運が良いのか勝負をしようと言う事だ。そしてもしも君が勝つ様な事があれば…
私は即刻武装を解除して管理局に自首する事を約束しよう。」
「そ…それは本当なの?」
「本当さ。もしこの運試しで負ける様なら私の運もその程度。管理局に挑戦した所で勝てはしないだろうからな…。」
「信じがたいけど…仮に私が負けた場合…どうなるの?」

522幸運不運 2 ◆6BmcNJgox2:2009/07/05(日) 12:17:30 ID:cQ431YQ2
 ジェイルがなのはに持ちかけた運試し。これでなのはが勝てばジェイルは自首をすると言うが…
もし逆になのはが負けた場合どうなるか…恐る恐る問い掛けるなのはであったが…

「ふむ…。君が負けた場合か…それはこれからやる運試しのお題目にかかって来るのだよ。」
「その運試しのお題目は…?」
「フフフフフ…それはな…これから私と君がSEXをして孕んだら私の勝ち、孕まなければ君の勝ちと言う勝負だ!!」
「な…何ですってぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」

 ジェイルに持ちかけられた勝負のお題目。それを聞かされたなのはは…顔が思わず真っ赤になってしまった。
無理も無い。一体何が悲しくてジェイルとSEXをしなければならないと言うのか………
と言うか、もし仮にこの勝負に負けてしまったら…なのははジェイルの子供を産まなければならないでは無いか。

 それから、なのはは与えられた部屋のベッドの上に不安な顔で座っていた…。

「わ…私が…ジェイルと…セ…SEX………。SEXって言ったらあれでしょ? 男の人のオチンチンが…
私の…おマ○コの中に……………そんな………。嫌だ…………嫌だよ……………。」

 なのはは自分の股間を両手で押さえ、悔しさと恥ずかしさの余り赤くなり…目から涙を流していた。

「嫌だ…嫌だよ………。あんな男とSEXするなんて………。だって私の初めての相手はユーノ君って
決めてたのに………何時かユーノ君と結婚してユーノ君の赤ちゃん産むって決めてたのに……………。
ユーノ君と同じ…翠色の瞳とブロンドの髪を持った赤ちゃんを………………。」

 自身の股間を両手で押さえながら蹲るなのはの脳裏に、想い人、ユーノとの思い出が走馬灯の様に蘇る。
しかし今ジェイルに捕まった身であるなのはは…それも叶わぬ望み…………。そしてついに、ジェイルが
部屋の中へ入って来たのである。

「初めてのお相手が好きな相手で無くて残念だったな? しかし、それなら私との勝負に勝てば良いじゃないか。
君が私の子を孕みさえしなければ、約束通り私は自首をする。一滴の血を流す事も無く事件が解決されるのだ。
そうすれば君の好きなそのユーノとSEXする事も子供を産む事も想うがままでは無いか。
あ、この場合、君が私とSEXをして処女を散らした時点で処女血が流れるわけだから無血とは言わないか…。
まあそんな事は良いんだ。とにかく私と君、どちらが運において優れているか…勝負だ!」
「んっ………!」

 次の瞬間、ジェイルはベッドへ飛びかかり、なのはを押し倒すと共にその唇を奪った!
そしてなのはの顔は赤くなる。しかし、これはジェイルとしても真剣勝負も同然だった。
一見冷静になのはの肢体を抱いている様に思えるジェイルも、もしなのはが孕まなければ
即刻武装を解除して自首しなければならなくなる。そもそもSEXをしたからと言って
必ず子供が出来るとは限らない。例えば、ゲンヤ=ナカジマと亡き妻クイントとの間にも
子供が出来ず、代わりにスバル・ギンガと言う養子を取ったりと…そういう例もある。
だからこそ、なのはだけでは無い。ジェイルにとっても緊張かつ真剣な勝負だったのである。

「プハッ!」
「んぁ………………。」

 ジェイルが唇を離し、全身の力が抜けて崩れ落ちる様に倒れこむなのはを優しくベッドへ寝かした後、
次になのはのスカートの中へ手を伸ばし、さらにパンティーの中へ指を潜り込ませた。

523幸運不運 3 ◆6BmcNJgox2:2009/07/05(日) 12:18:44 ID:cQ431YQ2
「あっ…嫌…………。」
「フッフフ…嫌と言っておきながら…君の女性器は私の指をこんなに締め付けているでは無いか。流石は処女…。」

 ジェイルの言った通り、なのはがどんなに恥ずかしがり必死に顔を背けようとも、彼女の処女は
異に反してジェイルの差し込んだ指をキュッと締め付けていたし、さらに愛液がドロドロと溢れ出てさえいた。

「たっぷりと濡らしておかねばな。君も痛いのは嫌だろう?」
「くっ……………………。」

 ジェイルはなおも指でなのはの股間をクチュクチュと弄くり、あろう事かクリトリスにさえ指でクリクリと
弄くり始める始末。だがなのはは歯を食いしばってそれに耐えた。本当ならば大声を張り上げて泣き出したい。
ユーノに助けを求めたい。しかし…なのはの管理局魔導師としてのプライドがそれを許さなかった…………

「さて、そろそろ行こうか?」
「あ………ああああ!?」

 なのはの膣口が愛液で濡れに濡れた事を確認したジェイルは、なのはの目の前でズボンとパンツを脱いだ。
そしてついに現れる。ジェイルの股間から空にそびえる鋼鉄の城の様に…長大で固められた…その一物!
 なのはの眼前にそびえ勃つ、ジェイルの巨大で黒い一物に流石のなのはも困惑する。 

「あ………あ………あ…………。」
「何を恐れている? これからこの私の男性器が君の膣内へ潜り込み、処女を奪う。つまり君の初めての相手となる
男性器なのだぞ。いや、この勝負の結果次第では生涯のパートナーとなる可能性もあるかもしれないのだぞ?」
「嫌! そんなの嫌! やっぱりユーノ君じゃないと…私の初めての相手はユーノ君じゃないと嫌ぁぁぁぁ!」

 なのはは本格的に泣き出した。例え管理局魔導師のプライドによって我慢していても、女としての部分が
好きでもない…むしろ憎い相手とのSEXを拒んでいたのである。

「だが、今と言う状況を見たまえ。もしそのユーノと言う男が君の運命の相手だったと言うのならば…
君はここにはいない以前に、私に捕まる事も無くその男と結ばれ、その子供を産んでいただろう。
しかし、現実はこの通り。所詮そのユーノと言う男は君の運命の相手では無かったと言う事だ!」
「な…何を………まるで自分が私の運命の相手みたいな言い草じゃない…。」

 なのはは悔しそうな目で必死にジェイルを睨み付けるが、ジェイルは逆に不敵な目でなのはを見つめていた。

「そう。その通りだ。私は君こそ私の運命の相手である事を確信している! だからこそ私は君を捕らえ、
ここまで来る事が出来た。つまり、運が私に味方をしている証拠!」
「そんなの私は認めない! 認めないよ! 貴方が…ジェイルが私の運命の相手なんて…。」

 なのはは目から涙を飛び散らせながら否定するが、やはりジェイルの表情は変わらなかった。

「ならば教えよう。何故私が君を運命の相手だと確信した理由を………。それは…君の存在が
私のある悩みを解消したからなのだよ。」
「え…?」

 なのはがジェイルの一体何を解消したと言うのか? 疑問が浮かぶ中、ジェイルは語り始めた。

524幸運不運 4 ◆6BmcNJgox2:2009/07/05(日) 12:19:41 ID:cQ431YQ2
「実は私は…生まれ付きインポだったのだよ。」
「インポ…?」
「インポとは…要するに男性器が勃起しない症状の事を言う。私は父・母の間から生まれた君と違い、
人工的に培養槽の中で人工的に生み出された。と言っても…特定の何者かのクローンと言うわけでも無く
科学者となるべくして遺伝子を操作された人に似て非なる人工生命体と表現しても可笑しくあるまい。
それ故なのだろうな…私の生殖能力は常人より低くなってしまったようだ。だからこそ…私は生まれ付き
男性器が勃たない…インポだった…。無論、如何なる美女やその裸を見ようとも…何の興奮も起こらない。
科学の力を駆使して強精剤を作り、それを服用したりしたが…効果は無し。私のインポは治らなかった。
そうだ。私がクローン技術の研究を進めていたのは、インポ故に普通の方法では子孫が残せないが故の
苦肉の策だったのだよ!!」
「な………何を馬鹿な………ジェイル…貴方のオチンチン……そんなに大きく勃ってるじゃない!
うあぁぁぁ…………まだ小さい頃、一緒にお父さんとお風呂に入った時に見たのよりずっと大きいよそれ…。」

 そうだ。ジェイル自身は自分がインポだったとカミングアウトしていたが、なのはの眼前には
そのジェイルの長大かつ固く勃起した一物がそびえ勃っている以上、説得力が無かった……が………

「そう。そこがポイントだ。インポであったはず私が…君の父親以上にまで男性器を勃たせる事が出来た。
それは何故か!? 全ては君のおかげなのだよ! 君のその美貌が…美しき肢体が……私のインポを治したのだ!」
「ええ!?」
「初めて君を見たのは、来るべき管理局との決戦の為に戦闘データを取っていた時だった。その映像の中に
チラリと映った君の姿………それを見た時……私は股間のふくらみを感じた。生まれて以来一度も勃った事の
無いはずの私の男性器が…勃起していたのだ! おまけにその日の晩は生まれて初めて…夢精した!
それどころか…君を映した映像や画像を見るだけで自慰行為さえ出来る様になった。そして私は確信した。
君ならば私の悩みを解消してくれると…君こそ私の運命のお姫様だと! 君こそ私の子供を産み得る女性だと!!」

 ジェイルの言っている事は無茶苦茶極まりない事だが…その目は真剣だった。ただ単純にスケベ心で
なのはに迫っているわけでは無い。真剣に…なのはこそ自分の持病だったインポテンツを治す力を持った
運命の女性であると確信し、その子供を産ませようとしていたのである。だが…なのはにとってそれは
迷惑この上無い。

「嫌…嫌だよ…私は認めない…ジェイルが私の運命の相手なんて…絶対認めない!」
「ならば私が認めさせて見せる! そのユーノとやらより私こそが君に相応しい男だと思い知らせてやる!」
「あっ! 嫌ぁぁぁ! そんなおっきなの挿るわけ無い………。」

 ついにジェイルの巨大なる一物がなのはの膣口に押し当てられた。なのはの映像を見ただけでもジェイルの
インポを治す威力があったのだ。生でかつ直接なのは本人と出会い、こうして交わろうとしている今のジェイルの
一物はそれ以上。もはやはちきれても不思議で無い程にまで怒張し、本当になのはの膣内へもぐりこむ事が
出来るのかさえ心配になる程だったが…………不思議な事に…徐々にではあるが…なのはの膣はそれを
受け入れていた………。」

「あ…挿ってる…ジェイルの固くて熱いカリが…私の膣内に…………痛ぁ!!」

 直後、なのはは強烈な痛みを感じた。ついにジェイルの一物がなのはの処女を奪ったのである。
しかし、ジェイルは構わず己の一物を奥までねじ込ませていた。

525幸運不運 5 ◆6BmcNJgox2:2009/07/05(日) 12:20:46 ID:cQ431YQ2
「くっ………………!」
「痛いかね? だが心配はいらない。直ぐに慣れる。では行くぞ!」
「あっ…あああっ!!」

 ジェイルの一物がねじ込まれたなのはの膣口からは真っ赤な処女血が流れ出ており……なのはが
必死に破瓜の痛みに耐える中…ジェイルは腰を動かし始めた。抜いては刺してのピストン運動だ。

「はっはっはっはっはっはっはっはっ!」
「んぁ! あっ! 痛! 痛いぃぃ!」

 ジェイルが突けば突く程、なのはに強烈な痛みが襲う。またそれだけでは無く、ジェイルは
なのはの豊満な乳房を両手で鷲掴みし、もぎゅっもぎゅっと揉み解し始めていたのである。

「あっ! おばいぃぃ! 嫌ぁぁぁぁ!」
「はっはっはっはっ! 流石はなのは君だ! 素晴らしい乳を持っているでは無いか!
我がナンバーズにもこんな素晴らしい乳を持った女はいないぞ!」

 ジェイルはなのはの膣を…子宮を激しく突き上げながら…豊満な乳房を何度も何度も揉み解した。
なのはは悔しかった。ユーノにあげるはずだった処女を…よりによって憎い犯罪者にささげ…
あろう事かこの様な恥辱を受ける等………。だが、それ以上に許せなかった事は………
そんなジェイルの一物を美味しそうに咥えこむ…自身の膣肉だった…………

「さて…そろそろ出すぞ! しっかり中で受け止めるんだぞ!」
「え!? 嫌! 嫌嫌嫌嫌嫌! 嫌ぁぁぁぁぁ!! ジェイルの子供なんて産みたくない!
嫌ぁぁぁぁぁぁ! ユーノ君! ユーノ君助けて! 嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

          ど び ゅ っ び ゅ っ び ゅ っ び ゅ び ゅ び ゅ っ

「あ…………。」

 ついに出た。一物そのものも巨大だったが…そこから発射された精液もまた大量かつ濃く、熱い物だった。
なのはが憎い犯罪者の精液によって膣と子宮を満たされてしまったショックで放心状態に陥る中…
ジェイルは満足げな顔でなのはの下腹を優しく摩っていた。

「さて…種は撒いた。後は私の精子と君の卵子次第だな…。」


 その日の晩…なのはは夢を見た。ユーノと結婚して…その子供を産んで母親となった………夢……。
この上ない幸せを噛み締め、赤ん坊を抱くなのはだが……………その子供は…金色の瞳と紫色の頭髪…
そして……ジェイルのごとき悪そうな目付きでなのはの乳首に吸い付いていた………………

「ああああああ!!」

 あまりの悪夢の余り、なのはは全身汗だくでベッドから飛び起きる程であり、心臓の高鳴りも止まらなかった。

「そんな…嫌だ……ジェイルの子供なんて…産みたくない……私が産むのはユーノ君の…ユーノ君の子供なのに…。」

526幸運不運 6 ◆6BmcNJgox2:2009/07/05(日) 12:21:45 ID:cQ431YQ2
 それからさらにしばらくの時が流れた。一応、なのはがジェイルの子供を孕めばなのははジェイルの嫁。
逆に孕まなければ、ジェイルは即刻武装解除して管理局に自首と言う勝負だったので、なのははジェイル一味の
アジトで暮らしていたのだが、その日もまた何時もの様にジェイルと一緒に食事を取らされていた。

「さて、なのは君。身体の調子はどうだね?」
「何も変わらないよ。残念だったね。今まで特に何事も起こらなかったと言う事は、私は貴方の子供を
孕む事は無かったって事! そもそも最初から無理があったのよ! 貴方は以前、人工的に遺伝子操作されて
生まれて来たって言ってたけど、まさにその通りだよ。人と猿って遺伝子的にはほんの少ししか違いは無いけど
双方の間に決して子供が生まれる事が無いように、私とジェイルの間にも子供が生まれる事は無かった。
つまりそういう事でしょう?」

 勝利を確信したなのはは立ち上がり、ジェイルの手を引張った。

「さあ約束通り、武装解除して管理局へ自首してもらいましょうか? それとも…約束を破るの?」
「確かに…約束だからな……君が私の子供を孕まなかったと言う事は…私の運も所詮はその程度。
やはりこんな状況で戦いを挑んだ所で…負けは確実…。分かった……即刻武装を解除して…………。」

                     と……その時だった…………

「うっ! うげぇ! うげぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
「なのは君!?」

 突然なのはがその場に跪き、先程まで食べていた物を全て吐き出し始めたでは無いか。
それにはジェイルも戸惑う。

「うげ! うげっ! うげぇぇぇぇ!!」
「なのは君! しっかりするんだ! おいお前達何をボサッとしている! さっさとなのは君を病室へ運ばんか!」

 ジェイルはナンバーズに命令し、なのはを病室に運ばせると共に検査を開始した。なのはの体調管理は
しっかりと行っていたつもりだったが………何故この様な事になったのかジェイルも心配していたのだが………

「なのは君…………おめでただ………。」
「え………………。」

 ジェイルの発した言葉になのはは愕然とする。

「じょ…冗談でしょ? だって今まで特に何も起こらなかったのに…。」
「今まではな…だが、つい先程になってやっと妊娠したと考えればどうか? さっきの吐き気はまさにそれだろう?」
「…………嘘………………そんな…………じゃ…じゃあ…負けたのは……私……………そんな………
こんなはずじゃ…………こんなはずじゃ無かったのに………………そんな………………。」

 なのはが下腹に手を当てると、確かにかすかにリンカーコアの波動を感じる。それはつまりなのはの
卵子がジェイルの精子を受け止め、子宮に着床した事を意味する。と言う事は…なのはの運命の男性は…
ユーノではなくジェイルだったと言うのか…………

「あ…………………。」
「さて………そういう事だな。強き子を産んでくれたまえよ………。」

 ショックの余り…放心状態に陥るなのはの唇をジェイルが再び奪っていた…。

527幸運不運 7 ◆6BmcNJgox2:2009/07/05(日) 12:24:15 ID:cQ431YQ2
 勝負はジェイルの勝利となのはの敗北に終わった。敗者は大人しく勝者に従うのみ。なのはは屈辱に
耐えながらもジェイルの子供を宿した事実を受け入れ…ジェイルの嫁となった…………が………
二人のラブラブ(?)新婚生活も長くは続かなかった。

 なのはが自身の子供を孕んだ事によって勢いを付け、聖王のゆりかごを持って管理局に挑戦したジェイルだが…
なのはとの勝負で運を使い果たしてしまったのだろう。残念ながら聖王のゆりかごは堕ち、ジェイル本人もまた
フェイトに逮捕されてしまうと言う結果となっていた。

「ジェイル=スカリエッティ! 高町なのは一等空尉がお前達の手によって捕まっている事は既に知っている!
答えろ! なのはを何処へやった!?」

 なのはの親友であった執務官フェイトは、ジェイルを締め上げ問い詰めるが…ジェイルは不敵な
笑みを浮かべて答えた。

「高町なのは? ああこの間ガジェットが捕らえて来た管理局魔導師の事か…。何か使えるかな? と思って
洗脳処置を施そうとしたが…残念ながら洗脳に失敗して壊れてしまってね。後は適当に人体実験の材料に使って…
その後適当に処分させてもらったよ。ハッハッハッハッハッ!」
「わ………笑うなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 凶悪な笑みを浮かべながら答えるジェイルの顔面を、フェイトは目から涙を飛び散らせながら殴り付けていた。
そしてフェイトは何度も何度もジェイルの顔面を殴った。親友であるなのはを人体実験の材料にした挙句に殺した
ジェイルを許す事は出来なかったのだから。しかし、そんなフェイトに何度も顔面を殴られながらも…
不思議とジェイルは笑っていた。

「(フフフ…これで良い…。なのは君…我が子を…頼んだぞ…。)」


『ここで番組の途中ですが臨時ニュースです。長年各世界で指名手配されていたジェイル=スカリエッティ年齢不詳が
ついに逮捕されました。』

 ミッドチルダのとある街のビルに作られた大型モニターからその様なニュースが報じられ、人々が様々な
反応を見せている中を歩く一人の女性の姿があった。

 全身を大きなコートで包み、サングラスをかけ、大きな帽子で頭を覆い、大きなトランクを引いて歩く一人の女性。
そして、彼女もまたビルのモニターに映ったジェイル=スカリエッティ逮捕の報道を見つめていた。

528幸運不運 8 ◆6BmcNJgox2:2009/07/05(日) 12:26:06 ID:cQ431YQ2
「ジェイルって…本当自分勝手で最低な男だったね……私を無理矢理孕ませて…結婚までさせておいて……
あんなあっさりと捕まっちゃうんだもん…………本当最低…………。きっと………私を孕ませた所で
運を全部使い切っちゃっただろうな……………全く………最低としか言い様が無いよ…。」

 その女性の正体はなのはであった。そう。ジェイルがフェイトに言った、人体実験の挙句に処分したと言うのは
真っ赤な嘘。全てはなのはを管理局の目から反らさせる為であり、ジェイルは自身が逮捕された時に備えて
なのはをこっそりと脱出させていたのだった。こうする事によって、時空管理局魔導師高町なのはは
ジェイル=スカリエッティによって殺されたと言う事になり、ジェイルの妻、なのは=スカリエッティは
人知れず脱出してジェイルの子供を産む事が出来ると言う事である。

「一緒にいた時は…あんなに憎たらしかったのに……何度も殺してやろうって思ってたのに………
いざいなくなると………こんなに寂しくなっちゃうのは何故だろう…………。」

 なおもモニターに表示されるジェイル=スカリエッティ逮捕と高町なのはの死を報じる報道を見つめ、
なのはの目からは涙が流れ出ていた。そして初めて気付く。自分は何だかんだで………ジェイルの事を
愛してしまっていたのでは無いかと……。

「ジェイルは最低な男だったけど………ユーノ君の事を放ってあんな男の子供を産もうとする私も最低な女だよね…。
今の私のこんな姿…皆には見せられない…。特にフェイトちゃんやユーノ君は……私の事を本気で憎むだろうね?
ならば…高町なのははあそこで死んだ事にしたままにした方が良い…。私は…なのは=スカリエッティとして生きる。
管理局に逮捕された夫…ジェイルに代わって…スカリエッティの姓と…その血を受け継ぐこの新しい命は…私が守る!」

 なのははコートの上からでも若干膨らんでいる事が分かる、ジェイルの子を宿した下腹を優しく摩った。
確かに最初は無理矢理孕まされたも同然の命…しかし…今ではなのはにとって唯一無二の愛する我が子だった…。

「この子もお父さんと同じ…最低な血を受け継いでるのかな? でも…お母さんも最低な女だから心配は要らないよ。
だからってわけじゃないけど……………何時の日か…お父さんみたいなマッドサイエンティストか………
はたまたお母さんみたいな悪魔って罵られる様な魔導師になったら…その時は…一緒にお父さんを迎えに行こう?」


 そしてなのはは………何時の日か、我が子と共にジェイルを取り戻す事を誓いながら……街の人込みの中へ消えて行った。


                       おしまい

529 ◆6BmcNJgox2:2009/07/05(日) 12:27:12 ID:cQ431YQ2
さて、次こそはなのは×ユーノを書くぞ〜と言う事で…
とりあえずここでなのスカばっかやる自分自身に対する戒めとしてセルフ突っ込み程度はしておく事にします↓


  /\___/\      >>◆6BmcNJgox2
/ /    ヽ ::: \
| (●), 、(●)、 |    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|  ,,ノ(、_, )ヽ、,,   |  < まーたはじまった
|   ,;‐=‐ヽ   .:::::|    \_______
\  `ニニ´  .:::/
/`ー‐--‐‐―´´\


一体何をやってるんだろう…自分…と逆に凹んだ件…orz

530名無しさん@魔法少女:2009/07/05(日) 13:27:22 ID:TsqQFxj2
あんたほんとスカリエッティとなのはのカップリング好きだな!
略奪される側のNTR好きだろ絶対。
まあ最後に愛があればいいよ……破滅的だけど。
乙!

531名無しさん@魔法少女:2009/07/05(日) 13:29:52 ID:FvusUcGM
待ってましたw
実はあなたのなのスカ好きです。
これからも全裸で待ってまっせw

532名無しさん@魔法少女:2009/07/05(日) 17:20:57 ID:yWTXs0IM
NJgox2の後の感想レスは文の最後に。が多いなぁ

533名無しさん@魔法少女:2009/07/05(日) 17:27:37 ID:CILwE5FE
(このスレ在住かどうかにかかわらず)書き手さんが多いんでしょ。
書き手側だとそういう癖、付きやすいから。

534シロクジラ ◆9mRPC.YYWA:2009/07/05(日) 19:04:24 ID:ADnR899M
最後のAAのダディで噴いてしまったw

こんばんは。夏らしくなってくる季節、SSを投下します。
タイトルは「触手太郎」。NGもそれで。
壊れギャグです。
捏造設定大量です。
オリキャラものです。

19:05より投下。

535触手太郎 ◆9mRPC.YYWA:2009/07/05(日) 19:06:29 ID:ADnR899M
「触手太郎 その2」


古代ベルカ時代、聖王のゆりかご内部にて。
アルハザード文明の遺産を王城として機能させていた、偉大な王がいた。
七代目の聖王である。一見すると仙人にしか見えない好々爺だが、まだまだ現役のマラをもっており、
毎日のように美女に種付けを繰り返す人間ピストンマシーンだった。
守備範囲は六歳児から熟女までOKという男だったそうだ。その性欲を別のことに生かせよ。
それはともかくとして、その横、玉座の隣にはどう見てもこの世のものならざる怪奇があった。
巻き貝の巨大な甲殻から上下逆さの顔のようなものが突き出しており、狂気じみた青色が肉を彩り
這いずり回るような冒涜的な音で触手を動かし、何とも名状し難き声でとても言葉には出来ない卑猥な台詞を吐いていた。
それは海底奥深くに“るるいえ”と呼ばれる館を持つ、星辰が揃うのを待ち続ける邪神に似た、
形容しがたい超自然的美しさとおぞましさが内包された動きで人々を混迷に陥れるのだ。
未来視(クレアボヤンス)によって将来を見ては、聞くもおぞましい破滅の時を語るそれは――ああ、窓に窓に!
窓にケン○ッキーフ○イドチキンを敵視する魔人が張り付いている!

『らん○んるー!』

それは燃えるような赤毛と白い肌を持ち、道化のような笑みを浮かべては小麦を練ったものに畜生の肉を挟んだ大雑把な食べ物を人々に与え、
世界中にその味覚の荒野を広げていく。彼の者の虜となった人間は一ヶ月間“それ”を食べ続け、スーパーサイズ・ミーと呼ばれるようになるのだ。
ヒトは七日間の食い倒れ道楽、洋物AV鑑賞会の後、文化の欧米化に嘆き苦しむだろう。
――勿論嘘だが。

「…………で、何の話だ?」

「フゥ……“オウシッオウシッ、ファックミー!”じゃねえよ。抜けないよ。
ベルカとミッドのポルノはどうしてこう、無駄に五月蠅いか陰惨かの二択なんだ。
つまり、触手ものの中でも受胎と出産在りのは、出来が違うと言うことだ」

触手生物が放った台詞に、七代目聖王は顔を顰める。

「……触手で受胎とかマニアックすぎるだろう」

「――だが、純愛の果ての妊娠ほど喜ばしいものはない。そろそろ俺もエロパロ的にハッスルすべきだろう?」

触手――ヴィンセント型貴鬼畜兵器二十八号『太郎』の未来視に、ある男の姿が映ったのはそのときだった。
それは眼鏡を掛けた青年だった。美形眼鏡だった。具体的に言うと眼鏡だった。うざいくらい眼鏡だった。
まだ産まれていない眼鏡がいた。実は美少女の眼鏡がいた。電磁波で身体を構成する眼鏡がいた。
流体の眼鏡がいた。生体マグネタイトで実体化する眼鏡がいた。実は八割方嘘だった。

「み、見えた!」

「何がだ!?」

「俺のクレアボヤンスが正しければ、数百年後、美少女独占禁止法違反の眼鏡が産まれる!
クソッ、許せない。ただでさえ出番が少ない男性陣の出番を、肉棒役を奪うなんて――これが原因で人類は滅ぶ」

536触手太郎 ◆9mRPC.YYWA:2009/07/05(日) 19:07:36 ID:ADnR899M
そう叫ぶと、太郎はおおよそ人類には理解しがたい触手の動きで、怒りを表現した。
聖王はお茶を飲みながら、「ハーレムものエロゲはおろかボテ腹まで規制するとは狂っている」などとネット掲示板へ書き込む。
一応古代ベルカである。もう騎士道とか世界観自体どうでも良い感じだが。
太郎は決意した。この邪知暴虐の眼鏡を呪わねばならないと。
太郎は触手である。政や女心はわからぬ触手紳士だ。
ただ一つ云えるのは、こう見えて彼は義憤に駆られていたと言うことだ。

「というわけで、ふんぐるい むぐるうなふ くとぅるう るるいえ うがふなぐる ふたぐん」

「さり気なく邪神呼ぶな!」

_人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
> Ph'nglui mglw'nafh Cthulhu R'lyeh wgah'nagl fhtagn!< 
 ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄ 
                    
「発音変えても止せぇぇぇっ!」

太郎の呪文詠唱のせいで地球の星辰が揃い、古代都市ルルイエで光の巨人とガタノゾーアが戦ったとか戦わないとか。


――数百年後。


メガーヌ・アルピーノには、人には言えない秘密がある。
それはかつて人外の存在と愛を育んだと言うことで、到底人間社会では理解されない秘事だった。
今でも思う。もし自分がゼスト隊壊滅事件で“死なず”、彼と共にあることが出来ていたら、と。
ルーテシアに聞かれたことがある。

『私のお父さんは、どんな人だったの?』と。

そう聞かれると、何時もメガーヌは笑顔でこう答える。

『とっても素敵な旧支配者っぽい生き物よ』

その答えはどうなの? と不思議そうな顔で娘は言うが、事実だから仕方ない。
メガーヌにルーテシアという宝物を授けた父親の名は、ヴィンセント二十八号。
彼女は睡りきった女の身体を椅子に横たえながら、愛しい彼の名を呟いた。

「太郎……」

そう、ルーテシア・アルピーノの父親は――触手生物なのだ。


一方その頃の太郎さん(推定年齢六千六百六十六歳)。

537触手太郎 ◆9mRPC.YYWA:2009/07/05(日) 19:10:06 ID:ADnR899M
ハイライト消えたレイプ目の少女――キャロ・ル・ルシエは、現実逃避している俺に対し濃密な願掛けをしていた。
具体的には呪殺とか呪殺とか呪殺とか。ブツブツ何事か呟いているから、ものすごく怖い。

「ルーちゃんが死ねば……エリオ君は私に振り向いてくれる……殺して殺して殺して……」

「落ち着けお嬢さん。多くの場合、ヤンデレはリアルにやられるとただのホラーさ!」

俺――ヴィンセント二十八号『太郎』は、ヤンデレ気味だった過去の友人を思い浮かべた。
地下水路で出会った幼女――ヴィヴィオだっけ? あの子もヤンデレ気質あったよね。
クラナガンの下水道は正直臭いから、すぐに引っ越したけど。
達者でやってるだろうか。

「……まあ、事情を聞かせてくれ。話はそれからだ」

俺は触手を動かしながら、少女を宥めた。





――私がエリオ君と出会ったのは、今から五年も前のことです。
初めてあったときは生真面目そうな男の子だなあ、って思っただけでした。
でも機動六課で一緒に戦っていく内に、私の心には暖かい何かが芽生えていました。
ルシエ族から放逐された私と、親御さんに見捨てられたエリオ君は、すぐにトモダチになった。
でも、最近になって気づいたんです。あの人のことを考えると胸がドキドキする、嗚呼、好きなんだって。
なのに――あの子は……ルーちゃんは、エリオ君を横取りしたんです。
少しおっぱいが大きいからって……

「ちなみにバスト何センチか聞かせてくれ。あと年齢」

「……ルーちゃんは十四歳で八十四センチです」

「なら……仕方ない。十四歳にしてそのおっぱいは反則だ――」

ぎょろり、とキャロはガタノゾーアっぽい触手生物を睨む。

「おっぱいは小さくても美乳ならありです!」

「だが、彼はおっぱい星人(※巨乳派)だったんだろ……? 彼の趣味嗜好の結果が恋愛なら、君は彼らを祝福して上げるべきだ」

「……わたしは、エリオ君が大好き。その気持ちはルーちゃんにも負けてないのに……どうして」

スタイルの差じゃね? と思った太郎だが、言うと痛い目を見そうなので黙っていた。
キャロのおっぱい指数はB78……84万の”ルーちゃん”と比べると微乳にもほどがあった。
無力。あまりにもおっぱいの大きさが違い過ぎるのだ――!

「俺は一応さ、触手紳士だから――その子を殺すことなんて出来ない。ただ一つ云えるのは……」

太郎はどう見ても怪獣にしか見えない顔に爽やかな笑みを浮かべ、少女に微笑みかける。

「――君は今のままでも十分に可愛いと言うことさ」

「えっ……」

538触手太郎 ◆9mRPC.YYWA:2009/07/05(日) 19:11:38 ID:ADnR899M
さり気なくニコポをかます触手は、すごく良い男でした。
太郎――ヴィンセント二十八号の特殊技能に、“イチャラブ”が存在する。
これは美少女との関係を円滑に進めるため、太郎が一千年の時を掛けて編み出した秘法。
要するに女の子の心臓をドキドキさせてしまう特殊技能なので、エロ(ハッスルタイム)までの時間を短縮出来るのだ!
ついでを言うなら今の太郎は発情期なので、牝を欲情させるフェロモン垂れ流しである。
キャロ・ル・ルシエの心臓は、急に痛いほど高鳴っていた。何だかだんだん、太郎のことが愛しく思えてきたのだ。
要するにハイライトが消えた瞳のまま、頬を昂揚させて触手生物に歩み寄る。
その気配にただならぬものを感じた太郎は、後退りながらよくわからないことを喚いた。

「お、落ち着けキャロさん! このままいくと、触手×美少女の異種間カップリング成立だぁ!?
いや、俺の守備範囲は十四歳からだから可能っちゃ可能だけどさ! でも細木○子のヌードくらいデンジャーな状況だよ今!?」

細○数子のヌード写真集をうっかり目にしたときは、なんて言うか言葉では表現できないものを感じたなぁ、と現実逃避する太郎。

「太郎さんがいけないんだよ……? さっきからこんな甘い匂いを出して……私……」

キャロは妖艶な声で「あそこがじんじんしてきちゃった……」と言い、股間をまさぐった。
くちゃり、と粘液質な音が立ち、少女の熱い吐息が唇から洩れる。

「やーめーてー! 光がない潤んだ瞳とかマジ怖いです、というか逆レイプフラグが立ってるの気のせい、ねぇ!?」

「……しよ?」

「あ、ちょ、エッチピストル触っちゃ駄目だって、らめええええええええええええ!!」

――こうして俺は逆レイプされたのです。
次回、ぬっちょり触手エロ(ただし受け)!
レイプされる触手という新ジャンル、触手界に激震走る――!

――これは女人と触手の純愛ストーリーである。

539 ◆9mRPC.YYWA:2009/07/05(日) 19:14:35 ID:ADnR899M
以上です。
ぶっちゃけ、ルー子父が触手=エリオの義父が触手というカオスが書きたかった。
次回こそ……エロを、エロを! 次回で何もなくても、すべては天狗の仕業です。

540名無しさん@魔法少女:2009/07/05(日) 19:26:48 ID:TsqQFxj2
ルーテシアwww お前ヒトと触手のハイブリッドかよwww
きっと秘所から触手を伸ばせるに違いない……その人外のテクでエリオをさらなる虜にしたわけですね。

なんて素晴らしい。触手をレイプなんてキャロさん斬新にして艶めかしいぞ。

541名無しさん@魔法少女:2009/07/05(日) 19:51:02 ID:CILwE5FE
触手キターーーー
頑張れキャロ。
いずれルーの腹違いの妹を作るまで!(違)

542名無しさん@魔法少女:2009/07/05(日) 20:04:14 ID:zBRZ0.KM
おお、久しぶりの続き乙です
待っておりましたよー
いや……しかしさ……

>>そう、ルーテシア・アルピーノの父親は――触手生物なのだ。

ええええええええ!?
これは酷いwww
次回更新も待ってます
というか、次回はキャロ×触手太郎!?
リリなのSS界始まって以来の事態www

543野狗 ◆NOC.S1z/i2:2009/07/05(日) 23:07:51 ID:CILwE5FE
 よし。
 少し前の猟奇云々とか、そういうスレの流れを見ているとこんなのができた。
 なんか凄く後味の悪いものができた。
 投下します。

 ダークです。欝です。惨です。管理局真っ黒です。
 救い? 何それ美味しいの?
 NGワードはコテハンかIDで。

 タイトルは「お姉ちゃんに任せな」
 4レスです。

544野狗 ◆NOC.S1z/i2:2009/07/05(日) 23:08:23 ID:CILwE5FE
       1

 そこには、ノーヴェとウェンディがいた。両腕を後ろ手に縛られ、両足首は鎖で繋がれ、普通に歩くことも難しい状態の二人。そしてその周囲には男たち。
 その正面、それほど大きくはない部屋の反対側には、セインが床の上に直接座らされていた。セインの方は二人と違って身には何の束縛も受けていない。
 セインは二人の名を呼び、二人はセインの名を呼ぶ。
 しかし、セインは妹たちの身体を自由にするために動こうとはしなかった。二人と自分との間には目に見えない力場が存在していることをセインは知っている。
その力場は天井や壁も覆い、セインのディープダイバーを持ってしても抜け出ることは叶わないのだ。
 そして、セインの周りには管理局の男たちの姿が。

「妹とのご対面だ。感謝しろよ」
「二人だけじゃないか……」
「ああ?」

 男が間髪入れずにセインを蹴り上げた。
 瞬間、立ち上がりかけたノーヴェとウェンディが取り押さえられる。力場は音すら遮断するが、セインが蹴り上げられた姿は当然二人に見えている。

「おいおい、お姉ちゃん、妹の躾はちゃんとしようよ。なに? それともあの二人まで同じ事させたいわけ? うわ、ひっでぇお姉ちゃんもいたもんだ」

 その言葉に、セインは苦悶の表情を堪え、男をにらみつける。しかし、力の優劣は明らかだった。今のセインは、戦闘機人としての力をほとんど失っている。
残っているのは肉体の強靱さと感覚の鋭敏さのみなのだ。

「他の妹たちは……どこなんですか?」
「順番が違うなぁ」

 男はインターコムのスイッチを入れると、ノーヴェたちを示した。
 セインはうなずく。

「ノーヴェ、ウェンディ、落ち着け」
「セイン! 何やってんだよ! そんな奴ら、ぶっ飛ばしちまえよっ!」
「いいんだ、それより二人とも、落ち着いて管理局の指示に従うんだよ。悪いようにはされないはずだからね」
「だってセインが……!」
「バーカ。お姉ちゃんは大丈夫だから、安心しな」
「……セイン」
「いいから、お姉ちゃんに任せな」

 セインは笑ってみせた。
 ウェンディとノーヴェは守る。そう、決めていた。単純だが、強固な決意。
 ディエチは、こいつらからは何とか逃げ延びたらしい。最後に消息を聞いたのは、直接機動六課に保護されているという噂だ。
少なくとも、六課ならここよりは随分マシな扱いだろう。
 それ以外の姉妹は、こちら側にいるということしかわからない。

545野狗 ◆NOC.S1z/i2:2009/07/05(日) 23:08:58 ID:CILwE5FE
            2
 
 この部屋に連れてこられる前に、さんざん暴行を受けて床に伏せっているセインに、男は笑いながら言った。
 貴様の素行が良ければ、妹たちの身の安全は保証する。と。

「自由とはいかないが、少なくとも安全は保証しよう」
「信じられるか……」
「では、君のリクエスト通りにしようか。まずは……」

 セインは壁に作りつけのモニターに映し出された光景に息をのんだ。
 ディードが、男の上で腰を振っている。全裸で。両手では別の男たちのペニスをそれぞれ握っている。
 そして口は、さらに別の男に奉仕している。

「彼女の奉仕は、オットーの身の安全と引き替えなんだよ。彼女の奉仕が止むたびに、オットーの身体が切り刻まれるという約束だ」
「切りき……てめえらっ!!」
「君の場合はノーヴェとウェンディと言ったかな。まあ二人分だから、一人当たりの負担は少ないかもな」

 またもや、セインの動きが止まる。

「……オットーは無事なのか」
「言ったはずだろ。そこに映ってる女次第だって」
「無事なのか」
「さあな」
「てめぇっ!」

 立ち上がろうとして、別の男たちに床へ引き倒されるセイン。

「自分の立場をわきまえろ、オットーのことはディードが上手くやっている、そう思っておけ」

 そして連れて行かれる先。ウェンディとノーヴェがそこにいる。

「さて、君に奉仕をお願いしようか」
「……変態野郎っ」

 男はニッコリ笑うと、セインの粗末な拘束衣を引きちぎる。

「その変態野郎に好き放題されてたっぷりヨガるのは誰だと思う?」
「絶対に……」

 セインは絶句した。
 力場の向こう、ウェンディとノーヴェ、そのまた後ろ。
 二人からは見えない位置に掲げられた丸いもの。
 姉の…………身体の一部。

「さて。ウェンディとノーヴェの命は誰にかかっていると思う?」

546野狗 ◆NOC.S1z/i2:2009/07/05(日) 23:09:48 ID:CILwE5FE
     3

 くぐもったうめき声と、リズミカルに肉を打つ音。そして男たちの罵声。

「ほらほら、お姉ちゃん、がんばらないと二人の番が来ちまうぞ〜」

 くぐもったうめき声は、唇を肉棒に犯されているため。
 肉を打つ音は、男たちの腰が尻に打ち付けられるため。
 両手を床に着き、四つんばいで前後から男たちに貫かれている姿を、セインは惨めにさらしていた。

「そろそろ感想のお時間ですよぉ」

 ギャハハと笑いながら、唇を突いていた男が腰を引き、セインの口元を自由にする。それを待っていたかのように二人の男が、左右からセインの乳房を乱暴に掴む。
 ねじり上げられ、乳首を捻られ、それでもセインには泣き言は許されない。
 ただ、言わされる。

「……気持ちいいですっ! もっとしてください! セインのお尻も口も全部使ってください。オッパイも捻られて気持ちいいんです!」
「なんだそりゃ、トンデモねえ変態だな」
「は……い、セインは変態です。虐められて感じてしまう変態なんです」
「おらぁ、しっかり告白しろよぉ」

 声が途切れれば、男たちは別の標的をいたぶり始める。ノーヴェと、ウェンディを。二人にはセインと同じく逃げ場などなく、どこかに拘束されているのだ。
 快楽などひとかけらも感じさせてもらえない徹底的な陵辱。屈辱と痛みだけが、セインの身を苛んでいた。ただ妹たちを救いたい。それを支えに、セインは耐えている。
 限界は、まだ来ない。 
 いや、限界などない。妹がいる限り、セインに限界はない。

「もっとぉ、もっと弄ってください、セインの穴、全部虐めてください」

 言わされているかぎり、妹たちの安寧は続くのだ。例えそれが二人だけでも、全員が救えなくとも。二人だけでも救えるのなら。

「セインちゃん、チンコ好きだよねぇ」
「はぃい、好きです、好きなんですぅ! もっとぉ、もっとたくさんください〜!」

 誰も他に目を向けないように。自分だけを陵辱し続けるように。自分に飽きないように。妹たちから目をそらし続けるように。

「気持ちいいんですぅ! もっとして、いっぱいしてぇえ!!」

 吐瀉を飲み込み、えづきを抑え、痛みも屈辱も全て隠して、でも、正気は保って。本当に気の触れた女など、男たちは相手にしないだろうから。
 セインは腰を振り、くわえ、擦り、舐め、飲み込み、締め付け、喘ぎ、偽りの快楽と欲求の声を上げる。

547野狗 ◆NOC.S1z/i2:2009/07/05(日) 23:10:33 ID:CILwE5FE
      4

 娯楽室……と今では呼ばれている拘置室。いや、口の悪い者になると娯楽室ではなく「公衆便所」と呼んでいる。
 その部屋から出た二人は、なにやら楽しげに話していた。

「ふぃい。やったやった。時間まだあるし、飯でも行くか?」
「おお。で、明日はどうする?」
「あー。明日はスケジュールバッチリ詰詰だ。こっちに来る暇ないわ」
「そりゃ残念、ちなみに何処よ」
「んー。機動六課」
「マジ?」
「おう。あそこのスバルとか言うのと、茶でも飲んでくるわ。防災の方に行きたいってんで、その適性検査の準備だとよ」
「わははは、マジ鬼畜。あれのオカンのクローンにザーメン飲ませまくってんの誰だよ。娘の方は茶かよっ」
「や、ケツに入れまくるおめーに言われたくねーよ」
「わははは。ところでよぉ、ディエチとか言うのがそこにいるんだろ。アレもそろそろこっちに来させようぜ」
「やぁ、そりゃ無理だろ、鬼の高町教導官様が妙に気にいっちまってるから」
「……触らぬ神に祟りなしだな。つか、ここ自体、六課に内緒なんだろ?」
「まあねぇ、あいつら、腕は確かだし頼れるんだけど、偽善大好きだからなぁ。ちょいと、やりづれぇ」
「まあまあ、ああいう正義の味方もいてくれないと、市民が納得しないから」
「わははは、そりゃそうだ」
「おかげで俺らはいい思いしてるしな」
「そ、そ。今でも充分やらせてもらってんだから、贅沢は敵よ?」
「んだねぇ。ここもそろそろ潮時だろうし。どっかに埋めて、なかったことにすんだろ?」
「ま、いくつかの技術は転用するだろけどな。あの幻影システムなんかぜってぇ使えるって。戦闘機人騙せるんだぜ?」
「ああ、あれね。生意気眼鏡、生きたまま解剖して取りだしたって奴か。確か……シルバーカーテンだっけ?」
「アレ解剖か? おりゃあ、解体して遊んでるんだと思ってたがね」
「わははははは。ま、8割はそっちだろけどな」
「ぎゃははは」

 二人は拘置室に目を向け、ひとしきり笑う。
 おかしくてしょうがないのだ。
 管理局をあそこまで追いつめた戦闘機人が、姉妹の幻影を見せられただけであれほどおとなしくなるなど。
 セインも、ノーヴェも、ウェンディ……いや、捕らえられた全員が、姉妹の幻影を見せられ、屈したのだ。
 そして全員が、他の姉妹を救うためと信じて奉仕を続けている。

「あ、そういえば、一人だけは幻覚見せずに現実見せてるってさ」
「どいつよ」
「ん。スカリエッティ」
「わははははははっ」
「ぎゃはははははっ」

 二人は腹を抱えて笑いながら、その場を後にした。

548野狗 ◆NOC.S1z/i2:2009/07/05(日) 23:11:07 ID:CILwE5FE
以上、お粗末様でした

549名無しさん@魔法少女:2009/07/05(日) 23:13:59 ID:TsqQFxj2
うわー……黒い。黒すぎる。ディエチだけは助かるのか。
まあ機動六課側の上層部に知られたら真っ先に潰されるんだろうが……その前に違うところでまたやるんだろうなあ。


550名無しさん@魔法少女:2009/07/05(日) 23:31:26 ID:oFk2QAqI
だが、まだまだだ。

551名無しさん@魔法少女:2009/07/05(日) 23:34:29 ID:.TbcPGdY
>>543
GJ!
クア姉、生体解剖ですか、わはははは、最高、最高、最高です。
黒い連中がいなきゃ、組織が回らないってこともありますし、戦闘機人を騙せるISは貴重です。
彼女らの尊い犠牲があってこそ、管理局の大義は守られる訳です。
ディエチは、高町式砲撃術の師範代が勤まるから助かったわけね。
なんにせよ。すべて世はこともなし、天下泰平by管理局

552名無しさん@魔法少女:2009/07/05(日) 23:41:05 ID:ahH3oUy.
GJ!
欲をいうと、4番の解体シーンが見たかった

553名無しさん@魔法少女:2009/07/06(月) 00:41:41 ID:CVA2QyKU
GJ!!です。
凄いなw
こう、機動六課に戦闘機人へ行われた事を見せ付けたくなる衝動がでてくるなwww
あなた達の正義の結果ですよと。

554名無しさん@魔法少女:2009/07/06(月) 09:45:53 ID:gtAFR9H6
ぎゃはははは

555名無しさん@魔法少女:2009/07/06(月) 10:28:39 ID:.KVEJk3A
>>553
野暮な事言うとこういう輩は六課とか関係なしに別の所でも
同じようなことやっているだろ。

556名無しさん@魔法少女:2009/07/06(月) 19:00:44 ID:VaMyOKU.
>>553
管理局の優秀魔導師様は、大犯罪者あがり
下っ端は、それなりの犯罪者上がり
モラルが違うのが当たり前。

ただし一般人に手を出しちゃ駄目なのはどっちも同じ。
この手の輩は、役に立たないか、そのままじゃ危険な次元犯罪者を合法的に
闇に処理してくれる功労者なの!
普段は市民に優しい武装隊のお兄さんなの!
事件現場の慰霊の花束置いたりしてるなの!

557名無しさん@魔法少女:2009/07/06(月) 19:16:59 ID:pYyt8QNg
まあ大犯罪者ともなると愚かなマネはしないだろうからな……。
チンピラはまーチンピラだし。

558名無しさん@魔法少女:2009/07/06(月) 19:36:49 ID:Sjc4wlgA
>>548
ぎゃはははッ!GJwww

そしてクアットロ/(^o^)\

559名無しさん@魔法少女:2009/07/06(月) 19:59:11 ID:hOe2xB1U
ハウラオンも元をたどれば海賊かなんかなんだろかw
スクライアなんかは現役の盗掘屋だしな
スカに滅ぼされりゃよかったんでね




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