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【個】学生寮『白亜荘』 その3
177
:
王禅寺『アズ・ユー・ライク・イット』
:2014/11/06(木) 00:19:11
>>176
「あ、ありがとうございます」
かげりの給仕に感謝しつつ、横目でチラッといのりさんを見る。
うーん、自分の願望を表すってことなら『アズ・ユー・ライク・イット』と似てると思うけど……
それが『個人での完結』で終わってないところがすごいなぁ。それだけ願望が強いんだろうか。
わからないわけではない。むしろ、世界にありえないような値千金の風景が見れたんだから感謝している。
これでまだ序の口……なんだよね。最終的には『エメラルド・シティ』とか『アルファ・ケンタウリ』とかまで行きそう。
でも、学園まではそんなに距離ないはずだからすぐ到着するだろうし、正気度が下がるような風景まではいかないはず。
ずっとファンシーな世界だったらいいんだけどねー。
「ん?開拓ってどういうことです?
いのりさんが見たい世界を自由に見られる、っていう『スタンド』ではないんですか?」
ちょっと気になった単語があったからつついてみる。
ついでにストロベリーティーもいただこう。
178
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』
:2014/11/06(木) 00:23:34
>>176-177
「何それ?」「塩」
『ニャ?』 ズギュ
あ、『バベット』が『逸品』の匂いを嗅ぎつけて来た。
コイツってこういうときはホント素早いからね……。
「あの『砂』って、『塩の砂漠』なの?」
「『妄想の塩』かー……」
舐めてみたい気分もあるわね。
尤も、お腹壊したらいやだから『バベット』に舐めさせるけど。
『ニャニャッ』 ズイ
『バベット』も乗り気だしちょうど良いわ。
179
:
『白亜荘』
:2014/11/06(木) 00:56:52
>>117
(王禅寺)
『いのり』:
「ええ、全土ではありませんが。
『いのり号』もその過程で成長して現在の姿になったんです!」
『はやり』:
「姉さんたちがまだ学校に通ってた時ですね。
『いのり号』が成長して、どこでも線路を張って移動できるようになったんです。
駅と駅の間しか移動できませんが……それでも地球上ならどこまでも」
『ストロベリーティー』を一口含むと、甘やかな香りが口に広がった。
『いのり』は誇らしげに窓の縁に手を掛けて、外を見ている。
『キラキラキラ』
まるで少年のような眼差しだ。本当にこの土地が気に入っているらしい。
『はやり』は肩を竦めると、君に菓子を給仕してくる。
『はやり』:
「(……何度も連れられてきたから、飽きた感じなんですけど。
姉さんが楽しそうだと、そういうことも言えないんですよね……)」
>>118
(貝橋)
『いのり』:
「『正解』です! この『塩の砂漠』はおそらくは『太古の海』!
それが水を失って塩の結晶だけが残ったと推測され――」
『はやり』:
「はいはいはい。また教授に来てもらいましょうね。
いいですよ。よかったらあげます。それ、食堂車のですし」
『いのり』が語ろうとするのを止めつつ、瓶を差し出してくる。
細長い筒状で、中には粒の大きい『塩の砂』が詰まっていた。
>>ALL
『ゴゴトーン ゴゴゴトーン』
『いのり』:
「それでは単調な風景だけでは楽しめないでしょう!
次は女性向けの美しい『峡谷』をお目にかけようと思います!」
『ギュル ギュルルルルルル――』
『ギュリャリャリャリャリャリャ――ッ』
先頭車から何やら音が響いている……
180
:
王禅寺『アズ・ユー・ライク・イット』
:2014/11/06(木) 22:38:04
>>178
「バベットさん、どんな味ですか?」
良さげなら、できれば自分もひとつ頂きたいかも。
調味料は塩派なんです。
>>179
「ふむふむ」
『スタンドの成長』……か。
『アズ・ユー・ライク・イット』も成長するんだろうか。成長したらどうなるのかな。
いや、そもそもどうやって成長するんだろ。今のままでも十分な気がする。
はやりさんの愚痴に苦笑いしながら同情し、お菓子をいただく。
彼女らが出してくれるものはどれも良いものだ。自分はグルメとかソムリエとかじゃないし舌が敏感なわけでもないけど、
それでもいいもの悪いものはわかる。『レストラン』を出したら売れそうなのにな――と、思っても言わない。
> 『ギュル ギュルルルルルル――』
> 『ギュリャリャリャリャリャリャ――ッ』
「……この音、大丈夫なんですか?」
なんか脱線しそうな感じの音なんですけど……。どこかに掴まる心構えはしておこう。
181
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』
:2014/11/06(木) 23:27:01
>>119-120
『ニャニャ……』
『バベット』は受け取ったお塩を手の甲に振って舐めてるみたいね。
どんな味がするのかしら? まあ、ただのお塩だと思うけど……。
っつか、『塩の砂漠』って確かどっかで聞いたことあるわ。
前に、バラエティ番組か何かで……塩の板をラクダに括り付ける商人がいて……。
うろ覚えだけど。でもなんか凄い思い出になりそうな品よね。
「さて、どんなものが出て来るのかしら?」
窓を覗きながら、さりげなく耐ショック姿勢をとるわ。
……先頭車両でドリル的なアレが出てきたりはしてないわよね。
182
:
『白亜荘』
:2014/11/08(土) 00:13:46
>>180
(王禅寺)
給仕されたお菓子は焼きたてのスコーンだ。
クロテッドクリームと各種のベリーソースが添えられている。
『ゴ ゴゴ ゴン!』
電車の車体が下り坂に差し掛かったように斜めになるのを覚えた。
『いのり』:
「あの『ドリル』は距離を短縮するためのモノです!
掘ることでこの世界の好きな場所へと孔を穿てるのです」
『はやり』:
「脱線はしないですからご安心を。
走る先へとレールは勝手に作れるんですよ」
「ただ……揺れますから。
そこに出てるバーに掴まってください」
窓際には突き出ているバーがある。
これで揺れの際はそれに耐えるらしい。
>>181
(貝橋)
『ピコーン』
この塩は絶品だ……!
各種ミネラルが含まれ、単なる塩と異なりまろやかな味わいがある!
『かげり』:
「貝橋さんも気を付けてくださいね〜。
お茶はこっちにこうやって〜……えーと、えーと」
『かげり』がティーカップを所定の位置に置くと、テーブルを弄る。
『 ブ ゥン 』
『カキカキン!』
『いのり』:
「対ショック仕様の磁力固定式です!
電熱によって保温も可能ですから決してお茶が冷めることなく……」
>>ALL
『 ゴゴゴゴ ゴォオ―――ッ 』
車体が動く――すべり坂を下るように、一気に斜めに傾いだ!
外に見える風景もまた斜め。そしてそれも消え……暗闇となる。
『ゴトトーン』 『ゴトトーン』
電車は再び闇の中を進んでいる。
183
:
王禅寺『アズ・ユー・ライク・イット』
:2014/11/08(土) 00:29:52
>>181-182
> 『ゴ ゴゴ ゴン!』
「えっ」
>「ただ……揺れますから。
> そこに出てるバーに掴まってください」
「えっ」
咄嗟に窓際のバーに掴まる。
> 『 ゴゴゴゴ ゴォオ―――ッ 』
「ぎゃああああああああああああああ!!」
よみがえる『トラウマ』!TDLの『なんちゃらマウンテン』!
王禅寺の精神と時を加速させるッ!
「ブツブツ……ブツブツ……」
貝橋やいのりたちが『いのり号ジェットコースター』に落ち着いた頃に気づくだろうが、
王禅寺はまるで『数千年の間培ってきた自信のある必殺技が破られた時』みたいなうつろな表情で窓際のバーにつかまっている。
プロスポーツ選手でもないので、精神回復法がないぞ!どうにかして!
184
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』
:2014/11/08(土) 00:37:15
>>182-183
『ニャニャ!』
あ、お眼鏡に適ったっぽい。早速『トランク』にしまって――
ガ
グ ゥ
!
「うおおっ!?」
さ、さりげなく耐ショック姿勢をとっていて正解だったわ……。
多少よろめきつつも、しっかり踏ん張るわよ。
ところで、カップが落ちなくても中身のお茶までそうとは限らないんじゃないかしら?
流石にそこまで固定できるお茶って、鉄分が多そうだから飲みたくはないけど。
「……一回転とかしだしたりしないわよね」
スカートに気を遣いつつ(一回転したら盛大にめくれるからね)、
王禅寺君の様子をチラ見する。……あの子は絶叫系とか駄目なタイプっぽいわね。
(あたし? ああ、男の子の前だったら怖い振りするわよ、そりゃ)
「だいじょーぶ?」 「生きてるー?」
頬を軽くぺちぺちして意識を戻そうと試みてみる。
185
:
『白亜荘』
:2014/11/08(土) 01:27:12
>>183
(王禅寺)
『いのり』:
「フフフフ、ご覧下さい。この『宝石峡谷』――」
「……ってあれ??
あああ、王禅寺様がッ! どうしようはやりちゃん!」
『かげり』:
「おー…………、大丈夫ですよ〜。安心してくださいね」
『ガバ ン チョ』
軽々と抱え上げられて、そのまま体を揺すられた。
イメージとしては幼児を抱えて、あやすような感じだ。
「コワくないですよ〜、みんな安全ですよ〜」
ちなみにフカフカでムニムニである。
特に頬に当たるあたりがムニムニ。
>>184
(貝橋)
対ショック姿勢の状態で、衝撃に凌ぐ――
『ゴトトーン ゴトトーン』
既に車体は水平となっており、まっすぐに進んでいる。
軌道も安定しているようだが、窓の外に変化が見えた。
『キン! キンキラキラリ!』
『キラン!
キラキラキラ!』
窓の外が『虹色に燃え上がっている』。
右にも左にも様々な色彩の光が踊り、眩い。
白一色の先ほどの砂漠とは異なり、変化が多彩だ。
『いのり』:
「これが『宝石の峡谷』です! ありとあらゆる宝石があります!
駅の素材や電車にも使われております! よろしければ石をおとりしますが?」
ハッキリと見えてきた。宝石の柱が針山のように突き出ている。
峡谷の狭間の僅かな隙間から陽光が差し込み、プリズムのように反射しているようだ。
186
:
王禅寺『アズ・ユー・ライク・イット』
:2014/11/08(土) 19:41:17
>>184-185
「……はっ」
かげりの母ゴリラの如きやさしみにより、なんとかしょうきにもどった!
でもかげりさんゴリラですよね?
「あ、ありがとうございます……ごめんなさい、ああいうのにはちょっと弱くて」
かげりさんに感謝し、非礼を詫びる。
誰も悪くない、誰も悪くないんだよ……。
ひと通り謝ったところで、いつまでもそうしていても楽しいものではないのでここは窓の外を再度眺めよう。
全く話を聞けていなかったので、いのりさんもう一回ご紹介お願いします。
187
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』
:2014/11/08(土) 22:58:21
>>185-186
「わあ〜綺っ麗え〜〜!」
素直に感動するわ。こういう綺麗なモノって、やっぱ心惹かれるわよね。
『バベット』は『逸品』にしか興味なさげだけど、
あたしはもうちょっとこう、こういうロマンチックなのも好きだわ〜。
「ほんと?」 「なら記念に一つもらっておこうかしら」
「王禅寺君も一個どう?」
美女と野獣をやってる王禅寺君に尋ねつつ、
いのりさんによさそうな『宝石』を一つ見繕ってもらうわ。
188
:
『白亜荘』
:2014/11/09(日) 00:10:08
>>186
(王禅寺)
そこはメスゴリラで留めておいていただきたいッ!>ゴリラ
君を軽々と抱えたまま、『かげり』は立ち上がった。
『かげり』:
「ほら、見てください! ここスゴイ綺麗でしょう!
『パーク・デイ』の中でも一番きれいなところなんですよ!」
『虹色の煌めく壁面』を君は見た。
様々な宝石の結晶が突き出、極彩に輝いている。
『ガッシュ ガッシュ』
『ギギギィィ――――・・・・・』
『ガシュゥゥ――・・・・』
『いのり号』がゆっくりと停止した。
車掌の『いのり』はコートを脱ぐと、ベルトを腰に巻いている。
採石用のハンマーや小瓶が括りつけられているのが見えた。
『いのり』:
「フフフ、では行ってまいります。
王禅寺様もお好みの宝石をおっしゃってくださいませ」
>>187
(貝橋)
『いのり』:
「私のお客様によろんでもらえるなら、何でもいたします!
それでは貝橋さまのお好みの石をおっしゃってくださいませ」
「個人的におススメなのは……。
そうですね、あそこで取れる『アレキサンドライト』などが――」
『いのり』が腕を振り回して、峡谷の上方を指した。
結構高い位置だ。宝石が突き出ているので、手掛かりには困らない。
『いのり』:
「これもあかりちゃ……あかり姉さまの代わりと思ってくださいませ。
私のような不肖の妹では姉の代わりなどできません。
ですが、僅かなりとも姉がいない不便を心慰めていただけるなら幸いです」
189
:
王禅寺『アズ・ユー・ライク・イット』
:2014/11/09(日) 00:20:57
>>187-188
「ほわぁ、綺麗ですねぇ……」
残念ながら王禅寺は男なので宝石とかのキラキラものはさっきの砂漠よりはそんなでもないが、
とはいえ夢の様な場所であることは間違いないことだ。
宝石同士が光を反射しあって、さぞかしカラフルな景色を見せてくれていることだろう。
「えっ、いいんですか?」
貝橋といのりに宝石はどうかと聞かれ、ちょっとびっくりする。
取ったとしても、実際に持ってかえれるのだろうか?そこが気になる。
もし持って帰れるんだとしたら、しばらく会ってない『姪』が見たら喜びそうだなぁ……。
せっかくだし、お願いしよう。
「えと、それじゃあ誕生石の『エメラルド』があればお願いします」
しかしいのりさん、何の格好でも様になってる。カッコいい。
あかりさんだと、しっかりメイド服着ててもどこか『アレ』な感じだったけど……いや、よそう。故人の悪口なんて良くないことだね。
190
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』
:2014/11/09(日) 00:26:44
>>188-189
「んー、そうね。
それじゃあその『アレキサンドライト』をお願いできるかしら?」
「別に、あかりさんがいなくても普通に生活できてるっていうか、
むしろ日曜の朝っぱらからベル連打とかしてこないだけ
平穏な生活を送れてるカンジもしてるんだけどね……・……」
なんかいちいち健気ないのりさんに申し訳なく思いつつ。
そんなに気にしないでも良いというか、
自分を卑下しなくても良いと思うんだけどねぇ。
191
:
『白亜荘』
:2014/11/09(日) 00:51:16
>>189
(王禅寺、貝橋)
『いのり』:
「いえ、姉さんには私は結局敵いませんから……
使用人の才能ではないですからね、これは」
「……承知いたしました! それでは行ってまいります!」
『ガラガラガラ
カッタン!』
窓を押し上げて、『宝石峡谷』の壁へと身を乗り出した。
突き出た石に手を掛けると、そのまま這い登っていく。
『カタ カチ カキン』
『カラカラカラ・・・・・』
『宝石峡谷』の壁はハングしているようで、真っ直ぐではない。
昇るのは容易くないが、『いのり』は器用に昇っていく。
スパイク付のブーツが石に当たり、澄んだ音を立てていた。
『いのり』:
「先に王禅寺様の希望のエメラルドからー!」
『ヒュルルッ ギュイッ』
フック付きのロープを投げ込み、傍らの『水晶の柱』に引っ掛けた。
それをベルトに接続すると、体勢をを安定させている。
『カンッ! カンカンッ!』
それから杭を打ち込み、石を取り出そうとしている。
(※手伝ってもいいです。危難:DE)
192
:
王禅寺『アズ・ユー・ライク・イット』
:2014/11/09(日) 01:48:37
>>190-191
「おお……」
アグレッシブ。
ロッククライミングは不慣れな人が道具もなしにやると危ないだけなので、大人しく見守ります。
『スタンド』?そんなもの……ウチにはないよ……。
193
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』
:2014/11/09(日) 01:53:07
>>191
「がんばれー!」
応援するわ。あたし? いや、行かないかなぁ……。
ロッククライミングとかあんまり好きじゃないし、大変そうだし。
あ、でもアレキサンドライトまで一〇メートルくらいなら、
『バベット』に手伝わせても良いかもしれないわね。
194
:
『白亜荘』
:2014/11/09(日) 23:37:39
>>192
(王禅寺)
『かげり』:
「いのりおねーちゃんはアウトドア派なのです!
ワークアウトを教えてくれたのもおねーちゃんでした!」
『ガインッ! ガッキガッキ』
『ボゴ ン』
『緑の結晶』が突き出ている土台の岩石を崩し終えた。
そこから抉るようにして、片手で抱えるほどの『エメラルド』を取り出す。
『いのり』:
「採れましたー!
貝橋さまの分を採り終えましたら、そちらにお運びしますッ!」
ベルトに塊を括りつけると、次にやや上方を目指して壁を登っていく。
『ゴ ゴン ゴゴ』
『はやり』:
「……地鳴り? と、王禅寺さま。
目が覚めましたか? よろしければおしぼりを」
『はやり』が戻ってきた。
そういえばさっきから姿が見えなかった気がする。
厨房に戻って、おしぼりを持ってきていたようだ。
>>193
(貝橋)
壁の高さは大体8メートルほどだろうか。
手掛かりがあり、昇ることそれ自体は難しくないように見える。
『はやり』:
「いのり姉さんは……?
んん? 窓が開いて――――『ここで?』」
戻ってきた『はやり』は怪訝な顔だ。
車内を見渡して、『いのり』がいないことを確認している。
『ガバッ』
「…………だ、大丈夫ですか!!
姉さん! 姉さん! ちょっと! 何してるんですか!?」
195
:
王禅寺『アズ・ユー・ライク・イット』
:2014/11/09(日) 23:46:12
>>193-194
「あかりさんは引きこもってそうですからねー……」
豪快に肉のかたまりをバーベキューしそうなイメージがいのりさんについてしまった。
しかもそれも様になってそうな気がする。いのりさんの株が爆上がり。
と、かげりと話している内にエメラルドをとりだした様子。
すごく……大きいです……。
「落ちないでくださいねー!がんばってー!」
貝橋さんと同じように声援を飛ばす。
アウトドアもけっこういいかも。機会があったら教えてもらいたいな。
「あ、はやりさん。ありがとうございます」
確かにさっきまで見なかった。
おしぼりを受け取り、顔を拭っておこう。なんだかおっさんくさいけど、こうすると気分が良くなるからね。
196
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』
:2014/11/09(日) 23:52:13
>>196
『バベット』を窓から飛び出させながら、はやりさんに向き直るわ。
「なんか宝石を取りに行くらしいわよ」
「『バベット』が補佐につくから、まあ大丈夫じゃないかしら」
何をそんなに慌ててるのか知らないけど……、そんなにまずいことなのかしら。
まあ確かに、この世界ってわけがわからないし、そんな世界でロッククライミングって
多分に危険だとは思うけど、仮にも本体なんだし足を滑らせたりしなければ問題ないんじゃないかしら。
『バベット』はさっさと上って、いのりさんの補佐に回るわ。
197
:
『白亜荘』
:2014/11/10(月) 01:16:33
>>195
(王禅寺)
『かげり』:
「はい! いつもおうちで遊んでました!」
『いのり』:
「お任せください! すぐに運びます!」
おしぼりを手渡した『はやり』は、窓の上を見上げている。
何やら冷や汗が伝い、表情におそれが混じっているようだ。
『いのり』はそれと知らず、壁を這い上りさっきと同じく採掘をしている。
やり方は先程と同じで、ハンマーで杭を打ち込んで抉り取っているが……
>>196
(貝橋)
『はやり』:
「おかしいとは思いませんか?
こんなに大量の宝石があれば、うちの組が黙ってません。
一度、ここの石を山ほど取ろうとしたんですよ。なんですけど」
『バベット』が外に飛び出す。
手掛かりもあり、昇ることはそう難しくはない。
『いのり』:
「おお、ありがとうございます!
それでは、こちらにハンマーを打ち込んでください」
『ガッキン』 『ガッキン』
大きくヒビが入っており、抉り取るのはあと少しといったところ――
>>ALL
『ゴゴゴン ゴゴゴン』
地鳴りが響く――規則的な音だ。
まるで遠くでハンマーでも打ち込んでいるような音だ。
『 ス ゥ ゥ 』
影が差した。太陽を峡谷の隙間から遮っている何かが居る。
あれは――
ttp://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/e/e9/Redon.cyclops.jpg
『はやり』:
「…………『ルドン』の……ああ、もう」
198
:
王禅寺『アズ・ユー・ライク・イット』
:2014/11/10(月) 01:26:14
>>196-197
「……ひっ」
SANITYが大きく削れました。
気絶判定。成功。ギリギリ気絶しなかった。
「な、なんですかアレ……
いのりさん早く!早く戻って!!」
大声でいのりさんに呼びかける!
明らかにヤバい!あんな禍々しいのがいるなんて聞いてない……!
「貝橋さんも!『バベット』さんを戻して!早く!」
199
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』
:2014/11/10(月) 01:33:48
>>197-198
「え、ええ〜……」
な、なんかヤバいことになってるわ。
っていうか、そういえばそうだったわね……。
実は宝石に見えるけどそうじゃなくて、価値はない、とか……。
……じゃなさそうよね。この感じだと。
「ば、『バベット』! 戻って!」
『フニャ?』
ガキン! ガキン!
あああああああああああああああああ!!
アイツ事態を把握しきれてねえええええええ!!
200
:
『白亜荘』
:2014/11/10(月) 01:48:53
>>198
(王禅寺)
『かげり』:
「おねーちゃんたちが好きな絵描きさんの描いた巨人ですよ〜。
キュークロ
えーとえーと、『るーどーん』の……『 Q 黒 』とかいうのです」
『ジイ』
『Q黒』は電車を眺めているようだ。
何か行動しよう、という感じではない。
なにぶん一つ目では表情が理解しづらい。
何を考えているのか見当もつかない……
>>199
(貝橋)
『ボゴオ!』
『バベット』の助けもあり、土台の岩石を抉り取れた!
『いのり』は意気揚々とそれをベルトに括りつけている。
『はやり』:
「これが姉さんの妄想というか……夢見た世界なんです!
ああいうの大好きなんですよ!!! だから戻ってー!」
『いのり』:
「はやりちゃん、大丈夫だよー?
あの大きさと比べたらビーズ大程度だもの。
これぐらいのサイズなら持ち出してもきっと」
『はやり』:
「そんなの判らないでしょ! 早く戻ってー!」
『一つ目の巨人』は動かない……
ただ、何が起きているの観察しているようにも見える。
サイズは50メートルはあるだろうか。ちょっとした怪獣の大きさだ。
スタンドだとしても……おそらく勝負にもならない。
201
:
王禅寺『アズ・ユー・ライク・イット』
:2014/11/10(月) 22:40:49
>>200
「『Q黒』?
…………あの、それって、『キュクロプス』のことじゃないですよね……」
『雷の精』、『製鉄の神』とか言われてたり、粗暴な怪物だったりっていう、あの……。
ヤバイ。ヤバイ。これはあかんやつや。
「いのりさん『バベット』さんマジでふざけてる場合じゃないんでお願いですからホント!!
あんなのが襲ってきたらどうしようもないですって!!!
一生のお願いですから!本当に!帰ったらなんでもしますから!戻ってきてくれー!!」
全力で必死の形相で叫ぶ。
神話世界の怪物はシャレにならないし、こんなところで死にたくない!
202
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』
:2014/11/10(月) 23:14:06
>>200-201
「あばばばばっていうかあれよく考えたら地下迷宮にいるっていう
巨人みたいに戦闘すること自体がNGな存在なんじゃあばばばばば」
『ニャニャアウ……ミャアオ!』
(いいえ違います王禅寺さま……
この世界がいのりさまの夢なのだとしたら
おそらく『お約束』がはたらくはずですわ。
、 、 、 、 、 、 、 、、 、 、 、、 、 、
必死に頑張れば最終的には命からがら逃げられる、という形で!)
あ゛ァァああああああ!?!? 『バベット』が『最終的に死ななければ良いよね』とか
錏葉のアホにも等しい脳筋理論をブチ上げてるううううううううううううう!?!?
誰!? 誰よ『バベット』をこんな常在戦場なキャラに仕立て上げたのは!?!?
『フギャア!』 グイ!
(いきます!)
『バベット』が念の為『集中促進』の効能の『お茶』を飲み干してる……、
……勿論、フィードバックであたしの方にも効能の効果が現れる。
んで…………あたし、さっきから『バベット』とテレパシー的な感覚で会話してるから分かるけど。
『ニャニャ……』
(いのりさま、お借りいたします) ヒョイ
アイツ、あたし目掛けてエメラルドを投擲するつもりだわ……! んで、あたしがキャッチするんだわ!
『集中促進』の効能で鋭敏になった集中力を使って、『宝石』を電車の中に叩き込もうってハラよ!
一つ目巨人が宝石の持ち出しを封じる為に動くんなら、宝石がある方を重点的に狙うだろうって予想してる!
でもそれ、スタンド電車で頑丈そうとはいえあたしらのいる方に矛先を逸らしてるってことだからね!?!?
『ミャ〜オ、ナウ!』 ブン !
(詩織さま、お願いします!
いのりさまは気にせず掘削を!)
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛いやあああああああああ!!!!」
仕方ないからキャッチするけどもおおおおおおおお!!!!
203
:
『白亜荘』
:2014/11/11(火) 01:31:15
>>201
(王禅寺)
『かげり』:
「そう! それですよ〜。
あかりお姉ちゃんといのりお姉ちゃんはあれが大好きなんです」
「えっと、あれが人を捕まえて丸焼きにする映画とか」
『はやり』:
「おやめ! アンタね! この状況で最悪の連想を!
ちなみにあれは『ルドンのキュクロプス』が原型ですから!
画家が結婚して超ラブラブだった時期に描いたやつなので!
そんな物騒なことはしない! しないで! しないでほしい!?」
『はやり』もテンパり始めた!
『いのり』は承知の上か、まだ悠々としている。
『ジイィィ――ッ』
見ている、見ているぞ。
一つしかないお目目でじーっと観察している。
眼の動きで、あくまで電車を見ていることが判る。
『いのり』には視線が向いていないようだ。
>>202
(貝橋)
『はやり』:
「あかり姉さまも大好きなんですよねアレ……
ああ、お願いだから助けてッ! 食べないでー!」
混乱する本体たち!
だが『バベット』はあくまで冷静――かつ無鉄砲だった!
『ブオオ ン』
『いのり』:
「ナイスですバベットさま!
こちらももう回収可能ですのでよろしければ!」
すぐさまに『アレクサンドライト』の塊も手渡された。
そして受け止める側の『貝橋』――だが。
見るからにデカい重い。直で受け止めるには無理がありそうだが……
『はやり』:
「か、貝橋さま!」
咄嗟に『はやり』が『いのりのコート』を投げてきた。
片端を『はやり』が持ち、網のように受け止めるつもりらしい。
204
:
王禅寺『アズ・ユー・ライク・イット』
:2014/11/11(火) 22:31:28
>>202-203
「ヒエッ」
いくら好きでも自分から食べられに行くとか正気ですかね……。
「貝橋さん!エメラルドをこちらへ!投げて!」
どうやら『アレキサンドライト』をいのりさんのジャケットで受け止めるようだ。
それなら手を空けないといけないが、もし車内に適当にほっぽり出してエメラルドが割れたらあの巨人が怒るかもしれない!
まだ相手の動きがないのだから、出来る限り機嫌を損ねそうな行動は慎みたい。
ちゃんと受け止められるように構えておく!
205
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』
:2014/11/11(火) 23:08:44
>>210
「ひいいいいいいいいいいいい死ぬ死ぬこれは無理
『バベット』この野郎死ぬからマジでこれは洒落にならないヤツだか、」
そこで、いのりさんのコートをもらう。
……地獄に仏を見たとはまさにこのこと!!
「あ、ありがとう助かったわ!!」
必死こいて受け止め……、
『ニャニャウッ』
(二投目行きます)
ドッシュウ
『フギャウミャ〜オ』
(いのりさま、我々も退散しましょう)
だああああああからもうちょい間をあけて投げろってのよおおおおおおおお!!!!
コートを反転させて王禅寺君の方にエメラルドを放り投げて渡し、アレキサンドライトもひっくり返した状態のコートで受け止める!
206
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』
:2014/11/11(火) 23:09:14
>>205
>>203-204
207
:
『白亜荘』
:2014/11/17(月) 23:39:51
>>204-205
(ALL)
『ドッボォォ ン!』
『ドッス ゥ』
『貝橋』と『はやり』がコートをクッションにキャッチ!
そして、『王禅寺』がそれを続けて受け止めた!
『 ズシィ z ン 』
――――『重ッ!』
ちょっとした『国宝』になるんじゃねーかって塊だ。
こんなモノ、プレゼントしたら別の意味でも『重い』かもしれない。
『ドボウッ!』
続けて『アレキサンドライト』の塊も投擲された。
これでキャッチは終了。そして『キュクロプス』は。
《………………》
『キュッ』
よーく目を凝らすように……一つしかない目を細めている。
何かされていることに気づいたようだ。顔を寄せてきた。
『いのり』:
「んっふっふー♪ んっふっふー」
「んっふっふー♪ んっふーふーふ――♪」
『ガラガラガラガラ』
『いのり』は谷の斜面を鼻歌交じりに滑り降りている。
ttp://www.youtube.com/watch?v=mL-rpbdyHKE
『冒険家』気取りなんだろうか、あの人。
『はやり』:
「早く降りてこんかー! 間に合わなくなっても知らないー!」
『かげり』:
「おねーちゃん楽しそうだねえ〜」
『はやり』:
「…………ええいッ!
出発の準備をさせます! いっそ姉は置いてきます!
『超特急』で行くのでお二人ともしっかりと掴まってください!」
208
:
王禅寺『アズ・ユー・ライク・イット』
:2014/11/17(月) 23:55:12
>>205-207
「ナイッシュ
『 ズシィ z ン 』
重ッ!?」
思わず尻もちをつくが、ギリギリ傷はつけてない(はず)!
立ち上がらずにケツで窓際まで移動し、『キュクロプス』の様子見をする。
怒らないでくれー……。
『キュッ』
「あかん気づかれた!ハリーハリーハリー!」
いざというときのために『エメラルド』を外へ放り投げる用意をしておきながら、
『キュクロプス』の挙動を見張る。
自分の宝物が盗まれたってことがわかったら怒り狂うだろうし、それなら捨ててとんずらこくほうが懸命。はっきりわかんだね。
「『超特急』お願いします!あの人は置いてきましょう!
どうせいのりさん自身のスタンドなんですしなんとかなるでしょ!」
さっきまでのいのりリスペクトは……粉みじんになって死んだ。
209
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』
:2014/11/17(月) 23:58:12
>>207-208
「ちょっと待てバベットバベットバベット!!!!」
あたしのスタンドもあっちにいるんだっての!!
何が悲しくてスタンドを置いてけぼりにしなくちゃいけないってのよ!
『バベット』は『敏捷向上』の『お茶』をいのりさんに飲ませて、
それから自分も一口飲んで敏捷性を最高レベルまで上げておく。
その上で帰還させるけど――間に合わないようなら、
いのりさんから跳躍して『バベット』だけでも帰還するわ。
210
:
『白亜荘』
:2014/11/18(火) 00:14:36
>>208
(王禅寺)
『はやり』:
「ああ、大丈夫でしょうだから厭なのよおねーちゃんたちの相手は!!!!」
ブチ切れている妹。
『かげり』:
「おねーちゃんはやくはやくー。
列車出るってー」
動じてない妹。
『ズザザァァ――――ッ』
『いのり』:
「ハハッ! それは大変だ!
かげりちゃん、ちょっと手助けを頼むよ!」
楽しそうな姉。
『ガッシュ ガッシュ ガッシュガッシュガッシュ』
ツッコミが足りないままに動きだす列車!
『キュクロプス』は谷に頭が入らないので、腕を突っ込もうとしている!
『 ォ オォォ ォ〜〜〜ッ 』
>>209
(貝橋)
『いのり』:
「おお、バベット様のお茶!
これは助かります! では参りましょう!」
『グビグビッ』
『ズッダァァアア――――ッ!』
滑り降りるでなく! 駆け降りてくる!
『バベット』もそれに追随し、動きだす列車の窓に飛び込む!
>>ALL
『 ドンッ ドドンッ! 』
一人と一体が何とか飛び込んだ!
『いのり号』が一気に加速していく!
『ゴトトーン ゴトトーン』
『ゴゴゴォ――――ッ』
『宝石峡谷』を突っ切り、『いのり号』は超特急で進んでいく――
211
:
王禅寺『アズ・ユー・ライク・イット』
:2014/11/18(火) 00:19:23
>>209-210
「た、……助かった?」
全速力で進んでいく列車に対して、窓際のバーを掴むことで身体を安定させる。エメラルドも一役買ってくれるだろう。
「し、死んだかと思った……
『神話生物』とかマジで聞いてない……知る権利……」
なんかもう生き残れたことに安堵していのりさんへ何か言うこともできない。
ひどい目に遭った……。へとへとに座り込む。
212
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』
:2014/11/18(火) 00:33:18
>>210-211
「ふ」
「ふひぃいいいい〜〜〜〜〜〜」
「し、死ぬかと……」
口から変な息が漏れつつ、その場にへたり込むわ。
何にしてもこれでアレキサンドライトゲット……よね。
うふふ、宝石なんて初めてだわ。ましてこんなに……。
ついたらジョセフィーヌあたりにお願いして加工させるのも悪くないかもね〜。
213
:
『白亜荘』
:2014/11/18(火) 01:12:57
>>211-212
(ALL)
君たちは宝石をゲットした!
が、それ以前ちょっと寿命が縮まった気分だ。
『いのり』:
「どうですか楽しんでいただけましたか!!!」
『はやり』:
「楽しめるワケあるかー!」
『スパーン!』
すかさず妹がツッコミ。
『はやり』:
「もう本当にどうしようもありません。
じゃあなくて! 申し訳ありませんでした……」
「その宝石はどうかお持ちください。
その代わり姉の所業は黙っていてください!」
『いのり号』は峡谷を突き抜けて、平野をひた走っている。
平野は草原で、地底だというのに地平線が見える。
そして遠目に……何か巨大なモノが歩いている気がする。
>>211
(王禅寺)
『いのり』:
「『神話生物』がお好みですか?
でしたら、こちらのルートを行きますと……
ああ、このルートなら是非に『ウォーマシン』を見せたい……」
『ペラペラ』
マップを取り出し確認している。
このまま口を挟まずにいれば、更なる魔界を進まされそうだ……!
>>212
(貝橋)
『アレキサンドライト』――『色が変わる』ことで有名な宝石だ。
その名も『ロシア皇帝』から取られたことで知られている。
非常に希少な宝石のはずだが……
『ゴロロン』
一抱えほどもある塊。なんかいっそ嘘みたいだ。
214
:
王禅寺『アズ・ユー・ライク・イット』
:2014/11/18(火) 01:22:39
>>212-213
「い、いのりさん!!
きょ、今日は服買いに行かないといけないので!
できればそろそろ降ろしてもらえるといいかなーっとぇ!!!」
めっちゃ早口で噛むレベルで懇願する。
ウォーマシンってマブカプかなにか?
「あ、『エメラルド』はかげりさんとはやりさんに半分あげます。僕のスケールだと宝石がデカすぎるんで……
半分にしたあとに部屋に転がしておいてください」
そう言ってかげりに『エメラルド』を手渡したい。
宝石カッターくらいならメイド姉妹の誰かが出せるでしょきっと。
かげりさんもはやりさんもこういうの欲しがりそうだし、日頃の感謝も込めて。
単純に持ち帰れないし。
遠くに何か『巨大なもの』が歩いている?何を言っているんだ……そんなものはいない。いいね?
215
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』
:2014/11/18(火) 01:29:13
>>213
「うへ、うへへ……」
これだけの『アレキサンドライト』があれば、一体いくらの金になるか……!
アクセサリーにするんなら別に小さくて十分だから、余ったものは
宝石商(あんのかそんなん? というのは気にしない)に売るとして……、
「あ、あたしも帰宅賛成!」
早く帰って、色々したいし!
い、一体いくらになるのかしらねぇぇぇ〜〜……!!
『……フミャーオ……』
216
:
『白亜荘』
:2014/11/18(火) 01:39:24
>>214
(王禅寺)
『いのり』:
「なるほど! では、白亜荘に戻ることにしましょう!
本日は旅を楽しんでいただけて何よりです! またお越しください!」
『はやりとかげり』:
「…………え、いいんですか?」
「おお! ダンベルにつけたい!!!」
『パララパーパー パッパパー』(効果音)
妹二人は喜色満面。
さながら伝説の剣を掲げるが如く、捧げ持っている。
『ズシーン』 『ズシーン』
あと、君は現実を忘れた。あの名状しがたい(ry
ちなみに『ウォーマシン』というのはこんなのです。
ttp://www.sorae.jp/entryimage/uchuusenso.bmp
ロンドンを火の海にして滅ぼしたイカすヤツ。弱点は風邪と大阪人。
>>215
(貝橋)
『いのり』:
「承知しました! あと、バベット様には助けられました。
このお礼はぜひさせてくださいませ。さあ、行きましょう!」
『ギャリギャリギャリギャリ』
唐突に上昇する感覚が襲う――
どうやらレールが坂のように盛り上がっているようだ。
『地底世界』の空へと飛びあがり……天井へと突っ込む!
『ギュララララララァァァァ――ッ』
『ドリル』が突き立ったかと思えば、そのまま貫通。
トンネルを開けて進む。周囲が暗くなり見えなくなった。
>>ALL
『ギャリリリリリ
ドォーン!』
…………燦々と火が注ぐ。空の色は『青』。
ここは『地上世界』のようだ。
217
:
王禅寺『アズ・ユー・ライク・イット』
:2014/11/18(火) 02:14:26
>>215-216
「ええ、どうぞ。他のご姉妹にも分けてあげてください。
あ、宝石加工が誰かできるなら今度お願いしたいです」
ていうか自分、さりげなく半分もらっていったけどいいのかな……。なんか良心の呵責を感じてきた。キュクロプスくんに。
まあ、くれるというなら貰っておくのが利口だけどさ。
「はぁ、本当に今日はどうなるかと……ん?」
パッと窓から日差しが降り注ぎ、青い空が『いのり号』の帰還を招き入れてくれている。
そうか……
「やっと帰ってこれた……」
無駄に寿命を減らしただけな気がする。
『いのり号』の試運転だったのかな。『一人でやれ』……。
「もう列車はこりごりだよ……」
とほほ。
218
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』
:2014/11/18(火) 02:23:49
>>216-217
「んん――――っ!」
「なんかちょっといただけなのに久しぶりの青空だわ!」
目に優しいって素敵ね!
アレキサンドライトのこともそうだけど、チョー清々しい気分だわ!
ふふ、うふふふふ!!
このまま一部を置物っぽい小物にしたあと、残りは全部売り捌く!
そうすりゃあたしは一躍大金持ちよ――――ッ
流石は『完璧』なスタンドを持つあかりさんの妹!
やっぱりなかなかに『完璧』な使い道だったようね!
おーっほほほほほ!! お――っほほほほほほほほほ!!
219
:
『白亜荘』
:2014/11/18(火) 03:03:46
>>217
(王禅寺)
君は『キュクロプス』のことを思い出す。
心なしか、最後に浮かべた表情は悲しげだったような……気もする。
『はやり』:
「それなら知り合いにお願いしようかと思います!
やった! 私だけのアクセサリー! お下がりじゃない!」
『ギュルルンルルルン』
『はやり』は喜色満面、『かげり』に振り回されてグルグル回っている。
決して広くはない電車内ではかなり危険な行為だが当人は気にしちゃいない。
『いのり』:
「というワケでいつでもご利用ください!
こちらは『パス』となります!」
『サッ』
どういうワケか知らないが、君はサングラス状のパスを手渡された。
どうやら……気に入られたようだ。この『破天荒車掌』に。
――――――――――――――――――――――――――――
〜『王禅寺』のその後〜
半分の塊を受け取ることが出来た。
+既に加工済みの『エメラルドのリング』をゲット!
サイズは事前に確認されたので、好きな径だろう。
>>218
(貝橋)
『いのり』:
「楽しめていただけで幸いでございます!
貝橋さまにも助けていただいたお礼をこちらに!」
君にもサングラス状のチケットが差し出された。
これでもいつでも『地下特急』が使えるぞ! 使いたいか!?
――――――――――――――――――――――――――――
〜『貝橋』のその後〜
『アレキサンドライト』! その素敵な宝石が『貝橋』を行動させた!
これほどの塊ともなれば一攫千金億万長者! ……のはずだったのだが。
「…………お客様、これは?」
持ち込んだ宝石店で鑑定してもらったら鑑定値は『測定不可能(高すぎる)』。
どこで手に入れたかを問われたが、入手先を言うことは出来なかった。
結果として、『秋映学園』の裏山で拾った……ということになったのだが。
『パシャッ! パシャパシャ!』
「つまりこれほどの大きな宝石の鉱脈があの山には存在しうるということなんですか!?」
「こっちに手を振ってー! ハイ笑って笑ってー!」
気づけば、宝石発見という発表記者会見の場に立たされていた。
『女子校生お手柄! 黄金町の新名産!?』という題で新聞記事にもなり……
『アレキサンドライトの塊』はなんやかんやで没収!
よく判らないどっかの研究所の感謝状が渡されただけで済んでしまったとさ。
――――――――――――――――――――――――――――
『黄金町』の『新名所?』
『黄金町』の『町役場』に飾られた『アレキサンドライトの塊』。
値段がつかないほど高い未加工の巨大な結晶。
とある少女が見つけて、『無償』で寄付したようだ。
『秋映学園』の裏山にはこの鉱脈があるという噂?
だが、土地の所有者が立ち入りを許さないらしい……
220
:
蛙石 河子『クワイエット・ドライブ』【高二】
:2014/11/19(水) 23:56:54
シュウウウウ〜〜〜 ミチミチミチ… 『 ぱああああぁぁーーーーん! 』
「うぎゃおっ!? あーッやっちゃったー!」
女子寮屋上から、寮全体に響き渡る破裂音!
悲鳴はペントハウス(日本家屋風)に住んでる蛙石河子のものだ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「……あーあ、最後の一つとうとう割っちゃったー」
ゴム風船の残骸を手に、中央棟のロビーに下りてきた。
221
:
蛙石 河子『クワイエット・ドライブ』【高二】
:2014/11/21(金) 00:51:10
>>220
「3f風船は完全発注だしなぁ……」
寮の電話で業者に注文を入れると、自室に帰っていった。
222
:
八夜 菖蒲『ザ・ファントム』
:2014/11/22(土) 01:50:26
イライライライライライラ……
…ったく、ここを自宅か何かと勘違いしてんじゃあないですか?
共同生活の空間ですよ。公衆のトイレと同じで、用を足し終えたら速やかに出てくるべきなんです。
コンコンコン!!
何度目か、女子トイレの個室の扉をノック。
私だってさっさとしたいんですよ… もう何分、いえ、何十分待ってると思ってんですか…
てゆーか、一体中でナニしてんでしょうかね。こんなに時間がかかるなんて…
「……」 『ズ ギュ!』
『ザ・ファントム』の『遠隔視』で、鍵がかけられたトイレの中の様子を見ます。
223
:
八夜 菖蒲『ザ・ファントム』
:2014/11/22(土) 04:04:11
「ああああああっ、もう!!」
く、くそ…出て来ない…
こうなったら、恥を忍んで男子トイレに…
224
:
灰羽『アクエリアス』
:2014/12/17(水) 23:04:50
「えーとォ、開始が7がつの27にちだろ?
それでェ〜今が12がつの17にちだから……」
期限は3ヶ月。
ただし、バトルは1日の出来事と換算するため、
143日−82日(バトルにかかった日数)=61日
食劇終わるまで待ってたら試験の期日がマッハなので動くしかない!
「やばェー……
あと1ヶ月切ってるじゃん」
寮の庭で頭をかかえる少女。
傍らでは人型スタンドが這いつくばって蟻を観察している。
225
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2014/12/19(金) 22:27:37
>>224
「さぁ〜せぇ〜ん」「誰かいませんかぁ〜?」
入り口にて、マフラーで顔下半分を隠した少年が声をあげている。
226
:
灰羽『アクエリアス』
:2014/12/19(金) 22:38:15
>>225
「うおー、このままでは死……ん?」
なにか聞こえたので、顔を上げた。
普段は聞き流したかもしれないが、一人で悩んでいるのにも疲れたので、
悩みから逃避するために立ち上がったのだった。
「あ〜
……どうかしましたァ?」
寝起きのような髪型の少女が、
入り口からヒョッと上半身だけを覗かせて声をかけてきた。
227
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2014/12/19(金) 22:45:07
>>226
「ハァーイ、こんにちはお嬢ちゃん」
「なんか偉そうな人いる?ボクちゃんここにお世話になりたくて来たんだけど」
半目の瞳で、元気よく手をあげると、懐から何かを取り出した。
少女に見えるように示したそれは、手書きのメモらしい。
それにはここの住所と、電話番号が記されていた。
228
:
灰羽『アクエリアス』
:2014/12/19(金) 22:58:08
>>227
「あえっ……」
少女は困った。そういうことはよくわかんないのだ。
管理人さんとも親しくないし、そもそも最近は忙しいのか、あんまり見かけない。
「うーんと、その……誰からの紹介で来たんですかー?」
まあ、ここで少女の知る偉い人の名前でも出れば、
入れてしまってもいいんじゃないかなと思って聞いてみた。
229
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2014/12/19(金) 23:08:00
>>228
「あーゴメンね、分かんなかったら大丈夫だよー」
「こうして喋ってたら来るかもしんないし、来なかったらまた出直せばいいしねー」
「HAHAHA」
おどけるように肩をすくめて笑い飛ばす。相手は完全に年下だと思っている。
「ん〜?『美早』ちゃんって言うんだけど、知ってる?ここの人とも知り合いらしいけど」
230
:
灰羽『アクエリアス』
:2014/12/19(金) 23:18:09
>>229
「あー……知り合いでは無いですねェ……多分」
記憶力と名前と顔の一致具合に自信が無い少女であった。
ちなみに中学二年生だ。どちらかと言えば小柄なのでもう少し幼く見えるかもしれないが。
「……まァー、でもあれですよねエ。
外、結構寒いですよね。
ちょっと中に入るくらいなら大丈夫なんじゃないですか? うん」
わりと無責任だが、さすがに外で待たせるのはかわいそうだと思ったらしい。
231
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2014/12/19(金) 23:34:04
>>230
「そっかー。流石の美早ちゃんもこれくらいの子には知られてないかー」
「ガックシ」
分かりやすく肩を落とす少年。口調とリアクションは感情豊かだが、表情だけは全く変わらない。
ちなみにこの少年は17歳であるため、相手が年下という認識は当たっていたようだ。やったね。
「えっマジ?!お嬢ちゃん天使!女神!」
「やっぱし日本は優しいな〜これがロシアなら頑として追い出されるか、
入れて欲しけりゃ金を出せと言われて渡したら追い出されるパターンだよ〜」
両肘を左右に動かしてウキウキ。門を開けて中に入ろう。
「そんでお嬢ちゃんの名前はなんてーの?」
232
:
灰羽『アクエリアス』
:2014/12/19(金) 23:41:45
>>231
(美早って人は有名人なのかな?
私はそこらへんウトいからなァ〜)
「いやア〜……
でもロシアでそんなことされたら凍死とかしそうなイメージありますけど、
大丈夫なんですかねぇ」
少女はお世辞にテレた。
ロシア人ということなんだろうか。
外国人の人から見たら日本人は幼く見えるらしいから、もう小学生くらいに見られるかもしれない。
「私は灰羽あとって言います。
おニイさんは……?」
中に入ると、少女の全身像があらわになる。
ついでに出しっぱなしだった大柄な女性型スタンドもいる。
『Guuu−』
233
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2014/12/20(土) 00:01:06
>>232
「全然死ぬよ〜、最近でも年に数十人死ぬ時もあるし」
「昔のお話だと、一晩で20万人が凍死する時もあったしね〜」
「ほんとおそロシア。な〜んつってな!ガハハ!!」
ロシアンジョークをぶちかます。髪の色は茶髪だが、瞳の色は灰色だ。少なくとも外国人は間違いない。
そして先程の応対からして、完全に保護者のいない子供に接する気分になっている。
年齢の割にしっかりしているなぁとも。
「あとちゃんか、オーケー覚えたよん」
「オレ様はアレクセイ・ヴィクトロヴィチ・スヴィーニン。アリョーシャか
今みたいにお兄ちゃんって呼んでくれても…ええんやで?」
とセリフを捏造しつつボクはキメ顔でそう言った。
そして大柄なスタンドと目が合う。
「えっなにここ怖い」
234
:
灰羽『アクエリアス』
:2014/12/20(土) 00:08:12
>>233
「ええ〜……ナニその国……」
内容がアレだが随分陽気だ。しかしまさか酔っ払っているというわけでは無いだろう。
ロシア人だからってそんな……まだ少年だし……
「あー、アクセレ……アレクセイさん……?」
残念ながらギリギリ最初の方しか覚えられなかったらしい。
最後の方は脳の処理力を超えていたのか聞きながした。
『GAUuuu?』
スタンドの力強そうな手が伸びてきて、マフラーを引っ張った。
235
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2014/12/20(土) 00:20:51
>>234
「基本的に人間が住める場所ではないからねー。住むけど」
「あーでも優しい時は優しいらしいよ?モスクワとかは生活も裕福そうだし、結構余裕があるんじゃないカナ?」
「ダイジョーブロシアハコワクナーイ」
観光客も重要な収入だしね。両手を掲げてあとちゃんを洗脳するポーズを取る(ポーズだけ)。
>「あー、アクセレ……アレクセイさん……?」
「………」
「うん…あとちゃんの呼びやすい呼び方でおいちゃん構わんから…」
処理能力を超えているあとちゃんの様子に、思わず憐れみと優しい口調をかけるアレクセイ。
よく考えれば小学生(と思っている)なら仕方ない。と自分で納得した。
「ひぎぃ」
なされるがままに、マフラーを引っ張られる。倒れかけているのを、
『スタンド』が辛うじてマフラーで支えている状況だ。
「なんなの?日本ではこういうのを庭で育てるのがデフォなの?
のびのびとしたいい子に育つようにって?ファックユー!ゆとり教育はんたーい!」
何故か英語で罵りつつも、怖そうなので反撃はしない。
236
:
灰羽『アクエリアス』
:2014/12/20(土) 00:28:15
>>235
「あっ、すいませェん。
コラ、『アクエリアス』、離せ」
再起動した灰羽は特に意味もなく両手を空中でさまよわせ、慌てて謝る。
女性型スタンドはマフラーを引っ張っていた手を離し、
アレクセイの顔の方に伸ばしかけていたもう片方の手も降ろした。
(顔が見たかったのかもしれない)
『がうォ』
237
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2014/12/20(土) 00:34:45
>>236
「ぐへっ」
急に手を離されて、今度は地面に激突する。完全に自業自得だが。
「ふー、お転婆なヤツだぜ」
何事もなかったかのように立ち上がり、土を払う。残念ながらやはり顔は見えなかったようだ。
マフラーが長いせいかもしれない。
「やっぱそいつあとちゃんのなんだ。自我…自分の性格があるって珍しいねェ」
「あとちゃんも勧誘されてここに入ったのォ?」
238
:
灰羽『アクエリアス』
:2014/12/20(土) 00:45:17
>>237
「ダイジョブですか?」
助け起こそうと思ったけど、アレクセイがさっさと自分で立ち上がってしまったので
あわあわした謎の動きになった。
「そうなんですかね? どーいうのが普通なんでしょう?
私が会ったことがあるのは変身するのとか、置物と空間とちっちゃいの一杯がセットになってるのとか、
2体いて合体するのとか、手に巻いてあるやつとか……あ、人型っぽいのは見たなア。
でも『アクエリアス』よりも自由に喋ってたな……」
指折り数える少女。
そういえばまだ外だ。寒いのでさっさと中に入ろう。
「私は〜……スタンドを目覚めさせてくれた人の紹介みたいな感じですかね」
その関連で聞いた話だと、寮の住民は基本的にスタンド使いらしいので、
アレクセイがスタンド使いだという前提でさっきから行動していたわけである。
239
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2014/12/20(土) 00:57:39
>>238
「へェ〜、バリエーション豊富だねェ」
「ってレベルじゃねーぞ!なんだそのヘンテコ精神体の見本市みてーなのは!あっでもオレも人の事言えなかったわ!」
近パ非自立型が基本みたいな所があったのかもしれないが、
三部に比べて七部とかではむしろそういうスタンドの方が珍しい。何も問題はなかった。
そして中に入った。
「美早ちゃんたちも言ってたけど、『スタンド』って呼ぶのね〜、これのこと」
「・・・つーか、ここにはその『スタンド』を人工的に目覚めさせられる人がいんのォ?
すんげー恐ろしいんですけど!例えるならスーパーサイヤ人が量産できるってことですよ!」
「なんでそんなことしてんだろーね。戦争でも起こすのかなァ?」
同じくスタンド使いを集めている話を聞いたので、アレクセイもあとがスタンド使いであると決めつけていたのである。
「っていうかあとちゃんも、よくそんなに『スタンド使い』にあって無事だったね〜」
「基本的にやっぱり日本人は穏やかで優しいのかな?」
240
:
灰羽『アクエリアス』
:2014/12/20(土) 01:11:16
>>239
「アレクセイさんのも変わった感じなんですか」
暖かい建物内に入って体の力が抜けたのか
ほあーっと息を吐き、数センチくらい背が縮んだ。
『アクエリアス』は座り込んで入るまえに足の裏を綺麗にしている。
「ここじゃなくてお店にいるですけど、目的は……なんでしょうねェ?
何人かでやってるみたいだけど、友達になった人がいてですね。
優しくていい人なんですよ。人間が嫌いなんだそうですけど。
あ、戦争って言えば、てれびがどうとか騒いでた気がするけど……関係無いかなァ」
「いや、実は私はちょっと事情があって結構ケンカするんですよ。
今も相手を探してるんです。
でも皆優しいっていうのはあると思いますよ。
ケンカって言っても一回を除いたら殺し合いとかじゃなくて試合みたいな感じだし」
241
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2014/12/20(土) 01:26:33
>>240
「ちょっぴりね。ボクちゃんの『スタンド』はそういう基本的な形がないからさ〜」
「正確にはあるにはあるんだけど、絶対に触ったりできないんだよねェ。別に出さなくてもいいし」
「あっ『アクエリアス』ちゃん意外と礼儀正しい…でもオレ様はどっちかって言うとポカリの方が好きかなァ」
>ほあーっと息を吐き、数センチくらい背が縮んだ。
心の力ってすごい(小並感)。
「人間嫌いってそれ確実に戦争フラグじゃねーか!人類全滅の尖兵にされちゃうよあとちゃん!」
「ひええ…ここで保護してあげるから、困った時は助けてね(はぁと)って
そういうことやったんや…やっぱりうまい話には裏があるでぇ…」
本気とも冗談ともつかない感じで一人で盛り上がる。ともあれ即座にここから出て行かない辺り、本気では思っていないのかもしれない。
「テレビ?あー、ムスリム国とかそんなん?」
「…っていうかあとちゃん意外と好戦的やんな…おいちゃん心配やわ…」
「そんで一回は命のやり取りだったのォ。その年でなかなかない経験したねェ。
ってことはあとちゃんはどうて…そいつ始末したの?」
242
:
『白亜荘』
:2014/12/20(土) 01:36:02
>>ALL
『ガラゴロガラゴロガラゴロ』
建物の中に大八車を引いたメイドが飛び込んできた。
黒い(褐色)、大きい(乳と背が)、太い(腕が)。
243
:
灰羽『アクエリアス』
:2014/12/20(土) 01:44:02
>>241
「私もポカリの方が好きですね!」
腰裏につけていたポーチには4つもペットボトルがくっついて、立体軌道装置みたいになっている。
その一本(ポカリスエット)をジャーンと取り出して力強く同意した。
参考(ttps://twitter.com/tmmiyako/status/365826150905286657)
(この元ネタだとアクエリアスだが)
ちなみに背が縮んだのは寒くて背筋が伸びてた分なので何もおかしくは無いのです。いいですね?
「どうなんですかねー?
なにかしらありそうとは思いますけど、私あんまり頭よくないのでわからないな」
足を綺麗にした『アクエリアス』は建物の中に入ると匍匐前進して灰羽の元へ移動した。
ズリズリ
「いえェ〜、私もケンカはあんまり好きじゃないですよォ。
その、スタンドを目覚めさせている人の課題の関係でちょっと必要だっただけで……
あ、殺してはませんよ。幸い、なんとか出来るってことだったのでお店の人に引き渡してきました」
244
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2014/12/20(土) 21:28:29
>>243
「おっ、あとちゃんも甘党?すっげー腹減った時とかでも、
アレを一口飲むだけで大分動けるようになってくるもんなァ〜」
「というか何その装備カッチョいい。ボクちゃんも真似しようかしら」
>ちなみに背が縮んだのは寒くて背筋が伸びてた分なので何もおかしくは無いのです。いいですね?
アッハイ。
「あとちゃんはダマされやすそうな雰囲気してるもんね〜〜〜」
『アクエリアス』の不思議な動きを眺める。これなら一日中見ていても退屈しなさそうだなぁと思った。
「でもこれじゃあ綺麗にした意味があんまなくね??」
「へぇ、結構実戦的なことさせるねェ。まあ下手に目覚めさせて扱えないよりは、
ある程度慣れた方が互いにとっていいだろうしね」
「しっかし殺さずに済んだ、かァ。あとちゃんは優しいなァ」
>>242
「あ…あいつはッ!」「あの格好は!!」
「ジャパニーズメイドFu〜!!(↑)」
テンションアゲアゲである。
黒くて大きくて太かろうが関係ない。生物学上メスに分類されるならば…それでよかろうなのだァーーー!
「すいません入寮希望ってどこにしたらいいんでしょうか?!」
245
:
灰羽『アクエリアス』
:2014/12/20(土) 21:45:19
>>244
「だ、騙されやすく無いぞ!?」
敬語を忘れて反論した。
ちなみに自分だけは騙されないと思っている人ほど詐欺に遭いやすいんだそうな。
「いえ、他の人はこういう試験はしてないと思いますョ?
私の場合は賭けというかなンというか……失敗すると死ぬことになるし。
あー、そうだ。期限がヤバいんだよなァ〜……
アレクセイさん、誰かいいひと知りません?」
話しているうちに期限のことを思い出したらしい。
期末試験前日に何故か部屋の片付けを始めて、何故か漫画を読んでいて、ふと時計を見たら寝る時間だった時の態度に似ている。
口調は彼氏募集中みたいな感じだが、実際に募集しているのは対戦相手だ。
>>242
「あっ、あの人は……え〜と……
………………かげりさん? かげりさんだ。たしか」
実際に話したことがあんまり無いので覚え度が微妙だった。
『アクエリアス』は身をかがめて灰羽の後ろに隠れた。巨メイドが怖いらしい。
246
:
『白亜荘』
:2014/12/20(土) 23:32:46
>>244
(アレクセイ)
『かげり』:
「おお、入寮希望者の方ですか。
少々お待ちください! 今薪を運んでいました!」
『 ド――z___ン 』
大八車には薪っつーか丸太がいっぱいだった。
これから薪になる素材なのかもしれない。
「おねーちゃーん! 入寮したい人が来たよー!」
>>245
(灰羽)
『巨女メイド』は神経が鈍いので、君には気づかなかった。ヨカッタネ。
他のメイドを呼び込み、『アレクセイ』の対応をさせようとしている。
>>ALL
『ガラガラガラ』
受付の窓口が開き、中からメイドの顔が出た。
辺りを伺い、君たちに気づく。
『みどり』:
「灰羽さまと……そちらの方は? 入寮希望者ですね。
ともあれどうぞこちらへ。お名前をまずお伺いします」
「かげりは薪……
ちょっと、加工してないじゃないの! ちゃんとやっておきなさい!」
247
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2014/12/20(土) 23:47:47
>>245
「うんうんそうだねェ」
「でも最近は物騒だからねェ、怪しい人には付いていっちゃあいけないよ?」
周囲に花を出しながら、微笑ましいオーラで頷く。完全に子供扱いだ。
「へぇ〜、そりゃ運が悪かったねェ。そこまでして欲しかったんだ、『スタンド』」
「ん〜?まあ知り合いいなくはないけどォ、自分にメリットなかったらわざわざ戦わなくない?」
一応、この前のダイナーでの飲み会で出会った面々はほぼ全て『スタンド使い』だが、
自分に利点や必要なくして戦うタイプは、あまりいないように思える。
「ま、あとちゃんが死ぬのは忍びないし、誰もいなかったらオレ様がやってもいいけどォ」
>>246
「なんというワザマエ…これだけ大量の丸太を一度に運ぶとは…!」
「ハーイそしてジャパニーズメイドもう一人追加でーす!!おかわりおかわり!!」
とりあえずテンション上がってる。両手をあげてくるくる回ってる。(ラップ調)
「かしこかしこまりましたかしこォー!!オレ様ことボクちゃんの名前は
アレクセイ・ヴィクトロヴィチ・スヴィーニンです!美早ちゃんの紹介で来ました!!」
そう言って、受付に勢いよく、美早の筆跡で書かれたメモを差し出す。
248
:
灰羽『アクエリアス』
:2014/12/20(土) 23:52:07
>>246
やっぱり年末だからか忙しそうだ。
おとなしくしていよう。
それにしても察しがいい。さすがメイド!
>>247
「あ、試験は、スタンドの覚醒とはまた別ですよォ。
メリットはぁ〜……あ、さっき言った友達が私に賞金かけてくれたので、勝つとお金がもらえるはずです。
具体的には聞いてないんですけど……おっと」
受付の邪魔をしてはいけないと一歩下がる。
殺し合いとか死ぬとかの話でも冷静なあたり、きっとロシアでは日常茶飯事なんだろうなあと誤解した。
249
:
『白亜荘』
:2014/12/21(日) 00:01:58
>>247
(アレクセイ)
『みどり』:
「みは……!? ええ、ええ承っております。
既にお部屋はご用意してありますので」
『ルチャ』
どことなーく嫌そうな顔で『部屋のキー』を渡してきた。
鍵には部屋番が刻まれたタグがついている。
「こちらのお部屋をご利用くださいませ。
利用案内に関しましては、後でわたくしが行います。
必要な家具などがございましたらお申し付けくださいませ」
鍵を渡すと落ち着いたのか、表情も戻った。
>>248
(灰羽)
『みどり』:
「ああ、灰羽さま。『アルドさま』から話は伺っております。
どうですか? よろしければ貼り紙でも貼っておきますか?」
「わたくし共は『戦う者』ではないので、お相手出来ませんが……」
心配げな顔を君に向けてくる。
250
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2014/12/21(日) 00:17:46
>>248
「えっ、じゃあやんなきゃいいじゃん。なんでわざわざそんな事してんのォ?」
半目のまま首を傾げた。
『スタンド』を手に入れてなお、欲しいものがあるということか?
アレクセイは、なんとなくそう考えた。
「それは聞いといた方がいんじゃない?額次第ではやってくれる人もいるだろうしなァ」
「しっかし友達も随分マジだねェーーーそこまで親身になって協力してくれるとは」
>>249
「すげぇ!美早ちゃんの顔パス力すげぇ!うっひょー!!」
「スパシーバ、スパシーバ!」
嫌そうな顔にも気が付かず、鍵をもらってウキウキワクワクさん。
住所不定無職の少年がこんなに簡単に寝床にありつけるとは。
ああ、次は学校と仕事だ…。
「いやぁこんなに可愛いメイドさん達がいるし、家具も注文できるなんて
日本最高っすわ!パパずっとここに住んじゃおっかなー!わはは!」
251
:
灰羽『アクエリアス』
:2014/12/21(日) 00:24:22
>>249
「ウエィッ!?」
おとなしくしてたら相手の方から話しかけてきたのでびっくりした。
仮面ライダーみたいな声を上げる。
「え、聞いてるんですか? いくらとか私も聞いてないんですけど。
それに、その、張り紙って、どんな?
顔と名前が出てたりすると結構恥ずかしいんですけど……」
前に自分で張り紙作ろうとしたことはあるのだが、その時は
『アクエリアス』の絵に、倒すと賞金がでるかも。的なすごいふわっとしたものだった。
色々あって実際に貼られることはなかったのだが。
>>250
「いやー、それはまあ、夢のため? みたいな?」
それにしてもメイドさんは仕事が早い。
さっきアレクセイも言っていたがこうもスタンド使いの受け入れ体制が整っているのはなんなのか。
何か裏があるんじゃないかと疑わないわけではないが、その上で気にしないあたり、
アレクセイも灰羽も似たような考えなのかもしれない。
「お金持ちの余裕というか、あっちにしたら大したことじゃないのかもしれませんねエ。
友達ならこう、お返しとかも考えなくちゃならないですけど、それはまあ、私が無事に生きてたら後々ってことで……」
252
:
『白亜荘』
:2014/12/21(日) 00:39:13
>>250
(アレクセイ)
『みどり』:
「…………まあ、あれは『女王様』ですので……
一応寮住まいですから、また挨拶に行かせますよ。
食事はあちらでとってください。あれに作らせます」
『バス! バスンバスン!』
丸太を斧で叩き割っている『巨女メイド』を指した。
如何にも大雑把で、大鉈を振るうそのままの姿であった。
ちょっと料理なんかできそうに見えないが……
『かげり』:
「ずっと住んでもいいですよー!
その時はココさまにお会いしてくださいね!
ずっと住む人は組に入らないといけないのです!」
>>251
(灰羽)
『みどり』:
「普通に写真か、もしくはイラストを使おうかと思っておりましたが……
あと、寮にしか張りませんので、外に知られることはございませんよ。
賞金額は確か……『50万円』程度でしょうか。
貼り紙という形が嫌なら、わたくし共が個人的に探してもよろしゅうござい……」
>>ALL
『とぉるるるる』
『みどり』:
「…………! すみません、電話です。
灰羽さまは後日希望がございましたら教えてくださいませ。
対戦相手が見つかったならいつもどおりに鳩星に連絡を!」
『カラカラカラ ピシャ!』
窓口を締めて、メイドは電話対応を始めたようだ。
声が漏れ聞こえてくるが、異常に畏まった態度なのが伝わる。
『かげり』:
「ぜひ頑張ってくださいね! あ、あと薪割も手伝ってください!」
こっちは何も考えていなさそうだ。
ほっとけば延々薪を割っているだろう。放置しても大丈夫だ。
253
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2014/12/21(日) 00:57:03
>>251
「・・・・・」「夢のためなら命も賭けるかァ。進んでるねェ」
「命のためなら夢も捨てる人も世の中にはいるし、色々だなァ」
少しの間、じっとあとを見つめる。やがて(わかり辛いが)、微笑みながら両手をあげた。
「まあ友情は見返りを求めないって聞くし、焦らなくていいんじゃないかねェ」
「そうそう、これオレの部屋番号。どうしても相手が見つからなかったらおいでよ」
「住む所もできたし、ケータイも買わなきゃなァ。その方が便利そう」
そう言って、あとに数字の記されたタグを見せた。
>>252
「メイドさんだけじゃなくて女王様もいるなんてたまらんね!
ありとあらゆるニーズにお答えしてくれる感ハンパねぇ!まさにIKEAの如し!」
大丈夫、人は見かけによらない。
いかつい無口なオッさんの料理がクソ美味しいパターンもある。
むしろいかにも女の子って感じのヒロインの方がメシマズ率が高い。俺は知能指数が高いから分かる。
「組かァ…やっぱそういうことだよねェ」
「まあそこに永久就職も悪くないかなァ。ずっと穏やかに過ごせるとかあんま考えらんないし」
「そんじゃオレもこれにてサヨナラ〜」
「あとちゃん、かげりちゃん、みどりちゃん、ありがとねェ〜〜〜」
三人のいた場所へ手を振ると、荷物を持って、部屋へと向かった。
254
:
灰羽『アクエリアス』
:2014/12/21(日) 01:07:34
>>252
「寮に貼ったらよけい恥ずかしくありませン!?
簡素に文字だけでいいですよー?」
慌てて言うが、伸ばした手の先で窓が閉まった。
自分の住んでる寮に自分の手配写真が貼り付けてあったら恥ずかしいだろう。恥ずかしくない?
>>253
「まあ、なんか流れで返事しちゃった感じもあるんですけどね。これは内緒ですけど……」
じっと見つめられてそわそわした灰羽は、ちょっと恥ずかしそうに小声で言った。
灰羽の部屋番号は……いらないだろう。男子が女子寮に足を踏み入れることはできないし。
「これから同じ寮生として、よろしくお願いしますねェー。
それにしても50万円か……高くない……? やはりセレブ……
えっ、薪? アッハイ」
大盃を振って薪を割り始める『アクエリアス』。
スピードは人間と大差ないが、パワーB精密Aなので中々のワザマエだ!
なぜかかげりに対抗心を燃やしているようにも見える。
「……しかし吸血鬼になったらどこに住むんだろ。
お店の人が寮の運営してるわけだし、引き続きここに住んでてもいいのか?
でも寮に住んでて学校に行かないっていうのも……」
『ぐおおおおぉぉぉぉ!!!!』
パカーン!
パカーン!
255
:
灰羽『アクエリアス』
:2014/12/21(日) 01:32:11
>>254
受付の真ん前で薪を割るメイドとスタンドは、通りかかった寮生達に変な目で見られたのだった。 終
256
:
『ジ・アンドロメダ・ストレイン』
:2015/01/01(木) 01:08:04
>アレクセイ
キィィイィィィイン
バゴオオオオオン!
誰が知る、誰が知る。君の部屋の窓に隕石直撃。
中はそらもういっそとんでもないことになっている。
257
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2015/01/01(木) 19:29:36
>>256
( ゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
_, ._
(;゚ Д゚)
「う・・・うろたえるんじゃあないッ!ロシア軍人はうろたえないッ!」
迅速にメイドさんを探すよ。メイドさんならきっと直してくれるよ。
引き続き両手に大量のパンティを抱えてるけどそんなことは関係ないよ。
258
:
『白亜荘』
:2015/01/01(木) 22:25:19
>>257
(アレクセイ)
『 フッ
フッ 』
『ブ ワァアアアン』
おっと両手で抱えていたパンツがすべて消えたァ――ッ!!
こりゃもういっそ厄日でございますな! 処女無業!
君がメイドさんを探すと、中央棟で声が聞こえてきます。
どうか癒してもらうといい。場所は談話室。
259
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2015/01/01(木) 23:10:26
>>258
「うっ…ううっ」「こんな、こんなことって…」
この冬空の下で、拠り所とも言える住居を無残なまでに破壊されてしまったアレクセイ。
しかし、彼にはまだ心の支えがあった。そう、まだ僅かに温もりの残る、女性たちの想いが両手に満ちてーーー。
> 『 フッ
> フッ 』
>
> 『ブ ワァアアアン』
「あっ…?ああっ…!」「ひぐ…うああ…ああぁぁぁ…!」
き…切れた
ぼくの体の中で なにかが切れた…決定的ななにかが……!
「あああぁぁぁぁぁ!うっ…ぐぁああ!あああああっ!!…うぉぉぉぉああ…
あぁぁっ!ああおおおおおおおお!うううぅぅぅ〜〜〜…
おおおぉぉぉぉ!うう…うおおぉ………おうぅ…おうっ!
オウッ!オウッオウッ!オウッ!オゴッ!!オウオウッ!」
悲しみのあまりプテラノドンっぽい動きをしながら談話室へと向かうのであった。
260
:
『白亜荘』
:2015/01/01(木) 23:29:22
>>259
(アレクセイ)
君は哀しみを湛えた眼で一直線に中央棟まで走った。
そして談話室に飛び込み――
「 ア アアアアアアア アァアアア ッ 」
「チェンソーッ スタータァッ いっ き にッ ひっく 手ッ」
「お願いッ だ か ら わ た しをッ」
「 とっ めっ てっ 」
全力で絶叫歌唱してるメイドさんの姿があった。
見てはいけないものかもしれません。
261
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2015/01/02(金) 00:05:49
>>260
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「あら、お呼びでない?こりゃまた4・2・0〜!」
『クルリ』
くせェー!こいつは見てはいけないイベントの香りがプンプンするぜェー!
あれくせいは せなかをみせて にげだした !(逃げられるか?!)
262
:
『白亜荘』
:2015/01/02(金) 00:13:03
>>261
(アレクセイ)
君は逃げだそうとした――
が。
ボミュン
振り返りざま顔面に当たる柔らかーい感触。
『かげり』:
「おお、アレクセイさま」
何が当たったかは言うまでもなかろう。
ちなみに仔ブタを丸ごと串にさして焼いたのを担いでます。
263
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2015/01/02(金) 00:20:56
>>262
゚ ・ .+o _ o。 。
*o ゚ + ・゚ _二ー-゙ヽ/_ +・ o
o○+ i -= ´ ` ミ、 ゚ o ○。
・+ ・ l /, ヽ ・*゚ +
゚ i + / i ー-i i l . i !
o。! ! ゚o !{ヽ{`━' i iト、 l ゚
。゚ l ・ ゚ ソ_` "" リ!ノ / o ゚。・ ゚
*o゚ ! 。 ヽ'- ノi { + *
。 ・ o ゚l ゚+ ` イ jハ l ゚・ +゚
o ・゚ ,.‐- .._ -‐}! ヽ! ゚
* ゚ l / 、 i } \ o.+ ・
l + ゚o i ` -、{! /_ \ ○・ o゚
o○ ヽ. ヾ´  ̄ `ヽ 。
・ + ゚ o } } ヽ O。
O。 リ、 ..::: .. l 。
o+ !。 / `ー:::: , ヘ:::::.. *
・ ゚・ / / :::... .. /:::/ ::..... {
_\∧∧∧MMMM∧∧∧/_
> <
/\ ──┐ \ ヽ ヽ ム ヒ
/ \ / /  ̄ ̄ 月 ヒ
\ _ノ _/ / ノ \ ノ L_い o o
> <
しばらく幸福の余韻に浸っていたが、ふと正気を取り戻す。
「はっ」「えっ、かげりちゃん?」
てっきり歌っているのはかげりだと思っていたが、別の誰かのようだ。
一体誰なん?
「っていうか聞いてよかげりちゃん!オレの部屋に隕石が衝突してたんだけど!」
264
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2015/01/12(月) 23:25:41
そして一時間後・・・・・
「ヒェ〜ン!もうパンティとメイドさんはコリゴリだぁ〜!」
涙目で自室へと戻るアレクセイ。
でもくじけちゃダメだよ!アレクセイ。人生とは、そういうものなのだから…。
265
:
高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』
:2015/02/03(火) 22:54:21
「おにはーそとー ふくはーうちー」
パラッ パラッ
誰もやってなさそうなので、豆まきをしておこうと思いたったワケである。
後で掃除しやすいように、袋に小分けした豆を巻いているところが、どこか所帯じみている。
266
:
『???』
:2015/02/03(火) 23:03:19
>>265
赤鬼「うえへへへへへへーーーーーーーーーーーーっ!!!」
棍棒を持った赤鬼が襲ってきた。(破ス精CCC)
267
:
高天原
:2015/02/03(火) 23:25:11
>>266
「っぎゃあああああー!!!」
赤鬼の顔面に豆を投げつける(パス精CCC)。悪霊退散。
268
:
高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』
:2015/02/03(火) 23:25:45
>>267
一応俺だぜ
269
:
『???』
:2015/02/03(火) 23:38:05
>>267-268
さくや は おまめ を つかった! ビュン
あかおに に 1 ダメージ!
あかおに「ぐええええええええーーーーーーーーーーーーっ!!!」
あかおに は ひるんでいる! ムシャムシャムシャ
バババッ
あおおに が あらわれた。
バババッ
みどりおに が あらわれた。
あおおに「ひゅほほほほほほーーーーーーーーーーーーっ!!!」
あおおに は かなぼう を ふりあげて さくや に おそいかかってきた! (破ス精CCC)
みどりおに「うあははははははーーーーーーーーーーーーっ!!!」
みどりおに は かなぼう を ふりあげて さくや に おそいかかってきた! (破ス精CCC)
┏━━━━━━━━━━┓┏━━━━━━━━━━━━━┓
┃ さくや ┃┃あかおに 1匹 ┃
┠──────────┨┃あおおに 1匹 ┃
┃ こうげき とくぎ ┃┃みどりおに 1匹 ┃
┃ じゅもん ⇒どうぐ. ┃┗━━━━━━━━━━━━━┛
┃ ぼうぎょ そうび ┃
┗━━━━━━━━━━┛
270
:
高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』
:2015/02/03(火) 23:49:20
>>269
「ウォオアアアアーーーー!!!?」
┏━━━━━━━━━━┓┏━━━━━━━━━━━━━┓
┃ さくや ┃┃あかおに 1匹 ┃
┠──────────┨┃あおおに 1匹 .┃
┃ こうげき とくぎ ┃┃みどりおに 1匹 ┃
┃⇒じゅもん どうぐ. ┃┗━━━━━━━━━━━━━┛
┃ ぼうぎょ そうび ┃
┗━━━━━━━━━━┛
「ちっ、ちかづくと まめの いのちは ないぞ!」
「ぶきを すてろ!」
豆を人質に取り、鬼を牽制する。
271
:
『???』
:2015/02/04(水) 00:02:39
>>270
あかおに「なにあれ?」
あおおに「さぁ?しらない?」
みどりおに「やっちゃおうか?」
あおおに「 ふっくはうち! ふっくはうち! 」
あおおに は ようしゃなく かなぼう を さくや に たたきつけた!
ポカン!
あまり いたくない ! (プラスティックっぽい質感、どうやら本物の金棒ではないようだ。)
みどりおに「 おっにはそと! おっにはそと! 」
みどりおに は ようしゃなく かなぼう を さくや に たたきつけた!
ポカン!
あまり いたくない ! (プラスティックっぽい質感、どうやら本物の金棒ではないようだ。)
あかおに「あ、この おまめ けっこう いける」
あかおに は ゆかに おちた おまめ を たべている! ムシャムシャムシャ
┏━━━━━━━━━━┓┏━━━━━━━━━━━━━┓
┃ さくや ┃┃あかおに 1匹 ┃
┠──────────┨┃あおおに 1匹 .┃
┃ こうげき とくぎ ┃┃みどりおに 1匹 ┃
┃⇒じゅもん どうぐ. ┃┗━━━━━━━━━━━━━┛
┃ ぼうぎょ そうび ┃
┗━━━━━━━━━━┛
272
:
高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』
:2015/02/04(水) 00:10:26
>>271
「ちも なみだも ねえ」 「あいっ……ちょっ…」
システムメッセージの通り、鬼に殴られ続ける。
節分ってこういう行事だっけ?
「としの かずしか たべちゃ だめだぞ」
鬼たちに向けて豆を投げつける。パD相当(手加減)。
┏━━━━━━━━━━┓┏━━━━━━━━━━━━━┓
┃ さくや ┃┃あかおに 1匹 ┃
┠──────────┨┃あおおに 1匹 .┃
┃ こうげき とくぎ ┃┃みどりおに 1匹 ┃
┃ じゅもん ⇒どうぐ. ┃┗━━━━━━━━━━━━━┛
┃ ぼうぎょ そうび ┃
┗━━━━━━━━━━┛
273
:
『???』⇒ドナート『ザ・スリー・カバレロス』
:2015/02/04(水) 00:24:16
>>272
アダン@あかおに 《 しあわせ 注入! 》
ブラス@あおおに 《 しあわせ 注入! 》
チュス@みどりおに 《 しあわせ 注入! 》
ポカン!ポカン!ポカン!
ポカポカポカ!
あまり いたくない
アダン@あかおに 《 しかし ぼくらは 》
ブラス@あおおに 《 いったい 》
チュス@みどりおに 《 なんさいなんだろう 》
パクパクパクパク ・・・・・・ おにたちは ゆかに おちた まめを たべている
とかなんとか やってると メキシコじん が あらわれた!
ドナート「 ヤハハハハハハーーーー! 」
ドナート「 せ・つ・ぶ・ん ってこういう行事なのかー! 覚えたゼ、このヤロー!」
ハポン
ドナート「日本の文化おもしれー!」
ドナート「いよぅ、元気かい、色男。」 シュバッ
陽気に挨拶する。
今回使用した人形:ttp://www.tokachi.co.jp/news/201001/20100126-0004147.php
274
:
高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』
:2015/02/04(水) 22:03:32
>>273
ポカン!ポカン!ポカン!
ポカポカポカ!
「うぉおっ おれをたおしても だいに だいさんの おにが……」 ガクッ
┏【システム メッセージ.】━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃ おに を たいじした! ┃ /
┃ ┃ ペペペペッペッペッペー(謎のファンファーレ)
┃ アダン は 5 の けいけんちを てにいれた! .....┃ \
┃ ブラス は (ry .┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
「……ハッ」
「いけねェー… ゲームのしすぎだって教授とかに怒られる…」
「ああ… 俺のせいで日本の文化が間違って伝わっていく…」
ゲームにしてもジャンルは何だったのだろうか。
「っとー……ドナート君? リプィスの時に一緒だったよな、久しぶり」
爽やかにご挨拶。
275
:
ドナート『ザ・スリー・カバレロス』
:2015/02/04(水) 23:33:42
>>274
ドナート「いよぅ。ドナート・ドン・ドミンゴだ。サクヤ=タカテンバラでよかったっけ」
微妙に間違えてる。
ドナート「こんな楽しそうなセツブンイベントを1人でやろうたってそうはいかネェ」
アダン@あかおに 《 われわれも ♪》
ブラス@あおおに 《 セツブン ♪》
チュス@みどりおに 《 したいのです ♪》
ドナート「しかし、セツブンイベントの細かいところが分からネェ」
アダン@あかおに 《 まずは、形からというわけで ♪》
ブラス@あおおに 《 鬼に化けてみたのですが ♪》
チュス@みどりおに 《 次はなにをすればいいのでしょう ♪》
276
:
『白亜荘』
:2015/02/04(水) 23:38:38
>>274-275
(住民共)
『 ドッヒュゥゥ――ッ 』
危なァァァい! 丸太が! 丸太のようなモノが! 突っ込んでくる!
どこで受けますか?
ニア おくち
おなか
おしり
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