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【個】学生寮『白亜荘』 その3

179『白亜荘』:2014/11/06(木) 00:56:52
>>117(王禅寺)

『いのり』:
「ええ、全土ではありませんが。
 『いのり号』もその過程で成長して現在の姿になったんです!」

『はやり』:
「姉さんたちがまだ学校に通ってた時ですね。
 『いのり号』が成長して、どこでも線路を張って移動できるようになったんです。
 駅と駅の間しか移動できませんが……それでも地球上ならどこまでも」

『ストロベリーティー』を一口含むと、甘やかな香りが口に広がった。
『いのり』は誇らしげに窓の縁に手を掛けて、外を見ている。

               『キラキラキラ』

  まるで少年のような眼差しだ。本当にこの土地が気に入っているらしい。
  『はやり』は肩を竦めると、君に菓子を給仕してくる。

『はやり』:
「(……何度も連れられてきたから、飽きた感じなんですけど。
  姉さんが楽しそうだと、そういうことも言えないんですよね……)」

>>118(貝橋)

『いのり』:
「『正解』です! この『塩の砂漠』はおそらくは『太古の海』!
 それが水を失って塩の結晶だけが残ったと推測され――」

『はやり』:
「はいはいはい。また教授に来てもらいましょうね。
 いいですよ。よかったらあげます。それ、食堂車のですし」

『いのり』が語ろうとするのを止めつつ、瓶を差し出してくる。
細長い筒状で、中には粒の大きい『塩の砂』が詰まっていた。


>>ALL

           『ゴゴトーン  ゴゴゴトーン』


『いのり』:
「それでは単調な風景だけでは楽しめないでしょう!
 次は女性向けの美しい『峡谷』をお目にかけようと思います!」

           『ギュル  ギュルルルルルル――』

                 『ギュリャリャリャリャリャリャ――ッ』

先頭車から何やら音が響いている……


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