[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
【個】学生寮『白亜荘』 その3
176
:
『白亜荘』
:2014/11/05(水) 23:44:57
>>174
(王禅寺)
『ガッシュ! ガッシュガッシュ!』
『ゴゴ ォ――z__ォ ォ ッ』
電車は一路、太陽光線にギラつく『白い砂漠』を走っていく。
まるで『雪原』のようだが、寒さは覚えない。
遠くには高い結晶質の柱が立っているのが見える。
『いのり』:
「如何でしょうか? これは『パーク・デイ』のほんの一部です」
「何せ、これを開拓した時は私も震えが――」
『ガラガラガラ』
そこに割り込むように、『はやり』がカートを押してやってきた。
『はやり』:
「姉さん姉さん、それ以上はダメですよ。
フツーの人は基本的に興味がないんですから」
『いのり』:
「でも! 実在するんだよはやりちゃん!
これが! これこそが『アガルタ』にして『煙る太陽の国』――」
『かげり』:
「やめよーねー。あとで私たちが聞いてあげるから〜」
「それと、お茶です〜」
『かげり』がお茶をテーブルに給仕していく。
>>175
(貝橋)
『はやり』:
「どうもすみません。驚かせましたか?
姉さんの『妄想の世界』なんですよ。一言で言えば」
「とはいえいろいろ混じっちゃってるから……
これはウェルズだっけ? あれ? ヴェルヌ?」
『はやり』がガラスの小瓶を取り出して、君に見せた。
中には……細かい白い結晶が入っている。
どうやら『白い砂漠』の『砂』のようだ。
「試してみます? 悪くないですよ」
『ピッ ペロ』
小指で瓶の中身に触れると、舐めてみせた。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板