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レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。
【ファンキル】SSスレPart3
1
:
ゆるりと管理人
:2020/06/02(火) 19:59:19
前スレはこちら
Part1
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/15938/1563639218/
Part2
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/15938/1568155889/
ファンキルの二次創作SSを投稿するスレです。
・18禁の内容はNGです
・原作のキャラクター性を著しく損ねる内容はご遠慮下さい、
また損ねている可能性がある場合は注意書き等でご配慮下さい
・複数レスに跨る場合は投稿者名(いわゆるコテハン)を利用しましょう
・投稿に対する暴言は規制対象になります
・ダモクレスばかり登場させるのは控えましょう
727
:
荒ぶる異族
:2021/03/13(土) 18:38:46
アロンダイト・暴走
「脆剣の障壁(剣ユニット以外からのダメージ0)」
「迅雷の障壁(風ユニット以外からのダメージ0)」
風・剣ユニット以外からのダメージ0。
レーヴァ・リサナウト「……………」
大きく息を吸い、二人で仲良く天を仰ぐ。
レーヴァ・リサナウト「リセットしよ…」
エネミー情報は最初から見れる様にして欲しいと、私達は強く願った。
728
:
荒ぶる異族
:2021/03/13(土) 18:42:31
○闘いの後
ヘレナ「おーい、レーヴァ。もう朝だぞ……、とリサナウトも一緒だったか」
カリス「朝御飯できたよー!リサちーも一緒に食べよ!」
リサナウト「ありがとうカリス。ご相伴に預かるわ」
ソロモン「それよりもまずは朝の体操を…」
ヘレナ達が一斉に私の部屋に押しかけてきたので、端末から顔を上げる。
すると、3人の物珍しげな物を見る視線が私に向けられていた。
より正確には、私の手元にあった端末の画面へと。
カリス「あれ!レーヴァが育成厳選してる!?」
ヘレナ「……レーヴァは基本ログイン勢じゃなかったか?時々やっててもリリボンがめちゃくちゃ余ってた様な…」
ソロモン「大丈夫?体調が悪いのなら遠慮なくハッキリと言って」
レーヴァ「いや、そういうのじゃないから…。ただ、軍団戦をクリアして以来、少し頑張ろうかなって思っただけ」
からかわれると思い、視線を逸らしてぶっきらぼうに言ってしまう。
でも、3人の反応は私が想像していた様なリアクションではなく。
カリス「えぇ〜!?レーヴァすごい!軍団戦クリアしてたの!?」
ソロモン「えぇ、それでこそ私達のリー」リサナウト「それでこれ私のライバルね!」…被せないで!」
ヘレナ「ヘレナは3-1で詰まってるんだが、誰か親切な人はいないのかなぁ…。…くふっ」
皆が私を暖かく迎えてくれたことに口元が緩んだ。
レーヴァ「………はぁ。おっけ、皆の手持ち見せて」
仕様がどうだと言っても、皆でするファンキルはやっぱり楽しい。
多分、この先も色々な新コンテンツを実装して、その度により良くしていくのだろう。
だから、これからも続けていこう。
ヘレナ「おっ。レーヴァはヘレナ(バレンタイン)を厳選してたのか。☆がたくさん付いてて嬉しい限りだ」
リサナウト「私はもうすぐ学園キャラが実装されるから、その時は全☆をつけてね」
カリス「ねぇ、レーヴァ!私も最近新ユニット出たの!」
レーヴァ「はいはい、分かったから…」
皆にもみくちゃにされながら、その日は皆で一日中ファンキルを楽しんだ。
fin
729
:
荒ぶる異族
:2021/03/13(土) 18:44:22
おまけ その後の一幕
レーヴァ「そういえばカリスに新ユニット実装ってことは、ヘレナ達も…」
ヘレナ・ソロモン「…………」
リサナウト「あら、皆どうしたの?」
レーヴァ「……ヘレナ?」
ヘレナ「あ、あぁ…。ヘレナはもうすぐ出ることに決まったよ。ソロモンとレーヴァはまだわからないが…」
ソロモン「そ、そうね!まだ全員実装が決まった訳じゃないかr」カリス「ヘレナの後はソロモンとグラ姉が実装される予定だよ!」カリス!!」
レーヴァ「グラ姉…?誰、その女…」
リサナウト「えいっ!」
一悶着になる前にリサナウトが時を巻き戻しました。
おしまい
730
:
荒ぶる異族
:2021/03/13(土) 18:59:06
ステージごとの攻略情報まとめ
1-1 特定ユニットから以外のダメージを0にするスキル無し。
風・光キャラの手持ちが少ない人は、ここで他属性パーティを使うといいかも。
ちなみにここ以外のステージは敵エネミーが全員「魔法封殺」持ちなので、銃・杖のアタッカーは今回活躍が難しいです。
2-1 風属性ユニット以外からのダメージ0の敵が大半を占める。
風属性の物功パでの攻略がオススメです。
2-2 ボスキャラのみ風属性ユニット以外からのダメージを0にするスキルを持ってます。
風・光キャラの手持ちの少ない人は他属性の物功パで雑魚を殲滅してから、風属性ユニットを(可能なら)単騎でボスを落とすのがオススメです。
2-3 光属性ユニット以外からのダメージを0にする敵が大半を占めるが、ボスのみ風属性ユニット以外からのダメージを0にするスキルを持ってます。
光物功パでボス以外を殲滅してから、風属性ユニットを(可能なら)単騎でボスを落とすのがオススメです。
731
:
荒ぶる異族
:2021/03/13(土) 19:01:42
3-1 一番鬼門となるステージ。
風属性ユニット以外からのダメージを0、光属性ユニット以外からのダメージを0にする敵がそれぞれいます。
また、ボスのカオスリーパーは風・剣ユニットしかダメージが通らない上にステータスがめちゃくちゃ高いです。
ボスを処理するのは大変なので、まずは光物功パでマップ右側にいる闇属性の敵を殲滅。その後、再出撃で風物功パで責めるのがオススメです。
草薙剣が射程外反撃・回避下限持ちで風・剣ユニットなので、1ターン目に単騎で突撃させると厄介な雷・弓の敵を殆ど倒し、なおかつカオスリーパー戦でも役に立ちます。
カオスリーパーは物防が1000ととても高いので、物防を下げるか風・剣アタッカーの物功の補助が必須になるかと…。
自分はクシナダリーダーの擬装ミネルヴァ2体で物功を4倍にしてゴリ押しました。ハッキリ言って運が良かったです。アロンダイト・暴走を持っている方は彼女のコマンドスキルによるデバフを掛ければ簡単に倒せると思います。
それとカオスリーパーのステータスはスキルで上げられたものなので、(自分では試せていませんが)テュルソス神器のパラメータ反転が効くかもしれません。違ったらごめんなさい。
732
:
荒ぶる異族
:2021/03/13(土) 19:07:04
どこにNGワードが掛かっているか分からないので、一つずつ投稿します。
①マップの右側にいる闇属性の敵を光ユニットで殲滅↓
https://imgur.com/qgzXjs0
733
:
荒ぶる異族
:2021/03/13(土) 19:07:38
②残りの雷属性の敵を風ユニットで殲滅↓
https://imgur.com/eRpUtPQ
草薙を突撃させると大分楽に
https://imgur.com/mP05weC
1ターン後
https://imgur.com/yUmkcGo
734
:
荒ぶる異族
:2021/03/13(土) 19:08:11
③風剣ユニットでカオスリーパーを倒す。最難所。
カオスリーパーの射程が1なので、デコイ持ちのユニットを囲む配置にすると
カオスリーパーからは攻撃してきません。
https://imgur.com/sq1tPXB
735
:
荒ぶる異族
:2021/03/13(土) 19:08:43
4-1 風属性ユニット以外からのダメージを0、なおかつボスであるアロンダイト・暴走のみ剣ユニット以外からのダメージを0にしてきます。
敵が弓3体、ボス1人、残りは全員斧となっている縦長のステージです。
雑魚が斧・弓キャラだけなので、ムラマサ・大罪(斧・弓確定射程外反撃)をお迎えしている人には大分楽なステージになります。cc3までしていれば、回避下限60%と反撃時物功150%アップのバフもつくのでかなりオススメです。
ムラマサちゃんをお迎えしてない方も、敵が全員「回避不可付与」を持ってないので、CC2バーサーカーキャラやシタ覚醒(DSが与えたダメージに応じて回復有り)を使えば割と楽だと思います。
ボスであるアロンダイト・暴走はカオちゃん程ではありませんがステータスの高いキャラです。頑張って下さい。
736
:
名無しさん
:2021/03/13(土) 19:15:05
え、すごいななんか
737
:
荒ぶる異族
:2021/03/13(土) 19:15:25
軍団戦は基本的に覚醒キャラがいれば、カオスリーパーとアロンダイト・暴走以外に対して大分楽に攻略できるようになると思います。
長々と失礼しました。
軍団戦は今まで使ってこなかったキャラや、育ててなかったキャラを育成するいいキッカケになりました。
これを機に色んなキャラを愛でて貰えたら嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
738
:
名無しさん
:2021/03/13(土) 19:24:58
何でこのスレに書いたのかは謎だけど乙&ありがとう
参考にさせてもらいます
739
:
荒ぶる異族
:2021/03/13(土) 19:26:40
追記:もしカオスリーパーにテュルソス神器のパラメータ反転を試して成功した方がおられたら、教えて頂けると嬉しいです。
740
:
名無しさん
:2021/03/13(土) 19:41:27
これはもっと広まるべき
741
:
名無しさん
:2021/03/13(土) 19:56:49
ファンキル愛が伝わるわ・・・
742
:
名無しさん
:2021/03/13(土) 20:33:10
すげえな
743
:
名無しさん
:2021/03/13(土) 20:37:31
イキだねえ(´・ω・`)
744
:
名無しさん
:2021/03/14(日) 12:46:10
レーヴァが着々とリサに攻略されてる…
745
:
名無しさん
:2021/03/14(日) 18:09:28
アロンちゃんを超えたな
746
:
名無しさん
:2021/03/15(月) 07:58:35
今日はカシウスの誕生日!ムラマサはカシウスのために作った和服と割烹着をプレゼント!早速ムラマサに着付けをして貰ったカシウスはなんだかとても嬉しそう。それから割烹着をお披露目して、似合っていることをみんなに言われ、照れ顔のカシウス。これを着てムラマサと一緒に料理をすることを楽しみに想いながら、みんなで賑やかな誕生日を過ごすのでした。
https://i.imgur.com/EiJQhoc.png
747
:
ゆるりと管理人
:2021/03/16(火) 09:23:56
>>727
荒ぶる異族様
こちらのまとめ記事がSSスレ史上初の月間アクセスランキング上位入りを果たしています。
私も非常に参考になりました、ありがとうございました!
748
:
ゆるりと管理人
:2021/03/16(火) 09:29:02
あ、アンカーミスりました。すいません。
749
:
荒ぶる異族
:2021/03/16(火) 17:57:43
>>747
軍団戦攻略のお役に立てて何よりです!
まとめて頂いたお陰で、多くの方に目を通して貰えたかと思うととても嬉しいです。
記事をまとめて頂きありがとうございました!
750
:
誕生日のファンアートを描くマスター
:2021/03/16(火) 19:29:33
イシュー「今日は本当に酷い1日ですわ」
はぁ、というため息と共にイシューリエルが愚痴をもらす。
今日はイシューリエルの誕生日。隊のみんなやマスターが自分のためにと、数日に渡り誕生日の準備をしていたのを彼女は知っていた。
実に楽しみにしていて、年甲斐にもなくわくわくして眠りについたというのに、いまや任務の真っ最中である。
イシュー「何故今日という日にかぎって・・・せめて明日であればなにも言いませんのに」
シェキナー「仕方のないことですよ、任務が突発的に入ったのですから」
リットゥ「そうだぞ、イシュー。私たちは一個人である前にキル姫だ。異族討伐は何よりも優先しなくてはならないからな」
肩をぽんぽんと軽く叩いてイシューの機嫌をなだめようとするが、むーと膨れっ面になる彼女は語る。
イシュー「そうではありますけれど、私が言っているのはあんなに準備してくれたマスターと二人の頑張りを無下にされたことですわ!」
シェキナー「機嫌が悪い理由はそちらでしたか・・・ふふ、そういっていただけるのはありがたいでけど、私は気にしてませんよ」
リットゥ「私もだぞ」
イシュー「むぅ、ですが・・」
二人がなだめても不服そうな顔は消えないイシューに、リットゥはおもいっきり彼女の肩を掴んだ。
イシュー「ど、どうしました!?」
リットゥ「イシュー、顔をあげてよく回りを見てくれないか?」
イシュー「え?いったいどういう・・・」
イシューはリットゥに言われて顔をあげると、一面にサクラと呼ばれる白桃の美しい木々が立ち並んでいた。
ここまで不貞腐れて顔を上げなかったイシューが、初めて目にする景色に思わず綺麗と、目を輝かせる。
シェキナー「本当に綺麗な景色ですね、まるで宝石のように」
イシュー「・・・そうですわね」
リットゥ「イシュー、私たちが何を守っているのかよく思いだしてほしい。私たちが守っているのは人だけじゃない、こいういった人が感動するような自然も守るべきもの。・・・いや、私たちキル姫たちやマスターが守ってきた景色だ」
イシュー「私たちが守ってきたもの・・・」
リットゥ「私は、私の守ってきたこの聖域が愛しい。それはシェキナーだって同じ気持ちだろう?」
シェキナー「ええ、もちろんです。・・・イシューはどう思います?」
イシュー「私は・・・私もそう思いますわ」
リットゥ「任務は仕方がないことだ。残念なのは私たちも同じ気持ちだ。だが、この景色を守れるのは私たちしかいない・・・そうであるならば、誕生日はまた後日にでもやり直せばいい。もし私たちが戦わなければ、この景色のような誰かの聖域は脅かされ、その聖域を見る人もいなくなる。・・・それは虚しく寂しいことだ」
イシュー「そう、ですわね。この美しい景色を絶やさないためにも、私たちが頑張らなければ行けませんわ!これぞトゥルース!!」
いつものキメ台詞を言い放ち、ポージングをとるイシュー。その顔はいつもの爛漫な表情に戻っていた。
シェキナー「と、ここまで熱く語ってはいますが、どこかの誰かさんは、イシューリエルとマスターだけは何とか任務を外せないかと直談判してましたけどね」
リットゥ「なっ!?シェキナー!それは言わない約束のはずだろう!?」
イシュー「ほほう、詳しくお聞かせ願いますかリットゥ?」
リットゥ「いいや、それはだな!今回の任務は比較的軽い内容だからであってだな!」
ふふ、といたずらっ子のように含み笑いするシェキナーの言葉に、リンゴのように真っ赤になるリットゥはあたふたと言い訳を続けている。
それを愛おしいと感じながら、イシューはいつの間にか通りすぎようとしている桜並木を振り返る。
イシュー「そうですわ。このような誰もが望む小さな楽園も私たちがこれからも守っていかなければなりませんわね」
イシューリエル。彼女はかつてエデンという楽園から、蛇に化けたサタンの正体を見抜き追い出したキラーズを宿すもの。
その本質は真実を見抜くが、彼女は人だ。何が正解で、何が不正解なのか、キラーズでは見抜けない永遠の謎は彼女をいつまでも悩ませるだろう。
しかし彼女には友が、マスターがいる。
彼女が迷えば、再び肩を掴んで前を見せてくれるだろう。そして彼女自身も友が俯けば、前を見させようといつものように、暗雲すら吹き飛ばしそうなドヤ顔と真摯な心で、励ましながらに言い放つのだ。彼女のキメ台詞を。
「さあ、早く仕事を済ませて、誕生日会をみんなでやりましょう!これぞトゥルース!!」
大きく言い放つ言葉に呼応するかのように、一陣の風が吹いた。
サクラの花びらは天使の羽の如く、彼女の行く末を祝福するように舞い上がるのだった。
https://i.imgur.com/1eK7L2b.png
751
:
名無しさん
:2021/03/16(火) 19:51:56
このえちえち3人組なかよしらしいね
752
:
誕生日のファンアートを描くマスター
:2021/03/16(火) 19:57:22
一回も掘り下げられたことないですけどね〜
753
:
名無しさん
:2021/03/16(火) 22:42:03
この3人の隊の隊長になってあんなことやこんなことしたい
754
:
名無しさん
:2021/03/19(金) 00:41:40
今日はミネルヴァの誕生日!今日はミネルヴァの誕生日ということで、マスターはミネルヴァをデートに誘い町へ行くことに。町へ向かう道中で今年あった様々な出来事を話して懐かしそうに笑いあい、ミネルヴァはそっとマスターへと近付きます。これからもお側にいさせてくださいと、頬を染めて頬笑む彼女の表情にドキリとしながらも、マスターは頷き、寄り添いあって町へ向かうのでした。
https://i.imgur.com/SVWlao4.png
https://i.imgur.com/Qg7NNzo.png
755
:
名無しさん
:2021/03/19(金) 22:20:40
スーツ姿の黒ティル(コラボ衣装)×マスター純愛 R18 SSです。
純愛では黒ティルだけ二作目になりますが、最推しなので我慢出来ませんでした。
スーツ姿のティルさんに躾けられたい紳士なマスターは良ければ読んでやってください。
二次小説投稿サイトハーメルン 【アフター】黒ティル×マスター R18 SS
https://syosetu.org/novel/226862/
※もし入れなかったら、ハーメルンにて「荒ぶる異族」で検索をかけて貰うと見つかると思います。
756
:
名無しさん
:2021/03/20(土) 16:59:58
今日は梓弓の誕生日!梓弓は前日に誕生日にマスターとでぇとのお誘いを受け、心のどきどきが止まりません!占いにはいつもと違う自分になれれば異性と急接近できるかも?と出ていましたが、いまのままでも幸せだと思い、いつもの服装で当日でぇとへ。そんな道中でマスターが服屋により、梓弓に洋服をプレゼント!思いがけず占いの通りになった梓弓は、いつもと違う自分に衣装ちぇんじ!慣れない服装を少し恥ずかしいと思いながらも、マスターとのでぇとを楽しんだのでした。
https://i.imgur.com/TvtGK5v.png
https://i.imgur.com/tiNcWIr.png
757
:
名無しさん
:2021/04/01(木) 16:41:45
3月30日はゲイボルグさんの誕生日でした!おめでとうございます!
これにて一年続いた誕生日ファンアートは終了です!
頻度は減ると思いますが、これからもファンキルの絵は投稿していくのでよろしくお願いします!
『バニーでもクールな彼女』
https://i.imgur.com/PehMzXc.png
758
:
荒ぶる異族
:2021/04/02(金) 19:25:34
ティファレト・聖鎖がレイプ・調教されるR18 SSです。
純愛でなくても構わない紳士な方は良ければ読んでやってください。
二次小説投稿サイトハーメルン 【レイプ・調教】ティファレト・聖鎖・ミカエル R18 SS
https://syosetu.org/novel/251500/
※もし入れなかったら、ハーメルンにて「荒ぶる異族」で検索をかけて貰うと見つかると思います
759
:
名無しさん
:2021/04/07(水) 19:56:11
>>757
お疲れ様でした
760
:
誕生日のファンアートを描くマスター
:2021/04/12(月) 14:00:34
誕生日ファンアートが終わってから、久々にSSが書きたくなりました。
エロースとアダマスのSS『血染めの鎌と血濡れの弓』制作中です
そこそこ長編になるかもです
まだプロット仕上げきってないのでちょっと時間がかかります
イラストも描こうかと思いますのでそれなりに時間がかかりますが、どうぞよろしくお願いします
下、雑ですがプロットマスターの絵と設定です(まだプロットなので変更する可能性有り)
https://i.imgur.com/8ct6hVM.png
https://i.imgur.com/Ja1Vk0T.png
761
:
名無しさん
:2021/04/21(水) 20:53:34
let's fannkiruCampus!2nd season
ComingSoon…
one moment please!
762
:
名無しさん
:2021/04/21(水) 21:40:29
(;・`д・´)!!!
763
:
名無しさん
:2021/04/24(土) 20:48:13
と言うわけで、let's ファンキル学園!2期
「もっとlet's ファンキル学園!」
5月2日より
毎週日曜日投稿
全8回
できるだけ前期で出番の無かった、少なかったキャラを中心にお送りしたいと思います
よろしくお願いします٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
764
:
名無しさん
:2021/04/25(日) 08:07:18
やったぜ!楽しみにしてます
765
:
名無しさん
:2021/04/25(日) 11:34:27
マジでシーズン2やってくれるとはww
嬉しいわ
766
:
名無しさん
:2021/04/25(日) 15:08:22
うわ俺シーズン1読んでないわ
管理人ちゃんまとめ記事化頼む!
767
:
名無しさん
:2021/04/25(日) 20:19:30
まとめられてるよん
http://blog.livedoor.jp/yururi_phankill/archives/1078778431.html
768
:
荒ぶる異族
:2021/04/28(水) 13:06:19
・ゆるりとを覗く姫達
脳味噌空っぽにして書きました。
萌スレ成分を多分に含みます。
尻切れトンボですが、それでも良ければ楽しんで貰えると嬉しいです。
769
:
荒ぶる異族
:2021/04/28(水) 13:07:22
当主様達は今のネット社会についてどう思う?
誰もが気軽に情報を共有しあえる素晴らしい社会…。
確かにそうだけど、それだけじゃないでしょう?
「綺麗な薔薇には棘がある」という言葉があるわ。
例えば、掲示板。
誰もが気楽に書き込みができる反面、相手に自分を特定されないのをいい事に心無い言葉で相手を傷つけたりする人もいるわ。
勿論、それは極一部の話。殆どの人はモラルを弁えている。
でもね。どんなに良識ある人でも、相手を傷つけてしまうことはあるの。
相手の顔が見えないから冗談が伝わり辛かったり、人の数だけある価値観の違いから衝突してしまったりと、どうしようもないことだってあると思う。
「深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いている」
ねぇ、当主様達はどう思う?
770
:
荒ぶる異族
:2021/04/28(水) 13:07:54
・ダモクレスとワズラの場合
ダモクレス「……」カタカタカタカタ
ダモクレス「クレスの口調、ダモじゃないのに…」
ワズラ「私の口調も…、というか性格も全然違いますし、もはや別人では…」カタカタカタカタ
ダモクレス・ワズラ「…………」
ワズラ「話題に上がっているだけマシなのでしょうね」
ダモクレス「この際だから、クレスと仲良くなろ!」
771
:
荒ぶる異族
:2021/04/28(水) 13:08:37
・レーヴァの場合
100 : 名無しさん sage 2022/09/09(火?) 12:48:56
レーヴァってロスラグに入ってからホント太ったよな。
101 : リーダーって難しいさん sage 2022/09/09(火?) 12:48:59
ムッチリといえクソ餓鬼。
レーヴァ「………また書かれてる。ダイエットしよっかな……」
ムー「昼寝を辞めればいいんじゃねぇの?」
レーヴァ「…………」
レーヴァ「……………………明日から頑張る」
ムー(ダメだなこりゃ)
一方その頃、ヘレナの自室。
ヘレナ「レーヴァってロスラグに入ってから太ったよな、…っと」カタカタカタカタ
ヘレナ「おっ。レスが速いな。レーヴァは人気者だなぁ…。……くふっ」
灯台下暗しだったりする。
772
:
荒ぶる異族
:2021/04/28(水) 13:09:23
・エルキュールとミネルヴァの場合
私にとって苦い過去の数々を思い返す。
コマンドキラーズとして実装された私は、マルチコンテンツで通称ミネルヴァ爆弾として扱われた。
☆4未育成の低ステータスによる戦闘ダメージの反射で相手を道連れにする戦法。
育成をして貰えないのは少し寂しいけれど、勝つ為に必要として貰えるのならそれでも構わなかった。
爆弾にされる事自体は別段不満は無い。
ただ、ネットで私の扱いが議論される度に少し心が痛むだけ。
勝つ為に爆弾として私を必要とする声と、キチンと私を育成してあげるべきだと言う声。
その意見は多分どちらも正しくて、正しいが故にお互いぶつかりあってしまう。
ミネルヴァ「正義の敵が別の正義とは、良く言ったものですね……」
エルキュール「ミネルヴァ……。あ」
ミネルヴァはコマンドミネルヴァ☆4を特攻させ、エルキュールとのマルチバトルに勝利した!
ミネルヴァ・エルキュール「…………」
エルキュール「これが人のすることですか!?」
ミネルヴァ「エルキュールは私の爆弾に心を痛めてくれるんですね、ありがとうございます」
エルキュール「そうじゃなくて!他の人ならともかく!自分を爆弾にするなんてアナタに人の心は残っていないんですか!?」
ミネルヴァ「そんなもの、擬彩した時の匠抜きガチャ事件で炎上した日からズタボロですよ」
エルキュール「杜撰なチェック体制がミネルヴァの心をやつれさせていたんですね!」
二人は今日も仲良しです。
773
:
荒ぶる異族
:2021/04/28(水) 13:09:57
・話題になるのは
アロンダイト「はあ…」
テュルソス「はぁ…」
レーヴァ「……ねぇ、あからさまに溜息つくのやめてくれない?」
テュルソス「溜息だってつきたくなるわよ…。出番が尽きなくて羨ましい限りよ…」
アロンダイト「……私は、今はたまたま新ユニットが実装されたばかりですけど…。掲示板だとアナタの話題は尽きなかったじゃないですか…」
※テュルソス売ってくる→[
http://blog.livedoor.jp/yururi
\_phankill/archives/1068018348.html](
http://blog.livedoor.jp/yururi_phankill/archives/1068018348.html)
レーヴァ「……テュルソス売ってくるって…、それでいいの?」
アロンダイト「話題に上がらないやるせなさを理解出来ない方は黙っていてください」
レーヴァ「えっと、ゴメン……」
テュルソス「アンタは「アロンちゃん」やpixivで挙げられてた長編SS、あと「EPILOGEアロンダイト」とか…、たくさんSSスレで出番があったじゃない…」
アロンダイト「それを言うならレーヴァテインだって、「でぃすらぷ!」や色んなSSに引っ張りだこですよ」
レーヴァ「……なんかゴメン」
ネタにされている方が嬉しいというお話。
774
:
荒ぶる異族
:2021/04/28(水) 13:12:46
テュルソス売ってくるURLミスったのでこちら↓
http://blog.livedoor.jp/yururi_phankill/archives/1068018348.html
775
:
荒ぶる異族
:2021/04/28(水) 13:15:29
・アルテミスの場合
パラシュ「アルテミス。未曾有の危機だ。僕達の風紀が著しく乱されている」
アルテミス「どういうことですか?」
パラシュ「まずはこれを見てくれ」
パラシュはノートパソコンに表示させたあるスレをアルテミスに見せた。
アルテミス「キャラ萌えスレ…?これは一体……?……!?」
アルテミスが覗いたスレには、破廉恥極まりない言葉が飛び交っていた。
アルテミス「こ、これは…!」
パラシュ「彼らは僕達を愛でるという名目でイヤらしい書き込みをし続けている。根底にあるのがキャラ愛だとしても、僕にはとても容認できない」
アルテミス「これは立派な名誉毀損です!大体この書き込みは一体何なんですか!?私のどこが風紀を乱していると……、言い掛かりも甚だしい!」
パラシュ「それについては議論の余地があるけど、僕からは何も言わないでおくよ」
アルテミス「黒テミスって未亡人っぽい…?どういう意味ですか!?」
パラシュ「あぁ、うん……」
パラシュ「…………」
パラシュ(僕の目から見ても、そうとしか見えないなんて言えない…)
価値観の違いが争いを生む気がします。by作者
776
:
荒ぶる異族
:2021/04/28(水) 13:16:08
・ゴッドチーム
ゆるりとを覗いたゴッドチームは肩を震わせていた。
980 : リーダーって難しいさん sage 2022/08/08(火?) 12:41:56
アルマスが尻餅をついてry( ドゴオオオオン!!
985 : 名無しさん sage 2022/08/08(火?) 12:44:59
あるじさま、おこづかいくださいレト。
986: 名無しさん sage 2022/08/08(火?) 12:46:59
カシウスペロペロ
991: 名無しさん sage 2022/08/08(火?) 12:49:42
他の三人はエロい身体をしているのに、どっかの皇帝様ときたら…w
だれか貧乳にも居場所を作ってやれよw
その書き込みを見た4人は怒りに震えていた。
アルマス「誰のケツが震度7なのよ!?」
ティファレト「私の口調は、こんなに変ではありません!」
カシウス「これが、怒り…」
フェイルノート「……」
777
:
荒ぶる異族
:2021/04/28(水) 13:16:48
992: 嘘つきな道化師さん sage 2022/08/08(火?) 12:49:43
\
>>991
貧乳に失礼だろ。無乳に人権無し。
993: これが私の最適解!さん sage 2022/08/08(火?) 12:49:44
\
>>992
キミは五十歩百歩という言葉を知らないの?
フェイルノート「ふっ、ふふっ…。どうやら射抜かれたい様ね…」
アルマス「ふ、フェイルノート…?」
フェイルノート「殺すわ、くだらない書き込みをした者全て。カシウス、八咫鏡を貸しなさい」
カシウス「分かった」
ティファレト「あの、どうするつもりでしょうか?」
フェイルノート「鏡を通してあらゆる情報を収集・閲覧する能力。ここで使わずして、一体いつ使うというのかしら?」
アルマス「あ、あ〜……」
次の日、軽い気持ちで書き込みを行っていた者達はフェイルノートの折檻により酷く懲らしめられた。
778
:
荒ぶる異族
:2021/04/28(水) 13:17:49
・リサナウトの場合
リサナウト「当主様は知ってる?時って凄く残酷なのよ。少し弄るだけで、人の関係は大きく変わってしまう」
マスター「リサナウト…」
リサナウト「だから、いつも傍で変わらずに居てくれる当主様には感謝してるの。1兆ポイントあげるわ。言っておくけど、特別なんだからね!」
マスター「よっしゃあああああああ!!」
リサナウト「」ビクッ
マスター「リサナウト、今から付き合って貰ってもいい!?急な用件があるなら僕も手伝うから!」
リサナウト「な、無いけど…。当主様、どうしたの?」
マスター「すう……、ふう……」
マスターは深呼吸をして自分を落ち着けた!
マスター「僕はいつも通りだよ(・∀・)」
リサナウト「と、当主様…、ちょっと待っててね?」
マスターから少し距離を取るリサナウト。
リサナウト「そんなに1兆ポイントが嬉しかったのかしら…?そういえば当主様、ポイントを何に使うの?……こんな時はぐーぐるね!えーと…、リサナウト ポイント※、っと…」
※
http://blog.livedoor.jp/yururi
\_phankill/archives/1075947233.html
以下、原文ママ
217: 名無しさん 2019/10/08(火) 18:23:31 ID:
リサナウトポイントは貯めたら何に還元されるのか?
218: 名無しさん 2019/10/08(火) 18:30:09 ID:
1ポイント:隣にいる権限
5ポイント:一緒に食事する権限
15ポイント:デートする権限
100ポイント:キスする権限
10000ポイント:ゴム付きセックスする権限
1000000ポイント:中出しセックスして良い権限
10000000000ポイント:危険日に中出しセックスして良い権限
224: 名無しさん 2019/10/08(火) 20:50:35 ID:
そういやリサちーのキャラクエでマスター億単位でポイント貯めてなかったけ?
226: 名無しさん 2019/10/08(火) 21:00:33 ID:
\
>>224
ファッ!?
孕ませOKかよ・・・
228: 名無しさん 2019/10/08(火) 21:19:27 ID:
\
>>224
なるほどこれは遠回しに孕ませてほしいって言ってるのか
リサナウト「…………」
リサナウト「私、ママになっちゃうの?」
その日、マスターと危険日孕ませセックス(100億p/1回)を100回することになった。
終われ
779
:
荒ぶる異族
:2021/04/28(水) 13:20:14
URLが残念になってたので訂正
リサナウト ポイント↓
http://blog.livedoor.jp/yururi_phankill/archives/1075947233.html
780
:
荒ぶる異族
:2021/04/28(水) 13:21:46
内容は落書きのソレですが、少しでもクスッとして貰えた方がいれば嬉しいです。
皆様、良いGWを!
781
:
名無しさん
:2021/04/28(水) 14:26:43
ワズラの反応でワロタ
原作のキャラのほうが違和感あるわ
782
:
名無しさん
:2021/04/28(水) 21:07:23
ミネルヴァはコマンドミネルヴァ☆4を特攻させ、エルキュールとのマルチバトルに勝利した!
ここ草
783
:
名無しさん
:2021/04/28(水) 23:53:51
原作バージョンのダモとワズラが仲良くなるSSみたいですね
784
:
荒ぶる異族
:2021/05/01(土) 20:20:14
ソロモン(天上編)×マスターの純愛 R18 SSです。
登場するソロモンは天上編ですが、ウェディング姿も登場します。(エラいことになってます)
ソロモンと結婚したい紳士なマスターは良ければ読んでやってください。
二次小説投稿サイトハーメルン ソロモン(天上編)×マスター R18 SS
https://syosetu.org/novel/226862/
※もし入れなかったら、ハーメルンにて「荒ぶる異族」で検索をかけて貰うと見つかると思います。
785
:
名無しさん
:2021/05/02(日) 07:18:57
【もっとlet's ファンキル学園!】
プロローグ『お復習い』
ここは『ラグナロク女学院』『聖ユグドラシル姫学院』『牙克城学院』の3校から成るファンキル学園。
これまで個性的な生徒達によって、数々の日常が繰り広げられました。
>>486
>>502
>>511
>>536
>>553
>>576
>>595
>>651
>>658
>>664
>>669
>>679
>>683
>>686
>>692
そして、再び響く開校の鐘。
「はい、おはよ〜。おはよ〜」
朝の登校時間。やってくる生徒達にあいさつをしてまわるのは、学園の理事長デュリン。
「ふぅ、また新しい一日が始まるわね。さぁ、気を引きしめていくわよ!」
新たに紡がれる8つの日常。
今一度、彼女達の日常を覗いてみませんか?
※来週より本編スタート。全8回、6月末まで
786
:
名無しさん
:2021/05/04(火) 00:30:30
期待してるで前のも好きだった
787
:
荒ぶる異族
:2021/05/04(火) 20:07:04
名無し
788
:
荒ぶる異族
:2021/05/04(火) 20:07:58
以前紹介させて頂いたハルモニアR18 SSの後編です。
前編ではティファレトがレイプ・調教されましたが、後編はフォルカスの調教・尊厳破壊がメインとなります。
フォルカスがとんでもなく酷い目に遭いますが、純愛じゃなくても構わない紳士な方は良ければ読んでやってください。
二次小説投稿サイトハーメルン 【調教・尊厳破壊 ハルモニア後編】フォルカス・聖鎖・ウリエル R18 SS
https://syosetu.org/novel/251500/
※もし入れなかったら、ハーメルンにて「荒ぶる異族」で検索をかけて貰うと見つかると思います。
また、当分先ですがR18 SS集の特別編としてクズマスターによる自分が今までSSを投稿したキャラ(海上編で)のハーレムを考えているので、キャラ・プレイのリクエストがあればこの下に記載したURLから書き込んで頂けると嬉しいです。
ファンキルR18 SS集 特別編リクエストについて
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=259967&uid=289229
789
:
名無しさん
:2021/05/05(水) 00:43:23
ゆるり覗くやつおもしろかったよー
790
:
名無しさん
:2021/05/09(日) 07:17:41
【もっとlet's ファンキル学園!】※日曜日更新全8回
『日常その一 アルバイト大作戦!』
ここはファンキル学園…ではなく、学園のある地域から一番近くにある海。
大勢の人が詰めかけ、ビーチは賑わいを見せている。
海岸沿いに建つ海の家では、城学のグリダヴォルがせっせと懸命に働いていた。
困っている人を放っておけない性分で、人助けからアルバイトを請け負うこともあり、結果として多数のバイトを掛け持ちしていたりする。
そんな彼女も今、ある問題に直面していた。
「う〜ん…やっちゃったな…」
目の前の鉄板には、お昼時に合わせて多めに調理をしていた焼きそばがある。
が、他の接客でちょっと手を離した間に少々焦げ付いてしまい、どう考えても売り物としては出せそうになかった。
(うん、仕方ない。食べられなことはないから自分で買い取って、それから…)
グリダヴォルが焼きそばの処理方法を考えていると…突然、凄まじい勢いで何かが店の前に駆け込んできた。
「おお!良い匂いだ!その焼きそば、貰うぞ!」
駆け込んできたのは、グリダヴォルと同じ城学に通うタスラム。
焼きそばを注文しつつも、すでに両手には沢山の食品を抱えている…
「あぁ、ごめん!すぐに作るから、少し待ってて!」
「? そこにあるじゃないか。駄目なのか?」
「えっと…ちょっと焦がしちゃってさ。これは売れないんだ」
申し訳なさそうに、「ごめんね!」と両手を合わせてみせるグリダヴォル。
タスラムはしばらく焼きそばを眺め…
「ふ〜ん、もったいないな……うん、決めた!それでいい!それを貰う!新しい焼きそばが出来るまで待てないぞ!すぐ食べたいんだ!」
「え〜、困ったなぁ〜」
とは言え、確かにこの量をグリダヴォル一人で食べきることは不可能に近い。
タスラムの申し出がありがたいのも事実だ。
「分かった。じゃあ、タダでいいよ!どうせ食べきれない分は処分しちゃうだろうし、好きなだけ持って行ってくれれば、こっちも助かるよ!」
「む〜…それは嬉しいけど、本当にいいのか?なんか悪い気がするぞ」
「私のミスだからね。お金は取れないよ!それともやっぱり新しいの、作る?」
「待てない!」
「ははは…どうしよう…」
さすがに困り果てるグリダヴォル。
頑固なタスラムのことだ。おそらく譲る気はないだろう。
と、さらにそこへ見知った少女が顔を覗かせる。
「やっほー!繁盛してる?」
ひらひらと手を振っているのはオティヌス。彼女もまた城学の生徒である。
「あ、オティヌス。実はさ…」
簡潔に事情を話すグリダヴォル。
オティヌスは一通り聞き終えると、うんうんと頷き…
「オッケー!要するに、グリダヴォルはこの焼きそばを食べてほしい。けれど、売り物にはしたくない。タスラムもこの焼きそばをすぐ食べたい。でもタダは気がひける。つまり、焼きそばをタダで提供しても、ちゃんとグリダヴォルに利益が入ればいいわけだ!」
グリダヴォルとタスラムは顔を見合わせる。
「このオティヌスに任せなさい!」
そしてーー
「本当にこれでいいのか?信じるぞ!」
海の家の真正面に特設されたテーブルには、山盛りの焼きそばが置かれている。例の少し焦げた焼きそばだ。
オティヌスの指示通り、タスラムは一心不乱にそれを掻き込み始めた。
「そうそう、おいしそうに食べてね〜!」
「まさか、タダであげる代わりに客寄せをさせるなんて…ははは…」
苦笑するグリダヴォル。
オティヌスの狙い通り、ビーチには焼きそばの良い香りと山盛りの焼きそばを頬張る少女の珍しさから、徐々に人が集まって来ている。
一つ、また一つと、タスラムに吊られた客が焼きそばを買い求め、気づくと海の家にも列が形成され始めていた。
「やっば!捌けるかなぁ」
「乗り掛かった船だし手伝うよ!終わったら飲み物でも奢ってね♪」
「……うん!ありがと!」
普段は誰かの手助けをする側のグリダヴォル。でも…
(たまには助けてもらうのも悪くないかな♪)
三人の協力で大繁盛の海の家。
仕事の最後にみんなで飲んだメロンソーダは格別だった!
つづく
791
:
名無しさん
:2021/05/09(日) 11:41:22
どのキャラもいい人で和む
792
:
名無しさん
:2021/05/16(日) 07:16:41
【もっとlet's ファンキル学園!】※日曜日更新 全8回
『日常その二 エースと韋駄天』
ここはラグ女のグラウンド。
陸上のコースに大きな声が響きわたる。
「おらっ!もう一本!しっかり走れよ!」
「ああ、もう…うるさい……」
大会を間近に控え、部活後に内緒で自主練に取り掛かったレーヴァテイン。
そこまではよかったのだが…それを先輩のトリシューラに見付かってしまい、頼んでもいないのにそのまま練習に付きまとわれているところだった。
あまりこういった姿を人に見せたくない彼女にとっては、逆に気が散ってしまい練習どころではない。
「はぁ、はぁ…もう上がる…」
コースを走り終えたレーヴァテインは、トリシューラに向けて呟く。
切り上げると分かればトリシューラもさっさと帰るだろう。
その後にまたこっそり再開すればいい。そう考えての判断だ。
「なんだ、もう終わりか?まぁ、練習のし過ぎで故障してもつまんねぇからな」
トリシューラは予想に反し、荷物の横にドカリと座り込む。
どうやらレーヴァテインを待つ気のようだ。
「はぁ…あんた、まだ帰らないの?正直…うざい…」
「ったく、お前も相変わらず口のきき方を知らねぇなぁ。ま、いいか…」
トリシューラはコホンと小さくせき払いをし…
「恥ずかしいから一度しか言わないぞ?お前さ、いつも隠れて練習してるだろ。それを知らない連中から『怠け者』って後ろ指さされてても、意地でも頑張ってる事を言わねぇ。これまでも結果を残すことでそんな連中を黙らせてきた。なんかさ、カッコイイじゃねぇか!」
「なっ…」
「だからこそ、たまには力になりたいって思った。応援したくなった。それだけだよ。まぁそんなわけで、嫌がってないでドーンと頼れ!お前は誰かに甘えることを覚えるべきだ!あ、あと口のきき方もな!」
「う、うるさい…!」
少し照れくさそうに笑うトリシューラ。
レーヴァテインも何とも言えない表情になる。
トリシューラを邪険にしつつも、居てくれることで安心感があったのも否定できない。
「大会、負けんなよ?」
「当然!言われなくても絶対に勝つし…!」
「へへ、その意気だ!」
ふとレーヴァテインは考える。
一つ先輩のトリシューラ。先に卒業し、いつかは居なくなる…
そんな当たり前のことに今更ながら気づき、そして寂しさを覚えるのは何故だろう…と。
「……ねぇ」
「ん?どうした?」
「今日は、ありがとう……ゴザイ…マシタ…」
最後はやはり恥ずかしさで小声になってしまったが、一度くらいはちゃんと敬語を使おうと絞り出す。が…
「あぁ、なんだって?」
「ああ、もう!今日はありがとう!くっ…せっかく言ったのに…!何で聞いてないのよ…!」
水分補給のためにクーラーボックスを乱暴に開ける。つい力が入ってしまったのは完全に八つ当たりだった。
「って…あれ?」
しかし、レーヴァテインの熱も一気に冷める。
クーラーボックスには入っていたはずの飲み物が忽然と消えているのだ。
たしかに2、3本はペットボトルを入れていた。それが1本も残っていない。
ほどなく犯人が自ら名乗り出た。
「あ、悪い。貰ったぞ、そこの飲み物」
「……どうしてくれるのよ」
「だから悪いって!あ、飲みかけだけどいるか?」
悪びれる様子もなく、ペットボトルを差し出してくるトリシューラ。レーヴァテインは何とか怒りを抑え、それを受け取る。
(はぁ…ここで怒って無駄な体力使う方が面倒くさいし…それに、一応は感謝してるんだから…このくらい我慢できる…)
レーヴァテインがペットボトルを口に運んだ瞬間だった。
「お、そう言や間接キスになるな」
盛大に飲み物を吹き出すレーヴァテイン。
次の瞬間にはトリシューラに迫っていた…
トリシューラもひらりと躱し、二人による追いかけっこが始まる。
「はは、お前気にするタイプか?顔、真っ赤だぞ!」
「うるさい!やっぱりムカつく!ムカつく!」
おそらく本人達は気付いていないけれど…端から見ると十分仲が良い二人なのであった。
つづく
793
:
名無しさん
:2021/05/16(日) 15:29:36
ワイもレヴァと間接キスしたい
794
:
名無しさん
:2021/05/23(日) 07:18:33
【もっとlet's ファンキル学園!】※日曜日更新 全8回
『日常その三 フラベルム イン ザ スカイ』
「ふぅ、いい眺めですね…」
フラベルムが溜め息混じりに呟く。
ここは学校の屋上。彼女のお気に入りの場所だ。
毎日のように昼休みなどに足を運び、眼下に広がる景色を楽しんでいる。
ふと、彼女の目前を一羽の鳥が羽ばたいていった。
遠ざかる鳥を見つめ、フラベルムは顔をしかめる。
「ふん、わざわざ見せ付けるなんて、何かの嫌がらせですか。わたくしにもあのような翼があれば…この大空へ飛び立てるのに」
フラベルムはパタパタと腕を振り、鳥の動きを真似てみた。
しかし、当然彼女が宙に浮くことはない。
はずだった。
「えっ!?こ、これは!」
何が起きたのか、突然彼女の体が重力を失ったように跳ね上がる。
「と、飛んでいる?飛んでいるのですか!」
わけも解らず、一心不乱に腕を振るフラベルム。
その動きに合わせて体も浮き沈みを繰り返す。
どうやら自分の力で飛んでいるのは確からしい。
あっという間に屋上が小さく見えるほど、はるか上空へとやって来てしまった。
「わかりました…きっとこれは夢です!ふふふ、そうです!で、なければ説明がつきません!」
ふわふわと浮きながら、フラベルムは深呼吸をする。
「夢…ならば、やるしかありませんね…」
ゆっくりと腕の動きを止め、一気に全身の力を抜く。
「いざ!I Can Fly!」
浮力を無くした体は、ガクンと地上へと降下を始める。
「あぁ、あぁ…素晴らしい体験です!夢よ、このまま覚めないでください!ああああ!」
いよいよ地面が迫る。
どんどんと…どんどん…
ドンドン…
ドンドンと戸を叩く音で意識が覚醒する。
フラベルムの親がなかなか起きてこない彼女を起こしに来た音だった。
部屋にはアラームも鳴り響いている。
「……ゆ、夢…?」
目を覚ましたはいいものの、ベッドから落下し何とも情けない格好のフラベルム。
しかし、彼女にとって問題なのはそこではなかった。
「な、何てことでしょう!ほ、本当に夢だったなんて!いえ、それより…あんないいところで起きてしまったことが重大です!」
ドタバタとベッドに戻り、布団を掛け再び眠りにつこうと集中する。
「何とか続きを…夢の続きを…!」
しかしながら、興奮状態でなかなか寝付けなかったことと、遅刻を天秤にかけた結果、二度寝は断念せざるを得なかった…
その後、しぶしぶ登校するフラベルム。
彼女の頭は今朝の夢のことでいっぱいだった。
「直後ならば続きを見れると思ったのですが…仕方ありません。今夜も同じ夢を見られるよう、しっかりイメージを固めておきましょう。それにしても、夢とはいえあのような体験をできるなんて…ふふ♪」
すれ違いざま、クラスメイトが「あ、おはよう」と声をかけてくる。
「ええ、おはようございます」
ぎょっとするクラスメイト。まさかフラベルムからまともに返事をしてもらえると思っていなかったようだ。
確かに普段の彼女なら、辛辣な言葉で返していただろう。
だが、今日の彼女は少し違う。
「何です?元から冴えない顔が更に見られた物じゃなくなってますよ。言いたいことがあるならはっきりと言ったらどうですか」
いや、"少し違う"だけであって、やはり基本的にはいつもの毒舌は健在のようだ。
戸惑いながらも「な、何か良いことあった?」とクラスメイト。
「よく低能な貴方が気付きましたね。ええ、そうです。とても素晴らしいことがあったんです!」
「そう、良かったね」と、手を振り離れようとするクラスメイトだったが…
「お待ちなさい!本当に気の利かない人ですね。わたくしがわざわざ『素晴らしいことがあった』と言っているのです。話すつもりがなければ教えると思いますか?貴方にも聞かせてあげようと言っているのですよ!」
「ええ〜!」と更に困惑するクラスメイト。
しかし、フラベルムがあまりにも嬉しそうに夢の話をしてくれるので、深いことを考えるのは辞めた。
「また、思いっきり飛びたいですね♪」
はたして再び彼女が飛べたかどうかは、ご想像にお任せします。
つづく
795
:
let's ファンキル学園
:2021/05/31(月) 23:12:41
SSスレが出来て約2年
エンシェント・ホラーハウスからlet's ファンキル学園まで
これまで自分の拙い作品を読んでいただきありがとうございます
作品が途中で本当に申し訳ないのですが、今月いっぱいで全てのファンキルにおけるマスター活動を終えることにしました
投稿も打ち切りと言う形をとらせていただきます
すみません
心残りはありますが……
本当にお世話になりました
ファンキルに嫌気がさしてと言うわけではなく、自分の生活スタイルではイベントや育成等を消化しきれなくなったのが理由です
ファンキルの事は辞めてもずっと大好きです!
皆さん、お元気で!
796
:
名無しさん
:2021/06/02(水) 23:12:03
お疲れさまでした…
797
:
荒ぶる異族(黒ティル×マスター SS)
:2021/06/04(金) 21:02:13
黒ティル×マスターの純愛R18 SS3作目です。他キャラは2作目が無いのに一人だけ3作目です。推しなので我慢できませんでした。
過去最長です。
途中で出る部屋着姿はパジャマティルの格好を想定しています。
強欲の業に振り回されて乱れるティルさんを見たいマスターは良ければ読んでやってください。
二次小説投稿サイトハーメルン 【アナザー】ティルフィング(ブラックキラーズ)×マスター R18 SS
https://syosetu.org/novel/226862/
※もし入れなかったら、ハーメルンにて「荒ぶる異族」で検索をかけて貰うと見つかると思います。
798
:
<削除>
:<削除>
<削除>
799
:
荒ぶる異族
:2021/06/26(土) 08:00:05
インテグラルノア編におけるレーヴァ×マスターの純愛SS(全年齢)です。普段なら掲示板に掲載させて頂くのですが、物語の内容の仕様上ルビをたくさん振っていて読みづらい(かもしれない)のでURLでの紹介とさせてください。
シリアスな内容になっています。
ついでに今まであげたEPILOGUEシリーズを纏めているので、良ければ読んで頂けると嬉しいです。
EPILOGUEレーヴァテイン
https://syosetu.org/?mode=write_novel_submit_view&nid=261965
800
:
荒ぶる異族
:2021/06/26(土) 08:02:01
URLの掲載をミスしました。すみません。
EPILOGUE レーヴァテイン
https://syosetu.org/novel/261965/
801
:
名無しさん
:2021/06/28(月) 02:07:27
なかなか面白かった。これからも面白い物を頼む
802
:
荒ぶる異族
:2021/07/02(金) 20:54:35
(クズな)マスターが海上編キル姫のハーレムを築くR18 SSの前編です。
好き放題してます。
今回のSSでは6人のキル姫がマスターに抱かれます。マスターがハーレムを作る上でどのキャラがマスターの犠牲になるかを予想してから読むと楽しいかもしれません。パラディーゾにハーレムを築きたい真摯なマスターは良ければ読んでやってください
二次小説投稿サイトハーメルン 【ハーレム】海上特別編 前編 R18 SS
https://syosetu.org/novel/251500/
※もし入れなかったら、ハーメルンにて「荒ぶる異族」で検索をかけて貰うと見つかると思います。
803
:
<削除>
:<削除>
<削除>
804
:
名無しさん
:2021/07/23(金) 15:33:59
なんか二年前からSSスレに投稿してた人が卒業なさったけど今SSに投稿してる人って荒ぶる異族さん以外で誰かいる?
805
:
名無しさん
:2021/07/24(土) 02:53:21
ここで書いても管理人に収益全部持ってかれるから賢くて実力がある人たちはみんな独立したよ
806
:
名無しさん
:2021/07/24(土) 14:14:45
へえそうなんだ
独立先ってどこ?教えてよ
807
:
名無しさん
:2021/07/24(土) 20:28:19
管理人に収益がーって言ってる人まだいたんだ
そんな管理人を下げたいだけの妄想より、せっかくSSスレも二年経ったのなら記念にこれまでに投稿された作品について語ったが有意義だね
808
:
名無しさん
:2021/07/25(日) 17:16:42
管理人の管理してくれてる掲示板で会話してんだからさぁ…
文句あるならよそ行ってどうぞなんだワ
809
:
荒ぶる異族
:2021/08/06(金) 19:35:12
アルマス(インノア編マスター)×マスターの純愛 R18 SSです。
アルマスはインテグラルやコールではなく、ラグナロクのバイブスを取り込んだマスターバージョンです。
マスターと付き合ったアルマスがグランテピエと交わす姉妹のやり取りを見て頂けたら嬉しいです。
アルマス!コール化おめでとう!
二次小説投稿サイトハーメルン アルマス(インノア編マスター)×マスター R18 SS
https://syosetu.org/novel/226862/
※もし入れなかったら、ハーメルンにて「荒ぶる異族」で検索をかけて貰うと見つかると思います。
810
:
荒ぶる異族
:2021/08/14(土) 20:07:28
クズなマスターが海上編キル姫のハーレムを築くR18 SSの中編です。
パラディーゾにハーレムを築きたい真摯なマスターは良ければ読んでやってください。
二次小説投稿サイトハーメルン 【ハーレム】海上特別編 中編 R18 SS
https://syosetu.org/novel/251500/
※もし入れなかったら、ハーメルンにて「荒ぶる異族」で検索をかけて貰うと見つかると思います。
811
:
名無しさん
:2021/08/19(木) 15:33:49
>>808
の直後よそ行ったやつが宣伝挟んでて盛大に草
812
:
名無しさん
:2021/08/26(木) 14:57:54
>>811
別に荒ぶる異族さんはよそには行ってないよ。
ここが単にR18SSの投稿を禁止してるだけだから別のところで投稿して宣伝してるだけ、全年齢SSなら投稿するしこういう宣伝みたいなのはずいぶん前からしてるし、なんなら宣伝の許可なんて管理人さんから直々にもらってる。
813
:
荒ぶる異族
:2021/09/03(金) 20:11:39
スイハ(擬装)がマスターとイチャラブするSSです。
とんでもない辱めに合うスイハの姿を見たい紳士なマスターは良ければ読んでやってください。
二次小説投稿サイトハーメルン スイハ・擬装×マスター R18 SS
https://syosetu.org/novel/226862/
※もし入れなかったら、ハーメルンにて「荒ぶる異族」で検索をかけて貰うと見つかると思います。
814
:
名無しさん
:2021/09/13(月) 23:15:52
>>811
ずっと前からこの形式でやってるのにこういう突っ込み方するってことはクッソ新参で過去スレも見てないのに訳知り顔で実力ある人は独立したよとか言ってたってコト?
815
:
荒ぶる異族
:2021/09/18(土) 21:22:37
クズなマスターが海上編キル姫のハーレムを築くR18 SSの3話目です。ボリュームが多くなったので、4話構成に変更しました。ごめんなさい。
パラディーゾにハーレムを築きたい真摯なマスターは良ければ読んでやってください。今回はコマンドキラーズ&ゴッド回です。
二次小説投稿サイトハーメルン 【ハーレム】海上特別編 EPISODE3 R18 SS
https://syosetu.org/novel/251500/
※もし入れなかったら、ハーメルンにて「荒ぶる異族」で検索をかけて貰うと見つかると思います。
816
:
名無しさん
:2021/09/21(火) 16:10:09
生意気なミュルが部隊に入ってマスターに分からせされる話が読みたいです
817
:
<削除>
:<削除>
<削除>
818
:
名無しさん
:2021/10/04(月) 04:15:53
そういえば、まとめ記事のコメントで『キャラ崩壊ひどいわ、意味不明だしどっかよそに行ってほしい』って言われてたアロンちゃんを書いてた人はどっかよそでSS書いてたりしてんのかね?
819
:
名無しさん
:2021/10/08(金) 13:11:53
よそに行ってほしいって遠回しに出て行けって言ってるようなものだし、これが管理人から「ルール違反しまくって迷惑ですので出て行ってください」って言われたならともかく見ず知らずのやつからよそに行けなんか言われたら俺だったらムカついて書くのはやめるしSSを書くとしてもファンキルのは書こうとは思わないかなぁ
820
:
荒ぶる異族
:2021/10/23(土) 21:01:05
グレイプニルがマスターとイチャラブするSSです。
グレイプニルに甘やかされ、そして彼女に甘えられたい紳士なマスターに見て頂けると嬉しいです。
二次小説投稿サイトハーメルン グレイプニル×マスター R18 SS
https://syosetu.org/novel/226862/
※もし入れなかったら、ハーメルンにて「荒ぶる異族」で検索をかけて貰うと見つかると思います。
821
:
グレイプニル×マスター SS
:2021/10/28(木) 15:59:37
グレイプニルさんが余りにも可愛いので布教します。
先に案内をあげたSSの導入部分です。
良ければ見てやってください。
822
:
グレイプニル×マスター SS
:2021/10/28(木) 16:01:19
貧困、差別、戦争。
生物の中で唯一理性を備える人間だけが抱える業。
言語を介してコミュニケーションを取る術を持っていながら、欲望を抑えきれないばかりに争いが絶えないのは皮肉な話だ。
ユグドラシルに封印されている間に世界の歴史を眺めたが、人間が己の業を克服することは最後まで無かった。
人間は終わらない苦しみに苛まれる生き物だと気付き、幸福という望みを捨てさる。
祈りは届かず、願いは叶わず。
それどころか人類は飢えに苦しみ、差別に苦しみ、争いに苦しみ、隣人を憎しみ、恨み、妬んできた。
誰に何を諭されようと私の考えは変わらない。
この世は生き地獄なのだから、終わりこそが救いなのだと信じている。
多くの者が(常人からすれば)破綻者である私を避ける中、マスターだけは私に構い続けた。
ーーーそれは、哀しい物の見方だよ…。
ーーー申し訳ありませんが、私にはあなた様の仰る意味を分かりかねます。死で苦しみから解放されることの何が哀しいのでしょう?
ーーー僕らはまだ生きているのに、生きる幸せを放棄するのは哀しいことだよ。
ーーーなるほど。確かに、多くの人はそうお考えになさるのでしょうね。
争いの無い平和で幸福な世界。
それが叶えられるべき理想であるのは間違い無いし、否定するつもりも無い。
だが、
ーーー残念ながら私達が理想に届くことはございません。過ちを繰り返してしまうのが私達人間ですから。歴史がそれを証明しています。
現実が常に残酷であることを私は知っている。
ーーー逃れようの無い苦しみに苛まれている人が目の前に居たとして、あなた様はどの様な救いをもたらされますか?
ーーー……苦しみの元凶を取り除くよ。
ーーーでは、もう一度お訊ねしますね。貧困による飢えや不治の病、他の何かでも構いません。逃れようのない苦しみに苛まれている人に、それでも生きろと手を差し伸べられますか?
ーーーそれ、は……。
私の問いにマスターは言葉を詰まらせた。
それが答えだった。
823
:
グレイプニル×マスター SS
:2021/10/28(木) 16:02:36
ーーー……グレイプニル。もしかして君は、死にたいと思ってる…?
ーーーまぁっ。ご理解頂けるのですね!ですが残念なことに私は救いが叶わぬ身です。
ーーー……死ねないってこと?
ーーーええ。常人よりも多くのマナを持ちながらグレイプニルのキラーズを宿した弊害です。容易に死ぬことが出来ないというのは、やはり辛いものですね。
キラーズを受け容れてからも騙され続けた少女の昔話をした。
死にたくとも死ねない苦しみを味わい、多くを失い、多くを喪わせた私の罪。
その全てを話し終えると、マスターはギリッと歯を食い縛った。
拳は強く握られ、怒りに震えている。
その感情の訳を私は理解できなかった。
ーーー困りました。私、気に障る様なことを申してしまいましたか?
ーーーグレイプニル、僕と一緒に世界を見に行こう。
彼の唐突な誘いに目を丸くした。
ーーーあら。これでも私はユグドラシルに封印されていた何百年もの間、世界中を拝見させて頂いていたのですが……。
ーーーそれは眺めていただけだ。実際に見ないと分からないことだってきっとあるよ。
ーーー眺めていただけなんて、そんなことはありませんけれど……。そこであなた様の答えをお聞かせ頂けるのなら、私はお付き合い致します。
ーーーううん、探すのは君の幸せだよ。
ーーー……?私の、ですか?
幸せは知らない。
とうの昔に忘れてしまった。
だけど、もし本当にそんなモノがあるのなら、皆が死に抗う理由を少しでも理解できる様な気がする。
幸せがどういったモノかを思い出すのも悪くないのかもしれない。
ーーーかしこまりました。あなた様の旅に私を連れていってください。
ーーーうん。
彼は私の手を取り、そのまま歩き出した。
私の手首に繋がれた鎖とは違い、繋いだ手からは温もりが伝わってくる。
人肌の感触に酷く懐かしさを覚えながら、マスターと共に旅に出た。
824
:
グレイプニル×マスター SS
:2021/10/28(木) 16:03:42
マスターと旅に出て半年が経った。
愛を見て、絆を見て、多くの幸せに触れた。
色んな人に出会った。
色んなものを食べた。
色んな思い出を作った。
「グレイプニル、この半年間どうだった?」
「……皆様が望む平和がどういったものなのか、私にも理解できた気がします」
貧困に喘ぎ、キル姫となって罪を犯し、ユグドラシルに長く封印されていた私には縁の無かった幸せ。
見ているだけで終ぞ経験することが無かったのだから、理解できる筈も無かった。
「……私は間違っていたのですね」
「まるっきりそうという訳でもないよ」
マスターが私の考えを肯定してくれていると思っていなかったので、少し驚いた。
「君の言った通り、死ぬことでしか苦しみから解放されない境遇の人だっているかもしれない。それでも生き永らえさせることが正しいとは僕にも思えない。でも…」
優しさの籠もった目で真っ直ぐに見つめられ、トクンと心臓が跳ねる。
「死は苦しみを遠ざけてくれるかもしれないけど、それ以上に幸福を遠ざける。死ななくても苦しみから解放されるのなら、その原因を取り除いて幸せを掴んで欲しいと僕は思うな」
玉虫色の意見だ、非現実的だ、と突き放すことは出来なかった。
この半年間、名前も知らぬ会ったばかりの人に手を差し伸べてきた彼の姿を、傍でずっと見続けてきたから。
確かめてみたいと、思ってしまった。
「参りたい場所があるのですけど、お付き合い頂けないでしょうか?」
「もちろん」
近場の教会に足を運んだ。
私がまだキル姫では無かった頃、教会で多くの子供達と共に過ごしてきた。
毎日祈りを捧げようと、飢えに苦しむ私達を誰も助けてはくれなかった。
「……これが、幸せだったのですね」
教会には身寄りの無い子供達がたくさん預けられていたけど、そこには笑顔が溢れていた。
かつての私が望んでいた幸せがそこにはあった。
「……グレイプニル」
「私にもこんな感情が残っていたなんて、お恥ずかしい限りです…」
胸の内に暖かさが灯る。
涙が自然と溢れて頬を伝っていく。
「あなた様は、この幸せが続いていくとお思いですか?」
「……一時の平和を迎えても、人間はくだらない理由でまた争いを始めてしまう。バイブスやキラーズが無くなったとしても、次は国や肌の色の違いで争うかもしれない」
でも、とマスターは付け足し、微笑みながら己の答えを告げた。
「ーーーだからこそお互いを知って想い合うことが大切なんだと思う。僕達人間は言葉で想いを伝えて、分かり合うことができる生き物だから」
聞く人が聞けば夢物語だと笑うかもしれない。
そんなものは理想にすぎないと一蹴するかもしれない。
だけど、彼の言葉には確かな芯と温かさがあった。
何百年にも渡って凍りついた心が一人の青年に揺り動かされていた。
「素敵ですね」
「うん。そんな世界にしていきたい」
「……あなた様のことでございますよ」
「え?」
「ふふっ」
マスターのキョトンとした表情に笑みが溢れる。
そうして子供達がはしゃぐ様子を日が傾くまでマスターと見守った。
825
:
グレイプニル×マスター SS
:2021/10/28(木) 16:05:15
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
グレイプニルと初めて会った時、今にも壊れそうな印象を受けた。
薄幸の美少女と言い換えてもいいかもしれない。
彼女の生い立ちを聞いた。
生きている限り苦しみから解放されることの無い環境にいたグレイプニルは生きていくことの幸せを知らなかった。
死ぬことが出来ないと寂しそうに笑ってさえいた。
死を受け容れることでしか救われないと当然の様に考えさせられるまで彼女を追い込んだ全てに対して、怒りでどうにかなってしまいそうだった。
放っておくことなんて出来る訳が無かった。
ーーーグレイプニル、僕と一緒に世界を見に行こう。
世界はもっと優しくて、幸せで溢れているべきものだと、彼女に知って欲しかったから。
半年間、彼女と共に旅をした。
彼女が幸せを感じられるその日まで続けようと思っていた。
ーーー……これが、幸せだったのですね。
グレイプニルが教会で元気に遊ぶ子供達を見て流した涙。
それを見て僕は安心した。
彼女はきっと、もう僕が居なくなっても大丈夫だ。
半年間一緒に過ごしてきたから寂しい気持ちも少しあるけれど、これからは自分の人生を歩んで幸せになって欲しいと思うから。
「ーーー」
いつ言い出そうかな?もう暫くは一緒に居る方がいいのかな?と考えていると、微かに声が聞こえた。
この半年間、耳に馴染んだ声だった。
「ーーーーーー」
「ん…」
眠っていた意識が少しずつ覚醒する。
「……様、ご主人様。もうお昼前でございますよ」
「…………うん」
目を開けると、僕の髪を指で梳くグレイプニルと目が合った。
後頭部に何故か枕とは違う、程良く柔らかい感触がする。
戸惑う僕に対し、グレイプニルはニッコリと微笑んだ。
「今日のご主人様は珍しくお寝坊さんですのね。枕がよろしかったのでしょうか?」
「……なんで僕は膝枕をされているんだろう?」
「お嫌でしたか?」
「…………そうじゃないけど」
昨日、教会に行ってからというものの、グレイプニルの距離が異様に近い気がする。
というか多分、気のせいじゃない。
いつの間にか僕の呼び方も「あなた様」から「ご主人様」になっている。
女のコのフワリとした匂いと太腿の感触にドキマギとし、僕は呆然としていた。
「ふふっ♡もう少しお眠りになられますか?私の膝を気に入って頂けて何よりです♡」
「ぅあ!ご、ごめん!」
「ぁ……」
膝枕を堪能していたことを指摘され、急いで身体を起こす。
グレイプニルは心なしか残念そうにしていたが、あまり気に留めず身支度を整えた。
826
:
グレイプニル×マスター SS
:2021/10/28(木) 16:08:15
「今日はどこに行こうかな…」
「ご主人様さえ良ければ参りたい場所があるのですけど…、宜しいですか?」
「あ、うん。勿論構わないよ」
昨日に続いて珍しくグレイプニルからのリクエストを受け、僕達はピクニックをしに近場の原っぱへと向かった。
「良い景色ですね」
「そうだね。ここでご飯にしようか」
ビニールシートを敷いて腰を降ろすと、グレイプニルが僕の隣に座る。
少し動けば肩がぶつかる距離に動悸が少し増していく。
「ぐ、グレイプニル…?」
「私達の付き合いもそろそろ半年が経ちますし、もしご主人様さえ良ろしければ、これからはグレイと呼んで頂けないでしょうか…?」
「あ、うん…。ぐ、グレイ…」
「はい…♡」
グレイが僕の腕を抱き、自身の頭を僕の肩に預けた。
二の腕に伝わる彼女の胸の柔らかさと、女のコの匂いに動悸が激しさを増していく。
「グレイ…。ち、近くない…?」
「そう、ですね。いけないと理解はしているのですが、昨日から身体が火照ってしまって…、ご主人様の傍にもっと居たいと思ってしまうのです」
「そ、そうなんだ…」
「はい♡もっと近くに寄っても宜しいですか?」
これ以上近付いたらどうなってしまうのだろうか、と一瞬考えかけて頭をブンブンと振る。
今までそういう目で見ていなかったが、死への執着が無くなった今のグレイが相手だと、魅力的な異性としてしか見ることが出来ない。
きっとこれ以上は僕の理性が保たない。
保つはずがない。
「こ、このままだと、ご飯が食べづらいから…」
「まあっ、それは残念です……」
やっとの思いで声を絞り出すと、グレイは渋々といった様子で僕の腕を離したが頭は僕の肩に預けたままだった。
グレイを意識しない様に努めながら、二つの弁当箱を取り出した。
一つは普通のサイズの弁当箱、もう一つはグレイ用の重箱(五段)だ。
「「頂きます」」
グレイが作ってくれたお弁当は美味しかった。
グレイ自身も幸せそうに食べている。
食べ方こそ上品だけれど、お昼ご飯はあっという間に彼女の胃の中に収められた。
特大のお弁当がその細い身体のどこに入るのか不思議な位にグレイはよく食べる。
そんなことを考えていると、僕の視線に気付いたグレイと目が合った。
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