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月刊「『十二月』の『スタンドコンテスト』」

103『魁!!素丹魂塾』 ★二月素丹怒十六人衆の巻:2006/02/12(日) 23:48:56
>>67
『毎葡螺禰刃恋多淫』・・・
物言わぬ異形の亡者が若き男女を無差別に襲う、ホラーやパニック映画では
定番の手法であるが、それがこの素丹怒の能力を元にしている事は意外と
知られていない。
だがしかし、ただひたすら逆転要素も無く『24時間』逃げ(戦い)続けるだけと
言う状況下に於いて受けるストレスは筆舌に尽くし難く、参加者の多くは遂に
ミッションが終わった!と言う達成感より、やっとミッションが終わった・・・と安堵
する者で占められていたと言う。

なお、一説にはその有り様だけがシルクロードを東進し、中国でその様子が
『血汚冷凍』と表され、更に発音が日本に伝わってチョコレートを贈る風習へと
変化していったとされている。

                                       民明書房刊
                                    『世界映画大鑑』


『マイ・ブラッディ・バレンタイン』
センス:3 バランス:2 オリジナリティ:3
使いたい度:2 月らしさ:6 総合評価:3

104『魁!!素丹魂塾』 ★二月素丹怒十六人衆の巻:2006/02/12(日) 23:49:28
>>68
『座魚有無引鞭所頭』・・・
二十四節気の概念より編み出されたとするこの素丹怒は、同じタイプの
素丹怒が他に二十三体も存在する事を暗に示している。
中でも『立春』の暗示を持つこの素丹怒は旧暦に於いて一年の始まりとして
全てを生み出す力を持っており、他の使い手からも一目置かれる存在で
あったと言う。

なお、『春眠暁を覚えず』と言う故事は、この素丹怒の対象となって朽ち
果てた物体を永遠の眠りについたと見なした事が元々の由来である。

                                    民明書房刊
                       『二十四節気、驚異のメカニズム』


『ザ・ウォーム・インヴェンションズ』
センス:8 バランス:6 オリジナリティ:5
使いたい度:6 月らしさ:9 総合評価:6

105『魁!!素丹魂塾』 ★二月素丹怒十六人衆の巻:2006/02/12(日) 23:50:01
>>69
『露守賭』・・・
事、あらゆる世界に於いて物の誤差が時には命取りとなる事は言うまでも無い
だろう。
良薬も僅かに過ぎれば毒となり、名匠の作る逸品も些細な狂いで駄作となる。
そう言った誤差を因果地平の彼方へと吹っ飛ばすべく編み出されたのがこの
素丹怒である。
この素丹怒の使い手の手に掛かればあらゆる物が寸分違わぬ調整を施され
世に出される。
周囲の者はその業は一体どうやっているのか、そしてその吹っ飛んだ誤差は
何処へ行くのかと使い手に訪ねたが、その謎は秘伝とされ決して口外される事
は無かったという。

なお、その謎を解く手掛かりの一つを示唆しているのが『閏年』である、と言う
説は有識達の間でもはや常識となっている。

                                       民明書房刊
                                   『遙かなり無限力』


『ロスト』
センス:7 バランス:5 オリジナリティ:5
使いたい度:5 月らしさ:5 総合評価:5

106『魁!!素丹魂塾』 ★二月素丹怒十六人衆の巻:2006/02/12(日) 23:50:47
>>70
『十四華辣闘塑売』・・・
人類発祥の起源より連綿と続く愛や恋と言った概念を能力にまで昇華したの
がこの素丹怒である。
愛憎は表裏一体の感情を旨とし、一人の人間を思えば思うほどその威力は
高まるのであるが、その境地に至るには最低でも十年は異性を断った修行
期間が必要とされている。
但し、この素丹怒の奥義を会得して恋愛が成就したとされる成功例は皆無で
あったと言う。

因みに現代に於いても恋慕の情が『胸を焦がすような思い』と表現されるのは
これが語源である。

                                       民明書房刊
                                『色恋沙汰もチョコ次第』


『14カラット・ソウル』
センス:8 バランス:7 オリジナリティ:8
使いたい度:4 月らしさ:5 総合評価:4

107『魁!!素丹魂塾』 ★二月素丹怒十六人衆の巻:2006/02/12(日) 23:51:21
>>71
『繊斗場憐侘印』・・・
最後に、ローマ帝国による迫害下に於いて殉教した聖ウァレンティヌス司教に
哀悼の意を表し、その魂を弔う詩を後書きに代えてここに記すものである。

お前求め彷徨う心 今熱く燃えてる

全て溶かし 無惨に飛び散る筈さ

俺との愛を守る為 お前は旅立ち

明日を見失った

微笑み忘れた顔など見たくは無いさ

愛を取り戻せ!

                                      民明書房刊
                        『或る愛の詩 〜世紀末救世主伝〜』


『セント・バレンタイン』
センス:7 バランス:4 オリジナリティ:4
使いたい度:6 月らしさ:6 総合評価:6

108『魁!!素丹魂塾』 ★二月素丹怒十六人衆の巻:2006/02/12(日) 23:52:24
>>72
『跋駈鬆砥裏糸暴威厨』・・・
童話『赤い靴』にも見られる呪いの靴の原型がこの素丹怒に散見されるのが、
専門家の間では既に有名な事実である。
能力事態は微笑ましいレベルなれど、この靴を履かされた人物を見た者の間
でそう言った噂を以て、民間伝承や童話が作り上げられて行ったと言う事は
比較的容易に類推される。

因みに水前寺清子の名曲『365歩のマーチ』の歌詞が、この素丹怒にヒントを
得ている事は言うまでも無い。
                                                                           民明書房刊
                        『拳闘記 〜人生はワンツーパンチ〜』


『バックストリート・ボーイズ』
センス:4 バランス:7 オリジナリティ:4
使いたい度:3 月らしさ:1 総合評価:3

109『魁!!素丹魂塾』 ★二月素丹怒十六人衆の巻:2006/02/12(日) 23:52:56
>>73
『未確認飛行豆腐』・・・
芋と豆からそれぞれ作られる蒟蒻と豆腐、この二つを能力として用いた驚愕の
素丹怒があった。
時には猛進する戦車を蒟蒻に変えて激突の衝撃を和らげたり、鋼鉄の扉を
豆腐に変えて易々と敵地に侵入したりと、その一見莫迦莫迦しい能力とは
裏腹に八面六臂の活躍をしたと言う。
また、その蒟蒻と豆腐は絶品の味であり、時の美食家達はこぞって求めたと
当時の文献に記されている。

因みに2月8日(地方によっては12月8日)に行われる『針供養』はこの素丹怒
の姿と能力が由来である事は意外と知られていない。

                                       民明書房刊
                                 『今夜喰うトウフが如く』


『UFO Tofu』
センス:8 バランス:8 オリジナリティ:3
使いたい度:9 月らしさ:7 総合評価:8

110『魁!!素丹魂塾』 ★二月素丹怒十六人衆の巻:2006/02/12(日) 23:53:29
>>74
『散弾銃救世主』・・・
銃の誕生以来、その発展の歴史は命中率との熾烈な戦いであった事は言う
までも無い。
的との距離が銃の命中率を左右すると言う信念の元、編み出されたのが
この素丹怒である。
果たしてこの素丹怒はその的となった対象との距離を調節する事に成功し、
また達人ともなればその影響力は概念の世界にも及び、禍福を自在に
遠ざけたり近付けたりを意のままに行えたと言う。

余談として、豆まきの行事は飢饉の続いた農村地帯に於いてこの素丹怒の
使い手を招き、飢饉の原因を『鼠と』して忌み嫌い、福を『撃ち』抜き我が物と
する事によって豊作を願ったと言う逸話に由来する事は、専門家達の間で
興味深い事実となっている。

                                      民明書房刊
                          『ゴルゴ13に見るスナイパー像』

『ショットガン・メサイア』
センス:5 バランス:7 オリジナリティ:2
使いたい度:5 月らしさ:4 総合評価:4

111『魁!!素丹魂塾』 ★二月素丹怒十六人衆の巻:2006/02/12(日) 23:54:56
「ならばここはこの再生ニコライが行くとするか」
「いや、ここはこの改造アインが行かねばなるまい!!」
「いやいや、この普通に立って歩ける『no name』が行こう!!」
「『ハンドレッド・リーズンズ』のない『男』が行き申す!!」
「それじゃ弱いじゃねえか!!」
「ここはこの柱の男が」
「ホホホホ、ここはこの第64代横綱、曙太郎が行かせてもらいマス!!」
「だめだよそんなの!」
「何で曙がなりきり板にいるんだ?」
「このREX様もちょうど腹が減ってきたところだ!!」
「あぎゃーっ!!」
「こんなのと戦ったっけなあ・・・」
「この鏡橋の『アウトフィールド』、久々に炸裂させるとするか!!」
「この実は本名が新堂の『新手のスタンド使い』にお任せを」
「いや、この本名が新井典ノ介な『新手のスタンド使い』の方が強いぞ!!」
「あーっ!『赤目』がいきなりズボンのベルトを―――っ!!」
「げえーっ!!」

「しかし一万体以上もいるとちっとも決まらねえぜ」

112『井守』:2006/02/13(月) 02:30:27
>>59
センス:
中身がナッツやウイスキーになるのなら理解できるのですが、
このスタンドの最大の特徴である『纏うタイプであること』の理由が見つかりません。
シンプルであることは良いのですが、ただバレンタインデーだからチョコレートを出した
という印象を受けてしまいました。

バランス:
チョコの状態変化には温度が関わりますが、温度も自在に変えられるのでしょうか?
また、本体は自分のスタンドによってダメージを受ける可能性はあるでしょうか?

両者共にYESであれば、ある程度の応用法と温度操作への適度な制限が存在しますが、
どちらかにNOがあれば強すぎ、あるいは弱すぎるスタンドとなってしまいます。
しかし応用法があるといっても14秒で消滅する制限が微妙に短すぎ、魅力を削いでいます。

チョコレートが実体化しているのかどうかも気になります。
実体化していなければ食べられません。

オリジナリティ:
『チョコレート』以外の素材を使っても、これと似たスタンドを作れそうです。
二月からバレンタイン、チョコレートと辿るのは誰にでもできます。
素材そのもので勝負するなら、もっと題材を捻る必要があると思います。

使いたい度:
纏った状態で動くために硬度を下げていると、体がベタベタしそうですね。
チョコの粘りや液化固化の状態変化を利用した応用方法はいくつか思い付きますが、
このスタンドを使わなければやれないという戦い方が見つからないです。

月らしさ:
『チョコレート』『14秒』で、ストレートにバレンタインデーを連想させます。
ですが、もっと工夫出来る部分はあったかと思います。


『シュガーボム』
センス:3 バランス:3 オリジナリティ:1
使いたい度:3 月らしさ:4 総合評価:3

113『井守』:2006/02/13(月) 02:31:36
>>60
センス:
何故『節分』が繰り返されるのか。
文中で説明されていない部分を評価するのは難しいです。
鬼の姿も、柱の男似であれば問題ないのですが、もし行事通りに
虎皮の腰巻きをつけた赤鬼青鬼が闊歩する光景が繰り広げられるのなら、
あまりジョジョらしさがないように思われます。

バランス:
行事としての節分が完了する条件、鬼に変化する速度、
鬼になった者がどのような状況に置かれるのかが明記されていないので、
スタンドの全貌が掴めないまま審査することになります。

通常の行事としての『節分』は、家一件あるいは寺社仏閣ごとに行われます。
2月4日の朝6時まで節分が続くことは滅多にありません。

もしも射程の外に全ての鬼を追い出すことが能力解除の条件ならば、
達成は『難しすぎる』でしょう。

オリジナリティ:
『節分』を繰り返すほど強い思い入れがあるこのスタンドの本体には、
際立った独自性があるとも言えます。
ただ、スタンドそのものに目新しい特徴があるかとなると別ですね。

使いたい度:
このスタンドが生み出す『鬼』とはどういう者なのか、
それが分からなければ使用場面も想像しがたいのです。

月らしさ:
バレンタインデーを選ばなかった点は評価できます。
『節分』『豆撒き』『鬼』は十分に二月らしいです。
しかし『繰り返す一日』という最大の特徴が二月と関係なく、
若干月らしさを薄めてしまっています。


『フィールド・オブ・アンオウガー』
センス:2 バランス:1 オリジナリティ:3
使いたい度:1 月らしさ:5 総合評価:1

114『井守』:2006/02/13(月) 02:32:18
>>61
センス:
完全自立時の性格と、『完全自立』なのにわざわざ役立たずの本体を連れて行く点が面白いです。
能力の発動条件や持続時間の設定も細やかで、7行目までの
バレンタインのチョコレートスタで安直という印象を十分覆しました。

バランス:
センスの良さにも関わらず総合評価を大幅に下げる程バランスは悪いです。
完全自立時のパス精AAAもチョコレート並の硬度のままであれば
ネタスタでないとしても全く問題ないと、当初は考えていたのですが、
>また、温度は自由に変えられ、そのため全身を溶かしたり固めたり出来る。
この一文で、このスタンドは高温の液状や絶対零度近くの低温に
自在に温度操作可能な不定形スタンドであることに気づきました。
高温の不定形で精密動作性:Bは強過ぎますし、
『完全自立時』は『ノトーリアスB・I・G』よりも強いかもしれません。
欠損部位の再生時間など、バランスへの配慮の意思が見受けられるだけに非常に残念です。

オリジナリティ:
バレンタインを選んだハンデは、題材の調理によって補われています。
しかし『満点』にはもう一味、何か飛び抜けたものを備える必要があります。
『目新しさ』という意味でのオリジナリティには少々欠けています。

使いたい度:
一年を通してこのスタンドを使うのは難しいですが、
恥ずかしがりながら削ったチョコを渡し、恥ずかしがりながらスタンドに連れられて
登場する、ベタベタのラブコメが出来て楽しそうです。
バランス面の不備がなければ、もっと点数は高くしていました。

月らしさ:
『バレンタイン』『チョコ』に『恋愛』の要素を加えた分、
他の同種のスタンドより二月らしいです。


『スウィート・チャイルド・オブ・マイン』
センス:7 バランス:1 オリジナリティ:5
使いたい度:4 月らしさ:9 総合評価:2

115『井守』:2006/02/13(月) 02:32:49
>>62
センス:
『誇大広告』とは実物より優れているように宣伝するものであり、
それぞれのエピソードが象徴するものは、それとは違うと思います。

ヴィジョン無し/認知発動のスタンドの上に、『誹謗中傷』不可の制限のために
能力の効果が主に『レベルダウン』なので、能力行使時の華々しさに欠けています。

それから、これは点数には加味していませんが、蘊蓄部分で引っ掛かった点です。
バレンタインデーと並記されているため、伝統ある風習の『恵方巻』が
まるでコンビニ業界発案のようにも読めてしまいます。

バランス:
これは、『広告』を嘘にするために実物を変化させるスタンドですね。
ありのままに『教える』のが対象外で、『アピール』や『紹介』は対象という部分で、
自分の能力を明かすことが『宣伝』に当たるかどうか、というふうに、
『宣伝』かどうかの基準に不透明さを感じ、審査に困難を来しました。

実物を『デタラメ』にするというのも、効果が見えづらいです。
地球が球体であることを真剣に『宣伝』したらどうなるのでしょうか?
ダイエットの『広告』を『誇大広告』にしたら、効果は誰に及ぼされるでしょうか?

オリジナリティ:
二月に関わるエピソードからこのスタンドを導き出したのは独創的な発想力ですが、
お題から離れて一つのスタンドとして考えた場合、同じ題材のスタンドに比べ
大きく秀でている印象はありません。

使いたい度:
板で『宣伝』の為に動くPCもいなくは無いですが、
通常の場スレの会話で宣伝に当たる行為が行われる機会は少ないと思われます。
その上、スタンドの説明にバランスの項で指摘した不明点がある為に、
苦労して機会を見つけてまで使いたいと思わせる魅力を感じません。

月らしさ:
冒頭のエピソードはそれぞれ二月の物で揃えられていますが、
蘊蓄部分を除くと、スタンドそのものに二月らしさは残りません。


『アンソニー・アドヴァース』
センス:1 バランス:1 オリジナリティ:5
使いたい度:1 月らしさ:2 総合評価:1

116『井守』:2006/02/13(月) 02:33:45
>>63
センス:
敢えて名前を『マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン』としなかった(と予想される)点に
こだわりが感じられます。
『血液』を『チョコレート』に見立てたセンスは素晴らしい。
ですが、『硬度操作』で鉄の硬度が出せるという部分で、
『チョコレート』でなければならない理由が薄められてしまっています。

バランス:
センスの項目では減点対象だった『鉄の塊』の硬度が、唯一バトル可能な要素です。
『回復』に徹するには、『増血』『止血』のみでは弱いかと思います。
チョコレートの性質を補助的に利用する戦い方をするには、実質ヴィジョンが無い為に
敵を鉄で拘束する以外に決め手が無く、その際も大量出血する必要があるので、
かなり弱い部類に入るでしょう。

オリジナリティ:
『チョコレート』という要素を除くと、他の血液操作スタンドと差別化された部分が
ほとんどないのが寂しいです。硬度操作も血液補充も既出です。

使いたい度:
複数の使用場面を思い浮かべられます。二月に限らず稼働できそうです。
もう少し強いスタンドであれば魅力的だったのですが、実に惜しいです。

月らしさ:
二月関連の要素は『チョコレート』のみですが、
能力の方に力を入れている感が伝わり、一個のスタンドとして纏まっているので、
これ以上下手に二月らしさを上げようとする必要はないと思います。


『ブラッディ・デコレーション・ソサエティ』
センス:6 バランス:2 オリジナリティ:3
使いたい度:4 月らしさ:4 総合評価:4

117『井守』:2006/02/13(月) 02:34:17
>>64
センス:
このスタンドの発現以前には、『万有引力』という物理法則は存在しなかったのでしょうか?

『地球』そのものはスタンドの本体となりうるでしょうか?
スタンドというより、海の水を塩辛くする石臼の昔話に似た印象を受けました。

スタンドの『押しつけ』という要素は、違う能力と組み合わせれば
面白いものに化けそうな気がします。

バランス:
通常の供与スタンドの基準でこのスタンドのバランスを計るのはナンセンスでしょう。
ですが、人間でない存在の本体に地球の引力そのものの能力で、
『スタンド』という概念の範囲を逸脱しています。
もし引き寄せる物が『スタンド』を目覚めさせる力のある『特殊な隕石』に
限られていれば……と思わなくもないです。

オリジナリティ:
『地球が本体』というアイディアは独創的です。
しかし『引力』を与えるスタンドはこれまでにも数多く存在します。

使いたい度:
使いたいと思っても使えるスタンドではないので、センスの項目と被りますが
説明文に魅力を感じたかどうかで審査します。
このタイプのスタンドは、もっと圧倒的な奇抜さ奇妙さを持っていて欲しいです。
ネタとしてまだまだ押しが足りません。

月らしさ:
作成者の方には何らかの意図があったと思いますが、申し訳ないながらも
私はこのスタンドから二月との関連性を見つけることが出来ませんでした。
能力のスケールが壮大で、『二月』という人間が定めた枠を超越しています。


『ビーンズ・バッグ』
センス:2 バランス:1 オリジナリティ:2
使いたい度:1 月らしさ:1 総合評価:1

118『井守』:2006/02/13(月) 02:34:50
>>65
センス:
12行目までは、読んでいて趣のあるスタンドだなと感じていました。
この前半部分のみで構成されたスタンドだったなら、センスに8点を付けたでしょう。
服装部分以外の中身が『不可視』であればなお良かったです。

後半は後半でもう一つ別のスタンドが作れます。風を介して服を着せる能力は
奇妙さを出し、応用方法を考えさせる面白味を持っています。
後半部分のみのスタンドだったなら、6点か7点をつけていました。

前半に注目すると、後半の能力が月らしさと合わせて考えても『蛇足』に感じられ、
後半に注目すれば、前半部分が煩わしく感じられます。

前半は『衣更着』後半は『北風と太陽』と、二つのテーマを盛り込んだ結果ですが、
『コート』という要素のみではこの二つを解け合わせるには力不足で、
スタンドの情緒を削いでしまっています。とても惜しい。

バランス:
供与用スタンドとしてのバランスには問題ありません。
秒数や風速も強すぎず弱すぎない適切な値だと思います。
説明にも細かい心配りがなされていて、使用場面を思い浮かべられるのが良いですね。

オリジナリティ:
『コート』の隙間から風を吹かせる。風で服を着せる。
驚かされるとまではいかないものの、どちらも題材に即していて、
このスタンドならではという存在感があります。
ですが、『どちらか一方』でもオリジナリティは十分だったでしょう。

使いたい度:
前半と後半で別々のスタンドだったなら、使いたい度ももっと上がっていました。
前半のみでは少々戦闘能力が弱いですが、雰囲気が気に入るので動かしたいと
思いますし、後半の応用性はかなり魅力的です。
しかし両方可能ならば魅力が二倍という訳にはいきません。
スタンド二つ分の煩雑さによって動かし易さが半減し、スタンドの魅力も下がります。

月らしさ:
メール欄の『如月』=『衣更着』で二月との関連は理解できますが、
『北風と太陽』を加えてしまったことで二月らしさも薄められた感があります。


『アット・ザ・バック・オブ・ノース・ウィンド』
センス:4 バランス:8 オリジナリティ:6
使いたい度:5 月らしさ:4 総合評価:5

119『井守』:2006/02/13(月) 02:35:21
>>66
センス:
名前と『合格者』のみ『結果』に到達するというこの能力は、
『合格発表』の暗示に相応しいです。
しかし到達する意思のない無生物までも対象に出来るのには違和感を覚えます。
能力に不明部分が多すぎるのも大きなマイナスポイントです。
『シンプル』と『説明不足』は違うものだと考えます。

バランス:
能力の発動条件は何なのか、誰が『優劣の基準』を決定するのか、
行動を『競う』ことが前提に入っているのか、
『同じ行動』が同時に行われる必要はないのか、
対象全員の『同意』は必要ないのか。
これらの点が説明されていないために、スタンドの使用場面を想像しづらいです。

無許可で可能ならば『10分間でどちらが多く呼吸したか』で勝負して殺すことが
できますし、上の疑問の全てに適切な答えがあったとしても、
例えば『バトル中の消費カロリーの少なさ』で勝負した場合はどうなるのか、等
状況ごとに不明な点が多く出てきます。

オリジナリティ:
能力が完全に掴めていないので審査が難しいのですが、
行動を無効化するタイプのスタンドの中ではモチーフが独特だと思います。
賭博系と見なして考えると、ルールが定められなさすぎて独自性は薄いです。

使いたい度:
不明点の多さでスタンドの魅力が伝わらず、個人的に
使用したいという気持ちはあまり起こりません。
もしもルールや制約がはっきりと定められていて、それらが明記されていれば
使用方法も思い浮かべやすくなって魅力も理解しやすかったと思います。

月らしさ:
試験の種類にも寄りますが、『合格発表』は『三月』のイメージです。
個人の主観のみで判断するのは心苦しいのですが、
多くの受験生が受験終了と感じるであろう国公立大の発表は『三月』
という材料を根拠に審査します。


『セイクリッド・パスウェイズ』
センス:3 バランス:1 オリジナリティ:4
使いたい度:1 月らしさ:1 総合評価:2

120『井守』:2006/02/13(月) 02:38:53
>>67
センス:
桶の札を引かせて強制的にカップルを作り出しておいて、
必ずしも本命の相手と一緒とは限らない男女をカップルと見なして排除する。
カップルを作りたいのか、カップルが憎いのか。
このスタンドを発現させた本体の精神構造は、いかなるものでしょうか?

文章は読みやすく理解しやすいのですが、
蘊蓄をそのままスタンドにしただけという印象が拭えません。
名前もストレートすぎると感じます。

バランス:
パス精BCCの無能力の人型スタンド2体が相手なら、
私が能力対象なら速攻で敵を撃破して残り時間をしっぽりと過ごします。
24時間もかけて戦う相手としては余りにも弱すぎ、迫力不足です。

刺客のスタンドを増やすためにミッション設定で『桶』の『札』を増やすと、
今度は参加者が本命の相手と『カップル』になる確率が下がります。
GMならば『カップル』を自由に決定できるのですが、
ミッションに『わざとらしさ』が感じられると途端に雰囲気が削がれてしまいます。

既出のスタンドと被りますが、人型のサイズダウンをしてでも数を増やしたり、
何らかの特殊な攻撃手段を持たせたりすると良かったのにと思います。

オリジナリティ:
蘊蓄からの加工・抽出の跡が見えづらいです。
この蘊蓄を題材にしてスタンドを作ってもこの作成者でなければ作れない、
という凄みがスタンドから感じられれば、オリジナリティは上がるのではないでしょうか。

使いたい度:
GMとして使いたいかどうかで審査します。
参加者に恵まれれば、このスタンドを使ったミッションは盛り上がるかもしれません。
ですが、GM側から奇妙な光景を提供できるかと言うと、私には自信がありません。

月らしさ:
バレンタインデーの蘊蓄から素直に二月を想起させられますが、
スタンドの中に月らしさを織り込んであればなお良かったです。


『マイ・ブラッディ・バレンタイン』
センス:2 バランス:2 オリジナリティ:2
使いたい度:1 月らしさ:4 総合評価:3

121『井守』:2006/02/13(月) 02:39:32
>>68
センス:
『弥生』らしいスタンドですが、今回最も優れたセンスだと思います。
能力の展開する様子が高い文章力で表現されていて、内側から食い破られるえぐさが、
ただ美しいだけではない『スタンドらしさ』を感じさせます。

バランス:
実際に使用するとなると、細かい問題が発生するでしょう。
供与用であれば、『流域』や『還元されるエネルギー』の定義の煩雑さと
能動的な能力利用法の少なさが、NPC用であれば『1時間』という時間の長さが、
それぞれネックになるかと思われます。
しかしこのスタンドは、こうして説明文を読むだけで十分に楽しめます。

オリジナリティ:
類似スタンドを想起させない確固たる存在感、スタンドらしい奇妙さ、
どちらにも優れています。細かいところですが機械類の起動も、
センスとオリジナリティを高めています。

使いたい度:
使いたいというよりは読んで楽しみたいです。
もし供与されたら、希に能力を使ってみせるだけでバトルにはあまり使わないと思います。
対象を干からびさせるまでの時間の長さで、最後まで能力を展開させるのが難しい点が
なければ、なお楽しめるかもしれません。

月らしさ:
何故これを来月ではなく二月用スタンドとして今月に出したのか、
その真意を作成者の方に伺いたいと思います。


『ザ・ウォーム・インヴェンションズ』
センス:8 バランス:4 オリジナリティ:8
使いたい度:4 月らしさ:1 総合評価:6

122『井守』:2006/02/13(月) 02:40:22
>>69
センス:
『吹っ飛ばす』というと爽快さと壮大さを感じさせられます。
『上位の基準』に合わせる、とは一体どういうことになるのか、
具体例を出して説明してあれば評価しやすかったです。
奇妙な絵の提示やトリックを駆使したバトルが可能かどうかというと、
心許なさを感じます。
もしネタスタだとすれば、もっと分かりやすさが欲しいです。

バランス:
長さや空間を『測定値』との『誤差』分を暗黒空間に吹っ飛ばし、
実際の値を『測定値』にする能力と解釈して審査します。
提示された最大値が大きすぎて、どういった場面で使用可能なのかが分かりません。
基準とする『測定値』を大きくすると、『誤差』として『全部』を吹っ飛ばして
『ゼロ』にできてしまうのではないでしょうか。
『257万キロメートル』を『誤差』と見なせるなら、
基準の最大値は更に『桁違い』になりそうです。
いくら成長性が完成とはいえ、制限が無さ過ぎると思います。

オリジナリティ:
いわゆるガオン系と考えると、スケールが並外れている以外の特徴が弱いです。

使いたい度:
使用場面、使用方法が思い浮かべられないので、使いたいと感じにくいです。

月らしさ:
『閏年』の暗示のスタンドでしょうか?
地球の約64周分、D51 237号機の走破距離以外に
『257万キロメートル』が意味するものは分かりませんでした。


『ロスト』
センス:2 バランス:1 オリジナリティ:2
使いたい度:1 月らしさ:3 総合評価:1

123『井守』:2006/02/13(月) 02:41:05
>>70
センス:
『恋愛感情』を象徴するスタンドでありながら、このスタンドは何故
『敵を殺傷する』ことしか想定されていないのでしょうか?
『傷つける愛』も確かに存在しますが、『恋愛感情』の変化を前提とした能力なので、
『恋愛感情』と『殺傷能力』とを結びつける確固たる哲学が見えません。

バランス:
『大きさ』と『幅』の違いとは?という些細な点は置いておいても、
>通常の状況では『殺傷力』は『常識的』なスタンドの範囲の数値に留まる。
というのでは、作成者がバランス調整を放棄していると感じてしまいます。
板は本来フィーリングでアバウトに判定されることで柔軟に運用されるものですが、
能力の限界に関する指針が無いのでは扱いに困ることでしょう。

オリジナリティ:
バレンタインを題材にしているものの、手作りチョコレートを作る時に使う
ハートマークの型に着眼した点が良いです。

使いたい度:
愛する相手を傷つける恋愛に憧れるほど、私は若くないので。
このスタンドにおける『常識的』な殺傷力というのが見えないのも、
使いたい度を下げています。
弱く使えば地味で目立たず、強く格好良くすれば叩かれかねない。
バランスは作った人が決めてあげてください。

月らしさ:
スタンドの中にきちんとバレンタインデーのチョコレートや恋愛の要素を
織り込んであって、王道的にお題をこなしています。


『14カラット・ソウル』
センス:2 バランス:1 オリジナリティ:6
使いたい度:1 月らしさ:5 総合評価:2

124『井守』:2006/02/13(月) 02:41:38
>>71
センス:
この能力で能力値がパス精AADである点と、
『愛』が溜まりすぎるとストレスに変わる点は趣があると思います。
ですが『内側から破裂』するという効果がシンプルすぎます。
能力を使わずにパスAAで殴れば即座に同じ効果を出せます。

バランス:
能力値は『これで正しい』と思える能力です。
精密動作性がDなのは、愛は往々にして不器用だからでしょうか。
成長性はBよりAの方が似合うかもしれません。

オリジナリティ:
殴ったものに愛を与えるスタンドが新手板にあって、どうしても比較してしまいます。
この能力は『愛』の部分に『悲哀』や『憎悪』等他の単語を入れても成立しそうです。
『愛』故に出来ることがあれば、魅力も独自色も増したでしょう。

使いたい度:
能力にもっと格好良さがあれば、ボスとしての風格が出せるのにと思います。

月らしさ:
『愛』と『名前』で二月のバレンタイン関連である感じはします。
しかし『名前』を変えればそれだけで二月らしさは消えてしまうでしょう。


『セント・バレンタイン』
センス:2 バランス:6 オリジナリティ:1
使いたい度:2 月らしさ:3 総合評価:3

125『井守』:2006/02/13(月) 02:42:23
>>72
センス:
ヴィジョンの靴の形状、能力の発動方法が分からないので使用場面を想像出来ません。
対象が前進しようとしてその倍の距離を後退するのに驚き、
立ち止まったり横歩きや後ろ歩きを始めたりする光景は滑稽でしょう。
しかしそこからの発展性に乏しいと思います。

バランス:
認知発動か本体による接触発動か、道具型で対象に靴を履かせなければならないのか。
能力発動条件が分からないので、正確な審査は出来ません。
対象が前以外の方向に進もうとした場合はどうなるのかも分かりません。
『認知発動』で全方位に『後退』の能力が働くとしても、このスタンドは弱すぎます。

オリジナリティ:
『一歩進んで二歩下がる』という言葉のそのまま過ぎて、
スタンドとしての独自性も感じにくいです。

使いたい度:
しかしそこから本体はどう動くのか。
この能力値では戦う為のヴィジョンは無いでしょうから、
悪戯以外の目的に使用するのは難しそうです。

月らしさ:
すみませんが、二月に関連する要素を見つけられませんでした。
『三寒四温』も、この言葉は晩秋から初春にかけて使えるそうなので違うでしょうし、
『365日のマーチ』は三歩進んで二歩下がる、ですし……

『バックストリート・ボーイズ』
センス:1 バランス:1 オリジナリティ:1
使いたい度:1 月らしさ:1 総合評価:1

126『井守』:2006/02/13(月) 02:43:00
>>73
センス:
『題材の選択が上手い』と、まず思いました。
能力のシンプルさと名前のストレートさも合っています。
ですが『蒟蒻』は蛇足かもしれません。

バランス:
ある程度の大きさがある物を『豆腐』に変えると、自重で崩壊します。
この能力でス精BAはいわゆるクソスタです。
ただ、パス精DBAという能力値からも『針供養』らしさを感じるので、
稼働させる予定がない観賞用なら、このままでも良いと思います。

オリジナリティ:
二月スタの題材として『針供養』を選ぶ渋さ、
『殴った物を』としなかった点に独創性を感じます。

使いたい度:
もしこのスタンドが道具型で、豆腐や蒟蒻に変えられる範囲が狭かったなら、
使っても楽しめるスタンドだっただろうと思います。

月らしさ:
『針供養』の日にちは調べなければ思い出せなかったのですが、
2月8日と分かれば二月らしさを理解できました。


『UFO Tofu』
センス:7 バランス:1 オリジナリティ:6
使いたい度:4 月らしさ:8 総合評価:5

127『井守』:2006/02/13(月) 02:43:34
>>74
センス:
『節分』の風習を丁寧にスタンドに盛り込んでいるのが伺えます。
『本体の年齢』を制限に取り込んでいるのも上手いですが、
肝心の能力が『斥力』と『引力』という手垢のついたものなのが残念です。
大上段に構えた最後の二行、スタンドの名前と、『節分』の庶民的な風習のイメージとの間に
大きなギャップがあり、手痛い減点となりました。

バランス:
ショットシェルや中の散弾そのものに破壊力はないと判断して審査します。
本体が低年齢でなければ、弾数制限は適切な範囲です。
ショットシェルのサイズはかなり小さくないと飲み込むのが大変そうですね。
散弾を全て命中させた時の斥力/引力が本来のショットガンの威力よりも
大きいので、散弾の広がり方にも言及する必要はあったと思います。

オリジナリティ:
『引力』『斥力』を操作する銃型のスタンドと考えると、
これより魅力的なスタンドをいくつか思い浮かべられます。
本体がショットシェルを飲み込むというアイディアは斬新ですが、
スタンドの能力としては蛇足に感じます。

使いたい度:
銃スタに付き物の命中判定の煩雑さが、散弾の命中個数まで考える必要があるために
さらに増している感があります。それ以上に名前の格好悪さが足を引っ張ります。

月らしさ:
『節分』という題材の調理の仕方に、手慣れている印象を受けました。
題材の要素が細かくスタンドに配置されていて、二月らしさは申し分ないです。


『ショットガン・メサイア』
センス:1 バランス:5 オリジナリティ:1
使いたい度:1 月らしさ:7 総合評価:3

128『井守』:2006/02/13(月) 02:44:22
審査が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。

『井守』分審査の点数
>>112『シュガーボム』:チョコレートを纏う:3(17)
>>113『フィールド・オブ・アンオウガー』:節分の日を繰り返す:1(13)
>>114『スウィート・チャイルド・オブ・マイン』:愛ある相手を守る:2(28)
>>115『アンソニー・アドヴァース』:誇大広告:1(11)
>>116『ブラッディ・デコレーション・ソサエティ』:チョコレート血液:4(23)
>>117『ビーンズ・バッグ』:飛行物の落下地点となる:1(8)
>>118『アット・ザ・バック・オブ・ノース・ウィンド』:衣服を纏わせる暴風:5(32)
>>119『セイクリッド・パスウェイズ』:最優秀者を一人決める:2(12)
>>120『マイ・ブラッディ・バレンタイン』:ローマ兵士による血祭り:3(14)
>>121『ザ・ウォーム・インヴェンションズ』:春を生み出す小川:6(31)
>>122『ロスト』:誤差を吹っ飛ばす:1(10)
>>123『14カラット・ソウル』:チョコレート心臓:2(17)
>>124『セント・バレンタイン』:愛を叩き込む:3(17)
>>125『バックストリート・ボーイズ』:一歩進んで二歩下がる靴:1(6)
>>126『UFO Tofu』:針で蒟蒻と豆腐に変える:5(31)
>>127『ショットガン・メサイア』:引斥力ショットガン :3(18)

129月刊「『十二月』の『スタンドコンテスト』」第二回:2006/03/04(土) 23:30:03
『三月』のスタンド、受付開始ッ

130(名無スイもいるけど):2006/03/04(土) 23:30:10
射程内の『3』つのものを1つ減らして『2』つにする能力。

『サンガツ』
破壊力:C スピード:C 射程距離:C
持続力:C 精密動作性:C 成長性:E

131(名無スイもいるけど):2006/03/04(土) 23:30:20
3月17日は『聖パトリックの祝日(St Patrick's Day)』。
米国のアイルランド人カトリック教徒が緑色の服を着て行うパレードが有名である。

5世紀のこの日を命日とする聖人、アイルランドにキリスト教を広めた『聖パトリキウス』は、
ケルトの神々を妖精として残すことで土着の宗教観を駆逐せずキリスト教と融和させる方法で、
殉教者を出さない布教に成功した。元々ケルト人にとって神聖な植物であった
『シャムロック(コメツブツメクサ:アイルランドの国花。クローバーの近縁種)』を手に
キリスト教の教義である『三位一体』を説いたと言われ、後にこの三つ葉の『シャムロック』が
彼のシンボルとなった。


461体の緑色の小人のスタンド。
彼らが『アイリッシュダンス(常に背中を伸ばし顔を上げたタップダンス)』の
スキップのようなステップを踏むと、その場所には『シャムロック』が生える。
生やす対象は、小人が上に乗って踊れるものなら生物・無生物を問わない。

『シャムロック』の根は寄生植物のように、生える対象と半ば一体化した状態で伸びる。
生やしたり解除したりするだけでは対象を傷つけることはない。
だが無理に引き抜けば根のあった場所に穴が空き、動物ならば血を流すことになる。

『シャムロック』は実体化していて、人間の髪の毛並にしなやかで強靱な繊維を持つ。
小人達は複数体で協力し、茎や花軸を用いて器用に花冠や網などを編み上げる技術を持っている。
小人は単体で『シャムロック』を根こそぎ引き抜くパワーは持たないが、
茎や花軸を好きな長さに切ることは出来る。引き抜かれても千切られても、
本体の意志で解除するまで『シャムロック』は消滅しない。

『パディーズ・グリーン・シャムロック・ショア』
破壊力:E スピード:C 射程距離:B
持続力:B 精密動作性:B 成長性:B

132(名無スイもいるけど):2006/03/04(土) 23:30:36
体の各所に鈍い銀色の『溝』を持つ人型スタンド。
生物・植物を除く対象を『地面』に『押し込む』ことで対象と同幅の『溝』を『直線』に作成することが可能。
『溝』の『深さ』と『長さ』を作成時に決めることが可能。
それぞれ最大で『対象の全高の半分』『全長10m』となっている。

『押し込め』られた対象は押されることで溝に沿って『スゴイ』スピードで進む。
溝の端に辿り着くことでぴったり止まり、勢いの余り衝突して壊れるということは無い。
ただし外部からの力が掛かることによって『溝』の途中で止まることは有り得る。
しかし『止める』には『スゴイ』力が必要だろう。

押すことによる移動能力は本体とそのスタンド以外にも使用することが可能だが
スタンドが対象に指を引っ掛ける動作を行なうことで、
他者の使用を不可能にする『ロック』を行なうことが可能。『ロック』解除にも同様の動作を必要とする。

作れる『溝』の数は最大で2つ、対象に取れる最大の大きさは『50ccバイク』程度。
また『壁』などに作成されることは無く、常に『地面』に作成される。
長さが満たされず壁などにぶつかる場合でもそこで『終点』となる様に作成は行なわれる。


『サッシー』
破壊力:B スピード:B 射程距離:E(能力:C)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:D

133(名無スイもいるけど):2006/03/04(土) 23:30:55
…『啓蟄』とは二十四節気の一つで、3月6日頃にあたり、
土中の虫が地上へ出てくる事、
転じて春の訪れを示す。

顔に大穴の開いた黒い人型スタンド。
能力は『穴』から蛆を沸き出させること。
発現する量は温度に比例し、
氷点下では発現できず、
0〜10℃までは5秒でおよそ3匹、
11〜25℃まではおよそ7匹、
25℃以上はおよそ15匹となる。
発現した蛆は温度の低いモノに向かう習性を持ち、
常に発熱状態である。
その温度は、約50℃。
蛆のサイズは長さ5cm程度でゆっくりと温度の低いものに近付き、
触れるとその中に潜り込んで熱を分け与え、
桃の花を咲かせる。
なお自らは力尽きて死骸となる。
蛆にDFは無く、花の温度も蛆と同じ。

『ボーン・トゥ・ビー・マイ・ベイビー』

『スタンド』
破壊力:C スピード:C 射程距離:C
持続力:E 精密動作性:C 成長性:A

『蛆』
破壊力:E スピード:E 射程距離:C
持続力:E 精密動作性:E 成長性:A

134(名無スイもいるけど):2006/03/04(土) 23:31:22
『纏うタイプ』のスタンド。
『過去の情景』を『観測』する能力。
スタンドを纏った本体が、その場に存在しない『過去』へ『覗き穴』を開けられるが、
その場が『無人』である『過去』へ『覗き穴』を開けることは出来ない。
この『覗き穴』は、触れた空間に開けられるが、大きさは常に胸元から頭が納まる程度の楕円形となる。
『覗き穴』を『現在』で『観測』及び認識可能なのは、スタンドを纏っている本体のみである。

『覗き穴』から観える『過去の情景』へは、本体が直接的な干渉は不可能であるが、
『観測』している姿は、『過去の情景』に存在する者に観られる事が可能であり、
その際にその者達の『心の声』をスタンドに『刺繍』する事が出来る。

また、『覗き穴』を開けられる時間は、ほんの数秒であり『過去の情景』で
『観測』している姿を観られても『記憶』は残らないが撮られた『写真』等の映像には残る。

『ブルー・アルバム』
パワー:C スピード:C 射程距離:A(本体の誕生以後まで)
持続力:E 精密動作性:C 成長性:A

135(名無スイもいるけど):2006/03/04(土) 23:32:27
人型のスタンド。向かい合わせた両掌の間に『球』を設置し、
『球』から『円周率』の数字でできた『鎖』を掴み出す。
『球』や『数字の鎖』に触れた知的生物を『円周率世界』に吸い込むことができる。

『世界』は床に『円周率』の『数字』が並ぶだけの、無限に続く廊下のような空間。
吸い込まれた者は、『鎖』の触れた部分と対応した『数字』の上に現れる。
廊下の始まり『3.1415…』の『小数点』が外界の『球』と対応する唯一の『出口』。

一呼吸の間床に手を触れると、同じ『数字』の別の場所へ『瞬間移動』できる。
(『3』から『3』、『1』から『1』のように)
ただし、『円周率』として知っていたり移動元から直接見えていたり等で
移動者が移動先の『数字』の位置を正確に把握していることが条件。
『円周率』を多く記憶している者ならば、素潜りの達人のように
『円周率世界』の中をより自在に移動できるだろう。

『円周率世界』に存在できるのは知能を有する者とその携帯品のみ。
手放された携行品や『世界』内で死んだ生物などは、動きが止まった瞬間に
『世界』から追い出され、『球』から零れ落ちるように外界に現れる。

約5分(314秒)以上連続して『円周率世界』に居続けた者の体は、
次第に『数字』と化してボロボロと崩れ始める。
本体とこのスタンド自身もまた、『世界』の法則の例外ではない。

『パイシーズ・イスカリオット』
破壊力:C スピード:B 射程距離:E(能力:B)
持続力:C 精密動作性:A 成長性:D

136(名無スイもいるけど):2006/03/04(土) 23:32:51
耐熱性の厚手の革手袋と『赤い』煤けた鉄球とで一組一対のビジョン。
鉄球はこの手袋でのみ扱うことができる。
その能力は、鉄球によって植物を『もえ』させること。

この鉄球があらゆる植物(ならびにそれを原料とする物体)に触れると、
葉や花の一枚一枚が炎となって『燃え』出し、樹皮は熱した鉄板のごとく、
樹液は煮えたぎる鉛のごとく熱を持ち、花粉は火の粉となって宙を舞う。
炎はやがて燃え尽きるが、植物は原形を留めて損なわれることはない。

また、この鉄球があらゆる炎に触れると、炎からは瞬時に植物の芽が
『萌え』出し、即座に成長して炎を葉や花や枝の集合体へと変えてしまう。

『メダリオン・マーチ』
破壊力:B スピード:C 射程距離:B
持続力:C 精密動作性:C 成長性:B

137(名無スイもいるけど):2006/03/04(土) 23:35:36
英語の慣用句に『三月のウサギみたいなキチガイ』、
“mad as a march hare”というものがあり、
『不思議の国のアリス』に出てくる『三月ウサギ』 は、ここから名前がとられている。
三月は野うさぎの発情期の始まりで、気が違ったように見えるという。

能力は、『狂気』の『伝播』。
発現した時は、『狂気』を象徴する一匹の『ウサギ』のヴィジョン。
『ウサギ』は狂ったように走り出し、
ぶつかった物質に噛み付く事によって、発生した『穴』からその物質に潜り込む。
『穴』は能力で開ける為、ダメージにはならないし、どんなものにも開けられる。

潜り込んでいる間、『生物』なら『狂気』に走らせる事が出来るし、
『無生物』なら『狂った』状態(『狂った時計』『狂った機械』)に変化させる。

潜り込んでいられる時間は『10秒』。
『10秒』経つと、『ウサギ』は『一匹』から『二匹』になって、『穴』から飛び出る。
そして、再び狂ったように駆け回り、次にぶつかった物質に潜り込む。
そうやって『狂気』の『ウサギ』は、どんどんその『ヴィジョン』を増やしていく。

『射程距離』は、本体を中心として『半径4m』の『ドーム状』になっており、
その『ドーム』の『壁』なら、たとえ『天井』でも『ウサギ』は自由に駆け回れる。

本体は能力の為、ヴィジョン発現前は『狂って』いるが、
ヴィジョンを出し、自らの『狂気』の『ウサギ』を
外に出す事で『正気』になる。能力解除すれば再び『狂う』。

『アリス・イン・チェインズ』
パワー:E スピード:A 射程距離:D(4m)
持続力:E 精密動作性:E 成長性:D

138(名無スイもいるけど):2006/03/04(土) 23:37:21
『終わり』をずらす能力。
最小で『3』、最大で『9』ずらせる。
単位はお好みで。

『カレント・93』
パワー:B スピード:B 射程距離:D
持続力:C 精密動作性:C 成長性:D

139(名無スイもいるけど):2006/03/04(土) 23:38:12
殴ったものを『目覚めさせる』スタンド
カエルとかな

『デスマーチ』
パワー:A スピード:A 射程距離:A
持続力:A 精密動作性:E 成長性:E

140(名無スイもいるけど):2006/03/04(土) 23:42:16
ムクムクとした柔毛に包まれた、ネズミほどの『ミツバチ』。
その羽音に満たされた空間において、『予感』を孕んだものには『桜のつぼみ』が生える。
機が来たれば放たんと固められた『拳』、手が近づいたテレビの『スイッチ』、
机の縁近くに置かれ一押しで落ちそうな『カップ』。
それらに二、三個ずつ生じる『つぼみ』の一つに『ミツバチ』が止まった時、
『桜』は花開き、それとともに『予感』は『現実』のものとなる。
当てるものがなくとも『拳』は放たれ、『カップ』は触れられること無く『落下』し、
『スイッチ』は触れられずとも『オン』、あるいは『オフ』になる。
もちろん『ミツバチ』が止まることがなくとも、意志の結果や自然の推移として『現実化』しえる。

だが限定された場合に置いては、『ミツバチ』は『開花』を『半自動的』に行うことが可能である。
『ミツバチ』は通常よりスピードを落とし、赤子が這うほどの速さで飛ぶことで
地面に『軌跡の影』として『開花前線』を引くことができる。
『開花前線』の片側で一つでも『桜』を咲かせると、他の『桜』は『ロック』され、
もう一方では決して、『意志』によっても『ミツバチ』によっても『予感』が『現実』になることはなくなる。
片側が『満開』になった後、初めてカウントダウンは開始され、
事前に指定した時間の経過後、『前線』で区切られた隣接領域の『全て』の『桜』が自動的に『開花』する。
『前線』と『前線』の『時間差』は『1秒』〜『30秒』の範囲で指定可能であり、
『前線』の中ほどには『+1』〜『+30』の『開花』までの残り秒数が表示される。

『前線』はいくつでも引くことができるが、一つ面の端から端まで引かなくてはいけない。
複数の領域に分断した場合、『開花』のスタートは並びの端の領域からのみ開始可能。
この場合『カウントダウン』は、『一つ手前』の領域が『満開』になった時点からスタートになる。
ある『前線』がより広い面に引かれた『前線』によって、領域内部に属してしまう場合、
狭い領域を分断する『前線』の方が消滅する。(テーブル上に引いた後に
それの置かれた部屋そのものを分断すると、テーブル上の『前線』が消滅)

『前線』は『交差』することはできず、『交差』した場合二つに分離する。

 ̄\ / ̄    ̄\_/ ̄   全体として『左右』に動いて引かれた『線』の場合、
   X    ⇒           『左右』の『方向性』が維持される。
_/ \_   _/ ̄\_   全体が45°で『方向性』を特定できない場合は
                    『交差点』が消滅し、その部分が『引きなおし』になる。
                    『方向性』が縦横で食い違う場合は、全体が消滅。


『ボーダーガード』
破壊力:E スピード:A(『前線』を引く時はD) 射程距離:A
持続力:C  精密動作性:A  成長性:D

141(名無スイもいるけど):2006/03/04(土) 23:47:08
【アイルランドの守護聖人】『聖パトリック』のスタンド


群体型のスタンド。能力は『一体化』。
身体より生え伸びる無数の『シャムロック』※のヴィジョンは、
本体の意思で自在に動き、蔓のように対象に絡みつく。
『シャムロック』が繋ぐ間、対象は『本体の一部』となり、
見掛けや硬さはそのままに、本体の精神的・肉体的『性質』を得る。
どの部位の『延長』とするかは自由に選択可能。
ある程度の柔らかさがあれば『手足』のように動かせるが、
『一体化』した物の負傷は、本体の同部位に跳ね返る。
対象は生物・非生物を問わない。

道具や武器に『五感』を与えれば精妙な運用を可能とし、
血を通わせれば『血』を、『目』からは『涙』を流す。

特筆すべきは『心』の『一体化』。
一方的に支配出来るわけではなく『共有』に近いが、
対象の感覚・知識・思考を『知る』のは勿論、
言葉を介さず、心にダイレクトに伝える『教育効果』は『神がかり』的。
ただし自らに嘘偽りがあれば、それも『教えて』しまう。

このスタンドは『信仰心』をパワーの源とし、
対象に『信仰心』があれば『自立型』として体内に残り続ける。
微弱な、自覚なき『スタンド使い』に過ぎないものの、
『祈り』をトリガーとする『奇妙な恩恵』が、
対象の『信仰』を深めたことは、想像に難くない。

『アマランタイン』
破壊力:D    スピード:C 射程距離:D(A)
持続力:B(A) 精密動作性:A 成長性:A
()内は『自立』時。


※シャムロック:
シロツメクサ、コミヤマカタバミ、コメツブウマゴヤシなど『三つ葉』植物の総称。

『スタンド使い』聖パトリックの考察:
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/2419/1136803030/46-47

142(名無スイもいるけど):2006/03/04(土) 23:48:50
『気温』を変えるスタンド。
『気温』が『18度』以下なら、能力で最大『25度』まで『気温』を上げることができる。
能力の解除とともに『気温』は戻る。

『ハードファイ』
パワー:E スピード:C 射程距離:A
持続力:A 精密動作性:D 成長性:E

143(名無スイもいるけど):2006/03/04(土) 23:55:20
『配偶者(パートナー)』との出逢いを阻害するスタンド。
『スタンド』に触れられたものは、自身にとって欠かすことの出来ない
『配偶者(パートナー)』と決して交わる事が出来なくなる。
対象が結婚間近の『女性』であれば『婚約者』と。
『拳銃』であれば『弾丸』と。『日本刀』であれば『鞘』と。
『南京錠』であれば『鍵』と。『サイモン』であれば『ガーファンクル』と。
ただし、適当な『パートナー』が存在しないものは能力の対象には出来ない。
『スタンド』をこの世から『片付けない』限り、永遠に効果は持続する。

『ヒナマリア・イダルゴ』
破壊力:B スピード:C 射程距離:C
持続力:A 精密動作性:E 成長性:C

144(名無スイもいるけど):2006/03/04(土) 23:55:39
『主人夫婦』、三人の『メイド』、三人の『執事』、
二人の『守衛』、五人の『屋敷付き楽隊』、
さらに『高級車』『高級家具』、壮麗なる『屋敷』からなる『スタンド』。
全て『自立』、『常時発現』しており、『少女』を対象とした『ショー』の経営を行う。

ちなみに本体は屋敷の下っ端、『雑用』としての役割を与えられている。

『オール・トゥモロウズ・パーティーズ』
パワー:C スピード:C 射程距離:∞
持続力:∞ 精密動作性:C 成長性:完成

145(名無スイもいるけど):2006/03/04(土) 23:58:19
(失礼、>>144を訂正)
『主人夫婦』、三人の『メイド』、三人の『執事』、
二人の『守衛』、五人の『屋敷付き楽隊』、
さらに『高級車』『高級家具』、壮麗なる『屋敷』からなる『スタンド』。
全て『自立』かつ『実体化』、かつ『常時発現』しており、『少女』を対象とした『ショー』の経営を行う。

ちなみに本体は屋敷の下っ端、『雑用』としての役割を与えられている。

『オール・トゥモロウズ・パーティーズ』
パワー:C スピード:C 射程距離:∞
持続力:∞ 精密動作性:C 成長性:完成

146(名無スイもいるけど):2006/03/04(土) 23:58:23
『著作権』という言葉がある。
本体の『所有する物』は、『他者による使用』ができなくなる。
対象となる物は、本体が持っている物質あるいは装着している衣類。
本体の『著作権下』にある限り、射程内の同じ種類のものを
他のものは扱うことも、動かすこともできなくなる。(手を加えてに限る)
一度に一種類しか能力は影響しない。

『ディズニリズム』
パワー:C スピード:B 射程距離:C
持続力:B 精密動作性:A 成長性:D




>三月→ミツキ→ミッキ→ミッキー というネタを思いついたが
>スタンドには使えなさそうだ

147(名無スイもいるけど):2006/03/04(土) 23:59:06
『学生生活』の最後は勿論、『制限時間』の最後、『命』の最後……。
あらゆる『最後』に、『対象』に虐げられた恨みの数だけ
ヴィジョンを増やし、『対象』をボコボコにするスタンド。

『ザ・リバース』
破壊力:C スピード:C 射程距離:C
持続力:C 精密動作性:C 成長性:C

148月刊「『十二月』の『スタンドコンテスト』」第三回:2006/03/05(日) 00:00:55
終了!

149コッペ:2006/03/05(日) 02:50:47
>>130
こういう『ベタさ』はきらいじゃあない。
『倉庫』の『ラスト・トライブ』と被っているが、能力的にも面白いと思う。
被っていることを承知でこのシンプルさにしたのなら、なかなかハイレベルだな。

『サンガツ』
センス:7 バランス:5 オリジナリティ:6
使いたい度:5 月らしさ:3 総合評価:5

150コッペ:2006/03/05(日) 02:51:42
>>131
『3月』中の記念日のなかでは、『シャムロック』というのがモチーフにしやすかったのだろうか?
その割には単に『生やして編む』という、味気ない能力だ。

『シャムロック』の伸びるスピードやそれを編み上げるスピードが詳しく書かれていないので、
スピード:Cであることから、普通に伸びて、普通に編むのか、と思ってしまう。
とても実用には耐えないだろう。

繊維の強度も、『人間の髪の毛』という強いんだか弱いんだか良く分からないたとえだ。
せめて、この辺の強さを強調してもらわないと、小人がダンスを踊る程度では魅力が感じられない。

『パディーズ・グリーン・シャムロック・ショア』
センス:4 バランス:4 オリジナリティ:3
使いたい度:2 月らしさ:3 総合評価:3

151コッペ:2006/03/05(日) 02:52:59
>>132
オリンピックがあったから、最初、ボブスレーかと思ったが、関係なかったようだな。
『サッシの日』というのも、いかにも『3月』を検索したら出てきた、というようなテーマで、『月らしさ』は感じない。

能力としては使いやすそうで、スタンド自体のスペックとしても『優等生』だろう。
しかし他のスタンドと比べて『華』がないな…テーマがテーマなのもあるかもしれないが。
溝の深さや長さについても、説得力が薄い。どうせならもっと練ってほしかった。

『サッシー』
センス:5 バランス:6 オリジナリティ:4
使いたい度:5 月らしさ:3 総合評価:5

152コッペ:2006/03/05(日) 02:53:31
>>133
蛆と桃の花というミスマッチと、グロテスクさがいい。
『3月』を思わせるには無理矢理な気がするが、温度と虫の活動を絡めてある点は説得力がある。
効果には『50℃』と『桃の花』の二種類があるが、
その関係があまり見えない上に、攻撃としてどちらも中途半端に思う。
『蛆』なり『桃』なりに、もうすこしこだわった能力にしても良かったのではないか。

『ボーン・トゥ・ビー・マイ・ベイビー』
センス:6 バランス:5 オリジナリティ:6
使いたい度:4 月らしさ:5 総合評価:5

153コッペ:2006/03/05(日) 02:54:19
>>134
『卒業アルバム』、と言われてなるほどと思った。
しかし、能力的にはあまりパッとしないな…。
空間移動ではなく時間移動だから、ヘタに過去に干渉できたりするとややこしいのは分かる。
だが、時間スタンドならばそこはあえてチャレンジするべきだろう。

『卒業アルバム』というテーマ自体は好みだが、
無理矢理形にした感じで、能力的な面白さには繋がっていないな。

『ブルー・アルバム』
センス:6 バランス:3 オリジナリティ:6
使いたい度:2 月らしさ:7 総合評価:5

154コッペ:2006/03/05(日) 02:55:54
>>135
『円周率』と聞いて、『3月』を思い出す奴も少ないと思うが、
ビジョン的に面白いスタンドだ。『円周率世界』というフレーズもかっこいい。
文字が空中にズラズラ出てくる、携帯か何かのCMもあったな。あれを思い出した。

『鎖』が自由に操作できるなら、『無限』の長さがあるのだろうから、
『円周率世界』に引きずり込まれるのは『避けられない』と考えるべきだろうな。そう考える。

となると、『円周率世界』の中での戦いにスポットが当たるのだが…
残念ながらこの点はあまり魅力を感じない。
『脱出』や『瞬間移動』の条件は、入ってきたものすべてが分かるのだろうか?
だとすればたやすく脱出できてしまう(最初の「3」くらいゆとり教育でも教えている)し、
分からなければ脱出は困難を極めると思う。

『5分』という制限時間や、『鎖』のどの部分に触れたかなどが分かりにくいのもまずい。
仮にミッション敵用の能力だとしても、引きずりこんだ後の攻撃が瞬間移動だけではいまいち。

『円周率』と『球』と『小数点』という繋がりは実に美しく、お見事だと思う。

『パイシーズ・イスカリオット』
センス:8 バランス:4 オリジナリティ:6
使いたい度:4 月らしさ:4 総合評価:6

155コッペ:2006/03/05(日) 02:56:56
>>136
『3月』の名称、『弥生』と『March』由来から考えられていて、
無関係な2つの意味をうまく融合させている。
それゆえか、能力に奇抜さがあり、絵的な面白さも出している。
植物から火を広げ、それをまた植物にする…ということで、多様な使い方が生まれそうだ。
迫力もある。

鉄球なのはテーマとの関連が良く分からなかったが…こちらの勉強不足か。
それは置いておいて、鉄球をこの手袋でしか扱えない、という点が気になった。
「動かせない」ということだろうか?この鉄球をぶつけられたらガードしてもムダなのか?
詳しい説明が欲しい。
それ次第では、普通に人型ビジョンでよかった気もする。

『メダリオン・マーチ』
センス:7 バランス:7 オリジナリティ:8
使いたい度:6 月らしさ:6 総合評価:7

156コッペ:2006/03/05(日) 02:57:30
>>137
『三月ウサギ』は聞くだけで『不思議の国のアリス』の楽しさが連想される、うまいモチーフだと思う。
能力についても、『穴を掘る』とか、『増える』といった、モチーフに沿ってうまくまとめられている。
射程距離が『ドーム状』で、その中を『ウサギ』が駆け回る図が、個性的でとても好きだ。
一方、肝心の『狂気』というのがありがちな上に、
具体的にどういう行動に出るのかがはっきりしない(だから『狂気』なのだが)点がマイナス要因か。

『アリス・イン・チェインズ』
センス:8 バランス:5 オリジナリティ:7
使いたい度:6 月らしさ:7 総合評価:7

157コッペ:2006/03/05(日) 02:58:31
>>138
1年の終わりが『12月』なのに対して、年度の終わりが『3月』なので、
そのズレに着目した、ということだろうか。渋い着眼点だな。

説明があっさりしすぎているので、具体例が欲しい。
ずらせる方向も前なのか後なのか、2日後に終わる仕事を昨日終わったことにできるのか、
できたらややこしいんじゃないか、とか、疑問は尽きない。

はっきり言って、作り込みが足りないな。
作りこんでいるならそれを表現するべき。

『カレント・93』
センス:5 バランス:1 オリジナリティ:6
使いたい度:1 月らしさ:5 総合評価:2

158コッペ:2006/03/05(日) 02:59:14
>>139
上のと同じだな。
これは作りこもうという気すら感じられないが。

『デスマーチ』
センス:6 バランス:1 オリジナリティ:7
使いたい度:1 月らしさ:4 総合評価:2

159コッペ:2006/03/05(日) 02:59:44
>>140
『桜の開花前線』というモチーフは、美しさと奇妙さがあって、とても面白い。
『ミツバチ』や『桜のつぼみ』などのビジョンも、想像して楽しい。
『予感』というのも惹かれるキーワードである。
まだまだ寒いが、本格的な春が来るのを今か今かと待っている…まさに3月の季節を感じさせられる。

こうした魅力に溢れた要素でできあがったスタンドだが…正直、『使いづらい』と思う。

まず、直接的な攻撃力や防御力が無い。
拳が繰り出されようとしているときに『前線』を引けば、それを止められるのだろうが、
引かなければならない距離や『ミツバチ』のスピードから、実用的ではない。

範囲内のすべてのタイミングを支配する能力、といえばスケールは大きいが、
それで強力な効果を狙うには、状況によるところが大きく、高度な戦略や技術が必要になるだろう。
また、『ロック』された『桜』が『前線』を越えた場合はどうなるのだろうか?という疑問もある。
越えた途端に『開花』するならば、それを利用することもできるだろうが、
スタンドの力が弱いので、能力以外で活用するのは厳しいと思われる。

といっても、『開花予想図』のイメージなども分かりやすく、全体のデザインセンスが光っている。
『倉庫』のスタートである『境界線』の能力ということもあり、結構好きな作品だ。

『ボーダーガード』
センス:8 バランス:3 オリジナリティ:8
使いたい度:4 月らしさ:9 総合評価:7

160コッペ:2006/03/05(日) 03:00:24
>>141
悪いが、『考察』の方は読まないで審査をする。
理由は、読者のそれぞれに考えてもらいたい。

『聖人』がスタンド使いであった、という『設定』を元に作られたスタンドだが、
『聖パトリックの祝日』といわれても、検索にかけたら出てきたんだな、程度のもので、
それで日本人は『3月』を思い描いたりはしない。それは薀蓄がいくらあっても同じことだ。
>>131もそうだが、なぜわざわざこの聖人を選んだのか、見直して欲しい。
他の聖人の祝日についても、同じようにスタンドを作る気になるのか?

能力については『倉庫』の『サインズ・オブ・カオス』を思い出した。
この手の能力はもっと他にもあるだろう。

他人に残るという点が特徴的ではあるが、『聖人』らしさを出そうとする道具に過ぎず、
『奇妙な恩恵』とぼかされている。
もっと能力としての魅力を掘り下げ、伝えていくべき。

『アマランタイン』
センス:3 バランス:2 オリジナリティ:3
使いたい度:1 月らしさ:3 総合評価:1

161コッペ:2006/03/05(日) 03:01:45
>>142
春は気温が変わりやすい、ということか。『三寒四温』というと3月より2月のことを言うようだが…。

テーマがどうこうよりも、能力が『水をお湯に変えるスタンド』並に使いづらい。
しかも射程距離がやたら広いあたりが、なおさら使いづらい。
ネタとしても良く分からないな。

『ハードファイ』
センス:3 バランス:1 オリジナリティ:3
使いたい度:1 月らしさ:5 総合評価:2

162コッペ:2006/03/05(日) 03:02:57
>>143
雛飾りをしまわないでいるとお嫁にいけない、というしつけから、らしいな。
実際、男の立場からすると、片付けをきちんとしない女性を嫁に貰うなんて恐ろしい話だ。

能力については…『交わる』というとアレなので、『接触する』ということか…と思ったが、
例に挙がっているものがすべて『交わる』という表現ができるものだな。

まあ、そこはあまり深く突っ込むところではないのか。
使うとなると、能力の対象はかなり少なそうだな…くらいで流しておく。
無意味に破壊力が高いのも気になったが。

『ヒナマリア・イダルゴ』
センス:6 バランス:4 オリジナリティ:6
使いたい度:4 月らしさ:7 総合評価:4

163コッペ:2006/03/05(日) 03:04:18
>>144
無能力の群体か。何がしたいのかよく分からない。
まあ、スタンドにこき使われる本体という図が面白いといえば面白いが、
どうも物足りなさがあるな。
ちなみに、雛飾りの中では『仕丁』が雑用の役割だと聞いた。
さらにその下で働く本体、と思うといっそう情けなさが増すな。

『オール・トゥモロウズ・パーティーズ』
センス:5 バランス:4 オリジナリティ:4
使いたい度:1 月らしさ:7 総合評価:4

164コッペ:2006/03/05(日) 03:05:13
>>146
ズバリ、『3月』ではないな。まあいい。
能力の方は結構真面目に考えてそうにも見えるが、
『著作権』という言葉から明らかに逸脱してしまっている。
『同じ種類』というくくりもあいまいなのが突っ込みどころだ。
『ナイフ』を持ったら『包丁』や『カッター』はどうなるのか?
という疑問が真っ先に浮かぶ。
その辺をはっきりさせるのは難しそうだが。

『ディズニリズム』
センス:4 バランス:4 オリジナリティ:5
使いたい度:4 月らしさ:1 総合評価:4

165コッペ:2006/03/05(日) 03:05:43
>>147
卒業式の風物詩と言われるが、いまどきあるのか?こんなこと…って感じだな。
いくら数を増やしたところでオールCの能力値なところが、
結局歯が立たなかった、なんてこともありそうでちょっと面白い。

『ザ・リバース』
センス:5 バランス:3 オリジナリティ:6
使いたい度:1 月らしさ:5 総合評価:4

16653:2006/03/05(日) 14:41:30
【審査基準】

センスと使いたい度に重点を置いて行きたいと思います。
ただ、着眼点が良くてもあんまりにも強すぎ、弱すぎだったりすると
数字が少なくなります。

使いたい度はPL、GM両方の側面で。
では始めます。よろしくね。

16753:2006/03/05(日) 14:42:11
>>130(『サンガツ』:3を2に)

 射程内の投擲物を消して防御、『群体スタンド』を撃退なんて使用法が浮かんだ。

けれども『3個』とは全て同じ種類の物でないと駄目なのか
それとも射程内に何か別々のものが『3個』あればいずれかを
消せるのか…。詳しい情報が少ないのでこれ以上の評価が出来ない。

能力とは関係ないけど名前は面白いね。


『サンガツ』
センス:4 バランス:5 オリジナリティ:3
使いたい度:4 月らしさ:2 総合評価:4

16853:2006/03/05(日) 14:42:47
>>131(『パディーズ・グリーン・シャムロック・ショア』:シャムロックを生やす)

総数の461はパトリックの没年かな。
小人の大きさが良く判らないから多いのか少ないのか良く判らないのが残念。

アイデアは良いと思うんだけど、シャムロック生やして冠編ませて、それからどうするの?
と思ってしまった。こうやって発表されて面白いとは思ったけれど、

板の上ではPLとしてもGMとしてもあまり使いたいと思わなかった。
製作者の次回の『スタンド』に期待。


『パディーズ・グリーン・シャムロック・ショア』
センス:6 バランス:3 オリジナリティ:5
使いたい度:3 月らしさ:5 総合評価:5

16953:2006/03/05(日) 14:43:18
>>132(『サッシー』:押し込んで溝を作る)

サッシの日があることすら知らなかったのでオリジナリティはちょっと高めで。

相手に突進していく時にも使えそうだし、棒なんかを地面に突き刺して
『ロック』することでブレーキも出来そう。
私的には、地面意外にも平面なら良いんじゃないかとも思ったけれど、
敢えて地面限定に男を感じた。

『サッシー』
センス:7 バランス:6 オリジナリティ:7
使いたい度:6 月らしさ:4 総合評価:6

17053:2006/03/05(日) 14:44:02
>>133(『ボーン・トゥ・ビー・マイ・ベイビー』:桃の花を咲かせる蛆)

啓蟄で虫が元で虫が出てくるのは判るけれども、
桃の花まで詰め込むのは蛇足な気がした。
虫が花を咲かせて直ぐに死んでしまうというのもはあまり春らしくない様な…。

温度追尾ならば50度と言わず、100度を超えたほうが使い勝手が良さそう。
氷点下では発現出来ないという制限は、春っぽい。

『ボーン・トゥ・ビー・マイ・ベイビー』
センス:5 バランス:4 オリジナリティ:5
使いたい度:3 月らしさ:5 総合評価:5

17153:2006/03/05(日) 14:44:32
>>134(『ブルー・アルバム』:過去への覗き穴)

卒業アルバムの集合写真って、撮影の日に休むと上部に丸い写真で
追加されるよね。それが元で面白い。

過去の心の声という情報をスタンドに刺繍できるのは結構
強力な情報系スタンドになりえそう。 

何故纏うタイプなんだろう。どうせ過去に入れないなら
纏う意味があまり無さそう。

でも、『観測』していた時の映像を見て、『貴様、見ていたなッ!』と言ってみたい。


『ブルー・アルバム』
センス:5 バランス:3 オリジナリティ:7
使いたい度:3 月らしさ:6 総合評価:6

17253:2006/03/05(日) 14:45:02
>>135(『パイシーズ・イスカリオット』:円周率世界)

NPC用のスタンドですね。当然円周率暗記の達人が
本体だと判って良い感じ。

ただ、廊下の様な空間という記述から、真っ直ぐな狭い一本道を
想像してしまって、アクロバティックな動きが出来そうな所を潰して
しまっている。もっと広い空間のつもりだったのかもしれないけど、
この書き方だとそうとしか受取れない。

個人的に時間制限が好きじゃないけれど『314秒』と、円周率をかけた
制限はこれはアリかな思わされた。


『パイシーズ・イスカリオット』
センス:8 バランス:6 オリジナリティ:7
使いたい度:6 月らしさ:3 総合評価:6

17353:2006/03/05(日) 14:45:41
>>136(『メダリオン・マーチ』:植物をもえさせる)

植物と火を『もえ』させる。
幹と樹液だけならば特にどうとも思わなかったが、
花粉が火の粉という記述にセンスを感じた。

消火にも使えそうだし、熱した木で攻撃も出来そう。
応用が出来そうなのも好印象。

借りてミッション敵として使用させてもらいたい位


『メダリオン・マーチ』
センス:9 バランス:8 オリジナリティ:8
使いたい度:8 月らしさ:7 総合評価:8

17453:2006/03/05(日) 14:46:18
>>137(『アリス・イン・チェインズ』:狂気の伝播)

これはNPC用かな。青いロリータアリス服着たヴィジュアルメイクの
お嬢さんが浮かんで来る様だ。 良い意味で。

無数に増えるウサギだけど、折角正気に戻った本体がまた噛み付かれたら
どうなるの? 射程内がウサギで一杯になったらどうなるのかな?
射程の『ドーム』に激突した時点で消えちゃうとか?

あと、『狂う』をどう判定するかが曖昧で難しそう。
着眼が面白いので、もうすこし煮詰めてみて欲しい。

『アリス・イン・チェインズ』
センス:8 バランス:5 オリジナリティ:6
使いたい度:5 月らしさ:6 総合評価:7

17553:2006/03/05(日) 14:46:56
>>138(『カレント・93』:『終わり』をずらす)

『サンガツ』以上に難しいのが来た。
終わりとは何か、年末と年度末のズレから9から3が来たのは納得したが
数字の曖昧さ、単位も自由なのは何故?作者はもう少し詳しく書いて欲しかった。 

これで近距離パワーは不味いと思います。
拳によるラッシュの終わりを9年後に設定とか…どうなっちゃうのかな…。


『カレント・93』
センス:5 バランス:1 オリジナリティ:6
使いたい度:1 月らしさ:6 総合評価:2

17653:2006/03/05(日) 14:48:46
>>139(『デスマーチ』:目覚めさせる)

投げやりですね。『メメタァ』
『ゴールド・エクスペリエンス』とかツェッペリ男爵思い出して
オリジナリティも低くなります。

『デスマーチ』
センス:5 バランス:1 オリジナリティ:2
使いたい度:1 月らしさ:5 総合評価:1

17753:2006/03/05(日) 14:49:19
>>140(『ボーダーガード』:予感を桜のつぼみに)

私の中で桜=四月のイメージがあるので月らしさについては低くなってしまう。

『予感』ってのも曖昧だね。例に挙げられたもの意外でも、実は見えないところに
潜んでいるかもしれない。 外面上はなんともない木材の中が虫に食われてて
実は崩壊寸前とか。それを桜の蕾の開花で無理やり崩壊させたり出来そう。
そう考えるとNPCとしても使えるかな。

ミツバチの大きさがデカ過ぎじゃないか?とか思ったけど『羽音』を大きくして
射程を延ばす為かな?しかし射程距離Aは広すぎ。

このスタンドも観る分には良いけれど、余り使いたくは無いかな。
GMとして全ての『予感』を書き出さないといけないし、尚且つ前線と参加者、
『蕾』の位置、ミツバチの位置関係全て描写しないといけない訳でしょう?
PLとして使ったとしたら、GMに迷惑がられそう。

『ボーダーガード』
センス:8 バランス:4 オリジナリティ:6
使いたい度:3 月らしさ:4 総合評価:5

17853:2006/03/05(日) 14:56:49
>>141(『アマランタイン』:シャムロックで繋いで一体化)

聖人の奇跡を『スタンド』で解釈したんだね。
これはもう本体が決まってるから使い勝手がどうとかは批評しずらいけれど…

物体や精神、肉体の操作なんてのはさんざ既出のアイデアなんだよね。
それに無理やりパトリックをこじつけた様にしか思えませんでした。

対象の体内に残る『自立型』っては『アマランタイン』の使い手が
無数に増えるって事?それともパトリックと無数の人間が『一体化』するのかな?
判りづらいし、宗教ってよりもネズミ講的な感じになってしまってる。


『アマランタイン』
センス:5 バランス:4 オリジナリティ:5
使いたい度:2 月らしさ:5 総合評価:5

17953:2006/03/05(日) 14:57:19
>>142(『ハードファイ』:気温を変える)

これはあまり3月を感じないスタンドだなあ。
寧ろ、7月8月にエアコン設定温度を云々と薀蓄を垂れて、
『気温』を下げることができるとかにした方が良かったと思う。

冬の雪山で急激な温度上昇による雪崩を起こす位しか、
私の少ない頭ではトリックは思いつきませんでした。

『ハードファイ』
センス:4 バランス:3 オリジナリティ:3
使いたい度:2 月らしさ:2 総合評価:3

18053:2006/03/05(日) 14:57:52
>>143(『ヒナマリア・イダルゴ』:配偶者との出会いを阻害する)

出会いの場を無くすだけかと思ったら、
『銃』と『弾』、『錠(鍵穴)』と『鍵』なんかもか。
結構面白そう。

只、スタンドが消滅しない限りはずっと能力が続くってのは、
自分で自分の首をしめてしまいそう。任意解除は出来るほうが良いよ。

『ヒナマリア・イダルゴ』
センス:6 バランス:5 オリジナリティ:5
使いたい度:6 月らしさ:4 総合評価:5

18153:2006/03/05(日) 14:59:05
>>180
>>144

18253:2006/03/05(日) 14:59:55
>>180
いや、合ってるのか。申し訳ない

18353:2006/03/05(日) 15:00:26
>>145(『オール・トゥモロウズ・パーティーズ』:雛人形のショー)

本体、頑張ってください。

『オール・トゥモロウズ・パーティーズ』
センス:3 バランス:5 オリジナリティ:5
使いたい度:2 月らしさ:7 総合評価:4

18453:2006/03/05(日) 15:00:57
>>146(『ディズニリズム』:本体の所有物を他人に使用不可に)

チャットのコピペかな?
ミッキーマウス『マーチ』だから3月とか、もっともらしい事
書いちゃえば良かったのに。

『射程内の同じ種類のもの』の定義が良く判らない。
服という大雑把な分類で良いのか、似た服でないと不味いのか。
扱うことも、動かすこともできなくなるならば、手の加えようも無いよ。

『ディズニリズム』
センス:2 バランス:3 オリジナリティ:3
使いたい度:3 月らしさ:2 総合評価:2

18553:2006/03/05(日) 15:02:15
>>147(『ザ・リバース』)

『お礼参り』と聞いて、私は『出所した受刑者』のイメージのほうが
濃く浮かんだよ。『虐げられた恨みの数だけ』って所には
『エボニー・デビル』っぽさを感じた。

それによる既出っぽさは拭えないね。

『ザ・リバース』
センス:3 バランス:6 オリジナリティ:4
使いたい度:2 月らしさ:3 総合評価:3

186陽一:2006/03/05(日) 15:56:31
>>130
有無を言わせぬ説得力が有るね。
一発で『どう言う能力か』ってのが推測できて、頭の中で明確に思い浮かべる事が出来る。
多少気になるところも有るけれど、それは突っ込まないのがマナーってものか。

しかしこれって、三月のスタンドと言うよりは二月のスタンドのような気がする。
最終的に『2』になってしまう訳だからね。
『4』つにする能力もあれば三月らしかったけど。

『サンガツ』
センス:8 バランス:2 オリジナリティ:5
使いたい度:3 月らしさ:2 総合評価:6

187陽一:2006/03/05(日) 15:57:01
>>131
『聖パトリック』って誰よ。日本人には馴染みのない人だね。
そう言う理由から、あまり三月らしさは感じられない。

『シャムロック』を生やしてそれを『編み上げる』……。
悪くはないと思うけど、『どうやって使うのか』と言われると少し困る。
花冠なんて何に使えば良いか分からないし、
網だってそれほど巨大な物を作る暇は無いだろう。
…………ま、これは『バトル前提』の話。
場スレで動くと言う点なら、面白いスタンドかもしれないね。

『パディーズ・グリーン・シャムロック・ショア』
センス:5 バランス:6 オリジナリティ:4
使いたい度:2 月らしさ:3 総合評価:4

188陽一:2006/03/05(日) 15:58:23
>>132
果たしてどれだけの人間が『サッシの日』を知っているのだろうか。
もう少し『メジャー』なものから元ネタを持って来ることを希望したいね。

能力の方は『普通』…………と言ってしまうのは些か酷いかな。
応用性も効いて、良い能力とは思うけど、それだけだね。
インパクトが足りない。

『サッシー』
センス:5 バランス:7 オリジナリティ:5
使いたい度:4 月らしさ:2 総合評価:5

189陽一:2006/03/05(日) 16:00:11
>>133
虫の目覚めから『蛆虫』と言う発想は面白いね。
ただ、温度によって虫の出現数が変わるのは『めんどくさい』。
それに、『人型のヴィジョン』+『擬似群隊』は少し強すぎかな。

能力の方は、良くある自動操縦と言ったところか。
『擬似群体』+『自動操縦』はよりいっそう『めんどくさい』な……。
ただ、最終的に桃の花が咲くのは『かっこいい』。
その点も評価したいな。

『ボーン・トゥ・ビー・マイ・ベイビー』
センス:7 バランス:3 オリジナリティ:6
使いたい度:2 月らしさ:6 総合評価:6

190陽一:2006/03/05(日) 16:01:59
>>134
『卒業アルバム』の暗示か……。
楕円形の覗き穴って言うのは、あの『居なかった人』が乗せられるあれがモチーフだよね。

過去を自由に観測できるってのは良いんだけど、ただそれだけに収まってしまったのは残念。
一応、モチーフは『卒業アルバム』なんだから『観測者』が干渉できても良かったはず。
まぁ、それだと『強すぎる』事になってしまうけれど、
モチーフを生かす上では『仕方ない事』……かな。

『ブルー・アルバム』
センス:7 バランス:6 オリジナリティ:7
使いたい度:6 月らしさ:8 総合評価:8

191陽一:2006/03/05(日) 16:03:56
>>135
『円周率の日』か……これまた知ってる人は少ないよね。
ただ、『球』から発せられる『数字の鎖』は『良い』と感じた。
また、『円周率世界』も『発想』は『良い』んだが、
ただその『世界』の『ルール』が『一ひねり』足りないと感じたね。
結局ただの『瞬間移動』が全ての世界になってしまっている。
具体的にどうこう……とは言えないけれど、もう少し『円周率』ならではの『独創性』が欲しかった。

『パイシーズ・イスカリオット』
センス:8 バランス:5 オリジナリティ:5
使いたい度:4 月らしさ:4 総合評価:5

192陽一:2006/03/05(日) 16:04:33
>>136
三月から、『炎』と『植物』を繋げたその『発想』は素晴らしいね。

能力も、非常に応用が効いて、また、使用している『絵』が容易に想像できる。
辺り一面が『炎の植物』に包まれている情景は、非常に『美しい』。
…………ただ、植物が原型を留め残るのは、『能力の連続使用』が可能になってしまい些か『強すぎ』かな、とも思う。

『メダリオン・マーチ』
センス:8 バランス:7 オリジナリティ:8
使いたい度:8 月らしさ:8 総合評価:9

193陽一:2006/03/05(日) 16:05:16
>>137
単なる『精神操作』ならありきたりと言うところだったけど、
『無生物』を『狂わせる』と言うのは『好き』。
ヴィジョンが徐々に増えて行くのも面白いね。
また、モチーフとなった『三月ウサギ』も『なるほど』と言える。
モチーフと能力が綺麗に纏ったスタンドだと思ったね。

『アリス・イン・チェインズ』
センス:8 バランス:6 オリジナリティ:8
使いたい度:6 月らしさ:6 総合評価:7

194陽一:2006/03/05(日) 16:06:06
>>138
『生命の終わり』を『9年』ずらせばそれだけで『擬似不死』ですね。

『カレント・93』
センス:3 バランス:1 オリジナリティ:1
使いたい度:2 月らしさ:9 総合評価:3

195陽一:2006/03/05(日) 16:10:06
>>139
『供与者スタンド』っぽいですね。
あまりにも説明が無さ過ぎですけど。

『デスマーチ』
センス:2 バランス:2 オリジナリティ:2
使いたい度:2 月らしさ:8 総合評価:2

196陽一:2006/03/05(日) 16:12:04
>>140
や、ややこしいッ!
もう少し『短く』且『分かりやすく』纏める事を求めるよ。

それで肝心の能力だが、『ややこしさ』に見合うだけの『魅力』と『使い勝手』が無い。
PCとしてもNPCとしても、『予感を全て把握しておく』なんてのは正直『無理』。
散々混乱した上で、結果的に『何も起せない』事なんてのもありそうだ。
『春の予感』というモチーフ(多分)は良いのだが、それを上手に料理できていない感じ。

『ボーダーガード』
センス:8 バランス:4 オリジナリティ:7
使いたい度:1 月らしさ:7 総合評価:6

197陽一:2006/03/05(日) 16:12:50
>>141
また『聖パトリック』ですか。
ちなみに『考察』は『スタンド』コンテストなので評価には影響させてません。

能力の方は『一体化』というありきたりなモチーフ。
それも、『殆ど変えずに』そのまま出している感じ。
『本体』と擦り合わせる為には仕方が無かったのかもしれないけれど、
これは『スタンド』コンテストですので、評価は必然的に低くなります。
名前は好きよ。

『アマランタイン』
センス:4 バランス:4 オリジナリティ:3
使いたい度:2 月らしさ:3 総合評価:4

198陽一:2006/03/05(日) 16:13:20
>>142
冬場に欲しいが夏には要らないスタンドですね。

『ハードファイ』
センス:2 バランス:3 オリジナリティ:2
使いたい度:2 月らしさ:3 総合評価:2

199陽一:2006/03/05(日) 16:13:51
>>143
『サイモン』と『ガーファンクル』は出会わせなければ駄目だッ!!
そういう点において『もっとも恐ろしいスタンド』。

『ひな祭り』を上手く料理した感じですが、
『実用』に耐えるかは微妙ですね。
『道具型スタンド』の幾つかは『致命的』かもしれません。

『ヒナマリア・イダルゴ』
センス:8 バランス:5 オリジナリティ:7
使いたい度:6 月らしさ:8 総合評価:6

200陽一:2006/03/05(日) 16:14:25
>>145
『負けるな本体』。
場スレで動くのを見てみたい気もする。

『オール・トゥモロウズ・パーティーズ』
センス:6 バランス:2 オリジナリティ:4
使いたい度:1 月らしさ:9 総合評価:3

201陽一:2006/03/05(日) 16:15:03
>>146
『たこぶえ』!
っていうか三月じゃないよね。
『著作権』で『扱えない』ってのはGOODなんだが。

『ディズニリズム』
センス:1 バランス:2 オリジナリティ:3
使いたい度:2 月らしさ:1 総合評価:2

202陽一:2006/03/05(日) 16:15:43
>>147
『対象』ってのがあいまい。
まぁ、ある程度直感的に分かるところも有るけれど、
そこのところを具体的に書いて欲しかったかな。
『お礼参り』ってのは『面白い』んだけど。

『ザ・リバース』
センス:6 バランス:3 オリジナリティ:6
使いたい度:4 月らしさ:8 総合評価:4


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