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(,,゚Д゚)は転職がしたいようです
1
:
名無しさん
:2025/02/16(日) 19:25:24 ID:k8J.qUPc0
(,,゚Д゚)「ノリと勢いだけで本当に仕事辞めてしまった」
(,,゚Д゚)「仕事辞める時って実際はあんな感じだなんて知らなかったな」
(,,-Д-)ホワンホワンホワーン
83
:
名無しさん
:2025/02/27(木) 23:17:38 ID:Fd.ni7TQ0
1週間後
(((;*- -)「…はぁ〜……」テクテク
(;*- -)「今からケーキ屋さんの確認行くの嫌だなぁ……」
(;*゚ー゚)「あの日以来ミセリさんからも連絡ないし…大丈夫かなぁ、お店まだ残ってるかな……」
(;*> <)人「せめて焼け野原になってませんよーに……!」
(((;*- -)テクテク
84
:
名無しさん
:2025/02/27(木) 23:19:40 ID:Fd.ni7TQ0
Σz ゚ワ リ「お兄さん、注文いいですかー!」
(,,゚Д゚)「はいただいま」
Σz ゚ー リ「ランチのケーキセットで、タルトタタンと紅茶ください! ホットで!」
(,,゚Д゚)っ□「はいただいま」ドンッ
Σz;゚ー リ「お願いしまっ……えっ早っ…魔法……?」
( ゚∀゚)「すいませーん、持ち帰りでお願いしたいんですけどー」
(,,゚Д゚)っ□「いらっしゃいませ。こちらシュークリームです」
( ゚∀゚)「えっまだ何も注文してないんですけど……」
(,,゚Д゚)っロ「お会計はカードで」ピロン
(;゚∀゚)「いやだからまだ…っておいそれ俺のカード!? いつの間に!?」
(,,゚Д゚)「ありがとうございましたー」
(;゚∀゚)っ□「いつの間にか箱も持たされてた…こわ…もう帰ろ……」
lw´‐ _‐ノv「米で出来たやつを頼む」
(,,゚Д゚)「でしたら、この『コシヒカリ大福』は如何でしょうか」
lw´‐ _‐ノv「ほほう、どういう大福なんだい?」
(,,゚Д゚)「米粉で作った生地の中に炊き立てのコシヒカリをぎゅうぎゅうに詰めまくった大福です。
お好みで醤油か生卵とご一緒にお召し上がりください」
lw´‐ _‐ノv「ふっ……おもしれー店」
(,,゚Д゚)「お客様には負けるかと」
(*゚ー゚)
(*゚ー゚)(めっっっちゃ繁盛してる〜〜〜)
85
:
名無しさん
:2025/02/27(木) 23:20:30 ID:Fd.ni7TQ0
ミセ;*゚ー゚)リ「あっしぃさん! いらっしゃい!」
(;*゚ー゚)「どうも…あの、これどういう状況で……?」
ミセ;*゚ー゚)リ「ご、ごめん今手が放せなくて……もうちょっと待ってて!」
ビューン三ミセ;*゚ー゚)リ
(;*゚ー゚)「行っちゃった…来る時間間違えたかな……」
86
:
名無しさん
:2025/02/27(木) 23:21:16 ID:Fd.ni7TQ0
ミセ;*- -)リ「ふぅ〜やっとランチ終わった……待たせちゃってごめんね」
(,,゚Д゚)「いえ、全然待ってませんよ」
(*゚ー゚)「どう考えても私への言葉だろ」
ミセ*゚ワ゚)リ「猫山さん、すっごく優秀なの! 仕事早いし力持ちだし製菓の覚えも早いし!
専門用語もすぐ理解してくれたんだよ!」
(*゚ー゚)「接客はちょっと怪しそうでしたけど本当に全部大丈夫ですか?」
ミセ;*゚ー゚)リ「………でも、早いから、まぁ……」
(*゚ー゚)「やっぱちょっとは問題ありそうだな」
87
:
名無しさん
:2025/02/27(木) 23:22:23 ID:Fd.ni7TQ0
(;*゚ー゚)「…というか、製菓までやってるんですか!?」
ミセ*゚ー゚)リ「うん。猫山さん、デコレーションすっごく上手いんだ」
(,,゚Д゚)「手先の器用さくらいしか取り柄がないもので」
(;*゚ー゚)「そ、そんな…猫山さんがケーキ屋できちんと働けているなんて……!」
(,,゚Д゚)「俺が店で何してると思ってたんですか?」
(;*゚ー゚)「てっきり店を爆発させてるかと……」
(,,゚Д゚)「やだなぁ。祭り一発目じゃないんですから」
(*゚ー゚)「予備動作なしでギリギリライン攻めてくるのマジでやめろ」
(,,゚Д゚)「まだ2話目なのに爆発オチなんてサイテーすぎますよ」
(;#゚皿゚)「ちょっ…黙れ!!」
88
:
名無しさん
:2025/02/27(木) 23:25:39 ID:Fd.ni7TQ0
ミセ;*- -)リ「でも、ちょっと問題もあってね……」
(*゚ワ゚)「おっ! やっぱり何かしらあるんですね!?」
(,,゚Д゚)「なんでちょっと嬉しそうなんです?」
ミセ*゚ー゚)リ「ランチ営業が好評になりすぎて猫山さんがいてもまだ手が足りないんだ。
私がホール出ても焼け石に水で……」
ミセ;*>ー<)リ人「という訳で、お願い! もう一人どなたか紹介してもらえないかな…?」
(;*゚ー゚)「えぇっ! も、もう一人ですか!?」
ミセ*゚ー゚)リ「来週で今季の期間限定メニューが終わるから、そこからは落ち着くと思うんだ。
せめてそれまでの短期で…もちろんお給料は弾むし、しぃさんの所への謝礼も上乗せするから!」
ミセ;*>ー<)リ人「来月に出るコンペの洋菓子案の提出期限も迫ってるの! この通り…!」
(;*゚ー゚)「うーん……わ、分かりました。何とかしてみます……」
(;*- -)(……と言っても、短期ならイチから教えてる暇なんてないし…この忙しさなら尚更だし)
(;*゚ー゚)(となるとやっぱり経験者じゃないと……でもミセリさんの頼みだし、斡旋のプロとしても断りたくない……!)
(;*> <)(あ〜でもでもやっぱ無理だよぉ! せめてもうちょっと時間があれば〜!!)
(,,゚Д゚)「……」
89
:
名無しさん
:2025/02/27(木) 23:26:40 ID:Fd.ni7TQ0
(,,゚Д゚)「俺、紹介しましょうか?」
(;*゚ー゚)「えっ!?」
(,,゚Д゚)「一人心当たりがあるんです。ケーキ屋で働いたことあるって言ってたし、ダメ元で頼んでみましょうか」
ミセ;*゚ー゚)リ「ぜ、是非お願いします!」
(;*゚ー゚)「いやでも猫山さんのお知り合いって大丈夫な方なんですか!?
無駄にイチゴを乗せまくったケーキとか、『無』を提供したりとかしません!?」
(,,゚Д゚)「俺への信頼がゼロ過ぎませんか?」
(*゚ー゚)「ゼロっていうかもうマイナスです」
90
:
名無しさん
:2025/02/27(木) 23:27:22 ID:Fd.ni7TQ0
(,,゚Д゚)「でも、きっと大丈夫ですよ。その人は誰かのために動ける人だから」
(;*゚ー゚)(……なによ、急に真面目な顔で……)
(;*゚ー゚)「じゃ、じゃあ……お願いしてもいいですか」
(;*- -)(まぁ、他に方法もないし……どんな人か確認してからでも遅くはないし、いっか)
(,,゚Д゚)「分かりました」
(,,゚Д゚)っ(゚ー゚*)ポン
(,,゚Д゚)っ「じゃ、お願いします」
(*゚ー゚)「………はい?」
(,,゚Д゚)「はい」
91
:
名無しさん
:2025/02/27(木) 23:27:59 ID:Fd.ni7TQ0
(*゚ー゚)「……」
ミセ*゚ー゚)リ「……」
(;*゚ー゚)「……」
ミセ;*゚ー゚)リ「……まさか、経験者…って……」
(;*゚ー゚)「……」
(;*゚ー゚)「………わ」
(;*゚Д゚)「私か〜〜〜い!!!!!」
.
92
:
名無しさん
:2025/02/27(木) 23:28:46 ID:Fd.ni7TQ0
更に1週間後
っ(;*- -)っ「………つ、疲れた〜〜!!」バタッ
(;*- -)(まさか本当に働くことになるなんて…課長もなんでOK出したのよ……!)
(,,゚Д゚)っ○「あ、おふかれはまでふ」モグモグ
(*゚ー゚)「勝手に売り物のシュークリームを食うな」
(,,゚〜゚)ゴクン
(,,゚Д゚)「大丈夫ですよ。もう店閉まったんで」
(*゚ー゚)「別に大丈夫じゃない……そういう問題ではない……」
(,,゚Д゚)「それにこれ勝手に自分で材料使って作ったヤツですから」
(*゚ー゚)「聞けば聞くほど大丈夫じゃない……」
93
:
名無しさん
:2025/02/27(木) 23:30:56 ID:Fd.ni7TQ0
(*- -)「…まぁ今日で2週間の試用期間も終わりましたし、これで猫山さんの転職活動も完了ですね」
(*゚ー゚)「さ、明日は定休日だから仕込みもないし、さっさと掃除終わらせちゃいましょう!」
(,,゚Д゚)「了解」
(,,゚Д゚)「じゃあ俺は表のウインドウから掃除してきますね」
(#゚皿゚)「残ってるケーキ食べる気だろさせるか!!」
(*゚ー゚)「…あれ? ところで、ミセリさんは?」
(,,゚Д゚)「ちょっと用事があると言って奧の倉庫へ。きっと模様替えの準備でしょう」
(;*- -)「いい加減おみせっち思考やめてください」
94
:
名無しさん
:2025/02/27(木) 23:35:18 ID:Fd.ni7TQ0
(;*っ -)「……ふう〜、粗方終わったかな」
(*,,゚Д゚)「こっちも終わりました」ゲフ
(*゚ー゚)「絶対余ったケーキ食べただろ」
(*゚ー゚)っ「あ、そこの足元に入りきらなかった小麦粉の袋置いてるんで気を付けてくださいよ。
ドジって粉塵爆発とかシャレになんないんで」
(,,゚Д゚)「粉塵爆発って人によって知ったきっかけ違いますよね。俺は推理の星くんです」
(*゚ー゚)「私の話聞いてました?」
(,,゚Д゚)「しぃさんは?」
(;*- -)「………ハガレン」
(,,゚Д゚)「あぁ、シャンバラ良かったですよね」
(#゚皿゚)「1期は完全に別モノよ!!一緒にしないで!!」
(,,゚Д゚)「やっばいバリバリの原作派だった」
95
:
名無しさん
:2025/02/27(木) 23:36:03 ID:Fd.ni7TQ0
<ガチャ
ミセ*゚ワ゚)リ「あっ、掃除ありがとう! お疲れ様〜!!」
(*゚ー゚)「ミセリさん! お疲れ様です!」
ミセ*^ー^)リ「本当にありがとね、しぃさん! 制服も凄く似合ってたし、お客さんも増えて助かったよ〜!」
(*^ワ^)「も〜そんなに褒めないでくださいよぅ〜!」
(,,゚Д゚)「……」
(*゚ー゚)っ=lニニフ「なんですか?」
(;,゚Д゚)「何も言ってない何も言ってない」
96
:
名無しさん
:2025/02/27(木) 23:38:34 ID:Fd.ni7TQ0
(*゚ー゚)「…あれっ? ミセリさん、その箱は?」
ミセ*゚ー゚)リ「あ、これ? えへへ、今朝作っておいたんだけど……」
ミセ*^ー^)リっ□「じゃーん! 二人へのありがとうケーキ!
しぃさんは1週間手伝ってくれたし、猫山さんは明日付けで正式採用だし、お祝い!」
(*゚ワ゚)「わぁ美味しそう…! たくさんフルーツ乗ってるし、めちゃくちゃ豪華!」
(,,゚Д゚)「確かに凄く美味しそうですね。ケーキの大型AAないんで分かりづらいかもしれませんが」
(#゚ー゚)「余計なこと言うな!!」
ミセ*゚ー゚)リ「探したんだけどなくて…やっぱりオムライス閉鎖が痛いねぇ」
(;*゚ー゚)「ミセリさんまで…ってか一応アーカイブあるでしょ!」
97
:
名無しさん
:2025/02/27(木) 23:39:54 ID:Fd.ni7TQ0
(,,゚Д゚)「フルーツを上手くよけて蝋燭も刺さってるのがいいですよね」
ミセ*゚ー゚)リ「いや蝋燭なんて付けてないけど」
(,,゚Д゚)「えっあっやべっ大型AAないから認識に齟齬が」
(;*゚ー゚)「アナタが無駄に第四の壁越えようとするからでしょ!」
ミセ;*゚ー゚)リっ「だ、大丈夫! 倉庫からついでに蝋燭持ってきてるから!」
.,、
(i,)
|_|
(;*゚ー゚)「少し無理やり感もありますがナイスです! このまま自然な流れに戻しましょう!」
(,,゚Д゚)「なんか2022年ぶりに見たような形してますね」
(#゚ー゚)「お前の口を蝋で固めてやろうか?」
98
:
名無しさん
:2025/02/27(木) 23:40:56 ID:Fd.ni7TQ0
(,,゚Д゚)「じゃあ、せっかくですし火をつけましょうか」
(*゚ー゚)っロ「あ、ならちょっと部屋の電気暗くしますね」パチ
(,,゚Д゚)っ==「イグニッション!!!」ボオオオ
(*゚ー゚)「たかがチャッカマン使うのにそんな掛け声いる?」
ミセ*゚ー゚)リ「わ〜綺麗……あ、せっかくだしもうちょっと蝋燭持ってこようか?」
(*゚ー゚)「いえ、私行ってきますよ。お二人は飲み物の準備とかお願いします」
(;*゚ー゚)(ちょっと暗いけど……まぁ、このくらいなら普通に歩けr)
(;*゚ー゚)ゴンッ
(;*゚Д゚)「キャッ…!?」
三(,,゚Д゚)ダッ
99
:
名無しさん
:2025/02/27(木) 23:42:34 ID:Fd.ni7TQ0
<ガンガラガッシャーン!!
ミセ;*゚Д゚)リ「わわ!! こ、小麦粉が部屋中に…しぃさん大丈夫!?」
(;*- ゚)∩「痛てて……あれ? 痛くない?」
(,,゚Д゚)っ(;*゚ー゚)
(,,゚Д゚)「大丈夫ですか、しぃさん」
(;*゚ー゚)「えっ…? あ、ありがと、ございます……」
(;*゚ー゚)(ギリギリで猫山さんが支えてくれたから転ばずに済んだ…この人、足速すぎない……?)
100
:
名無しさん
:2025/02/27(木) 23:44:56 ID:Fd.ni7TQ0
(;*-∩-)「……って、ゴホゴホ! いつの間にか部屋が小麦粉まみれになってる!?」
(,,゚Д゚)「片付け忘れた小麦粉の袋に躓いたんですね、ありゃりゃ」
(;*゚ー゚)「せ、せっかく掃除も終わったのに…! すいませんミセリさん、すぐに掃除を!」
ミセ;*゚ー゚)リ「平気平気! とにかく怪我がなくて良かったよ。掃除なら別にあとで私1人で……」
(,,゚Д゚)「いえ、皆でやりましょう。ここまで3人で頑張ってきたんですから、最後まで3人で」
(;*゚ー゚)「猫山さん……」
ミセ*^ー^)リ「…そうだね! じゃ、すぐ掃除終わらせてケーキ食べよっか!」
(;*゚ワ゚)「は、はい! ありがとうございます…!!」
(,,゚Д゚)「……ん? ケーキ?」
(,,゚Д゚)チラッ
.,、
(i,)←点火済みの蝋燭
|_|
(,,゚Д゚)「……」
(,,゚Д゚)「あっ」
101
:
名無しさん
:2025/02/27(木) 23:46:43 ID:Fd.ni7TQ0
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(,,゚Д゚)「番組の途中ですが、ここで今一度
>>94
のレスをご覧ください」
(,,゚Д゚)「……」
(,,゚Д゚)「……」
(,,゚Д゚)「もうお分かりですね?」
(,,゚Д゚)「それでは逝きましょう」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
102
:
名無しさん
:2025/02/27(木) 23:48:05 ID:Fd.ni7TQ0
:::::::::::::::::::::::::::ゞ (. (::.! l,;::) .ノ ノ ./::::::::::::::.......:::::
._ゝ,,. .-ー;''""~ ';;; - .._´,
._-" ,.-:''ー''l"~:|'''ーヾ ヾ
::( ( . |: ! ) )
ヾ、 ⌒〜'"| |'⌒〜'"´ ノ
""'''ー-┤. :|--〜''""
:| |
j i
ノ ,. , 、:, i,-、 ,..、
_,, ,. -/:ヽ::::::::ノ::::Λ::::ヽ::::-- 、ト、
,,/^ヽ,-''"::::\::::::/:::::|i/;;;;;;/::::;;;;ノ⌒ヽノ:::::::::ヽ,_Λ
103
:
名無しさん
:2025/02/27(木) 23:49:52 ID:Fd.ni7TQ0
<モクモク
<ガラガラ
ミセ* ー )リ=3 ケホッ
(* ー )=3 ケホッ
(,, Д )=3 ケンホロウッ
ミセ* ー )リ「……」
(* ー )「……」
(,, Д )「……」
(,,゚Д゚)「……しぃさん」
(*゚ー゚)「…………なんですか」
104
:
名無しさん
:2025/02/27(木) 23:51:58 ID:Fd.ni7TQ0
(,,゚Д゚)「やっぱり爆発オチなんてサイテーですね」
(*゚ー゚)「ぶっ飛ばすぞ」
第2話『パティシエ』 おわり
105
:
名無しさん
:2025/02/28(金) 05:53:44 ID:EEwZIf2E0
乙乙
本当にギャグが上手い!
ケンホロウ二度見しちゃった
おもしろかった〜!
106
:
名無しさん
:2025/02/28(金) 23:33:15 ID:oSR/ajcE0
おもろ
107
:
名無しさん
:2025/03/01(土) 09:28:36 ID:iOHyccxY0
乙 ネタ多すぎるけど一つ選ぶなら「飛行機の中でバット振り回しそうな顔」が特に好き
未読なのか…モナーなのに…
108
:
名無しさん
:2025/03/02(日) 15:54:32 ID:0EPrKZn20
乙乙
>(,,゚Д゚)「米粉で作った生地の中に炊き立てのコシヒカリをぎゅうぎゅうに詰めまくった大福です。
お好みで醤油か生卵とご一緒にお召し上がりください」
↑これ外側お団子なんじゃ…と思ってググったら、本当に米粉で作られた大福が存在して驚いた
109
:
名無しさん
:2025/03/03(月) 20:23:06 ID:8/N77hlI0
おつ、たまごっちのゲーム懐かしすぎて草
フランス語も話せるってギコ本当はめちゃくちゃ有能なのでは?
110
:
名無しさん
:2025/03/06(木) 23:58:35 ID:Fg/Onetc0
面白いな
乙
111
:
名無しさん
:2025/03/08(土) 23:28:16 ID:bkdZnmvk0
テクテク(((;*- -)
(;*- -)「…はぁ〜〜……」
(#- -)(あ"〜〜もう〜〜〜!! なんで日曜の朝っぱらから出勤しないといけないのよ!)
(#゚皿゚)(しかも前日の深夜に連絡寄越してくるとかホントありえない! 今日はバクサンジャーの第5話リアタイする予定だったのに……!
今度こそ課長のデスクの中にレゴブロック敷き詰めてやる!!)
(*゚ー゚)「……ん?」
<チカチカ
(;*゚ー゚)(あ、ちょうど信号変わりそう……でもここからなら走れば……!)
ダッシュ三(;*>ー<)
<キィー!!!
(*゚ー゚)「え?」
112
:
名無しさん
:2025/03/08(土) 23:29:46 ID:bkdZnmvk0
<ブロロローム……
( ・∀・)っ(;*゚ー゚)ギュッ
( ・∀・)「お嬢さん、大丈夫かい?」
イケメ( ・∀・)ーーン!!
(;*゚ー゚)「へ……? は、はい…大丈夫です……」ドキドキ
( ・∀・)「よかった。しっかしひどいトラック運転手もいるもんだね。日曜の朝からあんなスピードで信号無視なんて……」
( ・∀・)「…おっと。咄嗟に掴んでごめんね、お怪我は?」
キラキラ( ・∀・)キラキラ
(;*゚ー゚)「い、いえとんでもないです! 助けていただいて、本当にありがとうございます……!」
( ・∀・)「いやいや、こちらこそあんまりスマートに助けられなくてごめんね」
( ・∀・)∩「最近ここら辺で交通事故とか多いらしいから、お嬢さんも気を付けて! それじゃ!」
(・∀・ )))スタスタ
(;*゚ー゚)「ど、どうも! ありがとうございました……!!」
113
:
名無しさん
:2025/03/08(土) 23:31:11 ID:bkdZnmvk0
(;*゚ー゚)「…」
(;*゚ー゚)「……」
(;*゚ー゚)「……すんごいイケメンだったな……」ドキドキ
(;*゚ー゚)(そこらの芸能人よりカッコよかった…キョドってちゃんとお礼言えなかったし……)
(*゚ー゚)(……本物のヒーローみたいだったなぁ。あの人も、あんな感じだったのかな……)
(*゚ー゚)「……」ボー
Σ(;*゚ー゚)「……はっ! ボーっとしてる場合じゃない! 急がなきゃ!」
ダッシュ三(;*>ー<)
114
:
名無しさん
:2025/03/08(土) 23:32:36 ID:bkdZnmvk0
(*- -)「着いた…。さて、日曜だから相談はないだろうし……頼まれた事務仕事だけさっさとやって帰ろ」
(*゚ー゚)「…あれ? 中の電気点いてるし、鍵も開いてるっぽい……?」
(*゚ー゚)(私以外にも休日出勤の人がいるのかな……?)
(*゚ワ゚)(あ、きっと課長ね! 私の手伝いに来てくれたのかも…!
ありがとうございます課長、レゴブロックじゃなくてLaQで勘弁してあげますね!)
(*^ー^)っ「おはようございまーす! 課長、手伝いにきてくれたん……」ガチャ
115
:
名無しさん
:2025/03/08(土) 23:35:03 ID:bkdZnmvk0
(,,゚Д゚)「おはようございます。助けてください」
(*゚ー゚)「なんでやねん」
.
116
:
名無しさん
:2025/03/08(土) 23:35:39 ID:bkdZnmvk0
(,,゚Д゚)は転職がしたいようです
第3話『美容師』
.
117
:
名無しさん
:2025/03/08(土) 23:37:07 ID:bkdZnmvk0
(;*゚ー゚)「ななな、なんで猫山さんが……!? てかどうやって入ったんですか!? 鍵は!?」
(,,゚Д゚)「どうやってって……普通に入りましたけど」
(;*゚ー゚)「普通って…あ、元々開いてたんですか?」
(,,゚Д゚)「普通にこじ開けて入りました」
(;*゚ー゚)「シンプル不法侵入!!」
(#゚ー゚)「なに勝手なことしてるんですか!? バリバリ犯罪ですよ!?」
(,,゚Д゚)「落ち着いてください。深呼吸してほら、ヒッヒッフー」
(*゚ー゚)「何を生ませようとしてんだ」
(,,゚Д゚)「違うんですよ。朝の散歩中にここの前を通りかかったらちょうど元永さんが『鍵失くした』って困ってて……」
(;*゚ー゚)「困ってたって……普通に警備員さん呼べばスペアの鍵くれるのに」
(,,゚Д゚)「その考えに至らないくらいパニクってたんですよ」
(,,-Д-)ホワンホワンホワーン
118
:
名無しさん
:2025/03/08(土) 23:38:14 ID:bkdZnmvk0
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(;´∀`)『か、かか、鍵失くしたモナ!! 四宮さんが来るのに……お、終わりだモナ、消されるモナ!!』
(; ∀ )『しし、しにたくない…しにたくないよぉ…! 娘が小学校に上がったばかりなのに……!!』
( ;∀;)『い、いやだいやだぁ!! 殺される、ころされるぅ!!
死にたくないしにたくないしにたくない!! いやだぁぁ!!!』
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(,,-Д-)ホワンホワンホワーン
(,,゚Д゚)「っていう感じでした」
(*゚ー゚)「そんなイカゲームで型抜き失敗した人みたいになってたんだ……」
(,,゚Д゚)「尋常じゃない怯えようでしたけど、しぃさんあの人の家族を人質にでもしてるんですか?」
(;*゚ー゚)「し、失礼な! まだ何もしてませんよ!」
(,,゚Д゚)「何かする予定はあるんですね」
119
:
名無しさん
:2025/03/08(土) 23:39:07 ID:bkdZnmvk0
(;*゚ー゚)「というか鍵失くしたって普通に始末書もの…って、え、それで開けたんですか!? どうやって!?」
(,,゚Д゚)+っl「前回言ったでしょ、『手先の器用さくらいしか取り柄がない』ってね」ドヤァ
(*゚ー゚)「いやそんな伏線回収求めてないですから」
(,,゚Д゚)+っlドヤァ
(*゚ー゚)「ドヤ顔で犯罪の証拠品見せつけてくるな」
120
:
名無しさん
:2025/03/08(土) 23:39:45 ID:bkdZnmvk0
(,,゚Д゚)「という訳で、今日も転職相談よろしくお願いします」
(;*- -)「いや…申し訳ないんですけど、うち日曜は相談やってないんですよ。そもそも本来は閉まってるんですからね」
(,,゚Д゚)「でも元永さんにさっき頼んだら『大丈夫ですモナ! 四宮さんによろしく!』って相談の許可くれましたよ」
(*゚ー゚)「今日絶対レゴ買って帰ろ」
(*゚ー゚)「…そういえば、その元永課長は何処に行ったんですか?」
(,,゚Д゚)「しぃさんがやる予定だったらしい書類を持って逃げるように奥へ引き篭もりました」
(*゚ー゚)「まぁ差し引きLaQってとこか……」
(,,゚Д゚)「どっちにしろ何かする予定は変わらないっぽいな」
121
:
名無しさん
:2025/03/08(土) 23:40:56 ID:bkdZnmvk0
(;*- -)「……はぁ、じゃあ今日も相談やりますよはぁ、やればいいんでしょはぁ〜〜!!!」
(,,゚Д゚)「1つのセリフの中に3つも溜息あること中々ないですよ」
(*゚ー゚)「それで、前回で希望される条件は分かりましたけど…正直なことを言わせていただくと厳しいですよ。
ああいうのって大体は正社員じゃなく、バイトや短期の募集ばかりですし」
(,,゚Д゚)「ということは、この前のケーキ屋さんはレアケースだったんですね」
(*゚ー゚)「そうです。結局ミセリさんのトコには別の新しいパティシエの方が来るそうですし……。
あれがダメだったのはぶっちゃけ大痛手ですよ」
(,,゚Д゚)「そういえば、あのお店結局大丈夫だったんですか?」
(*゚ー゚)「保険はしっかり下りたし、見た目ほどの被害じゃなかったそうですからね。来週から無事に営業再開だそうです」
(,,゚Д゚)「無事とは思えない爆発AA使われてましたけど」
(;*- -)「うるさいうるさい」
(,,゚Д゚)「というか前回ダメだったのはどちらかというとしぃさんのせいじゃ」
⊃(;*>ー<)⊂「うるさいうるさい!!! 後でめっちゃ謝りに行きましたよぉ!!」ミミフサギ
122
:
名無しさん
:2025/03/08(土) 23:41:41 ID:bkdZnmvk0
(*゚ー゚)「それで、一つ確認なんですけど……猫山さんって希望するのは正社員だけですか?」
(,,゚Д゚)「いえ特にこだわりはないですね。そもそもその辺の違いとかよく分かってないんで」
(*゚ー゚)「この非常識さでもここまで生きてこられる現代日本って凄いな」
(*,,゚Д゚)「いやぁ、それほどでもないですよ」テレテレ
(*゚ー゚)「どう聞いても褒めてる訳ないだろ」
(*゚ワ゚)「…でしたら、今回は敢えてアルバイトや短期のお仕事は如何です?」
(,,゚Д゚)「バイト…ですか?」
(*゚ー゚)「メリットとしては3つ。見つけやすい、収入を得るのは早い、運が良ければそのまま正社員にもなれます」
デメリットとしては安定性に欠けることや、収入の低さなどが挙げられますね。どうでしょう?」
(,,-Д-)「…う〜ん……」
(,,-Д゚)「……普通の人って、アルバイトとかもやるものなんですか?」
(*゚ー゚)「まぁそりゃあ、普通は正社員としてどこかで働く前にまずバイトとかをしてみるのが一般的だと思いますよ。
私だって大学生の頃は色々バイトしてましたし」
123
:
名無しさん
:2025/03/08(土) 23:42:33 ID:bkdZnmvk0
(,,゚Д゚)「バイトかぁ……1回くらいしかやったことないんですよね」
(*゚ワ゚)「えっ、バイトの経験あるんですか! だからそういうのは最初に会った時に言って……!」
(;*゚ー゚)「……いやちょっと待ってください。それリアルでの話ですか?」
(,,゚Д゚)「リアリティはありましたよ」
(#゚皿゚)「案の定だよクソが!! あぶねぇ!!」
(#゚ー゚)「もう今回は序盤で終わらせます! 何のゲームですか、何してたんですか!」
(,,゚Д゚)「常連になるくらい通ってたら、マスターが喫茶店でバイトさせてくれて……」
(*゚ー゚)「あんなのんびりスローライフのどこにリアリティ感じたんだよ」
(,,゚Д゚)「でも流石に飽きてきたんですよね…そろそろ俺も無人島行こうかな〜」
(*゚ー゚)「なに今更とびだそうとしてんだよ。あつまるなよ」
124
:
名無しさん
:2025/03/08(土) 23:43:15 ID:bkdZnmvk0
(,,゚Д゚)「……薄々思ってましたけど、しぃさん意外とゲーム詳しいですよね」
(;*゚ー゚)「なんです急に……昔少しやってただけですよ。別におかしくないでしょ」
(,,゚Д゚)「でも多分俺とちょっと世代違いません? しぃさん今年24なのに」
(;*゚ー゚)「な、なななんで私の年齢知ってるんですか!? 言ったことないのに!」
(,,゚Д゚)「元永さんが今朝教えてくれましたよ」
(#゚ー゚)「やっぱあとで最寄りのトイザらス探しとくか……」
(,,゚Д゚)「さっきから元永さんに何をするつもりなんです?」
125
:
名無しさん
:2025/03/08(土) 23:44:03 ID:bkdZnmvk0
(*- -)「……幼少期、あんまりお金に余裕がなかったんですよ。当時は中古の安いゲームが唯一の娯楽だったんです」
(,,゚Д゚)「あぁそっか。なるほど、それで」
(*゚ー゚)「…というか世代違うって、猫山さんこそ今おいくつなんです?」
(,,゚Д゚)「さぁ、そもそもプライバシーなんで」
(#゚皿゚)「自分は聞いといてこんにゃろ……」
(*゚ー゚)(…まぁ、初めて来た時に書いてもらった履歴書また見れば分かるか)
126
:
名無しさん
:2025/03/08(土) 23:45:08 ID:bkdZnmvk0
(*゚ー゚)「それじゃ、今回はバイトや短期のお仕事にフォーカスを当てて探しますね〜」
(,,゚Д゚)「はい、よろしくお願いします」
(*゚ー゚)っロ(さて……今ある募集だと良い感じのやつはっと)カタカタ
(*゚ー゚)っロ(倉庫の荷物整理…う〜ん、猫山さん結構動ける人だから合うっちゃ合うだろうけどなぁ……。
出来れば人とたくさん関わって欲しいのよね。色んな人と話して社会性や常識を身に付けて欲しいし)カタカタ
(*゚ー゚)っロ(それが急務だから今回正社員以外を勧めた訳だけど……。
となるとやっぱりバイトでも絞られてくるわよね、一応新規の方も見て……)カタカタ
(*゚ー゚)っロ「……ん?」
『スタイリストの補助募集、無資格未経験OK……』
127
:
名無しさん
:2025/03/08(土) 23:46:04 ID:bkdZnmvk0
(,,゚Д゚)「何かいいのありました?」
(*゚ー゚)「……」
(*゚ー゚)「猫山さん。今日もお暇ですか? お暇でしょ? お暇ですね! よし!」
(,,゚Д゚)「そんなアクセル全開で決めつけられても…まぁ暇ですけど……」
(*゚ワ゚)「アポのメール送って……よし返信来た! それじゃ早速なんですが」
(*^ー^)「美容院、興味ありません?」
(,,゚Д゚)「……え?」
128
:
名無しさん
:2025/03/08(土) 23:47:12 ID:bkdZnmvk0
美容室『バーボンハウス』
(;*゚ー゚)「……いや、名前が美容室からかけ離れすぎでしょ」
(,,゚Д゚)「まぁいいじゃないですか。これはこれで分かりやすいし」
(*゚ー゚)「分かりやすいって何がです? 外観もレンガ造りで別ベクトルにお洒落だし……。
これじゃあ美容室じゃなくてバーだと勘違いされちゃいますよ」
(,,゚Д゚)「でもほら、どれだけしょぼくれた顔の人が店長してるか想像つきません?」
(*゚ー゚)「移動して早々ギリギリ発言やめて下さい」
m9(,,゚Д゚)9m「アイカッ…」
(#゚皿゚)「言わせるか!!」
129
:
名無しさん
:2025/03/08(土) 23:47:48 ID:bkdZnmvk0
<テンテレテッテッテン♪
(*゚ー゚)「なんで美容室の入店音がうごメモなんだよ」
(,,゚Д゚)「ケロッ」
(;*- -)「そこまで再現しなくていいですから」
「いらっしゃいませー」
(*゚ー゚)「すいませーん、朝に連絡した四宮というものですが……」
( ・∀・)「はい! お待たせして……って、あれ? 今朝の?」
(;*゚ー゚)「…えっ! あ、朝に助けてくれたお兄さん!?」
(,,゚Д゚)「………」
130
:
名無しさん
:2025/03/08(土) 23:48:46 ID:bkdZnmvk0
( ・∀・)「ビックリだなぁ。急いでたようだけど、あの後は大丈夫だったかい?」
(;*゚ワ゚)「は、はい! あの、今朝は本当にありがとうございました…!」
( -∀・)「いやいや、可愛らしい女の子が轢かれそうになってて動かない男はいないさ」
(;*^ー^)∩「か、可愛いなんて、そんな…!」テレテレ
(,,゚Д゚)「………」
(;*゚ー゚)「…あっ、し、失礼しました。私、創作駅前のハローワークから来ました、四宮しぃと申します。
今回はアシスタントのアルバイトの斡旋でお伺いさせていただきました」
( ・∀・)「これはどうもご丁寧に。僕はここの従業員の戌井モララーです! よろしく!」
( ・∀・)+キラッ
(;*>ー<)∩(な、なんて顔面偏差値なの! 無駄に光ってるように見える……!)マブシイ
131
:
名無しさん
:2025/03/08(土) 23:49:46 ID:bkdZnmvk0
(;*゚ー゚)っ「そ、それで、今回ご紹介させていただく方がこちらの……」
(,,゚Д゚)「……」
( ・∀・)「………ん?」
(;*゚ー゚)「ちょ、ちょっと猫山さん! ボーっとしてないでアナタも自己紹介を…!」
(,,゚Д゚)「……なんでこっちにいるんだ、お前」
(;・∀・)「……え、あれ、もしかして、猫?」
(;*゚ー゚)「………えっ?」
132
:
名無しさん
:2025/03/08(土) 23:50:47 ID:bkdZnmvk0
(*・∀・)「やっぱり猫じゃないか! 超久々じゃ〜ん! あ、ちょっと痩せた?
てか聞いてよちょうど最近マジで面白いアニメあってさ〜!」
(,,゚Д゚)「ギャルみたいな絡み方してくるな」
(;*゚ー゚)「えっと……も、もしかして猫山さん、お知り合い……?」
(,,゚Д゚)「まぁ、一応」
( ・∀・)「一応って冷たいなぁ、長年苦楽を共にした仲じゃないか!」
(,,-Д-)「一緒に仕事したの3回くらいしかなかっただろ……」
(*゚ー゚)「ご友人さんですか?」
(,,゚Д゚)「……前の仕事が同じだっただけですよ。ただの元同僚です」
(;*゚ー゚)「前のお仕事の!? 猫山さん、本当にちゃんと働いてたことあったんですね……!!」
(,,゚Д゚)「あっそこからもう疑ってたんですね」
( ・∀・)「相談者を信じないハロワ職員って居ていいんだ」
(*゚ー゚)「そういえば、前のお仕事って具体的にどういったことを?」
(゚Д゚,,)
(・∀・ )
(*゚ー゚)「こっち向けや」
133
:
名無しさん
:2025/03/08(土) 23:52:26 ID:bkdZnmvk0
(*゚ワ゚)「猫山さんの元同僚さんだったなんて! ということは、戌井さんも転職なさってここに?」
( ・∀・)「そんな感じですかね。僕のスキルならこの仕事にも適していると考えまして…すぐに採用が決まったのはラッキーでした」
(,,゚Д゚)「俺が主人公で良かったですね。こいつだったらこの話総合短編になってましたよ」
(*゚ー゚)「割とその方が良かったかもと考えてる自分がいます」
( ・∀・)「美容師資格を用意し、日々店長との修行に耐え…先日やっと僕一人でもこの店を任されるようになったんです」
( ・∀・)「そう……! 創作市のカリスマ美容師とは、僕のことさ!!」
( ・∀・)+キラッ
(,,゚Д゚)「お前がカリスマ美容師って言うと……なんかな……」
(*゚ー゚)「何も言わなきゃ偶然の一致で済むかもしれないんだから黙ってて下さい」
134
:
名無しさん
:2025/03/08(土) 23:53:41 ID:bkdZnmvk0
(*゚ー゚)っ「お知り合いなら紹介も要らないとは思いますが形式的に一応…こちらが猫山さんです」
(,,゚Д゚)「……どうも。猫山ギコです」
( ・∀・)「猫山……よーしOK、ギコね。じゃあ改めて、戌井モララーです。よろしく!」
(,,゚Д゚)「それじゃ、今回はご縁がなかったということで」
(゚Д゚,,)⊂(゚ー゚*;)「いや待て待て待て待て」ギュッ
(;*゚ー゚)「面接前になに帰ろうとしてんですか!? 正気!?」
(,,゚Д゚)「いや元同僚とまた同じ職場で働くとか普通に考えて気まずすぎでしょ」
(;*゚ー゚)「そ、それはそうかもだけど……でも猫山さんなら大丈夫でしょ? 無神経だし!」
( ・∀・)「このお嬢さんって一応常識枠の人じゃないの?」
(,,゚Д゚)「前回の途中までは俺もそう思ってたよ」
135
:
名無しさん
:2025/03/08(土) 23:55:26 ID:bkdZnmvk0
(*- -)「いいですか猫山さん、これはチャンスなんです!美容師というのは他の仕事よりも他者と接しやすいお仕事!
心を鬼にしてハッキリ言わせて頂きますが、猫山さんに足りないのは資格でも経験でもなく常識です!」
(*゚ー゚)「人とたくさんコミュニケーションをとって如何にご自分がイカれてるかを自覚する必要があるんですよ!
どれだけ世間との乖離があるか気付いて、早くそのBSEに感染したとしか思えないようなスカスカ脳みそを普通の形に治さないと!」
( ・∀・)「ここまで言われなきゃいけないんだ…転職活動って厳しいんだな……」
(,,゚Д゚)
( ・∀・)「さっきから無表情で黙ってるけど、どうした?」
(,,゚Д゚)「少しでも顔から力を抜くと涙が溢れそうだから」
( ・∀・)「思ってたより効いてた、4倍弱点?」
(,,゚Д゚)「一撃必殺」
( ・∀・)「もう瀕死じゃん」
136
:
名無しさん
:2025/03/08(土) 23:57:07 ID:bkdZnmvk0
(;・∀・)「ま、まぁバイトならいいんじゃない? ぶっちゃけ誰が来ても採用する気でいたし……。
ギコなら知り合いだから、どういう仕事が向いてるか何となく分かるしさ」
(;*゚ワ゚)「じゃ、じゃあ採用ですか! ありがとうございます!」
(,,゚Д゚)「え〜俺こいつの下になるの嫌なんですけど」
(#゚ー゚)「うっさい無職に人権なんてないのよ思い上がるな!」
(,,゚Д゚)「読者に休職中や離職中の人がいるかもとか考えてないキャラの発言だ」
( ・∀・)「ハロワ職員って設定の筈なのにね」
137
:
名無しさん
:2025/03/08(土) 23:58:07 ID:bkdZnmvk0
(,,゚Д゚)「しかし美容師か…流石に美容師が主人公のゲームとかやったことないから不安だな」
(*゚ー゚)「ゲームやったくらいで仕事に自信持たれる方が不安ですよ」
( ・∀・)っX「気持ちは分からなくもないけれど、君の得意なことならよく知ってるし大丈夫だよ。
はいハサミ。どうせこういうのもちゃんと使えるんでしょ?」
(,,-Д゚)っX「……まぁ、とりあえずやってはみるか」
(*・∀・)「よーし決まり! 店長には後で僕が連絡するとして…じゃあ四宮さん、ギコはバイトとして採用ってことで!」
138
:
名無しさん
:2025/03/08(土) 23:59:07 ID:bkdZnmvk0
(;*゚ー゚)「……ちょっと待ってください戌井さん」
( ・∀・)「ん?」
(;*゚ー゚)「あの、一応聞くんですけど、猫山さんにどういうお仕事をさせるつもりですか?」
( ・∀・)+「そりゃあ美容師なんだから髪を切ったり…あ、もちろんシャンプーとかも教えるよ。
心配せずとも僕は教えるのも得意だから、ギコもすぐ一流の美容師にしてみせるさ!」キリッ
(;*゚ー゚)「……いや、えっと」
(;*゚ー゚)「猫山さん、美容師免許ないから髪とか切っちゃダメだと思うんですけど」
139
:
名無しさん
:2025/03/09(日) 00:00:15 ID:ZiEM7.xE0
( ・∀・)
(,,゚Д゚)
(;*゚ー゚)「やらせるのは器具の洗浄とか掃除とかだけで……店長さんが送ってきた募集要項にもそう書いてましたし」
( ・∀・)
(,,゚Д゚)
(;*゚ー゚)「……あの、失礼、もしかしてなんですけどぉ」
(;*゚ー゚)「戌井さんって、ホントにちゃんと美容師免許……」
(;・∀・)「じょじょじょ、冗談に決まっているじゃないか!やだなぁまったくあっはっはユニークなお嬢さんだ!」
(,,゚Д゚)「えっ髪切るのにも免許っているの?」
(;・∀・)「そうに決まってるだろう全く相変わらず抜けてるなぁ猫は!
勿論君には免許ナシでも出来る業務を担当してもらうさ! 四宮さんもご心配なく!」
(;*゚ー゚)「そ、そうですよね? まさかカリスマ美容師の戌井さんがそんなことも知らないなんてあり得ないですよね?」
(;・∀・)「し、知ってたさ! 僕はカリスマ美容師だからね! ハハッ!!」
(;*゚ー゚)「著作権に厳しそうな笑い方になってますけど……」
(,,゚Д゚)「これはどっちのパロディなんですかね」
(*゚ー゚)「なんで言わなくていいセリフを逐一挟む?」
140
:
名無しさん
:2025/03/09(日) 00:00:50 ID:ZiEM7.xE0
(;・∀・)「おっとぉもうすぐご予約のお時間だ! そろそろ準備に取り掛からないと!」
(;・∀・)っ「それじゃお二人ともこの辺で! ギコは明日の朝8時に来てね! では!!」
(;・∀・)っ(;*゚ー゚)「えっちょ、ちょっと! 押さないで下さいよ!」グッ
(;・∀・)っ(,,゚Д゚)「首絞められるよりはマシだな」グッ
(;・∀・)ノポーイ
三(,,゚Д゚) (;*゚ー゚)
(;・∀・)「それでは! アディオス!」
<バタン
(;*゚ー゚)「……」
(,,゚Д゚)「……」
141
:
名無しさん
:2025/03/09(日) 00:01:55 ID:ZiEM7.xE0
(;*゚ー゚)「…ま、まぁとりあえず、なんとか無事に採用されたということで……」
(,,゚Д゚)「そうですね。あの美容院が今後無事で済むかは分かりませんが」
(*゚ー゚)っ「とにかく、今回はアルバイトということで2週間の試用期間や報告義務などはありません。
でもだからって気を抜かないように! 非常識な行動や発言には今度こそ気をつけてください! いいですね!」
(,,゚Д゚)「了解」
(,,゚Д゚)「…ではしぃさん、今回もありがとうございました。俺はこの辺で」
(;*゚ー゚)「え? いや来た時同様、車で駅前まで送りますよ?」
(,,゚Д゚)「大丈夫です。俺はちょっと用事があるので、では」
(゚Д゚,,)))テクテク
(;*゚ー゚)「今朝は暇って言ってたじゃ……ちょ、ちょっとー!?」
(;*゚ー゚)「……いっちゃった。相変わらず歩くの早いわね……」
(*゚ー゚)「……」
(*゚ー゚)「……」
(*゚ー゚)「とりあえずあの美容室の調査は一応しとこ……」
142
:
名無しさん
:2025/03/09(日) 00:03:00 ID:ZiEM7.xE0
大体2週間後
(;*゚ー゚)「…来てしまった。あの美容院………」
(;*゚ー゚)(調査もしたけど結局何も問題なかったどころか、めちゃくちゃ評判良いのよねココ)
(*゚ー゚)(今回はバイト採用だから見に来なくてもいいんだけどやっぱり心配だし…最近髪も伸びてきたし、ちょうどいいわよね)
(*゚ワ゚)っ「すいませーん、予約した四宮ですけどー」ガチャ
143
:
名無しさん
:2025/03/09(日) 00:03:44 ID:ZiEM7.xE0
(,,゚Д゚)っX「では、今回は全体を整えて伸ばしていく感じで」
川д川「は、はい。それでお願いします……」
(,,゚Д゚)っX「はーい、それではカットしていきま……」
(*゚ー゚)
(,,゚Д゚)っX
(,,゚Д゚)彡サッ
(*゚ー゚)「遅ぇよ」
144
:
名無しさん
:2025/03/09(日) 00:04:57 ID:ZiEM7.xE0
(#゚皿゚)「なに堂々とハサミ持ってんですか!? 免許ないとダメって言ったでしょ!」
∩(,,゚Д゚)∩「ハサミ……? えっ何…? わからない、どこに……?」
(#゚ー゚)「AAにないからって誤魔化せると思わないでください! 前レスで明らかに持ってたでしょ!」
(,,゚Д゚)「いや違うんですよ、あれはハサミじゃなくてアルファベットっていう武器で」
(#゚ー゚)「アンタ如きがX持ててたまるか!!」
(,,゚Д゚)「でもでもだって、モララーがやれって……」
(#゚ー゚)「子どもみたいな言い訳しないでください! いくらあなたの元同僚さんでもそこまで非常識なわけが……!!」
145
:
名無しさん
:2025/03/09(日) 00:05:53 ID:ZiEM7.xE0
<ガチャ
( ・∀・)「ギコー、カット終わった〜?」
(*゚ー゚)
( ・∀・)
( ・∀・)「あっ」
( ・∀・)
( ・∀・)スゥー
(#・∀・)「こらギコ! 資格ないと髪切っちゃダメって言っただろ何考えてんだ!!」
(*゚ー゚)「往生際悪すぎだろ」
146
:
名無しさん
:2025/03/09(日) 00:07:01 ID:ZiEM7.xE0
川;д川「あ、あの…この黒い服の美容師さん、無免許なんですか……?」オドオド
(;・∀・)「ま、まずい! このままじゃこの2週間、あまりにも増え過ぎたお客さんたちに僕一人じゃ対応出来ないからって資格も免許も知識もないけど技術はあるギコにもカットをこっそり任せていたことがバレてしまう!」
(*゚ー゚)「あぁ全部自分で言っちゃったよこの人」
(,,゚Д゚)「しぃさんが大きな声出すから」
(*゚ー゚)「責任転嫁するにも雑すぎるだろ」
147
:
名無しさん
:2025/03/09(日) 00:08:34 ID:ZiEM7.xE0
川;д川「む、むむ、無理です帰ります! 免許ない人に髪切ってもらうなんて…!!」
(,,゚Д゚)「これが噂に聞くドタキャンってやつか」
(*゚ー゚)「至極真っ当なご判断だよ」
川;д川「店の名前と店員の顔ネットに晒し上げてぜってー炎上させてやります!!」
(*゚ー゚)「めちゃくちゃ現代的な復讐方法考えてる……」
(;・∀・)「お、お待ちくださいお客様! これにはシルバニアファミリーの食器ぐらい深い誤解がありまして!」
(*゚ー゚)「あっっっさ」
川#д川っロ「勇気だして予約して来たってのに許せない!
ツイッターとインスタとミクシィとモバゲーで世界中に拡散してやるわ!」
(*゚ー゚)「後半2つはもうだいぶ無理ありません?」
(;・∀・)「仕方ないこうなったら……! ギコ! 頼む!」
(,,゚Д゚)「了解」
148
:
名無しさん
:2025/03/09(日) 00:09:11 ID:ZiEM7.xE0
スッ(,,゚Д゚) 川#д川っロ「あなたじゃ話にならないわ! 店長出しなさいよてんちょ…」
(,,゚Д゚)っ川□川ガバッ!!
<バタンッ
(,,゚Д゚)
(*゚ー゚)
( ・∀・)
川ー川スースー
(,,゚Д゚)「………よし!」
(*゚ー゚)「何がだよ」
(,,゚Д゚)「こんなこともあろうかとクロロホルムとか色々発注しといてよかった」
( ・∀・)「でかした!」
(*゚ー゚)「しでかしてんだよ」
149
:
名無しさん
:2025/03/09(日) 00:10:47 ID:ZiEM7.xE0
(;*゚ー゚)「マジでどうするんですかこの状況!! どうやったって言い訳出来ませんよバリバリ現行犯ですよ!!」
( ・∀・)「大丈夫だよ四宮さん。犯罪はね、バレなきゃ犯罪じゃないんだから」
(#゚ー゚)「ふざけんな! 命の恩人だけどふざけんなよ!!」
(,,゚Д゚)「落ち着いてくださいしぃさん。まず立ち木のポーズをとってそのままの姿勢でゆっくり呼吸を……」
(#゚皿゚)「WiiFitさせようとしてくるんじゃねぇ!!」
( ・∀・)っロ「とりあえずスマホは回収しておいて……よし、録音録画はされてないな。はいギコ」
(,,゚Д゚)っロ「よし、俺が持っておく」
(;*゚ー゚)「証拠隠滅の動きがスムーズすぎる…怖……」
150
:
名無しさん
:2025/03/09(日) 00:11:51 ID:ZiEM7.xE0
( ・∀・)「まぁやってしまったことは仕方ない。こうなったら方法は1つしかないな」
(;*゚ー゚)「いや今更何したってもう挽回はムリじゃ……」
( ・∀・)「おやおや忘れてないかい? そこにいる全身真っ黒のジャージ男は確かに無資格でカットを行った思慮分別のないモグリだが!」
(,,゚Д゚)「言っとくけど俺はお前にハサミ持たされたんだぞ」
( ・∀・)+「僕はこの国で5本の指に入るほどの天才カリスマ美容師! 眠っている間に完璧なカットをするなんて朝飯前さ!」キラッ
(;*゚ー゚)「眠ってる間にって…薬かなにかで無理やり眠らせたんでしょ? そんなのすぐに起きちゃいません?」
( ・∀・)っ「ノープロブレム! ギコ、お客様を椅子に座らせてくれ!」
(,,゚Д゚)
( ・∀・)「……あの、すいませんでした。お客様を椅子に座らせてもらえませんでしょうか」
(,,゚Д゚)「しゃーないな」
(*゚ー゚)「割と根に持ってたんだ」
151
:
名無しさん
:2025/03/09(日) 00:12:50 ID:ZiEM7.xE0
川ー川スピー
(;*゚ー゚)「…で、どうするんです? ここからカットにシャンプー、パーマやヘアメイクなんて無理がありますよ」
(;*゚ー゚)っ「しかもこの方の髪めちゃくちゃ固くて長いし……うわっマジでタワシみたいにチクチクする!
よくこんなバリカタアブラマシマシボサボサ髪で日常生活を送ってこれましたね恥ずかしくなかったのかな」
( ・∀・)「貴女の口の悪さも相当だと思う」
(,,゚Д゚)「ほぼ毎回これを食らい続けてる俺を誰か褒めて欲しい」
( ・∀・)「さて…それじゃあ、少しばかり本気を出そうかな」
( ・∀・)⊂クビゴキ
( ・∀・)∩ユビポキポキ
( -∀-)「よーし………」
( ・∀・)σ「イッツショータイム!!」ビシィッ
152
:
名無しさん
:2025/03/09(日) 00:14:07 ID:ZiEM7.xE0
<ジャキジャキジャキジャキン!!
<キュイン!!ギュイィィィン!!!
<ボオォォォォ!!!ゴェェ!!!
<バチバチバチバチィ!!!
(*゚ー゚)「髪切ってるとは思えない爆裂音しか聞こえてこないんですけど」
(,,゚Д゚)「他に表現方法思いつかなかったんで我慢して下さい」
153
:
名無しさん
:2025/03/09(日) 00:14:52 ID:ZiEM7.xE0
1時間後
「ん……? あれ、わたし、いつの間にか寝て……」
( ・∀・)「お目覚めですかお客様」
( ・∀・)「ちょうど施術が終わったところです。さぁ、鏡でご確認ください」
「は、はぁどうも………って、え…!?」
キラキラ・:*+..:+ξ゚⊿゚)ξ・:*+..:+キラキラ
ξ;*゚⊿゚)ξ「こ……これが、私……!?」
before→川д川
after→ξ゚⊿゚)ξ
154
:
名無しさん
:2025/03/09(日) 00:16:12 ID:ZiEM7.xE0
( ・∀・)「これがカリスマ美容師のカットですよ」
ξ*゚⊿゚)ξ「素敵…! 髪もサラサラになってるし、めちゃくちゃ自然な明るい色になってる…!」
( ・∀・)「お気に召していただけたでしょうか?」
ξ*゚⊿゚)ξ「はい! 本当にありがとうございます!
なんだか大事なことを忘れてる気がしなくもないけれどそんなのもうどうでもいいくらい!」
( ・∀・)「大事なのは堂々と前を向いて歩くことですからね。間違っても思い出そうとしてはいけません」
ξ*゚⊿゚)ξ「そうですね! なんだか自分に自信が湧いてきたわ! まるで生まれ変わったみたいです!」
( ・∀・)「お気に召していただけたのなら美容師冥利につきますよあっはっは」
(,,゚Д゚)「これ本当にまだセーフなんですかね?」
(*゚ー゚)「今回で最終話になるかもしれないですね」
155
:
名無しさん
:2025/03/09(日) 00:18:12 ID:ZiEM7.xE0
( ・∀・)「それではお会計、合計3万円になります」
(;*゚ー゚)「た、高くない!? いくら腕が良いといっても流石に…!」
ξ*゚⊿゚)ξっロ「うっそなんてリーズナブルなの!? カードで!」
(*゚ー゚)「正気か?」
(,,゚Д゚)「シャンプーになんかやばい成分含まれてたんじゃないですかね」
(*゚ー゚)「記憶と一緒にマトモな判断力まで流されちゃったんですね……」
ξ*゚⊿゚)ξ「本当にありがとうございました! 絶対また来ます! では!」
(*゚ー゚)「やめとけって言いづらい…腕はマジで確かなだけに言いづらい……」
( ・∀・)「ありがとうございましたー!」
<ガチャバタン
(;・∀・)∩「……よし! なんとかなったな!」
(*゚ー゚)「もっと深刻な問題が生まれまくってることに気付け」
(,,゚Д゚)「土下座と切腹の練習あとでしとくか」
156
:
名無しさん
:2025/03/09(日) 00:19:01 ID:ZiEM7.xE0
( ・∀・)「さて、じゃあ次は四宮さんの施術だね。腕が鳴るよ!」
(;*゚ー゚)「そういえば私も髪切りに来たんだった…忘れてた……」
(,,゚Д゚)っX「お任せください」ガタッ
(*゚ー゚)「座ってろバイト」
( ・∀・)「…あ、そうだ! 今日はそろそろ店長が来る日なんだけど、どうする?」
(*゚ー゚)「えっ? 店長さんが?」
( ・∀・)「ギコも会ったことないよね。店長は凄いよ〜さっきの施術も店長なら30分かからず仕上げただろうね」
(;*゚ー゚)「そ、そんなに凄腕なんですか…!?」
( ・∀・)「色々迷惑かけちゃったし、お代は僕が負担するからどう? 店長のカット予約は中々取れないんだけど今回は特別!」
(,,゚Д゚)「相変わらず問題の揉み消しが上手いな」
( ・∀・)「ビークワイエット!!」
157
:
名無しさん
:2025/03/09(日) 00:19:53 ID:ZiEM7.xE0
(;*゚ー゚)「う、う〜ん……」
(;*- -)(正直めちゃくちゃ興味ある…それにお代が無料なのも嬉しいのよね、カットに3万なんて流石に出せないし……)
(*゚ワ゚)「じゃ、じゃあお願いしてもいいですかね…!」
(,,゚Д゚)っX「よしきた」
(*゚ー゚)「この話の流れでアンタな訳あるか」
(,,゚Д゚)「でも実際、ここの店長さんに頼むのって危なくないですか?」
(*゚ー゚)「危ないって何がです? うちに送ってきたバイト募集もまともな内容だったしきっと常識ある方ですよ! 誰かさんと違って!」
(,,゚Д゚)「隙あらば刺そうとしてくるなこの人」
(,,゚Д゚)「でも、もし店長が想像通りのしょぼくれ顔だったらどうするんですか? もうこれ以上はキャパオーバーですよ」
(;*゚ー゚)「うぐっ…た、確かにこれ以上余計な問題は抱えたくない……」
(,,゚Д゚)「3話で打ち切りなんてまっぴらごめんです。こういうのって適度だから面白いんであって、やり過ぎは冷めますからね」
(*゚ー゚)「分かってるならもうちょっと自省してくださいよ」
158
:
名無しさん
:2025/03/09(日) 00:20:37 ID:ZiEM7.xE0
(;*゚ー゚)(…まぁ、店の名前といい嫌な予感しかしないのも事実。これ以上のパロは間違いなくデッドゾーン……!)
(;*- -)「……じゃ、じゃあまぁ、今回はやっぱり諦め……」
<ガチャ タダイマー
( ・∀・)「あ、噂をすれば! 店長おかえりなさーい!」
(;*゚ー゚)「こ、こんなタイミングよく!? やばいやばい!!」
「あれ、お客様いるの?」
/(:*゚Д゚)\「あああもうムリ間に合わない!! もうこれ以上の問題は抱えきれないって〜〜!!」
( ^^ω)「いらっしゃいませホマ! 店長の長谷川マルタスニムですホマ!」
159
:
名無しさん
:2025/03/09(日) 00:22:08 ID:ZiEM7.xE0
(*゚ー゚)
(,,゚Д゚)
( ・∀・)「あれ? どうしたんだい2人とも」
(;*゚ー゚)「……えっと、この人が店長さんですか?」
( ・∀・)「そうだけど」
(,,゚Д゚)「こんな顔→(´・ω・`)の人じゃなくて?」
( ・∀・)「誰それ」
(;*゚ー゚)「……」
(,,゚Д゚)「……」
160
:
名無しさん
:2025/03/09(日) 00:22:49 ID:ZiEM7.xE0
っ(;*- -)っ「………なんだよもお〜〜!!!」バタッ
(,,゚Д゚)「一周回ってガッカリですね」
(;・∀・)「えっ? な、なに? どうしたの?」
(#- -)「なんでもないですっ!! もうさっさとカットお願いします〜!!」
(;^^ω)「初見からこんなにキレ気味のお客様初めてホマ……」
(,,゚Д゚)「接客業ってやっぱ大変なんだな」
161
:
名無しさん
:2025/03/09(日) 00:24:36 ID:ZiEM7.xE0
( ^^ω)「あれ? 君は……?」
(,,゚Д゚)「はじめまして猫山ギコです。アルバイトとして雇われてあげてました」
(*゚ー゚)「どういうメンタルしてたらそんな上からいけるんだ?」
(*^^ω)「君がモララーくんの紹介の人ホマね! 話は聞いてるホマよ!」
( ^^ω)「……と、その前に」
( ^^ω)「お客様、本日はご来店いただきありがとうございますホマ。今回はどういった感じで?」
(;*゚ー゚)「え? えぇと、そうですね……。
全体的にちょっと短くしたいんですけど、前髪は遊べるくらいには残して欲しくて……」
( ^^ω)「なるほど、全て承知いたしましたホマ。それでは」
( ^^ω)σパチン
キラキラ・:*+..:+(*゚ー゚)・:*+..:+キラキラ
(;*゚ー゚)「………へ!?!?」
(,,゚Д゚)「えっ」
162
:
名無しさん
:2025/03/09(日) 00:26:59 ID:ZiEM7.xE0
( ^^ω)「今回は初めての施術ということで、元の形を大きく弄ることなくワンカールなショートボブでまとめさせていただきましたホマ。
全体的な長さはあまり変えず、カラーは春らしくピンクラベンダーで仕上げておりますホマ」
(,,゚Д゚)「何言ってるのかも何したのかも全然分からん」
(;*゚ー゚)∩「ちょっえっホントに何が起きたの!? しかも髪めっちゃサラサラになってるんですけど!?」
( ^^ω)「おそらく毛先のぼさつきと引っかかりにも悩まれていると感じましたので。
2種類のオリジナルトリートメントで髪質を改善させておきましたホマ」
( ^^ω)「これならしばらくは例え雨の日でもセットが崩れることはないでしょう。
髪を乾かす時はタオルで水分を拭き取ってから、最後は冷風でゆっくり乾かしていただけると髪質が長持ちする筈ですホマ」
(;*゚ー゚)「アフターフォローも丁寧だ……」
( ・∀・)「さすが店長。僕ですら見逃すスピードのカリスマ施術だ」
(;*゚ー゚)「施術っていうか、もう完全に魔法の域でしょ!? 指鳴らしただけじゃないの!?」
(*;^^ω)「そんな魔法なんて…自分なんてまだまだですホマ」
(;*゚ー゚)「しかもめちゃくちゃ謙虚だ……」
(,,゚Д゚)「さっきガッカリとか言ってマジすいませんでした」
163
:
名無しさん
:2025/03/09(日) 00:27:52 ID:ZiEM7.xE0
( ^^ω)「さて、えっと…猫山さんだったホマね。自分がいない間に色々働いてくれてありがとうホマ」
(,,゚Д゚)「いえ大したことはしてませんよ。トリートメントとか何のためにするのか全然分かんないし」
(;^^ω)「えっトリートメントは美容師じゃないと使っちゃダメだけど……」
(;・∀・)「あ"ーっ! も、もう美容師免許を取るための勉強を始める気なのかギコくん! 偉いね!」
(*゚ー゚)「誤魔化しの勢いが強すぎる」
(*^^ω)「そういうことホマか! やる気があって嬉しいホマ〜!」
(;*゚ー゚)「ああっ良い人すぎるばかりに…!」
(,,゚Д゚)「詐欺とか気を付けて下さいね」
164
:
名無しさん
:2025/03/09(日) 00:28:51 ID:ZiEM7.xE0
( ^^ω)「それじゃ、最初は事務仕事をメインでやってもらうけど…うちで働いていけそうホマ?」
(,,゚Д゚)「任せてください。刃物の扱いと度胸には自信があるので」
(*゚ー゚)「キッチンハイターとサンポールくらい危険な組み合わせやめろ」
( ^^ω)「よし! そうと決まればすぐに正式な書類を……」
<テンテレテッテッテン♪
(,,゚Д゚)「ケロッ」
(*゚ー゚)「だからやらなくていいですって」
( ・∀・)「あれ、お客さん? この時間は予約入ってなかった筈だけど……?」
ξ;゚⊿゚)ξ「すいませーん! ちょっと忘れ物しちゃったんですけどー!」
165
:
名無しさん
:2025/03/09(日) 00:30:59 ID:ZiEM7.xE0
(*゚ー゚)
(,,゚Д゚)
( ・∀・)
( ^^ω)「いらっしゃいませホマ! お客様、忘れ物とは?」
ξ;゚⊿゚)ξ「もしかして店長さんですか? さっきここでカットしてもらったんですけど、スマホ忘れちゃって…!」
ξ*゚⊿゚)ξ「あ、それです! 黒いお兄さんが持ってるそのスマホ!」
(,,゚Д゚)っロ「どうぞお返ししますこれですよね返しましたさぁ早くお帰りくださいませ」
( ・∀・)「お出口はあちらですさぁ振り返りましょうほら後ろ見ましょう戻りましょう」
(*゚ー゚)「さっき前を向いて歩けとかなんとか言ってませんでしたっけ」
(;^^ω)「な、なんでそんな早口……?」
ξ;゚⊿゚)ξっロ「先ほどはお兄さんにも失礼な態度とってすいませんでした!
無免許だのなんだの言っちゃって……!」
( ^^ω)「……うん?」
166
:
名無しさん
:2025/03/09(日) 00:31:44 ID:ZiEM7.xE0
ξ*゚⊿゚)ξ「ハサミ持ってたのに免許ないとか聞こえた気がして戸惑っちゃって!
いやー冷静に考えると美容師免許ない人がハサミ持ってる訳ないですよね! 私ったらほんとドジ! てへっ!」
( ^^ω)「……ハサミ、持ってた………?」
ξ*゚⊿゚)ξノシ「それじゃ失礼します! ぜーったいまた来ますね! さようなら〜!」
<バタン
(*゚ー゚)「……」
(,,゚Д゚)「……」
( ・∀・)「……」
( ^^ω)「……」
( ^^ω)「……猫山さん、モララーくん」
(,,゚Д゚)「はい」
( ・∀・)「なんでしょう」
167
:
名無しさん
:2025/03/09(日) 00:32:07 ID:ZiEM7.xE0
( ^^ω)「この話はなかったことにするホマ」
(,,゚Д゚)「ええぇっ!?」
(;・∀・)「なんでぇ!?」
(*゚ー゚)「当然だよアホども」
168
:
名無しさん
:2025/03/09(日) 00:33:07 ID:ZiEM7.xE0
(;*- -)「……はあぁぁ〜〜!! 今回こそ……今回こそいけると思ったのに〜!!」
(,,゚Д゚)「諦めないでください。また一緒に頑張りましょう」
(;*- -)「なんであなたが励ます側になってんですか……」
(,,゚Д゚)「まぁ、今回はしぃさんにも良いことあったじゃないですか。それでチャラってことで」
(*゚ー゚)「別にあなたがカットした訳じゃないでしょ」
(,,゚Д゚)「でも髪切ろうとしたらしぃさん何故か怒るじゃないですか」
(*゚ー゚)「もしかしてまだ免許の大事さを分かってないのか?」
169
:
名無しさん
:2025/03/09(日) 00:35:22 ID:ZiEM7.xE0
(*^ー^)∩「……ま、確かに今日はラッキーでしたね。お代もタダだったし!
あ〜頭が軽い! スッキリした〜!」
(*゚ワ゚)「ほら、どうですどうです? 中々可愛くなったと思いません?」
(,,゚Д゚)「……? いや、別に」
(#゚ー゚)「うわっ、ほんっっと〜に無神経ですね! こういう時は分かんなくても肯定するのが普通なんですよ!」
(,,゚Д゚)「そういうものなんですか?」
(#- -)「そういうものなんです! 全く、こんなことまで一々言わなきゃ分かんないなんて……!」
(,,゚Д゚)「……そう言われましても、特段可愛くなったとはとても思えないので」
(#゚ー゚)っ=lニニフ「死にたいならそう言え?」シャキン
(;,゚Д゚)「どっから出した……いや、というかそうじゃなくて」
(,,゚Д゚)「しぃさんはずっと可愛いでしょう」
.
170
:
名無しさん
:2025/03/09(日) 00:36:11 ID:ZiEM7.xE0
(*゚ー゚)
(,,゚Д゚)「……しぃさん?」
(;*゚ー゚)「……へ」
(,,゚Д゚)「どうしました急に立ち止まって」
(;*゚ー゚)「い、いや……べつに、なにも」
(,,゚Д゚)「まぁ、今日も色々あって疲れましたよね。あの非常識な犬と関われば誰でもそうなりますよ」
(;*゚ー゚)「いや貴方から受けたストレスの方が遥かに大きいですけど……」
(,,゚Д゚)「それじゃ、俺はここで失礼します。今日も本当にありがとうございました」
(;*゚ー゚)「ま、またですか? 車すぐそこに停めてますし、今回くらいは……」
(,,゚Д゚)「いや大丈夫です。それでは」
(゚Д゚,,)))スタスタ
171
:
名無しさん
:2025/03/09(日) 00:36:48 ID:ZiEM7.xE0
(*゚ー゚)「……」
(*゚ー゚)「……」
(*゚ー゚)「………え、何、なにさっきの」
(;*゚ー゚)「………」
(;* ー )「………」
(;*∩ー∩)「……あぁ〜…」
(;*∩Д∩)「…………急になんだよぉ、もぅ〜!!!」
172
:
名無しさん
:2025/03/09(日) 00:37:35 ID:ZiEM7.xE0
テクテク(((,,゚Д゚)
ヒュッ===8< (,,゚Д゚)
=8<⊂(,,゚Д゚)パシッ
(,,-Д-)「……尖った物を人に投げるなよ」
「ノールックでハサミを掴み取る化け物が人だって?」
( ・∀・)「相変わらずギャグのセンスないねぇ、猫」
173
:
名無しさん
:2025/03/09(日) 00:40:59 ID:ZiEM7.xE0
(,,゚Д゚)「あれ、店で使ってたハサミと変わってないか?」
( ・∀・)「もっと良いAAがあることにさっき気付いたんだ」
(,,゚Д゚)「そういうのまとめたサイトとか欲しいよな」
( ・∀・)「令和に求めるのは厳しいよ。時の流れは残酷だね」
(,,゚Д゚)っ8<「……で、まだ何か用でもあるのか?」ポイ
( ・∀・)っ8<「そりゃあね。あのお嬢さんがいたんじゃ積もる話も出来ないし」キャッチ
(,,゚Д゚)「美容室で話せばよかったろ。2週間も働いてたってのに」
( -∀・)+「今の僕はあそこじゃカリスマ美容師だからね! 本物の無職に成り下がった君とは違うのさ!」キラッ
(,,゚Д゚)「それは転職が上手くいってない俺への当てつけか?」
(;・∀・)「あ、マジで気にしてたんだごめん……」
174
:
名無しさん
:2025/03/09(日) 00:44:27 ID:ZiEM7.xE0
( -∀・)「…てか、最初からある程度察しついてたでしょ? 僕がこの国に居る時点でさ。
まさかこんな簡単に君に会えるとは思わなかったけど」
(,,゚Д゚)「……」
(,,-Д-)=3「……ボスの命令か」ハァ
( ・∀・)「そんなのとっくに終わったよ。
誰かさんがいきなり辞めたせいで忙しくてねぇ、お陰で今期のアニメ3つもリアタイ出来てないんだ」
(,,゚Д゚)「ならさっさと次の仕事行けよ。何でまだ美容師ごっこなんて続けてんだ」
( ・∀・)「ちょっとした休暇さ。『猫のワガママは通したのに』って駄々こねたらすんなりお休みくれたよ。
うちって案外ホワイトだったんだね!」
(,,゚Д゚)「……で、何が聞きたいんだ」
( ・∀・)「そうだねぇ手早く済まそうか。んじゃあ、本題」
( ・∀・)「――なんで辞めたの?」
175
:
名無しさん
:2025/03/09(日) 00:48:18 ID:ZiEM7.xE0
(,,゚Д゚)「……どうせボスからもう聞いてるんだろ」
( ・∀・)「ノリと勢いってやつ? え、あれまさかホントに言ったの?」
(,,゚Д゚)「そうだ。それ以上でも以下でもない。分かったらもう…」
( ・∀・)っy=ー「分かんないから来たんだろうが」ガチャ
(,,゚Д゚)「……」
( ・∀・)っy=ー「存在そのものが不幸の具現化みたいな君が、そんな理由で退職出来る訳ないだろう?
ボスのことだ。裏に何かあると考えるのが自然さ」
( ・∀・)っy=ー「ノリと勢いなんてふざけた答えじゃ納得できないからこんな東アジアの島国にまで聞きに来たんだよ。
言っとくけど、カンカンなのは僕だけじゃ……」
(,,゚Д゚)「お前らの納得なんか必要ない。
俺は退職したくなって、ボスはそれを認めてくれた。それで十分だろ」
176
:
名無しさん
:2025/03/09(日) 00:49:43 ID:ZiEM7.xE0
( ・∀・)っy=ー「……何も言うことはないってのか?」
(,,゚Д゚)「……」
(,,-Д-)「………じゃ、1つだけ」
( ・∀・)っy=ー「慎重に言葉は選べよ。またふざけた答えなら容赦なく撃つ」
(,,-Д゚)「………」
177
:
名無しさん
:2025/03/09(日) 00:52:09 ID:ZiEM7.xE0
(,,゚Д゚)「今日の金ロー、ゲド戦記だぞ」
(・∀・;)三「それを早く言えよチクショウッ!!!」ダッシュ
第3話『美容師』 おわり
178
:
名無しさん
:2025/03/09(日) 21:19:48 ID:3w5hUSu.0
乙乙
モララー良いキャラだねぇ
金ローのゲド戦記は格別だよね
今回もめちゃくちゃ面白かった!続き気になる待機
179
:
名無しさん
:2025/03/10(月) 05:46:57 ID:KiX6A8Vk0
乙〜
180
:
名無しさん
:2025/03/10(月) 09:46:44 ID:1FQc.ka20
おつ!
ギコの能力の高さがなんとなく不穏な感じ出してたけどとうとうきたな…
181
:
名無しさん
:2025/03/11(火) 07:45:19 ID:u9cic5qQ0
乙乙
>( ・∀・)「もっと良いAAがあることにさっき気付いたんだ」
柔軟さ好き
免許の大切さとネタの細かさと自動的に作者の好きな作品を学ばされる作品
182
:
名無しさん
:2025/03/11(火) 11:44:25 ID:vqIudKko0
>( ・∀・)「でかした!」
>(*゚ー゚)「しでかしてんだよ」
ここのやりとり無茶苦茶好きだ、乙
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