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第八次NaNじぇい聖杯戦争、開幕
1
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/05(金) 12:15:41 ID:W62d2YDk
電脳世界の大海に揉まれ、分解と再構成を繰り返すいちじくの葉「NaNじぇいサーバー」
今、新たなフェイズのもと、電子的に再現されたマスター達による一大魔術儀式が始まろうとしていた。
TRPG"風"安価SSです。
NaNじぇいゆかりのマスターを選んでください。
??「管理者が変わったので新しいルールです」
マスター候補20:00から書き込まれた14人
422
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/03(水) 00:43:32 ID:iXTpvJPY
バージニアエクスプロージョンは連撃でいなされるがアサシンはランサーと距離をとることに成功する
423
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/03(水) 00:45:24 ID:I949WtIk
ベルリはアサシンが距離を取ったところをメガキャノンで狙撃する
424
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/03(水) 01:21:09 ID:nW.mn28.
ハットリ「朝鮮忍法奥義、バージニア・エクスプロージョン!」
突きと回避のズレが限界を越えそうになった瞬間、それまで飛び回っていたアサシンが両足をしっかりと地面に突き立て、広げた両手から発勁を放った。
2007年にバージニア工科大学で33人の死者を数えた銃乱射事件を起こした在米韓国人チョ・スンヒ……と関係があるのか明かされていない朝鮮忍法の秘奥義だ。
グラン「ぐぅっ!」
次々と降り注ぐ突きは、その全てが常人ならば必殺。しかしランサーはその全てを躱し、いなし、受け流していく。
グラン「むう……ぐっ!」
先ほどまでとは打って変わった乱射を捌くランサー、その足が少しずつ後方へと押し返されていった。気合を入れてさらに押し戻すが、衝撃波を殺しきったときにはすでにアサシンを闘技場の反対まで逃している……はずだった。
ベルリ「逃すか!」
ハットリ「NO……!」
逃げたアサシンを待っていたのは、ベルリが極限まで細く、強く練り上げた2門のメガキャノンだった。
通常なら一閃されるような兵装でも、相手が大きな隙を晒したところに極限まで威力を上げて打ち込めば有効打たり得るのだ。
ランサー:健康、ナイト
アサシン:軽度負傷
>>425
>>426
>>427
425
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/03(水) 01:28:42 ID:mPO/Tt8A
アサシンは奥義を捌かれた上に不意を撃たれた事に驚愕するも、歴史認識を正しく持つ事で己を立て直す
426
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/03(水) 02:05:11 ID:kex/osYA
相手はどちらも違う世界観の人間なので効果は薄いが手博図を出し起源を主張して攻める
427
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/03(水) 03:01:13 ID:pyu0Kf5k
グランが混乱してハットリの流れになる
428
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/04(木) 23:40:19 ID:DOAWptbM
ハットリ「なん…だと?」
強烈な自負心に支えられていたアサシンの認識が揺らぐ。5千年もの間積み上げられてきた世界最高民族の技術の粋が、こんなよくわからない奴らに遅れをとるなどあり得ない、あってはならない。
カーリー「……あほくさ」
ハットリ「ノォウ!ノウノウノウ!!」
アサシンは沸騰した鍋のようにただひたすら煮えた。
否。揺らがない、揺らがないのだ。アイデンティティの根底、完全なる歴史認識に間違いなどない。ただ偶然が重なった結果不運(ハードラック)と病身舞(ビョンシンチュム)っただけだ。
ハットリ『起源啓蒙(コリエイト・エア)ッ!』
地面を割き、アサシンとランサーを遮って石壁が生える。
ただの壁ではない。世界最高民族を象徴する宝具、手博図だ。
ハットリ「その騎士の格好、10世紀から朝鮮に伝わるサウラビを真似しやがって!韓国が世界に誇るサウラビの起源を捏造して、サウラビ宗主国の地位を奪うつもりだな⁉︎」
グラン「サウ……っ!?」
意味がわからない。
しかし、戸惑うランサーは突然体に重圧を覚えた。それと同時に目の前のアサシンになにか奇妙な前兆を察知する。
ベルリ「そっ、それは……!」
ベルリが驚くのも無理はない。アサシンの装束が自分のサーヴァントにぐっと近づいたのだ。
ハットリ「返してもらったぜ、サウラビの力!」
ランサー:健康、ナイト(重圧)
アサシン:軽度負傷、ナイト(偽)
起源啓蒙(コリエイト・エア)
?、対人宝具
レンジ:0〜2
最大捕捉:1人
起源、原典を主張することにより相手の神秘を貶め、同時に投影によりスキルや宝具を低い精度で再現する。複製品はランク、能力共に低下しているがその杜撰さにより逆に弱点を継承しない場合もある。
なお、便宜上宝具としているがその本質はほぼ魔術。
>>429
>>430
>>431
429
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/04(木) 23:43:37 ID:Ypnx9b0k
ハットリが死角からサンダークラッシャー
430
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/04(木) 23:44:33 ID:Zef6vEVY
ハットリとカーリーがトラッシュトークによって相手を乱す
431
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/04(木) 23:45:44 ID:FbNrP1qw
ベルリ君とランサー君もうまそうやな…
カーリーの目が光る
432
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/05(金) 00:38:08 ID:AdppCL2E
ハットリ「槍を使えば!」
壁の裏からアサシンが飛び立つ。手の中に現れた槍を地面に突き立て、棒高跳びのように跳んだようだ。
ハットリ「喰らえ!高高度からの一撃!」
グラン「!」
ランサーは反射的に軌道上に槍を打ち込んだ。手応えは……軽い!
ベルリ「それじゃあない!」
ランサーがいつもより重い槍を引き戻すより速く、壁の傍から黒い影が躍り出た。
槍ごと追加装甲を投げ捨てたアサシンだ。彼の手にはすでに起動したスタンガンが握りしめられている。
ハットリ「朝鮮忍法奥義──『金承煕(サンダークラッシャー)』!」
グラン「がああああ」
ランサーが悶えた。なんの変哲もないスタンガンとはいえ、アサシンの腕力で無防備なところに撃ち込まれればサーヴァントでもタダでは済まない。
カーリー「いやぁ、ありがたいわあ……」
ベルリ「なっ……にぃ?」
苦しむランサーを前に、薄寒い笑いを浮かべていたカーリーが言い放つ。
カーリー「いやお前のおかげやろ猿ゥ……さっきのふわふわ出されてたら今の攻撃出来なかったもん。どんな気持ちや?自分の判断でサーヴァント痛めつけるの」
愉悦の笑みだ。彼は年若いランサーとそのマスターをどう解体するかの期待で胸を躍らせているのだ。
精神と肉体を傷つけられ、顔を歪ませるふたり。その様はカーリーの嗜虐心を大いに掻き立てていた。
ランサー:軽度負傷、ナイト(重圧)
アサシン:軽度負傷、ナイト(偽)
>>433
>>434
>>435
433
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/05(金) 00:40:22 ID:BOjpABIE
ならばとグランが再び急接近からの硬い猛ラッシュを開始
434
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/05(金) 00:40:40 ID:/cQ8d29E
グランは押される中、アサシンがジョブをコピーする前に文化的起源を主張していたことから人智を超えるものならどうかと思案
第二宝具でプロトバハムートを召喚する
435
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/05(金) 00:43:47 ID:L/g2F0SQ
高句麗古墳の壁画「手搏図」には空の物語を紡いでいく朝鮮騎空士の姿が描かれている
全ては朝鮮民族半万年の歴史のうちにある
436
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/06(土) 22:45:29 ID:nGDK8l.A
グラン「そんなことはない!」
ハットリ「チッ……!」
片膝をついていたランサーが駆けた。怒りに火がついたのだろうか、重い体をしてなお槍さばきに陰りはなく、間合いの差はアサシンに一方的な防戦を強いていた。
ハットリ「ノォオオウ!!」
執拗な連撃がアサシンの足の自由を奪う。そして両腕を使った守りの構えも強引に突き上げると、無防備になった腹部に石突きが叩き込まれた。
ハットリ「ガ……ああッ!この程度で歴史の重みを越えられたと思うな!」
それでもアサシンは止まらなかった。スタンガンをナイフのように持ち、攻め手を緩めることはない。
今度はランサーが守りに入る番だ。なんとか攻撃に転じようとするが、アサシンの気迫がそれを許さない。
グラン(歴史……起源……だったら!)
防御しながらもランサーが逆転の目を考える。相手が「文化」をコピーする宝具を持つのなら、それを超える切り札を使うしかあるまい。
グラン「『闇の炎の子(プロトバハムート)』よ!」
その瞬間、空気が変わった。
アサシンが本能的な危機を察知して飛び退く。血戦場にいる全員の視線の先──ランサーの手の中には、なにか結晶のようなものが握られていた。
グラン『始原の竜 闇の炎の子』
ベルリ「……!」
本来隣に立つべき人を脳裏に浮かべながら詠唱する。
ベルリは急激に魔力を吸われていくのを実感した。なにをするのかはわからない、しかし不安はない。ランサーとの間に育んだ絆が彼を信じろと言ってくれる。
グラン『汝の名は バハムート!』
空が割れ、壁の内側に巨大ななにかが舞い降りてくる。竜によく似た黒銀の翼もつそれは、戒められてなお明らかにそこにいてはならないレベルのパワーを発していた。
プロトバハムート『■■■■■■■■■■■ーーー!』
束縛の内側からでさえ、咆哮は大地を揺るがせた。
ハットリ「それは……ヤンガリー!」
ベルリ「えっ」
カーリー「えっ」
ハットリ「貴様、韓国が世界に誇るヤンガリーの起源を捏造して、怪獣宗主国の地位を奪う気だな!『起源啓蒙(コリエイト・エア)』!」
またもや地面から壁画が生え、ランサーの肉体から重圧が抜ける。それと同時にもう一度空が割れ、現れたのはバハムートに似た生物だった。
??『オイラァ!!!!』
ランサー:軽度負傷、ナイト、プロトバハムート(重圧)
アサシン:中度負傷、プロトバハムート(偽)
闇の炎の子(プロトバハムート)
?、対軍宝具
レンジ:1〜50
最大捕捉:600人
短時間のみ星晶獣の召喚を可能にする召喚石“プロトバハムート”。
創世の神の片割れ、黒銀の翼を持つ星晶獣プロトバハムートを召喚する宝具。
最上級の竜種だが狭義の竜とは分類が異なる上、正規の召喚法から離れているため能力値と召喚可能ターン数が劣化している。
ランサーの宝具として拘束状態で召喚されたプロトバハムートは、存在するだけで味方全員のあらゆる攻撃に15%のボーナスを付与する。
拘束具を引きちぎった上で魔力をエネルギーとして投射するブレス攻撃「大いなる破局(カタストロフィ)」を行うが、制御不能状態に陥る。
ヤンガリー、ヨンガリ(용가리)は韓国の映画『ヤンガリー』シリーズに登場する架空の怪獣。ヤンガリーとは、朝鮮語の龍と怪獣を合わせた言葉である。1967年に日本の特撮映画『ゴジラ』や『ガメラ』を強く意識して製作され、1999年に韓国・アメリカ合作でリメイクされた。なお、韓国ではあまり知名度は高くなく、DVDを購入できるのはアメリカと日本に限られている。
>>437
>>438
>>439
437
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/06(土) 22:47:08 ID:zGWdQl9.
グランの特異点としての性質を表すスキルによる2つの加護によって
同条件ならオリジナルである点も含めてグランが有利
438
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/06(土) 22:49:00 ID:V9jrvfRI
ハットリが反撃せんとしたその時、最高民族のプライドから創造神ひいては一つの世界の在り方までをも模倣せんとしたせいで急激に消耗し膝を突く
439
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/06(土) 22:52:11 ID:YcbPW7WE
その隙にカーリーのベルリ君へのダイレクトアタック
440
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/06(土) 23:38:40 ID:nGDK8l.A
プロトバハムート『■■■■■■■■■■■ーーー!』
??『オイラァ!!!!』
空の力と星の力、ランサーが持つ未来へと進むための能力が星晶獣に祝福を与える。偽物とランサーの加護を受けたプロトバハムートの力のぶつかり合いにはありありと差が表れていた。
ハットリ「おのれ、こんなはずでは……なっ!?」
張り詰めていたアサシンが片膝をつく。サーヴァントとはいえ異界の力を維持するために払う代償はけして軽いものではなかったのだ。
ハットリ「NO……もっと、もっとだヤンガリー」
それでもアサシンは己を喰わせることをやめようとはしない。彼の精神性が身の丈に合わないことを認めないのだ。
その消耗はアサシンのみならず、マスターまで食い荒らし始める……はずだった。
カーリー「こんなあほらし……」
ベルリ「……あっ」
しかしその瞬間までには僅かなゆとりがあったようだ。
その場にいる全員の視点が上に向いていると気づいたカーリーの行動は早かった。轟音が飛び交う戦場を駆け抜け、敵の死角へと潜り込む。
ベルリ「なっ……にぃ!?」
ベルリの股間が無遠慮に握られる。一瞬とはいえ防御する手段を持たない彼を想像を絶する痛みが襲った。
ランサー:軽度負傷、ナイト、プロトバハムート(重圧)
アサシン:重度負傷、プロトバハムート(偽)、消耗
ランサーのスキル、未来への飛翔:EXが判明しました。
>>441
>>442
>>443
441
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/06(土) 23:43:02 ID:jiTOkbEI
もともと訓練生とはいえ軍人のベルリは痛みに耐えてカーリーに渾身の腹パンをきめる
442
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/06(土) 23:44:16 ID:YcbPW7WE
そうこうしているうちに星晶獣(とヤンガリー)の召喚時間を双方使い切ってしまう
443
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/06(土) 23:44:27 ID:V9jrvfRI
強引に押し切ろうとするカーリーを全方位レーザーが襲う
444
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/07(日) 00:13:20 ID:uDEC1GrQ
グラン『大いなる破局(カタストロフィ)!!』
ハットリ「ヤンガリー、■せ!」
それでも、ランサーは止まらない。ベルリがこの程度で折れる人間ではないと理解していたからだ。自分より少し年上のマスターはそれだけの苦痛を乗り越えた男なのだ。
大爆発、あたりを爆炎が包んだ。
一瞬のち、爆心地では全てが倒れ伏していた。限界を超えて稼働したため、プロトバハムートとその偽物は致命的なダメージを受けていた。
ランサーとアサシンもそうだ。こちらはそれぞれの星晶獣を盾にしてダメージこそ受けなかったものの消耗した肉体は衝撃に耐えきれなかった。
そして少し離れた場所にいた彼らのマスター──カーリーとベルリは違った。
激痛に耐えきったベルリがカーリーを殴る。あまりにもフィジカルに差があるせいか、カーリーは大袈裟すぎるほどに吹き飛んでいった。
カーリー「……うせやろ?」
数秒の視界の暗転ののち、カーリーは自分が置かれた状況を確認した。
マスターたちが過剰なまでの魔力供給から解放されてた以上、相手に礼装を使う時間を与えてはいけなかったのだ。
カーリーの目の前に、無数のレーザーが展開していた。
注:なんらかの対策を講じない場合カーリーは最低でも大ダメージを受けます
ランサー:軽度負傷、ナイト、転倒
アサシン:重度負傷、転倒
>>445
>>446
>>447
445
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/07(日) 00:18:46 ID:4TiKyhf2
カーリーは令呪を使ってアサシンに自分を緊急退避させる
446
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/07(日) 00:21:13 ID:5stsY16I
とりあえず戦況を変えるために中野ファイヤーで周りを炎上してみる
447
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/07(日) 00:21:31 ID:XHiYnuSI
ベルリの行使した令呪によりランサーがアサシンを抑え込む
448
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/07(日) 00:21:57 ID:XxsgKYEc
愛のパワーをください!
アサシン主従のライフ回復
449
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/07(日) 00:47:09 ID:uDEC1GrQ
カーリー『アサシンこっち来いや!』
最初の令呪がサーヴァントを転移させた。無理矢理体勢を立て直したアサシンがレーザー網を掻い潜ってカーリーを救出する。
カーリー「中野くん!」
追いかけようとするランサーたちの前に巨大な火の手が上がる。炎の壁に戦場をふたつに割ったのだ。
ベルリは目の前に広がる真っ赤な壁を睨みつけた。
ここが勝負どころだ。
ベルリ「令呪を持って命じる。『ランサー、行ってこい』!!」
2画目の令呪の輝きと共に、ランサーは飛んだ。
カーリー「ちょっと待って!」
アサシンに抱えられていたカーリーが振り落とされる。慌てて起き上がった彼の目に入ったのは、地に這いつくばるアサシンとそれを抑えつけるランサーだった。
フィールド:炎上
ランサー:軽度負傷、ナイト
アサシン:重度負傷、拘束
>>450
>>451
>>452
450
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/07(日) 00:49:15 ID:4TiKyhf2
組み合いにおいては、大人であるハットリが体格体重に優れ、逆にグラン君を組み敷く
451
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/07(日) 00:50:59 ID:XxsgKYEc
カーリーの怒涛のクレームがランサー陣営を混乱させる
452
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/07(日) 00:51:34 ID:5stsY16I
今はグラップラーではないがその経験で組み合いで押す
453
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/07(日) 00:51:38 ID:XHiYnuSI
一瞬の隙を突いたランサーの膝がアサシンの顔面にめり込む
454
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/07(日) 01:20:34 ID:uDEC1GrQ
ハットリ「ニンジャアアア!!」
アサシンが拘束を解こうとする。彼にとって試練に打ち勝つとは先祖から代々伝わってきた悲願、すなわちこのような逆境こそが朝鮮忍者にとっての真の戦場なのだ。
グラン「……ぐっ!」
動かぬはずの拘束が少しずつ動いていく。アサシンが空を自由に舞うために鍛え上げた肉体が、ランサーの拘束を凌駕つつあるのだ。
カーリー「それでいいよ。ほらランサーも正々堂々戦え!」
グラン「えぇ……」
ランサーは困惑した。とりあえず緩んだ拘束を変え、先程よりも突破が難しい型に組み替える。超近接格闘の心得がある以上そう難しいことではなかった。
ランサー:軽度負傷、ナイト
アサシン:重度負傷、拘束
>>455
>>456
>>457
455
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/07(日) 01:24:46 ID:4TiKyhf2
カーリーが二画目の令呪を使用してアサシンの体力を増進して回復&強化
アサシンは強化を受けてランサーを関節技で破壊する
456
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/07(日) 01:26:04 ID:XHiYnuSI
カーリーの檄の中、ベルリが世界一周で学んだことと別世界の起源も主張したことを盾に歴史の真偽を追及するのがアサシンの耳に入り気を取られる
457
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/07(日) 01:27:09 ID:vGVaZ70w
ナイトのガード性能で大ダメージは避け再び武器での応酬へ
458
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/07(日) 01:57:57 ID:uDEC1GrQ
カーリー「つっかえ!『アサシン頑張って』!」
連続で切られた令呪がアサシンの傷を巻き戻す。急に体力を取り戻したアサシンをランサーは一瞬取り逃してしまった。
グラン「がああああ!」
ランサーの膝があらぬ方向へと曲がる。思わずカーリーの口から笑みが溢れた。
カーリー「お前もう見飽きたわ。そろそろやられて」
一方そのころ、炎の向こうではベルリが今更ながら疑問を抱いていた。
韓国という国名は聞いたことがある。三つ富士から始めた世界旅行では当然アジアも通ったのだ。しかしそうするとおかしい。自分と同じ、もしくはかなり近い歴史を辿った異世界からの出身であるはずのアサシンの国がかけ離れた歴史を持つランサー……グランの世界のものの起源を持つはずがないのだ。
ベルリ「アサシン!お前が言ってること、変だろ!」
ハットリ「なん……だと?」
火の壁の向こう側から聞こえた言葉に、アサシンが反応した。
そしてそれこそが大きな隙につながる。
グラン「……ふん!」
取り落としていた槍を無防備に近づいていたアサシンに突き刺す。間髪入れず飛んできたスタンガンの一撃も槍で受け流した。
ランサー:中度負傷、ナイト
アサシン:軽度負傷
>>459
>>460
>>461
459
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/07(日) 02:02:54 ID:zRerxCoo
ハットリがお得意の起源捏造話で逆にベルリが困惑しそれがランサーにも伝わってしまう
460
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/07(日) 02:03:42 ID:vGVaZ70w
精神耐性スキルがあるので特に気にせず攻撃を続ける
461
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/07(日) 02:05:26 ID:XHiYnuSI
そして令呪強化を逆用したドライブバーストが入る
462
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/07(日) 22:47:40 ID:uDEC1GrQ
ベルリ「だって考えなさいよそんなこと!時代も場所も繋がってない起源なんて!」
炎を越えてベルリの声が轟く。
言い分は正しい。しかし、それが相手にとっても受け入れられるものとは限らないのだ。
アサシンが奥歯を噛み締める。そのさも当然の疑問はあろうことか彼の怒りにも火をつけることになった。
ハットリ「……オマエ、韓国の偉大さを知らないな?」
ベルリ「なにを言って……」
突然アサシンがスタンガンを捨てる。そのまま空いた手を握りしめ、ランサーにがむしゃらに殴りかかった。
ハットリ「無識な奴め!オマエ、韓国がどこか知っているのか!韓国の歴史を知っているのか!韓国人とわかり合っているのかァ!」
ベルリ「日本海の……」
ハットリ「No!東海だ!」
ベルリはまるで自分が殴られたかのような衝撃を受けた。たしかに自分はそこまでしっかりと韓国を理解したわけではない。相互理解できていないのだ。
激怒したアサシンの鬼気迫る乱打をランサーはベルリの代わりにひたすら受け続けた。令呪で強化されたのは腕力だけではない。言葉の力、気力までもがその対象だった。
グラン「──あのさぁ」
ただ殴られていたランサーが口を開く。
ハットリ「■ねッ!」
アサシンが大きく振りかぶる。
グラン「それと聖杯戦争になんの関係があるの?」
力のベクトルが逆流する。
アサシン渾身の一撃はドライブバーストで返された。
ハットリ「 」
アサシンが吹っ飛ぶ。
動揺させられていたはずの敵マスターとサーヴァント。しかしランサーの勇猛さ(勇猛スキル)は戦いと関係のないことに惑わされないだけの心の強さを持っていたのだ。
カーリー「せやな」
ランサー:中度負傷、ナイト
アサシン:中度負傷
>>463
>>464
>>465
463
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/07(日) 22:50:54 ID:ft57rV6k
グランが少し有利になった事でスキが生まれる
464
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/07(日) 22:51:29 ID:1svbd0GU
やや不利な状況をカーリーが相手マスターを陽動させアサシンを援護
465
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/07(日) 22:51:42 ID:XHiYnuSI
そこにランサーの一喝で正気を取り戻したベルリのトラフィックフィンが迸る
466
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/07(日) 22:51:46 ID:h.HhSqjk
2戦通してナイトジョブだったことでランサークラスとマッチしドラグーン職にランクアップ
更に追撃
467
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/07(日) 22:51:49 ID:m811eEtU
ハットリが壁画の力でパワーアップ
468
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/07(日) 23:23:37 ID:uDEC1GrQ
グラン「だよね!」
ランサーは敵のはずのカーリーからの同意に笑顔で応えた。しかしカーリーはそんなランサーをアサシンに近づけないように中野くんを呼ぶ。
カーリー「でもな、マスターがサーヴァントに引っ張られてたらあかんやろ。本当はどっちがマスターなの?」
ベルリ「それは……そんなことは、絶対に」
ベルリがだんだんと下を向く。
心が痛い。
本当はこの戦いの間ずっと考えていたのだ。たしかに聖杯戦争が始まって以来、団長であるランサーに頼りきりだった。そんな自分にマスターを名乗る資格があるのだろうか。
グラン「そうだね」
炎の向こうからランサーの声が聞こえる。
グラン「マスターは……ベルは僕を信じてくれたんだ。たったひとりでこの世界に来た僕を!騎空団から離れた僕を!」
ベルリが顔を上げる。
見えないはずの炎の向こうが、ランサーの顔がはっきりとわかる。
グラン「仲間がいれば……ベルがいれば、僕達はどこまでも行ける!」
炎の中、燃える壁を突き破って光線がほとばしる。
ランサーを妨害していた中野くんが完全に動きを止められた。
ベルリ「行けっ……グラン!!」
>>469
>>470
>>471
469
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/07(日) 23:25:29 ID:4TiKyhf2
ヘイト企業■イゲに対して道徳的優位に立っているハットリは、グランに今まで受けた攻撃をやり返す
何かに対する強すぎる義憤に射すくめられたグランは直撃を貰ってしまう
470
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/07(日) 23:26:02 ID:5stsY16I
とどめをさすためグラブルを発動
武器を一斉射出する
471
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/07(日) 23:26:09 ID:XHiYnuSI
>>466
472
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/08(月) 00:04:21 ID:ZXGOfSss
ハットリ「ノゥ……ノゥ……」
壁に手をついてアサシンが立ち上がる。肉体的な負傷よりもランサーから受けた精神的なショックの方が響いていた。
ハットリ「まだだッ!まだ拙者はオマエ達を啓蒙できていない!オマエ達のヘイトに!」
膝を叩き、気合いでぐらつく足を抑える。
人差し指と中指を伸ばし、構えるは必勝の型。
半万年の歴史とアサシンの義憤が向かってくるランサーへと圧しかかる。
グラン『空の彼方、約束の地へ
蒼の少女は安寧の終わりに現れた』
走るランサーの周りに槍と剣がやってくる。それらが一斉射出されるも、深く傷ついているはずのアサシンは倒れない。
ハットリ「世界最高民族の誇りを食らえ!!」
アサシンのチョップが、ランサーの肩を抉った。ナイトになっても持ち続けていた槍がついにランサーの手から離れる。
グラン「この手で……切り拓く!」
互いにすでに満身創痍、しかし存在しないはずのもう一手が暗殺者の胴を斬り裂いた。
砕かれたはずのナイトの甲冑の下から覗くのは、ランサーがたどり着いた新たな境地、ドラグーンの鎧。
そして空のはずのランサーの手の中には、最も新たな仲間と築いた絆の証───ビームサーベルが握られていた。
473
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/08(月) 00:07:17 ID:yPR23JiA
>>467
474
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/08(月) 00:09:03 ID:yPR23JiA
ごめんなさいまちがえました
475
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/08(月) 00:28:19 ID:ZXGOfSss
戦場を焦がしていた炎が消え去り、アリーナが静寂に包まれる。
ベルリが動きを止めていた相手はもういない。ボロボロになりながらもこちらを気遣ってくるランサーを発見すると、マスターは彼の神に祈りを捧げ、バックパックの上にへたり込んだ。
カーリー「ハッハッハッ……ええお前これ…ハッ…ええの?こんなとこで負けても。もっとやろうよねえ」
敗者に応える声はない。一瞬の間の後、カーリーはどっかりと地面に座り込んだ。
カーリー「どうしてくれんねんお前……」
アサシンと共に戦い、勝ちたかった──サングラスの奥で、彼の目はそう語っていた。
それが負けた相棒にかける言葉か。そう言おうとしたベルリも、彼の顔を見てしまった以上、もうなにも言えなかった。
カーリー「あほくさ……」
カーリーが分解されていく。敗者が0と1の奔流の中に落とされていくのをベルリとランサーはただ見届けることしか出来なかった。
476
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/08(月) 00:31:17 ID:ZXGOfSss
>>474
最終結果はランサー二撃アサシン一撃で
ランサー:重度負傷、ドラグーン
アサシン:消滅
ですね
477
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/08(月) 00:39:12 ID:ZXGOfSss
ラジオからは、気分を落ち着かせる音声が流れていた。
城之内とライダーは、思い思いに次の戦いへと思いを馳せている。
互いに少しずつどんな人間かわかってきた今、不必要に自分を取り繕うことはない。
城之内はどうする?
>>478
478
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/08(月) 00:40:58 ID:hYDcbKa6
ある程度散策していたらたてはしさんが手負いのランサー組を発見する
479
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/08(月) 01:04:54 ID:ZXGOfSss
館橋「ちょっと……散歩に行ってきますね」
マスターに許可を取り、本番前にあたりを散策する。
緊張していないわけではない。しかし勝負師として類稀な才能を持つマスターに召喚された今、彼女の見通しは当初よりかなり明るいものになっていた。
しばらくフラフラと辺りを彷徨っていたライダーだが、やがて彼女の出来心はその足を決戦場へと運ばせていた。
別に観戦を止められていたわけではない。それに決勝で当たるのがどういう相手なのか知っておいて損はないだろう。
どうせなら……覗き込める観客席ではなく、ライダーは参加者が入退場に使う廊下へと向かう。戦場に入るのはさすがに憚られるが、やはり少しでも近くで敵の真剣勝負を見極めたいのだ。
ライダーの誤算は、思ったよりも少しだけ戦いが早く終わっていたことだった。
ライダーが廊下に入ると同時に、反対側のドアから息も絶え絶えのランサー陣営が現れた。勝負の傷を完治させる術が施されている廊下とはいえ、扉に入ったばかりではほぼ意味がない。それに引き換えライダーのマスターはこの場にいない。
ライダーはどうする?
>>480
480
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/08(月) 01:06:48 ID:yPR23JiA
無理な勝負を仕掛けず、盗み見&盗み聞き
481
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/08(月) 01:07:07 ID:1YkXoF4Y
マスターに自分を知らせる狼煙のような物を上げて城之内が来るまで回復させないよう時間を稼ぐ
482
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/08(月) 01:14:50 ID:ZXGOfSss
一歩、また一歩と進むごとに治療の術式がランサーとそのマスターの傷を癒していく。四方八方を飛び交う魔力のせいか、それともベルリの精神的な余裕のなさか。ランサー達は霊体化しているライダーに気付いていないようだった。
ライダーが手に入れた情報
>>483
483
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/08(月) 01:16:09 ID:LOUb0lzc
グランの致命的な弱点
484
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/08(月) 22:50:26 ID:ZXGOfSss
ベルリ「それにしても……」
ライダーの目と鼻の先で、ランサーのマスターが口を開いた。
ベルリ「一戦に一種類しか使えないんじゃなかった?変身するスキル……」
意味はわからないものの、ライダーは反射的に身を固くした。おそらくこれは重大な情報だろう。
彼女には知る由もないが、それはランサーのスキル「団長特権:B」のことだ。ランサーが使ったことのあるジョブに転身する能力なのだが、原則として一試合につきジョブの変更は一度。にもかかわらず前回の戦いの際、ランサーはナイトからさらにドラグーンへと変わった。
グラン「うん、それはドラグーンがランサーとナイト両方のジョブを使いこなすことで習得できる上位クラスのジョブだからだね」
ベルリ「つまり……つまり?」
グラン「進化した……のかなぁ」
ベルリは理解できていない(ライダーもよくわかっていない)が、ジョブにはクラスという概念がある。ランサーは戦いながら条件を満たすことで上位職へと進化するサーヴァントなのだ。
館橋(つまり……少なくとも一度戦法を見せればそのスタイルに適応しようとする)
ライダーはギリギリ聞こえない大きさで息を呑んだ。
彼女のマスター城之内が相手に合わせて柔軟な戦法を可能にする勝負師であることは、先の戦いで十分理解していた。それは決してメリットだけではない。相手の土俵の上で戦うスタイルは、そのままリスクとリターンを秤にかけたギャンブルなのだから。
しかし、今聞いた情報で戦況は一変する。少なくとも、ランサーは一度の戦いにおいて一回「スタイル」を変え、その後はそこから大きく外れることは難しい。
館橋(決勝まで残れば……)
優勝の可能性が跳ね上がり、ライダーは今更ながら激しい動揺を感じ始めた。
最後にライダーはどうする?
>>485
485
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/08(月) 22:53:47 ID:MJCQAWsM
特に情報らしい情報がなかったので帰る
486
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/08(月) 23:33:40 ID:ZXGOfSss
館橋「……ふぅ」
ランサーたちがいなくなったのを確認すると、ライダーは大きく息を吐いた。
頬を汗が伝う。背中を壁に預けながら、さっき考えたことをゆっくりと反芻する。
館橋(……いける)
かつて、夢を諦めそうになったことがある。
理想から目を背け、現状で満足しようとしたことがある。
───それでも、諦められなかった。好機が訪れたときに後悔したくなかった。
そして今回も、降って沸いた幸運を逃すわけにはいかない。
勝たねば。
ライダーは、城之内の待つ部屋へと歩き始めた。
487
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/08(月) 23:38:04 ID:ZXGOfSss
道満「ンンンンン……」
道満は、ゆっくりと目を開いた。
すでに呪具の再装填は終わっている。フェイカーも次の戦いに備え、気分を高めているようだ。
道満はどうする?
>>488
488
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/08(月) 23:39:39 ID:yPR23JiA
ライダー陣営を動きを観察
489
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/08(月) 23:40:11 ID:Kvh7FrxU
次の対戦相手に呪いをかける
490
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/08(月) 23:57:43 ID:ZXGOfSss
道満「さて、フェイカー・捏造派おじゃる丸。考えてみたものの、拙僧昂る気持ちを抑えきれませぬ……決闘の期日とは、本当に守らなければいけないものなのでしょうか」
捏おじゃ「いやっ、そんなことないっすよ(笑)」
道満「……フハハっ」
予想通りの返答に、道満は破顔する。
止められていない以上、相手への偵察、妨害も立派な戦略だ。ならば恐れるべきは契約した英霊の考え方。
道満「ええ、ええ!それでこそ我がサーヴァント」
どうやって観察する?
>>491
491
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/09(火) 00:01:05 ID:3Zt3q9w2
式神の妖術と現代的な捏造の合わせ技で監視カメラ的な見方をする
492
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/09(火) 00:30:04 ID:3ia8vX1Q
道満「ンンンッ……さて、さてさて!術式は成れり、そしてここには贋作の英霊!」
捏おじゃ「……こんな感じですかね」
奇妙な円の中から呼びかけられ、フェイカーは紙束に手を当てた。
完成した魔術式にフェイカーの魔力が通る。虚像を司る英霊の力が式神に干渉し、呪符はひとりでに鳥の形に組み上がると、倍に、また倍にと増加していった。
道満「……むんっ!」
式神に刻まれていた目の紋様の質感が変わる。全てが紙で構成されていたはずだが、今やその眼球の質感は、カメラのレンズのそれへと変異していた。
道満「そぅれ!」
フェイカーが開けた扉から、数十枚の式神が飛んでいった。そう時を待たずに、道満が探すものの場所ははっきりするだろう。
見つけた相手は
ライダー陣営/ライダーのみ/城之内のみ
>>493
493
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/09(火) 00:30:55 ID:2SFrZ0l2
城之内のみ
494
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/09(火) 00:31:02 ID:mYLBmJHc
城之内
495
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/09(火) 00:48:18 ID:3ia8vX1Q
道満「おやおや……おやおやおやおやおやおやおやおやおや」
しばし並列操作に腐心していた道満が驚いたように声を上げた。
衝撃を受けるのも無理はない。見つけたのはライダーのマスターただひとり……すなわち、近くにサーヴァントがいない可能性が高いのだ。
無論、霊体化している可能性もある。式神で代行しているのは視覚のみ、相手が透明なら感知する方法はない。
しかし、誰の目も気にしていない状態でサーヴァントを霊体化させておく意味がない。英霊は霊体化した状態でも対霊攻撃は防げないにも関わらず、霊体の身では何かに触れることもできないのだ。
道満はどうする?
>>496
496
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/09(火) 00:49:25 ID:eORI/wjM
遊戯王は知らなくてもその頭脳で
機械を媒体に怪物を召喚するものと認識
497
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/09(火) 01:05:14 ID:3ia8vX1Q
道満が見ている中、城之内はデュエルディスクの調整をしていた。無論、それがなんなのか道満は知らない。
……知らなかった。
道満「ンンっ、なるほどなるほど。符に盤に式……」
しかし彼も術で名を挙げた男。カードごとに定められた能力をデュエルディスクが術者の代わりに起動していることを理解するのにそう時間はかけなかった。
捏おじゃ「どうなんだい!」
もっとも、その発見をサーヴァントとすぐに共有できるわけではない。
フェイカーは、勝手に笑うマスターに説明をねだった。
次はどうする?
>>498
498
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/09(火) 01:08:16 ID:mYLBmJHc
一定回数以上召喚を行うとモンスターの制御が効かなくなるように細工をかけてみる
499
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/09(火) 01:18:06 ID:3ia8vX1Q
道満「これは重畳……」
道満はニンマリと笑みを浮かべた。
早速妨害に入る。術式に干渉するのは道満の得意技だ。
印を結び、念を飛ばす。大仰なことはできなくとも、機械を狂わせるくらいならそう難しくはなかった。
最後にどうする?
>>500
500
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/09(火) 01:23:40 ID:2SFrZ0l2
折角工作が上手く行ったのだから派手な事はせずにちょっとしたイタズラに留めておく
501
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/09(火) 01:23:41 ID:eORI/wjM
一応捏おじゃの精神状態を聞いとく(場合によっては洗脳する)
502
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/10(水) 22:21:54 ID:kDv94qgc
館橋「……なに、これ」
マスターを呼びに戻ったライダーは絶句した。
城之内「ったく、さっきからなんの……音」
どんどんとなにかを叩きつけるような音に反応した城之内も、ドアを開けたところにいたライダーの顔色から事態の深刻さを読み取る。
並列で式神を起動し続けることが道満にとって大きな負担だったわけではない。しかし本番を前にして、必要以上に派手に消耗するわけにもいかない。
発想の源になったのはフェイカーの暇潰しだった。マスターに自分がどんな人間であるかを表現するためだけにつくった壁のシミ。
城之内「D……O……MA……」
2人の目の前で、紙でできた鳥が壁に向かって飛び込む。鳥はまるで血がつまった水風船のように弾け、壁を鮮やかなNの字に染め上げた。
503
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/10(水) 22:29:04 ID:kDv94qgc
城之内「お前が……DOMAN」
道満「以降、お見知り置きを……」
決戦場で向き合う2人のマスターの顔は対照的だった。
ひとりは警戒と嫌悪感を隠さず、英霊と不安げに目を合わせた。
もうひとりは自信ありげに敵をねめつけていた。
捏おじゃ「強そうでしょ」
フェイカーの発言をライダーは黙殺する。過激なメッセージを残された以上なにか仕掛けを施されたと考えるのが自然だろう。
戦闘を開始します
>>504
>>505
>>506
504
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/10(水) 22:36:16 ID:90NY8r62
リンボがイツパパロトルを召喚して、釣られるように捏おじゃもハローキティを召喚する
505
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/10(水) 22:37:22 ID:H3qsv2rs
城之内は何をされるか分からない以上警戒し、串刺しの落とし穴を伏せておく
モンスター召喚ではないため細工の規定回数には含まれない
506
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/10(水) 22:40:34 ID:rFJBxgV6
まずは互いに大きく動かず
507
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/10(水) 23:24:47 ID:kDv94qgc
道満「イツパパロトル!」
口火を切ったのは蘆屋道満だった。己が身から蝶の羽を持つ黒い鎧武者を取り出す──「イツパパロトル」アステカ神話に伝わる闇と戦いの女神の分霊だ。
館橋「!?」
突然、イツパパロトルがフェイカーの胸に剣を突き立てた。高らかに噴き出したのは血ではなく、無理矢理に引きづり出された彼を構成している要素、リディクールキャット。
捏おじゃ「ハローキティ……」
城之内「なにしてやがる!……お、俺はカードを1枚場に伏せるぜ!」
城之内はライダーに後退を促した。なにが待っているかわからない、もといなにかは確実に待っている領域へと無防備にサーヴァントを特攻させるほど無鉄砲ではない。
館橋「何をしようとしているんです!」
わざわざ大々的に声明を上げたくらいだ。もう相手の術中にあると考えるのが道理だろう。ライダーも少しでも相手の策の兆しを見抜こうと警戒する。
フィールド:串刺しの落とし穴
ライダー:健康(細工)
フェイカー:ハローキティ、イツパパロトル
フェイカーのスキル、リディクールキャット:?が判明しました
>>508
>>509
>>600
508
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/10(水) 23:25:22 ID:kDv94qgc
失礼しました
とりあえず下3つで
509
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/10(水) 23:26:46 ID:90NY8r62
ナイフを出して強襲する捏おじゃ
510
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/10(水) 23:27:06 ID:7xyAZ4gk
(罠を仕掛けるなんて)ダァッ……………ティ!と城之内を非難するフェイカー
511
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/10(水) 23:27:23 ID:H3qsv2rs
道満は細工の詳細を悟られぬよう不敵に笑っている
…その裏で呪詛を練りながら
512
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/10(水) 23:27:56 ID:rFJBxgV6
召喚獣らに相手をさせて自分は好機をつけ狙うドスモンスター戦法を行う捏おじゃ
513
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/11(木) 00:01:08 ID:51S44uSA
フェイカーは、召喚した数々を差し置いて、まるで散歩のようにライダーに近寄り始めた。
館橋「ッ……!」
本能の警鐘に従ったライダーがバットを振り抜く。しかし、それよりもフェイカーが短刀を取り出し、構え、攻撃を受け流す速度の方が上だった。
ガチンッという音と共にドスの鞘が弾け飛ぶ。後方に飛び退くライダーを追おうとしたフェイカーだったが、一歩踏み込んだところで足を止め、忌々しげに苦笑した。
捏おじゃ「ダァッ……………ティ!」
フェイカーのブーイングを城之内は不敵に受け止めた。やはり、少なくともデュエルディスクがどういうものなのかはある程度バレている。
道満(然り、さあ存分に迷うのだ。どこまで手の内が漏れているのか恐れ、一歩先の闇に惑うがいい!)
>>514
>>515
>>516
514
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/11(木) 00:03:52 ID:cR6gUH4Y
イツパパロトルの近接とハローキティのポップコーン弾幕と合間に割り込んでくる捏おじゃらで反撃の時を与えず
ついでにモンスターを召喚させるよう誘導する
515
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/11(木) 00:03:53 ID:QMSvgGvU
本田ヒロト殺した2年後に孔雀舞を殺してその3年後に川井静香も殺しましたね(挑発)
516
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/11(木) 00:04:05 ID:dddO6Vg6
現状では心理戦に持ち込めないと判断した城之内は定石の召喚戦法に移る
517
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/11(木) 00:33:26 ID:51S44uSA
ハローキティ『釣られて優しく……』
化け猫がハンドルを回し、抱え込んだ殺戮機構から弾が飛ぶ。誘うような弾幕の切れ目に襲いくるは、イツパパロトルの大太刀による質量攻撃だ。
館橋「くぅ……ッ!」
そしてそれを紙一重で避けた先にはフェイカーのドスが待っていた。短刀の煌めきが的確にライダーの脇腹を襲い、切り裂く。
道満「ンンン遅い!愚鈍(おそ)い低速(おそ)い重(おそ)い!まるでついていけてないようですなぁ城之内克也!」
捏おじゃ「本田ヒロト殺した2年後に孔雀舞を殺してその3年後に川井静香も殺しましたね(挑発)」
城之内「……くそっ、こっちの素性は全部わかってるっつーのかよ!」
かけがけのない人たちの名前が城之内から冷静さを奪う。冷静さを失っては勝負にならない。まずは頭を冷やす時間が必要だ──。
フィールド:串刺しの落とし穴
ライダー:軽度負傷(細工)
フェイカー:健康、ハローキティ、イツパパロトル
>>518
>>519
>>520
518
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/11(木) 00:38:26 ID:cR6gUH4Y
重要カードの一つ時の魔術師を使用
天性の運で手下達はとりあえず破壊
519
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/11(木) 00:43:49 ID:dddO6Vg6
今のような攻撃を待ってたんすよね(不敵な笑みを崩さない捏おじゃ)
520
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/11(木) 00:43:50 ID:QMSvgGvU
「まぁ基本…女とですよね…」
あたかもサーヴァント同士の戦いを重視するかのように騙りつつも隙を見て城之内にナイフを投擲
521
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/03/11(木) 22:22:26 ID:51S44uSA
城之内「時の魔術師を召喚。来い、タイム・ルーレット!」
城之内が時の魔術師の効果を発動させる。杖の先のルーレットに従い、相手かこちらのどちらかの場の時が100年進むのだ。その結果───。
道満「……ほう」
城之内「タイム・マジック!」
時の砂が敵陣に吹き荒れる。機械仕掛けの猫も鎧武者も、100年という時の流れの前に押し負けてしまったのだ。
時間流の嵐の中、無傷でいられる者はいない──はずだった。
捏おじゃ「今のような攻撃を待ってたんすよね」
館橋「……なぜ」
砂嵐から退屈そうに出てきたただ一つの影。
なぜ奴だけが1世紀分の時間加速に耐えきれたのか。まさかフェイカーはそこまで長大な存在規模(ライフスケール)を持っているのか。
無論、そんなはずはない。そしていかに英霊とはいえ、ただ100年の時が経つのではない、老いさせるという「概念」を拒むことはできないはずだ。
道満「ンン〜っ。使い魔同士を戦わせる遊戯、実に興味深い!……惜しむらくは術者を狙えぬところですな」
城之内「……さっきのモンスター!」
道満の台詞に、城之内は顔色を変えた。やはりこの和装の大男、こちらの手の内を読んでいる。サーヴァントを一時的にデュエリストとして扱ったことで、モンスターを対象にとる効果の範囲から強引に抜け出したのだ。
道満「さあ行きなさいフェイカー!」
捏おじゃ「まぁ基本…女とですよね…」
マスターほどに事態を飲み込めていないライダーの目の前を短刀が掠める。慌ててバットで受け止めるが、次の瞬間、フェイカーの片手がバットを掴んだ。
館橋「しまっ──!」
自由になったドスが宙を飛ぶ。その先にいるのは……城之内。
>>522
>>523
>>524
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