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ショタ提督「ポケモントレーナーになりたいなー」明石「了解です!」
1
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2017/11/19(日) 19:17:28 ID:Wt134MFc
はじめまして! ポケット モンスターの せかいへ ようこそ!
わたしの なまえは オーヨド みんなからは ポケモン はかせと したわれて います
この せかいには ポケット モンスター と よばれる いきもの たちが
いたるところに すんでいる!
その ポケモン という いきものを ひとは ペットに したり しょうぶに つかったり…
そして…
わたしは この ポケモンの けんきゅうを してる というわけです!
明石「はい」
ショタ提督「すごいなぁ(小並)」
大淀博士「じゃあ早速旅に出てください」
ショタ提督「よく分からないけどまぁいいか」
大淀「その前にポケモンをお渡ししますね」
ショタ提督「あっ、モンスターボールが3つあるんでしょ?」
明石「あったんですけどねぇ」
大淀「どうやら駆逐の子達が持って行っちゃって1つしかないんですよ」
ショタ提督「えぇ......じゃあそのポケモンは?」
大淀「
>>3
です」
422
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/29(土) 00:31:05 ID:knXeWU2Q
グラジオ「おいショウタ!本当にこれでお終いなのか!?」
ショタT「違うね!僕だって策はあるさ!」
ショタT「オオスバメ!キツイけれど持ちこたえて!気合だ!」
オオスバメ「スバッ!」
ストーンエッジがオオスバメを襲う
オオスバメ「スバァーッ!!」ズシャ
潮「きゃあーっ!!」
雷「オ、オオスバメ!?」
戦艦棲姫「サァ......堕チナサイ!」
ショタT「いいや、堕ちないよ!」
オオスバメ「ス......スバァッ!」キリッ
ショタT「よくやった!オオスバメ!!」
戦艦棲姫「!?」
グラジオ「なるほど......気合のタスキか......」
潮「知ってます!瀕死になる攻撃でも、HPが1だけ残る道具です!」
雷「さっすがぁー!やるじゃないショウタ!!」
ハウ「だめだよ」
雷「え?」
423
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/29(土) 00:31:58 ID:knXeWU2Q
ショタT「気合のタスキの効果で、攻撃を耐えさせてもらったよ!」
戦艦棲姫「......」
ショタT「しかも!この状態なら、起死回生をフルパワーで撃つことが出来る!!」
ショタT「これで......! トドメだ」
ピチッ
ショタT「いたっ」
ショタT「今いい所なのに......目に砂が......」
ゴォォォォォォォォォ
ショタT「砂......?」
ゴオオオオオオォォォォォォォォォ
ショタT「............」
ショタT「しっ、しまったぁ!!!!」
424
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/29(土) 00:32:55 ID:knXeWU2Q
雷「えぇっ!?」
潮「そんな......!」
グラジオ「しくじったか......!」
ハウ「バンギラスの特性は『砂起こし』。フィールドに、砂嵐を巻き起こすんだよ」
グラジオ「この天候下では......体力の減ったオオスバメは持ちこたえられない!!」
ショタT「あ......あぁ......」ウルウル
戦艦棲姫「フフ......ウフフフフフッ......!!」
戦艦棲姫「ソウよ!その目が見たかったノヨ!!!」
戦艦棲姫「アナタの希望に満ち溢れた目が憎らしカッタ!その澄んだ瞳を曇ラセタカッタ!!」
戦艦棲姫「モウ満足ヨ......今度こそ堕チナサイ!!そして二度と飛ビタテヌママ......沈ンデユキナサイ!!」
オオスバメ「ス......スバッ......」
ショタT「そ、そんな......」
ショタT「グスッ......オオスバメ......ごめんよ......」ポタポタ
スイクン「............」
スイクン「ッ!!」 カッ!!!
425
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/29(土) 00:34:06 ID:knXeWU2Q
ショタT「ごめん......」ポタポタ
ポタ......
ポタポタポタ
ショタT「グスッ......おかしいなぁ......グスッ......涙が......止まらないよぉ.......」ボタボタボタボタ
<おい、ショウタ!顔を上げろ!!
ショタT「誰の声だろう......? よく聞こえないや......」ボタボタボタボタ
<ショウタ!立ちなさいよ!
ショタT「また誰かの声だ......なんでこんな聞き取りにくいんだろう......」ボタボタボタボタ
ショタT「......雨音?」
ザーーーーーーーーーー
雨が降り始めた
426
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/29(土) 00:34:18 ID:.3Y/9OKk
待ってた
427
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/29(土) 00:35:01 ID:knXeWU2Q
戦艦棲姫「ド、ドウシテッ!?何でこんなコトになってるノヨォ!!」
バンギラス「ギッ......!?」
ザーーーーーーーーーーー
ショタT「砂嵐が......雨に変わった......?」
ショタT「............いい雨だね」
スタッ
ショタT「......行くよ、オオスバメ」キリッ
オオスバメ「スバッ!!」キッ
ショタT「これが、正真正銘!全力!!フルパワーの!!!」
オオスバメ「スバァーーーッ!!!」バシュッ
再びバンギラスに突撃するオオスバメ
バンギラス「ギラッ......!?」
ショタT「起死っ!回ッ!!生ッッッ!!!」
オオスバメ「スッバァァァァァアアアア!!!!」
オオスバメの起死回生の一撃が、バンギラスに炸裂する
バンギラス「ギラァァァァァッ!?」 バキィッ!!
戦艦棲姫「......!」
ショタT「......」
バンギラス「ギ......ラ......スッ......」バタン!
相手のバンギラスは倒れた
428
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/29(土) 00:35:45 ID:knXeWU2Q
雷「......か、勝った?」
潮「勝ちました......」
ハウ「あ......あっははは!!」
雷・潮・ハウ「勝ったぁーーーーーっ!!」
グラジオ「やれやれ......」ホッ
戦艦棲姫「ドウシテ......アナタの仕業なのね......!?」
スイクン「......」
スクッ
ショタT「あっ......」
スイクン「クッ!」シュバッ
スイクンは何処かへと跳び去っていった
戦艦棲姫「......」
ショタT「......」
戦艦棲姫「覚えてオキナサイ、坊や......決してキサマに負けた訳ではナイという事ヲ......」
黒衣の女もまた何処かに立ち去っていった
429
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/29(土) 00:36:32 ID:knXeWU2Q
サーーーー
ーーーーー
..........
潮「雨、止みましたね」
雷「ぶえっくしょん!やだ、あんたたち風邪引かないでよね!!」
グラジオ「少しばかり熱くなり過ぎた......頭を冷やすにはちょうどいい」
ショタT(......スイクン......キミはなんで、僕に味方してくれたんだろう......)
ハウ「ショウター、お疲れー!あんな強いポケモンたちと戦えるなんてすげーよー!」
ショタT「えっ?あ、うん......」
ショタT「確かに、僕のポケモン達はよく頑張ってくれた。でもトレーナーの僕が、全然ダメだった......」
ショタT「みんなにも、恥ずかしいところ見せちゃったしさ......」
グラジオ「ふっ......なんのことだ?」
ショタT「えっ......だって僕......」
雷「えー?もしかして泣いてたのー?」
ハウ「こんなに雨に濡れてちゃ、もう分かないけどねー!」
雷「やーい泣き虫ー!!」
ショタT「えっ?えぇっ!?な、泣いてないし!泣いてないから!!」
潮「うふふふっ」
グラジオ「ふっ」
雷「ほらまた泣くわよー?ほらほらほらー!」
ハウ「あははは!」
ショタT「泣いてないって!もうやめてよほんと!」
続くったら続く
430
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/29(土) 00:37:45 ID:knXeWU2Q
大淀博士「さーて今回のポケモンは」
大淀博士「ぴっぴかちゅう!」ガチャ
No.245
大淀博士「No.245と言えば、そう、スイクンですね」
大淀博士「湧き水の優しさを宿したポケモン。滑るような身のこなしで大地を走り、濁った水を清める力を持ちます」
大淀博士「清らかな水が流れる場所を捜し求め世界中を駆け巡り、北風とともに走り去るとされています」
大淀博士「あぁ......私の様な穢れを知らぬ純粋な女性の前にも現れてはくれないのでしょうか」
スイクン「......」ギロッ
大淀博士「え?」
スイクン「スイ!」バシャー
スイクンの 熱湯!!
大淀博士「煮沸消毒ッッッ!!!」
ではここで一句
スイクンよ
私は貴方の
細君よ
大淀博士「みんなもポケモン、ゲットですよ」
431
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/29(土) 00:42:51 ID:knXeWU2Q
次回
登場キャラ
>>432
ポケモン
>>433
432
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/29(土) 00:43:28 ID:77LCZI9Q
陸奥
433
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/29(土) 00:43:55 ID:gN2e1j46
時雨
434
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/29(土) 00:44:03 ID:.3Y/9OKk
マルマイン
435
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/29(土) 00:44:25 ID:77LCZI9Q
オツシャス!
436
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/29(土) 00:44:32 ID:Lm8UQVP6
トリトドン
437
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/29(土) 00:53:22 ID:knXeWU2Q
安価下でむっちゃんとマルマインですね
あっ、ふーん……
438
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/03(木) 11:43:09 ID:16dN0l/2
ある日の朝
ラジオ「プモモエングエゲギオンモエチョッチョッチョッサッ」ガガガ
雷「ラジオ繋がらないわねぇー」
潮「本当に困ったね......」
ショタT「雷ちゃん、潮ちゃん、どう?」
雷「んー......全然ダメ!」ポイッ
ラジオ「チャンチャチャンチャン!Foo!」カランカラン
潮「これからどうしよう......?」
雷「どうするも何も、学校も休校になるし」
ショタT「本当に、何が起きてるんだろう?」
異様な静けさの漂う街並み
ショタT「町中が停電だなんて......」
439
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/03(木) 11:44:54 ID:16dN0l/2
ショタT「決めた!調べに行く!」
潮「え?な、なにを?」
ショタT「これは事件だよ。何か、ただ事じゃない何かが起きてる気がする」
雷「なにそれ」
ショタT「心当たりがあるんだ......ここからそう離れてないところに発電所があるでしょ?」
ショタT「そこが怪しい」キリッ
潮「......もしかしてショウタくん、探偵ごっことか好き?」
雷「バカじゃないの......」
ショタT「は、反応が冷たい......」
ショタT「もういいよ!僕ひとりで行く!!」スタッ
潮「無理しないでね......」
雷「お昼までには帰ってきなさいよー」
440
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/03(木) 11:46:09 ID:16dN0l/2
_________________
__________
_____
〜発電所〜
バサッ
ショタT「ありがとう、オオスバメ」
オオスバメ「スバっ!」
オオスバメをボールに戻す
ショタT「......やっぱり」
何者かに荒らされた発電所を見渡す
ショタT「何かが......発電所を襲ったんだ......」
<コラッ、あなた何してるの!?
ショタT「えっ!?」ビクッ
<あら?あらあら?
ショタT「は、はい......?」
陸奥「子ども......?」
441
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/03(木) 11:47:21 ID:16dN0l/2
ショタT「......お、お姉さんは......誰?」
陸奥「それはこっちのセリフよ?坊やこそ、何しに来たのかしらぁ?」
陸奥「返答によっては、あなたのようなイケナイ子は......逮捕しちゃうわよ♥」
ショタT「ええっ!?」
陸奥「ふふふっ、冗談よ♪」
陸奥「でも怪しい奴だったら本当に逮捕してるわよ?私、警察だから」
ショタT「そ、そうだったんですね」
陸奥「それよりダメでしょ!こんなアブナイ所に遊びに来るなんて」
ショタT「す、すみません......ちょっと気になって......」
陸奥「まったく......後はオトナに任せて、坊やはお家に帰りなさい、ほら」
ショタT「分かりました、それじゃ......」
ガサガサッ
ショタT「っ!?」
陸奥「何者!?」
ガサッ!
ショタT「コイツは!?」
ポン!
マルマイン「マイン!」
野生のマルマインが飛び出してきた!
442
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/03(木) 11:48:17 ID:16dN0l/2
陸奥「やだ、この子は......!」
ショタT「すごい!野生のマルマインなんて初めて見た!」
陸奥「ま、待ちなさい!その子はかなりアブナイわよ!?下がりなさい!」
ショタT「危ないなら尚更です!僕とポケモンたちに任せて下さい!」
ショタT「お姉さんを傷つけさせたりはしない!」
陸奥「なっ......!」
陸奥「............」
陸奥「わ、分かったわ......///」ポッ
ショタT「さぁ、行くよ!」
ボールを構えるショタ提督
陸奥「でも本当に大丈夫なの......? あの子を刺激したら間違いなく危険な目に遭うわよ?」
ショタT「大丈夫! 刺激しないようになんとかしてみせる!」
ショタT「頼むよ!モロバレル!!」
ポゥン!
モロバレル「バレっ!」
443
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/03(木) 11:49:16 ID:16dN0l/2
ショタT「どうですか? これが僕のポケモンですよ!」
陸奥「なんというか......すごく立派な子ね」
ショタT「さぁ行くよ!モロバレル!」
モロバレル「バレバレっ!」
マルマイン「マーイーン!」バチバチバチ
マルマインの放電!
モロバレル「モロッ!?」バチバチ
ショタT「それくらい、全然大したことないよね?モロバレル!」
モロバレル「バレッ!」キッ
ショタT「キノコの胞子だ!!」
モロバレル「バレバレバレー......」ファサファサファサ
マルマイン「マ? ......マイン......Zzz」
ショタT「よくやった!モロバレル!」
陸奥「やるわね少年、この隙に逃げましょう?」
ショタT「はい! ......って、えっ!?」
ポン!
ポン!
ポン!
ポン!
陸奥「そんな.....こんなにたくさん!?」
マルマイン②「マー!」
マルマイン③「ルー!」
マルマイン④「マー!」
マルマイン⑤「イーン!」
444
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/03(木) 11:50:17 ID:16dN0l/2
ショタT「い、一匹でも珍しいのに......群れ!?」
陸奥「発電所を襲ったのはこの子たちなの......かしら......?」
陸奥「いや、とにかく今はそれどころじゃない!さっきのやり方は通用しないわよ、少年」
ショタT「は、はい!でも、この状況じゃ......」
マルマイン②「マ!」カッ
マルマイン③「ル!」カッ
マルマイン④「マ!」カッ
マルマイン⑤「イ!」カッ
マルマインたち「ン――――!!」ビビビビビ
マルマインたちのチャージビーム!
モロバレル「バレレーっ!?」バシバシバシバシ
ショタT「モ、モロバレル!大丈夫か!?」
モロバレル「モ.....モロっ!」グッ
ショタT「よし、まだ行けるね!」
ショタT「ここは突破するしかない!モロバレル、ギガドレイン!!」
モロバレル「バレレレレッ!!」
マルマイン②「マル―っ!?」キュイーン
モロバレルのギガドレインが一匹のマルマインからエネルギーを奪い取る
マルマイン②「イーン......」コロン
ショタT「よし、まずは一匹倒した!」
マルマインたち「イッ!?」ビクッ
445
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/03(木) 11:51:22 ID:16dN0l/2
マルマイン③「マルマル......」ヒソヒソ
マルマイン④&⑤「インイン......」コクコク
ショタT「な、なんだ......?」
マルマインたち「......インッ!!」カッ!
陸奥「いけない!まずいわよっ!!」
ショタT「こ、この動作はまさか......大爆発っ!?」
陸奥「もう正攻法で戦ってる場合じゃないわ!逃げるわよ!全力でっ!早くッ!!!」
ショタT「は、はい!!戻ってモロバレル!!」
モロバレル「バレッ!」ポゥン
モロバレルをモンスターボールに戻した
ショタT「よし、これで......」
陸奥「きゃあっ!?」
ショタT「うわっ!!」
逃げ道に立ちふさがる一匹目のマルマイン
マルマイン①「マールー!!」カァーッ
ショタT「さ、最初の奴が......目を覚ましてるっ!!」
マルマインたち「ンン――――ッ!!マッッッ!!!」カッ!!!
陸奥「危ないっ!!」
ギュッ
ショタT「えっ......!?」
覆いかぶさるようにショタ提督を強く抱きしめる陸奥
446
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/03(木) 11:52:45 ID:16dN0l/2
ショタT「お姉さん......!」
陸奥「......もう懲りたでしょ? 何でも危ないことに首を突っ込むのは、イケナイわよ?」
陸奥「だから、お姉さんとの......お・や・く・そ・く♥」
陸奥「これからは、もう周りのみんなを心配させるようなことはしないこと......いいかしら?」
ショタT「お姉さん......僕のせいで......」
陸奥「うふふっ♪いいのよ?」
陸奥「背伸びしたり、無茶しちゃう男の子って......嫌いじゃないわ」ギュッ
ショタT「お姉さん!!」
マルマインたち「イーーーーーン!!」ピカーッ!
マルマインの だいばくh
「お出でなさい!!!!ヌオー!!!!!!!!!」
ポゥン!
447
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/03(木) 11:53:44 ID:16dN0l/2
......
......
......
ショタT「..................あれ?」
陸奥「..................あら?」
マルマインたち「..................イン?」
マルマイン①「マ!」カッ
マルマイン③「ル!」カッ
マルマイン④「マ!」カッ
マルマイン⑤「イ!」カッ
マルマインたち「ン!!!!」カッ!
ショタT「......」
陸奥「......」
マルマインたち「............マ?」
ショタT「......爆発......しない?」
陸奥「......というか、出来ない?」
「ひぃ〜あっぶないあっぶない......まぁ、間に合ったようでよかったね!」
448
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/03(木) 11:54:45 ID:16dN0l/2
スタスタ
一人の少女とポケモンが歩み寄ってくる
ショタT「......キミが、助けてくれたの?」
ヌオー「ヌオォン」
「そうそう!コイツのおかげだよ!」
ショタT「......そして君が、この子のトレーナー?」
「えっへへ!」
ババン!
白露「そう!!あたし、白露!!通りすがりのポケモントレーナーよ!」
白露「そして......!」ビシッ
(人差し指を空高く立てる)
白露「ポケモンマスターになる女よ!!!」 ド ン !
ヌオー「ヌオォン」
ショタT「ポケモン......マスター......?」
449
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/03(木) 11:55:54 ID:16dN0l/2
陸奥「ヌオー......? なるほど、この子の湿り気のおかげね」
ショタT「しめりけ?」
陸奥「この子の周囲に漂うジメジメした空気が、火薬を湿らせて爆発を防ぐのよ」
マルマインたち「マルマル.....」ヒソヒソ
マルマインたち「マインッ!!」キッ
ショタT「まずい!また襲ってくるよ!」
白露「まっかせてくれちゃってー!!!」
マルマインたち「ン――――!!」ビビビビビ
マルマインたちのチャージビーム!
ヌオー「ぬぉん?」バシバシバシバシ
マルマインたち「イっ......!?」
白露「ひひー♪」
ショタT「効いてない......そうか!」
白露「ヌオーは水ポケモンだけど、同時に地面ポケモンでもあるのよ!」
陸奥「地面タイプには......雷撃は通用しない!」
白露「やっちゃいなさいヌオー!」
白露「じならし!!!」
ヌオー「ヌッ!オォン!!」ドォン!
ゴゴゴゴゴ
マルマインたち「マル―っっ!!??」ドドドド
ショタT「すごい!一網打尽だ!!」
マルマインたち「マッ......マイン......」コロンコロン
白露「まいどありぃー♪」
_______________
________
____
450
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/03(木) 11:56:51 ID:16dN0l/2
(次第に関係者で騒がしくなる現場)
陸奥「結局、事件の真相は分からなかったわねぇ......」
ショタT「マルマインたちの仕業じゃないんですか?」
陸奥「あの子たちは多分......この荒らされた発電所から漏れ出した電気を嗅ぎつけてやって来ただけなのよ」
陸奥「今はもう処置が済んだけからいいけど......放っておいたら電気ポケモンたちの楽園になってたかもね」
ショタT「そっか、単にあの素早いマルマインたちが一番乗りだっただけって訳ですね!」
白露「一番ッッッ!!!???」ガタッ
ショタT「うわあっ!?」ビクッ
陸奥「ともかく、助けてくれた件は感謝するけど......子供はもう帰りなさい!」
ショタT「そ、そんなぁ......せっかくこれから推理を始めるって時に......」
陸奥「あらあら......お姉さんとのお約束、もう忘れたのかしら?」
ショタT「えっ、あ、いや......帰ります......」キョトン
陸奥「はい、いい子ですね♪」
陸奥「......あの時の、あなたの言葉......すごくキュンと来たわよ」ボソッ
ショタT「え?」
陸奥「何でもないわよ!早く帰りなさいって!」
陸奥「もぅ......///」
ショタT「 ? 」
451
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/03(木) 11:58:04 ID:16dN0l/2
―帰路―
白露「へぇ〜、あの学校の生徒なのねぇ〜」
ショタT「うん、でもいつか旅に出るんだ。頼れる仲間たちと一緒に」
ショタT「...........ってそういえば、僕なんで旅に出ようと思ってたんだっけ?」
白露「ええっ?ポケモントレーナーが旅する理由なんて一つしかないでしょ?」
ショタT「え?」
白露「これっ!」ビシッ!
(人差し指を空高く立てる)
ショタT「......上?」
白露「ポケモントレーナーの頂点、ポケモンマスターを目指すためでしょうが!!」ビシビシビシッ!
(自己主張の激しい人差し指)
ショタT「ポケモンマスター......?」
白露「そうでしょう!?あたしはねっ!そのために遥々遠く博士の研究所を訪ねて、一番強いポケモンを貰ってから旅に出たのよ!!」
ショタT「博士の研究所......?」
白露「そう!あの有名な大淀博士のね!」
ショタT「え?えええぇぇぇっ!?」
続くったら続く
452
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/03(木) 11:58:58 ID:16dN0l/2
大淀博士「さーて今回のポケモンは」
大淀博士「ぴっぴかちゅう!」ガチャ
No.101
大淀博士「No.101と言えば、そう、マルマインですね」
大淀博士「少しの刺激に反応して爆発す」
マルマイン「」カッ!
大淀博士「はやくなぁい?」ピカァー
ではここで一句
マルマイン
エレクトパワーで
エレクチオン
大淀博士「みんなもポケモン、ゲットですよ」
453
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/03(木) 12:00:14 ID:16dN0l/2
【次回予告】
君も博士からポケモンを貰ったのかい?
貰うどころか散々な目に遭ったよ......
私はねぇ!一番早起きして一番乗りで博士の研究所に着いて一番先に一番お気に入りの子を選んだのよ!つまり一番頑張ったのがこの白露、当然一番強いポケモンをゲットする資格がある!
それがキミの相棒?
私の一番のね!
僕だって、最高の仲間達に巡り合えたんだ......試してみる?
もっちろん!
頼むよ!
いっけぇ!!
波導弾!!!!
次回「めざせ、ポケモンマスター?」
一番目指して、行っくよぉー!!
454
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/03(木) 12:00:50 ID:16dN0l/2
今回は安価なしです
455
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/03(木) 22:02:16 ID:3lNn6/4M
ヌオーの鳴き声が汚い、訴訟
456
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/06(日) 19:13:13 ID:LBnlVcfo
ショタT「大淀博士の研究所で、ポケモンを......!?」
白露「そうだよ? 君も博士からポケモンを貰ったのかい?」
ショタT「いや、貰うどころか散々な目に遭ったよ......」
(説明)
白露「つまりカビゴンに襲われて大変でしたよ〜、と」
ショタT「たしかそんな感じ......よく覚えてないけど」
白露「まぁ同情してやらんこともないけど......そもそも遅れてきた君が悪い!」
白露「私はねぇ! 一番早起きして! 一番乗りで博士の研究所に着いて! 一番先に! 一番お気に入りのコイツを選んだのよ!!」
白露「つまり、いっちばーん頑張ったのがこの白露、当然一番強いポケモンをゲットする資格がある!」ビシッ!
ショタ提督の目の前にボールをかざす白露
ショタT「......それがキミの相棒?」
白露「そう! 私の一番のね!」
ショタT「でも僕だって、色々あったけれど......」
ショタT「今では、最高の仲間達に巡り合えたんだ!」
白露の目の前にボールをかざすショタ提督
ショタT「試してみない?」
白露「にひひっ、もっちろん!」
457
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/06(日) 19:13:57 ID:LBnlVcfo
〜空き地〜
白露「これくらいの広さでいいかな?」
ショタT「うん、十分だね」
白露「よし!それじゃあお互いに......」
白露「いっちばんの相棒で勝負するよ!」
ショタT「望むところだ!」
白露「えへへっ、いいねぇ♪」
ボールを構える両者
ショタT「頼むよ!」
白露「いっけぇ!!」
ポゥン!
ポゥン!
ショタT「ルカリオ!」
白露「カメックス!!」
スタッ
ズドン!
ルカリオ「ルカッ!」
カメックス「ガメッ!」
458
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/06(日) 19:14:52 ID:LBnlVcfo
ショタT「......!? カメックスだ!」
白露「そう!こいつが私の、いっちばんよ!」
ショタT「僕のルカリオだって、最っ高の、自慢の相棒さ!」
白露「ふふーん、なら試してあげる!」
ショタT「行くよ、ルカリオ!」
ルカリオ「ルゥゥゥ......」ゴゴゴゴ
波導の力を籠めるルカリオ
白露「さぁー、かかってらっしゃい!」
ショタT「波導弾!!」
ルカリオ「カァッ!!」ゴォォォォ
ルカリオの波導弾!
カメックス「ガッ!」バシュッ
ショタT「どうだ!?」
白露「全っ然、大したことないよ!その程度!」
カメックス「ガメェ!!」
ショタT「すごい、さすがに守りが堅いね!」
白露「こっちも行くよ、カメックス!」
カメックス「ガメッ!」
ガコッ! ガコッ!
カメックスの2門の砲がルカリオに向けられる
ショタT「来るよ!」
ルカリオ「リオッ!」
白露「まず手始めに、これでも食らいなさい!」
白露「水の波動!!」
カメックス「ガメェェェッ!!」ボボボボ
カメックスの水の波動!
ルカリオ「ルカァァァッ!」バババ
459
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/06(日) 19:15:50 ID:LBnlVcfo
ショタT「大丈夫か、ルカリオ!?」
ルカリオ「リオッ!」キリッ
ショタT「よし、いける!もう一度、波導弾だ!!」
ルカリオ「ルゥゥゥ......カァッ!!!」ゴォォォォ
ルカリオの波導弾!
カメックス「ガメェッ......!」バシュッ
白露「まだまだ!耐えてみせるよ!」
ショタT「でもこれでかなり追い詰めたよ!次の攻撃で倒してみせる!」
ルカリオ「ルカッ!」
白露「確かに、自慢の相棒と言うだけはあるわ!でもね......」
白露「カメックス!!」キッ
カメックス「ガメェッ!!!」
ガコッ! ガコッ!
白露「覚えておきなさい!波動の力を一番上手く扱えるのは、こっちの方だってこと!!」
ショタT「なにっ!?」
カメックス「ガァァァァ......」ゴゴゴゴ
2門の砲にエネルギーが充填される
白露「波導弾!!!!」
カメックス「ガメェッ!!!」ゴォォォォォォ
460
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/06(日) 19:17:01 ID:LBnlVcfo
白露「いっけぇー!!」
カメックスの波導弾!
ルカリオ「ルカァーーーッ!?」バシュウッ
ショタT「ル、ルカリオ!?」
白露「さぁ、どうよ!?」
ルカリオ「ル......ルカッ!!」キッ
ショタT「よし!持ちこたえた!!」
白露「へぇー、やるじゃん!」
ショタT「でも驚いた......ルカリオ以外で波導弾を使えるポケモン、初めて見たよ」
白露「甘いよ!世界は広いのさ!」
白露「だからこそポケモンリーグを目指すのよ!狭いトコで一番になったって、なんの面白みもないからね!!」
白露「ポケモンリーグを勝ち抜いて、全てのトレーナーの頂点に立つ!それが、ポケモンマスターになるための、一番の近道!!」
ショタT「............」
白露「というか、君は本当に何も知らないの?」
ショタT「......良い響きだね、ポケモンマスター」
ショタT「僕も目指したくなってきたよ!!」キリッ
白露「ふふふっ......別にそれは結構だけど?」
白露「最後に頂点に立つのは、この白露だよ!そこだけは、譲れないっ!!」
白露「カメックス!!」
カメックス「ガメッ!」
ショタT「ルカリオ!!」
ルカリオ「ルカッ!!」
461
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/06(日) 19:18:46 ID:LBnlVcfo
白露「確かに君たちの攻撃は中々だった! あたしらを追い詰めたと思うのも、ごもっとも!」
白露「でも!勝つのはあたしとカメックス!こんなところで立ち止まる訳にはいかない!!」
ショタT「僕らだって、同じさ!」
白露「行くよ!アクアジェット!!!」
カメックス「ガメェッ!!」
ガコッ ガコッ
手足を収納し突撃体勢を取るカメックス
ショタT「こっちも......行くよ!!」
キラッ
ルカリオ「リオッ」
キラッ
白露「無駄ね!アクアジェットは先制技! 素早さで劣っていても、こっちの攻撃が先手を取る!」
白露「これでトドメよ! いっけぇぇぇぇぇぇ!!!」
カメックス「ガァァァァメェッ!!!」バシュッ!
カメックスのアクアジェット!
ショタT「なら僕らは......さらにその上を行く!!」
ルカリオが光に包まれる
ショタT「メガシンカ!!」
462
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/06(日) 19:20:01 ID:LBnlVcfo
ドォォォン!!
衝突音とともに土煙が舞い上がる
白露「決まった!」
ショタT「いや......まだだ!」
カメックス「......ガメ?」キョロキョロ
白露「うそっ、外した!? しかも......ルカリオがいない!!」
ショタT「いるさ!そこにね!!」ビシッ
カメックスの頭上高くに跳躍したルカリオを指差す
ショタT「ルカリオは、アクアジェットを上回る速度で動いてるだけだ! このターンのバトルはまだ、終了してない!!」
白露「なに、あの姿っ!?」
メガルカリオ「ルカァァッ!!!」シャキン
ショタT「行っけぇ! ルカリオ!」
ショタT「神速ッ!!!」
メガルカリオ「リオッ!!」シャッ
白露「消えたっ!?」
ショタT「ここだっ!!」
メガルカリオ「ルカッ!」シャッ
カメックスの目の前の姿を現すルカリオ
カメックス「ガメっ!?」
メガルカリオの神速!
ショタT「......」
白露「............!!」
メガルカリオ「......」
カメックス「ガ......ガメッ.....」ガクッ
カメックスは倒れた
463
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/06(日) 19:21:01 ID:LBnlVcfo
ショタT「やったよ、ルカリオ!」
シュウン
ルカリオのメガシンカが解ける
ルカリオ「ルカッ!」
白露「あたしのカメックスが......負けちゃた......」
白露「ぐぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬうううううううううぐやじいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!」ドンドンドンドン
白露の地団駄!
白露「............そういえば、君の名前、聞いてなかったよ!!」
ショタT「えっ? 僕は、僕の名前はショウタ!」
白露「ふーん、覚えておいてあげる!」
白露「今度会った時は、もっともっと強くなった相棒たちと、本気で戦ってあげる!」
白露「だからショウタも、あたしたちのライバルとして、一番目指してもっと強くなってみなさい!」
ショタT「えっ!? 僕が、ライバル......?」
白露「んー? 嫌?」
ショタT「んーん、悪くない!」
白露「にひひっ! この白露のこと、よーく覚えておくように!!」
ショタT「うん、もちろんだよ!」
白露「じゃあ気を取り直して......特訓あるのみね!」
白露「一番目指して、行っくよぉー!!」
_________________
__________
_____
464
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/06(日) 19:21:43 ID:LBnlVcfo
ショタT「ただいまー」
潮「おかえりなさい!」
雷「おかえり! どう、事件は解決した?」
ショタT「いや、解決しなかった。でもそんなこと、どうでもよくなったよ」
潮「? どういうこと?」
ショタT「ポケモンマスターに、僕はなる!!」 ドン!!
続くったら続く
465
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/06(日) 19:22:24 ID:LBnlVcfo
大淀博士「さーて今回のポケモンは」
大淀博士「ぴっぴかちゅう!」ガチャ
No.009
大淀博士「No.009と言えば、そう、カメックスですね」
大淀博士「後ろ肩部の甲羅から生える2本のロケット砲が最大の特徴」
大淀博士「砲から発射される水流の威力は凄まじく、分厚く造られた鉄板を貫通するほどであり、狙いも正確」
大淀博士「ロケット砲以外にも甲羅の各所に噴射口があり、そこから水流を出して突っ込むことも出来ます」
大淀博士「もはや多くは語りません。私らにとってはまさしくフェチズムの塊。この立派な主砲を見てるだけであまりの興奮に私も全身の穴という穴から最大威力の潮吹きが今にも放たれそうで」
カメックス「ガメェッ!」ボボボボボボ
大淀博士「イドンプ!」バシャシャシャシャ
ではここで一句
カメックス
ドロポンハイポン
ヒロポンプ
大淀博士「みんなもポケモン、ゲットですよ」
466
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/06(日) 19:24:21 ID:LBnlVcfo
次回
登場キャラ
>>467
ポケモン
>>468
467
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/06(日) 19:37:57 ID:J9Yjqn6I
アイオワ
468
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/06(日) 19:38:29 ID:BwALgmLg
ピカチュウかな
469
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/01(金) 22:20:06 ID:qRvvf6mE
〜ピカチュウの里〜
ピカチュウ「ピッカ!」
ピカチュウ「ピカチュ?」
ピカチュウたち「ピカピカ」
ショタT「テーマパークに来たみたいだね」
雷「テンション上がるわね〜!」
470
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/01(金) 22:20:48 ID:qRvvf6mE
120分くらい前
雷「ショウタ!見て見て!これこれ!!」
ショタT「何これ......ピカチュウの里?」
雷「今ここに遊びに行ったらピカチュウが貰えるんだって! 行きましょう!」
ショタT「何々......男女ペアにはピカチュウをプレゼント?」
ショタT「......って、男女ペアってようするに」
雷「ともかく早く行かないと先越されちゃうわ!!そうと決まればさっさと行くわよ!!」グイッ
強引にショタ提督を引っ張る雷
ショタT「えええっ!? ちょっ、ちょっと待ってって! えぇぇぇぇ......!?」
潮「雷ちゃんは大胆ねぇ〜......」
____________________
____________
_____
471
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/01(金) 22:21:34 ID:qRvvf6mE
雷「じゃあさっそく入るわよ!」
ショタT「うん、そうだね」
パァン!!(クラッカーが鳴る音)
ショタT「うわっ!」ビクッ
アイオワ「Welcome to Pikachu Land!!」
アイオワ「Oh! とってもPrettyなカップルさんね! 歓迎するわ!」
雷「え?」
ショタT「い、いや、カップルとかじゃないんですけど......///」
雷「それより! あたしピカチュウを貰いに来たの! 貰えるんでしょう!?」
アイオワ「Yeah! もちろんよっ☆」
アイオワ「さぁ、この子たちの中から好きな子を選んでね!」
ピカチュウ①「ピッカッチュウ!」
ピカチュウ②「ピカ?」
ピカチュウたち「ピカピカ!」
ショタT「たくさんいるなぁ」
雷「う〜ん......誰か一人を選べって言われると難しい......」
雷「............!」
雷「ねぇ、ショウタ、あの子見てよ」ツンツン
ショタT「......?」
472
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/01(金) 22:22:16 ID:qRvvf6mE
ピカチュウ「......」ジロ
ピカチュウの集団から離れたところにたたずむ一匹のピカチュウと目が合う
ピカチュウ「」プイッ
ショタT「そっぽ向いちゃったけど」
雷「でも、あいつが気になるわ」
アイオワ「あぁ、あの子ね......」
アイオワ「ちょっと意地っ張りで言うこと聞かないことがあるけど、話しかけてみる?」
雷「うん! お話したいわ!」
雷「ねぇ、そこのキミ?」
ピカチュウ「」ジロ
雷「私、雷って言うの。あなたはピカチュウ?だわよね当然。よろしくね」
手を差し伸べる雷
アイオワ「ダメ、危ない!」
ピカチュウ「ピカァッ!?」バチッ!
雷「きゃあっ!?」
ショタT「い、雷ちゃん!? 大丈夫!?」
雷「ぐぬぬ......」
ピカチュウ「ピカァ......?」ピリピリ
ショタT「かなり問題児みたいだね......」
473
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/01(金) 22:23:16 ID:qRvvf6mE
アイオワ「Sorry......あなたを危険な目に合わせてしまったわ」
雷「私の心配なんかいいの! それよりこの子......」
アイオワ「......ねぇ、知ってる? 最近ね、無責任なトレーナーが勝手にポケモンを野生に返すのが問題になってるって」
ショタT「えっ?」
アイオワ「ここにいるピカチュウ、いいえ、ピチューたちもそうだったわ」
アイオワ「生まれたばかりで、何も分からないまま野生に投げ出されたピチューたちは、とてもか弱くて生きていけないの」
アイオワ「だから私達、この子らを保護していっぱい愛情を注いで、立派なピカチュウに育てる活動をしているのよ!」
ショタT「そうだったんですね!」
雷「あのちっちゃいピチューのまま捨てられたの!? ひどい!!」
アイオワ「でもそのピカチュウは、ちょっと違うわ」
ピカチュウ「......」ムスッ
アイオワ「その子はきっと、ずっと一緒に過ごして、信頼していたトレーナーに捨てられたんだわ。だからこの子は、人を信用しなくなったの」
ショタT「そんな......」
雷「......」
ピカチュウ「......」ジロッ
474
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/01(金) 22:24:01 ID:qRvvf6mE
「通りデ出来の悪い奴バッカリな訳サ」
アイオワ「?」
ショタT「な!」
雷「なんですって!?」
駆逐古鬼「フン!」
駆逐古姫「......ツマンナイ所ダヨ」
ショタT「君らは......?」
古姫「アタシラはネェ、強いポケモンが欲シイノサ!」
古姫「デモ、今の話を聞いてガッカリダヨ。出来損ないのポケモンに用はナイネ」
雷「......待ちなさいよ」
古姫「ン?」
雷「この子たちを馬鹿にするのは......この、雷が許さないわよ!!」
古鬼「ハァ? ヤルノカイ? 受けて立つサ!!」
古姫「モチロン、ポケモンバトルでネ?」
ショタT「......待って、雷ちゃん」
雷「待てないわよ! 私、今凄く悔しい気持ちなの! 止めないで!」
ショタT「その気持ちは分かるよ。でも多分あの人たち、強いと思う」
ショタT「悪いけど、僕にやらせて!」
475
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/01(金) 22:24:39 ID:qRvvf6mE
〜対戦場〜
アイオワ「このバトル用のフィールドなら、好きにやってくれてもいいわよ」
ショタT「ありがとうございます、アイオワさん」
ショタT「雷ちゃん、君の気持ちに応えてみせるよ」
雷「当然よ! こいつにもカッコいいとこ見せてやりなさい!」
ピカチュウ「ピカ?」ムッ
ショタT「うん、がんばるよ!」
古姫「手加減はシナクテイイヨ」
古鬼「当然サ」
ショタT「いけっ! ルカリオ!!」
古鬼「ヤレッ! クチート!!」
ポゥン!
ルカリオ「ルカッ」スタッ
ポゥン!
クチート「クチッ!」スタッ
アイオワ「Battle! はじめっ!!」
476
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/01(金) 22:25:19 ID:qRvvf6mE
ショタT「相性は悪くない! ルカリオ、波導弾だ!!」
ルカリオ「ルゥゥゥ......カァッ!!」
ルカリオの波導弾!
クチート「クチーッ!」バシュウッ
古鬼「ソノ程度ノ攻撃ナンテ! クチート、じゃれつく!!」
クチート「チートッ!!」バッ
クチートのじゃれつく!
ルカリオ「ルッッ!?」ポカポカポカポカ!!
ショタT「こっちだって!それくらいじゃあ、やられないよ!」
ルカリオ「ルカッ!!」
雷「やるわ! このままなら行ける!!」
古鬼「チィッ......!!」
古姫「ドウシタ?手伝ってヤロウカ?」
古姫「イケッ! ヤミラミ!!」
ポゥン!
ヤミラミ「ヤミー!」スタッ
ショタT「っ!?」
477
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/01(金) 22:26:17 ID:qRvvf6mE
雷「な、なによアイツ!卑怯じゃない!!」
古姫「卑怯と思うンナラ結構ダ。初めカラ、正々堂々とヤルツモリはナイサ」
アイオワ「フェアーじゃないわね。どう? あなたもやっちゃう?」
雷「ええ、やったげるわ! おいで、ライボ......」
ピカチュウ「......」
雷「......いや、違うわ。ここはピカチュウ! キミに決めた!!」
ピカチュウ「ピカァ?」ムスッ
雷「もうキミは私のポケモンなんだからね! さぁ、一緒に戦いましょう?」
ピカチュウ「ピーカッ」プイッ
雷「もー! やさぐれてないで早くしてよ!」
古姫「随分と当てにならないお仲間ダネェ」
ショタT「か、構うもんか! 行くよルカリオッ!!」
ショタT「波導弾!!」
ルカリオ「ルゥゥゥカァァッ!!」ゴォォォオ
ルカリオの波導弾!
古鬼「クチート、守る!」
クチート「クチッ!」
ショタT「しまった......!」
クチートは守りの体勢をとり波導弾を防いだ
古姫「ヤミラミ、バークアウト」
ヤミラミ「ラァァァァァッッッッ!!!!」
ヤミラミのバークアウト!
ルカリオ「リオォォォッ!?」ゴォッ
ショタT「うわっ!?」
478
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/01(金) 22:27:09 ID:qRvvf6mE
古姫「大した威力じゃナイサ。だがバークアウトには、追加効果がアル!」
ショタT「ルカリオの特殊火力が下げられる......!」
ルカリオ「ルッ......!」
古鬼「サァ.....アタシを倒したいンダロ? ヤレルもんならヤッテミナサイナァ!!」
ショタT「ふふっ」
古姫「......?」
古鬼「ナ、ナンダヨ、ソノ顔ハッ!」
ショタT「確かに、今のルカリオじゃそいつらを倒せない......でも!」
ショタT「僕らには、この力があるのさ! ルカリオ!!」キラッ
ルカリオ「リオッ!」キラッ
ショタT「メガシンカ!!」
ルカリオ「ルカァーーーッ!!」
ルカリオが光に包まれる
古姫「コレハ......!」
古鬼「メガシンカ......だとォッ!?」
スタッ
メガルカリオ「ルカァッッ!!!」シャキン
479
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/01(金) 22:27:49 ID:qRvvf6mE
アイオワ「Wow! So brilliant!!」
雷「やった! これで勝てるわ!!」
ショタT「まずはクチートから倒す! ルカリオ!!」
メガルカリオ「ルゥゥゥゥゥ......!!」ゴゴゴ
波動の力を籠めるメガルカリオ
古姫「ソンナチカラ......」
古鬼「ナニニナルノサァ!!」
ショタT「波導弾だ!!」
古姫「サセナイッ! ヤミラミ、怪しい光!!」
ヤミラミ「ヤミーッ!」ピカーッ
ヤミラミの眼が不気味な光を放つ
ショタT「えっ!?」
メガルカリオ「リ............リオォォ?????」
メガルカリオは混乱した
ショタT「ま、まさか.....この技の出の速さは、悪戯心!?」
古鬼「ソウサ! 舐めンジャナイヨォッ!!」
メガルカリオ「リ......オ......????」
ショタT「ダ、ダメだルカリオ! 惑わされないで!!」
メガルカリオ「ル......ルカァッッッ!!!」バキッ!
メガルカリオは訳も分からず自分を攻撃した
480
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/01(金) 22:28:44 ID:qRvvf6mE
ショタT「まずい、このままじゃ......!」
雷「くっ......ピカチュウ! お願いだから戦って!」
ピカチュウ「ピカピー?」ツーン
雷「本当に言うこと聞いてくれないの......?」
アイオワ「大丈夫よ、私に任せて!」
アイオワ「Hey! そこのPikachu!!」
ピカチュウ「ピカ?」チラッ
アイオワ「これが目に入らない!?」グイッ
アイオワはピカチュウに『ケチャップ』を見せつけた!!
ピカチュウ「ピカピッ!?」ガタッ
ピカチュウ「ピーカーチュウッ!ピーカッ! ピカピカ!」ブンブン
雷「ケ、ケチャップが好きなのね......」
アイオワ「NO!NO!NO! スト〜ップ!! ダメよ?」
アイオワ「これは私が今日のランチで使う分なんだから! あなたには分けてあげないわ!」
雷「なにその一本丸々使い切る前提の言い方」
アイオワ「However! でもね! もしあなたが彼女のお手伝いをしてくれるならば、私はこれをあなたに差し上げます! どう?」
ピカチュウ「ピ......」
雷「......」ゴクン
ピカチュウ「ピッカ!!!」キリッ
雷「す、すごい! 本当にやる気を出した!!」
アイオワ「じゃあ後は任せたわよ。そうそう、その子が覚えてる技はね......」
雷「......分かったわ! さぁー行くわよ!!」
アイオワ「Let's Go! Pikachu!!」
ピカチュウ「ピカッ!!」
481
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/01(金) 22:29:46 ID:qRvvf6mE
メガルカリオ「ルカ......!」
古鬼「マヌケだねェ! 自分を攻撃するナンテサァ!!」
ショタT「くそっ......」
古姫「サァ......コレデ終いニシヨウカ?」
古鬼「トドメよ、クチート! じゃれつくッ!!」
クチート「クチーーー!」ザッ
雷「ピカチュウ!ねこだまし!!」
ピカチュウ「ピッカッ!」バッ
パチン!
クチート「クチッ!?」ビクッ
古鬼「ンナッ!?」
古姫「何ダトォ!?」
ショタT「雷ちゃん!? それに、あのピカチュウ!?」
ピカチュウ「ピカッ!!」キッ
雷「ふふん♪」
古鬼「邪魔をスルナァッ!!」
雷「何それ!これでやっとおあいこよ!」
482
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/01(金) 22:30:43 ID:qRvvf6mE
アイオワ「Good! バトルに出た瞬間なら、猫騙しで相手の動きを止めることが出来る!」
雷「さぁショウタ!バトル続行よ!!」
ショタT「うん!二人とも、ありがとう!!」
古姫「だけどまだダヨッ! メガルカリオの混乱はまだ解けてイナイッ!」
ショタT「でもやるしかない!頼むよっ、ルカリオ!!」
メガルカリオ「ル......ルカァァァッ!!!」キッ!!
ショタT「波導弾!!!」
メガルカリオ「リィィィィィ......オオオオオッ!!!」ゴォォォ
メガルカリオの波導弾!!
クチート「クチィィィィッ!?」バシュゥッ!
古鬼「......!」
クチート「ク......チート......」バタッ
相手のクチートは倒れた!
ショタT「よしっ!!」グッ
メガルカリオ「ルカッ!」
古鬼「ソンナ......」
雷「こっちも行くわよ!ピカチュウ!」
ピカチュウ「ピカピカァァァ......」パチパチ......
雷「10万ボルト!!」
ピカチュウ「ヂュウウウウウウウウ!!!!」バチバチバチバチ!!
ヤミラミ「ヤミーッ!?」ビリビリビリビリ
古姫「ぐっ......! オノレェッ!!」
古姫「ヤミラミ!! シャドーボール!!」
ヤミラミ「ヤァァァァミッ!!」ボォォォッ
ヤミラミのシャドーボール!
ピカチュウ「ピカァーッ!?」バシュッ
雷「ピカチュウ!大丈夫!?」
ショタT「ピカチュウ!!」
ピカチュウ「ピ......ピカァッ!!」キッ
483
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/01(金) 22:31:42 ID:qRvvf6mE
雷「耐えたわ!やるじゃない、ピカチュウ!」
ピカチュウ「ピッカ!」
古姫「ドウシテ......コンナ......」
古鬼「コンナ奴等なんかにィッッ!!!」
ショタT「ルカリオッ!」
メガルカリオ「リオッ!」シャキッ
メガルカリオの混乱が解けた!
ショタT「いけるね?」
メガルカリオ「ルカッ」コクッ
ショタT「これで決まりだ!ラスターカノン!!!」
メガルカリオ「ルゥゥゥゥゥカァッッッ!!!」ゴォォォォォ
メガルカリオのラスターカノン!
ヤミラミ「ラァァァァァッ!?」バシュウン
古姫「ナンデサ......!」
ヤミラミ「ヤ......ミ......」バタッ
相手のヤミラミは倒れた!
ショタT「雷ちゃん、ピカチュウ」
ショタT「ありがとうね」ニコッ
雷「えへっ♪」
ピカチュウ「ピカピ♪」
メガルカリオ「リオッ」ニッ
_______________
_________
_____
484
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/01(金) 22:32:40 ID:qRvvf6mE
ピカチュウ「ピカピカ♪」ペロペロ
ショタT「ケチャップだけを凄い美味しそうに舐めてるね......」
雷「なんて行儀の悪い奴......」
アイオワ「でも良かったわ! この子がこんなにイキイキしてるとこ初めて見たわよ!」
アイオワ「......ここのピカチュウたちも、あなた達のようにステキなトレーナーと出会える時が来るといいわ」
アイオワ「ねぇ、雷さん? ピカチュウのこと、大事にしてあげられる?」
ショタT「雷ちゃん......」
雷「......そんなの」
雷「当ったり前でしょうが!!」キリッ
ショタT「ふふふっ、言うと思った」
雷「どんなに嫌がられたって、ずっとコイツの面倒見てやるんだから!ピカチュウ、覚悟しなさい!?」
ピカチュウ「ピカァー.....?」
ピカチュウ「ピッ」プイッ
ショタT「あっ、嫌そうな顔した......」
雷「なによっ!もうケチャップあげないわよ!?体に悪いんだから!!」ヒョイッ
ケチャップを取り上げる雷
ピカチュウ「ピィィィカァァァ......?」パチパチパチパチ
雷「えっ」
ピカチュウ「ヂュウウウウウ!!」バチバチバチバチ!!
雷「ァ”ア”ア”ア”ァ”ァ”ァ"ア”ア”ア”ア”ア”ア”ッ!!!!」ビリビリビリビリ
アイオワ「先が思いやられるわね☆」
ショタT「頑張れー......」
続くったら続く
485
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/01(金) 22:33:24 ID:qRvvf6mE
大淀博士「さーて今回のポケモンは」
大淀博士「ぴっぴかちゅう!」ガチャ
No.025
大淀博士「No.025と言えば、そう、ピカチュウですね」
大淀博士「ほっぺたの両側に小さい電気袋を持ち、ピンチのときに放電する」
大淀博士「電気は真夜寝ている間に溜められているらしく、寝ぼけて放電してしまうことも。時々思い切り放電しないとストレスを感じる、そうです」
大淀博士「つまりピカチュウを可愛がるためには定期的に抜き抜きして気持ちよくさせてあげないとイケないんですね」
大淀博士「と言う訳でピカチュウちゃん、さっそくそのの電気玉をふにふにさせてくだ」
ピカチュウ「ヂュウウウウウ!!」バチバチバチバチ!!
大淀博士「ァ”ア”ア”ア”ァ”ァ”ァ"ア”ア”ア”ア”ア”ア”ッ!!!!」ビリビリビリビリ
ここで一句
ピッピカチュウ
ピカチュウッチュッチュ
んちゅちゅんちゅ......
大淀博士「みんなもポケモン、ゲットでチュウ」
486
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/01(金) 22:43:53 ID:qRvvf6mE
次回
登場キャラ
>>487
ポケモン
>>488
487
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/01(金) 23:05:50 ID:gBajD0a2
伊19
488
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/02(土) 07:38:30 ID:cSHBYImM
ゴクリン
489
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/12(火) 22:51:59 ID:iE4xYXvY
ショタT「......ポケモンマスターかぁ」
ハウ「なんだかデカイ夢見てるねー」
ショタT「やっぱ変かな?」
グラジオ「そんなことはない、むしろ見るべきだ。お前はこんな狭い世界に押し込められてるべきじゃない」
ショタT「そ、そうかな? 本気にしていい?」
グラジオ「俺達も......いつまでもここに留まる訳にはいかないんだが......」
ショタT「......?」
グラジオ「何でもない、気にするな......」
グラジオ「そうだ、お前に一つ助言をやろう」
ショタT「なに?」
グラジオ「この道路をずっと行った先にでかい街がある。行ったことあるか?」
ショタT「......?.....いや、ない」
グラジオ「そこに、トレーナーズアカデミーという施設がある」
グラジオ「そこの連中に実力を認められれば、お前はもっと強くなれるはずだ」
ショタT「トレーナーズ......アカデミー......?」
_________
______
___
490
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/12(火) 22:52:44 ID:iE4xYXvY
〜トレーナーズアカデミー〜
ショタT「着いた」
ショタT「............ここ、勝手に入っていいのかな?」
<誰なのね!
ショタT「ひぃっ!?」ビクッ
伊19「おやー? 可愛い坊やなのね! 入学希望の子〜?」
ショタT「あ、あなたは、ここの人ですか......?」
伊19「失礼なのー! これでもイクはここの先生なのね!」
ショタT「ええっ!?」
伊19「ふ〜ん......ちょ〜っと見込みありそうだから、テストしてあげるの〜!」
伊19「おいでなの、ゴクリンちゃん!」
ポン!
ゴクリン「ゴクっ!」
伊19「さぁ少年、ゴクリンちゃんに手を差し伸べるのね」
ショタT「て、手を? こうですか......?」
ゴクリン「ごくん」パクッ
ショタ提督の手にかぶりつくゴクリン
491
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/12(火) 22:53:46 ID:iE4xYXvY
ショタT「うぇぇええぇぇぇえぇっ!?噛み付かれたぁっ!?」ブンブン
伊19「大丈夫なのね!ゴクリンちゃんはとっても柔らかくてプニプニだから、噛まれても痛くないの〜」
ショタT「そ、そう言われてもなぁ......なんかヌメヌメするし......」
伊19「えーっと図鑑によると......『ゴクリン。胃袋ポケモン。心臓や 脳みそは 小さく 体の 大部分が 胃袋。なんでも 溶かす 胃液を 出す』」
伊19「だって?」
ショタT「うぁぁぁぁああああぁぁぁあぁぁっっっ!!!!??? やっぱダメだ、溶かされる!!!!!」ブンブンブンブン
伊19「落ち着くのね! ゴクリンの特性は『粘着』なの! ちょっとやそっとじゃ離してくれないのね!」
伊19「こういう状況でいかに冷静に対処できるかも、優秀なトレーナーの資格なのね〜!」
ショタT「もうやだああああああ!!誰か助けて!!!」ブンブンブンブン
「タマタマ、悩みのタネ!!」
バシュッ
ゴクリン「ごく?」プスッ
ショタT「え?」
伊19「あれっ?」
ゴクリン「ご......ごく......↓↓↓」ズーン
ショタT「や、やっと離してくれた......」
伊19「ゴ、ゴクリンちゃん! 急にどうしたのー!?」
ショタT「なんだか急に凄く深刻な顔になってる気がする......」
「ダメですよ、先生。こんな可愛い子を苛めるなんて」
ショタT「君は......?」
伊19「夕雲さんね!」
夕雲「うっふふ♪」
492
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/12(火) 22:55:12 ID:iE4xYXvY
タマタマ「タマッ!」ピョンピョン
ショタT「タマタマだ! 君が助けてくれたの?」
伊19「なるほどね〜、『悩みのタネ』はポケモンをネガティブモードにして不眠状態にする技ね!」
ショタT「そっか、ゴクリンの特性『粘着』を『不眠』に書き換えたのか」
夕雲「イク先生も趣味が悪いわ。あんなに嫌がってるのに助けてあげないなんて」
夕雲「怖かったでしょう? よかったら夕雲に、甘えてもいいんですよ?」
ショタT「えぇぇえっ!?」ドキッ
伊19「イクは先生なのね! 厳しい試練を与えるのが仕事なの!!」
夕雲「ふふふっ、分かってますよ」
伊19「聞くのね少年! 夕雲ちゃんはこのアカデミーの優等生なのね!」
ショタT「ゆ、優等生......?」
伊19「彼女が目をつけたってことは、少年も〜中々見込みがあるということなの......」
夕雲「ハッキリ申し上げて、見込みはございませんね」
伊19「なーんだ、じゃあ帰るのね」ツーン
ショタT「急に冷たい!」
伊19「出直してくるのね〜!!」
ゴクリン「ごく〜!!」
ショタT「ほ、本当に門前払いなの〜〜!?」
夕雲「ふふっ♪」ニコッ
______________
__________
______
493
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/12(火) 22:56:00 ID:iE4xYXvY
トボトボ
ショタT「はぁ〜......」
ショタT「あんな感じで帰らされたら......納得いかないよぉ」
ショタT「僕の実力も、知らないくせに......!」グッ
夕雲「試してさしあげましょうか?」
ショタT「うわぁあっ!?」ビクン
ショタT「......君は......さっきの」
夕雲「夕雲よ」
ショタT「......夕雲ちゃん。僕の名前はショウタ」
夕雲「ショウタさん、ね」
ショタT「早速だけど夕雲ちゃん。君が何で、ここに?」
夕雲「何故かしらね? 貴方のことが少しだけ、気になったからでしょうか?」
ショタT「それは、どういう意味で捉えたらいいのかな......?」
夕雲「ふふっ、お任せいたします。ただ一つ申し上げて置くのは......」
夕雲「私、ポケモン勝負には自信がございますよ」
ショタT「なら話が早いね」キッ
夕雲「この場にて、貴方にポケモン勝負を申し込みます!」
ショタT「臨むところだ!!」
494
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/12(火) 22:56:45 ID:iE4xYXvY
夕雲「使用ポケモンは3匹のダブルバトル。いかがですか?」
ショタT「受けて立つよ!」
夕雲「うっふふ......それでは行きますよ」
ショタT「頼んだよ、僕のポケモンたち!」
ボールを構える両者
夕雲「さぁ御覧なさい......甘い香りで獲物を誘う、美しくも危険な魅惑の草ポケモンたち」
夕雲「これが、私の主力! おいで、ウツボット! ラフレシア!」
ポゥン! ポゥン!
ウツボット「ボット!」ストッ
ラフレシア「ラフー!」ストッ
ショタT「行けっ!オオスバメ!スターミー!」
ポゥン! ポゥン!
オオスバメ「スバッ!」バサッ
スターミー「ヘァッ!」スタッ
夕雲「さぁ、どこからでもかかってらっしゃい!」
495
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/12(火) 22:57:34 ID:iE4xYXvY
ショタT (どちらも草毒タイプのポケモン......相性は悪くない!)
ショタT ( 弱点を攻めれば、速攻で決められる!!)
夕雲「うふふっ......」
ショタT「オオスバメ!ブレイブバード!!狙いは、ウツボット!!」
オオスバメ「スバーッ!!」バシュッ
夕雲「ウツボット、守る!」
ウツボット「ツボッ!」バサッ
葉っぱを使いオオスバメの攻撃を受け流すウツボット
オオスバメ「スッ......!?」
ショタT「読まれてたか!でも!」
ショタT「こっちはどうだ!スターミー、サイコキネシス!!」
ショタT「狙いは当然、ラフレシア!」
スターミー「シュゥワッ!!」ビビビビ
ラフレシア「ラフー!?」ビビビビ
夕雲「いい攻撃ね。でも私のラフレシアを倒す程じゃないわ」
夕雲「こちらの番よ。見せてあげるわ、この子たちの本当の力......!」
ラフレシア「ラフッ!」カッ
ショタT「こっ、この光は!?」
夕雲「ラフレシア! 日本晴れ!!」
ラフレシア「フーレーシーアー!」ピカー
日差しが強くなった!
496
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/12(火) 22:58:20 ID:iE4xYXvY
夕雲「さぁ、舞台が整いました。文字通り、私達にとっての晴れ舞台が」
ショタT「まずい!行くよ、オオスバメ!スターミー!」
夕雲「遅いわ。太陽の力を浴びて、この子たちはより強くなる!」
ショタT「そうか、あのポケモンたちの特性は......!」
夕雲「先ずはそちらの子に、私達からの愛のムチを授け差し上げます。受け取りなさい!」
夕雲「ウツボット!パワーウィップ!!」
ウツボット「ツボッ!!」シュピッ!
バチィッ!!
スターミー「デュワアアアアア!!」
ショタT「スターミー!!」
スターミー「へ、ヘアッ......」バタッ
スターミーは力尽きた
ショタT「くっ......戻って、スターミー......」
スターミー「......」ポゥン
夕雲「続いて、ラフレシアの攻撃!」
ショタT「させるか!オオスバメ!」
夕雲「力を吸い取る!」
ラフレシア「ラフーーー!!」キュインキュイン
オオスバメ「スバッ!?」キュインキュイン
497
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/12(火) 22:59:01 ID:iE4xYXvY
ショタT「そんなっ!? 僕のオオスバメが先手を取られるなんて......!」
夕雲「そう、この子達の特性は、晴れ状態で素早さを2倍にする『葉緑素』」
夕雲「そして、ラフレシアの『力を吸い取る』により、オオスバメからエネルギーを頂くわ」
ショタT「あの技は確か......こちらの攻撃力を下げ、体力を回復する技!」
ラフレシア「フー♪」キラン
夕雲「満たされました。さぁ、私を倒してご覧なさい」
ショタT「今度こそ行くよ、オオスバメ! 狙いは、ウツボットだ!」
オオスバメ「スバーッ!!」バシュッ
ショタT「ブレイブバード!」
バキィッ!
ウツボット「ツボッ!!」
ショタT「どうだ!?」
夕雲「うふふっ、残念でした」
ウツボット「ボット!」キッ
ショタT「くそっ! 攻撃力を下げられた状態じゃ、一撃で倒すのは無理か......!」
夕雲「さぁ、残りのポケモンをお出しなさい」
夕雲「どんな相手だろうと、この子達が絡め獲って、美味しく頂いて差し上げますわ」
ショタT「させるもんか......頼むよ、ルカリオ!!」
ポゥン!
ルカリオ「ルカッ!」スタッ
498
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/12(火) 22:59:34 ID:iE4xYXvY
夕雲「その子があなたの切り札ね?」
ショタT「......」コクッ
夕雲「ふふっ。貴方のポケモンたちを糧に、この子たちはより強く、より美しく成長する。だから......」
夕雲「容赦はしない、本気で行くわ! やりなさい、ウツボット、ラフレシア! 」
ウツボット「ツボッ!」バッ
ラフレシア「ラフッ!」バッ
ショタT「僕らだって本気だよ! 行くよ、ルカリオ!!」キラッ
ルカリオ「ルカッ!」キラッ
ショタT「メガシンカァァァァァ!!!」
ルカリオ「ルカァァァァァァ......!!」
ルカリオが光に包まれる
夕雲「これはっ......!?」
ショタT「こっちも見せてあげるよ。僕らの、本当の力を!」
スタッ
メガルカリオ「リオォォォォッ!!」ドン!
499
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/12(火) 23:00:31 ID:iE4xYXvY
夕雲「メガシンカ......人とポケモンとの、絆の証」
ショタT「どう、少しは驚いてくれたかな?」
夕雲「素敵ね。でも......私達の勝利に変りはないわ!」
夕雲「ウツボット!ウェザーボール!」
ショタT「!?」
夕雲「ウェザーボールは、天候の力でタイプを変化させ、その威力を増す技」
夕雲「ご存知の通り天候は『晴れ』! よって炎技と化したこの攻撃が、あなたのルカリオを襲う!」
夕雲「あなたのそのポケモンたちでは、葉緑素で素早さを上げたウツボットを止めることは出来ないわ。これで沈んでもらうわよ!」
ウツボット「ツボォォォ!!」ゴオオオオ
ショタT「それはどうかな!」
夕雲「......!?」
ショタT「たとえどんなに素早さが上がっていようと、ルカリオのスピードには着いて来れないよ!!」
ショタT「いっけぇ!ルカリオ!!」
メガルカリオ「ルカッ!!」バッ
夕雲「消えた!?」
ショタT「神速ッ!!」
メガルカリオ「リオッ!!」シュバッ
ウツボットの目の前に姿を現すメガルカリオ
ウツボット「ツボッ!?」
メガルカリオの神速!
夕雲「......!!」
ショタT「......」
ウツボット「ツ......ツボッ......ト」バタッ
相手のウツボットは倒れた!
500
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/12(火) 23:01:10 ID:iE4xYXvY
ショタT「やったね、ルカリオ!」
メガルカリオ「ルカッ!」コクッ
夕雲「でも私にはまだ、ラフレシアの攻撃が残っている!」
ショタT「来るよっ!」
オオスバメ「スバッ!」
夕雲「行きなさい、ラフレシア! 思い知らせてあげる......綺麗な花には、毒があるってことを!」
夕雲「ヘドロ爆弾!!」
ラフレシア「ラッフゥゥゥ!!」バシュッ
ラフレシアのヘドロ爆弾!
オオスバメ「スバァァァァッ!」バシィッ
ショタT「オオスバメ!!」
オオスバメ「スッ、スバァ......」シュウウウウ
ショタT「こっ、これは!?」
夕雲「私の可愛いポケモンたちを痛めつけたこと、後悔させてあげるわ!」
ショタT「......待っていたよ、この瞬間を!!」
夕雲「な......!?」
501
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/12(火) 23:01:47 ID:iE4xYXvY
夕雲「何......ですって......!?」
ショタT「オオスバメの特性は『根性』! 状態異常のときに、攻撃力を増加させる効果を持つ!!」
夕雲「状態異常......まさか......」
ショタT「今ラフレシアが放ったヘドロ爆弾が、オオスバメを毒状態にした!つまり!!」
オオスバメ「スッバァァァ!!!」キッ!
ショタT「これでオオスバメは、元の力を取り戻す! 行けっ! オオスバメ!!」
ショタT「全力の、ブレイブバードッ!!!」
オオスバメ「スッバアアアアアアアアアアアア!!!」バシュウッ!!
オオスバメのブレイブバード!!
ラフレシア「レシアァァァァッ!?」バキィッ!
オオスバメ「スバッ......!!」ズキッ
夕雲「そんな......」
ラフレシア「ラ......フ......」バタッ
相手のラフレシアは倒れた!
ショタT「そして、ブレイブバードの反動ダメージを、僕のオオスバメも受ける.....」
バサッ
ショタT「ありがとう、オオスバメ。よく頑張ってくれたよ」
オオスバメ「ス......スバッ......」
オオスバメは倒れた
502
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/12(火) 23:02:33 ID:iE4xYXvY
ショタT「戻って、オオスバメ」ポゥン
夕雲「戻りなさい、ウツボット、ラフレシア」ポゥン ポゥン
ショタT「......これで残すは、キミの最後の手持ちと、僕のルカリオだけだよ!」
メガルカリオ「ルカッ!」
夕雲「どうやらそのようですね。まさか、ここまで追い詰められるとは思いませんでした」
夕雲「本当に、貴方という人に興味が沸いてきたわ」
ショタT「えっ?」
夕雲「貴方の実力がどれ程のものか、見極めさせていただきます......だから」
夕雲「とことんつき合ってもらうわよっ!」
ボールを構える夕雲
ショタT「それが、君の切り札!?」
夕雲「ええ、そうですとも。よくご覧なさい」
夕雲「これが私の主力 of 主力!お出でなさい、フシギバナ!!」
ポゥン!
フシギバナ「バナァ!!」ズドン
ショタT「フシギバナ......!」
夕雲「さぁ......たぁっぷり、可愛がってあげるわ......♥」
続く
503
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/14(木) 13:12:36 ID:ZvZLl08s
大型更新いいゾ〜これ
504
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/16(土) 21:00:43 ID:zOebpSzY
夕雲「......」
ショタT「フシギバナ......!」
フシギバナ「バナァ......!」
メガルカリオ「リオッ......!」
夕雲「どちらも場にも、無傷のポケモンが一体ずつ。それも、お互いのエースポケモン同士のぶつかり合い」
夕雲「いいバトルが出来そうね......うふふっ♪」
ショタT「うん、ワクワクするよ!」
夕雲「さぁ、始めましょう。 行きなさい、フシギバナ!」
ショタT「行くよ、ルカリオ!!」
フシギバナ「バナッ!」
メガルカリオ「ルカッ!」
505
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/16(土) 21:01:35 ID:zOebpSzY
ショタT「ルカリオ!ラスターカノン!!」
メガルカリオ「ルゥゥゥゥッ......!」
メガルカリオのエネルギーが光となって一点に集まっていく
ショタT「食らえぇぇぇ!!」
夕雲「させないわよ。フシギバナ、眠り粉!」
フシギバナ「バナァァァ!!」
フシギバナの眠り粉!
ショタT「えっ!?」
メガルカリオ「ルっ!?......ルカッ............」ガクッ
ショタT「先手を獲られた......まさか!?」
夕雲「そう、この子の特性もまた、晴天化で素早さを二倍にする『葉緑素』!」
夕雲「ご存知かしら? ポケモンの中には夢特性と呼ばれる珍しい特性を持つ個体が存在することを」
ショタT「夢特性......!?」
夕雲「それがこのフシギバナ。博士から頂いた、特別なポケモンよ!」
ショタT「博士から貰ったポケモンだって!?」
夕雲「あら、どうやらご縁がお有りのようね?」
夕雲「ですが、このバトルには関係のないこと。無駄話が過ぎたわね、戦闘を続行するわ!」
夕雲「眠り粉の効果により、あなたのルカリオは睡眠状態に陥る」
ショタT「や、やられた......!」
メガルカリオ「Zzz......」
夕雲「良い子の皆は、おねんねの時間よ」
ショタT「ルカリオッ!」
506
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/16(土) 21:02:36 ID:zOebpSzY
ショタT「くそっ、眠らされたら何も出来ない......!」
夕雲「さぁ、貴方のルカリオから全てを奪って差し上げます!」
夕雲「フシギバナ!『宿木の種』!!」
フシギバナ「バナァ!!」バシュッ
メガルカリオ「............ッ!」
宿木の種がメガルカリオに植え付けられる
ショタT「宿木の種......!」
夕雲「この宿木が少しずつ、少しずつ、ルカリオから力を吸収する!」
夕雲「じわじわと時間をかけて、敗北の味を噛み締めて貰うわよ」
ショタT「ルカリオ! 起きて、頼むよ!!」
メガルカリオ「zzzz」
夕雲「それでいいわ。グッスリと、深い眠りに落ちていなさい、ふふふっ♪」
夕雲「余計な苦しみを与えることなく、沈めてあげる!」
ショタT「くっ......!」
夕雲「さぁ、宿木よ!その子から力を吸い上げなさい!」
メガルカリオ「ルっ......!」ドクン
宿木がメガルカリオの体力を奪う!
507
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/16(土) 21:03:43 ID:zOebpSzY
ショタT「何とかしないと! でも、僕には何も出来ない......!」
夕雲「あら、もうお諦めですか?」
ショタT「そんな訳ないでしょ! まだまだ、戦えるよ!!」
夕雲「ならばお望み通り、引き続き、お付き合いいたしましょう」
夕雲「宿木によるダメージだけでなく、フシギバナ自身の攻撃が控えていること、お忘れなく!」
夕雲「行くわよ、フシギバナ! 攻撃用意!」
ショタT「ここで目を覚まさなきゃ、確実にやられる......!」
ショタT「ルカリオォォォォ!!!」
メガルカリオ「リオッ......!!!」カッ
メガルカリオは目を覚ました!
ショタT「よしっ! よくやったルカリオ!! 早速、反撃だ!」
ショタT「ラスターカノン!!!」
メガルカリオ「ルゥゥゥゥゥ......カァッッッ!!!」
メガルカリオのラスターカノン!
フシギバナ「フシッ......!?」バシュン
ショタT「いいダメージだ! これで、次の一撃で倒してみせる!」
夕雲「うふふっ......本当にそうですか?」
ショタT「......!?」
夕雲「フシギバナ、ギガドレイン!!」
フシギバナ「バナァッ!!」キュインキュイン
メガルカリオ「ルッ!?」キュインキュイン
夕雲「ギガドレインの効果により、ルカリオから体力を奪い取ります!」
夕雲「加えて、宿木によりさらにエネルギーを吸収!」
メガルカリオ「ルカァァァァ......!」ドクンドクン
ショタT「し、しまった! ルカリオから力を奪って、体力を回復した!」
ショタT「これじゃあ、倒しきれない......!!」
夕雲「言ったはずでしょう? 全てを奪って差し上げると」
夕雲「貴方達の力、一滴残らず搾り取らせていただくわ!」
508
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/16(土) 21:04:39 ID:zOebpSzY
夕雲「ふふふっ......」
ショタT「......」
夕雲「貴方の実力、十分に見極めさせていただきました......期待通りでした」
夕雲「こうして交わることが出来た経験は、私達の糧となって、より美しく実を結ぶわ」
夕雲「蕾の様に可愛らしい貴方を、私の力で花開かせて、そして散らしてあげる!!」
夕雲「だからもうお終いにしましょう。さぁ、行くわよ!」
ショタT「違う......まだ終わりじゃない!」
ショタT (あの子は......何かを隠している......)
ショタT (見極めるんだ......僕が、彼女を!!)
夕雲「............」
ショタT (............!? そうか......分かった!!)
空を見上げるショタ提督
ショタT (天候!! 日本晴れの効果が切れて、日差しが弱まっている!)
ショタT (この天候下なら......葉緑素による素早さの上昇はない......!)
ショタT (............いける............)
ショタT「ルカリオッ!!」
メガルカリオ「ルカァッ!!」
509
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/16(土) 21:05:30 ID:zOebpSzY
夕雲「やっと覚悟を決めましたか。それでは、受けてご覧なさい!」
ショタT「僕が次に選択する技は......これだ!!」
夕雲「フシギバナ、『眠り粉』!!」
フシギバナ「バナッ!!」
フシギバナが放った眠り粉がメガルカリオを包み込む
夕雲「再び眠りへと誘ってあげる!」
ショタT「............」
粉塵が少しずつ晴れていく
夕雲「............!? あれは!!」
身代わり人形「......」ポン
ショタT「僕がルカリオに命令した技は『身代わり』。身代わり人形が盾となることで、眠り粉を無効化する!」
メガルカリオ「リオッ!!」
夕雲「ですが、既に本体に植えつけられた宿木のダメージは受けてもらいます! その力、寄越しなさい!!」
メガルカリオ「ルッ......!」ドクンドクン
宿木がメガルカリオの体力を奪う!
510
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/16(土) 21:06:22 ID:zOebpSzY
夕雲「意外ね......まさかそんな技を使ってくるなんて」
ショタT「君が再び眠り粉を使ってくることは、予想できたからね」
ショタT「そして、日本晴れの効果が切れた今、ルカリオに先手を獲ることが出来ないのも分かっていたから!」
ショタT「余裕そうな言葉と態度で僕を惑わして、反撃の芽を摘み取る作戦だったのかもしれないけど、残念だったね!」
夕雲「あらやだ......そんな悪いこと考えてたつもりは無かったわ?」
夕雲「ちょっとだけ、貴方の困ってる顔を拝見したかっただけよ、うふふっ♥」
ショタT「ふふっ......でも、そうはいかなかったよ!」
夕雲「迂闊よ。身代わりは、自身の体力を犠牲にして発動する技」
夕雲「既に体力を削られ、加えて宿木を植えつけられた、この危険な状況で使うリスクは分かっているはずよ」
ショタT「............」
夕雲「今度こそ本当に......貴方の真の実力を確かめさせて貰うわよ」
夕雲「フシギバナ!!」
ショタT「ルカリオ!!」
フシギバナ「バナッ!!」
メガルカリオ「ルカッ!!」
511
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/16(土) 21:07:13 ID:zOebpSzY
ショタT「受けて立つよ! これが、僕らの本気だ!!」
ショタT「ラスターカノン!!」
メガルカリオ「ルゥゥゥゥゥゥ......!!」
メガルカリオのエネルギーが光となって一点に集まっていく
メガルカリオ「カァッッッ!!!」
メガルカリオのラスターカノン!
フシギバナ「バナァッッ......!」バシュン!
夕雲「フシギバナはまだ倒れない! 行きなさい、フシギバナ! あの子の全てを、食らい尽くしてあげなさい!!」
夕雲「ギガドレイン!!」
フシギバナ「バナァァァァ!!」キュインキュイン
ショタT「こっちの場にはまだ、身代わりが残っている!! ルカリオには、攻撃は届かない!!」
メガルカリオ「リオッ!」サッ
身代わり人形「......」キュンイキュンイ
身代わりがフシギバナの攻撃を受ける!
夕雲「ですがその身代わりからもエネルギーを奪い取ります! これでフシギバナは体力を回復!」
夕雲「そしてさらに、宿木がルカリオから力を吸収する!!」
メガルカリオ「ルカァァァァァ......!!」ドクンドクン
夕雲「これで......どうかしら!!」
ショタT「............ルカリオ」
512
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/16(土) 21:07:53 ID:zOebpSzY
夕雲「............まぁ」
メガルカリオ「......ル、ルカッ!!!」ドン
ショタT「分かっていたよ......キミがこの程度では倒れないことを!」
夕雲「まさか......宿木によるダメージと、身代わりによる体力の消耗......」
夕雲「全てを計算し、勝利を確信した上での選択だったということ......?」
ショタT「どう? 僕とルカリオからは、奪い去れなかったよ! 夕雲ちゃん!!」
ショタT「行くよ、ルカリオ!!」
メガルカリオ「リオッ!!」
ショタT「ギガドレインと宿木の効果でくれてやったその体力で、僕らの最後の一撃、受けきれるかな!」
夕雲「ふふふっ......試してみなさい。受けとめてあげる」
ショタT「ラスターカノン!!」
メガルカリオ「ルゥゥゥゥゥ......カァッッッ!!!」
フシギバナ「バ......バナッ......」バタッ
夕雲「私の......負けですね」
相手のフシギバナは倒れた!
513
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/16(土) 21:08:54 ID:zOebpSzY
夕雲「ありがとうございました。おかげで、とても楽しい時間を過ごせました」
ショタT「夕雲ちゃん......一つ気になることがあるんだ。聞いてもいい?」
夕雲「何ですか?」
ショタT「君はあの時、僕に見込みがないって言って、学校から追い払ったよね?」
ショタT「あれは、本気で言ってたの?」
夕雲「ふふっ......怖い人ね。まさかあの対応を根に持っていて、このバトルで見返してやったとでも考えているの?」
ショタT「......」
夕雲「違うのね。正直に申し上げます......あれは嘘。根も葉もないまったくのデタラメよ」
ショタT「じゃあ、なんでそんな事を......」
夕雲「あんな狭い所にいたって、詰まらないじゃない。世界は広いのだから、旅をしなきゃダメよ」
夕雲「ねぇ、貴方のことも聞かせて? 貴方の夢の話を」
ショタT「えぇっ? ぼ、僕の夢......?」
ショタT「僕の夢は............」
夕雲「......」
ショタT「ポケモンマスターになることだ!!」ドン!
夕雲「うふふふっ♪ 男の子は、そうでなくちゃね♥」
続くったら続く
514
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/16(土) 21:09:31 ID:zOebpSzY
大淀博士「さーて今回のポケモンは」
大淀博士「ぴっぴかちゅう!」ガチャ
No.003
大淀博士「No.003と言えば、そう、フシギバナですね」
大淀博士「花から漂う香りは、日光浴で体温が上がったときや雨天の翌日に特に強まる」
大淀博士「その香りはとても心地よく、嗅いだ者の闘争心をなだめ、人の心も癒し、野生のポケモンも警戒心を無くして集まるほどだそうです」
大淀博士「それではフシギバナちゃん。その濃厚で淫靡な香りを堪能するために雄しべもシコシコしてあげますからねぇ〜♥♥♥♥♥♥」
フシギバナ「バナーッ!!!!!!!!」
ぬっと伸びた手が葯の盛り上がりに触れる。ただそれだけで、フシギバナはほとばしるような叫びとともにヘドロ爆弾を放った。たまげたなぁ。
ここで一句
不思議な木
猶宿り木や
フシギバナ
大淀博士「みんなもポケモン、ゲットですよ」
515
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/16(土) 21:12:09 ID:zOebpSzY
次回
登場キャラ
>>516
ポケモン
>>517
516
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/16(土) 21:17:11 ID:5Wbh6B/s
間宮さん
517
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/16(土) 21:21:53 ID:OaR5XP4Q
ツボツボ
518
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/16(土) 22:23:52 ID:zOebpSzY
安価承りました
今更だけど割りとニッチなスレなのにいつも安価拾ってもらってとても助かってます
正直畳み所さん!?がイマイチ分からないので、書きたいネタ尽きるまでは続けたいとです
519
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/16(土) 22:38:45 ID:HUV6ogeU
好きなだけ書いてほしい
楽しく読ませてもらってるし
520
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/04/21(日) 20:09:30 ID:xdlGtVB6
加藤純一 Youtubeライブ
ポケモンエメラルド(vs金ダツラ)最終回 Part3
https://youtu.be/MZylz6wEaPg
521
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/04/29(月) 20:20:35 ID:fX7tPSYg
加藤純一Youtubeライブ
ポケモンエメラルド・バトルファクトリー金ダツラを倒す男~最終回GT~(Part10)
ttps://youtu. be/-oymHyIQLc4
Youtubeチャンネル(jun channel)
ttps://www.youtube.com/channel/UCx1nAvtVDIsaGmCMSe8ofsQ
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