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【燃エ尽キタ心ヨ、】何処かロール★2【今コソ再起セヨ】

527【名称】6[♂] 【豊穣ノ法/繁影ノ律】 【精神-安寧Lv.10】:2013/07/20(土) 16:47:46 ID:tPH5nfjk
>>526
【きっと押しとどめるだろう、そうしないといろいろアレな気がする】


……
【あのときのようなふかふかではないが、そう思いながら撫でる】

528リオ 獣耳の中性的な青年 見た目:左腕に装飾のある飾り:2013/07/20(土) 16:52:07 ID:1gkLoXEo
>>527
【多分脱ぎかけで首を傾げるだろう】

............
【ふかふかなど関係ない、重要なのは相手が青年だということなのだ】
【撫でられるたびに、耳が小さく動く】

529【名称】6[♂] 【豊穣ノ法/繁影ノ律】 【精神-安寧Lv.10】:2013/07/20(土) 16:54:01 ID:tPH5nfjk
>>528
……
【いろいろと、大変そうである】

【そのぴくぴく動く耳を妙に虐めたくなる】
【むにむにと、その耳をもむ】

530リオ 獣耳の中性的な青年 見た目:左腕に装飾のある飾り:2013/07/20(土) 16:56:45 ID:1gkLoXEo
>>529
【前途多難なのは確実である】


...........
【まただ、また耳を動かせなくなった、困った】
【まぁ、まだ片方残っているからいいか】
【そう思いながら片耳だけ器用に動かす】

531【名称】6[♂] 【豊穣ノ法/繁影ノ律】 【精神-安寧Lv.10】:2013/07/20(土) 16:58:58 ID:tPH5nfjk
>>530
【とりあえず色々大変である、おもに常識の食い違いが】

【……器用に動かしおる】
【そう思いながらもんでいる方の耳をクニクニつまんだり軽く食んでみたりする】

532リオ 獣耳の中性的な青年 見た目:左腕に装飾のある飾り:2013/07/20(土) 17:03:17 ID:1gkLoXEo
>>531
【まぁ教えれば、そのうち覚えていくだろうが】


........
【やっている事がまるで子狼みたいだなぁ、と思いながらされるがままにされる】
【片耳はまだ動く、まるで弄られている事に対抗しているかのような】

533【名称】6[♂] 【豊穣ノ法/繁影ノ律】 【精神-安寧Lv.10】:2013/07/20(土) 17:05:52 ID:tPH5nfjk
>>532
【しかし声が出せないとなるといろいろ厳しいものがあるかもしれない】

……
【しばらくするともう片方の耳も開放する】
【毛が、ついた】

534リオ 獣耳の中性的な青年 見た目:左腕に装飾のある飾り:2013/07/20(土) 17:11:24 ID:1gkLoXEo
>>533
【地道に教えていけばなんとかなるような気がする】


..........
【やっと自由に動かせるようになった】
【大きく一度、両耳を動かす】

535【名称】6[♂] 【豊穣ノ法/繁影ノ律】 【精神-安寧Lv.10】:2013/07/20(土) 17:16:10 ID:tPH5nfjk
>>534
【なんとかしないと、困るのは自分だ、精神面で】

……
【やはりピコピコ動いているさまを見るのはとても楽しい】

536リオ 獣耳の中性的な青年 見た目:左腕に装飾のある飾り:2013/07/20(土) 17:18:08 ID:1gkLoXEo
>>535
【狼は不思議そうにするだけだから】


.........
【ふぅ、と大きく息をつく】
【やっと自由に動かせる、実は、片耳だけを動かすのはキツい所があったのだ】

537【名称】6[♂] 【豊穣ノ法/繁影ノ律】 【精神-安寧Lv.10】:2013/07/20(土) 17:23:22 ID:tPH5nfjk
>>536
【まあ、何とかなるだろう、自分が慣れるか、リオをなんとかするか、どっちかだろう】

【とりあえず、その自分より若干大きい体を抱き寄せる】
【なんというか、こう自分から抱き寄せることが久々な気がする】

538リオ 獣耳の中性的な青年 見た目:左腕に装飾のある飾り:2013/07/20(土) 17:27:16 ID:1gkLoXEo
>>537
【そう、きっとなんとかなる】



..........
【大人しく抱き寄せられる】

【抱きつくことはあっても抱き寄せる事はあまりしなかったと思ったが、まぁ、いいか】

539【名称】6[♂] 【豊穣ノ法/繁影ノ律】 【精神-安寧Lv.10】:2013/07/20(土) 17:28:17 ID:tPH5nfjk
>>538
【願わくば慣れる前にどうにかしたい】

……
【そのまま湖を見る、夏の日は長い、未だに反射する若干赤色の混じり始めた日の光が眩しい】

540リオ 獣耳の中性的な青年 見た目:左腕に装飾のある飾り:2013/07/20(土) 17:31:26 ID:1gkLoXEo
>>539
【まぁ、きっとなんとかなる】
【狼もあまり青年に迷惑はかけたくないだろうから】



........
【顔を埋めたまま、チラリと同じように湖に目を向ける】
【眩しいが、とても綺麗だ】

541【名称】6[♂] 【豊穣ノ法/繁影ノ律】 【精神-安寧Lv.10】:2013/07/20(土) 17:33:37 ID:tPH5nfjk
>>540
【そこまで気負う必要はないのだけれども】

……
【やっぱりこういう場所はいい、都市の中で暮らすのもいいが、やはりこういう場所の方がきれいだ】

542リオ 獣耳の中性的な青年 見た目:左腕に装飾のある飾り:2013/07/20(土) 17:38:27 ID:1gkLoXEo
>>541
【まぁ早めに直そうとするだろう】


...........
【ここの森は故郷とは違うが、それでもいい所だ】
【涼む場所もある、人間が絶対に来ない所もある】
【そして、静かだ.....近くに街があるというのに、とても】

543【名称】6[♂] 【豊穣ノ法/繁影ノ律】 【精神-安寧Lv.10】:2013/07/20(土) 17:41:08 ID:tPH5nfjk
>>542
【とめる方法はないのだろうな、この狼は頑なだから】

……
【本当に不思議である】
【もっとも人間? はたまに来るみたいだが】

544リオ 獣耳の中性的な青年 見た目:左腕に装飾のある飾り:2013/07/20(土) 17:44:53 ID:1gkLoXEo
>>543
【一度決めたら余程の事がない限り止まる事はないだろう】



..........
【ここにはあまり人間の手が加わらなければいいな、と思う】
【故郷には、少しずつだが人間の手が加わり始めていた】
【今はもうどうなっているのか、分からない】

545【名称】6[♂] 【豊穣ノ法/繁影ノ律】 【精神-安寧Lv.10】:2013/07/20(土) 17:46:31 ID:tPH5nfjk
>>544
【最悪なにが何でもとめるが、まあそこまでとめなければならない事態に陥ることはそうないだろう】

……
【それは分からない】
【だけど、もしそのときが来たら君に故郷の森を見せてあげたい】
【あそこは不思議な場所だ、まるで空間が変になっているかのように】

546リオ 獣耳の中性的な青年 見た目:左腕に装飾のある飾り:2013/07/20(土) 17:49:43 ID:1gkLoXEo
>>545
【そうそうない筈だ】


.........
【置いてきてしまった群れの仲間、森のみんな、故郷の森......そして、彼の生きた証】
【そのままとは言えなくとも、残っているといいなぁ、心からそう思う】

547【名称】6[♂] 【豊穣ノ法/繁影ノ律】 【精神-安寧Lv.10】:2013/07/20(土) 17:54:23 ID:tPH5nfjk
>>546
【そう、あってほしくはない……】

【そういえば、彼の故郷とはどんなところだろうか】
【いつか、知りたい、そう思った、誰かのことを知りたいと思うのは、彼にしては珍しい】

548リオ 獣耳の中性的な青年 見た目:左腕に装飾のある飾り:2013/07/20(土) 17:58:13 ID:1gkLoXEo
>>547
【まぁあったら怒ればとまるだろう、きっと】
【青年に怒られる程堪えることも中々無い筈だ】


........
【今でも目を閉じれば簡単に思い浮かべる事のできる、故郷の風景】
【深い森だった、普通の人間なら迷って出れなくなってもおかしくない程に】
【だが、とても居心地が良くて、たくさん獣が居て】
【森の中ほどに、大きな草原もあった】
【懐かしい、全てが】

549【名称】6[♂] 【豊穣ノ法/繁影ノ律】 【精神-安寧Lv.10】:2013/07/20(土) 18:00:22 ID:tPH5nfjk
>>548
【そうそう怒れそうにないのだ、残念なことに】
【極力のびのびしてほしいのだ】

【その故郷が、どんなところかは分からない】
【だが、こんな狼が育つのだ、いいところには違いない】

550リオ 獣耳の中性的な青年 見た目:左腕に装飾のある飾り:2013/07/20(土) 18:03:09 ID:1gkLoXEo
>>549
【狼も青年に対して怒る事などできそうにない】


【とてもいい場所だった、今はもう、戻る事は許されないが】

551【名称】6[♂] 【豊穣ノ法/繁影ノ律】 【精神-安寧Lv.10】:2013/07/20(土) 18:05:34 ID:tPH5nfjk
>>550
【結局お互いにべたべたしているだけなのだ】

……?
【唐突に、何故だろうか、抱き寄せているリオが悲しそうにしている風に感じてしまって】
【その頭を撫で、さらに強く抱き寄せる】

552リオ 獣耳の中性的な青年 見た目:左腕に装飾のある飾り:2013/07/20(土) 18:09:08 ID:1gkLoXEo
>>551
【そういう事なのだろう】


...........
【勘付かれてしまったか、表に出したつもりはなかったのだが】
【自分を抱く青年を強く抱き返し、顔を深く埋める】
【後悔はしていない、それに、自分はこうするしか無かったのだ】
【しかしそれでも、故郷に戻れないのは、悲しい、かなしい】

553【名称】6[♂] 【豊穣ノ法/繁影ノ律】 【精神-安寧Lv.10】:2013/07/20(土) 18:12:30 ID:tPH5nfjk
>>552
【至極平和的である】

……
【その頭を、耳を、首を、そっと撫でる】
【悲しいのなら自分はそれを受け止めよう】
【まだまだ君のことを知らないけど、少しでも支えになりたい】

554リオ 獣耳の中性的な青年 見た目:左腕に装飾のある飾り:2013/07/20(土) 18:15:35 ID:1gkLoXEo
>>553
【過激でないだけマシなのだろうか】



............
【静かに、大人しくしている】
【目に涙が滲む、これは人間の姿だからだ】
【そうに違いない、だって、獣の時はこんな事は無かったのだから】

555【名称】6[♂] 【豊穣ノ法/繁影ノ律】 【精神-安寧Lv.10】:2013/07/20(土) 18:19:03 ID:tPH5nfjk
>>554
【それはよく分からない】

……
【落ち着くまで、こうしていたらいい】
【自分は、ここにいるから】

556リオ 獣耳の中性的な青年 見た目:左腕に装飾のある飾り:2013/07/20(土) 18:21:49 ID:1gkLoXEo
>>555
【まぁきっとマシだろう】
【というより、過激なこの二人など想像も出来ないが】


.............
【一度強く抱きしめると、腕の力を緩める】
【もう大丈夫、それに、あまり青年に心配をさせる訳にはいかないのだ】

557【名称】6[♂] 【豊穣ノ法/繁影ノ律】 【精神-安寧Lv.10】:2013/07/20(土) 18:22:40 ID:tPH5nfjk
>>556
【むしろ想像できたら恐ろしい】

……
【その背を、軽くたたく、大丈夫なのだと】

558リオ 獣耳の中性的な青年 見た目:左腕に装飾のある飾り:2013/07/20(土) 18:26:41 ID:1gkLoXEo
>>557
【狼なら頑張れば出来ない事もないかもしれないが】


...........
【ただ、静かにじっとしている】

559【名称】6[♂] 【豊穣ノ法/繁影ノ律】 【精神-安寧Lv.10】:2013/07/20(土) 18:28:49 ID:tPH5nfjk
>>558
【しかし想像する必要はないだろう、多分】

……
【自分はこの狼の過去の大部分を知らない】
【だからどうすればいいのか分からない、だから、こうするのだ、こうすることしか、出来ないのだ】

560リオ 獣耳の中性的な青年 見た目:左腕に装飾のある飾り:2013/07/20(土) 18:35:40 ID:1gkLoXEo
>>559
【どうなったらそんな想像が必要になるのかは分からないが】


...........
【不意に、背中の傷跡が疼く】
【人間と共にいるときに疼くのは初めてだ、何か、意味はあるのか】
【わからない......自分の事なのに何も、わからない】

【ふ、と自嘲気味に小さく嗤う】
【今まで自分は、周りにばかり目を向けて、自分から目を逸らそうと必死だったのだ、きっと】

561【名称】6[♂] 【豊穣ノ法/繁影ノ律】 【精神-安寧Lv.10】:2013/07/20(土) 18:39:24 ID:tPH5nfjk
>>560
【誰にも分からないだろう、誰にも】

……?
【その自嘲的な笑みに目敏く? 気付く】
【そしてその顔をくっと上げさせる】
【アレだけ自分を嫌いになるなとかいったくせに】

562リオ 獣耳の中性的な青年 見た目:左腕に装飾のある飾り:2013/07/20(土) 18:44:35 ID:1gkLoXEo
>>561
........

【しまった、といわんばかりの、罰の悪そうな顔つきになる】
【見られるとは思わなかった、だが、自分を嫌いに思った訳ではないのだ】

【今まで目を逸らし続けていた事と、向き合おうと、少しだけでも思えたのだ】
【先程の嗤いは、今までの自分に向けたもの】

563【名称】6[♂] 【豊穣ノ法/繁影ノ律】 【精神-安寧Lv.10】:2013/07/20(土) 18:46:00 ID:tPH5nfjk
>>562
……
【その顔を見て、なんだかちょっと気まずくなる】
【嫌いになったのではなくとかなんとかじゃなかったのだ】
【場違いな場面で場違いな発言をしたような気恥ずかしさがする、顔が赤く染まり下を向く】

564リオ 獣耳の中性的な青年 見た目:左腕に装飾のある飾り:2013/07/20(土) 18:49:44 ID:1gkLoXEo
>>563
...........
【何とも言えない顔で微笑み、その頭を撫でる】

【きっと、自分を思っての行動だったのだろうから】
【ありがとうという思いを込めて、優しく撫でる】

565【名称】6[♂] 【豊穣ノ法/繁影ノ律】 【精神-安寧Lv.10】:2013/07/20(土) 18:50:34 ID:tPH5nfjk
>>564
……
【うぅうと思いながらなでられる、なんだかこうやって撫でられている方が恥ずかしい】
【明らかに慰められているような、そんな感じがするのだ、そういう意図はなくとも】

566リオ 獣耳の中性的な青年 見た目:左腕に装飾のある飾り:2013/07/20(土) 18:56:03 ID:1gkLoXEo
>>565
...........
【最後にポンポンとして、また青年を抱きしめる】

【感謝の念しか篭っていない、自分を思っての行動だったと信じているから】

567【名称】6[♂] 【豊穣ノ法/繁影ノ律】 【精神-安寧Lv.10】:2013/07/20(土) 18:58:15 ID:tPH5nfjk
>>566
……
【気恥ずかしさから、顔を上げられない】

568リオ 獣耳の中性的な青年 見た目:左腕に装飾のある飾り:2013/07/20(土) 19:01:08 ID:1gkLoXEo
>>567
..........
【静かに抱きしめたまま、動かない】

【こうしていると落ち着くのだ、やはり】

569【名称】6[♂] 【豊穣ノ法/繁影ノ律】 【精神-安寧Lv.10】:2013/07/20(土) 19:06:37 ID:tPH5nfjk
>>568
……
【気恥ずかしさに耐え切れなくなったのか、瞬間影になってその場から消える】

【湖に反射する赤い光がきらきらと、輝いていた】

//落ちますです

570リオ 獣耳の中性的な青年 見た目:左腕に装飾のある飾り:2013/07/20(土) 19:10:31 ID:1gkLoXEo
>>569
.........
【暫くその場で湖を眺めたあと、立ち上がり歩き去る】


//乙でした、長々と申し訳ない

571リグル 【魂操作魔法,劣化水魔法】【容姿】シロ(紫髪の少女):2013/07/20(土) 19:52:05 ID:0B4KTuFw
【街の中にある、暗い裏路地】

「いや…予想外だ、この策が裏目に出るとは」
「さて、殺さない用に…しかし、死にかねない用に…」

【何処かから、リグルに操られた、悪霊入りの大剣を背負った人間が歩いてくる】

「慎重に…魔法を解いて、そして、切る」

【リグルが魔法を解く、それによってリグルの魂が押し出され、シロの魂が再度復活する】

『………』

【操られた人間が、シロに大剣を降りかぶり、切り下げる】

【その瞬間、シロの体の上部から、大量の鮮血が飛び散る】

「さあ、次はどうする…?」

【黒い霧の用な物は何処かに飛び去っていった…】

572イリオス:2013/07/22(月) 22:35:27 ID:Qa7mG8RQ
シェアト アルゲニブ
時は満ちた
ネーレウスを捕獲し
延命繋ぎを奪う
そして我らに本当の永遠の命を
始めよう恐怖劇-グランギニョル-を…
貴様らのルーンは私達への忠誠の証
逆らうことは許されない
貴様らの祖先から続いているものだ…
さぁ、行け…

573イリオス&アガメムノン:2013/07/22(月) 22:48:09 ID:Qa7mG8RQ
植物人間だったアガメムノンが目を覚まし
動きだした

「…….卿…動けるのか?」

「みたいだね…とんだ研究の代償だった……それで、私はどのくらい寝てた」

「ざっと…数百年だ」

「なるほど…さて、予定はどうかな?猊下殿」

「順調だ…もうすぐ本当の永遠の命が手にはいる…卿も夢が叶うであろう…」

「それは嬉しい報告だ…期待してるよ…」

574刃衣の魔女 呪術/継承/魔式調禅/動禅魔導・冒涜/ E.彩濱住乞食白波:2013/07/27(土) 15:05:28 ID:JzOm//PY
【どこか】

イリー、
【幾度となく呟いたその名前を、気が付くとまた呼んでいる】

…ごめん、私が…甘かったから…
【信じようとしてしまったから】
【呪詛の様に低く紡がれるその言葉は、静寂の水面を揺らして徐々に徐々に白い飛沫を纏った荒波へと変わる】

…ねぇ、もう…迷わないよ、だから…
【待っていて】

【瞼を閉じて耳を澄ませる】

【無音の空間の中、何かの囁きが一万の蝉の断末魔の如く響く】

【その慟哭に心で触れて無限の声に自らを委ねたとき、彼女の体は動き始める】

【永遠の黄昏の中、ふたつの混沌の青の宝石が輝きそれは底しれぬ怪物の潜む海のようだ】

【サファイアの瞳を宿し、刃衣の魔女はゆっくりと地から足を離して何処かへと浮かび上がる】

【幾度となく呟いたその名前を、また呼びながら】

575ドコカトアル辺境ノ地デ:2013/07/28(日) 19:58:07 ID:F06uTx9Y
「……失礼します父上」

【とある地のとある家、その父親の書斎に入ってきた背の高く美しい青年】
【一方のこの部屋の主の父親は威厳を醸し出すような厳格な表情をしている美丈夫】

「父上、申し訳ありません、私は今からあなたに、いえ、村の全員に不義を働くこととします」
「……」

【青年がその父親に話しかける、だが父親の返事はない】

「もう彼がいなくなってから一ヶ月ほど経っています、しかし音沙汰もない、ならばこの足で捜しに行くまでです」
「……お前は、村のものをどうするつもりだ」

【父親の声は、短く、なのに重く響く、しかし青年はそれに一切たじろいだ様子はない】

「父上、申し訳ありません、私は父上の後を継ぐ者ながらどうしても弟の身を案じてしまうのです」
「その間に儂が倒れたらどうするつもりだ」
「なら私の座を別の誰かに渡せばいいでしょう、私でなくても継承の儀は行えます」
「……」
「では、失礼します」

【と、部屋を後にしようとした青年に父親が声をかける】

「……儂は、この役目に縛り付けられて探せぬからな、縛り付けられていない今の内に、探すがいい」

【その声に、青年は軽く振り返って会釈をする、が】

「ちょーっと、今の話し聞かせてもらったわよ! 」

【突然青年の目の前で扉が開き、そこに美しい長髪の勝気な顔をした女性が入ってくる】

「なーに勝手に行こうとしてるのよ、ワタシもついていくわよ、文句はないでしょう? ねぇ? 次期様? あ、父さん! ワタシもついていくからねー! 」
「おい! なにを勝手に決めているんだお前は! 」
「いーじゃないのいーじゃないの、硬いこといいなさんなって、それに一人でどうするつもり? あんた、料理できんの? 」
「ぐっ……」

「……勝手にしなさい」

【そんな兄弟の言い争いに、父親がぼそりというとそれを耳聡く聞きつけた女性がそのまま青年を引きずっていく】

「ほらほらー、行くわよ? 」
「こらっ、離せって! 」
「うるさいわねぇ」
「お前の方がっ! 」

【そんな仲がいいのか悪いのか分からない二人を自然と閉まった扉の向こうに見送りつつ、父である彼はこう呟く】

「……がんばれよ、寧義、快鈴」

576ドコカトアル清浄ナル地デ:2013/07/28(日) 20:02:34 ID:F06uTx9Y
「ああ、あの人はまだ見つからないのでしょうか……」
「大丈夫だって、いつか見つかるよ」

【とある場所、とある空間、まるで世界から切り取られたかのように清浄な空間で二人の子供が話す】
【神聖そうな水の滔々と溢れる泉、サラサラと風もないのにサファイアのような色をした半透明の葉をつけた木々が揺れる】

「でも、心配なの」
「そんなに心配なら君から探しにいったらどうだい? 」
「外は怖いわ……それにここから出れるのかしら」
「出ようと思えば出れるさ、それに僕と君ならなんだって乗り越えられるよ」
「それも、そうね」

【そんな不思議な空間で、二人の子供の無邪気な笑い声が響く】
【例えその空間の外とは欲と穢れに満ちた空間だったとしても】

577六道騎士 イリオス:2013/07/29(月) 08:51:25 ID:1CbTXt/6
久しぶりだな…マルカブ
いや、ヨハン…今はネーレウスとでも名乗ってるらしいな

「やぁ、シャムル…数百年ぶりだね…そんなことよりコレを解いてくれないかな?」

【なにかの術式で描かれた魔法陣の上で拘束されているネーレウス】

それはできないな
お前の不老不死の魔法、延命繋ぎを得て始めて我々は完全なる不老不死となれる

「それはどうかな?異なる血液を混ぜるようなものだよ?最悪の場合…君は死ぬよ? ニコニコ」

そうかもしれないが
そうでないかもしれない
…卿も目覚めた…もうすぐ我々は完全なる不老不死となれる…

578何処カノ廃墟:2013/07/29(月) 14:37:29 ID:4s/KZkv2
「さあ、準備は出来た」

青年は、幾何学的な魔法陣の中に立ち、静かに目を閉じる。

「作ろう。母さんの物よりは、使用回数は少ないけど。でも、皆の傷を癒そう、僕の魂で。僕の、最後の抵抗。約束を守るために」

 幾何学な文字達に魔力を込める。青年は、その中で光に包まれる。

「ふぅ。終わったか」

 僅かに、瞳の白い部分が黒く染まり始め、黒い部分は白に染まり始める。

 青年の手の中には、小さな紫の石が握られていた。

579キリアデット どこかの墓地:2013/08/01(木) 11:18:49 ID:ZtmbrGmI
ここは、何処かの墓地。その中の墓石の前。そこにたたずむ、人影が一つ。

「やっと、仇が討てそうだ」

墓石に水をかけ、花束を取り替え、供え物を置く。

「やっと、奴が現れたんだ」

墓石の前に座り、ポツリポツリと話しかける。

「俺は、まだまだそっちに行けない。そろそろ生まれ変わったりする頃か? ま、どっちでもいいか。それじゃ、俺は行くぜ。じゃあな」

 人影は、背中から漆黒の翼を生やし飛び去った。

580風来坊【風魔法】【容姿】濃緑髮の青年:2013/08/03(土) 21:23:26 ID:47iJRv3I
【とある洞窟~数日前~】

「やっぱりここがいいかな…よし、やるか…」

一人の緑髪の男が中で修行をしていた。

その男が修行を始めて数時間後。ゴゴゴゴゴ……という微かな地響きがした。

「……あれ?なんだか地面が揺れてるような…気のせいか…」

その男はそれを気のせいだとした。

……その六時間後、その男は洞窟の入り口が塞がれているのを見つけた。

…その男は三日間飲まず食わずでその洞窟の出口を求め冒険したそうな。

581戦いの終結と残された謎:2013/08/04(日) 14:54:01 ID:H9XdYAZM
どこかの廃墟。数日前はエイジ・マグナの約半分が居た場所。そこに入る人影が3つ。

「おぉ。帰ったのかい? アスモデ……」

中に居た、黒服を着た男はその3つの人影を見るや否や、突如として姿を変えた。その姿は、黒々しい鱗、長く歪曲した角、長い翼。伝承に沿えば、それは悪魔だろう。

「まさか、アスモデウスが殺られるとはねぇ。ま、君達は僕を倒せるかな? 異端なる悪魔キリアデットとそのご友人」

悪魔と、三人の人影がぶつかり合った。

582戦いの終結と残された謎:2013/08/04(日) 15:03:57 ID:H9XdYAZM
そこにあったであろう廃墟は、崩れて元の形を残してはいなかった。

「ふぅ。何とか本来いるべき悪魔界へと還すことが出来たな」

「僕らだけでどうにかできてよかった。そうですね。だけど、彼らは誰に呼び出されたんでしょうか」

「あ、気になります!」

彼らは、何やら話をしながら帰っていく。

583街ノ何処カ、人気ノ無イ暗ガリ:2013/08/04(日) 23:04:53 ID:VDsMW.oQ
【仕事帰りなのだろうか、人気の無い路地を歩く青年が1人】
【人気こそ無いが青年にとってそこは通り慣れた道の一つでしかなく】
【僅かな月明かりしかないその暗ささえも心地よく思うほどであった】

「………ん? あれ、は……っ」

【今までにこの道を通って人とすれ違ったことなど数えるほどしかない】
【しかし、そんな道に誰かが倒れているではないか】

「お、おい……っ! 大丈夫か? しっかりしろ!!」

【青年にはなんとも実感が無いがこの街では物騒な事件がそれなりの頻度でおきている】
【故に、倒れている人影がそういった事件に巻き込まれたのではないか】
【そんな心配をしつつ倒れる人影に駆け寄る、が】

「う……すみま、せん……誰か、いらっしゃるのですか?」

【そこに倒れていたのは、女】
【しかも、青年が今まで見たことの無い程に美しく、妖艶な女性であった】

「お、おう! どうしたんだ? 何かあったのか!?」

【一瞬、その美貌に言葉を失いかけるも当初の目的を思い出し問い掛ける】

「いえ、少し……眩暈がしただけですわ……どうか、おかまいなく」 フラリ

【そんな事を言って身体を起そうとするも、明らかに力ない様子である】
【そんな女性を見かねて青年がせめて人通りのある所まででも運ぶ事を申し出ると】

「そんな……宜しいのですか? ……ありがとうございます」 ニコリ

【美女からの感謝の言葉と笑顔を向けられ、青年は鼓動が高鳴るのを感じた】
【上気した顔を隠すように、美女を背負うと足早に歩き始める】

584街ノ何処カ、人気ノ無イ暗ガリ:2013/08/04(日) 23:38:19 ID:VDsMW.oQ
「まさか人が通りかかるだなんて……本当に助かりましたわ」

【この道はこの時間だと本当に人気が無い】
【もしも自分が通りかからなければ朝まで倒れてたかもしれないほどだ】

「そうなのですか……貴方には、幾ら感謝をしてもしきれませんわ」
「……何か、御礼が出来ればいいのですが」

【美女を背負って楽しくお話をするなんて状況だけで充分だななどと青年が思っていると】

「いえ、やはり……感謝の気持ちを返すのは早い方が良いですね」 スッ

【そういって、青年の体に回していた腕に優しく力を籠めると】

「私からのお礼……受け取って、下さいますわよね?」

【耳元に口を近づけると吐息ほどの大きさの声で囁きかける】

【美女の言葉が耳を通る度、青年は頭の芯が抜けていくような感覚を味わっていた】
【そして、気付く……先ほどからずっと歩いていたはずなのに未だに路地から抜けていない事】
【むしろ、自分ですら通ったことが無いような暗闇に沈んだ路地裏に入り込んでいた事に】

「……それじゃあ、目を閉じてぇ……くふふふっ……いただきまぁす」

【背負っていたはずの美女がいつの間にか倒れていた自分の上にまたがって顔を近づけてくる】
【視界の全てが美女の影に覆われた時、青年の意識は途絶えた】

585街ノ何処カ、人気ノ無イ暗ガリ:2013/08/04(日) 23:47:40 ID:VDsMW.oQ
・・・

「はぁ〜……まったく、効率が悪い事この上ないわねぇ」

【全てを染めるかのような闇の中に一人、染まることなく佇む人影】

「想定はしていたけれど、この身体……やっぱりお子様過ぎるわねぇ」
「まぁ、何れは時間が解決するだろうし……そっち好きの輩も釣れるって事で由としましょう」
「さぁてと、そろそろ良い感じに力も集まってきた事だし、頃合かしらねぇ」
「くふふふっ……どんな事になるのかしらぁ……愉しみだわぁ」
「アナタもそうは思わなぁい……? くふふふふっ」

【獣の耳と尻尾を持つ少女は、少女らしからぬ妖しさを含んだ笑みを浮かべると、その場を後にする】
【そうしてそこには光の刺すことの無い闇と、声もなく横たわる幾人もの男達が残されていた】

586船着キ場、港ノ中:2013/08/06(火) 13:57:08 ID:2CestfPI
「う〜ん……」

【カバンを持って、どこ行きの船に乗ろうかと考えている】

「やはり、日本に行くべきか……それともこっちか……」

【幸い、どの船も出発までは時間がある。ゆっくりと考え、何処に行くのが一番か吟味している】

「見知らぬ地へ行くのも良いかも知れませんね……」

【やがて、乗る船を決め切符を買う】

「よし、行くか!」

【少し時間をかけすぎた様で、急いで船に乗る】

「出航!」

【船員の声と共に、船が動き出す。そして、ある程度の時が経てば船の姿は見えなくなる】

587街の外れにて:2013/08/09(金) 23:50:50 ID:P/Lkw/CQ
あなたは、この街に残ってくださいね.....
【そう言って白狼の頭を撫でる、小柄な手】
【その手の持ち主の顔は、深く被ったフードに隠れて見る事は叶わない】
【その傍には屈強な、しかし生気の感じられない黒馬が聳え、白狼に触れていない手はその首筋に置かれている】
【頭を撫でられる白狼の足元には、小さな包みが一つ】

...最後に、お願いします
【そう言って白狼の耳に顔を寄せ、何かを呟く人影】
【その言葉に白狼が頷くと、ふわりとその口の両端が上がる】


.........それじゃあ
【サヨウナラ、と小さく呟いて黒馬の背に跨ると、闇に紛れてその姿は直ぐに見えなくなる】


【あとにはただ、その人物が消えた方向を寂しげに見つめる白狼が残される】
【しかし彼も、暫くすると足元の包みを咥えてその場から立ち去っていった】

588ルーク 男【状態変化・物質召還】(黒髪金眼の青年)E:ローブ:2013/08/12(月) 22:26:21 ID:owm0HKUo
−−−−
−−−
−−

【ここはとある路地裏にひっそりと佇む小さなカフェ】

…キュッキュッ

【ムーディな照明の中、カウンターにてコーヒーカップを磨いている】

589エイジ <???> E:紙袋 ウル「」:2013/08/12(月) 22:29:11 ID:gHpzhvZg
カチャ

【カフェに入ってくる二人】

こんばんはー

「こんばんは」

【紙袋を持ったエイジとウルが入ってくる】

590ルーク 男【状態変化・物質召還】(黒髪金眼の青年)E:ローブ:2013/08/12(月) 22:32:43 ID:owm0HKUo
>>589
いっしゃい

【柔らかい笑顔で迎える】

今日はどうする?
料理ならほぼなんでも作るけど…

591エイジ <???> E:紙袋 ウル「」:2013/08/12(月) 22:38:56 ID:gHpzhvZg
>>590
どうも。お久しぶりです。

「どうも」

【笑顔には笑顔で応える】

うーん。じゃあ、オススメで。

「オムライスください」

592ルーク 男【状態変化・物質召還】(黒髪金眼の青年)E:ローブ:2013/08/12(月) 22:45:07 ID:owm0HKUo
>>591
調子はどう?


オムライスね
【ささみをほぐし、野菜を刻んでいく】

おすすめかぁ…

チョコレートパフェかな…

593エイジ <???> E:紙袋 ウル「」:2013/08/12(月) 22:51:14 ID:gHpzhvZg
>>592
絶好調です。あ、これ旅のお土産です。

【紙袋を渡す。中身は貴重な調味料】

じゃあそれで。

594ルーク 男【状態変化・物質召還】(黒髪金眼の青年)E:ローブ:2013/08/12(月) 22:57:57 ID:owm0HKUo
>>593
いいの?
こんな貴重なやつ貰っちゃって


【慣れた手付きで具材とご飯を炒め、ケチャップを加える】

オムライスの後で作るからねー

595エイジ <???> E:紙袋 ウル「」:2013/08/12(月) 23:00:10 ID:gHpzhvZg
>>594
良いんですよ。これくらい。

「わー、オムライスだ!」キラキラ

はいはい。

596ルーク 男【状態変化・物質召還】(黒髪金眼の青年)E:ローブ:2013/08/12(月) 23:03:08 ID:owm0HKUo
>>595
じゃあありがたく…
【調味料を後ろの戸棚へとしまう】


もうちょっと待ってねー
【完成したチキンライスを綺麗に盛りつけると卵をとき始める】

597エイジ <???> E:紙袋 ウル「」:2013/08/12(月) 23:07:38 ID:gHpzhvZg
>>596
「おいしそー」

相変わらず、手際が良いですね。

598ルーク 男【状態変化・物質召還】(黒髪金眼の青年)E:ローブ:2013/08/12(月) 23:13:25 ID:owm0HKUo
>>597
小さい頃から料理は英才教育を受けてきたからねー

【といた卵は薄く焼くのではなくオムレツのようにして焼いている】

【別の鍋であらかじめ作ってあるデミグラスソースを温め始める】

599エイジ <???> E:紙袋 ウル「」:2013/08/12(月) 23:16:30 ID:gHpzhvZg
>>598
なるほど。

「お店をやってるだけはありますね」

【ウルは作られるオムライスに釘付けだ。エイジはそれを見て微笑む】

600ルーク 男【状態変化・物質召還】(黒髪金眼の青年)E:ローブ:2013/08/12(月) 23:22:24 ID:owm0HKUo
>>599
もっと旨い人はたくさんいるよ

【オムレツを先ほどのチキンライスに乗せる】
よっと…
【バターナイフで上に切れ目を入れ、左右に開く】
【すると半熟でいかにもフワフワな卵がライスを包み込んだ】

仕上げに…
【デミグラスソースを上から掛ける】

完成だよー
【オムライスをウルの前に出す】

601エイジ <???> E:紙袋 ウル「」:2013/08/12(月) 23:27:45 ID:gHpzhvZg
>>600
でも、上手なのは確かですよね。

【オムライスをウルが受けとる】

「緊張の一口!」パク

【スプーンを口に運び、満面の笑み】

「おいひいれす!」パク

【また一口、二口とゆっくり食べる】

602ルーク 男【状態変化・物質召還】(黒髪金眼の青年)E:ローブ:2013/08/12(月) 23:35:30 ID:owm0HKUo
>>601
そうそう
この笑顔とその言葉が一番嬉しいや

【背の高いグラスにチョコレートムース、シリアル、チョコアイス、シリアル、バニラアイス、チョコプリンの順で盛りつける】

よっと…
【ミントの葉を添える】

出来たよー
【ポッキーを差すとエイジの前に出す】

コーヒー飲むかい?

603エイジ <???> E:紙袋 ウル「」:2013/08/12(月) 23:40:45 ID:gHpzhvZg
>>602
「はふ」

【お腹いっぱいのようだ】

どうも。

【パクパクと食べる】

パフェなんて久しぶりです。あ、コーヒーいただきます。

「お願いします」

604ルーク 男【状態変化・物質召還】(黒髪金眼の青年)E:ローブ:2013/08/12(月) 23:48:15 ID:owm0HKUo
>>603
二人とも言い食べっぷりだね


【嬉しそうにほほえむ】

おまちどうさま

【エイジにはブラック、ウルにはキャラメルマキアートを出す】
【ふたつともホットだ】

605エイジ <???> E:紙袋 ウル「」:2013/08/12(月) 23:54:21 ID:gHpzhvZg
>>604
どうも。

【パフェは完食された】

ほぅ。やっぱり、ブラックはおいしいですね。

「師匠がブラックを……!? くっ、私もブラックを飲め……」

確か無理でしょウル。

「はぅぅ。でも、このコーヒー美味しいです」

【一口ずつゆっくり飲む】

606ルーク 男【状態変化・物質召還】(黒髪金眼の青年)E:ローブ:2013/08/12(月) 23:57:11 ID:owm0HKUo
>>605
おとといブラック出したけど

たくさんミルクと角砂糖入れてたからさ

今日はキャラメルマキアートにしてみたよ

607エイジ <???> E:紙袋 ウル「」:2013/08/13(火) 00:10:47 ID:cjWGDejs
>>606
それはどうも。

やっぱりダメじゃん……ズズズ

「その内飲めるように、なるとオモイマス」ゴクゴク

まぁ、もうちょっと大人になったら飲めるようになるさ。

【コーヒーを飲み終わる】

さてと、そろそろ帰らせていただきます。では。

「さようならー」

【帰っていく。代金は適当に0が4つつくくらいに置いておいた】

//落ちます。ではでは、乙でした!

608ルーク 男【状態変化・物質召還】(黒髪金眼の青年)E:ローブ:2013/08/13(火) 08:42:25 ID:6MolcJTE
>>607
お金は今日は貰うつもり無かったのに…

ありがたくいただいておくよ


【皿を下げお金を取る】

さてと…
【洗い物を始めたようだ】

//返し遅くなりすいません
乙でした

609ルーク 男【状態変化・物質召還】(黒髪金眼の青年)E:ローブ:2013/08/15(木) 18:03:27 ID:a3V3r/ZY
くっ…

【足から着地し、途中で木にもひっかかったので即死ではなかったようだ】

ここで…
死んでたまるか…

【着地の衝撃で両足は粉砕骨折だ】
【あばらも数本折れているようだ】

足が使えない…
どうすれば…

空を…飛ぶしかないか…
『Fry Mode』

【翼を大きく広げる】
【ギルドへ帰るために】

610闇ノ中、独リ:2013/08/16(金) 20:48:01 ID:hTRG2.LM
ここはどこだろう? なにもみえない、なにもわからない

どうしてここにいるのだろう、いやそもそも

わたしって、いったい、なんだったのだろう

「決まっている、バケモノだよ」

……! いや……いやだ、やめて……

「この期に及んでまだ認めないの? 最早すべてが手遅れだというのに」

そんなことない、ちがう、だって、わたしはなにも

「おかしな事を。 アナタも見たはず、アナタが、仲間を、ニンゲンを傷付けたのを!」

ちがうちがうちがう! あんなのわたしじゃない! だから、わたしはわるくない!

「そうか……成る程、アナタのせいではないのかもしれないね? だけど」

「そんなに真っ赤に染まった手で、今更になって、誰に、何を、言うの?」

え………あっ……あぁ……! あかい、わたしの、てが……こんなに、まっか

「その手はまだまだ赤くなる、そうなった時に果たして……」

「その手を掴む者が、いるとでも思うの?」

【嘲笑うかのような声を聞きながら、落ちていく、堕ちていく】
【より深く、より昏い闇へ、溶ける様に、呑み込まれるように、沈み込んでいく】

611暗ガリニ、犇ク:2013/08/16(金) 20:52:40 ID:hTRG2.LM
………くふふっ、さぁってっと

【日は沈み、街には至る所に闇が蔓延っている】
【そして、今日を最後にこの街に光が差すことは無いだろう】

それじゃあ、行きましょう……今宵の宴を存分に、楽しみましょう

【微笑をその場に残して、炎と共に消える】
【少女が消えた後にはより深みを増した闇が緩慢な動きで街の方々へと散っていく】

612狂気ト慈愛ノハザマニテ一人ノ青年ハ《ワラウ》:2013/08/17(土) 22:04:27 ID:dYPuZ9VE
「……」

【腕の中の、くったりと動かなくなった体を抱き上げる】
【まるで幻のように消えた異形、それに燃え上がっていた火も消える】
【その後に残るのは生命力や魔力を吸い取られ倒れ臥した人々と、破壊された跡の残る広場、建物のみ】
【それらを、見渡す顔にはまるで能面のように慈愛の笑みが張り付いていて】

【その目は金色に輝いていた】

【理性の無い微笑みを浮かべ、手を振りかざす】
【するときらきらと輝く粒子のようなものが人々に、建物に降り注ぐ】
【その魔力とは絶対に言い切れない、神聖な何かは触れた人々に魔力と生命力を与え、傷を癒す】
【建物の破壊後は粒子に触れるとまるで時間が巻き戻るかのように修復されていく】
【死した人も、完治とまでは行かないが、再びその身に命の灯火を宿す】

「……あ、あなた様はっ!」

【と、後ろからかけられた声に、微笑を浮かべつつ振り返ると、そこには鎧に大量の傷が付いているものの無事な二番隊の姿があった】
【ふと自身の姿を見下ろすと白金色の粒子がきらきらと自身の周囲を舞っている】
【そんな、無傷な二番隊に笑みを向けつつ、彼はその場から消え去った】


<おいっ、6、6!!>
【唯一、彼の心を知るものは、慌てふためき、彼の精神に言葉を送る、が、彼は応答しない】

<やめ、やめて、くれよ、そんな……>
【彼、IAの耳に届く揺らぎ、砕け、歪むオト、それはいったいなんのオトナノダロウカ?】
【いつから聞こえていたのだろう、彼が最初に生まれたときから聞こえていて、気にも留めなかったそのオトは、いつしか大きくなり耳障りにヒビク】

「……」
【彼が再び現れたその先で、一体、なにが待っているというのか】

<なぁ、6!!!!>
【その影の声は、決して彼に届くことは無い】

613捜シ求メタ《モノ》:2013/08/17(土) 22:19:07 ID:dYPuZ9VE
【目の前の白金の粒子をまとった人物は、あまりにも美しかった】


【某は二番隊の隊長を務める者】
【隊長といってもそんなにすごいというわけでもない、ただただ問題児を纏めるという役職を金で押し付けられたようなものだ】
【もっとも、この二番隊に不満があるわけではないのだが】

【今なら、あの方があの人を求める理由がよく分かる】
【あの人なら、某等を……そう思わざるをえないのだ】

【鎧の中の腕が歓喜に震えるのがいたいほど分かる】
【もう苦しまなくて済む、そう思うと跳ね回って歌いたくなるほどの歓喜が体を狂わせる】


【最初は半信半疑だった】
【たった一人の人物の力でそこまで変わるものなのだろうかと】
【あの方、いや方々は力説していたが、他の隊のようにあまり信じているわけではなかった】

【しかし最初にあったとき、その思いは崩れ、今では完全に信じてしまいそうだ】


【ところが、その人物はこちらに微笑を向けると途端に消えてしまった】
【その瞬間、某の中の希望がすべて黒く塗りつぶされたような、そんな絶望感を味わった】

【次、次にお会いできたとき、そのときこそ、あの方をお連れして帰ろう】
【某等の故郷に】

614リオ 狼 見た目:白い体躯に青と黄のオッドアイE:尾の付け根に飾り:2013/08/19(月) 12:39:28 ID:unfNTrHs
【森の中、何の変哲もない木の根もとにて】


...................
【右前脚で押さえつけた野鼠をじっと見つめる白狼】
【食べるべきなのは分かっている、このままではいずれ飢えて死ぬことも】
【キィキィと押さえられた野鼠が悲鳴をあげる、噛まれないようにと胴体から首にかけてを押さえてあるため、脚に噛み付いて一矢報いる事すらも叶わない】

【その悲痛な鳴き声に何をするでもなく耳を傾けていると、ふと、記憶が蘇る】



..............................
【....食べなくては、無理矢理にでも、生きなければ】
【押さえる脚に体重をかけ、鼠を充分に弱らせてから口に入れる】
【口に入れられた鼠はヂィ、と最期の悲鳴を弱々しくあげる...抵抗する力は最早、残っていなかった】
【その声に躊躇わずパキパキと骨を砕く音を立てて咀嚼すると、喉の奥に、骨と皮まで余さず全て通していく】

【口の端から胸元にかけて、ポタポタと垂れた鼠の血】
【白い毛並みに映える猩々緋の斑に視線をやって、水で流さないとなぁ、とぼんやり考えた後、のっそりと歩き出した】

615離レ崩レ壊レル:2013/08/19(月) 14:23:58 ID:njVs19AA
……

【畑、今日も畑で作業をしている6】
【そんな彼とて昼ごろを軽く過ぎれば腹は減る】
【近くになっていたキュウリをもぎり、食べる】

…………

【ああ、味気ない、野菜だけの生活にはなれている、だから野菜が味気ないというわけではないのだ】
【味が無いのだ、桃を食べてもトマトを食べても薬草を食べても魚を食べても、何も味がしない】
【まあ、どうでもいいか、そう思いつつキュウリを食べる】

616この国ではないどこか、小さな街の通り:2013/08/20(火) 15:28:09 ID:nzbXlpsM
【冷えた胡瓜を手に持ち、日陰の壁に凭れている一人の女性】
【通りを流れて行く人混みの中に視線を投げ入れ、口の中の胡瓜の欠片を噛み砕く】

【軽く鼻を動かし、この街にも彼は居ないか、とあたりをつける】
【彼を追いかけるように家を出て4年近く経つが、未だに追いつく事が出来ない】
【時折それらしき情報が手に入るが、そこに辿り着いた時、既に彼は姿を晦ました後】
【そこから足取りを探そうにも、狩人だった彼はそれからの逃げ方までもを熟知していて、新たな手がかりは一切掴めなかった】

【胡瓜を食べ切り、目を閉じて軽く黙祷するような仕草をひとつ】
【ご馳走様、と口だけを動かしてふぅと息をつくと、人混みに混ざり込む】



【そんな姿を離れた屋根上から眺めて、嬉しそうに両の口端を釣り上げる人影】
【随分と暑そうな、深緑のローブで顔の半ばまでを隠した小柄なその影は、するりと屋根上から下へ向かう】
【通りとは対象的に寂れた、薄暗い路地裏に降り立つと、小走りで暗がりに紛れ、消えた】

617王国の上空 機械兵:2013/08/24(土) 16:01:26 ID:uoNpfyHQ
王国の上空を飛ぶ機械兵。その背中と思わしき部分からは炎が放射され、機体を飛ばす。
左右の腕にあたいする部分には盾と剣を持ち、兵士と言う印象を持たせる。
この世界の人間から見れば、その姿を怪物と呼んだり、悪魔と呼ぶかもしれない。科学を知らない人間達からすれば。

「クククク」

その機体の中、操縦席と思わしき場所から笑いが漏れる。
操縦席には、一振りの刀が刺さり、淡く緑色に光っている。
刀の名は、科学刀 魔刀「悪魔」。かつて、一人の設計士が手がけた刀であり兵器。とある国からの依頼で作られたそれは、今、何者かの手にわたり悪事を働く。
そして、この王国にもその魔の手が迫る。

618ギルド横 料亭トラツグミにてギルドの戦闘行為を謝罪の巻:2013/08/24(土) 16:11:39 ID:ZqnbkYU.
すみません、すみません!
【土下座しかねない勢い―――腰120度を曲げ謝罪する人間が一人】
【ロン毛、黒いカラコンをして標準語使い、スーツ姿のアルバである】

「すみませんじゃないよ!夜な夜なドンチャン騒いで商売上がったりだよ!」
「そのくせアンタらはウチの店に食べに来たことがないどころか謝罪も初めてじゃないか!」
【カンカンの女将と閑暇な料亭(売り上げは三割り減)は今にも噛みつかんばかり】
【コイツが帰ったら訴えてやろうという怒気が感じられる】

いや本当に申し訳なく思っております故に何卒こちらの方で手を打って戴きたく・・・
【懐から小判・・・ではなく紙袋から高そうなお菓子を取り出す】

「たかがお菓子・・・嗤わせるわ・・・」
【女将は怒りのあまりその場で包装を破りすて中味を地面にブチマケようとするが不意にその手が止まる】

619ギルド横 料亭トラツグミにてギルドの戦闘行為を謝罪の巻:2013/08/24(土) 16:28:51 ID:ZqnbkYU.
「こ、これは百年堂の百撰菓子!」
「貴族御用達の老舗高級メーカーの最高級菓子にして予約は百年先まで埋まっているといわれる!?」
「・・・ま、まあ今日の所はこれ位にしておいてあげるわ」
【女将は取り乱したことを恥じらうようにそそくさと退散した!】

・・・これをあと七軒か
【一軒目の女将は目利きで助かったが・・・他はこう簡単にいくまい・・・と溜め息をつきながら歩くアルバであった】

――――――事後報告――――――

・  仕様金額120万G 横流し品につき領収書なし
・  アルバの懐−20万G
・  近所の苦情の声を一時的に掻き消した

追記     経費で落ちますか?

620銀の装飾の茶髪青年と、金の装飾の白狼:2013/08/24(土) 20:49:17 ID:0mNl7soE
【街を一望出来る小高い丘の上にて】


【首周りに腕を強く巻かれ、動く事が出来ず苛立たしげに唸る白狼】
【白狼の首に腕をまわし、動きを封じながら街の喧騒を遠く聞く青年】

【白狼としては、きっと戦っているのだろうギルドの面々に加わりたかった】
【青年としては、敵わない事が明白な相手に立ち向かって、命を落として欲しくなかった】


【荒々しく動く白狼の尻尾が、ばしりと地面を叩く】
【その度に衝撃で千切れた草がはらはらと散り、それを見て青年は苦笑する】
【久しぶりに帰って来れたと思ったらこれだ、きっと白狼に嫌われてしまった】
【だが、彼女が残していった白狼を死なせたくはなかった、彼女が悲しむ事が分かっているから】

【長旅で疲れたからだろうか、他に情が移り易くなっているのかもしれない】
【巨大なナニカが去ったのを確認し、白狼を抑えていた腕を離す】
【自分と白狼、両方に向けて苦笑しながら、駆けて行く白狼を見えなくなるまで眺め続けた】

621色ナキ世界:2013/08/25(日) 00:20:38 ID:JyvvE4gE
……

【目の前のリンゴ、それは薄い灰色と濃い灰色で構築されていた】
【起きた時入った天井は、薄い灰色で、周囲にわだかまる人たちは白黒の濃淡で表される】
【雑多な匂いが混じりあい、誰がどこにいるのかは大体分かる、が、誰がなにを話しているのかはわからない】
【今自分は立っているのだろうか、座っているのだろうか、それとも走って、歩いて、寝て……? どうしているのだろうか】
【今、不安定に揺れているようで、気持ち悪い、頭の中、ガンガンと割れそうで、痛い】

【外、外はどうなっているのだろう、いや、見たくない、でも見なければならない】
【そうでもしないと、頭の中の言葉が殻を突き破って溢れそうだ】

622レナード 男 人狼:2013/08/26(月) 02:15:00 ID:Nx/WugaE
【森の中】


【草木を掻き分けて奥へ奥へと進む青年】
【その顔は焦りで埋め尽くされ、余裕は姿を隠している】

....っは、は....
【充分にギルドから離れた事を確認すると、漸く立ち止まる】
【体力をそれほど使った訳でも無いのに息は荒く、肩が大きく上下する】

〜〜〜っっ
【暫くして顔を大きく歪めた瞬間】
【ズルズルと音をたてて、姿は獣へと変わる】
【そしてそのまま月に向かって一度、遠吠えを】

【気づかないうちに酒気に当てられていたのだろうか、危うく人前で自制出来なくなる所だった】
【おまけに今日は満月だ、ここ最近は暦を確認する事を忘れていた】
【......遠吠えで何とかおさめたが、少なくとも夜明けまでは、人間の姿には戻れないだろう】
【何かを振り払うかのように頭を強く振るうと、大狼は森の暗がりに消えた】

623リグル【魂操作魔法】【容姿】黒髪黒眼の人の良さそうな青年:2013/08/26(月) 14:34:34 ID:TQLB5KlA
【とある墓場】

魔力、結局は魔石に吸収されていたのか…考えたものだね…
それにしても…魔力を失った間に死なれるとは…困ったな…
【墓石に座り、右手で持っている林檎を食べながら、左手を額に当て考えている】

………まあいいや、僕がやった事にして反応でも見るか
【考えをまとめ墓石から立ち上がり、どこかへと歩いていく】

624ラヴァッツァ 黒猫 感応魔法:2013/08/29(木) 09:07:34 ID:xylqv4N2
【森の中、かつての魔女の隠れ家】

【質素な造りの室内、ボロボロのベッドに横たわる妹は静かに寝息を立てている】
【所々に虫喰いみたく穴の空いたカーテンから漏れる日の光に照らされるそれはとても愛おしくて】
【しかしその実は、目覚めれば崩壊した心から産み出されるのは虚無の笑みと涙、ここにはいない友の名だけ】

【咄嗟の事で連れて来たが、はっきり言って状況は悪い】
【このままでは多分、ヒビのいったグラスから水が零れ落ちる様に彼女の精神は喪われて行くだろう】
【そしてそれを塞ぐ事は、傷を癒す事は自身には出来ない】
【更に悪い事に、ここでは「オーババサマ」から彼女を隠し通す事が難しい】

【ミスったかなぁ、独り愚痴っぽく漏らす】
【ともあれ多分、虹のはぐれ者である眠り姫との無事の再開を果たせぬ事にはこの子はどうにもならないだろう】

【さてどうしたものか】

【思考の糸を巡らせ、策略の路を辿れ】
【状況はいつだって最悪、でもそれは当たり前】
【どんな危機だって、綽々と乗り越えなければならない】

【なんせ私は】

トリエステの魔女だ…
…刃衣の魔女だっ…

【隠匿を強く念じる】
【黒猫の体からぼんやりと海原の魔力が発せられ、目の前の人物を包み込む】

【それを確認して頷き、何処かへと歩いて行った】

【何時の間にか、空はいつか見た鈍色に覆われていた】

625:2013/08/31(土) 01:52:45 ID:U3crYTbw
【山の中奥深く、川辺、薬草を採取するために6はここに来ていた】

……!!!

【しかし何の脈略もなく唐突に激しい頭痛が6を襲う、頭を劈く様な言葉が反響し、脳髄を食い破ろうとする】
【頭を抱え、地面にのた打ち回る、なんとか落ち着こうと四つんばいになって立ち上がろうとするが凄まじい吐き気と共に口から大量の血と胃液がこぼれる】
【ここ最近何も食べていなかった胃は一度吐くだけで想像絶する腹痛をもたらす】
【それから間髪をいれず眼球が引き裂かれるような感覚、何も考えられない】
【視界から徐々に光が消える、白黒で見えていた世界は平坦となり、遠近を無くす】
【必死に握り締めた手が地面の土を抉る】

【救いなんて、どこにもなく、彼はそのまま気を失った】
【そして力の抜けた体は山肌に倒れ臥し、血と胃液に濡れた】

626ラヴァッツァ 黒猫 感応魔法:2013/09/03(火) 15:34:49 ID:yH.pEnVg
【森の中、魔女の隠れ家】


【ベッドに横たわる変わり果てた妹の姿を、碧い瞳の黒猫が見詰めている】

【健康的に少し日焼けした肌は今は青白く】
【同性に比べて筋肉質な、それでも靭やかな四肢は細り始め】
【黒と青の合間…艶やかな濃紺の髪は白い部分が目立つ】

【まるで数十の年月をこの数日で過ごしたような、そんな錯覚すら覚える】

(…マズイ、正直…ここまでとは…)
【改めて、ひとの思い込みの力を思い知る】

(…何かこう…少しでも止められる手段があれば…)
【あるとするのなら、それはきっと】

(…もう一度、行ってみるか…あそこに…)
【多分、あの場所にあるのだろう】
【もしか、虹のはぐれ者の彼女が目覚めていればそれは儲け物だ】
【隠匿を強く念じ、海原の魔力でイリーを包み込み隠れ家を後にした】


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