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【燃エ尽キタ心ヨ、】何処かロール★2【今コソ再起セヨ】
584
:
街ノ何処カ、人気ノ無イ暗ガリ
:2013/08/04(日) 23:38:19 ID:VDsMW.oQ
「まさか人が通りかかるだなんて……本当に助かりましたわ」
【この道はこの時間だと本当に人気が無い】
【もしも自分が通りかからなければ朝まで倒れてたかもしれないほどだ】
「そうなのですか……貴方には、幾ら感謝をしてもしきれませんわ」
「……何か、御礼が出来ればいいのですが」
【美女を背負って楽しくお話をするなんて状況だけで充分だななどと青年が思っていると】
「いえ、やはり……感謝の気持ちを返すのは早い方が良いですね」 スッ
【そういって、青年の体に回していた腕に優しく力を籠めると】
「私からのお礼……受け取って、下さいますわよね?」
【耳元に口を近づけると吐息ほどの大きさの声で囁きかける】
【美女の言葉が耳を通る度、青年は頭の芯が抜けていくような感覚を味わっていた】
【そして、気付く……先ほどからずっと歩いていたはずなのに未だに路地から抜けていない事】
【むしろ、自分ですら通ったことが無いような暗闇に沈んだ路地裏に入り込んでいた事に】
「……それじゃあ、目を閉じてぇ……くふふふっ……いただきまぁす」
【背負っていたはずの美女がいつの間にか倒れていた自分の上にまたがって顔を近づけてくる】
【視界の全てが美女の影に覆われた時、青年の意識は途絶えた】
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