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【燃エ尽キタ心ヨ、】何処かロール★2【今コソ再起セヨ】
612
:
狂気ト慈愛ノハザマニテ一人ノ青年ハ《ワラウ》
:2013/08/17(土) 22:04:27 ID:dYPuZ9VE
「……」
【腕の中の、くったりと動かなくなった体を抱き上げる】
【まるで幻のように消えた異形、それに燃え上がっていた火も消える】
【その後に残るのは生命力や魔力を吸い取られ倒れ臥した人々と、破壊された跡の残る広場、建物のみ】
【それらを、見渡す顔にはまるで能面のように慈愛の笑みが張り付いていて】
【その目は金色に輝いていた】
【理性の無い微笑みを浮かべ、手を振りかざす】
【するときらきらと輝く粒子のようなものが人々に、建物に降り注ぐ】
【その魔力とは絶対に言い切れない、神聖な何かは触れた人々に魔力と生命力を与え、傷を癒す】
【建物の破壊後は粒子に触れるとまるで時間が巻き戻るかのように修復されていく】
【死した人も、完治とまでは行かないが、再びその身に命の灯火を宿す】
「……あ、あなた様はっ!」
【と、後ろからかけられた声に、微笑を浮かべつつ振り返ると、そこには鎧に大量の傷が付いているものの無事な二番隊の姿があった】
【ふと自身の姿を見下ろすと白金色の粒子がきらきらと自身の周囲を舞っている】
【そんな、無傷な二番隊に笑みを向けつつ、彼はその場から消え去った】
<おいっ、6、6!!>
【唯一、彼の心を知るものは、慌てふためき、彼の精神に言葉を送る、が、彼は応答しない】
<やめ、やめて、くれよ、そんな……>
【彼、IAの耳に届く揺らぎ、砕け、歪むオト、それはいったいなんのオトナノダロウカ?】
【いつから聞こえていたのだろう、彼が最初に生まれたときから聞こえていて、気にも留めなかったそのオトは、いつしか大きくなり耳障りにヒビク】
「……」
【彼が再び現れたその先で、一体、なにが待っているというのか】
<なぁ、6!!!!>
【その影の声は、決して彼に届くことは無い】
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