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暇潰し・ロール練習スレ 其の四
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立てておく
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だれかー!
【万象天引】
この能力は引力と斥力を扱うことができる
引力は能力者から50m以内の物体であればなんでも引き寄せることができる
斥力は逆に能力者から50m以内の物体であればなんでも遠ざけることができる
各能力は一回使う毎にインターバルを必要とし、一回能力を使うと使った大きさに比例し能力が使えなくなる
身体能力は鍛えた軍人程度
初期装備で小刀を2本装備している
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>>524
一時くらいからならいけます
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/じゃあ待機
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/誰かいるかなー?
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/おるで
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/やるか
/何か授与しようか?
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/倉庫に良さげなのあったからこれで行くで
【論理加速】(ロジック・アクセル)
己の思考を加速する能力者。
能力を使用すると周囲の全てをスローで捉えるようになり、銃弾や斬撃の見切りなどを容易くこなす事が可能。
但し自分の動きが早くなる訳ではない。
一応、身体に付加がかかる為連発は出来ないが、自身の身体を10倍まで加速する事も可能。
身体能力は一般人並み。
初期装備
投げナイフ
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/了解、ちょっと10分ぐらい離れるから投下してくれれると嬉しい
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はぁ、はぁ、はぁ―――
【気がつけば、私は一目散に街の大通りを駆けていた】
【逃げているのか、はたまた追いかけているのか…当の本人である自分にも、それはわからない】
【だが私は、走らなければいけない。早く、速く、疾く――!】
あ…れ……?
【…何時間走り回ったのだろうか。ふと周りに目をやると、私は街を横断する川の畔で立ち止まっていた】
【膝は笑い、立つのも一苦労といった疲労度…何故私は、走っている?】
【眼の前に広がるのは、川に架けられた大きな橋。私は休憩も兼ねながら、ゆっくりとした足取りで歩みを進める】
私、なんで―――ッ
【橋の歩道から川を眺める。海を続く大きな河川は、癒されるせせらぎの音を放っていて】
【息を落ち着かせて私は思考を巡らせる。何故私は走っていたのだろうと――】
………失敗、した?
【――刹那、私の脳裏に不吉な言葉が過った。考えたくもない、絶望の四文字】
【失敗した。そうだ、私は失敗したんだ。何に…?わからない、でも私は失敗した。してしまった】
【…唐突に、足場が崩れていくかのような感覚に襲われる。これまでの苦労が、泡と帰したかのような感覚】
【何もわからぬまま私は頭を抱える。壊れたテープレコーダーのように、「失敗した」と呟き続けながら】
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>>532
【同時刻、同様に一点に足を向ける影が見える】
【携帯を耳に当て何者かと会話を交わしているであろう様子】
なーるほどっ、失敗しちゃったんだ彼女
まぁあたしにはあまり関係ないけどさーそれでどうしろっていうの?
...ちっ、尻拭いはあたしってわけね
あたしの好きなようにやるけどいいわね。
【パタンと携帯を閉じ通話が切れる】
【そして彼女がいるであろうその場所へと再び歩みを進める】
【いた。】
みーつけたっと
こんな所で何をしているの?早速報告を聞かせて頂戴
【黒いスーツ、前のボタンを外し金のネックレスを下げ挙句にはサングラス】
【そんなナリだが女性、もしかすると貴女は知っている顔かもしれない】
【そんな人物はゆっくりと貴女に歩み寄るだろう】
ほーら、報告報告
...もうあらかたの事は知っているからさ...あたしに話なよ
【サングラス越しの瞳は貴女を見据える】
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>>533
【失敗。それだけなのに、何故こんなに恐れる必要があるのか――】
【決まっている、少女達にとって「失敗」とは――…死を意味するからだ】
【何度も見てきた。「失敗」してしまった者の末路を。だからこそ、私は恐れていた】
逃げ、なくちゃ…
【思わず思考が口に漏れていた。「逃げなくてはいけない」と…生存本能が語りかける】
【ガタガタと体が震え出す。走らなくては…あの人物が、あの女性が来る前に――】
……え?
【――全身の血が、一斉に引いた。後ろからかけられた声に反応し、一秒の間も無く血が凍える】
【冷や汗を垂らし、恐る恐る振り返ってみると――そこに立っていたのは、あの女性】
【逃れられない。そのことは誰よりも、私自身が一番良く知っていたはずなのに】
違う…の…
私じゃ、ない…不確定要素が絡んだだけで、私は失敗なんて…
【それはまるで自分に言い聞かせるような、聞くに耐えぬ言い訳】
【素直に認めれば、少しでも生き残れる可能性があるかもしれないのに】
【何故私は、こんな醜い言い訳を連ねているのだろう…】
【あの女性――【万象天引】の、目の前だというのに】
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>>534
【何度も見慣れた光景だ】
【任務を失敗した者を問いただすと必ずと言っていい程焦りの色を浮かべる】
【その末路が末路というだけに焦るのも無理は無いのだろうが】
なーにしてるの?
あたしは報告が聞きたいのよ?
【恐らく少女も同じ心境なのだろう】
【報告など既に聞いている、何故報告をさせようとするかはただ見たいだけだ、目の前の少女の顔色がコロコロと変わるのを】
【そして彼女が口を開き発された言葉を聞けば不気味にも微笑を浮かべる女性】
【不確定要素、私では無い、言い訳にしか聞こえないその言葉】
不確定要素?敵対組織の介入でもあったのかしら?
...で?それがどうしたの?私が出したオーダーは完璧に出来たんでしょうね...
【さらに少女に接近、微笑を浮かべたまま】
まぁいいわ
一先ず報告は終わったから...貴女の言い分は分かった
今回の失敗は貴女の責任ということに変わりは無いわ
だから...お仕置きしましょう...ねぇ?
【腰に手を回す、そこにあるのは2本の小刀】
【一本を抜き払い、そのまま少女へと投擲した】
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>>535
【…殺されるとわかっていて、わざわざ丁重に報告をこなす者はいないだろう】
【尤も、言い訳をした所で、殺されるという運命は避けられないが】
そう、敵勢力が介入してきて…それ、で
【言葉に詰まる。敵勢力が介入し、私の邪魔をしたというのは事実…だが】
【失敗したという事実には変わりない。なぜなら少女は…オーダーをこなせなかったからだ】
【敵の介入が不幸を呼び、見事に任務は失敗…なんて報告をしたら、そこで私の人生は終わりだ】
つ、次はちゃんとやるわ…だ、だから許して…!
敵が居なければ、ちゃんとこなせたのよ!
【震えた声で少女は言い返す。命乞いにも似た懇願の言葉を】
【…女性の微笑みが怖い。何度も見てきたからこそ、私はその怖さを身にしみて知っていた】
【助からない――絶望の言葉が、認めろと言わんばかりに押し寄せて】
い――嫌…、死にたくない…!
【迫るは小刀。女性が持つ二振りの刀の一本――それを見た途端、少女の顔が絶望の一色に染まる】
【逃げなければ。その言葉に対応するように、少女は能力を…思考を、加速させる】
【遅滞する時。全てが遅く見える世界で少女は、投擲された小刀を避け】
【女性との距離を離すかのように、踵を返して走りだした】
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>>536
【例え敵対組織の介入があったとしてオーダーを失敗した事実というのは消せない】
【それ以前にそんなリスクがあったとしてもオーダーをこなせると思い彼女を任命したのだが】
うん、うん
もうそれはいいわよ、貴女ならやってくれると思ってたんだけどな
【微笑を浮かべたまま、そんな事を口走ってみる】
【更に少女の言葉を聞くと一瞬足が止まり何か考えるような素ぶり】
次...ね
そうね、あたし貴女の事は買っているのよ?
貴女は今までずっと完璧にオーダーをこなしていたものね
...そうだ良い事、貴女にチャンスをあげましょう
【避けられた小刀の行方を置いながら、背を向け走り始める少女の背中に語りかける】
【何か面白い遊びを思いついたような、そんな無邪気な表情】
【きっと少女にとってはそんな愉快な物では無いと思うが】
じゃああたしが良いというまで命があったら今回の失敗は水に流してあげるわ
仮にも貴女はあたしの部下ですもの...じゃあ...始めっ
【ゲームの内容を少女に伝えれば即座にゲームを開始する】
【右手を貴女に、正確には貴女の前方付近にある角材】
【するとその角材は女性に引き寄せられるように動きだすだろう】
【そしてそれは中間地点にいる貴女へと向かって飛んでくる形になるだろう】
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>>537
【チャンス――つまり、助かるという可能性】
【少女にとってこれ以上の朗報はない。だが当然…それ相応のリスクもあるのだろう】
【無論…今回のリスクは、「死」。逆に言えば、死にさえしなければ助かる――!】
ほ、本当!?
わかったわ、死ななければいいのね!?それなら楽しょ――う…?
【少女は立ち止まって女性に振り返る。そして感激の表情を浮かべながら】
【これで死なずに済むと…女性の能力を忘れ、一人浮かれて喜んでいた】
【刹那――そんな少女に鉄槌を下すかのように、一本の角材が迫る】
【…次に聞こえてくるのは、ゴキリという骨をおもいっきり叩かれたかのような音】
【迫り来る角材を背中に当てられ、少女は前のめりに仰け反って】
ぐ、あ…
【口から止めどなく溢れる鮮血。そして背中から感じる猛烈な痛み】
【まさか女性は、こんな事を何度も繰り返すつもりなのか――?】
【そう考えれば少女の表情がさらに曇る。そうだ、これが…【万象天引】という、女性なのだ】
は、ぁ…は、ぁ…
生き延び、ないと…死にたく、ない…
【背中に手を当てながら、少女はヨロヨロと起ち上がる。…右手に一本、投げナイフを握りしめながら】
【「生き延びなければ」。そう、今の少女は、生き延びるために戦うつもりだ】
【そうして立ち上がり、なんとか狙いをつけたあとは、力を振り絞ってナイフを女性に向けて投擲する】
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>>538
【無論、終わるその時までに命があれば】
【例え全身の骨が折れ立てるような状態でなくとも、血だるまになったとしても、命があれば助ける】
【だが女性は当然殺すつもりで行くのであろう】
えぇ、あたしは嘘はつかないわ
...ゲームは始まってるのよ、しっかりしなさい
【命を賭けたデスゲーム】
【そう簡単に終わってしまっては困るとばかりに女性は少女へと笑いかける】
【立ち上がった少女はまだいけるのだろう、それどころか反撃の兆しを見せている】
そう...それでこそあたしの部下ね
ふふふ、もっとあたしを楽しませて頂戴
【投擲されたナイフは少し女性の頬を切り裂き赤い線を作る】
【それもお構いなしに今度は左腕を少女へと向け...】
人間って意外と丈夫な物なのよ?
こないだの男は5分持ち堪えたわね...貴女はどれぐらい持ち堪えるのかしら?
【直後歩道のアスファルトに亀裂が入り徐々に捲り上がる】
【そして捲り上がったアスファルトの残骸は少女目掛け弾き飛ばされるだろう】
【だが亀裂からのタイムラグがある、避ける事は容易だろう】
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/ID変わったけど気にしないでくれブラザー
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>>539
【耐えなければ。せめて五体満足で、出来れば怪我一つなく――】
【…それは遠すぎる理想。現実はそううまくは行かないのだろう】
【腕の一本は覚悟しなければ、勝つことすらままならないこのゲーム】
殺される前に、殺す…!
【少女に与えられた行動は一つ。危険を顧みず特攻するという行動】
【そうでもしなければ、彼女に傷をつけることすら難しいからだ】
【…少女は自らを奮い立たせ、ナイフを握り、女性に向けて一直線に駆け出す――!】
アクセル
『加速』
【飛びかかるアスファルトの残骸。だがそれらは、避け切れないほど速くはない】
【ならば着弾するよりも速く、残骸の雨を抜ければいい】
【そして思考を加速させ、少女は「どう走れば効率よく抜けられるか」を導き出すと】
貰った――!
【あとは女性へ向けて素早く駆け、ナイフを突き刺さんとばかりにナイフを振るう】
【…とは言えその動きを読むのは容易い。回避することも、カウンターを返すこともできるだろう】
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>>541
【捲れるアスファルトの音が煩い】
【アスファルトが捲れ砂と石の層が露わになった地面を見つめる】
【今のなど避けられて当然、本の少し時間を稼げれば上等】
【その短時間で出来る事がある、その短時間が重要なのだ】
ふふ、それぐらいの意気じゃないと死ぬわよ?
あたしを殺しても勝ちなんだからね
【恐らくアスファルトも弾丸を抜けた少女がこちらに駆けるのが見える】
【軌道は十分読めるし回避も出来るかもしれないだろう】
【だが女性は動こうとはせず、そして微笑む】
ぐぅっ...意外とナイフって痛いのね...
でも...これでいいのよ...ふふふ
【少女が加速しようとそこから動こうとはせず、当然ナイフが突き刺さるが致命傷は外したらしい】
【赤い雫が地面に垂れ染みになっていくのが分かるだろう】
お見事、と言いたい所だけど
後先考えず突っ走るのは貴女の悪いとこね、今回もそうやって失敗したんでしょう?
【少女と密着するような形になれば右腕を突き出し、そしてその動作が意味する事とはつまり...】
【飛んで行ったはずアスファルトの大きめの塊が不意に動き引き寄せられるように迫っている】
【同時に女性は貴女の腕を掴もうと左手を伸ばしている】
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>>542
【――女性は避けず、ナイフが女性の体に突き刺さる】
【ポタポタと、女性から垂れる赤の雫を見て――少女は疑問を抱いた】
なんで、避けないの…?
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/途中送信しちゃった、スマソ
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>>542
【――女性は避けず、ナイフが女性の体に突き刺さる】
【ポタポタと、女性から垂れる赤の雫を見て――少女は疑問を抱いた】
なんで、避けないの…?
【あの程度の斬撃ならば、容易に躱せた筈…だが女性は避けなかった】
【疑問が膨らみ、徐々にそれは恐怖を孕んだ感情へと移り変わっていく】
【そして女性の言葉を聞けば、この行動が「失敗」だったということに気が付き――】
…まさ、か
【素早くその場を離れ、距離を取ろうと飛び退こうと試みるも…それは女性の手によって阻まれた】
【逃げられない――そして、右腕を突き出す女性】
【冷や汗が頬を伝う。先ほどの角材のように、女性は少女を売りそから襲うつもりなのだろう】
【そうして少女は思考を巡らせる。「何をぶつけるつもりなのか」…と】
【恐怖で震えだす体。そしてようやく、「それ」を察した少女は】
あ…嫌…は、離してっ!!
【女性の拘束から、この場から逃れようと暴れ始める】
【だが…結局その拘束から逃れることは出来ず、少女は目に涙を溜めながら】
【「ごめんなさい」と――今更すぎる、命乞いじみた謝罪を呟いた】
【…目標を見つければ、まずは特攻して動きを止める】
【小柄な矮躯を生かした戦術が…ここまで仇になってしまうとは】
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>>545
【脇腹に突き刺さったナイフは深くは刺さっていない物のかなり出血しているのが分かる】
【地面の血溜まりを視線だけで見つめると少し顔を顰める】
【あまり長く引っ張ると少女よりも先に女性が倒れてしまう危険がある】
...ちっ、後先考えてないのはあたしも一緒ね
【腕を掴んだ少女も自体を察したのだろうか】
【かなり焦っているのか怯えているのか】
【額にほんのり汗が滲む女性はその様子を見つめていた】
【そして少女の口からある言葉が出れば再び口元に笑みを浮かべ...】
貴女ちょっと遅いんじゃないかしら?
...失敗したらまずは言い訳の前にごめんなさい...でしょう?
【不意に掴んだ少女の手を引っ張り横へと放り投げるだろう】
【そして空いた左手をアスファルトの塊へと向ける】
【引っ張られていたアスファルトの塊は急に弾き飛ばされたように何処かへ飛んで行く】
あーあ、これでいいんでしょう
あたしのやり方でやるって言ったし、ちょっとは反省したかしら?
【脇腹の傷口を抑えながら、放り投げた少女へと視線を向ける】
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>>546
【――目を瞑り、アスファルトの痛みを耐えようと力を込める】
【せめてこの一撃で死ねたら、と――儚い望みを託して】
【…そんな時だった。自分の体が唐突に放り投げられ、アスファルトの塊が弾き飛ばされたのは】
……え?
【何が起こったのか。とりあえずわかることは、「生き残った」ということだけで】
【放り投げられた際の衝撃を感じながら、地面に突っ伏しつつ女性に目をやる】
どうし、て…
【これが、女性のやり方。確かに、少女にとっては効果覿面だったようで】
【少女は身を震わせながらも、「ありがとうございます」と頭を下げる】
【すると、フラフラと体を抑えつつ少女は立ち上がり】
…ええ、こんな目に合うのはゴメンだもの
もう二度と、失敗はしないわ
【…いつもの少女の口調で「反省しました」と、遠回しに答えた】
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>>547
【いつもならばそのままアスファルトをぶつけて終了なのだが、今回は少し気が変わったらしい】
【自分の傷の事もあるだろうが、それよりもまだ少女に信頼を置いているのかもしれない】
まぁ今回は貴女だけの責任というには少し違う気がしたのよ
それに貴女にはまだ何処の組織が横槍を入れたのかとか聞いてないわ
ふふふ、反省したのならいいわ
【どうやら少々荒い説教は終わったらしい】
【辺りのアスファルトが完全に使い物にならないのだろうが、それは気にしない】
【傷を抑えながら、立ち上がった少女に背中を向けると携帯を取り出し...】
あたしだけど、あぁきつく説教しといたからいいでしょ?
はぁ?これがあたしのやり方よ、文句は帰って聞くわ
【と短い時間通話すると携帯をしまう】
ほら、帰るわよ
あぁ...本当に次は無いからね
【背中を向けたまま少女にそう告げると女性は歩き始める】
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>>548
【次失敗したら――その日が私の命日になることだろう】
【次からは…いや、これから一生、「失敗」は許されない】
【そう考えると気負いしてしまうが、私はやりきらなければいけない】
次からは、必ず満足のいく報告をするわ
【歩き出す女性に着いて行くように、私もまた歩き出す】
【女性は私の粗相を見逃してくれた。次からは絶対に、オーダーをこなさなくては】
【その為ならばたとえ火の中水の中、どんな苦難でも乗り越えられる…筈】
…ありがとう
【女性に聞こえるかどうか分からぬ声量で呟く。感謝の意が込められた言葉を】
【帰ってからはきっと、詳しい報告やら上からのお叱りやらが待っていて、当分は眠れそうにない…が】
【そんなのはこれからの苦労の足掛けにすぎないのだろう……と、私は夕焼けの空を見つつ思いふける】
【論理加速】―――続く…?
/お疲れ様でしたー!
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>>549
【帰ったらやらなければいけない事がたくさん待っている】
【まずは横槍を入れた組織の洗い出し、一度頼んだオーダーの報告をクライアントにどうやって誤魔化すか】
【仕方ないのだ、それが上司というもの】
あぁ、期待してるわ
これでもあたしは貴女を可愛がってあげてるんだから
【帰ってからの事は帰ってからにしよう】
【というよりもまず脇腹の出血がひどい】
【歩くスピードを早める、早く帰って治療して貰わないといけない】
【今回の件で少女もまた強くなることだろう】
【下手をすれば自分よりも】
【その時自分が説教をされるかもしれない】
...まぁそれは無いか
【先の事は先に考えても仕方が無い】
【女性は脇腹を抑えつつアジトへの帰路を急ぐのだった】
【万象天引】ー続く!ー
/お相手ありがとうー!
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【透過硬換(イメージアップダウン)】
実像と虚像を操る能力
自身が虚像となることで、体が半透明になり全てをすり抜けていくことができる
この状態では電車と正面衝突しても電車の前面をすりぬけて車内に移動することが可能
虚像から実像(通常の姿)にはいつでも戻れ、この時虚像の体内にあった物質は全てどこかへ消えてしまう
つまり他人の体を半透明の腕で貫通させていた場合、実体に戻ると本当に腕が貫通する
一部でも虚像が他人の体内に侵入していれば、実体に戻ることでその空間を削り取るように攻撃できる
ただし、半透明になっていられるのは10秒の間に2秒のみ 10秒内で2秒をどう配分するかは自由
どなたかお願いします
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/倉庫に面白そうなのあったからこれ使う
【神狐攻復】
あなたは狐の神様に憑依されている
基本的に言うことを聞くが、
神様は態度がでかく、言うことを聞かないかもしれない
人格は自分と狐の2つ持っており、狐の場合は狐耳と尻尾が生える
指にオーラを発生させて鉤爪の様に使うことが出来て
切り裂いたり攻撃を弾いたりすることが出来る、
跳躍力が上がって民家の屋根になどに軽々飛び乗れる
本気を出せば天罰なるものを使うことが出来る
天罰は、天から光の槍が落ちてきて戦意喪失か、地面に伏せさせる効果がある
殺害、殺傷をすることは出来ない、
補助に軽度の回復魔法を使うことが出来る、軽症に有効である
自分の人格の方は神の加護を受けて運が良い
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/了解です 実は自分から始めるのあんま得意じゃ無いので先投下してもらえませんか
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/了解です
っはぁ…はぁ………
【誰かから逃げるように走り、時折民家の屋根に飛び乗りながらも遠くへ向かう、ひとつの影】
【頭には獣の耳、そして尻尾を生やした異質な女は巫女服を纏い、その黒髪を揺らしながら走っていた】
も…、もう無理………
「撿撿撿撿撿、撿撿撿!」
【女は人気のない路地裏に入ると、立ち止まり息を整える、するととどこからともなく叱責するような男の低い声が響いた】
【しかしその場には女以外の姿はない】
う、るさいよ…もう勘弁して…これ以上は、無理だから…
【女は頭部と臀部にあった獣の耳と尻尾を消すと、息も絶え絶えといった様子で地面にズルズルと座り込んだ】
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【人気の無い深夜の住宅街に、革靴の足音が響く】
【20代くらいの男が一人歩いている 様子からして何かを探しているようだ】
はぁ…くっそ、あの女どこに行きやがった? 逃さねえぞ、畜生!!
【呟く男は柄の悪そうな黒のスーツに金色で染めた髪、あまり品性があるようには見えない】
【歩き続ける男、そこで不意に小さな話し声が聞こえる】
【聞こえるのはこんな真夜中の外で聞こえるには不釣り合いな女の声】
【男は薄く笑って、急ぎ足で声の聞こえる場所へと向かう】
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>>555
【座り込み休んでいたが、ふと人の気配を感じ立ち上がる】
まさか…まだ追いかけてくるっていうの!?
「ーーーー」
ああもう!あなたはちょっと黙ってて!
【男の声は理解できない言語を発しているが、女には分かるのだろう】
【イライラしたように怒鳴ると、ハッとしたように小声になる】
と、とにかく逃げないと…!
こんなところで捕まってられない
【そう言うと、再び耳と尻尾を生やし、建物の屋根へと跳躍すると、少し身を潜め、下を眺める】
【様子を窺おうとしているのだろう】
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>>556
【建物の屋根の上で息をひそめる少女、警戒した様子で周囲を見渡している】
【その時奇妙な出来事が起こった】
【少女から少し離れた場所から、急に半透明の人間の腕が生えてきたのである】
【幽霊のような謎の人物の体はどんどん浮き上がり、そして足まで体の全てが屋根の上へとあらわれた】
よお…見つけたぜ、お譲ちゃん
【笑う男、ようやく標的に接近できてイライラが解消されたといったところだろうか】
【それともこれから始まるであろう戦闘への期待であろうか】
あんまり無駄話をする趣味は無いからな、手短に終わらせようぜ
ところで狙われる理由は…わかっているよな?
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>>557
っ何故!?
【突然現れた男に驚きつつも警戒の体制をとる】
「ーーーーー」
みたいね、これは厄介な能力…
迂闊に近づくのは良くなさそう
【瞬間移動の類いか、もしくはすり抜けだろうと判断し、どうすれば戦いを切り抜けることが出来るのか思案する】
【ーーすり抜けだと非常に厄介だ】
【こちらの攻撃が通らない可能性もある】
さあ?分からないね
【すっとぼけて見せるが、女の顔には焦りが浮かんでいる】
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【半透明だった男はすぐに通常の姿に戻った】
【今の現象は一体なんだったのだろう?】
あらら、とぼけてくれちゃってまあ…
うちの組織があくどい事をやってるからって、単身本拠地に乗り込んで
さんざん暴れまわった挙句に姿を消した能力者…
ついた異名が【神狐攻復】…全くやってくれたもんだよなあ、正義の味方さん?
【男はどうやら組織が寄越した始末人の様だ】
【組織にとっての少女の危険性から考えて、相当の手練を派遣したのだろう】
あいにくそんなゆっくりやってる暇は無くてね…
【構えを取る男、会話もそこそこにもう戦闘体制に入っている】
(俺だって早くこいつを消しちまわないと、上からどんな司令が下るかわかったもんじゃない)
悪いがあんたの命、頂くぜ!
【そう宣言して男は少女に飛びかかる】
【つきだした拳はまた半透明となり、少女の体を狙って襲いかかる!】
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>>559
げっ…
【ーー顔を見られていたのか】
【極力見られないよう、狐の面を被っていたが、バレてしまったのだろう】
【あの組織の情報量はバカにならないな、と思いながらも臨戦態勢になる】
追っ手なんてご苦労なことね!
しかもこんな奴寄越してくれるなんて…っ!
【飛び掛かってきた男をかわし飛び退くと、指先にオーラを纏わせ鉤爪を作り斬りかかる】
【右手はフェイクとしてふりだけ、本命は使っていないように見える左手で斬ることだ】
-
【フェイクは見事に成功し、男の体はその左手の爪で貫かれた】
ぐはっあ…
【…のだが何かがおかしい 異様なまでに手応えが無い】
【見ると女の手は確かに体を貫いて…いや違う、女の手は男の体に「重なっている」】
【男の体はまた半透明となっており、その透けた脇腹が女の手をすっぽりと包み込んでいる】
…なんてな
【男の能力は体の半透明/不透明を操る能力】
【半透明時には全ての物体をすり抜け、そして半透明時に体内にあった物質は】
【不透明に戻った場合その場所には男の体が出現するため、全てどこかへ消えてしまうのだ】
「透過硬換(イメージアップダウン)」!
【男は能力を発動し不透明状態に戻ろうとする】
【女が危機を察知しない限り、体内の腕は消滅してしまうだろう】
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>>561
…?なんか変…!?
【確かに手応えはあったはず、だというのに何かがおかしい】
【まるですり抜けたかの様な感覚なのだ】
【見れば、男の身体が透けている】
【咄嗟に腕を引き抜くと、距離を取るように飛び下がる】
何なの、この能力…
これじゃ、ちっとも当たらないじゃない!
【苛ついた様に声を荒げると、眉を寄せ黙りこむ】
(いったいどうすれば良い?勝つとまではいかなくても、何とか逃げ切れる手段は?……分からない)
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【女がとっさに飛び退いたため、能力は不発に終わった】
(何だ?あの女…俺の能力がどういうものなのか気づいたのか?)
(…この短時間で?)
【男の体はまた不透明へと戻る】
【実はこの攻防一体の能力を使っていられる時間は非常に短く、10秒間に2秒のみ】
【女がそれが察知されれば男は窮地に追い込まれるだろうが…】
【先ほどの自らの拳での攻撃と、爪への防御で2秒は使いきってしまったため男は今無防備である】
(今ので決められると思ったが失敗だ… ここから数秒間はなんとか凌がなければ)
【幸いにして女は距離を取った このまま再度能力が使えるようになるのを待つ男】
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>>563
【すぐにでもまた攻撃してくるだろうと思われたが、男は近付いてこない】
直ぐに来ない…、どうして…?
【そこで女の頭に一つの推測が過る】
【一か八かだと思い、一瞬で距離を詰めると斬りつける】
【避けたとしても、完全には出来ないだろう】
【そしてこの攻撃が通れば、女の推測は当たっていることになる】
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…速い!!
【女は瞬速で男に近づき、爪の一撃が繰り出される】
【距離に安心して無防備な時間を狙われた男にそれを防ぐ術は無く】
【なんとか身をよじるも、男の肩は切り裂かれ鮮血が黒のスーツを濡らす】
(速いがそれよりも恐ろしいのは考察力!!)
(やつはあのほんの数度のやりとりで…俺の能力に時間制限があることを見破った!)
【なんとか体制を立て直す男、しかしその傷は深い】
【もはや悠長な戦闘をすることは不可能となった】
(落ち着け…確かに時間制限が見破られたのは事実)
(だが「透過硬換(イメージアップダウン)」の攻撃能力はまだ披露していない)
(なんとか攻撃を当てさえすれば…空間を削りとるこの攻撃を当てられれば!)
ハァ…よくもやってくれやがったな!
俺たちの組織を舐めるのも大概にしろよ女ぁ!!
【息も絶え絶えに叫ぶ男】
【男の能力は再度使えるようになった】
【だがまだ男は自分からは動こうとしない、機会を伺っているようだ】
【カウンター…後の先を取ることに関して男の能力は優れている】
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やっぱり…
ありがとう、推論は間違ってなかったみたいだね
【万能な能力などない】
【女は付喪神が言っていたことをヒントに考察した結果が、この結論であった】
「ーーーーー」
はいはい、これを片付けたらね…
【女は声の主と話しながらも、男と対峙する】
【男の攻撃能力はまだはっきりとは分からない為、自分から仕掛けるべきなのか迷っているようだ】
【男の透過能力が、攻撃にも反映されるとすれば…迂闊に攻撃を食らうのは危険である】
【内部から破壊される可能性を危惧すると、あまり近付きたくないものだ】
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【女は警戒しており、自ら近づいてこようとはしない】
(膠着状態か…このままじゃあらちがあかないぜ)
そっちがそうくるんなら…!
【そこで男は奇策に出ることにする】
【男はその場で跳び上がったかと思うと、潜水するように屋根の下へ潜り込んだ!】
【このまま女の真下まで行き、再度屋根の上へ出現すると共に半透明の手を女の体に潜り込ませ】
【そのまま実体化しその分の空間を削り取る作戦だ】
【男は屋根裏から、気配で女の位置を察知する】
【そして跳び上がると女の足の中にその手を突っ込んだ!】
もらった!
-
>>567
何処だ…!
【気配を探ると、丁度足元にいる】
【慌てて飛び退いたが一瞬遅く、足の甲を抉られる感覚】
【これ以上戦いを引き延ばせば、己が不利になることは間違いない】
ぐ、ハァ…ハァ…
【痛みに悶えそうになりながらも、男の腕を掴むと胸部目掛け鉤爪を突き刺しにかかる】
【肺、もしくは心臓を抉ることが出来れば勝機は見えると考えたのだ】
【直前に半透明になっていたのだ、攻撃は確実にヒットするだろう】
-
>>568
【今の一撃で相手の足を全て消滅させ、身動きのとれなくった女を始末するはずだった】
【しかし、実際に実体化でえぐれたのは足の甲のほんの一部】
【どうやら男の攻撃はほとんど見切られていたらしい】
【この女能力者の真価は、能力の強大さでなくその冷静な判断力と考察力にあったらしい】
なにィーーッ!?
【腕を捕まえられた男】
【当然能力を使い切った隙を狙われれば避ける方法は無く】
【その肺に深々と鉤爪が突き刺さる】
あ…が…
【血は噴水のように流れ出し、男にもはや為す術は無い】
【気力すら失い、その場に倒れこんだ】
【重い荷物を落としたような音と共に辺りは静寂に包まれた】
-
>>569
【今度は確実に当たった】
【噴き出した返り血を浴びながら、少し離れた場所へ行き座り込む】
やった…かな?
【様子を窺うが、男が動く気配はない】
っハァ…
【女は溜め息を付くと、能力を使い、抉られた足を治療する】
【傷は塞いだが、足の甲はポッカリと穴が空いていて、男の能力の恐ろしさを見せ付けるようだ】
これ…、もう再生しないよね
【軽傷でないため完全な治癒は出来ない】
【穴の空いた足を見る度、この能力者を思い出すことになるだろう】
強い人だった…
一歩間違えたら負けてただろうね
「ーーーーー、ーーー」
うん…帰ろっか
【そう言うと、女は脚を引きずりながら、男に背を向け夜の街へと歩き出した】
【これ以上能力を使う気力は残ってないのか、耳と尻尾は消えていた】
【神狐攻復】ーーEND
/お疲れさまでした、楽しかったです
-
/お疲れ様です こちらこそ楽しかったです!
-
途中で抜けるかもしれないが……
【白纏煙飛】or【Strage White】
白い煙のような姿をした、正体不明の『何か』を召喚する能力。
この『何か』は意思と比較的高い知能をもち、基本的に能力者に忠実だ。
その姿形を変えることができるが、あまりに大きなものは不可。
非常に打たれ強く、再生能力もなかなかのもの。
攻撃を受けすぎると消えてしまうが、一レス置けば再召喚が可能。
見た目の通りに実体をもたず、あらゆるモノに干渉することができない。
壁や生き物などをすり抜けるが、その際にダメージを与えることも無い。
しかし“能力”に関係するモノにはこの限りではない(=攻撃や防御が可能)。
例えば“能力”としての武器には干渉できるがその所有者には不可、という具合。
能力者は自身に『何か』を纏うことで飛行することが可能。
身体能力も高めなので、纏った状態での戦闘もできるだろう。
接近戦用の武器を持っていても良い。
-
/寝起きだが参加
【不虚薬刀】or【drug blade】(ドラッグ ブレイド)
この能力者は、刀身が黒っぽい紫色をした日本刀を持っている。
この刀を眺めていると、所有者以外の者は言い知れない不安感や虚脱感に襲われるだろう。
これは鞘に入っていても変わらない。
また、所有者以外の者がこの刀で斬られた場合、斬られたダメージに加え、上記の影響がしばらくの間ついて回る。
この刀の所有者は基本的に上記の影響は受けないが、一度自分以外の人間を切ってしまえば、しばらくの間は安心感や高揚感に包まれる。
ただしあくまで一時的なものであり、しばらくすれば、それを上回る不安感、虚脱感に襲われるだろう。
この作用への依存性はそれほど強くない為、依存症になるかどうかは所有者による。
ほかに、刀身と同じ色をした斬撃を飛ばすことも可能。
能力者の身体能力は高め。
-
【日曜日ということもあり、たくさんの人々で賑わう昼下がりの街中】
【しかし路地裏にその賑わいが広がることはなく、薄暗く寂しげな雰囲気をはらんだ空気が流れていた】
……なあ、おい
【そんな場所に漂ってくるのは、どこから発生しているのか不明の白煙のような何か】
【そしてそれに続いて歩きながら不安そうな声を漏らすのは、黒色帽子に濃い灰色のコートを身に付けた青年だ】
お前さぁ、迷ってない?
【青年がそう話しかけた先にあるのは、どこかに続く路地裏と白煙のみ】
【その声には先ほどから変わらず不安が見え隠れしているが……】
-
/途中で寝堕ちするかもしれんがいいよ!こいよ!
【鈍刀岩窟】
表面から常に、砕けた岩のような砂が滑り落ちている日本刀。
刃はついておらず、通常何かを斬ることは出来ない。
が、岩を自由に刀身に付着する事が出来る為、岩を刃のように刀に付着させる事で、相手を切ることが出来るようになる。
数回斬ると岩の刃は刃こぼれする。
地面に突き刺している間、それが土であれば隆起させ操る事が出来る。
引き抜くとただの土に戻り、崩れる。
初期装備:鈍刀岩窟
-
/>>575 かかってこいやぁ!
【殺神聖槍】
神聖な存在を滅ぼす聖なる槍を持ち、自分の身体のように操れる。
また、地面に槍を突き立てる事によって。槍の先端を任意の地面から複数飛び出させられる。
抜くと引っ込み、遠ければ遠いほどラグがある。
-
【刀を抜く。 布で巻かれていたその刀身からは砂がこぼれ、ざらざらと音を立てる】
血が滾る! あぁ、今宵こそ人を斬るにはふさわしい夜だ!
【その刀を月にかざすと、爛々と光る目を嬉しそうに歪め笑った】
あっ、目に、目に入る…
【上にかざしていたため、目に砂が入った様だ… 涙を流しながら目をしばたいている】
-
あぁ、良い夜だ。
【槍を肩に担ぎ、緊張した空気に似合わない態度の>>577を見る】
さっきの言葉は冗談では無いだろ?
日が昇るまで遊ぼうじゃないか。
【槍を構え睨みつける】
俺はいつでもいい、それとも”準備体操”の時間くらい待ってやろうか?
【挑発するような口ぶりでそう告げた】
-
>>578
【ようやく目から砂が落ちたのか、少し赤くなった目で男を見る】
ハッ! いいや結構! 心配後無用だ。
【刀を両腕で構える。地響きのような音を立てて刃にごつごつとした岩肌のような刃が付着していく】
我が鈍刀は大地より硬く、地殻よりも堅牢である。
さて、お前は日が昇るまで持つかな? 金剛石よりは噛み応えがある事を期待するよ…!
【一回り大きくなったその刀を重そうに、しかし軽々と扱い、青年は男に向かって斬り掛かって行く】
-
せっかくの人の好意を無駄にするんだな。
【ヒュッっと風の音と共に眼前を鉱石でできた刃が通り過ぎ、
それに続くように前髪がパラパラと地面へと落ちた】
期待する。だって?
そうして相手を自分よりも下に見ないと怖いのか?
【クスリと笑うと槍を>>579の胴めがけ横薙ぎに振るった】
-
>>580
【挑発を返され、むっとしたように槍を刀で受け止める】
【岩で出来た刃が軋みを上げ、粉となってぱらぱらと落ちる】
……貴様ァ…! ……俺を侮辱したな…?
【何か禁止ワードがあったのか、それとも沸点が低いのか】
【眉間に青筋を浮かべて男に怒鳴る】
身の程を知れ! 小童が! 斬って潰して大地の肥やしにしてくれるわぁッ!
【青年の方が年齢は低く見えるのだが、何故か年上のような発言】
【槍を押し返すように大きく横に一閃。 返す刃で上段から斜めに切り下ろす】
【あたっても外れても、刀は地面に大きく叩きつけられる】
-
/時間の最後が偶数だったら攻撃当たっていくようにするかな
この程度の言葉遊びでもう頭に血が上ったのか?
これだから”ガキ”をからかうのは楽しくて仕方がないな。
【切り下ろされた刀を後ろに数歩下がることで避ける】
この程度の斬撃でこの俺と小童…ッ!?
【地面に叩きつけられた刀によって巻き上げられた破片が頬を、肩を、腿に当たり地面へと落ちた】
……。
【自らの頬に触ってみるとその手には赤い雫がついた】
【その血を眺めていると先ほどまでのからかうような表情は消え能面のように感情の消え去った表情となった】
この俺がこんな”ガキ”に…。
【槍を強く握り締めると走り出す】
【そのまま槍を何十、何百と>>581目掛け突きを繰り出した】
-
>>582
【叩きつけられた岩刃は砕け散り、男を傷つける】
【その攻撃で男の琴線に触れたようだ。 男の繰り出す槍は残像を伴うほどに速く突きを繰り出す】
む、むッ!? ぐ、オォオォォ!!
【青年は刀を盾にして槍を防ぐ。 が、数秒もしないうちに、刃として付着していた岩は全て剥がれ、
全身を狙って放たれる槍を一本の剣で防ぐのは難しく、一突き、また一突きと槍が肉体を穿つ】
……ッ…! ぉぉッ……!!
【それでも8割程度の攻撃を防ぐ辺り、青年はも並々ならぬ使い手であることが分かるが、
手数の差は覆しようも無かった】
……はぁ…! はぁッ…!
【青年の四肢から血が垂れおちる。 刀は元の日本刀の形を取り戻しているが、手からは落ちていない】
-
/20じゃ多すぎたな…
この程度の”ガキ”に…。
こんなくだらねぇやつに!俺が傷つけられただと…。
【槍からは血が滴り地面に落ちる】
ほら、何つっ立ってるんだ?
まだ腕は繋がってる足はあり動ける。
自分の得物は握り締め、その程度の傷でもう戦意喪失か?
【男は笑っていた】
【新しいおもちゃをもらった子供のように】
来いよ、頑張れなんて情けないことは言わない。
お前は今動かないと殺されるんだ、必死になって俺を楽しませてみろよ!
【男は高笑いを浮かべながら>>583の行動に備える】
-
>>584
【青年の腕がピクリと震える】
【やがてその振動はわなわなと全身へと伝播していき、血が滲んだ赤い目が男をにらむ】
……また…!! 『侮辱』したナァ! テメェェェッッ!!
【青年が刀を構える。 刃のついていない、いわば峰だけの刀を】
【片腕で、構える】
オラ、オラ、オラオラオラァァ!!
【重い岩の塊のような刀を振り回せる豪腕が、それを支えられるだけの頑丈さを持った刀を振り回し、
男に叩きつける。 両手剣を片手剣のように振り回す。 しかも、空いた左腕で器用にバランスを取っており、
連撃の間は短い】
【狙う場所は腕や脚、腿、首など、関連性は無いが、一点のみではなく体を狙った攻撃に、
全て対応しきれるかどうかは男次第だ】
-
/そういえばその19/20とかはなんなんだ?
-
/あれ、偶数率高い?
そうだ、それでいい!
【向かってきた>>585を槍で崩そうとするが、連撃を防ぐことを優先させたため途中で槍が止まる】
くそっ…がッ!!
【隙を見つけ足払いを繰り出すが、読まれていたのか偶然なのか峰で強打される】
【その痛みに思わずバランスを崩してしまい、避けられないと察すると首や頭を庇うように防御しせいを取った】
調子に…乗るなッ!!
【地面に倒れると同時に>>585の足目掛け槍を横凪に振るった】
-
/>>586いつも決着のつけ所が不明なので、0になったら負ける方向で進めようかなとー
-
>>587 /わからないでもないが、それするとなんとなく自由にロール出来ない感なあい?
【刀が地面へと突き立てられ、槍を受け止める】
我が鈍刀は大地よりも硬く……
【地響きのような音と共に、地面と刀の接地部分に音を立てて岩が生まれる】
【が、問題はそこではない】
地殻よりも堅牢にて、大地を司る刃なりて……
【地面から徐々に土が盛り上がり、徐々に、徐々にそれは一つの形を取っていく】
我ら、一族の誇りある証なり!!
【それはどこかの民族の工芸品とでも言おうか、人形のような巨大な頭と、腕だけが地面から生えている】
俺を侮辱するということは、我が鈍刀を侮辱するということは
【土巨人の腕はゆっくりと振り上げられ】
我が一族をも侮辱する事だということを! 骨身血肉、臓のモツまで刻み込んでくれるゥゥゥッ!!
【ビルの倒壊を思わせる遅さと力強さで、握りこぶしが振り下ろされる】
-
/強要はしてないので大丈夫ですよー!
/本スレでやる場合は表記無しでどっかにメモ残して遊ぶかな?
/こういう自分なりに考えたとかで遊んでみるのも暇つぶしの良いところ!
そうか、その刀はそんな事までできるのか。
【立ち上がり服についた土埃を払う】
【ズシンッ・・・・・・】
【土でできた巨人の拳が地面に落ちると共に周囲に土煙が舞った】
―――ッ!
どうにか間に合ったか。
【土煙が晴れその中から出てきた男は自らの槍によって作られた堅牢な檻の中に居た】
【しかし、完全に防げた訳ではなく、肩は外れていたが、それでも地面に刺した槍ははなさなかった】
【ボゴッ】
【鈍い音と共に男は肩をはめる】
それじゃあこっちの番だな。
【>>589の周囲から一斉に槍が飛び出し、降り注ぐ】
一族?誇り?なんだそれは、そんなつまらない物で貴様は殺し合いに勝てるのか?生き残れるのか!?
【男は槍を強く握り締め叫んだ】
-
>>590
【突き出た槍は青年に刺さる前でぴたりと止まる】
【良く見れば、地面から伸びた土が槍に絡みつき、じわじわと地面へと押し込もうと力を拮抗させているのが分かる】
……つまらないのは貴様の方だ…。貴様、何を持って戦っているんだ。
【青年の目は煮えたぎり、怒りあふれる感情もさることながら、冷たく、呆れたような視線も混じっていた】
何かを守る事をつまらないと切り捨てるならば! 貴様は何のためにその槍を握るのだ!!
【叫び、刀を握りつぶさんとする力を、その右腕に込める】
【槍に穿たれた穴から血があふれ、地面を濡らしていく】
生き残るさ……殺されてでも生き残る。 我が父上、母上、兄者、長老様に友人!
俺が死ねば皆の信頼を裏切ることになる……それだけは絶対に嫌だ。
【意思の力が能力に反映されるか、そんな研究結果は何処にも残っては居ない】
【しかし、男の槍は徐々に、徐々に地面へと押し戻され、沈んでいく】
そういえば、丁度お前で10人目だったな。 異能を掲げる者を殺し、俺は一族の長になる。
【黄金色の瞳に強い意志が灯り、土の巨人が、再びその手を上げる】
-
他人に戦う理由を預ける人間に負けるかよ!
じゃあお前は守るべき相手が居ないと戦えないのか?
父親母親兄弟がいなければ強さを求める事すら投げ出すのか?
【振り上げられた巨人の拳を見上げ言葉を続ける】
お前は命を賭け戦っている相手を見ていないんだよ。
【槍を持つ手に力を込める】
いつも見ているのはその先にある生ぬるい結果だけ。
俺からしたら貴様の方がつまらねぇ人間だよ!
俺をなめてんのかッ!!
【振り下ろされた拳を避けると同時に>>591に向かい槍を投げる】
【その槍に続くように両手の拳に力を込め殴りかかる準備を終わらせる】
-
>>592
【槍が引き抜かれると共に周囲の槍が消え、青年も刀を地面から引き抜く】
他人の想いも背負えないようではたかが知れると言っているのだ!
守る物のない強さに何の価値がある? ただ愚直に強さを求めて、その先に何がある!?
【刀を両腕で構えて男を見据える】
お前は自分の道を、未来を見ていないのだ。
【飛来する槍を見切るつもりで、刀を持つ手に力を込める】
貴様が見ているのは自身の理想像だけ。
その先に待っているのは、膨れ上がった力と空虚な貴様だけだ!!
人を馬鹿にするのも大概にしろォッ!!
【刀を振り下ろし、槍を弾くがその力に押されて刀は後方へと飛んでいく】
【青年は血の滴る拳を握り締め、殴りつけようと走り続ける】
-
今ここで死んだら未来もクソもねぇだろうが!!
これ以上お前に何言ったって聞きやしねぇんだろ?
【後方へと飛んでいく刀を見て好機だと悟る】
どっちが正しいかなんてこれで決めようじゃねぇか!!
歯、食いしばりなッ!!
【右腕を振り上げ>>593の顔面目掛け振り下ろす】
-
>>594
死なない為に己の中に一本芯を突き立てろというのがまだ分からないのか!
貴様のような戯言に付き合うのはもううんざりだ!
【もとより、互いの手の内に武器は無い】
貴様の目を覚まさせてやるにはコレしかないようだな!
しっかり口を閉じておけ!!
【同じく右腕を振り上げ、>>594の顔面に向かって振り下ろす】
-
【足を止め至近距離でお互い拳を振り抜く】
―――ガッ!!
【>>595の拳が自身の頬に当たる】
クソが!!
刀がねぇとこの程度の攻撃しかできねぇのかぁ!?
【頬に走る痛みを噛み締める】
【防御する事もやめ、ひたすら己の拳を相手に向かって突き出し続ける】
-
>>596
【男の拳が頬や、腹部、肉の多い所へ突き刺さる】
……ウ、グ…! ゲホッ!
貴様こそ、槍が無ければただのチンピラではないか!
【うめき声を堪えつつ、肉に爪が食い込むほど拳を握り締め、男の体を殴り続ける】
【そして数分後。 とうとう青年は膝を付く】
【その全身はあざの無いところなど無いのではないかというほどに腫れ上がっていて、
酷く痛々しい】
…………ゼェッ…! ゼェッ…! まだ、だ……まだ殴り足りない…
【声はかすみ、体は既にピクリとも動かせないが、それでも青年は啖呵を切る】
-
なさ・・・情けねぇな。
口ばっかかよ・・・!
【肩を落とし、膝に手を付き息を整える】
ハァ・・・ゲホッ・・・。
ほ、ほら、どうしたよ。
まだ殴り足りないんじゃねぇのか?
【>>597の言葉に返答するが、自分の腕を上げようにも痛みで上がらなかった】
-
>>598
【男の力無い挑発に忌々しげに口元を歪め、唸り声を上げる】
ぐ、くぅ、ぅぅぅぅぅぅぅぅぁぁぁぁぁぁぁ!!
【腹の底から搾り出されるようなその声は酷く濃い、悔しさと闘志を感じさせた】
負けたくない…! コイツにだけは、負けたくないィィ…!!
【膝立ちのまま、脚を滑らせつつ近寄り直前で左足を立てる】
【青年の腕はもはや変色しており、まともに使えるものではなかったが】
【上半身を捻り、遠心力を使って男の胸へと掌を叩きつける】
【それはもはや拳ですらなかったが、鍛えた腕はそれなりに重量がある】
【ラリアットよろしく叩きつけられるはずだ】
-
だっせぇ!
子供の喧嘩かよ・・・ゲホッ・・・。
【無鉄砲に振り回された>>599の腕を避ける】
―――ッっておおう!?
【2〜3歩後ろにたたらを踏むが、そのまま体制を立て直せず地面へと腰を下ろしてしまう】
こ、このクソガキが!!
【土をつかみ投げつける】
-
>>600
【土を掛けられるが、青年に反応は無い】
…………
【土を髪に浴びながら、膝立ちの姿勢のまま、青年は気絶していた】
【騒ぎを聞きつけた近隣住民の通報によるものか、遠くからサイレンの音が響いてくる】
【かくして、二人の能力者の戦いは此処に幕を下ろすのであった】
【鈍刀岩窟】――気絶
/眠いデス。 乙。 もう少しダメージ与えられれば熱かったなぁ。 最後は相打ちで〆たかったものだ。
/だが楽しかったぜ。 おやすみー
-
/>>601付き合ってくれてありがとー!
/たぶん5くらいでロールしても負けるまで削られない気がした・・・
くっそ・・・。
目が霞んできやがった・・・。
【地面に背中を預け目を閉じる】
あぁ・・・、なんか疲れた・・・。
ちょっとだけ・・・寝る・・・。
【そのままサイレンの音がうるさく響く音を子守唄に男は眠りについた】
【殺神聖槍】―――泥酔
-
力をくれ… なんでもいい、力を…
-
>>603 こんなのしか無い 気に入らなけりゃ倉庫で探してくる
【従軍書記】
とある軍の書記係が持っていたとされる本と万年筆を持つ
本はハードカバーのB5サイズだが銃弾も防げる
紙を破って折って投げれば、折り紙手裏剣が本物と変わりない
紙飛行機も高速で飛んで人体に突き刺さる
また、万年筆で属性を紙に書けばそのページはその属性を一つ持つ
(火と書けば、暫くしたら燃え上がる 無や闇など定義出来ない物は不可)
万年筆は貴方の血を大量に吸って書くので使いすぎに注意
-
>>604
/こんなのなどと言わないでくれ、気に入っているんだ。 感謝する。
/ちなみに紙は有限かね。どちらでも構わないが、一応確認としてな。
【その少女は、眼鏡を掛けていた】
【風に揺れるセーラー服は昔ながらの紺色で】
【艶も何もない平凡な黒髪は、風にはためいてボサボサと荒れる】
……
【その手に持つはペンと本。 ペンを持つ手は包帯で巻かれ、ハードカバーの本には、
表紙に何度も捲った跡が付いている】
……この街に、いる
【少女は歯をむき出しにして吠える】
必ず見つけ出して、殺してヤル…!! お爺様の、敵!
【叫びは風に紛れて消え、少女は街へと入っていく】
【復讐の為に】
-
/おっすお願いしま〜す
【jack the ripper】(ジャック・ザ・リッパー)
この能力者は、自分を中心に半径3mの範囲に、ナイフを出現させることができる。
ナイフは宙に浮いた状態で出現し、好きな方向に飛ばすことができる(ナイフの軌道を操作することはできない)。
飛ぶスピードは最大60kmくらいで、標的などに命中した後はしばらくすると消える。
もちろん、出現したナイフを手に持つことも可能。
出現させられるナイフの数は最大15本で、刃の長さは15cmくらい。
身体能力は高く、ナイフの扱いには長けている。
-
>>605
/有限だけどかなりあるから実質無限だ
ついでに何かおいらにもおくれ
-
>>607
【天地壊百(カタストロフィナーレ)】
破壊を司る能力
ありとあらゆる物を破壊する能力と、その破片を操る能力を持つ
視界の中に入れた物質を、「開いた手を握る」動作をすることによって爆破することができる
小さい物体なら一度で大量に、大きいものは数個〜またはひとつしか破壊できない
また巨大すぎる物質は破壊できない(建築物など)
破壊した物体の破片を操ることもでき、念力のように自在に飛ばし操ることが可能
破壊は生物に対しても有効な能力だが、能力者にだけは無効である
能力者との戦闘の際は、地面を砕いて地割れを起こしたり、天井を砕いて屋根を落下させたり
もしくは破片を操る能力で戦おう
-
>>607
【レッドペッパーサプリ】
赤唐辛子によく似た不思議な香辛料を生成することができる能力。
また、ビーフカレーライスをどこからか取り出すことも出来る。 最大10人前。
この香辛料は服用の仕方によって様々な効能を示す。
撒けば皮膚に触れた所を刺すような痛みが走る。 何故か目や呼吸器系にはダメージはない。
取り出したビーフカレーに振りかけて食べると、その人の精神的なエネルギーを回復させ、
かつ興奮状態にさせる。
錠剤のように固めて飲めば全体的な身体能力が向上する。
身体能力:鍛えた一般人(錠剤服用後:筋力のみ、一般的な格闘能力者)
初期装備:大きさ、長さを自由に変えられるスプーン
-
サンクス 名前欄が長すぎるとしたらばさんに怒られたので
勝手な改変お許し願いたい
-
【暗闇に包まれて、時刻も既に11時を回った夜の街中――】
【シンとした静寂に包まれる大通りを、一人の少女が歩いていた】
【いや、少女と言うには些か幼い――…まだ中学生にもなっていないであろう風貌の少女は】
…………
【闇に溶けるような、擦り切れたボロボロの布を纏い】
【淀んだ灰色の髪を揺らしながら……一人静かに、街を闊歩していた】
何年、私はこうしてきたのかしら
……そして私は後何年、「これ」を続ければいいの…?
【その口調は物憂いげに、声色はどこか達観したような声で】
【少女はポツリと呟きを残す。しかしその呟きは、冬の風とともに溶けるように消え】
【「考えるだけ無駄だ」と、断言されたかのような気分に陥り】
ふふ……そうね
思えばあの時、老人を殺めた時から、私の運命は決まっていた
その運命に抗うことは、出来ないもの……
【やがて草臥れた笑みを浮かばせながら少女は笑う。そして手元に一本、大きなナイフを召喚すれば】
【覚悟を決めたかのようにそれを握り締め、少女は静かに、歩き続ける】
【――やがてこの幼い少女は、セーラー服を纏う眼鏡の少女>>605の前に、忽然と姿を表すことだろう】
-
>>611
【本を読みながら歩いていると、目の前に灰色の髪をした少女が見えた】
【チラリと見て、ページを戻す】
……「○月×日 灰色の髪の少女が我が軍の前に現れる」……
【少女を見る目は濁っており、光を映していないように見える】
【ぼそぼそと日記を読み上げていくのに合わせて、その濁った目が視線を下げていく】
……「銃や能力を前に、彼女はナイフ一本で全ての首を掻き切っていった」……
……「足音が近づいてくる、きっと私も殺」……
【少女が本を閉じる。 無言の間が空いて、両者の間に風が吹く】
……こんばんは。 私、あなたを殺しに来たの
【冷たい声で少女が言う】
-
【黒いパーカーを着た、猫背気味に歩く男】
【破れたジーンズにスニーカー、メッセンジャーバッグを肩に担いでいる】
【街灯と人混みを避けるように歩く姿は不審にも見えるし】
【この街にしてみれば普通の方かもしれない】
…ライトが眩しい
【とある路地への入り口に差し掛かるとパーカーのフードを被って】
【そのまま、その方向へと歩き始める】
-
>>612
【ふと気がつくと、自身の目の前に、一人の少女が立っていた】
【自分よりは年上と思われる、セーラー服を着こなす眼鏡の少女】
【その姿を見て、幼い少女は足を止める。そして握りしめたナイフを手にしながら――】
…そう、私を殺すつもりなのね?
【「あなたを殺す」と、殺意を向けられているにもかかわらず、少女は表情を崩さずに告げる】
【その言葉に抑揚はなく、ただ淡々と、事務的に喋っているかのような声で】
なら一つ、聞かせてもらえるかしら
何故貴女は、私を殺すの?
【眼鏡の少女を見据えながら問いかける。少女が持つ、「殺害の理由」を】
-
>>614
シラを切るつもり? 聞きたいなら教えてあげましょう
【憎々しげに少女を睨み、本を開く】
【一枚ページを破ると、器用に片手で、本の上を作業台にしながら折っていく】
あなたが私のお爺様、いえ、【従軍書記】を殺したからよ。
【そう言って、少女の足元へ紙飛行機を投げ飛ばす】
【まるで矢のような速さで少女の足元へ突き刺さった紙飛行機には、万年筆で文字が書いてある】
【ちょうど、眼鏡の少女が先ほど読み上げていたところだ】
……私のお爺様は戦争で死んだわ。 何者かに刺殺されて。
それが貴女。 殺すには十分すぎる理由だと、思うけれど。
-
>>615
【投げられた――いや、撃ちだされたといったほうが正しいであろう速度で放たれた紙飛行機】
【その紙飛行機を拾い上げ、記されていた言葉に目を通すと】
【「成る程」と、納得したかのように笑みを浮かべて呟きを残す】
復讐…そうね、それなら納得できるわ
【彼女が言うお爺様――、それはつまり、この少女が昔に殺めた老人のことなのだろう】
【戦争時、人々を殺すためだけに参加した時に殺めた、あの人物…】
……あの時の戦争は愉しかったわ
私が一人の首を掻き切るだけで、戦場は大騒ぎになるんだもの
貴女の老人を刺し殺した時も、同じように――ね
【クスリと、笑みを浮かべて幼い少女は笑う。その笑みは、「子供らしさ」とは掛け離れた微笑みで】
【それは、眼鏡の少女を嘲笑うかのような意図が含まれており】
…ここは少し、盛り上がりに欠けるけれど
貴女程度を殺すには十分なフィールドね
【ナイフをくるりと弄び、切っ先を眼鏡の少女につきつけてそう呟く】
【「自分がやられる」場合を想定していない…お前など直ぐに殺せるという、自信と慢心に満ちた言葉】
【その言葉が終わると同時に、少女は手にしていんたナイフを眼鏡の少女にむけて投擲するだろう】
-
何か下さい
-
>>617
【猊因馬謖】
この能力者は、質量さえあればありとあらゆる物を食える
そして、食った物の特性を取り込んで肉体が変質する
例えばパンを食えば小麦粉ボーイに、鉄を飲めば鎧の体に、ハンバーグを食えばバッファローマンに
少し気持ち悪いがクモを食えばスパイダーマンになれる
そして相手の肉を食らえば勿論……
なお特性は上書き制、原則人型となる
身体能力:並の中の並
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>>616
【眼鏡の奥で濁っていた目が、カッ、と見開かれる】
【投擲されたナイフは少女の持つ本に阻まれ、音を立てて落ちる】
……愉しかった…? ……ですって…?
【ワナワナとカラダが震える。 全身の毛は逆立ち、硬く握り締めた掌の包帯にはジワリと血が滲む】
……戦争は悲しいものだって、いうことくらいは理解していたつもりだった……
……きっと、貴女も国に言われて、仕方がなく祖父を殺したのだと思ってた……
【ガードする際に顔を隠していた本が、震えながら下ろされる】
……何? 『愉しがって殺した』の?
お爺様を殺すときも、そうやってヘラヘラ笑いながら殺したのか…!!
【目からはポロポロと涙が溢れる。 が、その表情は憎しみと怒りが塗りたくられ、
噛み合わない顎が怒りでカチカチと音を立てて震えている】
うぅ…!! うぅぅうぅぅぅうぅ…!! 殺してやる…! 殺してやる殺してやる殺してやる!!
【万年筆を取り出し、メモに書きなぐるのは炎の文字】
【4、5枚に素早く書きなぐると、ぐしゃぐしゃと丸めて投げつける】
【メモ紙はたちまち燃え上がり、スイカほどの大きさの火球となって少女に襲いかかる】
【少女は紙をもう一枚取り出し、何かを手早く折っている】
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【路地裏に張られる蜘蛛巣】
【その巣にいる蜘蛛を指で絡めとり飲み込む一人の男】
嗚呼…足りねぇなあ…血が、足りねぇよ…
【男は蜘蛛のように壁を上り、建物の屋上へと行く】
獲物が必要だ…俺の渇きを癒してくれる獲物が……
【狂気染みた笑みを浮かべると、街を見下ろし、餌となる能力者を探し始めた】
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>>619
【本によって隔てられたナイフは、傷をつけることもかなわず地面へと落ち】
【数秒も立たぬうちに、そのナイフは溶けるように姿を消す】
ええ、「愉しかった」わ
私が一振りする度に、他の兵士が一斉に慌てだすんだもの…
【それは、戦争を「娯楽」と見ているかのような言葉で】
【震え出す眼鏡の少女を見れば、幼い少女は再び笑みを浮かべて】
【一本のナイフを手元に召喚し、それを弄びながら少女の様子を眺め始める】
逆よ、私は愉しみたいから戦争に参加したの
恐怖に歪む人の顔が見たいから――ね
【異常な理由だった。恐怖に屈する人が見たいという理由で、少女は人を殺し】
【人殺しを「娯楽」のように語り、ナイフを振るってきた】
【その思想に慈悲など無い。少女はただ、「殺したい」がために戦争に参加した――】
殺す覚悟があるのなら――当然、「殺される覚悟」もあるのよね?
【そう言って笑えば、少女は手に持っているナイフの他に、5本ほどナイフを召喚する】
【宙に浮かぶナイフ。それらは全て、飛びかかる火球を相殺するかのように撃ちだされて】
【幼い少女はナイフを手に、眼鏡の少女へ向けて素早く駆け出した】
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>>621
【火球に飛び込む少女のナイフ】
【それは火球の勢いを殺すと同時に、その熱に溶かされてイビツに歪み、地面へと転がる】
【祖父を殺した能力者がそんなもので止められるとは勿論思っていない。 駆け寄ってくる仇に少女も構える】
……当たり前よ。 最も、『刺し違えてでも殺す』って意味で、だけどね…!!
【本と、もう片手に持っているのは紙でできたナイフのようなもの】
【紙の内側には『剣』と書かれており、紙は鋼鉄の如き硬さと、ナイフにも負けない切れ味を有する】
【刃渡りは約15cm。 その短剣と本を構えて、少女は相対する】
来なさい! お爺様と同じ苦しみを、貴女にも嫌というほど味あわせてあげるわ!
【眼鏡の少女の背後、数m離れた地面に、何かのメモがいつの間にか2、3枚落ちている】
【ナイフ使いの少女からは見えにくく、しかし踏む危険もない】
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>>622
【地へ落ち、役目を果たしたナイフは、次々と姿を消していく】
【それを固めに幼い少女は駆け続け、眼鏡の少女へと相対し――】
【一歩踏み出せば切りつけられる距離。その距離を保ちつつ、少女はナイフを構え】
さて、私に苦痛を味あわせることはできるかしらね?
その手に持っている、折り紙なんかで
【眼鏡の少女が手に持っている、紙製のナイフに目をやると】
【そのナイフを嘲るかのように言い捨て、構えていたナイフの待ち方を変え――】
【この距離を縮め、尚且つ攻撃を仕掛けやすい「突き」の体勢へと持ち変える】
さぁ、これが――貴女のお爺様を屠った、攻撃よ
【そして幼い少女はナイフを握りしめ――「老人を殺した突き」を、眼鏡の少女めがけて繰り出した】
【しかし突きは、威力は高いものの動きが単調だ。そのため避けるのも容易だろう】
【…後ろに落ちているメモについては、気がついてすらいないようだ】
【尤も、気がついていたとしても特に反応は示さないだろうが】
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