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戦場スレpart2

1 ◆NcltM1gQ/Q:2012/07/11(水) 20:01:52 ID:Ue7B6b.Y
ロボットの戦闘シチュや、イベントの際にお使い下さい。

436 ◆zv577ZusFQ:2013/01/03(木) 01:11:22 ID:x7KEBpBw
>>431
【『こちらPT輸送車です。ハヤセ少尉と明智大尉ですね?
 移動が可能であれば、国道135号を南下してきて下さい。要請により、お二人の機体を乗せて基地から出発していますので』】

「(行動が早い。グッドです)……了解しました。135号線とはあれか。見えます。今すぐに南下します」

リリー少尉辺りが既に手回しをしてくれていたのだろう。ライトの想定以上に隊の手際が良い。

>>434
【「ゆっくりって訳にも行かないだろ、こればっかりは!」
「・・・最終手段は抱えるくらいしか」】

「//////そ、それだけはダメ!」

それはもう即答できっぱり否定した。
そんな事になればきっと恥ずかしくて死んでしまう。

>>429
何やら妙な足音が聞こえてくる。

【「二人とも、急ぐんだよね?」】

「いそぎまう……ひ。う!?馬!?」

フードを被りサングラスをかけた色黒の少年が、一頭の黒い馬を引いてきた。
妙な足音とはその黒馬の蹄の音だった。
すぐ後ろに君臨する場違いなその巨体にライトは腰を抜かす程に驚いた。

【「急ぐなら、こいつに乗っていくといいよ。君たちなら乗れるでしょ?」】

「な。そんな無茶な……」

馬術などそういう趣味に長けた人物と関わり合いが有るが、一朝一夕で乗りこなせる訳など無い事が理解出来る。
運動神経が良かろうがヒツギにだっても無理だろう。

437アカリ&リリー ◆Tg./UqnJ52:2013/01/04(金) 02:27:37 ID:aPZNj5io
>>433
人的要素による障害を考えなくてもよくなったのは幸いではあったが、それで勝った気にはなれないのが現状である。
アカリのラプターとリリーのヒュッケバインは同高度で横に並んでいたが、空を飛んでいた怪物が二匹、彼女らを横から挟むように移動してきた。
挟撃するつもりのようだったが、

『もうバレバレですね。もしかしてバカにされてるんでしょうか』
「そもそもバカにするだけの知能があるかどうかも定かじゃありませんけどね」

そんなふうに会話を交わしながら、ラプターとヒュッケバインは散開して敵の触手を回避。
ラプターは前進しつつ右側から来ていた怪物に向けてビームランチャーを発射し、ヒュッケバインは上昇、後退しながら左側の怪物にフォトンライフルを発射した。
と、それとほぼ時を同じくして、伊豆基地から発進したF32シュヴェールト8機の編隊が南側から現れた。

『こちらホワイトホーク。これより対空攻撃に移る。パーティに遅れた分は、きっちり働かせてもらうぜ?』
『こちらスピアウィング。ホワイトホークに続いて対地攻撃に入る。余所様の庭を荒らす奴にはスマート爆弾のお灸が必要だな』

ホワイトホーク小隊4機の後方にスピアウィング小隊4機が続く形で戦域に侵入したシュヴェールトの編隊は、最初のターゲットをアカリとリリーを狙っている怪物4体に決めた。
まず飛行型を空対空ミサイルの射程内に収めたホワイトホーク小隊が2発ずつ飛行型に向けてミサイルを撃った後に2機ずつ左右に散開し、
それに続いてスピアウィング小隊が地上型に向けてレーザー誘導爆弾4発を投下し、アフターバーナーに点火して急上昇していった。

438リリー&統久 ◆Tg./UqnJ52:2013/01/04(金) 02:59:07 ID:aPZNj5io
>>434-436
「ん、あれは……」

飛行型の攻撃を回避し、反撃を終えたリリーのヒュッケバインが、まだ小田原城趾近辺に居るヒツギとライト、
そしてこの騒ぎが始まる前に「陰謀大佐」なる人物と話していた少年の姿を捉えた。
少年の怪しさも問題ではあったが、少年の傍らに黒い馬が一頭いるのも疑問だった。
まさかあれでこの混乱のさなかを移動しようというのだろうか?

「……無茶にもほどがありますね」

リリーはヒュッケバインの通信装置を使い、尼子統久の携帯端末へコールした。
四回目のコールで、『誰だ、このクソ忙しいときに!』と、不機嫌なのを隠そうともしない様子の統久が出た。

「どうも、特尉。私です、リリーです」
『何だお前か……。何用だ? 出るときも言ったが、私はこれから尻尾を巻くので忙しいんだ』
「車ですか?」
『そうだが?』
「ならば丁度良かったです。その車で城門近くに居るハヤセ少尉と明智大尉を拾って国道135号を南下してもらえませんか?
 お二人の機体を乗せたPTキャリアが基地から出てますので」
『なあリリー、私を便利屋か何かだと思っていないか?』
「そんなことは露ほども思っていませんが、他に頼れる人もおりませんので。ご容赦を」
『チッ……長生きするな、お前は』

舌打ちと捨て台詞を残して、通話は切れた。
返事はまだ聞いていなかったが、この状況下で断りの一言が無かったということは、信用してもいいということだろう。
そう判断したリリーは、目の前の敵に意識を戻した。

そのリリーと統久のやりとりから一分足らず。
城趾裏手の駐車場から黒塗りのセダンが猛スピードで飛び出し、車一台通っていない道路のど真ん中をヒツギたちの方へ走ってきて、
タイヤを甲高く鳴らしながらヒツギたちの目の前で急停止した。

「ハヤセ少尉と明智大尉だな? お前たちをキャリアの所まで送れと言われてきた。早く乗れ」

開いたままのウィンドウから統久が顔を出して、ヒツギとライトに呼びかけた。
その横に居る色黒の少年と馬には一瞬だけ疑念の視線が飛んだが、それどころではないので、すぐにヒツギとライトに視線が戻っていった。


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