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戦場スレpart2

434ヒツギ ◆zwG.6Bg2jY:2012/12/29(土) 16:30:20 ID:NyOkwcnk
>>431
走り始めた二人の元へ、甲高い着信音とともに通信が送られてくる。
緊急通信として送られてきたそれに出てみれば、整備員からの通信だった

>『こちらPT輸送車です。ハヤセ少尉と明智大尉ですね?
> 移動が可能であれば、国道135号を南下してきて下さい。要請により、お二人の機体を乗せて基地から出発していますので』

「南下か、了解!」
短く通信を切ると、地図を開き国道135号をすぐさま確認する。
今走っている大通りからはすぐそこの交差点を曲がっれば、すぐに135号線に合流できそうだ

>>428>>429
>「そ、そ、そんな急に!?ま、待って!私、そんなに速く走れない〜」

「ゆっくりって訳にも行かないだろ、こればっかりは!」
確かにヒツギの言うとおりなのだが、彼の走る速度と同程度を女性に求めるというのは酷だ
状況を打開しようにも近くに乗り物という乗り物はない、自転車くらいあれば助かったのだが。

「・・・最終手段は抱えるくらいしか」
ぼそりと何やら不穏な言葉を零したのと時を同じく、後方からアスファルトを何かが叩く音が響いてきた
その独特の響きに振り返ってみれば似つかわしくない黒馬が迫ってきたではないか

>「二人とも、急ぐんだよね?」
>「急ぐなら、こいつに乗っていくといいよ。君たちなら乗れるでしょ?」

フードをかぶり、サングラスまでかけた少年が馬上から声をかけてくる
言葉を聴くに馬を貸してくれるとのことらしいが・・・

「その馬を借りたら君の足がなくなっちまう、それに俺は馬なんて・・・」


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