[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
【ミ】折れず曲がらず
1
:
『コックピット』
:2022/07/04(月) 18:27:30
―このスレッドは『村田」がGMのなにがしかを行うスレッドです。―
220
:
『蜘蛛の伝言』
:2023/11/17(金) 02:40:13
>>219
「・・・」
『佐名』の返答を聞いて、『ジギー』は何事か言おうとしたようだったが、
状況を察して黙り込み、作業に集中したようだった。
ゾ ザ ァ ア ァ ァ ・ ・ ・
先ほどまで『佐名』の周りにまとわせていた『小麦粉』が渦を創って集まり、ハンカチの上へと積もっていく。
即席の『煙玉』というところだが、どこまで役に立つかは未知数だ。
グ
『煙玉』を懐に忍ばせ、逆の手で襖に手をかけ・・・
ス ラ ッ
躊躇なく『開ける』。
┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨
襖の向こうは『部屋』になっていたが、通常の部屋とは異なる点が『二つ』。
一つは、部屋の天井の一部は開き、『階段』になって降りてきていること。
『屋根裏』へ上がるような階段だ。和室に不釣り合いな奇妙な設備ではあるが、あってもおかしくはない。
もう一つは、『女』が倒れていること。
これは、『母親』を呼びに行った『ハウスキーパー』だ。
221
:
佐名 慈真『ゴースト・ファイルズ』
:2023/11/17(金) 19:46:36
>>220
「『3階』ってのは、そういうことか」
『ハウスキーパー』に近寄り、
まだ息があるのかを確認する。
「何が起きたかはわからないが、
何かが起きたのは確かだ。
やったのが『修子』さんなら、痕跡が有るはずだ」
『ゴースト・ファイルズ』の眼で室内の『足跡』を確認し、
『母親』と『ハウスキーパー』がもつれ合った痕跡を探す。
222
:
『蜘蛛の伝言』
:2023/11/18(土) 00:37:53
>>221
「『生命エネルギー』の循環を感じる。生きてはいるだろうが、動かさないほうがいいな。
目を覚ませば、それこそ今は面倒になる。」
近寄って脈と呼気を測る。『ジギー』の見立て通り、息もしているし脈もきちんとある。
ただ気絶しているだけのようだが、見る限り大した外傷はない。
着衣にも特に乱れた様子はない。
ボウ・・・
『足跡』を確認するが、『もつれた跡』は確認できなかった。
『ハウスキーパー』が登って行ったあと、しばらくして『母親』だけが降りてきて、また登って行った。
痕跡の時系列は、そうした『移動』の事実を残している。
「『上』か?やはり『拓海』のそばを離れる気はないのだろうな。」
『足跡』を追う『佐名』の視線を追って、『ジギー』が話し出す。
「私が『拓海』のところに戻ったからと言って、スイッチが入ったようにすぐ目を覚ますわけではない。
少しの間、なんとかして『母親』を『拓海』のもとから引き離す必要がある。
滞った『生命エネルギー』の流れを正してやる必要があるからな。」
「その間は私も何もできない。
頼りきりで悪いが、君が『頼みの綱』だ。」
223
:
佐名 慈真『ゴースト・ファイルズ』
:2023/11/18(土) 01:16:33
>>222
「そいつはなかなか、ハードな依頼だ」
『階段』の『ハウスキーパー』と『母親』の
『足跡』を1枚ずつ剥がし、
中折れ帽の表面に重ならないように貼り付けておく。
「だが請け負った」
階段を登り、3階に上がる。
224
:
『蜘蛛の伝言』
:2023/11/19(日) 22:34:41
>>223
ベタ ベタリ
『母親』と『ハウスキーパー』の足跡を剥がし、帽子に貼り付ける。
階段は簡素なかけ梯子の風体ではあるが、しっかりとした作りでそうそう壊れそうにはなかった。
軋みのひとつも発さず、『ゴースト・ファイルズ』を伴う『佐名』は階段を登る。
ボウ・・・
『三階』は暗かった。
電灯がついておらず、おまけに廊下窓のカーテンが閉め切られているせいだろう。
『遮光カーテン』が外交を遮り、『足跡』だけが青白く光る。
『直近の足跡』を追えば、『目的地』にはたどり着くはずだ。
「・・・『佐名』、先に『作戦』を立てておこう。」
階段を登る傍ら、『佐名』の身体を肩口まで登ってきた『ジギー』がひそやかな声でつぶやく。
「私の見立てでは5分・・・いや、『3分』あれば拓海は動けるまで回復させられる。
だから、君にはなんとかしてその時間を稼いでもらいたい。
広いホールのある1階か、庭へ誘導するのがいいだろう。」
「私が『合図』をする。私の『能力』を既に見た君にはそれとわかるだろう。
そうしたら、状況開始だ。異論はあるか?」
225
:
佐名 慈真『ゴースト・ファイルズ』
:2023/11/19(日) 23:30:06
>>224
「いや、無いな」
屈んで右の靴紐を緩め、
キープしておいた『父親』の『足跡』を甲に貼り付けておく。
「そうか、聞き損ねていたが、
『ジギー』は『修子』さんの能力の一端を見てるのか。
つまり、狭い所は避けた方がいいんだな?」
『足跡』を追って『目的地』へと向かいながら、
状況開始前の最後の確認をする。
226
:
『蜘蛛の伝言』
:2023/11/20(月) 00:04:42
>>225
「見たというのは語弊があるな。
彼女はカーテンの裏に隠れていた私を『見つけ』、私は逃げる間もなく『衝撃』を食らい『気絶』・・・」
「窓ガラスごと吹き飛ばされ、目が覚めた時には『家の外』だ。
突然かつ今までなかったことで、事態を整理するのに少し時間を要した。」
シル シュルル
右靴の紐をゆるめつつ、その甲に『足跡』を貼り付ける。
「触れた感覚で分かっているかもしれないが、私の身体を構成する要素は『タンパク質』ではない。
アミノ酸の一種が複数結合して構成されていることは変わらないが、そのアミノ酸自体の構造が地球生命のそれとは異なるからだ。
地球の『岩石』や『鉱物』に最も近いと言えるだろう。」
「ゆえに私は『頑丈』だ。多少のことでは傷にならない。
その私が『衝撃を受けて気絶』したということは、単なる『物理的衝撃』ではないということだ。
それが『何』なのかまではさっぱりわからないが、分からない以上、狭所は危険が伴う。」
ゾゾ ゾゾゾゾ ・・・
ひそやかな会話をつづけながら、『忍び脚』で『足跡』を追う。
すこしすると、一つの『扉』が見えてきた。
『蓄光塗料』の塗られた『星型シール』で彩られた扉だ。
「『あれ』だ。」
227
:
佐名 慈真『ゴースト・ファイルズ』
:2023/11/20(月) 01:58:14
>>226
「フィクションの『気功』みたいなもんかもしれんな。
ともあれ、出たとこ勝負になりそうだ」
あからさまに子供部屋な扉の前に立ち、
ノブに手を掛け、開ける準備をする。
「互いに上手くやるぞ、『ジギー』」
『ジギー』の了解が取れたら、
星型シールの貼られた扉を開ける。
228
:
『蜘蛛の伝言』
:2023/11/21(火) 23:36:27
>>227
ズズ ズズズ ・・・
「・・・・・・」
トン トン
『佐名』のかけ声に『ジギー』は応えない。
が、肩を彼の脚が叩く感触と重みを感じる。『YES』ということだろう。
さしもの彼も緊張しているのだろうか。
ガチャ
キィ・・・
扉を開けると、陽光が差し込む。
3階の暗さに慣れた目がすこし眩むが、問題にはならなかった。
ゴ ゴ ゴ ゴ
ゴ
ゴ
部屋は広かった。そして明るかった。
通常の窓だけでなく、天井に設えられた『天窓』が、正午過ぎの日光を取り入れているからだ。
窓辺にはベッドがあり、その上に『中学生』程度の背格好に見える少女が寝ている。
顔色は悪く、息は苦しそうだ。
そしてその傍らに、少女の手を握る『和装の女』がいる。
ギ ググ
ゆっくりと『女』が『佐名』のほうを振りむく。その姿は『ふつう』ではない。
巨大な『ヘッドホン』、目を覆うようなシールドのついた『ヘッドギア』、口元を覆う目の細かい『マズルガード』のようなもの。
そして全身をテクスチャのように覆う、幾何学的な模様・・・『傷』の意匠。
・・・『異形』だ。どこをみているのか、何を聞いているのか、考えているのか・・・何も伺うことができない。
「『上がってよい』と」
「言った覚えはありませんが」
抑揚のない声で『女』が呟く。
―――彼我の距離、『5m』。
229
:
佐名 慈真『ゴースト・ファイルズ』
:2023/11/22(水) 00:17:56
>>228
「シーマ探偵事務所より参りました。
『佐名慈真』と申します。
勝手に入って申し訳ないが……
何分、『土足』で上がり込むのが仕事でしてね」
帽子を脱ぎ、手で胸の前に持ち、軽く礼をする。
「『修子』さん、無作法を重ねて申し訳ないが、
少しの間、『拓海』さんを任せちゃいただけませんか?
お嬢さんのためにも、それが一番だと気づいているのでは?」
我ながら勝手な言い分ではあるが、
あえて、相手の逆鱗を撫でるような言い方をする。
こちらにヘイトを向かせて、『拓海』から引きはがすためだ。
230
:
『蜘蛛の伝言』
:2023/11/23(木) 00:40:17
>>229
「ああ」 ビリ
ユラ・・・
「貴方も、『そう』なのでしょう?」 ビリ
『修子』はゆっくりと、揺れるように立ち上がって『佐名』のほうに身体を向ける。
その背後には『拓海』・・・視線や表情は読み取れないが、『通すまじ』という危害が伝わる。
「あの蜘蛛の『毒』に、やられているのでしょう?」
「そうなのでしょう?」
「そう」 「そうなのね」
・・・『話が通じない』。
『聞いていない』のか、『聞く気がない』のか、『聞こえていない』のかは不明だが、意思の疎通は難しそうだ。
『修子』が喋るたびにわずかな『家鳴り』がする。
「『佐名』、策があるのは分かるがじっとしていては―――――」
ただならぬ状態の『修子』を前に、『ジギー』が口を挟むが―――
「『お前が』あッ!!!!!!!!」
ウォ ッ ビ リリィ
「!?」
『修子』の怒声 が、文字通り空気を裂く。
放たれた『何か』が『佐名』の横っ面を掠め―――
ゾリ ッ !
「・・・何?」
ビシャア !
肩口に乗った『ジギー』の左半身をえぐり取り、『ジギーだったもの』を扉の枠壁へと叩きつけた。
ウォン ウォン ウォン
「お前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前が」
ブツ ブツ ブツ
ビリ ビリ ビリ
『ジギー』が言った『暴走』というにふさわしい様相だ。
家鳴りが響く部屋内で相対する、その距離変わらず『5m』。
231
:
佐名 慈真『ゴースト・ファイルズ』
:2023/11/23(木) 01:13:16
>>230
「……『ゴースト・ファイルズ』ッッ!」
『帽子』をひったくるように掴んだ『ゴースト・ファイルズ』が
『修子』目掛けて、フリスビーのように投擲する。 破ス精DCA
それは『修子』の頭部を狙って、真っ直ぐな軌道で飛んでいき――
『 グッ! 』
>>224
で貼り付けた『母親』と『ハウスキーパー』の
『足跡』を『解放』することによる
『 ――ィィィインッ! 』
『2度』の『方向転換』により、『修子』の死角からの飛び道具にする。
並のスタンドであれば、そんな芸当は難しいだろうが、
『ゴースト・ファイルズ』の『精密動作性』は『桁違い(A)』だ。
無論、ただの『中折れ帽』がぶつかってもダメージにならないだろう。
だが、内側には
>>207
で『勢い良く前につんのめった足跡』が貼り付けてある。
『 S T A M P !! 』
『修子』にぶつかるタイミングで解放すれば、
脳を揺らす一撃となるだろう。
そして直後、入ってきた『扉』に向かって駆け出し、
脱出を試みると同時に、抉り取られた『ジギー』の左半身を回収したい。
232
:
『蜘蛛の伝言』
:2023/11/23(木) 02:35:12
>>231
ウォン ウォン ウォン
「許さない許さない許さない許さない許さない許さない」
ブツ ブツ ブツ
ギュ バッ !
異常な行動を見せる『修子』に『中折れ帽』を投擲し、内部の足跡を『解放』!
『足跡』の威力を推進力にして軌道を変更!
グ ィ ィ ィ ン !
野球漫画の『魔球』のような不可思議な軌道を描いて、『修子』めがけて飛ぶ!
『佐名』の能力を十全に用いた一撃だ。予測の範疇外だろう。
ギュ オォ!
だが『能力』があるのは、『佐名』だけではない。
「許さな―――――」 ビリ
ピク !
グ ルリ !
「『アアアァア』ッ!!!」 『 S T A M P !! 』
バ ッチ ィィ ィ イ ン !
パラ・・・
パラ・・・
『なにか』と『足跡の開放』がぶつかってはじけ、帽子の残骸が部屋に舞う。
確実に死角へと投げ込んだ『帽子』に『修子』は反応し、『正確に迎撃した』。
何をどうしてかは不明だが、確実に視覚外を『探知』している!
233
:
『蜘蛛の伝言』
:2023/11/23(木) 02:36:48
>>231
ダッ !
ババ ッ
迎撃に気取られた隙に扉へと駆け出し、『ジギーだったもの』を回収する。
が、すぐにその必要はないことがわかる。
ザラ・・・
これは『砂鉄』だ。『粉末』だ。
「ここは『拓海の部屋』。つまり『私の部屋』でもある。
『備え』はしておくものだ。そうだろう?」
ゾザァ !
肩口に乗っていた『ジギー』のシルエットが崩れる。これは砂鉄で作った『変わり身』だ。
おそらく『三階の暗闇』の中で、既に入れ替わっていたのだ。
ゾ ザ ァァァァァァァァ アアアアアアア !
次の瞬間、拓海の部屋のあちこちから膨大な量の『黒い粒子』が飛び出し!
ギャ ルルル ァ
ガ ッキン !
ベッドの上の『拓海』を包み込み、『鉄の繭』を形成する!
『何もできない』とが言っていたのは、おそらくこの『防御態勢』を取るためなのだ。
すなわち、これが『ジギーの合図』!
――――残り『3分』!
234
:
佐名 慈真『ゴースト・ファイルズ』
:2023/11/23(木) 19:41:56
>>232-233
「なるほど、そいつは『道理』だ」
『状況開始』というわけだ。
『とっておき』をぶっ放したが、あっさり叩き落された。
『正体』はわからないが、直撃を避けた方がいい代物らしい。
「『衝撃』に『斬撃』の正体、死角外の『察知方法』――
コイツはハードだな」
追撃に備えて、扉の外に出たなら、
勢い良く扉を閉めて、盾にする。
235
:
『蜘蛛の伝言』
:2023/11/24(金) 02:02:53
>>234
チラ
「貴方」
「『何をしたの』?」
『鉄の繭』を視た後、すぐさま顔を『佐名』へと向ける『修子』。
一連の現象を『佐名』のせいだと思っているようだ。
ヘイトは『佐名』に集まるだろうが、それすなわち独力で持ちこたえる必要があるということでもある。
ドバッ
バァ ン !
すばやく部屋の外に飛び出し、扉を閉める。
これで『衝撃』が来ても扉が盾になってくれるはずだ。
「ア」 ビリ
「アアアァアア」 ビリ ビリビリ バキ!
「『アアアアアアアアアア――――――』」 バキ ビキ バキバキ !
扉の向こうの『修子』の叫びに比例して、扉が音を立てて崩壊していく。
あまり持ちそうにはない。
――――『拓海の復帰』まで残り『2分58秒』
236
:
佐名 慈真『ゴースト・ファイルズ』
:2023/11/24(金) 23:03:14
>>235
「さながら、『怒り』の咆哮だな」
どうやら10秒ともたないだろう。
階段まで駆け、降りずに『足跡』を確認。
回収出来そうな足跡を探す。
3階の『暗さ』の中でも、光って見えるので見落としはしないはずだ。
「……部屋にいたが、その間が『暗い』?」
『階段』から『拓海の部屋』までの
『修子』の『足跡』の軌跡はどうなっている?
途中に電灯のスイッチなどに向かった様子はあるか?
237
:
『蜘蛛の伝言』
:2023/11/25(土) 04:14:29
>>236
タタ ・・・ !
「『アアアアアアアアアア――――――』」
バギ ビギ バキ !
ガラ ガラ ガラ ・・・
扉が持ちこたえているうちに階段まで戻り、足跡を確認する。
三階の暗闇の中では、いかに『足跡』があるといえど普段通りに走るのは難しい。
既に扉は崩壊しかかっており、追いつかれるのも時間の問題だろう。
ボウ・・・
変わらず、存在する足跡は『修子』のものだけだ。廊下の中央に『まっすぐ』続いている。
足元を探るような歩幅の乱れがあったり、電灯のために寄り道をしている風でなはい。
行きも帰りも『まっすぐ』だ。
つまるところ、この暗闇を苦にせず移動しているということになる。
廊下は『真っ暗』だ。この暗さの中でそれができるというのはいささか『おかしい』。
ここに住んでいて慣れているから、というだけでは説明がつかない。
『佐名』でさえ、『足跡』の導きがなければ移動に難儀したはずだ。
これは『ヒント』になりえるかもしれない。
タ タ タ タ タ タ タ タ タ !
ビリ ビリ ビリ !
『足音』が聞こえる。迷いなく『佐名』のいる方向に『走ってくる』!
――――『拓海の復帰』まで残り『2分48秒』
238
:
佐名 慈真『ゴースト・ファイルズ』
:2023/11/25(土) 20:06:52
>>237
「蓄光のシールがあったが、
それだけじゃあ、真っ直ぐは歩けない。
『何を見ている?』もしくは……」
しかし考える間も無いらしい。
「足を挫かなければ、それで十分だ」
階段を一気にショートカットする。
すなわち『跳んで』、階段が降りている部屋まで『降りる』。
239
:
『蜘蛛の伝言』
:2023/11/26(日) 13:35:19
>>238
これだけの暗所で迷いなくかつまっすぐ歩けるというのは『異常』だ。
例えばこれが慣れた自室であっても、真っ暗なら探りながらでなければ難しい。
なにか『からくり』があるのは明白だ。さもなくば
タ タ タ タ タ タ
ダ ダ ダ ダ !
こうして『走って』来ることもできない!
バッ !
ドダ ン !
階段を『全段飛ばし』で飛び降りる。
衝撃はあったが、下が『畳』だったおかげか脚はくじかずに済んだようだ。
ウォン ウォン ウォン
「――――――」
フ―――――
ハァ―――――――
物言わぬ階上の『修子』と目が合う。
彼女の顔は『スタンド』と思しきそれらで覆われており、表情や視線の類が分かるわけではない。
だが『そう』とわかるのは、皮膚が粟立つほど『明確な敵意』を彼女から感じられるからだろう。
――――『拓海の復帰』まで残り『2分39秒』
240
:
佐名 慈真『ゴースト・ファイルズ』
:2023/11/26(日) 21:42:23
>>239
ゴースト・ファイルズ
「『オレはそれを残さない』」
『忍び足』を発動させるように、
『ゴースト・ファイルズ』を自身に重ね合わせる。
ただし、『忍び足』は発動させず、
『右足』を上げた時にそのまま『革靴の底』に
『着地の足跡』を貼り付けるためだ。
「依頼人から怒髪天を感じることも無くはないが、
これはまるで『猛獣』に獲物として捉えられている気分だ。
そして間違いなく、こちらを『追っている』」
『ジギー』に集めてもらった粉で作成した即席の『煙玉』を握り、
下の階への階段を目指して、一目散に駆け出す。
『忍び足』は温存するため、使用しない。
241
:
『蜘蛛の伝言』
:2023/12/01(金) 20:46:40
>>240
ツゥ―――― ・ ・ ・
『冷や汗』が背筋を伝う。
『依頼主』や『調査対象』から向けられる『怒り』とは少々異なる『怒り』だ。
それは例えば、群れを守る『女王ハイエナ』の眼光。あるいは小熊を守る『母熊』の圧。
『母』という生き物の発する、根源的な『プレッシャー』を感じる・・・
ウォン ウォン ウォン
「――――――――」
ゴ ゴ ゴゴ ゴ ゴ ゴ
そう、『修子』は明確に『佐名』を『追っている』。
暗闇の中で走り、しかも『佐名』がどこにいるのかを把握しているかのようにだ。
ここにもおそらく『からくり』がある。
ダ ウ ッ !
しばし視線が交錯した後、『着地の足跡』を回収しつつ、廊下へと駆けだす。
だが当然、ただ逃がしてくれるわけはない。
「――『ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ゛』!!!」
バ リリリ バリ バリ ィ ン !
ギラ ! キラ !
咆哮の後、『佐名』の頭上から破裂音が響く。
廊下の天井・・・『照明』のガラスが砕け散り、『佐名』へと降り注ぐ!
――――『拓海の復帰』まで残り『2分25秒』
242
:
佐名 慈真『ゴースト・ファイルズ』
:2023/12/02(土) 16:04:11
>>241
「大盤振る舞いだな、安物じゃなかろうに……!」
ガラスを迎え撃てるほどの手数も策も無い。
頭を腕で庇いながら、廊下を一息に駆け抜け、
1階への階段を目指す。
「(ともかく『撒く』必要がある!
完全にと言わずとも、10秒程度でもだ。
『追跡方法』は何だ?)」
243
:
<削除>
:<削除>
<削除>
244
:
『蜘蛛の伝言』
:2023/12/03(日) 22:32:24
>>242
バッ !
バシ バシ バシッ!
頭部を腕でかばう。
着古したとはいえ厚手のコートが幸いし、大した傷は負わずに済みそうだ。
チラ
「『待ちなさい』ッッッ!!!」
ウォ ッ ビ リリィ!
安心も束の間、空気が震え『突風』のごとき『衝撃破』が奔る!
ビュオ ッ !
ド ッパ ァ ――――ッ!
砕け散り、空中に飛散した『ガラス片』が散弾のように!
背後から『衝撃波』に乗って『佐名』へ襲い掛かる!(パスCB相当)
廊下の曲がり角はすぐそこだが、普通に走ったのでは間に合うかどうか・・・!
□■□□修□□■
□■□□□□□〇
□▲□□□□□〇
□▲□□□□□■
□■□□□□□■
□■□□□□□■
□▲□□□□□〇
□▲□□佐□□〇
□■□□□□□■
□■□□□□□■■■■
□▲□□□□□□□□□→
□▲□□□□□□□□□→
□■□□□□□□□□□→
□■□□□□□□□□□→
□■■■■▲▲■■■■
□□□□□□□□□□□
※現在の位置関係略図
▲・・・一般的な窓。
→・・・階段の方向
〇・・・閉じられた襖。
■・・・壁。
245
:
佐名 慈真『ゴースト・ファイルズ』
:2023/12/05(火) 00:12:52
>>244
「なッ……!?」
瞬間、東西に目を走らせる。
西は『窓』……着地が上手くいくか不明瞭。
ならば――『襖』ッ!
グッ!
右足を捻るように『東』に方向転換すると同時に、
『右足裏』に貼り付けた『階段から飛び降りた足跡』を『解放』。
着地の踏ん張りを方向転換のグリップにし、
襖を突き破るつもりで、勢いよく飛び込む。
部屋中に飛び込んでも、長居はしない。
即座に起き上がり、突き破った襖から
張り紙を破り取れそうか確認する。
246
:
『蜘蛛の伝言』
:2023/12/05(火) 23:36:27
>>245
グッ!
ド ッ
『着地』の足跡を解放!
強烈な『踏み込み』を方向転換の軸とし、閉じた襖へ身体ごと突っ込む!
バァ ン !
ドタタ ァ ッ !
襖を突き破り、その奥の和室へと文字通り転がり込む。
部屋は『衣裳部屋』のようで、押し入れやいまどき珍しい桐箪笥、衣紋掛けなどがあった。
多少手荒になりそうだが、突き破ったときにはがれた部分をとっかかりに襖紙は破り取れそうだ。
・ ・ ・ ・ ・ ?
同時に、転がりこんだ際に態勢を崩していた『佐名』は、
起き上がるのに手をついた際、ひとつの事実に気づく。
ビリ ビリ ビリ ビリ
『床が震えている』。素手で触れねば気づけないほどの微細な『震え』だ。
地震とかそういった類のものではない。近所で工事が行われているということもなかった。
たとえば震える『音叉』や『楽器の弦』に触れた時のような、弱く『規則性』のあるものだ。
ビリ ビリ ビリ ビリ
これはいったい『なんだ』?
□□■■■■■■■■■■■■■
□□■□□箪箪衣衣衣衣衣□□押
□□■□□□□□□□□□□□押
□□□〇□□□□□□□□□□押
□□□〇□佐□□□□□□□□押
□□■□□□□□□□□□□□押
□□■■■■■■■襖襖■■■■
〇・・・倒れた襖。
襖・・・閉じた襖。
押・・・押し入れ。
衣・・・衣紋掛け。高価そうな着物がかかっている。
箪・・・重厚な桐箪笥。
247
:
佐名 慈真『ゴースト・ファイルズ』
:2023/12/06(水) 18:50:20
>>246
「こいつは……怪我の功名だな」
これが恐らく『カラクリ』だろう。
「『エコー』、あるいは『ソナー』か。
この『振動』の変化を読み取ってると考えれば、
あの暗がりを真っ直ぐ進んでいた説明もつく」
となれば、これから逃れる方法が少し見えてきた。
南にある襖の前に歩いて移動し、開いて廊下に出る。
248
:
『蜘蛛の伝言』
:2023/12/06(水) 20:55:45
>>247
エコーロケーション
『反響定位』。
地球に住むおよそ1000種あまりの動物が使う空間把握能力の総称だ。
簡単に言えば『音の反響』によって周囲を視るということ。
これであれば『暗闇』をものともしないのも、『死角』を察知したことにも説明がつく。
推量が正しければ、相手は『通常の知覚』でものを判断していないということになる。
『振動』があっても『音』が聞こえないのは、それが『人間の可聴域』を超えているから。
それの『反射』『反響』を用いてこちらを補足しているとすれば、それを攪乱するのは難しい。
事実、『コウモリ』などの反響定位を妨げる方法は、現代科学をもってしても確立されていない。
『手段』は選ぶ必要がある。
失敗すれば、あの『衝撃波』を直接身体に叩きこまれることになりかねない。
戦闘能力と地の利で劣る以上、建設的に思えるのは
チ ェ イ ス ハ イ ド
『追いかけっこ』か、『かくれんぼ』か。
ス ラッ
襖をあけて廊下へと出る。
「――――――――――」
フゥー ハァー
出方を伺うように、『修子』は廊下に立っている。
その両手に先ほどの『ガラス片』を握りしめて。
□□□〇□□□□□□□□□□押□■↑↑↑↑■
□□□〇□□□□□□□□□□押□■□□□□■
□□■□□□□□□□□□□□押□■□□□□■
□□■■■■■■■襖襖■■■■■■□□□□■
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■
□修□□□□□□□□佐□□□□□□□□□□■
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■
▲▲■■■■■■■▲▲■■■■■■▲▲■■■
▲・・・一般的な窓。
→・・・階段の方向
襖・・・空いた襖。
■・・・壁。
249
:
佐名 慈真『ゴースト・ファイルズ』
:2023/12/06(水) 23:54:58
>>248
「ちょいと一服させては……もらえないだろうな」
素早く取り出すのはライター……ではなく、
ハンカチで作った即席の『煙玉』。
『修子』に向かって投擲し、
その手前に落ちるように投げる。
『振動』による探知のみに頼っているなら、
これに攻撃し、粉を撒くことになるだろう。
そして投擲直後に『忍び足』で『東』の内角に向かって小走りで移動する。
煙幕が広がれば消音と合わせて、こちらを見失うはずだ。
――逆に言えば、これが通じなければ
『探知』から逃れる手が1つ無くなるということになる。
250
:
『蜘蛛の伝言』
:2023/12/08(金) 14:56:29
>>249
シュ ッ
ピク !
「『アァッ』!!」
パ ァ ン !
投擲した『煙玉』は足元にたどり着く前に撃ち落された。
『帽子』の時と同じだ。空中の物体も的確に認識している。
ブ ワァ――――――――――
煙玉が撃ち落され、小麦粉の靄が広がる。
白い靄が、『修子』から発される『波』に押されるように奥へ、『佐名』のほうへと広がっていく。
通常、生物の『反響定位』を目視で観測することはできない。
が、『強度』が違うということなのだろうか。『小麦粉』によってその伝播が視覚で理解できる。
空気中を伝わる『波』が床を、壁を、『佐名』に反射し、その位置を明らかにしている。
床面だけではない。『空気中』を伝播する『反響定位』でもって修子はこちらを認識している。
床の『振動』はそれの副次的な影響というわけだろう。
タ タ タ タ タ !
『忍び足』で移動するが、やはり『修子』は『佐名』を追ってくる。
煙も意に介さず、足音の『消音』もないかのようにだ。
逃れる術を一つ失い、背筋に冷たいものが走るが、同時に疑問が浮かぶ。
それだけの『探知能力』を持ってして、『なぜ佐名の侵入に気づかなかったのか』という疑問だ。
『拓海の部屋』から逃げた時、修子はそれをまっすぐに追ってきた。かなりの『探知範囲』であることは明白だ。
であれば、最低でも佐名が『三階』にたどり着いた時にその存在を感知できたはず。
締め切った『拓海の部屋』の中からでも、十分に三階を歩く『佐名』を補足できたはずなのだ。
能力を使っていなかったとは考えづらい。『ジギー』いわく彼女は『暴走状態』にある。
自分の能力を自覚せず、感覚と直感でもって漏出するそれをふるっているからだ。
『修子』の『反響定位』には、間違いなく『弱点』がある!
251
:
『蜘蛛の伝言』
:2023/12/08(金) 14:57:02
□□□□□□□■↑↑↑↑■
□□□□□□□襖□□□□■
?□□□□□□襖□□□□■
□□□□□□□■□□□□■
□□□□□□□■□□□□■
□□□□□□□■□□□□▲
■■■■■■■■□□□□▲
衣衣衣□□押□■□□□□■
□□□□□押□■□□□□■
□□□□□押□■□□□□■
□□□□□押□■□□□□■
□□□□□押□■□佐□□■
□□■■■■■■□□□□▲
□□□□□□□□□□□□▲
□□□□□修□□□□□□■
□□□□□□□□□□□□■
□□□□□□□□□□□□■
▲▲■■■■■■▲▲■■■
▲・・・一般的な窓。
→・・・階段の方向
襖・・・襖。
■・・・壁。
?・・・部屋の中はわからない。
252
:
佐名 慈真『ゴースト・ファイルズ』
:2023/12/09(土) 07:30:57
>>250-251
「『娘を守るために追いかける』。
……そもそもこの状況が奇妙だ」
娘に何かをされないために、『部屋に籠城する』方が
あの能力であれば明らかに有利だ。
だが実際には、オレを追いかけてきている。
つまり、『反響定位』の対象としてオレを収めるには
何かしら条件があるということだ。
「見下ろしていたのは、
獣の敵意じゃあ無かった。
あれが『必要』だったとなれば……」
『反響定位』のカラクリ上、照明破壊による攻撃は、
明らかに不意打ちの方が効果的だったはずだ。
だがそれは恐らく『出来ない』か『難しい』んだろう。
「『視界』。切るか、遮る必要がある。
だが『煙幕』では無理ならば、
『誘導』するしかない」
『忍び足』を止め、1歩目を強く踏み出し、
そのまま『足跡』を足裏に『剥がす』。
そして2歩目の勢いで足裏貼り付けた『1歩目の足跡』を
サッカーのシュートが如く、『東』近くの『窓』へと飛ばし、貼り付ける。
そしてそのまま、『修子』が角から出て、
こちらを視界に捉えるタイミングで『解放』。窓ガラスを破壊する。
『投擲物』が迫れば、そちらを見るように、
近くで何かが急に壊れれば、そちらを『見る』だろう。
253
:
『蜘蛛の伝言』
:2023/12/09(土) 16:07:04
>>252
ドヒュ ッ
『足跡』を貼り付け!
ビタァ!
バ リ ィ ィ ン !
「!!」
『窓ガラス』を破壊する!
思惑通り、『修子』の首を『窓ガラス』の方向に向けることができた。
『反響定位の指向性』。首の向いている方向を『探知』しているのではないかという可能性は、確かにありうる。
だが『帽子』を撃ち落したあの時。『修子』は『死角』にも完全に対応していた。
『指向性』があるとするのであれば、これには説明がつかない。
白い靄によって可視化された『音波』の『反射』が目に入る。
『反射』・・・すなわち『音波』は『障害物を貫通しない』ということ。
そこでひとつ『佐名』はひらめく。
『修子の反響定位は壁の向こう側を探知できない』のではないか、という仮説だ。
修子が『拓海の部屋』にいたとき、ドアは閉まっていた。
壁やドアに阻まれ、『音波が伝わるする状況ではなかった』としたら?
これならば『佐名』の『侵入』を感知せず、『逃走』は探知されている事にも説明がつく。
この仮説を証明する手段は二つ。
なんとかして『修子を密室に閉じ込める』か、『佐名がうまく閉所に隠れるか』。
完全にそれらを無視して、『ジギー』の合流までひたすらに逃げ続けるという選択肢もないわけではない。
『桧山邸』そのものを一つの大きな『密室』と考えれば、庭に出るのも手だろう。
だがここは『2階』。『1メートルは一命取る』といった具合で、無策で飛び降りてなんとかなる高さではない。
254
:
『蜘蛛の伝言』
:2023/12/09(土) 16:07:54
□□□□□□□□■↑↑↑↑■
□□□□□□□□襖□□□□■
□?□□□□□□襖□□□□■
□□□□□□□□■□佐□□■
□□□□□□□□■□□□□■
□□□□□□□□■□□□□▲
■■■■■■■■■□□□□▲
衣衣衣衣□□押□■□□□□■
□□□□□□押□■□□□□■
□□□□□□押□■□□□□■
□□□□□□押□■□□□□■
□□□□□□押□■□□□□■
■□□■■■■■■□修□□▲
□□□□□□□□□□□□□▲
□□□□□□□□□□□□□■
□□□□□□□□□□□□□■
□□□□□□□□□□□□□■
■▲▲■■■■■■△△■■■
修・・・修子は『割れた窓』のほうを見ている。
▲・・・一般的な窓。
△・・・割れた窓。
→・・・階段の方向
襖・・・襖。
■・・・壁。
?・・・部屋の中はわからない。
255
:
佐名 慈真『ゴースト・ファイルズ』
:2023/12/10(日) 00:10:14
>>253-254
質問
・『門』から『玄関』までの移動中に
鯉を飼えるような『池』は有ったか?
有ったならば、それは近くの窓から見えるか?
256
:
『蜘蛛の伝言』
:2023/12/10(日) 03:20:08
>>255
『無かった』。
257
:
佐名 慈真『ゴースト・ファイルズ』
:2023/12/10(日) 23:56:41
>>256
回答感謝
>>253-254
破った襖の部屋を考えると、部屋の中を通れば
先程の屋根裏部屋に戻ることも出来るかもしれない。
それが得策かどうかは別では有るが。
「ともかく欺く必要があるな」
先程と同じように『足跡』を蹴り出すように
最も近い南東の窓に貼り付け。
同時に北西最寄りの襖を開けて部屋に入り込み、
襖を閉めると同時に窓の足跡を『解放』。
数秒でも、こちらの足取りを見失わせる。
258
:
『蜘蛛の伝言』
:2023/12/11(月) 00:58:50
>>257
ガッシャ ァ ア !
同じ手順で窓を破壊!
少しでも気を反らせることを期待しながら―――
ス――――― ピタ !
ビリ ビリ ビリ
部屋に入り、滑りの良い襖を静かに閉める。
閉めた襖の『向こう側』がわずかに『振動』しているのが分かった。
やはり『音波』は壁を超えて来ない。ごくわずかな時間、限られた空間ではあるが、今は『探知』はされない!
タ タ タ タ !
とはいえ、いくら気を引いたとて『部屋に入る瞬間』までは補足されている。
行先は明白。修子の手によって襖が開かれるのも時間の問題だ。
この先の行動が、策の成否明暗を分けるだろう。
反対側の襖をあけ放って来た道を戻るのか。
この部屋を利用してやり過ごすのか。
あるいはそれらの行為を『偽装』するのか。
すべては『佐名』次第だ。
259
:
『蜘蛛の伝言』
:2023/12/11(月) 00:59:18
□□■■■■■■■■■■■■■■■□□□□■
□□■□□□□□□■□□□□□□■□□□□■
□□■押押押押押押■押押押押押押■□□□□■
□□■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■
□□襖□□□□□□□□□□□□□襖□□□□■
□□襖□□□□□□□□□□□佐□襖□□□□■
□□■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■
□□■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■
□□■□マ□マ□マ□マ□マ□マ□■□□□□△
□□■■■■■■■■■■■■■■■□□□□△
□□■□□箪箪衣衣衣衣衣□□押□■□修□□■
修・・・修子は佐名のいる部屋へ向かってきている
▲・・・一般的な窓。
△・・・割れた窓。
→・・・階段の方向
襖・・・襖。十分に手入れされていて滑りは申し分ない。
■・・・壁。
マ・・・洋服のかかったマネキン
押・・・押し入れ
260
:
佐名 慈真『ゴースト・ファイルズ』
:2023/12/11(月) 23:57:54
>>258-259
「手の内はわかった。
対処法も見えている。
唯一の問題は」
懐から煙草を取り出し、
1本だけ口にくわえる。火は付けない。
「ディーラーの手札が見えてるってのに
こっちの役が『ブタ』以下ってことだ」
東側の押し入れの一番東を開け、
中に何が入っているかを確認する。
261
:
村田瑛壱『ディズィー・スティック』
:2023/12/12(火) 00:20:41
>>260
『煙草』を咥えながら、手近な『押し入れ』を開ける。
内部には厚手の『布団』が何組も入っているようだ。
・・・内部にはすこし『余裕』がある。その気になれば『布団の間』に身を隠すことができそうだ。
そうしたうえで押し入れを閉めれば、『探知』から逃れることができるかもしれない。
とはいえ、どちらの襖も閉じたままでは『この部屋のどこかに隠れた』ということは明らか。
隠れるだけでも時間は稼げるだろうが、いずれ見つかるのは明白だ。
探知が途切れている間に移動したと思わせる必要があるだろう。
タタ タタ タタ !
足音は近くなっている。あまり時間はなさそうだ。
□□■■■■■■■■■■■■■■■□□□□■
□□■□□□□□□■□□□□□□■□□□□■
□□■押押押押押押■押押押押□□■□□□□■
□□■□□□□□□□□□□□佐□■□□□□■
□□襖□□□□□□□□□□□□□襖□□□□■
□□襖□□□□□□□□□□□□□襖□□□□■
□□■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■
□□■□□□□□□□□□□□□□■□修□□■
□□■□人□人□人□人□人□人□■□□□□△
□□■■■■■■■■■■■■■■■□□□□△
□□■□□箪箪衣衣衣衣衣□□押□■□□□□■
修・・・修子は佐名のいる部屋へ向かってきている
▲・・・一般的な窓。
△・・・割れた窓。
→・・・階段の方向
襖・・・襖。十分に手入れされていて滑りは申し分ない。
■・・・壁。
人・・・洋服のかかったマネキン
押・・・押し入れ
262
:
佐名 慈真『ゴースト・ファイルズ』
:2023/12/12(火) 19:31:19
>>261
「だから『仕込み』が必要なわけだ」
目の前の押入れは開けたまま、
西側の押入れの東端に駆けて移動。
同時に自身に重ねて同期していた
『ゴースト・ファイルズ』を分離。
『ゴースト・ファイルズ』はオレの『足跡』の1つを剥離して掴みとり、
縦投げで西側の閉じた襖の『間』を通すように『投擲』。(精密動作性:A)
ピッタリと閉じた襖の隙間のスリットにねじ込まれた瞬間に
足跡を『解放』することで、『遠隔』で『襖を開く』。
滑りの良さは確認している。
駆けた足跡のパワー程度でも十分に勢い良く開くだろう。
同時に西側の押し入れの東端を開け、
身体を滑りこませ、押し入れを閉じる。
シビアなタイミングだが、先に手前の開いている押入れか
西奥の開け放たれた襖のどちらかの方が注目度は高いだろう。
また、入った押入れの音は、
勢い良く開け放たれるだろう襖の音に紛れると思いたい。
263
:
『蜘蛛の伝言』
:2023/12/13(水) 01:09:24
>>262
スラ ッ
ビビ ィ !
『西側の押し入れ』を開けつつ『足跡』を剥がし!
ド シュ ッ !
その中へ隠れざま、『襖の間』へ『足跡』を投擲する!
『ゴースト・ファイルズ』の精密性は『超スゴイ』。
この程度の距離であれば、その程度のことは造作もない。
ッ タァ ―――― ン !
そして、隙間で炸裂した『足跡』が景気よく襖をあけ放つ!
ス ラ ッ トン
時を同じくして、反対側の襖が静かに開く音がした。
押し入れ襖の表面に感ずる『振動』から、『修子』が部屋に入ってきたことが分かる。
タシ タシ タシ タシ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
足音が止まる。修子は部屋にとどまっているらしかった。
しばしの『沈黙』が流れる。
さながら『ホラー映画の生存者』の心持で、『佐名』は押し入れで息を殺す。
万が一見つかりでもすれば、文字通り『袋の鼠』だ。
タシ タシ タシ タシ
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ トン
足音が遠ざかり、襖の閉まる音がした。『振動』も感じない。
なんとか一時、煙にまいたようだ。
264
:
『蜘蛛の伝言』
:2023/12/13(水) 01:13:09
□□■■■■■■■■■■■■■■■↑↑↑↑■
□□■□□□□□佐■□□□□□□■□□□□■
□□■押押押押押押■押押押押□□■□□□□■
□□■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■
□□襖□□□□□□□□□□□□□襖□□□□■
□□襖□□□□□□□□□□□□□襖□□□□■
□□■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■
□□■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■
□□■□人□人□人□人□人□人□■□□□□△
□□■■■■■■■■■■■■■■■□□□□△
□□■□□箪箪衣衣衣衣衣□□押□■□□□□■
修・・・修子の行先はいまのところ不明
佐・・・『佐名』は押し入れ内で布団に紛れている
▲・・・一般的な窓。
△・・・割れた窓。
→・・・階段の方向
襖・・・襖。十分に手入れされていて滑りは申し分ない。
■・・・壁。
人・・・洋服のかかったマネキン
押・・・押し入れ
265
:
佐名 慈真『ゴースト・ファイルズ』
:2023/12/13(水) 23:21:09
>>263-264
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
「……どうやら、本当に煙に巻く必要は無くなったな」
押入れから出て、『修子』の『足跡』を
『ゴースト・ファイルズ』で確認。
どちらに向かったかを確認する。
口にくわえていた煙草は上着の懐に入れておく。
「今のでだいぶ時間は稼げたはずだ。
『ジギー』が上手くやってるといいが……」
『拓海の復帰』まで、あとどれぐらいか見当はつくか?
266
:
『蜘蛛の伝言』
:2023/12/17(日) 03:18:18
>>265
シ――――――――ン ・ ・ ・
鬼気迫るやり取りを終えて、再び異常なほどの静寂が帰ってきた。
一連のやり取りが周辺住人の関心を買っているようなこともないようだ。
煙草をしまいながら『足跡』を見るが、襖の向こう側をみないことには正確な行先は分からない。
とはいえ修子が出て行ったのはつい先ほどのことだ。今こちらの襖を開ければ、また『見つかる』だろう。
ほんのちょっとだが、向かって右側に曲がりつつあるような、そんな歩調ではある。
『拓海の復帰』まで、おそらくあと『1分20秒』程度だろうか。
それなりの時間を稼ぐことはできたが、まだ時間がある。
残り時間から言って、今後どう動くかというのは『どこで決着をつけるか?』に直結してくるはず。
移動するのであれば、『行先選び』の理由は明確にすべきだろう。
□□■■■■■■■■■■■■■■■↑↑↑↑■
□□■□□□□□□■□□□□□□■□□□□■
□□■押押押押押押■押押押押□□■□□□□■
□□■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■
□□襖□□佐□□□□□□□□□□襖□□□□■
□□襖□□□□□□□□□□□□□襖□□□□■
□□■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■
□□■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■
□□■□人□人□人□人□人□人□■□□□□△
□□■■■■■■■■■■■■■■■□□□□△
□□■□□箪箪衣衣衣衣衣□□押□■□□□□■
修・・・修子の行先はいまのところ不明。
西側の襖向かって左方向の可能性が高い。
▲・・・一般的な窓。
△・・・割れた窓。
→・・・階段の方向
襖・・・襖。十分に手入れされていて滑りは申し分ない。
■・・・壁。
人・・・洋服のかかったマネキン
押・・・押し入れ
267
:
佐名 慈真『ゴースト・ファイルズ』
:2023/12/18(月) 00:59:23
>>266
「……『振動』にこちらを晒せば、
無視は出来ないだろう。
だが、あまりにも離れていれば、
『逃げた』と判断する可能性はある。
こちらから近づいた方が喰らいつかれる可能性は高い」
『ジギー』の繭も一方的に打ち据えられれば、
意地が出来ない可能性は高い。
あの広くはない部屋でやり合うリスクは高いが、
『合流』して『3人』で『修子』さんを抑えられるリターンも高い。
「今度は追うのか、また追われるか。
実に忙しいな」
『修子』の『足跡』を1枚剥離し、確保。
南に並んでいる『マネキン』から
『帽子』を1つ拝借。(無ければ止める)
そして、西側の襖を開けて『修子』の行先を確認し、
振動に身を晒しながらその足跡を追う。
268
:
『蜘蛛の伝言』
:2023/12/18(月) 21:43:26
>>267
ビリィ !
『足跡』をひとつ剥離し、マネキンの被る『帽子』のうちひとつを拝借する。
茶色の『ハンチング帽』だ。
ス ラッ
そうした準備を行った後、襖をあけ放つ。
まだ『修子』が近くにいるのであればすぐに向かってきそうだが、そうはならないようだ。
思ったより『修子』の移動が速いのか、あるいは『壁の向こう』にいて探知が届かないのか。
『修子の足跡』は来た道を戻るように続いているが、『桧山邸』は広い。
『佐名』の知らない別の道を通って、見失った『佐名』を探している可能性もある。
先ほどのやり取りから言って、『修子』は明確に佐名を『敵』と認識している。誘いには乗ってくるはず。
『追跡』『追撃』も手ではあるが、あえて気を引いて有利に戦闘ができそうな空間へ『誘い込む』のも手かもしれない。
どちらをとるかは佐名次第だろう。
■□□□□■■■■■■■■■■■■■■■↑↑↑↑■
■□□□□■□□□□□□■□□□□□□■□□□□■
■□↑□□■押押押押押押■押押押押□□■□□□□■
■□修□□■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■
▲□□□□佐□□□□□□□□□□□□□襖□□□□■
▲□□□□□□□□□□□□□□□□□□襖□□□□■
■□□□□■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■
■□□□□■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■
■□□□□■□人□人□人□人□人□人□■□□□□△
■□□□□■■■■■■■■■■■■■■■□□□□△
■□□□□■□□箪箪衣衣衣衣衣□□押□■□□□□■
修・・・修子の所在はいまのところ不明。
足跡は北側へと続いている。
▲・・・一般的な窓。
△・・・割れた窓。
→・・・階段の方向
襖・・・襖。十分に手入れされていて滑りは申し分ない。
■・・・壁。
人・・・洋服のかかったマネキン
押・・・押し入れ
269
:
佐名 慈真『ゴースト・ファイルズ』
:2023/12/19(火) 17:27:22
>>268
「スタンドに突き動かされているが如くだな。
布団ごと切り裂かれていたら押入れで、お終いだった」
『ハンチング帽』の上面に『修子の足跡』を貼り付けておく。
「もっと腕っぷしがあれば、
布団でも散らかして足場を悪くしておくが、
生憎と金の次に足りていない。
このままこっちに気づいてもらうしかないな」
部屋の東に移動し、襖を開け放ち、
そのまま1階へと続く階段を目指す。
『振動』がこちらを捉えるまでは、あえてゆっくり移動する。
270
:
『蜘蛛の伝言』
:2023/12/21(木) 23:51:05
>>269
スタンドとは精神のあり方。己の写し見と呼んでもよいものだ。
それが『ああ』なのは何か原因があるのかもしれないが、いまはそれを考察している時間はない。
ペタァ――
『ハンチング帽』の上面に『修子の足跡』を貼り付けながら、襖を開けて階段へ向かう。
1階への階段は比較的近い。ここを下れば『1階』だが、どこへ向かうべきだろうか。
『ジギー』は『一階のホール』か『庭』へ誘導するおのがよい、と言っていた。
『拓海の部屋』に『仕込み』をしていた彼のことを考えるのなら、そこであれば『用意』がある、ということなのだろうか。
壁に手を触れるが、まだ『振動』は感じない。
『修子』の攻撃性を考えるのなら、1階へ『先回り』ないし『待ち伏せ』ということは十分に考えられる。
文字通り、ここは彼女の『ホーム』だ。佐名の知らない階段や通路の一つや二つあるだろう。
■□□□□■□□□□□□□□□□□□□■□□□□□■
■□□□□■□□□□□□□□□□□□□■□□□□□■■■■
■□□□□■□□□□□□□□□□□□□■□□□□□→階段■
■□□□□■□□□□□□□□□□□□□■□□□□□→階段■
■□□□□■□□□□□□□□□□□□□■□□□□□→階段■
■□□□□■□□□□□□□□□□□□□■□□□□□→階段■
■□□□□■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■■■■■
■□□□□■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■
■□□□□■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■
■□□□□■□□□□□□□□□□□□□■佐□□□■
■□□□□■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■
■□□□□■■■■■■■■■■■■■■■□□□□■
■□□□□■□□□□□□■□□□□□□■□□□□■
■□↑□□■押押押押押押■押押押押□□■□□□□■
■□修□□■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■
▲□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■
修・・・修子の所在はいまのところ不明。
足跡は北側へと続いている。
▲・・・一般的な窓。
△・・・割れた窓。
→・・・階段の方向
襖・・・襖。十分に手入れされていて滑りは申し分ない。
■・・・壁。
271
:
佐名 慈真『ゴースト・ファイルズ』
:2023/12/23(土) 10:49:54
>>270
「『振動』で前兆がわかるだけマシだな」
壁に手を突きながら階段を降りる。
どのみちバレるのであれば、
奇襲されないように察知出来るに越したことはない。
272
:
『蜘蛛の伝言』
:2023/12/24(日) 22:07:28
>>271
タン
タン
タン ・ ・ ・
壁に手をつきながら、階段を降りる。
漆喰のわずかなざらつきを感じるのみで、『修子』は『佐名』を捉えていないようだ。
一階へ降りると、目の前に大きな扉が目に入る。
来た時にはさほど気にしていなかったが、おそらくこれが『ホール』だ。
来客をもてなすパーティなどを行う部屋なのだろう。
左手に向かい、掃き出し窓を開ければ『庭』へ出られそうだ。
■□□□□■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■
■□□□□■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■■■■
■□□□□■□□□□□□□□□□□□□扉□□□□□←階段■
■□□□□■□□□□□□□□□□□□□扉□□□□□←階段■
■□□□□■□□□□□□?□□□□□□扉□□□□□←階段■
■□□□□■□□□□□□□□□□□□□扉□□□□佐←階段■
■□□□□■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■■■■■
■□□□□■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■
■□□□□■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■
■□□□□■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■
■□□□□■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■
■□□□□■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■
273
:
佐名 慈真『ゴースト・ファイルズ』
:2023/12/25(月) 02:07:51
>>272
「流石に娘があんな状態で、
何かを催そうとは思わないだろうが……」
『ホール』の扉付近の『足跡』を確認。
念のために『修子』の足跡が無いかを見る。
有っても無くても、扉は開けてホールの中を確認する。
274
:
『蜘蛛の伝言』
:2023/12/26(火) 01:43:10
>>273
・ ・ ・
『ホール』の扉付近には『修子』の足跡はない。
過去に行き来したらしい『ハウスキーパー』の足跡があるだけだ。
ガチャ ・ ・ ・
大きな扉はいささかも軋まず、静かに開いた。
中には調度品や置かれた棚などがいくつか置かれているが、基本的には何もない。
普段は使われていない、というようなおもむきだ。
ビリ
扉に手をかけていた指にわずかな『振動』が伝わる。
足跡もない、締め切ったはずの空間でどこから?
ド
ガ ァ ッ !
次の瞬間、『修子』が目の前に現れる。『上』からだ。
上へ目をやると、『ホール』は『吹き抜け』になっており『二階とつながっている』。
二階から張り出した『踊り場』から、『修子』は飛び降りてきたらしい。
「――――――――」
『敵意』が『佐名』を再び捉える。
275
:
『蜘蛛の伝言』
:2023/12/26(火) 01:50:13
■×××××××××××××■□□□□■
■□×××××××××××□■□□□□■
■□□×××××××××□□■□□□□■
■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■
■□□□□□□修□□□□□□■□□□□■
■□□□□□□□□□□□□棚■□□□□■
■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■■■■
■□□□□□□□□□□□□□扉□□□□□←階段■
■□□□□□□□□□□□□□扉□□□□□←階段■
■□□□□□□□□□□□□□佐□□□□□←階段■
■□□□□□□□□□□□□□扉□□□□□←階段■
■棚□□□□□□□□□□□□■□□□□■■■■■
■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■
■棚□□□□□□□□□□□棚■□□□□■
■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■
■棚□□□□□□□□□□□□■□□□□■
■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■
×・・・3mほど上にある2階から張り出した『踊り場』。
276
:
佐名 慈真『ゴースト・ファイルズ』
:2023/12/27(水) 22:32:04
>>275
「地の利では圧倒的に不利か」
焦ってドアを開けたのはマズかったかもしれない。
だが、こうなっては今更だ。
廊下の扉の前の足跡を『ゴースト・ファイルズ』が一瞥し、
オレが『扉を開けるために立ち止まった足跡』を剥離する。
「あの高さを躊躇なく飛び降りるとはな。
……あそこまで行けるか?」
『修子』の足跡から『歩幅』を思い出しながら、
『ゴースト・ファイルズ』が剥離したばかりの足跡を握りしめる。
277
:
『蜘蛛の伝言』
:2023/12/29(金) 04:16:11
>>276
頑強さも含めた『身体能力の向上』・・・『纏うタイプ』の特性と言えるだろう。
だが、自身の能力の特性を頭で理解している、というよりは本能で動いているというのが正しいだろう。
多くの獣が自他のの力量を見極める本能を持つように・・・
彼女もまた、正気を失っているからこそ本能的に理解しているのかもしれない。
ハァ―――― ハァ――――
ポタ・・・ ポタ・・・
修子は『佐名』の出方を伺っているのか、すぐには動かない。
手には変わらず『ガラス片』を握りしめており、にじんだ血が滴っている。
そのすきに『足跡』を剥離し、手に取る。
修子の歩幅はおよそ『70cm』程度。女性としては平均的な歩幅だ。
チラ
上階の『踊り場』を見るが、さすがに何もなしでは指先すら届きそうもない。
周囲の棚などの『踏み台』を用いればあるいは、といった具合だ。
同時に『吹き抜け』についてもう一つ気づく。このホールの吹き抜けは『3階まで続いている』。
小部屋にいたのでは、広い邸内で二人を探し出すのは少なからず時間がかかる。
だが庭やホールなどの広い空間であれば、嫌でも目に付く。音も届くだろう。
『ジギー』がホールか庭へと言ったのはそのためでもあるはずだ。
278
:
佐名 慈真『ゴースト・ファイルズ』
:2023/12/30(土) 16:10:14
>>277
「ここに留まるのがベスト、か」
ホールに踏み入り、東の壁の南にある『棚』へとゆっくり後退する。
距離を取るべきか、詰めるべきか。判断が難しい。
「出来れば、そのガラス片は捨ててもらいたいんだが……
血も出ている。治療をした方が良いと思うが、どうだ?」
あまり効果は無いだろうが、後退しながら『修子』に話しかけてみる。
279
:
『蜘蛛の伝言』
:2024/01/01(月) 20:10:07
>>278
「―――――――」
呼びかけに『修子』は応えない。
『スタンド』に覆われた頭をそちらへ向けるのみだ。
「『アァッ』!!!」
ドバ ッ !
瞬間、『衝撃波』が佐名に向けて放たれるが―――
ズ ァ ッ!
ギィ ン!
『黒色の壁』が足元から浮き上がり、それを受け止める。
「『間に合った』か!」
上から黒い影・・・『ジギー』が佐名の足元に降ってくる。
相変わらず表情は読み取りようがないが、少々『焦っている』ような口調だ。
「『佐名』!君のおかげで『拓海』は意識を取り戻した!
感謝の言葉を伝えたいが、それよりも先に伝えなければいけないことが『二つ』ある!」
「一つに、『まだ』拓海はここに来れない。三日寝たきりだったからな。
とはいえ彼女との『繋がり』が復活した今、私は十分に『能力』を使える。
君の手助けができるというわけだ!」
『黒色の壁』が溶けるようになくなり、黒い粉――砂鉄が佐名の周囲に広がる、
「ふたつめは、『修子の能力の正体』だ!
何かしら掴んでいるかもしれないが、あれはただの『音波』でも『衝撃波』でもない。
『火星の技術』に非常に近いもので、『衝撃波』や『反響定位』は『応用』でしかないんだ!」
「物体には『疲労破壊』という現象がある。弱い力を持続的に与えつづけることで破壊に至る現象のことだ。
特定の波長の音波を、特定の物体に持続的に与え続けて『振動』を起こすことで、ごく短時間で『修子』の能力はそれを引き起こす!
振動によって分子レベルで『疲労破壊』を物質に波及させ、分子構造ごと破壊、崩壊させてしまう!
我々はこれを『孤立波固有振動崩壊現象』と呼ぶが、これは理論上あらゆる物質を『崩壊』させることが可能なのだ!
『材木』!『鋼材』!『コンクリート』!『地盤』!果てには『水分』を『水素』と『酸素』に分離させてしまうことすら可能だろう!」
『拓海の部屋』のドアが破壊された時のことを思い出す。
通常の物理破壊とは異なる、『崩れていく』様な破壊・・・!
「今はまだかもしれないが、彼女が『コツ』を掴んでしまったならどうなるか!」
「『彼女の能力で地球がヤバい』!」
280
:
『蜘蛛の伝言』
:2024/01/01(月) 20:11:28
■×××××××××××××■□□□□■
■□×××××××××××□■□□□□■
■□□×××××××××□□■□□□□■
■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■
■□□□□□□修□□□□□□■□□□□■
■□□□□□□□□□□□□棚■□□□□■
■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■■■■■
■□□□□□□□□□□□□□扉□□□□□←階段■
■□□□□□□□□□□□□□扉□□□□□←階段■
■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□←階段■
■□□□□□□□□□□□□□扉□□□□□←階段■
■棚□□□□□□□□□□□□■□□□□■■■■■
■□□□□□□□□□□□□佐■□□□□■
■棚□□□□□□□□□□□棚■□□□□■
■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■
■棚□□□□□□□□□□□□■□□□□■
■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■
×・・・3mほど上にある2階から張り出した『踊り場』。
281
:
佐名 慈真『ゴースト・ファイルズ』
:2024/01/02(火) 02:34:17
>>279-280
「……吉報だ。
時間を稼いだ甲斐があった」
すわ万事休すかと思った瞬間、
現れた壁と『ジギー』、出来すぎなくらいの登場に息をひとつ吐く。
「しかし……オオゴトになってきたな。
家族を壊すつもりも、もちろん無いが。
地球を壊しそうになるとはな」
「だが、やることが決まった」
少々荒っぽくはなるが、
『修子』さんを気絶させれば解決できるだろう――。
と思考を回しつつ、『棚』には何が収まっているのかを見る。
「『ジギー』、その壁は何度も展開出来るか?
オレが彼女に近づくまでの間という意味だが」
『ゴースト・ファイルズ』が
『修子の足跡』を貼り付けた『ハンチング帽』と
『扉を開いた際の佐名の足跡』を両手に構える――。
282
:
『蜘蛛の伝言』
:2024/01/04(木) 18:53:32
>>281
棚の中には真っ白な皿が何枚も入っている。
他の棚も同様と考えて良いだろう。
「可能だが、『限度』がある。私の『操作速度』の問題だ。」
棚の確認の傍ら、足元の『ジギー』が喋りだす。
「『衝撃波』を防ぐ壁をつくるためには、 『配置』、『展開』、『圧縮』の3つのプロセスが必要になる。
粉末を操作して配置し、壁として展開、その上で衝撃波に耐える硬度厚みを得るため圧縮する必要があるわけだ。
『アルミホイル』を叩いて『球』を作ったことはあるか?『圧縮』についてはああいう理屈だと思えばいい。」
「したがって、壁の連続展開には『ラグ』が発生する。
修子が連続で『衝撃波』を放ったり、壁が破壊されてしまうと間に合わない可能性がある。
付け加えると、『衝撃波』そのものは防げても、『衝撃波で吹き飛んでくる物体』を完璧に防げるかは怪しいぞ。」
強固に見えても所詮元は粉末。質量攻撃においては分が悪いということだろう。
両手のガラス片はもちろん、飛んできそうなものは山ほどある。
『絶対防御』というわけにはいかないはずだ。
「ア」 ビリ
「アアアァアア」 ビリビリ ! ゴゴゴ!
「『アアアアアアアアアア――――――』」 ゴゴゴゴゴ ! ズズズズ!
ウオン ウオン ウオン ウオン ウオン ウオン
「・・・まずい!そう来たか!」
『修子』が声を上げる。『衝撃波』ではない。
一度見た、扉を崩壊させた時と同じ『叫び』だ。だが、『規模』が全く異なる。
地鳴りのような、家全体を揺るがす『振動』が始まる――――!
283
:
佐名 慈真『ゴースト・ファイルズ』
:2024/01/04(木) 23:44:42
>>282
「この振動、正気か!?
いや、正気じゃないから殴り飛ばすんだったな」
扉が崩れるように破壊されたのを考えれば、
完全に崩壊するまでに時間はかかるはずだが、
それでも今すぐにでも止めた方がいいだろう。
「『ジギー』、『1枚』だ。
作るのは『1枚』でいい。
彼女(修子)の手前に『登れる傾斜』のついた壁を頼む。
傾斜が無理なら、普通の壁でいい。『こっちで何とかする』」
そう伝えた後、『ゴースト・ファイルズ』と共に
『修子』に向かって全力で一直線に『駆け出す』。
■□□×××××××××□□■□□□□■
■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■
■□□□□□□修□□□□□□■□□□□■
■□□□□□□□★□□□□棚■□□□□■
■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■■■■■
★……壁を作って欲しい位置
284
:
『蜘蛛の伝言』
:2024/01/08(月) 01:01:38
>>283
ズ ズ ズゴ ズ ズ ゴ ズ ズ ゴゴ!
パリン ! ガシャン !
ドカ!
「おおむねその通りだ!
彼女の身体は『強化』されている!多少手荒にやっても大事には至らない!」
『崩壊』が始まっている。壊れた照明ガラスやその部品が、ホールに不規則に降ってくる。
足元のフローリングの質感も、『朽木』のようにやわらかくなっている感覚がある。
地響きのような『振動』の最中、『ジギー』が叫ぶ。
「この『崩壊現象』の中では長く維持できないぞ!
元々人間のような『重量物』をきっちり支え続ける強度は期待できないが!」
ゾ ザァ ッ !
ギン ッ!
『指定の位置』へ砂鉄が素早く移動し寄り集まって、『傾斜のある壁』が作られる。
『粉』が集まって固まれば『立体』になるッ! この概念!!
「ッ――――持って『10秒』というところだ!」
「すまないが、任せるぞ!」
285
:
『蜘蛛の伝言』
:2024/01/08(月) 01:07:07
■×××××××××××××■□□□□■
■□×××××××××××□■□□□□■
■□□×××××××××□□■□□□□■
■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■
■□□□□□□修□□□□□□■□□□□■
■□□□□□□□★□□□□棚■□□□□■
■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■■■■■
■□□□□□□□□□□□□□扉□□□□□←階段■
■□□□□□□□□□□□□□扉□□□□□←階段■
■□□□□□□□□□□佐□□□□□□□□←階段■
■□□□□□□□□□□□□□扉□□□□□←階段■
■棚□□□□□□□□□□□□■□□□□■■■■■
■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■
■棚□□□□□□□□□□□棚■□□□□■
■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■
■棚□□□□□□□□□□□□■□□□□■
■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■
状況:『崩壊』が進行中。『落下物』に注意。
×・・・3mほど上にある2階から張り出した『踊り場』。
★・・・砂鉄の傾斜壁。『佐名』の全力疾走で十分間に合う距離。
286
:
佐名 慈真『ゴースト・ファイルズ』
:2024/01/09(火) 00:42:06
>>284-285
「問題ない、オレならば『駆け上がれる』」
『傾斜壁』まで一気に駆ける。
その間に襲ってくる落下物に関しては、
『ハンチング』と『オレ自身の足跡』を
投げつけ、『解放』することで致命的なものを
『2つ』までは弾くことが出来るだろう。
『ゴースト・ファイルズ』の『精密動作性』ならば、
落下物の見分けも、弾きも問題ないだろう。(精密動作性:A)
ゴースト・ファイルズ
「『オレはそれを残さない』」
そして、『傾斜壁』に踏み込む直前に
『忍び足』を発動するために
『ゴースト・ファイルズ』を自身に重ね合わせる――!
287
:
『蜘蛛の伝言』
:2024/01/12(金) 02:46:31
>>286
ゴゴゴ ! ゴゴゴゴゴ!
「『アアアアアア―――――』」
ダッ !
崩れ行く破壊的な音響の中、『傾斜壁』へ向かって走る。
ギラ ! ギラン!
ガラス片が降ってくるが、『ゴースト・ファイルズ』の精密さならば!
シバッ! パァン ッ !
『足跡』を投擲し、『解放』することで迎撃が十分に可能だ!
狙いを誤るということも、防ぐべきを見誤ることもない。
ズ ゥ ッ
『佐名』が近づくのを察してか、『修子』が腰を低く落とす。『迎撃』の構えだ。
『傾斜壁』は目の前。『佐名』は『ゴースト・ファイルズ』を自身に重ねる―――
288
:
『蜘蛛の伝言』
:2024/01/12(金) 02:48:35
■×××××××××××××■□□□□■
■□×××××××××××□■□□□□■
■□□×××××××××□□■□□□□■
■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■
■□□□□□□修□□□□□□■□□□□■
■□□□□□□□★□□□□棚■□□□□■
■□□□□□□□□佐□□□□■□□□□■■■■■
■□□□□□□□□□□□□□扉□□□□□←階段■
■□□□□□□□□□□□□□扉□□□□□←階段■
■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□←階段■
■□□□□□□□□□□□□□扉□□□□□←階段■
■棚□□□□□□□□□□□□■□□□□■■■■■
■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■
■棚□□□□□□□□□□□棚■□□□□■
■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■
■棚□□□□□□□□□□□□■□□□□■
■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■
状況:『崩壊』が進行中。『落下物』に注意。
×・・・3mほど上にある2階から張り出した『踊り場』。
★・・・砂鉄の傾斜壁。持続残り時間『7秒』。
修・・・腰を落として『迎撃』の構え。両手には変わらずガラス片を握りしめている。
289
:
佐名 慈真『ゴースト・ファイルズ』
:2024/01/12(金) 23:17:33
>>287-288
バカ正直に突っ込んでくるならば、
動く必要は無い、ならば待ち受けて狩ればいい。
当然の帰結だ。
ならば、視線を下げた時にオレから一瞬ぐらいは目を離すだろう。
「『3歩目』に周囲にぶち撒けろ『ジギー』ッ!」
『傾斜壁』に踏み込む瞬間に声を上げて、
『ジギー』に声を上げて指示を出す。
『振動』による探知を少しでも狂わせるのが狙いだ。
同時に、『忍び足』で『傾斜壁』を一気に駆け上がる。
人を支えるには心細い砂鉄の集まりであっても、
『忍び足』で『足跡』を消去しながら、
駆けることで破壊することなく、この壁を駆け上がれる。
また『忍び足』は通常、短距離を駆けるほどの速さには
追いつかないが、集中し『3歩』だけならばギリギリいけるだろう。
そもそもこの『3歩』に必要なのは、速さではなく、
3歩目で踏み切るための『踏み込みの強さ』。
そしてそれによって得ることのできる『跳ぶ高さ』だ。
『傾斜壁』の『3歩目』から踏み切って、
『跳んで』降り立つ先は――『修子』の『背面』だ。
視線を下げ、舞い散る砂鉄で探知も潰された『修子』の虚を突く。
290
:
『蜘蛛の伝言』
:2024/01/16(火) 02:43:57
>>289
タ!
タ!
ダンッ !
『忍び足』を使って!『砂鉄の壁』を駆け上り飛ぶ!
ド
ッパ ァ!
同時に!今まで壁としての形を保っていた『砂鉄』が周囲にぶちまけられる!
さながら前に使った『煙幕』のようだが、今回は粉末とはいえ比重の重い『砂鉄』。
探知を攪乱する効果は期待できるだろう。
スタ !
『忍び足』のまま、音もなく『修子』の背後に着地する。
とはいえ、いかに探知をごまかしても、いくらなんでも『近すぎる』。
ピク !
単純な『人の気配』に、『修子』が反応したのが至近で分かるはずだ。
この距離でまともに『衝撃波』を食らえば、ただではすまない。
ビキ ッ ! メキキ !
そして、『嫌な音』が頭上で響く。『踊り場の崩落』が頭をよぎる。
分散した『砂鉄』が『踊り場』のほうへと集まっていくのが見えるが、果たして間に合うかどうか。
互いの喉元に手が届く『至近距離』、そして一秒を争う『状況』!
もはや『決着』は数秒のうちにつくだろう。『つけなければならない』!
291
:
『蜘蛛の伝言』
:2024/01/16(火) 02:46:01
■×××××××××××××■□□□□■
■□×××××××××××□■□□□□■
■□□×××××××××□□■□□□□■
■□□□□□□佐□□□□□□■□□□□■
■□□□□□□修□□□□□□■□□□□■
■□□□□□□□□□□□□棚■□□□□■
■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■■■■■
■□□□□□□□□□□□□□扉□□□□□←階段■
■□□□□□□□□□□□□□扉□□□□□←階段■
■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□←階段■
■□□□□□□□□□□□□□扉□□□□□←階段■
■棚□□□□□□□□□□□□■□□□□■■■■■
■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■
■棚□□□□□□□□□□□棚■□□□□■
■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■
■棚□□□□□□□□□□□□■□□□□■
■□□□□□□□□□□□□□■□□□□■
状況:『崩壊』が進行中。『落下物』に注意。
×・・・3mほど上にある2階から張り出した『踊り場』。『崩落』が近い
修・・・腰を落として『迎撃』の構え。両手には変わらずガラス片を握りしめている。背後の『佐名』に気づいた。
292
:
佐名 慈真『ゴースト・ファイルズ』
:2024/01/16(火) 22:22:26
>>290-291
振り返らんとする『修子』の身体を突き飛ばし、その体勢を崩す。
そして、その頭部を覆うスタンドに向けて『足跡』による一撃を叩き込む。
ソレ
「『オレは足跡を残さない』が……アンタは『残している』」
オレ自身の足跡は『忍び足』による着地で残ってはいない。
ならば、誰の足跡を使うのか?答えは『修子』のものだ。
突き飛ばしたことで、『修子』が後ずさりした位置には
『踊り場から着地した際の足跡』が残っているはずだ。(
>>289
mail欄)
その足跡を屈み込んで剥がし取り、
そのままの勢いで『修子』の頭部のスタンドヴィジョンの顎先に、
突き上げる掌底のように直に貼り付け、即座に『解放』する。
女性1人分の体重の着地の衝撃がこもった足跡ならば、
オレ自身の拳よりも重たい一撃になるだろう。
293
:
『蜘蛛の伝言』
:2024/01/19(金) 16:13:11
>>292
ドウ ッ !
こちらへと振りむく修子へ、対応の余地を奪う『突き飛ばし』!
ガ ァン !
グ ラッ ・ ・ ・
『金属製の金庫』へ突っ込んだかのような頑強な手ごたえだが、それほどの『重さ』は無いようだ。
大きくよろめきながらも、修子は『佐名』を捉えんと身体を翻す。
だが『それがいい』。その位置が、その態勢が『ものすごくいい』!
ビビ ィ ―z__ ッ !
『剥がして』!
ビタ ァッ !
「『アアアアアアア――――――』・・・!!」
『貼り付ける』!
『3m上空からの落下衝撃』とはどの程度のものなのか?
仮に修子の重量を『60kg』、重力加速度を1Gの影響下『9.80665と』置く。さらにこれが『自由落下』であると想定した場合・・・
『落下に伴う力学的エネルギー』は単純計算で『1765.2J』!
『5.56×45 mmNATO弾』の実包火力が『1767J』・・・つまり『ライフル弾』とほぼ同等の破壊力を有する。
つまるところ、『スゴい破壊力』ということになる!
ド ッパ ァ
ァ ァ ン !
ドッヒャア―――――ッ
ドッ ガァ!
「――――やったか!」
その威力にふさわしい、耳をつんざく『炸裂』が響き渡り、修子は反対側へ吹っ飛ぶ!
それを見て、『ジギー』が安堵の声を上げるが・・・
メキ メキメキ バキキ !
「ええい、間に合わんか・・・・!?」
頭上から不穏な音が一層大きく聞こえる。
『叫び』が止んでも、『既に起きた崩壊』が止まるわけではない。『危険』はまだ終わっていない。
294
:
佐名 慈真『ゴースト・ファイルズ』
:2024/01/19(金) 23:05:04
>>293
「……ッ!
コイツは想定以上だ……」
外していたらと思うと冷や汗が出るが、
汗拭く暇も無いらしい。
「大黒柱までは逝って無いでくれよ……!」
『忍び足』を解除し、『ゴースト・ファイルズ』を剥離。
『修子』が吹っ飛ばされた方向に駆け出す。
流石に瓦礫に潰されちゃ、目覚めが悪いからな。
落下物は可能な限り、『ゴースト・ファイルズ』に弾かせる。
腕っぷしではなく精密さで最低限の物は、どうにかしたい。
295
:
『蜘蛛の伝言』
:2024/01/21(日) 23:06:04
>>294
パラ・・・
パララ・・・
すぐさま修子へと駆け寄る。『崩壊』自体は停止したため、先ほどのように瓦礫が雨あられ落ちてくるということはない。
とはいえ『崩壊』は不可逆。脆くなった柱や壁、床などがいつ崩落するかは誰にも分からない。
修子は『崩壊』で脆くなった壁にめり込むような形で動きを止めている。『気絶』しているようだ。
体制を崩したうえで、という前提はあるにせよすさまじい威力だ。
ギシ ギシイ・・・・・
ガ クン
砂鉄で補強された『踊り場』が傾く。時間はあまりなさそうだ。
だが、崩壊しかけで足場も悪い中、修子を伴って離脱できるものだろうか・・・?
ダダダ
ダダダ
ダダダ
ダダダ ・ ・ ・ ・
刹那、どこからか『足音』が聞こえた。すさまじく『速い』歩調だ。
『駆け下っている』ようにも聞こえる。
「―――『間に合った』か!」
それを耳にした『ジギー』が声を上げる。
「『佐名』! 悪いが私はこれを支えるので手いっぱいだ!
『西側の壁』だ!叩いて合図を送ってくれ!」
「『開ける』ぞ!」
296
:
佐名 慈真『ゴースト・ファイルズ』
:2024/01/22(月) 02:05:36
>>295
気絶した『修子』に肩を貸す形で
ともに立ち上がる。
「……そういうことか!
『ゴースト・ファイルズ』ッ!」
『西側の壁』に近づき、『ゴースト・ファイルズ』に
殴打を連打させる。
この時、壁を破壊するでなく、響き鳴らすように叩く。 破ス精DCA
297
:
『蜘蛛の伝言』
:2024/01/22(月) 02:44:30
>>296
『ゴースト・ファイルズ』ッ!
ウ ォォォ――――z_____ム
ダ ダ ダ ダ ダ
ダ ダ ダ ダ ダ ッ !
壁を叩き鳴らす!
非力な『ゴーストファイルズ』では到底破壊はおろか罅を入れることすらかなわないが・・・
希望を呼び込む『導』にはなる!
「ここだ『拓海』!『ぶち破れ』!」
アイ・アイ・サー
「『了解』ッ!」
バ
ッコ オ ォ
オ オ !
『ゴースト・ファイルズ』の殴打部から3m程度右側の壁が、さながら発破のごとく破られる!
崩れる壁と瓦礫煙の中から、パジャマ姿の『少女』が姿を現す。
「『ジギー』!」
「ここは長く持たん!早くいけ!」
『崩壊』で脆くなっているとはいえ、人間が生身で壁を破るなど『ありえない』が・・・
目の前の状況はその『ありえない』光景を示している。
「話は後で!『脱出』します!」
『少女』が盛大に空いた壁の穴を示す。『ついてこい』だ。
298
:
佐名 慈真『ゴースト・ファイルズ』
:2024/01/22(月) 20:37:37
>>297
「助かった、スーパーガール」
『修子』を担ぎ、空いた壁の穴を抜けて脱出する。
依然として、危険な落下物は『ゴースト・ファイルズ』に
可能な限り弾かせていく。
『ジギー』のことも気になるが、
真っ二つになっても無事だったのだ。
多少のことは平気だろう。
299
:
『蜘蛛の伝言』
:2024/01/24(水) 00:45:53
>>298
コ ォ ォ ォ ォ ォ!
ド ガ !
「まだちっとも助かっちゃいませんよ!」
『佐名』の軽口に応えながら、『少女』は先の壁にも通路穴を開ける。
「このまま『真っすぐ』抜けますから!」
どうやら壁をぶち抜きながら、『最短』で抜けるつもりらしい。
徐々に大きくなる破壊音を背中に聞きながら、三人は『桧山邸』を後にする・・・
ズズズ
ズゴゴゴゴ ・ ・ ・
・ ・ ・ ・
―――現在 午後14時45分 新星見駅の北15km 『桧山邸・庭』―――
「かいつまんでですけど、話はだいたい『ジギー』から聞きました。」
ペコ!
「ありがとうございます。『ジギー』のことも、『お母さん』のことも。」
目の前の『少女』は、小さい体をさらに小さく折り曲げて頭を下げた。
さきほどのやり取りから言って、この『少女』が『拓海』なのだろう。
300
:
佐名 慈真『ゴースト・ファイルズ』
:2024/01/24(水) 02:35:23
>>299
「礼を言われるには、
少々気が引ける状況ではあるな」
地面に敷いたジャケットの上に
『修子』を寝かせ、『桧山邸』に目を向ける。
どれだけ原型が残っているかわからないが、
少なくともしばらく住むのは無理だろう。
「仕事で『家』が壊れたのは初めてだ。
……目覚めが悪くならずに済んだのは、
オレとしては喜ばしいことではあるがね」
息を大きく吐いて、『ゴースト・ファイルズ』を解除する。
301
:
『蜘蛛の伝言』
:2024/01/24(水) 17:21:45
>>300
『桧山邸』の外見に大きな影響はない。
だが内部はめちゃめりゃだろうし、『崩壊』の影響がどこまででているのか定かではない。
大規模な修繕が必要なのは間違いないだろう。
「でも、必要なことだったと思います。」
『拓海』は顔をあげて、真っすぐに『佐名』を見た。
「『8歳』のころからずっと隠してきました。自分の身体のこと。『ジギー』のこと。
ずっとそれが嫌だったんです。見えないものは信じてもらえませんから。
血の繋がった家族にさえ話せないことを、抱えながら生きていくしかないんじゃないかって。」
「こんなことになってしまったけど、おかげであたしは秘密を打ち明けることができるようになりました。
あの日から止まったままだったけれど、あたしたちは『家族』として、やっと『立ち上がる』ことができます。
間違いなく『佐名』さんのおかげです。だから・・・」
ペコ!
「ありがとうございます、『佐名』さん。」
モコモコ ボコ !
「私からも礼を言わせてくれ。君のおかげで助かった。
私たちの命が、というだけではない。」
足元の土が盛り上がり、中から這い出るようにして『蜘蛛』のシルエットが顔を出した。
身体についた土を器用に払うと、かしこまった口調で『佐名』に相対した。
「桧山家を救い、あまつさえ地球の未来をも救ったかもしれないのだ。
『ホームズ』にだって真似のできない偉業だ。『パスティーシュ』だなんてとんでもない。」
「『ありがとう』。地球の友よ。」
『ジギー』も拓海と同様に、小さな体を折り曲げて頭(?)を下げた。
異種族異生命といえど、長く共に生活していると似てくるのかもしれない。
「さて、返礼が言葉ばかりでは締まらない。
君にはきちんと、手元に残るお礼をしなくてはな。」
『ジギー』は頭を上げると、調子を戻して喋り始めた。
「ちょっと待って。あたし『給料日』までけっこうあるんだけど。」
「私には私できちんと『蓄え』がある。見損なってもらっては困るな。」
「は?何それ。初めて聞いたんだけど!
そんなのあるならあたしにちょっとくらい・・・!」
「甘やかすとロクでもないことになるから言わなかったのだ。
『13歳』と『14歳』と『15歳』、『17歳』の時に、もらったお年玉を『三が日』のうちに使い切ったのは誰だ?
しかもよりにもよって、両親に行くなと言われていた『ゲームセンター』で、だ。」
「・・・・・」
302
:
佐名 慈真『ゴースト・ファイルズ』
:2024/01/24(水) 20:14:37
>>301
「……フッ、元気が戻ったら、
また子守が大変そうだな『ジギー』?」
やはり無事だった『ジギー』と
どうやら箱入りではなさそうな『拓海』との笑みを漏らすと、
2人に背を向け、桧山邸の中で1本だけ取り出していた煙草を
――くしゃくしゃになったであろう『ハイライト』を丁寧に整える。
「『探偵』ってのはロクでもない仕事だとは思ってはいるが……
こういう日もたまにはある。そういう時だけは、悪くないと思ってるとも」
ライターで火を付け、その煙をたっぷりと肺に取り込まんとする。
303
:
『蜘蛛の伝言』
:2024/01/24(水) 21:15:30
>>302
「いやまったくだ。『20歳』も過ぎてこれではいつ目を離していいものか分からん。
・・・いや、親とは『そういうもの』なのかもしれないな。私の種族に『親子』という概念はないが・・・
特に今回の『修子』をみていたら、分かる気がするよ。」
「親にとって子はいつまでも子なのだな。」
しみじみと絞り出すように『ジギー』が呟く。
正気を失っていたとはいえ、『修子』の攻撃性・・・スタンドを扱う『精神力』はすさまじかった。
それを子を守るという『本能』ではなく『理性』で扱えるようになれば、こんなことはもう起きないだろう。
「おっと、『お礼』だったな。手を出してくれ。」
ズズ ズズズ !
ド パァ !
『ジギー』の出てきた穴から『金色の粒子』が噴水のように飛び出す。
「『金』だ。私たちの乗っていた『宇宙船』の部品に使っていたものだが・・・もはや私には必要のないものだ。
『桧山邸』の修繕に使う必要があるからすべては渡せないが・・・君の役に立ててくれ。」
シル シルル
砂金様の『金』が『佐名』の手に収まる。重さから言って『30万円』はくだらないだろう。
「・・・これからのことは、簡単には行かないと思います。
家はこんなんだし、お母さんも自分を責めるだろうし、『ジギー』のことは荒唐無稽すぎますし。」
「でも、あたしにもお母さんにも、『ジギー』にも必要なことですから。頑張ってみます。
時間をかけてでも、きちんと話し合っていかないと。」
ウゥウウ―――――――
ピーポ― ピーポ― ピーポ― ピーポ― ・・・
遠くからサイレンが近づいてくる。『救急車』のものだ。
「あたしが呼んだんです。万が一があるといけないので・・・
見た感じ怪我はなさそうですけど、『佐名』さんも病院へいったほうがいいと思います。
あたしたちもお母さんの付き添いで乗っていきますから。」
「『修子』の能力が身体にどんな影響があるのか分からないからな。
人間が扱う以上、あの『崩壊』が骨や内臓に影響を与えるとは思えないが、念のためだ。
・・・私たちが口裏を合わせておけば、第三者にあらぬ疑いをかけられる事もないだろう、ということもある。」
304
:
佐名 慈真『ゴースト・ファイルズ』
:2024/01/24(水) 22:45:09
>>303
「『値千金』だ。
報酬として、ありがたくもらっておく」
『金』なんぞ不要とカッコつけられれば、
格好もついたろうが、生憎と自転車操業だ。
もらっておこう。煙と霞では人は生きられない。
「あまり無責任なことも言えないが……
そうやって前を向ける家族は大抵、大丈夫だ。
うつむいているよりは、ずっとな」
救急車のサイレン音を聞き、
煙草の火を靴の踵に押し当てて消す。
「身体が砂山になってない以上、
大丈夫だとは思うが、餅は餅屋か。
心配は受け取っておこう。恩に着る」
305
:
『蜘蛛の伝言』
:2024/01/25(木) 21:07:28
>>304
ウウゥ――――――――・・・ !
サイレンの音が徐々に大きくなり、ごく近くで止まった。
ほどなくストレッチャーを伴った救急隊員が駆けつけてくる。
何も思うところがなければ、このまま彼らに伴われて『クリニックセンター』へと向かうことになる。
ガラガラガラガラ・・・・
ストレッチャーに乗せられた『修子』が運ばれていく。
『スタンド』による防護のおかげか、目立った外傷はないように見えた。
暴行などのかどで『佐名』に嫌疑がかかることもないだろう。
「『佐名』、君に会えてよかった。」
「きっと『また会おう』。」
! ・・・――――――――ゥウウ
サイレンのうち一つがが遠ざかっていく。
一足先に運ばれていく『修子』に付き添っていく去り際、『ジギー』の声が聞こえた。
奇妙な出会い、奇妙な時間だったが、『佐名』にとって実りあるものだった・・・のかもしれない。
『佐名』がこの街でスタンド使いとしてある限り、こうした奇妙な出会いは増えていくだろう。
そのすべてが、今回のように終われるとは限らないが。
306
:
佐名 慈真『ゴースト・ファイルズ』
:2024/01/25(木) 21:24:52
>>305
救急隊員に自力で歩けることを伝え、
自力で救急車に向かうことにする。
「次は『ペット探し』ぐらいで頼む。
友人割引で安くしよう」
『ジギー』たちを見送り、
自身も救急車に向かう。
「ところで搬送先に喫煙所は……この間、無くなった?
そいつは残念だ」
「気持ち良く終わった仕事の後の一服のために、
『探偵』をやってるものでね」
307
:
『蜘蛛の伝言』
:2024/01/25(木) 22:55:42
>>306
バ タム !
ピ――ポ――ピ――ホ――゚ピ――ポ―― ・ ・ ・
救急車へ乗り込みストレッチャーに腰掛けると、しばらくして車両が動き出す。
『仕事終わりの一服』は、少なくとも精密検査が終わるまではお預けになるだろう。
・・・
・・・
・・・
―――数か月後 1月初頭 『シーマ探偵事務所』―――
『佐名慈真』が事務所へ初出勤を済ませると、DM類に紛れて『年賀状』が届いていることに気づくだろう。
差出人には『Z/S』との記載があった。
年賀状には簡単な新年の挨拶と、一枚の写真。
『修子』、『拓海』、『父親』と思しき男性。
その肩には、『粉っぽい蜘蛛』のシルエットが共に写っていた。
『蜘蛛の伝言』 ――おしまい
佐名 慈真『ゴースト・ファイルズ』
→『疲労のため要静養(入院の必要なし)』。『再起可能』。『30万円』GET!
桧山 拓海&『ジギー・スターダスト』
→『繋がり』を取り戻す。『再起可能』。
桧山 修子『トーン』
→『三日間の入院』。『スタンド能力に目覚める』。『再起可能』
308
:
『蜘蛛の伝言』
:2024/01/26(金) 14:50:40
『桧山 修子』に目覚めたスタンド。
身体にまとわりつく『傷』や『バイザー』、『ヘッドホン』、『マズルガード』のヴィジョン。
本体の声を増幅、変換し『音波』に変換する能力。『纏うタイプ』に属する。
本体の声が『マズルガード』を経由することで増幅され、一種の音波に変換、発散される。
単純な『大音響』や『モスキート音』など『音』としての利用は当然として、
音波振動を『エコーロケーション』や『衝撃波』としての利用することも可能である。
『バイザー』には自身の発揮した『音波』を可視化する効果がある。
引き換えに通常の意味の視覚を失っており、『エコーロケーション』を常用していたのはこのため。
『ヘッドホン』には『音波』から自身の聴覚を守るための防護として働く。
副次的な効果、あるいは当時の本体の精神が反映されているのか、文字通り『人の話を聞かない』状態となる。
このスタンドの真価は、音波による『振動』を利用した『孤立波固有振動崩壊現象』の再現にある。
『振動』によってごく弱い衝撃を与え続けることで『物体の疲労破壊』をごく短時間で引き起こす減少で、
理論上は、原子構造さえ把握すればこの世のすべての物質を『崩壊』せしめることが可能である。
ただし、狙った物質を崩壊させるためには本体に『高度な発声技術』が求められる。
あくまで『声の増幅・変換』がスタンドの能力であり、『調節』については埒外だからである。
また、長時間の連続使用は『体力』を消耗する。常に大声を張り上げているようなものだからである。
事件当時、これらの欠点をある程度『克服』しているように見えたのは、
思い込みや暴走もあるとはいえ、ひとえに『母』という生物の『凄み』・・・
『子を守る』という一念が『精神力』を爆発させていたという点に尽きる。
『トーン』Torn
破壊力:声量次第 スピード:C 射程距離:C
持続力:A 精密動作性:C 成長性:A
(元ネタ:ttps://youtu.be/VV1XWJN3nJo?si=BIYvDpm9c6vcSwFR)
309
:
『蜘蛛の伝言』
:2024/01/26(金) 14:51:24
『桧山 拓海』のスタンド?自称『火星生命体』。
大きな『徘徊性の蜘蛛』のような姿をしている。
『粉末』、『粒子』といったものを意のままに操る能力。
この能力は、彼の種族であれば誰もが持っているものであるらしい。
実際には粉末そのものを操っているのではなく、
『ジギー・スターダスト』が発する『生命エネルギーの奔流』に粉末を乗せている、というのが正しい。
(現象としては『生命磁気への波紋疾走』に近い。)
『ジギー・スターダスト』
破壊力:D スピード:B 射程距離:C
持続力:D 精密動作性:A 成長性:C
310
:
『蜘蛛の伝言』
:2024/01/26(金) 14:51:51
★氏名―『火星から来た蜘蛛の群れ 第B群9番313項 Z199Y-SDt』
★通称―『ジギー・スターダスト』あるいは『ジギー』
★能力―粉末を操る。
★性別―便宜上男性 ★年齢―不明(種族の中では若い) ★血液型―なし(血液がない)
★生まれ―火星
★髪の色―なし(体毛がない) ★瞳の色―なし(瞳がない)
★趣味―学習、研究 ★身長―体長10cm、レッグスパン30cm
★好きな映画―『インターステラー』 ★好きな色―青(火星にはない色のため)
★性格―壮年男性のような落ち着きのある性格。
これは元来のものではなく、地球で『桧山 拓海』と生活する中で変化したもの。
彼らの種族は寿命があまりに長大であるため、過去や周囲の環境に興味がない。
しかし変わり者はいるもので、遠く輝く『地球』に興味を持った若い一団が終結。
地球見学のため宇宙へ飛び出した・・・というのが事の発端であるらしい。
★外見―巨大な『徘徊性の蜘蛛』の外見をしている。
体組織の構造は地球生命とあまり変わりないが、身体は岩石や金属のようである。
これは火星生命を構成する『アミノ酸』が地球においては未知のものあるため。
『スタンド使い』にしか見えないが、これは実体化していないからではなく
『ジギー』を包む厚い『生命エネルギー』がベールのように作用しており、
その向こう側を一般人は認識することができないからである。
『スタンド』というエネルギー体を視認できる『スタンド使い』はベールの存在を認識できるため
結果として『スタンド使い』にのみ視認できるというからくりである。
★備考―『生命エネルギー』そのものを代謝するという、地球生命には見られない特性を持つ。
結果、他の個体との『共生』がなければ生命維持を行うことができない。
火星においては同種で群れを作り、地球においては『桧山 拓海』と『相利共生』を結ぶことで生存している。
311
:
『蜘蛛の伝言』
:2024/01/26(金) 14:52:24
★氏名―桧山 拓海(ひやま たくみ)
★性別―女 ★年齢―20(大学生) ★血液型―AB
★生まれ―乙女座 ★髪の色―黒 ★瞳の色―黒
★趣味―天体観測 ★身長―135cm
★好きな映画―『2001年宇宙の旅』(母の好きな映画だから) ★好きな色―黄
★性格―明朗快活そのもの。
前向きなところが取り柄とは本人の弁。
★外見―短く切り揃えたショートヘア。動くのに邪魔だからとは本人の弁。
暇さえあれば単独で天体観測に出かけるなど、幼少期から活動的であったが、現在はインドア派。
これは『ジギー』と共生関係を結んだことが契機となっている。
★備考―幼少期の事故によって代謝機能の一部を喪失。
失った代謝機能を『ジギー』による『生命エネルギーの貸与』で補っている。
その結果、常人の数倍の『生命エネルギー』を身にまとっており
『身体能力の著しい向上』、『身体的老化(成長)の鈍化』、『異常な回復力』などの影響が現れている。
現在インドア派なのはこの身体的特徴のため。
勉強は苦手よりだが、『ジギー』のおかげでなんとかなっているらしい。
312
:
『蜘蛛の伝言』
:2024/01/26(金) 14:53:38
★氏名―桧山 修子(ひやま のぶこ)
★性別―女 ★年齢―48 ★血液型―A
★生まれ―獅子座 ★髪の色―黒 ★瞳の色―黒
★趣味―天体観測 ★身長―175cm
★好きな映画―『2001年宇宙の旅』 ★好きな色―橙
★性格―元々は放任主義を旨とし、拓海の自由意思を尊重する母親であったが、
幼少期に拓海が事故が事故に遭ってからは過保護気味かつヒステリックになった。
これは自身の放任主義のせいで拓海が事故に遭ったと思いこんでいるからである。
本来は芯のしっかりした、『女房気質』の女性である。
★外見―長い黒髪に和装の女性。
料理の時は『作業着』を着るらしい。
曰く独身時代の癖であるとかなんとか。
★備考―もともとは宇宙工学のエンジニアであったが、同僚と職場結婚をし引退。
母としても元エンジニアとしても夫を助け、家を守っている。
結婚当初は、拓海が独り立ちをしたら職場に復帰することを考えていたが
事故があって彼女が過保護気味になったことで、そうはなっていない。
313
:
『中田島砂丘の椰子の実』
:2024/01/29(月) 01:24:45
ジリリリリ!
ジリリリリ!
ジリリリリ! ―――ガチャ!
ニッコォー
「はい!こちら『スイバ水産(株)』でございます!
本日はどのようなご用件で―――」
『下手な腹芸はよしたまえよ。『蓚 鉄平』くん。
我々がコンタクトを取るだろうということは、既に『出て』いたのだろう?』
・・・
「せっかちだね。そう、『出て』はいたよ。
だが、目的と正体まではさっぱりだ。手は尽くしたが何もひっかからなかった。
まるで―――」
『『亡霊のようだ』とでもいいたいかね?
それはその通りだ。我々は『亡霊』。本来君たち『生者』の営みに深くかかわることはない。』
『亡霊らしく、墓の下で寝ていたいというのが本音だ。
だが、最近はどうも墓の周りが騒がしくてね。そうもいっていられなくなってきたのだよ。』
「そりゃ気の毒だ。で、ボクらに何の用だい?
墓掃除くらいなら構わないけど、盆まではまだ随分間がある。」
『―――先の襲撃で人を拾ったな?そして『持て余している』。違うかね?』
ダン ッ!
「・・・・『生贄』を所望とは驚いたな。」
『待ちたまえ。そういうことではないんだ。『生体電流をエネルギーに動く発信機』・・・
私ならそれを完全に無力化できる。そのうえで彼らに居場所を与えられる。
・・・まあ、地上より少々黴臭いのは認めるが、悪い話ではないはずだ。』
「――――――――」
『詳しい話は、『私の部下』から聞いてくれ。』
スウ――――――
『既にそちらに着いているはずだ。』
ペコ
「『秋山』と申します。『説明』と『交渉』を、主から仰せつかっております。」
「どうぞ、お見知りおきを。」
314
:
『中田島砂丘の椰子の実』
:2024/01/29(月) 01:37:51
「それでおれにお鉢が回ってきたってか。」
「そういうこと。力を貸してくれないか?」
「中立だとしても、アンタも『アリーナ』には違いねえ。おれは『アリーナ』に与するのはごめんだ。
言ったはずだぜ、なにがあったのかは。」
「そこを曲げて頼むよ。これは『アリーナ』としてのお願いじゃない。
ボク個人の・・・『蓚鉄平』としてのお願いなんだ。」
・・・
「このままボクの能力でかわし続けるのにも限度がある。『根本的な解決』が必要なんだ。
ここの『家族』の命も、『彼ら』の命もあきらめたくない。若い闘士たちが救ってくれたものなんだ。
それを無下にするのは、余りに忍びない。」
ハァ―――――・・・
「そう言えばおれが断れねえって、知ってて言ってんだろ?
『コック』の癖にまったく食えねえおっさんだ。」
「!じゃあ――――」
「目を輝かせるなうっおとしい!ただし、条件があるぜ。
おれの腕はこのとおり。だからおれが選んだ『護衛』を二人ばかし雇わせてもらう。
その費用ももってくれるなら、だ。」
「そのくらいならお安い御用だ。すぐに手配しよう。」
「『見つけた』ら連絡する。それまで連絡すんじゃあねーぞ。
下手にせっついても、困るのはあんたのほうだからな。」
カツ カツ カツ カツ ・ ・ ・ ・ ・ ・
315
:
『中田島砂丘の椰子の実』
:2024/02/17(土) 23:49:04
>>(聖川篤虎『ドゥルセ・ネクタル』)
>>(宮國飛香『グリーリー・エステイツ』)
―――『殺手のマテリア』殺害から4日後―――
―――午後12時 星見駅前 レストラン 『STARGAZER』―――
―――VIP用『401号』個室―――
ズル ズル ッゾバ !
モグモグ モグ!
「『前金』と『景気づけ』代わりに、好きに食っていいぞ。
この後のこと考えるなら、酒はやめておいたほうがいいだろうが。」
白濁したスープが絡む『海鮮パスタ』をすすりながら、目の前の『学ランの少年』はそういった。
右腕にはギプスをつけており、顔にはいくつか真新しい傷がある。
ガチャ !
「あー、『アマダイのポワレ』と『エビとムール貝のブイヤベース』・・・『ライス』大盛で」
チン !
「改めて言っておく。清月学園高等部二年、『村田瑛壱』だ。
覚えなくて構わねえが、これから仕事しようってのに知らねえわけに行かねえだろうからな。」
『次の注文』を内線で済ませたあと、彼は二人に向き直って言った。、
彼は『聖川篤虎』と『宮國飛香』が『スタンド使い』であることをどこからか嗅ぎつけ、『仕事』を持ちかけてきた。
内容は『荷物運び』とその『護衛』。
「おれのオゴリってわけじゃねえんだ。気にしなくたっていいぜ。」
卓の向こう側に座った少年が、二人に向かってメニューを差し出す。
316
:
聖川篤虎『ドゥルセ・ネクタル』
:2024/02/18(日) 08:59:19
>>315
「とても良い食いっぷりだねェ。
やっぱり男子高校生ってのはこうでなくちゃいけねェ」
村田から差し出されたメニューを受け取り目を通すが、
注文を決めあぐねているのか、何度も同じ頁を巡り、しきりに頭を傾げる。
「……色々と目移りしちまうが、決めたぜ。
『ポトフ』と『バゲット』を、そして食後に『ダブルエスプレッソ』を頂戴します。
連日連夜の『酒』で胃が荒れてるから優しい物を食いてェ気分だ」
「『護衛』と『荷物運び』をやってくれって事ですが、
具体的に俺達ァ何をすりゃあいいんでさァ」
317
:
宮國 飛香『グリーリー・エステイツ』
:2024/02/19(月) 05:31:38
>>315
「へェー村田クンってば『高二』かあ。
年齢どうこうって言う気もねェけど、
年下と『仕事』のハナシするってのもなんか新鮮でムズッ痒いよな」
言いながらメニューを受け取り、流すように目を通す。
好きに食べていいと言われたところで、これから仕事を控えている以上、
満腹で動けないというわけにもいかないだろう。
なにより、
「ナニ書いてあんのか一個もわかんねーよコレ。うな重とかない?
『スープ』と『魚』と『肉』と『デザート』を、
『値段の一番高いやつ一個ずつ』持ってきてくれ。
これで腹いっぱいにもなんないだろうし、損した気分にもなンねえだろ」
ぞんざいな注文を済ませると、メニューを『村田』に返すとともに改めて向き直る。
「『積み荷』は訊かねェ。ただ『護衛』ってンだから──『襲われる』謂れがあンだよな?
村田クンがそんな傷だらけになっちまうみてーなアテがあるんなら、
私はそっちの方を訊きたいワケよ」
318
:
『中田島砂丘の椰子の実』
:2024/02/19(月) 07:29:21
>>316-317
「まずは『具体的に何するか』から片付けるか。」
ガサ ガサ!
「まず荷物は『秘密』、運び屋は『おれ』。
あんたらの仕事は、おれを引き渡し地点まで護衛すること。
引き渡し地点は『ここ』。」
トン
懐から紙の地図を取り出し、ある地点を指さした。
星見町北東部『T区』・・・町境を隔てれば『国立公園』も存在するような、深く分け入った『山林』のド真ん中。
「引き渡し時刻は『午前4時』。
山の入口までは交通機関が使えるが、その先は『徒歩』だ。
足がつくってのもそうだが、そもそもこんなとこに乗り物は入っていけねえ。」
村田は極めて面倒くさそうにため息をつきながら、地図の一点を見つめる。
徒歩で、というのは本人も乗り気では無いのだろう。
「で、『襲われる謂れ』のほうだが、少なくともおれには『ない』。
単純にこんな山の中を手負いでウロつきたくねえってだけの話だ。
日頃の用を足すには不自由しねえ程度の怪我だが、殴ったり殴られたりすんのは今のおれにゃちと余る。」
「まあ『襲われる謂れ』があるとすりゃあ、
わざわざ夜中に鬱蒼とした森の中にカチこんで『野生動物』に喧嘩売って回るから、ってとこか?
『森の住人』からしたら、当然迷惑な話だからな。」
319
:
<削除>
:<削除>
<削除>
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板