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【ミ】折れず曲がらず

1『コックピット』:2022/07/04(月) 18:27:30


―このスレッドは『村田」がGMのなにがしかを行うスレッドです。―

37名無しは星を見ていたい:2022/07/18(月) 04:30:00
>>34
 「そういうこと。少なくとも、ここにいる研究員の素性については信用してくれて大丈夫だよ。
 みんな子供のころからボクが育てた・・・『家族』ともいっていい子たちだ。
 何が出るかは調査次第だけど、場合によっちゃ『屋移り』も考えないとだね。」

にやりと口角を上げて、『東雲』の言葉に答えた。

 「そうだね。君たちを分散して配置するもの一つの手だけど・・・
 ボク個人としては『二人一組』で配置するのがいいと思っている。
 いくら『闘士』といえど、不測の事態はつきものだし、互いにカバーができるほうがいいからね。」


>>35
 「より正確に書くとすれば、こうだね」

『蓚』は『音無』の書いた図の『南側』に、『車道』と『駐車場』を書き加えた。

◆────────────────―◆
│| | | | | | | | | | | | | | | | | |
│ | | | | | | | | | | | | | | | | |
│| | | | | | | | | | | | | | | | | |

│林 林 林┌─────┐林 林 林
│ 林 林  │          │ 林 林 
│林 林 林│          │林 林 林
│ 林 林  └─────┘ 林 林 


│     駐     車    場 

│――     ――柵――    ――――
│  車道
│___   ____________
│海海海 港 海海海海海海海海海海海
│海海海 港 海海海海海海海海海海海
│海海海 港 海海海海海海海海海海海
◆────────────────―◆

 「車道は片側一車線、駐車場は最大40台収容。
 海にはコンクリ製の港が張り出している。不審者侵入防止の柵はあるが、『防御』というには心もとない。」

>>ALL

38名無しは星を見ていたい:2022/07/18(月) 04:48:33
>>ALL

 「ボクが思うに、敵は『北』あるいは『南』からの侵入を考えていると思う。
 なぜなら足元が安定していて、『遮るものがない』からだ。」

『蓚』は侵入ルートに関する所感を二人に話し始めた。

 「連中もコトを長引かせたくはないはず。『夜明け』までにはすべてを終わらせる気でいるだろう。
 入るところも出ていくところも、見られたくないだろうからね。」

 「よって何らかの『乗り物』での人員輸送、および突入を考えていると予測できる。
 車とか、『音無』君の入ったようにボートとかね。となると、東西から侵入のセンは薄い。
 たとえ『戦車』でもこの森の中を突っ切ってくるのは難しいだろうからね。」
 
 「途中から徒歩、という手が考えられる点についても、これはクリアできる。
 東西の林は密生していて、見通しも足元も著しく悪い。夜ともなればなおさらだ。
 ここに音無君の言ったように『罠』を仕掛けておけば、前進は困難だろう。」

取り出した三色ボールペンで、『蓚』は東西に赤いバツ印を書き加えた。

 「となると、のこりは『南北』どちらに君たちを配置するかだ。
 見通しがいいとはいえ、適当なガラクタを使って『バリケード』を配置するくらいのことはできるよ。
 だが、それが限界ともいえる。」

 「それらを含めて、どこを選ぶか二人で相談して決めてくれ。
 君たちが選ばなかった方の防衛はボクたちがやる。」

39音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』:2022/07/18(月) 22:16:58
>>37-38
「であれば『東西』に罠を仕掛け、残るは『山』か『海』か。
 ……こういう二択は、レジャーの行先で悩みたいものだ」

俯瞰図を眺めていた視線を『東雲』に向ける。

「君はどうだろう? 私のスタンドは『地形』を選ばない。
 考え方を変えて、『何処から攻めて来るか』ではなく、
 『何処なら闘いやすいか』という思考も、一つの手だと思わないか?」

40東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2022/07/19(火) 00:36:58
>>36-39

「ふゥむ・・・・・」

腕を組みながら、手で自らの顎をなぞる。
『南北』が舞台とするならば、見通しのいい『南側』か、傾斜のある『北側』のどちらかを選ぶことになる。
見通しの良い場所だろうと、傾斜のある下側だろうと、やはり飛び道具で一方的に攻撃される事が恐ろしい。
特に北側は、相手の方が足場が悪いとはいえこちらから距離を詰めるのは難しいのでは?という懸念がある。

「…っちゅう点から、わしはまだ『南側』の方がマシかと思っちょるんですが」

考えを口にする。
『バリケード』といえど、耐久力は無限ではないだろう。

41『海神の応接間』:2022/07/19(火) 20:55:48
>>39-40

 「うん・・・『駐車場』にはまだ何台か『車』が残っているはずだ。それをバリケード代わりに使ってもいい。
 人命やここのデータに比べたら安いもんだ。」

 「他にも、上の事務所にあるモノも好きに使ってくれて構わない。
 机、椅子、ロッカー、冷蔵庫・・・使えるものはほかにもあるはずだ。人手が欲しいならそれも出そう。
 力仕事は不得手だろうが、ここを守るためなら彼らも協力は惜しまないさ。」

幸い『準備』や『資材』には事欠かなそうだが、『時間』には限度がある。
現在時刻は『14時30分』となっていた。

襲撃予定時刻まで残り『8時間半』。その間に『戦略』を組み立て、『防衛』の準備を行う必要があるだろう。

※PC間の相談、会話についてはこちらのレスを待たずとも行って構いません。
 会話や相談の終わりにメール欄でその意思表示をお願いいたします。

42東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2022/07/20(水) 02:04:03
>>41

「戦略を立てるにあたって、先にわしの『スタンド』について伝えさせてもらいます」

そう言って、スタンドを発現する。

「わしの『ザイオン・トレイン』は身に纏うタイプです。並の人間よりもパワーもスピードも上ですが、そんだけじゃあありません」
「触れた物体から『塩』を吹き出させ、そいつは一定の厚さになると『岩塩』になります」
「上手く扱えば『鎧』になり、あるいは敵に対する『拘束具』としても使えますけぇ」

22口径とやらの威力は分からないが、『岩塩鎧』を纏った状況なら貫通はしないだろう。
しかし、その分機動力は下がる。大人数を相手に、リスクはそれなりに生じてしまう。
しかし『地の利』はこちらにある。時間の中で、しっかりと仕込みを済ませておかなければ。

43音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』:2022/07/20(水) 22:59:23
>>41
>>42
「私のスタンドは『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』。
 『盾』で受けた攻撃を『剣』で跳ね返す。カウンターの能力だ」

「君と違って、『肉体』は強化されないがね。
 ……しかし、だからこそ一つ、『スイバ』さんに頼みがある」

機動力を欠く以上、『東西』に張り巡らせる『罠』は重要な役割を持つ。
足を止めるだけでは進軍を防げない。……だが、『死』に至る『罠』を仕込む気はない。

「この海洋生物たちの『毒』、それを『罠』に使えないだろうか」

44音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』:2022/07/20(水) 22:59:43
>>41
>>42
「私のスタンドは『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』。
 『盾』で受けた攻撃を『剣』で跳ね返す。カウンターの能力だ」

「君と違って、『肉体』は強化されないがね。
 ……しかし、だからこそ一つ、『スイバ』さんに頼みがある」

機動力を欠く以上、『東西』に張り巡らせる『罠』は重要な役割を持つ。
足を止めるだけでは進軍を防げない。……だが、『死』に至る『罠』を仕込む気はない。

「この海洋生物たちの『毒』、それを『罠』に使えないだろうか」

45『海神の応接間』:2022/07/21(木) 00:16:50
>>42

 「ふむ。その『岩塩』の密度にもよるだろうが、『22口径』の銃弾は十分に防御できるだろう。
 『乱射』されたら厳しいだろうけど、『夜間』かつ『実戦』のストレス下での『全弾命中』は難しいものだ。
 うまく纏って『機動力』や『障害物』でかき回せれば、命中率はより下がるだろうね。」

『蓚』は顎に手を当て、『東雲』が懸念している『飛び道具』についての所感を述べた。
そして、相手が所持しているであろう『22口径』の特徴についても、以下のように教えてくれた。

・一般的な『9㎜弾』よりも火薬量が少なく、弾体も小さいため威力が比較して低い
・『射程距離』が短く、距離による威力の減退率が高い
・射撃音と反動が小さく、『暗殺』に向いた弾丸である

 「夜間であることを考慮するなら・・・『10m』。それ以上近づかなければ敵から能動的に命中させることは困難だろう。
 相手が何らかの『スタンド使い』出会った場合は別だろうけどね。」

>>44

 「ほう!考えたね。」

『蓚』は大げさに声をあげる。『賞賛』の空気を含む声色だ。

 「君がどういったものを所望しているのかはわからないが、個人的な心当たりがあるとすれば・・・・
 ふむ。あれはどうだろうな?」

少し考えこんでからタブレットを操作し始め、一つの動画を『音無』と『東雲』に見せた。
タブレットにはたくさんの『クラゲ』が泳ぐ水槽が映っていた。

 「この子は『アカクラゲ』。こいつの『触手』を乾燥させ、粉末にしたものを使うのはどうだろうか。
 効能としては鼻、目、口などの粘膜に対する強力な刺激・・・『催涙』効果が期待できるだろう。
 古くは戦国時代、『真田』がそうした目的で戦場において使ったことから『サナダクラゲ』、あるいは『ハクションクラゲ』とも呼ばれる生き物だ。」

『毒』について、『蓚』の心当たりから一つの候補が上がった。
そのほか『音無』に心当たりがあるのであれば、その生物がここで飼育されているか聞くのもいいだろう。

46東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2022/07/21(木) 21:33:23
>>44-45

「成る程のぉ。わしらはどちらも接近戦向けの『スタンド』っちゅうことですな」
「とはいえ、例え銃相手でもわしは『鎧』、音無サンには『盾』がある。
 ただの『近距離パワー型』よりはまだ立ち回りやすそうです」

少なくとも、以前撃たれた『サブマシンガン』よりは組みしやすそうだ。
機動力でかわすか、鎧で防ぐか。あるいは単発ならば、完全に鎧を纏っていなければ拳で防げるか?
何にせよ、想定していた程の脅威ではなさそうだ。

「触手の粉末、そういうのも使えるんですか」
「適当な薄い布で包み、周囲を『岩塩』で補強して投げた後空中で解除すれば、
 即席の『催涙弾』として使えるかもしれませんなあ」

そうか、この施設を守るためとあれば『研究対象』のものもいくつか使っていいのだろう。
となると、アンボイナの神経毒なんかも使えるだろうか?

「ちゅうても『麻痺毒』は効くまでに時間がかかるけぇ、ブン殴って止めた方が早いか…?」

頭をガリガリかく。音無サンのように効果的な生き物はすぐ出てこないものだ。

47音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』:2022/07/22(金) 20:44:32
>>45-46
>「とはいえ、例え銃相手でもわしは『鎧』、音無サンには『盾』がある。
> ただの『近距離パワー型』よりはまだ立ち回りやすそうです」

「『多対一』において大切なのは、『消耗』を抑えることだ。
 これ即ち、私達のスタンドは『舞台』に相応しいと言えるね」

『東雲』に対して答えながら、『アカクラゲ』の毒に思考を巡らせる。
『アリーナ』でのタイマンとは異なる『集団戦』をいかに勝ち抜くか。

「例えばこの『粉末』を膨らませた『風船』の中に入れる。
 そして、森の中に多数を仕掛けておき、『時限装置』で破裂させる。
 ――――この施設なら『ゴム手袋』と『溶着機』、『エアーダスター』はあるだろう。

 『時限装置』だが、……例えば『ゴム』は『柑橘果汁』によって『溶解する』。
 このような『罠』を『東西』にある『森』に仕掛ける、というのはどうかな?」

「『予知能力』の詳細にもよるが、『進軍』そのものを遅れさせれば、
 『予知』した時間との整合が取れなくなる。――――『失敗』させられないかね」

48『海神の応接間』:2022/07/23(土) 01:29:44
>>46-47

 「うんうん。その辺の『仕組み』については彼らの『十八番』だろう。
 早速、君の意見を参考に作ってもらうように手配する。」

 「効きが遅い毒にも使いみちはある。
 そちらも念のために用意しておいてもらうことにしよう。」

『蓚』は手元のタブレットをパタパタと忙しく操作し、どこかに連絡を取っているようだった。
ここは『研究所』。そうしたものの手づくりは『研究員』たちにとっては朝飯前だろう。

>「『予知能力』の詳細にもよるが、『進軍』そのものを遅れさせれば、
>『予知』した時間との整合が取れなくなる。――――『失敗』させられないかね」

 「・・・ううむ。その『予知』なんだが、分かるのは『結果』だけというか・・・
 彼女が見ているのは単純な『未来』でも『過程』でもなくて、なんというか・・・」

 「―――『滅びの運命』よ。お父さん。」

音無の問いに対して妙に歯切れの悪い『蓚』の後ろから、鈴を転がすような高い声が聞こえた。
そちらへ目をやると、日に透けるような金色の長髪をした『女の子』が立っていた。

 「はじめまして。『東雲』さん、『音無』さん。わたしがお父さんの言っていた『予知能力者』。
 名前は『アルケイナ=スタールバーグ』・・・長いから『アル』って呼んでちょうだい。」

『アル』と名乗った少女は『蓚』よりも一歩前に出て『東雲』と『音無』に相対し、軽くお辞儀をした。

 「『自分が辿る滅びの運命』を視ることができるのが、あたしの能力。
 『予知』に関してお父さんの答えが曖昧なのは、あたしの能力が『限定的』だからよ。」

 「あたしにわかるのは『滅びる理由』と、このままではあたしたちは8時間半後に『滅びる』ということだけ。
 だから、具体的に『どうすればいい』のかまでは、あたしにはわからないの。ごめんなさい。」

『アル』はそこまで言うと、もう一度頭を下げた。

 「・・・『アル』?」

 「『部屋に戻ってなさい』っていうんでしょう。わかってるわよ。
 でも、あたしの『予知』が始まりだもの。説明しなきゃしょうがないじゃない。」

49東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2022/07/23(土) 22:39:19
>>48

「・・・・・『お父さん』?」

突然声をかけてきた少女は、正直蓚サンとはあまり似ていないように見えた。
母親似なのかもしれないが、そもそも血の繋がりがない可能性が高いか。
とはいえ、他所の家庭事情に深く首を突っ込むつもりもない。真偽を確かめる必要もないか。

「『滅び』か。…相手が子供でも、連中は遠慮なしっちゅうことですなぁ」

拳に力を込めながら呟く。これでより躊躇する理由がなくなった。
しかし、こいつが件の『予知能力者』か。
自分が関わっている事柄だけってのは、確かに少し使い勝手が悪い。

「なぁ嬢ちゃん。その『予知』ってのは、未来が覆されて変わった時点でお嬢に教えてくれたりはするんか?」

仮にそうだとするなら、この時点で何か予知に変更がないとこちらの作戦には穴があることになってしまう。

50音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』:2022/07/23(土) 22:52:33
>>48
「彼女?」

言葉を問い返す時、その場に当の本人が現れた。
シャンパンゴールドの髪色は確かに、血の繋がりを感じられる。

「『アル』、君の言うことは理解したよ。
 『予知能力』、――――そうだね……」

「『滅び』を前にして、君は随分と落ち着いている。
 もしかしたら、前にも『予知』が狂ったことがあるのかな?」

51『海神の応接間』:2022/07/24(日) 02:51:26
>>49
 「『滅びの運命』が覆れば見えなくなるわ。でも、まだ『滅び』は見えている。
 まだ運命を回避する『条件』を達成していないからよ。」

『アル』は物怖じせず『東雲』に言葉を返す。自身の予知に『自信』があるのだろう。
さらに『蓚』が横から口を出す。

 「ちょっとしたことで変わることもあれば、そうでないこともある。
 『アル』を巻き込む滅びの規模が大きくなればなるほど、直接的な手を打つ必要がある。
 ボクが君たちをわざわざ呼んだのもそういうことなんだ。」

 「ボクたちだけじゃ『滅び』を免れないなら、『力』を借りようってね。」

>>50
 「ええ。むしろ『狂いやすい』といっていいわ。
 だから、あたしはこんなものを受け入れる気なんてさらさらないの。
 それはお父さんも、ほかのみんなも同じよ。」

 「『滅び』の種類は色々よ。今みたいに大きなものから、『階段から落ちて死ぬ』みたいな日常的なものまで。
 小さいものなら、あたしの行動一つで覆すことも簡単なんだけど、今回はダメみたい。」
 
 「裏に『強くて大きな意思』みたいなものを感じるの。それを挫くだけの一手を打たなきゃいけないわ。」

>>ALL

 「未来は『確定』するまで、あらゆる可能性、そのすべてが存在しているわ。
あたしが見ている『滅びの運命』は、そのうちの『なにもしなければこうなる』と暗示された『悲劇的な未来』なの。
そして、あたしたちの行動次第で『確定』する。」

 「あたしにできることは『見る』ことだけ。でも、それらの『予知』から原因を絞ることはできる。
どうすれば滅びを『回避』できるのかを知ることはできるの。」

『アル』は目を閉じ眉間にしわを寄せた。今まさに『予知』を見ているのかもしれない。

 「・・・『全力で抵抗すること』。『敵』に力を見せつけ、戦意を挫くこと。
『強くて大きな意思』を持つ何かに、二度とあたしたちに手を出さないよう『思い知らせる』こと。
それが『滅び』を回避する条件。」

目を閉じたまま、『アル』がつぶやく。それに『蓚』が続く。

 「つまるところ、こうして『準備』している段階では『滅びの運命』は覆らないということだね。
 オレの家族に手を出すクソッタレ共に目にもの見せて―――失礼。
 とにかく、君たちに求めることは『防衛』と、思う存分『暴れて』もらうこと。」

 「君たちの信念が許す範囲内で、手加減は『無用』。
 『敵』もこちらを殺りに来る以上、『覚悟』してきているということだからね。」

52東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2022/07/24(日) 21:29:01
>>51

「ほォ、まだこの作戦だけじゃあ足りんっちゅうわけか」

現時点で、蓚サンの話を聞く限りでは悪くない戦いが出来るように思えたが。
やはり、『スタンド使い』がいるのだろう。
それも複数か、あるいは単独でも強いケンカ慣れした強者が。
普段ならば『強者』との戦いは望むところだが、今回は負けてはいけない戦いだ。
手放しで楽しんではいられない。

「成る程、わしらも相手の心を折らにゃならんってことですか」
「特に鍵になるんは、『強くて大きな意志』とやらの存在っすね。
 ここに来て対峙するなら、間違いなく強敵ですけぇ」

少なくとも、利益を求めに来る連中に対して『こっちに手を出すことは損だ』と思わせるくらい
ボコボコにしてやる必要はある。対複数というだけではない、これもまた『アリーナ』と違う点だ。
武器を始め、使えるものは何でも使う─────そんな気概が必要だろう。

53音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』:2022/07/24(日) 22:46:18
>>51
「『運命』を引き寄せるのは人間の『意志』か。
 その『意志』を形にしなければ、君の破滅は覆らない」

得心し、しばらく考え込むと『ザ・リックス(盾)』を発現する。

「この盾はあらゆる『攻撃』を吸収する。
 この研究所で最も強い『パワー』を発揮できる機械はあるかね?」

「『過程』を用いれば『遠距離』であっても届くのだ。
 敵の『意志』を挫くに十分な攻撃ができる」

54『海神の応接間』:2022/07/25(月) 04:01:12
>>52

「そういうことよ。たくさんの人の意志が一つの方向に向かおうとすればするほど・・・
『運命』は強固になって覆しづらくなるの。たくさんの糸が絡まりあうように。
向かう先が『滅び』であっても、それは同じ。」

「それを解くには当然、それに足るだけの『力』が必要になるわ。
こっちが『準備』しているのを襲ってくる側もわかっているかもしれないけれど、まだ『届かない』。
要するに『ナメられてる』のよ。あたしたち。当たり前だけれどね。」

『アル』は悔しそうに顔をゆがめて言った。
分かっていても、見えていても、この状況で少女に出来ることはあまりにも少ない。
そういったことに対する『悔しさ』があるのだろう。

 「何もできないあたしが言えたことじゃないけど、お願いよ。
 あたしの『滅び』は100歩譲って受け入れるわ。
 でも、お父さんたちイチからが作って来た『ここ』まで『滅び』を迎えるのは受け入れられない!」

 「連中に、思い知らせてやって!」

>>53

 「『機械』か。ううん・・・そういった『重機』のような類は置いていなくてね。
 海水をくみ上げるポンプくらいしか心当たりは・・・」

 「待てよ。確か『波』の研究をするのに導入した設備があったはずだ。
 ええと・・・あった。これだね。」

『蓚』は眉間に手を当てて考え込み、しばらくして思い出したようにタブレットを操作し始め
ひとつの『動画』を『音無』と『東雲』に見せた。

 ド ド ド ド ド ド ド ド ド ・ ・ ・
 
                ザバ ァ ア ア ア ァ ! !

動画の中では、狭いコンクリ張りの通路のような空間に猛烈な『波』・・・
まさしく『津波』が押し寄せる様子が映っていた。

 「『津波発生装置』だ。元々地震などで発生する津波の被害や威力を想定するためのものだけど・・・
 それを『デチューン』して、ブイや網といった漁業具、人工漁礁の消耗実験などに使っている。」
 
 「これを『吸収』することはできるかな?」

55東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2022/07/25(月) 22:01:02
>>54

「…今更ながら、『蓚』サンの言うちょることがよく分かったわ」

一切の手加減は必要なし、と言っていたが。そもそも、その余裕がないのだろう。
出会った敵全て、最小限の被害で最短で行動不能にするくらいでないと足らない。

「ああ、任せろや。そがぁにナメられとるっちゅうんも面白くないが、
 何より戦えん女子供まで手にかけようっちゅう腐れ外道は、魚のエサにしちゃるけぇの」

『津波』のエネルギーを利用しようとする音無サンを見て、改めて思う。
備え過ぎるということはない。『アンボイナ』の毒性のことも相談してよかった。

「日本の海ん中にあるものなら、大体この研究所にはあるっちゅうことすか?」
「それなら、『ガンガゼ』の針もいくらかもらいてぇっす」

『アンボイナ』は痛みの少ない猛毒だが、『ガンガゼ』の針は即座に激痛を伴う。
致死性では『アンボイナ』の方が強力だが、痛みという点では『ガンガゼ』の方が使い勝手がいいだろう。

56音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』:2022/07/25(月) 22:07:51
>>54
>「連中に、思い知らせてやって!」

「それは勿論だ。
 だが、『滅びを受け入れる』だなんて、
 『王様』のように殊勝ぶらなくてもいいさ」

「最も、君の『悩み』というのは、
 今に始まったことじゃあないんだろうけどね」

彼女は『滅び』の運命による『法則』まで理解している。
何度も繰り返した事態なのだろう。『滅び』を察し、それを食い止める。
彼女の努力は勿論、父である『スイバ』も尽力し、今もまた同じなのだ。

「……いや、しかし驚いた。
 『市民プール』よりずっと迫力がある」

「『盾』の触れられる面積だけだが、
 この『津波』の一部を吸い込み、
 数人を『押し戻す』くらいは容易いよ」

「『面』ではなく、『点』に集中する『破壊』の方が好ましいんだ。
 なにせ、『盾』で吸収できるのは『表面』だけなのだからね。
 『裏面』や『側面』はダメだ。『爆弾』に囲まれたら、『裏面』から砕かれる」

57『海神の応接間』:2022/07/26(火) 07:32:35
>>55

 「あまりにも希少なものや、『水産資源』として利用できないものは置いていないが、『ガンガゼ』は飼育している。
 主に『食利用』のための研究だね。一部地域では食す習慣もあるが、大体の場合は『駆除対象』でね。
 注文通り『用意』しておこう。せっかくだから、使いやすいように『加工』してもらっておこう。」

『ガンガゼ』・・・ウニの一種だがそのトゲは比較にならないほど鋭く、強烈な痛みを伴う毒を持ち、そして『非常に脆い』。
有用ではあるだろうが、下手に持ち歩けば粉々に砕け散ってしまう。使いどころには注意が必要だろう。

 「『外道』を食うほど魚たちも食に困ってはいないだろう。だが、代償は支払ってもらう。
 君たちのことは頼りにしているが、この戦いはボクの『プライド』の問題もあるからね。」

・・・チャリ

 「―――『誰』の『何』に手ェ出したのか、骨の髄まで思い知ってもらう。」

サングラスを直しながら、底冷えするような低い声で『蓚』はつぶやいた。

>>56

 「では、『津波』を『切り取って』しまおう。
 完全に『点』とまではいかないが、破壊力をそのままに、その『盾』に収まるサイズにね。」

さも『出来て当然』と言わんばかりに、『蓚』は言い切った。

 「戦力に数えられそうな人間が『一人いないことはない』と言ったのを覚えているかい?
 その『一人』にやってもらう。」

 「彼が今回の戦闘に向かない理由は3つ。
 『闘い慣れ』していないこと。『能力が限定的』であること。そして限定状況下でのパワーが『強すぎる』こと。
 闘い慣れしていないことと合わせて加減が効かないんだ。下手に使えば上の施設を『更地』にしてしまうかもしれない。
 しかしその『パワー』を君が吸収し扱えるのなら、闘いを制する大きな一助になるだろう。」

>ALL

 「ひとまず『津波発生装置』のあるブロックへ『移動し』よう。
 できれば彼を戦闘に出したくはないが、そうも言っていられない状況だ。
 『音無』くんが利用できるかどうかにかかわらず、『万が一』のために、『東雲』くんも彼の能力を見ておいた方がいいだろう。」

『蓚』はそういうと『アル』の方を見て背中を軽くたたき、何かを促した。
『アル』は『蓚』の方を見て頷くと、『東雲』と『音無』へ深くお辞儀をして、施設の奥へと歩いていった。

 「実際のところ、いつから『アル』がスタンド使いなのか、ボクも知らないんだ。
 『予知』や『スタンド』について口にするようになったのも、ここ三年くらいの話でね。それ以前のことは話そうとしない。
 ・・・それ以前に目覚めていたとして、一人でどうしていたのか・・・親としては大減点だろうね。」

歩き去っていく『アル』の背中を見送りながら、『蓚』は自嘲気味につぶやいた。

 「さて、急ごうか。ここから5分とかからないが、時間は有限だからね。」

58東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2022/07/26(火) 21:05:53
>>57

『ガンガゼ』の針は、『岩塩』で纏うことで頑強さを上げられる。
そして『岩塩化』は薄い部分から進行していく。『針』という構造上、横から補強することが可能だ。
後は、切っ先が『岩塩化』が進行しない程の速度で持ち歩けばいい。

また、バラバラにさせる時はそれはそれで役に立つ。
『鎧』や『盾』がある限り、棘の破片に対して対抗策はある。
必要に応じて扱えば、こちらが有利な状況を作りやすいはずだ。

『蓚』サンの言葉に頷く。

> 「―――『誰』の『何』に手ェ出したのか、骨の髄まで思い知ってもらう。」

「越えちゃあいかん一線を越えちまったこと、思い知らせちゃりましょう」

そう言って、『蓚』サンと共に移動する。
最後の『スタンド使い』だが、守るべきモンまで壊しちまうとあっちゃ、頼りにすることもできないだろう。
そいつにとってはもどかしいかもしれないが、これが今取れる最善ってことだろう。

「…わしは当然正しい『親』の在り方なんざ分かりませんが。
 少なくとも、『漁師』をやってるウチの親父は稼ぐために、家を開けとることも多いっす」
「じゃが、そんな父親を誇ったことはあれど、恨んだことなどありゃあしませんよ」

状況も年齢も違うだろうが、姿勢は示しておく。その後は黙って彼についていく。

59音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』:2022/07/26(火) 22:47:56
>>57
「恐ろしい『毒』もあるものだね」

その『毒』について『東雲』が詳しく知っているのも驚いたが、
彼が『漁師』の息子だと耳にすれば納得した。
だが、『津波』を切り取ると聞けば、己の両目を大きく見開く。

「威力はそのままに『ジェット水流』のように出来ると言うことかね。
 ……それは驚いた。願ったり叶ったりだが、とにかく向かおうか」

道中を急ぎながら、『スイバ』の独白に耳を傾ける。
『親』としての苦悩。その内容を理解し、口を添える。

「私は生まれ持った『血縁』に振り回される人生を送った。
 若い頃は先祖を恨んだが、……今は『誇り』にさえ思っている。

 彼女がどう思っているかは解らないが、
 今日を生き延びれば、いずれは彼女の口から『答え』も出るさ」

60『海神の応接間』:2022/07/27(水) 02:24:23
>>58-59

そうして進んだ先の『ブロック』は、先ほどの研究所とはまた雰囲気の異なる場所だった。
広大な空間であることに違いはないが、むき出しのコンクリートと無骨な機械類が出迎える・・・
『実験場』といった空気の空間だった。
空間の中央には『20メートル』ほどの水路があり、その奥には巨大な『タンク』のようなものが造成されていた。
このタンクから水を水路へ供給し、『津波』を再現するのだろうということが、素人目にも理解できた。

※『実験場』の景観イメージ

61『海神の応接間』:2022/07/27(水) 02:42:20
>>58-59

そうして進んだ先の『ブロック』は、先ほどの研究所とはまた雰囲気の異なる場所だった。
広大な空間であることに違いはないが、むき出しのコンクリートと無骨な機械類が出迎える・・・
『実験場』といった空気の空間だった。
空間の中央には『20メートル』ほどの水路があり、その奥には巨大な『タンク』のようなものが造成されていた。
このタンクから水を水路へ供給し、『津波』を再現するのだろうということが、素人目にも理解できた。

そしてその水路の中央には、杖をついた男が一人ぽつんと立っていた。

※『実験場』の景観および津波発生装置のイメージ
ttps://www.youtube.com/watch?v=yTaigwq4AIw&ab_channel=KyodoNews

 「『瀧田』くん!準備はいいかね!」

『蓚』が声をかけると、水路の男は両手を上げておおきく〇をつくって応えた。

 「よし、『実験開始』!」

ガ コ ン!
           ド ド ド ド ド ド ド ド ド ・ ・ ・

それを見た『蓚』が間髪入れずに叫ぶと、水路の奥から唸りが聞こえ始めた。
水路の中央には、まだ男が佇んでいる。そして―――

 ド  ッ
          パ   ァ  ア ア ァ  ア

 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ 

                  ザブ ォ オ オ オ オ  オ  ・ ・ ・ !

水路の奥から押し寄せる『津波』の猛烈な水量に呑まれて、男の姿は見えなくなった。
水路にはいまだ、多量の水が流れ続けている・・・

62『海神の応接間』:2022/07/27(水) 03:04:52
>>61

ド バ バ バ バ バ バ ・・・・・
 
一連の出来事にあっけにとられているうちに、水路から排水槽への水の流入が止まる。

が、『奇妙』だ。
水路の水が『ゼリー』のように固まって、それ以上『流れていかない』のだ。


ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ 

 「彼の能力は『流れ』を操ること。彼の前では洪水も、滝も、津波でさえも意味をなさない。
 この世の『流れ』はすべて、彼の意のままになる。
 その『威力』と『速度』を保ったまま、一つの形を成して彼に仕える。」

水路とその先の排水槽に凄まじい勢いで流れ込む多量の水を見ながら、『蓚』はそう口にした。

ザ   ッパ  ァ ァア !

水路の水が水柱を噴き上げて『立ち上がり』、徐々に一つの形を成していく。
細長い体を持ち、全身は鱗に覆われ、四本の爪と指を持つ・・・・『3メートル』はあろうかという、長大な『東洋龍』の姿へと。

 『G O A A A A  A A A A !!!』

 「『メディシン・リバー』。
 『流』を『龍』の形に切り取り操る。それが彼の能力。」

 「さて『音無』くん。この『龍』は『使えそう』かい?」

63東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2022/07/27(水) 21:47:47
>>59

「親父から教えてもらっとったんです。この辺りにはおらんヤツでも、
 最近は海の環境もよく変わっちょるけぇ、万が一に備えて覚えておけと言われました」

人生何が役に立つか分からないものだ。とはいえ、知識だけでは役に立たない。
音無サンのように、この状況を理解してすぐに『海洋生物の毒を利用する』という発想も必要だ。
ここは『アリーナ』ではない。
決められたフェアな戦いではない、だからこそここで学べることもあるはずだ。

>>60-62

「…大丈夫ですか?」

実験所にて、杖を付いた男へと猛烈な勢いの津波が襲いかかる。
何の策もなければ、そのまま海水に飲み込まれ、溺れて死ぬだろう。
仮に『スタンド能力』があったとしても、これをかわすのは容易くはない。
少なくとも、自分の『ザイオン・トレイン』では難しい。

だが─────。


> 「彼の能力は『流れ』を操ること。彼の前では洪水も、滝も、津波でさえも意味をなさない。
> この世の『流れ』はすべて、彼の意のままになる。
> その『威力』と『速度』を保ったまま、一つの形を成して彼に仕える。」

「・・・・・・・・・・」

強過ぎる。
確かに状況がある程度絞られるが、その特定の場に置いては最強の能力だろう。
彼がその気になれば、どんな船でもあっという間に沈められてしまう。
個人に、こんな兵器のような力が出てくるものなのか。

「『海神』っちゅうんは、あの人のことを言うとるんですか?」

64音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』:2022/07/27(水) 22:29:15
>>60-62
> 「さて『音無』くん。この『龍』は『使えそう』かい?」

『スイバ』の問い掛けに対し、冷や汗を浮かべる。

「……それは、『役立てられるか?』という意味なのか、
 あるいは……『持て余しはしないか?』と訊いているのかね……」

無論、『水流』を操っての攻撃には、相応の『流量』を必要とするのだろう。
今回の件であれば、『ブレーカー』を落とされれば『龍』は産まれない。
我々も必要になる。……とは思った上で、一言は言っておく。

「手懐けるには手間取りそうだが、十分だろう。
 さあ、その龍を我が『盾』へと放ちたまえ!」

『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』を発現し、『剣』と『盾』を構える。
『龍』の頭部が『盾』よりも小さければ、飛び掛かる『龍』はそのまま吸い込める。
※『盾』の大きさは『ゴミバケツ』のフタ程度。

「この『龍』を後二回、発動させてくれるかな?
 『紋章』を三つ消費すれば、攻撃の全てを『理解』できる」

「どれだけの『破壊』を産み出すか、『巻き藁』も『ブロック』も必要ない。
 全てを『理解』できる。……そうすれば、『屠竜之技』とはなるまいて」

65『海神の応接間』:2022/07/28(木) 00:51:33
>>63-64

>「『海神』っちゅうんは、あの人のことを言うとるんですか?」

 「そうかもしれないね。ボクもアレと正面切っては分が悪い。
 しかも、アレでずいぶん『加減』しているんだそうだよ。驚くべきことだが。」

『東雲』の声を受けて、『蓚』は半ばあきれたように肩をすくめた。
『スタンド』、それは精神の具現。このような苛烈な力を持つ男は、果たしていかなる『精神』の人物なのか・・・

 「とはいえ、『個人の力』には『限界』がある。『持続力』や、『インターバル』の部分でね。
 『音無』くんが彼の能力を『理解』できるなら、それはおのずとわかるだろう。」


                             ズギュ ン!
     ギャリ  ァン !
                 ガッシ  ィン!

『音無』は『水龍』躍り出て、『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』を構える。
構えをとる『音無』を認めると、『水龍』はそちらへと向き直った。

ザ   パ  ァ ァア
                      ゾバ  ァ ァア


    『 『 『  GI GA AA A  A  A  A A  A  ! ! ! 』 』 』


 ビリ !                       ビリ!
                 ビリリ!


今だ水を湛える『水路』から起き上がるように『龍』が次いで現れ、『3頭』の龍が『音無』へと空気を振るわせて吼えた。
牙をむき咆哮する『龍』と、それに立ち向かう『騎士』・・・さながら『神話』の一場面のようですらある。
そして一瞬ののち―――

  ドン !         ドギュ !     ドウッ


       ズ ッギュ ゥ ゥ ――――z___ ン !

順々に『音無』へと襲いかかり、3頭すべてが『ザ・リックス』へと吸い込まれていった。
鐘楼に刻まれる『紋章』は、『己が尾を食らう蛇』。
それと同時に、『音無』は理解するだろう。『メディシン・リバー』と呼ばれた龍の正体を。

66名無しは星を見ていたい:2022/07/28(木) 01:16:15
>>64(音無への『メディシン・リバー』の開示)

本体の両腕から現れる、二匹の『白い蛇』のスタンド。
『流れ』に触れることで、それを『龍』の形のヴィジョンへおさめ、操ることができる。
『龍』の最大全長は『20m』、幅は全長の『1/4』。射程距離は『龍』の長さの5倍。

『龍』のスペックは『流れ』の強さ、大きさ、瞬間的なものか否かによって変動する。
一つの流れを操った後は、流れの強さに応じた『インターバル』が必要となる。
『解除』は一瞬で行われ、『流れ』をその場に放出する。

また、『龍』の方向転換を超越した『不可能領域』への移動の際、その速度は『蛇』と同じになる。
 (『津波の龍』が地を這って曲がる分には『流れ』のスピードを維持するが、
 『飛翔』する場合、その速度はCになる。ということ)

『メディシン・リバー』
破壊力:D スピード:C 射程距離:C
持続力:D 精密動作性:D 成長性:C

『メディシン・リバー』(『龍』)
※()内は『ザ・リックス』で吸収した『津波の龍』のもの
破壊力:流れ次第(B) スピード:流れ次第(B) 射程距離:流れ次第(15m)
持続力:流れ次第(10秒) 精密動作性:D 成長性:C

67東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2022/07/28(木) 22:49:45
>>65

「まぁわしらとて、仮にあの人がやれるとしてもそれに頼ろうとは思っとらんです」
「少なくとも、静かに素早くってんならわしや音無サンの方が上でしょう。
 …あの人に頼ることのないように、わしらが気張らにゃいかんですな」

目覚めた『水龍』は、盾を構えた男へと牙を剥き、そして鎮められた。
あの『瀧田』という男は大した能力だが、それを受け止められる『音無』サンも、やはり手練だ。
相手が強ければ強いほど、その力を増す。成る程、『アリーナ』でも戦える『スタンド』だろう。

もっとも、だからといって己を卑下するわけではない。
今回は直接彼ら二人と戦うわけではないが、襲い来る敵に対して二人に劣るつもりもない。
そもそも、『瀧田』サンとやらは戦う予定はないのだろうりならば、自分は自分に出来ることをするだけだ。

68音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』:2022/07/28(木) 23:15:51
>>65-66
「――――と、いうスタンド能力らしい」

『メディシン・リバー』及び『水龍』について、
その概要を>>66の通り、『東雲』に説明する。

「強力なスタンド能力ほど、長くは持続しない。
 ましてや、物理的なパワーを発揮するなら尚のことだ」

「だが、『ザ・リックス』によって『紋章化』させておけば、
 燃え盛る『火炎』だろうと『火力』も変わらずに持ち歩ける。
 トースターから飛び出した『パン』を封じれば、いつまでもアツアツだ」

「私としては、この『水龍』が『10体』ほど用意できれば十分だ。
 不要になれば紋章を『解除』し、『水龍』を霧散させればいい」

「そして、『東雲』君。君の準備はいかがかな?」

69東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2022/07/30(土) 20:26:03
>>68

「・・・・・成る程。『インターバル』が必要になるのは、明確な弱点ですね」

しかし、ここで準備を整える分にはその『インターバル』も関係ない。
そして、『水源』などの発動に必要な場所の制限もなくなる。
この二人の能力は、極めて相性が良かったようだ。

「個人のやる事としては終わりです」
「後は『蓚』サンの言う通り、机やらロッカーやら、『バリケード』に
 なりそうなモンは、『南側』に設置しておきたいですね」
「そん中に使えそうなモンは前もって仕込んでおいてもいいですし」

70『海神の応接間』:2022/07/30(土) 21:55:03
>>68(音無)

 「『10体』か・・・それがそういうわけにもいかないんだ。
 これは『瀧田』くんの側に問題があるわけではなくて・・・」

 「『機械』のほうの問題なんです。
 そういった目的のためにここに置いてあるわけではないですから。」

困ったようぬ眉を下げる『蓚』の横から、別の声が聞こえた。
先ほどまで水路にいた『杖をついた男』がそこにいた。
線の細い、青白い肌をした青年だった。

 「改めて、私は『瀧田』といいます。こうした装置をはじめとした機器を扱う『エンジニア』です。
 『蓚』さんからご説明があったかもしれませんが、この装置は『デチューン』されていて、本来は津波発生装置としては稼働していないのです。
 そのため、今のような規模の稼働をさせるためには、一回ごとに十二分な点検と整備が必要になります。
 元の用途ですから出来ないことではないにせよ、『想定外の動作』のため、必要以上に『負担』がかかるのです。」

 「また、水量の確保・・・『650トン』のタンクを補充するのにも、津波発生のために加圧を行うのにも時間がかかります。
 水路やタンクに破損や摩耗がないかの点検を行い、必要であれば修理をし、そこからタンクへの注水や加圧を行うので・・・
 何も問題がなかったとして、時間内に先ほどと同規模の『津波』がおこせるのは『あと一回』というところでしょう。」

『津波発生装置』の方を見ながら、点検個所を指し示す『瀧田』。
強大な『自然現象』を再現する以上、機械そのものにも負担がかかるのは道理と言える。

 「ここで万が一があると、この施設全体が水浸しになってしまうからね。」

 「・・・『規模』を落とせば注水および加圧の時間が短くなりますが・・・
 規模が落ちれば『水龍』のパワーも持続力も同様に落ちることになります。。
 そうなると『音無』殿が『メディシン・リバー』に求める役割が果たせるかどうかは、正直に言って不明です。」

>>67>>69(東雲)

 「ここでもう用がないなら『上』に移動しようか。時間が許す限り『陣』を構築しておこう。
 君たちが上で準備を行っている間に、こちらも罠を準備しておく。『ガンガゼ』も届けるようにしておくよ。」

 「先も言ったように、上の事務所にあるものは何でも使ってくれて構わない。
 駐車場にはボクたちが乗って来たものも含めて『4台』は車があるはずだ。それも好きに使ってくれ。
 今のところ、駐車場はこんな状態だ。」

              施設側(北)
│□□□□□□□□■■玄■関■■□□□□□□□□│
│□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□│
│□□□□植込□□□□□□□□□□□植込□□□□│
│□□□□植込▼▼□□□□□□□▼▼植込□□□□│
│□□□□植込□□□□□□□□□□□植込□□□□│
│□□□□植込▼▼□□□□□□□▼▼植込□□□□│
│□□□□植込□□□□□□□□□□□植込□□□□│
│□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□│
│□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□│
│□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□│
│□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□│
│□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□│
――――□□□□――――――――□□□□―――――
              車道側(南)

■・・・玄関口の柱
▼▼・・・『車』。車種はすべて大型のバン。有事のためかキーは入ったままになっている。
植込・・・植込み。1mほどの高さの煉瓦詰みの基礎に、刈り込まれた『ツツジ』が植えられている。
―・・・侵入者防止用の柵。高さ2m程度。金属製で、上部には『有刺鉄線』が張られている。

※『陣』の構築に際して、ロッカーや事務机など、現実的に事務所にあるだろうと思われるものであれば何を使っても構いません。
※バリケードの作成や配置、『車』の移動、柵の補強など、考えられるすべてを行って『防衛』の下準備を行ってください。

71東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2022/07/31(日) 22:26:30
>>70

「ありがとうございます。ついでと言っちゃあなんですが、『防水性』の高い布はありますか?」

こういった研究所ならば、海水から機材を守るために防水性の高い布類もあるのではないか。
あるならば、外套のように身に纏えるサイズのものが欲しい。
もちろん、『アンボイナの毒』や『ガンガゼの針』ももらえるならもらっておきたい。

「上には、机やらロッカーやらを設置させてもらいます。力仕事なら、わしに任せといてください」
「そんで『岩塩』で強度を増せば、飛び道具に対しては十分でしょうし
 中に何かを仕込んでおいても、敵に利用されにくくなります」

「音無サン、中に何が入れときたいモンはありますか?
 例えば、さっき言ってた『催涙毒』みたいなヤツとか」
「それと、入り口の片方は車と『岩塩』で完全に封鎖して、入れるのは
 もう片方だけにしちまおうと思っとるんですが、どうですか?」

音無サンと相談しつつ決めていく。まだ余裕があれば、外の柵も補強したいところだ。

72音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』:2022/07/31(日) 23:03:28
>>70
「それは仕方ないな……。
 では、次の『津波』も勿論、『吸収』するとして、
 後は『自動車』のフルスピードを真正面から受け止めるか」

>>71
「至近の戦闘で『毒粉』を使えば、逆に巻き添えを食う恐れもある。
 だから私は『毒粉』は『罠』に留めておこうと考えているんだ」

「バリケートは必要だね。どれ、そうしたら入口へ向かおうか。
 ……しかし、『盾』は解除できなくなったから、少し手に余るな」

73東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2022/08/02(火) 21:04:18
>>70-71

「承知しました。もしやり辛い点がありゃ言ってください」

ひとまず、『防水性の高い布』は一応予定に組み込みつつ動くとしよう。
地上に出たなら、まずは『2台』の乗用車をMAP西側の入り口を塞ぐように配置したい。
軽トラなら運転した経験はあるが、正確に置くとなると音無さん達に任せた方がいいか。
横向きに繋げて止めた後に、車全体を『岩塩化』。丁度ギリギリの『最大サイズ』だ。
『岩塩化』は厚みが二倍サイズになる。入り口を堰き止めるには十分だろう。

もう片方の入り口は開けておく。
全方位を固めて全て突破されてしまうよりは、入り口を残しておいて、入ってきた人間から仕留める。
だが念のため、『ロッカー』はどちら側の入り口からも対応できるようにしておこう。

位置としては植え込みから入口のちょうど間、その二点から間にまた二点、合計『4個』ほど置いておきたい。
そして『事務机』も、車が置いてあった場所の左右の間(今もまだ2台は残っているが)に『2台』設置。
『ロッカー』には、可能ならば『毒粉』入りの袋を一つずつ入れておきたい。
それらは『岩塩化』を施しておけば、投擲後に任意の解除タイミングで散布させられる。
『ザイオン・トレイン』のパワーならば、風向きがどうあれこちらに影響ない距離までは飛ばせるだろう。
また中に仕込んだ状態で、『ロッカー』も『岩塩化』。これにより
重量と体積を増してより『バリケード』としての性能を上げつつ、万が一にも『毒粉』が敵に利用されるような事態を防ぐ目的だ。

『事務机』にも同じように、予備があるならば『ガンガゼの針』をいくつか入れておきたい。
6本ほどは自分で持っておく。その後に丸ごと『岩塩化』するのはロッカーと同じだ。

また外周を覆う『柵』は隙間があるタイプならば、コードでも紐でも適当に巻き付けた後に『岩塩化』。
同じ物体から出た『噴塩』は『岩塩化』した際にくっつくため、縛り付けた後に『岩塩化』させれば
柵の隙間を埋める『岩塩鎖』となる。柵の強度を上げつつ、外部から中の様子を見えないようにしたい。

まずは可能な限り、これを実行する。もちろん音無サンの準備が終わった後に相談しつつ、だが。

74『海神の応接間』:2022/08/03(水) 02:10:33
>>71‐73

地上へ移動し、施設の南側へと出る。
海からは緩やかに潮風が流れ、水面が太陽光を反射してキラキラと輝く。
どうということはない・・・星見町の初夏の海辺の風景ではあるが、
今だけはそれが、この場の誰の目にも『嵐の前の静けさ』のように見えた。

まずは『東雲』が動く。車両やロッカー、事務机を持ち出して、駐車場へと配置する。
本来ならばなかなかの重労働ではあるが、『ザイオン・トレイン』のパワーであれば『朝飯前』だ。

そして、配置してみてはじめてわかることもある。
『ロッカー』は縦長のもので、縦置きでは人一人が立って隠れるのがやっと。『事務机』は腰より下程度の高さしかない。
このまま『岩塩化』しても、『バリケード』として運用するには少々心もとないサイズだ。
『障害物』としてある程度は機能するだろうが、隠れるスペースを用意したい場合は『工夫』がいるだろう。

次に『柵』。これは『檻』のような細い鉄柱が間隔をあけて配置されているタイプだ。
紐やコードを巻きつけて能力を行使し『岩塩壁』にしてしまうのは良い発想ではあるが・・・柵は『巨大』だ。
出入口の間の柵だけでもかなりの横幅。これに紐を巻き付けていくのはかなり『時間』を食うだろう。
もっと手っ取り早い方法か、効率的な方法での『補強』が望ましいかもしれない。

作業を進めるうちに、白衣の女性が『ガンガゼの針』と『アカクラゲの粉末』を届けに現れた。
『針』は30センチのものが20本。先端以外はプラスチックの被膜でコーティングされていた。さもないと持ち運びに耐えられないのだろう。
『粉』はガチャポンのカプセル大の容器に入ったものが2つ。とても微細な粉末で、かなりの範囲に飛散しそうだ。

この時点での時刻は『16時』。のこり時間は『7時間』・・・

              施設側(北)
│□□□□□□□□■■玄■関■■□□□□□□□□│
│□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□│
│□□□□植込□□箱□箱□箱□箱□□植込□□□□│
│□□□□植込▼▼□□□□□□□□□植込□□□□│
│□□□□植込□□□机□□机□□□□植込□□□□│
│□□□□植込▼▼□□□□□□□□□植込□□□□│
│□□□□植込□□□□□□□□□□□植込□□□□│
│□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□│
│□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□│
│□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□│
│□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□│
│□□□□□□□□□□□□□□□▲▲▲▲□□□□│
――――□□□□――――――――□□□□―――――
              車道側(南)

■・・・玄関口の柱
▼▼・・・『車』。車種はすべて大型のバン。有事のためかキーは入ったままになっている。
植込・・・植込み。1mほどの高さの煉瓦詰みの基礎に、刈り込まれた『ツツジ』が植えられている。
―・・・侵入者防止用の柵。高さ2m程度。金属製で、上部には『有刺鉄線』が張られている。

▲▲▲▲・・・『岩塩化』した車両。重さや硬さと相まって、簡単には動きそうもない。
机・・・『事務机』。学校で教師が使うようなスチール製のもの。
箱・・・『ロッカー』。6人用2段、スチール製。現在は『縦』に置かれている。

※GMの配置位置の理解に誤りがあった場合、お手数ですがレスにて訂正をお願いいたします。

75東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2022/08/03(水) 21:11:47
>>74

一通り周囲を見回した後に、配置を変える。


>              施設側(北)
>│□□□□□□□□■■玄■関■■□□□□□□□□│
>│□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□│
>│□□□□植込□□□□□□□□□□□植込□□□□│
>│□□□□植込▼▼□□□□□□□□□植込□□□□│
>│□□□□植込□□□机□□机□□□□植込□□□□│
>│□□□□植込▼▼□□□□□□□□□植込□□□□│
>│□□□□植込□□□□□□□□□□□植込□□□□│
>│□□□□□□□□□箱□□□箱□□□□□□□□□│
>│□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□│
>│□□□□□□□□□箱□□□箱□□□□□□□□□│
>│□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□│
>│□□□□□□□□□□□□□□□▲▲▲▲□□□□│
>――――□□□□――――――――□□□□―――――
>              車道側(南)


『ロッカー』『事務机』共に『岩塩化』をすることで、厚みは『二倍』となる。
今はまだただ塩を噴いているだけだが、『ロッカー』とて厚みが『二倍』ともなると、それなりの厚みと重さになってくれるはずだ。
『事務机』は流石に一番短い辺が『二倍』になったところで、『バリケード』として使うなら
しゃがみ込んで、身体を隠す必要があるだろう。だが、それでもいい。
もしもこの距離まで入り口に近付かれてしまったなら、椅子の足を掴んで簡易的な『盾』として使うつもりだ。
あるいは『投擲』してもいいし、最悪音無サンの『津波』で敵に叩きつけつつ
『岩塩』を溶かしながら机を破壊することで、中に仕込んだ『アカクラゲの粉末』を作動させるのもアリか。
もっとも、『岩塩化』させてもまだバリケードとして頼りないようであれば、追加の案を考える。

「鎖にするには、ちぃと時間がかかりよるか…」

ならば、まだ『防水性の布』が余っているようならそれを借りる。
布を横から被せつつ、『柵』の隙間のところで折り返して反対側へ繋げて『岩塩化』させれば
隙間を隠す壁としては十分だろう。長ければ長いほど、こちらの手間が省ける。

「ありがとうございます」

白衣の女性に礼を言い、『粉』はカプセルを『岩塩化』して補強した後に、『机』の引き出しの中に隠しておく。
思ったより、これは遠くへ投げ付けないと危険かもしれない。
自分が『岩塩鎧』を纏っている時は、近距離でもある程度被害を抑えられるだろうが
(呼吸は鎧の関節から入り込む空気で補っているため、直接顔にかかることはない)、不安要素は残る。
そんな状況で使わざるを得ない時は、一か八かの状態だろう。

『ガンガゼの針』は予定を変更し、『植え込み』へと『14本』刺して隠しておく。
左右の植え込みへ『7本ずつ』だ。残りの『6本』は自分で持っておく。
戦闘に備えて、自身も『岩塩鎧』を纏うタイミングで使用する予定だ。
ひとまずはここまで試してみよう。

76音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』:2022/08/03(水) 22:27:18
>>74
「君、運転免許はあるかね?」

『白衣の女性』を呼び止める。

「車の運転が出来るなら、そのミニバンに乗って、
 私に思いっきり『体当たり』してくれないか?
 大丈夫だ。君も私もケガ一つさせる気はないさ」

『ザ・リックス』であれば『ミニバン』との『交通事故』さえ『紋章化』できる。

77『海神の応接間』:2022/08/04(木) 23:43:51
>>75

ビキ  ピキキ ・・・

『岩塩化』が進み、机とロッカーはかなりの厚みとなった。
これであれば、近接戦闘に際する障壁としては『十分』だろう。人間の力ではびくともしないはずだ。
だが、『それ以上』を意識するのであれば、まだまだ頼りないかもしれない。
たとえば『ザイオン・トレイン』のパワーであれば、これらを弾き飛ばすことは可能だ。
そうしたケースを考慮するかどうかで『十分』か否かは変わってくるだろう。

続けて『防水性の布』を取り出し、それを柵へと巻き付け『岩塩化』を試す『東雲』。
一度に『岩塩化』できる縦横幅の問題で、真ん中の柵全体を岩塩化するには『8回』に分ける必要がありそうだった。
柵が巨大なため時間をかけずというわけにはいかないが、それでも最初の案よりは素早くすみそうだ。
強度についても、内部の『鉄柵』が鉄筋の役割を果たしてくれそうで、粘り強く堅固な守りとなった。
『ザイオン・トレイン』であっても、これをパワーで完全に破壊するのは骨だろう。

                施設側(北)
│□□□□□□□□■■玄■関■■□□□□□□□□│
│□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□│
│□□□□植込□□□□□□□□□□□植込□□□□│
│□□□□植込▼▼□□□□□□□□□植込□□□□│
│□□□□植込□□□机□□机□□□□植込□□□□│
│□□□□植込▼▼□□□□□□□□□植込□□□□│
│□□□□植込□□□□□□□□□□□植込□□□□│
│□□□□□□□□□箱□□□箱□□□□□□□□□│
│□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□│
│□□□□□□□□□箱□□□箱□□□□□□□□□│
│□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□│
│□□□□□□□□□□□□□□□▲▲▲▲□□□□│
――――□□□□――――――==□□□□―――――
                車道側(南)

■・・・玄関口の柱
▼▼・・・『車』。車種はすべて大型のバン。有事のためかキーは入ったままになっている。
植込・・・植込み。1mほどの高さの煉瓦詰みの基礎に、刈り込まれた『ツツジ』が植えられている。
     内部には『ガンガゼ』の針が7本ずつ、計14本隠されている
―・・・侵入者防止用の柵。高さ2m程度。金属製で、上部には『有刺鉄線』が張られている。

▲▲▲▲・・・『岩塩化』した車両。重さや硬さと相まって、簡単には動きそうもない。
机・・・『岩塩化事務机』。学校で教師が使うようなスチール製のもの。引き出しに『毒粉末カプセル』が入っている。
箱・・・『岩塩化ロッカー』。6人用2段、スチール製。現在は『縦』に置かれている。
=・・・『岩塩化』した柵。中央柵全体の1/8にあたる。


>>76

 ブ ロ ォ ォ オ ン!

    ギ ギャ ギャ ギャ ギャ ギャ !

ド  ッグ ォ  ォ  !

『白衣の女性』は呼び止めに頷くと、『ザ・リックス』を構える音無めがけ、何の躊躇もなしにアクセルを踏み込んだ。
本来であれば大事故必死の衝撃だが、それさえも吸収し『紋章』へと変えるのが『音無』の能力だ。
道路標識で見るような『車両のピクトグラム』に似た『紋章』が、『ザ・リックス』へと刻まれる。

運転席の女性は、なにやらすっきりした顔をしている。
彼女の『ストレス解消』にも、これは役立ったらしい。

78東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2022/08/05(金) 22:17:52
>>77

『グッ』

完成した『ロッカー』に力を込めて押してみる。中々の重量ではあるが、どうにかできない程ではない。
『机』を機動用の防楯にすることを考えると、『ロッカー』はより堅牢であるべきか?

とはいえ、金属製のロッカーを天井がないこの場所で固定するのは難しい。
そうなると、固定より更に重量でカバーするか。『バリケード』というより、『柱』に近づけるように。

更に追加でロッカーを持ってきて、隣り合うように並べる。
そして同じような『岩塩化』した後に、研究所内にあれば『鎖』を。
なければ同じようにナイロン製のヒモを使って二つを縛り付け、それもまた『岩塩化』する。

全てのロッカーにそれを仕込み終えたら、同じように中央の柵に防水性の布を巻き付けていこう。
限られた時間の中で、出来ることはしておきたい。

79音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』:2022/08/06(土) 23:06:14
>>78
「運転すると、人が変わるとは聞くが、
 ……後、『5回』やってくれるかな?」

『5回分』の吸収を行いたい。

80『海神の応接間』:2022/08/07(日) 21:56:39
>>79(音無)

運転席の女性は『音無』の言葉にうなずき、親指を立てて合図を出した。

 ド  ッグ ア  ア ォ  !

けたたましい衝撃音が周囲に響くこと5回、
『ザ・リックス』には『水龍』のものと合わせて『9個』の紋章が刻まれた。

すっきりした顔をして運転席から降りてきた女性曰く、『津波』の準備にはまだ時間がかかるそうだ。
準備ができ次第連絡が来るとも教えてくれた。
その間、『東雲』の手伝いをするなり、自分なりの用意をするなり・・好きするとよいだろう。


>>78(東雲)

ズ ズ・・・

『ロッカー』を押してみると、左右に揺れながら少々動いた。
『岩塩』に質量はあれど、実際のところ何をしても動かないというような重量は『岩塩』単体にはない。
岩塩の比重はおよそ『2』であり、同じ量の『アルミ(2.7)』や『レンガ(2.4)』よりもかなり軽いのだ。
なおかつロッカーは『縦型』で重心が高く、内部は空っぽだ。それを込みで考えると『不十分』と言えるのかもしれなかった。

※ザイオン・トレイン製の『岩塩』の質量や比重についてですが、
※能力詳細の『岩塩の質量は本物同様に存在する』との記述から『実物相当』として判定しました。

『東雲』は『ロッカー』を新たに一つ持ち出し、舟止め用のロープで固定し『岩塩化』する。
『バリケード』や『壁』というよりは、『岩塩柱』と言っていい塩梅に出来上がった。

 「・・・あのう・・・」

一つの『岩塩柱』が完成したところで、先ほどの『白衣の女性』が話しかけてきた。
彼女はより強固に『ロッカー』を設置したいのであれば『接地面積』を増やすのがよい、と教えてくれた。
つまりロッカー2つを隣り合わせに並べるのではなく、一つを縦に、もう一つを横にして固定し『脚』にする。
『┻』のように組んで固定すると良いだろうということだった。

接地面積が増えることで重心が低くなり、かつ地面との摩擦が増えることで衝撃にも強くなるということだ。
しかし、安定することで『障害物』として使いやすくなる一方で、自身の立ち回りにも害をなすかもしれない。
彼女の意見を採用するかは『東雲』次第だ。

81東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2022/08/07(日) 23:00:06
>>80

普段は全身に纏っているからこそその重さを感じていたが、やはり金属に比べるとやや頼りないようだ。
もっとも岩塩ならではの利点もある以上、トントンというところか。

「はァん…なるほど、そういうやり方もあるんですなぁ。ありがとうございます」

自分は自分が賢くないことを知っている。ならば、先人の教えに学んでいこう。
敵の入り口(MAP左下)にもっとも近いところはそのまま『岩塩柱』にしつつ、
他三つは『逆T字型』にすることで安定感と壁としての使いやすさを両立させていく。
乗り越えるには容易い高さだし、いざとなれば個別の岩塩解除も可能だ。

82音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』:2022/08/07(日) 23:16:52
>>80
「助かった。これで『実弾』の装填は十分だな。
 『東雲』君。君の『バリケード作り』に加わろう。

 ……いや、私の手は必要ないのかな」

岩石の塊が密集し、白亜の壁となる光景を目の当たりにする。
自分の腕力では果たして、ロッカーの一つでも運べるかどうか……。
そうなれば、自分の準備は『終わり』だ。

83『海神の応接間』:2022/08/08(月) 23:29:09
>>81-82

『白衣の女性』の意見を採用し、『逆T字』になるようロッカーを組んでいくことにした『東雲』。
『紋章』の補充を終えた『音無』も加わり、あらためて『バリケード』の構築に着手する。

東雲が持ち前のパワーでロッカーを運び出し、所定の位置に配置。
音無がロープを用いてロッカーどうしを固定し、『バリケード』としての形を作る。
そうして二人で組み上げた『バリケード』に東雲が改めて触れ、『岩塩化』で質量と強度を増す。
少々時間はかかったが、それでも東雲一人で行うよりはずっと効率がよかっただろう。
そうして、鈍く光を照り返す『岩塩の城壁』が出来上がった。

いつの間にやら日は傾き、時刻は『19時』を迎えようとしていた。
残り時間も少なくなって来たが、この分であれば『柵の補強』は時間内に終えられるだろう・・・


 ピン ポン パン ポ―――――――――――ン↑

 「チェックワン・ツー。チェックワン・ツー・・・
 よし。問題はなさそうだ。ありがとう『瀧田』くん。」

 「『北側』の諸君、そちらの首尾はどうかな?こちらは『準備完了』だ。
 『音無』君の手が空き次第、いったんこちらに戻ってくれ。」

 ピン ポン パン ポ―――――――――――ン↓


・・・施設の『館内放送』ごしに『蓚』の声が響いた。

                施設側(北)
│□□□□□□□□■■玄■関■■□□□□□□□□│
│□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□│
│□□□□植込□□□□□□□□□□□植込□□□□│
│□□□□植込▼▼□□□□□□□□□植込□□□□│
│□□□□植込□□□机□□机□□□□植込□□□□│
│□□□□植込▼▼□□□□□□□□□植込□□□□│
│□□□□植込□□□□□□□□□□□植込□□□□│
│□□□□□□□□箱箱□□箱箱□□□□□□□□□│
│□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□│
│□□□□□□□□□柱□□箱箱□□□□□□□□□│
│□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□│
│□□□□□□□□□□□□□□□▲▲▲▲□□□□│
――――□□□□――――――==□□□□―――――
                車道側(南)

■・・・玄関口の柱
▼▼・・・『車』。車種はすべて大型のバン。有事のためかキーは入ったままになっている。
植込・・・植込み。1mほどの高さの煉瓦詰みの基礎に、刈り込まれた『ツツジ』が植えられている。
     内部には『ガンガゼ』の針が7本ずつ、計14本隠されている
―・・・侵入者防止用の柵。高さ2m程度。金属製で、上部には『有刺鉄線』が張られている。

▲▲▲▲・・・『岩塩化』した車両。重さや硬さと相まって、簡単には動きそうもない。
机・・・『岩塩化事務机』。学校で教師が使うようなスチール製のもの。引き出しに『毒粉末カプセル』が入っている。
箱・・・『ロッカーバリケード』。『逆T字』に組まれており、多少の衝撃ではびくともしない。
柱・・・『岩塩柱』。ロッカー二つを縦に隣り合わせて岩塩化したもの。強度はあるが重心が高く、バランスがよくない。
=・・・『岩塩化』した柵。中央柵全体の1/8にあたる。

84東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2022/08/09(火) 03:15:52
>>83

「良し」「ありがとうございます、音無サン」
「残りはわしがやっときますけぇ、音無サンも最後の準備に向かっといて下さい」

「あぁ、ちなみにわしの『岩塩』は水で全て消えます。いざとなったら、活用してやって下さい」

礼を述べつつ、『柵』の補強に移る。

人数で不利な以上、最悪なのは壁を破壊されて全方向から取り囲まれることだ。
そうなってしまえば『バリケード』も意味を成さない。だからこそ壁は堅牢でなければならない。
また、周囲から内部が見えないようにしておくことで、中でこちらが仕掛けた策や攻撃が
他の敵に共有されることも少ないだろう。その為にも入口を狭くしてある。
更には他の敵が、恐怖から中に入るのを躊躇ってくれれば言うことなしだろう。

85音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』:2022/08/09(火) 23:37:52
>>83-84
「フゥゥ〜〜〜〜ッッ  骨身に応えるね。
 此方こそ助かるよ。私一人、いや……『三人』いようと、
 ここまで大規模な『塩の壁』は作れなかった……」

あくまでもサポートに過ぎない『助力』だったが、
手垢の一つも残らない『白亜の壁』を見上げると、
城壁にも似た頼もしさを覚える。

「では、行って来るよ。この『城壁』と『双龍』で迎え撃つ」

地下に降りて、二頭目の『水龍』を『紋章化』する。

86『海神の応接間』:2022/08/10(水) 23:12:25
>>84

礼を言って『音無』を一度見送り、中央の柵へと目をむける『東雲』。
シートを巻き付けては『岩塩化』を繰り返していく。
単純ではあるが、柵そのものの巨大さゆえにそれなりに大変な作業だ。
生身であればかなり堪えただろう。

そうして、何とか中央の柵全体を『岩塩化』することができた。
強度も申し分なく、期待した『目隠し』の効果も十分だろう。

・・・『予知』の時刻まで、まだ少し時間がある。
まだできることが残っているかもしれない。


                施設側(北)
│□□□□□□□□■■玄■関■■□□□□□□□□│
│□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□│
│□□□□植込□□□□□□□□□□□植込□□□□│
│□□□□植込▼▼□□□□□□□□□植込□□□□│
│□□□□植込□□□机□□机□□□□植込□□□□│
│□□□□植込▼▼□□□□□□□□□植込□□□□│
│□□□□植込□□□□□□□□□□□植込□□□□│
│□□□□□□□□箱箱□□箱箱□□□□□□□□□│
│□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□│
│□□□□□□□□□柱□□箱箱□□□□□□□□□│
│□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□│
│□□□□□□□□□□□□□□□▲▲▲▲□□□□│
――――□□□□========□□□□―――――
                車道側(南)

■・・・玄関口の柱
▼▼・・・『車』。車種はすべて大型のバン。有事のためかキーは入ったままになっている。
植込・・・植込み。1mほどの高さの煉瓦詰みの基礎に、刈り込まれた『ツツジ』が植えられている。
     内部には『ガンガゼ』の針が7本ずつ、計14本隠されている
―・・・侵入者防止用の柵。高さ2m程度。金属製で、上部には『有刺鉄線』が張られている。

▲▲▲▲・・・『岩塩化』した車両。重さや硬さと相まって、簡単には動きそうもない。
机・・・『岩塩化事務机』。学校で教師が使うようなスチール製のもの。引き出しに『毒粉末カプセル』が入っている。
箱・・・『ロッカーバリケード』。『逆T字』に組まれており、多少の衝撃ではびくともしない。
柱・・・『岩塩柱』。ロッカー二つを縦に隣り合わせて岩塩化したもの。強度はあるが重心が高く、バランスがよくない。
=・・・『岩塩化』した柵。

>>85

施設内へ向かい、『冷蔵庫』の前までたどり着くと『蓚』が出迎えてくれた。
最初と同じように『蓚』を先頭に地下へと降りる。

地下は先ほどとは雰囲気が変わっていた。
行き交う白衣の人々は皆ヘルメットとチョッキを着ており、それぞれが機材や護身具を手にどこかへ向かっているようだった。

 「全員を『居住区画』に集めて、シャッターを下ろしておこうと思ってね。
 東西の『罠』も設置は全て済んでいる。あとはボクらの頑張り次第だ。」

『津波発生装置』にたどり着くと、『瀧田』は『水路』の中央に佇んでいた。
最初と同様に『津波』が『瀧田』を飲み込むと、水路の水が立ち上がって『龍』となり、『音無』を睥睨する・・・


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