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【イ】『星の祭典』
511
:
三枝千草『イッツ・ナウ・オア・ネヴァー』
:2025/07/01(火) 17:20:16
>>505
その時そこに行ったのは、『伝えたかったから』かもしれません。
「…………小林先輩」
学生寮で見つけた『小林先輩の日記』を握り締め、笹を眺めていました。
あれから時間が経ってしまいましたが、まだ何も分かっていないのです。
小林先輩が死んでいるのか、生きているのかさえも。
ソッ
それから願いを込めて、1枚の短冊を吊るしました。
【 どうか小林先輩が無事でいますように 三枝千草 】
もし――これを小林先輩が見てくれたなら、
心配していることが伝わるかもしれませんから。
512
:
リトル・メリー『メリー・バッドエンド』
:2025/07/02(水) 18:52:56
>>505
人間がいなくなった僅かな間を見計らって、
真っ赤なドレスを着た西洋人形が笹に近付いていく。
コトッ コトッ コトッ
コトッ コトッ コトッ
短冊を吊るそうとするが、60cmの身長ではなかなか難しい。
笹の周りをグルグル回って飾れそうな場所を探し、
赤子のように小さな手で短冊を吊るした。
そこには、拙い文字で次のように書かれている。
【 生き別れの姉妹達が見つかりますように 】
「ウフフフフフフフフフフフフフフフフフフ」
513
:
奈津川恋子『クワイエット・ガーデン』
:2025/07/02(水) 21:21:42
「七夕、『星』に願いを……。
恋子にそんな権利はありませんが」
眩しそうに願いが吊るされた笹を見て、
自分も丁寧な字で一行の文をしたためる。
『あなたのため、これからも生きます』
514
:
ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』
:2025/07/03(木) 20:58:42
>>505
ステージの上で、『鳥人のような女』が両腕を広げ、恭しく頭を下げる。
「どうも、ニンゲンの皆さん」
「ワタクシは『ハーピー』――『ストリートパフォーマー』デス」
「今からお目に掛けるパフォーマンスは『バードショー』。
すなわち『空の芸術』でございマス。
しばし『現実』から離陸し、心ゆくまでご堪能くださいませ」
バササササササササッ
バササササササササッ
バササササササササッ
ハーピーが人差し指を立て、指揮者を思わせる動きで手を動かすと、
それに合わせて『野鳥の群れ』が飛び交う。
一糸乱れぬ『編隊飛行』だ。
次々に隊列を変え、華やかに空中を彩る。
「フィナーレは『ランディング』でございマス」
バ サ サ サ サ サ サ サ サ サ サ サ サ サ サ サ ァ
最後の締めくくりとして、再びハーピーが両腕を広げると、
全羽が『止まり木』の如く着陸した。
「この次は『街の何処か』でお会いいたしましょう」
観客に一礼し、ハーピーはステージを降りていく――――。
────────────────────────────────────
「『ニンゲンの文化』を体験することも、『研究』の一環でございマスので」
そのように解釈しつつ、あまり目立たない位置に短冊を増やす。
【 目標1:ビジネスの拡大&高度化 】
なお、『裏面』にも記載があった。
【 目標2:進化の秘密を手に入れる 】
──────バササササァッ
まもなく、一羽の『ハゴロモセキセイインコ』が、広場から飛び去っていった。
515
:
乙街 澄『プロリフィック』
:2025/07/06(日) 18:41:26
>>505
「……………………」
ペラ
カリカリカリカリカリカリカリカリ
ペラ
カリカリカリカリカリカリカリカリ
吊るされている短冊を1枚1枚検めては、
その内容を無言でメモ帳に書き留め続ける不審な女がいた。
しばらくの作業の末、すべての短冊を記録し終え──
「……ふぅ」
自分は何も書かずに去っていった。
516
:
佐良 猟果『マンティコア』
:2025/07/06(日) 21:26:53
>>506
『特設ステージ』へと視線を投げるその表情は、
目深に被った安物のワークキャップに覆われて周囲からは判然としないことだろう。
自分はあくまで『いちリスナー』で、自分のことを気に留める者など誰もいないことは承知の上だったが、
それでもどうしようもない『気恥ずかしさ』があったのだ。
ステージ上の『彼女』が、自分のことなど知るはずもないのに。
だからせいぜい見て取れるのは背格好が10代の少女であるらしいということくらいで、
被るキャップに申し訳程度に付けられた『トマトレッド』のピンバッジすら、人ごみに紛れて誰の印象にも残らない。
「『地元』で、『生』のイベントなら、そりゃ、来るでしょ。
こんなの、全然フツー、だし。
『撮影』も『録音』もしない。私は弁えてるんだ」
雑踏に掻き消されるのを良いことに、言い訳じみた呟きを隠しもしない。
「それよりなにより、『現場』じゃないと見られないものがあって……、
『くるみさん』は、そういうのをしてくれる人だから……多分あのへん」
何かを確認するように唱えながら見渡す視線は、『笹』のところでぴたりと止まる。
それからなぞるように、二度三度とそれぞれの『短冊』に目を走らせて、
>>507
「これだ」
>【たとえ神様だろうと、私から翼を奪うことはできない】
「『た、と、だ……、う、と、か……、を、う、と』」
「濁点がノイズだけど、これだけそっくりなら、私が間違えるわけないよ」
私は『くるみさん』の手書きの文字を知っている。
筆跡で特定できるくらい、何度も何度も読み返したんだ。
こんなの全然フツーだし。
>【ミルク綿菓子さんへ。楽しい時間をありがとう!また今度、一緒にお話しましょうね!】
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1619194604/92
生の短冊が見れて、お願い事が知れて良かった!
満足満足!
これだからイベントはやめられないよなあ!
きっと他にも『くるみさん』のファンはたくさん来てるんだろうし、
私が出しゃばるのは違うだろうし、
ステッカーなら持ってるし。持ってるし!
大人しく帰ろうっとーー
517
:
佐良 猟果『マンティコア』
:2025/07/06(日) 21:29:01
>>507
その時。
>「ム……『あれ』は……!」
耳がとらえたその言葉に、ぴくりと、否応なく体が反応する。
別にフツーだ。
『くるみさん』の手書きの文字を見る機会があって、
筆跡を覚えるくらい熱心にそれを見ていて、
生のイベントに足を運ぶ少年がいるくらい、フツーだ。
>ペン先を走らせて『願い事』を記し、美作の短冊の隣に、自らの短冊を吊るす。
フツーの奴だ
>美作の短冊の隣に、自らの短冊を吊るす。
なんでそんなフツーの奴が
>美作の短冊の隣に
「私以外にいるんだよッ!」
支離滅裂なのは分かってる。
だけどおかしくなっちゃうのだってフツーだ。ファンならフツーだ。
いざ帰らんとしていた足は不自然なまでに自然にくるりと向きを変え、笹の下へと駆け出していた。
お手本が二つに増えて、使える文字が増えて、思いのままを短冊にぶつけることだってできた。
文字を並び替えるのなんて慣れっこだ。そうやって名乗ったんだから。
【私は神様になりたい。まだ間にあうなら、今からあなたになりたい。】
『美作くるみ』の筆跡によく似た文字でそう書かれた『短冊』を、
美作の短冊の隣に、吊るす。
「『合』の字がないのが残念だったけど、大体わかった。多分……」
ただ一度の通話の時、思ったことがある。
「こいつだ」
それが思い込みかどうか、誰にも答え合わせなどできはしない。
それでも目深に被ったワークキャップの下で瞳に決意を湛え、
誰とも知られぬ少女は会場を後にしたのだった。
518
:
明嵐鈴音『一般メイド』ハンドベル『デイジー・ベル』
:2025/07/06(日) 23:24:10
>>505
>>510
ダイアナお嬢様が短冊を飾っていた一方その頃
りお「ラムネが1本500円!?
この前ドンキホーテで同じの売ってた時は100円だったっすよ?」
ベル「祭りの屋台はぼったくり価格ですからね
かき氷なんか最近は600円も取りやがりますよ」
りお「えぇ?かき氷って原価40円くらいっすよね?」
りお「高い氷使ってても100円くらいじゃないっすか」
しゃくしゃく
グビグビグビ
かき氷やラムネなんかを爆買いして飲み食いしているメイド達
ベル「文句言いつつ食いまくりますね…」
りお「それはそれ、これはこれっす」
りお「祭りの雰囲気も込みの値段ですしね!」
ベル「口が真っ青になってますよ」
ブルーハワイシロップで青く染まったりおの口を、ハンカチで優しく拭う
りお「あ、短冊書いていきましょうよ師匠」
ベル「いやぁ、私は…」りお「はい!師匠の分っす!」
ベル「…そうですね」
『師匠からたくさん学んで最強のメイドになる』りお
『今のお嬢様とずっと一緒にいたい』ベル
>りお、ラムネ買いに行くわよ。りお?
りお「あ、お嬢様が呼んで」
「あ、ステージ飛び入り参加できるみたいっすよ!
今から飛び込んでメイド舞踏披露してこよ!」
ベル「衆目の面前であれを!?」
お嬢様をほったらかして舞台に飛び出てるメイド達
りおの短冊の裏にもう1枚の短冊が
『取り戻す』
519
:
村田瑛壱『ディズィー・スティック』
:2025/07/07(月) 02:47:51
「・・・・・・」
カサ ザ!
予め書いてきた短冊をすれ違いざまに笹へ引っ掛け、流れのままにその場を去る。
別段恥ずかしいとかそういうわけではないが、願いがバレるのはなんだか嫌なのだ。
『皆が息災であるように』
ただそれだけを書いて、笹に軽く引っ掛けておく。
風に飛ばされてもかまわない。雨に濡れて、紙が溶けてしまってもいいだろう。
ハナから祈りは半分で、もう半分は『決意』のようなものだ。
おれの今まで為したこと、これから為していくことで、少なからず皆が息災でいられるとよい。
あるいはおれが何もなさずとも、皆がそうあればよい・・・そう思ってやまない。
「神頼みやお祈りなんてのは、やつに見られたら『らしくない』とでも言われそうだが。
おれだって感傷的になることぐらいあるさ。」
「なんてったって『夏』だからな。そうだろ?」
誰にともなく放った独り言は、蝉時雨にかき消されていく。
村田の姿もそのうち雑踏に紛れて消えていった。
520
:
甘城天音『ビター・スウィート・シンフォニー』
:2025/07/07(月) 21:47:59
>>505
七月七日、七夕の日はあま公の誕生日だ
いつもしているように、
短冊が吊るされている笹の前にお菓子をお供えする
今年のお供えは錦玉羹
キラキラの天の川銀河が寒天の中に流れている
「?」
今年の七夕はステージに上がって暴れて良いらしい
じゃあやるか!
軽い気持ちでステージに上がり荒らしていく事にしたあま公
「…手品やりまーす…」
左手を上に掲げ、掌から深い青色のかき氷をさらさらと落とす
それに合わせて星のような金平糖も一緒に流れ
床に着く前に消えてはまた繰り返す
お供えの錦玉羹にも劣らない天の川銀河だ
『織姫さんと彦星さんが無事に会えますように』
521
:
りん『フューネラル・リース』
:2025/07/07(月) 22:10:11
>>505
笹の前にお供え物をする頭に鈴蘭が咲いている少女が一人
りんの今年のお供え物は笹団子だ
笹の香りが団子に移って美味しそうだ
いやけど、笹だけじゃない
この匂い、鈴蘭の香りも混じっている!
この団子…笹団子でもあり鈴蘭団子でもある!
食った人間の命を奪う、危険な殺人団子だ!!
でも、お供え物を勝手に食う罰当たりは死んでも自業自得だし問題無いよね
りんにそういう意図はないが
>飛び入り参加の可能な『パフォーマンス』が行われるらしい。
こんな楽しそうな祭りをりんが飛びつかないわけがない
今日のりんのかっこうは、鈴蘭パーカーを羽織ったブレイクダンサー
「Hey!!!」
七夕の雰囲気とかぶち壊しなパフォーマンスが始まる
「みんな集合ー!!!」「鈴蘭ダンス始めるよおぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
「Yeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee!!!!!!」
りんの掛け声とともに観客に混じっていたやべえ奴らが突然踊り出す
ぶるんぶるん揺らしていた頭の鈴蘭は花弁がひらひらと空中に舞い
激しい空気に流れに合わせて舞う新しいパフォーマンスを披露して
以前よりダンシングフラワーのレベルが上がっている!!!
『フューネラル・リースと話が出来るように
新しい目標です』
522
:
ソラ『ステインド・スカイ』
:2025/07/07(月) 22:35:10
>>505
今年も短冊には色んな願い事が書かれている
織姫さんが叶えてくれるのは芸事の上達なのだが、
そういうのとは関係無い願い事が大半だ
何でも叶えてくれる都合の良い神様じゃないんだから織姫さんも拒否権はある
で、折角彦星に会える日に人間共の願いを聞かされる織姫さんを労ってやる奴も必要だろう
七月七日はカルピスの日
そこの出店に売ってた冷やしパインと冷たいカルピスサワーで、そこにいない織姫と乾杯をする
今年も
「…ふー…
ごくろーさん…」
523
:
エリー『サドゥンリー・アイ・シー』
:2025/07/07(月) 22:44:35
>>505
「ぅ…ぅー……」
ステージ上には5歳くらいの銀髪の少女が立っている
勇気を出して出て来たはいいものの、
何をすればいいのか分からなくなっておろおろ
お前何しに出て来たんだ…
けど、エリーの存在はきっと認識されていない
今のエリーは壇上に転がり落ちてる石ころみたいなもんだからだ
「Расцветали яблони и груши,」
何か歌ってるけど誰かにぶつかったりしなきゃ気付かれないだろう
石ころみたいなもんだし
『わたしの髪、みんなに見せたい』
524
:
こうめ『ヘヴン・フォービッド』
:2025/07/07(月) 23:07:34
>>505
「はぅ……」
幼稚園児くらいの女の子
縄で後ろ手に縛られ、短冊みたいに大きな笹に吊るされていた
高い所にいると涼しくて気持ちいい…
いつも吊るされる短冊の気持ちを味わうのも乙なものだ
こんな涼の取り方も、七夕ならでは
そんな彼女が今、
たくさんのお客さん達が居るステージの上で縛られ、吊るされている姿を見せている
「えへ…♡
えへへへ……♡
いっぱいの人に見られながらっていうの…凄く良いね…♡」
彼女を縛る縄がゆらゆらと動き、自在にステージ上を飛び回る
まるで空中のブランコのように飛びながら顔を上気させる女の子は
恥ずかしそうだがとても幸せそうな満たされた顔をしていた
『もっといっぱい縛られて、縄と友達になる』
525
:
小泉ななほ『エンド・オブ・ブック』
:2025/07/07(月) 23:22:23
>>505
その辺の屋台で買ったたっかいラムネを飲みながら短冊を見ている
こいつらもそのうち忘れ去られて消え去って行くのよね…
カキカキ
『私は覚えていてやる』
>飛び入り参加の可能な『パフォーマンス』が行われるらしい。
「やってみるか…」
なるべく忘れないように、記憶に残すためにパフォーマンスとやらをやってみる事にした
ふらぁ
壇上を神楽舞で歩き回る
誰に捧げる舞かと言えば、織姫と彦星か?
ただ踊るだけじゃ味気がない
舞いながら時々紙を破り捨て落としていく
バンッ!バンッ!!
落ちた紙は花火の最後の瞬間を再現する
激しい音を立てながら弾ける花火に囲まれながら舞を踊り続けるななほ
神楽舞なんて大衆受けするのだろうか?
526
:
妖狐『キン・コン・ユウ』
:2025/07/07(月) 23:31:26
>>505
白い狐耳と尻尾を持つ9歳くらいの女性
短冊を書くでもなく、ステージの催しを見るでもない
今日は屋台を開いている
ただ、肉とだけ書かれた屋台
客「は!?9万円!!??ぼったくりにも程があるぞ!!!」
狐「当たり前じゃ、この肉を手に入れるのにどれほどの苦労があったと思う?」
客「そんなに苦労したのか……美味いのか?」
狐「食えば分かる」
客「ごくり…」
肉の屋台、大繁盛!
数時間後には売り切れだった
527
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』
:2025/07/07(月) 23:54:56
>>505
ウサギのお面を側頭部に掛けた姿で、綿あめを手にして広場に近付く。
「おぉぉぉぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
多くの短冊が飾られた笹は、色とりどりでキレイで見応えがある。
この光景を目の当たりにしたのは初めてではないが、何度目でも良いものだ。
生憎『漢字』が苦手なので、あまり内容は分からない。
しかし、眺めているだけでも何だか楽しくなってくる気がした。
当然それだけでは満足できず、ずっと見ていると参加したくなってくる。
「ちょっとコレもっててくれる??」
ズギュンッ
『ドクター・アリス』を傍らに立たせて綿あめを持たせ、短冊と筆記用具を手に取る。
サラサラサラサラサラ
「――――――よし!!」
【 セ カ イ の ゼ ン ブ を み ら れ ま す よ う に ! ! 】
ヒラ
ヒラ
ヒラ
短冊を吊るし終えた時、空から『ハーリキンチェックのハンカチ』が降ってきた。
『チェシャ』と名付けられた『ハンカチ猫』。
その名の通り神出鬼没で、夢見ヶ崎のハンカチから生まれたせいか、時々こうして姿を現す。
フワァ…………
(・ω・)「フミィ」
────ポスッ
夜風に乗って空中を漂い、夢見ヶ崎の頭に着地する。
「おん??こないだチェシャのウワサしてたトコなんだけど、
ゲンキしてた??ワタアメたべる??」
『チェシャ猫』と戯れながら、『アリス』が歩き出す。
この世界は『不思議の国』だ。
そして、これから先も『冒険』は続いていくだろう。
528
:
小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』
:2025/07/07(月) 23:58:23
>>505
喪服の上に『ストール』を羽織り、夜半の祭り会場を訪れた。
「――……治生さん、見えますか?」
夜空を彩る短冊と星々を見つめながら、静かに想いを馳せる。
1年に一度だけ会うことを許された織姫と彦星は、今年も無事に出会えただろうか。
それと同時に、星見町で暮らし始めた時の思い出が蘇り、ふと目を閉じた。
『せめて夢の中であなたに会えますように』――それが最初に書いた願い事だった。
彼に会うためには、自分の命を絶たなければいけない。
でも、それでは『約束』を破ることになってしまう。
会いたくても会えないなら、せめて夢の中で会いたい。
そう思っていたが、今は少し違う。
いつか、この命を全うした後で、胸を張って会いに行けばいいのだから。
ス…………
【あなたが待っていてくれますように】
笹に1枚の短冊を加え、しばらくの間そこに佇んでいた――――。
529
:
『星見町七夕祭り実行委員会』
:2025/07/08(火) 16:45:16
>>518
(明嵐)
飛び入り参加で『メイド舞踏』を披露することにした。
『デイジー・ベル』を見ることのできる人間は多くない。
MCが視線を向けたように思えたのは気のせいだろうか?
「――――ありがとうございました!『参加賞』を持って帰ってくださいね!」
無事にパフォーマンスを完了し、『ステッカーセット』を受け取った。
>>520
(甘城)
ステージで『手品』を披露すると、観客達の視線が集中する。
MCも興味深そうに見守っていた。
もちろん、それが『能力の産物』であることに気付いた者は少ないだろう。
「ありがとうございましたぁ!凄かったですねぇ〜!
私、ビックリしちゃいました。一体どんな仕掛けなんでしょう?
とっても見栄えが良くてステキです!」
「こちらが『参加賞』になりまぁ〜す!」
「もう『次の方』が待機していらっしゃるみたいですね。
では、張り切ってどうぞ!」
盛大な拍手を受けてステージを降りる際、甘城には『ステッカーセット』が渡された。
>>521
(りん)
りんの『鈴蘭ダンス』に呼応して、観客の一部も踊り始めた。
その他の観客達も、手拍子でリズムを刻んでいる。
『花弁』も駆使したパフォーマンスは大盛況だ。
「はぁい、ありがとうございました!
心の底から力が湧いてくるような、元気いっぱいのダンスでしたね〜!
すっごく楽しかったですよぉ。花弁まで動いてるなんて、凝った仕掛けですねぇ。
ステージを盛り上げてくれた彼女に、改めて大きな拍手をお願いしまぁ〜す!」
「そして、こちらが『参加賞』になります!」
美作から『ステッカーセット』を受け取り、りんはステージを降りていく。
「――りんちゃん、今日は参加してくれてありがとう」
すれ違う直前、りんの耳元で美作が囁いた。
「それでは、『次の方』どうぞ〜!」
530
:
『星見町七夕祭り実行委員会』
:2025/07/08(火) 16:45:38
>>523
(エリー)
「――――あ、ちょっと『準備中』みたいですね。
少しの間、一緒にお喋りしましょう!
あっちに笹がありますけど、皆さんはどんな願い事を書きましたか?
私は『夢』が叶うようにお願いしました!」
ステージに上がったエリーの姿が認識されることはない。
誰にも聞かれずに『歌』を終えてステージを降りようとする。
観客から見えなくなったタイミングで、
スタッフの1人と軽く接触し、それがMCの目に留まった。
「もしかして飛び入り参加の子?ステージには出ないの?
でも、きっと勇気を出して、ここまで来てくれたのよね」
そして、MCから『ステッカーセット』を差し出される。
「これをあげる。勇気の『ご褒美』よ」
>>524
(こうめ)
MCのトークを挟んで、こうめが笹と共にステージへ上がった。
実体化した『縄』による空中技に、観客から感嘆の声が漏れる。
曲芸にも似た鮮やかさのお陰か、
幼児が縛られているという見た目の危うさは薄れたようだ。
「ありがとうございました〜!あんな風に飛び回るなんて、
なんだかサーカスを見ているような気分でしたね!大胆でありつつも繊細で、
滅多に見られないパフォーマンスだったのではないでしょうか?」
「では、私から『参加賞』をプレゼントします!」
MCから『ステッカーセット』を送られ、こうめが吊られた笹をスタッフが降ろした。
「さて!いよいよ次の方で『最後』ですねぇ。
フィナーレを飾るパフォーマンスをご覧ください!」
>>525
(小泉)
『神楽舞』というのは意表を突いた出し物だが、
それまでと毛色の違う内容だけに、観客からの反応は悪くない。
『花火の最期』を再現した演出には歓声が上がった。
小泉の予想とは裏腹に、総じて上々の結果だったと言えるだろう。
「キレイなダンス……いえ、『舞』でしたねぇ。
流麗な動きの中に、確かな力強さを感じました。
『花火』の演出も素晴らしかったと思います!
伝統的なスタイルに現代風のスパイスを加えた新しい表現と呼べるでしょうか。
もう一度、大きな拍手を!」
「ありがとうございました!こちらが『参加賞』です。
どうぞ、お持ち帰りください!」
最後の飛び入り参加者である小泉に『ステッカーセット』が手渡され、
その年の『七夕祭り』は幕を下ろす――――。
>明嵐鈴音『一般メイド』ハンドベル『デイジー・ベル』
>甘城天音『ビター・スウィート・シンフォニー』
>りん『フューネラル・リース』
>エリー『サドゥンリー・アイ・シー』
>こうめ『ヘヴン・フォービッド』
>小泉ななほ『エンド・オブ・ブック』
⇒『Electric Canary Garden』の『ステッカーセット』Get!!
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