したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

【ミ】『Victim島』

1名無しは星を見ていたい:2018/03/12(月) 22:38:07
誰だ。

79中静『ハート・ブレイカー』:2018/04/02(月) 21:09:13
>>78
 特に訂正はありません。自分に返り血など掛かってる場合は
拭いたいと思いますが、それ以外で行動に変化はありません。

80『焦熱のサードアイ』:2018/04/02(月) 23:18:02
>>77>>79

「あ”〜…っ、はぁぁ…、はァぁ…ぁぁ… 」

自らの血で真っ赤に染まった上半身、止まらない荒い息。
失血による影響で目が霞んでいるのか、その双眼には既に生気がない。
もう既に自らの手で『刀』を握る事は勿論、その場から動く事すらできないだろう。
だが、満身創痍の『牧瀬三陽』自身とは対照的に
その額に発現されたスタンド―『第三の眼』はくっきりと開かれ、
相も変わらず妖しさを帯びている。

      ザッ ザムッ!!


瀕死の『牧瀬』に完全なる『トドメ』を、そして『決着』をつける為に、
五体不満足の身体に鞭を打ち、激痛に堪え距離を詰める『中静』。
だが『中静』も『重症』だ、失血の影響で足元がふらつく…。
思ったより早く進めない。


「ま、さ、か…『飛ぶ』とは…
              も、もっと『見』ておけばッ!
              ああ…、私には『見』るこ、としか、できないのに…」

             「き、気付いてるかどうかは…
              し、知らないですけどぉォぉぉ、はァーッ
              私の『スタンド』はぁー…はァーッ、
              この『サードアイ』で『見』た『体液』をぉォぉ…
              (ゴボォ…)や、『刃』にする…

              ただ、それだけぇ…それが私だけの『サードアイ』…へへっ」


『アリーナ』のフェンスに背を持たれた『牧瀬』。
自嘲混じりの笑みを浮かべ、語り始める。


             「あなたの『ハート・ブレイカー』と一緒で、
              私も、それしか…『見』る事しかできないから、ぁぁ……、
              勝つ為に…、違うな…いや、私の存在意義を『守る』為に、へへへ……
              真っ向勝負、奇策、強襲、はっだり、口による扇動、反故ォ…
              ありとあらゆる『妖刀』で相手を斬ってきまし、だ…。

              これでも、此処で生きる為に…『覚悟』を決めてるんでず…ぶ、いっ。
              で、でも『これ』だけは使いたくなか、っだなぁ… 」

『ジワ』

81『焦熱のサードアイ』:2018/04/02(月) 23:19:16
================================

32: 『焦熱のサードアイ』 :2018/03/20(火) 21:16:49
>>31

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「は、初めましてェ〜〜っ。
 あ、あの、私『牧瀬三陽』です。
 今回の対戦相手のッ!」  ズズズ…


『牧瀬』は頭を深々と下げると、右手に持った
1リットルの紙パックの『ジュース』に指したストローに口を付ける。
(空いている左手は下腹部に添えている)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

33: 中静『ハート・ブレイカー』 :2018/03/20(火) 22:56:01
>>32 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「僕は美しい。春夏秋冬 天から降る惠は全て 僕を讃えるためだ。
うん ありがとう。本当に ありがとう。つまり、君と僕の出会いもまた
僕の美のなせる賜物というわけだよね? マーキー君
 僕は嬉しいよ 僕の美が今日も一段と輝いて健在な事にね。
 それじゃあアディオス。続きは舞踏会で語り合おうじゃないか」

 ん? 八女ちゃんorカムイ君の人物像と今の姿形が合わさらない事や
話しながらジュース飲んでるような妙な仕草や帽子に突っ込まないのか?

・・・・・・それは、僕の美より重要な事かな? 僕はそう思わない。
 僕は僕を賛美する事に対して一生懸命 文字通り命がけで一生費やしてるんだよ。
他の事は、僕は天に愛されてるから 多分何とかなるよ

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

================================

82『焦熱のサードアイ』:2018/04/02(月) 23:24:11

        じわあ……

『中静』は『牧瀬』の『異変』に気付く…
地面に座り込む彼女の足元…正確には彼女が纏う『スカート』、
その下からまるで魔法のように『液体』がジワリと湧き出ている…。
僅かに黄色みがかった『液体』は鼻をツンとつく独特の『アンモニア臭』と共に、
まるで『湖』のように地面の上を拡がっていく…。

================================

         ≪ま、まさか…【地獄少女】、これはまさか…っ!≫

         ≪あらまぁ、これ私もこの間の『撮影』でやったわよ。
          …三陽ちゃんッ!あなたッてば、素敵じゃあないのォ!≫

                おい… おい… まじかよ…

                ドヨドヨドヨドヨ…

何度も何度も騒めいてきた今回の『アリーナ』だが、
『クライマックス』のこの場面で今日一番の騒めぎが会場を支配する…。 

================================


「へへ…あーあ…やっちゃった…。
 お気に入りの『パンツ』がびしょびしょ……
 で、でも…1度やっちゃった、ら気が楽っていうかぁ、へへ…

 ちゅうせいサン…私、みっともないでしょ?
 言うに事欠いて…よりにもよって、『お漏らし』ですヨ…?
 最低…ですよね、はァー、はぁ、ぁぁあぁぁ…、
 でもッ、私を『守れる』場所は『アリーナ』しかないから、
 自分の場所を、存在を『守る』為なら、何でもします…っ!」

   
「中静さん、私にトドメを刺しに来てくださいよ。
   オール・ナイト
 【全ての騎士】じゃあ私を、『守れない』…っ!」


            『ギロォォ』…


吊るされた照明器具に照らされ、鏡のように輝く黄金色の『湖』を
牧瀬の『第三の瞳』が『凝視』する…

83中静『ハート・ブレイカー』:2018/04/03(火) 19:15:04
>>80-82

>中静さん、私にトドメを刺しに来てくださいよ。
   オール・ナイト
>【全ての騎士】じゃあ私を、『守れない』…っ!

 「…………」
    「あ? なに??  殆ど聞いてなかったわ」

 長口上どうも。けど、要は排泄物を最後に刃にしてくるんでしょ?
私……いや、こいつに騎士として接するのも馬鹿らしいや。
 僕は『本物』が見たかった。途中までは良かったのになぁ
中盤まで、彼女からは真の『邪気』が見えた。僕に劣るとは言え
美しすら感じる『殺意』があった。ギロチンの攻撃だってそうだ
それが『本物』であるならば言う事がない。けどね……

 「――うん、もういいや。君は『不細工』だ『贋作』だ」

「共倒れを望むんだろうけど……今の君と心躍る戦いが出来ないし
……数十秒、君に猶予をあげるよ。それぐらいあれば
もっと綺麗に、私を倒せる方法も見いだせるでしょ?」

今の彼女の姿は、正直いって見っともない。全てを振り絞って
戦うと言えば聞こえはいいが、やり口が簡素で心惹かれない。

 『近づかない』 接近してるのなら、杭は近くにあるのだろう。
黄金水や相手の血液にも気をつけつつも拾い上げてガジェットに装填。
切り落とされた左腕のほうまで戻る。

84『焦熱のサードアイ』:2018/04/04(水) 02:34:08
>>82
すっかり『牧瀬』への興味を失った『中静』。
冷たく言い放つと、再び『守り』に入り、
地面に落ちている『杭』を回収する…。


          「プッ」

          「ふっふっふ」

自らの『尿』を凝視する『牧瀬』が不意に笑い声を漏らす。


「そんな事言ってるけどォー、
 あなただって随分と『偽物』みたいですよ…?
 だってェェ、中静さん、その反応じゃぁァぁぁ…
 私の『スタンド』ォォぉ…理解していなかったですよねェェ…ッ?」


確かに『牧瀬』は動けず、いつでも『トドメ』を刺せる状況だ、
どういった意図かは汲めないし、真偽も定かではないが、
『牧瀬』は自ら『見』る事で能力を行使できると語った。
…つまり、手足を動かせずとも『武器』を発現する事が可能な彼女を相手に、
此処で『見』に入るのは、あまりにも――『愚策』だ。
例え、負傷しようとも此処は確実に『トドメ』を刺すべきだった。


「ほぉら、やっぱりッ。
 私は『共倒れ』なんて、更々ァする気ないですよォぉォォ…
 時には、『凡作』の中に『奇策』を交えるんですよぉォォ…ぉぉ」


            『ジャギ』


「私の勝ちです』

(直接、『第三の眼』で見ていないにも関わらず)
『牧瀬』の上半身を真っ赤に染め上げる『血液』が、
瞬時に、そして全て同時に、刃渡り『2m』を超す巨大な1本『大鎌』へと変化し、
備えた凶悪な『刃』を『中静』へと向け、その胴体目掛け、射出される――。


             びゅおぉぉぉ――っ!

射出される速度自体は大したことはないが(スC)、
今までの『刃物』と違い『巨大』な為――『近い』。
飛来する『大鎌』を見た中静は、この『刃』は『凡策』では防げないと、確信する。

85中静『ハート・ブレイカー』:2018/04/04(水) 22:32:21
>>84

 >私の勝ちです

   フゥ……。

 「――騎士の心得って言うのがある。常に優雅たれってね」

   チャキンッ……。

 「言ったよね? 私は『オール・ナイト(全ての騎士)』だ。
騎士たる闘いの為ならば、片腕も惜しくはない。
 そして、ようやく君に相応しい『制裁』が決まった」

 ガジェットの筒を、牧瀬の顔面に掲げつつ呟く。

 「――君が選んだ地獄。君が散々積み上げた敗者達の土台。
……少しぐらいは味わって見るんだね。
 君の相手が幾つも味わってきた『辛酸舐める』ってのを」

   パシュンッッ!!

 >>83で杭を拾い、ガジェットに嵌めた……そして、その中に
『血が染み込み固まった砂』も、だ……。

 「『見る』事が出来なけりゃ、『解除』されるんでしょ?」

 杭が飛び出る速度は『早い』(スB) 相手の刃の射出より
間違いなく、こちらの『砂弾丸』が牧瀬の顔面および『スタンド眼』の
視界を封じ込めるほうが早い。そうなれば、刃は解除されるだろう。

 「――さて  チェックメイトだ」

  相手が視界を封じられ、無力化が成功したら。前進して
杭で頭部を叩きつける。

86『焦熱のサードアイ』:2018/04/05(木) 00:24:40
>>85

    ジャキンッ

勝利宣言、そして中静は『ガジェット』に紛れさせていた『砂』を、
『杭』の伸長を利用し、地面に溜まった『小水』を『見』ている
『牧瀬』目掛け一気に飛散させるッ!
それはそのまま『牧瀬』の『第三の眼』へと――

================================

   ≪やはり、と言いますか今回の『牧瀬』戦も、
    異様な雰囲気に包まれていますが…!
    何やら中静、杭と共にむむ…『砂』を飛ばしたようです…
    姫川さん、これは一体?≫

   ≪ふふ、どういった意図かは知らないけれど、
    『三陽』ちゃんは自ら『視界』でスタンドを発動するって言った。
    だったら、ていうかそりゃあ狙うって話でしょん?でも――≫

================================

「…へへ」
 
「おかしいと…思いませんかぁァぁ……
 私が『サード・アイ』の能力を自ら、語る事…
 
 …私が『見』ていないにも関わらず『血』が『鎌』になった事…
 
 それに下向いッで、『おしっこ』を『見』ている私がッ、
 あなたのいう『ガマガエル』のこの私がッ!」

 
          パラパラ…

『牧瀬』は俯き、地面に溜まった自らの『小水』を『見』ており、
『中静』の方へと顔を向けていない。
必殺の『砂弾丸』が『第三の眼』を潰す事は叶わず、
俯いている『牧瀬』の頭部に降りかかるだけの結果で終わる…。

================================

         
        ≪ふ、不発ゥゥゥゥゥ――ッ!!
         『中静』の渾身の策は不発に終わりましたッ!
         『死神』の『大鎌』が迫るゥゥゥ―――ッ!!
         だがッ!何故ッ!直接『見』ていないにも関わらず、
         『小水』ではなく『血』の方を『刃物』化できたのかッ!!≫


≪…何言ってるの。簡単じゃない。
 『三陽』ちゃんの『おしっこ』を見てみなさいよ≫

================================

『中静』は解説の『姫川』の声に反応し、
思わず『牧瀬』の『小水』の湖へと目を移し、
そして『血』の『刃物』化の『カラクリ』を理解する。

        キラキラッ… キラキラッ


「私がこんなに『笑う』なんて…!」


『リング』の唯一の『光源』である、天井の巨大な『吊り照明』…。
『照明』の数が少ないのならば、必然的に『光源』の『光量』は強くなる。
熱さを感じる程に注がれた『光』は、地面に溜まった『牧瀬』の『小水』を照らし、
そして『光』で照らされた『小水』は、まるで『鏡』のように『反射』し、
俯いている『牧瀬』の笑みを映し出している――。

87『焦熱のサードアイ』:2018/04/05(木) 00:28:36

     ビュオォオ――――ッ!


                 『ザクッ』

【地獄少女】の『大鎌』は止まらない。
剥き出しの『殺意』は容易に『中静』の胸を貫いた。
激痛。傷口からジワリと血が流れ、意識が、霞む…。

================================


           ≪き、決まったァ―ッ!
           【全ての騎士】届かずッ!!
            勝者はッ!【地獄少女】『牧瀬三陽』ォォォ!!≫
           

================================


     「…言ったでしょう?
      『見』る事しかできない…から、
      『凡策』の中に『奇策』を交えるって…」

      「私は一足先に『上』へ行きます…、
       それじゃあー…はァー…、『さよなら』」

88中静『ハート・ブレイカー』:2018/04/05(木) 07:32:33
>>86-87(長らく、お付き合い有難う御座いました)

 最初に砂で攻撃して、締めも砂で終わり……結果は『惨敗』か。

 (これが『本物』の『敗北』って言うものか)

  (胸にクルものがあるねぇ……今まで感じた事のないものだ。
これも得難いものだけど)

   迫る刃と、激痛。そして目頭に走った赤い閃光を感じながら。

 (けど、やっぱりどちらかと言えば勝ちたかったなぁ)

    暗転する意識の中、天井の強い光源が中静の最後の見たものだった。

89『焦熱のサードアイ』:2018/04/06(金) 22:41:52
>>88
 
          「へ、へへ…ぶいっ…」



血で真っ赤に染まった視界の中、
満身創痍の状態で笑みを浮かべる『牧瀬』の姿だけが、いやにくっきりと映る。
だがその視界も徐々に赤から真っ白へと変わっていき、
拭い難い『敗北感』を胸に抱いたまま『中静』の意識は暗転する…。



  ・  ・  ・


       「いやあ…すごい試合だったねえ。
        何というか…すごい『壮絶』だったよ…。
        とりあえずお疲れ様、ゆっくり休んでね」


次に目を覚ました時、『中静』はベッドの上で寝ていた。
胸の裂傷も、切断された左腕も指も縫合後もなく綺麗に治っていた。
おそらくアリーナ関係者の『スタンド』能力で治癒されたのだろう。、
ベッドから起き上がり、『神武威』と『八女』から労いの言葉と
幾ばくかの『謝礼』を貰い、『日常』へと帰還した――。



中静長歌『ハート・ブレイカー』⇒『右肩裂傷』『左腕切断』『右親指及び人差し指切断』
                『胸部裂傷』『失血』(全て『治療済み』)
                『謝礼10万円』入手、『敗北』

牧瀬三陽『ダーク・アイズ』⇒『胸部裂傷』『鎖骨骨折』『勝利』『A級ランカーへの挑戦権』入手

90『焦熱のサードアイ』:2018/04/06(金) 22:43:58
本体の額に発現する『第三の眼』のヴィジョン。
その瞳で『見』た『体液』を『刃物』にする能力。
発現できる『刃物』の種類は実在するものならば自由自在で、
その刃渡りは『第三の眼』で捉えた『体液』の量に比例する。
また『刃物』は発現した時に限り『射出』する事が可能である。
発現できる『刃物』の数は常に一種類だが、
『第三の瞳』で『見』る事で、一瞬で元の『体液』へと戻せる。

『視線』で発現する能力の為、その射程は非常に長いが、
『見』るという性質上、『目隠し』等の攻撃に非常に弱く、
『第三の瞳』の視界を阻害される事で簡単に無力化される。
また通常の『スタンド像』を持たない為、接近されると脆い。


『ダーク・アイズ』
破壊力:なし スピード:なし 射程距離:C
持続力:E 精密動作性:なし 成長性:C

91寺田清明『ジャンヌ・シャント・ジャンヌ』:2018/04/06(金) 22:48:21
「へ、僕に今回の『総評』をお願いしたいって?
 ぶふぅ〜ッ!『A級ランカー』の僕にそれ聞いちゃう?
 かぁ〜〜ッ!!こりゃあ参ったっつーの!!」

「んあ、あの女――『中静』だっけ?
 あいつ『騎士』を自称する割に、随分と『リスペクト』精神がなかったね。
 いきなりガマガエル呼ばわりとか、DQNかよ。
 それにせっかく武器持ってるのに『守り』が多かったなあ。ぶへッ。
 【客煽る⇒守る⇒牧瀬たんをdisる⇒カウンター】の無限ループって怖くね?
 
 牧瀬たんはあのヴィジョンの通り『視界』が弱点なんだから、
 飛び出す杭で『照明』壊したり敷いてた『絨毯』を上手く使って、
 三つ目の『視界』を塞いだり、後『刃物』の発現の隙つけば、
 それなりに上手く立ち回れたんじゃねーの?

 あの『杭』?を使って『血』を防いだのは上手いと思ったけど、
 『ダーク・アイズ』の能力を理解するのが遅かったんじゃね。
               ――こんな感じでオッケー?」

92一抹 貞世 『インダルジェンス』:2019/03/02(土) 23:41:53
『簡易プロフィール』
小学六年生。教会の老夫婦に拾われた捨て子。
臆病でマイペース。爪が甘く騙されやすい。

『外見』
ウルフカットの白髪。
血管が薄っすらと見える透き通った肌、淡い青色に微かなエメラルドの反射が混じる瞳。
上下ともに制服。安めの運動靴。

『所持品』
財布、スマホ、ランドセル(教科書入り)、リコーダー、長さ調節可能な縄跳び(2.8m)

『スタンドの能力概要』

手で触れた者の悪感情を、触れている限り『鎮静』する。
また手の甲から『刃』を伸ばし、『苦痛を伴わない』斬撃が可能。

『インダルジェンス』
破壊力:B スピード:C 射程距離:E(1m)
持続力:B 精密動作性:A 成長性:B

『能力詳細』
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/99

93小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』:2019/03/03(日) 22:33:55
○プロフィール
清月学園高校三年生。在る過去により若干人間味が薄い
老若男女問わず丁寧な物腰を心掛けている

☆外見
清月の制服をバンカラマントのように着こなす。平日でも着用してる
顔は、特別美醜に寄らない。ただ、よく周囲に風変わりと言われる。
装飾品には無頓着だか、親友の勧めでネックレスや付けピアスも時折する。

△所持品
財布・スマホ・ハンカチ
ショルダーバック↓詳細
ttps://item.rakuten.co.jp/auc-touch-the-sky/bbm003/
バック中身下
テグス(20m)・メモ帳・筆記用具
鉛筆削りようポンナイフ・水筒(マスカットジュース)
マスカットジャム入りの小瓶

★スタンド能力概要
玩具の金魚のような小さな群体型のスタンド。
液中に発現し、周囲の液体を集め『水槽』を形作る。


『リヴィング・イン・モーメント』
破壊力:D スピード:C 射程距離:B(30m)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:D

☆能力詳細
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1463236020/29

94矢貫 湊『ノーバディ・アンダースタンド』:2019/03/03(日) 23:27:29
◆『簡易プロフィール』
30手前のサラリーマン。
自分より劣った部分を持つ人間を見下して安心する悪癖がある一方、
自身が『底辺』の類である事を自覚している。
それ故、今よりも程度の低い『ドン底』に落ちる事に強い抵抗感を持つ。
高卒。禁煙3日目。

◆『外見』
前髪と襟足がやや長めのミディアムヘア。
スポーツブランドのパーカーの上に黒のピーコート。
ジーンズにスニーカー。ボディバッグ。

◆『所持品』
スマホ、財布、煙草、ライター。

◆『スタンド概要』
『手で払う』ことで、衝撃を増減する作用を持つ『敷き物』を発現する人型スタンド。

『ノーバディ・アンダースタンド』
破壊力:C スピード:C 射程距離:C(8m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:C

◆『能力詳細』
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/100

95夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/03/04(月) 00:16:55

☆★☆プロフィール★☆★
先天的視覚障害者だったが、角膜移植の手術によって視力を得た。
『見た事のないもの』を見るのが好きで、常に『未知』や『不思議』を探し求めている。
目が弱いためにサングラスを掛けており、外すと視力が弱視レベルに低下する。

☆★☆外見★☆★
金髪のセミロング、リボンのようにして頭にスカーフを巻いている。
こげ茶色の瞳、ブルーのレンズのサングラス。
白い丸襟ブラウス、青いジャンパースカート。
ダイヤ柄のタイツ、エナメルのショートブーツ。
両手の爪にネイルアートの施されたカラフルなネイルチップを付けている。

☆★☆所持品★☆★
財布、スマホ、ハンカチ、ティッシュ、予備のサングラス、
ネイルケアセット(ステンレス製の爪切り、爪ヤスリ、爪磨きなど)、
100%グレープフルーツジュース(550ml)、防犯ブザー(電池切れ用の警笛付き)、
以上の品物を入れたミニリュック

☆★☆能力概要★☆★
爪で切り付けた物に五感を『移植』する能力。
四感は非常に鋭敏だが、視覚のみ有しておらず、
存在しない視覚を移植された相手は『盲目』になってしまう。

『ドクター・ブラインド』
破壊力:D スピード:B 射程距離:D(5m)
持続力:E 精密動作性:B 成長性:D

☆★☆能力詳細★☆★
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/56

96『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/05(火) 01:12:11
>>92(一抹)

ある日の事であった。
『一抹』は『義父母』の知人の『シスター』に頼まれ、
『シスター』が身を寄せる隣町の『教会』が定期的に行っている
『炊き出し』のボランティアを手伝う事になった。

準備はそれなりに大変ではあったが『炊き出し』自体は恙なく終わり、
教会に戻った時には丁度昼時だったので、
義父母の知り合いである『シスター』に勧められ、
『炊き出し』の残りである『カレーライス』を食べたのだが――。





           『ゴボッ』


次の瞬間、『一抹』は派手に『吐血』していた。
『腹痛』『吐き気』『悪心』『皮膚炎』『呼吸不全』etc
考えられる限りのありとあらゆる『異常』が『一抹』を襲う。
これはまさか――?


          ≪にたぁ≫

血を吐きその場をのたうち回る『一抹』、
自分を見下す『シスター・マスミ』の不気味な笑みを見て、
『一抹』は自らの『死』を理解した。

>>93(小林)

ある日の事だった。
駅前で友人の『ヤジ』と待ち合わせしていた『小林』。
予定の時刻を過ぎても『ヤジ』は現れず、そろそろ連絡を入れようかと思った瞬間、



      『パァン』



「…イヒヒッ、ヒヒッ!
 やッた!やッてやッたぞ!!
 俺ッちのッ!これは俺ッちのォ!イヒヒヒヒッ!!」

目の前に脈絡もなく現れた『ホームレス』に『拳銃』で撃たれた。
あまりにも突然の出来事で『スタンド』で対処する事もできなかった。
くゆる硝煙の向こうで、『ホームレス』が壊れた『玩具』のように笑っていた。

腹から生暖かい『血』がドクドクと流れていく。
きっと『小林』は――此処で『死ぬ』。

97『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/05(火) 01:13:46
>>94(矢貫)


       『キイィィィ―――ッ!!!』

       『ドオォォ――――ッ!!!』


ある日の事だった。
『矢貫』は歩いていたら車道から飛び出してきた『トラック』に轢かれた。
それはあまりにも突然の出来事で『スタンド』で対処する事もできなかった。
全身に走る激痛、指一本動かす事もできない。


         ≪バタンッ≫


「うじゅるうじゅる」


『トラック』から真四角なフレームのメガネをかけた『オタク風』の青年が下りてきた。
どういう理由があって『矢貫』を襲ったのかは不明だが、
『オタク風』の青年の右手には禍々しい『中華包丁』が握られており、
呪詛のような独り言を発しながら、動けない『矢貫』へゆっくりとゆっくりと近づいていく。
おそらく『矢貫』は――『助からない』。


>>95(夢見ヶ崎)


          『グシャ』

ある日の夜の事だった。
人気のない道を歩いていた『夢見ヶ崎』の頭に鉄のような衝撃。
いや――『鉄』だ。
激痛に耐えられず思わずその場に倒れる『夢見ヶ崎』。


          「………」


倒れたまま顔を上げるとそこには
『紫色の法衣』に身を纏った長髪で無精ひげの男が立っていた。
死んだ魚のような目で『夢見ヶ崎』を見下ろすその男の手には血に塗れた『バール』が握られている…。

  
        グニャ〜〜〜ッ

当たり所が悪かったのだろうか、『意識』が遠のいていく。
きっと『夢見ヶ崎』は此処で『生き絶える』。

98矢貫 湊『ノーバディ・アンダースタンド』:2019/03/05(火) 01:43:21
>>96-97

俺だってしこたま酒を飲んだ夜に、曖昧な意識の中で眠りに向かいながら、
自分の死に様について考えたことくらいある。それは、そう。何度もだ。
 
 
    「ざッ」
 
 
突如として迫り来る『トラック』を目前にして、俺は呑気にもそんな事を考えていた。
走馬灯って奴か?じれったいくらいにゆっくりと流れる景色を前にして、とりとめもない事ばかりが思い浮かぶ。
 
          「まあッ」
 
 
派遣会社の営業として働くなかで、『運送業者』に『運転手』を紹介してやったことなら何度もある。
デカめの運転免許以外に取り柄の無いおっさんが、デカいガキを養う為に仕事を探している様を見る度に、
こんな奴よりは俺の方がマシだろう、と思ったもんだ。
 
 
          「ざまあッ」
                     「みやがれ」
 
 
全身の痛みに耐えながら辛うじてそれだけ言ってやった。
この手の事故だ、単なる赤キップじゃあ済まないだろう。
俺程度の命と引き換えに、運転手と、そいつの家族の人生を道連れだ。悪くない交換だって思うだろ?


   「!?」
                 「死にッ」
 
 
でもな。降りてきたのが『トラックの運ちゃん』じゃあなくて、包丁持ったオタクってのはどういうことだ?
『事故』じゃあなくて、『俺』を、ハナッから『やる気』なんだとしたら。
『そういうつもり』なんだとしたら。俺を殺すつもりなんだとしたら。
 
 
      「損」
            「かよッ」
                                「──クソッ」
 
どこまで声に出せたかは分からない。でも。だけど。『それ』は駄目だ。
誰かの思い通りに死んで、踏み付けられて終わるのは、それは駄目だ。
 
ああ、もう、畜生。
死に様を選べるくらいまで、まずは生きてみたかったんだよ。畜生。

99一抹 貞世 『インダルジェンス』:2019/03/05(火) 02:57:50
>>96
久しぶりにイシクラゲ以外の食事に有りつけた。
込み上げる吐き気と悪戦苦闘して完食するが…

「ごちそう、ブッバァ!? 」

この仕打ちだ。してやったりと自分を嘲笑う『マスミ』。
堪えきれず嘔吐した吐瀉物の緑や黄色がかった色。
全てを理解するも意識が朦朧としていく。

「わ、わたしは白蟻じゃな…い…」

炊き出しに『例のアレ』が含まれていたなら、
きっと自分は地獄行きだろう。
殺人に手を貸した事を悔い息絶える。

100夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/03/05(火) 05:42:37
>>97

ココ(ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1463236020/114-115)を出て、
いつものように面白そうなものを求めて街をブラブラしていた。
その日はコレといって目新しい収穫もなく、夜になったので家に帰る。
『ウサギ』もみつからなかったし、こんやのバンメシのコトでもかんがえるか〜〜〜。

たしか、きのうが『カレー』だったからな……。
そして、ゆうべのじてんで、まだ『カレー』はだいぶあまっていた。
つまり、こんやのメシは『のこりモノのカレー』だな!!

こんやも『アリス』のロンリテキスイリはさえわたる。
そのするどいズノウをもって、かずかずのジケンをカイケツにみちびいてきた。
そんな『アリス』のもとへ、あらたなイライニンがすがたをあらわす。

ダイフゴウのイサンソウゾクニンが、なにものかにイノチをねらわれているというのだ。
しかも、そのヨウギシャはシンゾクのなかにいるらしいとのコト。
ほかのニンゲンにきづかれず、ひそかにソウゾクニンをまもらなければならない。

こうして、アリスはサマザマなオモワクがうずまくヤシキをおとずれた。
つぎつぎにまきおこるサンゲキ、ギワク、ナゾ。
やがて、イライニンのクチから『18ねんまえのヒミツ』があかされる。

はたして、ジケンのハンニンは??
そのシンのモクテキとはなんなのか!?
かつてないショウゲキのクライマックスをみのがすな!!

                     グ シ ャ ァ ッ !!

     「――――ぐはッ!?!?」

そこまで考えた時、いきなり何の前触れもなく鉄の塊で頭を強打された。
最初は疑問が脳裏を掠めたが、すぐに思い直した。
こうなったのは、ある意味『当然』のことだったのかもしれない。

(なんか…………『ちかづきすぎちゃった』かなぁ…………)

『ドクター・ブラインド』の存在を自覚してから、今まで色んな所に首を突っ込んできた。
自分が考えていた以上に、『危険な世界』に踏み込み過ぎていたのかもしれない。
そうだとすると、こうなったのはベツに『フシギ』でもないようなきがしてきた。

「――――あ…………」

(オマエが…………ハンニンだった…………のか…………)

ほとんど無意識に近い状態で、自分を殴り倒した男の姿を目に留めた。
まさか、コイツがイチレンのジケンのシンハンニンだったとは……。
やがて男の姿が視界から消え、代わりに別の人物の姿が浮かんでくる。

(パパ、ママ――――)

(しおんちゃん――――)

(みんな――――)

目の見えなかった自分を支えてくれた両親や、一緒に楽しい時間を過ごした友達や、
眠っていた『ドクター』を目覚めさせた人。
今まで出会ってきた人達の顔が、次々に思い浮かんだ。
その中には、ツインテールの『フツー』な少女の姿もあった。

   《……もしですよ》《もし、また『試合』とか出たりするなら》
   《フシギの国に行ったりするなら》《そうしたら》
   《ちゃんと最後は、こっちの、フツーの側に帰ってきてくださいね》

   《イズミンは、いつでもこっち側で待ってるんで!》

          「…………ゴメン…………」

蚊の鳴くようなか細く微かな声で呟き、そのまま緩やかに意識を手放す。
まぁモノゴトは、なんでもプラスにかんがえたほうがケンセツテキだ。
これはオワリではなく、あらたなハジマリだとカイシャクしよう。

       アリス・イン・ザ・デッドランド
タイトルは『 死者の国のアリス 』でいいかな??
でも、このタイトルだと、どっちかというと『ゾンビもの』になりそうなきがする。
ココとか(ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1534589466/91)で、
にたようなコトいったおぼえがあるし。
ソレだと、ちょっとプロデューサーのもとめるロセンとちがうんだよな〜〜〜。
もっとこう、ファンタジックなカンジにしたい。
じゃ、やっぱかえるか??
いっそイッパンコウボでこうほをさがすっていうのもアリかもしれない。

                                       ブラックアウト
そんなことを考えている間に、、夢見ヶ崎明日美の意識は完全に『 暗転 』した。
いつの間にか外れていたサングラスの下にある両の瞳には、既に『光』はない。
『盲目』として生を受けた時と同じような、果てしない無限の『闇』があるだけ――――。

101 小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』:2019/03/05(火) 07:17:34
>>96
「少し遅いな……今日はどんな言い訳をしてくるのか」

彼『ヤジ』が遅刻する時は、そう珍しい事でもない。時間通りに来るのと
何かしらのイザコザか、道すがら横断歩道を渡ろうとしてる重い荷物を持った
老婆の手伝いをして遅れたと言うような出来事で遅延があった事もある。
碌でも無い理由な事もあるが、それは長い付き合いだし虚偽を知るのも容易だ。

連絡が来るまで適当に駅前に新しい小説があるか見分でもする為、待合場所を
移すかとスマホを持った瞬間、一発の銃声が全てを変えた。

「――! ごっ……フ」

 胸を抑える。心臓のあるであろう箇所に正確に貫く鉄の塊。

突発的な急襲。理由や事情を検索する事は無理な事が致命的な負傷と
下半身から氷の塊で出来た液体のようなものが覆っていく感覚から知れる。

「り…ヴィン  イ……メン」

『胸から流れる出血』で『リヴィング・イン・モーメント』を発現。

最後の力を振り絞る。

『ホームレス』向けて飛来させ下半身に飛来させる(ス精CC)
到着したら解除し、自分の血液を付着させる。

相手がスタンドで作られた襲撃とかで無い限りは、後に犯人と思える
存在に自分の返り血があった事を誰か証言して決め手になる。
 ツキがあれば、彼が血の付着したホームレスにすれ違って違和感を知り
真実へと到達してくれるだろう。

唐突に歌いたくなった。

「With peace in my mind……♪

……With peace in my heart♫

…………With  Peace……in my soul♬」

  ガクッ

「Wherever…… I'm going  I'm…already home」

102『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/05(火) 21:47:07
>>98(矢貫)


自らの『無駄死に』をただただ悔やむ『矢貫』。
途切れ途切れに吐き出した怒りは誰にも届く事なく――


    「ぁ〜〜〜っ!」

          『ザクッ』 『ザクザクッ!』


矢貫 奏『ノーバディ・アンダースタンド』⇒『死亡』『再起不能』


>>99(一抹)

激痛と共に滲みよってくる『死』の概念。
そして『大量虐殺』に加担したかもしれないという『後悔』。
だが死に絶える『一抹』にそれを確かめる術はもはや無い。


   「――チュ!」

『付けまつげ』『エクステ』『リップ』…
派手な『ギャルメイク』の若い『シスター』
――『マスミ』が『一抹』へと『投げキッス』を送った。


一抹 貞世『インダルジェンス』⇒『死亡』『再起不能』


>>100(夢見ヶ崎)

『夢見ヶ崎』の脳内に『走馬燈』が『ダイジェスト』で展開される。
決して長く生きてきた訳ではないが、
『想う』事があまりにも多すぎて思考が纏まらない。


   「≪――――ぐはッ!?!?≫

    ≪――――あ………………≫
 
    ≪…………ゴメン…………≫

            ――ッとな」


男が、死に際の『夢見ヶ崎』の言葉を繰り返した。
意図は全く読めないが、その男の瞳は『夢見ヶ崎』のものより『暗黒』だった。


夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』⇒『死亡』『再起不能』


>>101(小林)


   ズギュンッ    ビュッ ビュッ


最期の力を振り絞り『ホームレス』に『殺人』の『証拠』を残す『小林』。
死に絶える『小林』にその後の未来を確かめる術はないが、やれるだけの事はやった。
後は友人の『ヤジ』に任せるしかないだろう。


    「ケヒヒッ!ケヒヒッ!
     月が見えるッ!真っ赤な月ガッ!真ッ赤ッ!
     赤イ波の!さざめきッ!おォォォォ――ッ!!」


何が楽しいのかは分からないが、
目の前の『狂人』はそれはそれを愉快そうに笑っていた。


小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』⇒『死亡』『再起不能』

103『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/05(火) 21:49:30
>>98-101(全員)






        ≪パッ≫



意識が暗転した瞬間の出来事だった。
『矢貫』『一抹』『夢見ヶ崎』『小林』は4人卓の席に座っていた。
怪訝に思い周囲を見渡すと今いる場所が『レストラン』である事がそれとなく理解できるだろう。
(飲食店にも拘わらず『窓』や『扉』が見渡らないのが不可解だが)
長方形のテーブルを囲い、互いの顔を見合わせる4人。
――ひょっとしたら彼らも一度『死』んだ人間なのかもしれない。
此処は思い切って話しかけてみるべきだろうか?
(※4人とも『死亡』の原因となった傷は一切ない。無傷)

104矢貫 湊『ノーバディ・アンダースタンド』:2019/03/05(火) 22:37:08
>>112-113
  
「────クソッ!」
  
最後の瞬間まで悪態を吐く事しか考えていなかった俺は、
だから突然周囲を取り巻く光景が激変した所で今更言葉を飲み込む事も叶わず、
ただただ呪いの言葉を吐き出す事しかできなかった。
  
  「いや」
      「今のは、違うんだ」
  
ここはどこで、こいつらは誰で、俺はどうなったのか。
知りたい事も聞きたい事も山程あって、だからするべき事も沢山あるんだろうとは思うんだが、
それでも思考も纏まらず気持ちも落ち着かない俺が咄嗟に口にできたことと言えば、
  
  「今のは、俺を」
    「俺をトラックで弾きやがった上に」
  
   「斬り殺そうとしてきやがったあの『オタク野郎』が、クソって意味で」
  
初対面で盛大に悪態を吐く最悪の『第一印象』を、それでもなんとか取り繕うためだけの、
保身と見栄だけに突き動かされた俺なりの精一杯の、
  
  
    「だから、違うんだ」
  
  
『言い訳』だった。

105小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』:2019/03/05(火) 22:49:55
>102-103

闇の中へと沈んで言く 自分自身が水魚となったかのように
いや、言うなれば深海魚だ。私はとてもとても光が届かぬ程の底に泳ぐでもなく
沈んでいく  暗く  もう戻れぬ場所へ……
   ……誰かが呼んでる気がする。


「――っ ……」

周囲を見る。『レストラン』 『三人の規則性の無い男女』
死んだ時の貫かれた胸の痛みも無い……。

「…………」

「リヴィング  イン  モーメント」   キィィン

マスカットジュース入り『水筒』から最小サイズで一体水槽にて発現。
30m射程圏内限界で周囲に自分達以外の異常性が無いかを確認させる。
(※此処を食堂と仮定し、厨房などあるかどうか)

「……私は小林 丈と言います。清月学園、高等部三年です」

「私は突発的に駅前で銃撃を受け死んだ筈でしたが……貴方がたも
似た体験で此処に呼び寄せられたと判断しても?」

三人の死因も確認させて頂こう。
>>104(矢貫PC)

「お気持ちは お察しします。私も内心穏やかでは無いですが
年長者と思われる貴方が私の分まで激昂してくださってるお陰で
幾分か冷静をこちらも保ってますから……」

悪態をつく、この中で一番年長と思われる方にフォローの言葉を入れておく。
これで、少しは円滑に此処の四人が連帯感を持ってくれれば良いと言う打算と
亀裂が起きない為の保身を含めてもいる。

どう言った状況か未知数だが、何らかの悪意が入道雲のように怪しく
ちらついてるが故に、少しでも同じ境遇の人達の力の手は貸して欲しい。

106一抹 貞世 『インダルジェンス』:2019/03/05(火) 23:09:36
>>102-103
最後の最後に精神的なトドメを受けての死。
朦朧とする意識の中で『マスミ』の姿を目に焼きつける。
想像を絶するヴィジュアル攻撃に最後の一吐きをしておく。

「これはロッキーの仕業? にしては扉が無いから違うかな?」

スタンドを発現して自分の『悪感情』を沈静化。
平坦な精神状態のまま三人を眺める。

>>104-105

「12歳、小学六年生です。名前は一抹 貞世
 ギャルシスターにヒ素入りカレーライスで毒殺されました」
 平成最後に粋な計らいをしてくれたものです」

「あれ? これは全員が他殺って可能性も…」

107夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/03/06(水) 01:05:37
>>102

「――――おん??」

   キョロ       キョロ      キョロ
        キョロ       キョロ     キョロ 

一見するとレストランに見える。
だけど、レストランなら窓や扉がないコトは有り得ない。
つまり、ココはレストランじゃない。
少なくとも、普通の店じゃないコトは確実だろう。
ジツにキョーミをそそられる。

「さっそく『あたらしいウサギ』をハッケンした!!
 ちょうど、しおんちゃんにはなしてきたトコだったんだよな〜〜〜。
 『アリスのカン』は、きょうもゼッコーチョーだ!!」

奇妙で謎めいていて、今までに見たコトのない変わった場所。
これから、どんな『フシギ』にであえるのだろうか。
新たな冒険の香りを感じ取り、満面の笑みで大きく胸をときめかせる。 

「そんじゃ、さっそく――――」

         ドギュンッ

  《 L(エル) 》 
         《 I(アイ) 》 
               《 G(ジー) 》 
                       《 H(エイチ) 》 
                               《 T(ティー) 》

自身の精神の象徴である『ドクター・ブラインド』を発現する。
『ドクター』は、『超人的四感』を備えている。
その『超聴覚』と『超嗅覚』で、情報を収集する。
何か『音』は聴こえるかどうか、または『匂い』は漂っているかどうか。
ひとまず、その二点について調べたい。

>>104-106

「ちょど4ニンあつまってるんだし、『ダイフゴウ』でもやる??
 やるんだったら、はじめるマエにルールかくにんしようぜ!!
 『ローカルルール』がヤマのようにあるから、さいしょにきめとかないとアトでもめるし」

とりあえず、同じ状況らしい三人に話しかける。
全員見たコトのない顔――と思ったら、見覚えのある顔が一つあった。
『金一』の背後から全力のドロップキックをかました時、
(ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1534589466/126)
同じ場所にいたと思う。

「『ユメミガサキ』または『アスミ』もしくは『アリス』あるいは『ユメミン』そして『アルカラ』」

「スキなのえらんでいーよ」

「テツのカタマリでなぐられてサイキフノウになったとおもったらサイキカノウだった。
 これから、テンゴクとジゴクをゼンブみてまわるヨテイだったんだけど。
 コレは『タイトル』だけじゃなくて、『シナリオ』もかえなきゃいけないな〜〜〜」

108『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/06(水) 21:44:16
>>104(矢貫)

突然の死から突然変わった光景に対応できる訳もなく、
同時に集まったであろう他の3人に対し、
本心からの『悪態』を晒してしまう『矢貫』。
だが、直ぐに自身の第一印象を取り繕う事に努める。

そんな『矢貫』の心情を察したのか、
隣に座る『男子高校生』(小林)が優しく声をかけてきた。
向かいの席に伝わる大人びた喋り口の『男子小学生』(一抹)、
そしてその隣の席に座る幼児のように拙い喋り口の『女子高生』(夢見ヶ崎)は、
それぞれ傍らに『人型』の『スタンド』を発現し、自己紹介をしてきた。


>>105(小林)

『水筒』を媒介に『モーメント』を発現しようとする『小林』。
―――だが『水筒』が見当たらない。
どうやら『生前?』に持っていた『所持品』は鞄ごと紛失したようだ…
(そもそも『金魚』1匹で周囲を一瞬で斥候させるのは難しいだろう)


打算的な考えも抱きつつも隣の席の『男性』(『矢貫』)に優しく声をかける。
向かいの席に座る幼児のように拙い喋り口の『女子高生』と、
その隣に座るやけに話し方が大人びた『男子小学生』(一抹)が、、
それぞれの傍らに『人型』の『スタンド』を発現し、自己紹介してきた…。


>>106(一抹)

傍らに『インダルジェンス』を発現し、
自身の『悪感情』を『沈静化』。
平坦な感情を取り戻した『一抹』は何事もなく『自己紹介』をする。

向かいの席に座る男性(『矢貫』)がゆっくりと自分の『死因』を3人に説明する。
その横に座る『小林』と名乗る男子高生も同様に説明をした。
横に立つ『夢見ヶ崎』と名乗った幼児のように拙い喋り口の『女子高生』は、
『一抹』と同様にその傍らに『人型』の『スタンド』を発現している。



>>107(夢見ヶ崎)

『ドクラー・ブラインド』を発現し、周囲を警戒する『夢見ヶ崎』。
カウンター席の先にある『厨房』からは作り置きしてある『カレー』の匂いがした。
聞き耳を立ててみるが自分達以外の人間の気配は感じない。
(*『四感』を用いる場合は『何を』探すか具体的に提示する事を『推奨』)


横に座る大人びた喋り口の『男子小学生』も『夢見ヶ崎』同様、
傍らに『人型』の『スタンド』を発現していた。
向かいの席に座る『男子高生』と、その隣の『男性』が死因を語る。
どうやら4人とも『殺されて』この場へとやってきたらしい。

109『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/06(水) 21:47:11


          「いらっしゃいませー」


唐突に、『女』の声が聴こえてきた。

110矢貫 湊『ノーバディ・アンダースタンド』:2019/03/06(水) 22:45:14
>>108
  
「ええと、ああ、いや……」
  
突然の出来事の連続に思わず言い訳が口をついたが、
なんだ、よくよく見てみれば後の3人、揃いも揃って全員学生って感じのガキどもじゃあねえか。
  
「クソが云々っーのは、まあ、いいんだ」
      「忘れてくれ」
  
思わず言い訳しちまって損した気分だ。
そもそも社会に出てもいないガキどもにへりくだる必要があるか?
第一この中の誰かが、あるいはこいつら全員が、
俺を死ぬ程の目に遭わされた原因だったっておかしくないわけだろ?
だってそう。この内の何人かは、とんでもないモンをモロ出しだ。
  
「取り乱しちまってみっともなかったな。
 俺は矢貫。弓矢の矢に、貫く、の字だ」
 
言いながら、俺は他の面子に目を向ける。
まず話が分かりそうなの>>105の『小林クン』で、
  
「いや、スゲーな、落ち着いたもんだ。
 『堂に入ってる』っつーのか?
 いきなり死んだらビビるよな?分かってくれる?
 『あいつら』の『アレ』、見えるか?おっかねえったらねえよなあ」
  
なるべく気安く聞こえるように声を掛ける。
コミュニケーションが取れるってのは何より大事なことだ。
そういう意味で、俺は随分落ち着いて見える>>106の『一抹クン』にも声を掛ける。
  
「やっぱ『あの事件』って年末特番とかで何度も流れたりしてんのか?
 その歳じゃあ、生まれてない頃だもんな」
  
「俺は『トラック』に『刃物』だったから分かりやすかったけど、
やっぱスゲえな。『持ってる』な。
 俺、毒殺されても『ヒ素』の味なんてわかんねーからな、
 その、『それ』。そういうのが分かる『アレ』なのか?」
  
超能力者と話したことはあるか?
俺はない。
これは俺なりの、精一杯の距離の詰め方なんだ。
  
  
話しながらも妙な苛立ちを覚えつつ、
俺は半ば無意識に荷物を確認する。
特に、『タバコ』はちゃんと手元にあるか?
今日で禁煙4日目──3日目か?どっちにしたって一番しんどい頃合いで。
  
>>109
  
  「それ」
  
    「客が席に着いてから言うことじゃあ、ねえだろう」
  
だから突然掛けられた声に、八つ当たりのように因縁をつけることも、できちまうわけだ。

111夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/03/06(水) 23:02:07
>>105

「よろしく」

会ったのは二度目だが、言う必要はないだろう。
向こうが覚えてるか分からないし。
それに、今はそんなモノよりも優先するコトがある。

>>106

「『ロッキー』ってダレ??ソレはナニしてんの??」

『ドクター』の人差し指で、一抹の傍らの『スタンド』を指し示す。
知らないけど、何かの『能力』なんだろうか。
まぁ、教えてくれないならくれないで別にイイけど。

>>110

「みえてるの??みえるんだったら、だせるんじゃないの??」

「――――『コレ』」

さりげなく一人だけガン無視されたが、気にしない。
相性の問題だろう。
わたしだって、キライなヤツをスルーするコトあるし。

>>108
>>109

大体の状況は理解した。
いや、正確には『まだ』理解してないのだが。
何しろ奇妙な状況なのだから。

「ようするに『すげーフシギ』なジョーキョーってコトだな〜〜〜。
 いいねぇ〜〜〜。『グッ』とくるねぇ〜〜〜。
 マエマエから、こういうのをまってたんだよな〜〜〜」

『アリス』には冒険が必要だ。
それも、日常から非日常へ急激に落下するようなサプライズがなければいけない。
今、自分が体験しているものがソレであるコトを期待している。

「――とくにヘンな『ハンノー』jはナシか……。『カレー』がある……。
 『カレー』か……。『グーゼン』だな」

今夜食べるハズだったメニューだ。
まぁ、それはいいや。
今は、それよりも重要なコトがある。

「『ダイフゴウ』は、またこんどやろう。ちょっとみてくるから」

『ドクター』を出したまま、女の声が聞こえた方向へ向かう。
あまり近付きすぎず、離れた位置から女の姿を確認したい。
『超聴覚』なら、『声』までの距離は概ね正確に分かるハズだ。

112小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』:2019/03/06(水) 23:04:13
>>108-109

(……手荷物は全て押収された。そう捉えるべきだな
最悪戻って来ない事も考えよう)

『リヴィング・イン・モーメント』 液体を媒介し発現する力。
バックの中にはスタンド能力を発現させる為の大事な水筒にジャムもあったし
非常時のテグスも入れてたが……仕方がない。

>>110
「あぁ……私は漢字の一に人を重ねての丈(たける)です。
えぇ、見えてますよ。私には(人型のものは)発現出来ませんが」

一応顔見知り(夢見ヶ崎)は居るものの、親交はそこまで無い。
スタンドも詳しく紹介してた訳で無いから、あの時紹介していた相方さんから
教えて貰ってるなら、幾らか信用をこちらに抱いてくれれば幸いだろう。

矢貫さん、そしてこの中で一番年少にあたる一抹さんもどう言う人となりか
解らないが、同じ経験があり能力者である以上は、これから先に起こり得るだろう
『試練』にも対処するだろう。今は自分の足場を盤石にしておこう。

行動としては、周囲を見渡す事にする。キッチンの他にトイレなどは存在するだろうか?

>「いらっしゃいませー」

「……こんばんわ。いえ、お早うございますが適切なのでしょうか?」

「時計など身の回りの貴重品は全て無いもので。宜しければ時間を
教えて頂きたいのですか」

『首謀者』かどうか不明だが。挨拶してくる形からそうである
可能性は高いだろう。

「あと、宜しければ台所などに足を運びたいのですが。
それはルール違反に抵触したりしますか?」

何が起こるか解らない以上、最初に確認をとっておく。

113一抹 貞世 『インダルジェンス』:2019/03/06(水) 23:29:52
>>108-110
ほぼ全員がスタンド使いのようだ。
小林さんのスタンドは見当たらないが十中八九スタンド使いのはず。
最年長の男性は生前に積み上げた物が多かったばかりに、
理不尽な死を受け入れるのはつらいだろう。

「年末特番で見ました。実際に盛られると苦しいですよ?
 吐瀉物がカラフルだったからヒ素かな、と思いまして。
 犯人の名前は『マスミ』。二番煎じですね」

「私のスタンドは『悪感情』を沈静化するだけです。
 お兄さんは落ち着いた感じで凄いです。大人って凄いです!」

他の方々は精神的にタフらしい。特にアリスさん。
一人だけ違う世界を生きてる気がする。

>>111

「 ロッキーって名前の胡散臭いスタンド使いがいるんです。
 どこでもドアみたいな能力を使う方ですよ」

「これの名前は『インダルジェンス』
『悪感情』を沈静化する能力で自分を安心させていました」

小学生の自分より真っ先に年長者を気にする小林さんは、
色々と『大人』なのだろうし頼れそうだ。

「えっ、カレー…? 私の死因なんですが…
 ここのカレーは大丈夫かな」

アリスさんの後をついて行く。
投擲物が飛来したらスタンドで叩き落とす。

>「いらっしゃいませー」

最年長さんの八つ当たりに便乗して女性に話しかける。

「そうですよ」

途中で投擲に使えそうな物がないか探しておく。

114『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/07(木) 22:09:34
>ALL

四人の目の前に『メイド服』に身を包んだ女が既に『居た』。
『足音』や『息遣い』などの『挙動』は一切感じられなかった。
まるで初めからその場に居たかのように、立っていた。


        「あのォ〜〜ッ
         すいませェん。
         何が何だかって感じっすよね」

        「大変申し訳ねえっす」

              ペコォ――ッ

『メイド服』が深々に頭を下げる。

「勿論、ご説明させて頂くのですが、
 その前に自己紹介を…私は『馬場ガド子』って言います。
 皆さんが『殺害』される寸前にこの部屋に連れ込んだ者です」

115『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/07(木) 22:10:54

>>110(矢貫)

無意識に荷物を確認する『矢貫』だが、
スマホも、そして肝心の『煙草』も見つからない。
どうやら『所持品』は全て(一時的にかもしれないが)消失したと考えるべきか。


     「ひ、ひィっ!すみません」

『メイド服』の女が『一抹』に頭を下げた。



>>111(夢見ヶ崎)

『ドクター・ブラインド』の能力を用いて、
『女』の位置を探ろうとするが――分からない。

瞬きをしたその次の瞬間に、
まるで初めから居たかのように眼前に『メイド服』の女が立っていた。


>>112(小林)

声の主である『メイド服』の女に時間を尋ねる『小林』。
『メイド服』は非常に申し訳なさそうな表情を作り


「あ、あのッですねッ!
 此処は『時間』の概念がないんすよねェー…。
 上手く説明できないんすけど…、
 とりあえずこの『部屋』に居る間は、時間は止まっているので…」

「『厨房』ですか…?
 別に入ってもいいすけど、悪戯はやめてくださいねっ」


>>113(一抹)

「大丈夫です、大丈夫です。
 カレーに毒なんて入れてませんし、
 もし毒が入っていても此処ではなーんの意味もないすから」

『メイド服』の女に話しかけつつも、
さり気なく投擲に使えそうな『得物』がないか探す『一抹』。
もしかしたら『厨房』の奥には鍋や包丁の一つくらいはあるかもしれない。

116『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/07(木) 22:13:29
>>110

『メイド服』の女が『一抹』に頭を下げた×
⇒『メイド服』の女が『矢貫』に頭を下げた。

117矢貫 湊『ノーバディ・アンダースタンド』:2019/03/07(木) 23:03:39
>>111
  
「ん、ああ」
  
まったく未知の状況に放り込まれた上に、
世代も違えば個性も強い『超能力少年少女』に囲まれて、
正直言って恥ずかしい話、俺の処理能力はとっくに一杯一杯になっていて。
  
「そうだな。『持ってる』から『見える』し、
 『出せる』よ。まあ、うん、そうだ」
  
だからその中でもとびきりコミュニケーションにカロリーの要りそうなこの『金髪』────名前、なんだっけか。
自己紹介を聞いたような。そうでないような。
まあ、つまり、この『金髪』とよろしくやるのを後回しにしちまうくらい、
この時の俺は余裕を無くしていたんだな。
    
>>112-113
  
だからこの時俺は、名前の漢字を教えてくれた『小林クン』にも、
毒物の豆知識と『能力』を教えてくれた『一抹クン』にも、お粗末な相槌を打つくらいしかできなかった。
  
だけど、それを全て丸っきり俺の度量の問題だとは、思って欲しくないんだよな。
仕方ない部分があったって、分かって欲しいんだよな。
  
だってよ。
  
  
>>114-116
  
 「どッ」
        「からッ!」
  
突然女が現れたんだぜ。
俺が思わず素っ頓狂な声を上げるのも、
ガキどもの前で見栄張ることができなかったのも、仕方ないって思うだろ?

  「出ッ」 「出て」

    「きやがったッ!」
  
それでも最後になんとか語気を荒げられたのは、俺のなけなしの意地の為せる技だ。
よくよく見れば相手は女で、口調もなにやら丁寧で、
つまるところ、一見しておっかなくないってのが分かったから、
だから俺はタバコを失くしたことも一時忘れて、『メイド女』──『馬場』へ向けて、
噛み付くように質問を投げかける。
  
「お前の言うことが本当だっつーんなら、アレか?
 ここはお前の『なんかのなんか』で『時間』が『止まって』いて?
 俺たち全員、今にも死にそうだったけどギリギリその手前で、
  お前に『助け出された』と、そういう話か?」
  
理解が追い付かない俺は、相手の話をそのまんま復唱しながら、
なんとか内容を飲み込もうと頑張ったんだ。
  
「その話が『本当』なら、感謝の一つや二つじゃ足りないんだろうけどよ。
 そもそも『どういう経緯』で、『なんのために』そんな真似するんだ?
   
 単なる『慈善事業』なら、多分、他にもっと助けてやった方がいい奴、沢山いるぜ」
   
自分で言って情けない話だけどよ、
俺よりも助かった方がいい奴は、きっといる。それも、たぶんたくさん。

118夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/03/07(木) 23:26:11
>>114
>>115

「――――バカな」

コイツ――『ドクター』の能力に引っかからなかった??
何かの能力か??
いや、そもそもこの場所自体がコイツの能力の産物ってコトも考えられる。

「まぁまぁ、そうカタクならず。ラクにして、な??」

女に近寄っていって、気安く肩に腕を回す。
まともな実体があるのかどうか確かめる。
ついでに、女の身体から何か特徴のある匂いがしないか『超嗅覚』で確認する。

>>113

「『ロッキー』って、こんなカンジだった??」

『ドクター』の指で女を指し示す。
もしかしたら似てるかもしれない。
違うかもしれない。

「『コレ』は『ドクター・ブラインド』」

「メがみえないカワリに『ミミ』とか『ハナ』が『チョーイイ』」

>>117

「まぁアレだよね、うんうん」

「まず『ガドちゃん』のハナシきいたほうがイイっぽいよ」

「シツモンは、センセーのハナシがおわったアトでするのがイイんじゃない??」

動揺してるっぽいので、とりあえず声をかけておく。
『ガドちゃん』の話が終われば、今の事情も『少しは』分かるだろうし。
分からない部分があったら、その後で質問した方が時間の節約になると思う。

119小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』:2019/03/07(木) 23:30:14
>>114-115

「……ルベルの娘さんの名前ですね。
そうですか。ただ、ずっとこのレストラン? に居る訳には
いかないのであろう事は浅慮な身ですが理解出来ます」

「全ての言葉を鵜呑みには出来ませんが、まずそちらの
説明を全て聞いてから私は行動に移りたいと思います。
……説明を聞いた後でも、幾らか身支度の準備は頂けますよね?」

馬場ガド子、と言う方の素性、このレストランの能力の一部なのか
どうか定かでは無いものの、イニシアチブはあちらに現状ある。

一抹 貞世君への発言を素直に受け止めれば、このレストランでの
物品に干渉、携行しても外では通じないと言う事なのか……。

それに未だ懸念すべき事がある。この『説明』自体が何らかの
キーで今度こそ再起不能か消滅するトリガーかも知れない。
 それなら自由行動しようとしてる夢見ヶ崎さんや一抹君の
自由行動も無理に妨げないほうが良い。重要な説明があれば
私が伝達すれば良いだけの事だ。

台所へ向かうのは中止する。『馬場ガド子』さんと言う方の
説明を大人しく聞く事にする。手荷物に関する事や現状の
疑問にも質疑応答してくれる事を望んでおく。

120一抹 貞世 『インダルジェンス』:2019/03/07(木) 23:38:52
>>114-115
投擲物は相手のスペックの把握に使う予定だ。
刃物の類は用意せずとも『慈悲の刃』で事足りる。
竹槍コーダーのように意表を突くことをしなければ、
大抵のスタンド使いには通じないはずだ。

「この空間に魂だけ呼び寄せたって感じでしょうか。
 死ぬ寸前って事は半分だけ命の恩人です。ありがとうございます」

本体の私を守る盾はテーブルを使えば良い。
問題は大きすぎた場合、持ち運びが難しい事ぐらいだ。
『慈悲の刃』で加工するのは困難だと思う。

「何かしらの頼み事、またはさせたい事が有りますよね?
 ちょっとスタンドバトルして欲しいなとか」

スタンド使いを集めてさせたいならスタンドバトル。
バトルロワイヤルが目的の斜め上の路線もあるかもしれない。

>>118
「全然違いますよ。出て来たらラッシュを叩き込む程度に
 怪しいのがロッキーです」

「おぉ〜凄い平和的なスタンド能力です。
 逆襲だの、惑星爆弾でブラックホールを作るとか、
 本体を超加速する戦闘特化しか知らないもので…」

121『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/08(金) 00:34:17
>>117(矢貫)

「えッ!ああぁーっ!すいません。
 私、影が薄くてッ!
 
 ええと、そうすね。『ご主人様』のご明察通り、
 ガド子が『なんかのなにか』で『どーこー』しました。
 あーッと、その、話すのが中々に、いやはやなんとも」


>>118(夢見ヶ崎)

『ガド子』の肩に腕を回してみるが――『触れる』。
『超嗅覚』を用いて『ガド子』の匂いを嗅ぐと、ほのかに甘い匂いがした。
『四感』を活用し『ガド子』を探る『夢見ヶ崎』だったが。



       ≪〜〜〜〜〜ッ!!≫

だが『ドクター』の『超聴覚』を発動していたのが不味かった。
感覚が鋭敏になっている所に『矢貫』が大声を上げたせいで、
頭がずきんと痛んだ。『異音』だけを聴き分けるのは難しいかもしれない。


「あのォ〜ッ、『スタンド』解除してもらっていいすか?
 出来うる限り説明すんでぇーッ。
 ガド子は別に敵じゃあないんすよ…」


>>119(小林)

手元の『鞄』を触りながら『ガド子』に荷物の所在を確かめる『小林』。
やはりだ、『小林』の所持品は『既に』手元に戻っていた。


「ああ、と。多分『荷物』はこれで戻ってますよね?」


>>120(一抹)

「おォォっ!『魂』〜〜、んー近いけどぉぉ!
 ああ、でもまあいいやッ!おまけで『正解』ですッ!!」


まるでバラエティ番組の司会者のようなノリで、
『一抹』の『推測』の正否を告げる『ガド子』。

「頼み事、させたい事は。
 ガド子的にはないのですがァ、
 でも皆さん的にはして貰わないといけないというかぁ〜〜。
 ええと、とりあえず説明するので――『スタンド』しまってくれませんか?」

122『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/08(金) 00:35:49
>ALL

「まず最初に一つ。
 皆さんは『殺害』されて此処へ来た訳なのですが、
 正確に言うと『殺害』されたのは現実世界のあなた達ではありません。
 
 此処は『夢』の中の世界でして。
 殺されたのは『夢』の中のあなた達で、今のあなた達も『夢』の存在す。
 一抹の『ご主人様』の『魂』ってのは近いっちゃあ近いですね」


テーブルの上に人数分の『マグカップ』が置かれていた。
淹れたてのコーヒーの良い香りが漂う…。


「『魂』の『死』は『肉体』の『死』に直結する。
 ので、『夢』の中で死にかけた『ご主人様』達の、
 『現実』の肉体は今『昏睡状態』に陥ってます。

 混乱させないようにさわりだけお話しましたが、何か質問あれば答えるすよお」

123矢貫 湊『ノーバディ・アンダースタンド』:2019/03/08(金) 01:08:00
>>118-122
 
「いや、みんな、アレだな」
 
 
   「スッゲーな」
 
 
別にこれは俺の語彙に問題があるわけでは無くて、
三者三様それぞれの凄さを上手いこと一言にまとめて言うには、
それはもう『凄い』って言っちまうほかないからで、そう、普段だったらもう少し喋れる筈なんだ。
 
だって俺は死ぬような目に遭った直後に、
『まずは落ち着いて話を聞こう』なんて気持ちの切り替えはできないし、
『ルベル』ってのが誰だかも知らないし、『スタンドバトル』が何なのかも分からないんだ。
みんな、スッゲーんだ。
 
それで、俺はこの歳になるまで何やってたんだ?
 
「質問は、いいよ。
 ウチの日直サンにさ、『待て』されてっから、ホラ。
 そもそも聞きたいこと、最初に言っちまったしな」
 
いつの間にか並んでいる『コーヒー』にも、もはや慣れつつある自分が嫌になる。
手をつけることこそしないが、これは別に毒やらヒ素やらを警戒してるっていうよりは、
そもそもこういう『いかにも美味そう』ってコーヒーが苦手なんだよな。
意識高そうな食い物とか、俺、ダメなんだよ。

124<削除>:<削除>
<削除>

125夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/03/08(金) 01:23:52
>>117

「――――――ッ!!!!!!」

       ババッ

不意に近くでデカい声を出され、反射的にスタンドと本体が同時に耳を押さえる。
だが、そんな程度で遮断できるハズもない。
増幅された大音量が頭の中に響き渡り、苦しげに表情を歪める。

「つゥゥゥ〜〜〜ッ……」   「ちょっ――と……」

軽く頭を振って顔を上げ、大声の主に視線を向ける。
まだ耳鳴りが残っているような気がする。
『ドクター』を出していたのが悪いが、後々のため今の内に言っておいた方がよさそうだ。

「あの、あんまりデカいコエださないでくれる??『キィィィーンッ』てなるんだよね〜〜〜」

「『コレ』の『ミミ』がさ、ビンカンだから」

「あと、わたしのコトは『アリス』でイイよ」

>>120

「『ブラックホール』??へー、なにソレ。キョーミあるゥ〜〜〜」

「まぁ、そんだけじゃないけどね〜〜〜。
 もっとヘイワてきなノウリョクもあるよ。『こわれたモノをなおす』ノウリョクとか。
 トモダチにいる」

>>121
>>122

「じゃ、ウチらはイマ『おなじユメ』みてるってコト??
 たしかマエにも、こんなコトがあったな〜〜〜。
 おたがいにつかったコトないスタンドわたされて、ソレで『しあい』するっていうの。
 『おんなじヒト』じゃないよねぇ??」

ひとまずガドちゃんから離れる。
以前に、似たような経験をしたことがあった。
『ヘンなオンナ』に『夢の中』に呼び出されて、自分のじゃないスタンドで戦った。

「んじゃ、イッコだけ――ナニすりゃイイの??」

片手を上げて、ガドちゃんに質問しよう。
他の詳しい質問なんかは、後の三人に任せる。
見た感じ、そういうのが得意そうな顔が揃ってるし。

     ズズーッ

自分に『超味覚』を移植して、コーヒーを飲む。
わたしは味にはうるさいぞ。
なにしろ『超人的』だからな!!
味を確かめたら『ドクター』を解除する。
コーヒーを飲みながら、ガドちゃん達のやり取りに耳を傾ける。

「なんか、あまいモノがほしいトコだな。『マフィン』とかないの??」

126一抹 貞世 『インダルジェンス』:2019/03/08(金) 02:22:50
>>121-122
色々と狙ってはいたが素直にスタンドを仕舞う。
話を遮るつもりはないので席に戻る。

「私の所持品も戻してください。
 あと、全員の所持品は戻しておいた方が良いです。
 それが貴女の信頼に繋がりますよ」

一瞬だけ珈琲の香りに眉をひそめる。
これだけは絶対に手をつけない。

「夢の中で殺害されたのに夢を見ている…?
 取り敢えずは放置してると死んじゃうことになりますね」

「しなきゃいけない事は? 私達を殺害した奴等の正体は?
 夢の中に居る相手だから復讐も出来ちゃいますよね?」

>>119
コソッと小林さんに珈琲を押しつける。
これの香りだけは許せない。

「珈琲は飲めないんです。
 こ、子供ですから。貰ってください…」

四人の中で頭が一番良さそうだ。
手荷物を取り戻す速さは見習いたい。

>>125
「やっぱりスタンドの在り方は一つではない。
 よっぽど優しい人でなければ修復能力なんて目覚めませんね」

経歴が悲惨な人ほどスタンドの攻撃性は高い。
アリスさんのスタンドは見た目的に殺傷力が強くなさそうだ。

「スタンド使いの友達。ちょっと羨ましいです。
 私は友達というより保護者みたいな方が一人だけ」

「スタンドはトップクラスの殺傷力を持ちますが良い人です」

自分が死んでしまったら宗像さんは悲しむだろうか?
いつも通りの調子で黙ってるだけかもしれないし、
少しは涙を流してくれるかもしれない。

127小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』:2019/03/08(金) 08:55:47
>>121-122(レス遅れ失礼しました)

『鞄』の中身を見分しつつ、無くなってる持ち物がないかどうかだけ
確認しておく。相手の言い方的に、夢の中ならば特に必要性は薄いのかも
知れないがポケットに入れてた財布等も戻ってるだろう。

「まだ説明が全て終わってませんし、焦らず目的の核心部分まで話して
からで良いですが。その『ご主人様』とやらには一度直接伺いたいですね」

「話の流れとして、私達全員一度は顔合わせは最終的に行うでしょうけど」

>>126

「えぇ、どうも」

コーヒーを受け取る。『リヴィング・イン・モーメント』は発現しない。
スタンドを仕舞ってくれと言われた手前、今の時点ではどうこうしても
無意味のようだし、相手の制御下なのだから。
改めて言うが、相手側の事情を全て聞き終えてからで良いだろう。

128『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/08(金) 22:55:30
>>123(矢貫)

あまりにも『現実離れ』した状況にも拘わらず、
現実を直ぐに受け入れ、冷静に現状整理を行う『3人』に対し、
思わず感嘆の声を漏らす『矢貫』。
              スタンド
恐らく彼らは『矢貫』よりも『怪異』の『経験』を多く積み、
ある程度の『場数』を踏んでいるのだろう。


「あッ、すいません。
 気が利かなくてすみませんス・・」


いつの間にか『矢貫』の席に置かれた『コーヒー』が、
缶コーラと入れ替わっていた。

――更に『矢貫』の心を汲み取ったのだろうか、
缶コーラの横にはいつも『矢貫』が噛んでいる『煙草』と『灰皿』、
そして火を点ける為の『ライター』が置かれていた。


>>125(夢見ヶ崎)

不意に聴こえた大声に、表情を歪める『夢見ヶ崎』。
常時『四感』を意識しておくのは『リスキー』だ、
やはり『超四感』は『使い所』を考える必要があるかもしれない。


「ええ…、夢見ヶ崎さんは、
 別の『夢』の世界へ行った経験があるんすかー。
 ひえェ〜〜、すっごいすねえ。でもそれはガド子じゃないですよぉ。
 ガド子のスタンドって多分『レア』なタイプだと思うんですけどォ」

コーヒーを一口飲む。豆の種類は分からないが、
酸味よりも『コク』が強く、それなりには美味い。
そしてコーヒーカップを置くと、
その隣には皿に盛られた焼き立ての『マフィン』が出ていた。


>>126(一抹)

「此処はっすねェ。いわば『セーフルーム』でして、
 無理やり『冷凍』して『夢』の中の皆さんを延命しています。
 なので、此処から出たら確実に死にますぅー。
 だからこの部屋には『窓』や『ドア』がないんですよねェ」


いつの間にか背負っていた『ランドセル』が、
椅子の背に当たり背後で『ゴッ』と音がした。


「んん〜…、一抹の『ご主人様』はご理解が早いというか、
 いやはやなんとも。ニャハハ…。
 順を追って説明するのでェ、ちょっと待ってくださいねぇ」


>>127(小林)

現れた『鞄』の中身を改める『小林』。
特になくなっている持ち物はないようだ。


「その『ご主人様』…?へ?ああッ!はいッ!」

『ガド子』が疑問符を浮かべ、勢いよく返事した。
どうやら『ご主人様』とは『小林』達の事らしい。
(おそらく『メイド』の格好とかけた『洒落』なのだおう)

129『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/08(金) 22:56:25
>ALL

「皆さんを襲撃したのは『ウルトラ星見ボーイズ』と名乗る、
 『マフィア』…あれ?『半グレ』っていうんすかね。
 
 とりえあず、『星見町』で暗躍する『組織』の人達っす。
 『金を貰えば何でもする』的な人達だったら楽だったんですけど、
 ぶっちゃけ『目的』は『不明』」

          「ちょっと、すごくないっすか。
           『ウルトラ星見ボーイズ』ってッ!」


「そして『ウルトラ星見ボーイズ』は『夢』じゃなくて『現実』の人間です。
 ……どういう訳か分かりませんが、
 最近、彼らは他人の『夢』に侵入する手段を手に入れたらしく、
 その『夢』を見ている人間を『夢』の中で殺害し、
 『夢』で殺された人は『現実』でも『死体』となってしまう…。

 すっげややこしい言い方になっちゃってるんですけど、
 とにかく『夢』で殺せば勿論、証拠は一切残らないですし。
 皆さんは『ウルトラ星見ボーイズ』に『通り魔殺人』されてしまったわけで…」

「『夢』の中で『現実』の『ウルトラ星見ボーイズ』を倒す。
 それが皆さんを生き返らせる唯一の手段です」

130小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』:2019/03/08(金) 23:15:40
>>128-129

「……ポプラ怪談倶楽部に、似たような話がありましたね」

「あぁすいません。カマかけと言うが、まだ疑心暗鬼な部分があった故の
台詞ですので、ご主人様発言はお気になさらず。それと、私は苗字に
さん付けで構いません。主従関係の呼称を自分にされるのは好きじゃないんですよ」

馬場ガド子に返事しつつ、説明を吟味する。
『夢の中の殺人者』か。学生時代は図書館に足しげに通ってた頃に
印象残る書物の一冊だったが。自分がその登場人物の要のような存在に
なるとは実に奇天烈な事だ。

「そうですね、今の説明の中で幾つか質問を上げるとすれば」

「我々はこのセーフルームから出たら確実に死亡するのならば。
その『ウルトラ星見ボーイズ』を倒すにあたっての具体的な方法は
どのようにするのでしょう? 馬場さんが呼び水となる夢の場所を
作り、私達が撒き餌のようになりつつ迎撃すると言う考えで?」

「あと相手も夢に関してはプロフェッショナルでしょうし。
このセーフルームに侵入する可能性もあるのでは?」

全ての前提が真実だとして、まずこの疑問点を上げよう。

131矢貫 湊『ノーバディ・アンダースタンド』:2019/03/08(金) 23:27:09
>>125
 
 「えっ」 

  「ああ、悪い。ごめん」  「いや、でも」

     「まあ、いい、か?」
 
 
今さっき取り乱したところを宥められたように思えたんだが、
今度は声量の方を窘められて、俺は咄嗟に、一回りは年下だろうこの少女──『アリス』に、
それこそ思わず咄嗟に反射的に謝っちまったんだが。

でも、マジでそんなにうるさいか?そんなに?
やっぱりさっき一抹クンに言ってた、『チョーイイ』耳の『能力』ってことか?
『耳が良くなってる』時に、『デカい音』出されると、アレか、すっげェキツいってことか。
 
「なんにせよ、悪かったよ、『アリス』」
 
   「その、『それ』、コエーんだよ」
  
  「爪?ナイフ?なんだそれ……頼むから、俺に向けないでくれよ……」 
 
見るからにおっかねーんだって。多分、エビの背わたとか取るのめちゃくちゃ上手いと思う。
  
 
>>126
 
毒殺された一抹クンが飲み物を警戒するのはまったくしっくり来るんだが、
『そのセン』を疑った上で小林クンに飲んでもらおうとするの、スゲーよな。
やっぱ『持ってる』んだろうな。
俺、コーヒー飲めなくて良かったって初めて思ったもん。
  
 
>>128-129
 
「気ィ、効かせすぎないでくれよ」
  
         「困っちゃうんだって」
 
『缶コーラ』のプルタブを起こしながら、俺は少しでも落ち着いて見えるように努めながら『馬場』へそう言った。
本当に落ち着くためには目の前の煙草とライターに手を伸ばすのが俺にとっての近道なんだが、
生憎と俺は『禁煙三日目』で、『五日』と続いたことのない俺にとっては、今がまさに正念場で。
 
それより何より、鼻のチョーイイ奴がいるんだよ。
俺、もう子供に怒られるのヤだよ。
こいつがいる限り、俺、煙草我慢できる自信あるもんな。
 
 
「これはある程度はっきり言えるトコなんだけど」

 「俺を殺してトクする奴、多分いないぜ」
 
そろそろいい加減分かってもらえたと思うんだけど、本当にそうなんだよな。
 
「だからそう、『通り魔』って部分は、俺は信用することにする」
 
信用、して、その上で。
 
「俺の地元を『秋葉原』にしやがったあいつを、とっちめてやればいいんだろ?
 俺は『こういう死に方』はゴメンだから、生き返れるってんなら願ったりだし、
 別に生き返れなくても、あいつに仕返しできるなら勝手にやるし、
 今回『両方』できるっつーんならよ、そんな話、聞かせてくれるっつーんならよ」
 
「ある程度段取り、ついてんだろ。
 教えてくれよ。『ウルトラ星見ボーイズ』、俺は何すりゃやっつけられんだ」

132夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/03/08(金) 23:57:28
>>128
>>129

「ふんふん、アジはワルくない。
 『ショクツウ』のワタシのシタをうならせるとは、ナカナカやるな!!」

      ムシャ ムシャ

コーヒーを飲みながらマフィンを食べる。
そしてガドちゃんの話を聞く。
大体は把握した。

「やっぱベツのヒトか。ヒトを『ユメのナカでどうこうする』のがはやってんのかとおもった。
 『ジンセーで2どもユメのセカイにくるヤツ』なんてフツーいないしな!!
 しかもベツジンだし!!」

「――――じゃ、みんなでソイツらシメてくればイイってコトだよね」

どうやって??
その辺の話は他の三人に任せる。
『アリス』は『ウルトラなんたら』を血祭りにあげるやり方でも考えとこう。

>>131

「まぁ、いいや。1カイめはユルす!!
 『アリス』のココロは、『マリアナかいこう』のようにフトコロがフカイからな!!」

「『メス』だよ。シュジュチュ……『シュジュツ』につかうヤツ。
 ナイフなみのスルドさはあるね〜〜〜」

「ところで、さっき『スッゲーな』っていった??まあな!!
 『ユメのナカ』にひっぱりこまれるの『2どめ』だし!!
 なんか『ベツジン』みたいだけど!!」

         キュッ

「――まがってない??」

頭の上でリボン結びにしているスカーフの角度を直しながら尋ねる。
場の空気を和ませるため――というような気の利いた意図は特にない。
ただ、何となく気になっただけ。

>>126

「そーだね〜〜〜。フツーにイイコだよ。
 でも、『イッちゃん』のもヤサシソーなカンジするけど。
 だって『リラックス』させるんでしょ」

『インダルジェンス』の全ては知らない。
ただ、『悪感情の沈静化』というからには、気分を落ち着かせるんだろう。
ソレはソレで平和的な印象がある。

「じゃ、イマからトモダチになっちゃう??
 『イッちゃん』とは、ナカナカきがあいそうだし。どうよ??」

>>130

「おっ!!『タケルくん』イイトコつくね〜〜〜。ソコだいじよ、ダイジ。うんうん」

小林の出した疑問に同意しておく。
自分から聞くことはない。
後は、まぁ流れのままに。

133一抹 貞世 『インダルジェンス』:2019/03/09(土) 00:33:48
>>128-129
最低でも『マスミ』のような人間が三人も町にいる。
最年長さんの口走った『オタク野郎』と言い、
個性をごった煮したような集団らしい。

「えへへ、ガド子さんの邪魔をしてすいません」

歳相応の笑みを見せて誤魔化す。
彼女のペースに合わせてあげよう。

「私達は此処から出られない。
 であれば、逆に彼等を此処に引きずり込む?
 てっきり私達が彼等の夢に襲撃するのかと…」

「『ウルトラ星見ボーイズ』の人達もスタンド使いかな。
 夢の中で死ぬと危ないのは彼等も同じはずですから。
 反撃されようが軽く捻り潰せる自信が有るとか」

流石に此処を襲撃して来るとは思えないが不安だ。
密閉状態を崩されて死ぬのは困る。
出来ることなら彼等の夢に出向いて報復したいところだ。

>>131
(この最年長さんはスタンド使いにしては気が小さいような。
 子供に接し慣れてない。外部の刺激に酷く狼狽えてる)

(現実でストレスが多いのだろう。人の顔を窺うのが癖になってる
 この人のスタンドは攻撃性が低いのだろう。能力は別として)

>>132
「『痛み』を感じさせない隠し武器もありますよ。
 手の甲からニュッて出ます。ニュッニュッて」

「前回の親善試合の相手には拷問向きとか言われました。
 妙にパワーも強くて自分の本質は優しくないのかもって」

「友達ですか。宗像さんは友達というより保護者。
 わたしの初めてのお友達になってくれますか?」

若干、自分は同世代とズレているので不安だ。
アリスさんは大らかな人だから気にしてないようだが。

「メアド交換しましょうか。
 いつ戦闘に放り出されてもおかしくないですから」

夢の中でスマホは使えるのだろうか?
もう何でもありだと思うが…

134『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/10(日) 13:09:55
>>130(小林)

「ああッ、語弊がありましたか。
 此処は小林サン達の『夢』を保護すると同時に、
 外敵からの干渉を遮断する役割を持ちます。だから『セーフルーム』」


     「彼らがどんな方法で『こちら側』に、
     『いっちょ噛み』してるかわかんないですけど」

     「ガド子はずっと『夢』でメシを食ってるんですよ。
      現実世界ではどうだか知らないですけど、
      夢の世界の『新参者』がガド子の『オクタヴァリウム』を破る?
      絶対に―――ないです」


そう語るガド子の表情には一切の『淀み』はなく、
絶対の『自信』とスタンドに対する『信頼』が伺える。
『ウルトラ星見ボーイズ』が此方に侵入する事は『不可能』と考えていいだろう。


>>131(矢貫)

『夢見ヶ崎』に注意され反射的に謝る『矢貫』。
『矢貫』に向けられたその口調は依然幼児のようではあるが、
彼女の傍らに立つその『人型』の十指には、
まるで『メス』のように凶悪な刃が生えていた。


「そうです、そうです。
 ご主人様達の方から直接出向いて頂いて『ウルトラ星見ボーイズ』を叩くッ!
 これが最短、最速、最適、最高の手段す」


>>132(夢見ヶ崎)

「そのとーり。
 夢見ヶ崎のご主人様もご理解が早くて助かります。
 私が皆さんを別の『夢』にお送りしマス」


>>133(一抹)


「あー、すみませんすみません。
 此処から出たら死ぬってはちょっと言い方良くなかったすね。
 大丈夫っす。説明するのがちょーっとばかし難しいんですが、
 まあッ!ちょっと待ってくださいね!」

夢の中で『スマホ』を使えるかどうかは分からないが、
取り出した『スマホ』の画面には『圏外』と表示されている。


>ALL


「『ウルトラ星見ボーイズ』は他人の『夢』に『通り魔』的に入り込んで、凶行に及んでいます。
 そして『ガド子』の『オクタヴァリウム』は『夢』を司るスタンド、
 夢に入り込んだ『異物』を感知するぐらい容易です」


      ズギュンッ

             ズギュンッ

ガド子の背後の空間に極彩色に染まった『渦』が二つ、浮かび上がる。

「『ロイヤル星見ボーイズ』の居場所は既に把握しています。
 ガド子が見つけた異物は『4つ』。
 連中、皆さんを襲った時は一人一人で行動していたみたいですが、
 今は『ツーマンセル』で他人の『夢』に入り込んでるみたいすね。

 なので皆さんには『2人組』を作ってもらって、
 人の『夢』に侵入してもらって奴らを『2vs1』で叩いてもらいたいんすよ」

135『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/10(日) 13:36:32
>>134
「『ロイヤル星見ボーイズ』の居場所は既に把握しています。
 ガド子が見つけた異物は『4つ』。
 連中、皆さんを襲った時は一人一人で行動していたみたいですが、
 今は『ツーマンセル』で他人の『夢』に入り込んでるみたいすね。

 なので皆さんには『2人組』を作ってもらって、
 人の『夢』に侵入してもらって奴らを『2vs1』で叩いてもらいたいんすよ」



「『ロイヤル星見ボーイズ』の居場所は既に把握しています。
 ガド子が見つけた異物は『4つ』。
 連中、皆さんを襲った時は一人一人で行動していたみたいですが、
 今は『ツーマンセル』で他人の『夢』に入り込んでるみたいすね。

 なので皆さんには『2人組』を作ってもらって、
 人の『夢』に侵入してもらって奴らを『2vs2』で叩いてもらいたいんすよ」

136一抹 貞世 『インダルジェンス』:2019/03/10(日) 15:02:59
>>134-135
ガド子さんの方が夢世界に於いては一枚上手のようだ。
所詮、『ウルトラ星見ボーイズ』は非正規手段で出入りする不法侵入者。
とっと逆襲に赴きたいところだが…

「ガド子さんはずっとカレー生活を…!?」

それは無いと思うが少し興味深い。
彼女が人間かも怪しい。実はスタンドだったり?

「少しばかり相談タイムにしましょうか。
 私達は連中に一度は殺害された身です。無策は不味いです。
 それに互いのスタンドの噛み合わせが悪いと悲惨な事に」

「確実に息の根を止めて全員で生きて帰りましょう
 彼等も何かを警戒しての二人行動を始めたのかもしれません」

スタンドを発現して『慈悲の刃』を手の甲から見せる。
最年長さんが怯えそうなので用が済んだら解除。

「私の『インダルジェンス』はバランス型の近接スタンドです。
 自販機を持ち上げる怪力と精密機械に匹敵する動作が得意ですね」

「『慈悲の刃』は日本刀並の切れ味から無痛の斬撃を繰り出せます
 手術紛いの行為も出来るかと。非常時の隠し武器です」 

未だにスペックと能力が明らかではない二人を見やる。
小林さんのスタンドは予想がまったくつかない。
意外に自分と同じタイプのスタンドかもしれない。

「『星見ウルトラボーイズ』側の特徴を教えてください。
 服装、性格、スタンド使いかについて」

「この渦の先がどんな場所なのかも。
 『逆通り魔』ってワクワクしますね…」

前回のように無様な戦い方を繰り返さないようにせねば…
この場に宗像おじさんは居ない。私の力で勝つしかない。
私も今年で中学生になる。今が『自立』の時だ。

>>132
「ふぇぇ、圏外だった! 世知辛い!」

それはそうと彼女も武器が一体化したスタンド使い。
何となく能力の見当はついてるがトリッキーなタイプっぽい。

137夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/03/10(日) 16:12:43
>>134

「ほほう!!さすがメイド!!テギワがイイな!!
 こんねんどの『ゴールドメイドアワードこうほ』にスイセンしよう」

「じゃ、さっそく『チームわけ』してソイツらをリョーリしてこようぜ!!
 ミジンぎりにしてササッとひをとおしてから、おおざらにもりつけてやろう。
 『ロクデナシのソテーこうみソースがけ』なら、『アリス』のトクイリョーリだ!!」

『やること』は理解した。
二手に分かれて『シメて』くればいいようだ。
その前に多少の話し合いも必要だろうが、ガドちゃんにも聞くことがある。

「ガドちゃんは、『ユメのナカ』のコトがわかるんだよねぇ??
 あのさぁ、これからウチらが『アッチ』にいったとするじゃん。
 で、ウチらがやりあってるジョーキョーって、どれくらいつかめるの??」

「ようするに『いったアト』でナニかサポートとかできるのかどうかってハナシなんだけど。
 ソレきいときたいかなぁ〜〜〜。
 まぁナニがあるかわかんないしさ、ネンにはネンをいれとかないと」

「あと、おわったアトはジドウテキにもどれるってかんがえてイイんだよねぇ〜〜〜??」

>ALL

「『イッちゃん』のいうとおりだ!!アイショウはダイジだぜ!!
 いちばんイイ『くみあわせ』をかんがえたほうがよさそうだな!!」

「まぁ、そのためには『セツメイ』するのはさけてはとおれないっつーコトで。
 さっきチョットしゃべったけど、あらためてくわしくいっとく」

「『ドクター・ブラインド』は『メがみえない』かわりに『ミミやハナがチョーイイ』ってカンジ。
 ハヤイしテサキもキヨウ」

          シュバッ

「――――サイテーでも『これくらい』にはね」

『ドクター』を発現し、野生動物並みの速度と外科手術並みの精度で、
『イッちゃん』の髪から『枝毛』を一本根元から切除する。
口で言うより、実際に動きを見せた方が手っ取り早いだろう。
爪の生えた指先で取り除いた枝毛を摘んで見せ、そのまま手を離して床に落とす。

「ただし、『パワー』はキタイしないように!!『ヘーキンいか』だからな!!」

「『ドクター』の『ノーリョク』は、ツメできったモノに『カンカク』を『イショク』できる。
 『チョーカク』を『イショク』すれば『ミミ』が『チョーよくなる』し、
 『キューカク』を『イショク』すれば『ハナ』が『チョーよくなる』ってコト」

「『ドクター』に『シカク』はないけど、ソレも『イショク』できる。
 『ソンザイしないシカク』を『イショク』されたヤツは、
 めのマエが『まっくら』になって『ナニもみえなくなる』。
 ただし、ソレがきいてるのは『10ビョウかん』だけだからチューイするように!!」

「――『タケルくん』と『ヤッさん』のもおしえてくれよな!!」

>>136

「ダイジョーブ!!デンパはとどかなくても、ココロとココロがつながってるさ!!
 『アリス』と『イッちゃん』はトモダチだからな!!」

「スキなクレープのトッピングは??
 このまえウマイみせみつけたから、こんどイッショにいこうぜ!!
 『ミックスベリー&クリームチーズホイップ&シナモン』が『アリス』のオススメだけど」

138夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/03/10(日) 16:35:32
>>136

「ほうほう、ツヨソーだな!!たよりにしてるぞ!!」

パワーと刃物を併せ持っている『イッちゃん』のスタンドは、シンプルに強そうな印象だ。
距離が離れていても、高い精度を生かせば攻撃の方法には困らないだろうし。
『戦闘向き』と呼んでも良さそうな雰囲気を感じる。

>ALL

「わたしのは、まぁできなくはないけど、あんまり『マジのタイマン』とかむいてないから。
 どっちかっていうと、『サポートむき』っていうか。
 そのヘン、かんがえにいれといてくれるとたすかる」

『ドクター』は、隠れている敵を見つけたり逃げる敵を追いかけたりするのが得意だ。
能力を使えば、相手に隙を作らせる手段にも事欠かない。
しかし、純粋な格闘となると不安が残るのも事実だった。

139矢貫 湊『ノーバディ・アンダースタンド』:2019/03/10(日) 17:42:05
>>132
 
「あ、ああ、許してくれんだ」

    「サンキューな」
 
いや、ちょっと待てよ。俺そんな『能力』のこと知らなかったし、仕方ない部分って無い?
こう、両成敗っつーのかな、そういう……ダメか。マジかよ……凹むよな。
 
「いや、『ナイフ』より『メス』のがスパッっと行く感じがして、
 余計に物騒だし、完全に『凶器』だろ」
 
  「『スゲー』っつーか、もう『ヤベー』だよ」
 
『スゲー』は『ギラ』って感じで『ヤベー』は『ザキ』って感じなんだよな、
なんてとりとめのない事を頭の片隅で考えながら、俺は『アリス』と言葉を交える。
 
こうして話してみると、第一印象とはまた違った風にも思えてきて、
いや、突拍子も無い言動なんかはやっぱり間違いないんだけど、でも、なんだ、
昔、俺が学生やってた頃にもクラスに1人くらい居た、『そういう』テンションの奴、の。

そういうのの、現代っ子版っていうのかな。そう考えれば、分かる。気がする。
  
 「今の子のファッション、分かんねえよ、やめてくれよ」

それでも『この子達』──特に『アリス』だ──と話している時に覚える、
この、頭の後ろ、首の上の辺りがザラつくこの感じ。これは何だ?
ニコチン中毒の症状だとしたら、いよいよ俺、ヤベーんじゃないか?

  「真ん中でまっすぐってのが正解なら、たぶん、大丈夫。
    ちょっとナナメの角度が流行りとか言われると、悪い、お手上げだ」
   
>>134-135
 
>「なので皆さんには『2人組』を作ってもらって、
> 人の『夢』に侵入してもらって奴らを『2vs2』で叩いてもらいたいんすよ」
 
だけど『馬場』の言葉を聞いて、俺はそんな妙な感覚について考える余裕を完全に失くしちまった。
強い衝動に頭を殴られた事が自分でもはっきりと分かる。
『2人組』って言ったか?言った、絶対に。
 
お前らには分からないかも知れないし、ここにいる超能力少年少女にも間違いなく無縁であろうこの感覚。
体育の授業でも、体験学習でも、修学旅行でも、なんでもいい。
決してハブられてたわけじゃなかったはずなのに、なぜかなんとなく最後まで売れ残っちまうこの記憶。
分からないやつには絶対に分からないし、こんな思いをする奴は、少なければ少ないほどいいと思う。本当だ。
 
俺はつまり、そういう奴だった。
 
だけど俺だって年を取ったしそれなりの経験をしてきたはずだ。大人になったんだ。
あの頃とは違う。どうだ、ここは『最年長』らしくリーダーシップを発揮して、
上手いこと場を取り仕切って、見事な『2人組』、作ってやろうじゃあねえか。
 
 >>136-138
 
「うん」
  
         「いや、もう、分かってたけど」

「やっぱスゲーよ一抹クン。『スタンド博士』って呼んでいい?」
 
 
大丈夫。俺はいつだって大丈夫だ。
 
大丈夫な俺は、爪も刃も持たない俺の『スタンド』を、その傍らに発言する。
薄っぺらい『タイル』で覆われた俺の、俺だけの『超能力』。
 
「俺のは、そう。見ての通りの『人型』で……腕っぷしは俺と変わらねえ。
 ただ手先はまあ、『アリス』のと同じくらいには、いや、俺ののがちょっとダメかも。どうかな。
 でもまあ同じくらい『器用』」 
 
俺は先の2人に倣って、『スタンド』について解説してみる。
アレだな、まず『どんだけ動けるか』話して、そっから『能力』の話をするんだろ。
 
「で、『敷き物』が出せる」
 
これ、『慈悲の刃』とか『感覚を移植』とかの後に言わなきゃダメ?
 
「なんと、『テーブルクロス』から『人工芝』までそのラインナップは多岐に渡っていて──」
 
一抹クンとアリス、優しい人には優しいスタンドが目覚めるとか言ってた?聞き間違いかな。
敷き物ってどんなイメージある?薄っぺらで、こう、踏まれたり乗られたりする奴だろ。
 
「ああ、あと、床には勿論だけど空中にも出せるぞ。
 『赤色』の『表面』は衝撃に強いし、受けた力をこう、『和らげ』て、
 『緑色』の『裏面』はやたらと脆くて、掛かる力を『引き上げる』。
 『コイツ』で触れば、その表裏、ひっくり返せるんだ、一応な」
 
小林クン、頼む。
 
「だから、そう、『空中』に敷けば、その上歩けて、こう、いい感じだ」
 
「大体どう使うか、みんなある程度想像つくだろ? 『そういう使い方』ができるし、するつもりだ。
 最低限自分の身は守れるし、勿論相手をはっ倒す気概はあるけど、
 誰かの分まで守ってやれるかっていうと、悪い、自信無い」
 
「組み合わせっつーなら、その辺、配慮して貰えると嬉しいな」
 
あんまり洒落てない感じのスタンド、頼む……!

140小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』:2019/03/10(日) 20:08:16
>>134-135

「……ふむ」

『オクタヴァリウム』  『ウルトラ星見ボーイズ』

「……まず一言、お詫び申し上げます。私は此処に誘われた当初から
貴方がこちらに危害を加えようとする首謀者であるのでは? と嫌疑の念が
少しでも胸中に無かったかと言えば嘘になりますので」

「そして、有難う御座います。私達を助けてくれて……誰かの命を摘むと言うのは
その人がこれから描く物語を私が止める事。正直いって抵抗はありますが
野放しにすれば、それこそ無理半ばに途中で切れてしまう物語を増やしてしまいます
――ですから 『終章』の筆をとりましょう」

馬場ガド子に、深く一礼しつつ告げる。

私にとって誰かへの『殺害』は善悪抜きに、その歯車あって事こそ増える頁(未来)を
途絶える事は一作家の本分に背くからこそ、したくない。

だが今回のケースでは、これもそうせざるを得ない『物語』なのだろう。
『ウルトラ星見ボーイズ』を抹消する。それがこの物語の要ならば。

>>136-139

『手の甲から出す慈悲の刃』
『感覚移植の人型スタンド』
『赤緑の相反する敷物を発現する人型スタンド』

どれも興味深く、頼り甲斐のあるものだ。

         ニコッ

全員の説明が終わり、こちらへの注視が増したので。
一抹 貞世君から頂いたコーヒーを目立つ真ん中の位置へ移動する。

    「リヴィング・イン・モーメント」

       キィィン

コーヒーに小さな『ブリキ金魚』が産み出され、それがコーヒーを包む
『水槽』へと変わり、数センチほど空中に浮遊する。

「私の力は 液体に発現され、液体を水槽にします。
どんな高温や低温、危険性のある液体でもキャッチボールサイズまでなら
包み込み30m内であればドローン程の性能で操作出来ます」

「本来なら索敵の用途に重みを置くのですが……短期決戦を望むならば
此処の台所にある洗剤なりを混合させるなり、油を沸騰させるなりして
殺傷性を高めた水槽を携行させ終えて、準備完了次第出発するべきでしょう」

全員に説明し終えてから、馬場ガド子さんに顔を向ける。

「……と、言う訳なので。台所のものを幾らか拝借して宜しいですか?」

141『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/10(日) 22:16:21
>>136(一抹)

  「カレーでもシチューでも、
   ハンバーグでもラーメンだろうが、
   此処ならなんでも好きな時に好きなだけ食べれますよー。
   と、言ってもガド子は『軽食』の方が好きですし、
   何も食べる必要ないっすけどねえ」


     シュバッ

『夢見ヶ崎』が再度『スタンド』を発現し、
テレビドラマの外科医を彷彿とさせる鮮やかな動作で
『一抹』の『枝毛』を一本引き抜いてみせた。


「ご主人様に『毒入りカレー』を御馳走した『ギャル』、
 それに『ヒゲ面』に『ホームレス』と『秋葉原』…。
 ガド子が『観測』できたのはこの『4人』っすね。
 スタンドを使ってる様子は伺えなかったし、
 それに『観測』に関してはすごい『ノイズ』がかかってたのでまーなんともですが」

       

>>137(夢見ヶ崎)

「ガド子の『観測』は凄いっすよ。
 流石に毛穴までバッチリとまではいかないですが、
 まー大体、わかりますよ!勿論……
 
 ……と言いたい所なのですが、
 『夢』に『星見ボーイズ』が紛れてかなり『ノイズ』がかかっています。
 『夢』に『現実』が入り込むのは流石のガド子も初めてす。
 そのノイズもどんどん強くなってきて今は『魚群探知機』くらいにしかみえねーす…」


『ドクター・ブラインド』の卓越した『精密さ』を用い、
『一抹』の髪の毛を一本引き抜く。


「今は『観察』の精度がかなり落ちていますが、
 『オクタヴァリウム』の『干渉力』は非常に強力です。
 下手に『夢』に干渉したらその『夢』の持ち主にどんな影響を与えるか…。
 今だから言いますけど、ご主人様達を助ける時も『一か八か』だったんですよ。
 
 なので『サポート』は、うーん…試みてはみますけど、
 期待はしないで欲しいっすかねー…」


>>138(矢貫)

『夢見ヶ崎』に何とも言い難い『何か』を覚える『矢貫』だったが、
『ガド子』の『組み分け』の提案が耳に入った瞬間、それは消散した。

     ズギュン!

『タイル』に覆われた『像』――『ノーバディ・アンダースタンド』を発現。
『慈悲の刃』、『感覚の移植』、そして自身の『敷き物』。
続く『小林』の『スタンド』が『それっぽくない』事を願う…


>>(小林)

「え、ああ、『終章』の筆を?え、あ
 …おおッ!!倒しましょうね!『ウルトラ星見ボーイズ』!!」

        『フワァ』 『プルンッ』


マグカップに触れ『コーヒー』の中に『ブリキ金魚』を発現し、
数センチほど空中に浮遊させ、仲間達に能力を伝える『小林』。
そして『ウルトラ星見ボーイズ』を手早く倒す為に、
『ガド子』に『危険物』の調達を頼むが――


「へ?別に持っていくのは自由すけど、
 ガド子の部屋の持ち物は一切別の『夢』には持ち込めないっすよ?

 ガド子はどんな物でも自由自在に取り出す事ができる、
 まあ、とどのつもり『何でも』できるんですが、
 それを他の『夢』へと持ち込むのは基本的に『禁忌』としています。
 
 夢見ヶ崎のご主人様にもお話しましたが、
 ガド子の『オクタヴァリウム』の『干渉力』はかなり強力なんす。
 一人の『夢』に『現実』の星見ボーイズやご主人様達の『夢』が混じっている不安定な状態で、
 そんな事をしたら、何が起こるかわかりません。

 のでガド子にできるのは精々元々の所持品を一緒に送り込むくらいです」

142『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/10(日) 22:19:43
>ALL


   「という訳なので」  オホン


ガド子が咳払いを一つ、
そして改めて発生させた『渦』を指さし


「『組み分け』をご主人様達の方で考えてください。
 ちなみに、一度『夢』に侵入したらこちらに引き上げるのは、
 うーん、やってみるけど正直難しそうなんで…まあ、そのつもりで。
 お役に立てなくてもうしわけねーっすけど」


ガド子がペコリと頭を下げ椅子に腰掛ける。
此処は4人できちんと『話し合い』をし『組み分け』を決めるべきだろう。
(*PC同士で『会話』をして『組み分け』を決めてください。
  組み分けが終わったらメルランに『終了』と書いてください。
  決まるまでGMレスは行いませんが、質問に対してのレスは返します)

143一抹 貞世 『インダルジェンス』:2019/03/10(日) 23:38:55
>>141-142
もしや、『ウル星ボーイ』達はスタンド使いの配下なのかもしれない。
夢世界に干渉するスタンド使いのサポートを得ているとか。

「先ずは盾役を決めなければなりません。
 小林さんは明らかに背後からの支援向き。
 アリスさんも一撃離脱向きなスタンドっぽいです」

「矢貫さんは制空権を取れたら強そうです。
 『赤色』の和らげる力次第で盾役になれるかな?」

「出せる『敷物』で酷い事が出来たり…
 小林さんのスタンドは現地調達の液体を混ぜて、
 相手に浴びせるなどして一撃離脱戦法を…」

自分のスタンドではないので難しいところだ。
しかも、自分と反対のタイプのスタンド。
使い勝手がよく分からない。

「小林さん、矢貫さん、アリスさんの意見も聞かせてください」

>>137
「アリスさんのスタンドが第六感を移植!
 なんて事が出来るようになったりしたら実現するかな?」

「見た目が焼きプリンっぽいブリュレクレープがオススメです。
 キャラメルの香ばしさとバニラビーンズたっぷりのカスタード」

「割って食べるとカリッフワッて不思議な食感がしますよ。
 ホワイトチョコ入りも登場したって噂が…」

144夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/03/11(月) 03:12:39
>>141
>>142

「まぁきにすんなよ、ガドちゃん。そんだけやってくれたらジューブン。
 あとはウチらにまかしときな!!」

元々サポートの期待はしていなかった。
ガドちゃん一人だけで問題が解決できるようなら、
『ウルトラなんとか』退治なんて頼まないだろうし。
この四人を助けたのは、その辺りの兼ね合いもあるんじゃないかと思う。

「ナニもってたっけ??」

自分の背中を振り返ってみる。
確かリュックを持ってたような気がする。
今の内に確認しとこう。

>ALL

    「ふんふん」

         「ほうほう」

            「なるほどなるほど」

三人のスタンドの基本的な性能と能力は把握した。
後は、それぞれの相性だ。
『アーモンドとチョコレート』みたいに最適な組み合わせを考えなきゃいけない。

「アリスのイケンをいうとさぁ――」

「イッちゃんのはパワーあるから、ボウギョにもコウゲキにもダイタイこまんないでしょ。
 ヤッさんの『ノーリョク』はコウゲキにもボウギョにもつかえそう。
 タケルくんのは、イッちゃんもいってたけどサポートむきだよね」

「ソレをまとめてかんがえると、
 『アリスとヤッさん』が『チームA』で、『イッちゃんとタケルくん』が『チームB』」

「――ってのがイイとおもうんだけど」

「バンゴウがきにいらないなら、
 『イッちゃんとタケルくん』が『チームA』で『アリスとヤッさん』が『チームB』でもイイよ」

「どう??」

ヤッさんの『敷き物』は、かかる力を引き上げられるらしい。
それなら元々の非力さは関係なくなるし、『ドクター』の速さを活かせる。
防御する側に回った時にも、『敷き物』の陰に入らせてもらえればパワー不足を補える。

「ところで、その『シキモノ』って、たとえば『ドクター』でももてるの??
 あんまりおもたいモノだとキツイけど、かるいモノならあつかえるとおもうから」

発現させるスタンドしか扱えないというのはあり得る話だ。
そうでないなら、『ドクター』にも使えるということになる。
パワーの弱い『ドクター』だが、『テーブルクロス』程度なら扱いには困らない。

>>143

「おっ、イイねぇ〜〜〜。
 イッちゃんもナカナカわかってるな!!みどころがあるぞ!!
 しんしょっかん!!『フシギ』ってところにココロひかれるモノをかんじる。
 アリスのセンサーにビシビシきてるカンがあるな〜〜〜。
 じゃ、ソレたべにいこう!!」

145一抹 貞世 『インダルジェンス』:2019/03/11(月) 03:54:23
>>141-142
アリスさんが話してる間にスタンドを発現。
『慈悲の刃』でリコーダーの先端を斜めに斬り落とす。
さらに切っ先の内側を削り尖らせる(破精:BA)

「竹槍コーダーの完成。油断した相手を刺せます」

ランドセルのかぶせに生じる隙間にリコーダーを突っ込む。
こうする事で微笑ましい下校姿に早変わり。
用が済めばスタンドを消す。

>>144
「各々の旨味を殺さず活かす方向性ですね。
 私は欠点を補う方法しか考えてませんでした」

「応用力が無い有る物で殴る私と相性が良い。
 索敵が得意な小林さんが居ると助かります」

「現実世界で都合良く会えるはずが…
 普通に宗像さんと会えたから平気かな?」

146小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』:2019/03/11(月) 20:22:52
>>141-142

「ふむ。それじゃあ『タライ』と『トンカチ』を貸して下さい。
直ぐ済みますから」

別に武器と防具として持ってくつもりでは無い。『オクタヴァリウム』が
もう少し応用の幅が広いのなら、主みずから夢を侵す蛮行の者達に
重火器なりこちらで創造して成敗すれば良いだけの話なのだから、こちらの
物が持っていけないのも道理だ。

 タライの中に『マスカットジャム入り小瓶』を投入、トンカチで……。

       ガシャン!

「……あまり、自分の嗜好品をこう言う用途で使用したくないんですが。
緊急時ですので致し方ないですね」

これ等は自分の元々の所有物……まぁ、夢の中なので可笑しな表現だが
肌身離さずあったものなので、割れたガラスもジャムも携行していける。

『リヴィング・イン・モーメント』で割れたガラス入りジャムを
ソフトボール大サイズで一個『水槽』を作っておく。これで一個
相手の顔面なりに命中すれば怯ませる武器は作れた。

「矢貫さん、煙草一本とライター貸して貰えます?
それと一抹君。出来ればランドセルにノートなりあれば少しだけ
紙片を貰えますでしょうか」

煙草を半分程カットし、火を点けジャムの残りに深く挿しつつ
紙を燃料にして幾らか延焼する間に『水槽』の二つ目を作成する。
これに関して大きさはゴムボール程度で良い。現地で可燃性の高い液体を
入手して、直ぐに着火剤とする為の道具だから。

>>143-145

「そうですね。私も一抹君とのペアを望みます。
上手くいけば、敵に気付かれる前に察知して一人ぐらいは奇襲で
戦闘不能に持ち込められますから」

殺傷性の意味合いで、この中で一番上位は一抹 貞世君だ。
彼がこの四人の中で一番戦闘のポテンシャルを秘めてる。観察した所や
口振りから、どうやらスタンド戦も以前経験してるようだ。期待できる

147一抹 貞世 『インダルジェンス』:2019/03/11(月) 21:15:03
>>146
流れるように自分の手札を増やす姿に感心しつつ、
ノートの紙片を小林さんに渡す。

「手慣れてますね。発想も大胆。
 見習いたいものです。私も現地調達しなきゃ」

「それにしてもスタンドって本当に種類豊富ですね。
 知り合い曰く、スタンド使いの猫もいるのだとか。
 スタンドを切り替えながら戦うタイプも存在したり」

あれに一人で勝った宗像さんは本当に凄いと思う。
自分は前回が相討ちなので不安だったりする。

148矢貫 湊『ノーバディ・アンダースタンド』:2019/03/11(月) 21:47:49
>>140-145
 
「異論はねえよ」
 
各々の組分け論については、正直言って俺もかなり納得できるものだった。
俺なんかが口を挟まない方が、なんなら話が早いんじゃないかって思えるくらい。
 
「小林クンのは、『身を守る』って意味じゃあ若干アレだし、
 そうなると俺と組むのは厳しくって、だから、うん。ハカセと組んでくれると助かる」
 
『アリス』の奴は、速く鋭く動けるし、
『キマればデカい』って感じの一撃もあるだろ──『まっくら』の奴とか。
 
だから。そう。
 
 
「──俺も丁度『アリス』と組むのがいいんじゃないかと、思ってたとこだよ」 
 
 
そこまで言って、俺は『能力』の説明を補足する。
 
「俺の『敷き物』は『スタンド』だけど『実体』もある。
 だから誰でも触れるし好きに使える」
 
「ただ、やっぱり『敷く』ってのがキーワードなんだろうな。
 『床』に『敷いた』ら、床沿いに、
 『空間』に『敷いた』ら、地面と平行に、滑らせるようにしか動かせない」
 
「だから、『タテ』とか『ナナメ』には出せないんだよな」
 
スマホのメモとかに、纏めておけば良かったよ。
説明下手だって思われてない?大丈夫?
 
「出せる枚数は『3枚』まで。
 俺の『スタンド』から『30メートル』までしか離れられないから。
 あと、出す時は一瞬で出る」
 
不安を覚えつつも、俺は俺の『スタンド』の説明をそこで区切る。
別に子供を舐めてるつもりは無くて、そもそも俺自信もそうなんだけど、
いっぺんに言われても、覚えられないんだよな。

で。

>>146
 
「小林クン、何?
 煙草とライターが、」
 
小林クンが流れるような動作で俺の煙草とライターをワクワクさんし始めたんだ。
俺、無意識に頷いたりしてたのかな。
貸すとか貸さないとか、まだ、えっと、マジで?
 
「いや、いいよ、ライターは持ってっても。
 どうせ俺、その、『禁煙中』だったしさ」
 
いいけど、びっくりするよな。
煙草は一応、俺の嗜好品だったんだけど、うん。

「緊急時だし、しょうがないよ」

俺、よく見てなかったけど、煙草って咥えて吸いながらじゃないと火ィつかないから、
多分、そういうことがあったんだろうな。
子供のそういう場面見るの、俺ヤだよ。
 
小林クンの事は任せたぜ……ハカセ。
 

咳払いを小さく一つ。
気を取り直して、俺はもう一度こう言った。
 
「──俺も丁度、『アリス』と組みたいと、思ってたとこだよ」

149一抹 貞世 『インダルジェンス』:2019/03/11(月) 22:15:39
>>142
割りと組み合わせは悪くないと思う。
後の物は現地調達するしかない。

「Aチームは私と小林さん。Bチームはアリスさんと矢貫さん
『ウル星ボーイズ』討伐、頑張りましょう」

「ガバ子さん? 起きてますか?
 一応、組み合わせの話し合いは終わりましたよ」

150小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』:2019/03/11(月) 22:37:27
>>148(矢貫)

「有難う御座います」

礼を言いつつ>>146の作業を慎重に行う。
喫煙行為をしなければ着火しないのは知っている。作家ともなれば
ヘビースモーカーから色々と話を聞く事もある。よっての一抹君からの
燃料としての紙片だ。説明してないが、水槽内は時を止める効果がある。
火が付いた状態は維持出来る。

「もう少し時間を貰いますよ」

全員に準備に掛かる旨を伝えつつ『テグス』20mを鞄から出しつつ
40〜30cm程の輪っかが先端に作られるよう工作する。
その際、少し『仕掛け』を作る。

まず水筒のジュースで『水槽』を作成。大きさは細小のビー玉サイズ
そのビー玉水槽に固定するようにテグスの先端を巻き付けて縛る時
縛られる先端を通すように持ち手の紐が通るようにしておく。

こうする事で、解除すればテグスで出来た『投げ縄』はビー玉水槽が
解除され、私が強く引っ張れば輪の中に入った物体を緊縛する。

持ち手側のテグスは『ポンナイフ』の柄に巻き付けて固定させておく。

これで大体19m30mm程の距離にある物であれば。上手い具合に
手繰り寄せる事も可能だろう。ポンナイフは腰に差す。

(これで、作成した『水槽』は三つ……残る探査用に今ここで
『一つ』発現しておく事で、空いた容量は二つか)

正直いえば心許ない気もするが、誰かしら通り魔と遭遇した時に
完全武装してる人がいる筈もない。こうやって心構えと準備が出来るだけ
自分は幸運なのだろう。その幸運が零れ落ち、無残に倒れ伏し完結
出来なかった本を抱える人々のほうが多いのだから。

「頑張りましょうね、皆さん。『夢』が途絶えてしまった人々の分まで」

151夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/03/11(月) 23:11:45
>ALL

「じゃ、そういうコトで!!『ヤッさん』、ヨロシク!!」

これで組み合わせは決まったみたいだ。
あとは敵の能力によるけど、そこは行ってみないと分からない。
相性が悪くないとイイけど。

「ふんふん――」

ヤッさんの詳しい説明に耳を傾ける。
大事な部分は理解できた。
いざという時に致命的な失敗はしないで済んでよかった。

「バッチリ!!サンキュー!!」

「あと、『サイン』をきめときたいんだけどイイ??
 『ミギのウインク』で『』チョーカク」を、
 『ヒダリのウインク』で『ショッカク』を『イショク』するから。
 『まっくら』をつかうトキには『ベロをだす』ってコトで」

「あと、『アリス』からいうコトはトクにないかな。
 『ゼンリョクをだす』っていうくらいで。
 なんつっても、コッチは『イノチ』かかってるからさぁ」

リュックから防犯ブザーを取り出して、付属物の警笛を取り外しておく。
それを左右のポケットに分けて入れておこう。
それから、ハンカチをグレープフルーツジュースで湿らせる。

「あ、そうだ。ヤッさん、『コレ』もっててくれない??
 もしはなればなれになっちゃったトキも、『ニオイ』でイバショがわかるから。
 どんな『ノーリョク』がアイテになるかわかんないし、チリヂリにされないように」

グレープフルーツジュースの匂いが付いたハンカチをヤッさんに差し出す。
万が一、お互いの位置が分からなくなった時のための探知機代わりに使いたい。
ジュースのペットボトルは片手に持っておく。

「あと、なんか『こうしたほうがイイんじゃない??』っていうアイディアある??
 『アリス』はオッケー!!キアイいれていこうぜ!!」

152『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/11(月) 23:18:18
>>145(一抹)

>『リコーダー』の先端を斜めに切り落とす
→『許可』


>>146(小林)

>・ガド子に『タライ』と『トンカチ』を借りて、『ジャムの瓶』を砕く
→『許可』

>砕いた『瓶』が混じった『ジャム』を『水槽』可する
→そもそも『ジャム』は『液体』ではない為『不可能』

>半分に切ったタバコに火を点け、紙片を入れて『ジャム』に固定して、
燃え始めたところで能力公使し『炎』を内包した『水槽』を作成。
→『不可能』。
そもそも『ジャム』は『液体』でなく、また別の『液体』を『水槽』の媒体とし、
『タバコ』ではく『紙片』を火種にしても『紙片』は『液体』に触れた瞬間、全体が『浸水』し『シケる』為難しい。

>>150(小林)

>水筒の『ジュース』でビー玉サイズの『水槽』を作成
→『許可』

>テグスの先端に『ビー玉@水槽』を巻き固定する。
→『不可能』。
とっかかりがない『球体』に細いテグスを巻き付けて固定するのは明らかに『無理』がある。
これは『精密動作性』ではなく『形状』の問題である事を『明記』しておく。

>持ち手側のテグスを『ポンナイフ』の柄に巻く。
→『許可』

153矢貫 湊『ノーバディ・アンダースタンド』:2019/03/11(月) 23:43:36
>>150

「うん。どういたしまして」
 
オッケー。
 
>>151

「頼むぜ『アリス』」
 
この『頼む』ってのは、読んで字のまま、頼りにしてるってことで、
行動力があって肝が座ってて指先に刃物持ってるコイツを、アテにしない理由なんか無くて。

ただ俺が子供慣れしてないからなのかその辺上手く伝えられないし、
いよいよ頭がザリザリ鳴って頭痛までしてくるし、正直言って、小林少年にライター貸してやったのも後悔してるくらいなんだが、
 
「右目のウインクで聴覚だよな。大丈夫。
 『サイン』もらえりゃ、『合わせる』から」
 
それでも精一杯強がって、俺は知ったふうな口を利く。
 
「俺も必死だよ。
 このまま死ぬのはゴメンだし、そりゃあもう、全力出すに決まってるだろ」

ハンカチを受け取りながら、俺は応える。 
何をしてでも死にたくないって思えれば、なんでもできるに決まってる。
それは、そうだ。多分、そうだ。
 
「強いていうなら、一つだけ。
 『もうダメだ』『避けられない』『ヤバい』っていう、
 そんな本当に『全力』でもダメな時の『サイン』を、一個くれよ」 
 
俺が必死でカバーに入って、『実は作戦通りでした』って言われたら、
恥ずかしすぎて夢の中で自殺しちまうもんな。
そこだけ、ほんと、頼むよ。
 
「あとはやりながら、上手いことやっていこうぜ」
 
最後にそれだけ言って、俺は大きく息をつく。
さっきから体だか頭だかが妙な感じで、もはや俺は『アリス』と喋るだけで精一杯って感じだった。
これが夢なら、早く覚めろと思う。

154小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』:2019/03/11(月) 23:45:23
>>152(行動終了)
(すみません、組み分けが終了したら直ぐに出発するようだと
勝手に解釈してて行動も行ってました。行動描写は全て訂正して
無かったものと考えて貰って構いません。それと、能力での質疑応答に
関しては、心音サイフォンで今から行いたいと思います)

「そうですね、それじゃあ一抹さんと私がペアと言う事で」

「それと、私の能力は……先程も見せましたが結構下準備が
いるものですので、少しばかり出発するまで時間が貰いたいのですが
馬場ガド子さん、宜しいでしょうか?」

決め分けに関して異論はない。時間だけ貰えるかガド子さんに要望する

155夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/03/12(火) 00:24:49
>>153

「そんじゃ、マジにヤバイときは『おおきくうなずく』から。
 それが『ヒジョージタイ』のサインってコトで。
 たよりにしてるよ、『ヤッさん』!!」

『ドクター』には『爪』っていう武器がある。
とはいっても、単純なパワーそのものは強くない。
力なら、ヤッさんのスタンドの方が上なんだから。

「ヤッさんも、『マジヤバ』になっちゃったときはナンか『サイン』ちょーだい。
 できるだけヘルプしたいから」

これはチーム戦だ。
先に片方を倒した方が格段に有利になる。
一人が倒れてしまうと、その時点で戦力の大幅ダウンに繋がる。
まずは相手を一人にすることが重要だ。
相手の人数を減らすまでは、二人とも戦える状態でいなきゃいけない。

>>154

「コッチはまってるから。ジュンビバンタンにしてくれてイイよ」

あとは、タケルくんの準備が済むまで待とう。
本当なら、この不思議な夢の世界を楽しみたいところだけど、今はそうもいかない。
これから始まる命がけの戦いに全力で挑む。
ついでに、『ドクター』の『超嗅覚』で、ヤッさんに渡したハンカチの匂いを試しに嗅ぎ取る。
狙い通りに探知ができるかどうか確認したい。

156『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/12(火) 17:53:25
>>149(一抹)
 
「んあ…?いやっ!寝てないですよっ!
 本当ですって!」

ガド子が立ち上がる。


>>150(夢見ヶ崎)


防犯ブザーを取り出し、左右のポケットに入れる。
そして『矢貫』に持たせた『ジュース』をしみこませた『ハンカチ』の匂いを
『ドクター・ブラインド』の『超嗅覚』で嗅いでみる。
この部屋は一切の『無臭』である為、とりあえずは嗅ぎ分ける事ができたが、
誰かの『夢の世界』できちんと嗅ぎ分けられるかは正直『まだ分からない』。
またこれまで行った『実験』の結果、
『嗅覚』だけではなく他の『3感』を『センサー』のように行使する場合、
かなりの『集中力』を要する事が理解できた。『片手間』で行うのは不可能だろう。


>>153(矢貫)

『相棒』の『夢見ヶ崎』との『サイン』の打ち合わせを入念に行う。
『生き返る』為には、やれる事をやるだけだ。


>>154(小林)


      「へ?準備っ!?」


      「それが『必要』だって言うなら致し方ないですけど、
       急いでくださいね!ハリーアーッ!!」


ガド子に急かされる『小林』。
どうやらあまり時間はなさそうだ。


(『小林』は>>150で『水槽』内は時を止める効果があると言及したが、
 『能力詳細』を読む限りそんな記述はありません。
 『水槽』内の『液体』は『水槽』が形成された時点での状態を保つだけです。
 『液体』に混入した『液体』以外の固体および気体は普通の状態と変わりません。
 『水槽』内は『真空』となり『酸素』がない為『炎』は『鎮火』されると判断します。

 能力詳細に記載のない部分については基本的にはGMの方で判断させていただきます)

157小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』:2019/03/12(火) 18:50:34
>>152(お待たせしました)

ひとまず、行動として。

『マスカット入りジャム小瓶』を砕き、更にマスカットジュースを注ぎ
瓶の砕けたガラスとジュース入り『水槽』ソフトボールサイズを一つ作成。

更に探索用のビー玉サイズの『水槽』を一個作成。

ポンナイフにテグスを巻き付け、先端に40cm程度に普通の輪を作成した
約19m程のテグスの投げ縄を作成する。

「お待たせしました」

これで準備は一先ず終了する。後は現地の『夢』がどのようかで
行動も変わっていくだろう。

158『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/13(水) 22:58:56
>>157(小林)

>ジュースと割れたジャム瓶を用い『水槽』を作成
『許可』

>簡易的な投げ縄を作成
『許可』


>ALL

「皆さん、準備完了っすねー。
 夢見ヶ崎のご主人様と矢貫のご主人様のペア。
 そして小林さんと一抹のご主人様のペアっすねー」


         「さて」

ガド子が空間に浮かべた二つの『渦』を指さす。

「これから『夢』の世界に行ってもらう訳なんすけど、
 『夢』の世界には二つだけ『ルール』ちゅか『マナー』が存在します。
 いいすかー、よく聞いてくださいよー」


「1つ、まず『スタンド使い』であるご主人様達は、
 『夢』の世界の人達に対して優位な存在です。
 勿論、『スタンド』の概念を知ってる人の『夢』とか、
 あまりにも荒唐無稽な夢だったりしたらその限りではないっすけどー。

 まず『夢』の世界の住民は絶対『殺害』しないでください。
 てか出来れば危害を加える事も避けて欲しいっす。
 理由ききます?話すとすげー長くなりますけど」


「2つ、他人の『夢』の世界に入ったのならば、
 今いる世界が『夢』である事を匂わすような言動も
 極力避けてほしいっす」

159小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』:2019/03/13(水) 23:07:39
>>158

> まず『夢』の世界の住民は絶対『殺害』しないでください
> 今いる世界が『夢』である事を匂わすような言動も
 極力避けてほしいっす


「いえ、ご説明せずとも何となく察せられる部分はありますし。
手間暇かけた私が言うのも本当可笑しな話ですが。こうしてる間にも
『ウルトラ星見ボーイズ』の魔の手が、その『夢』に及ぼうとしてますし
迅速に動くべきでしょう」

まぁ、動く舞台は『他人の夢』だ。馬場ガド子さんが細工しても
不安定な場所なのだろうし。仄めかしたり、直接的な破壊も自分達同様
魂の損失に繋がる事は明白だ。説明よりも行動が重要な筈だ 今は


「…あっ、矢貫さん。ライターと煙草は有難く借りておきます」

作成するにあたって必要なくなったが、『ライター』と『煙草』一本を
携行していく事にする。火種や、煙草自体も何かしら有用に使える可能性はある。

160夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/03/13(水) 23:32:37
>>158

「いや、リユウとかイイよ。
 セツメイすんのメンドくさいでしょ??
 ウチらも、『ながくなる』ってわかってるハナシきくのなんてメンドくせーし」

「まぁ、だいたいは『クウキよめ』ってことでオッケー??」

特に質問はない。
『夢の中』に関してはガドちゃんの方が詳しいんだろうし。
彼女が『するな』と言うことをワザワザやろうとする必要もない。

「やっぱ、ゼンカイいった『ドリームランド』とはチガウっぽいな。
 トーゼンだけど」

>>153

「あとさ、ヤッさん。
 さっき言わなかったけど、『ドクター』のシャテーキョリは『5メートル』だから。
 そのハンイなら、すぐたすけられるってコトおぼえといて」

「それと、オトやニオイをタンチするトキは『シューチュー』しなきゃいけないから。
 そのあいだは、ヤッさんが『アリス』のカワリにケーカイしといてくれるとスゲーたすかる」

161一抹 貞世 『インダルジェンス』:2019/03/13(水) 23:40:39
>>158
行き先の夢世界が現実的なものとは限らない。
ゾンビが彷徨ってたり近未来な設定の可能性もある。

「夢の住人を殺害すると無意識の部分で警戒されて
 住人達から袋叩きにされるみたいなものですか…?」

「人前で派手にスタンドを使っても危ないかな?
 夢世界の住人じゃないと分かれば排除されそうですね」

「『ウル星ボーイズ』が夢世界での戦闘に長けている場合、
 私達が夢世界の住人ではないと発覚させる罠を仕掛けてくる可能性が」

どれだけの夢を渡り歩いたか知らないが潜伏に慣れているはず。
スタンド使いでなければ、そういった方面の攻撃をしてきそうだ。

「せめて夢を見てる張本人が誰か分かればいいのですが。
 復讐する前に殺害されたら不味いような…」

行ってみなければ分からない事も多い。
どんなトンチキ世界が見れるか楽しみだ。

162矢貫 湊『ノーバディ・アンダースタンド』:2019/03/14(木) 21:42:46
>>155
>>160
  
「頑張るよ。
 やれるだけのことは、やるから」
  
俺たちは全員既に一度死んでいて、多分これからの『戦い』が生き返れるかどうかの瀬戸際で、
つまり、どう考えても『命懸け』の勝負が待っているわけで。
  
そんな場面で、行動力に乏しく小心者でランチョンマットを敷くのが得意な奴のことを、アテにしたいと思うか?
断言できる。俺だったら嫌だ。
  
だから、たとえ気を遣っているんでも社交辞令でも背に腹が替えられなかったんでも、なんでもいい。
それでも俺なんかに対して『頼りにしてる』なんて言葉を掛けることのできるこの少女を見ていると、
やっぱり俺の中に、妙な気持ちがぞわりと湧き立つんだよな。
俺はまだ、その気持ちを言葉に出来ていない。
  
「でも、そうだな。
 『俺がヤバイ』ってこともあるもんな」
  
そういえば、指摘されるまで考えてもみなかった。
俺が敵に酷い目に遭わされて、もういよいよ死ぬかもしれないって状況も、十分あり得るんだもんな。

おかしいな。
気の小さい俺の事だ、むしろそっちにビビり倒すのが自然なくらいなんだけど。
  
「そしたら俺は握り拳から『人差し指と小指を立てる』からさ。
 そしたら、頼むぜ、助けてくれよ」
  
ツーアウト。ピンチってんならこれだろう。
  
「『射程』も『警戒』も、うん。分かったよ。
 『俺の』は俺から、一応8メートル離れられる。
 俺自身を守らせたいから、あんまり離す気無いんだけどな」
  
>>158
  
「なに言ってんだ」
  
『馬場』から告げられた新たなルールを聞かされて、俺は反射的にそう言った。
  
「理由とかじゃなくて、人を殺しちゃダメだろ」
  
ルールだマナーだなんて言うから何が飛び出すのかと思ったら。
夢だろうがスタンドだろうがなんだろうが、関係ない奴、殺すわけないだろ。
俺たちをなんだと思ってるんだよな。失礼な奴だ。
  
「『2つ目』は、まあ、分かったよ。
 夢壊す気は、別に無いから」
  
>>159
  
「ああ、そのライター安い奴だから、
 別に返ってこなくてもいいよ」
  
むしろタバコの方、返してもらえるのかな。
もうあげたつもりになっておいた方が、気持ち的に楽だよな。

163『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/15(金) 21:55:41
>>159(小林)


「察せられた…。
 とにかく迅速にッ!ですね!」


『矢貫』からライターと『煙草』を1本借りる。
『金魚』がいつまで維持できるかは分からないが、
これで準備は完了した。


>>160(夢見ヶ崎)


「ニーハハ、そうですそうですっ!
 夢見ヶ崎のご主人様、そんな風に思ってくれるとありがたいっす」

あっけらかんと言い放つ『夢見ヶ崎』。
既に『矢貫』との打ち合わせをすませた。これで『準備』は万端だ。


>>161(一抹)

『異世界』での『禁忌』の理由を色々と考察する『一抹』。

「ニーハハ…なんてゆーか、
 人殺しダメゼッタイ!!…じゃあダメっすか?」


>>162(矢貫)

「ニーッ、矢貫さんが倫理観のある人で嬉しいです。
 お願いですッ!人殺しダメゼッタイ!…すよね?」


『夢見ヶ崎』との打ち合わせは既に済ませた。
『異世界』へと突入する準備は万端だ。

164『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/15(金) 22:03:01
>ALL


      「いいっすか皆さん。
       それじゃあ行きますよ。
       
          ―――ご武運を」


ブワァ


    『ぐにゃあぁぁあぁぁぁぁぁあ〜〜』


宙に浮いていた二つの『渦』が、
まるでアメーバのように拡がっていき、4人の身体を覆う。

目の前に広がるは互いの姿さえ確認できない程の『暗闇』。
何も聴こえないし、何も匂わない。
ジェットコースターのような浮遊感が、きた。
決して心地の良いものではない。むしろひどく不快だ。

         キラッ  キラ


暗闇の先、小さな『光』が見えた。
恐らくこの『光』が『夢』への入り口だ。
現在位置から『光』までの距離は伺えないが、
向かう以外の選択肢はありえない。到着までの暇つぶしに
この先に待ち構える『異世界』について想像するのも悪くないかもしれない。

165小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』:2019/03/15(金) 22:40:12
>>163-164

恐らく満腹でなかった事は幸いだろう。長く続くと嘔吐しそうな
平衡感覚を著しく乱しそうな感覚が続いている。

前方に光があるので、そこを抜ければ便宜上の『ワープ』から
脱すると思うが、多少時間ある為一抹君に気分を紛らわす為と言う
訳では無いが話しかけよう。

「出来うる限り、私の能力で周囲の探査はします。
囮などはこちらで任せますので、出来うる限り一抹君は
相手に察知されないよう、体力の温存を心掛けて下さい」

「それと、安心して下さい。
危険が降りかかれば、私が率先して盾になりますから」 ニコッ

ここから先の『夢』はどんなものか。
私の死んだ時は駅前だった。だからと言って夢の主が
星見町での夢を見てるとも限らない。

出来れば全く水源のない見渡す限りの砂漠などで無い事だけ祈ろう。
望ましいのは、小川など水源が直ぐ目に留まる場所に到着する事だが……。

166一抹 貞世 『インダルジェンス』:2019/03/16(土) 07:18:08
>>163-164
ふと、宗像おじさんの事を思い出した。
彼は既に二人もの人間を殺めている。

「人殺しは禁忌。当たり前の事でしたね。
 命は尊いものですから」

「そのような『価値』を『ウル星ボーイズ』は
 持ち合わせていない。尊重する『価値』が無い」

宗像さんのように正当性さえ有れば肯定したかもしれない。
暗闇に包まれる寸前で振り返りガド子さんに一礼。
そして、気持ちを切り替える。

>>165
チラッと小林さんに視線を移す。
宗像さんには及ばないが虚ろな印象がある人だ。
彼も何かを失った過去を持つのだろうか?

「相手がスタンド使いじゃなければ良いのですが。
 毒物を用意するような連中です。何を取り出してくるやら」

「動けなくなったら不味いので盾になっちゃ駄目ですよ?
 大抵の危険は『インダルジェンス』が排除します。
 拳銃とかは無理が有るので小林さんのサポートに期待!」

落ちているのか浮いているのか三半規管に負荷が掛かっている。
エスカレーター派の自分は少しキツい。

「行き先がディストピアだとかダークファンタジー系じゃない事を祈りましょう」

逆に行き先の夢を分析する事で夢の持ち主を探す手掛かりになるはず。
『ウル星ボーイズ』は夢の持ち主を探して殺害するのが目的。
先に待ち構えるぐらいはしたい。

167夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/03/16(土) 11:27:56
>>163(GM)
>>164(GM)
>>162(矢貫PC)

「リョーカイ!!」

   ビシィッ

ヤッさんに向けて親指を立てる。
今の時点での準備は、こんなところでいいだろう。
あとは行き先の状況を見て決めればいい。

「――――そんじゃ、いってくる!!ぜ!!」

         ビシィッ

振り返り、今度はガドちゃんに向けて威勢よく親指を立てる。
そして、いざ『夢の国』へ旅立つ。
いや、スデにイマが『ユメのセカイ』にいるワケだから、セイカクには……??
まぁ、いいや。
そんなコトよりイマは、この『アトラクション』をたのしもう。

    「――ちょッ……!!」

          「――うぉッ……!!」

                「――えぁッ……!!」

ゼンゲンテッカイ。
ぜんぜんたのしめねえ。
こりゃあ、ひでえジェットコースターだな。

「ヤッさん、キブンどう??アリスは『サイアク』だけど。
 『セカイサイテーのアトラクションをきめるセンシュケン』にスイセンしてやりたい。
 たぶんユウショウまちがいなしだろうな!!」

「おん??なんかみえてきた??
 アレが、この『ジゴク』からダッシュツできる『キボウのヒカリ』か??」

「まぁ、『ジゴク』をでたら『ベツのジゴク』だったってバアイもあるけど。
 ヤッさん、ドッチだとおもう??
 アリスは、イマよりはマシってほうに『プリン』かけるよ」

ヤッさんに話しかけながら、『光の向こう側』について考えてみよう。
『スゲーうるさい』とか『スゲーにおう』とかだったらショージキこまるな。
テキのウゴキをおえなくなるし、それイゼンにマトモにうごくコトもできなくなってしまう。
よけいな『アシカセ』はめられたジョータイでたたかうのはマズイ。
『静かで強い匂いのない場所』――
それこそが『ドクター』が最大限に能力を発揮できるフィールドだ。

「とりあえずさ、『おいかける』とか『さがす』とかはアリスがやるよ。
 そういうの、『アリス』はトクイだし。
 さっきもいったけど、そのあいだのケイカイしといてくれる??
 『このさき』が、どんなフウかにもよるけどさ」

「――うぇッ……」

多少は慣れたが、不快なものは不快だ。
さっさと出たいと思いながら、『光』に向かって進む。
もうすぐ終わるハズだし。

「イマおもったけど、カエリも『コレ』やんなきゃダメなのかな??
 かんがえなきゃよかった」

168矢貫 湊『ノーバディ・アンダースタンド』:2019/03/16(土) 23:56:09
>>163-164
>>167
   
「『プリン』はいいよ、『アリス』」
   
こみ上げる『何か』を堪えながら、俺は辛うじてそう言った。
   
「食い物の話、とか」
      「マジで」
      
   「勘弁してくれ」

乳製品、出ると、ヤベーんだよ。嗅いだことある?
これから『異世界』とやらに行くんなら、早く始まって早く終わる所がいいよ。
   
本当に、それだけだよ。

169『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/17(日) 20:21:11
>>165>>166【小林・一抹】


          ぶわわぁぁ〜〜〜〜っ


気がつくとそこは『森』の中だった。
上空で燦燦と浮かぶ『青い太陽』が木々の隙間から光を降り注ぎ、
地面の『ぬかるみ』等といった不快感はない。
すぐ傍には『黄金色の小川』が流れており、



          「〜〜〜♪」


小川では『ホルスタイン』という比喩がふさわしい豊かな乳房と、
ピンク色の髪色に、銀色の瞳が特徴的な『美少女』が、
一糸纏わぬ姿で水浴びをしていた…。


            「…!」


            「あ、あんた達誰っ!
             いつからいたの!名乗りなさい!」


『小林』と『一抹』に気づいた『美少女』が咄嗟に体を隠す。



>>167>>168【夢見ヶ先・矢貫】


      ぶわぁぁ〜〜〜〜〜っ

気がつくと二人は『商店街』に居た。
周囲の『店舗』は軒並み『シャッター』を閉じており、
建物自体も酷く薄汚れており、『生活感』や『活気』の類が微塵も感じられない。
上空に浮かぶ二つの『黒い月』が建物を妖しく照らす…。


      ジャギッ


        「貴様ら、何者だ」

そして目の間には馬上に跨った『甲冑の騎士』。
その手にした凶悪な『槍』を二人に突きつける…。

170一抹 貞世 『インダルジェンス』:2019/03/17(日) 21:49:24
>>169
色彩感覚が狂った珍妙な光景に不快感を抱く。
殺戮と狂気の成分が少な目で助かる。

「今ですよ。先に着替えましょう?」

ここで彼女に敵対されると面倒だ。
殺傷を禁じられた身で敵を増やすのは良くない。
武器を取り出されでもしたら困る。

「私の名前は一抹。貴女のお名前は?」

ここは彼女の『悪感情』を緩和して味方にしたいところ。
『ウル星ボーイズ』の情報も得られるかもしれない。

「私のスタンドで『悪感情』を沈静化して案内役にします?」

こっそり小声で小林さんに提案する。
あっちが近寄って来てくれさえすれば良い。
絶対に近寄って来ないと思うが。

「スタンドが見えたら厄介ですね」

スタンドの視認が当たり前の世界であれば、
ここでスタンドを発現するのは自殺行為。
相手の出方次第で方針を決めよう。

171小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』:2019/03/17(日) 21:58:58
>>169


不安定な重力磁場の空間を抜け、気づけば周囲の景色は変わっていた。
『青い太陽』 『森』 
森林の樹木がどのようなものか、じっくり観察しなければ分らないが
靴越しの地面は走るのにも問題ない。
青色の太陽。色彩心理だと、青は内向的や悲哀の感情を表すと聞く。
この夢の主の現在の境遇が反映されてるのだろうか?
 切迫した事情が無ければ、作家として詮索もしたいが楽観的に
構えてる余裕は私達に無い。水源も幸いに見つけられたが……。

「……一抹君、周囲を警戒してください」ボソッ

これは不幸なのだろうか? それとも、夢舞台の情報源を確保出来る者と
遭遇できたと喜ぶべきなのだろうか?
 小声で近くにいる一抹君を自分の背に庇い立てつつ
『謎の裸の女性』に視線を合わせつつ。『リヴィング・イン・モーメント』の
一番小さいビー玉サイズの水槽を、背中から足元へ。そして地面に連なるように
移動させ近くの樹木へ移動、更にそこから30m高度へ上昇させ周囲一帯を
上空から360°スタンドの視点を旋回させ自分達と謎の女性以外の人影が
潜伏してないかを確認させる。

この『謎の女性』が。敵のスタンド能力が干渉され産み出された者で
無い等と誰も証明出来ない。
 私の力じゃ謎の能力相手に一対一で太刀打ち出来ない。少しでも
自分の体を盾にしてでも、戦闘能力の高い一抹君のリスクを軽減させて
敵能力を理解して勝機を。生還への道を広げなくてはいけない。

『奇妙』な構図だが。此処が『中世騎士物語』を基盤とした『夢』であると
解釈しつつ、謎の女性の発言を読み解いて。ゆっくり口を開く

「……申し訳ありません。私の名は『タケル』
我々は異邦より、或る外法の術を持って幾多もの同胞を
血と嘆きの糧とした不届き者を討伐する為に旅をしてきた次第ででして
渇きを癒す為に、この森に入り込み……今に至ります」

「見れば高貴なる方のようで、不肖な身でありせりながら
汝のような方へと、何かしらの神の悪戯の出会いでありながら
非礼を深くお詫びします」

女性の裸体だとか、沐浴してるだとか。現実世界で昏睡状態の身の
自分達を生還するのには重要では無いが、夢舞台に幾らか話を
合わせておかなければ、不安定になり状況が劣悪する可能性もある。

 そう言って背を向ける。

「……私のスタンドで、もし敵が潜伏していたら直ぐに教えますからね」ボソッ

一抹君には、謎の女性には聞こえない小声で告げておく。

『リヴィング・イン・モーメント』の武器にもなるソフトボールサイズは
相手にも警戒を与える。死角から移動させた方でも異変があれば直ぐに
察知させる事が出来るので、もし破壊されるようなら『謎の女性』は
十中八九敵だ。直ぐに樹木なり遮蔽物に隠れて反撃出来るようにしておこう。

172夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/03/18(月) 10:09:38
>>169
今、夢見ヶ崎はスタンドを発現したままでしょうか?
また、騎士の持つ槍は一本でしょうか?
それとも二本でしょうか?

173『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/18(月) 10:26:30
>>172
スタンドは発現したまま。
騎士が手に持つ『槍』は1本、横並びに立つ『矢貫』と『夢見ヶ崎』の間に突きつけている。

174矢貫 湊『ノーバディ・アンダースタンド:2019/03/18(月) 20:51:58
>>169
 
こういうの、根っから訳わかんねえトコに連れて来られるより、
微妙に馴染みのある風景にぶっ壊れが挟まってる方が、不気味な感じが際立つよな。
 
俺の知ってる月は黒くないし2つも無いし、
だけど商店街のシャッター街なんだろ?
趣味悪いぜ。
 
なんで商店街のシャッター街に、フル装備の騎士サマが居やがんだ。
 
「俺は『矢貫』。
 『弓矢の矢』に『貫く』の字な。これが苗字」
 
俺は騎士サマに向かって反射的に口を開いて名乗りを上げ、同時に両手も開いて上に挙げる。
ホールドアップ。
どう見たって、敵意が無いのが伝わる姿勢だ。
 
悪趣味な世界にしても言葉が伝わるのは取り敢えずのラッキーで、
だけどこれが本当に日本語のコミュニケーションなのかっていうとイマイチ信用できないんだよな。
 
言語の差はあるけど、不思議パワーで意味は通じ合ってるってパターン、無くも無いし。
こいつ、『漢字』って分かるか?
『姓名』の概念あるか?
『ここ』、どこまで俺の知ってる世界と『同じ』だ?
 
自己紹介で取り敢えずの探りを入れながら、俺は半歩ほど後ずさる。
ビビったからじゃない。『アリス』をその視界に入れる為だ。
打ち合わせ通りに決めるなら、『アリス』が敵を探してくれるんだろうから、
その間俺は、こいつを守ってやらないとならないから。
だから、『騎士』を見ながらも『アリス』を視界に入れる為に、俺は半歩後ずさる。
 
「ごめん。そっちこそ誰だ?
 俺大学出てないから、色々わかんねえんだよ」 
 
言っておく。
ビビったからじゃない。

175夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/03/18(月) 21:52:43
>>173
回答感謝

>>169

「――とおりすがりの『アリス』です」

ヤッさんと同じように両手を上げつつ、その場のノリでテキトーな返事を返しておく。
コイツがテキの『スタンド』か??
それとも『ユメのセカイのイチブ』なのか??
さっきアリスをやったヤツは、コエもかけずにイキナリぶっコロしやがったからな……。
それとも、ウチらのバックにいるガドちゃんのジョーホーをひきだそうとしてるってコトもありうる。

(『ウマとヤリ』――こんなのとマトモに『ヤリあう』なんてのは『ウマみ』がなさすぎんぜ……)

喋りながら視線を動かし、馬が入りにくそうな狭い路地が近くにないか探す。
もしコイツと戦うことになったら、まず機動力の差が大きい。
それを活かせないようなフィールドを見つけておきたい。

(モンダイは、コイツがツギにナニをしてくるか――)

槍で繰り出してくる攻撃で最も可能性が高いのは『突き』だろう。
その次に考えられるのは『薙ぎ払い』か『降り下ろし』か。
『投げる』という可能性もないではないが、かなり低いと思う。
いずれの攻撃の場合でも、何らかの『予備動作』が入る。
その際に発生するであろう『風切り音』を、『ドクター・ブラインド』の『超聴覚』でキャッチしたい。
できれば路地を探すのと同時に行いたいが、無理そうなら『風切り音』の聴き取りを優先する。
その聴き取りによって次に行われる攻撃の大まかな種類を先読みし、回避の成功率を上げることが狙いだ。

(ドッチをねらってくる??アリスか??ヤッさんか??リョーホーか??)

敵の気配を探知したいところだが、目の前にキケンなヤツがいる状況だとそうもいかない。
まず、目先のコイツをどうにかする必要がある。
ヤッさんには悪いけど、探知するのはココを切り抜けてからにしておくのが良さそうだ。

176『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/18(月) 23:18:45
>>170-171【一抹・小林】
>>171(小林)

           ウネッ  ウネッ  ウネッ

いつの間にか背後に回していた『ビー玉』サイズの『水槽』を、
背中から足元へ移動させる…。
そのまま樹木から更に上空へと飛ばそうと試みるが、
明らかに一挙動で行える『行動量』ではない。『速さ』も『精密さ』も足りない。
その上、ガラス片の混じった『水槽』を晒したままだ(『水槽』は実体化している)。
口で『それらしい』事を言っても、
行動が伴わなければ『警戒』を解く事は――『ありえない』。



>>170(一抹)

目の前の『美少女』を諭す『一抹』。
だがその心中では自らの『スタンド』という長所が
この『異世界』で通用するのか、と思考する。

この女に『スタンド』が視認できるのであれば
当然、『警戒心』を強めない為には『スタンド』を出さないに越した事はないのだが、
真横に立つ『小林』が既に『実体化』した『水槽』を発現している。
(女からは見えないが『一抹』の前に立った『小林』が
 背中で隠した『ビー玉』サイズの『水槽』に奇怪な動きをさせている)
この『異物』を晒したままで『警戒』を解くなど――『ありえない』。


>>170-171(小林・一抹)



     「その『水球』ッ!
      あんた達が『奴ら』の刺客って訳ッ!?
      この『我道アスナ・エスナ・ステラ・ユリエ・ユメ・ハルナ・フレア』様の
      入浴時を襲うなんていい度胸してるわねッ!!」
             コード
     「見た事がない【魔法】だけれど、
         ダークフレア                ホーリーストーン
      この【炎上王】の『我道アスナ(略)』様相手に【水】とは愚行ねっ!
           プチ・ファイア
      ――――【汚物消毒】ッ!」


 ボボ…   ボボボォォッ


裸の美少女の両手から『バスケットボール』大の『火球』が生み出され、
『小林』目掛け放たれた(スC・彼我の距離5m)。

177『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/18(月) 23:20:53
>>174-175【矢貫・夢見ヶ崎】


>>174(矢貫)


         「…………」

槍を突き付ける『騎士』に対し自己紹介をし、
更に両手を挙げ敵意がない事をアピールする『矢貫』。
『騎士』は数秒程の間を置き、構えた槍を下した。


         「どうやら『イオン国』の者ではないようだな。
          矢貫氏、大変失礼致した。非礼を詫びる」

ガチャ

鉄仮面ごしのくぐもった低い声。
騎士が深々と二人に頭を下げた。


>>175(夢見ヶ崎)


       「アリス…?」


矢貫に合わせ、両手を挙げ『降参』のポーズを見せる『夢見ヶ崎』。
そして喋りながらも視線を動かし『路地裏』を探してみるが、見当たらない。
またそれと同時に『ドクター』の『超聴覚』を用いて『予備動作』から『風切り音』を探ろうとするが、
そもそも『風切り音』とは空気の流れによって発生する『騒音』だ。

人間の挙動で『騒音』と感じさせる程の音が発生する条件はかなり『限定』される上、
それよりも『緩やか』であろう『予備動作』で『風切り音』が発生するのは――『ありえない』。

また、もし『奇跡的』に『風切り音』が『聴こえ』ようとも、『それだけ』だ。
『聴こえた』所で『夢見ヶ崎』の『反射神経』が追い付かない。
もし『騎士』が『風切り音』を発生させる攻撃を行ってきても、『聴いて』回避するのは難しいだろう。
(*今後『超四感』を『予知』のように用いる行動に関しては、『判定』が渋くなる事を明言しておきます)


「アリス氏、失礼した。非礼を詫びる」


ガチャッ

鉄仮ごしのくぐもった低い声。
騎士が深々と二人に頭を下げた。


>ALL


         「某の名は『スズリ』。
          この『ショーテン国』の『王宮騎士』」

カパッ カパッ


『スズリ』と名乗った『騎士』が馬上から降りた。
(『ドクター・ブラインド』が見ている様子はない)


「憎き『イオン・モール王国』が、
 またしても我が『ショーテン国』で『悪事』を働いていると聞いて、
 市街を警備していた所だ。何か質問はあるか?」

178小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』:2019/03/18(月) 23:35:58
>>176

 「…………………………はぁ」

一番近くの大樹へと全力で移動し回避を試みる。

 「こう言う場合、一番良いのは撤退する事ですね一抹君
全ては私が発端なようですけど」

ひとまず木々を遮蔽物として逃げる事を試みる。
30m自分の頭上にビー玉サイズの『リヴィング・イン・モーメント』を
浮遊させて地上での怪しい人影は認識させる事にする。

一抹君にも一緒に退避するように促す。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板