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【ミ】『Victim島』

32『焦熱のサードアイ』:2018/03/20(火) 21:16:49
>>31
『紅茶』は摘み取った茶葉を『萎凋』させ、
揉みこんで『発酵』させて完全に乾燥させる長い長い工程を経て
初めて飲むに至る為、『摘み立て』の紅茶を飲む機会など『まずない』のだが、
それはそれとして待合室に置かれていた『紅茶キノコ』は独特の酸味があり、
オブラートに包んだ表現をすると『ユニーク』な味わいだった…。
(待合室には適当な長さの『マント』があった)

 
                  ガチャリッ


「し、失礼します」


扉の向こうから現れたのは、ブレザー姿の『女子高生』だ。
『八女』と違い、飛び切りの美人という訳ではないが、
温和そうな顔立ちに、手入れの行き届いたボブカット。
制服のスカート丈は『校則違反』にならない程度に短くなっており、
履いている紺のハイソックスは真新しく、両方の丈の長さもきっちり揃っており、
いい所の『お嬢様』といった印象を与える容貌だ。

ただ一点だけ、目深に被った唾付きのヒップホップブランドの『キャップ』だけが、
浮いており、せっかくの『統一感』を酷く乱していた。


「は、初めましてェ〜〜っ。
 あ、あの、私『牧瀬三陽』です。
 今回の対戦相手のッ!」  ズズズ…


『牧瀬』は頭を深々と下げると、右手に持った
1リットルの紙パックの『ジュース』に指したストローに口を付ける。
(空いている左手は下腹部に添えている)


「私も詳しくは聞いていませんが
 『ルール』を破った人の代わりに急遽、
 試合に出てくださったみたいでッ!
 ――本当に、ありがとうございますっ!」


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