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死亡者たちの酒場 二杯目

1もふもふーな名無しさん:2009/09/28(月) 21:38:39 ID:bZwnoSyg
フェイトはゼルの嫁!

472もふもふーな名無しさん:2009/11/14(土) 23:46:05 ID:FLZjgrok
>>470
ハルヒ「は?アタシとゼルが?」
冬樹「ええ、それでフェイトさんが病んじゃって・・・」
ハルヒ「それでゼルをフルボッコ?・・・まったく、なんでそんな発想になるのよ」
冬樹「で、どうなんですか?」
ハルヒ「そんなバカな話ある訳・・・まあ、無くはないかもね」
冬樹「え、じゃあ・・・」
ハルヒ「けど、少なくともあんな岩男が彼氏なんて有り得ないわね。まあ、百歩譲って頼れる兄貴なら認めてあげてもいいわね。だから、さっきから物陰から盗み聞きしてる誰かさんも安心しなさい」
????「ぎっくう!?」
冬樹「あ、フェイトさん」

アシュラマン「では、ハルヒとは本当に何も無いのだな?」
ゼルガディス「ああ。強いて言えば手の掛かる妹みたいなものだ」
アシュラマン「ふむ・・・なるほどな」
ゼルガディス「まあ、ハルヒからしてみれば俺みたいな岩顔面な兄貴などまっぴらだろうがな」

ハルヒ「はっくしゅん!!」
冬樹「風邪ですか?昏睡から目覚めたばかりなんですし、無理しないほうが・・・」
ハルヒ「大丈夫よ。・・・それにしても・・・」
冬樹「どうしました?」
ハルヒ「いや、アタシってキョンの事好きだったんだなーって思ってね」
冬樹「(ガターンと倒れる)」

473もふもふーな名無しさん:2009/11/15(日) 09:19:04 ID:NU5vUvgs
セイン「でも血の繋がらない兄と妹(みたいな関係)ってさ、なんか怪しくない?
    そのうちハルヒが『ゼルお兄ちゃ〜ん』て言ったり、ゼルが妹煩悩になったり――」
冬樹「ああ、うん。余計なこと言わないようにしようね」
ホリィ「そうそう、口は災いのもとだから」

474もふもふーな名無しさん:2009/11/15(日) 19:34:17 ID:bZwnoSyg
ハルヒ「っあ!」
カヲル「唐突な叫び声ありがとう。で、どうしたんだい?」
ハルヒ「すっかり忘れてたわ!
    味覚狩りの上位3チームの賞品!」
カヲル「あぁ、これはうっかりしてたね
    近日中にと言っておきながら、あれから大分経ってしまったからね」
ハルヒ「カヲル、あの時の3チーム集めてくれない?
    何が良いか聞いて、準備しなきゃ!」
カヲル「そうだね。確か上位3チームって……」
ハルヒ「エアキュアとモンスターとライバルの3チームよ!」
カヲル「よし、早速呼び出そうか」

475もふもふーな名無しさん:2009/11/15(日) 21:47:40 ID:QYZnNso2
おお、忘れていた。どんなのが出てくるか楽しみだwww

476もふもふーな名無しさん:2009/11/17(火) 21:31:48 ID:bZwnoSyg
ウォーズマン「そろそろやめておけ、体に毒だぞ」
加持「畜生……なんであんな奇跡が起きるんだよ……
   これが飲まずにいられるか……」
ウォーズマン「むう、重症だな。カヲル、お前からもなんか言ってやってくれ」
カヲル「……加持さん、付き合っても良いかな?」
ウォーズマン「お、おい……」
カヲル「憎い相手が幸運を手にする事がどれだけ悔しいか……僕もよく分かるさ
    と言うより、加地さんの姿を見てたら思い出してしまったよ……」
加持「カヲル……朝まで、付き合ってくれるか?」
カヲル「あぁ、飲み明かそう……」
ウォーズマン「やれやれ……」


ハルヒ「……で、二人揃って急性アルコール中毒で病院?」
ウォーズマン「あぁ、大分盛り上がって酒が進んでいたようだからな」
ハルヒ「はぁ……運に見放されて自暴自棄になるのは分かるけど、少しは自重しなさいっての」
ウォーズマン「カナブン院長もリィンも呆れていたな。流石に」


【カヲル、加持 ヤケ酒確認】

477もふもふーな名無しさん:2009/11/18(水) 00:31:25 ID:q2gkP/tM
カヲル君もアルコール中毒になるんだ
カナブン院長とリィンは忙しすぎるw

478もふもふーな名無しさん:2009/11/19(木) 20:08:26 ID:q6hq8b4g
最近事件が多くてカナブン院長大変だなw
虫の過労ってどんなんだろ…

479もふもふーな名無しさん:2009/11/20(金) 23:40:56 ID:bX.57a1.
ドカバキチュドーンドッカンバリバリシャキーンズドドスパーンドガガ

ゼル「ひ、酷い目にあった……病院に、行かなければ……」
リィン「あ、ゼガルデスさん」
ゼル「ゼルガディスだ。そんなことより、リィン。お前病院はどうしたんだ?」
リィン「病院なら当面お休みですよ」
ゼル「は!?」
リィン「院長、ここのところの事件続きで疲れて……寝込んじゃったんですよ」
ゼル「そ、そんな……(ぼて)」

480もふもふーな名無しさん:2009/11/20(金) 23:50:39 ID:bZwnoSyg
アシュラマン「ふむ、学園長。今後、どうしたものかな?」
ナーガ「色々あってしばらく学校は閉鎖していたが……今からでは時期が微妙だな」
ウォーズマン「いわゆる冬休みが、2週間強で来てしまうからな」
ナーガ「……いたしかたあるまい。今年は、今日から正式に冬季休校とする
    誰か、理事長にこの決定を伝えてくれないか?」
ズーマ「……俺が行こう」


【死者スレ学園 閉鎖から引き続き冬休み確認】

481もふもふーな名無しさん:2009/11/21(土) 10:00:28 ID:RPEi/o3w
カナブン院長ー!!!お大事に……。ゼルの回復が遅くなるなw
長い冬休みなんて羨ましいぞw

482もふもふーな名無しさん:2009/11/22(日) 19:36:49 ID:bZwnoSyg
冬樹「シンジ君、こんなところで何してるの?」
シンジ「あ、冬樹君……。別になんでもないよ」
冬樹「いやなんでもないって、なんか祈ってるように見えたんだけど……ん、これ何?」
シンジ「あ! ちょっと……!」
冬樹「『爆熱ゴッドカレーパン』?
   もしかして、お供え物か何か?」
シンジ「……えーと……。遠い場所で、僕たちのとは違う戦いが終わったから、とりあえず『お疲れ様』の意味を込めて供えたんだけど……」
冬樹「そう……僕もお祈りして良いかな?」
シンジ「うん……!」


セイン「はぁ……辛気臭い事しちゃって」
ホリィ「でも、シンジ君には少しだけ関係のある話ですから、無理は無いんじゃないですか?」
セイン「そりゃごもっとも。で、なんでアンタはこんな風にこっそりのぞき見してるんだい?」
ホリィ「いつもゲームセンターに籠ってる冬樹君が見当たらないんで、探してたら行き当たったんですよ
    でも、なんかこの状況だと声をかけづらくて……
    セインさんこそ、なんでこんなところで?」
セイン「いやぁ、あの二人が何してるのか興味があったからね」
ホリィ「……野次馬根性じゃないですか」

483もふもふーな名無しさん:2009/11/23(月) 12:04:16 ID:RPEi/o3w
シンジも冬樹も優しいなぁ。
野次馬セインが容易に想像できるwww原作知らんのにwww

484もふもふーな名無しさん:2009/11/23(月) 22:49:20 ID:bX.57a1.
ハルヒ「もうすぐ今年が終わるわねぇ……」
カヲル「そうだね」
ハルヒ「今年が終わる、今年が終わるといえば大晦日、大晦日といえば……
紅白歌合戦……。カヲル!今年の大晦日はみんなで紅白歌合戦よ!!」
カヲル「紅白歌合戦か。いいね。歌はリリンが生み出した文化の極みだよ」
ハルヒ「さーて、私は何を歌おうかしら〜♪」
???「歌か!俺様の土壇場だぜ〜!!!」
カヲル&ハルヒ「お帰りください」

【1stからの闖入者 お断り確認】
と、いうわけでフェイト役水樹奈々さん紅白出場おめでとうございます

485もふもふーな名無しさん:2009/11/24(火) 21:15:00 ID:FLZjgrok
誰も触れないのでカキコ

???「冬樹……例のアレまだあるかな」
冬樹「う、うん……」

フェイト「あれ……冬樹君、今セインが来てなかった?」
冬樹「え、ええ……」
フェイト「どうしたの?顔色悪いよ?」
冬樹「い、いえ、何でも無いですよ?」

カツーン……カツーン……

セイン「ふふふ……よくもあたしの可愛い妹を……あの鎧野郎、もしノーヴェにこれ以上手を出したら……ふふ……ふふふ……ふふふふふふフフフフフフフフ…………」

【セイン、悪魔将軍に呪い確認】

486もふもふーな名無しさん:2009/11/25(水) 10:58:33 ID:sxxn9wRo
やっと復帰したなり
さて、早速一ネタ

ハルヒ「学園長ー、理事長ー、ちょっといいー?」
ナーガ「ハルヒか、何か用か?」
ハルヒ「うん、ちょっと死者スレ学園の改築を頼みたくてね」
カヲル「改築?」
ナーガ「また唐突な話だな。理由を聞こうか」
ハルヒ「ほら、この学園の校舎ってアタシの力で出したやつじゃない。だから、形状が、ね……」
ナーガ「形状?……そういえば、何処かで見たような……」
カヲル「……なるほどね、そういう事か」
ナーガ「何か分かったのか?」
カヲル「簡単な話だよ。この校舎は、北高の校舎と同じ形状なんだ」
ナーガ「北高……そうか、元の世界でハルヒの通っていた高校か」
ハルヒ「うん……だからこの際、一から校舎をリニューアルしようかと思ってね。このままじゃまたこの前みたいな騒動を起こしちゃうかもしれないし……」
ナーガ「ふむ……カヲル、どう思う?」
カヲル「まあ、涼宮さんがそういうなら僕は構わないよ。ちょうど冬休みの最中だし、皆からも意見を聞くとしようか」
ナーガ「ゼクトールとアプトムにも話を通しておくか。そういえば、あの二人はどうした?」
カヲル「ああ、彼等には……」

アプトム「よし、完成だ!」
ゼクトール「ゲーム機のセッティングも万全だ。待たせたな冬樹」
冬樹「よーし、先ずはダライアスシリーズの完全制覇を目指すぞー!!」

【死者スレ学園 改築計画開始】
【アミューズメントパークksk 開店確認】

※アミューズメントパークkskは、死者スレ銭湯の横にあります
ゲーム機で倉庫が片付かないので、カヲルがゼクトールとアプトムに依頼して建設しました
※死者スレ学園改築については、後続の皆様に任せますwww

487もふもふーな名無しさん:2009/11/25(水) 22:32:39 ID:bZwnoSyg
冬樹「ダライアス最高!!
   まったく、しっかり3画面連結構成でプレイできるなんて、ゼクトールたちにお礼を言っておかなきゃ
   それにしても、本当にOGRさんの担当したこのBGMは最高だなぁ……
   お、Eボスのリトルストライプス来た!
   覚悟しろエンゼルフィッシュ!」


加持「あれ、どうしたんだいみんな揃って?」
みくる「学校がしばらく閉校になって皆さん暇を持て余してるようだったから、集まってお菓子を作ってたんです」
ホリィ「本格的にやろうとすると時間が掛かりますし、丁度良い機会だなって」
カヲル「それに、過労で倒れたカナブン院長に差し入れをしようとも思ってたから、僕も参加させてもらってるんだ」
加持「なるほどね。で、こんな場にフェイトが居ないってことは、あれか?」
ガルル「治療を受けられずに寝込んでしまったゼルの看病だ。執務官も相当なものだな
    たまには気分転換も必要だと思うのだが」
加持「はぁ……一人身はこういう時に辛いもんだな……
   冬樹のところにでも出向くとするか」

488もふもふーな名無しさん:2009/11/25(水) 22:38:49 ID:sxxn9wRo
〜〜〜アミューズメントパークksk〜〜〜

ゼクトール「ふっ、はっ、だあっ!!
アプトム「シュッ、フッ、ヒュウッ!!」

カコカコカコカコカコカコ!!

ハルヒ「有希、防御は任せたわよ!!」
ながとゆき「……(無言で頷く)」

カコカコカコカコカコカコ!!

アスカ「……で、今度はエアホッケー?」
シンジ「そうみたい……さっきから凄い勢いでラリー続けてるから、危なくて近付けなくて……」
アスカ「まったく、周りの迷惑も考えなさいよね。……で、冬樹は何やってるの?」
シンジ「TVゲームコーナーで「たけしの挑戦状」をプレイしてるんだけど……」

ホリィ「あの……冬樹くーん?」
冬樹「……(真っ白に燃え尽きてる)」
ホリィ「あーあ……まあ、あれだけ一生懸命にクリアした揚句、エンディングがこんな台詞一つだけじゃ無理ないかな……」

『こんなげーむにまじになっちゃってどうするの』

489もふもふーな名無しさん:2009/11/25(水) 23:44:33 ID:c9uLTncY
「たけしの挑戦状」ってそんなゲームなのかwwww
昔ちょっとやったような……

490もふもふーな名無しさん:2009/11/26(木) 17:34:44 ID:sxxn9wRo
冬樹「あ、フェイトさーん」
フェイト「冬樹?どうしたの、こんな所で」
冬樹「いえ、ダライアスⅠのエンディングを全部見たんで、エンディングの英文を翻訳してみたんです。どうですか?」
フェイト「うーん……ちょっとミスが多いけど、概ね合ってるかな。この調子で頑張ってね」
冬樹「はい。あ、そういえば、ゼルガディスの調子はどうですか?」
フェイト「うん、もう動いても大丈夫みたい。毎日のように酷い目に遭ってるから、回復速度が上がってるようだって言ってた。今は銭湯に行ってるんじゃないかな」
冬樹「へえ……あれ?フェイトさん、そのくせっ毛前からありましたっけ?」
フェイト「え?何処?」
冬樹「ほら、長いのが二本伸びてますよ」

【フェイト 不幸アンテナ発生確認】

不幸アンテナ
前髪から二本飛び出たくせっ毛
これを持つ女性は、不幸な男性を引き付けハマってしまうらしい
モトネタは、「ラブひな」の成瀬川なるの髪型

491もふもふーな名無しさん:2009/11/26(木) 18:58:12 ID:NyaM36Z6
不幸アンテナwwwwwwwww
想像したら萌えた。似合うなぁフェイトw
つまりこれからもゼルとラブラブできる証ってことか!

492もふもふーな名無しさん:2009/11/27(金) 08:43:13 ID:sxxn9wRo
セイン「離せ!!離せってば!!」
ゼルガディス「だから、、イデオンガンは現世までは届かないと言っただろう!!」
ハルヒ「気持ちは解るけど、諦めなさい!」
セイン「うるさいうるさいうるさい!!!あたしはノーヴェを助けるんだ!!!邪魔するなぁ!!!」

ちゅどーん!!!

ゼルガディス「ぷろあっ!!」
ハルヒ「ああっ、ゼル!!神人、セインを取り押さえなさい!!」

スエゾー「なんや、凄い事になっとるなあ」
アスカ「まあ、可愛い妹とマーダーが一緒に予約されたんじゃ仕方ないんじゃない?」
小砂「うーん……先生大丈夫かなー。そりゃあ、先生は殺しても死なないような人だけど、位置的に悪魔将軍に1番近いのって先生なんじゃ……」
スエゾー「信じるしかあらへんやろ。それに、案外博物館に来るかも知れへんで?」
小砂「って、それはそれでやばいんじゃ……ガイバーを無効化出来るリムーバー持ちだし」
スエゾー「信じるしかあらへんな。……雨蜘蛛、頼んだで……」
小砂「んー……あの変態じゃあっさり見捨てるんじゃ……あ、セインが捕まった」
スエゾー「神人に雑巾絞りされとるな。なんか、感情的になっとらへんか?」
小砂「ゲルが撃たれたからかな?……まさかね」

【死者スレ住人 予約を把握】
【セイン 暴走確認】
【ハルヒ ゼルガディスの仇討ち確認?】

493もふもふーな名無しさん:2009/11/27(金) 12:39:49 ID:VFMXIqa6
ゼル「……何時の間に俺はゲルコプターやらゾウやらフーセンやらに変身する軟体生物になったんだ……」

494もふもふーな名無しさん:2009/11/27(金) 20:43:45 ID:sxxn9wRo
〜〜〜控室〜〜〜

???「はあ……暇だなあ……
    誰か来たと思ったらすぐ帰っちゃったし……
    食べ物には困らないんだけど、現世のダメージ引きずったままだから食欲もわかないし……
    はあ……」

加持「なあ……放っといていいのか、あの嬢ちゃん」
カヲル「そうは言っても、まだ死んだ訳じゃないから酒場に招待する訳にもいかないしね。まあ、後で暇潰しになるものでも送っておくよ」

【某時空管理局二等陸士 今だ控室から出られず】

495もふもふーな名無しさん:2009/11/27(金) 21:50:48 ID:bZwnoSyg
>>493
スエゾー「つまりは、その内ゼルコプターやゼルキゾク、イシガキゼルになるって事やな」
ゼル「やめてくれ……本気にする奴が出てくるだろう
   てかイシガキゼルって、あまり冗談になっていないような……」


ホリィ「カナブン先生、いますかー?」
カナブン「(ホリィさん、どうなさったんですか?)」
ホリィ「体調はどうです?」
カナブン「(しばらくお休みをいただいたおかげで、まあまあと言ったところですね
      医者が過労で倒れて、患者さんに心配されているようでは、なんとも情けない話ではありますが……)」
ホリィ「あの、これ差し入れです」
カナブン「(これは……クッキーですか?)」
ホリィ「学校が閉鎖されてみんな時間を持て余してるんで、女の子たちを誘ってお菓子を作ったんです
    それで、カナブン先生にも食べてもらおうと思って」
カナブン「(あぁ、それはありがたいですね。ありがたく頂きますよ
      ところで、みなさんは元気ですか?)」
ホリィ「ゼルさんはけがをしてたんですけど、自力で治してしまったらしいです
    大分体が丈夫になったようだって言ってました」
カナブン「(ハハ……彼も苦労が絶えないですからね
      冬樹君はどうです? その後、変わりはありませんか?)」
ホリィ「えぇ、女体化も透明化も鳴りを潜めたようです。ただ……」


冬樹「Approach your target and attack. Your mission starts now. Are you ready?」
加持「あー……冬樹君、聞こえてるか〜?」
冬樹「Warning!! the huge battleship "king fossil" is approacing fast.」
加持「ダメだこりゃ。完全に世界に入り込んでしまってる……」
冬樹「Destroy the core!!」


【冬樹 ゲーマー化確認?】

496もふもふーな名無しさん:2009/11/28(土) 10:36:32 ID:sxxn9wRo
>>495
アーケードゲーマーふゆき……なんだろう、どこかで聞いたような……w

ハルヒ「ゼル、ちょっと付き合って」
フェイト「え゙……?それって、どういうk」
ゼルガディス「落ち着けフェイト、荷物持ちをやってくれって意味だ。で、何処まで付き合えばいい?」
ハルヒ「ほら、加持やゼクトールやアプトムがデパートを瓦礫から再建したじゃない。で、今日はプレオープンなのよね」
ゼルガディス「なるほどな。だが、荷物持ちならアシュラマンに頼んだ方がいいんじゃないか?」
ハルヒ「まあまあ、いいじゃない。さあ、出発よ!」
ゼルガディス「やれやれ……じゃあ行くか。そうだ、お前の指のサイズは何号だ?」
フェイト「え?」
ゼルガディス「考えてみれば、まだ結婚指輪どころか婚約指輪すら用意してなかったのでな。間に合わせみたいで悪いが……」
フェイト「……ううん……嬉しいよ……////」
ゼルガディス「そ、そうか////。じゃあ、行くか」
フェイト「うん!」

ハルヒ「やれやれ、お熱いわねー。……はあ、キョン早く来ないかなー」

【死者スレデパート プレオープン】
※本格的なオープンは12月初旬です

497もふもふーな名無しさん:2009/11/28(土) 15:16:59 ID:bZwnoSyg
シンジ「……もう、冬も目の前ですね」
加持「あぁ、そうだな。12月もすぐだからな。だが、その分こうやって銭湯がありがたい訳だ」
カヲル「ネルフの銭湯には消灯時間があったけど、ここでは気にする必要は無いからね」
ズーマ「……いつでも湯に浸かれるとは、ありがたい話だな……」
ゼクトール「殊にここは夜になると星がきれいだからな。実にすばらしい安らぎの空間だ」
ガルル「フッ、悪くない……」
スエゾー「今は昼やから、星は見えへんけどな。でも良い湯やわぁ……」
タママ「でも、こんな大人数で入る事も無いんじゃないですかぁ?」
アシュラマン「みな考える事は同じなのだ。寒空の下での銭湯で野暮を言う事は無いだろう!」
ゲンキ「そういう事だ! ガッツ全開で堪能するぞ!」
モッチー「ッチー!!」
ナーガ「貴様ら、いくらなんでもこの人数だ。湯船で暴れるのは止めておけ……」
冬樹「上がったら、『R-TYPE』の続きをやらないと……。それとも『レインボーアイランド』の方が良いかな?」
アプトム「……たまにはゲームの事を忘れたらどうだ? 卓球に血道をあげている俺が言うのもおかしいが……」


ウォーズマン「飲み物を冷やしておいたぞー。上がったら飲んでいけ」
ガルル「すまんなウォーズマン」
加持「久しぶりにビールでも頂くとするか……。付き合ってくれるのが居ないのがさびしい所だがな……」
シンジ「え、でもお酒だったら……」
ズーマ「……言っておくが、上がって一息入れたらガルル中尉達とスパーリングがある。俺たちは付き合えんぞ」
シンジ「あ……」
加持「そういう事だ。ゼクトール達はまた卓球台に張り付くだろうし、どの道相手がいないんだよ」
冬樹「だったら、ハルヒさんはどうです? よく湯に浸かりながら熱燗飲んでますよ?」
加持「……そうだな。上がって、アイツがデパートから戻ってきてたら飲みに誘うか」



【男連中 銭湯を堪能中】

498もふもふーな名無しさん:2009/11/28(土) 21:19:06 ID:sxxn9wRo
カヲル「ゼルガディス、ちょっといいかな」
ゼルガディス「ああ、構わないが……何の用だ?」
カヲル「こんな物が手に入ってね」
ゼルガディス「これは……フェイトの人形か?」
カヲル「figmaという可動フィギュアだよ。最近人気らしいから取り寄せてみたんだけど、部屋のインテリアにどうかな?」
ゼルガディス「そうだな……」

フェイト「あれ?これって……」
ゼルガディス「カヲルから貰ったんだ。中々人気らしくてな」
フェイト「そうなんだ……」
ゼルガディス「どうした?」
フェイト「ねえ、ゼル……こんな人形だけで満足なの?」
ゼルガディス「フェイト?」
フェイト「こんな人形なんか無くたって、本物の私がいるじゃない。それとも私って、こんな作り物よりも魅力が無いのかな……」
ゼルガディス「フ、フェイト?」
フェイト「ゼル……私、ここにいるよ。だから、お願い。私を愛して。紛い物じゃない、本当の私を……」
ゼルガディス「……フェイト……」

カヲル「……うん、作戦成功かな」
セイン「押しても駄目なら引いてみなってね。この前は強引に行き過ぎて失敗しちゃったし、男は女の涙に弱いしね。後はこのまま本場にでもなだれ込んでくれれば……」
カヲル「figmaを調達してくれた長門さんにはお礼を言わないとね。……ん、この声は……」
セイン「あーらら、本当に始めちゃったよ。二人とも若いねー」
カヲル「君だって若いだろうに」

【ばかっぷる 進展確認】
【カヲル、セイン 出歯亀確認】

499もふもふーな名無しさん:2009/11/29(日) 05:13:51 ID:sxxn9wRo
〜〜〜女湯〜〜〜

フェイト「……はあ……」
ハルヒ「何暗い溜息吐いてんのよ」
フェイト「あ……ハルヒ?」
ハルヒ「セインから聞いたわよ。あんた、とうとうゼルと……」
フェイト「う……えーと、その……////」
ハルヒ「まあまあ、照れなくてもいいじゃない。で、ちょっと聞きたい事があるんだけど、いい?」
フェイト「な、何かな?」
ハルヒ「ほら、ゼルって身体中の皮膚が岩みたいなものじゃない。で、さ……ひょっとしたらなんだけど……(ボソボソ)まで岩だったりするの?」
フェイト「ゔ……(耳まで真っ赤)」
ハルヒ「あ、やっぱり?……それって、痛いなんてものじゃないんじゃ……」
フェイト「うん……だから、ゼルが気を遣ってくれて「今日は止めておこう」って……」
ハルヒ「あちゃー……つくづく難儀ね、あいつの体質って」
フェイト「うん……」
ハルヒ「……よし、こうなったら特訓よ!!」
フェイト「と、特訓?」
ハルヒ「フェイト!あんた本気でゼルの事好きなんでしょ!?あの体質も含めて全部受け入れるつもりなんでしょ!?」
フェイト「う、うん……」
ハルヒ「だったら!ゼルの(ピー)に耐えられるように、今から特訓よ!!」
フェイト「え…えええええええええっ!!?////////」
ハルヒ「えー、じゃない!!ほら、始めるわよ!!」
フェイト「ちょっ、待って待って待って落ち着いて、ってハルヒお酒臭いよ!酔ってるでしょ、絶対酔ってるでしょ!って、胸を揉まないでってば!お願いだから落ち着い……そ、そこは触っちゃらめ(ry」

【ばかっぷる 本番失敗】
【ハルヒ エロオヤジ化確認】
【フェイト 踏んだり蹴ったり確認】

このまますんなりハッピーエンドってのもつまらないから書いた
反省も後悔も必要あるまい

500もふもふーな名無しさん:2009/11/29(日) 07:03:17 ID:sxxn9wRo
カヲル「おや、本スレ>>125の方から光が……」
ガルル「なんというまがまがしい光だ……」
アシュラマン「あれは憎しみの光だ!」
ゼル「……まあ、個人的な怒りが篭っているのは間違いないだろうが……」

501もふもふーな名無しさん:2009/11/29(日) 09:32:30 ID:bZwnoSyg
メイ「わたしをあいして。わたしだけをみて。わたしのすべてを……」
サツキ「こ、こらメイ……!」

ゲンキ&妹「……………………」(顔を真っ赤にして目を合わせようとしない)
小砂「アンタらも行くところまでいっちゃったら? まあ、年を鑑みるにかなり背徳的な話になるだろうけど?」

アスカ「好き合ってるフェイトには悪いけど……キモチワルイ……」
加持「ック……おや、シンジ君はどうした?」
アスカ「部屋に閉じこもって、音楽聞きっぱなしよ……嫌なことからすぐ逃げだして……」
加持「はぁ……無理もない。だが……葛城、お前のいない世界はこうも残酷なんだな……ック」

タママ「あの岩男とアホ毛女ぁ……軍曹さんに会えない僕への当てつけですかぁ……ゴルアァァ?」
みくる「あわわわわわわわ……」
冬樹「ホリィさん……あの二人、今後大丈夫かな?」
ホリィ「……とりあえず、色々とサポートはしてあげましょう?(良かった、冬樹君が久しぶりにゲームを忘れてくれた……)」


セイン「……えーと、カヲル?」
カヲル「何かな?」
セイン「ひょっとしてアタシら、地味に危険なスイッチを入れちゃったんじゃ……」
カヲル「……そうなるね。ここにゼルが居ない事を考えるに……ね」
ズーマ「あいつらだったら、ナーガとガルルが……」


ゼル「すまないなゼクトール、アプトム」
ゼクトール「気にするなゼルガディス。友人を庇って連帯責任を食らう程度、苦痛ではない」
アプトム「しかし『不純異性交遊』の罰で開かずの部屋に禁固刑とは……。やってくれるなナーガ」
ゼクトール「仕方あるまい、奴にも奴の立場がある。普通だったら修正が入っているところだ
      今回は『報い』ではなく、純粋に『頭を冷やす時間』をと考えたんだろう」
ゼル「なぁ二人とも……せっかくだから聴きたい事があるんだが……」
アプトム「……なんだゼル」
ゼル「『愛』って、何なんだろうな……?」
「「……………………」」


【酒場 小さく動揺確認】

502もふもふーな名無しさん:2009/11/29(日) 10:46:25 ID:sxxn9wRo
〜〜〜死者スレ病院〜〜〜

リィン「さて、院長先生ももうすぐ復帰するでしょうし、開院の準備でもしますか」

ウォーズマン「すまん、急患だ!誰か居ないか!?」

リィン「どうしたですか!?……って、ハルヒさん!?」
ウォーズマン「女湯で倒れていたのを三助中トトロが見つけたらしい。外に倒れていたから溺れた訳ではなさそうだが……」
リィン「と、とにかく診察しますね!……あれ、顎が外れてますね」
ウォーズマン「顎?何故顎が?」
リィン「滑って転んだ際にぶつけたんでしょうか?とりあえず嵌めておきますね」

ゴキン!

ハルヒ「……っは!!」
リィン「あ、気がついたですか」
ハルヒ「ひたた……あー、酷い目に遭ったわ」
ウォーズマン「一体何があったというのだ?」
ハルヒ「いや、フェイトに電撃アッパー貰っちゃってね」
リィン「フェイトさんにやられたですか?」
ウォーズマン「どうしてそんな事に?」
ハルヒ「いやー、つい調子に乗っちゃってかくかくしかじかと……」
リィン「……ハルヒさん、破廉恥ですぅ」
ウォーズマン「少し、頭冷やそうか……」
ハルヒ「いや、頭はもう十分冷えたから。それより、これからフェイト達どうするのかしらね」
リィン「って、話を逸らさないで下さい!フリジットダガー・乱れ撃ちですぅ!!」
ハルヒ「ちょっ、痛たたたた!!」
ウォーズマン「……やれやれ」

503もふもふーな名無しさん:2009/11/29(日) 12:37:50 ID:QVbCrHUc
ゼルとフェイトの中が急速に進行している!!
周りの皆もいろんな方面からサポートしてるなwこの仲の良い空気大好きだww

504もふもふーな名無しさん:2009/11/29(日) 13:18:53 ID:bZwnoSyg
カヲル「三人とも、食事を持ってきたよ」
ゼル「カヲル……すまんなわざわざ」
ゼクトール「ナーガ達はどうしてる?」
カヲル「特に変わった様子は無いよ。今もズーマとスパーリング中だし」
アプトム「……それでは、いつ出してもらえるか、まだよく分からんな……」
カヲル「あぁ、それだったら『ゼルが落ち着き次第外に出す』って言ってたから、そんなに長くは無いと思うよ」
ゼル「そう、か。フェイトはどうしてる?」
カヲル「あっちはあっちで色々とね。やっぱり悩んでるみたいだよ」


フェイト「私……どうしたらいいんだろう?」
加持「……ゼルは、男としては結構しっかりした奴だ。そう深刻に考える事も無いさ
   それに、愛って言うのはそもそも悩んで、時にはすれ違うものだ。時間ならたっぷりあるさ」
冬樹「そうですよ。二人の今後の事なら、二人で決めていけば良いじゃないですか
   ゼルさんはフェイトさんから目を背けたりしませんって」
ホリィ「私達に頼ってくれてもいいんですよ。二人でどうにもならない事も、三人、五人ならきっとうまく行きます
    まぁ、あの無限ループの時に色々やらかして、二人の邪魔をした私が言う言葉じゃないかもしれませんが」
アスカ「義姉妹なんだから、一緒に酒飲んで憂さを晴らす事ぐらい付き合うわよ
    あまり愚痴をこぼされるのは勘弁だけどね」
フェイト「みんな……ありがとう、本当にありがとう……」


ガルル「ふむ……執務官は問題ないようだな」
ズーマ「……何故、わざわざこの様にのぞき見る必要がある?」
ガルル「ゼルを監禁した事が逆鱗に触れていたら、顔を見せるのは不味いからな……
    スナイパーは、常にワンサイドレンジで挑むものだ」
ズーマ「フッ、確かにアサシンも通じるものがあるがな」

505もふもふーな名無しさん:2009/11/29(日) 20:50:12 ID:sxxn9wRo
〜〜〜アミューズメントパークksk〜〜〜

冬樹「あー、また負けた」
アスカ「アンタ、こういう地味なゲームは得意よね」
シンジ「いや……こういうゲームって少ないお金で長く遊べるから……」
ホリィ「皆、何をやってるの?……「テトリス」?」
アスカ「バカシンジが朝から落ち込みっぱなしだったから引っ張ってきたのよ」
冬樹「っていうか、シンジ君強過ぎだよ。僕達二人がかりでもさっきから一勝も出来ないんだから」
シンジ「そ、そうかな?じゃあ、今度は冬樹君の得意なゲームにしようか」
冬樹「うーん、何にしようかな……あれ、あそこにいるのは……」

タママ「オケケケケケケケ、さっさとくたばるですお猿さん」

チュドオオン!!
ギエエエェェェ……

『John Smith Won!!』

タママ「オケケケケケケケケケケケ。さあ、このまま一気に皆殺しですぅ」

冬樹「な、なんか物凄い負のオーラが……」
ホリィ「えーと、何々……あうと、ふぉくしーず?……何か殺伐としたゲームね」

【タママ 黒さ全開確認】

506もふもふーな名無しさん:2009/11/29(日) 23:02:50 ID:bZwnoSyg
サツキ「はぁ……暖かい」
みくる「もう、ココアがありがたい季節になりましたねぇ
    星も綺麗ですし、こうやって外を眺めながらココアを飲むのも良いものですよ」
ガルル「コーヒーも良いものだぞ。こいつはノンカフェインだが、朝にコーヒーを飲めば、すっきりと目が覚める
    まあ、ココアの甘さも否定はしないがな。俺はコーヒーの苦さの方が性に合う」
スエゾー「お、珍しい面子がそろっとるな。何してるん?」
みくる「あったかい飲み物を持ち寄って、星を眺めてたんですよ」
スエゾー「ほー、奇遇やな。丁度腹が減って、カヲルに夜食のスープを貰ってきたところや」
モッチー「コーンスープだッチー! まろやかでおいしいッチー!」
スエゾー「ワイはミネストローネや。トマトの風味がたまらんからな」
みくる「わぁ、おいしそうですね」
ガルル「たまにはこうしてのんびり語らうのも、悪くは無いな」
サツキ「そうだ。今度みんなで集まって、こうやってちょっとした食べ物や飲み物を持ち寄って、お食事会みたいな事をしませんか?」
スエゾー「おっ、名案やな。ワイは乗ったで!」
モッチー「面白そうだッチー!」
ガルル「ふむ、悪くないな。俺も参加させてもらおう」
みくる「じゃあ、私からカヲル君に話をつけておきますね」

507もふもふーな名無しさん:2009/11/30(月) 03:19:40 ID:sxxn9wRo
カヲル「へえ、食事会か。是非僕も参加させて貰うよ」
みくる「ちょうどキリもいいですし、一日の夜にでもどうでしょう?」
カヲル「うん、それで構わないよ。ゼクトールにアプトムもそれでいいかな?」
ゼクトール「俺達はそれで構わんが……」
ゼルガディス「……すまん、俺は欠席で頼む。まだ気持ちの整理が付かないんだ」
カヲル「あ……まだ悩んでたんだ」

アスカ「食事会?いいわね、あたし達も参加するわよ。フェイトも参加するでしょ?」
フェイト「うん……そうしようかな」
アスカ「勿論、あんたも参加するわよね?」
シンジ「そ、そんなに睨まなくても参加するよ。すればいいんだろ」
冬樹「まあまあ。そういえば、ゼルも参加するの?」
みくる「それが、ゼスィデルガさんは自主欠席らしくて……」
ホリィ「うーん……やっぱり昨日の事を気にしてるのかな」
アスカ「ま、いざとなったら首根っこ引っ掴んで引っ張ってくればいいでしょ。何を持ち込むか決めないとね」
冬樹「ところで、カヲル君はやっぱりコンソメスープかな?」
みくる「自分で飲む物ですし、そうみたいですよ」
アスカ「ゼクトール辺りが嫌な顔しそうね……」

508もふもふーな名無しさん:2009/11/30(月) 22:09:15 ID:sxxn9wRo
〜〜〜開かずの部屋〜〜〜

ナーガ「そろそろ釈放してもいいだろうと思って様子を見に来たが……」
ゼルガディス「…………」
ゼクトール「どうやら、下手に考える時間があったせいか変に考え込んでしまってな。今はまだ出るつもりは無いそうだ」
アプトム「他の事ならともかく、恋愛沙汰は俺達ではどうにもな……」
ナーガ「むう……」
ガルル「どうやら、気遣いが裏目に出たようだな。止むを得ん、荒療治と行くか」
アプトム「待て、何をする気だ?」
ナーガ「何、共犯者にも同じ刑を処すだけの話だ。……む、来たか」
フェイト「……えっと……こ、こんばんは……」
ゼルガディス「……!!フ、フェイト!?」
ガルル「元はと言えば、先に不純異性交遊を迫ったのは執務官なのだから、ゼルガディス一人だけを禁固刑に処すのは不公平では無いのかという意見が上がってな」
ズーマ「そこで、フェイトにも禁固刑に服して貰う事になったのだが、生憎空き部屋が埋まっていてな。悪いが、明日まで相部屋にさせて貰う」
ゼルガディス「なっ、ちょっと待て!!」
ナーガ「反論は認めん。ああ、ゼクトールとアプトムは釈放だ。明日の食事会の準備に人手が要るのでな」
ガルル「食事は今まで通りカヲルに運ばせよう。では、大人しくしている事だ」
ゼルガディス「こら待て!!だからって俺とフェイトを二人きりにしたら本末転t(ry」

バタン!!

アプトム「……しかし、本当にあの二人だけにして良かったのか?」
ナーガ「フェイトには「絶対にゼルに迫るな」と言い含めておいた。ゼルは真面目だからな、奴の方からフェイトを押し倒す事は無いだろう」
ガルル「男女の恋愛沙汰など、当事者以外に理解出来る筈も無かろう。ならば、当事者同士で話し合うのが一番だ」
カヲル「せめて、正式な夫婦にでもなっていれば問題ないんだろうけどね」
ゼクトール「それにしても、小学生や中学生が同じ屋根の下に居る状況では教育に悪い……か」
加持「前途多難、か……やれやれ」
アシュラマン「こればかりは力ずくで片付く問題でもあるまいしな」
ウォーズマン「難しいな……俺のコンピューターでも男女仲は専門外だ」
スエゾー「せやなー」
モッチー「チー……」
冬樹「って、男衆勢揃いですか……」
ゲンキ「冬樹もだろ」
タママ「みんな物好きですぅ」
カナブン「(貴方もですけどね)」

【男衆 何だかんだ言ってもばかっぷるが心配確認】

509もふもふーな名無しさん:2009/11/30(月) 22:47:18 ID:Mgg/G6M.
みんな優しいwwwwwゼルは正念場か、ガンガレ。
クリスマスまですこーし間があるなーと思っていたら食事会ネタとはw
ネタを思いつく書き手さんたち凄いですわw

510スープになっちゃいました:スープになっちゃいました
スープになっちゃいました

511もふもふーな名無しさん:2009/12/01(火) 17:09:18 ID:bX.57a1.
メイ「わー。おっきなきー!!」
カヲル「もみの木だよ。ゼクトール、いいのを持ってきたね!」
ゼクトール「せっかくのクリスマスツリーだ。いいのを選ばないとな」
小砂「そういえば、もう12月1日か。時間の流れは速い物だね」
キョンの妹「ねぇ、知ってる?時間の流れを早く感じるのは年を取った証拠だって……」
小砂「私はまだまだヤングだァァァ!!!」
ハルヒ「まあまあ、飾り付けしましょ。それが終われば食事会ね♪」
メイ「メイ、おりがみかざるー!」
カヲル「電飾は欠かせないよね」
スエゾー「えーと、「長生きできますように」「100万円欲しい」……と」
アスカ「「もっとスタイルが良くなりますように」「エリートになりたい」……」
ホリィ「それは七夕だよ、スエゾー、アスカ……」

【スエゾー、アスカ お約束確認】

512もふもふーな名無しさん:2009/12/01(火) 18:22:15 ID:sxxn9wRo
カヲル「うーん……何か物足りないね」
ハルヒ「やっぱり、てっぺんにおっきな星が無いとクリスマスツリーっぽく無いわよね」
ゼクトール「星、か……」
メイ「みてみてー、おほしさまつくったー!」
カヲル「へえ、よく出来てるね」
小砂「金の折り紙使ってるし、これ飾っちゃえば?」
ハルヒ「うーん……メイちゃんには悪いけど、もう少しきらびやかな奴が欲しいわね」
ながとゆき「なら、これを使うといい」
ゼクトール「電飾のダイオード?」
カヲル「成る程、メイちゃんの星をこれで飾れば……」
ゲンキ「よーし、ガッツ全開で飾り立てるぜ!」
メイ「かざりたてるー!!」
ハルヒ「さあ、そうと決まれば一気にやっちゃうわよ!!」
一同「「「「「「おー!!!」」」」」」
ながとゆき「……おー」

513もふもふーな名無しさん:2009/12/01(火) 19:03:27 ID:bZwnoSyg
みくる「準備が着々と進んでますね」
ガルル「うむ。なんだかんだで皆楽しみにしていたのだな
    当初5人の内輪だけの話だったのが嘘の様な規模だ」
スエゾー「けどまあええんちゃう? 5人だけやったらいつでも集まれるし、こういう賑やかな雰囲気はみんなでじゃないと味わえへんし」
モッチー「ッチ? ところでサツキは何してるんだッチ?」
サツキ「人数が多いから、流石にただの雑談じゃ間が持たないかなって思って、いくつか話題を考えてる所なんだけど、カードにまとめたら逆にこんがらがってきちゃって……」
ガルル「ほう、準備が良いな。どれ……
    ……なるほど、色々と考えてきてあるな」
みくる「皆さん、そろそろ会場に移動しましょう」
モッチー「とうとう始まるッチ!」
スエゾー「みんなどんなもの用意してるんか、ちょっと楽しみやな」
ガルル「さあ、カードは後にして、そろそろ行くぞ」
サツキ「はっ、はい!」

514もふもふーな名無しさん:2009/12/01(火) 19:27:05 ID:sxxn9wRo
ナーガ「出ろ、二人とも釈放だ」
ガルル「その様子だと、健全に過ごせたようだな」
ゼルガディス「……まあ、な////」
フェイト「…………////」
ナーガ「間もなく食事会だ、早く会場に行くがいい」
カヲル「僕が案内するよ、酒場の新メニューも試して欲しかったし」
ゼルガディス「新メニュー?」
カヲル「まあ、それは後でね。さあ、行こうか」

みくる「えーと、ミネストローネにキャラメルミルク、普通のだしのコンソメスープにコーヒーに緑茶に鍋焼きうどんにおでんに……ふえぇ、大変です〜」
シンジ「ズーマ、コーンポタージュが出来たから運んで!!」
ズーマ「いいだろう」
中トトロA「(いやー、皆見事に注文バラバラだねー)」
アスカ「ったく、料理作らされるこっちの身にもなってよね!」
シンジ「ミネストローネと鍋焼き上がりです!コンソメスープ間もなく上がります!」
加持「シンジ君大活躍だな」
カヲル「やあ、やってるね」
シンジ「あ、カヲル君。こっちは概ね順調だよ。そっちはどう?」
カヲル「こっちも準備OKさ。じゃあ、そろそろ始めようか」
シンジ「うん、分かった。皆、後は僕と中トトロでやるから、自分の分の食べ物を持って会場へ向かって!」
カヲル「了解。さあ、行こうか」
みくる「シンジ君、しっかりね」
アスカ「ドジ踏むんじゃないわよ」
シンジ「分かってる!……さあ、ラストスパートだ!!皆、行くよ!!」
中トトロA・B・C『『『おー!!!』』』

【厨房 戦場確認】

515もふもふーな名無しさん:2009/12/01(火) 20:29:06 ID:nJuAvdOo
おお、食事会開始wwww厨房組頑張れw
しかし中トトロが厨房を走り回っていると考えると、めちゃくちゃ可愛いなw

516もふもふーな名無しさん:2009/12/01(火) 20:58:43 ID:bZwnoSyg
ガルル「……よし、そろそろだな」
みくる「えーと、皆さん。今日は私達の企画した食事会に参加していただいてありがとうございます……
    この食事会は、軽食を口にしながら色々と……ええっと……」
スエゾー「まぁまぁ、そんな硬い挨拶から入らんでもええんちゃうか?」
モッチー「みんなで楽しく食事会だッチー!」
ガルル「……まあ、それで概ね主旨は合っているな」
サツキ「……えーと、それでは皆さん。お手元の飲み物を持って乾杯しますんで……みくるさん」
みくる「はいぃ……
    じゃあ、乾杯!」


「乾杯!!」


みくる「ふえぇぇ……すいません。締まらない挨拶になってしまって……」
サツキ「まぁ、そんな気にしないで、フランクで良いんじゃないですか?」
ガルル「そうだな。で、サツキ、君の持ってるそれは?」
サツキ「おはぎです。おばあちゃんに作ってもらったおはぎがとてもおいしかったんで、今回頑張って作ってみました!」
スエゾー「ほぉ! こいつはまた旨そうやな!」
ナーガ「そういうお前とて、中々のものを持ってるではないか」
スエゾー「まぁな。奮発して『アルタケーキ』や。ワイらの世界の上等デザートやからな」
カナブン「(開会の挨拶、お疲れ様です)」
ガルル「院長先生か……。体はもう良いのか?」
カナブン「(えぇ。今日を持って現場復帰です)」
モッチー「カナブン先生、アレはどうだッチ?」
カナブン「(『ゼリーもどき』と言いましたか。思ったよりいけますね)」
モッチー「やったッチ! これと『ミルクもどき』で今日は楽しむッチ!」
スエゾー「……なんとも普通な取り合わせやな」
みくる「ガルル中尉には逆にビックリしましたけどね」
ガルル「すまんな。昨日の今日だったのでレーションしか用意できなかった」


【食事会 開始】

517もふもふーな名無しさん:2009/12/01(火) 20:58:53 ID:sxxn9wRo
〜〜〜酒場裏・オープンテラス〜〜〜

カヲル「ふう……たまには、こんな時間もいいものだね」
小砂「トトロー、寒いからもっと焚火焼べてー」
中トトロC『はいはーい』
妹「あ、このココアおいしい。ゲンキ君、一口飲む?」
ゲンキ「お、サンキュー。じゃあ、俺のコーヒー牛乳も飲んでいいぜ」
妹「うん♪」
タママ「うう……ボクに対する当て付けですかぁ……独り身は寒いですぅ」
冬樹「ほら、パイカップシチューあげるから気を取り直して」
みくる「でも、こうして寒空の中暖かい物を取りながら皆と語り合うのも楽しいですね」
ガルル「うむ、こればかりは軍務に明け暮れていた頃は味わい難かったからな。こういう安らぎの時間も悪くない」
シンジ「ふう、ようやく終わったよ。皆さん、手持ちの料理で足りなかったらこっちにシチューやチーズフォンデュも用意しましたから、遠慮無くどうぞ」
リィン「わーい、いただきますぅ♪」
スエゾー「しっかしちっこいのによお食うなあ」
リィン「育ち盛りですから」
モッチー「モッチーももっと食べるッチー♪」
メイ「メイもー!」

518もふもふーな名無しさん:2009/12/01(火) 22:00:02 ID:bZwnoSyg
ゼクトール「アプトムよ、楽しんでいるか?」
アプトム「ゼクトール……お前は何を持ち込んだんんだ?」
ゼクトール「いや、よく考える暇も無かったものでな……いちごのつぶつぶポッキーにコーヒーと言うよく分からん品になってしまった
      そちらこそどうなのだ?」
アプトム「俺も状況は同じようなものでな。ライ麦パンとジンジャーエールだ」
ゼクトール「……渋いな」
アプトム「そうでもない……しかし、感慨深いな」
ゼクトール「どうした?」
アプトム「俺達がここにやってきてから既に5か月が経ったのだぞ」
ゼクトール「……そうか。もうそんなになるのか」
アプトム「考えてみれば、当初俺達はあの忌まわしき事故のために露出狂扱いされて、中々受け入れられなかったのだったな」
ゼクトール「あぁ。そこをゼルガディスに誘われて、ようやくこの場に溶け込めた
      後で聞いたら、サンドバッグ状態から抜け出すために、死活問題として同胞を探していたのだと言う事だが、どちらにせよ、ゼルガディスのおかげで救われたのには違いない」
アプトム「……我々は良い友人を持ったな。ゼクトール」
ゼクトール「全くだ。生きていた頃とは全く違う意味でせわしないが、毎日が満ち足りている
      この様な暮らしが出来るのも、全てはゼルガディスのおかげだ」
アプトム「……やはりゼル達の事は、俺達が一番に支えてやらないといけないのだろうな」
ゼクトール「友人として、常に良きパートナーでありたいものだな」
ズーマ「……ふん、随分と思い出深い時間を過ごしてきたようだな」
ゼクトール「ズーマ……。お前がここに居るとはな」
アプトム「てっきり不参加だと思っていたが」
ズーマ「普段共に鍛錬をしている面々が皆こちらに来ているのでな……一人で鍛錬をしていても良かったのだが、気まぐれを起こした」
ゼクトール「そうか……お前はここに来た時は……って、そういえば……」
ズーマ「忘れていたか? 俺は長い間眠り続けていたのだぞ?」

519もふもふーな名無しさん:2009/12/01(火) 22:03:24 ID:sxxn9wRo
ゼルガディス「ふう……」
カヲル「どうだい、少しは落ち着いたかな」
ゼルガディス「カヲルか。まあ、色々と話し合ったしな。取りあえず、ああいった事は結婚するまでは我慢という事で話はついた」
セイン「ま、それでいいんじゃない?無責任に煽ったアタシらが言える台詞じゃないけどね」
カヲル「今回の件は僕の責任だ。本当に済まない」
ナーガ「貴様等、せっかくの食事会に何を辛気臭い話をしている。何はさておき、先ずは楽しめ」
ガルル「ふむ、そういえばサツキ、何か作っていたな。あれは完成したのか?」
サツキ「あ、はい何とか」
ゼルガディス「ガルル、あれとは何だ?」
ガルル「すぐに判る」

サツキ「えっと、宴もたけなわとなりましたが、ここでこの食事会での特別企画としまして、テーマトーク大会を開催します」
アシュラマン「ほう、面白いではないか」
アスカ「で、テーマはどう決めるの?」
サツキ「えっと、この箱に入ったカードを引いて貰って、そのカードに書かれたテーマに沿ったトークをしていただこうかと……」
セイン「んー、それでいいんじゃない?」
妹「賛成ー!」
モッチー「チー」
ゼルガディス「なるほど、こういう事か」
ガルル「うむ。サツキ、皆異論は無いようだ。始めてくれ」
サツキ「あ、はい。では、早速……」

【テーマトーク大会開始】

520もふもふーな名無しさん:2009/12/01(火) 22:28:12 ID:bZwnoSyg
サツキ「最初のカードは……よっ、と!」
『三国志』
ガルル「ほう、三国志と出たか。こちらに来た当初、暇な時間に読んでいたな……」
サツキ「学校の授業で出たんで、ちょっとトークのテーマに良いかなって思ったんで……」
妹「えっと、ゲンキ君、三国志ってなに?」
ゲンキ「うーん……分かりやすく言うとだな……」
みくる「西暦200年前後の中国で、日本の戦国時代と似たような戦乱の時代があったんです
    そこでは、大きく3つの国に分かれて戦ったんで『三国時代』って言われて、それを元にした小説に『三国志演義』って言うのがあるんですよ」
ガルル「一般的に『三国志』と言えば、この『三国志演義』を指すな。だが、歴史書としても『三国志』はあって、こちらはよく『正史』と言われるな」
ゲンキ「ちょっと難しいかもしれないけど、慣れるとこれが楽しいんだ」
妹「ふーん、歴史かー……」
ガルル「趙雲子龍は武将の鏡だな。常に信念と忠節を忘れずに劉備に仕える姿は、現代の軍人においても見習うべきものだ」
スエゾー「ワイは夏侯惇が好きやな。隻眼であそこまで強いって言うのは壮烈やで」
みくる「み、みなさん詳しいんですね……」

521もふもふーな名無しさん:2009/12/01(火) 23:35:04 ID:sxxn9wRo
ゼルガディス「三国志か……俺も此処に来てからたまに見るな」
フェイト「私は、劉備と孫尚香のお話が好きかな。馴れ初めは政略結婚だったけど、夫婦仲はとても良かったんだって。でも、蜀と呉の折り合いが悪くなって、孫尚香は国元の呉に呼び戻されちゃったんだけどね」
ウォーズマン「南中王・孟獲の話もあるぞ。諸葛亮率いる蜀軍に六度も敗れ捕えられるもその度に解放され、七度目の敗北でようやく負けを認め蜀の傘下に入ったらしい」
ズーマ「個人的には、劉備にはあまり好感は持てんな。確かに人徳はあったのだろうが、漢王朝の血を引いているせいか、悪知恵に長けている感じがどうもな」
アシュラマン「曹操の配下だった典韋なども見上げた忠誠心の持ち主らしい。罠に嵌められた曹操を逃がす為、燃え盛る城の中で無数の追っ手をたった一人で命と引き換えに食い止めたらしい。その強さから、曹操から古の英雄「悪来」の名で呼ばれていたらしいな」
アスカ「……あんたら、いつまで三国志談議やってるつもりよ」
サツキ「きりがありませんね……次に行きましょうか」
メイ「つぎはメイがひくー!えーと、「せんごくじだい」?」
ガルル「また似たりよったりな話題だな」

522もふもふーな名無しさん:2009/12/02(水) 11:34:15 ID:sxxn9wRo
また寝落ちw
仕方ない、このまま続けよう

ガルル「さて、戦国時代と出たが、皆は誰か知っている武将は居るか?」
みくる「えーと、この時代の大河ドラマで「直江兼続」さんのお話をやってましたね」
ガルル「うむ。上杉家に終生仕えた忠臣らしい。上杉家への「愛」を示す為、「愛」一文字の兜飾りをあしらった兜を被り戦場に赴いたそうだ。また、戦国時代が終わり上杉家が没落の危機に瀕した際は、自らの領土及び土地屋敷全てを上杉家に返上したとも言われている。兼続がいなければ、上杉家は江戸時代を生き延びられなかったやも知れん」
加持「真田幸村なんかも人気があるな。豊臣家最期の戦いとなった大阪夏の陣では、僅かな手勢を引き連れ徳川軍の真っ只中に切り込んで、徳川家康を後一歩まで追い詰めたらしい。その勇猛さから、家康が「真田、日本一のつわものなり」と称えたそうだ」
冬樹「最近は島津義弘なんかも知られてますよね。関ヶ原の戦いで負け側の西軍だったにも関わらず、東軍の武将を次々と打ち破って無事撤退しただけでなく、国元に帰ってすぐ徳川家康に詫び状をしたためた事で西軍で唯一島津家だけがお咎めを逃れたそうですよ」
小砂「うわー……まだ有名所が出てないのにこの濃さ……」
ホリィ「また長引きそうね……私達の方でも何か話そうか」

523もふもふーな名無しさん:2009/12/02(水) 21:36:04 ID:bZwnoSyg
ガルル「ふむ……少し先走りすぎてしまったか
    では、次のお題に行くとするか?」
みくる「じゃ、じゃあ私が引きます……」
『ゲーム』
冬樹「あれ、これってもしかして僕の独壇場?」
加持「あぁ、うん。自重しような」
ガルル「ゲームか……いまやドラムや太鼓すらゲームになってしまう時代だからな」
シンジ「そういうのも良いけど、やっぱり純粋にゲームって言えるものの印象が強いですね……」
冬樹「だったらやっぱりアクションとかシューティングとかかな?」
加持「アクションと言ったら、前にカヲルにやらせてもらった『電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム』は中々面白かったぞ
   操縦桿の形をしたコントローラーでガチャガチャプレイするのは、安直なようでいて普通は思いつかんだろうな」
ハルヒ「でも、アクションと言ったらやっぱりカプコンは外せないでしょ!
    『魔界村』も『ロックマン』も『バイオハザード』も、みんなカプコンの作品よ!」
冬樹「シューティングの方だと……最近、シューティングってあまり出なくなっちゃったからなぁ……」
加持「シューティングと言ったら、ほら、あれだろ? 16連射でダダダダダっと……」
冬樹「加地さん、それ相当古いですよ……
   シューティングって言うと、最近はケイブにトレジャーにマイルストーンにグレフが頑張ってるかな?」
カヲル「トレジャーって言うと、最近でた『罪と罰 宇宙の後継者』っていうアクションもトレジャーのゲームだったね
    トレジャーって会社はアクションとシューティングを作らせたら天才的だって言われてるだけあって、やっぱり面白いそうだよ?」



ホリィ「スーパーマリオとかソニックとか、メジャーなところに一切触れないのがなんとも……」
アスカ「て言うか、みんなどこでそんなに無駄な知識を蓄えてくんのよ?」

524もふもふーな名無しさん:2009/12/02(水) 22:22:52 ID:sxxn9wRo
タママ「マイナーなゲームなら、最近ハマッてる「アウトフォクシーズ」なんかも楽しいですよ?
    生意気な双子やお猿さんを罠にハメてマシンガンやロケランでブチ殺すのが快感ですぅ」
メイ「ぶっぱなすー!」
モッチー「タママ、メイを教育に悪いゲームに誘うなッチー!!」
ゲンキ「けど、ゲーム性は悪くないよな。ただ、相手が死ぬ際に血飛沫が飛んだり、鮫に食い殺されたりしてかなりやばい内容だからコンシューマ機に移植されなかったんだよ」
カヲル「確かに、あれは教育に悪いね。撤去しておこうか」
ガルル「なら、「大江戸ファイト」と「モータルコンバット」も頼む。後、「サムライスピリッツ」もな」
加持「こうして見ると、格ゲーには殺伐とした奴が多いな」
アシュラマン「「カイザーナックル」でも、勝負が着いた際に「全治一ヶ月」や「複雑骨折」などと後味の悪い台詞が出ていたな」
カヲル「最新の豪血寺一族なんかは、負けた相手の顔写真に落書きする位で済むんだけどね」
ゲンキ「あれって勝ったら勝ったで馬鹿にされた気分になるんだよなー。負けたらすごく悔しいしさ」

525もふもふーな名無しさん:2009/12/02(水) 23:32:00 ID:bZwnoSyg
冬樹「そうだ! 今度みんなで対戦しません?」
加持「今の冬樹に勝てる気がしないな……」
ガルル「ならば、その弾幕STGとやらで、今度一勝負と行くか?」
冬樹「よーし! 負けないよ中尉!」
ハルヒ「やれやれ……じゃ、次の話題で最後にしましょうか?」
サツキ「はい……それじゃ、えい!」

526もふもふーな名無しさん:2009/12/02(水) 23:44:53 ID:sxxn9wRo
アスカ「ほら、話題変わるわよ!……『恋の話』?」
妹「こうやって大勢で集まる時の話題ってやっぱりコイバナだよね」
小砂「あんたらの場合話す事が無いくらい堂々といちゃついてんでしょうが。それともまだ話す事あんの?」
妹「んー、無い事は無いけど、みんなの話も聞きたいかなー」
小砂「私はパス。興味も経験も無いし、他人のノロケ聞いてると虫酸が走る」
妹「はあ、これだからどぐされヤリマン女は」
小砂「んだとゴラァ!!」
みくる「みくるビーム☆!」

チュイン!!

みくる「仲良くしましょうね?(にっこり)」
妹&小砂「「は、はい!!」」
サツキ「あ、あはは……」
メイ「みくるおねえちゃん、すごーい!」
ハルヒ「コイバナねえ……そういえばアタシ、キョンの事好きだったみたいなのよねー。気が付いたのは最近だけど」
妹「キョン君って結構もてるよねー」
小砂「私から見てみりゃ、何であんな冴えない兄ちゃんがモテるのかさっぱり分かんないけどね」
アスカ「同感」
みくる「でも、キョン君って時々頼りになるんですよ。世界が入れ代わっちゃった時も、七夕で元の時代に帰れなくなった時も、終わらない夏休みに閉じ込められた時も、いつもキョン君が助けてくれましたし」
ハルヒ「ま、あいつは否定するでしょうけどね。でも、何だかんだ言ってもあいつに失望させられた事なんて一度も無かったのよね。だから、今度はアタシが助けてあげたかったんだけど……」
妹「ハルにゃん……」
みくる「涼宮さん……」
一同「…………」
ハルヒ「って、何か湿っぽくなっちゃったわね。で、アスカは誰か好きな人いないの?」
アスカ「あ、あたしに振るんじゃないわよ!」

小砂「なんか琴線に触れちゃったね。誰か他に無い?」
タママ「待ってましたです!!コイバナなら、ボクと軍曹さんのボーイ・ミーツ・ボーイ的な話を24時間に渡ってたっぷりと……」
冬樹「はいはい、自重しようね」

527もふもふーな名無しさん:2009/12/03(木) 00:08:37 ID:bZwnoSyg
ゼクトール「恋なぁ……俺達のすぐそばに大きな恋はあるんだが……
      うん?ズーマはどこに行った?」
アプトム「そっとしておいてやれ……彼は」
ゼクトール「あぁ……そうだったな」
加持「恋ねぇ……こんなところで葛城の話なんてしたら、アイツ怒るだろうな……」
シンジ「加地さん……」
加持「ま、とっくに終わった恋だ
   未練が無いと言ったら、嘘になるがな」
ハルヒ「ふーん……アンタも恋なんてしてたのね」
加持「……おい、ニヤニヤして人の顔を見るな」
ハルヒ「話しなさい! 団長命令よ!」
妹「おぉー!」
加持「……別に話すのは構わんが……苦い恋なんて、話すだけ座が白けるだけだぞ?
   (睨みつけてくるアスカが怖いというのが本音だが……)」
冬樹「加持さんも、色々経験してるんですね……流石は大人」
ハルヒ「だったら冬樹! アンタはホリィとどうなの!?」
冬樹「いやぁどうなのって……ねぇ?」
ホリィ「別にお互いそういう意識なんて無いですよ?」
ハルヒ「つまんないわねぇ……
    案外、ここってそういう面子が少ないのかしら?」
みくる「多分、ゼルさん達の存在が大きすぎたんですよ」

528もふもふーな名無しさん:2009/12/03(木) 00:41:23 ID:cAux36eg
おお、食事会ネタ乙です!!想像するだけで和む暖かな会だなぁw
歴史ネタが濃過ぎるwwwwww

529もふもふーな名無しさん:2009/12/03(木) 01:24:43 ID:sxxn9wRo
冬樹「そういえば、皆の元の世界ではどうだったんですか?」
ハルヒ「んー、特に無かったんじゃないかしら」
フェイト「私の世界でも、義理の兄のクロノが相棒のエイミィと結婚したくらいかな。なのははユーノと仲が良かったけど、恋人関係までは行ってなかったしね」
ゼルガディス「周りの人間関係の中で怪しかったのはリナとガウリイ位しか居ないな。後、サイラーグという町にいたシルフィールという司祭がガウリイに気があったようだが……何せ、一つ所に長く留まらないから知り合いも少ないしな」
シンジ「僕も恋愛に関してはあまり……」
アスカ「ファーストはどうしたのよ?」
シンジ「あ、綾波は関係ないだろ!?」
ガルル「ふむ……そういえばケロロ軍曹はプルル看護長に気があったようだが……」
タママ「何か言ったですか、コラァ?」
冬樹「タ、タママ落ち着いて」
ウォーズマン「俺の世界では、キン肉マンがビビンバと、テリーマンがナツコとそれぞれ結婚した位か。キン肉マンは昔別の女性に憧れていたらしいがな」
妹「サツキちゃんは誰かいないの?」
サツキ「えっと……よく意地悪してくる男の子はいるんだけど……」
妹「それ、サツキちゃんに気があるんだよきっと。好きな子程いじめたいって言うじゃん」
サツキ「そ、そうなの?」
メイ「メイ、トトロだいすきー!!」
ハルヒ「そっか、よかったわね。トトロもきっとメイちゃんの事大好きよ」
メイ「うん、ありがとー!!」
ゼクトール「ふむ……考えてみれば俺達はそういった経験が無かったな」
アプトム「俺は損種実験体、お前は超獣化兵……どちらにしても、戦いを目的にした生命体だからな」
加持「この際、こっちで相手を見つけたらどうだ?」
ゼクトール&アプトム「「御免被る」」
ハルヒ「ちょっと、それどういう意味よ?」
ゼクトール「鏡を見ろ、そこに答えが映っている」
アプトム「相手にも選ぶ権利はあるだろうし、朝比奈以外のフリーの面子は皆幼女だ。手を出す訳にもいくまい」
カヲル「確かに、もしメイちゃんに手を出すなら僕のイデが黙っていないよ」
みくる「あの、私も一応フリーですよ?」
ハルヒ「この際どっちかみくるちゃんと付き合ってみれば?」
アプトム「ふむ……」
ゼクトール「む?そういえばゼルはどうした?」
ハルヒ「フェイトもいないわね。また二人だけで抜け出したかしら」

530もふもふーな名無しさん:2009/12/03(木) 16:19:36 ID:sxxn9wRo
〜〜〜翌朝〜〜〜

ハルヒ「あ、おはようカヲル。昨日は楽しかったわね」
カヲル「そうだね。また機会があったらやりたいものだね」
ハルヒ「そうね、近い内にまたやりましょうか。ところで、ゼルとフェイト知らない?」
カヲル「ああ、あの二人ならあそこに……」

ゼルガディス「……Zzz……」
フェイト「……Zzz……ん……ゼル……」

ハルヒ「あら、随分仲がいいことで」
カヲル「まあ、一緒に寝る位なら健全の範疇じゃないかな。朝食までは時間もあるし、そっとしておいてあげようか」
ハルヒ「そうね」

531もふもふーな名無しさん:2009/12/03(木) 21:45:23 ID:bZwnoSyg
ゼクトール「二人して抜け出して先に寝るとはな……」
加持「あの二人、何があったんだ?」
ズーマ「……フン」
アプトム「ズーマ……?」


ゼル「すまんなフェイト。一緒に星を見ようなんて、外に連れ出して」
フェイト「ううん、良いのよゼル。中は盛り上がってるけど、外の星も綺麗だから……あれ?」
ズーマ「……………………」
ゼル「ズーマ? どうしたんだこんなところで……?」
ズーマ「傷口に塩を擦り込まれる前に避難してきただけだ」
フェイト「え?」
ゼル「そ、そうか……お前、確か奥さんを……」
ズーマ「……フン
    それに、やはり俺には闇が馴染む。あのような明るく煌びやかな空間より、こちらの方が落ち着くのでな……」
ゼル「そう、か……」
ズーマ「まあいい。邪魔をしたな」
フェイト「ズーマ……あなたは……」


ズーマ「……今日は、少し瞑想に力を入れる必要があるようだな
    この様な雑念、一刻も早く消し去らねばな……」
セイン「何があったのか知らないけど、気を楽に持ったら?」
ズーマ「……貴様は何を言っている?」
セイン「いやさ、気がついたら食事会でほとんど喋って無かったから、今のうちになんか喋っておこうかと」
ズーマ「……下らん」

532もふもふーな名無しさん:2009/12/03(木) 23:05:48 ID:sxxn9wRo
ゼルガディス「ど、どうしたズーマ?相当虫の居所が悪いようだが……」
ズーマ「……本スレを見てみろ」
セイン「えーと、何々……ぷっ、あははははははは!!何だこりゃ、似合わねー!!」
ゼルガディス「……流石にこれは……」
フェイト「セ、セイン、笑っちゃ悪いよ」
ガルル「成る程、仮にも貴様を破った相手がこのような有様では、腹も立つというものか」
ズーマ「……覚えていろ、リナ=インバース。人呼んで、桃色(ピンク)のリナ。
    万が一貴様がこの場所に来る事があれば、その時は……」

【ズーマ 静かに激怒確認】

533もふもふーな名無しさん:2009/12/04(金) 21:22:26 ID:bZwnoSyg
冬樹「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
加持「冬樹君、一体どうしたって言うんだ……!?」
セイン「え、ちょっ!?
    何これ、ハイスコアおかしいよ!!」
ホリィ「冬樹君、今日は『お友達と遊ぶ』って言ってたんだけど……
    ひょっとして、その『お友達』が?」
セイン「うーん……中トトロたちの中に超絶ゲーマーでも居たのかな……」


冬樹「僕も、あの人の様に……『最速』に、一歩でも近づいてやるんだ……!!」


【冬樹 全力投球確認】

534もふもふーな名無しさん:2009/12/04(金) 21:36:21 ID:sxxn9wRo
ガルル「む、サツキか。何をしているのだ?」
サツキ「あ、ガルルさん。いえ、先日の食事会で使用したトークカードを整理してたんです。また食事会が開催された時に使えるかも知れないので」
ガルル「ふむ……こうして見ると結構バラエティに富んでいるな。今度また世話になるか」
サツキ「それじゃ、部屋にしまってきますね」
ガルル「ああ、分かった。……む?サツキ、一枚落ちているぞ。……行ってしまったか。何々……」

『家族』

ガルル「……家族、か……食事会で選ばれなかったのは幸運かも知れんな。
    私が預かっておくか」

535もふもふーな名無しさん:2009/12/05(土) 08:45:16 ID:YLOg8DI.
食事会と後日談乙です!
ところどころにしんみりくる話が…
超絶ゲーマー中トトロ見たいwwwwwwwwあの短い腕でどうやって…w

536もふもふーな名無しさん:2009/12/05(土) 20:46:52 ID:sxxn9wRo
ちゅどーん!!

ガルル「どうした!!何が起こった!!」
ゼルガディス「分からん、俺も爆発音を聞いて駆け付けたんだが……」
ハルヒ「うう……ゼ、ゼル……」
ゼルガディス「ハルヒ、何があった!!」
ハルヒ「いや……歓迎会の準備をしてたんだけど……」
ガルル「歓迎会?……む、これは垂れ幕か?」

『ようこそノーヴェさん』

ゼル「お前な……こんな真似をすれば、ただでさえナイーブになってるあいつを刺激するのは判り切っているだろう」
ハルヒ「ほんの冗談のつもりだったんだけど……」
ガルル「やれやれ……私も執り成してやるから、後でしっかり謝っておけ」

【ハルヒ 悪ふざけの報い確認】
【セイン マジギレ確認】

537もふもふーな名無しさん:2009/12/05(土) 21:56:32 ID:bZwnoSyg
>>535
ゲーマーは別所のネタね
細かい事だけど一応
って、あれじゃ分かりにくいか……


セイン「ノーヴェ、ノーヴェ、ノーヴェ……」
みくる「あわわわわわわわわわわ……」
加持「セインがあんなに荒れるとはな……
   ん? 冬樹君とホリィはどこに行ったんだ?」
スエゾー「二人して『真・空気化』で消えてもうたで
     身の危険を感じたんやろな……」
加持「無理もない、あれじゃまるで鬼神だ」
スエゾー「普段怖ない奴ほどキレると、ってやつやな……」

538もふもふーな名無しさん:2009/12/05(土) 23:26:42 ID:sxxn9wRo
〜〜〜ラジオブース〜〜〜

フェイト「え、セインが?」
ゼルガディス「またハルヒが悪ふざけをやらかしてな。この上、本当にノーヴェがこっちに来る事があれば……」
フェイト「もう、ハルヒったら……分かった、私からもフォローしておくね」
ゼルガディス「頼む。……ところで、フェイトはこんな所で何をしているんだ?」
フェイト「えっと……ハルヒに「今年は私達も紅白歌合戦をやるわよ!」って言われて、練習を……」
ゼルガディス「歌合戦?……まったく、あいつは休むという単語を知らないのか?」
フェイト「あ、ねえゼル……せっかくだから、その……二人で、歌ってみよっか……////」
ゼルガディス「……それは、デュエットという奴か?」
フェイト「うん……駄目、かな……」
ゼルガディス「い、いや、構わんが……」
フェイト「じ、じゃあ歌おっか……////」
ゼルガディス「あ、ああ……////」

ズーマ「……フン」
小砂「あああああ、痒い痒い痒いいいいいっ!!!(じたばた)」
ズーマ「黙れ(ヤクザキック)」
小砂「げふッ!?……(ガクッ」
ズーマ「……フン、たまにはこういう役割もいいか」

539もふもふーな名無しさん:2009/12/06(日) 19:10:05 ID:bZwnoSyg
ズーマ「歌合戦だと……下らんな
    抜け出すのは容易だろうが、後の始末を考えねば……な」
ゼル「止めておけズーマ……抜け出そうなどと考えれば、後々面倒なことになるぞ
   去年のクリスマスに俺も通った道だ……」
ズーマ「だからこそ、平穏無事な理由で抜け出す方法を模索しているのだ
    大体、歌など俺には縁のない話だ」
カヲル「うーん……まいったな。彼女を怒らせると、僕でもカバーしきれないよ」
ズーマ「それとも、今から歌のレパートリーを増やせとでも言うのか?」
カヲル「CDなら貸してあげるよ。試しに聞いてみたらどうかな?」
ズーマ「……分かった。CDと開かずの間を借りるぞ
    ただし、気に入った曲が無ければ、俺は当日不参加と言う事にさせてもらう」
カヲル「ふぅ……了解」


カヲル「まぁ、彼の事だから、こういう風になるだろうとは思ってたけどね」
ゼル「のんきに歌を歌うような性格じゃないからな……
   どうにか遺恨無く不参加にする方が、あいつにとって幸せかもしれん……
   ところでカヲル?」
カヲル「なんだい?」
ゼル「紅白歌合戦と銘打ってあるが、組み合わせは決めてあるのか?
   デュエットの練習なんてしてるが、もし俺とフェイトが紅白に分かれたりしたら、今から別の歌の練習にシフトしなきゃならなくなるんだが」
カヲル「おやおや、これは盲点だったね
    分かった。ハルヒと相談しておくよ
    人数調整の関係上、フェイトと分かれても文句は言わないでね」
ゼル「……あぁ」

540もふもふーな名無しさん:2009/12/06(日) 21:15:15 ID:sxxn9wRo
ハルヒ「あー疲れた。古泉君のあのキャラ見ると精神的にくるわ」
加持「お疲れさん」
サツキ「でも……追悼MADですか……私、またメイの死を見せ付けられるんですね……」
アスカ「う……」
ウォーズマン「……すまない」
サツキ「いえ、お二人のせいじゃありませんから……」

アシュラマン「カヲル、分かっているな?」
カヲル「分かってる、子供達の目に入らないように対策は打つさ。もう、涼宮さんの時のような失態は犯さないよ」
アシュラマン「頼んだぞ。さて、私はメイのお守りでもしてくるか。ガルル、手伝え」
ガルル「いいだろう」

541もふもふーな名無しさん:2009/12/06(日) 22:57:36 ID:bZwnoSyg
冬樹「ハァ……ハァ……ホリィさん、こっち!」
ホリィ「ま、待って冬樹君!」
リィン「ど、どうしたんですか二人とも!?」
冬樹「ごめんリィンさん! しばらく病院にかくまって!」
ホリィ「セインさんが怖くて、逃げてきたんです……!」
カナブン「(おおよその話は聞きました。全く、前の冬樹君と良いセインさんといい……
      ハルヒさんにも困ったものです)」
リィン「でも、ここにいて本当に大丈夫なんですかぁ?
    『ディープダイバー』の前には、どこかに籠るのは無駄だと思うんですけど……」
カナブン「(『標的』にされている訳ではないんでしょう? ならば、姿を見せなければいいんですよ
      それに、ここは患者さんの安全確保の都合上、逃げ道もそれなりに充実していますしね)」
冬樹「よ、良かったぁ……」
ホリィ「良かったよ、本当に良かったよぅ……」
リィン「……そんなにセインさんは荒れてるんですかぁ?」
カナブン「(普段とは別人だと言ってましたね
      多分、よほど恐ろしいのでしょう……)」


【エアキュア 病院に立てこもり確認】

542もふもふーな名無しさん:2009/12/07(月) 13:46:20 ID:sxxn9wRo
〜〜〜とある空き部屋〜〜〜

ゼクトール「やはり、ゼルとフェイトを隔てる最大の問題はあの体質だな」
アプトム「うむ。どうにかしてゼルから岩の要素だけでも引きはがす事が出来れば……」
カヲル「難しい問題だね。せめて、あの支給品がこっちにあればどうにかなったかも……」
アプトム「心当たりでもあるのか?」
カヲル「君達が一番よく知ってる筈だよ」
ゼクトール「……なるほど、リムーバーか」
アプトム「待て、あれは強殖細胞にしか効かないだろう」
カヲル「僕のイデを舐めて貰っては困るね。死者スレ補正とイデの力を以てすれば、ゼルガディスから邪妖精と岩人形の要素を引きはがせる筈さ」
ゼクトール「と、なれば……」
アプトム「リムーバーがこちらに来るのを待つしか無いか」
カヲル「まあ、いざとなれば僕のイデで悪魔将軍を……」
ゼクトール&アプトム「「止めろ」」

543もふもふーな名無しさん:2009/12/07(月) 19:32:55 ID:0A24pU0U
書き手さんお二方、乙です!毎晩ここ来るのが楽しみになってるwww
ゼルとフェイトのデュエットシーン、思い浮かべてみたがなんか意外と似合うな…

544もふもふーな名無しさん:2009/12/07(月) 21:04:56 ID:sxxn9wRo
〜〜〜控室〜〜〜

???「なんか、外が騒がしいな……ん?」

チュドオオオン!!!

???「え、何!?」

……ザシャッ……

???「え……だ、誰!?」
セイン「……その声……なんだ、そこに居たんだ……ノーヴェ……」
???「ええっ!?いや、私はスバル……」
セイン「……可哀相に、こんなにボロボロになって……髪もこんなに青褪めちゃって、悪魔将軍によっぽど酷い目に遭わされたんだね……でも、もう大丈夫だよ……お姉ちゃんが、守ってあげるから……」
???「は、話を聞いてない!?だ、誰か助け……アッーーーーー!!!」

カヲル「……ふう、危なかった……まさか、僕以外入れない筈の控室にまで乱入するなんて、ね」
加持「ってか、あの嬢ちゃんまだ死んでないんだろ?助けなくていいのか?」
カヲル「うーん……今のセインに近づくのは危険だけど、スバル君を見捨てるのもね……仕方ない、ゲンキ君に応援を要請するか」
加持「今死者スレでマッハキャリバーを使えるのはゲンキ君だけだからな。やれやれ」

【某時空管理局二等陸士 シスコンの餌食確認】
【セイン 控室に乱入確認】

545もふもふーな名無しさん:2009/12/07(月) 21:16:19 ID:bZwnoSyg
セイン「甘い……甘いねぇカヲル……ヒック」
カヲル「セ、セイン? もしかして酔っぱらってるのかな?」
セイン「ノーヴェをどうにかしてやりたいと思って、地下の書物を読み漁ったんだよ……片っぱしにね、ック
    でも、でもどうしようも無いんだよー……!!」
カヲル「それでヤケ酒を……。それより、『甘い』って言うのはどういう事かな?」
セイン「『イデを使ってゼルを元通りにする』とか言ってたでしょ……? そりゃ無理ってもんよカヲルの旦那……うーい」
カヲル「? それはまたなんでだい?」
セイン「話は聞いたよ。ハルヒが倒れた時、ゼルはイデオンの邪魔をしてたんだってね。イデはそれ自体が意志を持つエネルギーだから、敵対行動を取ったゼルに対して発動させたりしたら、ゼルが因果地平の彼方に消し飛ぶだけじゃん
    要するに、ゼルはアンタと違って『イデに選ばれざる者』なのよ……げぷっ」
カヲル「な、なるほど……(酔ってるとは思えないほど理にかなってる……。これは一理あると認めざるを得ないね……)」
セイン「っあー、小難しい話してたら酔いが醒めてきちゃったよ。カヲル、あんたも付き合いなさい……ういっく」
カヲル「ちょ、ちょっと待った……待って、落ち着いてセイン……
    アッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」


【カヲル セインに強制連行確認】

546もふもふーな名無しさん:2009/12/07(月) 21:25:08 ID:bZwnoSyg
しまった……もろにネタ被りしやがって俺の馬鹿


カヲル「……っ!?」
加持「ん、どうしたカヲル?」
カヲル「え、い、いやなんでも……
    (今のは……白昼夢? それにしてはリアルで、内容もはっきりしてたけど……)」
加持「ともかくだ、早くゲンキ君を呼んできて、事態を収拾しないとだな……」
カヲル「あ、あぁそうだね……。ごめん加地さん、セインの見張りをお願いできるかな」
加持「……はい? 俺にあっちを担当しろと?」
カヲル「すぐに戻るから。頼んだよ!」
加持「お、おい!」


カヲル「ハァ……ハァ……!
    (セインにビビってる……僕が……?
     馬鹿な……。それより、あの夢の内容……もしかしたら本当にありうる事かも知れない……
     もう一度、策を練り直した方が良いかもしれないね……。イデの性質の再調査を含めて、再検討しないと……)」

547もふもふーな名無しさん:2009/12/07(月) 23:04:59 ID:sxxn9wRo
〜〜〜控室〜〜〜

ゲンキ「目を覚ませセイン!!ディバイン……バスター!!」
セイン「邪魔をするなあ!!イデオンガン発射!!」
???「って、危ないって!!うわかすった!!」

アスカ「ちょっと、何よこの惨状!?加持さん、しっかり!!」
加持「……(ぷすぷす)」
妹「ゲンキ君危ない、後ろ!!」
ゼルガディス「二人ともいい加減にしろ!!周りが目茶苦茶じゃないか!!」
セイン「隙あり!!」
ゲンキ「うわっと!!」

ちゅどーん!!

ゼルガディス「ぷろあっ!?」
フェイト「ああっ、ゼル!!」
ハルヒ「ゼル!!神人、セインを取り押さえなさい!!」
フェイト「真・ソニックフォーム!!たあっ!!」

ゼルガディス「う、うう……」
カヲル「(直撃していないにも関わらずこのダメージ……イデオンガンの出力は変わっていないのに、ゼルガディスに対するダメージはSOS団補完事件の前より明らかに上がっている……
    つまり、イデの力がゼルガディスを拒絶しているという事……
    やれやれ、これはもっと詳しく調べる必要があるかな……)」

548もふもふーな名無しさん:2009/12/07(月) 23:52:57 ID:bX.57a1.
みくる「ハルヒさん!みんな!!助けに来ました〜!(バニーレッドの姿で登場)」
小砂「このカッコ、もうしたくなかったんだけどなー……(バニーピンク)」
妹「ゲンキくん!助太刀するよ!!(バニーイエロー)」
シンジ「今こそ……活躍する時!空気キャラから脱出する時!!(バニーブルー)」
セイン「私の邪魔をするなあ〜!!!(イデオンガン発射)」
シンジ「ぐはあっつ!!(直撃)」
みくる「シンジ君、いいえ!バニーブルー!あなたの犠牲は忘れない!!」

シンジ「……(ぷすぷす)」

549もふもふーな名無しさん:2009/12/08(火) 20:11:29 ID:K3BRxaZg
ギャグっぽいのにイデに関する伏線が貼られてるwww
死者スレの世界も想像力次第でどこまでも広がるんだなぁ

550もふもふーな名無しさん:2009/12/08(火) 20:55:19 ID:bZwnoSyg
小砂「センセー! 急患だー!!」
カナブン「(……とうとうセインさんの被害者が出てしまいましたか……)」
シンジ「うぅ……う……」
冬樹「う、うわー……」
ホリィ「これは……ひどいね」
シンジ「僕は……もうダメだ……所詮、空気からは逃れられないんだ……」
冬樹「……シンジ君、今なんて?」
カナブン「(さぁ、治療に入りますからお二人は離れてください)」
冬樹「待って先生! ……シンジ君、それは違うよ」
シンジ「え……」
冬樹「ハルヒさんの騒動の時、アスカさんに置いてけぼり食らった事を気にしてるんでしょ?
   でも、あれは仕方が無かったんだよ。だって、この死者スレには弐号機しか無かったんだから
   一回活躍の機会を逃がしたからって、空気とは言えないんじゃないかな?」
ホリィ「冬樹君……」
冬樹「それにさ、カヲル君だって、ずっと君の事を気に掛けてるでしょ?
   それなら、さびしい思いをする事なんて、何も無いんじゃないかな?」
小砂「……確かに、あの女が弐号機を他人に貸すなんて考えられないな……」
シンジ「冬樹……君……」
カナブン「(……さぁ、そろそろ良いですか?)」
リィン「集中治療室に運びますぅ。シンジさん、すぐに楽になりますよ……」


冬樹「なんか……柄にもない事を言っちゃったかな?」
ホリィ「全然そんなこと無いよ。冬樹君は立派だと思う」
小砂「アンタがあんなにとうとうと喋るのは意外だったけどね」
ホリィ「そう? ハルヒさんが前に落ち込んでた時も、フェイトさんが悩んでた時も、冬樹君が励ましたんですよ?」
冬樹「うっ……それは、裏冬樹を思い出すから勘弁して……」
小砂「へぇ……。ま、カヲルがシンジを大切にしてるってのは確かだね」
ホリィ「えぇ、こっちに来そうになった時に一番心を痛めてましたからね……」
小砂「いや、そうじゃなくて……」
冬樹「?」
小砂「窓の外、見えない?」
冬樹「……………………」
ホリィ「…………イデオン…………」


【イデオン 起動確認】

551もふもふーな名無しさん:2009/12/08(火) 21:31:35 ID:sxxn9wRo
チュドオオオン!!

カヲル『シンジ君に手を出した報い、受けて貰うよ。イデオンミサイル!』

キュドドドドドドド!!

セイン「甘い!!<ディープダイバー>!!」
カヲル『逃がすか!イデオンソード!』

チュドオオオン!!

ハルヒ「ちょっ、危ないって!!ってか、ゼルが喰らいまくってるから!!」
ゼルガディスだったもの「……(消し炭同然)」
フェイト「……よくもゼルを……許さない!!」
ハルヒ「フェイト、落ち着きなさい!!……あーあ、行っちゃった。
    それにしても、ミサイルもイデオンソードもまるで吸い付けられるみたいにゼルに向かってたけど……」

【ゼルガディス 巻き添え確認】
【フェイト 復讐姫化確認】

552もふもふーな名無しさん:2009/12/08(火) 22:19:26 ID:bX.57a1.
みくる「自分の感情に任せて暴れるこまったちゃんは許しません!レッドバニービーム!!」
小砂「ピンクバニーキャノン!!」
ゼルだったもの「……」
ぎゅるるるるるるるるる……ちゅどかぼかーん。
ゼルだったもの「さらさらさらさら……(灰になってどこかに飛んでいく)」
みくる「ひぐっ……どうしてこうなるんですかあ〜!!!」

フェイト「……ゼルを消し炭にするだけにとどまらず、ついには灰にしてしまうなんて……
少し、頭冷やそうか……?  クロスミラージュ?」
クロッチ「Yes,sir…….(汗) (こ、これがヤンデレってやつね)」

553もふもふーな名無しさん:2009/12/08(火) 22:30:22 ID:bX.57a1.
ゼル「……ぜーぜー……ここは「死者」スレだ。
ここでの「死」は魂の消滅につながる……!」
【ゼル 復活確認】

フェイト「ブラックのうさみみは復讐のしるし!バニーブラック!!」
小砂「……な、何故?」
みくる「ダメです、彼女完全に暴走してます……」
フェイト「トライデントスマッシャァァァァァァ!!!」
ゼル「わ、バカ!今攻撃したら……!!」
ズガン。
さらさらさら〜……。

【ゼル 再び灰化確認】

554もふもふーな名無しさん:2009/12/08(火) 22:32:48 ID:bX.57a1.
ハルヒ「っていうか、ブラックポジは私なんですけどォォォ!!
だいたい、「復讐」とかってモチーフ作らないでほしいんですけどォォォ!!!」
フェイト「そこ、うるさい」

555もふもふーな名無しさん:2009/12/09(水) 11:44:27 ID:sxxn9wRo
〜〜〜死者スレ病院〜〜〜

小砂「急患だー!!」
リィン「って、完全に灰になってますぅ!!」
カナブン「(これは……まずいですね。私の光線でも治せるかどうか……)」
ゼルガディスの灰「…………」
ホリィ「どうしよう……いくらなんでもこれじゃ……」
メイ「えーと、「ささやき、いのり、えいしょう、ねんじr」」
冬樹「だからその呪文駄目だって!ロストしたらどうするの!?」
ゼルガディス?「……お前等、俺で遊ぶな……」
カナブン「(おお、再生しました!!)」
リィン「良かったですぅ!!」
ホリィ「あれ……ちょっと待って!何かおかしくない!?」
ゼルガディス?「何がだ?別に変わった事など……」
冬樹「……ねえゼルガディス、身体が軽くなったように感じない?」
ゼルガディス?「何?……言われてみれば、ってなんじゃこりゃあああああああっ!!?」
冬樹「岩が……消えた?」
リィン「な、何が起こったですか!?」
カナブン「(もしや、メイちゃんの唱えた呪文の効果で、岩人形の成分のみがロスト(消滅)してしまったのでは……)」

【ゼルガディス 岩人形の要素消滅】

556もふもふーな名無しさん:2009/12/09(水) 14:47:58 ID:sxxn9wRo
さーて、悪ノリが加速してきたぞーw

アスカ「このっ、暴れるんじゃないわよ!!」
フェイト「トライデントスマッシャアーーー!!!」
みくる「レッドバニービーム!!」
???「ちょっ、フェイトさん危ないですって!!あ、アッーーー!!!」
セイン「ノーヴェ!!……よくも妹を!!イデオンミサイル発射ぁ!!」
???「だ、だから私は……スバ、ル……(ガクッ」

カヲル「まずいね……まさかセインがここまでやるとは……」
ゲンキ「このままじゃ、死者スレまでボロボロだ!どうにか出来ないのかよ!?」
カヲル「イデオンの火力じゃ、小脇に抱えられたスバル君まで吹き飛ばしてしまうし、流石にそう何度もロリ長門さんに頼る訳にも……ん?あれは……」

ドカン!!

セイン「ぶっ!!な、何今の!?」
???「ま゙っ。」
セイン「い、岩の人形!?あ、こら!!ノーヴェ連れてくな!!離せっての!!」
???「ま゙っ。」
???「ちょっ、痛い痛い痛い、ちぎれるうううっ!!?」

ゲンキ「あれは……ゴーレム!?」
カヲル「いや、姿形が違う。君の世界のモンスターじゃないみたいだね。
    (それにしても、やけにゼルガディスに似てるね)」

【岩人形(ロック・ゴーレム) 消滅からの復活及び単独行動開始】

557もふもふーな名無しさん:2009/12/09(水) 16:04:22 ID:bX.57a1.
岩人形「ま゛!ウホウホウホウホウホウホウホウホ!!」
???「やーめーてー……」
セイン「ノーヴェを返せェェェ!!」

みくる「なんかすさまじいことになってきちゃいました〜……」
小砂「この先どうなるんだろ」
妹「っていうか……ゴーレムってゴリラみたいな動きするんだ」
アスカ「そんなわけないでしょ」

558もふもふーな名無しさん:2009/12/09(水) 19:05:43 ID:bZwnoSyg
ズーマ「何を騒いでいるかと思ったら……とんだ茶番だな」
カヲル「ズーマ? 歌は決まったかな?」
ズーマ「今はそれどころじゃないだろう。早くあの抜けがらを何とかしないと危険だぞ」
ゼル「それってどういう……」
グチャッ、ベチャリ
ゼル「なっ! 俺の右手が……!!」
ズーマ「……やはりな。今の貴様は岩の体から元に戻ったのではない。体を失ったただの霊体だ。そのままではお前の体は保たなくなっていくぞ」
カヲル「どういう事か、説明してくれるかな?」
ズーマ「……あの控室に居た、生きてるとも死んでるともつかない青髪の女がいただろう。
    アレと接触して、生死の境界線がブレた時に何か有ったんだろうな。その影響で、肉体がバラけた訳だ」
カヲル「じゃあ、ゼルはこのままじゃ……」
ズーマ「あぁ。早くあの抜けがらに戻らないと、このまま腐り落ちるだけだ」
ゼル「なん……だと……?」
ズーマ「ついでに言えば、あの抜けがらも危険だ。制御を失ってる状態を放置していると……」


??「グゥオオォォォ……おおおおおぉぉぉぉぉ……」
スバル「なななな、なんかスピード早くなってるし、唸り声もおかしくなってるよー!?」


ズーマ「と言う訳だ。さらに言えば、セインが暴走気味なのも、ノーヴェの危機に揺らいでいるときに、あの女に触れたのが原因だろうな
    セインの方でも、何が起こるか知れたものではないぞ」
ゼル「……じゃあ、どうすれば」
ズーマ「とっとと元の体に戻る事だ。そのためにはまずあの抜けがらを何とかしなければな」
ゼル「くっ……せっかく元の体に戻れたというのに……」
ズーマ「泣きごとを言うな。元の岩の体に戻って生き続けるのか、それともそのまま消え去るのか。どっちを選ぶ?」
ゼル「そ、それは……」
ズーマ「前のハルヒの騒動の時に思い知っただろう。『あるべきではない存在』は、放置してはならないと
    貴様は、岩の体でいる事が自然体なのだ。不完全な手段で元の姿を取り戻そうなどと考えるな
    ……まぁ、これ以上状況を悪化させたいというのなら、話は別だが」
ゼクトール「話は聞いたぞ!」
アプトム「ゼル、お前を消えさせはしない。友人の危機に黙っているつもりは無いし、このままお前を見殺しにしたのでは、フェイトに顔向けできん!」
ゼル「お前達……」
ゼクトール「元の体に戻る事よりも、大事な事がお前にはあるだろう!?」
アプトム「まぁ、それも建前だ。お前の危機を、ただ指を咥えて眺めているつもりはない!」
ゼル「……すまない」
ズーマ「ならば行くぞ二人とも。アレには1秒たりとも余計な時間を与えてはならん」
ゼクトール&アプトム「了解!!」

559もふもふーな名無しさん:2009/12/09(水) 19:54:29 ID:sxxn9wRo
ゼルガディス「ちょっと待て!!俺はこうして人間の姿で抜け出しているんだよな!?だが、あの「抜け殻」はどう見ても只の岩人形……
       なら、俺に宿っていた「邪妖精」(フロウ・デーモン)の要素は何処へ行った!?」
ズーマ「何だと……!?」
ゼクトール「ゼル、あれを見ろ!!」

セイン「ノーヴェ……アタシの、いもうと……だれにモ、ワタサナイ……」
???「な、なんかセインの肌が青くなってる!?」

ゼルガディス「……また厄介な……」
ズーマ「止むを得ん、先ずは奴から邪妖精を引きはがすぞ。ゼルガディス、貴様は此処に居ろ。下手に戦闘に巻き込まれれば、消滅は免れん」
ゼルガディス「分かった。ゼクトール、アプトム、ズーマ、頼んだぞ」
ゼクトール「任せろ!」
アプトム「ゼル、お前を死なせはしない!」
ズーマ「フン、見捨てるのも寝覚めが悪いからな」

【セイン 邪妖精化確認】
【ゼクトール、アプトム、ズーマ セインと戦闘開始】

560もふもふーな名無しさん:2009/12/09(水) 21:12:26 ID:bZwnoSyg
グチッ、ボトッ
ゼル「ひ、左腕まで……」
カヲル「こ、これは本当に一刻の猶予も無いかもしれないね……」
冬樹「ゼルガディスさん! 病院に避難しましょう!」
ホリィ「いざとなったら、私の『ゆっくりしていってね!』でカバーしますから!
    今はとにかく安全なところへ!」
ゼル「す、すまない二人とも……」
小砂「今回は防衛組かぁ……ま、万一戦闘になっても、アタシが何とかするから安心しな?」
ゼル「……じゃあ、もし無事に済んだら、今度オープンするデパートで何かおごってやるか」
小砂「お! それ頂いたよ!?」
ゼル「頼む……『便利屋小砂』!」
小砂「!!
   ……久々に血が騒ぐって奴だね。何があっても守ってあげるよ!」
カナブン「(とにかく今は病院へ! その肉体の崩壊のスピードを、多少なりとも落とさなければなりませんから……!)」
冬樹「行こうみんな!!」
ゼル&ホリィ%小砂「OK!!!」


【ゼル、冬樹、ホリィ、小砂、カナブン、リィン 病院にて防備確認】

561もふもふーな名無しさん:2009/12/09(水) 21:55:14 ID:sxxn9wRo
セイン「ウオオオオオオオ!!!」
岩人形「ま゙っ!!!」
フェイト「プラズマランサー!!!」

チュドオオオオオオン!!!

ズーマ「くっ、近付けん!!」
ゼクトール「フェイト、正気に戻れ!!」
フェイト「よくもゼルを……許さない!!皆、消えてしまええええええっ!!」
アプトム「駄目だ、完全に狂っている!!このままでは……!!」
ズーマ「やはり、あの青髪の女をセインから引き離すしか無いか。
    カヲル、例の件はどうなっている?」
カヲル「ロリ長門さんから連絡が入ったよ。後数分もあれば来るって。
    本来なら、まだ生きている人間を此処に呼び込む真似はしたく無かったんだけど……」
ズーマ「仕方ないだろう。最早セインを止める事が出来るのはあの人物しか居るまい」
カヲル「そうだね。
    あ、来たみたいだよ」

????「フェイトさん、何をやってるんですか!!
     時空管理局の執務官ともあろう者が、いたずらに混乱を拡大するような真似をするなんて、恥ずかしくは無いのですか!?」
フェイト「邪魔を……するなあっ!!!」
????「遅い!!」

ガッ!!

フェイト「あぐっ!!……(ばたんきゅう」
ゲンキ「フ、フェイトを一撃で!?」
ハルヒ「あ、貴女何者!?」
????「事情は長門さんから聞き及びました!
私は聖王教会のシスター、シャッハ・ヌエラと申します!
     後は私にお任せ下さい!」
???「え……ええええええええっ!?」
ゲンキ「ちょっと待て!!いくらなんでも、ロワ参加者じゃないキャラに助けを求めるのは反則だろ!?」
カヲル「ああ。一歩間違えれば、死者スレ自体が崩壊する暴挙だよ。
    でも、もうこれしか手が無いんだ。「水橋キラー」と呼ばれた、彼女の手を借りるしか……ね」

【水橋キラー 死者スレに降臨】

562もふもふーな名無しさん:2009/12/09(水) 21:57:31 ID:dmBxgD0M
セイン「ノーヴェェェーーー!」

ズドドド!

ゼクトール「炎の弾幕だと!?」
アプトム「ち、ヤツは攻撃魔法まで使えるのか!」
ズーマ「フレアアローか…邪妖精の知識を吸収したようだな」
セイン「ア゛ア゛ア゛ーーー」

ズドドド!

アプトム「これでは接近は無理か…」
ゼクトール「ならば俺のミサイルで!」

セイン「でぃーぷだいばあ」

ズーマ「!」
アプトム「ミサイルを見た途端に地下に潜る…だと!?」
ゼクトール「知能がまだ残っているようだな…気をつけろ!どこから来るかわからないぞ!」
アプトム「ここはヤツの巣というわけか、厄介だな」

ズーマ「…(この小娘、意外と暗殺者の素養があるのかも知れんな)」


【邪妖精セイン パワーアップ確認】

563もふもふーな名無しさん:2009/12/09(水) 22:03:04 ID:dmBxgD0M
まさか被るとは…
スルーでよろ

564もふもふーな名無しさん:2009/12/09(水) 22:17:38 ID:sxxn9wRo
いや、特に矛盾は無いからそのままでいいでしょ

岩人形「ま゙っ!!!」
水橋キラー「遅い!!ヴィンデルシャフト!!」

バゴォン!!
ガラガラ……!!

ハルヒ「って、粉々にしてどうすんのよ!!」
水橋キラー「いえ、まだです!!」
岩人形「ま゙っ!!!(再生)」
ハルヒ「嘘っ!?もう復活した!?」
水橋キラー「やはり、魂の無い抜け殻をいくら叩いた所で、効果はありませんね。
      ならば、本体を叩くのみ!!」
ハルヒ「ちょっと待って、そんな事をしたらゼルが!!」
水橋キラー「勘違いしないで下さい!あの抜け殻を制御しているのは、セインに宿っている邪妖精です!
      ならば、セインから邪妖精をこの抜け殻に移した上で叩けば、無力化する事も可能な筈です!!」
ハルヒ「な、なるほど……分かったわ!!こいつはアタシの神人が抑えるから、貴女はセインを!!」
水橋キラー「了解しました!!」

【水橋キラー ズーマ達に加勢】

565もふもふーな名無しさん:2009/12/09(水) 22:52:23 ID:bZwnoSyg
アプトム「この……ヘッドビーム!!」
セイン「ガアアァァァァァ!! ディープダイバアァァ!!!」
ゼクトール「くっ! 地下に潜られたか!」


……………………


アプトム「おかしい……こうも長い時間潜っているとは……?」
ゼクトール「……まさか、邪妖精と融合した事でパワーを増したんじゃ?」
ズーマ「それは既に分かってる事だ。ヤツめ……小癪な真似を
    時間稼ぎをして、融合を更に推し進めてパワーアップを図ろうと言う事か」
アプトム「何!?」
ズーマ「やはり、ほんの少しでも時間を与える訳には行かないな。次のチャンスで即効勝負をしかけねば……」


カヲル「ミサイル! グレンキャノン!」
岩人形「ゴアァァァ!!」
カヲル「なに! 受け止めた!?」
岩人形「ウウウゥゥ……」
カヲル「あの光は……」
中トトロA「(目標の右腕部に、高エネルギー反応!)」
中トトロB「(エネルギー刃が形成されます! 全長10メートル!)」
カヲル「くっ、105メートルのイデオンが岩人形一体に押されるなんて……」
中トトロA「(目標のエネルギー反応が、増大しています!)」
中トトロB「(このままでは、エネルギー刃が更に巨大する可能性があります!)」
カヲル「ズーマが言った通りだ。アレに時間を与えるとこっちが不利になるだけだね……
    さて、どうしようか……」

566もふもふーな名無しさん:2009/12/09(水) 23:17:40 ID:sxxn9wRo
水橋キラー「皆さん、加勢します!!」
ズーマ「フン……加勢は構わんが、相手は地面の下だ。
    出てきて貰わん事にはどうしようもあるまい」
水橋キラー「なら、出てきて頂きます!!
      ヴィンデルシャフトぉ!!」

ズドン!!!

セイン「ナ、ナニィ!?」
アプトム「地面を……叩き割っただと!!」
水橋キラー「今です、攻撃を!!」
ズーマ「……了解した」

岩人形「マ゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ッ!!!」

ズガン!!

カヲル「うわっ!!」
中トトロ『左脚部に損傷!!バランサーをやられました!!』
カヲル「くっ、このままじゃ……」
ハルヒ「神人、岩人形を取り押さえなさい!!」
岩人形「ガア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!」

チュドオオオオオオン!!!

ハルヒ「嘘でしょ、神人が一撃で!?」
岩人形「グオ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙!!!」
ハルヒ「っ!!……キョン……助けて!!」
???「呼んだか?」

ガキィン!!

虚ン「まったく、相変わらず無茶をする奴だ。まあ、それでこそ俺達のSOS団団長なんだけどな。
   さあ、反撃開始と行くか!」
ハルヒ「キョン……ええ、勝負はこれからよ!!」

【水橋キラー セインを捕捉】
【キョン(虚像) 0号ガイバー状態で出現】

567もふもふーな名無しさん:2009/12/09(水) 23:38:59 ID:bZwnoSyg
ゼル「うぐ、うぐぐぐぐぐぐぐ……」
冬樹「先生……どうなってるの!? 肉体の崩壊が、全然止まって無いよ!?」
カナブン「(……私の力では、阻止が出来ないと言う事ですか……)」
小砂「そんな悠長な事言ってる場合じゃないってセンセ!」
ブチッ、ドサッ
リィン「あぁ! 残ってた足も!」
ホリィ「これでゼルさん、達磨になっちゃいましたね……」
小砂「って、アンタも悠長な事言ってる場合じゃないっての!」
ホリィ「分かってます! ……ゆっくりしていってね!」
ゼル「ホリィ……」
ホリィ「ゆっくりしていってね! ゆっくりしていってね!」
冬樹「と、止まった……」
小砂「だけど、これじゃもしもの時にホリィからの援護が受けられないね……
   さて、ここからどうしたものか……」
ゼル「うぅ……小砂……」
小砂「……なんだい、ゼル?」
ゼル「もし俺がこのまま消え去ることになったら、フェイトに伝えてくれないか?」
小砂「断る」
ホリィ「ゆっくりしていってね! ゆっくりしていってね!」
ゼル「っおい! 聞かずに断るのかよ!」
小砂「アンタら見てると虫酸が走る……っていうか、蕁麻疹が走るんだけどね
   このまま見殺しにしたら、目覚めが悪いっての
   だから『最悪の事態』なんて考えないのさ」
ゼル「小砂……」
小砂「アンタにも意地があるでしょ!? それを見せてみなよ!
   ホリィだって、アンタのそんな姿を見たくて助けに入ってる訳じゃない!」
ホリィ「ゆっくりしていってね! ゆっくりしていってね!」
冬樹「姉ちゃん……じゃなかった」
小砂「あぁもう、かゆい……
   でも、今回は私もそんな事言ってる場合じゃないか」


【ゼル 両手両足消失確認】
【病院組 一致団結確認】

568もふもふーな名無しさん:2009/12/10(木) 00:15:44 ID:VFMXIqa6
なんかここを見てると、sxxn9wRo氏が展開を広げて、bZwnoSyg氏が適度に引き締めて方向性を決めるって感じだな
これがうまく噛み合ってて、読み応えがいいwwwww

569もふもふーな名無しさん:2009/12/10(木) 00:39:03 ID:bX.57a1.
メイ「……」
モッチー「チー……」
サツキ「大丈夫。ハルヒさんもフェイトさんもきっと無事に帰ってくるから……」
メイ「おねえちゃん……メイ、みんなをおうえんする!」
モッチー「モッチーも応援するッチー!」
スエゾー「よっしゃ。俺も参加するでー!」
メイ「みんながんばれー!」
スエゾー「やってやるしかないんやでー!!」
サツキ「……がんばれー!!」
モッチー「ゲンキもハルヒもフェイトも……みんなみんながんばるッチー!」

【草壁姉妹&モンスター 応援確認】
そして書き手のみなさんもがんばれ!

570もふもふーな名無しさん:2009/12/10(木) 00:57:56 ID:sxxn9wRo
ホントにねー……bZwnoSyg氏が居なかったら何処まで暴走してたかw

ズーマ「ダーク・ミスト!!」

ヴァッ!!

ズーマ「シャッハ、今だ!!」
水橋キラー「はあっ!!」

バシィッ!!

???「うわっ!?」
セイン「アアッ、ノーヴェ!!」
水橋キラー「スバルさんは取り返しました!!」
ゲンキ「スバル、これを!」
???「これは……マッハキャリバー!?」
ゲンキ「ボロボロの所悪いけど、セインを止めるにはあんたの力が必要なんだ!頼む、力を貸してくれ!」
???「ゲンキ君……うん、分かった!マッハキャリバー、行くよ!」
マッキャリ『了解です、相棒!Stand by Lady!?』
???「セット、アップ!!」

カヲル「アスカ、イデオンはもう限界だ!後は君の弐号機に任せたよ!」
アスカ「ったく、次から次へと騒動ばっかり!!弐号機、あの岩石お化けを叩き潰すわよ!!」
ハルヒ「神人、行くわよ!!」
虚ン「最初から全力で行くぞ!!
   メガ・スマッシャアーーーーー!!!」

【死者スレ住人+α 最終決戦開始】

571もふもふーな名無しさん:2009/12/10(木) 01:18:13 ID:L7g3hoig
最新のSSについて死者スレで突っ込ませようと思ったがしばらく無理かな?
終わるまで楽しみに見てます。




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