- 1 :みやこ :2017/02/05(日) 20:59:38
- ここに提出して下さい
- 30 :佐想美空 :2017/02/11(土) 00:13:39
- 桜火先生
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=61384805
半目がつらかった……
- 31 :ヒロとセント :2017/02/11(土) 12:48:27
- 【お題キャラ:くま&天満宮ベガ&伊藤早矢梨】
【お題:もしかして、私達、入れ替わってる!?】 【書いた人:セント】 「はちみつおいしい……」 「あれがベガ、あれがデネブ、あれがアルタイル……」 「待て待て待ちなさい、あなた達。現実を見ましょうよ」
一人の少女が素手を蜂蜜の瓶に突っ込んでは腕を引き抜いては舐めている。
美少女が一人、首を捻じ曲げながら虚空へ指を向けた向こうでは、天井が消滅して星空が広がっている。
大きな獣が一匹、理知的な眼で他の二人の肩を揺さぶっている。
「落ち着け、伊藤君。彼らとは言葉でも暴力でもまともに会話することは叶わないだろうよ」 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 32 :ヒロとセント :2017/02/11(土) 12:48:56
- 「いや、これは俺達の責任だ。どうやら全力少年のスペックを過信し、君の操縦能力を過小評価していたようだ…… 姉崎氏、まさか試合直前になってもまだまだ成長しているとはな。本番でも、期待しているぞ!?」
「あ、ありがとうございます、任せてください部長さん!! この姉崎、まだまだ進化してみせます!」 「ははは、心強いな!! それではヒトロク式全力少年も更に君に合った形で改修を施すべきかな? よし、ついて来い姉崎氏、君のデータを測り直し、機能に反映させよう! 紅組の諸君、それでは失礼する!」 「すみません皆さん、私も失礼します!!」
ロボ研と姉崎氏がその場から去ると、そこには生徒会長孤守悪斗、伊藤早矢梨、天満宮ベガ、くまのみが残った(クマノミではない)。否、正確には彼らの戦闘素体も残った。
「あのー、会長。私達、というか会長以外の戦闘素体、動きが停止していません?これは大丈夫でしょうか。テストはこのまま継続しますか?」 「うーん、私も機械にはそこまで強くないからな。運動停止している機体にこのまま触れていいかも分からない。機械の専門家であるロボ研の皆が早く帰って来るのを待つべきだろう」 「私は良いですけど、あの二人はどうします?このまま待っていてもロボ研がいつ戻って来られるか分からない以上は、家に帰してあげてもいいのでは無いでしょうか」 「いや、セント君の例があるからな…… 急に自我が芽生えて逃げ出すか、いや場合によっては襲い掛かってくるやもしれん。その時には身を守るのに人数が必要だろう」 「はあ、それではこのまま待機ということで……」
しかし、それにしても退屈だ、と早矢梨は感じていた。会長は真面目だし男子だしで趣味の話をするのも難しいし、ベガはずっと架空の夜空の星を数えているし、くまははちみつを舐めている。誰かと会話しようとしても間が持たない。 彼女が軽い絶望に襲われていると、外から自身に満ち溢れた足音が聞こえた。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 33 :ヒロとセント :2017/02/11(土) 12:49:33
- 「固いこと言うなよ会長さん、絶対アキカンの方が恰好良いって…… お、野良戦斗素体ではないか。お前もアキカンにしてやろうか~~!! 仲間になったんだからサービスだこれは!」
「……ッ!」 「あ、彩羽根君がそっちに向かってしまったか。すまんセント君、ヒロ君、ここのことは良い! 逃げてくれ!」 「え? あ、はい。逃げようかセント君」 「……(了承)」 「天才はアキカン候補を逃がさんのだよ!!! わ~っはっは、はははは!!」
闖入者が去り、足音が遠ざかっていくと、会長は早矢梨に対し肩をすくめて見せた。
「このような立場の私でも、難しいな。万人を御するというのは。生徒会なら意欲を同じくして集まる者が多いからまだ楽だが、ハルマゲドンには不確定要素が多すぎる」 「でも会長は偉いですよ。それでも役割を放棄しようとしませんから。今日だって、会長がいなければ…… あっ、会長見て下さい、戦斗素体が動き出しましたよ、治ったんでしょうか、それとも」
最初に動き出したのは、ベガの戦斗素体だった。彼女はくまの戦斗素体が持っていたはちみつを取り上げると、瓶の中に腕を突っ込んで舐め始めたのだ。
「え!?」 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 34 :ヒロとセント :2017/02/11(土) 12:51:18
- くまの姿をした早矢梨は、そう言うと他の戦斗素体二人に近づき、声をかけるのだった。
「あなたたちも少しは協力して、混乱してるのは皆同じだから、少しづつ慣れるなり落ち着くなりしないと、会長も困るでしょ」
他の戦斗素体二人に反応は無い。くまの姿の戦斗素体は、少し詰め寄り、今度は二人の肩を揺すぶって言った。
「あなたたち、あんまりその体を汚したり、変な姿勢を取ったりしたら、隠れたのに匂いで場所がばれたり、本番で体を痛めたりするかもしれないのよ。自分の身体に戻るまでで良いわ、我慢しましょう?」
二人に反応は無い、というより彼らは正気を無くしたように動作を続けるのだった。ここで物語は冒頭まで戻る。
「我慢というか、今回ぐらいは嘆いたっていいじゃない。どうせロボ研が来ればどうにかしてくれるでしょ……」
本物の早矢梨はもうやけくそだった。そもそもどのようにしたらこの場が解決したと言えるのかもわからなくなったのだ。どうせ身体が元に戻っても、くまははちみつを舐め、ベガは星を眺めるのだ。
「あー、分かった。あなた、これを解決しようなんて思ってたのね。違うわ、私はそんなこと言ってない。我慢はそういう意味じゃない。あなた、私が最初に皆を励ましたのだって、解決のためじゃないでしょう?」 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 35 :セントとヒロ(スマホから) :2017/02/11(土) 13:07:25
- 一応モノローグ
私、天満宮ベガは少し自己評価の高いところがあった。シャフ度でも許されると思うところがあった。他人より優れているところがあると思っていた。 ……それが何かは分からないけれど。
私は周りの人々を下らないと思っていた。蜂蜜ぬるぬるプロレス、放送部のはやりん☆、何を言ってるんだこいつは、というのが、私の希望崎生活の環境として私を取り囲んでいた。
だから、いつも私は上を見ていた。あてのない星を見つめて、他の人と目も合わせなかった。
ただ、今日私は伊藤早矢梨さんを実際に見て格好良いと思ってしまった。ただ格好をつけているだけではなかったらしい。あの山の端一人を意識していたのか。どうやったって、勝てるとは思えないのに。
それでも、少なくとも私は彼女に尊敬の感情を抱いた。あの二等星は、一等星よりも眩かった。
「あれは、私の好きな人」
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 36 :セントとヒロ(スマホから) :2017/02/11(土) 13:10:18
- 今投稿したのがモノローグというよりは、エピローグだった気がしてきました。頭が馬鹿になっている
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