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ブーン系小説感想&絵スレ

1名無しさん:2016/04/04(月) 00:38:19 ID:09A9FDVs0
このスレはブーン系小説の感想や絵で雑談するスレです。

「あの作品好き」とか「こんな作品があって面白かった」とか、
ちょっとした感想を気軽に言い合える場として。
また、どっしりとした長文の作品感想の投下場所として。

ぜひぜひあなたのおすすめの作品を教えて下さい。

135名無しさん:2019/01/18(金) 19:10:25 ID:70kmRr/k0
【作品名】( ^ω^)我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのかのようです
【あらすじ】
明らかに答えを知っている息子から赤ちゃんは
どこから来るのかと問われたモララーは、なんとか答えをはぐらかそうとするが――
【感想】
酷いセクハラを見た。いやまあ作品の感想としてはこの一文に尽きてしまうわけですが……
もう少し真面目に感想を書くなら、お前いったいどんな生き方してたらこんな知識豊富な頭脳と
表面的な子供らしさを保った小学生に育つんだ……?と言いたくなるブーンのキャラクター性が際立っていましたね
こんな子供が実際側にいる親御さんは、本当に大変だなあと思わされる作品でございました

 

【作品名】('、`*川恋と砂糖はとけるもの のようです
【あらすじ】
久しぶりに出会った友人から彼氏にフられたことを告げられたミセリは、
昔と変わらず冷めた態度で語るペニサスの話を聞き、そして――
【感想】
この作品のペニサスはきっと、プライドが異様に肥大化してしまっているのでしょうね。自分は惨めでない。
そういう態度を取らなければ、自我を保てないと無意識的に思い込んでしまっている。だから何事に対しても
ドライで大した事のないふりをしているわけですが、その感情を内的に処理しきれるだけの強さを持っているわけではない
ミセリという捌け口がなかったら、もしかしたら彼女はもっと早くに崩壊してしまっていたのではと、
そんなふうに思いました。受け止め、普段と変わりなく接してくれる友人がいる。それはとてもありがたいことなのだなと感じた作品でした



【作品名】川 ゚ -゚)青春の瑕疵のようです
【あらすじ】
卒業を迎えたクーは友人であるツンとその本心を隠したまま話をするのだが、
素直でないツンがブーンに告白できたその意外な理由を聞き――
【感想】
本当に臆病で勇気がなかったのは誰なのか――というお話ですね。上の『恋と砂糖』で書いたことと重複するのですが、
おそらくはこのクーも『自分のイメージ』というものに固執することで、柔な心を防衛しているのではないかと思うのです
しかしそれによって起こされる行動は『イメージ上の自分』を強化するばかりで、彼女自身の幸福に結びつくことは決してない
人でも出来事でも構いませんが、彼女が“自分”という自意識の殻を破る切っ掛けに出会えることを願うばかりです

136名無しさん:2019/01/18(金) 19:11:18 ID:70kmRr/k0
【作品名】川 ゚ -゚) おわりとはじまりが決まらないようです ( ・∀・)
【あらすじ】
担当作家であるクーが〆切間近の作品に全く手を付けていない事実を知ったモララーは、
行き詰まっている彼女を助けてなんとか〆切に間に合わさせようとするのだが――
【感想】
ギャグというジャンルには大別して状況のおかしさを楽しむものとキャラクターのへんてこさを面白がるものとがあると思うのですが、
こちらは後者ですね。クーというどこか頭のネジが外れた人物に、常識的な思考を持つモララーが振り回されるお話
ある意味でコテコテな“ボケとツッコミ”作品なわけですが、それだけに王道的なおかしさ、面白さがありました
特にむずかしいことを考えずに、なんだか少し笑いたいなという時にオススメできる作品ですね



【作品名】ブラックバイバイのようです
【あらすじ】
パワハラで有名な上司のいる部署に配属されてしまったペニサスは日々繰り返される罵倒を耐え続けた末、その上司が長期休暇に入るという報を受けて喜ぶのだが――
【感想】
うわあつらいぃ……。スレの方でもリアリティがあるというレスを散見しましたが、正にこの作品の核はこの『現実感』、
それも『嫌な現実感』というところにありますね。おそらく似たような体験をされた方はより深く重く、もしかしたら
読むのが嫌になるような沈鬱な気分になってしまったかもしれませんね。それくらいこの作品には、嫌な現実感がありました
それでも主人公のペニサスはこのブラックな現場を離れ、“死んで生まれ変わる”ことに成功しました
残された――というより抜け出すという選択すらできないドクオがこの先どうなるのか……身の震えるものを感じざるを得ませんでした



【作品名】錬金術士が死んで朝を迎えるようです
【あらすじ】
悪い魔物によって生命の危険に晒され続けてきた『ツンデレ』は祖父の言葉に従ってインドへ向かい、
そこで【この世の理から外れた事象を解決する男】と出会うのだが――
【感想】
王道の中に某奇妙に冒険をする漫画の影響を色濃く感じる作品。インスパイア先への強い愛情を感じるのはもちろんのこと、
作品そのものも状況の設定から目的の設定、展開に至るまで非常に読みやすくかつ納得感のあるものになっていました

個人的に良いなと思ったのがツンの『諦めない性格』という要素をただの性格設定で終わらせるのではなく、
展開的に意味のあるものにした所です。これにより敵方のボスであるジョルジュの『諦めさせる』という性質との間に対比が生まれ、
作品のテーマ的な意義を感じさせ、作品後のツンを容易に想像させることが可能になっていると感じました
この先もツンは“諦める”ことなく苦難に立ち向かっていくのだろうと思いつつ、それでも続きが出たなら読みたいなとも思いました

137名無しさん:2019/01/18(金) 19:12:01 ID:70kmRr/k0
【作品名】( ^ω^)ぼくたちの物語が終わるようです
【あらすじ】
ブーン系の顔である『内藤ホライゾン』は一貫性のない『今回の世界』に戸惑いつつ
方々を渡り歩いて相方であるツンデレを探すが、一方で『世界』には不穏な物体が迫りつつあり――
【感想】
メタネタというやつでしょうか。インディーズゲームの界隈で少し前からプレイヤーを操作者という枠を超えた
ゲームの一要素として扱うというジャンルが流行っている(いた?)のですが、この作品にはそれに近しいものを感じました
ブーン系はブーン系という名の通りブーンを中心としスターシステムを用いて栄えていったジャンルですが、
ある意味においてこのブーンや他AA以上に重要なのが作者、ブーン系を書く(読む)我々なんですね

この作品はともすれば忘れがちなその事実を非常にショッキングな方法で思い出させてくるという、
ある種ずるいくらいに巧い方法を使って調理されたものなんですね。読者が『ブーン系民』である以上、
他人事にはなりえない題材を用い、突きつけてきているわけですから
とはいえただこの題材を利用しただけでここまで人の心を動かす作品が書けるわけでもなし、
その点においてこの作品の、作者の力量の高さを感じ、その上で私も何か書かなきゃな……と、思わされました



【作品名】从 ゚∀从機装化精神病のようです
【あらすじ】
アンドロイド絡みの不運を切っ掛けに薬物依存症に陥った元映画女優であるハインリッヒは
かつての活躍を見込まれ『エイガカン』を舞台に演じる役者生活を再び送るようになるが、
“悪夢”のような今回の舞台には自身のトラウマも刺激され――
【感想】
世界観の作り込みが凄まじい作品。サイバーパンクものにはそこまで詳しくないので既存のものと比べることはできないのですが、
よくこんな細かい所(単語などもいちいち凝っていますよね)まで作り込めるなと、驚くこと仕切りでした
ただ個人的に世界の作り込みだけが突出した作品であったなら、ここまで楽しむことはできなかったと思います

この作品の白眉な点は、主人公であるハインの生い立ちと世界観、そしてストーリーとが無理なく融合している所だと思います
機装化の弊害により精神病が蔓延し、それを治療するために対象の精神世界にダイブ、医師としてではなく演者として
対象の精神が綻んでいる原因を解消するという設定は、個人的に非常においしく、好みの設定でありました

おそらく投下分で語られた話はドラマやアニメでいうところの一話(セットアップ)に過ぎないのでしょう。
主人公であるハインの問題や、そのシャドウ(対比者)であろうツンの問題は軽く触れられた程度ですから
この先彼女たちがどのような役を演じ、苦悩し、フィナーレへとたどり着くのか、今から楽しみでならない“一話”でございました

138名無しさん:2019/01/18(金) 19:12:41 ID:70kmRr/k0
【作品名】ξ゚⊿゚)ξ終焉のゲリガ・モーデルのようです
【あらすじ】
ゲリガのパイロットであるツンは友軍の危機に火急で駆けつけるもそこでかつて経験したこともない
最大最悪の敵と邂逅し、そして彼女は、終焉<終わりと始まり>の意味を知る――
【感想】
読めば解る、話は以上だ

……と言いたくなってしまうくらい、ひとつのネタによって完成されきっている作品でした
いや確かに下ネタは笑いが取れますし、それに頼っている部分は多大にあるとは思うのですが、
敵も同じ状況であるとか、勢いとか、無駄に同じ単語を繰り返すエピローグとか、
う○こに頼るだけでなく全力で笑わせに来る作者の執念と言うか狂気には、なんというかもう脱帽するしかありませんでした
良かったです……と言って良いのか正直解りませんが、良かったです、はい



【作品名】( ^ω^)ゴーストライターは踊るようです
【あらすじ】
創作者こそが絶対の世界においてその頂点に立つ父を持つ内藤はスランプを克服するため
禁じられた地下世界へと取材に向かいそこで一人の女性と出会うのだが、
彼女はエンターテイメントの禁じられた地下にあって何故か書物の知識を有しており――
【感想】
胸を締め付けられるせつなさに振り切った作品。割とえげつのない描写が多かったですが(銃殺の部分とか特にね)、
むしろそのことによって作品の持つリアリティがいや増しているようにも感じました

間違いなく最後の展開は悲しいもので私なんかは「なんでや……」と思って陰鬱な気分になってしまいましたが、
内藤の成長物語として見た場合、全体の流れとしては自然で、有体のものしか書けなかった内藤が
作家として大きく飛躍する上で避けては通れなかった出会いと出来事であり、
ある意味で言えばこれ以上ない終わりだとも思えるんですよね。事実当初の目的は叶っているわけですから

しかし……と、やはり、言いたくなってしまいます。割と初期の段階から処刑の可能性は示されていて、
どうあがいても避けようはなかった結末なのだとは思いますが、それでも二人で上層に――この際地下でもいいですが、
他の代償を支払ってでも(物語を生み出せなくなる、とかね)幸せになってほしかった……
こんなふうに思ってしまうこと自体がきっと、作者氏の思惑通りなのでしょうね……憎いなぁ

とにかく、素晴らしい作品であることは間違いありません
重たい気分に浸りたい方には是非にとオススメできる作品です

139名無しさん:2019/01/18(金) 20:00:28 ID:W3S/o59Q0
>>123
電車の作者です。素敵な絵をありがとうございます。泣きました。

140名無しさん:2019/01/18(金) 21:07:13 ID:70kmRr/k0
一作品見逃していましたので追加

【作品名】(#゚;;-゚)望みが叶う電車のようです
【あらすじ】
痴呆症を患った母の介護に疲れ果てたでぃは何処かへと徘徊した母を追った先で
小さな駅と電車を見つけ、それが時刻表にない『望みを叶える電車』だと気付くのだが――
【感想】
どうしようもねえ……その一言につきます。実際認知症を患った家族を介護した経験のある方ほど、
読みたくなくなる作品なのではないでしょうか。まだ仕事として、他人の介護をしている方がマシなのではないでしょうか
電車の中で見た在りし日の母の姿に涙するでぃを見ていると、そう思わざるを得ません

この作品の嫌な(そして秀逸な)部分は、一度上げているところなんですよね。過去を見返し、
これから気持ちを新たに母と接することが出来るのでは――そう思わせてからの、あの結末ですから
余りにも救いがない。これ、たぶん、でぃが死んだ後母親も生きてはいかれないですよね?
誰かが決定的に悪いわけでもないのに、誰も幸せになれない。余りにも当たり前の感想になってしまいますが、
病気はいやだな、認知症になりたくないし、大切な人にもなってほしくないな……そんなことを強く、強く思いました

141名無しさん:2019/01/20(日) 15:40:24 ID:z906K9zo0
【作品名】 o川*゚ー゚)o 沈む西陽の迎えようです
【感想】
最初はがっつりホラーなのかとビクビクしてたけど読み進めていくと優しい話だった
もちろん怖い部分はがっつり怖かったけど、話に出てくる花のにおいがこちらにまで届きそうな優しい文体に読後感はとても心地よかったです
写真部のこれからの活躍をもっと見て行きたい!
https://i.imgur.com/wUq9aSi.jpg

142名無しさん:2019/01/20(日) 16:18:33 ID:rj1RAKQ.0
【作品名】o川*゚ー゚)o 沈む西陽の迎えようです
【あらすじ】
“招いてはならないもの”を誤って家の中へと招き入れてしまって以降
怪異に悩まされ出したキュートは、写真部の先輩から都市伝説じみたとある一人の男を紹介されるのだが――
【感想】
日常に潜む怪異系統とでも言うのか、恐怖感を前面に押し出したホラー作品などとは異なって、淡々と、
それこそ日々の日常を描くようににじり寄る恐怖と、平穏で安堵感すら覚える人物同士のやり取りが並行するところに、
この作品の味があるのかなと感じました
そして上記の“味”を成り立たせる上で必要不可欠なのがキャラクターの立ち具合で、
その点においてこの作品には珠玉のものがあったように思います
何というか主要キャラがみんな、いそうでいない、リアル感とファンタジー感が良い塩梅で融合しているんですよね

タカラなんか特にそうですね。キュートをイジる時なんかはリアルな(少しイジワルな)男子高生的ですが、妙に達観した所などはファンタジーを感じます
作品にしてもキャラクターにしても、現実と非現実の境目を越えているような、越えていないような……

どこか曖昧で、けれどそこにこそ魅力を感じる、そして緩やかな中にもきちんと変化を描けている(キュートが“匂い”に気づけたクライマックスが、
静かながらもやはり一番好きなシーンです)点において『物語』としても楽しむことのできる、とても沁み入る作品でございました

143名無しさん:2019/01/20(日) 16:33:39 ID:X4k3JJzo0
なんてアツい感想なんだ

144名無しさん:2019/01/21(月) 22:40:04 ID:hnV1EVIs0
【作品名】('A`)選択を迫られるようです
【あらすじ】
目を覚ますと10年前の1月1日へと過去戻りしていたドクオは『望まぬ歴史』を改変できる可能性に気付くが、
それは同時に『自身の未来』を滅ぼす危険性も孕んでいる事を示唆され――
【感想】
おそらくですがこの作品は、『高校生〜大学生特有のバカを見せ合える(日常モノ的)友人関係』を描く事と、
『悲劇性と切実さを孕んだシリアス』の融合を目指したものだったのではないかな、と感じました

そしてこの二項を融合させるために、『日常モノ的』部分にも読み返したらそれと解る本来の歴史への不穏さ、悲劇性がそれとなく張り巡らされているんですね
秀逸なのは、レス番18で『結果としては、俺の[凶]をアイツが引き受けるハメになったんだが』という部分
素直に作品を読み進めていった場合この部分は、ただおみくじの結果を入れ替えたという意味しか持たないように思えます

ですが結末まで知ってからこの箇所を読み返すと、ブーンが[凶](死)という不運を引き受けたからこそ
ドクオは[中吉](クーと結ばれる]という結果を得られたのだと、作品全体のテーマがこの一文に内包されている(と読み取れるように書かれている)んですね
そしてそれは『ブーンに[凶]を肩代わりさせてしまった』という負い目にもつながり、
畢竟ドクオの苦悩にも実在性が伴うと――そんな形になっているのではないかと、ぼくには思えたのです
だからこそ個人では背負えない重荷を“赦してくれた”クーの姿勢に輝くものがあるのだとも
……少々牽強付会な見方な気がしないのでもないですが、私的な感想として、上のように書かせてもらいました

上記までの感想が適当なものであったかどうかはともかくとして、作品としては短くもまとまりのある、良いものでございました

145名無しさん:2019/01/21(月) 22:52:43 ID:wIcY6p3Y0
【作品名】ξ゚⊿゚)ξ終焉のゲリガ・モーデルのようです
【感想】
タイトルからの本格SFっぽい出だしからのオチで笑った。
ツンと敵の意思疎通シーンは見もの。

【作品名】Σz ゚ー )リおわはじラジオのようです(´・_・`)
【感想】
BGMのチョイスやテンポの良い会話が面白い。
どこから手つけていいのかわからなくなるからこういう紹介系はありがたい。

【作品名】o川*゚ー゚)o 異世界転生するようですが・・・(∵ )
【感想】
ノリがめちゃくちゃいい。サラッと読めてクスッとくる。
この作者のギャグセン好き。

146名無しさん:2019/01/23(水) 19:36:57 ID:f9HbSnJk0
(´・ω・`)のムスコにはジジイの緩いケツが馴染むようです
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/13029/1447345630/

久しぶりに読み直したけど本当に好きだから空気を読まずに投下する。欲望と恋に忠実なショボンが主人公で、しっかりと練り込まれたストーリーが売りの名作だ。個人的名シーンは第二部のエピローグ、電車でのデミタスとの一連の流れ、第4部のプロローグ、第4部最後の渋沢のセリフ、第5部の警察との戦いのシーン……一杯あり過ぎて書けないが取り敢えずモットーはゴジュウハチジュウよろこんで!

147名無しさん:2019/01/23(水) 21:39:59 ID:VhMbQpgc0
ζ(゚ー゚*ζ想像力豊かなようです
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/13029/1446561743/

( 3∀3)想像力豊かなようですζ(゚ー゚*ζ
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/13029/1463239862/

ζ(゚ー゚*ζ想像力豊かなようです(‘_L’)
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/13029/1478526853/

繋がりで全部読み直した。何か起こった事にデレちゃんが想像してその想像に周りが反応するというのが基本ストーリーでジャンルは、ほのぼのギャグ、1スレ目の終わりくらいからはほのぼのカオスギャグ。まずデレちゃんとその友達ミセリちゃんとフサが可愛い。デレちゃんの何が可愛いってただの良い子ではなくて人をからかったり父方の親戚は余り好きじゃなかったりと人間味があるし時間が現実世界とリンクしているので成長もするところがよい。ミセリちゃんはデレちゃんすっごーいってセリフが可愛いすぎるしフサはアホ可愛い。キャラと同じで世界設定も中学になるとクラスがグループに分かれだすだとかそういう描写があってただの優しい世界じゃない所がいい。その舞台設定によって更にデレちゃんの総合すると純真である姿や可愛さが際立つのだ。ギャグについては本文だけで無く、企業や有名人の名前改変、既存大型AA、自作3頭身AA、自作大型AA、お絵かき機能、名前欄、画像、読者レス拾い等何でも使ってぶっこんでくる、ギャグの内容は下ネタ、カオス系が中心でブーン系の古き良き会話ギャグもあるという感じだが幾ら下ネタやカオスをぶち込んでも想像力豊かなようですがあくまでほのぼのであるのは上記のカオスや下ネタ要素は読者のいる3次元とデレちゃんのいる2次元を繋ぐ媒体のような2.5次元のような場所で行われているだけであることが殆どだからである。またこれによってデレちゃん達はほのぼのした会話をしているだけなのに読者からしたらカオスであるという変な状況を生み出しそれによって笑ってしまうという仕掛けとなっている。132話のお月見の話を読むとこの仕掛けが分かりやすだろう。ただ、普通にキューちゃんは頭がおかしい。

現在200話あるので好きな話が多すぎるが特に好きなのは母方のお婆ちゃん家編、養鶏ウォッチ、プラナリア、ハットさん、イヌリン、デレちゃんの図工の宿題、チビルウォー、七夕、蚊、うーん こ、お月見、デレちゃんがローターを貰った話、!debus sex mania、[要出典]、脇カイロ、雨の音、たんぽ○とナ○キン、チンチンとマンマンから産まれた管田将暉のレンタル料が5000円の話。だが一番の伝説は想像力豊かなようです誰でも書けるキットで作られた101話じゃないだろうか。
こんなに感想書いてやったんだから作者はまた毎日投下するように以上。

148名無しさん:2019/01/23(水) 21:52:58 ID:cO6FiGZs0
【作品名】イ結ぶ這鏡のようです
【感想】
レス数も地の文も多め。でも続きが気になりすぎてサクサク読めた。
物語の展開と共に広がる絶望感からの爽やかなラストがいい。
この作者の作品は、徐々にストーリーが明らかになっていく感じが読んでてとても気持ちいい。

【作品名】(#゚;;-゚)望みが叶う電車のようです
【感想】
ひどいよ……こんなのあんまりだよ……。
在りし日の輝かしい思い出や希望をチラつかせてからの絶望があまりにも無慈悲。
身よりもなく徘徊を繰り返すほどの痴呆を患った母親は生きていけないだろう。
衝撃的なラストに加えてその事実を思うと苦々しい気持ちになる。後味の悪さが好き。

【作品名】ブラックバイバイのようです
【感想】
上司から投げつけられる言葉がリアルで胃が痛くなりそうだった。
「しにたくないのに、しにたいとばかり思う」というゾッとする言葉が出てくるところが、まさに追い詰められた人間という感じ。
主人公は最後に生まれ変わることができたけど、同僚はどうなるんだろうか。
テーマも身近でレス数も少なくて、とても読みやすかった。

149名無しさん:2019/01/24(木) 12:23:03 ID:aO6gPRj60
【作品名】 ξ゚⊿゚)ξはハイメガ系女子のようです
【感想】
冒頭一行から全てを持っていかれた
ツンがひたすらにやべー奴だし味方も割とやべー奴らだし敵のが割とまともだしなんなのだこれは
展開が異次元すぎるけど話は綺麗に終わってるしこれは天才の仕業
https://i.imgur.com/RJbwiq6.jpg

【作品名】('、`*川死にたがりふたりのようです从 ゚∀从
【感想】
二人のけだるい雰囲気が始終続いていって読後もどこか退廃的
死にたがってるけどそれもどこか言葉遊びのようにも感じられてこの曖昧さが心地いい
ただただ静かに進行していく情景が好きです
https://i.imgur.com/Lkt4tu9.jpg

150名無しさん:2019/01/25(金) 19:52:13 ID:ay2hLn9Q0
【作品名】ξ゚⊿゚)ξはハイメガ系女子のようです
【あらすじ】
感情が昂ぶると頭部に搭載されたハイメガキャノンで射線上の人間を消滅させてしまうツンはしかし、
その事実を全く知らないまま普通の女の子として暮らしていくのだが――
【感想】
ジャンルとしてはギャグに分類されると思うのですが、それ以上に本筋とも言える物語部分がしっかりしていて、
実際この芯とも言えるテーマ性(普通であるとは)が物語全体を通貫していなければ無軌道でまとまりのない、
カオスな作品になっていたのではないかと思います(それはそれで面白そうですが)
その上で本作は(シリアスとして締める事も出来たのに)最後までギャグであることを貫き通している。
なんとも贅沢な作品だなぁというのが、読後一番に浮かんだ感想でした

肝心のギャグ部分においても「なんで気付かないねーん!」とツッコミたくなるツンのキャラクターはもちろん、
何かがどこか欠けている(あるいは過剰な)登場人物たちの行為や諦念には素直に笑わせてもらいました。お気に入りは父モナーですね。あの天丼は、ずるい
とにかく、ギャグとしても、一人の少女を中心とした物語物としても楽しめる、大変面白い作品でございました

151名無しさん:2019/01/25(金) 19:53:52 ID:ay2hLn9Q0
【作品名】('、`*川死にたがりふたりのようです从 ゚∀从
【あらすじ】
陽の当たらない校舎の隅へと潜んだペニサスは自分同様宿題に取り掛かるフリをしているハインと共に“死にたい”感覚を共有するが、そこに異物が侵入し――
【感想】
とてもアンニュイな空気を醸し出す二人のやり取りが特徴的な本作。
お話らしいお話もなく淡々とけだるい日常が描かれますが、テーマ的にもそれはおそらく当然のことなのでしょうね。
二人は事あるごとに“死にたい”と口にしますがこの“死にたい”は字義通りの意味ではなく、
むしろ“このままでいたい”や“変化したくない”に近いニュアンスを含んでいるものであると私には感じられました。
だからこそ二人の間に“変化”を及ぼしかねない異物である(更に生命力=変化の象徴)ギコの存在は、決して許してはならないものだった、と。

「楽しくない」という言葉もたぶん、根っこは同じなのでしょう。“楽しい”という感情は動的なものですから、二人の間にあってはならなかった。
わざわざ言葉にしていたのはもしかしたら、その事を互いに確認しあって、それを共有している事実に安心したかったからなのかもしれませんね
しかしやはり二人でいることは“楽しい”。その本音がつっと漏れ出してきたのが、終盤のあのシーンなのかな、とも思いました。

非常に危うい均衡の元で何とかいまこの瞬間においてのみ成り立っている空気、それこそが本作の正体であり、核なのではないかと感じました
『空気』が主体となる芸術性の高い一作、堪能させて頂きました

152名無しさん:2019/01/25(金) 19:54:49 ID:rzr7SA/A0
【作品名】 ( ´_ゝ`)地球が木っ端微塵になるようです(´<_` )
【感想】
終わりが近づいても淡々と会話してるところが流石兄弟っぽくて好き
最後に語られる事実にも驚愕してそれを踏まえてもう一度読むとなるほどとなった
そっけない弟者の最後の一言に泣ける
https://i.imgur.com/Xf3QrQm.jpg

153名無しさん:2019/01/26(土) 19:30:59 ID:SE5rCm2I0
新しく作品投下来てるし作品リスト更新
もし漏れがあったら追加お願いします

本スレ短編
o川*゚ー゚)o 異世界転生するようですが・・・(∵ )
【大魔王系イタリアン『ロマネスク』のようです】
('A`)ドクオと(∪^ω^)わんおの4の約束のようです
( ^ω^)我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのかのようです
('、`*川恋と砂糖はとけるもの のようです
川 ゚ -゚)青春の瑕疵のようです
川 ゚ -゚) おわりとはじまりが決まらないようです ( ・∀・)
ブラックバイバイのようです
('、`*川死にたがりふたりのようです从 ゚∀从
( ´_ゝ`)地球が木っ端微塵になるようです(´<_` )

単独スレ
錬金術士が死んで朝を迎えるようです
( ^ω^)ぼくたちの物語が終わるようです
イ結ぶ這鏡のようです
('A`)選択を迫られるようです
从 ゚∀从機装化精神病のようです
o川*゚ー゚)o 沈む西陽の迎えようです
ξ゚⊿゚)ξ終焉のゲリガ・モーデルのようです
( ^ω^)ゴーストライターは踊るようです
(#゚;;-゚)望みが叶う電車のようです
ξ゚⊿゚)ξはハイメガ系女子のようです
( ^ω^)メイノワ少年少女倶楽部のようです
THE SEVEN KILLERS NO YOUR DEATH!!
Σz ゚ー )リおわはじラジオのようです(´・_・`)

154名無しさん:2019/01/26(土) 20:11:01 ID:7IaxP3G20
まとめ乙乙!
助かる!

155名無しさん:2019/01/26(土) 20:15:40 ID:qXUgNK8g0
【作品名】( ^ω^)ゴーストライターは踊るようです
【感想】だんだんと内藤とツンの距離が近づいていく描写が好き。
    終盤にタイトルの意味がわかった時は「そういうことか!」という気持ちと同時にやるせなさも感じた。
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_2557.jpg


【作品名】( ^ω^)ぼくたちの物語が終わるようです
【感想】不穏なタイトルが少し引っかかりながらも序盤は楽しく読めた。
    終盤は先がわかっても泣きそうになりながら読んだ。
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_2558.jpg


【作品名】从 ゚∀从機装化精神病のようです
【感想】ろくでなしのハインだけど仕事中はかっこいい。
    ブーンの中のグロテスクな光景の描写にはぞくぞくした。
    連載化するとのことでハインと仲間たちの関係や敵との戦いが楽しみ。
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_2559.jpg

156 ◆8aac7uEWYg:2019/01/27(日) 01:02:38 ID:JnRQCb220
>>120

遅くなりましたが、『錬金術士が死んで朝を迎えるようです』の作者です。
この度は感想イラストを描いて抱き誠にありがとうございます。大変嬉しく思いました。
何が嬉しいかって言うと、ちゃんとホムンクルスと召喚デバイスはオーラを纏っていて、
分かりやすいし、ジャック・ザ・チェイサーが両手とも右手なのがベネ。
細かい処を見て頂いていると嬉しく思いました。

157名無しさん:2019/01/30(水) 22:25:19 ID:WkeQhmDk0
【作品名】( ∵)祭りのあと、のようです
【感想】
実際にこの祭も終わりの時に投下されたからか読んでいてなんだかしんみりした
祭が終わった後の人間たちの賑やかさとそれを見ている神様のほのぼのとした空気が好きだ
神様同士の話が可愛くて読んでるこっちも笑顔になるような良い後夜祭作品だった
https://i.imgur.com/usSldYY.jpg

158名無しさん:2019/01/30(水) 22:40:49 ID:hJ/WFHEg0
早!?

159名無しさん:2019/01/31(木) 03:47:11 ID:pmnctAUw0
【作品名】イ結ぶ這鏡のようです
【感想】
切なくて、でもそれ以上に美しい作品。
ストーリーが複雑に作りこまれていて、読み返して何度も味わいたくなります。
エピローグの綺麗な余韻がとても好き。

http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_2560.png

160名無しさん:2019/01/31(木) 11:35:42 ID:3pNne58U0
>>159
美しいっていうかもはや神々しい……

161名無しさん:2019/01/31(木) 23:46:18 ID:3XE8p5CI0
【作品名】 ( ^ω^)メイノワ少年少女倶楽部のようです
【感想】
きっとブーン達にとってはハッピーエンドなんだろうなと思うけれど第三者からの目では不気味に映る
作中の常識と読み手側の常識の食い違いがこの作品の魅力を増幅させている気がする
ここまで不透明で閉ざされた世界なのに、だからこそ惹きこまれる文章力がすごい
指切りを知ってヒエッてなった
https://i.imgur.com/XWdaD0G.jpg

162名無しさん:2019/01/31(木) 23:59:23 ID:5MG6cLIQ0
【作品名】('、`*川死にたがりふたりのようです从 ゚∀从
【感想】
何て言えばいいんだろう、なんかいい意味で誰にでも書けそうな文章と展開が心地よい。
でも、そういうのが案外書きにくかったりするんだよな・・・。
ネガティヴなセリフは口にするけど決して暗いわけではない、そんな二人が魅力的でした。

163名無しさん:2019/02/01(金) 00:10:53 ID:0FUpm./.0
ああ、時間が過ぎちまった・・・
【作品名】( ´_ゝ`)地球が木っ端微塵になるようです(´<_` )
【感想】
最初タイトルを見たときはクッソスレかと思ったんだけど、作者の解説を読んで改めて読みなおすと
結構心にクるものがあった

164名無しさん:2019/02/01(金) 00:14:04 ID:hEIjl9sI0
>>161
SUGEEEEEEEEE
表紙絵だ

165名無しさん:2019/02/01(金) 22:49:49 ID:TYA.daFg0
【作品名】( ´_ゝ`)地球が木っ端微塵になるようです(´<_` )【あらすじ】隕石の接近により最後の時を迎えようとしている兄者は、付かず離れず常に側に在り続けた弟者へと語りかける――【感想】あえて解説するのも野暮な感じですが、描かれている人物は当然人間(に類する存在)だろうという読者の思い込みを逆手に取ったどんでん返しを、枝葉を排してスマートに決めきった作品でしたね。特に良いなと思ったのが、二人の何気ないやり取りをよくよく読み返してみると二人が月と地球であるという正体がきちんと仄めかされているところ。ここが描かれていることでフェアな印象を受けましたし、読み返し発見する楽しさもありました。たった7レスという短さながらも、その短さの中にも工夫の凝らされた、良い作品でございました。【作品名】( ∵)祭りのあと、のようです【あらすじ】新参の神的存在であるビコーズは彼を土地神と勘違いした村民によって祭りの成功を感謝されるのだがすぐ隣に本物の土地神がいる状況で喜べるはずもなく、焦りは募るばかりで――【感想】読んだ後にとても暖かい気持ちにさせてもらえた作品でした。本物の土地神様を恐れてパニックを起こすビコーズと少しだけ性悪(?)な土地神様のコミカルなやりとりも見ていて笑えましたし、それでいて村民一人一人をその欠点も美点も本当によく見ていて、そのどちらをも受け入れて見守ってくれている土地神様のあり方に、何故だか涙腺を刺激されるくらいに「ああいいなぁ……」と感じ入ってしまいました。祭りの最後を飾るに相応しい、とても暖かくて素敵な作品でございました。主催者さんも作者さんも絵師さんも読者さんも、みんなお疲れ様でした。

166名無しさん:2019/02/01(金) 22:50:50 ID:TYA.daFg0
【作品名】( ^ω^)メイノワ少年少女倶楽部のようです【あらすじ】『クビククリ』と呼称される黒い痣を持つ内藤は転校先の学校で九人の“兄さん”“姉さん”の歓待を受けることになる。しかし彼らはそれぞれ何らかの秘密を隠し持っており――【感想】『『どうして?』はなし、『なぜ?』もなし。人には人の事情があるんだよ』上は本編でドクオが口にした台詞ですが、この台詞こそが『メイノワ少年少女倶楽部』の本質を表しているのではないかなと読み返していて、そう感じました。この作品には無数の謎や、世界を読み解く手がかりになりそうな言葉が散りばめられています。ショボンは『この学校に捨てられる前は』と言っており、校長は生徒を管理するための宗教的な教えを厳守させ、学校の外には廃墟が溢れているなど、挙げていけばキリがありません。けれど本作では、それらの疑問を直接的に晴らす回答が用意されていないんですね。重要なのはあくまでも『内藤から見た“世界”』や、『僕達』こと『メイノワ少年少女倶楽部』の“世界”であると。学校や、学校のその更に外にある“世界”といった、『僕達の“世界”』の外側にある仕組みについては(おそらくは意図的に徹底して、)省かれている。つまり、『『どうして?』はなし』なんですね。それは『彼等』にとって大切なことじゃないから。『『どうして?』はなし』とは言い換えてみれば、見たい(見せたい)ものだけを見る(見せる)、都合の良いものだけを“認識”する(させる)という意味でもあります。そう考えた時『ビロードの息子』という虚構の存在を思い返すと、この存在こそが物語やテーマそのものを象徴するメタファーであったのではないかと私には感じられました。この作品は『都合の良いものだけを認識することで成り立つ、“虚構”で築かれた家族の話』であるのだと。だからこそ本作のクライマックスにおいて、『彼等』はモララーの行為を“認識”しなかった。この作品は、ブーンが『メイノワ少年少女倶楽部』の家族の一員になるところで締められています。それは一見、(不穏さを伴いつつも)幸福さを感じさせる終わり方になっています。ですが“世界”は、『彼等』の思いとは無関係にこの先も続いていくでしょう。そして“世界“はおそらく、このうつろで曖昧な『彼等の“世界“』を許してはくれないのではないかと思います。最終レスで書かれた祈りにも似た文言からも、この“幸福“が長続きしないであろうことを感じさせられてしまいました。本作には個性的で愛らしいキャラクターも多く、そういう意味ではとっつきやすい作品であるとは思います。しかしそうしたとっつきやすさの皮を一枚剥がした裏には得体の知れない、計り知れない、作者氏が内包する独自性の渦がすさまじい音を立てて渦巻いているように思いました。そしてこの作家性とでも言う外のないユニークさが、私を、そして多くの読者を惹きつけてやまないものの正体なのではないかと、そんなふうに感じました。大変大変、良いものでございました。

167名無しさん:2019/02/01(金) 22:56:58 ID:TYA.daFg0
新しい専ブラでレスしたら大変なことに……
すみません、やり直させてください

【作品名】( ´_ゝ`)地球が木っ端微塵になるようです(´<_` )
【あらすじ】
隕石の接近により最後の時を迎えようとしている兄者は、付かず離れず常に側に在り続けた弟者へと語りかける――
【感想】
あえて解説するのも野暮な感じですが、描かれている人物は当然人間(に類する存在)だろう
という読者の思い込みを逆手に取ったどんでん返しを、枝葉を排してスマートに決めきった作品でしたね。

特に良いなと思ったのが、二人の何気ないやり取りをよくよく読み返してみると
二人が月と地球であるという正体がきちんと仄めかされているところ。
ここが描かれていることでフェアな印象を受けましたし、読み返し発見する楽しさもありました。
たった7レスという短さながらも、その短さの中にも工夫の凝らされた、良い作品でございました。



【作品名】( ∵)祭りのあと、のようです
【あらすじ】
新参の神的存在であるビコーズは彼を土地神と勘違いした村民によって祭りの成功を
感謝されるのだがすぐ隣に本物の土地神がいる状況で喜べるはずもなく、焦りは募るばかりで――
【感想】
読んだ後にとても暖かい気持ちにさせてもらえた作品でした。

本物の土地神様を恐れてパニックを起こすビコーズと少しだけ性悪(?)な
土地神様のコミカルなやりとりも見ていて笑えましたし、それでいて村民一人一人を
その欠点も美点も本当によく見ていて、そのどちらをも受け入れて見守ってくれている土地神様のあり方に、
何故だか涙腺を刺激されるくらいに「ああいいなぁ……」と感じ入ってしまいました。

祭りの最後を飾るに相応しい、とても暖かくて素敵な作品でございました。
主催者さんも作者さんも絵師さんも読者さんも、みんなお疲れ様でした。

168名無しさん:2019/02/01(金) 22:57:39 ID:TYA.daFg0
【作品名】( ^ω^)メイノワ少年少女倶楽部のようです
【あらすじ】
『クビククリ』と呼称される黒い痣を持つ内藤は転校先の学校で九人の“兄さん”“姉さん”の歓待を受けることになる。
しかし彼らはそれぞれ何らかの秘密を隠し持っており――
【感想】
『『どうして?』はなし、『なぜ?』もなし。人には人の事情があるんだよ』
上は本編でドクオが口にした台詞ですが、この台詞こそが『メイノワ少年少女倶楽部』の
本質を表しているのではないかなと読み返していて、そう感じました。

この作品には無数の謎や、世界を読み解く手がかりになりそうな言葉が散りばめられています。
ショボンは『この学校に捨てられる前は』と言っており、校長は生徒を管理するための宗教的な
教えを厳守させ、学校の外には廃墟が溢れているなど、挙げていけばキリがありません。

けれど本作では、それらの疑問を直接的に晴らす回答が用意されていないんですね。
重要なのはあくまでも『内藤から見た“世界”』や、『僕達』こと『メイノワ少年少女倶楽部』の
“世界”であると。学校や、学校のその更に外にある“世界”といった、『僕達の“世界”』の
外側にある仕組みについては(おそらくは意図的に徹底して、)省かれている。
つまり、『『どうして?』はなし』なんですね。それは『彼等』にとって大切なことじゃないから。

『『どうして?』はなし』とは言い換えてみれば、見たい(見せたい)ものだけを見る(見せる)、
都合の良いものだけを“認識”する(させる)という意味でもあります。

そう考えた時『ビロードの息子』という虚構の存在を思い返すと、
この存在こそが物語やテーマそのものを象徴するメタファーであったのではないかと私には感じられました。
この作品は『都合の良いものだけを認識することで成り立つ、“虚構”で築かれた家族の話』であるのだと。
だからこそ本作のクライマックスにおいて、『彼等』はモララーの行為を“認識”しなかった。

この作品は、ブーンが『メイノワ少年少女倶楽部』の家族の一員になるところで締められています。
それは一見、(不穏さを伴いつつも)幸福さを感じさせる終わり方になっています。
ですが“世界”は、『彼等』の思いとは無関係にこの先も続いていくでしょう。
そして“世界“はおそらく、このうつろで曖昧な『彼等の“世界“』を許してはくれないのではないかと思います。
最終レスで書かれた祈りにも似た文言からも、この“幸福“が長続きしないであろうことを感じさせられてしまいました。

本作には個性的で愛らしいキャラクターも多く、そういう意味ではとっつきやすい作品であるとは思います。
しかしそうしたとっつきやすさの皮を一枚剥がした裏には得体の知れない、計り知れない、
作者氏が内包する独自性の渦がすさまじい音を立てて渦巻いているように思いました。
そしてこの作家性とでも言う外のないユニークさが、私を、そして多くの読者を惹きつけてやまないものの
正体なのではないかと、そんなふうに感じました。大変大変、良いものでございました。





すみません、大変失礼しました

169名無しさん:2019/02/03(日) 01:04:27 ID:fKntyS2Q0
ξ゚⊿゚)ξはハイメガ系女子のようですの作者です。
感想や最高に頭ハイメガなイラストを描いて頂けて、こんなに嬉しく幸せなことはありません。
また、祭りの集合絵では他の作品様と同じように載せていただき感無量です。
初めて参加した祭りでしたが、本当に参加できてよかったです。
主催者様、他作品の作者様、絵師様、何より作品を読んでくださった皆様には感謝の言葉しかありません。
本当にありがとうございました。

170名無しさん:2019/02/04(月) 10:13:26 ID:PH47rkMg0
我々と終わり始まりがの作者です
多くの感想と素晴らしいイラストを頂き本当にありがとうございました
更新した時は卒倒しそうになりました
大変楽しい祭りでした、主催者様、そして読んでくださった方々本当にありがとうございます
あとクーちゃんかわいい

171名無しさん:2019/02/08(金) 17:41:29 ID:Ild858FM0
( ^ω^)ブーンがスマブラガチ勢になるようです
スマブラをプレイしていない自分でもすごく楽しめた作品だった
正直に言うと専門用語とか分からないのもあったけど解説の勢いとかブーン達の会話で楽しい事が伝わってきたし、
対戦中じゃない合間の会話も面白いしで一気に全部読めた
読み終わってちょっとスマブラやってみたくなった
続編の昇竜マリオ読んできます

色々間違ってると思うけど目をつぶってくださるとありがたいです
一応持ちキャラとかのネタバレあるので注意
https://i.imgur.com/1gHDA89.jpg

172名無しさん:2019/02/08(金) 19:34:44 ID:e3dlZhLg0
遅ればせながら。( ^ω^)ゴーストライターは踊るようです などの作者です。
読んでいただいた方、感想やイラストを書いていただいた方、ありがとうございました。
すべて保存したので、つらいことがあったときに見返します。

173名無しさん:2019/05/13(月) 01:48:50 ID:HyAUcWQE0
( ^ω^)がインテリ野郎と外国語で戦うようです【安価】
http://vipper.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1446372219/
懐かしいやつを掘り起こしてしまった……

174名無しさん:2019/10/16(水) 17:33:43 ID:rQrlwXJE0
o川*゚ー゚)oいいかげんにするようです
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1537376326/457

もうしばらくすると冬キャベツの時期ですね。
バター醤油がしみしみの野菜、想像するだけでよだれがあふれます。

http://imepic.jp/20191016/615720

175名無しさん:2019/10/16(水) 18:04:02 ID:nFESc28s0
乙乙
あったけぇ絵だ

176名無しさん:2019/10/22(火) 08:41:53 ID:Y2KjrE1c0
知らぬ間にこんなにいい絵が投下されてたとは
乙乙

177名無しさん:2019/10/22(火) 11:56:34 ID:KyrZghvQ0
乙!本当にあったかい可愛い絵だ

178名無しさん:2021/04/08(木) 15:29:34 ID:2h8lUK2c0
太陽ちゃんはご機嫌ななめのようです
https://reiwaboonnovels.fc2.net/blog-entry-28.html

雰囲気が本当にいい。ブクマして何回も読み直してる
ほのぼのした世界なのに、不思議さとか鬱の感触が散らばってる感じが好き
それが登場人物たちのキャラを引き立てていて、この短い話を読み終わっても彼らが
心の中で生きている感じがする。寓話感があるのもいい。決して終わらない世界で
読み直せばいつでも彼らに会える。そんな作品

179名無しさん:2021/04/08(木) 15:31:00 ID:2h8lUK2c0
感想スレあげるついでに、読んで面白かった作品書いてく、皆も感想書いてけーー

180名無しさん:2021/04/08(木) 15:32:16 ID:29eZj6L20
おっ

181名無しさん:2021/04/08(木) 15:40:34 ID:2h8lUK2c0
>>180
いうてそんなハイペースで書くつもりではないんだ...期待させてしまったらすまない...
ここ忘れられてそうだから皆が気軽に書けるといいなって思ったんだ

182名無しさん:2021/04/08(木) 21:12:19 ID:2h8lUK2c0
東京者のようです
https://reiwaboonnovels.fc2.net/blog-entry-1.html

現代の東京のお話なんだけど、地方の人間が京に特有な文化とぶつかっていくっていう
構図は昔ながらのもの。主人公のミ,,゚Д゚彡 の思考は突拍子もないけど日常我々が考えてることにすっと馴染んでくる。
キチガイゲージとかね。地の文にどんどん吸い込まれるし、何か文体にダイナミックなものを感じた。めっちゃ好き。
都会ではとかく排除されがちな「異常者」にスポットライトが当たり、終盤は、破裂音があちこちで聞こえてきそうな
怒涛の展開を見せる。
あとブーンがただのモララーだった。

183名無しさん:2021/04/20(火) 01:17:25 ID:e1rV/Gf60
東京者好きだ!読み返してきちゃった
次第に何が現実で何が幻想か分からなくなるけども、フサが見ていることだって点だけは確かで
自分はフサと同一になってくるような、奇妙な感覚に陥るんだな

184名無しさん:2021/05/14(金) 14:49:50 ID:8dXxwZmk0
壁殴り代行が読みたい
いま職場だから流石に無理だけど、とかく猛烈に壁殴り代行が読みたい
ばいばいフラストレーションが恋しい


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