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【個】『星見FM放送』【場】

1『星見町案内板』:2021/04/24(土) 01:16:44

         【施設案内】

星見町の郊外に存在する『ラジオ局』。
屋上に設置された『パラボラアンテナ』が目印。
『文化の発信地』である事を強く意識し、
建設には気鋭の建築デザイナーが関わっている。

施設は『二階建て』で、
吹き抜けのエントランスやガラス張りの壁など、
文化的で洒落た造りが特徴。
建物は芝生が張られた敷地内の中心に位置し、
各所に樹木や花々が配された緑豊かな全景は、
『自然と文明の調和』を感じさせる。
基本的に一般客が施設内に立ち入る事は出来ないが、
周囲に歩道が整備されており、敷地を歩く事は可能。

また、最近になって『改修工事』が行われ、
一階に『オープンスタジオ』が新設された。
スタジオ外にスピーカーが設けられているため、
施設内に入らずとも、生放送の様子を、
ガラス越しに見学・聴取する事が出来る。
時折、『公開放送』や『ミニコンサート』などの、
各種イベントが開かれる事もあり、
その際には一般の入場も可能となっている。

2風歌鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/04/25(日) 19:28:04

かつて、エクリプスがあり、今は、アリーナがある。
光ある所には闇があり、照らされた場所には影がある。ホームレスは、まさしく闇と影の住人であった。
もがき始めたけれども抜け出せずにいるホームレス、風歌は『星見FM放送』フリーWi-Fiエリアで、定期巡回をする警備員の視線に晒されながらも、貰い物のスマホを弄りながらだらだら『客』を待っていた。ただ、屋根のある場所にいるだけではないから、風歌は放置を許されている。

(おせぇな……まぁ、早く来るのが面倒くせぇから、あんなサイト使ったんだろうがよ)

かすかに舌打ちをしながら、風歌は今に至る経緯を思い返す。
社会復帰を意識し始めた風歌は、気まぐれにスタンドの関わらない仕事をしてみる事にした。
とは言え、真っ当な仕事ではない。仕事の仕入先は、風歌がスマホ持ちのホームレス仲間から紹介をされた、ダークウェブに存在する『星見町密着型闇系ハローワーク』。正式名称は、覚えていない。
要するに、いわゆる、日雇いバイトの中でも『手配師』と呼ばれるような輩が持ってくる様なグレーあるいはブラックな仕事ばかりを扱うようなサイトから受けた、『並び屋』の仕事である。紹介制であったが、住所不定無職、銀行口座すらないホームレスでさえ『登録』出来るのはありがたい事であった。

(『Electric Canary Garden』の公開録音の『入場整理券』を並んで手に入れて、依頼人に渡すだけの、簡単な仕事だ)

並んで手に入れたチケットを『客』に渡し、依頼人が受け取り報告をした後で、電子通貨による報酬が支払われる流れになっている。
最も――振り込まれる報酬は千円。早くから並んだ時間、客が来るまでの待ち時間を考えた場合の時給換算は、常人ならば目眩がするだろう。
『仕事を正確にこなす』事で『ランク』が上がり、受けれる仕事の質と報酬は上がっていくとはサイトにあったが、上がろうとも今の仕事と同じく、社会的ド底辺を更に『使い潰す』が如き、悪辣な労働賃金である事は間違いないだろう。
しかし、その端金がホームレスには明日を繋ぐ、今を藻掻くためには、まずは生きる事が先決なのであった。

(スマホがあるから退屈はしねえが……公録までまだ少しあるし、待つことにはなりそうだな)

気晴らしに、『ダストデビル・ドライヴ』で自らの肩を揉みながら、風歌はスマホを見ている。

3『星見FM放送』:2021/04/26(月) 01:16:18
>>2

『Electric Canary Garden』の『公開放送』。
『オープンスタジオ』と違うのは、
パーソナリティーとリスナーの間に『ガラスの壁』がない事だ。
ゆえに、パーソナリティーの声が直接リスナーに届けられる。
当然、『その逆』も然り。
『電話』や『SNS』越しではなく、
『直接の対話』を行う事の出来るイベントだ。

会場は『星見FM放送』内の多目的ホール。
入場は『無料』だが、収容可能な人数には限りがある。
ゆえに『整理券』が発行されていた。
それを受け取るために、入口の前に来場者が並んでいる。
まだ『引き渡し』は出来ていないが、
『整理券』の入手には何の問題もない。

『Electric Canary Garden』のパーソナリティーは『美作くるみ』。
当然ではあるが、この場に彼女の姿はなかった。
今は会場で『準備中』なのだろう。

(※このスレは『場スレ』として利用可)

4大神 或真『ネヴァー・グローイング・アップ』:2021/04/26(月) 07:50:19
>>2-3
興味があるので、乱入してもいいですか?

 ※①乱入OKの場合、どういう感じでレスを回しましょう?
   ②乱入NGの場合、このまま退場します。

 ※お2人から「乱入OK」が出た場合のみ、乱入します。

5『星見FM放送』:2021/04/26(月) 14:21:08
>>4

『星見FM放送』の前で、人が列を作って並んでいる。
入口前に設置された『立て看板』には、
『公開放送』の文字が見える。
その『入場整理券』を受け取るための行列らしい。
番組名は『Electric Canary Garden』。
パーソナリティーは『美作くるみ』だ。

(※その場に美作がいない場合、
  『普通の場スレ』として使って頂いて構いません。
  以後、こちらから特にレスする予定はありませんが、
  必要が生じた際にはレスさせて頂くかもしれません)

6風詩鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/04/26(月) 18:47:41
>>4
私としては問題ありませんし、どの様な形かもおまかせします

7大神 或真『ネヴァー・グローイング・アップ』:2021/04/26(月) 19:00:29
>>5(星見FMさん)
>>6(風詩さん)
承知しました。ありがとうございます。

>>2(風詩さん)
黄色いリボン付シルクハットを被った、緑髪に右目が青で左目が赤で、
清月学園の黒い改造済制服に身を包んだ男装少年(女子16歳)も『公開放送』の列に並んでるよ。

スマホとBTイヤホンででラジオ(生放送)聞いてたら……。

「困ったな、あの人の『アレ』はなんだろう」

8大神 或真『ネヴァー・グローイング・アップ』:2021/04/26(月) 19:00:55
>>7
すいません。途中送信しちゃいました!書き直します!

9大神 或真『ネヴァー・グローイング・アップ』:2021/04/26(月) 19:13:11
>>5(星見FMさん)
>>6(風歌さん)
承知しました。ありがとうございます。
分かりました。普通の場スレと同じシステムなんですね。
『星見FM放送』さんのレスを待たずに進めさせていただきます。

>>2(風歌さん)
黄色いリボン付シルクハットを被った、緑髪に右目が青で左目が赤で、
清月学園の黒い改造済制服に身を包んだ男装少年(女子16歳)も『公開放送』の列に並んでるよ。

「うーむ、、今日もいい声してるなー。『トーク』で稼げる人ってすごいよね、尊敬しちゃう。ボクの口先三寸もそれぐらいの価値があればいいのに。」 (↓ハスキーボイス↓)

スマホとBTイヤホンででラジオ(生放送)聞きながら待っていたら……『スタンドで肩もみをしているお姉さん』を見つけてしまった。

「困ったな、あの人の『アレ』はなんだろう」 (↓ハスキーボイス↓)

    (これはもしかすると、『出ていることに気づいてない』のかも知れない)

「えーと、もしもーし。 で、出ちゃってますよ。 見えちゃってますよ。 後ろの『それ』……!」 (↓ハスキーボイス↓)

風歌さんの近くに寄って、やんわりと声をかけてみよう。

10風歌鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/04/26(月) 20:29:05
>>9

この世には、数多奇妙があると風歌は知る。
謎の組織に超能力に、不可思議の数は数え切れない。
そして、今日もまた新たな不可思議と出会う。
スマホから顔を上げて見てみれば、なんともまぁ、けったいな格好をした……

(どっちだ?)

風歌は判断に迷った。男のような女なのか、女のような男なのか。
あるいは、いわゆる第三の性と言うやつか。何れにしろ、風歌は新たな奇妙と遭遇した。
そして、この奇妙は風歌と同じ奇妙を共有しているようである。
なぜなら――見えているのだから。

「別に、隠すもんじゃあねえしな……」

彼か彼女か判断付かぬ奇妙に、風歌は口を開いた。

「見せた所で、見えるやつにしか見えねえし、見せてるだけで噛み付いてくる怖いイヌやらオオカミには、会った事もねぇしよ」

そして、少しだけ自信を見せるような笑みを浮かべた。

「もっとも――自分の身を守るくらいの自信はあるけどな」

11大神 或真『ネヴァー・グローイング・アップ』:2021/04/26(月) 20:42:25
>>10(風歌さん)
「そっか、パッと見、びっくりしちゃった。てっきり、出したまま忘れてるのかと思ってさ」 (↓ハスキーボイス↓)

「『その子』はなかなか強そうだね。ワイルドな感じ。お姉さんの自信も分かる気がする」 (↓ハスキーボイス↓)

「『ボクの子』はあんまり強くないので、なかなかそういう自信はねー……」 (↓ハスキーボイス↓)

「おっと、イヤホンつけっぱなしで話すのは失礼か。
 『ここのラジオの生放送』よりも『目の前の奇妙』の方に興味が出てきた。」 (↓ハスキーボイス↓)

   耳からBTイヤホンを取って、風歌と話しだす。

「『くるみ』さんのラジオいいよね。いい声してる。お姉さんも『くるみ』さん好きなの?」 (↓ハスキーボイス↓)

12風歌鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/04/26(月) 21:12:58
>>11
「最近聞き始めたんだが、嫌いじゃないぜ」

ホームレスにとって最も接しやすい音声娯楽はラジオである。百均にすら売っているし、朝から夜まで延々やっている。
そして、地元のラジオは電波の拾いも良く、安ラジオでも明瞭に聞ける。風歌は、スタンドに目覚める前からラジオ自体は聞いていたのだ。
だと言うのに、くるみのラジオを聞き始めたのが最近と言うのは――理由がある。時間であった。
ホームレスとしての日銭を得るための活動時間と放送時間が重なっていたので、聞く機会がなかったのである。
そして、スタンド使いとして金を得られるようになり、余暇の時間とスマホを手にした事で――過去放送を暇な時間に聞き始めのだ。

「過去の放送のまとめ動画とか見てると、一般のリスナーとの会話が面白くてな、まぁ、全部聴いたわけじゃねえから誰が一番とかは言えねえが……」

いい声と、いい内容だと思うぜ――風歌は、そういって目の前の奇妙に同意した。

13大神 或真『ネヴァー・グローイング・アップ』:2021/04/26(月) 22:21:54
>>12
「あ、ボクも実は聞き始めたのは『最近』なんだ。一緒一緒。」 (↓ハスキーボイス↓)
意気投合。

「ラジオは前から好きだったんだけどさ。
 この町へは4月の頭に引っ越してきたとこで、この放送局って『FMラジオ局』でしょ?

 なかなか聞く機会がなくてさ。
 引っ越してきてからのファンだよ。つまり?1ヶ月弱?かな?」 (↓ハスキーボイス↓)

めっちゃ『くるみ初心者』だった。

「ややや。そう考えるとボクは全然くるみさんのこと知らないな……」 (↓ハスキーボイス↓)

「でも、くるみさんの声、明るくていいよね。カナリア?ってのも納得だ。」 (↓ハスキーボイス↓)

14風歌鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/04/27(火) 07:33:27
>>13
「同感だな、耳に残るし――耳の通りがいい」

喋る技術以前に、ラジオDJの声に求められる資質とは耳に残りやすく、かつ耳を通り抜けやすいという事だ。
内容以前に耳に残らない――例えば、ゲストとして呼ばれた学者などの声は残りにくい、くるみの声は耳に残る。
そして、通り――即ち、聞き流しやすいという意味だ。
これは、ラジオの時に環境音楽として頭に入れずに聞く事もある風歌にとっては、重要なことなのだ。

「カナリア――言い当て妙だな。意識して聞けば聴き応えがあるし、単に耳に入れるだけでも悪くねえ。喋りに外面なんてないんだろうが……こういうのも、声の上っ面っていうのかね? きっと、そいつが悪くないって才能を持ってるんだろうよ」

15大神 或真『ネヴァー・グローイング・アップ』:2021/04/27(火) 08:19:40
>>14
「そうそう。『電気カナリア』がくるみさんの番組のマスコット?イメージキャラクター?なんだってさ」 (↓ハスキーボイス↓)

「面白いよね。『ラジオでいい声』だから『電気カナリア』だなんて、ちょっと洒落てる話だもん」 (↓ハスキーボイス↓)

「あ、そうだ。」 (↓ハスキーボイス↓)

  ちょっとなにかを思いついたようだ。

「ちょっとだけ『ボクの手品』をお見せするとね。」 (↓ハスキーボイス↓)

  大神が『シルクハット』を手にとり、手をかざしたかと思うと……


「Magic-Show!」 (↑魔術師のように演技めいたボイス↑)

      ぽんっ!

  『シルクハット』が『かわいい電気カナリアのぬいぐるみ』に変わった。

「タネもシカケもありません。こういうわけなわけ。
 『ボクにできる手品』ってのはこういう類。
 『戦闘』はさっぱり、でも『ボクらしさ』ってこんな感じだとも思ってる。 」 (↓ハスキーボイス↓)

16風詩鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/04/27(火) 17:42:46
>>15
目の前で起きた奇妙――恐らくはスタンド能力の行使に、風歌は眼を細めた。

(触ったモノの形を変える? あるいは、前の嬢ちゃんの能力みたいな『交換』か?)

見た限りでは、実体への干渉――しかし、そのルールは解らない。
目の前のスタンド使いの外見と同様、捕らえきれずに断定しきれない。形を捕え得ぬという意味合いでは、あの『雲』にも似たスタンドであろう。
不可解を――ある種、虚飾とも取れる能力を『自分らしさ』と言えるのは、一つの強さだと風歌は思う。己を受け入れたものは、強い。己を諦めたものとは違う強さが、ある。
そして

(見せられたら、見せ返すのが『筋』だろうがよ……)

しかしながら、ダストデビル・ドライヴの能力行使は明確な『実害』を生む。渦も突風も、室内で起こせば大迷惑だ、鉄火場でもない場所でやる気はない。
故に、風歌は苦く笑うと、ダストデビル・ドライヴのヴィジョンに軽く頭を下げさせた。

「見せてもらって悪いが――アタシの自分らしさは見せられねえんだ。アンタの自分らしさに『害』はねえが……」

風歌の笑みが、自嘲のそれに変わった。

「アタシの自分らしさは、ちっとばっかし有害なモンでね」

17大神 或真『ネヴァー・グローイング・アップ』:2021/04/27(火) 18:33:20
>>16(風歌さん)

     ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
「うん、これを無害だと思っちゃったね?」 (↓↓↓ ちょっと怖そうな低いハスキーボイス ↓↓↓)

   大神は『笑み』を浮かべた。

      ゴゴゴゴゴ……   ←恐ろしげな擬音

18大神 或真『ネヴァー・グローイング・アップ』:2021/04/27(火) 18:35:06
>>17(続き)

「……って言うのは、冗談さ。
 今のは演技、全くのうそうそだよ。
 驚かせたらごめんね。
 なにも怖くないよ、『これ』はね」 (↑ 楽しげなハスキーボイス ↑)

   一転、“演技だよ”とばかりに、明るい笑顔になった。

「多分、『お姉さんの子』に『ボクの子』は敵わないよ。」 (↓ハスキーボイス↓)

「でも、『ボクの手品』って『そういうこと』ができるんだ。」 (↓ハスキーボイス↓)

「『本当と嘘』、『ホンモノとニセモノ』、『虚と実』、『有害と無害』を『曖昧』にする」 (↓ハスキーボイス↓)

「そして、1回『それ』を見ると、人間には『疑いの心』が出てきてしまう。……『見る前の考えにはもう戻れなくなる』。」 (↓ハスキーボイス↓)

「目の前にある『モノ』は『ホンモノ』か? 『ニセモノ』か? 『ある』のか? 『ない』のか? ……『そう疑わせる力』、『そう思わせる力』。」 (↓ハスキーボイス↓)

「例えば、お姉さんの持つ『有害』を一見『無害』に見せたりもできるってわけ。」 (↓ハスキーボイス↓)

      ぽんっ!

   『ぬいぐるみ』を『シルクハット』に戻し、頭に被る。

「さてさて。そうなると。さっき(>>10)のお姉さんの言葉を借りるなら。

       問題です。

       Q.ボクは『怖いイヌ』でしょうか?『オオカミ』でしょうか?」 (↓ハスキーボイス↓)

イタズラ好きそうな笑顔とともに言葉を操る。 どうにもおしゃべり好きだ。

19風歌鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/04/27(火) 19:08:25
>>18
「見たままを信じられなくするのが能力って事か、おっかねえな」

風歌の脳裏に、昨日の戦いが過る。
変幻自在な雲、性質不明な能力――暗中模索の言葉通りの戦いの果て、かろうじて勝利条件を満たす事はできた。
眼に映るものを信じられなくする……それだけでも、十二分に脅威である。
故に、風歌にとって向けられた問への答えに、迷いはなかった。

「『オオカミ』だ。だが、怖いイヌも同じにアタシは怖いね」

――なぜならば

「どっちにしたって人間を噛み殺せる『牙』があって、見せたものを曖昧にさせ続ける『舌』がある。出刃包丁と柳刃包丁、種類は違ってもおんなじ風に危険だろ? アタシからしたら、そういうことさ」

言外に、能力の危険性を評価する形で風歌は言葉を続けた。

20大神 或真『ネヴァー・グローイング・アップ』:2021/04/27(火) 19:22:15
>>19(風歌さん)

「『当たり』。
 ちょっとだけ自己紹介すると、ボクの名字は大神(おおがみ)と言ってね。
 学校では『おおかみさん』とか呼ばれてる。
 そういう意味では、ボクを『オオカミ』と言っても『間違いではない』。」 (↓ハスキーボイス↓)

「だから、『当たり』、少なくとも『外れ』ではない。」 (↓ハスキーボイス↓)

「とは言っても、見ての通り、ボクは動物の『狼』ではないから。そっちの意味で言ってたら『外れ』。」 (↓ハスキーボイス↓)

「でもでも、『恐ろしい獣』という『たとえ』の『狼』という意味まで考えると……。」 (↓ハスキーボイス↓)

「いやはや、ややこしいもんだね。ボク自身にも『正解』が分からなくなってきたけど、とりあえず『当たり』ということにしておこうか。」 (↓ハスキーボイス↓)

「この辺りは『言葉遊び』だけど、ボクの『舌』って『そういうモノ』なわけ。」 (↓ハスキーボイス↓)

「どうにもお姉さんとは『好み』が合いそうだ。『ラジオ』とか『包丁』とか。」 (↓ハスキーボイス↓)

「お近づきになってもよろしいですか? 具体的には『お友達』から。」 (↓ハスキーボイス↓)

21風歌鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/04/27(火) 19:35:54
>>20
(連絡先……)

通常、初対面の相手に連絡先を教えるのは異常、ないしは奇妙な出来事とはされるだろう。
しかしながら、風歌はまさしく奇妙な世界に生きる女であり、その奇妙を共有するもの――スタンド使いと縁を結ぶことを好ましく思っていた。
だから、風歌の答えはYES、YES、YESである。

「構わねえぜ、番号でいいか? LINEはやってねからな」

22大神 或真『ネヴァー・グローイング・アップ』:2021/04/27(火) 19:44:06
>>21
>「構わねえぜ、番号でいいか? LINEはやってねからな」

「いいよ。番号交換しよ。
 LINEは入れたほうが良いと思うけどね。」 (↓ハスキーボイス↓)

   スマホ出すよ。

「ボクの番号は XXX-XXXX-XXXX だよ」 (↓ハスキーボイス↓)

   スマホ操作するよ。   ぴぽぱぴぽ……。

「あ、ちなみにこれは『嘘』じゃないよ。
 『嘘』だと思うなら、この場でワン切りしてくれていいよ。

 いやはや、厄介だね、『真実』というやつは。どうにも、なかなか、見つけにくい。」 (↓ハスキーボイス↓)

23風歌鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/04/27(火) 19:54:12
>>22
「見つけにくいものほど、価値があるもんさ」

番号の交換を済ませながら、風歌は口ずさむ。

「砂の中の金、ゴミの中の換金ブツ、スクラッチのアタリに薄汚れてても入れる定食屋――どいつもこいつも、見つけにくくて、価値がある」

そして――風歌はにこやかに笑った。

「『ご同類』との縁も、また然りってやつだ。どんな『関係』になるかは解らねーが、『出会い』だけは真実だ。今後ともよろしくな」

24大神 或真『ネヴァー・グローイング・アップ』:2021/04/27(火) 20:04:28
>>24(風歌さん)

「うんうん、確かにこの出会いは『真実』だね。世の中、摩訶不思議でびっくりなことばかりだ。」 (↓ハスキーボイス↓)

   番号交換したよ。

「おっと、そろそろ『好きなラジオ番組』が始まる時間みたいだ!」 (↓ハスキーボイス↓)

   スマホの時計を見て、どっきり!

「ボクはこれぐらいで退場するよ、これにて閉幕(クロージング)!またね!」 (↓ハスキーボイス↓)

   シルクハットを手に、頭をぺこりと下げたかと思うと、耳にBTイヤホンをつけて、    てててっ、と歩き去っていく。   退場。


   ………………


「ところで、ボクは大神 或真(おおがみ あるま)なわけだけど、『お姉さん』のことはなんて呼べばいいかな?」 (↓ハスキーボイス↓)

   最後にちょろっと振り返って、聞いた。

25風歌鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/04/27(火) 20:08:46
>>24
「風歌――風歌鈴音。風の歌に、鈴の音だ」

振り向いた相手に、風歌は、自らの名を名乗る。落ちる所に落ちたゴミには似つかわしくない清浄の名。
這い上がり始めた今、いつかは相応しいと思える日が来るようにと願う己の名を。

「名字の方で呼んでくれ、さん付けは要らねえよ。そんな上等な人間じゃねえからな」


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