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バサラ日記（その１２）
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日本初の常設型サイエンスバーであるバーバサラの営業記録です。
（その１１）
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/8621/1352474593/
（その１０）
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/8621/1348263838/
（その９）
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/8621/1345518039/
（その８）
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/8621/1343263694/
（その７）
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/8621/1341673406/
（その６）
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/8621/1338983799/
（その５）
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/8621/1336407858/
（その４）
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/8621/1327307152/
（その３）
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/8621/1324783194/
（その２）
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/8621/1320458475/
（その１）
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/8621/1311015463/
（その０）
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/8621/1288776677/
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客単価 ２２５０円
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過労でダウンし、半日、連絡不通になった問題から
ホスト君の毎日二人雇用を止め、一人ずつ一日おきの雇用に
する事を本人に連絡した。彼らには休息が必要だ。
その空に、私自身が接客に入る事によって、後半の部への
サイエンスバー接客の導入を進め、ホスト君の客を自分の客にする効果が期待したい。
また毎日、ホスト君の二人の内、一人は雇用する訳だから、客数、売上は
大きくは影響せず、利益率のみ倍増する効果が期待できる。すなわち
ボーイズバーをサイエンスバーに変更する。
これで１２万円は浮くだろう。更に、カラオケレンタル費の切り替えを
早急に進めるので、２０万円程度の利益はすぐ違ってくるだろう。
これによって、経営を軌道に乗せる。
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全国のサイエンスカフェの運営母体は、基本、国家もしくは大学である。
文部科学省からの補助金もしくは大学の広報経費で
サイエンスカフェが動いている。すなわち大本営発表だ。
国家の政策を粛々と遂行しているのが全国のサイエンスカフェだ。
一方、当店の運営母体は、遊興（ガールズバー／ボーイズバー／カラオケバー）
である。下賤な水商売にドップリ浸かって、それを基盤にサイエンスカフェ活動をしている。
その運営ノウハウの多くは、遊興（ガールズバー／ボーイズバー／カラオケバー）
のそれと変わらないため、普通の大学人には立ち入れない世界だが、それをあえてやったのが
当店である。
遊興に基盤を置くので、肝心のサイエンスカフェ活動が出来ていないか、と言えば
そうでもなく、既存の学問業界から脅威に思われる水準の 反精神医学、反地球温暖化学
が行えており、２ｃｈの関連スレの炎上度は、ＮＨＫの科学番組より二桁大きく、
従来の精神科医業界に脅威を及ぼしているとして地元の警察が取り締まりに動くレベルになっている。
科学懐疑論は出来ているのだ。科学懐疑論が世間から無視できない存在に育っている。
この方向性を突き進めれば、我が国の科学懐疑論研究のメッカになる可能性も
出て来よう。お上がバックにいるサイエンスカフェのように大学から適当な
外部講師を呼ぶ事は難しいが、戦略的にテーマを決めれば、一個人の活動でも
社会を震撼させるレベルになりうると私は考える。これは文化だ。カウンターカルチャーだ。
我が国のウラ歴史に残さないといけない。
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水商売にとって最も厳しい月と言われている２月。
客数４１２名。 売上９２万円。
今後、増える事はあっても減る事はないのではないか。
年間売上見込みは１０００万円超。
商売として確立したと言えよう。
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それにも関らず、資金繰りに苦しんでいる現状は、
売上より、支出に問題がある。
支出の最大の問題点は、カラオケレンタル料金。
現在、月１２万円払っているが、契約方法を変えれば
月４万円で収まる筈。これだけで８万円違って来る。
次にホスト２名の人件費。現在、一日２名雇用しているが、
これを一日１名に変えても、私が接客に加わるのなら
客数、売上は変わらずして、１２万円程度、人件費が浮く計算になる。
この二つの支出改善だけで月２０万円利益が上がる。家賃１６万円と
借金返済（国民金融公庫）４万円の合算に相当する。
この二つの改善だけで、バサラの経営は軌道に乗る のではないか
と考えている。
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１月の営業成績一覧
1)火曜日 計１０名。 売上は１１０００円。 科学講演は行わず。
2)水曜日 １０名（うち女性２名）。売上１９０００円。 科学スライド講演は３回。
3)木曜日 ８名（うち女性２名） １７０００円。 科学スライド講演は１回。
4)金曜日 １０名（うち女性１名）。 １４０００円。 科学スライド講演は１回。
5)土曜日 ２２名（うち女性５名）。 ３７０００円。 科学講演は１回。
6)日曜日 ７名（うち女性２名）。 １２０００円。 科学スライド講演は２回
7)月曜日 ９名（うち女性７名） １８０００円 科学スライド講演は計２回
8)火曜日 ７名（うち女性３名）。 １４０００円 科学スライド講演は１回
9)水曜日 ９名（うち女性３名） １８０００円 科学スライド講演は計２回
10)木曜日 計１０名（うち女性２名） ３００００円。 科学スライド講演は１回
11)金曜日 ２５名（うち女性５名） ７７０００円。 科学スライド講演は２回
12)土曜日 客数１４名（うち女性３名） 売上４００００円。科学スライド講演は３回
13)日曜日 客数 ９名（うち女性３名）。 売上２００００円。科学スライド講演は行わず
14)月曜日 客数 ２０名（うち女性１０名）売上５６０００円 科学スライド講演は３回
15)火曜日 客数 １４名（うち女性５名） 売上２５５００円 科学スライド講演は行わず
16)水曜日 客数 １９名（うち女性３名） ５２０００円 科学スライド講演は３回。
17)木曜日 客数 １６名（うち女性２名） ２７０００円 科学スライド講演は２回。
18)金曜日 客数 １８名（うち女性６名）。売上６３０００円。科学スライド講演は１回。
19)土曜日 客数 １７名（うち女性４名）。売上３４０００円。科学スライド講演は１回
20)日曜日 客数 １０名（うち女性４名）。売上４００００円。科学スライド講演は１回。
21)月曜日 客数 １８名（うち女性８名）。売上は４８０００円。科学スライド講演は２回。
22)火曜日 客数 １２名（うち女性８名）。売上は３００００円。科学討論は１回。
23)水曜日 客数 １６名（うち女性９名）。売上は４５０００円。科学スライド講演は１回。
24)木曜日 客数 ９名 売上は１５０００円。科学スライド講演は３回。
25)金曜日 １６名（うち女性４名） ２８０００円。科学スライド講演は１回。
26)土曜日 １８名（うち女性５名） ４００００円。科学スライド講演は２回。
27)日曜日 １６名（うち女性６名）。 ４５０００円。科学スライド講演は１回。
28)月曜日 計２２名（うち女性１０名）。 ５８０００円。科学スライド講演は１回。
29)火曜日 １９名（うち女性９名） ５４０００円。科学スライド講演は１回。
30)水曜日 １８名（うち女性８名） ３９０００円。科学スライド講演は１回。
31)木曜日 １６名（うち女性３名） ３７０００円。科学スライド講演は２回。
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１月の客数は４４４名。一日平均は １４．３名。
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１月の売上は１０６３５００円。一日平均は３４３０６円
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１月の客数は４４４名。一日平均は １４．３名。
２月の客数は、４１２名。 一日平均１４．７名。
１月の売上は１０６３５００円。一日平均は３４３０６円
２月の売上は、９２７２００円。一日平均３３１１４円
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金曜日のバサラ日記
日中、クアハウスで二回、入浴。午後４時にユイさんが来て領収書整理。
確定申告の準備。
午後６時半にリョウさん１９歳が出勤。
金曜の神戸三宮。せっかくの週末だが、雨天だった。
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リョウさん１９歳。近所のスナック２軒で働いて、バサラに戻った
水商売のプロ。この女性が入った事で、客単価が跳ね上がった。
前半の客数は４名と少なかったが
午後８時 リョウさんのスナック時代のお客 ８０００円
午後８時 バサラ常連のカラオケ客２名 ２０００円
午後８時半 バサラ常連の建築技術者 ８０００円
と１８０００円売上、客単価が跳ね上がった。ただ、今回も
サイエンスバーは出来ず。単なる水商売に終わった。
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午前１時にホスト君が出勤するも、またトラブル発生。
やはりサイエンスバーにならなかった。
後半の客数は７名（うち女性４名）。売上１４０００円。
トラブル発生により、午前２時に閉店。
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３月１日（日曜日） １１名（うち女性５名） ３２０００円 科学講演はせず。
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またトラブル？どうしたの？
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雑感：
水商売として金を稼ぐ事は出来ているが、最近、サイエンスバーと
言えない日が続いている。これでは何のために事業を始めたのかわからない。
綱紀粛正が必要だ。
この問題は、特に後半の部に著しく、ホスト君を斬り捨てて、ボーイズバーを止めて
また私中心のバーに戻す選択肢も考え始めているが、最大の問題は 私の健康の悪化。
私は透析秒読みで、透析が始まると 後半の部は 休まざるを得ないので
今の内から、後半を 人に任せて 金だけ 稼いでもらう体制にしておく事は
生活をする上で 大切である という事である。
サイエンスバーは、前半の部（午後７−１２時）だけにして
後半の部（午前０−５時）は 人に任せ 金を 稼いでもらう。
この時間帯は サイエンスバーで ある必要はない。
とにかく 金さえ 稼げればよい と割り切らないといけない程
私の健康は 悪化している。ホスト君に 強い態度で 臨めない。
いつまでも身体が 動かないのだ。
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ホスト君二人を同時に雇用しても、全く客入りがない日が
最近、増えている。今のところ 二名雇用して採算が取れそうな日は
金曜日だけだ。ホスト君も毎日、同じ知人に営業をかけられない。
雇用した当初は、満員が続いていたが、一月たてば
飽きられている。
経営的に考えれば、ホスト君の「色」に客がつくのではなく
店に客がつく体制にシフトさせねばならない。そうしないと
経営が成り立たない。
ホスト君の「色」で動く女性客が、昨夜、抗議に動いたが、
やはり、二人同時雇用は金曜だけではないかと思う。
例外として、予め５名の客を営業時間前に確保できる目途がついた
ホスト君は、非番でも雇用する と言うシステムにすれば良いと思う。
５人別途客を呼べるのなら、自分の人件費は出せるからだ。
そうでなければ、やはり雇えない。赤字となる。
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そもそもボーイズバー部門を置いた目的は
１）全国フランチャイズ化するためのシステム創り
（科学の専門家がいなくても回る科学バー創り）
２）食糧危機に伴う暴動時代の若者のオピニオンリーダーの養成
（暴動を指揮できる人材の養成）
３）私が病気（腎不全）や逮捕で、動けなくなった時の集金マシン
の３つである。集金マシンとしては機能しつつあるが、１）と２）は
これからだ。
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若者との対話が必要だ。
今、投げ出す訳には いかない。
もっと対話を。
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土曜日のバサラ日記
午前中、二宮温泉で入浴。この銭湯は４１０円。周辺で最も安い。
午後１時に 助手のリョウさん１９歳出勤。確定申告用の領収書整理を依頼。
途中、気晴らしに、近所のケーキ屋に誘い、三ノ宮を散歩した。
一蓮托生で夕食。私はリョウさんと仲良しだ。
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私は、１０人ほどの女の子を助手に雇用しているが、
全員と仲が良い。と言うか、仲良くしてくれる女の子でないと雇わない。
リョウさん１９歳は 最も古株の女の子で、もう一年近く働いてくれている。
昨日は１０時間雇用した。
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午後６時半に、領収書整理から バー業務に切り替えた。
掃除後、しばらくキャッチを指示。
水商売のプロ、リョウさん１９歳。３０分で太い新規客をゲット。
東北は仙台からの出張客で、リョウさんの接客にはまり
２人で２５０００円も使ってくれた。
不特定多数からお客さんを集め、その人を満足させる接客をする
エンタメのプロにならないと、この商売、次がない。
お客が入ると 一生懸命接客する。そのお客が求めているサービスを
提供する。科学講演は そのサービスの一つの選択肢に過ぎない。
無理に客に薦めない。あくまでも自然な接客をする。
この接客の途中、午後８時に 常連の京都帝国大学経済学部卒氏がご友人とご来店
してくれ、４０００円落としてくれたが、空気を読んで、科学討論は
行わず、東北からの先客のカラオケに合わせた。
また 午後１０時に 常連の２２歳女性二人組が来てくれたが、やはり
先客のカラオケに空気を合わせてくれ、３０００円落としてくれた。
更に 常連のＫＯＪさんも来てくれ、２０００円いただいた他、
幾つか面白グッズをいただいた。
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以上、午後１１時には、７名から ３４０００円売上げ、ノルマ達成。
水商売のプロ、リョウさん１９歳が来てくれた日は、格段に
客単価が上がり、他店と変わらない水準となる。
１０時間雇用したリョウさんを午後１１時に帰らせ、疲れた私は
そのままバーで眠りに落ちた。問題は鍵をかけなかった事だ。
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その日の売上ノルマを達成し、バーで眠りについた私は
すっかりくつろぎムードになってしまっていたが
問題は、バーに鍵をかけなかった事だ。
疲れて寝る時、私は下着で寝る事がある。着衣のままでは
疲れが取れないからだ。昨夜もズボンを脱いで寝ていた。
午前４時に、人の気配が。私の名前を呼んでいる。
急いでズボンを履こうとしていたら、既に人が入っていた。
２０歳前後の女性、３人組だった。
ちょっと恥ずかしいので、出て行って
と頼んだが、嫌 とかいって ずかずか入ってくる。
全く 恰好がつかない状態となったが、
そのまま接客に入った。
この２０歳前後の女性のうち一人は、先日デートした あの女性だ。
２人は新規客。疲れて鍵をかけ忘れたばっかり、失態となった。
この売上が３０００円。
以上、昨夜の客数は計１０名（うち女性５名）。売上３７０００円。
ホスト君二名は休み。ホスト君がいなくても、この程度は稼げる。
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３月１日（日曜日） １１名（うち女性５名） ３２０００円 科学講演はせず。
３月２日（月曜日） １０名（うち女性５名） ３７０００円 科学講演はせず。
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科学講演をしない日が 最近 続いているが、
経営基盤を遊興に置く以上、やむをえない投資である。
税金（補助金）の世話にならない以上、あくまでも
エンタメを追求しないといけない。エンタメのプロになって
数あるサービスの内の一つを科学講演にする。基本は
あくまでも お客を満足させる事 と言う鉄則を守らないと
次がない。
それが完全民営化サイエンスバーの宿命のようなものだ。
まず経営基盤を確保しないといけない。
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１月の客数は４４４名。一日平均は １４．３名。
２月の客数は、４１２名。 一日平均１４．７名。
１月の売上は１０６３５００円。一日平均は３４３０６円
２月の売上は、９２７２００円。一日平均３３１１４円
３月１日（日曜日） １１名（うち女性５名） ３２０００円 科学講演はせず。
３月２日（月曜日） １０名（うち女性５名） ３７０００円 科学講演はせず。
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女遊びしてる店主さんより店と真剣に向き合ってる姿が好きです。
天神にきなよ。
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>>971
たまに福岡に出張に行きますが天神であれば西中洲が落ち着きますね。
上質なお客が多いですよね。
この間も行きつけの料亭で○NAのCAさん達と出会い楽しいひとときがありました。
バサラ出店は試されますね。。。
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１．サイエンスバーという名の大学広報：
赤坂ライフサイエンスバー（慶応大医学部）
京都サイエンスバー（京都大）
豊中サイエンスバー（大阪大）
bar S（東京大学農学部）
２．サイエンスバーという名の学会広報：
日本生化学会ライフサイエンスバー
日本農芸化学会
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３．サイエンスバーという名のカラオケスナック：
サイエンスバーバサラ
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今のバサラは、サイエンスバーという名のカラオケスナックであって
サイエンスバーではないという批判がある。ここ数日のバサラを見ていると
特にその傾向が強い。
しかし、個人が開設する独立採算制のサイエンスバーは、そうでないと
成立しないと言うのが私の結論である。完全なる科学討論会に、喜んで
金と時間を落とす市民は稀だ。というかほとんどいないので、それ単体では
ビジネスとして成立しない。それが現実だ。
よって、バサラ以外の世間のサイエンスバーは大学や学会の広報の形態をとる。
大学や学会という別の経営母体があって その広報という形態をとるなら
完全なる科学討論会がビジネスとして成立しなくても、サイエンスバーは
存在しえる事になる。学会や大学の広報に酒を出せば、チープなサイエンスバーの
出来上がりである。この場合、従来の学会や大学のカウンターバランスに
サイエンスバーがなる事はありえない。あくまでも大本営発表だ。
一方、飲み屋という 気晴らし（エンタメ）を提供する商売に基盤をおくなら、
「まずエンタメありき」が経営の基本になる。まず、科学講演ありきでは
断じてないのだ。市民を楽しませるチョイスの一つとして科学講演がある
と言う位置付けなら、市民を楽しませるチョイスを複数設定すれば、
経営は成立する事になる。飲み屋は従来、カラオケやら女やらで市民を
楽しませてきた文化、風土があるなら、その文化と融合して 初めて
サイエンスバーは成立する事になる。そう割り切って運営しているのが
神戸のサイエンスバーバサラである。
そこでは、「科学講演の押し付け」はない。市民から講演が要請されるまで
ひたすら待つ。カラオケやら女やらを提供して ひたすら市民からの
科学講演の要請を待つ。待ちの姿勢が 経営の基本となる。こんな方法で
科学講演が行えるのか、と言う疑問がある人もいると思うが、それが行える
のである。バサラでは 年平均、月平均すれば 一日１回は科学講演を
行ってきている実績がある。創業以来の講演回数は５００回を遥かに越え、
回数だけ見たら、大学や学会が主催するサイエンスバーより、遥かに多いのである。
また、講演の質についても、科学にまつわる社会問題に特化しており、
現役の第一線の研究者が講師ではないから 質が低い とは必ずしも言えない。
別のニッチェを開拓しているのである。
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大本営発表型のサイエンスバーをやらないのなら、
気晴らし（エンタメ）を提供する商売が、サイエンスバーの母体となる。
飲み屋は 元々 そういうものだ。飲み屋が今まで提供してきたサービスは
キャバクラ、ラウンジ、スナックに代表されるように、
女遊びであり、カラオケ遊びである。その文化／風土と融合させる事なくして
民間のサイエンスバーは存在し得ない。
すなわち、サイエンスバーを経営するためには、まず女遊び、カラオケ遊びのプロ
になる所から 始めないといけないと言うのが 私の結論だ。もっとも
女遊びといっても ソープなどの風俗から ガールズ居酒屋などの飲食店までの
色々なレベルがあるが、私が選択したのは 飲食店のそれだ。飲食店での女遊び
のレベルで十分だ。よって法律上は飲食店扱いとなるガールズバーの一形態
としてのサイエンスバーを立ち上げる と言うのが私のスタンスだ。
ここ数ヶ月の売上を見ていると、私は この作業に成功したらしい。
そろそろ次を考えないといけない。
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サイエンスバーと言う事業は、科学技術社会論を扱った事業であり
あくまでもテーマは、科学と社会の接点である。
科学と社会の接点を、市民レベルで 突き詰めて考えた場合、
その究極の到達点は 暴動あるいは革命にある
と言うのが私の哲学である。
すなわち、暴動あるいは革命 に貢献して 初めて
本物のサイエンスバーと言える と言う ものの見方も 成立する。
それでは、暴動あるいは革命が 近い将来に起こりえるのか
と言う事を考えた場合、起こりえると当局が考えているから
FEMA（米国緊急事態管理庁）と言う役所が米国に出来ているのである。
地球寒冷化問題を突き詰めて考えれば、当然、暴動あるいは革命 が出てくる。
食糧危機問題は そこまで大きい。
この問題を市民レベルで掘り下げ、来るべき暴動あるいは革命時代に
どう貢献するかが、神戸サイエンスバーバサラのレーゾンデーテルであると考えている。
だから、精神科医皆殺し論を 大胆にも 打ち出しているのだ。暴動の
攻撃目標を 市民に 今の段階から 提示しているのである。それが
科学技術社会論を担当するサイエンスバーの役割と考えている。
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すなわち、赤坂ライフサイエンスバーのように
一流大学の第一線の研究を 市民に紹介する事が 質の高いサイエンスバーの役割
だとは、当方は考えていない。
来るべき 暴動あるいは革命 に貢献する事が
質の高いサイエンスバーの役割だと 考えているのである。
この点、ものの考え方が、赤坂ライフサイエンスバー（慶応大学）と
私とでは１８０度異なる。
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市民が 街を歩いていて 何かの拍子で 初めて入った店で
科学講演を聴かされたり、討論会に参加させられたりするのは
カルト
である。一種の新興宗教だと思う。バサラでは
そういった強引な思想商売を行わない。市民がカラオケをやりたいのなら
カラオケを 女遊びをしたいのなら 女を 男遊びをしたいのなら 男を
提供し、そこで人間関係、信頼関係が構築される のを じっと待つ。
その上で そう言えば このバーは 科学バー と言う看板だったっけ
と 市民が 自然に気付き、科学バーってなんですか？と
マスターに 自然と質問するようになるまで 店側は じっと待つ。
何回でも 何十回でも 待つ。
待った上で 要請があれば 科学講演なり科学講演会を始める。
そこで初めて 市民と科学技術とが 触れ合う。
そういったサイエンスバーに 私はしたい のだ。
ここは カルト ではない。
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市民が 街を歩いていて 何かの拍子で 初めて 当店に入った場合、
上のようなスタイル でよいと思う。
しかし、口コミ や メディア（テレビだけでなく２ｃｈを含む）の紹介で
当店にやってきた時、彼らは 最初の段階から 店に 科学講演を要請する。
その場合は、それに応じる。
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そう考えれば、口コミや メディアは重要である。
そういう経緯で、バサラでは 幹事割引と言う制度を作り
科学客５人につき一人は無料にして、バサラの科学講演を聴いた客を
バサラの営業マンにしている。
メディアも、関西テレビ「隣の人間国宝」認定を受けてから、
科学客の割合が一気に増えたが、テレビは 店側が依頼して
紹介してくれるものではない。テレビ受けするようなテーマをこちらが
選んで、それを密かに育て、テレビ局に売り込むのである。その作業も
現在、進行中である。
また２ｃｈの活用も積極的に行っている。２ｃｈの誹謗中傷スレに乗り込んで
反論を書くスタイルは収拾がつかなくなるので、それを控え、現在では
個々のトピックの議論に入り込み、そこでステルスマーケティングする戦術
に変えている。それを見た市民が バサラに来る夜もある。２ｃｈも重要なのだ。
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日曜日のバサラ日記
日中、何度も入浴。クアハウスに二回。万葉の湯に一回。二宮温泉に一回。
午後4時に 助手のユイさん出勤。領収書整理を2時間してもらった。
午後6時半に、30歳前後の男性二人がご来店。ネットで検索して来られた
と言う。聞けば、一人は理研の特別研究員。理学博士（大阪大学）。
蛋白質のＸ線結晶解析のプロ。もう一人は吉本芸人との事だった。
科学スライド講演を要請された。
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この理研研究員。次のポストが」決まっておらず
まさにポストポスドク問題の渦中の人。
サイエンスバー二号店創設と言う選択肢もありますよ
と私が言うと、真剣に考えたい と寂しく笑われた。
二号店は 京都か大阪をお奨めしますと
私は答えた。
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この理研研究員のご友人は、どういう訳か、吉本芸人。
ハチミツの知人だった。
関西テレビ「隣の人間国宝」認定でハチミツが当店に来た
事を伝えると、ハチミツに昨夜の接客を報告したいと言われた。
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この二人に、二時間、地球温暖化懐疑論スライド講演をし
サイエンスバーフランチャイズの話で場が盛り上がった。
その売上が８０００円。その接客後に知人の神戸大学工学部大学院氏の
ご友人がご来店。この方へはカラオケ接客した。その売上が２０００円。
以上、計３名。売上１００００円が 前半の成績。不調だった。
寒かったからだろう。
午後１０時に ホスト君二名が打ち合わせに来店。
一時間、今後の方針について話し合った後、店を預け、
私はまた 風呂に。
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後半のボーイズバーの客数は１０名（うち女性３名）。
売上は２１０００円。うち１４０００円がホスト君の人件費。
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以上、日曜日トータルでは
客数 計１３名（うち女性３名）。売上３１０００円。
科学スライド講演は１回。
となった。久しぶりに科学スライド講演が出来た日となった。
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３月１日（金曜日） １１名（うち女性５名） ３２０００円 科学講演はせず。
３月２日（土曜日） １０名（うち女性５名） ３７０００円 科学講演はせず。
３月３日（日曜日） １３名（うち女性３名） ３１０００円 科学スライド講演は１回。
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３月。不調である。日本列島に寒波が来ているからだろう。
北海道では 凍死者が 相次いでいる。神戸も 寒い。
寒ければ、私は 風呂ばかり入り、客足も落ちる。
結果、三日で１０万円しか 稼げていない。
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バサラ以外の世間のサイエンスバーは大学や学会の広報の形態をとる。
大学や学会という別の経営母体があって その広報という形態をとるなら
完全なる科学討論会がビジネスとして成立しなくても、サイエンスバーは
存在しえる事になる。学会や大学の広報に酒を出せば、「チープなサイエンスバー」の
出来上がりである。この場合、従来の学会や大学のカウンターバランスに
サイエンスバーがなる事はありえない。あくまでも大本営発表だ。
そう考えれば、神戸のバサラは、全国唯一の本物サイエンスバーである。
あとは偽者、フェイクだ。政府によるフェイクに過ぎない。
バサラのみが本物の 反体制知識人 なのである。
バサラの売りは 反体制知識人。
後は 飾りだ。
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反体制知識人
外山恒一の政見放送ガンダムVer .
http://www.youtube.com/watch?v=knHQ_qYe07g
もはや 政府転覆 しかない
（上の動画の４：０５頃）
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月曜日のバサラ日記
日中、クアハウスと二宮温泉で入浴。三宮センター街のネカフェで寝た。
夕食は、居酒屋「一蓮托生」。ここの女性店員と談笑。
午後６時にグルナビから予約が入った。
午後７時半に３名様の予約客がご来店。私による科学スライド講演を要請された。
３名の内、一名は科学者。博士号を持つ。３名で地球温暖化懐疑論
について 長く意見交換した。大いに楽しんでおられたと思う。
この３名。超名門清酒会社の発酵技術者。私と専門が近い。
楽しい知的な夜となった。
一時間の科学スライド討論後、カラオケ接客に切り替えた。
場が更に盛り上がった。また、来てくれるだろう。
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午後１１時に 助手のマオさんのキャッチで
２名が上がった。近所の喫茶店のオーナーと店長だった。
マオさんが、地球温暖化懐疑論スライド講演のデモを５分だけして
後は、カラオケ接客にした。それだけでも楽しんでおられたと思う。
午後１２時に、この２名とマオさんが帰宅。前半の部が終わった。
本日の客数は ５名。 売上１２０００円。
不調が続いているが、ここ二日は 科学スライド講演が出来、
サイエンスバーになっているのは嬉しい。
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本日から、ホスト君の二人同時雇用は 金曜の夜のみとし、
それ以外は、私が現場復帰する事になった。今まで
ボーイズバーとして回していた時間帯を、サイエンスバーに
戻す試みを 本日から始める事になる。
午後１２時にホストのフミ君が出勤。私は１時間だけ食事に出て
午前１時にバサラに戻った。その直後に 若い女性客が３名
ご来店。カウンターに座った。
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今までボーイズバーとして回していた時間帯を、サイエンスバーに
戻す事念頭に置いて 午前０時以降も現場復帰したが
カウンターに座った３人の娘さん。大のカラオケ好き。私が雇用した
ホスト、フミ君もノリノリで歌っている。科学話を切り出す隙が全くなかった。
とりあえず、相手の顔と名前が一致し、信頼関係が築けるまでは様子を見る事にした。
昨夜、来てくれたのは、近所の風俗嬢らしく、途中、客をとりに
バサラをしばらく外出して戻って来て、また歌っていた。
風俗嬢の気晴らしになっていると見える。大事なお客さんだ。
バサラは、理学博士、工学博士から風俗嬢まで集まる空間になっている。
有難い事だ。
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昨夜の後半の部（午前０時以降）の客数は、計４名。全員女性。
売上は１１０００円。不調だった。客入りが悪いので午前３時に閉店。
前半の部と合わせれば、昨日の客数は 計９名（うち女性４名）。
売上は２３０００円。科学スライド討論が２回。
不調に終わった。
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３月１日（金曜日） １１名（うち女性５名） ３２０００円 科学講演はせず。
３月２日（土曜日） １０名（うち女性５名） ３７０００円 科学講演はせず。
３月３日（日曜日） １３名（うち女性３名） ３１０００円 科学スライド講演は１回。
３月４日（月曜日） ９名（うち女性４名） ２３０００円。科学スライド討論が２回。
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午前０時以降のバサラには 風俗嬢が客で来てくれている。
彼女達を対象としたサイエンンスバーのテーマを考えないといけない。
スライドを作り直さないといけない。
エイズの起源（猿との獣姦説は本当か？ＨＩＶの分子進化から）
エイズの死亡率分析
なら、風俗嬢も聴いてくれるのではないか？
そういったスライド作成に これから入りたい。
サイエンスバーは、客層に合わせたテーマ選択から 始めるべきである。
テーマがあって、客が来るのではない。客が来て テーマを決めるのだ。
それが、神戸のバサラのやり方。
風俗嬢をサイエンスバーの太客にして見せる。
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カラオケスナックを経営の基盤に置いた場合、
まず客ありきのテーマ作りが可能となる。
バサラは、午前０時までの前半の部と ０時以降の後半の部では
客層が大きく異なる。前半の部では、基本、昼の人間（科学者、サラリーマンなど）が集まり
後半の部では 主に 夜の人間（風俗嬢、ホステスなど）が集まる。
それに合わせたテーマを店側が調整する工夫が必要だと
言う事だろう。
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