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ID再考 & 科学と疑似科学とを判別する
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>>43は、ただ一般論・抽象論を述べただけではないのですか?
>本当に矛盾なのか?とかの検証が必要でしょうね。
私は、なぜ矛盾と考えるかを、具体論で説明しました。熱力学第2法則が正しいなら、宇宙の単位でエントロピーが減少することも、増加が止まることもありません。すると、今のエントロピー量が有限値なのだから、エントロピーは、有限な時間差の過去の1時点で、それ以上は小さくなりようがない極小値になるはず。そうなると、それより前の時間に、宇宙がどういう状態だったのか、説明不能の矛盾に陥ります。
このように、具体論で説明したのだから、疑問を呈するのも、具体論が必要です。
>それ以前は第2法則にとって理論の範囲外と言うことだと思います
これも抽象論です。第2法則の範囲外とはどういうものですか? 理論の範囲外を設定するなら、理由があってそうするはずです。
例えば、ニュートン力学にも、範囲外があります。物体が非常な高速で運動すると、相対論が支配するし、非常に小さな対象だと、量子論が支配します。でも、ニュートン力学を適用できる範囲と、そうでない範囲の違いは、具体的に説明されているのです。
特殊相対論の理論式には「1-v²/c²」の項があり、vが物体の速度、cが真空中の光速です。cが3×10⁸m/sという巨大な値なので、vが自動車の速度(30m/s程度)程度なら、1-v²/c²≈1と見なしても実用上問題がないから、通常はニュートン力学が利用されます。
量子論には、∆x∆p = ħ/2という理論式があります。∆xは位置の不確定さ、∆pは運動量の不確定さで、対象が原子であれ、野球のボールであれ、地球であれ成立しますが、ħの値が1.05×10⁻³⁴ J⋅sなので、日常的に観測する物体の大きさや運動量と比べると、あまりにも小さく、実用上、量子論の影響を無視して、∆x = ∆p = 0としても問題がないとされます。
このように、ニュートン力学の適用範囲は設定されるのです。でも、熱力学第2法則に同じことがいえますか?
>あと矛盾があったとて即非科学とはならないと思います。
>それを補完できる別の理論が出てくるかも知れませんからね。
補完する理論が出てくるか、どうやって予測するのですか? 正体不明の理論を当てにして、矛盾でないといえるなら、否定できる理論はなくなるでしょう。
たとえば、ムー大陸を否定するのに、あなたは地質学的な観測事象を挙げましたが、観測事象から出発して、その地が海底だったという結論に達するには、なにがしかの知識体系が関与するはずですよね。でも、その法則に適用範囲外があると、理由も挙げずに反論されたら、どうやって再反論ができますか?
>可能性は否定できませんが意味も証拠もなければあえて取り上げるべき説じゃないです。
やはり抽象論です。
例えば、私は>>18と>>22で、18世紀までの光波動説が、いかに根拠薄弱で、かつ矛盾を含む理論であったかを説明しました。すると、取り上げるべき説でないことになるのですか? でも、真剣に取り上げる人は現実にいました。ヤングもその1人で、光波動説について考え続け、ついに1801年の2重スリット実験で、光が波である決定的な証拠を示したのです。ヤングを含む何人もの人が、波動説を初めから無視していれば、こんな展開はなかったはずです。
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