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科学と疑似科学とを判別する(2)
172
:
Ken
:2021/09/20(月) 23:37:41 ID:l3c2r2bk
私は「太陽が昇る∧太陽が昇らない」と熱力学第2法則に、どうやって差をつけるのかと尋ねましたが、回答いただいたことの要点は、エントロピーの減少は不可能とはいえないから第2法則はP∧¬Pではない、ということなのでしょうか? それなら、以下の質問をさせてください。
(1)エントロピー減少の可能性
>>169
で紹介された文章を読みました。
まず、須藤靖『宇宙の始まりと終わり』ですが、「膨大な空間にエントロピーを捨てる」に続いて「ただし全系のエントロピーは増える」と書かれています。これを読めば、エントロピーが減少するのは一部の空間においてで、全体系ではないといっています。ですが、エントロピーが不可逆的に増大するのは閉鎖系での話で、エントロピーの捨て場所があるのなら、閉鎖系とはいえません。それなら宇宙論などもちださなくても、冷蔵庫もエアコンも外部にエントロピーを捨ててます。
起源問題はあくまでも閉鎖系、つまり「外の世界」を含めた全体系のエントロピーがなぜ減ったのかを、考えねばなりません。
「時間の矢の宇宙論的起源」は、これだけでは抽象的すぎて、何をいってるのか分かりませんが、「私たちの宇宙は多宇宙(マルチバース)の1つにすぎず,他の宇宙の中には時間が未来から過去に流れるものも存在する」が、マルチバースの他の宇宙にエントロピーを捨てることで、私たちの宇宙のエントロピーが減るという意味なら、上と同じ問題があります。閉鎖系とみなせるのはマルチバース全体ですから、そのエントロピーをどこに捨てるのかという問題を生じるでしょう。
どちらの説明も、ただ問題を先送りしてるだけと、私には思えるのですが。
「時間の物理学 - 吉村高男」はURLではなく、diamonds8888xさんの内部ディレクトリが貼り付けられていませんか?
『宇宙の始まりと終わりはなぜ同じなのか』は、アクセスできるページでは、エントロピー減少のメカニズムが語られていません。
(2)成立時の熱力学第2法則
本スレッドの課題は、基準違反になるのはどういう理論であるか、になります。起源問題という第2法則の矛盾が、ビッグバン理論やマルチバース理論で解消され、基準05違反にはならないとしましょう。
ですが、第2法則が登場したのは19世紀で、ビッグバン理論やマルチバース理論は20世紀の産物です。それなら、ボルツマン等が第2法則を確立してから数十年のあいだは、基準05違反の理論が支持されていたことになるのでしょうか?
(3)基準05は数理的フィルターのはず
私は
>>163
で、
>メカニズムを考える前に、数理的検証だけで排除される命題がある、ということですよね
と尋ね、
>>164
で、
>その理解でよろしいです
と回答がありました。
さて、矛盾を解消するために上で紹介されたのは、どれも数理ではなく物理の話です。言い換えれば、第2法則には数理的な矛盾は、もともとなかったのだという論旨になっていると思われます。(私は矛盾があると考えますが、ここでは、ないものと仮定しましょう)
ですが、数理レベルの矛盾がないのは、太陽の2つの速度もそうなのです。
>>167
(Sun1)太陽の角速度は通常の定義、つまり1つの値のみ持つ
(Sun2)太陽の角速度は同時に2つの値を持つ
どちらでも数理的な矛盾はありません。とくに(Sun2)に矛盾がないことを示すのがstar_Xで、このような変数構造を定義できることが、数理的な矛盾はないことを証明します。数理的検証を行なう基準05のフィルターでは、やはり両者に差はないという結論になりませんか?
以上の(1)(2)(3)のそれぞれに回答をいただけますでしょうか?
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