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科学と疑似科学とを判別する

132diamonds8888x:2018/08/03(金) 05:23:07 ID:ThHJ2a2o
>>130
>もっと大切な問題があるので、

 中心テーマは「自説の根拠を示せなくても、対立仮説の難点を示すだけでも提唱価値はある」という考えが科学的に妥当か否かという問題ですよね?[>>116][>>117]

 この考えが妥当だという事例としてKenさんは既にいくつか示されていますが、今回新たに3つの事例、アリスタルコスの地動説、デモクリトスの原子論、4元素説、を示されたのは、どういう意図なのでしょうか? この3つは「既に示された事例よりも大切な問題」なのですか?

 単に、まだこんな事例もありますよというだけなら、現時点では「既に示されている事例の方が先ではありませんか?」とお答えしますが?


 [>>130]や過去のコメントを拝見すると、以下の問題があるように思います。
  ・色々な種類の「根拠のなさ」を区別せずに十把一絡げで考えている
  ・その結果、色々な種類の事例をすべて「根拠がない」と断定している

 すでに私は、過去にKenさんが示された事例、BH問題、天動説vs地動説、粒子説vs波動説、素粒子の存在の反証法[>>83]、はそれぞれ性質が違うということを述べました、それゆえ個別に対応したいとも述べています。今回の3つの事例とて同じです。私はそれらの事例に「根拠がない」とは考えていません[*注]。私が否定していることを当たり前の前提のように扱って次に進まれても困ります。

 【重要】Kenさんが十把一絡げで考えている事例が、実はそれぞれ異なる性質の事例なのだと説明しようとして、これまで基礎的な話も含めて述べてきています。そこをまず御理解ください。


 ちょっと今回の3つの事例についてコメントしておきます。

>科学史に登場した理論には、現代の基準では到底まともな根拠に基づくとはいえないものがいくつもあります。

 なんですと! 先人たちに失礼な(怒)。そりゃ確かに後の様々な進歩で間違いだとはわかりましたが、「到底まともな根拠に基づくとはいえない」とはあまりにも不当な非難です。今回の3つの事例はすべて、自然の観測事実を論理破綻なく説明するために頭を絞って生み出されたものですよ。当然、当時なりの技術で観測事実との整合性も検討されています。

>いずれも検証(反証)のやりようがないのは世界5分前仮説と変わりませんし、diamonds8888xさんの言われるような事実の予測を行うことも不可能でした。

 まったく見当はずれです。Kenさんはまだ世界5分前仮説のポイントをきちんと捉えていないではありませんか。「5分よりも前には世界が確かに存在していた、という観測事実もありませんよ[>>126]」ということは理解できたのですか?

 アリスタルコスの地動説は、プトレマイオスの天動説やコペルニクスの地動説と同様に実際の天文現象を予測するためのものです。

 4元素説は長い間、錬金術を含む様々な化学現象の予測に使われ、指針となっていました。

 デモクリトスの原子論は長く冷遇されたせいでしょうが具体的な予測の記録は残っていない模様です。でも原理的には物質現象の予測に使えます。まあ定量的予測のためには、定量的観測による補強が必要でしょうけど。


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[*注]根拠にも色々な種類やレベルがありますので、ここでは私はそれら全てを含む意味で使っています。Kenさんも少なくとも「検証できたとする根拠」と「示唆する根拠」とは区別してますよね? 個別の議論では、どのレベルの根拠の話かで双方が食い違っていると混乱する恐れがあります。Kenさんはこのレベルの違う根拠も十把一絡げで考える傾向があるのではないかと危惧しています。


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