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自民党スレ2
1
:
OS5
:2024/07/24(水) 10:20:48
自民党スレ(前スレ)
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1378195932/l50
自公保スレ(前々スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30
自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30
自民党
https://www.jimin.jp/
2024年09月 自民党総裁選(立憲民主党代表選も)
2025年07月 参議院選挙・都議選
2025年10月 衆議院任期満了
802
:
OS5
:2025/09/29(月) 09:04:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2eea5037bf4b400c548e29c4689fc77fb719860
小泉進次郎氏が自民党総裁選の決選投票をにらんで2人の元首相に“特大手形”発行か 岸田文雄氏に副総理兼外相、菅義偉氏には党副総裁へ就任要請の可能性
9/29(月) 7:14配信
NEWSポストセブン
長老たちにも“特大手形”発行か(左から岸田文雄氏、菅義偉氏/時事通信フォト)
小泉進次郎・農相、高市早苗・前経済安保相、林芳正・官房長官、茂木敏充・前幹事長、小林鷹之・元経済安保相の5人が立候補した自民党総裁選では、序盤から小泉氏のリードが伝えられている。物価高対策などの課題が解決できる新しいリーダーとして支持を集めているのであればいいのだが、内実は違う。党内の有力者の意向のままに大臣ポストが配分される、古い自民党長老政治の再生産なのである。小泉選対では菅義偉・元首相が顧問、加藤勝信・財務相が本部長に就任し、60人以上の議員が何かの役職について党員票集めに動いている。そして、入閣を約束する「大臣手形」を切り札に、ライバル陣営切り崩しを進めているという。その内幕を抉る。【全4回の第2回。第1回から読む】
【一覧】副総理は岸田文雄氏、幹事長は高市早苗氏… 早くも出回る「小泉進次郎内閣の顔ぶれ」
決選投票に向けた旧岸田派との"密約"
小泉陣営は決選投票への備えも抜かりはない。
総裁選は1回目の投票で誰も過半数を取れなければ上位2人の決選投票が行なわれる。投票するのは国会議員295人と都道府県連代表(各1票)だ。
小泉氏は出馬演説で「一致団結」を掲げ、他の4人の候補の能力を持ち上げたうえで、「総裁選が終われば、みんなで国民のために、ひたむきに汗をかく」と挙党体制を敷くことを強調した。政治評論家の有馬晴海氏はこう語る。
「いきなり演説で総裁候補全員にポストを与えると公約したわけですから、決選投票になった場合には3位以下の候補からしっかり票をもらおうというしたたかな計算がある」
言ってみれば、決選投票をにらんでライバル候補にまで大臣手形をバラ撒いたのである。
そして小泉氏と高市氏の決選投票になれば、キャスティングボートを握ると見られるのが旧岸田派だ。政治ジャーナリスト・藤本順一氏はその旧岸田派と小泉陣営には決選投票に向けた"密約"があると指摘する。
「林氏という自前の総裁候補を抱える旧岸田派は他の3候補には推薦人を出していないのに、小泉陣営にだけは2人の推薦人を出した。これは『小泉・高市の決選投票になれば林陣営、つまり旧岸田派は丸ごと小泉を推す』という合意があることを示唆している。だから推薦人の2人は林氏を裏切ったというわけではなく、派閥の了解のうえで、いわば合意の"保証人"として進次郎氏の推薦人に加わったと考えたほうがいい」
さらに小泉陣営はその旧岸田派を率いる3長老の一人、岸田前首相に特大の大臣手形を切る人事構想を持っているという。藤本氏がこう続ける。
「小泉内閣が誕生すれば、岸田文雄・前首相を『副総理兼外相』として入閣を求める可能性がある。政治キャリアを考えると小泉氏が総理・総裁になっても政権を安定させるのは容易ではない。
そこで総理経験者の長老である岸田氏に内閣の要、主流派が政権を支える象徴として副総理に入ってもらい、外務大臣を兼務してもらう。岸田さんは退陣後も外交に意欲的で今年4月には石破茂・総理の前捌きとして東南アジアを歴訪し、8月に横浜で開かれたアフリカ開発会議では議長代理を務めた。そうしたことを踏まえての、小泉氏との阿吽の呼吸で副総理兼外相に就任する」
第2次安倍内閣で党内基盤を強化するため首相経験者の麻生氏が副総理兼財務相に起用された。そのやり方を彷彿させる人事構想だ。
3人の長老のもう一人、菅義偉・元首相はもともと小泉氏の後見人的存在であり、今回の総裁選では小泉選対の顧問を務めている。「小泉総裁になれば、菅さんは副総裁に留任して文字通り後見人として強い発言権を持つでしょう」(藤本氏)
(第3回に続く。第1回から読む)
※週刊ポスト2025年10月10日号
803
:
OS5
:2025/09/29(月) 09:09:37
https://www.news-postseven.com/archives/20250929_2067125.html?DETAIL&utm_source=news.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=related_link
自民党総裁選を優勢に進める小泉進次郎氏 他陣営を切り崩す「大臣手形」という“切り札”、最重要ターゲットは麻生太郎氏、岸田文雄氏、菅義偉氏の3長老
5人が立候補した自民党総裁選では、序盤から小泉進次郎・農相のリードが伝えられている。物価高対策などの課題が解決できる新しいリーダーとして支持を集めているのであればいいのだが、内実は違う。党内の有力者の意向のままに大臣ポストが配分される、古い自民党長老政治の再生産なのである。何が起きているのか、内幕を抉る。【全4回の第1回】
他陣営を崩す「大臣手形」という“切り札”
小泉進次郎・農相、高市早苗・前経済安保相、林芳正・官房長官、茂木敏充・前幹事長、小林鷹之・元経済安保相の5人の論戦が続くなか、
「1回目の投票で過半数を取り、一気に勝負を決める」
と大号令をかけたのが、優勢と見られている小泉氏の陣営だ。
自民党総裁選は国会議員票(295票)と約92万人の党員・党友票(295票に換算してドント方式で各候補に配分)の合計で決まる。
新聞各紙の世論調査では高市氏の支持が多いが、自民党支持層に限ると逆転し、小泉氏の支持率は2位の高市氏を大きく引き離している。
「党員票は実数で4割取れば過半数に近い配分になる。決選投票に持ち込まずに1回目の投票で勝つには国会議員票を過半数より上積みする必要がある」(小泉陣営の議員)
小泉選対では菅義偉・元首相が顧問、加藤勝信・財務相が本部長に就任し、60人以上の議員が何かの役職について党員票集めやライバル陣営切り崩しを進めている。
効果的なのが入閣を約束する「大臣手形」だ。
ポストの約束は優勢な候補でなければ効果が薄い。小泉氏ならではの“切り札”と言える。
「総裁選の告示前から入閣情報が乱れ飛び、小泉陣営は他候補の陣営の切り崩しに動いていた。派閥全盛期の総裁選と変わらない」(中間派議員)
推薦人の顔触れにそれが現われている。
小泉氏は対立候補の1人、茂木氏が率いた旧茂木派から加藤財務相を推薦人代表の選対本部長に据え、他に3人の旧茂木派議員を推薦人に加えた。
「大臣手形で加藤氏を釣って、茂木陣営を切り崩した」(同前)
その小泉氏が最重要ターゲットにしているのが、麻生太郎氏、岸田文雄氏、菅氏という3人の首相経験者だ。
政治評論家の有馬晴海氏はそこにも大臣手形が切られていると見る。
「進次郎氏は3人の長老に挨拶に行った。それは他の候補も同じだが、総裁になっても長老たちに頼らなければ党運営、政権運営ができないからです。総裁選への協力をお願いするのだから、当然、見返りが必要になる」
たとえば、今回の総裁選に候補を擁立しなかった麻生派約50人の票は総裁選の行方を左右すると見られている。
「麻生派は林陣営を除く4人の候補に推薦人を貸しているが、顔触れを見ると、小泉氏の推薦人になった中西健治、牧島かれん、田中和徳の3人は新入閣、再入閣の待望組。麻生さんは派閥の入閣候補3人を全員小泉陣営に預けたわけで、これは進次郎氏が一番有力だと考えているとのメッセージに見える。勝利すれば小泉内閣でこのなかから大臣が選ばれる可能性が濃厚です」(有馬氏)
(第2回に続く)
※週刊ポスト2025年10月10日号
804
:
OS5
:2025/09/29(月) 16:28:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/e32cd8e3e7ff52d4f8346cb8dbaab360b349f1e6
【解説】総裁選は小泉氏、高市氏、林氏のうち2人の決選投票の見方 林氏“猛追”は安定感と石破首相発言追い風か 小泉陣営は強気の見方
9/29(月) 12:24配信
FNNプライムオンライン(フジテレビ系)
FNNプライムオンライン
投開票まであと5日となった自民党の総裁選挙。
今後の総裁選情勢について、国会記者会館から木村祐太記者が中継でお伝えします。
猛追する林氏がトップ争いに食い込む情勢となり、1回目の投票で誰も過半数を取れず、小泉氏、高市氏、林氏の3人のうちの2人の決選投票になるとの見方が飛び交っています。
林氏急伸の理由について周辺は、討論でライバルの能力を称賛したり、英語でスピーチしたりする「安定感」にあると分析し、「石破首相が『自分の政策を引き継ぐ候補が良い』と言ったことも追い風になっている」と話しています。
ただ、世論調査では小泉氏、高市氏に続く3位で、国会議員票と同じウェートを持つ党員票で追い上げを図れるかが焦点です。
投稿要請問題の影響が懸念される小泉氏ですが、29日朝も複数の周辺議員が「本人も謝罪したし影響は少ないだろう」「議員票トップは変わらない」と強気の見方を示しています。
一般の世論と党員票の動向は異なるとの見方もあり、小泉氏が優勢を維持するか注目されます。
高市氏は議員票が3位ですが、周辺は「議員を説得している。1票ずつ積み上げたい」と話す他、「党員票で圧倒し、議員の心理に働きかける」と意気込んでいます。
決選投票が確実視される中、各陣営の決選投票での戦略にも注目が集まりはじめています。
フジテレビ,政治部
805
:
OS5
:2025/09/29(月) 16:30:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe3b790599560272365e70658935dad40700852e
「ステマ問題」が総裁選に与える影響「小泉、林で決選投票になった場合…」ベテラン記者予測
9/29(月) 16:01配信」相関図
小泉陣営の議員事務所が陣営関係者に「ニコニコ動画」に小泉氏への称賛コメントを書くよう要請したとする問題。コメントの中は「ビジネスエセ保守」と、保守色の強い高市早苗・前経済安保担当相に向けたとみられる内容もあった。星氏は「今回の問題、一応候補者同士は冷静にというか平静を見せてますけど。高市さんの陣営からすると『ビジネスエセ保守』とか言われて相当頭にきている人たちがいますよね」と話した。
番組では、この日発表された読売新聞の調査による「自民党総裁選の情勢」を紹介。小泉氏、高市氏の順で、それを追う林芳正官房長官と状況を伝えると、星氏は「小泉、高市さんで決選投票になった場合はそれで競い合うんですが、仮に小泉、林で決選投票になった場合ですね。高市さんの票がどこに行くのか」と想像。また「どちらかというと小泉さんの方が林さんより保守派なので、従来は高市さんの票は小泉さんに行くんじゃないかと言われいたんだけど、このステマ問題で高市陣営の票がもしかしたら林さんの方に一部流れるんじゃないかと。小泉さん(の陣営)に悪口言われたわけですからね」と苦笑した。
星氏は「この問題は全体にも影響、とりわけ決選投票になった場合に影響してくる可能性が出てきましたね」と話していた。
806
:
OS5
:2025/09/29(月) 20:59:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/e35cf43d6ba7a2489c7312a3d2f7d3fcec293078
連立拡大、臨時国会までの調整焦点 与党に10月中旬召集案 自民総裁候補、維・国へ照準
9/29(月) 19:01配信
12
コメント12件
時事通信
自民党総裁選に出馬した候補者。(写真左から)小林鷹之氏、茂木敏充氏、林芳正氏、高市早苗氏、小泉進次郎氏
政府・与党は新首相の指名選挙を行う臨時国会を10月14日以降に召集する検討に入った。
同4日投開票の自民党総裁選を受けたもので、政権安定へ連立の枠組み拡大を探る時間を確保する。各候補は日本維新の会や国民民主党に照準を合わせるが、政策協議や選挙区調整は難航が必至。召集までに話し合いがどこまで進むかが焦点となる。
自民幹部が29日に明らかにした。30日に立憲民主党と国対委員長会談を行い、日程調整に入る。
首相指名選挙は召集日に実施する想定。直近3回の総裁選では2〜5日後に新首相を選出した。10日後でも異例と言え、早期開会を求める野党が反発する可能性もある。
議員票固めでリードする小泉進次郎農林水産相(44)は、連立協議に一定の時間を要するとの考え。28日のNHK番組で「信頼関係を構築し、その先に出てくるのが連立だ」と語った。小泉氏が勝利すれば、国会開会を10月20日ごろに先延ばしするとの見方もある。
小泉氏を支える菅義偉元首相は24日、維新の遠藤敬国対委員長と国会図書館で会談。菅氏に近い森山裕幹事長も25日に遠藤氏と会談した。物価高対策を議論したとされ、連携の地ならしだったとの観測も出ている。
一方、首相指名選挙までに新たな連立枠組み合意を目指すと明言するのが高市早苗前経済安全保障担当相(64)。選挙区調整は先送りする考えで、NHK番組では「最初の組閣から(野党に)加わってもらう」と踏み込んだ。
立民が主張する「給付付き税額控除」導入に前向きで、他候補が消極的な消費税減税も、食料品の税率引き下げを「排除しない」との立場。国民民主や参政党が検討する「スパイ防止法」整備も公約に盛り込んでいる。
林芳正官房長官(64)は早期に党首会談を開き、連立協議を呼び掛ける方針だ。2025年度補正予算の年内成立を視野に、早期妥結に至らない場合も案件ごとの合意で政権を運営する構えを示す。
茂木敏充前幹事長(69)は岸田政権で国民民主の連立入りを模索した経験も踏まえ、「最低でも(来年1月の)通常国会が始まるまでには進めたい」とする。小林鷹之元経済安保相(50)は「連立はベスト」としながらも、憲法改正や安保など基本政策の一致を重視する考えを示している。
807
:
OS5
:2025/09/29(月) 21:11:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e27a2709f12987b8ca92bfbe2456a4629fc62b8
自民党総裁選で小泉氏、高市氏を猛追 「ピンチヒッター」の林氏に勢い 麻生氏の鶴の一声が焦点か
9/23(火) 19:31配信
691
コメント691件
AERA DIGITAL
自民党総裁選候補の林芳正氏
石破茂首相の後任を決める自民党総裁選には5人が立候補した。メディアの調査などでは、小泉進次郎農水相と高市早苗前経済安保相がトップを競り合っている情勢で、林芳正官房長官、小林鷹之元経済安保相、茂木敏充前幹事長が続くという順だ。小泉氏と高市氏の決選投票になるという見立てが多いなか、ここにきて支持を広げてきているのが、林氏だ。
【写真】まるでキングメーカー3人の”悪だくみ”? 首相経験者3人の意味深な表情の一コマ
* * *
岸田文雄元首相が率いた旧岸田派のナンバー2の座長だった林氏。9人が乱立した昨年9月の総裁選にも立候補し、1回目で65票(議員票38票、党員票27票)を獲得したが、これは高市氏、石破氏、小泉氏に次ぐ4番目の得票だった。
石破政権では官房長官を務めたほか、これまで外相、防衛相、文科相、農水相など、どの候補よりも重要閣僚を歴任している。音楽好きとしても知られ、外相時代にイギリスのG7の夕食会で、即興でピアノを演奏したエピソードは有名だ。昨年の総裁選でも、演説会前に控室で他の候補を前に演奏し、それがSNSにアップされると「いいね」が数多くついていた。
「昨年はとうてい勝ち目はない出馬で、総裁選後の有力なポスト確保が狙いだった。しかし、今回は手ごたえがある」
と、林氏を応援する旧岸田派のA議員は顔をほころばせる。
■林陣営が取り込み狙う「石破票」
このA議員は、総裁選の1回目の投票でトップに立つのは小泉氏だとみている。林氏が決選投票に進むためには議員票、党員票とも昨年から上積みして、高市氏を上回る必要があるとみる。
まず議員票。林氏の陣営が狙っているのは、昨年の総裁選で石破氏がとった「石破票」だ。
昨年の総裁選で石破首相が勝ったのは、旧岸田派の票が決選投票で石破首相に流れたことが大きかったのは知られるところだ。A議員が振り返る。
「決選投票に高市氏が出てくれば、旧岸田派はそうでない候補にと決まっていた。たぶん、旧岸田派やそれに近い議員から、40から50票は石破首相に乗ったと思う。私も石破首相に1票でした」
昨年の決選投票で石破氏が獲得した議員票は189票。「高市氏以外」を求めた議員が多かったとすれば、今回は小泉氏にも多く流れるだろうが、林氏も高市氏よりは一定数取り込めるとみられる。
「小泉氏や高市氏の陣営は『石破おろし』を目論んだ議員がそれなりに支援をしている。うち(林氏)の陣営は『石破おろし』にはほとんど参戦していないことが強み」(A議員)
808
:
OS5
:2025/09/29(月) 21:12:01
■まだ派閥に指令を出していない麻生氏
一方、高市氏は昨年の総裁選では1回目の投票で議員票72票を獲得したが、これは石破首相誕生を阻止しようとする麻生太郎最高顧問が率いる麻生派が高市氏を支援したことが大きかった。だが、石破氏が首相となり、麻生派は非主流派に転落。現在、麻生氏は高市氏支持を明確にしていない。麻生派のB議員が説明する。
「どうすれば主流派に返り咲けるか、総理に影響力を行使できるかが最大のポイントでしょう。昨年は麻生氏から『高市だ』と指令がありました。今年はまだ何もありません。党内唯一の派閥で結束は固いので、親分麻生氏の鶴の一声で、一気に動きます」
また、高市氏の支持の中核である旧安倍派は、裏金問題が影響して、昨年の総裁選後にあった衆院選、参院選で議員を大きく減らしている。これも林氏には有利に働くはずだ。
A議員とB議員が持っていた自民党内の「票読みリスト」では、議員票は小泉氏が約110票を獲得すると予想されているのに対して、高市氏は40〜50票と昨年よりかなり減らす数字になっていた。そして林氏は60〜70票と高市氏を上回る勢いだった。
一方、党員票はどうか。
記者が自民党県連幹部らに取材すると、真っ先に名前が挙がるのは小泉氏だが、次いで出るのは高市氏と並んで林氏だった。
「小泉氏はまだ若すぎる。高市氏は政治手腕より、右寄りのイデオロギーが先行した感があります。野党と連立を組まないといけない難しい政局。林氏の安定感は魅力です」
などと林氏を推す声があった。ただ、一方で、
「林氏は安定しすぎて何もせず、解党的出直しと言っていたのが反故にされそう」
と心配する意見もあった。
かつて自民党宏池会(旧岸田派)の職員だった政治評論家の田村重信氏はこう話す。
「昨年の総裁選で林氏が勝てる見込みは正直、なかった。しかし今回は違います。長く重要閣僚をやり、官房長官で露出回数が増え、ピアノ外交などでそれなりに知名度があがってきた。また、旧岸田派もまだまだ結束力は固い。前回は、高市氏が急上昇して決選投票にまで進出してアッと驚かせた。今回、その可能性があるのは林氏でしょう」
809
:
OS5
:2025/09/29(月) 21:12:15
■小泉首相だと「世代交代が進んでしまう」
林氏が1回目の投票で高市氏を上回り、小泉氏vs.高市氏という決選投票の構図が、小泉氏vs.林氏という展開になるとどうなるか。
「小泉氏の最大の武器は若さと突破力、勢いです。一方、林氏は小泉氏に欠けている経験と安定感が売りです。この2人が決選投票になれば、林氏は石破首相の継承を訴えており『石破票』も期待できる。旧岸田派の援護も盤石です。旧茂木派は小泉氏が首相になると一気に世代交代が進んでしまって茂木氏の出番がなくなるので、林氏のほうが組みやすい。同じ理由でベテラン議員や地方からも、林氏に票が集まる可能性があります」(田村氏)
林氏が外相になったときは、当時の幹事長だった甘利明氏が衆院選の小選挙区で敗れた責任をとって辞任、当時外相だった茂木敏充氏が幹事長に就任したため、後を引き継いだ。官房長官に就任したときも、前任の松野博一氏が裏金問題で更迭されたためだった。2度目の農水相になった際も、西川公也農水相が政治資金疑惑で辞任したのを受けた再登板だった。
何度もピンチヒッターとして登場してきた林氏。誕生日が1月19日なので「永田町の119番」と自ら語っているほど、ピンチに登場する人物だ。
林氏は9月23日の総裁選の共同記者会見でも、
「閣僚経験でも先発より抑えのほうが多かった。誕生日にちなんで119番と言われております。厳しい局面での経験をさせていただいた」
とアピールした。
自民党史上初の「総裁選前倒し」の動きが高まり、自民党が分裂寸前に石破首相が辞任したという危機を経ての総裁選。自公連立政権は衆参とも過半数割れという緊急事態にある。このピンチに舵を取る総裁も、「119番」の林氏になるのだろうか?
(AERA編集部・今西憲之)
今西憲之
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