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第50回衆議院議員総選挙(任期満了2025年)スレ

1名無しさん:2022/03/06(日) 16:41:15
第49回総選挙(2021年)
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1512569557/l50

第48回総選挙(2017年)
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1419422882/l50

第47回総選挙(2014年)
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1364563920/l50

第46回総選挙(2012年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1252036284/l50

第45回総選挙(2009年)
その2 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/l30
その1 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/l30

第44回総選挙スレ(2005年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089950050/l30

559とはずがたり:2023/04/17(月) 22:57:32

横ピンの記事

山口2区補選で番狂わせも―平岡氏の出発式に菅直人元首相らが結集(前)
2023年4月14日 16:45
https://www.data-max.co.jp/article/63346

 4月12日の日刊ゲンダイに衝撃的な記事が出た。タイトルは「山口2区補選は無所属の元職が猛追!サラブレッド岸信千世氏の世襲自慢に有権者うんざり」。岸信夫・前防衛大臣の辞職にともなう衆院山口2区補選で、保守王国・山口で楽勝と見られていた長男の信千世候補を無所属の平岡秀夫・元法務大臣が猛追、番狂わせが起こる可能性を示唆する内容になっていたのだ。

 地元の自民党関係者も「平岡候補の逆転勝利の可能性は十分」と話す。「岸陣営は共産党候補しか出ないと踏んで緩み切っていました。選挙事務所を見ても、平岡陣営との違いは一目瞭然。市内の幹線道路(国道二号線)沿いの一等地に平岡候補の選挙事務所があるのに対して、岸陣営は幹線道路から少し入ったビルに選挙事務所を構えた。後援会幹部の自社ビルの隣で、『共産党が相手だから目立たない場所でも楽勝』と高を括っていたのでしょう。それで、かつて自分たちが選挙事務所に使っていた一等地を平岡候補に抑えられてしまったとしか見えない」。

 緩みの産物と見られるミスはほかにもあった。山口4区の保守層が安倍派と林派に分かれていて補選に対する温度差があるのと同様、岸派と佐藤派がいる山口2区補選でも対応に差が出そうだというのだ。地元の佐藤派関係者はこう怒る。

「例の家系図から佐藤栄作・元総理の息子で山口2区の衆院議員だった佐藤信二・元大臣が抜けていたことに佐藤派は激怒しています。これまでは岸派と佐藤派が共に自民候補を応援してきましたが、『今回は平岡に入れる』と息巻く佐藤派幹部が出てきたほどです。自民党基礎票を固めることは難しいでしょう」

 一方、平岡陣営は勢いづいている。立憲公認にはならずに無所属で出たことで、市民と野党議員有志が連携、超党派的に支援の輪が広がっているというのだ。それを象徴したのが、11日の告示日の出発式。国道2号線沿いの選挙事務所前に党派を超えた菅直人元首相ら国会議員や元議員が勢ぞろいし、1人ずつマイクを握っていったのだ。

菅直人 平岡秀夫 菅直人元首相 平岡さんがこの大変なときにもう一度立ち上がって頑張るという話を聞いて、私もこの山口県の生まれの1人として、駆け付けさせていただきました。しかし、今の山口県、率直に申し上げて1人残らず二世候補という状況になっている。平岡さんのように能力があって、そして仕事ができる人がそういう二世の中にいるのかどうか。私は大変に疑問に思います。そういった意味で平岡さんはどうでしょうか。皆さん、もう一回、国会の場に戻していただけないでしょうか。皆さん、いかがでしょうか。

 平岡さんは、この山口の二区というのは、ある意味では日本の政治状況の象徴的な状況だと思います。私も山口県の生まれですが、東京で選挙をやっております。しかし山口の選挙区を見ますと、ほとんどが二世三世で、何か二世三世でなければ、政治家になれないのではないか。そういう空気さえ、この山口にはあるように思えます。

 この間、平岡さんはそういうなかで衆院議員として大変頑張ってもらったわけでありまして、今回、捲土重来を期して、こうしたかたちで頑張っていただける。とくに今、大きな問題は3つあります。1つはやはり世襲の政治の問題と、そして原発の問題。さらには統一教会などの問題も山積をしています。とくに私が総理のときに福島原発事故がありまして、それまでは事故がないことを前提に原発も必要かなと思っていたのですけれども、あれだけの事故が起きた。そして今、ロシアが攻撃をしているところにも原発がある。こういうことを考えますと、日本には原発はいらないと思いますが、皆さん、いかがでしょうか。

 平岡さんはこういった面でもしっかりと取り組んできています。どうか、今回の選挙、大変な選挙でありますが、逆にいえば、全国が注目をしている選挙。ここで平岡さんが皆さんの力で議席を奪還することができれば、日本のこの原発を止めようという動きにとっても大きな力になる。このように確信をしております。どうかどうか、全力を挙げて皆さんのお力をお借りして、私ももう1回でも2回でも来たいところですが、来られるのかどうか分かりませんが、頑張りたいと思っております。

(つづく)

【ジャーナリスト/横田 一】

560とはずがたり:2023/04/17(月) 23:10:11
「安倍家の地盤は淘汰される…」血脈途絶えた山口4区 衆院補選 山口2区は岸家が世襲前面
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c345efbfb1c2cc884d24f99f257cca3d759fb1c
4/17(月) 10:30配信
西日本新聞

街中の工場には安倍晋三氏のポスターが張られていた=5日、山口県下関市

 「佐藤総理、岸総理、安倍総理、こんな立派な系図はない。将来的にもその血筋を継いで頑張るのが岸信千世であります」

【写真】安倍元首相の地元事務所から看板を取り外す妻・昭恵さん

 11日、山口県岩国市。自民党安倍派会長代理の塩谷立は、山口2区の自民新人岸を名門一族の系譜から紹介してみせた。

 自認する岸自身もこれまで事あるごとにアピール。前防衛相の父信夫や昨年銃撃事件で死去した安倍晋三(伯父)、岸信介(曽祖父)、佐藤栄作(曽祖叔父)の歴代首相ら国会議員6人が並ぶ家系図をホームページに掲載し「世襲自慢」と批判を浴びた。3月には新人では異例の政治資金パーティーを都内で開き、党副総裁麻生太郎や閣僚ら約500人で満員にした。中堅は「そこらの議員とはブランド力が違う」とうなる。

 強固な地盤を継いだ岸は2021年衆院選の父の得票を上回る12万票超が目標。野党は共産党が候補を取り下げ、無所属元職平岡秀夫に一本化し世襲批判を展開するが、岸後援会幹部は「山口で世襲批判は影響しない。支援者の信頼は揺るがない」と意に介さない。

 対照的に、山口4区は名家の血脈が途絶えた。

 「志半ばで命を絶たれてしまった安倍晋三先生の遺志を皆で継いでいく」。自民新人吉田真次は下関市での出陣式で涙声を交えて訴えた。吉田のジャンパーやはためくのぼりは、安倍が多用した青色。安倍の妻昭恵や党政調会長萩生田光一ら安倍派も顔をそろえ、安倍カラーを前面に出した。

 安倍イズムを引き継げるのは誰か。後継選びは難航した。壇上に並んだ昭恵や下関市長、参院議員の名も浮かんでは消えた。ようやく昨年末に吉田が決断したが、「天下の安倍家の地盤を無名議員に譲るなんてじくじたる思いだ」(安倍派幹部)との声はくすぶる。

 混迷を極めた理由の一つが「ポスト岸田」に数えられる山口3区選出で、下関市にも分厚い支持基盤を誇る外相林芳正の存在。衆院小選挙区定数「10増10減」に伴い、次期衆院選で山口県の定数は4から3に減り、下関市を含む現4区は新3区に再編される。吉田が当選しても、新3区を巡る林との公認争いを余儀なくされる可能性がある。

 選挙戦は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題を激しく追及した立憲民主党新人、有田芳生との事実上の一騎打ち。陣営は前回衆院選で安倍が得た約8万票と同水準を意識し、昭恵も出陣式で「圧倒的な勝利で国政の場に送り出してほしい」とハッパをかけた。公認レースを見据えた主導権確保へ圧勝は譲れない。

 実動部隊は安倍後援会で、昭恵も企業回りなどで浸透を図る。ただ吉田の知名度は低く、安倍の支援者からは「安倍のように票は取れない」との声も漏れる。

 連綿と世襲が続く山口で、「安倍家と林家の遺恨は特に根深い」(自民県連幹部)。中選挙区時代、安倍の父晋太郎と林の父義郎が激しく勢力争いし、小選挙区導入後に林サイドが比例に回った因縁があるだけに、林芳正周辺は「下関奪還に動く」と気炎を上げる。

 その一端が下関市議会。安倍死去後の市議選などを経て勢力を増した林系が安倍系を数で逆転した。安倍の支援企業が林側に寝返りを打ち、林側による安倍側企業への切り崩し工作も水面下でちらつく。両家の暗闘は補欠選挙後に本格化するとみられ、林派は「いつ号令が出てもいい」(市議)。市内のシャッター通りの一角で商店を営む男性は「結局、安倍と林の権力争い。下関が衰退するだけだ」と地域の分断を憂える。

 「旗手を失った安倍家の地盤は淘汰(とうた)される」。安倍派議員は悲嘆する。街中に張られた安倍のポスターは色あせていた。 =敬称略

561とはずがたり:2023/04/17(月) 23:10:56
安倍元首相の後継者になった38歳「下関市議」の評判 「日の丸ボーイ」と呼ばれていた思想・信条
https://www.dailyshincho.jp/article/2023/02071101/?all=1
2023年02月07日

 自民党の山口県連は1月30日、安倍晋三元首相の死去に伴う衆院山口4区の補欠選挙(4月23日投開票)で、下関市議の吉田真次氏(38)を擁立することを決めた。安倍氏の妻の昭恵さんが推薦していたというが、どんな人物なのか。

 ***

 安倍氏の後援会は当初、昭恵さんに立候補を打診したという。ところがあっさり断られ、結局吉田氏が後継者になった。

 吉田氏は、下関市豊北町出身。伯母が安倍派の豊北町議(その後下関市と合併したため下関市議に)だったことで、若い頃から政治に興味があった。それもあって関西大学法学部の政治学科に進んだ。

「昔から愛国心が強く、大学時代は『日本人よありがとう マレーシアはこうして独立した』(日本教育新聞社)といった本を愛読していました。内容は、太平洋戦争で列強に立ち向かった日本人はアジア諸国に大きな感動を与えたが、戦後、敗戦の後遺症を引きずり、民族としての誇りが喪失していることなどを嘆くマレーシア人を紹介したものです」(同)

 と語るのは、下関市議。

“日の丸ボーイ”

 大学卒業後、吉田氏は自民党の大阪府議(後に維新の会に移籍)の秘書になった。

「伯母の縁で秘書時代に安倍さんに気に入られ、2011年、26歳という若さで下関市議選に出馬しました。事実上、安倍事務所が吉田さんを擁立した形でした。選挙では安倍さんから組織票をまわしてもらい、難なく初当選を果たしました」

 と解説するのは、下関のマスコミ関係者。

「吉田さんは現在3期目ですが、真面目で、仕事も熱心にやっています。思想的には安倍さんより右ですね。市議になってすぐに、市議会議場で国旗掲揚しようと提案したこともありました。もちろん否決されましたが、それ以来、彼は“日の丸ボーイ”とか“ミスター右翼”と呼ばれていました」

 実際、吉田氏のツイッターを見るとそれは一目瞭然だ。「下関市議会議員の吉田真次です。我が日本国、天皇陛下万歳」とある。アイコンは、日の丸だ。

「天皇陛下万歳と言っているわりに、こんなエピソードもありました。2012年5月、天皇皇后両陛下が下関を視察されました。彼は、3人の市議と『チーム政策』という会派を作り、天皇皇后が視察に訪れた時、4人で市庁舎の屋上から手を振ったのです。それを発見した警護の警察官が屋上までやってきて、『市議さんたち、駄目じゃないか。上から(天皇皇后を)見下ろしてはいけない。昔だったら、不敬罪になるぞ!』と叱られ、下に降りて来たのです」(同)

上から目線

 下関市議会関係者の間で、2015年、国会で安保法制が審議されている際にとった彼の言動は今も語り草になっている。

「国会で安保法制が審議されている最中の8月31日、議会運営委員会が『平和安全法制の速やかな確立に関する決議案』を議会に提案したのです。この発案者は吉田さんでした。安倍氏を応援するため、議会運営委員会の委員長に提案するよう頼みこんだのです。ところが安保法制について委員長は上手く説明できなかったため、代わりに吉田さんが登場して、演説を始めたんです」(同)

 吉田氏は、「東シナ海、朝鮮半島における不安定な情勢は、我が国の国民生活の大きな脅威と言わざるを得ない」「反対する野党や一部メディアが徴兵制反対、子どもたちを戦場に送るななどとあり得ないことを主張し、危機感を煽っている」「戦争に巻き込まれるという方々には我が国の歴史を、正しい教科書でしっかり学んでいただきたい」と主張した。

「当時はまだ30歳そこそこの若手議員が、倍以上も年齢が離れた議員に向かって檀上から説教するのですから、『また、あんなこと言っている』と冷ややかな態度をとる議員もいました。結局、この決議案は否決されました」(同)

 不正が発覚したこともある。吉田氏が副議長だった2018年1月から2019年8月にかけて、市の公用タクシーチケットを私用に使ったことも市議会で問題になった。議長と副議長が私用の飲み会でタクシ-チケットを頻繁に使っていると市民から声が寄せられたのだ。吉田氏は私用で14回使い、金額は12万8900円だったが、いまだ返金されていない。

 先の市議はこう言う。

「吉田さんは、安倍さんとは家族ぐるみの付き合いをしていました。彼には2人の娘がいるのですが、安倍さんからもかわいがられていた。昭恵さんも彼のことを気に入っていましたね。衆院選があるときは、吉田さんは安倍さんにべったりくっついて、手伝っていました。そのせいか、自分は首相と昵懇の仲だということを自慢しているようで、若いのに他の議員に対して上から目線でした。安倍さんの支援者は別として、それが鼻につくと言う人もいましたね」

デイリー新潮編集部

562OS5:2023/04/18(火) 08:02:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b4159f7ca863feb0077d4e4b39da9cc1979dafc
自民、衆参補選応援は「派閥主導」 挙党態勢敷けず弊害の声も
4/17(月) 20:18配信

毎日新聞
参院大分選挙区補選の応援演説の後、選挙カーを降りてSPらに囲まれて聴衆とグータッチを交わす岸田文雄首相(中央)=大分県別府市のJR別府駅前で2023年4月16日午後1時24分、今野悠貴撮影

 自民党は、23日投開票の衆参五つの補欠選挙で、派閥ごとの事情がからみ、重視する選挙や力の入れ方に温度差が生じている。5補選すべてに挙党態勢を敷くことのできない「派閥主導選挙」の弊害を指摘する声も出ている。

 「山口の二つは絶対に落とせない選挙だ。大分では相手に並んできている」。党内最大派閥の安倍派(96人)の幹部はそう語る。

 山口2区と同4区は同派に所属した岸信夫前防衛相と安倍晋三元首相の後継が立候補した。当選すれば安倍派入りすることが決まっている。

 同派は派内に選挙対策本部を設置。派閥所属議員の多い大分の参院補選を含む3選挙区に連日、応援弁士を投入して必勝を期している。塩谷立会長代理は「所属議員には各選挙区に最低1回ずつは入ってもらいたい」と発破をかける。

 麻生派(54人)は、同派所属の河野太郎デジタル相が強く推す候補が出馬した千葉5区に傾注している。ただ同選挙区は、政治資金規正法違反の罪で略式命令を受けた麻生派所属議員が辞職したことを理由に補選になった。同派関係者は「きっかけを作った我が派が前面に出るとマイナスもある」と頭を悩ませる。

 二階派(42人)は和歌山1区に注力している。派閥を率いる二階俊博元幹事長が県連会長を務める和歌山は同派の「拠点」といえるためだ。告示前から派閥幹部の秘書らを選挙区に派遣し、二階氏自らも支持団体を回る。

 ただ同選挙区の候補選びでは二階氏と県連所属の世耕弘成参院幹事長(安倍派)の主導権争いの結果、世耕氏の推す候補が公認になった。派閥関係者は「二階会長がどれだけ本気になっているかは分からない」と漏らす。

 一方、茂木派(54人)、岸田派(45人)、森山派(7人)は派として重視する選挙区はなく、各議員の対応に任せている。無派閥の党重鎮は「既に安倍、麻生、二階3派が5補選に関与しているため、残りの派閥は一歩引いている」と指摘。「派閥単位ではどうしても濃淡が生じ『党を挙げた選挙態勢』が作れない」と語った。

 公明党は5補選すべてで自民公認候補を支援する。だが、衆院小選挙区定数「10増10減」の候補者調整を巡る自公の確執のあおりを受け、5補選の推薦決定は告示直前にずれ込んだ。公明の石井啓一幹事長は17日、初の補選応援で千葉入りし、党幹部は「うちの支持層が動くのはここからだ」と話すが、選挙結果次第では自民側の恨みを買う可能性もある。【東久保逸夫、藤渕志保】

 ◇野党幹部も各地で現地入り

 野党も幹部らが現地入りして支持の拡大を図っている。

 立憲民主党の泉健太代表は、14日から山口、大分、千葉の各県をまわった。16日には、千葉5区で街頭演説した後、記者団に「自民党ばかり、与党ばかりが増える議会では、論戦は不十分になってしまう。問題点の発見、指摘が不十分になれば政治が緩み、国民に不利益になる」と述べた。

 日本維新の会は、公認候補が自民候補らと争う和歌山1区を中心に補選での応援を展開する。先週末には、隣接する大阪府の知事選で圧勝した吉村洋文共同代表を投入。和歌山で初となる小選挙区での議席獲得を狙っている。【安部志帆子】

563OS5:2023/04/18(火) 08:41:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/3bf0cdb25586914dbfb3aa29be2235800a1973c2
後継者に「名門」の呪縛 「七光り」「正統性」疑われ 衆院山口2・4区補選ルポ
4/18(火) 7:09配信

時事通信
岸信介元首相の内閣・自民党合同葬に参列する左から岸信夫氏、安倍晋太郎夫妻、安倍晋三氏(右端)=1987年9月17日、東京・日本武道館

 前防衛相・岸信夫が引退した衆院山口2区と、元首相・安倍晋三の死去に伴う同4区補欠選挙。


 「岸家」「安倍家」という首相を輩出した名門政治家一家の看板を背負う自民党の候補者は、継承に確たる展望を描けぬまま呪縛から逃れられないでいる。(敬称略)
 ◇パーティーと家系図
 「若いうちから外交・安全保障の前面に立つ政治家が必要。それにぴったりなのが岸さんだ」。2区で出馬した自民新人の岸信千世は信夫の長男。15日、山口県下松市の街頭演説会に駆け付けた前首相・菅義偉はこう力説した。菅は第2次安倍政権で官房長官を7年8カ月務め、安倍の国葬で弔辞を読んだ。

 安倍と信夫は実の兄弟。父親は元外相の安倍晋太郎、母方の祖父は元首相の岸信介だ。信千世はテレビ局勤務を経て、信夫の防衛相在任時に秘書官。「岸・安倍ブランド」を軸に支持を広げる戦術だった。

 しかし、思わぬ落とし穴があった。信千世が3月下旬に東京都内のホテルで開いた政治資金パーティーは、自民党副総裁・麻生太郎ら重鎮が多数出席し、「実績ゼロ」の新人としては異例の盛況ぶりが話題になった。

 さらにホームページに一時掲載した4代にわたる岸家と安倍家の「家系図」に「親の七光り」批判が集中。安倍派議員も「やらかしてしまった」と渋い顔をする。

 ある党関係者は「『父が病気で引退し、後を継ぐ』が出馬の理由では訴えに力を欠く」と、サラブレッド故の弱点を指摘。当初の見立てと異なり「激戦」との分析も出てくる中、陣営幹部は「世襲批判で一定の票は削られる」と危機感を示す。

 対する野党系無所属で元職の平岡秀夫は過去4回、2区で勝利した。保守地盤の山口では珍しい存在。岸サイドの急所を突こうと、街頭で「(世襲により)地元が食い物にされている」と強調。知名度の高い元首相の菅直人ら立憲民主党議員の応援も続く。

 ◇後援会長も「あべ…」
 4区に出馬した自民新人の吉田真次は、名門の継承に一段と苦しむ。地元で圧倒的な人気を誇った安倍の後継をアピールするが、急死の衝撃を引きずる安倍支援者の反応は鈍い。

 「最初から『世界の安倍の後を継ぐ』と無理を言うつもりはない」。安倍派幹部の自民政調会長・萩生田光一は11日の出陣式で、吉田の心中を代弁するようにこう語った。

 元下関市議の吉田の地盤は市の北部で、票田の中心部では無名に近い。出陣式では吉田の後援会長が「あべしんじ」と間違えた。14日に開かれた総決起大会も、会場は満席にほど遠かった。知名度不足を克服しようと、陣営は安倍夫人の昭恵を街頭や集会に伴わせる。

 長年の安倍後援会関係者の一人は、吉田の出陣式に参加しなかったと明かす。「投票用紙には『吉田』と書く」と断りつつ、「われわれの間では安倍はまだ生きている。吉田が正統な後継者たり得るか見極めている」と厳しい表情を見せた。

 「勝利」ではなく「圧勝」を求められるのも吉田のつらさ。衆院小選挙区の「10増10減」に伴い、4区は従来の3区の半分ほどと統合され、新3区になる。2021年の前回衆院選の3区で当選したのは下関出身の外相・林芳正。吉田は補選で議席を得ても、ハードルが待ち受ける。

 林家と安倍家は中選挙区時代にしのぎを削った。林サイドは「吉田支援にメリットはない。うちは動かない」と明言。つばぜり合いは始まっている。

 吉田陣営は公認争いの機先を制しようと、8万票獲得を見据えている。安倍が最後に当選した21年に出した数字だ。「圧倒的な勝利で国政へ送り出し、育ててほしい」。昭恵は出陣式で涙ながらにこう訴えた。

 立民が立てた元参院議員の有田芳生は「安倍政治」の功罪を争点に掲げた。ジャーナリスト時代、統一教会(現世界平和統一家庭連合)問題の追及で名を売った。安倍と教団のつながりが指摘されることを踏まえ、「光と影を公正に検証しなければならない」と主張する。

 補選には政治家女子48党の渡部亜衣、無所属の竹本秀之と大野頼子も立候補している。

564OS5:2023/04/18(火) 08:41:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/c7f956f305063238f177d799116b9fdf5dc284e0
4選挙区で与野党激戦 山口4区は自民優勢 和歌山で維新猛追・衆参補選情勢
4/18(火) 7:08配信
 23日投開票の衆参5補欠選挙について、時事通信は各陣営や与野党への取材を通じて情勢を探った。

 衆院千葉5区、和歌山1区、山口2区、参院大分は自民と野党系候補が激戦を繰り広げる。山口4区は自民が優勢。各党は態度を決めていない層が一定数いると分析しており、情勢は変化する可能性がある。

 自民議員が政治資金規正法違反事件で辞職したことに伴う千葉5区は、野党候補が乱立する中、自民英利アルフィヤ氏と立民矢崎堅太郎氏の両新人が競り合う。公募で選ばれた英利氏は自民、公明支持層への浸透を急ぐ。矢崎氏は立民支持層の大半を固め、態度未定の無党派層の支持拡大に懸命。日本維新の会、共産、国民民主の各党は厳しい。

 和歌山1区は、自民門博文氏を維新林佑美氏が猛追し、互角の戦いに持ち込んだ。維新は隣県の奈良県知事選で勝利した勢いを国政につなげようと、大阪府議・市議らを大量投入。自民は支持層の一部が林氏に流れていると警戒する。

 山口2区は、やや先行する自民岸信千世氏を無所属平岡秀夫氏が激しく追う。岸氏は分厚い地盤を持つ自民支持層をまとめたが、無党派層で苦戦していると陣営が警戒する。野党が一本化したことで平岡氏は野党支持層を固める。

 安倍晋三元首相の死去を受けた山口4区は、自民新人吉田真次氏が安定した戦い。立民有田芳生氏らは支持の広がりを欠く。

 与野党一騎打ちとなった参院大分は、立民元職の吉田忠智氏と自民新人の白坂亜紀氏が横一線。もともと大分は革新勢力が強く、吉田氏は連合大分や共産などの支援を受ける。公認が3月と遅れた白坂氏は自民、公明支持層を固めようと必死だ。大分市など都市部の浮動票の動向がカギを握るとみられる。

565OS5:2023/04/18(火) 08:54:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/e4d5be9945854beb8923814d866dc3f5cf83cb6f
「3月31日解散断行」怪文書が出回った舞台裏 官邸のマッチポンプ説も
4/13(木) 5:57配信
 今年度予算が成立した3月28日、永田町に一通の怪文書が出回った。〈岸田文雄総理が3月31日に衆院を解散し、衆院選後の組閣で高市早苗経済安保担当相を切る〉との内容だ。

 政治部デスクが解説する。

「31日の解散はともかく、3月半ばから解散風が吹いていたのは事実です。岸田総理は戦後最悪といわれた日韓関係を首脳会談で正常化させ、直後にウクライナを極秘訪問。各社の世論調査も、軒並み内閣支持率が上昇に転じていましたね」

 とはいえ、依然、不支持は支持と拮抗。勇んで選挙に臨める状況にはなかった。

「統一地方選の後半戦が投開票される4月23日には、衆参両院の五つの補選もあります。当初、自民党は全勝を見込んでいましたが、後から複数の選挙区で苦戦との予想が。仮に負け越したら政権は窮地に陥ります。総理は、それなら解散し、衆院の4補選をなくしてしまおうと考えたとか」

サプライズ好きな一面
 自民党は衆院和歌山1区と山口2区、4区で候補者調整が難航していた。が、解散となれば補選自体が消滅する。勝算に乏しい“危ない橋”を渡る必要はなくなるというワケだ。加えて官邸にはこんな思惑もあったとされる。

「安倍晋三元総理が亡くなったとはいえ、安倍派が最大派閥であることに変わりはない。補選前に解散すれば、10増10減となる新区割りの関係で安倍さんの地盤だった山口4区は新3区に吸収される。安倍さんの正統な後継候補は出馬できなくなるから、派閥的にも早期解散が安倍派の力をそぐことにつながるとする声もありました」(岸田派幹部)

 しかも、解散権は総理の専権事項。決断すれば大義名分はなんとでもなる。

「平成29年9月、当時の安倍総理は北朝鮮のミサイル発射などを理由に“国難突破解散”に踏み切った。負けると目立つ補選を“飛ばす”のが目的なら、総理は党利党略との誹(そし)りを免れなかったでしょうが、最近は鈍感力が身上で、決断してもおかしくはなかった」(同)

 地味な印象の岸田総理だが、令和3年10月には総理の座に就くなり解散を表明した。昨夏には突然、内閣改造と党の役員人事を前倒しするなど、サプライズ好きな一面も持つ。与野党に解散への警戒感が広がったのも当然だった。

解散風はどうなった? 
 先の政治部デスクが言う。

「自民党の幹部は“岸田さんのことだから何があってもおかしくない”と情報収集に躍起でした。先月中旬には総理が党の事務方を預かる元宿仁事務総長と会食した。これも“選挙資金に関する打ち合わせでは”との臆測を呼んだんです」

 が、吹き荒れた解散風は急速にないでいく。

「今年度の予算が成立するや、岸田総理は公明党の山口那津男代表のもとにあいさつに出向いた。公明党は統一地方選挙を国政選挙並みに重視します。山口氏が“いよいよ統一選ですよね。解散じゃありませんね”とクギを刺すように尋ねると、総理は“統一地方選ですよね。補選もあります”とあっさり応じた」

 翌日、山口氏は恒例になっている総理との昼食会に出席。直後に記者から「解散の雰囲気は?」と尋ねられると、上機嫌で手を振ってみせたという。

「例の怪文書は、解散説の発信元が総理の意を受けた木原誠二官房副長官だったことを示唆していました。重鎮の麻生太郎副総裁や茂木敏充幹事長らは一貫して早期解散に慎重の立場でしたから、真偽はともかく官邸が発信源だった可能性は決して低くはありません」

 永田町では“総理の公定歩合と解散時期に関するウソは不問”が不文律。まさか、怪文書の出どころも官邸だったりして。

「週刊新潮」2023年4月13日号 掲載

新潮社

566OS5:2023/04/19(水) 08:37:59
観測気球あげてる感
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c9512b1e015fb74a032df1c441f8128d4954ebf
岸田首相が6月解散へ準備万端か 現金給付大判振る舞いで選挙対策、自民党長老への根回しも
4/18(火) 7:15配信
 現金給付の大盤振る舞いは、「6月解散」への布石なのか──。統一地方選前半戦の翌日、岸田文雄・首相はまるで“快勝”したかのような言い方をした。「自民党や与党に対する激励や期待の声はしっかり受け止めながら、引き続き気を引き締めて対応しなければならない」。結果は道府県議選、政令市議選ともに自民党は議席を減らし、奈良県知事選では自民推薦候補が日本維新の会の新人に大敗した。

 それでも首相側近は、「総理は総選挙の腹を固めた」とこう語る。

「統一地方選では心配していた旧統一教会問題の影響はほとんどなく、大阪をのぞく道府県議会で自民党は過半数を維持した。保守分裂選挙となった奈良知事選で維新に負けたのは想定の範囲内。政権の足を引っぱる高市早苗・経済安保相(奈良県連会長)の責任問題になっているから総理に損はない。内閣支持率も上がっており、この結果なら解散・総選挙を打てると、総理は非常に機嫌がいい」

 岸田首相はウクライナ極秘訪問の頃から「6月解散」に向けた準備を進めてきた。

 訪問前の3月15日には「選挙の神様」と呼ばれる元宿仁・自民党事務総長と料亭で会談すると、訪問直後から候補者空白だった選挙区で次々に公認を決定。「10増10減」の定数是正で選挙区が5つ増える東京ブロックでは、新7区に丸川珠代氏を参院から鞍替えさせ、「女性限定」で候補者を公募した新18区では、公募開始からわずか20日間で元農水省の女性キャリア官僚を公認するなど“目玉候補”の擁立を急ピッチで進めている。

 選挙対策の“現金給付”も異例なほどの大盤振る舞いだ。低所得世帯に一律3万円給付するのに加え、子育て世帯には子ども1人5万円上乗せなど「物価高騰対策」を名目に総額2兆円をバラマキ。さらには「少子化対策」として、児童手当の所得制限撤廃と支給対象を高校生まで拡大、出産費用の保険適用、返済不要の奨学金拡充など総額年8兆円のメニューを発表した。合わせて10兆円にのぼる「選挙対策予算」だ。政治ジャーナリスト・野上忠興氏が指摘する。

「単なる統一地方選対策でこんな予算をつけたことはかつてない。このケタ違いの金額は明らかに総選挙対策です。

 岸田首相は5月の広島サミットにG7首脳の他にインド、韓国、オーストラリアなど8か国の首脳を招いており、各国首脳が原爆慰霊碑に献花する姿を見せて国民にアピールしたあと、間髪入れずに6月解散に踏み切ることをはっきり視野に入れている」

 自民党長老への根回しも怠りない。首相は麻生太郎・副総裁とは定期的に会談を持っているが、総裁選で敵対した二階俊博・前幹事長とは疎遠だった。その二階氏と4月3日に会談し、この席で今国会中の衆院解散・総選挙の可能性を問われた首相は「それはマスコミに聞いてみないとわからない」とかわしたとされる。

「二階さんも麻生さんも年齢的に引退が取り沙汰されているが、次の総選挙は選挙区割りが変わるからもう1期は議員を続けるつもりだ。その意味でも早期解散は都合がいいと歓迎している」(二階派幹部)

 6月解散の準備は万端といっていい。

※週刊ポスト2023年4月28日号

567OS5:2023/04/19(水) 11:27:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/1de2a40783584fd8dba7402f09dcc00ad38f1363
[政治の現場 衆院和歌山1区補選]維新の勢い、自民危機感
4/19(水) 11:09配信
 岸田首相が訪れた衆院和歌山1区補欠選挙の演説会場に、爆発物が投げ込まれた事件から一夜明けた16日午後。金属探知機や警察犬が目につく物々しい雰囲気の中、和歌山市の大型スーパーの駐車場に止められた選挙カーの上に自民党の重鎮3人がそろい踏みした。

 「危険を顧みず、訴えを聞いてもらう命がけの仕事だと、首相は我々に示してくれた。一時的なムードで投票しないでほしい」

 地元の世耕弘成参院幹事長はこう訴え、二階俊博元幹事長(衆院和歌山3区)も「政治は一人の力でできるものではない」と強調した。応援に駆けつけた菅義偉前首相は「大接戦だ」と危機感をあらわにした。

勝負所
(写真:読売新聞)

 3人が意識するのは、奈良県知事選の勝利など、統一地方選の前半戦で勢いに乗る日本維新の会だ。読売新聞社の情勢調査では、自民の門博文氏と維新の林佑美氏が激しくしのぎを削っている。自民幹部は「維新の勢いが和歌山まで伸びれば、次の衆院選で関西は一網打尽にされる。食い止めるには一番の勝負所だ」と語気を強める。

 カギを握るのは保守票の結集だ。門氏は演説で「自民党が一つになって、和歌山の未来を明るく、たくましくしていく」と訴える。「一つ」をキーワードに掲げるのは、候補者選考を巡る紛糾が背景にある。

 門氏は2012年の衆院選以降、和歌山1区で岸本周平氏(国民民主党離党、現和歌山県知事)に4連敗を喫している。二階氏に近い県議は当初、「勝てる候補」として情勢調査で優勢だった県選出の鶴保庸介参院議員の擁立に動いたが、世耕氏が待ったをかけ、門氏擁立を主導した。

 二階氏と、衆院へのくら替えに意欲を示す世耕氏の間では、岸本氏の自民推薦を決めた昨年11月の和歌山県知事選など、たびたび主導権争いが取りざたされてきた。今回、名前が挙がった門氏と鶴保氏はいずれも二階派だ。門氏の擁立決定後、二階、世耕両氏は「一時休戦」し、タッグを組んで票固めに力を注いでいる。

 これまで対決してきた岸本氏の支援も取り付けた。12日夜には岸本氏の後援会が門氏のために演説会を開き、岸本氏は「長年ライバルだったが、今回は心を一つにして頑張ろう」と呼びかけた。ただ、わだかまりが完全になくなったわけではない。岸本氏の後援会幹部の一人は「10年も戦い、みんな複雑な思いを持っている。『門さんに入れてや』と強制はできん」と漏らす。

カラー前面
 15日午後、首相が演説を終えた約2時間後のJR和歌山駅前に、維新の吉村洋文共同代表(大阪府知事)と、奈良県知事選で初当選した山下真氏が並んだ。

 「『和歌山のことは和歌山で決める』とか言うが、和歌山の自民党の古い政治家は、永田町で決めている。ここで一発、自民党に一泡ふかせてください」

 吉村氏の言葉に、小雨の中、集まった聴衆から拍手が起きた。山下氏も「象とアリの戦い。ようやっと背中が見えてきた」と盛り上げ、林氏は「慣例にとらわれた政治を続けるのか、新しい政治に挑戦するのかを選択する選挙です」とたたみかけた。吉村氏は17日も馬場代表と応援に入った。

 維新は当初、鶴保氏が出馬すれば、擁立は見送る方針だった。維新が力を入れる大阪・関西万博の超党派国会議員連盟の幹部を務めていたためだ。門氏の出馬が決まり、「気を使う理由がない」(幹部)と擁立に転換した。

 対抗馬として選ばれたのが、昨年8月の和歌山市議補選(欠員2)で、自民候補を抑えて維新公認でトップ当選した林氏だった。

 維新は統一選前半戦で、和歌山県議を1人から3人に増やしたが、27人の公認候補全員が当選した自民と比べれば、足腰の弱さは明白だ。林氏は「身を切る改革」など、維新カラーの政策を前面に出して無党派層の取り込みを狙う。陣営幹部は「投票率を上げられれば、和歌山でも十分に番狂わせを起こせる」と期待を込める。

(菊池一真、和歌山支局 竹内涼、おわり)

568OS5:2023/04/19(水) 19:20:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/4dcba5bd77218e9e802cc4610c7fc025a565127d
来賓は自民重鎮の二階氏 特別会員・三反園氏が21日パーティー 次期衆院選へパイプの太さ誇示か 保岡氏支援者ら警戒
4/19(水) 8:30配信

南日本新聞
【資料写真】自民二階派会合で特別会員として入会を了承され、取材に応じる三反園訓衆院議員=2022年3月10日、東京・千代田区

 衆院鹿児島2区の無所属三反園訓氏が、21日に鹿児島市で開く政治資金パーティーに県内政界の注目が集まっている。来賓が自民党重鎮の二階俊博元幹事長だからだ。次期衆院選で2区からの立候補を狙う党2区支部長の保岡宏武氏(衆院比例九州)を推す関係者は「政治的なインパクトは大きい」と警戒を隠さない。


 三反園氏は二階氏が率いる党内派閥の特別会員。2月には衆院会派「自民党・無所属の会」入りし、保守色を強めている。先の衆院選後、鹿児島でパーティーを開くのは初めて。

 注目を集めるのは、二階氏が党国土強靱(きょうじん)化推進本部長を務め、自民の友好団体に顔が利く側面も大きい。年内ともささやかれる総選挙に向け、三反園氏の周囲は「実力者とのパイプの太さをアピールする狙いがある」と解説する。

 保岡氏を推す県議は冷ややかに受け止めながらも「2区で三反園氏の存在感が増すのでは」と影響を注視する構え。業界団体や首長らは、保岡氏が支部長を務めることから次期衆院選の“保守本命”と見て、複雑な心境をのぞかせる。

 業界団体の一人は二階氏を歓迎したいとするも「組織として表立って動きづらい」と明かす。2区内のある首長は「行政のトップとしては足を運びづらい」。別の首長も「対応に気を使う。今後の政局の行方を見守りたい」と話す。

 二階氏は無所属議員を取り込んで派閥を拡大してきた経緯がある。県内の自民関係者は「鹿児島にまで手を突っ込まなくても」と苦言を呈した。

南日本新聞 | 鹿児島

569OS5:2023/04/20(木) 09:40:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/97e84c730fdbcd862e64c93ad5804da7ec6f65f2
与党は組織票・公明票固め、野党は無党派層に訴え…衆参5補選の終盤戦へ激戦区テコ入れ
4/19(水) 22:51配信
 与野党は、衆参5補欠選挙(23日投開票)を巡り、終盤の戦いが勝敗を左右するとみて、接戦区を中心にテコ入れを強化している。与党は組織票固めとともに、公明党票の確実な取り込みを目指す。野党は、無党派層への訴えに注力している。

デッドヒート
街頭演説をする自民党の茂木幹事長(19日、和歌山市で)

 自民党の茂木幹事長は19日、和歌山市内で街頭演説を行い、衆院和歌山1区補選について、「デッドヒートの厳しい戦いになっている。皆さんの力で、あと一押しして、もう一度、和歌山のために働かせていただきたい」と呼びかけた。

(写真:読売新聞)

 和歌山1区では、自民の前衆院議員と、日本維新の会の前和歌山市議が激しく競り合う。茂木氏は演説に先立ち、地元の支援団体や尾花正啓市長と相次いで意見交換した。自民支持票の取りこぼしがないように、協力を依頼した。

 自民陣営が、力を入れるのが電話による支援のお願いだ。国会が開会中のため、平日は東京を離れられない議員も多い。和歌山県選出の世耕弘成参院幹事長は、1日100本ペースで地元の支援者に電話をかけ、「激戦になっている。もう一段の支援をお願いします」と伝えている。

 自民県連会長を務める二階俊博・元幹事長が率いる二階派も、秘書を交代で和歌山入りさせ、団体回りなどを継続する。

 参院大分選挙区補選では、自民新人が立憲民主党の前参院議員と横一線の戦いを繰り広げている。自民陣営は、企業や団体への働きかけを強めている。茂木氏も18日、福岡市で、九州を拠点とする企業を回った。

 自民は、各選挙区での接戦を抜け出すために、公明票の確実な取り込みも必要だと分析している。公明党副代表の斉藤国土交通相は16日に和歌山市に入り、市議選の公明候補の応援演説にあわせ、和歌山1区の自民候補への支持を呼びかけた。自民候補の事務所も訪れ、「自公で協力して何としても競り勝つ」と激励した。

 17日には、千葉県浦安市議選の公明候補の演説会場に、衆院千葉5区の自民候補が招かれ、公明の街宣車の上で石井幹事長と並び、マイクを握った。自民幹部は、「自公がそろって活動することで、政権の実績をアピールしたい」と語る。

「政治とカネ」引き金
街頭でビラを配る立憲民主党の岡田幹事長(19日、千葉県浦安市で)

 野党は、無党派層の取り込みで対抗したい考えだ。

 立憲民主党の安住淳国会対策委員長は19日夜、千葉県市川市内でマイクを握り、「自民党でいいのか。国民が厳しい目で政治を見て、ときにプレッシャーを与えなければ政治は変わらない」と訴えた。

 衆院千葉5区は、市川市の一部と浦安市で構成され、浮動票が多い選挙区とされる。今回の補選は、自民所属だった前議員の「政治とカネ」を巡る問題が引き金となっており、立民は、スキャンダルに敏感な無党派層からの集票に期待する。

 岡田幹事長も19日朝、浦安市内の駅前に立ち、通勤客らにビラを手渡しながら、「自民党を許してはなりません」と呼びかけた。

 立民は、野党地盤が厚いとされる参院大分選挙区でも、無党派層への働きかけを重視している。自治労など労働組合の組織固めが進んでおり、「最後は浮動票が勝敗を分ける」と判断しているためだ。参院大分では16日時点で、2022年参院選の同時期と比べ、期日前投票が約7ポイント低くなっている。このため、立民の水岡俊一参院議員会長は19日の党会合で、「いかに投票に行ってもらうかだ」と強調した。

 日本維新の会も、衆院和歌山1区補選で無党派層に狙いを定める。知名度の高い吉村洋文・大阪府知事が応援に駆けつけるなど、統一地方選・前半戦で伸長した勢いを持ち込みたい考えだ。馬場代表は19日の党会合で、「最後の最後まで全力を出して戦っていきたい」と述べた。

570OS5:2023/04/20(木) 21:26:13
https://news.goo.ne.jp/article/menkoi_tv/region/menkoi_tv-13189.html
米内紘正県議 自民党1区支部長に応募 衆院選 事実上の公認候補<岩手県>
2023/04/20 20:00岩手めんこいテレビ

岩手県議会議員の米内紘正氏(35)が、衆院岩手1区の自民党支部長を決める県連による公募に応募書類を提出したことが分かりました。

自民党衆院岩手1区支部長に応募 米内紘正県議
「(岩手1区に自民議員がいないので)県政と国とをしっかりと繋いでいくためにも、自分自身で立って勝って、まずそこに向けて達成できるように地域の皆さま方のところを徹底的に歩く覚悟です」

米内紘正県議は、4月19日に岩手めんこいテレビの取材にこのように述べ、事実上の衆院岩手1区自民党公認候補となる支部長への応募について意気込みを語りました。

米内県議は東京都出身の35歳、盛岡選挙区選出で現在(2023年4月)1期目です。
9月投票の県議選へ党公認を受けていましたが辞退。退路を絶って18日に支部長に応募しました。

自民党県連では、4月いっぱい1区支部長の応募を受け付け、5月に1次審査通過者による立会演説会を行い、1区内の党員投票などで支部長候補を選出し、6月上旬には党本部に上申する方針です。

自民党の1区支部長公募をめぐって、県連関係者は前任の高橋比奈子氏(65)が前向きの姿勢とみていますが、高橋氏は県連として最適になる形を検討中だとしています。

571OS5:2023/04/20(木) 21:42:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/51ae9e816735a189ff0f49b89eb383b3d0773de5
NHKで9分間流れた「元ジャニーズJr.の性的被害証言」 千葉5区補選の政見放送で...視聴者驚き
4/20(木) 13:48配信
J-CASTニュース
カウアン・オカモト氏(2023年撮影)

 2023年4月20日にNHK総合で放送された衆議院千葉5区補欠選挙(23日投開票)の政治家女子48党の政見放送に、元ジャニーズJr.のカウアン・オカモト氏(26)が登場した。


 オカモト氏は、12年から16年にかけて「岡本カウアン」の名義でジャニーズJr.として活動。23年4月12日に東京・丸の内の日本外国特派員協会で開いた会見では、故ジャニー喜多川氏から性的被害を受けたと訴えていた。

■「政治家女子48党が自ら製作して提出したものを、そのまま放送します」

 同党の政見放送では、立候補者の織田三江氏は登場せず、岡本氏のインタビューVTRが流れた。冒頭では「この政見放送は、政治家女子48党が自ら製作して提出したものを、そのまま放送します」とのナレーションがあった。

 内容はオカモト氏が喜多川氏から性的被害を受けたと語るもので、ニュース番組風のテロップがつけられるなどの編集がされていた。約9分間だった。

 放送を見た視聴者からは、「うっそ〜! NHKの政見放送で、こんなのやったの?」「朝6時台からNHK政見放送にてカウアンさんの告発を放送されたらしい おじいちゃんおばあちゃんびっくりしたとおもう」といった驚きの声が上がっている。

 千葉5区では自民党から英利・アルフィヤ氏、国民民主党から岡野純子氏、織田氏、立憲民主党から矢崎堅太郎氏、日本維新の会から岸野智康氏、日本共産党から斉藤和子氏、無所属の星健太郎氏が立候補している。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

572OS5:2023/04/21(金) 00:45:45
https://www.asahi.com/articles/ASR4K5TRWR4HUTFK008.html
安倍派の「威信」かけた山口補選、自民内にすきま風 揺さぶる野党
有料記事衆参補欠選挙2023

山崎毅朗 森岡航平2023年4月18日 6時00分
 街頭演説しようとした岸田文雄首相の近くで筒状のものが爆発した15日の事件は、とりわけ山口県で衝撃が走った。わずか9カ月前、地元選出の安倍晋三元首相が演説中に襲撃され亡くなったばかり。衆院山口4区の補欠選挙で安倍氏の後継を目指す自民党新顔の吉田真次氏(38)は16日、山口県下関市の公民館で語った。

 「山口は他の選挙区と違う。安倍元首相が命を落としたために行われる選挙だ」

 山口4区と安倍氏の弟・岸信夫前防衛相が体調悪化で引退したことに伴う山口2区の補選には、安倍氏が率いた安倍派(清和政策研究会)の幹部が連日のように応援に入る。派閥議員の後継を決める選挙で、威信をかけた戦いと位置づけるためだ。

 11日の告示前から派閥の議員秘書が大挙して支援。派閥の次期リーダー候補の西村康稔経済産業相は17日、山口の商工団体をまわり、自民候補への支援を求めた。告示日には、安倍氏の側近だった萩生田光一政調会長がマイクを握った。「いつまでも下を向いているわけにはいかない。今足りないのは、安倍元首相の思いをしっかりと山口から永田町に届ける代弁者だ」

 派閥会長代理の下村博文元政調会長は「圧勝することによって、安倍晋三の魂が吉田候補に乗り移って、この日本を立て直していく」。安倍派関係者による応援演説では、候補者より安倍氏の名前の連呼が目立つ。

 しかし、安倍氏を長年支えてきた地元後援会との間に、すきま風が吹く。

 背景には、衆院小選挙区の「10増10減」に伴う区割り変更がある。山口は次の衆院選から定数が4から3に減る。下関を含む現4区は、林芳正外相が地盤とする現3区の大部分と一緒になり新3区になる。吉田氏が当選しても、新3区から立候補できる保証がない。

 後援会内では、安倍氏が一昨年の衆院選で得た「8万448票」を目標にする声がある。安倍氏の妻・昭恵氏は演説会で「圧倒的な勝利で国政の場に送っていただきたい」と強調。安倍氏並みの支援を集めれば、次も選挙区から立候補できると期待する。

 安倍家と林家は中選挙区だった父親の代から下関でしのぎを削ってきたが、安倍派内では、林氏が新3区の候補者となることが「優位ではないか」との見方が強い。吉田氏が当選しても「ワンポイントリリーフ」という。林氏が新3区の候補者となることを当然視する派閥に、安倍氏の地元関係者側の不信感は募る。

573OS5:2023/04/21(金) 07:06:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/13aa6c90614e8808e4981c34cf7c8e39ee1b31ca
【最終情勢】林と公明党が見放す山口4区、そして「岸48 平岡38」でいよいよヤバい山口2区で自民党敗北か
4/21(金) 6:03配信


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現代ビジネス
林外相陣営の恨み節
(c) GettyImages

 山口4区は、安倍元首相の後継者と目される吉田真次元下関市議と、立憲民主党公認で前参議院議員の有田芳生氏の一騎打ちだ。前篇《山口4区、安倍晋三選挙で「吉田60 有田20」で自民有利も、涙ながらの昭恵演説だけがカギ》に引き続き、最新情勢をお届けしよう。

【写真】再逮捕された「美人すぎる寝屋川市議」の写真集全カット

 「山口4区の選挙で盛り上がっているのは安倍元首相の陣営だけですよ」と話すのは、安倍家と長年のライバル、林芳正外相の後援者だ。

 山口4区の中心、下関市は昔から「安倍派」と「林派」が対峙してきた。下関市議会も自民党内で2つの派で別れている。

 さらに複雑なのは公職選挙法の改正「10増10減」により、山口4区は林外相の地盤である山口3区と事実上「合区」の形になり、次期解散総選挙では新山口3区となる。

 前出の林外相の後援者がこう語る。

 「吉田氏の出陣式や個人演説会でも、何かあれば出てくるのは安倍晋三後援会ばかり。じゃあうち(林氏側)は行かなくてもいいか、という話になる。もし吉田氏が勝てば、次の選挙では新山口3区に出馬するとしゃしゃり出てくるのはハッキリしている。

 安倍元首相はたいてい10万票ほどとって圧勝していた。昭恵夫人のいう立派な成績は10万票のことだろう。吉田氏は勝つのだろうが、新山口3区に名乗りを挙げるには、それなりの票数を確保するのが前提だ。そう思っている林側の有権者もけっこういるから、みんなシラけているよ」

 現時点での力関係では、次の解散総選挙では、林外相が新山口3区の候補者となることが確実だ。しかし吉田氏が圧勝した場合、安倍元首相の威光のもと、林外相とその座を激しく競うことになりかねない。だから林陣営は警戒感を強めているのだ。

岸信千世はなぜ苦戦しているのか
 さらに、同様の不満を漏らすのが公明党の関係者だ。

 「吉田さんの出陣式に駆け付けても『塩対応』で、集会に行っても『なぜ公明党? 』がというつれない雰囲気だ。ただ、安倍派は選挙の圧勝は当たり前だったから、他を頼りにはしない。うちにも林派にも冷たいのは昔からのことだ。こっちからすれば、勝手にやってくれという思いだよ」

 その間隙をぬうように精力的に活動する有田氏は、選挙演説ではこう語る。

 「吉田さんの初日の演説会で来たのは萩生田政調会長、下村元文科大臣に江島潔参議院議員。みんな旧統一教会と関係が深いとされている三羽ガラスじゃないですか。旧統一教会と関係を続けますという自民党のメッセージ」

 「旧統一教会の創立者、文鮮明がはじめて日本に来た時に降り立ったのが下関です。ここは旧統一教会の聖地で今も関連施設があり活動をしている」

 「現代ビジネス」が有田氏を直撃すると、こう語った。

 「これまで芸能人、歌手のような大スター安倍さんしかいないという選挙区だったと感じる。安倍さんがいなくなりその呪縛が溶けてきたのか、反応はいい」

 山口4区以上に情勢が緊迫しているのが、山口2区である。

 岸元防衛相の長男・岸信千世氏と、無所属で旧民主党時代には法相を経験した平岡秀夫氏が無所属で出馬している。

 ところが事前の世論調査では、岸氏が48、平岡氏が38と10ポイントしか差がない。

 「はっきり言ってここまで厳しいとは」と語るのは自民党の地元市議は険しい表情を浮かべる。

 岸氏は選挙前、家系図をホームページに掲載したことが話題になった。一族には、伯父に安倍元首相、祖父が晋太郎元自民党幹事長、曾祖父に岸信介元首相、曾祖叔父に佐藤栄作元首相という内容で「世襲だ」と厳しい批判が巻き起こり、最終的にホームページの削除を余儀なくされた。

 また、選挙前というのに早くも大規模な政治資金パーティを開催したことも批判を受けた。

574OS5:2023/04/21(金) 07:06:37
2勝3敗で負け越しならサミット後解散
 「安倍家・岸家の威光を背景にした『上から目線選挙』なんて地元では酷評されている。岸氏本人はいたって低姿勢だが、あまりにも華麗な家系が反感を買い、そのイメージが払拭されていないのが苦戦の理由だ」(前出・自民党の地元市議)

 平岡氏は岸氏の弱みをつくようにこう訴える。

 「日本の問題がぎゅっと詰まっているのが山口2区。基地問題、原発に旧統一教会、そして世襲。この地域の人は旧統一教会、世襲で議員になった人に食い物にされている」

 平岡氏は2003年の衆議院選挙では、佐藤元首相を父を持つ佐藤信二氏に山口2区で勝利した。安倍元首相の親戚となる自民候補を下したこの「大金星」の実績は、いま自民陣営の危機感を募らせている。

 自民党の安倍派の議員は山口2区と4区の選挙戦についてこう語る。

 「安倍家と岸家、ブランドと組織に頼り切っていることが、厳しい情勢の原因だ。つまり安倍元首相の存在がそれほどまでに大きかったということ。どちらも勝てるとは思うが、圧勝とまではいかないのかな」

 統一地方選の後半と重なる5つの補選は今後の政局に重大な影響を及ぼす。4月15日には和歌山1区の応援で爆弾を投げつけられた岸田文雄首相にとっても正念場だ。

 「和歌山の事件では、その後の予定をキャンセルするよう警備側から進言された岸田首相は、『私の話を待っている人がいるので続ける』と貫いた。

 補選の衆参5つの選挙区のうち3議席は自民党が確保しないと、すぐに岸田おろしがはじまり、サミット後解散が現実味を帯びてくる。

 岸田首相は主導権を握れなくなることは必至なので、じっとしていられなかった。連日、公務をこなしているが頭の中は補選のことで一杯。ひっきりなしに情勢報告を受けている。

 和歌山1区は爆弾の事件で同情票がくるのかと思ったら、情勢を見る限りまったくそうではない。維新候補に自民党が劣勢と聞き、投開票日前日の22日には岸田首相の再度の和歌山入りが決まった。それほどまでに神経をとがらせているのです」(自民党幹部)

 岸田首相も昭恵夫人も焦燥を募らせるなか、間もなく投開票日を迎える。自民党はいかなる審判を受けるのか。

 前篇《【最終情勢】山口4区、安倍晋三選挙で「吉田60 有田20」で自民有利も、涙ながらの昭恵演説だけがカギ》もあわせてお読み下さい。

現代ビジネス編集部

575OS5:2023/04/21(金) 07:56:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/7401c6fb5ccad1c687cb4e82b367119d32bfc2ed
「野田元総理が代表になると厄介」 解散先送りで与野党人事はどうなる?
4/21(金) 5:56配信
「自民党が一昨年の衆院選で得た261議席を超えるには、野党共闘が難しい統一地方選とのダブル選挙しかなかったんだけど……」

 3月に永田町で吹き荒れた解散風を、岸田文雄総理の側近議員はこう振り返る。

 5月中旬には総理の地元で開催されるG7広島サミットが控えており、“外交通”を自任する総理にとっては晴れ舞台。その前にリスクを取る必要はないとの考えから解散は見送られた。それでも、岸田総理の基本戦略に変わりはない。

「来年9月の党総裁選挙の前に衆院解散を断行し、民意を得て総裁選を乗り切る」と、総理周辺は鼻息が荒い。それに理解を示すのは自民党幹部で、早速この5月にも選挙情勢調査を行う可能性があると強調する。

「今後、岸田総理はサミット直後に解散を打てる環境作りを模索するだろう。内閣支持率は上り調子だし、6月には異次元の少子化対策に関する国民負担の規模も明らかにしないといけない。選挙は“増税”の二文字がメディアに躍る前がいいに決まっている」

サミット後の解散はサプライズにならず
 とはいえ、状況はそんなに単純ではない。統一地方選挙後というタイミングだけに、本来なら手足となって動くはずの地方議員たちにフル稼働は望めない。国政選挙並みの緊張感で臨んだという公明党にしても、支持母体の創価学会から難色を示されるのは必至だ。

 先の総理側近議員が言う。

「4月を見送ったから6月、というのは簡単じゃない。もはやサミット後の解散はサプライズにならないから、むしろ内閣改造と党役員人事に踏み切って、解散は秋以降でいいんじゃないか」

 焦点は解散前の人事で、選挙を取り仕切る幹事長を交代させるか否か。ポスト岸田への意欲を隠さないばかりか、少子化対策などで手前勝手に持論を開陳し続ける茂木敏充幹事長に、岸田総理はこのところ複雑な思いを抱いているとされる。

 官邸関係者もこんな意見。

「仮に幹事長が交代した場合、後任は次期総裁選の手綱を握ることになる。それを考えればきちんと総理を支える人物に代えて、衆院選も仕切らせた方がいい」

野田氏の再登板を求める声
 早くも党内には幹事長候補の名が挙がる。筆頭が森山裕選挙対策委員長だ。

 自民党幹部が解説する。

「森山さんは岸田総理から直々に命を受けて、議員同士の利害がぶつかる選挙区調整を着々と進めています。菅義偉前総理や二階俊博元幹事長とも関係が近いので、党内融和も見込めます」

 一方、解散判断の試金石が今月23日の衆参補欠選挙だ。大勝すれば解散に向けて勢いがつく。が、自民党幹部はこんな見方。

「結果次第だけど、立憲民主党が泉健太代表を代えると情勢が変化する可能性がある。保守層からも支持があり、他党との交渉もできる野田佳彦元総理が代表になると厄介だ」

 実際、立民には野田氏に再登板を促す声が出始めた。

「憲法審査会の開催間隔を巡る小西洋之参院議員の“サル発言”に関しても、泉さんには指導力が見られず補選に影響しかねない。もはや党内ににらみが利くうえ、安定感のある野田さんしか選択肢はありません」(立民中堅議員)

 与野党の思惑が絡む国民不在の駆け引きは続く――。

青山和弘(あおやま・かずひろ)
政治ジャーナリスト、星槎大学非常勤講師。1968年、千葉県生まれ。元日本テレビ政治部次長兼解説委員。92年に日本テレビに入社し、野党キャップ、自民党キャップを歴任した後、ワシントン支局長や国会官邸キャップを務める。与野党を問わない幅広い人脈と、わかりやすい解説には定評がある。2021年9月に独立し、メディア出演や講演など精力的に活動している。

「週刊新潮」2023年4月20日号 掲載

新潮社

576OS5:2023/04/21(金) 08:45:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/3cd42aae88e903047a4fd916806e0bfb11fc9f5c
自民補選応援、派閥で濃淡 安倍・麻生・二階派注力 一歩引く茂木・岸田・森山派
4/21(金) 7:06配信

時事通信
衆院補欠選挙が告示され、候補者らの声に耳を傾ける有権者たち=11日、千葉県市川市

 23日の衆参5補欠選挙の投開票に向け、自民党各派閥の選挙応援の力の入れ方に濃淡が生じている。

 候補者の色分けがある程度進んでいることなどが要因だ。派閥間の駆け引きが党としての総力戦の足かせになっている面も否定できない。

 「大変厳しい戦いだ。最後の声掛けをお願いしたい」。自民党最大派閥・安倍派の塩谷立会長代理は20日の同派会合でこうハッパをかけた。「今からだと電話が一番有効だ」とも強調した。

 安倍派が最も力を入れるのは、岸信夫前防衛相と安倍晋三元首相の後継を選ぶ衆院山口2、4区だ。3月初めに派閥の選対本部を設置。山口では補選後に衆院小選挙区の「10増10減」を巡る他派との公認争いを控えるだけに、派幹部は「絶対に負けられない」と意気込む。

 勢力拡大を狙う安倍派は所属議員が多い参院大分選挙区にも注力する。同派若手は「いずれの候補も当選すれば安倍派だ」と語った。

 第2派閥の麻生派は衆院千葉5区が主戦場だ。麻生太郎会長の側近の薗浦健太郎元衆院議員の辞職に伴う補選である上、同派所属の河野太郎デジタル相が候補と関わりが深いからだ。麻生氏は20日の派閥会合で「火事は最初の3分、選挙は最後の3日間だ。最後の詰めを」と檄(げき)を飛ばした。

 麻生派は「政治とカネ」の問題が補選の引き金を引いた経緯を考慮し、これまで「派閥が前に立てばイメージが悪い」(関係者)と表立った活動を控えていたが、21日に麻生氏が初めて千葉5区候補の応援演説に立つ。

 衆院和歌山1区は、二階派が秘書団を投入するなど選挙戦の前面に立つ。和歌山は県連会長を務める二階俊博元幹事長の「牙城」。同区は自民党と日本維新の会の事実上の一騎打ちとなっており、伊吹文明最高顧問は20日の派閥会合で「維新の勢いはすごい。民主党政権前夜と似ている」と危機感を示した。

 もっとも、同区の候補者選びでは二階氏と安倍派幹部の世耕弘成参院幹事長が激しい綱引きを繰り広げ、最終的に世耕氏が推す候補に軍配が上がった経緯がある。このため、派内からは「二階氏は本腰を入れていない」(関係者)との声も漏れる。二階氏は20日の会合のあいさつで補選に言及しなかった。

 茂木、岸田、森山各派にとっては、領袖(りょうしゅう)の茂木敏充幹事長、岸田文雄首相、森山裕選対委員長の求心力にかかわる戦いだ。ただ、3派が抱える候補はおらず、他派より一歩引いた形で活動している。岸田派の根本匠事務総長は20日の派閥会合で「総力戦を」と呼び掛けたが、同派関係者は「具体的な指示は出ていない」と語った。

577OS5:2023/04/21(金) 16:17:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/806e247f1188ee8318906499897c25bb0f57bc1f
自民候補応援で和歌山入り情報の小池都知事を維新・馬場氏が揶揄 衆院和歌山1区補選
4/21(金) 15:34配信
日本維新の会の馬場伸幸代表は21日の党会合で、東京都の小池百合子知事が、衆院和歌山1区補欠選挙(23日投開票)に出馬している自民党候補の応援のため22日に和歌山入りするとの情報に触れ、「小池さんが入るスローガンが『和歌山のことは和歌山で決める』。なんで東京の人が言うのか」と揶揄(やゆ)した。

馬場氏は「(維新は)アリの集団だが、象である自民も本気になってきた。アリが一致団結したらどれだけ強いかを見せるのが今度の日曜日だ」と所属議員に呼び掛けた。

和歌山1区補選には維新も新人を擁立し、自民元職、共産新人、政治家女子48党新人の4氏の争いとなっている。

578OS5:2023/04/22(土) 08:48:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a0b74bf53f7837f784d909b9364cd6768f9337c
衆参5補選、23日投開票 与野党、激戦区てこ入れ
4/22(土) 7:26配信


時事通信
衆院補欠選挙の街頭演説を聞く人たち=16日、和歌山市

 岸田政権の中間評価を問う衆参5補欠選挙が23日に投開票される。

 岸田文雄首相(自民党総裁)の遊説先で起きた爆発事件が選挙戦に影を落とす中、与野党は激戦区で最後のてこ入れを図る。

 5補選は衆院千葉5区、和歌山1区、山口2、4区と参院大分選挙区。23日は統一地方選後半戦として政令市以外の市長選・市議選なども投票が行われ、一部を除き即日開票される。

 ◇首相は3県遊説へ
 自民党が特に激戦を予想するのは千葉、和歌山、大分の三つ。首相は選挙戦最終日の22日、この3選挙区で街頭演説を行う。首相は21日、茂木敏充幹事長から終盤情勢の報告を受け、「あと1日頑張ろう」とハッパを掛けた。

 爆発事件後、自民党は警護対象者の遊説場所を原則屋内とするか、屋外の場合は厳重な安全対策を求める通知を出した。幅広い層の聴衆にアピールする狙いから、首相の演説は防弾対策を取った街宣車上などから行う方向だ。

 ◇立民、千葉・大分に集中
 立憲民主党は、野党乱立となった千葉と与野党一騎打ちの大分に戦力を集中。泉健太代表が22日に両県を訪れる。立民を支援する連合大分幹部は21日の会合で「危機的状況だ」と情勢を分析。大分市内の浮動票が勝敗を左右するとしてSNSなどで投票を呼び掛けた。

 先の奈良県知事選を制するなど「全国政党化」へ勢いに乗る日本維新の会は、公認候補が自民元職と接戦を繰り広げる和歌山で競り勝とうと必死だ。21日は吉村洋文共同代表(大阪府知事)が応援に入り、22日は馬場伸幸代表が街頭に立つ。

 岸信夫前防衛相が健康問題で辞職したことに伴う山口2区、安倍晋三元首相の死去を受けた同4区の補選は、いずれも地盤を継承した自民新人に野党系候補が挑む構図。公明党は全5選挙区で自民候補を推薦した。他の野党では国民民主党が千葉5区に、共産党、政治家女子48党も複数選挙区に候補を擁立した。

579OS5:2023/04/22(土) 08:50:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8841bd07fa13392d7807e5527688c56bd5924ce
【千葉5区補選】麻生副総裁&菅前首相VS野田元首相、最終盤に首相経験者3人が応援バトル
4/21(金) 20:36配信

日刊スポーツ
自民党の公認候補の応援に入った麻生太郎副総裁(撮影・大上悟)

 与野党6人の公認と無所属の計7人が立候補した激戦の衆院千葉5区補欠選挙(23日投開票)は最終盤を迎えた21日、3人の首相経験者が駆けつけた。岸田文雄首相が15日に和歌山の選挙応援演説会場で爆発物を投げ込まれた事件を受け、いずれの応援演説も多数の警察官が配備され、ハンディータイプの金属探知機などを手に厳戒態勢の中、残り2日となった戦いはヒートアップした。

【写真】立憲民主党の公認候補の応援に駆けつけた野田佳彦元首相

 自民党公認の新人英利アルフィヤ氏(公明推薦)の応援には、2人の元総理が駆けつけ、警備強化のため選挙カーの上でマイクを握った。麻生太郎副総裁は「前の候補者が残念ながら、出られないことになった」とした上で、公募選出された元国連職員の女性候補のクリーンさを強調した。乱立バトルの補選は政治資金規正法違反の罪で略式命令を受けた自民党の薗浦健太郎氏(麻生派)の議員辞職に伴うもの。麻生氏にとって最側近だった薗浦氏の後釜であるアルフィヤ氏の必勝演説にも力が入った。

 麻生氏からバトンを受けた菅義偉前首相は午後6時すぎから、JR市川駅前で立憲民主党の野田佳彦元首相と応援バトルとなった。菅氏は同駅南口で「なんとしてもなんとしても勝たしてもらいたい」とアルフィヤ氏の支持を訴えた。野田氏は立民公認の元銀行マン矢崎堅太郎氏を「1円たりとも間違っちゃいけないということを骨身に染みて仕事をしてきた」と誠実さをアピールし、補選の原因となった自民党の政治とカネの問題を批判した。

 各陣営の情勢調査などによるとアルフィヤ氏と矢崎氏が大接戦で事実上の一騎打ちの情勢。今日22日の選挙戦最終日は岸田首相、立民の泉健太代表がそれぞれ、最後の応援に入るなどデッドヒートとなっている。【大上悟】

580OS5:2023/04/22(土) 08:51:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/a5a81f05f7b9cadc77493cd866bb72561d40940c
衆参5補選、党トップ奔走の総力戦 22日、最後の訴え
4/21(金) 20:26配信

毎日新聞
衆参5補選 主要各党党首の22日の訪問先

 23日投開票の衆参5補選(衆院千葉5区、和歌山1区、山口2区、4区、参院大分選挙区の各補選)は、結果次第で岸田文雄首相の求心力や今後の政治日程を左右しかねず、与野党各党は総力戦で支持固めに努めてきた。選挙戦最終日の22日は党首らが現地入りし、最後の訴えに臨む。

【図解でおさらい】期日前投票 どうやるの?

 岸田首相(自民党総裁)は22日、午前から大分県に入り、参院補選の自民党公認候補の応援で街頭に立つ。その後、和歌山県に移動して衆院和歌山1区補選の応援演説をする。さらに衆院千葉5区補選の応援のため千葉県に向かう。

 首相がこの3県に入るのは告示後それぞれ2回目だ。大分、和歌山、千葉の移動は直線距離でも800キロを超え、最終目的地の千葉には公職選挙法で街頭演説が認められる午後8時までにたどり着けない可能性もある。それでも首相周辺は「3選挙はいずれも競っているとの認識。だから現地入りする」と列島横断に臨む意義を強調した。

 一方、5補選に公認候補は立てず自民候補の推薦にまわった公明党は、5補選と同じ23日投開票の統一地方選・後半戦に注力している。山口那津男代表は22日、東京都内10カ所で、接戦の伝えられる区議候補らの応援演説をする予定だ。

 野党勢力では、立憲民主党の泉健太代表が参院補選の応援のため21日から大分県入り。22日は県内で街頭演説などを行った後、衆院千葉5区に移動し、遊説する。

 参院大分は、知事選立候補のため辞職した野党系参院議員の議席を争う構図で、野党第1党の立憲にとっては負けられない選挙だ。千葉5区も「政治とカネ」を巡る問題で自民党衆院議員が辞職したことに伴う補選で、状況的には野党に追い風が吹く。泉氏は5補選について21日の記者会見で「防衛費、防衛増税が優先され国民生活に十分なお金が回らない。そういうところを正す選挙だ」と述べ、増税に批判的な有権者の受け皿になりたいとの認識を示した。

 日本維新の会は、馬場伸幸代表が22日、独自候補を立てた和歌山1区に入り支持を訴える。奈良県知事選での勝利など統一地方選前半戦の勢いを和歌山につなげ、全国政党化への足がかりとしたい考えだ。

 共産党は21日に志位和夫委員長が千葉5区で街頭演説した。22日は小池晃書記局長らが統一地方選後半戦の応援のために東京都内などで支援を求める方針。

 国民民主党の玉木雄一郎代表は、党勢拡大のため統一地方選の応援にも力を入れ、地方行脚を続けてきた。22日は宮崎県での活動後、千葉5区で街頭に立つ予定だ。【菊池陽南子、古川宗】

581OS5:2023/04/24(月) 07:35:41
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20230424-OYT1T50144/
衆参5補選、自民は4勝1敗…岸田首相の衆院解散戦略にも影響か
2023/04/24 03:09

衆参補選の結果を受けて報道陣の質問に答える自民党の茂木幹事長(右から2人目)(24日午前0時27分、自民党本部で)=上甲鉄撮影
 衆参5補欠選挙と第20回統一地方選の後半戦は23日、投開票された。補選で自民党は、衆院千葉5区で英利アルフィヤ氏(34)、山口2区で岸信千世氏(31)、山口4区で吉田真次氏(38)、参院大分選挙区で白坂亜紀氏(56)がそれぞれ当選し、「4勝1敗」で勝ち越した。衆院和歌山1区は日本維新の会の林佑美氏(41)が勝利し、和歌山県では初めての議席を得た。今回の結果は、岸田首相の衆院解散戦略にも影響を与えそうだ。

 補選では、政府の物価高・少子化対策や外交・安全保障政策などが主な争点となった。与野党は、岸田内閣の「中間評価」となる選挙と位置付け、総力戦を展開した。選挙期間中の15日には、首相が和歌山市の遊説先で、爆発物を投げ込まれる事件が起きた。

 千葉5区補選は、自民議員だった薗浦健太郎氏が「政治とカネ」の問題で辞職したことを受けて実施された。選挙戦は計7人の混戦となった。自民の英利氏は「これから仕事で恩返ししていきたい」と述べた。

 自民は、補選の原因となった不祥事による逆風が予想されたことから、首相をはじめ党幹部を次々投入した。野党候補の乱立で、政権批判票が分散したことも有利に働いた。

 山口2区補選は、議員辞職した岸信夫・前防衛相の長男の岸氏と、民主党政権で法相を務めた無所属の平岡秀夫氏(69)の一騎打ちだった。岸氏は、世襲批判を意識し、選挙戦では謙虚な政治姿勢を強調した。岸氏は「岸田政権が推し進めている安全保障、エネルギー政策に前向きに取り組みたい」と語った。

 安倍晋三・元首相の死去に伴う山口4区補選は、吉田氏が「弔い合戦」を前面に出した。安倍元首相の昭恵夫人の全面的な支援も得て、他の候補を引き離した。吉田氏は「(安倍氏の)思いを引き継いで、実現させていきたい」と強調した。

 参院大分選挙区補選は、大分県知事選(9日投開票)に出馬した前参院議員の辞職を受けたものだ。自民の白坂氏が、立民の吉田忠智氏(67)を破った。白坂氏は「全身全霊で日本のため、大分のために頑張っていく」と意気込んだ。

 一方、和歌山1区補選は、岸本周平・前衆院議員(現和歌山県知事)の辞職に伴うもので、林氏は、維新が躍進した統一地方選・前半戦の勢いを勝利につなげた。和歌山県内の小選挙区を維新が制したのは初めて。林氏は「古い政治を新しくしてほしいとの思いが結果になった」と喜びを語った。

 読売新聞社の集計によると、衆院千葉5区の投票率は38・25%で、2021年の前回衆院選から15・82ポイント下がった。和歌山1区は44・11%(前回比11・05ポイント減)、山口2区は42・41%(同9・20ポイント減)、山口4区は34・71%(同13・93ポイント減)だった。参院大分選挙区の投票率は42・48%で、22年参院選を10・50ポイント下回った。

582OS5:2023/04/24(月) 07:42:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/d61cfe27112a7b961037e9d3f52f480fcfbd96d5
立憲民主が衆参3補選「全敗」、野党共闘に影響必至…岡田幹事長「ほんの少しの差で負けた」
4/24(月) 7:35配信

読売新聞オンライン
千葉5区…政権批判票 分散
 読売新聞社は23日、衆参5補欠選挙で投票を終えた有権者を対象に出口調査を実施した。衆院和歌山1区では、日本維新の会の候補が無党派層に支持を広げたことが勝利につながった。衆院千葉5区では、野党候補が乱立し、政権批判票が分散したことが浮き彫りとなった。

衆院和歌山1区
(写真:読売新聞)

 維新の林佑美氏が、維新支持層の9割を固め、無党派層の6割超の支持を得た。維新は、統一地方選の前半戦で隣接する奈良県の知事選で勝利するなど党勢を拡大。選挙戦では、関西で人気の高い共同代表の吉村洋文・大阪府知事が何度も応援に入り、勢いをつなげた。

 自民の門博文氏は、公明党支持層の8割から支持を得たものの、無党派層の支持は3割弱にとどまり、広がりを欠いた。自民支持層でも門氏への投票は7割超にとどまり、2割強が林氏に流れた。岸田首相が選挙戦最終日の22日にてこ入れに入ったが、組織票を固めきれなかった。

衆院千葉5区
(写真:読売新聞)

 野党は立憲民主党のほか、維新、共産、国民民主の各党がそれぞれ公認候補を立てた。無党派層の投票先は、立民の矢崎堅太郎氏が31%、自民の英利アルフィヤ氏が18%、国民の岡野純子氏が15%、維新の岸野智康氏が13%などと分散した。「岸田内閣を支持しない」と回答した人では、矢崎氏に33%、岡野氏に17%、岸野氏に12%が投票した。

 重視した争点を聞いたところ、「景気や雇用、物価高対策」との回答が33%と最多だった。補選は政治資金規正法違反事件で自民を離党した前議員の辞職に伴うもので、「政治とカネ」との回答も12%に上った。そのうち約5割が立民の矢崎氏に投票し、7人の候補者の中で最多だった。

衆院山口2区
 自民の岸信千世氏が自民支持層の8割、公明支持層の8割弱を固めた。民主党政権で法相を務めた無所属の平岡秀夫氏は立民、維新、共産支持層からそれぞれ9割の支持を得た。

衆院山口4区
 安倍晋三・元首相の強固な地盤を引き継いだ自民の吉田真次氏が、自民支持層の8割から支持を獲得。立民の有田芳生氏は、立民支持層の8割、無党派層の4割から支持されたが及ばなかった。

参院大分
 自民の白坂亜紀氏と、立民の吉田忠智氏は大票田の大分市でいずれも5割前後と伯仲。白坂氏は自民支持層の8割、公明支持層の7割を固めた。吉田氏は立民支持層の9割、共産支持層の8割から後押しを受けた。

立民・岡田幹事長「総力挙げたが、非常に残念」
 立憲民主党は公認候補を擁立した衆参3補欠選挙で全敗し、大きな打撃となった。特に「野党統一候補」を擁立した参院大分選挙区補選で敗北したことに、危機感を強めている。次期衆院選での野党共闘に影響が出ることは必至な状況だ。

 立民の岡田幹事長は24日未明、「総力を挙げてやったが、非常に残念だ。ほんの少しの差で負けた」と語った。

 大分は最重点選挙区に位置づけ、総力戦を展開した。「社会党の牙城」と呼ばれた野党地盤の厚い地域性に加え、他の野党も候補を立てず共闘関係を構築できたためだ。ただ、共闘に温度差があったことが響いた。共産、社民両党が「支持」を打ち出す一方、国民民主党は県連による支援にとどまった。国民は憲法改正や安全保障政策などを巡り立民と距離を取りつつあることが背景にあった。

 衆院千葉5区補選では、立民、日本維新の会、共産、国民各党が公認候補を擁立した。政治資金規正法違反事件で自民党を離党した前議員の辞職に伴う選挙だったが、候補者が乱立したことで追い風を生かせなかった。岡田氏は23日夜、NHK番組で「(候補者を)一本化できていれば、かなり余裕を持って勝てた選挙だった」と振り返った。

 立民は2021年衆院選は共産、国民、れいわ新選組、社民各党と共闘して213小選挙区で候補者を一本化した。22年参院選では、改選定数1の「1人区」の一部で、共産、国民、社民と共闘した。しかし、ともに議席を減らした。日米安全保障条約廃棄などを掲げる共産との連携で、中道の無党派層を取り逃しているとの指摘も出ている。「共産を含めた共闘は既に限界」(国民幹部)との声もある。

 立民は今後、維新や国民を含めた共闘を模索する考えだが、維新は次期衆院選で、全小選挙区での候補擁立を目指しており、難しい調整が必要となりそうだ。

583OS5:2023/04/24(月) 07:43:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/81375772ec3a21b96869ca474530d4079ac6416a
後継勝利で安倍氏後援会が解散へ 関係者「一つの時代が終わる」
4/24(月) 5:30配信
 23日投開票された衆院山口4区補選は、昨年7月の銃撃事件で亡くなった安倍晋三元首相の後継で、自民党新人の元山口県下関市議、吉田真次氏(38)=公明党推薦=が初当選した。

 「安倍後援会としての役割は果たせた」。安倍晋三後援会の伊藤昭男会長(87)は23日夜、吉田氏の当選確実に沸いた事務所で報道陣にそう語り、安倍氏の死後も存続してきた後援会を今後、解散する考えを示した。後援会幹部の中には安倍氏の父晋太郎氏の代から30年以上にわたって安倍家の応援を続けてきた人もいる。後援会のメンバーからは「一つの時代が終わる」との声が漏れる。

 自民党幹事長や外相などを務めた晋太郎氏が1991年に67歳で死去したことを受け、93年の衆院選で初当選したのが当時38歳だった次男の安倍晋三氏だった。以降、安倍氏は10回連続で当選を果たした。その活動を地元で支え続けたのが強固な後援会組織だった。

 安倍氏は2006〜07年に首相を務めた後、12年12月には再び首相に返り咲き、20年9月まで連続在任日数が歴代最長となる長期政権を維持した。その一方で、世論が二分される政策を強硬に進める政治手法には批判も強かった。首相主催の「桜を見る会」に安倍氏の後援会関係者が多数招待されていたことが分かり、「会の私物化だ」と問題にもなった。

 安倍氏の死後、後援会には喪失感が漂い、メンバーからは「もう政治や選挙からは距離を置きたい。個人的に安倍さんの憲法改正などの思いを伝えていきたい」という声さえ漏れた。

 「吉田候補を国政の場に送り出すことが安倍後援会の最後の役割である」。3月5日、岸田文雄首相も参加して下関市で開かれた吉田氏陣営の「激励の集い」。あいさつに立った安倍後援会の伊藤会長は最後に結束して吉田氏を支援するよう促した。安倍氏の妻昭恵氏から強く推され、出馬を決意したのが吉田氏。伊藤会長は吉田氏の後援会長も兼任し、支援を呼び掛けて回った。

 「この安倍真次候補が……」。補選が告示された11日の吉田氏の出陣式では、マイクを持った伊藤会長が吉田氏の名前を言い間違える一幕もあった。会長を務めて約20年。これまで選挙の度に安倍氏の名前を連呼してきた。

 下関市では、今も安倍氏のポスターが張られている。晋太郎氏の代から応援している安倍後援会の幹部も、自身が経営する会社に安倍氏の写真を飾ったままだ。「安倍先生は大きな存在で、(後継の)吉田さんと比べることはできない」と言う一方で、安倍氏の初当選時と同じ38歳で国政選挙に立候補した吉田氏の姿を見ると、「若いころの安倍先生を思い出す」とも語る。

 「今後も吉田君を応援するが、私も高齢で選挙活動はこれで最後だと思う」。別の70代の後援会幹部はそう言う。“後継”として当選を果たした吉田氏が国政の場でどんな活動を展開し、次の衆院選に臨むのか。その真価が今後は問われる。【大坪菜々美】

584OS5:2023/04/24(月) 07:43:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/a9cbc75b0ca7284f7914c43ebccdf2c91666c6ad
衆参5補選、自民が4勝 政権運営に追い風 和歌山は維新、立民全敗
4/24(月) 5:25配信

時事通信
 岸田政権の中間評価と位置付けられた衆参5補欠選挙は23日投開票され、自民党は4勝した。

 衆院の山口2区、同4区に加え、接戦となった千葉5区、参院大分選挙区を制した。日本維新の会は衆院和歌山1区で勝利。立憲民主党は公認候補を擁立した3選挙区で全敗した。

 自民は選挙前の3議席から上積みし、岸田文雄首相の政権運営に一定の追い風となりそうだ。茂木敏充幹事長は記者団に「政権に前向きな評価を頂いた」と語った。早期の衆院解散論が自民党内で強まる可能性もある。

 維新は大阪府、兵庫県以外の衆院小選挙区を初めて獲得。同党の藤田文武幹事長はテレビ番組で「全国的な支持の輪が広がりつつある」と述べた。一方、全敗した立民は態勢の立て直しが急務で、執行部の責任を問う声もくすぶる。

585OS5:2023/04/24(月) 07:45:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/768e81acf625359666228ee97d2652043611aa1c
「政治とカネ」争点化回避 衆院千葉5区補選で自民勝利
4/24(月) 1:38配信
「皆さまに心から感謝します。地縁、血縁のない私を受け入れていただき、本当にありがとうございます。皆で勝ち取った勝利なので、お仕事で恩返ししていきたいと思います」

衆院千葉5区(千葉県市川市の一部と浦安市)補選は、自民新人の元国連職員、英利アルフィヤ氏(34)が初当選を確実にした。24日午前0時14分ごろ、当確の報を受けた英利氏は、市川市内の選挙事務所で支援者らに謝意を伝えた。

同区の補選は政治資金規正法違反の罪で略式命令を受けた薗浦健太郎氏=自民離党=の衆院議員辞職に伴って実施。英利氏にとっては逆風が吹く中での厳しい選挙戦となったが、真正面から「政治とカネ」の問題には触れず、争点化を回避したことが奏功したとみられる。

「自民党の中からクリーンな政治を進めたい」。22日夜、最後の演説場所となった東京メトロ東西線南行徳駅(市川市)でも、英利氏は薗浦氏の事件を明示せずにそう語るにとどめ、経済の立て直し、物価高騰への対策、少子化対策など、党の政策を繰り返し主張。東京への通勤通学者が多い選挙区の特徴もふまえ、選挙戦を通じ、従来の自民支持層に加えて無党派層を意識した訴えかけを続けた。

一方、野党側は立憲民主、日本維新の会、国民民主、共産など各党が独自候補を擁立。立民新人の元県議、矢崎堅太郎氏(55)は街頭演説で「政治とカネ」の争点化を図ったが、与党への批判票が分散し、及ばなかった。

586OS5:2023/04/24(月) 07:48:55
和歌山1区
61,720 47.5% 林佑美  41歳 維新新
55,657 42.8% 門博文  57歳 自民 (公)元
11,178 08.6% 国重秀明 62歳 共産新
01,476 01.1% 山本貴平 48歳 政女新

587OS5:2023/04/24(月) 07:54:54
山口2区
61,369 52.5% 岸信千世 31歳 自民 (公)新
55,601 47.5% 平岡秀夫 69歳 無所属元

山口4区
51,961 63.5% 吉田真次 38歳 自民 (公)新
25,595 31.3% 有田芳生 71歳 立民新
02,381 02.9% 大野頼子 49歳 無所属新
01,186 01.4% 渡部亜衣 37歳 政女新
00,734 00.9% 竹本秀之 67歳 無所属新

588OS5:2023/04/24(月) 07:57:34

2326 :OS5 :2023/04/24(月) 07:57:21
341票差か・・・

大分補欠選
196,122 50.0% 白坂亜紀  56歳 自民 (公) 新
195,781 50.0% 吉田忠智  67歳 立民 (共・社) 前

589OS5:2023/04/24(月) 08:02:01
千葉5区

50,578 30.6% 英利アルフィヤ34歳 自民 (公) 新
45,635 27.6% 矢崎堅太郎  55歳 立民新
24,842 15.0% 岡野純子   44歳 国民新
22,952 13.9% 岸野智康   28歳 維新新
12,360 07.5% 斉藤和子   48歳 共産元
06,561 04.0% 星健太郎   43歳 無所属新
02,463 01.5% 織田三江   41歳 政女新

590OS5:2023/04/24(月) 08:02:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/7eec858a207323ff66c299a0d24bb96ba2d600cc
衆院和歌山1区、挙党態勢の自民制した維新…大阪「ダブル選」完勝で「追い風持ち込めた」
4/24(月) 2:55配信

読売新聞オンライン
当選確実の一報を受け、支持者らと手を取り合って喜ぶ林佑美さん(中央)(23日午後11時5分、和歌山市で)=東直哉撮影

 衆参5補欠選挙と統一地方選・後半戦の市区町村長選・市区町村議選が投開票された23日、当選者らは喜びの声を上げ、有権者の負託に応える決意を述べた。衆院千葉5区では、自民党の新人が立憲民主党の新人を振り切り、接戦を制した。衆院和歌山1区では、日本維新の会が自民との競り合いに勝利した。兵庫県芦屋市長選では26歳の新人が当選し、全国で最年少の市長が誕生する。


 「今日がスタートライン。期待に応えられるよう、誠実に頑張っていく」。午後10時55分頃、衆院和歌山1区で当選確実の一報が入ると、維新の新人、林佑美さん(41)は和歌山市のホテルで決意を語った。

 維新が前市議の林さんの公認を発表したのは3月3日。自民県連が前衆院議員の門博文さん(57)の擁立を決めてから、約2週間後だった。

 県内の維新議員は7人しかおらず、「切り札」として投入したのが、吉村洋文共同代表(大阪府知事)だった。4月11日の告示後、吉村氏は3度和歌山入りして、林さんと並んで「自民に一泡吹かせるような政治をぜひやらせてもらいたい」と呼びかけた。

 維新は統一地方選の前半戦で、大阪府知事・大阪市長の「ダブル選」で完勝し、府議選・大阪市議選で過半数を獲得して勢いに乗っていた。幹部は「党への追い風を和歌山に持ち込めたことが勝因」と分析する。

 自民側は、県選出の二階俊博元幹事長や世耕弘成参院幹事長のほか、総裁の岸田首相も2度応援に訪れて挙党態勢を敷き、「大阪の政党に和歌山を任せられない」と維新を批判した。

 15日には和歌山市の演説会場で、首相に爆発物が投げ込まれる事件が発生し、全国から注目を集める選挙戦となった。門さんは「体を張って仕事の道へ進む」と覚悟を示したが、及ばなかった。

591OS5:2023/04/24(月) 08:54:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4c7c50aff3b32f5e3f9689b7e3a3cd5a60e6daa
「政治とカネ」揺れた千葉5区 有権者「自民避けた」「個人の問題」
4/24(月) 8:42配信



 衆院千葉5区補選は自民党新人で元国連職員の英利アルフィヤ氏(34)が、候補者7人による混戦を制し、初当選を果たした。「政治とカネ」の問題が発端となった今回の選挙は、岸田政権への中間評価と位置づけられた。有権者は何を基準に投票先を選んだのだろうか。

 「今回は自民を避けた」と話すのは、浦安市のパート従業員の女性(49)。政治資金を巡る不祥事で自民のイメージが悪化したといい、名前を聞いたことがある別の候補者に投票したという。

 市川市では近年、前市長が市長室にシャワー室を設置するなど、公金支出を巡って市政が揺れた。同市の男性会社員(58)は「もう『政治とカネ』はこりごりだ」とうんざりした様子。投票先は人とのつながりで決めたという。

 一方、金銭を巡る不祥事はあくまで個人の問題であり、政党とは切り分けて考えたという意見も。浦安市のイラストレーターの女性(51)は「薗浦さんには裏切られた思いがあるが、自民全体の問題ではない。国際関係を重視して投票先を選んだ」と語った。

 3〜7歳の娘3人を育てる市川市の女性会社員(38)は、子育て経験のある女性候補に一票を託した。「自分と似た立場の人なら思いを酌んでもらえる気がした」と話した。

 同市の別の女性会社員(36)は憲法問題を重視したが、考えが一致する候補者が見つからず、悩んだという。「一つの政策だけを訴えず、幅広い意見を持ったバランスのいい人に投票した」と明かす。

 浦安市の20代の男性会社員は「経済政策で候補者を選んだ」。一方、市川市の無職男性(80)は年齢を基準に投票先を決めたといい、「今の政治は既存のルールに縛られ、新しいことに取り組まない。若手に頑張ってほしい」と願った。【石川勝義、山本佳孝、石塚孝志】

592OS5:2023/04/24(月) 10:02:09
https://www.sankei.com/article/20230424-AVJW5HUMFVKHJMOEGWQ4WNBLWM/
立民「全敗」で最悪の結果 岡田氏、執行部の引責は否定
2023/4/24 02:34
大橋 拓史
立憲民主党は23日に投開票された衆参5補欠選挙で衆院千葉5区、山口4区、参院大分選挙区に公認候補を擁立したが、「全敗」という最悪の結果に終わった。立民は直近の国政選挙でも2連敗しており、党の退潮傾向がより鮮明となった。岡田克也幹事長は執行部の引責辞任を否定したものの、党内からは責任を問う声が出てきそうだ。

千葉5区は自民党前職が「政治とカネ」の問題で議員辞職したことに伴う補選で、野党は候補者が乱立。参院大分は旧社会党の地盤が強い地域で、与野党一騎打ちの構図だった。立民にとっては、いずれも「負けられない選挙区」であり、泉健太代表ら党幹部や知名度の高い国会議員が連日、総力体制で支援してきた。

岡田克也幹事長は24日未明、党本部で記者団の取材に応じ「(与党が)勝ったとはいえ、接戦だったよねということは言っておきたい」と悔しそうに語った。

執行部の責任については「代表が責任をとるとかいう話ではない。私も代表から言われない限りは幹事長を続ける。次の衆院選でしっかり結果を出したい」と強調。引責しない理由については「補欠選挙だからだ」と述べた。また、千葉5区の敗因について「野党が候補者を調整できなかった。その1点に尽きる」との見方を示した。

とはいえ、今回は野党一本化に成功した参院大分でも競り負けた。岡田氏は大票田の大分市で投票率が低かった影響を挙げ、「候補者を一本化する意義が改めて示された」と強調した。しかし共闘が結果を出せなかったのは事実で、次期衆院選に向けた野党間協力のあり方は不透明さを増す。


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ライバルの日本維新の会は和歌山1区も制して勢いに乗る。野党内での立民の地盤沈下がさらに進みそうだ。(大橋拓史)

593OS5:2023/04/24(月) 10:03:31
https://www.sankei.com/article/20230424-JAYCEEDMX5NSJCL22RPFTXUUD4/
自民4勝、強まる早期解散論「6月」が焦点
2023/4/24 01:54
田中 一世
岸田文雄政権への中間評価となる衆参5つの補欠選挙は、自民党がもともと有していた3議席を上回る4議席を確保した。内閣支持率が上昇基調にある中、補選の勝利で政権の勢いを証明した形で、自民内で早期の衆院解散論が強まりそうだ。一方で自民は、衆院和歌山1区で勝利した日本維新の会の勢力拡大を警戒。首相が6月21日に会期末を迎える今国会中に解散に踏み切るのかが焦点になる。

首相は、5補選を政権への信任を問う機会と位置付けた。選挙戦の街頭演説で、賃上げや少子化対策に取り組む決意を示した上で「有権者の皆さんに『やってみろ』と言っていただけるかどうかが、この選挙で問われている」と述べた。

最終日の22日には参院大分選挙区、衆院和歌山1区、千葉5区を回った。応援に入った接戦区を落とせば、「首相の集票力不足」と指摘されかねないリスクがある。それでも首相は勝負に出て、議席の上積みに成功した。

自民の茂木敏充幹事長は23日夜のNHK番組で、解散戦略について「今回の結果の分析も含めて首相が判断される」と述べるにとどめた。ただ、野党第一党の立憲民主党が低迷した結果を受け、党幹部の一人は「首相は勝負したくなるかもしれない」と語る一方、「維新の存在は要注意だ」と語った。

自民にとって保守地盤が強い衆院和歌山1区で維新に敗れたのは痛手といえる。維新は9日投開票の奈良県知事選でも勝利し、大阪以外で初めての維新公認の首長を誕生させたばかりだ。首相は衆院和歌山1区の選挙戦前半に爆発物を投げつけられる事件に遭いながら最終日に再び応援入りした。しかし維新に及ばなかった。茂木氏は同じ番組で、関西圏において「体制の抜本的な見直しが必要だ」と語った。


5月19〜21日の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)で首相の露出が増え、支持率はさらに上向く-。自民内ではこうした期待感から、会期末間際の6月解散論も出ている。

首相は「次元の異なる少子化対策」の具体化などを重視し、早期解散には慎重な姿勢を見せてきた。ただ、今年後半に入れば景気後退の懸念が指摘され、年末には防衛費増額に伴う増税の実施時期を決めなければならないなど不安材料が多い。補選の勝利で解散風が強まれば、首相の背中を押す可能性はある。

菅義偉前首相は衆院議員の任期満了が半年後に迫った令和3年4月、衆参3補選・再選挙で1勝もできなかった。党内から「菅氏では衆院選を戦えない」と危機感が強まり、解散に踏み切れずに退陣に追い込まれた。首相には菅氏と同じ轍を踏みたくないとの思いがあり、維新の動きも慎重に見極めながら解散の時期を探ることになる。(田中一世)

594名無しさん:2023/04/24(月) 17:34:45
さぁこの勢いで解散だ(ただ開票特番みたいだけ)

595OS5:2023/04/24(月) 19:24:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/8667319a7e594108af2410a3a74db85425c7728a
世耕氏「告示直後から潮目が変わった」 和歌山1区で自民落選確実
4/23(日) 23:48配信

朝日新聞デジタル
衆院和歌山1区補欠選挙で支持者に頭を下げる自民党の世耕弘成参院幹事長(左)。右隣は落選が濃厚となった自民党の門博文氏=2023年4月23日午後10時59分、和歌山市、小宮路勝撮影

 衆院和歌山1区の補欠選挙で落選が確実となった自民党の前職・門博文氏(57)の陣営では、テレビで日本維新の会の候補に当選確実の速報が流れた瞬間、10人ほどの支援者が会場をあとにした。門氏は残った支援者らを前に、「みなさんのお支えは十分やっていただいたが、私の行き届かないところがこのような結果になった。心からおわびを申し上げます」と述べた。

 陣営の選挙対策本部長を務めた自民の世耕弘成参院幹事長は「大変残念で、厳しい結果。告示直後くらいまでは成果がしっかり出ている手応えを感じていたが、その後、少し潮目が変わった」と分析。「まず自民党近畿ブロック全体の問題として体制の立て直しをどうするか。党本部へ戻って、幹部ともしっかり協議したい」と語った。

朝日新聞社


https://www.asahi.com/articles/ASR4R5DBNR4ROXIE009.html?iref=pc_photo_gallery_bottom
知らぬ間に…維新風に天仰ぐ自民 和歌山、保守王国の「アキレス腱」
有料記事衆参補欠選挙2023自民維新

菅原普 寺沢知海 伊藤秀樹2023年4月23日 20時19分

 当選回数13回を誇る二階俊博元幹事長らを擁する自民党に、勢力拡大の足がかりを狙って日本維新の会が挑んだ衆院和歌山1区補選。当初の大方の予想に反して勝利したのは維新だった。12日間の選挙戦。激しくしのぎを削った両陣営の舞台裏で何が起きていたのか。

 選挙戦では、和歌山市の雑賀崎漁港に応援演説のため訪れた岸田文雄首相の近くに爆発物が投げ込まれる事件が15日に発生。最終日の22日に首相が2度目の応援で同市に入った際には、周辺に大勢の警察官が配置されるなど、事件の影響が最後まで影を落とした。

 そんな異例の選挙戦で、自民は予想外の苦戦を強いられる。

 和歌山は、自民の二階氏や世耕弘成参院幹事長、石田真敏元総務相ら県選出の国会議員に有力者がひしめく「保守王国」だ。統一選前半戦にあった県議選でも関西の2府4県で唯一、自民系で過半数を維持している。

「紀伊山地には入れない」余裕あった自民
 告示直後、陣営幹部にはこん…

596OS5:2023/04/24(月) 20:35:25
https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/nation/f-so-tp0-230423-202304230000676.html
【衆院山口2区補選】岸信千世氏が世襲批判かわし初当選 想定外の苦戦も「岸ブランド」守る
2023/04/23 22:25日刊スポーツ

【衆院山口2区補選】岸信千世氏が世襲批判かわし初当選 想定外の苦戦も「岸ブランド」守る

自民党の岸信千世氏(23年4月22日撮影)

(日刊スポーツ)

岸信夫元防衛相の辞職に伴う衆院山口2区補選は23日投開票され、岸氏の長男の自民新人、岸信千世氏(31)が、無所属の元議員、平岡秀夫元法相(69)との一騎打ちを制し、初当選を確実にした。

選挙前、信千世氏は「安泰」とされたが、世襲批判で想定外の苦戦を強いられた。華麗な家系図をHPに公開(その後削除)したり、国会近くのホテルで新人候補ながらパーティーを開くなどの行為が世襲批判に拍車をかけ、一時は平岡氏リードの情勢調査も出た。焦った自民党は幹部や大臣を応援に派遣。伯母の安倍昭恵さんも応援に入るなど、手厚い支援を続けた。当選確実を受けて「有権者の気持ちに寄り添った政治をやっていきたい」などと話した信千世氏は、世襲批判について「さまざまな意見を真摯(しんし)に受け止めて、これからの活動の糧にしていきたい」などと答えていた。

平岡氏は一定の支持を得たが、「岸ブランド」を崩すことはできなかった。

597OS5:2023/04/25(火) 07:39:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc4f131520b21102775c363ff45885db207828ca
「勝った気がしない」「中身が悪い」衆参5補選で自民4勝も岸田首相の表情硬く
4/24(月) 11:47配信
23日に行われた衆議院と参議院の5つの補欠選挙で、自民党は4勝しました。選挙結果を受け、岸田首相は衆議院の解散総選挙を行う考えがあるかを問われ「考えていない」と述べました。

4勝と勝ち越したにもかかわらず、24日朝の岸田首相の表情は硬いものでした。接戦の選挙区が多かったことなどが理由で、ある政府関係者は「官邸に高揚感はない。勝った気がしない」と話しています。

岸田首相「(重要課題を)しっかりとやり抜けという叱咤(しった)激励を頂いたものであると受け止めています。今、解散総選挙については考えておりません」

高揚感がない理由について、ある自民党3役経験者は「結果はよかったが、中身が悪い」と話しています。自民党内では、5月の広島サミットの後に岸田首相が解散総選挙に踏み切るのではという声が出ていましたが、ある岸田首相側近が「こんな接戦が多いと、すぐに解散を打つのは厳しい」とブレーキを踏む声が多く出ています。

一方の野党は、明暗が分かれています。和歌山で勝利した日本維新の会は、統一地方選でも勢力を拡大し「維新の独り勝ち」との声が出ています。

これとは対照的に、立憲民主党は千葉でも敗北するなど全敗しました。

立憲民主党・大串選対委員長「それぞれ大変、いい戦いをしてくれたと思いますが、勝利に至らず、大変残念ではありました」

ある立憲幹部は「党内政局だ」と、泉代表の責任論に発展するという見方を示していますが、泉代表は続投する考えです。

執行部を代えるにせよ、続けるにせよ、今のままでは対自民だけでなく、対維新という点でも埋没する状況で、体制をどれだけ早く立て直せるかの戦略が問われています。

598OS5:2023/04/25(火) 07:47:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/8edb44ad3e9644df35e3e327a85d9df2391bfd22
〈補選惨敗でどーする立憲民主党〉“最後の切り札”投入はあるのか? 内部では早期解散なら「維新に飲み込まれるぞ」の声も
4/25(火) 7:01配信



「立憲は眼中にない」
集英社オンライン

4月23日に投開票された衆参5補選。千葉5区や参院大分選挙区では当選確実が日をまたぐほどの接戦が繰り広げられたが、ふたを開けてみるとどちらも自民党が制する結果に。

立憲”最後の切り札”の投入はあるのか?

対する立憲民主党は全敗となり、大きく明暗が分かれた。日本維新の会が和歌山1区で議席を獲得して躍進するなか、立憲の存在感低下は危機的状況になっている。早期の解散総選挙も想定され、体制の立て直しが急務となるが、内部からは「打つ手がない」という声が漏れるなど、その憂いは深い。

「自民党の議席を増やすことができた。重要政策課題について『しっかりとやり抜け』という叱咤激励をいただいたと受け止めている。政治を力強く進めていきたい」

岸田文雄首相は24日、首相官邸で記者団に衆参5補選の結果についての受け止めを聞かれ、一語一語を噛みしめるように答えた。補選を巡っては、与野党で接戦となっているという事前の情勢調査が相次ぐなど、自民が野党に対して負け越すかもしれないという観測もあったが、結果的には自民が千葉5区と山口2区、4区、参院大分選挙区をおさえ、議席を1増やす結果となった。

自民党内からは「議席減になるかもしれないと覚悟していたが、まさかの議席増となった。ギリギリの票差のところもあったとはいえ、この結果は大きい」と安堵する声があがっている。

こうした中、改めて浮上しているのが6月の国会会期末前後の早期解散論だ。

岸田首相は先ほどの官邸での受け止めで、続けて「いま解散総選挙については考えていない」と述べたが、一方で全国紙の政治部記者は語る。

「今、自民党が気にしているのは5補選で唯一議席を奪ってきた維新の存在だ。勢いづく維新が衆院選に向けて全国で候補者を立てきる前に解散すべきという声は多い」

維新は統一地方選の前半戦で行われた奈良県知事選で公認候補を当選させ、補選では和歌山1区で議席を獲得。地方議員数も馬場伸幸代表が目標に掲げた「600人以上」を達成し、大阪から全国へと足場を広げている。

解散時期の判断は維新の動向をどう見極めるかにかかっており、逆に立憲については「眼中にない」(前出の政治部記者)という。

対する立憲からは、補選で全敗したことについて「党の地力が完全に弱くなっている」と落胆する声が聞かれる。

立憲のスタンスは「古い」と捉えられている
例えば、約5000票差で敗れた千葉5区補選。報道各社は自民が制したことについて「野党候補の乱立で、政権批判票が分散したことも有利に働いた」(読売新聞4月24日朝刊)などとしているが、永田町では違った分析結果も出ている。

独自取材で入手した、自民党が4月に実施した情勢調査によれば、自民の英利アルフィヤ候補は自民支持層の6割強までしか浸透せず、11.1%が立憲、9.6%が国民民主、4.6%が維新の候補者に投票すると答えた。

これは、英利候補が生まれた時に中国籍であったことや、海外の滞在歴が長かったことから、一部の自民党支持層が敬遠して野党候補に流れたためだと見られているが、では、野党で候補者を一本化していたら、国民民主や維新に流れた票が立憲に全て乗っかったかというと、非常に怪しい。

599OS5:2023/04/25(火) 07:47:48
その場合は自民候補の支持に一定数が残ったのではないかとも言われている。

維新も国民民主も候補者を立てて選択肢が増えたからこそ、英利候補から自民支持層の離反が進んだという見方もでき、野党乱立は必ずしも自民に有利に働いたとは言えないだろう。

一方で注目されるのは、この調査では18〜29歳、30代の約3割が英利候補に投票すると答えるなど、若年層の自民への支持が一定数広がったことである。逆に立憲の矢崎堅太郎候補に投票すると答えた割合が一番多かった年代は60代以上だった。

立憲幹部はこの調査結果を見て、こう分析する。

「立憲は政権と対峙しているイメージが強いが、若い人たちは全共闘世代などとは違い、『反権力』と言われてもピンとこなくなっている。それよりも『私たちに何をしてくれるのか』ということへの関心が強く、今の立憲のスタンスは古いと見られているのだろう」

実際に矢崎陣営からは「辞職した薗浦健太郎議員の『政治とカネ』の問題を前面に押し出して戦ったが、もっと子育て支援などの政策についても主張するべきだった」との反省もあがった。

また、50代男性で県議経験が長い矢崎候補よりも、30代女性で若々しい英利候補のほうが若年層に受けが良かったという側面もあるだろう。

候補者を年齢や性別、見た目だけで判断するのはよくないが、立憲内からも「自民と立憲で候補者が逆だったら勝てただろう」「候補者が若返らないと、支持層も若返らない」という声が聞かれたのも事実だ。
党と候補者、どちらも刷新しなければ未来はない
実は千葉5区補選で立憲は、市川市長選に出馬した守屋貴子県議を擁立し、浦安市を地盤としてきた矢崎氏を応援に回すという案も検討されていた。

立憲の千葉県連幹部は「守屋氏のほうが自民党の強い市川市から票をもっと取って、勝ちきれたかもしれない」と語ったが、後悔先に立たずの結果となった。

議員経験が豊かな男性候補が、議員経験のない女性候補に敗れるという状況は、社民党党首まで務めた吉田忠智候補が、初めて国政に挑戦した銀座のママ、白坂亜紀候補に敗れたこととも重なる。

千葉とは違い、地盤も看板もあった大分で吉田氏が敗れたことは、僅差とは言え「勝たなければならないところで負けた」と党内のショックは大きい。

立憲は党と候補者のイメージの双方を刷新することが求められている。こうした中、最後の切り札として名前が挙がっているのが野田佳彦元首相だ。

名だが、立憲関係者によると、その評判もあり、2022年参院選では各地から泉健太代表よりも応援演説依頼が殺到したという。

ただ、野田氏周辺は「党内のリベラル勢力を納得させて、党の方向性を一気に変えるほどの力がもう立憲には残っていない。野田氏の再登板には民主党政権で増税を主導したことへの反発も出てくるだろう」として、現実味は薄いと主張する。

そもそも、岡田克也幹事長は補選の大勢判明直後の記者会見で「代表が責任を取るという話ではない」と代表辞任を即座に否定し、泉代表も24日に「党運営の責任を果たしていきたい」と述べ、続投する意向を示している。

しかし、このままの状態で衆院選を迎えれば「立憲の看板では戦えないと、割れて維新に行く勢力も党内から出てくるのではないか」(党関係者)という懸念も広がる。

衆参5補選の結果を受けて、党をどのように立て直し、来るべき衆院選に備えるか。答えは見えないまま、解散の風音は日に日に強くなっている。

取材・文/宮原健太
集英社オンライン編集部ニュース班

600OS5:2023/04/25(火) 07:48:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c71f4d190351d89a9ffd6b4c8b6ce0ce277f06d
自民の敗因は世襲「親ガチャ」との指摘 「岸田でも百合子でも効き目なし」 保守王国・和歌山で維新が勝利〈dot.〉
4/25(火) 7:30配信


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AERA dot.
岸田首相の応援もむなしく……

 今年春の政治日程の最大の山場、衆参5つの補欠選挙が終わった。結果は自民党が4勝1敗と勝ち越し、岸田文雄首相はメンツを保った。当初、危ぶまれた参院大分、衆院千葉5区でも立憲民主党の候補に競り勝った。だが、統一地方選で猛威をふるう維新に、和歌山1区では敗北。手放しで喜べる状況ではなく、岸田首相も4月24日、「(国民から)叱咤激励いただいた」と渋い表情で語った。

【写真】東京から「女帝」も応援に駆けつけた

「和歌山1区はこちらが3期衆院議員を務めた候補。統一地方選前半の和歌山県議選では、公認と推薦の自民候補を全員当選させた。一方の維新は昨年夏の市議補選に当選したばかりの候補。格からも、だれが見ても負けるわけがないと思っていた。時代の移り変わりを認識して次に対策を立てないと、維新にやられてしまう」

 自民党幹部が苦々しげに語った。

 和歌山1区で自民党は、衆院議員を3期務めた門博文氏(57)を擁立した。門氏の父・三佐博氏は元ベテラン県議で、県議会議長も務めた人物。地元には顕彰碑が建立されるほどの「大物」だ。対する日本維新の会は昨年8月の和歌山市議補選で初当選したばかりの林佑美氏(41)を擁立した。政治家としての経験では圧倒的な差があるが、結果は林氏が6千票以上の差をつけて勝利した。

 統一地方選前半戦では、維新の本拠地、大阪府知事、大阪市長のダブル選に加えて奈良県知事まで維新にとられてしまった自民党。巻き返しを見せるためには和歌山1区の勝利が絶対必要で、自民党は和歌山1区の戦いに総力を挙げていた。

 選挙戦初日から、門氏の応援のため党本部から森山裕・選対委員長が和歌山入りし、出陣式には二階俊博・元幹事長、世耕弘成・参院幹事長、石田真敏・元総務相、鶴保庸介・元沖縄北方相という重厚な布陣が顔をそろえ、1千人以上が集まった。

 選挙中は、茂木敏充・幹事長、萩生田光一・政調会長ら党幹部がこぞって応援に入った。門氏の事務所は、党幹部の「ため書き」と団体の「推薦状」ですべての壁が埋め尽くされた。

 4月15日には、応援に駆け付けた岸田首相に、和歌山市の雑賀崎漁港で爆発物が投げつけられる事件があった。ぎりぎりのところで難を逃れた岸田首相は選挙戦最終日にも反対を押し切り和歌山入り。2500人の聴衆が和歌山城前に集まり、車が大渋滞するほどだった。

 同じ最終日には小池百合子・東京都知事も門氏の応援にサプライズ登場。事前に大きな告知がなかったにもかかわらず、1500人がJR和歌山駅前に集まり、「小池劇場」パワーを見せつけた。

「岸田首相と小池知事と言えば、日本で最も注目される政治家2人だ。岸田首相を狙った爆弾事件では、自民党に風が吹くと思っていた。小池知事は自民党をバッサリ切って、都民ファーストの会を設立して出て行った人。そんな人にまで二階先生が頭を下げた。そこまで力を入れても維新に勝てないとは……」(自民党幹部)

601OS5:2023/04/25(火) 07:49:14
 情勢調査や期日前出口調査では、門氏の厳しい情勢が伝わっていた。そのためか、こんなこともあった。

 岸田首相が選挙戦最終日に和歌山入りした時、爆発物を投げた木村隆二容疑者(24)の身柄確保に協力した漁師らと懇談する機会があった。岸田首相は、

「私が今日、この場に立てるのは身を挺して危険を顧みずに犯人確保をしていただいた皆さんのおかげだ」

 と賛辞を述べた。公開の取材はここまでで終わり、あとは非公開の懇談が行われた。

 AERA dot.が入手した座席表によると、この懇談に参加したのは身柄確保に協力した漁師だけでなく、2列のテーブルに雑賀崎漁港の漁協幹部、地元自治会役員など全員で14人が顔を並べた。参加者の一人は、

「報道陣が出てから、なんとか門氏の支援をお願いしたいというような話が出ましたね。門氏の形勢が悪いこともたいていわかっていた。お礼半分、選挙半分ですかね」

 と苦笑しながら話した。

 対する維新。林氏の出陣式では馬場伸幸代表が気勢をあげたが、見守った支援者は約30人だけ。岸田首相への襲撃事件があった4月15日の夕方、大阪府の吉村洋文知事が南海和歌山駅前でマイクを握り、奈良県知事選で維新から当選したばかりの山下真氏も姿を見せたが、雨模様ということもあってか、聴衆は200人を切るほど。集会に集まる人数は自民に到底及ばなかったが、結果は林氏の勝利だった。
 吉村知事は自民党の選挙手法について、

「そんな古い政治は終わり、維新で新しい政治を和歌山に」

 と言い、馬場代表は選挙戦中、

「アリが象を相手に戦っている」

 と繰り返した。林氏の当選が決まったあとの勝利会見では

「アリが一致団結すれば象も倒せる」

 と胸を張った。

 維新の勢いをみて、自民党内部からも反省の声が漏れる。

「この補選でもう一つ、世襲、後継指名という問題が突きつけられた」

 と話すのは安倍派の国会議員だ。

 衆院山口2区は、岸信夫元防衛相の息子、叔父が安倍晋三元首相という岸信千世氏(31)が無所属で元法相の平岡秀夫氏(69)を破った。山口4区は安倍元首相の後継指名を受けた吉田真次氏(38)が、立憲民主党の有田芳生氏(71)を下した。だが、それでも結果に満足できないとこの議員は言う。

「山口2区、4区とも岸元防衛相、安倍元首相は、10万票ぐらいとって圧勝して当然の選挙をやってきた。それが、今回、吉田氏は5万票、岸氏は6万票しかとれなかった。維新に票が流れているのは、自民党の世襲や後継指名に大きな批判、不満があるからではないか。選挙前、岸氏がホームページに『家系図』を掲載して、安倍元首相ら大物政治家の一族をアピールして大失敗した。投票率が下がっているのは、昔ながらの政治に嫌気がさしているからだろう。その問題を払拭していかないと次の総選挙では維新にやられてしまう」(前出・安倍派の国会議員)

 自民党元職員で政務調査会を長く担当した田村重信氏はこう分析する。

「今回の補選は投票率が低かったため、組織票に強い自民党が救われ4勝できた。でも2年前の衆院選では、石原伸晃氏ら2世の大物議員が小選挙区で落選した。選挙結果からみて、世襲候補が問題ということがよくわかる。『親ガチャ』で選挙は安泰、楽勝という批判だ。維新がうまくその受け皿になっている。選挙が楽だからと安易に世襲や後継指名で候補者を決めてはいけない。親ガチャへの警鐘だと岸田首相は認識すべきです」

(AERA dot.編集部 今西憲之)

602OS5:2023/04/25(火) 07:53:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f800454a6067e3c1645907f91e0245da31b20d6
首相解散判断に不安材料も 自民5補選勝ち越し 立民動揺、維新勢い
4/25(火) 7:10配信
 23日投開票の衆参5補欠選挙は、自民党が4勝1敗で勝ち越し、岸田文雄首相(党総裁)が政権運営に一定の評価を得る結果となった。

 ただ、日本維新の会に和歌山県で初の国政議席確保を許すなど、与党側の不安要素も浮き彫りになった。衆院議員任期の折り返し点が10月に迫る中、衆院解散を巡る首相の判断に注目が集まる。

 首相は24日、補選を受けて「重要政策課題をしっかりとやり抜けという叱咤(しった)激励と受け止めている。政治を力強く進めたい」と首相官邸で記者団に表明。解散については「今、考えていない」と語った。

 自民党内では投開票前、自民党の議席だった衆院千葉5区、山口2区、同4区を維持できれば「及第点」(関係者)との見方が強かった。結果はこれらに加え、参院大分選挙区で野党側から議席を奪取した。

 ただ、党内からは「勝負に勝って内容で負けた」(幹部)との声が上がる。首相が応援に2回入った衆院和歌山1区で維新に競り負け、野党が乱立した千葉5区や保守王国の山口2区で苦戦を強いられたためだ。森山裕選対委員長は記者団に「衆院選に向け教訓を残した」と危機感をあらわにし、菅義偉前首相は「大接戦が数多くあった」と指摘した。

 党内には投開票前に「4勝1敗以上なら今国会中の解散もあり得る」(関係者)との声もあった。しかし、ベテラン議員は「調子に乗れるような結果ではない」と分析。岸田派若手は「勢いで解散に踏み切れる勝ち方ではない」と語った。

 公明党は「勝ち越しは公明党の力だ」(党関係者)とみて、衆院小選挙区の「10増10減」に絡んだ候補者調整などで自民党に譲歩を迫る構え。山口那津男代表は記者会見で「大混戦を僅差で制したのは選挙協力のたまものだ」と強調した。

 3選挙区で全敗した立憲民主党には動揺が広がる。大串博志選対委員長は記者団に、千葉5区の接戦などを念頭に「政権批判票の受け皿にはなり得た」と語ったが、党内には党執行部の責任を問う声もくすぶる。

 維新は奈良県知事選の勝利に続き、大阪府と兵庫県以外で初となる衆院小選挙区議席を和歌山1区で確保し、全国政党化の足場を築いたと勢いづく。馬場伸幸代表は会見で、次期衆院選で野党第1党を目指すと強調し、立民との選挙協力は「絶対にあり得ない」と明言した。

 議席を得られなかった共産党の小池晃書記局長は会見で「選挙結果は政権批判の強さを示した。(野党)共闘再構築に力を尽くしたい」と述べた。

603OS5:2023/04/25(火) 07:55:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/be1129470f2e3148d92e41844719065933857a7a
世襲批判、組織力で逃げ切る 衆院山口2区補選 岸信千世氏、父の議席守る
4/25(火) 6:32配信
中国新聞デジタル
岩国市内での街頭演説で林外相㊨の応援を受ける岸氏(22日)

 23日投開票された衆院山口2区の補欠選挙は接戦となり、自民党新人の岸信千世氏(31)が、野党系の無所属元職平岡秀夫氏(69)との一騎打ちを制して初当選した。父の信夫氏(64)を継ぐ「世襲」への批判も影響し、得票率で5ポイント差にまで詰め寄られたが、自民党の組織力で逃げ切った。

【グラフ】出口調査「政治家の世襲についてどう考える?」

 「お父さん、ひいおじいちゃんのような立派な政治家に育てていこうじゃありませんか。それがこの選挙です」。選挙戦最終日の22日、岸氏が山口県岩国市内で開いた街頭演説。応援に駆け付けた林芳正外相(山口3区)が、岸氏の曽祖父の岸信介元首相を引き合いに出して声を張り上げると、支持者から拍手が沸いた。

 林氏の岩国入りは、情勢調査で「接戦」が伝えられ急きょ決まった。自民党の森山裕選対委員長が19日、林氏に電話で応援を頼んだ。森山氏は17日には岩国市の岸氏の事務所を訪問。選挙区で最も有権者が多い同市で激戦になっていると、地元の県議や市議にげきを飛ばした。

 岸氏は逆風からのスタートだった。立候補表明した2月、伯父の安倍晋三氏ら首相経験者たち親族の名前を連ねた家系図を自身のホームページに載せると、「政治を私物化している」などと批判が渦巻いた。家系図の掲載を取りやめ、告示前から世襲批判の防戦に追われるようになった。

 選挙戦に入ると、安倍氏を支えた菅義偉前首相や自民党の茂木敏充幹事長、安倍派の国会議員たちが「立派な後継」「自民党としての戦いだ」とマイクを握った。岸氏も「父と伯父の背中を見て育った」と繰り返した。

 対する平岡氏。米軍岩国基地(岩国市)を巡る安全保障や脱原発のエネルギー政策を中心に訴えていたが、選挙戦後半から政治家の世襲批判を強めた。「今の日本に必要なのは、家系図ではなく未来図ではないですか」。告示まで1カ月を切った3月20日に立候補を表明し、約8年ぶりの選挙戦。だが、比例復活を含め5回当選し、民主党政権で法相を務めた知名度もあり、猛烈に追い上げた。

 中国新聞が投開票日に実施した出口調査では、自民党支持層のうち2割近くが平岡氏に投票し、無党派層の6割が平岡氏を選んだ。ある自民党系の岩国市議は「自分の選挙並みに歩いた。父信夫さんの時代にこんなに動いた記憶はない。岩国市の投票率が上がれば危なかった」と振り返った。

中国新聞社

604OS5:2023/04/25(火) 07:55:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/c4655b3fcf143e89462731478196ba84da533a60
銃撃後の「岸田首相」の心境と解散総選挙をめぐる思惑
4/25(火) 6:00配信


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デイリー新潮
時の宰相の来訪はウェルカム
襲撃を受けた心境とは?

 和歌山市で4月15日、岸田文雄首相の選挙演説会場に爆発物が投げ込まれた事件について、「被害者」である首相本人はどう感じているのか。その胸のうちと、NHKも含め各メディアがこぞって取り沙汰し始めた解散総選挙をめぐる思惑についてレポートする。

【写真】単独訪米した岸田裕子・首相夫人 後援会長に恥ずかしそうに語った“予行練習の中身”は

「演説会場の漁港は、人口がさほど多いわけではなく、さすがに見ず知らずの人がいたら目立つような場所なので、その意味では警察の警備の不徹底が指摘される一因となりました。岸田首相も狙われたことについては“嫌な気持ち”を抱いているとのことです」

 と、政治部デスク。一歩間違えれば命を失っていたのだから当然だろう。

「とはいえ、その後も淡々と選挙戦を継続しましたね。まさに“心を落ち着けて”と言い聞かせるようにして戦ったと聞いています」(同)

 そもそも、迎える側としても時の首相の来訪はウェルカムでしかないという。

「いくら人気がない人でもありがたいんですよね。士気があがるということとは別に、かつては首相や自民党幹部らがポケットマネーを手に訪れ、陣中見舞いとしてカネを渡す慣例もあったようで、それはやる気になりますよね(笑)」(同)

野党が手を出せない
 今回の衆参5つの補欠選挙で4勝1敗だったことについては、どう見るべきか。

「本来なら5つとれましたしとるべきでした。まぁ結果は結果ですが。いみじくも襲撃を受けた現場の選挙区・和歌山だけは厳しいかもしれないと伝えられており、その通りになってしまいました。自民党候補の過去の醜聞が尾を引いたなどと敗因が分析されていますが、それは戦う前からわかっていたことではありますよね」(同)

 今回の選挙前から岸田内閣の支持率は回復基調にあった。

「低迷に苦しんでいたことが嘘のように、ポイントを重ねてきました。主に外交で、12年ぶりの韓国大統領の来日を実現させ、インド訪問、その後のウクライナ電撃訪問と続きました。野党が手を出せない分野でうまくコトを進めることで、自民党の支持率にも安定感が見られますね」(同)

 岸田首相には、来年秋に予定される自民党総裁選を無風もしくは選挙なしでやり過ごすことで、長期政権としたい思惑があるとされる。

605OS5:2023/04/25(火) 07:56:01
首相の高揚感
「そのためには、総裁選前に1度、解散総選挙をし、国民の信任を受けたという形を作っておかなければならないというのが永田町の共通認識です。直近のタイミングとして、5月のG7広島サミットを経た後、今国会の会期末(6月21日)の前に解散するというものがあります。外交での成功を重ねた首相の高揚感は並々ならぬものがあるとされ、それを理由に解散の可能性に言及する人もいますね」(同)

 ただ、これについては、異論も少なくない。

「そのタイミングで解散を打つとなると、岸田政権になって1年8ヶ月で3度の国政選挙ということになり、いくら何でもやりすぎだということになってしまいかねません。まぁ2021年の衆院選と22年の参院選は既定路線だったわけですが、それでもそこまで国民の信を問うほどのテーマがあるのかと言うと甚だ疑問ではありますね」(同)

 さらに言えば、仮にそのタイミングで解散となっても来年秋の総裁選を無風にできる確証はどこにもないという。

総裁選を無風にしたいという狙い
「それこそ総裁選まで1年ちょっとあるわけで、それだけの時間があれば永田町で何が起こるかわかりませんよ。菅義偉前首相に総裁選で敗れて“もう終わった”と見られていた岸田首相がわずか1年で不死鳥のように蘇ったわけですからね」(同)

 結局のところ、総裁選を無風にしたいという狙いを前提にすれば、

「年が明けて通常国会の冒頭、もしくは来年の通常国会の会期末前の解散というのはリアリティがあるのではないでしょうか。この間、野党の伸長を抑え、うまく柱になる話題を提供することで内閣支持率をコントロールできるか否かというところでしょうね」(同)

 維新はともかく立憲民主の体たらくが今後も続き、岸田内閣に目立った失策がなければ長期政権の道が拓かれるということになりそうだ。

デイリー新潮編集部

606OS5:2023/04/25(火) 19:59:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/7517e1cc4aba1c1350e76c8a0956f710fc4b8f31
次期衆院選で選挙区1減の山口県…自民党の公認、林芳正外相と安倍元首相の後継で競合か
4/25(火) 16:46配信
 安倍晋三・元首相の死去と、実弟の岸信夫・前防衛相の議員辞職に伴う衆院山口4区と2区のダブル補欠選挙は後継2新人が勝利し、引き続き全4区を自民党が独占することになった。解散総選挙の時期が焦点となる中、喫緊の課題は、次期衆院選から1減となる小選挙区の党内候補者調整だ。有力な政治一族がひしめく「保守王国」の公認争いが、早くも動き出している。

安倍昭恵さんらから万歳で祝福される吉田真次さん

安倍氏並みの得票ならず
 「目標に達しなかったからどうだというのは、あまり考えていない」。24日午前、山口4区で初当選した吉田真次氏(38)は、安倍氏の遺影が掲げられた山口県下関市の事務所で報道陣に語った。事務所にはこの日も、二人三脚で選挙戦をたたかった安倍氏の妻、昭恵さん(60)の姿があった。

読売新聞

 選挙中、昭恵さんが繰り返し訴えたのが「圧倒的な勝利」だった。次期衆院選では、県内最大の都市で安倍氏と吉田氏の地盤でもある下関市を含む4区は「新3区」に再編される。4人から3人に絞られる公認争いで、まず焦点となる選挙区で、同市出身の林芳正外相(現3区)との競合が予想される。吉田陣営は候補者調整を有利に運ぶために、安倍氏が前回戦で獲得した8万票を目標としていた。

 しかし、吉田氏の得票は約5万2000票。目標には達しなかったが、4区の投票率は前回を14ポイント近く下回り、得票率でみると約6ポイント低いだけだった。当選後、報道陣に「新3区から立候補してほしいか」と問われた伊藤昭男・安倍後援会長(87)はきっぱりと「それはそうですよ」と答えた。

「首相に」待望論
 動向が注目される林外相は選挙戦最終日の22日、応援のため山口入りした。向かったのは、「接戦」が伝えられていた岸氏の長男で岸信千世氏(31)が立った山口2区。自民党の応援弁士は今回、両選挙区を「はしご」してマイクを握ることが多かったが、林外相は吉田氏陣営の演説に立つことはなかった。

 林家と安倍家には因縁がある。中選挙区時代は安倍氏と林氏の父親同士が議席を争い、小選挙区移行後のすみ分けで林氏は参院に回った。「林派」の地方議員からは「本来の地元から首相に押し上げたい」との待望論が日増しに高まる。

 ダブル補選が終わり、林派は動きを本格化させる構えだ。ある林派議員は「林外相にはこれから下関市をはじめ新3区をがんがん回ってもらう」と息巻く。

党本部から要請
 補選では、今後の候補者調整を担う自民党県連の対応も対照的だった。党支部に相談なく昭恵さんや安倍後援会幹部が吉田氏を擁立した4区で県連が積極的に支援することはなかった。一方で、2区は柳居俊学・県議会議長を中心に自民党県議らが全面的に支えた。

 2区は信千世氏の曽祖父である岸信介・元首相からの地盤で、区割り変更後の「新2区」に引き継がれる。信千世氏は無所属元議員の平岡秀夫氏(69)に約5700票差に迫られたが、地盤は揺るがないとの見方が強い。当選直後、信千世氏は「曽祖父の時代からお世話になり、思いは強い」と意欲をにじませた。

 新2区には、1区現職の高村正大・前財務政務官の地盤も含まれる。23日夜、信千世氏が万歳する会場に姿を見せた高村氏は「ライバルになる、ならないではない。自民党として国政にどう責任を持っていくかが一番」と語るにとどめた。

 自民党県連の友田有・幹事長は24日、山口市で開いた記者会見で、次期衆院選に向けた候補者調整について「党本部からも早く決めてほしいとの要請がある」と明らかにした。一方で、6月の県連大会までの決定が可能かを問われ、険しい表情でこう語った。「そう簡単ではなく、急いでしこりを残してもいけない。丁寧に調整を進めたい」

607OS5:2023/04/25(火) 23:47:25
https://www.asahi.com/articles/ASR4S6Q8DR4SUTFK00N.html
「急いで解散して何のメリットが」 薄氷の4勝、首相が描く解散戦略
有料記事衆参補欠選挙2023自民

西村圭史 藤原慎一2023年4月25日 5時00分
 衆参五つの補欠選挙で、自民党は4勝したものの、祝勝ムードとはほど遠い。思わぬ苦戦にむしろ危機感も広がり、衆院解散・総選挙の時期は不透明感を増した。

 「叱咤(しった)激励をいただいたと受け止めている」。補選から一夜明けた24日朝、岸田文雄首相は記者団の取材にこう語った。表情は硬いまま。その心中を首相周辺は「4勝といえども、薄氷を渡るような勝利だったからだ」と言う。

 政権の中間評価とされた今回の補選で、首相は強行日程で接戦の千葉、和歌山、大分にそれぞれ2回ずつ入った。15日には演説前に爆発物を投げ込まれる事件が起きたが、遊説日程を縮小しなかった。

 しかし、選挙期間中、情勢は思うように好転しなかった。「選挙区特有の事情が大きい。国政には直結しない」。官邸内からは、敗北も予想してか予防線を張るような声も出た。

 それだけに首相は4勝に安堵…

608名無しさん:2023/04/26(水) 18:54:51
自民党 大阪9 10 14 18で公募

原田と神谷は年齢的に引退、大隈と長尾は撤退か。

609OS5:2023/04/27(木) 21:04:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/9518979e646f397a6ea327572beb6609faa5f63e
公明、衆院全選挙区擁立方針の維新の動向にピリピリ
4/27(木) 19:56配信
公明党が、統一地方選と衆参5補欠選挙で勢力を拡大した日本維新の会の動向に神経をとがらせている。維新が関西で公明との協力関係を見直し、次期衆院選で原則全ての選挙区に候補者を立てる方針を打ち出したためだ。関西は公明の衆院選挙区選出議員の3分の2が集中しているが、維新と全面対決になれば当選は簡単ではない。結果によっては党勢全体に深刻な影響が及びかねない。

「自民党、与党を強く批判して、従来と異なる政治スタイルを強く打ち出したことが結果につながっている。維新のブランドイメージに票が集まった」

公明の山口那津男代表は統一選と衆参補選の投開票から一夜明けた24日、党本部で記者会見し、維新の勢いを分析した。

一連の選挙で維新は「飛ぶ鳥を落とす勢い」(野党幹部)を見せた。地域政党「大阪維新の会」が大阪府知事・大阪市長選を制し、奈良では日本維新の会の公認候補が大阪以外の知事選で初めて当選。維新の地方議員と首長の合計は目標の600人以上を上回る774人に達した。さらに衆院和歌山1区補選でも維新の新人が勝利した。

維新と公明はこれまで特殊な関係を結んできた。公明は衆院選挙区で当選した現職9人中、大阪府と兵庫県の選出議員が6人を占めるが、維新は看板政策の「大阪都構想」への協力を得るため、この6選挙区で独自候補の擁立を見送ってきた。

ただ、2度の住民投票で否決されたことを受け、維新は都構想を封印。大阪府・大阪市両議会の双方で維新が過半数を確保したこともあり、公明側は、維新が両議会の運営などで「われわれに配慮する理由はなくなった」(関係者)と見ている。実際、維新幹部は統一選の結果を踏まえ、大阪・兵庫の6選挙区について「(維新候補を)立てざるを得ない」と話す。

公明が支持母体の創価学会の組織力を背景に選挙で強さを誇ってきた関西は維新の牙城であり、定数1を争う選挙区の選挙は、厳しい戦いになるのは確実で総崩れになる可能性すらある。公明はまずは維新の出方を見る構えだが、「なんとかしないといけないという危機感」(関係者)が広がっている。(大島悠亮)

610OS5:2023/04/28(金) 17:37:49
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1512569557/2945
瀬川光之県議はスルーなんですね

旧3区谷川弥一(81)は比例転出予定 (そのまま引退?)
北村誠吾は76歳だからさすがに谷川が何か言うことはないか?

https://news.yahoo.co.jp/articles/d81a8b250a02d80f05f5bac6aa7704022f9860c8
長崎4区選出の北村誠吾衆議院議員が次期衆院選出馬見送り…山下県議が出馬に意欲
4/28(金) 16:46配信


長崎4区選出の自民党の北村誠吾衆議院議員が次期衆議院議員選挙への立候補を見送ることを決め、28日付けで、自民党の岸田総裁あての上申書を提出しました。

次期衆議院議員選挙では、長崎県内の選挙区は3つとなります。

北村議員は、新3区選挙区支部長について山下博史県議会議員が最適任とし、自民党の茂木幹事長や森山選対委員長などに報告したとしています。

事実上の「後継指名」を受けた山下県議は、KTNの取材に対して「ありがたい話。前向きに考えたい」と出馬に意欲を示しています。

山下県議は近く後援会関係者の会合を開き、正式に出馬を表明する考えです。

テレビ長崎

611OS5:2023/04/28(金) 17:41:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/3635ab0988d544e27bbb9930b8ff82d8edcda130
維新、野党第1党へ本腰…次期衆院選は立民と選挙協力決別か「より多くの候補者出す」
4/27(木) 8:00配信
 日本維新の会が、野党第1党の奪取に本腰を入れ始めた。次期衆院選での戦いを見据え、国会で「共闘」する立憲民主党と選挙協力の面では決別する構えをみせている。与党に対しても圧力を強めていく方針だ。

(写真:読売新聞)

 「今の野党第1党より多くの議席を獲得する。候補者はそれより多く出す」

 維新の藤田幹事長は26日の記者会見で、次期衆院選で現在野党第1党の立民より多くの候補者を出す考えを示した。

 維新は2021年の前回衆院選で96人を擁立し、41人が当選したものの、候補者、当選者のいずれも立民の半分以下にとどまった。立民が旧国民民主党と合流する前の17年衆院選では、候補者は立民の79人に対して維新は52人だった。

 先の統一地方選では「落選覚悟」で各地に積極擁立した結果、票を掘り起こして議席の大幅増につなげた。その勢いを駆って次期衆院選でも候補者を大幅に増やす方針だ。

 立民が反自民票をまとめる「野党共闘」を基本方針とするのに対し、維新は自民票の一部も取り込む戦略を描く。このため、維新幹部は「左派色の強い立民と近づけば保守票が逃げる」とみている。

 自民、公明両党とも対決姿勢を強める構えだ。次期衆院選では、関西を中心に自民の議席奪取を目指す。大阪市政での連携のために国政選でも一定の協力関係を築いてきた公明に対しても、公明現職のいる大阪、兵庫両府県の計6選挙区への擁立をちらつかせ、けん制している。

 ただ、維新が警戒するのが、候補者擁立が追いつかない状況下での衆院解散だ。藤田氏は早期解散の場合は公明選挙区に「問答無用で立てる」と強調しており、維新幹部は「協力を続けてほしいなら解散を急がないように首相に働きかけろというメッセージだ」と語る。

国民 接近図る 「非自民」受け皿
 国民民主党は、日本維新の会への接近を図っている。保守寄りの政策を掲げる「非自民」の受け皿として、次期衆院選での選挙協力を狙っているためだ。

 国民の玉木代表は25日の記者会見で、立憲民主党との選挙協力を否定する一方、維新については「最も近い政党だ」と述べ、秋波を送った。国民と維新は、憲法改正や安全保障・エネルギー政策で立場が近く、今国会でも憲法改正の条文案作りなどで連携している。

 一方、維新の藤田幹事長は26日の記者会見で、「選挙協力と国会での協力は次元が違う」と述べ、慎重な姿勢を示した。ただ、次期衆院選を巡り、京都選出の国民の前原誠司代表代行への対抗馬擁立について、維新幹部は「前原氏とは丁寧にやりたい」と述べ、見送りも示唆している。昨年の参院選では、京都選挙区から出馬した維新候補を国民が推薦した経緯がある。

 国民を巡っては自民、公明両党との連立構想もくすぶっており、自民、維新、国民の間で駆け引きが活発化するとの見方もある。

612OS5:2023/04/28(金) 17:54:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/519d1098652023442eb5cc4cd36126daf436c110
衆院解散、岸田首相の判断焦点 自民好結果受け 維新、全国政党化へ弾み〔深層探訪〕
4/26(水) 7:00配信
 岸田政権の中間評価を示す衆参5補欠選挙は23日、統一地方選後半戦と合わせて投開票された。昨年7月の参院選以来の国政選挙で、自民党は選挙前の3議席を上回る4議席を確保。早期の衆院解散が取り沙汰される中、岸田文雄首相の判断が焦点になる。日本維新の会は和歌山県で国政初の議席を得て、全国政党化への弾みとなった。

 ◇少子化対策前面
 「3勝を超え、4勝までいったのは非常に大きい」。自民党の茂木敏充幹事長は24日未明、党本部で記者団にこう胸を張った。

 今回の補選は2002年秋の7補選以来の規模となり、政権評価の性格が強まった。首相は「政権運営への影響は避けられない」(周辺)とみて、早くから布石を打った。

 その一つが「異次元の少子化対策」のメニューをいち早く示すことだった。具体策取りまとめの期限は6月と設定したが、3月末に児童手当拡充を柱とする「たたき台」を発表。政府関係者は「首相官邸が選挙前にこだわった。ばたばただった」と明かす。

 3月には日韓首脳会談やウクライナ電撃訪問で外交手腕をアピール。今月15日、遊説先の和歌山市で爆発物を投げつけられる事件が起きると、リスク覚悟で遊説を続け、「毅然(きぜん)たる姿勢」(党幹部)を演出した。内閣支持率が低迷を脱しつつある中で補選の投開票を迎えた。

 首相は遊説にも力を入れ、投票日前に山口2、4区を除く3選挙区を2巡した。再訪がかなわなかった山口の2選挙区には、支持団体などに自ら電話してテコ入れを図った。

 ◇解散の試金石
 首相は2月の自民党大会で、衆院千葉5区、山口2、4区で確保していた議席を「何としても守り抜く」と表明していた。自民党は保守王国山口の2議席だけでなく、「政治とカネ」の問題で逆風となった千葉で議席を維持し、参院大分選挙区で野党側の議席を奪った。

 21年春の衆参3補選・再選挙は自民党が全敗。当時の菅義偉首相が求心力を失う契機となり、衆院解散に踏み切れないまま退陣した。こうした経緯から、今春の5補選は首相が解散のフリーハンドを得られるかどうかの試金石とも目された。

 早ければ今国会中の解散もあり得るとの観測もくすぶる中、複数の自民党関係者は「4勝1敗なら解散風が強まる」と予想していた。ただ、野党候補が乱立した千葉5区で予想外の苦戦を強いられたことから、党内では「結果を慎重に分析した方がいい」(関係者)との声も出ている。

 ◇立民代表に責任論
 野党は退潮傾向に歯止めをかけたい立憲民主党と、野党第1党を当面の目標に据える日本維新の会が千葉5区で激突。立民は候補者一本化を呼び掛けたが、維新は応じようとせず、共闘の難しさを印象付けた。ほかの4補選で結果的にすみ分けたのは、地方での組織力不足ゆえのことだ。

 立民は自民党と一騎打ちの構図に持ち込んだ大分で野党議席を守り、千葉で自民党の議席をもぎ取ろうと全力を挙げたが、いずれも逃す結果となった。岡田克也幹事長は党本部で記者団に、千葉の敗因について「野党の候補者を調整できなかった一点に尽きる。教訓にしなければいけない」と表明。泉健太代表の責任を問う声が出ていることには「代表が責任を取る話ではない」と述べた。

 維新は、大阪府と兵庫県以外で初となる和歌山県での小選挙区選の勝利が「全国政党化への分水嶺(れい)」(関係者)とみて、知名度の高い吉村洋文共同代表(大阪府知事)を繰り返し投入、総力戦を展開した。

 藤田文武幹事長は23日夜の番組で、和歌山での勝利に触れ、「古い政治体制を変えるという訴えに共感してもらった。(衆院選の)擁立作業を急ピッチで進める」と強調した。

613OS5:2023/04/28(金) 17:55:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/5de36476e995806b5f2aec8778a6041798d70384
「岸田総理」命懸けの応援も虚しく「和歌山1区」で自民敗北の衝撃 危ぶまれる「世耕の鞍替え」に「二階の世襲」
4/26(水) 11:01配信



デイリー新潮
杉良太郎氏も門氏を応援していたのに……。(門氏のInstagramより)

 4月23日(日)に行われた衆議院補欠選挙。与党・自民党は、4つの選挙区のうち、山口2区、4区、そして千葉5区で激戦を制し、議席を確保した。その一方で、自民党候補が落選してしまったのが、他でもない和歌山1区である。二階俊博・自民党元幹事長が県連会長を務める和歌山県の一丁目一番地でもあり、“負けられない戦い”として自民党の重鎮が続々と応援入り。岸田総理の演説中には、爆弾が投げ込まれるという事件まで発生した。全国的に注目を集め、総力戦となった選挙区で、なぜ自民は敗れたのか――。

【写真を見る】門氏と中川郁子氏の劇的すぎる“路チュー”姿

真っ向勝負を
 自民党関係者が言う。

「和歌山1区は、もともと、岸本周平氏が自民党の門博文氏を破り続けていたのです。その岸本氏が昨年、和歌山県知事選への出馬を表明し、当選。空席となったため、補欠選挙が実施されることになったのです」

 自民党は、前回の衆院選で岸本氏に敗れ、比例復活も叶わなかった元職の門博文氏を候補として擁立した。

「門氏は2015年、週刊新潮に、中川郁子衆院議員との“路チュー”を写真付きで報じられ、地元での、特に女性からの人気を落としていました。そのため自民党和歌山県連も、今回の補選の候補者が門氏でいいのかと、散々悩んだのです。が、他に候補者がおらず、さらに、ライバルの岸本氏も応援することになったこと、なにより本人が『どうしても議員になりたい』と懇願してきたことから、それならばということで、門氏にチャンスが与えられたのです」

 ところが、

「関西圏で抜群の強さを誇る日本維新の会が、この動きを察知し、和歌山市議会議員を務めていた女性候補・林佑美氏を擁立した。女性スキャンダルの過去を持つ門氏からすれば、一番戦いにくい相手。つまり維新は、勝てると踏んで、真っ向勝負を挑んできたのです」

10ポイント以上の差のはずが
 かくして、4月11日に告示日を迎え、戦いの火蓋は切って落とされたのだが、そのタイミングで門陣営にとって、嬉しい“ニュース”が飛び込んできたのだ。

「某大手紙が実施したとされる告示前の情勢調査の結果が、自民党関係者やマスコミの間で出回ったのです。それによると、門氏は林氏に対して、10ポイント以上の差をつけていた。劣勢を予想していた門陣営は、涙が出る程喜んだそうです。これくらい差がついていれば、なんとか逃げ切ることができますからね。今思えば、これが油断につながった感は否めません」

 というのも、

「その後の各社の調査では数ポイント差で林氏が逆転していたにも関わらず、最初の数字の印象が強すぎて、“まあ、大丈夫だろう”という雰囲気が陣営内で流れていました。無論、長年この選挙区で戦ってきた門氏ですから、知名度はあるし、和歌山県知事も応援してくれている。スキャンダルだって過去のものです。それでも念には念を、ということで、岸田総理や菅前総理、さらには小池百合子東京都知事まで呼んで、入念に地固めまでしていました」

614OS5:2023/04/28(金) 17:55:56

全て白紙に
 しかし、林氏との差は埋まるどころか、広がるばかりだった。

「焦った陣営は、毎回、推薦こそ出しているものの、門氏の女性スキャンダル以降、実質的に動いていなかった公明党にも頭を下げ、改めてテコ入れしてもらって追い上げたのですが、それでも力及ばず。約6000票差で、新人の維新候補・林氏に負けてしまいました」

 気になるのは今後だが、

「実は次の衆院選以降のどこかのタイミングで、和歌山県選出の参院議員で大臣経験者の世耕弘成氏が、二階氏の選挙区である和歌山2区(※現在は3区だが、次回以降、区割りの変更で2区となる)から出馬し、二階氏の後継とされている、二階氏の長男との保守分裂選挙を勝ち、衆院に鞍替えするという計画があったのです。が、自らが選挙戦を指揮した門氏が敗れ、1区を維新に奪われた今、2区内で自民が内ゲバをやっているとなれば、今回のように、維新が強力な候補を出してくる可能性がある。世耕氏の計画は、一旦ストップせざるを得なくなったでしょう」

 また、一方の二階氏にも影響が。

「仮に世耕氏が戦いを挑んで来なくても、次回以降の選挙に二階氏ではなく、地元・御坊市の市長選にすら勝てなかった二階氏の長男が出るとなれば、勢いづいている維新は再び“勝てる”と確信をもち、強力な候補を立ててくるでしょう。二階氏もこれで当面、自らのタイミングでの引退はできないということになってしまった」

 よもやの敗戦で、自民党の重鎮たちの思惑は全ては白紙となった――。

デイリー新潮編集部

新潮社

615OS5:2023/05/02(火) 00:11:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b57a5f63323bdc4208e11accef22a8fa7e0d788
和歌山で衆院補選敗北 自民、残りの候補調整難航
5/1(月) 17:59配信
衆院選挙区「10増10減」に伴う自民党の候補者調整が大詰めを迎えている。対象となる134選挙区のうち114で次期衆院選の候補者となる支部長が決まり、4月に補欠選挙が行われた山口や和歌山など残る20の空白区で選定作業を急ぐ。ただ、簡単に答えを出せない選挙区が多く、調整は難航している。取りまとめが長引けば、岸田文雄首相の解散戦略に影響する可能性もある。

4月23日投開票の衆院山口2区、同4区の補選では、自民候補の岸信千世、吉田真次の両氏がそれぞれ当選し、山口の4選挙区は引き続き自民が占有した。しかし、次の衆院選で山口の定数は1減の3となる。

自民幹部は「現職4人に対し椅子は3つしかない。誰かが比例代表に回るしか方法はない」と説明する。山口と構図が重なる滋賀県では、この方式が採用された。

党内では山口の新1区に高村正大氏(現1区)、新2区に岸氏、新3区に林芳正外相(現3区)を立て、吉田氏が比例に回る案などがささやかれる。ただ、吉田氏は昨年死去した安倍晋三元首相の後継で、今回の補選で大差をつけた。党内最大派閥の安倍派(清和政策研究会)などには、吉田氏を次期衆院選でも選挙区から出すよう求める声が強い。

吉田氏は国会に初登院した4月26日、記者団に「有権者、国民の皆さまのために、力を尽くすことがまず第一だ。先のことを私からお答えするのはなかなか難しい」と語った。

一方、和歌山1区補選では、自民が擁立した門博文元衆院議員が日本維新の会の新人に敗れた。和歌山も定数が1減の2となる。新2区は現在の選挙区と地盤が重なる二階俊博元幹事長(現3区)が出馬に意欲を示している。

新1区の候補について、自民幹部は「補選も含め選挙区5連敗の門氏を立てるわけにはいかない。一から候補を選び直さないといけない」と肩を落とす。現2区の現職、石田真敏元総務相や、補選でも出馬が取り沙汰された元沖縄北方担当相、鶴保庸介参院議員らの名前が挙がる。

党幹部は「維新の勢いは簡単には止められない」と指摘。世耕弘成参院幹事長(参院和歌山選挙区)が補選で門氏の擁立を後押しした経緯を踏まえ「世耕氏が責任を取って新1区から出ればいい」と言及する。かねて衆院へのくら替えに意欲を見せてきた世耕氏は、4月25日の記者会見で「誰がどうこうというより、まずは体制の立て直しが重要だ」と述べるにとどめた。

最近は岸田内閣の支持率の上昇も受け、早期解散論もささやかれる。党内には「候補者の選定がもたつけば首相の解散の判断に影響を及ぼしかねない」(中堅議員)と危惧する声も多い。ある党幹部は「全体の85%は決まっているので解散はいつでもできるが、決着がつかない選挙区は解散後に強引に決めるしかない」とも語る。(石鍋圭)

616OS5:2023/05/02(火) 00:12:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/a61f3c593f373938cadc7673eb934d8ac47212ff
危機感増す公明に維新が「圧力」で永田町の解散風は? 岸田首相に笑顔なしの理由〈dot.〉
5/1(月) 14:48配信



衆参補欠選挙の投開票日の翌4月24日、首相官邸に入る岸田文雄首相。その胸中は

 統一地方選、衆参補欠選挙が終わり、各党にもさまざまな変化があった。4補選で勝利した自民党だが、大きな“傷”も負い、広島サミットを間近に控えた岸田文雄首相も手放しでは喜べない状況のようだ。政治ジャーナリストの安積明子氏が、今後の政局について解説する。

 * * *

 永田町に“解散風”が吹き始めている。おそらく4月23日に投開票された五つの衆参補欠選挙で、自民党が4勝したためだろう。

 昨年7月の参院選の最中に銃撃されて亡くなった安倍晋三元首相の弔い合戦となった衆院山口4区や、体調不良で岸信夫前防衛相が引退した山口2区は、もともと自民党の勝利が予想された。

 たしかに、後継者として出馬した岸氏の長男・信千世氏には、世襲批判が吹き荒れた。伯父である安倍元首相はもちろん、曽祖父の岸信介元首相など、まるで血筋を誇示するような家系図を掲載したり、出馬前にもかかわらず東京のホテルでパーティーを開いたりしたことなどが、反感を抱かれた原因だった。

 しかしこれら山口県の二つの選挙区は、岸田首相にとっては「当選確実」の選挙区だったに違いない。というのも岸田首相4月15、16日と、選挙戦最終日の22日に、自民党候補を応援すべく入ったのは、衆院和歌山1区、千葉5区と参院大分選挙区だったからだ。

 そして和歌山1区の門博文氏は落選したものの、一部の下馬評で野党候補にリードされていた千葉と大分で、自民党候補は勝利を収めた。

 大分ではかつて社民党党首も務めた立憲民主党の吉田忠智氏と一騎打ちの激戦を展開した末、自民党の白坂亜紀氏が341票の僅差(きんさ)で勝利した。

 それは岸田首相にとって、大きな自信となったに違いない。5月のG7広島サミットにも幸先がよい。

 だが、投開票日の翌24日の岸田首相の表情には、勝利のうれしさは見られなかった。

「今は解散は考えてはいない」

 慎重さを装うその岸田首相の言葉に、ある自民党議員は「解散は遠いのではないか」と話した。理由は、四つの補選以外のあちこちの選挙区で「負け」があったためだ。

 4月9日の奈良県知事選では、自民党県連が推薦し、立憲民主党県連が支持した平木省氏が日本維新の会公認の山下真氏に敗北。これが衆院和歌山1区補選で維新が勝利する導火線になった。また自民党大阪府連に至っては、大阪府知事選と大阪市長選で自主支援した候補が大差で敗れ、かろうじて最後の牙城(がじょう)であった大阪市議会も維新が過半数を獲得したため、壊滅状態になっている。

 ベテランの落選も目立った。統一地方選の前半戦、9日に投開票だった熊本市議選では、議長を含む自民党の現職4人が落選し、改選前から6議席減らした。また新潟県議選では、70歳の自民党県連幹事長が落選している。

 一方で日本維新の会は、衆院和歌山1区で勝利したうえ、目標とした首長と地方議員計600人を大きく上回る774人となった。もし600人を下回ったら代表を辞めると宣言していた馬場伸幸代表は、24日の会見で、野党第1党の議席を次期衆院選で実現すると宣言。大阪で連携していた公明党との関係も、9日に「一度リセットさせてもらう」と述べていた。

 これまで維新は、公明党が議席を持つ衆院大阪3区、5区、6区、16区と兵庫2区、8区の六つの選挙区で候補を擁立することを控えてきた。それは大阪市議会で過半数を維持していなかったためで、公明党の支持が必要だったからだ。

 だが、いまや維新は大阪府議会でも大阪市議会でも過半数を占めており、公明党に遠慮する必要はなくなった。

 これは公明党に大きな衝撃をもたらした。

 大阪は1957年の参院大阪選挙区補選で、当時創価学会渉外部長だった池田大作名誉会長らが逮捕され、その後無罪となった「大阪事件」の地であり、国家権力に勝利した場所として「常勝関西」を標榜してきた。

 その基礎をつくったのが、30年以上にわたって関西の創価学会の組織を統括してきた副理事長兼関西総主事の西口良三氏だったが、その西口氏は2015年3月15日に死去。『西口時代』を知る公明党関係者は、「選挙になると西口さんが『あそこに行け』と指示をし、そこから必ず票が出た。もうあんな人は出てこないだろう」と語った。

617OS5:2023/05/02(火) 00:21:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/122256a34e1d0efa1823ea75f9e1a783acfc578c
自民県連1区支部長 高橋比奈子氏応募見送り 「若い方を応援して勝つのがいい」<岩手県>
5/1(月) 21:43配信
次の衆議院選挙で自民党公認候補予定者となる岩手1区の支部長の公募について、前の衆議院議員の高橋比奈子氏(65)が応募しなかったことを明らかにしました。

自民党県連の岩手1区の支部長は、2021年の衆院選で公認候補だった高橋比奈子氏が落選した後空席となっていて、県連では4月17日から4月30日まで公募していました。

高橋氏は5月1日のめんこいテレビの取材に対して、応募を見送ったことを明らかにし、その理由を次のように語りました。

前衆院議員 高橋比奈子氏
「内部でもめたりするよりは、若い方でやりたいという方を応援して、絶対勝つというのが良い。政治活動は続ける」

公募には、県議の米内紘正氏(35)と参議院議員秘書の田中真一氏(56)が応募したことを明らかにしています。

自民党県連によりますと、応募はこのほかにもあり、今後、党員投票などを経て6月上旬までに支部長を決め党本部に上申するとしています。

岩手めんこいテレビ

618OS5:2023/05/02(火) 00:21:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c9ed01beae2a8429cdd92141423d4aa5bc83f10
公明、東京28区に候補者擁立で最終調整 自民は反発
5/1(月) 20:02配信
公明党は衆院小選挙区定数の「10増10減」で新設される東京28区(練馬区東部)に公認候補を擁立する最終調整に入った。来週にも決定する。自民党の了解を取り付けておらず、自公間の緊張が高まりそうだ。

 関係者が1日明らかにした。衆院比例東京ブロック選出の河西宏一衆院議員や高木陽介政調会長の擁立案が取り沙汰されている。

 公明は10増10減で小選挙区が増える都市部で候補者を増やす方針で、東京12区選出の岡本三成元副財務相を同29区に、共に衆院比例選出の石井啓一幹事長を埼玉14区に、伊藤渉政調会長代理を愛知16区に移らせた。東京28区にも擁立したいと自民に打診していた。

 4月23日投開票の練馬区議選で公明候補11人のうち4人が落選したことから「公明は東京28区を諦めるのでは」との観測が自民内にあった。しかし公明支持母体の創価学会が擁立に強いこだわりを示したという。

 自民幹部は「東京で更に1選挙区は相当難しい。それは自民執行部の共通認識だ」と反発している。【畠山嵩】

619名無しさん:2023/05/02(火) 05:24:20
米内光政のひ孫なら選挙区当選、ラグビー田中なら完全落選だな。

620名無しさん:2023/05/02(火) 22:55:57
次期衆院選・非自公擁立状況(特記なしは立憲)
北海道
1 道下 維:小林 ※自民は候補未定(船橋は参院転出、鶴羽は道議)
2 松木 維:山崎
3 荒井 維:鳥越良孝(北見・元道議)
4 大築 ※参政幹部の田中義人は元ニセコ町議
5 池田→知事選落選も支部長再任しそう 前回共産擁立
6 西川
7 篠田
8 逢坂 前田一男→道議
9 山岡
10 稲津
11 石川
12 川原田

青森
1 升田
2 ※高畑→県議転出
3 ※山内→弘前市長選落選後音沙汰なし?

岩手
1 階 ※自民支部長有力は米内県議or田中真一(2016参候補)?
2
3 小沢…比例復活だったので引退可能性(花巻地盤の木戸口に譲ったり?)

秋田
1 寺田 維:松浦(早坂に代わって比例当選が視野に…)
2 緑川
3 国民系無?:村岡→知事選や参院選など全県選挙出たけどどうする?

宮城
1 岡本
2 鎌田
3 大野園子→支部長辞任
4 安住 維:早坂 自:森下は調整で比例(下位?)
5 小野寺が強いので共産しか立たない?

山形
1 原田
2
3 阿部寿一→阿部ひとみ(親戚ではないはず)と来たので酒田地盤無所属で誰か出る?

福島
1 金子
2 玄葉or馬場←どっちも比較的マシな人材ので綺麗にまとまってほしい
3 小熊
4 (2区の片方が比例単独1位だと他県勢から苦情が来そうなので4区に…?)

621名無しさん:2023/05/02(火) 23:33:54
茨城
1 有志:福島
2 藤田幸久→事務所閉鎖(ブログは更新中)
3 梶岡
4 (前回は維新・共産しか擁立せず)
5 国:浅野
6 青山(参の候補者応援したりとアレな節が)
7 中村 維:水梨→牛久市議

栃木
1 維:柏倉 渡辺→県議
2 福田 ※西川jr…参院選落選→維新離党し県議選も落選(強行出馬したら五十嵐の比例復活が…)
3
4 藤岡
5

群馬
1 ※維:宮崎→県議 斎藤敦子は何処へ…
2 無:石関?…井野陣営が色々不味いがどういう立ち位置で?
3
4
5

埼玉
1 武正
2 維:高橋
3 ※山川→草加市長(同時に某白塗り芸人も市議に…)
4 ※上田清司地盤(国民?)
5 枝野
6 大島
7 小宮山 維:伊勢田
8 無:小野塚→Tw見た感じ出そう
9 杉村
10 坂本
11
12 森田
13
14 国:鈴木 維:石塚貞通? vs公:石井啓一
15 高木(支部長未再任だが活動中) 維:沢田

東京
1 海江田
2
3 松原(区割り再編で未定)
4
5 手塚
6 落合
7 松尾 維:小野 自:丸川
8 吉田
9 山岸 自:今村? 某氏の公民権停止解除は24年6月…(それまでにおそらく解散)
10 鈴木庸
11 阿久津
12 国:大熊利昭 維:阿部 共:池内? ※自:高木(岡本が29区に行ったんで出れそう?)
13
14
15 維:金澤 自:柿沢(都連入り出来ず)、区長選落選の山崎一輝は?
16 柴田勝之(弁護士) 維:中津川
17 国:円より子 ※維:猪口→支部長辞任(撤退?)
18 菅 自:福田かおる(農水・斎藤健元秘書官)
19 末松
20 共:宮本
21 大河原
22 山花 れ:櫛淵(交渉次第では他選挙区に回ったりする?)
23 伊藤(どっちもどっちだが小倉も正直…なので勝ってほしい)
24 国:佐藤
25 
26 自:今岡植(財務官僚)
27 長妻 維:辻 自:黒崎祐一(前・港区議、7区から出たかったが区外へ…)
28 高松 維:藤川 自:安藤?vs公明で与党候補争い?(なお区議選惨敗…)
29 木村 国:樽井 公:岡本
30 自:長島

622名無しさん:2023/05/02(火) 23:56:57
立憲は近畿以西は目も当てられないな。
大阪は自民党支援した方がいいレベル。

623名無しさん:2023/05/03(水) 00:19:06
>>621
埼玉は増区で選挙区1つ増えるんじゃなかったっけ

624名無しさん:2023/05/03(水) 00:27:30
埼玉16 三角
抜けてた失礼

625名無しさん:2023/05/03(水) 01:02:14
神奈川
1 篠原 維:浅川 自:松本(73歳で落ちたら引退確定)
2 維新は多分立てなさそう(理由はお察し)
3
4 早稲田 維:高谷 (山本に入れたくない浅尾票は何処へ…)
5 山崎
6 青栁 維:串田→参院(夫人が出たりは?)
7 中谷(パワハラ騒動+維新擁立で完全落選…)
8 江田
9 笠 維:吉田
10 維:金村 共:畑野?(前回比例共産1議席で初の4人当選逃す…)
11 言わずもがな共産しか立たなさそう
12 阿部 維:水戸
13 太
14 長友
15 社民orれいわあたり?
16 後藤
17 ※神山→引退
18 国:鈴木 維:横田
19 国:深作
20 自:甘利(比例定年制で太から逃亡)

千葉
1 田嶋
2
3 岡島
4 野田(14区含め未定)
5 矢崎? 国:岡野 次も乱立?
6 維:藤巻
7 竹内
8 本庄
9 奥野
10 谷田川 自:林→息子に引き継ぎたいが女性問題が壁
11 れ:多ヶ谷
12 樋高
13 宮川 維:清水
14 自:高橋恭介(前回比例単独)

山梨
1 中谷 維:後藤?(まだ政治活動に意欲は?)
2

626名無しさん:2023/05/03(水) 01:28:40
新潟
1 西村 維:石崎
2 菊田
3 黒岩
4 米山 泉田…裏金騒動で支部長外し→維新or無所属?
5 梅谷 無:風間(前回出馬せずも次期選挙へ向け準備みたいな事は言ってた)→維新?

富山
1 山登志浩 吉田→維新除名(代わりで上野が出て因縁の対決?)
2 越川
3 ※参:海老克昌地盤(射水・元県議)

石川(※参が1区・2区あたりに擁立しそう)
1 荒井? 維:小林
2 小山田
3 近藤

福井
1 鈴木宏治…県議選不出馬、国政再挑戦示唆
2 斉木…県議選当選も次も出るそう

長野
1 篠原
2 下条 維:手塚
3 神津
4 共産?
5 曽我→落選後引退

岐阜
1
2
3 阪口→羽田次郎秘書(出馬できるかは)
4 今井雅
5 維:山田(元下呂市長、佐伯が支部長再任してないので4区は?)

静岡
1 維:山下 高橋(国民支部長外れ無所属)
2
3 小山 ※参:山本(袋井・元県議)
4 国:田中 維:中村(愛知維新以外で一番復活見込みあるので頑張れ)
5 吉川→維新&参政は受け入れたりするだろうか(不出馬可能性大だけど)
6 渡辺
7 日吉(支部長未再任だが活動)
8 源馬

愛知
1 吉田
2 国:古川
3 近藤
4 牧 維:中田
5 西川 維:岬
6
7 森本
8 伴野
9 岡本
10 藤原 維:杉本 無?:安井
11 国:丹野
12 重徳
13 大西
14 
15 立→無:関(国民に接近)
16 松田 国:福田 小牧市・山下市長?

三重
1 
2 中川
3 岡田
4 ※坊農→英敬曰く引っ越したそう(Tw見る限りでは政治活動継続中だが)

627名無しさん:2023/05/03(水) 01:45:33
滋賀
1 国:斎藤
2 立:徳永(田島は一旦撤退)
3 れ:高井?

京都
1 共:穀田 維:堀場
2 国:前原
3 泉 維:??? 自:木村→江東区長
4 有志:北神
5 山本 維:井上?
6 山井 維:中嶋 自民支部長不在

大阪
1 維:井上
2 維:守島
3 萩原 参:中条栄太郎?
4 維:美延
5 共:宮本 れ:大石
6 ※村上→立憲離党、知事選は辰巳支持
7 維:奥下
8 維:漆間
9 維:足立 原田憲治は引退→息子?
10 維:池下 辻元→参院転出 大隈→支部長辞任
11 維:中司 平野→引退しそうだがパナ後継者は?
12 維:藤田
13 維:岩谷 ※某事務局長地盤
14 維:青柳 長尾→支部長辞任(塩川孫が有力そう)
15 維:浦野
16 森山
17 維:馬場
18 維:遠藤 神谷→支部長辞任
19 維:伊東

628名無しさん:2023/05/03(水) 02:05:00
兵庫
1 井坂 維:一谷
2 舩川(親戚のおじさんの水戸黄門アピールは…)
3 維:和田
4 今泉 維:赤木
5 維:遠藤
6 桜井 維:市村
7 維:三木
8
9 (人口比的に某前市長が出たら西村は苦しい)
10 隠樹 維:掘井
11 維:住吉
12 維:池畑

奈良
1 馬淵 ※維:前川は選挙違反で失職不可避→中川崇?
2
3

和歌山
1 維:林 自:世耕or鶴保?
2 維新は案山子でも善戦しそう…(くにもりおばさんの票基準で考えたら)

鳥取
1 共産
2 湯原(選挙違反で陣営が若干ガタつく…)

島根
1 亀井
2

岡山
1 原田
2 津村
3 はた 共:擁立検討 自:平沼・阿部→比例(一番対応に苦慮しそう)
4 柚木

広島(減区の煽りか立憲落選者が再任されず…)
1 まぁ次も社民or共産とかになりそう
2
3 維:瀬木 公:斉藤→まだ引退する気がなさそう
4 維:空本 野村→政治活動継続匂わせ(広島かは不明)
5 佐藤
6

山口
1 ※大内→県議
2 平岡?
3

629名無しさん:2023/05/03(水) 02:18:42
徳島
1 有志:仁木 大先生→知事で支部長不在?
2 また共産しか立てられない?

香川
1 小川 維:町川(HANAジュンコ)
2 国:玉木
3 共産?

愛媛
1 国:石井 友近聡朗→辞任
2 白石
3 自民系無:桜内?

高知
1 武内
2 広田→引退?

福岡
1 維:山本
2 稲富
3
4 維:阿部
5 堤
6 
7
8
9 有志:緒方 共:真島?
10 城井 維→無:西田…自民に接近?
11

佐賀
1 原口
2 大串

長崎
1 国:西岡 維:山田博
2 山田勝
3 末次 自:北村→山下博史県議後継指名も金子原二郎Jrも意欲

熊本
1 ※濱田→県議選落選
2
3
4 ※矢上→人吉市長選落選

大分
1 有志:吉良
2 吉川
3 安達澄?

宮崎
1 渡辺 維:外山
2 国:長友
3 共産・社民?

鹿児島
1 川内
2
3 野間
4 社民?

沖縄
1 共:赤嶺
2 社:新垣
3 屋良
4 無:下地幹郎? 維:山川

630OS5:2023/05/04(木) 02:03:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/40e65ac1b247879f9d6f51c57ba10ee1dfb488c1
落選危機の30人を実名公開!「6月大増税解散」で自民党なのに落ちる議員のヤバすぎる実情
5/3(水) 8:02配信


 かりそめの勝利に酔い、解散総選挙へと突き進む自民党。だが所詮、この政権は「消極的支持」でかろうじて保っているにすぎない。ここにきて台頭した「第三勢力」が、岸田の目算を一気に狂わせる。

 前編記事『「6月大増税解散」に向けて全国で異常事態が発生中…! 維新大躍進で自民党なのに落ちる議員「30人の名前」』につづき、自民党が迎える危機について詳述する。

政権を揺るがす激震の「震源地」
写真:現代ビジネス

 スキャンダルの絶えない「いわくつき」の議員がひしめく神奈川では、有権者の自民党離れが著しい。特に、統一教会問題で槍玉に上がった4区の元防衛副大臣・山本朋広や、18区の前経済再生担当大臣・山際大志郎だ。

 「山本さんは、山際さんと一緒に統一教会の集会に参加したり、統一教会創設者・文鮮明氏の妻で教団の現最高指導者である韓鶴子氏に花束を渡して『マザームーン』と呼びかける映像をすっぱ抜かれた。そもそも彼は今まで選挙区で勝ったことがなく、過去5回の当選はすべて比例復活なので『いい加減にしろ』という声が党内でも上がっている。今回は比例復活も認めてもらえないでしょう」(自民党中堅議員)

 東海に目を移せば、静岡8区で安倍派会長代理の塩谷立が危うい。前回は2万4000票差をつけられて立憲の源馬謙太郎に敗れたが、「派内でも急速に存在感を失っていて、次期会長レースから早くも脱落。引退も視野に入っている」(自民党安倍派中堅議員)。

 そして今回、激震の「震源地」となるのが近畿だ。自民党の連立パートナーである公明党の牙城だが、維新はそれを崩壊させるべく手ぐすねを引いている。大阪の自民党ベテラン議員が語る。

 「維新は大阪都構想で公明党の協力を得るため、長年公明党が守ってきた大阪3区、5区、6区、16区には候補を立ててこなかった。しかし今回の統一地方選で、維新は府議会で3分の2、大阪市議会でも過半数を獲得して、もはや公明党の顔色を窺う必要がなくなった」
公明が維新にひれ伏す
写真:現代ビジネス

 「常勝」と言われた大阪公明党も、支持者の高齢化や離脱で最近は票の減少が止まらない。しかも、これまでは前日本維新の会代表・松井一郎が前総理の菅を介して創価学会副会長・佐藤浩と意思疎通してきたが、松井が引退したいま、公明党は維新とのパイプを失っている。先の議員が続ける。

 「維新が(前述の)4選挙区すべてに候補を立てれば、公明党は全敗する可能性が高い。16区の北側一雄を比例に回して維新に明け渡すかわりに、他の区は見逃してもらうという取引を持ちかけるしかないんじゃないか」

 近畿では大阪以外でも、この地方選で維新が躍進した。勢いそのままに、前回1議席にとどまった兵庫でも攻勢をかける見通しだ。自民党閣僚経験者が言う。

 「特に兵庫7区では前回、自民党の山田賢司と維新の三木圭恵が激しく競り合い、山田が逃げきったが、次は維新が圧勝するだろう。5区では国家公安委員長の谷公一が出るが、野党候補が維新に一本化される動きがある。谷は『岸田総理襲撃の直後にうな丼を食べた』と失言したことや、12月に公務中に緊急搬送されたことも懸念材料だ」

631OS5:2023/05/04(木) 02:03:20

「もう遠慮しませんよ」
Photo by gettyimages

 山口では区割り変更で選挙区が一つ減り、現職が一人弾き出される。安倍晋三の後継として当選した吉田真次が比例に回り、1区は元自民党副総裁・高村正彦の長男である正大、2区は岸信千世、3区は外相の林芳正で分け合う形になりそうだ。

 「しかし今回の補選で、信千世は'15年に引退した元法務大臣の平岡秀夫相手に大苦戦を演じた。党内では『この際、信千世が落ちれば総選挙では3人で3つの選挙区を分け合えるから、調整が楽なのに』という声も出ていたほどで、まだ信千世はまったく信頼を得られていない」(前出・自民党安倍派議員)

 岸田はこの総選挙を「子育て支援を訴えて戦う、と言っている」(前出・自民党岸田派議員)が、国民はそれが「増税ありき」の政策だと見抜いている。詳細は42ページからの記事でも記すが、「岸田政権が大勝すれば、また税金も社会保険料も上がる」と、国民は内心うんざりしているのだ。

 対する維新は「消費税とガソリン税の減税」を中心政策に据える。前出と別の維新幹部が言う。

 「維新は保守分裂の『漁夫の利』を得ているだけだ、という人もいますが、ほんまにそうですか? 和歌山の補選で勝ったウチの林(佑美)には無党派層だけでなく、自民支持者からもかなり票が入った。それだけ政権への不満が溜まりつつある、ということでしょう。

 もう自民党にも公明党にも遠慮しません。国会では与党とも是々非々でやるが、選挙では妥協しない。今まで仕方なく自民党に入れてきた人を、全員取ったりますよ」

 維新という「異物」が、ついに政界を本格的に引っ掻き回し始めた。「鈍感宰相」の岸田はまだ、それがもたらす激変を見くびっている。(文中敬称略)

 「週刊現代」2023年5月6・13日号より

週刊現代(講談社)

632OS5:2023/05/04(木) 02:05:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/28b63b99034cbd0c35ffc28b18c7ca4e2d38145d
「さらば公明党」創価学会を切り捨て、維新と組んだほうがいい…!岸田首相が「解散総選挙」を決断する理由
5/3(水) 8:03配信

現代ビジネス
選挙結果を精査してわかったこと
photo by gettyimages

 自公の仲間割れで衆院解散へ――。ここへ来て、政治のプロのあいだではそう囁かれ始めている。

【写真】再逮捕された「美人すぎる寝屋川市議」の写真集全カットを公開する

 岸田文雄政権の内閣支持率が上がり、一時期消えかけた衆院の解散総選挙が現実味を帯びてきたといわれる。

 が、解散説の理由はそれだけではない。むしろ永田町で囁かれる解散説の根拠はそこではなく、統一地方選と衆参補選の分析結果に由来している。

 選挙前、下手をすると2勝3敗と目されていた衆参の補選を4勝1敗で乗り切った岸田政権。同時に行われた統一地方選の闘い方が、公明党とのあいだで亀裂を生んでいるという。

 原因は、やはり国政政党「日本維新の会」や地域政党「大阪維新の会」を含む維新の躍進だ。

 元来、大阪や兵庫の選挙において無類の強さを発揮してきた維新は、今回、奈良県知事選で勝利し、衆院和歌山1区の補選でも自民に黒星を付けた。

 また、首都圏では4月の統一地方選で東京都内に立てた70人の候補者のうち、67人が当選。神奈川県議の改選前2を25議席に増やし、ゼロだった埼玉県が5議席、市議を含めた地方議員は13から17となった。全体で見ると、地方議員の数は464から774人と1.7倍増だ。

 もっとも、維新がいくら伸びたといっても、よくよく見ると、本当に強みを発揮したのは関西であり、その影響が首都圏にまで波及したといっていい。実際、維新の代表である馬場伸幸も、全国的な力はまだないと控え気味に話している。

 もともと維新は、松井一郎をはじめとした大阪の自民党府議団が飛び出してつくった政党であり、大阪の選挙で強いのは地元選挙の足腰があるからにほかならない。

 加えて、旧民主党の分裂後、野党第一党の立憲民主の体たらくが維新を勢いづかせているのは巷間の見立て通りだが、今度の補選や統一地方選を見る限り、それとは別の大きな原因があった。

まさかの「選挙戦略ミス」
 ひとつは、大阪の自民と公明の選挙戦略ミスだ。大阪府知事と大阪市長のダブル選と同じ9日に投開票された府議選の定数は79、市議選は81となっている。府議会でこれまで維新に過半数を握られていた自公としては、今度の市議選における維新の過半数阻止を至上命題に掲げていた。

 しかしダブル選に圧勝した維新はその勢いのまま、市議選で過去最多の46議席、府議選でも55議席を獲得し、ともに過半数を得る結果となった。選挙後、維新はさっそく市議会の定数削減による「身を切る改革」をアピールし、他党の議員は戦々恐々としている。

 地元の公明党関係者が悔やむ。

 「過去の選挙で公明は維新に辛酸を舐めさせられてきたので、『市議選だけは負けられん』と全国の地方選そっちのけで創価学会婦人部を投入し、ハッパをかけてきました。市議選の選挙区は大半が3人区ですから、維新のトップ当選は許しても残りの2議席を自公でとれるよう運動してきたのです。それがアダになった」

 また自民党では、衆院議員が大阪の小選挙区の各支部長を務めているが、維新に議席を奪われて比例区に回った代議士や浪人中の衆院選候補者ばかり。彼らは自民党小選挙区の支部長として、いつか維新から議席を奪還しようと地元の自民大阪市議たちとともに選挙活動を続け、それなりに票も持っている。公明党関係者が続ける。

633名無しさん:2023/05/04(木) 02:05:30
自公双方に渦巻く不信感
 「3人区の市議選では誰もが3位までに滑り込みたい。そこで公明の市議候補は今回、衆院の自民党支部長に頼み込んで票を回してもらおうとしました。衆院の自民党候補としては、来る衆院選における公明票をアテにしているから、公明市議候補の頼みを無下に断ることはできない。そのため、多くの支部長が自分の支持者の票を公明の市議候補に回してやったわけです」

 おかげで公明は19人の公認候補中、18人が当選できたという。だが、ここで割を食ったのが自民党だ。公認19の市議候補のうち、かろうじて11人が当選したものの、改選前の14議席から大幅に議席を減らした。鉄板と見られていた市議団幹事長の川嶋広稔ですら東成区で3位にも入らず、あえなく落選する始末である。

 さらに府議選では、26人を立てた自民党が改選前の16から7に激減するという壊滅的な結果に終わった。で、維新が府議会と市議会の両方で過半数を得る結果となったのは前述した通りだ。

 自民はこうした公明の選挙活動に不信感を抱き、いまやそれが中央政界にまで波及しているという。自民党代議士秘書が言う。

「自公の溝」は深まるばかり
 「自民の大阪府議団や大阪市議団は、公明に票を回したせいで惨敗を喫したと怒りがおさまりません。いわば大阪の衆院支部長たちが地元の議員を見殺しにしたような格好で、自民党大阪府連の中では中央と地方の議員の断絶が起きています」

 その一方で、公明サイドからは市議会まで過半数を失ったのは自民が負けたせいだといった不満の声があがっており、自公の溝が深まっているという。

 「茂木(敏充自民党)幹事長では自公の亀裂を修復することはできないし、いっそのこと公明を切り捨て、維新と組んで解散に打って出た方がいいというムードになっています」

 そこへ自公のパイプを自任する前首相の菅義偉や元幹事長の二階俊博の思惑が絡み、事態をより一層複雑にしている。

 (敬称略 つづく)

634OS5:2023/05/04(木) 02:07:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/533d478361cbac909cfe57e566ae458e34d1a562
【歴史的初勝利の裏側】 「候補者擁立は考えていなかった」維新幹部が明かす保守王国・和歌山の勝因は「敵失だな…」自民党は候補者選びを間違えたのか
5/3(水) 6:03配信
 4月26日、衆院和歌山1区補選で勝利を収めた日本維新の会の林佑美(はやしゆみ)衆議院議員が初登院した。緊張した面持ちで衆院に足を踏み入れた林氏は「女性目線そして母親目線、主婦目線として子育て支援の充実、頑張ってまいりたいと思います」と抱負を語った。大激戦を制し、維新が勝利した和歌山1区。しかし、その勝因について、党幹部は冷静に分析する。「“敵失”だな。」つまり、自民党が候補者選定を間違えたということだ。


今年3月、補選に立候補した門博文氏が、自ら所属する二階派の会合に挨拶にきたときのことだ。二階派の所属議員がこう指摘したという。

「スニーカー真っ白じゃないですか」

一瞬、周りはシーンとした。門氏のスニーカーはピカピカで全く汚れていなかったというのだ。門氏は衆院和歌山1区を地盤としているが、過去4回、和歌山県知事である岸本周平氏を相手に4連敗を喫しており、21年は復活もままならなかった。

つまり、浪人中であるにもかかわらず「ちゃんと地元活動をしているのか」との疑問符が当初からついていたことになる。4月15日には、岸田総理が遊説に立ち寄った雑賀崎で爆発物を投げつけられる事件も発生した。その後、和歌山駅前でも選挙応援を続けた岸田総理は、演説が終わった後、自らの車の後部座席の窓を開けて手を振りロータリーを一周。自ら「暴力に屈しない姿勢」を見せた。

ある二階派議員は「あんな事件があったら普通は自民に有利だと思うけど」とこぼす。実際、和歌山で総理の演説をみた私も「流れは自民だ」と確信したのだが、実際、流れはその反対である維新へと変わっていった。

そして歴史的議席を得た維新だが、当初、和歌山で戦う予定はなかったというのだ。

そもそも、和歌山1区の候補として有力視されていたのは門氏ではなく、和歌山を選挙区とする鶴保庸介参議院議員だった。“勝てる候補”として白羽の矢が立った鶴保氏だったが、その後、和歌山県連の候補者選びは難航する。

そもそも維新は「候補者擁立」を考えていなかった
鶴保氏と門氏は同じ二階派だが、門氏を推したのは参院幹事長の世耕弘成氏(安倍派)。県連内の様々な思惑も絡み、結局選ばれたのは4連敗中の門氏だった。実はこの瞬間から、維新は新たな候補の擁立へと動き出したのだ。

それは一体なぜか。

鶴保氏は維新の生命線でもあする「大阪・関西万博」の議員連盟で事務局長を務めている。万博の振興をはかる議連が発足したのは去年12月。そのとりまとめ役を引き受けた鶴保氏には恩義があり、維新としても候補を立てる選択肢はなかったのだという。

だが、結果的に選ばれたのは門博文氏だった。県連会長の二階氏も容認したものの、決して積極的な擁立ではなかったとされる。維新の幹部は当時、門氏が候補になった一報を聞くと絶句し、その後こう話した。

「これで遠慮なく戦える」。

635OS5:2023/05/04(木) 02:07:25
候補者自ら“選挙カー運転” 実は脆弱だった維新陣営
維新が擁立したのは和歌山市議である林佑美氏。実際に選挙活動を覗いてみると、スタッフは10人以下。大阪から国会議員や秘書が応援に入ったものの、こんな人数で戦えるのかという脆弱な態勢だった。

選挙戦の2日目には、林氏が事務所に行くと鍵が閉まっており、本人自らが選挙カーを運転し現場に現れることもあったという。組織がほとんど無いところから始めた選挙戦だったが、日増しにチームワークは強まっていったといい、私が見たところスタッフの顔には自然と笑顔が浮かび、陣営の雰囲気は良かった。

3人の子どもを育てている立場から子育て政策の充実などを訴えた林氏はその後、弱点の演説力も少しずつ改善させ、統一選前半で奈良県知事選を制した維新の風にのり、支持を伸ばしていくことになった。

一方、門氏の応援には選挙戦最終日に岸田総理が2回目の応援に入り「門博文をよろしくお願いします」と声を張り上げた。総理の演説後、会場では支援者一人一人とグータッチする日焼けした門氏の姿が。当初、「真っ白」と指摘されたスニーカーは薄汚れていて、選挙戦の激しさを物語っていた。

国民支持層の多くが維新・林氏に投票
4月23日の投票日当日。報道各社は午後10時台に、相次いで林氏に当選確実の一報を打った。結局、門氏との差はおよそ6000票。保守王国と言われた和歌山1区の議席を維新が初めて獲得した瞬間だった。

興味深いデータも明らかになった。MBSなどの出口調査では、国民民主の支持層が門氏より、林氏に多く投票したとみられることだ。岸本周平知事は元国民民主党の国会議員で、今回は門氏の応援に回っていたのだが、調査はその姿勢とは正反対の結果を示していた。ある有権者はMBSの取材に「過去4回は岸本さんに入れてきたが、立場が変わって門さんを応援すると言われてもなかなか受け入れられない。空気を変える意味でも、維新に投票した」と積極的ではないまでも、維新支持の理由を話した。

敗北した自民党の世耕参院幹事長は25日の会見で、門氏を推した責任について問われると「議論の過程において、誰かが誰かを推したというようなことは全くありません」とあくまで県連全体の責任だと強調した。「議席奪還に努めていくことで責任を果たしていきたい」と述べ、県連としての体制を立て直していくとの決意を示した。

一方、維新幹部は「一度いただいた議席は絶対に死守する。国会と並行して林氏に地元活動にも力を入れるよう指示した」と述べ、いつ解散があっても対応できるよう態勢を組むと語気を強めた。

衆院の早期解散も取りざたされる中、保守王国・和歌山を舞台にした“熾烈な争い”が新たに始まることになる。

毎日放送報道情報局 解説委員 三澤 肇

636名無しさん:2023/05/04(木) 23:40:21
富山1区に山氏擁立、2区は越川氏 次期衆院選で立民県連
https://webun.jp/articles/-/388996

637OS5:2023/05/05(金) 10:49:06
山 2019年参院選富山出馬落選(法定得票数以下)
越川2021年衆院選富山2区出馬落選

https://webun.jp/articles/-/388996
富山1区に山氏擁立、2区は越川氏 次期衆院選で立民県連
2023年4月30日 05:00
 立憲民主党県連は29日、次期衆院選富山1区に副代表の山登志浩氏(43)=富山市永楽町=を擁立することを確認した。富山2区は副代表の越川康晴氏(59)=魚津市文...

638名無しさん:2023/05/05(金) 16:42:20
次期衆院選 新長崎3区 金子元農相長男、自民公認名乗り
https://nordot.app/1026670505142042624?c=174761113988793844

次期衆院選の新長崎3区を巡り、金子原二郎元農相(78)の長男で会社員の金子容三氏(40)が3日、松浦市であった原二郎氏の後援会会合に出席し「次期衆院選にチャレンジしたい」と出馬に意欲を示した。自民党県連が支部長(公認候補)を公募した場合、名乗りを上げる。
 容三氏は会合で教育改革の必要性や農林水産業の振興、西九州自動車道などインフラ整備の重要性を出馬の動機に挙げた。既に新3区内であいさつ回りを始めている。会合では容三氏の松浦地区後援会を立ち上げることを確認。会長には友広郁洋元市長が就いた。
 容三氏は長崎市生まれ。幼少期を佐世保市で過ごし、慶応義塾大卒。米国の大学で経営学修士(MBA)を取得した。大手証券会社に勤務している。
 公認候補を巡っては、山下博史県議(48)=佐世保市・北松浦郡区=も名乗りを上げており、公認争いが本格化する。

639OS5:2023/05/06(土) 01:22:21
https://news.goo.ne.jp/article/nagasaki/region/nagasaki-20230503103359.html
自民山下県議が公認候補名乗り 次期衆院選新長崎3区
2023/05/03 11:20長崎新聞

 次期衆院選の新長崎3区を巡り、自民党の山下博史県議(48)=佐世保市・北松浦郡区=は2日、佐世保市内で後援会正副会長会を開き、党県連が支部長(公認候補)を公募した場合、名乗りを上げる考えを伝えた。正副会長会は了承した。
 山下氏は終了後「国会議員秘書や県議の経験を生かし、国政の中で新長崎3区の活性化に取り組みたい」と語った。党県連は支部長の選任方法について、7日の選挙対策委員会で公募を軸に協議する見通し。
 新長崎3区とエリアの多くが重なる旧長崎4区の支部長は現在、北村誠吾衆院議員(76)=8期目=が務めている。北村氏は先月末、今期限りで引退し次期衆院選に出馬しない考えを党本部に伝えた。
 公認候補を巡っては、元農相の金子原二郎氏(78)の長男容三氏(40)も名乗りを上げるとみられる

640OS5:2023/05/06(土) 01:24:13
https://news.goo.ne.jp/article/at_s/region/at_s-1234613.html
5区支部長に細野氏 議論へ 一部の自民県議推す 古参、反発根強く
2023/05/03 08:25あなたの静岡新聞

5区支部長に細野氏 議論へ 一部の自民県議推す 古参、反発根強く

県議選で自民公認候補の出陣式に駆け付けた細野豪志衆院議員(中央)=3月末、三島市内

(あなたの静岡新聞)

 4月の統一地方選と衆参5補欠選挙を終え、静岡県内の自民党関係者の間では5月の大型連休を前後して、“空席”の衆院静岡5区支部長ポストを巡る動きが活発化しそうだ。2021年11月に自民入りした細野豪志衆院議員(静岡5区)を推し、5月末の党県連大会で支部長就任を求める声が県議の一部から上がる一方、旧民主党時代から細野氏と戦ってきた地元支部の古参党員らの反発は根強い。統一地方選前半戦の県議選では細野氏との距離を巡って自民系同士が争った選挙区があり、5区支部長問題は支部分裂や党員の離党を招く恐れもある。
 「自民党入り、県連入りに道筋をつけていただいた恩がある。何があっても一緒に歩む」。4月初旬の県議選。焼津市の自民公認候補の隣に声を張り上げる細野氏の姿があった。
 細野氏は「静岡県衆議院支部」の支部長の肩書を持つ。県議選では函南町や焼津市、磐田市など各地の激戦区で党公認候補の応援に奔走した。函南町では、町支部と支援した自民公認新人が、前回19年県議選まで細野氏が支援した野党系現職を破り、議席を奪還。党県連幹部は「統一地方選で最も貢献した国会議員」と評し、県連大会での支部長就任の算段を模索する。
 静岡5区は、党支部長だった吉川赳衆院議員(比例東海)が週刊誌報道を受けて離党。党県連の城内実会長(衆院静岡7区)が5区支部長を兼務する。細野氏は入党後初の国政選挙となった22年7月の参院静岡選挙区で自民公認候補の支援に入り、陣営幹部から「当選の功労者」とされた。
 統一地方選でも、知名度と集票力を背景に地方議員と距離を縮め、多くの自民系候補が細野氏との協力姿勢を打ち出した。
 ただ、細野氏の5区支部長就任には、函南町支部など賛同する組織がある一方で、態度を鮮明にしない市町支部もある。県議選の御殿場市・小山町選挙区では、21年衆院選で細野氏を支援した支部の若手が新人を立てたが、細野氏と対峙(たいじ)する古参党員が支える現職に敗れ、支部の亀裂が決定的になった。三島市でも22年12月の市長選を巡り、支部が推した新人が、細野氏と近い現職との対決に敗れ、三島市支部長が辞任するなど混乱が続く。
 統一地方選後半戦の市議選で、多くの自民系候補が細野氏と連携した富士市。同市富士支部の幹部は「候補者は自らの当選のために細野氏に傾くが、党員はそう簡単に納得できない」と議員の動きを冷ややかに見つめ、支部長就任を強行されれば「多数の離党者が出る」と警告する。板挟みに苦しむ地方議員の一人は「段階的に党員のわだかまりを解消する努力が必要」と軟着陸を探る。
 後半戦と同日に行われた衆参5補選は自民の4勝1敗となり、早期解散の観測もある。解散・総選挙になった場合、野党系候補者の県内空白区は静岡5区をはじめ複数あり、各党の動きも注視される。

641OS5:2023/05/08(月) 09:42:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/74c2cfcce2dbd935170acdb0e193f570f493430e
細野氏 静岡県連大会出席へ 自民5区代表会議 支部長問題、面会し検討
5/8(月) 8:24配信
 自民党衆院静岡5区支部代表者会議が7日、三島市内で開かれた。5区支部を構成する6市町支部の代表者は、2021年11月に入党した党静岡県衆議院支部長の細野豪志衆院議員(静岡5区)が、5月29日の党県連大会に出席することを了承した。空席状態が続く5区支部長については、2市町支部が細野氏就任に賛同、4市町支部は細野氏と直接、意見交換して検討することを決めた。城内実県連会長は同大会までに各支部の意向を確認した上で、一定の方向性を示す方針を明らかにした。

 会議は非公開。細野氏の県連大会出席を巡っては、22年の大会に一部の県議らが細野氏出席を模索したものの、県連内部の反発もあって実現しなかった経緯がある。今回の大会について、県内選出の党国会議員は地元支部の了承を条件に出席を認めているという。

 同支部代表者会議の参加者によると、県連役員は、衆院解散・総選挙の観測もある中で支部長を早期に決定するよう党本部から指示があったと説明した。各支部代表は細野氏の支部長就任への見解を述べた。

 裾野市支部は4月中旬に同氏の就任を求め、県連に上申済み。函南町支部は容認の意向を示した。一方、2月下旬から同氏と意見交換を始めた富士市富士支部と、これまで協議の機会がなかった三島、御殿場、小山の計4市町支部からは、期限を定めずに協議したいとの意見があったという。

 会議後の取材に城内県連会長は「細野議員と各支部との意見交換を踏まえて方針を決める。ただ、いつまでも先延ばしできない。29日までに一定の方向性が出てほしい」と述べた。

 協議を求めた支部の代表者の1人は「細野氏を受け入れざるを得ない状況は理解しているが、これまで戦ってきた党員への説明責任がある」と述べた。



 

静岡新聞社

642OS5:2023/05/08(月) 09:45:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae6d6720f23d5b2af25a066971307c07fe75ae00
自民 衆院選の新1区・3区の候補公募へ【長崎】
5/7(日) 18:28配信


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KTNテレビ長崎

テレビ長崎

次の衆議院議員選挙に向け、自民党長崎県連は新たな区割りの長崎1区と3区について、候補者にあたる支部長を公募します。

自民党長崎県連は7日、選挙対策委員会を開き、空席となっている新1区と、現在の4区の現職が今期限りの引退を表明した新3区について、候補者にあたる支部長を公募すると決めました。

公募の期間は、5月9日から17日までです。

それぞれで選考委員会を開き、6月上旬に長崎県連の意思決定を党本部に上申するとしています。

党本部の「選択の幅を広げたい」という意向を受けて、長崎県連は、1人に絞らず、複数を上申する可能性もあるということです。

新3区は既に2人が意欲を示していて、新1区でも水面下で動きがみられます。

テレビ長崎

643OS5:2023/05/08(月) 09:46:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/5396b355d5a0bd5a6a2a52df671ba12ecc96a5bb
自民党第5選挙区の支部長問題 細野豪志議員で調整 静岡県連は29日の大会までに方針
5/7(日) 18:22配信

テレビ静岡NEWS

テレビ静岡

吉川赳(よしかわ たける)議員の離党により支部長が不在となっている第5選挙区支部について自民党県連は、細野豪志(ほその ごうし)議員を支部長に上申する方向で調整を進めています。

7日、静岡県三島市で開かれた自民党第5選挙区支部の代表者会議では、5月29日に開かれる県連大会に細野議員の出席を認めることが決まりました。

一方、支部長問題については、一部の市町の支部から細野議員との意見交換を求める声があがったということです。

自民党県連会長(支部長代行)城内実衆議院議員
「一部の(市町)支部についてはじっくり細野議員と話をしてですね、これまでのいろいろなわだかまり、いろいろな問題についての見解を問うたりですね、することをまずやると」

県連としてはすべての支部が納得すれば細野議員を第5選挙区の支部長として党本部に上申する方針で、県連大会までに一定の方向性を示したい考えです。

テレビ静岡

644OS5:2023/05/08(月) 11:33:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/517730485bde9fcfda50eb622b12dd31bcf4e471
岸田首相、サミット後の解散・総選挙は既定路線も「維新躍進」「公明集票力低下」で望み通りにならない
5/8(月) 11:15配信
「岸田政権の中間評価」が問われた衆参5補選で自民党は4勝1敗と勝利し、永田町では解散風が一層強く吹きだしている。だが、“聞く力”をどこかに忘れ去った岸田文雄・首相の思惑通りにはいかないようだ。


望み通りにはならない
 支持率上昇を追い風に総選挙準備を進めてきた岸田首相は、補選翌日のぶらさがり会見で「今解散は考えていない」と煙に巻いたものの、額面通り受け取る者はいない。後見人の麻生太郎・副総裁はその日の自民党役員会で「(補選は)立派な成績をあげたと自信を持たなければならない」と首相の背中を強く押した。

 統一地方選の応援に駆け回った自民党議員たちも、地方選が終わると早速、「解散は近いぞ!」と当選した系列議員を集めて総選挙の対策を協議している。

 政治ジャーナリスト・野上忠興氏は広島サミット(5月19〜21日)後の解散・総選挙は既定路線だと指摘する。

「岸田内閣の支持率は広島サミットでピークを迎える。首相にとって今が解散には一番のタイミングで、先送りするほど状況は悪くなる。勝負に出るしかないと腹を固めているはずです。通常国会会期末の6月21日に衆院を解散し、大安の7月23日投票が有力でしょう。この日程であれば選挙期間中にちょうど安倍晋三・元首相の一周忌(7月8日)をはさむことになり、保守層に強くアピールできる」

 安倍氏の一周忌を選挙のテコにして勝利をめざすと見るのだ。

 だが、いざ総選挙となれば、岸田首相の望み通りの結果にはなりそうにない。

 統一地方選と衆参補選の結果から浮かび上がったのは、日本維新の会の躍進と公明党の集票力大幅低下だ。

 維新は地盤の大阪を制覇し、和歌山補選、奈良知事選に勝ったうえに全国でも599人の議員・首長を当選させ、議席を1.7倍に増やした。次の総選挙では、大阪地盤の地方政党から本格的な全国政党へと脱皮する基盤をつくったと見ていい。維新の藤田文武・幹事長は衆院選について、「今の野党第1党より多くの議席を獲得する。候補者はそれより多く出す」と野党第1党をめざすことを宣言し、“台風の目”になるのは間違いない。

 対照的に、自民党の集票マシンでもある公明党は地方選に全力投入することで知られ、「全員当選」が至上命令だったが、東京の区議選で8人も落選したのをはじめ、地方選全体では12人落選。集票力の低下は隠しようがない。

 自民党も衆参補選は「薄氷の勝利」だった。自民有利とされる低投票率だったにもかかわらず、保守地盤の和歌山で敗北、山口、大分では僅差まで追い上げられ、都市の千葉では自民党候補の得票率は30%しかなかったにもかかわらず、野党の候補乱立で辛うじて議席を守ることができた。自民党も“選挙体力”が大きく低下している。

選挙情勢分析/野上忠興(政治ジャーナリスト)

※週刊ポスト2023年5月19日号

645OS5:2023/05/08(月) 11:48:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/dda6671b0d25aac3daf6a0d2ef5e12d3525551a8
自民長崎県連 新長崎1、3区の候補公募へ 次期衆院選 党本部に複数上申も
5/8(月) 10:05配信


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長崎新聞
 自民党長崎県連は7日、長崎市内で選挙対策委員会(委員長・加藤竜祥衆院議員)を開き、次期衆院選を見据え、新長崎1区と同3区の支部長(公認候補)をともに公募することを決めた。期間は9〜17日。各支部選考委員会を20日に開いて支部長候補を選出し、6月初旬の選対委などを経て党本部に上申する。
 選対は冒頭を除き非公開。終了後、古賀友一郎県連会長が報道陣に明らかにした。古賀会長は「複数の候補を上申してほしいという党本部の意向がある」とし、新1区、新3区とも県連段階で候補を複数選び優先順位を付ける可能性もあるとした。近く公募要項を発表する。
 新3区を巡っては、大部分を占める旧4区の支部長を北村誠吾衆院議員(76)=8期目=が務めている。北村氏は先月28日、次期衆院選に出馬しない考えを党本部に伝えた。これを受け、山下博史県議(48)=佐世保市・北松浦郡区=と、金子原二郎元農相(78)の長男で会社員の金子容三氏(40)が名乗りを上げる意向を示している。
 北村氏は不出馬を伝達した際に「(新3区)支部長には山下県議が最適任」と付言していた。古賀会長は「(7日の選対では)後継指名をどう取り扱うかを審議した。その結果、現職の意向はありながらも公募が良いのではないかとなった」と述べた。
 一方、新1区に含まれる旧1区は2021年衆院選で党公認候補が落選。新1区の支部長は不在となっており、複数の県議らが就任に意欲を見せている。
 新1区は長崎市、新3区は佐世保など11市町で構成する。

646OS5:2023/05/08(月) 19:50:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef19c217a8a08144c614e52a3b255e4c6d37d984
目指すは「立憲超え」 維新、衆院選で新人積極擁立へ
5/4(木) 7:30配信
毎日新聞
衆院和歌山1区補選で当選確実となった林佑美氏(右)と握手を交わす馬場伸幸・日本維新の会代表=和歌山市で2023年4月23日午後10時58分、大西岳彦撮影

 日本維新の会が衆院選での候補者擁立に向け力を入れている。維新は、次期衆院選で「野党第1党」の座を狙い、現在第1党の立憲民主党を上回る候補者の擁立を目指す。4月の衆院和歌山1区補選で自民党候補を破ったほか、統一地方選でも奈良知事選で勝利し、地方議員の議席数を大きく伸ばすなど勢い付く維新に対し、他党の警戒感も強まっている。

 「次の大きな目標は野党第1党の議席をお預かりすること。登山道も急角度になってくると思うので、相当気合を入れてやらないといけない」

 4月27日に国会内であった記者会見。馬場伸幸代表は次期衆院選で野党第1党の座を奪う方針を改めて確認した上で、擁立作業を加速する考えを強調した。統一地方選で維新は、馬場氏の進退を懸けて掲げた「地方議員600人以上」の目標を大きく上回る774人が当選し、党勢を急拡大させた。

 勢いに乗りたい維新は、次期衆院選の候補者擁立に本腰を入れる。党幹部は「野党第1党より多く出す。150人は出したいと思うが、立憲がもし150人出すなら、こちらは160人出す」として、2021年衆院選の96人を大きく上回る擁立人数を設定。比例票の掘り起こしも狙い、5月からは早速オンライン形式の立候補希望者向けの説明会を開催する。

 一方で議員の「質」の確保が課題だ。4月の愛知県議選では、維新公認の新人(落選)が公職選挙法違反(買収)容疑で逮捕された。維新は近く統一地方選で当選した新人議員らを大阪に集め、議員としての心構えなどを学ぶ勉強会を開く。

 維新は、自民だけでなく立憲や公明党の現職がいる選挙区での直接対決も辞さない構えだ。

 野党陣営では、立憲が反自民票をまとめることを目的に野党候補の一本化をもくろむ。一方で維新は、自民票の一部も取り込む戦略で、国会で一部「共闘」路線を取る立憲とも「選挙協力は絶対ない」とのスタンスだ。維新幹部は「立憲の泉健太代表の選挙区にも候補を立てる」と断言する。

 関西で一定の協力関係にあった公明とは、公明現職のいる大阪、兵庫両府県の計6選挙区で擁立を見送ってきたが、藤田文武幹事長は「いったんリセット」と明言して方針を転換。今後地元の党幹部らと協議して方針を決定するが、党内には「公明はうちが立ててこないと甘くみている。6選挙区全てで立てるべきだ」といった強硬論もある。

 こうした維新の姿勢を他党は警戒する。特に野党第1党の座を狙われている立憲は神経をとがらせ、立憲ベテランは「補選で全敗したことより、維新が議席を伸ばしてきていることについての分析が必要だ。このままでは次の衆院選で維新に食われる」と焦りをあらわにする。【古川宗】

647OS5:2023/05/09(火) 12:58:38
こんな感じか

旧2区 加藤竜祥(反KT) →新2区
旧3区 谷川弥一(KT派) →比例単独へ(引退?)
旧4区 北村誠吾(反KT) →引退
  反KT:山下博史県議
  KT派:金子容三
参議院古賀友一郎
参議院山本啓介

https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1225012585/7672
「自民」は衆院議員の谷川弥一氏(79)=長崎3区=と参院議員の金子原二郎氏(77)=長崎選挙区=、
「県民会議」は衆院議員の加藤寛治氏(75)=長崎2区=にそれぞれ近いとされる。

https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1225012585/7791
衆院議員は北村誠吾氏(74)=長崎4区=と加藤竜祥氏(41)=同2区=が中村氏を、
谷川弥一氏(80)=同3区=が大石氏を、それぞれ支援。参院議員の金子原二郎農相(77)は〜大石氏の若さと意気込みを買いたい。

https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1225012585/7838
 「金子の娘と谷川の息子が結婚しており、県内有力者同士が親族となっている。このKTコンビが長崎政界の中心人物であることは間違いない

648OS5:2023/05/09(火) 13:03:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc3bb555806a5aece1ddefb1c50cbb5910cd4464
岸田文雄首相、衆参5補選4勝1敗で好成績も「勝った気がしない」理由〈AERA〉
5/9(火) 8:00配信


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AERA dot.
AERA 2023年5月15日号より

 岸田文雄首相は衆参5補選で4勝1敗だったにもかかわらず、「勝った気がしない」と言う。中身を見ると「薄氷の勝利」だった。AERA 2023年5月15日号の記事を紹介する。

【表の続きはこちら】

*  *  *

 この大型連休、岸田文雄首相はエジプトなどアフリカ4カ国とシンガポールを歴訪。議長を務めるG7広島サミット(主要7カ国首脳会議、5月19〜21日)で「グローバルサウス」と呼ばれる途上国の意見を反映させるためだ。その首相の胸中の大半を占めるのはサミット後の政局、とりわけ衆院の解散・総選挙のタイミングである。一歩判断を誤れば政権が吹き飛んでしまう。先行きには多くの落とし穴が待ち受けている。


 4月23日に投開票された衆参5補選で自民党は「4勝1敗」と好成績だった。しかし、中身を見ると「薄氷の勝利」だったことが分かる。自民の衆院議員が政治とカネをめぐる問題で公民権停止処分となり、辞職したことに伴う衆院千葉5区は、野党の立憲民主党、国民民主党、日本維新の会、共産党などがそれぞれ候補者を擁立して自民の新顔女性候補を利する結果となった。衆院和歌山1区は、岸田首相の演説会場に爆発物が投げ込まれて混乱。岸田首相は選挙戦最終盤にも応援に入ったが、自民の前衆院議員は維新の新顔女性候補に及ばなかった。二階俊博元幹事長、世耕弘成参院幹事長という実力者を擁する和歌山での敗北は大きな痛手だ。


 山口2区では、岸信夫前防衛相の長男が6万1369票で当選したが、民主党政権で法相を務めた無所属候補が「世襲批判」などを訴えて5万5601票を得て肉薄。「自民王国」の山口も安泰ではないことを示した。安倍晋三元首相の死去に伴う衆院山口4区は、安倍氏後継の元下関市議が当選したものの、旧統一教会問題を批判してきた立憲の元参院議員が元市議の半数近くの票を得て自民側を驚かせた。一方、参院の大分選挙区は自民、立憲の一騎打ちで大接戦だったが、341票という僅差(きんさ)で自民新顔が滑り込んだ。

 4勝1敗の結果について岸田首相は「勝った気がしない」と周辺に語っている。自らテコ入れした和歌山1区で力負けし、千葉5区は野党乱立の割には苦戦を強いられたからだ。岸田首相は全国の選挙情勢をめぐって、自民の森山裕選挙対策委員長と情報交換を重ねている。森山氏は、党内の中堅・若手議員の中には「風頼み」で地道な活動が足りない人も多いと報告。岸田氏は熱心に聞いているという。(政治ジャーナリスト・星浩)

※AERA 2023年5月15日号より抜粋

649OS5:2023/05/09(火) 20:45:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/eae4f2d825c1279e96fe7710cdfab53c889a156e
G7後の「衆院解散カード」にらみ思惑 首相は慎重答弁、重要法案成立急ぐ
5/9(火) 20:11配信



カナロコ by 神奈川新聞
岸田文雄首相(資料写真)

 大型連休明けの9日、国会で論戦が再開された。岸田文雄首相は防衛財源確保の特別措置法案などの審議で衆参の2委員会に出席。立憲民主党など野党と対峙(たいじ)したが、波風を避ける慎重な答弁で通した。重要法案に早期成立のめどをつけ、先進7カ国首脳会議(G7広島サミット、19〜21日)の終了直後を視野に、「衆院解散カード」を握りたいとの思惑がにじんだ。

 衆院本会議で入管法改正案の採決が行われているのと同時刻、参院厚生労働委員会では一定収入のある75歳以上の公的医療保険料の段階的引き上げなどを盛り込んだ健康保険法などの改正案が審議された。

 立民の打越さく良氏は、法案でうたう「全世代対応型社会保障制度」を「そもそも社会保障は全世代が対象で『頭痛が痛い』と言っているようなものだ」と皮肉まじりに批判。「高齢者負担増隠しのネーミング。選挙目当てだ」とただしたほか、関連法を一括して審議する束ね法案を「野党が賛成できるものも紛れ込ませて争点を隠し、評決権を侵害している。費用負担の行方など必要な事項も示されていない」と指摘した。

 首相は「名称は『給付は高齢者、負担は現役世代が中心』との仕組みを変えていく意味で『選挙目当て』との指摘は当たらない」と反論。束ね法案については「審議の仕方は国会で判断いただく」、負担を巡っては「(関係する)審議会の判断だ」などとかわした。

神奈川新聞社

650OS5:2023/05/10(水) 16:10:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/94fda3980c18f30fd6926903ef88fd9d02748c3e
安倍元首相の後継は「先がない」と後援会幹部 昭恵夫人の涙の応援も苦しい新山口3区公認争い〈dot.〉
5/9(火) 21:30配信


AERA dot.
吉田真次氏の当選が確実となり、涙ぐむ安倍昭恵さん=2023年4月23日午後8時10分

 安倍晋三元首相の銃撃事件を受けて行われた、4月の衆院山口4区の補欠選挙では、元首相の後継候補が大勝した。とはいえ、その得票数を見て陣営からは、「厳しい」という声が漏れる。次の衆院選で小選挙区の定数が減る山口県では、自民党の公認候補争いがすでに始まっているのだ。

【写真】次の衆院選、新山口3区での立候補が見込まれている大物議員はこちら

 4月にあった衆院山口4区の補欠選挙では、安倍元首相の後継として前下関市議の吉田真次氏(38)が立った。選挙戦中、吉田氏のそばで、「後見人」のようにふるまい、付き添ったのが安倍元首相の妻、昭恵さんだった。街頭に立ち、選挙カーから手を振り、個人演説会ではマイクを握った。

「主人の最後の選挙です」

「吉田氏を立派な成績で当選させてください」

 涙ながらに昭恵さんは訴え続けた。

 安倍派からも、萩生田光一政調会長、下村博文元文科相、稲田朋美元防衛相ら、大物が次々と応援に入った。「安倍元首相の後援会」の応援弁士も続いた。まさに安倍元首相の選挙そのものだった。

 4月23日の開票の結果、吉田氏の得票は約5万2千票。立憲民主党の有田芳生氏の2倍以上の票を得て、弔い選挙を制した。しかし、安倍元首相の後援会幹部からは、厳しい声が漏れる。

「安倍先生の選挙だったら勝つのは当然で、10万票に届くかどうかが焦点だった。吉田氏を安倍先生の名代と思って応援したが、この数字じゃダメだ。勝つには勝ったが、昭恵夫人も票にはがっかりの雰囲気だった。これじゃ先がない」

 安倍元首相は、最後の2021年衆院選の得票こそ約8万票だったが、それ以前は7回連続10万票を超える得票で当選を重ねた。2021年の衆院選は投票率が48%台だったが、今回は34%台にとどまったことも、吉田氏には誤算だった。

 また、安倍元首相の衆院選に際しては、野党が「とても勝てそうにない」と山口4区に有力な候補者を出さないこともあった。しかし今回、立憲民主党は、旧統一教会問題を長く追及してきた元参議院議員の有田氏という「戦える候補」を出してきた。

「これまで、安倍元首相に入れなきゃいけないという見えない圧力が地元ではあったようです。私が出馬し、旧統一教会の問題や安倍元首相の長期政権の弊害を訴えたことで、安倍元首相という重しが解けてきたのではないか」

 と有田氏は振り返る。

 安倍元首相の得票数とは比べるべくもないとはいえ、吉田氏の得票は他の候補を圧倒した。それでも安倍元首相の後援会幹部が、「先がない」と言うのはどういうことか。

 衆院小選挙区の「10増10減」の区割り変更に伴い、山口は次の衆院選から定数が4から3に減る。吉田氏が当選した現4区は現3区の大部分と一緒になって「新3区」ができる。現3区の衆院議員は岸田派の大物、林芳正外相。吉田氏は林氏と、「新3区」の党公認を争うことになるとみられる。

 岸田政権で要職を務める林氏が優勢なのは衆目の一致するところ。だが、吉田氏の補選の得票数いかんでは、公認候補になるチャンスもあるといわれていた。昭恵氏が「立派な成績」「圧倒的な勝利」と応援で叫んでいたのも補選の次を狙ってのことだろう。吉田氏が「立派な成績」なら、「新3区」のライバルになれた。

651OS5:2023/05/10(水) 16:10:40

「安倍家」と「林家」はいまでこそ選挙区は別だが、中選挙区時代は、安倍元首相の父、安倍晋太郎元幹事長と、林外相の父、林義郎元蔵相は同じ選挙区で争った。そして、ともに現在の山口4区の中心、下関市を地盤としていた。その名残で、下関市議会の自民党会派は、今でも安倍派と林派に分かれている。

 補選の選挙中、林派の県議や市議からは、

「吉田氏はほどほどに勝てばいいだろう。立派な成績で通ってもらうと困る」

「林派は徹底して安倍元首相陣営から冷や飯を食わされてきたからね」

 などと突き放す声が聞こえた。

「吉田氏が安倍元首相と同様に10万票近い票がとれるかどうかは、うちの陣営の議員の働きにかかっていた」

 という声もあった。

 林氏自身、山口2区の補選の応援には足を運んだが、4区の吉田氏の応援には入らなかった。

 安倍家の後継たる吉田氏と林氏による「新3区」の候補者争いはすでに始まっていて、後援会幹部が「先がない」と嘆いたのは、この戦いが厳しいということだ。

 補選を戦いながら、次の「新3区」の公認争いをも視野に入れる戦いを強いられた吉田氏。当選直後の4月27日、安倍派の会合に出席して派閥入りを表明した。

 安倍派の国会議員は、

「新山口3区が林外相で決まりなんてことはない。安倍元首相の地盤を守るためには、派閥をあげて吉田氏を推す」

 と言うが、岸田派の国会議員は、

「吉田氏は安倍元首相の半分しかとれなかった。それに得票のうち1万票くらいは連立与党の公明党の組織票。その実力では、新山口3区は無理でしょう」

 と冷ややかだ。

 安倍元首相の後援会が、今回の補選をもって解散する方針が伝えられていることも、吉田氏には逆風だろう。

 自民党の閣僚経験者はこう話す。

「吉田氏が8万票、10万票取っていれば状況も変わっただろうが、5万票では……。新山口3区は結果を尊重すべきという話が党内では聞かれるね。吉田氏が安倍元首相の地元で後継者という気持ちはわかるが、解散・総選挙はいつあってもおかしくない。好き放題に言い出すと、いつまでも決まらない」

(AERA dot.編集部 今西憲之)

652OS5:2023/05/10(水) 16:11:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/33294ddb480c22901df487cad3ebd6b5a0662814
まさに「妖怪」…!自民党・二階俊博議員が衆院和歌山1区補選で「不気味な沈黙」を貫いたワケ
5/10(水) 15:00配信



「今回の敗戦を受け、県内では支持者の自民党離れが顕在化しています」(自民党和歌山県連関係者)

自民党にとって5つの衆参補選で唯一の敗北となった、衆院和歌山1区補選から約2週間が過ぎた。門博文元衆議院議員を擁立した自民党は、4月11日の公示前、「負けるはずがない。維新の風は和歌山には届かない」という声が各所から聞こえるほど緩みがあった。ところが、蓋を開けてみると、各事前調査で劣勢、岸田文雄首相や小池百合子都知事まで応援に駆けつけ巻き返しを図ったが、6000票近い差をつけられ日本維新の会の新人、林佑美氏に敗れた。

まさかの敗戦を受け、地元・和歌山の自民党関係者からは「支持者離れ」を懸念する声が聞こえてくる。それと同時に注目を集めているのが、“二人の大物政治家”の勢力争いの行方だ。前出・自民党和歌山県連関係者が言う。

「二階俊博衆議院議員と世耕弘成参議院議員ですよ。実は今回の補選は、二階さんではなく、世耕さんが実質的な指揮をとっていたんです。世耕さんの熱量は並々ならぬもので、支援者や企業社長などに『今回は絶対に負けられないんです。門をどうぞお願いします』と、自ら電話をして挨拶に回っていた。正直、自身の選挙でもここまで動いているのは見たことがありません(笑)」

当初、和歌山1区補選には鶴保庸介参議院議員の鞍替え出馬が有力視されていた。しかし、すったもんだの末に門氏に決定。その裏には、世耕議員の意向があったと見られている。

「世耕さんのほうが年上ですが、議員になったのは鶴保さんが先。そのため、鶴保さんは世耕さんに対して先輩面をずっと続けているんです。世耕さんはそんな鶴保さんの態度に我慢ならず、昔から犬猿の仲。衆議院への鞍替えが悲願である世耕さんにとって、鶴保さんが先に鞍替えするのは、許し難かった。門氏のためというより、自分のメンツのために躍起になっていた節があります」

一方、勝利した維新にとって、そもそも和歌山1区は関心が強い地域だったわけではなかった。日本維新の会の所属議員が、今回の選挙についてこう説明する。

「統一地方選挙で600議席を獲得するために、『とにかく候補を立てまくれ』という党の方針があり、正直その対応で精一杯だった。和歌山に関しては、維新と関係が近い鶴保さんが出るなら候補者を出さない予定でした。それが一転、門氏の出馬が決まり、『門氏なら充分に戦える』と急遽方向転換したんです。突貫工事での選挙となりましたが、ほぼ政党の力だけで勝てた」

この言葉の通り、投票の内訳を県連が分析したところ、公明党支持者の8割近くが門氏を支持したのに対し、自民党支持層では約3割を取りこぼしていた。中でも鶴保氏を支持していた4割程度が維新・林氏の支持に回り、無党派層からの投票も3割程度に留まったとみられる。つまり、県連や後援者の一部でも門氏を支持しない動きがあり、それが結果として現れたということだ。

こうなってくると、“和歌山のドン”こと二階氏の動向も気になるところ。意外にも、二階氏は今回の補選に関して静観を貫いていたという。自民党・二階派議員が言う。

「二階さんは今回の補選では主要団体への挨拶程度で、ほとんど動かなかった。候補者選定の際も『俺はどっちでもいいから、県連が決めたらいい』とし、世耕さんのひと押しで門さんに決まった。ただし、権謀術数に長けた二階さんですから、敗戦を見越して、“あえて”動かなかったようにも思います。将来的な息子の国政進出を見据え、『世耕じゃまだまだダメだ』という印象を和歌山でつける狙いがあったんでしょう」

実際、今回の敗戦に関しては、すでに多方面から不満が出ているという。前出の自民党和歌山県連関係者は、選挙の事後処理について頭を抱えている。

「自民党にとって痛いのは、支持者が今回の選挙のやり方に不満を持ってしまったこと。実際、昔からの自民党支持者からは『なんで門なんか出した! 世耕は何をやっているんだ!』という意見がかなり出てきている。世耕さんのキャリアにとって大きな汚点となってしまったことは間違いないです」

門氏で勝てればそれで良し、負けても「やっぱり二階さんじゃなきゃ」と地元に印象付けることができる。それこそが、二階議員が“不気味な沈黙”を貫いた理由だったのかもしれない。

FRIDAYデジタル

653OS5:2023/05/11(木) 21:52:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/90b954bf04a54826d50f44e753b827ba7bbace3e
解散・総選挙はいつ? 安倍元首相の弔い合戦の噂も 岸田首相、党内政局と維新の躍進にらみ熟考か
5/11(木) 17:00配信
【ニュース裏表 安積明子】

岸田文雄首相が解散・総選挙を断行するタイミングが関心を集めている。中でも、通常国会最終日の6月21日に解散、7月9日に投開票という噂がある。選挙戦最終日の7月8日は、奈良市で凶弾に倒れた安倍晋三元首相の1周忌にあたる。自民党にとって、これ以上の「弔い合戦」はないという観測だ。
ただ、岸田首相の本心は見えない。アフリカ歴訪中の記者会見で、「重要な政策課題の結果を出すことに全力を尽くしているところで、今は解散・総選挙は考えていない」と述べた。

首相が解散時期を明言しないのは常道だ。

むしろ焦点は日本維新の会の躍進と、自民党内の政局だ。維新は4月の統一地方選で、地方議員の目標「600議席」を大きく上回る774議席を獲得し、衆院和歌山1区補選でも勝利した。

高市早苗経済安保担当相のお膝元、奈良県知事選を制した意味も大きい。自民党が分裂した「漁夫の利」ともいえるが、各地で首長のポストを制していくことが、維新の勢力拡大の根源だ。

維新は、来年の京都市長選で独自候補擁立を示唆している。京都の府議会と市議会で国民民主党と統一会派を組み、足場固めを急いでいる。

馬場伸幸代表は「次期衆院選では野党第一党」と公言するが、この勢いが続くと、それにとどまらないかもしれない。

一方、自民党では茂木敏充幹事長がGW中に、米国とメキシコ、キューバを歴訪し、要人と意見交換するなど存在感を誇示した。「ポスト岸田」への野心を隠さず、次の党人事では「一回休んで次期総裁選を目指す」ともらしているという。

高市氏の動向も注目だ。2021年の前回総裁選では、岸田首相や河野太郎デジタル担当相に次ぐ3位に甘んじたが、114票もの議員票を獲得して、146票の岸田首相に迫った。最近、地元・奈良市では「高市早苗議員を総理大臣にする会」が発足した。

岸田首相とすれば、こうした動きを押さえ込むためにも早期解散が視野に入るが、連立を組む公明党は、統一地方選で12人が落選するなど党勢がふるわず、慎重だ。

支持母体の創価学会は高齢化が進み、新型コロナ禍で活動が停滞した。選挙の強さから「常勝関西」と呼ばれた大阪では、選挙協力してきた維新から「関係のリセット宣言」を受けた。

公明党は、衆院小選挙区を「10増10減」する公選法改正を受け、新たな埼玉14区に石井啓一幹事長、愛知16区には伊藤渉政調会長代理の擁立を決定した。東京28区にも触手を伸ばすが、自民党の地方組織との軋轢(あつれき)を生んでいる。

最近の岸田首相は考え込むことが多いそうだ。活路を模索しているのだろうが、近いうちに〝決断〟するのか、それとも…。 (政治ジャーナリスト・安積明子)

654OS5:2023/05/12(金) 08:57:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/f10e92ea441b62db98926046c316322cf9fec7e1
自民山口県連の会長、実績では林氏有力? 課題の衆院候補調整「どんな結果でも遺恨残る」
5/12(金) 6:31配信


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中国新聞デジタル
 自民党山口県連の役員を決める6月4日の定期大会が迫り、新体制の陣容が固まりつつある。焦点の会長は、次期衆院選から小選挙区が1減となる県政界の事情も絡み、慎重に人選が進んでいる。

 複数の県連関係者によると、県連の四役とされる幹事長に友田有県議(66)=下関市、総務会長に江本郁夫県議(67)=山陽小野田市、政調会長に畑原勇太県議(38)=岩国市・和木町、憲法改正実現本部長に笠本俊也県議(50)=長門市=の就任が有力とみられる。

 一方、トップである会長の顔はまだ見えてこない。

県連によると、慣例では衆院議員か県議会の議長経験者が担う。役員任期は2年で、3期連続で会長を務める岸信夫前防衛相は2月に衆院議員を辞職した。現職の衆院議員は林芳正外相(3区)と高村正大氏(1区)、4月の補欠選挙で初当選した岸信千世氏(2区)と吉田真次氏(4区)の4人。実績では林氏が有力候補となる。

 ただ、すんなりとはいかない。自民党が議席を独占する県内四つの小選挙区は次期衆院選で1減の三つになる。県連は党本部から、小選挙区の公認候補予定者となる支部長を誰にするか早急に調整するよう迫られている。調整対象の当事者だけに現職は県連会長を引き受けにくい状況にある。

 県議会で議長経験があるのは、10日の議長選で続投が決まった柳居俊学氏(73)=周防大島町=のみ。県連会長を2015年6月から1期務めている。慣例に従わない場合、県選出の参院議員が起用される可能性もある。

 県連幹部の一人は「小選挙区の支部長を決めた後に県連会長を選べば、波風が立たない」とみる。友田氏が幹事長に決まれば異例の4期連続となる。ある県連関係者は「小選挙区の候補者調整で豪腕を振るえる人は(友田氏の)他にいない。ただ、どんな結果になってもしばらく遺恨が残るだろう」と話す。

 県連の新役員は幹部たちでつくる七役会議で内定した後、県選出国会議員の承認を得て、山口市である定期大会で正式決定する。

中国新聞社

655OS5:2023/05/12(金) 18:38:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/a698e6c53435fabf6956deddb271808693f259f8
「次期衆院選で150議席未満なら辞任」 立憲・泉代表が明言
5/12(金) 11:30配信

朝日新聞デジタル
会見する立憲民主党の泉健太代表=2023年5月12日午前10時40分、国会内、上田幸一撮影

 立憲民主党の泉健太代表は12日の記者会見で、「立憲は政権を目指す政党。150は当然、必達目標だ」と述べ、次期衆院選での獲得議席が150議席を下回れば代表を辞任する考えを明らかにした。4月の衆参補欠選挙で公認候補を立てた3補選で全敗。党内で責任を明確にするよう求める声が上がっていた。


 2021年衆院選の獲得議席は96で、約1・5倍の当選が必要となる。泉氏は「自民党の政治でまったく恩恵を受けられなかった格差に苦しむ方が存在する。実質賃金も12カ月連続で下がっている。立憲はその期待に応えなければならない」と強調した。

 また、衆参補選の結果などを総括するために10日に開いた非公開の党会合で、同様の考えを説明したことも明かした。

朝日新聞社

656OS5:2023/05/12(金) 18:43:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/450236d8f0e449a0baddd9ac87eaf7854a4bfe37
国民幹事長「立憲と選挙協力」 次期衆院選巡り、連合側に伝える
5/12(金) 16:40配信


毎日新聞
国民民主党の榛葉賀津也幹事長=国会内で2021年3月24日午後2時57分、竹内幹撮影

 国民民主党の榛葉賀津也幹事長は12日、国会内で連合の清水秀行事務局長と面会し、次期衆院選での立憲民主党との選挙協力の可能性について「協力できるところはしっかり協力したい」と伝えた。

 榛葉氏は「立憲も200人(の候補者擁立)を目標に頑張るというから、協力できるところは協力しながら、しっかり切磋琢磨(せっさたくま)し、モノ申せる政治体制を作りたい」と述べた。

 また、4月の衆参5補欠選挙などを念頭に「日本維新の会が今、勢いを増しているが、働く者を代表する政党として対抗できるよう頑張る」とも語った。【安部志帆子】

657OS5:2023/05/14(日) 12:25:28
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20230513-567-OYT1T50008.html
強気の公明、東京28区で候補擁立を通告…自民は防戦一方「ガチンコで」との声も
2023/05/13 08:13読売新聞

強気の公明、東京28区で候補擁立を通告…自民は防戦一方「ガチンコで」との声も

記者会見する石井幹事長(12日、国会内で) 【読売新聞社】

(読売新聞)

 公明党が、衆院小選挙区の「10増10減」に伴う自民党との候補者調整で、強気の姿勢を続けている。新たに東京28区で候補者を立てる方針を自民側に通告し、月内にも発表する構えだ。自民は反発を強めているものの、防戦一方となっている。

 公明の石井幹事長は12日の記者会見で「(候補者調整は)最終段階に近い。公明が議席増を目指す上では、小選挙区で戦うことが非常に重要だ。なるべく早くまとめたい」と強調した。

 公明は選挙区が増える5都県のうち、石井氏が出馬予定の埼玉14区に加え、東京29区、愛知16区での擁立を発表済みだ。検討していた千葉での擁立は断念する方向だが、石井氏は9日、自民の茂木幹事長と国会内で会談し、「東京28区に擁立する」と伝えた。

 東京28区は、公明支持層が厚い練馬区東部で構成される。いずれも衆院比例東京ブロック選出の河西宏一氏や高木陽介政調会長が候補者として検討されている。

 自民からは「公明が東京で2人目を出すなら、ガチンコでやるしかない」(幹部)との声も出ている。だが、公明は、他の選挙区での自民候補への選挙協力を取引材料としてちらつかせ、揺さぶりをかけている。公明ベテランは「公明の推薦がなければ、落選する自民議員は多い。自民は対抗馬を立てられない」との見方を示す。

 なりふり構わぬ公明の動きの背景には、日本維新の会の存在がある。公明は衆院小選挙区の現職9人のうち6人が大阪、兵庫両府県選出だ。維新は、公明現職がいる両府県の選挙区では候補者擁立を見送ってきたが、次期衆院選で対抗馬を立てる可能性に言及している。公明にとって、党勢を維持するには新たな小選挙区での擁立が至上命令で、自民現職がいない選挙区が生まれる「10増」の機会は、逃すわけにはいかないという事情がある。

 早期の衆院解散もささやかれる中で、少しでも早く地域での浸透を図りたいという焦りもある。

 石井氏は、埼玉14区内の経済界幹部と面会するなど、精力的な活動を始めており、大型連休中の5日には14区内で街頭演説も行った。公明幹部は「与党統一候補としての既成事実を作っていく」と狙いを語った。

 ただ、自民の地元組織の理解は得られていない。自民埼玉県連幹部は2日、党本部を訪れ、埼玉14区に独自候補を擁立したい考えを党幹部に伝えた。

658OS5:2023/05/14(日) 12:27:44
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASR5D7SFMR5DOXIE04K.html?_gl=1*1cp6gbm*_ga*MzQ0MzAyOTExLjE2NjY0MDI2MzY.*_ga_XJ5END643J*MTY4NDAzMzk5MC4yMTAuMS4xNjg0MDM0ODIyLjMwLjAuMA..
「公明の衆院選挙区に候補擁立を」 維新大阪府議団、次期衆院選で
2023/05/13 07:00朝日新聞

「公明の衆院選挙区に候補擁立を」 維新大阪府議団、次期衆院選で

会見する日本維新の会の馬場伸幸代表=2023年4月24日午後3時34分、国会内、上田幸一撮影

(朝日新聞)

 地域政党・大阪維新の会の大阪府議団は12日、次期衆院選の対応について意見交換し、公明党の現職がいる府内4小選挙区に維新候補を擁立するべきだという意見で一致した。国政政党・日本維新の会の幹部らに府議団の考えを伝える。

 これまで日本維新は、大阪市を廃止して特別区に再編する「大阪都構想」を掲げており、協力を得るために公明の現職がいる大阪、兵庫の計6選挙区には候補を立ててこなかった。

 しかし、維新の馬場伸幸代表は昨年9月、次期衆院選で6選挙区に候補を擁立する意欲を示した。その前提条件として、今年4月の大阪市議選で維新単独の過半数獲得をあげていた。結果、維新は初めて市議選で過半数を獲得。都構想などの政策で公明の協力が必要なくなり、維新内では公明の現職がいる選挙区に候補擁立を求める声が強まっていた。(吉川喬)


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