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大中華世界的話題(その3)

2264チバQ:2022/10/23(日) 22:44:34
https://www.tokyo-np.co.jp/article/209799?rct=world
中国・次期首相に上海市トップ李強氏 「ゼロコロナ」貫徹 習近平氏側近の「言いなり宰相」に失望感も
2022年10月23日 19時52分
23日、新たな最高指導部入りが発表された李強氏=AP
23日、新たな最高指導部入りが発表された李強氏=AP

 【北京=白山泉】中国共産党最高指導部の政治局常務委員(7人)に上海市トップの李強りきょう氏(63)が、序列2位の首相候補として大抜てきされた。上海がロックダウン(都市封鎖)になった際、習近平しゅうきんぺい総書記(69)が厳命した「ゼロコロナ」政策を貫徹。忠誠心やイデオロギー重視の新体制下で、習氏への忖度そんたくが一層広がる恐れもあり、市場開放や改革への期待感は急速にしぼんでいる。
 李強氏は、習氏が浙江省トップ時代の2004年から同省党委秘書長として仕え厚い信任を得た。その後同省党委書記などを経て上海市党委書記に就いた。
 「習氏にかわいがられて落下傘で上海トップになった」(上海市民)など反応は手厳しい。今年3月末から2カ月にわたる都市封鎖中、市民の批判をよそに「団結して上海大防衛戦に打ち勝った」と宣言した姿は記憶に新しく、「言いなり宰相」への懸念は強い。
 中国の経済政策は首相の専任事項とされてきたが、これまで以上に習氏側近の経済ブレーンが重用されるとみられる。米中経済摩擦を取り仕切った劉鶴りゅうかく副首相(70)は引退。後任は国家発展改革委員会主任の何立峰かりつほう氏(67)が就く見通し。何氏は経済学博士の学位を持ち、習氏が福建省アモイ市副市長の1985年ごろから支えた側近だ。今後、習氏の意向が経済政策に色濃く反映される可能性は高い。
 今後の経済運営は、習氏が目指す強国化路線に沿った国策産業への投資が活発化しそうだ。同時に「共同富裕」や「共産党の指導」を重視する方針で、習氏への貢献度をアピールする党幹部らが、業績好調で目立つ民間企業を厳しく取り締まることも考えられる。
 党大会の開幕前、改革派ベテラン党員は「経済への理解が深い汪洋おうよう氏が首相にふさわしい」と期待した。また、李克強りこくきょう首相(67)を輩出した共産主義青年団(共青団)出身で、経済に明るい胡春華こしゅんか氏(59)が首相に抜てきされれば、「イデオロギー偏重の経済政策が市場重視に戻る」(金融関係者)との声も聞かれた。
 しかし、李氏と同じく汪洋氏(67)、胡氏ら経済通の改革派は一掃された。
 習氏は23日、新指導部のお披露目会見で「改革開放を全面的に深化させる」と語った。市場関係者は「忠実な部下や旧知の人物を並べた新体制では、口先だけに聞こえる」と冷ややかだ。「さらに不確実性と不透明感が増し、予見性が低下する可能性が高い」と悲観論が広がっている。


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