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大中華世界的話題(その3)

1780チバQ:2021/11/24(水) 13:06:18
脱ソウル集中へ「地域枠」拡大
 ソウル首都圏への一極集中が進む中、釜山では優秀な人材の流出をどう防ぐかが課題となっている。釜山大は23年入学の医学部の定員125人のうち約8割を、地元出身者から選ぶ「地域人材選考」とする計画だ。釜山と周辺の蔚山市、慶尚南道の出身者を対象とする。

 もともと約3割だった地域人材選考を大きく拡大するきっかけは、昨年に大邱市で新型コロナウイルスの感染が爆発的に広がり、医者不足が起きたことだ。金海英(キム・ヘヨン)入学本部長は「市民に対する医師の割合は釜山も高いとは言えない。地域に残って住民の健康のために働く医者を輩出する必要がある」と語る。釜山大の医学部にはソウル出身などの学生が多く、卒業後、地元に戻ってしまうという問題もあった。

 釜山市東莱(トンネ)区で数学塾を経営する金允洙(キム・ユンス)院長は「地方移転した公共機関では地元人材を採用するケースが増えた」と指摘する。韓国の公務員試験は、ソウルの有名大出身者でも合格が難しいほど人気だが、地域人材枠であればより就職しやすいという。「この仕組みをうまく活用できれば、地方大学の人気が出る」と指摘。実際に地方への進学希望者が増えているという。

増える日本への進学・就職希望
 近年は韓国国内ではなく、日本の大学への進学を希望する生徒が増えている。釜山市江西(カンソ)区の高校1年生のパク・ダソンさん(16)もその1人だ。日本人向けの医療通訳を務める母親の影響で、小学6年生から日本の大学進学を目指して日本語を学ぶ塾に通う。「釜山から近い九州や福岡の大学を考えている。頑張って良い大学に入り、日本で就職したい」と意気込む。


 釜山地域の日本留学試験(EJU)を担当する釜山韓日交流センターによると、釜山のEJU応募者数は14年が640人だったが、19年に1879人とピークに達した。コロナの影響で往来が止まった20年は1502人、21年は1208人と減少したものの、日本進学の希望者は今も多い。

 同センターの担当者は「ソウルの難関大は競争があまりにも激しく、合格が難しい。日本の方が進学や就職しやすいと考える韓国の生徒は少なくなく、EJUの受験者に優秀な生徒が増えている」と説明する。

 韓国社会に詳しいニッセイ基礎研究所の金明中(キム・ミョンジュン)主任研究員は「韓国は政府が変わるたびに教育制度が大きく変わって混乱し、生徒や親の不安が高まっている。韓国は大学進学率が約7割と日本よりも高く、雇用のミスマッチが生じて若者が就職できない。専門学校を作るなど大学の改革が必要だ」と指摘する。


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