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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

7395チバQ:2021/09/30(木) 11:17:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd758e012aa89d51ac44dc246c6e4f1d435f2d99
安倍氏「あとは人事だね」…周到に準備されていた“岸田・高市連合”
9/30(木) 10:58配信

西日本新聞
自民党総裁選を終え開かれた両院議員総会で、あいさつする岸田文雄新総裁(手前)=29日午後3時22分、東京都内のホテル(撮影・中村太一)

 29日、岸田文雄新総裁を選出した自民党は、急進的な変化でなく安定感を、いわば「守り」を優先した。事前の調整通り、1回目の投票で3位だった高市早苗前総務相の陣営が、決選投票でこぞって岸田氏に乗る戦術「岸田・高市連合」が実現。その改革志向で世論の人気を博していた河野太郎行政改革担当相を包囲し、封じ込めた。党内派閥、実力者の駆け引きを基とした「内輪の論理」による決着は、迫る衆院選にどんな副作用をもたらすのか。


 「河野太郎君、255票。岸田文雄君、256票…」

 午後2時すぎ。1回目の投票結果を野田毅・総裁選挙管理委員長が読み上げた瞬間、国会議員で埋め尽くされたホテルの会場をどよめきが包んだ。大方の予想を覆し、河野氏が首位を取れなかったからだ。党員・党友票で頭一つ抜け出し、議員票も手堅く3桁に乗せるはずが、議員票は86票と伸びを欠き、114票の高市氏にも後れを取った。

 「これで誰も文句は言えないだろう」。1回目を何とか2位でしのぎ、決選投票で逆転する展開を思い描いていた岸田氏の陣営幹部が独りごちる傍らで、隣席の党幹部は「うわっ、こんなことがあるのか」。思わず、声を上ずらせていた。事実上、軍配が岸田氏に上がった瞬間だった。

 約2時間後。完勝の歓喜に沸く岸田氏の勝利報告会に突如、高市氏が姿を現した。「離れがたい『チーム』だ。一緒に力を合わせて党を盛り上げていきましょう!」。自身の善戦もあってか、張りのある声が響いた。

 対河野の「岸田・高市連合」は、周到に準備されていた。

 大規模な経済対策、憲法改正、外交方針…。高市氏の陣営幹部によると、両幹部間で政策のすり合わせも済ませ、決選投票は「岸田氏一元化での協力」を確認し、「計算通り」に事は運んだ。高市氏をバックアップしてきた安倍晋三前首相も「あとは人事だね」と周囲に漏らし、出身派閥・細田派の処遇要求をにおわせ、つまり暗に“岸田首相”にかじを切っていたという。

 「ずいぶん、切り崩したからね」。原発政策や皇室問題などで相いれないだけでなく、自身に盾突く石破茂元幹事長、小泉進次郎環境相と組んだ河野氏の進撃をストップさせた安倍氏。会場から帰途に就く際は達成感も漂わせた。

     ■ 

 昨秋の総裁選。優柔不断で頼りなげな雰囲気を拭えず、菅義偉首相に完敗した岸田氏自身もしたたかに「脱皮」した。

 「一匹おおかみ」の河野氏の手が届きにくい業界団体にアプローチし、党員・党友票を積み上げて河野氏に抵抗。最大派閥と保守層に影響力を保つ安倍氏、その盟友で第2派閥を率いる麻生太郎副総理兼財務相へ秋波を欠かさず送り、決選投票では抵抗なく議員票が流れ込むような素地を整えた。

 来夏に参院選を控え、政策的な「冒険」をしない穏健政権を希求する参院議員の心理にも意を用いた。根回しなく、持ち前の「突破力」で唐突な方針転換もいとわない河野氏と異なり、安倍氏の長期政権下で7年8カ月、外相と政調会長を無難に務め上げた「安定の岸田」を最大限、売り込んだ。「たくましくなったよね」。当選同期の友人である安倍氏もようやく、正面から岸田氏を認めた。

      ■ 

 とはいえ、河野氏が1回目の投票で獲得した党員・党友票はトップの169票、得票率は約44%。39の都道府県で1位を確保し、抜群の知名度を裏付けた。国民全体の民意により近いとされる党員・党友の投票行動が、党内の権力闘争の帰結である議員票によって覆される逆転現象。岸田新総裁が踏みしめる土壌は盤石ではない。

 今回、河野氏の応援に回る形で安倍氏と対峙(たいじ)した石破氏はこの日夕、こうくぎを刺すのを忘れなかった。「党員の判断と、国会議員の判断のずれは、間違いなく衆院選で問われることになる―」

 (河合仁志、前田倫之)

7396チバQ:2021/09/30(木) 11:18:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/d9c1568567c0924fea3e5ccaf79f2876a8bb269f
総裁選 1位・3位連合で「河野包囲網」
9/30(木) 7:45配信

産経新聞
自民党総裁選の勝敗を決めたのは、1回目の投票で僅差で1位となった岸田文雄新総裁と3位の高市早苗前総務相の両陣営による「1位・3位連合」の協力だった。両陣営は「河野太郎首相」の誕生だけは避けたいという思惑で一致していた。

岸田氏陣営で顧問を務める甘利明税調会長は、27日に高市氏を後押しする安倍晋三前首相と会談。さらに両陣営幹部が28日夜に会談し、河野氏を相手に決選投票となった場合は、初回で3位となった候補が協力することを確認していた。

実際、決選投票では岸田氏が国会議員票で249票を獲得し、1回目から103票を上積みした。高市氏は1回目で114の議員票を獲得しており、この大半が岸田氏に流れたとみられる。

岸田、高市両氏の陣営では、河野氏が総裁選の論戦で言及した年金制度改革や原発政策に対する考え方などへの批判が渦巻いていた。特に高市氏陣営では、選択的夫婦別姓や同性婚に賛成したり、首相としての靖国神社参拝を公然と否定したりしていた河野氏への懸念があり、決選投票でスムーズに岸田氏を支持することができたとみられる。

一方、河野氏は決選投票で131票の議員票を獲得し、1回目から45票を積み増した。河野氏への包囲網を察知していた陣営関係者は「決選投票では30票程度しか上積みできないと思っていたが、思ったより乗った」と振り返った。

4位となった野田聖子幹事長代行を支持した勢力や、「初回の投票で河野氏から高市氏に投票先を変えるよう圧力を受けていた細田派(清和政策研究会、96人)の一部議員らが決選投票で戻ってきた」(閣僚経験者)との見方もある。

新首相の下でのポスト獲得などを念頭に、決選投票でまとまって行動することを目指す派閥も多かった。ただ、河野氏が決選投票で議員票全体の34%を得たことを踏まえると、一定数は派の意向に関係なく支持先を決めた実態も浮かぶ。これから岸田氏が河野氏を支持した勢力とどう向き合うかも、党運営を占う試金石ともなる。(水内茂幸)

7397チバQ:2021/09/30(木) 11:19:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b4d9effd828109791daa8672f009aa80738bab5
幹事長説も 甘利明氏が河野・菅・小泉追い落とし「神奈川のドン」へ
9/30(木) 7:05配信

NEWSポストセブン
岸田文雄・新総裁誕生の最大の功労者と言われる甘利明氏(時事通信フォト)

 岸田文雄氏を新総裁に導いた最大の功労者と言われているのが、自民党税調会長の甘利明氏である。河野太郎氏が所属する麻生派でありながら岸田陣営の選対顧問を務め、麻生派から河野票を引きはがすことに成功した。自民党中堅議員が語る。


「甘利さんは次期幹事長の有力候補と言われています。幹事長でなくても、党の要職か主要閣僚に就けるのは間違いないでしょう。甘利さんにとっては、河野さんが総裁になれば麻生派の中で立場がなくなり、政治家として“一丁上がり”になってしまうところだった。

 今回の勝利で、麻生派を継げる可能性も高まりました。原発推進派の代表として、河野氏の脱原発路線を食い止めることにも成功した。総裁選で最も大きな果実を得たのは甘利さんでしょう」

 もう一つ、甘利氏にとって大きな利を得ることになるのは自民党神奈川県連での立場だ。神奈川県連では、これまで菅義偉首相をトップとして、河野太郎氏、小泉進次郎氏が世襲で引き継いだ盤石の地盤をバックに強い影響力を築いてきた。今回、その主流派が軒並み河野支持でまとまった結果、一敗地にまみれてしまったのだ。

 これにより、神奈川県連では傍流だったはずの甘利氏が、一気に覇権を握る可能性が出てきた。自民党神奈川県連関係者は言う。

「神奈川県連では、横浜の菅氏、平塚の河野氏、横須賀の進次郎氏と、海沿いエリア選出の議員が力を持ってきたのに対して、内陸である厚木選出の甘利氏は力が弱かった。盟友だったはずの菅氏に弓を引き、岸田氏を支援するという行動に出た背景には、県連内でのパワーバランスを変えたいという気持ちもあったはずです。

 今回も神奈川の党員票では河野氏が圧倒しましたが、敗れてしまったことで県連では失望感が広がっている。菅氏は首相を退いた上、盟友だった小此木八郎氏は横浜市長選に敗北、次期総裁に推した河野氏も敗れたとなれば求心力が失われるのは必然。甘利氏が菅氏に代わって“神奈川のドン”として君臨することになるかもしれません」

 菅政権で官房副長官を務めた自民党横浜市連会長の坂井学氏は、総裁選後のツイッターで「私が支援し、党員票も多くいただいた河野太郎候補は残念ながら及びませんでしたが、今後も自民党を、そして日本を前に進めていくため、政府与党の一員として共に頑張ってまいります」と無念さをにじませた。

 対照的に甘利氏は総裁選後の報告会で「本当にうれしい。日本が、世界が待っているリーダーになってほしい」と喜色満面。麻生派ながら甘利氏について岸田氏の推薦人に名を連ねた川崎エリア選出の山際大志郎氏は、〈会場で甘利氏から労をねぎらわれ〉〈県内議員の多くが河野氏支持に回る中での活動だったが、「自分なりの信念で動き、こうした結果になって良かった」と話した〉(神奈川新聞デジタル版9月29日付)という。

 総裁選後にパワーバランスが変わるのは、永田町だけではないということだ。

7398チバQ:2021/09/30(木) 14:49:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/05d7efcfeb27fee17f9d059ee37d3cbdff1ec87f
「あいつは偉くなるぜ」つぶやいた麻生氏 “終わった政治家”から起死回生の一打
9/30(木) 11:20配信

西日本新聞
自民党の新総裁に選出された岸田文雄前政調会長=29日午後3時11分、東京都内のホテル(撮影・中村太一)

 「岸田は終わった」「派閥の長として持たないのではないか」。7年8カ月の長期政権を担った安倍晋三前首相が退いた昨年9月の自民党総裁選。岸田文雄氏(64)は、安倍氏とは当選同期の間柄で、安倍政権で要職も歴任。禅譲狙いとされたが、安倍氏が後継に選んだのは菅義偉首相だった。大差で敗れ、無役となった岸田氏に対し、永田町で広がったのは容赦ない声だった。

【写真】開成高時代、硬式野球部で汗を流した岸田氏

 試練は続く。2019年参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件を受けた今年4月の再選挙。総裁候補としての復活を懸け、地元に張り付いて全力で支援した自民新人候補は、「政治とカネ」の逆風に沈んだ。

 地元広島での信頼失墜。岸田氏は日々の思いをしたためてきた手のひらサイズのノートに危機感を書き殴った。「党への不信感」「衆院選は苦しくなる」…。

 そして今回の総裁選。菅内閣の支持率が低迷する中、退路も、確かな勝算もなく名乗りを上げた。立候補表明の記者会見で打ち出したのは、党役員の任期を限る大胆な党改革。百戦錬磨の二階俊博幹事長に退任を迫る乾坤一擲(けんこんいってき)の大勝負は、二階氏だけでなく、菅首相にまで引導を渡す結果に。

 起死回生の“ホームラン”に自信を深め、総裁選の出陣式では鬼気迫る表情で訴えた。「時代が求めるリーダーは私だ」

 だが、森友学園問題で安倍氏の不興を買うとすぐさま修正して配慮。とがった主張という印象を与える河野太郎氏を敬遠する空気も広がり、全方位外交で気を配る岸田氏が結果的に「勝ち馬」となった。

 決選投票で河野氏を破り、総裁に選出された岸田氏。硬い表情で壇上に上がると、会場を見回しながら声を張り上げた。「岸田文雄の特技は、人の話をしっかり聞くということであります」

口数は控えめ、守ったセカンド
 白球がグラブをはじき、バットが空を切る―。夕日が差す東京都内の高校の運動場で、青年は土まみれで黙々と動いた。走り込みをサボる部員を尻目に、倒れ込むまで全力で駆けた。

 「線は細くても真面目だった。本当にたくましくなった。人は変わるんだな」。開成高野球部で先輩だった半田常彰さん(66)=千葉県浦安市=は、テレビの中でフラッシュを浴びる岸田文雄氏(64)に半世紀近く前の面影を重ねた。

 技量を補うひたむきさを買われ、主にセカンドを守った。口数は控えめ。練習から帰る道中、仲間の意見や冗談に「うんうん」と笑顔で耳を傾けた。

 東大合格者数が40年連続トップの私立の名門校。当時、父の文武氏は通産省官僚、親族に首相となる宮沢喜一氏がいた。3度の東大受験に失敗し「俺に価値はあるのか」と悩んだ。

 1978年に早稲田大に入学。夏目漱石やドストエフスキーを読みあさり、大学ノートに小説を書いた。米国で暮らした幼少期には、白人の女の子に握手を拒まれ、人種の壁を感じた。内向的な一面は「正義や理不尽の意味を考えた」という体験と無縁ではなかった。

 人生を導いたのは“まつりごと”の熱気だった。日本長期信用銀行(現新生銀行)に就職後も広島に帰省し、自民党衆院議員に転身した父の選挙を支えた。老若男女が事務所に集い、時に任侠(にんきょう)の世界とおぼしき住人が押しかけた。1票を懸けて生身の人間が激しく交錯する世界。29歳で父の地元秘書になった。

「あいつは偉くなるぜ」つぶやいた麻生氏
 自民党総裁選でアピールした「聞く力」の原点は、若手時代にさかのぼる。

7399チバQ:2021/09/30(木) 14:49:20
 父が亡くなった翌年、35歳で地盤を継いで臨んだ93年の衆院選で初当選。祖父から続く3代目の国会議員となった。

 毎週末、広島市に戻ると、目抜き通りの交差点に置いたビールケースの上でマイクを握った。路面電車の中からも視線を集め、タクシー運転手は「また岸田が立っとる」と話題にした。

 「あいつは偉くなるぜ」。後援会長の伊藤学人さん(72)は当時、同じ派閥の先輩だった麻生太郎副総理兼財務相がその姿を見てつぶやいたのを覚えている。

 閣僚になってもできる限り地元に戻った。15人ほどの親子が集う催しが公園であると知るや、「顔を出すのは当たり前だ」と秘書を諭し、駆け付けて握手して回った。「凡事徹底」で9回連続の当選を重ねた。

「敵をつくらない」堅実に要職歴任
 早くに権力闘争の恐ろしさを肌で知り、永田町きっての“慎重居士”になった。

 2000年の「加藤の乱」。池田勇人元首相から続く名門派閥・宏池会の“プリンス”だった加藤紘一氏が主導したが土壇場で尻込み。「なぜやめるんですか」。岸田氏らが血気盛んに迫っても覆らなかった。

 加藤氏は総裁の芽を断たれた。「絶対に負け戦はしてはいけない」。心に刻んだ岸田氏。「敵をつくらない」とされる性分で堅実に要職を歴任していく。

 12年には派閥を率いた。第2次安倍政権で外相や政調会長も担うと「ポスト安倍」の最右翼に浮上。しかし、「与えられた役割を全力でこなし、首相は目指してこなかった」(岸田氏周辺)。安倍晋三氏の顔色をうかがう「禅譲路線」に、「優柔不断」「戦えない男」の評価がまとわりついた。

 長年の後見役である元広島県議会議長の林正夫さん(80)に岸田氏は「政治の世界に禅譲なんて絶対にないんです」。脱皮を模索しているようだった。

 雌伏の末にようやくつかんだ総裁の座。「政治にとっては決断力が大変重要だ」。記者会見で自らに言い聞かせるように表情を引き締めた。

 (大坪拓也)

7400とはずがたり:2021/09/30(木) 17:03:58

自民選対委員長に遠藤元五輪相氏起用へ
2021/9/30 16:57 (JST)
c 一般社団法人共同通信社
https://nordot.app/816218028430671872?c=39550187727945729

 自民党の岸田文雄総裁は30日、選対委員長に遠藤利明元五輪相を起用する意向を固めた。関係者が明らかにした。

自民党 政調会長に高市前総務相 岸田新総裁が起用の意向固める
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210930/k10013284301000.html
2021年9月30日 16時43分

自民党役員人事で、岸田新総裁は政務調査会長に、みずからと総裁選挙を争った、無派閥の高市早苗・前総務大臣を起用する意向を固めました。

自民党の岸田新総裁は、10月1日に党役員人事を決定することにしていて、人選を進めています。

そして、岸田氏は、政務調査会長に、みずからと総裁選挙を争った、無派閥の高市早苗・前総務大臣を起用する意向を固めました。

高市氏は、衆議院奈良2区選出の当選8回で、60歳。無派閥です。

平成5年の衆議院選挙で無所属で初当選し、旧新進党などに所属したあと、平成8年に自民党に入党しました。

安倍前総理大臣と保守的な政治信条が近いことで知られ、平成18年の第1次安倍内閣では沖縄・北方担当大臣として初入閣しました。

その後、第2次安倍内閣の発足に伴い、政務調査会長に就任し、総務大臣などを歴任しました。

そして、今回の総裁選挙に立候補し、安倍氏の支援を受けて、岸田氏と争いましたが、1回目の投票で3位となり、敗れました。

決選投票では、高市氏を支持した議員の多くが、岸田氏に票を投じたものとみられ、岸田陣営と連携し、岸田氏の勝利に貢献しました。

岸田氏としては、みずからと総裁選挙を争った高市氏を政務調査会長に起用することで、党内融和を図るとともに、高市氏が安倍氏と近いことから、政権運営の安定を図るねらいもあるものとみられます。

7401とはずがたり:2021/09/30(木) 17:04:44

自民国対委員長に高木氏起用へ
2021/9/30 16:58 (JST)
c 一般社団法人共同通信社
https://nordot.app/816218056773681152

 自民党の岸田総裁は30日、国対委員長に高木毅衆院議員運営委員長を起用する方針を固めた。関係者が明らかにした。

7402チバQ:2021/09/30(木) 17:04:57
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210930/k10013284301000.html
自民党 政調会長に高市前総務相 岸田新総裁が起用の意向固める
2021年9月30日 16時43分

自民党役員人事で、岸田新総裁は政務調査会長に、みずからと総裁選挙を争った、無派閥の高市早苗・前総務大臣を起用する意向を固めました。

自民党の岸田新総裁は、10月1日に党役員人事を決定することにしていて、人選を進めています。

そして、岸田氏は、政務調査会長に、みずからと総裁選挙を争った、無派閥の高市早苗・前総務大臣を起用する意向を固めました。

高市氏は、衆議院奈良2区選出の当選8回で、60歳。無派閥です。

平成5年の衆議院選挙で無所属で初当選し、旧新進党などに所属したあと、平成8年に自民党に入党しました。

安倍前総理大臣と保守的な政治信条が近いことで知られ、平成18年の第1次安倍内閣では沖縄・北方担当大臣として初入閣しました。

その後、第2次安倍内閣の発足に伴い、政務調査会長に就任し、総務大臣などを歴任しました。

そして、今回の総裁選挙に立候補し、安倍氏の支援を受けて、岸田氏と争いましたが、1回目の投票で3位となり、敗れました。

決選投票では、高市氏を支持した議員の多くが、岸田氏に票を投じたものとみられ、岸田陣営と連携し、岸田氏の勝利に貢献しました。

岸田氏としては、みずからと総裁選挙を争った高市氏を政務調査会長に起用することで、党内融和を図るとともに、高市氏が安倍氏と近いことから、政権運営の安定を図るねらいもあるものとみられます。

7403とはずがたり:2021/09/30(木) 17:06:19
https://twitter.com/Nao_Maeda_Asahi/status/1443486121866891269

前田 直人 (THE ASAHI SHIMBUN)
@Nao_Maeda_Asahi
【速報】自民党の岸田文雄総裁は萩生田光一文科相を官房長官に充てる方針を固めた (17:00)

7404チバQ:2021/09/30(木) 17:14:33
www
https://news.yahoo.co.jp/articles/8fdcfb2fa13ff9a37999e7913617798aaf5bde3e
自民党広報本部長に河野行革相起用へ
9/30(木) 17:05配信

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共同通信
 自民党の岸田総裁は党広報本部長に、総裁選を争った河野太郎行政改革担当相を充てる方針を固めた。関係者が明らかにした。

7405チバQ:2021/09/30(木) 17:15:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/e17862853a7a8e52e21f350dd4f51ad74b3ef7be
自民・古川氏、石破派を退会へ 勢力は15人に
9/30(木) 16:20配信

産経新聞
古川禎久氏(斎藤良雄撮影)

自民党の古川禎久元財務副大臣が石破派(水月会)を退会する意向を固めたことが30日、分かった。古川氏は同日、同派で事務総長を務める鴨下一郎元環境相に退会届を提出した。退会が認められれば、石破派は15人となる。複数の関係者が明らかにした。

古川氏は平成27年9月の石破派創設から30年12月まで事務総長を務めていた。

7406チバQ:2021/09/30(木) 17:16:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/cc01c0dd8e91b028b5b70d6d7c009787a28b9a36
岸田氏のお好み焼き、ソースが「賞味期限切れ」だった 総裁選後ツイートに思わぬ注目
9/30(木) 13:38配信

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J-CASTニュース
自民党の岸田文雄新総裁。お好み焼きのツイートが話題だ

 自民党の岸田文雄前政調会長が2021年9月29日に投開票された総裁選を制し、ツイッターのプロフィールにも「第27代自民党総裁」の1行が加わった。この日夜には、妻の裕子さんが作ったお好み焼きの写真を投稿し、「今日は、一生忘れられない美味しさでした」と感慨深げだった。

【画像】話題の岸田氏のツイート

 この写真をめぐって、一部のネットユーザーが、ソースの賞味期限が切れていることを発見。庶民派ぶりを表すエピソードだと受け止める向きもあるようだ。

■もやしやキャベツの上に大量のソース

 岸田氏は総裁選出後、総裁室の椅子に座った写真とともに、総裁選を競った3人の候補者に対して「建設的な政策論争ができたこと、心から感謝申し上げます」とツイート。支援者にも

「チーム岸田 の皆さまのご支援、本当にありがとうございました。今日から新しい自民党がはじまります」

と感謝した。

 その次のツイートでは、もやしやキャベツの上に大量のソースがかけられたお好み焼きの写真とともに、妻の裕子さんにも感謝した。

「帰宅すると、妻の裕子がお好み焼きを作ってくれていました。インスタライブで私が、『妻の作ってくれるお好み焼きが大好きです』と言っていたからです。いつも最高に美味しいけど、今日は、一生忘れられない美味しさでした。ありがとう」

賞味期限切れは珍しくないので「好感度高い」「まあ仕方ない」
 大阪のお好み焼きは、小麦粉の生地と肉やキャベツなどの具を混ぜ合わせるのに対し、広島のお好み焼きは、生地の上に具を重ねていくのが特徴。ツイートされたのは、岸田氏の地元、広島のお好み焼きだ。

 お好み焼きの写真には、ソースの容器も映り込んでいる。ソースは「ミツワ お好みソース 420g」だとみられ、賞味期限の欄を拡大して期限切れを指摘する声も出た。賞味期限切れのソースを使うのは必ずしも珍しくないとの声もあり、「好感度高い」「まあ仕方ない」といった声も。庶民派ぶりを印象づけるエピソードとして受け止められているようだ。

 岸田氏は9月9日のJ-CASTニュースのインタビューで、SNSの活用法について

「プライベートの話は、これも関心がある方もおられますので、少しずつ発信しますが、何と言っても政策だと思っています」

などと話していた。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

7407とはずがたり:2021/09/30(木) 17:51:19
おっと,最長3期3年縛りで鈴付けにきたっ!

まあもういい加減その前にくたばれよなあとは思うけど,矍鑠でなりよりですな。

自民党副総裁に麻生太郎氏を起用へ
https://mainichi.jp/articles/20210930/k00/00m/010/210000c
毎日新聞 2021/9/30 17:33(最終更新 9/30 17:35) 53文字

 自民党の岸田文雄総裁は30日、麻生太郎副総理兼財務相(81)=麻生派=を党副総裁に起用する方針を固めた。

7408チバQ:2021/09/30(木) 18:04:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4f19dbf494723553812a5873528ea08042bee25
【速報】自民総務会長に福田達夫氏起用 細田派 若手議員と議員連盟設立
9/30(木) 17:24配信
自民党の総務会長に、当選3回の福田達夫氏を起用することが固まった。

岸田新総裁は、総務会長に、細田派の福田達夫衆議院議員を起用する意向を固めた。

福田氏は当選3回で、今回の総裁選に際して、若手議員らと議員連盟を設立し、党改革を訴えていた。

福田氏の祖父は、赳夫元首相、父は康夫元首相。

一方、選対委員長には遠藤利明元五輪相の起用が固まった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b71edde580a74d5bf7856743ec91876ae0f1b925
小渕優子氏を党組織運動本部長に起用へ
9/30(木) 17:12配信

読売新聞オンライン
小渕優子氏

 自民党の岸田文雄総裁は30日、党組織運動本部長に小渕優子・元経済産業相を起用する意向を固めた。

7409チバQ:2021/09/30(木) 18:05:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/88d51a372445c9b4fed33b22f1191567b39c7203
官房長官に萩生田文科相、自民党政調会長に高市前総務相 岸田氏方針
9/30(木) 17:12配信

朝日新聞デジタル
会見する萩生田光一文部科学相=2021年9月28日午前10時48分、東京・霞が関の文科省、伊藤和行撮影

 自民党の岸田文雄・新総裁は30日、新しい党執行部の陣容を固めた。幹事長に甘利明税調会長、政調会長に高市早苗前総務相、総務会長に当選3回の福田達夫衆院議員を起用する。政府の要となる官房長官には萩生田光一文科相を起用する方針だ。


 党四役の選挙対策委員長には遠藤利明元五輪相、国会運営を仕切る国会対策委員長には高木毅元復興相を充てる。総裁選の決選投票で争った河野太郎行政改革相は党広報本部長に、小渕優子元経産相は党組織運動本部長に就任する。

朝日新聞社

https://www.asahi.com/articles/ASP9Y6RP5P9YUTFK00W.html?oai=ASP9Z5Q4KP9ZUTFK01R&ref=yahoo
沈む二階氏、岸田氏の背後で復権する「3A」 手腕試される船出に
有料会員記事自民党総裁選2021自民

岡村夏樹、野平悠一2021年9月30日 6時00分コメント
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総裁室の席に着く自民党新総裁の岸田文雄氏=2021年9月29日午後6時47分、東京・永田町、内田光撮影
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 自民党は秋の衆院選の顔となるリーダーに岸田文雄前政調会長を選んだ。菅義偉首相の突然の総裁選「離脱」から3週間余り。混戦模様の選挙戦を議員票で圧倒した背景には安倍晋三前首相ら党重鎮の力添えがあった。「生まれ変わった自民党」を実現できるか、さっそく手腕が試される船出となる。

 29日午後の東京都内のホテル。決選投票の結果がアナウンスされると、岸田氏は目をつぶり、天をあおいだ。そして、壇上で訴えたのは刷新感だった。

 「私たちは、生まれ変わった自民党をしっかりと国民の皆さんに示し、支持を訴えていかなければなりません」

 しかし、勝敗の行方を左右した背景には、2012年からの第2次安倍政権で党内を差配し、長期政権を築いてきた安倍氏らの姿があった。

「岸田さんのところには手を出さないようにしている」
 「高市氏をやらなければダメだ」。17日の総裁選告示直前、安倍氏は高市早苗前総務相の支援を渋る側近議員の説得にかかるなど活発な動きを見せていた。出身派閥である細田派の名簿にチェックを入れながら、中堅・若手を中心に電話で支援を呼びかけた。


 高市氏は当初、立候補に必要…

7410チバQ:2021/09/30(木) 18:07:23
https://digital.asahi.com/articles/ASP9Y6VR0P9YPITB00M.html?pn=9&unlock=1#continuehere
「良いことがない」広島から岸田首相誕生へ、地元が寄せる期待と視線
会員記事自民党総裁選2021自民

大久保貴裕、比嘉展玖、宮城奈々2021年9月30日 6時00分


岸田文雄新総裁の誕生を祝い、万歳する広島の支援者ら=2021年9月29日午後3時42分、広島市中区、上田潤撮影
写真・図版写真・図版写真・図版写真・図版
 29日投開票の自民党総裁選で、岸田文雄氏(64)=衆院広島1区選出=が新総裁に選出された。10月4日にも開かれる衆参本会議で、広島から戦後3人目となる「第100代内閣総理大臣」に指名される見通しだ。被爆地を選挙区とする初の首相ともなる。(大久保貴裕、比嘉展玖、宮城奈々)

【速報中】岸田文雄氏、あす党人事を固める意向 「具体的な名は…」
 広島からの新総裁誕生を見つめながら、県連幹部が繰り返したセリフがある。

 「なに一つ良いことがない。つらい、厳しい、悔しい日々だった」

 河井克行元法相夫妻による買収事件で政治不信がうねりとなり、4月の参院再選挙で敗北。2019年参院選をめぐって夫妻側に提供された1億5千万円の詳しい説明を求めても、党本部はまともに取り合わない。そのなかで迫る衆院選に、県連内には無力感すら広がっていた。「ダメなことをダメと言えない自民党。今日がそれを変えるスタートだ」。幹部はこう息巻いた。

 この日、県連の地方議員や岸田氏の後援会幹部ら約200人は、広島市中区のホテルに集合。大型モニター越しに東京で行われている開票の様子を見守った。

 午後2時ごろ、1回目の投票で岸田氏が首位に立った時は互いに拳を挙げて静かに喜び合ったが、午後3時半に決選投票の結果が発表されると、会場内には大きな歓声と拍手がわき起こった。

 特別な思いで岸田氏の姿を見つめる人もいた。自民の公認候補として再選挙を戦った西田英範さん(40)。朝日新聞の取材に「あの時は岸田氏と二人三脚で走ったが、有権者から『信頼できない』との生の声をたくさん聞いた。本当に苦しかった」と振り返った。「でも、すぐに『説明責任が大事だ』と訴え、動いたのが岸田さんの強さ。国民に近い政治を実現してくれるはずだ」

後援会長「頑張ったね、とは言わない」
ここから続き
 新首相となる岸田氏は早速、いくつもの「壁」に直面することになる。

 河井夫妻側に提供された1億5千万円など安倍・菅両政権時代から積み残された問題の説明責任をどう果たすのか、今年1月に発効した核兵器禁止条約に被爆地選出の首相としてどう向き合うか――。文雄氏の父・文武氏の時代から岸田家を支えてきた後援会長の伊藤学人さん(72)はあえてこうクギを刺した。

 「『よく頑張ったね』とは言わない。これまでうたってきた政策を着実に実行してほしい。総理になるのは、過程にすぎない」

県内得票、「最低9割」の目標届かず
 県内の党員・党友による投票では、岸田氏が全体の8割超を固め、ほかの3候補を突き放した。県選出国会議員や県連が総出で支持拡大に動き、全国平均29%を大きく上回る票を獲得したものの、県連幹部が目標としていた「最低9割」までには届かなかった。

 党発表によると、1位は岸田氏で2万902票(84%)。2位の河野太郎氏が1922票(8%)、3位の高市早苗氏が1696票(7%)、4位の野田聖子氏が320票(1%)と続いた。県内の有権者数は2万7391人で、有効投票は2万4840票。投票率は90・79%に上った。

 ただ、県連内では「限りなく100%近く。最低でも9割」との目標を立てていた。昨年の総裁選の予備選でも岸田氏は県内票の8割を獲得。この数字を念頭に「いまの勢いならさらなる上積みが可能」(県連幹部)とみていたが、「政治とカネ」をめぐる岸田氏の最近の発言が一部支持者の反発を招くなどしたため、固めきれなかった。

 開票結果を受けて、県連幹部は記者団に「(県内の党員は)いままでつらい、悔しい思いをしてきた。その反動が岸田氏への期待に変わったたまものだ」と指摘。「8割という結果が不満ではない。これだけ岸田色に染まった投票行動はない」と胸を張った。

 県連の開票作業は午前8時40分、広島市中区にあるホテルでスタート。県議ら5人が立会人を務め、スタッフ約30人が、集まった投票はがきを約3時間にわたって数えた。

7411チバQ:2021/09/30(木) 18:58:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/9fbc8c10ba5b40e2418618f318a4a4771cb99bb6
官房長官に松野博一元文科相起用へ
9/30(木) 18:27配信

産経新聞
松野博一氏

自民党の岸田文雄総裁は30日、10月4日に発足する予定の新内閣の官房長官に松野博一元文部科学相(59)を起用する方針を固めた。松野氏は最大派閥の細田派に所属している。

7412名無しさん:2021/09/30(木) 19:39:42

■細田派
下村博文 1954年 当選8 選対委員長 文科相 官房副長官 幹事長代行
稲田朋美 1959年 当選5 防衛相 特命相 政調会長 幹事長代行
松野博一 1962年 当選7 文科相

西村康稔 1962年 当選5 経済財政相 官房副長官
萩生田光一1963年 当選5 文科相 官房副長官 幹事長代行 

世耕弘成 1962年 当選参5 官房副長官 経済産業相 参院幹事長
柴山昌彦 1965年 当選6 文科相

派閥外
高市早苗 1961年 当選8 政調会長 総務相 特命相


■麻生派
河野太郎 1963年 当選8 特命相 国家公安委員長 外務相 防衛相 
 
■竹下派
茂木敏充 1955年 当選9 選対委員長 政調会長 特命相 経済産業相 経済財政相 外務大臣   
加藤勝信 1955年 当選6 総務会長 官房副長官 特命相 厚労相 官房長官
小渕優子 1973年 当選7 特命相 経済産業相

■岸田派
岸田文雄 1957年 当選9 政調会長 特命相 外務相 防衛相 
林芳正  1961年 当選参5 経済財政相 防衛相 農水相 文科相
小野寺五典1960年 当選7 防衛相

■二階派
武田良太 1968年 当選6 特命相 総務相
派閥外
野田聖子 1960年 当選9 特命相 総務相 幹事長代行

■石原派
■石破派
■谷垣G

7413とはずがたり:2021/09/30(木) 19:42:49
事務担当の官房副長官に北村氏起用を検討
2021/9/30 19:21 (JST)9/30 19:39 (JST)updated
c 一般社団法人共同通信社
https://nordot.app/816254013995368448

 自民党の岸田総裁は、事務担当の官房副長官に北村滋前国家安全保障局長を起用する方向で検討に入った。関係者が明らかにした。

7414とはずがたり:2021/09/30(木) 21:00:29

自民・古川氏、石破派を退会へ 勢力は15人に
2021/9/30 16:17
https://www.sankei.com/article/20210930-LZ2TPYT2DZOHHAPNIGUAE5H2QQ/

自民党の古川禎久元財務副大臣が石破派(水月会)を退会する意向を固めたことが30日、分かった。古川氏は同日、同派で事務総長を務める鴨下一郎元環境相に退会届を提出した。退会が認められれば、石破派は15人となる。複数の関係者が明らかにした。

古川氏は平成27年9月の石破派創設から30年12月まで事務総長を務めていた。

7415チバQ:2021/09/30(木) 21:55:09
3A内閣って言われそうな役員人事だなあ

副総裁  麻生太郎(麻生派)
幹事長  甘利明 (麻生派)
政調会長 高市早苗(無派閥 実質安倍派)
総務会長 福田達夫(細田派)
選対委員長遠藤利明(谷垣G)

国対委員長高木毅 (細田派)
広報本部長河野太郎(いちおう麻生派)
組織運動本小渕優子(竹下派)

官房長官 萩生田光一

7416チバQ:2021/09/30(木) 21:56:01
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_situation_7VVDJVHVGRORPNUXID77Y24QIA.html
自民役員人事骨格固まる 甘利幹事長、福田総務会長
2021/09/30 20:15産経新聞

自民役員人事骨格固まる 甘利幹事長、福田総務会長

自民党麻生派の会合で談笑する麻生太郎副総理兼財務相(右奥)と甘利明税調会長(左奥)。左手前は河野太郎ワクチン担当相=30日午後、東京都千代田区(春名中撮影)

(産経新聞)

自民党の岸田文雄総裁は30日、党役員人事の骨格を固めた。党四役では党運営の要となる幹事長に甘利明税調会長(72)を起用し、総務会長に衆院当選3回の福田達夫議員(54)を抜擢(ばってき)。政調会長に高市早苗前総務相(60)、選対委員長に遠藤利明元五輪相(71)をそれぞれ登用する。首相就任後の組閣では、官房長官に松野博一元文部科学相(59)を起用する方向で検討している。

党役員では、広報本部長に河野太郎ワクチン担当相(58)、組織運動本部長に小渕優子元経済産業相(47)、国対委員長に高木毅衆院議院運営委員長(65)、幹事長代行に梶山弘志経済産業相(65)をそれぞれ充てる方針も決めた。10月1日に決定し、新執行部を発足させる運びだ。

甘利氏は安倍晋三前首相や麻生太郎副総理兼財務相とともに「3A(スリーエー)」と呼ばれ、総裁選では岸田氏の支援にいち早く名乗りを上げた。岸田氏は党内に影響力を持つ安倍、麻生両氏と良好な関係を築き、若手とも意思疎通ができる甘利氏を幹事長に起用することで党運営を軌道に乗せ、衆院選に臨みたい考えだ。

また、総裁選で争った高市、河野両氏を処遇することで挙党態勢をアピールする。岸田氏は29日の総裁選勝利後、「ノーサイドだ。一丸となって衆院選、参院選に臨んでいこう」と呼びかけていた。福田氏の起用は、岸田氏が掲げてきた「中堅・若手の大胆な登用」を実行した形といえる。福田氏の父、康夫氏と祖父の赳夫氏はともに元首相。

岸田氏は10月4日召集の臨時国会で菅義偉(すが・よしひで)首相の後継となる第100代首相に指名される見通し。その後、組閣に着手し、皇居での首相任命式と閣僚認証式を経て、新内閣を発足させる。
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_situation_7VVDJVHVGRORPNUXID77Y24QIA.html
官房長官に松野氏=副総裁・麻生氏、幹事長・甘利氏―3役に福田氏抜てき、高市氏も―新執行部1日発足
2021/09/30 21:00時事通信

 自民党の岸田文雄総裁は30日、幹事長に麻生派の甘利明党税調会長(72)、官房長官に細田派の松野博一元文部科学相(59)を充てる人事を固めた。麻生太郎副総理兼財務相(81)を副総裁で処遇する方向。総務会長には細田派で当選3回の福田達夫衆院議員(54)を抜てきし、総裁選を争った無派閥の高市早苗前総務相(60)は政調会長、麻生派の河野太郎規制改革担当相(58)は広報本部長とする。

 選対委員長には谷垣グループの遠藤利明元五輪担当相(71)を起用。国対委員長は細田派の高木毅衆院議院運営委員長(65)、組織運動本部長は旧竹下派の小渕優子元経済産業相(47)、幹事長代行は無派閥の梶山弘志経産相(65)とする。総裁選候補のうち、残る野田聖子幹事長代行(61)の処遇も焦点となる。

 これにより、新政権の骨格が固まった。総裁選で支援を得た最大派閥・細田派と第2派閥・麻生派を手厚く処遇し、政権基盤の安定を図るとともに、若手や女性の起用で清新さをアピールする布陣だ。岸田氏は10月1日に新執行部をスタートさせ、同4日の首相指名後直ちに組閣し、新内閣を発足させたい考えだ。

 甘利氏は衆院当選12回。安倍晋三前首相や麻生氏と近く、3人の頭文字を取って「3A」と呼ばれる。総裁選では岸田氏支持をいち早く打ち出し、選対顧問を務めた。松野氏は衆院当選7回で、細田派事務総長を務める同派の中核メンバーだ。

 岸田氏は30日、東京都内で開かれた岸田派の会合に出席し、「日本、自民党にとって正念場を迎えている。国難を乗り越えるべく、力を合わせて努力していきたい」と強調した。

 岸田氏は麻生氏と都内のホテルで会談。甘利氏や自らに近い岸田派の木原誠二衆院議員(51)と党本部で協議し、人事の調整を進めた。木原氏は官房副長官起用が取り沙汰されている。事務の官房副長官には北村滋前国家安全保障局長(64)の名前が挙がっている。

 一方、参院自民党は30日の特別総会で、任期を迎えた世耕弘成参院幹事長の再任を決めた。残る参院政審会長などの人選は、岸田氏による党役員・閣僚人事の顔触れを見た上で決定する。

7417チバQ:2021/09/30(木) 21:57:07
間違えた
官房長官は松野博一か

7418チバQ:2021/10/01(金) 04:48:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/44add1b7d1be2c07a6836afed366f5a09299df1e岸田総裁、「3A」取り込み 衆院選へ党内基盤強化
9/30(木) 23:36配信

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産経新聞
派閥の会合で発言する麻生太郎副総理兼財務相。左は甘利明税制調査会長=2021年9月16日午後、東京都千代田区(春名中撮影)

自民党の岸田文雄総裁が甘利明税調会長を幹事長に、麻生太郎副総理兼財務相を副総裁にそれぞれ起用するのは、岸田氏を支える意向の安倍晋三前首相を含めた「3A」を取り込んで盤石ではない党内基盤を確立し、目前に迫った衆院選に万全を期す狙いがある。

【イラストでみる】岸田新総裁はこんな人

岸田氏は、総裁選勝利に貢献した甘利氏について、早い段階から幹事長への起用を思い描いていた。総裁選の決選投票で岸田氏に多くが加勢した最大派閥の細田派(清和政策研究会)が幹事長ポストを求める動きもあった。しかし、最終的に側近らからの「幹事長は意中の人を据えるべきだ」との進言を受け入れた。

安倍、麻生、甘利の3氏は姓の頭文字から「3A」と呼ばれる。麻生氏は菅義偉政権も含め8年9カ月の長期にわたり政権の中枢を担ってきた。甘利氏は第2派閥の麻生派(志公会)に所属し、安倍政権でアベノミクスの推進や環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の交渉に携わった。

甘利氏は選対委員長として令和元年参院選を指揮した経験もあり、首相就任後ただちに衆院選に臨む岸田氏には心強い。甘利氏側近は「他派閥の領袖(りょうしゅう)クラスと渡り合えるのは甘利氏以外にいない」と語る。

ただ、不安要素もある。甘利氏は平成28年に金銭授受疑惑で経済再生担当相を辞任。今も与野党から「疑惑は晴れていない」との声があがる。岸田氏側は疑惑は清算されたと踏むが、総裁選で岸田氏と戦った陣営のベテラン議員は「甘利氏の説明に世間が納得するかどうかだ」と懸念を示す。

一方、岸田氏は衆院選の公約づくりを担う政調会長に政策通の高市早苗前総務相を起用する。総裁選で安倍氏は高市氏を支援し、決選投票で「1位・3位連合」を組んで岸田氏を後押しした。岸田氏の陣営関係者は「総裁選で高市氏の政策への理解力とコミュニケーション能力は圧倒的だった。岸田氏との政策の乖離(かいり)も感じない」と話す。

官房長官に安倍氏の出身派閥の細田派から松野博一元文部科学相を登用することにも安倍氏への配慮がにじむ。総裁選を争った河野太郎ワクチン担当相は党広報本部長とし、発信力の高さを活用したい意向だ。

現段階で党や政権中枢に岸田氏が率いる岸田派(宏池会)の議員は見当たらない。岸田氏は、自派よりも他派閥を尊重する「挙党態勢」の人事を背景に衆院選を制したい考えだ。(千田恒弥、永原慎吾)

7419チバQ:2021/10/01(金) 04:49:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c0eef4a6462b99b117948fe1d88e96031420835総裁選各陣営、人事にやきもき 河野氏側は冷や飯も
9/30(木) 20:25配信

産経新聞
派閥の例会に臨む河野太郎ワクチン担当相=30日午前、東京都千代田区(春名中撮影)

自民党の岸田文雄総裁は30日、党役員や閣僚の人事の検討を本格化させた。9月29日の総裁選後、岸田氏は挙党態勢の構築を強調している。ただ、人事権を握った者が自身を支持した議員は論功行賞として厚遇し、対立陣営の議員には冷や飯を食わせる場面は多い。各陣営はやきもきを続けている。

【写真】グータッチをする新総裁の岸田氏と河野ワクチン担当相

「30年ぶりに宏池会が総裁派閥となった。責任の大きさをかみしめなければならない」。30日、東京都内で開かれた岸田派(宏池会)会合に出席した岸田氏は拍手で出迎えた所属議員にこう呼びかけた。同派は高揚感に包まれているが、重要ポストの多くを、総裁選で支援を受けた他派閥に譲るとの見方が大勢だ。

最大勢力の細田派(清和政策研究会)では、すでに固まった人事のほかに塩谷立元文部科学相の起用が取り沙汰されている。総裁選終盤に事実上の岸田氏支持を決め、岸田氏優位を決定づけた旧竹下派(平成研究会)では、茂木敏充外相の続投や、待機組の初入閣を求める声がある。

高市早苗前総務相の陣営では政調会長に起用される高市氏以外の要職起用への期待感がある。総裁選の決選投票で「岸田-高市連合」を結成し、岸田総裁誕生に貢献したからだ。高市氏を支持した安倍晋三前首相に近い萩生田光一文科相や、選対本部事務局長を務めた木原稔首相補佐官を推す声がある。また当選3回の小林鷹之衆院議員が若手の有望株として浮上している。

決選投票で敗れた河野太郎ワクチン担当相の陣営は冷や飯食いが濃厚だ。石破茂元幹事長や石破派(水月会)の議員、佐藤勉総務会長らベテラン組、小泉進次郎環境相も重用されない見通しだ。野田聖子幹事長代行は党や国会関連の役職に就く可能性があるが、陣営の議員にポストが回るかは不透明だ。(沢田大典)

7420チバQ:2021/10/01(金) 04:52:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/efda8b23eeced99804e6b0fce609f37ad0755528自民党新人事 「論功行賞」の色強く 高市氏と河野氏明暗分ける
9/30(木) 21:57配信

毎日新聞
自民党総裁選から一夜明け、記者団の質問に答える岸田文雄総裁=東京都千代田区の同党本部で2021年9月30日午前10時31分、竹内幹撮影

 自民党の岸田文雄総裁は30日、幹事長に甘利明税制調査会長(72)=麻生派、政調会長に高市早苗前総務相(60)=無派閥、総務会長に福田達夫国対副委員長(54)=細田派=を起用する方針を固めた。第2次安倍内閣の2012年12月から副総理兼財務相を務めている麻生太郎氏(81)=麻生派=を副総裁に充てる調整をしている。10月1日の臨時総務会を経て新執行部を発足させる。官房長官には、松野博一元文部科学相(59)=細田派=を充てる。


 党三役以外では、選対委員長に遠藤利明元五輪担当相(71)=無派閥▽国対委員長に高木毅衆院議院運営委員長(65)=細田派▽組織運動本部長に小渕優子元経済産業相(47)=竹下派▽広報本部長に河野太郎行政改革担当相(58)=麻生派=を起用する方針を固めた。

 甘利氏は総裁選でいち早く岸田氏支持を打ち出し、選対顧問を務めた。岸田氏が後ろ盾とする安倍晋三前首相や麻生氏とのパイプ役を果たした。安倍政権だった16年、金銭授受問題で閣僚を辞任している。

 高市氏も、決選投票で互いに協力する「1・3位連合」を形成して岸田氏当選に貢献。選対本部長を務めた遠藤氏や高木氏、小渕氏ら岸田氏への支持を明確にした顔ぶれが多く、「論功行賞」の色が強く出た人事となった。総裁選で決選投票まで争った河野氏と、党三役で重用された高市氏とは明暗を分けた。

 福田氏は当選3回の若手で、総裁選を機に「党風一新の会」を設立させ、候補者に党改革の必要性などを申し入れたことで注目を集めた。

 岸田氏は10月4日召集の臨時国会で菅義偉首相の後任の新首相に選出される見通しで、新内閣発足に向けた閣僚人事も進める。麻生氏が副総裁に就任するのは新内閣発足後となる見通しだ。

 岸田氏は30日の岸田派会合で「総裁に就任してから、まずは態勢を整えなければならない」と人事を急ぐ考えを示した。そのうえで、その後に控える臨時国会や衆院選などの日程に触れ、「党にとって正念場だ。それに向けてやらなければならないことが本当にたくさんある」と述べた。【田中裕之、小田中大】

7421チバQ:2021/10/01(金) 04:53:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b0b9e8742239677cd4e1c811af0a25cb9db5e7c「小石河連合」で玉砕!石破茂氏が1日に地元・鳥取で緊急会見 重大発表か
9/30(木) 23:36配信
東スポWeb
バックアップした河野氏は惨敗した

 自民党の石破茂元幹事長(64)が1日に地元・鳥取県庁の県政記者室で会見を開くことが分かった。


 その中身は、石破氏が再起を賭けて小泉進次郎環境相(40)と〝小石河連合〟として応援した河野太郎行革担当相(58)が敗れた総裁選の総括、岸田文雄新総裁(64)のもとで行う任期満了に伴う衆院選の対応についてだ。

 永田町では石破氏が開く緊急会見について「衆院選に出馬しないのでは?」「派閥を解散するのでは?」など、様ざまな臆測が飛びかっている。

 石破氏の総裁選をめぐっては、河野氏を総理総裁にすることで、自身と石破派の復権につなげるシナリオを描いたが、岸田氏の勝利でものの見事に崩れ落ちた。

 昨年の総裁選で惨敗した以降の石破氏は、派閥メンバーの退会が相次ぐ不幸に見舞われ、苦しい立場に追い込まれていたという。

「今回の総裁選で石破氏は、告示直前まで出るか出ないか悩んだ結果、出馬を断念しています。地元では『再び立候補しても勝てる見込みがない』と厳しい視線が注がれていました」(自民党関係者)

 石破氏は会見で出処進退について触れるのか。

東京スポーツ

7422チバQ:2021/10/01(金) 08:04:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/0892c74d742dfe8a9df95a8f00af5250362e38dd
【独自】財務相に鈴木・前総務会長を起用へ…麻生氏は党副総裁に
9/30(木) 23:58配信

読売新聞オンライン



 自民党の岸田文雄総裁は30日、党役員人事と新内閣発足に向けた選定を進め、党四役を固めた。幹事長に甘利明税制調査会長(72)、総務会長に福田達夫衆院議員(54)、政調会長に高市早苗・前総務相(60)、選挙対策委員長に遠藤利明・元五輪相(71)を内定した。麻生副総理兼財務相は副総裁に充てる。10月1日に決定する。

 閣僚人事では、麻生氏の後任の財務相に鈴木俊一・前総務会長(68)、官房長官に松野博一・元文部科学相(59)を起用する方針だ。

(写真:読売新聞)

 甘利氏は安倍前首相や麻生氏に近く、安倍政権の中枢を担った。3人の頭文字を取って「3A」とも称される。総裁選では、岸田氏支持をいち早く打ち出し、選対本部の顧問を務めた。

 福田氏は福田康夫・元首相の長男で、当選3回。衆院当選3回以下を中心とする派閥横断の「党風一新の会」の代表世話人に就き、総裁選で党改革を求めていた。当選3回以下の総務会長就任は初めて。岸田氏は総裁選で若手の登用を掲げており、抜てきとなった。

 高市氏は総裁選に立候補し、第1回投票で国会議員票では2位となった。決選投票では、安倍氏ら高市氏の陣営の多くが岸田氏支持に回った。

河野太郎氏

 岸田氏は30日、麻生氏と東京都内のホテルで会談し、人事について意見交換した。岸田氏は、最大派閥の細田派、第2派閥の麻生派の議員を主要ポストにつけることで、政権基盤を安定させる狙いがあるとみられる。

 党役員人事ではほかに、総裁選を戦った河野太郎行政・規制改革相(58)を広報本部長、小渕優子・元経済産業相(47)を組織運動本部長、高木毅衆院議院運営委員長(65)を国会対策委員長に内定した。幹事長代行には梶山弘志経産相(65)を起用する。

 新内閣の閣僚人事で、官房長官に内定した松野氏は細田派の事務総長を務め、他派閥との人脈も深い。政策決定が首相官邸主導で進む「政高党低」に党内の不満が高まっていることから、党との調整役として適任だと判断したとみられる。官房副長官には木原誠二衆院議員(51)、政務の首相秘書官には嶋田隆・元経済産業次官(61)を充てる。

 岸田氏は、10月4日召集の臨時国会で行われる首相指名選挙で首相に選ばれる。同日中に岸田新内閣が発足する見通しだ。

7423チバQ:2021/10/01(金) 08:21:59

https://news.yahoo.co.jp/articles/d891373d6665eb7d8a82878785b2bd79316edd57
背後に亡霊が…岸田新総裁 3Aの意向「聞く力」政権?“安倍カラー”反映の人事
10/1(金) 5:30配信


スポニチアネックス
岸田新総裁をめぐる相関図

 自民党総裁選から一夜明けた30日、岸田文雄新総裁は幹事長に岸田選対で顧問を務めた麻生派の甘利明税制調査会長を起用する方針を決めた。安倍晋三前首相が全面支援した高市早苗前総務相は政調会長で登用し、河野太郎行政改革担当相は広報本部長。一方、官房長官には安倍氏が高く買う細田派の松野博一元文部科学相を起用する方針を固めた。「聞く力」をアピールしてきた岸田氏。安倍、麻生両氏の意向をくみ取ろうとする「聞く力政権」になると皮肉る声が上がりそうだ。


 この日午前、党本部に入る際、記者団に「打ち合わせをいろいろ検討している」と話した岸田氏。党本部を後にして真っ先に会談したのは麻生太郎副総理兼財務相だった。人事を巡り協議したとみられる。

 麻生派は自派の河野氏が出馬する中、派としての対応について岸田氏との“二股作戦”を展開。甘利氏は安倍、麻生両氏に近く3人の頭文字から「3A」と呼ばれる麻生派の重鎮。いち早く岸田氏支持を打ち出し、安倍、麻生、岸田各氏の間に堅牢(けんろう)な橋を渡し、議員票上積みに貢献した。

 政権運営の要となる幹事長への甘利氏起用で「3A」が岸田政権で主導権を握るのは確実。麻生氏はこの日の麻生派会合で、自派の存在意義に関連して「従来通り政権のど真ん中できちんとやっていく」などと言及した。

 麻生氏自身は副総裁に起用される方向。続投なら13日に財務相在任期間が3214日となり、歴代2位の高橋是清蔵相と並ぶはずだった。続けたいとの意向を持っていたというが、今後は副総裁としてにらみを利かせる。

 一方、安倍氏の支援で議員票を大幅に伸ばした高市氏。事前予想で100票規模と伝えられたことにより、決選投票では「岸田・高市連合」で河野氏を上回るのは確実視され、「派閥横断的な岸田氏支持の流れを決定付けた」(自民党関係者)。論功行賞の側面とともに、保守路線を重視する安倍カラーが色濃く反映された人事だ。

 永田町でもっとも注目されたのが官房長官。「岸田派が死守する」(政府関係者)としていたポストで、上川陽子法相の横滑りか、岸田派事務総長で選対を取り仕切った根本匠元厚生労働相の起用が有力視されていた。

 しかし、一転して、細田派が重要ポストでの処遇を求めていたとされる萩生田光一文部科学相を充てる案が浮上。言わずと知れた安倍氏の側近中の側近。最終的に松野氏に落ち着き、安倍氏の“キングメーカー”ぶりが如実に表れた。

 松野氏は2016年8月、第3次安倍再改造内閣で文部科学相として初入閣。安倍氏が早くから目を付けていた存在で、6月発売の月刊誌のインタビューで細田派の「ポスト菅」候補として名前を挙げていた。現在は同派の事務総長を務める。

 関係者は「細田派は具体的ポスト名まで出していないと聞いている。岸田さんが安倍さんの意向を忖度(そんたく)したのだろう」と話した。

 《4日召集臨時国会、解散13or14日か》政府、与党は4日召集の臨時国会について、会期を14日までの11日間とする日程で最終調整に入った。8日に新首相の所信表明演説、11日から3日間で衆参両院の各党代表質問を実施する方向。複数の与党幹部が30日、明らかにした。野党は代表質問のほか予算委員会の開催も求めている。代表質問終了後の13日か14日に衆院を解散した場合、衆院選の投開票日として有力視される11月7日、14日のいずれも選択可能となる。解散せずに会期末で国会を閉じると、公選法の規定で11月7日投開票が決まる。

7424チバQ:2021/10/01(金) 08:22:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/a257d6fe112ba166bba8dfe3edecb092d0e88cb8
岸田氏 広報本部長・河野氏を“冷遇”、党関係者「降格。いくら負けたと言ってもひどい話」
10/1(金) 5:30配信

スポニチアネックス
河野太郎氏

 ◇自民党総裁選一夜明け

 自民党の岸田新総裁と総裁選を争った河野太郎氏は広報本部長に登用されることになった。外相や防衛相を歴任し首相候補として階段を駆け上がってきただけに、事実上の降格人事となる。広報本部長はメディアへの情報発信やネットメディア対策を中心に、選挙対策や政策チラシの作成を担う。政界随一のツイッターフォロワー数を抱える河野氏の起用で、衆院選に向けて発信力を強化する狙いがあるとみられる。


 ただ役職の格としては、副総裁、幹事長、総務会長、政調会長、選対委員長の党五役に次ぐ役員ポスト。幹事長、財務相と並ぶ重要ポストと言われる外相経験者の河野氏だけに、党関係者は「普通に考えたら降格。いくら負けたと言ってもひどい話だ」とこぼした。

 同じく総裁選を争った高市氏は、陣営が決選投票で岸田新総裁誕生をお膳立てし、政調会長に重用された。それに比べると、河野氏は無役ではないものの冷遇された感がある。同関係者は「河野氏を登用したという事実は残る。河野氏にとっても打診を断れば干されるのは明らかで断れない状況だったのではないか」と指摘。「党内で足かせをはめることで、幹事長として仕切る甘利氏のにらみも利きやすい」と見立てた。総裁選を争った候補者では、野田聖子幹事長代行も要職起用が取り沙汰されている。

 河野氏の処遇はインターネット上でも物議を醸した。自らの発信内容に批判的なフォロワーを次々とブロックしている対応を巡り「岸田内閣にブロックされた河野氏」「自民党の悪口言ったらブロックされる」「ブロック本部長」などと揶揄(やゆ)する声が相次いだ。一方で、あくまで衆院選対策で選挙後にすぐ要職に戻ってくるとの期待感もあり、新たな立場でも存在感は放っていきそうだ。

7425チバQ:2021/10/01(金) 09:56:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/02d64a0920e8f80fb2b660df49b45e0589f937d6
自民・岸田文雄新総裁がサプライズ人事 祖父、父が首相「プリンス」福田達夫氏を総務会長に抜てき
10/1(金) 6:00配信

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スポーツ報知
自民党・岸田文雄新総裁

 自民党の岸田文雄新総裁(64)は30日、党役員人事に着手。総務会長に祖父、父が首相を務めた衆院当選3回の福田達夫議員(54)=細田派=を抜てきした。一方で、政権運営の要となる幹事長には、麻生太郎財務相(81)、安倍晋三前首相(67)と並び「3A」と呼ばれる甘利明税制調査会長(72)を起用。官房長官には安倍氏側近の松野博一元文部科学相(59)、政調会長には総裁選で安倍氏が後押しした高市早苗前総務相(60)が内定。「3A」の影響力が色濃くにじむ主要ポスト人事となった。

 異例の大抜てきだ。岸田新総裁は幹事長、総務会長、政調会長、選挙対策委員長の“党四役”に、わずか当選3回の福田氏を起用するサプライズ人事を決めた。

 福田氏は、祖父の赳夫氏、父の康夫氏がともに首相を務めた“政界のプリンス”。康夫氏が官房長官を務めていた2000年に父の臨時の秘書となり、康夫氏が首相に就任した07年には政務秘書官で政界に本格進出。17年には小泉進次郎環境相(40)から自民党農林部会長に指名を受け、農地をめぐる法制度の変更などの土地改革政策、いわゆる農政改革で実績を残し、政策通として一目置かれるようになった。

 今回の総裁選では、党内中堅若手の有志による「党風一新の会」を9月10日に設立し、代表世話人として、派閥にとらわれない総選挙を訴えてきた。設立と同時に「党改革を通じた政治改革」や「国民政党としての信頼回復」を求める提言をまとめ、党執行部などに申し入れることを決定。自主投票を呼び掛け「派閥一任で総裁選の行方を決めないことはほぼ達成できた」と手応えを口にしていた。

 岸田氏は、総裁決定時の9月29日の記者会見で「中堅、若手の思い切った登用が必要だと申し上げてきた」と述べていた。福田氏の抜てきで一応“公約”は果たした形だが、安倍氏の影響下にある細田派が主要ポストを獲得することになり、党関係者からは「安倍氏への配慮以外ない」との声も上がった。

 1日午後に党本部で開く臨時総務会で、甘利氏ら党四役人事を諮り正式決定。新四役は役員会に出席後、そろって記者会見する。

 岸田氏は4日召集の臨時国会で、菅氏の後継となる第100代首相に指名される。就任後、岸田氏は組閣に着手し、皇居での首相任命式と閣僚認証式を経て、新内閣を発足する。11月7日か14日投開票が有力視される衆院選で野党との対決に臨む。

 ◆福田 達夫(ふくだ・たつお)1967年3月5日、東京都生まれ。54歳。慶大法学部を卒業後、米ジョンズ・ホプキンズ大研究員を経て、三菱商事に入社。2012年に父・康夫元首相の引退表明を機に、衆院選に立候補し、初当選。17年に防衛相政務官兼内閣府大臣政務官(第3次安倍第3次改造内閣)に就任。21年に「党風一新の会」の代表世話人に就任。当選3回。群馬4区。

 ◆総務会長 自民党の最高意思決定機関で総務会の議長を担う。総務会では人事、法案など重要な政策方針を打ち出す時に、承認を得なければならない。ここでの決定事項は、全て党の意思決定とみなされる。総務会では全会一致が慣例で、党内での根回しができるベテラン議員が務めることが多い。過去には佐藤栄作、中曽根康弘、森喜朗の各氏らが後に首相となった。

報知新聞社

7426チバQ:2021/10/01(金) 11:00:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/66a33c3649030fa20cec2f61a4ca561171dc28f5
岸田新総裁、河野氏を党4役ではない党広報本部長で冷遇 3A影響力拡大
10/1(金) 9:16配信

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日刊スポーツ
岸田文雄氏(2021年9月17日撮影)

岸田文雄新総裁が、総裁選勝利から一夜明けた9月30日、党役員人事に着手した。午後6時20分すぎに党本部を離れた岸田氏は「まだ作業中です」としたが、党運営の中心を担う幹事長、総務会長、政調会長、選挙対策委員長の「党4役」人事は固まり、総裁選で決選投票を戦った河野太郎行革相は「党4役」から除外する事実上の冷遇となった。

【一覧表】起用が固まった自民党新執行部の顔触れ

党運営の要となる幹事長には、甘利明税制調査会長(麻生派)が内定した。幹事長は党内の人事権を掌握し、金庫番として党資金を管理、選挙の公認などにも強い権限を持つ。これに先だって岸田氏は麻生太郎財務相と会談し、党人事を巡って協議した。総裁選では甘利氏ら麻生派の重鎮が派閥所属の河野氏ではなく、いち早く岸田氏を支持。中でも甘利氏は岸田氏の選対顧問を務め、他派閥の議員票の切り崩しに尽力した。

一方で岸田氏は総裁選を戦った3候補の登用を明言し、「ノーサイド、全員野球だ」と党内融和を明言したが、河野氏が内定したのは広報本部長。兼務するワクチン担当相として最前線を担ったが、再任されることもなくなった。

論功行賞の人事が浮き彫りになった。総務会長には当選3回の福田達夫衆院議員(細田派)を抜てき。福田氏は約90人の若手グループ「党風一新の会」の代表世話人として自主投票による党改革を訴えた。同会の仕掛け人は安倍晋三前首相と言われ、福田氏は当初から岸田氏支持を表明し、貢献した。

安倍氏が擁立し、決選投票で岸田氏支持に回った高市早苗前総務相は政調会長、岸田陣営の選対本部長を務めた遠藤利明元五輪相(谷垣グループ)は選挙対策委員長に内定。注目の官房長官には松野博一元文部科学相(細田派)を起用する方針。

岸田氏を新総裁に押し上げた「3A」と言われる安倍氏、麻生氏、甘利氏の影響力は急拡大し、総裁選協力の見返り要求にあらがえない岸田氏の立場が、党人事に色濃く反映された。新総裁の初仕事から、組閣人事でも、3A忖度(そんたく)内閣が誕生する可能性が高まってきた。【大上悟】

7427チバQ:2021/10/01(金) 13:05:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/45aad6c4d7f0fdfa595c829de48f30b772d28b8a
早くも3Aに飲み込まれた岸田文雄新総裁 当選3回福田達夫氏〝厚遇〟に不満の声
10/1(金) 11:50配信

東スポWeb
早くも言いなり!?(ロイター)

 3A(安倍、麻生、甘利)の独壇場だ。自民党の新総裁に就任した岸田文雄氏(64)が30日、党役員人事に着手し、大筋で固まった。要職となる幹事長には、甘利明氏(72)、官房長官に松野博一元文部科学相(59)を起用し、総裁選を争った高市早苗氏(60)は政調会長、若手の意見を集約した福田達夫氏(54)を総務会長に抜てきした一方、河野太郎行革相(58)は広報本部長に“降格”。党内は「3Aの言いなり」「閣僚人事では秘策がある?」と疑心暗鬼に包まれている。党改革について「若返り」を主張した岸田氏は自分を出せるのか? 

【写真】21年前…見事なおみ足の高市早苗氏

人事の内定情報が伝わるたびに党内にはどよめきが走った。フタを開けてみれば、論功行賞&3Aの威光が如実に表れた。

 甘利氏は総裁選で、麻生太郎財務相(81)とともに岸田氏を支えた。安倍晋三前首相(67)の支援を受けた高市氏とその支持勢力は、決選投票では岸田氏に一本化。福田氏は福田康夫元首相の息子で、総裁選が始まると当選3回以下の議員を集めた「党風一新の会」を結成。脱派閥の投票を訴えたが、自身は岸田氏を支援していた。

「甘利氏は金銭授受疑惑で大臣を辞め、不起訴処分となったが、スネに傷がある身。せっかくの新総裁の門出で、なぜ幹事長に起用したのか。高市氏は政調会長経験があり、新鮮味がないし、福田氏に至ってはまだ当選3回。総務会長はベテラン議員が務めるところで、SP(警護)付きの特別な役職ですよ」と党内からは不満の声が漏れる。

 また、麻生氏も副総裁に内定しているとあって、「金庫番を安倍、麻生両氏が抑えた。岸田氏は『聞く力』を売りにしていたが、自身の岸田派からは誰も党役員に入っていない。3Aの言うことを聞き過ぎで、収拾がつかなくなっている」(党関係者)

 3Aと対立した二階派からの起用はなく、河野氏も冷や飯を食わされたことで、報復人事にも映るが、閣僚人事はこれから。果たして岸田氏はこのまま3Aにのみ込まれるのか。それとも独自のカラーを出せるのか。

 人間の個性を60分類のキャラクターに細分化した「個性心理學」を1997年から展開する「一般社団法人個性心理學研究所」総本部の弦本將裕理事長が分析した。

 個性心理學の分析によると、岸田氏はバランスの良いキャラクターの持ち主だ。

 岸田氏は生涯リズムが「学習」(将来の実りに期待を込めて準備を開始している時期)、年運も「学習」と名誉運に恵まれた上、9月は「成果」(全ての物事が順調に発展する時)の月で勝負運も最高だったという。

 弦本氏は「1957年7月29日生まれの岸田氏は、今回がラストチャンスだったと思います。67歳からは『整理』(収穫する種をまく大地を掘り起こし、耕す時期)の生涯リズムに入りますから。晩年運は最高なんですけどね。『夢とロマンの子守熊』なので、国民に夢を与えてもらいたいと思いますね。数字にも強いし、思ったことは本音で話ができるので、国民にも分かりやすい政治をしてくれると期待しています」と語る。

「夢とロマンの子守熊」とは、正直な人で感じたことをそのまま口にする。おとなしい印象だが、付き合っていくうちに活発で元気のいい面が出てくる。苦労にも耐え、創意工夫の精神が旺盛で実行力も兼ね備えているという。

 個性診断カルテによれば、岸田氏の行動パターンは、何ごとも目標を決めてからでないと行動できない。期限を決められないと弱いものの、決められた目標はキッチリ達成するタイプだそう。本音を言うことで、人間関係を築き上げていくという。

 弦本氏は「岸田政権は3年は持ちます。2023年は『浪費』(体調もすぐれず、気力も衰える時期)の年になりますから苦労するでしょう。生涯リズムが67歳から『整理』に入りますので」と分析しているが、果たして…。

東京スポーツ

7428とはずがたり:2021/10/01(金) 13:42:32

小石河連合,自民党内の人望無し連合を露呈。

河野氏支持の石破氏を直撃 87票差“完敗”どう分析?「党員票と議員票のずれは自民党の根本的な問題」
https://www.fnn.jp/articles/-/246093
2021年9月29日 水曜 午後4:40

自民党総裁選は決選投票が行われた結果、岸田文雄前政調会長が河野太郎規制改革相を87票差で破り、新しい総裁に選出された。

総裁選の投票を終えたばかりの石破元幹事長が、会場から生出演。

加藤綾子キャスター「まず、岸田さんが新総裁に選出されましたが、今、どのようなお気持ちでしょうか」

石破元幹事長「それはもう、こう決まったんだから、新総裁のもと、自民党が一致して国のために働ける。選挙はその結果なのでね。そこへ向けて努力をしていくということです。あれこれ言っても始まりません。みんなで一緒にやります」

松山俊行解説委員「石破さんは、出馬するかどうかかなり迷われていた時期があって、最終的には政策できちんと実現できるという方向性で河野さん支持ということを表明されたわけですが、実際にそれで戦われてみて、結果として、きょう1回目の投票で、予想よりもおそらく議員票も党員票も少なかったんじゃないかなと思いますが、その数字を見た時にどういう印象を持たれましたか?」

石破元幹事長「党員票は、彼も一生懸命頑張ったんだけども、よくこれだけ出たなと思います。ほとんどの地域で1位ですからね。これはありがたかったと思います。これと議員票が、何でこんなに離れたんだろうかということが自民党の根本の問題かもしれません。このずれを直していかないと、いつまでたっても自民党は国民の意思と違うよということを引きずっちゃうので、ここは何とかしなければならないですね」

松山解説委員「このあと総選挙があるわけですけれども、今回の党員票が1回目の投票では河野さんが1位だったにもかかわらず、決選投票で負けているということが、自民党にとって非常に大きいダメージとして出てくるのかどうか。この辺りはどう見ていますか?」

石破元幹事長「それはもう、あとひと月くらいしかないわけですよね。小細工を弄(ろう)したってどうなるわけでもない。判断するのはやはり、主権者である国民ですよ。この人たちは自分たちの意思と違うことをやっているな、違う行動をするなということになれば、支持が得られない。そういうことです。このひと月の間に、どれだけそれを埋めていくか。それぞれの地域の党員の意向、それは、その地域の人々の意向と言ってもいいでしょうね。それと違う判断をした人たちが、なぜこういう判断をしたのか。なぜこれが国のためなのかということをきちんと説明して、ご理解をいただくということが大事だと思っています」

松山解説委員「岸田さんは、ノーサイド、全員野球ということを最後、強調していましたが、そういった意味では、河野陣営からもきちんと幹部に起用してという、総体として自民党は当たっていくべきだと、そういうお考えですか?」

石破元幹事長「それは、人事権者は総裁だから、われわれがあれこれ言うべきじゃないが、派閥にこだわらずに有能な人は登用していく。それが国のための自民党というものです」

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7429とはずがたり:2021/10/01(金) 13:45:31
テレビの取材から40票も少なかった河野。総裁選で党の支持率上がったら用済み程度の存在だったようだ。

「河野さんと飯食ったのは1回だけだったな」“大差”で敗退した河野氏 国会議員の支持広がらず
9/29(水) 22:06配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/f1e37e68436e36c60698c94e9b88980b3f4508e1
FNNプライムオンライン

岸田氏が256票、河野氏が255票。自民党総裁選の1回目の開票結果が発表されると、会場がどよめいた。「1回目の投票では河野氏は1位になるだろう」という下馬評が覆された。党員票ではトップに立ったものの、議員票では岸田氏の146票、そして高市氏の114票に次ぐ86票と3位。この結果を見た時、河野陣営の議員の一人は「完敗だ」と悟ったという。迎えた決選投票では岸田氏が257票を獲得し、170票の河野氏は敗れた。議員票不足は明らかだった。

「河野さんと食事したのは1回だけ」
陣営幹部の一人は選挙期間中、何度もこう語っていた。

「なかなか議員票が伸びない」

これまでの歯に衣着せぬ物言いなどから、河野氏が自民党内で支持が広がらないことは予想されていた。

河野氏が所属する派閥のトップ・麻生副総理は「河野は大事な志公会(麻生派)の総裁候補だから」と周囲に話し、麻生氏の周辺議員らもかつては河野氏と他の議員の食事会をセットするなど人脈作りに汗をかいていた。しかし、あるベテラン議員は「河野さんと飯を食ったのは1回だけだったな」とこぼす。河野氏は総裁選前から「仲間作り」に苦戦していた。

所属する麻生派の全面支援得られず
菅首相が総裁選不出馬の意向を伝えた9月3日の正午前、河野氏は、周辺の議員に連絡し出馬の準備に入った。午後2時過ぎ、河野氏は麻生副総理のもとを訪れた。麻生氏は河野氏に「まずは派閥内をまとめろ」と伝えたが、「政策の不一致」を理由に、麻生派のベテラン議員らは軒並み河野氏支援に難色を示した。

それでも河野氏は国会内の議員事務所を訪問し、協力を求め続けた。しかし最終的に麻生派は「河野か岸田の支持を原則」とした。河野氏は所属する麻生派の支持を全面に得ることができなかった。

若手議員の支持獲得に失敗
「今回の決断は自分1人で悩んで決めたんではない。大勢の仲間の皆さんと一緒にいろいろと考え、いろいろと議論し、皆さんと一緒に決めたそういう決断だ」

河野氏は総裁選最中、陣営の会合で声を張り上げた。

若手中堅議員の「永田町に地殻変動を起こさないといけない。河野さんが日本を前に進めて欲しい」という声に押された河野氏は、岸田派を除き、原則自主投票となったことで、派閥横断の「仲間」を作り、議員票獲得の突破口を見出そうとした。

派閥に一任せず、個々の意志で投票すべきだと主張する、若手議員90人による「党風一新の会」の動きにも期待を寄せた。河野陣営からは「党風一新会の大多数が支持してくれば」と考え、派閥を超えて各議員に個別のアプローチを続けた。

「今の時代40〜50代は企業であれば幹部だ。なぜずっと自民党の『上』は変わらないのか。今、自民党は変わらないといけない」(自民党中堅議員)

そうした声は多くの若手中堅議員が賛同するところなのかもしれない。

しかしそこに壁としてたちはだかったのが、安倍前首相だった。安倍氏が強い影響力を持つ最大派閥・細田派は、多くの“安倍チルドレン”と言われる若手議員を抱えている。安倍氏が高市氏の全面支援を表明した結果、最大派閥から「若い仲間」を増やすことは叶わなくなった。

さらに党内第三派閥の竹下派も多くは河野氏支援にまわらなかった。国会議員への支持拡大も次第に手詰まりとなっていった。そして、総裁選最終盤、当初は河野氏を支持するとみられていた二階派内からでさえ、岸田氏を支持する動きが起きた。河野氏の「仲間作り」は絶望的な状況となった。

決選投票での議員票は131票
河野氏の周辺は、「正式な出馬表明の前から派閥の外から支援の動きがあり、それが却って麻生派内の溝を生んでいた。一方で、派閥を重視すれば“改革”イメージを損なってしまう」と苦しい胸の内を明かす。

総裁選終了後、記者団に次の総裁を目指すか問われ、「チャンスがあればしっかりやっていきたい」と語った河野氏。決選投票で獲得した議員票は131票。今回得た「仲間」の期待を背負い続け、さらに「仲間」を増やすことができるか。河野氏はこれから試されることとなる。

(フジテレビ政治部)

7430とはずがたり:2021/10/01(金) 14:23:23
再起の賭けに敗れた石破氏、地元「見ていられなかった」
9/29(水) 22:43配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/55ada974b402d0f86c242d3c5ddba3b7b6872074
山陰中央新報
支持した河野太郎行政改革担当相が敗れたことについて、受け止めを話す石破茂元幹事長=東京都港区、グランドプリンスホテル新高輪

 自民党総裁選で石破茂元幹事長(衆院鳥取1区)は再起の賭けに敗れた。河野太郎氏の支持に全力を傾けることで総裁(首相)へと導き、自身と石破派(16人)の復権につなげるシナリオは崩れた。昨年の総裁選以降の求心力低下に今回の敗戦が重なり「ポスト首相」候補からの後退は避けられない状況だ。

 記者団の取材に応じた石破氏は「自分としてできるかぎりのことはやった。残念だ」と述べた。党員票で上回りながらも国会議員の支持動向が選挙結果を決めた構図は、自身が安倍晋三前首相に敗れた2012年総裁選と同じ。「暮らしに苦しんでいる人と国会議員の実感に差がある。そうでないと説明がつかない」と悔しさをにじませた。

 足場となる石破派は浮上のきっかけがつかめない。惨敗した昨年総裁選以降は退会が相次ぎ、27日にさらに1人の退会を発表した。

 告示直前まで対応を「白紙」とし続けた石破氏には地元で不満の声も上がった。党米子市住吉支部の山垣格市支部長(83)は「出ても勝てないから出なかったように映り、見ていられなかった。どう処遇されるか分からないが、再び総裁を狙うのはきびしいと思う」と冷ややかだった。

7431チバQ:2021/10/01(金) 15:06:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/74c8988a70c195da4b1ccb18f7893aeb1f7efe95
河野太郎氏「総裁選完敗→広報本部長」格落ちの元凶か 進次郎氏の“軍師気取り”に広がっていた嫌悪
10/1(金) 13:50配信

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日刊ゲンダイDIGITAL
河野太郎必勝会での小泉進次郎環境相(C)日刊ゲンダイ

 自民党の岸田文雄総裁(64)が新政権発足に向けた骨格作りを着々と進めている。

 内閣の要となる官房長官に松野博一元文部科学相(58)、政調会長に高市早苗前総務相(60)、総務会長に当選3回の福田達夫衆院議員(54)を抜擢し、選対委員長に遠藤利明元五輪担当相(71)がそれぞれ就く予定だ。

小泉環境相「46放言」の謎解き “坂道”と地元“市外局番”説

 一方、各メディアで「冷や飯食い」などと報じられているのが、総裁選を戦った河野太郎規制改革担当相(58)だ。衆院選の発信力強化を期待――などを理由に「広報本部長」に就く見通しだが、党の要職とはいえ「格落ち感」は否めない。

 少し前まではメディアで「次期総裁の大本命」と持ち上げられ、総裁選の共同会見では記者から「1回目で決まる(決める)のか」と問われた際に「はい」と自信満々で答えていた河野氏。総裁選後、敗戦の理由について「力不足」を連呼していたが、「広報本部長」で満足するわけがないだろう。河野氏が負けた要因は何だったのか。自民党関係者がこう言う。

■「進次郎が嫌だから岸田さん」

「ズバリ、最大の敗因は小泉進次郎さんでしょう。石破元幹事長と組んで『小石河連合』などともてはやされ、まるで河野陣営の軍師気取り。こういう小泉さんのスタンドプレーを苦々しく思っていた若手は少なくなかった。若手の間では『河野さんを応援したいが、進次郎が嫌だから岸田さん』と言っている人がたくさんいましたよ。

 対照的なのが総務会長に就く福田さんです。福田さんは変に前に出ることをせず、それでいて二階幹事長ら重鎮にも臆することなく『定年制を遵守しろ』と迫った。『党風一新の会』に若手議員約90人が集まったのが人望が厚い証左でしょう。今回の総裁選で、党内では『本当の敗北者は進次郎』とささやかれています」

<総裁選では河野さんよりも進次郎さんが目立っていたような……>

<後ろ盾の菅首相もいなくなり、総裁選に負けちゃってどうするの。進次郎さん>

 ネット上でもこんな声が広がっている小泉氏。記者から敗因を問われ、「戦わなければ見えてこないものが多く見えた」などと振り返っていたが、「自分」とは言えなかったのか、それとも言いたくなかったのか……。

7432チバQ:2021/10/01(金) 16:33:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e3199341ba7dd6f739d7e5dd9e5dda024e6e694
「今回の起用は冒険だ」安倍、麻生氏への“恩返し”人事
10/1(金) 10:00配信

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西日本新聞
岸田文雄前政調会長が自民党の新総裁に決まったことを伝えるテレビ=9月29日午後3時26分、福岡市(撮影・帖地洸平)

 自民党の岸田文雄総裁が進める党役員・閣僚人事は、総裁選で後押しを受けた主要派閥に要職を割り振る「恩返し」色が鮮明となった。中でも安倍晋三前首相に近い議員の登用が目立ち、自ら党改革を掲げた割に刷新感は乏しく、「傀儡(かいらい)」の懸念が強い。目玉人事である幹事長に内定した甘利明税制調査会長は「政治とカネ」の問題が付きまとい、党内からは迫る衆院選への不安も漏れる。

【写真】起用が固まった自民党執行部の6人

 新総裁就任翌日の30日午前11時。岸田氏は都内のホテルで真っ先に麻生太郎副総理兼財務相と面会した。

 その約3時間後だった。岸田氏が麻生派である甘利氏を党本部の総裁室に呼び込むと、幹事長内定の一報が永田町を駆け巡った。

 総裁選で岸田陣営の選対幹部を務め、岸田総裁誕生の立役者となった甘利氏は、党内の実力者である安倍、麻生両氏との連携の強さから「3A」と称される。

 政権運営の要となる幹事長に甘利氏を据える狙いについて、「安倍、麻生、岸田各氏のコーディネート役ができる」(麻生氏周辺)ことから、党内基盤の安定化を図る思惑がある。甘利氏を、これまで権勢を誇ってきた二階俊博幹事長の後釜とすることは、二階氏と対立する安倍、麻生両氏への「恩返し」を象徴するというわけだ。

 岸田氏が、自ら掲げた「老壮青のバランス」に目配りしているのは確かだ。主に重鎮クラスが起用されてきた党三役の総務会長に、衆院当選3回の福田達夫氏(細田派)を抜てき。旧竹下派の小渕優子元経済産業相を組織運動本部長に内定するなど、各派閥に配慮した「全方位外交」に腐心する。

 とはいえ、「また安倍、麻生の傀儡と言われかねない」(中堅議員)布陣なのも事実だ。細田派の松野博一元文部科学相を官房長官、総裁選で争った無派閥の高市早苗前総務相を政調会長とするなど安倍氏の側近で固め、さらには麻生氏を党副総裁に起用するなど、総裁選で強調してきた党改革への期待は早くもかすみがちだ。

 甘利氏の起用は、「政治とカネ」でつまずいた安倍政権の負の側面まで踏襲するとの印象を世間に与えかねない。

 甘利氏は経済再生担当相として環太平洋連携協定(TPP)交渉を取り仕切っていた2016年1月、口利きを依頼してきた建設会社から現金を受け取ったことの責任を取ってポストを退いた。だが疑惑についての十分な説明は果たされておらず、野党からの追及は必至だ。

 衆院選を控え、ご祝儀相場の支持率上昇を期待する党内に水を差しかねないと懸念する閣僚経験者は声を潜めた。「今回の甘利さんの起用は冒険だ」

 (前田倫之、大坪拓也)

7433チバQ:2021/10/01(金) 17:05:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/122004c4db64e125e2273fc2383df7daf9730543
“高市封じ”岸田人事の激震! 「意外性」なく高揚感に欠ける顔ぶれ…一方で“小石河連合”大粛清も 有本香氏「選挙意識なら重要閣僚の選択肢あった」
10/1(金) 16:56配信

夕刊フジ
高市氏

 自民党の岸田文雄総裁は1日午後、臨時総務会を党本部で開く。党運営の要となる幹事長には甘利明税制調査会長(72、麻生派)を起用するなど党四役人事を正式決定。4日召集の臨時国会で首相指名を受け、同日中にも「岸田内閣」を発足させる。ただ、固まってきた政権の顔ぶれを見ると、党内実力者への配慮や、総裁選の信賞必罰、老壮青のバランスなどは感じられるが、「意外性」がなく高揚感に欠ける。総裁選で大躍進した高市早苗前総務相(60、無派閥)を2度目の政調会長に登用することには、「高市封じ」という見方もある。 

【写真】岸田文雄新総裁はこんな人

 「ノーサイドだ。一丸となって衆院選、参院選に臨んでいこう」「老壮青のバランスが大事」「中堅・若手の思い切った登用が必要だ」

 岸田氏は9月29日の総裁選で勝利した後、注目される党役員・閣僚人事について、こう語っていた。

 党四役では、幹事長に麻生派で安倍晋三前首相にも近い甘利氏、政調会長には総裁選で安倍氏が強く推した高市氏、総務会長には当選3回の福田達夫衆院議員(54、細田派)を抜擢(ばってき)、選対委員長に遠藤利明元五輪相(71、無派閥)を登用する。

 また、麻生太郎副総理兼財務相(81、麻生派)を党副総裁に、首相就任後の組閣で、官房長官に松野博一元文科相(59、細田派)を起用する方向で検討している。

 岸田氏としては、甘利氏と麻生氏、細田派出身の安倍氏という「3A」を取り込んで、党内基盤を盤石にする狙いがありそうだ。

 いずれも「無難」で「地味」なうえ、高市氏の政調会長起用は微妙だ。党の政策を取りまとめ、衆院選の公約づくりを担う重要な立場だが、高市氏には「重要閣僚での起用」も期待されていたからだ。「高市封じ」と見る向きもある。

 ジャーナリストの有本香氏は「今回の総裁選で、高市氏の政策やビジョンに共鳴した人々は多かった。重要閣僚を十分任せられる人物であり、過去に経験のある政調会長への起用は、やや残念だ。衆院選で動きにくくなる可能性もある。選挙を意識するのであれば、重要な閣僚ポストに起用してインパクトを与えるなどほかの選択肢もあったのではないか。岸田氏が、高市氏が外相や官房長官などで経験を積み、力をつけることを嫌ったのではないかという、うがった見方もできる」と語った。

7434チバQ:2021/10/01(金) 17:05:38

 一方、広報本部長には、総裁選の決選投票で敗れた河野太郎行革担当相(58、麻生派)を充てる方針という。河野氏は、外相や防衛相などの重要閣僚を経験しているだけに「格落ち」というしかない。

 河野氏は今回の総裁選で、持論の「女系天皇容認」「脱原発」を封印したうえ、「パワハラ問題」や「年金改革による消費税大増税」「親族企業と中国との関係」などが次々と発覚した。

 知名度のある小泉進次郎環境相(40、無派閥)と、石破茂元幹事長(64、石破派)との「小石河連合」が注目されたが、結果は「全力で河野さんを応援して負けました。完敗に近い」(進次郎氏)だった。

 今後、「小石河連合」はどうなりそうか。

 政治評論家の伊藤達美氏は「河野氏は総裁選の討論を通じて、欠点が浮き彫りとなった。そうした背景も反映された人事だろう。ただ、メディアに露出して自民党の意見を発信する広報本部長は、河野氏の欠点をカバーするいい機会ではないか」といい、進次郎氏と石破氏について続けた。

 「進次郎氏はこれまで、もてはやされてきたが期待に応えられなかった。総裁選で負けた立場としての処遇を受けるだろう。石破氏は今回出馬を見送ったことで、次の総裁選に出馬する見込みは低まったはずだ」

 このほか、党役員人事では、組織運動本部長に小渕優子元経産相(47、竹下派)、幹事長代行に梶山弘志経産相(65、無派閥)を据える。

 ◆伊藤氏「老壮青のバランスが取れた」

 閣僚人事については、麻生氏の後任の財務相に鈴木俊一前総務会長(68、麻生派)が浮上しているほか、茂木敏充外相(65、竹下派)の続投が取り沙汰されている。

 総裁選で、河野氏を推した菅義偉首相(72、無派閥)や、歴代最長となる幹事長在職5年超で自派優遇に不満の声が出ていた二階俊博幹事長(82、二階派)の周辺については、1日朝時点で、目立った起用はない。

 まさに、「信賞必罰」を感じるが、現時点での岸田人事をどう見るか。

 前出の伊藤氏は「自民党の伝統的な『老壮青のバランスが取れた人事』という印象を受ける。菅政権で重用された菅首相や二階氏の周辺は、岸田政権での起用は減りそうだ。衆院選を見据えれば、知名度のある人物を積極的に起用して、もっと派手にする選択肢もあるかもしれないが、選挙は最終的には候補者自身の努力が結果を左右するものだ」と語っている。

7435チバQ:2021/10/01(金) 19:06:13
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20211001-567-OYT1T50088.html
総裁選で割れた二階派「党四役」逃す…政局の主導権握れなかった二階氏
2021/10/01 09:47読売新聞

総裁選で割れた二階派「党四役」逃す…政局の主導権握れなかった二階氏

読売新聞 【読売新聞社】

(読売新聞)

 自民党の二階幹事長率いる二階派(47人)は、30日に顔ぶれが固まった党新執行部で「党四役」ポストを逃した。二階氏は幹事長を務めた5年間、党総裁選や人事のたびに党内の影響力を高めてきた。今回の総裁選では派としての支持候補の絞り込みもできず、存在感を示せなかった。

 「大きな行事が終わった。衆院選で全員当選できるよう頑張ろう」

 二階氏は30日、東京都内で開かれた二階派の会合で、所属議員をこう鼓舞した。同派会長代行の河村建夫・元官房長官も「今回は皆さん色々な考えがあったと思う。岸田総裁はノーサイドと言われた。一致結束していこう」と呼びかけた。

 二階氏は2016年8月に幹事長就任後、政局の節目で主導権を握ってきた。17年2月には当時の安倍首相の党総裁連続3選の支持をいち早く打ち出し、流れを作った。総裁の連続3選を可能にする党則改正も、二階氏が主導したものだ。昨年の安倍氏退陣表明後も、官房長官だった菅氏支持を打ち出し、菅政権誕生を引っ張った。

 だが、今回は、二階氏は守勢に回った観もある。

 8月26日にいち早く出馬表明した岸田氏は、党役員の任期を「1期1年、連続3期まで」とする改革案を打ち出し、菅首相が二階氏の交代を決断する引き金となった。二階派内では、岸田氏に対し「二階氏への露骨な攻撃だ」(幹部)と反発が広がった。

 菅氏の退陣表明後、二階氏は当初、石破茂・元幹事長と面会を重ねるなど、岸田氏の対抗馬として石破氏を支持する選択肢もちらつかせていた。だが、肝心の石破氏が出馬せず、二階派として推す候補が不在のまま、総裁選を迎えた。

 二階派は、4人の立候補者のうち、岸田氏以外の河野太郎行政・規制改革相、高市早苗・前総務相、野田聖子幹事長代行の3陣営に推薦人を出し、自主投票を決めた。

 決選投票では派として結束する方針だったがまとまりきれず、一部の議員は最後に岸田氏に回ったものの、すでに細田派や麻生派、竹下派のベテランが岸田氏支持を打ち出し、岸田総裁誕生の流れはできていた。

 10月4日には新内閣の発足も控えるが、二階派からは「この5年間のような人事での優遇はもう期待できない」(中堅)と悲観的な声も漏れている。

7436とはずがたり:2021/10/01(金) 22:08:05
河野太郎氏「年金の最低保障部分は消費税で」 インタビュー要旨
https://mainichi.jp/articles/20210916/k00/00m/010/223000c
毎日新聞 2021/9/16 18:38(最終更新 9/16 19:56) 590文字

 河野太郎行政改革担当相は16日、報道各社のインタビューに応じた。要旨は以下の通り。

   ◇

 自民党が国民に耳を傾ける政党であり続けるのか、何か余計に耳を傾けなければいけないものがあるのか、それが一番問われてしまっている。

 政策では、少子化という現実に対して有効な手立てができたか、もう一度目を向ける。年金、医療、介護や子育てなど社会保障分野の改革をしっかりやるのが最大のテーマだ。


 年金で、少なくとも最低保障部分というのは保険料ではなく、税でやるしかない。消費税で最低保障をやるのがいい。

 (同性婚と選択的夫婦別姓の制度化について)いずれも賛成だ。こういう価値観が問われる問題は、国会で党議拘束をやめて広くご議論いただくのがいい。


 (候補者や議席の一定数を女性に割り当てる「クオータ制」導入については)今の段階で一気に数字を決めるのがいいのか、疑問を持っている。

 (安倍・菅政権の継承について)2050年のカーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)や行政デジタル化は続ける。領土問題を解決して日露平和条約を締結する安倍内閣の方針はこのままやっていきたい。拉致問題を早期解決するにはトップ会談しかない。

 アベノミクスは残念ながら成長戦略につなげる部分が完全に点火しきれなかった。労働分配率を高めたところは法人税特例を設けるなどして、目指すは賃金(上昇)だとはっきりさせる。

7437とはずがたり:2021/10/01(金) 22:49:40
「誰が菅を支えてきた」怒りぶちまけた二階氏 政権は崩壊に向かった
有料会員記事自民党総裁選2021
https://www.asahi.com/articles/ASP995H4JP98UTFK01N.html?pn=6&unlock=1#continuehere
明楽麻子、岡村夏樹2021年9月9日 17時27分コメント

 菅義偉首相が反転攻勢を期した人事が、政権崩壊の引き金だった。首相が自民党総裁選への立候補を断念し、事実上の退陣へと追い込まれる背景には、二階俊博幹事長の交代をめぐる首相の誤算があった。

「冷や飯」の岸田氏 二階氏と会談後、目の色が変わった
 8月30日午後、首相官邸を訪れた自民党の二階俊博幹事長、林幹雄幹事長代理と向き合った首相は「人事を刷新したいと思います」と告げた。1年前、安倍晋三前首相が退陣の意向を表明して動揺する党内で、いち早く「菅支持」を打ち出した二階氏。以来、首相と二人三脚で政権内ににらみを利かせてきた。

 ただ、二階氏は前政権から5年にわたり幹事長に座り続け、その強権ぶりは党内外の強い反発も招いていた。政権失速の危機に直面した首相は、二階氏を切り自らの推進力を得ようとした。

 二階氏は首相の唐突な通告に「どうぞ遠慮せずにやってください」と二つ返事で応じた。首相は新たなポストを用意し、党本部に専用の部屋を作る考えも伝えたという。快諾を得たと受け止めた首相は「二階さんはすごい政治家だ」と周囲に安堵(あんど)の色を見せた。

「立ち止まって考えるべきだったな」
 しかし、二階氏は納得したわ…

7438とはずがたり:2021/10/01(金) 22:50:21
戦略見直し、迫られる野党 「政権の失敗、白紙に」衆院選に焦り 菅首相退陣へ
会員記事
https://www.asahi.com/articles/DA3S15032362.html
2021年9月4日 5時00分
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菅首相退陣への野党党首の反応

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 菅義偉首相が3日、今月の自民党総裁選に出馬せず、退陣する意向を示したことで、野党は次期衆院選への戦略見直しを迫られている。政権支持率が低迷する菅政権を相手に、新型コロナ対策の失敗を攻撃する構えだった。野党からは「『我らの』菅さんが……」という本音も漏れた。

 「国民生活への喫緊の対応が政治に求め…

7439とはずがたり:2021/10/01(金) 22:53:42
甘利明氏の資金問題再燃で岸田文雄新総裁、いきなり大ピンチ!?党内からも「ひどい人事だ。安倍政権そのものだ」などと不満
https://johosokuhou.com/2021/10/01/51873/

7440とはずがたり:2021/10/01(金) 22:55:16
河野太郎氏「総裁選完敗→広報本部長」格落ちの元凶か 進次郎氏の“軍師気取り”に広がっていた嫌悪
10/1(金) 13:50配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/74c8988a70c195da4b1ccb18f7893aeb1f7efe95
日刊ゲンダイDIGITAL

 自民党の岸田文雄総裁(64)が新政権発足に向けた骨格作りを着々と進めている。

 内閣の要となる官房長官に松野博一元文部科学相(58)、政調会長に高市早苗前総務相(60)、総務会長に当選3回の福田達夫衆院議員(54)を抜擢し、選対委員長に遠藤利明元五輪担当相(71)がそれぞれ就く予定だ。

小泉環境相「46放言」の謎解き “坂道”と地元“市外局番”説

 一方、各メディアで「冷や飯食い」などと報じられているのが、総裁選を戦った河野太郎規制改革担当相(58)だ。衆院選の発信力強化を期待――などを理由に「広報本部長」に就く見通しだが、党の要職とはいえ「格落ち感」は否めない。

 少し前まではメディアで「次期総裁の大本命」と持ち上げられ、総裁選の共同会見では記者から「1回目で決まる(決める)のか」と問われた際に「はい」と自信満々で答えていた河野氏。総裁選後、敗戦の理由について「力不足」を連呼していたが、「広報本部長」で満足するわけがないだろう。河野氏が負けた要因は何だったのか。自民党関係者がこう言う。

■「進次郎が嫌だから岸田さん」

「ズバリ、最大の敗因は小泉進次郎さんでしょう。石破元幹事長と組んで『小石河連合』などともてはやされ、まるで河野陣営の軍師気取り。こういう小泉さんのスタンドプレーを苦々しく思っていた若手は少なくなかった。若手の間では『河野さんを応援したいが、進次郎が嫌だから岸田さん』と言っている人がたくさんいましたよ。

 対照的なのが総務会長に就く福田さんです。福田さんは変に前に出ることをせず、それでいて二階幹事長ら重鎮にも臆することなく『定年制を遵守しろ』と迫った。『党風一新の会』に若手議員約90人が集まったのが人望が厚い証左でしょう。今回の総裁選で、党内では『本当の敗北者は進次郎』とささやかれています」

<総裁選では河野さんよりも進次郎さんが目立っていたような……>

<後ろ盾の菅首相もいなくなり、総裁選に負けちゃってどうするの。進次郎さん>

 ネット上でもこんな声が広がっている小泉氏。記者から敗因を問われ、「戦わなければ見えてこないものが多く見えた」などと振り返っていたが、「自分」とは言えなかったのか、それとも言いたくなかったのか……。

7441とはずがたり:2021/10/01(金) 23:00:02
総裁選各陣営、人事にやきもき 河野氏側は冷や飯も
9/30(木) 20:25配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c0eef4a6462b99b117948fe1d88e96031420835
産経新聞

自民党の岸田文雄総裁は30日、党役員や閣僚の人事の検討を本格化させた。9月29日の総裁選後、岸田氏は挙党態勢の構築を強調している。ただ、人事権を握った者が自身を支持した議員は論功行賞として厚遇し、対立陣営の議員には冷や飯を食わせる場面は多い。各陣営はやきもきを続けている。

「30年ぶりに宏池会が総裁派閥となった。責任の大きさをかみしめなければならない」。30日、東京都内で開かれた岸田派(宏池会)会合に出席した岸田氏は拍手で出迎えた所属議員にこう呼びかけた。同派は高揚感に包まれているが、重要ポストの多くを、総裁選で支援を受けた他派閥に譲るとの見方が大勢だ。

最大勢力の細田派(清和政策研究会)では、すでに固まった人事のほかに塩谷立元文部科学相の起用が取り沙汰されている。総裁選終盤に事実上の岸田氏支持を決め、岸田氏優位を決定づけた旧竹下派(平成研究会)では、茂木敏充外相の続投や、待機組の初入閣を求める声がある。

高市早苗前総務相の陣営では政調会長に起用される高市氏以外の要職起用への期待感がある。総裁選の決選投票で「岸田-高市連合」を結成し、岸田総裁誕生に貢献したからだ。高市氏を支持した安倍晋三前首相に近い萩生田光一文科相や、選対本部事務局長を務めた木原稔首相補佐官を推す声がある。また当選3回の小林鷹之衆院議員が若手の有望株として浮上している。

決選投票で敗れた河野太郎ワクチン担当相の陣営は冷や飯食いが濃厚だ。石破茂元幹事長や石破派(水月会)の議員、佐藤勉総務会長らベテラン組、小泉進次郎環境相も重用されない見通しだ。野田聖子幹事長代行は党や国会関連の役職に就く可能性があるが、陣営の議員にポストが回るかは不透明だ。(沢田大典)

7442とはずがたり:2021/10/01(金) 23:06:59
岸田陣営、決選投票「河野-高市氏」なら高市氏支援
2021/9/27 19:02
https://www.sankei.com/article/20210927-M2SVZY452RLTTFOXFUZVLDIYBE/

自民党総裁選(29日投開票)に出馬している岸田文雄前政調会長を支援する陣営は27日、国会内で選挙対策本部会合を開いた。本部長を務める遠藤利明元五輪相は冒頭のあいさつで「何としてもみなさんの力で岸田新総裁を誕生させてほしい」と訴えた。

出席者によると、決選投票で河野太郎ワクチン担当相と高市早苗前総務相が対決する場合、高市氏の支援を回ることを確認したという。

7443チバQ:2021/10/01(金) 23:16:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/0af23ff0cb9dd3e28dedafb85b9525cee2ff6e59
財務相に鈴木氏、山際氏初入閣へ 自民は新体制始動
10/1(金) 22:07配信

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産経新聞
自民党の岸田文雄総裁は1日、新しく発足させる内閣で財務相に鈴木俊一元五輪相(68)を起用する方針を固めた。山際大志郎元経済産業副大臣(53)の初入閣も内定した。茂木敏充外相(65)は再任する。自民党は甘利明税制調査会長(72)の幹事長就任など党役員人事を正式決定し、新体制がスタートした。

岸田氏は党人事や組閣をめぐり記者団に「党の一体感と、ともに衆院選に臨もうという強い思いを感じてもらえるようにしたい」と語った。総務会長には当選3回の福田達夫衆院議員(54)を抜擢(ばってき)した。政調会長には総裁選を争った高市早苗前総務相(60)、選対委員長に遠藤利明元五輪相(71)を充てた。

新内閣の官房副長官には木原誠二衆院議員(51)、磯崎仁彦(よしひこ)参院議員(64)をそれぞれ起用する方針を固めた。木原、磯崎両氏は岸田氏が会長を務める岸田派(宏池会)に所属している。

官房長官には松野博一元文部科学相(59)が内定している。岸田派の堀内詔子(のりこ)環境副大臣(55)の初入閣も取り沙汰されている。政務担当の首相秘書官には嶋田隆・元経産事務次官(61)を充てる。岸田氏は4日召集の臨時国会で首相指名を受け、新内閣を発足させる。

党役員人事では麻生太郎副総理兼財務相(81)の副総裁就任が内定している。組織運動本部長には小渕優子元経産相(47)が就いた。広報本部長に河野太郎ワクチン担当相(58)、幹事長代行に梶山弘志経産相(65)が就任することも決まった。森山裕国対委員長の後任は高木毅・元復興相(65)が就くが、高木氏は衆院議院運営委員長を務めているため、臨時国会中は森山氏が続投する。

自民党が参院憲法審査会長に中川雅治元環境相(74)を充てる方針を固めたことも判明した。これまで林芳正元文部科学相が務めていたが、次期衆院選に出馬する林氏が参院議員を辞職したため、空席となっていた。

一方、森山氏と立憲民主党の安住淳国対委員長は1日に会談し、臨時国会の会期を14日までとする日程で合意した。岸田氏は8日に所信表明演説に臨み、その後、衆参両院で代表質問が行われる。岸田氏は14日までに衆院を解散するとみられ、その場合、衆院選は「26日公示-11月7日投開票」の日程が有力となる。

7444チバQ:2021/10/01(金) 23:18:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/0df78853b6789c656fbf1d4762de80b9811b8fc5
官房副長官に木原誠二元副外相、磯崎仁彦元副経産相
10/1(金) 19:57配信

毎日新聞
木原誠二氏=須藤孝撮影

 自民党の岸田文雄総裁は1日、官房副長官に木原誠二元副外相(51)=岸田派、磯崎仁彦元副経済産業相(64)=同=を起用する方針を固めた。政務担当の首相秘書官には嶋田隆元経産事務次官(61)を充てる方針。

7445チバQ:2021/10/02(土) 06:45:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/22eb3f4b58c796d0a93a21fc4fe25299d000e554
党四役に岸田派ゼロ、優遇批判回避で派内に不満…官房・財務相も他派閥
10/2(土) 5:00配信

読売新聞オンライン
自民党の臨時総務会に臨む岸田文雄総裁(1日、東京都千代田区の自民党本部で)=源幸正倫撮影

 自民党の岸田文雄総裁は、1日に決めた党役員人事で、自身が率いる岸田派(宏池会、46人)からの登用を見送った。4日に発足する新内閣でも、政権の骨格となる官房長官や財務相には他派閥の議員を充てる考えだ。「身内優遇」との批判を意識したとみられるが、「宏池会政権」誕生に沸く派内からは不満が漏れている。

 「人事は作業のさなかだ。全体の人事の中で、党の一体感を感じてもらえるように進めていきたい」

 岸田氏は1日、新たな党執行部の発足を受け、記者団にこう強調した。今回の党役員人事に対し、岸田氏を支持した一部の派閥に配慮した「論功行賞だ」という指摘に反論したものだ。

 この日は、党四役と組織運動本部長、広報本部長の6人を決定し、国会対策委員長と幹事長代行の2人を内定した。8人の内訳は、最大派閥の細田派(96人)が2人、第2派閥の麻生派(53人)は2人、第3派閥の竹下派(51人)は1人で、無派閥が3人だった。総裁選を戦った高市政調会長、河野太郎広報本部長を除けば、残る6人全員が総裁選で岸田氏を支持した。

 ただ、総裁選で岸田氏を結束して支えた岸田派からは、一人も入らなかった。岸田氏周辺は「今回は他派閥に最大限、気を使うことが大事だ。来夏の参院選が終わるまで、岸田派には我慢してもらう」と解説する。

 今回の人事には、他派閥から「安定した政権運営に配慮は不可欠だ」と歓迎する声が出るが、岸田派内には不満がくすぶる。

 宏池会は、過去に6人の総裁を生んだ名門派閥だが、首相の誕生は1991年の宮沢喜一氏以来となる。菅内閣では、総裁選で敗れた岸田氏が無役になるなど、岸田派内には「冷や飯を耐えしのんできた」との思いがあるだけに、人事への期待が高まっていた。同派ベテランは「こんな顔ぶれでは、宏池会政権とは言えない」と憤るが、他派閥からは「岸田氏が起用したいと思う人材が少ないのではないか」とみる向きもある。

 一方で、宏池会の流れをくむ麻生派と谷垣グループから、党四役に甘利幹事長と遠藤利明選挙対策委員長が起用されたことから、自民党内では「将来的な『大宏池会』を見据えた布石」との見方が出ている。

7446名無しさん:2021/10/02(土) 06:55:08
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20211001k0000m010268000c.html
岸田氏 「論功行賞」色濃い人事 二階派などから党七役起用なし
2021/10/01 20:11毎日新聞

岸田氏 「論功行賞」色濃い人事 二階派などから党七役起用なし

連立政権の合意文書に署名した自民党の岸田文雄総裁(中央右)と公明党の山口那津男代表(同左)=国会内で2021年10月1日午後3時24分、竹内幹撮影

(毎日新聞)

 自民党は1日、党本部で臨時総務会を開き、幹事長に甘利明税制調査会長(72)=麻生派、政調会長に高市早苗前総務相(60)=無派閥、総務会長に福田達夫国対副委員長(54)=細田派、選対委員長に遠藤利明元五輪担当相(71)=無派閥=がそれぞれ就任する人事を決定した。

 岸田文雄総裁(64)は4日発足する新内閣の官房長官に松野博一元文部科学相(59)=細田派、財務相に鈴木俊一前総務会長(68)=麻生派、経済産業相に山際大志郎政調会長代理(53)=麻生派=を起用する方針だ。茂木敏充外相(65)=竹下派=と公明党の赤羽一嘉国土交通相(63)は再任で最終調整。自民党の末松信介参院国対委員長(65)=細田派=の入閣も浮上している。

 岸田氏は4日召集の臨時国会で行われる衆参両院の首相指名選挙で、第100代首相に選出される見通しだ。その後、公明党との連立による新内閣を発足させる。官房副長官には木原誠二元副外相(51)=岸田派、磯崎仁彦元副経産相(64)=同=を起用する方針を固めた。政務担当の首相秘書官には嶋田隆元経産事務次官(61)を充てる。

 岸田氏は甘利氏の起用について、記者団に「(幹事長は)400人近い(党所属)国会議員を束ねる人間力、胆力、人望がなければならない。十二分に力を発揮し、次期衆院選でも陣頭指揮を執ってほしい」と期待を示した。

 国対委員長には高木毅衆院議院運営委員長(65)=細田派、副総裁に副総理兼財務相の麻生太郎氏(81)=麻生派=が内定している。また臨時総務会では、組織運動本部長に小渕優子元経産相(47)=竹下派、広報本部長に河野太郎行政改革担当相(58)=麻生派=の起用を決定。幹事長代行に梶山弘志経産相(65)=無派閥=が内定した。

 甘利氏は記者会見で「岸田総裁が掲げる、活力ある開かれた党運営の理念をしっかり支えて、党を率いていきたい」と述べた。

 一連の人事では甘利氏や遠藤氏ら、党総裁選で岸田氏を支持した議員が多く起用され、細田、麻生両派を中心に「論功行賞」が色濃い人事となった。二階派や石破派、石原派から党七役への起用はなかった。

 その後、岸田氏は公明党の山口那津男代表と国会内で会談。新型コロナウイルスと経済への対策充実▽2030年度の温室効果ガス削減目標達成▽当選無効となった議員の歳費返納などを義務づける法改正の実現▽衆参両院の憲法審査会の審議促進――などの連立政権合意文書に署名した。【小田中大、飼手勇介

7447チバQ:2021/10/02(土) 07:00:12
https://www.asahi.com/articles/ASP9Z7F3XP9ZUTFK024.html?iref=com_rnavi_arank_nr04「安倍カラー」脱せぬ岸田総裁 官房長官の人選、急きょ練り直し
有料会員記事自民

2021年9月30日 22時54分コメント
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自民党本部を出る岸田文雄総裁(中央)=2021年9月30日午後6時26分、東京・永田町、内田光撮影

 自民党の岸田文雄・新総裁が、新たな党執行部の布陣を固めた。党運営の要である幹事長には、安倍晋三前首相に近い甘利明税調会長を起用。党三役に若手議員を登用するなど「改革」をアピールする狙いものぞくが、「安倍カラー」がにじむ人事配置となった。

 総裁選から一夜明けた30日午前、岸田氏は記者団に党役員らの人事を急ぐ考えを言葉少なに語った。

 「日程もかなり窮屈な状況ですので、大変めまぐるしく活動を始めている」

 本来なら総裁決定後の翌日には党役員人事を決めるのが通例で、党側も30日に党四役による記者会見を開く準備を進めていた。ところが、幅広い党内の派閥から支援を得た岸田氏は29日に初めて開いた総裁会見で「人事については早急にたたき台を作り、しっかりと確認をしていきたい」と述べるにとどめ、調整が難航している様子をうかがわせた。

 岸田氏の姿勢には自身が率いる岸田派内からも「優柔不断ぶりが出ている。時間がたつほどいろんなことを言ってくる人が増える」と不満の声が漏れるほどだった。

 その岸田氏が、早々に内定したのが幹事長ポストに甘利氏を起用することだった。

 甘利氏は安倍氏や、自身が所属する派閥会長の麻生太郎副総理兼財務相と親しく、3氏の頭文字をとって「3A」とも称される。総裁選では、岸田氏陣営の顧問に就任。高市早苗前総務相を全面支援する安倍氏と、麻生氏の連絡役を果たし、岸田氏の勝利に貢献した。

 岸田氏にとっては、党内最大派閥の細田派に影響力のある安倍氏と、第2派閥の領袖(りょうしゅう)である麻生氏とそれぞれつながりの太い甘利氏の存在は大きい。複数の関係者によると、甘利氏は幹事長就任に意欲を示していたといい、岸田氏は総裁選後すぐに起用に向けて最終調整に入ったという。

 甘利氏はさっそく30日午前、国会内で麻生氏と会談した。岸田氏が検討する政権構想などを麻生氏に伝達。この会談で人事などについて大枠で一致したという。午後には、党本部で岸田氏と改めて面会。その後、新たな役員人事について、政調会長に決まった高市氏らに、岸田氏ではなく、甘利氏が電話を次々にかけ、早くも「新幹事長」として振る舞った。

 ただ、党内には甘利氏の重用ぶりに不満の声も漏れる。

 第1次安倍政権で経済産業相…

7448チバQ:2021/10/02(土) 07:01:13
>>7423
>永田町でもっとも注目されたのが官房長官。「岸田派が死守する」(政府関係者)としていたポストで、上川陽子法相の横滑りか、岸田派事務総長で選対を取り仕切った根本匠元厚生労働相の起用が有力視されていた。
官房長官を自派閥で出せなかったのは痛いですね

7449チバQ:2021/10/02(土) 15:36:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a5fb316da55c1476dab2e3f998ad540a31bac85
「安倍支配」岸田新総裁の党役員人事にドン引き 「衆院選で苦戦」と心配の声〈dot.〉
10/2(土) 11:45配信

AERA dot.
(左から)遠藤利明選対委員長、福田達夫総務会長、岸田文雄総裁、甘利明幹事長、高市早苗政調会長(C)朝日新聞社

 自民党の岸田文雄新総裁(64)が党役員人事を決めた。甘利明幹事長(72)、福田達夫総務会長(54)、高市早苗政調会長(60)、遠藤利明選対委員長(71)の「4役」がそろって会見したが、4人の平均年齢は64.25歳。さらに内閣の要、官房長官には、松野博一元文科相(59)が内定した。自民党の閣僚経験者がこう指摘する。


「安倍さんのひとり勝ちでしょう。幹事長の甘利さんは盟友だし、総務会長の福田氏も同じ派閥(清和会)の後輩だし、政調会長も自分が推した高市さん。当初、官房長官は腹心の萩生田文科相を押し込むとみられていたが、土壇場で松野氏に替えられたようだ。松野さんも清和会です」

 安倍晋三元総理が支援した、高市氏は当初の予想を覆し、一回目の議員票では、河野氏を上回る2位になった。決選投票では、高市氏の票を岸田氏に集めて、岸田氏を総理総裁に導いた。

 昨年9月、菅義偉総理が勝った総裁選では、二階俊博前幹事長、麻生太郎氏、安倍氏と3人のキングメーカーがいた。

 二階氏は幹事長を退任し、麻生太郎氏も財務相兼副総理から自民党副総裁となる予定だ。財務相の後任には、麻生氏の義弟、鈴木俊一元環境相が有力視され、中枢からは一歩、引いたような印象だ。菅氏も推していた河野太郎氏が敗れたので、政権に影響力を残すのは厳しいようだ。

 そんな中、岸田総裁は安倍氏、麻生氏とともに「3A」と称される甘利氏を幹事長に抜てき。安倍氏が推した高市氏、松野氏も引き立てた。安倍氏は総裁選の終了後、高市陣営の会合で「高市さんを通じて自民党がどうあるべきかをしっかりと訴えた。一体となって岸田新総裁の下、衆議院選挙を勝ち抜こう」と上機嫌で語った。

「岸田政権も安倍政治の継承のようで、組閣にも安倍氏の側近が起用されるでしょう。岸田次期総理の上に、最高顧問として安倍氏がいるような党の幹部人事だね。党内はドン引き状態です」(前出・自民党の閣僚経験者)

 一方、決選投票で敗れた河野氏は内閣から去り、自民党広報本部長に「左遷」という感が否めない。小泉進次郎環境相も閣外に出るという。

 自民党で20年以上、政務調査会の調査役を務めた政治評論家の田村重信さんはこう語る。

「河野氏は外相、防衛相にワクチン担当相と長く閣内の要職にいた。広報本部長は明らかに格下ですよね。小泉氏も閣僚から外れるなら、岸田政権では河野陣営にいた議員には冷や飯を食わせると見られても仕方ないですね。岸田総裁も安倍氏の顔色をうかがい、遠慮があるのかな…」

◆開成OBの元官僚らが岸田官邸入り

 また、官邸関係者の一人もこう落胆した。

「岸田総裁は、外相を4年務め官僚との関係も良好。それこそ特技の”人の話をよく聞く”タイプです。ただ、麻生氏が副総裁として党に戻る上、幹事長の甘利氏も麻生派で、安倍氏とも近い。総裁選では官邸が党よりも強い発言権、決定権を有する『政高党低』が正しいかという論議もあった。岸田総裁は「政高党高」を目指すと語っていたが、人事を見ると、党主導になりかねず、やりにくいです」

 岸田新総裁は都内の名門、開成高校OBで、同窓会が今回の総裁選でも支援。開成出身の元官僚が相次いで官邸入りするという。 

「安倍政権の懐刀で『官邸のアイヒマン』と呼ばれた警察庁OBの北村滋さんが岸田官邸でも副長官として戻ってきます。岸田総裁と同じ開成OBなので想定されていたこととはいえ、反対論もあるようです。総理秘書官として官邸に入る嶋田隆元経済産業省次官も開成OBで安倍氏と近い。今後は開成人脈が目立つようになる」(政府関係者)

 11月7日投開票とみられる衆院選挙を本命視された人気の高い河野氏ではなく、岸田総裁で戦う自民党。前回の2017年では圧勝だった自民党だが、今回の衆院選は「苦戦する」という声も自民党内でも少なくない。立憲民主党の幹部がこう語る。

「知名度が高い河野氏が勝てば衆院選は厳しいと思っていた。岸田氏は自民党の議員に人気があっても選挙という点では河野氏に軍配が上がる。岸田氏の党の役員人事は安倍氏のコピーですよ。野党の批判のターゲットになりやすく、勝算も見えてきた」

「安倍支配」の批判が強まる中、岸田総裁はどのように総選挙を戦うのだろうか。

(AERAdot.編集部 今西憲之)

7450チバQ:2021/10/02(土) 15:38:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/1dc98115a3fb521ebbd8cfff01442ee622c661c0
小林氏初入閣へ 野田・萩生田氏も起用 岸田内閣、4日発足
10/2(土) 15:33配信

時事通信
 自民党の岸田文雄総裁は4日発足の岸田内閣に、二階派で衆院当選3回の小林鷹之元防衛政務官(46)を初入閣させる意向を固めた。

 目玉の経済安全保障担当閣僚への抜てきが取り沙汰されている。総裁選で争った無派閥の野田聖子元総務相(61)、細田派の萩生田光一文部科学相(58)の起用も内定した。複数の党関係者が2日、明らかにした。

 岸田氏は4日召集の臨時国会で第100代首相に指名された後、直ちに組閣に着手し、岸田内閣を発足させる。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/1f399e20e1695cb702e0e644e212e2e6d44c60e1
赤羽国交相の続投浮上 二之湯氏初入閣で調整
10/2(土) 11:54配信

 自民党の岸田文雄総裁は2日、二之湯智元総務副大臣(77)を初入閣させる方向で調整に入った。公明党の赤羽一嘉国土交通相(63)の続投論も浮上。既に政権の要となる官房長官に松野博一元文部科学相(59)を起用し、財務相に鈴木俊一元環境相(68)を充てるほか、茂木敏充外相(65)の続投を決定している。午後に党本部などで残る閣僚の人選の検討を加速する。党役員人事と同様に「老壮青」のバランスを配慮した陣容となるかどうかに注目が集まる。

7451チバQ:2021/10/02(土) 15:39:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/43790cf45d800fb7b4444f686046965a26e0b9ce
岸田氏、甘利氏を重視 要求通らぬ安倍氏、人事に不満 清新さ乏しく・自民〔深層探訪〕
10/2(土) 8:32配信

時事通信
会見後、写真に納まる(右から)遠藤利明選対委員長、福田達夫総務会長、甘利明幹事長、高市早苗政調会長=1日午後、東京・永田町の同党本部

 自民党新執行部が1日発足した。調整が続く閣僚・党役員人事から透けるのは、岸田文雄総裁が甘利明幹事長を重視していることだ。同氏と近い議員のポストが早々に決定。一方、安倍晋三前首相には配慮を見せつつ、言いなりにはならないとの姿勢もうかがえる。安倍氏は不満を漏らしているとされ、新執行部が党の結束を固めて船出できるかは不透明感も漂う。

 ◇幹事長が人事伝達
 「党を束ねるため力を発揮してほしい」。岸田氏は1日、甘利氏への期待を記者団に語った。

 甘利氏が所属する麻生派からは、鈴木俊一氏の財務相と田中和徳氏の幹事長代理、山際大志郎氏の入閣が早々に固まった。このうち、田中、山際両氏は甘利氏と同じ神奈川県が地盤。特に山際氏は甘利氏の下でエネルギー政策などに取り組んできた。幹事長代行の梶山弘志氏(無派閥)も甘利氏に近く、岸田氏がこれらの人事について甘利氏の意向を受け入れたのは明らかだ。

 甘利氏は先の総裁選で岸田陣営幹部を務め、勝利に貢献。岸田氏は閣僚や党幹部を歴任して培った交渉力や調整力に対しても高く評価している。

 甘利氏は9月29日に議員宿舎、翌30日は党本部で岸田氏と協議。関係者によると、麻生太郎副総理兼財務相の言動がたびたび世論の反発を買ったため、閣内から党副総裁に移して政権へのダメージを軽減することを相談しながら決めたという。さらに、起用が内定した議員には総裁が連絡することが多いが、今回は甘利氏が電話で伝えた。

 甘利氏の重用には、細田派から早くも「甘利氏がやりたいようにやっている内閣みたいだ」とやっかみが漏れる。甘利氏は閣僚時代の「政治とカネ」の問題を今も引きずり、1日の記者会見では「事情を全く知らされていない」などと釈明に追われた。野党は検証チームを設置し、国会での説明を求めていく構えだ。

 ◇「高市幹事長」見送り
 岸田氏は、安倍氏が総裁選で支援した高市早苗氏を政調会長に起用するなど、表向きは安倍氏への配慮も示す。内閣の要である官房長官には、安倍氏の出身派閥、細田派の松野博一氏を起用。福田達夫総務会長と国対委員長に内定している高木毅氏も細田派だ。

 ただ、安倍氏は岸田氏に「高市幹事長」と、側近の萩生田光一文部科学相の官房長官就任を求めたとされる。これに対し衆院当選5回の萩生田氏起用には、細田派内から反発が上がり、岸田派でも「安倍色が強過ぎる」との意見が多く、岸田氏は要求に応じなかった。

 また、細田派でも松野氏や高木氏は安倍氏と距離があることで知られる。安倍氏と福田氏の父、康夫元首相は小泉内閣の正副官房長官の時代に対立した。複数の関係者は、安倍氏が一連の人事に「いら立ちを募らせている」と明かす。萩生田氏は1日の記者会見で人事の感想を問われ、「期待している」とだけ語った。

 安倍氏は「キングメーカー」の立場を確立し、党内への影響力維持を狙うが、森友学園や「桜を見る会」をめぐる疑惑が障害になりかねない。岸田氏は、安倍、麻生、甘利氏の「3A」との関係について、安倍、麻生氏とは良好な関係を保ちつつ、甘利氏に「緩衝材」としての役割を期待しているとみられる。

 一方、3Aを意識した布陣は清新さに乏しいとの声は党内に少なくない。党関係者は、岸田氏が総裁選出から党役員決定まで1日空けたことに触れ「いろいろ言われて自分の人事ができなくなった。これは全員野球ではない」と指摘。党内では菅義偉首相の退陣表明で衆院選への危機感が和らいでいたが、中堅議員は「これでは大変なことになる」と漏らした。

7452とはずがたり:2021/10/03(日) 02:08:43
>甘利氏が所属する麻生派からは、鈴木俊一氏の財務相と田中和徳氏の幹事長代理、山際大志郎氏の入閣が早々に固まった。…、岸田氏がこれらの人事について甘利氏の意向を受け入れたのは明らかだ。

>起用が内定した議員には総裁が連絡することが多いが、今回は甘利氏が電話で伝えた。甘利氏の重用には、細田派から早くも…やっかみが漏れる。

>安倍氏は岸田氏に「高市幹事長」と、側近の萩生田光一文部科学相の官房長官就任を求めたとされる。これに対し…岸田氏は要求に応じなかった。

>また、細田派でも松野氏や高木氏は安倍氏と距離があることで知られる。安倍氏と福田氏の父、康夫元首相は小泉内閣の正副官房長官の時代に対立した。複数の関係者は、安倍氏が一連の人事に「いら立ちを募らせている」と明かす。

UR甘利の暴走と安倍の苛立ち。暗雲しか立ち籠めてない

岸田氏、甘利氏を重視 要求通らぬ安倍氏、人事に不満 清新さ乏しく・自民〔深層探訪〕
10/2(土) 8:32配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/43790cf45d800fb7b4444f686046965a26e0b9ce
時事通信

 自民党新執行部が1日発足した。調整が続く閣僚・党役員人事から透けるのは、岸田文雄総裁が甘利明幹事長を重視していることだ。同氏と近い議員のポストが早々に決定。一方、安倍晋三前首相には配慮を見せつつ、言いなりにはならないとの姿勢もうかがえる。安倍氏は不満を漏らしているとされ、新執行部が党の結束を固めて船出できるかは不透明感も漂う。

 ◇幹事長が人事伝達
 「党を束ねるため力を発揮してほしい」。岸田氏は1日、甘利氏への期待を記者団に語った。

 甘利氏が所属する麻生派からは、鈴木俊一氏の財務相と田中和徳氏の幹事長代理、山際大志郎氏の入閣が早々に固まった。このうち、田中、山際両氏は甘利氏と同じ神奈川県が地盤。特に山際氏は甘利氏の下でエネルギー政策などに取り組んできた。幹事長代行の梶山弘志氏(無派閥)も甘利氏に近く、岸田氏がこれらの人事について甘利氏の意向を受け入れたのは明らかだ。

 甘利氏は先の総裁選で岸田陣営幹部を務め、勝利に貢献。岸田氏は閣僚や党幹部を歴任して培った交渉力や調整力に対しても高く評価している。

 甘利氏は9月29日に議員宿舎、翌30日は党本部で岸田氏と協議。関係者によると、麻生太郎副総理兼財務相の言動がたびたび世論の反発を買ったため、閣内から党副総裁に移して政権へのダメージを軽減することを相談しながら決めたという。さらに、起用が内定した議員には総裁が連絡することが多いが、今回は甘利氏が電話で伝えた。

 甘利氏の重用には、細田派から早くも「甘利氏がやりたいようにやっている内閣みたいだ」とやっかみが漏れる。甘利氏は閣僚時代の「政治とカネ」の問題を今も引きずり、1日の記者会見では「事情を全く知らされていない」などと釈明に追われた。野党は検証チームを設置し、国会での説明を求めていく構えだ。

 ◇「高市幹事長」見送り
 岸田氏は、安倍氏が総裁選で支援した高市早苗氏を政調会長に起用するなど、表向きは安倍氏への配慮も示す。内閣の要である官房長官には、安倍氏の出身派閥、細田派の松野博一氏を起用。福田達夫総務会長と国対委員長に内定している高木毅氏も細田派だ。

 ただ、安倍氏は岸田氏に「高市幹事長」と、側近の萩生田光一文部科学相の官房長官就任を求めたとされる。これに対し衆院当選5回の萩生田氏起用には、細田派内から反発が上がり、岸田派でも「安倍色が強過ぎる」との意見が多く、岸田氏は要求に応じなかった。

 また、細田派でも松野氏や高木氏は安倍氏と距離があることで知られる。安倍氏と福田氏の父、康夫元首相は小泉内閣の正副官房長官の時代に対立した。複数の関係者は、安倍氏が一連の人事に「いら立ちを募らせている」と明かす。萩生田氏は1日の記者会見で人事の感想を問われ、「期待している」とだけ語った。

 安倍氏は「キングメーカー」の立場を確立し、党内への影響力維持を狙うが、森友学園や「桜を見る会」をめぐる疑惑が障害になりかねない。岸田氏は、安倍、麻生、甘利氏の「3A」との関係について、安倍、麻生氏とは良好な関係を保ちつつ、甘利氏に「緩衝材」としての役割を期待しているとみられる。

 一方、3Aを意識した布陣は清新さに乏しいとの声は党内に少なくない。党関係者は、岸田氏が総裁選出から党役員決定まで1日空けたことに触れ「いろいろ言われて自分の人事ができなくなった。これは全員野球ではない」と指摘。党内では菅義偉首相の退陣表明で衆院選への危機感が和らいでいたが、中堅議員は「これでは大変なことになる」と漏らした。

7453チバQ:2021/10/03(日) 12:12:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/28e2dc40773a63a59bb00d1863a39704be1c54b8
77歳 二之湯智氏 「思い出」初入閣? 来夏参院選出馬せず今期限りで引退表明なのに…
10/3(日) 5:30配信

スポニチアネックス
初入閣の方向で調整が進む二之湯智氏

 新内閣発足を4日に控え、閣僚の人選を加速させている自民党の岸田文雄総裁は2日、参院議員の二之湯智元総務副大臣(77)を初入閣させる方向で調整に入った。二之湯氏は現在3期目。改選を迎える来夏参院選に出馬せず今期限りで政界を引退する意向を既に表明している。

 党役員人事と同様に「老壮青のバランス」に配慮した陣容となるか注目が集まる中で駆け巡った77歳初入閣の情報。高齢議員では、2019年9月の安倍改造内閣で78歳だった竹本直一衆院議員がIT・科学技術担当相に就任した例がある。

 二之湯氏は旧竹下派で、総裁選では岸田氏の推薦人に名を連ねた。同派は「まとまって対応する」とのスタンスで決選投票に臨み、多くは岸田氏に投票。とりわけ、結束力が強い同派参院議員は総裁選当日の会合で岸田氏支持の方針を確認。こうしたことから、論功行賞で会長代行の茂木敏充外相(65)の続投に加え、「参院枠」で二之湯氏の入閣案が浮上したようだ。

 慶大法学部卒業後、衆院議長だった故前尾繁三郎氏の秘書を務めるなどした二之湯氏。1987年に京都市議会議員に初当選し5期務めた後、2004年参院選に京都府選挙区から出馬した。

 総務政務官、総務副大臣などを歴任し、昨秋の「菅義偉総裁」誕生で党参院政審会長に就任。6月に政界引退を表明した。「政治の活性化」を理由に挙げる一方、「残された人生のエンジョイ」などと言及していた。

 党京都府連は既に参院選候補について京都市議会議員に決定。引退を撤回しない限り、参院選までに二之湯氏の勇退に的を絞った小幅の内閣改造が想定され、インターネット上では「思い出入閣」「引退の花道」などの書き込みが見られた。

 入閣候補としてはこの他、野田聖子元総務相(61)が浮上。安倍晋三前首相の側近である細田派の萩生田光一文部科学相(58)の残留が固まり、同派の岸信夫防衛相(62)も閣内に残る方向で調整に入った。公明党の赤羽一嘉国土交通相(63)の続投案も浮上している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/eba3cc66086405eb86bae3134452dfe09eb4e2be

国交相に公明党・斉藤鉄夫氏の起用固まる
10/3(日) 9:36配信

日本テレビ系(NNN)
国交相に公明党・斉藤鉄夫氏の起用固まる

4日の組閣に向け自民党の岸田総裁は、赤羽国土交通大臣の後任として、公明党の斉藤鉄夫副代表を起用する意向を固めました。斉藤氏は69歳、当選9回の衆議院議員で、環境大臣や公明党幹事長を歴任しています。

7454チバQ:2021/10/03(日) 12:33:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/e367c37882f8b25c17991f4f08bf06c2f5db6922
岸田派、熱気の裏で「我慢」 重要ポスト献上
10/3(日) 0:16配信

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産経新聞
自民党本部をあとにする岸田文雄総裁(中央)=2日午後、東京都千代田区(鴨志田拓海撮影)

4日に召集される臨時国会で第100代首相に就任する自民党の岸田文雄総裁が領袖を務める岸田派(宏池会、46人)が30年ぶりの首相誕生を目前に沸き立っている。ただ、岸田派は党内第5派閥で、党内基盤を盤石なものにするためには細田派(清和政策研究会、96人)や麻生派(志公会、53人)との連携が欠かせない。重要ポストを他派閥に献上するなど「やせ我慢」も強いられており、一層の結束が試されそうだ。

「われわれ宏池会、国難を乗り越えるべく、力を合わせて努力していこう」

先月30日、東京都内で開かれた岸田派会合に出席した岸田総裁がこう呼びかけると、所属議員から大きな拍手が湧き起こった。ナンバー2の座長を務める林芳正元文部科学相は「いろいろな目がわれわれに注がれている。実れば実るほど穂は垂れるということで頑張ろう」と総裁を生んだ派閥としての自覚を促した。

結党間もない昭和32年に池田勇人元首相が創設した宏池会は党内最古の派閥だ。池田氏以降、大平正芳、鈴木善幸、宮沢喜一の各元首相を輩出したが、その後は平成12年の「加藤の乱」などの分裂劇を繰り返した結果、所属議員の数が減った。あるベテラン議員は「感無量だ。ようやく先輩たちに顔向けができる」と胸をなで下ろす。

ただ、今後は第5派閥ならではの難しい政権運営に直面することになる。今回の総裁選でも岸田派単独での勝利は難しく、細田派や麻生派の支援に頼った。岸田氏が1日に実施した党役員人事には「お返し」の意味も込められており、麻生派や細田派、旧竹下派(平成研究会、51人)のメンバーが要職につく一方、岸田派からは1人も入らなかった。

総裁選では古賀篤、村井英樹両衆院議員ら政策通の若手も岸田氏を支えた。閣僚経験者は「うちの若手は粒ぞろいだ。岸田カラーを出すため人材を送り込みたい」と話すが、岸田氏の総裁任期中にどれほど重要ポストが回ってくるかは不透明だ。

出身派閥の失望を招き、「内助の功」まで失うことになれば、岸田氏が目指す長期政権の実現は絵に描いた餅になりかねず、新総裁は難しいかじ取りを余儀なくされそうだ。(永原慎吾)

7455チバQ:2021/10/03(日) 12:33:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/f13930250ec7f123e4ff7ad53708d03172b40ddf
力が大きくなりすぎた・強権的…「官邸官僚」退任へ、「霞が関力学」に影響も
10/3(日) 5:01配信

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読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 岸田内閣が4日に発足するのに伴い、安倍・菅両政権で9年近く務めた杉田和博官房副長官(80)と和泉洋人首相補佐官(68)が退任する見通しだ。首相官邸主導を支え、「官邸官僚」と称される両氏の交代は、霞が関の力学にも影響を及ぼしそうだ。

【動画】菅首相の似顔絵入り湯飲み、寄せられた注文数は何と…!

 警察庁出身の杉田氏は、内閣危機管理監などを経て第2次安倍内閣が発足した2012年12月に官僚トップである事務担当の官房副長官に就いた。

 菅首相の信頼が厚く、平成の天皇陛下の退位に伴う一連の行事や安定的な皇位継承策に関する議論を仕切った。東京五輪・パラリンピックでは、テロ対策などの陣頭指揮を執った。

 17年8月からは、省庁の幹部人事を統括する内閣人事局長を兼務し、霞が関ににらみをきかせた。政府による日本学術会議の会員候補6人の任命拒否は、杉田氏主導とされ、「強権的だ」との声もあがった。

 高齢による健康不安もささやかれたが、今年7月には歴代最長の在職日数を更新し、4日時点では3205日となる。杉田氏は周囲に「政治が決めた方向を実現すべく懸命にやった」と振り返る。

 一方、和泉氏は国土交通省の技官出身で、13年1月に首相補佐官に就任した。菅首相の官房長官時代からの懐刀で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設工事などの特命事項や新型コロナウイルス対策も担当した。菅首相は周辺に「省庁横断で役所を動かすのは和泉だ」と語るなど、その手腕を評価したが、省庁からは「権限が集中して、力が大きくなりすぎた」との指摘もある。

 自民党の岸田総裁は杉田氏の後任に、栗生俊一・元警察庁長官を起用する方針を固めた。政府内では、「これまで省庁をおさえていた重しがとれることで、官邸の力は弱まるのではないか」(首相周辺)との見方も出ている。

7456チバQ:2021/10/03(日) 20:36:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/1cbb6c769e139706b3f60358cee7ff125687493d
勝ち馬に乗れず…自民・二階派「冬の時代」
10/3(日) 19:23配信


産経新聞
自民党の二階俊博前幹事長が率いる二階派(志帥会、47人)が長年対立関係が目立っていた岸田文雄新総裁の誕生に伴い、冬の時代を迎えつつある。これまで党内では絶大な影響力を誇ってきたが、今回の総裁選では勝ち馬に乗ることができず、二階氏は退任。主要ポスト争いでも苦戦している。

【イラストでみる】岸田新総裁はこんな人

「どうも、ありがとうございました」

二階氏は新執行部が正式に発足した1日、5年以上を過ごした自民党本部の幹事長室を退出する際、メディア関係者らに頭を下げた。党本部前には秘書が運転する私用車が待機。冷たい雨が降りしきる中、寂しげに車に乗り込んだ。

二階氏は幹事長として安倍晋三前首相と後継の菅義偉首相を支えた。二階派は昨年9月の総裁選で菅首相の支持をいち早く表明し、党内で第4勢力ながら、武田良太総務相など重要なポストを獲得した。

今回は一転して、幹事長はおろか、党4役のポストを得ることはできなかった。岸田内閣の組閣では、環境相や新設する経済安全保障担当相のポストを確保したが、二階派の閣僚経験者は「どこが挙党態勢なのか」と不満を募らせる。

苦境を招いた原因は、総裁選での戦略ミスとの指摘が多い。二階派は、岸田氏以外の3候補の陣営に推薦人を出し「岸田包囲網」を構築した。岸田氏が二階氏の交代を念頭に示した「総裁を除く党役員は1期1年、連続3期まで」とする党改革案への反発だった。

しかし、決選投票の末に勝ったのは岸田氏。総裁選の終盤には派内が河野太郎ワクチン担当相を推す声と「岸田氏と高市早苗政調会長の連合体が決選投票で逆転する」とみる意見に分裂した。投開票日には、河野陣営に回っていた複数の二階派議員が、第1回目の投票で野田聖子元総務相に流れるなど迷走も目立った。ベテラン議員は「勝ち馬に乗ってきた二階派が今回は読み誤った。代償は小さくない」と語る。

二階派にとって、選挙区調整にも携わる幹事長ポストを手放したことは、次期衆院選への逆風となりかねない。党山口県連は1日、衆院山口3区の公認候補として、岸田派(宏池会)の林芳正元文部科学相を党本部に申請することを決めた。同区の現職は二階派の河村建夫元官房長官だ。

二階派は他の選挙区でも他派と公認争いを繰り広げるが、求心力の低下はこの行方にも影響を与える可能性がある。(広池慶一)

7457チバQ:2021/10/03(日) 20:39:16
https://news.yahoo.co.jp/byline/azumiakiko/20211003-00261262
岸田体制に潜む「安倍排除」の萌芽 本当に岸田氏は「安倍の傀儡」なのか?

安積明子政治ジャーナリスト
10/3(日) 8:04
岸田総裁誕生
 河野太郎氏、岸田文雄氏、高市早苗氏、野田聖子氏の4名が熱戦を繰り広げた自民党総裁選は、9月29日の党大会で岸田氏が選出された。岸田氏は1回目の投票で議員票146票、党員換算票110票の計256票を獲得し、議員票が86票と伸び悩んだ河野氏の255票を抑えて1位となった。そして上位2名による決戦投票では、河野氏が都道府県票を39票獲得したものの、議員票が131票と伸び悩み、議員票249票と都道府県票8票を獲得した岸田氏が勝利した。

 総裁選は9月17日に告示されたが、実際の戦いは選挙日程が公表された8月26日に始まった。この日の午後に岸田氏が出馬表明し、「党役員の任期は1期1年3期まで」としたため、二階俊博前幹事長が激怒。支持率低下の不利な状況を衆議院解散で一変しようとした菅義偉首相が解散権を封じられるなど、永田町は一気に「自民党政局」に染められた。

安倍氏の暗躍
 中でも注目されたのが、安倍晋三前首相の動きだ。昨年8月に首相を辞任した時は、官房長官だった菅氏と二階氏に先んじられ、後継指名を封じられた。かねてから安倍氏の“本命”は岸田氏と言われていたが、その応援もままならなかった。

 だが今回は違う。そもそも安倍氏の本命は思想の面で一致する高市氏だった。高市氏は8月に文藝春秋に「政権構想」を発表。「美しく、強く、成長する国へ。」を9月初旬に出版した。いずれも春頃から準備しなくては実現が難しいものだ。そして高市氏の総裁選出馬を最初に報じたのが、安倍氏に近いとされる元TBS記者の山口敬之氏。総裁選に高市氏が名乗り上げるまでのストーリーが綺麗に作られている。

 総裁選に入ると、票の引き剥がしが凄まじいものだった。主なターゲットになったのが、安倍氏にとって古巣になる細田派だ。首相在任中は派閥を離れていた安倍氏だが、いずれは細田派に戻って会長に就任することになっている。実は今年1月にも復帰するはずだったが、日大事件などでとん挫したと言われた。

 だが細田派内では、町村派時代に派閥を離脱した高市氏への投票を拒む者も少なくなく、表向きは自由投票とされていたが、当初の割り振りは岸田票が多かった。たとえば参議院では、35人中の30人が岸田で5人が高市と決められたという。

 しかし結果は大きく浸食された。高市陣営のある議員は「参議院では26名を引きはがした」と胸を張ったが、これには安倍氏と自民党参議院幹事長を務める世耕弘成氏の激しい攻防戦が存在した。抵抗する世耕氏に、安倍氏は世耕氏が切望する衆議院和歌山3区への転出を阻むことまで持ち出したという噂まで流れたのだ。

「撃ち方止め」の現実は?
 そして27日頃には動きが止まる。その理由として 日刊ゲンダイは9月28日号で「高市肩入れ一転 停戦指令」と報じた。高市氏支持が広がり過ぎて、岸田氏が3位になれば、決選投票は河野対高市となり、河野勝利になる可能性が出てきたことを理由にしている。

 一方で26日のフジテレビの番組では、解説者が「河野陣営が票の一部を高市氏にまわして、高市氏を2位にする動きがある」と紹介。これに河野氏が「フェイクニュースだ」と激怒した。

 現実には個人票はともかく組織票の掘り起こしに苦慮する河野氏側から高市氏側に票を回すのはありえず、またそれまでなりふりかまわず票を剥がしてきた安倍氏がいきなり「撃ち方止め」も説得力はない。むしろここで総裁選の混乱ぶりを収めるべく、“長老”が出てきたことに注目すべきだろう。

 たとえば9月27日には伊吹文明氏の仲介によって二階氏と岸田氏が面会しており、関係が修復された。そして世耕氏が安倍氏に迫られた件は、清和研の長老である森喜朗氏に届いているはずだ。だからこそ、3回生の福田達夫氏の総務会長抜擢が実現したのだろう。

清和研の本流は福田家
 細田派である清和政策研究会は岸派の十日会をその前身とするゆえに、安倍氏の祖父である故・岸信介元首相を始祖と解する向きもある。しかし戦後から赤坂で料亭「佳境亭」を経営し、田中角栄や三木武夫といったそうそうたる大物政治家を顧客とした故・山上磨智子さんは、筆者にこう教えてくれたことがある。

「現在の派閥の基礎を作ったのは佐藤栄作さん。佐藤さんは次の時代も考えて、田中(角栄)さんには竹下(登)さん、福田(赳夫)さんには安倍(晋太郎)さん、三木(武夫)さんには河本(敏夫)さんを付けました。これが派閥の始まりです」

7458チバQ:2021/10/03(日) 20:39:41
 要するに清和研のオーナーは福田家であり、その“嫡男”は福田氏ということだ。

2012年に初当選の福田氏は現在54歳。これまでのポストは2017年8月に防衛大臣政務官兼内閣府大臣政務官くらいで、御曹司にすれば目立たなかったが、今回の総裁選では同期の武部新氏らと「党風一新の会」を立ち上げ、代表世話人に就任した。同会のメンバーは90人ほどと言われているが、ある自民党関係者は「実際にはもっと多い。あえて匿名希望の会員を入れると、140名ほどにのぼる」と述べる。もしそうなら、最大派閥の細田派よりも多くなり、党内最大の勢力となる。

 その福田氏は総裁選後のぶら下がりで「1回目も2回目も、投票したのは岸田さん」と述べた。よって福田氏の総務会長抜擢は、党も派閥も支配しようとする安倍氏に対する強烈なパンチであると筆者は見ている。

幹事長ポスト、官房長官ポストを取り逃がす
 また党の要となる幹事長や官邸のまとめ役の官房長官のポストについても、安倍氏を封じ込めようとする岸田氏の意思が伺える。

 幹事長には総裁選でいち早く岸田氏支持を打ち出した甘利氏が就任したが、安倍氏は高市氏を押し込もうとしていたという。幹事長は300億円とも言われる党の資金を動かし、公認権などを掌握する。その権限をあますことなく行使したのが故・田中角栄元首相と二階氏で、その暗躍振りは周知の事実。ましてや11月に行われると見込まれる衆議院選や来年の参議院選を控え、公認権は絶大な威力を発揮する。キングメーカーとして君臨するには、欠かせない権限だ。

 官房長官についても、総裁選で高市氏に投じた萩生田光一氏の就任が一部で報じられたが、松野博一氏に決着した。このように明確な“安倍離れ”ではないが、岸田氏は微妙な点で安倍氏と距離をとっているといえる。

 しかも右腕とする総理の政務秘書官に就任するのは、岸田氏の開成高校の後輩で経済産業省事務次官だった嶋田隆氏。その評価は安倍政権で政務秘書官を務めた今井尚哉氏を上回る。

 岸田政権は10月4日に発足するが、初めから高支持率は期待できないにしても、堅実に政治を進めていくのではないか。総裁選では「いろいろな人の声を聞く」と何度も述べた岸田首相には、是非その声を生かした政治の実現を期待したい。


安積明子
政治ジャーナリスト
兵庫県出身。姫路西高校、慶應義塾大学経済学部卒。国会議員政策担当秘書資格試験に合格後、政策担当秘書として勤務。テレビやラジオに出演の他、「野党共闘(泣)。」「“小池”にはまって、さあ大変!ー希望の党の凋落と突然の代表辞任」(ワニブックスPLUS新書)を執筆。「記者会見」の現場で見た永田町の懲りない人々」(青林堂)に続き、「『新聞記者』という欺瞞ー『国民の代表』発言の意味をあらためて問う」(ワニブックス)が咢堂ブックオブイヤー大賞(メディア部門)を連続受賞。2021年に「新聞・テレビではわからない永田町のリアル」(青林堂)と「眞子内親王の危険な選択」(ビジネス社)を刊行。姫路ふるさと大使。

7459チバQ:2021/10/03(日) 20:41:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/02a07e12ba8027f20a4277b40535d154f57fb554
岸田内閣、4日発足 後藤厚労、野田少子化相
10/3(日) 19:18配信

自民党本部に入る岸田総裁=3日午後、東京・永田町

 自民党の岸田文雄総裁は4日に発足させる新内閣の陣容を固めた。厚生労働相に後藤茂之元法務副大臣、経済再生担当相に山際大志郎党政調会長代理、経済安全保障担当相に小林鷹之元防衛政務官を充てる。いずれも初入閣。経済産業相に萩生田光一文部科学相を横滑りさせ、岸信夫防衛相は再任する。国土交通相に公明党の斉藤鉄夫副代表を起用。総裁選で争った野田聖子氏を地方創生担当相とし、少子化、男女共同参画、子ども庁も担当させる。複数の関係者が3日、明らかにした。

 岸田氏は4日召集の臨時国会での首相指名後、直ちに組閣に着手。皇居での首相任命式と閣僚認証式を経て新内閣を発足させる。

 ほかに固まった初入閣の人事は、ワクチン担当相に堀内詔子環境副大臣、総務相に金子恭之元国土交通副大臣、国家公安委員長に二之湯智元総務副大臣、デジタル相兼規制改革・行政改革担当相に牧島かれん元内閣府政務官、沖縄北方担当相兼復興相に西銘恒三郎元経済産業副大臣。さらに、環境相に山口壮元外務副大臣、文部科学相に末松信介元国土交通副大臣、万博相に若宮健嗣元防衛副大臣、法相に古川禎久元財務副大臣、農相に金子原二郎参院議員を初入閣させる。

 既に財務相に鈴木俊一元環境相を充てる人事が内定。茂木敏充外相の再任も固まっている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3bdb5921c695407fc2d467ffa52586357a5d830d
経済安保・小林氏、ワクチン・堀内氏 岸田内閣、4日発足
10/3(日) 17:56配信

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時事通信
小林鷹之氏

 自民党の岸田文雄総裁(64)は、4日召集の臨時国会で第100代首相に指名され、同日中に新内閣を発足させる。

 岸田氏は3日、組閣に向けて大詰めの調整を進め、全閣僚の顔触れを固めた。新設する経済安全保障担当相に二階派で衆院当選3回の小林鷹之元防衛政務官(46)を抜てき。新型コロナウイルス対策を担う厚生労働相に無派閥の後藤茂之政調会長代理(65)、ワクチン担当相に岸田派の堀内詔子環境副大臣(55)を起用する。総裁選で争った野田聖子元総務相(61)は少子化担当相に充てる。

 岸田氏は3日、党本部入りし、官房長官に就任する松野博一元文部科学相(59)ら首相官邸メンバーと協議した。

 安倍晋三前首相の実弟で細田派の岸信夫防衛相(62)は再任。安倍氏側近で細田派の萩生田光一文部科学相(58)は経済産業相に横滑りさせる。

 総務相に岸田派の金子恭之元国土交通副大臣(60)、法相に無派閥の古川禎久元財務副大臣(56)、文科相に細田派の末松信介参院国対委員長(65)、農林水産相に岸田派の金子原二郎元参院予算委員長(77)、環境相に二階派の山口壮元外務副大臣(67)が就任する。

 デジタル相に麻生派の牧島かれん党青年局長(44)、復興相に旧竹下派の西銘恒三郎元経産副大臣(67)、国家公安委員長に旧竹下派の二之湯智参院政審会長(77)、経済再生担当相に麻生派の山際大志郎元経産副大臣(53)、万博担当相に旧竹下派の若宮健嗣前外務副大臣(60)が就く。

 公明党の赤羽一嘉国交相を交代させ、後任に同党の斉藤鉄夫副代表(69)を起用する。

 事務担当の杉田和博官房副長官を代え、栗生俊一元警察庁長官(62)を後任に充てる人事も固まった。杉田氏は9年近く在任。栗生氏は福田内閣で首相秘書官を務めた経験がある。

 閣僚人事をめぐっては、松野氏に加え、旧竹下派の茂木敏充外相(65)の再任、麻生派の鈴木俊一元総務会長(68)の財務相起用が既に決まっている。

 4日は菅内閣が午前の臨時閣議で総辞職。岸田氏が午後の衆参両院本会議で首相に指名される。岸田氏は与党党首会談後、首相官邸に組閣本部を設置。松野氏が閣僚名簿を発表する。岸田内閣は皇居での首相親任式と閣僚認証式を経て夜に発足。この後、岸田氏は記者会見で政権運営の基本方針を国民に説明し、初閣議で閣僚に今後の取り組みを指示する見通しだ。

7460とはずがたり:2021/10/03(日) 21:40:42
甘利税調会長、支持した岸田氏祝福「世界のリーダーに」
https://www.kanaloco.jp/news/government/article-694629.html
政治・行政 | 神奈川新聞 | 2021年9月29日(水) 21:29


自民党総裁選で岸田氏(右)を選対本部顧問として支え、勝利の報告会であいさつする甘利氏=東京都内のホテル
 自民党総裁選で岸田文雄氏陣営の顧問を務めた甘利明税制調査会長(衆院神奈川13区)は勝利直後の報告会で「本当にうれしい。日本が、世界が待っているリーダーになってほしい」と満面に笑みをたたえた。

 投票に先立つ出陣式で「岸田さんが挫折を通じて強くたくましく大きくなって帰ってきた。日本という国が世界の『ファーストペンギン』(挑戦者)となれるよう岸田総理総裁を誕生させよう」と鼓舞。報告会では「妻から『あなた、岸田さんを応援したいんでしょ』と荒波に蹴落とされたファーストペンギンが私」と笑いを誘った。

岸田陣営の当選報告会後、選挙戦を振り返りながら山際氏(左)の労をねぎらう甘利氏=東京都内のホテル
 記者団の取材に「1回目の投票で1位になったことが決選投票での勝利にずいぶん貢献した。1票差だったので神様の采配かと思った」と感慨深げ。今後の人事について問われると「私をどう使うかは新総理・総裁が決めること。どんなポジションでも全力を尽くしたい」と語った。

 会場で甘利氏から労をねぎらわれていたのは現場で奔走した山際大志郎氏(18区)。「これでノーサイド。チーム一丸となって日本のために働こうということ」と冷静に受け止めた。県内議員の多くが河野氏支持に回る中での活動だったが、「自分なりの信念で動き、こうした結果になって良かった」と話した。

7461チバQ:2021/10/04(月) 08:13:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ce083d73103d9e2a7968c70e15bd29e58f41158
第4派閥ゆえに…寂しい岸田派 入閣3人止まり「派の不満がたまるだろう」
10/4(月) 5:30配信

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スポニチアネックス
岸田文雄氏

 岸田派から入閣するのは3人。金子恭之元国土交通副大臣の総務相、金子原二郎参院議員の農相という“ダブル金子”に加え、堀内詔子環境副大臣のワクチン担当相で、いずれも初入閣。

 宏池会からの首相輩出は1991年の宮沢喜一氏以来30年ぶり。重要ポストとされる財務相、外相、官房長官ポストの獲得に期待がかかったが、沸き立った派内とは対照的に寂しい人事となった。

 象徴と言えるのが「岸田派が死守する」(官邸関係者)としていた官房長官。上川陽子法相の横滑りが有力視されたが、登用されたのは細田派の松野博一元文部科学相。岸田氏はこの日、政務担当の官房副長官に衆院から木原誠二元外務副大臣、参院から磯崎仁彦元経産副大臣を起用する人事を内定。ともに岸田派だが、官邸関係者は「副長官を何人取ろうが、長官とは雲泥の差。派の不満がたまるだろう」と話した。

 別の重要ポストでの処遇が検討されていた上川氏だが、パワーゲームで他派閥に抑えられ、はじき出された。岸田派の入閣待機組の扱いも影を落とした。

 岸田派は党役員人事でも自派からの登用を見送り。党関係者は「岸田派は第4派閥。安定政権とするには仕方ない」と突き放した。

7462チバQ:2021/10/04(月) 08:30:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d3c2269cf4c0825bfbd8ab2ab7eb9ed9ed72c1c
「小石河連合」不発で苦境の石破氏、退会者相次ぐ派閥内で「役割終わった」の声も
10/3(日) 21:25配信

読売新聞オンライン
 自民党の石破茂・元幹事長が苦境に陥っている。総裁選では出馬を断念し、河野行政・規制改革相の支援に回ったが、敗北を喫した。石破派からは退会者も相次ぎ、再浮上に向けた展望は開けていない。

【写真】14日解散、来月7日総選挙へ…岸田氏は公示直後に異例の外遊も

総裁選や次期衆院選について語る石破氏

 「党員票で過半数を大きく上回る支持をいただき、議員票に反映させる計画は十分な効果を上げなかった。残念な思いだ」

 石破氏は1日、地元・鳥取市で記者会見に臨み、総裁選を総括した。

 河野陣営は、河野氏と石破氏に、小泉環境相を加えた「小石河連合」を前面に出し、党員票で圧倒する戦略を描いた。だが、1回目の党員票(382票)のうち、河野氏の得票は約44%の169票で、最低目標とした5割に届かなかった。

 1回目の国会議員票は86票で3位。安倍前首相ら多くの重鎮と折り合いが悪い石破氏の合流によって「議員票離れが加速した」との見方が広がった。

 石破派では、総裁選の前後に山本有二・元農相や、事務総長経験者の古川禎久衆院議員が退会届を提出。所属議員は15人に減った。

 石破氏は1日の記者会見で派閥の解散や他派閥への合流を否定。今後、総裁選に挑む可能性について「未来永劫(えいごう)やりません、と言うほど無責任ではない」と述べ、排除しなかった。ただ、石破氏は過去4回挑み、いずれも敗れただけに、派内では「石破氏を首相にするという石破派の役割は終わった」との声さえ出ている。

7463チバQ:2021/10/04(月) 08:40:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/93eead4da214f44cff2dba266c0be97c5e7240a5
岸田内閣閣僚20人内定 「小石川連合」形なし冷や飯人事 小泉進次郎氏閣僚ポスト得られず 
10/4(月) 5:30配信


スポニチアネックス
小泉進次郎氏

 自民党の岸田文雄総裁は3日、4日に発足させる新内閣で入閣させる全20人の顔触れを固めた。総裁選で河野太郎氏を全面支援した無派閥の小泉進次郎環境相は閣僚ポストを得られず、はじき飛ばされた。党役員ポストもなく、冷や飯を食わされた格好だ。

【写真】岸田総裁瓦せんべい 早くも完売!

 党内政局を間近で見てきた自民党関係者は小泉氏の処遇について「人気もあり総選挙での利用価値が少しはあると思っていたが…あれだけやれば、当然でしょうね」と話した。

 “あれだけ”というのは総裁選における派閥攻撃。中でも安倍政治に対する批判だ。

 安倍晋三前首相と敵対関係にある石破茂元幹事長らとともに、派閥横断的に河野氏を応援する「必勝を期す会」を立ち上げた小泉氏。その頭文字から「小石河連合」と称された。

 石破氏が「古い自民党と国民の戦い」と言えば、「派閥の力学ではなく、国民の理解を得る政権」と声高に訴えた小泉氏。長期政権を築き、退陣後も大きな影響力を誇示し続ける安倍氏を意識したものだった。

 政府関係者は「安倍さんは石破さんだけではなく、小泉さんに対しても快く思っていなかった」とし、安倍氏の影響力が強く残った岸田政権での“小泉氏冷や飯人事”は当然の帰結だと強調した。

 総裁選を争った高市早苗氏は政調会長に就任。野田聖子氏は地方創生担当相として入閣。河野氏は外相、防衛相経験者としては降格に値する党の広報本部長。高市、野田両氏と比べれば、格下人事の印象は否めない。

 党関係者は石破氏について「干されるのは自明の理」と指摘。激しくやり合った権力闘争で敗れ散った「小石河連合」。今後もその力はそぎ落とされていきそうだ。

 《初入閣13人 派閥はバランス重視》新内閣の閣僚に内定した20人の顔触れを見ると、初入閣は13人で、2019年の第4次安倍再改造内閣と並ぶ多さとなった。中堅、若手議員を積極登用し、ワクチン担当相を任せる堀内詔子氏(岸田派)、経済安全保障担当相の小林鷹之氏(二階派)、デジタル相に内定した牧島かれん氏(麻生派)はいずれも衆院当選3回。小林、牧島両氏は40代だ。女性は菅内閣より1増の3人となる。派閥別に見ると、細田派と旧竹下派が4人、岸田派と麻生派は3人、二階派2人とバランスに腐心した格好。無派閥から3人が入り、石破派、石原派はゼロだった。官房長官に内定した松野博一元文部科学相が拉致問題担当相も兼務する。

7464チバQ:2021/10/04(月) 08:53:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4d6bfc0099586a5ee053156435f1ad8027e837c
岸田内閣 13人の初入閣&派閥バランスも意識 4日発足
10/4(月) 5:59配信

デイリースポーツ
 岸田文雄氏

 自民党の岸田文雄総裁は4日に発足させる新内閣の陣容を固めた。

 経済安全保障担当相を新設し、46歳の小林鷹之元防衛政務官を抜てき。デジタル相兼規制改革・行政改革担当相にも44歳の牧島かれん元内閣府政務官をあてるほか、法相の古川禎久元財務副大臣など、初入閣が13人とフレッシュさをアピールした。また子ども政策を統括する「こども庁」創設に向け、総裁選で争った野田聖子元総務相(61)を担当相に起用する。

 その一方で、安倍晋三前首相が所属する最大派閥・細田派から4人、旧竹下派から4人、麻生派から3人と総裁選で協力を得た派閥から満遍なく登用するなど、バランス型の内閣を構成する。近く行われる衆議院議員総選挙までは自らのカラーを抑え、選挙勝利という信任を得てから“岸田色”を濃く出していく方針と見られる。

 岸田氏は4日召集の臨時国会での首相指名後、直ちに組閣に着手。皇居での首相任命式と閣僚認証式を経て新内閣を発足させる。

 また、政府は、組閣当日の首相官邸での新閣僚による就任記者会見の開催を見送り、各省庁での会見だけにする方針を決めた。会見終了が深夜から未明に及ぶとの批判があり、昨年9月の菅内閣発足時、河野太郎行政改革担当相は官邸での就任会見で「大臣が各省でやればすぐに終わる。前例主義の最たるものだ」と会見の見直しを訴えていた。

7465チバQ:2021/10/04(月) 10:18:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c0eef4a6462b99b117948fe1d88e96031420835
総裁選各陣営、人事にやきもき 河野氏側は冷や飯も
9/30(木) 20:25配信

産経新聞
派閥の例会に臨む河野太郎ワクチン担当相=30日午前、東京都千代田区(春名中撮影)

自民党の岸田文雄総裁は30日、党役員や閣僚の人事の検討を本格化させた。9月29日の総裁選後、岸田氏は挙党態勢の構築を強調している。ただ、人事権を握った者が自身を支持した議員は論功行賞として厚遇し、対立陣営の議員には冷や飯を食わせる場面は多い。各陣営はやきもきを続けている。

【写真】グータッチをする新総裁の岸田氏と河野ワクチン担当相

「30年ぶりに宏池会が総裁派閥となった。責任の大きさをかみしめなければならない」。30日、東京都内で開かれた岸田派(宏池会)会合に出席した岸田氏は拍手で出迎えた所属議員にこう呼びかけた。同派は高揚感に包まれているが、重要ポストの多くを、総裁選で支援を受けた他派閥に譲るとの見方が大勢だ。

最大勢力の細田派(清和政策研究会)では、すでに固まった人事のほかに塩谷立元文部科学相の起用が取り沙汰されている。総裁選終盤に事実上の岸田氏支持を決め、岸田氏優位を決定づけた旧竹下派(平成研究会)では、茂木敏充外相の続投や、待機組の初入閣を求める声がある。

高市早苗前総務相の陣営では政調会長に起用される高市氏以外の要職起用への期待感がある。総裁選の決選投票で「岸田-高市連合」を結成し、岸田総裁誕生に貢献したからだ。高市氏を支持した安倍晋三前首相に近い萩生田光一文科相や、選対本部事務局長を務めた木原稔首相補佐官を推す声がある。また当選3回の小林鷹之衆院議員が若手の有望株として浮上している。

決選投票で敗れた河野太郎ワクチン担当相の陣営は冷や飯食いが濃厚だ。石破茂元幹事長や石破派(水月会)の議員、佐藤勉総務会長らベテラン組、小泉進次郎環境相も重用されない見通しだ。野田聖子幹事長代行は党や国会関連の役職に就く可能性があるが、陣営の議員にポストが回るかは不透明だ。(沢田大典)

7466チバQ:2021/10/04(月) 13:24:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e4e34e7ea6f1a17ff12fb793f161a145f83894f
岸田政権、実行力が疑われ早くも流れる短命説…最大のがっかり人事は「松野官房長官」
10/4(月) 11:31配信

デイリー新潮
岸田新首相

「生まれ変わった自民党の姿をしっかりと国民に示す」

 総裁選勝利の直後、自民党議員の前で高らかに宣言した岸田新総裁。この言葉の本気度と実行力を測る試金石となるのが、内閣と党役員人事です。いわずもがなですが、政治は総理大臣一人ではできません。全体の布陣を見ることで、その姿勢が明らかになるのです。【青山和弘/政治ジャーナリスト】

【写真】おとなしくて温厚で目立たない…なぜ松野氏なのか

色濃い安倍氏麻生氏の影響力
 今回の人事では当選3回から福田達夫総務会長をはじめ、デジタル担当相に牧島かれん氏、ワクチン担当相に堀内詔子氏、経済安全保障担当に小林鷹之氏など、若手を登用した目玉人事も散見されます。また総裁選で主張していていた二階前幹事長の影響力を削いだことは確かです。

 しかし党の要・幹事長に安倍元首相、麻生前財務相側近の甘利明氏、党の政策を握る政調会長に高市早苗氏、内閣の要・官房長官に安倍氏の出身派閥・細田派の松野博一氏を起用するなど、政権中枢から自らの派閥を排し、安倍氏、麻生氏の影響力が色濃く残る布陣となったことは間違いありません。政権運営の姿勢や方向性が、今までを踏襲したものになるのは避けられないでしょう。ある自民党の中堅議員はこう語っています。

「今回の人事は、自民党は変わりませんというメッセージとしか取りようがない。」

 そして立憲民主党の枝野代表は私にこうこぼしました。

「この人事は、我々が舐められているってことかな」

政権の浮沈を決める官房長官
 特に注目すべきは、官房長官の人事です。官房長官は首相を最も近くで支え、政策実現に向けて官僚組織をグリップし、内閣のスポークスマン役を果たすポストです。官房長官と首相の二人三脚は極めて重要で、足並みを揃えてこの3つの役割をきちんとこなさないと、政権の屋台骨が揺らいでしまうのです。

 歴代政権でも官房長官が浮沈のカギを握ってきました。2001年から5年5か月政権を担った小泉純一郎首相は、福田康夫氏、細田博之氏、安倍晋三氏と3人の官房長官を任命しましたが、必ず自派閥から登用しました。「聖域なき構造改革」を掲げて郵政民営化、道路公団民営化など党内の抵抗が強い政策を遂行するためには、官房長官は絶対の味方でなければならなかったからです。そして郵政解散の前には幹事長までも、自ら「小泉首相の偉大なるイエスマン」と言ってはばからない武部勤氏に代えて、法案採決で反対した議員を党から除名した上で総選挙で刺客を送り込み、大勝しました。

安倍元首相は失敗して学んだ
 一方、2006年に小泉首相の後を受けた安倍首相は、他派閥で当選同期(当時4回)の塩崎恭久氏を官房長官に抜擢しました。塩崎氏は政策通でしたが、霞が関はおろか官邸内もうまくまとめられず、「お友達内閣」と揶揄されて第一次安倍政権の躓きの原因となりました。

 捲土重来を期した安倍氏はその反省を活かして、2012年の第二次政権では盟友でありかつ実務能力があり、官僚にも睨みが利く菅義偉氏を官房長官に据えて、安定政権を作り上げたのは皆さんご存じの通り。安全保障関連法案も森友・加計問題も菅官房長官が霞が関を抑えつつ首相を徹底的に守らなければ、良くも悪くも7年8か月もの長期政権にはならなかったでしょう。

7467チバQ:2021/10/04(月) 13:25:06
菅政権 挫折の教訓
 その菅氏は昨年自らが首相になると加藤勝信氏を官房長官に起用しました。これは加藤氏を引き上げたい安倍総理への配慮と、答弁の隙のなさを買った人事で、政策の調整能力や菅氏への忠誠心は重視しませんでした。

 そこに襲い掛かったのがコロナウイルスの感染再拡大です。加藤官房長官は政府対応の取りまとめ役として機能せず、菅首相がすべてを決める事態に陥りました。そのため判断が遅れた上に偏って、コロナ対策は後手後手にまわりました。閣僚の一人は「官房長官がもうちょっと菅首相と連携して政権のために汗をかいていれば、こんなことにはならなかった」と嘆きます。

疑問符が付く松野氏の起用
 こうした過去の事例や菅政権挫折の教訓がありながら、岸田新首相は官房長官に自派閥の側近議員ではなく、細田派から松野元文科相を起用しました。松野氏はおとなしくて温厚な性格で、これまでさほど目立たず当選7回を重ねてきた政治家。松野氏を良く知る自民党議員はこう評します。

「バランス感覚があるいい人だけれども地味。申し訳ないけど、発信力とか霞が関をグリップする能力とかはないよ」

 岸田首相はなぜそんな松野氏を登用したのか。それは総裁選での勝利に貢献した細田派から「幹事長か官房長官」を要求されたからです。幹事長には安倍氏・麻生氏の盟友で総裁選勝利の最大の功労者・甘利氏を充てるため、官房長官を差し出すしかなくなった。細田派の中では当選回数も手ごろで、岸田氏が政調会長時代に政調会長代理を務めて少しは気心が知れた松野氏が選ばれたというわけ。つまり消去法です。

 しかしこんな消去法で最重要ポストの官房長官を決めていいんでしょうか。政権運営では国家的な危機に直面したり、スキャンダルで窮地に追い込まれることもある。そんな時、細田派の松野官房長官が自らが集中砲火を浴びても岸田首相を守るでしょうか。自民党内に岸田おろしの動きが起こったときに、体を張って鎮圧に乗り出すでしょうか。未知数と言わざるを得ません。

岸田カラーとは何か
 もう一つ重要なのは、岸田首相が望む政治の姿を実現できるのかです。岸田政治の方向性を一言で集約すると、総裁選直後の記者会見で語った「丁寧で寛容な政治で、国民の一体感を取り戻す」ということでしょう。

 これは「丁寧さに欠け、狭量で、国民を分断させた」安倍・菅政治を修正するということで、まさに岸田氏が率いる派閥・宏池会的です。岸田氏は著書「岸田ビジョン」の中で「宏池会は結成されてから今日まで、その名の通り、リベラルで自由な社会を目指し、権力には謙虚に向かい合ってきた」と語っています。

 私は2014年に、当時安倍内閣の外務大臣だった岸田氏とひざ詰めで将来のことを語り合う機会を得ました。その時、岸田氏が「今は安倍政権を支える身だが、いずれ宏池会的な政治が求められる時が来る。その時に向けて準備する」と、静かに闘志を燃やしていたことが強く印象に残っています。

 今回の人事ではデジタル化の推進や経済安全保障といった、岸田首相が力を入れる政策に有能な若手を抜擢したのはいいのですが、自派閥の宏池会から政権中枢に一切登用せず、岸田氏がこれまで目指し、総裁選でも約束した政権運営ができる態勢になっているのか。チームとして足並みを揃えていけるのかが、今後問われることになるでしょう。

 安倍氏、麻生氏への強い配慮は、岸田首相の「弱さ」なのか、「したたかさ」なのか、岸田派幹部の一人にストレートに聞きましたが、「今回の総裁選はいろんな方にお世話になりました。すべて岸田さんに任せています」と言葉少なに話すのみでした。

総選挙での審判に向けて
 衆議院総選挙まであと1か月あまり。短い期間ですが国民は、岸田首相の本気度をしっかり見極める必要があります。そしてこれから訪れるかもしれない日本の危機にきちんと対応していく実行力があるのか。コロナ後の日本をどの方向に導こうとしているのかきちんと問い、審判を下さなければなりません。

青山和弘(あおやま・かずひろ)政治ジャーナリスト
1968年、千葉県生まれ。東京大学文学部卒。92年、日本テレビ放送網に入社し、94年から政治部。野党キャップ、自民党キャップを歴任した後、ワシントン支局長や国会官邸キャップ・解説委員を務める。与野党を問わず幅広い人脈を持つ。本年9月からフリーの政治ジャーナリスト。

デイリー新潮取材班編集

2021年10月4日 掲載

新潮社

7468とはずがたり:2021/10/04(月) 18:27:22

都市部で最悪の総理だったと烙印押されると落選したいしないかなぁ。。

小此木など港湾系も熱心には推せないだろうし。

菅前首相に「政界引退説」が漏れ始める 自民党内で力失い、慕う議員ゼロ…霞が関官僚もソッポ
公開日:2021/10/04 14:50 更新日:2021/10/04 14:51
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/295570

7469とはずがたり:2021/10/04(月) 18:33:10

監禁されて人事の因果含められててテレビにも出れず新総裁が来ないとNHKとかちょっと騒いでたらしい。

岸田新総裁、夜にホテル訪問
2021年09月29日23時43分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021092901328&g=pol

 自民党の岸田文雄新総裁は29日夜、東京・赤坂の衆院議員宿舎にいったん帰った後に再び外出し、東京都内のホテルに約50分間滞在した。岸田氏は記者団に面会相手を明かさず、「いろんな方と打ち合わせした。人事もいろいろ打ち合わせをしなければならない」と語った。閣僚・党役員人事に向け、関係者と構想を話し合ったとみられる。

7470チバQ:2021/10/04(月) 19:18:26
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-211004X801.html
岸田内閣、平均年齢61.8歳=女性3人、若手は3人―新政権
2021/10/04 15:38時事通信

 岸田内閣の閣僚20人の平均年齢は、岸田文雄首相を含め61.8歳で、菅前内閣発足時の60.4歳を上回った。女性閣僚は3人で、衆院当選3回の若手が3人起用された。

 内訳は、初入閣が13人で、再入閣4人、再任2人、横滑り1人。民間からの登用はなかった。最年長は77歳の金子原二郎農林水産相と二之湯智国家公安委員長。最年少は44歳の牧島かれんデジタル相だった。

 女性の入閣は、牧島氏と堀内詔子ワクチン担当相、首相が総裁選で争った野田聖子少子化担当相の3人。

 衆院当選回数別に見ると、最多は首相と同じ当選9回で、鈴木俊一財務相、茂木敏充外相、斉藤鉄夫国土交通相、野田氏の4人。最少は当選3回で、牧島、堀内両氏と小林鷹之経済安全保障担当相が抜てきされた。

 参院からは末松信介文部科学相、金子、二之湯両氏の3人が入閣した。

 自民党の派閥別では、最大勢力の細田派と旧竹下派がそれぞれ4人。麻生派と岸田派、無派閥が各3人で続き、二階派は2人、石破、石原両派はゼロ。公明党は斉藤氏の1人だった。

 官房副長官は衆参それぞれ、岸田派の木原誠二衆院議員と磯崎仁彦参院議員。官僚トップとなる事務の副長官には、歴代最長の在職日数を務めた杉田和博氏の後任に、元警察庁長官の栗生俊一氏が就いた。

7471チバQ:2021/10/04(月) 19:20:15
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20211003-567-OYT1T50143.html
岸田新内閣の全容固まる…13人が初入閣、衆院当選3回の若手3人抜てき
2021/10/04 06:31読売新聞

岸田新内閣の全容固まる…13人が初入閣、衆院当選3回の若手3人抜てき

自民党本部に入る岸田総裁(中央)(3日午後4時29分、党本部で)=守谷遼平撮影 【読売新聞社】

(読売新聞)

 自民党の岸田文雄総裁(64)は4日召集の臨時国会で第100代首相に指名され、同日中に岸田内閣を発足させる。新内閣の全容は固まり、いずれも衆院当選3回の牧島かれん・党青年局長(44)をデジタル相、堀内詔子環境副大臣(55)をワクチン担当相、小林鷹之・元防衛政務官(46)を新設する経済安全保障担当相に、それぞれ抜てきする。

 全20閣僚中、13人が初入閣となる。若手を登用する一方、「老壮青」のバランスを重視したのが特徴だ。

 政権の要である官房長官に最大派閥・細田派の松野博一・元文部科学相(59)、財務相には麻生派の鈴木俊一・元総務会長(68)を起用。竹下派の茂木敏充外相(65)と細田派の岸信夫防衛相(62)は再任させ、安倍前首相に近い細田派の萩生田光一文科相(58)は経済産業相に横滑りさせる。重要ポストを主要派閥で固め、政権基盤の安定を図る狙いがある。

 総裁選で戦った野田聖子・元総務相(61)は少子化相として再入閣させる。岸田氏が設置を目指すこども庁や女性活躍なども担当する予定だ。

 新型コロナウイルス対策を担う厚生労働相には後藤茂之政調会長代理(65)が決まった。党側で野党との交渉にあたり、新型インフルエンザ対策特別措置法の改正案をまとめた実績があり、適任と判断した。経済再生相に就く山際大志郎・元経産副大臣(53)がコロナ担当も兼務する。

 金子恭之・元国土交通副大臣(60)が総務相、古川禎久・元財務副大臣(56)が法相、民主党出身の山口壮・元外務副大臣(67)が環境相、西銘恒三郎・元経産副大臣(67)が復興相でそれぞれ初入閣する。西銘氏は沖縄・北方相も兼ねる。衆院当選4回の若宮健嗣・元防衛副大臣(60)は万博相で初めて入閣する。

 参院からは、末松信介参院国会対策委員長(65)が文科相、二之湯智参院政審会長(77)が国家公安委員長、金子原二郎・元参院予算委員長(77)が農相で起用される。

 連立を組む公明党からは、国交相に斉藤鉄夫副代表(69)を起用する。斉藤氏は次期衆院選で広島3区から与党統一候補として出馬する。入閣を選挙戦の追い風にしたい公明党の意向を踏まえた。

 4日は午前の臨時閣議で菅内閣が総辞職。岸田氏が午後の衆参両院の本会議で首相に指名され、同日中に皇居での首相親任式、閣僚認証式を経て新内閣を発足させる。岸田氏は初閣議で経済対策の策定を指示する見通しだ。

7472チバQ:2021/10/05(火) 08:28:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/65336fe39514210d29e3d3264f5158f8a0cc4056
挫折を経験、名門派閥トップ 「酒豪」の逸話も 岸田新首相はこんな人
10/5(火) 7:07配信
 党政調会長としては、新型コロナウイルス感染症を受けた経済対策の取りまとめに奔走。事業者への賃料支援創設などを主導する一方、国民への現金給付をめぐっては、岸田氏が提案した「困窮世帯への30万円給付」案が「一律10万円給付」に覆り、手腕に疑問符が付いたこともあった。

 初挑戦となった昨年の総裁選で菅義偉氏に敗れた後は無役となった。党内では「岸田は終わった」との見方が広がったが、虎視眈々(たんたん)と再挑戦に向けて準備を進めた。

 宏池会には官僚出身者が多く、政局に弱い「お公家集団」ともやゆされる。今回の総裁選では、岸田氏が党役員任期を「1期1年連続3期まで」とする改革案を掲げ、二階俊博前幹事長に交代を迫ったことが菅氏の首相退陣につながり、名誉を挽回した形となった。

 政界随一の「酒豪」としても知られる。若手時代に台湾の政治家との飲み会で、酒に弱かった日本側の同席者の杯を一手に引き受けた逸話がある。外相時代には、ロシアのラブロフ外相とウオッカを酌み交わし、対等に渡り合ったこともある。

 大の広島カープファン。普段は温厚で感情を表に出さないタイプだが、大学時代の同級生の一人は「カープが負けているときは、子どものような一面が見える」と話す。

7473チバQ:2021/10/05(火) 09:01:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/b5d11dc5ce05a8808b9f4d9a8806ffcb810ed2c8
デジタル改革の具体化急務 汚名返上、試される力量 岸田新政権
10/5(火) 7:13配信

時事通信
 新型コロナウイルス禍であらわになった行政のデジタル対応への遅れの挽回は、岸田新政権にとって急務だ。

 菅前政権の遺産といえるデジタル庁は9月に発足したばかり。同庁として12月に初めて策定する重点計画などを通じて、改革の具体策を示し、「デジタル敗戦」の汚名返上の道筋を付けられるかどうか新政権の力量が試される。

 行政のデジタル化が進まなかったのは各省庁間の縦割りや前例踏襲主義の影響が大きい。デジタル庁が主導する業務の抜本的見直しには反発も予想される中、霞が関との対決をいとわないという岸田文雄首相の覚悟が問われそうだ。

 岸田氏は総裁選で、高速大容量規格「5G」などのインフラの全国展開を柱とする「デジタル田園都市国家構想」を訴えたが、その内容の具体化はこれからだ。岸田氏の目指す未来の社会像を国民に分かりやすく提示する必要もある。

 一方、平井卓也前デジタル相らがNTTから接待を受けていた問題は、赤石浩一デジタル審議官が懲戒処分を受ける事態に発展。民間との距離感という中央省庁の基本的な在り方で最初からつまずき、国民からの信頼が揺らぐ同庁の立て直しが迫られている。

7474チバQ:2021/10/05(火) 09:03:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ba426e1da65a39160cb43af63a07bb9b5a97843
経済安保相に抜擢の小林鷹之氏 地元・千葉に期待
10/4(月) 21:41配信

産経新聞
認証式を終え官邸に入る小林鷹之経済安保相=4日午後、首相官邸(川口良介撮影)

新設の経済安全保障担当相に就任した衆院千葉2区(千葉市花見川区、八千代市、習志野市)選出の小林鷹之氏(46)は、オレンジ色のネクタイを締め、緊張の面持ちで官邸入り。「非常に身の引き締まる思い。経済安全保障の内外の情勢は非常に流動的で日本は厳しい状況に置かれており、経済面から国益を確保していく」と強調した。

千葉県八千代市の事務所には、午前8時ごろから電話が鳴りやまず、約100件を超える祝福の声が寄せられ、スタッフ総出で対応した。電報が約40通、胡蝶蘭などの鉢植えも20鉢以上届けられた。

小林氏は、岸田首相と同じ開成高校卒。東大法学部に進学し、卒業後は、大蔵省(現・財務省)に入省、退職後の平成24年の衆院選で初当選し3期目。これまで防衛政務官や自民党では経済安保戦略を策定した党の新国際秩序創造戦略本部で甘利明座長をサポートする事務局長を務めた。

小林氏の八千代市後援会長を務める綱島照雄さん(68)は「議員になる前から知っているが、その頃から本当にまじめで誠意のある人だ」とし、「財務省出身で、防衛政務官を務めた経験もあるので、(経済安保は)得意な分野だと思う。能力を発揮してこれからの活躍の第一歩にしてほしい。今日は本当にうれしい一日」と喜びを語った。

地元事務所によると、小林氏はこれまで国会へ電車通勤だった。4日朝も八千代緑が丘駅前で活動後、電車で永田町に。事務所近くで青果店を営む畑中収治さん(71)は「腰が低くて気さくな人。ゆくゆくは首相になってほしい」と期待を込めた。

7475チバQ:2021/10/05(火) 09:04:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/28c7ed3c2d02aaa30c93deb0e3aa403cdda8e985
首相拾った火中の栗 コロナで疲弊 つかめぬ世論
10/4(月) 21:41配信

産経新聞
初の首相会見を行う岸田文雄首相=4日午後、首相官邸(矢島康弘撮影)

新型コロナウイルスが猛威を振るい始めてから3人目の首相が誕生した。岸田文雄政権でもコロナ対策が最優先課題となる。首相は感染防止対策だけでなく、コロナ禍で疲れ切った民心とも向き合わなければならない。

「わが国の民主主義そのものが危機にある」

首相は先月29日の記者会見でこう述べた。なぜ民主主義は危機に直面しているのか。首相は「国民の声が政治に届かない、政治の説明が国民の心に響かない、こうした厳しい切実な声があふれていた」と説明する。

安倍晋三元首相は国民を鼓舞する呼びかけで危機を乗り越えようとした。菅義偉(すが・よしひで)前首相は「弁舌よりも結果だ」と思い定め、実績を積み重ねることで国民の納得を得ようとした。これに対し、首相は「聞く力」で政権のかじ取りを担おうとしている。では、首相が耳を傾けようとしている民意はいかなる民意なのか。

欧米諸国と比べれば、日本の感染者と死者は低い水準で推移している。ワクチンも世界屈指のスピードで米国の接種率を追い越した。それでも世論の納得は得られず、菅氏は思い半ばで退陣を余儀なくされた。

結果そのものが失敗だったという評価もある。感染防止と経済の両立に腐心するあまり対策が後手に回り、ワクチン接種でも混乱したことが内閣支持率の低迷を招いたというわけだ。

それが本当ならば、自民党総裁選で繰り広げられた光景を説明するのは難しい。世論調査では、菅内閣でワクチン担当相を務めた河野太郎党広報本部長が圧倒的な支持を得たからだ。

菅内閣が出した成果にそっぽを向いた世論は、河野氏の巧みな弁舌、改革者のイメージに喝采を送った。印象論が先行し、結果は二の次となるのであれば、日本はまさに民主主義の危機に直面していることになる。

首相が世論の求める指導者像に合致しているとは言い難い。首相の話が退屈なのは、永田町では秘密でも何でもない。自著の中でも「元来、口下手です」と告白している。首相が総裁選で勝てたのは、河野氏の原発政策や年金改革案が党内で危険視されたからだ。

だが、自民党の国会議員に評価されたとしても、世論の荒波を乗り切ることができるとはかぎらない。就任直後には衆院選で信が問われ、来夏には参院選を控えている。この間に感染再拡大の「第6波」が到来する可能性もある。

その時、口下手な首相が懸命に政策を訴えても、世論は聞く耳を持たないかもしれない。首相が国民の声に耳をそばだてようとしても、世論は捉えどころがないかもしれない。首相はそのような「民主主義の危機」の中で火中の栗を拾った。(杉本康士)

7476チバQ:2021/10/05(火) 09:13:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/d21df729485712f9937185db8504026986a9ccdf
人権・経済安保で中国対抗 日米基軸、安倍・菅路線を踏襲 新内閣の課題・外交
10/4(月) 20:34配信

時事通信
岸田文雄首相

 岸田文雄首相は、安倍、菅両政権の外交路線を基本的に踏襲し、基軸に据える米国との同盟関係の深化を目指す。

 人権や経済安全保障を旗印に、影響力を拡大する中国に対抗する構えだ。

 首相は、安倍政権で4年7カ月にわたって外相を務めており、「自由で開かれたインド太平洋」実現などの基本方針は引き継ぐ。菅政権が注力した日本、米国、オーストラリア、インド4カ国(通称クアッド)の枠組みも重視。欧州や東南アジア諸国連合(ASEAN)などとも協力し、「民主主義同盟のネットワーク化」を図ると訴えている。

 中国とは対話を探りつつ、競争の環境整備も急ぐ。経済安保担当の閣僚ポストを新設。半導体をはじめとする戦略物資のサプライチェーン(供給網)確保に向け、国際共同開発の推進などを提唱する。

 香港や新疆ウイグル自治区の人権状況などを念頭に、人権問題担当の首相補佐官の設置も表明。日中国交正常化50年の来年は、先送りされた習近平国家主席の国賓来日や、ボイコット論がくすぶる北京冬季五輪への対応が課題となる。

 韓国との関係は、元徴用工問題で日本企業の資産現金化の動きが進行するなど、悪化の一途をたどっている。首相は、自身が外相として主導した慰安婦問題に関する日韓合意の着実な履行を求める考えだが、韓国側に応じる気配はない。

 北朝鮮による日本人拉致問題や核・ミサイル開発、ロシアとの北方領土問題は、安倍、菅両政権でも進展しなかった。今後、首相の外交手腕が試されることになる。

 衆院選が「19日公示―31日投開票」の日程となったことで、本格的な首脳外交デビューは11月以降になりそうだ。首相はバイデン米大統領と早期の対面会談を模索。首脳間の信頼関係を築き、外交の基盤固めを図りたい考えだ。

7477チバQ:2021/10/05(火) 09:14:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2f211d4d4f04c901c65c468adbf1ba31cacf89c
安倍・菅政権の「官邸官僚」2氏が退任 霞が関との関係に影響か
10/4(月) 19:02配信

毎日新聞
記者会見を終え、会見室を出る菅義偉首相(左端)。右端は杉田和博官房副長官=首相官邸で2021年9月28日午後8時5分、竹内幹撮影

 岸田内閣発足に伴い、安倍・菅政権を通じて事務方トップを務めた杉田和博官房副長官(80)と、菅義偉前首相の官房長官時代からの側近として知られた和泉洋人首相補佐官(68)が4日、退任した。省庁に多大な影響力を持ち「官邸官僚」と呼ばれた両氏の退場で、官邸と霞が関の関係が変化する可能性もある。

【岸田内閣】入閣が固まった20人の顔ぶれ

 警察庁出身の杉田氏は、2012年12月の第2次安倍政権発足時に官房副長官に就任し、在職日数は歴代最長の3205日だった。上皇さまの生前退位や新元号「令和」の選定、東京オリンピック・パラリンピックの警備を検討する調整会議などの実務面を取り仕切った。各省庁の幹部人事を握る内閣人事局長を兼務し、霞が関で畏怖(いふ)された。日本学術会議の会員候補6人の任命拒否は杉田氏が主導したとされ、菅氏とともに「強権」と批判された。

 国土交通省出身の和泉氏は、13年1月から首相補佐官を務めてきた。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設や観光振興など、「菅氏主導の案件には全て関わっている」(政府関係者)とされた。新型コロナウイルス対応では、マスクなど医療資源の確保に奔走した。一方、加計学園の獣医学部新設問題では、文部科学省に開学手続きを急ぐよう迫ったとされ、本人は否定したが批判を浴びた。

 杉田氏の後任の副長官には、同じ警察庁出身の栗生俊一氏(62)が就任した。しかし「官邸の守護神」「首相の影武者」などと恐れられた杉田、和泉両氏が退任することで、「以前ほど霞が関に官邸のにらみが利かなくなるのではないか」(省庁関係者)との見方も出ている。

 一方、8人体制の首相秘書官は、防衛省出身の中嶋浩一郎氏を除いて一新された。菅政権で秘書官を送り込んだ厚生労働省からの登用は見送られた。【李舜】

7478チバQ:2021/10/05(火) 09:16:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/946c74a536df8f891689c92c05881b2752295b8c
自民幹事長代理に左藤章、田中和徳両氏を起用へ
10/4(月) 15:32配信
産経新聞

岸田文雄首相(自民党総裁)は4日、党幹事長代理に岸田派(宏池会)の左藤章元防衛副大臣、麻生派(志公会)の田中和徳元復興相をそれぞれ起用する方針を固めた。甘利明幹事長を補佐し、党運営を支える。複数の関係者が4日、明らかにした。

7479チバQ:2021/10/05(火) 09:30:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/89075f2e62a0e62a099b706243a0c86818aebf3d
ワクチン大臣・堀内詔子は “天皇陛下のお妃候補” …最後に食べたいのは「ペヤング」のスーパーお嬢
10/4(月) 21:54配信

SmartFLASH
写真・時事通信

 10月4日、自民党の岸田文雄総裁が、第100代首相に指名された。岸田内閣の顔ぶれも発表され、初入閣した議員は13人にのぼった。


 今回、新たにワクチン担当大臣に任命されたのは、初入閣となった堀内詔子(のりこ)議員だ。入閣を知らされた堀内議員は、記者団に対し、「非常に重い責任を感じている。国民のなかには、ワクチンを2回受けられていない人がまだいる。希望する人が2回の接種を完了できる体制をつくりたい」と語っている。

 2012年、山梨2区から自民党公認で出馬し、政界入り。2016年には安倍内閣で厚労大臣政務官を、2020年の菅内閣では、環境副大臣兼内閣府副大臣を務めてきた。実はこの堀内議員、経歴をたどると「明治の元勲」大久保利通の直系という、正真正銘のお嬢さまなのだ。

「詔子さんは、“影の財界総理” と呼ばれた『財界四天王』のひとり、初代・日本開発銀行総裁だった小林中さんのお孫さんにあたります。

 お父さんはフコク生命の元社長で、上皇陛下と同窓です。お母さんは学習院大学の元教授で、伯爵家の血を引いているそうです。

 詔子さん自身も、学習院大学で秋篠宮さまと同級生で、天皇陛下のお妃候補と報じられたこともあります。

 大学卒業後、現在、富士急行の社長を務める堀内光一郎さんと結婚。光一郎さんの父である光雄さんは、通産大臣などを歴任した政界の超大物です。

 堀内家に嫁入りした詔子さんは、光雄さんの地盤を引き継いで政界入りしたのです」(政治ジャーナリスト)

 堀内議員は、自身の公式HPでも、立候補の経緯を語っている。

《平成2年の衆院選では義父である堀内光雄(元通産大臣)選挙活動を一生懸命手伝いました。絶対大丈夫と言われた選挙でしたが落選、非常に悔しかったのを覚えています。

 平成24年、義父が引退することになり、後継者はなかなか決まりませんでしたが、私が地元で父の選挙応援をしていたときの様子がたまたま新聞記事にとりあげられており、それを見た女性部の方々から「もう男なんかに任せてはおけない」と後継者に推薦されました。》

「詔子さんは、小学校の卒業文集で『女性代議士になりたい』と書いたそうです。中1から大学卒業までテニスに打ちこみ、中学時代は主将として関東大会に出場したことも。趣味は料理とのことですが、プロフィール欄には『人生の最後に食べたいものはペヤング』とあります」(前出・政治ジャーナリスト)

 生粋のお嬢様にもかかわらず、味覚は庶民派のようだ。

写真・時事通信

7480チバQ:2021/10/05(火) 11:40:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2825911e707a2b048f5c7f9b1c5f4ac21f8f7dd
岸田文雄首相の親族、連なる政治家たち 宮沢喜一元首相も
10/5(火) 10:10配信

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中国新聞デジタル
岸田首相の関係図

 岸田文雄首相は、祖父の正記氏、父の文武氏の後を継ぎ、3代続けて衆院議員になった。父方の叔母の夫は元広島県知事で参院議員、法相を務めた宮沢弘氏。弘氏の兄が元首相の喜一氏に当たり、広島県政界きっての政治家人脈を築いている。

【年表】岸田首相の歩み

 文雄氏の著書「岸田ビジョン」などによると、正記氏は今の東広島市(旧広島県西志和村)出身。1928年に衆院議員となり、今の中国・大連で百貨店を経営した。公職追放とその解除後、53年の衆院選に旧広島1区で自由党から出て当選。しかし、55、58年と続けて落選した後、立候補していない。

 通産省(現経済産業省)官僚で中小企業庁長官などを歴任した文武氏は79年、旧広島1区に自民党新人で立って初当選し、連続5期務めた。派閥「宏池会」(現岸田派)に所属し、党経理局長などを担ったが、病に倒れた。

宮沢家との縁の始まり
 文武氏の妹の玲子さんが衆院議員だった宮沢裕氏の次男の弘氏と結婚し、岸田、宮沢家の縁を結んだ。弘氏と玲子さんの長男は県選出の自民党参院議員の洋一氏で、大蔵省(現財務省)官僚から喜一氏の秘書を経て政界入り。岸田派に所属し、2014年に経済産業相で初入閣した。政策通として知られており、いとこの政権運営を支えることになりそうだ。

 文雄氏が「政治の師」と仰ぐのが喜一氏だ。宏池会を率い、91年に首相へ就任した。当時は金権スキャンダルが相次いで政治不信が高まり、政治改革が最大の課題だった。実現に向けた混乱の中、93年に衆院で内閣不信任決議案を可決されて衆院を解散。自民党は過半数を割り、下野した。

 喜一氏は権力に懐疑的でできるだけ使わない方がいいという考えだった。「リーダーには『徳』がないと国民は従わない。その徳とは、みんながベストを尽くせるような状況をつくり出すために権力を使う、ということに思える」と中国新聞のインタビューに言い残している。「宏池会のプリンス」から首相へ駆け上がった文雄氏は、これをどう受け継ぐのだろうか。

中国新聞社

7481チバQ:2021/10/05(火) 11:43:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2c058881968b0a354e8f139d7d76eb739770341
安倍元首相「岸田氏の考え方が表れた人事だ」…周囲には「細田派の枠が少ない」と漏らす
10/5(火) 11:12配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 4日に発足した岸田内閣の閣僚人事では、自民党の各派閥で明暗が分かれた。総裁派閥となった岸田派と、総裁選の勝利に貢献した竹下派の枠が増加したが、石破、石原両派はゼロだった。

 内閣の顔ぶれを派閥別で見ると、最多は各4人が入閣した細田派と竹下派で、各3人の麻生派、岸田派が続いた。

 総裁選で大半が岸田首相を支持した竹下派は、菅内閣時代に続き主流派の地位を固めた。同派会長代行の茂木外相は昨年9月の菅内閣発足時から1人増の計3人を要望し、参院枠を含む計4枠を得た。派内からは「満額回答以上だ」と歓喜の声が上がった。

 麻生派も「勝ち組」だ。総裁選では、同派の河野太郎広報本部長の支持に一本化せず、幹部の多くは岸田氏を支持した。党役員人事でも、甘利幹事長に加え、同派会長の麻生太郎氏が党副総裁に決まった。他派閥からは「優遇されすぎ」(細田派ベテラン)とのやっかみも出た。

 岸田派からは、衆院当選3回の堀内ワクチン相の抜てきもあり、「首相はきちんと目を配ってくれた」(中堅)との声が広がった。

 細田派では、同派出身の安倍元首相が岸田氏に、幹事長か官房長官のポストを求め、事務総長の松野博一氏が官房長官に就いた。実弟の岸防衛相の再任も推薦し、実現した。

 安倍氏は4日、仙台市内で「老壮青のバランスをとりながら、世代交代を進めていく。首相の考え方が表れた組閣、党役員人事だ」と記者団に語った。ただ、同派からの入閣数は1減となった。安倍氏は同派会長の細田博之・元官房長官による働きかけが不十分だったとみて、周囲に「細田派の枠が少ない」と漏らした。

 二階派は、山口環境相と小林経済安全保障相の初入閣で、面目を保った。派閥事務所から拍手で送り出された山口氏は「同志の力のお陰だ」と涙ぐんだ。

 一方、総裁選で河野氏を全面支援した石破茂・元幹事長は4日、石破派からの入閣がなかったことに関して「できれば登用してもらいたかった」と嘆いた。

7482チバQ:2021/10/05(火) 13:43:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a0f5791ef9a980456a86c267d552d5a4aebd802
「あれは甘利氏の一本釣り」岸田内閣発足、自民内から懸念の声も
10/5(火) 11:47配信
西日本新聞
自民党総裁選を終え開かれた両院議員総会で、あいさつする岸田文雄新総裁(手前)=9月29日午後3時22分、東京都内のホテル(撮影・中村太一)

 岸田文雄政権は、総裁選で掲げた「若手の抜てき」を前面に出し、実務能力に定評がある中堅やベテランを主要派閥から登用するなど手堅い布陣となった。「老壮青」のバランスを取り、内閣の刷新感や党内融和の強調といった「岸田カラー」の発揮に腐心した様子がのぞく。一方、「安倍、菅政権」で築かれた官邸主導より、党重鎮らの実権が強まる「党高政低」の流れが加速する可能性もある。岸田流は貫けるのか―。

【写真】高校時代の岸田氏

 「私の内閣は新時代をともにつくる新時代共創内閣だ」。4日夜、首相として初めて臨んだ記者会見で岸田氏は、そう胸を張った。

 目玉の一つが、衆院当選3回の若手の登用だ。当選5回が入閣の目安とされる中、新設の経済安全保障担当相に小林鷹之元防衛政務官(46)、デジタル相に牧島かれん青年局長(44)、ワクチン担当相に堀内詔子環境副大臣(55)の3氏を抜てき。若手や女性だけでなく、中堅やベテランも含め13人が初入閣となった。

 総裁選の決選投票で実質的に支持を受けた主要派閥への配慮も際立った。最大派閥の細田派と旧竹下派からは各4人、第2派閥の麻生派と、岸田派からは各3人を入閣させた。総裁選で打ち出した党役員の任期制限を巡り、亀裂が入った二階派からも2人登用し、融和を演出した。

 ただ派閥均衡に努めた結果、地味な顔触れも否定できない。新型コロナの担当閣僚を全員交代したことへの懸念の声も出ているが、首相周辺は「実務能力が高い人を選んだ。総裁選を通じて支持率回復につながり、人気取りのような人事をせずに済んだ。長期を見越した布陣だ」と強調する。

 公明党からは、斉藤鉄夫副代表を国土交通相に起用。河井克行元法相夫妻による選挙買収事件に揺れた衆院広島3区で、斉藤氏が与党統一候補となることから、目配りを忘れなかった。

 一方、自民内では甘利明幹事長の台頭を懸念する声が強まっている。小林氏の起用が最たる例だ。経済安保がテーマの党組織で甘利氏の下、事務局長を務めた小林氏は、党内でも政策通として頭角を現していた。「あれは甘利氏の一本釣り。人事も、いろいろ仕切っているようなものだ」。岸田派幹部は声を潜める。

 副総裁に就く見通しの麻生太郎氏、安倍晋三氏の両首相経験者とともに「3A」と称され、党内に影響力を誇ってきた甘利氏。首相が得意とする「聞く力」がもろ刃の剣となって3Aの意向を優先してしまえば首相が思い描く政権のかじ取りができるかは不透明だ。

 この日の会見で、「分配なくして成長なし」として、「新しい資本主義の実現」をあらためて強調してみせた首相。周辺は「アベノミクスの要だった甘利さんは、分配より成長重視派。麻生さんの力を背景に甘利さんの力が強くなりすぎると、政策の主導権を握られてしまう」と警戒する。

 (久知邦、大坪拓也)

7483チバQ:2021/10/05(火) 15:14:06
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021100401075&g=pol
首相秘書官に嶋田氏ら8人 安保補佐官は木原副長官兼務
2021年10月04日21時06分

 政府は4日、岸田文雄首相の秘書官計8人の人事を決めた。筆頭は嶋田隆・元経済産業事務次官が務める。岸田事務所の山本高義氏を起用し、防衛省出身の中嶋浩一郎氏を留任させる。財務省からは2人を登用し、厚生労働省からは見送った。


 木原誠二官房副長官は国家安全保障担当の首相補佐官を兼務する。その他の首相秘書官は以下の通り。(敬称略)
 宇波弘貴(財務)、荒井勝喜(経産)、中込正志(外務)、中山光輝(財務)、逢阪貴士(警察)。

7484チバQ:2021/10/05(火) 15:15:10
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021100500002&g=pol
内閣広報官に四方氏
2021年10月05日00時01分


政府は4日の閣議で、小野日子内閣広報官の後任に外務省の四方敬之経済局長を充てる人事を決めた。小野氏は同日付で同省経済局長に就いた。


https://www.jiji.com/jc/article?k=2021100500015&g=pol
内閣人事局長に栗生氏
2021年10月05日00時18分


 政府は4日、内閣人事局長に事務担当の栗生俊一官房副長官を充てると発表した。また、同日付で内閣官房参与の人事を決定。飯島勲、今井尚哉、岡部信彦、熊谷亮丸、宮家邦彦、村井純、岡村健司、山崎重孝の8氏をそれぞれ再任した。

7485チバQ:2021/10/05(火) 15:18:53
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021100400654&g=pol
「気さくな人柄」裕子夫人 地元にファン多く―ファーストレディーはこんな人
2021年10月05日07時06分

 岸田文雄新首相のファーストレディーとなった裕子夫人(57)をよく知る周囲は「気さくな人柄で、岸田さんとは似た者夫婦」と評する。


 裕子さんは岸田氏と同じ広島県出身。1988年に秘書時代の岸田氏と結婚した。初デートは当時はやりのディスコだったという。
 岸田氏が衆院議員となってからは広島を拠点に活動を支えた。誰とでも仲良くなる性格から「地元ではファンが多い」(後援者)。英語が得意で、岸田氏が外相を務めていた2016年の先進7カ国(G7)外相会合では各国の外相夫人をもてなした。母として、3人の息子も育てた。
 岸田氏が自民党総裁選に勝利した9月29日の夜は岸田氏の好物のお好み焼きを作って帰りを待った。岸田氏はツイッターにお好み焼きの写真を添えてこうつづった。「いつも最高においしいけど、きょうは一生忘れられないおいしさでした。ありがとう」。

7486チバQ:2021/10/05(火) 15:37:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/42c326f51f475e4d542f5780cd6b43ec08b78046
岸田首相、真相は「一目惚れ」 見合い結婚の妻裕子さん「夫人外交」経験
10/4(月) 13:49配信

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中国新聞デジタル
G7外相会合の参加国の外相夫人と宮島を訪問した裕子さん(手前右端)。地元の観光親善大使らの見送りを受けた(2016年4月11日)

 新たなファーストレディーになった岸田文雄首相の妻裕子さん(57)は英語が堪能で、マツダの重役秘書を務めた経歴を持つ。外相時代は外遊に同行し、2016年4月には地元広島市であった先進7カ国(G7)外相会合で「夫人外交」の経験もある。関係者は「役割をしっかりと果たせるはず」と太鼓判を押す。

【年表】岸田文雄氏の歩み

 裕子さんは三次市出身。十日市小で同級生だった三次商工会議所会頭の佐藤明寛さん(56)は「おとなし目。勉強はよくできた」と振り返る。6年生のとき、児童会会長になり、裕子さんも児童会役員に。「よく気が付き、側面でしっかりと支えるタイプ」と話す。

 広島女学院中・高(広島市中区)に進み、寮生活を6年間送った。同級生によると「水泳部に入り、練習に打ち込んでいた」。東京女子大を卒業後、マツダに入社した。

 1988年、岸田氏とお見合いし結婚。長年の支持者によると、衆院議員だった父文武氏の秘書として企業回りをしていた岸田氏が裕子さんに「一目惚れ」したのが真相で、儀礼的に見合いの場が設けられたのだという。岸田氏の秘書で長男翔太郎さん(30)ら3人の息子を広島で育てた。

 政界で存在感を高めるにつれ地元になかなか戻れなくなった岸田氏に代わり活動。女性後援会「イーグル・レディース」の前京子さん(74)=中区=は「選挙では、彼女が一人でいろいろな所を回っていた。演説も上手になった」と話す。

 広島でのG7外相会合では岸田氏が議長を務め、裕子さんは英国、フランス、イタリア、カナダの外相夫人を厳島神社(廿日市市)などに案内。平和記念公園(中区)の原爆慰霊碑へ一緒に花を手向け、原爆資料館も見学した。

 食事の面でも夫を気遣う。岸田氏が自民党総裁に選ばれた9月29日の夜は、好物のお好み焼きを作って祝ったという。

中国新聞社



https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=797406&comment_sub_id=0&category_id=256
岸田文雄氏こんな人 愛称は「キッシー」 指折りの酒豪、ダンベルで日々鍛錬
2021/10/3 17:23

 自民党の岸田文雄氏が地元広島に向けて胸を張る政治実績がある。2016年、現職米大統領では初となるオバマ氏の被爆地訪問に尽力したことだ。第2次安倍政権の外相として米中枢と粘り強く交渉。当時の駐日大使だったキャロライン・ケネディ氏と馬が合ったのも大きかった。

【プロフィル】岸田文雄氏

 政界でも指折りの酒豪とされる。語り草なのはロシアのラブロフ外相との会談だ。喉が焼けそうなほど強いウオッカをワーキングディナーで出されても、平気な顔で酒杯を重ねた。「向こうが途中で白ワインを頼んだので、俺の勝ちということだな」と振り返る。

7487チバQ:2021/10/05(火) 22:25:34
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASPB56FY7PB5UTFK015.html
菅氏を「他山の石」に? 初会見、手元のメモ見なかった岸田首相
2021/10/05 20:30朝日新聞

菅氏を「他山の石」に? 初会見、手元のメモ見なかった岸田首相

会見を終え、会見場を後にする岸田文雄首相=2021年10月4日午後10時1分、首相官邸、上田幸一撮影

(朝日新聞)

 岸田文雄首相が4日夜、首相官邸での記者会見に初めて臨んだ。「聞く力」と「丁寧な説明」を掲げる首相は、手元のメモを見ずに質問に答える場面が多かったが、具体性を欠く言葉も目立った。前政権は「国民との対話」が課題となっただけに、今後もその姿勢が問われる。

 「信頼と共感が得られる政治が必要だ。そのため国民との丁寧な対話を大切にしていく」。首相は会見の冒頭発言でこう語った。

 午後9時に始まった会見時間は約1時間。冒頭あいさつでは菅義偉前首相同様、プロンプター(原稿映写機)を使用したが、記者との質疑ではほとんど手元のメモを見ずにやりとりをこなした。

 会見終盤では、司会の内閣広報官から日程を理由に「あと2問」とのアナウンスが入ったが、記者側の求めに応じて1問追加して回答。その後も挙手は続いたが、会見は終了した。朝日新聞の記者は、挙手を続けたが指名されなかった。官邸報道室によると、午後9時35分から閣僚らへの「辞令交付」の予定があり、会見が延長したことで30分程度後ろ倒しになったという。この日、再質問に及んだ記者はいなかった。

 菅氏の場合は、メモを棒読みしたり、質問に正面から答えなかったりする質疑が目立った。司会の内閣広報官が再質問を遮ったり、会見を打ち切ったりもした。指名する社などにも偏りがあった。説明責任に後ろ向きとの批判を浴び続けた。

 岸田氏は総裁選の期間中、菅氏の対応を「丁寧に説明する。この部分に課題があった」と指摘。4日に閣議決定した政権の「基本方針」では、「第一に、国民の声を丁寧に聞き、政策に反映させていく」と記した。菅氏を「他山の石」として意識している様子がうかがえる。

7488名無しさん:2021/10/05(火) 23:49:56
https://www.asahi.com/articles/ASPB46R99PB4UGTB001.html?ref=goonews
優先順位低くなった?復興相の「兼務」は10人目で初、被災地は複雑
会員記事

笠井哲也、福地慶太郎、飯島啓史、関根慎一、古庄暢、上田真仁、佐々木達也2021年10月5日 9時22分

 岸田内閣が4日発足し、復興相には初入閣で、沖縄・北方担当相を兼ねる西銘(にしめ)恒三郎氏が就いた。復興庁によると、復興相が他省庁の担当を兼任するのは10人目にして初めて。東日本大震災と原発事故から10年が過ぎ、風化が懸念される中、福島県内では新しい復興相への不安と期待が交錯した。


 西銘氏は衆院沖縄4区選出の5期目で、総務副大臣や経済産業副大臣を歴任する。復興庁は震災後、民主党政権のもとで発足し、復興相はほぼ1年ごとに入れ替わり、初入閣も西銘氏を含めて9人目だ。

 復興相が兼務となることに、浪江町の住民らが国と東京電力を訴えている原発ADR集団訴訟で原告団長を務める鈴木正一さん(71)は「福島の復興が軽視されている」と憤った。「家もふるさとも失い、10年経っても暮らしが戻らない人がいる。国や東電の賠償も終わっていない。原発政策を推進した国には、そうした実態を意識してほしい」と訴えた。

 須賀川市の会社員吉田健吾さん(55)は「復興というテーマが軽くなった印象だ」とし、「震災から10年が経ち、政府の優先順位が低くなってきたのでは。今後も必要な復興予算がつくのか」と心配した。南相馬市の佐々木公夫さん(70)は、沖縄選出の西銘氏が沖縄・北方担当相としての仕事に力を入れ、復興相としての仕事がおろそかにならないかと危惧する。「まずはこっちに来て住民の声を聞いてほしい」と求めた。

 双葉町から避難し、いわき市…


https://www.asahi.com/articles/ASPB45G42PB4UTFK00W.html?iref=pc_extlink
バランス重視の岸田内閣 「私でいいの?」と漏らす閣僚も 迫る審判
有料会員記事2021衆院選岸田政権発足へ自民

与党担当キャップ・池尻和生2021年10月4日 17時30分

 菅内閣の後継となる岸田内閣が発足する。次期衆院選を控え、岸田文雄首相が選んだのは、総裁選で自らを支援した自民党の主要派閥に配慮する一方、自らの独自色をにじませるバランス重視の布陣だった。

 初入閣は13人で、昨秋に発足した菅内閣の5人よりも多く配置。そのうち当選3回の若手が3人で、牧島かれん衆院議員ら2人が40代だった。当選回数9〜3回までの議員をまんべんなく登用し、安全保障の要である外相と防衛相は留任。岸田氏は総裁選で「老壮青のバランス、中堅・若手の登用が必要だ」と訴えており、「刷新」と「安定」を狙った意図は明らかだ。

 総裁選で支援を求めてきた安倍晋三・元首相や麻生太郎・前財務相の影を薄めようと腐心した跡もうかがえる。財務相に約8年9カ月にわたって在任した麻生氏を党の副総裁に交代。官房長官では、安倍氏に近い細田派の萩生田光一・前文科相ではなく、同派の松野博一元文科相を選んだ。

 また、岸田氏が目玉政策に据える「新しい資本主義の構築」を担う経済再生相に山際大志郎・元経産副大臣を初入閣させ、新設ポストの経済安保相には46歳の小林鷹之・元防衛政務官を抜擢(ばってき)。岸田流の人事を強くにじませた。

主要3派閥から均等に 配慮のあまり…
 ただ、今後の政権運営には自…

7489チバQ:2021/10/06(水) 08:56:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d9232b2039b7a82f6b5e63972cf106899cab429
新内閣は派閥バランス重視 最高齢77歳、最年少44歳
10/5(火) 19:47配信

産経新聞
岸田文雄内閣の閣僚20人の顔ぶれは、ベテラン・中堅・若手の「老壮青」や自民党の派閥勢力のバランスを重視したことがうかがえる。一方で若手の抜擢(ばってき)を含め初入閣は13人に上り「岸田カラー」を演出した。

堀内詔子(のりこ)ワクチン担当相、小林鷹之経済安全保障担当相、牧島かれんデジタル相は衆院当選3回。最年少は44歳の牧島氏で、小林氏含め40代は2人となった。小林氏は二階派(志帥会)所属だが、甘利明幹事長に近い。牧島氏は麻生派(志公会)に所属し、総裁選で河野太郎広報本部長を支えた。首相が「挙党一致」の意図を持ち一本釣りしたとみられる。

女性は前内閣から1増の3人で、総裁選で敗れた野田聖子少子化担当相も入閣した。最高齢は77歳の金子原二郎農林水産相で、二之湯智国家公安委員長も同い年。初入閣組では金子恭之総務相、古川禎久法相、後藤茂之厚生労働相、山口壮環境相、山際大志郎経済再生担当相ら衆院当選5回以上の「待機組」も目立った。

安倍晋三元首相の出身派閥・細田派(清和政策研究会)からは、平成24年総裁選で安倍氏ではなく町村信孝元官房長官を支持した松野博一官房長官を起用した。一方で安倍氏最側近の萩生田光一経済産業相は横滑りさせ、安倍氏の実弟の岸信夫防衛相を再任して計4人が入閣し、安倍氏への配慮がにじんだ。

麻生派会長の麻生太郎前副総理兼財務相の信頼が厚く、義弟でもある鈴木俊一財務相の登用は、同職を長く務めた麻生氏を外す「交換条件」(首相周辺)の意味合いもある。総裁選で首相勝利の流れを作った旧竹下派(平成研究会)は会長代行の茂木敏充外相に加え同派が推した3人を含め計4人が入閣し、同派幹部は「満額回答だ」と述べた。

7490とはずがたり:2021/10/06(水) 09:56:31

石破・れいわ・国民民主党辺りはオワコンだな。。

「小石河連合」不発で苦境の石破氏、退会者相次ぐ派閥内で「役割終わった」の声も
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20211003-OYT1T50136/
2021/10/04 06:43

 自民党の石破茂・元幹事長が苦境に陥っている。総裁選では出馬を断念し、河野行政・規制改革相の支援に回ったが、敗北を喫した。石破派からは退会者も相次ぎ、再浮上に向けた展望は開けていない。

 「党員票で過半数を大きく上回る支持をいただき、議員票に反映させる計画は十分な効果を上げなかった。残念な思いだ」

総裁選や次期衆院選について語る石破氏
 石破氏は1日、地元・鳥取市で記者会見に臨み、総裁選を総括した。


 河野陣営は、河野氏と石破氏に、小泉環境相を加えた「小石河連合」を前面に出し、党員票で圧倒する戦略を描いた。だが、1回目の党員票(382票)のうち、河野氏の得票は約44%の169票で、最低目標とした5割に届かなかった。

 1回目の国会議員票は86票で3位。安倍前首相ら多くの重鎮と折り合いが悪い石破氏の合流によって「議員票離れが加速した」との見方が広がった。

 石破派では、総裁選の前後に山本有二・元農相や、事務総長経験者の古川禎久衆院議員が退会届を提出。所属議員は15人に減った。

 石破氏は1日の記者会見で派閥の解散や他派閥への合流を否定。今後、総裁選に挑む可能性について「未来 永劫えいごう やりません、と言うほど無責任ではない」と述べ、排除しなかった。ただ、石破氏は過去4回挑み、いずれも敗れただけに、派内では「石破氏を首相にするという石破派の役割は終わった」との声さえ出ている。

7491チバQ:2021/10/06(水) 10:15:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/9199c61e96fd38219b12bd83d2ce9af2fa8288a4
“麻生副総裁”起用の真の狙いは? 甘利氏「首相と麻生氏の関係だと…」
10/6(水) 10:01配信
西日本新聞
麻生太郎財務相

 約8年9カ月にわたり、安倍晋三、菅義偉両政権で副総理兼財務相を務めた麻生太郎氏が8日、自民党副総裁に就任する。麻生派所属の甘利明幹事長は5日の記者会見で、起用に込めた岸田文雄首相の狙いを代弁。麻生氏の登板で、「政高党低」と言われてきた官邸と党との力関係に変化が生じるとの見方も出ている。

「つまらないプリンス」が会見で見せた「らしくない」顔

 5日、党本部に姿を見せた麻生氏は、甘利氏らと面会。今後の党務や人事などについても意見を交わしたとみられる。これに先立つ会見で甘利氏は「党で不協和音がある場合、大所高所から説得して抑えてもらいたい場面が出てくる。そういう時にお出ましいただいて、頼りない幹事長を助けてほしい」。人事の意図するところをこう説明した。

 当初は、巨大IT企業など多国籍企業の税逃れを防ぐ「デジタル課税」の導入に意欲を見せ、「続投を前提にしていた」(周辺)という麻生氏。だが、党役員の任期制限を掲げた首相に対し、「閣僚は制限しなくていいのか。新しくスタートを切った方がいい」と自ら切り出し、戦後最長の3205日に及んだ在任期間に終止符を打ったという。

 党内では副総裁を「上がりポスト」と見る向きもあり、「体よく閣外に出てもらうために首相が用意した椅子だ」(党関係者)との声も交じる。実際、甘利氏は3日のフジテレビの番組で「首相と麻生氏の関係だと、指示するというより、指導を仰ぐということに精神的にはなってしまう」と発言し、暗に“麻生外し”をにおわせてもいた。

 それでも首相経験者、党内第2派閥の領袖(りょうしゅう)として、盟友の安倍氏と共にキングメーカーをうかがう麻生氏が、党内でにらみを利かせる意味は小さくない。安倍、菅両政権の代名詞となっていた「官邸1強」にも風穴があくのかどうか。

 「薬が効きすぎて、首相が主導権を奪われないといいが…」(岸田派ベテラン)。永田町も霞が関も、その挙動に目を凝らしている。

 (河合仁志)

7492とはずがたり:2021/10/06(水) 10:16:00

若手をだまくらかして総務会長に納まった漢がなんかいうとるでw

総裁選ドキュメント 党風一新の会・福田達夫氏「派閥の力ではなかった」
9/29(水) 17:28配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f97bd94fc580af80ff5901814236df1f947cd21
産経新聞
【自民党総裁選2021】岸田文雄前政調会長と河野太郎ワクチン担当相の決選投票となった自民党総裁選=29日午後、東京都港区(三尾郁恵撮影)

自民党の党改革を掲げる衆院当選3回以下の若手議員のグループ「党風一新の会」の代表世話人を務める福田達夫衆院議員(細田派)は29日、同日投開票された党総裁選について記者団に「われわれが求めた開かれた総裁選は、ほぼ完全な形でできた」と語った。

同会は、派閥が所属議員の投票行動を締め付けることを否定してきたが、福田氏は岸田文雄新総裁が当選した結果について「派閥の力ではなかったと理解している。個々の議員がそれぞれ支援する候補者のために働いた」と述べた。自身は1回目の投票と決選投票ともに岸田氏に投票したことも明らかにした。「一番初めに名乗りを上げ、改革を挙げた。支えがいがある」と理由を説明した。

7493とはずがたり:2021/10/06(水) 10:45:05

変節し過ぎで国民にも議員にも信用されてない現実だったという

河野氏のキャッチコピーは「自民を変える」
2021/9/10 12:21 (JST)9/10 12:39 (JST)updated
c一般社団法人共同通信社
https://nordot.app/808900621436862464?c=39550187727945729

 河野行革相は10日夕の総裁選出馬表明会見で「日本を前に進める」「自民党を変え、政治を変える。日本の危機に全力で」とのキャッチコピーを掲げる。関係者が明らかにした。

7494とはずがたり:2021/10/06(水) 12:33:13
まぁ別に適法だからいいんだけど,河野が綺麗事云えるのも結局これってこった。

河野太郎ワクチン相 “ファミリー企業”から6700万円の献金を受けていた
「週刊文春」編集部2021/09/21
source : 週刊文春 2021年9月30日号
https://bunshun.jp/articles/-/48752

 自民党総裁選に立候補した河野太郎ワクチン担当相(58)。河野氏の政治団体が、父・河野洋平元自民党総裁が大株主で、弟・河野二郎氏が社長を務める企業など“ファミリー企業”から、少なくとも6700万円の献金を受け取っていることが、「週刊文春」の取材でわかった。

2012年12月4日付で、100万円を献金
 当該の企業は、河野氏の選挙区・神奈川県平塚市に本社を置く「日本端子」。祖父・河野一郎氏が創業し、主に車載用端子などの設計・製造を手掛けている。2020年度の売上高は約170億円で、中国に傘下の子会社を持つ。

「河野氏も富士ゼロックス退社後の1993年から約9年間、同社の取締役を務めていました。現在は洋平氏が約30%の株を保有する大株主で、河野氏と二郎氏もそれぞれ2%の株を保有している。いわば、河野家の“ファミリー企業”です」(事務所関係者)

 河野氏が代表を務める「自民党神奈川県第15選挙区支部」の政治資金収支報告書によれば、日本端子は2012年12月4日付で、100万円を献金。この日は、自民党が政権復帰を果たした衆院選の公示日だった。同社は2014年にも計250万円、他の年にも数百万円の単位で献金している。

「また、日本端子は、河野氏の資金管理団体だった「新政フォーラム」にも毎年のように、100万円を超える献金を重ねてきた。」


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