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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

6857チバQ:2021/08/03(火) 13:58:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/6137aa4f385885ba7caeddb28c015d153a317561
異例の幹事長5年、二階氏の「にらみ」健在…自派閥優遇に不満の声「世間から古い体質と見られる」
8/3(火) 12:55配信

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読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 自民党の二階幹事長が3日、就任から5年を迎える。党内ににらみをきかせて政権運営を支える一方、「二階派を優先しすぎだ」などと不満もくすぶっており、次の党役員人事での処遇に注目が集まっている。

 二階氏は2日、党本部で都議会自民党の幹事長に就任した小宮安里都議らのあいさつを受けたほか、経済産業省から政策の説明を聞いた。先の都議選では候補者の応援に回り、土石流災害があった静岡県熱海市への視察を計画するなど、82歳の二階氏は精力的に活動している。

 二階氏は2016年8月、自転車事故で入院した谷垣禎一前幹事長に代わり、幹事長に就任した。幹事長は1〜2年で交代するのが通例だが、20年9月には師と仰ぐ田中角栄・元首相を抜いて在職日数は歴代最長となった。

 力の源泉は、与野党に広がる人脈に加え、政局の先を見据えた判断力だ。安倍首相時代には党総裁任期延長の検討を打ち出し、安倍氏の総裁連続3選に道を開いた。安倍氏が辞任表明すると、いち早く当時の菅官房長官を支持し、菅首相誕生の流れを作った。

 通常国会では、内閣不信任決議案が提出されれば「(首相は衆院を)直ちに解散する」と繰り返し、野党をけん制した。公明党の山口代表は「経験豊富で党の実権を持っている。二階氏抜きに政治は考えられない」と評する。

 一方、党内では二階氏が幹事長ポストに座り続けることに批判的な見方もある。人事や選挙区調整などを巡り、「二階派に有利な判断や裁定が多すぎる」(他派閥の閣僚経験者)との声は少なくない。

 二階氏は3月、菅首相の続投支持を早々に表明した。首相は衆院選を制して総裁選を無風で乗り切る戦略を描いており、二階氏周辺は「首相を支えて衆院選に勝利した幹事長を代える理由はない」と続投をもくろむ。ただ、党内には「二階氏が居座れば、世間から古い体質の党と見られる」との声も出始めている。

6858チバQ:2021/08/03(火) 13:59:02
ついにボケたか!?


https://news.yahoo.co.jp/articles/667593393400dc3f053df488426fd82d4beed55b
二階幹事長「菅首相は『続投してほしい』の声が国民の間にも強い」


8/3(火) 12:54配信

FNNプライムオンライン

自民党の二階幹事長は3日、記者会見で菅首相の任期満了に伴う総裁選について「今すぐ菅首相を代える意義は私は見つからない」と述べ、続投支持を明言した。一方、二階氏は3日、2016年の幹事長就任から5年を迎え、幹事長在職日数は歴代最長を記録、異例の長さとなっている。


二階氏は会見で自民党総裁選について問われ「審判をしなければいけない立場だから、できるだけ党内を公平に見守っていきたいと思っているが、菅首相がしっかり頑張っていて、今すぐ菅首相を代える意義は私は見つからない。むしろ『続投してほしい』という声の方が国民の間にも党内にも強いのではないかと判断している」と述べて、菅首相の続投支持を表明した。

さらに二階氏は「総裁選は総裁たる人が手を上げる、そういう人が複数あった場合に選挙になる。今のところ複数の候補になる見通しはない」と述べ、菅首相の無投票再選の可能性にも言及した。総裁選への出馬を模索する議員を牽制する狙いもありそうだ。

一方で二階氏は幹事長就任から3日で5年となったことについて「毎日、毎日が全力投球ということでその積み重ねで、皆さんの協力のおかげでたどり着くことができた」と語った。
しかし、歴代最長の5年という異例の長さで幹事長ポストに留まり続けていることに、党内で不満の声も少なくない。次の自民党役員人事で二階氏を幹事長に留任させるのか、処遇に注目が集まっている。

政治部
https://news.yahoo.co.jp/articles/667593393400dc3f053df488426fd82d4beed55b

6859チバQ:2021/08/03(火) 18:53:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/f8b008652f9877820a6f73cbf3972a2062ec5d1b
自民総裁選、26日に日程決定 党員・党友投票を実施へ
8/3(火) 18:17配信
毎日新聞
自民党本部=東京都千代田区で2019年5月16日、曽根田和久撮影

 自民党の総裁選挙管理委員会は3日、菅義偉首相の任期満了(9月30日)に伴う総裁選に関する初会合を開き、26日の次回会合で総裁選日程を決定することを確認した。委員長には野田毅元自治相を互選した。野田氏は会合終了後、記者団に「規程にのっとる」と述べ、党員・党友投票を実施する方針を明らかにした。

 党の総裁公選規程では、総裁選の日程は任期満了の1カ月前までに総務会の決定を経て公表することになっており、投開票日は規程上9月20〜29日となる。ただし、衆院解散などの場合は日程が凍結される。首相は自身の総裁任期中に衆院を解散する考えを表明しており、新型コロナウイルスの感染状況もにらみながら、全体の日程を調整する。【東久保逸夫】

6860チバQ:2021/08/03(火) 18:55:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/5fabe160f714392c77dc676b64c86b0095153f15
自民二階派パーティー延期 コロナ踏まえ9月に
8/3(火) 16:30配信

9
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産経新聞
自民党・二階俊博幹事長=3日午前、東京・永田町の自民党本部(春名中撮影)

自民党二階派(志帥会)は3日、東京都内のホテルで31日に開催予定だった派閥の政治資金パーティーを9月9日に延期すると決めた。新型コロナウイルスの感染拡大で東京都などに緊急事態宣言が発令されたことを踏まえた。

6861とはずがたり:2021/08/04(水) 00:25:40
粛々と菅再選のレールを敷く二階さん。今回は党員投票もやるよとのことで菅には不利に思えるけど二階通の間では無投票再選の流れみたい。特に失政のなかった菅総裁を1年も経たない内に引き摺り下ろそうと考える人は我が自民党には一人もいないでしょうと嘯く二階の声が聞こえてきそうだw

二階幹事長「菅首相は『続投してほしい』の声が国民の間にも強い」
2021年8月3日 14時53分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/121529

 自民党の二階俊博幹事長は3日の記者会見で、菅義偉首相の任期満了に伴う自民党の総裁選について「総裁がしっかり頑張っておられる訳でありますから、総裁を変える意義は見つからない。むしろしっかり続投していただきたいという声の方が、国民の間にも党内にも強いんではないかと判断をいたしております」と述べ、続投を支持する考えを明言した。
 さらに二階氏は「基本的には、総裁選挙は総裁たらんとする人が複数あった場合に、選挙になる。今のところ複数の候補になりうるかどうかの見通しはない」と指摘。「ですから、現職が再選される可能性が極めて強い、こういう状況であるということは、誰もが承知の通りであります」と強調した。

6862チバQ:2021/08/04(水) 05:13:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/af321181782629baf07d9b8f3d21c3bfd7843d50
「番頭」失う石破氏 険しさ増す総裁への道
8/3(火) 20:52配信

産経新聞
自民党石破派のパーティーで登壇する石破茂元幹事長(右から5人目)と派閥の議員ら =7月8日午前、東京都千代田区(鴨志田拓海撮影)

自民党の石破茂元幹事長の党総裁・首相への道のりが険しさを増している。石破氏が顧問を務める石破派(水月会、17人)の代表世話人を務め、過去4回の総裁選で石破氏を支えた番頭格の鴨下一郎元環境相が次期衆院選に出馬せず政界引退する意向を固めたためだ。石破派内では次期総裁選での不戦論も漏れる。

「70歳を超えたら、次の選挙は出ないと以前から決めていた」

鴨下氏は2日午後、石破派所属議員に電話し、72歳という年齢を理由に引退する考えを伝えた。派閥中堅は「昨年から鴨下氏の考えは決まっていた」と語る。鴨下氏は昨年10月、派閥会長を辞任した石破氏による後継指名を断った。このとき、「いつまでも石破氏の面倒をみられないから」と冗談めかして周囲に説明したという。

鴨下氏は、過去の総裁選で3回、石破氏の推薦人代表を務めるなど陣営で中核的な役割を担い、厳しい戦いに臨む石破氏の精神的支柱だった。

石破派は石破氏の辞任以降、山本有二元農林水産相や伊藤達也元金融担当相らベテランが派閥を休退会するなど勢いを失っている。鴨下氏が引退の考えを固めたことについて、同派幹部は「明鏡止水の心境(であること)は変わらない。政策勉強会としてやっていくだけだ」と述べるにとどめた。

石破氏は国民的な人気は高いが、党所属国会議員の支持で広がりを欠く。党の厚生労働族の重鎮として一定の影響力を持つ鴨下氏が引退することは、石破氏にとって総裁選出馬に必要な党所属国会議員20人の推薦人集めが一層厳しくなったことを意味する。派閥中堅は「次の総裁選は石破派は『非武装中立』だろう」と述べ、石破氏を擁立せず菅義偉首相の再選に協力する考えもにじませた。

(奥原慎平)

6863チバQ:2021/08/04(水) 05:14:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/8904adce43d1c0c0287a14f2f388039964ead6e3
総裁選キックオフ 支持低迷も「菅降ろし」気配なし
8/3(火) 20:48配信

産経新聞
自民党は3日、菅義偉首相の党総裁任期満了(9月30日)に伴う総裁選の選挙管理委員会の初会合を党本部で開いた。今後、日程や手順の協議が本格化する。衆院選を間近に控える中、新型コロナウイルスの感染拡大もあって内閣支持率は低迷し、党内の危機感は強い。だが、現時点で首相以外に有力な立候補の動きは見当たらず、「菅降ろし」の気配も乏しい状況となっている。

選管会合で二階俊博幹事長は「公平、公正だ。皆さんの協力をお願いしたい」と強調した。選管は野田毅元自治相を委員長に選出。昨年9月の前回とは異なり、党員・党友投票を含む「フルスペック」での実施も確認した。総裁公選規程では投開票日は9月20〜29日の間となり、今月中に決定する。

首相は7月、読売テレビ番組で再選出馬について「時期がくれば当然のことだろう」と語った。現職首相がいち早く手を挙げるのは異例だ。二階氏も3日の記者会見で「しっかり頑張っているので、今すぐ代える意義は見つからない」と述べた。「今のところ複数の候補になる見通しはない」とも語り、無投票の可能性に言及した。

首相や二階氏には、他の立候補を牽制(けんせい)する狙いもあるとみられる。政権幹部は、衆院解散で総裁選日程が「凍結」されるか、首相の無投票再選が決まった後に衆院選に突入するという青写真を描く。

実際、「ポスト菅」とされる面々は慎重だ。前回総裁選で首相に挑んだ岸田文雄前政調会長は「(総裁選の動きを)注視していきたい」と述べるにとどめている。

内閣支持率回復の兆しがないにもかかわらず「菅降ろし」が顕在化しないのは、安倍晋三前首相や二階氏ら党内有力者、主要派閥がそろって首相の続投を支持しているからだ。平成21年の麻生太郎政権末期に麻生氏の退陣を要求する「麻生降ろし」が起き、結果的に民主党に政権を明け渡した苦い記憶もある。中堅議員は「右往左往すればむしろ支持を失う。菅首相で戦うしかない」と話す。

一方、中堅・若手からは複数候補による総裁選の実施を求める声も上がった。鈴木馨祐元外務副大臣は3日、ツイッターに「コロナ対策を含めた議論を徹底して戦わせることこそが国民の皆さんの信頼に応える自民党の姿だ」と投稿し、無投票に異論を唱えた。

(永原慎吾)

6864チバQ:2021/08/04(水) 10:06:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c75a8dfca4cbfe9b1332d17e1e885dd6d980c12
二階氏、自民幹事長在職5年に 他派閥と摩擦、続投が焦点
8/4(水) 7:07配信
時事通信
記者会見する自民党の二階俊博幹事長(中央)=3日午前、東京・永田町の同党本部

 自民党の二階俊博幹事長が3日、在職5年を迎えた。

 菅義偉首相の信頼が厚く、政権の後ろ盾として、歴代最長の在任記録を更新中だ。ただ、自ら率いる二階派優遇とも指摘される党運営には他派の批判も根強い。秋の衆院選後に想定される党役員人事で続投するかが焦点となっている。

 二階氏は2016年8月、谷垣禎一氏の後任として安倍晋三首相(当時)に起用された。安倍氏辞任による20年9月の党総裁選では、菅氏を真っ先に支持し、政権誕生の立役者となった。82歳と高齢だが党運営や国会運営を取り仕切る鋭い政局勘は健在で、「党内で最も政治的技術を持つ」(安倍氏)と評される。

 二階氏は3日の記者会見で「党員・党友の協力のおかげできょうまでたどり着けた。しっかり謙虚に取り組んでいきたい」と語った。

 一方、他派閥からは「長過ぎる弊害」を指摘する声も上がる。党人事で要職への二階派メンバー起用が目立つほか、衆院選の候補者調整では、群馬1区など内部の公認争いを抱える選挙区の多くに二階派が絡み、摩擦が生じている。

 二階派のベテラン議員は「二階氏は政権の安定に不可欠だ」と、衆院選後も幹事長続投を求めていく構えだ。二階氏と距離を置く安倍氏、麻生太郎副総理兼財務相、甘利明税調会長の「3A」は続投阻止へ連携を強めている。

6865とはずがたり:2021/08/04(水) 22:40:35

大人しくして自民党の大敗を待つ作戦に切り換えたらしいがもう石破の旬は過ぎて河野とか野田辺りになりそう。議長にも下野して大安売りの時でも総裁にもして貰えないんちゃうか

石破氏「菅首相で衆院選を」 総裁選出馬は明言避ける
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e7%9f%b3%e7%a0%b4%e6%b0%8f%e3%80%8c%e8%8f%85%e9%a6%96%e7%9b%b8%e3%81%a7%e8%a1%86%e9%99%a2%e9%81%b8%e3%82%92%e3%80%8d-%e7%b7%8f%e8%a3%81%e9%81%b8%e5%87%ba%e9%a6%ac%e3%81%af%e6%98%8e%e8%a8%80%e9%81%bf%e3%81%91%e3%82%8b/ar-AAMUqfQ?ocid=st
共同通信社 2021/08/04 10:01

 自民党の石破茂元幹事長は4日のラジオ日本番組で、次期衆院選について「昨年の総裁選で菅義偉首相を圧倒的に選んだ。首相の下で一生懸命やって、審判を仰ぐのも一つの考え方だ」と述べた。自身の総裁選出馬に関しては「単なる人気とか、そんなもので決めることではない」と明言を避けた。

 自身も立候補した昨年9月の総裁選を巡り「菅首相の実直さや、組織を管理する能力をみんなが評価した」と指摘。衆院選については「仮に国民が(自民党を)選ばなければ、自民党は体制を刷新する。一つの国民に対する敬意の表し方だ」と強調した。

6866チバQ:2021/08/05(木) 13:55:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/65a70c1cf0b84364538abdc166772dc2426e7d3f
安倍前首相落胆…!不起訴不当で「安倍派」の立ち上げ消滅の危機
8/4(水) 13:02配信

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FRIDAY
安倍前首相の再々登板はありうるのか…

安倍晋三前首相(66歳)が我が世の春を謳歌した「桜を見る会」。その前日に支援者を招いて開催していた夕食会の費用を政治資金収支報告書に記載していなかった事件で、東京地検特捜部は安倍氏を嫌疑不十分で不起訴としていた。

【画像】安倍首相の政治資金収支報告書にコンパニオン代が……

だが、東京第一検察審査会(検審)は7月30日付けで、その一部について「不起訴不当」という判断を下した。今後、地検が再度捜査することになる。

「検審はかなり踏み込んだ判断をしました。安倍前首相について、『総理大臣までやった人が秘書の行いであって、自分自身は知らなかったと弁明するのでは国民が納得しない』『“政治活動は清廉潔白に、疑われる点があるなら説明責任を果たすべき』とまで指摘しています」(全国紙司法担当記者)

再捜査の対象は、安倍氏側が補てんした夕食会の費用が選挙区内での寄付にあたるのではないかという公職選挙法違反と、安倍氏が代表を務める資金管理団体の会計責任者の選任監督を怠ったのではないかという政治資金規正法違反の2つの容疑についてである。

「検審は『一部の参加者の供述だけで参加者全体について寄付を受けた認識がないと判断したのは不十分。安倍氏や秘書らの供述だけでなくメールなどの客観資料も入手したうえで犯意を認定すべきで、不起訴の判断には納得がいかない』と、東京地検特捜部の捜査も批判しています。たしかに、安倍前首相や秘書の供述だけで判断したのは、最初から安倍前首相に累が及ばないことがありきで捜査を進めた結果と言われても仕方ありません」(同前)

検審の「不起訴不当」の議決は今後の政局に大きな影響を与えることになりそうだ。あるベテラン永田町関係者はこう明かす。

「これまで安倍さんは表立った活動を控えていましたが、最近は徐々に再開しつつありました。議連活動で注目され、都議選の応援に駆けつければ聴衆が集まり、本人も手ごたえをつかんでいたようです。また、来る今秋の総選挙では自民党内で公認争いをしている選挙区が複数あり、出身派閥である細田派所属議員の後押しをすべく、彼らの地元入りを繰り返していました」(同前)

いずれもそれらは、自身が細田派に復帰して安倍派を形成する地ならしと永田町では見られてきた。

「細田派は事実上、安倍前首相がオーナーのようなものですが、去年9月に政権を投げ出すように退陣したと指摘する声も多いことから、派閥にいきなりボスとして返り咲くのはハレーションが起きかねないということで自重していました。それでも、早ければ『総選挙前に細田派を安倍派に』と狙っていた。

しかし、その最大のネックとなっていたのが、まさに検審の判断です。安倍さんは相当気にしていてヤキモキする日々を送り、祈るような気持ちで決定を待っていたと聞いています。今回、再捜査という判断が下ったことに加え、国民への説明責任にも言及されてしまった以上、早期の安倍派の立ち上げはかなり難しくなりました」(同前)

再捜査の結果が出るのは総選挙後とされ、そこで不起訴が維持されれば、検審による二度目の審査は行われないことになっている。

「普通に考えれば、特捜部が安倍前首相を起訴する可能性はゼロに近く、このまま捜査終結となるでしょう。ただし、特捜部としても捜査を尽くしたとは言い難い状況にはあります。世論の声が高まっていることを気にして、これまでとは違う動きをすることはありえますよ」(前出・司法担当記者)

「安倍派」は誕生するのか、それとも幻に終わるのか……永田町は特捜部の動きを固唾を呑んで見守っている。

FRIDAYデジタル

6867チバQ:2021/08/06(金) 07:50:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/3dd59dfbe5e719e64419df6d0a50be913c9de8c6
自民・高市氏が「総裁選出馬」 月刊誌で意向表明
8/5(木) 21:48配信
共同通信
高市早苗前総務相

 自民党の高市早苗前総務相が近く発売の月刊誌「文芸春秋」で、菅義偉首相の総裁任期満了(9月30日)に伴う総裁選に出馬する意向を明らかにしていることが5日、分かった。菅内閣を支持するとしつつも、複数候補による政策論争の機会を望むと強調。総裁選の後に衆院解散・総選挙に臨むべきだとしている。

 同誌で高市氏は、首相は昨年9月の就任当初に比べ、力強い発信ができていないと指摘。「党員や国民の十分な信任を受ける機会がなかったからだ」と分析した。

 総裁選に当たっては、国会議員と都道府県連の投票による簡略型だった昨年とは異なり、党員投票を実施することが重要だと主張した。

6868とはずがたり:2021/08/08(日) 12:20:44

自民党,こういうの巧いからなあ。。森で死んだと思わせておいてからの小泉とか。嫌な感じの高市が女性初の総理ってストーリーで勝ってしまうと可成り強そう

自民・高市氏、総裁選出馬に意欲 月刊誌で「決断」
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021080501311&g=pol
2021年08月05日21時12分

 自民党の高市早苗前総務相(60)=衆院奈良2区=が、菅義偉首相(党総裁)の任期満了に伴い9月に予定される党総裁選出馬に意欲を示していることが5日分かった。10日発売の月刊誌「文芸春秋」で表明するという。
河野氏が新著、首相に意欲 「日本を前に進める」

 関係者によると高市氏は同誌で、首相の政権運営を「アベノミクスの2本目の矢である機動的な財政出動は適切に実行されなかった」と批判。「社会不安が大きく課題が多い今だからこそ、総裁選に出馬することを決断した」と訴えている。
 立候補には党所属国会議員20人の推薦が必要となる。高市氏は無派閥で、かつて最大派閥の町村派(現細田派)に所属した。同派出身の安倍晋三前首相に近く、両氏は3日に衆院議員会館で会談している。

高市早苗前総務相が自民総裁選出馬意向
2021/8/5 21:07 (JST)8/5 21:25 (JST)updated
c一般社団法人共同通信社
https://nordot.app/795987093031895040?c=39550187727945729

 自民党の高市早苗前総務相が近く発売の月刊誌「文芸春秋」で、9月末の菅義偉首相の総裁任期満了に伴う総裁選に出馬する意向を明らかにしていることが5日、分かった。

6869名無しさん:2021/08/09(月) 15:19:18
自民総裁選、9月29日軸 衆院解散の余地確保か
2021年08月04日20時01分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021080401195&g=pol
 自民党執行部は、菅義偉首相の9月末の党総裁任期満了に伴う総裁選について、同17日告示、29日投開票とする案を軸に検討に入った。総裁公選規程が定める中で最も遅い日程で、9月5日の東京パラリンピック閉幕から一定の期間を確保し、首相が9月中の衆院解散に踏み切る余地をできるだけ広げる狙いがある。
 党幹部は4日、総裁選は9月29日投開票が有力と指摘。その理由について「首相の選択の幅が広がる」と語った。総裁選挙管理委員会が日程を決める今月26日に向け、党内の駆け引きが激しくなりそうだ。

6870チバQ:2021/08/10(火) 11:26:39
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021080601047&g=pol
菅首相、「唯一の戦争被爆国」読まず 初の原爆忌で失態
2021年08月06日18時17分

 菅義偉首相が広島市の平和記念式典で行ったあいさつの際、事前に用意した原稿の一部を読み飛ばし、野党からは6日、「非礼だ」などと批判する声が上がった。昨年9月に就任した首相にとって初めての原爆忌だったが、その後、謝罪する失態となった。


 首相が読み忘れたのは「わが国は、核兵器の非人道性をどの国よりもよく理解する唯一の戦争被爆国であり、『核兵器のない世界』の実現に向けた努力を着実に積み重ねていく」などのくだり。この後の記者会見の冒頭で、首相は「あいさつの一部を読み飛ばしてしまい、この場を借りておわびする」と陳謝した。
 首相周辺は「(原稿の)紙がのりでくっついていた」と釈明するが、首相は読み飛ばしの結果、前後のつながりが不自然だったにもかかわらず、そのままあいさつを続けていた。
 共産党の志位和夫委員長はツイッターで「まさか読み飛ばしとは。原爆死没者、被爆者に対して礼を失している」と非難。立憲民主党幹部も「論評以前の問題。首相は心ここにあらずなのだろう」と語った。政府関係者は「準備不足だ。政治のメッセージを軽視している」と肩を落とした。
 一方、自民党のベテラン議員は「言い間違いは誰にでもある。魔が差したのだろう」と首相を擁護。首相は昨年の臨時国会などでも用意された原稿の読み間違いが相次ぎ、周囲が休養を勧めたことがあった。同党幹部は「相当疲れている。ずっと休んでいないので、1日ゆっくりしたほうがいい」と語った。


https://www.jiji.com/jc/article?k=2021081000212&g=pol
菅首相、長崎式典遅刻を謝罪 「心からおわび」
2021年08月10日10時30分

 菅義偉首相は10日、長崎市での平和祈念式典に1分遅刻したことについて「結果的に時間管理上の問題で遅刻した。心からおわびしたい」と謝罪した。首相官邸で記者団の質問に答えた。

 政府は10日、首相の遅刻理由を「事務方による時間管理上の不手際」と説明した。式典は9日午前10時45分に始まったが、首相は遅れて同46分に着席した。

6871チバQ:2021/08/10(火) 11:27:11
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021080300237&g=pol
【点描・永田町】支持率下落で狂った再選戦略
2021年08月08日18時30分

東京五輪の競技開始を受け、記者団の質問に答える菅義偉首相=7月21日、首相官邸

 国民の不安と期待が交錯するコロナ禍の中での東京五輪が7月23日に開幕し、世界から集結したアスリートたちが17日間の熱闘を展開している。ただ、各国選手や関係者のコロナ感染が相次いでいることで「安全安心な大会運営」は看板倒れにもみえる。このため、「五輪成功」を大前提とした菅義偉首相の再選戦略にも狂いが生じている。五輪主催都市・東京を中心とするコロナ感染急拡大が止まらず、コロナ収束への切り札とされるワクチン接種の混乱も際立つことで国民の不安と不信も拡大。五輪開催直前の世論調査で内閣支持率が過去最低にまで落ち込み、政府与党内に政権の前途を危ぶむ声が広がったからだ。
菅首相「無投票再選」に暗雲 自民総裁選、複数が出馬模索

 首相は、内外の強い懸念や反発をはねのけて五輪開幕に突き進み、大会主催者の国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と共に「安全安心な大会にする」と呪文のように繰り返してきた。その上で、「始まれば、日本の金メダルラッシュで国民が熱狂する」(周辺)と読み、五輪・パラリンピックの開催成功による内閣支持率回復によって、五輪閉幕後の次期衆院選勝利と自民党総裁再選で、第2次政権を発足させることへの自信もにじませていた。
 しかし、五輪史上例のない「無観客」での開会式に象徴されるように、57年ぶりの東京五輪は「光と影が交錯する、不安だらけの大会」(閣僚経験者)となっている。しかも、五輪開催中の東京の感染拡大は「今年1月からの第3波をはるかに超える危機的状況」(感染症専門家)とされ、重症者や入院患者の増加などで、「五輪期間中の医療逼迫(ひっぱく)」(同)も現実味が増している。
総裁選先行が“菅降ろし”誘発も
 そうした中、政府与党内では、五輪後の政局で最大の焦点となる次期衆院選について、パラリンピック閉幕直後の9月上旬解散―10月上中旬投開票という日程の先送り、自民総裁選の先行実施論が台頭している。五輪開催前に主要メディアが一斉に実施した世論調査で、いずれも菅内閣の支持率が過去最低、不支持率は過去最高となり、自民党の支持率も連動する形で下落したことで、公明党も含めた与党内で、次期衆院選への不安が加速したためだ。
 与党内では、かつて参院のドンと呼ばれた青木幹雄元官房長官が唱えた「青木の法則」に改めて注目が集まる。「内閣と自民党の支持率合計が50を割ると政権危機」というもので、時事通信社の7月の調査では合計が「50.7」と危険水域ぎりぎりの数字となった。7月4日に投開票された東京都議選での想定外の自民伸び悩みも「保守層の自民離れ」(自民選対)によるもので、「コロナ対策で後手を続ける首相への不信感が原因」(元自民事務局長)とみられている。
 首相が昨年9月の就任以来、最善のシナリオと位置付けてきたのは「五輪成功→衆院解散断行→自民勝利で総裁選無投票再選」という展開だった。しかし、首相はここにきて「最優先すべきはコロナ対策」と9月上旬解散への慎重姿勢をにじませ、官邸サイドも「衆院選は遅ければ遅いほどいい」と漏らす。自民党内では「解散先送りなら総裁選先行が筋」(閣僚経験者)との声も相次ぐが、首相サイドは「総裁選を無投票再選にして、解散時期の選択肢を広げる」となお強気だ。ただ、「五輪が成功しなければ無投票再選は困難」(閣僚経験者)との見方も多く、「菅首相では選挙は戦えない雰囲気になれば、総裁選が菅降ろしを誘発する」(長老)ことも想定される。このため、首相にとって今後の約1カ月間は「コロナ、ワクチン、五輪・パラリンピックに神経を苛(さいな)まれる日々」となりそうだ【政治ジャーナリスト・泉 宏/「地方行政」8月2日号より】。

6872チバQ:2021/08/10(火) 11:33:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/027e8630a3782dde2bab0bb9c47a193ad29f80ca
「五輪終わればコロナ一色」 楽観論に懸けた政権 感染爆発に焦り
8/9(月) 9:43配信

西日本新聞
東京五輪の閉会式に出席される秋篠宮さま(中央)。左は菅首相=8日、国立競技場(撮影・中村太一、軸丸雅訓)

 新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言下で幕を開け、8日に幕を下ろした東京五輪。政治的には安倍晋三前首相が政権の求心力に、後継の菅義偉首相も次期衆院選への弾みにと、それぞれ位置付けた大会だった。日本勢のメダルラッシュに国民が沸くのと並行して、コロナ「第5波」の爆発的感染が列島を覆った。楽観シナリオで五輪に突き進んだ菅政権の支持率が回復する兆しは、まだ見えない。


 閉幕に先立ち、首相は国立競技場内で国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長から、五輪運動の発展に寄与したことをたたえる「五輪オーダー」(功労章)で最高の金章を授与された。午後8時からはマスク姿で秋篠宮さまと並んで閉会式に臨み、入場行進する各国の選手や大会関係者を見守り、健闘をねぎらった。

 「安全安心の大会」(首相)の裏で、国内では1日の新規感染者数が1万5千人を超えるなど、かつて経験したことのない感染爆発が続く。6日の記者会見で、首相は「五輪が感染拡大につながっているという考え方はしていない」と強調したものの、感染を下火に向かわせるために政府が呼び掛ける自粛と行動変容が、国民の心に響いていないのは明らかだ。政府の感染症対策分科会の尾身茂会長は「五輪が人々の意識に与えた影響はあるのではないか」と指摘する。

 東京大会前、首相は中止や再延期を進言する側近の声に耳を貸すことはなかった。「やめることは一番簡単。挑戦するのが政府の役割だ」。開幕直前の米紙ウォールストリート・ジャーナルのインタビューには、こう率直に心境を明かしている。

 強気の源泉は、ワクチン接種の加速だった。感染力が強いデルタ株への懸念が高まっている中でも、欧米などの先行事例を基に「7月末には感染状況が好転する」との楽観論に懸けた。ところが-。

 結果は、大会前に「予防的」に東京に発出した緊急事態宣言でも第5波の勢いは食い止められず、大会期間中、なりふり構わず宣言の対象地域を拡大せざるを得ない事態に。重症者も急増し、医療崩壊の危機が現実味を帯びる。最近まで「重症化しやすい高齢者の接種が進み、新規感染者数に一喜一憂する必要はない」としていた官邸関係者も、感染ピークが一向に見えない現状に焦りを隠せない。

 「人類がウイルスに打ち勝った証し」として五輪の一定の成功をアピールし、祝祭ムードの追い風を受けて衆院解散・総選挙、自民党総裁選になだれ込む-。首相の基本戦略は、根本的な練り直しを迫られそうだ。五輪の1年延期が決まる前からの約1年半の間、政権支持率はウイルスの状況に直結して上下してきた。「感染状況がコントロール不能に陥り、出口が見えなくなっている」(政府関係者)現状で、解散権も含む首相の政治的求心力は相当傷ついている。

 政府高官は「五輪を開いてよかった。『こんな時だから勇気づけられた』という声も聞く」と胸を張る。だが、首相が開催の前提条件とした「国民の命と健康を守る」ことが難しくなっている今、「五輪が終わればコロナ一色になる。このままでは選挙に大負けする」(自民関係者)との声も漏れ始めた。(久知邦)

6873チバQ:2021/08/10(火) 11:34:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/57c5dd1a6432616ad9f56bad8c8500be7dfa145e
窮地の菅首相、楽観的過ぎる政局シナリオ 統治能力欠いて、コロナ感染急拡大
8/5(木) 10:32配信

47NEWS
首都圏3県と大阪府への緊急事態宣言発令などを決定し、記者会見する菅首相=7月30日夜、首相官邸

 

 東京五輪が7月23日に始まった。だが、新型コロナウイルス緊急事態宣言下で無観客開催となった上に、期間中に爆発的な感染拡大を招き、菅政権の統治能力のなさが、あらわになった。自民党内では、先の東京都議選の敗北もあり「菅義偉首相では間近に迫る衆院選を戦えない」との悲観論が広がる。首相はこの窮地を脱することができるのだろうか。(共同通信=内田恭司)

 ▽内閣支持率は30%台前半まで下落

 「自宅でテレビ観戦してもらえるよう、要請をしっかりしたい」。菅首相は7月30日夜、緊急事態宣言の対象地域拡大決定を受け、官邸で開いた記者会見でこう述べ、感染拡大を受けた東京五輪の中止は考えていないとの認識を示した。

 ただ強気の発言とは裏腹に、コロナや五輪への対応を巡り、頭を悩まし続けてきたのは、疲れた表情から明らかだ。東京が4度目の緊急事態宣言下にあり、1日あたりの感染者数が4千人を超えた日があるほどなのだから、当然と言えば当然だ。

報道各社による世論調査の内閣支持率

 頼みのワクチン接種が、需給のミスマッチやワクチンの供給不足でペースダウンしたことによるダメージも大きい。報道各社が7月中旬までに行った世論調査では、内閣支持率が軒並み下落し、複数の社が30%台前半になった。

 二階俊博幹事長や安倍晋三前首相ら党内の実力者は、首相を支える姿勢を変えていない。だが、多くの国会議員が菅首相の下での衆院選に不安を募らせているのが現状だ。

 首相の党総裁任期は9月末までだが、総裁選は行わずに、10月21日が任期満了の衆院選後に先送りされる気配が濃厚だ。だが首相がさらに窮していけば、衆院選前の総裁選実施を求める動きが表面化する可能性はゼロではない。

 ▽二階氏が持つ小池カード

 自民党内で期待の声がじわりと広がるのは、7月4日投開票の都議選で、自身が率いる地域政党「都民ファーストの会」を善戦に導いた小池百合子都知事だ。

 小池氏は都議選後すぐに、国会議員時代からのパイプを持つ二階氏と会談。二階氏は8日、TBSのCS放送番組で「小池氏が国会に戻るなら大いに歓迎する」と語り、永田町で「二人で国政復帰のタイミングを計っているのではないか」と臆測を呼んだ。

 取り沙汰されるのは、小池氏が9月5日のパラリンピック閉会を待って辞任。菅原一秀前経済産業相(公職選挙法違反で略式起訴)が議員辞職したために空いている衆院東京9区から衆院選に出馬するというシナリオだ。

 二階派のベテラン議員は「復党すれば、二階氏との関係を考えると、総裁候補にもなりうる。新党を立ち上げ、連立を組む手もある」と話す。

 二階氏と選挙後の主導権を争う安倍氏の意向も気になるところだ。安倍氏のもっぱらの関心事は、五輪成功やコロナ抑制もさることながら、「台湾有事」(細田派中堅議員)であり、この観点なら小池氏であれば問題ないように映る。

 自民党内で「保守系右派」と位置付けられた小池氏は、2006年の第1次安倍政権で首相補佐官に就き、日本版国家安全保障会議(NSC)や秘密保護法制などの検討を担った。台湾との関係も深く、15年には現地で総統選を控えた蔡英文氏と会談している。

 ▽首相は「間違っていない」と自負

東京五輪の開会式で各国選手団の入場行進を終え、打ち上げられた花火=7月23日夜、国立競技場

 だが、「小池総理」の誕生にどれほどの現実味があるのだろうか。菅首相は7月26日発売の「月刊Hanada」でのインタビューで「自分がやっていることは間違っていないとの自負がある」と語り、コロナ対策を含めた実績への自信をにじませた。

 先の二階派ベテラン議員も「首相は政権への意欲を失っていない」と見る。4度目の緊急事態宣言や、東京五輪の無観客開催などで大きなダメージを受けたが、五輪・パラリンピックで盛り上がり、余勢を駆って衆院解散に踏み切るシナリオは捨てていないという見立てだ。9月中に解散、10月に衆院選の投開票日を設定する日程だ。

 五輪で日本選手団はメダルラッシュに沸き、テレビは五輪一色だ。1日当たりの感染者数も8月上旬には減少傾向になるとみて、パラリンピックは観客を入れて開催。成果を挙げることで内閣支持率は上昇に転ずるとの“超”楽観論だ。ワクチン接種がさらに進み、10月には集団免疫状態に達するとの予測もある。

6874チバQ:2021/08/10(火) 11:34:45
 小池氏はどうか。首相に近い政府関係者は「衆院選には出られないだろう」と話す。五輪が終われば、900億円以上もの収入不足の穴埋めなど、膨大な事後処理が待っている。「それを放り出すことはできない」という常識的な判断だ。

 出馬したとしても、希望の党代表として自民党と激しく争ったのは、わずか4年前。いくら二階氏とのパイプが太いとはいえ、復党への反対論は根強い。

 先の細田派中堅議員は、安倍氏が「小池首班」で二階幹事長と合意する選択肢はない、と断った上で、「安倍さんが考える『ポスト菅』候補は、岸田文雄政調会長や茂木敏充外相で変わらない」と話す。ただ衆院選で大敗しない限り、安倍氏は引き続き首相を支持し、第2次菅政権でも影響力を温存していく意向という。

 ▽野党共闘分断に米国の影

 野党共闘が十分に進まないことも、菅首相には有利な材料だ。立憲民主党は衆院選に向けて共産党との選挙協力を進めるが、支持組織の連合や連携する国民民主党からの反発が強く、いまだに踏み込んだ共通政策を打ち出せない。

全国のワクチン接種率の推移

 全289小選挙区のうち70前後で候補者が重複しているが「野党候補の一本化作業が進んでいない」(立民関係者)のが現状だ。

 立民の枝野幸男代表は7月11日、大分市を訪れて社民党初代党首を務めた村山富市元首相と会い、政権交代への意欲を訴えた。立民内には、村山氏が自衛隊合憲に転換したように「思い切った行動に出る決意を示した」と見る向きもある。

 実はここに「枝野氏の苦悩がある」と立民のベテラン議員が話す。日米同盟重視を掲げる立民は米国の政権交代を機に、米側の有識者や議会関係者らとのミーティングを重ねているが、「台湾有事への対応は一つのテーマになっている」という。

 野党共闘の原点は「安保法制廃止と立憲主義の回復」だ。しかし、米国は安保法制に基づく日米連携を重要視しており、廃止容認はありえない。それでも枝野氏が廃止を目指すなら「集団的自衛権の行使容認のため、自ら憲法9条改正を進めるしか、日米同盟重視との論理的整合性がとれない」(共闘関係者)との指摘も出る。

 野党共闘を掲げながら、枝野氏をはじめとする立民幹部から、共産党との「野党連合政権」を否定する見解が相次ぐ。背景には、連合の意向もさることながら、立民の日米同盟重視の姿勢につけ込み、結果として共闘分断の方向に働き掛ける米国の動きがあるとみて間違いない。

 ▽首相の大勝負は最終盤

 「菅首相の政権運営は根拠のない楽観主義だと批判されるが、首相には『ワクチン普及でコロナは収束し、五輪も最後は盛り上がる』というシナリオしかない。この流れで衆院選に入っていくことになるだろう」。先の首相に近い政府関係者の言だ。

 首相の楽観シナリオは、果たして現実となるだろうか。感染者増とワクチン普及の均衡点はいつ来るのか。二階氏に小池カードを切るタイミングはあるのか。米中関係など国際情勢はどう絡むか。首相の政治生命を懸けた「大勝負」は、さまざまな思惑が交錯しながら最終盤を迎えようとしている。

6875とはずがたり:2021/08/10(火) 19:02:07

石破は菅さんで総選挙が筋と蟄居・不出馬を匂わしたが岸田はやる気満々か。

岸田氏、総裁選再挑戦に意欲 「痛み知る政治家」強調
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021062900968&g=pol
2021年06月29日17時28分

 自民党の岸田文雄前政調会長は29日、北海道岩見沢市で講演し、昨年の党総裁選敗北に触れた上で「逆転に向けてしっかり努力していきたい」と述べ、再挑戦に意欲を示した。
自民・岸田氏、総裁選にらみ保守傾斜 背後に安倍氏?賛否交錯

 岸田氏は党広島県連会長として臨んだ4月の参院広島選挙区再選挙で公認候補が敗れたことにも言及。「負け、逆境、痛みを知ることができる政治家として、弱い立場の方々への共感を大事にする」と強調した。

6876チバQ:2021/08/11(水) 19:36:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/c9096748546028bbb4933d66734a53dfaaed3039自民幹部「ワクチン一本足打法では限界」、衆院選にらみ経済対策求める声
8/11(水) 8:53配信

読売新聞オンライン
自民党本部

 自民党内で、新たな経済対策を求める声が強まっている。新型コロナウイルスの感染拡大で菅内閣の支持率は低迷しており、大規模な財政出動を掲げて局面打開を図る狙いからだ。秋までに迫った次期衆院選をにらみ、党は近く議論を開始し、政府への提言をまとめる方針だ。

 「コロナを克服するための追加経済対策にしっかり取り組んでいく」

 10日朝、東京都板橋区の街頭に立った自民党の下村政調会長は、コロナ禍で打撃を受けた経済を下支えするための追加経済対策を取りまとめ、政府に働きかける考えを強調した。

 政府は2020年度、コロナ対応のため3度にわたって補正予算を編成した。国民1人当たり10万円の一律給付や、観光支援策「Go To トラベル」を盛り込み、補正だけで歳出総額は70兆円を超えた。

 21年度に入ってからは、追加対策が打ち出されておらず、党内からは「もう1、2回、大きなショットを出して国民の生活を支えていく対策が必要だ」(安倍前首相)との声が上がる。

 背景には、衆院選までに政権浮揚の好材料が乏しいという事情がある。東京五輪でのメダルラッシュは内閣支持率の上昇につながらず、読売新聞社が7〜9日に実施した全国世論調査では過去最低の35%に落ち込んだ。党幹部は「ワクチン接種拡大の一本足打法では限界がある」と吐露する。

 二階幹事長は、補正予算案について「選挙前に骨格ぐらいは組んで国民に問いかけるのは、与党・自民党の責任だ」とし、衆院選前に大枠を提示すべきだとの考えだ。「30兆円に近い」規模が必要とも語る。

 具体的には、生活困窮世帯への支援策が焦点となりそうだ。下村氏は個人的な考えとし、住民税非課税世帯などへの1人当たり10万円給付を提唱する。

 首相も「常に経済対策は頭の中に入れている」とし、衆院選前の補正予算案の編成指示を視野に入れる。ただ、「先に数字を出せば、野党はさらにそれ以上の金額を言ってくる」(自民中堅)との懸念から、打ち出すタイミングは慎重に見極める考えだ。

6877チバQ:2021/08/11(水) 21:35:25
https://www.tokyo-np.co.jp/article/123134?rct=politics麻生財務相、自宅待機を解除 濃厚接触者に当たらず 運転手がコロナ感染
2021年8月9日 16時37分


 私設運転手が新型コロナウイルスに感染し、自宅待機していた麻生太郎財務相は、濃厚接触者に当たらないことがわかった。財務省が9日、発表した。保健所が同日午前に判断したという。麻生氏は午後から自宅待機を解除した。
 財務省によると、6日夕に運転手の感染が判明し、麻生氏はPCR検査を受けた。結果は翌7日に陰性と出ていた。

6878チバQ:2021/08/11(水) 21:54:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f54963d2887c7f196d4eda8cd2bd6b67c0a925c
五輪メダルラッシュも、政権浮揚に結びつかず 衆院選目前
8/11(水) 19:36配信

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産経新聞
列島が日本人選手のメダルラッシュに沸いた東京五輪が閉幕し、自民党が焦りの色を濃くしている。自民は五輪成功を次期衆院選の追い風にするシナリオを描いていたが、報道各社の世論調査で菅義偉(すが・よしひで)内閣の支持率下落に歯止めがかからないからだ。「安心安全」の五輪開催期間中も新型コロナウイルスの新規感染者は増加を続け、政府の感染対策への不満が五輪の政権浮揚効果を打ち消している。

「大変な思いをしながらこの大会にこぎつけたと思う。敬意を表したい」。首相は10日、官邸を訪れた東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長らをこうねぎらった。

立憲民主党や共産党などからは開催に批判的な声が相次いだが、国際的な約束を重視した政府は開催を後押し。そのかいもあって、五輪後の報道各社の世論調査では、開催を「よかった」と評価する回答が多数を占め、政府高官は「多くの関係者が安堵(あんど)している」と胸をなでおろした。

とはいえ、五輪後も内閣支持率が回復する兆しはない。朝日新聞は28%(7〜8日実施)、読売新聞は35%(7〜9日実施)、NHKは29%(7〜9日実施)と、それぞれ昨年9月の政権発足以降、最低を更新した。背景には、供給不足から現役世代で遅れているワクチン接種や止まらない感染拡大などがあるとみられ、自民関係者は「支持率が上がる要素は見当たらない」と頭を抱える。

自民新潟県連は11日、首相の総裁任期満了(9月30日)に伴う総裁選をめぐり、党員・党友投票の実施を求める二階俊博幹事長宛ての申し入れ書を提出。「現在の内閣支持率の低迷は衆院選に少なからぬ影響を及ぼす」と指摘した。県連会長の高鳥修一衆院議員は記者団に「派閥の力学で、領袖(りょうしゅう)が談合して総裁選の流れを決めるのは党にマイナスだ」と語った。

党内外からの風当たりが強まる中、反転攻勢には政府が感染者数を抑えられるかどうかがポイントになる。首相は近く、コロナ対応と経済の下支えを目的に追加経済対策の策定も指示する予定だが、閣僚経験者は「インパクトのある経済対策に踏み切らなければ雰囲気は変わらない」と危機感を示した。(今仲信博)

6879チバQ:2021/08/13(金) 10:44:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/cca31f18fea4ed1da4ba600f654c5199d52bbe70高市氏の「総裁選出馬」は菅降ろしか 背後に安倍氏?党内への火種に
8/13(金) 10:23配信

西日本新聞
自民党新総裁に選出され、両手を上げて拍手に応える菅義偉官房長官=2020年9月14日、東京都内のホテル(撮影・中村太一)

 菅義偉首相の自民党総裁の任期満了(9月30日)に伴う総裁選を巡る心理戦が熱を帯びている。首相ら党執行部は無投票再選による続投を最優先する構えで党内の「菅降ろし」に神経をとがらせるが、ここにきて安倍晋三前首相に近い高市早苗前総務相が立候補に意欲を表明。10月21日の衆院議員の任期満了が迫る党内には、支持率低迷にあえぐ首相をこのまま「選挙の顔」とすることに不安を寄せる向きもあり、実力者たちのさや当ても激しくなっている。

 「総裁選に出馬します!」。5日、高市氏のインタビュー記事を掲載した月刊誌「文芸春秋」の早刷りが、永田町を駆け巡った。

 3日には、首相の後見役である二階俊博幹事長が「総裁を代える意義が見つからない」と持論を展開し、党内ににらみを利かせたばかり。唐突な“出馬表明”に、党内ではこのような臆測が飛び交った。首相と二階氏を引きずり降ろすため、高市氏のバックに安倍氏が控えているのではないか-。

 高市氏は無派閥ながら、安倍氏とは1993年の初当選同期。第2次安倍政権以降、党政調会長、総務相の要職を歴任。保守派としても互いの思想信条に共鳴し合い、複数の議員連盟で共に席を並べる間柄だ。

 その高市氏は月刊誌で、安倍氏の経済政策「アベノミクス」を持ち上げる一方、首相については「自信も力強さも伝わらない」「(前回総裁選で党員投票が省略され)党員や国民の十分な信任を受ける機会がなかった」。首相の“泣きどころ”を痛烈に当てこすった。

 ただ、実際に安倍氏が「高市氏擁立」に動いた形跡は見えない。高市氏が立候補に必要な国会議員20人の推薦を確保できるかどうかが焦点で、高市氏は周囲に「まさかあんな記事になるなんてねー」と漏らしているという。党関係者は「(推薦人が)集まらないとみれば、すぐに発言を修正する含みがある」と解説してみせる。

   ■    ■

 とはいえ、高市氏がまいた火種は、着実に党内で火力を増している。

 安倍氏の出身派閥、細田派の衆院議員、高鳥修一・新潟県連会長は11日、衆院選前の総裁選実施を党本部に申し入れ、「談合による(無投票再選は)わが党の在り方としてマイナスだ」。下村博文政調会長も同日のBS-TBS番組で「われこそはという人が手を挙げて議論する総裁選は、党にとっては大切」と若手・中堅の動きに間髪入れず呼応してみせた。

 迎え撃つ側の首相サイドは穏やかではない。政府関係者は「総裁選になれば何が起こるか分からない」と首相の懸念を代弁する。「菅降ろし」を回避し、自らの手で衆院を解散し総選挙を実施、そして総裁の無投票再選に持ち込む-。この基本シナリオが狂うことに警戒を募らせる。

 こうした状況に、昨年の総裁選で首相に惨敗した岸田文雄前政調会長は、「チャンスがあれば挑戦したい」と様子見を決め込む。

 雪辱を果たすには他派閥からの協力が不可欠だが、最大の援軍と期待する麻生太郎副総理兼財務相は政権ナンバー2として首相を支える立場だ。8月初旬、助言を求めた岸田氏に麻生氏は「全国に支持を広げる努力をしろ。先のことを考えておくんだ」。二階氏との暗闘のさなかにある麻生氏としては、「岸田カード」を温存したい思惑も透ける。

 (大坪拓也、河合仁志)

6880とはずがたり:2021/08/13(金) 13:19:37
「総裁選先行論」に同調 複数候補望ましい 自民・下村氏
8/11(水) 22:44配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/91bc6c86ba8c22da6b5bf99ef42fd2975f6e00a2
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時事通信
自民党の下村博文政調会長

 自民党の下村博文政調会長は11日のBS―TBS番組で、菅義偉首相(党総裁)の9月末の任期満了に伴う総裁選に関し、「衆院選の前に(実施)することについて若手から相当意見が上がっている」と指摘した上で「私もそう思う」と同調した。

 また、「菅首相を含め、われこそはという人が手を挙げて議論するのは大切ではないか」と述べ、複数の候補者による選挙戦が望ましいとの認識を示した。

6881チバQ:2021/08/13(金) 17:00:15
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20210812-567-OYT1T50190.html
首相「目に力ない」「やつれた」…137日連続執務、夏休みモードでも休めず
2021/08/13 09:48読売新聞

首相「目に力ない」「やつれた」…137日連続執務、夏休みモードでも休めず

菅首相(10日) 【読売新聞社】

(読売新聞)

 菅首相は12日から夏休みモードに入った。執務時間を短縮し、省庁幹部らとの面会も絞ったが、新型コロナウイルスの感染拡大で完全な休暇は取りづらい状況だ。疲労の蓄積を懸念する声も出ている。

 首相はこの日、いつもより遅い午前11時すぎに首相官邸に入り、外出を挟んで午後5時すぎに官邸を後にした。面会は、厚生労働省幹部らから新型コロナの感染状況などについて報告を受けた程度だった。

 ただ、首相は、3月28日を最後に完全な休暇を取っていない。週末も厚労省幹部らと面会するなどし、首相の行動を記録した読売新聞の「菅首相の一日」によると、137日連続で執務している。13日も官邸に入る予定だ。

 首相と頻繁に面会する閣僚は「首相はやつれたように見える。目に力がなくなった」と語る。最近は、省庁幹部が拍子抜けするほど淡々と面会が終わることもあり、首相周辺は「疲れがたまり、関心が低いテーマでは集中できない時間が増えている」と漏らす。

 安倍前首相は昨年1〜6月に147日連続で執務した後、持病が悪化し、退陣につながった。

 元陸自幹部で、心理カウンセラーの下園壮太氏は、「迅速、的確な判断が求められる指揮官は、なるべく休むべきだ。休めない場合でも面会や移動を減らすなど工夫する必要がある」と指摘する。

6882チバQ:2021/08/13(金) 20:35:21
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20210813k0000m010233000c.html
五輪パラ推進本部・平田事務局長が辞任 公用車でゴルフスクール
2021/08/13 20:08毎日新聞

五輪パラ推進本部・平田事務局長が辞任 公用車でゴルフスクール

(毎日新聞)

 内閣官房東京五輪・パラリンピック推進本部の平田竹男事務局長(61)が辞任することになった。複数の関係者が13日、明らかにした。平田氏は文春オンラインで、公用車で東京都内のゴルフスクールに通い、高額のレッスンを無料で受けたと報道されていた。

 平田氏は日本サッカー協会専務理事などを経て2013年に内閣官房参与に就任。東京五輪・パラリンピック推進本部事務局長を務めてきた。【小林悠太】

6883チバQ:2021/08/14(土) 10:04:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/b093a4f8531ebffbf7e3be669ab7b9a79ce8f6a1
内閣支持「危険水域」に低迷、自民危機感 複数候補で総裁選求める声
8/14(土) 7:24配信
時事通信
首相官邸に入る菅義偉首相=13日、東京・永田町

 時事通信の世論調査で、菅内閣の支持率が2カ月連続で30%を下回る「危険水域」に低迷した。


 新型コロナウイルスの感染急拡大が続く中、菅義偉首相が期待した東京五輪の政権浮揚効果は乏しく、自民党内は秋の衆院選へ危機感が募る。局面打開へ複数候補による総裁選実施を求める声が強まっている。

 内閣支持率は8月が29.0%で、7月は29.3%。危険水域に突入すると首相の求心力低下に拍車が掛かり、政権維持が困難になるとされる。各報道機関の調査も同じ傾向で、7、8両日に実施した朝日新聞は28%。7〜9日のNHKは29%といずれも昨年9月の政権発足後最低を記録した。

 自民党の閣僚経験者は13日、取材に「引き続き厳しい」と嘆き、二階俊博幹事長の周辺も「五輪の浮揚効果はなかった」と認めた。党内には「総裁が交代しないと衆院選を戦えない」(ベテラン)、「もうこの政権は終わりだ」(中堅)と首相交代を求める声すら漏れ始めている。

 こうした状況に、衆院選前の総裁選実施に期待が広がる。首相や二階氏の念頭にあるのは衆院選先行で、総裁選が先になった場合でも無投票再選を狙っているとされる。だが、別の中堅は「そんなことをしたら大変だ。党内で論戦を交わす必要がある」と主張。コロナ対策などで複数候補が議論を戦わせれば、「世間の注目を集められる」との狙いがあるようだ。

 ただ、衆目の一致する「ポスト菅」候補は見当たらない。昨年の総裁選に出馬した岸田文雄前政調会長は態度を明らかにしておらず、石破茂元幹事長は慎重姿勢。意欲を示す高市早苗前総務相と、独自候補擁立を模索する中堅・若手は、20人の推薦人集めが課題となる。

 これに対し、麻生派ベテランは「コロナ禍で指揮官を代えていいのか」との懸念を示す。感染を抑え込めない中での党内政局は世論の反発を招きかねないためだ。細田派の閣僚経験者は「経済、雇用対策などやるべきことをやっていくしかない」と語った上でこう強調した。「局面打開にウルトラCはない」。

6884とはずがたり:2021/08/15(日) 21:19:20

自民総裁選、9月29日軸 衆院解散の余地確保か
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021080401195&g=pol
2021年08月04日20時01分

 自民党執行部は、菅義偉首相の9月末の党総裁任期満了に伴う総裁選について、同17日告示、29日投開票とする案を軸に検討に入った。総裁公選規程が定める中で最も遅い日程で、9月5日の東京パラリンピック閉幕から一定の期間を確保し、首相が9月中の衆院解散に踏み切る余地をできるだけ広げる狙いがある。

石破氏、総裁選出馬に慎重 衆院選前実施なら

 党幹部は4日、総裁選は9月29日投開票が有力と指摘。その理由について「首相の選択の幅が広がる」と語った。総裁選挙管理委員会が日程を決める今月26日に向け、党内の駆け引きが激しくなりそうだ。

6885チバQ:2021/08/17(火) 16:39:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0a92e4d07d8d1bde4cf14ae841f03ff279bf6b8
二階氏ら自公幹部が5人で昼食 公明「会食ではない、黙食」
8/17(火) 16:04配信


毎日新聞
二階俊博幹事長=東京都千代田区の同党本部で2021年4月13日午後4時3分、竹内幹撮影

 自民党の二階俊博、公明党の石井啓一両幹事長ら自公両党の幹部5人は17日、東京都内のホテルで昼食を共にし、食後に新型コロナウイルス対策などに関して意見交換した。新型コロナ感染が急拡大する中、政府は国民に対し、家族同士または4人以下での会食を求めている。参加した公明党の高木陽介国会対策委員長は、「会食ではない。打ち合わせの前にそれぞれ昼食を『黙食』でとったということだ」と記者団に説明した。

 昼食会が行われたのはホテル内の日本料理店の個室で「換気の良い広い所でスペースを取って『黙食』をした。その後、マスクをつけて意見交換した」(高木氏)という。自民党の森山裕国会対策委員長、林幹雄幹事長代理も参加した。高木氏によると、参加者全員がワクチンを2回接種済みだという。

 ただ国内では、ワクチンを2回接種した後に陽性となる「ブレークスルー感染」が相次ぎ、死者も出ている。また、会食によって感染が広がった事例は民間企業や行政機関などで続発。1人で食事をとる「個食」を社員らに求める動きも広がっている。自民の森山氏は、昼食会で「食べながらしゃべることは全くなかった」としたうえで、政府の要請については「そういうこともよく理解しながらやっているつもりだ」と述べた。

 国会議員の会食を巡っては、2020年12月にも菅義偉首相や二階氏ら8人程度が東京・銀座での「ステーキ会食」に参加して批判を招き、菅氏が「大いに反省している」と釈明していた。【木下訓明】

6886チバQ:2021/08/18(水) 10:17:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c14f1ad37626eeb30523a79bedf05be8559b230
総裁選出馬、動き本格化…内閣支持低迷で無投票再選のシナリオ後退
8/18(水) 7:09配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 自民党総裁選への立候補を目指す動きが本格化しつつある。菅内閣の支持率低迷を受け、複数候補による活発な論戦を期待する声が党内で広がっているためだ。

 「将来世代にとっても安全で安心な社会を作りたい。総裁選に立候補したい」

 高市早苗・前総務相は17日、ニッポン放送のラジオ番組で出馬に意欲を示した。9月に政策集を出版することも明らかにした。高市氏は安倍前首相に近い。ただ、無派閥のため、出馬に必要な推薦人20人の確保が課題となる。

 総裁選日程は「9月17日告示、29日投開票」が軸で、今月26日に決まる。菅首相(党総裁)は7月のテレビ番組で、再選出馬の意向を早々と表明した。党執行部はおおむね首相再選支持でまとまっており、対抗馬をけん制する狙いがあった。

 しかし、内閣支持率低迷で無投票再選のシナリオは崩れつつある。高市氏以外にも細田派の下村政調会長が出馬を模索しており、推薦人確保のため、派内の議員に接触を始めている。野田聖子幹事長代行も出馬を目指すと明言している。

 昨秋の前回総裁選で首相に敗れた岸田文雄・前政調会長と石破茂・元幹事長は態度を明確にしていない。「チャンスがあれば挑戦したい」と繰り返す岸田氏は17日、自らに近い衆院議員と対応を協議した。国民的な人気が高い石破氏はこの日、横浜市長選の応援で街頭に立ち、「国を変えるのは常に地方の人々だ」と訴えた。

6887チバQ:2021/08/18(水) 10:24:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/f3bf1e6a427c45fbdd8cb20f2e0a190e5e903bcf
安倍・麻生氏 自民総裁選に対抗馬出し菅首相無投票再選の阻止狙う
8/18(水) 7:05配信

NEWSポストセブン
麻生太郎・副総理にはどんな思惑が?(時事通信フォト)

 9月末の自民党総裁選挙では、安倍晋三・前首相側近の高市早苗・前総務相や岸田文雄・前政調会長の出馬が取りざたされているが、そこには菅義偉・首相の再選を阻みたい安倍氏や麻生太郎・副総理の思惑があるとされる。


 安倍、麻生、菅の3氏は安倍政権の7年8か月、“同じ釜の飯”を食ったいわば政治的同志であり、昨年の総裁選で菅義偉・総裁(首相)を誕生させた。つい3か月前にも、安倍氏は「当然、継続して首相の職を続けるべきだ」と菅首相の総裁再選支持を表明していた。

 それがなぜ、対立候補の出馬を促して事実上の「菅降ろし」に舵を切ったのか。

 きっかけは菅首相と二階俊博・幹事長による総裁選「強行突破」作戦だ。自民党は8月3日の総裁選挙管理委員会の初会合で、党員投票など規定通りの総裁選実施を決め、「9月29日投開票」の日程が有力視されている。二階氏はこの日の会見で「複数の候補になり得るかどうか見通しがない。現職が再選される可能性が極めて高い状況なのは誰もが承知の通りだ」と最終的には総裁選を行なわず、菅首相の無投票再選になることを強く示唆する言い方をした。二階派の閣僚経験者が語る。

「予定通り9月に総裁選を実施すれば、対抗馬はいない。安倍さんがポスト菅の候補に名前を挙げた茂木敏充・外相、加藤勝信・官房長官、下村博文・政調会長、岸田前政調会長の4人はいずれも派閥の複雑な事情を抱えて出馬は難しい。世論調査で人気の高い河野太郎・行革相や石破茂・元幹事長も準備をしていない。二階さんは菅総理に、支持率が低くても9月に総裁選をやれば無投票再選できると持ちかけ、強行突破に動いた」

 このことが安倍、麻生両氏を“菅はオレたちの言うことを聞く気はない”と強く刺激した。政治評論家・有馬晴海氏が語る。

「菅首相のコロナ失政が続いても、自民党に代わりの有力な総理総裁候補がいないのは事実。だから安倍氏と麻生氏は菅再選を支持する条件として自分たちの言うことに従わない二階幹事長の交代を要求していた。ところが、菅首相は要求を飲まないばかりか、逆に二階氏の戦略に乗った。無投票再選なら二階氏がこの先も幹事長続投になってしまう」

 安倍氏らは早急に総裁候補のカードをつくる必要に迫られた。

「(7月30日に行われたとされる)安倍・麻生会談では、誰でもいいから総裁選に出馬させて菅首相の無投票再選を阻止することを確認したはずです。2人が高市支持に回るとは限りません。総裁選に複数の候補が出馬しさえすれば、自分たちが誰を支持するかでキングメーカーになれるし、評判の悪い菅首相はどんどん不利になっていく。それが彼らの狙いです」(有馬氏)

「女性」「無派閥」「安倍側近」で担ぎやすい高市氏は、安倍・麻生氏にとって総裁選実施に持ち込むためだけの“捨て駒”候補ということのようだ。

6888チバQ:2021/08/18(水) 10:25:26
残された道は解散か
 自民党は今回の総裁選で「党員投票」を実施する方針だ。党員票が議員票と同数に換算されるため、派閥の数合わせだけでは決まらない。それだけに、高市氏の出馬をきっかけに総裁選は女性候補や若手が入り乱れた大乱戦になる可能性が出てきた。

「高市の出馬宣言で、“女性総理候補の最右翼”を自任する野田聖子も親しい議員に声をかけて推薦人集めを始めた。若手からも、河野太郎に近い議員たちが『政策論争を戦わせるべき』と主張して候補擁立の動きを見せている。選挙に弱い議員は誰が首相になれば選挙に有利になるかで選ぶから、収拾がつかなくなる」(閣僚経験者)

 そうなると無投票再選のつもりだった菅首相は一転、絶体絶命のピンチに立たされる。

 だから二階氏が進める「9月29日投開票」という総裁選日程は、無投票再選が無理な場合も想定して、菅首相が政権の緊急避難のために解散ができるように組まれている。

「いざというときは、総裁選投票日前に衆院を解散することで総裁選を強制的に中止し、総選挙後に改めてやり直すことになる」(二階派議員)

 前出の有馬氏は言う。

「高市氏が推薦人20人の確保にメドが立てば、岸田氏ら他の候補も出馬に動くでしょう。菅総理はパラリンピック閉会後、総裁選が無投票にならないと判断した段階で解散を打つに違いありません。総選挙を乗り切ってみせるしか生き残る道がないからです」(前出・有馬氏)

 しかし、自民党は総選挙で苦戦を免れない。

 一方の麻生、安倍氏はたとえ菅首相が総裁選を回避して解散しても、総選挙に敗北すれば、それを理由に政権から引きずり降ろそうと逃げ道を塞いでいる。

 かつて政権を共に支えた2人との戦いは、菅首相にとって厳しいものになりそうだ。

※週刊ポスト2021年8月27日・9月3日号

6889チバQ:2021/08/18(水) 10:26:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/f15abda765b6055feaa6da9d992962f415cc6be6
崩れる首相のシナリオ…現実味帯びる「菅降ろし」
8/18(水) 10:00配信

西日本新聞
菅義偉首相

 新型コロナウイルスの感染拡大で緊急事態宣言が9月12日まで延長されたことを受け、菅義偉首相が想定した9月上旬の衆院解散、その後の自民党総裁選での無投票再選というシナリオは事実上、崩壊した。首相は解散までの新たな道筋を探ることになるが、内閣支持率は「危険水域」に沈んでおり、このまま低空飛行が続けば「菅降ろし」も現実味を帯びてくる。


 「やはり最優先すべきは新型コロナ対策。内閣総理大臣として行うべきだと思っています」。17日夜、官邸で開かれた記者会見で衆院の解散時期について聞かれた首相は、改めてそう強調した。その上で時期については明言を避けながら「総選挙、(衆院議員の)任期も刻一刻と迫ってくる。解散については選択肢が段々少なくなってきているが、その中で行わなければならないと思っている」と述べた。

 宣言延長に伴い、解散戦略の練り直しも迫られている。首相の自民党総裁の任期は9月30日まで。衆院議員の任期満了は10月21日だ。

 首相は当初、9月5日のパラリンピック閉幕直後に臨時国会を召集し、冒頭で解散。総選挙に勝利した上で、先送りした自民党総裁選を無投票で乗り切るシナリオを描いていた。そのシナリオも、宣言を9月12日まで延長したことで「事実上崩壊した」(政府関係者)。首相が解散の条件に挙げていたのは「コロナの収束」。「宣言中の解散なんかできるはずがない」。首相に近い党幹部は漏らす。

      ■

 総裁選は9月17日告示、同29日投開票の日程が検討されており、同12日に宣言が解除できれば、総裁選告示前に解散に踏み切る余地は残る。ただ、党内には「日程がタイトで現実的ではない」との見方が広がっている。

 内閣支持率は低迷しており、自民党内には首相の「無投票再選」を避け、複数候補による本格的な論戦を実施して党への注目を集めた上で、衆院選に突入した方が戦いやすいとの声が高まっている。

 月刊誌で総裁選への出馬に意欲を示した高市早苗前総務相は最近、周囲に「確実に出ることができるか分からないが覚悟は決めた」と漏らし、党内最大派閥・細田派の一部が支援するとみられている。

 複数人が立候補した場合、無派閥で党内基盤が弱い首相がよりどころとするのは、2人の首相経験者だ。細田派への影響力を持つ安倍晋三前首相と麻生太郎副総理兼財務相。首相が動向を気に掛ける2人は今のところ、「菅支持」で一致している。

 「(首相の下で)解散するんだから、任期満了に近づいてもいいじゃないか」。麻生氏は周囲にこう語る。感染が収まらない場合、任期満了直前まで引き延ばし、11月総選挙に持ち込む可能性を示唆する。

 だが、今月22日には首相の命運を左右する横浜市長選が控える。「お膝元」で首相が支援する小此木八郎前国家公安委員長が敗北する事態となれば、求心力を一気に失いかねない。政府関係者は危機感を募らせる。「地元でも勝てないとなれば、首相のメンツは丸つぶれだ」。新たな「選挙の顔」を求め、党内が浮足立つ可能性も出てくる。

 (久知邦、大坪拓也)

6890チバQ:2021/08/18(水) 14:53:14
7679: チバQ :2021/08/18(水) 14:50:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf31ac20178ce00f8aa2180946c81e4f98e4628b
農水副大臣が「帰省自粛要請」を無視して地元で挨拶回り 線香代「100円」と名刺の証拠写真
8/18(水) 11:03配信

デイリー新潮
公選法に抵触か
宮内秀樹衆議院議員

 宮内秀樹・農林水産副大臣(58)が、お盆休み中に選挙区へ“里帰り”し、地元有権者に「線香代」として100円を渡したことが、デイリー新潮の取材で判明した。

編集部が入手した名刺と100円玉が置かれた写真【写真3枚】

 ***

 宮内副大臣は福岡4区から選出された自民党所属の衆議院議員。まずは地元有権者の声をご紹介しよう。

「お盆は8月13日から始まりますが、私が宮内さんを目撃したのは12日でした。ご本人自ら、精力的に選挙区の有権者を回っていました。奥さんも別行動で、有権者のお宅を訪ねているのを見ました」

 総選挙は近い。“平時”であれば何の問題もない行動だが、今はコロナ禍で帰省の自粛が求められているのはご存知の通りだ。念のためTBS NEWSが配信した記事のタイトルだけ下にご紹介する。

「西村経済再生相『帰省によるクラスターすでに多数』 お盆帰省の自粛呼びかけ」(TBS NEWS:8月10日)

 内容は省略しても問題ないだろう。前出の地元有権者は「やはりおかしいですよね」と首を傾げる。

「宮内さんは『国会議員は地元へ帰るのも仕事だ。単なる帰省ではない』と主張するのかもしれませんが。とはいえ、菅内閣の大臣が『お盆に帰るな』と呼びかけているわけですよ。国会議員なら国民の模範となって当然でしょう。宮内さんだって歴とした菅内閣の閣僚じゃないですか。同じ閣僚の西村大臣が『帰省しないでくれ』と言っているんですから、それに従わないというのはどうなんでしょうか」

出身は松山市
 宮内副大臣は2012年に初当選し、現在は当選3回。所属派閥は二階派と、なかなか“安倍チルドレン”な経歴だ。

 実際、週刊文春に「高速道路の耐震補強工事で、手抜き工事を行った地元業者を不当に擁護した」などと報じられたことがある(註1)。

 ご自身は福岡県とは縁もゆかりもない。1962年、愛媛県松山市に生まれ、高校まで松山市で育ち、大学は青山学院に進んだ。

 卒業すると、地元・愛媛の大物議員だった塩崎潤・元総務庁長官(1917〜2011)の秘書となった。故・塩崎氏の長男が、次の衆院選での引退と長男への世襲を発表して話題になった塩崎恭久・元厚労大臣(70)だ。

 宮内副大臣と福岡4区の縁は、同じ選挙区で選出された渡辺具能・元国交副大臣(80)の秘書を務めたことがきっかけだ。そして12年に、渡辺元副大臣の“後継者”として出馬し当選した。

 来る衆院選は、いわゆる“安倍チルドレン”の自民党議員には厳しい選挙になるといわれる。そのため宮内副大臣は、熱心に地元を回っているということなのだろう。

6891チバQ:2021/08/18(水) 14:53:27
100円の写真
 だが、宮内副大臣の問題行動は、もう1点ある。別の有権者が「初盆で訪れた有権者のご自宅に、100円を置いて帰られましたよ」と打ち明ける。

「宮内さんは初盆を迎えられた地元有権者のお宅を訪れ、『線香を上げに来ました』と上がられたのです。ご自身の名刺と、『線香代』という名目で100円を置かれて、そのお宅を後にされました」

 デイリー新潮編集部は、その写真を入手した。確かに宮内副大臣の名刺と、その脇に100円玉が添えられている。隣の箱には初盆の香典が積まれているのが分かる。

 週刊新潮は2018年、「『茂木大臣』が尻から煙の『買収線香』 1強『安倍政権』の泣き所」の記事を掲載した。

「週刊新潮は以前から、茂木敏充・外務大臣(65)が地元有権者に衆議院手帳を配布した問題などを追及してきました。そして18年の2月1日号で、本人や秘書が地元有権者に線香を配っている実態をレポートしました。1997年には小野寺五典・元防衛大臣(61)に同じ行為が発覚しています。仙台地検に書類送検されたことなどから、2000年に衆院議員を辞職、罰金40万円の有罪判決が下りました。ところがなぜか、茂木外務大臣は法的な責任を問われませんでした」(政治担当記者)

他の議員は“法令遵守”
 そもそも昔は、「線香代」という名目で現金を配っていたようなのだ。それが「カネ」ではない「モノ」の線香に変わった経緯がある。

「1995年、福岡県の豊前市で市長選が行われたのですが、立候補した現職と新人の3人全員が初盆に地元有権者へ『ご仏前』として現金を配っていたことが判明し、大きな注目を集めました。3人は全く罪の意識がなかったようで、報道陣の取材に『お線香代として気持ちを示した』とか、『社会的儀礼として当然のこと』と答えています。後に3人は書類送検されるなどしました」

「線香代」を配ると公職選挙法に抵触するから、「線香」そのものを配るようになった。にもかかわらず、現金に戻したのだから意味が分からない。今回は100円とはいえ、公職選挙法に抵触するはずである。

「政治家でない一般の人は、初盆の香典だけでなく、線香代として気持ちの100円を置く習慣がないわけではありません。とはいえ、政治家でそんなことをしているのは宮内さんだけです。福岡4区は決して都市部の選挙区ではありませんが、茂木さんの“教訓”は知れ渡っています。今年は市議でも町議でも、お盆の期間は有権者の間を飛び回っています。それでも名刺しか置きません。有権者が香典返しを渡そうとすると、『名刺しか置いていないので結構です』と断っていますよ。ちょっと宮内さんは脇が甘すぎるのではないですか」(同・地元有権者)

 宮内副大臣の事務所に電話で取材を申し込んだところ、取材主旨をFAXで送るように指示された。その通りにしたものの、回答はなかった。

註1:「二階派副大臣と蜜月企業 高速道手抜き工事を実名告発する 強度不足で崩落の危険、既に亀裂が…」(週刊文春:2020年11月5日号)

デイリー新潮取材班

2021年8月18日 掲載

新潮社

6892チバQ:2021/08/18(水) 21:01:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7b58855c2d317184f5dd986656e277fe3f0f344
自民総裁選、下村氏も意欲 衆院選先送り観測で活発化
8/18(水) 19:22配信


時事通信
自民党の下村博文政調会長=7月、国会内

 自民党の下村博文政調会長が、菅義偉首相の9月末の任期満了に伴う党総裁選に出馬を目指す意向を複数の党関係者に伝えたことが18日、分かった。

 内閣支持率が低迷する中、新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が延長されたことで、衆院解散・総選挙より先に総裁選が規定通り行われるとの見方が広がっており、「ポスト菅」をにらんだ動きがにわかに活発化してきた。

 下村氏は党三役の一人。党内では既に高市早苗前総務相が「出馬を決断した」と表明しているが、本来首相を支える立場にある党執行部から出馬の動きが出てきたことは、再選を目指す首相にとって誤算と言えそうだ。

6893とはずがたり:2021/08/19(木) 16:34:18

自公幹部、5人で会食 政府要請の人数オーバー
2021年08月17日19時09分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021081700805&g=pol

 自民党の二階俊博、公明党の石井啓一両幹事長ら与党幹部5人は17日、東京都内の日本料理店で昼食を共にしながら会談した。政府は新型コロナウイルス感染防止の観点から、会食の際は「4人以下」を呼び掛けており、二階氏らの行動には批判が出そうだ。
職員15人がコロナ感染 内規違反し懇親会―国交省

 会合には二階、石井両氏のほか、自民党の森山裕国対委員長、林幹雄幹事長代理、公明党の高木陽介国対委員長が出席した。
 森山氏はこの後、記者団に「不要不急の会合ではない。食べながら話すということはなかった。感染症対策を理解しながらやっているつもりだ」と説明。高木氏は「会食ではなく打ち合わせだ」と強調した。
 さらに高木氏は報道各社に「5人とも2回目のワクチン接種を終えており、感染リスクが従来低下していることも考慮して、広い個室で距離を置いて黙食した」とのコメントを発出。その後、追加でコメントを出し、「国民に誤ったメッセージを出したことは申し訳ない。反省している」と謝罪した。

6894チバQ:2021/08/19(木) 20:00:57
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_situation_2LNRXHNIKBIKFCW3H4LH3OKSNY.html
岸田氏に派閥議員が総裁選出馬要請 26日以降に決断
2021/08/19 15:04産経新聞

岸田氏に派閥議員が総裁選出馬要請 26日以降に決断

自民党の岸田文雄前政調会長(川口良介撮影)

(産経新聞)

自民党岸田派(宏池会)は19日、東京都内で会合を開き、菅義偉(すが・よしひで)首相の総裁任期満了(9月30日)に伴う次期総裁選への対応を協議した。岸田派議員からは領袖(りょうしゅう)の岸田文雄前政調会長に出馬を求める声が相次いだ。総裁選をめぐっては党内で「9月17日告示-29日投開票」の日程が有力視されているが、岸田氏は今月26日に日程が正式に決まり次第、最終判断する意向だ。

「総裁選に出馬すると早急に決断すべきだ」「今こそ、宏池会の神髄を天下に鳴り響かせてほしい」

会合では若手やベテランから岸田氏に早期の決断を促す声が次々と上がった。岸田氏は会合後、「私自身の総裁選への対応は具体的に日程が確定してから明らかにしたい」と述べつつも、「(総裁選は)自民党が幅広い選択肢を示す大切な場だ」とも強調した。

岸田氏は昨年9月の党総裁選にも出馬したが、二階俊博幹事長率いる二階派(志帥会)や安倍晋三前首相の出身派閥の細田派(清和政策研究会)など主要派閥の支援を受けた首相に敗れた。二階氏ら党内の有力者は次期総裁選でも首相再選を後押しする意向だ。

一方、菅政権の新型コロナウイルス対策に批判が集まり、間近に迫る次期衆院選への影響も党内で不安視される中、岸田氏は周囲に「誰も出なければ、国民に『自民党はどうなっているんだ』と思われる」との危機感も語ってきた。

平成24年の第2次安倍政権下で外相や政調会長などの要職を歴任し、首相の有力な対抗馬となり得る岸田氏の判断が総裁選の最大の焦点となりそうだ。(永原慎吾)

6895チバQ:2021/08/19(木) 20:01:40
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASP8M6DSVP8MUTFK013.html
自民党総裁選、さや当て激化 岸田氏、党執行部を牽制
2021/08/19 19:30朝日新聞

自民党総裁選、さや当て激化 岸田氏、党執行部を牽制

自民党の岸田文雄前政調会長

(朝日新聞)

 菅義偉首相(自民党総裁)の9月30日の総裁任期満了に伴う総裁選をめぐり、党内のさや当てが激しくなりつつある。

 自民党の岸田文雄前政調会長は19日、自身が率いる岸田派(宏池会)の会合で、次期総裁選について「自民党が幅広い選択肢を持つ政党であるということを示す大変貴重な場である」と述べ、総裁選に複数の候補者が立つことが望ましいとの考えを示した。党執行部が、菅氏の「無投票再選」のシナリオを描くなか、岸田氏の発言はそうした動きを牽制(けんせい)した形だ。

 会合には約20人が参加。岸田氏は、昨年の総裁選が党員投票を省略した「簡易型」だったことを念頭に「フルスペックでしっかりとした総裁選挙をやらなければならない」とも述べ、党員投票の必要性を改めて強調した。ただ、自身の立候補については「総裁選の日程が確定したら、どう関わるかをしっかりと考えていきたい」と述べるにとどめた。

 岸田氏の発言の後、出席者からは「早急な決断をお願いします」、「今こそ宏池会の神髄を鳴り響かせるべきだ」などと岸田氏の立候補を求める声が相次いだ。

 一方、岸田派の元名誉会長で、今も派内に一定の影響力を持つ古賀誠元自民党幹事長は、同日のTBSのCS番組の収録で、新型コロナの感染対策を優先させるべきだとの考えを述べ、「(岸田氏は)こういう状況の中で出馬まで踏み切るという決断にはいたらないんじゃないか」と指摘。総裁選への意欲を示す党内の議員について「総裁選に出馬するというのは、選択肢としては考えられません」と述べ、菅氏の無投票再選を支持した。

 昨年の総裁選で菅氏に敗れた岸田氏は、総裁選で支援を期待する安倍晋三前首相や麻生太郎副総理兼財務相が今回も菅氏を支持する姿勢を周囲に示していることから、立候補について難しい判断が迫られそうだ。

6896チバQ:2021/08/19(木) 20:21:51
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-210819X216.html
「任期満了選挙」浮上=菅首相、総裁選先行検討―衆院選
2021/08/19 20:19時事通信

 菅義偉首相は自身の任期満了に伴う自民党総裁選を9月17日告示、同29日投開票の日程で実施し、衆院選を後回しにする方向で検討に入った。衆院選については、投開票日が衆院議員の任期満了(10月21日)より後にずれ込まないようにするため、衆院解散を伴わない任期満了選挙を9月中に閣議決定する案が浮上している。複数の党幹部が19日明らかにした。

 首相は当初、9月5日までの東京パラリンピック直後に衆院を解散し、総裁選を衆院選後に先送りする戦略を描いていた。しかし、ここへきて新型コロナウイルス感染が急拡大。緊急事態宣言の期限が8月末から9月12日に延長されたため、仮に宣言が予定通り解除されても、同17日の総裁選告示前に衆院を解散して総裁選を凍結するのは困難との判断を強めている。

 総裁選を先行させる場合、9月29日の総裁選終了を待って衆院を解散する日程だと、衆院選投開票日は衆院議員の任期満了日以降になるとみられる。政府・与党への逆風が強いうちに衆院選に持ち込みたいとの思惑が透ける野党が、衆院選の先送りに反発するのは必至だ。 

菅義偉
自由民主党
衆議院議員総選挙
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6897チバQ:2021/08/19(木) 21:52:54
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-210819X153.html
岸田氏、出馬意欲にじませる=下村、高市氏も動き強める―自民総裁選
2021/08/19 21:03時事通信

 自民党の岸田文雄前政調会長は19日、東京都内で開かれた岸田派の会合であいさつし、菅義偉首相の任期満了に伴う党総裁選について「自民党は幅広い選択肢を持つ政党だと示す貴重な場だ。しっかりとした選挙をやらなければならない」と述べた。首相の無投票再選に異論を唱え、自身の出馬に意欲をにじませた発言だ。岸田派内では、岸田氏以外に首相の対抗馬が出れば、立候補すべきだとの声が出ている。

 岸田氏は昨年9月に総裁選に初出馬し、石破茂元幹事長とともに首相に敗れている。会合では派のメンバーから岸田氏の再挑戦を求める声が相次いだ。会合後、岸田氏は記者団に「激励の言葉をたくさんいただいた。こうした気持ちに感謝しながら、しっかり受け止めたい」と語った。

 一方、下村博文政調会長は19日、二階俊博幹事長と党本部で会い、総裁選について「可能性があればチャレンジしたい」と伝えた。安倍晋三前首相や所属する細田派の細田博之会長にも18日に出馬への意欲を報告したと説明した。

 会談後、下村氏は記者団に、20人の推薦人集めに関し「いろいろな方から推薦人になると言っていただいている」と述べる一方、安倍氏からは「下村さんをすぐやるよという状況じゃないのは分かるよね」と伝えられたことも明かした。

 高市早苗前総務相も19日、二階氏と党本部で会い、「出馬の決意を固めた」と説明した。

6898チバQ:2021/08/20(金) 14:10:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ffd578c198742c12243b03d34f56cebf47bf8a0
自民総裁選、各派沈黙 前回の雪崩現象一変
8/20(金) 7:10配信

時事通信
首相官邸に入る菅義偉首相=19日午前、東京・永田町

 菅義偉首相(自民党総裁)の再選が懸かる党総裁選で、各派が沈黙している。

 秋の衆院選が迫る中、中堅・若手を中心に「菅首相では戦えない」との危機感が強まっており、派閥幹部も状況を見極めているとみられる。二階派を率いる二階俊博幹事長の菅氏支持表明に続き、主要派閥が雪崩を打った昨年の総裁選とは様相が一変している。

【図解】内閣支持率の推移

 首相は昨年8月29日、二階氏や森山裕国対委員長(石原派)と会談し、出馬の意向を伝達。二階、森山両氏は支援する意向を示した。この情報は即座に広まり、同31日には党内最大の細田派と第2派閥の麻生派、無派閥議員グループが追随。わずか3日間で「菅総裁」誕生が事実上決定した。

 これに対し、今回の総裁選に向けては今のところ、二階氏や安倍晋三前首相ら派閥領袖(りょうしゅう)、党重鎮数人がわずかに首相支持を公にしているだけだ。前回同様の先を争うような派閥単位での動きは見られない。

 背景には、自民党内で今、若手からベテランまで菅首相で衆院選を戦えるのかという疑念が急速に広まっていることがある。こうした傾向は、選挙基盤が弱いと指摘される各派の中堅・若手の間で特に強い。

 関西の中堅議員は「地元を回ると首相の評判は最悪だ。退いてもらわないと選挙は戦えない」と強調。東京の中堅議員も「首相を代えた方がいい。党ではなく首相が嫌われている」と漏らした。現時点で派閥が締め付けを強めれば、かえって結束が乱れかねない情勢だ。

 19日の石原派在京議員懇談会でも意見は割れた。中堅議員が政府の新型コロナウイルス対応を問題視。出席者の一人が「政府・自民党への批判がここまで深まるのは初めてだ」と指摘し、総裁選への態度を慎重に検討すべきだと発言。これに対し、別の出席者は「首相が代わっても感染状況は変わらない」と主張した。

 同日の岸田派会合では、若手議員が「岸田文雄会長が決断したら従いたい。強いリーダーで信頼を得て衆院選を戦うべきだ」と、岸田氏に出馬を迫る場面もあった。

 ある派閥の幹部は「菅首相でまとめようとしたら若手の反発がすごいだろう」との見方を示し、こう語った。「急いで表明する必要はない。様子を見てからでいい」。

6899チバQ:2021/08/21(土) 01:13:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/b7adc2a2472f0fde519b8d0df50b3ad28ac3ca73
無投票から一転…「ポスト菅」活発化 総裁選は混戦の様相
8/20(金) 9:44配信

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西日本新聞
国会議事堂

 菅義偉首相の自民党総裁任期満了(9月30日)に伴う総裁選に向けた動きが、活発化してきた。衆院の解散・総選挙前に総裁選が実施されるとの観測も強まる中、「ポスト菅」に意欲を示す下村博文政調会長と高市早苗前総務相が19日、相次ぎ二階俊博幹事長と党本部で会談し、出馬意向を伝えた。政権、与党に批判的な世論を敏感に感じ取る党内からは、複数候補による「開かれた総裁選」を求める声が高まっており、構図は混沌(こんとん)としてきた。

【図解】自民党「実力者」の相関図

 「多くの方から出馬すべし、という声が上がっている。チャンスと可能性があればチャレンジしたい」。まず二階氏の元を訪れたのは下村氏。首相に指名された党三役の要職にあるものの、着々と出馬準備を進めている。18日には所属する細田派出身の安倍晋三前首相とも会い、下村氏周辺は立候補に必要な20人の推薦人集めに自信を見せる。

 その2時間後。今度は高市氏。「出馬の決意を固めたと報告した。幹事長から『しっかり頑張りなさい』との温かいお言葉をいただいた」。気脈を通じる安倍氏に再々登板を打診してきたという高市氏は「7月下旬に断られたので、そんなら私が出たろうやないかと決意した」とも語った。

 総裁選は「9月17日告示、29日投開票」の日程が有力視されており、今月26日に正式に決まる。首相が告示前に衆院を解散すれば、自動的に総裁選は凍結され、衆院選後まで先送りされるが、ここにきて複数の党幹部が否定し始めている。

 そもそも首相は、衆院選に勝利した上で、その後の総裁選での「無投票再選」を思い描いていた。だが、政府の新型コロナウイルス対応に国民の風当たりは強く、2009年の野党転落を知るベテランは「大変なことになる」と青ざめる。

 焦りを募らせる若手・中堅からは「総裁選先行論」が噴出。党の多彩な顔ぶれを世間に示し、論戦を展開することで党勢回復につなげたいとの期待が混じる。

 そうした中で先陣を切った下村氏と高市氏。2人の動きが呼び水となり、コロナ禍の権力闘争に二の足を踏んでいた「有力候補」も名乗りを上げやすくなりつつある。昨秋、首相に敗れた岸田文雄前政調会長は19日、記者団に「総裁選の日程が確定してから対応を明らかにする」ととどめたものの、同日の岸田派の会合は「主戦論でまとまった」(中堅)。出馬意欲を示す野田聖子幹事長代行も近しい議員に働き掛けている。

 首相は17日の記者会見で「総裁選に出馬するかは時期が来れば当然のこと。変わりはない」と意欲を改めて示した。ただ、当初描いた無投票再選どころか混戦の様相を呈してきている。

 今のところ最大派閥の細田派に影響力を残す安倍氏や、第2勢力の麻生派を率いる麻生太郎副総理兼財務相は、首相支持で「揺らぎはない」(麻生氏周辺)とされるが、その一挙手一投足に首相も目を凝らしているという。18日、安倍氏は下村氏にこう伝えた。「『じゃあ、応援するよ』という状況じゃないのは分かっているよね」 (河合仁志)

6900チバQ:2021/08/21(土) 01:33:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/7846c776df81f52b6d471a2bc613b779be01a76e
マレーシア、次期首相にイスマイルサブリ氏 UMNOがポスト奪還
8/20(金) 19:39配信

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毎日新聞
新首相に任命された「統一マレー国民組織」(UMNO)のイスマイルサブリ・ヤーコブ前副首相=マレーシアのクアラルンプール近郊プトラジャヤで2020年5月11日、AP

 マレーシアのアブドラ国王は20日、新首相として「統一マレー国民組織」(UMNO)のイスマイルサブリ・ヤーコブ前副首相(61)を任命した。議会で承認されれば、21日に宣誓式を開く。長年、首相の座を独占してきたUMNOは3年ぶりに首相ポストを奪還する。

 地元メディアによるとアブドラ国王は、国内で新型コロナウイルスの感染拡大が続くことから、解散総選挙は適切ではないと判断した。16日に辞任したムヒディン前首相の後任について、下院(定員222、欠員2)各議員に推薦する候補者を提出するように要請。114人から推薦されたイスマイルサブリ氏が適任であると判断した。

 UMNOはマレーシアが1957年に独立して以来、首相を独占してきたが、汚職事件をきっかけに2018年に首相の座を明け渡していた。【バンコク石山絵歩】

6901チバQ:2021/08/21(土) 01:42:27
相変わらず決断力ねえなあ
https://news.yahoo.co.jp/articles/c9dec047cff35791a50232f830d18a7b4f6b8d00
自民党総裁選 岸田氏“日程決まった後に判断”
8/20(金) 19:06配信

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HOME広島ホームテレビ
自民党広島県連の役員会に出席した岸田前政調会長

自民党総裁選への出馬を模索する動きが活発化する中、
広島選出の岸田文雄前政調会長は、自身の出馬について明言を避けました。


広島市内で行われた自民党県連の役員会に出席した岸田前政調会長。
総裁選への出馬について、日程が決定した後で最終的な判断をしたいと述べるに留まりました。

【自民党 岸田文雄前政調会長】
「広島の皆さんからもずいぶんいろいろな声をいただいております。激励の声も大変多いと感謝をしています。
様々な事情を勘案して自分がどうするか来週総裁選挙の日程が決定してから考えたいと思います」

19日、都内で開かれた岸田派の会合でも
出馬表明を早くするよう求める声が相次ぎましたが明言しませんでした。

総裁選の日程は、26日に決まる予定です。

6902チバQ:2021/08/21(土) 06:57:51
れきしにifは、、、
ですが、谷垣がチャリで怪我しなかったら、どんな風になってたんですかねえ。安倍も右寄りに歯止めかかっただろうし、二階の権力もここまでなかっただろうし。
ガースーより良い総理になったんじゃないかな?なんて妄想してしまいます。

6903チバQ:2021/08/21(土) 07:26:09
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20210820-567-OYT1T50245.html
石破氏、総裁選不出馬を示唆…「感染急拡大の最中の表明は個人的に違和感」
2021/08/20 22:58読売新聞

石破氏、総裁選不出馬を示唆…「感染急拡大の最中の表明は個人的に違和感」

石破茂氏 【読売新聞社】

(読売新聞)

 自民党の石破茂・元幹事長は20日、自身のブログで、9月末の任期満了に伴う党総裁選について、「(新型コロナウイルスの)感染急拡大の最中に、名乗りをあげると表明することには個人的に違和感を覚える」と記し、出馬を見送る意向を強くにじませた。

 石破氏は20日のBSフジの番組でも現在は新型コロナ対策に注力すべきだとしたうえで、「菅首相では選挙を戦えないので顔を替えるということが国民に理解されるのか、国民にどう映るのか、我々は恐れを持って考えなければならない」と指摘した。

 総裁選には、下村政調会長と高市早苗・前総務相が出馬に意欲を示している。

6904チバQ:2021/08/21(土) 07:36:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb827c30d5c56d8444af9b707a0299e0da33000a
自民総裁選、石破氏出馬厳しく 「ポスト菅」人気も傷跡癒えず
8/21(土) 7:12配信

時事通信
記者団の質問に答える自民党の石破茂元幹事長=2020年10月22日、衆院議員会館

 菅義偉首相の自民党総裁任期が9月で満了することに伴う総裁選をめぐり、石破茂元幹事長の立候補は厳しいとの見方が根強い。

 「ポスト菅」の有力候補として世論の人気は依然高いものの、昨年の総裁選に惨敗し、足元の石破派内で求心力が急落した傷が癒えていないためだ。

 石破氏は20日夜、BSフジ番組に出演。総裁選について問われると、政府の新型コロナウイルス対応に触れつつ、「感染拡大がものすごい中で、その気があろうがなかろうが今、口の端に乗せることではない」と言及を避けた。

 報道各社の世論調査で、菅内閣の支持率は軒並み発足以降の最低水準に低迷。10月21日の衆院議員任期満了まで残り2カ月となる中、党内には首相交代を望む声がくすぶる。

 一方の石破氏は「次の首相」調査で常にトップを争う。首相を支える二階派幹部は「石破氏が総裁選に出馬すれば構図は大きく変わる」と警戒。党関係者は「石破氏が首相になればイメージチェンジになる」との見方を示した。

 ただ、昨年の総裁選が影を落とす。党内各派が「菅支持」で雪崩を打つ中、石破氏は派内の慎重論を押し切って立候補したが、岸田文雄前政調会長にも敗れ最下位となった。派閥会長の辞任を余儀なくされ、側近だった山本有二元農林水産相ら3人が休会、退会。現在の所属議員は17人で、総裁選出馬に必要な「推薦人20人」に届かない。

 今月には派閥の代表世話人を務める鴨下一郎元環境相も引退を表明。同派関係者は「派閥として総裁選に動ける状況ではない」と内情を明かす。

 最大派閥・細田派出身の安倍晋三前首相、第2派閥・麻生派会長の麻生太郎副総理兼財務相との関係もネックだ。石破氏は両氏の首相在任中、その政権運営を厳しく批判した経緯があり、今もしこりが残る。閣僚経験者は「2人とも石破氏を絶対に許さない」と指摘。国会議員の支持拡大という積年の課題は解消されないままだ。

 石破氏の総裁選出馬について、周辺は慎重姿勢だとしつつも、「強い要請があれば考えるだろう」との見方を示す。これに対し、党幹部は「石破派はバラバラで、他派が推すこともない。出馬は無理だ」と疑問視した。

6905とはずがたり:2021/08/21(土) 11:16:53

石破の逆云っとけばいいから次の総裁選は盛り上がってしまいそう。。

石破氏、菅氏の総裁再選支持 感染拡大「私がやると言うべきでない」
8/20(金) 23:40配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/d39184187480fa200259d9194faffd4768cec37d
毎日新聞

 自民党の石破茂元幹事長は20日のBSフジの番組で、党総裁選への対応について「新型コロナウイルスの感染拡大で国民が恐怖におののき、(菅義偉首相ら)みんなが一致して向かっている時に『私がやります』とは、その気があろうがなかろうが口の端に乗せるべきではない」と述べ、現状では自身は立候補せず、首相の再選が望ましいとの考えを示した。

 石破氏は、次期衆院選に向けて「菅氏では『選挙の顔』にならない」との声が党内で出ていることについて「直接聞いたことは一度もないが、『菅さんでは選挙が戦えないので顔を変えます』というのが本当に国民に理解されるのか」と指摘。総裁選と衆院選の時期が近接していることを念頭に「首相は衆院選によって主権者たる国民が決めるもの。自民党員だけではない。本当の『フルスペック』は衆院選だ」と述べ、総裁選で党員・党友投票の実施を見送ることはやむを得ないとの認識も示した。【青木純】

6906とはずがたり:2021/08/21(土) 17:32:21
小泉・河野辺りは閣内に取り込まれてて動けずか。石破も続投支持だし,対抗馬がへたれな岸田と宛て馬の高市や下村で闊達な意見を戦わせられる自民党アピールの場として総裁選使うだけで交替迄行かない?

小泉氏が首相支持表明 河野氏は明言せず 自民党総裁選
8/20(金) 16:57配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/29f2e39bbee358c792ebb85b4c3fe30e6f2b2b04
時事通信

 菅義偉首相の9月末の任期満了に伴う自民党総裁選をめぐり、小泉進次郎環境相は20日の閣議後記者会見で「もう一度、闘う首相の良さを多くの方に感じていただけるような機会にしてほしい」と述べ、首相を支持する方針を明らかにした。
 
 小泉氏は「闘う首相の姿が今、伝わっていないというのは何とかしたい」とも語り、発信力の強化に向け助力する考えを示した。

 一方、河野太郎規制改革担当相は「ワクチン接種をしっかり進め、規制改革を進めるという今の仕事をしっかりやりたい」と述べるにとどめ、明言を避けた。

 西村康稔経済再生担当相は自らの立候補の可能性について「総裁選のことを考える余裕はない。何とか(新型コロナウイルスの)感染を抑えていけるように全力で取り組んでいきたい」と語った。

6907とはずがたり:2021/08/21(土) 17:58:43

石破だと地方票で圧勝して国会議員が動揺して逆転のドラマがあり得たと思うけど高市や岸田では難しい様な気がしますがどうなんでしょうかねえ。

此処で引くと石破は先ずは洋平や谷垣的ポジションを目指すのか?推薦人的に引かざる得ないんだろうけど。

自民総裁選、石破氏出馬厳しく 「ポスト菅」人気も傷跡癒えず
2021年08月21日07時12分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021082001102&g=pol

 菅義偉首相の自民党総裁任期が9月で満了することに伴う総裁選をめぐり、石破茂元幹事長の立候補は厳しいとの見方が根強い。「ポスト菅」の有力候補として世論の人気は依然高いものの、昨年の総裁選に惨敗し、足元の石破派内で求心力が急落した傷が癒えていないためだ。

 石破氏は20日夜、BSフジ番組に出演。総裁選について問われると、政府の新型コロナウイルス対応に触れつつ、「感染拡大がものすごい中で、その気があろうがなかろうが今、口の端に乗せることではない」と言及を避けた。
 報道各社の世論調査で、菅内閣の支持率は軒並み発足以降の最低水準に低迷。10月21日の衆院議員任期満了まで残り2カ月となる中、党内には首相交代を望む声がくすぶる。
 一方の石破氏は「次の首相」調査で常にトップを争う。首相を支える二階派幹部は「石破氏が総裁選に出馬すれば構図は大きく変わる」と警戒。党関係者は「石破氏が首相になればイメージチェンジになる」との見方を示した。
 ただ、昨年の総裁選が影を落とす。党内各派が「菅支持」で雪崩を打つ中、石破氏は派内の慎重論を押し切って立候補したが、岸田文雄前政調会長にも敗れ最下位となった。派閥会長の辞任を余儀なくされ、側近だった山本有二元農林水産相ら3人が休会、退会。現在の所属議員は17人で、総裁選出馬に必要な「推薦人20人」に届かない。
 今月には派閥の代表世話人を務める鴨下一郎元環境相も引退を表明。同派関係者は「派閥として総裁選に動ける状況ではない」と内情を明かす。
 最大派閥・細田派出身の安倍晋三前首相、第2派閥・麻生派会長の麻生太郎副総理兼財務相との関係もネックだ。石破氏は両氏の首相在任中、その政権運営を厳しく批判した経緯があり、今もしこりが残る。閣僚経験者は「2人とも石破氏を絶対に許さない」と指摘。国会議員の支持拡大という積年の課題は解消されないままだ。
 石破氏の総裁選出馬について、周辺は慎重姿勢だとしつつも、「強い要請があれば考えるだろう」との見方を示す。これに対し、党幹部は「石破派はバラバラで、他派が推すこともない。出馬は無理だ」と疑問視した。

6908とはずがたり:2021/08/21(土) 23:10:19

菅から交替となってもヘタレ岸田ならまあ安心だけどそれでもご祝儀相場あるのかねえ。。

「ポスト菅」へ名乗り、岸田氏出馬のそろばん勘定 26日に出馬を表明、本格的な総裁選が濃厚に
泉 宏 2021/08/21 07:40
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e3%83%9d%e3%82%b9%e3%83%88%e8%8f%85-%e3%81%b8%e5%90%8d%e4%b9%97%e3%82%8a-%e5%b2%b8%e7%94%b0%e6%b0%8f%e5%87%ba%e9%a6%ac%e3%81%ae%e3%81%9d%e3%82%8d%e3%81%b0%e3%82%93%e5%8b%98%e5%ae%9a-26%e6%97%a5%e3%81%ab%e5%87%ba%e9%a6%ac%e3%82%92%e8%a1%a8%e6%98%8e-%e6%9c%ac%e6%a0%bc%e7%9a%84%e3%81%aa%e7%b7%8f%e8%a3%81%e9%81%b8%e3%81%8c%e6%bf%83%e5%8e%9a%e3%81%ab/ar-AANyehm?ocid=wispr

 コロナ感染拡大で、秋の政局の焦点だった9月解散論が遠のき、自民党内では総裁選先行論が大勢となりつつある。高市早苗前総務相(無派閥)らが出馬に動き、岸田文雄前政調会長も総裁選日程の決まる8月26日に出馬表明する可能性が強まった。

 岸田氏は名門派閥・宏池会(岸田派)の領袖で、他候補にとって高いハードルとなる「議員20人以上の推薦」は確実だ。現総裁の菅義偉首相も出馬を明言しており、岸田氏が出馬表明すれば、党員・党友も含めたフルスペックでの本格総裁選実施が確定する。

会合で相次いだ岸田氏出馬を求める声
 東京五輪後も内閣支持率は下落し、国民の間では菅首相の交代論が拡大。与党内に強まる「菅首相では選挙を戦えない」との不安が、総裁選での菅氏再選を不透明にしている。

 2020年9月の前回総裁選で大差の2位に終わった岸田氏だが、その後も現職を倒すだけの党内基盤はつくれていない。ただ、「今回出馬を見送れば、総理・総裁候補の権利を失う」(側近)との危機感が岸田氏の背中を押している。

 総裁選先行で菅首相が再選されても、その後の衆院選で自民が大幅に議席を減らせば、改めて首相の退陣論が浮上する。このため、岸田派内には「勝てないまでも、首相とがっぷり四つで勝負できれば、次への展望が開ける」との声も広がる。

 岸田派(宏池会)は19日、都内の事務所で開いた会合で次期総裁選への対応を協議した。席上、ベテランと若手の双方から岸田氏の出馬を求める声が相次ぎ、岸田氏も総裁選日程が決まる26日に最終判断する意向を示した。

 十数名の在京議員が参加した同日の派閥会合では、岸田氏が「コロナ禍で国民がどのように総裁選をみているのか。しっかり考えながら対応しなければならない」とあいさつ。出席者からは「総裁選に出馬すると早急に決断すべきだ」「今こそ、宏池会の神髄を天下に鳴り響かせてほしい」などと、岸田氏の出馬決断を求める声が相次いだ。

 岸田氏は会合後、「自民党は幅広い選択肢を持つ政党だと示す貴重な場だ。しっかりとした選挙(総裁選)をやらなければならない」としながらも、「私自身の総裁選への対応は具体的に日程が確定してから明らかにしたい」と従来の方針を繰り返した。

 岸田氏はすでに側近議員らとの協議を通じて「菅政権をめぐる状況をみても、今回は本格総裁選を実施すべきで自分も出馬したい」との意向を固めたとされる。

 前宏池会会長として同派に強い影響力を持つ古賀誠元幹事長は同日も岸田氏の出馬に否定的な考えを示したが、岸田氏としては26日に総裁選日程が決まった段階で、並行して開く派閥総会で正式に出馬表明する段取りを想定している。

人気投票で石破、河野氏と大差
 岸田氏は石破氏とともに2020年9月の党総裁選に出馬。しかし、二階俊博幹事長が率いる二階派を先頭に、安倍晋三前首相の出身派閥の細田派、麻生太郎副総理兼財務相の率いる麻生派など主要派閥が支援した菅首相に大差で敗れた。

 総裁選を受けて発足した菅政権は、当初は極めて高い内閣支持率を維持していたため、「本格政権として次期衆院選を戦うためにも次期総裁選は無投票再選が当然」(自民幹部)との見方が党内の大勢となった。石破氏が総裁選惨敗の責任をとって石破派会長を辞任したこともあり、岸田氏についても「次の総裁選への出馬は困難」(岸田派幹部)との見方が支配的だった。

 その後、コロナ対応の迷走で内閣支持率が急落して状況は変わった。各種世論調査における「次の首相」の人気投票で、岸田氏はトップを争う石破氏と河野太郎規制改革担当相(コロナワクチン担当)に大差をつけられている。

6909とはずがたり:2021/08/21(土) 23:10:52
>>6908
 その岸田氏が陣頭指揮を執った4月下旬の参院広島選挙区再選挙では、自らが押し立てた自民公認候補が、野党統一候補に惨敗。自民党内に「岸田氏は選挙に弱い」との声が広がり、岸田派内でも「このままでは総理・総裁の芽もなくなる」(ベテラン)との危機感が強まっていた。

 もともと総裁選をめぐる岸田氏の拠り所は、当選同期で親しい安倍氏や宏池会の仲間でもあった麻生氏の支援だった。岸田氏は、政局の節目で安倍、麻生両氏と個別会談を重ねてきたが、両氏とも「当面、菅首相を支える方針は変えられない」と冷たい反応だった。

 このため、岸田氏は6月に自らが会長となる「新たな資本主義を創る議員連盟」を旗揚げ。最高顧問に安倍、麻生両氏を迎え、145人の国会議員が参加した初会合には党税制調査会の甘利明会長も顔を見せた。

 安倍、麻生、甘利の3氏は、その頭文字から「3A」と呼ばれ、いまや自民党の最高権力者となった二階氏の対抗勢力とみる向きが多い。岸田氏の議連など、3Aや二階氏が名を連ねる新たな議員組織が相次いで発足し、「ポスト菅に向けて互いに影響力を競う状況」(自民長老)になっている。

 そうした中、岸田氏にとっての「最大の敵」(側近)とみられているのが二階氏だ。次期衆院選では複数の小選挙区で岸田派と二階派の推す候補が激しい公認争いを展開している。 

山口3区で二階・岸田両派が一触即発に
 特に、岸田派ナンバー2で同派座長の林芳正元文科相が参院議員を辞職して出馬する衆院山口3区では、現職の河村建夫元官房長官が二階派の会長代行とあって、「二階・岸田対決」による保守分裂選挙となっている。二階氏サイドは「現職優先が当然で、林氏は除名処分にする」と息巻くが、岸田氏も徹底抗戦の構えで一触即発の状態が続いている。

 その一方で、林氏の出馬が「首相を目指すための衆院くら替え」であることが事態を複雑にしている。林氏が次期衆院選で勝てば、岸田派に2人の首相候補が並び立つことになるからだ。

 林氏は岸田氏より4歳年下だが、参院5期のベテラン議員だ。参院議員にもかかわらず、文科相だけでなく経済財政相や農林水産相も歴任するなど閣僚歴も豊富だ。しかも、安倍氏の首相再登板につながった2012年9月の総裁選では、当時の古賀派(現岸田派)から出馬した経験も持つ。

 岸田氏が総裁選出馬を見送り、次期衆院選で林氏が衆院議員となった場合、「総理・総裁候補を林氏にして、岸田派を林派に衣替えする可能性もある」(同派閣僚経験者)との見方も出始めている。岸田氏にとって、「今回の総裁選が最後のチャンス」(同)ともなりかねないわけだ。

 岸田氏は19日に最大派閥である細田派に強い影響力を持つ森喜朗元首相と会談。総裁選や次期衆院選への対応をめぐり、安倍、麻生両氏とも随時会談する意向とされる。

 総裁選には下村博文政調会長(細田派)と高市氏が19日、相次いで党本部に二階幹事長を訪ね、立候補を目指す考えを伝えた。二階氏は高市氏に対し、「しっかり頑張りなさい」と激励したという。

横浜市長選も党内情勢に影響
 こうした中、22日に投開票となる横浜市長選の結果も、総裁選をめぐる党内の動きに大きな影響を与えそうだ。カジノを軸とする統合型リゾート(IR)の横浜港誘致の可否が最大の争点だが、誘致反対を掲げて閣僚(国家公安委員長)を辞職して立候補した小此木八郎氏を菅首相が全面支援しているからだ。

 横浜港へのIR誘致は菅首相の肝いりで進んできただけに、有権者の間では「菅首相の変節が理解できない」との声が噴出している。しかも、コロナが横浜市を中心に感染爆発していることへの菅首相への批判が、小此木氏への逆風となっている。

 自民党が先週に実施した情勢調査でも、立憲民主など主要野党が支援する横浜市立大の山中竹春元教授が小此木氏をリードしているとされる。横浜はまさに菅首相の地元で、与野党対決で小此木氏が敗れる事態となれば、「菅首相では選挙を戦えない」との声が加速し、総裁選に向けた菅降ろしにつながる可能性もある。

 「宏池会のプリンス」と呼ばれる岸田氏は人柄の良さで知られる一方、「戦闘能力に欠ける」(自民幹部)と揶揄されてきた。まさに風雲急を告げる政局秋の陣に向け「戦う岸田を前面に出すしか道はない」(岸田派幹部)のが実態と言えそうだ。

6910チバQ:2021/08/22(日) 19:15:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/ffd2392a7b34909024b181737f690c814d9f120d
菅政権は詰んだ? 世論調査から読み解く現状
8/22(日) 15:02配信

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時事通信
新型コロナウイルス感染拡大を受け、記者会見する菅義偉首相=17日午後、首相官邸

 東京五輪閉幕を受けた報道各社の世論調査が出そろった。菅内閣の支持率は、政権維持の危険ラインとされる3割前後。不支持率は5〜6割程度で、不支持が支持を大きく上回っている点が共通だ。菅政権はほぼ詰んだのか? 時事通信の8月調査結果(6〜9日に面接方式で実施)から、政権の現状と有権者の意識を読み解いてみた。(時事通信解説委員長 高橋正光)

【図解】内閣支持率の推移

◇内閣支持29%、2カ月連続の危険ライン
 時事調査によると、内閣支持は29.0%(7月比0.3ポイント減)、不支持は48.3%(同1.5ポイント減)で、初めて支持が3割を切った前回からほぼ横ばいだった。この1カ月間の出来事を列挙すると、新型コロナウイルスの感染者急増、中等症の感染者は自宅療養と受け取られた入院制限に関する説明不足への批判、菅義偉首相の広島平和記念式典でのあいさつ読み飛ばし、日本選手の活躍を含めた五輪の盛り上がりなどがある。横ばいという結果から、感染爆発などのマイナス要因を五輪の盛り上がりというプラス要因が相殺したと推察できる。菅首相は緊急事態宣言とワクチン接種の進捗(しんちょく)で新規感染者が減少、五輪効果と相まっての支持率の反転を期待していただけに、横ばいは誤算と言える。

 年齢別の内閣支持率を見ると、「18〜29歳」から「60歳代」までのすべての年代で3割を切っているが、「70歳以上」は37.4%。高齢者のワクチン接種が進んだことが影響している可能性がありそうだ。

 一方、政党支持率は自民23.7%(同2.3ポイント増)、公明4.5%(同2.0ポイント増)、立民3.9%(同0.6ポイント減)、共産1.3%(同0.5ポイント減)、維新2.0%(同変わらず)、国民0.3%(同0.2ポイント減)、社民0.2%(同変わらず)、「支持政党なし」61.4%(同2.5ポイント減)。与党は増え、立民、共産、国民が微減。自民支持のうち、内閣支持は59.4%、公明支持では43.9%。菅内閣は、与党支持者すら固め切れていない。「支持政党なし」に至っては、20.0%。国政選挙で勝敗を左右するとされる無党派層を、ほとんど取り込めていないことがうかがえる。

6911チバQ:2021/08/22(日) 19:15:26
◇先に総裁選なら波乱も
 時事通信の次回9月調査は10〜13日に実施し、結果は17日に判明する見通し。こうした中、内閣支持率の反転につながるような材料は見当たらない。ワクチン接種は進んではいるものの、感染者は爆発的に増え続け、菅政権は緊急事態宣言の対象拡大と期限の9月12日までの延長に追い込まれた。今後の政治日程として、同17日告示―29日投開票で調整が進む自民党総裁選と10月21日が任期満了の衆院選が控える。菅首相は総裁選前に衆院を解散、勝利し「国民の信任」をバックに総裁選を無投票で乗り切る戦略を描いていたとされる。

 しかし、自民党内では、「宣言発令中の解散は、国民感情を考慮すると困難」との見方が支配的。期限の9月12日で宣言を解除し、総裁選告示前の16日までに解散する余地は残ってはいるものの、1カ月弱で解除が可能になるほど感染者数が減少、医療の逼迫(ひっぱく)状況が解消されるとは考えにくい。そして、総裁選に突入した場合、内閣支持率が危険ラインのままでは、安倍晋三前首相、麻生太郎副総理、二階俊博幹事長らの支持を得て国会議員票の過半数を固めることはできても、党員投票で対抗馬に大きく水をあけられかねない。これまでの例から、党員投票(各都道府県連で開票)の結果の一部は、国会議員投票の前に漏れるケースが多く、党員投票での苦戦が伝われば、菅首相支持の議員が対抗馬に雪崩を打つかもしれない。議員票と党員票の配分は同数。複数候補の争いとなれば、菅首相の再選は一気に不透明になるだろう。

 8月20日時点で、下村博文政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行が出馬に意欲を示すが、立候補に必要な国会議員20人の推薦人を確保できるかは分からない。昨年9月の総裁選に出馬した岸田文雄前政調会長、石破茂元幹事長は去就を明らかにしていない。また、若手議員が派閥の締め付けをはねのけて、世代交代を掲げて出馬を模索する動きが出てくることも考えられる。

◇麻生政権時との違い
 総裁選の前にしろ、後にしろ、菅首相の下で衆院選となった場合、政権は維持できるのか? 世論調査の結果からは、必ずしも悲観的とは言えない。

 衆院議員の任期満了を控えて内閣支持率が低迷している点で、菅政権は麻生政権に似ていると指摘されるが、両政権を取り巻く状況で異なる点が一つある。それは、野党第1党の支持率だ。麻生政権下の自民党は2009年8月30日投開票の衆院選(定数480)で、119席の惨敗(民主は308議席)を喫し、野党に転落した。その約2カ月前の7月調査(9〜12日に実施)を見ると、内閣支持率は16.3%(不支持64.2%)。政党支持率は自民15.1%、公明4.6%、民主18.6%、「支持政党なし」55.7%。自民支持のうちの内閣支持は48.0%、「支持政党なし」ではわずか11.1%。麻生内閣の支持率は菅内閣より10ポイント以上低い上、民主の支持率が自民を逆転した。8月調査でもこの傾向が変わらず、衆院選の投開票日を迎えた。既存野党が政権批判票の受け皿になっていない点が、麻生内閣当時とは決定的に違う。

 ちなみに、安倍政権下、自民が281議席を得た前回衆院選(定数465)の約2カ月半前に当たる17年8月調査を見ると、内閣支持率は36.6%、不支持は44.1%。政党支持率は自民25.7%、民進3.2%。「支持政党なし」は62.2%で、このうちの内閣支持は24.1%だった。内閣不支持が支持を上回り、無党派層の支持も離れているが、野党第1党も政権批判票の受け皿になっていない点は、現在の菅内閣と同じだ。この後、民進は、小池百合子東京都知事が立ち上げた希望の党への合流組と、枝野幸男氏が結成した新党(立民)組、どちらにも参加しない無所属組の三つに分かれて衆院選に突入。野党陣営の候補者乱立にも助けられ、自民党は大勝した。

 衆院選の勝敗を左右するのは言うまでもなく、289の小選挙区。立民が次期衆院選で政権をうかがうには、小選挙区での野党候補の一本化という「戦術」のみならず、無党派層を取り込んで党の支持率を大きく上昇させる「戦略」の構築が欠かせない。望ましいことではないが、このまま衆院選となれば、政権批判票のかなりが行き場がなく、棄権に回ることも考えられる。与党の側から見れば、逆風にさらされる菅首相の最大の基盤は、政権批判票の受け皿になっていない立民など既存野党と言えそうだ。

6912チバQ:2021/08/22(日) 20:25:31
さて総裁選が盛り上がりそうですね
1280: チバQ :2021/08/22(日) 20:24:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/147a0160392991ba5c420004742f83683f4dde82
横浜市長に野党系新人 首相、支援候補敗れ打撃 勝利の山中氏、IR反対
8/22(日) 20:17配信

時事通信
山中竹春氏

 任期満了に伴う横浜市長選は22日に投開票が行われ、無所属新人で元横浜市立大教授の山中竹春氏(48)=立憲民主推薦=が、現職と新人の計7人を破り、初当選を確実にした。

 市選出の菅義偉首相にとって、側近で自身が支援した前国家公安委員長の小此木八郎氏(56)が野党系候補に敗れたことは打撃となる。衆院選を前に、自民党内で「選挙の顔」となることに疑問の声が広がりそうだ。

 過去最多の8人が争った選挙戦で、林文子市長(75)が進めてきたカジノを含む統合型リゾート(IR)誘致をめぐって論戦が交わされ、山中氏ら6人の新人が反対や取りやめを訴えた。また、首相が小此木氏の支援に動いたことで、感染拡大に歯止めがかからない新型コロナウイルスへの対応を含めた政権運営の是非も争点に浮上した。

 山中氏は、立民の推薦に加え、共産、社民両党の支援を得た「カジノ反対の野党統一候補」として選挙戦に臨んだ。データ分析の専門家としてコロナ対策に取り組んできた経歴もアピール。政権批判票を幅広く取り込んだ。

 小此木氏は「IR取りやめ」を明言。自民党の大半の市議と公明党から実質的な支援を受けた。しかし、衆院議員として所属した自民は、市議会で林市長と二人三脚でIR誘致を進めてきた経緯があり、取りやめ方針への理解が広がらなかった。林氏は地元経済界と一部の自民市議の支援を得て、3期12年の実績を訴えたが及ばなかった。

 知名度が高い元長野県知事の田中康夫氏(65)、前神奈川県知事の松沢成文氏(63)らもIR反対を主張したが、浸透しなかった。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/296576e5d32833a923a377f554513158d2a4df5a
菅首相「選挙の顔」として致命傷、小此木氏敗北で自民党総裁選など影響必至
8/22(日) 20:13配信

日刊スポーツ
小此木八郎氏(20年12月14日)

過去最多の8人が立候補した横浜市長選の投開票が22日、行われ、立憲民主党が推薦する元横浜市立大教授の山中竹春氏(48)が4選を目指した林文子氏(75)らを破り、初当選することが確実となった。

横浜がお膝元の菅義偉首相(72)が全面支援した前国家公安委員長の小此木八郎氏(56)が敗れたことで、菅首相は「選挙の顔」として致命的なダメージを負った。9月末に任期満了を迎える自民党総裁選や、10月に任期満了となる衆院の解散・総選挙の行方に影響を与えるのは必至で、政局は流動化しそうだ。

カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致の是非が争点となった市長選で、小此木氏はIRを推進する菅内閣の閣僚でありながら「誘致取りやめ」を掲げて出馬。36人いる自民党系市議は小此木支持派とIRを推進する林支持派に分裂し、菅氏の秘書出身の5人の市議も小此木氏支持3人、林氏支持2人と二分する事態になった。

故小此木彦三郎元通産相の秘書出身で小此木氏とは45年以上の交友がある菅首相は7月29日、小此木氏を「全面的かつ全力で応援する」と表明。8月3日の自民党役員会でも「小此木をやる」と述べ、党を挙げての支援を求めていた。しかし、IRを国家的プロジェクトとしてきた菅首相が「取りやめ」を公約とする小此木を支援する分かりづらさ。小此木氏が「どうせ菅さんと結託して、当選してほとぼりがさめたら、(IRを)1回やり直すんだろうと、4割の方が疑いの目で見ている」とぼやく状態になっていた。

さらに新型コロナの新規感染者の急拡大で、コロナ対策が争点化。菅内閣のコロナ対策への批判票、不満票が「コロナ専門家」をうたう山中氏に取り込まれる形になった。菅内閣の支持率は時事通信、朝日新聞、NHKの調査で、危険水域の20%台になっている。4月の衆参の補選、再選挙で3連敗。7月の都議選でも惨敗したのに続き、地元でも敗れたことで、「選挙の顔足り得るか」と問う声がさらに大きくなりそうだ。【中嶋文明】

6913チバQ:2021/08/22(日) 20:26:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/42581230f3e9bc99493c51e721a58a8bb49921f8
横浜市長選で衝撃の大敗 菅首相が総裁選前に電撃解散も「勝ち抜くと驚嘆のメンタル」〈dot.〉
8/22(日) 20:10配信

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AERA dot.
菅義偉首相と小此木八郎・前国家公安委員長(C)朝日新聞社

「やばい。午後8時過ぎに野党候補に当確が出るなんて衝撃だ…。出口調査ですでに野党に10ポイント以上、負けていた。菅首相は最後まで望みがあると言い続けていただけに今頃、真っ青だろうな」

【画像】ポスト菅の大穴候補ランキングはこちら

 こう力なく語るのは、自民党幹部だ。22日投開票された横浜市長選は、立憲民主党などが推薦する元大学教授、山中竹春氏が自民党の推す前国家公安委員長、小此木八郎氏に勝利したことが確実となった。

 菅義偉首相の側近で、閣僚を辞して横浜市長選にのぞみ、圧勝と思われていた小此木氏。午後8時に投票が締め切られるとすぐ、山中氏に当確が出る衝撃の幕切れとなった。

「横浜市長選の大敗でもう菅政権はだめなんじゃないか、というムードが一気に強まりました。菅首相や政権幹部のイライラはピークに達し、周囲もピリピリして官邸の空気は澱んでいます。いまだに菅首相はなぜ、小此木氏で勝てなかったのか、自分が動いたのになぜだ、と敗因を理解できずにいます。首をかしげていました」(官邸関係者)

 菅首相は小此木氏の父親で建設大臣などを歴任した彦三郎氏の秘書を経て、横浜市議、衆院議員となり、神奈川2区(横浜市内)が地盤だ。小此木家は八郎氏の祖父の時代から横浜を地盤に衆院議員を世襲してきた名門なだけに大敗の打撃は計り知れない。前出の自民党幹部も動揺を隠せず、こう言う。

「小此木氏が出馬表明した時は、誰もが圧勝と思っていた。それがこのザマです。菅首相の地元でもある横浜市長選を落としてしまった。コロナの感染拡大が止まらず、対策が後手にまわる菅政権にNOが突きつけられた選挙だったと思いますね」

 選挙戦の最終日。横浜市内を演説していた小此木氏の周囲には聴衆がまばらで閑散としていた。自民党の横浜市議はこう振り返る。

「空気に向かって演説しているようでした。動員はかけたが、支援者が反応しなかった。閣僚まで務めた小此木氏にとって、屈辱的な光景でした。菅首相のコロナ対応に対する市民の不信感がそのまま、現れたなと思いました」

 横浜市長選の争点は、いつの間にかカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致から新型コロナウイルス対策になっていったという。

「小此木氏がコロナ対策を訴える度に『感染者を減らせ』とヤジが飛んだ。有権者からの冷たい視線を感じました」(同前)

 横浜市長選の大敗で「菅おろし」も始まりつつある。9月17日に告示され、同29日に予定される自民党総裁選挙。安倍晋三前首相が率いる清和会(細田派)所属の国会議員はこう語る。

「横浜市長選で市民、国民が菅首相に対し、ダメ出しをしたということ。月曜日から政局が激化し、清和会など大派閥の総裁候補選びが本格化する。解散総選挙も間近ですから、選挙に勝てる人が総裁候補となるでしょう。うちでは政調会長の下村博文さんが名乗りを上げているけど、安倍前首相の3度目の登板もありうる。派閥を超えて人気が高いのは、麻生派の河野太郎ワクチン担当相ですね」

6914チバQ:2021/08/22(日) 20:26:51
 安倍前首相に近い高市早苗衆院議員も立候補の意向を示している。だが、菅首相も黙ってはいないはずだという。

 新型コロナウイルスの感染拡大で9月12日まで延長された東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪などの緊急事態宣言は当初、8月31日までだった。
延長幅が12日間というのは、なんとも中途半端な感があるが、そこに「駆け引き」があるという。



「自民党総裁選のスタートが9月17日。同12日まで緊急事態宣言ですから、5日間の空白が生まれる。菅首相がここで電撃的に解散総選挙に打って出るという話が周辺から出ています。もともと解散の余地を残すために緊急事態宣言を12日まで延長した訳です…。自公連立与党で過半数を取れば、国民から信任された、と総裁選に出て続投するというシナリオを考えているようだ」(前出の自民党幹部)

 だが、新型コロナウイルス対策の相次ぐ失敗で新規感染者、重症者の増加が止まらず、不人気の菅首相が解散総選挙に踏み切れば、自民党が大敗する危険性もある。

また、東京地検特捜部が捜査を進めているテクノシステム社の詐欺事件に関連した公明党の遠山清彦元財務副大臣の「口利き疑惑」という爆弾もある。公明党の国会議員はこう語る。

「東京地検特捜部の捜査のメスが入り、遠山氏の”爆弾”がいつ炸裂するのか気が気でないです。捜査の影響で解散総選挙になれば、うちは厳しい選挙となる。自民党の選挙まで手が回りませんよ」

「菅おろし」が加速する中、菅首相は21日午前、東京・代々木のJR東京総合病院を受診した。演説原稿の読み飛ばしや読み間違いなどの失敗も続き、体調面を心配する声も出ている。

「人間ドッグのフォローで受診自体は、大したものでは全くないのですが、ずっと休んでないので疲労が蓄積しているのは周囲から見ても明らかです。それでも気力の衰えなどで、辞めたいなどとは一切、漏らさず、総裁選も勝ち抜けると思っているのが、菅首相のメンタルの偉大さ。そこだけは感嘆しますね」(前出の官邸関係者)

 菅首相の次の一手が注目される。(今西憲之 AERAdot.編集部)

6915チバQ:2021/08/22(日) 20:27:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/66774051ccefee8afa87585b1c6dadfcadaddef9
首相のおひざ元・横浜市長選でも敗北 求心力低下は必至、混迷の政局
8/22(日) 20:00配信

朝日新聞デジタル
緊急事態宣言の期限延長と地域の追加を決め、記者会見で記者の質問に答える菅義偉首相=2021年8月17日午後9時30分、首相官邸、上田幸一撮影

 横浜市長選は22日投開票され、新顔で元横浜市立大教授の山中竹春氏(48)=立憲民主推薦=が、新顔で元国家公安委員長の小此木八郎氏(56)や現職の林文子氏(75)らを破り、初当選を確実にした。

 菅義偉首相が支援した小此木八郎元国家公安委員長が敗北の見通しとなったことで、政局は一気に流動化しかねない情勢だ。現下のコロナ感染の収束が見通せず、衆院議員の任期満了まで2カ月を切る中、首相が思惑通りに解散権を行使できない可能性もある。

 横浜は首相のおひざ元でありながら、自民党をまとめきれずに分裂選挙に至ったほか、あえて支援した小此木氏を押し上げられなかったことは、求心力低下に直結する。

 首相の自民党総裁任期は9月30日に迫り、総裁選は9月17日告示、29日投開票の日程を軸に調整が進む。首相はすでに再選への意欲を示し、二階俊博幹事長や安倍晋三前首相らが再選支持を表明している。

 しかし、「全敗」した4月の衆参3選挙や、過去2番目に少ない議席に低迷した7月の東京都議選に続く地元での敗北で、次期衆院選を控える党内からは「選挙の顔」として疑問視する声が高まっている。

 首相が当初描いたとされる総裁選前の衆院解散や、総裁選での無投票再選には反対論が根強く、首相交代や執行部刷新を求める声に押され、衆院選前の総裁選実施と対立候補を擁立する動きが本格化しそうだ。情勢次第では事実上の任期満了選挙に追い込まれる可能性もある。

 一方、「菅政権が問われる選挙」と位置づけた野党側は、4月の衆参3選挙に続く「野党共闘」での勝利となったことを受け、次期衆院選に向けた共闘戦略の構築を急ぐ構えだ。(岡村夏樹、北見英城)

朝日新聞社

6916とはずがたり:2021/08/22(日) 20:57:02

「菅さんはブレた」そして敗れた横浜市長選 衆院選前に陰る求心力
https://mainichi.jp/articles/20210822/k00/00m/010/241000c
毎日新聞 2021/8/22 20:07(最終更新 8/22 20:50) 有料記事 655文字

 菅義偉首相が全面支援した小此木八郎氏の敗北は、市議時代に「影の市長」と呼ばれた菅氏の求心力に陰りが出てきたことを強く印象づけた。自民党総裁選と次期衆院選を前にして、菅氏が負った政治的ダメージは大きい。

 陰りの前兆は選挙戦の前から見え隠れしていた。多選や高齢を理由に現職の林文子氏を見限った菅氏と自民党横浜市連。だが林氏に代わる候補者探しでつまずいた。さらに現職の閣僚でありながら、政権が推進するカジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致中止を打ち出した小此木氏の出馬を翻意させられなかった。

 IR事業を推進する政権のトップでありながら、自身の考えを明確に説明しないまま小此木氏を支援するに至った菅氏。直前まで、IR誘致を進める林氏の後ろ盾でもあった。党内では「菅さんはブ…

6917チバQ:2021/08/23(月) 08:29:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/79983fc49e7be5012f375e2a7eb5058eee67c551
自民、「菅離れ」拡大必至 お膝元敗北、政権に激震 横浜市長選
8/23(月) 7:03配信

時事通信
首相官邸に入る菅義偉首相=20日、東京・永田町

 菅義偉首相の地元である横浜市の市長選で、首相自身が全面支援を打ち出した前国家公安委員長の小此木八郎氏が敗れ、政権に激震が走った。


 衆院議員の任期満了まで残り2カ月。9月の自民党総裁選に向けて「党の顔にならない」と交代を望む声が広がるのは必至だ。

 「ご苦労さま」。首相は22日夜、小此木氏から電子メールで選挙戦敗北の連絡を受け、こう返信した。首相側近の坂井学官房副長官はテレビインタビューで「自民党で小此木候補に推薦を出すことができなかった。まとめきれなかった」と敗因を語った。

 自民党神奈川県連会長だった小此木氏は独自候補を立てられなかった責任を取るとして6月に閣僚を辞任し、市長選に出馬。党が過去2回推薦した現職の林文子氏も名乗りを上げ、保守分裂となった。「菅派」市議も割れた。

 「自主投票」で臨む党の立場を離れ、個人として小此木氏支援を公言した首相の対応は異例だ。内閣支持率が低迷する中、お膝元で行われる重要選挙を制して反転攻勢に出たいとの思いもあったとみられる。今月3日の党役員会で「総裁の立場にあるが、友情支援する」と宣言した。

 小此木氏は首相がかつて秘書を務めた彦三郎元建設相の三男。首相自ら地元有力者らに電話で支持を求めたといい、坂井副長官がビラ配りをした。

 だが、深入りは裏目に出た。当初、カジノを含む統合型リゾート(IR)誘致が主な争点となったが、首相参戦により政府の新型コロナウイルス対策に焦点が当たる展開に。岸田派中堅は敗因について「首相への拒否感だ」と断言。麻生派の閣僚経験者は「首相を嫌い小此木氏から離れた人もいたはず」と語った。

 昨年9月の菅首相就任以来、自民党は負け続き。3月の千葉県知事選は約100万票差で惨敗し、4月の衆参3選挙に全敗。7月の東京都議選は過去2番目に悪い結果だった。横浜市長選は「首相の敗北」という側面を持つ点で深刻だ。

 自民党総裁選は衆院解散がなければ「9月17日告示、同29日投開票」の日程で行われる方向。今月26日に決定するが、与党内はにわかに浮き足立っている。二階派若手は「危機的だ。退陣論が噴き出す」と懸念。公明党関係者も「野党が勢いづく。このままではきつい」と危機感を隠さなかった。

 一方、菅政権に土をつけた立憲民主党の江田憲司代表代行は、衆院選をにらみ「いい受け皿があれば自民党は恐るるに足りない。胸に響く政策を打ち出せるかが立民に突き付けられた課題だ」と記者団に語った。

6918チバQ:2021/08/23(月) 08:30:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed45a4f0f7f8b3cde2ad2d2237218a9927f522c7
<独自>岸田氏、自民党総裁選に出馬意向
8/23(月) 5:00配信

産経新聞
自民党の岸田文雄前政調会長(川口良介撮影)

自民党の岸田文雄前政調会長(64)は菅義偉首相(72)の任期満了(9月30日)に伴う党総裁選に出馬する方向で調整に入った。複数の関係者への取材で分かった。自民は26日に総裁選の日程を決定する予定で、「9月17日告示-29日投開票」が有力視されている。岸田氏は日程が確定した段階で正式な出馬表明に踏み切る方針だ。


岸田氏は総裁選で新型コロナウイルス対策に加え、中間層などへの所得分配による格差是正などを訴えるとみられる。菅首相はすでに総裁選に出馬する意向を示しており、総裁選は両者の対決が軸となりそうだ。

昨年9月の前回総裁選では、首相が党幹部や主要派閥の支持を受け、岸田氏らを破った。二階俊博幹事長ら有力者は今回も首相再選を後押しする意向だ。

ただ、衆院選を間近に控え、菅政権のコロナ対策が批判を浴びる中、外相などの要職を歴任した岸田氏に期待する声があり、19日の岸田派(宏池会)会合では早期決断を求める意見が相次いだ。岸田氏も総裁選出馬への意欲をにじませていた。

首相周辺では、緊急事態宣言が9月12日の期限に解除された場合、総裁選告示までの間に衆院解散を表明し、総裁選を凍結させる案もくすぶる。首相が衆院選の先行を判断すれば岸田氏は戦略の練り直しを迫られる可能性もある。総裁選には下村博文政調会長や高市早苗前総務相が出馬に意欲を示すが、推薦人20人を確保できる見通しは立っていない。

6919チバQ:2021/08/23(月) 08:33:14
https://www.nikkansports.com/general/column/nakayama/news/202108220000358.html?utm_source=headlines.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=%E3%80%91%E5%B1%B1%E4%B8%AD%E6%B0%8F%E5%9C%A7
「まさか」も起きた自民党総裁選の歴史 菅首相の再選に「まさか」はあるか
菅義偉首相(2020年9月撮影)
菅義偉首相(2020年9月撮影)
菅義偉首相をめぐる環境が、不穏な色合いになり始めた。新型コロナウイルスデルタ株による感染急拡大に政府の対応は追いつかず、内閣支持率も急落。報道各社の世論調査の中には7月以降、政権退陣につながりかねない「危険水域」といわれる支持率30%割れも出始めた。永田町に勤める人に話を聞くと「先日報じられたNHKの調査が3割を割った(29%)のを見たとき、緊張感を感じた」そうだ。「こんな状況でもまだ、3割ある。昭和の時代の内閣ならもっと低いはず」と、話す人もいた。

2000年以降、森内閣、鳩山内閣など、支持率3割割れとなった後、期間は異なるものの、結果的に退陣に追い込まれた内閣は多い。菅内閣の支持率は昨年9月の発足時、6割を超えたものもあった。現在、1年たたずにほぼ半減した計算になる。

そこで不透明感を増しているのが、9月30日に任期満了となる菅首相の自民党総裁選への対応だ。菅首相は8月17日の記者会見で「(再選出馬は)時期がくれば当然のこと」と早々と出馬に言及したが、今秋に行われる衆院選を前に、議員の声は厳しい。安倍1強時代の「追い風選挙」経験しかない若手は「菅首相では『選挙の顔』にならない」と不安を漏らす。今回は、国会議員だけで決めるのではない、党員・党友投票を含む「フルスペック」となる見通し。下村博文政調会長、高市早苗元総務相らが早くも出馬に意欲をみせる。

出馬には20人の推薦人が必要で、意欲はあっても出馬できなかった人はこれまで何人もいた。派閥の締め付けがあったり、「派閥の論理」の壁は意外に高く、意欲があるからといって出馬できるとは限らない。

そんな自民党総裁選。これまで「まさか」の展開が起きたこともあった。

有名なのは2001年、森喜朗氏の後任を選ぶ戦いで、最大派閥をバックに優勢だった橋本龍太郎氏を破ったのは小泉純一郎氏だった。各地の街頭で「自民党をぶっ壊す」と絶叫、日に日に聴衆が増えていく様子は、取材していて圧巻だった。地方組織の予備選で圧勝し、国会議員も雪崩を打って小泉氏を支持。3度目の出馬で総裁になった。

そんな小泉氏も、2度目の出馬(1998年総裁選)では、2位に食い込めるとの見立てが一転、3人中3位、まさかの最下位。「意外だな」とつぶやくのが精いっぱいだった。

安倍晋三前首相の再登板のきっかけとなった2012年総裁選も、「まさか」の一例。候補者乱立に加え、同派閥からもう1人出馬し安倍氏は劣勢とみられたが、派閥横断的に支持が広がり、決選投票で石破茂氏を破った。

小泉、安倍氏の勝利は、いい意味での「まさか」だったが、菅首相の立場は対照的。今、局面打開の要素はほとんど見つからない。東京オリンピック(五輪)終了後に待っていたのは、デルタ株の感染拡大と医療体制の危機的な逼迫(ひっぱく)。広島の平和祈念式でのあいさつ読み飛ばし、長崎での「トイレ遅刻騒動」は事務方や秘書官のミスのようにいわれ、責任転嫁ぶりにも批判が集まった。記者会見では聞かれたことに答えない。すべてが負の連鎖の中、総裁選に臨む。

8月26日に正式に決まる総裁選日程は「9月17日告示、29日投開票」の線。総裁選の前に衆院を解散して総裁選を先送りし、衆院選勝利の上で無投票再選という、鉄板の「プランA」は、緊急事態宣言下で既に崩れた。来月12日までとなっている東京などの緊急事態宣言の区切りから、総裁選告示予定の17日まで「4日間の空白」は、首相の思惑で発生したといわれる。この4日の間に首相は衆院解散などの動きに打って出るのか…。ただこの「プランB」も、感染が収束しないことには発動できない。土俵際にあることは確かだ。

「人生には『上り坂』もあれば『下り坂』もある。そしてもう1つ、『まさか』がある」。こう言ったのは小泉氏だ。小泉氏も「まさか」の坂を登り、三度目の正直で自民党総裁、首相の座にのぼり詰めた。本来、よほどのことがなければ菅首相が党総裁に再選されるはずだった今年の自民党総裁選。新型コロナで混乱する中、「まさか」は起きるのだろうか。

1つの鍵を握るのは、今日8月22日に投開票される横浜市長選。首相の地元で首相系の候補が敗れれば、自民党は週明け、一気に党内政局モードになる。【中山知子】

6920チバQ:2021/08/24(火) 10:03:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/afec405c12fe2f292558a9073e8d9d0bb3a4b733
「横浜ショック」求心力さらに傷 封印される首相の解散権
8/24(火) 9:18配信

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西日本新聞
菅義偉首相

 お膝元の横浜市長選敗北で「選挙の顔」としての求心力が一層傷つき、菅義偉首相の衆院解散戦略がかすんでいる。自民党総裁選は衆院選に先立ち9月に実施され、党員・党友投票を含むフルスペックの選挙戦となりそうな情勢。これに勝利して党内の信任を得るまで、首相は実質的に解散権を封印された状態に置かれそうだ。その後の解散のタイミングも選択肢は、ほぼないに等しい。 (井崎圭、久知邦、大坪拓也)

【図解】自民党「実力者」の相関図

 「私、時期が来れば出馬させていただくというのは当然だ、という趣旨の話をさせていただいた。その考え方に変わりありません」。横浜市長選で全面支援した前国家公安委員長小此木八郎氏の敗戦から一夜明けた23日朝、記者団から総裁選への対応を改めて問われた首相は、こう意欲を示してみせた。

 総裁選の日程は26日、「9月17日告示、29日投開票」で決定される見通し。

 新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が、現在の期限である9月12日をめどに解除された場合、総裁選告示までのわずかな間に衆院を解散する余地は理論上、残されている。ただ、今回の「横浜ショック」は「首相が党トップとしてふさわしいのか」との不信の渦を自民内に巻き起こした。解散権を行使できる環境になく、その封印を解くために首相は、総裁選の政策論争を勝ち抜いて地力を示す以外にないとの見方が強まりつつある。

 これまでに、下村博文政調会長、高市早苗前総務相が立候補の意欲を表明し、昨秋の総裁選で首相に敗れた岸田文雄前政調会長も前向きさをほのめかしている。岸田氏が頼りとする安倍晋三前首相と麻生太郎副総理兼財務相の2人は、現時点では昨年からの首相支持を維持しているとされるものの、今後、党内の風向きが一変する可能性も消えない。官邸筋は「強気な首相だったが、今は『菅以外なら誰でもいい』という流れに傾くことを警戒している」と明かす。

 仮に総裁選で再選にこぎ着ければ、首相は直後の10月上旬に衆院解散を狙うとみられる。ワクチン接種は、このころには「全国民の8割に打てる態勢」(首相)と説明してきており、コロナ感染をある程度落ち着いた状況に導ければ、与党の理解も得やすい。

 衆院議員の任期は10月21日のため、解散せずに任期満了選挙を迎える展開もあり得る。1度だけあった1976年の任期満了衆院選では、自民は過半数割れの敗北に追い込まれた。「自らの手で解散する道を諦めていない」(政府関係者)という首相だが、狭い活路を開けるだろうか。

6921チバQ:2021/08/24(火) 10:50:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/ceb7714932dd28e562159b5fb0f24e1e3ab664f7
横浜市長選惨敗、自民党執行部は総裁選に活路…「首相のもとで衆院選戦えない」の悲鳴も
8/24(火) 8:13配信

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読売新聞オンライン
 自民党は、菅首相(党総裁)が支援した小此木八郎氏が惨敗した横浜市長選(22日投開票)の影響を抑え込もうと躍起になっている。市長選では、無党派層への支持に広がりを欠き、若手からは「首相のもとで衆院選は戦えない」との悲鳴が上がる。自民党執行部は、9月の総裁選で活発な論戦を交わし、局面打開につなげたい考えだ。

【動画】菅首相の似顔絵入り湯飲み、寄せられた注文数は何と…!

党推薦なし
横浜市長選の結果について、記者団の質問に答える菅首相(23日、首相官邸で)

 「地方自治における選挙の結果が、国政に反映することはない」

 自民の森山裕国会対策委員長は23日、国会内で記者団に、市長選の結果は政権運営に影響を与えないとの認識を示した。別の党幹部も「影響は限定的だ」と強調した。

 首相のお膝元での市長選は、首相の盟友の小此木氏が立憲民主党推薦の山中竹春氏に約18万票の大差で敗れた。小此木氏の得票は、市内全18区のうち、首相の選挙区である衆院神奈川2区を構成する三つを含む17の区で山中氏を下回った。

 自主投票で臨んだ自民は、市議36人中6人が現職の林文子氏の支持に回った。小此木、林両氏の得票を足すと山中氏を上回る結果に終わり、自民市連会長の坂井学官房副長官は22日夜、「党推薦を出せず、まとめきれなかった」と敗因を分析した。

「選挙の顔」
(写真:読売新聞)

 読売新聞の出口調査によると、無党派層の投票先は山中氏が4割強で、小此木、林両氏は1割ほどに低迷。小此木氏は自民支持層の投票先でも4割弱にとどまった。無党派層の動向は衆院選でも勝敗を左右する可能性が高い。若手の間では、首相を「選挙の顔」とすることを不安視する声が広がっており、党内からは「このままでは衆院選では都市部で壊滅的な敗北を喫しかねない」との声が漏れている。

 逆風の中で、党執行部が活路を求めるのが総裁選だ。事実上の首相を決める場となるだけに、国民の注目度は高い。各候補の討論会などがメディアで取り上げられる機会も多く、首相周辺は「総裁選で新政策を打ち出し、勝利すれば求心力が回復する」とみる。

対抗馬
 対抗馬擁立に向けた動きも今後、激しくなりそうだ。昨年の総裁選に出馬した岸田文雄・前政調会長には23日、出馬を促す声が多く寄せられた。出馬を目指す下村政調会長は同日、同じ細田派所属の世耕弘成参院幹事長と面会した。関係者によると、支持の取りつけには至らなかったという。

 自民が野党に転落する前の麻生内閣時代には、党内で退陣要求が公然と出た。今回も「首相以外なら誰でもいいので代わってほしい」と首相交代を期待する若手はいるが、現時点では表立った「菅降ろし」には発展していない。首相に近い閣僚経験者は、「地元活動をおろそかにしてきた若手が、衆院選を前に右往左往しているだけだ」と苦言を呈している。

6922チバQ:2021/08/24(火) 11:35:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/08d68083844ae5588d519fa4faaf16142cb9364d
岸田氏、出馬論強まる 横浜敗北で動き加速 自民総裁選
8/24(火) 7:22配信

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時事通信
記者団の質問に答える自民党の岸田文雄前政調会長=5月12日、東京・永田町の同党本部

 横浜市長選で菅義偉首相が全面支援した候補が敗北したことを受け、自民党岸田派で23日、会長の岸田文雄前政調会長に9月の党総裁選への出馬を求める声が強まった。

 首相は総裁選に再出馬し、首相続投を目指す考えに変わりはないと表明。次期衆院選への不安が党内に広がる中、総裁選に向けた動きが加速した。

 岸田氏は23日、衆院議員会館の事務所にこもり、派所属議員らと電話で情報交換。関係者によると、「出馬してほしい」との声が多く寄せられたという。岸田派名誉会長だった古賀誠元幹事長は岸田氏に自制を求めているが、同派関係者は「派内は主戦論が大半だ」と語った。

 党内には「菅首相では衆院選を戦えない」として複数候補による総裁選を望む声が広がりつつあり、他派閥にも岸田氏に期待する声が一部から出る。こうした意見の背景には、首相の再選支持を表明した二階俊博幹事長や安倍晋三前首相らの態度が「変化しつつあるのではないか」(自民党関係者)との見方が出始めたことがある。

 自民党は総裁選日程について「9月17日告示、同29日投開票」を軸に調整しており、今月26日に正式決定する。首相は9月の衆院解散の余地は残しつつも、総裁選を先行させ、衆院選を後回しにする方向で検討している。

 首相は横浜市長選敗北からの態勢立て直しに全力を挙げる。23日には横浜市長選の敗北について「大変残念」と記者団に述べつつ、新型コロナウイルス対策に全力で取り組む考えを強調。「時期が来れば(総裁選に)出馬するのは当然だ。その考え方に変わりない」と語った。

 一方、石破茂元幹事長は23日、記者団に「総裁選の間、恐らく政治は止まる。(感染が)厳しい状況の中、自民党が機能停止に近い状態を起こすことが国民の理解を得られるとは思わない」と総裁選先送りを主張。まずは臨時国会を召集してコロナ対策の立法措置を講じ、衆院選で国民の審判を仰ぐのが筋だとした。総裁選が実施される場合の自身の対応に関しては明言を避けた。

6923チバQ:2021/08/24(火) 17:09:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/c0ebb962e34175dadb4acf90ead8145609f66dae
二階氏「選挙戦えないは失礼」 菅首相の総裁再選、改めて支持
8/24(火) 12:32配信

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毎日新聞
記者会見する自民党の二階俊博幹事長(右)。左は野田聖子幹事長代行=東京都千代田区の同党本部で2021年8月24日午前11時半、竹内幹撮影

 自民党の二階俊博幹事長は24日の記者会見で、菅義偉首相の党総裁選での再選を支持する考えについて「変わりはない」と述べ、首相続投が望ましいとの意向を改めて表明した。二階派として再選を支持するかについても「当然のこと。愚問だよ」と強調。「誰々さんでは選挙を戦えないというのは失礼な話だ」とも述べ、次期衆院選に向けて党内で浮上している首相交代論をけん制した。


 9月17日告示、29日投開票を軸に検討されている総裁選の日程については「予定通り淡々とやるべきだと当初から考えている」と述べ、先送りはしない考えを示した。衆院解散の時期については「首相が判断する」と述べるにとどめた。【野間口陽】

6924チバQ:2021/08/25(水) 11:43:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/28ee76c9d98b4dd95471131273507f8d2c2b48a7
首相支持「変わりはない」 “一蓮托生”を選んだ二階氏の勝負どころ
8/25(水) 11:07配信

西日本新聞
自民党の二階俊博幹事長

 菅義偉首相の自民党総裁任期満了(9月30日)に伴う総裁選を巡り、二階俊博幹事長は24日の記者会見で、首相を支持する考えに「変わりはない」と述べ、二階派を挙げて支援する意向を表明した。「お膝元」の横浜市長選で支援した候補が敗れ、コーナーに追い込まれた首相との「一蓮托生(いちれんたくしょう)」を選んだ二階氏。総裁選で首相を再選に導き、次期衆院選を目前に控えて浮足立つ党内を沈められるか、勝負どころを迎えている。

【図解】自民党「実力者」の相関図

 二階氏は昨年の総裁選で他派閥に先駆け首相支持を表明し、「圧勝」の流れをつくった立役者の一人。無派閥で党内基盤が弱い首相を一貫して支えることで、人事や選挙の公認権など「力の源泉」である幹事長ポストを握り、5年を超える歴代最長の在任記録を更新中だ。二階氏を「極めて頼もしい」と評する首相も、全幅の信頼を寄せている。

 その二階氏が、首相に対して珍しく毒づく場面があった。22日の横浜市長選投開票日が迫った17日、周囲に「直言できる人が他にいるか。俺が言うしかない」とまくし立てたのだ。政府はこの日、東京都などへの新型コロナウイルスの緊急事態宣言を9月12日まで延長することを決定。9月上旬に衆院を解散し、衆院選に勝利した上で、総裁選で無投票再選を果たすという首相の優先シナリオが風前のともしびとなっていた。

 市長選で劣勢が伝えられる候補者陣営に秘書を送り込むなど、前のめりに肩入れする首相に危うさを感じていたのかもしれない。不満の矛先について二階派関係者は「『一言、俺に相談があってもいいんじゃないか』という幹事長なりのメッセージだ」と読み解く。

 それでも他に総裁選で二階氏の心をつかむ有力候補は見当たらず、「失敗がないのに首相を代える意義は見つからない」のが実情だ。加えて、衆院選に向け立憲民主党をはじめとする野党の支持率が伸び悩んでいることも、「首相支持」のかねての判断にブレが生じなかった要因とみられる。

 23日、二階派幹部との協議の席で二階氏は、首相の下で衆院選を戦うことに危機感を募らせる派内の若手・中堅を念頭に、「心配事があるなら、しっかり聞いてやれ」と指示を出した。

 首相の下で「キングメーカー」継続をうかがう二階氏にとっても、衆院選の勝利は必須条件。一方で、党内から「やり過ぎだ」と眉をひそめられた自派閥の拡大路線で生じた衆院小選挙区の公認争いは、安倍晋三前首相が影響力を保つ細田派などとの間で「全く調整できていない」(選対関係者)とされ、火種は残ったまま。安倍氏や麻生太郎副総理兼財務相ら党内実力者とのあつれきも深まる。

 「誰からも縛られないで自由闊達(かったつ)に党の将来、国の将来を話し合う。当然でしょう」。首相を当てこすった日から約1週間の25日、二階氏は党本部で首相と向き合う。

 (河合仁志)

6925チバQ:2021/08/25(水) 18:48:53
1295: チバQ :2021/08/25(水) 18:48:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/18e3575f79020e8cd1a395316afce245e519812d
二階最側近・林幹雄幹事長代理の長男県議が100万円不記載
8/25(水) 16:12配信

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文春オンライン
今期限りで身を退くはずが…… ©共同通信社

 二階俊博幹事長の最側近として知られる林幹雄・幹事長代理(74)。その林氏の長男で、後継者と目される林幹人・千葉県議(47)が、林氏からの寄附金100万円を政治資金収支報告書に記載していないことが、「週刊文春」の取材でわかった。幹人氏は収支報告書を修正する考えだという。

【画像】「大樹会」収支報告書の献金部分

 1993年に初当選した林氏。経産相などを歴任し、現在9期目のベテランだ。

「二階氏の会見や会食には必ず付き従っています。先日も与党幹部の5人会食が批判されましたが、本来は自公の幹事長、国対委員長4人の会談だった。ところが二階氏には“通訳”代わりの林氏が必要だったため、5人になってしまったのです」(政治部記者)

 実は、林氏は今期限りで政界を引退し、次期衆院選は幹人氏が出馬する方向で調整が進んでいた。

「実際、幹人氏は6月頃から辻立ちを始め、7月下旬にも『親父は引退する』と言っていました。人脈はもちろん、政治資金の面でも、世襲政治家である幹人氏は父親の力を借りています」(県連関係者)

 例えば、林氏が代表を務める政治団体「大樹会」の2019年分収支報告書によれば、同会は2019年1月21日、幹人氏が代表を務める「自由民主党千葉県成田市第三支部」あてに100万円の寄附金を拠出している。だが、「自由民主党千葉県成田市第三支部」の2019年分収支報告書には、この寄附金の収入の記載がない。

 政治資金規正法に詳しい神戸学院大の上脇博之教授が指摘する。

「政治資金規正法違反の『不記載罪』にあたります。世襲政治家が経済的に恵まれていることなどへの批判も高まっているだけに、父親の政治団体からの寄附金処理を巡っては、より一層の透明性確保が求められます」

 幹人氏は以下のように回答した。

「収支報告書を確認したところ、記載漏れになっていることがわかりましたので、早急に修正いたします」

 だが、幹人氏を巡る問題はこれだけではない。

 後援会関係者が明かす。

「林氏には引退したくても、できない理由があるのです。それは、幹人氏の不倫疑惑。後援会幹部から『幹人氏の国政転身は応援できない』と追い詰められているのです」

 不倫については「事実ではない」と否定した幹人氏。だが、後援会幹部の依頼を受け、彼の行動を探偵が調査した「不倫報告書」が、父親の林氏に突き付けられていた――。

 8月25日(水)16時配信の「週刊文春 電子版」及び8月26日(木)発売の「週刊文春」では、幹人氏に関する「不倫報告書」の詳細や、林氏が後援会幹部から追及される2時間に及ぶ会合の音声、二階氏の次男・直哉氏の銀座での「酩酊写真」、安倍晋三前首相や麻生太郎副総理、二階氏らが挙って菅義偉首相の再選を支持する背景など、「噴き出す政権の闇」を総力特集している。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2021年9月2日号

6926チバQ:2021/08/25(水) 19:18:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/3618eb70013440147aac547ade6fb77c0bbbf9f8
二階幹事長が「厳重注意」 次男の銀座「酩酊写真」
8/25(水) 16:12配信

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文春オンライン
息子は“別人格”? ©共同通信社

 緊急事態宣言中の8月17日昼、二階俊博幹事長(82)ら自公両党の幹部5人が日本料理店で会食をしていた問題。国民には4人以下での会食を求めていただけに批判を浴びたが、その当夜、二階氏の次男で、元大臣秘書官の二階直哉氏(49)が知人らと銀座のクラブに足を運んでいたことが、「週刊文春」の取材でわかった。

【画像】銀座のクラブに入る二階氏の次男・直哉氏

 直哉氏は2008年8月、二階氏が経産相に起用されると、大臣秘書官に就任。二階氏が09年9月に大臣を退任するまで秘書官を務め続けた。この間、少なく見積もっても、約400万円の報酬を得ていたことになる。

「以降、直哉氏は事務所を離れて中国ビジネスに傾倒していきます。とはいえ、2015年に総務会長だった二階氏が主導して約3000人にのぼる大訪中団を結成した時には、その一員として直哉氏も同行していました。同じ年に、直哉氏は日本とベトナムが共同開催した交流イベントの実行委員に加わっていますが、ベトナムは二階氏が友好議員連盟会長を務めるなど、縁の深い国。直哉氏は父親の政治活動の周縁で仕事をしていると言えます」(二階家を知る人物)

 現在は、地域活性化を手掛けるコンサルタント会社の代表取締役や、一般社団法人の理事などを務めている。

 その直哉氏が白いシャツに黒いジャケット姿で、知人2人とともに銀座に現れたのは、8月17日の夜8時20分。ゲリラ豪雨に見舞われた最中、和服女性に先導され、雑居ビルに吸い込まれていく。向かった先は、直哉氏の行きつけという会員制クラブ「S」だった。

 一行が店の入るビルから出てきたのは、約4時間半後の翌18日深夜0時40分過ぎ。上機嫌の直哉氏らは路上で立ち止まり、一人のスマホを皆で覗き込んで大爆笑したり、マスクを顎まで下げて歩いたりしていた。その後、自宅マンション近くでタクシーを降りた直哉氏。付近の駐車場で煙草を吸ってから、千鳥足で帰宅するのだった。

 だが、緊急事態宣言中の東京都では酒類を提供する飲食店には休業要請が出され、都民は、要請に応じない店の利用を厳に控えるよう呼びかけられている。

 直哉氏はどう答えるのか。携帯電話で話を聞いた。

「勘弁してもらえねぇかな」
――8月17日夜に銀座のクラブに行った?

「仕事の付き合いでそういうことも。(相手が)地方から出てきた場合は。今回(の同行者)もコンサル先。今は政治に関わってないし、勘弁してもらえねぇかな」

――訪中団に参加していた。

「それだって自費ですよ。政治の関係で人をたくさん送り込みたいと言ったから、行っただけで。(政治は)家業でも何でもないし、俺はそんな志はない。後継問題も俺には関係ないよ」

 二階幹事長にも見解を尋ねたところ、書面で以下のように回答した。

「本人に確認したところ、飲食店に行ったことを確認しました。緊急事態宣言の中、極めて不適切な行為であることから厳重注意をしたところです」

 8月25日(水)16時配信の「週刊文春 電子版」及び8月26日(木)発売の「週刊文春」では、二階氏の次男・直哉氏の銀座での「酩酊写真」のほか、二階氏の最側近である林幹雄幹事長代理を悩ます長男県議の「不倫報告書」の存在、安倍晋三前首相や麻生太郎副総理、二階氏らが挙って菅義偉首相の再選を支持する背景など、「噴き出す政権の闇」を総力特集している。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2021年9月2日号

6927チバQ:2021/08/25(水) 20:48:43
そいや千葉11区に伊藤和男県議と石破の二連ポスターがありましたね。
保守分裂ありますかね?

6928とはずがたり:2021/08/25(水) 22:42:00

自民総裁選、9月29日投開票 衆院選後回し、菅首相が伝達
2021年08月25日21時57分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021082500965&g=pol

 菅義偉首相(自民党総裁)は25日、自身の任期満了に伴う総裁選を公選規程に従い9月下旬に実施し、衆院選を後回しにする意向を固め、二階俊博幹事長に伝えた。同党は26日に、総裁選日程を「9月17日告示、29日投開票」と決める見通し。衆院選は総裁選後、10月21日の任期満了か解散に伴い行われるが、時期は新型コロナウイルスの感染状況に左右されそうだ。

 首相は当初、9月5日の東京パラリンピック閉幕直後に衆院を解散し、総裁選を先送りする構想を描いていた。だが、新型コロナの感染が収まらず、9月解散は困難と判断した。総裁選日程の確定で、立候補を目指す動きが具体化する。これまでに首相が再選出馬を明言。岸田文雄前政調会長も出馬の意向を固め、下村博文政調会長、高市早苗前総務相らが意欲を示している。
 首相は25日、党本部で二階氏、林幹雄幹事長代理と約30分間会談。党側が26日午前に開く総裁選挙管理委員会などの手続きを経て日程を正式決定すると説明したのに対し、首相は「党にお任せします。粛々とやってください」と伝えた。
 この発言について党関係者は「総裁選、衆院選の順に行うという意味だ」と解説。会談では、党が最近行った衆院選の情勢調査を基に意見を交わし、衆院選後の特別国会も視野に入れた政治日程も協議したとみられる。

6929チバQ:2021/08/26(木) 09:39:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/9879295b607efff052bb47143a8d75e65397f2a0
岸田氏「首相との違いを打ち出したい」総裁選出馬へ…知名度アップがカギ
8/26(木) 7:30配信

読売新聞オンライン
知名度向上、党員票カギ
自民党の会合であいさつする岸田前政調会長(25日、自民党本部で)

 自民党の岸田文雄・前政調会長が出馬の意向を固め、総裁選は複数候補で争われる見通しとなった。菅首相(党総裁)の無投票再選を避けるため、党内では岸田氏への待望論が強まっていた。選挙戦は、首相と2度目の挑戦となる岸田氏を軸に展開しそうだ。

 「他派閥で支援してくれる人もいる。首相との違いを打ち出したい」

 岸田派(46人)を率いる岸田氏は25日、衆院議員会館の事務所で同派幹部と面会し、こう決意を伝えた。

 昨秋の総裁選で首相に敗れた岸田氏は、総裁選について「チャンスがあれば挑戦したい」と繰り返してきた。新型コロナウイルス禍で現職首相に挑めば「無用な政局を起こしたと批判される」(幹部)との慎重論も派内にくすぶっていた。

 ただ、報道各社の世論調査で、菅内閣の支持率は軒並み過去最低を記録。22日の横浜市長選で、首相が全面支援した小此木八郎・前国家公安委員長が敗れると、党内では「衆院選前に首相は代わってほしい」といった声が飛び交った。党青年局からは、複数候補で政策論争を交わす総裁選の実施を求める意見が出た。

(写真:読売新聞)

 下村政調会長や高市早苗・前総務相が出馬に意欲を示しているが、推薦人20人確保のメドはたっていない。こうした状況に加え、岸田派座長で参院議員だった林芳正・元文部科学相が、将来の総裁選出馬を視野に、次期衆院選に山口3区からくら替え出馬することも、岸田氏の判断に影響したようだ。

 前回総裁選では、党内7派閥のうち5派閥が首相を支持し、首相が圧勝した。今回も主要派閥は引き続き支援するとみられ、首相が優勢な状況は変わらない。二階幹事長は24日、他派に先駆け、二階派(47人)としての再選支持を宣言した。岸田氏の頼みの綱で、最大派閥・細田派(96人)に影響力を持つ安倍前首相も、再選支持を周囲に明言している。

 それでも、岸田派中堅は「派閥幹部が首相支持でも、造反票を期待できる」とそろばんをはじく。「フルスペック」で行われる今回の総裁選は、国会議員票と同数の党員・党友票の行方が、勝敗を左右する。読売新聞社の8月の全国世論調査では、「次の首相に誰がふさわしいか」の問いで、岸田氏は4%にとどまっており、どこまで知名度をアップさせられるかがカギを握りそうだ。

6930チバQ:2021/08/26(木) 10:17:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b68f5ef4798683a66bfdbedbc47259224f291c6
目立つ棒読み、弱い発信力 菅首相 宣言小出し、与党不安視
8/25(水) 21:55配信

時事通信
緊急事態宣言の拡大などが決まり、記者会見する菅義偉首相=25日夜、首相官邸

 新型コロナウイルス感染拡大が続く中、菅義偉首相の発信力の弱さが際立っている。

 記者会見で質問に正面から答えず、原稿の棒読みも目立ち、「説明不足のイメージが定着した」(自民党関係者)との指摘も。緊急事態宣言の対象追加でも野党から「小出し」と批判されており、政権浮揚の材料は見当たらない。

【図解】内閣支持率の推移

 「私の言葉について厳しい指摘を頂いた。しっかり受け止め、真摯(しんし)に対応していきたい」。首相は25日の記者会見で、コロナ対応に関する首相の言葉が国民に届いていないと指摘されると、神妙な面持ちでこう答えた。

 政府が宣言対応を決めた後に、首相が会見に応じるのは慣例だが、官邸サイドは当初、今回は宣言の追加にとどまることを理由に「会見は必須ではない」(高官)と見送りを模索していた。だが、見送る場合の「説明不足」批判を恐れたとみられ、一転して25日朝に開催が固まった。政府高官は「24日から首相が考えて適切に判断した」と説明した。

 ただ、「パフォーマンスが不得手」(自民党関係者)とされる首相に、説明責任を果たそうとする姿勢は見られない。宣言をめぐり関係閣僚と協議した23日、首相は内閣記者会の取材要請を拒んだ。取材に応じた翌24日は宣言追加を明かしたが、取材はわずか2分間。今年2月に18分間の取材に応じたケースと比べると差は歴然。政府側が取材を打ち切ったため記者団が追加質問したが、首相は見向きもせず立ち去った。

 首相は会見での発信力強化のため、演台の両脇に置いたプロンプター(原稿映写機)を使うが、視線が定まらず使いこなしているとは言い難い状況だ。党中堅は「原稿を読んでばかり。自分の言葉で話し方を練習してほしい」と注文を付ける。政府関係者は「会見すればするほど内閣支持率が下がる」と嘆いた。

 宣言追加などへの対応も相変わらず「小出し」対応が続く。17日に7府県の追加を決めたばかりで、25日に8道県を宣言に加えたが、自治体の要請をほぼ丸のみした形。野党は「バナナのたたき売り状態だ」(立憲民主党幹部)と批判した。

 衆院議員の任期満了(10月21日)が迫る中、自民党内では「首相では戦えない」との声が広がる。お膝元の横浜市長選で首相が全面支援した候補が敗れたのは、首相のコロナ対応が要因とみられている。

 首相はワクチン接種の加速に期待をかけるが、期限の9月12日までの解除は困難との見方が出ている。政府高官は「必要なら延長する」と指摘せざるを得なかった。

6931チバQ:2021/08/26(木) 20:18:57
上手くいったら 岸田⇒林⇒小野寺 宏池会長期政権?w
https://news.yahoo.co.jp/articles/25f147168dcb42670a0783c3b5b69c70d9830cb8
岸田氏が出馬表明、自民総裁選に「大激戦」の予感
8/26(木) 19:01配信
東洋経済オンライン
8月26日、記者会見で自民党総裁選出馬を正式表明する岸田文雄前政調会長(写真:時事)

 波乱必至の政局秋の陣の展開も左右する自民党総裁選は8月26日、9月17日告示・29日投開票の日程が決まった。これを受けて岸田文雄前政調会長が出馬を表明し、複数候補による総裁選実施が確定した。

 総裁選前の衆院解散を模索してきた菅義偉首相も「コロナ対応が最優先」と総裁選先行で再選を目指す構えに転じた。このため、衆院選は10月以降に先送りされ、党員・党友投票も含めた本格総裁選で菅、岸田両氏らが雌雄を決することになる。

■総裁選の展開は流動的に

 菅首相の地元の横浜市長選では、自らが支援した側近候補が野党系候補に惨敗。自民党内には「菅氏は選挙の顔にならない」との不安、不信が急拡大している。2020年9月の前回総裁選で菅氏支持に雪崩を打った党内各派閥も、二階俊博幹事長の率いる二階派以外は様子見の構えで、今後の総裁選の展開も極めて流動的だ。

 菅首相は前回同様、安倍晋三前首相や麻生太郎副総理兼財務相の支持を得て、対抗馬を圧倒しての総裁再選を目指している。しかし、選挙基盤が弱い若手衆院議員らは「派閥談合での菅再選では国民の批判を招く」と反発。内閣支持率の低迷もあって、「党員・党友票では菅氏の苦戦は避けられない」(閣僚経験者)との見方も広がる。

 このため、二階氏とともにキングメーカーの立場を狙う安倍、麻生両氏の対応次第では、総裁選が「ポスト菅」も視野に入れた大激戦となる可能性も出てきた。

 自民党総裁選管理委員会は26日、任期満了に伴う総裁選を9月17日告示・29日投開票とする方針で一致。26日午後の総務会で了承された。今回総裁選は3年ごとの定例総裁選となるため、菅総裁が無投票再選とならない限り、全国の党員・党友らも参加して実施される。

 岸田氏は26日午後の岸田派総会で「昨年に引きつづいて総裁選に挑戦したい」と出馬宣言。同派ナンバー2の座長で、次期衆院選で参院から鞍替え出馬する林芳正元文科相が「結束して岸田総裁実現を目指そう」と檄を飛ばし、出席者全員が総裁選勝利に向けて気勢をあげた。

 岸田派は所属議員46人の有力派閥で、「国会議員20人の推薦」という出馬条件はクリアできる。今後、他派閥の支持者も含めて推薦人名簿を作成する方針だ。

 出馬表明後、国会内で記者会見した岸田氏は、政治に対する国民の信頼が崩れ、民主主義が危機に瀕しているとして「政治生命を懸けてわが国の民主主義を守っていきたい」などと決意表明。

 さらに、自民党活性化に向け、大胆な若返り人事の断行を主張。具体的には「党役員の任期は1期1年で連続3期まで」とすることで、過度な権力集中や惰性での党運営を排する考えを力説した。安倍前政権以来続く政治と金の問題では、「丁寧な説明と透明性確保」を強調し、得意の経済政策では宏池会創始者である故池田勇人元首相に絡めて「『令和版所得倍増』を目指す」と語った。

 すでに総裁選出馬への意欲を示している高市早苗前総務相(無派閥)、下村博文政調会長(細田派)も26日、それぞれ20人の推薦人確保による出馬に意欲満々だ。下村氏は26日、記者団に対して「(推薦人の)確保はできているが、より多くの方々の理解を得ることが必要だ」と自信をにじませた。

6932チバQ:2021/08/26(木) 20:19:20
■反菅票の分散狙い「第3の候補」も

 竹下派会長代行の茂木敏充外相や麻生派の河野太郎規制改革相も出馬を模索する構え。党内外で対応が注目される石破茂元幹事長は「総裁選より臨時国会を開催すべきだ」と慎重姿勢を示しているが、周辺は「派閥を超えて出馬への期待が盛り上がれば出馬もありうる」と期待している。

 こうした状況に、菅氏を支持する党内主流派幹部の間では「反菅票を分散させるため第3、第4の候補も立てるべきだ」との声も出る。このため、今後の展開次第では候補が乱立する大混戦の総裁選となる可能性も出てきた。

 現在、自民党所属議員は383人。総裁公選規程により有権者となる全国の党員・党友にも議員と同数の383票が付与され、立候補者は合計766票を取り合う。3人以上が出馬して党員・党友も含めた1回目の投票で有効投票総数の過半数の得票者がいなかった場合は、1、2位による決選投票となり、所属国会議員と都道府県代表(47人)による投票で新総裁を決定する。

 地方での演説会も予定するが、自民党はコロナ感染状況も考慮して、地方での街頭演説は控え、オンラインをフル活用しての各種候補者討論会などを行う方針だ。各候補にとって、党員・党友投票に向けてテレビやネット上でのアピール力が勝負のカギとなる。

 前回総裁選は当時官房長官だった菅首相と岸田、石破両氏による3人の戦いとなった。ただ、二階派を先頭に細田派や麻生派などが多くの派閥、グループが菅氏支持に雪崩を打ち、菅氏が岸田、石破両氏に圧勝した。

 しかし、今回総裁選を取り巻く自民党内の状況は1年前とは様変わりした。菅首相や二階幹事長が狙う無投票再選には党内若手などから不満が噴出。「総裁選で堂々と政策論争をしないと、衆院選の自民敗北は必至」との声が相次いだ。

 こうした声も踏まえ、25日に党本部で二階幹事長と会談した菅首相は「粛々と総裁選を実施してほしい」と伝えた。菅首相は緊急事態宣言の21都道府県への拡大を決めた後の25日夜の記者会見で、「衆院解散・総選挙の選択肢は非常に少なくなっている。ただ、あくまでもコロナ対策を最優先にする中で判断していきたい」と述べ、解散先送りの姿勢をにじませた。

■コロナ収束しなければ任期満了選挙も

 今後の政治日程からみれば、菅首相に残された選択肢は、あらかじめ総裁選告示前に総裁再選直後の9月30日の臨時国会召集を決め、再選されれば同日に解散断行、最短で10月24日投開票という日程を念頭に置いているとみられる。

 その一方で、9月に入ってもコロナが収束せず、パラリンピック閉幕後の9月上旬に緊急事態宣言の再延長を余儀なくされる可能性がある。その場合は解散を断念し、総裁選告示前の9月中旬に10月5日公示・17日投開票の任期満了選挙を閣議決定するケースも想定される。

 総裁選で岸田氏らが菅首相を破って新総裁に選出された場合、その後の衆院選など政治日程も大幅に変わる。新総裁を後継首相にするためには臨時国会での首相指名選挙が必要で、新首相は首相指名後の組閣で新内閣を発足させなければならない。

 この手続きには数日かかるとみられ、新内閣発足は10月初旬へずれ込む可能性が高い。新内閣発足直後の解散断行は可能だが、政治的には新首相の所信表明演説と、これに対する各党代表質問は「国民向けにも必須」(議会事務局)とみられている。

6933チバQ:2021/08/26(木) 20:19:35
 その場合、代表質問後の解散なら最短でも衆院選は10月19日公示―31日投開票となる。また、解散しないで事実上の任期満了選挙を選択した場合でも10月上旬閉幕なら投開票日は10月31日か11月7日となる。

 さらに、新首相がコロナ対策のための補正予算を国会提出した場合、成立までに最低1週間以上は必要なため、10月21日の衆院任期満了ぎりぎりの解散断行で、「解散から40日以内」との規定により最も遅い場合は11月28日投開票も可能となる。

 つまり、衆院選の時期は総裁選の結果次第で大きく変わり、9月以降のコロナ感染状況が総裁選結果や衆院選日程を左右する可能性が大きい。このため党内では「これから1カ月は何が起こってもおかしくない」との声が広がる。

 菅首相を窮地に追い込んだのは、22日に投開票された横浜市長選で支援した小此木八郎前国家公安委員長が惨敗したことだ。翌日、官邸で記者団の質問に応じた菅首相は「大変残念な結果だ。謙虚に受け止めたい」としながらも、「時期が来れば(総裁選に)出馬するのは当然だという考え方に変わりはない」と総裁選出馬を明言した。

■記者会見で続く答弁メモの棒読み

 25日夜の記者会見では「明かりははっきりと見え始めている」とワクチン接種の加速と中和抗体薬の幅広い活用などによるコロナ感染の早期収束と医療態勢逼迫回避に意欲と自信をにじませた。

 菅首相は後手批判が強いこれまでのコロナ対応についても肯定的に評価した。ただ、発信力不足については「私の言葉について厳しい指摘を頂いた。しっかり受け止め、真摯に対応していきたい」と神妙な表情で頭を下げた。ただ、これも答弁メモの棒読みで、会場だけでなく視聴者からも失笑を買った。

 総裁選に第3、第4の候補が加わった場合、最大のポイントとなるのは全体の半分を占める党員・党友票の行方だ。「次の首相」人気投票で常にトップ争いを続ける石破、河野両氏が参戦しなかった場合、人気では低迷する菅、岸田両氏のどちらに票が集まるかは「やってみなければわからない状況」(閣僚経験者)だ。

 ただ、ネット上で「#スガ以外」のハッシュタグが話題になるように、党員・党友の「菅離れ」が際立てば、衆院選を意識した所属議員による「菅降ろし」にも連動しかねない。二階派以外が事実上の自主投票を余儀なくされれば、議員票も大きく変動する可能性がある。

 18日にも予定される日本記者クラブ主催の候補者討論会をはじめ、連日実施されるとみられる各テレビ局やネット番組などで菅首相がどれだけ発信力をアピールできるか。それが総裁選の行方を左右することになりそうだ。

泉 宏 :政治ジャーナリスト

6934チバQ:2021/08/26(木) 22:07:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/62c9749586ff6a36fb9794c23924bcdf0c6b58ef
麻生派で首相続投に反発の声 河野氏去就も焦点
8/26(木) 21:03配信


産経新聞
麻生太郎財務相(川口良介撮影)

自民党総裁選をめぐり、第2派閥の麻生派(志公会、53人)の中堅・若手が危機感を募らせている。領袖(りょうしゅう)の麻生太郎副総理兼財務相は菅義偉首相の再選を支持する意向だが、次期衆院選直前の内閣支持率の低迷を受けて「『党の顔』を変えるべきだ」との声が表面化。知名度が高い河野太郎ワクチン担当相の待望論も根強く、総裁選で一枚岩になれるかが注目される。


26日午後、国会内の一室に麻生派の幹部らが集まった。総裁選の対応について話し合ったとみられるが、退室するメンバーの表情は硬く、「簡単に決まるほど楽ではない」「何も言えない」と口を閉ざした。

安倍晋三前内閣から要職を担ってきた麻生氏。安倍氏とともに前回の総裁選に引き続き首相支持を示唆しているが、派内では異論が勢いを増しつつある。

原因は、首相が就任した昨年9月から続く選挙での苦戦だ。特に首相の地元で行われた22日の横浜市長選では、首相が推した小此木八郎前国家公安委員長が大敗した。

麻生派中堅は「菅総裁のまま衆院選に突っ込めば何十人もの仲間が討ち死にする」として、新しいリーダーの下で戦うべきだと主張。若手の間では、総裁選への出馬を正式に表明した岸田文雄前政調会長の支援に前向きな動きもある。

派内では独自の総裁候補を求める主戦論も根強い。最右翼は、かねて立候補に意欲を示す河野氏だ。ただ、河野氏は菅内閣の一員であり、同派幹部は「新型コロナウイルス禍でワクチンを担っている立場で総裁選に出るべきではない」と牽制(けんせい)する。

足並みの乱れの背景には、事務局長だった松本純元国家公安委員長の不在もある。麻生氏側近の松本氏は陰に陽に派内の不満の声を抑えてきたが、緊急事態宣言中の1月、深夜に東京・銀座のクラブを訪れたことで離党に追い込まれた。

麻生氏は依然、首相支持を明示していない。首相時代の平成21年の衆院選大敗を受けて下野し、その後復権した酸いも甘いも知る大ベテランの判断が総裁選の肝となりそうだ。(今仲信博)

6935チバQ:2021/08/26(木) 22:38:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d12ff9ca7d858a909f98062888e368309642af7
自民党総裁選のカギは河野太郎氏 出馬なら菅首相、二階幹事長体制は崩壊〈dot.〉
8/26(木) 13:05配信

AERA dot.
ボスの麻生財務相と話す河野ワクチン担当相(C)朝日新聞社

9月17日、いよいよ自民党総裁選がスタートする。29日の投票日を目指して立候補者がしのぎを削る。

 菅義偉首相は「出馬は当然」と続投に意欲を燃やす。しかし、神奈川2区の地元、横浜市長選で現職閣僚だった小此木八郎氏を擁立して大敗。新型コロナウイルス対策では失政続きで、支持率は3割を切るという惨状だ。

「もう菅首相では、解散総選挙は戦えない」

 自民党で当選3回の衆院議員は明確にNOを突きつける。だが、菅首相に近い国会議員はこう話す。

「菅首相は周囲にイエスマンばかりを置きたがる。だから、総裁選でも
まだ勝てると信じている。マイナス情報は入らないので『ワクチンさえ浸透すればまったく大丈夫。再選される』とハッキリ言っている」

 前回、菅首相支持をいち早く表明したのは、二階俊博幹事長だ。25日にも菅首相と会談した。記者団に菅首相は「コロナについて話し合った」とだけ述べたが、総裁選の話が出なかったというのは、あり得ない。

 今回の総裁選で前回と違う大きな点は、自民党内では非主流派とされる
石破茂衆院議員が「不出馬」を表明していることだ。

「前回の総裁選で各派閥が菅首相でまとまった理由は、石破氏をつぶすことでした。二階派だけでなく、安倍前首相、麻生太郎財務相らは『石破以外ならだれでもいい』という意向だった。岸田派会長の岸田文雄氏がパッとしないので、菅首相に乗り換えた。今回はそう簡単に二階氏も菅首相支持でまとめられないだろう。これだけコロナで失敗が続き、人気がない菅首相の再選を派閥で支持すれば、離反する若手議員もいるでしょう」(二階派の国会議員)

 菅首相には非常に厳しい情勢だ。最初に立候補を表明したのは、岸田派会長の岸田文雄元外相だ。昨年は菅首相と総裁の座を争い、敗れたが、得票数は2位だった。岸田派の衆院議員はこう話す。

「これまで優柔不断、グズグズしているイメージの岸田さんは、今年4月の参院広島選挙区の再選挙でも負けて、勝負弱さを露呈した。今回は誰よりも早く、出馬表明する以外に総理総裁への道はない、とやっと決断してくれた」

 岸田氏は自身が派閥のトップなので、20人の推薦人はすでに確保。岸田派は宏池会の系譜で麻生太郎財務相の麻生派(志公会)とは同門。両派が合併する「大宏池会」構想が以前からささやかれ、麻生派はじめ他派閥から支援が得られれば、菅首相を脅かす最有力候補だ。

 そして、自民党では「台風の目」として注目されているのが、下村博文政調会長だ。一部報道では推薦人集めで苦戦しているとされる。下村氏は安倍晋三前首相の出身派閥の清和会(細田派)所属だ。下村氏を支援する清和会所属の衆院議員はこう話す。

「下村氏はもう20人、キッチリと集めています。清和会の若手を中心に固めている。マスコミで推薦人が集まらないと吹聴されるのは、清和会は安倍前首相の次を狙う候補が何人もいます。下村氏が有力視されることへのやっかみもあってです。集まった推薦人は、菅首相では選挙は戦えないという危機感ある若手が多い。下村氏は安倍前首相とも親しい関係は知られるところ。すでに水面下では了解を取り付け、細田派の細田会長らにも挨拶を済ませている。26日にも出馬表明するのではないか」

 また、前総務相の高市早苗衆院議員も出馬に意欲を燃やす。しかし、無派閥とあって推薦人集めに苦労している模様だ。高市氏も安倍前首相に近いとされるが、前出の清和会所属の議員はこう話す。

6936チバQ:2021/08/26(木) 22:39:21
「清和会から高市氏に推薦人を貸すなど協力するという話は聞いたことがない」 

 そして注目は世論調査でも「次の総理候補」ではトップの支持を常に集める河野太郎ワクチン担当相だ。河野氏は麻生派に所属。ボスである麻生氏の意向が問題だ。しかし、解散総選挙が遅くとも10月には実施される。選挙の顔として、河野氏へ出馬を期待する声は大きい。麻生派に所属する衆院議員はこう話す。

「ボスの麻生さんの意向ではなく、河野氏自身が出馬を決断するかどうか。麻生さんが止めても出るというほど強い思い、根性があるなら、支持は一気に広がります」

 
受けて立つ菅首相にとって一番の脅威は、河野氏だ。今回は国会議員だけではなく、自民党の党員投票も含めたフルスペックの総裁選となるだけに、国民的人気が高い河野氏が有利という見立てもある。

「若い河野氏となれば、菅首相に引導を渡すことになる。菅再選の流れはゼロでしょう。菅首相は総裁選に出馬しても、2位にもなれずに惨敗というみじめな結果になりかねません。また河野氏が首相となれば、二階氏も幹事長は交代となるでしょうから二階氏の反撃もあるでしょう。そこまで河野氏が踏み切れるかですね」(自民党幹部)

 自民党で20年以上、政務調査会の調査役を務めた政治評論家の田村重信さんはこう語る。

「解散総選挙がすぐそこ。支持率が落ち込む菅首相では厳しい。自民党は候補者を3、4人を立てて賑やかに総裁選をやり、党勢回復を狙っている。カギは河野氏の動向。出るか出ないかで、情勢が一変する。政治は一寸先が闇ですからね」

 自民党の総裁選の行方が注目される。
(AERAdot.編集部 今西憲之)

6937チバQ:2021/08/26(木) 23:44:20
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_situation_UTACD2H3ABMWRFDLULBDCE7GVI.html
総裁選 雌伏の石破氏 党内の「待望論」に期待
2021/08/25 21:14産経新聞

総裁選 雌伏の石破氏 党内の「待望論」に期待

横浜市長選に挑んだ小此木八郎前国家公安委員長(右)の応援に駆け付けた自民党の石破茂元幹事長(左)=21日午後、横浜市のJR桜木町駅前(奥原慎平撮影)

(産経新聞)

来月にも行われる自民党総裁選で、石破茂元幹事長の去就が注目を集めている。石破氏は立候補に慎重な姿勢を示しているが、出馬すれば知名度の高さから党員・党友投票で優位に立つ可能性があるからだ。自ら率いる石破派(水月会)の退潮もあり、出馬する場合には、立候補に必要な20人の推薦人確保が焦点となる。

石破氏は25日、国会内で開かれた石破派の幹部会合で、総裁選の対応を問われ「石破派の選対委員長として、皆さんと一緒に衆院選を戦っていく」と述べるにとどめた。

党内では、次期衆院選が目前に迫る中、菅義偉(すが・よしひで)首相の地元である横浜市長選(22日投開票)で野党系候補が大勝したことなどを受け、当選回数の少ない若手議員らが「菅首相では選挙の顔にならない」として、首相の交代を求める声が出始めている。

ただ、最近の石破氏はこうした動きと距離を置く姿勢が目立っている。政局より新型コロナウイルス対応を優先するよう訴え、「与野党があらゆる知恵を出して、不安を払拭すべきだ」と強調。臨時国会の召集を求めている。

石破氏が出馬に及び腰となる事情もある。推薦人は17人の石破派だけで確保できない。昨年9月の総裁選で石破氏は国会議員票を26票しか得られず、菅首相に大敗した。石破派にはこのトラウマが残っており、擁立論は目立たない。

ただ、首相を支持する中堅議員は「選挙が弱い議員から待望論が出る可能性がある。石破氏はそれを待っている」と警戒を解かない。背景には根強い人気がある。産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が21、22両日に実施した合同世論調査では、次の首相にふさわしい人物として石破氏が15・5%を集め、菅首相の2・5%を圧倒した。

こまめな選挙応援などが人気を支えており、横浜市長選では、敗れた小此木八郎前国家公安委員長の応援に入った。小此木氏は石破氏に近かったが、平成27年の石破派創設以降、疎遠になった。石破氏は「困ったときに助け合わずにどうするのか」と述べ、2日間で計10カ所演説会場を回り、小此木氏への支援を訴えた。

石破氏はなお平穏を装う。石破派の議員は「総裁選のことは考えずに自然体でよい。いつかはチャンスがめぐるだろう」と語った。

(奥原慎平)

6938とはずがたり:2021/08/26(木) 23:57:41
>>6927
あんま聞かないっすねえ。。

この人っすか?谷田川の弟と一緒の選挙区か。これが選挙区外の11区管内にあったんですか?高齢でもあるし出馬はないんじゃないかって気もしますが。

https://twitter.com/monodaiji/status/1115247824814333953

6939チバQ:2021/08/27(金) 05:06:31
>>6938
あっ、10区でした
佐原あたりで見かけやした

6940チバQ:2021/08/27(金) 23:18:48
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASP8W54ZWP8WUTFK00H.html
自民党総裁選は首相支持?それとも…会見で聞かれた閣僚、対応は様々
2021/08/27 15:57朝日新聞

自民党総裁選は首相支持?それとも…会見で聞かれた閣僚、対応は様々

平井卓也デジタル改革相

(朝日新聞)

 菅義偉首相の自民党総裁任期満了に伴う総裁選(9月29日投開票)をめぐり、閣内でも記者会見での対応がわかれている。首相支持を打ち出す閣僚、言葉を濁す閣僚――。首相の対抗軸として総裁選への出馬を模索する動きが活発化しており、閣僚といえども表立った支持表明は避けたいとの思惑もありそうだ。

 「(首相支持は)もちろん。総理には『降ろすなら降ろせ』と、不退転の決意で挑んでいただきたい」

 小泉進次郎環境相(無派閥)は27日の会見で、総裁選での首相支持を明言した。首相と小泉氏は選挙地盤が同じ神奈川県内で、懇意な関係にある。すでに首相支持を決めている石原派の坂本哲志地方創生相も「再選していただきたい」とエールを送った。

 慎重な言い回しに終始する閣僚も目立った。正式に出馬表明している岸田文雄前政調会長率いる岸田派の平井卓也デジタル改革相は「議員個人の考え方を話す場ではないと思う。どうかお許しいただきたい」とさえぎった。出馬に意欲を示す下村博文政調会長が属する細田派の丸川珠代五輪相も「政府の中の立場。発言は控えさせていただく」と言及を避けた。

 麻生派を率いる麻生太郎副総理兼財務相。自身は首相支持の構えを崩していないが、派内では反発の動きもある。総裁選の対応を問われた麻生氏は「財務省の政策に関する会見で、今のような質問に答えることはない。(前も)同じように答えたと思うので学習してください」と突き放した。

6941チバQ:2021/08/27(金) 23:27:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/86e39aa5255c542c6ce32b444aae990cddc7a13b
総裁選 幹事長人事焦点に 岸田氏の任期限定案で
8/27(金) 21:22配信

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産経新聞
自民党・二階俊博幹事長=24日午前、東京・永田町の自民党本部(春名中撮影)

自民党の岸田文雄前政調会長は27日、党本部で二階俊博幹事長と面会し、菅義偉首相の党総裁任期満了に伴う総裁選(9月17日告示、29日投開票)に出馬すると報告した。二階氏は激励したというが、もともと両氏の関係は微妙だ。また二階氏はすでに首相の再選支持を表明している。ただ、岸田氏が党役員の任期を限定する考えを示したことで、党内では二階氏の処遇が総裁選の焦点に急浮上している。

両氏は新型コロナウイルス対策の給付金や衆院選の選挙区調整をめぐり、つばぜり合いを演じてきた。会談後、岸田氏は記者団に「党務の最高責任者である幹事長へのあいさつだ」と述べるにとどめた。

26日の出馬記者会見で、岸田氏は総裁を除く党役員の任期を「1期1年で連続3期まで」に限定する方針を打ち出し、その後のBSフジ番組では自身が総裁になれば適用すると明言した。幹事長を歴代最長の5年以上も務めている二階氏の交代が念頭にある。

岸田氏は27日、党内最大派閥の細田派(清和政策研究会、96人)を率いる細田博之元幹事長や、麻生派(志公会、53人)の甘利明税調会長らを訪ねた。両派とも二階氏には人事面などで「自身の派閥のメンバーを優遇しすぎる」との不満が少なくない。細田派の閣僚経験者は「選挙区を歩くと二階氏への批判が多い。二階氏を交代させるなら岸田氏でも首相の続投でもかまわない」と語る。

再選を目指す首相は、細田派や麻生派の支援を期待するが、党運営の要として二階氏を重用してきており、二階氏との距離感が焦点となりそうだ。

一方、出馬の意向を示す下村博文政調会長は27日、立候補に必要な国会議員20人の推薦人の確保に自信を示した。近く正式に出馬表明をしたい考えだ。高市早苗前総務相も党重鎮に国会内で会うなど出馬に向けて協力を求めた。

6942チバQ:2021/08/27(金) 23:30:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/71d4f863f2cab73b676669e0a55ba266389d661b
「自民党を若返らせる」岸田氏打ち出しの裏に若手応援団 菅・二階vs岸田の構図が見え隠れ 総裁選の行方は? 
8/27(金) 21:01配信
「党役員任期を設けて権力集中と惰性を防ぐ」岸田氏の決意の裏に二階氏の影?
26日、現職の菅総裁に挑む形の岸田氏は他の候補者に先んじて一番乗りで出馬会見を行った。コロナ対策について菅総裁のこれまでの取り組みに敬意を払いつつも「国民の納得感につながっていない」と、国民の声を吸い上げ切れていない現状を課題として挙げた。そして党内改革として、自民党の党役員について「1期1年、連続3期までとすることで権力の集中・惰性を防いでいく」とし、「国民の声を聞く政治」と「自民党の若返り」を打ち出した。

これについて岸田氏は「自民党のガバナンス改革を一番目の柱に掲げたもので特定の誰かを指すものではない」としているが、永田町では「現状の菅・二階体制に向けた挑戦だ」と広く受けとめられた。

岸田氏の会見について、派内のベテラン議員は裏側をこう明かす。「会見での打ち出しには派内の若い連中の意見が多く取り入られている。地元の選挙区で『今の自民党の体制では厳しい』という声が多いのだろう」

岸田氏は27日に二階幹事長のもとを訪れ出馬の意向を伝えた。この際、二階幹事長からは「ぜひ頑張ってくれ」と言われたということだが、党役員の任期制については話題に出なかったということだ。

岸田氏の出馬は、現状の党人事の体制に不満をもつ若手や中堅の受け皿になる可能性があるため、「党の若返り」は今後の総裁選の焦点になる打ち出しと言えそうだ。

6943チバQ:2021/08/27(金) 23:30:19

9・29に向け約1カ月にわたる闘いがスタート 「国民のため」の総裁選となるか
総裁選にはこのほか、自民党の下村政調会長や高市前総務相が出馬の意向を示している。複数候補による総裁選になれば、「反・菅票」が分散するため、現職の菅総裁有利の闘いになるとの見方がある一方、9月17日の告示日までに下村氏・高市氏が20人の推薦人を集めることが出来るのかどうかというハードルも残っており、総裁選の行方は現時点でまだ不透明だ。

1年前の9月。総裁選を経て、党の総意の上で「国民のために働く内閣」を掲げ誕生した菅総裁。しかし1年後の今では、「国民の納得感が得られていない」と同じ党内から指摘されている現状がある。党内改革も必要だが、それ以上に、各候補者が今後、「国民のため」の政策について説明を尽くすことが、今何よりも求められている。

コロナ禍で実施される総裁選が、国民のために有意義なものとなることを期待したい。

(フジテレビ政治部 平河クラブ 亀岡晃伸)

亀岡 晃伸
FNNプライムオンライン
FNNプライムオンライン

9月17日告示・29日投開票との日程が正式に決まった自民党総裁選挙。去年9月の総裁選とは異なり、党員・党友投票も行われ全国の自民党員の意見が反映される、いわゆる「フルスペック」の総裁選の幕がいよいよ切って落とされた。

【画像】総裁選出馬会見を行う岸田氏 

総裁選には菅総裁のほか、岸田前政調会長が正式に出馬を表明し、現職の菅総裁に岸田氏が挑むという構図を軸に展開されていくものと予想される。しかし、その対決構図の裏にいるキーパーソンが、歴代最長の5年以上の間、幹事長職を務める二階氏だ。

自民党トップの菅首相が二階幹事長の元にわざわざ出向く
8月25日午前、自民党本部の二階氏の元に菅総裁が足を運んだ。会談は菅総裁が申し入れ、コロナ対策や総裁選の日程について意見交換が交わされたものだったが、自民党のトップである菅総裁が、ナンバー2である二階氏の元を訪れて意見を求めた形となり「二階幹事長あっての菅総裁だ」ということが改めて印象づけられた会談となった。

二階幹事長「派閥でも菅再選支持」表明の一方 派内で異論も
その二階氏は、早くから「菅総裁を代える意義が見つからない」「続投を求める声が国民の間にも党内にも強いのではないか」などと、菅総裁の総裁選挙での再選を支持することを表明していた。さらに24日の会見では「二階派としても支持することは当然だ」と強い口調で断言した。22日の横浜市長選で、菅総裁の側近である小此木八郎氏が敗北し、「菅総裁が党の顔では選挙は戦えない」との声が若手や中堅から噴出していた最中での支持の表明は、実力者の二階氏が菅総裁に大きな恩を売る形となった。

二階氏の側近は「当然、菅総裁との会談を意識した発言で、これが二階流だ」と話し、会見前日の二階派の幹部会では「総裁選に向け幹事長の元で一致団結してやっていく」ことが確認されたという。

しかし、二階派内には、派閥全体の総意を得ずに二階氏が菅総裁支持を表明したことに不満の声も少なくない。26日に非公開の形で開かれた派閥の会合では「菅政権支持では地元の党友・党員に納得する説明ができない」「幹事長から派内にしっかり説明する場が必要」などの声も聞かれ、現時点では必ずしも「一枚岩」とは言えない状況だ。

6944チバQ:2021/08/27(金) 23:35:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c2cb047f308e720c93e11abc366a37d45e7679a
自民総裁選、派閥の結束問われる事態も…若手は「首相支持」に拒否反応
8/27(金) 1:39配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 自民党の各派閥は26日、党総裁選に関する協議を本格化させた。党内7派閥のうち5派閥が雪崩を打つように菅首相(党総裁)の支持に回った昨秋とは異なり、意見集約に手間取る派閥も出ている。派閥幹部と若手の温度差も目立ち、各派の結束が問われる事態も生じそうだ。


 「私どもは引き続いて首相をしっかりと支えていきたい」

 石原派(10人)を率いる石原伸晃・元経済再生相は26日の派閥会合後、記者団に、派として首相再選を支持する方針を明らかにした。会合では石原氏が総裁選対応への一任を取りつけ、昨秋の総裁選に続く首相支持に異論は出なかったという。

 だが、すんなりとまとまった石原派は例外だ。選挙基盤の弱い若手議員らが、内閣支持率が低迷する首相のもとで衆院選に臨むことに、不安を募らせているためだ。

 二階幹事長が独断で派としての首相支持を宣言した二階派(47人)。26日の在京議員懇談会は、二階氏が欠席したこともあってか、荒れ模様となった。「派として誰を支えるかは議論してほしい」と注文がついたほか、「この支持率の低さでは、全員討ち死にだ」と怒号も飛んだ。

 竹下派(52人)は26日の会合で方針決定を見送った。会長代行の茂木外相は「竹下(亘)会長は、基本的に菅政権を支えることに変わりはない」との方向性を示すにとどめた。茂木氏は会合後、記者団に「それぞれ国民の反応を聞いている。そうしたことも踏まえ、最終的な方向を見極めたい」と語った。前回同様に首相支持でまとめるには、丁寧な手続きが必要と判断したとみられる。

 麻生副総理兼財務相は26日、国会内で、麻生派(53人)の幹部らと意見交換を行ったが、結論は出さなかった。

 最大派閥の細田派(96人)は会長の細田博之・元官房長官が首相再選支持を表明したが、派としては具体的な議論に着手できていない。同派は、所属衆院議員に占める当選3回生以下の割合が55%に上る。昨年に続く「首相支持」に拒否反応を示す若手も多い。同派の下村政調会長が出馬に意欲を示していることも、事態を複雑にしている。

 派閥を超えて局面打開を目指す動きも出てきた。当選3回を中心とした派閥横断の衆院議員15人ほどが26日、国会内で集まり、求められる党や総裁のあり方を取りまとめることを確認した。福田達夫衆院議員(細田派)は記者団に「派閥が先ではなく、一人ひとりがなぜ(その候補を)選んだかを示さなければならない」と語った。ふさわしいと考える候補がいない場合、独自候補の擁立も視野に入れる。

6945チバQ:2021/08/27(金) 23:38:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c9792ecb21dd4628766fa8fac3913ae7cbe6eda
首相再選“薄氷のシナリオ” 様子見の派閥も…「賞味期限持つかどうか」
8/27(金) 9:58配信
西日本新聞
菅義偉首相

 「9月17日告示、29日投開票」の日程が正式決定し、自民党総裁選が事実上、走りだした。26日、名乗りを上げた岸田文雄前政調会長は背水の陣を敷き、菅義偉首相は前回と同じく、実力者たちの担ぐ「みこし」に乗って再選を目指す戦略を描く。だが、党内各派閥は支持率低迷にあえぐ首相が、直後に控える衆院選の「党の顔」たり得るのか、慎重に見極めようとの姿勢。他の有力候補が出るか否かも大勢を左右する要因とみられ、無派閥で党内基盤がもろい首相にとって先の読みづらい「薄氷のシナリオ」の戦いとなる。

【図解】自民党「実力者」の相関図

 「時期が来たら出馬すると申し上げてきた。それに変わりはない」。26日午後、首相は東京都内の視察先で記者団にこう述べ、総裁選に立候補する意欲を重ねて強調した。

 実際には、「誤算の総裁選」になってしまったと言える。本来は、9月上旬の東京パラリンピック閉幕後に衆院解散を断行し、総選挙で一定の結果を出すことにより、先送りした総裁選を無投票で制するはずだった。その先に、来夏の参院選の勝利と「長期政権」が視野に入っていた。

 だが、新型コロナウイルス対応が結果的に後手に回り、感染拡大を食い止められず、内閣支持率は「危険水域」とされる2割台に突入。7月の東京都議選、8月の横浜市長選と、大型選挙ではいずれも結果を出せていない。

 関係者によると、最近、衆院選に関して行われた情勢調査の中には「自民が40議席以上減」との結果もあったという。世論の逆風を敏感に感じてか、選挙基盤の弱い党内の若手・中堅からは「菅さんじゃ戦えない」との悲鳴が上がり始めている。

      ■      

 じりじりと追い込まれる首相がよりどころにするのが、動かせる配下を多く抱える実力者たち。昨秋のように、序盤戦に「数の力」で一気に支持の大きな潮流をつくり出す展開を見越す。

 政権のキングメーカーである二階俊博幹事長は、いち早く派閥として首相支持を打ち上げた。今も大きな影響力を保つ安倍晋三前首相と、第2派閥を率いる麻生太郎副総理兼財務相も今のところ、「菅路線」のはしごを外すような気配は見せていない。

 政府関係者によると、首相経験者の2人の「A」は8月中旬に会談した時点では、こう意見の一致を見たとされる。「菅を助けてやろうじゃないか―」。とはいえ、麻生派の有志は26日にも集まったものの、派閥としての総裁選の対応は保留した。各派閥も「首相の賞味期限が持つかどうか」(自民関係者)と、まだ洞が峠を決め込んでいるような節がある。

 票の分散をもくろむ思惑から、候補者が乱立する展開もありそうだ。今後、党員・党友の地方票争奪を巡り首相の不人気ぶりがあぶり出された場合、自らの選挙を控えた国会議員が動揺し、派閥領袖(りょうしゅう)の意向に従わない「面従腹背」の動きに出かねない。政府関係者は「今回は派閥の引き締めが弱ければ、一気に『反菅』になびくかもしれない」と警戒する。 (古川幸太郎、河合仁志)

6946チバQ:2021/08/28(土) 00:09:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/400c34516e76fc1494e79bcc829a4571c910b49b
このままだと単独過半数割れに 自民党総裁選で「岸田文雄」が勝ちそうなシナリオとは?
8/27(金) 10:45配信
デイリー新潮
「菅離れ」拡大の一途と神奈川2区の得票率の衝撃
昨年も戦った2人

 自民党総裁選は「9月17日告示、29日投開票」が決定した。立候補者はまだ確定的ではないが、事実上、菅義偉総裁(首相)と岸田文雄前政調会長がぶつかる恰好だ。主要派閥のボスは軒並み菅総裁を支持する意向だが、意外にも「岸田勝利」を予言する永田町関係者は少なくない。全国的な知名度も高いとは言えない岸田氏が勝つのはどういうシナリオなのか占ってもらった。

【写真4枚】この記事の写真を見る

 産経新聞社とFNNによる直近の調査によると、菅首相に今後どれぐらいトップを続けてほしいかという質問については、「9月末までに行われる自民党総裁選まで」が最も多く48.2%で、「すぐに交代してほしい」の19.9%と合わせると70%近い人たちが「9月末までの交代」を願っている様子がうかがえる。そして、自民党を支持する人を見ても、半数以上(52.5%)の人が菅首相の交代を望んでいた。

「次の首相にふさわしい政治家」については、河野太郎行政改革担当相が17.9%、自民党の石破茂元幹事長が15.5%で、以下、小泉進次郎環境相(11.4%)、安倍晋三前首相(8.6%)と続いている。一方、岸田氏は、3.5%、菅首相は2.5%だった。

 読売新聞社の直近の調査でも、「9月の総裁任期までの交代」を求める人は合計66%に達している。「次の首相にふさわしい自民党の政治家」は、石破氏が19%で、河野氏が18%、小泉氏が17%の順で、菅首相は3%にとどまっている。

「菅離れ」がかなり拡大している印象を受けるが、政治部デスクAに聞くと、

「先の横浜市長選の結果は本当に当事者にとっては大ショックでした。現職首相のおひざ元、候補者は地元出身の2世議員で首相とは一心同体、野党は分裂している……と負ける要素はどこにあるのという選挙で完敗したのですから。菅さんの選挙区である神奈川2区を見ても、自民党推薦候補の得票は勝利した野党候補に負けており、これもまた衝撃的でしたね」

6947チバQ:2021/08/28(土) 00:09:30
自民党の支持率はさほど下がっていない
 デスクAが続ける。

「自民党は独自の情勢調査を繰り返していますが、なかなか結果は芳しくないようです。このまま菅さんで選挙を戦った場合、自民党単独で過半数(233)割れという厳しい数字が出ており、その場合、引責辞任は必至でしょう」

 ここまで窮地に追い込まれたら誰がやっても同じではないかというツッコミも当然あるだろう。しかし、デスクBはこんな見方をする。

「内閣支持率はおおむね30%前後と低調な状態が続いていますが、自民党の支持率はさほど下がっていないことがひとつの注目点になると思います。それが仮にぐっと下がっていれば、河野さんとか石破さんのような人、つまり国民の間で人気があるけれど自民党にとっては劇薬的という、諸刃の剣のような存在が必要になるかもしれません。しかし、現状はそうではなく、“菅さんが嫌い”“菅さんの顔はもう見たくない”という声だけが強い。となると、“顔”が岸田さんに変わるだけで景色が変わり、内閣支持率は急上昇し、選挙でもそこまで議席を減らさずに済むのではないかという見方が出てきています」

 一方で、先に触れたように、岸田氏は「次の首相にふさわしい政治家」アンケートをしても常に下位で、それはこれまでとなんら変わっていない。

「まさに全国的には“岸田さんって誰?”って感じで、こんな知名度も人気もなくてどうやって選挙を勝ち抜けるのか? という疑問はもっともだと思いますが、差し当たっては菅さんよりマシというだけでポイントが高い。今求められているのは嫌われないリーダーかもしれません。実際、岸田さんのことを嫌いだという人は永田町で聞いたことがないんですよ」

疑似的な政権交代の歴史
 とはいえ、党内第4派閥・二階派はいち早く菅支持を打ち出し、第3派閥・竹下派、第2派閥・麻生派、そして最大派閥の細田派も現在は菅支持と見られており、数のうえでは岸田氏に勝ち目はなさそうに見える。

「そうですね。岸田さんがボスの岸田派は第5派閥(46人)ですから、実質的に細田派のオーナーである安倍さんと麻生さんをどう口説けるかという点は大事です。そもそも、去年の総裁選前までこの2人は岸田さんを推していたわけですから脈がないわけではない。それよりも、国会議員票と同数与えられる全国の党員票をどれくらい取り込めるのかということの方が重要かもしれません。“菅さんより岸田さんの方がマシ”だという勢力の支持を取り付けられれば、その声に敏感な派閥のボスたちも菅支持から方向性を変えざるを得ないでしょうから」

 改めてデスクAに聞くと、

「かつての自民党は派閥がしのぎを削り、40日抗争に代表されるように党内での主導権争いを繰り返してきました。いわば疑似的な政権交代が結果として活力の源となり、政権を維持することができていた。現在、国民の間には、『菅さんはどうしてもイヤだけど野党に政権は担当してもらいたくない』という声は結構根強いように見えます。となると、総裁選でトップを変えて解散総選挙に臨み、国民の審判を仰ぐというのが自然な流れのような気がしてもいます」

 目下、派閥のボスの支持だけなら菅総裁の圧勝という状況に変わりはない。しかし、そもそも政策や主義主張ではなく、それぞれの損得、好みで「推し」を決めているところもあるため、事態は流動的である。「菅さんも野党も嫌」という声を強い追い風に出来れば、岸田氏の逆転もありえるということか。総裁選まで約1ヵ月、コトはそう単純には進まなさそうな気配がある。

デイリー新潮取材班

2021年8月27日 掲載

新潮社

6948チバQ:2021/08/28(土) 00:16:45

6971 :チバQ :2021/08/27(金) 23:53:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/d90cbe43a95988ddbf2a65384b070b5e12a670c8
「政治生命を懸ける」政界きっての“慎重家”岸田氏の決断
8/27(金) 11:20配信

西日本新聞
岸田前政調会長

 捲土(けんど)重来を期すべく、名門派閥、岸田派を率いる自民党の岸田文雄前政調会長が重い腰を上げた。26日、総裁選への出馬を表明し、「政治生命を懸け、新しい政治の選択肢を示す」と宣言。昨年の総裁選で後塵(こうじん)を拝した菅義偉首相に再び挑む覚悟を前面に打ち出した。政界きっての「慎重家」とされる岸田氏の決断の裏には、「最後のチャンス」となりかねない危機感があった。


 会見場の国会内の一室。岸田氏は冒頭、新型コロナウイルス対応に当たる首相への敬意をゆっくりと口にした。拡大する緊急事態宣言下で、いわば権力闘争を仕掛けることにちゅうちょした心情をうかがわせた。

 だが、その後は表情を一変させ、世論に不評な政権運営や「政治とカネ」を巡る党の対応を念頭に、「国民政党であったはずの自民党に声が届いていない、と国民は感じている」。「信頼」という言葉を何度も織り交ぜながら、ポストコロナの経済対策や医療体制の強化といった練ってきた政策を丁寧に披歴した。

 とりわけボルテージを上げたのは、「党役員は1期1年、連続3期までとする。中堅若手を大胆に登用し、党を若返らせる」と言及した場面。首相の後ろ盾となり、在職歴代最長を更新中の二階俊博幹事長に対して、党内にある根強い交代論をにおわせたのは間違いなかった。

 この1、2週間、周囲に困惑した表情を見せていた岸田氏。総裁選対応を問われても「チャンスがあれば」と繰り返すだけ。主流派閥の後ろ盾もなく、首相に大差をつけられた前回の再来を懸念したのか、政策論争を求める党内の機運を注意深く見定めていた。

 ただその間も、他派閥の協力を取り付けようと最大派閥・細田派出身の安倍晋三前首相や、麻生派を率いる麻生太郎副総理兼財務相らに秋波を送り続けた。色よい返事は得られなかったものの、選挙地盤の弱い若手を中心に「菅さんでは選挙で勝てない」との声が寄せられていた。仮に決戦を回避すれば岸田派内の求心力は低下。派ナンバー2で、衆院選にくら替え出馬する林芳正元参院議員へのトップ交代論が起き、派閥領袖(りょうしゅう)の地位を失いかねないとの事情もあった。文字通り、「出なければ終わり」(派幹部)の瀬戸際だった。

 岸田氏側近は「『反菅』票を取り込んで勝機をつかむ」とにらむ。各地に広がる首相のコロナ対応への不満を期待に変える政策を打ち出せば、「党員票で圧勝の流れができ他派閥も動く」との期待感は大きい。この日の派閥会合では、小泉純一郎元首相が党員票をてこに勝利した2001年総裁選の再現を目指す声が上がった。 (大坪拓也)

6949とはずがたり:2021/08/28(土) 12:09:41

岸田氏が出馬報告 二階幹事長「しっかりやれ」
[2021/08/27 18:25]
https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000226975.html


 まずは二階幹事長に出馬報告です。

 自民党・岸田前政調会長:「ご激励を頂きました。コロナ禍での総裁選挙、色々難しい選挙だけれど党勢拡大のためにぜひ頑張ってくれと、しっかりやれと」

 岸田前政調会長は二階幹事長と会談し、幹事長らの役員任期を「1期1年・連続3期」までとすると訴えています。

 一方、下村政調会長は周辺に対して「来週前半にも出馬会見をする」と話しているということです。

6950とはずがたり:2021/08/28(土) 13:29:05
>>6939
季節外れ(=選挙時期じゃない)なのに掲示された県議のポスターってちょいちょい見るのでそんな感じなんじゃないでしょうかねえ〜。

6951とはずがたり:2021/08/28(土) 13:34:47

二階氏、総裁再選支持を明言 菅首相とあす会談、政治日程めぐり
2021年08月24日12時36分
https://www.jiji.com/sp/article?k=2021082400496&g=pol&s=09

 自民党の二階俊博幹事長は24日の記者会見で、菅義偉首相の党総裁任期満了(9月30日)に伴う総裁選で、首相の再選を支持すると明言した。横浜市長選で首相が全面支援した候補が大敗し、党内からは「選挙の顔」としての首相の資質に疑問の声が上がっているが、二階氏は「(再選支持の考えに)変わりはない」と強調した。<下へ続く>


 二階氏は会見で、新型コロナウイルス対応を念頭に「誰がやっても難しいときだ。当面の責任者として頑張っていると評価している」と指摘。二階派として首相を全面支援する考えを示した。

自民、「菅離れ」拡大必至 お膝元敗北、政権に激震―横浜市長選

 首相と二階氏は25日、党本部で会談する予定。総裁選や衆院解散・総選挙の日程をめぐり協議するとみられる。総裁選の日程は「9月17日告示、同29日投開票」を軸に調整しており、今月26日の総裁選挙管理委員会で決定する。

6952とはずがたり:2021/08/28(土) 20:10:28
党改革ってことは案里への自民党からの億5千万円洗いざらいはっきりさせるってことでそんなんでは安倍ちゃん一派の支持得られないやろ。1億5千万も有耶無耶,夫婦別姓も先送りで悪者にした二階を切るだけで誤魔化すつもりか?

腰抜けマスコミどもはちゃんと岸田に1億5千万はっきりさせるのか聞けよな〜

自民岸田氏、地元で「党改革」主張 二階派幹部は不快感
https://www.asahi.com/articles/ASP8X64YDP8XUTFK00P.html
2021年8月28日 18時45分

 自民党の岸田文雄前政調会長は28日、任期満了に伴う党総裁選への立候補を表明してから初めて地元・広島入りし、党広島県連の幹部らに報告した。会合後記者団に、総裁を除く党役員の任期を「1期1年、3期まで」とする自らの党改革案について、「(自民党が)国民の信頼を回復するためには、自らが変わらなければいけない。改革をしっかり進めたい」と語った。

 岸田氏はこの日、広島市内のホテルで県連の会合などに出席。その後記者団の取材に応じ、「人事において、中堅・若手もしっかり登用しなければいけない。新陳代謝ができる政党であるということを示さなければいけない」と述べ、改革の必要性を訴えた。党内の反応については「私に直接言ってこられる方は肯定的におっしゃる方が圧倒的に多い」と述べた。

 岸田氏の党改革案は、二階俊博幹事長ら一部の党執行部の続投を事実上否定しており、二階派の幹部は不快感を示している。また、菅氏に近い佐藤勉総務会長も、「いかがなものか」と疑問を呈している。

6953チバQ:2021/08/28(土) 23:16:59
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASP8X64YDP8XUTFK00P.html
自民岸田氏、地元で「党改革」主張 二階派幹部は不快感
2021/08/28 18:45朝日新聞

自民岸田氏、地元で「党改革」主張 二階派幹部は不快感

自民党総裁選に立候補し演説会に臨む岸田文雄政調会長=2020年9月8日午後1時54分、東京・永田町の自民党本部、遠藤啓生撮影

(朝日新聞)

 自民党の岸田文雄前政調会長は28日、任期満了に伴う党総裁選への立候補を表明してから初めて地元・広島入りし、党広島県連の幹部らに報告した。会合後記者団に、総裁を除く党役員の任期を「1期1年、3期まで」とする自らの党改革案について、「(自民党が)国民の信頼を回復するためには、自らが変わらなければいけない。改革をしっかり進めたい」と語った。

 岸田氏はこの日、広島市内のホテルで県連の会合などに出席。その後記者団の取材に応じ、「人事において、中堅・若手もしっかり登用しなければいけない。新陳代謝ができる政党であるということを示さなければいけない」と述べ、改革の必要性を訴えた。党内の反応については「私に直接言ってこられる方は肯定的におっしゃる方が圧倒的に多い」と述べた。

 岸田氏の党改革案は、二階俊博幹事長ら一部の党執行部の続投を事実上否定しており、二階派の幹部は不快感を示している。また、菅氏に近い佐藤勉総務会長も、「いかがなものか」と疑問を呈している。

6954チバQ:2021/08/28(土) 23:17:41
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_situation_2VJZEXBT7VP73MKQPL57XHX57Q.html
下村氏、推薦人「確保」も派閥冷ややか 自民総裁選
2021/08/28 18:28産経新聞

下村氏、推薦人「確保」も派閥冷ややか 自民総裁選

自民党・下村博文政調会長(春名中撮影)

(産経新聞)

9月の自民党総裁選に意欲を示す下村博文政調会長が、立候補に必要な党所属国会議員20人の推薦人を「確保した」と公言している。ただ、所属する最大派閥の細田派(清和政策研究会、96人)幹部や下村氏に近い安倍晋三前首相は菅義偉(すが・よしひで)首相の再選を支持する構えを崩していない。新型コロナウイルス対策に責任を負う党三役の下村氏の出馬には否定的な意見が根強く、先行きは見通せない。

「推薦人は既に20人以上の協力をもらえる予定だ。より多くの方の賛同を得て出馬したい」。下村氏は27日、東京都内で記者団にこう述べ、立候補に重ねて意欲を示した。26日には安倍氏の事務所を訪ね、改めて思いを伝達した。

街頭などでは「コロナ対策や少子高齢化対策、ウィズコロナの国家ビジョンなど、自由闊達(かったつ)に議論する必要がある」と述べ、首相の弱点ともいわれる「国家観」も含め論戦すべきだとの主張を展開している。

下村氏は着々と出馬への布石を打ってきた。党政務調査会で、総裁選公約の柱と見定めてきた、経済的豊かさにかわる「幸福度」や「充実度」に当たる指標「ウェルビーイング」の研究を推進。今年4月には生い立ちや主要政策を網羅した著書を出版した。

しかし、後押しを期待する派の反応は芳しくない。派閥会長の細田博之元幹事長は首相支持を明言。また、参院細田派(清風会)会長の世耕弘成参院幹事長は、下村氏が党の新型コロナ対策本部長であることから「政権与党でコロナ対応に責任を持っている方は出馬すべきではない」と言い切った。派を離れている安倍氏も同様の考えだ。

派内には下村氏が出馬を強行することで対応が割れることへの危機感も少なくない。野党時代の平成24年の総裁選に際し、当時の谷垣禎一総裁を支える党三役の石原伸晃幹事長が出馬を表明し、「平成の明智光秀」と批判されたことを引き合いに出す向きもある。

逆に出馬を期待する声は派外から漏れてくる。首相周辺は立候補を表明した岸田文雄前政調会長との一騎打ちを懸念し、「下村氏に出てもらい、党員・党友票を分散させるという考えはありうる」と語った。(沢田大典)

6955チバQ:2021/08/28(土) 23:36:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/74faf5509d19b57918d10105ffca5a1b91d4eed3
「菅首相では戦えない」若手に危機感 「党壊れるかも」自民派閥の結束に揺らぎ
8/28(土) 9:38配信

西日本新聞
菅義偉首相

 自民党総裁選を巡り、各派閥の結束が揺らぎだしている。菅義偉首相の再選支持の立場を示す派閥領袖(りょうしゅう)に対し、党内の若手・中堅を中心に「首相では衆院選を戦えない」と不安視する声が渦巻いているからだ。党内7派閥のうち、5派閥が雪崩を打って首相支持に回った昨秋の総裁選から様相は一変。各派閥は情勢を見極めながら慎重に態度を決定することになりそうだ。


 「菅はだめだ」「(首相支持を)派閥が強制はできない。俺は強制されない」

 26日、二階派(47人)の在京議員懇談会は、会長の二階俊博幹事長が欠席だったこともあり、怒号が飛び交った。二階氏が派としての首相支持を独断で決めたことへの批判や、「丁寧な手続きを踏むべきだ」との要望が相次いだという。

 すんなり首相支持でまとまったのは石原派(10人)のみ。最大派閥の細田派(96人)、第2派閥の麻生派(53人)、竹下派(52人)は、いずれも会長が首相支持の姿勢を示しているが、派の態度は決めていない。

 各派が一枚岩になれない要因は、選挙基盤が弱い若手議員らの「菅離れ」だ。内閣支持率が危険水域の首相では衆院選の「顔」は務まらないと反発。若手らに「菅支持」を押し付ければ離反も招きかねず、「今回はエネルギーを使って丁寧に進める必要がある」と各派ともに慎重姿勢を示す。

 ただ、新型コロナウイルス対応への世論の逆風は強く、東京都議選や横浜市長選など「連敗」続きの首相は求心力が著しく低下しており、派内の意見集約は容易ではない。「(衆院選で)皆、生き死にが懸かっており、簡単には決められない」「自主投票になる可能性もある」。派閥幹部からはこんな声も漏れる。

 一方、危機感を強める若手の一部には派閥を超えた動きも出てきた。26日、当選3回を中心とした衆院議員15人が集まり、国民に求められる党や総裁のあり方を取りまとめ、党内で議論していくことを確認した。

 総裁選には首相のほか、岸田文雄前政調会長が立候補を表明。下村博文政調会長と高市早苗前総務相も意欲を示す。前回と違って、国会議員票と同数となる党員・党友票がより重視され、選挙前の衆院議員は地方の声をないがしろにはできない。派閥幹部は「首相支持で派内を固めても党員投票の結果次第では勝ち馬に乗ろうと造反する議員が出かねない」と頭を抱える。

 「菅」か「反菅」か自主投票か-。派閥がどの選択をしても党内に禍根を残しかねない。首相続投支持の立場の安倍晋三前首相は、周囲にこう漏らしている。「党が壊れるかもしれない」

 (東京支社取材班)

6956チバQ:2021/08/28(土) 23:51:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/ee8865b4ececd7e204fb883f38dee53fd1516c79
自民、衆院選へ渦巻く危機感 総裁選、安倍氏焦点 野党「菅降ろし」警戒〔深層探訪〕
8/28(土) 8:24配信

時事通信
横浜市長選から一夜明け、記者団の質問に答える菅義偉首相=23日午前、首相官邸

 秋の衆院選に向け最後の試金石と目された横浜市長選でも自民党が惨敗を喫した。菅義偉首相(党総裁)の新型コロナウイルス対応に対する有権者の強烈な不満が改めて浮き彫りとなり、党内には「菅首相で選挙は戦えない」と危機感が渦巻く。総裁選が迫る中、刷新への期待が出ており、最大派閥を実質的に率いる安倍晋三前首相の動向が焦点となりそうだ。


 ◇首相への「ノー」
 「大変残念な結果だ。謙虚に受け止めたい」。首相は市長選から一夜明けた23日、首相官邸で記者団に力なく語った。9月の総裁選については「(出馬の)考え方に変わりない」と強調した。

 コロナ対応が最大の争点になった横浜市長選で、首相は近い関係にある小此木八郎前国家公安委員長を全面支援。だが、小此木氏の得票は32万票余りで、野党系の山中竹春氏に18万票差をつけられた。

 保守分裂もあったが、首相の選挙区の衆院神奈川2区を構成する同市西、南、港南3区でも得票が下回った。昨年9月の政権発足以降、自民党は国政補選や大型地方選で負けが込んでいる。

 党内では「選挙の顔」としての首相に厳しい見方が広がった。閣僚経験者は「民意が首相に『ノー』を突き付けた」と指摘。中堅は「このままだと衆院選は悲惨なことになる」と漏らす。ある大阪選出の若手は「首相交代を求めて声を上げようと仲間と話し合っている」と明かした。

 ◇交錯する思惑
 首相を支持してきた安倍氏や麻生太郎副総理兼財務相の「翻意」を望む向きも少なくない。安倍氏の出身派閥、細田派のベテランは党が衆院選の情勢調査を最近行ったと明かした上で、「無残な結果に違いない。安倍氏にも危機感を持ってもらいたい」と訴える。麻生派幹部は「うちは菅氏支持」としつつ「今のところは」と付け加えた。

 総裁選をめぐっては岸田文雄前政調会長の出馬論が勢いを増してきた。竹下派幹部は「岸田氏が出るなら安倍、麻生両氏のお墨付きが得られたということだ」と解説。公明党からも「岸田氏なら菅氏よりまし」(幹部)との声が出ている。

 24日には首相が東京五輪と共にこだわったパラリンピックが開幕するが、政権浮揚は見込めない。開催中に自粛ムードが緩んで感染がさらに拡大する恐れもある。

 首相の後ろ盾となってきた二階俊博幹事長は23日、「情報交換」を名目に二階派幹部を党本部に集めた。ある出席者は「引き続き首相を支えるべきだ」と主張したが、二階氏自身は一言も発しなかった。二階氏は、気脈を通じる森山裕国対委員長(石原派)とも約50分間会談した。

 ◇立・共、残る不協和音
 野党は衆院選へ手応えを深めている。立憲民主党の安住淳国対委員長は23日、記者団に「大きな固まりになれば地滑り的勝利を起こせると立証できた」と指摘。共産党の小池晃書記局長も記者会見で「共闘の大きな勝利だ」と語った。

 一方で自民党内の「菅降ろし」の動きに神経をとがらせる。内閣支持率が低迷する首相が相手なら衆院選を有利に戦えるとみているためだ。立民の福山哲郎幹事長は記者団に「1年前に担いだ菅氏を否定するのは非常に違和感がある」とけん制。同党幹部は「首相交代で支持率が戻れば厳しくなる」と漏らした。

 立民、共産両党の衆院選競合区は約70に上り、候補者調整も課題だ。立民は共産との共闘に否定的な連合への配慮から協議入りに及び腰。共産側には今回の横浜市長選を含めて立民系候補の自主支援に回されてきたことへの不満も高まる。

 小池氏は会見で「選挙協力は対等、平等、相互尊重だ」と強調。立民に政策合意を改めて促した。


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