したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

6770チバQ:2021/06/11(金) 17:51:39

https://www.asahi.com/articles/ASP6B73PZP67TIPE01M.html?oai=ASP6C3GDKP6CULFA001&ref=yahoo
「徹底的に干す」「脅しておいて」平井大臣、幹部に指示
座小田英史、松浦新2021年6月11日 5時00分
 東京オリンピック(五輪)・パラリンピック向けに国が開発したアプリ(オリパラアプリ)の事業費削減をめぐり、平井卓也デジタル改革相が今年4月の内閣官房IT総合戦略室の会議で同室幹部らに請負先の企業を「脅しておいた方がよい」「徹底的に干す」などと、指示していたことがわかった。

 平井氏は朝日新聞の取材に発言を認めたうえで、「交渉スタッフに檄(げき)を飛ばした。行き過ぎた表現があったかもしれない」などと話した。

 アプリは海外からの観光客や大会関係者の健康管理のためのもの。NECが顔認証機能を担う共同事業体1者が1月に応札し、国が指定した仕様に基づいてアプリの請負契約を約73億円で結んだ。ところが新型コロナウイルスの感染拡大による海外客の受け入れ中止などで機能が見直され、野党からの批判などもあり、5月31日に約38億円に圧縮する契約に変更した。平井氏は6月1日の会見で、「(NECの)顔認証(機能)は、開発も運用もなくなりゼロ(契約解除)」と説明した。しかしNECはすでに開発をほぼ終えており、国の都合で減額になった経緯について、不自然さを指摘する声が国会であがった。

 朝日新聞が入手した音声データによると、平井氏は4月上旬にあった内閣官房IT総合戦略室のオンライン会議で、減額交渉に関連して、「NECには(五輪後も)死んでも発注しない」「今回の五輪でぐちぐち言ったら完全に干す」「どこか象徴的に干すところをつくらないとなめられる」などと発言。さらに、NEC会長の名をあげ、幹部職員に「脅しておいて」と求めていた。

 この発言について、平井氏は取材に、「交渉するスタッフが弱腰になったら、いくら取られるかわからない。国民の血税だから強気で交渉しろ、と伝えた」とする一方、「国会で野党から、契約額が高いと迫られていた。自分も追い込まれていた」とも話した。

 NECの契約解除については、「同社の顔認証機能が不要になった。すでにNECが開発済みのシステムを使ったサービスなので払う必要はない。現場には裁判になってもいい、と指示して交渉させた」と説明した。

 NECは「政府の方針を踏まえて共同事業体として検討した結果に異論はない」とコメントしている。

 会計検査院OBの星野昌季弁護士は「国が不当な圧力をかけて請負金額の減額を迫ったとすれば優越的地位を背景とした事実上の強要で問題だ。このアプリは緊急事態宣言の発出後に駆け込み的に契約しており、契約の必要性などに疑問が生じていた。今回さらに不透明感が高まった。契約変更に大臣の発言の影響がなかったか調べる必要がある」と指摘する。(座小田英史、松浦新)


https://news.yahoo.co.jp/articles/2b4908ecfbe7de43e03ff48bc36295c42dea7648
「非常にラフな表現になった」 平井大臣、自らの「脅し」発言を陳謝
6/11(金) 10:43配信

朝日新聞デジタル
官邸に入る平井卓也デジタル改革担当相=2021年6月11日午前7時51分、上田幸一撮影

 平井卓也デジタル改革相は11日の閣議後会見で、東京オリンピック(五輪)・パラリンピック向けに国が開発したアプリの事業費削減をめぐり、請負先の企業を「脅しておいた方がよい」などと指示したことについて、「不適当な表現だった」と陳謝した。


 平井氏は事業費削減に向け、内閣官房IT総合戦略室で複数の話し合いをしており、その中での発言だったと認めた。その上で、「(話し相手は)10年来仕事をしてきた仲間なので非常にラフな表現になった。表現は不適当と思う。今後気をつけていきたい」と話した。

 国の優越的地位の乱用にあたるのではという質問に対して、「自身はベンダー(業者)と話す立場でない」と述べ、発言と事業費削減に直接の関係はないとの認識も示した。(座小田英史、松浦新)

朝日新聞社

6771チバQ:2021/06/13(日) 23:17:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/1bed76221cc9cd8c6090d065aa93609b1ef884e8
野田聖子氏、二階氏発言を擁護「中選挙区時代との比較」
6/13(日) 14:03配信
 自民党の二階俊博幹事長が党内で相次ぐ政治とカネの問題をめぐり、「ずいぶん政治とカネの問題はきれいになってきている」と発言したことについて、野田聖子幹事長代行は13日、NHKの討論番組で、衆院の中選挙区時代との比較が念頭にあったものだと説明した。

 野田氏は「中選挙区の時、もっと以前の選挙を経験されている先輩なので、その時は本当に非常に緩かった。比較ということでご理解いただければ」と二階氏の発言を擁護した。

 二階氏は1日の記者会見で、「ずいぶん政治とカネの問題はきれいになってきている。このことはマスコミも一般国民のみなさんも評価していただいてしかるべきことだ」などと発言し、批判を浴びた。(野平悠一)

朝日新聞社

6772チバQ:2021/06/14(月) 19:51:43
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_policy_7GAWODWFRZNFBKCA33HA7QY6TQ.html
二階氏、不信任案なら「解散を進言」 首相と協議
2021/06/14 17:58産経新聞

二階氏、不信任案なら「解散を進言」 首相と協議

菅義偉首相との会談を終え記者団の取材に応じる自民党・二階俊博幹事長(中央)。左は森山裕国対委員長=14日午後、首相官邸(春名中撮影)

(産経新聞)

菅義偉首相は14日、官邸で自民党の二階俊博幹事長と面会し、野党が求めている今国会の会期延長などについて協議した。森山裕国対委員長と林幹雄幹事長代理も同席した。

二階氏は面会後、野党が内閣不信任決議案を提出した場合の対応について「首相に衆院解散を進言する」と記者団に述べた。

6773チバQ:2021/06/14(月) 23:57:02
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-210614X194.htmlhttps://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-210614X194.html3Aと二階氏、同時間帯に議連開催=人事にらみ、つばぜり合い―自民
2021/06/14 21:11時事通信

 自民党の甘利明税調会長が会長を務める議員連盟の勉強会と、二階俊博幹事長を中心とした議連の設立総会が、15日夕の同じ時間帯に開かれることが14日分かった。双方は議連を足場に勢力拡大を目指しており、所属議員は踏み絵を踏まされる形になる。秋に予想される閣僚・党人事をにらみ、つばぜり合いが激しくなってきた。

 甘利氏が会長の「半導体戦略推進議連」は安倍晋三前首相と麻生太郎副総理兼財務相も加わり、「3A」がそろう。菅義偉首相の後ろ盾として存在感を増す二階氏の幹事長ポストを奪還するのが狙いとの見方がある。

 対抗するように二階氏も、「自由で開かれたインド太平洋」推進議連を設立。安倍氏を自らの議連の最高顧問に据え、3Aの連携にくさびを打ち込む。同じ日の同一時間帯の会合開催に、二階氏周辺は「もう仁義がなくなってきた」と語る。

 一方、党内対立が強まれば党全体のイメージダウンにつながりかねない。両議連は当初、いずれも午後5時から開始予定だったが、党内外の視線を意識する双方の関係者による調整の結果、半導体議連を30分遅らせることで折り合った。

6774チバQ:2021/06/14(月) 23:57:50
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-210611X019.html
自民「3A」と二階氏対峙=「政局の秋」にらみ議連続々
2021/06/11 20:15時事通信

 自民党で、秋に想定される閣僚・党役員人事をにらんだ主導権争いが活発化してきた。表面上は特定の政策課題を掲げた議員連盟の相次ぐ発足だが、顔触れから浮かび上がるのは、安倍晋三前首相と麻生太郎副総理兼財務相の連合に甘利明税調会長を加えた「3A」と、菅政権で実権を握る二階俊博幹事長が対峙(たいじ)する構図だ。二階氏の党運営への強い不満が背景にあり、最大の焦点は幹事長ポストの争奪だ。

 11日、衆院議員会館に所属議員約150人を集めて開かれた「新たな資本主義を創る議員連盟」の設立総会。会長に就いた岸田文雄前政調会長が安倍、麻生、甘利各氏の最高顧問などへの就任を報告。続いてあいさつした安倍氏は「瑞穂の国にはふさわしい資本主義がある」と無難な発言に終始したが、麻生氏は「政策より政局の顔がやたら見える」と、「戦闘モード」を隠そうとしない。甘利氏は「岸田氏の議連はトリプルAの格付け。極めて幸先がいい」と3Aの結束を誇示した。

 党内では最近、議連を通じて3Aが存在感を示す場面が顕著だ。5月21日には「半導体戦略推進議員連盟」が発足し、安倍、麻生両氏が最高顧問、甘利氏が会長に就任。今月8日の「日豪国会議員連盟」の会合では、安倍、麻生両氏が最高顧問、甘利氏が顧問に就いた。

 安倍氏と甘利氏は11日、「未来社会を創出するバッテリー等の基盤産業振興議員連盟」も発足させた。岸田氏の議連の総会のさなかに党本部で設立総会を開くという慌ただしさだ。

 3Aの動きについて、党内では「閣僚・党役員人事に向けた発言力確保が狙い」(ベテラン議員)との見方がもっぱらだ。3人は菅義偉首相の後ろ盾として存在感を放つ二階氏と反目してきた経緯があり、ある閣僚経験者は「二階氏から幹事長ポストを奪い返したいのではないか」とみる。

 二階氏も黙っていない。腹心の林幹雄幹事長代理が8日、官邸に首相を訪ね、二階氏を会長とする「自由で開かれたインド太平洋推進議員連盟」を15日に設立すると報告。これと前後して安倍氏に最高顧問就任を依頼し、同意を取り付けた。二階氏は安倍氏が首相時代、中国の海洋進出に対抗するため唱えた構想を議連のテーマに据え、3Aの一角をしたたかに切り崩した格好だ。

 これに対し、甘利氏は9日のテレビ番組収録で、二階氏が親中派であることを念頭に「二階氏が(会長に)座って大丈夫か。もろにぶつかる」と露骨に不快感を示した。

 両勢力のせめぎ合いの特徴は、内閣支持率の急落をよそに、双方とも現時点では首相支持を明確にしていることだ。甘利氏は「ポスト菅」をうかがう岸田氏から議連参加を要請され、「本人が代わりたいと言わない限り、3Aは菅首相を支える。分かっているか」と念押ししている。

 ただ、首相自身は政権運営を二階氏に負うところが大きい。政権が依拠する二つの勢力で「秋に向けて引いたり突いたりのさや当てが続く」(自民党関係者)不安定な状況の中、首相は総裁再選に向けて難しいかじ取りを迫られる。

6775チバQ:2021/06/14(月) 23:58:51
https://news.goo.ne.jp/article/fnn/nation/fnn-196250.html
会場爆笑 政界の「3A+1K」安倍・麻生・甘利・岸田4氏の話の応酬に150人の議連大盛況 自民党人事へ思惑も
2021/06/14 20:40
自民党の岸田前政調会長が11日に立ち上げた、「新たな資本主義を創る議員連盟」での、安倍前首相・麻生副総理・甘利税調会長のいわゆる「3A」と岸田氏のあいさつは、党内の政局も反映し、会場の大きな笑いを呼んだ。

岸田氏は冒頭にあいさつに立つと、「安倍前首相、麻生副総理、そして甘利税調会長、いわゆる3Aそろい踏みであります。3Aの皆さまには、のちほどごあいさついただくことにしているが、それに先立ち、私1Kの方からお話しさせていただきたい」と、あえて「3A」に言及したうえで、自らを「1K」と称し、会場を笑わせた。そのうえで岸田氏は、経済成長と分配を両立させ、持続可能性のある「新たな資本主義」を発信していきたいと意欲を示した。

続いてあいさつに立った安倍前首相は、「私と違って誠に円満なお人柄でありますので、岸田さんが言うんだったら一緒に勉強しようという方々が、きょうはたくさんお集まりいただいた」と笑いを取ったうえで、アベノミクスの成果や、成長と分配の好循環の重要性に言及した。さらに、この日の講師に渋沢栄一氏の玄孫が招かれていたことをふまえ、「渋沢栄一さんを一万円札にする決定をしたのは当時の安倍首相と麻生副総理だ」と強調しつつ、渋沢氏が主役の大河ドラマで安倍氏の地元の長州の描き方がちょっと一方的だと注文をつけ、爆笑をさらった。

その後にあいさつした麻生副総理は、「なんとなく、真面目に政策を勉強するという顔ばかりにはとても見えない顔がいる。政策より政局という顔が見える」と、政界では3Aがそろうことは二階幹事長をけん制する動きだとみられていることをふまえた発言でひと笑いを取った。

さらに、資本主義について考えるのはいいことだと強調し、「この会の趣旨を見ていたら、うかつに賛同すると財務省が飛び上がりそうなことも書いて、あっていかがなものかとも思ったが、私としてはこれは議連ですから、色んな意味でいいんじゃないか」と、財務大臣の立場と一国会議員の立場を使い分けた話で会場を笑わせた。

さらに甘利氏は、「3Aはアメリカではマイナーリーグじゃないかとおっしゃる方がいるが、AAAは格付けでは日本国債より上ですから。岸田先生の議連が、スタートの時点でトリプルAの格付けがついたということは、極めて幸先のいいスタートを切られたんだと思っている」と、3Aを自賛しつつ、岸田氏を持ち上げた。

安倍・麻生・甘利3氏の動きは、在任が長期にわかっている二階幹事長の交代、甘利氏の幹事長起用をにらんだ布石だとの見方もある一方、岸田氏にとっても安倍・麻生両氏は後ろ盾であり、この日の「3A+1K」のあいさつにも、秋の自民党役員人事をにらんださまざまな思惑が垣間見えていそうだ。

6776チバQ:2021/06/15(火) 00:04:36
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20210611k0000m010281000c.html
自民・岸田氏、「新たな資本主義を創る議連」発足 方向性は定まらず
2021/06/11 20:23毎日新聞

自民・岸田氏、「新たな資本主義を創る議連」発足 方向性は定まらず

自民党の岸田文雄前政調会長(左から3番目)が発足させた「新たな資本主義を創る議員連盟」に参加した(左端から)甘利明税制調査会長、安倍晋三前首相、麻生太郎副総理兼財務相=国会内で2021年6月11日、小田中大撮影

(毎日新聞)

 自民党の岸田文雄前政調会長が11日、派閥横断型の「新たな資本主義を創る議員連盟」を発足させ、会長に就任した。9月の菅義偉首相の総裁任期満了を前に党内の足場を構築する狙いで、安倍晋三前首相ら150人近い自民議員が顔をそろえた。ただ、新議連の方向性は定まっておらず、他の党内抗争に利用されて終わりかねないと足元の岸田派から不満も出ている。

 「いわゆる3Aがそろい踏みで、(取材の)マスコミの皆さんはさぞ喜んでおられるだろう」。岸田氏は11日、新たな資本主義の価値構築をうたう議連の設立総会で、高揚した様子であいさつした。会場では党内で最近「3A」と称される安倍前首相、麻生太郎副総理兼財務相、甘利明税制調査会長が岸田氏と並び、国会議員145人と代理の秘書61人が出席した。

 岸田氏は2020年9月の総裁選で菅首相に大敗。派閥を超えた連携で再起を図るため、岸田派内で発案されたのがこの議連だ。懐の広さを示そうと、党内7派閥と谷垣グループ、無派閥からそれぞれ発起人を募るなど「バランスに腐心した」(岸田派幹部)。

 また、党内の主導権をめぐって「3A」とのさや当てが続く二階俊博幹事長にも配慮。二階派の若手、小林鷹之衆院議員に進行役を任せて、「派閥横断」をアピールした。

 しかし岸田氏の思惑とはやや異なり、総会は二階氏に対抗する「3A」が幅を利かせる展開になった。

 まず麻生氏が冒頭、「真面目に政策を勉強する顔ばかりとはとても見えない。政局の顔がやたら見える」と冗談めかしてあいさつ。さらに甘利氏は「『3Aは(米大リーグより下の)マイナーリーグ』と言う人がいるが、(経済上の)格付けでは日本国債より上。3Aの格付けがついたのは極めて幸先がいい」と二階派をけん制した。

 岸田氏は安倍、麻生両氏に議連の最高顧問就任を依頼する考えだが、「軒を貸して母屋を取られかねない」と岸田派などから早くも危惧する声が漏れた。

 前回総裁選で岸田氏に投票したある議員は「これでは誰のための議連か分からない。麻生さんや甘利さんに利用されているのでは」と指摘。岸田派中堅も「どちらを向いているのか。一生懸命支援してくれた人たちをまず固めるべきだ」と話し、前回岸田氏を支援した谷垣グループ議員などの「離反」を心配した。

 菅首相の続投を後押しする古賀誠元幹事長との関係もほころびが目立つ。10日午前、かつて派閥を率いた故大平正芳元首相の墓参に古賀氏と岸田派議員9人が訪れたが、岸田氏は姿を見せなかった。岸田派幹部は「派閥を顧みずに『3A』に浮かれても、いいことはない。前回総裁選でも他の派閥からはしごを外され、次に支援してくれる保証はどこにもない」と岸田氏の足元のおぼつかなさを懸念する。【小田中大】

6777チバQ:2021/06/15(火) 00:07:34
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASP6C6CVGP6CUTFK01F.html
頼みの「3A」そろい踏み 次期総裁選へ岸田氏が議連
2021/06/11 19:09朝日新聞

頼みの「3A」そろい踏み 次期総裁選へ岸田氏が議連

「新たな資本主義を創る議員連盟」の設立総会で、着席する安倍晋三前首相(左から2人目)、甘利明自民党・税調会長(左)、岸田文雄自民党・前政調会長(同3人目)、麻生太郎財務相兼副総裁(同4人目)=2021年6月11日午後2時、国会内、上田幸一撮影

(朝日新聞)

 自民党の岸田文雄前政調会長は11日、格差是正などの経済政策を考える「新たな資本主義を創る議員連盟」の設立総会を開いた。岸田氏が次期総裁選での支援を期待する安倍晋三前首相や麻生太郎副総理兼財務相、甘利明税調会長ら145人が参加。議連の活動を通じて党内での支持基盤を拡大したい考えだ。

 国会内の会議室で、安倍、麻生、甘利の3氏に挟まれた岸田氏は興奮気味に語った。「『3A』そろい踏みであります」

 「3A」は3氏の頭文字を指す。3氏は最近、経済安全保障の議連などで相次いで幹部に就いた。党内で強い権限を持つ二階俊博幹事長への牽制(けんせい)の動きとの見方も広がる。特に最大派閥の細田派出身の安倍氏と、麻生派を率いる麻生氏は党内への影響力が大きい。

 岸田氏は次期総裁選を見据え、「3A」の影響力に期待する。8日午前に議員会館の安倍氏の部屋を訪れ、「ぜひご協力をお願いします」と議連への参加を要請。午後には財務省内で麻生氏にも協力を求めたという。議連で両氏は、最高顧問に就くことになった。

 昨年の総裁選では、安倍、麻生両氏が当時官房長官だった菅義偉首相を支援したこともあり、岸田氏は敗北。直後から議連の設立や地方視察に取り組んできたが、党内や世論の支持は広がらず、「発信力不足」に悩んできた。水面下で安倍、麻生両氏との接触を繰り返し、関係強化を図ってきたが、両氏は菅政権を支える姿勢を示しており、厳しい状況が続いている。

 今回の議連は、菅首相の経済政策との対立軸を示す狙いがある。派内には「コロナ禍の今は菅政権を支える姿勢を示すべきだ」として、議連の設立に慎重な意見もあった。それでも、岸田氏は、安倍、麻生両氏ら党内の実力者と会談を重ねて準備を進めてきた。派の中堅は「議連を総裁選への布石にしたい」と話す。

 一方、派内では幹部の三ツ矢憲生、宮腰光寛両衆院議員が相次いで引退を表明。次期衆院選では「当選が不安な議員は10人はいる」(岸田派関係者)との声もある。また、安倍、麻生両氏に接近しても「最後は、はしごを外されるのではないか」(幹部)との懸念もある。岸田氏は派内をまとめつつ、派外に支持を広げられるかどうか手腕が試されている。(笹井継夫)

6778とはずがたり:2021/06/15(火) 01:06:56
【深掘り】党員4800人、党費1千万円超…下地氏の自民復党は実現するか?
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1336247.html
2021年6月10日 11:17
自民党 下地幹郎 二階俊博 国場幸一
mail_share

 国場幸一国場組会長らでつくる「保守合同を実現し沖縄の未来を創る会」(保守合同の会)の幹部らが上京し、自民党本部に下地幹郎衆院議員の復党に向けた要請行動を展開した。同党県連を飛び越し、党本部の二階俊博幹事長に4800人超の新規党員名簿を提出。県内市長選での選挙協力など、党本部に直接、自民党への「貢献」を訴えることで下地氏の復党への理解を求めた。

 二階氏は「沖縄を大事にしている。下地さんは沖縄の財産だ」と下地氏の政治的な影響力に評価を示しつつ態度を...

6779とはずがたり:2021/06/15(火) 01:26:50
【独自】自民・武井議員乗せた車が当て逃げ 東京・六本木
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4288100.htm?1623687844112
9日 18時37分

 自民党の武井俊輔衆議院議員の秘書が運転する乗用車が8日、東京・六本木の路上で当て逃げ事故を起こしていたことがJNNの取材でわかりました。車には武井議員も乗っていました。

 8日午後6時すぎ、港区六本木の路上で自民党の武井俊輔衆議院議員の60代の男性秘書が運転する乗用車が大通りから左折する際、50代の男性が乗る自転車にぶつかる事故を起こしました。

 捜査関係者によりますと、武井議員の秘書が運転する車はその場から立ち去りましたが、自転車の男性が追いかけ車を止めたということです。事故を起こした車には武井議員も乗っていました。また、車の車検は切れていて、無保険の状態だったということです。警視庁は道路交通法違反の疑いなどで捜査を進めています。

 武井議員の事務所は「議員が後部座席に乗車していましたが、運転していた秘書は被害者から指摘されるまで事故に気付きませんでした。被害者の方には大変申し訳なく、今後誠意をもって対応させていただきます」とコメントを発表しました。

 武井議員をめぐっては、2年前にも都内で20代の私設秘書の男性が飲酒運転をして警察車両に追突する事故を起こしています。

6780とはずがたり:2021/06/15(火) 01:30:56
「二階さんで大丈夫か」…親中派の議連会長就任に甘利氏が疑問視
読売新聞 / 2021年6月9日 23時27分
https://news.infoseek.co.jp/article/20210609_yol_oyt1t50280/?tpgnr=poli-soci
写真写真を拡大する
甘利氏

 自民党の甘利明税制調査会長は9日、TBSのCS番組収録で、親中派として知られる二階幹事長が「自由で開かれたインド太平洋」(FOIP)構想を推進する議員連盟の会長に就くことに関し、「二階さんが(議連会長に)座って大丈夫か」と疑問を呈した。同構想は、強引な海洋進出などを続ける中国への対抗を念頭に置くためだ。

 甘利氏は、会長人事を不安視する理由として「FOIPは中国とすれば一番痛いところを突かれる。(中国の主張と)もろにぶつかる」と語った。甘利氏はかねて、米中対立で重要性を増す経済安全保障の強化に力を注いでいる。

6781チバQ:2021/06/15(火) 23:00:45
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20210615k0000m010207000c.html自民・二階氏 新議連発足で勢力誇示 党内全派閥から約130人出席
2021/06/15 20:12毎日新聞

自民・二階氏 新議連発足で勢力誇示 党内全派閥から約130人出席

自民党の二階俊博幹事長=東京都千代田区の同党本部で2021年2月9日、竹内幹撮影

(毎日新聞)

 自民党の二階俊博幹事長は15日、党本部で「自由で開かれたインド太平洋」推進議員連盟を発足させた。党内の全派閥から約130人が出席し、党掌握に向けた勢力を誇示した。

 設立総会には「自由で開かれたインド太平洋」の提唱者の安倍晋三前首相のほか、森山裕国対委員長、野田聖子幹事長代行、石破茂元幹事長ら幅広いメンバーが顔をそろえ、入会者は156人に上った。

 二階氏は冒頭で「多くの皆さんの参加をいただいてスタートする。名前の通り我々の思いが広く国際的に広がっていくよう期待したい」とあいさつ。安倍氏と伊吹文明元衆院議長を最高顧問とすることを決めた。

 安倍氏は「いろんな顧問を引き受けているが、この会こそ最高顧問を引き受けたいと思った」と会の設立を歓迎し、「インド太平洋を世界の発展の中核地域にしていく。この認識が世界に広がるようがんばっていきたい」と述べた。

 一方、甘利明税制調査会長はインド太平洋議連から30分遅れで、自身が会長を務める半導体産業の強化を目指す議員連盟の勉強会を開いた。二階氏側近の林幹雄幹事長代理や岸田文雄前政調会長らが出席した。

 最近、安倍氏や甘利氏、麻生太郎副総理兼財務相の「3A」は議員連盟を続々と設立しており、二階氏側との神経戦を続けているが、党重鎮は「議連ごっこしている場合じゃないだろう」と党内対立に発展する可能性を危惧した。【野間口陽、田中裕之】

https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2021061501001007.html
二階氏、太平洋構想で議連 主導権巡り麻生氏らに対抗
2021/06/15 19:48共同通信

二階氏、太平洋構想で議連 主導権巡り麻生氏らに対抗

「自由で開かれたインド太平洋」構想を推進する議員連盟の設立総会であいさつする自民党の二階幹事長。左は安倍前首相=15日午後、東京・永田町の党本部

(共同通信)

 自民党の二階俊博幹事長は15日、「自由で開かれたインド太平洋」構想を推進する議員連盟を設立した。構想を提唱した安倍晋三前首相が最高顧問に就いた。秋に予想される人事などでの主導権獲得を狙い、複数の議連で活動を活発化させる麻生太郎副総理兼財務相や甘利明税制調査会長に対抗する動きに乗り出した形だ。麻生、甘利両氏と合わせて「3A」と称される安倍氏の取り込みを巡る綱引きも激しくなりそうだ。

 二階氏は、党本部で開いた設立総会で「多くの皆さんが参加してスタートする。われわれの思いが国際的に広がるよう期待したい」とあいさつした。

6782チバQ:2021/06/19(土) 21:32:29
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_policy_FP5RZEFFSJO7RIPIY4P3ZE6YA4.html
〝慎重居士〟加藤官房長官が改憲に積極発言 コロナ後に向け地ならし?
2021/06/19 17:54産経新聞

〝慎重居士〟加藤官房長官が改憲に積極発言 コロナ後に向け地ならし?

静岡県知事選の応援演説をする加藤勝信官房長官=19日午後、静岡県浜松市

(産経新聞)

加藤勝信官房長官が憲法改正に積極的な発言を繰り返している。踏み込んだ発言を控える「慎重居士」として知られる加藤氏だが、緊急時に限って政府の権限強化を可能とする緊急事態条項を新たに設けることに意欲を見せている。菅義偉(すが・よしひで)政権下で新型コロナウイルス対策の切り札とされるワクチン接種に一定のめどが立ったのを踏まえ、次期衆院選後を見据えた地ならしを図る思惑もありそうだ。

加藤氏は19日、静岡県知事選の応援演説のため浜松市を訪れた。雨が降りしきる中、コロナ対応で政府が直面した病床確保について「都道府県と市町村、国との連携が本当に難しいことを痛感した」と述べた。

加藤氏はこの日は憲法には言及しなかったが、最近はコロナ対策との関連で、緊急事態条項の新設に触れることが多い。

11日の記者会見では「新型コロナによる未曾有の事態を全国民が経験し、緊急事態の備えに対する関心が高まっていることは絶好の契機だ」と強調。コロナ禍で飲食店が苦境にあえぐ現状を「絶好」と表現したことを問題視する質問には色をなして反論する場面もあった。

これに先立つ8日は東京都内のホテルで講演し、大地震などの緊急時に国家機能を維持し、国民の生命を守る観点から「この国の憲法をどう考えていくのか。これは大切なポイントではないか」と訴えた。

加藤氏が自らの主張を明確に打ち出すのは珍しい。今秋までに行われる予定の衆院解散・総選挙について問われても「コメントは差し控えたい」などと言質を与えなかった。前任の首相が安倍晋三内閣の官房長官として、政局が動き出す絶妙なタイミングで発言し、流れを作ってきたのとは対照的だった。

その加藤氏が、野党や護憲派から強い反発を招く恐れもある緊急事態条項の新設に向けた発言を繰り返していることに、周囲は驚きを隠さない。加藤氏の側近は「加藤氏は仕える人が何を目指しているのかを察しながら淡々と仕事をするタイプ。衆院選後の流れを作ろうとしたのではないか」と解説する。衆院選後に政権が取り組む課題として憲法改正を含む緊急事態法制を位置付けようとしているのではという見立てだ。

実際、首相は3度目の緊急事態宣言発令を決めた4月23日の記者会見で「緊急事態に対応する法律を改正しなければならないと痛切に感じている」と述べ、法整備の必要性に言及した。

「法律では目の前の現象に対する局所的な対応になってしまう。緊急事態を憲法体系の中にきちんと位置づけた方がいい」

加藤氏もこう周囲に漏らす。新型コロナ対応では感染者数が増加する度に病床が逼迫(ひっぱく)し、病床確保に向けた国と都道府県などの連携不足が指摘されているが、医療提供体制やワクチン接種の打ち手確保など、政府からの「お願いベース」でしのいでいるのが実態だ。

加藤氏が自民党の党是である改憲に触れたのは将来への布石との見方もある。加藤氏は将来の党総裁選出馬への意欲を隠していない。党内には「目立ちすぎもダメだが、あまりに目立たないのもダメだ」(ベテラン議員)との声もあるが、加藤氏が改憲に向けた緊急事態法制の整備に道筋を付けられれば、総裁候補としての存在感は高まりそうだ。(千田恒弥)

6783チバQ:2021/06/19(土) 21:43:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/c0cda87e4cbae03589431a939ce1a6d8a70c9240
100人に2870万円「際だって重い買収」 河井氏に懲役3年判決
6/18(金) 20:50配信


毎日新聞
東京地裁および東京高裁が入る庁舎=東京都千代田区で

 2019年7月の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で、公職選挙法違反に問われた元法相で元衆院議員の河井克行被告(58)に対し、東京地裁は18日、懲役3年、追徴金130万円(求刑・懲役4年、追徴金150万円)の実刑判決を言い渡した。高橋康明裁判長は、地方議員ら100人に総額約2870万円を配ったと認定し、「選挙買収事件の中で際だって重い部類に属する」と理由を述べた。

 法相経験者に有罪判決が出るのは初めてとみられる。国会議員経験者に1審で実刑判決を言い渡すのは、政治資金規正法違反などに問われた坂井隆憲元衆院議員(17年に死去)を懲役2年8月とした04年12月の東京地裁判決以来。買収事件での実刑判決も異例で、国会議員が多額の現金を配って回る前例のない構図を厳しく見たとみられる。

 克行元議員は判決後、東京拘置所に再び収容された。弁護側は即日控訴して保釈を請求したが、東京地裁は棄却した。判決が確定すれば、公選法の規定で公民権が8年間停止される。

 判決は、妻の案里元参院議員(47)=1審で有罪確定=の選挙戦について、改選数2の広島選挙区に自民党から溝手顕正・元防災担当相と2人が出馬したため広島県連の支援が得られず、厳しい情勢にあったと指摘。選挙運動を取り仕切る「総括主宰者」だった克行元議員が、現金提供の相手や時期、金額などを考慮して買収リストを作り「全体を差配した」と認定した。

 認定した買収額は、地方議員や首長ら44人に1人当たり300万〜10万円、後援会関係者50人に同30万〜5万円、選挙スタッフ6人に同約100万〜5万円。亀井静香・元金融担当相の元公設秘書の300万円が最高額。高橋裁判長は「地方議員には協力が得られれば多くの集票が期待できると見込んだ」と述べた。案里元議員との共謀は、克行元議員が案里元議員のスタッフを介して渡した1人を除く4人への160万円を認めた。

 弁護側は議員辞職したことなどを挙げて執行猶予を求めたが、判決は「民主主義の根幹である選挙の公正を著しく害し、極めて悪質」と結論付けた。

 判決によると、克行元議員は19年3〜8月、地方議員ら100人に総額約2870万円を渡した。地方議員2人については「裏付けが限られる」として、起訴内容から計30万円を減額した。【遠山和宏】

6784チバQ:2021/06/19(土) 21:44:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/c345ebb0e5d0264c7c8872cb7fe58bb308e604a5
河井元法相 100人買収、次々認定 天を仰ぐ
6/18(金) 20:35配信

5
この記事についてツイート
この記事についてシェア
産経新聞
参院選広島選挙区をめぐる大規模買収事件は18日、東京地裁で元法相の前衆院議員、河井克行被告(58)に実刑判決が言い渡され、一区切りを迎えた。克行被告は公判途中で起訴内容の大半を認め、執行猶予判決を求めていたものの、自身の主張はほとんど採用されず、判決理由では「負うべき刑事責任は重い」「極めて悪質な犯行」などと厳しい言及が続いた。克行被告は即日控訴、異例の大規模買収事件の審理は続くことになった。

18日午後1時半ごろ、克行被告は紺色のスーツ、白いシャツに水色のネクタイ、マスク姿で東京地裁の法廷に出廷した。

「懲役3年に処する」

高橋康明裁判長が開廷直後に主文を告げた瞬間、証言台に立った克行被告は身じろぎもせずにじっと裁判長を見つめ続けた。

買収目的を否定していた陣営スタッフらへの現金供与をめぐり、高橋裁判長が「現金授受はいずれも選挙買収であったと認められる」と次々と弁護側の主張を否定。開廷直後は冷静さを保っていた克行被告だったが、大きく息を吸い込むなど落ち着かなくなった。

克行被告の主張が認められたのは、一部の買収額の認定だけ。検察側は計約2900万円を配布したとして起訴したが、受領側の一部の県議の供述が曖昧で「根拠が薄弱」などとして計30万円が減額され、判決では計約2870万円が買収額として認定された。

1時間余りにわたる判決理由の朗読が終わると、裁判官や傍聴席などに深く頭を下げた克行被告。弁護側の席に戻って目をつむると、腕を組んだまま天を仰いだ。

公選法違反事件としては異例の実刑判決となったが、決め手は「買収リスト」と「議員名簿」という2つの客観証拠で、100人という「大量立証」を行ったことだ。

検察当局は昨年、東京・永田町の克行被告の議員会館事務所や広島市の自宅を捜索し、同被告が作成した「買収リスト」と「議員名簿」を押収。いずれも県議らの氏名や「30」といった金額とみられる数字が記載されていた。

判決を受け、検察幹部は「ほぼ満額回答だった」と内容を評価。また別の幹部は、「議員辞職したことも考慮されず、相当重い判決だ」と語った。

実刑判決を受け、克行被告を乗せたとみられる車両は18日午後4時ごろ、東京拘置所に入った。弁護側は保釈を請求したが同日、東京地裁は却下した。

6785チバQ:2021/06/20(日) 18:41:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/41efc7109d250c088637880a80219c0ca08d1422
安倍前総理が画策する「二階を落としてキングメーカーに」の深層
6/16(水) 18:32配信

FRIDAY
動きまくりの安倍前総理
自民党女性局デザインの街宣車に乗る二階幹事長。お手上げ、それともサヨナラ…?

電撃退陣から9ヶ月。安倍晋三前総理が表舞台で活発に動き出した。五輪を前にして支持率が下がり続ける不人気の菅義偉首相を尻目に、「もう一度私が」と言わんばかりだ。


事実、元気になった安倍氏に期待する向きが自民党に生じている。6月11日、安倍氏が二つの議員連盟を梯子したことからもそれは明白だ。

ひとつは第二議員会館で開かれた、岸田文雄前政調会長が主催した「新たな資本主義を創る議員連盟」の設立総会。隣に座る麻生太郎副総理兼財務相を引き合いにし、こう挨拶した。

「今日は渋沢健さんの講演ということですが、渋沢栄一翁を1万円札のモデルに決めたのは安倍総理大臣と麻生財務大臣であります。一つだけ注文があるとしたら、大河ドラマ(の『青天を衝け』)を作るにあたって長州の描き方がちょっと一方的だと」

わざわざ自分を「安倍総理大臣」と呼ぶキングジョークで会場を沸かすと、中座し、今度は600メートル離れた自民党内で開かれた甘利明税調会長主催の「バッテリーの基礎産業振興議連」でも最高顧問として挨拶を行った。

さらに15日、二階俊博幹事長が会長に就く「自由で開かれたインド太平洋推進議連」でも、最高顧問に就任。この活発な動きについて、清和会に所属する議員がこう解説する。

「秋の総裁選を見越しての主導権争いであることは間違いない。コロナ感染拡大や五輪で不確定要素が大きいので菅政権がどうなるかわからないが、安倍さんは最大派閥(98名)の清和会を細田博之会長から引き継ぐ手はずが整っている。盟友の麻生副総理が率いる55名の志公会を足せば150名を超える国会議員が集まる。本人が再登板する気がある、というより、キングメーカーになることが狙いでしょう」

月刊誌「Hanada」7月号に登場した安倍氏は、菅義偉総理の続投を支持した上で、茂木敏充外相、加藤勝信官房長官、下村文雄政調会長、岸田氏4名の政治家を「ポスト菅」と名指しした。ただ、ここでは「ポスト菅」として挙げられなかった候補に注目すべきだ、と前述の議員はこう分析する。

「一人は石破茂元幹事長。安倍さんは心底彼のことを嫌っているので、石破さんだけは総理にしたくない、というのが本音だろうが、世論調査を行えば常に上位につけている。無視はできない。ただ、石破派は17名まで数が減っているので、秋の総裁選に出られても、次がラストチャンスとなるだろう。

もう一人は河野太郎ワクチン担当相。菅総理は小泉進次郎環境相と並んで目をかけて育てているが、河野さんは麻生派でもある。河野さんを持ち上げると、派閥内で代替わりが進み、麻生さんの求心力が衰えてしまう。安倍さんがキングメーカーとして振る舞うためには、麻生さんの力添えあってこそなので、あえて名前は挙げなかったが、当然『次の一人』と目されている」

6786チバQ:2021/06/20(日) 18:41:58

実は、安倍氏の本当の狙いは「幹事長交代」にあるという。

「真のキングメーカーになるには、自分の息のかかった人間が幹事長でなければならない。二階幹事長では、自分の意のままには動かせない。首相は菅が続けても、幹事長は俺の息のかかった人間にやってもらう、というのが安倍の魂胆だ。現在のところ、岸田を幹事長に据えることを狙っているようだ」(自民党・古参議員)

とはいえ、権力を握る菅総理・二階幹事長がおいそれと安倍氏やその「後継者」にその地位を譲るはずもない。いま、水面下では安倍VS菅の激しい攻防が行われているのだ。

そのひとつが、「赤木ファイル」の公開。安倍政権のアキレス腱となった森友学園問題で、文書の改ざんを巡り自殺した近畿財務局職員がまとめたファイルが6月23日、大阪地裁で公開される。なぜこのタイミングで…という答えは、永田町では一つしかない。「活発化した安倍の動きをけん制するため」だ。

「菅政権下で前政権のスキャンダルを封じ込むのか、はたまた公にするのか、決められるは俺だ!という菅首相の示威行為だ。他にも『桜を見る会』前夜祭を巡る政治資金規正法違反で、安倍前総理をなぜ起訴しないのか、と弁護士グループが検察審査会に審査を申し立て受理されている。特捜部は『権力と一線を画する存在』と考えたいが、突然自分たちに矛先を向けてくるのではないか…と安倍周辺は警戒している」(全国紙政治部記者)

15日、二階幹事長が会長を務める議連に数分遅れで訪れた安倍前総理。マイクを握ると、

「いろんな(議連の)顧問を引き受けているが、この会こそ最高顧問を引き受けたかった」

と、憶測を呼ぶ挨拶で笑いを誘った。

振り返れば、安倍・二階の両氏は、安倍政権時代から幹事長ポストを巡って緊張関係にあった。安倍氏が幹事長を変えようと試みるも、政局に発展することを恐れ、結局は諦めざるを得なかった…ということが何度もあった。

二階幹事長続投か、交代か。五輪後の政局に向けて、テーブルの下では激しい抗争が繰り広げられている。

取材・文:岩崎大輔

FRIDAYデジタル

6787チバQ:2021/06/25(金) 10:36:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/944f1bef0e538d49f1e05364219643be292f473e
国家公安委員長の後任に棚橋元担当相
6/25(金) 10:24配信
産経新聞
小此木八郎前国家公安委員長の後任として官邸に入る自民党の棚橋泰文氏=25日午前、首相官邸(春名中撮影)

菅義偉(すが・よしひで)首相は25日、横浜市長選出馬のため辞表を提出した小此木八郎国家公安委員長(56)の後任に、自民党の棚橋泰文元科学技術政策担当相(58)を起用する方針を固めた。同日、首相官邸で棚橋氏と面会し、意向を伝えた。

6788チバQ:2021/06/25(金) 21:59:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/1778bc4822a0f0e29e90b541f90f2cb5548a3d30
小池氏過労「自分でまいた種」 麻生財務相発言、応援演説で
6/25(金) 19:34配信


共同通信
東京都議選候補者の応援演説をする麻生財務相=25日午後、東京都青梅市

 麻生太郎財務相は25日、過労で静養している東京都の小池百合子知事について「自分でまいた種でしょうが」と述べた。同日告示された東京都議選で、青梅市選挙区の自民党新人候補の応援演説をした際の発言。


 麻生氏は、小池氏が特別顧問を務める都民ファーストの会を「代表の国会議員がいないから(国に)話が通じない」と指摘。「従って知事が自分でやる。過労で倒れた。同情してる人もいるかもしれんけど、(小池氏が)そういう組織にしたんだから」と批判し、都議について「自民党とつながってる人がいなきゃ話がつながらない。一番上が国会であるならば」と強調した。

6789チバQ:2021/06/25(金) 23:39:59
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_situation_QI6A2CNNVNKRLNMB4TVKK7PSZU.html
安倍前首相、全国行脚を本格化 細田派復帰に着々
2021/06/25 19:15産経新聞

安倍前首相、全国行脚を本格化 細田派復帰に着々

東京都議選の自民党公認候補の応援に駆け付け、聴取の声かけに応じる安倍晋三前首相=25日午前、東京都荒川区(沢田大典撮影)

(産経新聞)

自民党の安倍晋三前首相は25日、同日告示された東京都議選の応援や、秋までにある衆院選に向けた全国行脚を本格化させた。この日訪れた前橋市を含む衆院群馬1区は、安倍氏の出身派閥である最大勢力の細田派(清和政策研究会)と二階俊博幹事長率いる二階派(志帥会)にそれぞれ所属する現職議員が党公認をめぐり暗闘を繰り広げている。安倍氏の参戦で、両派の神経戦は強まりそうだ。

安倍氏は25日午前、東京都荒川区の神社などで党公認候補の応援演説を行った。新型コロナウイルス禍での東京五輪・パラリンピックについて「大変だが、挑戦し成功させることが世界の希望につながり、勇気を与える」と意義を強調した。追加経済対策の必要性にも言及した。

同日午後、安倍氏は前橋市に向かい、尾身朝子衆院議員の集会で講演した。背景には群馬1区の公認争いがあり、尾身氏と中曽根康隆氏=比例北関東=がしのぎを削っている。尾身氏は細田派に所属し、父は安倍氏に近い幸次元財務相。中曽根氏は二階派に所属し、祖父に康弘元首相、父に弘文元外相を持つ。

中曽根氏は前回衆院選で選挙区からの出馬を逃し、比例単独候補として初当選した。今回は選挙区へのくら替えを狙っており、二階派の圧力は強い。

二階氏は3月の党大会で、令和2年の党員獲得数が多かった国会議員上位10人を発表し、中曽根氏は8位に入った。二階氏は記者会見で、党員獲得数を公認の参考にするか問われ「当然だ」と述べている。二階派議員は「中曽根ブランドのほうが強い。差し替えるべきだ」と言い切る。

こうした状況に危機感を抱いた尾身氏側が安倍氏に講師を依頼した。集会後、安倍氏は記者団に「前回衆院選で相手を比例復活当選もさせず完勝した。尾身氏が公認候補でなくなることはあり得ない」と述べた。中曽根氏の処遇については「県連や党本部でよく協議をしてもらいたい」と語った。安倍氏は細田派と二階派の現職が公認を争う別の選挙区にも訪問する計画がある。

安倍氏は細田派への復帰を視野に入れており、衆院選後は数の力を背景にキングメーカーとなる可能性がある。細田派幹部は「衆院選後は『安倍派』になるだろう。安倍氏は所属議員を当選させるよう汗をかき、着々と足場を固めている」と解説した。(沢田大典、柳原一哉)

6790チバQ:2021/06/26(土) 12:59:58
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20210625-567-OYT1T50330.html
次期衆院選、安倍前首相「与党で過半数なら明確な勝利」…「ポスト菅」に3人追加
2021/06/25 23:25読売新聞

次期衆院選、安倍前首相「与党で過半数なら明確な勝利」…「ポスト菅」に3人追加

自由で開かれたインド太平洋推進議連設立総会であいさつする安部前首相(15日午後5時10分、東京都千代田区の自民党本部で)=青木瞭撮影 【読売新聞社】

(読売新聞)

 安倍前首相は25日発売の月刊誌「Hanada」のインタビューで、次期衆院選を巡り「与党で過半数(233議席)を獲得すれば、明確な勝利だ。世界中、過半数の議席を維持したのに(政権が)退陣したなどということはまず起きない」と述べた。自身が首相だった前回2017年衆院選で、自民は284議席を得たが、「幸運が重なった結果であって、この数を守り切ることは率直に言って難しい」との見方も示した。

 一方、安倍氏は先月発売の同誌で、「ポスト菅」として4人を列挙したが、新たに自身の出身派閥の細田派から、萩生田文部科学相、西村経済再生相、松野博一・元文科相の3人の名前を挙げ、「有力な候補者」と言及した。先月の同誌で「ポスト菅」に河野行政・規制改革相、石破茂・元幹事長、小泉環境相の名前を挙げなかったことについては、「国民の多くがご存じの方々だから、あえてあげなかっただけで、特に意味はない」と説明した。

6791チバQ:2021/06/28(月) 23:10:14
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_situation_AE44764QJRJHFE6M3UOMVP6KWI.html
小泉環境相、脱原発鮮明に 自民党内から不満も
2021/06/27 18:31産経新聞

小泉環境相、脱原発鮮明に 自民党内から不満も

小泉進次郎環境相(萩原悠久人撮影)

(産経新聞)

政府の中長期的なエネルギー政策の指針「エネルギー基本計画」の改定を前に、小泉進次郎環境相が脱原発の姿勢を鮮明にしている。菅義偉(すが・よしひで)首相とのパイプも使い、エネルギー関連の政府方針で原発の活用に関わる表現ぶりを弱めることに成功した。ただ、温室効果ガスの削減を訴えながら、二酸化炭素(CO2)を排出しない原発の活用に否定的な小泉氏に対しては、自民党から「現実を見ていない」との不満も強まっている。

「『まずは再生可能エネルギー(の活用)、そして原発の依存度を下げる』と首相はずっと言っている。それが守られるかどうかを見ている」。小泉氏は25日の記者会見で、こう強調した。最近は持論である脱原発を政府のエネルギー政策に反映させるべく精力的に動いてもいる。

経済産業省などが18日に決定した温室効果ガス削減に向けた「グリーン成長戦略」の改定をめぐっては、昨年12月時点では入っていた「(原発を)最大限活用していく」との表現が削除された。18日に閣議決定された経済財政運営の指針「骨太の方針」でも、電力部門の脱炭素化に関し「再エネ最優先」との文言が盛り込まれた一方、原発は「可能な限り依存度を低減」するとされた。

いずれも小泉氏が首相らに働きかけた方針に一致する。自民党内ではエネルギー基本計画改定に向け、電力の安定供給や脱炭素化のため原発の活用を求める声が強まっていただけに、小泉氏が機先を制した形だ。

エネルギー基本計画は10月末までに政府が決定する2030年度の温室効果ガスの国別排出削減目標の裏付けとなるため、早期に策定する必要がある。ただ、改定時期が秋までに行われる衆院選後となれば党内の原発推進派が勢いを盛り返しかねない。小泉氏は衆院選前に改定すべきだと首相に訴えており、グリーン成長戦略や骨太方針に続き、脱原発の方針をエネルギー基本計画にも色濃く盛り込みたいとの思惑が透ける。

とはいえ、エネルギー政策はもともと経産省の所管であり、自民党内には小泉氏への不満も募る。党中堅は「首相は梶山弘志経産相よりも小泉氏の言うことを聞いてしまう。環境相がどんな権利で原発政策に口を出すのか」と指摘。党重鎮も小泉氏がエネルギー問題の現実を直視していないとして、「目の前の課題に向き合わない政治家は大成しない」と不快感を示している。(奥原慎平)

6792チバQ:2021/06/29(火) 21:36:39

7719 :チバQ :2021/06/29(火) 21:36:19
 党幹部の応援演説での“舌禍”は、立憲のライバルである自民党でも起こっている。

 発言の主は、「失言王」の異名を持つ麻生太郎財務相。25日、青梅市選挙区の自民党新人候補の応援演説で、過労で静養している小池百合子東京都知事について「自分でまいた種でしょうが」と発言。この発言を受け、立憲民主党の蓮舫参議院議員は「政治家以前に、人としてどうなんでしょう。あり得ない」とツイッターで批判した。SNSでも「あまりにもひどすぎる」「思いやりも人間味もない」など麻生氏の発言を非難する声が多くあがった。

 麻生発言の波紋は大きく、選挙戦にも影響を及ぼしそうだ。公示1カ月前の読売新聞の世論調査では、都議選の政党別の投票先には自民党と答えた人が最多の30%だった。しかし、28日に公表された同社の調査では、自民党は23%に急落。一方の都民ファは、11%から17%に上昇した。これには「出陣式で気勢を上げていた菅義偉首相も『どういうことだ』と青ざめている」(政府関係者)という。 

 麻生氏の失言が結果的に「敵に塩を送る」ことになった事態に、自民党の選対幹部はこう頭を抱える。

「ワクチンではなく、麻生大臣こそがゲームチェンジャーだった。驚異的な破壊力だ」

 前出の角谷氏は、世論調査の乱高下は「慎重に判断したほうがいい」としてこう話す。

「これは『麻生さんがひどいことを言った』という感情的な反応であり、政治の評価ではないと思います。麻生氏の暴言、失言は昔からなので、多くの人には驚くことではありません。逆に、党の公約や政策ではなく、暴言によって世論調査が何ポイントも変動してしまうことの方が問題です。暴言への不快感だけで支持率が乱高下したり、投票行動が変わってしまったりするのなら、麻生氏がどんどんしゃべると政権が変わってしまうのでしょうか。もっと丁寧な政治的議論があるべきだと思います」

「麻生発言」を受け、自民党選対は、応援演説のスケジュールから、急きょ、麻生氏を外すことも検討しているという。

 失言の一番の被害者は候補者本人だ。政党幹部による「余計なひと言」で、候補者の主張が伝わらなかったら本末転倒である。

(取材・文=AERA dot.編集部・岩下明日香)

6793チバQ:2021/06/29(火) 21:57:26
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/561290?rct=n_politics
首相秘書官1人増員、8人態勢へ 新田氏復帰、異例の再起用
06/29 20:31
 菅義偉首相は、首相秘書官を現行の7人から1人増員して8人態勢とする方向で調整に入った。昨年末まで政務担当だった菅首相事務所の秘書、新田章文氏を復帰させる意向だ。複数の政府関係者が29日、明らかにした。いったん交代させた秘書官を、約半年で再起用する人事は極めて異例。近く増員に伴う政令を閣議決定する。

 首相は9月30日の自民党総裁任期満了前の衆院解散に繰り返し言及している。秋までの衆院選などを見据え、気心の知れた新田氏を再び官邸に迎え入れて「政局」に備えたい考えとみられる。

6794チバQ:2021/06/29(火) 22:20:05
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_situation_Q6TWXWXW7RLZRFAPUVSFHQE55E.html
自民党各派、パーティーそろり再開 衆院選軍資金
2021/06/29 20:47産経新聞

自民党各派、パーティーそろり再開 衆院選軍資金

有隣会のパーティーであいさつする二階俊博幹事長(中央)=29日午後、東京都千代田区(納冨康撮影)

(産経新聞)

自民党の各派閥やグループ、衆院議員が政治資金パーティーを再開した。8月までに全派閥が終える予定だ。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、日程変更や「密」回避のための空間確保を強いられているが、秋に迫る衆院選に向け、軍資金の確保を急ぐ台所事情も透ける。

自民党の谷垣禎一前幹事長を中心とする谷垣グループ(有隣会)は29日夜、東京都内のホテルでセミナーを開いた。

かりゆし姿で登壇した谷垣氏は「今年は必ず衆院選がある。必死に思いをぶつけて勝利を果たしてもらいたい」とハッパをかけた。会場には二階俊博幹事長も駆けつけた。

セミナーは感染対策として飲食なしの着席形式で開かれ、座席は間隔を1メートル以上あけて設置された。コロナ禍の前は、パーティーに1千人以上参加することも多かったが、この日の参加者は約650人。入場時の検温、手指の消毒も入念に求めた。代表世話人の中谷元・元防衛相は「国の規定に従い、対策を徹底して行っている」と説明する。

党内7派閥のうち、麻生派(志公会)は、4月13日に都内でパーティーを開いた。このとき、東京は現在と同様に新型コロナ特別措置法に基づく「蔓延防止等重点措置」の期間中だった。

今後は、他の6派すべてが8月までにパーティーを開く予定だ。6派とも東京への緊急事態宣言の発令を受けて当初の日程を延期しており、次期衆院選の日程をにらめば早く開催したいのが本音といえる。

東京の重点措置の期間は7月11日までだが、現在はリバウンド(感染再拡大)の傾向もみられる。ある派閥幹部は「再び緊急事態宣言となったら再延期が必要となるかもしれない。早く済ませた麻生派がうらやましい」と漏らす。

山口泰明選対委員長が東京の緊急事態宣言解除後の今月21日にパーティーを開いたのを皮切りに、党所属議員も続々と開催している。多くはパーティーの収入を次期衆院選の活動費に充てる狙いがあり、若手議員は「金がなくては選挙を戦えない」と話す。

ただ、パーティーの出席者にクラスター(感染者集団)が発生するような事態になれば、厳しい批判を浴びるのは間違いない。

二階氏は29日の記者会見で「それぞれ派閥の判断で常識的に対応すると思う。結果的に成功するように頑張っていただきたい」と語り、党として開催に口を挟まない意向を示した。(市岡豊大、沢田大典)

6795チバQ:2021/07/04(日) 18:35:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa3fba53ba37ad89e823ff813651ae92b1aef120
自民党幹事長「権力」の秘密 カネ、人事、公認権、全てを握る永田町の実力者とは【政界Web】
7/4(日) 15:06配信

61
この記事についてツイート
この記事についてシェア
時事通信
首相への「登竜門」、バランサーの役目も
自民党役員会に臨む二階俊博幹事長=2021年04月19日、国会内

 秋までに行われる衆院選後に想定される自民党役員人事。その最大の焦点は、幹事長の椅子に誰が座るかだ。総裁に次ぐナンバー2として人事、選挙の公認権、党財政などの実権を握る幹事長ポストに2016年8月から座り続ける二階俊博氏は、この権限を最大限生かして自派を拡大し、他派閥の反発を買っている。二階氏が手放そうとしない「自民党幹事長」とは一体何なのか、探ってみた。(時事通信政治部 島矢貴典)

【写真】自民党女性局宣伝カー納車式

歴代最長、記録更新中
幹事長室で国会議員から要望を受ける二階俊博幹事長=2020年2月28日、東京・永田町

 首相を目指す政治家にとって、幹事長はぜひとも経験しておきたいポストだろう。首相を目指さなくても、幹事長を経験すれば「実力者として一目置かれ、その後の扱いが違う」(党関係者)という。

 かつて田中角栄元首相は「首相の条件」として幹事長の経験を必須とした。近年でも橋本龍太郎、小渕恵三、森喜朗、麻生太郎、安倍晋三の各氏は幹事長を経験した後、首相まで登り詰めた。中でも安倍氏は閣僚未経験ながら、小泉純一郎首相(当時)から幹事長に抜てきされ、「将来の首相候補」として認知されるきっかけをつかんだ。

 時の首相は、ライバルや実力者を幹事長に据えることで党内バランスに配慮し、政権の安定を図ってきた。12年に党総裁に返り咲いた安倍氏は、総裁選の地方票で自身を上回った石破氏を「選挙の顔」として幹事長に起用した。次に登用したのは谷垣禎一氏。保守色の強い安倍氏とは対照的なハト派の代表格で、挙党態勢を印象付ける人事だった。

 現在の幹事長の二階氏は当選12回のベテランだ。自転車事故でしりぞいた谷垣氏の跡を継いだ。昨年の総裁選では官房長官だった菅義偉氏をいち早く支持し、「政権の生みの親」(二階派幹部)となった。菅政権でも引き続き幹事長を務め、目下、通算在職日数の最長記録を更新中である。

 82歳という年齢を感じさせることもあるが、党人派として長年培った「政治技術」は健在で、「ここぞというときの勘はさえている」(党関係者)。とはいうものの、歴代幹事長で実力者とされた野中広務氏や小沢一郎氏はいずれも最大派閥の出身で、その権力には後ろ盾があった。しかし、二階氏が率いる二階派は党内第4派閥に過ぎない。「数の力」を頼めない二階氏は、その弱点をどう補ってきたのか。

6796チバQ:2021/07/04(日) 18:35:17
党本部のあるじ
幹事長室がある自民党本部4階のフロア

 東京・永田町の自民党本部4階。赤じゅうたんが敷かれたフロアの扉の奥に、自民党幹事長の執務室はある。隣に総裁室もあるが、菅総裁(首相)をはじめ歴代総裁は首相官邸で執務するため、野党だった一時期を除いて、党本部の事実上のあるじは幹事長であり続けた。

 「総裁を補佐し、党務を執行する」。総裁が指名する幹事長について、党則8条はこう規定する。文言はたったこれだけだが、その権限は強大で、人事、選挙、資金など党務の全てに及ぶ。国会議員や都道府県知事、省庁幹部、財界や業界団体幹部らが幹事長との面会を求め、引きも切らずにやってくる。

 幹事長に権力が特に集中するようになったのは、1990年代に衆院小選挙区比例代表並立制と政党助成金制度が導入されてからだ。党から複数の公認候補が出馬し、派閥間でトップ当選を競った中選挙区制と違い、各選挙区で1人しか勝ち上がれない小選挙区制では党公認候補も1人。幹事長を中心とする党本部が公認権や資金面で大きな力を振るえるようになり、派閥の力は弱体化した。

鎮圧された「加藤の乱」
森喜朗首相(左、当時)と話す野中広務幹事長(当時)=2000年11月2日、国会内

 幹事長の力をこれでもかと見せつけたのが、2000年11月の「加藤の乱」だ。野党提出の森内閣不信任決議案に同調して倒閣をもくろんだ加藤派会長の加藤紘一氏らに対し、当時の野中幹事長が公認権を盾に切り崩しを図り、乱を鎮圧した。テレビ出演時、野中氏が見せた「鬼の形相」に、加藤派議員は縮み上がったものだ。

 党の予算を最終決裁するのも幹事長だ。稟議(りんぎ)書の左上には幹事長がサインする欄があり、幹事長のサインがなければ予算執行できない仕組みになっている。

 自民党の決算によると、所属議員数に応じて20年に国から分配された政党交付金は172億6136万円。これに全国の党員から集めた年間4000円の党費や、企業・団体からの献金などを合わせると、収入規模は429億7237万円に上る。

反発招く拡張路線
自民党役員会に臨む菅義偉首相(右)と二階俊博幹事長=2021年5月24日、国会内

 こうした幹事長の権限をフル活用し、勢力拡大につなげてきたのが二階氏だ。政治資金収支報告書によると、19年に党から二階氏に支払われた「政策活動費」は10億円を超える。幹事長が自由にできる資金は、かつての派閥領袖をしのぐスケールだ。

 二階氏は、筆頭副幹事長、選対委員長代理など党の主要ポストに自派の議員を据えてにらみを利かせる。当選8回のベテラン平沢勝栄氏が念願かなって菅政権の復興相として初入閣したのは、二階氏の後押しがあってこそ。国会でも閣僚級ポストといわれる予算委員長を押さえた。他派からは「やり過ぎだ」(竹下派幹部)とやっかむ声が出るものの、「二階氏が菅首相を真っ先に支援した。遅れて支持した派閥に発言権があるのか」(二階派幹部)と気にとめる様子はない。

 17年衆院選では、無所属ながら自民党二階派に属する長崎幸太郎氏(現山梨県知事)と、岸田派の堀内詔子氏が山梨2区で保守分裂の戦いを繰り広げた。前年に幹事長に就任した二階氏は長崎氏の復党を強力に後押し。長崎、堀内両氏のどちらにも公認を与えず、当選した方を追加公認するという異例の裁定を行った。

 山梨以外でも、細野豪志元環境相ら野党出身者や比例代表選出議員を取り込んでは他派閥の現職がいる選挙区にぶつける。「候補者調整が必要な選挙区には必ず二階派議員がいる」と党関係者がこぼすほどの拡張路線は、党内の反発を招くこともしばしばだ。しかし、当の本人は「選挙に勝てる候補者が正しい候補者だ」と周囲にうそぶいているという。

 ただ、19年参院選広島選挙区を舞台とした元法相・河井克行被告らによる公職選挙法違反(買収)事件をめぐっては、カネの流れの不透明さが批判を浴びた。党が陣営に送金した1億5000万円が買収の原資になったとの疑念が晴れず、4月の再選挙では自民党公認候補が敗退。広島を地盤とする岸田文雄前政調会長は選挙後、二階氏に世論の厳しさを訴え、1億5000万円の使途解明を急ぐよう申し入れた。

 二階氏の在職期間は8月で5年を超える。秋の人事をにらんだ主導権争いはすでに始まっている。最大派閥の細田派幹部は「次はうちが幹事長ポストを取りに行く」と公言。安倍氏、麻生氏、甘利明税調会長の「3A」も結束を強める。

 「二階さんに気持ち良く勇退してもらうには衆院議長しかないだろう」。ある党関係者は期待も込めてそう語るが、権力の効能を知り尽くした二階氏が幹事長ポストをそう簡単に明け渡すとも思えない。全ては二階氏が仕切る衆院選の結果次第となりそうだ。

6797チバQ:2021/07/06(火) 21:06:10
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021070500896&g=pol
都議選「敗北」に自民動揺 菅首相の解散戦略に影響か
2021年07月06日07時34分

官邸に入る菅義偉首相=5日、東京・永田町
官邸に入る菅義偉首相=5日、東京・永田町


 菅義偉首相が「国政選挙に直結する大事な選挙」と位置付けた東京都議選で、自民党は過去2番目に少ない33議席に終わった。8議席増やしたものの、「敗北」との受け止めが党内に広がり、秋までにある衆院選を前に、首相の求心力低下は避けられそうにない。東京五輪・パラリンピックの成功を弾みに衆院選に勝利するとの首相の解散戦略に影響するとの見方も出てきた。


 都議選から一夜明けた5日、首相は「自公で過半数を実現できなかったことは謙虚に受け止める」と記者団に表明。この後、首相官邸で面会した自民党の下村博文政調会長に「厳しかった。ワクチン接種の遅れがあった」と敗因に言及した。
 事前の情勢調査で自民党は堅調とされ、公明党と合わせて過半数(64議席)どころか、「自民だけで50に届くかもしれない」との声すら出ていた。33議席は「惨敗」とされた前回2017年こそ上回ったものの、旧民主党に政権交代を許した09年衆院選前の38議席にも及ばなかった。
 党幹部は敗因について「有権者は新型コロナウイルスとワクチン、五輪に不安と関心がある。その答えを提供できなかった」と悔やむ。緊急事態宣言が解除された6月21日以降、首都圏を中心に感染が再拡大。首相がワクチン接種の大号令をかけながら供給は停滞し、「安全・安心」の裏付けを示せないまま有観客での五輪開催にこだわったことが、都民の反発を買ったとみられる。
 衆院選に向け、党内には厳しい情勢分析が広がる。閣僚経験者は「浮動票は目下、反自民だ。苦しい」と漏らし、党幹部も政権への根強い不満が「底流にある」と認めた。
 首相はパラリンピック閉幕後の9月に衆院を解散、総選挙に勝利して党総裁選を無風で乗り切る青写真を描いているとみられている。だが、4月の衆参3選挙や各地の知事選で敗戦が続き、今回の都議選で「菅首相では選挙の顔にはならない」との危機感が衆院議員の間で強まりそうだ。「五輪開催で感染爆発を起こせば首相の責任問題になる」。党関係者はコロナ対応の不手際で首相退陣もあり得ると警告する。
 山口泰明選対委員長は4日夜、衆院選の勝敗ラインについて「与党過半数」と発言した。公明党が現有29議席を維持した場合、自民党は70議席余り減らしてもクリアできる低いハードルで、党関係者は「そんな結果で首相続投は許されない」と疑問を呈す。来年夏には参院選も行われる。ある閣僚は「『衆院選の前に総裁選をやれ』という声が出てくるかもしれない」との観測を示した。
 ◇小池氏動向にも関心
 小池百合子知事の動向にも関心が集まる。小池氏は過度の疲労を理由に入院・休養したが、都議選のさなかに復帰し、投開票前日の3日には特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」候補を激励。都民ファが事前の予測を大幅に超える31議席を獲得した背景に「小池氏への同情票がある」とみる向きは少なくない。
 小池氏をめぐり、五輪を終えれば国政復帰を目指すとの臆測が与野党にくすぶる。その小池氏は5日、自民党本部で二階俊博幹事長と面会。この後、記者団から国政復帰について問われ、「そういう意思を一度も言ったことがない」と述べるにとどめた。

6798チバQ:2021/07/07(水) 20:31:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/d57a26870f1fa854fe115d73e5f2a07c0b558933
野田聖子氏「菅政権下で選挙全部負け」 総裁選に注文も
7/7(水) 18:43配信

朝日新聞デジタル
講演する自民党の野田聖子幹事長代行=2021年7月7日、福岡市中央区、野平悠一撮影

 自民党の野田聖子幹事長代行は7日、「菅政権になってから、東京都議選も負けっていうことを認めれば全部負けている。知事選で(自民が)推薦出した方も負けている。参院補選も負けている」と語った。理由として「多様じゃなくなっている自民党に対しての不満」を挙げ、「バラエティーに富んだ党」と見せるため、秋の党総裁選は党員投票を含む形で行うべきだと訴えた。

 福岡市内での講演で語った。野田氏は自民が過去2番目に低い33議席にとどまった都議選に言及。小池百合子知事による「都民ファーストの会」への応援が伸び悩みの要因とする自民党内の意見を、「それは違う」と否定した。

 そのうえで、4月の衆参3選挙や、千葉や静岡の県知事選など、菅政権下で大型選挙の敗北が続いているとして「ずっと勝てなくなっている自民党がいる」と指摘。「『小池さんが出てきたから』とごまかすのではなく、きちっと(敗因を)精査して、何事が起きているか、何を取り戻さなきゃいけないかを考えている」と話した。

 さらに、秋に予定される党総裁選について、昨年の総裁選が党員投票を省く「簡易型」だったことを念頭に、「広く多くの人たちの信任を得た総理大臣」を選ぶため「一般党員による総裁選を必ずやらなくちゃならない」と主張。自身の総裁選への立候補については「常に準備している」と改めて意欲を示した。(野平悠一)

朝日新聞社

6799チバQ:2021/07/07(水) 20:34:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/08a80f35d276900d739d63084bd924dbce447a0c
【独自】梶山経産相が”大臣規範破り”の政治資金パーティーを開催 参加した原発会社幹部を直撃 〈dot.〉
7/7(水) 19:36配信

27
この記事についてツイート
この記事についてシェア
AERA dot.
7月7日に行われた梶山経産相の政治資金パーティ

 新型コロナウイルスの感染拡大がおさまらず、東京都をはじめとする首都圏の1都3県に発令中のまんえん防止等重点措置が発令される中、梶山弘志経産相が7月7日、大きな会場で政治資金パーティを開催していたことが、AERAdot.の調査でわかった。

【写真】パーティ会場から足早に移動する梶山経産相

 7月11日には、まんえん防止措置の期限を迎えるが、東京五輪・パラリンピックの開催を目前に控え、菅政権は延長する方向で調整している。その最中だけに、梶山経産相のパーティーは政府、自民党内でひんしゅくを買っている。

 7日朝8時前、国会に近い都内のホテルの宴会場前には「衆議院議員 梶山ひろし政経フォーラム」という看板が置かれ、多くの人がやってきた。

 8時を少し過ぎて宴会場のドアは閉まり、パーティーは開始されたようだ。そして、9時過ぎに再びドアが開き、パーティーが終了。会場の入り口で梶山経産相が出席者に挨拶をしていた。

 東京都では、まん延防止等重点措置が適用で不要不急の外出自粛、テレワークの活用を求め、飲食店に以下の厳しい要請をしている。

<飲食店に対しては、営業時間短縮(5時から20時までの間)を要請>

<20時以降、利用を控えることで、人の往来を抑止し、感染拡大防止を図る>

<飲食店等で飲酒する場合は、同一グループ2人以内で、90分以内>

 会場には、少なくとも100人以上が来ていた。政治資金パーティーは緊急を要するものではないことは、明白だ。

 梶山経産相に関連する政治資金収支報告書を確認してみると、このパーティは政治団体「益習会」が2017年5月、2018年5月と11月に開催していることがわかった。政治資金収支報告書からパーティー券は1枚2万円とみられ、2018年5月の開催分は948万円、11月は2769万円の収入があったと記載がある。

 出席者によると、今回のパーティー券は1枚2万円で、参加者の数からみて、数百万円の売り上げがあったと推測できる。出席者の中に経産省が所管する原発関連の会社幹部がいた。

6800チバQ:2021/07/07(水) 20:36:23
「今日の梶山大臣の政治資金パーティーに参加しましたか」

 こう直撃すると、「政治資金パーティーじゃないよ、勉強会だ。うちは別のものが出席したとそう聞いている」と何度も勉強会と強調しながら話した。

 記者が「1枚2万円のパーティー券で、豪華な朝食が出るのですか」と尋ねると「梶山先生は経産大臣だ。勉強会か朝食会か別にして、欠席というわけにはいかない。コロナ禍?有名ホテルだから、コロナ対策は十分だろう。梶山大臣の話は、よくある政治家のパーティの話ですよ」

 梶山経産相の下、なし崩し的に原発の長期利用に向けた動きが活発になっている。東日本大震災後、新ルールで原発の運転期間は「原則40年」とされたが、運転開始から44年の関西電力美浜原発3号機(福井県)が6月に再稼働し、7月4日にはフル稼働。九州電力も40年を超える原発の再稼働を検討中だ。関西電力大飯原発3号機(福井県)も3日夜から再稼働している。

 梶山経産相という現職閣僚で、重責ある立場だ。「国務大臣、副大臣及び大臣政務官規範」で<政治資金の調達を目的とするパーティーで、国民の疑惑を招きかねないような大規模なものの開催は自粛する>と定められている。最近でも、武田良太総務相が大臣規範で定められている、株や不動産の取引自粛を”破り”、地元の福岡県で住むために土地と建物を購入していたことが明らかになった。自民党閣僚経験者がこう怒る。

「コロナ禍で、今年は解散総選挙も必ずあり、どの議員も台所事情は苦しい。みんな政治資金パーティーを開催したくて、うずうずしている。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えなければいけない。率先するのは国会議員だと我慢している人は多くいます。それを現職閣僚の梶山大臣が敢行するというのは考えものだ。大臣規範破りだろう」

 衆院議員選挙に出馬した経験があり、東京地検の元検事だった落合洋司弁護士は「大臣規範」についてこう解説する。

6801チバQ:2021/07/07(水) 20:36:51
「大臣規範はルールとしてあるが、申し合わせという程度でしょうか。国民に疑念を持たれかねないことは、規範ではなくもっと強いものにすべきでは」

 経産省は現役のキャリア官僚2人が新型コロナウイルス関連の給付金をだまし取った詐欺容疑で逮捕されたばかり。

 また、国会内の女子トイレで盗撮した同省職員が警視庁から調べを受けていることもわかっている。

 梶山経産相自身も「国民の皆様に深くおわびを申し上げる」と語ったばかりだ。現在、給付が行われているコロナ禍の経済支援策「一時支援金・月次支援金」の担当は経産省だ。コロナ禍で国民が苦しむ中、たった1時間ほどのパーティ開催で多額の政治資金を集めるのは、あまりに世論からかけ離れているのではないか?

 梶山経産相の議員事務所に質問状を出したが、期限までに回答はなかった。(AERAdot.編集部 今西憲之)

6802名無しさん:2021/07/07(水) 22:04:59
自民・中谷元防衛相「『小池新党』と保守合同すべき」
https://www.asahi.com/articles/ASP774CMHP77UTFK00J.html
自民党の中谷元・元防衛相は7日、谷垣グループの会合で「政局を安定するために、衆院選後に『小池新党』と保守合同を真剣に検討すべきではないか」と述べた。今後、東京都の小池百合子都知事が国政で新党を立ち上げた場合、連携すべきとの見方を示した。

 中谷氏は、4日投開票の東京都議選で自民党の議席が伸び悩んだことを受けて「おごりとたるみの体質への反省が足りない。こういうことはしっかりと踏まえないと(衆院選に)勝てない」と強調。その上で、「政権安定のため」として、小池氏が今後新党を結成した場合に協力すべきだと訴えた。

 一方、菅政権については、「今の自民党は非常に厳しい状況がある」としながらも、「こういう時期はしっかりまとまって、菅政権を支えて、総力一丸となって対応しなければならない」と呼びかけた。

6803チバQ:2021/07/08(木) 08:28:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/7228373d70163c9bdbca796b43176b60461aeced
田聖子氏 遠のく女性初首相 地元混乱、盟友去り
7/7(水) 20:31配信


産経新聞
女性初の首相を目指す自民党の野田聖子幹事長代行=衆院岐阜1区=が難局に直面している。指導力不足との指摘に加え、数少ない盟友の小此木八郎前国家公安委員長は国政を離れる決断を下した。菅義偉首相の党総裁任期は9月末に満了を迎えるが、次期総裁選出馬への環境は整っていない。

「党内でもう少し好かれなければいけない」

野田氏は7日、福岡市内で行った講演でこう述べ、総裁選出馬に必要な推薦人20人の確保に努める考えを示した。ただ、一国のリーダーを目指すには指導力を欠いているとの声が上がる。その象徴が党岐阜県連会長として臨んだ今年1月の県知事選だった。

野田氏は保守分裂となった知事選で混乱を招いた責任を共有しようと自身を含む執行部全員の辞任を提案したが、県議らが反発。3日の県連大会で執行部続投が決まった。党重鎮は「地元の内紛をまとめられず評価を落としている。相手を正面から本気で説得する気概を欠く」と手厳しい。

総裁選に挑む上で長年の課題である推薦人確保のめども立っていない。

平成27年は当時の安倍晋三首相サイドの切り崩しで出馬を断念。30年は自身が絡む情報公開請求の漏洩(ろうえい)問題も影響し、出馬回避を余儀なくされた。

かつて後押しを受けた野中広務元官房長官は30年に死去し、親密だった古賀誠元幹事長も表舞台を去った。加えて陰に陽に野田氏を支えてきた初当選同期の小此木氏は8月の横浜市長選出馬を表明。幹事長代行として仕える二階俊博幹事長も首相の再選支持を明らかにしており、二階氏周辺は「二階氏が野田氏を推すことはない」と断言する。

女性の衆院議員で最多の当選9回を誇る野田氏には「知名度が高い」「姉御肌で頼れる」との評価もある。一方、無派閥ゆえの基盤の弱さは変わっておらず、党ベテランは「政治は権力闘争だ。推薦人は見返りを求めている。ただ、『選挙に出ます』と言っているだけで、ついてきてくれるわけがない」と苦言を呈する。(内藤慎二、広池慶一)

6804チバQ:2021/07/08(木) 20:05:59
加藤勝信は官房長官なので難しいですね



2387 :チバQ :2021/07/08(木) 20:02:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/3000def40ed627b22d5bc413b47a829e6c0e1f70
自民・竹下亘氏が引退表明 派閥跡目争い焦点に
7/8(木) 16:40配信

時事通信
衆院本会議場で茂木敏充氏(左奥)と話す小渕優子氏=2015年5月、国会内

 自民党竹下派会長の竹下亘元総務会長(74)=衆院島根2区=は8日、コメントを発表し、次期衆院選に出馬せず、今期限りで政界を引退する意向を明らかにした。

【図解】東京都議会の現有勢力

 秋に想定される党総裁選や閣僚・党役員人事に向け、衆参計52人を要する第3派閥の同派後継会長選びが焦点となる。

 竹下氏は2019年1月に食道がんを公表。治療を受けた後、同11月に復帰したが、その後も入退院するなどしていた。竹下氏はコメントに「病魔に襲われ、体力・気力が衰え、自信を持って働くことができない状態だ」と引退理由を記した。

 竹下派は8日、緊急総会を開催。後継会長には茂木敏充外相や小渕優子元経済産業相を推す声が出ている。同派は18年の総裁選で衆参の支持候補が割れ、派内に亀裂が入った経緯がある。会長選びがこじれれば分裂しかねないとの懸念も出ている。

6805チバQ:2021/07/08(木) 20:57:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/28b65c936335576f986b98419a4915bdfdcfd9b5
石破派がパーティー開催 メンバー増えず存続にも影響
7/8(木) 16:36配信

208
この記事についてツイート
この記事についてシェア
産経新聞
石破派「水月会」のセミナーで講演する、自民党の石破茂氏=8日午前、東京都千代田区(鴨志田拓海撮影)

自民党の石破茂元幹事長は顧問を務める石破派のパーティーで、政治家には「公平無私」の心構えが必須だと説いた。「『あいつ、自分のことを考えていないよね』と思ってもらえることが大事だ。国民に正面から語れば、日本人の英知は(課題を)乗り越える」と語った。一方、自身の総裁選への態度には触れなかった。

昨年10月に派閥会長を退いて以降、明るい話題は乏しい。山本有二元農林水産相、伊藤達也元金融担当相ら側近は派閥を休退会した。

衆院選後はさらに派閥が縮小しかねない。後藤田正純、福山守両衆院議員は徳島1区に出馬する構えで、2人がともに当選する保証はない。党の規定により、比例での重複立候補が困難なメンバーもいる。

石破氏はメディア露出の機会が減った。先の都議選では精力的に党公認候補の応援に駆け付けたが、集客力の陰りは否めなかった。派内には次の総裁選で石破氏への支援を明言できないと漏らす議員もいる。こうした状況を踏まえてか、石破派関係者は「石破派のパーティーは今回が最後かもしれない」と漏らした。(奥原慎平)

6806チバQ:2021/07/09(金) 11:36:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed2e4efe2d03d57cd38f64a6f5ca207a28218bd6
自民党岸田派と石破派、都内ホテルで政治資金パーティー…他の4派閥は宣言発令で延期余儀なく
7/9(金) 1:15配信
読売新聞オンライン


パーティーで気勢を上げる岸田前政調会長(中央)ら(8日、東京都内で)=須藤菜々子撮影

 自民党岸田派(47人)と石破派(17人)は8日、都内のホテルで政治資金パーティーを開いた。12日から東京都に4度目の緊急事態宣言が発令されることになり、他の4派閥は週明け以降に開催予定だったパーティーの延期を決めた。

 岸田文雄・前政調会長は8日夜の岸田派パーティーで「国民の自民党を見る目は大変厳しい。衆院選に向けて態勢を整え、勝利を得なければならない」と訴えた。石破派は午前に開き、石破茂・元幹事長らが新型コロナウイルスの感染収束後をテーマに対談した。いずれも飲食は提供せず、検温などの対策を講じた。

 前回の宣言発令後、党内6派閥は4月13日に開催済みの麻生派を除き、パーティーを延期していた。今回の発令で、細田、竹下、二階、石原の各派は再延期を余儀なくされた。

6807チバQ:2021/07/09(金) 23:59:28
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20210706-567-OYT1T50057.html
「選挙の顔」としての首相を不安視、自民内で広がる…派閥領袖「敗北の恐怖が伝染する」
2021/07/06 10:54読売新聞

 4日に投開票が行われた東京都議選(定数127)で、自民党は33議席で第1党となったが、公明党と合わせても過半数に届かなかった。自民党内では菅首相を「選挙の顔」として不安視する声が広がっており、首相の衆院解散戦略が狂う恐れもある。

 「自公で過半数を実現できなかったことは謙虚に受け止めたい」

 首相は5日、都議選の結果について記者団に厳しい表情で語った。

 自民党内では、苦戦の要因について、感染者増が続く中での五輪開催に都民が不安を募らせ、「無観客」を訴えた地域政党・都民ファーストの会に票が流れたとの見方が多い。

 山口泰明選挙対策委員長が5日、党本部で面会した首相に無観客とすることが可能かどうかを尋ねると、首相は決定権は政府と国際オリンピック委員会(IOC)などの5者にあるとし、「自分だけでは決められない」と応じるにとどめた。

 もう一つ痛手となったのが、新型コロナウイルスワクチン接種を巡る混乱だ。首相の大号令で接種は順調に進み、都議選では自民党の強みとなるはずだった。しかし、職域接種に想定を超える申請が殺到したため、政府は受け付けを停止し、終盤の選挙戦に水を差した。

 4月に北海道と長野、広島両県で行われた衆参3選挙では不戦敗を含めて全敗を喫するなど、首相は内閣発足以降の主立った与野党対決選挙で負け続けている。

 自民党派閥領袖りょうしゅうの一人は「衆院選にも敗北の恐怖が伝染する」と懸念を示した。都議選に続き、任期満了近くの衆院選で大敗し、政権を失った2009年の再来を危ぶむ向きもある。

6808チバQ:2021/07/10(土) 22:08:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/b910f8e010f380e9cca6a847f446f6037af69ec2
派閥縮小、つれない二階氏…総裁選の展望描けぬ石破氏
7/10(土) 10:40配信

西日本新聞
石破派のパーティーでパネル討論に参加した石破茂氏=8日、東京都内

 自民党の石破茂元幹事長が秋の総裁選を狙う展望が描けないままでいる。8日の石破派(17人)の政治資金パーティーでは、石破氏から総裁選出馬に関する発言は一切なかった。二階俊博幹事長の支援に期待して出馬を模索する石破氏だが、二階氏は冷たい対応で、石破派はメンバーが減少。総裁選を戦う派内の機運も高まっていない。


 「緊急事態宣言がまた出される。国民に負担を求めるだけでいいのか」。この日、登壇した石破氏は、厳しい表現を織り交ぜながら政府や自民党の現状を懸念。歯に衣(きぬ)着せぬ「石破節」の健在ぶりを見せつけた。

 だが、石破派の現状は低迷。前回総裁選後に分裂含みの混乱が起き、伊藤達也元金融担当相ら2人が脱退。総裁選出馬に必要な20人の推薦人集めも懸念され、「まずは派内を固めるべきだ」(中堅)と出馬に反対するメンバーも多い。

 そんな中、石破氏が頼りにするのが二階氏だ。石破氏は6月中旬、二階氏が会長を務める「自由で開かれたインド太平洋」推進議連の設立総会に出席。議連は安倍晋三前首相、麻生太郎副総理兼財務相らとの主導権争いの側面があり、石破氏には「二階氏に接近して総裁選で支援を得る思惑があった」(石破氏周辺)。

 だが、肝心の二階氏はつれない。パーティーに来賓として駆けつけたが、石破氏にはひと言も触れずに会場を後に。一方、同日の番組収録では、気脈を通じる小池百合子都知事に「国会に戻ってくるならば大いに歓迎だ」と秋波を送った。

 二階氏は小池氏を国政復帰させて担ぐ-。党内ではこんな臆測もささやかれる。「二階氏は自派閥もまとめられない石破氏は眼中にないのでは」。石破派関係者はため息交じりに語った。 (湯之前八州、郷達也)

6809チバQ:2021/07/10(土) 22:10:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/0367bc0598f55890549f35ba73300a884cc66459
菅首相の新ブレーンに元官僚タレント岸博幸氏起用のさもしい下心と打算
7/10(土) 13:02配信
日刊ゲンダイDIGITAL
人気取り戦略に期待(岸博幸氏)/(C)日刊ゲンダイ

 元経産官僚が菅首相のブレーンに抜擢だ。菅政権は9日、内閣官房参与に慶応大大学院教授の岸博幸氏を任命したと発表。コロナ禍を巡る「さざ波」発言で辞職した嘉悦大教授の高橋洋一氏と入れ替わる形で、内閣参与は再び計10人となった。


 岸氏は経産省出身。現在は民放の情報番組やバラエティーのコメンテーターとしても活動している。1986年に一橋大経済学部を卒業後、旧通産省入り。小泉政権で竹中平蔵元内閣府特命担当相の秘書官などを歴任した。2006年に退官後、民間企業の役員や内閣府国家戦略特区ワーキンググループ委員、大阪府・市の特別顧問などを務めている。

 菅首相とは先月26日に面会していた。

 加藤官房長官は起用理由について「成長戦略、規制改革、経済産業政策、広報戦略について、適宜、総理に対し情報提供や助言をいただく」と説明したが、ピンとこない。なぜ岸氏なのか。

■竹中平蔵人脈からの抜擢

「岸クンはそもそも、菅総理のブレーンのひとりである竹中さんの“部下”みたいなもの。政権と気脈を通じているし、コメンテーターとして顔も広く知られているから起用への反発も小さい。ただ、政策立案においてはこれといった実績はなく、総理のイメージアップを期待しているのではないか。岸クンはエイベックス・グループ・ホールディングスの元顧問ですからね。安倍前総理が芸能人と会食を重ねて戦略的にアベ人気を高めたように、総理も何とか支持を広げたいところ。岸クンの人脈もあてにしているのでしょう」(経産省関係者)

「令和おじさん」「パンケーキ好き」でチヤホヤされたのは、はるか昔。調子こいて「ガースーです」と自己紹介しては炎上し、独善的な政権運営からついたあだ名は「スガーリン」だ。衆院選の前哨戦だった都議選では歴史的敗北。秋までにイメージアップしたいのは当然で、岸氏にとっても願ったりかなったりの展開だ。

「経産官僚からタレントになったはいいものの、ピエロになりきれず、ブレークしたとは言い難い。政権内部に入れば箔が付きます。〈菅政権は〜〉と話のネタにもなるし、〈選挙に出ないか〉と声がかかる可能性も大きくなる。今後のキャリアを見据えれば、参与就任はオイシイはずです」(前出の経産省関係者)

 ネット上はすでに〈悪名高き竹中平蔵の子飼い〉〈世も末〉――と大荒れ。菅首相の思惑通りにいくかどうか。

6810とはずがたり:2021/07/12(月) 14:57:51
フサギコさんの二階無双論を勉強してから書き直した方が面白い記事書けそうだけど,二階無双もいつかは終わる訳でその辺は気になる。選挙に負けたら先ずは着られるだろうしいっぱい恨まれてもいるだろうからな

二階幹事長の赤っ恥 不信任案否決で解散ブラフは不発に 秋には幹事長もお役御免か
2021/06/16 06:01デイリー新潮
https://news.goo.ne.jp/article/dailyshincho/politics/dailyshincho-743922.html

菅首相もナーバスに
 6月15日、立憲民主党など野党4党は衆議院に内閣不信任決議案を提出したが、与党は同日、衆院本会議でこれを否決した。ここ最近、「不信任決議案が出れば解散」と、首相の専権事項とされる解散権に踏み込んできた自民党の二階俊博幹事長には与党内で冷たい反応が少なくない。その他の不適切発言も含めて菅義偉首相自身がナーバスになっており、解散後には在職記録を更新し続ける幹事長職を追われるだろうという見方が強まっている。

 二階氏は15日の定例会見で内閣不信任決議案について、「最終的に総理から粛々と否決したいというご判断がなされた。その意思を尊重し与党として結束して断固否決の対応をしてまいりたい」とし、衆院解散に関しては「最後は総理が決めることだが、解散はもうこの時期ですから常識的にはないでしょうね」と続けた。

 これまでの発言を駆け足で振り返っておこう。

 その1日前の14日には、菅首相との会談後、「解散を進言する、こういうことです。私が解散する訳ではない。解散を総理に進言、申し上げるということです」

 7日の記者会見では、「覚悟を持って不信任案を出される場合はどうぞ。直ちに解散します」

 1日の記者会見で、「いつでも解散に打って出て、国民の皆さんの本当の真意をおうかがいしながら、政治に真剣に取り組んでいきたいと考えているので、ただちに解散の決意はある」

 この際には緊急事態宣言中の選挙についても問われ、「周囲の意見をよく聞いた上で判断したい」と答えている。解散を判断する首相気取りの発言にも聞こえる。

五輪中止発言の余波
 少しさかのぼって、4月4日放送のBSテレ東の番組では、「(野党が内閣不信任決議案を)出してきたらすぐやる。(今国会の)会期末であろうが、どこであろうが国民に信を問おうじゃないか」

 そして3月29日の記者会見で、「自民党幹事長としてはそうした(内閣不信任案が提出された)場合に直ちに解散で立ち向かうべきだという風に(菅義偉首相に)進言をしたい」「解散覚悟のうえでそれぞれの党は意見を述べるべきだ」「不信任案を出してくる限りは与党は解散に打って出る覚悟を持っている」

 政治部デスクに聞くと、

「尋ねる方も答えが分かったうえで質問していますよね。そして幹事長は毎回、期待を裏切らず答えてくれる(笑)。見出しを取りやすいし、幹事長としても存在感を示せるという思惑があるからこういうやりとりになるんでしょう。ただ、解散権は首相の専権事項ですから、幹事長は答える立場にはないというのが永田町の常識です。二階さんといえども、党内では“やり過ぎ”“言い過ぎ”という声が上がっていました」

 これだけ解散だと言い続けてきたのに、単に不信任案否決ということになれば、幹事長に向けられる視線がさらに厳しいものとなりそうだが、

「その通りですね。ブラフ、脅しが利かなかったということですから求心力に影響することは間違い無いでしょう」

 二階幹事長からは、4月15日のCS番組の収録で、東京五輪について、こんな発言も飛び出していた。

「ぜひ成功させたいと思うが、そのために解決すべきテーマがたくさんある」「これ以上とても無理だということだったらこれはもうスパッとやめなきゃいけない」「(中止の選択肢について)それは当然だ」

6811とはずがたり:2021/07/12(月) 14:58:08
>>6811
二階派は実質的に武田派に
 再び先のデスクによると、

「解散に関する言及もさることながら、五輪中止発言には菅さんも憮然としていたようです。菅政権樹立のきっかけを作った自負がある二階さんとしてはある程度、踏み込んだ発言をしても問題ない、誰にも文句は言わせないという思いがあるようですが、菅さんがそれを面白く思うはずがありません」

 ここにきて、解散後を見据えた主導権争いが目に見えて活発になってきている。口火を切ったのは、麻生太郎財務相だった。

「4月に行われた自派閥の政治資金パーティーで、“菅義偉首相を先頭に衆院選を戦っていかなければならない。われわれは中心的な役割を担っていきたい”と述べ、解散後に言及しています。それに呼応するように安倍前首相も、“当然、菅首相が継続して首相の職を続けるべきだ”とBS番組で述べ、9月に任期満了を迎える自民党総裁での続投が望ましいと表明しました。麻生さんは去年の総裁選で二階さんが『菅総裁』の流れを作って、そのまま幹事長職を続けていることに不満で、一方の安倍さんもそろそろ派閥のボスに就く流れで、となると幹事長ポストは手に入れたい。居座り続ける二階さんが邪魔なのは間違いありません」

 菅首相としては、この2人の首相経験者からの支持表明は渡りに船だ。別のデスクに聞くと、

「菅さんは党内基盤が脆弱ですから、安定的な政権運営には派閥ボスとの良好な関係作りが欠かせません。二階さんは歴代最長だった田中角栄を超えて通算在職日数を更新し続けていて、菅さんとしても“そろそろ後身に身を譲って頂いて‥…”という思いがあるようです。解散後の議席次第ではありますが、菅さんがその後も政権運営を続けるとして、二階さんを留任させる可能性はあまりないと言われています」

 来る総選挙では、山口3区で、二階派ナンバー2の河村建夫元官房長官と参院からの鞍替えを目指す林芳正元文科相が激突する可能性が高く、「林さんが圧勝する」(同)と見られる。

「そうなれば、さらに二階さんの求心力に影響することは避けられません。加えて総選挙後は、二階派は実質的に武田良太総務相に引き継がれ、武田派になっていくようですから、二階さんが要職に就き、表立って発言を続けるのも秋頃までということになりそうです」

デイリー新潮取材班

2021年6月16日 掲載

6812チバQ:2021/07/13(火) 11:42:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e980b56316f08dba444985de9b4e648c954e384
支持率低迷に危機感、党内から内閣改造求める声も…読売世論調査
7/13(火) 6:40配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 読売新聞社の全国世論調査で、菅内閣の支持率は内閣発足以降の最低水準から抜け出すことができず、政府・与党内には危機感が広がっている。西村経済再生相の飲食店を巡る発言が、政府への不信感を増大させたとの見方がある。東京五輪開催による政権浮揚も望めそうになく、自民党内からは内閣改造を求める声も出始めている。

【動画】菅首相の似顔絵入り湯飲み、寄せられた注文数は何と!

 自民の下村政調会長は12日、菅内閣の支持率が最低だった前回の37%から横ばいとなった要因について、「新型コロナウイルス対応や五輪開催で、政府に国民目線の丁寧な説明が足りない部分があるからではないか」と指摘した。

 特に波紋を呼んでいるのが8日の西村氏の発言だ。酒類提供を続ける飲食店に対し「金融機関から働きかけを行っていただく」などと述べた。自民内からも「金融機関を使ってプレッシャーをかけるなんて論外だ」(薗浦健太郎衆院議員)と批判が相次ぎ、翌9日には撤回に追い込まれた。

 西村氏は11日、自身のツイッターで「混乱を招き、飲食店の皆様に不安を与えた」と陳謝したが、余波は収まらない。12日には酒類小売販売の業界団体が党本部を訪れ、下村氏に業界内の反発を伝えた。下村氏も記者団に「不用意だった」との認識を示した。

 次期衆院選の比例選投票先でも、自民は39%で菅内閣発足以降で最低となった。石破茂・元幹事長は「自民の好感度がかなり下がっている」と危機感を示し、岸田文雄・前政調会長も「自民の体質や『上から目線』の言動に国民は嫌気がさしている」と分析した。

 政府・与党は衆院選に向け、反転攻勢に出たい考えだ。公明党の山口代表は「今回の支持率を底とし、前向きな評価をいただけるよう頑張らなければならない」と意気込んだ。

 だが、世論を好転させることを期待していた東京五輪は、ほとんどの会場で無観客開催となった。自民内からは「このままでは衆院選を戦えない。衆院解散前に内閣を改造し、刷新感を出してほしい」(中堅)との声も上がっている。

 一方、野党は政府への批判を強めている。立憲民主党の福山幹事長は「政府・自民党への信頼は失墜し、菅内閣の政権担当能力にも疑問符がついている」と強調し、国民民主党の玉木代表も「政府の対策は全てが中途半端で後手後手だ」と非難した。ただ、比例選投票先で野党第1党の立民は10%にとどまっており、立民内からは「自民がダメなのに、私たちが受け皿になりきれていないことに問題意識を持つべきだ」(田名部匡代参院議員)との指摘も出ている。

6813チバQ:2021/07/13(火) 15:42:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/95b86cd9811bcf32480f7f40a37a777f7f66d955
新内閣参与はまたも竹中平蔵グループ 支持率の低迷で孤立する菅総理に「他に人脈ないの?」〈dot.〉
7/13(火) 9:00配信

608
この記事についてツイート
この記事についてシェア
AERA dot.
竹中平蔵氏と新内閣参与となった岸博幸氏(C)朝日新聞社

 新型コロナウイルスと東京五輪・パラリンピックで失政が続き、支持率も低迷し、もはやレームダックとの声も上がる菅義偉首相。人気浮揚でも狙ったのか、7月9日に経済産業省の元官僚でテレビコメンテーターとして活躍する岸博幸・慶応大大学院教授を内閣官房参与にすると発表した。

【写真】テレビを見ていて信用できるコメンテーターは?

 

 5月に問題発言で辞任した高橋洋一嘉悦大教授の事実上の後任となるが、この決定にある政府関係者はため息交じりにこう話す。

「高橋氏に続き、また竹中平蔵氏の影が見えてしまう。総理には竹中グループ以外に人脈がないんでしょうか」

 岸氏と言えば、小泉純一郎政権時代、竹中総務相の秘書官を務めたことで知られている。菅首相は先月26日に岸氏、翌27日に竹中氏と相次いで面会しており、決定に竹中氏が関与した可能性は高そうだ。

 ただ、折しも五輪の無観客と、東京都に4度目の緊急事態宣言を発令することが決まったこの時期。

 政府関係者は「岸氏の専門分野である政府の規制改革は今、コロナで止まっている。このタイミングで参与に就任させる必要があったのか」と首をかしげた。

 岸氏は1986年に一橋大学経済学部を卒業後、旧通産省に入省。2001年に竹中経済再生担当相(当時)の補佐官になると、その後は金融担当相補佐官(02年)、郵政民営化担当相秘書官(04年)、総務相秘書官(05年)と、小泉政権下で閣僚を務める竹中氏を一貫して支えてきた。

 経産省時代の岸氏の同期は「同期の中でも極めて優秀だった。頭の回転が早く、いつかは経産省を出て研究職などに進むのではないかと言われていた」と語った。

 06年に退官すると、歯に衣着せぬ物言いとわかりやすい経済解説で、情報、バラエティー番組で人気を博すようになった岸氏。しかし、その発言が物議を醸したのは昨年のアベノマスク騒動でのこと。

 20年5月にTBS系列の情報番組に出演した岸氏は、アベノマスクを受注した業者が「(受注できたのは)政府の人間とつながりがあったからだと思う」とコメント。

6814チバQ:2021/07/13(火) 15:42:50
 これに対し、受注した業者が岸氏の発言は虚偽だとして、代理人弁護士を立てて、TBSと岸氏に抗議する事態に発展した。こうした過激な岸氏の発言について同期の経産省職員は「自らの頭の良さに自信があり、自分の考えがすべて正しいという意識が強い」と評した。

 岸氏の起用にはどんな狙いがあったのか。岸氏を知る政治ジャーナリストは「菅政権にとって『改革』は生命線。竹中氏の元で、規制改革に取り組んだ岸氏を取り込むことで、改革推進のイメージを示したかったのではないか」と推測する。

 一方、前出の政府関係者は「都議選以降、政府与党からの批判が高まり、総理は孤立している。竹中氏やそのグループにいる数少ない仲間で周りを固めたかったのではないか」と語った。国家が揺らぐと、権力者の信頼を集める配下が側近政治に走るのは世の常。しかし一部の側近ばかりではなく、国民の幅広い声が菅首相の耳に届くことを願うばかりだ。
(渡部俊輔)

6815チバQ:2021/07/14(水) 10:04:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/16310f155ed89881e1576703d8cd096eacdc12ee
深夜メール・翌朝は電話で河野を「使い倒し」、聞こえぬ「菅降ろし」…[政治の現場]<決戦の足音1-1>
7/14(水) 5:01配信

読売新聞オンライン
 「お前はぐだぐだ言ったけど、俺の言った通りになっただろ」

 6月下旬、首相官邸の執務室。首相の菅義偉(72)は、新型コロナウイルスのワクチン担当を務める河野太郎(58)に得意げに語った。

 河野らの慎重論を押し切り、菅が宣言した「1日100万回」の接種はメドがつき、ワクチン接種は軌道に乗り始めていた。日頃から直言を辞さない河野も、この時ばかりは「おっしゃる通りです」とかしこまってみせた。

 ワクチンに政権浮揚をかける菅は、突破力と発信力に定評のある河野を使い倒している。深夜にメールを送り、翌朝7時に電話を鳴らし、「どうなった」と尋ねる。首相官邸での面会は2か月余で20回。週末や平日夜、東京・赤坂の衆院議員宿舎で直接、指示を出すこともしばしばだ。

 同じ神奈川県選出で初当選同期の2人は、時に激しく言い争う。河野が「注文が厳し過ぎる」と周囲に漏らし、不仲がささやかれたこともあった。それでも、かつて自らの総裁選出馬の推薦人集めに奔走してくれた菅を支えようと、河野は駆けずり回る。

 ワクチン接種で自信を深めていた菅は、4日の東京都議選で厳しい現実を突きつけられた。ワクチン供給を巡る混乱もあり、自民党は「敗北」。「選挙の顔」として菅を不安視する見方が広がっている。

 ただ、「菅降ろし」の声は今のところ、聞こえてこない。河野を閣内に抱えていることが、菅にとって有利に働いている。

 9〜11日の読売新聞社の全国世論調査では、次の首相にふさわしい自民党政治家で河野は20%でトップとなり、4%の菅を圧倒した。河野は首相への意欲を隠さない。ただ、菅の9月末までの任期満了に伴う次期総裁選では、菅が出馬する限り、手は挙げない見込みだ。

 国民的な人気を誇る環境相の小泉進次郎(40)も同様だ。菅に目をかけられている小泉は、菅再選を前提に「次の次」以降に照準をあわせる。

 皮肉にも、コロナ禍が「誰が首相でもたたかれる。菅以外に誰がいるのか」との声に力を与えている。幹事長の二階俊博(82)や前首相の安倍晋三(66)ら重鎮が、「菅再選支持」を変える気配はない。熱気なきまま、菅の再選シナリオが前進しているように見える。(敬称略)

6816チバQ:2021/07/14(水) 10:06:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/363d643444b86db7a0e31ec82e633f577fb76b70
欠け始めた「菅軍団」、政権運営は二階・安倍・麻生頼み…[政治の現場]<決戦の足音1-2>
7/14(水) 5:00配信

読売新聞オンライン
 菅義偉首相は絶句した。


 5月24日、東京・赤坂の衆院議員宿舎の一室。向き合う国家公安委員長・小此木八郎の口から、予想だにしない言葉が出たためだ。「横浜市長選に出馬します」。小此木は、菅が旗振り役を務めるカジノを含む統合型リゾート(IR)の横浜誘致を「取りやめる」とたたみかけた。「そうか、分かった」。長い沈黙の後、菅はようやく絞り出した。

(写真:読売新聞)

 菅は、小此木の父で元通産相の彦三郎の秘書として政界に入った。菅と小此木の付き合いは45年を超す。昨年9月の自民党総裁選では、「兄弟分」として信頼する小此木を菅陣営の選挙対策本部長に据えた。

 無派閥の菅は、小此木や行政・規制改革相の河野太郎ら神奈川県選出の議員に加え、衆院の初当選同期組と無派閥議員を頼ってきた。その「菅軍団」は今、くしの歯が欠けたようだ。

 総裁選で選対事務局長として奔走した同期組の元農相・吉川貴盛、菅支持の無派閥グループをそれぞれ主導した元法相の河井克行、前経済産業相の菅原一秀。3人とも「政治とカネ」問題で議員辞職に追い込まれた。

 菅が「山ちゃん」と呼んで信頼する同期の党選挙対策委員長の山口泰明も6日、次期衆院選に出馬しないことを表明した。山口が菅に近い議員に引退を伝えると、「菅さんはどうなるんだ」とその議員は落胆した。

        ◎

 党内基盤が脆弱(ぜいじゃく)化する菅は、党実力者への傾斜をますます強めている。

 「行ってきます」

 6月10日午後。先進7か国首脳会議(G7サミット)が開かれる英国への出発をこの日夜に控えた菅は、自民党本部4階の幹事長室を訪れた。座ったまま出迎えた幹事長の二階俊博は「水分補給をちゃんとしなきゃ」と、上機嫌で地元・和歌山県産のスイカを振る舞った。菅は、同席していた国会対策委員長の森山裕、幹事長代理の林幹雄とともに、スイカにかぶりついた。

 昨秋の総裁選で、菅は二階、森山、林にいち早く出馬を伝え、支持を得た。二階は「菅首相の生みの親」となり、菅はこの3人と赤坂の議員宿舎で月に1回は会合を開いている。

 「会うのが何より大事だ」。そう繰り返す二階に配慮し、菅は英国から帰国した翌日夜も宿舎で会った。「各国首脳と自然と人脈ができました」と手応えを伝えると、二階は「ご苦労さん」と顔をほころばせた。

6817チバQ:2021/07/14(水) 10:06:43
       ◎

 二階とともに、菅が軸足を置くもう一方が、前首相の安倍晋三、副総理兼財務相の麻生太郎による「A連合」だ。安倍が事実上、率いる党内最大派閥の細田派(96人)と麻生派(53人)を足すと、自民党議員の4割近くに達する。政権運営の安定には、2人の支持は欠かせない。二階との違いは、2人が政策的な結果を求めることだ。

 6月上旬、菅は1通のメモを手にした。そこには、安倍の外交に関する分析や助言が記されていた。菅は6月3日、衆院議員会館の安倍の事務所に足を運び、G7サミットに向け、30分にわたって教えを請うた。安倍は欧州各国の中国への姿勢の違いなどを解説し、言い足りない部分を人を介してメモで伝えた。

 菅はG7で、各国首脳に働きかけ、首脳宣言に台湾問題を明記させることに成功した。安倍と麻生がこだわった問題で、麻生は「菅の功績だ」と評価した。

 ただ、辞任した小此木の後任人事では、麻生への配慮が勇み足となった。菅は後任の国家公安委員長に、麻生派で同期の元科学技術相・棚橋泰文を選んだ。ところが、麻生派が推しているのは入閣経験のない別の人物で、麻生は菅からの連絡に戸惑いを隠せなかった。相談できる側近がいない菅の弱点が露呈した。

 菅政権は、二階と安倍、麻生の後押しが、総主流派体制に近い安定を生んでいる。それは、しがらみにもなる。持ち味の剛腕を自在に発揮できる日は来るのか。菅の思いを側近は代弁する。「総裁選と衆院選で勝利すれば、本格的に自分の政権になる」(敬称略)

        ◇

 衆院選や自民党総裁選に向け、与野党の動きが激しくなっている。秋の決戦に向けた政局の現場を検証する。

総裁選 現職敗北は1回のみ
 自民党総裁選の歴史を見ると、現職が圧倒的な強さを発揮している。出馬に推薦人が必要になった1972年以降、総裁選に挑んだ現職首相が敗れたのは1回だけ。78年総裁選で再選を目指した福田赳夫氏が、党員・党友による予備選で幹事長の大平正芳氏に敗れ、本選辞退に追い込まれた。「天の声にもたまには変な声がある」と言い残し、退陣した。

 現職の無投票再選も多い。現職に対抗馬が挑み選挙戦になったのは、78年の福田対大平を含む4回しかない。そのうち99年総裁選は、小渕恵三氏が加藤紘一氏らに勝利。2003年総裁選では、小泉純一郎氏が亀井静香氏らを退けた。最近では18年総裁選で、安倍晋三氏が石破茂氏を破り、3選を果たしている。

6818チバQ:2021/07/14(水) 10:08:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/daa4699e4915c5e3348e9446a552a1caf5e9f0e5
自民党、選挙で“負けすぎ”で窮地 菅首相は「選挙の顔として失格」内部の声も〈AERA〉
7/14(水) 8:00配信

AERA dot.
もはや「選挙の顔」として期待されなくなった菅義偉首相。9月の自民党総裁選を前に総選挙に踏み切れるのか/7月5日、首相官邸で (c)朝日新聞社

 東京都議選で自民党が都議会第一党に返り咲いたが、獲得議席は伸び悩んだ。菅首相では総選挙は戦えない。そんな危機感が党内にまん延している。AERA 2021年7月19日号から。


*  *  *
 果たして自民党が負けすぎたのは「都民ファーストが土壇場で巻き返しを図った」からなのか。この分析は、同じ党内でも都連と国政では解釈が全く異なる。危機感を募らせるのは国政の側だ。念頭には、衆議院の解散と、総選挙の行方がある。

「深刻なのは春先の三つの補欠選挙・再選挙、そして、千葉と静岡の二つの県知事選挙。いずれも自民党が負けているということ。これは前代未聞ですよ。つまり、もう菅義偉首相では、勝てないということかもしれない。これだけ勝てないと『選挙の顔』としては失格なんです」

 そう語るのは自民党のベテラン議員。だからといって解散・総選挙の前に総裁選の実施を求める、いわば「菅降ろし」の先頭に立つ選択肢はないという。

「誰の目にも、今度の選挙は分が悪いことは明らか。それに、菅さん以外の弾がないでしょ。河野(太郎)さんはワクチンでダメ。岸田(文雄)さんは選挙で勝てない。石破(茂)さんは党内人気が極端にないから担げない。安倍晋三前首相や麻生太郎財務大臣の声もありますが、それを声高に言っているのは、安倍人気の陰で苦労せずに当選した1回生、2回生議員ですよ。今度の選挙では、菅人気は見込めない。どれだけ地元を歩いてきたのか。議員個人の底力が試される選挙になるでしょう」

 国会が閉会中の今、現職議員は地元に戻り、総選挙に向けた準備に奔走している。だが自民党議員は「コロナ対応の無策ぶり」「五輪強行」「ワクチンを巡る混乱」への批判にさらされているという。それをかわすため、街頭に出ず、企業や団体回りに徹する議員もいるそうだ。

 それでも官邸は「なんだかんだ言って五輪が開催されれば、中止に傾いていた世論も、必ず開催してよかったに戻ってくる。その上で全面的に緊急事態宣言を解除し、選挙だ」(関係者)と楽観姿勢を崩していない。

■「五輪強行」が追い打ち

 しかし、事態は政権にとって最悪な方向に加速している。8日、菅首相は東京都に4度目となる「緊急事態宣言」を発出すると発表した。数カ月前から複数の専門家が指摘していた「東京のコロナ新規感染者数が5月13日以来、1日あたり1千人を超える」という予測が現実になりつつあるのだ。期間は8月22日まで。その結果、オリンピック開会式などの「無観客」が決定的となった。これを受けて自民党内には激震が走った。菅首相に近い若手議員の一人は、発出しても国民が従うかは微妙だと声を荒らげた。

「当然ですが、なぜ4度目があるんだ、ということですよ。この間の政府のコロナ対策はどうなっているんだと。総理は、この状況で再び、飲食店に酒の提供をやめろ、と本当に言えるとでも思っているのでしょうか」

 立憲民主党の福山哲郎幹事長はツイッターを更新し、「『緊急事態宣言下のオリンピック』が現実になってしまった。最悪のシナリオ。まさに『政府は追い込まれた』としか言いようがありません」とコメントした。

 8日、記者会見に臨んだ菅首相だったが、4回目の緊急事態宣言を発出する状況に追い込まれた政府の責任への言及はなかった。「オリンピック・パラリンピックには世界の人々をひとつにする力があります」。そう高らかに演説した菅首相の言葉に納得する国民がどれだけいるのか。政治の言葉の貧しさだけが胸に残る空虚な会見だった。(編集部・中原一歩)

※AERA 2021年7月19日号より抜粋

6819とはずがたり:2021/07/14(水) 17:11:56

そろそろ派を解体すべき。

自民党岸田派秘書4人が新型コロナ感染 8日に政治資金パーティー
https://mainichi.jp/articles/20210714/k00/00m/010/116000c
毎日新聞 2021/7/14 14:51(最終更新 7/14 16:44) 190文字

 衆参両院の事務局は14日までに、自民党岸田派の秘書4人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。両院事務局によると、感染したのは、岸田文雄前政調会長、馬場成志参院議員、小林史明、深沢陽一両衆院議員の秘書で、いずれも自宅療養中という。深沢氏の秘書は14日に陽性が確認され、他の3人は13日に確認された。

 岸田派は8日に東京都内のホテルで政治資金パーティーを開いていた。【小田中大】

6820チバQ:2021/07/14(水) 18:14:26
>>6819
林派に衣替えですか?

6821チバQ:2021/07/14(水) 19:58:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd37107de8c58c847bb6ef2d4d43058b9e21f91a
自民“魔の3回生”穴見議員が外食首脳と「まん防破り」“5人飲酒”写真
7/14(水) 16:12配信

文春オンライン
穴見陽一衆院議員 ©共同通信社

 自民党の穴見陽一衆院議員(51)が7月8日、都内飲食店にて3時間にわたり、外食産業首脳ら4人と酒を伴う会食を行っていたことが「週刊文春」の取材でわかった。これは東京都の「まん延防止等重点措置(まん防)」が求めている、飲食店等で飲酒する場合は「同一グループ2人以内」「利用者の滞在時間は90分以内」とすること、という条件を逸脱している。

【写真】左から重里氏、櫻田氏、福田氏。3人で帰っていった

 穴見氏は、九州を中心に672店舗を経営するファミリーレストラン「ジョイフル」の会長でもある。2012年の衆院選に自民党から出馬し、初当選を果たした。ただ、12年初当選組の自民党議員は、さまざまなスキャンダルを起こし“魔の3回生”と呼ばれている。

 穴見氏は8日午後5時、店に到着。一番奥に位置する個室にはすでに先客が待っており、しばらくすると複数男性の笑い声が響いた。彼らの個室に運ばれていくのはビールやハイボールだ。

 7時を過ぎ、官邸では菅義偉首相の「緊急事態宣言」発出の会見が始まっていたが、穴見氏らは個室と喫煙スペースを往復しつつ、夜8時まで店に滞在した。

 同席した4人のうち3人も外食産業の会長だった。「モスバーガー」などを展開するモスフードサービスの櫻田厚会長(69)。「ロイヤルホスト」「天丼てんや」「シズラー」などで知られるロイヤルホールディングスの菊地唯夫会長(55)。「和食さと」「かつや」などのSRSホールディングスの重里欣孝会長(63)。

 ジョイフルを含めた4社が全国に展開する店舗数を合計すると、3400店舗以上に及ぶ。

 外食業界関係者が明かす。

「4氏は『日本フードサービス協会』の理事を務めている。同協会は外食業界最大規模の業界団体。コロナ禍で苦しむ業界の利益代表として活発に活動し、当初は個人経営や中小規模の飲食店にしか認められていなかった時短営業の『協力金』を、大企業にも認めるように働きかけた」

 協力金(営業時間短縮等に係る感染拡大防止協力金)の申請は、酒類提供の際の条件や、感染拡大防止のガイドラインの遵守が前提。4氏が経営する会社がこれまでに受け取った新型コロナ関連の協力金や助成金の合計は、決算資料に記載があるだけでも約59億円に及ぶ。

 そして、会食の舞台となった品川区の和食店は櫻田氏のモスグループ運営であり、同店もまた協力金を申請していた。

「週刊文春」の取材に対し、穴見氏は次のように回答した。

――お酒の席は2人以内、かつ90分以内でなければいけないと。

「うんうん。……いやまあ、僕は基本的には(櫻田氏に誘われ)2人でお会いするということで行ったんで……。当然顔を合わせればお話はしますけれども」

 基本的に櫻田氏と2人の会食であり、そこに他の3人が居合わせた、という。90分を超えていたことについては、

「まぁそうですね……。(都のルールを)十分認識できていなかったという点はあったでしょうね。8時まで、という印象はありましたけれど」

 と、ルールをよくわかっていなかったと釈明した。

6822チバQ:2021/07/14(水) 19:58:32
 一方、モスフードサービスは、飲酒における「2名以内」が守られていなかったことを認めた。

「三つのテーブルに分け、感染対策を講じていたので、問題ないと拡大解釈をしていました。加えて、90分以内の滞在ルールについても守られてなかったことは事実です。お客様をはじめ関係の皆様には大変申し訳ありません」

 その上で「(会食の場となった店舗は)飲食店として取り組むべき必要な措置を講じていなかったことを踏まえ、同店の該当期間についての(協力金の)申請は行わない考えです」とした。

 ロイヤルホールディングスは「認識が甘かった」、SRSホールディングスは「会社として誠に遺憾」などと回答した。

 政府が国民や飲食店に対し、様々な我慢を求めている中、自民党議員や外食産業の経営者がルールを破っていたことは論議を呼びそうだ。

 会食の様子や穴見氏の経歴、各社回答の詳細など、7月14日(水)16時配信の「週刊文春電子版」及び7月15日(木)発売の「週刊文春」が写真と共に報じている。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2021年7月22日号

6823チバQ:2021/07/14(水) 19:59:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/006d88e3762c8b040a874b78912cde960a426f94
平井デジタル相が大臣規範違反 IT政務官時代に親密IT企業株を購入
7/14(水) 16:12配信


文春オンライン
平井卓也デジタル相 ©共同通信社

 自身が保有していたIT企業株を巡り、売却益にかかる所得税を申告していなかったことが明るみに出た平井卓也デジタル相(63)。問題のIT企業株を購入した時期は内閣府政務官を務めており、政務三役在任中の株取引自粛を求める大臣規範に違反していたことが、「週刊文春」の取材でわかった。

【画像】平井氏と20年来の付き合いがある「豆蔵ホールディングス」荻原社長

 平井氏が保有していたのは、IT企業「豆蔵ホールディングス」(東京都新宿区)の株式。同社の荻原紀男社長(63)と平井氏は20年来の付き合いで、豆蔵ホールディングスは2013年から2017年にかけて毎年60万円、計300万円を平井氏が代表を務める自民党香川県第1選挙区支部に献金してきた。

 一方、豆蔵ホールディングスのグループ会社「ネクストスケープ」(東京都新宿区)は、デジタル庁の関連事業である東京五輪向けアプリを再委託先として6.6億円で受注している。

 平井氏によれば、豆蔵ホールディングス株を購入したのは、2006年6月。当時、平井氏はIT政策担当の内閣府政務官を務めていた。これは、政務三役在任中の株取引自粛を求める大臣規範に違反する。さらに、IT政策担当の内閣府政務官として、未公開の情報も知り得る立場にありながら、IT業界の株式を購入していたことになる。

 折しも、豆蔵ホールディングスは平井氏が株を購入した4カ月後に持ち株会社に移行し、事業を急拡大させていた。

「豆蔵は当時、『内部統制支援システム』と呼ばれる、企業の財務や組織を“見える化”するサービスで利益を上げていた。2007年3月期は連結純利益が1億4000万円、連結売上高が36億円と創業以来の最高額を記録。MBO(経営陣による自社株買い)直前の2020年3月期決算では、売上高288億円にまで成長したのです」(IT業界関係者)

 ところが、平井氏はこの間、全ての国会議員が選挙のたびに提出することが義務付けられている「資産等報告書」に、四国新聞株など他の保有株式は記載しているにもかかわらず、豆蔵ホールディングス株については記載していなかった。

 平井氏は2020年3月、豆蔵ホールディングスが実施したMBOに応じる形で、保有していた8400株を全て売却。売却益は少なくとも1200万円と見られるが、これを「所得等報告書」に記載していなかった。
 政治資金に詳しい神戸学院大学の上脇博之教授が指摘する。

「所得等報告書で売却益を申告すると、大臣規範を破って株を購入したことが発覚するかもしれません。つまり、あえて所得等報告書に記載せず、意図的に税務申告をしなかったと見られても仕方ありません。税金の使途を決める政治家として“納税逃れ”はもってのほかですが、今回のケースはより悪質な疑いも残るだけに、一層透明性の高い説明が求められるでしょう」

 大臣規範に違反して株を購入した理由や、意図的に税務申告をしなかった疑いなどについて平井氏に尋ねたところ、

「7月9日の会見で説明したとおりです」

 とし、事実確認には応じなかった。

 7月14日(水)16時配信の「週刊文春 電子版」及び7月15日(木)発売の「週刊文春」では、豆蔵ホールディングス株の購入や売却を巡る問題のほか、平井氏の“ファミリー企業”で荻原氏が監査役を務めている問題など、平井氏と豆蔵ホールディングスを巡る新たな疑惑について報じている。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2021年7月22日号

6824チバQ:2021/07/14(水) 20:01:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/98481b2617d949a9c1d4391d7d65816f11d188aa
「命運尽きた」宏池会パーティーでクラスター 岸田文雄会長の秘書ら4人がコロナ感染〈dot.〉
7/14(水) 17:30配信

AERA dot.
宏池会の政治資金パーティーでガンバロー三唱をする会長の岸田文雄・前政調会長(左)と林芳正・元文部科学相(右) (c)朝日新聞社

「命運をかけた会見があるというのに、なんてことだ」


 こうぼやくのは自民党の宏池会所属の国会議員だ。

 7月15日に宏池会座長で、農水相、文科相などを歴任した林芳正参院議員が、今秋に行われる衆院選挙に出馬する記者会見が予定されている。参院山口選挙区から衆院山口3区へ転出する不退転の決意を述べる場になるはずだったが、それに水を差すような「事件」で混乱しているという。

 宏池会所属の国会議員事務所で新型コロナの感染者が続出しているというのだ。衆議院によると、13日に小林史明事務所、14日に岸田文雄事務所、深澤陽一事務所からそれぞれ秘書1名が感染したと届け出があった。また、参議院によると、13日に馬場成志事務所から秘書1名が感染したと届け出があったという。

 何が起こったのか?

 先の国会議員によれば、この感染のきっかけは、8日に東京プリンスホテルで開催された宏池会の政治資金パーティー「宏池会と語る会」だったという。もともとこのパーティーは5月19日に予定されていたが、コロナ禍で緊急事態宣言発令となり、延期となった経緯があった。6月21日に宣言は解除されたが、感染拡大の懸念は依然として強かった。

「開催日の8日は運悪く、都内で感染者が拡大し、まん延防止等重点措置から再び、緊急事態宣言を12日に再発出すると政府が決めた日でした。慎重な意見もある中で、岸田会長の決断でやることとなった」(前出・宏池会所属の国会議員)

 当日、会場につめていた議員秘書のひとりはこう話す。

「岸田会長の秘書以外の3人は、会場担当として対応にあたっていました。9日に岸田会長の秘書が体調不良で感染したと知りました。その日から岸田会長の秘書全員が自宅待機となったと聞いています」

 この時期にパーティーを開き、感染したとなるとあまりにもお粗末だが、感染症対策のほうはどうだったのか。パーティーの案内状を見ると、

<例年開催いたしておりました「宏池会と語る会」でございますが、コロナ禍に鑑みまして、本年もまた昨年に引き続きパーティー形式ではなく、講演会形式として開催させていただきたいと存じます>

<皆さまの安全を第一に感染防止には十分に配慮して準備させて頂きます>とある。

 当日は消毒や間隔をあけるなど感染対策を講じて開催。パーティーは約1200人が参加した。岸田氏、林氏らが檀上にあがり、二階俊博幹事長も、挨拶に駆け付けていた。

「最初は宴会場6部屋を確保していました。1つの部屋に詰め込まないのは、三密回避からです。昨年は2000人くらい参加したのに、今年は1200人で結局、2部屋か3部屋だけしか使わなかった。これは感染症対策というよりは、コロナで開催できるかどうかも定かじゃなく、パー券をとても買ってくださいとは頼めないので、参加者が少なかったのではないかとみています」(前出・宏池会所属の国会議員)

 今回の影響は多方面に出ている。感染の秘書は、普段は岸田氏の運転を担当。岸田氏も濃厚接触者となりかねない状況だ。宏池会所属のある国会議員も、コロナ感染を聞かされ、さっそくPCR検査を受けたという。

「コロナ感染者が出入りしていたことで、宏池会の派閥事務所もクローズとなりました。岸田会長の秘書以外の秘書はパーティー後5日ほどで感染がわかった。やはりパーティーが原因ではないかと言われています。パーティーでは食事も出なかったんですが……」(前出・秘書)

 今年3月の岸田氏の地元、参院広島選挙区再選挙では自民党候補が野党候補の宮口治子氏に敗北。岸田氏は現在、無役で求心力が課題となっている。林氏の衆院鞍替えで、反撃を期していた。

「参院広島選挙区で負けてから、元気がなかった岸田会長ですが、林座長の鞍替えでやる気満々でした。それが、こんなタイミングで岸田会長まで、濃厚接触者となりかねない状況です。命運尽き、運に見放されたのか…」(前出・宏池会所属の国会議員)

 岸田事務所に事実関係を尋ねようと取材をするも「秘書が一名感染したと衆議院に届け出た。これ以上のコメントはない」とにべにもない対応だった。

 感染が相次いだことに対し、国民にどう説明するのか。今回の代償は大きそうだ。(AERAdot.編集部 今西憲之、吉崎洋夫)

6825チバQ:2021/07/15(木) 11:28:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ad992562f580db30f03013cfbc2e7f487059cc9
西村康稔大臣にブーメラン! 大好きな政治資金パーティーで〝酒提供〟気まずい
7/15(木) 6:15配信

833
この記事についてツイート
この記事についてシェア
東スポWeb
まいったなぁ…(ロイター)

 酒類の販売事業者に対して取引停止を要請した問題でバッシングを浴びる西村康稔経済再生担当相(58)が、「朝パー西村」なる異名を付けられた!?

【写真】失言続きで拡散中の「自公以外に投票」ポスター

 西村氏は14日、衆院内閣委員会で一連の問題について「事業者には混乱を生じさせ、誠に申し訳ない」などと陳謝。立憲民主党の今井雅人氏から辞任を求められたが、「感染を抑えることに全力を挙げることで、責任を果たしたい」と辞任は否定した。

 渦中の西村氏は、大の政治資金パーティー好きという一面を持つ。

「西村氏は、新型コロナ禍で都民が夜間の飲食店での飲酒を自粛するよう求められていることを考慮し、政治資金パーティーを昨年8月に都内で午前8時から開催しました。今年4月にも都内で朝8時から開催しようとし、さすがに〝コロナ禍でマズい〟と判断して延期しました」(永田町関係者)

 政治資金パーティーは午後6時以降に開催されるのがほとんどだ。

「西村氏も朝8時は『異例だ』と認めています。周囲からは、朝からパーティー、略して『朝パー西村』と冷やかされています」(同)

 コロナ禍でも各議員、各派閥は政治資金パーティーを開催しているが、出席者に対するアルコールの提供は控え、感染対策をアピールしている。

 もちろんコロナの感染が落ち着けば、晴れてアルコールの提供は解禁されるが、西村氏は一連の問題が尾を引きそうだ。

「西村氏の政治資金パーティーでアルコールが提供されても、出席者から『事業者に〝圧力〟をかけていたでしょ』と言われかねません」(同)

 15日発売の「週刊文春」によれば、新型コロナ対応の特措法で時短営業の要請に従わなかった都内の飲食店4店に25万円の過料が科されたことに、西村氏は「もっとちゃんと過料を取れるようにしろ!」とイラだっていたという。これでは関係業界から、さらに怒りを買いそうだ。

東京スポーツ

6826とはずがたり:2021/07/15(木) 17:19:35
自民・中谷氏「小池新党」と保守合同を 党幹部「とぼけたこと」
2021年07月07日16時39分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021070700914&g=pol&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_edit_vb
自民党の中谷元氏(中央)と並んで座る同党衆院議員当時の小池百合子氏(左)=2014年12月、国会内(EPA時事)
自民党の中谷元氏(中央)と並んで座る同党衆院議員当時の小池百合子氏(左)=2014年12月、国会内(EPA時事)


 「政権安定のためにどうするのか。衆院選後に『小池新党』との保守合同を真剣に検討すべきだ」。自民党の中谷元・元防衛相は7日、旧谷垣グループ会合で、国政復帰の臆測が絶えない小池百合子東京都知事との連携を唱えた。
小池都知事、国政復帰「言ったことない」 二階氏とコロナ対策で連携確認

 中谷氏は「自民党はおごりとたるみの反省が足りない。しっかり踏まえないと衆院選は勝てない」と危機感を強調。この後、記者団に小池都政の与党は自民、公明両党と小池氏が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」になるとの見方を披露し、「政権に協力してくれる可能性がある。模索すべきだ」と訴えた。
 中谷氏の発言は、小池氏の国政新党結成や自民党の衆院選敗北が前提。伝え聞いた自民党幹部は「とぼけたことを言っている」と相手にしなかった。

6827とはずがたり:2021/07/15(木) 17:20:22
御輿の担ぎ手達だけヒートアップしてて本尊同士はこんなもんだよなw

二階、安倍両氏が会食 次期衆院選「競合区」で意見交換
2021年7月1日 17時51分
https://www.asahi.com/articles/ASP715V6QP71UTFK00J.html

 自民党の二階俊博幹事長と安倍晋三前首相は6月30日夜、東京・赤坂の日本料理店で会食した。会合では次期衆院選に向けて自民の現職議員同士が公認を争っている競合区や7月4日投開票の東京都議選についての意見を交わしたという。

 会合には二階氏側近の林幹雄幹事長代理と、安倍氏側からは柴山昌彦幹事長代理が同席した。安倍氏から会食を呼びかけたという。

 出席者によると、衆院選で安倍氏の出身派閥である細田派と二階派の所属議員が公認を争っている群馬1区と新潟2区の二つの小選挙区などについて協議。今後の候補者調整について選挙区での情勢を踏まえて話し合ったという。

 二階、安倍両氏をめぐっては、秋にも行われる党役員人事を控え、党内に両氏が関係する複数の議員連盟が設立されるなど、主導権争いが指摘されていた。

6828チバQ:2021/07/15(木) 21:04:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4ea4ea11be74723032574397643d0ac0e23af31
岸田氏長男も感染 陽性の秘書6人に 本人も2週間待機
7/15(木) 17:38配信

毎日新聞
自民党岸田派の政治資金パーティーで所属議員らと衆院選の必勝を期した岸田文雄前政調会長(中央)=東京都内のホテルで2021年7月8日、小田中大撮影

 衆院事務局は15日、自民党の岸田文雄前政調会長の秘書が新型コロナウイルスに感染したと発表した。関係者によると、岸田氏と同居する長男で、14日に感染が発表された秘書とは別だという。岸田氏自身はPCR検査で陰性が確認されたが、濃厚接触者の認定を受けたため2週間自宅待機する。今週、岸田派で感染が確認された秘書は6人目。【小田中大】

6829チバQ:2021/07/15(木) 21:12:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/c5e2c779febcda0e2ef1f7ec26937875c4814427
薬丸裕英、岸田派の政治資金パーティーでノーマスクのニュースに「選挙というのは本当に大切」
7/15(木) 12:46配信

46
この記事についてツイート
この記事についてシェア
スポーツ報知
薬丸裕英

 15日放送のフジテレビ系「バイキングMORE」(月〜金曜・午前11時55分)では、東京都で14日の新型コロナウイルス感染者が新たに1149人確認され、25日連続で前週の同じ曜日の感染者数を上回ったことを報じた。

 番組では、自民党の岸田文雄前政調会長が8日、岸田派の所属議員らと衆院選の必勝を期した政治資金パーティーを開いたことを伝え、パーティーの最後にマスクを外して登壇しことを映像を交えて伝えた。

 コメンテーターでタレントの薬丸裕英は「やっぱり政治家の方々は違うんだなという特別感を持っている国民は多いと思う。その政治家の方々を選んだのも我々国民。やっぱり選挙というのは本当に大切ですよね」と話し、「政治家の方々が思っている以上に、我々が本当に(選挙を)大切だと思わないといけないですよね。判断はそこしかないわけですから」と選挙の大切さを訴えた。

報知新聞社

6830チバQ:2021/07/15(木) 22:08:44
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-210715X778.html
自民、穴見衆院議員を役職停止=まん延防止期間に会食
2021/07/15 20:09時事通信

 自民党は15日、まん延防止等重点措置期間中に東京都の要請に反する形で会食を行った穴見陽一衆院議員(大分1区)を、党の役職停止処分としたと発表した。二階俊博幹事長名で本人に通知した。穴見氏は労政局次長などを務めていた。

 都は、重点措置期間の酒を伴う会食について「2人まで」、「90分以内」と要請していた。

6831とはずがたり:2021/07/16(金) 15:59:51
自民下村氏、ワクチン不足は「風評」
2021/7/13 15:12 (JST)7/13 15:30 (JST)updated
c一般社団法人共同通信社
https://nordot.app/787562719604211712
トピック
政治

野党、自民に西村担当相辞任を要求

西村氏、大臣辞任は否定

要請は「私の責任で決定」と西村氏

このトピックを見る
タグ

政治

速報

 自民党の下村博文政調会長は13日の党会合で、新型コロナウイルスワクチンに関し「足らないという風評が広がっていることも事実だ」と述べた。不足を訴える自治体が反発する可能性がある。

6832とはずがたり:2021/07/16(金) 17:13:34
>>6820
林が今回河村に討たれて,選挙区改定で減員区となった次回に小野寺が安住に負けたら宏池会は解体だって書き込みをどっかで見かけましたw

6833チバQ:2021/07/17(土) 22:35:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/022efda971a28f9e9e19fe1cadd9cd4147c94526
菅内閣支持、「危険水域」突入 大半の政権、回復せず退陣〔深層探訪〕
7/17(土) 8:32配信

時事通信
首相官邸に入る菅義偉首相=16日午前、東京・永田町

 時事通信の世論調査で、菅内閣の支持率が30%を割り込み、政権維持の「危険水域」に突入した。2000年以降、この水準に達した大半の内閣が、支持率3割を回復できないまま退陣している。新型コロナウイルス対応に手を焼く菅義偉首相に効果的な政権浮揚策は見当たらず、危機感を強める自民党内からは、秋までの衆院選前に内閣改造・党役員人事を求める声も出始めた。


 ◇「青木の法則」
 「世論調査で示された民意は真摯(しんし)に受け止めたい」。加藤勝信官房長官は16日の記者会見でこう強調。その上で「ワクチン接種をはじめとしたコロナ対策、経済立て直しに全力を尽くす」と語った。

 菅内閣の支持率はこれまでも、新規感染者数の推移と連動してきた。4度目の緊急事態宣言にもかかわらず、16日の東京都は1271人と3日連続で1000人を超え、第5波の様相を呈す。ワクチン供給の停滞に加え、西村康稔経済再生担当相による飲食店への「圧力」なども、世論の反感を買ったとみられる。

 支持率が30%を下回ると政権運営が困難になるのが過去の経験則だ。2000年4月発足の森内閣以降、小泉内閣を除く8政権が危険水域を経験。このうち7政権が再浮上できないまま退陣に至っている。

 唯一の例外が、12年12月発足の2度目の安倍政権だ。「森友・加計」問題で批判を受けて17年7月に29.9%を記録したものの、同年10月の衆院選に大勝。持病の再発で20年9月に退くまで30〜40%台を維持した。ただ、国内のコロナ感染が本格化した後の同年5月には、一部報道機関の世論調査で20%台に落ち込んでいる。

 自民党の支持率低下も懸念材料となっている。昨年9月の菅政権発足時は26%余りだったが、その後はじりじり下がり、今月は21.4%だった。政界には、内閣支持率と政党支持率の合計が「50」を切ると政権維持が危うくなるという、青木幹雄元党参院議員会長が唱えた「法則」が存在する。今月は50.7で、これを割り込む可能性も出てきた。

 ◇総裁選先行論
 首相は、東京五輪・パラリンピック「成功」の余勢を駆り9月上旬にも衆院解散に踏み切って勝利し、その後の自民党総裁選を無風で乗り切る算段とされる。だが、五輪はほとんどの会場で無観客開催となり、浮揚効果は限定的との見方が大勢。大会期間中に感染が広がる事態になれば、さらなる打撃は避けられない。

 支持率好転が見通せず、政府・与党内からは悲鳴が漏れる。閣僚の一人は「このまま総選挙に入れば大惨敗は必至だ」と懸念。自民党幹部は「さらに下がることもあり得る」と身構える。公明党関係者は「衝撃的な数字だ。戦略を練り直さないと大変なことになる」と危機感をあらわにした。

 こうした状況を受け、自民党の閣僚経験者は「政権交代に至った麻生政権末期の雰囲気に近づいている。どこかで今のムードを変える必要がある」と人事刷新を主張。党関係者は「首相への嫌悪感がこれ以上強くなったら、衆院選より先に総裁選になるだろう」と予測した。

 ただ、人事で刷新感を演出するのは容易ではない。自民党の二階俊博幹事長をはじめ、現在の政権中枢はいずれも、党内基盤の弱い首相の「後ろ盾」と言える存在で、交代は「政治的リスクが大きい」(関係者)ためだ。

 総裁選の有力な対抗馬は見当たらないが、今回の世論調査の「次の首相にふさわしい人物」で、菅首相は3.9%の6位に低迷。「選挙の顔」としても不安を残した。

 ◇受け皿
 野党は攻勢を強めている。立憲民主党の安住淳国対委員長は「菅政権への不信感が急激に広がっている」と強調。党幹部は「衆院選は大変動の予感がする」と衆院選での躍進に期待感を示した。

 ただ、立民の政党支持率は今回こそ上昇したものの、野党第1党にもかかわらず5%に満たない状況が続く。このため、党内からは「政権批判の受け皿になり得ていない」(関係者)との指摘も出ている。

6834チバQ:2021/07/17(土) 22:52:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/2638a3df22262e7939459dddde5cee0558d53018
安倍と麻生に接近する岸田、二階にとって「保険」の石破…[政治の現場]決戦の足音<3>
7/17(土) 5:00配信

読売新聞オンライン
 昨秋の自民党総裁選で菅義偉首相に敗れた2人が、「ポスト菅」への足がかりをつかもうともがいている。

 「『3A』そろい踏みであります」

 6月11日、衆院議員会館の一室。岸田派(宏池会)を率いる岸田文雄は、声をうわずらせた。ひな壇の岸田の左右には、「3A」と称される前首相・安倍晋三、副総理兼財務相・麻生太郎、税制調査会長・甘利明が居並んだ。

(写真:読売新聞)

 岸田が主導した「新たな資本主義を創る議員連盟」の設立総会。「私、1K(岸田)から議連の趣旨についてお話しさせていただきたい」。岸田は軽口をたたき、150人近い議員の笑いを誘った。

 総裁選後に無役となり、発信の場が減った岸田は、議連に並々ならぬ意欲で臨んだ。こだわったのが安倍政権の中枢を担った「3A」の結集だ。岸田は3人のもとに足しげく通い、参加の承諾を取りつけた。安倍とは2週間に1回ほど会っている。

    ◎

 前回総裁選から、岸田の戦略は変わらない。安倍の意向が反映される細田派(96人)と麻生派(53人)の支持に狙いを定める。

 岸田は政策面で安倍との距離を縮めようと、腐心している。4月には、安倍が前向きな敵基地攻撃能力の検討を柱にした外交・安全保障に関する提言を公表した。「軽武装・経済重視」の伝統を重視してきた宏池会はハト派色が強い。

 「宏池会の伝統とちょっと違う気がします。誰かに言われたんじゃないですか」。岸田派事務総長代行の三ツ矢憲生は安倍の影を感じ、食ってかかると、岸田は「安倍さんから直接言われたわけじゃない」と否定した。「ハト派路線と安全保障の現実路線は矛盾しない。『中国様様』では、国民は宏池会についてこない」。岸田は周囲に語る。

 麻生との接近の代償に、宏池会の前任会長である古賀誠との関係は冷え込んでいる。麻生と古賀は共に福岡を地盤とし、激しい政争を展開してきた。「出る、出ると言うばかりでは不安だ、という人も派内にいる。信念がなければ政局にしちゃいけない」。5月11日、事務所を訪れた岸田に、古賀は厳しい言葉をぶつけた。

 ツケを払ってまで安倍と麻生に接近する岸田だが、2人が「菅支持」という現実は変わらない。安倍は5月3日のテレビ番組で、菅の総裁再選支持を明言した。大型連休明け、岸田は安倍の事務所を訪ね、「再選支持ということですか」と念を押した。安倍は「うん」と短く返した。

 「『1K』は、孤立のKみたいだ」。険しい道のりに、時に弱音が漏れる。

    ◎

 岸田以上に苦境にあるのが、前回総裁選で3位に沈んだ元幹事長の石破茂だ。

 6月24日、党本部幹事長室。石破は、幹事長の二階俊博に、石破派衆院議員の八木哲也への次期衆院選での「特例」適用を求めた。八木は73歳。3回連続で愛知11区で敗れ、比例復活で当選している。党の内規では原則、次は比例重複の立候補は認められない。石破は「とにかく立派な人なので、よろしく頼みます」と懇願した。

 総裁選で敗れて以降、石破には遠心力が働いている。離脱者が相次ぎ、石破派は17人に縮まった。「面倒見が悪い」と評される石破が幹事長室に駆け込んだのは、さらなる目減りを避ける狙いも透ける。

 石破は、安倍内閣時代は安倍批判を繰り返した。「党内野党」の立場は国民の人気につながった一方、同僚議員からは「無責任だ」と不興を買った。菅内閣では政権批判を封印しているものの、存在感の低下というジレンマに直面している。

 孤立を深める石破には、二階がよすがだ。二階は「自民と敵対しているわけでもない」と石破に情けをかける。とはいえ、二階にとり、石破は、万一の時に担ぐ構えを取れる「保険」との見方が専らだ。7月8日、東京都内のホテルで開かれた石破派パーティー。来賓の二階は言い含めるかのように訴えた。「何より団結が必要だ」

 岸田、石破両派内では、次の総裁選は「1回休み」との声が広がるが、その先の保証はない。岸田63歳、石破64歳。世論調査では、「次の首相」として行政・規制改革相の河野太郎(58)、環境相の小泉進次郎(40)が上位に名をつらねる。(敬称略)

6835チバQ:2021/07/17(土) 22:53:06
麻生氏、4度目で勝利
 昨秋の自民党総裁選は、菅義偉首相と岸田文雄・前政調会長、石破茂・元幹事長の三つどもえの構図となった。初出馬の岸田氏が2位となり、4度目の出馬だった石破氏は3位に終わった。

 石破氏は2008年、12年、18年の総裁選も戦った。安倍晋三氏を含む5人が出馬した12年総裁選では、1回目の投票で石破氏が199票で首位となった。だが、過半数を獲得できず、決選投票で安倍氏に敗れた。

 たびたび挑み、総裁の座を射止めた事例もある。01年に総裁となり、熱狂的な支持を得た小泉純一郎氏は3度目、副総理兼財務相を務める麻生太郎氏は4度目の立候補でそれぞれ勝利をつかんだ。

6836チバQ:2021/07/18(日) 08:48:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/be8f1fa03392b92e14d42958b9c036651444422d
「長男後継」「夜の銀座離党」、不祥事の後始末巡り自民に火種…[政治の現場]決戦の足音<4>
7/18(日) 5:00配信
読売新聞オンライン
 原則に徹するか、温情を優先させるか――。自民党が不祥事後の対応を迫られている。

(写真:読売新聞)

 7日夕。元農相の西川公也が党本部を訪ね、幹事長の二階俊博ら幹部の部屋を回った。次期衆院選不出馬を表明した西川は、自らの後継として衆院栃木2区から長男を出馬させるために奔走している。「しっかりやれ」。二階は、かつて二階派の事務総長を務めた西川を励ました。

 西川は昨年12月、大手鶏卵会社「アキタフーズ」前代表から現金を受け取った疑惑で、内閣官房参与辞任に追い込まれた。「政治とカネ」の問題を抱える西川だが、二階派を後ろ盾に強気だ。

 栃木県連が実施した公募には15人が手を挙げた。その中には、西川の長男で県議の鎭央(やすお)もいた。選考委員会は6月2日、最終選考に残った4人のうち、論文や面接審査の合計得点がトップだった県議(当時)の五十嵐清を後継に内定した。長男が落選したことに、西川は猛反発した。

 「地元の声が反映されていない」「事前の世論調査では息子が上回っていた」――。翌3日、党本部に駆け込み、公募に問題があったと二階に訴えた。

 2017年衆院選で落選した西川は現職議員ではないが、現在も二階派に名を連ねる。栃木県から度々上京し、党本部への「ロビー活動」を続け、テレビカメラの前に立ち、公募の不備を訴えたこともある。

 「びた一文譲るな」。派閥の最高顧問で元衆院議長の伊吹文明も、旧中曽根派時代から行動をともにする西川を支援する。伊吹は、鎭央の仲人も務めた間柄だ。

 「刷新」をアピールするはずの後継選びは、泥沼にはまった。派閥同士の争いに発展する火種もくすぶる。

 公募で選ばれた五十嵐は、県連会長で外相の茂木敏充の元秘書だ。茂木は竹下派会長代行でもあり、二階派内では「茂木が五十嵐をねじ込んだのでは」と不信感が広がる。選挙対策委員長の山口泰明は「県連の公募手続きに瑕疵(かし)はない」との立場を貫くが、茂木と同じ竹下派で、表立っては動けない。

 二階派は「2人とも無所属で出馬」という落とし所を探るが、県連は不満だ。栃木2区は野党系が2回連続で議席を獲得しており、保守分裂選挙となれば苦戦は免れないからだ。

 「西川さんのところは、どうなってるの」

 首相の菅義偉は6月24日昼、首相官邸で昼食を共にした総務会長で栃木県連会長代行の佐藤勉に、こう切り出した。「複雑なんです。幹事長室で預かってもらっています」。佐藤は言葉少なに答えた。

 「何とか戻してもらえませんかね」

 6月中旬、副総理兼財務相の麻生太郎は、大臣室に陳情に訪れた元官房長官の河村建夫に向かって、逆に頭を下げた。河村は二階派の会長代行を務める。

 麻生の願いは、麻生派事務局長だった松本純(神奈川1区)の復党だ。松本は2月、緊急事態宣言下に東京・銀座のクラブに深夜まで滞在した問題で、大塚高司(大阪8区)、田野瀬太道(奈良3区)とともに離党に追い込まれた。それぞれ竹下派、石原派に属していた。

 党内では、次期衆院選を無所属で勝ち抜き、みそぎを済ませてから復党するのが規定路線とみられてきた。ただ、無所属での出馬は、比例選に重複立候補できないなど不利な条件が重なる。「落選して国会議員でなくなれば、復党どころではない」(麻生派中堅)。松本は自他ともに認める麻生の最側近だ。麻生は、二階や山口ら党幹部に衆院選前の復党を働きかけている。

6837チバQ:2021/07/18(日) 08:48:46
 新型コロナウイルス対応で我慢を強いられる国民に、早期の復党がどう映るか。「身内に甘い」と批判を浴びるのは容易に想像がつく。「何の罪もない自民党の候補者たちが指弾を浴びる」(元幹事長・石破茂)と、党内では慎重論が根強い。

 「復党は今じゃない」。東京都議選の投開票を控えた6月下旬、菅は周囲にこう語った。徒手空拳で都市部の横浜で強固な地盤を築いた菅は、世論の動向に敏感だ。都議選の「敗北」で復党へのハードルはさらに上がった。それでも、政権の要の一人である麻生の意向は、むげに出来ない。

 党総裁として、どう「後始末」をつけるか。判断を誤れば、手痛いしっぺ返しが待っている。(敬称略)

自民、何度も苦い経験
 自民党は、不祥事が響き、国政選で厳しい審判を受けた苦い経験を持つ。

 1989年参院選は、消費税導入と重なるように起きたリクルート事件に、宇野宗佑首相(当時)の女性問題が重なり、強烈な逆風が吹いた。30議席減の36議席と大敗し、宇野首相は投票日翌日に退陣表明した。

 92年には、金丸信・元副総裁への5億円のヤミ献金などが発覚した東京佐川急便事件が起きた。政治不信が高まる中で迎えた93年衆院選では、自民は過半数に届かず、選挙後、「非自民」の連立内閣が発足。自民は55年の結党以来、初めて政権の座から転落した。

 「日本の国は天皇中心の神の国」発言などで批判を浴びた森内閣で臨んだ2000年衆院選では、自民は37議席減らし、過半数を割り込んだ。

6838チバQ:2021/07/18(日) 16:18:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/7ace2c8c2e3e5f841b999e660647c96012fe273c
かつて自民「最大勢力」竹下派の後継誰に 迫られる世代交代、茂木氏が有力…派内に異論も
7/18(日) 9:40配信

西日本新聞
自民党本部

 自民党竹下派の会長を務める竹下亘元総務会長(74)が政界引退を表明し、派閥トップを誰が引き継ぐのかが注目されている。近年は首相の座から遠ざかっているとはいえ、所属議員52人と党内第3の勢力を保ち、政局にも一定の影響力がある存在。会長代行を務める茂木敏充外相(65)が有力視されるが、派内に異論もくすぶっており、一致結束できるかは不透明だ。


 「平成研究会(竹下派)の運営については、仲間たちとしっかり話し合い、引き続き政治のど真ん中で汗をかく政策集団であり続けたい」。8日、竹下氏は派閥幹部に託した文書で、円滑な後継選びに期待を寄せた。ただ、記者会見で文書を代読した山口泰明事務総長も今期限りの引退を表明しており、迫られる世代交代を前に派内には動揺も広がる。

 2019年に食道がんを公表した竹下氏が長期療養で不在の間、会長代行として運営を託されてきた茂木氏が順当との見方が強い。しかし、現在も影響力を残す青木幹雄元参院議員会長と距離があり、派閥幹部は「参院側を納得させられるかが課題だ」と懸念を示す。

 候補には加藤勝信官房長官(65)も取り沙汰される。安倍晋三前首相が月刊誌のインタビューで「ポスト菅義偉首相」として茂木氏などと並んで名前を挙げた。厚生労働相や党総務会長を歴任し、経歴も知名度も十分だが「派閥で汗をかいておらず、派内に仲間が少ない」(若手議員)と厳しい見方も。事務総長には小渕優子元経済産業相(47)を推す声が多く「将来の会長候補の足掛かり」(党関係者)と目されている。

 竹下氏の兄登氏や小渕氏の父恵三氏ら首相を輩出し、かつて党内最大勢力を誇ったが、近年は有力な首相候補がいない。18年には、党内における存在感の低下を理由に額賀福志郎前会長が参院側から交代を迫られる騒動が起きた。

 昨年の総裁選でも派内から総裁候補を出すよう若手議員が声を上げた経緯もある。派閥幹部は「誰が新会長になっても総裁選への姿勢次第では見放されかねず、派内の結束に苦労するだろう」と話す。 (森井徹)

西日本新聞社

6839チバQ:2021/07/18(日) 16:20:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/05d511a279e1f5884aaf4bb57a86332e3348db5e
下野した時の雰囲気に似てきた・心がこもってない…菅政権に自民県連から苦言続々
7/18(日) 12:47配信

読売新聞オンライン
 菅政権の新型コロナウイルス対策や、低下傾向の内閣支持率に関して、自民党栃木県連幹部から17日、苦言が相次いだ。今秋行われる次期衆院選を前に、同党の危機感が表面化している。

 県連副会長を務める船田元・衆院議員は宇都宮市で開いた自身の支持者との会合で、支持率の低迷について「自民党に対する風当たりがとても強い。2009年に下野した時の雰囲気に非常によく似てきた」と指摘。コロナ対策への不満の高さや党議員の不祥事を理由に挙げ、「政府・自民党が一から出直す気持ちで対応するよう訴えたい」と述べた。

 同席した県連顧問を務める福田知事も「(政権に)国民に寄り添う姿勢がない。心がこもっていないから、国民は信頼を置けない」と苦言を呈した。県連副会長の高橋克法・参院議員も「自民党は今大きな危機だ。何とかしないといけない」と述べた。

6840チバQ:2021/07/19(月) 19:41:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/b94414886812d1f00d2f71bb26cb5bfacc341493
支持率「暴落」菅政権の裏で、「ポスト菅」に急浮上した「意外な人物」の名前
7/19(月) 7:02配信

1203
この記事についてツイート
この記事についてシェア
現代ビジネス
支持率は「最低記録」を更新
菅義偉首相[Photo by gettyimages]

 政権発足時のあの高支持率は、果たして幻だったのか。共同通信やテレビ朝日、フジ産経合同調査に至るまで、菅政権の内閣支持率がまた最低を記録した。7月17日に公表された毎日新聞の全国世論調査では内閣支持率は30%で、不支持率はその倍以上の62%に至っている。菅義偉首相が「最も気にしている」と言われるNHKの調査でも7月の内閣支持率は33%と、第2次安倍政権時を含めても歴代最低の数字になっている。

【写真】「菅さん、あなたに総理はムリだったね」全国民が思っていること

 さらに7月16日に公表された時事通信の世論調査では、「菅政権が続いてほしい期間」は「今年9月末の総裁任期まで」が最多の49.4%。「次の総裁任期(3年間)満了まで」の18%と「早く辞めてほしい」の17.3%がほぼ拮抗し、次期首相も菅首相に就任してもらいたいと希望するのは3.9%にすぎない。国民は概ね菅首相の穏やかで速やかな退陣を願っているということがわかる。

 ではなぜ菅政権の支持率が低迷するのか。それは政策の行き詰まり感が最も大きいことが原因だ。

 西村康稔コロナ担当大臣は金融機関や酒類販売業者を使って飲食店に圧力をかけようとし、河野太郎ワクチン担当大臣は2か月もワクチン調達の遅れを黙っていた。新型コロナウイルス感染症対策は菅政権の目玉であり、それを支える2人の大臣による「国民への不義理」が露呈したわけだ。国民の怒りは大きく、その影響は決して小さくない。

 政権が末期状態であることは、7月8日の首相会見を見ても明らかだ。この時、挙手していなかった日テレの記者が指名されたことが問題になったが、実際にはそうした指名はこの日の会見で筆者が確認した限り、少なくとも2例もあった。そして菅首相はこれら記者の質問に対してほとんど手元の原稿を見て答えていたのだ。

とうとうお膝元で「反乱」が…
横浜市長選への出馬を決めた小此木八郎氏[Photo by gettyimages]

 こうした現実が国民に伝わらないはずがなく、内閣支持率の低迷に繋がるのだが、それは政権の足元のみならず、菅首相の地元にも及んでいる。8月8日告示22日投開票の横浜市長選に、小此木八郎前国家公安委員長が出馬する予定だ。

 菅首相が建設大臣や通産大臣を務めた故・小此木彦三郎氏の事務所に秘書として入ったのは1975年で、小此木氏が小学生の頃だった。同じ頃に菅首相の妻である真理子夫人も小此木事務所に住み込みで働いており、現在では菅夫妻と彦三郎氏の三男の小此木氏の立場は逆転したともいえるのだ。

 よって小此木氏の横浜市長選出馬は、ある意味で菅首相に対する“意趣返し”ともいえるだろう。小此木氏の主張は横浜港・山下埠頭へのIR誘致の取りやめで、IRを観光政策の目玉とする菅首相の意向とは180度異なる。

 また自民党横浜市議団の中にはIR賛成派もいるため、IR誘致をとりやめるとなると、市議団全員の応援は得られない。そうしたリスクをあえて冒しながら小此木氏が横浜市長選に出馬するのは、やはり菅首相に対するアンチテーゼを示したとしか思えない。

 さらに小此木氏の出馬によって別の自民党系の有力候補の出馬の可能性がなくなり、これまで横浜市政を支配してきた菅首相のルートが細る可能性もある。小此木氏が巻き起こそうとした“身内の乱”は、菅首相の政治力に小さくない影響を与えることになる。

6841チバQ:2021/07/19(月) 19:41:52
「ポスト菅」に浮上した意外な人物
「3A」と呼ばれる安倍晋三前首相、麻生太郎財務相兼副総理、甘利明税調会長[Photo by gettyimages]

 そうした足元を見透かすように、ポスト菅や重要ポストを巡る動きが始まっている。岸田文雄前政調会長は先月11日に「新たな資本主義を創る議員連盟」を立ち上げ、安倍晋三前首相や麻生太郎財務相兼副総理、そして甘利明税調会長の“3A”を取り込んだ。その4日後には二階俊博幹事長が「自由で開かれたインド太平洋推進議連」を発足させ、安倍前首相を最高顧問に迎えている。

 これらは「安倍前首相の争奪戦」に見えるが、そうではない。実は安倍前首相自身が“プレーヤー”にならんばかりに活動しているのだ。

 5月17日には退陣後初めてテレビに出演し、いちおう次期総裁選での「菅支持」を表明した。同月発売の月刊誌のインタビュー記事では、ポスト菅として岸田、茂木、加藤、下村の4名を挙げている。

 6月25日には前橋市内で講演し、北関東ブロック選出の中曽根康隆衆議院議員(二階派)が狙っている群馬1区の公認に現職の尾身朝子衆議院議員を強く推した。また7月10日には新潟2区を鷲尾英一郎衆議院議員(二階派)と競っている細田健一衆議院議員の国政報告会で講演し、「公認候補は細田議員になることが決まっていると言ってもいい」と述べている。

 また安倍前首相は7月11日には苫小牧市で講演し、「自民に厳しい風が吹いている」と警戒感をあらわにした。7月15日には学生対象のニコニコ動画の番組に出演。その他にも記者団を引き連れて議員会館内を移動している姿を何度も見かけた。

 地元山口県では、3区を巡って河村建夫元官房長官と林芳正元文科大臣が争っているが、林氏が衆議院に鞍替えした後の参議院山口県選挙区を比例区選出の北村経夫参議院議員が受け継ぐという話が浮上しているのは、安倍前首相にとって悪いことではない。細田派所属の北村氏の祖母は天照皇大神宮教の開祖で、戦犯として巣鴨プリズンに収監された故・岸信介元首相を「10年以内に首相になる」と予言するなど、岸・安倍家と繋がりは深いからだ。

 その林氏が衆議院に鞍替えするのは参議院議員では首相を目指せないことが理由だが、衆議院選挙の後に自民党総裁選が行われると、それに出馬する可能性は高い。

 東大法学部卒、ハーバード大学院ケネディスクール修了という華麗な経歴を持つ林氏は、農水大臣や文科大臣の他、経済再生担当大臣や大蔵政務次官などを務めた政策通。福田康夫改造内閣の時には1か月だが防衛大臣を務め、参議院外交防衛委員長の経験もある。いわば政策ではオールマイティの上に、大きなスキャンダルやミスといった失点がない。

 石破茂元幹事長や小泉進次郎環境大臣、河野太郎ワクチン担当大臣のように世論調査で「将来の首相」として名前が上がっているわけではないが、あれはメディアでの露出度の反映にすぎない。“傷のない”林氏には党内での期待も少なくなく、次期衆議院選で山口3区がクローズアップされると、一躍注目株になる可能性もある。

 いずれにしても、ひとつの太陽が沈みつつあるが、日本の本当の夜明けはいつになるのだろうか。

安積 明子(政治ジャーナリスト)

6842チバQ:2021/07/20(火) 10:11:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2f3a57c03a10c8301f440ef07f17e930a19cff0
支持率急落しても…「菅降ろし」機運盛り上がらぬ理由
7/20(火) 9:30配信

西日本新聞
自民党本部

 菅義偉内閣の支持率が政権発足以降、初めて3割を切るなど「危険水域」に入りつつある。「選挙の顔」としての菅氏を不安視する声は自民党内に根強くあるものの、トップ交代を求める「菅降ろし」の機運は一向に盛り上がってこない。党内実力者たちがこぞって「菅支持」を表明している上、有力な「ポスト菅」候補に欠けるのが要因だ。

【図解】自民党「実力者」の相関図

 報道各社が先週末に実施した世論調査では、「過去最低」「急落」の文字が並んだ。共同通信によると、内閣支持率は前月より8・1ポイント下がって35・9%。政権運営に黄色信号がともるとされる「2割台突入」を報じた社もあった。

 衆院選を控え、支持基盤の弱い若手からは「菅首相では戦えない」「有権者の信用を失っている」と厳しい指摘が相次ぐ。2012年以降、安倍晋三前首相の下での「大勝」しか知らず、4日に投開票された東京都議選の「敗北」も、党内の動揺を加速させている。

 それでも、「菅降ろし」ののろしは上がらない。最大派閥の細田派に影響力を持つ安倍氏が菅氏支持を鮮明にし、盟友の麻生太郎副総理兼財務相も歩調を合わせる。政局の鍵を握る両雄は「コロナさえ抑えれば経済は自然と上向く」(麻生氏)と首相を鼓舞し、逆に「ポスト菅」の動きににらみを利かせている。

 昨秋の党総裁選で首相と争った岸田文雄前政調会長も石破茂元幹事長もコロナ禍での権力闘争には消極的。「選挙の顔」として若手の期待を集める河野太郎行政改革担当相と小泉進次郎環境相は、互いに閣内に取り込まれていて、首相の“監視下”にある。

 「ワクチンさえ行き渡れば雰囲気は変わる」。強気に繰り返す首相は、希望する全国民にワクチン接種を終える時期を「10〜11月」と明言し、周囲には「俺は政治生命を懸けている」。

 こうした首相の言質を捉え、党内では投開票日をできる限り11月まで引き延ばす案が浮上している。衆院議員任期の10月21日に衆院を解散すれば、公職選挙法の規定により投開票日を最長で11月28日にすることも可能。大規模な経済対策を国民に示し、ワクチン接種の「完結」をもって支持率向上につなげようという算段だ。

 人事刷新で支持率回復を狙う意見も首相の耳には届いているが、「最優先すべきはコロナ対策」と否定的な見解を示している。 (河合仁志)

6843チバQ:2021/07/20(火) 10:49:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/33e7d7db0d7149ab0ab05735cb4923fb3d893b9e
杉田副長官、「官邸の守護神」在職最長に 8年7カ月、高齢で去就焦点
7/20(火) 7:19配信

時事通信
安定的な皇位継承の在り方を検討する有識者会議に臨む杉田和博官房副長官=9日、首相官邸

 官僚機構のトップに立つ杉田和博官房副長官(80)の在職日数が25日に3134日となり、古川貞二郎氏が持つ歴代最長記録を抜く。

【図解】歴代官房副長官(事務)の在職日数

 菅義偉首相や安倍晋三前首相の厚い信頼と張り巡らせた情報網を背景に霞が関を掌握。危機を未然に防ぐ役回りから「官邸の守護神」の異名を取る一方、「萎縮」を招いているとの指摘が出ている。高齢でもあり、今後の去就が焦点だ。

 杉田氏は1966年に警察庁入り。警備・公安畑が長く、警備局長を務めた後、内閣情報調査室長、初代の内閣情報官、内閣危機管理監として97年から2004年まで橋本、小渕、森、小泉の4内閣に仕えた。

 第2次安倍政権が発足した12年12月に事務担当の副長官に起用され、菅内閣でも続投。約8年7カ月にわたり「官邸1強」を裏で支えた。政権が代わっても重用されるのが特徴だ。

 事務の副長官は府省庁の調整が主な仕事。最近の杉田氏は新型コロナウイルスのワクチン接種を加速させるため、防衛省の消極論を押し切って自衛隊による大規模接種を実現させた。

 内閣人事局長も兼務。中央省庁の幹部人事に際しては各事務次官らが事前に説明する「杉田詣で」が起きるが、水面下で駄目出ししたケースもあるという。ある省の幹部は「好々爺(こうこうや)然としているが目は笑っていない」と表情をこわばらせる。

 日本学術会議の会員候補6人を菅首相が任命しなかった問題では、安倍氏から引き継ぎを受けた杉田氏が事実上判断していたことが判明した。

 首相は9月末の自民党総裁任期切れに伴う総裁選に出馬する意向を示した。引き続き政権を担う場合、安定を重視して杉田氏を続投させる可能性がある。一方で、古川氏が03年に退任したのは69歳の時。杉田氏は既にそれより10歳ほど上だ。体に衰えもあるといい、政府関係者の一人は「次の衆院選後の組閣に合わせて退任するかもしれない」との見方を示す。

6844チバQ:2021/07/21(水) 06:40:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/609fb874b18f9219adde49380df1751db55876e9
不祥事相次ぐ魔の3回生、初の試練…「足元見直せ」叱責受け奔走[政治の現場]決戦の足音<5>
7/20(火) 5:00配信

この記事についてツイート
この記事についてシェア
読売新聞オンライン
 追い風しか知らない自民党の「3回生」たちが、試練を迎えている。

【動画】菅首相の似顔絵入り湯飲み、寄せられた注文数は何と…!

(写真:読売新聞)

 「ここまで事態が大きくなったのは、県連との関係作りが疎(おろそ)かだったからだ。もう一度、足元を見直せ」

 6月30日、自民党本部4階の選挙対策委員長室。選対委員長の山口泰明の厳しい言葉に、衆院当選3回の武井俊輔(宮崎1区、岸田派)はうなだれた。

 その3日前、宮崎県連は武井の次期衆院選の公認を党本部に申請しない方針を決めた。武井の公設秘書が6月8日、東京・六本木で衝突事故を起こし、立ち去ろうとしていたことが発覚。車には武井も同乗し、武井所有の車は車検が切れていた。武井は山口との面会後、消え入るような声でつぶやいた。「どこか気が抜けていたのかもしれない」

 「ろくに地元に顔を見せないで、何をしてるんだ」。県議らからは、日頃から関係が希薄な武井への不満が噴出した。県連は公募の実施を求めたが、党本部は現職優先を理由に否定。「公認するなら党本部の責任だ。県連は、それぞれが自主判断で進まざるを得ない」。県連会長で県議の星原透は不満を隠さない。

 武井ら2012年衆院選初当選組は、不祥事が相次いだことから「魔の3回生」と呼ばれる。12年は民主党からの政権奪還の勢いに乗り、自民では119人もの新人が誕生した。14年と17年も安倍政権下で自民は勝利し、3回生は「楽な選挙」しか経験していない。

 今も残る12年初当選組の3回生は79人。新型コロナウイルス対応で菅政権への批判は高まっており、初めて逆風下で衆院選を迎える可能性がある。

 細田派55%、麻生派41%、竹下派43%、二階派45%、岸田派52%――。自民各派閥の衆院議員に占める3回生以下の割合だ。若手の戦いは派閥の盛衰に直結するため、各派は底上げに躍起だ。

 「私とともに政権を奪還し、3回連続当選を果たした。しかし、次は自民党に厳しい風が吹いている」

 11日、北海道苫小牧市で開かれた細田派・堀井学のパーティー。前首相の安倍晋三は拳を振り上げ、堀井への支援を訴えた。前日には、同派の3回生・細田健一の国政報告会のため、新潟県に駆けつけた。事前に日程調整で訪れた細田に、安倍は「細田君の一番都合のいい日に行くよ」と即答した。

 衆院選後、安倍は出身の細田派に復帰する見通しだ。応援行脚には、「安倍派」への代替わりを見据え、出来るだけ手勢を減らしたくないとの思惑も透ける。

 竹下派は5日と7日、直近の党の情勢調査で数字が悪かった議員らを派閥事務所に順番に呼んだ。

 同派会長代行の茂木敏充ら幹部は、過去の得票資料を突きつけ、活動を事細かに指示した。「業者頼みにせず、自分でポスティングをやれ」。3回生の野中厚(埼玉12区)は、こう発破をかけられた。面談を終えた若手は、険しい表情で事務所を後にした。

 各派でも同様の取り組みが広がるが、肝心の若手からは「地元を歩けといった当たり前のことしか言われない」と不平も漏れる。

 あっさり勝負を投げ出す議員もいる。3回生の安藤裕(京都6区、麻生派)は、財政赤字の拡大を容認する現代金融理論(MMT)に傾倒し、果断な財政出動を求める提言で注目を浴びた。

 ところが、女性問題が浮上し、6月に府連幹部が対応を迫ると、「次は出ません」と明言した。府連会長として事態収拾に汗を流した西田昌司は、「期待をかけてきたが、国会議員に興味がなくなったんやろ」とあきれる。

 村井英樹(埼玉1区、岸田派)や小林鷹之(千葉2区、二階派)ら党で政策立案能力を発揮し、将来を嘱望される3回生もいる。次の選挙を勝ち抜き、当選4回となれば副大臣や閣僚も見えてくる。

 「こんなところに立ってないで、しっかり仕事をやって」。村井は駅頭に立つと、時にこんな声をかけられる。政策作りに励めば励むほど、地元を歩き回る「どぶ板」の時間は削られる。まだ選挙基盤の弱い若手議員は、常にジレンマを抱えている。

 自民では、伊吹文明や塩崎恭久ら多くのベテランが今期限りで退く。どれだけの3回生が荒波を乗り越えられるか。その勝敗には派閥だけではなく、党の浮沈がかかっている。(敬称略)

6845チバQ:2021/07/21(水) 06:40:46
風頼み「チルドレン」
 政権交代可能な2大政党制を目指し、1996年衆院選から導入された小選挙区制は、「風頼み」の議員を大量に誕生させてきた。

 小泉内閣で迎えた2005年の「郵政選挙」では、自民で初当選した83人が「小泉チルドレン」と呼ばれた。当選者数にちなみ「83会」を結成。「料亭に早く行ってみたい」といった軽率な発言が批判を浴びた。民主党に政権交代した09年衆院選では、民主で新人143人が当選。多くは小沢一郎氏が選挙指南したことから、「小沢チルドレン」「小沢ガールズ」と呼ばれ、小沢氏の力の源泉となった。

 安倍晋三氏率いる自民が政権奪還した12年衆院選の初当選組119人は「安倍チルドレン」と称された。

6846チバQ:2021/07/21(水) 10:23:18
https://www.asahi.com/articles/ASP7M4SHXP7HUTFK01Z.html
第2回孤立する首相 「五輪中止」再三の進言、取り合わず
有料会員記事新型コロナウイルス

2021年7月21日 5時00分

[PR]
 昨年9月16日の就任会見を菅義偉首相は新型コロナ対応で切り出し、こんな誓いを立てた。「国民の命と健康を守り抜きます。そのうえで社会経済活動との両立をめざします」

 感染防止対策とコロナ禍で傷んだ経済の再生と、相反するような二つの目標を並行して走らせることにした菅政権。就任以来の軌跡を追うと、そこに潜む構造的な問題があぶり出されていく。

 政権のコロナ対応が最初に大きな注目を浴びたのは、昨秋の第3波のことだった。10月、首相は旗振り役を務めてきた観光支援策「Go To トラベル」で、東京都民や都内への旅行を対象に加えた。全世界からの外国人の入国受け入れも一部再開。経済の活性化にアクセルを踏んだ。

 同時にこのころ、コロナの感染が急拡大した。政府の分科会は11月20日、感染状況が2番目に深刻な「ステージ3相当」と判断された地域はトラベルを一時停止するよう提言。尾身茂会長は「政府の英断を心からお願いしたい」などと運用見直しを求めた。

 政権発足直後に500人前後だった1日の全国の新規感染者数は、5倍近い2500人程度まで増加。西村康稔経済再生相は「勝負の3週間」と銘打ち、集中的なコロナ対策を訴えた。専門家の一人は「『旅行は行っていいのに宴会やってはいけない』というメッセージは混乱を招く」と警鐘を鳴らしていた。

 しかし、政権は感染拡大との影響をあいまいにし、トラベルを止めなかった。首相に近い自民党幹部は「地方はトラベルがあるからやっていける。止める必要はない」。首相側近はこんな見通しを示していた。「感染者が増えれば、国民の警戒感が高まり、自然とピークアウトするのでは」

 首相がようやく全国の一斉停…

6847チバQ:2021/07/25(日) 19:51:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e33eb6bac1c26d48ed29027dd248a7247ab6935
首相は「言葉磨き」で的確な説明を…高村正彦・元自民党副総裁[政治の現場]決戦の足音<8>
7/24(土) 5:00配信

この記事についてツイート
この記事についてシェア
読売新聞オンライン
インタビューに応じる元自民党副総裁の高村正彦氏(15日、東京都千代田区の党本部で)=源幸正倫撮影

 菅首相の特性は、国民のために働く、必要なことは断固やるという思いが強いことだ。

 新型コロナウイルスのワクチン接種目標で「1日100万回」を掲げた際、世間は冷笑したが、現実はそれ以上となった。首相が思い描く通り、希望者全員が10月、11月の早い時期までに2回接種できれば、ワクチンはゲームチェンジャー(流れを変える存在)になり得る。ただ、急がせたあまり、供給が追いつかないという副作用も出ており、十分な手当てと説明が必要だ。

 政治はメッセージか結果かと言えば、結果だ。良い結果を出すために的確なメッセージと説明が必要なことも事実だ。首相も心がけてはいるが、さらに言葉を磨いてほしい。

 首相は昨秋の自民党総裁選で圧倒的多数で選ばれ、1年しかたっていない。「我と思わん者は手を挙げ」とやるのが普通だが、コロナとの戦いという有事では、平時と違った対応も考えられる。具体的にどうするかは、現役の人で決めてもらいたい。

 衆院選に小選挙区制が導入されて、政権選択の側面が強くなり、候補者は党首の人気に頼るようになった。候補者自身も選挙民と信頼関係を築き、どんな状況でも自分だけは生き残るという覚悟と努力が必要だ。

 不平不満を匿名で漏らす議員もいるが、党全体の足を引っ張るだけだ。政権や党幹部の言動に疑義があれば、直言すれば良い。

 細川政権時代(1993〜94年)、自民党の首相・議長経験者で構成する党最高顧問会議の面々が、料亭で懇談し、終了後に取材を受けていた。長老支配の印象を与え、悪評だった。私と谷垣禎一氏(後に自民党総裁)、町村信孝氏(後に衆院議長)らで、会議の事務局長役だった田村元・元衆院議長に進言した。田村氏は憤然としたが、結果として廃止に動いてくれた。

 私は2大政党論者であるから、政権担当可能な野党の出現を心から願っている。立憲民主党は民主党政権時代の失敗を何ら総括していない。安全保障法制を頭から否定し、「徴兵制」が導入されるかのようなパンフレット50万部を作成したこともそうだ。幹部には、立民は新しい政党で民主党とは関係ないという人さえいる。立民で失敗したら、また新たな党を作り、我々は関係ないと言うのだろうか。

 憲法学者の約7割が違憲もしくは違憲の疑いがあると言う中で、自衛隊合憲を当然のこととする立民が憲法への明記に反対というのは訳が分からない。「立憲」民主と名乗る以上、自民以上に憲法への明記を主張するべきではないか。

 自民の河本派会長だった河本敏夫氏(元通産相)は、筋金入りの平和主義者で、旧制姫路高校在学中には、軍事教練の際に反戦演説を行い、放校になった。だが、1991年の湾岸戦争後に、海部内閣がペルシャ湾への掃海艇派遣でしゅん巡した際、私の目の前で、首相と官房長官に「自衛隊を出さないと大変なことになる」と電話で進言した。野党が政権を目指すならば空想的平和主義ではなく、現実的平和主義の固まりを作らないと駄目だ。

 政治家は、国民のために働くことに喜びを感じない人がなると自身が不幸になるし、国民を幸せにはできない。振り子が右に振れようが左に振れようが、自分の頭で現実的、合理的に何が国益かを考えられる政治家が育つことを願う。

 1980年衆院選で初当選。経済企画庁長官として初入閣し、外相、法相、防衛相を歴任した。2000年に旧河本派を引き継ぎ、翌01年に高村派。12年9月から、議員引退後の18年9月まで党副総裁。現在は党憲法改正推進本部最高顧問を務める。79歳。

6848チバQ:2021/07/25(日) 20:25:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/46e0da5d9f84f0cfc286cdc76d557c3f0927de34
稲田氏が著書で独自色…自民保守派は反発、安倍氏も距離
7/25(日) 8:19配信

この記事についてツイート
この記事についてシェア
読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 自民党の稲田朋美・元防衛相=似顔=が独自色を強めている。今月、著書「強くて優しい国」(幻冬舎)を出版し、性的少数者(LGBT)の支援や女性活躍の推進を盛り込んだ。ただ、党内の保守派からは厳しい視線を向けられ、微妙な立場に置かれつつある。

【写真】歴代首相の花押…ローマ字の組み合わせもあった!

 稲田氏はかつて安倍前首相の「秘蔵っ子」として党政調会長や防衛相を歴任し、「次世代の保守派のリーダー」と目された。だが、最近では選択的夫婦別姓をめぐって旧姓を戸籍に併記する案を提唱したほか、LGBTに対する理解増進法案を国会提出しようとした。いずれも、保守派の反発が強いテーマだ。

 19日に出版した著書では、憲法改正や「敵基地反撃能力」の必要性を訴える一方で、ひとり親家庭やLGBTの支援も掲げ、「『保守』とは多様性を認め、寛容ということだ」と訴えた。「20年後の自由で公平で豊かな日本を創るためにどんな重責でも担う覚悟がある」と首相への意欲もつづった。

 そんな稲田氏に、安倍氏は距離を置くようになっている。5月と6月に月刊誌で「ポスト菅」候補として挙げた計7人の中に稲田氏の名前はなかった。

6849チバQ:2021/07/28(水) 13:33:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ba63f022c759c1e8e5c4c3af2077828dcce753a
自民総裁選管、来週にも発足 日程焦点、駆け引き激化へ
7/28(水) 7:11配信

時事通信
自民党本部(東京都千代田区)

 自民党は菅義偉首相の党総裁任期満了(9月30日)に伴う総裁選に向け、来週にも総裁選挙管理委員会を発足させ、初会合を開く。


 複数の党幹部が27日、明らかにした。再選を狙う首相は総裁選を衆院選後に先送りしたい考えとみられるが、総裁選の先行を求める声もあり、日程をめぐる議論が当面の焦点となる。決定期限の8月末に向け、党内の駆け引きが激しくなりそうだ。

 総裁公選規程によると、総裁選管は党所属議員11人からなり、8月末までに総裁選日程を決定し、公表しなければならない。党執行部は党内各派からの委員推薦を週内にも締め切り、新委員の都合が付けば初会合を来週、第2回会合を8月後半に開く方向で調整している。

 初会合は委員長の互選にとどめ、2回目の会合で日程を決めることを想定している。

 9月5日の東京五輪・パラリンピック閉幕後の政治日程は窮屈だ。衆院議員任期満了が10月21日に迫る中、大会成功やワクチン接種進展の成果を掲げて衆院選を乗り切り、総裁選を無投票再選で切り抜けるのが首相の基本戦略とされる。通常なら9月中下旬に行われる総裁選については、まずは両院議員総会決定による短期の「総裁任期延長」を模索するとみられる。

 しかし、思惑通りに運ぶ保証はない。報道各社の内閣支持率は過去最低水準に落ち込み、党内では「菅首相は選挙の顔にならない」(岸田派中堅)と衆院選前の総裁交代を求める声がくすぶる。新型コロナウイルスの東京都の新規感染者数は27日に過去最多を記録。今後、感染拡大の責任を問う声が強まる可能性も否定できない。

 「総裁任期延長」に理解を得られない場合、9月中下旬の総裁選実施をいったん決めた後に衆院解散に踏み切り、総裁選を「凍結」するシナリオも取り沙汰される。ただ、執行部にも「あまりテクニカルに考えない方がいい」(二階俊博幹事長)との声があり、先行きは不透明だ。

6850チバQ:2021/07/30(金) 23:16:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/04c3c8a9174f1a91753b0d727911d856006ead6e
自民、総裁選へ動き本格化 「衆院選前か、後か」焦点
7/30(金) 23:03配信

産経新聞
東京・永田町の自民党本部

自民党は近く菅義偉首相の総裁任期満了(9月30日)に伴う総裁選の管理委員会を立ち上げ、準備を本格化させる。昨年9月の総裁選は安倍晋三前首相の予期せぬ降板を受け「簡易型」で実施したが、今回は党員・党友投票による本来の「フルスペック」で行うことを前提に調整を進める。任期満了を10月に控えた衆院選に先行して総裁選を実施するのか否かも注目される。

簡易型に「党員軽視」批判

総裁公選規程では、投票日を「任期満了日前10日以内」とし、8月末までに日程を公表すると定めている。今回も同月内に結論を出す流れで、総裁選選管は同月3日に初会合を開き、経験者の野田毅元自治相が委員長に選出される見通しだ。

総裁選は原則、党大会で国会議員票と党員票で争われる。ただ、前回は安倍氏の後任を早期に決める必要があったため、国会議員票と都道府県連の代表者各3人による投票で菅首相が新総裁に選ばれた。

一方、簡易型の総裁選には「党員軽視」との批判がつきまとう。野田聖子幹事長代行は20日の記者会見で「原理原則に基づき、全党員の一票一票の積み重ねで民主的に決めるべきだ」と強調した。こうした意見を踏まえ、党ベテランは「フルスペックの総裁選をやる方向だ」と語る。

無投票再選の道筋

衆院選と総裁選の時期も焦点となる。総裁選をめぐっては9月上旬の告示、下旬の投開票という日程が想定されている。しかし、続投に意欲を示す首相が総裁選告示直前などに衆院解散に踏み切れば、総裁選は衆院選後に先送りとなる公算だ。

首相を支える党執行部はこれまで衆院選後の総裁選を想定してきた。衆院選に勝てば首相の功績となり、無投票再選の流れができるとの計算があった。ただ、最近は総裁選先行論が強まっている。有力な対抗馬が見当たらないなど無投票再選の道筋を見いだしつつあるためだ。首相に近い党重鎮は「時期がくれば淡々とやればいい」と語る。

内閣支持率は感染者数次第

とはいえ、新型コロナウイルス対策が批判されている菅内閣の支持率が低迷を続ければ、党内から「総裁選で『選挙の顔』を変えるべきだ」との声が強まる可能性がある。党関係者は「感染者が増えると支持率は下がる。8月の支持率が重要だ」と述べており、総裁選日程をめぐる駆け引きはしばらく続きそうだ。(広池慶一)

6851チバQ:2021/07/30(金) 23:17:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/865aad1091eaa0d311e668e7d3b5ad0367d79fa1
安倍晋三氏の不起訴不当に地元賛否 衆院選への影響憂える山口県議
7/30(金) 20:27配信

毎日新聞
「桜を見る会」前夜祭を巡る安倍晋三前首相の公職選挙法違反容疑について「不起訴不当」とした検察審査会の議決書を張り出す職員=東京都千代田区で2021年7月30日午後3時、竹内紀臣撮影

 安倍晋三前首相(66)の後援会が主催した「桜を見る会」前夜祭の収支を政治資金収支報告書に記載しなかったとして政治資金規正法違反(不記載)と公職選挙法違反(寄付の禁止)容疑などで告発され、不起訴(容疑不十分)処分となった安倍前首相について、東京第1検察審査会は「公選法の不起訴は不当」と議決した。


 安倍前首相の地元・山口県下関市では、検察審査会の判断に賛否の声が上がった。

 市内の無職女性(86)は「何か問題があるから不起訴不当になったのだと思う。お父さんの代から応援してきたが、安倍さんは問題が多くてもう支持できない。再捜査するなら徹底的にしてほしい」と話す。会社役員の男性(70)も「安倍さんを支持した人を優遇し、接待する場と化していたのが『桜を見る会』の実態だ。安倍さんが補塡(ほてん)を知らなかったはずはなく、まさしく寄付だと思う」と述べ「審査会の判断を受けて、検察は全体像をしっかりとらえて判断すべきだ」と語気を強めた。

 一方、「桜を見る会」に呼ばれた経験のある会社社長の男性(61)は「検察にも呼ばれて何度も説明したが、会費は料理の割には高すぎると感じた。事務所の補填を聞いた時は驚いたが、周囲の誰も寄付や供与を受けたなんて思っていなかった」と強調。「審査会が判断したのなら、もう一度しっかり捜査すればいい。それで終わりにしてほしい」と続けた。

 県政界の反応もさまざまだ。自民党県議は「もう一回、捜査するというならそれを待つしかない。秋の衆院選に影響がなければいいが」と憂慮し、共産党の県議は「このまま終わるようでは市民、国民を冒とくしているとしか思えない。今回の決定には司法、検察の姿勢が問われている」と話した。【大坪菜々美、林大樹】

6852チバQ:2021/08/01(日) 09:39:23
あえら
https://news.goo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2021073100002.html
安倍前首相の総裁選で再々登板は絶望的 桜を見る会不起訴不当で「被疑者」へ逆戻り  
2021/07/31 09:16AERA dot.

安倍前首相の総裁選で再々登板は絶望的 桜を見る会不起訴不当で「被疑者」へ逆戻り  

「桜を見る会」で挨拶する安倍晋三前首相(C)朝日新聞社

(AERA dot.)

 安倍晋三前首相の政治団体が「桜を見る会」前日に主催した前夜祭の収支を巡り、東京第一検察審査会は、公選法違反や政治資金規正法違反の疑いで刑事告発された安倍氏と元公設秘書を不起訴とした東京地検特捜部の処分について、一部を「不当」と議決した。



 東京第一検察審査会の議決書には、<本件不起訴処分は、被疑者安倍晋三について、公職選挙法違反及び政治資金規正法違反は不当である>と冒頭に記されている。

 検察審査会が安倍前首相に対して「不起訴不当」と判断した理由について、前夜祭で安倍前首相側が地元有権者の費用の一部を支払っていたことが公職選挙法の有権者への寄附行為にあたること。そして支払った金額を政治資金収支報告書に記載していなかったことは、政治資金規正法違反にあたるのではないかと指摘している。自民党閣僚経験者は「不起訴不当」の一報を聞き、こう語る。

「すでに終わった事件と思っていた。不起訴不当で再捜査となると安倍前首相はしばらくは表舞台には出ることができない。キングメーカーとして動けず、政局はますます、流動化する」

 すでに昨年12月、捜査していた東京地検特捜部は、安倍前首相に対して嫌疑不十分と判断。元公設秘書のみ略式起訴され、罰金を納めた。それが一転「不起訴不当」の判断となった。

 議決書では、東京地検特捜部の捜査や判断についてこう記していた。

<前夜祭における会費収入を上回る費用が発生し、その不足額を(安倍前首相の)後援会側が補てんした事実が認められるものの、寄附を受けた側に、寄附を受けた認識があったことを認定する証拠がないとする。しかし、寄附の成否は、あくまで(前夜祭に参加した)個々に判断されるべきであり、一部の参加者の供述をもって参加者全体について寄附を受けた認識に判断の目安をつけるのは不十分>

 特定の参加者の供述だけで寄附ではないとした特捜部の判断に疑問を呈していた。そして、安倍前首相のついてはさらに踏み込んでいる。

<被疑者安倍の犯意について(会費の)不足額の発生や支払等について、秘書と被疑者安倍の供述だけではなく、メール等の客観的資料も入手した上で被疑者安倍の犯意の有無を認定すべき>

<十分な捜査を尽くしたうえでこれを肯定する十分な証拠がないとは言いがたく、不起訴処分の判断には納得がいかない>

6853チバQ:2021/08/01(日) 09:39:41
特捜部に対し、安倍前首相の事情聴取だけにとどまらず、客観的証拠などを精査し、より突っ込んで捜査すべきと強く求めているのだ。今後、特捜部は安倍前首相を再捜査することになる。

 公職選挙法違反容疑で、議員辞職に追い込まれた菅原一秀元経産相は、検察審査会で「起訴相当」と議決された。だが、安倍前首相の場合は、一つ手前の「不起訴不当」。

 再捜査で安倍前首相に被疑事実がないとされた場合は、そのまま不起訴となる。だが、検察幹部はこう胸の内を語る。

「検察審査会に担当検事が呼ばれたことは聞いていた。しかし、今回、不起訴不当が出るとは思いもしなかった。検察審査会は一般市民が申し立てを受けた事案について判断を下す。検察と市民感覚の違いを痛感させられた。議決書をよく読むと、特捜部の捜査は甘い、相手が首相なので忖度したんじゃないかと読める。政治、検察への不信感が滲み出ている。これまで不起訴不当であれば、再捜査でも不起訴が定番だったが、今回はそう簡単にはいかないのではないか。検察にとっても大きな試練だ」

 一方、安倍前首相はこうコメントした。

「検察当局が厳正な捜査を行い、全面的に協力をしてまいりました。その結果、不起訴との判断が示されたと承知をしています。今後、当局の対応を、静かに見守りたい」

 一般市民が判断する検察審査会。7年8か月続いた安倍一強の長期政権下で、桜を見る会だけでなく、疑惑はいくつもあった。国民の政治不信を率直に表現しているのが、議決書の<まとめ>の部分だ。

<「桜を見る会」は税金を使用した公的な行事であるにもかかわらず、本来招待されるべき資格がない後援者の人達が多数参加しているのは事実であって(中略)厳格かつ透明性の高いものにしてもらいたい>

 安倍前首相の「桜を見る会」の私物化をこう疑問視していた。

<「桜を見る会前夜祭」の費用の不足分を現金で補てんしているが、現金の管理が杜撰。(中略)疑義が生じないように証拠書類を保存し、透明性のある資金管理を行ってもらいたい>

 税金が発生しない「特別扱い」の政治資金について、厳格であるべきとも指摘。そして最後に以下のように締めくくっていた。

<政治家はもとより総理大臣であった者が、秘書がやったことだと言って関知しないという姿勢は国民感情として納得できない。国民の代表者である自覚を持ち、清廉潔白な政治活動を行い、疑義が生じた際には、きちんと説明責任を果たすべきと考える>

「前夜祭」について、安倍前首相は国会で虚偽答弁を繰り返した。まったく説明責任を果たしていないことを議決書は痛烈に批判しているのだ。前出の自民党閣僚経験者がこう言う。

「菅原氏の時もそうだが、検察審査会は怖い。五輪の開会式は不参加だったが、安倍前首相は台湾訪問を公表したばかり。秋の解散総選挙、自民党総裁選を見据えて、キングメーカーに上り詰める、場合によっては再々登板も視野に入れた動きをしていた。今回の検察審査会の不起訴不当は大誤算だったはず。安倍前首相は手足を縛られ、動きは止めざるを得ないだろう」

「次の一手」が封じられつつある安倍前首相。東京地検特捜部の再捜査に注目が集まる。
(AERAdot.編集部 今西憲之)

6854チバQ:2021/08/01(日) 09:50:22
https://www.tokyo-np.co.jp/article/120868?rct=politics
選手の活躍「政権に力」 五輪開催で自民河村氏
2021年7月31日 18時08分 (共同通信)
 記者団の取材に応じる河村建夫元官房長官=31日午後、山口県宇部市
 記者団の取材に応じる河村建夫元官房長官=31日午後、山口県宇部市

 自民党の河村建夫元官房長官は31日、東京五輪で日本代表選手が活躍すれば、秋までにある次期衆院選に向けて政権与党に追い風となるとの認識を示した。山口県萩市の会合で「五輪で日本選手が頑張っていることは、われわれにとっても大きな力になる」と述べた。
 新型コロナウイルスが感染再拡大する中での五輪開催に批判的な声があることには「五輪をやっていなくてもコロナが増えていたと思う」と主張し「五輪がなかったら、国民の皆さんの不満はどんどんわれわれ政権が相手となる。厳しい選挙を戦わないといけなくなる」とも語った。

6855チバQ:2021/08/01(日) 09:51:06
https://www.tokyo-np.co.jp/article/120710?rct=politics
菅首相、開催基準示さぬまま五輪に突入した責任に言及せず 本紙の質問はぐらかし続ける
2021年7月30日 23時39分
<民なくして 2021年夏>
 菅義偉首相は30日の記者会見で、東京五輪を中止しない考えをあらためて示した。だが、本紙が開幕前の4月以降、首相の会見で繰り返し質問した感染拡大につながるリスクへの認識や、開催の可否を判断する基準は一度も正面から説明していない。国民の不安と疑問に向き合わず、感染拡大を抑えることもできず、自ら「異例」と認める緊急事態宣言下の五輪に突入した責任にも言及しないままだ。(木谷孝洋)
◆科学的根拠なく「安全・安心」繰り返す
 首相は30日の会見で「東京五輪・パラリンピックを予定通り開催するか」と問われ「自宅でテレビ観戦してもらえるようにしていきたい」と答えた。
 本紙が質問した4月以降の首相会見で浮かび上がったのは、科学的な根拠や基準を示さず「安全・安心な大会を実現する」と繰り返す首相の説明姿勢だ。

◆論点ずらし責任回避
 4月23日の会見で「国民の命を守ることより五輪が優先されていないか」と指摘し、開催を判断する際のコロナ感染状況の基準を示すよう求めた。首相は「IOC(国際オリンピック委員会)が開催の権限を持っている」とかわし「安全・安心な大会にするために東京都、組織委員会、政府でさまざまな対応を取っている」と強調。具体策で触れたのは、海外からの観客受け入れを見送る従来の方針だけだった。
 本紙は5月14日に再度、開催基準を設けて判断すべきだと投げかけた。首相は「感染拡大を食い止め、国民の命と健康を守ることが最優先だ」と答え、ワクチン接種の加速や入国する大会関係者の絞り込みなどの対策を並べただけ。基準には触れずに、またも「安全・安心の大会実現は可能」と言い切った。
 緊急事態宣言中の同28日には、宣言下で五輪の開催は可能かと質問。IOCのコーツ調整委員長が「もちろんイエスだ」と明言していたためだが、首相は直接答えず「当面は宣言を解除できるようにしたい」と論点をずらした。
 にもかかわらず、東京に4度目の宣言を発令することを表明した7月8日の会見では、冒頭に「宣言の下で異例の(五輪)開催となった」と発言。宣言の有無に関係なく「五輪ありき」だったことを事実上認めた。五輪開幕後の27日には、東京都の新規感染者数が過去最多の2800人超に達し、官邸で記者団が「中止の選択肢はないのか」と問うと「ない」と明言している。
◆上西教授「メディアは責任問題を指摘し続けて」
 安倍政権時代、閣僚らが意図的に論点をずらしたり、すり替えて答えていると批判した法政大の上西充子教授は、首相の説明について「五輪に関する疑問点に一切答えず、言質を与えない姿勢に徹している。五輪に関する責任が大きいが故に、その責任を回避しようとしている」と指摘。「日本選手のメダル獲得が続けば世論も沸き立つと考えているのだろうが、メディアは首相の責任回避について問題点を指摘し続けるべきだ」と話す。

6856チバQ:2021/08/03(火) 10:30:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/25c2ea6ca78f7864aa5d0e3465503ce3262a4e06
資金パーティー、3度目延期 コロナ下、衆院選控え苦悩 自民2派
8/3(火) 7:07配信

時事通信
新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言下の自民党本部=2日午後、東京都千代田区

 自民党二階、石原両派は2日、東京都への緊急事態宣言の期限が8月31日まで延長されたことに伴い、政治資金パーティーの開催時期を延期した。

 新型コロナウイルス感染が急拡大する中で実施すれば世論の反発を浴びかねないためだ。ただ、秋の衆院選を控え「軍資金」の確保は不可欠で、対応に頭を悩ませている。

 両派は当初、いずれも6月に開く予定だった。しかし、累次の宣言発令や期間延長を受け、それぞれ3度目の延期を決定。新たな日程について二階派は未定で、石原派は9月15日とした。

 二階派関係者は「9月になると思う。今週中には決めたい」とした上で、「コロナの状況や党総裁選、衆院選が入るかもしれないと考えると先が読めない」と表情を曇らせる。石原派関係者は「衆院選へ金があるに越したことはないが、他派閥に先んじるのは避けたい。日程に余裕がなく開催は運次第だ」と漏らした。

 自民7派閥のうち、パーティーを実施していないのは4派。細田派は9月6日、竹下派は同7日の予定だ。竹下派幹部は「宣言下で開いたら笑われる」と述べ、感染状況によってはさらなる延期の可能性を示唆した。

 一方、麻生派は4月、岸田、石破両派は7月にそれぞれ、東京都が宣言中ではない期間に済ませた。ただ、岸田、石破両派は4度目の宣言開始直前となったため、インターネット上では「こんなときにパーティーをやっている場合か」との批判を招いた。

 また、岸田派では開催直後に秘書ら6人の感染が発覚。パーティーに起因するクラスター(感染者集団)発生の可能性も指摘され、同派幹部は「多くの皆さまに不安を与え、おわびしなければならない」と陳謝している。

6857チバQ:2021/08/03(火) 13:58:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/6137aa4f385885ba7caeddb28c015d153a317561
異例の幹事長5年、二階氏の「にらみ」健在…自派閥優遇に不満の声「世間から古い体質と見られる」
8/3(火) 12:55配信

この記事についてツイート
この記事についてシェア
読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 自民党の二階幹事長が3日、就任から5年を迎える。党内ににらみをきかせて政権運営を支える一方、「二階派を優先しすぎだ」などと不満もくすぶっており、次の党役員人事での処遇に注目が集まっている。

 二階氏は2日、党本部で都議会自民党の幹事長に就任した小宮安里都議らのあいさつを受けたほか、経済産業省から政策の説明を聞いた。先の都議選では候補者の応援に回り、土石流災害があった静岡県熱海市への視察を計画するなど、82歳の二階氏は精力的に活動している。

 二階氏は2016年8月、自転車事故で入院した谷垣禎一前幹事長に代わり、幹事長に就任した。幹事長は1〜2年で交代するのが通例だが、20年9月には師と仰ぐ田中角栄・元首相を抜いて在職日数は歴代最長となった。

 力の源泉は、与野党に広がる人脈に加え、政局の先を見据えた判断力だ。安倍首相時代には党総裁任期延長の検討を打ち出し、安倍氏の総裁連続3選に道を開いた。安倍氏が辞任表明すると、いち早く当時の菅官房長官を支持し、菅首相誕生の流れを作った。

 通常国会では、内閣不信任決議案が提出されれば「(首相は衆院を)直ちに解散する」と繰り返し、野党をけん制した。公明党の山口代表は「経験豊富で党の実権を持っている。二階氏抜きに政治は考えられない」と評する。

 一方、党内では二階氏が幹事長ポストに座り続けることに批判的な見方もある。人事や選挙区調整などを巡り、「二階派に有利な判断や裁定が多すぎる」(他派閥の閣僚経験者)との声は少なくない。

 二階氏は3月、菅首相の続投支持を早々に表明した。首相は衆院選を制して総裁選を無風で乗り切る戦略を描いており、二階氏周辺は「首相を支えて衆院選に勝利した幹事長を代える理由はない」と続投をもくろむ。ただ、党内には「二階氏が居座れば、世間から古い体質の党と見られる」との声も出始めている。

6858チバQ:2021/08/03(火) 13:59:02
ついにボケたか!?


https://news.yahoo.co.jp/articles/667593393400dc3f053df488426fd82d4beed55b
二階幹事長「菅首相は『続投してほしい』の声が国民の間にも強い」


8/3(火) 12:54配信

FNNプライムオンライン

自民党の二階幹事長は3日、記者会見で菅首相の任期満了に伴う総裁選について「今すぐ菅首相を代える意義は私は見つからない」と述べ、続投支持を明言した。一方、二階氏は3日、2016年の幹事長就任から5年を迎え、幹事長在職日数は歴代最長を記録、異例の長さとなっている。


二階氏は会見で自民党総裁選について問われ「審判をしなければいけない立場だから、できるだけ党内を公平に見守っていきたいと思っているが、菅首相がしっかり頑張っていて、今すぐ菅首相を代える意義は私は見つからない。むしろ『続投してほしい』という声の方が国民の間にも党内にも強いのではないかと判断している」と述べて、菅首相の続投支持を表明した。

さらに二階氏は「総裁選は総裁たる人が手を上げる、そういう人が複数あった場合に選挙になる。今のところ複数の候補になる見通しはない」と述べ、菅首相の無投票再選の可能性にも言及した。総裁選への出馬を模索する議員を牽制する狙いもありそうだ。

一方で二階氏は幹事長就任から3日で5年となったことについて「毎日、毎日が全力投球ということでその積み重ねで、皆さんの協力のおかげでたどり着くことができた」と語った。
しかし、歴代最長の5年という異例の長さで幹事長ポストに留まり続けていることに、党内で不満の声も少なくない。次の自民党役員人事で二階氏を幹事長に留任させるのか、処遇に注目が集まっている。

政治部
https://news.yahoo.co.jp/articles/667593393400dc3f053df488426fd82d4beed55b

6859チバQ:2021/08/03(火) 18:53:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/f8b008652f9877820a6f73cbf3972a2062ec5d1b
自民総裁選、26日に日程決定 党員・党友投票を実施へ
8/3(火) 18:17配信
毎日新聞
自民党本部=東京都千代田区で2019年5月16日、曽根田和久撮影

 自民党の総裁選挙管理委員会は3日、菅義偉首相の任期満了(9月30日)に伴う総裁選に関する初会合を開き、26日の次回会合で総裁選日程を決定することを確認した。委員長には野田毅元自治相を互選した。野田氏は会合終了後、記者団に「規程にのっとる」と述べ、党員・党友投票を実施する方針を明らかにした。

 党の総裁公選規程では、総裁選の日程は任期満了の1カ月前までに総務会の決定を経て公表することになっており、投開票日は規程上9月20〜29日となる。ただし、衆院解散などの場合は日程が凍結される。首相は自身の総裁任期中に衆院を解散する考えを表明しており、新型コロナウイルスの感染状況もにらみながら、全体の日程を調整する。【東久保逸夫】

6860チバQ:2021/08/03(火) 18:55:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/5fabe160f714392c77dc676b64c86b0095153f15
自民二階派パーティー延期 コロナ踏まえ9月に
8/3(火) 16:30配信

9
この記事についてツイート
この記事についてシェア
産経新聞
自民党・二階俊博幹事長=3日午前、東京・永田町の自民党本部(春名中撮影)

自民党二階派(志帥会)は3日、東京都内のホテルで31日に開催予定だった派閥の政治資金パーティーを9月9日に延期すると決めた。新型コロナウイルスの感染拡大で東京都などに緊急事態宣言が発令されたことを踏まえた。

6861とはずがたり:2021/08/04(水) 00:25:40
粛々と菅再選のレールを敷く二階さん。今回は党員投票もやるよとのことで菅には不利に思えるけど二階通の間では無投票再選の流れみたい。特に失政のなかった菅総裁を1年も経たない内に引き摺り下ろそうと考える人は我が自民党には一人もいないでしょうと嘯く二階の声が聞こえてきそうだw

二階幹事長「菅首相は『続投してほしい』の声が国民の間にも強い」
2021年8月3日 14時53分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/121529

 自民党の二階俊博幹事長は3日の記者会見で、菅義偉首相の任期満了に伴う自民党の総裁選について「総裁がしっかり頑張っておられる訳でありますから、総裁を変える意義は見つからない。むしろしっかり続投していただきたいという声の方が、国民の間にも党内にも強いんではないかと判断をいたしております」と述べ、続投を支持する考えを明言した。
 さらに二階氏は「基本的には、総裁選挙は総裁たらんとする人が複数あった場合に、選挙になる。今のところ複数の候補になりうるかどうかの見通しはない」と指摘。「ですから、現職が再選される可能性が極めて強い、こういう状況であるということは、誰もが承知の通りであります」と強調した。

6862チバQ:2021/08/04(水) 05:13:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/af321181782629baf07d9b8f3d21c3bfd7843d50
「番頭」失う石破氏 険しさ増す総裁への道
8/3(火) 20:52配信

産経新聞
自民党石破派のパーティーで登壇する石破茂元幹事長(右から5人目)と派閥の議員ら =7月8日午前、東京都千代田区(鴨志田拓海撮影)

自民党の石破茂元幹事長の党総裁・首相への道のりが険しさを増している。石破氏が顧問を務める石破派(水月会、17人)の代表世話人を務め、過去4回の総裁選で石破氏を支えた番頭格の鴨下一郎元環境相が次期衆院選に出馬せず政界引退する意向を固めたためだ。石破派内では次期総裁選での不戦論も漏れる。

「70歳を超えたら、次の選挙は出ないと以前から決めていた」

鴨下氏は2日午後、石破派所属議員に電話し、72歳という年齢を理由に引退する考えを伝えた。派閥中堅は「昨年から鴨下氏の考えは決まっていた」と語る。鴨下氏は昨年10月、派閥会長を辞任した石破氏による後継指名を断った。このとき、「いつまでも石破氏の面倒をみられないから」と冗談めかして周囲に説明したという。

鴨下氏は、過去の総裁選で3回、石破氏の推薦人代表を務めるなど陣営で中核的な役割を担い、厳しい戦いに臨む石破氏の精神的支柱だった。

石破派は石破氏の辞任以降、山本有二元農林水産相や伊藤達也元金融担当相らベテランが派閥を休退会するなど勢いを失っている。鴨下氏が引退の考えを固めたことについて、同派幹部は「明鏡止水の心境(であること)は変わらない。政策勉強会としてやっていくだけだ」と述べるにとどめた。

石破氏は国民的な人気は高いが、党所属国会議員の支持で広がりを欠く。党の厚生労働族の重鎮として一定の影響力を持つ鴨下氏が引退することは、石破氏にとって総裁選出馬に必要な党所属国会議員20人の推薦人集めが一層厳しくなったことを意味する。派閥中堅は「次の総裁選は石破派は『非武装中立』だろう」と述べ、石破氏を擁立せず菅義偉首相の再選に協力する考えもにじませた。

(奥原慎平)

6863チバQ:2021/08/04(水) 05:14:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/8904adce43d1c0c0287a14f2f388039964ead6e3
総裁選キックオフ 支持低迷も「菅降ろし」気配なし
8/3(火) 20:48配信

産経新聞
自民党は3日、菅義偉首相の党総裁任期満了(9月30日)に伴う総裁選の選挙管理委員会の初会合を党本部で開いた。今後、日程や手順の協議が本格化する。衆院選を間近に控える中、新型コロナウイルスの感染拡大もあって内閣支持率は低迷し、党内の危機感は強い。だが、現時点で首相以外に有力な立候補の動きは見当たらず、「菅降ろし」の気配も乏しい状況となっている。

選管会合で二階俊博幹事長は「公平、公正だ。皆さんの協力をお願いしたい」と強調した。選管は野田毅元自治相を委員長に選出。昨年9月の前回とは異なり、党員・党友投票を含む「フルスペック」での実施も確認した。総裁公選規程では投開票日は9月20〜29日の間となり、今月中に決定する。

首相は7月、読売テレビ番組で再選出馬について「時期がくれば当然のことだろう」と語った。現職首相がいち早く手を挙げるのは異例だ。二階氏も3日の記者会見で「しっかり頑張っているので、今すぐ代える意義は見つからない」と述べた。「今のところ複数の候補になる見通しはない」とも語り、無投票の可能性に言及した。

首相や二階氏には、他の立候補を牽制(けんせい)する狙いもあるとみられる。政権幹部は、衆院解散で総裁選日程が「凍結」されるか、首相の無投票再選が決まった後に衆院選に突入するという青写真を描く。

実際、「ポスト菅」とされる面々は慎重だ。前回総裁選で首相に挑んだ岸田文雄前政調会長は「(総裁選の動きを)注視していきたい」と述べるにとどめている。

内閣支持率回復の兆しがないにもかかわらず「菅降ろし」が顕在化しないのは、安倍晋三前首相や二階氏ら党内有力者、主要派閥がそろって首相の続投を支持しているからだ。平成21年の麻生太郎政権末期に麻生氏の退陣を要求する「麻生降ろし」が起き、結果的に民主党に政権を明け渡した苦い記憶もある。中堅議員は「右往左往すればむしろ支持を失う。菅首相で戦うしかない」と話す。

一方、中堅・若手からは複数候補による総裁選の実施を求める声も上がった。鈴木馨祐元外務副大臣は3日、ツイッターに「コロナ対策を含めた議論を徹底して戦わせることこそが国民の皆さんの信頼に応える自民党の姿だ」と投稿し、無投票に異論を唱えた。

(永原慎吾)

6864チバQ:2021/08/04(水) 10:06:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c75a8dfca4cbfe9b1332d17e1e885dd6d980c12
二階氏、自民幹事長在職5年に 他派閥と摩擦、続投が焦点
8/4(水) 7:07配信
時事通信
記者会見する自民党の二階俊博幹事長(中央)=3日午前、東京・永田町の同党本部

 自民党の二階俊博幹事長が3日、在職5年を迎えた。

 菅義偉首相の信頼が厚く、政権の後ろ盾として、歴代最長の在任記録を更新中だ。ただ、自ら率いる二階派優遇とも指摘される党運営には他派の批判も根強い。秋の衆院選後に想定される党役員人事で続投するかが焦点となっている。

 二階氏は2016年8月、谷垣禎一氏の後任として安倍晋三首相(当時)に起用された。安倍氏辞任による20年9月の党総裁選では、菅氏を真っ先に支持し、政権誕生の立役者となった。82歳と高齢だが党運営や国会運営を取り仕切る鋭い政局勘は健在で、「党内で最も政治的技術を持つ」(安倍氏)と評される。

 二階氏は3日の記者会見で「党員・党友の協力のおかげできょうまでたどり着けた。しっかり謙虚に取り組んでいきたい」と語った。

 一方、他派閥からは「長過ぎる弊害」を指摘する声も上がる。党人事で要職への二階派メンバー起用が目立つほか、衆院選の候補者調整では、群馬1区など内部の公認争いを抱える選挙区の多くに二階派が絡み、摩擦が生じている。

 二階派のベテラン議員は「二階氏は政権の安定に不可欠だ」と、衆院選後も幹事長続投を求めていく構えだ。二階氏と距離を置く安倍氏、麻生太郎副総理兼財務相、甘利明税調会長の「3A」は続投阻止へ連携を強めている。

6865とはずがたり:2021/08/04(水) 22:40:35

大人しくして自民党の大敗を待つ作戦に切り換えたらしいがもう石破の旬は過ぎて河野とか野田辺りになりそう。議長にも下野して大安売りの時でも総裁にもして貰えないんちゃうか

石破氏「菅首相で衆院選を」 総裁選出馬は明言避ける
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e7%9f%b3%e7%a0%b4%e6%b0%8f%e3%80%8c%e8%8f%85%e9%a6%96%e7%9b%b8%e3%81%a7%e8%a1%86%e9%99%a2%e9%81%b8%e3%82%92%e3%80%8d-%e7%b7%8f%e8%a3%81%e9%81%b8%e5%87%ba%e9%a6%ac%e3%81%af%e6%98%8e%e8%a8%80%e9%81%bf%e3%81%91%e3%82%8b/ar-AAMUqfQ?ocid=st
共同通信社 2021/08/04 10:01

 自民党の石破茂元幹事長は4日のラジオ日本番組で、次期衆院選について「昨年の総裁選で菅義偉首相を圧倒的に選んだ。首相の下で一生懸命やって、審判を仰ぐのも一つの考え方だ」と述べた。自身の総裁選出馬に関しては「単なる人気とか、そんなもので決めることではない」と明言を避けた。

 自身も立候補した昨年9月の総裁選を巡り「菅首相の実直さや、組織を管理する能力をみんなが評価した」と指摘。衆院選については「仮に国民が(自民党を)選ばなければ、自民党は体制を刷新する。一つの国民に対する敬意の表し方だ」と強調した。

6866チバQ:2021/08/05(木) 13:55:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/65a70c1cf0b84364538abdc166772dc2426e7d3f
安倍前首相落胆…!不起訴不当で「安倍派」の立ち上げ消滅の危機
8/4(水) 13:02配信

400
この記事についてツイート
この記事についてシェア
FRIDAY
安倍前首相の再々登板はありうるのか…

安倍晋三前首相(66歳)が我が世の春を謳歌した「桜を見る会」。その前日に支援者を招いて開催していた夕食会の費用を政治資金収支報告書に記載していなかった事件で、東京地検特捜部は安倍氏を嫌疑不十分で不起訴としていた。

【画像】安倍首相の政治資金収支報告書にコンパニオン代が……

だが、東京第一検察審査会(検審)は7月30日付けで、その一部について「不起訴不当」という判断を下した。今後、地検が再度捜査することになる。

「検審はかなり踏み込んだ判断をしました。安倍前首相について、『総理大臣までやった人が秘書の行いであって、自分自身は知らなかったと弁明するのでは国民が納得しない』『“政治活動は清廉潔白に、疑われる点があるなら説明責任を果たすべき』とまで指摘しています」(全国紙司法担当記者)

再捜査の対象は、安倍氏側が補てんした夕食会の費用が選挙区内での寄付にあたるのではないかという公職選挙法違反と、安倍氏が代表を務める資金管理団体の会計責任者の選任監督を怠ったのではないかという政治資金規正法違反の2つの容疑についてである。

「検審は『一部の参加者の供述だけで参加者全体について寄付を受けた認識がないと判断したのは不十分。安倍氏や秘書らの供述だけでなくメールなどの客観資料も入手したうえで犯意を認定すべきで、不起訴の判断には納得がいかない』と、東京地検特捜部の捜査も批判しています。たしかに、安倍前首相や秘書の供述だけで判断したのは、最初から安倍前首相に累が及ばないことがありきで捜査を進めた結果と言われても仕方ありません」(同前)

検審の「不起訴不当」の議決は今後の政局に大きな影響を与えることになりそうだ。あるベテラン永田町関係者はこう明かす。

「これまで安倍さんは表立った活動を控えていましたが、最近は徐々に再開しつつありました。議連活動で注目され、都議選の応援に駆けつければ聴衆が集まり、本人も手ごたえをつかんでいたようです。また、来る今秋の総選挙では自民党内で公認争いをしている選挙区が複数あり、出身派閥である細田派所属議員の後押しをすべく、彼らの地元入りを繰り返していました」(同前)

いずれもそれらは、自身が細田派に復帰して安倍派を形成する地ならしと永田町では見られてきた。

「細田派は事実上、安倍前首相がオーナーのようなものですが、去年9月に政権を投げ出すように退陣したと指摘する声も多いことから、派閥にいきなりボスとして返り咲くのはハレーションが起きかねないということで自重していました。それでも、早ければ『総選挙前に細田派を安倍派に』と狙っていた。

しかし、その最大のネックとなっていたのが、まさに検審の判断です。安倍さんは相当気にしていてヤキモキする日々を送り、祈るような気持ちで決定を待っていたと聞いています。今回、再捜査という判断が下ったことに加え、国民への説明責任にも言及されてしまった以上、早期の安倍派の立ち上げはかなり難しくなりました」(同前)

再捜査の結果が出るのは総選挙後とされ、そこで不起訴が維持されれば、検審による二度目の審査は行われないことになっている。

「普通に考えれば、特捜部が安倍前首相を起訴する可能性はゼロに近く、このまま捜査終結となるでしょう。ただし、特捜部としても捜査を尽くしたとは言い難い状況にはあります。世論の声が高まっていることを気にして、これまでとは違う動きをすることはありえますよ」(前出・司法担当記者)

「安倍派」は誕生するのか、それとも幻に終わるのか……永田町は特捜部の動きを固唾を呑んで見守っている。

FRIDAYデジタル

6867チバQ:2021/08/06(金) 07:50:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/3dd59dfbe5e719e64419df6d0a50be913c9de8c6
自民・高市氏が「総裁選出馬」 月刊誌で意向表明
8/5(木) 21:48配信
共同通信
高市早苗前総務相

 自民党の高市早苗前総務相が近く発売の月刊誌「文芸春秋」で、菅義偉首相の総裁任期満了(9月30日)に伴う総裁選に出馬する意向を明らかにしていることが5日、分かった。菅内閣を支持するとしつつも、複数候補による政策論争の機会を望むと強調。総裁選の後に衆院解散・総選挙に臨むべきだとしている。

 同誌で高市氏は、首相は昨年9月の就任当初に比べ、力強い発信ができていないと指摘。「党員や国民の十分な信任を受ける機会がなかったからだ」と分析した。

 総裁選に当たっては、国会議員と都道府県連の投票による簡略型だった昨年とは異なり、党員投票を実施することが重要だと主張した。

6868とはずがたり:2021/08/08(日) 12:20:44

自民党,こういうの巧いからなあ。。森で死んだと思わせておいてからの小泉とか。嫌な感じの高市が女性初の総理ってストーリーで勝ってしまうと可成り強そう

自民・高市氏、総裁選出馬に意欲 月刊誌で「決断」
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021080501311&g=pol
2021年08月05日21時12分

 自民党の高市早苗前総務相(60)=衆院奈良2区=が、菅義偉首相(党総裁)の任期満了に伴い9月に予定される党総裁選出馬に意欲を示していることが5日分かった。10日発売の月刊誌「文芸春秋」で表明するという。
河野氏が新著、首相に意欲 「日本を前に進める」

 関係者によると高市氏は同誌で、首相の政権運営を「アベノミクスの2本目の矢である機動的な財政出動は適切に実行されなかった」と批判。「社会不安が大きく課題が多い今だからこそ、総裁選に出馬することを決断した」と訴えている。
 立候補には党所属国会議員20人の推薦が必要となる。高市氏は無派閥で、かつて最大派閥の町村派(現細田派)に所属した。同派出身の安倍晋三前首相に近く、両氏は3日に衆院議員会館で会談している。

高市早苗前総務相が自民総裁選出馬意向
2021/8/5 21:07 (JST)8/5 21:25 (JST)updated
c一般社団法人共同通信社
https://nordot.app/795987093031895040?c=39550187727945729

 自民党の高市早苗前総務相が近く発売の月刊誌「文芸春秋」で、9月末の菅義偉首相の総裁任期満了に伴う総裁選に出馬する意向を明らかにしていることが5日、分かった。

6869名無しさん:2021/08/09(月) 15:19:18
自民総裁選、9月29日軸 衆院解散の余地確保か
2021年08月04日20時01分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021080401195&g=pol
 自民党執行部は、菅義偉首相の9月末の党総裁任期満了に伴う総裁選について、同17日告示、29日投開票とする案を軸に検討に入った。総裁公選規程が定める中で最も遅い日程で、9月5日の東京パラリンピック閉幕から一定の期間を確保し、首相が9月中の衆院解散に踏み切る余地をできるだけ広げる狙いがある。
 党幹部は4日、総裁選は9月29日投開票が有力と指摘。その理由について「首相の選択の幅が広がる」と語った。総裁選挙管理委員会が日程を決める今月26日に向け、党内の駆け引きが激しくなりそうだ。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板