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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

5880チバQ:2020/12/09(水) 20:35:19
https://news.goo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2020120800022.html
疑惑続出で自民党が分裂? 安倍・麻生vs.菅・二階
2020/12/09 07:02AERA dot.

疑惑続出で自民党が分裂? 安倍・麻生vs.菅・二階

菅義偉首相(左)と安倍晋三前首相 (c)朝日新聞社

(AERA dot.)

「桜を見る会」の前夜祭をめぐり、東京地検特捜部が安倍晋三前首相の公設第1秘書らについて、政治資金規正法違反(不記載)の罪で略式起訴する予定だ。12月4日午後、安倍氏は国会内で取材に応じ、特捜部の聴取要請に関して「何も聞いていないが、誠意をもって対応していく」などと話した。安倍氏側の不記載は4千万円に上るという。



「前夜祭で支出はしておらず、領収書もない。だから記載の必要はない」という安倍氏の国会答弁は、真っ赤な嘘(うそ)だった。

 さらに元農林水産相の吉川貴盛衆院議員が大臣在任中、広島県の「アキタフーズ」から500万円を受け取った疑惑も報じられ、東京地検が立件の動きをみせている。吉川氏は入院し、党役職をすべて辞任した。

 安倍氏の出身派閥、自民党細田派所属の衆院議員はこう憤慨する。

「菅義偉首相や二階俊博幹事長が最近、活動を活発化させている安倍さんが目障りになり、ダメージを与えようとして親しいマスコミに東京地検の情報をリークしているようだ。ホテルの領収書の有無、その金額なんて、当事者か官邸か検察しかわからないでしょう。菅首相は細田派の西村(康稔・経済再生担当相)さんとも『Go Toキャンペーン』継続をめぐって緊張関係にあります。西村さんは安倍さんの子飼い。継続を主張する菅首相と距離を置き始めている」

 しかし、二階派幹部はこう反論する。

「安倍さんの桜を見る会の疑惑は検察に告発され、ずっと前から捜査は続いていた。それよりもなぜ、うちの吉川元農水相の疑惑がこのタイミングで出てくるのか? まるで安倍さんの疑惑報道を消そうとしているようじゃないか。菅首相と二階派が政権を主導していることをよく思っておらず、再々登板を狙う安倍さんや(副総理の)麻生(太郎)さん側がリークしているんじゃないか……」

 年末に二つの政治案件を抱え込んだ東京地検特捜部。そのトップに立つのは、賭け麻雀問題で5月に失脚した元東京高検検事長、黒川弘務氏の後釜に急きょ就いた林真琴検事総長だ。林氏をよく知る検事長経験のある弁護士は次のように話す。

「安倍前首相、吉川元農水相の疑惑はどちらもかなり捜査は進んでいる。吉川元農水相のXデーも年内と言うからね。林検事総長は安倍政権時代、法務事務次官に2度内定しながら、安倍首相らが“官邸の守護神”黒川氏を重用するために、却下された過去がある。同時期に二つの大きな政治案件をやるのは、林検事総長の反撃なのかもしれない」

 自民党、検察とのバトルの行方が見ものだ。(今西憲之)

※週刊朝日  2020年12月18日号

5881チバQ:2020/12/09(水) 20:42:44
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1265929046/1034
選択的夫婦別姓制度賛成
井出庸生
橋本聖子
宮崎政久

5882名無しさん:2020/12/10(木) 00:21:59
九州・沖縄 地方議会・首長,政治・選挙スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1225012585/7321

7321 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2020/12/10(木) 00:21:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/536896732fb0bb84c74a8283ef5fe94bbb8a5b4d
安倍氏「さすが」 英断?拙速?福岡市長の“高感度アンテナ”
12/9(水) 11:21配信

 「さすが高島さん。やることが早いね」

 新型コロナウイルスの「第1波」がピークを迎えた今春。福岡市長・高島宗一郎から電話で報告を受けた当時の首相・安倍晋三はこう賛辞を贈った。

 感染拡大を受け、福岡県が一部店舗への休業要請に踏み切ったのは4月14日。世間の関心は、要請に従った事業者への補償や支援策に集中していた。国はその判断を都道府県に丸投げ。福岡県は東京都が打ち出した「協力金」などの導入には慎重姿勢だった。

「地方のいち市長が思い付くことじゃない」
 多くの自治体が国や他自治体の動向を見定めようとする中、高島は機敏に動く。「市民に自粛を求めるなら、役所の覚悟を示さなければいけない」。同日、休業や営業時間短縮を求められた事業者などに対する100億円の独自支援策を発表。その中には、国が検討の俎上(そじょう)にも載せていなかった中小事業者への家賃補助が含まれていた。

 高島の支援表明で、流れが変わる。家賃補助は北九州市や大阪府が追随し、ついには国も採用。ある中央省庁は「地方のいち市長が思い付くことじゃない」と、福岡市に誰の発案か探りを入れたほどだ。

ひらめいたアイデアを即実行
 家賃補助は高島自身が考えた。発表の数日前、苦境に立つライブハウスや飲食店の経営者らとオンラインで意見交換。売り上げの落ち込みよりも、家賃などの固定費が経営を圧迫している実態を知ったという。

 関係者から聞き取り、ひらめいたアイデアを即実行に移すのが「高島流」の政策手法。「市長にかかれば、誰もが政策のブレーンになる」と市幹部は言う。

 「常に政策に取り入れる前提で話を聞く『アクティブリスニング』だ」。ヤフー最高戦略責任者(CSO)の安宅和人は、高島の情報収集力を高く評価する。

 安宅と高島は「G1サミット」で知り合った。G1は日本版ダボス会議を目指して2009年に設立。政治家や経営者、文化人らが集まり、世代や業種の垣根を越えてより良い社会の実現へ議論を交わす。高島は市長就任後、毎年参加し、人脈を広げてきた。

 G1では三重県知事の鈴木英敬や千葉市長の熊谷俊人ら、同世代の首長ともつながった。緊急事態宣言下、毎晩のようにオンラインで彼らと意見交換。高島の政策には、こうしたネットワークからヒントを得たものも少なくない。

「英断」と「やりすぎ」との反応が交錯
 16年に起きたJR博多駅前の道路陥没事故。高島の号令で、福岡市は7日間で幅27メートル、長さ30メートルの穴を埋め戻し、海外メディアからも称賛された。だが、国の第三者委員会の報告書は陥没原因の「推定」にとどまっており、「すぐに埋め戻さず調査していれば、原因を『特定』できた」(市議)との声はいまだに根強い。

 高島はコロナ感染が九州で確認されていなかった今年1月末、中国本土からのクルーズ船寄港の拒否を主張。夏には治療法確立まで寄港を許可しない独自要領まで策定した。これには「英断」と「やりすぎ」との反応が交錯した。

 「一度決めたら失敗を恐れず突っ走る。市長の長所で、短所でもある」(市関係者)。8月の会見では、コロナ対策を条件にしたビル建て替えの優遇措置を発表し、「世界最速で『感染症対応シティ』になるチャンス」とぶち上げた。

 多方面に張り巡らした「高感度アンテナ」が生むアイデアと腰の軽さで、過去の難局を乗り切ってきた高島。「拙速」と批判されることもしばしばだが、成功体験を支えにその流儀を貫く。 (敬称略)

  ◇    ◇ 

 福岡市の高島宗一郎市長が7日、就任10年を迎えた。「独創的」とも「独善的」とも言われる政治手法や、他の首長にはない人脈を探り、今後を展望する。

5883名無しさん:2020/12/10(木) 00:26:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0b370232cb4f0e0b22a628f0a09a4e779b53f11
麻生副総理のコロナご都合発言 「6月に何となく収まる」
12/9(水) 11:05配信

 新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、コロコロと変わっているのが政治家の発言だ。菅義偉首相は「国民の皆さんの命と暮らしを守る」と豪語しながらも、Go Toキャンペーンを推し進め、そのうえで「(Go Toキャンペーンが)感染拡大の主要な原因とのエビデンスは現在のところ存在しない」と発言した。

 そうした無責任な発言をしているのは、菅首相だけではない。麻生太郎・副総理兼財務相もまた、ご都合発言が止まらない。

「どのみち私はちょっと偏見があるので恐縮だが、これは風邪だから、はやり病だから」
「この種の話は6月に何となく収まるのかなと思わないでもない」

 麻生氏が楽観的な見通しを語っていたのは緊急事態宣言下にあった5月12日の参院財政金融委員会。ほどなく宣言が解除されると、日本のコロナでの死亡率が欧米より低いことを「国民の民度のレベルが違う」(6月4日の同委員会)と言い放ったことは記憶に新しい。

 だが、感染が拡大すると見通しの甘さを反省するどころか、10万円の特別定額給付金を“配りすぎた”と愚痴り出した。

「10万円支給で当然、貯金が減るのかと思ったらとんでもない。その分だけ貯金が増えました。カネに困っている方の数は少ない」(10月24日の政治資金パーティー)

「生活が厳しいところに10万円いって、そうじゃない人も10万円もらったわけだろう、必要もないのに。別に食うに困っているわけじゃないんだからさ。(中略)家計金融資産は約1900兆円あるんだから、その金がどんどん出ていってもらわないと個人消費が伸びない」(10月27日会見)

 何を言いたいかというと、この副総理は国民が貯め込んだカネを召し上げたいのだ。

 まず年寄りから取る。政府が75歳以上の医療費引き上げを打ち出すと、「可能な限り広範囲で2割負担を実現する」(11月17日会見)

 現役世代には出し渋る。ひとり親世帯への給付金を年内に再支給する方針が報じられると「決定した事実はない」(11月27日)と反対を鮮明にした。

 コロナ禍で露骨な国民負担増を口にするのは、本心では“日本人の民度ならチョロい”と思っているからなのか。

※週刊ポスト2020年12月18日号

5884名無しさん:2020/12/10(木) 00:27:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/75fb022c5e27adb86ab897e39d0094793cb50235
首相、麻生氏と会食2時間超…追加経済対策で意見交換か
12/9(水) 9:07配信

 菅首相は8日夜、麻生副総理兼財務相と東京都内のホテルのレストランで会食した。同日決定した追加経済対策などについて意見交換したとみられる。首相と麻生氏の会食は10月17日以来。首相は短時間で会食を切り上げることが多いが、前回は約2時間半に及び、この日も2時間を超えた。

5885名無しさん:2020/12/10(木) 00:27:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/066762bbfac0d7addd83ec8262a3618ad6fdb8e8
政策調整「初戦」、菅首相譲らず 選挙控えいら立つ公明 後期高齢者2割負担
12/9(水) 7:09配信

 菅義偉首相が、就任後初の公明党との政策調整となった75歳以上の医療費引き上げをめぐり、対象範囲をできるだけ拡大する方針を譲らない。

 安易な妥協は今後の公明党との関係に影響するとみているためだ。来年以降の重要選挙を見据え対象者を絞りたい公明党は、いら立ちを募らせている。

 政府は後期高齢者の医療費窓口負担を1割から2割に引き上げる方針。首相が年収170万円以上を対象とする意向なのに対し、公明党は240万円以上を訴える。線引きの年収を下げるほど対象者が増える一方、現役世代の負担は軽減される。

 導入は2022年度だが、政府は来年の通常国会に関連法案を提出する予定。自民党の下村博文政調会長は8日の党会合で、15日の閣議までに公明党との協議をまとめる考えを示した。

 首相がかたくななのは、公明党が政府・与党内で主張を強めているためだ。同党は、政府が検討を始めた児童手当の高所得世帯向け特例給付の廃止に反対を表明。衆院広島3区をめぐり、自民党県連との調整が整わないまま独自候補の擁立を決定した。政府高官は「今回が初めての交渉。今後を考えれば、(譲れない)ということだろう」と首相の心境を推し量った。

 2割負担では、麻生太郎副総理兼財務相が対象拡大を強く求めており、首相は今後も協力関係を維持するためにも、麻生氏の意向を無視できない事情もある。両氏は8日夜、東京都内のホテルで会談し、2割負担について意見交換したとみられる。

 これに対し、公明党の山口那津男代表は8日、記者団に「政府の考え方が見えないのが進展しない要因だ」と批判。下村氏の発言に関しても「日程ありきではない」と反発した。来年は衆院選に加え、同党が国政選挙並みに重視する東京都議選が控える。党幹部は「今決める必要はない」として決着の先送りを主張した。

 ただ、調整の難航で政府の全世代型社会保障検討会議は2度にわたって見送られた。与党協議はいったん幹事長レベルに上がった後、結論を得られないまま政調会長に戻されるなど迷走している。自民党幹部は「公明党は調子に乗っている」と憤り、公明党ベテランは「なぜかうまくいかない」と漏らした。

 下村氏は8日夕、公明党の竹内譲政調会長、田村憲久厚生労働相と会談。出席者によると、下村氏が児童手当見直しと合わせて議論していくことを提案したが、竹内氏は難色を示した。政府・与党内では、児童手当を「取引材料」に決着を図る案が取り沙汰されている。

5886名無しさん:2020/12/10(木) 01:05:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb07c05dd02d5237a6c2aafa157894845a2cf842
医療費2割負担、年収200万円 75歳以上、首相と公明代表合意
12/9(水) 20:59配信

 75歳以上の医療費窓口負担を1割から2割へ引き上げる制度改革について、菅義偉首相と公明党の山口那津男代表は9日、東京都内で会談し、線引きとなる所得基準を年金収入のモデルで年間200万円以上とすることで合意した。約370万人が対象となる。実施は2022年10月で最終調整する。複数の関係者が明らかにした。支払い能力のある高齢者には負担を求める。政府は制度改革を盛り込んだ最終報告を全世代型社会保障検討会議でまとめ、閣議決定する方針。

 現役世代の負担軽減を重視する菅首相は170万円以上の案を主張。公明党は240万円以上の案を掲げてきたが、互いに歩み寄った形だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6939fc9ff99f502dac44696fdd1cd79fd704ee57
【速報】引き上げ「年収200万円以上」で大筋合意 75歳以上医療費負担
12/10(木) 0:16配信

75歳以上の医療費負担引き上げの所得基準をめぐり、菅首相と公明党の山口代表が9日夜に会談し、単身世帯の年金収入で「200万円以上」を対象とすることで大筋合意した。

75歳以上の医療費の窓口負担を2割に引き上げる対象の所得基準をめぐっては、政府・自民党は単身世帯の年金収入で170万円以上を主張し、公明党はより対象を絞った240万円以上を求めていた。

会談で菅首相と山口代表は、対象を「200万円以上」とすることで大筋合意した。

政府は15日の閣議決定を目指している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/85a3fc1e8fe7deae23ae510fa4b7b3a83eebacce
「年収200万円以上」で合意 高齢者医療費2割負担 自公党首
12/9(水) 22:42配信

 菅義偉首相(自民党総裁)は9日夜、公明党の山口那津男代表と東京都内のホテルで約1時間半会談し、75歳以上の医療費負担の引き上げについて、対象となる高齢者の範囲を「年収200万円以上」とすることで一致した。

 今後、両党の政調会長間で詰めの協議を行う。

 政府は2022年度から後期高齢者の医療費窓口負担を1割から2割にする方針だ。対象者について、首相は「年収170万円以上」を主張。公明党は首相案では対象が広過ぎるとして「年収240万円以上」を訴え、調整が難航していた。

 導入時期については、公明党が重視する東京都議選と衆参両院選挙後の「22年10月以降」を政府・自民党側は受け入れる方向だ。

5887名無しさん:2020/12/10(木) 01:06:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/e266ce29838bab98354c0d81aa19961e723a0bde
「富士急ハイランド」存続危機の理由 賃料が6倍に変更、山梨県知事「適正な賃料にすべき」
12/9(水) 5:57配信

 武田信玄さながら「戦わずして勝つ」という孫子の兵法をマネたつもりか。富士急が県有地を格安で借りていることに「待った!」をかけ、巨額賠償までチラつかせる。二階派に所属する長崎幸太郎山梨県知事(52)が仕掛けた軍略に堀内王国の面々は防戦一方なのだ。

 ***

 今年で没後50年を迎えた三島由紀夫が山梨県の山中湖にゆかりがあることはあまり知られていない。

『豊饒の海』など、いくつかの作品の中では山中湖が登場しているのに加え、三島自身が自衛隊に体験入隊した際は湖近辺で訓練したという。そうした縁があり、没後、三島由紀夫文学館は湖畔に建てられ、現在に至っている。

 その程近くに「富士急ハイランド」などで知られる富士急行が経営する広大な別荘地が広がっている。豊かな自然があふれ、富士山を見渡せる絶景のそこはまさに「リゾート」といって差し支えないロケーションだ。近辺を三島は、

〈見返る富士の白い肌、この地方のすべての白の源泉は、油を塗ったように光っていた〉(『豊饒の海 暁の寺』)

 と描いているのだが、目下、この別荘地と同じく富士急が経営する隣接のゴルフ場の土地を巡って、戦国時代のような熾烈な争いが繰り広げられている。

 当事者となっているのは河野太郎行革相の「ハンコ廃止」に反対して噛みつき、全国的にも名を馳せた“ハンコ知事”こと長崎幸太郎山梨県知事。そして富士急の堀内光一郎社長(60)、その妻の堀内詔子(のりこ)衆院議員(55)だ。

 堀内家は4代続けて国会議員が輩出し、光一郎社長の父で2016年に鬼籍に入った堀内光雄氏は自民党総務会長や通産大臣を歴任、富士急の会長まで務めた人物。山梨県内では誰もが認める当代きっての名門一家である。

 他方、知事の長崎氏は東大法学部卒で財務省出身。05年に退官後、光雄氏と同じ山梨2区から自民党公認で同年の郵政解散にともなう衆院選に初出馬する。郵政法案で反対票を投じて無所属で出馬せざるを得なかった光雄氏に対する刺客として送り込まれ、小泉旋風が吹き荒れる中、選挙区では惜敗したものの、比例で復活当選した。

 しかし09年に光雄氏との公認争いで自民党を離党。光雄氏の後継となった詔子氏とは12年から3回にわたり、砲煙弾雨、全国でも有数の激しい選挙戦が行われてきた。

「それがピークに達したのは17年の選挙です」

 と自民党所属の山梨県議。

 無所属議員ながら特別会員として二階派に所属していた長崎氏と、岸田派所属の詔子氏が迎えた3度目の対決。先の2回は長崎氏が選挙区で激戦を制すも、この時は、当の二階俊博幹事長が「勝った方を公認する」としたために、詔子氏も無所属で出馬することとなった。二階、岸田両氏の代理戦争ともなったこの選挙では双方が文字通り「背水の陣」となったのだ。

「選挙前から怪文書が乱れ飛んでいましたよ。下馬評では堀内さんより長崎さんが優位だと言われていて、さらに二階さんやその子分の林幹雄(もとお)幹事長代理など党幹部が続々と選挙区入り。しかし、堀内陣営も岸田さんや古賀誠さんが組織固めに奔走し、最後は長崎氏を追い上げ、堀内さんが勝利したのです」(同)

 苦杯をなめた長崎氏は二階氏の差配で「幹事長政策補佐」なる党の役職に就任。

 政治部デスクによれば、

「二階さんが彼のために作った役職でした。岸田派は反発しましたが、二階さんはそうした声があると番記者から聞かされて、激高。“そんなことを言う議員は誰だ、紙に書いてもってこい”と記者を一喝したのです。それほど長崎さんを寵愛していました」

 その後、長崎氏は19年の山梨県知事選に出馬する。この時は二階氏や古賀氏の仲介で双方が和解し、長崎氏は詔子氏の応援も得られることになった。結果、知事に初当選。遺恨にまみれた「15年戦争」は両者の棲み分けで、ようやく終結したかに見えたのだが――。

5888名無しさん:2020/12/10(木) 01:06:29
>>5887

「赤字転落の危機」
 今年の8月になり、その火種が再燃した。きっかけは冒頭で触れた土地問題である。

 県政担当記者が解説する。

「2017年10月、県内在住の男性が県を相手取り、住民訴訟を起こしました。簡単に言えば、富士急が別荘地やゴルフ場を運営するため、県から借りている県有地の賃料が不当に低いのではないかという訴訟です」

 富士急が開発した山中湖畔の別荘地の歴史は古い。富士山一帯を一大観光地にすべく創業した富士急の前身、富士山麓土地株式会社が山梨県から一帯の土地を借り受け、開発に着手したのが1927年。機材もなく工事は難航を極めた末、30年に貸別荘23棟がオープンした。現在では約440ヘクタール、東京ドームにして94個分の県有地を富士急が借りて、別荘やゴルフ場を運営しているのである。

「契約は20年ごとに更新され、最新は平成29年。現在の土地の賃料は年間約3億2500万円です。この賃料は当該の土地を開発前の原野の状態として算定。ただ、実際には開発されている現況をもとにした不動産鑑定をし、賃料をとるべきだ、というのが原告の主張です。先代から歴代3代の知事は賃料水準を見直すべきだったのにそうしなかったとして、3知事に総額約154億円、富士急にも約4億7千万円の賠償を求めています」(同)

 これまで県は原告の主張は不当だとして争ってきた。しかし、長崎知事が当選して風向きが一気に変わった。今年の8月、県が新たに不動産鑑定評価を行い、富士急に貸し付けていた土地の適正な賃料が約20億1千万円だとする評価書を提出したのだ。

「これまでの県の主張を覆す大転換です。実は長崎知事は衆院選で堀内さんと争ってきた時から、“世直し”と称して堀内家と県の癒着を糾弾してきました。いったんは矛を収めたものの、今回の評価書提出はその問題を蒸し返した格好になります。長崎知事は評価書提出前に、県の弁護士を自身に近い考えを持つ人物に変更する力の入れよう。今回の方針変更で原告の主張と被告である県の主張が一致した形となり、長崎知事は原告と和解に持ち込みたいと考えています」(同)

 3億円から20億円へ約6倍の賃料変更。実現すれば、名門とはいえ一民間企業である富士急にとって大打撃になるのは想像に難くない。

 さる公認会計士に分析してもらうと、

「富士急は30社を超える子会社を抱えています。子会社を含めた連結での昨年度の売り上げは約523億円、純利益は16億5千万円。単体で見ると、売り上げは約287億円で純利益は約12億7千万円です。また、セグメント別でも不動産部門は売り上げ30億円で約7億円の利益をあげているにすぎません。賃料が上がれば、単純に17億円の利益が減少することになり、赤字転落の危機に陥ります」

 また将来にわたる影響についてはこう語る。

「貸借対照表で、1年以内に返済しなくてはならない流動負債と1年以内に現金化できる流動資産を比べると、負債175億に対して資産は283億と資産の方が上回っているので、すぐに資金繰りに窮するということはなさそう。しかし、売り上げに対する17億円というインパクトは相当なもの。長期的に利益を押し下げることになり、株価の下落要因にもなる。当該の土地を開発してきた富士急からすれば、到底飲める話ではないと思いますよ」

5889名無しさん:2020/12/10(木) 01:06:45
>>5888

原告は支援者だった
 由緒正しき名士、堀内家を危機に陥れた人物について、先の記者が続ける。

「そもそも、この訴訟の原告は3年前に同じ件で住民監査請求を行った人物でもあります。その請求が却下された後、訴訟となったのですが、原告の素性は会社経営者で長崎知事の後援会の関係者だと言われています。つまり、長崎知事サイドの指示でこの訴訟を提起したのではないか、という疑惑まで浮上しているのです」

 では当事者はどう考えているのか。長崎知事が県庁で取材に応じた。

「地方自治法にはこうした県有地について、『適正な対価なくしてこれを譲渡し、若しくは貸し付けてはならない』とあります。これが適正な対価であるのか、裁判官の前で明らかにすべきなのです。この土地について富士急さんが相当額を投資して開発したことは承知しています。しかし、まずは適正な賃料に戻して、話はそれからです。これで経営が悪化するのであれば、最初から成り立たないビジネスモデルだったのではないでしょうか」

 さらに、別の問題もはらんでいる、と続ける。

「県有地は固定資産税がかかりません。その代わり、県有地が所在する市町村、今回の場合は山中湖村に対して県は固定資産税相当分の交付金を支払うことになっています。これは『固有資産等所在市町村交付金』と言って法律で定められており、その際の不動産価値は“現況”で評価すべきだとされているんです。しかし、これまで山梨県はこの交付金をしっかり払ってきませんでした。開発された後の状態で評価すべきところ、原野の状態で評価していたからです。これは違法状態であり、本来ならもっと多くの交付金を払わなければなりません。この歪みを正したいのです」

 また、堀内家への私怨ではないかと指摘されていることについては、こう反論するのだ。

「個人的な怨恨だとしたら、私はこの裁判を放置すると思いますよ。なぜなら、何もしなければ県側が負けてしまう可能性が高いからです。堀内先生にはお世話になっていますし、だからこそ放置するわけにはいかなかった。確かに原告の男性が私の支援者のひとりであることは認めます。しかし、誰かに指図されてこんな裁判を起こすでしょうか。支援いただいていることは存じ上げていますが、それ以上でもそれ以下でもありません。また、この件は地方自治の問題であり、二階幹事長にも相談していません。国の介入はお断りです」

 被告と原告が一体となった壮大な“プロレス”だったのか。

 前回知事選での二階氏仲介の手打ちを反故にしたことも、

「手打ちの目的とは一体、何でしょうか。私は山梨県を良くしようというのが最優先。それがミッションですし、千昌夫さんの『星影のワルツ』ではないですが、“仕方がないんだ 県のため”という思いです」

5890名無しさん:2020/12/10(木) 01:07:04
>>5889

「甲斐の虎だ」
 窮地に立ったかに見える富士急サイドに聞くべく、光一郎社長の自宅で取材を申し込むも、見解を伺うことは叶わなかった。当の詔子氏もお公家集団と揶揄される岸田派所属ゆえ、喧嘩を嫌っているのか、事務所を通じて、

「回答を差し控えます」

 と言うのみ。代わって同社の担当者が言う。

「別荘管理事業については管理費用で1億円以上を要し、赤字で運営しており、また、ゴルフ場も冬季に4カ月の休業期間もあり、赤字となっています。20億円がそのまま請求されれば、経営は非常に苦しいものになります」

 としてこう憤る。

「20億円というのは、とても恣意的な数字だと思います。山梨県が依頼した不動産鑑定士は原告側の訴訟提起に際し助言をしていた人物で客観性が担保されていません。さらに別荘地は住宅が建っている部分の割合が低い。我々としてはこれまで通り、開発者利益を尊重していただき、原野としてこの土地を評価していただくのが正しいと思っています」

 富士急が行った開発により、観光などで人を呼び込んだ功績を主張してもよかろうに、その反論はどこか遠慮がちに映る。一方、長崎知事サイドは二階派お得意の喧嘩上等の構えだ。さる県庁幹部は賃料裁判の陰に埋もれた問題を指摘する。

「実は富士急が県から借りている440ヘクタールのうち、17ヘクタールは『演習場内別荘敷』という名目で自衛隊の北富士演習場の敷地にあたります。演習場なので別荘は当然なく、富士急はここを格安で県から借りた上で国に又貸しのような形で提供し、これに対する交付金として年間約1800万円弱が県から支払われている。賃料と差し引いてもこれまで累計で1億円以上は利益を得た計算です。事業も何もせず、土地を借りて転貸しただけ。濡れ手で粟の状態ですよ」

 さらに巨額の賠償請求にも言及する。

「今後、県は富士急に対して不当利得の返還請求裁判を起こす可能性があります。すると、時効までの過去10年について返還を求めることになる。これまで、年間17億円の差額を得てきたわけですから、その額は170億円まで達することもありえます」

 どうやら、お家断絶、取り潰しにまで追い込むおつもりのようだ。

 人は城、人は石垣――。

 昨年の県知事選、応援に訪れた小泉進次郎衆院議員は武田信玄の言葉を引き合いに出し、

「県と国をまとめる力を持つ長崎候補は現代の甲斐の虎だ」

 と熱弁していた。

 県政トップは文字通りの虎へと豹変し、お行儀の良い名家を虎視眈々と狙う。無論、歪んだ行政は正さなくてはならないが、果たして県民のためになるや否や。信玄の言葉は「情けは味方、仇は敵なり」と続いている。

「週刊新潮」2020年12月10日号 掲載

新潮社

5891名無しさん:2020/12/10(木) 01:08:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/d807e60db3bfc87960d31d105065d6286b63a0d4
「努力次第」で重複容認 連続比例復活でも 自民選対委員長
12/9(水) 21:44配信

 自民党各派の事務総長は9日夜、東京都内の日本料理店で会合を開いた。

 党選対委員長を務める竹下派の山口泰明氏は、衆院選の小選挙区で連続2回以上敗れて比例代表で復活当選した議員の比例重複立候補を原則として認めない内規に関し、「選挙区事情があるので、努力している方はきちんと処遇したい」と説明し、例外扱いを一定程度認める可能性に言及した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f3d8d2522ca8f804d4736289ebac1bae110827f7
二階幹事長、夫婦別姓に「違和感も何も感じませんでした」 自身の体験も語る
12/9(水) 15:41配信

自民党の二階俊博幹事長は12月8日の記者会見で、自民党内で議論が活発化している選択的夫婦別姓について、「女性の職業とか、社会的な活動の模様等についておのずから夫婦別姓になっていく。夫婦別姓は、成り行きに任せて対応していきたい」と述べた。

自民党では現在、選択的夫婦別姓制度の導入について検討が進んでいる。

二階幹事長は8日午前に開かれた会見で、制度導入について「ある程度時間をかけて、慎重に決めたら良いと思っています」と言及。

自身の家庭についても述べ、「母親が医者だったので、そうするとおのずから夫婦別姓みたいな形の場面もしばしばあります。別に違和感も何も感じませんでした」と振り返り、「夫婦別姓は、なりゆきに任せて対応していきたい」と語った。

▼二階幹事長の発言

「これは、ある程度時間をかけて、慎重に決めたら良いと思っています。女性の職業とか、社会的な活動の模様等についておのずから夫婦別姓になっていくわけですよね。過去にもあるんです。それは、私の家庭なんかは母親が医者だったんですけれど、そうするとおのずから夫婦別姓みたいな形の場面もしばしばあるんです。別に違和感も何も感じませんでした。ですから、夫婦別姓は、なりゆきに任せて対応していきたいと思っています」

夫婦別姓の議論、どうなってる? 根強い反発
選択的夫婦別姓をめぐっては、政府は12月中に閣議決定する「第5次男女共同参画基本計画」の原案に、制度導入に前向きな記述を盛り込んだ。

朝日新聞デジタルによると、原案には「婚姻前の氏を使用することができる具体的な制度の在り方について、国会において速やかに議論が進められることを強く期待しつつ、国会での議論の動向などを踏まえ、政府においても必要な対応を進める」などと盛り込まれている。

これに対し、反対派議員から異論が噴出。時事ドットコムによると、「制度導入に前向きと取れる」などの意見が相次いだという。

政府は慎重派に配慮し、「制度見直しが戸籍制度等に与える影響も考慮する必要がある」などの記述を加えた修正案を示したが、反対派は再度反発。

8日に開かれた内閣第1部会と女性活躍推進特別委員会の合同会議では、反対派からさらなる修正を求める声が上がり、「第5次男女共同参画基本計画」案の了承は見送られた。

党内では山谷えり子元拉致問題担当相と高市早苗前総務相が、制度導入に反対する議員連盟「『絆』を紡ぐ会」を発足。3日には下村博文政調会長と面会し、旧姓の通称使用の拡充などを求める提言を手渡した。

ハフポスト日本版編集部

5892名無しさん:2020/12/10(木) 01:09:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/faf9b8b16dcfe865b147285974176037f6ba1692
自民党二階派の事務総長に山口氏
12/9(水) 17:18配信

 自民党二階派(志帥会)は9日までに、吉川貴盛元農林水産相の後任の事務総長に山口壮筆頭副幹事長を充てる人事を決めた。山口氏が自身のフェイスブックで明らかにした。山口氏は「二階派はある意味で現在、『総裁派閥』と言ってもよく、その事務総長というのは、重圧も感じますが、精一杯頑張ります」と報告した。

 吉川氏をめぐっては、鶏卵生産大手「アキタフーズ」グループ元代表から現金供与を受けた疑いが浮上し、東京地検特捜部の捜査対象になっている。吉川氏は2日、現在は不整脈のため入院治療中とのコメントを出した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ba6bcf3579f37999eadf7ea0f2b6f613915a2557
二階派事務総長に山口壮氏 自民
12/9(水) 19:09配信

 自民党二階派は9日までに、吉川貴盛元農林水産相が務めていた事務総長の後任に、山口壮筆頭副幹事長を充てる人事を内定した。

 吉川氏は鶏卵生産会社「アキタフーズ」をめぐる疑惑浮上を受け、事務総長を辞任。山口氏は旧民主党出身で、2015年に自民党に入党した。 

最終更新:12/9(水) 19:09
時事通信

5893名無しさん:2020/12/10(木) 01:11:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/68316ad3dfc6c3c9f6c31331d09191952cc9cca8
岸田派が古賀氏を名簿から削除へ 岸田氏「自立」アピール
12/10(木) 0:57配信

 自民党の岸田文雄前政調会長率いる岸田派(宏池会、47人)が、近く古賀誠名誉会長の名前を同派の名簿から外すことが9日、分かった。複数の関係者が明らかにした。古賀氏は岸田氏が菅義偉首相に敗れた9月の総裁選後、岸田氏に名誉会長を退任する意向を伝えていた。「ポスト菅」をうかがう岸田氏は、政治の師と仰いできた古賀氏から名実ともに自立したことをアピールしたい考えだ。

 古賀氏は岸田氏に派の会長を引き継いだ平成24年に政界を引退したが、以後も派の議員を物心両面で支えてきた。一方、岸田氏は先の総裁選で、麻生太郎副総理兼財務相から、支援する条件として地元の福岡県で対立する古賀氏との関係を清算するよう求められたが、応じることができなかった経緯がある。

 岸田氏は「(古賀氏との関係は)徐々にフェードアウトしていく」と説明していた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f9a5c104124b8bac155514bae03d5c0944f4ec3a
首相と公明、選挙意識し思惑交錯 高齢者医療費引き上げ決着
12/10(木) 0:48配信

 75歳以上の後期高齢者の医療費窓口負担を1割から2割に引き上げる制度改革をめぐり、菅義偉首相と公明党の山口那津男代表は9日夜、2割負担の所得基準について単身世帯の年収「200万円以上」で大筋合意し「決められない政治」に陥ることを避けた。

 公明が求めていた「240万円以上」は厚生労働省が示した5案のうち最も対象者が少ない案で、来年の衆院選を意識したのは間違いない。自民党内にも公明案を支持する議員は少なくなく、公明は強気に出た。衆院選を意識するのは首相も同じだが、首相の場合は譲歩することで改革後退と映るのを避けたかった。

 こうした思惑の違いに加え、首相と山口氏が支持する案が早くから表沙汰となったことで、政府・与党内から「トップの意思が明確になってしまうと調整しづらくなる」との声が漏れ、交渉は難航を極めた。事態を打開するには、もはや党首会談を行うしかなかった。

 大筋合意した案は政府案と公明案の折衷案だ。5案のうち「170万円以上」と「240万円以上」の間には「200万円以上」と「220万円以上」の2案があるが、政府案寄りなのは「200万円以上」。首相にとって、公明の顔を立てながらも、改革を進めたといえるギリギリのラインといえる。

 与党内には新型コロナウイルスの感染拡大を理由に改革先送りを求める声も強かったが、コロナ禍の行方は見通せない。全世代型社会保障検討会議は近く最終報告をまとめるが、令和4年から団塊の世代が後期高齢者になり始めるなど、人口構造の変化は待ってくれない。少子高齢化という構造的な問題を抱えている以上、これからも改革の歩みを止めてはならない。(坂井広志)

5894チバQ:2020/12/10(木) 11:04:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f674a5ef0092241f7dc6beda9db1b151455e3d9
国場幸之助氏の後援会が620万円の記載漏れ 政治資金収支報告「会計責任者のミス」
12/10(木) 8:19配信
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国場幸之助氏
 【東京】国場幸之助衆院議員(自民)の後援会「コクバ幸之助後援会」(那覇市久米)が、2017年分と19年分の収支報告書で、計620万円分の記載漏れをしていたことが9日、県選挙管理委員会などへの取材で分かった。国場氏の事務所によると、後援会の会計責任者のミスによるものとしている。外部から指摘を受けて今月1日に修正申告をした。

 国場氏は本紙の電話取材に「詳しいことは分からない」と話した。国場氏は菅政権で外務政務官を務めている。
 県選管に提出した後援会の収支報告書などによると、17年分では、同年6月から12月にかけて、国場氏の所属派閥「宏池政策研究会(宏池会)」から受けた3件、計500万円の資金が記載されていなかった。19年分は、同年6月から7月にかけて、同じく宏池会から受けた2件、計120万円の資金の記載がなかった。

 国場氏の事務所によると、本来、後援会の収入とするべき資金を、国場氏が代表を務める自民党沖縄1区支部への入金として処理していた。17年10月には衆院選挙が行われている。記載漏れは、外部からの指摘を受けて発覚した。国場氏側が今月1日に修正したという。

 国場氏の事務所関係者は、記載漏れがあった理由について、「17年分の記載漏れについては、当時の会計責任者が高齢のために辞めており、詳細が分からない。19年分の記載漏れは会計責任者の単純なミスだ」と説明した。

 その上で、「全て派閥からの資金でやましいものではない。指摘を受け修正済みであり、政治資金については引き続き適切に処理していく」とした。
 国場氏は本紙の電話取材に対し、「収支報告書について詳しいことは分からない」と答えた。

5895名無しさん:2020/12/10(木) 19:23:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/9056a85f4be652b4bf3caa95d3c6b27a2605e3ca
麻生太郎「オレは安倍に恩返しする」菅首相×二階幹事長“連合”に反旗
12/10(木) 6:04配信

「『読売新聞』が11月27日に、『桜を見る会』前夜祭について、東京地検特捜部が捜査を進めていることをスクープした直後のことです。二階幹事長が麻生さんに、『安倍さんのことで、あまり騒がんほうがいいですよ』と言い放ったんです」

 そう明かすのは、ある自民党関係者だ。臨時国会は幕を閉じたが、政権の中枢を担う麻生太郎・副総理兼財務相(80)と、菅義偉首相(72)と二階俊博幹事長(81)とのあいだに、政争の火種が生まれつつある。

 発端は、安倍晋三前首相(66)が開いた「桜を見る会」前夜祭の費用負担をめぐり、安倍氏の公設第一秘書らが略式起訴される可能性が高まっていることにある。ある官邸関係者は、「安倍さんが元気になったのはいいが、調子に乗りすぎたんじゃないかな」と、うそぶく。

 この言葉どおり、安倍氏に特捜部の捜査の手が伸びたのには、「『菅×二階連合』の仕掛けがあったからだ」などという臆測が、永田町に飛び交った。そんな状況での冒頭の二階氏の発言は、麻生氏への “脅し” に、ほかならなかった。

「麻生さんは黙って聞いていたそうですが、内心、はらわたが煮えくりかえっていたはず。二階さんは、菅総理と二人三脚でやっていくにあたって、なにかと出しゃばる安倍さんの影響力を削ぎたい。

 しかも『菅×二階連合』は、麻生さんと福岡県政をめぐって対立する二階派の武田良太を総務相にしたり、財務省に批判的な高橋洋一・嘉悦大教授を内閣参与にしたりと、なにかと麻生さんの神経を逆なですることばかり続けています」(前出・自民党関係者)


「菅×二階連合」が政界を牛耳るなか、麻生氏の存在感は薄くなるばかりでーー。

「麻生さんは安倍さんとは、いつもヒソヒソ楽しそうに内緒話をしているのに、衆院本会議場の議席や委員会の大臣席で席が隣り合わせの菅さんとは、会話らしい会話がほとんどないんだよ」(閣僚経験者)

 官邸内で孤立を深める麻生氏が頼みにするのは、ともに苦境を支え合った、安倍氏との盟友関係だ。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は、こう話す。

「2009年、総選挙で大敗を喫して、麻生氏は民主党に政権を奪われました。失意の麻生氏のもとに、毎日のように通って励ましたのが安倍氏だったんです。それ以来、麻生氏は『オレは安倍に恩返しをするんだ』と言って、第2次政権で安倍氏を支え続けてきたんです」

 安倍氏本人への事情聴取が要請され、政治的に追い詰められるなか、麻生氏は安倍氏を見捨てることなく、“連合” を本格化させ始めた。

「12月2日に、麻生派と細田派(安倍氏の所属派閥)の若手議員が集まり、安倍氏と麻生氏を囲む会合を持った。これが、『菅×二階連合』に対する、『安倍×麻生連合』の宣戦布告だと、永田町でささやかれています」(政治部デスク)

 しかし、苦境の盟友に見せた男気だけでは、麻生氏は大やけどをするリスクもある。

「二階氏は、『もう安倍さんは終わった人だから、いいじゃないか』とまで、麻生氏に言ったともいいます。いまの麻生氏ひとりで、あの2人の手練手管に立ち向かえるとは思えません……」(同前)

 しかし麻生氏には、ある奇策があるという。

「安倍さんが2021年9月の総裁選に出られないなら、麻生さんは今度こそ、岸田(文雄・前政調会長)さんを総裁選で担いで、宏池会(岸田派)と麻生派が合併した “大宏池会” を作る。

 乗り越えるべきハードルは多いが、“大宏池会” と安倍さんの細田派が協力すれば、さすがの菅さんと二階さんも、太刀打ちできない」(麻生派所属議員)

 麻生氏の “恩返しクーデター” 計画が、静かに進んでいるーー。


(週刊FLASH 2020年12月22日号)

5896名無しさん:2020/12/10(木) 19:26:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/40b3d730a4bdd1c6e10350d5341c8262f401d4ae
事務総長に山口壮氏 自民二階派
12/10(木) 15:33配信

 自民党二階派は10日の会合で、山口壮筆頭副幹事長を事務総長とする人事を決定した。

 金銭授受疑惑が浮上した吉川貴盛元農林水産相の後任。山口氏は旧民主党から自民党への移籍組で、異例の抜てきとなる。 

最終更新:12/10(木) 15:39
時事通信

https://news.yahoo.co.jp/articles/f2a41dc434154fe360e9f903bc2330bcd12567e1
75歳以上窓口負担決着 緊張感高めて動く「菅流」 
12/10(木) 17:41配信

 75歳以上の医療費窓口負担を引き上げる制度改革をめぐっては、菅義偉(すが・よしひで)首相と公明党の山口那津男代表によるトップ会談の末、2割負担の所得基準を単身世帯で年収「200万円以上」とすることでようやく決着した。その経過からは緊張感を高めた上で一気呵成に動く「菅流」が垣間見え、同時に与党間の政策調整の拙(つたな)さが目立った。

 「200万円以上の方々にご負担いただくということでお願いします」

 首相は9日夜に東京都内で行った山口氏との会談でそう切り出した。「それで結構でございます」と山口氏。急転直下でことは決まった。

 これに先立ち、首相は9日、ジャーナリストの後藤謙次氏と都内のホテルで面会。その後、後藤氏は記者団に首相が夜、山口氏と会談することを明かした。首相が「譲る気は全くない」と語り、意思が固かったことや、「毎日決断の連続」と漏らしたことも伝えた。

 首相と後藤氏の阿吽(あうん)の呼吸による、合意に向けた地ならしのようでもあった。後藤氏を通じて首相はメディアに取材を促し、山口氏に対しては会談で決着する意思があることを伝えたといってよい。

× × ×

 政府方針を170万円以上とすることが固まったのは2日。首相は麻生太郎副総理兼財務相、田村憲久厚生労働相らと官邸で協議し、この案で公明と交渉に入ることを決めた。

 田村氏は公明の竹内譲政調会長を国会内に訪ね政府方針を伝えたが、山口氏は1日の記者会見で「今年結論を出すというのはいかがなものか」と先手を打っており、竹内氏が交渉のテーブルに乗ってくることはなかった。

 公明抜きで政府方針を固めたことは公明の感情を逆なでし、ある幹部は「与党の意見も聞かずにやるというなら、話し合いにならない」と不快感を示した。

 首相の決意が固いことが公明に伝わると、公明は妥協案を探る方針に転換。だが、竹内氏が3日に自民党の下村博文政調会長との会談で求めてきたのは、厚生労働省が示した5案のうち対象者が最も少ない年収240万円以上とする案だった。

 「だめだ。これでは現役世代の負担軽減にならない」

× × ×

 舞台回しをめぐっても混乱した。公明との調整は下村氏が担ったが、首相は「170万円以上」という案にこだわり、自民内では所得基準について意見が一本化できていなかった。どう転んでも身内から批判が起きかねず、下村氏は身動きが取れない状態に陥った。

 首相は4日に官邸で自民の二階俊博幹事長と会談し、協力を要請。7日に自公両党は幹事長会談を開き、幹事長クラスでの交渉に舞台は移りかけたが、二階氏が本格的に交渉に乗り出した形跡はなく、再び政調会長レベルに戻る。

 来夏の都議選や1年以内に迫る次期衆院選をにらみ、「痛み」を伴う改革に終始後ろ向きだった公明。その公明に妥協することで改革後退とみられるのを避けたかった首相。自公ともに新執行部が発足したのはわずか約3カ月前で、交渉が行き詰まった場合のパイプ役は不在だった。これでは、いくら与党間で調整をしても決まるはずはなかった。

 自民の佐藤勉総務会長は10日の記者会見で、首相が妥協したことについて「これを機に自公のやり取りは、もっと事前に緊密にやってくれるのではないかという期待を込めての判断ではないか」と語った。(坂井広志、力武崇樹)

5897名無しさん:2020/12/10(木) 20:15:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/dced5939496b784fa2c67585467a6a2ddd1f8c27
自民・石破派、集団指導体制移行へ議論 臨時総会、結論持ち越し
12/10(木) 18:02配信

 自民党石破派は10日、衆院議員会館で臨時総会を開き、石破茂元幹事長の会長辞任を受けた今後の運営方針について協議した。

 会長を置かず、「集団指導体制」へ移行することが提案されたが、結論は持ち越した。年内の取りまとめを目指す。

 集団指導体制では、ベテラン、中堅、若手からそれぞれ世話人を選出し、派の運営に当たる。平将明衆院議員が提案した。出席者からは異論が出なかったものの、鴨下一郎事務総長が「欠席者の意見も聞くべきだ」とし、意見集約を見送った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1beb02f5e7a32ba4c2c79b94f8a8fa598ca29c8a
自民党石破派 会長置かず集団指導体制 臨時総会で協議 結論持ち越し来週にも決定
12/10(木) 14:57配信

 自民党石破派(水月会、19人)は10日、国会内で臨時総会を開き、石破茂元幹事長の会長辞任に伴う今後の派閥の在り方について協議した。会長職は空席とし、複数の議員による集団指導体制で運営していく方向だが、欠席者も多く、結論は持ち越しとなった。

 集団指導体制は当選期数ごとにベテラン、中堅、若手から世話人を計4〜6人を選び、執行部を組織するというもの。事務総長などの役職は世話人同士で決める。派内では他派閥と掛け持ちも可能な議員グループへの移行も検討されたが、派閥は存続させる。いずれも平将明元内閣府副大臣が提案した。

 一方、山本有二元農林水産相ら7人が欠席したため、改めて全員の意向を確認した上で、来週にも決定する運びだ。平氏は臨時総会後、記者団に「出席者から(提案に対し)『違う』というのはなかった。欠席した人の意見も聞いていく」と語った。

5898名無しさん:2020/12/10(木) 21:09:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/4307cf6903f216713dfc2c8ee312c98092a37793
今年の漢字は「戦」 自民・岸田氏
12/10(木) 15:52配信

 自民党の岸田文雄前政調会長は10日、今年の漢字に「戦」を挙げた。

 新型コロナウイルス感染拡大や、菅義偉首相に敗れた党総裁選に触れ、「さまざまな戦いに臨んだ1年だった」と理由を説明。その上で「次のチャンスに向けてしっかり努力を続けていきたい」と述べ、来年の総裁選出馬に重ねて意欲を示した。東京都内で記者団に語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4c5a59d17ddfb2f5c74b31080cf56bc56f81658c
自民・岸田前政調会長、今年の漢字は「戦」
12/10(木) 16:29配信

 自民党の岸田文雄前政調会長は10日、今年1年を表す漢字に「戦」を選んだ。理由について「新型コロナウイルスとの戦いや、(初挑戦した)総裁選の戦いなど、さまざまな戦いに臨んだ1年だった」と振り返った。東京都内での岸田派(宏池会)会合後、記者団の質問に答えた。

 次期総裁選への意欲に関しては「次のチャンスに向けてしっかり努力を続けていきたい」と強調した。また、岸田派が近く同派の名簿を一新し、古賀誠名誉会長の名前を外すことについては「新しい名簿を掲げる」と述べるにとどめた。

5899名無しさん:2020/12/10(木) 21:10:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/9467473368d83fdfd85f1e82c2d82884a1c0c15a
菅内閣にチラつく「早期退陣」の影 コロナ対策で支持率急落、識者の見立ては?
12/8(火) 19:29配信

 菅義偉内閣の支持率が各マスコミの世論調査で急落し、内閣が進めるGo Toキャンペーンに与党内からも批判が出たとも報じられている。

 新型コロナウイルスの感染対策を評価しないとの声が多く、支持率を下げているようだ。菅政権には、どんな国のかじ取りが求められているのだろうか。

■前月より10ポイント前後低い50〜60%ぐらいの水準

「なんで下の原稿ばかり読んでいるのだろうか」「目に生気が感じられないし語り方に熱意を感じられない」「国会閉じてる場合じゃないぞ」...

 臨時国会が会期末を迎えた2020年12月4日、菅首相は、就任時の9月16日以来となる記者会見を夕方に行った。しかし、抜本的な感染対策が見られなかったとして、会見内容を伝えるネットニュースのコメント欄では、こんな手厳しい意見が支持を集めた。

 菅首相は就任前後から、携帯電話料金の値下げや不妊治療への保険適用などの政策を打ち出し、4日の会見では、「ポストコロナの成長の軸となるのがグリーン、デジタルだ」として、温室効果ガスを30年後にゼロにする「脱炭素化」の政策も発表した。8日夜には、これらを盛り込んだ73兆円規模の追加経済対策を閣議決定している。

 その一方、コロナ対策では、飲食店の時短営業を進めるとしたが、Go Toトラベルについては、高齢者の利用自粛などを呼びかけたものの、感染拡大との因果関係は認めず、キャンペーンの延長決定までした。重症者増加で医療体制がひっ迫し、大阪や北海道では自衛隊の出動要請までしているとあって、ネット上でも、不満が高まっているようだ。

 こうした声を反映して、各マスコミが12月上旬に行った世論調査では、内閣支持率が軒並み下落している。読売新聞や共同通信などの結果を見ると、前月より10ポイント前後低い50〜60%ぐらいの水準に留まっている。

「早期退陣の可能性もあり、選挙で負ければ退陣論高まる」
 菅政権は、発足からわずか3か月で、なぜ支持率の急落を招いてしまったのだろうか。

 政治評論家の有馬晴海さんは、J-CASTニュースの取材に対し、こんな見方を示した。

「安倍晋三政権の末期は、支持率が50%を切って、菅さんが総理になると、20ポイントほども上がりました。それは、安倍さんが世襲政治家でアベノミクスなどのアドバルーンを上げていたのに対し、菅さんは、叩き上げとして実務で安倍さんを支えていたため、何をやってくれるのだろうかと期待があったのだと思います。しかし、アメリカの大統領のように、ハネムーンの100日間で具体的な成果が見えないと、今度は何をやっているんだと言われるようになります」

 Go Toキャンペーンを中止にしていれば、感染拡大が収まった可能性があるが、ともに進める二階俊博幹事長に自民党内の調整を頼っているため、難しかったのではないかとみる。

 このままでは、どんどん支持率が落ち込むといい、菅首相では選挙は戦えないと党内の声が高まれば、早期退陣の可能性もないとは言えないという。少なくとも選挙で負ければ、退陣論が高まるのではないかとしている。

「長期政権にするには、評価されるような政策を自分で見つける必要があると思います。お金を使うところを考え、病院を離れた看護師に戻って来てもらうために、給料をアップするといったことも考えられるでしょう。自衛隊の看護師は、災害が起こったときに必要ですので、事前に看護師を用意できるようにしておくべきでした。この国の将来ビジョンも明確にし、収入が月3万円増えるような経済にするといった政策を打ち出すなど、首相としての発信力を付けないといけないと思いますね」

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

5900名無しさん:2020/12/10(木) 21:15:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a635030633fcb6af80b2341b341dd5489168e2d
自公、広島3区で対立 競合回避へ調整本格化
12/10(木) 7:14配信

 元法相・河井克行被告の離党により自民党の空白区となった衆院広島3区で、自民、公明両党が競合する可能性が出てきた。

 公明党は既に、比例中国ブロック選出の現職の公認を決定。議席を死守したい自民党広島県連が9日、公認候補予定者となる同区支部長の選任を党本部に申請したためだ。両党が全国で展開する選挙協力にも響きかねない事態となり、難しい調整を迫られている。

 広島3区で、公明党は昨年7月の参院選に絡む買収事件で公判中の河井被告を支援してきた。事件を受けて地元支持者に反発や不信感が広がると、自民党候補では理解を得られないとして、比例選出の斉藤鉄夫副代表の公認を11月19日に決定。同22日には山口那津男代表も現地入りして、斉藤氏とともに事実上の選挙運動を本格化させた。

 これに対し、自民党広島県連会長の宮沢洋一参院議員は9日、山口泰明選対委員長と党本部で会い、広島3区支部長に石橋林太郎県議を選任するよう申請した。県連は支部長を公募し、10人の応募者の中から石橋氏を選んだ。

 山口氏との会談で、県連幹部は「党自体に対する信頼が薄れている選挙区だ。信頼を勝ち取るためにも、公認候補を立ててしっかりとした活動をしたいという声が多数ある」と説明、石橋氏が適任だと訴えた。だが、山口氏は「県の事情は痛いほどよく分かる。これから検討する」と歯切れが悪く、対応を明確にしなかった。

 自民党が議席を得ていた選挙区に公明党が公認候補を擁立するのは極めて異例だ。自民党は河井被告が地元首長らに現金を配った罪に問われ、強い政治不信を招いた弱みがあり、「政治とカネ」の問題に厳しい公明党に強く出られない。

 こうした経緯もあり、公認権を握る二階俊博幹事長の周辺では「公明党が立てるなら譲っても問題ないのではないか」との声も漏れる。自民党内では、任期満了まで1年を切った次期衆院選に向け公明党との協力を重視する立場から、選挙区は公明党に譲り、自民党の候補を比例中国の上位で処遇する妥協案も浮上している。

 ただ、自民党県連は「選挙区に出さない選択肢は全く考えていない」(宇田伸幹事長)と強硬姿勢を崩していない。公明党が公認候補を決めている他の9選挙区に自民党は支部長も置いておらず、まずは党本部が県連の申請通り支部長を選任するかが焦点となりそうだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2f38a229299c3e2ae7ad3adba4f96623d4c2c4ca
自民広島県連、3区支部長任命を党本部に要請
12/9(水) 18:38配信

 自民党広島県連会長の宮沢洋一元経済産業相は9日、党本部で二階俊博幹事長と会談し、公職選挙法違反の罪で公判中の元法相、河井克行被告=自民党を離党=の地元、広島3区で、次期衆院選の公認候補となる支部長に県議の石橋林太郎氏を任命するよう求めた。

 宮沢氏はこれに先立ち、山口泰明選対委員長とも面会。宮沢氏によると、山口氏は「広島の事情は痛いほどよく分かる。これから検討する」と語ったという。

 広島3区をめぐっては、公明党が斉藤鉄夫副代表=比例中国=の擁立を決めており、自公両党の調整が難航している。宮沢氏は記者団に「自民党候補を公明党と一緒に応援する態勢を党本部でつくっていただくことが一番良い」と強調した。

5901名無しさん:2020/12/10(木) 22:49:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/e4dfa08cad50bb01cd80824fbe3a6e181c4e0bd1
首相、トップ会談で痛み分け 医療費負担巡り公明と合意
12/10(木) 18:33配信

 75歳以上の医療費の窓口負担見直しをめぐり、菅義偉首相は10日、新たに2割負担となる所得基準について公明党の山口那津男代表と合意したことを明らかにした。双方の主張には溝があったが、互いが譲歩する「痛み分け」。政府と公明は児童手当の縮小問題でも意見が対立していたが、首相と山口氏の合意を機に一気に決着した。

 菅首相は、視察先の岩手県宮古市で記者団の取材に「2022年の再来年には団塊の世代が(75歳以上の)後期高齢者になる。我が国の社会保障の将来を考えた時に高齢者、若者、互いに支え合っていくことが極めて大事だと(山口氏と)意見が一致した」と述べた。自民、公明両党の政調会長と田村憲久厚生労働相が、10日に制度の詳細について詰めの作業を行うことも説明した。

 所得基準をめぐっては、対象者をより広くとって「単身世帯の年金収入で170万円以上」(対象人数約520万人)を主張する政府と、対象者がより少ない「240万円以上」(同約200万人)を求める公明が対立。政府内では、何より菅首相本人が「170万円以上」に強くこだわった。自公の政調会長間で協議が続いたが、「膠着(こうちゃく)状態」(公明の竹内譲政調会長)に陥っていた。

 「公明党が案を出してくれれば、自民も乗る」。与党幹部によると、自民の下村博文政調会長は竹内氏に対し、こんな提案したという。公明は当初、コロナ禍での負担増は次期衆院選などに影響するとして議論の「先送り」を主張していたが、下村氏の提案を受けて竹内氏は「240万円以上」を提示した。だが、その後下村氏は「首相の意向は固い」などと繰り返し、田村厚労相も交えた議論は平行線が続いた。

 これを受け、トップ同士が会談しなければ収拾できない事態に発展。首相は9日夜、自らと山口氏が直接協議する異例のトップ会談を行い、互いの主張の間を取り、「200万円以上」で合意した。

朝日新聞社

5902名無しさん:2020/12/11(金) 13:13:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/134ec0e2977eb3f1f521d995d08d425f587e4220
「菅総理 vs 安倍元総理」、戦慄すべき暗闘が繰り広げられていた…!
12/11(金) 7:02配信

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「叩き上げ」がなんだって言うんだ。苦労をたくさんした? 金持ちにしか分からない苦労だってあるんだ。貧乏だったら偉いのか。そんなこと、ボクは認めない……安倍クンはきっとそう思っている。
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「安倍潰し」の下手人は?
 「伊藤博文の例もあります。次の自民党総裁選に出ることは考えていないのですか」

 地元・下関の後援者に問われ、安倍晋三(前総理)は嬉しそうに笑った。11月1日から3日にかけて、安倍は総理退任後、初めての地元入りを果たした。そして父・晋太郎元外相の墓参りをし、後援会関係者との会合や挨拶回りをこなした。

 その際、後援者たちから「3度目の総理を目指すべきだ」という声が次々に上がったのだ。

 「伊藤博文は山口が誇る明治の元勲ですが、のべ4度にわたって総理大臣を務めています。その例に則り、安倍さんが再び総理に返り咲いたとしても何らおかしくない。3日間の強行スケジュールということで少しお疲れの様子も見えましたが、湧き上がる『待望論』を受け、とても喜んでいるように見えました」(山口県内の政界関係者)

 持病の潰瘍性大腸炎の悪化により、安倍が辞任したのはわずか2ヵ月前。しかし、そんな経緯などなかったかのように、このところの安倍は精力的に活動してきた。

 「(新しい薬の)点滴が効いてきた。スピード改革(体質改善)だよ」

 安倍は朗らかな表情で、周囲にそう語る。

 「脂っこい料理も食べるわ、酒も飲むわで元気いっぱいに見えます。最近は毎週末、ゴルフに勤しんでるそうです。シンパの議員たちの間では、『安倍さんのエンジンがかかった。生き返った』などと、再々登板への期待が日増しに高まっています」(自民党中堅代議士)

 意気軒高な安倍は、側近にこう漏らしている。

 「菅ちゃんには、政権を預けているだけだから」

 通算2度目の政権投げ出しという大失態により、完全に瓦解して瓦礫の山と化したはずの「安倍劇場」が、華やかに、煌びやかに再開して―。

 といった雰囲気も漂い始めていた11月23日、異変が起きる。「読売新聞」朝刊に、突如としてこんな記事が載った。

 〈安倍前首相秘書ら聴取 東京地検〉

 〈安倍晋三前首相(66)側が主催した「桜を見る会」の前夜祭を巡り、安倍氏らに対して政治資金規正法違反容疑などでの告発状が出されていた問題で、東京地検特捜部が安倍氏の公設第1秘書らから任意で事情聴取をしていたことが、関係者の話でわかった〉

 ハイな気分に浸っていた安倍に対し、急転、司直の手が及ぶというのだ。

 「『桜』問題では、安倍事務所が後援会関係者らを招待した前夜祭(懇親会)が焦点です。会費(一人5000円)だけでは高級ホテルで大パーティを開けるわけがなく、足りないカネは安倍事務所が補填したのでは? という疑惑が持たれていました。

 その疑惑についての『核心』情報が、なぜか続々とメディアに流出した。『5年間で800万円超補填』『領収書は廃棄か』などと、安倍サイドに不利な続報が絶え間なく出ています」(全国紙政治部記者)

5903名無しさん:2020/12/11(金) 13:13:14
>>5902

「使用人」だったのに
 安倍レベルの政治家の捜査情報は、それを知っている者が「その気」になって流さない限り、表に漏れ出すことはない。

 では、いったい、どこの誰がその情報をメディアにリークしたのか。別の全国紙の官邸担当記者は、こう話す。

 「安倍時代の経産省主導の官邸を、菅総理は法務省・警察庁主導に変えた。政権と距離があるとされる林眞琴検事総長すら、あえて泳がせています。この検察から上がった情報を、官邸の何者かがリークしたようです。

 これまでも官邸肝いりの政策情報などを定期的に報じた『読売』に、そのルートで先に情報が流れたと見られている。反政権の『朝日』や『毎日』ではなく、政権寄りの『読売』やNHKが先行しているというのも、客観的にそれを裏付けています」

 では、官邸はなぜそんな記事を書かせたのか。

 「要するに、安倍潰しです。安倍さんは最近、『私なら早期解散する』という趣旨の発言までして、『余計なお世話だ』と、菅総理をイラつかせていた。『調子に乗ることは許さない』という、菅総理からのメッセージと思われます」(同)

 安倍と菅。生まれも育ちもこれほど違う2人が、7年8ヵ月もの間、総理と官房長官としてコンビを組んだのは、奇跡だったのかもしれない。

 祖父(岸信介)が元総理、父(安倍晋太郎)が元外相、大叔父(佐藤栄作)も元総理という超エリート一族に生まれた安倍。雪深い秋田から単身上京し、議員秘書からのし上がってきた「叩き上げ」の菅。

 初当選時からプリンスだった安倍に対し、菅は、そんなエリートにひたすら傅く姿勢を貫くことで、その後任に収まった。

 異なる2人は、それゆえ、不思議にウマが合った―というような展開はドラマなどではありがちだが、残念ながら安倍と菅はまったく違う。

 自民党元幹部の一人がこう語る。

 「安倍や麻生(太郎副総理兼財務相)は、菅をあくまで『秘書官』、あるいは『使用人』として扱ってきた。安倍はボンボン育ちの人の好さで、『菅ちゃん』などと言って転がし上手く利用してきたが、麻生のほうは明らかに菅を見下してきた。

 それどころか麻生は、菅が実は権力志向であると見て取り、危険視して『アイツを切れ』と安倍に進言したこともある。

 菅が配下の官僚ら、『下』の立場の者にことさら強く当たり、意に沿わない人間は決して許さないというように歪んでしまったのも、安倍や麻生らに『下々』の扱いを受け、叩き上げの過程で叩かれ過ぎたからだ」

5904名無しさん:2020/12/11(金) 13:13:45
>>5903

最高峰と最底辺
 総理を交代した後、菅は安倍と一度しか会って話をしていない。それも、酒を酌み交わしながらじっくり話をしたというわけではない。執務の合間に議員会館の安倍の部屋を訪れ、10分ほど短い挨拶を交わしただけだ。

 きめ細やかな配慮が売りで、二階俊博幹事長との会食や意思疎通は一日として欠かさない菅が、政権の禅譲を受けた「恩人」の安倍に、いくら何でもそのよそよそしい態度はあり得ない。

 隠しようもない、ホンネがそこに滲み出る。つまるところ、菅は安倍のことが「嫌い」なのだ。

 「安倍政権の継承を唱えながら、菅が真っ先にやったのは、安倍の意思を無視してその最側近だった今井尚哉首相秘書官を切り捨てること。安倍の出身母体である細田派も人事で冷遇し、萩生田(光一文科相)と西村(康稔経済再生担当相)らは再任に留め、下村博文を選対委員長から、稲田朋美を幹事長代行から外してしまった。

 そんなことをされて、安倍が面白いわけがない。『菅総理は政策じゃなく、人事ばかりしているよね』と、周囲に不満を漏らしている。

 体調回復に伴い、『ボクならもっとできるのに』と言わんばかりの態度を取り始めた安倍を見て、サディストとしての菅が本性を剥き出しにした結果が、今回の『桜』疑惑の急浮上ではないか」(自民党ベテラン議員)

 生まれや育ち、氏素性は関係ない、という一般社会の倫理は、政治の世界には当てはまらない。地盤(選挙区)、看板(知名度)、カバン(資金)を最初から持っている者と、そうでない者。

 安倍や麻生は、生まれながらにしてそれらを持ち合わせ、将来を約束されていた政治家だ。一方、菅には何もなかった。

 「秘書として、仕える議員(小此木彦三郎元建設相)のところへ弁当を運ぶのが最初の頃の仕事だった」(菅をよく知る政界関係者)という、まさに「最底辺」から、自分の力のみを頼りに総理の座まで上り詰めた男。

 菅のかつての旗印は、「世襲反対」である。世襲議員を憎み、「駆逐してやる!」と叫んでのし上がった菅が、最高権力を手に入れた今、苦労知らずのボンボンに斟酌する必要は皆無。安倍とはそもそも、分かり合える部分などカケラほどもない。

 「菅総理が明確に検察をけしかけた可能性は低い。ただ、菅総理が、捜査動向を知らなかったはずがない。検察の動きを知っていながら、あえて黙認した。

 かつて小泉(純一郎)政権時代、当時の福田康夫官房長官が、『それはけしからんね』と一言を発し、これを検察が『GO』サインと解釈し、鈴木宗男(元官房副長官)が逮捕された。知っていて黙認したのは、菅総理が『やれ』と言ったのに等しい」(全国紙政治部デスク)

 安倍は必ず潰す。「政権を預けているだけ」などと宣う世襲貴族のなすがままになったのでは、菅の生涯はエリートに利用され、すり減っただけの、あまりに惨めなものとなってしまうではないか。

 「『桜』の前夜祭はいつ選挙があるか分からない状況での支援者の接待になるので、公職選挙法違反(寄付行為)の適用は難しい。しかし、会費の収入と支出を収支報告書に記載していないのだから、政治資金規正法違反になるのは明白です。

 安倍前総理は国会で、『会費の補填はしていない』『政治資金規正法違反にはあたらない』と繰り返し強弁してきた以上、政治的、道義的責任は問われる。最悪、議員辞職もあり得なくはない」(検察担当記者)

 官房長官として、立場上、安倍を擁護してきた菅も追及を受けるが、当事者ではないから、比較してダメージは低い。菅は肉を斬られる。だが、安倍の骨をばっさり断てるのならば、それでいい。

 再び幕が上がったと思われた安倍劇場。菅の怨念と執念の前に、いきなり終演か―。

5905名無しさん:2020/12/11(金) 13:14:15
>>5904

二階劇場をぶっ壊す
 ところが、そう簡単にはいかないのが永田町である。

 「菅の陰険さが明らかになり、人望を失い始めた。安倍はもともと、現在の治療が半年ほどかかるようで、その間は身動きが取れない。そのため、盟友の麻生との連携を強化し、細田派、麻生派、岸田派の主流3派を固め、キングメーカー的にポスト菅の総裁候補を担ぐ計画を立てている。

 狙うは『二階外し』。二階が失脚すれば、後ろ盾がそこにしかない菅政権は瓦解する。『桜』を使って菅がどんな脅しをかけてこようが、二階さえ排除してしまえば、菅はもはや手も足も出ない」(自民党幹部)

 安倍の付け入るスキは、いまや明らかになりつつある、菅・二階コンビの新型コロナ対策の失敗だ。

 前出・自民党ベテラン議員がこう語る。

 「『GoToトラベル』は安倍政権の遺産だが、実は二階の肝いり案件だったことは、国民にも周知の事実になっている。

 コロナ禍の拡大に伴い、安倍は『20年先には生きていない人(二階)がコロナ対策に関わってはダメだ』などと批判を始めた。感染拡大で解散もできないので、『伝家の宝刀』を菅に抜かれる心配もない。

 ただでさえ、図に乗って傲慢になった二階一派に対する不満が党内に鬱積しつつある。『コロナ禍は二階のせい』という論調を強めれば、大幹事長の求心力も失われ、菅は孤立していく」

 叩き上げを、その怨念ごと叩き潰す。菅が泣くまで、殴るのはやめない。「決戦」は、これまでのどんな政争より、激しいものになるだろう。
(文中敬称略)

 『週刊現代』2020年12月5日号より

週刊現代(講談社)

5906名無しさん:2020/12/11(金) 13:15:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f4110f92cd19e5109533584818eaa5214c29eb4
不仲説をよそに接近の動きも 菅首相と麻生副総理の会食から見える政権ナンバー1・2の関係は
12/11(金) 7:01配信

12月8日夜、菅首相は東京・虎ノ門ヒルズにある高級ホテル「アンダーズ東京」内のレストランに入った。麻生副総理兼財務大臣との会食に臨むためだ。9月の菅内閣発足以降、両氏の会食は10月17日以来2度目となる。ただ今回の会合はそもそも、先月に予定されていたものが両者の都合で延期となり“リスケ”された会だった。このため両氏は実質、月に一度、定期的な会合を開いているとも言える。

ちなみに10月17日の前回の会合は菅首相がベトナムとインドネシアへの初外遊に出発する前日に開かれた。この場で麻生副総理は自らが首相を務めた時の経験を踏まえ、首脳会談に臨む際の目線の向け方や会談・会食での振る舞いなどについてアドバイスしたという。その後、外遊から帰国した菅首相は麻生副総理にお礼を伝えたという。現職首相と首相経験者の会食ならではのエピソードと言える。

総理と副総理 政権2トップの夜会合で何を食し、何を語ったのか
さて、8日の会合場所となったアンダーズ東京のレストラン「The Tavern」は菅首相が官房長官時代から利用する店の一つで、この日も菅首相側が選んだという。関係者によると菅首相はこの店で、ステーキやラーメンなどを好んで食べるということで、麻生副総理も肉を好んで食べることから、この日も両者でステーキを食したのかもしれない。飲み物は、お酒が好きな麻生副総理はワインを飲み、お酒が飲めない菅首相はウーロン茶や炭酸水を飲んでいたという。

この日はちょうど新型コロナウイルスの感染拡大防止策や経済振興策などを盛り込んだ事業規模73.6兆円の追加経済対策が閣議決定されたことから、両氏にとってもある意味で“一段落“した節目の日でもあった。

午後6時半過ぎから始まった会合は2時間以上に及んだ。国内外の諸情勢や党内情勢、自公両党間で決着が先送りされている75歳以上の医療費負担の行方など、様々な話題が出たとみられる。また焦点の解散総選挙の時期についても意見が交わされた可能性がある。双方の関係者からは「大変盛り上がったようだ」という声が聞かれることから、良好な雰囲気での会食だったことがうかがえる。

5907名無しさん:2020/12/11(金) 13:15:50
>>5906

実は親密?根強い“不仲説“に双方から払拭する声 
そもそも永田町・霞が関周辺では、安倍内閣を共に支え今は政権のナンバー1・2となった菅・麻生両氏の関係を疑問視する声、もっと言えば不仲説が根強い。安倍政権時には衆院解散の時期をめぐって両氏の考えの違いが指摘されたほか、菅政権の人事に関しての溝もとりざたされるなどしてきた。

しかし両氏はそうした声をよそに、安倍政権時代から2か月に一度、定期的に会食し、安倍首相を支えるための課題等を共有していた。そして菅内閣となった今もその会食が続いている。関係者によると、菅首相は麻生副総理について「麻生さんには大変助けられている」と感謝の意を示し、麻生副総理も「菅首相を全力で支える」と語っているという。

さらに菅首相・麻生副総理の双方の周辺からは「両者の間を割いて、自らの政治力を増そうという勢力がいるとしか思えない」と言う声が聞かれるなど、不仲説は菅―麻生ラインの接近を警戒するための“風説の流布”だとの指摘が聞かれる。

当選8回で72歳の菅首相に対し、麻生副総理は当選13回の80歳で元首相だ。菅首相にとって麻生氏は大先輩だが、麻生氏の周辺は「麻生さんは総理大臣を経験し、総理というのはいかに孤独な闘いを強いられるかわかっている。だからどういう形で支えられるのが一番よいのか十分に分かっている」と語る。麻生氏としては、自らの経験を生かし菅首相の不安を少しでも払拭したいとの考えがあるということで、現に麻生氏は周辺に対し「首相になった途端に悪い話が入ってこない。だから党内や海外の情勢を自分が総理に入れないといけない」と自らの役割について話しているという。

一般企業に例えると若手がうらやむ超元気な社長と副社長
両氏は72歳と80歳と高齢ながらも、若手顔負けの体力と行動力が共通の強みだ。2人とも朝は日課の散歩などで体力強化にいそしみ、夜は2時間超に渡る会食をこなし、麻生氏はその後も別会合に夜遅くまで出席する。菅首相も官房長官時代は夜の会食を毎晩のように2件こなしていた。さらに人心掌握術や人を見る眼力も共通の強みで、一般企業に例えると超元気な社長と副社長といえるかもしれない。

両氏がお互いを本音でどう思っているかはともかく、権力闘争が絶えない永田町では両氏への嫉妬や、両者の間に亀裂を生じさせようという動きは、今後も続くとみられる。しかし菅政権が長期の安定政権を築くためには、菅―麻生両氏がより強固な関係を築き、ラインを強化していくことが重要だとの見方には説得力がある。両者が今後、どのような信頼を構築し、どんな日本の未来を描いていくかは政局のカギを握りそうだ。

(フジテレビ政治部 千田淳一)

千田淳一

5908名無しさん:2020/12/11(金) 13:39:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ffac38d6f97937c301639864c8f9a43ad10053c
菅首相会見するも支持率ダウン 要因は「中途半端」なGoToのジレンマか
12/9(水) 18:31配信

菅首相は4日、臨時国会の閉会にともない記者会見を開き、新型コロナウイルス対策などについて、改めて国民に説明した。しかし報道各社の世論調査では前月より支持率がダウンした。その背景には、政府内でも「中途半端」と評されるGoToトラベルをめぐるジレンマがあるようだ。

菅首相は、会見の冒頭、新型コロナウイルスの感染拡大について「感染者数や重症者数が過去最多となり極めて警戒すべき状況が続いている」「病床も逼迫し始め、強い危機感を持って対応している」と強調した。

その上で政府の対策として、GoToイートの新規発行の停止や人数制限の呼びかけ、GoToトラベルの大阪、札幌など感染拡大地域での一時利用停止、東京都での高齢者や基礎疾患を持つ旅行者の利用自粛呼びかけなどを改めて説明。さらに年末年始にむけて「マスク着用、手洗い、3密回避などの基本的な感染予防策の徹底」を改めて呼びかけた。

内閣支持率は10ポイント以上ダウン コロナ対応半数超が評価せず
この総理会見と臨時国会の閉会を受け、報道各社は世論調査を行ったが、共同通信が5〜6日に実施した調査では、菅内閣の支持率は前月に比べて12.7ポイント下がって50.3%となった。また政府の新型コロナ対策について「評価する」が37.1%だったのに対して、「評価しない」は55.5%と半数を超えた。

この支持率の下落について政府高官は「結局はコロナの影響。コロナ対応の評価が下がっている」と受け止め、別の政府関係者は「政府のコロナ対策が中途半端なものだと世論に受け止められてしまっている」と分析した。

この政府関係者が国民に「中途半端」と受け止められている対策の1つだと見ているのが、GoToトラベルだ。菅首相は今回の会見で、「国民の命と暮らしを守るために雇用を維持し、事業を継続し、経済を回復させる」として、例外を除きGoToトラベルは継続させる意向を示したが、その“一部地域の除外や制限”という弾力的な運用の有効性が、うまく国民に伝わっていないのだという。感染拡大防止のためには人の移動は好ましくないが、観光業に携わる人などを守るためには、人の移動を促進しなければいけないというジレンマの中での政府の苦慮がうかがえる。

5909名無しさん:2020/12/11(金) 13:40:04
>>5908

会見ではGoToと二階幹事長の関係について質問が
そして菅首相の記者会見では、30分間行われた質疑の冒頭と最後がGoToトラベルに関する質問だった。その最後の質疑はGoToトラベルの継続と自民党の二階幹事長との関係についての以下のようなやりとりだった。

記者:

「GoToトラベルキャンペーンを強く推進する自民党の二階幹事長は全国旅行業協会の会長を務めているが、結果的に他の業界に比べて自民党はこのトラベル業界を優遇しているのではないかと思う国民はいると思われる。その点について、総理の御意見を」

菅首相:

「GoToトラベルでありますけれども、そもそも日本には観光関連の方が約900万人おります。(中略)そうした人たちはもう、このまま行ったらまさにこの事業を継続することができないというような状況の中で、私どもはこのGoToトラベルをさせていただいて今に至っています。二階幹事長が特別ということではなくて、何がこの地域の経済を支えるのに一番役立つのかなという中で判断をさせていただいているということであります」

政府がGoToトラベルを推進する背景には、全国旅行業界会長を務める二階幹事長の影響があり、旅行業界を優遇しているのではないかとの問いに対して、菅首相は「二階幹事長が特別ということではなく、地域の経済を支えるために一番役立つ判断をしている」と強調した。

一方、その二階幹事長は7日の会見で、内閣支持率の低下について「嬉しいことではないが、一喜一憂しないで現下の情勢に真剣に取り組んでいく」と述べ、GoToトラベルの見直しの可能性については「一応ご意見はご意見で参考にしたい」と答えた。

菅首相の次の国民への呼びかけの機会は…
政府は8日、新型コロナ対策などを盛り込んだ事業規模73兆円あまりの追加経済対策を決定した。この中には雇用調整助成金の特例措置の延長のほか、GoToトラベルの来年6月末までの延長のための予算も含まれている。

政府は引き続き、コロナ対策と経済活動の両立を図る構えだが、年末年始でふるさとに帰省しようか悩んでいる人たちが多くいると思われる状況で、今後、菅首相がどのようなコロナ対策を進め、国民に呼びかけを行っていくのかを注視したい。

(フジテレビ政治部 総理番記者 亀岡晃伸)

亀岡 晃伸

5910名無しさん:2020/12/11(金) 13:40:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c796efeea2e6360e2cf55fa8ef76d5b272d7a57
“GoTo一時停止”政府首脳ら否定的考え
12/11(金) 10:51配信

政府内で浮上していたGoToトラベルの運用を一時停止する案について、政府首脳らが否定的な考えであることがわかりました。

ある政府関係者は感染が拡大している愛知県について、GoToトラベルを一時停止する可能性があるとの見方を示しています。また、別の政府関係者は「年末年始含む2か月間、一時停止し、その分、期間を延長する案など運用の一時停止を含め検討を始めた」と話しています。ただ、菅首相はGoToトラベルの継続に強いこだわりを持っていて、政権幹部は「絶対に一時停止はしない」と話しています。

政府は11日に開かれる分科会の提言を受け、近く対策本部を開く予定です。

5911名無しさん:2020/12/11(金) 13:42:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/340fb57053c81ca7257f9b62574e3ee867eedc4a
「桜を見る会」問題で、実弟・岸信夫による“安倍家切り”が始まった!
12/10(木) 6:04配信

「政治家であれば当然、自分の行動には責任を持たないといけない。そのことを有権者の皆さんに説明する責任は、もちろんある」

 2013年〜2019年に東京都内で行われた「桜を見る会」前夜祭の費用を、安倍晋三前首相(66)の事務所が5年間で約900万円を補填していたとされる問題について、岸信夫防衛相(61)は12月7日夜に出演した『報道ライブ インサイドOUT 』(BS11)で、そう述べた。

 岸信夫氏は、安倍氏の実弟だ。生後まもなく、母・洋子さんの実家である岸家に、信和・仲子夫婦の養子として迎えられた。苗字は違えど、肉親である岸氏から、安倍氏の説明責任を追及する声が出たというわけだ。

「これは、安倍前首相と距離を取るために、あえて発言した “観測気球” でしょう」と分析するのは、政治ジャーナリストの角谷浩一氏だ。

「安倍氏のスキャンダルには、森友学園問題では奥さんの昭恵夫人が、今回の前夜祭の問題には秘書がというように、すべて身内が絡んでいます。

 いままでは、それを政治力と権力で抑え込み、安倍氏自身には累が及ばないようにしてきました。ところが、世論調査で『安倍氏を国会招致すべき』が60%を超えるなど、『知らなかったから責任がない』という法律論では逃げられない段階に来ています。

 岸氏は、実弟であり、現職閣僚でもあるという微妙な立場です。前夜祭の問題に対して、あいまいな発言をすれば、岸氏にも批判が波及しかねない、という危惧からの発言でしょう」(角谷氏)

 ある自民党関係者も、「今後、安倍氏の立場は不安定なものになる」と語る。

「今回、安倍後援会の代表だった『公設秘書』は略式起訴されるでしょうが、“安倍氏逮捕” というところまでは、辿り着かないでしょう。

『前夜祭の費用を補填したのは、あくまで公設第1秘書の判断で、安倍氏本人は補填されていたことすら知らなかった……』という “ストーリー” に落ち着くと見られます。安倍さん本人も、余裕しゃくしゃくの様子です。

 一方で菅首相は、安倍さんの影響力を削ごうとしています。もう首相でもない安倍さんが11月に解散について言及したことと、『ポスト菅』として安倍さんの再々登板が取り沙汰されることについて、菅首相はかなり頭に来ているようですからね。安倍さんを国会招致する動きの背後には、菅首相がいると言われています。

 また、安倍さんの公設第1秘書は、これで事務所を辞めざるをえないでしょう。実際、安倍氏の地元では、かなり批判の声が出ています。しかしあの秘書は、地元を取り仕切っていた存在でもあり、退職されるとかなりの痛手です。安倍氏の次の選挙は、厳しいものになるでしょう」(自民党関係者)

 さらに角谷氏は、「岸氏の発言には、火の粉を落とす以上に、一族の未来を考えた深い意味も込められている」と話す。
 
「そもそも、岸氏が安倍家から養子に出たのは、子どもがいなかった岸家の名前を残すためです。現在は、信夫氏が入閣したことで、長男の信千代氏が10月末でフジテレビを退社し、大臣秘書官となっていますが、岸家は信千代氏が後を継ぐことで話が進んでいます。それほど、岸家にとって後継者の問題は重要なんです。

 代替わりの方法とタイミングを見極めるという、大切な今の時期に、安倍家の問題が岸家に悪影響を与えてはいけません。一族として、安倍家と岸家が共倒れすることは許されない。最悪の事態に備え、『岸家だけでも守らなければ』という思いがあるのでしょう」(角谷氏)

 華麗なる名門一族の、防衛本能が見え隠れする――。

5912名無しさん:2020/12/12(土) 00:31:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/9299cb512edf747aa99fb4227fa59dced81862f9
「学術会議の話、聞くなんて」坂井副長官、NHK番組に
12/11(金) 21:34配信

 坂井学官房副長官は5日夜の会食の場で、菅義偉首相が出演した10月のNHKの報道番組をめぐり、「所信表明の話を聞きたいといって呼びながら、所信表明にない(日本)学術会議について話を聞くなんて。全くガバナンス(統治)が利いていない」などと言及した。坂井氏は7日、朝日新聞の取材に対し、会食の席での会話にすぎないとの認識を示したうえで、発言内容を認めて、「報道を規制すべきだという趣旨では全くない」と説明した。

 首相は臨時国会の所信表明演説が行われた10月26日夜、NHKの報道番組「ニュースウオッチ9」に出演。日本学術会議の会員候補の任命拒否問題について繰り返し問われ、「説明できることとできないことがある」などと強い口調で反論した。自らの所信表明演説では、この問題に触れていなかった。

 坂井氏は5日夜の発言について、「首相への出演依頼が所信表明についてだったのに、番組内では学術会議(問題)への質問が多かった。約束は守ってほしかったという思いからだ」と説明。「もし、出演依頼をする部署と番組制作をする部署が連携できていなかったとすると、ガバナンスが利いていないのではないかという趣旨だった」と語った。

 5日夜の会食は、東京都内のホテルの地下にある飲食店で行われ、首相や熊谷亮丸(みつまる)内閣官房参与が参加。複数社の記者が店外の廊下で待機していた。首相が退店した後、坂井氏と熊谷氏の会食が続くなかで、坂井氏の店内での発言が、廊下にいる記者団にはっきりと聞こえた。なかには、「NHK執行部が裏切った」といった発言もあった。

朝日新聞社

5913名無しさん:2020/12/12(土) 01:07:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a1011517a834bd7fa87f2d99d74a05387f06d41
二階氏「結婚21年、合意できぬはずない」 自公幹事長が結束確認
12/11(金) 22:23配信

 自民党の二階俊博、公明党の石井啓一両幹事長は11日夜、東京都内のステーキ店で会談した。自公両党は75歳以上の医療費窓口負担を引き上げる制度改革をめぐる交渉が難航したが、菅義偉(すが・よしひで)首相と公明党の山口那津男代表によるトップ会談で合意できたことを受け、改めて結束を確認した。

 同席した森山裕国対委員長によると、二階氏は「(自公連立による)結婚から21年になる。お互い国民のことを思い、国家の将来を考えれば合意できないはずはない」などと呼びかけたという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d977fe1ae0e3128cea3cb370b206cd3873f88d24
医療費、自公の絆で決着 二階氏
12/11(金) 22:39配信

 自民、公明両党の幹事長、国対委員長らは11日夜、東京都内で会談した。

 政府・与党の協議が難航の末に決着した高齢者医療費負担引き上げについて、自民党の二階俊博幹事長は公明党の連立政権参加から今年で21年がたつことに触れ、「結婚して21年だから、国民を思い、国家の将来を考えれば合意できないはずがない」と語った。

5914名無しさん:2020/12/13(日) 01:38:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0adfd938136fc2f5028cb7bb79201322f5a060c
官邸VS公明、急転直下の決着 「党高政低」加速も〔深層探訪〕
12/12(土) 8:30配信

 首相官邸と公明党が激しく火花を散らした75歳以上の医療費の窓口負担引き上げ問題は、9日の自公党首会談を経て急転直下、決着した。最も強硬だった菅義偉首相が一転軟化し、妥協案を示したからだ。今後、与党の主張が強まり、安倍前政権時代の「政高党低」から「党高政低」への流れが加速する可能性もある。

 ◇会談冒頭に譲歩
 「年収200万円以上の方々に負担いただくことでお願いしたい」。公明党の山口那津男代表によると、首相は9日夜の山口氏との会食の冒頭、唐突に切り出した。「170万円以上」にこだわっていた首相が譲歩した瞬間だ。山口氏は「それで結構でございます」と矛を収めた。

 安倍前政権は昨年12月、一定所得以上の75歳以上の窓口負担を2割に引き上げる方針を決定。ただ、「一定所得」の線引きは先送りした。前政権が期限と位置付けた今年12月を迎え、厚生労働省は「155万円以上」から「240万円以上」まで5案を与党に提示した。

 関係者によると、来年の衆院選を意識する与党内から結論先送りを求める声が上がる中、若い世代の負担軽減に強い思いがあるとされる首相は年内決着にこだわった。5案のうち、対象者が2番目に多い「170万円以上」を目指す意向を早々に固め、公明党との協議でも一切譲歩しないよう指示した。

 公明党と親密とされてきた首相の強硬姿勢に、自民党内には驚きもあった。麻生太郎副総理兼財務相が対象者の拡大を求めていたことに加え、菅政権初の公明党との調整に「今後を考えれば安易な妥協はできない」(首相周辺)との思いもあったとみられる。

 ◇異例の政府批判
 公明党も態度を硬化させた。「結論先送り」から「240万円以上」の主張に切り替え、さらなる妥協をにおわせる柔軟姿勢を見せたものの、首相に歩み寄る姿勢がないと分かると、山口氏は「(240万円以上は)最大限の譲歩。政府がどう協議を煮詰めていくのか見えないのが進展しない要因だ」と異例の政府批判を展開した。

 交渉は政調会長レベルを飛び越え、幹事長・国対委員長がいったん引き受け、政調会長間に差し戻された。この間、政府の全世代型社会保障検討会議は2回延期された。

 自民党の下村博文政調会長は「政府は一切降りず、公明党に100%同意を求めるのは難しい」とぼやいた。

 ◇翻意求める署名も
 首相は9日昼のジャーナリストとの会食でも「譲る気は全くない」と語っていたという。その姿勢をわずか半日で変えた背景には、次期衆院選での公明党との選挙協力への懸念に加え、自民党内にも「170万円以上では支持者から猛反発を受ける」(幹部)と心配する声が広がっていたこともあった。

 自民党にとって75歳以上の後期高齢者の医療制度は鬼門。2009年の衆院選でも当時の民主党などから「年寄りいじめ」と追及され、野党転落の一因となった。自民党内では首相に翻意を求める署名の動きも出ていたという。

 「首相の主張がいつも通るわけではない。いろんな人の意見を聞いて首相が判断した」。政府高官はこう振り返った。公明党関係者は「首相が最初から数字を口にしたのが混乱の最大の原因だ。やり方がうまくなかった」と首相の対応を批判した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3381f0020d45bb1f175ec2810e571aea58f775b0
麻生氏「来年1月早々の解散はなさそうな状況」
12/12(土) 21:43配信

 麻生副総理兼財務相は12日、衆院議員の任期満了が来年10月に迫る中、新潟市内で開かれた政治資金パーティーであいさつし、「来年1月早々の解散はなさそうな状況になってきているので、時間は少々ある。勝てる状況を今から作り上げなければいかん」と支持を呼びかけた。

 13日には自民党の二階幹事長も新潟4区の新人候補を応援する予定だ。同党は前回2017年衆院選で、新潟県内6小選挙区で同区を含め4敗を喫した。

5915名無しさん:2020/12/13(日) 01:51:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c4d7246937af23189ccd2e33b34ef74d4660039
菅総理が青ざめる…安倍元総理の「復活と反撃のノロシ」が上がり始めた
12/12(土) 8:02配信

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先を読めない者は、永田町で生き残ることはできない。アンタの政権を、全力で支える―などと言う言葉を真に受ける無邪気な政治家は、いずれ、敗れ去る。ガースーもそれは分かっていたはず……(『週刊現代』2020年11月28日号より)
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安倍さん、そりゃないよ
 (眠い……なんだか眠いんだ……)

 このところ、最高権力者ガースーこと菅義偉総理は、疲労の極致に達している。

 (尾身め……)

 冬が近づき、日本でも新型コロナの感染者数が増え始めている。これに、政府の感染症対策分科会の尾身茂会長が、

 「(再度の緊急事態宣言を)回避するためには今が非常に重要な時期」

 「いま踏ん張らないと、もっと経済が抑制されることになってしまう」

 などと、非常に強い懸念を示しているのだ。

 菅はげんなりした。

 (なぜもっと、忖度しないのか)

 現在の菅の大目標は、コロナ対策と経済立て直しの両立である。感染爆発は困るが、かといって人の動きが止まって経済が崩壊すれば日本は立ち行かなくなる。

 この難しいオペレーションを、やり遂げねば総理総裁としての自分のクビが危うい。そのため日々の言い回しにも苦労しているのに、尾身氏は菅の意向を忖度せず、コロナの危険を訴える。

 菅はそれにイラついているのだという。

 「尾身氏を憎んでいるかのようなレベルです。総理にしてみれば、政府の管轄下にあるオブザーバー組織に過ぎないのだから、こっちの意向に沿って発言しろ、と。

 ところが尾身さんはそれを無視して危機を訴える。総理は非常に怒っていますが、下手に圧力をかければ学術会議問題の二の舞になりかねないので、怒鳴りつけるわけにもいかず、イライラが募っているのです」(官邸スタッフ)

 毎日、朝からイライラし通し。そのため一日の終わりごろには疲労困憊、睡魔に襲われ、つい居眠りもしてしまう。菅が連日、瞼が重く眠そうな目をしているのには、そんな背景もあるのだ。

 そんな折、さらに菅の神経を、ささくれ立たせる要因が増えた。

 前総理・安倍晋三のまさかの復活劇である。

 総理を辞任する直前、一時は末期がん説すら流れた体調不良の状態から、安倍は周囲が驚くような回復ぶりを見せている。

 安倍の知人である政界関係者が語る。

 「安倍さんは最近、すっかり元気を取り戻して、かつての政権奪取前夜を思わせるような活発ぶりですよ。各界の知識人に自ら声をかけて会合を繰り返し、その場に後輩議員も呼んで識者と引き合わせている。食事も脂っこい中華料理をぺろりと平らげるし、アルコールも普通に嗜む。絶好調と言ってもいいのでは」

 安倍は11月11日、自民党の「ポストコロナの経済政策を考える議員連盟」会長に就任した。安倍応援団・山本幸三元地方創生相が率いた「アベノミクスを成功させる会」を衣替えした、安倍による、安倍のための有志議員連盟である。

 「8年前に第二次安倍政権を生み出した、『チーム安倍』の再結集です。初回の会合には、大規模な金融緩和による景気対策が持論の岩田規久男元日銀副総裁が講師に呼ばれ、まさにアベノミクスの夢よ再び、という感じですね」(自民党中堅議員)

 この議連には、先の総裁選で菅に大敗し、「終わった人」扱いとなっている岸田文雄前自民党政調会長も参加し、健在をアピールした。

 「安倍さんをもう一度、総理にするための議連ができた!」

 自民党内の「安倍ファン」は色めき立っているという。

 「じょ、冗談じゃねえべ」

 菅からすれば、とんでもない話である。

 表向き、「菅政権を支えていく」などと言っておきながら、安倍は何をしているのか。

 安倍待望論が沸き上がることは、菅不要論が広がるのと同義だ。言っていることとやっていることがあまりに裏腹、ただの梯子外しではないか。

5916名無しさん:2020/12/13(日) 01:51:52
>>5915

一日に2度も「連れメシ」
 「安倍は11月16日、長島昭久(衆院議員)のパーティで、『もし自分が総理だったら、(衆院解散について)非常に強い誘惑に駆られる』などと言って、解散総選挙を唆すような発言までした。

 同じく、いま党内で盛んに早期解散論を唱えているのは、安倍側近の下村博文政調会長。菅からしたら、『辞めた人間が横車を押すのは止めてくれ』と言いたいだろう」(自民党ベテラン議員)

 何もかもが、菅の気に障る。周りにいるのは、味方のフリをした敵ばかりではないのか。ギリギリ、イライラ……。心労が重なり、考えているうちに日は暮れる。

 (眠い……)

 夕方になると瞼も気分も鬱々と重くなっていく。そんな菅の唯一の拠り所となっているのは、もちろん決まり切っている。

 「総力結集ゥ!!」

 そう叫んで、いまだ勢いが衰えない、二階俊博幹事長と、その軍団だ。

 「『総力結集』は田中角栄が遺した言葉ですが、二階さんは前以上にこの言葉を押し出していて、最近はテレビ出演した際にも言及している。二階派はまさに、この言葉を胸に刻んで自民党内の力をまとめて一つにすべく、日々邁進しているのです」(二階派中堅議員)

 安倍が新議連会長として華々しく再起を宣言した翌日の11月12日、菅は二階と一日で2度も食事を共にした。

 まず官邸に、二階とその最側近・林幹雄幹事長代理を迎えて昼食。夜になって虎ノ門のホテル「The Okura Tokyo」内の日本料理店「山里」に移動すると、昼と同じく二階、林に加え、「宿敵」のはずの小池百合子東京都知事も交えて2時間以上も会食をした。

 「来年の五輪や、IOCバッハ会長の来日を控え、犬猿の仲と言われる菅総理と小池都知事の間を、二階幹事長が取り持ったと見られている」(全国紙政治部記者)

 互いに顔も見たくないという2人を会わせて繋ぐ、二階流「総力結集」の真骨頂というところだ。

 安倍が不穏な動きを見せる中、宿敵・小池と多少の和解を果たし、二階のおかげでようやく菅も肩の荷が降りて……。

5917名無しさん:2020/12/13(日) 01:52:24
>>5916

「誰でも歓迎」の二階派
 そんなわけがない。菅はすでに身に染みて知っている。「二階劇場」の舞台に立つことは、決してそんな、ほのぼのとしたものではないのだ。

 自民党幹部がこう話す。

 「二階の『総力結集』は、あくまで自分とその派閥が勝つためのスローガンだと皆が承知している。菅が政権運営に苦心しているのを横目に、せっせと派閥を拡大強化するための『落ち穂拾い』をしているのがその証拠だ」

 二階は菅と会った12日、CS番組の収録で石破茂(元幹事長)に触れ、「1回や2回、挫折があっても、みんなそれを乗り越えて頂点を目指してきた。まだまだ可能性はある。頑張ってもらいたい」などと激励した。

 ところが、その裏ではこんな動きがある。

 「二階派では、石破派の切り崩しが水面下で始まっている。二階や幹部が動くのではなく、派閥の若手議員が石破派の若手に電話したり、勉強会名目で声をかけたりして、いわば『搦手』から攻めている。

 石破派は会長の石破が辞任してしまい、所属議員は水面を漂う浮き草のようになっていて、不安を抱えている。そこに、『いつでも歓迎だぞ』と言われれば、先行き不安な議員たちはコロッと参ってしまうんだよ」(前出・自民党幹部)

 二階は周囲にこう語り、せっせと宣伝させているという。

 「派閥は服従するものではない。党のみんなで作るものだ。だから今の派閥のことは考えないで、いつでも(二階派に)飛び込んでくればいい」

 次回選挙での落選に怯えている若手議員の一人は、「優しさに包まれる」として、二階派の居心地についてこう語る。

 「私は以前、別の派閥にいたのですが、政策の相違を認めてもらえず、冷たい扱いを受けていました。なのに二階派は、『どうぞ』という感じで温かく迎えいれてくれた。議員個人の主義主張にこだわりがなく、どこか大らかなんですよ。

 確かに問題はあるし、世間では寄せ集めのガラクタ集団とか、逮捕者続出の牢屋組とか言われますが、立場を変えて見れれば、包容力や寛容さに満ちていると言える。平沢勝栄(復興相)さんが入閣した際も、派閥一丸となってそれを後押ししていました。他にはない一体的な雰囲気があるのは間違いない」

 党内の主流派に相手にされず、爪弾きにされた「はぐれ者」にとって、二階一味は悪魔的な魅力があるというのである。

 誰でも歓迎、なんでもありがモットーなので、節操などという言葉とも無縁だ。二階派はいまや、自民党外にもその勢力を拡大しつつある。

 「国民民主党の玉木(雄一郎代表)のところにも、粉をかけている。11月2日、二階は亀井静香(元金融相)を交えて、玉木と会った。

 玉木はもともと、自民党や日本維新の会との連携を模索していたが、12月の党代表選で敗れる可能性があり、その場合、玉木が国民民主を離党して自民党入りし、二階派に合流する可能性が出てきた」(元民主党ベテラン議員)

 二階派の勢力拡大を官邸から眺めるだけの菅が戦慄するのは、そんな二階の動きが、すでに「次」を見越したものであることを悟っているからだ。

 自民党閣僚経験者がこう話す。

 「二階の論理はシンプルで、『選挙に勝てる総理総裁なら誰でもいい』ということ。9月時点では菅なら選挙に勝てると思ったから担いだが、負けそうなら即座に次に乗り換えることが前提だ。

 たとえば、幹事長代行に据えた野田聖子。幹事長会見の際、二階の後ろに立つ役割で、以前は稲田朋美(元防衛相)がそこにいたが、野田の役目になった。露出が多いので、次期総裁選を狙う場合にはかなり有利になる。

 野田の後ろ盾が、古賀誠(元幹事長)というのもミソ。岸田派の名誉会長は退いたが、同派ではいまだ絶大な影響力がある。岸田派の切り崩しや、野田の総裁選出馬の時に、それが効いてくる」

 もちろん、野田はあくまでカードの一枚に過ぎない。石破が復活するならそれでもいいし、岸田が覚醒して最前線に復帰するなら、それも構わない。誰がどう動いてどんな流れになっても、自分は上手くそこに乗る。二階はそれだけを考える。

 当然、安倍が復活するなら、それもまた良し。

 「安倍が新議連の会長に就任したのに対し、二階は『けっこうなことだ』と賛辞を送っている。麻生(太郎副総理兼財務相)は相変わらず、『自民党はいつから総裁より幹事長が偉くなったんだ』などと、二階一強に不平不満をぶちまけているが、安倍の復活をもっとも喜ぶのは、キングメーカーに返り咲ける麻生だ。

 二階は麻生との関係が微妙でも、安倍とは特に悪くはないので何も問題ない。安倍も再び総理を目指すなら、二階の党運営の手腕に頼らざるを得ない。どこにどう転がっても、二階は損しない」(前出・自民党幹部)

5918名無しさん:2020/12/13(日) 01:52:42
>>5917

菅に逆転の秘策はあるか
 すっかり取り残されたのが菅だ。政権の支持率もそこそこ、学術会議問題以外は大きな失点がないような状況でも、周りは勝手に「ポスト菅」に向けて動き出している。

 菅は二階に対し、側近の林らを通じての毎朝のモーニングコールも欠かさず、「忠誠」を示している。だが、当の二階の腹がいまいち読めない。

 (おらの劇場はたった1回で終演なのか)

 菅は考える。考えると疲れて眠くなるが、それでも考えねばならない。

 そこで、ここに来て菅が秘策として放ったのが、「菅チルドレンの結成」という、どこかで見たような一手だ。

 「菅総理は、『衆院選の選挙区で敗れ、2回以上連続で比例復活した議員の重複立候補は認めない』という党の規定を、今後は厳格に適用することを決めた。該当する議員は党内に25人ほどいるが、彼らは次回衆院選では、小選挙区を勝ち上がるしか道がなくなる。

 25人の中には菅シンパや二階派の議員もいる。しかし、この25人の比例復活がなくなれば、当然、比例単独で当選する新人が代わりに増える。

 その新人らが『菅チルドレン』となり、元の菅グループと合わせれば50人近い規模の『菅派』が誕生する。党内に基盤がないという総理の弱点が、一気に解消されることになる」(前出・自民党ベテラン議員)

 現在、二階派は48人。目論見通りに運べば、菅は二階の勢力を凌駕し、二階に頼らずとも党内の他派閥と伍して戦うことができるのだ。

 果たして、安倍が復権するのか。野田聖子が躍り出て、石破や岸田が息を吹き返すのか。これを菅が迎え撃ち、返り討ちにするのか―。

 配役もシナリオも上々。つまるところ、二階劇場が、いよいよ盛り上がりを見せるのであった。

 (文中一部敬称略)

週刊現代(講談社)

5919名無しさん:2020/12/13(日) 14:52:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/44c92269aa6c21d88a49e3517b0aec5aa80aec6e
前川氏「菅・二階vs安倍・麻生・岸田の戦い起こりそう」
12/13(日) 11:36配信

 前川喜平元文部科学事務次官が12日夜、ツイッターに、今後の自民党に関して「菅・二階vs安倍・麻生・岸田の戦いが起こりそうだな」と投稿した。

 自民党は9月の総裁選では菅義偉氏が圧勝して、首相に就任したが、新政権発足後は次期総選挙や、次期総裁選に向けた派閥同士の思惑や、主導権争いも報じられている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c42489ab22282f421e90835535739453ba5ddb56
「集団指導」移行も展望開けず 自民・石破派、当面は結束維持
12/13(日) 7:26配信

 自民党石破派(19人)は、複数の世話人が運営にあたる「集団指導体制」に移行し、派閥の存続を図る。

 先の党総裁選の大敗と石破茂元幹事長の会長辞任で、ベテランが「派閥解体」を唱える事態となったが、これに反発する若手の声に押された格好だ。ただ、会長ポストは空席で、来年の総裁選への対応は棚上げされたまま。石破氏にとって今後の展望が開けたとは言い難い。

 10日の臨時総会では、平将明衆院議員が派閥の存続と集団指導体制への移行を提案。ベテラン、中堅、若手からそれぞれ選ばれる「世話人」が派の運営を主導するもので、出席者から異論は出なかった。石破氏は発言せず、黙って聞いていたという。週明け以降、正式決定する見通しだ。

 総裁選大敗を受け、石破派は将来像をめぐり、世代間対立の様相を呈していた。ベテランは中堅・若手主体の派閥に衣替えするため、いったん派閥を解消すべきだと主張。これに対し、若手は当選3回以下の議員が会合を重ね、「政策集団として続けていくべきだ」と訴えていた。

 石破氏は3日のBS番組で「わが党が順風満帆のときに、私に役割は回ってこない」と指摘。「そうでないときにふさわしい自分であるべく、努力を怠ってはいけない」とも述べ、将来の総裁選出馬への意欲をのぞかせた。

 ただ、「一兵卒」となった石破氏に出馬の目算は立っておらず、同派の世代間対立も完全に解消されてはいない。派内からは「会長が不在で、他派閥と連携の協議もままならない」(閣僚経験者)とのため息も漏れている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b40c8766e95482fbb6c0849c20bfa11d87ceabb1
自民大阪府連が「大都市法」停止の新法案提出へ調整 特別区設置を制限
12/12(土) 19:19配信

 自民党大阪府連は12日、役員会を開き、大阪都構想の根拠法になった大都市地域特別区設置法(大都市法)の効力を一時停止させる新法案を2021年の通常国会に提出する方向で党内や他党と調整すると決めた。衆院議員の左藤章・政調会長は、都構想実現のために15、20年と5年間で2度の住民投票が実施されたことについて取材に「市民が分断された」と語った。

 同じテーマで何度でも住民投票を繰り返せる「勝つまでじゃんけん」を問題視した府連は11月以降、国会議員や大阪市議が同法の問題点を話し合う勉強会を国会内で重ねてきた。この日の府連役員会で府議、市議の意見を踏まえ、新法制定に向け動き出すと決定。法案が可決されれば、新法の効力をさらに打ち消す法案が制定されない限り、大都市法に基づいて特別区を設置できなくなるという。

 左藤政調会長は会合終了後、毎日新聞などの取材に「都構想では『1回きり』という約束が破られ、多くの血税や役所職員の労力が住民投票に費やされた。社会常識が通じないのなら、法で規制するしかない」と話した。

 都構想は、地域政党「大阪維新の会」が10年の結党時から掲げてきた。11月1日にあった2度目の住民投票で再び否決され、同月21日に党代表に就任した吉村洋文・府知事は「僕が政治家として都構想に再挑戦することはない」と明言。前代表の松井一郎・大阪市長も今期限りでの政界引退を表明しているが、党内には3度目の住民投票を望む声もある。【石川将来】

5920名無しさん:2020/12/13(日) 20:38:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/f44dedd1965d5da3e5c847ef1ceeecb3a0086383
【点描・永田町】安倍前首相「桜」疑惑再燃の“闇”
12/13(日) 19:05配信

 新型コロナウイルスの感染急拡大に政府の対応が迷走する中、11月下旬3連休中の安倍晋三前首相の「桜を見る会」疑惑に絡む報道が、政局を混乱させている。疑惑の核心とされる前夜祭の経費補てんについて、読売新聞が「東京地検特捜部が捜査中」などと報じたからだ。事実なら安倍氏の首相在任中の答弁内容を完全に覆す内容だけに、臨時国会で菅義偉首相を攻めあぐねている立憲民主など主要野党は「新たな攻撃材料」(幹部)と勢いづき、与党内でも「政権にとってコロナ感染拡大とのダブルパンチになる」(国対幹部)との不安が広がる。

 昨年11月に共産党の国会での追及で疑惑が表面化して以来、当時の安倍首相は前夜祭での経費補てんの有無について(1)事務所が会費を参加者から集金してそのままホテル側に渡した(2)後援会への収支は一切ないので政治資金収支報告書への記載は必要ない(3)明細書の発行はなかった─など、公職選挙法や政治資金規正法には全く違反していないとする答弁を繰り返してきた。併せて、当時官房長官だった首相も、安倍氏と同様の答弁で野党側の追及をかわし続け、安倍氏の首相退陣で疑惑も政治的に“風化”したとみられていた。

 ただ、今年5月には全国の弁護士らが集団で、安倍氏と後援会幹部2人の計3人を公選法・政治資金規正法違反で東京地検に告発状を提出。その時点では動きを見せなかった同地検だが、菅政権発足後の10月ごろに捜査に着手。これを嗅ぎつけた読売が11月23日付朝刊以降、「地検が安倍事務所の担当者の事情聴取などを進めた結果、5年間で計800万円超の経費を補てんしていた」と断定的に報じ、他メディアも一斉に後追いして政界も大騒ぎとなった。

“安倍封じ”の「官邸陰謀説」も
 報道通りなら、国会で長期間にわたり虚偽答弁を繰り返してきた安倍氏の政治的・道義的責任は免れない。併せて、安倍氏の疑惑を否定する答弁や記者会見を続けてきた菅首相の責任も厳しく問われる。政権の新たな火種で、すぐさま年明け解散論も下火になるなど、首相の政局運営にも影響が出ている。その一方で、捜査情報が次々と報道される状況に政界では“官邸陰謀説”も浮上した。ここにきて安倍氏が政治活動を再開し、安倍氏周辺からは来年9月の自民総裁選出馬による「再々登板説」も出始めたため、「官邸が検察を使って“安倍封じ”を仕掛けた」(自民幹部)という読みからで、権力闘争の“闇”の深さもにじませる。

 突然渦中の人となった安倍氏は、報道直後の11月24日に記者団に対し、「今回、告発を受けて捜査が行われていると承知している。私は国会で答弁させていただいているが、事務所としては、告発を受けて全面的に(捜査に)協力していくということだ」と述べる一方、「途中経過の段階なので、お答えは差し控えたい」と踏み込んだ言及は避け、検察の捜査終結まで沈黙を守る構えだ。

 一方、首相は25日の衆参両院での予算委員会集中審議などで「捜査中の問題で答弁は控える」と繰り返し、自らの国会答弁が結果的に虚偽だった場合の責任を問われても「そうなれば私にも責任がある。それは対応する」と“他人事”のように答えた。永田町では「検察当局も簡単には結論を出さない」(司法関係者)とみる向きが多く、官邸側から「学術会議問題の影が薄れた」(政府筋)との指摘と共に「すべて安倍氏の責任にすれば政権のダメージは少ない」(同)との声も出る。ただ、官邸の冷淡な対応に安倍氏支持グループの反発も強く、今後の展開次第では自民党内に“反菅ムード”が広がって、政権を揺さぶる可能性もある。【政治ジャーナリスト・泉 宏/「地方行政」12月7日号より】

5921名無しさん:2020/12/14(月) 17:09:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/613edf85e6dbf0afa96ad8f8b8a5c5d89a9892d9
「安倍政権を引っ張った官邸官僚」を菅首相が一掃した本当の理由
12/14(月) 11:16配信

菅義偉首相の登場で、政治と官僚の関係はどう変化したのか。ジャーナリストの財部誠一氏は「菅首相の人事権を盾にした強権ぶりが突出し、あたかも霞が関の官僚たちが萎縮しているという報道が目立つ。しかし、彼らはメディアが騒ぐほどの弱者でもなければバカでもない」という――。

■現職の官房長官が「雑誌で人生相談」という異例

 まさか9月に総理になるとは誰も思っていなかった今年の春、菅官房長官が『プレジデント』誌に人生相談の連載を始め、話題になった。自分も若かりし頃、新聞の人生相談のコラムを読むのが好きだったという。

 自らの体験を通じて相談者に親身になって答える文章からは、連日の記者会見で見せてきた官房長官の厳しい顔つきとは違う人間味が感じられた。いやそれ以上に、そもそも現職の官房長官が雑誌で人生相談の連載をすること自体が異例である。連載を始めた直後に菅官房長官に会う機会があった。

 「なぜプレジデントで人生相談など始めたのか」

 尋ねてみよう思っていた矢先に、菅官房長官が「じつはこんなことを始めた」といって嬉しそうに連載のコピーを見せられた。自慢するネタはいくらでもあるだろうに、殊の外、嬉しそうであった。政治家という目指すべき道も見えていなかった悩み多き時代に、新聞の人生相談のコラムが励みになったから、その恩返しのようなものだという答えだった。そこに嘘はないと思う。

 自民党の長い歴史の中でも親譲りの「地盤、看板、カバン」のまったくない非世襲議員が総理総裁になるのは約30年ぶりだ。徒手空拳で総理にまで成りあがった菅義偉という政治家はやはり特別な存在だ。人情の機微にふれる一面と、強面の凄みが同居しているのだが、一般的には後者のイメージが強い。

 典型的な例は人事権を盾にした菅の霞が関支配だろう。

■「官僚はみな菅さんのことばかり気にしている」

 「官僚は誰も安倍さんなどみていない。みな菅さんのことばかり気にしている」と官房長官時代もよく言われたものだ。それがいまや国家の最高権力者となったのだから、その“威光”は尋常ならざるものがある。当然の帰結として、それを不満に思う官僚やOBからはその強権ぶりがマスメディアに流れてくる。

 2020年9月16日に菅内閣が発足する数日前から、菅に左遷させられた官僚の恨み節が複数のメディアで紹介された。

 「菅官房長官に意見して“左遷”された元総務官僚が実名告発『役人を押さえつけることがリーダーシップと思っている』」(AERA dot. 2020年9月10日)、「『菅義偉さん、やっぱりあなたは間違っている』…“左遷”された総務省元局長が実名告発【全文公開】」(文春オンライン 2020年9月16日)がある。

 事実、菅は第1次安倍政権で総務大臣となりふるさと納税制度を導入する際にも、また官房長官時代にも総務省の局長を左遷している。飛ばされた本人が実名で告発するのだから説得力がある。だがこの元総務局長に対して霞が関から同情の声は聞こえてこない。それどころか取材をしてみると他省庁の局長クラスからは芳しくない評判が伝わってきた。菅に近いある某省の局長は「左遷されて当然の役人だった」という。

■現役の幹部官僚の意外な本音

 以下は拙著『冷徹と誠実 令和の平民宰相 菅義偉論』からの抜粋だ。

 「実名告白した元総務官僚Hさんは自己正当化のコメントを多数していますが、事実とはかなり違います。菅長官の指示は、寄付先の自治体への申請と、地元の税務署への電子申告と二度手間になっているのは使い勝手が悪すぎるから『ワンストップ化せよ』というものでした。ところが彼はツーステップの現状を何も改めず、さも『ワンストップ化』したかのようにごまかす画づくりをした資料を提出したり、自民党税制調査会の『検討資料』にも一見前向きながらじつは先送りしてしまおうとしたり、これだけでも十分更迭に値する所業ですが、それだけではなかったようです」

 この局長は菅との関わりが深いだけに、贔屓(ひいき)の引き倒しというか、忖度(そんたく)感情がまったくないとは言い難い。そこで菅との接点が少ない他省庁のある現役局長にも尋ねてみた。すると、まったく角度の違う返事が返ってきた。

 「マスコミは面白おかしく取り上げますからね。この総務官の元局長だけではなく、退官後に政権批判を繰り返す元文部次官とかいますけど、現役官僚はみな呆れていますよ。房長官時代から菅さんが恐れられていたのは事実ですが、ある意味もう慣れっこになってしまった面もあるのです。役人は局長まで昇進すると、長年自分の温めてきた自分の政策ができるぞと思える。それをまっすぐに菅さんにぶつけるのをためらうことはない。少なくとも私はそう考えています」

5922名無しさん:2020/12/14(月) 17:09:21
>>5921

■単純な二項対立で描くマスコミ

 菅の強権ぶりが突出し、あたかも霞が関の官僚たちが萎縮しているという報道が目立つが、霞が関は馬鹿ではない。時代の流れが「官僚主導」から「政治主導」へと変化していることくらい、当たり前に理解している。小泉政権から第1次安倍政権、そして自民党政権を追い落とした民主党政権の看板でもあった。

 もっとも旧民主党は政権誕生後いきなり各省庁の局長以上の幹部に辞表の提出を迫ったあげく、霞が関からサボタージュパージされるという前代未聞の愚行をしでかした。旧民主党政権にかかわった者たちは口が裂けても、人事権を盾に政策を実行していく菅の手法に対して「霞が関が委縮している」などとは言えないはずだ。

■菅首相が嫌う官僚像の3タイプ

 一方で、菅の考える「政治主導」とは何か。ある側近の話では、菅はどんな仕事でも決して官僚任せにはしないという。どれほど信頼する相手でも、「あとは頼んだ」「よきに計らえ」ということがない。その強烈な危機管理意識の高さがあったればこそ、安倍政権は7年8カ月の長きにわたり、政権を維持することができた。

 つまり、菅はそれだけ自己責任意識と警戒心が強い。政治家は国民から選ばれた時点で民意の体現者であり、国民の幸福のために政策や方針を打ち出し、最後まで全責任を負うと本気で考えている。総理になってもその姿勢はまったくかわらない。

 したがって、菅の嫌う官僚像もはっきりしている。分をわきまえず、国家を動かしているのは自分たちだと勘違いしている者、政治家にすり寄って省益を追求しようとする者、その手段として面従腹背する者だ。私は前出の二人の局長に、人事によって霞が関をコントロールする、官房長官時代の菅の手法への率直な思いを尋ねてみた。

 再び拙著から引用する。

 「内閣人事局の権能や、菅官房長官の霞が関人事の差配について批判する向きもありますが、そもそも内閣人事局がなくとも局長以上の人事は閣議承認事項であったわけですし、菅官房長官自身も、政権として責任をもって政策を実行していくために人事権が行使できないのはおかしいとの見地に立っていました。そして、菅さんの人物眼に恐れ入るものがあることも事実です。個別に人事をやりすぎだといった批判が残る場面もあったかもしれないが、合理的な人事権の行使であって、決して人事権の濫用ではありません」

5923名無しさん:2020/12/14(月) 17:09:55
>>5922

■霞が関はメディアが騒ぐほどの弱者でもなければバカでもない

 “菅人事”を全面的に擁護するコメントをする彼だが、“霞が関の萎縮”についてはどう見ているのか。

 「霞が関の役人たちに萎縮があるとすれば、それは、役人の側の『私心(出世願望、上昇志向)』が『公益(上奏してでも正しいと信ずることを主張しよう)』よりも優っているからです。極端に言えば、萎縮=私心の現れであって、役人のしようもなさを物語っているとも思います」

 だからといって人事権を振りかざしてよいというものでもないが、人事権の行使を否定・封殺しては、政権として責任ある政策遂行ができないのも事実なのだろう。菅との距離がさほど近くはないもう一人の現役局長にも、同じ質問をしてみた。

 「安倍政権では菅さんの人事にばかり世間は焦点を当てていましたが、官邸官僚の存在が事態をややこしくしていました。省内の若手は経産省出身の官邸官僚に対して反発したり、彼らに何も抗弁できない幹部に対する批判もあった。菅政権になり、経産省出身の官邸官僚は一掃されてスッキリしましたが、国交省出身の官邸官僚が一人残った。彼は菅さんの信頼厚い役人で、人事にも少なからぬ影響力をもっています。菅さんの人事の手法よりも、こちらのほうが気になります」

 ことほどさように霞が関の菅人事に対する見方も多様なのである。「萎縮=私心」の現れだという考え方は官僚としての矜持だろう。霞が関はメディアが騒ぐほどの弱者でもなければバカでもない。悪しき前例踏襲主義の打破を政権の看板にすえる菅と、前例踏襲が文化になっている霞が関との葛藤だと考えるべきである。



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財部 誠一(たからべ・せいいち)
ジャーナリスト
1956年東京都生まれ。80年、慶應義塾大学法学部を卒業し、野村證券に入社。その後、出版社勤務を経て、95年に経済政策シンクタンク「ハーベイロード・ジャパン」を設立。テレビ朝日系「サンデープロジェクト」「報道ステーション」などに長年にわたって出演。金融・経済誌への寄稿も多数。2015年、脳梗塞で倒れるが、リハビリを経て完全復帰。現在、BS11「タカラベnews&talk」に出演中。『
京都企業の実力』『
ローソンの告白』『
農業が日本を救う』『
中国ゴールドラッシュを狙え』など、著書多数。
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ジャーナリスト 財部 誠一

5924名無しさん:2020/12/14(月) 21:16:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/d18f88636bbe43153f6ce7c2ca965c6d3b284abf
麻生副総理に二階幹事長 大物議員が続々と新潟入り 衆院選へ慌ただしさ増す
12/14(月) 19:33配信

この週末、県内には続々と大物議員が入りました。

衆議院の任期満了が来年秋に迫るなか、選挙に向けた動きの慌ただしさが増しています。

12日、新潟市中央区のホテルを訪れていたのは…

【麻生太郎 副総理】
「目下売り出し中の太郎と、まだそこそこ売れている太郎と“2人太郎”がここまでやって来ました」

自民党“2人の太郎”こと、麻生太郎副総理と河野太郎行政改革担当相です。

さらに13日は自民党の二階俊博幹事長も、新潟市秋葉区や三条市に入りました。

自民党が続々と大物議員を県内に送る理由は…

【麻生太郎 副総理】
「新潟だけは、小選挙区で上がったのは5区と6区だけだったかな。参議院は両方負けたとか」

前回の衆院選は6小選挙区中、2勝4敗と負け越すなど県内で苦戦する自民党。

衆議院の任期満了が近づくなか、党として新潟を重視する姿勢をアピールします。

12日、麻生副総理などが激励したのは、去年の参院選で忖度発言などが影響し、落選した塚田一郎前参院議員です。

次の衆院選での国政復帰を目指し、11月事実上の公認候補となる自民党新潟1区の支部長に就任しました。

【自民党 塚田一郎 前参院議員】
「今、県都新潟市で自民党の議席を奪還することが私に与えられた使命」

さっそく大物議員を呼び、力が入る背景には不安要素があります。

それは自民党新潟1区の前支部長、石崎徹衆院議員です。

秘書への暴行事件で略式起訴。その後離党しましたが、次の選挙での出馬の意志は崩していません。

このまま2人が立候補すれば、保守票が割れるおそれも指摘されています。

【無所属 石崎徹 衆院議員】
「『諦めないで初志貫徹で頑張ってほしい』という声を日々ちょうだいしているなかで、自分のビジョン・訴えを戦わせることが自分の使命だと思っている」

【自民党 塚田一郎 前参院議員】
「支部長に就任したことで大きな弾みがついたと思っている。私自身はみずからの自民党1区支部長としての活動をしっかり進めていくことのことに尽きる」

こうした動きの一方で、野党も選挙への備えを加速させています。

【立憲民主党 西村智奈美 衆院議員】
「任期満了までもう10カ月になりました。衆議院の総選挙に向けて必勝を期して必ず勝つ」

新潟1区選出の立憲民主党、西村智奈美衆院議員。

国民民主党と合流し立ち上がった新たな党の体制のもと、1区総支部を設立し選対本部の立ち上げも準備しています。

【立憲民主党 西村智奈美 衆院議員】
「ここから先は毎日、“解散ありうべし”というふうに思って過ごしている。どうしたら勝てる体制、勝てる選挙ができるのかということに真剣に取り組んでいかないといけない」

日に日に慌ただしさが増す政界の動き。決戦のときはいつ訪れるでしょうか。

NST新潟総合テレビ

5925チバQ:2020/12/14(月) 22:03:34
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt2012140028.html
師走のパーティー開催苦心 解散足音、コロナ禍も背に腹代えられず
2020/12/14 20:49産経新聞

師走のパーティー開催苦心 解散足音、コロナ禍も背に腹代えられず

自民党・細田派(清和政策研究会のパーティーで挨拶する菅義偉首相=9月28日午後、東京都港区(三尾郁恵撮影)

(産経新聞)

 師走の永田町で、国会議員の政治資金パーティーが相次ぎ開かれている。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、一時は開催が見送られるケースも少なくなかったが、ここにきて増加傾向にある。背景には1年以内に行われる衆院解散・総選挙などの「軍資金」集めに駆り立てられている事情が透ける。感染者を出せば批判は避けられないが、背に腹は代えられないようだ。

 14日正午ごろ、東京・紀尾井町のホテルでは自民党岸田派(宏池会)の三ツ矢憲生衆院議員のパーティーが開かれ、下村博文党政調会長や同派の岸田文雄会長らが出席した。その約1時間後、同じホテルの別の会場では細田派(清和政策研究会)の加田裕之参院議員がパーティーを開催。こちらには西村康稔経済再生担当相ら同派所属議員が駆け付けた。

 三ツ矢、加田両氏に限らず、14日は都内の別のホテルや地元の選挙区などで複数のパーティーが開かれた。感染抑止を理由に食事は提供せず、「密」を避けるため間隔をあけて椅子を配置する形式が主流だ。ほとんどの会場で検温や消毒などの対策も講じられた。

 それでも感染者をゼロに抑えられる保証はない。リスクを負ってまでなぜ開催するのか。今月パーティーを開いた自民党のある衆院議員は取材に「中止も考えたが、活動資金が底をついた。(頻繁に)集会ができないため、短い時間でもメッセージを発信する場が必要だった」と苦しい胸のうちを明かす。同時に世間の反発を懸念し、開催したことについて「公言しないでほしい」とも語った。

 一方、年末恒例の自民党各派の忘年会は対応が分かれている。11月30日の細田派の忘年会場ではフェースシールドが配られ、5人掛けテーブルに4人ずつ座るといった対策をとった。岸田派は衆院当選1〜6期を2つのグループに分けて月内に忘年会を予定。7期以上の議員は新年会として集まる分散方式をとる。

 麻生派(志公会)は「集まれる状況ではない」(派閥幹部)として、今年は見送る方針だ。(今仲信博)

5926名無しさん:2020/12/15(火) 00:12:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0015e9c70ca42dd14b3a897742cdea562dddd68
「ステイホームと言いながら旅行しろ。むちゃくちゃ」 自民からGoTo見直しの声
12/14(月) 18:29配信

 与党内では、GoToトラベルを続けて内閣支持率がさらに低下すれば、1年以内に想定される衆院解散・総選挙への影響が避けられなくなると懸念する声も出ていた。

 「世論は『GoToはやめろ』ということだな」。公明党の重鎮は12日の毎日新聞世論調査で内閣支持率が前回(11月7日)の57%から40%へと17ポイント急落したことを受け、そう述べた。政府は新型コロナの感染防止と経済の両立を掲げGoToを続けてきたが、冬場の感染再拡大が現実となり、菅義偉内閣を「支持しない」が「支持する」を初めて逆転。自民党の中堅は「世論に敏感にならないといけない」と焦りを隠さず、ベテランは「ステイホームと言いながら旅行しろと言っている。むちゃくちゃだ」と言い放った。政府が14日に事業停止を表明したのは、こうした声に押された形だ。岸田文雄前政調会長は14日のBS番組で「国民の協力や理解がなければ対策は結果を出せない。より丁寧な説明が求められる」と語った。

 だが、自民党の二階俊博幹事長は全国旅行業協会の会長も務めるGoTo推進論者だ。自民ベテランは「首相は二階氏の意向に背いて判断するのは難しいだろう」とも指摘する。二階派幹部は突然の一時停止表明に「どういう趣旨なのか。勝手なことをしやがって」と不満を漏らした。全国での事業停止も年末年始に限ったのは、苦境にあえぐ観光産業の下支えは不可欠との意見に配慮したとみられる。【野間口陽、木下訓明】

5927チバQ:2020/12/15(火) 20:26:08
https://news.goo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2020121500023.html
菅首相に二階派が激怒「もう次はないぞ!」自民党内で根回しせず、GoTo中止 
2020/12/15 14:43AERA dot.

菅首相に二階派が激怒「もう次はないぞ!」自民党内で根回しせず、GoTo中止 

Go To中止で自民党内の株が下った菅首相(C)朝日新聞社

(AERA dot.)

「なんで急に中止なんだ。どうなっているんだ!」

 こう声を荒げたのは、二階派の幹部だ。菅義偉首相は12月14日、官房長官時代から推進してきた新型コロナの経済対策「GoToトラベル」の一時停止を突如、表明した。新型コロナウイルスの感染拡大が急増。専門家の意見を尊重した結果の判断だという。



「菅首相は、12、13日まではまったくGoToトラベルを止める意思はなかった。菅首相は頑固なところがあり、自分が旗振り役の政策を突然、止めるなんて考えは持っていなかった。だが、毎日新聞の世論調査で、支持40%、不支持49%と不支持が上回った。支持が17%も前月から急落し、昨日発表されたNHKの世論調査でも支持が42.2ポイントと、前月から14ポイントも激減。不支持が36ポイントで前月から17ポイントも急増し、決断せざるを得なかった」

 自民党幹部は、GoToトラベル一時停止の内幕を語る。

「菅首相は、コロナ急増でもさほど世論調査の数字は変わらないとみていた。それがNHKでも急落し、毎日新聞に至っては、不支持が支持を9%も上回った。コロナ対策については、毎日新聞では評価しないが、3倍以上も評価するより多かった。GoToトラベルの中止を求める数字も高かった。まだ就任して3か月の菅首相は安倍前首相の時に、ここまで乱高下したことはなかった。『大変厳しい世論調査になっているな』『手を打たねば』といい、すぐに決断。頑固さを突き通せなかった。ただ、決断があまりに急だったので、各方面への十分な根回しができなかった。それが党の不満につながっている」

  党内への根回しの不十分さが、冒頭に記述した二階派幹部の不満を招いたというのだ。二階俊博幹事長はGoToトラベルで恩恵が多い、旅行業界の業界団体、全国旅行業協会の会長を務めている。菅首相ともに、GoToトラベルの旗振り役だった。

「GoToトラベルがどれだけ旅行業界に寄与していたのが、菅首相はわかっているのか。救われた旅行業界、ホテル、お土産店、交通関連の会社などがどれだけあるのか知っているのか。それも一番の稼ぎ時、年末年始には全国で停止。どれだけ多くの人が頭を抱えているのかわかっているのか。中止なら、業界への金銭的支援策とセットでやるべきだ。なんのバックアップも発表せずに、中止だなんて、二階幹事長の顔に泥を塗るようなものだ。『誰のおかげで総理になれたんだ』『もう次はないぞ』と派閥から強硬意見も飛び出した」(前出の二階派幹部)

 一方、菅首相と“すきま風”もささやかれる、麻生派の衆院議員は冷ややかに党内の状況をこう話す。

「自衛隊まで出動してコロナは災害になっている。そんなときにGoToトラベルで税金投入して、旅行してくれというのもおかしなこと。菅首相が二階幹事長の意向を気にしすぎて、ズルズルと先延ばしした結果、コロナ感染拡大、医療体制ひっ迫でしょう。おまけに菅首相は、記者会見も十分に開かず、説明も不十分だから、支持率激減は当然のことですよ。この状態があと1、2か月続けば、来年秋の自民党総裁選、衆院解散の期限まで菅首相は持たない。コロナ退陣となりかねない。『ポスト菅は誰か』などと模索する動きもあります。『やはり安倍さんがよかった』との声が聞かれますね」

 菅首相誕生の最大の功労者、二階派だけでなく、支援した麻生派からも厳しい声が相次ぐ。コロナ禍で解散総選挙は極めて難しい情勢で四面楚歌に陥りつつある、菅首相。難局を切り抜けられるのか?

(本誌取材班)

※週刊朝日オンライン限定記事

5928名無しさん:2020/12/15(火) 23:56:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/be1dd351a439648d6e9a8ac28d96051649703eba
就任3カ月…菅首相が安倍・二階氏より多くの時間面会した人物は
12/15(火) 14:46配信

16日で就任3カ月を迎える菅義偉首相が就任後に最も多くの時間を共有したのは誰だろうか。日本経済新聞が15日付で菅氏の動静を把握して集計した結果を発表した。

報道によると、菅氏が就任後に最も長時間面会したのは林幹雄自民党幹事長代理だった。合計8回の面会で323分を共にした。林氏は自民党9選議員で、安倍晋三内閣で経済産業相、内閣府特命担当相などを歴任した菅首相の側近だ。

菅氏は林氏の他にも、首相職につけるよう助けた「恩人」たちと就任後も頻繁に会っていたことが分かった。2番目に多くの時間(10回、309分)を面会したのが二階俊博自民党幹事長と5番目(5回、210分)の森山裕国会対策委員長だ。

二階・林・森の3氏は安倍氏が辞任意思を明らかにした翌日の8月29日夜に菅氏の元を訪れて自民党総裁選挙への出馬を説得したと言われている人物だ。当時でさえ出馬を真剣に考えていなかった菅氏は彼らの全面的な支持によって自民党内の派閥票を集めることができた。

菅氏を首相にした後も至近距離で接触して影響力を行使していると解釈される。

彼らは11月初めに集まった席でも、菅氏に来年1月の通常国会を早期に招集する問題について「(国会を)早期に召集すれば解散の選択肢が広がる」と勧めたことが分かった。菅氏は11月中旬に来年の通常国会を1月中旬に操り上げて招集すると発表した。

その他に面会時間で3位に入った園田修光参議院と4位の山口泰明選挙対策委員長は菅氏が初当選議員時期から交流してきた側近だと日経は伝えた。

日本の首相が最も多く会う対象はやはり長官だ。別途集計した首相と官僚の面会回数によると、菅首相が3カ月間に最も多く面会したのは西村康稔経済再生担当相だった。新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)事態に関連してイシューが多かったためと分析される。

次いで麻生太郎副首相兼財務相と33回会った。特に麻生氏とは2時間以上にわたり夕食を共にするなど「会食」を頻繁にしているのが特徴だ。来年9月に予定された次期総裁選挙を考慮した時、党内2位派閥を導いる麻生氏の存在感が大きい以上、菅首相が時間を作って配慮しているようだと日経は分析した。

菅氏はまた、首相としては珍しく各業界団体長と直接会って「疎通窓口」役を果たしている。就任後40回以上にわたり建設・農業・観光などさまざまな業界の団体幹部と面会した。

従来1月までに予定されていた旅行支援策「Go To トラベル」キャンペーンを11月末に突然5カ月延長することにしたのも、このような業界の意見を反映してのことだった。だが、国民の反発が強くなると菅首相は14日、「Go To トラベル」を一時中断することを決めた。

5929名無しさん:2020/12/16(水) 00:24:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f966bfca24243f2b4f509adf8854c2aba070897
自民、「選択的夫婦別姓」の表現めぐり“表現削除”で決着
12/15(火) 21:11配信

 自民党は15日、政府が策定を進める第5次の「男女共同参画基本計画案」を了承しました。焦点となっていた「選択的夫婦別姓」に関する表現は削除されています。

 「いままでのような選択的夫婦別姓に賛成か反対か、0か100かではなく。具体的な制度設計のあり方をこれからも検討しようという書き方にしています」(森まさこ女性活躍担当相)

 政府は来年度から5年間で実施する第5次の「男女共同参画基本計画案」の策定を進めていますが、選択的夫婦別姓の記載をめぐり、自民党内の推進派と慎重派の意見が激しく対立し、党内手続きが遅れていました。

 15日、自民党の会合に示された文案では「夫婦の氏に関する具体的な制度の在り方に関し、司法の判断も踏まえ、さらなる検討を進める」と明記されたものの、「選択的夫婦別姓」の文言は削除されました。

 「今までのものからみれば、最低限の最低限かなと」(井出庸生衆院議員〔推進派〕)

 出席者の一人は「反対派・推進派のどちらも不満だ」と語り、双方が歩み寄った格好での決着となりました。

 男女共同参画基本計画案は今週18日にも閣議決定される見通しです。(15日19:00)

最終更新:12/15(火) 21:11
TBS系(JNN)

https://news.yahoo.co.jp/articles/c0befc4e0c2d2a3f3026132f2aa96e853f77bf29
夫婦別姓の表現、自民が変更 反対派の異論受け大幅後退
12/15(火) 20:16配信

 自民党は15日、政府の第5次男女共同参画基本計画案の改定案を了承した。焦点となった選択的夫婦別姓(別氏)に関する表現は、原案の「対応を進める」から「更なる検討を進める」に変更。反対派の異論で大幅な後退を迫られた。政府は月内に閣議決定する見通しだ。

 この日の党会合では、反対派議員らが示した案をもとに変更が加えられた文案が示された。内閣府が4日に示した政府原案では「婚姻前の氏を使用することができる具体的な制度のあり方」について、政府が「必要な対応を進める」としていたが、「更なる検討を進める」になった。現行の第4次基本計画に近い書きぶりにとどまる方向となった。

 第4次に入っていた「選択的夫婦別氏制度の導入」の文言も削られ、「夫婦の氏に関する具体的な制度のあり方」というあいまいな文言を採用。「戸籍制度と一体となった夫婦同氏制度の歴史を踏まえ」という記述も加わった。

 さらに、第5次を策定するにあたって意見募集で寄せられた「実家の姓が絶えることを心配して結婚に踏み切れず少子化の一因となっている」などの意見や、「国際社会において、夫婦の同氏を法律で義務付けている国は、日本以外に見当たらない」との記述は、反対派の指摘を受けて削除された。全体に、反対派に配慮したような変更が目立つ決着となった。

朝日新聞社

5930名無しさん:2020/12/16(水) 00:24:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/526244d8c377ca50b7e5b3d78fe74d80adcdd5a8
政府「選択的夫婦別姓」文言削除 自民反対派主張で大幅に表現後退
12/15(火) 19:48配信

 政府は15日、近く閣議決定する男女共同参画基本計画案から「選択的夫婦別姓」との文言自体を削除することを決めた。同日開かれた自民党の会合で、削除された文案が了承されたため。計画案は反対派の主張で修正を繰り返し、導入に向けた表現は大幅に後退。一方、「家族の一体感を考慮」など保守層に配慮した文言が盛り込まれた。

 基本計画は女性政策における今後5年間の指針となる。導入に前向きな表現が盛り込まれれば、法改正などの検討が進むと期待されていたが、選択的夫婦別姓との文言自体が消えたことで、議論が停滞することも予想される。政府は18日にも計画案を閣議決定する。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fd94b300a7c6fcd9fd9d8f62771f1b754b4e427b
選択的夫婦別姓の是非、慎重派が巻き返し 自民党内は容認論拡大
12/15(火) 20:24配信

 自民党は15日の党会合で、選択的夫婦別姓制度の記述をめぐり紛糾していた政府の第5次男女共同参画基本計画案を了承した。当初、政府が盛り込んだ制度導入に前向きな記述を大幅に削除し、過去の基本計画にならって文言を短縮した。ただ、党内は制度導入への慎重派が優勢だった情勢から拮抗へと変化しており、夫婦別姓に慎重だった安倍晋三政権の退陣に伴い容認論が増えたとの見方がある。

 この日了承された案では「戸籍制度と一体となった夫婦同氏制度の歴史を踏まえ、家族の一体感、子供への影響なども十分に考慮し、国民各層の意見や国会における議論の動向を注視しながら、司法の判断も踏まえ、さらなる検討を進める」などと書き込んだ。

 さらに、旅券(パスポート)や免許証などに旧姓併記が認められていると指摘した上で、「引き続き旧姓の通称使用の拡大や周知に取り組む」とも記した。子供への影響や通称使用拡大などは慎重派が重視した論点だ。

 一方、推進派は制度導入に向けて「必要な対応を行う」と踏み込んだ表現を求めたが、最終的には反映されなかった。しかし、将来の制度導入に余地を残すべく、「司法の判断も踏まえ」との文言は残った。

 自民党は長く夫婦別姓に慎重な立場だったが、近年は女性の社会進出などを背景に賛成意見が増えた。8日の会合では19人が慎重意見を、18人が推進意見を述べ、賛否が拮抗した。

 風向きが変わりつつあるのは、夫婦別姓に慎重だった安倍政権の退陣も一因だ。慎重派の党ベテランは「今回はなんとか踏ん張ったが、新たな案をまとめる5年後は危ないかもしれない」と語る。安倍氏は今回、推進派に誰が名を連ね、どのような活動を展開したかに関心を示していたという。(広池慶一)

5931名無しさん:2020/12/16(水) 00:26:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/5467fb164614c0cc72069844798d993923a0ce29
菅首相GoTo一時停止発表直後に会食、公明党山口氏が苦言
12/15(火) 22:38配信

 菅総理が14日、GoToトラベルの全国一斉の一時停止を発表した直後、自民党の二階幹事長ら7人で会食をしていたことに、公明党の山口代表が15日、苦言を呈しました。

 菅総理は14日、自民党の二階幹事長やタレントのみのもんた氏ら7人で都内のステーキ店で会食しました。会食は菅総理がGoToトラベルの全国一斉の一時停止を発表した直後だったほか、政府はGoToイートの適用を「原則4人以下」に制限するよう全国の知事に要請していることなどから、菅総理の対応を野党が批判したほか、公明党の山口代表も苦言を呈しました。

 「国民に対する一定のメッセージ性もあると思いますから、そこはよく配慮しながら今後、検討して頂きたい」(公明党 山口那津男代表)

 「方針転換をされた直後で、感染拡大が広がっている中ですから、なるべく自粛をすることが私は総理として模範となって頂くべきという風に思います」(立憲民主党 福山哲郎幹事長)

 一方、会食に参加していた二階氏は・・・

 「菅総理はきのう、“マスク会食”ですとかコロナ感染対策を取られての会食で宜しいでしょうか?」(記者)
 「食事中はマスク取りますよ」(自民党 林幹雄幹事長代理)
 「マスク取らないと食事が出来ないじゃないですか、みんな十分注意しているでしょう」(自民党 二階俊博幹事長)
(15日20:43)

最終更新:12/15(火) 22:38
TBS系(JNN)

https://news.yahoo.co.jp/articles/8d9e070cb1f1b97320db2642e0f56b97364dcc82
二階氏らと7人で会食、菅首相に公明代表が苦言「国民へのメッセージ性もある」
12/15(火) 19:06配信

 公明党の山口代表は15日の記者会見で、菅首相が14日夜に自民党の二階幹事長らと計7人で会食したことに苦言を呈した。政府は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて少人数での会食を呼びかけており、山口氏は「国民に対する一定のメッセージ性というものもある。よく配慮しながら今後検討していただきたい」と語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ccb58cf4d9781ff49a5fdca08dca3a7df2e09be0
自民、女性議員増求め都道府県連に通達 クオータ制は見送り
12/15(火) 18:35配信

 自民党は15日、各都道府県連に対し、女性議員を増やすよう求める文書を送付した。下村博文政調会長らが求めていた候補者の一定割合を女性とする「クオータ制」の導入は見送った。

 文書は二階俊博幹事長と山口泰明選対委員長の連名で送付。「都道府県議会における女性議員を増加させるとともに、少なくとも各市区町村議会に1人は女性議員がいる状況を早急に実現すべきだ」だとした。クオータ制については「わが党のなかでも、『各級女性議員を2030年に3割とすべく目標をもって取り組むべきだ』との声も上がっている」と記すにとどめた。

 クオータ制は第2次安倍政権後期、選対委員長だった下村氏らが女性活躍の観点から導入を提唱。二階氏は趣旨に理解を示しつつ「(当選者は)選挙民の意思で決めるのが一番大事」と導入には難色を示していた。【飼手勇介】

5932名無しさん:2020/12/16(水) 00:31:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a74d6301bce815ee3267adbbcc33190952fe7be
自民・二階幹事長、GoTo一斉停止「日本全体が引き締め必要」
12/15(火) 12:58配信

 自民党の二階俊博幹事長は15日午前の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、政府が観光支援事業「Go To トラベル」を全国一斉に一時停止すると発表したことについて、「全国規模で感染拡大が続いている。これ以上の拡大防止と医療体制を守るためには、日本全体が引き締めて対応することが必要ではないか」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/acf9c9b38891fd4f5d2d52a0a8b1c4818bb5927b
突如“全国一斉”で混乱 自民幹部「勝手なことを」
12/15(火) 19:20配信

 一夜明け、早くもキャンセルが相次ぎました。全国有数の温泉地の兵庫県有馬温泉。14日のGoToトラベル全国一斉の停止を受け、キャンセルが殺到していました。
 15日に都内で確認された感染者は火曜日としては最多の460人でした。重症者は5人増え、78人となりました。
 この一年、「除外」と「追加」に振り回された観光地は“想定内”と受け止めていました。
 14日に発表されたGoToトラベル「全国一斉での一時停止」。この「全国一斉」に戸惑いの声が上がっています。14日に1人の感染者が確認された愛媛県。ここ数日で少し落ち着いたようにも見えます。それだけに全国一斉の停止には驚きを隠せません。
 19日にオープンを迎えるスキー場。去年は雪不足に悩まされましたが、待望の雪も降った矢先の全国一斉停止でした。日帰り客にも力を入れ、日程を変更するよう案内しているそうです。
 沖縄のホテルは停止もやむを得ないと受け止めています。ただ、第2波で医療崩壊が危ぶまれた沖縄も14日の感染者は19人でした。
 全国旅行業協会の会長も務める自民党の二階幹事長は…。
 自民党・二階俊博幹事長:「大変な決断だったではないかと思いますが、このことでしっかりした引き締めの効果が上がるように、各位の努力を期待する」
 こう評価しましたが、自民党内からはこんな声も聞こえてきます。
 自民党幹部:「総理はGoToとコロナ拡大は関係ないと言い続けていたけど、影響あったと思うんだよね。ちょっと、後手と言われても仕方ない」
 また、14日夜の決定直後には…。
 自民党幹部:「どういう趣旨でこういう判断になったのか聞いていないから分からない。勝手なことしやがって」

テレビ朝日

5933名無しさん:2020/12/16(水) 00:32:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/da684e59c316b7d6bb9ee0219af836849f891175
菅首相VS西村大臣の暗闘でGo To停止「後手後手」に〈週刊朝日〉
12/15(火) 15:47配信

 新型コロナウイルスの第3波が日本を襲うなか、政府は12月14日、「Go To トラベル」を12月28日から1月11日にかけて、全国で一斉に停止することを表明した。Go Toについては以前から専門家や医療関係者などからも停止すべきだという声が上がっていた中で、なぜ、ここまで対応が遅くなったのか。本誌の取材で、コロナ対策を担う二人の政治家の“対立”が元凶となっていた構図が浮かび上がってきた。

「みなさん、こんにちは。ガースーです」

 日本国内で2800人の新規コロナ感染者が確認され、6県で1日当たりの感染者数が過去最多を記録した12月11日、菅義偉首相はインターネット放送の「ニコニコ生放送」に出演し、冒頭で照れ笑いしながら自らニックネームを名乗って挨拶した。

 一方、菅首相と違って緊迫した表情で同日に記者会見したのが、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長だ。会見では、感染が急拡大する「ステージ3」相当の地域について、観光事業を支援する「Go To トラベル」の適用を一時的に停止するよう求めた。尾身氏は「さらに(対策を)加えないとだめだ」とも強調。国民に向けて年末年始の移動や会食を控え、静かに過ごすよう強く訴えた。

 だが、この時点で菅首相の態度に危機感は感じられなかった。前述の番組内でGo Toの停止について聞かれると、「まだ、そこは考えていない」と断言。両者の“温度差”を印象づけた。

 札幌市など一部地域で一時停止にしたが、菅首相はGo To継続にこだわり続けてきた。その理由を菅首相周辺はこう解説する。

「Go Toは菅さんと二階(俊博・自民党幹事長)さんが安倍晋三政権時代に作り上げた政策で、これが菅首相誕生につながった。二階さんは全国旅行業協会の会長でもある。二人は感染状況を見極めながら、ギリギリのところで観光支援を続けるつもりです」

 それにしても、政府が招聘した専門家の代表である尾身氏の提言を首相が無視し続け、Go Toの停止を先延ばしし続けた状況は異常と言うほかない。政府内でコロナ対応に関わる官僚の一人が嘆く。

5934名無しさん:2020/12/16(水) 00:33:11
>>5933

「感染対策優先か経済優先か、政府内で本質的な議論ができていない。この迷走には、コロナ対策を担う西村康稔経済再生担当相が菅首相とひそかに対立していることが影響しています」

 西村氏は安倍政権時代にコロナ対策担当相として全権を任され、テレビ出演など露出が激増した。妻の父が岸信介元首相の側近だった吹田愰元自治大臣で、安倍氏とは「身内」のような関係。こうしたアドバンテージもあり、一時は「将来の首相候補」とまで言われた。だが、菅政権が誕生してからは存在感がまたたく間に低下。前出の官僚はこう話す。

「安倍政権時代、西村大臣はコロナ発生初期の感染防止対策で専門家会議と官邸の根回しや調整役を担った。尾身会長と携帯電話で緊密にやりとりする関係を築くなど、専門家が政権のシナリオ通りに動くようコントロールしてきた。それが、今では尾身会長がGo Toを批判するなど、菅政権の方針と真っ向から対立することを言っている。政府内では、西村大臣が調整をせずにあえて尾身会長に自由に発言させているのではないかと疑念を呼んでいる」

 この間、もともと良好な関係だった菅首相と西村氏の間の溝が、徐々に広がっているという。

 安倍政権時代に西村氏が重用されたのには、同じ経済産業省出身の今井尚哉首相秘書官(当時)がコロナ対策の中心だったことも影響したと言われる。一方、当時、官房長官だった菅氏は一時期、今井氏らと対立し、重要な意思決定のプロセスから外されていた。

 それが、Go To政策などで巻き返した菅氏の政権奪取を機に力関係が逆転。今井氏は政権中枢を去り、当初、官房長官など重要ポストへの起用がささやかれた西村氏も結局は留任。菅政権ではコロナ対策担当相の役割は以前ほど重視されなくなった。さらに、西村氏の威信を低下させる事件があった。政治ジャーナリストの角谷浩一氏は言う。

「10月下旬に西村氏が突然、経団連などの経済団体に年末年始休暇の分散を要請して、自民党内から激しい反発を受けました。年末年始の日程は年明けの国会や解散総選挙のスケジュールに影響するからで、二階氏は『聞いていない』と不快感を示した。その結果、西村氏は自民党本部に呼ばれて釈明に追われることになりました」

5935名無しさん:2020/12/16(水) 00:33:30
>>5934

 12月1日には、小池百合子東京都知事が首相官邸を訪れ、菅首相と感染防止対策について協議。「犬猿の仲」だった二人が直接会い、小池氏のカウンターパートである西村氏がスルーされたことに、永田町がざわついた。

 西村氏としては、こうした状況に心中穏やかではないはずだ。西村氏はコロナ対策で知名度を上げた後、メディアのインタビューに「これまでの政治経験を国民のために生かしたい」と、将来の首相就任を視野に入れた発言をしていた。前出の官僚がこう語る。

「次期総裁への野心がある西村大臣としては、尾身会長を前面に押し出して菅首相の経済優先とは逆方向のことを言わせることで、菅首相に後ろから鉄砲を撃つことができる。『菅首相ではコロナ対策はできない』『国民を守ることができるのは西村だ』と、世間に印象づけたいのではないか」

 ただ、その“野心”がコロナ対策を混乱させているという声もある。内閣府関係者は言う。

「西村大臣は11月まで毎日のように記者会見を開いていた。大臣室の官僚は毎回違う資料を作らされるうえ、注文も細かい。それで官僚の残業時間が月300時間を超えるようになってしまった。コロナ対策より西村大臣の個人的アピールとしか思えない仕事も多く、官僚たちが疲弊している」

 西村大臣室のスタッフは約10人。官僚たちの間では「西村大臣室にだけは異動したくない」との声が広がっているという。

 前出の角谷氏は言う。

「西村氏の指導力不足も問題ですが、そもそも経済再生担当とコロナ対策担当を一人に兼任させていること自体がおかしい。アクセルとブレーキの両方を一人が持ってしまっている。官邸には今、司令塔が不在なのです」

 前出の内閣府関係者は、こう話す。

「コロナという国難の時に残業が多くなるのは当然のこと。ただ、現状は政治家の思惑でたくさんのスタッフが振り回されている。これでは、国民の利益にもならない」

 官邸内に巣くう“エゴ”の一掃こそが、コロナ対策の第一歩ではないか。

(本誌・西岡千史、上田耕司)

※週刊朝日12月25日号の記事に一部加筆

5936名無しさん:2020/12/16(水) 00:34:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/eacedf210c45a2f668c71449ff810567069a9a9b
「自民党が公明党に譲歩」窓口負担問題の決着で永田町がザワつく背景
12/15(火) 6:16配信

後期高齢者が医療機関で支払う窓口負担をめぐる自民党と公明党の協議の決着が、永田町をざわつかせている。成熟した連立のパートナーとして存在し続けた自公両党だが、その力関係に変化が見えてきている。7年8カ月に及ぶ安倍政権下と、今の菅義偉政権で、どう変容していくのか――。

■菅首相のひと言で決着した「窓口負担」問題

 「年収200万円以上ということでお願いできますか」

 9日夜、都内のホテル「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町」のレストラン「蒼天」で公明党の山口那津男代表と向き合った菅氏は、会談冒頭、こう切り出した。山口氏は「結構です」と短く答え、あとは2人で夕食を楽しんだ。

 75歳以上の後期高齢者の負担増をめぐる与党協議は難航を極めていた。菅氏が田村憲久厚生労働大臣らに負担対象額を「170万円」以上に引き下げるよう指示。比較的低所得層の高齢者が多い創価学会に支えられる公明党は引き下げに難色を示した。その後、条件付きで「240万円以上」まで譲歩したが、その後は一歩も譲らない構えだった。

 一方、自民党側も、態度は硬く、下村博文政調会長が、公明党の竹内譲政調会長との協議では「上から目線」の対応に終始。両党の関係をこじらせてしまった。

 その膠着状態は、菅、山口両氏のトップ会談の冒頭で解消されたのだ。

■絵に描いたような「足して2で割る」決着だが…

 両党の妥協案を少し分析しておきたい。自民党は「170万円」から30万円、公明党は「240万円」から40万円歩み寄ったことになる。

 さらに負担対象をみると自民党の「170万円」の場合、対象となる高齢者は全体の31%にあたる520万人、公明党の「240万円」は13%にあたる200万人だった。妥協した「200万円」は全体の23%にあたる370万人だから、公明党案よりも170万人増え、自民案よりも150万人減る。

 まさに「足して2で割る」ような妥協案。公明党との交渉に際し「足して2で割るわけにはいかない」と言い続けてきた下村氏は、恥をかいたような形だ。

 計算上は、公明党の譲歩幅がわずかに多いようにも見えるが、9日夜までは自民党側の譲歩はないとの見方が強かっただけに、公明党側が勝ち取ったという印象が強い。

5937名無しさん:2020/12/16(水) 00:34:30
>>5936

■菅政権の弱点は「菅官房長官がいないこと」

 今回の与党協議で鮮明に見えてきたことがある。与党間の調整パイプが機能しないことだ。菅政権の誕生により、公明党との政策調整にあたる政調会長には下村氏が就任。ほぼ同時期、公明党の政調会長は石田祝念氏から竹内氏に交代した。

 下村氏はベテラン議員で、政策には明るいが、交渉ごとが得意ではない。ちょっとしたひと言で相手を怒らせることも少なくない。一方、竹内氏は経験不足。自民党とのパイプも乏しい。窓口負担を含む両党の協議は、この弱点を見事にさらけだした。

 言い換えれば、安倍政権下で官房長官を担ってきた菅氏のように、表裏で政府・与党の調整役を務める人物が、この政権にいないのだ。「菅政権には菅官房長官がいないのが弱点」という永田町のささやきが現実のものとなった。

 今回のように、最終局面で菅氏が出てきてトップ会談で決着すれば問題ない、という考えもあるかもしれないが、政策決定の度にトップが出張ってくるようでは、与党関係は不健全になる。

■両党にとって最大の懸案は、衆院広島3区の候補者調整

 医療費窓口負担の問題は一応の決着をみた。だが、両党にとっては今後も調整すべき難問が多く立ちはだかる。「GoToキャンペーン」の見直しなども含めた新型コロナ対策。そして両党にとって最大の懸案は、衆院広島3区の候補者調整だ。

 公職選挙法違反の罪に問われている河井克行元法相が現職のこの選挙区は、公明党の斉藤鉄夫副代表が比例代表からの鞍替え出馬を表明。

 自民党の広島県連は、候補者選びの公募を断行。双方譲らぬ姿勢で緊張感が高まっている状況は、11月24日に配信した「自民党と公明党が繰り広げる『仁義なき戦い 広島死闘編』の全真相」で紹介した通りだ。自民党県連は12月8日、県議・石橋林太郎氏の擁立を決めている。

 「広島3区」問題は、公明党が前幹事長の斉藤氏という超大物を擁立。一方、自民党は、「ポスト菅」を狙う岸田文雄氏の地元・広島県での候補者調整だ。双方譲るに譲れない事情がある。こちらも、現場レベルでの調整はできず、菅氏と山口氏に委ねられる可能性は高い。

 その場合、どういう結末を迎えるか。

5938名無しさん:2020/12/16(水) 00:34:54
>>5937

■菅首相は「創価学会」と太いパイプを持っている

 自民党内の予想では、広島3区も公明党に軍配が上がるとの見方が強い。この問題は11月19日、山口氏が菅氏と会談した際、斉藤氏の擁立決定を伝達。菅氏は特に発言はしなかったが、黙ってうなずいていた。公明党側は「容認」と受け止め、その情報は自民党側にも伝わっている。

 菅氏はもともと公明党や、その支持母体である創価学会と太いパイプを持っている。これは、山口氏との関係がよそよそしかった安倍晋三前首相とは決定的に違う。それだけに、最終判断も公明党寄りになる可能性が高いとみられているのだ。

 毎日新聞が12月12日に行った世論調査の結果は菅政権に衝撃を与えた。内閣支持率は前回比17ポイント減の40%、不支持率は13ポイント上がって49%になった。菅内閣が誕生以来、不支持が指示を上回ったのは初。安倍内閣下でも、たまに不支持が支持を上回ることはあったが、これほどの「逆転現象」はほとんどない。

■不支持が指示を上回る「逆転現象」で公明党に存在感

 これは、新型コロナウイルス対策での対策への不満が高まっているのが要因だ。間違いなく1年以内に衆院選が行われることを考えると、自民党にとっては危うい数字だ。

 菅氏は選挙対策にも長けているだけに、世論の動向も重視している。浮動票が取りにくいと見切れば、確実な組織票・つまり創価学会票の荷崩れを防ぎ、守りを固めようとするだろう。そう考えれば、より一層、自民党が公明党に歩み寄るシーンが増えてくるかもしれない。

 その判断は、政権運営の手段としては正しいだろう。ただし公明党に譲歩を続けると、自民党内の空気が悪くなることも予想される。

 公明党は自民党との長い連立関係の中で「下駄の雪」と言われてきたことがある。「踏まれても、踏まれてもくっついていく」という意味だ。その「雪」が、自己主張を強くするようになれば「下駄」も面白くない。菅氏は、その難しい連立関係も差配していく重荷も背負うことになる。

永田町コンフィデンシャル

5939チバQ:2020/12/16(水) 17:51:37
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020121500963&g=pol&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_auto
コロナ・GoToで逆風 党重視、調整役不在―菅政権3カ月
2020年12月16日07時07分

首相官邸に入る菅義偉首相=15日午前、東京・永田町

 菅義偉首相は16日、就任から3カ月を迎えた。発足当初の内閣支持率は6〜7割台と順調な滑り出しだったが、新型コロナウイルスの感染再拡大を止められず、看板政策「Go To トラベル」は年末年始の一時停止に追い込まれた。「政治とカネ」の問題も相まって内閣支持率は急落。官僚ににらみを利かせる政治手法の副作用も指摘されている。
菅首相会食、与野党から苦言 コロナ対策反するケースも
 「日々の感染者が3000人を超える中、年末年始に集中的な対策を取るべきだと考え、いったん停止を決断した。これ以上の感染を食い止めることに全力を挙げたい」。首相は15日の自民党役員会で、トラベル停止の判断に党側の理解を求めた。
 派閥に属さず党内基盤が弱い首相の後ろ盾となっているのは二階派だ。14日のトラベル停止決定も事前に二階俊博幹事長には伝えた。安倍政権が全国一斉の休校要請などのコロナ対応で与党への十分な説明がなかったことを教訓にしているのは明らかだ。
 トラベル停止について、首相は11日のインターネット番組で「まだ考えていない」と否定した。ただ、首相周辺によると、年末年始に限って止める選択肢は、東京都での感染者が初めて600人に迫りつつあった9日ごろから内々に検討していたという。
 首相の方針転換に自民党幹部は14日夜、強い不満を漏らしつつも渋々容認した。別の幹部は「観光・運輸業界に影響力がある二階氏が了解を出したのだろう。二階氏はGo Toを絶対に止めるなと言っていたのだが」と解説した。安倍政権時代の「官邸1強」から「党高政低」への力学変化が浮き彫りとなっている。
 ただ、書き入れ時となる年末年始の停止によって、宿泊業者や飲食店に一層の打撃となりそうだ。今回の対応で感染を抑制できるかも見通せない。政府関係者は「トラベル停止で支持率は戻らない。全国停止の効果がなければ、また批判が出る」と危惧する。
 人事権を武器に官僚を掌握しているとされる首相の政治手法の限界を指摘する向きもある。同党中堅は「首相に物を言える官僚が周囲にいない。首相の方針を否定するようなことを言えば更迭されると思うから何も言えない。腹心もいない」と語る。本来調整役となるべき官房長官が「機能していない」との声も多く、先の高齢者医療費負担の問題が長期化したことが如実にそれを示した。
 政権運営の不安材料はほかにもある。鶏卵業者から金銭を受け取った疑いがある吉川貴盛元農林水産相と西川公也前内閣官房参与(元農水相)は首相に近い。捜査の行方次第で政権への打撃は避けられず、次期衆院選へ党のイメージダウンになり得る。安倍晋三前首相の後援会が主催した「桜を見る会」前夜祭の疑惑再燃も含め、野党の攻勢にさらされそうだ。

5940チバQ:2020/12/17(木) 10:23:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/4354aceee8ae2960f86bbba4680086e7f5398ce2
「批判されて当然」GoTo停止で首相に逆風 説明不足が露呈…“身内”も距離
12/17(木) 10:12配信




菅義偉氏
 菅義偉首相に吹き付ける逆風が急に厳しく-。新型コロナウイルスの猛威が止まらない中、16日の衆院内閣委員会の閉会中審査では観光支援事業「Go To トラベル」の全国一時停止のタイミングがやり玉に挙げられた。首相の「人の移動では感染は拡大しない」発言も、追及を受けてエビデンス(根拠)がぐらつく。身内の与党もじわり、距離を置き始めた兆しがある。

【写真】秋田時代、友人と実家近くの川で捕ったマスを手にする菅氏

 政府が感染封じ込めを国民に訴えた「勝負の3週間」が終わったこの日も、東京都で過去最多の678人の新規感染者が確認されるなど、ウイルスは情け容赦なく拡大を続けた。

 「政府の感染症対策分科会の提言を踏まえ、11月末からさまざまな対策を講じてきましたが(感染が)高止まりの状況であり、真摯(しんし)に受け止めています」

 夜、官邸エントランスで記者団の取材に応じた首相はこう述べ、感染抑制がままらない現状を認めた。「国民の命と暮らしを守るため、全力を挙げて取り組んでいきたい」と続けたものの、力強さには欠けた。

 昼間の閉会中審査では、野党がこの3週間を「やってきた対策が不十分だった」「効果がなかったと言わざるを得ない」と総括し、政府に集中砲火を浴びせた。28日からのトラベル事業の停止判断についても、「年末年始の医療逼迫(ひっぱく)を回避する目的であれば、今からただちに停止するべきだ」(共産党の塩川徹也氏)などと鋭く指摘し、追い込んだ。

 首相が11日に出演したインターネット番組で、分科会から「移動は感染(のリスク)が低いと提言をいただいている」と発言したことも俎上(そじょう)に。参考人として出席した尾身茂分科会長は、答弁で「人の動き、接触を抑えないと感染は沈静化しない」と提言したことを紹介し、首相との食い違いが明らかとなった。

 立憲民主党の大西健介氏は「『旅行に行け』と言っているのか、『移動するな』なのか。メッセージが不明確だから混乱が起きている」と、首相の説明不足を印象付けた。

 政権発足から3カ月を境に、歯車が逆回転を始めたような首相。自民党の閣僚経験者は「国民の声をくみ取れていない、と思われても仕方ない。批判されて当然だろ」。政府関係者も声のトーンを落とす。「この内閣支持率の急落ぶりは危険だ。もうプラスになる要素がちょっと思い付かない」

 (森井徹、一ノ宮史成)

5941チバQ:2020/12/17(木) 10:47:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/67fb38f347de6deb4d30658a696f705344367608
首相「5人以上」会食、少なくとも3日間 直近1カ月 14日の会食は「反省」
12/17(木) 10:09配信
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記者団の取材に応じる菅首相
 菅義偉首相は16日、政府が少人数の会食を呼び掛ける中で、14日に5人以上で会食したことについて「他の方との距離は十分にあったが、国民の誤解を招く意味では真摯(しんし)に反省している」と陳謝した。新型コロナウイルスの感染防止策として自ら呼びかけた「静かな年末年始」に反する行動だとして批判が出ていた。

 首相は14日、観光支援策「Go To トラベル」の全国一斉停止を表明し、国民に「年末年始を静かにお過ごしいただきたい」と慎重な行動を促した。しかし、数時間後、銀座のステーキ店で自民党の二階俊博幹事長や俳優の杉良太郎氏ら7人と会食。杉氏は「忘年会」と明かしていた。

 首相は11月16日の政府対策本部で、感染リスクが高くなる「5人以上の飲食」は飲食業界支援策「Go To イート」の対象外とするよう各都道府県に要請。だが、要請以降、北海道新聞の調べでは、首相自身が「5人以上」で会食したのは、14日を含め少なくとも3日間あった。

 16日の衆院内閣委員会で立憲民主党の大西健介氏は「5人以上は避けてと言いながら、国民は一体どっちなのか分からない」と批判。西村康稔経済再生担当相は「一律に5人以上をダメと申し上げてはいない」と釈明した。

 自民党の下村博文政調会長は16日の記者会見で「過剰反応だ」とかばったが、ワイドショーなどでも反発が拡大。加藤勝信官房長官は同日夕の会見で「誤解を招いたとの指摘は真摯(しんし)に受け止めなければならない」と述べた。

5942チバQ:2020/12/17(木) 10:47:35
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/491774
支持急落で政権急転換 GoTo全国停止 「勝負の3週間」感染減らせず 「ガースーです」発言炎上
12/15 10:28
 観光支援事業「Go To トラベル」の継続にこだわってきた菅義偉首相が、年末年始の全面停止に追い込まれた。経済効果を優先して対策を小出しにしてきた結果、感染拡大に歯止めをかけられず、内閣支持率の急落に危機感を募らせたことが大きい。首相は「政治決断」をアピールするが、最重要課題に掲げてきたコロナ対策が後手に回る中、自らの不用意な発言も批判を浴び、政権の屋台骨は揺らぎ始めている。
新型コロナウイルス感染症対策本部終了後、記者団の取材に応じる菅首相=14日夜、首相官邸


 「年末年始は集中的に対応できるチャンスだという思いで、私が判断した」。首相は14日夜、官邸で記者団に語った。従来のように用意した原稿を読み上げるのではなく、前を向いて説明し、追加質問も2問受けた。
 官邸は9日ごろから、「トラベル」事業の停止に向けた検討を水面下で進めていたが、経済重視の面から全面停止は避けたいと考えていた。11日に事業を2カ月程度、全面停止する方向だとの報道が流れた際は、首相は周囲に「誤報だ」といら立ちをぶつけた。



 しかし、政府が掲げた「勝負の3週間」の最後の週末となった12日、各地で前週より人出が増え、全国の重症者も578人と最多を更新。同日実施された毎日新聞の世論調査では支持率が40%と前月比で17ポイント下落し、政権発足後初めて不支持が支持を上回った。14日発表のNHKの調査でも14ポイント減の42%に急落した。
 首相自身の発言も追い打ちとなった。11日のネット番組で事業の停止を「考えていない」と明言。番組冒頭で「みなさん、こんにちは。ガースーです」と述べたことにも、ネットやワイドショーで「危機感が薄い」「無神経だ」などの批判が相次ぎ、「海外の首脳と比べて発信力が著しく弱い」との声も上がった。
 西村康稔経済再生担当相は14日の記者会見で「新型コロナ対策分科会の提言以上の対応だ」と強調したが、広島県などからも除外要請が寄せられ、全面停止を選ばざるを得なかったのが実情だ。停止期間を年明けまでにしたのは、25日までを提案した政府に対し、小池百合子都知事が時短要請の延長期間に合わせて来年1月11日までを求めたことも影響したとみられる。全国での停止を、発表直前まで知らなかったという厚生労働省幹部は「ギリギリの政治判断だ」と語った。
 官邸で記者団から「今年の漢字」を問われた首相は「国民のために働く内閣と銘打っている。『働』という字だ」と述べた。だが、政権発足当初の寡黙な「仕事人」という期待感はしぼみつつある。野党は「『トラベル』に首相がこだわったため全国に感染が広がったことは明白で、人災だ」(立憲民主党の福山哲郎幹事長)と批判。感染拡大に歯止めがかからなければ、政権は窮地に陥りかねない。(石井努、文基祐)
残り:677文字/全文:1791文字

5943チバQ:2020/12/17(木) 10:48:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/441ea03278a38fdba6ea7e1a6ebc8dab957164ce
「首相の器じゃない」菅首相は党内政局で頭が一杯 Go To停止で業界からの悲鳴も届かず〈週刊朝日〉
12/17(木) 8:00配信
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党内政局で頭がいっぱいの菅首相(C)朝日新聞社
 菅義偉首相が突然、発表したGoToトラベルの停止の影響が感染者の多い東京や大阪だけではなく、全国で広がっている。だが、首相に近い自民党の衆院議員はこう話す。

【写真】”自民党のラスボス”の本心は?
「菅首相は専門家や医師会から批判されていたGoToトラベルをとりあえず止めたからいいんじゃないか、という雰囲気。二階派をはじめ、各派閥の幹部クラスも菅政権の迷走ぶりを見て急に冷たくなっている。『菅さんなんか推すんじゃなかった。官房長官が適任で首相の器じゃぁない』との声も聞こえてくる。菅首相も支持率低下で政局、党内事情で頭がいっぱい。特段、新しい画期的な支援策などを打ち出す様子はない」

 Go To中止で窮地に陥ったのは、旅行業界だ。

「新型コロナウイルスの感染が急増し、GoToトラベルが停止になるかもしれないと想定はしていた。だが、菅首相はずっと停止を明言しなかった。それが年末年始の稼ぎ時を目前に急に来るとさすがにキツイ」

 こう頭を抱えるのは、東京の旅行代理店「A Travel」の沼田和幸社長だ。沼田氏の会社は、個人より団体旅行を多く扱う。GoToトラベルで旅行業界の全体的な需要が増え、新型コロナウイルスの感染が下火になると、団体旅行も増えると期待をしていた。しかし、GoToトラベル自体がストップしてしまったことで、さらに厳しい状況に追い込まれた。

「新型コロナウイルスの流行で事務所を縮小。今春には金融機関から融資も受けました。キャンセル料は国が負担するとアナウンスしているので、旅行業界はいいじゃないかと思われがちですが、団体旅行中心のうちはキャンセルされる予約すらない」(沼田社長)

 山梨県の温泉旅館は、年末年始はほぼ満室だった。しかし、菅首相の会見以降、キャンセルの電話が鳴るばかり。半分近くの部屋があいてしまった。温泉旅館の女将さんはこう嘆く。

「年末年始で何とかこれまでのマイナスを取り返したいと、休んでいた従業員も復帰させた。中止するなら、あらかじめ感染者数や重症者数の目安を設定して、この数字になれば、GoToトラベルは中止などを決めておいてほしかった」

5944チバQ:2020/12/17(木) 10:52:43
 旅館の大型冷蔵庫には、すでに年末年始向けに大量の食材を発注。すでに一部は届けられている。

「年末年始は勝負と、借金をして仕入れしていました。GoToトラベルは35%が国の補助。お客様は増えたが、その35%を国に請求する事務作業が大変。そして、35%が約2か月後にならないと、振り込まれない。つなぎのお金を借りなければ、営業できないのです。菅首相はGoToトラベルの現場のことを本当に理解しているのか」(女将)

 GoToトラベルの停止は、旅行とは関係ない業界にも影響を及ぼしている。

「これみてくださいよ」

 大量の酒などの飲料が山積みされた東京都内の酒販卸会社の倉庫でこう店主が話す。

「GoToトラベル停止となれば、旅行業界ばかりが注目されます。しかし、うちはホテル、旅館などにも商品を納入しています。そこにお客様が来なくなると、商品の注文が止まってしまう。GoToトラベル停止の発表あってからは、年末年始にいただいていた注文のキャンセルはもちろん、返品を言ってくるホテルもあります。年末年始ですから、値段の張る日本酒やウィスキーなどの注文が多いのでよりダメージが大きい。戻された商品を見ると、涙が出ますね」

 伊勢神宮で知られる三重県の水産業の経営者もこう途方に暮れる。

「年末年始は伊勢エビ、ウニ、カキなど高級食材の注文が1年で最も多い。それが、GoToトラベルの停止後は一気に注文が激減。温泉旅館からは100はあった注文が10以下に減りました」

 冷凍庫には、出荷できない大量の高級海鮮があるという。

「もちろん、海鮮ですから賞味期限もある。売れなきゃ捨てるしかないでしょう。それにもお金がかかるんですよ。GoTo停止しておいて菅首相や二階幹事長らはこの時期でもステーキ会食といいご身分で、呆れましたよ」(同前)

 GoToトラベルの所管は国土交通省だ。国交官僚の一人はこう打ち明ける。

「私たちもGoToトラベルが全国で停止までは知らなかった。だから、支援策なども策定する想定もありませんでした。職員総出で、徹夜して、今、支援策を練っています。この二日ほどは、かなりの職員がほとんど寝ていない。しかし、うちでもすでにコロナ感染が広がり40人近くになる。密で仕事できないし、リモート勤務の人もいて、なかなかはかどりません」

 旗振り役の国交省がこんな様子では、とても旅行業界や周辺に支援の手がすぐには届きそうにない。前出の沼田さんはこう訴える。

「国交省も菅首相も、もっと現実を見てほしい。GoToトラベルを止めるのはやむを得ないところもある。なら、止めた時の支援策、それも旅行業界だけでなく関連の業種にも広げることをどうして、想定していなかったのか。無策ぶりには本当に腹が立つ」

(今西憲之)
※週刊朝日オンライン限定記事

5945チバQ:2020/12/17(木) 10:54:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/fae79e409365666e2d3fddbba767d0e165aaa746
石破派ナンバー2の山本有二氏、派閥を休会
12/16(水) 22:14配信
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 自民党の山本有二元農林水産相が、所属する石破派(水月会、19人)に休会届を提出したことが16日、分かった。石破氏と事務総長の鴨下一郎元環境相に休会の考えを同日までに報告した。退会はしない。山本氏は周囲に「石破派(にいるの)が重くなった」と漏らしているという。

 山本氏は派閥ナンバー2の会長代行を務めていたが、10月の石破氏の会長辞任表明に伴い役職を辞する考えを石破氏に伝えていた。石破派は17日の臨時総会で「集団指導体制」への移行を決める方向で調整しているが、山本氏は不参加となる見込み。

5946チバQ:2020/12/17(木) 11:02:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/b10f02be569549fbce8032c01fd7c2f38e8e2b16
自民、夜会合を続々中止 大人数会食批判を考慮か
12/16(水) 18:52配信
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 菅義偉首相による5人以上の会食に批判が出ていることを受け、自民党では16日、大人数での会食の中止が続々と決まった。

 二階、岸田両派は17日にそれぞれ予定していた忘年会を中止した。

 二階派は17日夜、東京都内の日本料理店で所属議員48人らに呼び掛け、忘年会を計画していた。しかし、同派の山口壮事務総長が16日、所属議員に文書で「新型コロナウイルスの感染状況」を理由に中止を伝えた。

 二階俊博幹事長と佐藤勉総務会長ら総務会メンバーによる18日夜の会食も取りやめとなった。佐藤氏は16日の記者会見で「批判があったことも踏まえ、われわれも襟を正さなければいけない」と述べた。

5947チバQ:2020/12/17(木) 11:02:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/530394fcfffba4edfba648930fa48c433afd7f1f
二階派、派閥の忘年会中止に…「少人数での会食」呼びかけに配慮か
12/16(水) 18:48配信


 自民党二階派は16日、17日に予定していた派閥の忘年会の中止を決めた。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府が少人数での会食を呼びかけていることに配慮したとみられる。

 自民党内では、二階氏が出席予定だった18日夜の総務会メンバーとの会合も中止となった。

5948チバQ:2020/12/17(木) 11:35:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/b5d6523b98b6f823ec10a08c238cfeb4d32b3900
山本有二氏が石破派休会 退会せず「距離置き活動」
12/16(水) 20:14配信
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 自民党石破派(水月会、19人)の山本有二元農相(比例四国)が同派に「休会届」を提出し、受理されたことが16日、関係者への取材で分かった。退会はしない。山本氏は周囲に「派閥と距離を置き、自由な立場で活動したい」と説明している。休会期間は未定で、会合などの派閥活動には参加しないという。

 休会届は15日、鴨下一郎事務総長に提出した。9月の党総裁選に敗北し、会長を引責辞任した石破茂元幹事長にも報告した。会長不在が続く石破派は、17日の会合で複数の世話人による「集団指導体制」への移行決定を目指している。

5949名無しさん:2020/12/17(木) 13:17:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/e862f590d0e8246169b0169a7b2cf9b4d381e0a5
広島3区は公明候補 自民検討、県連反発も
12/17(木) 7:17配信

 自民党は次期衆院選の広島3区への対応について、公明党の斉藤鉄夫副代表を支援する方向で検討に入った。

 公明党との調整がもつれれば全国の自公選挙協力に影響しかねないと判断した。競合する自民党の候補予定者は比例代表で処遇する。複数の与党関係者が16日、明らかにした。

 広島3区は昨年夏の参院選に絡む買収事件で公判中の元法相河井克行被告の地盤。同被告の自民党離党で与党候補が不在となっている。

 自民党関係者は「全国の選挙協力を犠牲にできない」と語った。同党広島県連内には与党分裂も辞さないとの強硬論が根強いものの、公明党が(1)候補擁立は斉藤氏限り(2)参院選では自民党を全面支援―などの条件に応じれば譲歩はやむを得ないとの声がある。折り合えなければ県連の反発が強まる可能性もある。

 自民党の山口泰明選対委員長は16日、同党県連常任顧問の岸田文雄前政調会長と党本部で面会。この後、岸田氏は記者団に「今の状況についての意見交換」と説明した。

 公明党は11月、河井被告の次も自民党候補では政治不信を強める支持者の理解を得られないとして、比例中国選出の斉藤氏を公認した。一方、自民党県連は今月、公募で選んだ石橋林太郎県議の支部長選任を党本部に申請するなど対立が先鋭化。調整の行方が焦点となっていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8b355c02318adc9388bc8f6f84b4dba1c4186ba1
自民、公明の斉藤鉄夫氏を支援へ 衆院広島3区、連立重視
12/16(水) 20:01配信

 自民党は16日、次期衆院選広島3区を巡り、公明党公認の斉藤鉄夫副代表を支援する方向で調整に入った。広島3区は、公選法違反罪に問われ自民党を離党した河井克行元法相の地盤で、自民党県連は県議擁立を準備するが、党執行部は連立を組む公明党との関係を重視。全国で選挙協力を円滑に進めるためには、斉藤氏支援に回るべきだと判断した。複数の関係者が明らかにした。

 自民党執行部は県議について、比例代表の名簿上位に単独で処遇する案を検討している。ただ、自民党広島県連の反発が予想される。執行部との折衝に当たってきた岸田文雄前政調会長(衆院広島1区)らの理解を得たい意向だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e91b4f1f605e4537428954608f47f98468f5ff4b
自民、公明・斉藤副代表を支援へ調整 衆院広島3区
12/16(水) 21:41配信

 次期衆院選で自民、公明両党の候補者調整が難航している広島3区をめぐり、自民は同区で公認候補を立てず、すでに立候補を表明している公明副代表の斉藤鉄夫衆院議員=比例中国ブロック=を支援する方向で調整に入った。来週にも自民の山口泰明選挙対策委員長が、公明側と詰めの協議を行う予定だ。

 複数の自民関係者が明らかにした。同区の現職は、自民を離党し、公職選挙法違反の罪で公判中の河井克行被告。公明は11月、「与党の議席を確保することが重要な目標」(山口那津男代表)として斉藤氏の擁立を決定した。これに自民広島県連は反発。新たな候補者の擁立をめざし、石橋林太郎県議を党支部長候補として決めたばかりだった。

 しかし、党本部は公明との関係を重視。山口選対委員長が16日、県連常任顧問の岸田文雄前政調会長と会談を行うなど調整を行っていた。(大久保貴裕、笹井継夫)

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/f3441d774c726fc852cc5337146307bea829ad6e
衆院広島3区、自民が公明・斉藤副代表支援へ…県連の反発必至
12/16(水) 21:00配信

 自民党は次期衆院選の広島3区への対応について、公明党の斉藤鉄夫副代表を支援する方向で検討に入った。複数の党幹部が16日、明らかにした。自公両党による全国的な選挙協力の維持を優先したとみられる。

 広島3区は、昨年の参院選を巡る買収事件で、自民党現職の河井克行・元法相が離党し、公認候補予定者となる支部長が決まっていない。公明党が11月に斉藤氏の擁立を決めると、自民党広島県連は今月、県議の石橋林太郎氏を公募で選び、支部長とするよう党本部に申請していた。

 この問題に関連し、自民党の山口泰明選挙対策委員長は16日、党本部で県連常任顧問の岸田文雄・前政調会長と会談した。党内には石橋氏を比例選で処遇する案が浮上しており、対応を協議したとみられる。ただ、県連は斉藤氏の支援自体に反対で、調整の見通しは立っていない。

5950名無しさん:2020/12/17(木) 13:27:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e091ab7b47b62221abab4899cabf5bea5581540
田崎史郎氏、16日夜に菅首相と会食「話の内容は全部オフレコ。取材した話、ベラベラしない」
12/17(木) 9:03配信

 17日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・午前8時)で、菅義偉首相が観光支援事業「Go To トラベル」の全国一時停止を表明した夜に自民党幹部らと大人数の会食をしたことに関し「国民の誤解を招くという意味においては真摯に反省している」と述べたことを報じた。

 政府は、年末年始の忘年会・新年会について「なるべく普段から一緒にいる人と少人数で」と提言。「大人数、例えば5人以上の飲食は感染リスクが高まる」と注意を促している。こうした中、菅首相は14日夜に銀座のステーキ店で、自民党の二階俊博幹事長、プロ野球ソフトバンクの王貞治球団会長、俳優の杉良太郎氏、タレントのみのもんたら菅首相を含め少なくとも8人と会食した。

 一方で番組は、16日にも菅首相は、官邸で報道各社のインタビューに応じた後、都内のホテルで財界の関係者と会食し、その後、都内のフランス料理店で政治ジャーナリストの田崎史郎氏らと会食したことを伝えた。

 番組では16日夜に田崎氏を取材。田崎氏は店内の様子を「3人プラス総理、4人。距離はお互い1メートル以上あって、かつアクリル板ついていた」と明かした。さらにマスクについて「食べているときは外して、しゃべっているときはマスクしている」と明かした。

 その上で「話の内容は全部オフレコ。君らと同じだよ。取材した話、ベラベラしないでしょ」と明かしていた。

報知新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/58c7d46384f80fe1e7803c717865b93700a5881f
自民、夜の会食中止相次ぐ 首相への批判念頭か
12/16(水) 20:33配信

 自民党二階派と岸田派は16日、それぞれ17日開催を予定していた派閥の忘年会の中止を決めた。二階俊博幹事長と佐藤勉総務会長ら党総務会メンバーによる18日夜の会食も取りやめとなった。いずれも新型コロナウイルスの感染拡大を受けた対応。党関係者が明らかにした。菅義偉首相や二階氏らによる大人数会食が批判されていることも念頭にあるとみられる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f8104c7a74cf81d6e4cbe47db45bb57e57599c6d
菅首相「誤解招き、真摯に反省」 二階氏ら7人との会食で 新型コロナ
12/16(水) 17:52配信

 菅義偉首相は16日、自民党の二階俊博幹事長ら7人と14日に東京・銀座のステーキ店で会食したことについて「国民の誤解を招くという意味で、真摯(しんし)に反省している」と陳謝した。

 「他の方との距離は十分にあった」とも釈明した。首相官邸で記者団の質問に答えた。

 新型コロナウイルス感染拡大が続く中、政府は「5人以上の飲食」について「大声になり飛沫(ひまつ)が飛びやすくなる」と指摘。感染リスクが高まる場面の一つに挙げ、控えるよう注意喚起していた。

 首相は16日夜、東京都内の日本料理店で横浜銀行の大矢恭好頭取ら2人と食事。さらにフランス料理店でメディア関係者3人と懇談し、この日は「4人以下」の会食に徹した。

 二階氏らとの会食に関し、西村康稔経済再生担当相は16日の衆院内閣委員会の閉会中審査で「一律に5人以上は駄目だと申し上げているわけではない」と強調。従来の説明を修正し、首相を擁護した。この後の記者会見では「専門家も何かエビデンス(証拠)があって何人以上と言っているわけではない」と述べた。

 ただ、首相には与野党から批判が出ている。公明党の竹内譲政調会長は記者会見で「一国のトップなので誤解を招くような行動は配慮が必要だ」と苦言を呈した。立憲民主党の安住淳国対委員長は記者団に「国民から見ると誤解を受ける可能性が高い」と指摘。加藤勝信官房長官は会見で「真摯に受け止めなければならない」と語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7ab83750e6a07a341f45eebc86fa270ccbc167b2
自民・下村政調会長、首相の会食への批判に「過剰反応」
12/16(水) 17:23配信

 自民党の下村博文政調会長は16日の記者会見で、菅義偉首相が14日夜に東京・銀座のステーキ店で二階俊博幹事長ら7人以上と会食したことを野党などが批判していることについて「(会食をやめることで)営業できなくなるという経済的なマイナス面も考えながら、感染拡大に注意して会食することを批判するのは、少し過剰反応かなと思う」と述べた。

 政府は5人以上の会食は感染リスクが高まるとしているが、下村氏は「5人がよくて7人はいけないということではない」とも語った。

5951名無しさん:2020/12/17(木) 13:28:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab6aa2edfe21591edca3762fece692a201d4dd39
首相の夜会食「襟を正さないといけない」 自民・佐藤総務会長
12/16(水) 13:56配信

 自民党の佐藤勉総務会長は16日の記者会見で、新型コロナウイルス禍で菅義偉(すが・よしひで)首相が夜の会合を続けていることについて「会食をするにあたってはかなりの対策をした上でやっていると思うが、批判もあったことも踏まえ、われわれも襟を正さないといけない」と述べた。

 菅首相は14日夜に東京・銀座のステーキ店で、二階俊博幹事長や俳優の杉良太郎さんら5人以上との会食に参加し、野党からは批判の声が挙がっている。

 佐藤氏は「一般的に5人以上は『密』になることを想定しているが、きっとその会合では、(対策が)しっかりとなされていると理解していいと思う」と語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/feda17c91ff1a945d64ce60d563fb9e0a8dd1e64
菅首相の会食「襟を正さなければ」 自民・佐藤総務会長
12/16(水) 14:00配信

 菅義偉首相が14日夜に都内で自民党の二階俊博幹事長ら5人以上と会食したことについて、自民党の佐藤勉総務会長は16日の記者会見で「かなりの対策をした上で(会食を)やっているのではないかなと思うが、批判があったことも踏まえ、我々も襟を正さなければいけない」と述べ、慎重な対応を求めた。

 首相の会食は、政府が新型コロナウイルスの感染防止策として少人数での会食を呼びかけている中で行われた。佐藤氏は「5人という制限を申し上げた以上、しっかりと襟を正すということが大切ではないか」と重ねて強調した。この件については、公明党の山口那津男代表が15日に「国民に対するメッセージ性もある。そこはよく配慮しながら、今後、検討していただきたい」と苦言を呈していた。

 政府の分科会は、大人数や長時間におよぶ飲食については、大声になり、飛沫(ひまつ)が飛びやすくなるとして感染リスクが高まるとしている。(岡村夏樹)

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/8ed40a9cbb498bd7bc6176475aa8cb2dd438458f
田崎史郎氏、菅首相の大人数会食で官房長官の説明に「かなり苦しいですよね」
12/16(水) 12:46配信

 16日放送のTBS系「ひるおび!」(月〜金曜・午前10時25分)では、菅義偉首相が「GoToトラベル」の年末年始の全国一斉停止を表明した14日夜に銀座のステーキ店で、自民党の二階俊博幹事長、プロ野球ソフトバンクの王貞治球団会長、俳優の杉良太郎氏ら7人と会食したことを報じた。

 この日の番組では、加藤勝信官房長官が15日の会見で「5人以上がどうか、高齢者であるかどうかといったことも、一律に決めていくものではなく、目的と感染防止対策を徹底できるかどうかバランスの中で個別に判断していくことが重要」などと話したことを伝えた。

 政治ジャーナリストの田崎史郎氏は「かなり苦しいですよね」と笑顔を浮かべ、「それをね、僕に言わせようとするのがいけないんですよ」と司会の恵俊彰に訴えると、スタジオに笑いが起こっていた。

報知新聞社

5952名無しさん:2020/12/17(木) 13:28:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7182d51a29d60d84066dcc065e2ae48c29b3cca
師走のパーティー開催苦心 解散足音、コロナ禍も背に腹代えられず
12/14(月) 20:54配信

 師走の永田町で、国会議員の政治資金パーティーが相次ぎ開かれている。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、一時は開催が見送られるケースも少なくなかったが、ここにきて増加傾向にある。背景には1年以内に行われる衆院解散・総選挙などの「軍資金」集めに駆り立てられている事情が透ける。感染者を出せば批判は避けられないが、背に腹は代えられないようだ。

 14日正午ごろ、東京・紀尾井町のホテルでは自民党岸田派(宏池会)の三ツ矢憲生衆院議員のパーティーが開かれ、下村博文党政調会長や同派の岸田文雄会長らが出席した。その約1時間後、同じホテルの別の会場では細田派(清和政策研究会)の加田裕之参院議員がパーティーを開催。こちらには西村康稔経済再生担当相ら同派所属議員が駆け付けた。

 三ツ矢、加田両氏に限らず、14日は都内の別のホテルや地元の選挙区などで複数のパーティーが開かれた。感染抑止を理由に食事は提供せず、「密」を避けるため間隔をあけて椅子を配置する形式が主流だ。ほとんどの会場で検温や消毒などの対策も講じられた。

 それでも感染者をゼロに抑えられる保証はない。リスクを負ってまでなぜ開催するのか。今月パーティーを開いた自民党のある衆院議員は取材に「中止も考えたが、活動資金が底をついた。(頻繁に)集会ができないため、短い時間でもメッセージを発信する場が必要だった」と苦しい胸のうちを明かす。同時に世間の反発を懸念し、開催したことについて「公言しないでほしい」とも語った。

 一方、年末恒例の自民党各派の忘年会は対応が分かれている。11月30日の細田派の忘年会場ではフェースシールドが配られ、5人掛けテーブルに4人ずつ座るといった対策をとった。岸田派は衆院当選1〜6期を2つのグループに分けて月内に忘年会を予定。7期以上の議員は新年会として集まる分散方式をとる。

 麻生派(志公会)は「集まれる状況ではない」(派閥幹部)として、今年は見送る方針だ。(今仲信博)

https://news.yahoo.co.jp/articles/5d4a75527e3c2b23ebfc14673ff9ed0c417a51fe
自民、地方に女性擁立依頼 でも「クオータ制」は求めず
12/17(木) 8:00配信

 自民党は都道府県連あてに、女性候補を増やすための人材の発掘や積極的擁立を求める協力依頼の文書を出した。党幹部から「候補者クオータ(割り当て)制」の導入を求める提言が出ていたが、クオータ制は依頼部分には含まれておらず、先送りした形だ。

 「各級女性議員の増加に向けた取り組みへのご協力依頼」と題された文書は15日付。二階俊博幹事長と山口泰明選挙対策委員長名で出された。前任の選対委員長である下村博文政調会長が9月、党内の女性議員が3割になることをめざし、国政や地方の選挙でのクオータ制導入を求める提言を二階氏あてに出していた。文書は、こうした動きなどを受けたものだった。

 ただ、文書でクオータ制に触れたのは、「わが党のなかでも、『各級女性議員を2030年に3割とすべく目標をもって取り組むべき』との声も挙がっています」という部分のみ。具体的な対応は都道府県連に「お任せする」として、数値目標などを設定することはしなかった。

 地方議会に関しては「女性議員を増やしていくことが重要」としたうえで、「少なくとも各市区町村議会に1人は女性議員がいる状況を早急に実現すべきと考える」と指摘した。

 二階氏はクオータ制に消極的な発言をしており、党内でも具体的な議論は進んでいない。党選対の担当者は「現職の国会議員がいる選挙区の候補を、新顔女性に差し替えるのは、現実的に厳しい」と話す。

朝日新聞社

5953名無しさん:2020/12/17(木) 13:48:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/441ea03278a38fdba6ea7e1a6ebc8dab957164ce
「首相の器じゃない」菅首相は党内政局で頭が一杯 Go To停止で業界からの悲鳴も届かず〈週刊朝日〉
12/17(木) 8:00配信

 菅義偉首相が突然、発表したGoToトラベルの停止の影響が感染者の多い東京や大阪だけではなく、全国で広がっている。だが、首相に近い自民党の衆院議員はこう話す。

「菅首相は専門家や医師会から批判されていたGoToトラベルをとりあえず止めたからいいんじゃないか、という雰囲気。二階派をはじめ、各派閥の幹部クラスも菅政権の迷走ぶりを見て急に冷たくなっている。『菅さんなんか推すんじゃなかった。官房長官が適任で首相の器じゃぁない』との声も聞こえてくる。菅首相も支持率低下で政局、党内事情で頭がいっぱい。特段、新しい画期的な支援策などを打ち出す様子はない」

 Go To中止で窮地に陥ったのは、旅行業界だ。

「新型コロナウイルスの感染が急増し、GoToトラベルが停止になるかもしれないと想定はしていた。だが、菅首相はずっと停止を明言しなかった。それが年末年始の稼ぎ時を目前に急に来るとさすがにキツイ」

 こう頭を抱えるのは、東京の旅行代理店「A Travel」の沼田和幸社長だ。沼田氏の会社は、個人より団体旅行を多く扱う。GoToトラベルで旅行業界の全体的な需要が増え、新型コロナウイルスの感染が下火になると、団体旅行も増えると期待をしていた。しかし、GoToトラベル自体がストップしてしまったことで、さらに厳しい状況に追い込まれた。

「新型コロナウイルスの流行で事務所を縮小。今春には金融機関から融資も受けました。キャンセル料は国が負担するとアナウンスしているので、旅行業界はいいじゃないかと思われがちですが、団体旅行中心のうちはキャンセルされる予約すらない」(沼田社長)

 山梨県の温泉旅館は、年末年始はほぼ満室だった。しかし、菅首相の会見以降、キャンセルの電話が鳴るばかり。半分近くの部屋があいてしまった。温泉旅館の女将さんはこう嘆く。

「年末年始で何とかこれまでのマイナスを取り返したいと、休んでいた従業員も復帰させた。中止するなら、あらかじめ感染者数や重症者数の目安を設定して、この数字になれば、GoToトラベルは中止などを決めておいてほしかった」

5954名無しさん:2020/12/17(木) 13:48:53
>>5953

 旅館の大型冷蔵庫には、すでに年末年始向けに大量の食材を発注。すでに一部は届けられている。

「年末年始は勝負と、借金をして仕入れしていました。GoToトラベルは35%が国の補助。お客様は増えたが、その35%を国に請求する事務作業が大変。そして、35%が約2か月後にならないと、振り込まれない。つなぎのお金を借りなければ、営業できないのです。菅首相はGoToトラベルの現場のことを本当に理解しているのか」(女将)

 GoToトラベルの停止は、旅行とは関係ない業界にも影響を及ぼしている。

「これみてくださいよ」

 大量の酒などの飲料が山積みされた東京都内の酒販卸会社の倉庫でこう店主が話す。

「GoToトラベル停止となれば、旅行業界ばかりが注目されます。しかし、うちはホテル、旅館などにも商品を納入しています。そこにお客様が来なくなると、商品の注文が止まってしまう。GoToトラベル停止の発表あってからは、年末年始にいただいていた注文のキャンセルはもちろん、返品を言ってくるホテルもあります。年末年始ですから、値段の張る日本酒やウィスキーなどの注文が多いのでよりダメージが大きい。戻された商品を見ると、涙が出ますね」

 伊勢神宮で知られる三重県の水産業の経営者もこう途方に暮れる。

「年末年始は伊勢エビ、ウニ、カキなど高級食材の注文が1年で最も多い。それが、GoToトラベルの停止後は一気に注文が激減。温泉旅館からは100はあった注文が10以下に減りました」

 冷凍庫には、出荷できない大量の高級海鮮があるという。

「もちろん、海鮮ですから賞味期限もある。売れなきゃ捨てるしかないでしょう。それにもお金がかかるんですよ。GoTo停止しておいて菅首相や二階幹事長らはこの時期でもステーキ会食といいご身分で、呆れましたよ」(同前)

 GoToトラベルの所管は国土交通省だ。国交官僚の一人はこう打ち明ける。

「私たちもGoToトラベルが全国で停止までは知らなかった。だから、支援策なども策定する想定もありませんでした。職員総出で、徹夜して、今、支援策を練っています。この二日ほどは、かなりの職員がほとんど寝ていない。しかし、うちでもすでにコロナ感染が広がり40人近くになる。密で仕事できないし、リモート勤務の人もいて、なかなかはかどりません」

 旗振り役の国交省がこんな様子では、とても旅行業界や周辺に支援の手がすぐには届きそうにない。前出の沼田さんはこう訴える。

「国交省も菅首相も、もっと現実を見てほしい。GoToトラベルを止めるのはやむを得ないところもある。なら、止めた時の支援策、それも旅行業界だけでなく関連の業種にも広げることをどうして、想定していなかったのか。無策ぶりには本当に腹が立つ」

(今西憲之)
※週刊朝日オンライン限定記事

5955名無しさん:2020/12/17(木) 13:50:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf334ccf07922f64e7d183d35a1814bb2ce0eb3c
これではコロナ第三波は止められない!? 菅首相と小池都知事の機能不全状態
12/17(木) 8:34配信

遅すぎた菅政権の「GoToトラベル」中止の決断
 迅速かつ大胆な対策を即断即決しない菅政権(首相)の職務怠慢が際立っている。

 12月14日にようやく菅首相はGoToトラベルの年末からの一時停止を決めたが、内閣支持率が不支持を下回った末の「後手後手の対応」(参照:毎日新聞)だった。

 というのも、第三波の感染拡大が始まった11月20日に、尾崎治夫・東京都医師会会長はGoToキャンペーン一時中断(東京除外)を会見で訴え必死で訴えていたのに、菅首相は12月1日に小池百合子知事と面談、高齢者と持病持ちへの自粛にとどめるという、無意味かつ煮え切らない決断をしていただけだったのだ。

 この菅政権の煮え切らない態度について、12月8日の会見で、尾崎会長に単刀直入に聞いてみた。

東京医師会会長は「すべての年代で旅行を止めるのが効果的」と言っていた
――11月20日にGoToキャンペーン中断を訴えられたのに、12月1日にGoToトラベル東京除外については高齢者と持病持ちの人への自粛へとどまった。どう見ているのか。

尾崎会長:活発に動く若い人を中心に無症状者が多いわけだから、感染が広がって家庭内の高齢者に持ち込むとか、GoToトラベルで目的地に行ったらみんなでワイワイ騒ぐことになるので、すべての年代で旅行を止めていただくのが効果的だと思うので、そこに至っていないことについては残念だと思う。

「菅首相よ “ハンマー”を振り下ろせ 第三波を甘く見るな。いまこそ警戒心の緩みを締め直すとき」と銘打った『文藝春秋』1月号の記事にも尾崎会長は登場。
 
 同記事では、“感染拡大したときは、有効な対策を打ち出す。小康状態の時は経済を回していく。それを『ハンマー&ダンス』(抑制と緩和)と呼んでいますが、いざ必要な時でも、政府はハンマーを振り下ろさないんです“とも指摘していた。

二階幹事長に気兼ねをして、都知事は何も言わなくなった!?
 危機管理能力の欠如が明らかな菅首相に対して、GoToトラベル東京除外を直訴するなどの役割を期待されるのが小池百合子・東京都知事だ。第二波の感染拡大期の7月10日には「冷房と暖房を同時にかけるようなもの」とGoToキャンペーンを一刀両断。政府に異論を唱える役を買って出ていたが、第三波では菅首相の小出し対策を追認していた。小池知事の変化について会見終了後に尾崎会長に聞くと、こう答えた。

「付き合いの長い二階幹事長に気兼ねをして、菅首相に物を言わなくなったのかも知れないが、このままだと小池知事は都民の支持を失っていくのではないか」

 なぜ小池知事は、GoToトラベル批判をしなくなったのか。東京除外まで踏み込まなかった12月1日のトップ面談の3日後の4日、都知事会見でこのことについて聞いてみた。筆者はこの日も質問者として指されなかったので、“記者排除”への抗議の意味も込めて会見終了直後に声掛け質問をした。

「(GoToトラベル東京除外は)高齢者自粛だけでは不十分ではないですか。専門家、医療関係者、批判しているではないですか。菅総理と仲直りをして、この程度の対策しか出せないのですか。不仲説解消の記事は本当ですか。(菅首相と小池知事の)ホットラインは本当にあるのですか。五輪は本当に開催できるのですか。根拠を示してくださいよ。菅総理と何と話したのか」

 小池知事は、無言のまま立ち去った。

5956名無しさん:2020/12/17(木) 13:50:32
>>5955

筆者の「東京の全世代を除外しないのですか」との質問を小池知事は無視
 筆者は1週間後の12月11日の都知事会見でも質問をさせてもらえず、会見終了後に同様の声掛け質問を行った。

「GoToトラベル、東京の全世代を除外しないのですか。菅総理と談合決着をしたのですか。裏取引でもやったのですか。尾崎会長は不十分、残念と言っています。知事一人で決めているのですか。ブラックボックスじゃないですか」

 小池知事は、この日も無言のまま立ち去った。

 筆者が著書『仮面 虚飾の女帝・小池百合子』で紹介した通り、“お気に入り記者”を優先的に指名する一方、不都合な質問をする記者は指さないという差別的対応が今でも継続している。

 その結果、GoToキャンペーンに固執する菅首相を追認するだけの小池知事が、会見でそのことを問い質される場面はほとんどないのだ。“記者排除”で不都合な真実を隠蔽するメディアコントロールの産物ともいえる。

藻谷浩介氏「東京除外解除が、第三波感染拡大の主因」
 しかしGoToトラベル東京除外を即断即決しない菅首相と追認する小池知事が、第三波の感染拡大を招いている「亡国コンビ」であることは、藻谷浩介氏(日本総合研究所主席研究員)の「新型コロナへの対処 感情の前に事実把握を」(12月6日付の『毎日新聞』)の記事をみても明らかだ。藻谷氏は、東京除外解除が第三波感染拡大の主因であり、両トップの急転直下の決着(高齢者と持病持つ人の自粛)は的外(まとはずれ)と指摘し、以下のように批判している。

“今回の感染再々拡大は10月後半から起きており、その半月前の10月初頭に東京都を(GoTo)キャンペーン対象地域に加えたことの影響は明らかだろう。他方で7月下旬に東京都を外して開始した際には、逆に半月後の8月上旬から新規陽性判明者が顕著に減った。つまりGoToそのものの実態ではなく、東京都を対象に入れるかどうかがカギだったのだ。

 日本の陽性判明者数の3割前後が東京都在住であることからすれば、うなずける結果だ。都と他道府県との間には、人口100万人当たりに直しても数倍から数十倍もの感染率の差があり、都在住の無症状感染者の地方への旅行や、地方からの旅行者による都内での感染こそ、拡大の主因であると考えられるからだ“ (12月6日付の『毎日新聞』)

5957名無しさん:2020/12/17(木) 13:50:43
>>5956

首相と都知事の機能不全状態はいつまで続くのか
 藻谷氏と冒頭の尾崎会長の見解は、ぴったり一致した。経過を整理すると、両トップの大罪(怠慢)が実感できる。

1)第二波の感染拡大が小康状態になる前の10月1日、菅政権(首相)がGoToトラベル東京除外を解除。
2)10月後半、第三波の感染拡大が始まり、感染者数が過去最大に。
3)11月20日、尾崎会長がGoToトラベル一時中断を訴える。菅首相は即断即決せず、小池知事も要請せず。
4)12月1日、菅・小池トップ面談で高齢者と持病持ちの人への自粛を決定。

 10月1日の東京除外解除は「早すぎる緩和」であり、12月1日の遅すぎる自粛決定と相まって、現在の感染拡大を招いていることは間違いない。最終決断をした菅首相と追認した小池知事の両トップは「亡国コンビ」と批判されても当然だ。一国の総理と首都のトップの機能不全状態は、いったいいつまで続くのか。二人の言動から当分目が離せない。

<文・写真/横田一>

【横田一】
ジャーナリスト。8月7日に新刊『仮面 虚飾の女帝・小池百合子』(扶桑社)を刊行。他に、小泉純一郎元首相の「原発ゼロ」に関する発言をまとめた『黙って寝てはいられない』(小泉純一郎/談、吉原毅/編)の編集協力、『検証・小池都政』(緑風出版)など著書多数

ハーバー・ビジネス・オンライン

5958名無しさん:2020/12/17(木) 13:52:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/47b33a85557755fbaf8bba21a47d5e6b12efdc30
NHK批判「記憶にない」と坂井官房副長官
12/17(木) 11:35配信

 坂井学官房副長官は17日の参院内閣委員会で、菅義偉首相が出席した番組で日本学術会議の任命拒否問題を繰り返し質問したNHKの対応を巡り、坂井氏が批判したとの報道の事実関係を問われ「つぶさに記憶していない」と述べた。

5959名無しさん:2020/12/17(木) 16:49:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/33145223bd3ec04c09f9bec361b90dd5526a071c
NHK批判発言で釈明 坂井副長官「記憶ない」
12/17(木) 15:47配信

 参院内閣委員会で17日、菅義偉首相が出演した10月のNHK番組をめぐり「NHK執行部が裏切った」などと批判したとされる坂井学官房副長官の発言が取り上げられ、坂井氏は「発言した記憶はない」と釈明した。

 坂井氏は今月5日夜、東京都内のホテルで首相や熊谷亮丸内閣官房参与と会食。首相が店を出た後、飲食店付近にいた記者団には「(NHKは同番組で)所信表明演説の話を聞きたいと言ってきたのに、半分以上日本学術会議のことを聞いてきた。契約破りだ」「ガバナンスが利いていない」などの坂井氏の声が聞こえてきた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/41ce1b640eeae6072de4336a88f7ccb9a54f35e3
菅総理“8人会食”反省も…その後“4人会食”参加
12/17(木) 14:36配信

 「GoToトラベル」の全国一斉停止を発表した直後に5人以上で会食をしたことに対し、16日に菅総理大臣が反省の言葉を口にしました。

■重大発表直後の“8人以上会食”に批判

 14日に銀座の高級ステーキ店で菅総理が参加した会食について、立憲民主党の安住国対委員長は「国民に自粛を呼び掛けている間に、高級ステーキを食べて自分たちは8人で盛り上がっていると。こういう話ではね、多分、国民から見たらこの人の言う話についていこうということにならない」と批判しました。

 会食に同席したのは、自民党の二階幹事長、福岡ソフトバンクホークスの王貞治会長、俳優の杉良太郎さんら8人ほどだといいます。

 少なくともこの8人は全員、重症化リスクが高いとされる65歳をはるかに上回っています。

 この会食の直前、菅総理は「ぜひ国民の皆さんにおいては年末年始、静かに過ごして頂いてコロナ感染をなんとしても食い止めることにご協力頂きたい。そういう思いの中で自ら判断しました」と、GoToトラベルについて全国一斉に一時停止すると発表したばかりでした。

■「5人以上はダメではない」と西村大臣

 16日に国会では、注意を促してきた西村康稔経済再生担当大臣が答弁に追われました。

 立憲民主党の大西健介衆院議員は「“5人以上の会食は避けて下さい”と言っているのに、“対策をやっていれば5人以上でもいい”かのような発言をされると、結局、国民は一体どっちなんだと」と追及しました。

 それに対して、西村大臣は「一律に5人以上はダメだということを申し上げているわけではございません。リスクが高いので、できるだけそれは控えて頂きながら、もしどうしてもされる場合には、感染リスクが高いということを頭に置いて対応して頂ければと考えております」と述べました。

■菅総理「真摯に反省」もまた会食へ

 こうしたなか、16日夜に菅総理は、官邸を出る際に「他の方との距離は十分にありましたが、国民の誤解を招くという意味においては真摯に反省を致しております」と反省の言葉を口にしました。

 しかし、その後、政治評論家の田崎史郎氏らとの会食に参加しました。

 田崎氏によりますと、会食は1カ月から2カ月前から決まっていたもので、16日は感染対策がしっかりとられていたといいます。

 田崎氏は、会食終了後に記者からの「本日は何人で会食?」という質問に「3人プラス総理の4人」と答え、“マスク会食”で「距離はお互い1メートル以上あって、かつアクリル板が付いていた」とも話しました。

 一方、共同通信によりますと、自民党の二階派と岸田派は批判の高まりを受けて、17日に予定していた忘年会を中止にしたということです。

テレビ朝日

5960名無しさん:2020/12/17(木) 16:50:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/74826a963fbbe79b06eab944c0391bdd00f62b1e
岸田氏、自民「広島3区で公明支援」報道を否定
12/17(木) 15:39配信

 自民党の岸田文雄前政調会長は17日、次期衆院選で自民、公明両党の候補者調整が難航している広島3区をめぐり、自民がすでに立候補を表明している公明の斉藤鉄夫副代表=比例中国ブロック=を支援する方向で調整しているとの報道について「私にはまったく理解できない。(自民の)山口泰明選対委員長も大変憤慨している」と否定した。東京都内で記者団の質問に答えた。

 岸田氏は16日、党本部で山口氏と会談し、3区の対応を協議していた。「与党が3区で勝つためには(自公で)10万票を取らなければならない。その協力を実現するための調整をしてもらわなければならない」とも強調した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b14facd788b4d3086438bbc289c5013365347e44
自民党の忘年会、次々中止 首相会食に批判、「至急」の通知が議員に
12/17(木) 16:23配信

 自民党内で予定されていた会食の中止が相次いでいる。中止の判断が下されたのは、新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない中、菅義偉首相が5人以上で会食した14日以降が大半だ。首相の会食に対する世論の批判の高まりを受け、急きょ「忘年会」を取りやめているようだ。

 「忘年会ですが、依然として収まりを見せない新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、中止とさせて頂くことになりました」。こんな文面の文書が16日、自民党・二階派所属議員に届いた。忘年会は翌17日に予定されており、文書には山口壮・事務総長名で「至急」とも書かれていた。

 政府が感染防止策として少人数での会食を呼びかけるなか、菅首相が都内のステーキ店で5人以上の会食に出席したのは14日夜。二階派からは二階俊博幹事長と林幹雄幹事長代理が出席していた。この会食には与野党から批判の声が上がり、首相は16日に「国民の誤解を招くという意味においては真摯(しんし)に反省をしている」と陳謝した。

 会食を中止にする動きは、二階派以外にも広がっている。岸田派は17日に予定されていた当選回数別の忘年会を中止にし、石原派の一部と谷垣グループの会食や、二階氏と総務会メンバーとの忘年会も中止を決めた。二階派幹部は「実施すれば他に与える影響が大きいので取りやめた」と語る。

朝日新聞社

5961名無しさん:2020/12/17(木) 16:51:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/4310f38eae49fe061df2023ca730f9fcc06ae750
岸田氏「政治家は自らの行動をしっかり考えるべきだ」 首相会食に苦言
12/17(木) 15:25配信

 自民党の岸田文雄前政調会長は17日、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、菅義偉首相が14日夜に東京・銀座のステーキ店で二階俊博幹事長ら7人以上と会食したことを野党などが批判していることについて「政治家は自らの行動についてもしっかりと考えなければならない」と苦言を呈した。「国民とともに新型コロナ対策に真剣に取り組まなければならない」とも強調した。東京都内で記者団の質問に答えた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/efd8b8e16c91d09aa169469b2d7850bbfaf5e757
首相は「考えて行動を」 自民・岸田氏
12/17(木) 15:49配信

 自民党の岸田文雄前政調会長は17日、菅義偉首相による5人以上の会食に関し「新型コロナウイルス対策は大変厳しい状況にある。政治家あるいは政府の関係者として自らの行動をしっかりと考えていかなければいけない」と苦言を呈した。

 東京都内で記者団に語った。

 一方、竹下亘元総務会長は記者団に「やってしまったことでいまさらどうこう言ってもしょうがない。首相はしっかり謝っていた」と擁護した。

5962チバQ:2020/12/17(木) 18:21:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/e5601bffd673c15d0a61ba06593623cea8603bdc
首相「5人以上の会食」少なくとも9回  分科会の提言後
12/17(木) 10:36配信




菅義偉首相
 「国民の誤解を招くという意味では、真摯に反省している」。新型コロナウイルスの感染リスクが高まると専門家が指摘する「5人以上の飲食」を夜に続け、批判が出ていた菅義偉首相が16日夜、陳謝した。

【写真】秋田時代、友人と実家近くの川で捕ったマスを手にする菅氏

 政府の感染症対策分科会は10月23日、クラスター(感染者集団)が発生した自治体の分析などを基に「会食の人数が、例えば5人以上と多くなると大声になり、飛沫(ひまつ)が飛びやすくなるから控えてほしい」と注意喚起した。「新しい生活様式」の一部として世間にも浸透しつつある。ところが-。

 首相動静によると、分科会の提言翌日の10月24日以降、首相が夜に5人以上で会食した回数は少なくとも9回に上った。

 いやが上にも目立ったのは今月14日夜。観光支援事業「Go To トラベル」の全国一時停止を公表した後、企業経営者ら15人前後とホテルで会食。さらに、自民党の二階俊博幹事長やプロ野球ソフトバンクの王貞治会長、俳優の杉良太郎さんら7人以上が集ったステーキ店での「忘年会」もはしごしていた。

 首相周辺は「席の距離を離して『密』を避けるなど、万全な感染対策を取っている」とし、問題ないと予防線を張ってきた。

 これに対し、与党・公明党の山口那津男代表が15日に「国民に対するメッセージ性もある。よく配慮しながら今後、検討していただきたい」と苦言。野党も、「首相として(国民の)模範になっていただくべきだ」(立憲民主党の福山哲郎幹事長)と攻撃材料と見定めボルテージを上げ始め、放置すれば傷口が広がりそうな気配が濃くなっていた。

 官房長官時代から、幅広い分野の民間人と積極的に会食して情報収集し、政策と政局に生かしてきた首相。16日夜は、官邸で記者団の取材に対し率直な反省を表明したものの、今後、多人数の会食を見直すかまでは明言しなかった。西村康稔経済再生担当相は、この日の国会答弁で「『5人以上が一律に駄目』というわけではない」と述べた。(前田倫之)

5963名無しさん:2020/12/17(木) 21:39:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/04d92007e7dd4dd6c2fc7099f0f134f3018c1ba2
自民石破派、世話人4人で運営 山本元農水相は「休会」
12/17(木) 19:12配信

 自民党石破派(19人)は17日、臨時総会を衆院議員会館で開き、会長を空席とし、4人の世話人が運営に当たることを正式に決めた。

 石破茂元幹事長の会長辞任により一時は存続が危ぶまれたが、新体制で再出発を図ることになった。

 世話人は世代間のバランスに配慮し、ベテランの鴨下一郎元環境相、中堅の後藤田正純政調会長代理、若手の冨樫博之、福山守両衆院議員が就いた。他派閥と折衝する事務総長は世話人から選ぶ。

 一方、会長代行だった山本有二元農林水産相は「派閥から距離を置き、自由に活動したい」として17日までに「休会届」を提出した。派再生の道のりが険しいことを示した形だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ff5c5d0a6a367d904c9f39770c6caea8e57c9ef6
自民党石破派、会長置かず再出発 世話人に鴨下元環境相ら4人
12/17(木) 17:49配信

 自民党石破派(水月会、19人)は17日、国会内で臨時総会を開き、会長を退いた石破茂元幹事長の後任を当面置かず「集団指導体制」で派閥を存続させる方針を正式に決めた。新設した「世話人」に鴨下一郎元環境相ら4人が就任した。4人は今後、党や他派閥との交渉窓口になる事務総長など派内の新たな役職人事を検討する。

 世話人は老壮青のバランスに配慮し、衆院当選9回の鴨下氏のほか衆院当選7回の後藤田正純氏、ともに衆院当選3回の福山守氏と冨樫博之氏を選んだ。臨時総会には石破氏を含む14人が出席した。

 平将明衆院議員は記者団に「まとまるところでまとまった」と述べた。

5964名無しさん:2020/12/17(木) 21:39:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2dc5dc44c043403518af03d919487019d29e4d3
安倍氏のお膝元で続く「代理戦争」 元官房長官vs元文科相 交差する思惑とは
12/17(木) 21:31配信

 安倍晋三前首相のお膝元・山口県で、自民党の大物議員2人の勢力争いが注目されている。衆院山口3区の現職、河村建夫・元官房長官(78)=当選10回=と林芳正・元文部科学相(59)=参院山口選挙区、当選5回=だ。林氏の3区へのくら替えが取り沙汰される中、選挙区内の首長選ではそれぞれに近い候補が争い、地元の有権者は「代理戦争」とささやく。直接対決の可能性が高まる中、両陣営の思惑が交錯する。

 11月22日夜、山口県宇部市のホテルに「バンザイ」の声が響いた。この日投開票された宇部市長選で初当選を決め、河村、林両氏に挟まれ笑顔を見せるのは篠崎圭二氏(39)=自民、公明推薦=だった。林氏の元秘書で、体調不良を理由に辞職した前市長の後任を決める選挙に山口県議を辞して立候補した。前市長と関係が深く、市政策広報室長を務めた望月知子氏(49)との一騎打ちを制した。

 市長選を巡っては、河村氏と林氏にそれぞれ近い自民県議が相次いで出馬の意向を示した。自民県連幹部は「(推薦対象を)一切調整しない」と表向きは静観した。しかし関係者によると、県議会議長らが河村氏に近い県議を保守分裂を避ける名目で連日説得するなどして篠崎氏へ一本化した。その結果に、河村氏が支持者の重なる望月氏を支援するのではとの観測も出たが、表立って動くことはなかった。

 宇部市の有権者は約13万7900人で、5市町で構成する3区の有権者約25万8700人の半数以上を占め、林氏側近の市長誕生は、くら替えに向けた格好の足場作りと言える。候補擁立の段階を含め、河村氏側が林氏側に席を譲ったように見えるが、周囲は次期衆院選をにらんだ思惑を感じ取る。

 県連幹部らは10年ほど前から3区での林氏擁立を模索してきた。くら替えは衆院選が来るたびに浮上し、今回も「林氏が衆院転出の意向を固めた」と一部メディアが報じた。これに対し、河村氏が所属する二階派幹部は10月、宇部市で開かれた集会で「公認は現職優先。他の人が出るのは反党行為だ」と強くけん制した。宇部市長選で河村氏が篠崎氏の推薦決定に従ったことで、仮に衆院選に林氏が出馬しても、篠崎氏は表立っての支援はできなくなるというわけだ。

 ただ、3区内では4月の同県美祢市長選でも、河村氏が推す前市長が、林氏陣営が支援した新人に敗北した。22日夜、次期衆院選への警戒感や影響を記者団に問われた河村氏は「意識したことはないし、市長選挙で特に考えていない。(篠崎氏には)『市長になったらノーサイド』と申し上げた」と話したが、河村氏陣営には「面白くない」とのいらだちも聞かれる。

 一方の林氏は同じ夜にくら替えについて問われると「申し上げることはございません」と答えるだけだった。しかし、支援者は「後援会の中で(くら替えへ)期待感は確実に上がる」。別の支援者は「美祢、宇部はみんな林派。(林)先生も自信ができたのではないか」と話した。

 次なる戦いは3月の同県萩市長選だ。河村氏の実弟で自民党の田中文夫氏(72)が8月に立候補を表明し、県議を辞職した。前回選で林氏陣営の支援を受けて当選した現職、藤道健二市長(61)も12月9日、「やるべきことはまだまだある」と出馬表明した。16日付で党県連は田中氏の推薦見送りを決定。藤道氏も今後、推薦を求める方針で県連の対応が注目される。

 選挙区間の「1票の格差」是正のため、次々回の衆院選で山口県内の小選挙区は4から3になる可能性がある。現在の区割りで戦える機会を逃せば、林氏のくら替えは更に困難になり、支援者の一人は「今回を逃すと未来はない」。自民関係者は「萩市長選も代理戦争だ」と語る。【平塚裕介】

5965名無しさん:2020/12/17(木) 21:56:32
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20201217k0000m010254000c.html
石破派、世話人体制決定 鴨下氏や後藤田氏ら4人
2020/12/17 17:04毎日新聞

石破派、世話人体制決定 鴨下氏や後藤田氏ら4人

石破茂元幹事長=2020年9月14日、宮間俊樹撮影

(毎日新聞)

 自民党の石破派(19人)は17日、国会内で臨時総会を開き、4人の世話人による集団指導体制で派閥を存続させることを正式決定した。

 会合には会長を辞任した石破茂元幹事長を含め14人が出席。ベテランから鴨下一郎氏、中堅から後藤田正純氏、若手から福山守氏と冨樫博之氏の4人を世話人に選出した。世話人で党や他派閥との交渉役となる事務総長などの執行部を決める。15日に休会届を提出した山本有二元農相らは欠席した。【立野将弘】

5966チバQ:2020/12/17(木) 22:01:46
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt2012170028.html
首相夜会食の余波、自民内で忘年会キャンセル相次ぐ
2020/12/17 19:34産経新聞

首相夜会食の余波、自民内で忘年会キャンセル相次ぐ

自民党・二階俊博幹事長らとの会食について記者団に問われ「真摯に反省する」と話す菅義偉首相=16日午後、首相官邸(春名中撮影)

(産経新聞)

 菅義偉首相が新型コロナウイルスの感染が拡大する中で自民党の二階俊博幹事長らと行った会食が批判を浴びたことを受け、自民党で忘年会などをキャンセルする動きが広がっている。党内には「首相への批判は少し過剰反応」(下村博文政調会長)との声もあるが、内閣支持率が下落傾向にある中、来年行われる次期衆院選への影響も念頭に襟を正した形だ。

 「(新型コロナ感染症対策)分科会は『会食は4人以下』と提言している。首相の会食をどのように考えるか」。17日に開かれた参院内閣委員会で、立憲民主党の塩村文夏氏は政府関係者にこう詰め寄った。

 野党が問題視したのは14日夜に東京・銀座のステーキ店で首相や二階氏、俳優の杉良太郎さんら7人以上が参加した会食。西村康稔経済再生担当相が「会食のクラスター(感染者集団)の8割以上は5人以上」と感染リスクに言及していたこともあり、ワイドショーなどで追及の的となった。

 西村氏は「一律に5人以上は駄目だと言っているわけではない」と釈明したが、首相は「国民の誤解を招くという意味では真摯(しんし)に反省している」と陳謝に追い込まれた。

 この影響で自民党では会食のキャンセルが続出している。二階派(志帥会)や岸田派(宏池会)、竹下派(平成研究会)の議員は17日に予定していた忘年会の開催を断念。22日に予定した首相と党役員の会食も中止となった。二階派幹部は「やったらマスコミの餌食になるだけ」とつぶやく。

 安倍晋三前首相が感染拡大時に約3カ月にわたって夜の会食を控えていたこともあり、感染者が増える中、ホテルなどでの会合が連日続く首相の動向がやり玉にあがったとの見方もある。

 国会で政府を追及する野党も事情は同じだ。同僚議員との懇親会を延期したという立民中堅は「距離感を縮めるには夜の会食が一番だが、致し方ない」と語る。一方、立民国対幹部は「支援者に誘われたら断れない。国会議員は会食が仕事のようなものだから、つらい」とこぼした。(今仲信博、豊田真由美)

5967名無しさん:2020/12/18(金) 12:21:46
[政治の現場]衆院選の足音<2>公認争い 二階派の影…拡大路線 自民内きしみ
2020/12/18 05:00
[読者会員限定]
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20201218-OYT1T50012/

5968名無しさん:2020/12/18(金) 12:35:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/1dc08a8d36b61a8e706dff2ab57fccd4f6663b08
首相の「誤解」の意味は 官房長官、繰り返し問われ反論
12/17(木) 18:05配信

 菅義偉首相が5人以上で会食したことを国民に陳謝した際、「国民の誤解を招く」とした言葉の意味するところは――。加藤勝信官房長官は17日の記者会見で繰り返し問われ、「そこに留意するよりも……」と反論し、説明を避けた。

 首相は16日、会食問題をめぐり「国民の誤解を招くという意味では、真摯(しんし)に反省している」と記者団に述べた。SNS上では「『誤解』ではない。『事実』だ」「どこが『誤解』だったのか教えてくれ」などの書き込みが相次いでいる。

 加藤氏は会見で認識を問われると、「大人数や長時間におよぶ飲食を避けることをお願いしている中、会食が適切だったのかという指摘だと考え、首相からも大いに反省しているというふうに述べている」と語り出した。「引き続き政府として国民のみなさんの声を真摯に受け止めて対応していきたい」と訴え、「誤解」には言及しなかった。

 重ねて記者が「大人数で食事していた事実はあるが、『国民が誤解』とはどういう意味か」とただすと、加藤氏は「そこに留意するよりも、むしろ、そうしたさまざまなご指摘を受けて、首相が大いに反省しているとおっしゃっている。まさに、その気持ちが全てではないかと思う」。結局、「誤解」が意味するところを説明することはなかった。

 首相は14日夜、都内のステーキ店で自民党の二階俊博幹事長ら5人以上で会食した。政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会は「5人以上の飲食では、飛沫(ひまつ)が飛びやすくなる」と注意を呼びかけている。折しもその日、首相は観光支援策「Go To トラベル」の年末年始の一斉停止を表明し、「これ以上の感染拡大を食い止める」と国民に訴えていた。

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/a42ab8c1aad353c0d75144411eb750846e75463d
〝菅派〟自民議員「会食というが食事してない」に局アナがツッコミ「ホテル行ってヤってないみたいな話」
12/17(木) 22:31配信

 テレビ朝日の平石直之アナウンサーが17日、進行役を務めるニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA TV)に出演。菅義偉首相の〝8人会食〟問題で、自民党若手議員に強烈なツッコミを入れる場面があった。

 この日はゲストで、菅グループに所属する自民党の秋本真利衆院議員が招かれた。同議員は〝8人会食〟について「私が聞いているのは、総理が言われた通り、呼ばれて行ったら思った以上の人数がいた。そこで『まあ話をしていきなさいよ』ということになって、少し話をしたところが批判につながった」と説明し「私は批判は当然だと思うし、総理も反省しているとおっしゃられているので、こういうことは二度とないと思う」とコメントした。

 MCのお笑いコンビ「EXIT」兼近大樹が「会食って仕事なわけじゃないですか。今回の件も『仕事なんです』じゃヘンなんですか?」と聞くと、秋本議員は「仕事ですと言っているんですが、あまり報じられない。あと会食っていうんだけど、実際は食事していないんで。ほとんどのケースで」と言及した。

 秋本議員自身は15日に菅首相と〝会食〟しているが「新聞では『会食』となっているんだけど、食事一切せず。場所がレストランだっただけで、ずっと話をして総理からの質問も受ける。一通り話が終わったら、総理が炭酸水を一口二口飲んで席を立って出られると…」と釈明した。

 これに平石アナが「それは秋本さんの時そうだっただけで、全体的には当てはまらないから!」と割って入り「それはホテル行ったけどヤッてませんみたいな話と変わらない」と強烈なツッコミを入れた。

 これにはパネラーのパトリック・ハーランも「どういう例えしてんの!」と爆笑。スタジオからも「分かりやすい」の声が出ていた。

東京スポーツ

5969名無しさん:2020/12/18(金) 12:46:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/d5d9f39166c024f3f1ba03bf2173d5e4da91c8aa
自民党石破派の存続が決定 鴨下一郎元環境相ら「複数世話人体制」に
12/18(金) 0:08配信

 自民党石破派(水月会、19人)は17日の臨時総会で、石破茂元幹事長の会長辞任後の運営について協議し、派閥の存続を決めた。新たな会長は置かず、鴨下一郎元環境相らによる「複数世話人体制」の採用を了承した。派閥存続に伴い、石破氏を将来的に党総裁候補に担ぐ素地も残った。

 世話人にはベテランの鴨下氏に加え、中堅の後藤田正純、若手の福山守、冨樫博之各衆院議員と計4人が就く。他派との交渉役を担う事務総長らの役職は年明け以降、世話人を中心に決める。石破氏は顧問などへの就任を調整するという。

 執行部に若手2人が入ったことで、派内の権限がベテランから中堅・若手に移行した形だ。総会後、平将明衆院議員は記者団に「混乱はあったが、まとまるところにまとまった」と語った。ただ、一部のベテランらは当初、他派閥への移籍や派閥解散を模索した。15日には山本有二元農林水産相が派閥を「休会」するなど混乱が尾を引く可能性もある。

 石破氏は10月22日、9月の総裁選で最下位に終わった責任を取る形で会長辞任を表明。その後、後継指名された鴨下氏が固辞し、約2カ月にわたり派閥の方向性が定まっていなかった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b5da86619b9768189d5682197b3c79d18d208579
石破派、世話人体制決定 鴨下氏や後藤田氏ら4人
12/17(木) 17:05配信

 自民党の石破派(19人)は17日、国会内で臨時総会を開き、4人の世話人による集団指導体制で派閥を存続させることを正式決定した。

 会合には会長を辞任した石破茂元幹事長を含め14人が出席。ベテランから鴨下一郎氏、中堅から後藤田正純氏、若手から福山守氏と冨樫博之氏の4人を世話人に選出した。世話人で党や他派閥との交渉役となる事務総長などの執行部を決める。15日に休会届を提出した山本有二元農相らは欠席した。【立野将弘】

5970名無しさん:2020/12/18(金) 13:22:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c10fe20bbc4ab5abb184bff32c32b9bbe7c3014
広島3区 自民本部 斉藤氏支援で調整へ
12/17(木) 19:50配信

自民党本部が、次期総選挙の広島3区で、公明党の斉藤鉄夫副代表を支援する方向で調整していることがわかった。自民党の岸田文雄議員は党本部の選挙対策委員長と、16日に広島3区について協議した。岸田議員は、「これから公明党との協議を始めたい。来週ぐらいには協議が始まるということであった」と述べた。一方、自民党県連は石橋林太郎県議を候補者にすることを求めているが、自民党本部は、公明党との協力関係を重視。石橋県議を比例の名簿上位にすることを検討しているという。

最終更新:12/17(木) 19:50
広島テレビ ニュース

https://news.yahoo.co.jp/articles/91d0aeb8ad1e602f6a6067d31023cc195118724d
次期衆院選広島3区、自民は公明・斉藤副代表支援へ
12/18(金) 6:57配信

 自民党は衆院広島3区について、次の衆議院選挙で公明党の斉藤副代表を支援する方向で検討に入りました。広島県選出の岸田前政調会長は、独自候補の擁立を目指す県連に配慮するよう党執行部に注文をつけています。

 広島3区をめぐっては、公職選挙法違反事件で離党し、公判中の河井元法務大臣の後任として自民党の広島県連が、来年の衆院選の立候補者となる支部長に県議の石橋林太郎氏を充てるよう党本部に要請しています。

 一方、自民党は、公明党の斉藤副代表を支援する方向で検討に入っていて、広島県選出の岸田前政調会長は「与党で協力して選挙に臨むことが大事だ」と党執行部に調整を促しました。

 「野党の票を足し上げますと8万票から9万票あります。それに勝つためには、与党で10万票取らなくてはいけない。(自公の票の)足し算が可能になる調整を丁寧にやらなければならない」(自民党 岸田文雄 前政調会長)

 岸田氏は、公明党の斉藤副代表が当選するには自民党員や支持者の票が不可欠だとして、広島県連の意向に配慮するよう党執行部に求めました。

 広島3区をめぐっては、このほか、立憲民主党からライアン真由美氏、NHKから国民を守る党から新藤加菜氏が立候補を表明しています。(18日02:41)

最終更新:12/18(金) 6:57
TBS系(JNN)

https://news.yahoo.co.jp/articles/ebd60b86544a63ab79a6dcd87e0e195fe4a3fa13
自民本部 公明党・斉藤氏支援で調整 県連は反発 広島3区
12/17(木) 20:04配信

次の衆議院選挙広島3区をめぐり自民党本部が公明党の斉藤副代表を支援する方向で調整に入ったことがわかりました。

中本隆志広島県連副会長
「絶対に受け入れがたいし受け入れません」


河井克行被告の後任として公募で選んだ石橋県議を候補にするよう本部に要請していた自民党広島県連。


本部が公明党との調整に入ったという報道について岸田前政調会長から「そういう事実はない」と、17日朝連絡を受けたといいます。

宇田伸広島県連幹事長
「自民党というのは極めて科学的な選挙対策(世論調査等)をするので、公明党に絞った場合当選できないのではないかということがおそらく表れてくる」


渦中の石橋県議はあくまで小選挙区で戦いたいという姿勢を崩しません。


石橋林太郎広島県議
「自民党がしっかりと小選挙区で戦っていくというのが今まで応援してきてくださった方に対してもそうですし、また政党としての姿勢ではないかと思います」


一方、連立を組む公明党は斉藤副代表支援に向けた自民党本部の動きを歓迎しています。

公明党広島県本部 田川寿一代表
「自民党の党本部で自公連立を大切にしてくださっていると実感をさせていただいて、調整が進んでいるんだなと思った次第です」


果たして与党候補の一本化はできるのか。


広島3区にはこのほか立憲民主党新人のライアン真由美さんが立候補を表明しているほか、NHKから国民を守る党が新人の新藤加菜さんを擁立すると発表しています。

5971名無しさん:2020/12/18(金) 13:29:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/f848070901c8380e6c8d1b57d198d3641f958ffe
首相夜会食の余波、自民内で忘年会キャンセル相次ぐ
12/17(木) 19:34配信

 菅義偉首相が新型コロナウイルスの感染が拡大する中で自民党の二階俊博幹事長らと行った会食が批判を浴びたことを受け、自民党で忘年会などをキャンセルする動きが広がっている。党内には「首相への批判は少し過剰反応」(下村博文政調会長)との声もあるが、内閣支持率が下落傾向にある中、来年行われる次期衆院選への影響も念頭に襟を正した形だ。

 「(新型コロナ感染症対策)分科会は『会食は4人以下』と提言している。首相の会食をどのように考えるか」。17日に開かれた参院内閣委員会で、立憲民主党の塩村文夏氏は政府関係者にこう詰め寄った。

 野党が問題視したのは14日夜に東京・銀座のステーキ店で首相や二階氏、俳優の杉良太郎さんら7人以上が参加した会食。西村康稔経済再生担当相が「会食のクラスター(感染者集団)の8割以上は5人以上」と感染リスクに言及していたこともあり、ワイドショーなどで追及の的となった。

 西村氏は「一律に5人以上は駄目だと言っているわけではない」と釈明したが、首相は「国民の誤解を招くという意味では真摯(しんし)に反省している」と陳謝に追い込まれた。

 この影響で自民党では会食のキャンセルが続出している。二階派(志帥会)や岸田派(宏池会)、竹下派(平成研究会)の議員は17日に予定していた忘年会の開催を断念。22日に予定した首相と党役員の会食も中止となった。二階派幹部は「やったらマスコミの餌食になるだけ」とつぶやく。

 安倍晋三前首相が感染拡大時に約3カ月にわたって夜の会食を控えていたこともあり、感染者が増える中、ホテルなどでの会合が連日続く首相の動向がやり玉にあがったとの見方もある。

 国会で政府を追及する野党も事情は同じだ。同僚議員との懇親会を延期したという立民中堅は「距離感を縮めるには夜の会食が一番だが、致し方ない」と語る。一方、立民国対幹部は「支援者に誘われたら断れない。国会議員は会食が仕事のようなものだから、つらい」とこぼした。(今仲信博、豊田真由美)

https://news.yahoo.co.jp/articles/8a3c7099e42193b2867932b3e5160e2356ca2f3a
菅総理は連日会食 自民党では忘年会など次々中止に
12/17(木) 19:00配信

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、自民党では二階派や岸田派の忘年会などが軒並み中止になりました。

 「ウイルス対策を無視したステーキディナーで菅総理苦境に」というワシントン・ポスト電子版の見出し…。
 政府の分科会が控えるよう呼び掛けている5人以上での会食をしていた菅総理大臣。
 菅総理大臣:「国民の誤解を招くという意味においては、真摯に反省を致しております」
 この会見の後、菅総理は日本料理店へ。横浜銀行の頭取らと3人で4人以下の会食をしました。すると、今度はフランス料理店へ。政治ジャーナリストの田崎史郎さんらと4人での会食でした。
 政治ジャーナリスト・田崎史郎氏:「(Q.マスク会食ですか?)そりゃそうでしょう」「(Q.具体的にはどういった?)食べている時は外して、食べて。しゃべっている時はマスクしてる」
 今月に入って連日のように夜、会食をしている菅総理。はしごする日も少なくありません。相手は政治関係者や有識者らで、意見交換をして政権運営の参考にしているとみられています。
 自民党では二階派や岸田派の忘年会など大人数での会食や夜の会合が17日、軒並み中止と決まりました。西村経済再生担当大臣は改めて大人数での会食に注意を呼び掛け、年末年始は静かに過ごすよう求めました。

テレビ朝日

5972名無しさん:2020/12/18(金) 19:57:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/d9de7506aa85ceaec42a79ebd7b6a6e3df95b3c8
「国民の当たり前の感覚」に寄り添う総理とは 菅首相の大人数会食と安倍前首相のコラボ動画に思うこと
12/18(金) 17:01配信

菅首相の“銀座8人会食”が呼んだ大きな波紋
12月14日夜、菅首相は、記者団から今年の漢字について聞かれ、「私自身は国民のために働く内閣、こう銘打っています。ですから働く『働』という字」と答えた。しかし、その後の行動は「国民のために働く」という言葉に照らして物議を醸すものであり、改めて国のトップが「国民の当たり前の感覚」に寄り添うことの意味を考えさせられるものとなった。

この日、菅首相はGoToトラベルを12月28日から1月11日まで全国で一時停止すると表明した上で、記者団に対し「ぜひ国民のみなさんは年末年始静かにお過ごしいただいて、コロナ感染を何としても食い止めることにご協力いただきたい」と語った。

そして官邸を出た菅首相は、東京・銀座のステーキ店に入り、自民党の二階幹事長や林幹事長代理、プロ野球ソフトバンクの王貞治会長、俳優の杉良太郎氏、タレントのみのもんた氏らとの会食に参加した。しかし、政府が5人以上の会食のコロナ感染リスクの高さを指摘し大人数での会食をできるだけ控えるよう呼びかける中、菅首相が8人ほどでの会食に参加したことについて、国民の間に疑問と批判の声が広がった。

政府自民党からは擁護の声 「菅首相は会食メンバーを知らなかった」との指摘も
ただこの会食については、菅首相も決して積極的に参加したわけではないという見方もある。菅首相は予定より大幅に遅れて店に姿を現し、飲めない酒は無論避け、ステーキなどを食すと約45分間で店を後にしたという。菅首相自身も16日、「挨拶をして失礼しようと思ったが、結果的に40分程度残って話をする結果になった」と民放の番組で釈明した。

さらに政府自民党からは首相を擁護する声が相次いだ。西村経済再生相は「一律に5人以上の会食がダメと言っているわけではない」と指摘し、下村政調会長は極端な会食の自粛につながることへのけねんを示した上で「感染拡大に十分配慮しながら総理が会食することについて批判するのはちょっと過剰反応」だと首相をかばった。また森山国対委員長は、主催者以外の出席者は会食の人数を必ずしも分からないと指摘し、主催者の側が菅首相に配慮すべきだったとの認識を示した。

実際、この会食は二階幹事長が音頭をとって開催されたもので、誘われた側の首相は二階幹事長ら以外の出席者について把握していなかったと関係者は説明している。また「二階幹事長がいると断れないだろう」と菅首相の胸中を察する声も聞かれた。

5973名無しさん:2020/12/18(金) 19:57:43
>>5972

前回の会合に出席していたのは安倍前首相
そして参加者の一人は、この会は定期的に開催しているものの、菅首相は今秋に首相になって以降はじめてメンバーに入ったことを明かしている。その言葉の通り、約5カ月前の7月22日に行われたほぼ同様のメンバーでの同じ店での会食には菅氏の姿はなく、当時の安倍首相が、官邸での新型コロナウイルス対策本部を終えたその足で出席していた。

そうした形の会だけに、常日頃から相手を問わず幅広く面会や会食をし、意見を聞いて回っていると菅首相にとっては、今回の会食も「国民のために働く」行動の一環という意識だったのかもしれない。

しかし安倍前首相の参加した7月22日の会食は、東京を除く地域でGoToトラベルの運用を開始した日だったにも関わらず、東京都での感染者数が再び増加に転じていたという社会的な緊張感もあってか、首相の参加に対する疑問の声も一部から聞かれていた。

となると今回はGoToトラベルの停止を発表した直後であり、政府が国民に大人数の会食をできるだけ控えるよう呼びかけている中だけに、国民からの菅首相への批判が大きくなるのは、当然と言えるかもしれない。

思い出される安倍前総理のコラボ動画
今回の菅首相の会食に対する批判の多くは、普段感染を避けるため大人数での会食などを我慢している「国民の気持ち」をわかっていないという趣旨のものだ。その点で首相の行動は悪気がなくとも、国民の心情を逆なでするかのように誤ったメッセージを与えてしまったように映る。

そう考える中で、私は以前にも似たような印象を受けた経験を思い出した。安倍前首相が今年4月7日に埼玉、千葉、東京、神奈川、大阪、兵庫、福岡の7都府県に対して緊急事態宣言を発令したあと、若者の町中での感染が問題になっていた最中に、若者への「不要不急の外出自粛」を呼びかけるために4月12日にSNSに投稿したミュージシャンの星野源さんとのコラボ動画だ。

このコラボ動画は首相周辺の官僚の発案で行われたが、投稿から一日経った時点で35万を超える「いいね!」が付くなど多くの人に届いた反面、安倍前首相が自宅でくつろいでいるように見える動画内容が国民からの反感も招いた。後に安倍前首相は会見で「若い方の感染が増えている中で自宅での自粛を伝える取り組みとして様々な工夫をした」と経緯を説明した上で「批判があった。賛否両論あった」と振り返っている。

当時、官房長官だった菅首相はこの動画に直接関わっていなかったものの、「多くの人にメッセージが伝わることを期待している」「SNSの発信は極めて有効である」と会見で首相を擁護していた。しかし水面下では安倍前首相に対して「コラボ動画の件も含め、政権の危機管理案件なので細かいことも相談してほしい」という趣旨の苦言を後に呈したという。

5974名無しさん:2020/12/18(金) 19:58:05
>>5973

コラボ動画と多人数会食に感じる共通点
その菅首相自身が批判を受ける側になった今回の会食と、安倍前首相のコラボ動画に共通しているのは、他意や悪気は無くても結果的に国民に誤った印象を与えてしまい、「国民の気持ちをわかっていない」という反発につながってしまったことだと思う。

菅首相が感染予防と経済との両立のための政策推進に苦慮してきたように、「国民」と一口に言っても職種も立場も違えば考え方も異なるため、すべての国民の気持ちに同じように届くメッセージを発信するのは至難の業かもしれない。

しかし、安倍前首相のコラボ動画は緊急事態宣言の発令下であり今回はそこまでに至っていないという状況の違いを差し引いても、菅首相の会食は、官房長官としてコロナ対応を含む危機管理を担い安倍前政権を支えてきた人物らしくない判断だったように思う。

菅首相「国民の誤解を招き真摯に反省している」
会食に対する世間や野党からの批判の高まりを受けて菅首相は16日、記者団の取材に応じ、会食は適切だったか問われ「まず他の方との距離は十分にあったが、国民の誤解を招くという意味においては真摯に反省をしている」とだけ述べた。しかし、どの部分に関して国民の誤解を招いたと思っているのかについては説明しなかった。

このように菅首相が短いコメントに留めたことについて、周辺は「端的に反省していると述べたことが良かったという見方もできる」とした上で、「いろいろ説明すると長いと言われるかもしれないし、言い訳めいて聞こえるかもしれない」と解説した。

総理大臣に必要な「想像力」
菅首相は、就任当日の9月16日の記者会見で「私は常々、世の中には国民の感覚から大きくかけ離れた数多くの当たり前でないことが残っている、このように考えてきた」「国民から信頼される政府を目指していきたい」と決意を述べた。

その日からちょうど3カ月が経った日に発した「国民の誤解を招くという意味においては真摯に反省をしている」という言葉。人が何を当たり前と思い、何が信頼に値すると思うかは基準が異なると思うが、信頼を築いていくために、国民とのコミュニケーションを図ることがマイナスになることはないのではないかと思う。

首相の官邸でのぶら下がり取材は、記者会見や会議での発言以外に、国民が首相の考えを知るための貴重な機会の一つであり、逆に首相が国民に対して思いを伝える絶好のチャンスでもあるはずだ。

何かを伝えようとしたり、お願いしたりする上で必要なことは、自分の発言や行動の前に、まずは相手がどう思うか、気持ちを想像することではないだろうか。菅首相が「国難」とも表現した新型コロナウイルスとの戦いを乗り越えて行くために必要なことは、国民が納得し認識を共有した状態で取り組みを進めていくことであると思う。今後の首相の行動の変化の有無や、国民への発信の内容と姿勢について、1人の記者として現場でしっかりと感じ取って行きたい。

(フジテレビ政治部 総理番記者 亀岡晃伸)

亀岡 晃伸

5975名無しさん:2020/12/18(金) 20:10:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/d0b7d91a2f3531262371c1e04e759909794d2550
芸能人らとの“8人会食”、GoTo一時停止にも批判…内閣支持率の低下に“菅グループ”のメンバーは…
12/18(金) 14:28配信

 16日に就任から3カ月を迎えた菅総理。共同通信の最新の世論調査によれば、内閣発足直後の9月には65%を超えていた支持率は、12月初旬には50.3%に下落している。背景は、自身の肝いり事業だった「GoToトラベル」の突然の方針転換など、新型コロナウイルス対策への批判がありそうだ。

 また、今週に入ると「国民のみなさんにおかれましては、年末年始は静かにお過ごしいただいて、コロナ感染をなんとしても食い止めることにご協力いただきたい」と呼びかけた数時間後の“8人会食”も波紋を広げた。記者からの問いかけに「他の方との距離は十分にあったが、国民の誤解を招くという意味においては真摯に反省いたしている」と陳謝した菅総理だが、「支持する」を「支持しない」が逆転してしまったという調査結果もあるという。

 17日の『ABEMA Prime』では、自民党内の“菅グループ”で中核を成す「ガネーシャの会」メンバーの秋本真利衆院議員、そしてテレビ朝日政治部の官邸キャップ・吉野真太郎記者に話を聞いた。

■「会食」をめぐって、菅総理、さらに自民党内に“緩み”?
 まず秋本議員は、総理が「会食」に参加することの意義を次のように説明する。

 「よく“高級店を一日で何軒も回って”と批判されるが、実際にはほとんど食事はしておらず、いわば会議をはしごしている感じだ。分刻みの忙しいスケジュールの中で動いているので、夕方以降の場合、総理サイドからは“食事をしながら待っていてくださいね”と言われる。私も15日の夜にレストランでお会いしたが、菅さんはペーパーを見ながら20分間、何も食べずに私やエネルギーの関係者の話を聞いていた。それが一通り終わると、ペリエか何かを一口か二口飲み、席を立って出ていった。

 菅さんは芸能関係者や旅行関係者など、様々な人から話を聞き、それを素早く政策に展開することで成果を出してきた人。誰かと会って話を聞くのは必要なことだし、その意味では仕事なのだが、そうした点はあまり報じられない」。

 その上で、問題視されている王貞治氏やみのもんた氏らとの“8人会食”については「総理がおっしゃった通り、この時も呼ばれたので行ったということだったと聞いている。行ってみると思った以上に人がいたが、“まあまあ、話をしていきなさいよ”ということだったようだ。ただ、私がお会いした時には総理サイドから“感染予防の観点から、必ず総理を含め4人以内にしてください”と厳命された。その意味では総理サイドのコントロール下ではない部分や“脇の甘さ”があったのだろうし、批判されるのは当然だ。真摯に反省しなければならない。そこは 菅さん自身も“反省する”とおっしゃっていたので、もうこういったことは起こらないと思うし、食事の場ではなく、本来の会議のような形にしていくことも一つの方法だ。

 それから、これは言ってしまって大丈夫かなとは思うが、あえて言う。私は万が一にも総理にそういう思いをさせてはいけないという思いを持っているので、総理サイドの指示にも従った。しかし今回、このような形になってしまった場には政治家も少なからずいたわけだ。そうした方々には、総理と同様に深く反省してもらいたいと思っている」と指摘した。

 秋本議員の話を受け、吉野記者は「苦しいとは思うが、秋本さんはフェアだと思う。確かに、あの場には二階さんや、その側近の林(幹雄)さんもいた。菅さんも甘かったが、自民党の上の人たちも緩んでいると思う。芸能界から知識を、という説明は苦しいし、やはりこれは“忘年会“だ。そして、誰も止めなかったのかな、大丈夫なのかなと思ってしまう」と、自民党内の“緩み”に苦言を呈した。

5976名無しさん:2020/12/18(金) 20:10:55
>>5975

■支持率低下は学術会議がきっかけとなり、GoToが後押し?
 その上で、直近の内閣支持率について秋本議員は「新型コロナウイルスの感染再拡大と共に不支持率も上がってくるだろうと予想はしていた。しかし想定以上だ」とコメント。

 「与党の議員として良い気分はしないし、総理もそうだろうと思う。支持率低下を何とかしなきゃと思う反面、支持率だけを見て判断するのは間違っていると思う。後から振り返って、ああだったね、こうだったねということは誰でも言える。厳しい批判を受けたとしてもやらなければならないことはあるし、そこは耐え忍び、あとで振り返ったら、“やって良かったね”と言ってもらえる決断をしていきたい。GoToだって、当初はものすごく批判されたが、コロナが少し収まった後は評価されていたと思うし、特に旅行業界、観光業界の方々には喜んでいただいたと思う。だからこそ、私の事務所にも観光業関係の方から“なんでGoToを止めたんですか。批判があっても続けてもらいたかった”と涙ながらに訴えてくる方もいた。再流行の兆しが見えてきたので、稼ぎ時の年末年始が近づく中、ギリギリの判断だった。逆に、止める判断が遅すぎるという批判も頂いた。政権与党としては両サイドの意見を聞きながら、その時その時で“これがベストだよね”という選択をしていかなければならない」。

 また、菅総理が指摘される“説明不足”に関しては、「菅さんは国民から見て丁寧ではない、分かりにくいところが昔からある。そこは少しでも伝わりやすくなるようにと、私も会う度に話をしている」と話した。

 支持率については、吉野記者も「ここまで下がるとは思わなかった」と話す。

 「政権発足時には“安倍政権の継承だ”と言われていたが、取材をしていると、内実は全く異なっていることがわかる。“安倍一強”と言われつつも、これは安倍さんマター、これは菅官房長官マター、そしてこれは誰々さんマター…と分担があった安倍政権に対し、菅政権はあれもこれも全て菅さんマター、という印象だ。そして、良い意味で菅さんは“せっかち”で、まどろっこしいことが嫌いな人。要は“結果重視”の上司なので、“令和おじさん”とか“秋田から上京してきた苦労人”とか、そういうふわっとした期待だけでは国民からの信頼は得られないと言って、当初の支持率爆上げにも浮かれた様子はなかった。だからこそ、たった3カ月だが成果が出ている菅さんマター案件もある。それが今はちょっと、という感じだ。

 そして転換点を挙げるとすれば、私は学術会議の問題だったと思う。こう言ってはなんだが、学術会議の問題は多くの国民にとってはあまり関係がない。しかしあの時、丸顔のおじいちゃんだと思っていた菅総理の人事権という刀が見えたことで、国民にも強面の部分が見えてしまった。これがきっかけではないか」。

 こうした世論への反応か、さっそく自民党内での“不協和音”を示唆する報道もある。

 吉野記者が「菅さんと二階さんとの間に溝が、という報じられ方をしたが、実際には二階派の人たちがGoToの一時停止を聞いていなかったという話だ。菅さんの判断がそれほど急転直下だったということだが、“止めた後どうするんだ、ちゃんと対策はあるんだろうな”と、決め方のプロセスに納得していないということだと思う。菅さんは官房長官時代からそうだが、決めるまでは“決まっていない、考えていない”と言う。今回もGoToを止めたくはなかったのだと思うし、“考えていません”が本心だったのだと思う。緊急事態宣言だって、決めるまではいくら聞いても“考えていません”と言うだろう」との見方を示すと、秋本議員は「先ほども言ってしまったが、二階派にはちょっとそういうところがある。本音を言ってしまうのは不安だが…」と苦笑していた。(ABEMA/『ABEMA Prime』より)

5977名無しさん:2020/12/18(金) 20:59:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/83f0ece3047189aba8f5453097f66c2c8b3559f9
国民代表選に「嫉妬した」 自民も推薦人不要に 野田聖子氏
12/18(金) 19:42配信

 自民党の野田聖子幹事長代行は18日、時事通信の取材に応じ、当選1回で国民民主党の代表選に立候補した伊藤孝恵参院議員について「ちょっと嫉妬した」と明かした。

 伊藤氏は敗れたが、推薦人不要の同党代表選を「それいいな」とうらやんだ。野田氏は今年9月の自民党総裁選など過去に何度か出馬しようとしたが、立候補に必要な推薦人20人を確保できず断念した経緯がある。

 野田氏は「自民党ももう少し近代的になってほしい。私が党総裁になったら次からは推薦人をなしにして、多様な自民党を見せる」と語った。

5978名無しさん:2020/12/20(日) 00:25:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/474e4425eac52f04ce1d4994eec0b2950a367f3c
菅総理がNHKに「ヤバすぎる圧力」…現場は警戒レベルをあげている
12/19(土) 7:02配信

 「桜を見る会」をめぐる安倍晋三前総理の政治資金規正法違反疑惑に関し、NHKが報道をリードしている。前夜祭の費用のうち、800万円超を安倍事務所が負担していたことなどをすっぱ抜いた。

 局内は特ダネ連発に沸いているかと思いきや、こんな噂で持ちきりなのだという。

 「どうやら官邸、いや菅総理が直接、理事クラスの幹部に『安倍の疑惑をもっとやれ』と『逆圧力』をかけているらしい」

 これが一挙に信憑性を増したのは、12月1日、吉川貴盛元農水相の収賄疑惑が報じられたときだ。

 新聞や民放が続々と詳報する中、NHKは2日正午のニュースでようやく後追い。

 『ニュース7』『ニュースウオッチ9』では、番組終わりに一言伝えただけで、世間の盛り上がりと不釣り合いな扱いの小ささだった。

 「吉川氏は菅総理と初当選同期で、9月の自民党総裁選では菅陣営の選対事務局長も務めた。さらには二階派の事務総長でもあった。総理や二階(俊博)幹事長と親しい吉川氏のことは報じず、安倍疑惑は特集扱い。バランスを欠いています」(NHK中堅職員)

 編成方針に疑問を抱いた職員たちの間には、「体調が戻って政権に口出しするようになった安倍前総理を牽制するため、菅総理とその周辺が局上層部に注文をつけている」との見方が広がった。

 かねて菅総理と近いと言われる読売新聞が、NHKと同様に安倍前総理の疑惑ばかりを大きく報じたことも「傍証」となった。

 菅総理には、官房長官時代にNHKの番組内容や人事にまで口を出したとされる「前科」がある。

 「おまけに現在のNHK上層部には、元政治部長の小池英夫理事をはじめ、菅総理と携帯で話せる幹部が複数いる。現場が警戒するのも無理はありません」(前出の中堅職員)

 今なお周囲に「『マスコミはコントロールできるんだ』と豪語する」(官邸スタッフ)という菅総理。NHK支配もすっかり堂に入ってきた。

 『週刊現代』2020年12月12・19日号より

週刊現代(講談社)

5979名無しさん:2020/12/20(日) 01:32:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f4452643075626373ed0fec3d63fd8c617e6a77
裏切り者、うそつき…細野豪志がそれでも政党を渡り歩くワケ〈dot.〉
12/19(土) 7:00配信
AERA dot.

(構成=たかまつなな)


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